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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立14周年記念祭 第三章☆★☆★☆

396 名前:ギルガメッシュ(ネイキッド) ◆OGilxXUs 投稿日:2016/09/30(Fri) 16:37
>>381 ルイ・サイファー
―――フン、その品の良さの一方、貴様のどす黒い“欲望”を常に垂れ流しておる実情位は流石に理解しておろうな?
流石にその“臭い”までは隠し切れぬと見える。

ああ、成程……悪魔である以上、傲慢よりも欲望を売りにするとやらか。
確かにそれは一理ある、我が神々に対する傲慢と欲望さを散々に味わってきた以上
それらを統一させる貴様の悦に浸れる本質の雑種が存在するか否か、これが全てか。
しかし我をその悪魔共と同一視はするな、それでも神と同一視されるよりかはマシだが、悪魔も悪魔で大概だ。
我は例え半神半人であろうとも、これでも一応は人の子で在りたいのだ。

―――クク、貴様が六翼を見せた暁にはこの会場には我以外に止められぬものなどおらぬであろうに。
貴様が会場を破壊する行為をするのは自由だが、それで雑種の命まで奪い始めたならば
我も地のルールと自我の崩壊を賭けた宝具開帳を行うしかないのだが……それをした結果、この会場は確実に破滅するな。
さて、これに関しては貴様の意図を持ってしてそれを行うか決断しようか。


>>383 氷上スミレ
凄まじい程に長い説明であったが、我の身の上は何せ神から産み落とされた時点で
現代を生きる貴様には難解極まりない話であろうとは思った故に、敢えて分かりやすく説明しただけだ。
ま、何にせよ友人は大切ではある、しかしそれでも失った時こその慟哭を我は思う存分味わった以上、それを伝えたかっただけに過ぎぬ。
―――故に、今を大切にして、徹底的に己が愛でたいと思う者を愛でよ。
そうすることで、仮に失ったとしてもそこまで酷い後悔はせぬ故にな。

うむ、ボジョレーは本来ワイン通が求めるような重厚な味わいからは遠く軽い味わいだ。
故に物足りぬ、と感じる雑種も多かろうが、それでも我自身も安酒であろうとも一本は摂取するからな。
いつか貴様が飲酒許可の年齢を迎えたならば一番勧め易いワインであるとは言える。
それも当分先である以上、我の言霊を胸に抱いて生を謳歌すると良い。

……来年、は多分無かろうが、それでも仮に出会えたならば、その時こそは改めて名で呼ぼう。
ではな―――スミレ、これからも活動に励めよ。



さて、ここから名無しの雑種の返答でも――――む、どうした、言峰?
なに? 絶対に今日は夕餉の時間には帰宅せよ? それはまた何故に―――な、エアを振るっておまえの魔力を思いっきり奪ったことを今だに根に持っておるのか!?
そもそもおまえは我のマスターであろう? ならば魔力を我が供物とするのは当然であり……おい、おい言峰!! 言峰!!

…………念話が一方的に切られた。
これは不味い、泰山フルコースが確定しておるではないか……まったく、一か月ぶりの冬木での食事がこれからとは来年も思いやられると言うものだ。
まあ良い、こればかりは奴に許可を煽らなかった我にも原因がある、大人しく罰を受けるとする。
まだまだやりたいことが多かったが、それは何時か叶えば良い、程度の認識としておくか。


ではな雑種――――いや、中々に愉しかったぞ。

(服装が当初に着用していたライダースーツに瞬時に切り替えると金色の大型バイクに跨り、エンジンを吹かせて軽快に走り去っていき)

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