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【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/17(Wed) 12:51

こんにちは シノです
本日はスレッドに足を運んでいただき、ありがとうございます
皆様に支えられる形で、このスレッドも今年の4月で12周年を迎える予定です
ここまで続ける事が出来たのは、これまで参加してくださったキャラハンの皆さんや名無しさん達の応援のお陰だと思っています
新しいスレッドでも力ある限り頑張り続ける気持ちです
これからも、よろしくお願いします

……それでは簡単にルールを説明します


まず一つ、名無しさんは私達キャラハンに質問を、キャラハンは名無しさん達に返事を返します
キャラハン同士のクロストークは、駄目とは言いませんが、
あくまで名無しさんへの返事を返す事が優先だという事をご理解のうえで行なってください


次に、参加の条件ですが、星のカービィシリーズのキャラクターであれば誰でも自由で構いません
同名のキャラクターが登場する場合、私達の独断でパラレル設定になる事もありますが、ご了承ください
オリジナルキャラクターの登場も許可します その際は設定等をしっかりと書いていただく事をお願いします
出来るだけ星のカービィシリーズの世界観に沿ったキャラクターにしてくださいね
キャラハンをやった事の無い、初心者の方も歓迎します 是非一緒にスレッドを盛り上げて行きましょう


書き込みは、他人に優しい書き込みを心掛けてください
荒らし、中傷、煽り等は禁止です
かく言う私自身が守れているか分かりませんが、相手を不快にさせない書き込みを心掛けてください
どの世界においても、礼儀やマナーは大事です 必ず守ってください
このスレッドは全年齢対象にしたいので、相応しくない表現は控えてください


……ルールは以上です
皆が楽しく利用出来るように、以上のルールをしっかり守ったうえでご参加をお願いします
一緒に頑張って行きましょう
それでは、また会いましょう 新しいスレッドのスタートです


あと、これまでにどんな事があったのか、過去のスレッドも是非ご覧ください
何か参考になる事もあるかと思います URLは、以下の通りです


〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

12代目(2013/10/12(Sat) 04:13 〜 2015/10/12(Mon) 00:03)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=381518798

13代目(2015/10/16(Fri) 00:01 〜 )
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=444921299

397 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:23

オロチ「襲撃ご苦労だったよ 途中で邪魔が入ったそうだが、それはそれで仕方のない事だ」

黄泉「あのシノとかいう小娘も仕損じたようだ せっかく俺が譲ってやったと言うのになあ」
ツキカゲ「負けたわけじゃない…!シノは必ず僕が殺してやる……!」
オロチ「ここで喧嘩はよしてもらおうか ここは僕が作ったとっておきの館だ」
血桜「だが、これからは我々のものとなるのだろう?我々のものとなるなら、何をしても構わぬだろう」
オロチ「そうさ この館は、僕が君達の為に用意したのさ こうして皆揃って器を手にする事が出来たんだ
  それを祝して、君達へのプレゼントだよ
  この館には、侵入者を確実に抹殺する為に、様々な罠が仕掛けられている
  殺したい奴を誘い込む事が出来れば、君達は有利に殺しが出来るというわけさ」
血桜「成程な そうと分かれば」
黄泉「早速準備に取り掛かるか」
魔獄「さんせーい!」

ツキカゲ「………………」

オロチ「どこに行くんだい?」
ツキカゲ「僕は更に強くなる……くだらん茶番に付き合う暇はない」
黄泉「殊勝な心掛けだな だがお前に、奈落を使いこなす事は出来るのか?」
ツキカゲ「……どういう意味だ?」
黄泉「俺はお前の持つ奈落と一緒に作られた妖刀……つまり兄弟だ 奈落の事で知らねェ事は無ェと自負している
  奈落は、数ある妖刀の中で最も強欲で執念深い野郎だ 俺にははっきりと分かる
  お前は奈落を屈服させ使いこなしていると思い込んでいるがそいつは錯覚だ 奴はお前の心を少しずつ支配している
  今のお前の意思は、奈落に操られているも同然というワケさ」
ツキカゲ「違う!!出鱈目をぬかすな!!僕が奈落に操られているだと……!?違う!!
  この力は、僕が奈落を従わせる事で手に入れた力だ…!!今度余計な事を言ってみろ……地獄の雷で消し去ってやる……!!」

黄泉「随分と勘違いしたガキだ あれは奈落が与えた力だってのにな」
魔獄「あんな奴の事は放っといて、僕らは僕らの遊びをしようよ」
血桜「同感だ 私も狙った獲物は逃したくはない質でな、今に奴らの血を吸いたいものだ」
黄泉「俺もあの小娘には借りがあるからなあ……だがその為には、奴らをここへ誘い込む手段が必要となるが……」
オロチ「何、簡単な事さ 闇の忍び部隊の連中をここへ誘い込めば良いんだろう?それなら餌を使えば良いのさ」
黄泉「餌…?」
オロチ「ああ、丁度良い手頃な餌がいるのさ 手筈通りに動けば、闇の忍び部隊をここへ誘導するのはそう難しくない
  では、君達の武運を祈っているよ」



暗闇斎「今の所妖刀の数は3体……奴らは魔獄と血桜、そして黄泉と名乗ったのか」
シノ「その妖刀について、父上は何か知っていますか?」
暗闇斎「いや、聞いた事の無い名前だ……そもそも妖刀とは、禁術用いて作られた、いわば呪いの刀
  使う事は勿論作る事も許されてはいない……しかしながらその数は馬鹿に出来ない程存在しているという
  拙者が知っている妖刀は、その中でごく一部だけだ」
タック「禁止やっちゅうてんのに、そんなにあるんやな」
ワイユー「強大な力に目が眩んだ奴らが、昔は大勢いたのだ
  禁術に手を伸ばした者は皆、その報いを味わい、碌な死に方をしなかった」
ジュキッド「オロチとやらは、その妖刀を拾い集め、それを他の奴に使わせているという事か」
サスケ「随分と姑息な手段を使いやがるな、あの蛇野郎」
暗闇斎「注意すべき事はそこではない 問題なのは奴らの行動だ
  奴らは我々ではなく、無関係な街の住人達に狙いを付けている
  プププランドに奴らの侵入を許してしまえば、また大勢の人々が犠牲となる
  何としても早めに食い止めなければ……」
ジュキッド「しかしどうする……奴らがいつ襲い来るか行動が読めぬ以上、対策を練るのは不可能ではないのか」
シノ「妖刀達の狙いはもう一つあります 妖刀・黄泉と名乗った男はバウンシーさんに狙いを付けました
  恐らく、私達と親しい者をターゲットにする可能性もあります」
タック「最初に現れた妖刀使いも、ボクらと知り合ったばかりのベニーはんを狙ったしな」
暗闇斎「……となると、次に狙われる人物は………」
タック「………シノ姐はん、今すぐ友達に連絡するんや」
シノ「え……?」
タック「早くや!嫌な予感がする……!」
シノ「分かりました…………」


398 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:25

ミント「はいもしもし」
シノ「ミントさん!今どこにいますか?」
ミント「どこって……今喫茶店から出た所だけど」
シノ「メロンさんと一緒ですか!?」
ミント「え…?今メロンと一緒だけど……どうしたの?」
シノ「そこから動かないでください!」
ミント「え……?ちょ……ちょっと!シノ、どういう事!?ねえ、ちょっと!」

シノ「急ぎましょう!」
サスケ「待て!どういう事だ!」
タック「奴らの次の標的や!多分奴らはシノ姐はんと関わってきた人物を狙う!
  もしその予想が正しければ、恐らく次の狙いは……!」
ジュキッド「シノの友人達か……」
ワイユー「成程……確かに奴らの考えそうな事だ」
暗闇斎「その読みが正しいかは分からんが、用心するに越した事はない……急げ!」


タック「シノ姐はん!!」

シノ「……………!」
タック「シノ姐はん………?」
シノ「………店の前に、紙切れがありました………」
ジュキッド「何か書いてあるぞ……『お前の友人は預かった』……………!」
サスケ「一足遅かったか………!」
タック「裏面には地図が書いてある……!あいつら、ここにボクらを誘い込むつもりや!」
ワイユー「罠かもしれん……しかし助けないわけには………」
シノ「行きましょう……!」
ジュキッド「俺は賛成だ」
サスケ「ああ、調子に乗りやがって……今度こそ仕留めてやる」
タック「野放しにしておくわけにも行かへんしな」



ミント「くっ……!何だよ!ここから出しやがれ!」
黄泉「クックック………お前達は獲物をおびき寄せる為の餌だ そこでじっとしていりゃ良い
  全てが終わった後に解放してやるよ」
ミント「獲物を呼ぶ餌だと……!?何考えてやがる!」
メロン「こんな事をして、ただで済むとでも……?」
黄泉「思わねェさ……奴らは強い そして、あんたらにも一応警戒している 一応な
  間違っても変な気を起こすなよ この屋敷には罠を仕掛けている……下手に歩けばどうなるかはこの俺にも分からんからな」


サスケ「ここか……奴らのアジトは」
タック「いつの間にこんな場所に隠れ家を………」
ジュキッド「驚いている時間は無い 殴り込みだ 一気に畳み掛けるぞ」
ワイユー「見張りも付けないとはな……それ程余裕というわけか……」
シノ「何であろうと構いません!メロンさんとミントさんは必ず救出します!行きましょう!」




魔獄「奴ら、まんまと屋敷に入って来やがった!」
血桜「よし、早速最初の罠だ」



 プシュゥゥゥウウウウウウウ!!

タック「何や!?煙か!?」

教徒「侵入者だ!仕留めろ!!」

教徒達「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「チッ……!面倒な連中だ」
ジュキッド「ああ、片っ端から仕留めるぞ」
タック「はあ…大勢の相手はもう懲り懲りやな」
ワイユー「無駄口を叩くな 戦いは既に始まっている!」
シノ「そこを通して貰います……!はあああああああああああっ!!!」


399 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:26

黄泉「ククク………始まったか……!」
魔獄「よし!じゃあ僕達もそろそろ準備しないとね!」
血桜「最高のメインディッシュが味わえそうだな……!」



サスケ「これで全員仕留めたか……!」
タック「ああ!次行きまっせ!」
ワイユー「待て!次にどんな罠があるか分からん!ここはあくまで慎重に……」

血桜「第二の罠、発動!」

 プシュゥゥゥウウウウウウウウウウ!!

サスケ「くっ……!」
タック「何や!?また煙か!」

ジュキッド「サスケ殿…!くっ…!前が見えぬ……!!」

シノ「皆さん…!どこにいますか…!?皆さん、応答を!」

黄泉「呼び掛けても応答は無いぜ……この時点で、お前はもう1人だからよ」
シノ「妖刀……黄泉…………!」
黄泉「俺の名を覚えていたか 良いぜ、物覚えの良い女は俺の好みだ」
シノ「ふざけているんですか……!?」
黄泉「そう慌てるな お前が会いたがっている連中はこの部屋の中にいる……」
シノ「…………!」

メロン「シノ……!」
ミント「悪いな……捕まっちまった………」

シノ「メロンさん……ミントさん…………!」

黄泉「この通り、2人は無事だ 返して欲しけりゃ、この俺を斃してみる事だ
  だが俺もそう簡単に斃される程優しくはねえぜ あの時は油断したが、今度はそう上手くは行かないぜ」
シノ「良いでしょう……貴方を斃して、2人を救い出してみせます!」


タック「………煙が晴れた!どこやここは!?さっきと場所が変わっておる!」
サスケ「一体どうなってやがる……!」

魔獄「はははははははは!ようこそ僕達の部屋へ!」
血桜「また会ったな……活きが良さそうな連中よ」
サスケ「ふざけやがって……何の真似だ」
魔獄「決まっているじゃないか!今からお前達を順番に殺して行くんだよ!
  まずはお前達2人、その後で強そうな2人を殺してやる!」
血桜「娘の方は黄泉の奴にくれてやった 何かと因縁があるらしくてな
  私としては、あの娘の血を吸いたかったのだがな……残念だ」
魔獄「さあ早速始めようか!残りの2人は雑魚と戦いながら待っていなよ!」



教徒「うおおおおおおおおおお!!」
ジュキッド「ふんっ!!」

 ドガッ!!

教徒「ぐああああっ!!」

ジュキッド「くっ………!この屋敷の罠は、奴らの命令で動くようだな……」
ワイユー「我々は隔離されたようだな……ここは全員が勝利するのを信じるしかないようだ
  良いな、誰一人死んではならんぞ!我々に許されるのは勝利のみだ!」

サスケ「当たり前だ こんな連中、すぐに片付けてやる!」

魔獄「そんな事、お前達に出来るかな……?」
血桜「お前達の先にあるのは……地獄だ!」




  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠 終


シノ「次回予告です 私は黄泉と、サスケさんとタックさんは魔獄、血桜の2人と
  そしてジュキッドさんとワイユーさんは幻夢教の教徒達がいる部屋にそれぞれ閉じ込められました
  妖刀達は屋敷の罠や妖術を使って闇の忍び部隊を追い詰める
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾弐話ご期待ください」

400 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 01:46

>>386

メロン「あまりそういうのに付き合いたくないの だから私はパス」
ミント「あたしはバイトとか色々あるから忙しいし……だからパス!」
シノ「2人共……付き合ってあげるつもりはないんですか……?」
メロン「嫌に決まってんじゃん どうせお酌しろとか色々要求して来るに決まってんじゃん」
ミント「そうだぜ 酒の席で酔っ払いの介護すんのは色々大変なんだぜ
  それにあたしら未成年じゃん 忘年会やるなら、もう少し年取ってからだね
  未成年の女の子と遊びましたなんて周りに言いふらされたくないだろう?」
カグヤ「お酒?何それおいしいの?」
シノ「毒です」
カグヤ「毒!?じゃあタックはいつも毒を飲んでるの!?吐き出させないと!タックが死んじゃう!」
シノ「タックさんは大丈夫ですから安心してください」
メロン「もうちょっと良い言い方あったんじゃない……?」
ミント「毒って言われたら普通びっくりするよな」

>>387

メロン「ポケモン……?どうやら死にたいらしいわね………」
シノ「いきなりどうしたんですか……!?」
ミント「メロンにポケモンはさせない方が良いんだ……あいつは確実に相手の嫌がる戦法を取りたがるからな……
  ちなみにあたしは22回挑んで22回敗れた!」
シノ「全敗じゃないですか 別に自慢する事じゃないですよねそれ」

>>388-389

カグヤ「なーんだ 来年に解けるなら別に大丈夫だよね だってタックだし」
シノ「タックさんはいつも誰かにお金を借りる事を繰り返すから、本当は無くても大丈夫なんですよね
  借金を踏み倒すどころか、更に上借りするから困ったものですね
  ツキカゲさんは、彼に一体いくら貸したのでしょうか……」
カグヤ「もしかして!あいつが変なのってタックが原因なのかも!」
シノ「それはそれとして関係ない事だとは思いますよ」
ミント「まあ、あたしらには関係無い話だから、別にこんな話はスルーで良いけど」

>>390

メロン「ふーん…そう……それで?これ以上特に言う事無いなら帰ってもらえる?時間の無駄だから」
ミント「劣化って自分で言っちゃう辺り、忍者としてどうなんだろうな」
シノ「忍者は基本暗殺が基本戦術ですので、普段の姿をあまり強く見せないのも戦術の一つなんですよ」
メロン「そんな器用そうには見えないけど、まあシノが言うならその通りなのかしらね」
カグヤ「しーのんの言う事には信じるんだね」
ミント「この人、シノにだけは優しいからな シノにだけはな」
メロン「それの何が悪いわけ?」
シノ「ここで喧嘩はしないでください…」
ミント「しかし関係無いけど、昔烈火の炎って漫画があったよな 幽遊白書に似たような漫画だったっけな確か」

>>391

シノ「面白いと思ってそういう話をしているんだと思いますが、私には何が面白いのかが全く分かりません」
ミント「こういうのはスルーで良いんだって いちいち気にしていたらキリが無いから」
メロン「まあ、どんな敵が来ようとシノなら余裕でしょ ラスボスレベルが相手でも、シノにとっては赤子の手をひねるようなものよ」
シノ「流石にそこまで行くと過大評価すぎませんか…?」
カグヤ「大丈夫!しーのんは百獣の王なんだもん 1人1人の対処法はバッチリだよね!」
シノ「私を誰かと間違えていませんか…?」

>>393

メロン「あれが王になったら、それこそ世界の破滅ね」
ミント「あまり想像出来ないな……なんか風雲たけし城みたいな城が出来上がりそうな気がする」
シノ「その場合、隊長ポジションは陛下になりそうですね」
ミント「これ以上話しても面白い話にならなそうだから次行こう次」
カグヤ「段々返事が雑になって来たね」
シノ「信じられないかもしれませんが、これがいつも通りです……」

>>394

ミント「あー…まあ、何て言うか……まあそういう日もあるっしょ
  勝負は時の運って言うし、たまたま運が悪かっただけっしょ
  また次頑張れば良いんすよ、37歳サン」
メロン「子供の方が上達が早いし、悔しいと思うけれど、これが現実ってやつなのよね」
シノ「大人より子供の方が遊ぶ時間は長いですし、その差ではないでしょうか」
メロン「仕事の無い大人なら子供より遊ぶ時間は長そうだけれど」
ミント「ゲームする時間があるなら職探せよってなるよな」
カグヤ「世知辛い世の中だよね」
シノ「そういう話は今後控えた方が良いと思います……」


シノ「本日はここまでですね それではまた次回、さよなら」

401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/24(Mon) 07:05
タックとミントは夫婦なの?

402 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:05

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ「はああああああああっ!!」

 キィィィイイイイン!!

黄泉「くっ……!はあ……はあ………!」

メロン「何だかんだ言って、どうやらシノの方が一枚上手の様ね」
ミント「思ってたより全然大した事無かったな!行っけーシノ!あんな奴、ぶっ斃しちまえ!!」

シノ「終わらせましょう……」

黄泉「くっ………ここまでか……………何つってな!」
シノ「え………!?」
黄泉「こうなる事は最初から想定していた!お前には真正面から立ち向かっても勝てねえ!
  だが俺はここでこの屋敷に仕掛けられた罠を発動させる!」
シノ「一体……何を………!」
黄泉「見て驚くが良い!うおおおおおおおおおおおおお!!」

シノ(普通に斬りかかって来た……?)

シノ「はあああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「………!?消えた!?」

黄泉「ッシャアアアアアアアア!!!」

 ヒュバッ!!

シノ「………………………!!」

メロン「っ……!!シノ!!」
ミント「何だと………!?」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾壱話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)


403 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:05

シノ「………………………!」

黄泉「良いぜ 信じられねえって顔してんな 俺が見たかったのはその表情だったんだ!」

ミント「どういう事だよ……!?シノが背中を斬られるなんて……そんな事………!」
メロン「全く反応出来ていなかった……あいつは一体何をしたっていうの……!?」

黄泉「おらもう一丁!うおおおおおおおおお!!」

シノ「はああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

シノ(また消えた……!?)

黄泉「ヒャッハァーーーーー!!」

 ザシュ!!

シノ「ううっ…………!!」

ミント「ま……また斬られた………!どうなってんだ一体………!」
メロン「もしかして……これが屋敷に仕掛けられた罠……!まずい…早くこの罠の仕掛けを把握しないと、シノに勝ち目はない……!」

黄泉「クッククククククククク……!ハッハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

シノ「………………………」



 ビュン!!

血桜「なっ……!!」

タック「先手必勝や!」

 シュバッ!!

血桜「ぐううううっ……!!」

タック「射殺せ」

 ヒュッ!!ドン!!

血桜「ぐあああああああああっ!!」

タック「……ふう、こないなもんか お遊びとしては、ちと足らんかったな」

血桜「……ふふ……クククククククク………!」

タック「何や まだ立てんのかい……なら本格的に止めを……」

血桜「遊びは終わりだ……見せてやる……私の力をな!!」

 ザシュッ!!

血桜「ぐふっ………!!」

タック「なっ……何や……?!あいつ、自分で自分を斬りよった……!!何してんや!?」

血桜「クク………何……すぐに分かるさ………我が肉体より顕現せよ!血龍!!」

 ブシャァァァアアアアアアアアア!!

タック「なっ………何や………これは…………!?」

血桜「我が妖刀・血桜の能力……それは自らの血液を武器として操る能力……その名も血龍!
  さあ血龍よ!今こそ舞い踊り、敵を一人残らず食い殺すのだ!!」

 ブシャァァァアアアアアアア!!!

タック「くっ……!ぐあああああああああああ!!」



魔獄「はっはっはっはっはっは!!どうしたどうした!?逃げ回ってばかりじゃ僕は斃せないよ!?」

サスケ(動きが速い………隠れる場所を見つけた所で、すぐに見つかるか………だが……)

魔獄「………何かする気かい?」

サスケ「まあな……受けてみろ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

魔獄「ぐあああっ!!目晦ましか!!」

サスケ(距離、二間……!よし………今だ!)

魔獄「何てね……!」

???「おい!馬鹿息子!」

サスケ「…………!てめェは………!親父……!」

ハンゾウ「俺を殺すってのか……?別に構わねェぜ………だが……」

魔獄「僕も君を殺す事にするよ!」

 ザシュッ!!

サスケ「くっ…………!」

魔獄「ああ惜しい惜しい……今の一撃で殺せると思ったのに」
サスケ「今のは……幻術か………」
魔獄「大当たり!僕の能力は相手の記憶を読み、それを基に姿形を変える事が出来るのさ!」
サスケ「そんな事をべらべら喋っちまって良いのか?今のは油断したが、幻影だと分かったなら俺は容赦なく撃つぜ」
魔獄「無理だよ 君には撃てない」
シノ「私を撃てると言うなら、どうぞ撃ってみてください」
サスケ「くっ………!」
シノ「ほら……どうしましたか?撃てないなら……」
魔獄「僕が攻撃しちゃうもんね!!」

 ビュン!!

魔獄「ああまた逃げられた!本当にすばしっこくて嫌になっちゃうなあ!」

404 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:07

教徒達「うおおおおおおおおおおおおお!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおっ!!」

 ドン!!

ワイユー「忍法!!」

 ドォォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「次から次へと……キリが無いな………」
ワイユー「ああ……だがそれより不可解なのがこの屋敷だ」
ジュキッド「屋敷がどうかしたのか……?」
ワイユー「先程、忍術で壁もろとも連中を吹き飛ばそうとしたのだが……見ろ、壁は無傷だ」
ジュキッド「何だと……!?」
ワイユー「これは恐らくまやかしだ この館そのものが幻術で出来ている………
  つまりどこかにこの幻を解く何かがあるかもしれん」
ジュキッド「幻を解く何か……だと…………!?」
ワイユー「どこかにこの館を形成する為の中心部となる札がある筈……!それを探すんだ!必ずどこかの部屋にある………!」


タック「札……!?一体どこに…………もしかしてあれか!?」
血桜「…………!」
タック「よし!あれを破壊すればこの館を壊す事が出来るんやな!」
血桜「させるか!!」

 ドン!!

タック「ぐあああああっ!!」
血桜「我が血龍を前にその様な事が許されると思うな!貴様は血の一滴まで我が養分となるが良い!」
タック「くっ……!ぐあああああああああああ!!」


黄泉「いくら斬った所で回復してはいつまで経っても決着がつかんな………
  腕輪の力でも再生出来ぬよう、まずはその腕から斬ってやろうか……」

シノ「………………………」

黄泉「行くぞ!!うおおおおおおおおおおおおお!!」

シノ「………………!はあああああっ!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

黄泉「なっ………何っ!?」

ミント「攻撃を……見切った!?」

黄泉「馬鹿な…………!」
シノ「貴方が発動した屋敷の罠に正体……それは自分の姿を消す罠と偽の映像を相手に見せる罠
  二種類の罠を使い分けていたんです……違いますか?」
黄泉「くっ…………!」
シノ「仕掛けが分かれば、後は音を頼りにすれば良いのです
  視覚を利用したトリックなら、視覚に頼らなければ良い それだけの事です」
黄泉「そうか……では更に罠を発動させる!!」

 キィィィイイイイイン!!!

シノ「っ………!」

ミント「ぐああああっ……!超音波!?」
メロン「聴覚を封じるつもり!?」

黄泉「これなら俺の動きを捉える事は出来まい!!フハハハハハ!!これで俺の勝ち……」

 ドン!!!

黄泉「ぐふぉぉぉぉおおおおおおおお!!?」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

シノ「…………肉を切らせて骨を断つ……という言葉を知りませんか?
  いくら姿を消し、偽の映像を見せ、聴覚を封じた所で、斬られる瞬間……つまり触覚さえあれば相手を捉えるのも難しい事じゃありません」

黄泉「そんな…………馬鹿な………………………!ぐふっ………!」

メロン「策士策に溺れる……ね」
ミント「ひょっとしなくても、あいつ、馬鹿?」


シノ「心配をお掛けしましたね」
ミント「まあシノなら必ず助けに来てくれるって信じてたよ!」
メロン「また借りが出来てしまったわね……」
シノ「困った時はお互い様ですよ……では、後は脱出するだけですが………他の皆は大丈夫なのでしょうか………?」


405 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:10

魔獄「ほらほらどうした!?撃ってみろよ!撃ってみろよ!!その短筒はただのお飾りか!?はははははははははははは!!」
サスケ「そんなに撃たせたいなら撃ってやろうじゃねェか!」
魔獄「そうか………」
サイゾウ「じゃあ撃ってみてくださいよ!サスケの兄貴!」
サスケ「……………!」
サイゾウ「撃てるわけないっすよね?だって相手は俺だし………」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

魔獄「ぐあああああああああああ!?」

サスケ「…………………………」

魔獄「何…で…………!自分の子分だぞ……!?何でそう簡単に撃つんだよ………!?」

シノ「サスケさん!私の顔を忘れましたか!?私は闇の忍び部隊の隊長……シノですよ……!?
  サスケさん……貴方に私を撃てる筈が……」

サスケ「黙れ!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

魔獄「ぐあああああああああああ!!お……己……!何故……だぁあああ……!」

サスケ「言っただろう 幻影だと分かったなら容赦なく撃つってな……もう貴様のままごとに付き合う時間は終わりだ」

魔獄「くっ………!くそっ…………!」

 バタッ!

サスケ「…………くたばったか」

魔獄「……………………」

タック「おーーーいサスケ兄はん!ボクでっせ!タック君でおま!今勝った所でっか?ボクも今戦いが終わった所やったんですわ!
  いやああの血桜とか言う妖刀、血をビュービュー出して強かったのなんの……せやけど何とか勝ちましたわ!
  それでな、この屋敷を形成しているっちゅう札の場所が分かったんや あれを破壊すれば、この屋敷は無くなり、脱出出来る
  せやからボクと一緒に……」

 ドォォォォオオオオオオン!!

魔獄「ぐああああああああああ!!!」

サスケ「くだらねェ真似してんじゃねェよ」

魔獄「く………くそが…………………!」

サスケ「てめェにだけは言われたくねェな」



タック「くっ………ぐああああああ……………!」

血桜「クククククククク!さあて、そろそろ実食と行こうか……!お前の血は、どんな味がするのかな……?」

タック「くっ………!」

サスケ「何だお前、まだ戦っていたのか 随分苦戦している様だが、手伝うか?」

タック「別にいらんわ……!それより………」

サスケ「札の事だろう……?俺に任せろ」

タック「ああ……頼んますわ……!」

サスケ「お前に言われなくてもな」

 ビュン!!

血桜「簡単にそこを通すと思うか!!?」

タック「はああああああっ!!」

 ビュン!!

血桜「なっ…!!」

 ドン!!

血桜「ぐああああああああああああ!!!」

タック「よそ見して良えんかな?あんたの相手は、ボクでっせ!」

血桜「己……!血龍!!」

タック「そいつはもう通用せんわ」

 ビュン!!

血桜「馬鹿な……!血龍を避け………!」

 ヒュバッ!!ドォォォオオオオオオン!!

血桜「ぐああああああああああああ!!」

タック「仕舞いや 安らかに眠れ」

血桜「お………己…………………!」

サスケ「こいつで終わりだ」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!!

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ジュキッド「館が崩れる……やったのか!?」
ワイユー「その様だな……よし、脱出するぞ!」
ジュキッド「おう!」


406 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:11



暗闇斎「……よし、これで3つの妖刀は回収した」
タック「それ、普通に持ったりして良えんでっか……?呪われたりせえへんの……?」
暗闇斎「術で呪いの力を弱めている……今の状態なら普通の刀と変わりないでござる」
サスケ「そいつを持ち帰ってどうするつもりだ?」
暗闇斎「解体処分するでござるよ 呪いで生まれてしまった刀に、どこにも安息の場所は無い
  だから形を無くして弔ってやるのでござる さあ、帰るでござるよ ご苦労でござった」
タック「はあ……ボクらの苦労は一体何やったんやろうな………」
メロン「迂闊だったわ……まさか私達が捕まるなんて………闇の忍び部隊に恩を作るつもりは無かったんだけど……
  助けてくれたことについては礼を言う ありがとう お礼だけど、今日はミントが皆に奢ってくれるって」
ミント「あ…あたし!?ちょっとメロン!何勝手に決めてんだよ!」
タック「ミントちゃんの奢りやなんてボク、嬉しいな!」
ミント「はあ!?お前まで勝手に決めないでもらえる!?」
タック「あわよくば、ボクと夫婦という関係に……」
ミント「夫婦!?ふざけんな!!誰がお前なんかと……!!このアホ!!!」

ジュキッド「良く見たら、似た者同士かもしれんな」
シノ「そうですね……」
ワイユー「成程!これがめおと漫才というやつか!また一つ勉強になったでござるな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
メロン「ミント、どうかお幸せに」
ミント「違うっつーのこの馬鹿共が!!」



  第捌拾壱話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争 終


シノ「次回予告です オロチは、また新たな妖刀を作り出しました
  私達への復讐劇は、ほんの序章に過ぎなかった……ここから本当の悪夢が始まる………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾参話ご期待ください」

407 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 18:12
タックってどうやって生まれたの?

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 18:13
メロンは死ぬまで独身っぽいね

409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 22:11
タックは意外とモテるの?

410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/28(Fri) 21:09
お酒飲んじゃだめだよ?

411 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/12/28(Fri) 22:56
アドレーヌ「こんばんは、そして久しぶり!平成ももう終わりか〜。
今年はあまり来れなかったな…。私はもう辞めるべきなのか、それとも独立すべきなのか…。
私がもし、ここを出て独立して、10chでスレを立てたら皆どう思うんだろ」
カービィ「Dr.スランプに陥ってるんだね」
アドレーヌ「Dr.は要らないよ、カー君。私、スランプに陥ってるみたい」
カービィ「五月病なんだね」
アドレーヌ「もうすぐ一月だよ(笑)」
大王「俺様もいるデー!」
カービィ「久々の返事にいくペポ」
大王「あれ?挨拶はもう終わりかい!」

>>221
カービィ「僕は男だよー」
アドレーヌ「カー君は可愛い男の子、覚えといて」
リボン「私の恋人でもあるの、覚えといて」
大王「カービィは性別不明だと言われてるけど、男だと思って間違いはないデ」
アドレーヌ「愛され男子、カー君を宜しくお願いします」

>>222
アドレーヌ「牙羅、亜鐘、剛魔、鏡花、皆揃って雑魚だったね」
カービィ「この中には入ってないけど、タックが一番強かったのかな
元・夜叉丸だよね」
アドレーヌ「私にも倒されそうな人ばかり。
暗殺部隊だから、そんなに強くないのは仕方ないのかな」
カービィ「僕よりは確実に弱いね、僕なら一方的に倒しちゃうペポ」
アドレーヌ「こんな雑魚軍団、私も負けてやるつもりはない」
大王「お前ら燃えすぎだろ、確かにお前らの方が強いんだろうが、
暗殺集団なのを忘れちゃいかんデ」
アドレーヌ「被害の規模によっては私も動く…」
カービィ「僕だって、場合によっては黙っていないペポ…」

>>226
アドレーヌ「祭り期間をとうの昔に過ぎてしまったけど、シノが出たよ。
普段は話してみたくても話せない人が結構来るから、
ちょっと変わったイベントを味わいたい人にはオススメの場所なの」
カービィ「次の祭りは僕が行きたいペポ。
変わったイベントを味わって、ご飯も食べて、知らない人とも話してみたいペポ」

>>227
アドレーヌ「そりゃあうんちが出てくる、健康的な穴ができるね(笑)。
私もそれで健康的に暮らしてるよ。
健康を作るための穴、あんたも大事にするように」

>>228
アドレーヌ「イケメンというより可愛い男の娘って感じかな。
性格は明るくて素直で私は気に入ってるし、リボンが彼女だし、
こんなにいい子なら私が付き合いたい気もし始めてはいるんだけど、
リボンから奪うことになっちゃうしねー、
私が好きなタイプって、案外こんなタイプなのかな、って考えることもある。
私がカー君のお姉さんポジションで終わりそうなのは薄々感じてるよ」

412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/29(Sat) 14:17
アドレーヌとカービィが本気で動いたら敵も大損害は避けられんだろうな
敵の最強クラス、東西南北・極天はもう死んだし、鉄眼ぐらいしか強いのいない
アドレーヌは精々メアと同等だろうけど、カービィはもっと強いわけで(闇に染まったツキカゲ並?)

タックじゃカービィは止められんだろうし、カービィと当たる前に改心してよかったな

413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/29(Sat) 22:56
カービィの好物ってやっぱりトマトなのかい?

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/30(Sun) 00:19
着ぐるみのカービィと足がついててそこそこ大きい親指が仲良く散歩してる海外の「タッチカービィ」のCM好き

415 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/12/30(Sun) 19:04
アドレーヌ「こんばんは、明日は平成最後の大晦日!
月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら! は今年中には終わらずか。
終わるのは来年三月になると予想してます。
実際どうなのかは本人次第だけど、順当にいけばこの辺でしょ」

>>229
アドレーヌ「カービィ2は、リック、カイン、クーの力を借りながら7つの虹のしずくを集めるゲーム。
そうしないとラスボスまでは永遠に辿り着けない仕様なの。
一応、デデの旦那には当たれるけど、虹のしずくが7つ揃ってないならバッドエンド。
7つ集めてデデの旦那を倒せば、ダークマター戦に入れるってわけ」
カービィ「ゲームボーイのゲームってだけあって単純だけど、
それでも普通にやったらバッドエンドで終わっちゃうよ」

>>230
アドレーヌ「星のカービィの表ストーリーの裏で進んでいた、
星のカービィ外伝だと思ってもらえれば、分かりやすいかな」

>>231
アドレーヌ「星の夢はハイテクだから、忍び街道まっしぐらには出ないんじゃない?
そもそも星の夢が出るなら、先にハルトマンワークスが相手になるはず」
カービィ「時代が時代だし、忍者の古風な世界観に、銀河のハイテク会社が入ってくるのもあり得るんじゃない?」
アドレーヌ「今回、ラスボスは鉄眼かな?もしかしたら、何らかの番狂わせもありそう」

>>240
アドレーヌ「そりゃあシノでしょー、240さん、あんたは可愛さ売りにしてるの?
化粧水や日焼け止め、あとは規則正しい生活、早く寝て、ちょうどいい時間で起きること、
可愛さ・美しさが自慢の人になりたいなら、それくらいはしなきゃ駄目だよ。
私やリボンのような可愛い、もしくは美しい人目指して頑張ってね〜」
カービィ「僕のような可愛い男を目指して頑張れ〜」
リボン「いっそアイドルになれるレベルで綺麗になっちゃえ!」

>>241
アドレーヌ「シノは15歳だけど、15歳とは思えない落ち着きがあるよね。
私も落ち着かなきゃ駄目だな〜、私は一人っ子だし、身体を大事にして結婚して、
子孫を作っていきたいという願いもあるけど、戦闘の話になると心が昂(たかぶ)っちゃう。
私も落ち着いたお姉さんとして生きていきたいけど、女騎士として生きていきたい気持ちもある。
実際、私達の力を忠実に再現した、星のカービィスターアライズじゃ、
私はアルティメットチョイスで最速だし、女騎士として生きるに充分な素質はあるのかもね。
だけど、お母さんやご先祖様の遺伝子を絶やすような生き方はしたくない…。
お母さんも昔プププランドに来て、今の私のようにチビッ子の世話をしながら生きてきた。
恐らくご先祖様もそうやって生きてきたと思うし、私も落ち着いて生きてみる」

>>242
アドレーヌ「アイスホッケー編や闇の忍び部隊や激闘編、思えば面白いイベントが多かったね。
アイスホッケーで私とアミティ(勿論、ぷよぷよのキャラ)が当たったときは、大注目で盛り上がってた。
今は闇の忍び部隊の話ばかりで、特別なイベントなんて無いよね。
カートレースのイベントでもあれば、溝落としや掟破りの地元走りで一気に突き放す。
私の技術で脅かして、私を注目ドライバーとして取り上げてもらおうかな〜。
頭文字Dの技術なら結構真似できるし、私が上位に行くのは間違いないでしょ」
カービィ「僕だって負けないペポ!離されても食らい付いて、アドレーヌに勝つペポ!」
アドレーヌ「もしイベントがあったら楽しみにしてるよ、カー君。
(この私を追い詰めて、リボンにカッコいいとこ見せるのよ)」

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 06:59
カービィとアドレーヌってお風呂一緒に入ってるの?

417 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 10:59

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ダークソードナイト「よお、調子はどうだ?」

オロチ「……何だ、君か」
ダークソードナイト「何だとは何だ 折角失敗続きの貴様を笑いに来てやったというのに、つまらん奴だな」
オロチ「そうか、それは生憎だったね 今までのは今回の作戦の為の布石さ」
ダークソードナイト「布石だと……?貴様、今度は一体何を考えている?」
オロチ「先程完成したのさ この作戦の為の最終兵器がね」
ダークソードナイト「最終兵器だと……?これは………刀か……?」
オロチ「君は、天叢雲剣の伝説を知っているかい?」
ダークソードナイト「アマノムラクモ……?知らんな 何だそれは?」
オロチ「その昔、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という八つの頭を持つ巨大な蛇の魔物がいたんだ
  その魔物が退治され、その遺体から出て来た刀が天叢雲剣と名付けられた それが天叢雲剣の伝説さ」
ダークソードナイト「成程な……で、その話がこの刀と何の関係があると言うんだ?
  まさかそいつがその天叢雲剣というわけではないだろうな?」
オロチ「勿論天叢雲剣ではないさ…あれは人間共の手に渡ってしまったからね、まあ最後まで聞いてくれ
  この話には続きがあってね、退治された八岐大蛇には、何と子供がいてね、それが僕と姉さんだ」
ダークソードナイト「何……!?」
オロチ「八岐大蛇は、死に際に二つの感情をこの世に遺した 一つは愛、そしてもう一つは怨み
  その二つの感情から、僕達は生まれた
  姉さんは愛の感情から、僕は、怨みの感情からそれぞれ生み出されたんだ
  そしてこの刀は、八岐大蛇の遺骨に僕の怨みの呪いを注いで錬成した、言わば怨念の妖刀……!
  その名も、呪怨邪蛇龍剣!こいつを使って姉さんの仇を取る!見ていてくれ姉さん!今度こそ奴らの息の根を止めてやる!!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)

418 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:01

カグヤ「しーのん、大丈夫?体、疲れてない?」
シノ「はい…私は大丈夫です 妖刀・黄泉との戦いの傷は完全に癒えました」
タック「便利なんやな、妖精の腕輪って」
カグヤ「便利扱いしないで!妖精の腕輪っていうのは、選ばれた人にしか身に付けられない伝説の宝なの
  本来ならそう簡単に貸して良いものじゃないの!」
タック「わ…分かったって……」
ジュキッド「妖精の腕輪は、俺達でも扱えるものなのか?」
カグヤ「多分無理だと思う 妖精の腕輪は認められた人にしか扱えないの
  全員にその力を与えてくれるとは限らないの」
タック「クチナワも、腕輪に認められなかったから、扱えなかったわけやしな
  せやけど、何でシノ姐はんが腕輪に認められたんやろな?」
暗闇斎「恐らく、花影流に伝わる秘薬のお陰でござろう 秘薬の効果により、腕輪を扱う事が出来ているのでござろうな
  しかし油断は禁物でござる 今度はどんな手段で仕掛けて来るか分からんからな」
タック「大丈夫大丈夫!妖刀も消え去ったし、ボクらに怖いモンは無いって!」
カグヤ「またそうやってすぐ調子に乗るんだから」
ワイユー「姫君の仰る通りだ オロチは特に執念深い 厄介さで言うなら、クチナワより上だ」
サスケ「奴は俺達に対して憎悪に似た殺意を向けていた シノ、お前は特に気を付けた方が良いだろう
  クチナワを斃した張本人なわけだからな オロチが最も憎んでいる相手はお前の筈だ」
シノ「勿論それは分かっています……」
暗闇斎「しかし厄介なのは、狙いの的は闇の忍び部隊に限られていない事だ
  我々と近しい人物、あるいはプププランド全体が危機に晒される事も考えられる
  出来るだけ騒ぎにならないよう、敵の侵攻を未然に防ぐ必要がある」
シノ「そうですね……」
ワイユー「二手に分かれて調査しよう 何か怪しい影があったらすぐに連絡するんだ」
シノ「分かりました」



タック「とはいえ、そう簡単に敵なんて見つかるんかいな……」
サスケ「口を動かす暇があるんなら探せ」
タック「はあ……」
シノ「いなければいないで、何事も無ければそれに越した事はないですよ」
タック「せやけどなあ……ああ歩き疲れた!ちょっとサボりまへんか?」
サスケ「だらしねェ奴だな……それとも、また何か企んでねェだろうな?」
タック「そんなわけないやないでっか!幻夢教とはもう手を切った言うたやないでっか!いつまで疑うつもりでっか兄はん!?」
サスケ「だったらもっと信用して貰えるよう努力しろ」
タック「無茶言わはんな……これでも結構頑張ってる方でっせ」
サスケ「ならもっとだ お前には努力が足りねえんだ 死に物狂いで努力しろ」
タック「鬼やなあ」
シノ「サスケさんの言う事ももっともですよ タックさんはもう立派に私達の仲間になったんですから、ちゃんと真面目に働いてもらいますよ」
タック「それでちゃんと金になるんなら良えけどなあ……」
サスケ「…………………おい、手裏剣を持っているか?」
シノ「はい……持っていますが」
サスケ「…………………」

 ヒュッ!!

シノ「あっ……!」
タック「ちょ…!兄はん!何を…!」

教徒「ぐああああっ!!」

シノ「…………!この人は…!?」
タック「幻夢教の奴や……!」
サスケ「気配を感じたのはさっきだけどな……まだ他にも隠れてやがんだろ?」

教徒「…………………」
教徒「…………………」
教徒「…………………」

シノ「信者が……こんなに…………」
タック「何や?お前らボクらとやり合おうってか?」

オロチ「いや、彼らにはもう引っ込んでもらうとするよ」

シノ「オロチ………!」


419 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:05

オロチ「久し振りだね 元気だったかい?」

サスケ「お陰様でな……で、てめェは何しに来やがった?」

オロチ「君達のリーダーに興味があってね……そっちに引き渡して貰おうか」
タック「そんな事、出来るわけないやろが!」
オロチ「なら、少し手荒なやり方になるけど、良いかな?」
サスケ「何をする気だ…?!」
オロチ「ふっ……」

 パチン!

タック「なっ……何や…!?」
シノ「…………!」
サスケ「これは……結界…!」
タック「シノ姐はん!」

 バチッ!!

タック「ぐああああっ!!」

オロチ「君達はそこで大人しく見ていると良い この女が斃される瞬間をね……!」
サスケ「何……!?」
タック「シノ姐はんが、お前なんかに負ける筈ないやろが!」
オロチ「それなら試してみようか……この怨みの妖刀、呪怨邪蛇龍剣でね!」
シノ「妖刀……!?」
タック「あいつ、どんだけ妖刀を持ってはるんや!?」
オロチ「この妖刀で最後さ けど、この妖刀は特別でね、今までの奴とはワケが違うのさ」
サスケ「今までとどう違うってんだ?」
オロチ「それをいまからお前らに教えてやるのさ さあ行くぞ!一騎打ちだ!!」

 ビュン!!

サスケ「……!!構えろ!!」

シノ「はいっ!!」

 キィィィイイイイン!!

オロチ「あははははははははははははははは!!」

 キィィィイイイン!!キィィイイイン!!キィィイイイン!!

シノ「…………………!」

タック「よし!良えで!奴の動きを見切っている!何や!あのオロチって奴、やっぱり大した事ないやないか!行けーっ!シノ姐ー!」
サスケ「そうなれば良いがな……」

 キィィィイイイイン!!

シノ「………………………」

オロチ「さて、ここで問題だ 君は何回この刀の攻撃を受けたかな?」

シノ「え………?」

オロチ「そろそろ、妖刀の呪いが効いてくる頃合いだ」

シノ「一体……何を………?」




シノ「…………!?ここは………!?」

住人「いたぞ……疫病神だ………」

住人「この街に災いをもたらす疫病神め……!」

シノ「………!?これは一体………!?」

住人「お前がいた所為で、俺達は酷い目に遭った!!」
住人「そうよ!あんたさえ!あんたさえいなければ!」
住人「平和な暮らしが出来た筈なんだ!!」
住人「この街から出て行けーーーー!!」

住人達「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」

シノ「…………………!」

バウンシー「シノさん…………」

シノ「バウンシーさん……!」

バウンシー「ねえシノさん……ツッキーは、いつ帰って来るの……?」
シノ「…………!それは……!」
バウンシー「ツッキーは……二度と戻って来ないんでしょ……?」
シノ「そ……そんな事ありません……!ツキカゲさんは絶対にこの私が……!」
バウンシー「嘘つき!!ツッキーは……ツッキーはもう……私の所に戻って来ない!私にはもう誰もいない…!
  誰も……いないの…………………こんな事になるなら………貴方達と出会わなきゃ良かった……………!
  貴方達と会わなかったら、こんなに苦しまないで済んだ筈よ……!」
シノ「バウンシーさん………!」
バウンシー「出て行って……この街から出て行って!貴方は周りの人を不幸にする……疫病神よ!!」
シノ「………………!!」

ミント「シノ………」
メロン「………」

シノ「ミントさん……メロンさん………!」

ミント「悪い……来ないでくれ…………あの時分かったんだ……シノに関わると碌な目に遭わないって………
  悪いけどシノ、ここでもうお別れだ」
シノ「……………!」
メロン「ごめん………やっぱり、私達とシノとじゃ、住む世界が違う……」
シノ「そ……そんな…………」
ミント「シノ……この街から出て行け」
メロン「出て行って」

住人達「出て行け疫病神!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」

シノ「……………………!」


420 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:06

シノ「……………………!」

暗闇斎「シノ!こっちだ!」

シノ「父上…!」

暗闇斎「早く!ついて来い!」

シノ「…………!」




シノ「父上……これは一体……!」
暗闇斎「ワケを話すのは後だ……早くこの街から離れるんだ……あの場所はもう、我々の居場所ではなくなった」
シノ「そんな……!そんなの、嘘ですよね……?」
暗闇斎「街の連中は皆、我々を災いを呼ぶ疫病神だと思っている……戻った所で非難されるだけだ
  それより新しい住処を探そう……そこでひっそりと暮らすんだ」
シノ「そんな……そんな事………!」

警察「いたぞ!!疫病神だ!!」

シノ「………!!」
暗闇斎「くっ……見つかったか……!」

グランドウィリー警官「どこに逃げた所で、お前達はまた新たな場所で新たな災いを呼ぶ!
  そうなる前にお前達始末する!これもこの星の平和の為だ!」
シノ「そんな……!」
暗闇斎「シノ……お前だけでも逃げろ……!ここは拙者が食い止める……だからお前だけでも……!」
シノ「嫌ですそんな……!父上…!私は父上を見捨てて逃げ出すなんて……!」
グランドウィリー警官「撃てーーーー!!」

 バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!

シノ「父上!!」

暗闇斎「シノ………お前だけでも………逃げ……ろ………………」

シノ「父上……!!父上…!!そんな……!いやああああああああああああああああ!!!」



シノ「…………………………………」


タック「何や……!?シノ姐はん、全く動かなくなってもうた………!」
サスケ「てめェ!!シノに何をしやがった!?」

オロチ「何、少し悪い夢を彼女に見せてあげたのさ
  この妖刀の呪いでね、攻撃を受ければ受ける程、精神が汚染されて行くのさ
  どんなに強い相手でも、中身は意外と脆いものさ」

シノ「…………………………」

タック「シノ姐はん!動いてくれ!返事をしてくれ!頼む!!」

オロチ「無駄だよ 君達の声はもう彼女には届かない 彼女はもう生きる屍となったのさ!はははははははははははは!!」

サスケ「てめぇぇぇええええええ!!!」


ワイユー「オロチ!!」

タック「初代の旦那…!」

オロチ「何っ……!?」

ワイユー「そこをどけ…!今その結界を破壊する!!忍法!!」

 バリィィイイイイイン!!

ワイユー「うおおおおおおおおおおおお!!!」

オロチ「おおっと…!これは分が悪い……彼女はいただいて行くよ では、さらばだ!」

 ビュン!!


ワイユー「己……!!逃げられたか……!!」

タック「そんな……!シノ姐はんが………!」

ジュキッド「諦めるな!まだ負けたというわけではない!シノ殿を取り戻す……奴を追うんだ!」
サスケ「あの蛇野郎……ふざけた真似しやがって……!」
ワイユー「オロチ……!怨みの具現とも言える魔物……!奴を放っておくととんでもない事になる……」
タック「当たり前や!あんな奴、生かしておく方がおかしい!待ってろシノ姐……!必ず助けてやる!!」



  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃 終


シノ「次回予告です 私は、オロチに捕らえられてしまった
  オロチは、私の身体を依り代にしてクチナワを蘇らせようと企んでいるのです
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾肆話ご期待ください」

421 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:24
まさかお風呂でもアドたんのおっぱい攻撃が炸裂するのか!?

422 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:11

ミント「今日が平成最後の大晦日!っちゅうわけで、Girl4、略してG4の登場です!」
シノ「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、今年も完結にはなりませんでしたね…
  アドレーヌさんは、完結は3月と予想していますが、本当にそれまでに終わらせられるかどうかは、現時点じゃ分かりませんね」
メロン「解説したい事は山ほどあるけど、その話はまた後でって事で」
カグヤ「まずは溜まった返事を返して行きましょー」
シノ「それでは、参ります」

>>401

ミント「夫婦じゃないっつーの!もしかしなくても、あんた馬鹿?
  あんな奴と夫婦なんて、こっちから願い下げだっつーの!」
メロン「そう お似合いだと思ったのに、残念ね」
ミント「他人事だと思ってお前!」
シノ「まあまあ、タックさんは普段はのらりくらりと自由気ままに過ごしたいっていう人ですから、
  何だかんだ言って結婚しないんじゃないでしょうか」
カグヤ「孤独が一番お似合いだもんねタックって」
ミント「あたしはねぇ、身長が180cm以上で、顔が要潤以上のイケメンで、体系は細身でスラっとしていて且つ程よく筋肉があって、
  あたしの身に何かあったらいつでもすぐに駆けつけてくれる白馬の王子様でないと結婚なんて無理だから!」
カグヤ「へえ……そうなんだね………」
メロン「見つかると良いわね、そんな人」
シノ「理想高杉ミントさん……」

>>407

カグヤ「どうやってって……猫から生まれたんじゃないの?」
シノ「出自につきましては、本人も知らないそうです 生まれてすぐ1人でしたので、両親の顔は知らないそうです
  生後間もなくして金の盗賊団の元締、クーザー長老さんに拾われ、金の盗賊団の一員として育てられました
  タックさんにとって、金の盗賊団が家族のような存在なので、別に両親には会えなくても良いのだそうです
  生きているだけで幸運な事だから、死ぬ事以外どうでも良いという考えなのだそうです」
メロン「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜77話の話よね確か 意外と楽天的よね、あの黒頭巾」
カグヤ「でも…親に捨てられて一度も会えないなんて寂しい……」
シノ「それは余計なお節介だって、タックさんならそう言うでしょう
  タックさんは、今はもう正真正銘私達の仲間ですし、今の環境がタックさんにとっては幸せなのかもしれません
  ああ見えて、結構したたかですしね」

>>408

メロン「それの何が問題かしら?別に結婚しなきゃいけない義務なんてないし、余計な事に縛られるのも厭な話よ
  私の話をする余裕があるなら、今の自分自身の在り方とこれからについて真剣に考えた方が有意義じゃないかしら?」
ミント「行き遅れだって言われないように体裁を保つ人の良いわけだよな、それ」
シノ「ミントさん!それ以上言っちゃいけません!」

 ドガッ!!

ミント「痛〜〜〜〜〜い!!何すんだよ!!」
メロン「ごめんなさい 足が滑っちゃったの」
ミント「嘘つけ!!」
カグヤ「見事なタイキックだったねぇ」
シノ「一言多いのは災いの元ですよ」


>>409

カグヤ「意外と好きっていう人は多いのかもしれないね
  私は別に好きでも無いし嫌いでも無いけど」
メロン「別にモテてもそうでなくても、私達にはどうでも良い話よね」
ミント「ああ、そうだな」
シノ「タックさんは、いい加減な所が目立ちますけれど、ちゃんとしている所はちゃんとしていますし、
  好かれる要素は充分持っているとは思いますよ」

>>410

シノ「…と言っても、私達未成年ですし、お酒は飲めませんよ」
ミント「お酒が飲めなくても、シャンメリーがあるし、大した問題じゃないよね」
カグヤ「タックだったら絶対文句言いそうだよね」
メロン「良いんじゃない勝手に言わせておけば」
カグヤ「そだねー おじさんに殴られたらすぐ大人しくなるしね」
シノ「そうですね」


423 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:12

>>412

ミント「どうだろうなぁ 流石のアドレーヌ達でも幹部級が相手となれば手出し出来ないかもなあ
  かと言って、噛ませ犬とかやられ役みたいなのは似合わないし……まあ、作中に登場しないのはその為なんだけどね」
メロン「幻夢教の信者レベルなら、簡単にいなせられるとは思うけど」
シノ「それにしても、幻夢教にこれだけの信者がいるって事が驚きですね……」
ミント「実は日増しに増えつつあるんだ プププランドでもまだわずかだが信者がいる
  信者はねずみ算式にどんどん増えて行く……よくある話だな 旨い話で人を集めては、体良く利用しているのさ」
メロン「その問題は何とかなるとして、本当に厄介なのは幹部クラスよね」
ミント「おさらいすると、幹部級の奴らは、1000年前に初代暗闇斎が封印した魔物達
  その封印された魔物達が、幻夢教の教祖、邪幻斎によって解放された
  人間である鉄眼を除いて、他の幹部には人間形態と魔物形態、2つの姿がある
  人間形態は、邪幻斎が術で力の半分を封印し、リミットしている状態
  逆らわないようにわざと全力を出させないようにしたんだ
  無理矢理力を解放して魔物形態に姿を変える事は出来るが、その反動で理性を失ってしまうんだ」
メロン「その魔物形態が恐ろしいってわけよね まあシノがいれば大体何とかなりそうだけど」
カグヤ「そうそう!全部しーのんに任せておけば良いの!」
シノ「そういうわけにも行きませんよ……今回の話で私捕まってしまいましたし……」
カグヤ「自力で脱出出来るでしょ!オロチなんて木っ端微塵にしちゃえ!」
シノ「無茶言わないでください……」

>>415

シノ「回復アイテムがトマトだから、トマトが大好物だと思われていますけれど、実際はどうなのでしょうか?」
ミント「良いんじゃないか?トマトが大好物だって事にして 本人がいないんじゃ答えようがないじゃないか」
メロン「本人がいないならなりきれば良いだけの話よ」
ミント「またあれをやるのか……?」
メロン「ここはなりきりBBSよ ここでなりきらないで、どこでなりきると言うの?」
ミント「どこだって良いじゃねえか……ええいままよ!
  ペポーーーイ!!ぼくの大好物はトマトペポーーー!!あとスイカも大好物ペポーーー!!」
メロン「よく言えました やっぱり可愛いわねカー君 流石私の家来第一号ね後で褒美にトマトとスイカを大量にあげるわ」
ミント「わーーーい!ぼく、アドレーヌの家来で良かったペポーーー!アドレーヌ、一生ついて行くペポーー!」
メロン「ふふふ……全ての男共は、皆私に跪くの 世界中の男達を奴隷にして、私は王国を作るのよ」
ミント「楽しみペポー!ワクワクしてきたペポーーー!」
メロン「完璧」
シノ「後で2人に謝ってください」

>>414

ミント「今日初めて見たよYoutubeで つーかマニアックすぎんだろ 何で海外のCMなんて知ってんだ」
メロン「生粋のカービィファンなら、海外のCMくらい把握しているものでしょ」
ミント「ファンっていうかマニアだろ」
シノ「海外のCMが簡単に観られるなんて、良い時代になったものですね」
メロン「それで何か得するわけでもないけどね」
カグヤ「作ったCMを違う国の人が観て、高い評価を貰えたら、作った人も嬉しいんじゃないかな」


424 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:12

シノ「というわけで、今日はここまでです では最後に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をして終わりにします」
ミント「じゃあ今日は妖刀についてだ 作戦の指揮権がクチナワからオロチに代わり、妖刀が現れたけれど
  出て来た妖刀はツキカゲの持つ奈落の他に鴉、黄泉、魔獄、血桜、そして呪怨邪蛇龍剣の4つ
  まず、妖刀・鴉 憑依されたのは25歳前後の男性 適性があったとはいえ、手に入れたばかりの身体に慣れる前にシノに倒されたので
  大した活躍が出来ず、オロチに燃やされて刀諸共消えて無くなりました 合掌
  ちなみに倒されず撤退していればシノより強くなり手に負えなくなっていたと予想されているが、本当かどうかは謎のままである
  次に黄泉 奈落と同じ刀匠が作ったとされる妖刀で、憑依されたのは30歳前後の屈強そうな男性
  設定は仮面ライダー王蛇みたいなキャラクターにする筈だったが、相手がシノだった為、結局噛ませ犬止まりで終わった可哀想な奴でした
  次に魔獄 憑依されたのは10代後半の男性
  殺しを遊びのように考えていて、性格もどこか子供っぽい 相手の記憶を読み取り、その記憶の中の人物に変身して惑わすという能力を持つが
  全く通用せずに斃されてしまいました 残念!元ネタは鋼の錬金術師のエンヴィー 名前の由来は伝説の巨人ゴグマゴグから
  パワーアップして獄・魔獄という名前になる予定だったらしいがあえなく没になりました!メタ発言!
  そして血桜 憑依されたのは20歳代の女性 自分の身体を剣で斬り付け、血で戦うというとんでもな能力を披露する
  元ネタはブラックキャット キャラ名忘れました
  戦う事を食事と言い、殺した相手の血を一滴残さず吸うという吸血鬼のような趣味を持つ危ない奴なんだ
  あと最後は呪怨邪蛇龍剣 オロチが八岐大蛇の遺骨の一部を材料に、怨念パワーを注いで錬成させた最強の妖刀だ!
  切れ味は勿論の事だが、恐ろしいのは妖刀の呪い 精神攻撃で相手の精神を汚染し、生きる屍にしてしまうぞ!
  この所為で今シノがピンチになってしまっている!闇の忍び部隊はシノを無事救出できるのか!?
  ちなみに妖刀の名前は『じゅおんじゃだりゅうけん』と読む ダジャレ剣じゃないよ」
メロン「ちなみに黄泉、魔獄、血桜に操られていた3人は、あの後精神病院に運ばれたわ
  後遺症は残っているけれど、命に別状はないみたいよ」
ミント「というわけで、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をよろしく!
  これで今年の仕事は以上!G4の活動も今夜限りで終了!大晦日はテレビ何観て過ごす?
  それじゃあ良いお年を!来年もよろしくな!」
カグヤ「ばいばーい」
シノ「2018年から2019年へ、またお会いしましょう さよなら」

425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 21:56
牙羅や鏡花がアドレーヌに勝つとはどうしても思えないな
アドレーヌは結構強いしメアと同等はあるぞ。牙羅はメアに負けたし、鏡花は幻夢四天王(東極天、西極天、南極天、北極天)を召喚しただけで、本体は雑魚
強さ順でいうなら
カービィ>剛魔>タック(夜叉丸)>亜鐘≧アドレーヌ=メア>牙羅>鏡花だろ
アドレーヌには勝てるやつも居たかもしれんが、カービィに勝てるやつは居ないんじゃないか?

426 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:25

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ(私は……何の為に戦って来たのでしょうか………何を守って来られたのでしょうか…………
  結局私は………周りを危険に巻き込んで、迷惑ばかり掛けている………………
  私と関わったばかりに……バウンシーさん…メロンさんやミントさん……街の人々までも危険な目に遭って………
  私は……色々な人を不幸にしている……………………
  強くなったって……誰一人守れないなら…………私は一体何の為に強くなったんでしょう……………
  このまま目覚めず眠っていれば……何も考えずに済むのなら………私はもう………戦いなんか…………)


シノ「………………………………」


オロチ「待っていてくれ姉さん……もうすぐ……もうすぐだよ……姉さんの新しい身体が手に入るんだ……!
  この女を器に使うのは気に食わないが、姉さんが最も愛した女だ………
  え…?気に入ったって…?そうか嬉しいよ……!僕も嬉しいんだ……また姉さんと会える事を………!
  さあ姉さん!今この女の身体を姉さんに捧げよう!復活の時だ!!はははははははははははははは!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)


427 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:27

ワイユー「急げ!早くしなければ隊長殿が危ない!」
サスケ「おいチビ!本当に合ってんのか!?」
カグヤ「しーのんは妖精の腕輪を付けているから、妖精の腕輪から放たれる魔力を辿って行けば
  しーのんの所に辿り着ける筈……!」
タック「頼りにしてるでカグヤちゃん!」

カグヤ「止まって!」
サスケ「どうした!?」
カグヤ「この近く!この近くに腕輪の反応が!」
ジュキッド「……と言っても、誰もいないぞ……?どういう事だ………?」
タック「まさか……どっかに隠れているんじゃ……?」
サスケ「腕輪ってのは、こいつの事じゃねェのか……?」
カグヤ「あっ…!腕輪……!」
タック「あいつ……!途中でシノ姐から腕輪を外しよったんや……!何て奴や!」
ジュキッド「腕輪の魔力を頼りに追跡する事を、奴は読んでいたのか……」
ワイユー「己……!」
サスケ「………おい、元幻夢教の一員だろ?奴の居場所分かんねェのか?」
タック「ボクが知ってんのはクチナワのアジトの場所だけや!他の幹部のアジトどころか本部の場所すら知らへん!」
サスケ「チッ、使えねえな!」
タック「何やて!?……せやけど、よく見渡したらここ、クチナワのアジトと近いでっせ……!
  あいつ、もしかしたらクチナワのアジトにいるかもしれん……!」
ワイユー「一か八かだ……!行ってみる価値はあるぞ!」


オロチ「さあ姉さん……!もうすぐ……もうすぐだよ………!もうすぐで姉さんを生き返らせる事が出来るんだ……!
  さあ女!姉さんの器となれ!!」

シノ「……………………………」

オロチ「くっ……!まだ抵抗するだけの力が残っているか……!呪いの力がまだ弱いようだな……!」



タック「急げ!絶対にシノ姐はんを救い出すんや!」

教徒「………………………」

教徒「………………………」

ジュキッド「邪魔だ……突破するぞ!」
サスケ「応!!」


オロチ「怨みの呪いよ……!この女の精神を更に汚染しろ……!」

 ドォォォオオオオオン!!

ワイユー「そうはさせんぞ!!」

オロチ「くっ………!」

カグヤ「しーのん!しっかりして!今治してあげる!」

オロチ「この妖精…!余計な真似を……!」

タック「うらぁぁあああーーー!!」

 ドン!!

オロチ「ぐああああっ!!」

タック「よくも姐はんに酷い事してくれたな!!何倍にして返してやるわ!!」
サスケ「逆恨みも良い所だぜ ここが年貢の納め時だ 覚悟しやがれ!」
オロチ「年貢の納め時……か………あはははははははははははは!!」
サスケ「何笑ってやがる……!」
オロチ「おかしいからに決まってるだろ!お前らは裁かれる側であって、裁きを下すのはこの僕だ!!
  姉さんを奪った貴様ら闇の忍び部隊を1人残らず葬り去る……!そうする事で姉さんの無念は晴らされる…!!」
シノ「残念ですが、貴方の思い通りにはなりません」
オロチ「貴様……!」
タック「姐はん……!」
シノ「大丈夫です ここは私に任せてください」
オロチ「舐めた真似を!!今度こそ貴様の身体を姉さんに与えてやる!!この呪怨邪蛇龍剣で!!
  はあああああああああああああああああああああああああ!!!」
シノ「はあああああああああああっ!!」

 ギィィィイイイイイイイン!!

オロチ「くっ……!!」

サスケ「奴の攻撃を受けるな!また精神攻撃が始まるぞ!」
カグヤ「もう大丈夫!今のしーのんなら、どんな呪いも跳ね返せる……!」

シノ「はああああああああっ!!」

 キィィイイイイン!!

オロチ「くっ……!はははははははははは!!良いのか!?お前の戦いは何もかも無駄だ!!
  お前と関わる者は皆不幸になる!!お前は誰一人守れやしない!!お前の強さじゃ所詮何も変えられやしないんだよ!!」
シノ「だとしても……!戦わない理由にはなりません!私は戦います!必ず私達の街を…世界を……幸せにしてみせるんです!
  それを邪魔する貴方達は、許すわけには行きません!!はああああああああああっ!!」

 ドン!!

オロチ「ぐああああああああああああっ!!」


428 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:28

ジュキッド「シノ殿…!」
ワイユー「よし…!これならオロチを……!」
タック「行けーーーーーー!!!」

シノ「はああああああああああああああああっ!!」


 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

オロチ「ぐああああああああああああああああ!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!



カグヤ「やった!!勝った!!」

タック「よっしゃあーー!!」
ジュキッド「これにて一件落着か……」
サスケ「それじゃあ、さっさと帰るとするか……」
ワイユー「まだだ!!」
カグヤ「え……!?」
タック「何……!?」
ジュキッド「まさか……!」


オロチ「…………くっ……くくくくくくくく………!」

シノ「オロチ………!」


オロチ「調子に乗るなよ……ガキ共……!貴様らをこのまま生かして返すと思うか……!?
  1人残らず殺してやると言った筈だ………!!
  さあ姉さん……!もう一度、一つに戻ろう……!一緒にあいつらを殺すんだ……!!」

タック「な……何を言ってるんやあいつ……!?一つに戻る…!?どういう事や……!?」
ワイユー「そのままの意味だ!」
タック「え……!?」
ワイユー「オロチとクチナワ……奴は元々一つの魔物だったのだ……!
  1000年前、拙者が最も苦戦した相手だ……!八岐大蛇から生み出された、愛と怨みの具現……!
  二つの頭を持つ大蛇の魔物……それが奴……クチナワ・オロチだ…!!」


クチナワ・オロチ「クククククククク………!」

クチナワ・オロチ「はははははははははは!!」


タック「何……やと………!?」
サスケ「これが……真の姿だってのか………!?」
ジュキッド「何と面妖な………!」
カグヤ「何……!?このおぞましい感じ……!息が出来ない……!」
シノ(何でしょう……今まで以上の恐怖を、私は感じている…………!もしかしてこれは………!)


シノ(クチナワがいつだったか私に見せた未来……!まさか……そんな事……起こり得る筈が……!)


クチナワ・オロチ「さあ姉さん……!最初に誰を殺そうか……!」

クチナワ・オロチ「決まっておろう……妾が一番最初に殺したいのは………そこにいる裏切り者じゃ……!」


タック「………!」

シノ「タックさん…!」
サスケ「おい!!逃げろ!!お前の手に負える相手じゃねェ!!」

タック「くっ………く……くそぉぉおおおおおおおおおお!!!」

 ビュン!!

サスケ「馬鹿野郎!!」
ジュキッド「タック!!」
カグヤ「タック!!」

クチナワ・オロチ「フフフ……馬鹿な奴じゃ……自ら突っ込んでくるとはな!!」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

タック「ぐ…………がはっ………………!!」

ジュキッド「タック!!」
カグヤ「タック!!」

クチナワ・オロチ「お一人様、おーしまい!」

 ヒュッ!

 ドサッ!

タック「……………………………………」

シノ「タックさん……!」

ワイユー「…………………駄目だ………もう息が……無い…………」

シノ「そ……そんな…………!」

カグヤ「タック……!嫌…!そんな……!タック……!!嫌ああああああああああああああ!!!」



429 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:30


クチナワ・オロチ「さて………2人目は……お前だ……女!!」

シノ「………!!」

サスケ「シノ!!」

クチナワ・オロチ「久しいな小娘……元気じゃったか?こうして久し振りに出会えて妾は嬉しいぞ
  妾はうぬが愛おしい……殺したい程に愛おしい……!」
クチナワ・オロチ「殺したい程憎い……!」
クチナワ・オロチ「愛と憎しみは表裏一体……だが、相手を強く想うという点では同じ事………
  愛も憎しみも、強くなればなる程殺意へと変わる………!」
クチナワ・オロチ「さあ……僕達の手に掛かって死ね!!女!!!」

 ビュン!!

シノ「…………!!」

カグヤ「シノ!!」
サスケ「逃げろ!!」

シノ(駄目……!この距離では………!)


 ザシュッ!!

シノ「……………!!」

ジュキッド「ぐ………ぐおおおっ…………!!」

シノ「ジュキッドさん…!!」

ジュキッド「シノ殿……!済まない……俺の命も……ここまでだ……………
  プププランドを………街の平和を………守ってくれ……………!」

シノ「あ………ああ………………!」

クチナワ・オロチ「あーあ……殺す順番が変わっちゃったか」
クチナワ・オロチ「良かろう どうせ全員殺すのじゃ 順番など取るに足らぬ事」

カグヤ「おじさん!!そんな……おじさんまで……!」

サスケ「て……てめぇぇぇええええええええ!!!」

 ドォォオオオオン!!!

クチナワ・オロチ「……何じゃ?」
クチナワ・オロチ「そんな攻撃、僕達に通用すると思っているのかい!?」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

サスケ「ち……畜…生…………!!」

 ドスッ!!


カグヤ「サスケさん!!」
シノ「…………………………!!」


クチナワ・オロチ「いつだったか、うぬに見せた未来と同じ結果となったな……」
クチナワ・オロチ「良いね……その絶望する表情…!ゾクゾクするよ……!こいつは傑作だなあ!はははははははは!!」

シノ「き……………貴様ぁぁぁあああああああああああ!!!」

 ビュン!!

ワイユー「待て!!」

シノ「はああああああああああああああああああああ!!!」

クチナワ・オロチ「………ふふ……」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ………!!」

 ビュン!!

 ドォォォォオオオオオオオン!!

シノ「くっ………!!かはっ…………!!」

カグヤ「シノ!!」

シノ「くっ……!ごほっ…!ごほっ……!!」
カグヤ「シノ!!しっかりしてよ…!ねえ!!」

クチナワ・オロチ「ふふふふふふふふ………!」
クチナワ・オロチ「クククククククククク……!」
クチナワ・オロチ「あはははははははははははははははははははははは!!!」


  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅 終


シノ「次回予告です クチナワ・オロチの圧倒的すぎる強さにタックさん、ジュキッドさん、サスケさんが死んでしまいました……
  今まで、共に過ごして来た仲間たちの突然の死に、私はどうする事も出来ませんでした………
  一体……どうすれば…………私は……一体どうすれば良いのか、分からなくなりました…………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾伍話ご期待ください」

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:43
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
この戦いが終わった後に、葬儀や葬式の予約したら?



431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:47
タック!

ジュキッド!

サスケ!

アヴドゥル!




終わったよ…





432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:50
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
でぇじょうぶだ、わさ○ーフで生き返れる



433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:58
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
酒飲めば良いじゃん
つ微妙にまずい酒


434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 01:00
クチナワ・オロチがんばれ〜!
闇の忍び部隊(笑)に負けるな〜!!

435 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/05(Sat) 01:53

>>430、他

ミント「明けましておめでとうございます!2019年も最初からクライマックスだぜ!
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に関する沢山のコメントを待ってましたと言わんばかりに
  参上しましたG3!2人だけどG3!細かい事は気にするな!!」
メロン「本当、毎回毎回勢いだけで乗り切っていてご苦労な事ね」
ミント「誰の所為だと思ってんだ しかし、何なんだよあの展開は!?新年早々縁起でもない話になっちゃって、
  ドン引きしたのか知らないが暫くの間コメントが無くて待ちくたびれたぞ畜生!」
メロン「圧倒的な強さだったわね ドラゴンボールのフリーザ最終形態初登場に匹敵するようなインパクトはあったような気がするわ」
ミント「仲間達が次々と殺されてしまうなんて………!こういう絶望的な状況だけど、
  そこからどう逆転するのかっていうのが今後の見所の1つでもあるんだよな」
メロン「…という事は、逆転劇が次回辺りに来るって事で良いのかしら?」
ミント「その通り!ネタバレになるけど、次回はいわゆるパワーアップ回なのだ!
  特撮でもよくあるだろ?絶望的に強い敵が現れた時、絶体絶命の場面で最強フォームを手に入れて変身する流れとかさ、
  そんな誰もが興奮するような熱い展開!物語の最高潮!これだから特撮ファンは辞められない!」
メロン「でも、パワーアップ回なら、もうやったでしょ 花影流の奥義を会得して、妖精の腕輪も手に入れた
  これ以上のパワーアップがあるのかしら?」
ミント「あるんだなこれが あれは言わばジャックフォームのようなもの つまり成長途中だったんだ!
  次回に登場するのはその上を行く、言わばキングフォーム!次回、貴方は奇跡を見る事になる!
  物語の鍵を握るのは、聖なる力を宿した妖精カグヤ姫ちゃん!彼女の存在が物語を大きく動かす事になるのだ!」
メロン「へえ、そうなの……そんな事まで教えて良いのかしら」
ミント「これくらいならギリギリセーフって所かな まだシノ以外の仲間達がどうなんのかは教えてないじゃん」
メロン「どうせ生き返るんでしょ?妖精の聖なる力とかで」
ミント「それは見てのお楽しみ!生き返るかもしれないし、死んだまま終わるかもしれない
  それを知るのは、次回を見た者だけだ!というわけで、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を見逃すな!」
メロン「そう…で、投稿はいつになるのかしら?」
ミント「明日か明後日あたりになるかなあと……まだ何とも言えん!近日中には投稿される筈だからまあ待ってくれ!」
メロン「展開に行き詰ってエターナらない事を願うわ」
ミント「そうはならない筈だ……多分!ご都合主義は得意中の得意だからな!何とでもなるだろうさ!」
メロン「威張って言える事なのかしら」
ミント「それじゃあ、時間が無いので今日はここまで!じゃあなお前ら!!あばよ涙!!よろしく勇気!!」
メロン「結局最後までブレなかったわね」


436 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/07(Mon) 16:44
アドレーヌ「こんにちは、平成最後の正月明け。
クリスマスも正月も、そっちはいつもと違って盛り上がらなかったって?
こっちは相変わらず盛り上がったけど、私もおせちは作らなかったの。
市販おせちだったけど、寧ろこれで良かったかな、と」

>>245
アドレーヌ「私は最近祭に参加してないけど、シノが毎年行ってる。
ここの存在を知ってもらえてるのはシノのおかげかな。
次はカー君を送り出して楽しんでもらおうかな。
祭に参加するのは、一ヶ所から代表一人に限られてるわけでもないから」
カービィ「灯火の星みたいに僕が主役になっちゃいそうな予感。
その時は遠慮なく主役として引っ張るペポ」
アドレーヌ「カー君が来年度の祭に参加したら、宜しくお願いします」

>>246
アドレーヌ「暗闇斎はシノの代理父みたいなもんよ。
だけど、普段の会話を見るに親子の立場が逆転してて、それはそれで微笑ましい」
カービィ「大王とアドレーヌの関係みたい」
アドレーヌ「デデの旦那も、実質私が親みたいなもんだし…ってのは冗談。
ついでにカー君は甘えん坊だし、リボンもほっとけないし、
私がいないと駄目だな〜って思うとこはあるの。
可愛い弟と妹みたいな存在がいる私は幸せだね」

>>247
アドレーヌ「初代カービィのエンディングは、後にSDX、USDXの『春風と共に』のエンディングの原曲、これ豆知識ね。
タイトルは明日は明日の風が吹く、カー君のモットーがタイトル」
カービィ「皆も気楽に生きたいなら『明日は明日の風が吹く』を忘れないように。
無茶して明日は明日の風邪を引くになっちゃ駄目だよ」

>>248
カービィ「そりゃ僕は健康的で強いからだよ(えっへん)、そういや大王はどうしたの?」
アドレーヌ「風邪引いたんだって」
カービィ「不死身の大王も、中身は普通の人なんだね」
アドレーヌ「たまには体動かそうと兵士と雪かきした後、風邪引いたみたい」
カービィ「だらけてるはずなのに中身弱いよね、大王って、外側は強いのに」
アドレーヌ「働きすぎは駄目だけど、だらけすぎも駄目なの、たまには運動しなきゃ」
カービィ「晩になる前にお見舞いにいくペポ」
アドレーヌ「私もいく」

>>250
アドレーヌ「シノが言うには元々残忍というか、おぞましいオーラがあったというか…、
そんな感じの人だったらしいけど、今のやり取りを見てるとほんとにそんなことあったの?
と言いたくなるような、おちゃらけた人だよね」
カービィ「人って、変わってくもんだと思うペポ。
僕は昔から変わらずのんびり屋な食いしん坊だけどさ」
アドレーヌ「でも、犯罪者みたいな性格のまま変わらない人もいるよね?
俗にいうサイコパスってやつ?」
カービィ「いるよね、そんな酷い人」
アドレーヌ「サイコパスなんていなくなればいいのに。
悪魔城のドラキュラみたいにすぐ始末されるなら、寧ろ映える性格なのかもしれないけどね」

>>251
アドレーヌ「親の性格が子にそのまま遺伝するわけじゃないよ、
そんなのは教育で変わってくるもんだけど、シノは暗闇斎の元でずっと暮らしてきたから、
何だかんだで似てくるのかな?それとも暗闇斎の近くにいたからこそ変化してくるかな?」
カービィ「性格って難しいよね、アドレーヌは自分についてどう思うの?」
私?私はお母さんの性格を強く受け継いでる自覚ある。
時々戦いながらチビッ子の面倒を見続けて、自分の存在意義を求めながら暮らしてきた、
これ、私と全く同じ生き様だもの」
カービィ「カッコいいペポ、その時に大王も世話になったのかな?」
アドレーヌ「ちょうどデデの旦那の姉貴分として世話してたみたい」

437 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/07(Mon) 16:49
アドレーヌ「最後付近の私?私は〜で始まるとこ名前抜けてた。
言うまでもないと思うけど、一応私の台詞だからね」

438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/08(Tue) 22:25
あけおめ

439 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/11(Fri) 19:42
アドレーヌ「こんばんは、進み具合が遅いのは私を待ってくれてるのか、
それとも忍び物語が飽きられてきたからなのか…。
私としても、お客さんによっては三ヶ月〜四ヶ月待たせちゃった人もいるから、
こうして続けさせてもらえるのはありがたいし、申し訳なくもある。
かといって何度もパスばかりして近道しても、私もお客さんも物足りなくなるんで、
慕われてることに感謝して地道にやってく」

>>262
アドレーヌ「夏休みの話なのに、ようやく答える時期が冬休み終了間際ってもうね…。
夏休みはしっかり楽しんだ?ついでに冬休みは楽しかった?
未成年の私が言うのもなんだけど、幼い時期、若い時期は二度と戻ってこない、
だからこそ悔いが残らないよう楽しむこと。
特に夏休みと冬休みは学生だけの特別な時間だからね」

>>263
アドレーヌ「何度も言われてるように、スターアライズのアルティメットチョイスで最速なのは私。
あれから三魔官シスターズも出てきて、今はどうなったか知らないけど、
少なくとも当時最強だったのが私なの」
カービィ「昔のせいでアドレーヌは雑魚ってイメージあったのが、見事に無くなったペポ」
アドレーヌ「私が本気を出せばこんなもんよ、お姉さんに任せなさい(えっへん)」
カービィ「はい、お姉ちゃん」

>>267
カービィ「そりゃあ桃が大好きだからペポ、あ、トマトも好きだよ」
アドレーヌ「カー君の好物は桃とトマトに限らないでしょ、何でも食うじゃない」
カービィ「血行がいいってことだね、栄養しっかり摂ってるから僕は健康で強いペポ(えっへん)」
アドレーヌ「そして可愛い」
カービィ「冗談冗談、ピンク色なのは元からだよ、でも健康を大事にしなきゃいけないのはあながち間違いじゃないよ」

>>275
アドレーヌ「乳酸菌になったら?乳酸菌のコスプレしてシノを見つけて、お腹に失礼しま〜すって入っていけばいいじゃない。
そこで私が、乳酸菌摂ってる〜?って言ってあげるから(笑)」
カービィ「シノの体内を汚すコレステロールになっちゃ駄目だよ。
これ捨てよーね、って言われたら終わりだよ。
275、お前がNo.1だ、って言われるような乳酸菌になるペポ」
アドレーヌ「ドラゴンボールみたいな台詞を(笑)」

>>276
アドレーヌ「金の盗賊団元締クーザーの部下か。(>>258-262)
クーザーを筆頭にタック、ケケ、スカーフィで組んでたのね。
昔、何をしても怒らないスカーフィってのがいたの(デデププ19巻10話)。
カー君が怒らせてしまったみたい、スマイルランドを壊してしまったら、そりゃそうなるでしょ、
クラッシュで破壊しちゃったそうで…」
カービィ「ごめんなさい…」
アドレーヌ「私も、スマイルランドにはちょっと通ったことある身なんだけど、
多少イライラしても笑ってられるようになったな〜」
(原作でアドレーヌの顔が ^▽^、^-^のコマが多いのはこのためでしょうな)

440 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:11

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


クチナワ・オロチ「くっくっくっくっくっく……!あっはっはっはっはっははははははははははは!!
  あっけないものだな闇の忍び部隊も!僕と姉さんが一つになれば、お前らなんか蟻も同然だな!!」

シノ「くっ………!皆……!」

クチナワ・オロチ「案ずるな うぬも仲間の元へ送り届けてやろう……妾が直接引導を渡してやろう……!」

シノ「……………………!」

ワイユー「させるか!!」

 ドン!!

クチナワ・オロチ「ぐううっ!!」

ワイユー「退くぞ ここは一度撤退だ」
シノ「でも……!」
ワイユー「応答は聞かぬ クチナワ・オロチ……貴様らはいずれ叩き潰す……!覚えておくが良い!」

 ドォォオオオオオオン!!

クチナワ・オロチ「くっ……!逃げたか……!姉さん!奴らを追うかい!?」

クチナワ・オロチ「その必要は無い 我々が追わずとも、奴らは再びここへ戻る その時に向かい撃てば良いじゃろう
  クククククククククク…………!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)
  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅(>>426-429)


441 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:12

シノ「……………………………………」

ワイユー「………………………………」

暗闇斎「サスケ……タック………地雷矢殿………………
  そうか……3人共………………」

シノ「私が……私がもっとしっかりしていれば………皆死ぬ事は無かった…………
  全部私の所為です………私は……何も出来ませんでした…………………」
暗闇斎「自分を責めるな サスケも、タックも、地雷矢殿も、お前に生きて欲しかった
  結果的にお前は生きて戻る事が出来た……3人にとっては、それで充分な事だろう
  拙者達に出来る事は、3人の苦労をねぎらい、弔ってやる事だけだ……」
シノ「父上…………」

カグヤ「待って」

シノ「カグヤちゃん……?」
暗闇斎「どうしたでござるか?」
カグヤ「3人を生き返らせられるかもしれない」
シノ「え……!?」



鉄眼「……クチナワとオロチが魔物としての力を取り戻したそうだ
  奴らは我々に対して密かに反逆を企てていた 力を取り戻した今、奴らが生きていては厄介だ」
邪幻斎「気にするな 暫くは様子を見るだけで良い
  今の奴らは、闇の忍び部隊の抹殺に執着している 奴らと闇の忍び部隊が互いに消し合えば、我々が直接手を下す必要は無い
  だが万に一つという事もある……鉄眼よ クチナワとオロチの行動を監視し、決して目を離してはならぬぞ」
鉄眼「御意」



シノ「生き返らせられる……?本当ですか…………!?」
カグヤ「絶対じゃないけどね…私達妖精は、死んでしまった魂を呼び戻す術が使えるの
  簡単に言うと、生き返るチャンスを与えるの それで生き返るかどうかは向こう次第」
ワイユー「生き返るかもしれないし、生き返らないかもしれない……という事か」
カグヤ「チャンスは1回 失敗したらもう二度と生き返らない……」
シノ「お願いします やってください 3人が生き返る事を信じます」
カグヤ「分かった……」

カグヤ「聖なる力よ、我に力を与えよ……迷える魂を、この地に呼び戻せ……!」

シノ「………………!」

カグヤ「お願い……!届いて………!」



タック「……………ん……?あれ……ここは………?」

ジュキッド「……確か……俺はクチナワ・オロチの攻撃を食らって………」

サスケ「……って事は、ここは死後の世界か」

タック「ええっ!?ボクら、死んでしもうたん!?」
ジュキッド「落ち着け ここがどこか、状況を把握せねばなるまい……」

カグヤ『おじさん!サスケさん!タック!聞こえてたら返事して!』

サスケ「この声……チビか……!」

カグヤ『良かった…!私の声、聞こえたみたい…!っていうか私、チビじゃないし!』

ジュキッド「これは一体どういう事だ…?説明してくれ」

カグヤ『結論から先に言うね おじさん達は死んだの ここは言わば死後の世界なの』

タック「死後の世界!?やっぱり!ボクら死んでしもうたんやな……」

カグヤ『最後まで話を聞いて!奥の方に光が見えると思うんだけど、そこから見える?』

ジュキッド「光……?」
タック「もしかしてあれやないでっか?」
ジュキッド「ん……?確かに………その光が一体どうしたと言うんだ?」
サスケ「そこまで辿り着けば生き返る……って事だろ 違うか?」

カグヤ『正解!あの光に向かって走って欲しいの あそこまで辿り着く事が出来れば、生き返る事が出来るの
  でも急いで!制限時間は30分 それを過ぎれば二度と生き返るチャンスは無いの これが1回きりのチャンス』

ジュキッド「成程な……」
サスケ「一発勝負か……上等だ」
タック「よし……そうと決まれば、急ぐか!」

カグヤ『気を付けてね!道の途中には番人がいるの!そいつらには捕まらないようにね!』


ワイユー「……よし、3人の事は妖精の姫君に任せ、我々はもう一度クチナワ・オロチの所へ行こう
  奴らの好き勝手にさせてはいけないからな……」
シノ「分かりました……!」

暗闇斎「勝算はあるのか……?」

ワイユー「無いと言うのが正直の所だ……だが、奴らを沈めなければ、この星そのものが危なくなるだろう……」
暗闇斎「拙者も後で向かう……シノ、お前も気を付けてくれ」
シノ「分かりました……」


カグヤ「皆……頑張って……!」



442 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:13

タック「とりあえず、光のある方へ向かった方が良さそうでんな これでホンマに生き返るんかいな」
ジュキッド「真意を確かめるのはその後だ カグヤ嬢が言うには、30分しか時間が無い もたもたしている時間が惜しい」
サスケ「このまま黙って死ぬワケにも行かねえしな……生き返って今度こそあの蛇野郎に一矢報いてやる」

 グオオオオオオオオ……!

タック「なっ……何の音や……?」

???「グオオオオオオオオオ!!」

 ヒュバッ!!

タック「ぐあああっ…!!」

ジュキッド「どうした!?……こいつは……!」

サスケ「恐らく、こいつがチビの言っていた番人って奴だな」

番人「グウウウウウ………!」

番人「ココカラ先……通サン……!」

番人「グオオオオオオ…!!」

タック「何や次から次と……!番人ってのは1人やないんか……!」

番人「グオオオオオオオ!!」

タック「襲って来よった!」
ジュキッド「任せろ!!ぬおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドォォオオオン!!

番人「……………………」

ジュキッド「何……!?」

番人「グオオオオオオオオ!!」

 ドン!!

ジュキッド「くっ……!!何故だ……俺の攻撃が通じない……!」

カグヤ『番人に立ち向かっちゃ駄目!今のおじさん達は肉体の無い魂だけの存在!いくら攻撃しても番人達に傷を負わせる事は無理なの!
  番人達は無視して早く出口に向かって走って!早く!』

タック「くっ…!逃げるが勝ちって事でっか!死人ってのは辛いでんな!」



クチナワ・オロチ「クククククククク……やはり来たか それもたった2人で」

シノ「クチナワ・オロチ……!」

クチナワ・オロチ「ククク……良い顔だ 仲間を殺された事がショックだったか?」

ワイユー「それ以上喋るな……!これ以上貴様らを生かしてはおけん…!!」

クチナワ・オロチ「あの世に行くのはお前の方だ初代暗闇斎!今こそ1000年前の因縁に決着を付ける時だ!!」


シノ「はあああああああああああああっ!!」

ワイユー「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



番人「グオオオオオオオオッ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!

タック「うおわっ!こいつら……こっちが攻撃出来ないからって調子に乗りやがって……!」
サスケ「チッ……逃げ続けるってのは癇に障るぜ!」
ジュキッド「後もう少し………辿り着けるか…………!」

番人「グオオオオオオオオオオ!!」

番人「グアアアアアアアアアア!!」

サスケ「チッ……!もう少しだってのに……!!」

タック「何やこんなに大勢……!卑怯やないか!」

ジュキッド「もう時間が無い……!このままでは……!」

 ドォォォオオオオン!!

番人「グオオオオオオオオ!!」

タック「…………!?何や!?」

サスケ「馬鹿な……!親父!」

ハンゾウ「何ボーっとしてやがる!さっさと走りやがれ!」

サーキブル「俺達でこいつらの注意を引き付ける!さっさと行きな!」

タック「風の忍び部隊……!」

バードン「行けよ!あんたらにはプププランドを守るっていう大事な使命があんだろうが!」

ギム「ここでくたばったら、絶対に許さねェからな!あんたらは俺達と違うんだ!良いか!!絶対に死ぬんじゃねぇぞ!!行け!!」

サスケ「てめぇら……!」

ジュキッド「恩に着る!」


タック「よし!出口まで、もう目の前や!!うおおおおおおおおおおお!!」

ジュキッド「くっ…!ぬおおおおおおおおおお!!」

サスケ「間に合えぇぇぇえええええええ!!!」



タック「…………はっ!!」

カグヤ「あ…!目が覚めた!」

サスケ「…………ここは……生き返ったのか…………?」

ジュキッド「そのようだな………」

暗闇斎「30分ジャスト……間に合った………良かったでござる」
カグヤ「やったーー!!生き返った生き返ったーー!!」
暗闇斎「喜びたい所だが、今は時間が無い
  シノと初代殿が一足先にクチナワ・オロチの所に向かっている 我々も急いで向かうぞ!」


443 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:16

ワイユー「うおおおおおおおおおおおおお!!超忍法!!火龍炎轟撃滅砲!!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオオン!!!


クチナワ・オロチ「あははははははは!!効かないよそんな技!!」

クチナワ・オロチ「最早あの頃の妾達では無い……今の妾達は、貴様の強さなど、とうに超えておるのじゃからな……!」

シノ「はあああああああああああっ!!花影流・疾風睡蓮!!」

 ドォォォオオオン!!

クチナワ・オロチ「クククククククク……!」

 ヒュッ!ドォォオオン!!

シノ「あああああああっ!!」

 ドォォォオオン!!

ワイユー「隊長殿!」

シノ「はあ………はあ……………!大丈夫です……!」

クチナワ・オロチ「クククククク……果たして、その気丈さはいつまで持つかのう……?」

クチナワ・オロチ「小娘の分際で、神に近い存在の僕たちに刃を向けるとは不遜な奴だ……!
  今度こそ息の根を止めてやる!!呪怨邪蛇龍剣!!」

シノ「……………!!」

暗闇斎「そこまでだ!!」

シノ「……………!!」

タック「シノ姐はん!」

シノ「タックさん……!サスケさんとジュキッドさんも……!成功したんですね…!良かった……!」
カグヤ「これで形勢逆転だよ!」

クチナワ・オロチ「何……!?生き返ったじゃと……!?」

クチナワ・オロチ「生き返ったから何だと言うんだ!!もう一度殺せば良いだけの話だ!!死ねぇぇぇええええええ!!」

 ヒュッ!!ドン!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああっ!?」

シノ「もう……誰一人死なせません………!」

クチナワ・オロチ「己……!生意気な………!!」

カグヤ「シノ!手を貸して!」
シノ「え……?」
カグヤ「私も一緒に戦う!力を合わせよう!」
シノ「……!分かりました!」
カグヤ「聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」
シノ「………………!」


 ビュン!!


 ッカァァァアアアアアアアアン!!!


サスケ「何っ……!?」

タック「うおっ!まぶしいっ!」

ジュキッド「一体……何が起きると言うのだ……!?」

暗闇斎「シノ……!」


???「……………………………」

サスケ「何だ……あの姿は…………!」
ワイユー「白い羽衣に白い翼………」
ジュキッド「肌の色も髪の色も白い……それと対照的に、眼の色は紅く染まっている………!」
タック「まるで天使やないか……!」
暗闇斎「シノ……シノなのか…………!?」

???「私はシノではない……我が名は妖姫 裁きの女神…………
  この星に災いをもたらす汚れた魂に制裁を下すべく降臨した」

暗闇斎「妖姫……だと………!?」


クチナワ・オロチ「ふん……何だか知らんが、神と同等の力を持つ僕達に敵う筈は無い!!死ねぇぇぇええええええ!!」
妖姫「……………………」

 ビュン!!

クチナワ・オロチ「何っ……!?」

 ヒュバッ!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああああああああああ!!!」

タック「速い……!一体、何が起きたんや……!?」
ジュキッド「一瞬の内に……クチナワ・オロチに深手を……!」

クチナワ・オロチ「くっ…………!!」

妖姫「まだ立てるか………往生際の悪い奴め、大人しく消えよ」

クチナワ・オロチ「己ぇぇぇえええええええええ!!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ・オロチ「ぐああああああああああああ!!」

ワイユー「強い……!あのクチナワ・オロチを一方的に………!」
サスケ「一体……何がどうなってやがる……!」


444 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:18

クチナワ・オロチ「くっ………!己………!この俺様が……こんな奴に………!!
  姉さん!!こうなったら奥の手だ!!二つの力を一つにするんだ!!」

クチナワ・オロチ「我が弟よ……!」


妖姫「……………………………」


クチナワ・オロチ「我が餌食となれぇぇぇえええええええええ!!!」

妖姫「汚れた魂め……手間を取らせるな……!」

 ビュン!!

妖姫「星の裁きを受けるが良い!!花影流奥義・虹龍百花繚乱!!!!」

 ヒュバッ!!

 ドォォォオオオオオオオン!!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああああああああああああああ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

タック「やった……!」
サスケ「マジかよ………!」
ワイユー「信じられん……あのクチナワ・オロチに反撃をさせずに斃すとは………」

妖姫「……………………………」

暗闇斎「シノ………いや、妖姫……お主は一体…………」

妖姫「…………………………」

 スッ……

シノ「…………………………」

暗闇斎「……!シノ………!」

シノ「父上……?私は……一体………」
暗闇斎「シノ……!大丈夫でござったか!?何でもござらんか!?」
シノ「はい……私は大丈夫です………」
カグヤ「妖精と人間の融合……伝説には聞いていたけれど、まさか本当に出来ちゃったなんて………」
暗闇斎「カグヤ姫……それは一体………」

クチナワ・オロチ「クックックックックックックック…………!」

暗闇斎「………!!」
ジュキッド「馬鹿な……!」
タック「まだ死んでないんか……!?」

クチナワ・オロチ「どうやら変身が解けたようだな……!貴様らの負けだ……!
  順番に殺してやる………まずは妖精……!貴様から先に………!」

 ザシュッ!!

シノ「………!」
サスケ「………!」
タック「………!」
ジュキッド「………!」

クチナワ・オロチ「な…………に……………………!」

鉄眼「見苦しいぞ さっさと消え失せろ」

クチナワ・オロチ「貴…様…………!鉄…眼…………………!」

 ドォォォォオオオオオオン!!

鉄眼「……………………………」

サスケ「てめェ……何しに来やがった……!」

鉄眼「役に立たぬ魔物を排除した……それだけの事だ」

シノ「鉄眼……!」

鉄眼「邪幻斎の目的は、もう間もなく成就する 貴様達の悪あがきもここまでだ」

暗闇斎「それは……どういう意味だ……!?」

鉄眼「いずれ分かる事だ どの道貴様達に未来は無い」

サスケ「待て!!」

 ビュン!

サスケ「…………………………」




邪幻斎「恐怖を………この星に恐怖を………………!
  恐怖こそ全て………恐怖が全てを支配する………………
  この星は、もうじき我が手中に収まる……………!
  クククククク………フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」





  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神 終


シノ「次回予告です クチナワ・オロチとの戦いが終わり、一時の休息として温泉旅行に行く事になった私達
  そんな中、幻夢教に新たな動きが……クチナワ・オロチに代わる作戦指揮官として、怠惰の軍師・翁が動き出す
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾陸話ご期待ください」

445 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/14(Mon) 14:15

シノ「こんにちは 本日1月14日は成人の日ですね 今回が平成最後の成人式との事ですが、
  無事成人式を迎えられた新成人の皆様に、心からお祝いします おめでとうございます」
タック「20歳といえば、酒が飲める年齢でんな!今夜は祝い酒でっか?酒は飲める内に沢山飲んだ方が良えで!」
シノ「飲むのは良いですけど、ほどほどにしてくださいね」
カグヤ「タックの場合、飲み過ぎだよね 周りに迷惑かけないからまだ良いけど」
シノ「飲み過ぎは体に悪いですから、節度は守りましょうね」
タック「それは当然や お腹いっぱいになったら飲むのを止めるようにしているさかい
  健康には気を付けてまっせ!」
ジュキッド「腹いっぱいという事は、こいつ、相当飲んでいる事になるな
  来い 俺がその曲がった根性を叩き直してやる」
カグヤ「やったー!おじさんやっちゃってー!」
タック「勘弁しておくんなはれや……」
シノ「ひとまず、それは後にして、返事を返しましょう」

>>434

タック「さてはお前、幻夢教に入信しおったな!この裏切り者め!痛い目に遭わしたるわ!」
一同「………………………………」
タック「……え…?な…何…?」
シノ「タックさん……」
ジュキッド「お前、人の事を言えるのか?」
カグヤ「私、知ってるよ こういうのブーメランって言うんだよね」
タック「いや…!いやもう幻夢教とは手を切ったさかい、もう良えでっしゃろ!
  それは水に流すって話になったやないでっか!今更掘り返すのは卑怯でっせ!」
シノ「水に流すとまでは言った覚えはありませんが」
カグヤ「今度裏切ったら釜茹での刑だね」
ジュキッド「そうだな 今度こそ重い罰が必要だ」
タック「もう裏切りはしませんって……せやけど、クチナワ・オロチは斃したし、これで怖いモン無しやな!
  幻夢教がナンボのモンや!悔しかったらまとめて掛かって来いっちゅうねん!ガハハハハハハハ!」
カグヤ「そうやってすぐ調子に乗るんだから」
ジュキッド「勝手にやらせておけ 痛い目に遭えば反省するだろうさ」
シノ「タックさんがピンチになっても、あえて助けない方が良いのでしょうか?」
タック「その時は応援頼んまっせホンマに」
ジュキッド「やれやれ、都合の良い奴だな」
カグヤ「こんなだからタックってあまり強そうに思われないんだろうね」
シノ「愛されているのは確かじゃないでしょうか」

>>438

タック「ことよろ」
カグヤ「ことよろ〜」
シノ「今年はどんな1年になるのでしょうか このスレッドも、今年の4月で13周年を迎える事になります
  ここまで続いた事に、自分自身が驚いていますが、これだけ続ける事が出来たのもこのスレッドを見てくださっている皆様がいたからです
  アドレーヌさんも、時々帰って来てくださるので、正直の所安心しています アドレーヌさんが続けている内は、このスレッドは大丈夫だと思います
  本当は、私の方がちゃんとしてないといけないんですけれど、私1人じゃどうする事も出来ないのが現状です
  皆様にはずっとお世話になりっぱなしのままここまで続けてきましたけれど、これから先も、このスレッドの事をよろしくお願いします
  それでは、本日はここまで 次回もよろしくお願いします さよなら」

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/14(Mon) 19:14
横綱稀勢の里(188cm177kg)弱すぎだろ…
あれは多分、アドレーヌより下だわ
アドレーヌvs稀勢の里やったらアドレーヌ勝つんじゃね?
アドレーヌ喧嘩めっちゃ強いだろ
どつき合い上等な根性もあるし、戦場で醸し出す殺気も凄い

横綱の根性叩き直してやれ、アドさん

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