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【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ参

813 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2019/11/24(Sun) 17:38

>>808
>>810（アーチェロお嬢様）

お嬢様の事を気遣って頂き、有難うございます。
「西洋妖怪」という呼び方をされますと、鬼太郎さんの世界に登場する悪役の姿を想像してしまいますね。
お嬢様は身に降りかかる火の粉を払うのであれば兎も角、ご自身から積極的に悪い妖怪を討伐する事まではなさいませんので
相応に知恵の働く妖怪であれば無理に手出しをする事は無いでしょうね。

この国において悪事を働こうという「西洋妖怪」であれば、お嬢様の立場を快く思わぬ者が多いかと思います。
ですが、西洋において真祖の血筋を引く名家に生まれたお嬢様に下手に手出しすれば
それこそ自殺行為でしょう。
…ただ、その御力を利用しようという狡猾な輩が今後とも現れないという保証はありませんね。
そんな時、「お嬢様の最大の弱点」とならぬよう気を引き締めて参ります…。

＞仲が良かったがゆえにわたくしに裏切られた、と思った怒りと悲しみがわたくしに刃を向けさせたのです。

…その様な事が、過去にあったのですね。辛い心中、お察し致します…。
ですが、恩讐や所懐を超えて己の本心と向き合い、それを貫こうというお嬢様の強き心が
そのような方々の心にも届いたのですね。
お嬢様が本気で対峙する事ができたのも、その心は恩讐や所懐を超えた境地に至っていたからでしょう。
そうでなければ、親しかった方に本気を出すことなど出来ない筈ですから。

＞「人間相手に貴女の想いが果たして通じるかしらね？
＞でも見ていて退屈はしなさそうだから、生かしておいてあげる。」

ならばもしこの言葉を投げかけた方が再びこの国の土を踏み、お嬢様と再会する機会が訪れたのなら
私がそれを証明する者の一人となってみせます。
その際は刃ではなく、お茶とお菓子をもって向き合いましょう。（微笑）

>>809

＞こ、これは紅葉の眩しさに目がしばたたいて出たものよ？
気にしないでちょうだいな。

ぎゅっ…。（お嬢様を抱き締めながら）
これ以上の言葉は、必要ありませんね。この温もりをもって、気持ちをお伝え致しましょう。

えっ…？

「我が大社の紅葉が、更に頬を赤く染めてしまいそうな雰囲気よのう。」

も、申し訳ありません…。御尊顔を拝謁する前の、ご挨拶のまだだというのに…。
本日はお招き頂き、誠に有難うございます…。

＞「ところで…あなた乙女ゲーは好き？最近一緒にプレイしてくれる人がいなくて。」
＞と言われた時の期待のまなざしに、少し戸惑ってしまいましたけれど。

うふふ…。流石は千年の都と共に歩んでこられた主神様ですね。
京都もこの国有数の、サブカルチャーの本場ですもの。
すっかりそれらの文化に、馴染んでいらっしゃるのですね。

生憎乙女ゲーム自体は友人の家で見せて頂いたものは兎も角、自身では遊ぶ機会は少ないのですが…。
ではこちらの本をお勧め致します。私も友人に勧められて呼んだのですが、あまりに面白くて…。
最近の流行りの「転生もの」なのですが、乙女ゲームの悪役のご令嬢に転生してしまった女子高生が
痛快な活躍ぶりをみせるという作品で、来年はアニメの放送も決定しています。
電子書籍で所有しておりますので、こちらの書籍はお近づきの印にお納め下さいませ。

うふふふ…。
え？お嬢様？柚葉さんにしては珍しく悪戯っぽい笑みを浮かべていると？
だって、主神様が乙女ゲームがお好きとなれば、その後の反応を想像すると楽しみで…。

＞ですが、何より嬉しいのはやはりこの絵馬に描かれている通り家族みんなで素晴らしい思い出を共有できた、そのことでございますわ。

（帰宅後、神棚付近に絵馬を飾らせて頂きました。）
お嬢様、三姉妹さんにも手伝って頂き無事に絵馬を飾る事が出来ました。
これを見る度に、あの時の素敵な思い出に家族で浸ることが出来るのですね…。

（それからは、屋敷神様の神棚へのご挨拶の後に必ず絵馬にもご挨拶をするのが
私達の毎日の習慣になったのでした。）


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