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【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ参

1 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2018/02/19(Mon) 10:26
今なお寒さ厳しい冬でございますが、陽脚は日々伸びて、日なかに於きましては温かな陽気もまた空より降りて、陽光を身に浴びる楽しみを時に感じる季節でございますね
春は未だ来ずと言えども、家族や友と過ごす日々に心安らぐこと多い日々を過ごさせていただいております

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ参を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

（過去スレ）
【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱．sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐．わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参．キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)もご参加いただいてけっこうでございます。
SF系の方はご遠慮願います。
　キャラハンを続けてくださる方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「　　　　　」
性別「　　　　　」
容姿・服装など「　　　　　」
備考「　　　　　」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

なお、わたくしのプロフィールにつきましては、『新館ノ弐』の途中で少し付け加えましたので、それに依り以下の通り自己紹介させていただきます

名前　「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ＝ミズリーナ』でございます。
わたくしの生まれ育った領地は中部イタリアにございますが、北部イタリアにも領地をたまわっておりました。
その地にございます『ミズリーナ湖』が大変美しいと先祖がたいそう気に入って、そのまま名前に付けました。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg（『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです）。Ｂ85.Ｗ55.Ｈ82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年（西暦2014年）師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四．基本『日常系』とさせていただきます。
　バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五．誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六．荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七．同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八．キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九．他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十．１０ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一． お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。

952 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/05/09(Sat) 19:43
お散歩ご一緒させてくださいな
アーチェロさんの言葉選びがとても綺麗で、ずっとお話を聞いていたくなります
日本がお好きなようですが、何か影響を受けた本や作家さんなど、いらっしゃいますか?

953 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/09(Sat) 20:43
>>952

あら、ご一緒していただけるなんて嬉しいですわね。
そして、ぽつりぽつりと雨のしずくが頬に落ちてまいりました。
ふふふっ、お空もわたくしたちに気を利かせてくれたのでしょうか。
さあ、どうぞ傘にお入りくださいな。

伊太利亜わたりのわたくしの言葉を褒めていただけるなんて。
嫌ですわ、もう。照れてしまうではありませんか。
ええ、それはもう日本は大好き、伊太利亜に降りました時も日本のものをいろいろ取り寄せて、長きにわたり恋焦がれてまいりましたよ。

少し雨が強くなってまいりましたね。
濡れてしまわぬように、もう少しこちらにお寄りなさいましな。

日本の文学、そうですね、最初は伊太利亜語に訳した上田秋成に親しみましたかしら。
「菊花の契り」には信義を重んじる日本の心を教えてもらいましたわ。
その後日本語を学んで色々な原書を読むことができました。

あら、そちらの道端に色鮮やかな青のカキツバタが…。
雨で少し色の落ちた風景の中で、あの花はなんと鮮やかではございませんか。

原書で読んで心に残ったのは漱石の「坊っちゃん」の正義感、賢治の「銀河鉄道の夜」の「本当の幸い」を求める想い、…さらに時代が下って星新一の諸作に見る巧みな諧謔と透徹した視点、まずはそのようなところが心に浮かびましょうか。
坊っちゃんの無鉄砲と言われながらも己を貫く姿勢が素敵でした。
カムパネルラがみんなの幸いの答えを求めながら逝ってしまったことに泣きました。
催眠術をかけられた象が人間であろうとして答えを求めたことを知ってその真摯さにうたれました。
能天気な自分が見過ごしていた、いろいろなものを教えられた思いでしたわ。

斯様なご質問をなさる貴方様も、きっといろいろ心に残る作品や作家をお持ちなのでしょうね。
作家や登場人物は時を越えて貴方に想いを届け、語りかけてくるのでしょう。
そういう人や本と出会えるのはとても嬉しいことですわね…。

まだ雨が続いておりますね。
晴耕雨読とはよく言ったもの。
家に帰りましたら、また何か読んでみようと思いますわ。


954 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/09(Sat) 21:14
>>950
>>952

あら、こんにちは。
貴女様も、お散歩の途中ですか？
丁度今、ご近所様へのご挨拶の帰り道をお嬢様とご一緒していたのですよ。

本当はこのまま相合傘で、お嬢様とのお散歩の続きを楽しみたかったのですけど
家政婦という立場上、お屋敷に残してきた用事がありまして…。

そろそろ戻りませんと先輩のメイドさんに叱られてしまうとはいえ、
お嬢様をお一人にして多少なりとも淋しい思いをさせてしまうのは少々心苦しかったのです。

貴女様がご一緒して下さるというのであれば、心強いですわ。（微笑）

「袖振り合うも多生の縁」と申します。
どうかごゆっくりと、お嬢様とのお散歩を楽しんで下さいませ。
お散歩が終わりましたら、どうぞお屋敷へお立ち寄り下さい。
お茶とお菓子をご用意して、お待ちしております。

それでも、質問にはきちんとお答えせねばなりませんね。
私自身は冷え性ですので、冬の季節の雨は若干苦手なのですが…。
これからの季節の雨は好きなのですよ。

雨と紫陽花、蝸牛はこれからの季節の象徴ですから。
雨降る景色の中、咲き乱れる紫陽花の葉の上でお子様を背負った蝸牛さんを見ていると
母の愛を思い出して、何だか気持ちが温かくなってくるんです。（微笑）

来月には町の寺院にて、「紫陽花祭り」も開催されます。
その際には、是非足をお運び下さいませ。
もし再びご一緒出来れば、お嬢様もさぞやお喜びになる事でしょう。

それではお嬢様、私はこれにて失礼致します…。（ぺこり）
お屋敷でお待ちしておりますので、ごゆっくりと…。

955 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/09(Sat) 21:29
（続きです）

あら、次女さん、お帰りなさいませ。
随分と遠くまでランニングをされていたのですね。
朝は晴れていたとはいえ、雨具なしでは災難でしたね。

さあ、いくら元気な次女さんと言えども雨に濡れたままではお身体に障ります。
お風呂の準備も出来ておりますので、すぐに入って身体を温めて下さいね。

ＧＷの最中は、お留守番有難うございました…。
え？私達も誘ってほしかった？
ごめんなさいね…大勢で押しかけては彼方様にご迷惑をお掛けしてしまいますので…。
今回だけはお嬢様と二人きりでという事にさせて頂きました。
申し訳ありません…。（ぺこり）

あら、それで、ランニングの最中気になる噂を耳にしたと？
その昔、可愛らしい人狼族の娘さんが、夜道で女性の吸血鬼さんに声をかけられ
怯えて逃げ出してしまわれたと。

まさか…。いくら何でもそんな偶然があり得るわけが…。
いえ…結びついた糸はどんなに細くとも、運命の輪を糸車として廻り廻りて
縁を紡ぎ、絆を織り成す…。
まさか、奥方様の事では…？

お帰りになりましたら、それと無くお嬢様にお聞きしてみましょう…。

956 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/09(Sat) 22:34
>>952
>>954（柚葉さん）

＞丁度今、ご近所様へのご挨拶の帰り道をお嬢様とご一緒していたのですよ。

柚葉さんお疲れさまでした。
新築着工前の、地鎮祭後と棟上げの日にご近所に挨拶に行くのが礼儀ということで一緒に来ていただきましたけれど。
挨拶の品をわたしと分担で持っていただいて助かりましたわ。
「新館の四」を立てる前にまず土地神様にご挨拶に参りましたが、音が出たり人の出入りがあったりとご近所にも何かとご迷惑をかけかねません。
本日しっかり挨拶させていただけて一安心でございます。

「袖振り合うも多生の縁」…。良い言葉ですよね。
わたくし最初「多少の縁」と思っておりまして、小さな御縁も大切にと言う諺と思っておりました。
それはそれで良い言葉だと思っていたらそうではなくて、「多生の縁」は、前世で結ばれた因縁で、「袖振り合うも多生の縁」とは
「人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならない」
という意味なのだそうですね。
今道行きを一緒にした>>952様とも深いご縁があるのであれば、ぜひこの出会いを大切にしたいですわ。
（同じ傘の中の952様に向けたわたくしの顔に自然と笑みが浮かぶ）
まずは、今柚葉さんが申しましたようによろしければ我が家にお立ち寄りくださいませ。
そして、来月の「紫陽花祭り」でもぜひお会いできるとよろしいのですが。
雨がまた嬉しいご縁をわたくしたちに運んでくれることを祈りますわ。

それでは柚葉さん、恐れ入りますがお家のことよろしくお願いしますね。
雨で足元が滑りやすくなっていますからご注意なさって。


>>955

ただ今戻りました…。
あら、柚葉さんタオルを持ってお風呂ですか？
…なるほど、次女ちゃんが濡れて帰ってきた、と。
あの子のことだから、雨の中ハイテンションで帰ってきたんでしょうね。
もう、しようがない子だこと。
温かくなってきたからって油断は禁物、風邪でもひいたら大変なのに。

あら、次女ちゃんがおかんむりですか？
長女ちゃんと三女ちゃんもコクコク頷いてますね。
わたくしからも謝りますわ。
お留守番で寂しい思いをさせた上、せっかく素敵なお姉さんたちと知り合える機会を逸してしまったのですものね。
またいつか機会を作ってあげたいけれど…。
でも、今回は本当に申し訳なかったわ、ごめんなさい。
（ぺこり）

柚葉さん、心配そうなお顔でどうされたんですか？
…なんと、また新たな同族の方がいらっしゃったの？
そして、人狼族の女の子…おそらくグリッタちゃんが声をかけられて、その時の言葉が
「あらぁ〜？可愛らしいオオカミのお嬢さんねぇ。こんな時間にお使いだなんて、感心しちゃうわねぇ。
どう？良かったらちょっとお姉さんのお家に寄っていかな〜い？」

…うっわ〜（汗）
なんだか頭の中でものすごく具体的に声が再現できてしまうのだけれど。
あの方は本当に神出鬼没なんだから…。

お別れの挨拶をして間もない今「越境」は控えたいと思います。
ですが、今ここでのこの会話がグリッタちゃんと千夜先輩に届くことを祈って、率直に申して上げておきます。

「もしグリッタちゃんにご迷惑をおかけしたのはわたくしの母かも知れません。もしそうでしたら、本当に申し訳ございません！」
（わたくしはひたすら平伏する）


（以下は、訂正でございます。）

＞ええ、それはもう日本は大好き、伊太利亜に降りました時も日本のものをいろいろ取り寄せて、長きにわたり恋焦がれてまいりましたよ。
×）降りました時も
〇）居りました時も

失礼いたしました。


957 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/05/10(Sun) 00:42
柚葉さんって可愛らしい名前ですよね
家族から名前の由来を聞いたことはありますか?

958 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/10(Sun) 10:41
どうぞお客様…。
筍（たけのこ）のクッキーと、紅茶になります。
お代わりをご所望でしたら、何なりとお申し付け下さいませ。

こちらのクッキーの材料の筍は、この街の土地神様の神社の竹林で採れたものを
お嬢様とご挨拶に伺った際に頂いたんです。
どうか、貴女様にも土地神様の御加護があらんことを。

>>957

まあ、有難うございます。（微笑）
私の両親が聞いたら、きっと喜んでもらえますね。

はい、名前の由来は幼い頃に両親から聞いております。
私の名前は、両親から一字ずつ頂いたものなのですよ。

母の名前は、「羽藤　柚明（ゆめい）」
父の名前は、「羽藤　葉一（よういち）」になります。

結婚してから暫くして母が私を身籠った頃、子どもの名前はお互いの名前から
一字ずつ取って付けようと決めていたそうです。
男の子なら「一明（かずあき）」、女の子なら、「柚葉（ゆずは）」と…。

一字の組み合わせが男の子なら下の一字ずつを、女の子なら上の一字ずつ組み合わせることに
なりますね。
私は一人っ子で兄弟姉妹はいませんでしたが、両親に慈しまれて育ってきました…。
そして今は大学に通うために故郷を離れ、家政婦、メイドとしてお嬢様と共に暮らしております。

お嬢様とここで暮らす皆が今は、私にとってもう一つの掛け替えの無い家族なのですよ。（微笑）

余談ですが、父は婿養子なんです。
元々母が早くに両親を亡くし、従姉妹の羽藤家で叔母とは姉妹のように育ってきたんです。
そして羽藤家の、叔母の両親も叔母が17歳の頃に亡くなりました。

叔母がお嫁に行き、羽藤家の血筋は母一人になってしまったため
父は羽藤家を継ぐために、家を出てこちらに来てくれたそうです。

今は離れていても、夫婦仲良く私を見守ってくれています。
以前お嬢様と共に故郷を訪れた際には、私の両親は温かくお嬢様を出迎えてくれましたわ。（微笑）

959 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/10(Sun) 19:02
>>957
>>958（柚葉さん）

筍からクッキーを作れるだなんて、柚葉さんから伺った時は驚きましたわ。
わたくしも春の味覚の一つとしてたけのこご飯の出汁の利いたお味と心地良い歯切れは好きでしたけれど。
クッキーと伺った時には、
「それって、本物の筍を使うのですか？チョコをコーティングした日本の有名なお菓子ではなくて？」
と聞き返してしまいましたね。
それがしっかり筍を使ったクッキーを作らせていただけて楽しゅうございました。
それをこうしてお客様にお出しできる、一緒に春の恵みに舌鼓を打てる、そんな醍醐味を味わえるのです。
あらためて、我が家へようこそお越しくださいました。
どうぞゆるりとくつろいで下さいませ。

＞母の名前は、「羽藤　柚明（ゆめい）」
＞父の名前は、「羽藤　葉一（よういち）」になります。
ご両親の仲睦まじさを表された本当に良い御名ですわ。
ご夫婦が互いを慕い慈しむ、そしてその想いに対して授けられた新たな命、
一心に祝福を浴びてこの世に生まれ出でたその幸せが籠められた名前。
「柚葉」…。
あらためて口ずさみますと、本当になんと心地良く響くお名前でしょう。

＞以前お嬢様と共に故郷を訪れた際には、私の両親は温かくお嬢様を出迎えてくれましたわ。（微笑）
はい、その節のことには今思いましても目頭が熱くなります。
「袖振り合うも他生の縁」、そんな寿がれた名を持つ方と縁をくださったことにあらためて感謝したいです…。


960 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/10(Sun) 19:17
そうそう、本日5月10日はメイドの日なのでした。
英語のMay（メイ）に加え10を「ド」と読んで「メイド」とするという素敵な着眼点。
日本にメイド文化が定着したことを示す象徴と申せましょう。

先日はわたくしも短い期間ながらメイドとして働かせていただいて、あらためてお世話することに専心されるその心の気高さ、人の暮らしに安らぎと励ましを下さることの尊さの一端を学ぶことができました。
その想いをあの場限りとしないように。
本日はせっかくいらしたお客様をおもてなしするために、再びメイド服をまとってご奉仕させていただきとうございますわ。
…と申しても、レイナさんから真っ先に叱られてしまうかも知れませんが…。

先日放映されたアニメ版「はめふら」の最新話では、メイドのアン様がクラエス公爵夫人からねぎらいの言葉をかけられていましたね。
カタリナ様に誠心誠意尽くしてこそ、あのように感謝されていらっしゃる。
にわか作りのメイドのわたくしには遥かな高みに見えましたわ。

なろう版の「はめふら」も2年と数カ月ぶりに更新されて、新作がアップされました。
いつもと変わらず意気軒高なカタリナ様。
アン様はほとんど登場しませんが、きっと温かい目で大切な主を見守っていらっしゃったことでしょうね…。


961 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/10(Sun) 19:53
>>959（アーチェロお嬢様）

＞ご夫婦が互いを慕い慈しむ、そしてその想いに対して授けられた新たな命、
＞一心に祝福を浴びてこの世に生まれ出でたその幸せが籠められた名前。
＞「柚葉」…。

そういえばお嬢様からはお名前の由来をお聞きしていましたのに、
私自身の名前の由来についてお話しておりませんでしたね。
遅くなりましたこと、謹んでお詫び申し上げます。（ぺこり）

でもお聞きするだけでなく、こうして自分自身の事もお話する事で
お嬢様との絆がより深まった気が致します。
有難きお言葉、両親に成り代わりお礼申し上げます…。

>>960（アーチェロお嬢様）

＞そうそう、本日5月10日はメイドの日なのでした。

あら、私とした事が…。
すっかり失念していました…。（汗）
毎年言われて気付くんですよね…。（苦笑）

メイドである私自身が忘れているとは、何という不覚…。

しかし、あのＧＷの間お嬢様が他所様のお家でメイド初体験を終えて
今日この日を迎えるとは…。
偶然は必然、紡がれる縁と絆に改めて感謝致しますわ。（微笑）

＞…と申しても、レイナさんから真っ先に叱られてしまうかも知れませんが…。

申し訳ありません、レイナさんから言伝でして…。

「部活動の一環であるなら許容範囲内でございますが、実際にお客様をお迎えする際には
このお屋敷の主としての立場をご自覚下さいませ。」

との事です…。（汗）

＞先日放映されたアニメ版「はめふら」の最新話では、メイドのアン様がクラエス公爵夫人からねぎらいの言葉をかけられていましたね。

はい、あのように主から労いのお言葉をかけて頂ける時は
私達メイドにとって日頃のお仕事に対する何よりの励みになり、誇りとなります。
そして改めて、誠心誠意主の為に尽くさねばという明日の活力となるのですわ。（微笑）

…それにしても、原作のカタリナさんのご両親の物語の最後のオチを、
あの場面でもってくるとは…。（笑いを堪えています）
今週もアニメの製作スタッフの方々の粋な計らいに、感謝いたします。（笑）

勝手な妄想なのですけど、もしお屋敷ごと彼方の世界に転移してしまい
カタリナさんとご友人一同をこのお屋敷でおもてなし出来たらどんなに楽しいひと時になる事でしょう。（微笑）

初めての日本家屋での過ごし方に戸惑う皆様を、カタリナさんが色々とエスコートして
各自の視点で改めてカタリナさんに魅了されるのは間違いないですね。

前世ぶりに畳で幸せそうに寛ぐカタリナさんのお姿を思い浮かべると、
何だかこちらまで幸せな気持ちになってしまいます。（微笑）







962 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/11(Mon) 06:09
>>961（柚葉さん）

＞そういえばお嬢様からはお名前の由来をお聞きしていましたのに、
＞私自身の名前の由来についてお話しておりませんでしたね。
＞遅くなりましたこと、謹んでお詫び申し上げます。（ぺこり）

いえいえ、そんな…。
わたくしの方こそ、もっと早く自らお伺いしておけばよかった、と今さらながら自分の不覚を恥じてしまいますわ。
大切な人の名前の由来に興味を持つのは当然のことなのに。
そんな風に謝っていただくと、こちらの方こそ申し訳なくなってしまいますわ。
ですので、わたくしからも、ごめんなさい、と申し上げます。
（ぺこり）

＞しかし、あのＧＷの間お嬢様が他所様のお家でメイド初体験を終えて
＞今日この日を迎えるとは…。
＞偶然は必然、紡がれる縁と絆に改めて感謝致しますわ。（微笑）

はい、この日を思い出した時は全く偶然かと思いましたが。
それもこれも、わたくしたちの絆のより深く感じられるための、運命の計らいかと今は思えてなりません。
あのメイド初体験があったからこそ、柚葉さんの、そして我が家の皆の、わたくしへの慈しみに気付かせていただけたのです。
わたくし、これからは5月10日を我が心の記念日として胸に刻んでまいりますわ。

＞申し訳ありません、レイナさんから言伝でして…。

ああ、やはり叱られてしまいましたね…。
それはもう当然のこと。
わたくしたちの絆と縁を大切に思うなら、「主人」は主人として自分の立場と務めを自覚し、それを自らの責として実践してまいることこそ大切。
それを今なお出来てもいないことを看過して、相手の立場に身を置こうとするなど甘えでしかない、とレイナさんはおっしゃりたいのかと存じます。
わたくしからレイナさんにちゃんと謝っておきますわ。
柚葉さんも、お言伝くださってありがとうございます。

（「甘えん坊の主人でごめんなさい。
貴女の言葉を胸にこれからも主人として頑張ってまいります。
またわたくしの心得違いを感じられましたら、どうか叱ってくださいね。」

後でレイナさんにそう言って頭を下げました。）

＞はい、あのように主から労いのお言葉をかけて頂ける時は
＞私達メイドにとって日頃のお仕事に対する何よりの励みになり、誇りとなります。

そう、公爵夫人のようにしっかりとメイドさんの働きを見てその苦労に謝意を述べることは「主人」としての大切な行い。
そう教えられました。
公爵夫人にお礼申したい想いです。

＞勝手な妄想なのですけど、もしお屋敷ごと彼方の世界に転移してしまい
＞カタリナさんとご友人一同をこのお屋敷でおもてなし出来たらどんなに楽しいひと時になる事でしょう。（微笑）

まあ、それはとても素敵なことでございます。
それが実現したら、わたくしも公爵夫人に本当にお礼を申せますわね。

そして、「FORTUNE・LOVER」の世界の皆様が知らないであろう日本ならではのおもてなしが出来る、なんて嬉しいことでしょう。
柚葉さんら我が家のメイドさんのおもてなしとあらば、きっとご満足いただけるはず。
わたくしもホストとして身を正してご接待しなければ…。

きっとカタリナ様も、喜んで懐かしい世界のことを皆様にご説明なさることでしょうね。

＞前世ぶりに畳で幸せそうに寛ぐカタリナさんのお姿を思い浮かべると、
＞何だかこちらまで幸せな気持ちになってしまいます。（微笑）

ふふふっ、カタリナ様が真っ先になさることといえば…。
きっと畳の上に大の字になって寝て、そのうえ楽しそうにゴロゴロと転がられるのではないかしら。
そしてキース様から
「姉さん、はしたないよ！」
と叱られてしまうのですわ。
でも、お客様に恥をかかせるのはホストとしてあってはならないこと。
有名な「王女とお客とフィンガーボール」の故事に倣い、わたくしも一緒に寝そべってごろごろ転がってみましょうか…。

もっとも、あまりカタリナ様と仲良くなると、とある令嬢からの焼き餅の視線を浴びてしまいそうですけれど。

そうそう、ところてん！
アニメでカタリナ様が食べたがっていらっしゃったところてんは是非ご用意いたしましょう。

これからは夏の暑さをしのぐための美味しいお食事がたくさんいただける季節。
みんなで一緒に堪能したいですわね…。


963 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/05/11(Mon) 19:39
母の日は如何でしたか？

964 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/11(Mon) 22:26
>>963

良き一日を過ごすことができましたわ。

お昼間は公民館での母の日の集まりを致したのです。
趣旨は「薔薇の香水を作りましょう」というもので、近隣のお母様とお子様が参加されて、わたくしが皆様に作り方をレクチャーさせていただきました。
薔薇の花はわたくしが故郷より持ってまいり庭で育てていたものを提供させていただきました。
魔族の気を浴び続けていた薔薇の花はそれでなくとも香り高いのです。
それを造園担当のメイドさんが丹精込めて育てたゆえ、その香りは魔族の間でも垂涎の的とされる逸品でございます。

花びらをカップに入れて水を濾し、ボールに入れてすりつぶし、カップの水に戻して再び濾して水気を切り…。
作り方そのものはさほど難しくなく、参加されたお子さんたちもお母様に喜んでいただこうと一生懸命取り組んでいましたわ。

出来上がった香水の香りの高さに皆様驚かれたようで、とても喜んでいただけたようでございます。
このこと、くだんのメイドさんにも手紙でお知らせしましたわ。
喜んでくれているとよいのですけれど。

そして自分の母にはカーネーションを贈りましたわ。
>>955-956で話題に出ましたが、ご近所でわたくしと同族の女性が出没している、との噂が気になりその場所を訪ねますと、美術品蒐集が趣味の母がとある若い画家の方の家でくつろいでおりました。
有望株だと思うとすぐに訪ねて行って戸を叩く…。
わが母ながらコミュ力が高い方です…。

わたくし、かねてより用意しておりましたカーネーションの花束を母に贈りました。
青いカーネーション、「ムーンダスト」。
日本で作られました品種でございます。
花言葉は「永遠の幸福」でございます。
いつもは何か企んでいそうな意味ありげな笑みを浮かべる母が、この時は不意に優し気な表情を浮かべたようでございました…。


965 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/11(Mon) 22:45
>>963

はい、今年はお嬢様とビーズのカーネーションを作らせて頂きました。
お嬢様のお母様、カルミーニオ家の奥方様であるオルキデア様と、
私の母、羽藤柚明への共通の贈り物として…。

そしてもう一つは、オルキデア様へはビーズで作った赤い蝶の形のブローチを…。
私の母へは青い蝶の形のブローチを…。

そしてそれぞれの母への手紙には、ＧＷにおいて共にメイドとして働く中で新たな絆を結び、
共に喜びを分かち合った方々との思い出の数々をしたためました。

お嬢様の故国伊太利亜と、日ノ本の経観塚…。
かつて絆を結んだ二人の母が、離れて暮らす私達娘を想う気持ちが
同じであることを実感して頂ければ幸いです。

赤き蝶と青き蝶が、いずれまた二人の母を巡り合わせる導きの証となりますように…。

966 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/11(Mon) 23:13
>>965（アーチェロお嬢様）

（リビングでうつらうつらしています…。）

あらいけない…。私としたことが、プレゼント作りと手紙を書き終えた事による
安心感からつい…。

あら…？紅茶の良い香りが…。
あ、申し訳ありません…。昼間は公民館の行事だけでなく、こうして私の作業にお付き合い頂いた上に…。
本来は私がお疲れのお嬢様に紅茶をお出しするべき所なのに…。

ああ…それでも身体にお嬢様の優しさが染み渡ります…。
さてと、もうひと踏ん張りですね。
贈り物を、きちんと包装しておかなければ。

今日のお嬢様は、ずっと薔薇の香りに包まれていますね。
そして淹れて下さった紅茶は、「アラベスクローズ」…。
今日に相応しい紅茶を、有難うございました…。

そういえば眠りの泉の中で、昨年オルキデア様と私の母がお屋敷に来て下さった思い出の数々が
浮かんでは消え、浮かんでは消えて…。

いけない、まだ私は夢見心地のようです…。
お嬢様の優しさと香しい薔薇の香り…。
そして、温かい二人の母の思い出に包まれて…。


967 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/12(Tue) 06:37
>>965-966（柚葉さん）

＞あ、申し訳ありません…。昼間は公民館の行事だけでなく、こうして私の作業にお付き合い頂いた上に…。
＞本来は私がお疲れのお嬢様に紅茶をお出しするべき所なのに…。

柚葉さん、今日は本当にありがとうございました。
わたくしにご母堂様へ贈り物をすることを許してくださって。
母の日の贈り物、それを考えたとき自然とご母堂様の顔も浮かんできたものの、
（いかに優しくしていただいたとはいえ、柚葉さんのご母堂様にわたくしが贈り物をするのは僭越が過ぎるのではないか？）
わたくしにとってもう一人の母と思える方…そして本当に愛おしい方であるけれど、わたくしがしゃしゃり出るのはどうか、と思っていましたら。

柚葉さんからごく自然に提案をいただいてどんなに嬉しかったことでしょう。
「共通の贈り物としてビーズのカーネーションを作りませんか？」
とそう言っていただけたときは胸にこみ上げる想いのままに抱きしめさせていただきたくなりました…。
とめどない親愛の想いのまにまに目に映った貴女の唇のつややかさに見惚れてしまい、おのが顔を近づけたくなってあわてて我が身を抱いて自制しましたけれど。
…な、何を申しているのでしょうわたくしは。（汗）

あらためてお礼申し上げます。
赤き蝶と青き蝶…、わたくしたちの母に新たな縁をくださって本当にありがとうございます。
母もこの縁の尊さをよくよく心に刻むことでしょう。
以前この屋敷でご母堂様と相まみえて、彼女自身でその出会いの特別なこと、よく知っているはずですから。

実は夕刻プレゼント作りの前に、くだんの吸血鬼の女性の噂の真相を確かめたくてその噂の近隣へと言ってまいりました。
柚葉さんからこのプレゼント作りのお誘いをいただく前から用意していた、カーネーションの花束を持って。
そして…先ほどお客様にもお話ししましたとおり母と顔を合わせることになりました。
こちらから噂の件を問う暇も有らばこそ、開口一番
「貴女ねえ、こぉんな将来有望な子が目と鼻の先にいるのにぃ、それに気づかないなんてぇ、それでもわたしの娘ぇ？」
とあきれ返ったと言わんばかりに溜息を吐かれてしまいました。

その後、噂の件を聞きますと、
「う〜ん？ここにきてから妖狼、妖狐、妖猫…、いろんな子をモデルにならないか、と誘ったからねぇ。
　その中にいたかも知れないわぁ。
　でもぉ、わたくしは可愛い人狼を怖がらせるような誘い方をした覚えはないんだけどぉ。」
（お母様がニマニマしながら近づいたら、普通に怖がられるのではないでしょうか？）
とは口には出しませんでした。
「それじゃあ、ことをハッキリさせるためにわたくしをそのグリッタちゃんと引き合わせなさいよぉ。」
と言われましたけれど、それはそれで面倒なことになりそうなので、母の写真を撮ってそれをグリッタちゃんに見せることといたしました。

（グリッタちゃんに写真をお見せする…、それはまたいつの日かあるかも知れない別のお話。）

そして渡しました青のカーネーションに母は珍しく優しい表情を見せてくれましたわ…。

我が家に来るつもりはあるか伺いましたが、
「まあ、気が向いたらねぇ。ここにいる彼のこと気に入っちゃったからぁしばらく逗留してるわぁ。」
と言っておりました。

そして申し遅れましたが公民館での行事の運営、どうもありがとうございました。
大勢の子どもたちへの細やかな配慮、優しい応対、やはり大学で本格的に学んだ教養はこんなにも素晴らしいのだと実感いたしました。
お母様と子どもとの思い出深い体験となったであろうこと、本当に柚葉さんのお陰でございます…。

「アラベスクローズ」、お気に召していただけたようで良かったですわ。
わたくしの紅茶でもこうして柚葉さんを喜ばせることが出来て、また一つ我が身に自信をいただけました。

では、わたくしも残りの包装をさせていただきますね。
どうぞもうしばらくお休みなさいませ…。


968 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/12(Tue) 07:51
＞千夜先輩
＞グリッタちゃん

先輩、貴女様からのメッセージ確かに受け取りました。
www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=221&to=221&nofirst=true

＞（グリッタちゃん）今思えば、男の吸血鬼さんの忠告ってあの女の吸血鬼さんのことだったのかな…。
＞（千夜先輩）……あ、あぁ〜……ハイ。どこのどいつか、分かった気がする。
＞（千夜先輩）正体はなんとなく掴めたから、今後その吸血鬼サンに出会っても大丈夫と思うぞ、多分。（頼むぜ、お姫様。）

わたくしの母がご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません。
悪気は無いのですが、可愛い女の子を見ると目の色が変わってしまう質で。
グリッタちゃんに声をかけたのも、趣味の絵画のモデルになってもらいたくて近づいたのですけれど。
だからって、あんな魔力の強いひとが欲望ダダ漏らし近寄って来たら…わたくしでも怖いですわ。
母には、今後自重するようにと強く強く申しておきます。
（平伏）

どうか、これからもお元気でご主人様と楽しい日々をお過ごしくださいませ。


969 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/13(Wed) 06:54
＞グリッタちゃん
＞千夜先輩

グリッタちゃん、貴女が怖い思いをされたことあらためて知りました。
本当にごめんなさい。

www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=229&to=229&nofirst=true

母は現在、貴女にお声をかけた場所の近くに在りますとある画家のお宅に逗留させていただいております。
今、そのお宅へ参って貴女が感じた恐怖をお伝えしたところです。

＞でもあの吸血鬼さんと私じゃ、ドラゴンと子犬だよ〜！
＞怯えない方が無理だもん…。

ほら、言われてしまっていますよ！
お母様、いったいどんな迫り方をなさったんですか！？

「え〜、普通に、フレンドリーに、おだやか〜に近づいて挨拶したはずなんだけどぉ？
　う〜ん、あの娘、本当に可愛かったらぁ、この家にご招待してぇ、ゆっくり、じっくりぃ、お話ししたかったのよねぇ。」

…お母様、そのウットリ顔で他に誰もいない場所で初対面の方に迫ったら…、それは怖がられますよ。
そもそも、そのお顔ってわたくしに城館で絵のモデルになるよう迫ってきたときと同じ表情では…。

「バカ言っちゃいけないわよぉ。
娘のあなたにモデルになれという時、あのお嬢ちゃんの時のように遠慮しやしなかったはずよぉ？」

それはそれでどうなのか、と思いますが今はおいておきます。
問題は、グリッタちゃんが怖い思いをして

＞もし言うことを聞いてついてったら…。
＞↓
＞一生外れない首輪と鎖をはめられる
＞↓
＞逆らわないよう徹底的に調教される
＞↓
＞血を吸われて血の盟約を結ばされて下僕にされる
＞↓
＞そのまま一生逃げられなくなる

と感じたことなのですわ。

…お母様、急に真剣な顔をなさって、どうされました？

「わたくしとしたことが。
どうやら、久しぶりにとびきり可愛い子に出会えて、距離を測り間違えたようね。

グリッタさん。
　貴女に無礼を働き怖がらせてしまったことお詫びするわ。

　わたくしは一目見て貴女に惹かれて我知らず声をかけてしまったわ。
　貴女がとても可愛いのは事実だけれど、それより何よりあんな風に貴女を輝かせているものは何なのだろう、その心の形はどんなものであるのだろう、どうやって今の姿にたどり着いたのだろう
　そんなことを一瞬で感じさせてくれる女の子だったのよ、わたくしにとって。

　だけど、誓って言っておくわ。
　わたくしは、貴女の意思に反して貴女の自由を奪い、わたくしの所有物として扱う、そんなことは絶対しない、と。
　それはわたくし、オルキデア・ディ・カルミーニオ＝ミズリーナにとって最も厭うべき愚行なのだから。
　そしてそのような行為は、貴女のような生気溢れる存在に最もふさわしくないことと分かっているのだから。」
　
お母様…。

「だからぁ、貴女が気が向いたら、自分からウチに訪ねて来てくれるのは大歓迎よぉ♪
　あ、貴女の同僚の千夜ちゃんも一緒なら、もっと嬉しいわぁ。」

はい、分かりました、またグリッタちゃんが怖がるといけないのでその辺で。

グリッタちゃん、今回はあらためてお詫び申します。
でも、こんなお母様だけど、口に出して誓ったことは決して違えたりしない方、娘のわたしからもわたくしの責に於いてお約束いたします。

このメッセージがお二人に届くことを切に祈っております。
どうかいついつまでもお元気で…。


970 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/14(Thu) 06:44
＞グリッタちゃん
＞千夜先輩

長女ちゃん、お使いご苦労様でした。
まあまあ、グリッタちゃんがお返事を下さったのですか？

www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=231&to=232&nofirst=true

＞オルキデア・ディ・カルミーニオ＝ミズリーナ様

あら、お母様宛てなのね。
では、これは一刻も早くお母様にお知らせしないと。

あ、長女ちゃん、貴女は休んでいて。
紅茶を淹れてあげるから、持たせてくださったケーキをいただくと良いわ。

（柚葉さんに事の次第を説明してから、急いで母のところへ飛んでまいりました。）

＞あの時は、ろくに話も聞かず勝手に怖がって勝手に逃げ出してしまい、すみませんでした。
＞私のお母さんには、「真実を見極める目をもちなさい」と教えられてきたのに、
＞300年生きてきたにも関わらず私にはそれが身についていませんでした。
＞お恥ずかしい限りです。

グリッタちゃん、なんてお優しい…。
こちらが脅かしてご迷惑をおかけしたのに、謝罪を受け容れてくださったばかりか、逃げたことのお詫びまで書いてくださるなんて。
かえって申し訳なくて身の置き所がないですわ…。

「ほ〜ら、ごらんなさいよ〜。
　グリッタちゃんはちゃぁんと分かってくれているわぁ〜。
　そうそう、そうなのよ〜、心優しいわたくしの真実の心を感じられたなら〜、怖がる必要なんてないない。
あの時はわたくしもちょっとノリノリが過ぎたけれどぉ、
この次に会う時はきっとわたくしの優しさとか気高さとかぁ、ちゃんと分ってくれて仲良くやれるわよぉ。」

…お母様、昨日の今日なのですから、また調子づかないでくださいませ。
グリッタちゃんがご自身について厳しく律していらっしゃるのは本当に敬服いたしますが、わたくしたちがそれに便乗して気楽にして良いものではございませんわ。

「もお、分かってる、分かっているわよぉ。本当に固い娘ねぇ。
　今度会う時はちゃんと気をつけて穏やかに接するわよぉ。
　
それにしても…、彼女は母君からの教えをしっかりと守っているのね。
　人狼族も長い時を多くの苦難と戦いながら命を繋いできた種族。
　きっと母君もその苦難に立ち向かい、多くの同胞と手を携えて乗り越えてきたに違いないわね。
　そんな母君の心の籠った言葉だからこそ、グリッタちゃんの心の中にいついつまでも生きているのよねぇ、きっと。

　ん、それじゃ、彼女の許しも出たことだから、さっそく絵のモデルになってもらいましょうかぁ。楽しみだわ〜。」

ちょ、ちょっと、お待ちください！
手紙には『次にお会いできるのはいつになるか分かりませんが、』とあるではありませんか！
彼女だってお忙しい身なのです。
ご主人様にお仕えして家事全般その他いろいろこなし、最近はパーティーも開かれたようで、もうてんてこ舞いなのですよ。
モデルのお話しはまたいつか、彼女と千夜先輩が本当にご都合がつくようになった時で良いではありませんか。
それに、あちらに参るならメイドとして働かせていただくことが規則ですが、お母様にメイドが務まるかわたくしには疑問です。
かと言って、こちらにご足労いただくのは申し訳ないですし。

「なんか、サラッと失礼なこと言われた気がするけど。
じゃあこのまま何もしないのぉ？それは寂しいわよぉ〜。」

はい、ですので、ケーキをいただいたことですし、こちらからもお詫びの意味も込めてケーキを作ってお贈りすればよいのではないでしょうか？
わたくしたちも本当にお二人にはお世話になりましたから、一緒に作らせていただきますわ。

「え〜、わたくしにぃ、ケーキを焼けって言うのぉ？
わたくしにそんなことできると思ってぇ？」

わたくしも未熟ながらいちおうの経験者ですから。
そこはお役に立てると思いますわ。

グリッタちゃん、本当に本当にお優しいお気遣いありがとうございます。
大変ご迷惑をおかけする形になったのは残念ですが、『越境』が終わった後もこうしてご縁をいただけたこと、そして貴女のお優しいお心に触れられたこと、心から感謝いたします。

そして千夜先輩にもご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
大切なグリッタちゃんのことです、どれほどお気に懸けられたかを思いますと身の縮む思いです。
同族の不始末まことに赤面の至り、平にご容赦くださいませ。
「一件落着」と言っていただけて、本当にありがたく存じます。

暑い日々が続いておりますね。
お二人ともどうかご自愛なさって健やかにお過ごしくださいませ。


971 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/14(Thu) 07:20
＞グリッタちゃん

補足いたします。

＞コウモリさん、ケーキは美味しかったかな？
＞良かった♪満足してくれたんだね♪

お使いに行ったのは、わたくしに仕えるメイド見習い三姉妹の長女でした。
長女ちゃん、全部食べ切れなかったので、残りは持って帰ってきて次女と三女にも分けてあげてくれました。
三人ともとても美味しくいただいていましたわ。
本当にありがとうございました。


972 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/05/14(Thu) 07:35
最近はママさんヒロイン結構いますね。

姫様のお母様のママ友に、異世界最強の邪龍はいませんか？
息子の冒険についてきちゃう超過保護な御方なんです。(笑)

973 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/14(Thu) 19:54
>>972

お客様、熱い仲をわざわざのお越し恐れ入ります。
アイスティーをどうぞ…。

お母様、お客様がこうお尋ねですが、そのような方とお知り合いなのですか？

「あら〜、お客様ぁ。
それって、もしかしなくてもカルマちゃん…カルマアビスのことよねぇ？
よくご存じねぇ。」

（傍に控えていた三女ちゃんが一冊の本を差し出します。）

「…へえぇ、漫画になってるのぉ？」
そうそう、この子よ、この子ぉ。

　昔は一緒に遊んだこともあるわ。
　どんな遊びかって？うふふふ、まあ、いろいろよぉ。
　喧嘩を売られたら買う時もあって…。
って、ちょっと怖い話かもだから言わないでおくわね。

　彼女、魔力はとてつもないけれど、母性愛に溢れて情の深い子よね。
　今は人間の息子のりゅー君と二人で旅をしているのよねぇ。
　子供が出来て落ち着いたと思ったのだけれど、その子が独り立ちしようとすると、ショックのあまり溜息で衛星を破壊しちゃう困ったちゃんなんだから。」

え、衛星って、お月様をですか！？
ですが、お月様が別に壊れている様子はありませんけれど？

「彼女、別の世界に移動しちゃったから、その後の話よ。
　ほんと、懐かしいわ…。またいつか会って旅の土産話でも聞かせてほしいわね。

　…あ、そうそう、それで思い出したわ。もう一人の友達のこと。
　ねえ、お客様はご存知かしらぁ？
　『千の仔孕む森の黒山羊』っていう子。

あら、三女ちゃんが知っているそうですよ？
やはり、漫画になっているそうです。
この方、人間界では『千夜』様と名乗られているそうですね。
わたくしの知る同族の千夜先輩とは別の方ですけれど。

（漫画を読んでみます。）

二本の角、蠢く長い御髪、豊満な体躯と蹄のある獣の脚…。
一目見てわかる強い霊力をお持ちの…神と称して然るべき方ですわね。

「そうそう、人間から圧倒的に畏れられる存在…。
なのに人間の少年の姉となって、それはもう甲斐甲斐しくお世話にしているのよね。
　そういうところはカルマちゃんとよく似てるわぁ。

　ほんと懐かしいわねぇ。また三人で女子会をやりたいわぁ。

　それにしても、カルマちゃんの漫画もこの漫画も本当によく描けているわねぇ。
　さすがクール・ジャパンというところかしらぁ。」

お母様が漫画にならなくて、わたしはホッとしています…。

お客様、母のお友だちのことを教えてくださりどうもありがとうございます。
（ぺこり）

わたくしもいたく興味が湧いてまいりました。
後で漫画を読んでみますわね。


974 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/16(Sat) 06:53
>>967（アーチェロお嬢様）

＞とめどない親愛の想いのまにまに目に映った貴女の唇のつややかさに見惚れてしまい、おのが顔を近づけたくなってあわてて我が身を抱いて自制しましたけれど。

………。
（首から下げたお守り袋の中の『朱珠』をそっと握りしめています。）

お嬢様がお望みであれば、御心のままに…。
今は自制なされたようですが、私は何時でもお待ちしていますよ。（微笑）

＞「まあ、気が向いたらねぇ。ここにいる彼のこと気に入っちゃったからぁしばらく逗留してるわぁ。」
＞と言っておりました。

無理にとは申しませんが、そこは奥方様の御心のままに。
私達一同は、いつでもお待ちしておりますわ。
でもせめて、これだけは贈らせて頂けますか？

グリッタちゃんのスイーツ作りの腕前に触発され、私ももっと精進せねばと思い
このカーネーションの型の練り切りを作ってみたんです。
逗留先の奥方様と、親子水入らずで召し上がって下さいね。（微笑）
積もる話も多々ございましょう。
どうか、良き一時を…。

>>968-970（アーチェロお嬢様）

（お屋敷で、休憩中です）

屋敷神様、お茶をどうぞ…。
お茶請けは、瓢箪（ひょうたん）煎餅になります。
それでは、対局の続きと参りましょう。

（屋敷神様と、将棋の対局中です）

それにしても、正に『瓢箪から駒』ですね。
少々気になりましたので>>956でお嬢様にお尋ねしたのですが、
奥方様と最近私達が知り合いになった人狼族の女の子との間に縁が生まれていたとは…。

奥方様はご自身の御力さえも全く意に介さない、気さくで茶目っ気溢れる素敵な方なのですが
内側から滲み出る御力には近しい種族の方は脅威を感じてしまうのですね。

あの娘自身も世知辛い世の中を渡り歩いてきただけに、ある程度警戒されるのは致し方ありませんが、
誤解を生んだままでは奥方様にとってもあの娘にとっても残念ですし、辛いものです。
あのように、誤解が解けて私もとても安堵致しました。

再びお会いできる日は私にも分かりませんが、その時は奥方様にも
御同席をと願わずにはいられません。

＞あ、長女ちゃん、貴女は休んでいて。
＞紅茶を淹れてあげるから、持たせてくださったケーキをいただくと良いわ。
（柚葉さんに事の次第を説明してから、急いで母のところへ飛んでまいりました。）

長女さん、お疲れ様でした…。
あら？お土産を頂いたのですね。では早速…。
あら？お嬢様？

（この後お嬢様から事情をお聞きしました）

承知致しました、お嬢様…。
三姉妹さんもお嬢様の専属メイドであり、忠実な使い魔なのですから
お嬢様からの労いが何よりのご褒美となるでしょう。
では、私はお夕飯の支度に取り掛かります…。

ふふっ…。今度は長女さん、そして三姉妹さんとあの娘との間に縁が生まれたのは間違いないわね。
そしてどのような絆を織り成すか…楽しみで仕方がありません。（微笑）




975 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/16(Sat) 07:59
>>972
>>973（アーチェロお嬢様）

ずずず…。
（緑茶を啜っています。）

『母は強し』

正に、この一言に尽きますね。
「強し」が規格外過ぎますけどね。（苦笑）

試し読みさせて頂いたのですが、くくく…。
吹き出しそうになるのを堪えるのが大変でした。（笑）

でもこのような無敵のお母様だからこそ、息子さんは

「いつまでも甘えてちゃいけない。しっかりと独り立ちして、一人前にならなきゃ」

という発想になるんですね。
あの溺愛ぶりに甘んじるのではなく、自らの意思で自らの人生を切り開いていく。
結果的に良い結果を生んでいるのですから、私はあれでよろしいのではないかと思います。

ならばお母様が冒険についてきてしまっていても、成長の妨げになることはないでしょう。
ですからカルマさん、りゅーくんをこれからも存分に愛してあげて下さいねと言って差し上げたいです。（微笑）

＞ほんと懐かしいわねぇ。また三人で女子会をやりたいわぁ。

古今東西の神々の会議すら霞んでしまうに違いない、正に史上最強の女子会…。
ならばおもてなしとお給仕は、是非とも私にお申し付け下さいませ。

カルマ様の前には私のお役目も無用となってしまうかも知れませんが
そこは奥方様に取り成して頂ければ幸いです。

＞ねえ、お客様はご存知かしらぁ？
＞　『千の仔孕む森の黒山羊』っていう子。

此方でしたら私、以前より愛読しております。
私は一人っ子でしたので…「姉」の立場に憧れが強いもので…。
最も従姉妹には妹と呼べる娘が私にもおりますが。
でも年に数回しか「姉」になれないのは少々残念でした。（苦笑）

幸せで…でもどこか儚げで…。掛け替えの無い姉弟の日々…。
時にふっと笑いが込み上げたり、何処か不安になったり…。
お二人の日々を見守りながら、千夜さんと暮らす日々が何時までも続きますように、
夏の日の儚い思い出となってしまいませんようにと思いながら読んでいます。

私の母と叔母があのお屋敷で過ごす夏の日々が終わる事の無い日常になったように、
千夜さんと夕君が何時までも共に居られますように…。


976 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/16(Sat) 16:56
>>974（柚葉さん）

＞………。
＞（首から下げたお守り袋の中の『朱珠』をそっと握りしめています。）
＞お嬢様がお望みであれば、御心のままに…。
＞今は自制なされたようですが、私は何時でもお待ちしていますよ。（微笑）

…！！

（わたくしは震える指を何とか動かして、わたくしの『朱珠』を握り締めました。）

……柚葉さん、どうか、それ以上優しくなさらないで。
貴女の美しすぎる唇をこれ以上意識させないで。

この『朱珠』を手に入れたあのとき、貴女の首筋に牙を立て『贄の血』を我が内に摂り込んだあの日、わたくしは誓った。
貴女の慈しみに、愛情に、わたくしの誠を以て応えようと。
貴女のお導きに、わたくしに最も高貴な輝きに充ちた魂に触れさせてくださるいざないに対して、決して情欲によって縋らず、心からの誠のお慕いによってお応えしようと。
それが愚かなこの身にできる唯一の道であり、決して踏み外してはならないのだと。

なのに、なのに…。
怖いのです。自分の愚かしさが怖くてならないのです。。
今貴女の唇をいただいてしまったら、もはや自分が抑えられないのではないか、と怖れるのです。

もしや溢れすぎた想いから貴女の何もかもが欲しくなってしまったら。
貴女が貴女の想い人と並び立つことを微笑んで見ていられなくなるんではないか、そんな思いさえ浮かんできてしまって…。
だめですね、ごめんなさい、自分はまだまだ未熟だと思い知りました。

…わたくし、もっと強くなりとうございます。
貴女が彼の方と結ばれる、その時でさえ最大の歓びを以て祝福できるようになるほどに。
その時こそ本当の想いを以て貴女と唇を重ねさせていただきとうございます…。

（あまりの恥ずかしさで、その後小一時間ほど一人自室へ籠って落ち着こうと努めました。
　じっとしているだけではさらに悶々とした想いが湧いてまいりますゆえ、音楽をいろいろ鑑賞いたしながら。
　ああ、『青空のラプソディ』は良い曲です。わたくしの気持ちを代弁してくれるかのようで。
この『【MAD】青空のラプソディ』という映像がまた素晴らしい。）

＞グリッタちゃんのスイーツ作りの腕前に触発され、私ももっと精進せねばと思い
＞このカーネーションの型の練り切りを作ってみたんです。

まあ…、これはまた何という素晴らしい仕上がりでしょう。
カーネーションの繊細な花弁をこうも見事美しく再現なさって、そして甘美に見るものを誘います。
柚葉さんのお腕前は誠に日進月歩でいらっしゃいますね。

ありがとうございます。
ぜひとも母に贈らせていただきますわ。

＞ふふっ…。今度は長女さん、そして三姉妹さんとあの娘との間に縁が生まれたのは間違いないわね。
＞そしてどのような絆を織り成すか…楽しみで仕方がありません。（微笑）

はい、三姉妹には長く留守番をさせてしまい可哀想なことをしたと思っておりましたが、こんな形でご縁をいただけて良かったですわ。
長女ちゃんが言っていましたわ。
「お姉様が感心なさっていただけあって、とても優しくて魅力的な方でした。
　人狼族については今まで何も知りませんでしたけれど、これから良いおつき合いをできるようにいろいろ学びたいと思います。」
と。
あの子にとっても、視野を広げる良い機会となることでしょう。

（そして次の日でございます。）

…お母様、突然のご訪問ですわね。
そしてなぜ画家の方がご一緒に？

「ちょっと〜、貴女のメイドさんのお陰で絵画の制作が中断しちゃったわよぉ〜。
　今まで制作に夢中でサンドイッチ一つ手に持たせるのも一苦労だったのにぃ。
　あの練り切りを食べた途端に目の色が変わっちゃってぇ。
　『お腹空いた…。』なんて言葉、ついぞ聞いたことが無かったのにぃ。
　責任もって彼女の食欲を満足させてあげてよねぇ。」

…その前に、一度お風呂で身綺麗にしてさし上げてはいかがでしょうか？
いかに絵を描くのに夢中でも、若い女性が髪はぼさぼさだし、それに汗臭いですよ？
それでは健康にも良くありません。

（かくて思いがけないお客様をお迎えすることになりました。）


977 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/16(Sat) 17:52
>>975（柚葉さん）

＞でもこのような無敵のお母様だからこそ、息子さんは
＞「いつまでも甘えてちゃいけない。しっかりと独り立ちして、一人前にならなきゃ」
＞という発想になるんですね。

ええ、本当にそうですわね。
お母様を慕いつつも、お母様のお優しさに溺れることなく己が道を切り開こうとなさる息子さんは本当に立派でございます。

まして、お母様の庇護の力が規格外、息子のあらゆる障害を実力で排除してしまえ、実際迷いも無く実行する冷徹さを思えば、息子さんの断固たる拒否の態度はまことに天晴れでございましょう。

＞古今東西の神々の会議すら霞んでしまうに違いない、正に史上最強の女子会…。
＞ならばおもてなしとお給仕は、是非とも私にお申し付け下さいませ。

彼の方々のために進んでお給仕を申し出てくださる、柚葉さんのおもてなしのお心こそ史上最強のメイド魂と呼ばせていただきたいですわ。

＞カルマ様の前には私のお役目も無用となってしまうかも知れませんが
＞そこは奥方様に取り成して頂ければ幸いです。

「ふふっ、きっと大丈夫よぉ。
　このコミックス1巻巻末の『カルマのママ道』を読んだかしらぁ？
　彼女にとって息子に食べさせる料理のレパートリーを広げるためには人間の料理の観察も大切だからねぇ。
　きっと貴女の料理は鱗の5枚10枚を差し出してでも教えを乞いたいところでしょうねぇ。」

それは良うございました。
柚葉さんがお料理の腕を振えば振うほど喜んでくださりそうですわね。

＞此方でしたら私、以前より愛読しております。
＞私は一人っ子でしたので…「姉」の立場に憧れが強いもので…。

まあ、柚葉さんはもう読んでいらっしゃったのですね。
それでしたら、ますますわたくししっかり読んでみたくなりましたわ。

＞幸せで…でもどこか儚げで…。掛け替えの無い姉弟の日々…。
＞時にふっと笑いが込み上げたり、何処か不安になったり…。

はい、あんなにも仲睦まじいお二人ですのに、どこかその関係が危ういものに感じられて。
はたして、お二人の幸せな日々がどのような軌跡を描いていくのか、気になって仕方がございません。

そして、柚葉さんは「姉」を描いた作品にご興味があるのかしら？
わたくしも姉弟的な関係を描いた作品をいくつか読んでおりますわ。

「男子高校生を養いたいお姉さんの話」
「見上げると君は」
「八雲さんは餌づけがしたい。」
「私の少年」

いずれも恋愛かどうかの微妙な境界線上の物語、とわたくしは思っております。
そしていずれの関係も良き形であり続けてほしい、と願っておりますわ。

姉弟と言えば。
「はめふら」のスピンオフ「絶体絶命！破滅寸前編」の第7話でついにカタリナ様とキース様が顔合わせをなさいました。
あまりに冷え切ったお二人の関係をカタリナ様がこれから変えていけるものなのかどうか。
本当に目が離せません。

コミックスが5月25日発売とのことでございますね。
そして、嬉しやアンソロジー百合バージョンが6月26日に発売でございます。
今から待ち遠しくてなりませんわ。


978 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/16(Sat) 19:16
>>976（アーチェロお嬢様）
>>977（アーチェロお嬢様）

＞この『【MAD】青空のラプソディ』という映像がまた素晴らしい。

…何でしょう、このシンクロ率100%Overの出来栄えは。
何度も見返したくなる素晴らしい出来栄えですね。
ファンの方ならではの楽しみ、ですね。

＞長女ちゃんが言っていましたわ。
＞「お姉様が感心なさっていただけあって、とても優しくて魅力的な方でした。
＞人狼族については今まで何も知りませんでしたけれど、これから良いおつき合いをできるようにいろいろ学びたいと思います。」
と。

三姉妹さんと、グリッタちゃんが仲良くお仕事をしている姿が、
容易に頭の中に浮かんで参ります。
何て微笑ましい光景でしょう。（微笑）
いずれ実現する事を、願わずにはいられませんね。

＞…お母様、突然のご訪問ですわね。
＞そしてなぜ画家の方がご一緒に？

奥方様、御機嫌麗しゅうございます。
此度の来訪、私共としましては感激の至り…。（中断）

＞ちょっと〜、貴女のメイドさんのお陰で絵画の制作が中断しちゃったわよぉ〜。

あわわ…。も、申し訳ございませんっ！（深深と御辞儀）
そ、それでは早速、お食事の用意をして参りますっ！

（急いでキッチンに立ちました）

とはいうものの、どのようなお料理にしましょう？
あまりお待たせするわけには参りませんし…。
しかし、突然重たいものは御身体に良くありませんね。
まずは、消化に良さそうなものを…。

奥方様、お客様、湯加減は如何でしたか？
暑くなったかと思えば今日はこの寒気…。
くれぐれも、御自愛下さいませ。

まずはこちらをどうぞ…。
山菜のリゾットと、卵と野菜のスープになります。
出来たてで少々熱くなっております。
召し上がる際には御気を付けて…。

さてと…次は皆で召し上がる事ができるメニューに致しましょう。
全員で食卓を囲み、季節外れでないとなると…。
山菜の鍋焼きうどんに致しましょうか。

これならリゾットを召し上がった後でもお好きな分を取って頂けます。
では、存分に腕を振るわせて頂きましょう。

（御食事の支度が整いました）
奥方様、お客様、お茶のお代りを…。
それではお嬢様、三姉妹さん、召し上がって下さいませ。
ご要望のものが他に御有りでしたら、私とレイナさんに何なりと…。

＞いずれも恋愛かどうかの微妙な境界線上の物語、とわたくしは思っております。
＞そしていずれの関係も良き形であり続けてほしい、と願っておりますわ。

タイトルも内容も両方知っているのは、一番目の作品ですね。（微笑）
こちらでも、弟君はドキドキと「しっかりしなければ」の思いの板挟みに…。（笑）
あのお姉さんには色々と秘密がありそうですが、最後まで分からない方が面白いかも知れませんね。

＞あまりに冷え切ったお二人の関係をカタリナ様がこれから変えていけるものなのかどうか。

はあ………。（紅茶を飲みながら溜息）
辛くて見たくないのに、見ずにはいられない…。
こちらでは私自身が、複雑な思いの板挟みに…。

先週の楽しい夏休み…。
その殆どは仲睦まじい姉弟の間柄によって成り立っていたんですよね…。
「お守り兼ツッコミ役」で、お姉さんが心から好きなキース君…。
作品を知った時から彼を応援していただけに、あまりに辛い…。

母が最も愛してやまない「家族の絆」…。
それが冷え切ってしまうほど不幸なものはありません…。
破滅寸前編では、最も大きな壁となりそうな予感が…。

気晴らしに、先週の夏休み編を見直しましょう。

979 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/16(Sat) 22:18
>>978（柚葉さん）

＞…何でしょう、このシンクロ率100%Overの出来栄えは。

まあ…、わたくしの思いが伝わっていましたか？
わたくし、夢中で視聴するあまり口に出してしまっていたようですね。
お気に召したようで嬉しいですわ。
まことに見事な職人芸とわたくしも簡単いたしましたわ。

＞此度の来訪、私共としましては感激の至り…。（中断）
＞＞ちょっと〜、貴女のメイドさんのお陰で絵画の制作が中断しちゃったわよぉ〜。
＞あわわ…。も、申し訳ございませんっ！（深深と御辞儀）

（わたくし仁王立ちいたします）
お母様、他人の挨拶の腰を折るのは宜しゅうございませんわ。
それに柚葉さんが丹精込めて作られた練り切りへのお礼をまず仰っていただきたいですわ。
この家の主としても柚葉さんの友としても、彼女への非礼は看過できませんよ？

「あ〜、この子は、柚ちゃんのことになると強気よねぇ。
　はいはい、彼女がキッチンのお仕事を終わったら言っておくわよぉ。」
「お腹空いた…。」

恐れ入りますがお客様、お風呂の用意をいたしますので、食事の支度を整えている間にご入浴なさってはいかがですか？

（そして急いでお風呂にお湯を張りました）

＞奥方様、お客様、湯加減は如何でしたか？

「とっても良いお湯だったわよぉ。
この子もほおら、このとおり綺麗になって。
中々可愛くてモデルとしてお通用しそうじゃなあい？」

お背中をお流しして御髪をお洗いしたのはわたくしですけどね…。

「あらあ、ホストとしてそれくらいのサービスは当然でしょう？
　だんだん素顔が艶めいてくるこの娘を見て貴女も熱が入っていたじゃなあい？」
「お腹空いた…。」
「…とまあ、彼女はこればっかりよぉ。
　あの練り切りというお菓子はホント、素晴らしかったわぁ。
　ありがとう、ごちそうさまね、柚ちゃん。」

＞奥方様、お客様、お茶のお代りを…。
＞それではお嬢様、三姉妹さん、召し上がって下さいませ。

柚葉さん、急のことで大変でしたでしょうに、こんなに見事にお食事を用意してくださってありがとうございます。
山菜尽くしが素晴らしいですわ。
わらびは先日いただきましたが、こうして他の山菜をいちどきに味わえるなんてなんて贅沢なことでしょう。
そして本日の寒さにはこの鍋焼きうどんが身も心も温まって最高でございます！

「この子、食事が不規則でいっぱんに掻き込んだらどうなるか心配だったけれど、これなら胃に負担をかけずにたくさん食べられそう…というか食べまくってるわねぇ。
　食べる者の体調を瞬時に判断して最適解のメニューを出せる…お見事だこと。」
「…。」

あらあら、画家のお嬢様一心不乱にお召し上がりですね。

＞タイトルも内容も両方知っているのは、一番目の作品ですね。（微笑）

柚葉さんがお読みの作品があって嬉しいですわ。
あのお姉さまは弟君を溺愛しているのに好きすぎて近づけないのが見ていてお気の毒に思えてきて…。
同じお鍋をつつくことさえできない、同じこたつにも入れない…。
これはこれで弟君が『自分がしっかりしないと』と思わざるを得ないでしょうね。
しっかりお姉さまを支えて上げられる弟君でいて欲しいですわ。

＞あのお姉さんには色々と秘密がありそうですが、最後まで分からない方が面白いかも知れませんね。

きっと最後まで本名が読者には分からないまま、とかはありそうですね。
弟君にそれを告げられたところでお終い、とかでしょうか。

＞はあ………。（紅茶を飲みながら溜息）
＞辛くて見たくないのに、見ずにはいられない…。

原作やアニメでは、クラエス家に引き取られてすぐにカタリナ様の優しさに心が癒されて大泣きされていましたから。
それが逆に辛い時をそれからもずっと過ごしてきた、というのは余りにもお気の毒でした。
どこに解決の糸口があるのか、破滅までの短い時間でのカタリナ様の活躍に期待したいですわ。

夏休み編ではカタリナ様から甘えん坊だと誤解されていますけれど、本当にいつも義姉のことを思っている優しい方です。
わたくしもお話しの行方がどうあれ、幸せになっていただきたいですわ。


980 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/05/23(Sat) 09:19
本日は温かく晴れて、絶好のお洗濯日和ですね。
少し肌寒い日が続いたので、お布団も洗濯物も気持ちよく干す事が出来そうです。

あ、お嬢様、仕事がてら嬉しい話題を一つ。
私も視聴を始めた「アルテ」と「はめふら」のコラボ企画が今実施されているそうですよ。
アルテさんとカタリナさんのツーショット…。
今期の前向きヒロイン2人が並び立つ姿は、ファンにとっては太陽より眩しいです。
見ているだけで元気が湧いてきますね。

それにしてもコラボ企画の4コマの内容が…。クスッ…。
私はまだ視聴し始めたばかりなので詳細はまだまだですが、
お嬢様がご覧になられた時の反応が楽しみです。（微笑）





981 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/05/23(Sat) 09:53
>>980（柚葉さん）

雨がしとしと降りて景色がけぶるお天気も好きですが、こうして晴れ渡り生ける者に活気宿る景色も素敵でございますね。
街を行く々の表情も晴れやかで道行きにお辞儀を交わすのも楽しいですわ。

柚葉さん、素晴らしいことをよくぞ教えてくださいました。
本当になんて素敵な企画でございましょう。
今期のアニメの二大ヒロインと申したい、視聴者の皆様の心を晴れ晴れとさせてくださるお二人が共演なさるだなんて。
お二人が並び立つお姿、はつらつとして誰もが見ていて胸躍らせることでしょう。
共にご自身の意志で力強く起ち、己が道を雄雄しく歩いて行かれ、周囲の人々にその笑顔と優しさと力強さで元気を起こさせる、
そんなお二人のこのお姿にわたくし、見れば見るほど惹き込まれてしまいます。

それにしましても、四コマ作品には思わずクスリと笑ってしまいました。
「アルテ」の原作もかなり前に読んでいたのですが、アニメを楽しめるよう封印していたのです。
アルテ様が家庭教師なさるお相手が「カタリーナ」様だったこと忘れておりました。
なんという素敵な御縁でしょう。
この後ヒロインのお二人がどんなに仲良くなっていかれるか、カタリーナ様や魔法学園の皆々様も交えながらさらに賑やかに展開していってほしいですわ。

…たしか他所のアニメの八男様のご婚約者も、名前に「カタリーナ」と入っていたはず。
同じ期間にこうして「カタリ（―）ナ」の名前が揃い踏みだなんて。
カタリナ・クラエス様の元気のエネルギーがこうして不思議な運命の糸を結んでいらっしゃるのかしら？

柚葉さんも、「アルテ」をご覧になっていたのですね。
わたくしも見て歩いたことがございます数百年前のフィレンツェ、そこで織りなされる物語が柚葉さんの目にどう映るか、わたくしワクワクしておりますわ。


982 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/07/03(Fri) 18:10
次スレは建てる予定？

983 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/03(Fri) 21:44
>>982

梅雨の晴れ間にふっくらふくよかなお月様を見ながら、お茶と茶菓子などいかがでございますか？
先日茶摘みの体験ツアーに行ってまいりまして、美味しい新茶をいただけたのですよ。

屋敷の建て増しは、ぜひいたしたいと思っておりますわ。
日本の、そしてご近所の方々とのお付き合いは、わたくしの心の糧。
真祖の血を引く者として、いずれ魔族の世界でこの身に務めを与えられるかも知れませんが。
それはまだまだ先のことといたしたいのですよ。

もっとも、最近は足を運んでくださるお客様も少なくて。
それもこれもわたくしの不調法が招いたこととはいえ、このスレが千に達するのはいつのことか。
有難くもそれが達成されたなら、今一度新たな館で皆様のお越しをお待ちしたいと心から望んでおりますわ。


984 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/07/03(Fri) 21:50
ここまで来たからには完走させよう！

985 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/03(Fri) 22:36
>>984

はい、できることならぜひそうしたいと願っております。
最悪、どなたもお出でにならない場合でも、日々のわたくしの姿を徒然なるままに記してまいることで埋めてしまうこともできますが。
やはり、お客様の訪れを気長にお待ちしたいですわね。
お客様はご近所様でなくとも、わたくしを成敗にいらっしゃる方や魔族妖怪魑魅魍魎でも歓迎いたしたく存じますわ。


986 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/07/04(Sat) 06:37
>>982
主にお仕えするのが、メイドの務め。
お嬢様がこのお屋敷で暮らしながら、来訪する皆様とお話をされる日々を続けていく限り
私もずっと傍にお仕えすることをお約束致します。

お嬢様の、新たな館をお作りになる決意を再確認した事で
私も新たな場所で訪れる皆様を歓待する役目を続けて参ります。

この場所を完走し、新たな館が立てられた際には是非ともお越し下さいませ。（ぺこり）

>>984

はい、勿論ですとも。
確かに最近は多少なりとも淋しい思いをする事もありますが、
それでもお嬢様と共に過ごす日々は変わりありませんわ。

慌てず、騒がず、焦らず…。
出来るだけお客様の来訪を気長に待ちながら、完走を目指す所存です。

>>983（アーチェロお嬢様）

お嬢様、お茶が入りました…。

夕方の雨露に濡れた紫陽花を、雨上がりの月明りが優しく照らす光景は
何とも心が和んで参ります。
これから暑さを増す季節ではありますが、この涼やかな一時の光景は
梅雨の恵みの雨と共に私達の心に潤いを与えて下さいますね。（微笑）

先日の茶摘み体験の際には、適度な晴れとなって下さいまして実に幸運でした。
雲が適度に強い日光を遮って下さっている事も、お嬢様をどこかお守りして下さっているかのようで
安心して茶摘み体験を楽しむ事が出来ましたね。（微笑）

今週の社交部のお集まりの際には、このお茶で部員の皆様を歓迎致しましょう。
その際には、皆様のご都合さえよろしければ夕餉も楽しんで頂ければ幸いです。


987 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/04(Sat) 09:51
>>986（柚葉さん）

柚葉さんがいらしてくだされば、どれほど心強いことでしょう。
本当に感謝の念しかございませんわ。
（眼より自然と滴が湧いてまいります）
まずは完走を目指しますが、新館の棟上げもしっかり行う所存です。
どうかこれからもよろしくお願いいたしますね。
（感謝を籠めてわたくしは平伏いたします）

新茶の馥郁とした薫りをこんなにも引き出してくださる柚葉さんのお点前は、本当にお見事でございます。
ああ、このお茶が伊太利亜にいた頃からあったなら、わたくしのかつて経験した『禁血』の飢餓感ももっと穏やかなものになったことでしょうに…。

縁側に座り月光に照らされた紫陽花を愛でながらお茶をいただく…。
なぜに世界はこんなにも穏やかで美しいのかしら。

伊太利亜のお城の中、日本から取り寄せたレコードで聴いていた「茶摘み」で日本の美しい風景が瞼の裏に浮かんでおりました。
ようやく茶摘みを体験できたのは数十年来の夢の成就。
自分用の茜だすきと菅の笠を用意して、柚葉さんやほかの参加者の方とご一緒できて、まことに嬉しゅうございました。
柚葉さんには陽の光のことでご心配をかけてしまいごめんなさい。
そのお優しさに応えてくださったのか、お天道様も雲のベールをまといながら見守ってくださいました。

沢山の茶葉をいただけましたので、紅茶も緑茶も淹れてみたいですわ。
社交部の皆様に喜んでいただけるよう、細心の注意を払って良き薫りをものにしてみせましょう…。


988 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/07/04(Sat) 19:00
７月１日からレジ袋が有料になったのは御存知？

989 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/04(Sat) 21:49
>>988

（お客様にお茶をお出ししながら）
前々からレジ袋が有料になるとは聞いておりましたが、あまり我が身に引き寄せて実感することはございませんわ。
わたくしは、これこのとおり自分のトートバッグを持って買い物をいたしますのであまりお世話になることはございません。

このトートバッグは青い薔薇の刺しゅうをしている愛用品。
デザイン×カラー×名前の希望を聞いて作ってもらえるオーダーメイド品なのですよ。
故郷の城館で、わたくしのおねだりに応えるべく青い薔薇を咲かそうと研究してくれていたメイドさんを思い起こして作ってもらいましたの。

今日は和菓子屋さんで買いました「水まる餅」を入れてまいりましたの。
まるで水晶玉のような無色透明のぷるぷる仕立てで、見た目もとても涼し気、そしてきなこと黒蜜をかけると絶品なのですよ。
わたくしの発する冷気でひんやりしたままですので、貴方様にも今お出ししますね。


990 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/07/04(Sat) 21:58
>>988

ええ、プラスチックごみを減らして地球環境への配慮の一端とするための施策ですね。
私もメイドという職業柄、大学の帰りにもお買い物をすることが多いので
トートバッグや買い物袋は常に携帯しております。

最近のトートバッグは保冷用の造りにもなっておりますので、多少の生ものや冷凍系の食品を
購入した際には便利ですね。

特にこれから暑さが増す時期ですもの。
お嬢様がお出しになられた「水まる餅」のような美味しい和菓子の鮮度を
出来るだけ保ったまま持ち帰る際には欠かせませんね。

では、お茶のお代わりなどご所望でしたら遠慮なくお申し付けくださいませ。




991 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/07/04(Sat) 22:35
感想までもうすぐ、頑張りましょう！

992 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/04(Sat) 23:05
>>991

三度目の完走が視界に入ってきたのはとても嬉しゅうございます。
ですが、それが成し得られるかどうかはひとえにお客様の来訪あってのこと。
そして、わたくしはお客様へのおもてなしをただ真心を形にして実践してこそ、その到達を歓べるというものでございましょう。
お一人お一人が笑顔を浮かべていただけるよう、今一度身を正してこの家の主人の責を全うしてまいりたいと存じます。

そうそう、そろそろ七夕の準備をしなければなりませんわ。
吸血鬼としましてはお月様暦である旧暦も大事にしたいのですが、牽牛様と織女様の逢瀬が2回になるなら新暦も祝っても宜しゅうございましょう。
そして、短冊も二度願い事を書くのですわ。
「完走が成りますように」、そして「新たな館にもお客様が来てくださいますように」と。


993 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2020/07/04(Sat) 23:10
七夕・・・明々後日ですね。

994 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/07/04(Sat) 23:29
>>991
やはり、完走は一つの達成感を感じさせてくれます。
それもこれも、ここを訪れて下さる皆様のお陰です。

お嬢様と私の思い出の数々も含めて、ですね。
ですが、終わりは新たな始まりでもあります。
それはお嬢様と私が此処にいる限り、そのようでありたいと思っております。

お嬢様が新館の棟上げをされた際にも、よろしくお願い致します。（ぺこり）

>>992（アーチェロお嬢様）
>>993

はい、七夕のイベントを前にして、私達が日頃お世話になっている商店街も
セールや飾りつけなどの準備で大いに賑わっております。
それと7月7日は今年は火曜日で、私は翌日の水曜日は大学の講義がありません。
時間に余裕をもって、七夕パーティを楽しむ事が出来そうです。

当日は社交部の皆様にもお出で頂いて、共に夕餉を楽しみ
短冊への願い事も致しましょう。

「新館も、完走できますように」「新館にも多くのお客様に来て頂けますように」
「願わくば、新たなキャラハンの方にも来て頂けますように」

そして…。

「お嬢様と、お屋敷の皆様と共にいつまでも健やかに過ごせますように」

これらの短冊の願い事、聞き届けて頂けますように…。

あ、ここで皆様にお願いがあります。
誠に申し訳ないのですが、よろしければ997〜1000までは
何卒書き込みを控えて頂けますようお願い申し上げます。

此処の主であるお嬢様がこの場所を振り返り、皆様への感謝のご挨拶を述べさせて頂きたいのです。
不躾なお願いではありますが、どうかよろしくお願い致します。



995 名前：この投稿は削除されました 投稿日：この投稿は削除されました
この投稿は削除されました

996 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/05(Sun) 07:31
>>993

はい、胸躍る夏の祭典が間もなくやってまいります。
商店街は今から七夕飾りの大きな吹き流しが色とりどり、風にそよいで揺れておりますね。
そして大きな笹飾りも並み居るお店の前に折り紙や短冊に彩られて、まことに艶やかでございます。

天帝によって別れ別れにさせられた若い恋人同士の逢瀬を祈り、地上にも同じく愛のあまねく広がれと望む、まことに麗しいお祭りでございますね。

ほら、町の広場にはステージが設けられておりますわ。
地元のローカルアイドルの皆さんが織姫さまのコスプレでライブを行うそうでございます。
年に一度の逢瀬を切なく歌う新曲を発表されるそうで、わたくしも楽しみにしていますの。
握手会も行われるそうですから、あなたもご興味があれば参加されてはいかがですか？


>>994（柚葉さん）

七夕の日が柚葉さんのお時間に余裕があるようで本当に良かったですわ。
社交部の皆様も最近はすっかり柚葉さんを師と仰いで、そのおもてなしにすっかり魅了され、メイドの道を進もうとの意志は先日のオープンキャンパスで一層固くされた方もいらっしゃいますわ。
この日本でも資産と伝統に富んだ名家の中には良き使用人を求める方も意外といらっしゃるようで、そうしたお家に仕えたいと、研鑽を積んでいらっしゃるようですわ。


柚葉さんもたくさん短冊を書いていらっしゃったのですね。

＞「願わくば、新たなキャラハンの方にも来て頂けますように」

はい、先だっての他家でのメイド見習いをいたして先輩キャラハンの方々の魅力あふれる姿を見て、わたくしもその想いに至りましたわ。
キャラハン募集…今までしたことがございませんでしたが、こちらから積極的に募ってまいることも一考すべきかしら。

＞「お嬢様と、お屋敷の皆様と共にいつまでも健やかに過ごせますように」

ええ、そのことはわたくしの何よりの望みでございます。
幾久しくこの家で良き絆を深めてまいりたい、との熱き想いがこの胸に宿っております。
わたくしは真祖の血を引く魔族。
眷族の中には、強大な力を持つ両親の後を継いでこの世界に再び闇の種族の隆盛をもたらす存在となることを期待する者もございますが。
わたくしはただ、この日本の片隅で穏やかに皆様と過ごす日々を護ってまいりたい、その想いしかございません。
どうか、この短冊の願いが天に届きますように…。

＞誠に申し訳ないのですが、よろしければ997〜1000までは
＞何卒書き込みを控えて頂けますようお願い申し上げます。
＞此処の主であるお嬢様がこの場所を振り返り、皆様への感謝のご挨拶を述べさせて頂きたいのです。

…はい？
ええっと、それはどういう…。
わたくしにまるまる4レスを使ってご挨拶せよ、とのお話かしら？
特にご相談もいただいていなかったのでちょっと面食らっているのだけれど。

困ったわ。珍しく柚葉さんと齟齬をきたしている気がするわ。（汗）
お客様方への感謝と次スレ立ち上げのご報告は必須と思いますけれど、おっしゃるほどのスペースが必要とは思っていなかったのよね…。
本当に困ってしまったわ…。


997 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2020/07/05(Sun) 08:15
>>996（アーチェロお嬢様）

ああっ！ごめんなさいごめんなさいお嬢様っ！（ぺこぺこ）
今回のように終盤になるとどうしても皆様の注目を集めがちなので、
その際には来訪される方々からのメッセージ等の書き込みが殺到して最後のご挨拶が出来ないというパターンを
目にしてきたことから、一旦ストップをかけさせて頂きましたっ！

…そのような時の為に、最後のご挨拶用のスレもあったりはするのですが…。
差し出がましい事をしてしまったとしたら、本当に申し訳ありません…。
この次からは、きちんとご相談するように致します…。
ご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ありませんでした…。

998 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/05(Sun) 08:51
>>997（柚葉さん）

なるほど、お客様が次々いらしてわたくしのご挨拶ができなくなるのを心配してのご発言でしたのね。
わたくしはのんびりしていますから、そういうこともあり得ましたわね。
お気遣いありがとうございます。
行き違いが解消されて安堵いたしましたわ。
わたくしも鈍いものですから、これからはお互いに相談を密にしてまいりましょうね。

では、わたくしも少し先を急ぐといたしましょうか。


＞皆様

少し勇み足かとも思いましたが、次スレを立てさせていただきました。

【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ四
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&to=50

はたしてお客様にいらしていただけるかどうか。
来てくださる方には、精いっぱいのおもてなしをさせていただく所存でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。


999 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/05(Sun) 09:02
＞皆様

間もなく新館ノ参も閉じることとなります。
長らくご来訪をたまわりまして本当にありがとうございました。
人間界で斯くも多くの方の訪れをいただけましたことは、本当に我が身の宝でございます。
魔族の身で他人様からの言葉と笑みをいただけることを心より嬉しく感じております。
わたくしの不調法で不快の思いを致し方がいらっしゃいましたら、心よりお詫び申し上げます。
けれど非才を省みずさらに皆様との交情を望み、このたび無事に新館ノ四の棟上げに至りました。
少しなりと興味を覚えられましたら、何とぞお立ち寄りいただければ、と切にお願いいたします。


1000 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2020/07/05(Sun) 11:13
＞柚葉さん

柚葉さんのお声掛けのお陰かしら、お客様の新たなお出でも無く、ちょうど切りの良いところで終了を迎えられそうです。
どうもありがとうございました。
新館ノ四でも貴女のお心遣いがいただけるなら、わたくしにとってこの上ない幸いでございます。
わたくしも貴女のご誠意に応えられるように、不敏な身ではございますが精進してまいります。
いつも変わらぬ貴女の優しさへ感謝を籠めて。

それでは、これをもちまして新館ノ参はお終いでございます。

1001 名前：１００１ 投稿日：Over 1000 Thread
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