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吸血鬼メイドです

191 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/05/06(Wed) 18:30
>>187(千夜先輩)

千夜先輩、わざわざわたくしたちを写真におさめるようご主人様に…。
ありがとうございます、この思い出深いGW、ずっとずっと記憶に留めておきたいと思っていましたが、自分からは中々言い出せなくて。
ダメですね、最後まで先輩のお世話になってしまって。

え?先輩は写真に入らないのですか?
わたくしでしたら、履歴書に書いておりますように『実在のレベル』を変えることができますが、レベルをMAXにしておけば写真に写ることもできますわ。
でも、これはけっこコツがいるんですよね。
わたくしも最初の内は苦労しました。

では、先輩とわたくしで手を握っていてはどうでしょう?
わたくしの魔力の波動を先輩のそれと同期させられれば、わたくしと先輩のレベルも同等となるかと思いますわ。
ものは試しでございます。
どうぞこちらへ、そしてわたくしと手と手を取ってくださいませ。
別に手でなくてもかまわないと思います。
いっそ(ギュッ)こうして抱きしめさせていただければ接触がより密になって、効果も上がるのではないでしょうか。

ご主人様、たいへん恐れ入りますが試しに一枚撮ってはくださいませんか?
主をお使い立てして申し訳ありませんが。
(シャッター音)

さあ、結果はいかがでしょうか…。
先輩、ご自身で確かめてくださいませんか?


>かかか! そりゃいいや! 吸血鬼を助ける人間なんて、そういねえ。
>穏やかそうな見かけによらず、根性のある熱いお嬢ちゃんなんだなあ、ユズハは。

ええ、そうなんです!
いつも穏やかで優しい人なんですが、内に秘めた魂はとても目映くて。
その後も、悪びれずにわたくしを嘲るマッド・シスターに対して、彼女は本気で怒ってくださったのも彼女。
むしろわたくしの方が、火花散らすお二人の間でオロオロしていたような次第で。

ですが、このお家に参って千夜先輩の人の目などに揺るがず揺るがない力強いお姿を見ていると、柚葉さんに護られてばかりの自分がとても恥ずかしくなりました。
わたくしが弱い分、柚葉さんに負担をかけてしまう、もっと千夜先輩のように自分の矜持を保って歩いていきたい、つくづくそう思いましたわ。

>なら、あのファーストコンタクトは本当に悪かったな。下心丸出しで、卑しいったらなかったよなあアタシ。
ええっと、それは
「なかなかうまそうな女じゃねえか!」
と仰ったことですか?
それでしたら、謝られることではございませんわ。
前にも申しましたとおり、わたくし同族の方の生き方を否定してなどおりません。
柚葉さんの血はこの上なく美味しい…、それは誰よりもよく知っております。
だからこそ柚葉さんに牙を立てられなかった先輩のお心にわたくしはむしろ感謝しています。
この上なく魅力的な血と知りながら、彼女の身を大事にして下さったのですもの。

>あ、はい。あの、あとでじっくり読ませてイタダキマス……!(ディミヌエンド気味に)

…そんなにかまえられると、なんだかこちらまであの時恥ずかしいことをしてしまったような気分になってきます…(赤面)。
こ、これ以上あのときのことに触れない方がよろしいようですわね…。

>そうだっ! ああいうときは抱きしめんでいいっ! よ、よく覚えとけ!
ったく……その逆だっての。アンタみたいなキレイなお姫様に優しくされたら――。
>ご主人は絶対、アタシのことなんかどうでもよくなっちゃうだろ……!

先輩、千夜先輩…。そんなことあるわけないじゃないですか。
わたくし陰ながら、漏れ聞こえてくるこの家の会話に耳を傾けておりました。
千夜先輩がご主人様にかけられる言葉が、そしてそこに居られることそのものが、この家を活気づかせ、ご主人様を元気づけていたことを良く知っておりますわ。
ご主人は、音楽を所望されたり、感動のあまり倒れられたり、一緒にゲームに興じられたり、本当に楽しそうに過ごしておられたことも。

きっとこれからも家族のように、友達のように、ご主人様と過ごしていかれるのでしょうね。
本当は千夜先輩も良く分かっておいでなのでしょう?


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