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吸血鬼メイドです

206 名前:千夜 ◆trZzCH8U 投稿日:2020/05/08(Fri) 22:34
刹那、刹那……か。あのコには、アタシも感謝してるぜ。
この仕事もまあ、悪くない。むしろちょっと楽し……いや、なんでもないぞ!
とにかくよォ! 会ったらまず礼を言わなくちゃな。この場所を作ってくれてありがとう、ってな♪

>>200
ぐむぅ。写真に写るだなんて、めったにない機会なのに〜! もっとカッコよく写りたかったぜ。
――ま、いい思い出なのには変わりねェけどさ。

>私、すっごく嬉しかったですっ♪

お前あれ聞いてたのk……ってちょ、おい、グリッタ!?
わ、分かった! 嬉しいのは分かったから抱き着くなっての〜っ!

ああ。アタシもお前がいなかったら、心細い。
それと同時に、お前がいるから、もっと頑張ろうって思えるよ。
は? 素直になった? ア、アタシは常に素直な気持ちをお前らに話してるつもりだがぁ!?
ご主人のバカとかアホとかオタンコナスとか!(ほら、思ったことを正直に言えてるだろ!? な!?)

>…あ、それで早速なんですけど…。

アタシが料理!? た、確かに、ケーキ作りはちょっと面白いかも〜とか思っちゃったケド……!
ふ、ふん。まァいい。考えといてやる!(むぅ。料理、か……。)

>>202
ああ。昨日も兎がどうとか話してたよな……って、はい!?
ば、バニーガールだァ!? なんでそうなるんだよ、オカシイだろ!?
う、うげ〜! 衣装まで用意してやがるぞコイツ! なんて準備がいいんだ、変態か!?

ご主人の言いつけは絶対、それがメイドの仕事――なのかもしれねェが!
ここで黙って着替えるのも、ご主人の手の上で踊らされてるようで、なんか悔しいな……。
よ、よし。いつも押されてばかりのアタシじゃねえってところを見せてやる。
恐らくだがご主人は、恥ずかしがるアタシたちの姿を想像してるに違いねェ。
ならばその逆!! 平然な態度で着こなし、ご主人の前に現れれば――!
ケッケッケ……いいじゃんいいじゃん、ご主人の間抜け面が目に浮かぶぜェ……!

――おいご主人。気が変わった。
その衣装をよこせ。アンタの言う通りにしてやろうじゃあねェか。

そして着替え終わり――

……。(ウサギ耳の吸血鬼が扉の隙間からこちらを見ている)

……ひっ。(目が合い、すぐさま隠れる)

い、いやいやいや! やっぱりムリ〜っ!! ゼッッッテェ無理だってこれェ〜!!

>>204
ケッ、ま〜たアタシは留守番かよ……。
いンや〜? なんでもねェ! アタシのことは気にせず行ってこ〜い。

――ふう、行ったか。
にしてもグリッタのヤツ、スゲェ喜んでたなァ。
ふ〜ん……ドッグランねえ。ありゃご主人なりの気遣い、だったのかもしれねェな。
普段相当頑張ってるもんなあ、アイツ。
掃除に洗濯に料理当番、ご主人の身の回りのコトはほとんどアイツがやっていて、アタシときたら……!

……。

その晩――

お、お〜! 帰ってきたか! おかえりご主人、グリッタ。
どうだった? 楽しんできたか? 狼娘がはしゃぎすぎて転んだりしてないだろうなァ?(けけけ)

……へ!? な、なんだご主人!
テーブルに並べてあるこの料理? ……あ、ああ、これは〜……。
アタシが作ったんだ。今日の夕飯はハンバーグだ! ちょっと焦げちゃったけど、誰がなんと言おうとこれはハンバーグだ!
なんでこんなことしてるのかって、あ〜ほら……。
ご主人は今日、グリッタのことを思って、気分転換に誘ったんじゃないのか?
それで、アタシにも何かできることはないかな〜と思って、さァ。

ま、まあとにかく! 風呂も湧かしといたから、先に風呂入ってもいいし!
……後のことは、アタシに任せてくれ。

それとグリッタ! ……あとで美味いハンバーグのコツを教えてくれ。……で、次は一緒に作ろう。(こそこそ)

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