掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【星のカービィデデデでプププなものがたり】復活の「D」

1 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/04/09(Fri) 14:24

ナレーション「2021年4月9日、遂にあいつが帰って来た!」

大王「待たせたなお前ら!天上天下唯我独尊!デデデ大王、満を持して今日復活だデ!!」
カービィ「誰も待ってないと思うけど」
大王「やっぱりここにはおれさまがいないとな、全く盛り上がらんだろう」
カービィ「いてもいなくても変わらないと思うけど」
大王「そんなわけで!今日からスレッド活動を再開するデ!
  おれさまは15年前からずっと続けてる大ベテランだからな、あえて名乗る必要はないだろう 皆もうご存知だと思うしな」
カービィ「知らない人のほうが多いと思うペポ」
大王「知らないなら教えてやるデ おれさまの事は…そうだな……伝説のキャラハン、気軽にレジェンドとでも呼んでくれ!
  見よ!初代スレ主としての貫禄を!若い奴らとは違う、年季の違いってヤツを見せてやるデ!!」
カービィ「そんなに貫禄出てないと思うペポ」
大王「さっきからうるさいデ!こいつはカービィ、おれさまの家来だ!他にも手下がいるから、また後で紹介してやるデ!」
カービィ「家来じゃないペポ」
大王「っつーわけで、ルールの説明だデ!おれさまのスレに書き込みをするんだからな、ルールは守ってもらわないとな!
  ルールは以下の通りだ 書き込む前にちゃんと読んでおけよ」


・荒らし禁止!中傷・煽りお断り!清く正しく親切に人と接する思いやりの心を忘れずにな!

・クロストーク禁止!何かあったら他を介してではなく直接おれさまに聞いてくれよな!

・今回からはもう新しいキャラハンの募集はしないデ!募集しても来ないだろうしさ、それにおれさまゆっくり気楽にやりたいんだ、悪いな

・俗に下ネタと呼ばれる類の話は禁止!ギャグだろうが何だろうが下ネタを使うのは三流のやる事だからな


大王「…とまあこんな所だな!」
カービィ「このルールは大王も守るんだよね?」
大王「勿論だデ!ルールを作ったおれさまだってその例外じゃないデ!作った本人が守れなきゃ示しがつかないだろ
  それにおれさまは、自分が出来ない事は他人に押し付けないって決めているんだデ!」
カービィ「ふーん」
大王「なんだその疑いの目は!?まあ良い!挨拶はこのぐらいにして、さっさと始めるデ!
  おれさまの事をもっと知りたかったら、後で過去のスレのURLくらいは貼っておいてやるデ!時間があったらチェックしてくれよ!」
カービィ「黒歴史がいっぱいペポ」
大王「黒歴史ちゃうわ!輝かしい歴史と言え!じゃあ一旦ここまで!またな!!」


814 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/20(Fri) 17:20

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

マスクドデデデ「ぐあああああああああっ!!」

シノ「陛下!!」

宝石魔人「まずいぞ!!」

毒蛇騎士「チビ公!!さっさと火薬弾を用意しロ!!」

チービィ「お…おう!!」


ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

マスクドデデデ「くっ……!!力が強い……!!脱出出来ない…!!このままでは………!!」


チービィ「うおおおおおおおおっ!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ボーボー「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!?」

マスクドデデデ「よし!怯んだ!今の内に…………!」

シノ「陛下!ご無事でしたか!?」
マスクドデデデ「何とかな……助かったぞ……!」
毒蛇騎士「油断をするナ!奴の再生力は尋常では無イ!」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛………!!」

チービィ「………!こっちを見ている……!?」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

チービィ「うわっ…!」

宝石魔人「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」


宝石魔人「儂が抑えている!!!今の内にさっさと離れるのじゃ!!!!」

チービィ「あ…ああ……!」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

宝石魔人「くっ……!!己…………!!何という腕力じゃ……!!」

毒蛇騎士「毒死槍!!」

 ヒュバッ!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

宝石魔人「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

ボーボー「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

シノ「ジュエルさんの投げ技が決まりました!!」

宝石魔人「今回ばかりは貴様に助けられたわい……礼を言うぞ」

毒蛇騎士「貴様はワムバム一族の誇りを守る責務があるだろう…ならばこんな所でくたばるナ」

宝石魔人「……当然じゃ!!」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

チービィ「2発目だ!!食らえ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ボーボー「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

シノ「着弾しました!!」

マスクドデデデ「よし!!一気に畳みかける!!」

毒蛇騎士「……!!待て!!」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

マスクドデデデ「ぐあああっ!!」

シノ「炎を撒き散らした!?」


 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

宝石魔人「まずい!!炎が草や木に燃え移ったぞ!!」

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

毒蛇騎士「ミセス・モーリィの時と同じダ!!奴も炎を増やす事で力を増幅させようとしていル!!」

シノ「炎でどんどん木が倒れていきます……!この状況、危険です!」

宝石魔人「さっさと倒さねば逃げ場が無くなるぞ!!」

毒蛇騎士「チビ公!!出来るだけ奴を怯ませロ!!一斉に攻撃して沈めてやル!!」

チービィ「よし!!火薬弾おかわりだ!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ボーボー「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


815 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/20(Fri) 17:21

毒蛇騎士「よし今ダ!!哈亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜ッ!!!」

 ダッ!!

毒蛇騎士「猛毒刺殺瞬雷槍!!!!!!」

 シュバッ!!!

ボーボー「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

シノ「はああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「鮮血紅雛芥子!!」

 ビュン!!

 ズザァァァァアアアアアッ!!


ボーボー「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」


宝石魔人「ぬおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

 ザッ!!

宝石魔人「グライド波動拳!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

ボーボー「ギヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


マスクドデデデ「これで最後だ!!とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「マスクド真拳奥義!!関ヶ原の戦い!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

ボーボー「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


シノ「ボーボー、倒れました!」

マスクドデデデ「よし!これで炎が消える筈!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

宝石魔人「何故じゃ……!?消えんぞ…!?」

シノ「それどころか、強くなっているような気が……!」

毒蛇騎士「……こいつ、まだ息があル!!」

マスクドデデデ「何っ……!?

ボーボー「グオオオ………グオオオオオオ……………!!」

マスクドデデデ「あれだけの攻撃を食らって、まだ平気なのか……!?」
シノ「でも、起き上がって来ません…………」
毒蛇騎士「待て……様子がおかしイ…………」

ボーボー「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛……!!グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

マスクドデデデ「くっ……!!何だ!?」
シノ「もしかして、自爆するつもりでしょうか……!?」
チービィ「まさか、最後の力を振り絞って道連れにしようとしているのか!?」
宝石魔人「何という執念深い奴じゃ……!!」
毒蛇騎士「撤退ダ!!急げ!!」


 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

ボーボー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛……!!オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ゛………………!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


816 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/20(Fri) 17:22


大王「駄目だ!!この辺燃え広がっていて先に進めない!!」

宝石魔人「己…!八方塞がりか……!」

暗闇斎「皆!こっちだ!」

シノ「父上!」

大王「よし……行くデ皆!」



暗闇斎「地上は火が広がっていてこれ以上進むのは困難……なので海から脱出するでござる!
  舟を3つ用意した!大王様とジュエル殿、サーペントナイト殿とチービィ殿、シノは拙者と
  それぞれ乗るでござる!」

大王「想定して用意してくれていたのか!助かったデ!」
シノ「流石です父上!」


チービィ「……しかし凄い炎だ…」
暗闇斎「念の為消火班を向かわせている……じきに来るでござろう……
  ともあれこれまでの戦いご苦労でござった」
大王「ああ……ボーボーは倒した……これで残る敵はウィズ………それと……………」


シノ「……陛下…?」
大王「…いや、何でもないデ」

大王(城にいたあの黒い奴………あれは一体何だったんだ……?
  ダークゼロ………あいつがおれさまをパパと呼んだ理由は………?
  考えていても仕方が無いか…………ん……?)

チービィ「海から渡ると結構遠いんだな……この距離だとプププランドに到着するのに時間が掛かりそうだ………」

大王「おい!!チービィ!!今すぐに火薬を捨てろ!!引火しているデ!!」

チービィ「え……?ああっ……!!」
毒蛇騎士「くっ……!!もう間に合わん!!飛び込め!!」
チービィ「うわっ!!」

 ザバアアアアアアン!!!!

大王「サーペントナイト!!チービィ!!」

シノ「………………!」

宝石魔人「…………………!」

暗闇斎「………………」



 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

シノ「ああっ…!!」

暗闇斎「なっ……!」

宝石魔人「何という事じゃ……!」

大王「サーペントナイト!!チービィ!!」

暗闇斎「今すぐ2人の救助を!!」






シノ「………父上……2人は………?」


暗闇斎「………駄目でござる…………2人の姿が………どこにも見当たらない……………」

シノ「そんな………!」

宝石魔人「何と……いう事じゃ…………!」

大王「…………くそっ!!こんな事って………こんな事ってあるのかよ!!」


ナレーション「その後も2人の行方は分からぬまま、一行はプププランドへと帰着するのだった」




  最終話 大王、炎の大死闘 終



次  回  予  告


???「次回から新章が始まります その名も『デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編』
  これまででもお馴染みのデデデ大王、ワムバムジュエル、シノは勿論新たなキャラクターが登場します
  ダークゼロ率いる闇の軍勢との戦いにも注目です
  え…?私は誰かって……?さあて、一体誰なのでしょう?いずれは分かる事でしょう
  それでは、次回から始まるデデデでプププななかまたち・風雲竜虎編をご期待ください さようなら」


817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/20(Fri) 20:03
ってか今思ったんだけどカービィってどうなったの?
次の戦いがダークゼロ率いる闇の軍勢って…ダークマター勢力か?
だとしたら大王達だけじゃ荷が重そう…。何故ならダークマター勢力は
カービィでしか有効だんが無いからな……。



818 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/22(Sun) 07:07
大王すぐに洗脳か憑依されて敵になるからな…もしそうなったら宝石魔人さん
カービィの代わりにボコして洗脳解いてね!

819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/24(Tue) 08:10
カービィって女慣れしててカッコいいとこあるよね
かといってチャラ男ってわけじゃないから好感持てるわ

820 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/24(Tue) 16:45

大王「最近上げてくれるのは嬉しいんだが、そんなに頻繁に上げなくても良いからな
  おれさまも無理せず程々にやるって決めているんで、過度な期待には応えられそうにないんだデ
  応援してもらえる事は嬉しいけどな、なんか悪いな!」

>>811

大王「まさか。コロコロオンラインって所でデデププの連載が続いているなんて、
  教えてもらうまで全然知らなかったデ」
シノ「私もです……昔は作者について色々な噂が飛び交っていましたが、今はお元気そうですので良かったです」
大王「何年もの時が経ってもおれさまはおれさまのままだし、カービィはカービィのままなんだな
  良い意味でも悪い意味でも全然変わってねーよな」
シノ「それは私達にも言える事ではないでしょうか 変わらない部分があるからこそ皆さんに安心して頂けるというもの
  ですが、変わらないという事が意外と難しいんです 変わらないという事は成長を止めるという事ではないんです
  成長は日々していかなければならないんです 成長しなければ、その先に未来はありません
  世の中にはこういう言葉が存在します『その場に留まる為には力の限り走り続ける必要がある』って
  変わらない様に居続けるには、沢山の努力、つまり成長して行かないといけないという事です」
ジュエル「継続は力なりとも言う奴じゃな 力が無ければ続ける事は難しい 生き残るのは必然と力のある者という事になるのじゃ!」
大王「つまりこのスレは、まだ力があるって言ってもいいんだよな?」
ジュエル「それを決めるのは儂らではない!これを見ている奴らじゃ!」
シノ「ひかわ先生の漫画と同じ様に、このスレッドも変わらない面白さを提供して行きたいですね」

大王「子分三人衆ってカービィとグーイとあと1人誰だ?」
シノ「あと1人はリボンちゃんの事ではないでしょうか」
大王「最近顔見せないから何とも言えないが、仲良くしているんじゃないか?
  っていうか喧嘩する事がまず無いだろうしな」
シノ「喧嘩している所はあまり想像出来ないですね」

>>817

大王「カービィはアドレーヌの所に行ったって設定でストーリーから離れる事になったんだデ
  表向きっていうか建前ではそういう事になっている
  裏っていうか本音を言っちまうと、カービィを話の中でどう扱えば良いか困っていたってのが正直の所なんだよな
  カービィが活躍すれば大体の話が終わっちまうし、仮にカービィが負けた場合、そのキャラを他のキャラで倒す事になったら
  結果的にカービィが弱いって事になっちまうし、動かしづらいんだよなカービィみたいなキャラクターってのは
  本音を言っちまえばそういう事だ
  だからこれはあくまでスピンオフって形で考えてくれたら良いと思っているデ」
シノ「確かに、戦いにカービィさんが出れば全部カービィさんだけで片付く問題になってしまいますね…」
ジュエル「儂は良いのか?」
大王「じいさん割と苦戦する事多いし…」
ジュエル「フン!!決着がすぐ付かぬ様手を抜いておるんじゃ!!」
大王「いや、手を抜かれると困るんだけど」
ジュエル「フン!!儂はいつだって本気じゃ!!」
大王「どっちなんだよ……」


大王「結論言うと、カービィは今アドレーヌと一緒に行動しているって設定で、話には深く関わらない
  そういう事にしておいてくれると助かる
  ダークマター勢力はカービィにしか倒せない?それは知らん!まあ何とかなるだろ多分!細かい所は気にしないでくれ!」

>>818

ジュエル「フン!!それについては任せろ!!デデデが間違った道に逸れた時、それを正すのが儂の役目じゃ!!
  具体的にはグライドパンチ百連発をお見舞いじゃ!!」
大王「洗脳解ける前に死んじゃうからそれはやめてね…」
ジュエル「それとな、シリーズが新しくなるに伴い、今日から表示名を変える事にしたぞ!!
  儂の名を呼ぶ時は敬意を込めてジュエルさんと呼ぶ様にな!ジュエル様でも構わんぞ!!」
大王「いつの間に表示名を変えたんだな……」
シノ「宝石魔人って表示名、あまり気に入ってなかったんですね……」


821 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/24(Tue) 16:47

>>819

大王「何だよ何だよ…カービィばっかり褒められやがって……!おれさまの事も褒めんかい!」
ジュエル「フン!!いい年してガキに嫉妬とは、態度はデカいが器は小さいのう!!
  貴様はそんなんだから女にモテないのではないのか!?」
大王「うっ……!」
シノ「そんな事ありません!陛下だってちゃんと人気はあるんです!」
大王「シノ…!」
ジュエル「だがシノよ、此奴はもっと努力をすれば更なる人気を取る事だって出来るのではないか!?」
シノ「それは……!」
ジュエル「ここは敢えて心を鬼にするのじゃ!甘やかしていても本人の為にはならん!」
大王「いや、甘やかしてくれた方が本人としては助かるのだが」
シノ「でも、陛下がここで頑張っている姿を見せれば好感度アップは間違いないですよ!」
ジュエル「そうじゃぞ!!ハチャメチャが押し寄せておるのじゃ!!泣いている場合じゃ無いぞ!!」
大王「ドラゴンボールかよ!!大体何でカービィって人気あるんだ?女慣れしてカッコ良い?本当にそうか!?
  女慣れはしているがカッコ良くはないだろ 食い意地張ってるし食ったらすぐ寝るし下手くそな歌で騒音まき散らすし
  それのどこがカッコ良いんだ?」
シノ「良い部分も悪い部分も、ものの観点、価値観は人それぞれですよ
  陛下はカービィさんとの付き合いが長いので、悪い部分しか見えていないのかも知れません
  1つの観点だけでなく、もっと広い視野で見れば、819さんの言うカービィさんの良さに気付く事が出来るのではないでしょうか?」
大王「広い視野で……?」

ジュエル「そもそもな話じゃ、そんな事でぐだぐだ文句を並べている時点で、男としても一手二手負けておるぞデデデよ」
大王「なっ…何ーーーーー!?おれさまが男としてカービィに負けてるだとーーーーーー!?」
ジュエル「貴様、むしろそれで勝てていると思い込んでおったのが不思議じゃぞ」
シノ「まあまあ、陛下にも良い部分は沢山ありますよ」
ジュエル「そうじゃな……泥臭い所とかな」
大王「それのどこが良い部分!?もっと他に良い部分あるだろ!?思い出してみてくれ!」
シノ「……………………」
ジュエル「……………………」
大王「そんな考え込むぐらい無いのかよーーー!?」

822 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/26(Thu) 23:28
>カービィが活躍すれば大体の話が終わっちまうし、仮にカービィが負けた場合、そのキャラを他のキャラで倒す事になったら結果的にカービィが弱いって事になっちまうし


そりゃあお前…シノ達が苦戦強いられる敵勢力…カービィが本気出せば割と対処出来る説
ちなみに敗北してもカービィなら修業(あらたなるコピー能力開花)や仲間たちの力(声援)でパワーアップする模様。
まあ、カービィだって完璧じゃないし負ける時もある。でもその敵を修業を積んで倒すのが王道じゃないか!
そうか…大王からしてみればライバルであるカービィが活躍すると面白く無いのか…

823 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:52

ナレーション「プププランドを奪還してから1か月の時が経った
  住人達は皆元の生活に戻り、かつての平和な日々を過ごしていた
  闇の軍勢の侵略も鳴りを潜め、このままずっと穏やかに過ごせるだろうと誰もが思っていた」


住人「あー、やっと塾が終わったぁ」
住人「本当退屈だったよねぇ、ゲーセン行こ!」

住人「何だよあのババア!迎いに来いっつったのに来ないじゃねーかよ!」


大王「………………………」
暗闇斎「すっかり元通りでござるな」
大王「ついこないだまではプププランドを救ってくれた英雄だっつって感謝してたのに、
  そういう奴らはすっかりいなくなっちまったデ」
暗闇斎「一度手に入れたものは日が経つにつれ価値が下がる……それがどんなに価値のあるものでも」
大王「そういうもんなのか…?
  だとすると、おれ達のこれまでの戦いは、何だったんだろうな………
  戦いの中で散って行ったあの2人も…………」
暗闇斎「……お言葉ですが、もうあの2人の事は忘れた方がよろしいかと……
  ジュエル殿にも同じ事を伝えたでござるが………」
大王「じいさんも結構気にしていたからな………」

暗闇斎「……当たり前にあるものは当たり前にあるからこそ価値が薄れる
  本当に大切なものであるかを知るのは、それが失われた時でござる
  平和な時間はいつまで平和か分からない……今この時間を大切に過ごす事が大事な事でござる
  故に、我々のこれまでの戦いは無意味というわけでは無い筈でござるよ」
大王「確かに、そうだな………」


大王「……所で、シノはもう帰って来たか?」
暗闇斎「まだでござる……今日には帰るという話でござるが………」
大王「そうか……長い旅になると聞いていたが、どこまで行ったんだろうな……
  お前、父親なのにシノの事そこまで心配してなさそうだな」
暗闇斎「信頼しているからな…それにもう心配する様な年齢ではござらん
  娘ならば息災で戻って来るでござるよ 時にこうして休息を与えてやらねば……
  そも、大王様はシノを働かせ過ぎなのでござる」
大王「それは申し訳ないっていつも謝ってるじゃねーか!」
暗闇斎「言葉だけではなく態度でそれを示して欲しいものでござるな……
  そういえば大王様、今日は隣の国の大臣と話があるのではなかったでござるか?」
大王「そういや今日だったな!ワンパ大臣がおれさまに話があるとか何とか言ってたな……ちょっと行って来るデ!」
暗闇斎「どうかお気を付け召されよ」



ワンパ大臣「やあデデデ大王様!ようこそおいでくださいました我が城へ!  
  プププランドを取り戻した英雄として貴方様を歓迎いたします!」
大王「そんな大げさだデ!プププランドを取り戻したのは本当だけどな!
  …で、おれさまに話ってのは何だ?」
ワンパ大臣「それはもう大王様がプププランドを取り戻すまでの経緯です!
  その偉業を聞きたいと思って貴方様を呼んだのですよ!
  その代わりと言ってはなんですが、貴方様を丁重におもてなしいたしますぞ
  おーーーい!!」

メイド「はい、お呼びでしょうかワンパ大臣」
ワンパ大臣「大王様をマッサージしてあげなさい
  良いかね、プププランドを救った英雄なのだからくれぐれも失礼の無い様頼むよ!」
メイド「承知いたしました それではデデデ大王様、失礼いたします」

大王「ああ……おおっ…!これは中々気持ち良いデ!」
ワンパ大臣「ええ、とても腕の良いマッサージ師でしてね、うちの専属メイドとして最近雇ったのですよ!」
大王「そうだったのか!」
ワンパ大臣「今度はおいしいお茶をご馳走しましょう!おーーーい!!」
執事「はっ、お呼びでしょうか」
ワンパ大臣「とびきり美味いお茶を用意してくれ!くれぐれも粗相のないように頼むよ!」
執事「承知いたしました」


824 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:53

大王「どれどれ……おおっ!美味いデ!!」
ワンパ大臣「とても腕の良い茶師でしてね、うちの専属執事として雇ったのですよ!」
大王「執事も雇ってんのか……大金持ちだな……」
ワンパ大臣「それは別に普通の事では?」
大王「あ…!いや……そ…そうだよな……!」
ワンパ大臣「もしかして、メイドや執事を雇わずに全部お1人でやってらっしゃるとか……?」
大王「え…!?そ…それは………」
ワンパ大臣「何と素晴らしい心掛けです!!城の雑務を全部1人でこなしてしまうとは流石大王様!!
  やはりプププランドを救うという偉業を成し遂げた方は違いますなあ!!」
大王「お…おう………それ程……でも……………」

大王(全部シノにやってもらっているとは言えないデ………)

ワンパ大臣「それに比べて私と来たら仕事は全部部下に任せてしまって……」

大王「あ…ああ………そうなのか………」

大王(それはおれさまも同じだデ………)

ワンパ大臣「そんな私にとうとう部下が怒ってしまって、100人近くいた部下が全員辞めてしまって、
  仕事を全部私1人でやらなきゃいけなくなったんです…」
大王「そ…それはまた気の毒な話だデ………」
ワンパ大臣「その時にこのチラシが目に留まりましてね……」
大王「へえ……マジカルシルクハット社…?聞いた事のない名前の会社だな」
ワンパ大臣「あらゆる分野のエキスパートを集めた会社らしくてね、
  そこにお電話をして困っている事を伝えると、それに合ったスキルを持つ従業員を気軽に提供してくださるんですよ!
  それで私の所には執事とメイドと警備員の3人が来てくださったんです!お陰で助かっていますよ!」
大王「そんな会社があったのか……全く知らなかったデ」

大王(派遣会社みたいな感じかな…?おれさまも今度頼んでみるかな
  それにしても、マジカルシルクハット社か……何か引っ掛かる名前なんだよなあ………)

ワンパ大臣「それにしても、美味しいお茶だ………」


ワンパ大臣「…………うっ…!?うぐっ……!!」
大王「……!?おいどうした大臣!?喉につまったのか!?」
ワンパ大臣「だ…大王様……!ぐ……ぐげえええええ!!」

 バタン!!

大王「おい!!しっかりしろ!!おい!!」

メイド「先程凄い音がしましたが、一体何事……きゃあああああああ!?」

大王「おい!!病院を呼んでくれ!!大臣の様子が!!」

メイド「警備員さん!!来てください!!大臣が殺されました!!」
警備員「何だと!?大臣の部屋には誰がいたかね!?」
メイド「大臣とそこのお客様以外誰もいませんでした!」
警備員「成程…………そこの貴方」
大王「おれさまか?」
警備員「貴方以外誰がいると言うのです?ワンパ大臣殺人の容疑で貴方を逮捕します」
大王「なっ…!?何だと!?ちょっ…!放せ!!放せって!!おい!!おれの話を聞けー!!」


 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る


825 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:55

大王「だから!!おれさまは何もやってないっつーの!!」
グランドウィリー警官「ですが、あの部屋の中には大臣と大王様以外誰もいなかったと供述しております!
  後から鑑定した結果ですが、大臣のお茶の中に青酸カリが含まれておりました!ずばり仕組んだのは貴方ですね!?」
大王「違う!!おれさまがそんなもの持ち込むわけないだろ!?大体そんな証拠はあるのか!?」
グランドウィリー警官「証拠ならあります!大王様のお茶には毒物は検出されませんでした!」
大王「それは証拠になってないだろ!!」
グランドウィリー「では何故都合良く大臣のお茶にだけ毒物が入っていたのですか?
  他の者の仕業なら大臣と大王様、2人まとめて殺す事だって出来た筈です」
大王「そんなの知らないデ!おれさまは犯人じゃない!」
グランドウィリー警官「そうやって必死になる所がまた怪しいです!
  それにですね、証拠を出せと言うのは大概犯人が言う台詞なんですよ!大人しく観念したらどうですか!?」
大王「観念も何も冤罪だデ!!おれさまは何もやっていない!!本当だデ!!」
グランドウィリー警官「話になりませんね……牢屋に入れておきなさい」
警察官「はっ」
大王「ちょっと待て!!離せ!!勝手に話を終わらすなー!!」


ナレーション「大臣殺害の話はすぐにプププランド中に広がった
  デデデ大王はプププランドを救った英雄から一転、大臣殺しの逆賊として人々から避難の的となった」


ジュエル「……まさか、デデデの奴が殺人までやらかすとはのう……」
シノ「陛下がそんな事をする筈がありません!これには裏があります!」
暗闇斎「しかし大王様が無実である事を証明する手立てがどこにも無い……
  このままでは大王様は大臣殺しの罰として極刑という可能性も………」
シノ「そんな……!」

???「ふむふむ……成程……そういう事ですか…………」

暗闇斎「………?」
ジュエル「………?」

???「その話ですが……そのデデデ大王という方は無実です
  大臣とやらを殺してなどいませんよ」
シノ「本当ですか!?」

ジュエル「待て待て!!さも当然のように溶け込んで居るが、貴様一体何者じゃ!?」
暗闇斎「うむ……余りに自然過ぎて突っ込むのに遅れたでござる……」
シノ「す…すみません!そういえば紹介がまだでした…この方は旅先で知り合った方でして……」
???「はい…当ても無く食べるものも無く途方に暮れていた所をそこのお嬢さんに助けられたのです
  私の方こそ申し遅れた非礼をお詫びします……ですが私、自分が誰なのか全く存じていないのです」
ジュエル「何じゃと!?」
暗闇斎「記憶喪失でござるか……?」
???「そんな所でしょうかね……気付いたら何も覚えていなかったんです………
  唯一覚えているのは『バルフレイナイト』という言葉だけで、他はさっぱり」
暗闇斎「バルフレイナイト……?」

???「私の事は、そうですね……
  陽炎より出でし影の流浪者……だと仰々しいのと長くて呼びづらいですね
  親しみを込めて"影さん"と呼んで頂ければ」
暗闇斎「影さん」
影さん「はい、何でしょうか」
暗闇斎「いや、別に呼んだわけではないでござる……その…影さんっていうのは……?」
シノ「私がそう名付けたんです……名前がないのは不便かなと思いまして……
  所で影さん、陛下が犯人じゃないというのは……?何か証拠があるんですか?」

影さん「これをご覧ください ワンパ大臣の部屋に置かれていたという一枚の印刷物、そのレプリカです」
暗闇斎「これは……?マジカルシルクハット社…?」
影さん「この会社の名前に聞き覚えは?」
暗闇斎「いや……初めて聞いた名前でござる………」
影さん「ははあ……やっぱりそうでしたか」
シノ「何か分かったんですか……?」
影さん「ここに来る前まで、色々な人に同じ質問を投げかけたのですが、誰もこの会社の事を知らないと言うのです」
シノ「ここに来る前までって……いつの間に!?今まで私と一緒でしたよね…!?」
影さん「それについては説明を省かせて頂きます
  シノさんのお父さんは裏社会にも詳しい情報通だと聞きました……そんな方まで知らないというのは不思議な話ですね
  つまりこの会社、全てがでっち上げで存在すらしていないのではないでしょうか」
シノ「でっち上げ……?」
影さん「これはあくまで私の憶測なのですが、このマジカルシルクハットって名前、
  皆さんにとって因縁のあるものに結び付くのではないでしょうか?」


826 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:56

シノ「マジカル……シルクハット……………?」

ジュエル「まさか………!」

シノ「ウィズ……!」

影さん「ウィズ…?」

シノ「はい…!ウィズは闇の軍勢という悪い組織を操っている……つまり私達の敵の名前です」

影さん「皆さんの敵……成程………」

シノ「じゃあ、今回の事件はウィズが裏で仕組んでいた……という事なのでしょうか?」
影さん「私はそう推測しました…そのウィズという人物が何者かは詳しくは存じませんが、
  今回の事件を裏で操り、デデデ大王を大臣殺しの犯人に仕立てる事で彼の評価を地に堕とし、
  住人を混乱させ、プププランドを壊滅させる……そういう魂胆ではないでしょうか」
暗闇斎「そう考えると全てが納得の行く話でござる……ウィズはその様な手段を平気で行なう外道だ
  どこまでも小賢しい奴だ……そうと決まれば大王様を救出するでござる!」
シノ「はい!!行きましょう!!」
影さん「ちょっとお待ちください」
シノ「え………?」


グランドウィリー警官「大王様、もう帰って頂いてよろしいです」
大王「え……!?」
グランドウィリー警官「先程連絡があったのですが、大臣殺害の犯人は大王様では無かったとの事です
  なので釈放しても良いと連絡がありました この度のご無礼をお許しください」
大王「お…おう……分かれば良いんだデ………」
グランドウィリー警官「しかし大王様といえど犯罪はご法度ですぞ!その時は容赦しませぬのでそのつもりで!」
大王「はあ………」


大王(何なんだ一体……?容疑をかけられたと思えばあっさり釈放なんて………
  何か気持ち悪いな………まるで何者かの掌の上で踊らされているような………)

ナレーション「その違和感の正体はすぐ目の前にあった」


メイド「……………………」
執事「…………………」
警備員「……………………」

大王「お前ら、あの大臣に雇われていた3人だな…?お前らが釈放する様に伝えたのか!?」

メイド「問答無用……こうなったらお前を抹殺する」

 ビュン!!

大王「おわっ…!!いきなり何しやがる!?」

メイド「チッ…外したか……」
執事「急げ……デデデの仲間がすぐに嗅ぎ付けてやって来るぞ」
警備員「全てはウィズ様の仰せのまま……悪く思うな」

大王「ウィズ…!?そうか、お前らウィズの手先か……!?」

メイド「知った所でもう遅い!死ね!!」

 ビュン!!

 キィィィイイイイン!!

メイド「あっ……!?」


シノ「間一髪……間に合いましたね、陛下」

大王「シノ…!?」

影さん「やはりここでしたか……私の読み通りでしたね」

執事「馬鹿な……!何故この場所がすぐに分かった………!?」
警備員「お前達が警察署へ向かうと予想してデデデを釈放させたというのに……!」

影さん「そうだろうと思っていました……時間を少し戻しましょう」


 影さん「ちょっとお待ちください」
 シノ「え………?」
 影さん「ちなみに、皆さんはどこへ向かおうとしていますか?」
 暗闇斎「決まっているでござろう 大王様が捕まっている警察署でござる」
 影さん「あくまで私の推測ですが、そこにはもうデデデさんはいません」
 シノ「えっ……!?」
 影さん「ひょっとしたら、我々の動きは既に読まれているのかも知れません」
 暗闇斎「拙者達が真相に辿り着くのも奴の計算の内だと……?」
 影さん「ええ、あくまで推測ですが……ですので我々が次に警察署へ向かう事も既に読まれているでしょう
   ウィズとやらは我々の到着より先にデデデさんを警察署に釈放させます
   警察署からプププランドまでの間に人目につきにくい場所があります
   そこまで歩かせた後に彼を抹殺するつもりでしょう」
 シノ「な…成程……?」
 ジュエル「もし違っていたらどうするつもりじゃ!?責任は取れるのか!?」
 影さん「一か八かです!考えている時間はもうありません!
   こうしている間にも作戦は動いています!急ぎましょう!」


シノ「見事に全部影さんの推理の通りでしたね……」
ジュエル「半信半疑であったが、まさかここまで当たるとはな………」


827 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:57

執事「己…!我々の作戦を見抜くとは……!こいつ、一体何者だ…!?」
メイド「知らん!こんな奴、データに無かった…!」
警備員「構わん…!デデデの仲間ならば全員抹殺だ!」

影さん「そういう貴方達こそ何者ですか?その偽りの姿、おやめになられてはどうですか?」

メイド「ふん……気味の悪い奴だ………そこまで見抜かれているなら仕方が無い」

 バッ!!

執事だった者「我が名はダーク・リムル」
メイドだった者「私はダーク・リムラ!」
警備員だった者「ダーク・リムロ」

リムル「我らはウィズ様の手により誕生した闇の暗殺者!ダーク・トリニティ!!」
リムラ「我らの連携の前に恐れおののくが良い!!」
リムロ「バトルフォーメーション!!トライアングルフォーム!!」

 シュタッ!!

 デンデデッデデレ デンデデッデデレ デンデデッデデレ デンデデッデデレ♪
 ヘエーエ エーエエエーー!!エーエエ ウーウォーオオオォーーー!!
 ララララ ラァーアーアーアーーーーー!!

大王「何だ!?この音楽は!?」
シノ「その台詞、どちらかと言うと悪役側になるのでは……」
ジュエル「フン!!儂をワムバム一族最強の王と知っての挑戦か!?望む所じゃ!!」
マスクドデデデ「闇の軍勢の刺客ならば遠慮はいらんな!!」
シノ「影さん!危ないのでここは私達に任せてください!」
影さん「分かりました…頑張ってください」

マスクドデデデ「………行くぞ!!とうっ!!」

 ビュン!!

ジュエル「ぬおおおおおおおおおおっ!!」

 ビュン!!

シノ「はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

リムル「………………」
リムラ「………………」
リムロ「………………」

 ビュン!!

マスクドデデデ「なっ………!」
シノ「消えた……!?」
ジュエル「何じゃと…!?」

リムル「遅いな」

 ドン!!

マスクドデデデ「ぐああああっ!!」

シノ「はああああっ!!」

 ビュン!!

リムラ「無駄だ」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ……!」

ジュエル「ぬおおおおおおおおおっ!!」

リムロ「…………ふん!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

ジュエル「馬鹿な……!!儂の攻撃を……!!」

リムロ「……………はっ!!」

 ブンッ!!

ジュエル「ぐおおおおおおおおおっ!!」

 ドゴオオオオオオオオオン!!!

 シュタッ!

リムル「貴様らの攻撃は全て通用しない」
リムラ「何故なら我らには」
リムロ「貴様達の戦闘データがインプットされている」
リムル「故に」
リムラ「我らの連携を破る事は」
リムロ「不可能」


828 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:57

マスクドデデデ「強すぎる………!」
シノ「はい………私達の動き全てが読まれていました……」
ジュエル「何て面妖な奴らじゃ………!」

暗闇斎「まるでコンピューターだ……!付け入る隙が全く無い………!
  この拙者ですら奴らの動きを予測する事が出来ないとは………!」

影さん「…………」

 スッ

シノ「影さん……?」

影さん「皆さん代わってください 私がお相手しましょう」

ジュエル「何じゃと……!?」


リムル「………!」
リムラ「こいつのデータは無い……」
リムロ「だが、我ら3人の連携は完璧 相手が誰であれ太刀打ちは不可」

リムル「行くぞ!」
リムラ「はあっ!!」
リムロ「三位一体の陣!!」

 ビュン!!

影さん「………………」

 ビュン!!

リムル「何っ……!?」
リムラ「我らの三位一体技が……!!」
リムロ「想定外…!」

影さん「……では、今度は私の番ですね」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

シノ「影さんの剣が…燃えている……!?」
ジュエル「これは………!」

影さん「…………………」

 スッ

影さん「獄炎弦月斬!!」

 ビュン!!

リムル「くっ……!!」

リムラ「ぐああああっ!!」

リムロ「馬鹿な…!回避不可能…!?」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


リムル「馬鹿な……!何が起きたと言うんだ……!」
リムラ「この事直ちにウィズ様に報告せねば…!」
リムロ「撤退!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「消えたぞ…!!」
影さん「逃げたという事でしょうか……であればこの戦い、私達の勝利という事ですね」
シノ「ですが、次また来た時にどうなるか……明らかに私達の攻撃を全て把握しているかの様でした……
  あれを相手にしなきゃいけないと考えると………」
影さん「心配は要りません そこはいずれ何とかなるでしょう」
ジュエル「貴様……本当に一体何者じゃ…!?何を企んでおる…!?」
影さん「何者と言われましても……本当に何も覚えていないんですよ
  それに、私は何も企んでいませんよ
  ただ、シノさんに救われた恩を返す為に皆さんのお役に立ちたいと思っています
  それだけでは…駄目でしょうか?」
ジュエル「フン!!好きにするが良い!!」
大王「まあじいさん、悪い奴じゃなさそうだし、信用しても良いんじゃないか?」
ジュエル「フン……!!信頼に足る者であるかどうかは今後見定めてやるわい!!」


ナレーション「後日、ワンパ大臣の死は自殺という結果で処理された
  デデデ大王の殺人の容疑は晴れ、プププランドの混乱は収まった
  しかし、これはほんの序章に過ぎない……」


ウィズ「そうでしたか………結果は失敗に終わりましたか」

リムル「申し訳ございませんウィズ様 余計な邪魔が入りましたもので」

ウィズ「特に気にする事はありませんよ 貴方達ダーク・トリニティは私の自慢の切り札
  奴らの動き、戦術、全てを分析しそのデータを基に作り上げたのです
  更なるアップデートを施し、貴方達を最強の戦士として仕立ててあげましょう」
リムル「はっ、有り難き幸せにございます」


ウィズ「それにしても、あの蝶の様な羽に炎の剣……どこかで見覚えが…………
  まあ良いでしょう………脅威となる前に片づけてしまえば問題ありません……………
  ダークゼロ様の完全体としてのお目醒めは近い……次の作戦で終わりにしましょう……
  ククククククククククク………!」



  第1話 素性不明の二枚目剣士現る 終


次  回  予  告

影さん「プププランドに毎日大雨が降る様になりました
  この異常気象は闇の軍勢の仕業に違いないと推理した我々は調査に向かいました
  そこで待ち受けていたのは………
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第2話 プププランドに大雨が降る 御期待ください」


829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/27(Fri) 23:03
カービィたんの可愛さには嫉妬しかないよね

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/27(Fri) 23:04
バルフレナイト…聞いたことある…お馴染みに現れたギャラティックナイトの前に
とある蝶が現れギャラクティックナイトの武器に止まると、なんと、銀河最強の剣士ギャラクティックナイトを一瞬で消し去ってしまう。
すると蝶が炎を帯びていき、そこから蝶の羽を持つ真紅の騎士の姿に変化した姿が確か…

カービィ「黄泉返る極蝶 バルフレナイト! おいぶざけるなペポ!!またあの糞蝶しいたけと融合果たしたペポか!!」
メタナイト「カービィ…ギャラティックナイトのことしいたけって呼ぶのはやめてくれないか?」
カービィ「しいたけはしいたけペポ!バルフレナイトめぇ ボクは何回もリトライさせられてようやくアレを倒したんだよ?」
メタナイト「まあその後新世界でまた戦う羽目になるとはな…カービィ」
カービィ「うっへぇー正直厄介度ではダークゼロ以上だから大王達の所にいるあの影さん…なんでバルフレナイトなんて言葉を知ってるペポか?」
メタナイト「まだまだ謎が呼ぶがカービィよ…この次元軸のプププランドの異変は大王達が解決しないとな。我々は元いた次元軸に帰るぞ」
カービィ「そうだった!向こうにいるボク達側の大王が心配するから帰ろっと!ポピーだけじゃあ荷が重いと言うしね!」

こうして別の次元からやってきたカービィとメタナイトは帰って行きました 



831 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/29(Sun) 18:18

大王「遂に新メンバーを紹介する事が出来るデ!」
影さん「スレッドをご覧の皆さん初めまして
  本来であれば自己紹介をしたい所ですが、自分自身に関する事は全く覚えておりません
  私の事はどうか"影さん"とお呼びください シノさんから頂いた名前です」
大王「"陽炎より出でし影の流浪者"って2つ名も、もしかしてシノが…?」
シノ「私が考えました 色々と不便でしょうから」
大王「別に2つ名までは考えなくても良かったんじゃないか…?
  というわけで、サーペントナイトとチービィが抜けた分、この新メンバーの影さんと一緒に
  これからスレッドを盛り上げて行くんでよろしくな!」
シノ「私達も頑張ります!」
ジュエル「フン!!最強の儂がいるこのスレッドこそが最強なのじゃ!!!」

>>822

大王「そりゃあお前…この話の主役はおれさまだからな!
  カービィが活躍したらおれさまの出番が無くなっちまうだろ!
  スピンオフだっつってんのに意味が無くなっちまうデ!」
シノ「ちょっとでも出させてあげる気はないですか?」
大王「変わった形で出るとかはあると思うデ」
ジュエル「フン!!カービィが出ない分儂らが活躍すれば問題無いじゃろう!!」
大王「そういう問題じゃないと思うけどな」
影さん「カービィさんが活躍するとデデデさんが不機嫌になってしまうというのは確かにその通りでしょうね
  しかし許してあげてください デデデさんも、カービィさんに負けないぐらい活躍して人気を獲得したいのです
  誰より目立ちたいという気持ちは誰にでもあるもので決して悪い事ではありません 私はそう思っています
  デデデさん、自信を持ってください 味方は大勢いる筈ですよ」
大王「お…おう………」
シノ「凄い大人な意見………」
ジュエル「ぐうの音も出ないな、デデデよ」
大王「う、うるさいデ!!それぐらいおれさまでも分かってるデ!!」
影さん「流石ですね、デデデさん」
大王「悪気は無いんだろうけど、それ以上言うとおれさまが一層みじめになるだけだデ………」

>>829

影さん「人は自分より周りが優れていると思い込んでしまいがちです
  自分に無いものを他の者が持っているとそれが羨ましくなり攻撃的になってしまうのです
  それを嫉妬と言います
  デデデさんがカービィさんに対して嫉妬するという事は
  つまりデデデさんは自分自身をカービィさんより劣っていると自覚しているからに他ありません
  ですがそういった感情は誰にでもあるもので、決して恥ずべき事ではありません
  比較出来る対象があるからこそ負けない様に頑張る事が出来るんです そうですよねデデデさん?」
大王「恥ずかしいからそれ以上言わないでくれるか?」
ジュエル「しかし、可愛さで勝負するとなるとデデデでは少々厳しいのではないか?」
大王「別に可愛さで勝ちたいとは言ってないデ!!」
シノ「陛下は陛下で充分に魅力的だとは思いますよ……」
影さん「そうですね、とてもチャーミングだと思いますよデデデさん 自信をお持ちください」
大王「なんかやりづらいな………」
ジュエル「前は毒舌キャラが2人もおったからのう」
大王「それはそれで結構傷付くんだけどな……」


832 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/10/29(Sun) 18:18

>>830

影さん「バルフレイナイト……記憶を失くした時、その言葉だけが唯一覚えていたんです
  もしかするとそれが私の出自に何か関係があるのかも知れません」
シノ「無理に思い出さなくても良いですよ ゆっくりで良いですから少しずつ思い出して行きましょう」
影さん「これはとても親切なお心遣い痛み入ります ではお言葉に甘えてそうするとしましょう
  シノさんに出会えた事は私にとって生涯幸運と言えるでしょうね」
シノ「そんな影さん……大げさですよ……………」
ジュエル「おお…?何か良い予感がするぞ……?これはもしかするとあれか…?ほの字というヤツか……?
  さては貴様ら、旅先で何かあったんじゃな?」
シノ「よ…余計な事言わないでください!変な詮索もしないでください!特に何もありませんから!」
大王「何をそんなに慌てているんだ?」
シノ「な…何でもありません!」
大王「ん…?よくわかんないな……まあいいか
  それにしてもカービィとメタナイト、急に現れて変な会話したと思ったらすぐに消えちまったデ
  次元軸だとか言ってたけど、何だったんだ……?」
シノ「きっと段々分かって来ると思いますよ 影さんが記憶を失う前の事とか、その内明らかになるかと思います」
ジュエル「フン!!謎だらけというのは気味が悪いが、だからと言って無理矢理記憶を戻させるつもりも無い!!
  悪人ではないのは確かじゃ!!この儂が信じる!!それで充分じゃ!!」
大王「おおっ!本当かじいさん!」
影さん「皆さん本当にお優しいのですね この場所に招かれた事は、私にとってかなり幸運な事と言えるでしょうね」
シノ「もう…だから大げさですって」
大王「何か上手くやって行けそうだな、このメンバー」
ジュエル「フン!!儂がいるお陰じゃな!!」
大王「すげー自信だな」

833 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/03(Fri) 17:38

ナレーション「ここ数日、プププランドで記録的な大雨が続いていた」


 ザァァァァァアアアアアアアアア!!


シノ「……また今日も雨ですね、陛下」
大王「これでもう10日目だデ……いつまで降り続くんだこれ……?
  プププランドでこんなに長い間雨が降った事なんて今までになかったデ!」
シノ「そうですね………」
大王「雨の日が続くとやる気無くなるんだよなあ……雨の日は何もしないに限るデ!」
シノ「陛下、お仕事が溜まっているんじゃないですか?」
大王「し…知らないデ……」
シノ「知らないじゃないです!あれを見てください!テーブルの上!
  沢山置かれてある書類は何ですか!?これ全部終わるまで自由時間は無いですよ、陛下!」
大王「そんなあ……!鬼だデ!」
シノ「鬼で結構です…私も手伝いますから、終わらせましょう」



大王「はあ……やっと終わったデ………」
シノ「溜めずにこまめにやっておけばもっと早く終わる筈だったんですよ
  次からは溜めないでやっておいてくださいね」
大王「はい……」
シノ「これで自由時間ですね……私、影さんと会う約束がありますので行って参ります」
大王「そうか…じゃあお言葉に甘えて部屋でゆっくりしてるデ」


 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第2話 プププランドに大雨が降る


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)


834 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/03(Fri) 17:38

シノ「すみません……5分遅刻しました………
  もう…陛下が仕事を溜めなければ余裕で間に合っていたんですが……」
影さん「いえ、私も今来た所でしたので、むしろ丁度良かったです
  こちらこそ大雨の中来て頂いてありがとうございます」
シノ「それは別に構わないのですが……それで、話っていうのは……?」
影さん「この大雨の事です」
シノ「大雨……?」
影さん「不思議だと思わないですか?」
シノ「確かに、10日間も降りっぱなしなのは流石におかしい気がします……」
影さん「あくまで私の推測ですがこの大雨、作為的に仕組まれたものではないかと思うんです」
シノ「作為的に……?つまり誰かが雨を降らし続けていると……?」
影さん「私はこう考えました この大雨はプププランドの住人達を抑制する為のものではないかと
  雨を降らし続ける事で外出をさせないようにしているんです
  現に、大雨で外出する住人は減りました それが恐らく狙いではないかと」
シノ「じゃあこれは闇の軍勢の仕業…という事でしょうか…?」
影さん「かも知れませんね」
シノ「だとしても、作為的に雨を降らす事なんて出来るんですか……?」
影さん「常識で物事を考えてはなりません……貴方達の話では、闇の軍勢というのはそういう連中の筈でしょう?
  今回の雨だって彼らが一枚噛んでいる筈です
  もし私の推測が当たっているなら、今回の事件の犯人はプププランドのどこかに潜んでいる筈です」
シノ「………調べてみる価値はありそうですね……陛下達に連絡してみます」




大王「はあ……大雨なのに何で調査なんて………」
シノ「文句言わないでください もしかすると敵が潜んでいるのかもしれないんです」
ジュエル「だとすると放置しておくわけには行かんな……何としても天気を取り戻さなければ!!」
大王「本当に信じて良いんだな?もし推測が外れたら無駄足って事になるがどう責任取るつもりだ?」
影さん「それならそれで、敵が居なくて良かったで済む話ではないですか」
大王「そんなんで割り切れる程能天気じゃないんだデ……天気だけにな」




ダークドロッチェ「お前ら!!闇の遺物はまだ見つかってねえのか!?」
スピン「必死に探してるっチュ!」
ストロン「団長も命令ばっかりじゃなくて探すのに協力して欲しいだも!」
ダークドロッチェ「はあ!?俺だって探してるっつーの!!お前らがサボらねえように監視も兼ねてんだぞ!!」
スピン「別にサボってなんかいないっチュ!あの時は休憩を取っていただけっチュ!」
ダークドロッチェ「そう言ってお前何回休憩してたと思ってんだ!?
  早く探せよ!!大雨で誰も外に出ない今が見つけるチャンスなんだぞ!!」

大王「成程……そういう事だったんだな」

ダークドロッチェ「ふん…今更作戦に気付いたのかよ……気付いた所でもう………って何ぃ!?」
ストロン「団長驚きすぎだも」
スピン「そうだっチュ!10日間もこんな事やってたら流石に連中にも気づかれるっチュ…………
  えええーーーーーーーーーーーー!!?」
ストロン「気付かれてしまっただもーーーーーーー!?団長ーーー気付かれちゃっただもーーーー!!」
ダークドロッチェ「だからそう言ってんじゃねーか!!お前らこそ驚きすぎだ!!」

大王「控えめに言っても馬鹿だろお前ら……」
ダークドロッチェ「あーーーーー!!ほら見ろ!!
  一番言われたくねえ奴に馬鹿って言われちまっただろーがーーー!!」
大王「キレて良いか?」
シノ「落ち着いてください陛下」

影さん「雨を降らしていたのは貴方達でしたか……やはり私の考えは的中していたようですね」
ジュエル「フン……儂だってどうせそんな事じゃろうと思っとったわい!」

ダークドロッチェ「誰だお前…?」
影さん「申し遅れました 私は陽炎より出でし影の流浪者……長いので"影さん"で良いです」
ダークドロッチェ「ふざけてんのかてめェ!!」
影さん「別にふざけていません 記憶を失くしてしまいまして本当の名前すら憶えていないんです」
ダークドロッチェ「また変な奴が加わりやがったな……まあいい!!」
大王「お前らが雨を降らす目的ってのは何なんだ?」
ダークドロッチェ「そんなの敵のお前らに喋るわけねーだろ!」
大王「闇の遺物とか言ってたよな」
ダークドロッチェ「チッ……聞いてやがったのか………!」


835 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/03(Fri) 17:40

 ダークドロッチェ「闇の遺物の場所が分かっただと!?」
 ウィズ「はい……それがどうやらプププランドにあるらしいのです」
 ダークドロッチェ「そうか……そうと決まれば早速…!」
 ウィズ「そう闇雲に探して見つかるものではありません
   情報によると、それはどうやら雨の日にしか現れないようなんです
   平和な国に大雨が降り続く時、闇が形となって現れる……見付けた古文書にそう書かれてありました」
 ダークドロッチェ「いかにも今書いたように見えるが……?」
 ウィズ「貴方にとっても名誉挽回のチャンスです……大事な団員を失いたくはないでしょう……?」
 ダークドロッチェ「………チッ…!分かってる!だが約束しろ!!
   闇の遺物を手に入れる事が出来たらてめェらとは金輪際手を切る!!
   俺の団員達には二度と手を出さないってな!!」
 ウィズ「ええ約束ですよ……貴方がちゃんと任務を成功させてくだされば…の話ですがね……」」
 ダークドロッチェ「……………………………」


ダークドロッチェ「……とにかく、てめェらに邪魔されるわけにはいかねーんだよ!!」
影さん「どうやら訳ありのようですね」
ダークドロッチェ「あぁ!?」
影さん「気を悪くさせてすみません……
  私も部外者としてあまり口を出したくはないのですが、1つ気になる事がありましてね」
ダークドロッチェ「気になる事……!?」
影さん「見た所、貴方がこのグループのリーダーの様ですね
  グループのメンバーに、今回の作戦の事を詳しく伝えていますか?」
ダークドロッチェ「……何が言いたいんだ?」
影さん「これは私の直感ですが……この方々に余り邪気を感じられないのです
  まるでリーダーの命令だからやっているって感じで、この作戦の本当の目的を理解していないのではないでしょうか?」
ダークドロッチェ「………………………」
スピン「お前が何を言っているのか理解出来ないっチュ!僕達は団長が欲しいものだから探しているっチュ!」
ストロン「そうだも!今回探しているお宝は高く売れるって聞いただも!」
影さん「やはりそうでしたか……信頼している筈のメンバーの皆さんにも伝えられない事情があるのですね」
スピン「……!?団長、それは本当っチュ!?」
ストロン「あいつの言っている事は本当だも…?団長、おいら達に隠し事をしているだも!?」
ダークドロッチェ「………………!」

大王「どういう事なんだ……!?」
シノ「私にもよく分からないです……」

影さん「明らかに動揺されていますね?やはり私の直感は当たっていましたか……
  闇の遺物とやらがどんなに恐ろしいものであるか貴方は知っている筈
  それを手に入れる事は正しい事ではないというのも貴方自身がよく知っている
  単刀直入に言います 貴方は誰かに脅されて今回の作戦を行なっていますね?
  悪事だと知っていて、それでもメンバーに嘘をついてまで悪に加担するのはメンバーを守る為ですか?
  それとも………」

ダークドロッチェ「いい加減にしろ!!お前に何が分かる……!!てめェらまとめて消し去ってやる!!」

影さん「…どうやら火に油を注いでしまったようですね」
ジュエル「こうなると分かっていてわざとやったんじゃろう貴様!!」
大王「またおれ達と戦うつもりか……?」

ダークドロッチェ「俺達が戦うって誰が言った?今回てめェらの相手するのはこいつだ!!来い!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

大王「何だ……!?」
シノ「雲の中から何か出て来ます……!あれは………!」

ダークドロッチェ「紹介してやる!!俺達ドロッチェ団の新技術によって生まれた
  最強にして究極の雨雲製造兵器!!メカクラッコだ!!!」

大王「メカクラッコ……だと………!?」
シノ「大雨の原因はあのメカだったんですね……!」

ジュエル「そんなもの、儂の攻撃で粉々にしてやる!!グライドパンチ!!!!」

 ブンッ!!

ジュエル「何っ……!?まるで手応えがない!?」

ダークドロッチェ「残念だったな!!そいつは蜃気楼だ!!こいつは天気を自在に操れるのさ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

ダークドロッチェ「落雷だ!!」

 ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!

大王「うわああああああっ!!」


836 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/03(Fri) 17:42

シノ「陛下!!ご無事ですか!?」

大王「何とかな……くっそ……!メカにはメカをぶつけてやるデ!変身!!」

マスクドデデデ「参上!!マスクドデデデ!!そして来い!!カブーラー!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ダークドロッチェ「やっぱり呼びやがったな……!あんなショボい飛行船、撃ち落としちまえ!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

マスクドデデデ「カブーラー!!3WAYミサイルだ!!」

 ドン!!

ダークドロッチェ「ハハッ!!どこを狙ってやがる!!またまた蜃気楼だ!!稲妻光線だ!!」

 ビビビビビビビビビビビビッ!!

 ドオオオオオオオオオン!!!

マスクドデデデ「くっ……!!」

影さん「デデデさん、今回の戦い、視覚は頼りになりません
  私が指示を出しますのでその方向に攻撃してください」
マスクドデデデ「うむ…分かった!」

影さん「……………デデデさん、9時の方向に攻撃をしてください」
マスクドデデデ「よし!ミサイル発射!!」

 ドン!!

 ドガアアアアアアアン!!!

マスクドデデデ「当たった!?」

ダークドロッチェ「何…だと……!?ドク!!もっと素早く動け!!」


影さん「………今度は5時の方向に攻撃をしてください」

マスクドデデデ「よし……!」

 ドオオオオン!!

 ドガアアアアアアアアアン!!!

マスクドデデデ「また当たったぞ!」

ダークドロッチェ「何…!?おいドク!!どうなってやがんだ!?」

ドク「それがワシにもわからんのぢゃ!蜃気楼で位置を特定出来ない筈なのに……!)

ダークドロッチェ(まぐれか……!?いや、まぐれなんかじゃねェ……!
  メカクラッコの位置を的確に把握してやがる…!こいつ、一体何者なんだ…!?)

ダークドロッチェ「構わねェ!!やられる前にさっさとそいつを破壊しちまうんだ!!」

ドク「了解ぢゃ!!稲妻光線ぢゃ!!」

 ビビビビビビビビビビビビビ!!

マスクドデデデ「破壊などさせんぞ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

マスクドデデデ「カブーラー・カノン!!一斉掃射!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ドク「ぐああああああああああ!!」

ダークドロッチェ「ドクーーーーーーーーー!!」

ドク「何の……!ワシにも意地がある………!こうなればカブーラーも相討ちにしてやるのぢゃ!!」

 ビビビビビビビビビビビビビビ!!

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

マスクドデデデ「カブーラーが!!」

ドク「ふははははははははは!!肉を斬らせて骨を断つぢゃ!!……と言いつつワシは脱出ぢゃ!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「カブーラーーーー!!」


ドク「ふう……間一髪ぢゃった………」
ダークドロッチェ「よく無事だった!メカクラッコは残念だったが奴のカブーラーもこれで消えた!!
  後は闇の遺物さえ見つけられれば……!」

スピン「………あっ!団長!あれを見るっチュ!」

ダークドロッチェ「あん……?あ…!あのいかにも邪悪そうな像……!あれが闇の遺物か……!」

 ビュン!!

ダークドロッチェ「ハハハハハハハッ!!遂に…遂にやったぞ……!!こいつをウィズの奴に届ければ……」

 ドクン…

ダークドロッチェ「なっ……何だ……!?ぐ…ぐああああああああああああ!!」


837 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/03(Fri) 17:42

スピン「団長!?」

マスクドデデデ「なっ…!一体どうしたんだ!?」

ストロン「団長!!しっかりするだも!!」

 ビュン!!

スピン&ストロン「ああっ…!!」

ジュエル「彼奴は……!」
シノ「ウィズです……!」

ウィズ「クククククククク………流石ですねドロッチェさん まさか本当に闇の遺物を見つけてしまうとは………
  これでダークゼロ様は完全な姿となるでしょう……
  しかし折角です この遺物の力を試す為、貴方にはもう一仕事して貰いましょう」
ダークドロッチェ「くっ………!ウィズ………………!」

スピン「お前…誰だっチュ!?」
ストロン「団長に何をしただも!?団長を返せだも!!」

ダークドロッチェ「やめろ…!来るんじゃねえ……!お前らまで巻き込むつもりは無え……!!」

ウィズ「クククククク……団員思いの団長に感謝する事ですね………
  本来であれば用済みの貴方達を消し去る事など容易い…………
  ですが約束は約束です……見逃してあげましょう……今の所はね…………」

 スッ…

影さん「お待ちなさい……貴方がウィズとやらですね…その団長という方をどうするおつもりですか?」

ウィズ「いずれ分かる事ですよ ここで長々と説明するよりはその方が手っ取り早い
  私も限られた時間の中で沢山仕事をしなくてはいけませんのでね、皆さんとこうして話す時間は無いんですよ
  ではいずれまたどこかでお会いしましょう……」

大王「くっ……待て!!」

影さん「獄炎弦月斬!!」

 ビュン!!

影さん「……逃げましたか………卑劣な」


スピン「団長……団長ぉぉおおおーーーーーーーー!!」
ストロン「団長を返せだもーーーーーー!!」
ドク「団長……!ワシらの為に……こんな…………!」

シノ「陛下……どうしましょうか…………」
大王「ドロッチェは絶対に元に戻す……!ドロッチェを慕っているこいつらの為にもな……!」



ダークドロッチェ「くそっ…!てめえどういうつもりだ!?約束が違うじゃねェか!!
  闇の遺物を手に入れたらてめェらとは手を切るって話だった筈だ!!」
ウィズ「そんな約束知りませんねぇ……貴方が勝手に言ってきた事ではありませんか」
ダークドロッチェ「汚えぞてめェ!!」
ウィズ「私は貴方に、闇の遺物を見つけてくださったお礼をしたいと思っているんです」
ダークドロッチェ「いらねェそんなモン!!」
ウィズ「まあまあそう言わずに……この闇の遺物、これが果たして本物なのか試してみなければなりません
  もしかしたら偽物かも知れないものを、ダークゼロ様に使うわけには行きません
  まずは貴方で、これの力を試してみたいと思うのです……勿論引き受けてくれますね?
  嫌だと言った所で貴方に拒否権などありませんが」
ダークドロッチェ「くっ……!やめろ……!やめろ!!ぐああああああああああああああああああああ!!」



  第2話 プププランドに大雨が降る 終


次  回  予  告

影さん「ウィズに攫われたドロッチェがプププランドを襲撃しました
  闇の遺物によって強化されたドロッチェは意識が朦朧としており、我々の声も届きません
  暴走するドロッチェを止めようとする中、ダーク・トリニティまで現れてしまい窮地に陥ってしまいます
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第3話 闇が支配する死闘の果てに 御期待ください」


838 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/04(Sat) 04:51
カービィは将来、リップルスター女王様の元で騎士団長やってそう

839 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/04(Sat) 17:41
カービィってあんな見た目でも青年なんだよな…大王はおっさんらしいけど

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/04(Sat) 22:50
アドレーヌは素手の喧嘩強いっぽい描写があるけど、他の漫画ならどのぐらいなんだろうな?
セーラームーンの木野まことぐらいか?男キャラならビーバップの前川シンゴぐらい?

841 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/05(Sun) 01:36

>>838

大王「カービィが騎士団長?笑わせんなって!あいつにそんな大役務まるかっつーの!」
シノ「ですがリップルスターを救ったという功績はありますし、
  任命されるだけの器はあるのではないかと思いますよ」
影さん「カービィさんとやらを詳しくは存じませんが、さぞ人望のある方なのでしょうね
  将来騎士団長をやっているだろうとまで言われる程、人徳のある方でもあるとお見受けしました」
大王「別にカービィはそこまでの奴じゃないって!あいつ大食いだからリップルスターの食い物全部食っちまうし、
  騎士団長らしい仕事もせずに昼寝ばっかして、気の済むまで騒音レベルの歌を歌って周囲に迷惑掛けまくって
  挙句の果てに騎士団長をクビになって追い出されるオチだろ!」
シノ「そこまで言わなくても良いんじゃないでしょうか……?いくら古い付き合いとはいえ、そこまで悪く言うのは……」
影さん「いいえ、むしろデデデさんはカービィさんを高く評価しているのですよ
  素直じゃない性格故、思っている事と相反する言葉を故意に投げてしまうのです
  これは愛情の裏返しと言うんですよ 所謂ツンデレですね」
シノ「ツ…ツンデレ!?」
大王「だっ……!!そ…そんなんじゃねーっての!!変な事言うんじゃないデ!!」
ジュエル「デデデよ、図星を刺されたからと言ってムキになるでないぞ 年甲斐も無い」
大王「図星じゃねーって!!」

>>839

大王「実際に時間が流れたらそうだろうな……だがデデププの世界は特別な時空なんでな、年は取らないんだデ」
シノ「特別な時空……?」
影さん「成程…つまりあれの事ですね
  フジテレビ系列で毎週日曜日夕方6時30分に放送されている有名的アニメの名前になぞらえて呼ぶ、その名も…」
シノ「影さん!それ以上はいけません!タブーですよタブー!」
大王「青年にしてはガキ過ぎるだろ おれさまがおっさんなのは否定しないが」
影さん「青年もそうですが、青という言葉は若さを表す言葉として多く使われていますね
  青二才や青春等、若い者を表す時には大体青が使われます」
シノ「確かにそうですね……」
影さん「海の色も青色、海は命の始まりとも言われています 青という言葉には色々な思いが秘められていそうですね」
シノ「ロマンチックですね」
ジュエル「ほう…惚れておるのか?青春じゃのう」
シノ「だっ…だから違いますって!何をどうしたらそういう流れになるんですか!?」
大王「所でじーさんの場合はどうなるんだ?老年か?」
ジュエル「フン!!年は取っても力は衰え知らずじゃ!!
  何と言っても儂は最強の一族ワムバム一族の王ワムバムジュエルじゃからな!!!」
大王「あーはいはいわかったデ」

>>840

大王「うーん……毛利蘭ぐらいじゃないか?
  空手とか習っていたら並みの男は手出し出来ないだろうな…」
シノ「私は剣を使いますが、素手での格闘術にも一応心得があります
  今度アドレーヌさんに体術の基本を教えてみたいですね」
大王「アドレーヌは絵を描いている姿の方が似合っているデ そんな物騒になられても困るデ」
影さん「アドレーヌさんとやらは格闘家でありながら絵描きでもあるんですね
  武術と芸術、二つの術を極めているとは、只者ではありませんね」
大王「いや、別に格闘家じゃないし、武術は極めていないからな」
ジュエル「芸術か……フン!!儂は彫刻も得意じゃぞ!!」
大王「ふーん……それで?」
ジュエル「これがその作品じゃ!!!」
影さん「おおーこれは凄いです」
シノ「ジュエルさん、そんな才能もあったんですね!」
大王「思っていたよりもガチなヤツだったデ………」
ジュエル「王たるもの、教養が無くては話にならんぞ!!
  デデデよ、貴様も王なら芸術の1つくらい極めて見せるが良い!!」
大王「いや、こんなのは無理だデ……」

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/05(Sun) 03:49
なんとなくアドレーヌとシノ同じくらいのサイズで考えてたけどいまさら改めてプロフ見なおしたら結構身長差あるんすね

843 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/05(Sun) 09:05
ジュエルさんの仰る通りですな、教養無しに王座は務まらん
何か尊敬されたり、世の中に役立つような教養無しの王など没落あるのみよ
死にはしなくても同格の貴族からは取り残されるだろうし、民からは尊敬されない


844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/09(Thu) 18:34
アドレーヌ、毛利蘭レベルある?
飛び抜けた馬力は無いから、やっぱ木野まことレベルじゃないかな
ビーバップなら能力の合計点で白山のチャッピー江田と同等じゃないか?
同じ白山の高木、立花商業のミノルは多分アドレーヌより下だな

845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/10(Fri) 17:38
ジュエルさんがマリオオデッセイのアッチーニャ神と闘ったらどっちが強いのか
ジュエルさんは巨神を相手にどこまでやれるのかな?


846 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 19:45

>>842

シノ「身長について気にした事は無かったですが、確かに私の方が高いですね……
  年齢も私が上ですが、2、3歳くらいの差だったと思いますので言及する程ではないですね
  ちなみに、身長の方は今も伸び続けていまして……今は167cmです」
大王「うわっデカいな……」
ジュエル「言葉を選ばんか 失礼じゃぞ」
シノ「ううっ……わ…私って、もしかして大女とか思われていないでしょうか………」
影さん「いえ、そんな事はありませんよ シノさんはシノさんです 身長が高い低いなど関係ありません
  シノさんがそのままのシノさんで居る事が大事だと私は思います
  私から見てシノさんは女性としてとても素敵な御仁だと思いますよ」
シノ「か…影さん………!な…何言っているんですか…!わ…私なんて女性としてまだまだですよ………
  で…でも……そう言ってくださって…ありがとうございます」
影さん「別に感謝される様な事は言っていませんよ 当たり前の事実をただ当たり前に述べたまでの事です」
シノ「影さん………!も…もう!これ以上言わないでください!恥ずかしいです!」
ジュエル「デデデ、完敗じゃぞ」
大王「何で負けた事になってんだー!?」

>>843

ジュエル「ワムバム一族の王にも色々な王は居た……その王は皆文学やら芸術やらに長けた者ばかりじゃった
  ただ強いだけでは王にはなれん 民を導くには知識が必要じゃ それ故教養が求められるのじゃ
  武力と知力、そのどちらかが欠ければ王の座から引きずり落されるのも時間の問題というものじゃ
  それ故王になった今でも成長を怠ってはならん 今の地位に満足し、努力する事を忘れた者に未来は無い」
大王「うっ……!」
影さん「確かにそうかも知れません シノさんに出会う前までは、様々な国を彷徨いながら旅してきましたが、
  そこで様々な王と出会いました どの王も教養のある方々ばかりでそれぞれ多種多様な思想がありました
  その中でもデデデさんは今まで出会った事の無いようなタイプの王です
  驚く程に王らしさが無いんです」
大王「なっ……!おれさまが王らしくないだと!?」
シノ「影さん!いくら影さんでもそれは陛下に対して失礼ですよ!」
影さん「ですが、私はそれが悪いとは全く思っていません むしろそれがデデデさんの美点だと思っているからです」
大王「えっ……?」
影さん「王らしくない……そういう在り方が親しみを持たせる……そういう事もあるでしょう
  デデデさんは市民と同じ目線に立つ事で、市民の考え方に共感し寄り添う事が出来ます
  プププランドという国が平和でいられるのも、デデデさんのその人柄があっての事ではないでしょうか
  そういう意味ではデデデさんは他の王とは違った素晴らしい考えを持つ、住民思いの素敵な王だと思いますよ」
シノ「そ…そうです……!まさにその通りです!陛下は素晴らしい王様です!」
大王「影さん………!トゥンク………!」
ジュエル「……………………」
大王「無言でドン引きしないでくれ!」


847 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 19:46

>>844

大王「確かにまあ強さとしてはそこまで……ってレベルではあるかな
  でもビーバップって何だっけ……?
  「それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?」ってヤツだっけ?」
シノ「それは魁!!クロマティ高校の台詞です」
大王「オイオイオイ死ぬわアイツ」
シノ「グラップラー刃牙の台詞です」
大王「……まあプロの格闘家でもないただケンカが強いだけの男子高校生なら負ける事はないだろ!」
影さん「大した事の無い様に語っていますが、男性と女性とでは体格が違いますし、腕力にも大きな差が出る筈です
  ケンカが強いという事は、名前の挙がった方々はプロでは無いにしても腕っ節は相当の筈
  しかしそれを物ともしないという事は、やはりアドレーヌさんという方は武術を心得ているからなのでは…?」
大王「アドレーヌが武術を心得ているなんて話は全くないけどな……」
ジュエル「口にしないだけで、裏でかなりの修行を積んでいるのかも知れんぞ」
大王「そんな事してんの、じーさんぐらいだろ」
シノ「修行なら私もしていますが」
大王「軽く言ってるけどお前ら一体何なんだ!?」
ジュエル「修業は良いぞ、デデデ」
シノ「私で良ければ陛下にぴったりの修行コースを提案しますよ」
大王「いや、断るデ……」

>>845

ジュエル「フン!!どちらが強いかなどと儂も甘く見られたものじゃな!!
  儂は最強の一族ワムバム一族の王!!ワムバムジュエル!!
  神だろうが儂に歯向かうならば容赦はせぬぞ!!」
大王「だけど、神というからには相当ヤバい奴なんじゃないか?
  アッチーニャとかいうふざけた名前だけど、怒らせたら罰が当たりそうだデ……」
シノ「そういう陛下も、結構失礼な物言いをしているような気がしますが……」
影さん「本来であれば、神仏相手に敵対するのは気が引ける所ですが、
  私としては仲間であるジュエルさんを応援したいですね
  そういう意味では、ジュエルさんは我々にとっての神仏と言っても良いのではないでしょうか」
ジュエル「上手い事を言うではないか!!もっと儂を讃え儂を盛り立てるのじゃ!!」
大王「そういう事いうからじーさんが調子に乗っちまったデ……」
シノ「でもその方がジュエルさんらしくて良いと思いますよ」

848 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 20:46

ナレーション「ドロッチェがウィズに攫われてしまい1週間が経過した
  プププランドはそんな状況でも穏やかな時間が流れていた」

シノ「ドロッチェさん……あの後どうなったのでしょうか………」
影さん「そうですねぇ……あのウィズとやら、ドロッチェを連れ去る時にこんな事を言っていました
  遺物の力を試す為に一仕事して貰うと………
  あれにどのような脅威があるかまでは分かりませんが、良からぬ事が起こる事は間違いないですね」
シノ「ドロッチェさんを実験体に使って何かをしようとしている……?」
影さん「かも知れませんね………メンバーの方々には助けて欲しいと頼まれました
  頼まれたからにはその願いを叶えてあげる他ありませんね………
  ですが…………………」
シノ「ですが………?」
影さん「………腹は減っては戦は出来ません というわけでシノさん、お腹が空きました
  また今日も美味しいお店を紹介してくれませんか?」
シノ「もう影さんってば………じゃあファミレスに行きましょう」
影さん「ファミレスですか……良いですね 早速案内して貰いましょうか」



影さん「んんー……」
シノ「どうでしょうか?」
影さん「気に入りました このポテトフライというもの、無限に食べられます
  素晴らしいです……!こんな美味しいものがこの世界に存在するとは………!」
シノ「そんな、大袈裟ですよ………」
影さん「シノさん、あれは何でしょうか?何やら果物などが豪勢に飾り立てられていますが」
シノ「あれはパフェですね……頼みましょうか?」
影さん「ええ、お願いします」


影さん「おおーこれがパフェというものですか……では早速いただきます…………」
シノ「どうでしょうか……?」
影さん「んんー………甘いですね…………」
シノ「甘いのは苦手だったでしょうか………」
影さん「いえ、むしろ私の口に合っています……これも中々の絶品ですね………!
  この様な代物、王族で無ければ口にする事など出来ないでしょう」
シノ「王族じゃなくても食べられますよ」
影さん「何と、そうなのですか?庶民でも口にする事が出来るとは………ファミレス、凄い場所ですね」
シノ「だから大袈裟ですよ……でも気に入って良かったです」
影さん「王族といえば、シノさんはフラージュスターとやらの惑星で王女だったそうですね」
シノ「ローザジェリカというのが私の本当の名前らしいのですが、
  生まれて間もない頃にここへ来ましたので、生まれた星の事は何も知らないんです……」
影さん「………もしも自分が星を離れずにそのまま成長していたら、どんな人間になっていると思いますか?」
シノ「え………?」
影さん「いえ、何でもありません………ポテトフライのおかわり良いですか?」
シノ「本当に気に入ったんですね……」



 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第3話 闇が支配する死闘の果てに


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)


849 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 20:47

影さん「御馳走様でした 本当に美味しい食事でした
  ファミレス……毎日行きたくなるような良いお店ですね」
シノ「影さんが気に入ってくださって良かったです 次はどこに行きましょうか……」
影さん「そうですね……では次は………」


住人「きゃああああーーーーーーーー!!」

シノ「……!?向こうから悲鳴が…!?」
影さん「行ってみましょう!シノさん、デデデさん達に連絡を
  何やら悪い予感がします」
シノ「悪い予感…!?了解しました!陛下達に連絡します!」



住人「きゃああああーーーーーーーーー!!」

影さん「皆さん落ち着いてください!あちらへ避難を!
  ………やはり騒動の原因は貴方でしたか…………………」

ダークドロッチェ「……………………………」

シノ「影さん!陛下達が来ました!」
大王「どうしたんだデ緊急って…………なっ…!ドロッチェ…!」
宝石魔人「待て……!奴の様子がおかしいぞ!」

ダークドロッチェ「……………………………」

シノ「そうですね……生気が無いと言いますか………いつものドロッチェさんと様子が違います」
影さん「洗脳でもされたのでしょうか……今の彼に、我々の声はもう届きそうにありません」
大王「くそっ……!こんな変わり果てた姿になりやがって………!戦うしかないのか………!?」

ダークドロッチェ「…………達…………ろ……………!」

シノ「ドロッチェさんが!」
影さん「何かを伝えようとしていますね」

ダークドロッチェ「お……前…達…………逃げ……ろ………………!
  ぐ……ぐあああああああああああああああああ!!!!」

大王「ドロッチェ!!」
ジュエル「逃げろ……?どういう事じゃ!?」
影さん「ギリギリではありますが意識はあるようですね
  しかし体の組織の殆どを支配された状態で、自分の意志ではどうする事も出来ない
  そういう状態でしょう」
シノ「そんな………!」

ダークドロッチェ「ぐ……ああ……オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!」

大王「制御不能か……!ならおれ達で止めるしかない!!変身!!」
シノ「何としてもドロッチェさんを元に戻しましょう!」
ジュエル「上等じゃ!!力ずくでも元に戻してくれるわ!!最強の名にかけてな!!!!」
影さん「力を合わせて達成しましょう」


 バッ!!

リムル「そう容易くは行かんぞ!!」

大王「あ…!お前らは!!」

リムラ「我らダーク・トリニティ、推して参る!!」

リムロ「覚悟!」

 ビュン!!

ジュエル「己!!余計な邪魔が入りおった!!」
影さん「焦りは禁物です 冷静に対処しましょう」
シノ「はい!迎撃します!」

リムラ「はあああああああああっ!!」

シノ「はああああっ!!」

 キィィィィイイイン!!!

シノ(やはり……太刀筋が同じ……!私の動きがコピーされている……!)

ジュエル「ぬおおおおおおおおおおおおっ!!!」

リムロ「…………ふん」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

ジュエル「くっ…………!!」

リムロ「貴様の攻撃は単純………見切りなど容易い」
ジュエル「それはどうじゃろうな……!?」
リムロ「何……!?」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

リムロ「くっ………!貴様のデータにそんな技は……!」

ジュエル「これは気功と言ってな……サーペントナイトから密かに教わっておったのじゃ……!!
  教えてやるぞ!!戦いはデータが全てでは無いとな!!!!潜り抜けた修羅場の数はこちらのが上じゃ!!!!!」

シノ「そうです!彼らはデータばかりに固執しています……!であれば予測不可能な動きを仕掛ければ……!
  はあああああああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

リムラ「何だ…!?その動きは………!?」

シノ「花影流・蒼雷桔梗!!!」

 ドン!!!

リムラ「ぐあああああああっ!!」


850 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 20:48

リムル「己……!!」

 ビュン!!

影さん「闇雲に攻撃してばかりいては当たりませんよ」

リムル「貴様の動きが1番不可解だ……!リムラ、リムロ!!」

シノ「あっ……!!」

ジュエル「標的を変えおったか!!」

リムル「三位一体技だ!!前は見切られたが、今度はそうは行かん!!」

リムラ「はああああああっ!!」

リムロ「これで貴様は袋の鼠!!」

影さん「…………………」

 ビュン!!

リムル「何っ……!?」

影さん「袋の鼠……ですか 言い得て妙ですね
  ですが、こういう言葉もありますよね "窮鼠猫を噛む"と」

 ゴオオオオオオオオオオオオ!!

影さん「獄炎風!!」

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

リムル「ぐあああああああああ!!」

リムラ「ああああああああっ!!」

リムロ「またしても…!ぐおおおおおおお!!」


影さん「……さて、次はどんなやられ方がお望みですか?」

リムラ「己…!!調子に乗るなよ!!」
リムル「よせ!……貴様の動き、必ずやコピーしてやる…!」
影さん「いつでもどうぞ コピーした所で余り参考にならないと思いますが」
リムル「貴様!!」
リムラ「………」
リムル「…………」
リムラ「先程よせと言ったのは貴様だろう」
リムル「…………そうだな」


851 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/10(Fri) 20:50

ダークドロッチェ「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

 ドン!!

マスクドデデデ「ぐああああああっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「くっ……!前より格段に強くなっている………!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「くっ…!速い!」

 ドン!!

マスクドデデデ「ぐおおおっ!!」

ダークドロッチェ「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

マスクドデデデ「くっ…!この至近距離でレーザーを撃つ気か……!」

影さん「弦月斬!!」

 ビュン!!

ダークドロッチェ「グアアアアアッ!?」

影さん「今ですデデデさん!」

マスクドデデデ「助かったぞ!!よし……とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「マスクド真拳!!ABCD包囲網!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

ダークドロッチェ「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!

シノ「ドロッチェさんが倒れました!」

リムロ「作戦Bに移行する……ダークドロッチェから闇の遺物を回収しろ」

リムル「御意」

 ビュン!!

 ギュオオオオォォォォッ!!

ジュエル「なっ……何をしておるんじゃ!?」
シノ「ドロッチェさんの体内から、闇の遺物が……!」
影さん「そうか…敵さんは闇の遺物の力を試していたんです
  その為にダークドロッチェを利用したんです」

ドロッチェ「…………くっ………!」
シノ「ドロッチェさん!」

リムル「御苦労……これで闇の遺物は充分な力である事が証明された
  この力さえあれば、ダークゼロ様を完全に覚醒させる事が可能だ」
大王「ダークゼロだって…!?」
リムル「覚えておけ……ダークゼロ様が完全にお目覚めになられた時、
  その時こそ貴様達の最期だ!」


ジュエル「ダークゼロ……!ダークマインドに代わる奴らの親玉か……!」
シノ「そんなのがもし現れたら……!プププランドは………!」
大王「そんな事……絶対にさせないデ………!プププランドには指一本触れさせない!!」


  第3話 闇が支配する死闘の果てに 終



次  回  予  告

影さん「闇の遺物の力で遂にダークゼロが誕生しました
  目覚めたダークゼロは執拗にデデデさんばかりを付け狙います
  ダークゼロには隠された衝撃的な秘密が!?
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生 御期待ください」


852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/10(Fri) 21:21
影さん!
ファミレスなら唐揚げやメロンソーダもいいぞー

853 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/11(Sat) 14:04
岸田総理など国民を苦しめながら自分の年収上げてる奴らプププランドに送ってやりたいな
その場合、制裁に最初に動くのはドロッチェ団だろう
次点でシノ達裏方、そのあとにアドレーヌやカービィといった表の番長が動きそう
裏方が動いた辺りでアドカビの出番は無くなりそうでもあるが…w

854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/14(Tue) 17:37
カービィ「デデシノならぬ影シノペポか…」

と、思ったカービィは今いるメンバーと共に全銀河を脅かす脅威と
戦うべく向こうの世界へと帰還しました。

855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/16(Thu) 14:33
実はジュエル推しだったので出番が沢山あるのはうれちい
コレからもこのスレの主人公として頑張ってください!

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/16(Thu) 20:16
大王ってよくカービィとタイマン張るけどさぁ、アドレーヌとタイマン張りたいって思うことある?

857 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 19:30

大王「誰だか知らんが、スレをトップに戻してくれるのは有難いんだが、
  そんなに頻繁じゃなくても良いからな
  別に1か月に1回の頻度とかで良いんだデ
  このままだと後もう少しで100番台に落ちそうだな……とか、そんぐらいの時で大丈夫だからな」
ジュエル「世の中には「絶対に押すなよ」という言葉は「押せ」の合図であるという暗黙の了解がある
  それと同じで「上げるな」とは「上げてくれ」という意味であると思われているのではないのか?」
大王「ダチョウ倶楽部じゃないんだデ とにかくな、人の目に付きやすい場所だとそれはそれでやりにくいんだデ
  スローペースでやって行きたいし、こう見えて目立つのはあまり得意じゃなくてな、というわけだから協力お願いするデ」
シノ「書き込み数が少ないのはそれはそれで活動に支障が出ますが……」
大王「そうなんだよなあ……書き込み数が増えても嫌だし減っても嫌だし、今の状態が気楽にやれて良いんだデ」
影さん「私はもっと増えても良いと思っていますけどね ですが方針を決めるのはデデデさんですので、私はそれを尊重するだけです」
大王「優しすぎるのが逆に怖いデ……こういう時、チービィだったら辛辣な言葉を投げて来るのにな……
  でも、このスレを見ている人の中に老害だとか辞めちまえだとか思っている人いるんじゃないかな?」
シノ「それは大丈夫だと思いますよ……そもそも関心の無いスレッドなら見ないと思いますし」
大王「万人に好かれるスレッドじゃない事は百も承知だが、興味が無いって言われたら傷つくデ……」
ジュエル「うだうだ言っていても始まらんじゃろう!!そんなにネガティブでは来る者も来なくなってしまうわ!!
  さっさと始めるぞ!!!!」
シノ「こういう時にジュエルさんがいてくれると頼もしいですね 始めますよ陛下!」

>>852

影さん「唐揚げにメロンソーダ?ファミレスとやらにはそういうのもあるんですね
  それでは今度、それを頂いてみましょう 唐揚げにメロンソーダ、楽しみですね」
シノ「食べ過ぎるのは駄目ですからね」
ジュエル「フン!!ファミレスならばエスカルゴのオーブン焼きじゃろう!!それを肴にワインを呑むのじゃ!!
  儂のお薦め故やってみるが良い!!ただし酒は20歳になってからじゃ!!」
大王「ドリンクバーで違う種類のジュースを混ぜて新しいジュースを作るのって面白いよな!」
シノ「子供ですか陛下……」
大王「皆一度はやった事あるだろ!?ないのか!?」

>>854

大王「お前>>830の時のカービィか?…っておい!
  変な台詞残してすぐ消えやがって……何がしたいんだデ」
影さん「気になる言葉が出て来ましたね……デデシノ、影シノとは一体……?
  何かを意味する暗号でしょうか……?全くの謎です」
シノ「か…影さん……!それは別に解読の必要はありませんからね!」
ジュエル「この流れからジュエシノというのはないのか?」
シノ「ありません」
ジュエル「つれないのう……」


858 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 19:30

>>855

ジュエル「貴様、中々どうして見所があるではないか!!気に入ったぞ!!
  これからも儂を讃え、儂を盛り立てるが良い!!フハハハハハハハハハハハ!!!!」
大王「ちょっとちょっと!!このスレの主人公はおれさま!!おれさまだからな!!間違っちゃいかんデ!!」
影さん「デデデさんも王として立派だと思いますが、
  ジュエルさんは今までに出会ってきた王の中でも特に立派な考えを持っていると思います
  ワムバム族が今も健在ならば、全ての民がジュエルさんに賛同し、従っていた事でしょう」
シノ「悔しいですが、それは私も同意せざるを得ませんね……、陛下も頑張りましょう!」
大王「頑張った所で、じいさんには敵わないデ……」
シノ「弱音ばかり吐いていては勝てる戦いにも勝てませんよ陛下!」

>>856

大王「アドレーヌと…?アドレーヌとタイマン張りたいなんて思った事ないデ
  そもそも争う理由が無いしな あと………怒らせるとなんか怖そうだし」
影さん「女性相手では、いくらデデデさんでも分が悪いでしょう
  一国を治める大王が、女性に危害を加えては大問題になります
  デデデさんの顔を立てる為にも、相互不可侵が最善でしょう」
大王「アドレーヌはカービィと違って他人に迷惑を掛けるような事はしないし、
  争いを避ける事はそんなに難しい事じゃないだろ」
シノ「そうですね……アドレーヌさんはもう二度と敵に回したくはないですね……」
影さん「二度とという事は、一度戦った事があるんですか?」
シノ「色々ありましたね………」
ジュエル「傷を付けずに倒すというのは、存外難しいものじゃな……」

859 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 20:16


???「ずっと…あいたかったよ……パパ………………
  やっと…あえた………うれしいよ……パパ……………
  これでパパは……ぼくのものになるんだ………えいえんにね……!」

大王「うわああああああああっ!!」


大王「………………夢か…………」



 リムル「覚えておけ……ダークゼロ様が完全にお目覚めになられた時、
   その時こそ貴様達の最期だ!」


大王「……ダークゼロが……目覚める………………!」



ウィズ「御苦労でした………これで闇の遺物が本物である事が証明されました………
  あの強大な力こそ闇の遺物でしか生み出す事が出来ません」
リムラ「しかし、ドロッチェの奴は倒されてしまいました」
ウィズ「あれはもう用済みです……必要な分の闇・エネルギーは充分に回収出来ました
リムロ「ウィズ様、闇の遺物はこちらに」
ウィズ「ありがとうございます………では早速ダークゼロ様にエネルギーを与えましょう」


ウィズ「さあダークゼロ様、目覚めの時です………!
  未来の光を鎖す闇の力で地上に天罰を!!虫けらどもに闇の裁きの鉄槌を!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

リムラ「……っ!」
リムル「おお………!」


 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第4話 大王危うしダークゼロ誕生


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)


860 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 20:17


大王「はあ………悪い夢を見ちまったデ……………
  おれさまがダークゼロの父親…………?
  ないない!!そんな事断じてないデ!!
  きっと適当な事言っておれさまを油断させる作戦なんだデ!!
  ああきっとそうだ!そうに決まっている!!」

???「パパーーーーー!!」

大王「ほらな……あんな感じで…………
  いや、あんな感じじゃない!!今のは明らかに助けを求めるような声だったデ!!急ぐデ!!」


大王「どうしたんだ!?」
男「あっ…!大王様!私の娘があの男に!急に現われて娘を攫ったんです!」

娘「パパーーーーーー!!たすけてーーーーーー!!」
誘拐犯「……ふん…!」

 ダッ!!

大王「くっ……!待ってろ!!今助けてやる!!待てーーーーーーー!!」



大王「待てコラーーーーー!!その子を離せーーーーーーー!!
  はあ……はあ……………!足が速いデ……!」




大王「………くそっ……!どこに行きやがった!?」

娘「うえーーーーーーん!」

大王「さっきの女の子!大丈夫か!?怪我はないか!?変な事されてないよな!?」

娘「……………ふっ!!」

 ドガッ!!

大王「ぐあっ!!」

娘「ふふふふふふふふっ…………まんまと罠に引っ掛かってくれたな……!」

大王「なっ……!お前は………!ダーク……ダーク…………何だったっけ?」

リムラ「ダーク・リムラだ!!愚か者め!!」

 ドガッ!!

大王「ぐあああああっ!!」


誘拐犯(リムル)「ここまで来れば貴様の仲間がすぐに来る事はないだろう」

 シュタッ!

男(リムロ)「ここまで御苦労…そして今日が貴様の命日だ」

大王「お前ら……!全員揃ってまた変装だったのか!」

リムル「暗殺者たるもの、姿形を変える事は基本中の基本だ」

リムラ「仲間を連れず1人で呑気にのこのこ来るとは、お陰で手間が省けたぞ」

リムロ「今回は貴様に会いたいという方がおってな……
  本来ならば下賤な者共がそのお姿を見る事すら烏滸がましき事だが、
  そのお方直々のお願いだ そのお姿を見て平伏するがいい」

大王「何…………!?」


???「ふふふふふふ………久し振りだね…………………」

大王「なっ……!お前は…………………!」

???「あの時は完全な体じゃなかったけど………君達が闇の遺物を見つけてくれたお陰で
  やっと完全体として生まれる事が出来たよ……………………
  改めて初めましてパパ………僕はダークゼロ……………ダークマインドに代わる新たな闇の支配者」
大王「ダークゼロ………!」

ダークゼロ「僕の新しい姿はどうだい……?僕と出会えた事が嬉しくて声も出ないみたいだね……ふふ………」
大王「だ…黙れ!!誰がお前なんかに!!」
リムル「無礼者!!控えろ!!闇を統べる王の御前であるぞ!!」
ダークゼロ「……五月蝿いな…」
リムル「は…!?」
ダークゼロ「控えるのは君達の方だよ
  今は僕が喋りたいんだ……これ以上邪魔したら……消すよ」
リムル「……………失礼致しました………」

ダークゼロ「ごめんねパパ……僕の手下が君に失礼な事しちゃったね……
  僕がパパの代わりにこいつらを懲らしめてあげる………どうして欲しい?」
大王「さっきからそのパパっていうのは何なんだ!?おれさま、お前の父親になんかなった覚えはないデ!!」
ダークゼロ「僕の事何も覚えていないの……?酷いなあパパは………………
  僕は元々君の心の中にあった闇………僕は君から生まれてきたんだよ………………
  だから君は僕のパパ……………こうして君に会えるのをずっと楽しみにしていたんだよ」
大王「おれさまの心の中にあった闇だと……!?」
ダークゼロ「そうさ、元々僕と君は1つだったんだ………また1つに戻ろう…………僕のものになってよ、パパ……!」
大王「こ…断る!!」
ダークゼロ「しょうがない………ダーク・トリニティ、パパと遊んであげてよ」
大王「何のつもりだ………!?」
ダークゼロ「君が僕のものになってくれるなら止めてあげてもいいよ……」


861 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 20:17


シノ「ドロッチェさんは大丈夫でしょうか………」
影さん「後は仲間の皆さんにお任せしましょう 安静にしていれば回復すると思いますが」


 スピン「だ…団長!!」
 ストロン「しっかりするだも!」
 ドク「団長〜〜〜〜〜!」

 影さん「今はそうやって声を掛けてあげてください
  皆さんの呼び掛けで必ず団長は目を覚ます筈です」

影さん「それよりも気掛かりなのは、ダーク・トリニティの3人が
  闇の遺物の力を使って誕生させようとしているダークゼロとやらです
  あれがもたらす闇の力は並大抵のものではないでしょう」
シノ「勝算はありますか?」
影さん「未知数ですね………どんな相手かを実際に目にしたわけではありません
  しかし、恐ろしい相手になるという事は間違いないでしょう
  ……こんな話をしている間にもデデデさんが危ない」
シノ「え……?陛下……?どうして陛下が……?」
影さん「何故でしょうね……私の勘がそう告げているのです………杞憂であれば良いのですがね
  ジュエルさんにもすぐ来るようお伝えしてもらえますか?」
シノ「はい…わかりました!」



大王「ぐあああああああっ!!」

リムロ「………………」

ダークゼロ「いつまで抵抗しているつもりだい……?
  いい加減降参しようよ……僕だって君を死なせるつもりは無いんだ………
  僕のものになるって言ってくれたらすぐに止めてあげるのに…………」
大王「誰がお前の言う事なんか……!変身…」
リムラ「はあああああっ!!」

 ドガッ!!

大王「ぐああああああ!!しまった!!仮面が!!」

リムラ「ふん……変身などさせてたまるか!」

ダークゼロ「殺したら駄目だからね……?」

リムラ「はっ……!」

大王「くっ……………!」

リムラ「往生際が悪いぞ 大人しくダークゼロ様の言う事に従っていれば痛い目に遭わずに済むのだ」

大王「くっ……!誰が言う事なんか…………!」

リムル「そうか、もっと痛い目に遭いたいか ならば望み通りにしてやる」

 ビュン!!

リムル「ぐああああっ!!」

ダークゼロ「………!?」


影さん「やはり、私の勘は当たっていましたね」

リムラ「貴様は……!」

シノ「陛下!しっかりしてください!」
大王「た…助かったデ………!」
シノ「礼なら影さんにしてください……陛下が危ないかも知れないと察知したのは影さんなんです」
大王「そうなのか……!?」
影さん「何故だか私の勘は良く当たるんですよねぇ……とにかく命に別状は無さそうで安心しました」
ジュエル「フン…!!またしても貴様に先を越されてしまったか……!!」


ダークゼロ「……何だい…?君達は……?」

シノ「もしかして、あれがダークゼロ……!?」
大王「ああ……奴は危険だ………!」

ダークゼロ「やっとこうしてパパと会えたのに………邪魔をする奴は許さない……!」

シノ「パパ……!?もしかして陛下の事を言っているんですか!?陛下、これはどういう…!?」
大王「あいつの言う事は気にしないでくれ!」
シノ「気になります!どういう事なんですか!?」

ダークゼロ「五月蝿いなあ……邪魔者には消えてもらうよ」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

シノ「……!空に黒い雲が……あれは………!」
ジュエル「巨大な闇・エネルギーの塊じゃ……!!」


闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

大王「くそっ……!あんなものまで気軽に召喚出来るのか…!?」

ダークゼロ「また会おうねパパ……次は誰にも邪魔されない場所でね………!」

リムル「我々も撤収するぞ」
リムラ「ああ」
リムロ「いずれこの世界を支配するのはダークゼロ様である事、覚えておけ」

 ビュン!!



862 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/11/17(Fri) 20:19


シノ「陛下……どうしますか……!?」
ジュエル「奴を倒すにはカブーラーとかいう飛行船が必要じゃぞ!!」
大王「ああ……だがカブーラーはメカクラッコとの戦いで壊れちまった………!
  あれに対抗する術はもう………!」


隊長「やれやれ、しょうがないでやんす
  こういう時の為に作っておいたこいつの出番でやんすね」

 ポチッ


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


大王「…………ん……?何だあれは…?ロボットか……?こっちに来るデ!」

隊長「旦那、変身してそいつに乗り込むでやんす」

大王「その声…隊長か!?どこにいるんだ!?」

隊長「例によって遠くから旦那の脳内に語り掛けているでやんす」

大王「簡単に言うけど、脳内に語り掛けるってそんなカジュアルに出来るもんなのか?」

隊長「それはそれ、大人の事情ってヤツでやんす」

シノ「陛下……さっきからどうしちゃったのでしょう…?」
ジュエル「頭がおかしくなったのか…?」

隊長「それは置いといて、さっさと変身してそのロボットに乗り込むでやんす
  そいつの名前はHR-D3 壊れてしまったカブーラーに代わる旦那の新たな巨大戦力でやんす」

大王「HR-D3……よし!早速使わせてもらうデ!変身!!」

マスクドデデデ「とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「……うむ…!中々の乗り心地だ!」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

マスクドデデデ「ミサイル発射!!」

 ドーーーーン!!

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

マスクドデデデ「怯んだぞ!今だ!!」

 ギュイイイィーーーーーーーーーーーーン!!!

マスクドデデデ「必殺!!スーパー大回転アタック!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「闇・エネルギー、消滅しました!」
影さん「お見事な勝利でしたね」
ジュエル「あのロボット、どっから出て来たのじゃ……
  まあ勝ったのだから良いとするかのう!!」




ダークゼロ「パパ………いつか僕だけのものにしてあげるからね……!ふふふふふふふふ…………!」


  第4話 大王危うしダークゼロ誕生 終



次  回  予  告

影さん「プププランドの食べ物を荒らす狼の群れが出現
  食べ物を荒らしていた理由は食べる物に困っていたらしく、
  彼らの親は闇の軍勢と名乗る者に攫われてしまったようです
  そんな彼らの前に現れたのは変わり果てた姿となった親でした
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆 御期待ください」


863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/20(Mon) 09:41
平和は素晴らしいことではある
戦いを歓迎するわけではないけども…、たまの戦いは考えようによっちゃ、ちょっとした興行にもなるよね


掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)