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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立19周年記念祭☆★☆★☆ 第2楽章！

640 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2021/09/26(Sun) 23:47

>>463(レスティヴ・ホース)

凪「ふふ。それは、退屈しなさそうだな」

W「どったんばったん大騒ぎも、度を超しゃァ面倒だがな」

凪「でも楽しいんだろ？」

W「……否定はしねえ」


W「とんでもねえ大盛りがずらりと並んでんのと、やたら茶色いのは見た気がする」

凪「まぁウマ娘の運動量とか考えると、普通の人間と同じ量の食事じゃ」

凪「少な過ぎてガス欠起こすよな。そう思えば不自然でもないな」

W「確か時速60kmから70kmくらいだったか？ そりゃァ要エネルギーだわな」


>>473(水橋 パルスィ)

凪「はい。2250円、確かに受け取った」

W「金儲けがしたくて此処に来て、こうしてる訳じゃねえんでなァ」

W「確かに金がありゃァ、できる事は増えるだろうがよ。それは金で結ばれた人と人」

W「つまりは縁だ。金銭、富そのものが力を持つ訳じゃねえ」

凪「お金だけに、円より縁を重んじてるのさ」

W「………。ま、そう言うこった。祭の賑やかし、話の切っ掛けになればいいし」

W「誰かしらと知り合う以上の見返りは、最初から期待してねえんだよ」


凪「………？ あ、誤解させてしまったみたいだな。ごめん」

W「"繋げた"のはオレだ。オレの異能はこの世の外側を練り歩く」

W「その際、引っ付いてくるんだよ。正体不確かな化物共がな」

W「オレの心底まで入り込んだ狂気を、精神同調の異界法則でばら撒いた」

W「そんなオレが狙われてねえんだから、この件は現状問題ねえ。……多分」


凪「宇宙が死ぬよりも先、気が遠くなる程の未来か」

W「想像もつかねえなァ。ま、聞く所によると審判は3日間」

W「死に別れてた時期に比べりゃァ、然したる長さじゃねえ」

凪「ある説では天国と地獄に分けられて、永遠に会えないそうだけどな」

W「だとしても今できる事が、今を生きる事だけなんだからよ」

W「生きてえように生きるまで生きたら、死にてえように死ぬさ」


W「オレは純粋な日本人とは言えなかったし、父親がいねえからな」

W「オレが弾かれてたのはまだ分かるんだ。凪沙がぼっちだった理由は今でも分からん」

凪「私にも分からん。ただ周りとは、なんとなく反りが合わなかったってくらいで」

凪「WWWと友達になるまでは害もなかったし、理由なんてないのかもな」


W「凪沙が魅力的なんてのはとうに知ってる。伊達に初恋拗らせちゃいねえ」

W「問題はオレの穢れた血と、それに纏わる心情の方。なァカミサマ、教えてくれよ」

W「不倶戴天と同じ轍を踏みたがるオレを、何をよすがに許せばいい？」


凪「意地と誇りで生きてるって感じだな……」

W「それでいて契約に触れねえ程度に融通も利かすと。男より男らしい」

凪「……本当によかったのか、WWW。下手な小細工は逆効果だぞ、明らかに」

W「覚悟はとうにできてる。それにこんだけ厚意尽くしてくれてんだ、誠意で返すのが筋だろ」

凪「……済んだらちゃんとWWWを返してくれよな、水橋さん」


凪「いやそれとこれとは別に、滅茶苦茶お酒強いんだよWWWは」

凪「超美味しいってだけのものなら、酔いで判断力落としてる所を想像できない」

W「それに酔いで背を押すとか、凪沙への向き合い方とか」

W「その辺はまだ飲み下せる。問題視してんのは其処じゃねえ」

W「"子供に手を出す絵面"って奴が、どうしてもオレん中で繋がっちまうのよ」

W「当時15歳にも満たねえオレの母親を凌辱し、オレを仕込んだ腐れ外道となァ」



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