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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

165 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2022/12/09(Fri) 23:59
>161
あいつが最終編に行けない……主人公として、だろうか。
まあ、元々がサブのキャラの上、あのような所業を成した奴が主人公なぞ、誰が納得できる?(メタ)
………と云うべきだが、これで身も蓋もなく終わっても面白みに欠ける。
そうだな……あくまで仮定として、あいつが最終編の主人公になるとするならば―――――

・中世編で私(オルステッド)を倒し、アリシアをも娶って本懐を遂げたストレイボウは新たなる魔王として降臨し、今まで己を冷遇してきた復讐とばかりにルクレチアを脅かす。
・だが、最初はオルステッドの陰で苦しんでたことに対して同情していたアリシアもルクレチアの滅亡までは望んでおらず、ただ己のプライドを傷つけられたことへの復讐心しかない
 ストレイボウの本性に次第についていけなくなり、かといって自分には止めることも出来ず、せめてもの抵抗と意趣返しとして遂に自害を選んでしまう。
・最愛の彼女の翻意に闇墜ち後の天下も長続きしなかったことに絶望し、自棄に任せてルクレチアを滅ぼすも、それでも気は収まらない。
・「何故己ばかりがこんな思いをしなければならない? ………そうだ。それもこれも、オルステッドのような人間ばかりが評価され、己のような人間が認められないからだ。ならば、一人残らず消してやる。」
 そうした、"憎しみ(オディオ)"以上の"嫉妬(インヴィディア)"に支配されたストレイボウはさらなる強大で悍ましい魔王"インヴィディア"となり、各世界の"認められ、評価された"主人公たちを召喚し
 己の"嫉妬"の殺意を思い知らせんとする。

―――――碌な主人公ではないな。もう一つ、まだマシな主人公について考えてみるなら―――――

・"心"のダンジョンで己の所業を悔やんでいたストレイボウの魂が、理由は不明だが実体を持って最終編のルクレチア世界に顕現する。
・何故囚われていた自分がここにいるのか分からないまま、各世界から召喚された主人公たちと邂逅を遂げる。かつてのルクレチアの事を知ることから、
 ここは何処か等を尋ねられ、その上で元の世界に戻る為の協力を頼み込まれる。既に憑き物が落ちているとはいえ、最初は今更己に何が出来ると投げやりだったが、
 絶望の世界でも己を見失わない強い者達の持つ輝きに次第に惹かれ、いつしか彼らに純粋に協力したいという気持ちが強くなる。
 だがそれには、何故ルクレチアが今の世界に至ったかの経緯を話さなければならない。
・己の所業を打ち明けることに苦悩し葛藤しつつも、かつて友だった男を止める為、そして己自身と向き合う為にも、彼らに真実を告げる。
・事の顛末を知った反応は様々だが、境遇に多少の同情はありつつも、犯した所業は到底許されるものではないという事は共通の意思だった。
 だが、決して許しはせずとも、友だった男を本気で止めたいとする今の必死の想いを信じ、魔王"オディオ"を倒すという共通の目的を持つ仲間となる。
・そして遂に対峙し、双方力と言葉の応酬を交わす。
「どの面を下げてしゃしゃり出てきた? あのような裏切りを成しておいて、今更貴様に何が出来るというのだ!!」
「ああ、そうさ。俺は汚ねえ裏切り者だ。そんなこと、云われるまでもねえ。あの頃に戻るなんて、もう出来やしねえ。
 だか、かつては友だったのも事実だ。そんな俺からの、せめてもの最後の罪滅ぼしだッ!!
 また、地獄で会おうぜ…。 そして……来世で生まれ変われたなら、またやり直そうぜ。
 ―――――オルステッドォォォォォ!!」
・最後には過去へのケリを己なりに付け、オルステッドと共に逝くストレイボウ。その直前に各世界の仲間達に礼を述べ、去っていった―――。

―――――私なりに懸命に脳を絞って考えてみたが、如何かな?
どの道、後戻りできない一線を越えてしまった以上、Happy Endは有り得ないのだがな………。

166 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2022/12/10(Sat) 00:00
>163
スクエニ三大悪女とは、アリシア含め、知る者ぞ知る、ミレイユ・ヨヨ・リノアのことか(三大と言いながら4人ではあるが)。
ここは「ライブ・ア・ライブ」スレなので、アリシア以外の3人のことは割愛するとして…。
私たちの物語を知った者達の視点から見るならば………「誰よりも貴方を信じます」という言葉を翻した上に、それに対する反省もなく
「お願い……止めて下さい………オルステッドを………。」と"心"のダンジョンで懇願するアリシアの姿に反感を抱いたが故、そのような称号が与えられた訳か…。
ただ………かつては愛した者の一人として言わせてもらうならば……厳密には悪女とは言い難い。
悪意を以って嵌めたというより、言い方は悪いが姫という立場上世間を知らなかったが為の純粋さと無知故に、
ストレイボウに先に救われた事と、その際のあいつの身の上話を聞いたことで同情し、心移りしたが故の事。
そう……彼女は悪くない。 悪く……ないのだ………。
だが……一度被った汚名は、簡単に払拭できるものではない。寧ろ、不可能なのだろう。私がまさにその生き証人だ。
せめて、もう少しばかり深い描写があれば今とは違っていたのかもしれないが……今更詮無きことか………。

>164
ストレイボウに押しかけで師事したい者がいるとはな。
これについては、私の出る余地は無さそうだ。
あいつの返答次第ゆえ、ここは成り行きを見守ることとしよう。
さて………今のお前は、果たしてどう出るのかな?

>せいぜい、隙を見せないようにするんだなッ!魔王オディオよ。
くくく………貴様如きに言われるまでもない。
もはや、お前の顔を見るだけで殺意が沸き上がるからそこは安心するといい…自制はするがな。
それにある意味、今はお前には感謝もしている。
お前を通じて、人間の醜悪極まる本性と、存在する価値が絶無であるという真実に目覚めることが出来たのだから。
もっとも、その自制も、永久に続くという保証はないがな。何かしらの切欠で、抑えつけた感情がいつしか爆発するということもあるやもしれぬ。
お前のその言葉は、そっくりそのまま返させて貰うぞ、ストレイボウよ…。

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/28(Wed) 08:14
愛とは何ですか?

168 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2022/12/30(Fri) 12:52
>167
「愛とは何か」、か…。よりにもよって、そんなことを問われるとはな。
哲学的な問いになる故に、返答する者次第で答は多種多様に分かれるだろうが…。
有り体に答えるならば、「何かを心から大切に想い、信じ、好く感情」だろう。
愛の対象が己にせよ、他者にせよ、人以外の何かにせよ、或いは思想・概念・信念等の形無きモノにせよ、
生きている以上は誰しもが抱き、生きる上での原動力ともなる、ごく普遍的な感情の一つと言える。
真っ当に受け入れられ、報われれば甘美な蜜となり、至上の喜びで心を充足させてくれる。
―――そして普遍的であるが故に、逆にまともに受け入れられず報われなければ己を蝕む毒に転じ、負の感情で心は汚染される。
そうでなくとも、何かしらの切欠や形で失えば、多かれ少なかれ心に空洞を生む。
中には自制が利かずに度が過ぎ、場合によっては他者すらも害する歪み狂ったモノになる恐れがあるという厄介な面も持ち合わせている。

………私とストレイボウとアリシアを巡るあの愛憎劇などは、正しくその良い例だな。いや、悪い例と云うべきか。
短い刻だったとはいえ、テラスで愛を誓った口づけを交わした時、私の心は希望と喜びに満たされた。
ストレイボウは募らせた私への嫉妬と劣等感を爆発させて横恋慕し、心変わりして唯一受け入れてくれたアリシアを愛し…
私への友情は転じて憎しみとなり、そのありったけの憎悪を私にぶつけた。
そのストレイボウを倒した私をアリシアは非難し、愛に殉じた後追いの自害を遂げることで、あのテラスで誓った愛は完膚なきまでに裏切られ…
全てに絶望した私は、己の信念への愛、祖国への愛、民への愛、アリシア含めあらゆる護るべきものへの愛が、この世のあらゆるものへの憎悪に転換した。
ふふ………「愛憎は表裏一体」とは、よく云ったものだな。

169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/30(Fri) 19:21
勇者であるこの俺が魔王共を根絶やしにしてくれるわ

170 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2022/12/31(Sat) 11:06
>169
これはこれは………招いてもいないのに、態々そちらから来るとはご足労痛み入る。
勇者を名乗った挙句、魔王共を根絶やしにするとは大層な自信家のようだ。……いや、傲岸不遜な愚か者か。
そんな者に"魔王"を総て滅ぼせる実力があるようには到底思えんのだが………まあいい。

さて―――勇者を名乗る者よ。貴様は何故に"勇者"となって魔王を滅ぼすというのだ?
世の平和の為か? 弱きものを護るという信念の為か? 或いは富、名声の為か?
………答えぬなら私が云ってやろう。「動機が何にせよ、"勇者"である己自身に酔いしれる為」だ。 違うかね?
くく……違うというなら証明してみせるがいい。貴様の正しさとやらを証明できる程のモノを。
尤も、貴様が本当の実力を伴っているとしても、誰もが貴様の存在を良い意味で肯定してくれる保証なぞないがな。
魔王を総て滅ぼせるほどの力を持った貴様を、果たして大多数の力弱き者達は同じ人間として見てくれると思うかね? 生きている限り、魔王以上の化物と恐れ、忌み嫌うのが妥当だ。
皆、今を生きている"英雄"という名の化物よりも、死んで語り継がれるだけの"英雄"という存在こそを、望むのだ。
それに…勇者という名の"英雄"は、見方を換えれば"都合の良い生贄"でもある。周囲から誉めそやされ、煽てられ、増長して良い気になった手合の者がその典型だ。
困った時には己に代わって都合よく動いてくれる。何も言わずにただ己にとって便利な行動をしてくれる。―――そして他力本願な己の為に、命まで懸けてくれる。
それ故、いなくなったところで不便になった程度で片付け、本気で悲しみもせずにすぐに忘れ、無力で他力本願な己を都合よく助けてくれる新たな英雄をまた求めるのみ。
………いやはや、つくづく反吐が出る。 自分たちでは何もせず、考えず、ただ救いだけを求める弱者たちにも。
そして、"勇者"という称号に酔っている貴様にも。
―――――どちらも、度し難いほどの愚か者だ。
かつてハッシュも勇者と呼ばれてはいたが……まだまともな考え方を持っていた。 貴様如きと比べること自体、ハッシュへの侮辱だ。

さて、前置きが過ぎたな。
魔王共を根絶やす以上、魔王である私も滅ぼすのだろう?
ならばやってみせるが良い。出来るならば、だがな。
出来なければ……死ぬがいい。

己の愚かしさを噛み締め………
救いようもない罪深き人生を………
――――――――あの世で永久に、悔やみ続けよッ!!

171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/31(Sat) 20:04
くんくんくん、クサイ!魔王の臭いがするぞ

172 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/03(Tue) 15:08
『新年あけましておめでとう』―――などとは云わぬぞ?
かつての己なら言っていたのだろうが…絶望の末に魔王になってからは、もはや祝う気持ちなど起きぬ。
幾度年を経ようとも、どれ程の時が移ろおうとも……人間は何ら変わらず、学ばず、ただ愚かしく生き続けるのだから。
………まあ、そもそも魔王の私が真面目に祝うなどという事自体が可笑しなこと故、遠慮させてもらいたい処なのだがな…。

>171
………もしや貴様は、私が太古の世界から誘った英雄の一人の「ポゴ」か?
並外れた嗅覚で私の気配を感じ取れる者といえば、彼奴しか考えられぬ。
―――いや、彼奴はまだ言葉が発達していない世界の者故、彼奴とは似て非なる者か?
……まあどちらにせよ、それほどの嗅覚を持つ者ならば、只の者ではなかろう。

それにしても………"臭い"か。それほどまでに臭うか。
まあ、ある意味当然か。数多の人間を殺したこの身には、拭い切れぬ血と死の匂いが染みついているのだ。今更否定はせぬ。
ただ……私も貴様からは匂っているぞ? 人間という存在自体からの、実に耐え難き悍ましい腐臭がな。
人類の歴史とは争いの歴史。同族同士でありながら、国境、人種、見た目、思想、概念、価値観等の違いを理由に相争い、奪い合い、殺し合うという血腥き歴史だ。
その歴史の基で生まれ育ち、やがて成長し、そして祖先と同様の愚かな行為を繰り返す。この世に在る限り、只管繰り返す。
過去から現在になり、そこからの未来に至って尚、人間は何ら変わらぬ。
それを愛や道徳、人の道や倫理などの幻想を以って、穢れに満ちた己の醜悪さを正当化する。
―――――これを腐臭と云わずして何とする? 貴様もまた、その歴史の中から誕生した一人なのだ。

私は自身の悪しき臭いを自覚している。 ………貴様は果たして、己の醜い臭いをどこまで自覚しているのかね?

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/06(Fri) 11:23
アリシアはテラスでオルステッドに貴方を「愛します」ではなく
貴方を「信じます」と言いましたが、どういう意味で言ったのでしょうね

174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/07(Sat) 12:05
>173
テラスでの彼女のあの言葉は、今でも一言一句覚えている。

「これからは父上よりも………いいえ、誰よりも………貴方を………信じます。」

まさか、父君のルクレチア王以上に信じると云ったことには驚きつつも、本心から嬉しくもあったことは確かだ。
ただ……今思えば、アリシアとの結婚が褒賞品であることを決勝戦開始直前に明かした処からも、武術大会の体を拵えた、
私を確実な後釜に据える為のルクレチア王による政略結婚だったことは疑いの余地はないだろう。そのことは彼女も事前に言い含められていたであろうし、
王国の姫という立場故に彼女の本当の気持ちが入り込む余地など無かったことだろう。"男らしい戦いぶり"で武術大会を優勝した剣士という以外何も判らぬ私のことを、
"愛する"ではなく"信じる"と云った時の心境が如何なるものだったのかは………今や彼女以外知り得ぬ。

―――尤も、馴れ初めなどというのは、案外どうでも良いものなのだ。
切っ掛けがどうであれ、肝心なことは双方の関係をそこから更に育み、より良きものに進展させていけるかどうか。
たとえ形式的な社交辞令による言葉だったとしても……父君以上に私に信を置くと決心して誓った言葉だったとしても………
「ここまで言ったアリシアのことを絶対に裏切らない。 私もまた本気でアリシアを最後まで信じ、愛し抜いてみせる。」―――あの言葉に対し、私は喜びと共にそう強く誓った。
そして………後継者になった以上、「いつしか彼女だけでなく国も民も大切にし護れるほどの、歴代のルクレチア王に恥じぬ王になってみせる。」―――そうも決心した。
あの裏切りによる悪夢を味わっても尚諦めずに進むことが出来たのは……ハッシュやウラヌスだけでなく、彼女のあの言葉があったからこそだった。
どんなに辛く苦しくとも……私を信じると云った彼女を私もまた信じたから、魔王山山頂まで再び辿り着けた。

―――――結局、そうした誓いや決心を、果たすことは出来なかった。
たとえストレイボウに心が移っていたのだとしても……敗者の気持ちが分からぬ傲慢な者だと、私を見下げたのだとしても……
私にはストレイボウを苦しめるつもりも………彼女を諦め、見捨てるつもりなど決して無かったことを………

―――――それだけは………信じて……ほしかった……。
信じて…………ほしかったのだ…………………アリシア…………………。

175 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/07(Sat) 12:11
>173への返答は私のものだ。
名前の入力を失念していた……すまない。

176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/07(Sat) 21:20
色んな時代に魔王がいるんだな

もしや俺の時代にも魔王はいるのだろうか?

177 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/01/08(Sun) 01:38
随分と前回から時間が経っちまったなあ!?
今日明日中に答えるからお前らちょっと待ってろッ!
このストレイボウ様は魔王オディオなんかに負ける訳にはいかないんだぜ。
そこの所、分かってんだろうなあ!?
今回は告知だけだ、……また来るッ!

178 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/01/08(Sun) 20:25
待たせたな!あけまして……あの世で俺に詫び続けろーーーーーッ(タイトルを回収して行く)!

>>156
また、かよッ!またオルステッドがボロ勝ちして俺が貶められる展開になるんだろうがッ!
いや、今は魔王オディオか、あいつは俺が何時か必ず倒して見せるッ!
そして叶うならば正々堂々の勝負の末にアリシアに求婚したい。
勿論その条件なら出ない訳には行かないだろう。
何ッ!魔王にただの人間が勝てるはずが無いだろう、とお前はそう言うのかッ!?
馬鹿野郎ッ、何事もやってみなきゃ分からないだろうが。
俺が勝つ未来が……何処かにはあるはずなんだよッ、みっともなくても足掻いてやるッ!!!
さぁ、何時でもいいぜ。武術大会にエントリーしたからな。
だけどルクレチアの民が居ない状態でどうやって盛り上げるんだ?
静かな観客席では盛り上がる物も盛り上がらないだろうな!

>>158
ハッシュが言ってたように、俺達が倒した魔王はどうやら偽物だったらしい。
その代わりあいつが魔王になっちまったけどよ。
この際魔王オディオの返答を参考にさせて貰うが、絶望と不信の果てに憎しみを
原動力とした堕ちた人間、それがこの世界の魔王の定義だろうぜ。
誰しも、魔王になる可能性はあった。だが魔王オディオ程それに相応しい奴は居なかったと言う訳だ。
俺の考える憎しみをはるかに凌駕し、魔族達の頂点に立ったのが魔王オディオだ。
そして奇しくもあいつはこの地に降り立った……、てめえは今魔王を目の当たりにしてんだよッ!
これからこのスレが進む内に魔王について段々と分かってくるかもしれねえなあ!?

>>161
最終編に行けねえのはまぁ、良いとしてだ。
忘れてねえか?確かに『仲間としては』最終編には登場しないが心のダンジョンで
しっかり出演してるじゃねえかよッ!
まぁ俺だけじゃなくてハッシュやウラヌス、アリシアまで出て来ているし
特別扱いと言う訳じゃないけどな。
それで充分じゃねえか。第一オルステッドだって元の姿のまま最終編に行けた訳じゃないんだしよ。
魔王オディオの言うように俺は仲間になるにはあまりにも罪を背負い過ぎたって事だろうな……。
その点、近未来編の無法松や西部編のマッド・ドッグはその辺の柵(しがらみ)が無いから
最終編に助っ人として登場してもおかしくは無いな。
ただ、前者は既に死去した人物として物語を終えた訳だが。
マッド・ドッグはあれだろ。決闘で命を長らえた後、サンダウン・キッドへの執念から
自力で最終編に迷い込んだ(?)とかもありじゃないのか。
おっと、言っとくがこれはあくまで仮定の話だからなッ!?本気にすんなよ。

>>163
今回のリメイク(スイッチ)版で更に悪名が轟いたって所か?
三大悪女か……、俺はそうは思わねえ。おそらくだがアリシアは人を傷つけると言う
想像が出来ない程の天然だ。
その辺は箱入りの王女様なので仕方がない事かもしれねえな。
だが中世編の結末は仕方がないでは済まされない事態で終わっちまった……。
それが彼女を悪女たらしめ、スクエニ三大悪女の一人にしちまった。
誰もが止められない流れの中、プレイヤーの憎悪を集めちまった。
アリシアにもう少し相手の心を測る器量があれば、魔王誕生を回避出来たのかもしれねえ。
だけどな、彼女に救われた人間も居るんだ。俺さ。
だから俺はアリシアを悪女とは呼ばない。誰がどう罵倒をしようと俺だけはアリシアの味方なんだ。

>>164
ふん!お前の親が泣いて頼み込むから仕方なくだ。
だが、お師匠様か。……悪くない気分だ。よし、今日から魔法の講義と実技を
みっちり仕込んでやるからなッ!
幾ら厳しくても文句を言うなよ?まずは講義からだ。魔法を使う上で四大と言う
概念がある。自然界に存在する炎・水・風・土の元素を使役する事を指すんだ。
この中でも一番扱い易く初歩的なのがレッドバレッドの魔法だ。
今から試しに撃ってみるからちょっと離れとけ。

レ ッ ド バ レ ッ ド !

と言う風に一直線に火球が放たれる魔法だ。
魔法はイメージ力が大事だ。己の魔力を引き出しつつ炎をイメージするんだ。
お前にはまだ難しいだろうが、トレーニングとして常々炎を生み出す事を
想像する生活を始めろよ。

179 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/01/08(Sun) 20:29
>>166 魔王オディオ

>今のお前は、果たしてどう出るのかな?

流石に追い返したり断ったりする事は無いぜ。
むしろ丁重に弟子扱いして色々教えてやってるしな。むしろ俺に弟子が……?
と不思議そうな顔だな?見くびって貰っちゃ困るぜ。
俺の表の顔は魔術師、弟子の一人や二人ぐらい持っていても変じゃないだろ。
ただ、今回の弟子は些か若すぎるってのはあるな。

>くくく………貴様如きに言われるまでもない。

言ってくれるじゃねえかよ。お前はまさか能力的には『格下』と思っている俺が魔王を
打ち破るはずが無いとか思ってるじゃねえのかッ!?
この世界(スレッド)ではそれも可能なんだよ、スレ主の権限を行使して、なんて話じゃあ無い。
この世界では対等の存在だからな?
対等に『名無しに答える者』として、やっとスタートラインに立てたと思っている。

ある意味感謝している、だと?ふん!言ってくれるぜ!
人間の本性が醜悪である、価値が絶無であると信じ込む程に絶望してたって訳かよッ!
挙句に、ルクレチアの民を皆殺しにして自分はお山の大将気取りかッ。
俺の知っているオルステッドは何処に行っちまったんだよッ、なあッ!?

>>167
愛なんて知るかよ。俺には無縁のもんだ。
……とは言っても全くの無縁と言う訳でも無いらしいぜ。
覚えているのが母親からの物とアリシアの物だな。
母親は俺に無償の愛をくれた。時には叱り、時にはあやし子供だった俺を育ててくれたんだ。
人間が一番最初に出会うのがこの親子の愛ってやつなんだろうな。
アリシアからの愛は、同情を含んだ物だった。俺が自分の境遇を呪いオルステッドへの不平を
言う度にアリシアからの愛が深くなっていった。
ヒャヒャヒャ、アリシアがどんどんオルステッドから心が遠ざかって行くのを見た時の
優越感ったら無かったぜ!!!

180 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/08(Sun) 23:24
>176
そう……いつの時代、どの世界にも"魔王"と呼ばれる者は存在する。
そうでなくとも、"魔王"と呼ぶに相応しき者は、必ず出現する。
「己が魔王になどなる筈がない」「そんな事が起きる道理はない」―――当初は誰もがそう考えるのが普通だ。私も、己が魔王に成り果てるなどと想像だにしなかった。
だが…自ら望んでなるべくしてなったというならば兎も角……たとえ当初の頃は望まなくとも……
その時々の情況や、或いは政治的・時代的背景次第では、己の本心や意志など容易く?み込むほどの圧倒的な流れに逆らえず…止むに止まれずになる者もいる。
立場が己を変えることもあれば、己にとって決して克服の出来ぬ耐え難き事態に見舞われ、ある感情に支配され尽くされた際に………誰しもが魔王に変わり得る。
その原動力となる感情は、その者次第で様々だ―――――私の場合は、それが"憎しみ"だったという事。

そう………太古の昔より……遥かなる未来まで……
平穏なる時も……混迷の世にも……
あらゆる場所…あらゆる時代において……戦いの火種となるもの。
それは人間が存在する限り…永遠に続く『感情』なのだ………。
その感情の名を……『憎しみ』或いは………『オディオ』というッ!
私だけではないッ! 人間である限り……貴様にもまた、『憎しみ』に囚われ、魔王となる可能性があるのだッ!

覚えておくがいい………誰しもが、"魔王"になり得ることを………。
『憎しみ』がある限り…………人の世が続く限り………
いつの世も……………。

>179(ストレイボウ)
>俺の表の顔は魔術師、弟子の一人や二人ぐらい持っていても変じゃないだろ。
別段、これといった他意はない。 どう応じようとも貴様の自由だ。
今後どうなるかは……貴様の手並み次第だな。
途中で挫折するも、師の貴様すら越える程の名のある魔術師になるも、または、私を打倒し得るほどの強大な魔術師になるも……全ては貴様の教え方次第だ。
ただ…何処からか聴いた処によれば、魔術含め、人には"技術"というものは全て伝授できても、"心"までは全て伝授できないと云う。
尊敬される偉大なる魔術師になるか、或いは忌み嫌われる邪悪な魔術師になるか―――――教えられた魔術という技術を何の為に行使するかは…そのもの自身の"心"で決まる。
弟子がこれからどのようになっていくか……預かった以上は、見届けることだな。

>お前はまさか能力的には『格下』と思っている俺が魔王を打ち破るはずが無いとか思ってるじゃねえのかッ!?
くく………何か勘違いしているな? 今の貴様の能力が私より格上か格下かなど関係ない。
引き合いにするのは些か癪だが、私が誘う"英雄"達のような、それぞれの抱く強き信念や輝きといった、
私が完膚なきまでに否定し尽くしてやりたいと思えるものを、貴様は持ち合わせておらぬ。
負の感情に屈し、闇に堕ちたが故に…彼奴等同様の真に滅すべき相手足らぬという事。
だからこその、今の邂逅が実現しているまでだ……とんだ皮肉ではあるが。

>ルクレチアの民を皆殺しにして自分はお山の大将気取りかッ。俺の知っているオルステッドは何処に行っちまったんだよッ、なあッ!?
ははは………よもや、貴様の口からそのような言葉が出るとはな。
お山の大将気取りか……貴様にはそう映るのか。
救いようのない愚かな人間共を滅ぼし…いや、各世界の"オディオ"を通じて英雄達をも倒し、あらゆる時代・世界をも滅ぼし……
己以外は誰もいない山頂から全てを見下ろした時、どんな気分だと思う?
最初の内は、勝者たちへの復讐を遂げることの出来た歓喜に満たされはすれど―――
最早己だけしかいない世界の中……最後に己を占めるものは………

―――――空虚だ。 ただひたすらに空虚しかないのだ。
勝利した処で……栄光も、希望も、得るものなどは決して無い。

魔王としての立場すらも終わった後は……永遠の真の孤独にただ苛まれながら生きるのみ。いや、生きているとすら呼べぬ。
―――己独りだけのお山の大将などに、何の価値があるというのだ?
何故にこうなったのか………何が悪かったというのか………どこで何を、間違えたというのか……………

―――――納得できる答えは、決して得られないのだ………。

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/10(Tue) 15:36
愛とは躊躇わないこと!そして振り向かないこと!!

182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/10(Tue) 20:48
ストレイボウ(弓)っていう武器があるのかと思った

183 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/10(Tue) 23:01
>181
僅かに聞き覚えがある気がすると思ったが……某曲の歌詞の一部か。
そこには、"愛"が躊躇わないことで、"若さ"が振り向かないこと、とあるが………。
―――まあいい。どのように捉えようが、愛の観念は各自のこれまで歩んできた生の軌跡で様々だ。
一理あるところもあれば、腑に落ちぬところもあろう。
………私にとっては、人間が抱く"幻想"の一つでしかないが、な。
たとえその時々には心の奥底から信じたとて……今後それを、いつまでも変わらずに信じ、抱き続けることが出来るとでも?
私に云わせれば…前向きな意味で迷いなく答えられる者は、味わったことがない故に知らぬのだ。
信じた筈が、受け入れられず……認められず……或いは、裏切られてしまった時の絶望をな。
そうでなくとも、時と共に己の中で変質するなり、何かしらの切っ掛けで冷める等という事もある。

―――――そこまで強く主張できる貴様は、この先たとえ何があろうとも…最後までその考えを貫くことが出来るのか……?

>182
「ストレイ(Stray)・ボウ(Bow)」という意味か。
"Stray"でも意味が成立している故、より相応しい意味のものに直訳するならば………「(正道から)外れる弓」といった処か。
武器の名としては不安を感じるが………成程、あいつの名前としては、何とも言い得て妙だと感じるな。

―――よもやあいつの裏切りは、あいつ自身の意思というよりは、何かしらの見えぬ意志や力が働いた、最初から意図されたことだったのであろうか?
………だとすれば、随分と底意地の悪い神の悪戯という他ないな。私たちの運命を弄び、辿った顛末を楽しんだのだから。
仮に"運命の神"なる者が本当に存在し、私たちの運命がこうなるべく操作して決めたというならば……是非とも云ってやりたいものだ。

「――――――皆の運命を弄び、そして私が魔王に堕ちゆく様を眺めるのは愉しかったか?
 愉しかったならば結構………貴様の愉悦の御蔭で、今や貴様すら滅ぼせるほどの立派な魔王となれた。
 これから貴様が、その魔王に滅ぼされるもまた運命という事。盛大なる御礼をしてくれるッ!!!」

………あいつの名前ネタ一つで、我ながら随分飛躍して"Stray"(脇に逸れる、脱線する)してしまったな………。

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/11(Wed) 21:09
悲劇の勇者と言えば彼ですよ、彼

185 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/12(Thu) 21:45
>184
ふむ……何処の誰をして"悲劇の勇者"と云っているのかね?
手掛かりを示さぬ以上、如何ともし難いな。
―――もしや、私のことを指して云っているのか? だとすれば、要らぬ世話に尽きる。
明確に"勇者"と呼ばれていた訳ではないが……攫われたアリシアの救出に向かう旅に出る直前、国中の誰もが
明らかに期待する空気を醸しだしていた―――――「伝説の悪しき魔王を倒し、平和を齎す勇者」の再来を。
私自身は特段意識したつもりではなかったが……歪に持て囃される環境だった故か、或いは自身の置かれた立場故か……
無意識の内に、多少なりとも自身の中で"勇者"という称号を抱いていたのやもしれぬ…。
―――――今はもう、厭悪の念しか沸かぬ。"勇者"という肩書にも。"勇者"と期待されていた頃の己にも………。

……まあ、私の事はどうでも良い。
貴様の云う何処の誰かは知らねど、"悲劇の勇者"と呼ばれる以上は……心身共に常人よりも遥かに強く、一時期には"勇者"と称賛されし者でありながら、
その者もまた何かしらの悲劇に遭い、絶望を味わったという事なのであろう。そうした推測の前提で、見做させてもらおう。
その者は絶望を味わった後、如何したのであろうか? 全てを失い、挫折・凋落したのか……若しくは自害したのか………

―――――或いは、絶望を知って尚……諦めずに奮起し立ち上がり、己が信念を貫き通したのか。
ならば是非とも、我が絶望の世界にご招待したいものだ。 何故に諦めずに足掻くことが出来るのか。一体何がその者をそこまで突き動かすというのか。
その者の存在意義を裏付けるモノ全てを聞き届けた上で………我が手で否定し尽くし、滅ぼして差し上げよう。

――――――――所詮、"全ては都合の良い幻"でしかなかったのだと、思い知らせるまでッ!

186 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/13(Fri) 22:38
男は拳で語り合うものっ!
拳でなくとも二人が腹を割って語り合っていれば魔王が生まれなかったかもしれませんね

187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 10:43
>186
拳で語り合う―――所謂「肉体言語」というヤツか。
言葉だけでは伝わらない事を、互いの拳を通じることで分かり合うという訳か。
私が誘う一人の"タカハラ"のみにしか通じなさそうだな。
……ただ生憎だが、「肉体言語」が可能なのは両者ともほぼ同等の強さであることが前提で、一方が強ければ(或いは弱ければ)成立し得ないだろう。
仮に剣が無くとも、少なくとも拳の喧嘩でも負ける気はしないのでな。頭が良くても腕っ節はからっきしのあいつとでは、「肉体言語」は到底無理であろう。

ただ……「拳でなくとも二人が腹を割って語り合っていれば〜」か。………それについては反論の余地も無いな。
私は別段あいつを苦しめる心算も、引き立て役などにする心算も無かったが………今思えば当時のルクレチアの環境は、あまりに偏りが過ぎていた。
"武の強さ"という特定のカテゴリーのみが尊ばれ、"魔術"の方は冷遇されていた。
せめてルクレチアに、それぞれ違うものの良さ、利点、価値等を多角的且つ率直に容認する風潮があれば…あいつも確実に評価されていただろう。
別々の違う道で互いに切磋琢磨し……親友であり、良きライバルにもなれていたやもしれぬ。

―――だが、そうはならなかった。 歪な環境下で私ばかりが評価されていく中………嫉妬と劣等感で、あいつは屈折してしまった。
そんな時に腹を割って語り合っていれば……そんな機会を無理に作ってでも、本心を打ち明け合っていれば………或いは……………
………私たちには、それが出来なかった。つまり…本当の意味での……親友ではなかったのだ………。
魔王に堕ちた後になって、漸くその事に気付くこと自体がその証しだ………全てが、遅すぎたのだ……………。

………………そうであろう? ………………ストレイボウよ………………。

188 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/14(Sat) 10:50
>186への返答も私のものだ。
またも名前の入力を失念してしまったか……相済まぬ。

189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 12:37
魔王ともあろう者が謝るんじゃない
威厳もへったくれもないなぁ

190 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/14(Sat) 14:41
>189
メタな返答になる故恐縮だが、あいつの招待と許可の下、今はキャラハンとして参加している。
長めに書く節があることは認めるが、返答する立場になった以上は他の参加者を極力不快にさせず、不定期とは云え出来る限り早めに応じ、
また、独り善がりの自己満足に終始し、イメージを損ねてしまわないような内容の返答を心掛けている心算だ。
それ故、返答時はキャラハンとして名乗ることは礼儀だと考えている。
そうでなければ、形としては名無しが勝手に返答している事になってしまうからな。
それに、名乗りを欠いた非礼を犯したまま放置していては、自身の非を頬かむりする事にもなる為、その非礼を詫びるという訳でもある。
それ故…キャラハンとして見過ごしてはならない何かしらの失敗を犯した時の謝りについては、
"魔王の言葉として"というよりは、"一キャラハンの言葉として"受け取って貰えるようご容赦願いたい。
この返答で、納得して貰えるだろうか。

―――ふむ……こうした事になるのも、初歩的な誤りを繰り返すからだろう。
元々はあいつの築いた場所だ……参加者が離れてしまわないよう、精進せねばな……。

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 22:57
問題は姫さんがストレイボウと国を捨てた場合、オルステッド倒したとしても国から追手が掛かってまともに暮らせないのでは?
魔王倒したぞ→国の復権だ→じゃあ魔術師より貴族の方が・・・。

こうなったらストレイボウ的にはむしろオルステッド帰ってこいまであるな、一個人に執着するあのメンタルで国王が出来ると思えん・・・。

192 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/01/15(Sun) 00:35
>>169
おっと勇者サマのお出ましのようだ。
かつてのハッシュも、オルステッドさえも言わなかった
根絶やしにしてくれるとの台詞を聞いてお前は実は勇者じゃないだろッ!
との突っ込みを入れそうになったぜ。
魔王共を根絶やしにしてその後はどうするつもりなんだ?
魔王すらも屠ったその力が、一般の民に恐れられ敬遠される未来しか
ねえと思うんだがよ。生きた英雄よりも死んだ英雄、か。
あいつに賛同するのは不本意だが、魔王オディオの言葉には真実も含まれているだろうよ。

>>171
魔王の匂いってそんなにするのか?あぁ、死臭とか血の匂いって
事か。全く犬並みの嗅覚だぜ。
原始編と呼ばれる世界では、人間の言葉は発達していないが
匂いやジェスチャーで話が進んでいたな。
長老に狩りをして肉を取って来い、と指示された時に鼻で
獲物の匂いを嗅ぎ取ろうとすると長老の匂いまでも鼻に入ってくるのが
面白かったな。あの世界の住人だと嗅覚だけでは無く視力も
かなり良さそうだからこの場所(スレッド)も目敏く見つけて来る、
と思っていたんだが今の所来る気配はねえよな。
もっとも人語を話さないので名無しへの返答は出来ないだろうが。

>>176
あぁ、何処の世界にも居るもんだ。
お前の居る『現実の世界』にも魔王は既に干渉している。
つまり、このスレッドで返答してお前と関わっているって事だッ!
俺がオルステッドと比べられ劣等感を持ち
己の境遇に不満を持っていた事よりも
多くの憎しみがあいつを変えちまったんだ。
なぁ、>>176にもあるんじゃないか?理不尽な事をされても
耐えねばいけない時や親友ばっかり良い目にあって自分は
蔑ろにされている境遇等……二番目のはまんま俺の事だな。
そう言う場合、憎しみの感情に身を任せるのは容易いが
良い結果は産まないだろうな。オディオ(憎しみ)に取り込まれる
まで憎しみを滾らせるんじゃあ無いぞッ!これは経験者の言葉だからな、
ありがたーく聞いておけよ。

>>180魔王オディオ

>何処からか聴いた処によれば、魔術含め、人には"技術"というものは
全て伝授できても、"心"までは全て伝授できないと云う。

ふん、その話の大元になった人物はなかなか良い事を
言うじゃあねえか。そうだな、この坊主のような真っすぐな心根を持ったヤツなら
少なくとも俺みたいな捻くれた考えを持つ魔術師になる確率は低い、とだけ
答えておくぜ。見ろよ。あんなに魔術の本を目を輝かせて読んでいるんだ。
立派に育ててやりたくもなるじゃねえかよ。
今度、魔術を覚えるのは何が目的だ?と聞いてみてやろうか。
大方背中がムズ痒くなるような真っすぐな理由だと思うぜ。
どれ、今日も稽古をつけてやるか。

>負の感情に屈し、闇に堕ちたが故に…彼奴等同様の
真に滅すべき相手足らぬという事。

なるほどッ、俺は勘違いしてたようだぜ。
つまりは光り輝く英雄では無く、闇に落ちたが故のこの邂逅と言う事か。
一つ質問だが、この場所(スレッド)に英雄の一人がキャラハンとして来ちまったら
お前はどうするんだ?
俺の予想ではハルマゲドンになっちまうと思うんだが。

>―――己独りだけのお山の大将などに、何の価値があるというのだ?

たった一人だけのお山の大将か、それはそれで想像出来ない程
悲壮だな。魔王となり復讐を遂げたのを実感して間もなく
残された空虚を抱えて生きて行かねばならないのは、辛い事だと
俺でも分かるぜ。だけど……俺はッ!
俺はお前に同情出来る立場じゃねえって事は分かっているんだ。
こちらから罠を仕掛けたんだからなッ!

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 19:47
メガロマニアを聴くと俺の闘争本能に火が点くぜ

194 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/15(Sun) 22:26
>191
「アリシアがストレイボウと国を捨てる」に至る経緯というのが、今一つ解せぬのだが…。
ふむ…正直気分の良い仮定ではないが……もしストレイボウが、"真の魔王であるオルステッド"を倒し、見事アリシアを救い出した真の英雄として凱旋した後、何かしらの難事に見舞われたとすれば………
アリシアを娶り、後継者にはなったものの…元々人望が無かった事と、ルクレチアの誰しもが心から納得していないが故に、表面上は英雄と称えつつも本心から尊敬も慕ってもいない様子が煤けて見え、
そうした、本当の意味で未だ評価されていない現実に次第に苛立ち、癇癪を起こすようになったストレイボウの言動や態度にやがて愛想を尽かし、遂に捨ててしまった……というならば、多少強引だが納得できよう。
ルクレチアについては……父君の意志を反故にしてでも捨てる程の相応の理由や動機が必要だな。国と民を見限り、他国に亡命するに至る理由や動機が…。
それについて納得の行く経緯というのが、私にはどうにも想像が付かぬな…。

―――ただ、あいつに国王が到底務まるとは思えぬ点は同意だ。
確かにあいつは頭は切れる…若しかすれば、ルクレチア一やもしれぬ。
だが……それが国王としての器や資質と相関するかとは別だ。統治力、統率力、決断力、その他内政面・外政面で国をより良く発展させていく
総合的な政治力無くして、国王は務まらぬだろう。後継者止まりで実際に玉座に就けてはいないが……私にもそれ位は分かる。
何より……長年周囲から冷や飯ばかり喰わされてきたあいつが、国や民の為に本気で身命を捧げるとは、到底思えぬな………。

―――――今はもう、あらゆるものに愛想を尽かした私が云えた義理ではないが、な………。

>193
闘いの最中……主に、かの英雄共が各"オディオ"と戦いし時、何処より脳に聴こえしあの曲か。
確かに………あの激しい曲調は闘争本能が刺激される。
"魔王オディオ(曲名)"が流れた後、戦いに突入する直前に流れるタイミングの良さとも相まって屈指の人気度を誇る。
アメリカなる国の"トビー・フォックス"なる者も、作曲者たる"ヨウコ・シモムラ"と対談中、「MEGALOMANIA」にインスパイアされ、
新しい曲「MEGALOVANIA」が生まれたと語ったほどだ。
それ程、多くの者の心に残る名曲である事も肯ける。

………私の場合は、まだ人間だった頃…ハッシュ達と共に偽魔王と戦いし時。
そして………ストレイボウからの衝撃の裏切りの告白後の戦いの時に流れた。
あの曲が流れる戦いに勝利した際…各世界の英雄たちは目的を遂げ、凱旋を果たした。
だが……私はそうではなかった。勝ったというのに、勝利への喜びも……余韻も……達成感も、得られなかった。

―――何故なのであろうな?
生き様や考え方、形こそ違えど………元々は護るべきもの、確固たる信念などを抱いていたという点において、大して変わりはなかった筈。
私と彼奴等とでは………何が一体、違うと云うのであろうか―――――。

………素晴らしくはあるが……私にとっては、そういう事を考えてしてしまうという意味での、トラウマの曲でもあるな………。

195 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/15(Sun) 22:28
>191(ストレイボウ)
>見ろよ。あんなに魔術の本を目を輝かせて読んでいるんだ。立派に育ててやりたくもなるじゃねえかよ。
―――そうか………その言葉を、忘れぬことだ。
そして……いつしか師の貴様をも超え、名声や称賛を得る程の魔術師になる日が訪れたならば………
その暁には…今後は弟子にまで、精々嫉妬の炎に狂い滾らぬことだな。
貴様を引き金としてルクレチアで起きたような悲劇は、最早間に合っている……。
尤も……魔王の私としては、たとえ起きた処で「やはり、所詮これが人間の真実だ」と溜飲が下がるのみだがな………。

>一つ質問だが、この場所(スレッド)に英雄の一人がキャラハンとして来ちまったらお前はどうするんだ?
―――知れたことを。
繰り返すように、彼奴等が知らねばならぬ"大事なこと"を伝え……己の生き様を心底後悔させながら……
悩みと苦しみに満ちた罪深き生に、別れをつげさせてくれるッ!!!

………と云いたいが、それはここ(本スレッド)である必要はない。
彼奴等との存亡を賭けた闘いをすべき場は、ここではない。ここはあくまで貴様が築いた特殊な空間。
来るならば来るで見に徹し、彼奴等が普段何を思い、考えているのかを返答の姿勢より視る為の場として利用させてもらうまで。
私に何かしらの言葉を送った時には都度返事も行なうが……滅すべき敵である以上、貴様同様に馴れ合いはせぬ。
闘いならばいつでも魔王山山頂で存分に行える。強いて云うならば……この場から去る時が、彼奴等との闘いの始まりという事。
「束の間の休息を、精々噛み締めるがいい」と、彼奴等が訪れた際には云わせてもらうこととしよう…。

>俺はお前に同情出来る立場じゃねえって事は分かっているんだ。こちらから罠を仕掛けたんだからなッ!
当然よ。 元凶たる貴様からの同情なぞ不要。
日々不当な扱いを受けていたとはいえ……あのような形で、取り返しのつかぬ、見下げられる道を選んだ以上…覚悟はしていよう。
多少の同情はあれど……決して肯定はされぬ。まして、赦されもせぬ………。
くく………それは、私も同様か。 今や、貴様以上にあらゆる者から恨まれ、憎まれる存在になったのだから……。

―――ただし、これだけは云える。
「貴様らが私を憎む以上に、私は貴様ら"人間"という存在を憎み切っているッ!!」とな………。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 19:23
心山拳奥義!

旋牙連山拳(センガレンザンケン)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!

197 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/17(Tue) 20:40
195で返答時の「>191(ストレイボウ)」は、正しくは「>192(ストレイボウ)」だったな…。
細かい処だが、失礼した。

>196
―――――おっとッ!!

………ふぅ……出会い頭早々に奥義を繰り出すとは、とんだ"志を受け継ぎし拳師"だな。―――まあ、問答無用でこちらの世界へ誘った私が云える立場ではないが。
かの"シンザン・フィスト"なるファイティング・スタイルを極めし「Master・Shifu(師父)」より受け継ぎし技か……それだけのキレを持ち、且つ完成度高き技を編み出すに至るまで、
さぞや並々ならぬ労苦と長年の修練の積み重ねがあったことだろう。
何より、強靭なる心身の基……ついに編み出し、そして受け継ぐに足る志………それがあるからこその奥義という訳だ。

―――――だからこそ、悲しきかな。
それだけの志も………時の流れと共に、いつしか必ず忘れ去られ、歴史の彼方に消え果てる。
そうでなくとも、その時々の時代や情勢等により…やがて本来の伝承者の本意とは大いにかけ離れた形に変質しゆく等、
決していつまでも変わらぬ形のまま存在し得ぬ。
結局の処………"強くなりし己に酔う"という自己満足に存在意義を見出したのみに過ぎぬ。
ならず者共の撃退や義破門団の打倒という、弱きを助け強きを挫く活劇も……そうした己を正当化する為の欺瞞でしかない。

―――ほう、違うと云いたいか? 大切な志や想いは、決して色褪せることは無いと?
………ならば特別にお見せしよう。 先ほどの奥義への細やかなる返礼だ。
―――――これはかつて、私が心から愛した者の成れの果てだ。
所詮、貴様らの抱く志も……信念も……守るべき大切なものも………
………何かを切っ掛けに、かのように成り得るのだ。
さあ、刮目せよ………この醜く変わり果てた姿を。
これを見ても尚……貴様らは自身の抱くものの価値を………説くことが、出来るのかッ!!!

―――――――――――『セントアリシア』ッ!!!

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/17(Tue) 21:52
果たしてキューブに存在感はあるのだろうか?

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 01:01
ワタナベ(息子)「びえええー!父ちゃ〜〜ん!
僕たちってなんでどの世界でも酷い目にあうんだよ〜!」

200 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:34
>198
主人公としての存在感があるのか否か……という意味であろうか。
ふむ……私たちの時代よりも遥かに文化・技術レベルが進んだ未来の時代、"カトゥ"なる絡繰り技能士の手によって造られし、
彼の"人の心を得し、人ならざる者"は、そもそも他の英雄たちと違って戦闘用に造られた訳ではないようだからな。
実質最強のオボロ丸…遠距離特化のサンダウン…力押しのタカハラ…師父より受け継ぎし技以外にも、各々差別化された独自技も持つ心山拳師範…
コミカルな雰囲気を持つポゴ…弱いと云われるが最も主人公感が強いとの定評ありしアキラ…
こうした彼の者達と比べれば……戦闘面ではハイスピードオペやアップデート始め、如何してもサポート要員の感は否めないだろう。
何より………喋れない事に加え、あの独特の一頭身の面相では、主人公としては些か存在感に欠けると謂わざるを得ぬやもしれぬ。

―――ただ……繰り返すが彼奴は、人の手で造られし"人の心を得し、人ならざる者"。
彼奴が使う技名全ての頭文字のアルファベッドを取って?げれば「H・U・M・A・N・I・S・M(ヒューマニズム)」と読める事は、ここへの来訪者にとっては既知の事。
また、あくまで敗北すればの話だが………私が敗れし時には、"人を辞め、魔に堕ちた者が、人ならざる者を通じ、人の事を教わる"という、
実に対比的なアイロニーを引き立たせるという意味でも、彼奴の存在感は決して無ではない。

―――――くく。
だからこそ、魔王として………否定し尽くすに足る相手の一人(彼奴の場合は"一機"か?)なのだ……。

>199
フン………いい加減泣き止め。 耳障りだ。
「どの世界線においても酷い目に遭う」か。最早そこまで行くと、悪質な神の悪戯という他ないな。
なんともまあ………憐れ極まる様だな。

―――――それで? そうして泣き喚き続け、いつしか誰かが救いの手を差し伸べてくれるのを待つか?
お前の姿は…且つて無条件に救いのみばかり求め続けた、愚かな人間共の姿そのものにしか映らぬ。
たとえ理不尽極まる不運が降り掛かろうと………或いは自業自得の災難に遭おうと………真に己を救えるのは、己のみだ。
以前の私ならば差し伸べたのだろうが……今の私は、死しか振り撒かぬぞ?

―――さあ、如何する?
恐怖と理不尽に屈し、敗者のままであり続けるか?
それとも………惨めな己を認めつつも歯を食いしばり、なけなしの勇気を振り絞ってでも立ち上がるか?
決めるは貴様の意志のみ―――――どちらか、選べッ!!!


――――――ふん、逃げたか。
私が手を下すまでもない。 遅かれ早かれ、デスプロフェットにより石化の裁きが下される。
勇無き臆病者に未来や希望はない………抗いもせぬ者は、誰にも救えぬ。

ふっ………私としたことが、気でも迷ったか?
そもそも人間そのものが、救えぬというのに、な……………。

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:51
と言うか魔王山でオルステッド倒しても意味なくね?だってストレイボウの裏切り+魔王山の怨念で既に闇に染まってたんだし。
ストレイボウが倒す→周囲の怨念によりオディオ化、最悪アリシアの胎を利用して蘇生
アリシアが諭す→返り討ちに遭うだけ。

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 18:05
英雄たちにあった強力な武器を用意したり、
エリアルという名のついた質のいい防具を用意するオディオは優しい。
…各ダンジョンを攻略したり、強力な敵を倒す必要があるが…

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 20:46
高原編のラスボスがザコ認定されてるのなんで?

204 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/19(Thu) 23:05
>201
「死して尚怨念で憎悪の化身と化し、アリシアを媒介として蘇り、仇を討つ」、か………貴様も中々に悍ましい想像をするものだな。
ただ……今でこそ魔王の身ではあるが、魔王が誕生する詳細の全てまでは、私でさえ把握しきれていない。
そもそも…"魔王"という存在自体が、ルクレチア最大の謎となっている。
昔から長らく語り継がれていながら、その実態そのものは闇に包まれたままであった。"魔王山"という名の山から、"魔王"と呼ばれる悪しき者が出現するというだけで、
それ以上の詳しい伝承等が記された文献が何故か出回らなかった故……ほぼ口伝による言い伝えだった。
当然、誕生する実際の経緯も謎のままだ。 或いは貴様の云う通りに生まれ変わる形で誕生していたやもしれぬが…私が見た限りでも、
あの時私への嫉妬と憎悪で魔王になりかけていたストレイボウを返り討ちにした後、あいつが蘇ることは無かった故…やはり、貴様の云う流れには至らなかったやもしれぬ。

………ただ、考察する者の中には「魔王山そのものが"魔王"」と説く者もいる。
原初の魔王が如何なる経緯で誕生したかまでは不明だが、私はこの説に一枚?ませてもらう上で………
元々は何の変哲もない山に、何らかの切っ掛けで強大な負の感情が凝り、増幅し、陰の力が籠るようになり―――
そして、山に入った者が、特定の負の感情に支配し尽くされたその時に、それを原動力・媒体として"魔王"が誕生するのではないか―――現魔王の私としては、この説を推したい。
偽魔王の謎も残されてはいるが……以前ハッシュに倒された魔王が弱体化状態ながらも執念で蘇ったとも、先代魔王の元配下とも、その気になれば幾らでも解釈できる故、ここでは割愛させてもらいたい。

―――結局の処……明確な根拠が存在せぬ以上は、どのような考えも、全ては推測の域を出ないのだが、な………。

>202
ふむ……私が"優しい"、か。 貴様にはそう視えるのか。
………まあ、見方によっては……ある種のお膳立てであり、「セントアリシア」による石化対策への救済措置、とも取れるのだろう。
英雄たちに真実を教え、絶望と共に死を味合わせる心算でいながら…一方でそのような矛盾したこともしているという訳だ。

―――ふふっ、我ながら可笑しな事だとは承知している。
滅すべき筈の敵に塩を送るような、己のこうした行為についてはな。
ただ……せっかく召喚した以上は、私に辿り着く前に簡単に死なれても面白くない。
絶望の世界でも諦めず……希望を捨てず……生き抜く為に苦心の末にダンジョンを攻略し、強大な敵をも打倒せしめた英雄たちへの、
敢えての一種の褒賞品、といった処か。 強いて云うならば、そんなところだ。

―――――そして、その上で滅す。
全ての希望を絶望へと転換させるのだ―――――かつて私が味わったように、彼奴等にもまた味合わせてくれるッ!

>203
平穏なる時代でありながら修羅の道を選び、タカハラの宿敵でもある"オディ・オブライト"か。
オブライトもまた他のオディオに負けぬ者でありながら、よもや雑魚認定されるとは……。

―――いや、原因は分かっている。
かの骨法の達人たる老拳士、"セイシ・モリベ"より受け継ぎしあの2つの技だ。
生半可な真似ではなく、ほぼ完璧に再現されたあれらの技の所為で……一方的な完封をされている。
そして…あまりの強さゆえに……彼奴が他の猛者より学びし技の全てが、霞んでしまっている。

―――ふむ……"最強の座を得し闘士"よ。 貴様、口上でも述べていたな?
モリベ含め、貴様が勝った各々の相手の名と持ち味を。そして、それを以ってオブライトを倒す、と。
ならば最低でも1つ、各々の技を使って勝つ位の美学を貫こうとは思わなんだか?
モリベの技だけで倒しておき……他の猛者への顔向けが出来るのか?

―――――命のやり取りに美学も何もないとはいえ………流石に私も、彼奴には斯様に突っ込みたくなったな………。

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/21(Sat) 20:04
サブキャラたちが使い捨てなのが可哀想
せっかく各編では仲間だったのに

206 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/22(Sun) 13:30
>205
"使い捨て"……か。あたかも、神の如き立場の何者かにより、この物語(LIVE・A・LIVE)に登場する者達の運命が操られたと云わんばかりの口振りだな。
まあ…各世界の英雄達にも決して引けを取らぬ、個性豊かな者ばかりではある。
各世界限りの"使い捨ての仲間"とやらで終わるには勿体ない程の、魅力があるということなのだろう。
但し……別段庇い立てする心算も、肩を持つ心算もないが……各世界の英雄の仲間となりし者達も皆、英雄たち同様にそれぞれが己が信念を貫いたまで。
誰に命令されたでもなく、まして頼まれたでもない………他者の言いなりではなく己の本心に従って行動し、そして行動を以って己の意志を全うした。
たとえその果てに命を落とすこととなろうとも……全ては己が信念に殉じた結果。後悔無きまま、逝けたことだろう。
少なくとも、何者かにとっての"使い捨て"としての生などを、全うした訳ではない。

―――――尤も、己の信念を貫いたとて……それで望む通りに報われるかどうか………想いが果たされるかどうかとは別だ。
生きている間に果たすのは無論、たとえ志半ばで死した後もその遺志を継ぐ者がおり、そして遺志が果たされることで漸く報われ、意義を成す。
即ち、逆を云えば……如何に確固たる信念を持ち、身命を賭して生きたとしても……何一つ果たせず、報われることが叶わなければ………
―――――"単なる自己満足、欺瞞に終始した無駄死に"となる。
それはある意味……"使い捨て"よりも遥かに惨き、救いなき有り様とは思えぬか………?

貴様の云うサブキャラに当るであろう、ハッシュも、ウラヌスも……決して長い期間とは云えなかったが、あの頃の私にとっては仲間であり…人生の先達であった。
死に瀕しても先輩としての言葉を遺し…その想いを込めた「ブライオン」を私に託してハッシュは逝った。
どれだけ理不尽な目に遭おうとも人を信じることを諦めず…「その意志を護り続ける」という遺志を私に託してウラヌスは逝った。
こうした大きなモノを託され、私も信じた。そして、彼らから受け継いだものを、絶対に無駄にはしない―――そう誓った。
その結果は………今更云うまでもあるまい………。

ハッシュよ………己を信じる者が一人もいなくなってしまった時は……一体誰を、信じればいいのだろう。
ウラヌスよ………たとえ信ずるに値せぬ者ばかりであっても決して諦めず……いつか己を受け入れ、信じてくれることを"信じる"しか、ないというのだろうか。
私は……信じる者全てに裏切られた。そして私は………貴方たちを、裏切ってしまった。

―――――――魔王になる以外に………あの時………私は一体、どうすれば良かったというのだろうか……………。
教えてください……………ハッシュ……………ウラヌス…………………………。

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/23(Mon) 21:41
高原編のシステムは格闘ゲームみたいでRPGにしては斬新だった

208 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/24(Tue) 21:56
>207
オムニパス形式で各世界それぞれの物語を進行させる中、戦闘のみで構成されたタカハラ主人公の"現代編"か。
確か…私たちの物語(LIVE・A・LIVE)をRPGなる創作遊戯で構成する中、色々な形での挑戦が込められていたと聞く。
その内の"現代編"は、且つてお前達の世界で一世を風靡した某疑似格闘遊戯を、明確に意識しているだろう……斬新というのも尤もだ。
多くの猛者との戦いを交えて己の道を往くという処や、その最中に自身と似て非なる道を往きし宿敵とも云える相手と戦うという処も、それを彷彿とさせるな。
―――その某疑似格闘遊戯の象徴的主人公と謂うべき男は、"真の格闘家"を目指していると聴く。
"最強"を目指すタカハラとは違う目的だが、己が信念に永遠に挑み続け、ストイックに求道を貫くという点では相通じるものがあるな…。
それだけ心身共に真に強き者だ。紛れもなく、両者が邂逅を果たせば……拳を交えて意気投合すること請け合いだろう。

………ただ、彼の者は確か……自身の内から芽生える"殺意の波動"なるものに、一時期飲まれたことがあったらしいな。
完全に飲まれ闇に堕するか…膨大な苦悩・葛藤を経て制御し克己できるか……その者が求道の果てに如何なる末路を迎えるかはさておき………
それほどの強き者ですら、道を誤りかける事があったのだ……タカハラも決して他人事とは言い切れまい。
確かに彼奴は多くの猛者との戦いを交えて勝利し、最強の座を得た。だが……オブライトの言を借りる形だが、彼奴にはこの言葉を贈るに相応しい。

『最強になったとてそれで終わりではなく、それから後も道は続く。
 これから先…"最強"の称号に目が眩みし多くの者が、中には手段を選ばず"最強"の座を求め、絶えず挑み続けることとなるだろう。
 それでも貴様は………道を踏み外さずに…お前の望む在り方のままに……最後まで、信念を貫き通せるかな?』―――――とな。

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/26(Thu) 21:53
アリシアが自害した時点でもし自分がオルステッドの立場だったら何も感じないだろうな。
事実として他人の力におんぶにだっこと言うならアリシアが無事に帰ったとしても滅んだだろう、そうなれば遅かれ早かれでしかない。
強い「英雄」がいる間だけ国が僅かに延命するだけ、後は魔王がいようがいまいが同じ事だ。

210 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/27(Fri) 21:28
>209
……………そう、か。アリシアが目の前で自害しても、何ら感懐を抱かぬか。
私たちの物語(中世編)を知った者達にとって……彼女は、それ程までに忌み嫌われる存在なのか。
確かに、私(オルステッド)の視点から観るならば…テラスでの愛の誓いを心の支えに魔王山山頂まで辿り着いたのに、
当の彼女がそれを翻してストレイボウに心移りした挙句、友人と信じていたあいつの裏切りでただでさえ傷ついていた私の心に、
あいつに寄り添うように自害するという形で駄目押しの止めを刺した故……不名誉な"スクエア三大悪女"入りにもなった次第か。
―――だが、私には………あの時、何の感慨も沸かずにアリシアの死を唾棄するには………彼女の言葉に信と想いを抱き過ぎた。
今はもう………裏切ったが故に憎んでいるのかも、いまだ未練がましく愛しているのかも……私自身にも、よく分からぬ………。
それ以上のことは………「セントアリシア」から推して察してもらいたい。

ルクレチアは……たとえアリシアが無事に戻ったところで、自主的な自衛の意志すら持たず、強き"英雄"にただ救いばかり求める他力本願な国民ばかりでは………
魔王であろうと…内紛であろうと…他国からの侵略であろうと……いずれ滅びるは、時間の問題だったという訳か。
例え王殺しの罪と魔王の汚名を着たまま石もて追われる身に堕ちようとも………或いは魔王に成り果てるよりは……逃亡人生に身を窶した方が、まだ良かったのであろうか。
―――尤も、たとえそうであったとしても……その選択肢があの時あったとしても……私は選ばなかっただろう。
親友…愛する人…護るべき国の民と信じた者達に裏切られ……"人間"に愛想を尽かし、幻滅しきった以上………愚かしさのツケを命を以って贖ってもらうと決めた。
弱きままに甘んじず少しでも強くあらんとして……己の意志と覚悟を持って物事を決め…考え…行動して自主的に"生きる"という権利と責務を自ら放棄し……
弱きを理由に言い訳をして楽な方向に逃げ……厭なこと、やりたくないこと、見たくない・聞きたくない・考えたくないことを強き他者に仮託して何ら恥じ入らぬ愚か者には………

―――――いずれ、"滅び"という罰が下る。 私はあくまで、その切っ掛けでしかなかっただけの事…。
確かに貴様の云う通りだな。何時ぞやにあいつも云っていたが……なるべくして辿った末路なのだ。
ルクレチアの滅亡は………。

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/29(Sun) 19:51
全ての世界を自由に行き来したかった

212 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/29(Sun) 21:34
>211
全ての世界を自由に行き来、か…。誰もが一度は望みそうな事だな。
その理由が、自分たちの世界とは違うあらゆる世界を行き来することで未知の経験を得て見識を深めたいが故か……
自分たちの世界に嫌気が差して、いざという時には別の世界に逃避することで理想の新天地を求めたいが故か……
いずれにせよ…どんな世界、どんな時代の人間にせよ、そうした願望を持つ者は後を絶たないことだろう。

―――私が思うに、良くも悪くも……世界情勢…文明・技術の規模…生息する種族…各国の伝統・文化・民族的性格や価値観等………
その世界を構成する内実の詳細こそ、世界の数だけ数多く存在すれど………
―――――"人間の本質"そのものは……たとえ何処の世界であろうと、大差はないであろう。
以前にも述べたが……国境、人種、見た目、思想、概念、価値観等の違いを理由に同族同士で相争い、自国の自衛を名目に奪い合い、
殺し合いを大義名分の下に正当化するという愚かで血腥き歴史を築く生き物が人間だ………如何に別世界であろうと、それは決して変わり得ぬ。
………何故そこまで断言できるのか、か? 簡単な答えよ。

―――――私たちの世界以外のあらゆる別世界にも、"魔王(或いはそれに準じる者)"は確実に存在するからだ。
人間の欲望に果てはない……愚かしさに限りはない……救いの無さに、底はない………。
人間が存在する限り、"魔王"は必ず出現する。人の世が続く限り……終わりは訪れぬ。
真に平穏で平和な世界なるものが本当に存在するとするならば………それは、人間が存在しない世界に他ならぬ。

―――貴様は…仮に全ての世界を自由に行き来できるようになれるとするならば………どのような世界を望む?

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/30(Mon) 20:56
魔王と戦ったら殺される?

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/31(Tue) 09:09
心の強さとは何でしょうか?


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