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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

272 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/08(Wed) 21:44
>269
………先ほどから音を立てているが、何の心算だ?
―――いや、違うな。 正確には……"何を言って"いる?
貴様があの宇宙船にいた時は、周囲には"自律思考型ロボット"なる存在への一定の認識と理解を持つ者がいたが故に、人語を介さずとも其れなりにやれたのだろうが………
生憎私は貴様たちの時代のような技術・文明レベルが進んだ世界の者ではない故……「見慣れない魔物の鳴き声」程度にしか受け取れぬ。
言葉を介せぬというのは、何かと不便なものだ。 貴様の生みの親のカトゥ―に、いずれマザーCOMのような「言語機能」を備え付けて貰うがいい。

―――――尤も、それは貴様が生きて元の世界に生還できればの話、だがな………。
貴様が何を言っているかは皆目解せぬが……言わんとしていることは、朧気ながら分かる。
即ち………「人間でありながら、"人間"を否定するのは虚しい」とでも伝えようとしているのだろう。
だが……貴様も短い間ながら見た筈だ。あの船の中でいがみ合い、日々大義名分や題目等でも挙げるような、"平和"だの"調和"だのを自ら否定する、醜き人間達の姿を。
生還できたとすれば、それからも貴様はカトゥ―の"家族"として過ごし、様々なことを数多く学んでいくのだろう………歪で悍ましき「人間の本質」も含めて、だ。

―――――それでも貴様は……マザーCOMと同じ道を辿らずに………"機心"の中に宿りし「ヒューマニズム」を、抱き続けられるかな?

>270
その通りだ……切っ掛け次第で、誰しもが魔王になり得る。
それは、"勇者"であっても例外ではない……所謂、"闇堕ち"だ。
そして、一度堕ちれば決して後戻りも取り返しも付かない。魔王から勇者への"光昇り"などというものは聞いた覚えは無かろう?
貴様たちの世界で流行りの、所謂「異世界転生」ものの物語の中には、或いはあるやもしれぬが………
"魔王堕ち"はあっても、"勇者・英雄昇り"なるものは……まず無いだろうな。

―――所で、その口振りからすると……「LIVE A LIVEの物語」を知らぬ者であろうか。
"勇者"が"魔王"に堕ちる話は、これが唯一という訳ではないが……「LIVE A LIVE」においては、私たちの世界の"中世編"で語られる。
知らぬがそれなりに興味があるならば、これ以上はネタバレになる故語らぬ。是が非でも貴様自身の手に取り…触れてみるがいい。

―――――そして、知るといい。 私たちの世界で、一体何が起きたのかを………。
顛末を知った時……どう感じ、どう受け止めるかは―――――貴様次第だ。

>271
………何故選ばねばならぬ?
骨法を極めし老拳士"モリベ"だろうと、心山拳"師父"だろうと……弟子になる心算もない上、出来よう筈もない。
それぞれ、編み出し技の有用性は目を見張るものがあるが………それを目当てに弟子入りするなぞ、筋違いも甚だしい。
そもそも、貴様の指図を受ける謂れはない。

―――あの者達は、自身の強さを磨く道において"拳"を選び…… 私は"剣"を取った。
強さは強さでも……拳で得る強さと、剣で得る強さでは、根本で異なる。
生き方・考え方も別々である以上、仮にタカハラ同様に得ようとした処で……オディワン・リーが言う処の"付け焼刃"止まりだ。
そんな中途半端な"付け焼刃"で技を得る事自体………あの者達と、己自身への侮辱でしかない。

―――――逆に、貴様は一体……如何なる考えでそんな選択を迫ったのか……‥私から聞かせて貰おうか?

273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/09(Thu) 09:29
魔界となったルクレチアの中でも、本能のダンジョンに住むアムルクレチアは異質な存在ですね。
魔王の影響が及ばないのは、住んでいる場所と本人(人?)の力でしょうか?

274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/09(Thu) 20:09
勇者オルステッドもまた勇者に倒される運命なのだ

275 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/11(Sat) 00:27
>273
あの、古くからルクレチアに住み着いているという巨大なゴールデン・カープ(黄金鯉)か。
私のオディオの力と、各世界の憎しみの念を吸い取って創り上げた魔物達と違い…唯一私の息が掛かっていない。
何故か、貴様たちの世界の「カンサイベン」なる言語で喋る上に、「ゴールデン・チョンマゲ」を欲しかる珍妙な奴だ。
もしや、過去の時代の二ホンの"オオサカ"の成金辺りの生まれ変わりかとでも勘繰りたくなるな。
アレもアレで……ルクレチアの謎の一つと言っても良いな。

………アレの正体は、自ら「ルクレチアの歴史よりも長く生き、自身が神格化したようなもの」と答えているが………
その言を信じるならば……長年生き続けて年経た鯉が、やがて力を得て神格化を遂げたことで、私の力の影響をも受け付けず……
そして、ルクレチアについても我関せずのまま気儘に過ごしているといった処か……。
ある意味…こうした者が一番幸せなのやもしれぬ。幾世もの時が経ち、あらゆる他のものが変わり移ろおうとも……自身だけは何の変化も受け付けず、自身の思うが儘に在り続けているのだからな。

―――しかし……この世に永遠不変なるものは存在し得ぬ。それは、たとえ神や神格化した者とて例外ではない。
………いつしか、良きにしろ悪しきにしろ…何かしらの形で彼奴自身の在り方そのものの変化が求められる日も来ることだろう。
その瞬間、彼奴が抱きし想いとは……果たして歓喜か……憤怒か……悲嘆か………或いは、何もないのか………
―――――いずれにせよ、私たちには知る由はないだろうな。

>274
―――「運命」か。 随分軽々しく言ってくれるな。
その言葉が真実ならば……都合良き存在として"勇者"と担ぎ上げられた事も……信じていた者達に裏切られ、"魔王"に堕ちた事も……
………そして、各世界より呼び出した"勇者"達によって打倒される事も―――全ては最初から定められた「運命」だという訳か。
ふん……不愉快の極みだな。都合の良い時だけ、「運命」なる言葉で結論付けるとは。
ならば………私が勝利した暁には……私諸共、各世界の"勇者"達だけでなく………
"ハルマゲドン"であらゆる次元・あらゆる世界が消え去り、滅びゆくこととなる。
即ち………私が彼奴等に倒される「運命」を覆し、私の願う「人間という存在全ての滅亡」が叶う―――それもまた、「運命」と言わせて貰うぞ?

あの日以来……「運命」なるものも、唾棄すべきものと見做すようになった。
少なくとも…"魔王"となって人間共自身の愚かしさ、身勝手さを絶望と共に思い知らせようと決めたのは…私自身の意志だ。
それを………「運命」などという言葉で………いとも容易く片付けるなッ。

彼奴等が生き抜くかは彼奴等の力と信念次第であり……逆に、私が滅びを齎せるかも……私自身の力と"憎しみ"の強さ次第だ。
「運命」ではない………決めるは、どちらの力と信念・想念がより強いか、よ。
―――尤も、"魔王"として招く以上………易々と"勇者"達に負けてやる心算はないがな―――。

276 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/11(Sat) 08:01
………>273への追記だ。
アレが住んでいる場所の"本能"のダンジョンには、逃げ続ける勇無き弱者達の末路を示すオブジェとして、
石化したワタナベ親子がいる。つまりは………"そういう事"だ。
影響を受けていないのはアレのみであり……やはり、アレ自身の力に拠るものだろう。……それでも、ハルマゲドンが起きればアレとて無事で済むかは分からぬが、な。
どうにも返答しきれていないと思えた故、追加とさせて貰おう。失礼したな………。

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/11(Sat) 08:39
一片の悔いもなく、己が人生を生きる
簡単そうに見えて、何と難しい事よ

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/11(Sat) 20:08
キューブは癒しキャラ?

279 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/12(Sun) 10:04
>277
ふむ……言い得て妙だな。人の『生』とは………それに尽きる。
生きる以上……それぞれの生を送る中での悩みや苦しみは必ず芽生え、困難が立ちはだかる。
それを無事に乗り越えられれば、苦労の重さに比例して喜びも一入だが……何かしらの取り返しのつかぬ失敗や過ちを犯せば……消えない後悔となって残る。
悩みも苦しみもなく、一切の悔いも残さない存在など、人でなければ"常に正しき全能の神"であり………人であれば、"亡者"だ。
分相応に己の身の丈を弁えた上で……それでも悔いを残さぬよう、一度きりの生を真剣に生きる事こそが…ありきたりに思えて一番難しいのだろうな………。

―――但し、"後悔しない"という事には……忘れるか、そもそもの自覚自体が無いことも含まれる。
何かしらの過ちを犯した時……それを真摯に受け止め、自省の為の戒めとするならば兎も角………
碌に受け止めも自省もせずに開き直り、自己弁護や自己肯定に終始して恥じ入らぬことで後悔せぬ者は……愚劣の極みよ。
悔いつつもそれに圧し潰されず、真剣に悩み考えた末に克己するか……悔いすらもせずに居直り、やがてあっさりと忘れ去り、無かった事にするかで……その者の生の価値は決まるだろう。

―――――かつてのルクレチアにおいては、大臣がその最たる例だったな。
思い出すだけで虫唾が走る。牢から脱出した私に命懸けで挑む兵士たちを余所に、いけしゃあしゃあと玉座に座っていた挙句……
保身の為にルクレチアを私に売り渡してきた時は……絶句して答える気にもなれなかった。
それから、名実共に魔王になった後に再び城に来た時………醜悪さに拍車が掛かっていた。

『何故わしがこんな目に遭わねばならない!?』『わしは何も悪くない! 悪いのはお前じゃないか!』『嫌だ! 死にたくない!!』『神よ! この悪魔に天罰を!!』

……己のかつての言動を何ら省みず、悔いもしない上に…聞くに堪えない言い訳や罵詈雑言を喚き散らすだけの屑故に生きる価値無しと見做し……滅びを与えてやった。
そして……ルクレチアに限らず……あらゆる人の世は、所詮大臣の如き脆弱で醜悪な人間が殆どを占めるのだと………私は断じた。

―――違うというならば………私の得た答えを上回るに足る"答え"を………あの英雄達から、しかと見せて貰おうぞ―――。

>278
「癒しキャラ」とは………貴様たちの世界で謂う処の、「心を和ませ、安らぎを与えてくれる可愛げを持つキャラ」という事か。
ふむ……教わったばかりの「コーヒーを配る行為」で、澱み荒んだ心になっているクルー達に一息を尽かせる……
リメイク版では、言葉は喋らずとも「電子音」を駆使し…悲しい時やピンチの時などには低い音で、喜んでいる時などには高い音で反応することで感情表現が豊かになり……
何より、戦闘においては範囲状で体力回復+状態異常回復効果を持つ「ハイスピードオペ」で、実際に言葉通りに仲間達を癒す……
―――ふむ、貴様の言う通り……「癒しキャラ」であることは間違いないな。

………但し、攻撃面では他の英雄達に劣ってしまうが為に、主人公ながらサポート要員にならざるを得ない。
それ故、サポートの必要が無い状況では…時を持て余しがちになってしまう。
そんな彼奴にも、攻撃面での活躍の場を与えるには……アキラが持ち込む、ロボット用の「兵器アイテム」が必要だ。
近未来編でのタロイモ用の「兵器アイテム」をキューブにも転用させる事で……癒しも戦いも熟せる「マスコットキャラ」になること請け合いだろう。

―――中には、特に強力ではあるが「昭和キントト砲」だの、「昭和ヒヨコッコ砲」だのという珍妙な兵器もあるが………。
幾ら強くとも、そんな兵器で止めを刺されれば………死んでも死に切れぬ。
………せめて私と戦いし時には……くれぐれも、それら兵器での打倒はしてくれるなよ?
"人の心を得し、人ならざる者"よ―――――。

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/12(Sun) 21:28
へなちょこ魔法使いさんに裏切られてヒロイン盗られただけで
闇落ちする勇者って・・・・・・・・

281 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/13(Mon) 20:56
>280
ほう………「へなちょこ魔法使い」だと?
あいつは……曲がりなりにも、私が知る限りでも恐らくルクレチア最強の魔術師だった。人知れず、あいつなりに蔭で努力を積んできたのだから当然だろう。
そして、それでも積年の嫉妬という負の感情に打ち克てず……これまで築いてきた友情を捨ててまで、ダイレクトに私に憎悪と殺意をぶつけてきた。
その、あまりの変貌ぶりに『"コレ"は一体何だ? 本当にあの、ストレイボウなのか…!?』と、理不尽に裏切られた怒り以上に……恐怖を覚えた程だ。
仲間の時は頼りになった、優れたあいつの魔術が……今度は私に向けられた時の恐ろしさ………
何より…赦されざる卑劣漢に堕ちてまで顕わにした、あの剥き出しの負の感情の凄まじさは……「へなちょこ」などという言葉で済むものではなかった。
それを……よくもまあ、そんな軽々しく言えたものだな………。

そして、そんなあいつに完全に心を盗られてしまったアリシアに………
『貴方を信じる』という彼女の言葉と、『己を信じる者が一人でもいる限り、その者を信じるのだ』というハッシュの遺言を心の支えに……
『ただ一人ででも戦い抜き、今度こそ救い出す』という意志を……完膚なきまでに裏切られた時の絶望が、どれ程のものだったか………貴様に分かるか?
たとえ当初の馴れ初めの時の彼女の真意が、どんなものだったにせよ………私なりに彼女を真に愛し、守ろうと誓ったのは紛れもない本心だ。
当事者でもなき分際で………"だけ"という言葉で、容易く片付けられる貴様如きに―――――私の、一体何が分かるというのだッ!!!

貴様は……卑劣漢に堕ちたとはいえ、ストレイボウを軽々しく侮辱する事で………私をも侮辱した。
この場において、無力な者を一方的に処しはせぬと決めていたが……今回は話は別だ。斯様な侮辱を受けてまで、心を平然になどしていられぬ……。
―――ほう、死にたくないか? ここでなら何を言おうと大丈夫だと、甘く考えていたか?
ならば、特別に一つチャンスを与えよう。その口振りだと、「こんな程度で闇堕ちするなど有り得ない」のだろう?
即ち……仮に己ならば、闇堕ちなどはしないと言えるのであろう? ならば……納得の出来る御託なり、理屈なりを並べてみるがいい。
合点が行けば、特別に怒りを鎮めてやろう。さあ……暫く待ってやるから懸命に考えろ。 人間には考える頭があるだろう?

―――――納得が行かなければ………分かるな?(憤怒と憎悪の波動で威圧)

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/13(Mon) 21:37
おぼろ丸の良さを語ってくれ

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/14(Tue) 10:19
彼を知り己を知る。他者を知ることも難しいですが、自らのことも知るのも難しい。
己すら気付かないうちに鬱憤が溜まり、何かの拍子に爆発する…
そういう経験ありますか?

284 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/15(Wed) 21:33
>282
かの"人の道に目覚めし忍"の良き処か……それを敵である私に語らせるか。
ふっ……まあ良い。敵の実力を率直に知ること自体は悪いことではない。
7人の英雄たちの中でも特に戦闘に特化している故、多彩かつ優秀な技を揃えている。
遠距離攻撃から広範囲攻撃の他、炎や水のフィールドへの塗り替えと器用に戦える。
属性も豊富で、弱点を突く戦法が得手のようだ。敵から体力を吸収して回復する技まである上に、
"忍"に相応しき一撃必殺技も会得している。
オールラウンダーと謂うべき総合力の高さから、私に挑む最終編のメンバーには必ずと言っていいほどスタメン候補に挙がるだろう。

―――即ち……諜報能力に加え、それだけ"必要あらば殺す"為に日々厳しい修練を積み、密命を受けてからの実戦においても技を開花させた訳だ。
そんな彼奴も…元からにせよ、或いはとらわれの男に触発されてからにせよ、密命達成後は"不殺"の道を往くと決心したようだが………
今更心根を改めた処で………これまでの咎からも、そして業からも………逃れることは出来ぬ。
無論、それを承知の上で尚進むのであろうが……"不殺の忍"が必要とされる時代などが、果たして来るものであろうか。
忍を辞めるにしても……"不殺"の道の下で如何なる姿に転向し、人知れず世の陰で生き抜く心算なのか。

―――もし私の"答え"を上回り、生還できたならば………
それからは如何にして道を貫くというのか………見届けられぬのが些か残念ではあるな。

>283
ふむ……何とも哲学的な問いだな。
見方次第で他者は、己を見直す為の鑑にも出来るが……他者の一面を知ることは出来ようとも、それが全てとは限らぬ。
己自身でさえ全てを知るなど難しいというのに……まして、他者の本質の全てを知るというのは、如何に聡明な者であっても困難だろう。
何故なら…生きる上では、誰しもが表と裏の顔を持つからだ。表も裏も無い者などは存在し得ぬ。
親友でありながら…私への嫉妬と憎悪という"貌"を抱いていたストレイボウは、良き例と言っても良いだろうな……。あいつの本心を、私は何ら知らなかったように。

……そして、私もまた、己ですら自覚せぬ内に裏の顔も持ち合わせていたのだろう。
かつて……敬愛する、亡き父だったか……それとも剣の師であったか………『騎士たるもの、強さだけでなくノブレス・オブリージュも身につけよ』と厳しく教わった。
また、『妄りに怒りに身を任せるな。一時の怒りに身を任せた愚挙は、必ず己の身に返ってくる。』とも教えられた故、余程のことが無い限りは怒りを出さぬよう心掛けていた。
そんな私を、周囲は『強い上に優しく、奥ゆかしい』と称賛した。それはそれで……客観的な評価ではあったろう。

―――ただ………それ故に、時に本心を封じざるを得ない事も幾度かあった。
本心は違っていても……なまじこちらが強すぎるが故に、こちらが引く形で譲り、我慢するという形でな。
恐らく……そんな事が長く続いたこともあり……アリシアを救う事自体は、本心であったとはいえ………
"勇者"と持ち上げられた事に対しても、特に疑わず………己の意思を述べるのを自ら封じていたのやもしれぬ……。
それは果たして……教えを受けて志した、本当の意味での"強い者"であったのか……当時の私は知らなかった。

―――知らぬままに"勇者"を演じさせられ……そして裏切られたが為にその反動で感情が爆発し、"魔王"になった―――。
"経験"と言えるものがあるならば………これに尽きるだろう、な―――。

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/16(Thu) 20:49
最強とはここまでしなくてはならないものなのか???

286 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/18(Sat) 09:34
>285
………唐突に斯様な事を云われてもな。
そもそも、貴様が何に於いての"最強"を指し…如何ほどの情況をして"ここまでしなくてはならない"と言っているのか……
手掛かりを明示しない以上……何とも言い難いな。
それ故、推測とさせて貰うが……仮に貴様が、何かしらの分野における道の中での"最強"を目指している最中であるとするならば………
……そこで挫折し、道半ばで諦めるか……"ここまでしなくてはならないもの"である事も覚悟し、進み続けるか……
―――己の生を賭してでも為すべき価値が有るか否か……今一度、己自身に問いかけるべき分岐点に来ているという事だろう。
進み往く道の中で、たとえどのような事態に見舞われようとも……全てを在るがままに受容し、背負っていく覚悟と信念があるかは……貴様次第だな。

……タカハラの場合は、格闘での強さだけでなく……"心"においても最強の道を目指すようだ。
その中で、敗れたことを逆恨みする者も……奴の強さを妬む者、忌まわしく感じる者なども……いずれは出てくる事だろう(或いは、もう出ているのだろうか)。
そして……筋も道理も通らぬ私怨を抱き、卑劣なやり方で晴らそうとする愚か者が現れたとしても………

―――――それすらも承知の上で、尚それでも諦めず……道を踏み外さぬままに進む意志と強き意思を抱き続けること………
………それこそが、『真の意味で"最強"を目指す』と謂えるだろう。
私は、そうした"最強"にはなれなかった………果たして、貴様や…タカハラは………如何なのだろうな?

287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/18(Sat) 20:59
一本のゲームでたくさんの物語が楽しめちゃうんだ!

すごいだろ?

288 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/19(Sun) 11:30
>287
それはもしや………「LIVE A LIVE」の宣伝文句か?
他の遊戯作品の可能性もあるが…どう考えても、明らかにそれに該当する「LIVE A LIVE」の事を言っているとしか思えぬ。
もしかすれば、初めて世に登場したSFC版か、リメイク版には……そうした宣伝文句があったのやもしれぬ。
兎も角、その内容自体に偽りはない。 言葉通り、多くの物語を楽しめる。
それぞれ時代の異なる7人の主人公たちが織り成す人間模様を、オムニパス形式且つ好きな順で選び、進めることが出来る。

―――そして、新たに出てきた8つ目の物語は、いかにも「ありふれた中世RPG」風で……初プレイの者達にとっては、当初は拍子抜けか期待外れの印象を抱いたようだ。
だが………所謂"お約束"の展開で終わると思われた筈が、思いもよらぬ形で予想を裏切られ……挙句、最後はあの結末だ。
初めて登場したSFC版は勿論、リメイク版でも特に印象深く、プレイヤー達の心に遺った事は間違いなかろう。
そして、全てをプレイし終えた後―――プレイヤー達は果たして、この「LIVE A LIVE」から……何を想うだろうな。

―――ただ……貴様が言うように、それだけ凄き作品でありながら……
初めて登場した1994年は、同時期に「FF6」や「クロノトリガー」といった、他の遊戯作品の人気に圧され、日陰に追い遣られる形になった。
「知名度の少なき、知る者ぞ知る名作」に留まってしまったのは、些か残念な処ではあるな。
2022年のリメイク版は与り知らぬが……これを切っ掛けに、少しでも多くの者達に知れ渡って貰いたいものだ。

人間誰しもが思い描く、人間の「善い処、素晴らしい処、美しき処」だけでなく……
眼を背け耳を塞ぎたくなるような、人間の「悪しき処、悍ましき処、醜き処」をも、垣間見ることで……
「そうした全てをひっくるめた上での"人間"として………"生きる"という事の意味を考える」―――私は後者の立場から、問い掛けるとしよう。

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/19(Sun) 20:28
奴の超能力で心の中を読まれても平気なのか?

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/20(Mon) 09:35
必殺技の一つに思い人の名前を入れるとは人間味溢れる魔王ですね。
威力は無慈悲そのものですが…

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/20(Mon) 20:34
メガロマニアがパワーアップしてギガロマニアになっちゃった???

292 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 16:10
生きてるぞ!俺は生きてるぞ。ヒャヒャヒャァ!そう簡単には
くたばらねえぜ。……そう残念そうな顔をするなよ。
にしても、魔王オディオ……流石元オルステッドだけあって勤勉な事
この上ないぜ。褒めてるんじゃねえぞ!?驚いてんだ。

>>291
ギガロマニアと言うとswitch版のリメイクで追加された
オルステッドを魔王に仕立てた元凶と戦う時の曲だと把握している。
俺もまだ聞いた事が無いんだけどよ、今から聞くのが楽しみだ。
メガの次の単位がギガだからな。どれだけパワーアップしたかこの耳で
確かめてやろう。

>>193
丁度>>291がギガロマニアに触れていたんでタイムリーな話題だな。
あの丁度良く最高に盛り上がる瞬間に流れるメガロマニアが最高なんだよな!
個人的に一番闘争本能に火が付いちまうのは、『そうだろ、松ッ!』と
アキラが叫ぶ所なんだ。
最強のソングをありがとう、と作曲者に言いたい。何だよ。俺だって
良い物は良いと素直に認めるんだよッ!

>>195 魔王オディオ
随分久しぶりになっちまったが、相変わらず憎しみに濁った面をしてやがんなあ。
俺が弟子に嫉妬するだとッ!?万が一俺を超える程の才能の持ち主でかつ
未来において俺を蔑ろにするような功績を立てやがったらその時は
嫉妬をするかもしれねえ。俺がお前の才能に嫉妬したように、だ。
起きてしまったら、人間の真実である事が証明されちまうが、あの時と
同じようにはならねえ事を祈るぜ。もっともこいつ(弟子の少年)が青年に
なる頃には俺はどうなってるかは分からねえが。

なるほど、それがてめえの答えか!
今の所来る気配は無いみたいだが、もし来た時は……何だか英雄の一人の答えが
楽しみだぜ。
俺は特等席でじっくり問答を聞いてやる。ライブVSイービルの戦い、
面白そうじゃねえか。野次馬根性?何とでも言えッ!

>滅すべき敵である以上、貴様同様に馴れ合いはせぬ。

そうだな、形だけの同僚とは言え馴れ合いをするような仲じゃねえ。
それでこそオディオだよ。

>決して肯定はされぬ。まして、赦されもせぬ………。

元より俺の行動を肯定して貰おうとも思ってねえぜ!
憎しみの連鎖で、勢いでお前が魔王になっちまったが
俺は俺のやりたいようにやっただけだ。
そりゃあ、心のダンジョンで少しばかり後悔めいた感情を
持って居たけどよ……ならどうすりゃ良かったんだよッ!

>>196
何だ、その力強い技は……ッ!?
心山拳と言うと功夫編の奴か。命を賭して弟子に技を
伝えたのは立派だけどよ。
それを正しく使えるのか見届ける前に逝っちまった老師は
馬鹿だぜ!だけど寿命なら仕方が無いな。
人間は老いには勝てねえんだ。だけどな、何となくだが自分の死した
後の弟子の生きざまを信じ切っていた節はあるんだよな。
己が最後まで見届ける事は出来なくとも弟子に全てを、心の強さまでも
伝授出来た、とな。

293 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 16:13
>>198
キューブの存在感は尋常じゃねえぞ。
何しろ、俺達中世編の世界では信じられねえような技術を
使って生み出された存在だ。
未知の技で傷を癒したり光の束を吐いたりとんでもねえぜ。
とは言え俺は一度もキューブをこの目で見る事は出来ないんだがよ。
一体奴が来た世界はどんな所なのか、気になるんだよな。

>>199
ワット・ナーベの息子か?
どのシナリオでも皆勤賞って聞くが、俺からしたら羨ましいぜ。
しかも最終編にすら出て来るしよ。
だが酷い目に遭うのは一種の宿命かもな……。
どうせ酷い目に遭うなら、泣いてもぶっ倒れそうになっても
運命に逆らってみろッ!
親父の分まで生きて、立派になってこそだろ!
だが近未来編のワタナベ父は酷い結末だったぜ……。
流石の俺でも同情を禁じ得ない。

>>202
正に敵に塩を送るって奴だな。
最終編と言う異界……まぁ、ぶっちゃけるとルクレチアの土地なんだが
そこに飛ばされた英雄達にありがたい武器の差し入れと
大盤振る舞いだ。
だがそれは優しさとはちっと違うと思うぜ。
出来るだけ対等の条件で戦いたいって言う対抗心?かもしれないな。

>>203
そんなに言う程雑魚か?
まぁ魔王オディオが言うように、某骨法が強すぎて
強さが霞むって奴なんだろうな。
しかし良かったぜ。中世編のラスボスって雑魚だよねプププ
なんで?とか煽られた日には俺は、怒り心頭になっちまうぜ。
俺だってなぁ!?あいつに負けないように修行に修行を重ねて
ブラックアビスを習得したんだッ!!!
絶対に雑魚とは言わせねえよッ!
言っとくが魔法の習得には長い長い時間が必要なんだ。
勿論剣技でも同じかもしれねえがこっちは血の滲むような特訓を
課したんだ!

>>205
使い捨てと言われたらハッシュやウラヌスの事を
思い出しちまったぜ。
ハッシュの野郎は病気であっけなくおっ死ぬし
ウラヌスに至ってはあれ程戦闘で助けて貰っておきながら
拷問死?だからな……。
他のシナリオの仲間達もそれと似たような感じで
使い捨てだな。
しかしその中でも異彩を放っているのが、原始編だ。
プレイアブルキャラが一人も死なずハッピーエンドだ。
ザキと言う男が殺されて怒りが頂点に達したポゴが
髪の毛を逆立たせて、パワーアップし
恐竜を一瞬で倒す、なんて熱い展開は無かったぜ!

>>207
正しく画面構成が格闘ゲームのそれなんだよな。
RPGの中ではありえない、対戦相手の選択画面、それに
格闘ゲームらしいBGM。BGMに至っては作曲者が、格闘ゲームの
音楽も手掛けて居たと言う裏話があるから本物だよな。
格闘ゲームとの差異は、相手の技をラーニングするって所か。
食らった技を自分の物とし、その技で対戦相手を次々と倒し
勝ち進んで行く。格闘ゲーム風のシステムと独自のシナリオで、当時は
吃驚したもんだ!

>>211
最終編の舞台には飛ぶ事が出来たがその逆は
出来なかった、か……。
全ての世界を行き来する事が出来たらそれこそ
タイムパラドックスが起きると思うぜ。
何しろ幕末編と現代編、近未来編は日本って場所が共通して
るんだろ?
英雄たちがもし過去に干渉したら、歴史その物が変わってしまわないか?
そう言えば遥か未来の話でタイムトラベルが出来る
転送装置なる物を題材にした作品があるらしい。
確かその作品はクロノトリガーと言う名前だったか。

294 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 17:07
>>213
何だよ、殺される?って聞いている割にはお前はピンピンしてる
じゃあねえかよ。
答えはそう言う事だ。
攻撃して来る者には反撃は当然にしろ、お前が何か行動しない限りは
魔王はいきなり殺したりはしねえよ。って>>215で魔王自身が
答えてるしよ。何時でも滅ぼせるから敢えて手出しはしない、か。
くそ、余裕過ぎんだろうがッ!

>>214
心の強さをお前に語れる程俺は出来た人間じゃねえぜ。
人は本来弱いもんだと思っている。だからこそあの時代(中世編)では
皆勇者に全てを託し、縋ろうとした。
一人でも心の強さが何かを知った人間が居れば他力本願な行動ばかり
じゃあ無かったんだろうな。
中世編では、本当の心の強さを持ち得た人間は居なかった。
ハッシュですら人間に嫌気が差し隠遁生活を送っていたしな。

>>216
舐めてるように見えるか?生憎世界が違うから舐めるも舐めないも
しようがねえんだよッ!
俺の世界にも爺さんは居るけどあっけなく無駄死にしちまったぜ。
まぁ俺がオルステッドを嵌めた計画の一環として、ウラヌスも
巻き添えになっちまったって事だ。
後悔?別にしてねえぜ。
そりゃ旅の途中では沢山助けて貰ったけどよ。
それは別問題だ。

>>218
本名はプレイヤーの数だけある。
なんてな、俺にも本名を知る事は出来ねえよ。
予想なんだがサン・ゾウみたいな名前じゃねえのか?
根拠は、弟子三人の名前がそれぞれ中国の物語西遊記の登場人物、
孫悟空と猪八戒、沙悟浄から取られていると言う説に基づく物だ。
だから三人のリーダー的存在である三蔵法師の役割は
老師、と考えるのが自然だぜ。

>>220
そうか?超能力で全てお見通しってのも何だか胡散臭いぜ。
それに人の本音なんて知らねえ方がいいしよ。
仮に心を読める者が身近に居たとして俺の思考が全て読み取られていたら、
と考えるとぞっとするな。
本音は必ずしも綺麗なもんじゃねえ。
ドロドロしていて醜いもんだ。だから憧れは良いとしても実際には
むしろ心が読めない方が良かった、なんて後悔する羽目になるのかもな。

>>224
裏の顔なんて知る訳がねえよ。
会った事も見た事もねえからよ。ただ、会った事が無いと言うのは
厳密には違うな。心のダンジョンで俺たちは一度邂逅している。
だけどな、一度会っただけで裏の顔が見られる程人間は容易くは出来ていねえ。
それこそ、人間は生きている限り幾つもの仮面のような物を付けているんだ。
簡単に裏の顔を見られると思ったら大間違いだぜ。

>>228
真の勇者なんて幻想だぜッ!ルクレチアの民は幻想に縋っちまった。
そして幻想が打ち砕かれれば簡単に手のひらを返す。
正に勇者の定義なんて理想と現実の狭間にあるって訳だ。
俺は思っていたぜ。在りし日のオルステッドこそが勇者に最も近い奴
だってな。だからこそ嫉妬した。何時か貶めてやろうと、心にドス黒い物を
抱えちまった。だけどよ、簡単に勇者が魔王になっちまった現実を
見てお前はどう思った?

>>233
ある意味全てを切り殺す選択よりも難しいと聞くぜ。
戦乱の中にあって敢えての不殺。それが簡単に選べる物じゃあねえって
分かった上でのてめえの覚悟、見させて貰うぜッ!
だがよ、俺の世界でも人は互いを憎み一度陣営を違えれば、殺し合うもんだって
相場は決まってんだよ。
甘っちょろい事を抜かしていると次に殺されるのは自分だからな。
不殺を達成した瞬間に、雑兵に後ろから刺されて呆気なくおっ死ぬなんて
事が無いようにしろよな。ヒャヒャヒャ!

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/21(Tue) 19:51
心のオアシスと呼べるのは何編だと思う?

296 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/21(Tue) 20:57
>289
心を読まれるなど…誰しも忌避するのは当然だ。
余程心を許した相手でもない限り……誰もが、他者には明かさぬ本心を秘めながら生きているもの。
私とて、心を読まれるなどというのは不快だ………普通ならばな。
但し……今回呼び出した"怒りにより勇気を得し術士"は、英雄の資質を持つ者故に特別だ。
"心"のダンジョンでの数々の魂の"声"のみならず……私の本心を暴き、真相を確かめる位はするだろうな。

―――ならば、それはそれで結構。
最早、隠すべき本音も………守るべき秘密などもない。
ルクレチアの悲劇と……"勇者"から"魔王"に堕ちた私の絶望と憎悪の深さを、"英雄"たる奴に思い知らせるには寧ろ丁度いい。
それで臆するならば所詮その程度。 それでも臆せず、知って尚立ち向かう気概と覚悟を持ち合わせていると信ずるからこそ……否定しがいがある。

くくく………知りたければ、存分に知るがいい。"怒りにより勇気を得し術士"よ―――。
………そして、貴様の抱きし幻想ごと、滅ぼしてくれよう………。

>290
ふふふ………そうか。 "セントアリシア"という命名が、"人間味"溢れるというか。
私としては、最初は"聖なる"という響きに相応しい"彼女"の美しさが……断末摩の絶叫と共に醜悪に変わり果てる姿を見せつけ………

『私にとっての至高の宝玉とも言うべき聖なる存在は、斯様に変わり果てた。所詮貴様らの抱きし"宝"もまた、斯様に醜きものに過ぎぬ。』

―――そう思い知らせる為に創り出した、私が考え付く中でも最も悍ましき技なのだが………
未だアリシアへの"想い"を捨てきれぬが故に……却って人間味があると云われるのは皮肉だな……。
そのあまりの悍ましさと恐ろしさに加え……私の突きつけた"答え"に対し、少しでも恐怖を抱いた者は石化する。
生半可な精神力は無論、強靭な心を持つ英雄ですら耐え切れぬ恐怖だ(生憎、石化耐性を持つキューブは別だが)。

―――エリアル装備は、強敵を打倒せし者達への一種の褒賞ではあるが……
"セントアリシア"にはどうしても耐え切れず、負けを認めし者達への皮肉を込めた救済措置でもある。
………尤も、これだけお膳立てされても敗れるならば……彼奴等の強さも信念も、所詮その程度だという"真実"を思い知らせるまでよ―――。

>291
リメイク版で追加された、新たな真の最終敵との戦いの曲か。
今、リメイク版に着手している処だが…ストレイボウと同様、まだ耳にしてはいない。
それ故……現時点ではあまり返答出来る事が無いのは申し訳ない。

ただ……命名について、ふと気になる。
曲そのものはまだ何とも言えぬが……あの名曲「メガロマニア」の一つ上を行くという意味で、"ギガロマニア"という事だろうか。
ならば……もし、クリア特典なり隠し要素なりで、更に強き敵と戦う事があるとすれば………

―――――その時の曲名は、恐らく"テラロマニア"になるのだろう。

………いや、冗談だ。 流石に語呂が悪い。
「メガ」「ギガ」と来れば、次は「テラ」というのは……いくら何でも安直だったか………。

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/22(Wed) 20:00
高原が最強になるのはまだまだ先だ

他の主人公たちも強いのだから

298 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/22(Wed) 21:59
>ストレイボウ
>あの時と同じようにはならねえ事を祈るぜ。
ならばもし、いつの日か……魔術を授けてくれた師の貴様を尊重しつつ偉大な魔術師となり、名実共に"英雄"として名を遺したならば……
その時には、私が"大切なこと"を知らしめる資格有りと見做し、我が魔界へと誘うこととしよう。
かつての"勇者"から"魔王"に堕ちた私と、かつての"親友だった"貴様の尽力もあり、"英雄"となった弟子との……

―――皮肉に満ちた、数奇な運命的邂逅と……宿命的対決が、実現するという訳だ。

………ふっ、何てな。
あくまで仮定に基づいた、取り留めも無き想像よ……まあ、想像の内で済むならば……こうした何ともドラマチックな展開も悪くは無かろう?

>俺は特等席でじっくり問答を聞いてやる。ライブVSイービルの戦い、面白そうじゃねえか。野次馬根性?何とでも言えッ!
フン……高みの見物とは気楽なものよ。
無論問答あれば臨むつもりだが………貴様にも何かしらの言葉を振られるという可能性がないとは言えぬぞ。
もし、中世編の顛末を知ったならば……第三者たる彼奴等は、如何なる心証を持って貴様に言葉を掛けるだろうな?
その場合は……私以外の視点の者の考えとして、逆に楽しみにさせて貰うぞ……。

>そりゃあ、心のダンジョンで少しばかり後悔めいた感情を持って居たけどよ……ならどうすりゃ良かったんだよッ!
あの、あまりにも歪な環境下故……嫉妬と劣等感で屈折してしまったことは責められるものではない。
誰しも抱く自然な感情だ……私とて、もしルクレチアが魔術偏重主義の世界で、立場が逆だったならば……貴様同様には決してならないとは言い切れぬ。
………肝心なのは、負の感情に囚われた刻の……克己のやり方だ。
可能か否かは別にして……嫉妬をバネに、魔術を以て反論も許さぬ程の功績を遺し、"実力で"認めさせるという道もあっただろう。
それでも、個人の力だけでは限界ならば……たとえ少なかろうと、理解者の協力も得ての環境改善の可能性も、決して無ではない。

―――――今だから言ってやるがな。
私は旅の最中、貴様の魔術には幾度も助けられたと本気で感謝していた。
それ故……もしアリシア救出を果たせ、凱旋時に周囲が私のみを"英雄"と称えたとしても……私だけの功績にする心算はなかった。
貴様にも、相応しき褒賞と栄誉を与えるよう……王に進言する心算だった。いずれ私が玉座に就いた暁には…重要なポストに就任させることも視野に入れてな。
流石に、アリシアまで譲る訳には行かぬまでも……今まで散々冷遇され、日陰者として扱われてきた貴様に……私なりにも報いようという気持ちはあった。
少なくとも、他の眼の曇った凡愚共と違い……魔王山でのハッシュ殉死の報せを聞いた際、王は貴様の事も悼んでいた。本当にどうでも良ければ、態々貴様についての言及はせぬ。
恐らく、私の進言も受け入れてくれた事だろう…。誰一人、貴様を見ていない訳では無かったのだ。
………今となっては、決して叶わぬ未来絵図になってしまった………これを貴様が信じるか否かは知らぬ。
所詮、浅薄な憐れみや侮辱などと切って捨てられればそれまでだがな。

―――ただ、これだけは覚えておくがいい。
貴様は、私を陥れる為だけに………貴様を真に慮っていたルクレチア王を幻覚で"魔王"に見せ、私に殺させたのだ。
私だけならば兎も角………他者をも巻き込み、犠牲を強くという最悪の形で己の負の感情を晴らそうとした。
私以外の事で赦せぬ点は、これに尽きるだろう………。 今更詫びなど要らぬ………永久に悔やみ続けよ―――――。

>295
心のオアシスか………。
プレイする者によって、ある程度意見は分かれるだろうが……。
有り体に答えるならば、やはり"原始編"が唯一であろう。
かつて、ポゴ達の姿絵を担当した"ヨシノリ・コバヤシ"の画風に影響されるが如く……終始コミカル路線である故にな。
ストレイボウも答えている通り、サブキャラが一人も死なぬまま……Happy Endを迎えているからな。
それでもクー族長がおーでぃーおーに喰われ、死者が出てはいるが……そこは勇なき弱者の末路&過酷な弱肉強食の世界の掟という事で納めるとしよう。

………そして、集落の"英雄"となりし彼奴は……救った娘との"愛の結晶"を築く。
直接的な表現は避けられているが……何があったかは言わずもがな、だ。
それ故、"愛という名の幻想を得し狩人"という事で召喚したのだが………言葉が碌に通じないのは、やはり残念ではあるな―――。

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/23(Thu) 19:46
実際さ、オルステッドが国捨てて逃走したら他国はオルステッドを取り込むと思うのよ。
だって考えてみ。他国が侵攻しなかったのは「魔王」の存在以外にオルステッド・ストレイボウと言う柱が機能したからこそ。
片方は消息知れず、もう片方は祖国から追われる、しかも姫がいないから表立って結束も出来ない。
とどめに恩知らずの民に愛想尽かした英雄が取り込める好機。

あとは兵と武具を与えて高みの見物で済むんだもの、見返りとしちゃ充分よ。

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/24(Fri) 11:17
剣技を極めし者に斬れぬものは無い!
ハッシュの全盛期の状態や、オルステッドが剣の腕前が上達していくと
魔法を剣の一振りで防ぐことが出来るのではないかと妄想しています。

301 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 21:48
>297
最終編でのタカハラにとっての唯一嬉しい誤算は…やはり他世界の強者達に会えたことだろう。
尤も…サンダウン、アキラ、キューブの持つ強さは格闘とは質が違う故、彼奴の求める"最強"の礎とするには無理であろう。
となれば、彼奴の興味の対象は必然的に、心山拳師範、オボロ丸、ポゴに絞られることになる。
だが、あくまでそれぞれ元の世界に帰る間の一時的な共闘関係である以上……悠長に手合わせ、という訳にはいかぬ筈だ。

―――――そう……普通ならば、あんな状況下での手合わせなど考えはしない。
だが……タカハラは、突然有無を言わさずルクレチア城の牢屋内に呼び出された直後でありながら、誰かが来るまで筋トレに勤しんだ豪胆な男であり……
敵ではないと答えられても、『どっちにしろ、出来そうだな……面白れえッ!』と挑んだ程の、もはや呆れかえる位の戦い好きだ。
そこまでの男故……たとえ短期間の内でも他の仲間達の強さを学ぶべく…束の間の休息がてら、鍛錬も含めての手合わせは申し込むだろう。
流石に技の模倣は出来ずとも…帰還後には受けた技を思い出しながら、自己流に編み出そうとは考えそうだ。

………つまりは、嬉しい誤算と同時にタカハラにとっての残念な事とは……最終編で出会えた強者達とは、帰還後には二度と会えぬという事。
仮に敗れたまま帰還した場合……彼奴は果たして、"最強"の道の進み方について如何にして納得が行くよう……己の中で考えを整理し直すのであろうな。

>299
………ルクレチアが攻められなかったのは、「魔王」の存在以外にも…私とあいつが国の中枢として機能していたから、か………。
よもや、実際にそこまで高く評価してくれていたというならば……本来、それはそれで喜ぶべき事なのであろう………。
……ただ、素直に受け取れぬのは……ルクレチアには他力本願のままに、"勇者"という国の象徴を打ち立て続ける事で抑止力とする風潮があったが為、だ。
そうして、過度に持ち上げられた私とは裏腹に……あいつは……決して私にも劣らぬ実力を持ち合わせていながら……殆どと言ってもいい程、評価をされなかった。
私への嫉妬や劣等感もそうだが………そうして常に冷遇されてきた事もあり……国や民に愛想を尽かし、躊躇いなく捨てたのだろう。
大半の者が真っ当に私やストレイボウを視る目が無かった以上……愛想を尽かす理由としては、十分であると言えるだろうな………。

―――――だが、生憎………そんな経緯があったとしても。
あの後……仮に他国へ亡命した処で……貴様が言うように、私を受け入れてくれる国など……ほぼ間違いなく無かっただろう。
言うまでも無いだろうが……あの時点で私には、"王殺し"の罪と"魔王"の汚名が被せられていた。
たとえストレイボウの奸計が真実であっても……それの唯一の証人は……もうこの世にはいない。
私の無実を証明する術が永遠に失われた以上………客観的に見れば、私は言い逃れも赦されぬ大罪人。
―――いや、奴らの事だ。アリシアの自害をも、私が殺したと見做すだろう。
たとえ如何なる理由や事情があろうと……また、幾ら強き力を持った実力者であろうと……自国の王と姫を殺す者など、何処の国も手厚く受け入れる筋合いも道理も持ってはいない。
即ち…「自国の王と姫を殺せる以上、他国の王・姫殺しを躊躇う道理はない」と見做される所以だ。
何処へ逃げようとも……他国中にも手配書を回される事で一生追われる身となり……いずれギロチンの錆となって消えゆく日まで、安息を得られる事はない。

―――尤も、あの時の私には……貴様が言うような甘き見通しも、国外逃亡する事も……念頭には無かった。
逃げ道も塞がれ、徹底的に追い詰められた状況であった以上……己をここまで追い込んだ愚かな人間達に復讐し、思い知らせる事以外考えられなかった。
ルクレチアに限っては、その望みは叶った………得られたのは、血と…死臭と…悲鳴と…怨嗟という……見返りにもならぬものばかりだが、な―――。

302 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 21:49
>300
……随分はっきりと断言するな。 それほどまでに、剣への強き想い入れがあると見えるが………。
まあ、その言葉に乗らせて貰う形で付け加えるならば……
「心・技・体」……全てにおいて一体の極地に至れば……斬れぬものは無い、といった処か。
肉体の精進や剣の腕を向上させるだけではく……「魔法を剣で斬り払うなど有り得ない。」という、当然の常識から来る思い込みや諦めを、敢えて捨て……
限界を踏破せんとする気概と覚悟を秘めた、強き心を抱き続ける事で……不可能も可能に出来るやもしれぬ、か………。
それを愚かと見做すか、勇ましいと見做すかは………考える者次第だな。

全盛期のハッシュについてはもはや知る由はないが……少なくとも、私に関しては如何であったろうな。
剣士にはなったものの……「"剣を極める"よりは、国と民を護り抜く"一振りの剣"であれれば良い」という考えだった。
必要あれば会得も考えただろうが……余程の事情が無い限りは、魔法は素直に盾で防ぐに留めるだろう。

―――"魔王"となった今………護る剣も……防ぐ盾も………最早、不要になってしまったがな………。

303 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 22:02
………>299への返答の訂正だ。
たとえ、ストレイボウに幻覚を見せられた誤りとはいえ……少なくとも、ルクレチア王を殺めたこと自体は無実ではないな。
王を殺めてしまった時点で……転落は決定的だった。仮にストレイボウが自身の仕業だと証言したとしても、な。
まあ、それだけあいつの奸計に見事に嵌り過ぎてしまったという訳だ……それでは、失礼する―――。

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/25(Sat) 22:13
ストレイボウは心が弱かったのだ

305 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/26(Sun) 16:23
>304
それについては……最早、言わずもがなだな。
どれだけ国や民の為に尽力しても、正当に評価されず……どれだけ努力しても、周囲は私ばかりを視て……あいつには目もくれなかった。
そうした、不当な扱いを受け続けてきた境遇自体は……あいつの落ち度でも、責任でもない。
だが……そんな逆境に心が屈折してしまい、負の感情を克己できず………遂には私の所為だと見做し、筋も道理も通らない卑怯悪辣なやり方で鬱憤を晴らそうとした。
それは偏に………あいつの心が弱かったが為―――――その事実が、覆ることはないだろう。

――――だが……今更ながら………心が弱かったのは、何もあいつだけではなかった。
他力本願に"勇者"に頼りきりになり、自主的防衛の志も忘れ……そんな脆弱な自己を脱却しようすらしなかった怠惰な民も……
そんな民を信じ、護る気持ちをやがて抱けなくなり……人間嫌いになって隠遁生活を送るようになった、ハッシュでさえも……
そして何より……信じていた者達の裏切りによって、ハッシュとウラヌスの遺志を最悪の形で反故にしてしまった、この私すらも……心が………弱かった………。

………そして、"弱き"にはいずれ……何かしらの罰が下る。
ハッシュには、彼自身が言う処の「臆病になった者への報い」が降り掛かり……脆弱で愚かな民には、"滅び"が齎され……
私には………もはや、掛け替えのないものは何一つ残されず……底なしの絶望と、果ての無き憎悪を永遠に抱えることとなった。

あいつの裏切りは……謂わば、発端となる引き金でしかない。
「ルクレチアの悲劇」は……いずれ、起こるべくして起こる事だった。
各々がそうした様々な"心の弱さ"を、克服できなかった"罪"に下された………ある種の、"罰"なのであろう、な―――――。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/26(Sun) 20:44
大声で敵にダメージを与えるお爺さんがいるらしい

307 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/28(Tue) 20:35
>306
………それは、私が知る限り……やはり、ウラヌス以外の何者でもない。
普段は理知的で温厚な姿からは想像も付かぬ、あの特大の声量は魔物をも怯ませた。
恐らく人間相手でも……筋も道理も通らぬ理不尽を押し通そうとする相手に対しては本気で怒り、落雷の如き一喝を落としたのだろう。
私が知る彼は、俗世を捨てた老いた僧侶だったが………若かりし頃や、ハッシュの仲間だった頃は………どんな生き様を貫いたのであろうな。

―――あと、正確には"いるらしい"ではなく………"いた"、だ。
ルクレチアの奴等に凄惨な拷問に掛けられ、如何に理不尽な目に合わされても………人間を憎むことをせず……
己を信じてくれるよう諦めずに……命を賭して"自分たちは魔王ではない"と訴えた。
そして、最期は………ハッシュや自身が護り続けてきたものを、私に全て託して逝った。
私にアリシアを救いに行かせられるよう……自身の残った命の全てを、犠牲にしてな。
―――――そんな彼らの遺志を………私は無駄にしてしまった。
結局……私は二人のように……人間を信じる事が出来なかった。「最後まで"人間"を信じる」という、強き想いを………持てなかった。

そんな私を、大声で一喝するであろうウラヌスは………もう、この世にはいない。
彼ならば言うであろう…「莫迦者」という、誰よりも凄まじき一喝も………もはや、私の耳に届くことは無いのだ―――――。

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/29(Wed) 20:30
ブリキ大王に乗って発進したい

309 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/30(Thu) 20:17
>308
そうか……あれに乗りたいか。
まあ…人間の英知を結集させて造りし、あのような巨大で強大な力を持つ人型兵器というものは……分かり易い"力"の象徴だ。
特に男に…強き情景と浪漫を否が応でも抱かせるものなのだろう……乗れるものならば一度は乗ってみたいと……誰しも思うであろうな。
実際は、ムホウマツがマタンゴを大量摂取してまで込めた膨大な精神の力と…アキラの持つ精神感応の力を以てして、ようやく動かせた代物だ。
アレを彼奴等以外の者が実際に動かせるか否かは別にして……もし動かせることが出来たとするならば……

―――貴様はブリキ大王を発進させられたとして……何を望む?
陸軍の精鋭も……2000人分の液体人間が宿りし隠呼大仏ですら敵わなかった強大な力を……よもや使わないという道理などはあるまい。
人知を超えた凄まじき力を手中にして、その行使を抑制出来る人間などが、果たして居ようものか………否、居るまい。
「救済という名の同化」という野望を打ち砕くという大義名分があったとはいえ……あのアキラですら、ブリキ大王の強さに酔っていた節があった。
アキラ達の側にとっては救世の"神"であっても……陸軍にとっては、対峙した以上は殺られる覚悟は承知していたとしても………
―――それでも、あのブリキ大王は……さぞかし悪魔に映ったことだろう。
力を行使する者によって……そして、目撃する者次第では………"神"にも、"悪魔"にもなり得る。

………果たして貴様は……ブリキ大王に、一体何を求める?
神か……悪魔か……そのどちらでもない別の何かか――― 一度、聞かせて貰いたいものだな?

310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/30(Thu) 21:12
お主は偽りの勇者よの?

311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/31(Fri) 12:26
デストレイルはネーミングも攻撃属性も勇者の必殺技に似つかわしくないですね。

312 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/01(Sat) 14:27
>310
「偽りの勇者」か………その通りだ。
誰よりも屈強な肉体を持ち……そして揺るぎない精神と強大な覚悟を秘め、あらゆる難事にも果敢に挑む、勇ましき者……
それ故に、誰しもが称賛し…尊敬し…模範とする―――そんな"勇者"には、なれなかった。
ただ、ルクレチアの民が私に求めていたのは、そうした"勇者"ではなく………他力本願で身勝手な自分達を無条件に守り、困った時には当然の如く救ってくれるという……
………謂わば、"都合の良い生贄"としての……"勇者"だった。
ハッシュも当初は、自らの意志にせよ成り行き上にせよ……必要あって、弱きを護り救う"勇者"を志したのだろうが………
魔王打倒後は、あまりにも自身を頼りにする者ばかりが後を絶たなくなったことで、やがて自身が護りし者達に幻滅し………隠遁生活を送るようになったのだろう。

―――私も、そのような"勇者"なぞ………願い下げだ。
"勇者"の実情というものが、結局はそんなものであるならば………寧ろ、偽りで結構だ。
偽りでない、名実共に真の"勇者"なとは存在せぬ……所詮は人間が築いた偶像であり、幻想だ。
………それとも、貴様は「真の勇者」を知っているのか? ならば是非とも、ご紹介願おう。

―――"偽りの勇者"から名実共に"魔王"となった、この私の手で………悉く否定し尽くしてくれよう―――。

>311
ハッシュが会得済みで、私も精進を重ねれば修得できる、かの魔王を倒した「伝説の技」でありながら……
貴様の言う通り、直訳すると「死への道」であり、技の属性は悪という……およそ勇者の奥義には似つかわしくない、邪悪で禍々しき技か……。
その本質は、正法ではなく……貴様たちの世界にある「毒を以て毒を制す」という諺に倣うが如く、「邪を以て邪を制す」という邪法そのものだ。
あの魔王(ハッシュ曰く偽物だが)との戦いでは、私とストレイボウでは歯が立たず………ハッシュの「デストレイル」が唯一の対抗手段だった。
魔王という邪悪な者を、より強き邪悪な力を用いて勇者が征伐するというのは………何とも皮肉に満ちた話だな。

―――あの技から抱く印象とは……「正も邪も、紙一重」といった処だろうか。
先のブリキ大王と同様に……如何に強大な力も……時と場合や、状況次第では―――正にも邪にも変わり得るという事だ。
それはまるで、人間が持ち合わせるという……「"善"と"悪"の二面性」を象徴しているようではないか。

―――くくく……つまりは、英雄たる彼奴等と魔王の私の戦いとは……「人間の"善(LIVE)"と"悪(EVIL)"」のどちらが真に強く、正しいか―――ということか。
どちらが勝つか、是が非でも確かめたいものよ………愉しみだ。

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 16:31
師匠の作った最高のスープ・・・その食材はある魔物から取れる肝と言う。
魔王なんかどうでも良いし、世を恨みたけりゃ勝手にやってろでしかないがその食材だけは師匠を超えるスープを生み出すのに必要だ。
だから魔王城に来た、まだ見ぬ魔物の肝を求めてな。

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 20:01
格闘技をやってれば高原みたいに化物と戦えるぐらい強くなれるの?

315 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/03(Mon) 11:09
>313
ふん……またもや招かれざる酔狂な客か。
それも、師を超える為に食材を求め…この魔界と化したルクレチアの魔物の肝目当てで来るとは。
その"ある魔物"とやらを倒せるかは別としても……わざわざこちらに来るとは、莫迦な奴だ。
ここは私の支配下にあり、外界とは完全に切り離された別世界だ。
そして、一度入れば最後………私が死なぬ限り、永遠に出る事の叶わぬ絶望と死の世界だ。私も貴様などをここから出してやる心算も、その義理もない。
「魔王なんかどうでも良い」などと言っていられる余裕があるのかね?

―――それとも……魔物を倒して肝を手に入れるついでに……私も倒すか?
私を倒さぬ限り……師を超える事はおろか、生き延びる事すら出来ぬぞ。
持っているであろう包丁で刺し殺しでもしてみせるがいい………出来れば、だがな。
尤も、"食"の為ではなく……"殺す"為に使い、血に染まった包丁で作る料理などで、貴様の言う「師匠超え」を果たせるかは怪しいものだ。

何より……「食とは他の生物の命を"頂くことで生きる"」ということでもある。
師を超える為ならば、"ある魔物"を殺して肝を奪う事も厭わぬという態度からは……「食の為に命を奪うという行為」に対して思う処が、何ら見受けられぬ。
単に腕が凄いというだけで増長した、傲慢な者が弟子とは……貴様の師とやらは、一体今まで何を教えてきた?
そして貴様は………料理以外の、何を学んできたというのだ?

―――所詮貴様もまた、救いようのない人間の一人か。
挑むならば来るがいい。返り討ちにしてくれよう。
私から逃げても構わぬが…この世界からは脱出できぬ上、魔物があちこちに跋扈している以上……死ぬのも時間の問題だ。
悲願も果たせず、名も遺せぬまま―――愚かな有象無象の一人として、ここで消え果てるがいい。

>314
それは……「者に拠る」としか言えぬだろうな。
心身を鍛え、技を磨くとはいえ…「格闘技」はあくまで、貴様の世界での娯楽や競争の中でのみ存在が許されるものだ。
一定のルールや時間制限などで縛られるだけでなく、何より命の奪い合いではない「格闘技」と違い……化物・魔物との戦いには、そのような決まり事も禁忌もない。
正真正銘、弱ければ死に、強ければ生き残るという、シンプル且つ過酷な戦いだ……あくまで「スポーツ選手」止まりの闘士では、そこまで強くはなれないだろう。

―――その点、タカハラは"最強"を目指すが故に、それぞれの格闘技におけるどんな縛りも気にせず、強さを磨ける立場だ。
食い扶持を稼ぐ為に強くなるのではなく、「世界で最も強くなる」事そのものを目標・信念として持ち合わせているが故にな。
だからこそ……突如ルクレチアに呼ばれ、魔物と戦う羽目になっても生き延びられる訳だ。

些か不本意ではあるが、格闘技の強さだけではなく…タカハラのような心の強さも抱くことで、ようやく化物とまともに戦えることが出来るだろう。
もし貴様がタカハラに憧れ、彼奴のような闘士を目指すというならば………それ位の事は心しておくことだな。

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/03(Mon) 19:46
オルステッドを救済したかった……(涙)

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 09:50
オルステッドとストレイボウ、お互いのいいところを言い合ってください。

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 20:30
PSYCHOで夜露死苦〜♪

319 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/05(Wed) 21:14
>316
ふう……またもや憐憫を向ける者か。
以前の返答でも述べてきたが………変われるものなら立場を変わってやりたいという訳でもなければ……
単なる「悲劇の悪役」として憐れむ"だけ"で済ませるようなものなのであれば………要らぬ世話だ。
繰り返すが、浅薄な憐憫など無用……"教訓"や"戒め"といった、次の段階に進むものにもならない以上、侮辱に他ならぬ。

―――ただ……それでも、個人的心情として如何しても憐憫の情が絶えぬのならば………
……貴様たちの世界の二次創作物の幾つかには、LIVE A LIVE本編終了後の私の物語を考える物好きもいる。
その中で、私が知る物には……生前の姿と大差ない魂の形で別の特殊な世界に転移後…過去の罪業に苦悩し、葛藤しながらも……
………今そこに存在する理由・答えを、己なりに見つけ出そうと足掻く"私"が描かれている。
あくまで二次創作と割り切った上で、それでも「私の救済」なるものを見たければ……そちらの物語を勧める。
―――ちなみに、作品名のヒントとしては……「"マルコポーロ(?)"の魔王譚」と言っておく。
それなりに昔の作品であり、話の総数も多い故……暇を見ての閲覧を勧める。
ただし、所謂他作品との「クロスオーバー」物で、個人によって好き嫌いが別れる故……閲覧するかどうかは、そちらで決めるがいい。

>317
あいつの良き所、か………。
今まであいつについて言及する際、何度も繰り返し述べてきた事だが………昔からあいつは頭が良かった。
子供の頃から私よりも物の見方が広く……いつも先のことを見据えた言動を取っていた。
如何なる経緯で波長が合ったものか……他のかつての友たちよりも、あいつは特別な存在だった。
最初のレスでも答えたように………たとえ如何なる事があろうとも、この友情は不滅だと………本気で信じていた。

共に城に仕えてからは、日々の仕事や立場の都合上、顔を合わせる回数は減っていったのだが……それでもあいつの事を忘れることは無かった。
当時は周囲から称賛されること自体は素直に嬉しくはあったが……私ばかりが注目され、あいつがまともに評価されていない事は、私なりに気になっていた。
「私は剣士として腕が立つのは確かだろうが……あいつも、優れた魔術師として実績を積み、貢献を果たしているのだがな……」と歯痒く感じてもいた。
だが、それを態々口にするのは野暮であり、何よりあいつの自尊心を傷つけることにしかならないと思った。
負けず嫌いな処もある故……本当に辛くなるまでは、あいつは自分の力で逆境を克服しようとするだろうと考えた。
昔から努力家であることも知っていた為……実力で周囲を見返さんとする「心の強さ」も持ち合わせている………そう、信じていた。

―――――結局は……あいつの本心を与り知らぬ、私の思い込みから来る………買い被りでしかなかった。
そんなあいつの裏切りで、私の信じた"不滅の友情"は容易く崩れ………"虚しき幻想"に終わってしまった。
ふふふ………何度改めて思い出してみても、あまりにも滑稽で………お粗末極まる話だな―――――。

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/06(Thu) 20:34
ブリキ大王に歌がついたの知ってる?

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/07(Fri) 20:56
とある村では魔王への生贄として少年が捧げられたらしい。
崖から突き落とされた少年は当然村を憎み、大人になって報復を行おうとした。
が、大人になって憎悪を燃やし続けた男の眼に映ったのは大国の戦争に飲まれて跡形もなくなった村だけ。
それから人々の願いとは裏腹に広がり続ける戦争に、男は答えを出した。

愛がある限り、争いは生まれる・・・想いがある限り「苦しみの世」は変わらぬと。

オルステッドと筋道は違っても似たような結論に至った者はいる事を考えると、誰もがオディオになる可能性は十分にあるな・・・。

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