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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

288 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/19(Sun) 11:30
>287
それはもしや………「LIVE A LIVE」の宣伝文句か?
他の遊戯作品の可能性もあるが…どう考えても、明らかにそれに該当する「LIVE A LIVE」の事を言っているとしか思えぬ。
もしかすれば、初めて世に登場したSFC版か、リメイク版には……そうした宣伝文句があったのやもしれぬ。
兎も角、その内容自体に偽りはない。 言葉通り、多くの物語を楽しめる。
それぞれ時代の異なる7人の主人公たちが織り成す人間模様を、オムニパス形式且つ好きな順で選び、進めることが出来る。

―――そして、新たに出てきた8つ目の物語は、いかにも「ありふれた中世RPG」風で……初プレイの者達にとっては、当初は拍子抜けか期待外れの印象を抱いたようだ。
だが………所謂"お約束"の展開で終わると思われた筈が、思いもよらぬ形で予想を裏切られ……挙句、最後はあの結末だ。
初めて登場したSFC版は勿論、リメイク版でも特に印象深く、プレイヤー達の心に遺った事は間違いなかろう。
そして、全てをプレイし終えた後―――プレイヤー達は果たして、この「LIVE A LIVE」から……何を想うだろうな。

―――ただ……貴様が言うように、それだけ凄き作品でありながら……
初めて登場した1994年は、同時期に「FF6」や「クロノトリガー」といった、他の遊戯作品の人気に圧され、日陰に追い遣られる形になった。
「知名度の少なき、知る者ぞ知る名作」に留まってしまったのは、些か残念な処ではあるな。
2022年のリメイク版は与り知らぬが……これを切っ掛けに、少しでも多くの者達に知れ渡って貰いたいものだ。

人間誰しもが思い描く、人間の「善い処、素晴らしい処、美しき処」だけでなく……
眼を背け耳を塞ぎたくなるような、人間の「悪しき処、悍ましき処、醜き処」をも、垣間見ることで……
「そうした全てをひっくるめた上での"人間"として………"生きる"という事の意味を考える」―――私は後者の立場から、問い掛けるとしよう。

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/19(Sun) 20:28
奴の超能力で心の中を読まれても平気なのか?

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/20(Mon) 09:35
必殺技の一つに思い人の名前を入れるとは人間味溢れる魔王ですね。
威力は無慈悲そのものですが…

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/20(Mon) 20:34
メガロマニアがパワーアップしてギガロマニアになっちゃった???

292 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 16:10
生きてるぞ!俺は生きてるぞ。ヒャヒャヒャァ!そう簡単には
くたばらねえぜ。……そう残念そうな顔をするなよ。
にしても、魔王オディオ……流石元オルステッドだけあって勤勉な事
この上ないぜ。褒めてるんじゃねえぞ!?驚いてんだ。

>>291
ギガロマニアと言うとswitch版のリメイクで追加された
オルステッドを魔王に仕立てた元凶と戦う時の曲だと把握している。
俺もまだ聞いた事が無いんだけどよ、今から聞くのが楽しみだ。
メガの次の単位がギガだからな。どれだけパワーアップしたかこの耳で
確かめてやろう。

>>193
丁度>>291がギガロマニアに触れていたんでタイムリーな話題だな。
あの丁度良く最高に盛り上がる瞬間に流れるメガロマニアが最高なんだよな!
個人的に一番闘争本能に火が付いちまうのは、『そうだろ、松ッ!』と
アキラが叫ぶ所なんだ。
最強のソングをありがとう、と作曲者に言いたい。何だよ。俺だって
良い物は良いと素直に認めるんだよッ!

>>195 魔王オディオ
随分久しぶりになっちまったが、相変わらず憎しみに濁った面をしてやがんなあ。
俺が弟子に嫉妬するだとッ!?万が一俺を超える程の才能の持ち主でかつ
未来において俺を蔑ろにするような功績を立てやがったらその時は
嫉妬をするかもしれねえ。俺がお前の才能に嫉妬したように、だ。
起きてしまったら、人間の真実である事が証明されちまうが、あの時と
同じようにはならねえ事を祈るぜ。もっともこいつ(弟子の少年)が青年に
なる頃には俺はどうなってるかは分からねえが。

なるほど、それがてめえの答えか!
今の所来る気配は無いみたいだが、もし来た時は……何だか英雄の一人の答えが
楽しみだぜ。
俺は特等席でじっくり問答を聞いてやる。ライブVSイービルの戦い、
面白そうじゃねえか。野次馬根性?何とでも言えッ!

>滅すべき敵である以上、貴様同様に馴れ合いはせぬ。

そうだな、形だけの同僚とは言え馴れ合いをするような仲じゃねえ。
それでこそオディオだよ。

>決して肯定はされぬ。まして、赦されもせぬ………。

元より俺の行動を肯定して貰おうとも思ってねえぜ!
憎しみの連鎖で、勢いでお前が魔王になっちまったが
俺は俺のやりたいようにやっただけだ。
そりゃあ、心のダンジョンで少しばかり後悔めいた感情を
持って居たけどよ……ならどうすりゃ良かったんだよッ!

>>196
何だ、その力強い技は……ッ!?
心山拳と言うと功夫編の奴か。命を賭して弟子に技を
伝えたのは立派だけどよ。
それを正しく使えるのか見届ける前に逝っちまった老師は
馬鹿だぜ!だけど寿命なら仕方が無いな。
人間は老いには勝てねえんだ。だけどな、何となくだが自分の死した
後の弟子の生きざまを信じ切っていた節はあるんだよな。
己が最後まで見届ける事は出来なくとも弟子に全てを、心の強さまでも
伝授出来た、とな。

293 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 16:13
>>198
キューブの存在感は尋常じゃねえぞ。
何しろ、俺達中世編の世界では信じられねえような技術を
使って生み出された存在だ。
未知の技で傷を癒したり光の束を吐いたりとんでもねえぜ。
とは言え俺は一度もキューブをこの目で見る事は出来ないんだがよ。
一体奴が来た世界はどんな所なのか、気になるんだよな。

>>199
ワット・ナーベの息子か?
どのシナリオでも皆勤賞って聞くが、俺からしたら羨ましいぜ。
しかも最終編にすら出て来るしよ。
だが酷い目に遭うのは一種の宿命かもな……。
どうせ酷い目に遭うなら、泣いてもぶっ倒れそうになっても
運命に逆らってみろッ!
親父の分まで生きて、立派になってこそだろ!
だが近未来編のワタナベ父は酷い結末だったぜ……。
流石の俺でも同情を禁じ得ない。

>>202
正に敵に塩を送るって奴だな。
最終編と言う異界……まぁ、ぶっちゃけるとルクレチアの土地なんだが
そこに飛ばされた英雄達にありがたい武器の差し入れと
大盤振る舞いだ。
だがそれは優しさとはちっと違うと思うぜ。
出来るだけ対等の条件で戦いたいって言う対抗心?かもしれないな。

>>203
そんなに言う程雑魚か?
まぁ魔王オディオが言うように、某骨法が強すぎて
強さが霞むって奴なんだろうな。
しかし良かったぜ。中世編のラスボスって雑魚だよねプププ
なんで?とか煽られた日には俺は、怒り心頭になっちまうぜ。
俺だってなぁ!?あいつに負けないように修行に修行を重ねて
ブラックアビスを習得したんだッ!!!
絶対に雑魚とは言わせねえよッ!
言っとくが魔法の習得には長い長い時間が必要なんだ。
勿論剣技でも同じかもしれねえがこっちは血の滲むような特訓を
課したんだ!

>>205
使い捨てと言われたらハッシュやウラヌスの事を
思い出しちまったぜ。
ハッシュの野郎は病気であっけなくおっ死ぬし
ウラヌスに至ってはあれ程戦闘で助けて貰っておきながら
拷問死?だからな……。
他のシナリオの仲間達もそれと似たような感じで
使い捨てだな。
しかしその中でも異彩を放っているのが、原始編だ。
プレイアブルキャラが一人も死なずハッピーエンドだ。
ザキと言う男が殺されて怒りが頂点に達したポゴが
髪の毛を逆立たせて、パワーアップし
恐竜を一瞬で倒す、なんて熱い展開は無かったぜ!

>>207
正しく画面構成が格闘ゲームのそれなんだよな。
RPGの中ではありえない、対戦相手の選択画面、それに
格闘ゲームらしいBGM。BGMに至っては作曲者が、格闘ゲームの
音楽も手掛けて居たと言う裏話があるから本物だよな。
格闘ゲームとの差異は、相手の技をラーニングするって所か。
食らった技を自分の物とし、その技で対戦相手を次々と倒し
勝ち進んで行く。格闘ゲーム風のシステムと独自のシナリオで、当時は
吃驚したもんだ!

>>211
最終編の舞台には飛ぶ事が出来たがその逆は
出来なかった、か……。
全ての世界を行き来する事が出来たらそれこそ
タイムパラドックスが起きると思うぜ。
何しろ幕末編と現代編、近未来編は日本って場所が共通して
るんだろ?
英雄たちがもし過去に干渉したら、歴史その物が変わってしまわないか?
そう言えば遥か未来の話でタイムトラベルが出来る
転送装置なる物を題材にした作品があるらしい。
確かその作品はクロノトリガーと言う名前だったか。

294 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/03/21(Tue) 17:07
>>213
何だよ、殺される?って聞いている割にはお前はピンピンしてる
じゃあねえかよ。
答えはそう言う事だ。
攻撃して来る者には反撃は当然にしろ、お前が何か行動しない限りは
魔王はいきなり殺したりはしねえよ。って>>215で魔王自身が
答えてるしよ。何時でも滅ぼせるから敢えて手出しはしない、か。
くそ、余裕過ぎんだろうがッ!

>>214
心の強さをお前に語れる程俺は出来た人間じゃねえぜ。
人は本来弱いもんだと思っている。だからこそあの時代(中世編)では
皆勇者に全てを託し、縋ろうとした。
一人でも心の強さが何かを知った人間が居れば他力本願な行動ばかり
じゃあ無かったんだろうな。
中世編では、本当の心の強さを持ち得た人間は居なかった。
ハッシュですら人間に嫌気が差し隠遁生活を送っていたしな。

>>216
舐めてるように見えるか?生憎世界が違うから舐めるも舐めないも
しようがねえんだよッ!
俺の世界にも爺さんは居るけどあっけなく無駄死にしちまったぜ。
まぁ俺がオルステッドを嵌めた計画の一環として、ウラヌスも
巻き添えになっちまったって事だ。
後悔?別にしてねえぜ。
そりゃ旅の途中では沢山助けて貰ったけどよ。
それは別問題だ。

>>218
本名はプレイヤーの数だけある。
なんてな、俺にも本名を知る事は出来ねえよ。
予想なんだがサン・ゾウみたいな名前じゃねえのか?
根拠は、弟子三人の名前がそれぞれ中国の物語西遊記の登場人物、
孫悟空と猪八戒、沙悟浄から取られていると言う説に基づく物だ。
だから三人のリーダー的存在である三蔵法師の役割は
老師、と考えるのが自然だぜ。

>>220
そうか?超能力で全てお見通しってのも何だか胡散臭いぜ。
それに人の本音なんて知らねえ方がいいしよ。
仮に心を読める者が身近に居たとして俺の思考が全て読み取られていたら、
と考えるとぞっとするな。
本音は必ずしも綺麗なもんじゃねえ。
ドロドロしていて醜いもんだ。だから憧れは良いとしても実際には
むしろ心が読めない方が良かった、なんて後悔する羽目になるのかもな。

>>224
裏の顔なんて知る訳がねえよ。
会った事も見た事もねえからよ。ただ、会った事が無いと言うのは
厳密には違うな。心のダンジョンで俺たちは一度邂逅している。
だけどな、一度会っただけで裏の顔が見られる程人間は容易くは出来ていねえ。
それこそ、人間は生きている限り幾つもの仮面のような物を付けているんだ。
簡単に裏の顔を見られると思ったら大間違いだぜ。

>>228
真の勇者なんて幻想だぜッ!ルクレチアの民は幻想に縋っちまった。
そして幻想が打ち砕かれれば簡単に手のひらを返す。
正に勇者の定義なんて理想と現実の狭間にあるって訳だ。
俺は思っていたぜ。在りし日のオルステッドこそが勇者に最も近い奴
だってな。だからこそ嫉妬した。何時か貶めてやろうと、心にドス黒い物を
抱えちまった。だけどよ、簡単に勇者が魔王になっちまった現実を
見てお前はどう思った?

>>233
ある意味全てを切り殺す選択よりも難しいと聞くぜ。
戦乱の中にあって敢えての不殺。それが簡単に選べる物じゃあねえって
分かった上でのてめえの覚悟、見させて貰うぜッ!
だがよ、俺の世界でも人は互いを憎み一度陣営を違えれば、殺し合うもんだって
相場は決まってんだよ。
甘っちょろい事を抜かしていると次に殺されるのは自分だからな。
不殺を達成した瞬間に、雑兵に後ろから刺されて呆気なくおっ死ぬなんて
事が無いようにしろよな。ヒャヒャヒャ!

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/21(Tue) 19:51
心のオアシスと呼べるのは何編だと思う?

296 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/21(Tue) 20:57
>289
心を読まれるなど…誰しも忌避するのは当然だ。
余程心を許した相手でもない限り……誰もが、他者には明かさぬ本心を秘めながら生きているもの。
私とて、心を読まれるなどというのは不快だ………普通ならばな。
但し……今回呼び出した"怒りにより勇気を得し術士"は、英雄の資質を持つ者故に特別だ。
"心"のダンジョンでの数々の魂の"声"のみならず……私の本心を暴き、真相を確かめる位はするだろうな。

―――ならば、それはそれで結構。
最早、隠すべき本音も………守るべき秘密などもない。
ルクレチアの悲劇と……"勇者"から"魔王"に堕ちた私の絶望と憎悪の深さを、"英雄"たる奴に思い知らせるには寧ろ丁度いい。
それで臆するならば所詮その程度。 それでも臆せず、知って尚立ち向かう気概と覚悟を持ち合わせていると信ずるからこそ……否定しがいがある。

くくく………知りたければ、存分に知るがいい。"怒りにより勇気を得し術士"よ―――。
………そして、貴様の抱きし幻想ごと、滅ぼしてくれよう………。

>290
ふふふ………そうか。 "セントアリシア"という命名が、"人間味"溢れるというか。
私としては、最初は"聖なる"という響きに相応しい"彼女"の美しさが……断末摩の絶叫と共に醜悪に変わり果てる姿を見せつけ………

『私にとっての至高の宝玉とも言うべき聖なる存在は、斯様に変わり果てた。所詮貴様らの抱きし"宝"もまた、斯様に醜きものに過ぎぬ。』

―――そう思い知らせる為に創り出した、私が考え付く中でも最も悍ましき技なのだが………
未だアリシアへの"想い"を捨てきれぬが故に……却って人間味があると云われるのは皮肉だな……。
そのあまりの悍ましさと恐ろしさに加え……私の突きつけた"答え"に対し、少しでも恐怖を抱いた者は石化する。
生半可な精神力は無論、強靭な心を持つ英雄ですら耐え切れぬ恐怖だ(生憎、石化耐性を持つキューブは別だが)。

―――エリアル装備は、強敵を打倒せし者達への一種の褒賞ではあるが……
"セントアリシア"にはどうしても耐え切れず、負けを認めし者達への皮肉を込めた救済措置でもある。
………尤も、これだけお膳立てされても敗れるならば……彼奴等の強さも信念も、所詮その程度だという"真実"を思い知らせるまでよ―――。

>291
リメイク版で追加された、新たな真の最終敵との戦いの曲か。
今、リメイク版に着手している処だが…ストレイボウと同様、まだ耳にしてはいない。
それ故……現時点ではあまり返答出来る事が無いのは申し訳ない。

ただ……命名について、ふと気になる。
曲そのものはまだ何とも言えぬが……あの名曲「メガロマニア」の一つ上を行くという意味で、"ギガロマニア"という事だろうか。
ならば……もし、クリア特典なり隠し要素なりで、更に強き敵と戦う事があるとすれば………

―――――その時の曲名は、恐らく"テラロマニア"になるのだろう。

………いや、冗談だ。 流石に語呂が悪い。
「メガ」「ギガ」と来れば、次は「テラ」というのは……いくら何でも安直だったか………。

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/22(Wed) 20:00
高原が最強になるのはまだまだ先だ

他の主人公たちも強いのだから

298 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/22(Wed) 21:59
>ストレイボウ
>あの時と同じようにはならねえ事を祈るぜ。
ならばもし、いつの日か……魔術を授けてくれた師の貴様を尊重しつつ偉大な魔術師となり、名実共に"英雄"として名を遺したならば……
その時には、私が"大切なこと"を知らしめる資格有りと見做し、我が魔界へと誘うこととしよう。
かつての"勇者"から"魔王"に堕ちた私と、かつての"親友だった"貴様の尽力もあり、"英雄"となった弟子との……

―――皮肉に満ちた、数奇な運命的邂逅と……宿命的対決が、実現するという訳だ。

………ふっ、何てな。
あくまで仮定に基づいた、取り留めも無き想像よ……まあ、想像の内で済むならば……こうした何ともドラマチックな展開も悪くは無かろう?

>俺は特等席でじっくり問答を聞いてやる。ライブVSイービルの戦い、面白そうじゃねえか。野次馬根性?何とでも言えッ!
フン……高みの見物とは気楽なものよ。
無論問答あれば臨むつもりだが………貴様にも何かしらの言葉を振られるという可能性がないとは言えぬぞ。
もし、中世編の顛末を知ったならば……第三者たる彼奴等は、如何なる心証を持って貴様に言葉を掛けるだろうな?
その場合は……私以外の視点の者の考えとして、逆に楽しみにさせて貰うぞ……。

>そりゃあ、心のダンジョンで少しばかり後悔めいた感情を持って居たけどよ……ならどうすりゃ良かったんだよッ!
あの、あまりにも歪な環境下故……嫉妬と劣等感で屈折してしまったことは責められるものではない。
誰しも抱く自然な感情だ……私とて、もしルクレチアが魔術偏重主義の世界で、立場が逆だったならば……貴様同様には決してならないとは言い切れぬ。
………肝心なのは、負の感情に囚われた刻の……克己のやり方だ。
可能か否かは別にして……嫉妬をバネに、魔術を以て反論も許さぬ程の功績を遺し、"実力で"認めさせるという道もあっただろう。
それでも、個人の力だけでは限界ならば……たとえ少なかろうと、理解者の協力も得ての環境改善の可能性も、決して無ではない。

―――――今だから言ってやるがな。
私は旅の最中、貴様の魔術には幾度も助けられたと本気で感謝していた。
それ故……もしアリシア救出を果たせ、凱旋時に周囲が私のみを"英雄"と称えたとしても……私だけの功績にする心算はなかった。
貴様にも、相応しき褒賞と栄誉を与えるよう……王に進言する心算だった。いずれ私が玉座に就いた暁には…重要なポストに就任させることも視野に入れてな。
流石に、アリシアまで譲る訳には行かぬまでも……今まで散々冷遇され、日陰者として扱われてきた貴様に……私なりにも報いようという気持ちはあった。
少なくとも、他の眼の曇った凡愚共と違い……魔王山でのハッシュ殉死の報せを聞いた際、王は貴様の事も悼んでいた。本当にどうでも良ければ、態々貴様についての言及はせぬ。
恐らく、私の進言も受け入れてくれた事だろう…。誰一人、貴様を見ていない訳では無かったのだ。
………今となっては、決して叶わぬ未来絵図になってしまった………これを貴様が信じるか否かは知らぬ。
所詮、浅薄な憐れみや侮辱などと切って捨てられればそれまでだがな。

―――ただ、これだけは覚えておくがいい。
貴様は、私を陥れる為だけに………貴様を真に慮っていたルクレチア王を幻覚で"魔王"に見せ、私に殺させたのだ。
私だけならば兎も角………他者をも巻き込み、犠牲を強くという最悪の形で己の負の感情を晴らそうとした。
私以外の事で赦せぬ点は、これに尽きるだろう………。 今更詫びなど要らぬ………永久に悔やみ続けよ―――――。

>295
心のオアシスか………。
プレイする者によって、ある程度意見は分かれるだろうが……。
有り体に答えるならば、やはり"原始編"が唯一であろう。
かつて、ポゴ達の姿絵を担当した"ヨシノリ・コバヤシ"の画風に影響されるが如く……終始コミカル路線である故にな。
ストレイボウも答えている通り、サブキャラが一人も死なぬまま……Happy Endを迎えているからな。
それでもクー族長がおーでぃーおーに喰われ、死者が出てはいるが……そこは勇なき弱者の末路&過酷な弱肉強食の世界の掟という事で納めるとしよう。

………そして、集落の"英雄"となりし彼奴は……救った娘との"愛の結晶"を築く。
直接的な表現は避けられているが……何があったかは言わずもがな、だ。
それ故、"愛という名の幻想を得し狩人"という事で召喚したのだが………言葉が碌に通じないのは、やはり残念ではあるな―――。

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/23(Thu) 19:46
実際さ、オルステッドが国捨てて逃走したら他国はオルステッドを取り込むと思うのよ。
だって考えてみ。他国が侵攻しなかったのは「魔王」の存在以外にオルステッド・ストレイボウと言う柱が機能したからこそ。
片方は消息知れず、もう片方は祖国から追われる、しかも姫がいないから表立って結束も出来ない。
とどめに恩知らずの民に愛想尽かした英雄が取り込める好機。

あとは兵と武具を与えて高みの見物で済むんだもの、見返りとしちゃ充分よ。

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/24(Fri) 11:17
剣技を極めし者に斬れぬものは無い!
ハッシュの全盛期の状態や、オルステッドが剣の腕前が上達していくと
魔法を剣の一振りで防ぐことが出来るのではないかと妄想しています。

301 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 21:48
>297
最終編でのタカハラにとっての唯一嬉しい誤算は…やはり他世界の強者達に会えたことだろう。
尤も…サンダウン、アキラ、キューブの持つ強さは格闘とは質が違う故、彼奴の求める"最強"の礎とするには無理であろう。
となれば、彼奴の興味の対象は必然的に、心山拳師範、オボロ丸、ポゴに絞られることになる。
だが、あくまでそれぞれ元の世界に帰る間の一時的な共闘関係である以上……悠長に手合わせ、という訳にはいかぬ筈だ。

―――――そう……普通ならば、あんな状況下での手合わせなど考えはしない。
だが……タカハラは、突然有無を言わさずルクレチア城の牢屋内に呼び出された直後でありながら、誰かが来るまで筋トレに勤しんだ豪胆な男であり……
敵ではないと答えられても、『どっちにしろ、出来そうだな……面白れえッ!』と挑んだ程の、もはや呆れかえる位の戦い好きだ。
そこまでの男故……たとえ短期間の内でも他の仲間達の強さを学ぶべく…束の間の休息がてら、鍛錬も含めての手合わせは申し込むだろう。
流石に技の模倣は出来ずとも…帰還後には受けた技を思い出しながら、自己流に編み出そうとは考えそうだ。

………つまりは、嬉しい誤算と同時にタカハラにとっての残念な事とは……最終編で出会えた強者達とは、帰還後には二度と会えぬという事。
仮に敗れたまま帰還した場合……彼奴は果たして、"最強"の道の進み方について如何にして納得が行くよう……己の中で考えを整理し直すのであろうな。

>299
………ルクレチアが攻められなかったのは、「魔王」の存在以外にも…私とあいつが国の中枢として機能していたから、か………。
よもや、実際にそこまで高く評価してくれていたというならば……本来、それはそれで喜ぶべき事なのであろう………。
……ただ、素直に受け取れぬのは……ルクレチアには他力本願のままに、"勇者"という国の象徴を打ち立て続ける事で抑止力とする風潮があったが為、だ。
そうして、過度に持ち上げられた私とは裏腹に……あいつは……決して私にも劣らぬ実力を持ち合わせていながら……殆どと言ってもいい程、評価をされなかった。
私への嫉妬や劣等感もそうだが………そうして常に冷遇されてきた事もあり……国や民に愛想を尽かし、躊躇いなく捨てたのだろう。
大半の者が真っ当に私やストレイボウを視る目が無かった以上……愛想を尽かす理由としては、十分であると言えるだろうな………。

―――――だが、生憎………そんな経緯があったとしても。
あの後……仮に他国へ亡命した処で……貴様が言うように、私を受け入れてくれる国など……ほぼ間違いなく無かっただろう。
言うまでも無いだろうが……あの時点で私には、"王殺し"の罪と"魔王"の汚名が被せられていた。
たとえストレイボウの奸計が真実であっても……それの唯一の証人は……もうこの世にはいない。
私の無実を証明する術が永遠に失われた以上………客観的に見れば、私は言い逃れも赦されぬ大罪人。
―――いや、奴らの事だ。アリシアの自害をも、私が殺したと見做すだろう。
たとえ如何なる理由や事情があろうと……また、幾ら強き力を持った実力者であろうと……自国の王と姫を殺す者など、何処の国も手厚く受け入れる筋合いも道理も持ってはいない。
即ち…「自国の王と姫を殺せる以上、他国の王・姫殺しを躊躇う道理はない」と見做される所以だ。
何処へ逃げようとも……他国中にも手配書を回される事で一生追われる身となり……いずれギロチンの錆となって消えゆく日まで、安息を得られる事はない。

―――尤も、あの時の私には……貴様が言うような甘き見通しも、国外逃亡する事も……念頭には無かった。
逃げ道も塞がれ、徹底的に追い詰められた状況であった以上……己をここまで追い込んだ愚かな人間達に復讐し、思い知らせる事以外考えられなかった。
ルクレチアに限っては、その望みは叶った………得られたのは、血と…死臭と…悲鳴と…怨嗟という……見返りにもならぬものばかりだが、な―――。

302 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 21:49
>300
……随分はっきりと断言するな。 それほどまでに、剣への強き想い入れがあると見えるが………。
まあ、その言葉に乗らせて貰う形で付け加えるならば……
「心・技・体」……全てにおいて一体の極地に至れば……斬れぬものは無い、といった処か。
肉体の精進や剣の腕を向上させるだけではく……「魔法を剣で斬り払うなど有り得ない。」という、当然の常識から来る思い込みや諦めを、敢えて捨て……
限界を踏破せんとする気概と覚悟を秘めた、強き心を抱き続ける事で……不可能も可能に出来るやもしれぬ、か………。
それを愚かと見做すか、勇ましいと見做すかは………考える者次第だな。

全盛期のハッシュについてはもはや知る由はないが……少なくとも、私に関しては如何であったろうな。
剣士にはなったものの……「"剣を極める"よりは、国と民を護り抜く"一振りの剣"であれれば良い」という考えだった。
必要あれば会得も考えただろうが……余程の事情が無い限りは、魔法は素直に盾で防ぐに留めるだろう。

―――"魔王"となった今………護る剣も……防ぐ盾も………最早、不要になってしまったがな………。

303 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/24(Fri) 22:02
………>299への返答の訂正だ。
たとえ、ストレイボウに幻覚を見せられた誤りとはいえ……少なくとも、ルクレチア王を殺めたこと自体は無実ではないな。
王を殺めてしまった時点で……転落は決定的だった。仮にストレイボウが自身の仕業だと証言したとしても、な。
まあ、それだけあいつの奸計に見事に嵌り過ぎてしまったという訳だ……それでは、失礼する―――。

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/25(Sat) 22:13
ストレイボウは心が弱かったのだ

305 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/26(Sun) 16:23
>304
それについては……最早、言わずもがなだな。
どれだけ国や民の為に尽力しても、正当に評価されず……どれだけ努力しても、周囲は私ばかりを視て……あいつには目もくれなかった。
そうした、不当な扱いを受け続けてきた境遇自体は……あいつの落ち度でも、責任でもない。
だが……そんな逆境に心が屈折してしまい、負の感情を克己できず………遂には私の所為だと見做し、筋も道理も通らない卑怯悪辣なやり方で鬱憤を晴らそうとした。
それは偏に………あいつの心が弱かったが為―――――その事実が、覆ることはないだろう。

――――だが……今更ながら………心が弱かったのは、何もあいつだけではなかった。
他力本願に"勇者"に頼りきりになり、自主的防衛の志も忘れ……そんな脆弱な自己を脱却しようすらしなかった怠惰な民も……
そんな民を信じ、護る気持ちをやがて抱けなくなり……人間嫌いになって隠遁生活を送るようになった、ハッシュでさえも……
そして何より……信じていた者達の裏切りによって、ハッシュとウラヌスの遺志を最悪の形で反故にしてしまった、この私すらも……心が………弱かった………。

………そして、"弱き"にはいずれ……何かしらの罰が下る。
ハッシュには、彼自身が言う処の「臆病になった者への報い」が降り掛かり……脆弱で愚かな民には、"滅び"が齎され……
私には………もはや、掛け替えのないものは何一つ残されず……底なしの絶望と、果ての無き憎悪を永遠に抱えることとなった。

あいつの裏切りは……謂わば、発端となる引き金でしかない。
「ルクレチアの悲劇」は……いずれ、起こるべくして起こる事だった。
各々がそうした様々な"心の弱さ"を、克服できなかった"罪"に下された………ある種の、"罰"なのであろう、な―――――。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/26(Sun) 20:44
大声で敵にダメージを与えるお爺さんがいるらしい

307 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/28(Tue) 20:35
>306
………それは、私が知る限り……やはり、ウラヌス以外の何者でもない。
普段は理知的で温厚な姿からは想像も付かぬ、あの特大の声量は魔物をも怯ませた。
恐らく人間相手でも……筋も道理も通らぬ理不尽を押し通そうとする相手に対しては本気で怒り、落雷の如き一喝を落としたのだろう。
私が知る彼は、俗世を捨てた老いた僧侶だったが………若かりし頃や、ハッシュの仲間だった頃は………どんな生き様を貫いたのであろうな。

―――あと、正確には"いるらしい"ではなく………"いた"、だ。
ルクレチアの奴等に凄惨な拷問に掛けられ、如何に理不尽な目に合わされても………人間を憎むことをせず……
己を信じてくれるよう諦めずに……命を賭して"自分たちは魔王ではない"と訴えた。
そして、最期は………ハッシュや自身が護り続けてきたものを、私に全て託して逝った。
私にアリシアを救いに行かせられるよう……自身の残った命の全てを、犠牲にしてな。
―――――そんな彼らの遺志を………私は無駄にしてしまった。
結局……私は二人のように……人間を信じる事が出来なかった。「最後まで"人間"を信じる」という、強き想いを………持てなかった。

そんな私を、大声で一喝するであろうウラヌスは………もう、この世にはいない。
彼ならば言うであろう…「莫迦者」という、誰よりも凄まじき一喝も………もはや、私の耳に届くことは無いのだ―――――。

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/29(Wed) 20:30
ブリキ大王に乗って発進したい

309 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/30(Thu) 20:17
>308
そうか……あれに乗りたいか。
まあ…人間の英知を結集させて造りし、あのような巨大で強大な力を持つ人型兵器というものは……分かり易い"力"の象徴だ。
特に男に…強き情景と浪漫を否が応でも抱かせるものなのだろう……乗れるものならば一度は乗ってみたいと……誰しも思うであろうな。
実際は、ムホウマツがマタンゴを大量摂取してまで込めた膨大な精神の力と…アキラの持つ精神感応の力を以てして、ようやく動かせた代物だ。
アレを彼奴等以外の者が実際に動かせるか否かは別にして……もし動かせることが出来たとするならば……

―――貴様はブリキ大王を発進させられたとして……何を望む?
陸軍の精鋭も……2000人分の液体人間が宿りし隠呼大仏ですら敵わなかった強大な力を……よもや使わないという道理などはあるまい。
人知を超えた凄まじき力を手中にして、その行使を抑制出来る人間などが、果たして居ようものか………否、居るまい。
「救済という名の同化」という野望を打ち砕くという大義名分があったとはいえ……あのアキラですら、ブリキ大王の強さに酔っていた節があった。
アキラ達の側にとっては救世の"神"であっても……陸軍にとっては、対峙した以上は殺られる覚悟は承知していたとしても………
―――それでも、あのブリキ大王は……さぞかし悪魔に映ったことだろう。
力を行使する者によって……そして、目撃する者次第では………"神"にも、"悪魔"にもなり得る。

………果たして貴様は……ブリキ大王に、一体何を求める?
神か……悪魔か……そのどちらでもない別の何かか――― 一度、聞かせて貰いたいものだな?

310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/30(Thu) 21:12
お主は偽りの勇者よの?

311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/31(Fri) 12:26
デストレイルはネーミングも攻撃属性も勇者の必殺技に似つかわしくないですね。

312 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/01(Sat) 14:27
>310
「偽りの勇者」か………その通りだ。
誰よりも屈強な肉体を持ち……そして揺るぎない精神と強大な覚悟を秘め、あらゆる難事にも果敢に挑む、勇ましき者……
それ故に、誰しもが称賛し…尊敬し…模範とする―――そんな"勇者"には、なれなかった。
ただ、ルクレチアの民が私に求めていたのは、そうした"勇者"ではなく………他力本願で身勝手な自分達を無条件に守り、困った時には当然の如く救ってくれるという……
………謂わば、"都合の良い生贄"としての……"勇者"だった。
ハッシュも当初は、自らの意志にせよ成り行き上にせよ……必要あって、弱きを護り救う"勇者"を志したのだろうが………
魔王打倒後は、あまりにも自身を頼りにする者ばかりが後を絶たなくなったことで、やがて自身が護りし者達に幻滅し………隠遁生活を送るようになったのだろう。

―――私も、そのような"勇者"なぞ………願い下げだ。
"勇者"の実情というものが、結局はそんなものであるならば………寧ろ、偽りで結構だ。
偽りでない、名実共に真の"勇者"なとは存在せぬ……所詮は人間が築いた偶像であり、幻想だ。
………それとも、貴様は「真の勇者」を知っているのか? ならば是非とも、ご紹介願おう。

―――"偽りの勇者"から名実共に"魔王"となった、この私の手で………悉く否定し尽くしてくれよう―――。

>311
ハッシュが会得済みで、私も精進を重ねれば修得できる、かの魔王を倒した「伝説の技」でありながら……
貴様の言う通り、直訳すると「死への道」であり、技の属性は悪という……およそ勇者の奥義には似つかわしくない、邪悪で禍々しき技か……。
その本質は、正法ではなく……貴様たちの世界にある「毒を以て毒を制す」という諺に倣うが如く、「邪を以て邪を制す」という邪法そのものだ。
あの魔王(ハッシュ曰く偽物だが)との戦いでは、私とストレイボウでは歯が立たず………ハッシュの「デストレイル」が唯一の対抗手段だった。
魔王という邪悪な者を、より強き邪悪な力を用いて勇者が征伐するというのは………何とも皮肉に満ちた話だな。

―――あの技から抱く印象とは……「正も邪も、紙一重」といった処だろうか。
先のブリキ大王と同様に……如何に強大な力も……時と場合や、状況次第では―――正にも邪にも変わり得るという事だ。
それはまるで、人間が持ち合わせるという……「"善"と"悪"の二面性」を象徴しているようではないか。

―――くくく……つまりは、英雄たる彼奴等と魔王の私の戦いとは……「人間の"善(LIVE)"と"悪(EVIL)"」のどちらが真に強く、正しいか―――ということか。
どちらが勝つか、是が非でも確かめたいものよ………愉しみだ。

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 16:31
師匠の作った最高のスープ・・・その食材はある魔物から取れる肝と言う。
魔王なんかどうでも良いし、世を恨みたけりゃ勝手にやってろでしかないがその食材だけは師匠を超えるスープを生み出すのに必要だ。
だから魔王城に来た、まだ見ぬ魔物の肝を求めてな。

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 20:01
格闘技をやってれば高原みたいに化物と戦えるぐらい強くなれるの?

315 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/03(Mon) 11:09
>313
ふん……またもや招かれざる酔狂な客か。
それも、師を超える為に食材を求め…この魔界と化したルクレチアの魔物の肝目当てで来るとは。
その"ある魔物"とやらを倒せるかは別としても……わざわざこちらに来るとは、莫迦な奴だ。
ここは私の支配下にあり、外界とは完全に切り離された別世界だ。
そして、一度入れば最後………私が死なぬ限り、永遠に出る事の叶わぬ絶望と死の世界だ。私も貴様などをここから出してやる心算も、その義理もない。
「魔王なんかどうでも良い」などと言っていられる余裕があるのかね?

―――それとも……魔物を倒して肝を手に入れるついでに……私も倒すか?
私を倒さぬ限り……師を超える事はおろか、生き延びる事すら出来ぬぞ。
持っているであろう包丁で刺し殺しでもしてみせるがいい………出来れば、だがな。
尤も、"食"の為ではなく……"殺す"為に使い、血に染まった包丁で作る料理などで、貴様の言う「師匠超え」を果たせるかは怪しいものだ。

何より……「食とは他の生物の命を"頂くことで生きる"」ということでもある。
師を超える為ならば、"ある魔物"を殺して肝を奪う事も厭わぬという態度からは……「食の為に命を奪うという行為」に対して思う処が、何ら見受けられぬ。
単に腕が凄いというだけで増長した、傲慢な者が弟子とは……貴様の師とやらは、一体今まで何を教えてきた?
そして貴様は………料理以外の、何を学んできたというのだ?

―――所詮貴様もまた、救いようのない人間の一人か。
挑むならば来るがいい。返り討ちにしてくれよう。
私から逃げても構わぬが…この世界からは脱出できぬ上、魔物があちこちに跋扈している以上……死ぬのも時間の問題だ。
悲願も果たせず、名も遺せぬまま―――愚かな有象無象の一人として、ここで消え果てるがいい。

>314
それは……「者に拠る」としか言えぬだろうな。
心身を鍛え、技を磨くとはいえ…「格闘技」はあくまで、貴様の世界での娯楽や競争の中でのみ存在が許されるものだ。
一定のルールや時間制限などで縛られるだけでなく、何より命の奪い合いではない「格闘技」と違い……化物・魔物との戦いには、そのような決まり事も禁忌もない。
正真正銘、弱ければ死に、強ければ生き残るという、シンプル且つ過酷な戦いだ……あくまで「スポーツ選手」止まりの闘士では、そこまで強くはなれないだろう。

―――その点、タカハラは"最強"を目指すが故に、それぞれの格闘技におけるどんな縛りも気にせず、強さを磨ける立場だ。
食い扶持を稼ぐ為に強くなるのではなく、「世界で最も強くなる」事そのものを目標・信念として持ち合わせているが故にな。
だからこそ……突如ルクレチアに呼ばれ、魔物と戦う羽目になっても生き延びられる訳だ。

些か不本意ではあるが、格闘技の強さだけではなく…タカハラのような心の強さも抱くことで、ようやく化物とまともに戦えることが出来るだろう。
もし貴様がタカハラに憧れ、彼奴のような闘士を目指すというならば………それ位の事は心しておくことだな。

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/03(Mon) 19:46
オルステッドを救済したかった……(涙)

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 09:50
オルステッドとストレイボウ、お互いのいいところを言い合ってください。

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 20:30
PSYCHOで夜露死苦〜♪

319 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/05(Wed) 21:14
>316
ふう……またもや憐憫を向ける者か。
以前の返答でも述べてきたが………変われるものなら立場を変わってやりたいという訳でもなければ……
単なる「悲劇の悪役」として憐れむ"だけ"で済ませるようなものなのであれば………要らぬ世話だ。
繰り返すが、浅薄な憐憫など無用……"教訓"や"戒め"といった、次の段階に進むものにもならない以上、侮辱に他ならぬ。

―――ただ……それでも、個人的心情として如何しても憐憫の情が絶えぬのならば………
……貴様たちの世界の二次創作物の幾つかには、LIVE A LIVE本編終了後の私の物語を考える物好きもいる。
その中で、私が知る物には……生前の姿と大差ない魂の形で別の特殊な世界に転移後…過去の罪業に苦悩し、葛藤しながらも……
………今そこに存在する理由・答えを、己なりに見つけ出そうと足掻く"私"が描かれている。
あくまで二次創作と割り切った上で、それでも「私の救済」なるものを見たければ……そちらの物語を勧める。
―――ちなみに、作品名のヒントとしては……「"マルコポーロ(?)"の魔王譚」と言っておく。
それなりに昔の作品であり、話の総数も多い故……暇を見ての閲覧を勧める。
ただし、所謂他作品との「クロスオーバー」物で、個人によって好き嫌いが別れる故……閲覧するかどうかは、そちらで決めるがいい。

>317
あいつの良き所、か………。
今まであいつについて言及する際、何度も繰り返し述べてきた事だが………昔からあいつは頭が良かった。
子供の頃から私よりも物の見方が広く……いつも先のことを見据えた言動を取っていた。
如何なる経緯で波長が合ったものか……他のかつての友たちよりも、あいつは特別な存在だった。
最初のレスでも答えたように………たとえ如何なる事があろうとも、この友情は不滅だと………本気で信じていた。

共に城に仕えてからは、日々の仕事や立場の都合上、顔を合わせる回数は減っていったのだが……それでもあいつの事を忘れることは無かった。
当時は周囲から称賛されること自体は素直に嬉しくはあったが……私ばかりが注目され、あいつがまともに評価されていない事は、私なりに気になっていた。
「私は剣士として腕が立つのは確かだろうが……あいつも、優れた魔術師として実績を積み、貢献を果たしているのだがな……」と歯痒く感じてもいた。
だが、それを態々口にするのは野暮であり、何よりあいつの自尊心を傷つけることにしかならないと思った。
負けず嫌いな処もある故……本当に辛くなるまでは、あいつは自分の力で逆境を克服しようとするだろうと考えた。
昔から努力家であることも知っていた為……実力で周囲を見返さんとする「心の強さ」も持ち合わせている………そう、信じていた。

―――――結局は……あいつの本心を与り知らぬ、私の思い込みから来る………買い被りでしかなかった。
そんなあいつの裏切りで、私の信じた"不滅の友情"は容易く崩れ………"虚しき幻想"に終わってしまった。
ふふふ………何度改めて思い出してみても、あまりにも滑稽で………お粗末極まる話だな―――――。

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/06(Thu) 20:34
ブリキ大王に歌がついたの知ってる?

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/07(Fri) 20:56
とある村では魔王への生贄として少年が捧げられたらしい。
崖から突き落とされた少年は当然村を憎み、大人になって報復を行おうとした。
が、大人になって憎悪を燃やし続けた男の眼に映ったのは大国の戦争に飲まれて跡形もなくなった村だけ。
それから人々の願いとは裏腹に広がり続ける戦争に、男は答えを出した。

愛がある限り、争いは生まれる・・・想いがある限り「苦しみの世」は変わらぬと。

オルステッドと筋道は違っても似たような結論に至った者はいる事を考えると、誰もがオディオになる可能性は十分にあるな・・・。

322 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/07(Fri) 21:04
>318
近未来編での戦闘時に流れる曲か。
主人公のアキラは"パンクファッション"なる格好のフリョウ少年であり、彼奴の兄貴分のムホウマツは"ハーレー"なる鉄馬を駆る、タイヤキ屋なる菓子売りの男。
そんな彼奴等の織り成す近未来編の戦闘曲は、"戦い"というよりは"喧嘩"をイメージさせるような、荒々しくも格好いい音楽として人気が高いようだ。
曲名の"PSYCHO"はアキラの超能力を示しているが、"夜露死苦"は………ニホンゴの挨拶の一つの「よろしく」に、ヤンキーやボウソウ族なる破落戸達が当て字をして使う言葉か。
そんな曲名通りの挨拶を、実際にアキラがしているのかどうかは兎も角……。
リメイク版ではエレキギターやサックスという楽器によるアレンジも相まって、更に格好の良い曲になっているという印象だ。
それに、SFC版では「ローキックが最強技」などと揶揄される程に弱すぎたアキラが、今作では強化されている。
これでこの曲に乗りながらの複数敵撃破を決めるという事も出来て、彼奴のファンにとっては喜びも一入であろうな。

―――ちなみに、私はこの曲を聴く際……筑波研究所に強行突入したアキラ(&タロイモ)が、黒服やガードマン達の追走に遭いながらも……
ムホウマツとの合流を果たし、黒幕に近づくべく研究所内を疾走する場面を想像する。
……その先で知る液体人間の研究の実態は、そうした曲調とは一転して陰惨でおどろおどろしい事この上ないが、な………。

>320
ああ……私も聴いた。オープニング時に流れる「GO! GO! ブリキ大王!!」か。
SFC版では、オープニング時に歌詞が表示されるのみであったのが……
作曲をヨウコ・シモムラ、作詞をタカシ・トキタ等に加えてかのカズヒコ・シマモトまでもが手掛け……
それをボーカルのヒロノブ・カゲヤマが力強く熱唱するだけでなく……
挙句、オープニング映像は貴様たちの国で以前流行った、「ロボットアニメ」なる映像娯楽を明らかに彷彿とする構成と来た。
技術進化したリメイク版において、特に凄まじき力の入れ具合だ。
7つの物語の中では…近未来編は最も優遇されていると言ってもいいであろうな。
3番まで歌詞がありながら、肝心の本編では1番目しか聞けないのは残念な処だ。

……上述したSFC版でのアキラの弱さについても、「アキラが弱い!」とカズヒコ・シマモトが相当嘆き、訴えていたそうだ。
それもあってか、「もはや"ローキックが最強"とは言わせない」とばかりにリメイク版のアキラは強化された。
それに、シマモト自身「LIVE A LIVE」に相当なる思い入れがある模様で、近未来編を描いた同人誌なる絵読み物まで刊行する程だ。
更には…公園でプロポーズ成立直前に女に逃げられ、悔恨に満ちた魂の叫びを挙げる男の声も……シマモトが当てているとまで来た。
絵姿といい、作詞といい、同人誌といい、声当てといい……"近未来編"はカズヒコ・シマモトを抜いては語れないと言っても過言ではないだろう。

………ちなみに、シマモトは私たちの中世編の物語を描いた同人誌も刊行している。
私は観たことはないのだが……シマモトから視た私たちの姿とは、如何なるものに映ったのであろうな………。

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/08(Sat) 19:41
俺は今、オルステッドにビビってる

324 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/08(Sat) 20:18
>321
村の存続という"エゴ"の所為で人身御供にされた少年が死なずに生き延び…
復讐心を糧に成長していくも…当の復讐の対象の村は、より大きな力を持った国家間の戦争の巻き添えに遭ってとうの昔に滅び…
平穏に暮らす者達の願いとは裏腹に、絶えず争いと憎しみの火種は広がり続けるという……そうした、無常な人の世の在り様を垣間見ることで…
―――「人の"愛"がある限り、争いは生まれ……人の"想い"がある限り、苦しみの世は変わらない」という答えを見出す、という話か………。

確かに……愛を抱くが故に、その対象となる掛け替え無きものを護るが為に、命懸けで戦う。
護れずに奪われてしまった刻は……愛が深いほど、それを奪った者への憎しみとなりて仇を討つべく戦う。
そして、想いは強くなれば執着となりて……満たされなければ、却ってそれを満たしたいという反動でより執着が強くなり、苦悩する。
挙句、時には自己のみならず……己が執着を満たさんが為に他者に何かしらの犠牲を強いることで、他者にさえ苦悩を抱かせ続ける。

―――そう………人がこの世に生きる以上、決して悩み…苦しみ…争いなどが絶える事は無い。
人の世とは……どこまでも因果で、深き業に満ちた……理不尽で歪なものだ。
正義…道徳…人道………それらは皆、人間が自身のそうした醜悪さを糊塗し、正当化する為の方便でしかない。
より力の強き勝者のみが、それを主張できる権利を持ち…独善的な主義を押し通し…全てにおいて在り方を肯定させられるのだ。

―――――そんな世が赦せず、強き憎しみを抱きし者こそが……「オディオ」となる。
貴様の言う通り………魔王となり得る者とは、私だけではないという事だ―――。

>323
ほう、私に怯えるか……。
まあ……その反応は自然であろう。何しろ誰もが恐れ、忌まわしむ"魔王"だからな。
それも、ルクレチアのみに留まる魔王ではなく、今やあらゆる時代・世界を超えて干渉できる。
そして、いざという時には究極技の「ハルマゲドン」で……全てに滅びを齎せる力をも得ている。
そんな魔王とは、恐れられて当然の存在だ……そこまで拍が付いたという事を歓喜すべきか、或いは自嘲すべきか………。

………それで、怯えるから何だというのだ?
私にとってはごく当たり前の反応故、それだけで済まされても…正直言葉と反応に困る。
勇気と覚悟を持って私に立ち向かう者でも、人間の中でもより度し難き愚か者でもない有象無象の一人なぞ、ここでは処すまでも無い、取るに足らぬ存在だ。

ただし……今更ではあるが、何かしらの問いを送ってくる分には随時応じよう。
あくまでこの場限りの、ほんの一時の戯れよ………程と分を弁えぬ、ものの程度を逸した内容でもない限りは、聴こうではないか。

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/09(Sun) 10:00
憎しみだけでなく、怒り、悲しみ、妬み…
負の感情があるかぎり魔王は生まれるのだ…

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/10(Mon) 21:57
星は平等だ、魔王であっても勇者であっても・・・全ての生命を産む星と言う母から見れば如何程の違いがあろう?
全ての命は、星に還る・・・そしてまた、別の世に零れ落ちる。その先など見えはせぬが。

私もまた、星に還る・・・魔王よ、お前もまた星の子だ。どれだけ否定しようとそれは変わらぬ。

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/11(Tue) 20:06
原始人の子がかわいい

328 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/11(Tue) 21:01
>325
魔王を生む原動力となるものは、何も憎しみ(オディオ)だけではない、か………確かに一理あるな。
誰しも抱き得る負の感情とは、凄まじいエネルギーを齎す。
ストレイボウに至っては、「友情余って妬み百倍」とでも喩えるべきか、私への嫉妬と殺意の化身に成り果てていた。
もしあの時私が敗れ、ストレイボウが生き残ったならば……先にも答えたように、嫉妬を意味する魔王「インウィディア」となっていたのではなかろうか。
あいつの殺意の対象は私だけでなく……眼の曇り切ったルクレチアの連中にも向けられるだろうからな。
負の感情を突き詰めて最大限にまで膨張し切ったその時こそが………人間が魔王になる瞬間なのだろう………。

――― 一方で、負の感情とは凄まじいエネルギーを齎すと共に……自身を蝕み……破滅へと誘う諸刃の剣でもある。
たとえ最悪の形で目的を達成でき、当初は満足感を得られたとて……そんな感情に囚われ切った者が、碌な最期を迎えられる試しなどはない。
仮にあいつが名実共に魔王になっていたとしても……破滅は必定であることは間違いない。

………そして、それは私も同様だ。
もはや憎しみに囚われ切った私には………未来も……希望も……救済も、一切ない。
魔王になった以上は………全ての者に絶望と破滅を与え、人間が今まで築いてきたもの総てを無に帰すという、魔王らしき最期を遂げるまでだ。

>326
………何とも詩的な事を言うものだな。よもや、貴様は詩人か?
まあ……言い得て妙ではある。我々は皆、この星から誕生している。
そして、生ある者はいつかは必ず死に、この大地へと還る。輪廻転生とやらが真かどうかは定かではないが……。
ともあれ、"星"という単位でみれば…それぞれの誕生から死までの過程が如何であれ、あらゆる生命とはその繰り返しであり……
"勇者"にせよ、"魔王"にせよ……私たちの時代での経緯など、悠久にも等しき刻を存在する"星"から視れば、ごく一瞬の出来事でしかないのだろう。
即ち………星から視れば、ほんのごく一瞬でしかない間に"私たち"が生を受け、"生きている"ことを実感出来るという事とは………
何兆分の一の確率の……まさに、"奇跡"と言っても良いのかもしれぬな。

………そんな奇跡を私たちに授けた、この母なる星とは斯様に美しいというのに。
―――――「人間」という生き物は、何故に斯様に醜いのか。
もし、母なる星に明確な意思があるならば……いつまでも愚かで醜いままの、人間という"子"に愛想を尽かし……こう嘆くことだろう。

―――――『産まなければ良かった』『愛さなければ良かった』、とな………。

………尤も、斯く言うこの私ですら、貴様の言う通りその一人でしかない。
ならば……救いようのない不出来な"子"のケジメとして、自らの不始末にはケリを付けねばならない。
貴様が星に還るのは勝手だが……もはや私を含め、私の代で人間という存在をこの星から消去し………
………人間の時代に終焉を迎えさせることは、決して変わらぬものと思うがいい―――。

329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 20:40
お前もヘビーモスが怖いと思うか?

330 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/13(Thu) 20:34
>327
かの"愛という名の幻想を得し狩人"を、可愛いと言う者がいるか…。
ふむ……彼奴は狩りをようやく許されたばかりの、まだ少年相応の年齢と顔立ちではある。
だが、狩りの時は兄弟同然のゴリと共に、本能のままに勇敢且つ我武者羅に戦う。
そして、異部族の少女に一目惚れし……一途を貫いたが為に部族の掟に反した所為で追放されても尚……
彼女への想いが冷めることなく、お〜でぃ〜お〜を倒し……最後まで守り通した結果、愛を成就させた。
可愛いというだけでなく、勇敢でもあり……一途で優しいと言っても良いのだろうな。

………そんな彼奴の在り様を視れば視る程……私自身の無様さや…惨めさが際立つ。
愛する者を守るべく戦ったという点では同じ筈なのに……私と彼奴とでは……何故にここまで差が出てしまったというのか。
あのような経緯があったが為……私にとって、「"愛"など結局は幻想だった」という答えを抱くこととなった。
それを彼奴にも思い知らせるべく呼び出したのだが……言葉がまともに通じないのは、今更ながら誤算であったな………。

>329
………ベヒーモスが怖いか、か。
「魔王に成り果てた今、何を恐れよと言うのか」では身も蓋も無い故、剣士だった頃に遭遇したと仮定するならば……。
率直に言うならば……「怖いか怖くないかで言うならば、"怖い"」だな。―――意外かね?
微塵も怖くないと言えば?になる……強力な未知の存在には、誰しも恐れを抱くものだ。

―――但し、ただ怯懦に震えるままの"恐れ"とは違う。
例えば、アリシア救出の旅の最中……未知且つ初遭遇の魔物と対峙した時は……常に油断は禁物だった。
どのような習性や攻撃手段を持ち…如何ほどの脅威足り得て…そして如何にして生き抜くか………全てが本番だった。
また、ベヒーモスは"新種の生命体"という、まさしく未知であり……且つTIPS曰く「民間流通の兵器では歯が立たない」程に強力だ。
………であるが故に、「"正しく冷静に"恐れ、その上で対処する」―――もしベヒーモスが害意を持つ魔物として襲ってきた時は、あくまで剣士として振舞うだろう。

―――尤も……ベヒーモス以上に遥かに恐ろしい化物がいる。
その拿捕した新種の生命体を……軍事利用し、恩恵に与ろうと考える…宇宙軍の連中だ。
多少の犠牲を容認してでも、自分達の管理・支配下に置き……都合よく利用しようという浅ましき欲に駆られた………
―――――そんな欲望の亡者たる"愚かな人間"こそが、真に恐ろしく……悍ましい化物だ。
身勝手な人間の都合で捕らわれた挙句、未知の恐怖に怯えて精神錯乱した末に……ダース伍長にとっては正当防衛とはいえ、最期は殺された(小説版参照)。

………ベヒーモスにとっては、「人間こそが恐ろしい」と感じたのではないかと思えてならないな。

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/13(Thu) 21:31
くらえー、魔王を倒した伝説の技


デ ス ト レ イ ル !!!

332 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/14(Fri) 22:35
>331
―――――くッ!?


…………ふぅぅ………今の一撃は、流石に多少効いたぞ。
かつてはハッシュが使い……私もまた使えるようになれた技を……今度は私が受けることになろうとは。
向ける側から、向けられる側になったという………まさに皮肉としか言いようがないな。

―――――だが、足りぬ………私を屠るには、到底足りぬ。
この技を使える以上、貴様もまた"勇者"なのだろう………だが、魔王を超える程の邪の力ではない。
「デストレイル」とは……勇者でありながら、「邪を以て敵を討滅せん」が本質。
翻って……貴様の邪は温すぎる。「邪に縋ってでも、絶対に魔王を倒す」という程の気迫や執念が感じられぬ。
「くらえー」だと………笑わせるな。 所詮児戯にも等しい。屠るに足らぬ、"多少"止まりだ。
貴様如きが私を倒す"勇者"など………片腹痛いッ!

……このまま魔王として滅ぼしてもよいが……良いことを思いついた。
特別に、貴様に本物の「デストレイル」を見せてやろう。(剣士だった頃の姿になる)
かつて"勇者"だった、私からの餞別だ………遠慮なく味わえ。

――――――――デ ス ト レ イ ル ! ! !

………ふっ、どうだ?
"オディオ"を源にした、正真正銘の邪の力に裏付けされた技の味は。
「死への道(デストレイル)」は私ではなく……貴様が往くがいい―――――。

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/15(Sat) 09:07
魔王を倒し、俺が最強になる!!!

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/15(Sat) 20:52
お前も超能力で心を読まれるのはイヤか?

335 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/16(Sun) 18:26
>333
貴様はタカハラ………ではないな。
最強を求める点では同じだが……今の彼奴は既に「最強の称号」を得て、数多の猛者達に挑まれ続ける宿命の道を進んでいる最中だ。
少なくとも……魔王を倒すことでの"最強"などを目指すタマではあるまい。
彼奴等のように力を合わせて、ではなく………ただ独りで、己の力のみで挑みに来る、またもや酔狂な手合い、か………。

………まあ、誰であれ……挑むならば望む処よ。
私を打倒し、名実ともに最強の看板を戴けるかは甚だ疑問だが……いざという時には「ハルマゲドン」を発動出来る力を持つ以上、強ち間違いでもないやもしれぬ。
そんな私を倒せれば……「魔王を超えた者」には、間違いなくなれるだろうな。
貴様にとっては、さぞや挑みがいがある事請け合いであろう。

―――――尤も、打倒を果たせた処で………それは魔王以上の化物になる、という事以上の意味を持たぬがな。
魔王を超えた"最強"とやらになった者は……謂わば、"人を超越した存在"であるといえよう。
それは果たして……あくまで、"人間"としての強さと輝きを抱き続ける、かの英雄達と同じと言えるのか?
―――否。 単に、魔王より強いという"だけ"の化物だ。
そんなものを目指すのは貴様の勝手だが……つくづく愚かなものよ。
無論、貴様などに易々と命をくれてやる心算はない。 「最強」に眼が眩んだ、後先を考えぬ俗物如きにはな。

―――さあ、来るがいい。
愚か者の生涯に、直々に終止符を打ってやろう―――。

>334
生憎だが……その問いに関しては、>289からの問いへの返答で既に述べている。
そこにあるように、普通ならば当然忌避するが、かの"怒りにより勇気を得し術士"は英雄たる故に特別であり…
彼奴の全てを、抱きし幻想ごと否定し尽くす前に………ルクレチアの悲劇と、私の絶望と憎悪の深さを、彼奴に思い知らせる分には寧ろ丁度いいと考えている。
でなければ、彼奴を態々招待する意味も甲斐もないからな……。

返答できる内容がどうにも被るものと見られ、これ以上はあまり答えようがない故……こればかりはご容赦願いたい。

336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 19:05
リメイクが出てからはどうだかわからないけど、ストレイボウは死後ちゃんと反省と後悔をしていたが、
アリシアは全くやったことを反省していない。と言う見方をする人が多くて、生前はストレイボウが悪いけど
死後の罪との向き合い方に関してはアリシアはストレイボウより悪い、という考えの人が多かったみたいです。
この意見についてどう思いますか?

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:19
心山拳老師のお墓参りに言って来ようと思います

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