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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

490 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/08(Tue) 20:39
>488
そう……"魔王"などどこにもいはしなかった。
いたのは……魔王を騙る「偽魔王」だった。
ただ、ハッシュが出会い頭に「魔王!」と呼んでいた処からも…かつての先代魔王は、私たちが見たあの時の姿と遜色なかったのだろう。
それが、弱体化しながらも復活を遂げた先代魔王であったのか……或いは先代魔王に肖り、その姿を模した元配下辺りであったのか……今となっては知りようも無いがな。
本物ではない、偽の魔王が現れたという意味でも……異端だったと言えるだろう。

………そして、当初は"勇者"と称されていた私が一転して"魔王"となり……
長い歴史が続いていたルクレチアを、遂に滅ぼしたという意味でも……

ルクレチアにとって、単なる"異端"では生温い、前代未聞の……そして、最大級にして最悪極まる時代だったと言っても良いだろう。

尤も……それが歴史に記され、後世に語り継がれることは最早無い。
私の代を以って、ルクレチアのみならず……全ての世界に終焉を迎えさせるのだからな―――。

>489
その「麻倉葉王」なる者については与り知らぬ故、一通り調べてみたが……
人の心を読むことができる霊視能力を持つが故に人間に恐れられ…「最初から裏切られた」という感情を基に、
人類への怒りと悲しみを精神の強さに置く、"シャーマン"なる者か………。
人の心を読めるが故に忌避されたという辺りは……あのアキラが辿り得た、"もう一つの姿"と見受けられるな。
かつては人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」なる世界を築こうとし……
陰陽道を究め、自身の輪廻転生をも自在に操れるようになった"シャーマンキング"、か。
その者もまた……中々に規格外な存在のようだな。

―――それで、私はその者の"ミニマム版"……だと?
シャーマンとして優れた能力を持つが故に、その圧倒的な力から他者を見下す傲慢極まる者などと比較されること自体、不快だ。
そもそも、「優れたシャーマンだけの世界」を築こうという目的からして異なる。
私は人類への憎しみを基に…あらゆる世界・あらゆる時代に干渉し、いずれ滅ぼすことを最終目的とする。
優れたシャーマンだから、人類に替わり、優れた統治を出来る保証なぞない。所詮は、平凡な人間と違い特異能力を持っているという"だけ"の人間だ。
人間が愚かであることには同意すれど……その者自身は"神"にでもなった心算なのか?
その世界の、自身よりも能力的に劣っている者達に敗れている時点で……底が知れるというものよ。

私に言わせれば………この世には人間も……シャーマンとやらも……全て不要だ。
その者などに手出しされるまでもなく、人間は私が滅ぼす………無論、その者もな。
転生など、する意味も価値も否定し尽くしてくれる―――。

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/08(Tue) 21:32
中世編の戦闘BGMも好きだよ

492 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/10(Thu) 19:47
>491
「凛然たる闘い」という名の戦闘曲か……。
使命を果たすべく、どんな難敵にも怯まず立ち向かい……
そして、勝利と栄光を掴まんと戦いに臨む、中世編のイメージに相応しい。
戦闘自体は私達の世界含め、どの世界も"チェッカーバトルシステム"なるもので共通していながらも……
BGMが明確に差別化されていることで、各編の世界観の形成にも寄与している点は素晴らしいものだ。
改めて、"ヨウコ・シモムラ"は見事な仕事ぶりをしてくれたものよ。

………これだけ素晴らしい戦闘曲に恵まれていながら………
肝心の本懐は……遂げることは出来なかった。
英雄たちは見事凱旋を果たした事で、ラストはそれぞれの編のメインテーマ曲(または戦闘曲)で締められていながら……
私はあの最後を迎えた後、「魔王オディオ(or 魔王オディオに捧げる絶望のフーガ)」でラストを締めることになる。

―――"凛然たる闘い"を貫いた結果、あのザマだ………ふふっ、実に滑稽で……惨めなものよな―――。

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/10(Thu) 22:32
勇者の面汚しになってもいいんだよ、君は
勇者を皆殺しにすればいいんだからさ

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/11(Fri) 15:39
まあ、それ以前に勇者自体が人間の面汚しな気が…
そもそもそれ自称する奴の代表例がコレだし

・民間人の住居に白昼同道無断で押し入り物品を根こそぎ強奪する上に
謎の権力で守られているせいか絶対に罪に問われない
(特に漏斗と天空の血族は凶悪で、最近は壷や樽に至っては中を漁るどころか投げて破壊する暴挙がデフォルト化)
・ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!かーるいす!!!!が合言葉な
常に自殺衝動に囚われていて隙あらば発作的に自滅行為に走るので
担当になってしまった死神が過労死寸前に陥るのが確約される奇行だらけな真の男

…むしろ変な汚名に塗れる前にさっさと勇者なんぞ脱却出来て良かったかもな

495 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/12(Sat) 15:51
>493
私が勇者の面汚し……か。
かつて……魔王となってルクレチアを滅ぼしに掛かっている最中……
有象無象の中に……もはや逃げられないと悟り、自暴自棄になって私をそのように罵倒した者がいた気もする。

「お前は勇者じゃない! 魔王だッ!」
「よくも……よくも期待を裏切ってくれたなッ!」
「ルクレチアの恥晒しめッ! 勇者の面汚しめッ! 地獄に堕ちろッ!!!」

自身の都合だけでしか物事を考えぬ……身勝手で生かす価値もない屑共だった故……
奴らの思い描く"魔王"のイメージ通りに……ご期待に添えて差し上げた。もはや、あんな奴らの望むままの"勇者"など……放棄してやった。
だが、ルクレチアを滅ぼしても……別の世界には、"勇者"に相応しき、英雄の称号を得た者達がまだまだいる。
ならば、その者達が守ってきたもの…築いてきたもの…これまで辿った軌跡の価値を……命と共に全て否定し尽くしてくれる。
貴様に言われずとも………"魔王"としての役割を全うするまでだ。

>494
―――勇者自体が人間の面汚し、だと?
いや、待て……貴様の言う、勇者を自称する者達の代表例については心当たりがある。

一つ目は確か……某"竜の探求"において、民家に押し入り無断で物品を持ち去るという強奪行為を堂々と働く一行か。
もはや勇者というよりは……その称号と王家の権力を笠にきた傍若無人なる強盗の方が相応しいな。
二つ目は……某"影の門"において、「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」と自ら豪語しておきながら……
凡そ真の勇者らしからぬ……自害含め、多種多様な無様極まる死に様を晒し、その度に死神の世話になる脆弱者だったか。
一つ目の者達は、まだ勇者に相応しき実力を持っているが……この者は碌に実力もなき分際で、自身を勇者だと思い込んだ狂人としか思えぬ。

………このような"勇者"達と同列に見做されるなぞ、不名誉極まるが………。
ルクレチアの求めていた勇者とは、実質"生贄"である以上……もっと不名誉且つ、不愉快だ。
もはや願い下げになった以上……寧ろ清々した。 尤も、勇者を辞める代償に……人間をも辞めることにはなったがな………。

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 21:00
ルクレチアは魔王に脅かされてはいたけど、ある意味魔王の存在に魔王以外からは守られていた気がする。
他国からしたら、魔王退治のノウハウがないから占領した後、解決できない問題がある土地だから侵略しようとも思わないだろうし、
ルクレチア自身も魔王を警戒して他の国ともあまり戦争しない感じだから、外交もそこまで難しくなかっただろし、
もしも自分がいま書いた予想通りだったのなら、国民たちが自分で考える力を失っていったのもやむなしかも

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 22:18
どんな不良でも心山拳を学べば改心できるのじゃ
心を鍛えるのじゃ

498 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/14(Mon) 20:29
>496
他国にとって、ルクレチアは占領するメリットよりも、魔王の脅威というデメリットの方が大きいが故に攻められなかった上……
ルクレチア側も、魔王という存在を警戒する余り、他国へ侵攻する余裕や利点が無かったが故の外交上の均衡が保たれていたという説か……。
確かに、ルクレチアは他国との外交においては、これといった軋轢や衝突等無く…所謂"可もなく不可もなく"無難に熟してきたという印象だ。
「"魔王"という人類の脅威に長く専念し、最も武に秀でた"勇者"を打ち立てて対抗する」という国柄を築いていた。
それに、魔王が人類の敵である以上…魔王と同盟を結んで共闘し、ルクレチアを侵攻しようなどという国は無かった。
そんな事をすれば……その国も人類の敵と見做されるだけだったからな。
であったが為に……少なくとも表面上は、他国からのルクレチアへの国単位としての"感情"は、一定の同情と尊崇に加え……
「何かあった際には、お隣同士助け合うべく、必要な援助は惜しまない」というスタンスであった。
無論、魔王関係で足元を見られぬよう……ルクレチア王の辣腕による功績もあったがな。
そういう経緯があった故……ある意味、魔王のお蔭で均衡が保たれていたとも言えた。

………尤も、危うい均衡であった事も間違いない。
それに惰性的に慣れ……当たり前の事と疑わなくなっていった風潮は……決して健全だったとは言えなかった。
もし、いつの日か……何らかの形で魔王という脅威が無くなり………即ち、「悪しき魔王を勇者が倒す」という王道が終わったとしたら………
―――それからのルクレチアは……今度は他国を新たなる脅威と見做しつつも旨く立ち回る国として、やっていけたのだろうか。

………ふっ、馬鹿馬鹿しい。 そんな"もしも"は、もう決して訪れぬ。
私の手で既に滅ぼしていながら……取り留めも無きことを考えてしまったな………。

>497
……随分と自信満々に言うものだな?
まあ、今代の心山拳師範を有り体に言えば……それぞれ事情はどうであれ、スリ・野盗・食い逃げ犯であるからな。
結果的に犯罪の道から更生させているという意味では……強ちの間違いという訳でも無いのだろう。
それに、SFC版は兎も角…リメイク版のEDでは、孫子王とその子分達は心山拳に入門したようだ。
本来心山拳師範にとって、孫子王達は義破門団による襲撃の切っ掛けを作った、謂わば許し難い存在である筈だが……
あの様子からは……彼らを許し、弟子入りを許可したようにも見受けられる。
私との戦いを経たこともあり……"憎しみ"という因縁を克服したというのだろうか。
だとすれば……これもまた、"心の強さ"という事か。 相手がこれまでの行いを悔い改めると信じるからこその……あの光景、か………。

―――ふっ、生憎ながら、私には遅すぎた言葉だ。
もはや一線を越え切ってしまった以上……"心を鍛える"など、何ら意味を成さぬ。
今や私は………"不良"など生ぬるい、赦されざる"魔王"に堕ち果てたのだからな―――。

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/14(Mon) 22:15
いろんな世界でオディオが生まれて
これからも増え続けるのか?

500 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/16(Wed) 16:56
>500
そうだ……人間がいる限り……どんな時代……どんな世界だろうと………
経緯こそ様々であれ、"憎しみ(オディオ)"という争いの火種が……絶えることは無い。
個人レベルは勿論……社会…国単位でも、"憎しみ"は必ず生まれる。
ただし……"憎しみ"には一定のサイクルがある。
生まれた"憎しみ"は、その対象が存在し、現在進行形で害を為す間は増え続けるも……何らかの決着を以て収束が起きれば、やがて減少もする。
それが、"憎しみ"を抱く側・抱かれる側のどちらかの終焉……或いは、双方の和解や講和等によるものかは……当事者次第であろう。

―――中には、後者の例を「憎しみを乗り越えて前に進む」だの、「克服して互いに手を取り合う」だのと称賛し、美化しようとする愚か者もいるがな。
一定のサイクルがあると言った通り……あくまで"減少"であり、消滅ではない。
たとえ一時期には終息したとて……いつか必ず、何処かで新たなる"憎しみ"は芽生える。
これまで繰り返し述べたように……同じ人間同士でも……考え方・思想・価値観・立場・利害等が違う以上、相争う"本能"を持っているからだ。
挙句……「自身の利益拡大」という目的の為だけに……裏工作等で"憎しみ"を陰で煽り、肥大化させることで相争わせ………
その裏で恩恵に与れるならば、幾らでも他者の命を犠牲にすることを何ら厭わず……寧ろ続くことを望む狡猾で醜悪な人間も、確実にいる。

即ち………人間が存在する世界とは、"憎しみ"が絶えず存在する世界と同義だ。
争いが一切ない、完全無欠の真の平和なる世界を創る唯一の方法………それは、「人間を総て滅ぼす」以外に、有り得ないのだ―――。

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/17(Thu) 21:01
>>450の返信で思い出しましたけど、自分は半熟英雄対3Dで初めてオディオを知ったくちだったけど、絶対にあれは何かのパロディだと、
思ってライブアライブに行き着いたけど、あの完全なギャグ世界すらあそこまでシリアスに変えるオディオは、
かなりすごい気が。でも見ようによってはあのゲームの主人公の父である先代の時代はシリアスだったから、
オディオがいたのかもって言えるかも

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/17(Thu) 22:11
オルステッドがストレイボウに負けていれば魔王は生まれなかったのか?

ストレイボウの弱さが原因なのか、これは

503 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/18(Fri) 21:03
>501
あの世界での「オディオ」の登場は、プロローグに当たる初回エピソードきりのようだな……。
どうやらルクレチア国の王のようだが、イリス姫を巡ってアルマムーン国の王子と争い、そしてアルマムーン国を劣勢へと追い詰めるも……
最後まで希望を捨てなかった王子は、前線を落とした事で戦力を消耗していたルクレチア軍に、残存兵力の一点突破で反撃に転じ……逆にルクレチア城に攻め込んだ。
そして、王子との直接対決に敗れた「オディオ」は、悪魔に魂を売り渡してでも王子を地獄に送らんとし、「漆黒の憎悪:ブラックドラゴン」へと変貌を遂げた。
それにも怯まず、2度目の戦いも勝って生き残らんと対峙する王子………と、そこまでの構図はシリアスそのものといっていいだろう。

―――だが、問題はその後だ。
そこで王子は、あらかじめ姫から託されていた、先祖代々伝えられてきた"たまご"の力を使い、「オディオ」に対抗した。
どうやら召喚アイテムのようだが……その呼び出す際の儀式は噴飯レベルの脱力モノだ。
挙句、"たまご"から生まれたエッグモンスター「レッドドラゴン」は、貴様たちの世界では有名なる某「ポ○ットモンスター」と見紛うような外見だ。
憎しみに染まり切った、禍々しき姿の「ブラックドラゴン」とは、あまりにも外見に差があり過ぎる。
しかも「レッドドラゴン」の方が強い故、「ブラックドラゴン」は最期……自らの闇に深く沈み、消えていった。

………幾ら世界観がギャグ路線とはいえ………
曲がりなりにも、同じ「オディオ」の名を冠していながら……あんな連中に敗れてしまっては……死んでも死に切れなかっただろう、な………。

>502
>347への返答のように、もし仮にお互い手加減なしの全力で戦った結果、あいつが勝っていたならば……
予てからの"勇者の再来"という期待に基づいた、周囲の私への好感情は一転し、失望や軽蔑といった悪感情になっただろう。
ストレイボウに対しても……「魔法などという姑息な方法で勝った者如きに栄誉は相応しくない」とばかりに、納得も見直しもしなかった事だろう。
そうした、謂わば針の筵の中で……それぞれ何かしらの負の感情を募らせていったやもしれぬ。
そんな精神状況の中、何かの経緯で魔王山に赴く事となり、そして徹底的に魅入られたならば……
本来とは違った形で魔王化する可能性も、無きにしも非ずといった処か………。

………ただし、これは「もしストレイボウが勝っていたら」云々で収まる問題ではない。
魔王山とは、他者の「負の感情」を源にして魔王を生む。そして、基となる負の感情が芽生えるにも……根の深き、相応の理由と経緯というものがある。
魔王の脅威に長く晒されていながら、魔王とそれを産み出す魔王山の謎を、本格的に調べ上げようともせず………
「何度魔王が現れようとも、兎に角武に優れた勇者を打ち立て、その勇者に退治して貰えばいい」という、他力本願を地で往く方針を、ルクレチアはいつまでも改めようとしなかった。
私も……それに異議を唱えるでもなく……ただ周囲から求められるがままに、"受け身"のまま勇者の役割を果たそうとしただけに過ぎなかった。

結果的に"私"という魔王が生まれたのは……何も、魔王山に魅入られたストレイボウと……あいつに心移りしたアリシアの、精神的な弱さだけが総てではない。
私と……ルクレチアの民の……それぞれの"弱さ"もまた、原因であったのだ………。

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/18(Fri) 21:50
魔王山で修行して強靭な肉体と精神を身に付けようと思う

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/19(Sat) 08:31
ルクレチアの民とロマサガ2の古代人って気質が似ているな。
それだけにオディオも七英雄と出会っていたら意気投合したかも知れん。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/19(Sat) 22:44
剣士と魔法使いのパーティなんて王道じゃないか

507 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/20(Sun) 18:30
>504
魔王山で修行とは………余程の豪胆か、または先を見据えぬ愚か者か?
知ってるだろうが……魔王山は昔から禁断の地として認定されている。
そんな山に自ら入る者は、魔王を倒すという使命を負った"勇者"か……或いは、自殺志願者が関の山だ。
常に魔物が跋扈している上に、魔王山特有の瘴気に溢れている。
態々そんな処で修行しようするからには……当然、易々と魔物に殺されない程の実力に加え、瘴気に中てられぬ程の精神力は持ち合わせていよう。
碌な実力もなき者が挑んだ処で、待っているのは……無情な"死"だけだ。

―――それで、貴様は何の為にこの魔王山で心身を鍛えるのかね?
強くなり、何かを為したいが為か? 或いは……いずれ、魔王を倒せる程に強くなりたい為か?
兎も角、貴様を手伝う気などは毛頭ないが……本気で修行したいならば、精々足掻いてみせろ。
命懸けの実戦に勝る修行はない……私の支配下の魔物達相手に、何処までやれるものかな?
………だが、もしも生き延び…私と戦える程に強くなったならば……その刻は直々に相手をして、貴様の全てを否定してやろう―――。

>505
その世界の話は……多かれ少なかれ聞いた覚えがある。
確か……古代人という、人間よりも遥か昔から生きていた種族がいたが、強大な魔物の脅威に晒されていたらしいな。
そんな危機から同族を救うべく七人の古代人が立ち上がり、「吸収の法」という秘法を用いて魔物を吸収する事で、魔物の力を得て自身を強化し……
やがて、魔物を打倒し世を平定したことで……「七英雄」と称えられた。
だが……平穏な時代になってからは、余りに強くなり過ぎた七英雄が逆に脅威と見做され、次元移動装置なるもので異次元に追放されてしまった。
そして、報復を恐れた古代人達は……七英雄とは別の異次元へと逃げおおせた。
七英雄は古代人達への復讐の念で、数千年もの労苦を経てようやく元の世界に戻ったが、既に古代人はいなかった為、魔物を率いて元の世界を荒らしてでも逃亡先を探すようになった。
そんな七英雄はもはや人間にとっての脅威でしかなかった故……七英雄を打倒すべく、唯一自ら残っていた古代人から授かった「伝承法」を基に……
バレンヌなる帝国の歴代皇帝達が、何世代も継承した技を駆使して七英雄に挑み、数百〜数千年の長きに渡る戦いの歴史を築く、か………。

………それにしても、"他力本願"という点では共通しているが……
厄介事は七英雄や後世の人間達に押し付けておいて、自分達だけは平穏と安息を得るべく、高度の知能を駆使している辺り……
ルクレチアの民は無責任で愚かだが…古代人は姑息で狡猾であり、そして"傲慢"だな。
七英雄が憎しみを抱くのも止む無しよ(クジンシー、ダンターグ、ボクオーンなる者達は別だが)。
仮に、私と七英雄が邂逅を果たしたならば……或いは、貴様の言う通り意気投合も出来たやもしれぬ。

ただ……私は本懐を遂げた後……喩えようの無き空虚さに、囚われる事になる。
もし、七英雄が本懐を遂げることが出来たならば……‥その後、彼の者達は如何する心算であったのだろうな―――。

>506
そうか……それが王道か。
確かに、どちらか一方に偏った編成では……取れる手段が狭まってアンバランスだ。
それよりは……長所と短所を相互に補い合うチームの方が、旨く事を進められる。
実際、初めての旅だったが……あの頃のストレイボウとの連携による魔物退治は、スムーズに進められていたという印象だ。
それに、後に加わったウラヌスには……"回復役"という意味でも、大変助かった。
ハッシュには……私の立場は完全に食われもしたがな。

そう……幾ら「勇者」と称される程に、剣士として強くとも……たった独りだけで出来る事など知れている。
"勇者"だけで何でも出来、成し遂げられる訳ではない……"勇者"もまた、一人の人間でしかないからな。
「独りでは不可能な難事も……不屈の精神に加え、多くの様々な者の協力を得ることで、遂に果たすことが出来る」
それこそが……大抵の人間が好む、「真の王道」と称すべきものではないのか。

だが、ルクレチアの連中は……単に肩書でしか他者を見ず……
剣士は「強く勇敢で凛々しい」、魔法使いは「姑息で陰険で卑劣」、魔王は「強大且つ邪悪で残忍」といった風にしか見なかった。
そして、「多くの者達が力を貸し合い協力するという"王道"」ではなく……「勇者が魔王を打倒するという単純な"王道"」しか望まなかったのだ。
尤も、今やそんな歪んだ"王道"は崩れ去った……奴らが散々冷遇した事で負の感情を募らせ、それを爆発させた「一人の魔法使い」を引き金にして、な………。

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/20(Sun) 21:45
隠しボスを皆殺しにしてきたぜぇ

509 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/22(Tue) 20:15
>508
ほう……隠しボスを"皆殺し"、か。
その内、我らオディオよりも遥かに強い、「キングマンモー」……「魔神竜之介」……「岩間さま」……
まともに戦っても勝ち目は薄い、凄まじい実力を持つ恐るべき癖者揃いだ。
そんな彼奴等を倒した上に、その証しとなるアイテムを手に入れられたのだ………さぞや、ご満悦だろうな。

………そして、その口振りだと、私が生み出した者達をも倒したのだろう?
英雄達の為に特別に用意しておいた者達を、「皆殺し」などという言葉で容易く片付けられて、このまま黙っているとでも思うか?
貴様がどれだけ強かろうと関係ない………つまらぬ意地と言われようが、ここで引き下がる道理はない。

さあ………今回は特別に、私が直々に相手をしてやろう。
たとえ隠しボスを倒せる者だろうと………この私を、そう簡単に倒せるなどとは思わぬ事だ。

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/23(Wed) 22:26
オルステッドのスピンオフ作品を作ろう

511 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/24(Thu) 20:13
>510
私を扱ったスピンオフ作品だと?
それならば、これまでに幾つも創られているな……私も、全てを把握している訳では無いがな。
人間だった頃(オルステッド)を描く者がいれば、魔王オディオになった直後は無論……
中には……IF展開で Live a LIVE 本編終了後の私の物語を想像する者もいる。
あまりにも救いのない私を憐れんでか……魔王の頃とは打って変わって平穏な世界に転生する、といった風にな。
ふん………要らぬ世話よ………。

………それで、貴様もそんな酔狂な者の一人か?
創るのは勝手だが……私を扱うと言った以上、中途半端は許さんぞ?
何より、あらゆる作品には……多かれ少なかれ、創作者の何かしらの"メッセージ"や"テーマ性"といったものを秘める。
どのような作品を作るにしても……精々、この私の心に留まる程のものを創り上げてみせることだな。

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/24(Thu) 22:54
綺麗な心になったストレイボウと
今の根暗インキャのストレイボウ

あなたが手に入れたいのはどっち?

513 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/27(Sun) 19:16
>512
………何処かで聞いたことのあるような問いだな?
―――ああ、そうだ。とある寓話で、二人の木こりが泉に鉄の斧を落とした時……
泉に棲む女神に、「貴方が落としたのはこの金の斧ですか? それともこの銀の斧ですか?」を問われた際……
正直な方は「どちらも違います。落としたのは鉄の斧です。」と答えたお蔭で、自身の斧を返された上、「正直な貴方には金・銀の斧を差し上げます。」と両方も褒美に貰えたが、
欲深い嘘吐きの方は「はい、そうです。お返しください。」と答えた所為で「貴方は嘘吐きです。罰として何もあげません。」と言われ、結局自身の斧を失う羽目になるという………
謂わば……"正直"であることが最善の道であるという、教訓譚に似通っているのだったな………。
………それで、本題に戻るが……この寓話に倣い、正直に答えよう。

―――――返答は、「どちらも不要」だ。

今のあいつは言わずもがなだが……「綺麗な心のあいつ」など、もっと要らぬ。
そもそも「綺麗な心の人間」なぞ存在せぬ。そんなものは、人間が作った都合の良い妄想だ。
「清濁併せ?む」などとも云われるが……人間の"綺麗さ"に当たるであろう"善良"だの"誠実"だの"高潔"だの、全ては虚構……。
心など……時の流れやその時々の状況次第で幾らでも変わる。
寧ろ人間の本質は"汚らしさ"の方こそが主で、そしてそれ程大して変わることは無い……。
そんな浅薄な綺麗さを持つあいつを私が求め、かつての罪を赦すなど………想像するだけで吐き気がする。

たとえ仮に、真に"綺麗に"心変わりしようとも……もはや、あいつの罪を私が赦すことはない。
これまでも………そして、これからもな―――。

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/28(Mon) 20:42
オルステッドって主人公の中では強い方だったのl?

515 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/29(Tue) 22:06
>514
私が人間(オルステッド)だった頃の強さか………。
近接技は勿論、遠距離や広範囲にも攻撃できる豊富な剣技を揃えている故、決して弱いとは言わせぬ。
ただ、タカハラ、アキラ、キューブ、心山拳師範のような自己回復(&自己強化技)を持っていない以上……完全な攻撃特化型だな。
また、純粋な攻撃力のみで見ても、若干時間は掛かるも最大攻撃力を誇る「ハリケンショット」を使うサンダウンには流石に及ばぬ。

有り得ぬ事だが……もし私も、彼奴等同様に"何者か"に誘われる立場となり、成り行き上彼奴等と共闘する事になったならば………
決して弱くはないが、回復技を持たぬ事と攻撃力の面でどうしても他の者には一歩及ばぬ有り様だ。
ただ、HPと力の成長率は高い故、中世編同様にタカハラ、ポゴに並ぶ前衛ポジションに収まるだろう。

―――共闘、か………私も彼奴等と同じ立場になっていたならば、国と民を護るべく編み出した数々の技を披露し……
彼奴等を助け……また私も、彼奴等の技に助けられもしていただろうな………。
………生憎、そんな"もしも"にはならなかった。 私は彼奴等と敵対する……"魔王"になったのだからな―――。

516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/30(Wed) 22:19
安心しろ、お前が魔王になってもファンはいる

517 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/31(Thu) 22:30
>516
ほう……魔王になっても尚、この私にファンがいるというのか。
それは、かつては「勇者」と呼ばれる程の"正統派"とでもいうべき主人公だった筈の私が……
あのような裏切りに遭い、一転して「魔王」に堕ちた事を憐れんでの事か。
或いは……寧ろありきたりな主人公のままで終わらず、何処までも救いなき末路を辿ったが為に……
逆に、キャラクターとしての魅力が増した故、とでもいう訳か。
ふん………どちらにせよ、「プレイヤー」という所謂「神の視点」だから真相を知れた者達は、実にいい気なものよ。

仮に、貴様の言う"ファン"達がルクレチアの民と同じ立場だったとしても……それでも果たして、好意など抱けるのか。
誰しも、自身の眼や耳に届く範囲内でしか物事を考えられず………そして、世界を推し測る事は出来ぬ。
「善の勇者」と「悪の魔王」という存在しか頭に無かった連中の認識が、ルクレチアでは常識を占めていたのだ。
その歪さに気付いた者は………いたとしてもごく稀で、まともに主張を聞き入れて貰えなかった事だろう……。

―――まあ、そんなルクレチアなぞ、最早滅んだ。
そして、私に"ファン"などがいようが、そ奴等の考えや好意など知る処ではない。
あくまで私は、ルクレチア史上最悪の「魔王」として振舞うまでだ………。

518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/03(Sun) 20:59
オルステッド時代の良かった思い出を語ろう

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/04(Mon) 18:55
魔王オディオは過去の自分のこともかなり嫌いというか低評価している印象があるけど、
オルステッドは本人がダメだった言うより置かれた場所が適所じゃなかった気がする。
周りが、しっかりした世界で勇者やってたら普通に英雄になってたと思う。

逆に迷いなくやらなきゃダメな役割を道義的には間違ってない理由で悩んでしまい惨事を招いたみたいな、
キャラはルクレチアでオルステッドの立場に立てばルクレチアの悲劇を起こさず、
良い結果を引き寄せられた気がする

520 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/04(Mon) 22:36
>518
人間(オルステッド)だった頃の良き思い出……だと?
今の私によくもそんな事が聞けるものだな……かつては私自身も、人間であった事自体を否定したい位だというのに。
ふっ………確かに、あの頃は良かった……少なくとも、そうと信じていた時期はあったがな。
以前にも答えた通り……肩書やしがらみなどに囚われず、ただ純粋な想いのままに……
ストレイボウとは互いに、気心の知れた日々を過ごした少年時代は……とても幸せだと感じる事が多かった。

城仕えの身になってからは……周囲の同期や同僚たちとも、訓練や行軍、遠征等で苦楽を分かち合いながら
それなりに良き関係を築き、付き合いが充実した日々を送った。
ストレイボウに対する過度な悪感情だけはずっと引っ掛かっていたが……それを除けば、気の良い連中だと思っていた。
―――それも結局、「今のルクレチアで最も武に優れている故に、"勇者"に相応しき者」というフィルターを通じての好感情でしかなかった。
幻覚を掛けられた私が、誤って王を殺めてしまった刻……私を"私個人"としてではなく、「勇者」という肩書でしか見ていなかったが為に………
私の言い分など聞く耳持たず、すぐに「勇者」から「魔王」へとフィルターを変更し、あっさり手のひらを返してのけた……今までの日々も全て無かった事にしてな。

………そして、ストレイボウも……嫉妬と劣等感に狂う余り……かつての"素晴らしき"友情の日々を全て棄て去り、醜悪な卑劣漢の貌を見せ……‥堕ち果てた。
つまり……私が"掛け替えなきもの"と信じた良き思い出なぞ………全て、見せ掛けだけの"張りぼて"でしかなかった。
実に滑稽で………下らぬ過去よ―――。

>519
そうだ………先程の>518への返答通り……かつて人間だった頃の過去なぞ、唾棄すべきものだ。
ただ、それは私本人ではなく……周囲の環境があまりに相応しくなかったが為、か。
確かに……ルクレチアは長年の歴史に培われた、歪な空気に満ちた国だったが………
単なる肩書ではなく……その者個人を率直に視る者達だったならば……今とは違っていたかもしれぬ………。

或いは、貴様が言うような経緯を辿った者ならば……たとえ私のように追い詰められたとしても、あのような悲劇を起こさず……
どれだけ辛くとも諦めず……苦難の末に、栄光の未来を勝ち取ったというのだろうか。

―――尤も、生憎だが……それらもまた、私に言わせれば「人間が抱く幻想」だ。
しっかりとした見識と理解のある者ばかりのまともな世界など……あるとしても一時期的な僅かな時代だけだ。
そして、後者の例の者も……ハッシュや私にとっての、ウラヌスの如き理解者に恵まれなければ……
心から信じてくれる者や、自分が信じられる者がいなければ……誰にも理解されぬまま………
ただ"赦されざる極悪人"として歴史に刻まれ……非業の死を遂げるだけで終わるのが常だ。

即ち、人の世とは……斯様なまでに無情にして無常―――
不条理と理不尽に満ちた……救いなき、"地獄"なのだ―――。

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/06(Wed) 21:57
ストレイボウのような魔法使いに憧れる人おるの?

522 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/07(Thu) 22:15
>521
あいつに憧れる者ならば……このスレに限っては、>164の少年が押し掛けの弟子になっているぞ。
あいつ曰く、『お前(少年)の親が泣いて頼み込むから仕方なくだ。』と申し出を受けたようだ。
その後も良好な師弟関係が続いているかは……あいつの裁量次第だがな。
まあ、『あんなに魔術の本を目を輝かせて読んでいる』らしい故、嫌々ながらではないのだろう。
先入観や偏見などもなく、ただ純粋に、ひたむきに………興味のあるものに憧れ、打ち込む姿勢は………"子供の特権"というべきか。
―――ふっ、私としたことが………不覚にも、少年時代の頃の己を思い出してしまった。

………ただ、今までにも述べたように……やはり、「勇者は正々堂々として勇敢だが、魔法使いは姑息で卑劣」という先入観や偏見がルクレチアのほぼ大半を占めていた。
あのような環境下では……いかに優れた頭脳と実力があろうと、碌に評価されなかったばかりに……憧れ、見習おうとする者もいなかっただろう。
そんな中では……寧ろこうした少年は、良くて"珍しい"、悪くて"異端"とすら見做されるのは明白だったろう。

―――今後、仮にそうした理不尽な逆境が立ちはだかる刻が来たならば………それを如何に乗り越えるかもまた、試練と言えるな。
「弟子は師を超えるのが目標」とよく云われるもの………ならば、嫉妬と劣等感で屈折し、一線を越えて堕ちた師のあいつを、見事超えてみせて貰いたいものよ。
それはそれで……"英雄の資質有り"と見做し、魔王として否定のしがいもあるがな………くくっ。

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/08(Fri) 22:41
お前は本当に”王”なのか?

自称”魔王”ではないのか?

524 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/09(Sat) 20:25
>523
ほう……この私が、本当の魔の"王"ではないと?
ただ、"魔王"を名乗っているだけの者だとでも?
ふん……随分と言ってくれるものだ。 これでも、恐らくは"史上最悪の魔王"に成り果てた自覚はあるがな。
守るべきと信じた者達…掛け替えなき大切な存在と信じた者達全てに裏切られ…あいつの望み通りの絶望のどん底に落とされた結果……
単に、憎しみの勢いに任せて名乗り上げるなどというのではない。 人間共自身の愚かしさ、醜悪さを思い知らせるべく……
人間であることを辞め……魔王となる決意をしたのだ。
それに、場所も…時代も…あらゆるものを超えてまで干渉し、滅びを齎せる程の力をも持つに至った……これが名実共に、"魔王"以外の何だというのだ。
実際、私が殺し尽くしたルクレチアの奴等は……私こそが「真の魔王だ」と吐き捨てながら死んでいったのだ。

―――――いや、一人だけ………唯一、例外の者がいたか。
ファミリオの村の……あの、少年だ。
死して魂となっても尚……私が魔王だと、未だ信じていない。

………ふっ……どこまでも………つくづく、莫迦な子供だ。
たとえ、今のこの私の姿を知ったとしても………それでも尚、私は魔王ではないと……心から信じられるとでもいうのか。
彼が憧れ、信じていた"人間"(オルステッド)は、もういない………いるのは、総ての人間に絶望と滅びを齎さんとする……魔王"オディオ"のみ、よ………。

525 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/10(Sun) 21:45
勇者が使う必殺技、もういらんなら俺にくれ

526 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/12(Tue) 20:21
>525
―――何故、貴様などにそんな事をせねばならぬ?
貴様の指図を聞く謂れや道理などはない。
そもそも……仮に勇者の技を会得したとして……一体貴様は何をしたい?
新たなる"勇者"にでもなり……"魔王"たる私を打倒しようとでも?
そして……「魔王を打倒した勇者」として讃えられ……英雄の名声をも得るのが望みか?
だとすれば………つくづく愚かの一言に尽きるな。

技はただ欲せば得られるものではない……技を会得するに相応しい生き方を積み続けていく中で、いつしか心身に刻まれる。
或いは会得した者が……他者や後世に伝える必要があると見做す時代の中で継承されていくものだ。
碌に努力もせず、ただ要求するだけの貴様如きに……勇者の技を得る資格なぞ無ければ、伝える必要もない。

―――それでも、どうしても欲しいか? ………ならば、教えはせぬが盗んでみるか?
私が貴様相手に技を繰り出すのを必死に避けながら……盗み見た技を覚えるという事だ。無論、出来るかは貴様次第だがな………。
それでよければ、ほんの手慰み程度に付き合ってやろう―――さあ、やるかやらぬか………答えるがいい。

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/12(Tue) 21:42
サンダウン・キッドは渋いオッサン?

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/13(Wed) 22:00
ロマサガ2の話題がでて思い出したけど、インペリアルサガってゲームでロマサガ2の登場人物たちと、
半熟英雄が絡んでいてさらには、その際に出てきた敵が抱いていた計画が人間達同士を憎み合わせて、
その力を吸収する『オディオ計画』だったらしい。その際に絡んだのが個人的にはギャグとシリアスのバランスが一番良かったと感じられた、
2作目の半熟英雄だったみたいだからやれない状態だったのが残念でした。

しかし、半熟英雄はシリアス部分だと、完成してしまう。もしくは、
完成したと思うと進歩がなくなるから、常に成長できる半熟が最終的には勝つ、というのがシリアス部分のテーマみたいだから、
ある意味凄く悪い完成をしてしまったルクレチアと絡むと、バッドエンドをクラッシュできるかもしれないと感じました

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/14(Thu) 11:09
魔王オディオを超え、私が真の魔王になるっ!
夢と希望を持つ私に貴方は勝てるか?

530 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/14(Thu) 21:50
>527
かの銃士が渋いかは………「プレイヤー次第」とでも言うべきか。
生き様自体は、貴様たちの世界で云われる処の"渋格好いい"に当たるのだろうが……
西部編内で取る行動次第で、そのイメージも総崩れするだろう。

即ち……アニーの(シミーズ or 日記)を本人不在時にこっそり盗む事から端に発する。
それを自ら彼女に暴露した際には……彼女からは強烈な平手打ちを褒美に貰う。
暴露せずに装備した場合は(特にシミーズ)………もはや変態の域だ。
仮に「人を守ることをもう一度教えられた見返り」としたとしても……流石に許されまい。
挙句、SFC版の最終編では装備品しか持ち越せないので、それを装備したまま私に"誘われた"後……
地肌に着ていたそれを、今度はレイ・クウゴに装備させるという行為すらも可能となる。

そうした変態プレイの世界線のサンダウンは………もはや"渋い"とは程遠いだろうな―――。

>528
その「インペリアルサガ」なる物語は与り知らぬ故……生憎多くは語れぬ。
ただ、人間同士を憎しみ合わせ、そこから生まれる憎しみの力を吸い取る「オディオ計画」とやらは、他人事とは思えぬ。
人間共に、自身の本性とでも言うべき真の姿を曝け出させ……相争わせる中で得た憎しみの力で何事かを為すか。
それがもし、最後にはその力を以って人間全てを滅ぼすという計画ならば……まさにそ奴等に似合いの末路よ。
だが、そうしたシリアスな展開がそのまま進めば、深刻な事態になっていただろうが……そこでギャグチックな要素が絡んだことで、運命の糸が狂ったのか。
ある意味……恐れ知らずのギャグとは、シリアスの天敵とでも言えるのかもしれぬ………。

………そんなギャグチックな要素が、貴様が言うように中世編に大きく絡んでいたならば………
私の誤認による王殺しも…ウラヌスの非業の死も…ルクレチアの連中の豹変も…ストレイボウの裏切りも…アリシアの自害も……
……そして、私の魔王堕ちすらも………全てを破壊する程の"どんでん返し"が、起きたのだろうか………。

―――――ふっ。
だとすれば……いっそ、寧ろそうであってほしかったものだ。
憎悪と絶望に染まり切る末路を辿るくらいならば……こんな馬鹿げた夢想の方がまだマシであろう。
まあ、今更何をどう嘆こうと………もはや取り返しなぞつかぬが、な。

>529
ほう……私を超え、真の魔王になると来たか。随分大きく出たものよ。
私を超えるとまで豪語したのだ……さぞや、私に勝る膨大な負のエネルギーを求めているのであろうな。
そして、"真の魔王"を目指す以上……私をも上回る、凄まじくも悍ましき、負の感情を抱いているのだろう?

―――ならば、夢だの希望だのを、一切棄ててから大口を叩け。
以前に魔王といっても千差万別とは述べたが……夢と希望を語る魔王なぞ、私の知る限りでも存在せぬ。
魔王は"夢"など見ぬ………人の夢と書いて「儚し」と呼ぶが如き、虚しき幻と悟っているからだ。
魔王は"希望"など抱かぬ………抱くのは絶望であり、そして齎すもの。
そもそも、夢も希望も……所詮愚かな人間の醜き欲望から生み出される、腐臭漂う汚物でしかない。
そんなものを後生大事に胸に抱く貴様如きが……私に勝る魔王になれるなどと、本気で信じているのか?

―――ならば、"正真正銘の魔王"として……下らぬ妄想であり、幻想でしかないと思い知らせてやるまで。
では、ここは一つ……戦いの前に私からも言わせて貰おう―――――『憎悪と絶望を持つ私に、貴様は勝てるか?』

531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/20(Wed) 20:18
オディオは人間を憎んではいるけど、オディワン・リーやオディ・オブライトという人間にも手を貸している気がする。
でももしかしたら、あの二人もオルステッドが魔王になると決めた後に明らかに人ではない力を得たように、
そういう存在になっていたあるいはなりそうだったりしたのかな?

532 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/20(Wed) 22:05
>531
ふむ……人間を憎む"オディオ"でありながら……
かの拳士と闘士には手を貸している処に、矛盾を感じる者がいても可笑しくはない、か。
確かにあの二人も人間だ。―――いや、より正確には………人倫を外れ、"人間"である事を辞めた者達だ。

ここからは推測だが……まず、オディワン・リーは「義破門団」を立ち上げた処からも、人道の象徴たる"義"を破ることを信条としている。
恐らく何らかの印象に残る出来事を切っ掛けに、「人間とは他者を裏切るもの。仁だの義だのに一片の価値などない。
そんなものに重きを置く強さなぞ所詮はまやかし。 真の強さとは、"人間らしさ"などというもの総てを棄ててこそ、得られるもの」という考えに至ったのであろう……。
そして、オディ・オブライトは……かつてはタカハラと同等の、"真っ当な"格闘家だったのではないかと思える。
だが、彼奴の言動から察するに……かつて自身が負かした者達の卑劣な報復や、"最強"の為ならばなりふり構わぬ姑息な手で勝とうとする者達が後を絶たず……
そして、そんな者ばかりを相手にしていくにつれ……自身が如何に手温く、甘かったかを思い知ったが故………倒した相手の命を必ず絶つ事でしか、完全な勝利は得られぬと悟ったのではなかろうか。

つまり……両者共、何らかの"裏切り"を味わい、"失望"なりを抱いた事で………人間であることを辞め、それぞれ"仁義を唾棄する拳鬼"、"殺人拳を貫く魔人"に成り果てた。
「人間でありながら人間を辞めた」という………私としても、他人事として捨て置けなかったという訳だ―――。

533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/23(Sat) 16:40
(中世編終盤と最終編で)たった一人で戦い続けるってどんな気持ちですか?

534 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/24(Sun) 19:48
>533
ただ独りで戦っている刻の心境か………。
中世編においては、心強き仲間があっという間に一人もいなくなった上……
かつては味方だった王国の兵までもが敵となって立ちはだかるという事態に……内心愕然とし、絶望もした。
たが、牢から脱出後に単身魔王山へ挑んだ刻は、それらを上回る程の勇気を奮い立たせ……
「ハッシュとウラヌスの遺志を絶対に無駄にはしない。今度こそ、必ずアリシアを救い出すッ!」と覚悟を決めていた。
だからこそ……たとえ以前よりも強力な魔物達が行く手で待ち受けていようとも、辛くも勝ち進むことが出来た。
尤も、その結末は………今更言うまでもない。

最終編は……私というよりは、各世界のオディオ達に力は貸すも、戦い自体は彼等に委ねていた。
そして、敗者故に悪にされた者達の無念を晴らさせ、真の勝者に返り咲かせる事で……
各世界の"英雄"たちの無力さを嘲笑い……「無駄な足掻きよ。所詮、貴様たちの抱く信念や手に入れたものなど、無価値なのだッ!」と、愉悦に浸った。
総ての"復讐"を終えた刻は……もはや高笑いせずにはいられなかった。

―――ただ……本懐を遂げられて、嬉しい筈だといういうのに……何故か、視界は滲んでいた。
そうして、魔王の役割も全て終えた後に得られるものは……世界で己一人がいるというだけの孤独と………底なしの空虚さのみ。
「真の勝者」となれた筈なのに………一体、何故なのだろう、な―――。

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/26(Tue) 22:41
心山拳はお前の剣よりつおい?

536 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/09/27(Wed) 19:13
ヒャ……ヒャハハハッ。
調子に乗ってサボっていたら、完全に追いつけなくなってしまったぜ……。

魔王オディオよ、こんな俺を情けないと笑うならば笑え!
どうすれば現状を打開出来るんだッ!

何か良い案を出してくれ、名無しーーーーーーッ!

537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/27(Wed) 20:14
あくまでも自分の案で他の人は違う意見があるかもしれないけど、素直に謝って、ここからの質問だけ答えることにするとか、
それか雑談系統は飛ばしてど特に答えてほしい過去の質問に関しては言ってもらってそれには答えるとかどうでしょうか?
個人的にはどちらをとってもストレイボウさんの自由だと思うけど、自分としてはいくつか答えてほしい質問もあります

538 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/09/27(Wed) 21:51
>535
「シンザン・フィスト」が私の剣より強いか、だと?
ふっ、素手が剣に勝てると思うのか………と、言いたい処だが。
癪ではあるが……かの師範の拳は、心身共にそれ自体が武器と言っても良い程、洗練されている。
いくら質の良い武器を持っていようと……それに実力や精神の伴わぬ生半可な者では、彼奴には到底敵うまい。
尤も、私も己なりに剣の稽古や肉体の鍛錬を怠らず、かつ数多の実戦を経て今の強さに至った……如何に彼の師範が強くとも、決して劣るとは言わせぬ。
―――師範が"主人公"の場合……私が彼奴等に敗れた後、彼奴等に止めを促す際には剣士姿で一戦交える事があるが……
………その時は自暴自棄に任せての捨て鉢故……およそ「剣と拳の勝負」とは言い難いがな。

―――そのような形ではなく……もし、まだ私が人間(オルステッド)だった頃に、武闘大会でかの師範と戦う機会が得られたならば………
何の気兼ねもなく……ただ純粋に己の心技体、信念等の全てを賭しての真剣勝負も出来たのだろう。
その時の勝敗の行方は………私にも想像が付かぬ、と答えるに留めておくとしよう。

>ストレイボウ
ふん………約4ヵ月ぶりだな?
自尊心の強い貴様ともあろう者が、まさかこのまま姿を現さぬまま消息を絶つ筈もなかろうと思っていたが……
流石にそろそろ"尻尾を巻いて何処ぞに失せたのか"と考え始めていた処だったぞ。
まあ、中には何も言わぬままに本当に現れなくなる者がいることを鑑みれば……こうして姿を見せた分、貴様はまだ"マシ"ではあるか。
……尤も、不在の間の分のツケも、相応に溜まったようだがな。
どうすれば現状を打開できるか、だと? ………そんなもの、貴様自身の根気と、責任への向き合い方次第、以外の何がある?
>537の二番煎じになるだろうが……不在にしていた事自体は率直に詫びつつ、そこから「どのように答えるかはこうさせて貰いたい」等、
何かしらの許しを求めた上で再開するのが無難であろう。
例えば……明らかに私宛の分と分かるものは飛ばしつつ、自分でも答えられそうなものには、たとえ内容が普段より短くなろうとも一つ一つ返答する、という具合にな。
当然、追いつくには相当の手間や時間が掛かるだろう……そこで諦めて放棄するか、根気よく粘り抜いて責任を全うするかで……貴様の本領が問われよう。
もし諦めて逃げたならば……その時は貴様を、「この"場"でさえも私に盗られた敗者」と嘲笑ってやろう。

―――くくく、悔しいか? ここまでこき下ろされ、またかつてのような劣等感、憎悪がぶり返したのではないか?
………ならば、それを原動力にして精々足掻いてみせよ。 私をこの場に誘っておいて、その主が逃亡するなど……無様極まる話ぞ。

―――とまあ、私に出来るのは挑発という名の"発破を掛ける"程度だ………結局の処、総ては貴様次第よ―――ストレイボウ。

539 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/09/27(Wed) 22:12
>>537
分かったぜ。その案には賛成だッ!
特に答えて欲しい過去の質問は、レスアンカーで言ってくれたら優先して答えるぜ。
後は、過去の答えたい質問に答えつつ最新の質問にも答えて行く。
それでいいか?
意見には感謝する、正直どうしようかと焦ってしまっていたぜ。
パニック状態になってしまったんだな。
俺も……まだまだだぜ……!

とりあえず名無しと魔王に素直に謝っとくか。
長らく不在にして悪かった!

>>538 魔王オディオ
何てこった!四か月も経っていたのかよ。
……白々しいかもしれないが本心からの意見だ。
なるほど、その手があったかッ!
お前に詫びさせると叫ぶ前に、俺自身が詫びをいれる羽目に
なっちまうとはな……一人でこの場を任せてしまってすまなかったな。オディオ。
俺だってたまには謝る事もあるんだぜ。

だが二度は言わんッ!この先は(過去と未来の)質問に答えて行く
事で誠意を示そう。
だがそれには手間と時間がかかる事は分かっているぜ。

>もし諦めて逃げたならば……その時は貴様を、
「この"場"でさえも私に盗られた敗者」と嘲笑ってやろう。

く、くそッ! 悔しいが言い返せないッ。
敗者ってのはなァ、俺が一番嫌いな言葉なんだよッ!!!
劣等感?憎悪? 確かに今それを思い出したぜ。

俺は、やってやるッ!
見てろよッ!

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