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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/03(Sun) 09:36
>607
それについては、当のアリシア本人からは聞けなくなった以上、推測するしかないが……恐らくは……

「オルステッドが山頂まで辿り着いた際には自分が向かって話を付けるので、どうか奥の方(会話含め、表の音が届かない処)で待っていてほしい」

―――とでも、ストレイボウが言い含めていたのだろう。
そうでなければ、あんな赦されざる罪を自ら告白する発言を堂々と出来るとは思えない。
もし聞かれようものなら……折角あいつの望み通りに心移りしてくれたアリシアが幻滅し、同情的であった態度を変えかねないからな……。

また、私と戦い、仮に首尾よく私を殺めた後の説明についても………

「『今更どの面を下げて来た? 姫はもう、お前のような不実な男には愛想を尽かしたんだ……潔く諦めて引き下がれ。』と諭したが、
逆上して斬りかかってきたから返り討ちにした」という'カバーストーリー'の用意くらいはしていただろう。
事前にストレイボウから色々と吹き込まれた事で、「武に秀でているだけの、敗者の気持ちが分からない傲慢な者」というフィルターが彼女には掛かっていたから、何の疑いもなくすんなりと受け入れただろうよ。
それに、既に私は王殺しの罪でルクレチアでは魔王扱いだった……全ての罪を真の魔王「オルステッド」に被せ、葬り去ることで純真で無知な彼女を欺き抜く心算だったのだろうな……。
その後、ルクレチア城に帰還し、"姫を救った真の英雄"として凱旋する心算だったか……或いは、もし彼女が国を背負う気概を持ち合わせていなかったならば……
身分を棄て、"ただのアリシア"になってもらった彼女と共に、別の土地へ駆け落ちする心算だったかどうかは………あいつしか知り得ない処だがな。

………それほどまでに周到で、頭の切れるあいつの唯一の誤算は……
やはり……「最後の最後まで、私を超える事が出来なかった」―――この一点に尽きるだろう、な………。

609 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/03(Sun) 09:44
>608への返答は私だ……。
トリップを失念してしまっていた……失礼したな。


610 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/03(Sun) 20:52
>>603でした質問で少し思いついたけど、仮に魔王山の影響の方が大だった場合のケースで、
逆行したのがオルステッドだったらどういう行動をとるかな?その場合仮に魔王山の影響でああなっただけだと、
わかってストレイボウに対する悪感情が万一なくなっていても、魔王山の影響がゼロあるいはほとんどない場合と、
オルステッドの行動は変わらないかな?

ストレイボウの行動が魔王山の「影響のせいだった場合」はそれを知って逆行したら、
一番動き方が難しいのはストレイボウな気がしてきた。
オルステッドを助けようにも山に近づきすぎるとまた前と同じ行動をとってしまうかもしれないし、
自分を信じられない状態である意味神様に近い視点を持つってかなり精神的負担が大きそう

611 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/05(Tue) 22:30
>610
603の追加の考察か……。
たとえ魔王山の影響が大だった場合であっても……私の行動はあまり変わらない気はする。
あいつが平静を装っていた裏で……私に対するあれ程の激しい負の感情を抱いている事自体は変わらぬ。
そうと分かった以上……今更、どんな言葉を掛ければ良いというのか。
たとえ悪感情が……憎しみが、何巡かして無感情に至るという形で失せたとて……もはや、何とかして友情を保とうという気になどなれぬ。
ルクレチアにも愛想を尽かした以上………理由も一切告げず……故国とも……かつての"友"とも、決別するだろう。
それに対し、あいつがどう思おうとも……もはや、私にとってはどうでもいい………。

逆行する者の中で……仮にどちらのケースであろうと、一番難易度が高いのはやはりあいつだろう。
私を魔王にしてしまった一番の原因を作った事を、死後に悔んではいるようだが……。
だからとて……逆行出来ても、周囲の不当な評価や扱いは依然として何ら変わらぬままだ。
もう決して同じ轍は踏まないと誓い、魔王山の意思を跳ね除ける程の自制心を以て、前回とは行動を変える事で悲劇を回避出来たとしても……
その悲壮な覚悟と決意を誰にも理解されぬまま……私だけが"姫を救った英雄"として讃えられる一方、あいつはいまだに冷遇され……侮蔑される日々が長く続く。
そして、いつしか……たとえ私自身はそう思ってはいなくとも……口さがない周囲の連中は皆、口を揃えて絶えずこう言うのだ。

―――『あの姑息で陰険で卑屈な魔道士の男は、"英雄"オルステッドに媚び、引き立てる為だけに存在しているようなもの』とな。

………ここまで徹底的に理不尽な目に遭わされても尚、平然としていられる者など……神に匹敵する超然とした精神でもない限り、居よう筈もあるまい。
いずれ……良くてルクレチアを見限り、他国へ鞍替えするか……悪くてルクレチアへの"復讐"を考えても不思議ではない。
後者を選んだ場合………今度はあいつ自身が、あの山頂での時の"成り掛け"とは違う、正真正銘の"魔王"に成り果ててしまう事で……
中世編本来の正史とはまた違う、新たな"悲劇"を為してしまうのやもしれぬな………。

612 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/06(Wed) 19:10
素手強い高原が武器使ったら更に強くなる筈だ理論をどう思う?

613 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/07(Thu) 20:25
>612
ただでさえ素手でも強い者が武器を持てば、更に強くなって手が付けられなくなるという……
貴様たちの世界の"コトワザ"で謂う処の、「鬼に金棒」という事か。
彼奴が装備している「バンテージ」は厳密には武器ではなく、あくまで拳や手首を保護するものだからな。
ただ、彼奴が武器を使う姿というのは、あまり想像はつかないが……。
強いて挙げるならば、彼奴に似合うものは剣や斧、槍といった得物ではなく……
メリケンサックに代表される、拳に嵌めるタイプの「ナックルダスター」が妥当だろう。
他には、類似するものでは籠手、鉄貫、鉄甲、ヒマンテス辺りが適当か。

………ただし、さらに強くなるかは……そうした武器を装備したとしても、"拳を駆使する技を普段通りに出せれば"の話だろう。
もし装備したことで技の繰り出し具合が悪くなれば……却って逆効果だ。
特にモリベより受け継ぎし奥義の「通打」は、緻密な打ち込み方が求められるように見受けられる。
そうした逆効果があった場合……それを克服出来るかどうかで、その理論の正否は分かれるだろう。

―――まあ、現時点では武器の装備を考えていないであろう彼奴にとっては……「鍛え抜かれた己の心身こそが既に武器」なのだろうな………。

614 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/08(Fri) 21:52
風で金髪がなびくオルステッドの背中
私はそれを見続けたいと思っていたが、実に残念だよ
しかし、君が世界をめちゃくちゃにしても私は良いと思っているよ

615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/08(Fri) 22:34
まぁストレイボウは「自分がオルステッドを倒す」事に目的があったのであって魔王にしようとは思ってなかった訳だからな。
裏を返せば「自分以外に負けるオルステッドなど断じて認めない」と言う、ある種の信頼があったのだろう。

もしオルステッドがストレイボウ以外に討たれたら・・・まぁ魔王オディオが失望したストレイボウかアリシアにすげ変わるだけだな。

616 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/09(Sat) 23:14
>614
私の後ろ姿を見続けたいとは……どういう場面を想像しての言葉だ。
外で風に吹かれながら、何処の景色を眺めながら物思いに耽る姿……とでもいうのか。
それが「勇者然とした凛々しき姿」故、様になるからというのであれば………ふん、余計なお世話よ。
たまに遠方を眺め、何かを想う刻もあったような気もするが……ある時期はルクレチアの行く末を案じ……
"全ての始まり"の後の旅立ちの最中は……アリシアの無事を案じていた事もあったがな。

………魔王になってからは、魔王山の山頂から………
ルクレチアに限らず、この世のあらゆる"人間"に憎しみを馳せて景色を眺めるようになった。
「人間がいる限り、この憎しみは決して絶えぬ」―――そう思いながらな。

「私が世界を滅ぼしても良い」、か………貴様に言われるまでもない。
私に何を望み、期待するかは知らぬが……今の私は"魔王"として、振舞うまでよ。

>615
そうだな……確かに私に魔王の汚名を着せはしたが……ストレイボウはあくまで、私を倒して超えたかったのであり……
別に私を、魔王に堕としたかった訳ではあるまい……。
そうでなければ……死後に魂の姿で、斯様に悔む道理などはない。
そんなあいつにとって私は……「あらゆる面で優れた、敗北を知らぬ強き"勇者"だった」という事、か………。
だからこそ……あいつは「己を惨めな引き立て役に落とした、許し難き打倒すべき存在」と私を見做し……
あいつに心移りした彼女は……「勝ってばかりで敗ける者の気持ちが分からぬ、傲慢な強者」と私を見下げたのか。
そんな私が、別の何者かにあっけなく討たれでもしたならば……恐らく失望の余り、どちらかが"魔王"になっていたというのは……生憎、今一つ解せぬがな。

………尤も、そうしたある種の信頼なぞ、私に言わせれば……「買い被り」というものよ。
私がストレイボウを、「あいつはいつか、この理不尽で不遇な現状を自力で克服してみせるだろう」と買い被っていたが如くな。

"肩書"でしか人を見なかったルクレチアの連中の手の平返し………
親友と信じていた、ストレイボウの積年の逆恨みによる裏切り………
そして……一生愛し、最後まで守り抜くと誓っていたアリシアの、一方的な軽蔑に………私は負けた。

たとえ如何に戦闘面で強かろうと……そんな目に遭わされても尚、挫けぬ程の強靭な精神までは持ち合わせていなかった。
ハッシュとウラヌスが今際に遺した言葉を……最悪の形で裏切ってしまった。

私は「どこまでも身勝手で、愚かしく、醜い」という人間の真実に、"勇者"として敗けた……失望や軽蔑ならば、幾らでもするがいい。
彼等に出来る事など、もはやその程度………>572への返答のように、私の知った処ではないのだからな―――。

617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/10(Sun) 14:00
(少年の亡霊が歩いていく)
ここにも・・・いないか。彼女は、この災禍より前に国から逃げたのだろうか。
それで良い。例え全世界の人々から後ろ指を刺されても、君の歩く先に光があるなら僕は喜んで地獄の炎に身を差し出そう。
ありがとう、リリー。眼の見えぬ僕の、たった一つの・・・光・・・。
(限界が来たのか、微笑みながら燃え尽きる)

618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/10(Sun) 22:06
最後のボスとしてのストレイボウは強かったの?

619 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/11(Mon) 23:04
>617
ー――見慣れぬ少年の亡霊だな。 ルクレチアの民の一人か?
魂となって"心"のダンジョンに囚われし者が、そこから彷徨い出る事が出来るとは思えないが……まあいい。
"この災禍"というのは……「ルクレチアの悲劇」を指して言っているのか。
言葉の内容から推し測るに……悲劇の前に、愛する者がこのルクレチアから逃げ延びてくれたであろうと安堵し……
その者さえ無事ならば……たとえ自身がどのような目に遭おうとも、一切構わぬという訳か。
経緯は分からぬが……どうやら、二人にしか分からぬ大事な刻を過ごし、想い出を共有してきたと見受ける。
「愛する者が無事ならば、それだけでいい」、か―――まさしく、人間が尊ぶ"愛"そのものだな?

………だが、残念だったな。
たとえその者が何処に逃げ延びていようと……結局は同じだ。
遅いか早いかという違いだけで……いずれルクレチア同様に、人間の蔓延る世界全てを滅ぼす。
「愛は尊い」などというのは、所詮人間の創った幻想でしかないと知った………この私の手でな。

満足したまま死後の世に旅立った者よ………次は、世界共々愛する者が滅びゆく様を嘆くがいい―――。

>618
あいつと戦った立場として言わせて貰うが……世辞でも、強いとは言えなかった。
中世編で鍛練(レベル上げ)を余程怠ってでもいない限りは……あいつに敗れる事は、まずない。
唯一気を付けるべきは、石化効果のある「シルバーファング」か……それを喰らい、石化してしまうと終わりだが……
されど低確率故に、相当運が悪くない限りは……この技をして"強い"とまではいかぬ。
それでも、最強技の「ブラックアビス」をも使ってくるので、油断は禁物だがな。

………尤も、それほどまでに力を付けてさえ……あいつは私を倒せなかった。
嫉妬と憎悪に染まり切り……魔王に"成り掛け"になっても尚………あいつは私を……超えられなかった。
そんなあいつを……無様とも、滑稽とも思わなかった。

―――只々………「哀しい」、「虚しい」としか……思えなかった。
あいつの最期に対し、私が思ったのは………ただ、それだけだ。

620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/12(Tue) 20:00
オルステッド編だけは何度もやり直したくなる名作レベル

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/13(Wed) 05:59
オルステッドが太陽のような存在であればストレイボウは月のような存在である。
二人は違った魅力があるのさ。

622 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/13(Wed) 23:17
>620
「私(オルステッド)の偏だけは何度もやり直したくなる」、とは……どういう意味か。
それが中世編にしろ最終編にしろ……作中での救いの無さや虚しさは、何度やり直しても飽きない程に印象深い、という事だろうか。
とすれば……それ故に「名作レベル」になるとは、とんだ話もあったものよ。

………一方で、中世編がどこまでも救いがない余り……
「何度やり直してでも、そんな筋書きをどうにか逆転させたい」―――という意味とも捉えられるか。
もしそうならば……それはそれで、「王国の姫を攫った悪の魔王(偽)を正義の勇者が成敗し、めでたしめでたし」という……
結局は……単純一辺倒な"王道話"へと逆転する事になりかねぬ。
私自身は、自身の意思もなく……受け身的にただ皆から望まれるがままの"英雄"になるだけで終わる。
それは即ち……これまで何度も述べてきた、ただ救いを求めるだけの人間達の為の、体の良い「生贄」になるという事だ。

―――――冗談ではない。
もはや……あのような身勝手で愚劣極まる奴ばらにとっての、都合の良い存在になる形での"大円団"なぞ……寧ろ願い下げだ。
何より………今更、堕ち果てたこの私に、安易な"救い"など………有り得ぬ上に、赦されぬことよ。

>621
私が「太陽」、か………。
かつての私は……全てを明るく照らす「希望の光」のような存在であったというのか。
もしそうだとすれば……何ともまあ、随分御大層な喩え方もあったものだな。
一方であいつが「月」か……夜の帳が降りている間のみ輝くが如く……
「他者を寄せ付けない、冷たい輝きを放つ存在」といった処だろうか。

確かに、太陽と月にはそれぞれ違った魅力があるとは良く云われもするが………
貴様は褒めている心算でも……もし貴様の言葉を、今のあいつが聞こうものなら……

「そもそも月は太陽が無いと輝けないだろうが。
 つまりそれは、オレはあの野郎がいねえと輝けねえ、あいつの引き立て役ってことかッ!!」などと、逆上しそうな気もするな。

あいつは引き立て役は無論……"ナンバー2"に甘んじるような柄でもない。
本来は、あくまで親友として、ライバルとして……私とは常に、対等の存在で在りたかった………私にはそう思える。

尤も、そんな気持ちは………この歪んだ空気に満ちたルクレチアでは、到底叶わなかった。
もしかしたらあいつは……生まれる場所・時代というものを間違えた……"無冠の天才"と呼ぶべきなのかもしれぬ、な………。

623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/16(Sat) 21:07
魔王山に変な仕掛けを作りやがって、許さん

624 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/18(Mon) 20:25
>623
魔王山に仕掛けを施すのは……やはり歴代の魔王のみだ。
尤も、仕掛けといっても……中世編で私たちが見たものは、魔王山山頂に続く隠し通路だけだがな。
魔王山に初めて挑んだ時は「何かしら悪辣な罠が仕掛けられているかもしれない」と、ある程度の覚悟はしていたが……
偽魔王に限ってはそうした罠は一切なかった故……己の実力で迎え討つという、ある意味"潔さ"はあったとも取れる。
若しくは、「魔王たるもの、罠などという姑息な手段に頼るなどは劣等の極み」といった、"暗黙の掟"のようなものでもあったのやもしれぬがな。

………ただ、隠し通路の仕掛けに気付き……その刻、あいつ自身のみの意思か、"魔王山の意思"が操作したか………
私にとっても、ルクレチアにとっても……恐らくはルクレチア王国史上最悪の罠を、あいつは仕掛けた。
私への嫉妬と憎悪と……そして恐らくは、長年己を蔑ろにしてきたルクレチアへの復讐に駆られ、あの凶行に及んだ。
たとえ、多少なりとも同情の余地があろうとも………決して赦されることはあるまい。

ただし……強大な負の感情に囚われた者を魔王化させるという、魔王山の特質こそが……何よりも最大の"仕掛け"であり、"罠"といってもよいだろう。
そして、その罠に嵌り……名実共に魔王に堕ちた、この私もまた赦されざる者となった………それに尽きるだろうな―――。

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/19(Tue) 23:08
オルステッドとストレイボウは今人生を振り返ると、『子供のころから傍にいた』尊敬できる大人って、
王様ぐらいしかいなかった気がする。勇者として旅立った後とかも入れると、
ウラヌスとかハッシュも入るだろうけど。

626 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/21(Thu) 20:52
>625
年少時代の頃の尊敬できる大人といえば……そう多くはないな。
強いて挙げれば……剣士の心得を教えた剣の師もそうだが、貴様の言う通りルクレチア王くらいか。
王に関しては……「ルクレチア史上最高のずば抜けた名君」、とまでは行かずとも……
城仕え以後も、一定の敬意に値する君主として尊敬していた。
ただ、あいつ自身は……王やウラヌス、ハッシュの事を本心から尊敬していたかは、怪しいものだ。
あのような"最悪の形"で私のみならず、王すらも裏切り……ウラヌスまで巻き添えにしても何ら言及もせず……
挙句、ハッシュの死に様を「無様」などと侮辱した時点でな。

―――話は変わるが、ルクレチア王国の兵士……城下の町民……農夫等………
皆それぞれ、普段の日々の生活を営む分には"可も不可もなし"であったが……
こと、魔王が現われた刻は……決まって何処の勇者が討伐に向かうことを、期待する節があった。

「魔王退治など、自分達では到底無理だから、強い"勇者"が自分達の代わりに行くのが当然」―――そんな暗黙の了解さえ、見受けられた。

それ自体は、ウラヌスが言っていたように……ある意味、やむを得ぬ面はあったにせよ……
そうした他力本願を一切疑わず、当然の常識にまで認識するようになった時点で……彼奴等の"価値の底は知れた"というべきか。
ハッシュとウラヌスは、そうした歪みに気付いていた上……ウラヌスは、「弱いからこそ強く在ろうとし、人を信じるからこそ強くもなれる」という信念を胸に秘め……
ハッシュは、勇者に頼りきりの人間達にいかに失望しようとも……勇者としての矜持までは捨て去ることは無かった。
両者共……その生き様、そして死に様で……自身の価値を、意識せずに高めていたといえる。

ただ……そんな二人が命を賭してまで護った者達には……それに見合うほどの価値なぞ無かった。
―――もしあの二人が、私のこの言葉を聴いたならば怒るのだろうな………それも止む無し、か。
もはや私は"勇者"ではなく……忌わしき"魔王"なのだから。

627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/25(Mon) 18:16
悪堕ちしたキャラで、ずっとナンバー2だったのが原因で、1番であり続けた相手に勝ちたい。
と考えて悪に堕ちたストレイボウと多少似たキャラを見たけど、そのキャラはストレイボウと違って周りからの評価は、
ナンバー1のキャラには及ばないが結構すごい奴みたいな評価をされていた。仮にルクレチアの人々からのストレイボウに対する評価が、
オルステッドには叶わないが結構すごいという感じの評価でも、ストレイボウはそのキャラと同じくオルステッドに勝てないことで、
そのキャラみたいに悪に堕ちた可能性が高いかな?

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/26(Tue) 08:39
(ルクレチアの兵士の亡霊)
ここは、いずこぞ・・・俺は何者ぞ・・・。
地獄・・・はっ!そうか、俺はオルステッドの攻撃に呑まれ・・・愚かしくも討たれたのであったか。
もう少しで発展の魔術を完成させ、それをもってあの忌々しいストレイボウを蹴落とし、俺がその座に座る筈だったものを・・・。

629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/26(Tue) 16:41
>627
あいつにしろ、貴様の言う"あいつに多少似たキャラ"にしろ……たとえ、いかに実力があろうとも……
『ナンバー1には敵わない"ナンバー2"に甘んじるなど、プライドが許さない』―――という事だろうか。
確かに、前にも言ったが……あいつはプライドが高いだけではない努力家だった故に……
私の"ナンバー2"……あいつに言わせれば、引き立て役に甘んじるなど……自尊心が許さなかったろう。
その点では……その者もまた、あいつと同じという事か。
常に自分の上に1番として在り続けた相手に"勝ちたい"という……耐え難い想いがあったのだろう………。
ただ、その者とあいつとの違いは………周囲からの評価か。
ナンバー2には及ばずとも、実力自体は率直に認められていたのか……それだけでも、環境面では雲泥の差だ。

―――だが、そんな者でさえ………闇墜ちをしてしまった。
周りの評価よりも……闇墜ちしてでも"勝ちたい"という……耐え難い想いの方が勝ったのか。
ならば、ストレイボウも……たとえ、ルクレチア一の優れた魔道士として、正当な評価をされていたとしても……
「私に敵わないのであれば意味はない」とばかりに………闇墜ちしなかったという保証はない、か。
ルクレチアには恨みはなくとも……私への嫉妬と劣等感だけは、変わらないのだからな………。

>628
また亡霊か……今度はルクレチア城の兵士か。
結局「勇者」や「魔王」という肩書だけでしか人を見なかった愚か者共の顔なぞ、もはや忘れたが……
『魔術を完成』という口振りからして……兵士といっても、ストレイボウと同様の魔道師か。
だが……あいつ以外に、魔道士がいるというのは聞いたことは無いが……。
或いは、あいつには及ばない実力だった故に……結局、あいつ以上に眼中には留められなかった手合いやもしれぬ。

それにしても、『忌々しいストレイボウを蹴落とし、その座に座る』か……。
寧ろあいつは、あの歪で不遇な環境に置かれた自身の立場に、屈辱を抱いていたが……
そんな有様に気付かなかった程……あいつを羨んでいたのか。
それはそれで、眼が曇っていると言えなくもないが……それ以上に………

―――『発展の魔術』とやらを完成させることで、あいつを引きずり降ろそうというまでの野心があったならば………
それよりは寧ろ……ルクレチアの長年の歪んだ空気を払拭させ、魔道士の地位を向上させる方に尽力して貰いたかった。

たとえ、旨く蹴落とせた処で……今度はあいつの立場に、貴様が成り替わるというだけで終わったろう。
仮に私の襲撃がなく、願いが成就していたとしても………それで満足できたのか?
あいつに及ばなかった、哀れな魔道士よ―――。

630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/29(Fri) 23:17
主人公の一人であるキューブのぬいぐるみが明日発売されるみたいだけど、どんな風な評価になるか楽しみだ。
もしかしたらオルステッドとか他の主人公もフィギュア化とかもありえるかな?特にオルステッドはオクト・ア・ライブで実質配布キャラになって、
配布キャラの性能じゃないって言われるほど強いらしいし可能性あるかも。 しかし、オクト・ア・ライブのオルステッドが受けている”配布キャラの性能じゃない”って評価は、
異世界とはいえ、オルステッドがレッテルで人を見ることに対する、愚かさを証明していると言えるのかも

631 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/12/30(Sat) 20:23
>630
彼の"人の心を得し、人ならざる者"を模した人形が商品として売られる、か……。
リメイク版によってようやく日の目を見た"ライブ・ア・ライブ"の人気を記念して、とすれば……彼奴が選ばれるのは妥当な処か。
これで等身大の大きさを完全再現しているならば、脱帽ものだな。
惜しむらくは「ハイスピードオペ」や「メーザーカノン」は無論、コーヒー配り等までは出来ない点だろうが……流石にそれを言うのは野暮か。
愛嬌という点で他にも選ばれそうな者といえば、近未来の世界にてアキラの仲間を務めたタロイモ辺りが思い浮かぶがな。

―――それにしても、もしかすれば……他の英雄達共々、この私もフィギュア化するかもしれぬという可能性か……。
貴様たちの世界では……架空の物語の中の存在とはいえ、それに触れた者達に強いインパクトを与え、人気を博した者はフィギュアとして売られる傾向にあるらしいな。
それについての善し悪しなどを論ずる心算はないので、それはさておき……。
オルステッド、魔王オディオのどちらにしろ……仮に"私"が売られることになるならば………

「オクト・ア・ライブ」ではなく、「ライブ・ア・ライブ」の"私"として売って貰いたいものだ。
如何に実質的な配布キャラとして優遇されているとしても……あくまで「オクトバストラベラー」の世界ではゲストの立場だ。
「『オクトバストラベラー』という舞台での活躍に便乗して」ではなく……「ライブ・ア・ライブ」本編での人気とやらの方で挑んでもらいたいものよ。
それにより、売れようと売れなかろうと……それこそが在りのままの「ライブ・ア・ライブ」の人気の鑑として―――受け止めるまでだ。

632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/30(Sat) 21:29
オルステッドの技って地味だよな

633 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/01/01(Mon) 00:00
新年明けまして……俺に詫び続けろーーーッなんてな。
あまり来られなかったが2024年は、しっかり続きから答えて行くぜ。
このスレッドの事、これからもよろしくなッ!

634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/01(Mon) 01:35
ストレイボウさん明けましておめでとうございます。
オルステッドさんも明けましておめでとうございます。
お二方とも去年はありがとうございました。

今思いついたけど、ルクレチアは東洋と違って、最初に魔王を倒したパーティメンバーの誕生日とかを重視してお祭り、
している様な印象があるけど実は年越しとかも結構重要かな?

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/01(Mon) 12:46
ライブ・ア・ライブの事を全く知らんのであらすじ教えてくれんか?


636 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/01/01(Mon) 19:40
先に一つだけ答えておくぜッ!

>>635
俺たちの世界については、一言で言うとオムニバス式RPGだッ!
そして数ある世界、例えば近未来編や幕末編等の章をクリアして
行くと最後に隠しシナリオが出て来るぜ。
それがストレイボウこと、俺と魔王オディオの話だ。
かなり以前に、名無しがストーリーネタバレを
載せてくれてたからな。中世編のあらすじ全部は、
>>105-108
を参考にしてくれ。中世編の他のシナリオについては、
実際にプレイする時の楽しみに取っとく為に敢えて
バラさないぜ。

637 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/01(Mon) 19:47
「新年あけましておめでとう」―――とでも言えば良いのか?
ふっ………人間を辞めて魔王になった私自身は、別段めでたくはないのだがな。
まあいい……取り敢えず、今回はここまでだ。 返答の方は、暫し待ってもらいたい。

638 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/02(Tue) 21:09
>632
そうか……私の技は地味か。
初期技の「カットワンウェイ」や「Vシャイン」等は兎も角……
人間だった頃に会得した技の中には、「レイザーソニック」や「デストレイル」といった技もあるのだが……
それでも貴様にとって地味だというならば……そう映るのだろう。

尤も、私にとって……会得した技が地味か派手かなどは、些事でしかない。
技の本質とはあくまで、その時々の相手や状況下において、どれ程の有効性・実用性を発揮するかに尽きる。
技を通用させられれば勝利に近づき……逆に通用させられなければ敗北に近づく。
まして……魔物との戦いでは、勝敗はそのまま生死に直結する。
それ故に、戦いにおいては……地味か派手かの要素など、技に求められる余地はない。

………とは言うものの、あの英雄たちの中で軒並み有効性・実用性が高く、且つ派手な技を私よりも揃えているのは……
あの、"人の道に目覚めし忍"くらいだろうな………。

>634
魔王打倒にまつわる記念日か……。
ルクレチアと東方圏との違いについては良く知らぬが……少なくとも、パーティメンバーの誕生日についての祭事は流石に覚えがない。
ただ、初代勇者が初めて魔王を打倒した日を……"勇者の偉業と栄光"を讃える日とする、記念祭はあったか。
年に一度はあったが……ルクレチアを滅ぼしてから相当な年月が過ぎた故、具体的な月日までは忘れたがな。
思えば……この日を切っ掛けに、勇者と魔王に纏わる伝説が、ルクレチアに誕生した。
新年を迎える際の祭事もあるにはあったが……流石に規模は、この日には及ばなかったがな。

私も、幼き頃……勇者と魔王に纏わる伝説を聴かされて育った。
「勇者のごとく、強い心と強い力を持つ、勇ましき者になれ」―――そう言われながらな。
それ故に、記念祭の日の度に……この伝説を思い出しながら生きてきた。

―――今となっては、もはや思い出すだけで虫唾が走る思い出でしかない。
まあ、私の手でルクレチアを滅ぼした上に、数多の年月を経るにつれ……やがて記念祭がいつの日だったかなど、先ほど述べた通り忘れ去った。
それと共に、この虫唾が走る思い出も……いずれ忘れ去ることであろう………。

>635
先に答えたストレイボウの2番煎じになるが………
7つの世界の、その数の分だけそれぞれの遊戯性を込められたオムニパス形式のRPGだ。
これら全てをクリアした後に新たに出現する、私たちの世界(中世編)の話から……「『Live A Live』の本編が始まる」とも云われている。
その果てに"何"を見知るか………それは、プレイした者のみが知り得る。
中世編のネタバレ云々は、既にストレイボウが教えているが……もし、まだそこを見ておらず、且つ「Live A Live」に興味を抱いたならば……

………もし可能ならば、まだ目を通さないままに……先にプレイを強く勧める。
折角教えたあいつの面目を失わせるが如き言い方をするようでなんだが……そちらの方が、より受ける印象が強く残るからな……。
そしてプレイ後、貴様が如何なる感慨を抱くかは不明だが………少なくとも、「プレイをして決して損はしない」と断言しよう。

639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/03(Wed) 21:03
ストレイボウさんが姿を見せてくれてうれしいです。少し気になったけど、もしもだけど、
ストレイボウさんの立場が>>627で書いた様なナンバー2であり続けたキャラクターとまったく同じで、
周囲から蔑まれていなかったら、どうなってたと思いますか?ストレイボウさんは自分がその環境でも闇堕ちしていたと思いますか?
仮に闇堕ちしていた場合でもその環境だったらやはりオルステッドさんを陥れる計画とかも、
他の王国民には被害が出ない様に変更したりした可能性もあると思いますか?

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/09(Tue) 10:26
ハートも強くありたい高原日勝も心山拳を学ぶ資格があるでしょうね。

641 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/10(Wed) 22:35
>640
タカハラが求める、"最強"の在り方か………。
確かに、「ハートも最強になりたい」という彼奴の訴えは、心の強さに重きを置く心山拳とは重なる処がある。
そういう意味では……心山拳師父と師範達とも親和性は高いだろうな。

―――ただ、もし仮に……本格的に師事できる機会が実際にあったとしても……
彼奴が、3人と同様に心山拳の門下生になるかは……疑問だな。
モリベが言っていたように、「流派に囚われない格闘家」である彼奴の場合……弟子という立場で、一か所処に身を置くという生き方はしないだろう。
何より、タカハラは先に「肉体や格闘の強さだけではなく」と、前置きしている故……心山拳が目指す道とは別の、独自の道を既に定めている。
心身の鍛練だけでなく、あらゆる格闘技を学びながらの最強を目指す以上……心山拳という流派にも"囚われる"ことは無いだろう。

ただし……その一方であの男が、強くなれる好機を逃す筈はない。
チャイニーズ・ファイティングスタイル(中国拳法)の一つである心山拳からは、何としても教われる技を見出そうとはするだろう。
その中で、心山拳の技を通じ……何かしらを"学ぶ"という事はあるかもしれぬ。

最終編では"一時的共闘"という状況だった故、其処までには至らなかったようだが……
もし彼奴が、心山拳の技まで繰り出すようになっていたならば……流石の私も、彼奴の相手には更に手を焼くことになっただろうな………。

642 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/01/11(Thu) 06:47
待たせたな!
言い訳になっちまうが、1月2日以降思いのほか多忙でな……。
やっと時間が取れたと思えば早朝って訳だ。約束どおり続きから答えるぜ。

>>597(あったかいお茶)
ああ、遅くなっちまったがただいまだ。
そのスト坊って誰だよッ!?って俺かよ!!
何だか坊やみたいな呼び方じゃないのか?まぁ良いけどよ。
で、茶はありがたいな。今は冬の真っ最中だからな。
茶を飲んで体を温めて風邪を予防する。これは理にかなっているぜ!
ぷはーッ、うめえ。

>>598(腐った木が倒れるのは当然?)
ルクレチアの重鎮たちが腐っていたかもしれないって話か。
仮定は仮定の話に過ぎんが可能性としては大有りだな!
大臣だけじゃなくて城下町の連中や兵士にも問題はあったかも
しれん。再三言うが、魔術師を軽んじて剣士よりも数段下に
見ていた所とかなッ!そもそもそんな偏見を許した風土と言うか文化ってのか?
それに対し、俺は少なからず恨みがある。
アリシアとオルステッドの政治能力が不明で疑問か。
ま、今となっちゃこの二人が政治をしていた未来は潰えてしまったが、
もし二人が国を治めていたらとなると想像が出来ないな。

>>599(ロボットでも勇者となる?)
人の手で作られた物、と言う点では十分勇者だろうよ。
ロボットについては未来の技術の認識だが、知恵を
教え込んだのは人間なんだろ?その人間が持つ善意や
真っ当な倫理観がロボットに受け継がれているなら、ロボットだが
勇者と成り得るぜ。
何より、周囲がキューブの事を認めていたんだろ。
人間でなくとも仲間として迎え入れていたならキューブは
勇者の一人だ。

>>603(逆行、二週目)
逆行なんてあり得ない話は、俺は嫌いだがもしもの話なら
魔王山の影響がゼロの場合はアリシア。
で、魔王山の影響が大だった時はオルステッドと答えよう。
前者については、アリシアが二週目でかつての悲劇の真相を
全て知っていた場合、オルステッドを拒否する事はないと
考えられるぜ。となると悔しいが俺は捨てられて最終的にオルステッドに
手を差し伸べるかもしれない。
女心ってのは案外薄情に出来ているもんだ。
後者の場合、オルステッドは魔王山の持つ力について既に
知っていてその上で山に一切近づかない、俺も遠ざけさせると言う選択肢もある。
もっとも、ここに居るオルステッド(オディオ)は
俺とはまた違う意見のようだけどな。意見が違うのは別に
構わないぜ。人の心は、十人十色だからな。

>>605(俺が怖い?)
ああ、俺は怒らせると怖いぜ!と言う台詞が吐ける程
強ければな……。怖いと思わせるのは迫力ばかりではいけねえ。
実力も伴ってこそなんだ。
俺だってあいつに負けないように必死に修行を重ねたさ。
それでも最後の最後で負けちまった。その悔しさ、今でも忘れられねえ。
本当に怖い奴は、例え死ぬ間際でも相手の腕に死に物狂いで?みついて恐怖を植え付ける者の
事を言うのさ。

643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/11(Thu) 17:43
昔読んだリメイクが出る前の考察で、オルステッドを不幸にしない方法は中世編をプレイしないことであるという説があったけど、
確かにその通りかもしれないと感じた。けれどそれが正解なんだったら、初見で気づくのは無理を通り越して不可能な気がする。

644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/11(Thu) 22:37
魔王になりたくてもなれない人もいる

645 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/13(Sat) 22:14
>643
私が不幸を回避するには、中世編の物語を進めなければ良いという説か……。
先がどうなるかなど誰にも分からぬ以上……中世編が始まっても筋道に沿って行動せず、何もしなければ良いという事か。
確かに、そもそも何もしなければ……"ルクレチアの悲劇"という不幸には至らなかっただろう。

ただ……そうした不幸は起きずとも、解決にも……まして、私自身は何ら幸福にもなるまい。
何故なら中世編自体……"あの結末"に至るべく、数々の布石が打たれている。
魔王(偽)襲来……周囲の"勇者"への期待……あいつの私への、秘めたる嫉妬と憎悪……そして、攫われた後の彼女の極度の不安から来る、心の弱さ………
一生涯愛すると決めた彼女を魔王(偽)に攫われていながら、何もしなければ……私は忽ちにして見下げ果てた臆病者。
次期国王から一転して"腰抜けの臆病者"の誹りを受け……王国追放どころか最悪処刑されかねぬ。
救出に向かうフリをして途中で国外逃亡などしても……いずれは発覚し、国外にも手配書が回って常に追手が掛かる等、惨めな末路が約束されるだけだ。
結局……魔王打倒と姫救出という責務からは、逃れられぬという事だ。

それに……旅に出る直前のあいつからの協力を、断れば断ったで……あいつは一層負の感情を募らせ、遂に殺意に変わる恐れさえある。
そうなれば………

『"魔道士風情の助けなど不要"、てか? 何処まで侮辱すれば気が済むんだ………!
 貴様を決して英雄にはさせない……貴様を嵌め、俺がアリシアを救い出してやる。
 そして貴様には……絶望と死をくれてやる………オルステッドォッ!!』と、邪な想いを抱き……陰で画策するようになった可能性もある。

即ち……私達三人に気付かれぬよう後を追い、やがて私達が魔王と対峙時、室外から私たちが偽魔王を打倒したのを確認後、頃合いを見計らって魔法で室内に落盤を起こし……
私達二人が逃げ出て来る前に咄嗟に身を隠し、私とウラヌスが失意のままに一旦ルクレチアへ帰還するまでやり過ごした後に、落盤をどけてから室内の隠し通路を見つけ出し……
そして、思惑通りに私を出し抜き……心脆くなっていたアリシアを先に救い出し……そこから後は中世編本来の筋道に戻る、という流れになったのではないかという気さえする。

………とまあ、あくまで取り留めなき想像をしてみたが……元より中世編自体が"私を魔王にする為"に用意された筋書きである以上………
私にとっては………「どう足掻いても絶望」、という事だ。

>644
―――だから何だ?
人間とは一線を画す存在―――己が欲に正直に生き、争いを好む性の魔族辺りが野心として抱く分には兎も角……
人間の場合……そもそも魔王とは、望もうとしてなれるものではない。
何かしらの経緯で底無しの絶望的状況に追い詰められた末に、耐え難き負の感情に最大限に囚われた果てに……ならざるを得ないモノ。
尋常の精神の者ならば……決してなりたいと望むような存在ではない。

それでもなりたいというならば………それに見合うほどの実力と信念を持ち合わせているのか?
そして何より……これまでの己の全てを棄てる覚悟はあるのか?
己を棄ててでも……人間を辞めてでも………世に……人に……

「何としても復讐してやりたい」、「絶対に思い知らせてやりたい」―――そこまでの感情を、最大限に抱いているのか?

………これは他ならぬ、人間を辞めて魔王に堕した"私"からの問いだ。
これにまともに答えられぬような者など……所詮その程度の存在。
そのような者が魔王に成りたいなど………片腹痛いッ!

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 19:55
各世界の英雄たちと接した際に、一番興味を惹かれた相手はおぼろ丸だったりしますか?
思いついた理由としてはおぼろ丸の武器が日本刀だったから。他の英雄たちの使う武器は、
根元から違いすぎるものとかも多いけど、おぼろ丸の持つ武器はオルステッドの専門分野の武器が、
異なる文化圏で発展した感じだから、興味が惹かれたかなとか思いました。

ストレイボウが魔王になっていた場合は、一番興味惹くのは陰陽師とかの異なる文化圏の魔導士かな?
原作の英雄一行にはいないけど

647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 21:29
DQ4の勇者(主人公)もオルステッドに似た境遇ですね。
どちらも信じる者も帰る場所も無くなったのですが、憎しみの対象が違いますね。

648 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/16(Tue) 22:51
>646
"魔王"としては、あの英雄達の内、特定の誰かに興味を惹かれたという訳では無いが……
かつて剣士だった己の目線で視るならば……やはりオボロ丸がそうなるな。
私達の世界の獲物とは意匠の異なる異国の「ジャパン・ブレード(日本刀)」であり……
更に、彼奴が扱う武器はそれよりも短い「シノビ・ブレード(忍刀)」だ。
また、鎧・盾・兜という重武装が基本の剣士と違い……彼奴は忍び装束という軽装からも、特に"速さ"に重きを置いている。
即ち……国や文化が異なれば、戦い方も異なる。
そして、王に仕え、国と民を守る為に戦う剣士と……仕える主君への忠義の為、諜報や工作といった隠密行動を主任務とする忍では……
生き方や考え方なども……根本から異なる。
強いて私達の世界との共通点を挙げるならば、彼奴の在り方は"アサシン"が最も近しいだろうが……
そもそもアサシン自体が闇商売の上……私達の世界でも汚れ仕事の最たるものとして軽蔑されていたがな。

………今となってはもはや有り得ないことではあるが……もし、彼奴のような者が武闘大会に顔を出していたならば………
一風変わった"異国の剣士"という認識で……私も一人の"剣士"として、手合わせ願っていたかもしれぬな―――。

>647
その者の境遇についても一通り確認してはみたが……似ているだろうか?
複雑な出生の経緯を伏せられつつ、故郷では家族同然の付き合いだった村人達と大切な幼馴染を魔王軍に殺され……
それ故に復讐に旅立ち、その過程で運命に導かれし者達と仲間となり、最終的には本懐を遂げるも……
たとえ復讐を終え、世界が平和になろうとも……"喪われたものは戻らぬ"という悲惨な境遇、か。
その者の場合、憎しみの対象は魔王か………憎しみを抱く"勇者"とは、これ如何に。
心から信じられる者達と帰る場所を失ったという点は同じだが……その中身と経緯は明らかに私とは異なる。
それだけに……悲惨といえば悲惨だが、私とはどうにも類似点は見出し難い。
何よりその者は、この私と違い………奪われはすれど、誰かに"裏切られた"訳では無いからな。

その者も"憎しみ"持つ者ではあるが………魔王に堕ちるとは思えぬな。
魔王を憎む余り、自身も魔王(或いはそれに近しい存在)になるなど……本末転倒だ。
それに、その者には………負の感情で屈折する事などもない、真に信じられる仲間達が最後までいた。
これでも尚………その者は私と似た境遇と言えるのか?

悲劇的ではあれど……最後まで"勇者"で在り続けた者と、"勇者"で在り続けられなかった者とでは、根本から異なるであろうよ―――。

649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/20(Sat) 23:20
もしもルクレチアが後世において、こちらの世界に聖書に出てくる悪徳の都みたいに教訓に使われるとしたら、
ルクレチアは”怠惰”の都かな?そこに住む人たちは特別悪辣ではなかったが、自分で考えることを放棄して風習に従い妄信し勇者にだけ頼った。
その結果真の魔王を生んでしまい滅んだ、という感じで、使われるとか?

650 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/21(Sun) 17:19
>649
"ルクレチアの悲劇"が、反面教師としての教訓譚に使われるとすれば、か……。
余りにも強大且つ邪悪な力を持つ魔王に唯一対抗できる、人間側の希望の象徴が勇者のみであるばかりに……
力無き者が力持つ者に頼り縋るようになるのは、ある意味当然の流れではあるとはいえ………
勇者ばかりに頼らず、自身達も強く在ろうと考えて自助努力するという、"自存自衛"の責務を放棄してしまい……
そうした現状を疑わなくなった時点で……「"怠惰"という悪意なき罪を犯した」といった処か。
また、「勇者」と「魔王」という肩書だけでしか人を視ようとしなかった盲目ぶりが……結果的に魔王を生み出すという皮肉な結果を齎したとも謂える。
そういう意味では……確かに後世において、教訓譚として用いられるとするならば十分に足ろう。
尤も、"怠惰"のみならず………"他力本願"、"無責任"、"蒙昧"なども加わりそうだがな。

ただし………それを後世に伝える者がいれば、という話だ。
まだ存命するルクレチアの者で、真相を知るのは……今や、私独りのみ。
今更、見限り尽くした人間への、自省や忠告を促すなどという事の為に……態々私自ら伝える心算なぞない。
たとえ気紛れを起こし、懸命に伝えた処で………それにより、人間が"生まれ変わる"かは怪しいものよ。

何故なら、"歴史は繰り返す"―――人の世とは、遥か過去から続く現在、そして先の未来に至るまで………その本質は何ら変わらないではないか。

たとえこの先……どれだけ技術・文明が発達し、時代が移ろおうとも………"人間"自身は、決して変わることなどあるまい―――。

651 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/22(Mon) 22:26
ストレイボウ様を崇める教団を作るぜ!



覚悟しろ、オルステッド!

652 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/23(Tue) 21:33
>651
ストレイボウを崇め奉る教団を起ち上げる……だと?
つまらぬ冗談ではなく、本気だというならば……教義は何だ。
努力家で卓越した頭脳を持ちながら、このルクレチアでは碌に報われなかった非業の者を悼み、偶像として祀り上げるといった処か?
まあ、いずれにせよ……やりたいならば勝手にするがいい。 当のあいつが認めるかどうかは、知った処ではないがな。

ただ……「覚悟しろ」とはどういう了見だ。
あいつの信奉者として……あいつの無念を張らずべく、かつての嫉妬と憎悪の代行などでもする心算か?
如何に、あいつにとって耐え難き……斯様に堕ちざるを得ない経緯があったとしても………
私にとっては理不尽極まりない、筋も道理も通らぬ逆恨みを……甘んじて受け入れてやる義理なぞない。
刃向かうというならば容赦せぬ……貴様(等)こそ、覚悟は良いか?

さあ、あいつを崇める心が本物だというならば……身を賭して証明してみせよ。
果たしてあいつが、貴様(等)を庇い守るか、見捨てるか………全ては貴様(等)の信じる心の強さ次第だ。

653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/24(Wed) 19:17
中世編の「こんなモン」ってアイテムの正体はなんだと思う?

654 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:21
>653
………あのような代物、皆目見当も付かぬ。
寧ろ、私の方が聞かせてもらいたい位だ。
254でも返答したのだが……如何にも「名状し難き何か」としか言いようがない。
話しかけ続ける限り、無制限に渡してきたあの男にしか……分かりようがない。
一応、アクセサリーの類として装備できる上……たったの"1"だが体力は上がる。
戦闘中に消費武器として投げつけることが出来、敵に絡みつかせてダメージを与えられもするな……微々たるものだが。
無くても困らないが……"無いよりはマシ"程度の価値しか見出せぬ。
「こんなモンでも何かの役に立てば……」と断っていた以上……あの男にとって、不要になったモノを体良く押し付けられた気がしなくもないがな。

―――ところで……敢えて最大限にまで受け取った「こんなモン」を用い………
それだけでストレイボウを倒した……などというプレイヤーは、よもやいるまいな?
鍛練と実戦の中で編み出した剣技で応えないばかりか………こんなモンを投げつけて返り討ちにするなど………滑稽と屈辱の極みだ。
攻撃を受けた後のあいつの「冗談じゃねえぞ!」という叫びが、これ程までに切実に響くことなぞ……そうは無い。

もし、こんな形で私に敗れたならば………あいつは最早、死んでも死にきれまい。
良いな………そのような鬼畜プレイで倒そうなどと………決して考えぬことだ。

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/27(Sat) 19:42
もしもだけど>>654で魔王オディオが言った様な方法で、ストレイボウ倒したオルステッドがいたとしたら、
アリシアの「負ける者の悲しみなどわからないのよ!」も正当性がある発言に思えてしまう。仮にそんな方法で、
ストレイボウを倒した世界線の自分を観たらアリシアに罵倒されたのも自業自得だと思いますか?

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/27(Sat) 20:05
陽キャが勇者で陰キャが魔王って認識でいいの?

657 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/01/28(Sun) 20:29
>655
2周目以降の慣れたプレイヤーにもなれば……あいつとの距離と、使ってくる魔法の間合いを上手く取り……
攻撃を受けないようにしつつ、敢えて「こんなモン」で引導を渡す者がいる可能性も……無きにしも非ず、だ。
半ばふざけ半分で愚弄しつつも……中には、ストレイボウの所業が許せず……
「お前のような卑怯者にはこれがお似合いだ」とばかりに、"私"に投げつけさせる者もいるかもしれぬ。

………ただしその場合、どのような考えを持っていたにせよ……
結果としてはふざけた闘い方で愚弄し、屈辱に満ちた死に様を与えた事に変わりはない。
となれば……その後のアリシアからの罵倒も……当然の結果になるだろう。
それと共に、私の絶望譚も……白々しく映るのは止むなしだろうな。

………他にも、プレイの仕方次第で白々しく映る者が……幾人か挙がる。
あろうことかマッドドッグの作った火炎瓶で、マッドドッグとの決着を付けるサンダウン然り……
100人切り達成後の世界線から呼ばれ、私に人の道を説くオボロ丸然り……
私の力でかつての因縁の相手と再び戦う際、ヒヨコッコ砲等の武器アイテムでオブライトを倒すタカハラ然り……
あくまで"おふざけ"に走るのはプレイヤーであり、どんな進め方をしようとプレイヤーの勝手なのだが……
あまり、私達の株を下げるようなやり方は―――遠慮願いたいものだ。

>656
「陽キャ」とは……"陽気なキャラクター"の略か。主に明るく華やかな性格の者、という意味で相違なかろう。
一方の「陰キャ」は……当然"陰気なキャラクター"になるな。
「陽キャ」とは正反対の……ネガティブな性格のマイナスイメージを纏った者、か。

それで……勇者は「陽キャ」で、魔王は「陰キャ」という認識だが………
まあ、「勇者」といえばポジティブなイメージがあるものだが……勇者だから常に明るい笑顔を絶やさず……誰をも惹きつける性格とは限るまい。
当初は勇者でありながら……後に人間嫌いになってしまったハッシュのように、な。

一方の魔王は……「陰キャ」とは似て非なる者だろう。
確かに「陰キャ」には……近寄りがたい雰囲気の暗い者、というイメージがあるようだが……
一方で、自信がなく…妄りに不安に苛まれ…他者との交流力に欠けている、といった側面も含まれるらしいな。
魔王とは基本的に"陰"・"闇"に傾いた存在だが……中には魔物を率いる程のカリスマを備えた者もいる。
そういったタイプの魔王ならば……到底「陰キャ」とは呼べるまい。
即ち、勇者にしろ魔王にしろ……謂わば"十人十色"。
貴様の認識は……それぞれの肩書に依った偏見に基づくレッテル張りというものだ。

―――――私か?
私がどちらかなど………正直、どうでもいい。

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