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原神(げんしん)総合 第二章

24 名前:八重神子 ◆Pqza0bD2 投稿日:2023/08/27(Sun) 09:00
>>20
ふふ…妾も昔は蝶よ花よと大事にされたものじゃ。
物の怪たちの会合では妾の育つ様に誰もが目を見張り褒めそやし、
時の殿下から触れられその手を暖める栄誉に授かる機会を得たこともあった。
まあ、その者たちも今や歴史の渦に巻き込まれ居なくなってしまったがな…

今は稲妻の国の誰もが、妾が神の眷属であることを知っておる。
稲妻では誰より神が畏怖の対象じゃから、妾に手を出そうという者は居らん。
今どき妾を口説こうとする輩は、怖いもの知らずの八重堂の小説家くらいじゃ。
何せ編集長から雷を落とされることも怖れず締切を守らんような連中じゃからのぅ。

>>21
>ディオナちゃん
おお、すまんすまん。
そこまで驚くとは思っておらんかった。
毛を乱れさせてしまった詫びとして、妾が丁寧に毛繕いしてやろう。
ほれ、妾の膝に頭を載せて横になるがよい。何も怖がることはないぞ?
床のシミを数えている間に終わるからの…

まあ床のシミは至る処にあるから数えるのに時間がかかるじゃろうがな。
どれも悪霊を封じたときについたシミじゃ…苦悶に満ちた表情のように見えるじゃろう?
これらのシミを造った悪霊は、今も封じ込められた世界からこちらに逃げ出そうとしているんじゃ。

まあ酒場の百物語などで怖い話を幾つも聞いておるじゃろうから、
ディオナちゃんにとってはこのような話は恐怖の対象ではないじゃろうがのぅ。

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