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【オリジナル】国立光明学院 7時限目【異能】

222 名前:■■■■ ◆V.9gKSA. 投稿日:2017/09/02(Sat) 03:02

「"自殺"………か」

「……いや、何でもないんだ。何でも………」


>>199, >>201, >>204


>全然似てねーよーに見えるのは俺の目がイカレてるからですよね。


「大丈夫、貴方の目は正常だ。……正常だと思う」

「"彼"……特に"オレ"の"仮面"は、ちょっとその……」

「………アレな所があるから。貴方に問題がある訳ではない。……ない筈だ」


>『厳しくて計算高くて好戦的で男らしいおっさんにそっくりな人』だったよ・・。


「これは……どんな反応をしていいのか、よく分からないな」

「"彼"にそっくりと言われた事を喜べばいいのか、それより前の事で怒ればいいのか……」

「折角だ、答えを委ねてみるとしよう。貴方はどちらがいいと思う?」


>畏れながら…"男同士のエトセトラ"に"女性"が踏み込むというのは些か無粋では…?


「無粋は承知、私に口を挿む資格がない事もまた然りだ」

「それでもやはり納得できない。理屈や建前がどうあれ、私の本音は其処にある」

「……それに、男女間でも男同士でも本質はそう変わらない」

「えっちなのはいけないと思う、それだけだ。そして嫌がらせはする、絶対する」


「"彼"から聞いていたよ、"息を吐くように嘘を吐く"と」

「私に"彼"が出鱈目を言う理由に、特に心当たりもないしな」

「それと貴方の名前がよく聞こえなかったから、聞き取れるまでは」

「とりあえず、草薙先生と呼ばせてもらおう」


「いいや、誰に名乗る名ももうないさ」

「ただ……そうだな、1つクイズを出す事はできる」

「"貴方に名乗る名はない"と私が言った、その理由は何だと思う?」

「興味がなければ答えなくとも構わないが、正解したら……私の知る、"彼"の秘密を教えよう」


>じゃー彼に…あなたと結婚するよー頼んでおいてくれません…?


「………駄目だ。それはできない」

「死者と生者とか、それ以前の問題として」

「私には、"彼"の傍らに立つ資格がない」

「私自身が"それ"を許さないし、何より……」


「………いや、何でもない」

「ともあれ、その提案は遠慮させてくれ」

「少なくとも現状、私にその意思はない」


>>207, >>209


>おじさん…?おじさんで良いのか…?


「よくない。それ以上"おじさん"と呼んだら祟るぞ」

「"おばさん"も駄目だ。間違いでも"おばさん"と呼んだ時には」

「"人の顔がピエロマスクに見える"、そんな夢を見せてあげよう」

「家族も友達も恋人も、全員の顔が草薙先生のお面みたいに見えてくる……」

「声も段々、草薙先生みたい(CV:杉田智和)に聞こえてくる気がする……それでもいいのなら、好きに呼んでくれ」


>その村娘が山賊を一人残らず斬り伏せ、血だらけの顔で薄笑みを浮かべていた…


「私はそんなに物騒か……?」

「戦いの"た"の字も知らない、か弱い幽霊の表現としては」

「随分と物々しい気がするが……その辺り、君はどう思う?」


>(その日、学院中に死神の叫びが木霊したと言う)


「!?」

「す、凄い声が聞こえたのだが……大丈夫か?」

「"彼"が失礼をしたのなら、私から謝ろう。すまない」

「今はこれで許してくれ。"彼"の具合が戻り次第、改めて謝罪する」


「……それはそれとして、君が姫柊くんでよかったかな?」

「最近噂の幽霊だ、名前はもうない」

「それが不便と思うなら言ってくれ、適当に考えるから」

「或いは君が名付けてみるか? ふふふ……なーんて、冗談だ」


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