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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/28(Tue) 20:36
ゼノルキチャン
オシアワセニ

679 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/11/28(Tue) 23:01
ザナージュ「ドクター(とゼノ)主役回だ!俺の出番はないぜファッキューベイビー!」

>>652話 恋して!ドクター

ゼノ「ドクターからオレに依頼?内容は?」
ルキ「さあ……?直接話すから研究所まで来てほしいって。ザナージュやアリスにはくれぐれも内密に、ってさ」
ゼノ「なんだろうな……まあ行ってみりゃわかるか」
ルキ「ゼノ」
ゼノ「ん?」
ルキ「気をつけてね」
ゼノ「……おう」(ニッ



ゼノ「チィーッス」
ドクター「よく来てくれたなゼノくん。さあ、そこにかけたまえ。今紅茶を用意しよう」
ゼノ「いいっていいって、アンタにそんなおもてなしされると何かコエーしさ。それよりオレに依頼があるんだろ?」
ドクター「ああ……これは君にしか頼めないことだ。正直、君では今ひとつ心許ないが今は猫の手も借りたい状態でね」
ゼノ「それが悪魔に物を頼む態度かよ……で、その頼みってなんだよ?」
ドクター「……君は今幸せか?」
ゼノ「宗教の勧誘なら帰るぜ」
ドクター「待つんだ!わかった、単刀直入に言おう。ゴホン……実はだな……」
ゼノ「おう……?」

ドクター「恋を……してしまったのだ」

ゼノ「!!!!!!!!!!!!!!」
ドクター「驚き過ぎだ」
ゼノ「あ、ああ、ワリーな……その告白は予想だにしてなかったからさ……でもゴメン、オレじゃアンタの気持ちには
ドクター「勘違いするな!君のことを好きなわけではないのだから!」
ゼノ「そ、そ、そ、それ好きなヤツじゃねーのか……!?」
ドクター「違う!ツンデレではない!……君でもない、ちゃんと女性だ」
ゼノ「ら、ら、ら、ランドセルは……」
ドクター「天使の羽ではない!人をロリコン扱いするな!彼女は私よりも遥かに年上だ。いや、外見は子供なのだが……」
ゼノ「なんだよ、そのややこしそうな事情は……まあ、話はわかったよ。で、オレにどーしろって?」

ドクター「恥ずかしながら私は今まで人に恋愛感情というものを抱いた経験がないのだ。
   そもそもこの感情が恋なのかどうかもわからない。
   しかし彼女のことを考えて眠れない夜、私の影がこう囁くのだ。それは恋なんです、と」
ゼノ「じゃあ恋だよ」
ドクター「そうか……やはりこれが恋というものなのか。ならばやはり君を呼んで正解だった」
ゼノ「なんでオレなんだよ?こういう話はザナージュの方が適任じゃねーの?」
ドクター「奴は汚れている」
ゼノ「ストレートだな」
ドクター「それにこんな事を奴に相談してみたまえ。一生ネタにされ続けるぞ」
ゼノ「それもそうだ……あ、そんじゃラハールさんは?」
ドクター「冗談だろう?彼は意中の相手に告白できないまま堕天使にまで落ちぶれた敗北者だよ」
ゼノ「アンタらってダチなんだよな?」
ドクター「それはそれ、これはこれだよ。そこで年中ルキくんと付き合いたての高校生のようにイチャイチャしている君を呼んだのだ」
ゼノ「イチャイチャなんてしてねーわ!こっちは純情な感情が空回りして1/3も伝わってねーんだよ!」
ドクター「それは君がI love youさえ言えないでいるからではないのかい?」
ゼノ「グッ……ゆ、夢の中では言えたハズなのに……」

680 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/11/28(Tue) 23:02
ドクター「君にとっても悪い話ではないだろう?互いに意見を交わす事でルキくん攻略の糸口も見えてくるはずだ」
ゼノ「攻略とか言うなよ、ゲームじゃねーんだから……まあ、相談に乗るのはいいけどさ。オレだってアドバイスできるような立場じゃねーぞ?」
ドクター「では君は一体何をしに来たのだ!」
ゼノ「アンタが呼んだんだろーが!」
ドクター「ふむ……これでは埒があかない。何かきっかけが欲しいところだ。手っ取り早く親愛度を上げてフラグを立てる手段は……」
ゼノ「なんでさっきからギャルゲー脳なんだよ。てかさ、アンタが好きな相手ってどんな人だよ?」
ドクター「王立大学の研究員だよ。ひたむきに研究に励む彼女を見て私は……」
ゼノ「私は?」
ドクター「自分のものにしたくなった」
ゼノ「キモいな」
ドクター「何がキモいのだ、君だってルキくんをメチャクチャにしてやりたいと思っているのだろうこの変態小僧め!」
ゼノ「アンタやザナージュと一緒にすんじゃねーよ!!」

ドクター「それで、まずはどうアプローチすべきだと思う?」
ゼノ「食事でも誘えばいいんじゃねーの」
ドクター「面白いことを言うね。君は自分にできないことを他人にやれと言うのか」
ゼノ「うっせーわ!言っとくけどな、オレはいつもルキと一緒にメシ食ってっからな!手作りのチョコももらったしな!アンタとは違うんだよ!」
ドクター「フッ、その程度でマウントを取った気でいるのかい?私など彼女に聞くまでもなく、住所を突き止めたのだぞ?」
ゼノ「それただのストーカーだろーが!ダメだ、話になんねーよ。アンタさ、マジメにやる気あんのかよ?」
ドクター「……わからないんだ」
ゼノ「あ?」
ドクター「わからないんだ。こんな時どんな行動をすればいいのか……」
ゼノ「……笑えばいいんじゃねーの」
ドクター「笑えるか」
ゼノ「いや……さっきオレとやいやい言い合ってるアンタは楽しそうだったぜ」
ドクター「何……?」
ゼノ「その人ともさ、そうやって他愛ない話して笑ってりゃ距離は縮まるんじゃねーの?」
ドクター「……フッ、簡単に言ってくれるね。それができれば苦労はしないと言うのに」
ゼノ「まーな、でも苦労があるから楽しいし笑えんだよ」
ドクター「……君は今幸せか?」
ゼノ「さあね。ま、悪くはねーさ」(ニッ
ドクター「ゼノくん……今日はその……」
ゼノ「ん?」
ドクター「あ……ありがとう……///」(モジモジ
ゼノ「!!!!!!!!!!!!!!」

ドクターの親愛度が上がりました。

ゼノ「どうしてだよぉぉぉ!!!」

681 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/11/28(Tue) 23:02
>>656話 みんなちがって、みんないい

ザナージュ「リクエストにあった人物紹介とドクター主演ドラマをやってみたぜ。あんなもんでどうだい?」
ゼノ「ったく、巻き込まれたオレは大変だったぜ(主役級に出番多くて嬉しかったけど!)」
ルキ「そういうわりに嬉しそうじゃない?」
アリス「ゼノ様、もしかしてマスターとイケナイ関係になったのですか!?」
ルキ「うげ……」
ゼノ「なってねーよ!んなワケねーだろ!(す、鋭いなアリス……)」
ルキ「結局ドクターからの依頼ってなんだったの?」
ザナージュ「盗聴してやろうと思ったが、あの野郎ジャミングかけてやがった」
ゼノ「それは秘密だ。男同士の約束だかんな」
アリス「ではやはりお二人は秘密の関係に……」
ゼノ「しつけーな!いい加減離れろよ!」
アリス「はいな!」(ダダダッ
ゼノ「オレから離れんなよ!!」
アリス「え、今のって告白ですか!?」
ゼノ「うわぁぁコイツめんどくせーよぉ!!」
ルキ「そういうわりに嬉しそうじゃない」
ゼノ「そんなことねーだろ!?」

ザナージュ「ヘイヘイヘイ、いちゃいちゃパラダイスはそこまでだ。
   登場人物は数えてみたら思ったより多くて俺も驚いたぜ」
ルキ「一回しか出てない人も多いけどね」
ゼノ「でもDZが準レギュラーまで上がってくるとは思わなかったな」
ザナージュ「そいつだけじゃねえ、元々一回しか登場予定のなかった奴らが好き勝手に動き回り始めたのさ」
ゼノ「漫画家がよく言う『キャラが勝手に動く』ってヤツか!」
ザナージュ「そういうことさ。だが、創造主の意思に反する危険因子には粛清が必要だな。何人か消えてもらおうか」
ゼノ「主人公なのにスゲー悪役っぽいぞアンタ」
アリス「そんなこと言わないでくださいご主人様!どんなジャンク品にも使い道はあるはずです!」
ルキ「フォローになってないような……」

ザナージュ「ま、何も捨てることはねえか。倉庫にしまっておこう。ドクターのように誰にファンが付くかわからねえしな」
アリス「例えば波乗りジョニィ様がバズる可能性もありますよね!」
ルキ「それはさすがに難しいかも……」
ゼノ「まず出番がねーことにはな……」
ザナージュ「まず設定がねえからな、あいつ。だがもし依頼があるようなら何でも応じるぜ?
   依頼さえ来れば、ホラとヘルマンのほのぼの日常物からラブコメまで何だってやるさ」
ゼノ「アンタ自分の発言には責任持てよ」
アリス「それはちょっと見てみたいです!ね、ルキ様!」
ルキ「私はいいや……」

682 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/11/28(Tue) 23:03
>>657話 イケメンパラダイス

ザナージュ「当事務所では老若男女問わず様々なお客様のニーズにお応えできるよう、多種多様なイケメンを取り揃えております。
   お気に召して頂けたでしょうか?」(ニッコリ
ゼノ「男も問わねーのか……」
アリス「このご時世ですからね〜」
ルキ「ていうかそういう店じゃないでしょ、ここ」
ザナージュ「いや、人手は余ってんだ。いっそコンカフェってのもいいかもしれねえな」
アリス「コンカフェですか?」
ザナージュ「そう、コンカフェさ」
アリス「うおらぁぁぁ!!」(ドゴォン
ザナージュ「か……はっ……!?」
ゼノ「アリス!?なんでいきなり踵落とししてんだよ!?」
アリス「これがアリスのコンカフェです!」
ゼノ「コンカッセだろ、その技!」
アリス「あっ……もしかしてアリスやっちゃいました?」
ゼノ「殺っちゃったな!」

ザナージュ「ピクピク……」
ルキ「あ、ザナージュがすっごい逝け面になってる……」
ゼノ「大丈夫かよ、ザナージュ……そのまま天国まで 行くなよ……」
アリス「大丈夫です!」
ゼノ&ルキ「え?」
アリス「ご主人様が行くとしたら地獄に決まっていますから!」
ゼノ&ルキ「なるほどー」
ザナージュ「てめえらも必ず道連れにしてやるからな」
ルキ「あ、復活した。まあわかってたけど……」
アリス「さすがご主人様!不死身ですね!」
ゼノ「必ず戻って来るって信じてたぜ、ザナージュ」
ザナージュ「うるせえバーカバーカ!!オラオラ、さっさとカフェの用意しやがれ!」
ゼノ「は?マジでやる気なのかよ?」
ザナージュ「俺はいつだって本気と書いてマジだ」
アリス「ご主人様って両津勘吉様ばりに商売熱心ですよね!」
ルキ「本業は疎かにしがちなとこも似てるかもね」

ザナージュ「で、だ。どんなコンセプトのカフェがいいと思う?」
アリス「メイドカフェがよろしいかと!」
ゼノ「そのまんまだな」
ザナージュ「まあ、まずは王道で攻めるのも悪くねえ。スターナちゃんにも協力を依頼しよう」
アリス「ルキ様も一緒に頑張りませう!」
ルキ「振られるのがイヤで黙ってたのに……やんないって」
ザナージュ「当店のオーナーは私だ。キミに拒否権はない」
ルキ「はいパワハラ」
ザナージュ「理解してくれ嬢ちゃん。パッション、クール、キュートを司る三人の女の子が必要なんだ」
アリス「アリスがクールですね!」
ザナゼノルキ「…………」
ゼノ「いいじゃんルキ、やってみればさ」
アリス「何故シカトするんですか?」
ルキ「……ゼノが女装してやればいいんじゃない?」
ゼノ「ファッ!?それは
ザナージュ「アリだな」
アリス「アリだと思います!」
ルキ「でしょ?」
ゼノ「どうしてだよぉぉぉ!!」
アリス「ご主人様はどーされるのです?」
ザナージュ「そうだなあ、ドクターやラハールも誘って執事カフェでもやるか」
ゼノ「あの二人がそんなのやってくれるか〜?」

アリス「――というわけでマスター!アリスの執事になってくだせーませ!」
ドクター「アリスの頼みなら聞かないわけにはいかないな。かしこまりました、お嬢様」
ルキ「――ってザナージュが燃えてるんだけど……」
ラハール「馬鹿な事を……ご奉仕においても俺の方が上だと奴に教えてやらねばなるまい」
アリス「――とのことです!」
ルキ「交渉成立」
ゼノ「ちょれー!!」
ザナージュ「オーケー、でかした!あ、でも……」
ゼノルキアリ「?」
ザナージュ「開業資金がねえや、てへっ」
ゼノルキアリ「あれま」

――驚愕の事実!!

683 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/11/28(Tue) 23:13
ワオ!なんてこったパンナコッタ!
またミスっちまったぜ!
>>682のレスは>>661宛だ!ソーリーベイビー!

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/29(Wed) 13:27
地下から温かいお湯がでてんだけど温泉って知ってる?

685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/30(Thu) 07:54
リクエストに応えてくれてありがとうイケメンハンター!
お礼に着る毛布を贈呈します

686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/30(Thu) 18:53
コミカライズはいつになりそう?

687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/03(Sun) 14:50
数日後、ザナージュの事務所のポストに領収書が入った封筒が投函された。
それは、ジョーンズおじさんからの借金の領収書だった…。
ザナージュがいつまで経っても借金を返さないことに業を煮やした債権者が7?人泣きついたため、
債権を買い取ったとのこと。そしてザナージュをギャフンと言わせてくれと頼まれたらしい。
その取り立て代わりとしてコブラアサルトキャノンによるパーティが実行された…。

ギャング一味:「トリックオアトリート!何だ、誰もいねえじゃねぇか。
なら当然トリックだよな!イタズラし放題だよな!」

(ジャキッ!コブラアサルトキャノンを取り出す)

ギャング1:「ヒャーーーッハハハハハ!!!俺たちゃ無敵よー!!!」

ギャング2:「それ!もう一丁だーーー!!!」

ギャング3:「よし、仕上げだ!」

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/03(Sun) 18:53
チャラになった借金と事務所の修理代、どっちが多かった?

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/03(Sun) 23:55
ザナージュとのバトルに勝った!
名無しは賞金−9980円を手に入れた!

690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/11(Mon) 01:42
そろそろクリスマスツリー飾ろう

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/11(Mon) 08:58
俺ずっと気になってんだ…
この事務所に吸血鬼Y談おじさん的な存在が現れてピカッてやったらどうなっちまうのか…

692 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/12/16(Sat) 20:09
ザナージュ「よう、流行りに乗っかって俺達のAIイラストを作ってみたぜ」
ゼノ「流行ったのって結構前じゃねーか?」
ザナージュ「そんなこと言うならお前には見せてやんねえ」
ゼノ「ゴメン、ウソ!オレにも見せてくれよー!」
ザナージュ「仕方ねえなあ、見せてやるよ。パスは『AtoZ』だ」

ttps://tadaup.jp/3504096ce.png

ザナージュ
「上段は左からアルス、ゼノ、アリス、ルキ、スターナ。
下段は左からジャスティ、ドクター、ザナージュ、ラハール、殺意の波動に目覚めたDZ。
両端の四人は>>77に旧イラストがあるから、見比べてみるのも面白いかもしれねえなHAHA」

>>666話 オーメン大好き名無しさん

666『けものの数字?』
アリス「けものの数字?」
666『けものの数字?』
アリス「けものの数字?」
666『けものの数字?』
アリス「けものの数字?」
ザナージュ「ゼノ坊、お前ツッコんで終わらせて来い」
ゼノ「へいへい……」

アリス「けものの数字ってなんですか??」
ゼノ「666のことだよ、悪魔の数字だとか不吉な数字って言われてんだ」
アリス「なぜです?」
ゼノ「人間界の聖書にそう書いてんだってさ」
アリス「なぜです?」
ゼノ「それは著者に聞いてくれよ」
アリス「誰です?」
ゼノ「あー……ヨハネ?」
アリス「誰です?」
ゼノ「あー……使徒?」
アリス「エヴァですか?」
ゼノ「そうそう」
ルキ「ゼノの心が折られた……」
アリス「でも同じ数字が並んでいると不吉どころか縁起がいい気がしますね!」
ザナージュ「確かにな。悪魔を恐れない俺にとっちゃ666も777も555も913も同じようなもんだ」
ゼノ「913は違うだろ」

アリス「ところで何のお話でしたっけ!」
ルキ「666がのけものって話」
アリス「のけもの?違いますよルキ様!666は獣の数字です!ゼノ様がそうおっしゃってました!」
ルキ「……ザナージュ、話進めて」
ゼノ「戦いを放棄……それがお前の選んだ道なんだな、ルキ……」
ザナージュ「のけものがどうした、俺なんてけだものだぜ?」
アリス「すごーい!ご主人様はケダモノのフレンズなのですね!」
ゼノ「スゴくねーし、んなこと自分で言うなよ……」
アリス「強そうでいいじゃないですか!野獣を自称する格闘家や先輩もいますし!」
ゼノ「野獣にも色んなイミがあんだよ」
ザナージュ「除け者でもいいじゃねえか。他人に気を使う必要もねえってことだ」
ゼノ「そういうわけにもいかねーだろ。誰だって一人じゃ生きてけねーんだしさ」
ザナージュ「じゃあ世間の除け者同士で組めばいい。ここはそういう連中が集まる事務所なのさ」

693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/16(Sat) 21:27
ザナージュはディーラーみたいでマジシャンのようで
それでいてサギ師のようでギャンブラーでイケメンですね。

694 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/12/18(Mon) 18:37
>>667話 -HEROIC AGE-

2XXX年 日本

俺は伴田 英二(ハンタ エージ)、23歳。役者だ。
役者といっても今まで演じてきたのは全て名無しのエキストラばかり。
男Aから死体Zまでアルファベット26文字全てコンプリートした。
でも名前のある役は一度も演じたことがない。
当然収入も殆どないので、バイトで何とか生計を立てている日々だ。
友人達はそれぞれの仕事で成功し、家庭を持った者もいる。
俺はこんな事をしていていいのだろうか……。

エージ「俺も売れない役者なんて辞めて真面目に仕事探した方がいいのかなぁ……」
金髪男「なーそろそろキスくらいいいだろ、流鬼」
黒髪女「ちょっと是乃……ダメだってば、ここ公園なんだから。人いるし……」
金髪男「いいじゃん、見られてる方が興奮すんだろ?」
黒髪女「もう……バカ……」
(ブチュー

エージ「(マジかあいつら……人前でイチャつきやがって。だいたいなんだよ、あの名前……。
   ぜの?るき?キラキラ過ぎんぞ……バンドマンかなんかか?
   本名だとしたら親は何考えてんだ。俺の名前を見習えよ。特撮の神様と呼ばれるあの円谷英二に肖った名前だぞ。
   特撮……そうだ、俺はヒーローになりたくて役者になったんだよな……。
   なのに昼間からフラフラして若いカップルに嫉妬する日々……ハハ、泣けてくるぜ……。
   あー、漫画みたいに人生が変わるようなことが起きねえかなぁ……)」

???『その願い、叶えてやるぜベイビー』

エージ「え?なんだ今の声?」
(ガンッ
エージ「痛っ!なんか落ちてきた……な、なんだこりゃ、銃!?」
ザナージュ『よう、お初にヒーロー。俺はザナージュ。バウンティハンターさ』
エージ「銃がシャベッタァァァァ!!」
流鬼「ねぇ何あの人……さっきから一人でしゃべってる……怖っ……」
是乃「ヤバそうなヤツだな……行こうぜ」
エージ「えっ、あいつらには聴こえてない……?」
ザナージュ『当然さ。俺の声は依頼者であるお前にしか聞こえねえ』
エージ「依頼者?なんのことっスか……?」
ザナージュ『俺はお前の人生を変えに来た!!』(ドン!!



エージ「えーと、ザナージュ……さん?」
ザナージュ『なんだい』
エージ「あなたは何なんですか?なんで銃が喋ってるんです?」
ザナージュ『俺はバウンティハンター。こうなってんのも全部名無しってヤツの仕業なんだ』
エージ「はぁ??」
ザナージュ『ま、細かいことはいいじゃねえか。人生楽しんだもん勝ちだぜ?HAHAHA』
エージ「はぁ」
ザナージュ『お前は売れない役者なんだって?俺を使いな。監督を脅して出番ゲットだ。テレビにも出られるし一気に有名人だぜ』
エージ「それニュース番組っスよね?」
ザナージュ『ダメかい?』
エージ「それはちょっと……」
ザナージュ『じゃあ他の手を考えるか。静かに話せる場所を探そう。お、あそこの喫茶店なんていいんじゃないかい?』
エージ「静かにってあれメイド喫茶ですよ?」
茶髪メイド「お帰りなせーませ、ご主人様!」
エージ「あ、いや、俺は客じゃ……」
茶髪メイド「お帰りなせーませ、ご主人様!こちらへどうぞ!」(グイッ
エージ「うわっ、このメイドさんめっちゃ力強ぇ!!」



眼鏡の店長「料金が払えない?それは困るね」
エージ「は、はぁ、すみません……(ハメられた……ぼったくられた……)」
眼鏡の店長「ありす、警察に連絡を」
ありす「かしこかしこまりましたかしこマスター!」
エージ「ま、待ってください、それだけは!」
眼鏡の店長「では君の身体で払ってもらおう。見れば君はなかなかいい身体をしている。ぜひとも私の実験台に……」
エージ「どーなんの俺ぇ!?続くぅ!」

695 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/12/18(Mon) 18:38
ザナージュ『エージ』
エージ「あ、ザナージュさん……」
ザナージュ『俺を使え』
エージ「どのみち警察行きじゃん!」
眼鏡の店長「コソコソと何を言っているのだ。大人しく私に身を委ねたまえ。大丈夫、痛くしないから」
エージ「ひぃっ!!こうなったら……」
エジ&ザナ『「逃げるが勝ちだ!!」』
眼鏡の店長「おやおや、なんという逃げ足の速さだ」
ありす「逃げられちゃいましたね、マスター!」
眼鏡の店長「そうだね、ありす。だが私にはそれよりも不満なことがある」
ありす「なんでごぜーます?」
眼鏡の店長「なぜ私はいつもこんな役回りなのだ」
ありす「ある意味おいしいと思いまする!」



エージ「無銭飲食……もう俺の人生終わりだ……」
ザナージュ『何も犯罪犯したわけじゃねえんだ、そんなに気を落とすなよ』
エージ「たった今犯したでしょうよ!」
ザナージュ『銃の所持に比べりゃ可愛いもんさ、HAHAHA』
エージ「最悪だ……人生変えるってこういう事なのか……?」
ザナージュ『ヘイ、エージ!あれ見ろ、すげえぞ』
エージ「あれ……?」
ザナージュ『あそこの通行人、すげえマツコデラックスに似てるぜ』
エージ「やかましい!!」
ザナージュ『じゃああっちの子は?すげえ可愛いぜ!』
エージ「え、あれは……俺の推しの子、有久瀬星奈ちゃん!?」
ザナージュ『なるほど、アイドルか。もう一人のゴブリンみてえな野郎は誰だ?』

星奈「や、やめてください……困ります……!」
チンピラ「へへっ、いいじゃないでやんすか〜。お茶だけでいいから、ね!」
エージ「やめろー!星奈ちゃんから離れろ!!」
チンピラ「あ?何でやんすかお前。痛い目にあいたくなきゃ正義の味方ぶるのはやめて逃げるのをオススメするでやんす」
エージ「逃げるのはお前だ!」(チャカッ
チンピラ「銃!?ひぇ〜っ!!」(逃
エージ「ふー……なんとかなったぜ……」
ザナージュ『なれたじゃねえか、ヒーローに』
エージ「ザナージュさん……」
星奈「あの……ありがとうございました!よろしければお名前を……」
エージ「い、いえいえ、そんな滅相もない!俺は別にそんな大したものでは
マネージャー「星奈、ここにいたのか。時間になっても待ち合わせ場所に来ないから心配したぞ」
星奈「あ……ごめんなさいお兄様」
エージ「お兄様?」
マネージャー「初めまして、星奈の兄でマネージャーの有久瀬らはるです」
エージ「ど、どうも……(Vtuberみたいな名前だな……)」
星奈「この方が私を助けてくださったんです」
らはる「そうだったのか、ありがとうございます」
エージ「いえ、俺は何も!お礼ならザナージュさんに……あれ、ザナージュさん?」



結局、消えたザナージュさんが俺の前に現れることは二度となかった。
ザナージュさんが何者だったのかはわからない。
一つわかっているのは俺の人生を変えてくれたこと。
彼は救世主(ヒーロー)だったのかもしれない。
俺はあの後、星奈ちゃん主演のドラマにメインキャストとして抜擢され一躍売れっ子俳優になる。

はずだったが

警官「無銭飲食に銃刀法違反。世の理を乱す悪党にはジャスティブレスレット(手錠)をお見舞いだ!」

当然ドラマもCMも降板。予定は全て白紙に。
今は警察のお世話になっている。
人生そんな上手くいかないもんだ、HAHAHA!!!

ザナージュ『さあて、次はどこの世界の依頼人を救おうか』



-HEROIC AGE-

監督:ザナージュ
脚本:ザナージュ
原案:名無しさん@お腹いっぱい

出演
エージ:名も無き役者
是乃:ゼノ
流鬼:ルキ
店長:ドクター
ありす:アリス
星奈:スターナ
らはる:ラハール
チンピラ:D.Z
警官:ジャスティ

銃の声:ザナージュ

主題歌
「五時間の集大成」
   P's
作詞:宇髄天元
作曲:煉獄杏寿郎
編曲:パノッティ

制作:AtoZプロダクション

696 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/12/18(Mon) 18:39
>>672話 悪の華

ゼノ「そりゃそーだろ、オレら別に悪者じゃねーんだから」
ルキ「悪魔ではあるけどね……」
アリス「アリス達はお金の……いえ、正義の味方です!」
ルキ「出てる出てる、本心が」
ザナージュ「俺は常に金と美女の味方だ」
ゼノ「こっちは隠す気もねー」
ザナージュ「俺達はこの世界の影に咲く悪の華……ダークヒーローってヤツさ」
ゼノ「うんうん、悪くねーな」(ニコニコ
ルキ「めっちゃ嬉しそう」
アリス「悪魔にもダークヒーローにも見えませんね」

ゼノ「まあでもザナージュはハンターだけどやり方が酷すぎてあんま街の評判良くねーからな……」
ザナージュ「ダークヒーローってのは得てしてそういうもんさ」
ルキ「あんたは小狡い小悪党って感じじゃない?」
ザナージュ「お前の方が小物だろ!!!」(ドンッ!!
ゼノ「周りの被害お構いなしに暴れ過ぎなんだよ、ザナージュはさ」
アリス「ご主人様は雑誌の『巻き込まれるから近付きたくないハンター』ランキング、堂々の1位ですもんね!」
ルキ「2位がヘルマンで3位がアリス……だっけ」
アリス「TOP3の内二人がこの事務所のメンバーですよ!快挙です!」
ゼノ「それは喜んじゃいけねーんだよ」
アリス「これって海賊の懸賞金みたいなものじゃないんですか?」
ゼノ「賞金首になったらダメなんだよ!オレら賞金首を狩る側なんだぞ!」
ザナージュ「まあいいじゃねえか、雷名だろうが悪名だろうが広まればそれが武器になるんだからよ」
ルキ「あんたが色々壊すせいで借金にもなってんだけど」
ザナージュ「あー、知らねえ知らねえ。さあ、次の依頼が待ってる。遊びはここで終わりにしようぜ」

697 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/12/18(Mon) 18:39
>>677話 ストレンジワールド

ザナージュ「昨日変な夢見たぜ」
ゼノ「オレも見た」
ルキ「私も」
アリス「よくわかりませんがアリスも面白い映像を見た気がします!」
ザナージュ「何い、お前らもか?」
ゼノ「ああ、玄関のドア開けたらさ」
ルキ「サザエさんがいた、とか?」
ゼノ「……まさかお前も見たのか?」
ルキ「うん……」
ザナージュ「そいつは奇遇だな。俺もさ」
アリス「アリスもです!」
一同「な、なんだってーーー!?」

――衝撃の事実!!

ゼノ「どーなってんだ?みんな同じタイミングで同じ夢を見るなんておかしいぜ」
アリス「アリス達が仲良しな証拠ですね!」
ルキ「仲が良くても同じ夢は見ないでしょ」
ザナージュ「……わかった」
ルキ「何が?」
ザナージュ「これが夢だったんだ!」
ゼノルキアリ「な、なんだってーーー!?」

――衝撃の事実!!

ザナージュ「……んあ?」
アリス「おはようごぜーます、ご主人様!よくお眠りでしたね!」
ザナージュ「おはよう、アリスちゃん。ハッ、やっぱ夢だったか。ま、そりゃそうか」
(ピンポーン)
ザナージュ「あん?」
アリス「お客様のようですね!アリスが相手をしてあげましょう!」
ザナージュ「ま、待つんだアリスちゃん!」
アリス「はい?」
ザナージュ「いや……今回は出なくていい。悪い予感がするんだ」
アリス「どうしました、ご主人様?顔が悪いですよ?」
ザナージュ「顔色じゃなくてか!?」
アリス「間違えました!顔色が悪いですよ?」
ザナージュ「何でもないさ、今日は寒いから仕事の気分じゃねえんだ。今日は外に出ず、中で楽しいことをしようぜ?」
アリス「わかりました!ではダンスで身体を温めませう!」
ザナージュ「ダンス?」
アリス「はイ、ダンスでスヨ」(パカッ
ザナージュ「なんだ……!?アリスちゃんの身体が割れた……!?いや待て、中から何か出てくる……!!」
アリス「サザエでごぜーまーす!!」
ザナージュ「ぎゃああああああああ」

――衝撃の事実!!

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/19(Tue) 12:06
〉当然ドラマもCMも降板。予定は全て白紙に。
〉今は警察のお世話になっている。
〉人生そんな上手くいかないもんだ、HAHAHA!!!

※その様子を見ていたとある金色の仮面の戦士はと言うと※

『ふむ。あの呪物によって人生を狂われし者よ
  安心しろ今のはあり得たルートだ。では時は修正しよう』

【TIME VENT】
すると今起こった出来事は全て巻き戻された

◆その後エージという青年の運命は戦いの運命に変わり、救世主として覚醒を果たすのだがそれは別の物語
◆エージは並行世界のザナージュだが基本世界のザナージュとは雲泥の差の素晴らしき人生になるのでしょう
◆やがてその時にはエージにもザナージュ同様に仲間を持つのだが……


おっとコレはかなり先の話しでしたね……。




699 名前:ミミック ◆SO3HmRys 投稿日:2023/12/22(Fri) 08:32
事務所のインテリアに、素敵な箱はいかがですか?
可愛らしく装飾された箱があれば、気分はいつでもハッピーホリデー。
もちろん、開けて中身を確かめてみてもいいですよ(ワクワク

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/22(Fri) 21:10
シェ●ロンぽいナニカ「願いを言え…今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…」

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/24(Sun) 11:35
HEROIC AGEって寸劇、ザナが脚本ってルキとゼノのキスシーンってよく本人たちに認めさせたなと思う

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/25(Mon) 18:51
某水橋氏からプレゼントとメッセージ

【IWCポルトギーゼ・クロノグラフ(黒/シルバー)】
時間を忘れる貴方には必要なものでしょう、次は1年遅れのデートなんて許されなくてよ。

703 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/01(Mon) 00:00
ザナージュ「よう、『10ちゃっと♪』新年一発目のレスは俺達が頂くぜ。そらもう派手派手にな」
ゼノ「その為だけに30分前から寒空の下で待機させられてるオレらの身にもなってほしいモンだ……あー、さみっ」
ルキ「そんなに寒い?」
アリス「アリスは気になりません!ゼノ様は寒がりですね!」
ゼノ「そりゃお前らは平気だろうけど、オレみてーなただの悪魔にはキツいっつーの!」
ルキ「ただの悪魔って」
アリス「そんなお言葉、アリス初めて聞きました!」
ゼノ「つーかさ、外で待機するイミあんのか?中で待ってりゃいいじゃんかよ」
ザナージュ「(バカだねえ、お前は……これはお前の為なんだぜ?)」
ゼノ「(どういう事だよ?)」
ザナージュ「(嬢ちゃんと抱き合って暖め合うチャンスじゃねえか)」
ゼノ「(凍え死ぬわ!)」

ルキ「何話してんの?」
アリス「猥談ですか?」(ワクワク
ゼノ「んなワケねーだろ!アレだ、この後の打ち合わせしてたんだよ」
ザナージュ「そういうこった、イベントってのはド派手にやらねえとな」
ルキ「また何かバカなことやんの?」
ザナージュ「ああ、ゼノ坊が渾身の一発ギャグを披露してくれるそうだ」
ゼノ「そういうのマジでやめろよ!!」
アリス「ゼノ様がやらないならアリスがやります!」
ザナージュ「いや、俺がやろう」
ルキ「待って、ここは私が」
ゼノ「じゃあオレがやぁーってやるぜ!」
ザナルキアリ「どうぞどうぞ」
ゼノ「なんでだよ!」

ルキ「……あ、もう時間」
アリス「ゼノ様の茶番のおかげで待ち時間もあっという間に感じました!」
ゼノ「うるせー、どういたしましてだよ!」
ザナージュ「ま、今年もこんなノリで行かせてもらうぜ。俺達は止まらねえからよ、おたくらもレス止めるんじゃねえぞ……」
アリス「それでは皆様!」
一同「あけおめことよろー!!」

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/01(Mon) 03:04
あけおめ
お正月はどんなことをしたい?

705 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 17:54
ザナージュ「さあさあ、新しい年の始まりだ。今年もバカバカしい笑いをお届けするぜ」
アリス「お後がよろしいようで!」
ザナージュ「今始まったところなんだぜ、アリスちゃん」
ゼノ「落語家みてーなこと言ってんな。いいのか?お笑い路線でさ」
ルキ「ギャグキャラだと思われたくないんじゃなかったの?」
ザナージュ「昔の話さ。色々考えたんだがな……俺にはお笑いしかないんですよ……!」
ゼノ「Mr.サスケェ……」
アリス「ではご主人様、さっそくすべらないお話をお聞かせくだせーませ!」
ザナージュ「オーケーオーライ、わかってるさ、欲しいんだろ?このザナージュ様がとっておきの一発ギャグを披露してやるぜ。顎が外れないよう気をつけな!」
ゼノ「お、スゲー自信だ」
ルキ「これは期待できなさそう」
ザナージュ「全世界のレディ達!俺の子供生めや!」
ゼノ「確かにすべらない話だ……」
ルキ「……ヤバ」

ザナージュ「そうそう、今回から俺達4人以外のゲストが登場する場合はサブタイの下に名前を載せることにしたぜ」
アリス「これでもう推しの登場回を見逃す心配はごぜーませんね!」

>>678話 MAKAI × FAMILY
(ゲスト:ドクター、ラハール、DZ)

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240104175226.png

ドクター「という夢をゼノくんは見ていたようだ」
ゼノ「覗くなよ!!悪魔権侵害じゃねーか!!」
ザナージュ「HAHAHAHAHA!!可愛いお子様じゃねえか」
ラハール「うむ、両親の面影がある」
DZ「でもルキちゃんが妙に大きい気がするでやんすねぇ」
ドクター「夢……それは願望の現れでもある」
ザナージュ「胸は空っぽの方が夢詰めこめるってこったな」
ゼノ「夢詰め込めるのは頭だよ!パチパチするのが胸だ!」
DZ「ププ、大丈夫でやんすよゼノきゅん。外出中のルキちゃんとアリスちゃんは見てないでやんすから」
ゼノ「そういう問題じゃねーんだよ!あとそのゼノきゅんってのやめろ!」
ラハール「平常心を欠いてもツッコミは欠かさぬか、見事」

名無し『オシアワセニ』

ゼノ「いやっ……オレら別にそういうアレじゃねーから……まだ」
DZ「情けないでやんすねぇ、恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲーム。怖じ気づいてちゃチャンスは逃げてくでやんすよ?」
ゼノ「いつも女に逃げられるアンタにドヤ顔で語られるとイラッとするな 。つか何でアンタらがいんだよ」
ザナージュ「今日この脇役どもに集まってもらったのは他でもねえ。ゼノ坊、お前をサポートする為だ」
ゼノ「夢ん中覗いて笑い者にしてるだけじゃねーか!」
ドクター「君の想いを確認しただけだ。君の想いは分かった。ここから作戦に移行する」
ゼノ「なんだよ作戦って……」
DZ「もちろんゼノきゅんとルキちゃんの恋を成就させる為の作戦でやんすよ!」
ラハール「堕ちた身とは言え、俺も元天使。キューピッドとしての責務は果たさねばな」
ザナージュ「そういうこった、大船に乗ったつもりでいな」
ドクター「大丈夫、我々が攻略本だよ」
ゼノ「…………」

ザナージュ:女の敵、ストーカー
ドクター:こないだオレに恋愛相談してきた、ストーカー
ラハールさん:学生時代好きなコに告白できなかった、ストーカー
DZ:女の敵、ストーカー

ゼノ「(なんて頼りないメンツなんだ……つーか全員ストーカーじゃねーか!)」
ラハール「ゼノよ、君には俺と同じような想いをさせたくないのだ」
ドクター「この前は君が私の力になってくれた。今度は私が君の力となってあげよう」
ザナージュ「見ててもどかしいんだよお前らは。俺達が背中を押してやるよ、面白そうだしな」
DZ「ファイトでやんすよ、ゼノきゅん。いい結果とネタが聞けるのが楽しみでやんす」
678「ゼノルキチャン オシアワセニ」
ゼノ「みんな……応援ありがとな。二人くらい野次馬が混じってる気がするけどさ」

706 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 18:00
ドクター「第1回チキチキのど自慢大会〜!!」
ザナアリDZ「イエーイ!!」(パフパフー
ルキ「アリスに引っ張って連れて来られてきたけど……何で急にカラオケ?」
ラハール「忘年会も兼ねた親睦会だ」
ルキ「もう年変わったっていうツッコミは禁止?」
ラハール「禁止だ」
ザナージュ「まあまあ、たまにはこういうのも悪くねえだろ?」
ゼノ「ワリーな、いきなり呼び出して」
アリス「アリスは構いませんよ!むしろ楽しみです!」
ルキ「……私も別にいいけど」
DZ「カワイコちゃんが二人も会いに来てくれてオレっちも嬉しいでやんすよ、デュフフ!」
ルキ「初めまして」
DZ「さすが忘年会、オレっちの存在も忘れ去られたでやんす!」

ドクター「おっと、大事なことを言い忘れていたよ。今日はラブソング縛りとさせてもらう」
ルキ「はぁ……?」
ザナージュ「へえ、面白そうだな」
ラハール「それはいい案だ」
DZ「デュフ!ラブソングマスターの実力を見せてあげるでやんすよ」
ゼノ「仕方ねーなー、いっちょやってやっか」
ルキ「なんで皆そんな乗り気なの?」
ドクター「(よし、『歌に乗せて打ち明けよう、胸に秘めたこの熱き想い作戦』開始だ)」
ザナージュ「(変な選曲するんじゃねえぞ?この作戦には二人をいい雰囲気に持っていく目的もあるんだからよ)」

ゼノ「えーと、じゃあ最初は誰行く?」
ラハール「俺が行こう」
DZ「いよっ、さすがラハールのダンナ!色男!」
アリス「タンバリン係はおまかせくだせーませ!」
ゼノ「(早くもラブソングの雰囲気じゃねーな!)」
ルキ「へー……ラハールさんが何歌うのかちょっと興味あるかも」
ゼノ「なん……だと……?」

ラハール「あなた追って出雲崎〜悲しみの日本海〜♪愛を見失い岸壁の上〜♪」
ゼノ「(演歌かよ!!しかもコレ悲恋の歌じゃねーか!!)」
ルキ「ビブラートすご」
アリス「お上手ですね、ラハール様!」
ザナージュ「HA!俺には遠く及ばねえ。マイクよこしな。
   アルバム売上も(煉獄さんの宣伝のおかげで)絶好調!P'sヴォーカリストの圧倒的な歌唱力を見せてやるぜ」
DZ「いよっ!待ってましたでやんすダンナ!」

ザナージュ「いつかお父さんみたいに大きな背中で〜♪いつかお母さんみたいに静かな優しさで〜♪」
ゼノ「(家族になるのは気が早すぎんだろ!!)」
アリス「ぱちぱちぱち!ご主人様もお上手ですね!」
ドクター「悪くはないが」
ルキ「圧倒的ってほどではないよね」
ラハール「中途半端に福山雅治の物真似を挟んでいるのも減点対象だ」
ザナージュ「黙らっしゃい!じゃあ次はドクター、てめえが歌え!」
ドクター「いいとも、私は常に最新の情報をチェックしている。音楽とて例外ではない。流行に乗り遅れた君達との違いを教えてあげよう」
ゼノ「へえ……言うじゃん」

ドクター「夏が始まった恋に落ちたぁぁぁぁ!!!もう待ち疲れたんだけどどうですかぁぁぁ!!!」
ゼノ「(キャラも季節も合ってねー!!そんな最近の曲でもねーし!)」
ルキ「……めっちゃムリしてる感ない?」
ラハール「うむ、キーが合っておらぬ」
ザナージュ「キンキンうるせえ……」
アリス「でも気持ちは込もっています!」
ゼノ「んじゃ次だな……」

DZ「ボンバヘッ!!ボンバヘッ!!ムチャして知った本当のオレっち〜♪」
ゼノ「(ムダに上手い……けどラブソングなのかコレ……?)」
ザナージュ「腹減ったな。ポテト食おうぜ、ポテト」
アリス「ピザもおねげーします!」
ラハール「ポテトとピザお願いします。あ、ポテトはメガ盛りで」
ドクター「おやおや、ラハールは電話係かね。電話に最も近い席に座った者の宿命だな」
ルキ「ドリンクバー行ってくる」
アリス「あ、アリスも〜♪」
ゼノ「(誰もDZの歌聴いてねー)」

DZ「次はアリスちゃん歌ってみるでやんすか?」
アリス「はいな!アリス行きまーす!」
ドクター「アリス、落ち着いて行くんだぞ!落ち着いて行けば大丈夫だ!」(タンバリンを叩く)
ゼノ「(アンタが落ち着けよ!)」

アリス「ある日金太が歩いていると〜♪」

707 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 18:01
ドクター「アリスには悪いが全カットさせてもらったよ」
一同「ありがとうございます」
アリス「ブーブー!!」
ルキ「ザナージュが変な歌教えるから……」
ザナージュ「いやあ、まさか歌うとは思わねえしよ」
ラハール「……ルキ、次は君が歌うといい」
ルキ「私?んー、じゃあ……あ、この曲あるんだ」
ゼノ「何だ?」
ルキ「『五時間の集大成』」
ゼノ「マジで!?カラオケあんの!?」
ザナージュ「おー歌え歌え!歌われた分だけ俺に印税が入ってくるからな!」
DZ「ダンナダンナ、印税は作詞者と作曲者しか貰えないって知ってるでやんすか?」
ザナージュ「なん……だと……!?」
ルキ「そうだ、誰かデュエットしない?」
一同「(……好機!!)」

アリス「では皆様一緒に歌いませう!」
ゼノ「うおーい!?ま、待てアリス!ここはオレが
ドクター「フッ、アリスの頼みなら仕方ない」
ラハール「うむ、皆の親睦を深めるいい機会だ」
DZ「ラップ部分はオレっちに任せるでやんす!」
ザナージュ「ラップなんてねえよ。お前はタンバリン叩いてな。オーケー、じゃあ行くぜ!」
ゼノ「(このおじさん達、何しに来たんだ?)」



アリス「いやあ、いいお歌ですね!」
ザナージュ「そりゃそうさ、ブラザー渾身の力作だからな」
ドクター「ふむ、実に面白い。バカ騒ぎも悪くないものだ」
ラハール「うむ、学生時代の合唱コンクール、あの頃の一体感を思い出せた」
ザナージュ「ラハールよお、昔話を始めるのは年寄りになった証拠だぜ?」
DZ「そういうダンナも同い年でやんしょ?」
ルキ「それ言うならあんたが一番年上でしょ」
一同「HAHAHAHAHA!!」
ゼノ「(めちゃくちゃ楽しんでんな!いいことだけどさ!)」

ルキ「じゃ、次はゼノね」
ゼノ「お、おう。なんか緊張すんな」
ザナージュ「オーケーオーケー、大丈夫だ!クールに行け!」
DZ「焦ったらダメでやんすよー!平常心ー!」
ラハール「残り時間はまだある、今は歌だけに集中しろ!」
ドクター「とにかく落ち着くんだ!落ち着いてやればそう難しいことではないぞ!」(タンバリンを叩く)
ゼノ「(だからアンタらが落ち着けよ!でも……)みんなありがとな!っしゃあ!っしゃあ!やぁーってやるぜ!」
ルキ「何このノリ」
アリス「SASUKEオールスターズみてーですね」
ザナージュ「(……待てよ?一つ大事なことを忘れてる気がするぜ)」

ゼノ「とぅあ〜いせつなぁ〜!ひぃとだからずぅ〜っとぉ〜!くぁらないでぇ〜!わらぁっていてぇ〜!」
DZ「ド下手でやんすね……」
アリス「ダメですよ、DZ様!もっとビブラートに包んで言わないと!」
DZ「ド下手でやんすねぇ〜〜〜♪」
ラハール「これは……」
ドクター「計算外だ……」
ザナージュ「そうだ、坊やはド音痴だった……」
ルキ「…………」
アリス「次は名無し様の番ですね!おねげーします!」
DZ「名無しのダンナもいたんでやんすか!?」



アリス「カラオケ楽しかったですね!」
ドクター「やや想定外の出来事もあったがね」
ラハール「親睦会としては良い催しだったと言えよう」
DZ「オレっちも出番が貰えて嬉しいでやんすよ、デュフフ」
ザナージュ「ヘイ、嬢ちゃん。ゼノ坊の歌はどうだった?」
ゼノ「ちょ」
ルキ「……前より上手くなってた」
ゼノ「えっ、マジ!?」
ルキ「まあ、ド下手から下手になったくらいだけど」
ゼノ「ちょ」
ルキ「もっと練習しないとね」
ゼノ「え?」
ルキ「また行こうよ」
ゼノ「お、おう!行こう行こう!」
ルキ「皆で」
ゼノ「あ、皆でか……」
名無し『ゼノルキチャン オシアワセニ』
ザナドクラハDZ「(ちょっとは進展した……のか??)」

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/06(Sat) 11:27
ザナージュ&ドクター&ラハール&DZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」

709 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:17
ザナージュ「そわそわ」
ゼノ「ザナージュ、何そわそわ言ってんだ?」
ルキ「そわそわ言うって初めて聞く表現」
アリス「明日遠足の予定でもあるんです?」
ザナージュ「ノンノン、お客様を待ってんのさ。サイン会のな」
ゼノルキアリ「サイン会?」
ザナージュ「P'sのベストアルバムを持参したお客様には俺の直筆サインをサービスするぜ!」
アリス「それは素晴らしいサービスです!大繁盛間違い無しですね!」
ザナージュ「異世界スタンプラリーも実施中!全世界制覇を目指せ!」
ゼノ「なんのこっちゃ」
ルキ「宣伝じゃない?」

>>684話 温泉馬鹿狼の密室凍結事件 〜湯けむり編〜

ザナージュ「よーく知ってるぜ、この街の温泉は俺にとっちゃ庭みたいなもんだ。しょっちゅう覗いてるからな」
ルキ「はい逮捕」
ザナージュ「バカ、俺は不審者がいないかパトロールしてんだ」
ルキ「あっ、不審者!」
ザナージュ「なに!どこに!」
ルキ「私の目の前に」
ザナージュ「おっと、こりゃ随分と男前な不審者だHAHAHA」
ゼノ「なんか久々に見た気がするぜ、こういう光景」
アリス「ご主人様もルキ様もイチャイチャしないでくだせーませ!」
ザナ&ルキ「してないしてない」

ザナージュ「で、温泉がどうかしたのかい?」
ゼノ「聞いてなかったのかよ、地下からお湯が湧き出てんだってさ」
ザナージュ「なん……だと……?」
ゼノ「ビックリだよな」
ザナージュ「いや、よく聞いてなかった。もう一回言ってくれよ」
ゼノ「紛らわしいな、ちゃんと聞けよ!地下からお湯が湧き出てるって言ってんだ!」
ザナージュ「なん……だと……!?じゃあ俺が温泉を作れば、これからは合法的に女湯を覗くことができるってのか!?」
ゼノ「できねーよ」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、いつも言ってんだろ?大事なのはできるかできねえかじゃねえ。やるかやらねえかだってな」
ルキ「やったらホントに警察に突き出すから」
ザナージュ「見くびんな」
ルキ「え?」
ザナージュ「お前の貧相な身体になんて興味ねえよ、HAHAHA!そーれ、ペッタンコー!ペッタンコー!」
アリス「アーイ!アーイ!」

(カチ……コチ……)

ゼノ「お湯が湧き出てる場所はどこだ!?急いでザナージュを解凍してやんねーと!」
アリス「ルキ様、エターナルフォースブリザードはやり過ぎですよ!」
ルキ「これで少しは頭が冷えたでしょ。あとアリス、あんたにはしばらくお菓子買ってあげないから」
アリス「この度は悪ノリしてしまい誠に申し訳ごぜーませんでした」
ザナージュ「こんなもんで……」(ピキ
ゼノ「え、ザナージュ……?まさか自力で解凍したのか……!?」
アリス「すごいですご主人様!!」
ルキ「ウソ……私の氷を……?そんなことできるわけ……」
ザナージュ「やるかやらねえかだ……」(ピキピキ
ルキ「!」
ザナージュ「こんなもんで俺が止まるか……!俺のこの燃え盛る熱いハートでどんな氷だって溶かしてやらあああ!!」(パリーン
ゼノ「スゲー……これも覗きへの想いが成せる技なのか……!」
アリス「これが……これがエロパワーなのですね!」
ルキ「見くびってた……エロ魔神の力を……」
ザナージュ「だから見くびるなと言っただろ?さあ、行くぜ」
ゼノ「どこへだよ?」
ザナージュ「決まってんだろ?温泉回じゃあ!!」
ゼノ「うおおおお!!」
アリス「卓球楽しみですね!」
ルキ「そこ?……あのさ、浮かれるのは勝手だけどあんた達忘れてない?」
ザナ&ゼノ「何を?」
ルキ「もう時間(文字数)ないから」
ゼノ「あ」
アリス「おや」
ザナージュ「」
ルキ「あ、勝手に凍った」
ゼノ「大変だ!お湯ー!」
アリス「それでは最初にお戻りくだせーませ!」

710 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:18
>>685話 KILL MOW WHO

ザナージュ「お安いご用さ、これからもご贔屓に頼むぜ。報酬はスイス銀行に振り込んでおいてくれ」
ルキ「毛布を?」
アリス「ありがとうごぜーます、名無し様!大きくて立派な雑巾ですね!」
ゼノ「毛布だって言ってんだろ」
アリス「毛布にしては変わった形じゃあ〜りませんか?お洋服のようです!」
ゼノ「そりゃ着る毛布だからな」
アリス「それはいいですね!アリス着てみたいです!どうやって着るんどすえ?」
ゼノ「フツーに羽織るだけだよ」
アリス「誰の歯を?」
ゼノ「は?」
アリス「誰の歯を折ればいいんです?」
ゼノ「お前なぁ……」
ザナージュ「国王さ」
アリス「国王様ですね、わかりました!今から王様を、これから王様を殴りに行ってきます!」
ザナージュ「オーケー、バレないようにな」
ゼノ「待てアスカ!チャゲも煽んな!」
ザナージュ「何で俺がチャゲの方なんだ」
ルキ「帽子じゃない?」



アリス「着てみました!」
ゼノ「なんか変じゃねーか?」
ルキ「手足が逆になってる……」
アリス「なんと!マスターが腕パーツと足パーツの付け方を間違やがったようです!」
ルキ「あんたの身体のことじゃなくて」
アリス「ではルキ様、アリスに正しく着せてくださいますか?」
ルキ「私が?」
ザナージュ「アリスちゃん、それなら俺に任せな」
アリス「ご主人様とゼノ様はいやらしいこと考えてそうなので嫌です♪」
ザナージュ「HAHAHA、見抜かれてたか。残念だったな、ゼノ坊」
ゼノ「オレなんも言ってねーだろ!」
アリス「なのでルキ様、おねげーします!」
ルキ「あー……ごめん、私が触ると毛布が冷えるから……」
アリス「たまにゼノ様がボケた時みたいに?」
ゼノ「やかましーわ!いいじゃん、ルキ。そんなすぐ冷えないだろ?」
ルキ「うん、ゼノも一生懸命やってると思うし」
ゼノ「オレのボケの話じゃねーから!」
ザナージュ「やってやれよ、嬢ちゃん。かわいい妹分の頼みなんだからよ」
ルキ「……わかった」
アリス「わーい♪」
ゼノ「オレが妹みたいって言った時はドン引かれたのに……」

ルキ「これでどう?」
アリス「これは……」
ルキ「あ、ごめん……やっぱ冷たい?」
アリス「いえ、とても暖かいです!毛布も、ルキ様の手も……♪」(ニッコリ)
ルキ「……そう、よかった」(ニッコリ)
ゼノ「うんうん……」(ホッコリ)
ザナージュ「いい絵だねえ……」(モッコリ)
ゼノ「最悪だよ」

>>686
ザナージュ「俺が聞きたいぜ。どっからも声が掛からねえんだよ、どうなってんだ」
ゼノ「どうもなってねーよ。ムリに決まってんだろ」
ザナージュ「なんでだよ、10ちゃっと初のコミカライズなんて実に夢のある話じゃねえか」
ルキ「夢見るのは自由だけど現実も見なよ」
ザナージュ「見てるさ。俺達の活躍が漫画化からアニメ化、そして映画化やゲーム化する未来をな」
ゼノ「そういうのを夢っつーんだよ」
ザナージュ「うるせえ!俺は諦めねえぞ!そうだ、ここ見てる誰かが描いてくれよ!ギャラは原作の俺が7割、作画のキミが3割だ!目指せ、未来のプロ作家!」
ルキ「作画に3割、色んな元ネタに7割だからザナージュの手元には1Gも入って来ないけどね」

711 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:19
ザナージュ「そういやゼノ坊は自作漫画描いてたんだよな?」
ゼノ「え、なんで知ってんだ!?」
ザナージュ「おっと、マジで描いてたのか?適当に言っただけなんだがな」
ゼノ「お、おう……ガキの頃ちょっとな……」
アリス「それは興味深いです!どんな漫画を描いてやがったのですか?」
ゼノ「よくあるヤツだよ。学園物とバトルを合わせた感じの」
ルキ「へー……タイトルは?」
ゼノ「タイトルは……」

>>686話 ドラゴンピースZ

ザナルキアリ「ほお……?」
アリス「あらすじを教えてくだせーませ!」
ゼノ「時は幕末――」
ルキ「時代劇なの……!?学園って寺子屋?」
ゼノ「これはプロローグだよ。主人公は幕末から鬼狩りを生業にしてきた一族の末裔って設定なんだ」
ルキ「あ、ああ、そういうことね……」
ザナージュ「最初はまず読者に世界観を説明するわけだ」
ゼノ「そう。で、幕末篇を60ページくらいやった後に本編開始だ」
ルキ「多くない?」
ゼノ「え?」
ルキ「プロローグに割くページ数多くない?そういうのって大体2、3ページくらいじゃないの?」
ゼノ「いやー、でも最初にちゃんと説明しとかないと読者に伝わんないしさ」
アリス「たくさんのページを使って丁寧に描いたというわけですね!」
ザナージュ「俺は良いと思うぜ?物語ってのは掴みが肝心だからな」
ルキ「ま、まあ、それはそうかも……」

ゼノ「で、主人公の名前は『雷牙 零』って言うんだけど」
アリス「ライガーゼロ??」
ゼノ「違う違う、『ライガ レイ』だ。でも仲間からはゼロって呼ばれてる」
ルキ「愛称的な」
ゼノ「そうそう。んで、ゼロが都の学園に転向した初日に不良に絡まれるんだ」
ザナージュ「なんだ、ヤンキー物なのか?」
ゼノ「いや、そういうワケじゃねーぜ。でもその不良達は高校デビューしたてのなんちゃってヤンキーだったんだ」
アリス「今日からツッパリだったんですね!」
ゼノ「そんなヤツらが鬼狩りの末裔に勝てると思ってるヤツいるー?」
ザナージュ「いねえよなあ?」
ゼノ「でも勝っちまうんだ」
ルキ「勝つんだ……っていうか負けるんだ主人公……」

ゼノ「ゼロは平和主義者なんだよ。で、ボコボコにされたゼロは体育館の裏に捨てられちまうんだけど、ちょうどその時バスケ部が試合しててさ」
ザナージュ「ハハーン、読めたぜ。マネージャーに惚れて入部するパターンだな?」
ゼノ「そうそう、よくわかったな!」
アリス「すごいですご主人様!」
ルキ「(ベタ……)ねえ、ドラゴンピースっていうのは何なの?」
ゼノ「不思議なカケラだよ。世界に散らばるカケラを七つ集めてひとつなぎにしたら願いを叶えてくれるんだ」
アリス「ほーほー!それは斬新な設定ですね!」
ザナージュ「ああ、よく練られてんな」
ルキ「私それめっちゃ聞いたことあるかも……」
ゼノ「で、バスケ部の試合中にゼロは頭打って頭蓋骨粉砕しちまってさ」
ルキ「重くない?」
ゼノ「え?」
ルキ「いや、すごい重傷だから……そこは気絶、とかじゃないの?」
ゼノ「いや、でも倒れた照明が頭に直撃したら気絶じゃすまないだろうしさ」
ルキ「なんで照明が」
ゼノ「老朽化してたんだ」
ルキ「そう……」
ザナージュ「ゼロはとことん運がねえな」

アリス「ですがそれは大変です!それからどうなったのですか!?」
ルキ「あ、わかった。怪我で試合に出れなくてグレちゃうんでしょ」
ゼノ「いや、試合には出たんだ」
ルキ「ヤバくない?」
アリス「ゼロ様はものすごい根性ですね!」
ルキ「頭蓋骨砕けてる生徒を試合に出す学園側もヤバくない?」
ゼノ「生徒の自主性を重んじる校風なんだ」
ルキ「えー」
ザナージュ「いい学校じゃねえか」
ゼノ「でもゼロは空腹で倒れちまうんだ」
ルキ「えー」
ザナージュ「それは仕方ねえさ、腹が減ったら戦はできねえからな」
ゼノ「で、ゼロが目覚めたら……」
アリス「目覚めたら!」
ゼノ「異世界にいたんだ」
ルキ「飛ばし過ぎじゃない?」
ゼノ「え?」

ルキ「話が飛躍し過ぎっていうか……いくらなんでも急展開過ぎない?」
ゼノ「そうか?結構伏線張ってたつもりなんだけどな……」
ルキ「え、どこに」
ザナージュ「まあ、異世界物ってのはそういうもんだろ」
アリス「ですです!何もおかしくごぜーませんよ?」
ルキ「そうなの?じゃあ私がおかしいのかな……」
アリス「はい!」
ルキ「そう……」

712 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:19
ザナージュ「じゃあ続けてくれ。異世界に転生したゼロはどうなったんだ?」
ゼノ「メテオストリームを食い止める為にネフィロスと戦うんだ」
ルキ「もうちょっと詳しく」
ゼノ「いいぜ、どっちの説明が聞きたい?メテオストリームか?ネフィロスか?」
ルキ「できればどっちも」

メテオストリーム=世界を滅ぼす災い
ネフィロス帝国=この世界を管理する巨大国家

ゼノ「ここからゼロの新たな異世界生活……Re:ゼロが幕を開けるんだ」
アリス「壮大な物語になってきましたね!」
ザナージュ「ああ、ワクワクするぜ」
ルキ「よくわかんないけど、主人公が帝国と戦う理由は何?メテオ何とかはほっといていいの?」
ゼノ「へへッ、そこでさっき言ったドラゴンピースが出てくるんだよ」
アリス「と言いますと!?」
ゼノ「ドラゴンピースは何とネフィロスが所有してたんだ」
ザナージュ「マジかよ、すげえ偶然だな」
ルキ「それって元の世界に散らばるアイテムじゃなかったっけ……」

ゼノ「なんとドラゴンピースは元々この世界のものだったんだ」
アリス「ではドラピーはお家に帰ってきたというわけですね!」
ザナージュ「だがいくらゼロでも世界を敵に回して勝てんのか?」
ルキ「いくらゼロでもって、今んとこ良いとこゼロだけどねこの主人公」
アリス「きっとこれから大活躍するんですよ!」
ゼノ「もちろんさすがのゼロも多勢に無勢だ。でもその時、戦況を覆す大事件が起きるんだ」
ザナージュ「ヒュウ、そりゃ楽しみだ」
ゼノ「なんと第三勢力である神々の軍勢が降臨したんだ」

ルキ「……え?神々?神様ってこと?」
ゼノ「そう、巨大な神々……巨神たちが進撃してきたんだ」
アリス「なぜ神様が?」
ゼノ「メテオストリームを起こそうとしてたのは神だったんだ」
ザナージュ「争いを繰り返す人類を粛清しようとした、ってとこか?」
ゼノ「正解!よくわかったな」
アリス「冴えてますね、ご主人様!」
ルキ「(ベタ……)あ、じゃああれだ。神を倒す為にゼロと帝国が共闘するんじゃない?」
ゼノ「いや、神と帝国が手を組んだんだ」
ルキ「ヤバくない?」
ザナージュ「ヤバいな、絶望的な状況じゃねえか」
ルキ「それより自分達を滅ぼそうとしてる相手と手を組む帝国がヤバくない?」
ザナージュ「恐らくまずはゼロを排除したかったのさ」

ゼノ「絶体絶命のピンチに陥ったゼロは……」
アリス「ゼロ様は!」
ゼノ「指を食ったんだ」
ルキ「なんて?」
ゼノ「指を食ったんだ」
ルキ「誰の?」
ゼノ「自分の」
ルキ「なんで?」
ゼノ「なんとゼロも神、それも太陽神だったんだ」
ルキ「ほお……?」
アリス「なんとぉー!それはビックリです!」
ザナージュ「ああ、そいつは俺もさすがに予想できなかったぜ」
ルキ「うん、予想できた人いないと思う」
ゼノ「指を食うことで覚醒したゼロはまずは帝国を殲滅。そのまま人類滅亡を賭けて神の軍勢に戦いを挑むんだ」
ルキ「自分で世界を管理する国家潰しちゃったけど大丈夫?人類滅亡しちゃわない?」
ゼノ「そう思うだろ?でも心配ねーさ。ゼロが新世界の神になったからな」
ルキ「ほお……?」
ザナージュ「これからはゼロが人類を導いていくってわけだ」
アリス「これでもう安心ですね!」

ゼノ「そう思ったのも束の間、ゼロの元に最初の不良が転移してくるんだ」
ルキ「まさかの」
ザナージュ「モブだと思ってたキャラが実は重要人物だったわけだ」
ゼノ「ああ、なんとその不良は太陽神の対となる月の神だったんだ」
アリス「それは燃えますね!」
ゼノ「そして再会を果たしたゼロと不良は世界の調和を保つ為に融合して一つになったんだ」
ルキ「ごめん、ちょっと何言ってるかわかんない」
ザナージュ「敵対しあってた者同士が世界の為にひとつなぎになったってことだろ?ベタだが嫌いじゃねえぜ」
アリス「熱い友情ですね!不良漫画っぽいです!」
ゼノ「そう、その絆こそがワンピースの正体だったんだ」
ルキ「漫画変わっちゃった」

ゼノ「これで完結だ。どうだった?」
ザナージュ「王道展開を大切にする中にもキラリと光るオリジナリティがあって良かったと思うぜ」
アリス「ですです!ぜひ続編を執筆してほしいです!」
ゼノ「実はもうあるんだ。銀河統一篇っていうんだけど」
ザナ&アリ「おおー」
ルキ「ツッコミ疲れた……」

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/13(Sat) 10:11
いい男いい女ってのはいい匂いがするらしいけど
ハンターズの皆んなはどんな匂いがするの?

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 22:55
恋なんて言わば エゴとエゴのぶつかり稽古
今、あなたは「そこはシーソーゲームだろ!」と思いましたね?
これがメンタリズムです

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 16:05
デカいケーキ置いておくから
食うなり顔を埋めるなり二人で入刀するなりしてくれ

716 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>687 リチャーズ・ジョーンズと運命のダイヤル
(ゲスト:ドクター)

ザナージュ「……つうわけだ。またいつあの野郎どもが襲撃してくるかわからねえ。今の内に対策を立てておく」
ドクター「それで私を呼んだと」
アリス「はい!マスターの知恵と技術をお借りしたいのでごぜーます!」
ドクター「任せたまえ。私にいい考えがある」
アリス「本当ですか!さすがはマスターでごぜーます!」
ルキ「私には悪い予感しかしないけどね」
ゼノ「オレもだよ」
ザナージュ「心配すんな、ドクターは悪どいことさせれば天才だ。この前も国王の機密情報とされる謎のメモを入手したらしいぜ」
ドクター「教師、人妻、ツXヤ、スXバ店員……」
ゼノ「聞きたくねーよ」
ルキ「(まともに働いてる様子のないドクターの設備や資金が潤沢な理由がわかった……)」

ドクター「それじゃ皆、今日は事務所の周りにバリアを張ってみよう!」
ザナージュ「よっ、待ってましたドクドクさん!」
ルキ「子供に悪影響与えそうな教育番組始まった」
ゼノ「バリアなんてそんなことできんのか?」
ドクター「私はタイムマシンを造った男だ。バリアを張るくらい造作もないことだよ」
ルキ「……それはそうかもね」
ザナージュ「だがバリアつってもすぐ用意できるわけじゃねえだろ?」
ドクター「そうだな、30分待ってほしい」
ゼノ「そんなに早くできんのか!?」
ドクター「バリア装置は既に完成している。その装置をここに持って来るだけだよ。アリス、運ぶのを手伝ってくれるかい?」
アリス「はいな!アリスにお任せ!」
ルキ「……ホントに大丈夫なの?」
ザナージュ「ま、とりあえずはお手並み拝見と行こうぜ」



〈立ち入り禁止!〉
〈KEEP OUT〉
〈この先通行止め〉
〈工事中。ご迷惑をおかけします〉

ドクター「よし、準備完了だ。東西南北、全ての守りを固めておいたよ。ご苦労だったね、アリス」
アリス「どういたしいたしましていたし!」
ゼノ「バリアってコレただの看板じゃねーか!!」
ドクター「そうだ、ただの看板だ。良識のある者ならここへ立ち入ろうとは思うまい」
ゼノ「いきなり人の事務所をブッ壊す連中に良識があると思ってんのか!」
ザナージュ「まあ落ち着けよ、ゼノ坊。これだけじゃねえんだろ?ドクター」
ドクター「察しがいいな、その通りだよ。この看板の先にもう一つ罠を仕掛けておいた」
ルキ「どんな?」
ドクター「この看板を無視して進むとセンサーが感知し、政府が所有する衛星兵器からレーザーが発射される仕組みになっているのだよ、フフフ」
ルキ「バカじゃないの?」
ドクター「バカとは心外だ。ではルキくん、君にこのシステムを開発する技術があるのかい?」
ゼノ「そういう問題じゃねーんだよ!そんなモン使ったら事務所もブッ壊れるだろーが!」
ルキ「事務所だけじゃ済まないでしょ」
ドクター「壊してしまえばいいさ、こんな狂った世界は。人間達に与えるには過ぎた玩具だ」
ゼノ「い、痛ぇ……痛ぇよ……!」
アリス「大変です!ゼノ様が苦しんでいます!」
ザナージュ「これはキツいな……坊やにとっちゃドクターの痛さと過去の自分を思い出した痛みで二重苦だぜ」
ルキ「そろそろ真面目にやってくれる?」

(ピピッ!)

ドクター「おや、どうしたんだいアリス」
アリス「熱源を感知しました!火器を所有した方が数名接近中でごぜーます!」
ザナージュ「やれやれ、結局いつも通りのやり方でいくしかねえらしいな」
ゼノ「こっちの方がシンプルでいいさ」
ルキ「面倒だけどね」
ドクター「よく解っているじゃないか。力ずくこそ君達のような野蛮人に相応しい方法だ」
ザナージュ「ドクター」
ドクター「ん?」
ザナージュ「てめえ囮になれ」

ギャング一味『トリックオアトリート!何だ、誰もいねえじゃねぇか』

ザナージュ「(オーケー、奴ら俺達に気づいてねえ。不意討ちには絶好のチャンスだ)」
アリス「(さすがマスター!完璧に看板に擬態しています!)」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240123175702.jpg

717 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>688話 CHA-LA 借金-CHA-LA
(ゲスト:ドクター呪印解放状態)

ザナージュ「なんだよ藪からスティックに。金の話はよそうぜ、もっと楽しい話をしようじゃねえか!」
ゼノ「……あのよー、ザナージュ」
ザナージュ「あん?」
ゼノ「あの後聞いたんだけどさー、さっきの連中が襲ってきたのってアンタが借金返さねーのが理由なんだってな」
ザナージュ「まあな、それがどうかしたかい?」
ゼノ「じゃあアンタが悪いんじゃねーか!」
ザナージュ「いやいや、悪いのはあいつらさ。あいつらはな、人の事務所をブッ壊すような連中なんだぜ?」
ゼノ「だからそれはアンタが借金を返済
ザナージュ「まあ聞けよ、レベルで言えば奴らの方が上だろ?」
ゼノ「レベル?」
ザナージュ「借金を返すのが遅れた貧乏人と、いきなり人の家を銃で襲撃する集団、どっちが悪そうな奴だ?」
ゼノ「そりゃまぁ……後者の方が悪そうな感じはするけどさ」
ザナージュ「だろ?だからあいつらの方が悪い。借金を返すのが遅れた俺も悪いが、あいつらはもっと悪いんだ」
ゼノ「そうか……?そうなのか……?」
ザナージュ「よーく考えてみな。借金は返せばすぐチャラにできるが、壊れた家は簡単には戻らねえんだぜ?」
ゼノ「確かにそうだな……」
ルキ「なに簡単に言いくるめられてんの」
アリス「ゼノ様は詐欺師に引っかかるタイプですね!」

ザナージュ「俺だって借金生活とはさっさとオサラバしたいさ。なんで犯罪者でもねえのにコソコソ生きていかなきゃならねえんだ」
ゼノ「借金返さねーからだろ」
ルキ「ゼノ、ここはまず借金踏み倒すのは悪い事だってことを教えてあげないと」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて
   俺が仕事中に壊した物の修理費、店の女の子達との交際費もある。服も欲しいし旅行にだって行きたいさ」
ゼノ「二行目削れよ」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて」
ゼノ「そういうことじゃねーよ!なんだよ、修理費とか交際費とか!旅行!?オレだって行きてーよ!」
アリス「アリスも〜♪」
ザナージュ「お、じゃあ今度行くか。旅行するならどこに行きたい?」
ゼノ「うーん、そうだなー……」
ルキ「あんたさっきからチョロ過ぎない?」

ザナージュ「要するに事務所の維持に精一杯で、借金なんて返してる余裕はねえってことだ。アンダスタン?アンダスタン?」
アリス「いっそ骨の髄までしゃぶっちゃいませう!」
ゼノ「んなこと言ってたら一生返済できねーよ。節約できることはしていこうぜ」
ザナージュ「じゃあお前らしばらくメシ抜きな」
ゼノ&ルキ「あんたがキャバ嬢に貢ぐのやめろ」
アリス「みんなで協力していきませう!アリスもこれからはご飯の量を減らします!
   ……と言いたいところですが、やめられない止まらないかっぱえびせんできません!」
ゼノ「食うのは必要なことだからな。食費以外のことを節約すればいいんだよ」
アリス「ではご主人様のお金をくすねまくってソシャゲに課金しまくるのは我慢しまくりまする……」
ザナージュ「それはマジでやめまくってくれ」

ルキ「でも節約も大事だけど趣味も大事じゃない?」
ゼノ「そらまーな」
ザナージュ「じゃあ俺の交際費は必要経費ってことで」
ゼノ「悪い政治家みてーだな……ほどほどにしとけよな」
ルキ「一番無駄なのはザナージュやアリスが暴れて壊した物の修理費だと思うんだけど」
ザナージュ「HAHAHA、違いねえ!」
アリス「一本取られちまいやしたね!」
ルキ「イラッ」
ゼノ「ルキの言うとおりだぜ、それが一番デカい上に不要な出費なんだよ」
ザナージュ「酷え……俺とアリスちゃんはこの事務所にいらねえって言うんだな……」
アリス「アリスは悲しゅうごぜーます……」
ゼノ「あ、いやっ……そんなつもりはねーんだけど
ザナージュ「先生ー、ゼノくんがアリスちゃんを泣かせましたー」

ドクター「誰だ……」

ゼノ「うおっ!?ドクター!?」
アリス「サスケくん……!」
ルキ「ドクターの本名、サスケっていうの?」
ザナージュ「呪印が……体中を取り巻いている!?」
ルキ「あれ血でしょ。さっきギャングとどさくさに紛れたあんたにリンチされたから」
ドクター「アリスをそんな風にした奴は……どいつだ……」
ゼノ「……オレらだよ!」
ルキ「私関係なくない?……あーもう、ツッコミめんどくさっ!」

718 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:19
キャラハン川柳

ザナージュ「ここで一句!」

   引き留めて
   留まるならば
   やってるさ

ザナージュ「みんなもキャラハンゲットじゃぞ〜!」

>>689話 ゼノの悲報

ザナージュ「今俺はこの街の頂点にいる。名無し、この意味がわかるかい?オーケー、教えてやるぜ。
   このザナージュが一番強いってことなんだよ!」

【ザナージュとのバトルに勝った!
名無しは賞金−9980円を手に入れた!】

アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「負けてんじゃん」
ルキ「なんかおかしくない?」
ゼノ「ああ、アッサリし過ぎだ。まるでわざと負けたみてーに 」
ザナージュ「わざと負けたからな」
アリス「なんと!その心は!?」
ザナージュ「殴られるフリをして財布を頂いたのさ。どれどれ、中身は……9980G?なんだよ、シケてんなあ」
ゼノ「アンタ、それ犯罪だぞ」
ザナージュ「バカ野郎、これは正当なバトルの結果だ。俺は『どろぼう』で賞金を頂いたまでさ」
ゼノ「賞金はバトルに勝たなきゃ貰えねーんだよ!」
ザナージュ「今のバトルの勝者は俺だぜ?試合には負けたが勝負に勝ったからな」
ルキ「ジュンサーさん、こいつです」
ザナージュ「待て待て、通報すんな!わかったよ、返せばいいんだろ返せば。ほら、返したぜ。これで文句ねえんだろ?ペッ!」
ゼノ「なんなんだコイツ……」
ルキ「何であんたがキレてんの?」
ザナージュ「いきなり人にケンカ吹っ掛けてきたチンピラから金もらって何が悪いんだ。なあ、アリスちゃん?」
アリス「ご主人様、そろそろそんなおチンピラみたいな真似はやめて真面目に働きませんか?」
ザナージュ「え、なんで今日はそんな真面目なんだアリスちゃん……」
ゼノ「とうとう愛想尽かされたんじゃねーの?」

アリス「アリスはお金が欲しいんです!だから真面目にお仕事を頑張ると決めたんです!」
ルキ「何か欲しいものでもあるの?」
アリス「逆刃刀です!」
ゼノ「お前は弥彦か」
アリス「ウソです!本当はいつもお世話になっているご主人様とルキ様とマスターを旅行に連れていってあげたいんです!」
ザナージュ「アリスちゃん……」(ジワッ
ゼノ「アリス……」(ジワッ
ルキ「二人とも涙ぐんでるけど理由は違う……」
アリス「まあゼノ様も特別に連れていってあげてもいいですよ!」
ゼノ「ありがとよ!」

ザナージュ「そういうことなら仕方ねえ。これからは俺も真面目にいきるとするか」
ゼノ「いい心がけだな」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、そこの名無し。なにガン飛ばしてんだ?本物のガンってやつを見せてやろうか?」(チャカッ
ルキ「ホントだ、真面目にイキってる」
ゼノ「ダメだこりゃ」
アリス「アリスも負けていられません!名無し様、バトルしませう!アリスが勝ったらお金ください!」
ゼノ「結局お前も同類かよ!よせよ、アリス。強盗だと思われるぞ」
アリス「それはわかっています、でも娘の手術代の為にはお金が必要なのです……!」
ゼノ「お前はサンドマンか!旅行の為じゃなかったのかよ!」
ルキ「アリス、そんなことして旅行に行けなくなってもいいの?」
アリス「嫌です!」
ルキ「じゃあ街中で暴れちゃダメ。わかった?」
アリス「わかりました!」
ゼノ「オレの言うことは聞かねーのにザナージュとルキの言うことは素直に聞くんだよな……」
ザナージュ「母ちゃんに反抗したいお年頃なのさ」
ゼノ「誰が母ちゃんだよ」
ルキ「ゼノはお母さんっていうより『オカン』って感じだよね」
ゼノ「あんま嬉しくねーな……せめてお父さんにしてくれよ」
アリス「ゼノ様なら将来きっといい旦那さんになれますよ!」
ゼノ「そ、そうか?」
アリス「はい!アリスならゼノ様とは絶対結婚したくありません!」
ゼノ「何が言いてーんだ……」

719 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:20
>>690話 洗浄のメリークリスマス

ザナージュ「メリークリスマス、愛してるぜ俺のファン達」
アリス「メリークリスマス!じんぐるべー♪」
ゼノ「メリークリスマス……」
ルキ「……メリークリスマス」

ザナージュ「なんだあ?元気ねえな。せっかくのクリスマスなんだから盛り上がっていこうぜ?」
ゼノ「ムリだよ、もうとっくにクリスマス過ぎてんじゃん」
ザナージュ「HAHA、いつものことだろ?そろそろ慣れな」
ルキ「まあ、それはそうなんだけど……そもそも私達魔族だからね?」
ザナージュ「あー細けえこと気にすんな!魔族がクリスマスを祝っちゃいけねえなんて法は人間界にはねえんだ」
アリス「じんぐるべー♪今年のツリーはアリスが用意いたしました!これです!」(ドスーン
ゼノ「うわっ、デケーな!こんなのどこに売ってたんだ?」
アリス「教会からお借りしてきました!」
ルキ「それって確か神木じゃなかったっけ……」
ゼノ「マジかよ……ただのパーティー用にそんなの借りて来ていいのか?」
ザナージュ「大丈夫さ、シスターの話によると物干し竿として使う参拝客も多いそうだぜ」
ゼノ「神木を!?」
ザナージュ「洗濯ものを干すことによって心の浄化を神にお伝えするんだとさ」
アリス「アリスもスペアの頭を洗浄してお供えしてきました!」
ゼノ「教会の木に、人の頭がブラ下がってんのを想像すると怖すぎるな」
ザナージュ「大丈夫だ、シスターの話によるとこの木の下にはもっとたくさん埋まってるらしいから」
ゼノ「もっとコエーんだよ!!シスターも部外者にそんな話すんなよ!」
ルキ「(闇が深そう……)」

ザナージュ「この木にはもう一つ、言い伝えがあるんだぜ」
ゼノ「なんだよ、また恐ろしい話か?」
ザナージュ「いや、愛とロマンスさ。なんとこの木の下で意中の相手に告白すると99%の確率で性交するらしい」
ゼノ「場所を弁えろ!!」
ザナージュ「あ、間違えた。成功だ成功。この木の下で告ると99パー成功するらしいぜ」
アリス「きゃー!それは素敵な与太話ですね!」
ゼノ「どんな話だよ」
ルキ「ふーん……」
ザナージュ「お、嬢ちゃん興味あんのか?」
ルキ「まさか。今時そんなベタな言い伝えがあるのかと思っただけ」
ゼノ「ベタってのは王道ってことだよ。オレはそういうの嫌いじゃねーぜ」
ルキ「そういうもん?」
ゼノ「そういうモンさ」
ザナージュ「じゃあお前コクれ」
ゼノ「ファッ!?」
アリス「ゼノ様、墓穴をほっちゃいましたね!クリスマスだけに!」
ゼノ「…………?……別にクリスマスかかってねーじゃん!」

ルキ「ツリーはいいとして飾り付けどうする?こんなに大きいと大変じゃない?」
ザナージュ「大丈夫大丈夫、お前らに任せておけばすぐ終わるさ」
ルキ「あんたは」
ゼノ「それならさ、ここに来たお客サンにも手伝ってもらうってのはどうだ?」
ザナージュ「そいつはいい考えだな。飾り付けを手伝ってくれた女性客には99%の確率で俺が
ゼノ「言わせねーよ!」
ザナージュ「お、久々に出たなそのフレーズ」
アリス「飾り付けをお手伝いしてくれたお客様には、プレゼントを差し上げるというのはどうでごぜーます?」
ルキ「うーん、今からプレゼントを用意するのは難しいんじゃない……?」
アリス「靴下を持参したお客様にはご主人様の靴下をプレゼントするというのはいかがでげす?」
ゼノ「誰が自分の靴下に他人のクセー靴下入れられて喜ぶんだよ」
ザナージュ「臭くねえよ!!俺の靴下嗅いだことあんのかお前!!口開けやがれ、今ここで嗅がしてやらあ!!」
ゼノ「うわっやめろバカ!!うえっ!ゴパァァァッ!ゴホッゴホッ!!うえーッ!!ゴハァァッ!!」
アリス「ゼノ様がヤベーほど苦しんでいます!メリークルシミマス!」
ルキ「これもう毒飲まされた人の反応でしょ」
ザナージュ「効いただろ、今のはお前らへのお仕置き用に用意しておいた特殊な靴下だからな」
ルキ「特殊……?何、まさかずっと洗ってないとか?」
ザナージュ「そんなチャチなもんじゃねえ。ドクターに頼んで野原ひろしの靴下と同じ成分を再現した代物さ」
アリス「なんとぉー!それは危険極まりねーです!」
ザナージュ「ドクターも開発中に二度死にかけたそうだ」
ルキ「まあなんでドクターがそんな匂いを知ってるのかは謎だけど」
ザナージュ「そうだ、こいつもツリーに干しておくか。いい魔除けになりそうだ」
ルキ「お客さんも近づかなくなるでしょ」
アリス「じんぐるべー♪」

720 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:02
ザナージュ「前回のクリスマス回なんだがよお、アリスちゃんの一言で無理矢理締めてるだろ。
   あれ実は文字数の都合でラストシーンを一部カットしたからなんだよ。あ、鼻落ちた」(ポロッ
ゼノ「2レス使えば良かったじゃんよ」
ザナージュ「いや、数行だったからな。2レス使うのは勿体ねえかと思ってよ。あ、鼻が」(ポロッ
アリス「本来はどんなシーンでしたっけ?」
ルキ「ザナージュが、プラモデル配ってるサンタを見たとかそんな内容だったような……」
ゼノ「サタンじゃなかったか?」
ルキ「いや、何で悪魔がプラモデル配ってんの」
ザナージュ「どっちも正解、サタンでサンタさ。あ、また鼻が」(ポロッ
ゼノ「なんなんだよさっきからポロポロと!!なんだそれ、梅干し!?」
ザナージュ「ノンノン、ただの梅干しじゃないぜ。押すと光るんだ」(ピカー
ゼノ&アリ「おおー」
ルキ「……で、結局なんなのそれ」
ザナージュ「わからん、屋根裏に落ちてた」

>>691話 Y談・フレーズ
(ゲスト:オールスター)

酒場の親父「イけ、ハンターズ。この街の命運は君達に託された。頼りにしているぞ///」
ザナージュ「任せておきなベイビー。報酬はスイス銀行に振り込んでおいてくれよ」
DZ「この世界はオレっち達が絶対に救ってみせるでやんすよ!ね、ゼノきゅん!」
ゼノ「あ、ああ……」
アリス「ご主人様、DZ様、金太!負けないでくだせーませ!///」
ドクター「できれば標的は生け捕りにしてくれたまえ。生きたまま解剖されたらどんな声で鳴くのか……想像するだけでゾクゾクするよ///」
ジャスティ「奇遇だね、ドクター。私も悪党の断末魔を想像して震えていたところさ///」
ゼノ「ぜ、善処するよ……」
スターナ「あの、お兄様……もう少しこうしていてもいいですか……?///」
ラハール「勿論だ。今夜はずっと側にいよう……///」
ビリー「フー……見せつけてくれるじゃねぇかお二人さん。妄想が捗るぜ///」
フィアデス「血を分かち合った者達の愛は麗しいものだね……嗚呼、僕も姉さんと一つに……///」
ルキ「……ゼノ、頑張って……///」(ボソッ
ゼノ「お、おう……(なんでこんなことになったんだろうなぁ……)」

〜数時間前

DZ「大変でやんすー!」
ルキ「あ、変態」
DZ「そんです、オレっちが変なおじさんです……ってそんなこと言ってる場合じゃないでやんすよルキちゃん!ダンナ達は!?」
ザナージュ「いるぜ。とりあえず落ち着けよ変態。何があった?」
DZ「Y談おじさん(仮名)が現れたでやんす……!」
ザナージュ「なん……だと……!?」
DZ「おかげで街中大騒ぎでやんすよ。今、ギルドにハンター達が集まって会議中でやんすから、ダンナ達も来てほしいでやんす」
ゼノ「なんだそりゃ」
アリス「猥談ですって!?」(ワクワク
ザナージュ「お前ら知らねえのか?Y談おじさんってのは魔物の一種さ。奴が発する光に当たれば……」
ルキ「当たれば?」

(ピカーッ)

ルキ「うっ……!何……!?」
ゼノ「ルキ!」
DZ「こ、この光は……もうここまで来たでやんすか!?」
ザナージュ「どうやらそのようだ……ちっ、油断したぜ」
アリス「ルキ様、大丈夫でごぜーますか!?」
ルキ「う、うん、特に何ともない……けど」
ゼノ「けど?」
ルキ「パノッティくんにギューしたい……///」
ゼノ&アリ「」
ルキ「あ!?いや……は!?何!?」
ゼノ「オレが聞きてーよ……」
ザナージュ「わかったろ?奴の光に触れると強制的に性癖を暴露しちまうんだ」
ゼノ「なんだそれ怖すぎんだろ!!」
アリス「ほうほう、ではルキ様は可愛い男の子をギュー♪したいと」
ルキ「ち、違っ……///」
DZ「ルキちゃん、オレっちはどうでやんす?」
ルキ「汚い、消えて……///」
DZ「うっはw今の見たでやんすかダンナ!?」
ザナージュ「おおー、ゾクゾクしたなw」
ゼノ「言ってる場合か変態ども!」

(ピカー)

ゼノ「うわ、しまった!」
アリス「あ〜れ〜♪」
ザナージュ「アリスちゃーん!よいではないかよいではないか!」
DZ「アリスちゃん、ゼノきゅん、大丈夫でやんすか!?」
アリス「はい、大丈夫です!金太は?///」
ゼノ「金太!?オレのこと!?」
アリス「はい、金髪なので金太!まさしく金太です!///」
ゼノ「『ま』と繋げんな!大丈夫じゃねーじゃん!猥談っつーかしょーもねー下ネタだけど!」
ザナージュ「アリスちゃんが小学生男子並みの感性でよかったぜ」
ゼノ「確かに……最悪の事態は免れたな……」

721 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ルキ「……ねえ、ゼノ……///」
ゼノ「うおっ!?な、なんだ!?」
DZ「なに興奮してるでやんすか」
ザナージュ「いやらしい奴だぜ」
アリス「金太!真面目にやってくだせーませ!///」
ゼノ「お前らに言われたくねーよ!」
ルキ「ゼノは変化がないけど……我慢してるの……?///」
ザナージュ「これちょっと録画しとくか」
DZ「あ、後でオレっちにも回してほしいでやんす」
ゼノ「やめろ、後で死にてーのか!オレは……なんとか大丈夫みてーだ」
アリス「さすが金太!魔力がちげーますね!」
ゼノ「オレの魔力が酷い力に!」
DZ「金太魔力の高いスケベだからベースケ・金太マリアという名前はどうでやんすか?」
ゼノ「なんの話だよブン殴んぞ!」
ザナージュ「ん?もしかして魔力が高いヤツには効かねえのか?」
DZ「でもルキちゃんには効いてるでやんすよ」
ゼノ「アンタやザナージュも効いてねーじゃんか」
ザナージュ「いや、俺達は、なあ?」
DZ「普段から猥談ばかりしてるでやんすから」
ゼノ「認めたくねーけどスゲーなアンタら!」
アリス「あ、Y談おじさまがやりたい放題やって逃げちゃいましたよ!」
DZ「ありゃ女の子を抱くだけ抱いて飽きたらポイするタイプでやんすね」
ルキ「最悪……私達で遊んでたの……?許さない……許さない許さない許さない……刺す……!」
ゼノ「ルキ……お前元に戻るまでもう喋んない方が……」
ザナージュ「こいつは色んな意味でめんどくせえ事になってきたぞ。早いとこギルドに向かおう」



酒場の親父「ハンター諸君!よくぞ集まってくれた!諸君は素晴らしい!今日は思いきってヤろうぜ!」
ハンター達「おおー!!」
ヘルマン「待ちやがれてめえら!あのY談野郎とは俺にヤらせろ。タマ取ってやるぜ!///」
ジャスティ「そうはいかないな。あのような悪漢はこの手で殺ると私は正義、そして愛に誓った///」
スライヤ「そうはいかねぇっぺ、あいづはオラがヤる。ホンドはスライムみでぇにプリプリしてるのが好みなんだげどよ///」
ビリー「フー、男に興味はねぇ……が、奴は転がしてやるよ。病院のベッドの上で、コインみてぇにな……///」
ホラ「待ちたまえ、彼には私がレクチャーしてあげようではないか。この“足技の魔術師”がね///」

ゼノ「既に地獄絵図だ……」
ザナージュ「ちっ、どうやらここも襲撃されたようだな」
ラハール「むッ、待っていたぞザナージュッ!!来なければこちらから会いに行こうと思っていたところだ……///」
ザナージュ「うわあめんどくせえええ」
DZ「これみんな後で見せられたら死にたくなるでやんしょ」
アルス「DZさん!ザナージュさん達も、こんにちは!」
ゼノ「よっ、アルス。あっちもこっちもヒデー有り様だな」
アルス「そうなんだ、僕は何とか回避できたから無事だけど……」
アリス「さすがイケメンのアルス様です!食べちゃいたい///」
ルキ「あーわかる。アルスってさ、可愛いよね……///」
ゼノ「ちょ」
アルス「えっ!?ま、まさかルキとアリスも被害に……?」
ザナージュ「まあな、できれば今日見たことは忘れてやってくれ」
アルス「忘れる……?いや……思い出した……失ったはずの……幼い頃の記憶を……」
ゼノ「このタイミングで!?」
アルス「全部思い出した……僕を抱いてくれた温かな手、母乳の味……そうだ、僕は母さんから生まれたんだ!!
   母さん……もう一度僕に母乳をくれー!!///」
ゼノ「落ち着けアルス!それはお前だけの記憶じゃねーぞ!」
DZ「ウププ……老若男女から人気の爽やかイケメンハンターにマザコン疑惑が浮上でやんすねぇ!」
アリス「アルス様ならアリでごぜーますよね///」
ルキ「うん、母性くすぐられるっていうか……///」
DZ「ちくしょうイケメンめ!」

722 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ジョニィ「あれはマンPのGスポッ!Gスポ〜♪」
アリス「波乗りジョニィ様が酔っぱらってサザンを歌っています!」
ゼノ「ソロからバンドになっただけじゃねーか!」
酒場の親父「ジョニィ、飲み過ぎだ。その辺にしておけ。さもなくば……強引に黙らせるぞ///」
ジョニィ「胸騒ぎの腰つき〜!ラーララー!」

ザナージュ「単なる酔っぱらいどもの宴状態だな」
ラハール「ザナージュよ」
ザナージュ「あん?」
ラハール「黙って俺に刺されろ……///」
ザナージュ「なんだこいつきめえ」
ラハール「今は争っている場合ではない。そんなことは解っている。だが最早我慢できぬのだ……俺は貴様と交わりたい……///」
アリス「きゃー!ラハール様ったら大胆!///ラハザナですね!///」
ルキ「ホント誰かさんも見習ってくれればいいのに……///」
DZ「言われてるでやんすよ、ゼノきゅん」
ゼノ「へっ!?」

(コンコン

ビリー「親父、誰かこの花園に来たみてぇだぜ……///」
酒場の親父「もしや例の猥談親父か?ここはハンター達がピーする神聖な場。ピーな真似はこの私が許さんぞ///」
DZ「おやっさんも猥談親父の一人でやんしょ」
スターナ「私です、スターナです。開けてください」
ラハール「!!」
DZ「おっほ!スターナちゃん!?汚い店ですがどうぞ入ってくれでやんす!」
酒場の親父「代わりにお前は出ていってくれ。さあスターナ、中に入りなさい///」

スターナ「お邪魔しますね……皆さんお久しぶりです。あら?そちらの方は……」
ラハール「あ……///」(ドクン
ゼノ「ん?どうしたんだよ、ラハールさん?」
スターナ「ラハール……!?ではやはりあなたは……お兄様……!?」
ゼノ「お兄様!?ラハールさんが!?スターナの!?そういや天使と堕天使か……」
ルキ「やっぱそうだったんだ……」
フィアデス「兄と妹を残酷に引き裂いたのが神の悪戯だとしたら……再び二人が出会ったのは神の気まぐれなのさ……///」
スライヤ「おめぇはあいがわらず何言ってっかわがんねぇっぺ……そこがいじらしいべよ///」
ラハール「スターナ……!」
スターナ「お兄様……!」
ラハール「俺は……お前と……」
スターナ「はい……」

ラハール「お前と……したいです……///」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240126180003.jpg

ゼノ「世界で一番酷い兄と妹の再会シーンだ……」
DZ「まさかエロギャグ回で再会するとは二人も思ってなかったでやんしょね」
ザナージュ「俺だって思ってなかったさ」

723 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:04
酒場の親父「何!?それは本当かザナージュ!お前達はピーだからあのピーにピーされてもピー状態にならないのか!///」
DZ「何をピーピー囀ずってるでやんすか、おやっさん」
ザナージュ「ああ、常にピーピーマックスの俺とDZ、それと理由はわからねえがゼノ坊には効かねえようだ」
酒場の親父「素晴らしい……お前達は選ばれし真のピーだ!人類の希望だ!///」
ジャスティ「ザナージュくん、ゼノくん、DZくん、君達こそヒーローだ///」
ビリー「フー……仕方ねぇ、今回の主役は譲ってやるよ///」
アリス「皆様カッコいいです!///」
ザナージュ「フッ、俺にホレるなよ」
ヘルマン「ケッ、誰がてめえなんぞをほりたがるかよ……せいぜい頑張んな。負けたら承知しねぇぞ……///」
ザナージュ「ツンデレみてえできめえ」
DZ「な、なんか照れるでやんすねぇ、アベンジャーズになった気分でやんす///」
ゼノ「(イヤだな、こんなヒーローチーム……)」

ザナージュ「ところでスターナちゃん、キミは猥談光線食らってねえのか?」
スターナ「あ、いえ、私も実は……///」
DZ「うっひょー!?マジでやんす!?スターナちゃんの口からあんな言葉やこんな言葉が聞けるチャンス!?」
ラハール「DZよ、今すぐその口を閉じてやる……///」
スターナ「ま、待ってくださいお兄様!実は私、お願いがあるんです……///」
ラハール「お願い……?///」
ザナージュ「兄妹プレイか!?」
DZ「禁断の愛!?」
ゼノ「それはアンタらのお願いだろ」
スターナ「私の手を……握っていてくれませんか?///」
ザナ&DZ「ピュアーーー!!」
ゼノ「さすが天使だな……」

ザナージュ「さて、そろそろ片付けに行くか。さすがに長過ぎるからな」
DZ「長いものには巻かれるのがオレっちのモットーでやんす」
ゼノ「要するにY談おじさんを見つけ出してブチのめせばいいんだな?」
アリス「金太、待ってください!それは親父狩りですよ!」
ゼノ「そうだよ親父狩りだよ!もう金太なんて呼ばせねーぞ!」

ドクター「待つんだ」

ザナージュ「お?ドクターじゃねえか」
アリス「マスター!なぜここに?」
ドクター「店長から依頼されてね、猥談ウイルスに対抗するワクチンを持ってきたのだよ」
酒場の親父「おお、よく来てくれた!アベンジャーズとワクチンの力があればすぐに事件は解決できるだろう!///」
ドクター「……うぐっ」
アリス「マスター!?どうしやがったのです!」
ドクター「実はここに来る途中、猥談光線を浴びてしまったのだ……まもなく私も猥談しか喋れない身体になるだろう……」
アリス「そんな……」
ドクター「急ぐんだ……私が理性を失う前にこのワクチンXンを……」
一同「」
ドクター「ハーハッハッハ!!そうだワクチンXンだ!私はワクチンXンの開発に性交したぞー!!」
アリス「マスタァァァ!!」
ゼノ「ちくしょう、ドクターまで……!」
ルキ「ゼノ……ドクターの犠牲を無駄にしない為にも、行って……///」
ゼノ「そうだ……オレらがやるしかねーんだ!行こうぜ、ザナージュ!DZ!真の戦いはこれからだ!」

724 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:05
>>693話 Gamble Rumble

ザナージュ「一言で表すなら俺は『イイ男』ってことだな。サンキューベイビー」
ルキ「一言で表すなら『胡散臭い男』じゃない?」
アリス「『チャラチャラした男』かと!」
ゼノ「少なくとも『サギ師』は誉め言葉じゃねーよな……」
ザナージュ「ヘイ、嫉妬は見苦しいぜお前ら。俺がクールダーティーなイケメンだってのは事実だろ」
アリス「ご主人様がよくおっしゃるクールダーティーとはどういう意味でごぜーます?」
ルキ「冷たくて汚い」
ザナージュ「直訳すんなボケ!意訳すると、『ちょっと悪そうで危険な香りが漂っているけど
   実は優しくてそのギャップにキュンとしちゃう女の子が絶えなさそうな大人の男』って意味さ」
ゼノ「そんなの意訳できねーよ」
ザナージュ「お前らは想像力が足りないねえ」
ルキ「あんたと比べりゃ大抵の生物はね」

ザナージュ「でもあの俺のイラスト、実はあまり納得いってねえんだよなあ」
アリス「なぜどす?ちゃんとカッコよく描かれてますよ!」
ザナージュ「肝心の顔があまり見えないだろ?他の奴らと同じようにもっとアップにしたかったのさ。
   あと俺の絵だけ背景がなかったんでな。後から適当に合成したおかげで、やっつけ感が半端ねえ」
ルキ「言わなきゃ誰もわかんないのに」
ザナージュ「しまった。……まあもっとイケメンな絵もあったんだが、表情はあの絵が一番イメージに近かったぜ」
アリス「ご主人様はいつもニヤニヤしてますもんね!」
ゼノ「まぁ爽やかとか朗らかな笑みってイメージはねーな」
ルキ「ザナージュは ぶきみに ほほえんでいる的な」
ザナージュ「ばくだん岩扱いすんじゃねえ。大胆不適な男と言ってくれ」

ゼノ「じゃあ一番苦労したのはアンタの絵か? 」
ザナージュ「いや、全員それなりに苦労したぜ」

ザナージュ:帽子に片目隠れと顔だけで特徴てんこ盛り。銃は最後まで出せなかったから諦めた。

ゼノ:剣を持たせたかったが、武器の絵は崩れやすい。結局、雷光で誤魔化した。

ルキ:怠そうな表情が難しい。何度か良い絵ができたが胸がデカかったので都度やり直し。(小さな胸:1.4)

アリス:一度ポーズも服も表情も完璧な絵ができたが、胸が小さかったのでやり直し。

ドクター:何度作っても眼鏡かけただけのモブ顔になった。癪だがファンもいるようなのでイケメン絵を採用。

ラハール:刀と手がよく崩れた。何度作っても構図や顔は大体イケメンになるのがちょっとムカついた。

アルス:頭に巻いてるあの赤いのがなかなか上手くいかなかった。AIちゃんはどうもアクセサリー系と指が苦手らしい。

スターナ:翼とかあるから苦戦を予想したが意外とすぐできた。さすが天使、優しい!

ジャスティ:アメコミっぽいのは簡単にできるが特撮風ヒーローは難しいぜ。だが楽しかったせいで変身シーンまで作っちまった。

DZ:B系ファッションのゴブリンなんて出てこねえよ。まず緑の肌が出ねえ。ハルクやピッコロ、シュレックとか色々な呪文を試した結果があれさ。

ザナージュ「というわけだ」
ゼノ「そっか、結構手こずったんだな……ありがとな、ザナージュ」
アリス「お疲れ様でした、ご主人様!」
ルキ「ちょっと待て」

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 16:12
このメンバーのグッズを販売したら一番売れそうなのは誰のだろう

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/04(Sun) 07:29
なぐ子はいねがーわり子はいねがー

727 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:46
ザナージュ「前回のレスを書く前に、Y談おじさんの元ネタの漫画がちょうど無料公開されてたから読んだんだ」
アリス「いかがでごぜーました?」
ザナージュ「俺達と似たようなノリだった。主人公からしてちょっと俺と似てるしよ」
ルキ「またパクった」
ザナージュ「違う、本当に偶然だ!俺はこないだ初めて読んだんだ!どうしてだよおお!パクってなんかないって言ってるだろおお!信じてくれよおお!」
ゼノ「なんでそんな必死なんだ……」
ザナージュ「レスの前に予習してパロディでもやろうかと思ったら普段の俺達と変わらなかったな、HAHAHA!
   ドクターっぽい性格だなと思ってたキャラがタンバリン叩きまくってて笑ったぜ。まさかそんなネタが被るとは思わねえだろ」

>>698話 ETERNAL CHAOS
(ゲスト:エージ、DZ)

そしてまさかこのネタが続くとも思わねえだろ!
こっちは一話完結のつもりだったから続編なんて考えてねえんだぞ!
まあいいさ、乗りかかった船ってやつだ。付き合ってやろうじゃねえか、この終わりなき混沌によ。
3、2、1、アクション!



俺はエージ。役者だ。
デビュー後しばらくは鳴かず飛ばずの無名な役者だったが、
自称ラッパーの不審者に絡まれた人気アイドルの星奈ちゃんを助けたことで
星の救世主として持て囃されることになった。
その後、無銭飲食と銃刀法で逮捕された気がするがそれはどうやら夢だったらしい。
今はそこそこ人気のある役者としてそれなりに充実した日々を送っている。

ザナージュ『全ては俺のおかげだな、HAHAHA』
エージ「そうですね、ザナージュさんのおかげです。
   酷い目に遭った気もしますが気のせいっすよね、ははは。
   今度なんと星奈ちゃんと共演することになりましたよ!」
ザナージュ『良かったじゃねえか。気合い入れていけよ、期待してるぜ』
エージ「はい、がんばります!」

DZ「そうはいかないでやんすねぇ!」
エージ「あ、お前はあの時のチンピラ!警察に捕まったはずじゃ!?」
DZ「脱獄してきたでやんすよ、お前に復讐する為にねぇ! 」
ザナージュ『懲りねえ野郎だな。返り討ちにしてやろうぜ、エージ』
エージ「できるもんならやってみろ!」
ザナージュ『あ?俺に命令するたあ偉くなったじゃねえか』
エージ「あ、いや、今のはあいつに言ったんです……」

DZ「何をコソコソ言ってるでやんす?」
ザナージュ『てめえをブチのめす作戦会議だよ!』
エージ「お、お前を倒す作戦を考えてたんだ!
   これを見ろ!無駄な抵抗はやめて大人しくしろ!」(チャカッ
DZ「やっぱり銃でやんすか……そう来ると思ってたでやんすよ」(ニタァ
ザナージュ『なんだ?あいつのあの余裕は……』

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