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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/03(Sat) 21:40
ストレイボウの赤マント、ださいと思う?

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/03(Sat) 22:44
俺が獣の数字(ワードオブビースト)か・・・確か神話だとこの数字を取ると来世は世界を壊す化け物か、世界を護る天使になるんだっけか。
まぁ、天使も大概化け物には違いないので大差ないが。

667 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:30
>665
………さてな。
これまでに、あいつのマントが似合うか似合わないか……特段意識したことは無い。
あいつに限らず、ルクレチア王にしろ…大臣にしろ…王国兵にしろ…ハッシュにしろ……
何らかの立場やそれなりの地位であることを示す象徴として、私たちの世界ではごく普通に着用されている。
まあ、あいつの場合は王国の魔道士であった故、それなりの意匠のものを普段用いていたようだ。
それだけに、マントを付けていないあいつの姿というのは……今一つイメージが付かない。

………ちなみにマントは象徴としてのものだけでなく、防寒具の役割も兼ねている。
あいつと共に旅路を行く中で勇者の山を進んだ際……少しばかり、私もあいつ同様に旅用のマントぐらいは用意しておけば良かったとは思ったな。
ただ、リメイク版では……私が最終編の主人公の場合、剣士の刻には羽織らなかったマントを、魔王に闇墜ちした証として羽織る。
誰に見せる為でもない………今の己はもはや、かつて"勇者"だった頃とはもう違うと、自身に言い聞かせる為………それだけだ。

>666
666は貴様が取ったか………。
>447でも言ったように、細やかな楽しみの一つにしていただけに……ふっ、少々残念だ。

ただ、『"悪魔の数字"と見做されている「666」』とそこでも述べたが……
どうも、それとは正反対の……天使の数字の「エンジェルナンバー」と見做されてもいるらしい。
要は………"解釈する者の捉え方次第"という訳か。

では………貴様は、"化物"と"天使"のどちらを望む?
己にとっての「666」が如何なるものかで……来世は何になるかは決まるのだろう。
どちらの強大なる存在に転生するにせよ……世界を壊す存在か、或いは護る存在か………貴様の心次第という処だろうな。

まあ、どの道世界なぞ、いずれ私が滅ぼす以上……来世の夢想など意味は成さぬが……
どちらになるか、虚しき夢想をする分には勝手だ………「666の取得、おめでとう」とでも祝うとしよう、くくく―――。(ささやかなる拍手)

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/07(Wed) 20:30
デストレイルを覚えた時って違和感なかったですか?魔王を倒した伝説の技なのに
邪の技だから、なんか変だとか思いませんでしたか

669 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/08(Thu) 22:00
>668
312でも返答している通り……「デストレイル」とは悪属性の、邪悪さを纏った技だ。
"魔王を倒した伝説の勇者の技"というには……あまりにもイメージとはかけ離れた代物だ。
「聖を以て邪を討滅するのではなく、より強大な邪を以て邪を制す」―――と、表現する方が相応しい。
私も、ハッシュがこの技を繰り出した瞬間を初めて見た時は無論……
習得後に自身でも繰り出した時は……少なからず違和感を抱いた。
もしや、この技を初めて編み出した"勇者"は……魔王への強い憎しみを抱いていたのではないかとすら思った。

ただ、今にして思えば………もし、魔王への憎しみの余り、邪に縋ってでも倒さんという一念で「デストレイル」が編み出されたのだとすれば………。
「"勇者"だからその性は"善"であり"聖"」―――とは、限らないという事か。
ならば、そういうイメージを抱くこと自体が……有り体に言えば、肩書に拠る偏見やレッテル張りだとも取れる。
勇者=誰にでも好かれ、慕われる性格であり、常に公明正大………という風にな。

―――ふっ。
どうやら私も……まだまだ多かれ少なかれ、"勇者"へのそうしたイメージを抱いていたという事か。
やはり肩書だけでは………その者の本質は測れまい。
ただ……一方で、"魔王"のイメージについては、流石に覆らぬだろう。
聖属性の技を繰り出す善性の魔王なぞ………聞いた事もない上、これからも聞くことはなかろう、な。

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/09(Fri) 22:51
ハッシュが一番強いのだ、何故なら彼は伝説だから

671 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/10(Sat) 21:48
>670
確かにハッシュもまた、「勇者」として語り継がれる伝説の存在ではあったが……
それ故に、歴代勇者の中で最も強かったのかどうか……そこまでは不明だ。
ハッシュ含め、かつての勇者達がそれぞれどれ程の強さだったのか……明確に記された文献が残されていた訳ではない。
それぞれの時代に出現した魔王を打倒したというのみで………強さの詳細までは明記されてはいなかったからな。

あくまで仮定だが、真に最も強い勇者が誰であるかを測るというならば………
ハッシュ含め……歴代勇者の全員で武の優劣を競えば、判るのかもしれぬが………。
それを皆が承るとは思えぬ上、彼らもそんな事に意義などは見出さぬだろう。
相対的に誰かよりも強かろうが弱かろうが……皆それぞれ、自身の信念に従って魔王打倒に臨んだまでだったのであろうから、な。

―――即ち、貴様の言葉の真偽は……意味を成さぬ詮なきものだ。
たとえ歴代勇者の中で、真に一番強かろうと………彼は、そんな些末な事で自身を誇り、驕り高ぶるような俗物ではないだろうから、な。

672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/11(Sun) 00:41
結局はあのハゲ頭の格闘家も恐竜も
オディオは全部お前だったのだな?

673 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/12(Mon) 22:45
>672
………一体何を言っている?
オディ・オブライトとおーでぃーおーの事を言っているのは判るが……
「オディオは全て私だった」とはどういう意味か……要領を得ぬな。
それ故……「奴等のオディオ(憎しみ)は全てお前の仕業だったのか」という意味と見做させて貰うが……。

確かに最終編では……敗れたが故に悪にされし者達を真の勝者へと返り咲かせるべく、オディオの力を与えはする。
ただし、あくまで後押しするのみであり………実際に戦うのはあの者達自身だ。
既に皆、それぞれの強き"オディオ"を持ち合わせていたからこそ……魔王山に選ばれ、私も力を与えることが出来たまで。

「憎しみ」とは何も、私だけの専売特許ではない……生きる上で誰しもが抱き得るモノ。
そして、"オディオ"に染まるのは私や彼等だけではない……あの英雄達とて、いつしか何かを切っ掛けにして染まっても可笑しくはない。
それは………貴様とて例外ではない。

私がいるからではない………この世に「人間」がいる限り………"オディオ"が絶えることはないのだ―――。

674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/13(Tue) 23:00
もしストレイボウがオルステッドより強かったら運命変わってたと思うか?

675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/13(Tue) 23:26
デストレイル関連で一つ思いついたけど、ブライオンは聖剣と呼ばれているのに、そこから放たれるのが、
邪の技が放たれるあたり、もしかしたらブライオンは勇者の技を増幅するのが目的じゃなくて、
勇者にかかるデストレイルの負担を減らす為のものだったりして

676 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/02/14(Wed) 01:32
続きから答えて行くぜ!

>>607(何故アリシアに聞こえていなかったか)
そりゃ、アリシアに悪事の全てを聞かせる程
馬鹿じゃないからな。あらかじめ魔王像の奥に広がる空間に音を一切遮断させる魔法を
使って念入りに会話が漏れないように仕掛けておいたさ。
おまけにアリシアから見れば俺は、助けに来てくれたただ一人の男であり。
そしてオルステッドは、助けに来てくれなかった不誠実の男として
アリシアに吹き込み彼女の思考をがちがちに固めてある。俺を疑うなんて事が微塵もないようにな!
尤も俺でさえもアリシアがあんな行動を取った事は予想出来なかった。
(事実俺が倒れた後だから知りようもなかった訳だが)

それが切っ掛けであいつが、本当の魔王になっちまったのもあの時(中世編)の俺には知りえない情報だったんだ……。

>>610(逆行した場合難しいのは俺)
一度あの体験をした上で俺が逆行かよ……。
俺が悪いんじゃないッ、魔王山(の影響)が悪い。俺を蔑んだルクレチアの
民が悪い、と思うのは簡単だが話はそれ程単純ではないんだよな。
仮に逆行した場合、中世編の根本的な話は完全に崩れてちまうだろうな。
悲劇をなかった事に、と考えそのように行動するか。
或いは、復讐を考えるか。それは俺がその状況にならないと分からねえよ。

>>298(魔王オディオ)
名無しに返答する、の一念で進んでいたら、
うっかりオディオへの返答が後回しになっていたぜ。待たせたな!
偉大な魔術師、か……。俺もそれを目指していた。
皆から尊敬されてまた皆を守る立派な魔術師だ。
俺がそれになれなかった分、弟子にはしっかり日の当たる所を歩いて貰うぜ。
この坊主が英雄になれば、宿命的対決かよ。
それは面白そうだぜッ。確かに想像の内ならそんな展開もありかもな。
ヒャヒャヒャッ、俺の秘蔵の弟子をますます
鍛え上げて、俺が持ち得なかった強さを育むぜ。しっかり付いてこいよ。坊主。

>もし、中世編の顛末を知ったならば……第三者たる彼奴等は、如何なる心証を持って貴様に言葉を掛けるだろうな?

げっ、その可能性もあるのかよ。みんなで俺を悪い奴、と
罵れば良いんだろッ。けどこの場所には、俺に同情的と言うか
全肯定とまでは行かなくとも気持ちは分かると言ってくれた
名無しが居たんだよな……。
それは実際に来た英雄の心次第って事か。
ま、当分は俺との二人三脚だ。ゆっくりでも着実に進んで行こうぜ。
オルステッド!

>―――――今だから言ってやるがな。
なるほどな、流石は元勇者様だ。そう言われるとその言葉、
信じてみたくなった。アリシアの言葉じゃないけどなッ!
それでもそんなお前を俺は裏切って……、親友だったのによ。
どうかしていたぜ俺は……。
詫び等要らん、か。この場所にいる間は、後悔の日々が
続くんだろうな。罪なき王を殺させたのは確かにやり過ぎだったのかもな……。

>>299(他国に取り込まれるオルステッド?)
俺まで柱の一人と数えてくれたのは嬉しいけどよ。
あの時点でオルステッドは、お尋ね者の大悪党(魔王)
だった訳だから他国には受け入れられる事がなかっただろう。
あいつも言っているように、な。
人間は弱いからこそ、強い力に怯えるもんだ。
だから群れて異質な存在を排除しようとする。
時には勇者と祭り上げた人物すら、一つ失態をすれば手のひらを
返し犯罪者や魔王に叩き落すんだ。
その他国の奴らがどんな人物かは知らないが、おおかたルクレチアの民と
大差のない民度だと思うぜ。

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/14(Wed) 01:40
人生の苦味を感じるこれをどうぞ
っ【ダークチョコレート】

678 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/02/14(Wed) 01:52
>>677
これはダークチョコレートじゃねえか!
今日はどうしたんだ?特別な日って訳でもなさそうだが。
バレンタインの日?いやルクレチアにはそんな風習は
なかったけどよ。とりあえず貰えるもんはありがたく
貰っておこう。パキッ、むしゃむしゃ。

苦い、……敗北の味のように苦いぜ。だがこの味で思い出した。
人生には甘い事ばかりじゃない、このチョコレートのように
苦い事も多いんだってなッ!
チョコレートの差し入れありがとうよ。
ちなみにルクレチアでは、チョコレートは超の付く程の
高級品だッ。王族でもなければ、なかなかお目にかからないのさ。

679 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/14(Wed) 22:44
>674
………無論、色々な意味で変わっていただろう。
武闘大会という衆人環視の中、堂々と私を倒しせしめた事で溜飲を下げられた上に魔道士の有用性を知らしめ……
王が宣言した手前、次期国王の座とアリシアとの求婚の権利を勝ち取った事で、本来の私との立場に入れ替わることになる。
………武にのみ重きを置き、魔法を蔑ろにする王国兵や国民が、本心から慕うかどうかは怪しい処だがな。

その一方で、「大会は当然優勝し、次期国王の座に就くだろう」という周囲の期待を裏切ってしまった私は………
一転して「魔道士如きに敗れた、剣士の風上にも置けぬ恥晒し」という汚名を被る羽目になっていただろう。
それまでの持て囃されぶりが嘘であったかの如く、称賛から手の平返しとばかりに侮蔑される憂き目に遭う事は想像に難くない。
そうなれば……自身の力不足と、あいつの努力と執念が実った事自体は率直に認め、受け入れたとしても………

あまりの扱いの落差に内心ショックを受け、茫然自失になっていたかもしれぬ。
そんな屈辱的な日々が長く続くにつれ……いずれ私も、あいつとは違った形で負の感情で屈折していたのではないだろうか。
そうして鬱屈した感情を抱えたまま、やがて………良くて、歪んだ空気に満ちた母国を捨てて何処に去るか……
悪くて……いつしか魔王山に魅入られ、何かを引き金にして負の感情を爆発させたかもしれぬ………あいつが魔王山でそうなったのと同様に。
いずれにせよ……本来とは変わりこそすれ、こちらもこちらで碌な運命にはならないだろう、な―――。

>675
ブライオンか……魔王山の入り口を開ける為には欠かせない、唯一の剣だ……。
ハッシュ曰く、「この剣は、魔王と戦う資格を持つ者にのみ、その道を開く」剣である以上……
"聖剣"と呼ぶに相応しき、特別な剣であることに間違いは無かろう。

ただ………奥義「デストレイル」は、ブライオンから放たれる訳ではない。
歴代の勇者…ハッシュ…そして、私自身が修得した技だ。
一応平凡な剣でも放つことは出来る……威力はブライオンの方が上だがな。
ただし、強い剣ではあるが……勇者の技の威力増強は無論、デストレイルの負担軽減の効果といった付加価値までは……生憎見られない。
どちらかと言えば……魔王山に入れるようにする為の、文字通り「キーアイテム」の側面の方が強いな。

………もしも、ブライオンの装備でしか得られない、特別な効果や強力な技があったならば………
「キーアイテム」以上に価値のある、"聖剣"と称されていたのだろうな―――。


残りは後日に答える……暫し待つがいい。

680 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/15(Thu) 23:30
>676(ストレイボウ)
>偉大な魔術師、か……。俺もそれを目指していた。
>皆から尊敬されてまた皆を守る立派な魔術師だ。

そうだったな……。
少年だった頃の貴様は……持ち前の頭の良さを活かせる魔術の道を志し……
いつしか将来なるべき己の姿に希望を馳せ、眼に輝きを秘めていた。
私も、力と体の丈夫さを活かせる剣士の道を志し……語り継がれる勇者にも決して劣らぬ、立派な剣士になろうと決めた。
進む道こそ違えど……お互い、それぞれの目標を決めて前に進まんとした。

―――――それが今では、この為体だ。
ふっ………運命だの人生だの……何かが狂えば、あまりにもあっさり崩れ去る上に……斯様にも変わり果てるという事なのだろうな―――。

>みんなで俺を悪い奴、と罵れば良いんだろッ。
どう受け止めるかは皆様々であろうが……少なくとも、貴様の犯した所業自体を赦すことはあるまい。
ただし……彼奴等に貴様は徹頭徹尾罵られ、相対的に私は憐憫の情を買う……。
そんな、浅はかな期待をしていると思っているならば大違いだ。
「置かれた環境と立場等を慮れば、肯定は出来ずとも同情の余地はある」―――言葉にはせずとも、それ位の心証は抱くだろう。
その上で、彼奴等ならば……それぞれの歩んだ経緯と経験の基、どんな言葉を掛けるのか………興味深くはあるという処だ。
惜しむらくは……肝心の彼奴等が、ここに来る気配が未だないという事、か―――。

>ま、当分は俺との二人三脚だ。ゆっくりでも着実に進んで行こうぜ。
ふん……馴れ合うつもりはない、と言いたい処だが。
参加を決めた以上……貴様が新たな場(次スレ)を築くにせよ、この場(本スレ)限りで終わりにするにせよ……
少なくとも、この場に関しては……最後まで付き合ってやる。
ここが終わるその時まで……見届けるとしようぞ。

>詫び等要らん、か。この場所にいる間は、後悔の日々が続くんだろうな。
その通りだ……もはや如何に詫びようと、赦されぬ程に一線を越えた以上は不要だ……。
もはや取り返しもやり直しも出来はせぬが……自覚を抱いたというだけでも、多かれ少なかれ溜飲は下がるというものよ。
………まあ、貴様以上に赦されざる存在たる"魔王"となった私が言うのもなんだがな……。
ただし、私への詫びは要らぬが……せめて、王にだけでも詫びるがいい。
赦されるか否かは別としても……私以外では、大臣・兵士・国民と違い……王だけは、貴様を軽んじたりはしなかったのだからな………。

>677
ほう―――チョコレート、だと?
甘かろうが苦かろうが……チョコレートには"甘い"では済まず……そして、"苦い"程度では収まらぬ暗い過去がある。
カカオ農園で奴隷を酷使し、カカオ豆を採集させる事で作られてきたという……奴隷制度と搾取の側面を持つ、人類の暗部とでも言うべき歴史だ。
そして、貴様たちの世界では今も尚……とある国において、人身売買で農園に連行した児童に、奴隷労働を強いる経緯で作られるものが大半というではないか。

………そうした"経緯"を持つチョコレートを、貴様は魔王の私に贈るというのだ。
それも、よりにもよってこの私に……人生の苦味を感じるダークチョコレートなどを態々贈るとは、良い度胸だ。
さて………覚悟は良いか?

―――――ふっ、何てな。
今でこそ人間を憎む魔王だが……かつては私もまた、その人間の一人であった。
それも……敵国との戦争に勝利すれば、その国のあらゆるものを奪い、搾取し、自国への恩恵とするのが当然という価値観の世界で、だ。
今更、「自分だけは他の愚かな人間達とは違う」などと特別視する心算はないが……魔王となった以上、もはや人間の厚意を素直に受け取る訳などにはいかぬ。
何より、苦味など………既に十分、味わい尽くした。
その菓子は………私よりも相応しき者にでも渡すがいい………。

681 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/02/16(Fri) 23:48
魔王オディオへの返答は次回になるからなッ。
まずは過去の質問への返答からだぜ。

>>300(魔法を剣技で防ぐ妄想)
ほう、そりゃあ魔術師の俺にとっては全く面白くない話題だなッ!
魔法を剣の一振りで防ぐだと?
魔術師キラーじゃねえかよッ!剣に秀で魔法も防いでしまうと
なると、ますます俺の存在意義がなくなるじゃねえかよ。
どうしてくれるんだッ!
ま、妄想で済まされている内はまだ良いけどな……。
実際にそんな事をされたら魔術師と言う職自体が要らなくなっちまう。

>>318(サイコでよろしく)
何だァ!?変なスラングで歌ってんじゃねえよ。
俺は実際に近未来編に行った訳じゃないが、ルクレチアのある
世界と違って文化も風習も言葉遣いすらも違うまるで
異世界のような所だってな。
それにしても超能力か……人間の心の声を聴く事が出来るってのは
どう言う気持ちなんだろうな?
もし、全ての人に心を読む能力が備わっていたら、戦いになるか
それとも仲良くするのか興味深い所だぜ。俺は戦いになる、に賭けさせて貰うが。

>>336(アリシアは俺より悪い?)
確かにアリシアは、心のダンジョンで悔いている俺と
違って、助けを求めるばかりだった……。
それが自分勝手で他力本願かつ反省をしていないように見えるかもしれないが、アリシアのような
世間知らずのか弱い女性は常に助けを待つばかりしか出来なかったのさ。
もし彼女に本当の心の強さがあれば……中世編ラストの悲劇は防がれたのかも
しれないぜ。だが、実際は死後ですら、あの調子だ。
そこが、俺には愛おしく彼女と言う弱い温室の花をいつまでも眺めてみたいと思わせるのさ。
共依存?何とでも言えッ。俺のアリシアへの気持ちは今でも変わらないんだッ!

>>338(真実を知らせる歌)
何の歌かまでは分からねえが歌の中に真実を込めそれとなく知らせるやり方って
のは古来から多くあったんだぜ。
幼い頃には童謡を聞き育ち、そこから学びそして大人になってからは
流行りの歌の中に真実を見つける。或いは歌の中の真実に気が付き
はっと悟る。人を傷つけて自分を守る……か。
自尊心も劣等感も多く持っている俺としては結局は他人を
傷つけて最後は自分にも跳ね返って来る、周囲はそれ見た事かって感じなんだろうな。
そして俺がオルステッドを傷つけて陥れた罪は一生消える事はない……。

>>344(魔王を倒したら世界は平和に?)
そりゃあそうだッ。英雄譚の中には、姫を救った王子は
魔王を討ち果たした功績と共に次の世代の王となり姫と結ばれ幸せに暮らしましたとさ。
なんてのは物語の中だけさ。
オディオも言っているように、魔王の存在がなくなっても
人間が地上に居る限り諍いは、なくならないと思うぜ。
その点では、オディオが人間を憎む気持ちは少しだけだが分かる気がするな。

>>372(狭い世界)
ああ、中世の世界……特にルクレチア王国周辺は
かなりコンパクトに纏まっているよなッ。閉塞感のある狭い村社会的な(?)土地だからこそ
あの悲劇が起きたのか……。
俺はルクレチアの土地以外の世界を知らない。
以前に名無しが言っていたぜ。隣国へ俺が出奔する可能性も
あった、と。だけどな、隣国なんて本当に存在したんだろうかって
疑問に思うぞ。今となっては、……それを知る術はないが。

682 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/02/16(Fri) 23:55
少しミスがあったんで訂正だッ!>>344宛てはこっちが正しいぞ。

>英雄譚の中に出て来る姫を救った王子は
魔王を討ち果たした功績と共に次の世代の王となり姫と結ばれ幸せに暮らしましたとさ。なんてのは物語の中だけさ。

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/19(Mon) 17:09
>>464>>532への返答読み返して見て思いついたけど、人間の場合は憎しみの強さと、オディオたる条件を満たしていても、
仁・義・礼・知・信を持ち合わせている限り、魔王山に像は現れなさそう。もしも万が一だけど、復讐心から人間でありながら人倫を外れて、
人間をやめたけど、オルステッドに力を貸された結果復讐を終えて、憎しみを晴らしたことで、仁義とかを取り戻して英雄になったオディオとかいたら、
こんどは魔王山に英雄として呼ばれたりして。そうなったら自分の像を見つけてたまげたりするかな?
オルステッドもストレイボウも魔王になって力貸して勝たせた後、そのオディオと出会ったらどんな感情持つかな?

684 名前:682 投稿日:2024/02/19(Mon) 17:11
すいませんレス間違えてました>>465>>532の返答でした

685 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/20(Tue) 21:57
>683(684)
仁・義・礼・知・信とは……古代のチャイニーズで説かれた、五常(ごじょう)または五徳(ごとく)なるものか。
それらを心に秘めている限り、たとえ憎しみに染まろうとも……人から外れ、魔王山に選ばれる恐れはない、か。
確かに、>246や>648でも答えたように……愛するモノ、掛け替えなきモノへの想い入れが深い余り……
それを理不尽に奪われたことで、たとえ"憎しみ"に染まり、復讐に駆られようとも……その矛先は奪った者だけに限られる。
あくまで復讐鬼と化すことはあっても……"魔王"に堕ちることはないであろう。

―――即ち……一度は"オディオ"となりて、我が力を借りて復讐を遂げた後には……
憎しみは晴れ、本来の仁義を重んじる英雄に戻る者など………万が一、いや、億分の一にも有り得ぬ。
そもそも"オディオ"とは……偽善…欺瞞…脆弱さ…醜悪さ等に満ちた人間の在り様を憎み……突き詰めれば"人間"そのものを憎む存在。
そして……一度超えれば後戻りの叶わぬ、決定的な一線を超えてしまった存在でもある。
一度堕ちた者が、本懐を遂げれば元に戻れるなど………決してあってはならぬ、忌むべき幻想に尽きる。
私も最終編では、"オディオ"の名を冠するかの者達を勝者に返り咲かせる事はすれど……それは「勝者こそ正義」ではあれど、"英雄"とはなり得ぬ。
「正義」と「英雄」は似ているようで、決して同一ではない………「正義」も「英雄」も、それぞれ違った姿形を持つからな。

―――だが、もし仮に……我が"オディオ"の力を借りて勝者となっていながら、後に平然と英雄になる……。
そのような、都合の良い生き方をする者などがいたならば………私の全てを賭してでも、その全存在を否定し尽くしてくれようぞ。

686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/24(Sat) 10:48
同じスクウェアのキャラクターでライブアライブとコラボしたら、中世編の悲劇を変えられそうなキャラが、
見つかりました。こっちは半熟ヒーローと違ってシリアスな物語のキャラクターです。あくまでもストレイボウの悪行が”本人が悪人だったわけではなく、魔王山のせいだった場合”
に限るけど、サガフロンティアってゲームのクーンとメイレンとヌサカーンっていうキャラクターです。

自分はサガフロンティアをプレイせず聞いただけなので間違っている部分もあるかもしれないけど、
その上で理由を挙げるとメイレンってキャラクターは欲望を引き出すアイテムを研究していた結果それに魅入られてしまい、
最終的にクーンという主人公を裏切って彼の故郷を滅ぼしかけます。
負けて敗れた後に正気に戻った後はクーンに謝罪しており、もともとは悪辣な人物ではなかった様に描かれています。
この二人だったら、ストレイボウの様子を見てクーンはかつてのメイレンと似ているって、
気づきそうだし、メイレンは操られていた時の自分と行動が似ているって気づいて動きそう。


そしてヌサカーンは初めてメイレンを見た時に、君が患者か?って聞いていて、そのときはやぶ医者かもと、メイレンに言われたけど、
最後に彼女が欲望を引き出すアイテムに魅入られて動いた時、やはりなっていっていたので、彼女の様子のおかしさに気づいていました。
妖魔という種族だったせいか人間の医者では気づけないことにも気づいたのかもしれず、もしもウラヌスに頼まれてハッシュの治療した後、
魔王山についてきたら、ストレイボウを治療しそう。最終編でオルステッドに呼ばれた場合、オルステッドも治療対象と認識して襲い掛かったりするかな?

687 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/25(Sun) 19:26
>686
私も、「サガフロンティア」なる世界の物語は知らぬが……
あの悲劇を変えられそうな者について、わざわざそこまで調べるとは……ご苦労なことだ。

最初の「メイレン」と「クーン」なる二人については……まだ取り返しのつかない一線を超えていなかった段階であった上……
たとえ本意では無かったとはいえ、自身を裏切った上に故郷を滅ぼそうとしたメイレンという者を、クーンなる者は許す程のお人よしな性格だったという事なのだろう。
そんな二人が、仮にストレイボウの様子を知れば……心当たりのある尋常の無さを察し、止められるかもしれない、か。
そして最後の、「ヌサカーン」とかいう妖魔の医者ならば……"治療行為"という形で私達それぞれを本当に「治療」……
或いは、精神的な病理も含め……「矯正」するというのだろうか。

―――だとしても………斯様に"もしも"という仮定で、「あの悲劇を回避させられる可能性を持つ者」について想像をするのは勝手だが………
私たちの世界とは、実際に関わりを持たぬ者達である以上……これもまた詮なき事よ。
それに、たとえ"悲劇の引き金"になったのが魔王山ではあっても………"発射される弾"を創っていたのは、他ならぬルクレチアの歪んだ環境だ。
そうした根本自体を劇的に改善でもせぬ限り……あいつを止めるという"対処的方法"のみでは、その場限りの解決にしかならぬだろうよ。

即ち……人間の弱さ、愚かさ、蒙昧さ等に起因し……
そして……誰しもが抱き、犯しうる、度し難き"業"………。
それこそを、"文字通り"消し去りでもせぬ限り………悲劇はやがて……そして、別の形で必ず起きる。

それでも尚………その者達ならば、ルクレチアで起きる悲劇を……人の世における"業"を………真に、消し去ることなどが出来ると言えるのか―――?

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/26(Mon) 13:40
オルステッドとストレイボウのコンビでハッシュが戦った先代魔王と戦ったら勝てるかな?
割と難しい気がする。デストレイルを覚えていればいけるかもしれないけど、
ストレイボウがウラヌス程、役に立たない可能性が高いから。別にストレイボウがウラヌスより劣っているというより、
役割の違いで、回復呪文を唱えられないから。偽魔王を倒すまで偽物だってハッシュが言わなかったのを考えると、
本物の魔王も偽魔王と能力は似ていると思うので、多分デストレイル以外はあまり効果がなく、
ウラヌスは回復役だった気がするので

689 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/02/27(Tue) 21:36
>688
私とあいつで先代魔王と戦うならば、か……。
先代魔王が如何ほどの強さだったのか、詳しい文献は残されていないが……。
私からすれば、あれ程までに苦戦した偽魔王ですら……ハッシュからすれば"雑魚"だった以上、相当なる強さだった事は想像に難くない。
となれば……仮に私とあいつが、それぞれ最終技を覚えるまでに鍛練を積んでいたとしても、勝てたかどうかは不明だ。
偽魔王の時でさえ、ウラヌスという回復役がいなければ勝ち目が薄かった上……剣と攻撃魔法しか手段が無ければ、所謂"ゴリ押し戦法"しか取れない。
余程、総合的な攻撃力が圧倒的に高ければ話は別だろうが……無論、そんな戦法で勝てる程甘い相手ではない以上、いずれジリ貧になるのは目に見えている。
そんな相手を……ウラヌスは回復役となり、そしてハッシュのみが攻撃役となって倒した事になる。
とすれば………全盛期のハッシュは、一体どれ程までに強かったことか。

ハッシュが如何なる経緯で戦ったかは不明だが……「デストレイル」が打倒の決定打になった事は間違いないだろう。
そして、ウラヌスという優れた回復役もまたいなければ……恐らく、打倒は叶わなかった。
つまりは……大体は貴様の想像の通りといった処だろうな。

690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/29(Thu) 19:46
あの世で俺に詫び続けろと言ったストレイボウだけど、最終編見ていると、
むしろ彼があの世で詫び続けている気がする

691 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/03/01(Fri) 06:38
>>680(魔王オディオ)
>―――――それが今では、この為体だ。

あぁ、俺たちの輝かしかった筈の未来は今は泥の中だ。
お前は魔王となり、一方で俺は心のダンジョンで悔いて
ばかりの日々だ。もし、やり直せるならまだ子供だった日に
戻りたいと思う程あまりにも絶望的過ぎる運命だぜ。

>そんな、浅はかな期待をしていると思っているならば大違いだ。

期待はそんなにしてねえが、英雄たちがどんな言葉を発するのかは
興味深いな。もし、英雄がここに来る事があれば。俺たちが歩んだ運命とやらをどう
解釈するのか。そしてそれを踏まえた上で俺とお前にどう言葉を掛けて来るのか。
今は全て想像するしかないが、それでもな。知りたいと思う気持ちは止まらねえよ。

>少なくとも、この場に関しては……最後まで付き合ってやる。

最後まで付き合う、か。その鋼の意思は分かった。
俺の方はスレ主としてこの場所を全うしよう。次の場所については今の所考えていないので
実質この場所が終わればそこで終了となる。誰かが引き継ぐも良し。
他の場所(スクエニ総合スレ)に移るも良し。選択肢は色々あるぜ。と言う訳で亀の歩みではあるが
しっかり答えるからなッ。お前も無理のない程度に進むんだぞ。

>ただし、私への詫びは要らぬが……せめて、王にだけでも詫びるがいい。

そうだな。王さんは決して俺を悪く言わなかった。
国民の一人として、そして魔術師としての俺を認めていた節がある。
すまなかった。取返しが付かない事になっているのは分かっているが、オルステッドを陥れる為だけに
利用してしまった事を詫びるぜ。ハハッ、ここまで来て俺が詫びる羽目になっちまうとはな。

>>688
お前の言う通り、勝つのは難しいだろうな。
幾ら回復アイテムのなおり草があるとは言え、アイテムばかり使っていたら
肝心の攻撃が出来ねえ。ジリ貧って奴だ。ウラヌスが使う高性能の回復魔法は絶対に欲しいぜ。
剣士のオルステッドは、剣の技。一方の俺は魔術師で魔法の技オンリーだ。攻撃は出来ても先代魔王の反撃で
深い傷を負う事になるだろうぜ。つまり、勝機は薄いと言いたいのさ。
そう考えれば、俺たちはハッシュとウラヌスの技にかなり助けられていたんだろうな。
もし、偽魔王をオルステッドと二人で倒そうとしていたらかなり苦戦した筈だ。

>>690
そうだよ、悪いかよッ!あいつを陥れた末に、魔王山の天辺で詫び続けろーーッと叫んだが俺だが
結局は死後、ずっと自分が詫びる羽目になっちまった……。
一応は、後悔の念はあるからな?フェイクじゃねえぞ!どんなに情けなくとも、かっこ悪かろうとも
俺は詫びるのは止めねえ。最終編の俺は、全ての顛末を知った上で懺悔し続けるのさ……。
それが俺に与えられた罰、なんてのは少々カッコつけた言い方だが、十分に反省してその上で
尚許されない針の筵の上さ……。

692 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/02(Sat) 22:14
>690
既にストレイボウが答えているように……死後はあの世でさえもない"心"のダンジョンで悔やんでいる。
リメイク版では「俺の……せいなのだ……」となっていて、より悔やんだ様子が強調されている。
私への「詫び続けろ」という言葉が、そのまま自身に返ったのは"皮肉"に尽きるな………。
以前も述べた通り……その時のあいつは、あの山頂での時とは憑き物が落ちたが如く憔悴し切っている。
本来の我に返ったにせよ、魔王山に操られていた状態から正気に戻ったにせよ………死んだ事で、かつての自分を取り戻したのだろう。

―――尤も、失ったものまでは……もはや戻らない。
命も………過去も………人生すらも………
一度でも"超えてはならぬ一線"を超えてしまった者が、碌な末路を辿る例(ためし)はない………それが世の理なのだろう。

―――そして、それはそのまま……私にも返る。
私はあいつ以上に………遥かに超えてしまった。
もはや報われることも、救いなどもあるまい………それでも"魔王"で在り続けるしか、私に道はないという事だ―――。

>ストレイボウ
>英雄たちがどんな言葉を発するのかは興味深いな。
あの"怒りにより勇気を得し術士"あたりは、"心"のダンジョンでの貴様含め……
ルクレチアの者達の霊魂の心を読んだ際に、既にある程度の事の顛末を知ることが出来た可能性はあるな。
その凄惨さと救いの無さを知っても尚……私に挑む覚悟と決意に揺るぎがない程の強さを抱くが故に、「英雄」に相応しいのであろう。
そして、その強さは恐らく……他の"英雄"達も同様だ。
であるからこそ……私達に思う処あって、言葉を掛けられる程の"資格"を持つのだろう。

―――ふっ。
今の私には………憎らしい程の眩しさよ。

>国民の一人として、そして魔術師としての俺を認めていた節がある。
そうだ……もし王すらも、魔法を蔑ろにしていたならば……そもそも貴様を王国魔道士として入城させてすらいなかった。
王も、魔王が現われし時は勇者に望みを託す節はあったが……少なくとも、魔道士を認める程の視野と器量はあった。
そんな王の姿勢を見ても尚……大臣…兵士…国民達が自身の盲目ぶりに気付き、改めようとしなかったのが不思議なほどだ。
思えばその時点で……いずれ破綻に至る、度し難き"歪み"があったという事なのだろうな………。

>次の場所については今の所考えていないので実質この場所が終わればそこで終了となる。
次の場は無し、か………相分かった。
ここを築いたのは貴様自身だ……どう決めようと貴様の自由だ。
私もここの後を継ぐ予定はない……つまりはこの場も残り300程だが、先も言った通り、最後まで付き合ってやろう。
強いてこじつけるならば……かつては親友"だった"昔の誼(よしみ)、とでも言ってやる………。

693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/03(Sun) 11:12
色々な世界でひどい目にあっているワタナベ親子だけど、善良かつ有能な人たちも混じっているのに、
ひどい目にあうのが変わらないのは気の毒だと思う。功夫編だと少なくとも義破門団の印象に残るくらいには強かったみたいだし、
中世編のワット・ナーベはここのストレイボウからは弱いとされているけど、普通に武術大会の準決勝まで残れるくらいには強かったようだし。
ストレイボウが抱いた印象見るに、ルクレチアはナンバー3と、ナンバー2であるストレイボウの差が天と地くらいある気がする。

最終編のわたなべ親子は自分たちが理不尽な目にあっているのに見ず知らずの主人公たちに必死に忠告するくらいにはいい人たちみたいだし。
ここまで書いて思ったけど最終編のわたなべ親子は勇者だった頃のオルステッドと合っていれば、お互いが良い気分で付き合えたかな?

694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/03(Sun) 21:36
459の小説、一部だけど拾えた。

(美しい・・・。)魔王は目の前の人間に見惚れた。目の前に立つのは勇者でなく、元はただの人。
奴には、伝説の武器はない・・・故に、奴は魔王を討つ筋肉(ちから)を備えた。
奴には、精霊の加護がない・・・故に、奴は智慧と技巧(わざ)を備えた。
奴には、国の援護どころか仲間もいない・・・故に奴は敏速(はやさ)を手にした。
1つの生命がただ「生きる」一点のみに特化した結果の、まさに純粋なる「闘争の奇跡」。
ただ「それ」を食いたい、今すぐ「それ」が欲しい・・・極上等と言う枠にすら収まらぬこの獲物も、自分の命を欲していると。
どちらが「生きる」か、ただそれを掴む為に魔王は地を蹴った。

こんな風に純粋な闘争だったらオディオも納得出来たのかね。まぁ、復讐する遊び人側の文面がないんだが・・・。

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/05(Tue) 11:01
魔王オディオ様を信じる者は救われる

696 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/05(Tue) 22:15
>693
そういえば大分以前(>199)にも、それを嘆く少年がいたか……。
私はそれを、「悪質な神の悪戯」などと評しはしたがな。
功夫編の「ワン・タンナベ」は……酷いというよりは"自身の究極奥義で自爆した間抜け"としか言いようがない。
中世編ではストレイボウに敗れた「ワット・ナーベ」は………私と準決勝戦で戦った荒くれ者と同様の見た目だったが……
アレがどんな戦い方で勝ち進んできたのかにせよ……あいつには到底及ばなかった。
ナンバー3の割には……あいつの印象には特に残らなかったようだな。

最終編のワタナベ親子は……戦う力は無論、降り掛かる"理不尽"に抗い、立ち向かう気構えも持ち合わせていなかったばかりに……
逃げに逃げ続けた結果……デスプロフェットから石化の制裁を受けた。
たとえ彼奴等の如き"英雄"ではなくとも……なけなしの勇気も覚悟すらも持ち合わせぬ……臆病で脆弱なる弱者には似合いの末路よ。
そんな者達に出来たのは……"英雄"達に自身の無念を託すべく、「逃げ続けるとこうなる」という忠告くらいだった。
仮に私が人間だった頃に会っていたとしても……私からすれば、あのルクレチアの民とさして大差ない気がする。
「良い気分の付き合い」などといっても……あくまで表面的なモノ程度に留まったように思えてならぬ、な………。

>694
確か……正義や大義ではなく、個人的な復讐に燃えて魔王を討った"元遊び人"なる者だったか。
その小説の全貌が如何なるものか少々気になる処だが……読めないのは残念だ。

その元遊び人は、"勇者"のような特別な存在ではなかったばかりに……
復讐を果たす為に、弛まぬ鍛練の末、筋肉・技巧・敏速というあらゆる"力"を手にしたという事か。
そして、あらゆる生物が抱く「生存本能」を通り越した、純粋なる「闘争本能」が極限に高まった「戦闘機械」とでも謂うべき存在に成り果てたか。
そんな、恐らくは自身と肩を並べられる程の唯一無二の"究極の存在"が自分の命を欲している以上……
魔王にとっては、勇者以上に……生死を賭した闘争をするに足る相手という訳、か……。

―――但し、その魔王は兎も角………
私自身は別に……純粋なる闘争を欲している訳ではない。
ただ……仮に「ルクレチアの悲劇」を生き延び、私に復讐を誓った者が相応の実力を伴って現れたならば……ある意味望む処ではある。
その者が私に復讐心を抱くのは当然としつつも……それでも尚、容易に本懐を遂げさせぬ程の圧倒的な実力差を見せつけ、絶望に沈めるというのは愉悦よ。
その者は私のみを憎むが、私は"人間"そのものを憎み抜く………"憎しみ"において、超えられぬ差を思い知らせてやるというのも悪くなかろうよ、くくく………。

>695
………私を信じる者は救われるだと?
貴様もいつぞや(>249)で見掛けた……破滅願望を抱く者か?
無力な己に代わり……私がこの救いようなき世に、"滅亡"という救済を齎してくれるからだとでも?
それを叶えてくれるならば……己は救われ、幸福になれるとでも?

―――――ふざけるな。
私は貴様ら如きの為に………魔王になったのではない。
かつては"人間"として、信じた"人間"に裏切られたことで……
人間共自身の愚劣さ、醜悪さを絶望と共に思い知らせ、裁くべく………"魔王"になったまで。
かつてルクレチアの連中が私を"勇者"と持て囃したが如く……私を"魔王"と信じ、崇める貴様の他力本願なる願望なぞ……知った処ではない。

それでも、本気で救いを求めるというのであれば………いっそのこと、死に処されるか?
遅かれ早かれ、どの道死に逝く事になるのだ………ならば、今ここで死のうが変わりあるまい。
この世を滅ぼそうとする私を信じれば"救われる"のであろう………この私から直々に手を下されるならば、貴様にとっては嘸かし本望の筈だ。

―――さあ、答えるがいい。
これでも、「私を信じれば救われる」などと………下らぬ世迷言を宣えるのかッ!!

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/07(Thu) 17:10
魔王オディオってクロスオーバー作品とか作る際に能力が便利過ぎる気が。
原作でもいろんな世界の英雄を呼び出したりしているから、
クロスしたければ普通に魔王山のせい。もしくはオディオの仕業で話が片付きそう

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/08(Fri) 22:30
心山拳と高原の格闘技はどっちが強いのだ?

699 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/09(Sat) 23:00
>697
本来の「ライブアライブ」とは別の世界の者と関わる話の作品か……。
公式のものでは、やはり「オクト・ア・ライブ」が有名か……尤も、これは私の仕業という訳ではないがな。
やはり"オディオ"の力を通じ、あらゆる世界のあらゆる時代に干渉できる能力であるが故に……そうした作品が創られる余地があるのも当然か。

………そういえば、大分以前の頃に……貴様たちの世界で一時期知れ渡った「バトルロワイアル」なる作品のパロディとして……
『私が黒幕としてあらゆる世界の強者達を集わせ、殺し合わせる』―――なとどという話を観た覚えがある。
二次創作物であるとはいえ………考えし者達の想像力逞しきこと、この上ないものだな………。
生憎、物語自体は完結には至らず、未完のままであるが………
如何なる結末であるにせよ………始めた以上は、"決着"自体は付けて貰いたかったものよ。

―――ところで、私が思うに……私以外の「ライブアライブ」の主人公達ではなく………
あらゆる世界の、有名な物語の英雄達を誘い……本来の「ライブアライブ」の英雄達の役割を負わせた最終編の物語を夢想する―――という者も、恐らくいるのかもしれぬ。
貴様たちの世界での、最近のものであれば……それこそ、例えば某「鬼を滅する刃(Demon Slayer)」の主人公を誘う―――などという事すら、な。
あまり風呂敷を広げ過ぎれば際限が無くなるとはいえ……「ライブアライブ」含め、様々な物語に惹かれし者達ならば……一度位は想像しても可笑しくはないであろう、な………。

>698
………「そんな事は私ではなく、彼奴等に問うがいい」―――と言いたいのだがな。
生憎、肝心の当人たちは……此処にはいない。
である以上、私からは……彼奴等がそれぞれ持つ有力な技を客観的に照らし合わせた上で、推測で答えるしかないか。

公平性を鑑み、装備は無し&レベル(鍛練度)は同等であるという前提として………やはり自己回復技は欠かせない。
当然タカハラは、回復量は少なくとも……ステータスアップ効果が強力な「気合ため」は勝負の決め手になろう。
一方の心山拳師範は……誰が後継者であるかで大分違ってこよう。
いずれも自己回復技を持ってはいるが……サモの、敵からの吸収で回復する技(まんがんぜんせき)は、回復量の安定性にやや欠ける。
故に、体力よりは如何にレベルの吸収を成功させられるかで、勝敗は左右される可能性があるな……。
一方のユンとレイは、安定した高回復量&ステータスアップ効果のある技(ユン:自己安静息)(レイ:虎咆精気法)がある故、サモよりは有利に戦えるものと見受けられるな。

後は……双方、それぞれの持つ攻撃技を如何に効果的に発揮させられるかで勝敗は分かれよう。
タカハラも、心山拳師範も……多種多様で強力な技を持っている。
強いて言うなれば……その時々に的確な判断をし、有利に立ち回ることが出来る方が強いという事。
結局は身も蓋もない言い方になるが………実際に彼奴等同士が勝負をせぬ限り、強弱は判らぬと言う他ないな………。

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/10(Sun) 19:50
>>697で書いたけど、オディオは大抵のスクウェアの作品とはクロスオーバーできる気がする。
でも、クロノトリガーとだけは相性が悪いかも。自分は最初のSFC版しかやってないけど、
魔王山の悲劇観たら、こんな結末変えちゃおうとなってルクレチアの建国時代とかに戻りそうだから。
よほど上手くやらないと、蹂躙クロスになってしまう気がする。他にクロスすると相性が悪い、
スクウェアの作品ってあるかな?

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/11(Mon) 21:54
ストレイボウを殺さなければよかったのだよ(涙)

702 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/12(Tue) 23:06
>700
「クロノトリガー」………確か、母なる星の存亡を賭けた……
時を駆け様々な時代を巡る、壮大なる旅物語……だったか。
各時代同士を?ぐ"ゲート"なる次元空間の他、時を越える(若しくは遡る)絡繰りの乗り物に乗ることで、別の時代を行き来するようだが……
"ゲート"は、遥か昔の原始の時代にその星に巣食った、"寄星虫"とでも称すべき災厄の影響によるもの故、ルクレチアでの"ゲート"の出現の可能性は考え辛いな。
となると、ルクレチアにおいて時代を行き来する方法は、例の絡繰りの乗り物のみとなるが……
果たして、正確で且つ丁度良いタイミングの時代へのダイブが上手くいくものであろうか。
あの者達にとっては別の世界であるルクレチアでも、問題なくタイムスリップが行えるかどうかは……不明だな。
何より……本来、自分達とは何の関わりも縁もなき世界の結末を、自身の都合で変えるなど傲慢の極みよ。
もし仮に"クロスオーバー"の事態が起き、その過程でその者達が斯様に考えたならば……思い上がりも甚だしい。
妄りに首を突っ込んだ代償として……愚劣なる人間自体が"星を食い潰す災厄"である事を……私直々に思い知らせてくれよう。

他に、相性の悪き"□"の世界というのは……思いつかぬ。
―――というよりも、生憎分からぬ。
私も、あらゆる世界の全ての物語に精通している、という訳ではないからな………。

>701
「あいつを殺さなければ良かった」、だと……? よくもそんな事が言えるものだな。
あの時、私への憎悪と殺意に染まり切っていたあいつ相手に……不殺の手心を加える余裕なぞ無かった。
負の感情に屈し、禁忌の一線を越えてしまったあいつは……最早、長年の友情も棄てて堕ち果てていた。
こちらを殺す気に満ちた相手を殺さずに留めるのが………いかに殺す以上に遥かに困難であるか、考えた事はあるのか?
裏切られた怒りが無かったと言えば嘘にはなるが………私とて、好き好んで殺した訳ではない。
斯様にまで変わり果てたあいつは………殺す事でしか、最早止めようは無かった。
私も……理不尽な裏切りと死を、甘んじて受け入れる義理も道理も無かったのでな。

即ち―――「やりたくなくとも、やるしかなかった」、という事。
殺さずに済ませ、且つ悲劇を回避する術などがあったのなら……寧ろ私が聞かせて貰いたいくらいだ。
それに、万が一殺さずに済ませられたとて……それはそれで………

『こんな時でも、手加減するってのかよ!? 何処までも舐め腐りやがって、テメエェェェェェッ!!!』

………あいつは斯様に、より一層屈辱と憎悪を募らせたのではないかと思えてならぬ、な………。

703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/13(Wed) 21:02
中世編でメタ情報も入れていいなら、オルステッドはオディオと二回くらい戦っていたと言えるかも。
BGMから推察すると偽魔王と魔王山で会った時のストレイボウがオディオだったのかな?

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/14(Thu) 10:50
最終編で皆が集まったとき言葉の壁はどうなっていたのだろうか?
ポゴとキューブもそうですが、会話ができる人も言語が違う人たちがいますからね…

705 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2024/03/14(Thu) 23:22
以前、バレンタインの日とやらに名無しにチョコレートを
貰ったからな。
あれから試行錯誤して魔法でチョコレートを作る事が出来ないか
やってみたんだ。
俺のオリジナル魔法で作ったホワイトチョコレートだ。
大事に食べてくれ、>>677

>>701
無茶言うなってッ!本気で殺そうとかかって来る人間を
殺さないようにするのは至難の業だぜ。
俺は、あの時憎しみに駆られてオルステッドを本気で
殺そうとした。その殺意は本物だったからな。
オディオも言っているように手加減したら逆に自分が
殺されるような状況で、四の五の言ってられるかよッ!

>>375(破滅に転げた理由)
ああ、以前にも謝ったが王さんに幻術をかけてオルステッドに
殺させたのは幾ら何でもやり過ぎだった。
王さんが居ない状態でルクレチア王国が、滅びに向かったのは
明らかだ。王さんと言う国の求心力を失った時、そしてアリシアがまだ
魔王山から救出出来なかった時、色んな悪い条件が重なって
どんどん転がり落ちてったんだよな。それでも、あの時の俺は何かに憑かれた
かのように、オルステッドを陥れる為に策を講じたんだ。
それこそ、なり振り構わずにな……。

>>377(ルクレチアに転生)
名無したちのような現代の人間の間では、異世界転生物の作品が
流行っているようだな。
確かにハードモードなのは、間違いないが一度でも中世編の
悲劇を最後まで見たとすればそれを回避する為に動く、的な
目標を持つ奴は多いだろ。
魔王山に大量の爆薬に銀と塩か……。その程度でどうにかなる
魔王山とは到底思えないが。
それに像を祀って供養、と言うのも効くのかどうか分からないぜ。

>>393(敵を作るな)
ま、普通はそうだろうな。中には敵なんか作りたくねえと
思っていても置かれた立場や役職で羨まれてしまう一部の
人間も居るけどなッ。
大人だけではなく子供時代から敵は作るな、か……。
じゃあ俺の場合はどうなんだよッ!
魔術師を目指していた、そして魔術師になった途端
日陰者になっちまったぜ。剣を使う才能はなかったからな。
謂わばルクレチアの民全てが俺を卑下して来る敵とも呼べる存在だったんだ。
これ程理不尽な事があるかよッ!

>>395(心山拳を学べば)
心が強くなる、なんて謳い文句で弟子が来るのかよ?
と思ったが心山拳の爺さんは、三人も弟子を獲得してるんだよな。
師か……、師匠って大事だよな。
俺にもし、師が居てそれが心山拳の爺さんのような人物
だったら歴史は少しは変わっていたんだろうか?
嫉妬に自尊心が悪い方向に暴発せず、済んだんだろうか。
いや、これは仮定の話だな……。忘れてくれ。

>>398(あれは八百長?)
はァ?何を言ってるんだよッ!
言うに事欠いて武術大会の全てが全部仕組まれていた事だと?
俺から見たら八百長の片鱗すら見られない正々堂々とした
大会に見えたがお前の目にはそう映ってたのかよッ!
俺が断言してやるッ、お前の言っている事は嘘だッ!
嘘だと言うだけではなく真剣に戦った俺とオルステッドに対する侮辱だぜ!

706 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/16(Sat) 09:38
>703
私が人間だった頃の"オディオ"に該当する者は、偽魔王とストレイボウ、か……。
偽魔王については、実力自体は相当なるものではあったが……
所詮、本物には及ばない"偽"に過ぎなかった以上……到底、"全てを憎む者"と呼ぶに足る程の"憎しみ"の凄絶さが感じられなかった。
それもまた……ハッシュをして「魔王ですらない雑魚」と言わしめる所以なのであろう。

一方のストレイボウは……明らかに、私への憎しみに染まっていた。
そして、その憎しみの余り……"魔王"になりかけている様子だった。
それ故に、あの時のあいつもまた、"オディオ"と呼べなくもなかったが………
まだ成り掛けだった故か……或いは憎しみの対象は私(とルクレチアの民)のみで、全てを憎む魔王足り得なかったからか……
決して弱くはなかったが………強くも、なかった。 私にとっての印象は、これに尽きる。

………尤も、オディオに勝利した後の、他の英雄達と私との違いは……彼奴等は何かしら本懐を遂げるなり、達成をする等、勝った証を残せたが………
一方の私は、何一つ果たす事も、得る事も……成し遂げる事さえも出来なかった………これもまた、大きな違いだな………。

>704
オボロ丸、タカハラ、アキラの3人は、それぞれ時代が違うとはいえ同じ"ニホンジン"故、まだある程度は何とかなるだろうが……
国が違う者同士になる場合は……流石に言葉の壁の問題は当然考えられる。
まして、貴様も言うように……キューブについてはそもそも人語を喋らずに機械音を発する上……
ポゴに至っては、まだ言葉が発達していない時代の者だからな。

―――だが、無論そこは私も織り込み済みだ。
あらゆる時代・あらゆる時空を超えて干渉し……問答無用でこちらの世界へ誘える"オディオ"の力を侮るな。
言葉の壁など些事に過ぎぬよう、自然と意思疎通が可能になるように作用する力を、我が世界には及ばせている。
例えてイメージするならば……こちらの言葉(或いはボディランゲージ)が、相手側の脳内で自動的に翻訳(通訳)され、通じるようにな。
あらゆる時代・あらゆる時空を超えられても、言葉の壁が超えられぬとあっては……本末転倒というものよ。

ここまでお膳立てするのも……偏に彼奴等には、問題なく団結し合い、いずれ私の下に辿り着いて貰うように考えたまで。
彼奴等の誰もが見知らぬ場所へ訳も分からせぬまま誘った上、素性の知れぬ者同士の間で疑心暗鬼を募らせ、この閉鎖空間の中で醜く相争わせる……。
それもそれで、人間の本性を曝け出させる一興にはなるだろうが……仮にも、あの"英雄"達にそうなられては、甚だ興醒めだ。
「様々な信念や希望を胸に秘めて団結せし英雄達を、"魔王"が完膚なきまでに否定し尽くす」―――それこそが、最も望ましい筋書きというものよ。

―――"ご都合主義"? フン……聴こえんな………。

707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/16(Sat) 20:54
オディオ同士の対決もあったら面白そうだけど、特に見てみたいのは、
オディワン・リーとオディ・オブライトかな。オルステッドの眼から見ても、この二人の対決は、
見ごたえありそうですか?

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/17(Sun) 19:02
勇者?魔王?そんな肩書が如何ほどの意味がある。強い奴は強い、弱い奴は食われる。
自然の法則に則り「種の生存の為、魔王と言う外来種を「排除」する」とでも言えば良かろう。無理に正義をかざす意味は何だ?
(とある騎士の日誌)


709 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/18(Mon) 22:33
>707
オディワン・リーとオディ・オブライトの対決か……。
展開としては有り得ぬが……拳法家と格闘家のこの二人が相対したならば、後はどうなるかは自明の理だ。
当然オブライトは、オディワンとの"死合"を望むだろう。
尤も……それを、かの狡猾なオディワンが真正面から引き受けるかは不明だがな。
もし周囲に部下がいる場合は……功夫編と同様に自らは闘わず、まず部下達に闘わせ、体力を消耗させてからのトドメを刺そうとするだろう。
「強さを求める」という点で同じではあるが………両者、性格含め往く道が異なるからな。

―――その一方で、もし実際に両者万全状態のまま1対1で対決したならば……その勝負の行方は、如何なるものか。
どちらも「技は4つ」、「強力技を1つ必ず持っている」事で共通している。
私は、回復&ステータスアップ技の「テリブルシャウト」を持つ分、オブライトに若干軍配が上がると考える。
後は、技の応酬や距離の取り方などの立ち回り次第、か……。

果たして、見応えのある勝負を展開するかどうかは………実際に二人が相対せぬ限りは、分からぬな―――。

>708
………何やら日誌らしきものがあるな。
何者が書き留めたかは判らぬが……まあ、そんな事はどうでも良いか。
他者の日誌の盗み見など趣味ではないが……何やら捨て置けぬ内容を書いているではないか。

「"勇者"や"魔王"の肩書に如何ほどの意味があるか」、か………そう、肩書などは勝手に付いてくる。
不特定多数の他者からの身勝手な理屈で、勝手に付けられるだけに過ぎぬモノ。―――それに未だ縛られている私が言うのもなんだがな………。
「強きは強く、弱きは食われる」のもその通りだ。より強き者が勝ち残り…弱き者はただ死に、消え逝くのみ。
そうして生き残った者達が"種"として生を謳歌し、自身の存在意義が"正しく素晴らしきもの"として、その口実に"正義"を主張するのだ………。
そして、そんな自分達に仇成す者は……魔王含め、あらゆる存在全てを"悪"と断罪するのだ。

―――そうした……自分達を害する存在ばかりか……意に添わぬ存在、邪魔な存在をも自身の理屈を以て排除する為の……『正当なる口実』としてもッ!!

………こんな内容を態々日誌に書き留めた者も……人の世への何かしらの失望なり、憤怒なり……
或いは………「憎悪」を抱いていたのであろうか。
まだ"人間"を否定し切らない程度ならばどうでも良いが………
"人間"そのものを否定する程のモノならば………如何なる者なのか、一目見てみたくはあるな―――。

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/19(Tue) 20:43
魔王山の像って、あれいつごろからあったんだろう? 仮にハッシュやウラヌスが戦った時より前なら、
二人が何か言及していた気がする。もしもだけど、魔王山の像が魔王になる人物と相性が良い者たちが、
出現する傾向にあるとしたら、あのオディオ達は全員”オディオになる前は”悪いことしたことがない者達ばかりだったりして、
オルステッドも”魔王になる前”は、道義的には悪いこと何もしてないし。

もしも魔王山の魔王と相性が良いオディオが出現する場合は、ストレイボウが魔王になるとどうなるんだろう。やっぱり、
同情の余地のある理由で自主的に悪事に走ったオディオが多い傾向かな?

711 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/20(Wed) 22:35
>710
さあな………「魔王山の像」とは、"山頂の魔王像"と、"各世界のオディオ達の像"のどちらとも取れるが……
どちらにせよ、いつ頃"建ったか"……それもまた、謎だ。
故に、あくまで推測と断っておくが……"山頂の魔王像"の方は、かつての初代の魔王が、自身の邪念を死後も遺すべく……
何かしらの方法で……自身の像を"建てた"のではないだろうかと考える。
それを初代の勇者や、ハッシュ含め後世の歴代の勇者が破壊しなかった(或いは出来なかった)理由は不明だが……
兎に角、魔王が必ず現われる「魔王山」に相応しく……遥かなる年月もの間、遺っているのは確かだろう。

一方、各世界のオディオ達の像は、「自身の憎しみの強さの余り、"魔王山に選ばれた"ことで何時しか建ったものでは」と見ているが……
「魔王になる人物」というのが私を指しているならば……私との相性云々とは、あまり関係は無いように思える。
何故なら、人為的に生み出された"御出居"と、弱肉強食の摂理に従っていただけの"おーでぃーおー"は……別に道義的に悪事を為したでもなく、"オディオ"になっている。
「悪事を為したから」"オディオ"になった訳では無く……経緯は様々であれ、やはり、何かへの抑えられぬ"強い憎しみ"を抱いた結果、オディオになったというのが妥当かと考えるな………。

―――翻って、"魔王"との相性の良さで像が出現するパターンの場合……。
もし万が一、あいつが仮に魔王になったならば……憎しみ以上に"嫉妬"の感情を強く抱いていた以上………
自身と似たような境遇で堕ちた者達の像が、何時しか魔王山に現れたならば……私と同様に、"勝者"に返り咲かせようとするのだろうか。
こればかりは………あいつの"心"のみぞ、知る処だな―――。

712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/22(Fri) 20:51
憎しみの魔王オディオだけどストレイボウは嫉妬、オルステッドは憤怒でオディオになったように自分には見えた。
二つとも七大罪だがオディオと相性の悪い七大罪とかも結構ある気がする。怠惰とか強欲とか金銭欲とか。
怠惰は言うまでもないけど、強欲は全てがほしいみたいな感じで全てを滅ぼそうとするオディオとは相性悪い気がするし、
金銭欲も人間社会が滅べば意味なくなるし。もしもだけどそういう七大罪を助長する悪魔とかがいたら、
オディオとは対立するのかな?

713 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2024/03/24(Sun) 20:28
>712
私の場合は人間への"憤怒"、あいつは私への"嫉妬"という……
所謂……「七つの大罪」に入る"強き感情"によって、オディオに至った……という訳か。
そういえば以前、>544への返答でも「嫉妬(インウィディア)以外の別の大罪名では"傲慢"、"憤怒"、"強欲"辺りが魔王の名乗りに使えそうだ」とは述べたな。
続けて、「"怠惰"、"暴食"は、どうにも魔王の名には似つかわしいとは思えぬ」とも述べたが……
やはり、"オディオ"になる以上は……それに相応しい程の強き負の感情がなくては、"魔王"足り得ぬのであろう。

即ち……"怠惰"は当然論外だ。 「怠惰なる魔王」など、聞いた事もない。
そして、"強欲"は……「強大なる力と明晰なる頭脳を持ち、"全てを支配せん"という飽くなき野望を抱きし邪悪なる者」ならば、それもまた「魔王」に相応しいと言えなくもないが……
私の如き、全てを憎む「魔王(オディオ)」とは決定的に違う。強欲なる者は、態々己が手中に収めしモノを憎み、その末に滅ぼしなどはするまい。
だが、貴様の言う"金銭欲"は流石に俗が過ぎて格が落ちる。そんな欲に囚われし者は「魔王」ではなく、所詮「金の亡者」止まりだ。

結局の処、"憎しみ"の魔王と相性良き魔王や、七つの大罪を助長する悪魔なぞ……存在し得ぬ。
全てを憎む以上、全ては「敵」……そうした者達もまた、滅ぼすべき有象無象に過ぎぬのだからな―――。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/25(Mon) 18:38
中世編の世界はプレイヤーの介入では悲劇を回避するのが不可能だ。でも悲劇の種は、
プレイヤーが介入する前から固まっていたものばかりだと思う。実際オルステッドも、
プレイヤーの期待を裏切ったみたいな発言には怒ったり不快になっても、プレイヤーのせいで、
自分たちがひどいことになった系の発言はしてないしな。悲劇が回避された可能性もあるオクトアライブの、
世界でもそういう変化が起きたのは、プレイヤーの介入がないところのオルステッドの行動の変化の結果だったように自分には見えたし

借りにストレイボウもオルステッドもプレイヤーの介入がなければ二人とも死んでいたとしたら、ハッピーエンドを信じて、
操作していたプレイヤー達が憎いかな?

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