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「オリジナル」殺人鬼

1 名前:館田 忠徒 投稿日:2008/07/31(Thu) 21:10
よう、生きてるか?
おれは見ての通り―――とは言わないが殺人鬼だ。殺人鬼はそう見えないようにしないと御法度だからな。
閑話休題。
ここにはおれが殺した奴より面白い奴がいるって聞いた。最近は確実に殺せる兎を狩るのにも飽きたところだ。
殺しはしないから楽しんで話そうぜ。
因みにおれの名前、「たちだ ただと」って読むからな。



◆ ルール ◆
1、固定ハンドル、捨てハンドル、セクシャルな質問は禁止だ。
  幾ら無秩序が氾濫しやすいここでも最低なモラルを守った方が面白いのは当たり前だろ?
2、キャラハンはとりあえず受け付ける。
  もしかしたらおれの仲間がいるかもしんないしな。仲間に出逢うのはいつだって嬉しいもんだぜ?
  でもキャラハン募集に問題が出た場合、無しになることも考えてくれ。
  あぁ忘れるとこだった。キャラハン使うならトリップを忘れずにな。おれの世界でそんなことしたら命落としかねないぜ?名前の後ろに「#」をいれて半角英字だぞ?
  後、誰かの言葉を引用したいときは出来るだけ「>>1」みたいにしてくれよ。
3、チャット化は出来るだけ避けてくれ。
4、おれはここに来るのは初めてだから今はこのぐらいのルールしか思い付かねえ。めんどくさがるようで悪いが後はモラルに任せる。
  もしこうした方がもっと楽しいよ、て案があったら言ってくれ。助かる。



んじゃまた会うときまで息災でいようぜ!

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/07/26(Mon) 03:02
海水浴で殺人欲をしよう

903 名前:紫苑 ◆Id7NoLZ6 投稿日:2010/07/27(Tue) 00:20
とある漫画を読んだ。
『あれ以来』割と趣味になりつつある。

――ところで。
お前達は『空想』を『空想』と嗤える人間か?


>>887

快楽、か。どうなのだろうな、実際。

私の『それ』は、結局の所生の実感を得る為の、
同時に『私』が生き続ける為のものだ。
そこに愉悦の様な感情があるかは――、正直分からない。

――そこまで深く考える質でもないのでな。


>>889

私の持論を語るのなら。
大量殺戮兵器と殺人鬼は相容れないものだ。

殺人鬼は己の目前で『殺人(それ)』を為す事で己を保つ。
己の目の前で命が消えていく様を見て自分を生かす。

――だが。核に代表される様な兵器達は、そこに『死の実感』がない。
跡形もなく消し去ると言う事は、結局『消していない』のと同価と言える。

箱の中の猫の話じゃないが、『観測出来ないモノは無いのと変わらない』んだ。

――尚且つ。
それは人が『人のまま』人殺しになれる唯一の手段でもあると言うのが、
私が『兵器』を好かない理由でもあるが――。

……まぁ、余談だな。


>>892

情報化社会が叫ばれる昨今だが。
生憎と私はそういう手法は使っていないよ。
まぁ此処に昔居た『童鬼(わらべおに)』のご友人ならそういう事をしていたかも知れんがな。


>>894

……ふむ。
ある意味鍛えている、とも言えるかも知れんな。

知っての通り、私は『手死納師』だ。
それ故に『手品』をすると言う事それ自体が『手死納』を鍛えていると言える。

……まぁ、これを鍛錬と呼べるかははなはだ疑問ではあるが。


>>896

さて、『迷い鬼』が『告死聖母』に恋慕を抱いているだとか言う話だが。
あれは多分どちらかと言えば『妹』とかに向けるものだと思うぞ?

あれは人と鬼の狭間で揺れる者。
……それに、殺人鬼にも親愛の情はある。
……ある意味人の『それ』より深いかも知れんな。

故にこそ、あの言動なのだろう。

……まぁ。
どちらに転ぼうと『不幸【幸せ】』なのは変わらないがな。


904 名前:紫苑 ◆Id7NoLZ6 投稿日:2010/07/27(Tue) 00:55
さて、懐かしい顔が見えるな。


>>897

……ふふっ、鬼の中から鬼、か。
見物ではあるな。

己の全てを晒けだしたはずの今に、『まだ先【終わり】』があるとは。

……せいぜい、楽しんで行くとしよう。


>>902

結局海に行く訳だな。
……夏場は余り表の仕事が捗らないから別にいいんだが。

割に今居る鬼達は海に行きたがらないタイプな気がするのでね。
最悪私しか同行しなくても文句は言わない様に。

さて、海で何をすると?
殺人欲?
……いつもと変わらないではないか。

どうせなら何時もはしない様な事の方がいいのだが。
息抜きの意味も兼ねて。


>> シュシュ

ああ、飴は美味しかったか。
それは良かった。

……ん?礼?
いや別に気にしなくてもいい。
私が勝手にお前に渡したのだから、例え迷惑がられたとしても私は何も言わんよ。

……そういえば。
とある地域には殺人鬼達が集まって『家族』を為している場所があるそうだ。

……何処となく此処の者達と似ている気がするな。


>> みどり

……正直喜び過ぎだと思うが。
まぁ『鬼』それぞれ、か。
別に手伝いはいい。正直手伝って貰う事も思い付かんしな。

……む、確かにゾロ目だな。言われるまで気付かなかった。

呼び方は任せよう。
好きにしてくれ、『迷い鬼』。

シュシュにも言ったが、別に礼はいい。
身勝手な奉仕だ、報酬など端から気にしていないよ。


>>901

成程、彼女が帰って来たのか。
後で挨拶をせねばな。

私は挨拶云々の話は彼女の判断に任せるとするよ。


>> ミスティア

久しぶりだな、『殺人姫』。
お互いこの場所を忘れられなかった、と言う事かな?

……ふふっ、私には拒む理由はないよ。
そもそも私自身が半ば過去の亡霊だ。
私が此処に居ていいのだから、姫たる君が居ては駄目と言う道理はない。

……いや、違うな。
『殺人鬼』であるなら、此処は誰も拒まない、と言う事か。

……ふふっ。
中々に因果だな。

まぁ、何はともあれ、宜しくな、ミスティア。


905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/07/27(Tue) 01:41
銃はサプレッサーつけないと

906 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/07/29(Thu) 02:29
少し前に話に出て来た僕のお姉さんだけど、実はメガネ屋さんで働いてるんだ。
それで、仕事から帰ってきたらお客さんの態度がどうとか愚痴るんだけど。
そのたびに大変な仕事だと思うんだよね。

いや、これはメガネ屋に限った話では無いけどね。
接客業、つまりサービス業は人との接触がストレスに成り兼ねない。
と、今日はそれだけの話。

こんにちは。

>>894
んー、僕が肉体的に鍛えてるといえば片道30分の自転車通学ぐらいかな?
それも意図的に鍛えてる訳じゃないから鍛練の内にはいらないのかな?
まあ、とりあえず体を鍛えようって気は無いかな、今の所は。

シュシュちゃんや紫苑さんや僕が前向きに鍛えてると答えてない。
それは何故だろうか?

ここからは完全に推測だけど。
この結果は「人を殺すのに暴力は要らない」と、そう言ってる気がしない?
もちろん、正確に言えば暴力的じゃないと殺せない訳だけどね。
でも、気をつけてね。
人は鍛えなくても人を殺す事は出来る。その気があれば。
だから、殺人鬼に修業は必要無いと言える。訳でもないね、紫苑さんはそんな感じの事を言ってたし。

しかし、学生は僕だけなのだけど、鍛えないのは問題なのだろうか?

…例のDVDでも使うかな。

>>896
いや、僕はシュシュちゃんよりは年上なのではないだろうか?
と、言っても彼女の歳もよくわからない僕なんだけど。
あんまり女性に歳は聞けないよね?

え、ロr……
やけに暴力的な言葉だね、それ。
紫苑さんも言ってくれたけど、多分その感情は妹とかに向けるそれだと…。
いや、どちらかというと姉とか、いやいや、家族と言うよりは…
先生とかまたは師匠とか、そんな感じの存在だと思ってるよ、僕は。
最初は先輩と呼んでたけれど、それもおこがましかったんだね。反省。

ああ、後ね、別に彼女が年下だから好きなわけじゃないよ。
僕はシュシュちゃんだから好きなんだ、と言うのはさすがに気色が悪いけど。

あまり具体的に賞賛するのは気色悪いから控えるけど。
別に彼女は立派な女性だと思うけどね、やはり人間に歳は関係ないとあらためて思い知らされたよ。
まあ、確かに知識や経験の話をすると結論は変わってくるんだけどね、これは人の本質の話、てことで。

あー、何が言いたいのかわからない文章になっちゃったからまとめるね。
つまり僕は彼女を尊敬する限りだよ。人としても鬼としてもね。

あ、質問に答えてなかったね、僕は16歳の高校一年生だよ。

>>897
なるほど、じゃ僕は今までは悪い鬼じゃなかったんだな、と。
少し嬉しい気持ちにならなくもないけど、そんな事を期待して言ってくれたわけじゃないよね?
もし、そうなら有難うだけど。

もしいきなり僕より質の悪いのが目覚めたら僕もどうにかなってしまうのかも…
それとも僕はどうにかなった方がましになるのかも…
いや、ごめんね、こんな話は聞きたくないよね?

でもね、僕は自分の事をとても悪いと思ってる。人としても鬼としても。
だから、君の言う「悪しき鬼」の方が、僕がなりたい鬼なのかもしれないと思ったら…

あ、ごめん、自分で聞いても言い訳にしか聞こえないや。

>>898 (ミスティア)
あ、お先しております。
って、あ、先輩だったんですね。
すみません、ご丁寧に挨拶までしていただいたのに失礼をしてしまいましたね。

僕は西主 縁(にしぬし えにし)と申します。みどり又はミドリとお呼び下さい。
ちなみに余談ですが、僕は君付けで呼ばれるのが好きらしいですね、余談ですが。

先輩の事はなんとお呼びしましょうか?
…、また考えておきますね?

ともかくこらお願いします。



907 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/07/29(Thu) 03:08
ん? 「ともかくこらお願いします」ってどういう事だろう?
訂正です。

×ともかくこらお願いします

○とにかく、これからもお願いしますね。
そういえば先輩はどこかのお姫様らしいですね。
と、あまり詮索するのは野暮というものですね。ごめんなさい。
今の所を振り返ると、僕はかなり気色の悪い人物みたいですが、仲良くしていただけると嬉しいです。

↑×の文を○に直して呼んでほしい。

>>899 (シュシュちゃん)
あー、つまりですね。
殺人鬼の方には呼吸するように行為に及ぶ人が多くて。
僕には絶対にそんな事は出来ないんだろうな、と思って生きてきたんですが。
シュシュちゃんみたいな命の扱い方みたいな、そんなものを知ってですね。
僕も奪った人の命を背負って生きて、いつかその重みで終われたらいいなって思ったんです。

いや、シュシュちゃんがそうだって言ったんじゃないんですよ? それに殺人にかわりは無いですし。
僕がそう思えるようになったのはシュシュちゃんのおかげと、そういう訳です。
と、なんだか押し付けがましい言い方になってしまいましたね。すみません。

シュシュちゃんはご自分が深いわけでは無いとおっしゃったわけですが、やっぱり僕には特別に深い存在だと思うんですよね。
前回は僕と比べてしまったので、あんな言い方になってしまった訳ですねごめんなさい。

…なんか気色悪さに磨きがかかってませんか? 僕。
ご不満な点があったらなんでも言って下さいね?

>>901
あ、ごめん、僕あのお姫様が参加されるものと思い込んで挨拶してきちゃったけど…
本人も参加したいようだし、大丈夫だよね?

挨拶は返してもらわなくても大丈夫かな、彼女の負担になるようなら。
ただ僕が一人で喋ってるみたいになるだけだからそれはいいんだけど。

れよりも君、今さりげなく大変な事を言ったね。
「みっちー」だって! なんて秀逸なネーミングセンスをしてるんだ君は!
そうか、うん、彼女さえよければ僕もみっちーを使用させてもらおう。

実は僕、最近睡眠を返上して考えてる事があるんだ、とても大切な事。
君の今の発言はその答えを出す上でとても参考になったよ。ありがとう。

>>902
海、か…確、前も誘われた事があったね。

遊びに行くなら僕も行くのはやぶさかではないよ。と、実は積極的に行きたいんだけどね。
いや、海は怖いよ? でも、名無しさん達や紫苑さんやシュシュちゃんと遊びに行くってのは機会があんまり…、
て、シュシュちゃんは行かないそうじゃないか!

これは僕も残った方がいいのか? でもでも、紫苑さんは行くらしいじゃないか。
いやいや、落ち着け、何故シュシュちゃんが行かないからって僕も行かない事になるんだ?
いやしかし心配ってのはあるけどでもそこまでするのは一体どうなんだろう?
本人達に伺ってみるか? いや、両人とも「勝手にしろよ」って思うよね?
シュシュちゃんは行きたいなら行けって言うだろうし、
はたまた紫苑さんは来たくないなら来なくていいみたいな事を…
あ、そうか、海にも行かず此処にも残らなかったら万事解決じゃないか?
って、それはせっかく海水浴で殺人浴をしようって誘ってくれた>902さんの好意を無視する事に…

…ごめん、今になってようやく気になったんだけど、殺人浴って具体的に何をするの?
あんまり危ない事なら僕は参加出来ないかもしれないかな。
いや、それを口実にするわけじゃなく。

またまた一旦切ろう。
今回先輩方への挨拶が長いけど、名無しさん達をないがしろにしたい訳じゃないからね。

908 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/07/29(Thu) 03:29
あまりにも長くなるから言わなかったんだけど、シュシュちゃんじつは>>900をとってるんだよね。
惜し気もなくそんなことをやってのけるんだもの。ここの人達はやばいね。

>>904 (紫苑さん)
あれ、すこしリアクション大きすぎましたか?
うーん、最近自分でも思うんですよね。
自分が思った事をやってるだけ、てんならまだ大丈夫なんですけど、人が不快になるような反応は駄目ですよね。反省します。

あ、それで、恥ずかしながらまだ飴のお返しが準備できてないんですよ。
紫苑さんが「焼きそばパンが食べたい」って言うならコンビニにまで走りますよ? あ、お肩でもお揉みしましょうか?

…で、実は、呼び方を考えてきたんですけど。
「しおしお」ってのはどうでしょうか?
実は三日ほど寝ないで考えた自信作なんです。

あ、気に入らなかったらまた考え直しますけど…

905>>
あれ? サップレッサーって、あの音を消すやつだっけ?
…ごめんね? その程度の認識しかないや、僕。

確かに、大きな音の出るものだし、使うときは近所の迷惑も考えないとね?
まあ、使用用途にもよるんだろうけど。
せめて、近所に住宅があるような場所で使わない事を祈るよ。

銃って人を殺す仕事の人がよく使うアイテムらしいけど。
やはり人を殺す手応えが無いからだろうか?
あ、ごめん、今使った事も無いのに勝手に語っちゃったね。

でも、サップレッサーを着けなければならないってことは、やはり。
やはり、自分の殺人を誇示しないって事だから、安心出来る物はあるね。
しかし。何度も言うけど、殺人には変わりない。絶対に忘れないでほしい。

と、ここらで終わらせてね。
今回はなぜかとてもコミカルになってしまったけれど、何故だろうね?

909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/07/29(Thu) 20:12
強くなくっちゃ、いつか逆に殺されちゃうよ

910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/07/29(Thu) 22:49
最初は新鮮なキャラだった紫苑が
シュシュちゃんや緑君の出現によって普通の人に見える件

911 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/08/13(Fri) 00:28
ほら、この場所も残り少ないしさ。
来た後は基本、他の先輩方が来るまで待つのが僕のセオリーなんだけど…
このままじゃ名無しさん達を必要以上に待たせてしまいそうだしね。

まあ、お久しぶり。
二週間ぐらいかな?

あ、後、この前来た時に最後の質問だけ不備があるけど、何でだろう?
ごめんなさい。

>>909
なるほど、確かに。
君が言ってる「強さ」が肉体的な物なのか暴力的な物なのか、また別の物なのかは定かじゃ無いけど。

いや、君の台詞が漠然としてるって非難してる訳じゃないけどね。
でも、「強さ」ってほぼ全てにおいて同じような価値があるんじゃないかな?
あー、いいや、そんな話じゃなかったね。

強くなかったら、つまり、弱かったらそれより強い者に殺されてしまう。
「強さ」ってそのまま「強さ」と=でむすべるからね。
ん? わけわかんない事言ったね今、まあ、でも君の言ってる事は理解してるつもり。

でもね? 僕は思うんだけど。
いや、思うというか、自分が弱い事への言い訳というか、自分より強い者への強がりというか、微妙なんだけど。
いやいや、実際そうなんだけどね。
弱くても殺されるならさ、強くても同じ事が言えるんじゃないかな?
人並みに弱かったら相手にされないかもしれないけど、
人並みに強かったら向かってくる人もいるんじゃないかな?

だとしたら、僕は強くて殺されるよりは
弱くて死ぬ方がいいな。
まあ、言い訳だね。弱い奴が呟いてるだけだよ。

…それでもね、時々思うんだけど。
出来るなら、もし許されるなら…
終わる時は人として…

いや、冗談。ごめん…

>>910
いやいや、それは無い。

よく皆様のステイタスを考えてみて。

手品師で殺人鬼。

道をうろつく少女で殺人鬼。

学生で殺人鬼。

さぁて、この中で1番珍しいのは誰だと思う?
もちろん無論、紫苑さんだよね?

まあ、でもこれはステイタスの話、君が言ってたのはキャラの話だよね?

紫苑さんは僕みたいなのにも名前をつけるぐらいお人よしだし。
かといって全く甘えさせてくれない厳しい一面も持ってると思う。
さらに時々話をとんでもない方向に持ってくし、まあそこが尊敬してるとこでもあるんだけど、

と、あまり語り過ぎると気色悪いのでこの辺にしとく。

シュシュちゃんは彼女で何を考えた末の発言なのかわからない時があるけど、そう言うところに底の深さと言おうか…
いや、あまり良くない噂が立っても嫌なのでシュシュちゃんについては一文で終わっとく。

そんで僕はどうだろう?
いつも意味ありげな言葉を吐いては君達の言葉を勝手に見当違いにとらえ。
あげくに逆に質問してる時もあるし…。

僕が外れてるのは承知してる。
それでも君が僕と一緒に居てくれてるのも理解してるつもり。

だからね、君が紫苑さんより僕やシュシュちゃんをおかしいと思ったのは。

まあ、そういう事なんだと思うよ。

と、言ったそばからよく解らない締めで終わるけど。

みんな来てないみたいだからさ、
質問するときはさりげなく来て欲しい。お願い。

912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/08/13(Fri) 00:41
殺人鬼って結婚願望ないの?

913 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/08/29(Sun) 02:52
しかし、かなり寂しいね、この状況は。
ほら、あまり僕が来過ぎると他の方に負担がかかるし。
それに人が来ないと僕のモチベーションも上がらないし…
いや、最後のは僕のはた迷惑な勝手だけど。

まあ、皆さんお忘れかもしれないけど、
みんな殺人鬼なんだ、夜の辻に消えてしまう事もあるよ。
それは、個人的にとても悲しい事だけど…
まあ、僕のはた迷惑な勝手だよ。

>>912
あー、そんな感じの質問か…
此処の門を叩いた時から来るとは思ったけど、
こんな事を聞いてくるとは、名無しさんも腕を上げたね。
いや、僕が君の腕を測れる訳がなかったんだね、さすが。

えと、殺人鬼に結婚願望があるかどうかだよね?
それは結婚というか、それより殺人鬼を何と見るかに答えがありそうだと思う。
つまり僕を、殺人鬼である前に人間だ、と捉えるか。
又は、殺人鬼と言う時点で人から逸脱している、と考えるか。

まあ、恐らく僕は殺人鬼の中でも特殊なのかもしれないけど、
殺人鬼にセオリーなんて存在しないとも言える。

だから、僕は前者の方には「人間と同じ基準でいいよ、そんなに異質な存在じゃないからさ」
と答えるよ。
そして後者の人には「殺人鬼は君達と感性が違うから君の考えてるようには行かないのは確か」
って言うかも。

つまり、僕も正直に答える気が無いって事は。
やっぱりその質問は個人的な思考が絡んで来るから、僕にはそのくらいしか答えられない。
って事。
じゃ、またね。

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/08/29(Sun) 22:58
人を殺しても得られるものは罪しかない

915 名前:ミスティア ◆/ot.8NZY 投稿日:2010/09/04(Sat) 00:22

受け入れていただけたようなので、
>>901さんの意見を参考にさせていただきますわ。


>>シュシュさん

初めまして、可愛らしいお二方。
亜麻色の髪の子は、どうしてか不思議な雰囲気ですわね。
どこに居るのか分からないような。
・・・あぁ、お気を悪くされたなら許して頂戴。

たくさんの“殺人鬼”が夜の辻に集まっていた頃は・・・
名も無き人々の出入りも、圧倒的に多くて。
此処に居るときだけは何故か、女の子に戻れた気がしましたのよ。
普通は、此処でこそ“殺人鬼”であるべきですのに。
まだまだ、お話しはたくさんありますわ。
いつでも聞きにおいでなさいまし。

それと、良ければクッキーとジュース、召し上がって?
あなた方、暑さで少し疲れているように感じますのよ。


>>ミドリさん

初めまして。
あなたも館田さんと同じように学生ですのね。
・・・夜の辻は若い人を捕らえやすいのかしら。

えぇっと・・・君付けで呼ばれるのがお好き、ですの?
別に構いませんけど、やはり慣れなくて・・・
年の近い対等な者など、これまで居ませんでしたもの。
ですから、慣れたら、ということにさせていただきますわ。

妾の呼び方はお好きになさって。
ふふっ。無礼のない程度に、ですけど。


>>紫苑さん

お久しぶりですわ。
そう・・・惹かれてしまったのでしょうね。
薄い闇の塊の分際で・・・随分と惨いことをしますわ。
もう妾たちは後戻りできません。

夜の辻は心が広いようですわね。
どんな“鬼”でも、その闇に閉じこめるのですから。

またお会いできたのも何かの縁。
手品、また見たくてよ。
ふふ、この間見せていただいた鳩の手品は素敵でしたわ。

そうだ、是非お洋服を買うときにご一緒させてくださいまし。
2年ほど前の約束でしたのよ。



今宵は挨拶だけで失礼させていただきますわ。
夜の闇に迷い込まないよう、精々気をつけてお帰りくださいまし?
 

916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/09/04(Sat) 00:30
サディスティック ミスティアの刃でズタズタに裂かれたい

917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/09/09(Thu) 21:23
女の子は誰も 世界中で たった1つのジュエルよ

918 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/09/11(Sat) 06:03
死ぬときは自分の好きな死に方で死にたいね
事故は嫌だよ

919 名前:ミスティア ◆/ot.8NZY 投稿日:2010/09/26(Sun) 01:28

ご機嫌よう。

日暮れ頃、とても綺麗な月を見ました。
屋根の上にあるときは大きく存在感を見せるものなのに、
空の真上に昇ると、あんなに小さく儚げな存在になってしまう。

月とすっぽん・・・いいえ、月と人間、ですわね。

人間は上に昇れば昇るほど、己の権力を見せつけたがります。
少しは月を見習えば宜しいのに。
自己アピールも度が過ぎれば、格好の的となってしまいますわよ。


>>265

動機なんてありませんわ。
きっかけ無くしては起こらないような、そんな優しいものではなくてよ?

理由ならいくらでもありますけれど・・・
貴方が求めたのは殺人の「動機」ですし、
別に聞きたくもないでしょう?
狂気と使命との瀬戸際で起こしてしまった惨事など。

やはり他の殺人鬼の方には動機が存在するのでしょうか。
思い返せば、突っ走るように今まで生きてしまいましたわね。


>>267

ありますわ。
・・・ええ、ご名答。現在進行形です。

ああ、でも。
逮捕されたからと言って、裁判なんて行いませんわよ?
ろくに調べもしないで処刑ですわ。

妾の罪は殺人罪ではなく「不敬罪」でしょう。
『尊き国王陛下を辱めた非国民』が、一部の大臣が妾に持つ考えです。
神のような存在である血を流させたことを、「辱め」と呼ぶ。
一国民ではなく、「聖人」として尊びました、とアピールしているのですわ。

国王は既に土に還っているのに・・・愚かなこと。
カエルの子はカエル、上が駄目なら何処も彼処も駄目ですのよ。


>>270

奇遇ですわね。
よくない顔達が浮かんできて、気分が悪くなっていたところですわ。

飛んで日にいる夏の虫とは、まさにこのこと。
貴方から申し出たのです。妾が手加減する必要はないのでしょう?
どれだけ引き裂いても、斬り散らしても、叩き砕いても良い。
殺し「合い」などしませんわ、妾が一方的に・・・生かし殺せばよろしくて?

ああ、でも・・・残念。
お食事の約束さえ無ければ、存分にお相手できましたのに。

でも、放置は残酷。一刀だけ、左肩に差し上げますわよ(くすっ


>>275

構いませんわ。
ちょうど出歩きたかったところですし。
・・・けれど、オムライス限定ですの?

あぁ、別に嫌いなわけではなくてよ?
今まで数度食べた程度だけれど、中々美味でしたから。

あなたのお勧めに連れて行ってくださいまし。

・・・それにしても、夜の辻ではトマト料理をよく耳にしますわね。
やっぱり館田さんが居るから、ですの?(くすっ


>>281

書いて字の如く、だと思っていますわ。

鬼のように人を殺すから・・・とは言えない者が
「殺人鬼」と呼ばれることも、有るには有りますけど。

そもそも殺人自体、そう多くの人間ができることでは無いでしょうし。
畏怖の念を込めて「鬼」と付けるのではなくて?

職人の方面にも、そう付けられる方が居るでしょう。
でも、彼らはれっきとした人間です。
人より遥かに上を行く者に、人外の“何か”を感じるのだと思いますわ。


>>282

・・・別にスターでもないのですから、
妾のサインを持っていても良いこと有りませんわよ?

一応は王家の者ですが・・・
紙切れに書いた程度では、特に価値になりませんわ。
正式な書類があってサインがあって、正式な印があれば完璧ですけれど。
それでも、学校に行けば妾の書類くらい残っているでしょう。

・・・ああ、結局サインは駄目ですわよ?
筆跡を知られたら困る立場だと言うことを、忘れそうでした。
夜の辻は、居心地が良いのですから。
 

920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/09/26(Sun) 13:05
満月の元、死体を運びます

一体10万円

921 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/10/08(Fri) 00:16
お久しぶり。
長い間開けてしまったね。ごめんなさい。
みんなは僕が夜の辻に消えてしまったと思った?

なら期待を外してごめん。
しかし僕は君と話すよ。

>>914
上手い事を言ったわけじゃない。
言い得て妙と言う話じゃない。

あ、ごめん。気を悪くしちゃったかな?
ごめんごめん、てさっきから謝り過ぎだね。

君が言っている事は100%正論だし、この社会を生きる上での心理だと思う。
いや、普通に真理かな?
今のは上手くないね。

こんな時、僕が質問に上から答えてる様に聞こえてたらごめんね。
僕らと君とは捕食被補食の関係、それは正しいのかも知れないけどね。
でも、だからって僕が君より偉いわけじゃない。
そこを前提として僕は話してるんだけど。

えっと、話が逸れたね。
僕は「この社会を生きる上で」って話したけど。
でもそれは、君たちが生きる世界と僕の生きたい場所は同じだって言いたかったんだ。

伝わった…かな?

>>915(ミスティアさん)
こ、こちらこそはじめまして。

僕はその館田さんとはお会いしていませんが…
この中で会いたい人だとは思いますね。

いや、こちらこそ強制してしまったみたいでごめんなさい。
別になんて呼ばれようと受け入れます。

それにしても、やはりミスティアさんからは高貴なオーラが漂って来ますね。
僕も影が濃くなったような気がしました。
……えっと、今のはミスティアさんが強く輝いてて
それに比例して僕の影の色が深まる…みたいな比喩をしようとしたんですが…
いえ、なんでもないです。

えっと、呼び方は…また考えておきま…
って、まさか答えてないところから答えられるつもりですか?
いえ、無理しないで下さいね。

>>916
な、なに? その異名みたいなの。
ミスティアさんのなの? そんな格好のいい呼び方があったとは…
知らなかった…
やはり、凄い人にはそれに見合った称号がつく物なんだね。

僕は今まで、名声は自分で名乗る物だと思ってたんだけど。
彼女がそれを名乗ったのではないなら、名声は実力の付属品ということか…
それが憧れからの二つ名か、畏怖からの物なのか…
いや、どちらにしても、あの人がそれだけ有名だと言うこと。
そして、それだけ有名であるにも関わらず今も生き残っていると言うこと。
やはりあの人は偉大なんだね。

さて、本題。
君は彼女に殺されたいと言ったけど
それは君のどんな感情がそうさせているんだろう?
彼女でなければいけない訳はなんだろう?

僕には君の、彼女への好意がそんな事を言わせてるんだと
それしか思いつかなかったんだ。
でも、君の人生に僕が口を挟む事じゃ無いのかもしれないけど
それでも少し言わせてもらうなら…

あまり彼女に押し付けないで欲しかっ…たり…して。
いや、君が悪いと言ってるんじゃないし、君の気持ちを無下にしたいわけでも無いけど…
それが出来ないなら、せめて…
僕のいない所で言って欲しいな…

>>917
なるほど…確かにヒトは一人一人輝き方が違うし、魅力的な物もあれば
…逆にまがまがしい物もある。

それを宝石に例えるなら、物凄い納得の行く話だね。
いつも思うけど、君のその語彙はなんでそんなに凄まじいんだろう?
聞いていて、自信の劣等感を彷彿とさせるよ…
しかし、相手を褒めるより先に自己嫌悪が働くのはやはり自己中心の証拠なのかな?

いや、僕の話じゃなかったね。
君の話は全て感心するんだけど、一つ気になる事があったり…

なんで、少女限定なのかな?
僕の考えでは、ヒトの魅力の種類にあまり性別は入ってこないんだけど…
いや、それは僕の考えが幼稚なだけか…
己が正しいと思うのはよくても、他を否定するのは駄目だよね。

君の言った事、ちょっと考えて来るよ。

と、あまり答えられなかったけど、ひとまずこれで終わりにしとくね。
また今度、会おうよ。

922 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/10/08(Fri) 16:06
なんだこのネガティヴボーイww

923 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/19(Fri) 23:50
こんばんは。ミオソティスの花が散って、どれぐらい経ったかしら?
シュシュはね、ひどく汚れた夢を見ていた気がするわ。気がするだけ。

烈しい夏を飛び越えたら、秋の葉は色づくそばから散っていく。
甘い香りに溺れるうちに、死を招くような冬が来る。

喉元を過ぎれば熱さを忘れて、茨を握り締めた痛みもいつかは消えてしまうわ。
だから、きっと走れるの。もう少し、この体は生きられるはず。
さあマリア、一緒に行きましょう。どこまでも? いいえ、もう少しだけ。


>>901
お姫様が来てくれて、あなたたちも懐かしい?
そうね、いつか失くしてしまったきれいなものを見つけた気分かしら。
色褪せることもなく、形を変えることもなく。

あのね。シュシュは、お姫さまのことをよく知っているわけじゃないけど――
きっと、あなたの言葉は役に立ったと思うの。

懐かしい場所に立つことは、とても不安だから。
その場所が大切な場所なら、きっと恐ろしいくらいに。


>>902
楽しげな人が集う夏の海は、きっと眩しいわ。
人が少なくなった秋の海は、きっと寂しいわ。

そこで人を殺したら、一体どうなるのかしら?
海の水は、全てを流して忘れさせてくれる?
清める力は流れた血を飲み込んで、何もなかったように振舞ってくれる?

それが優しいのか恐ろしいのか、シュシュにはよく分からないわ。
海はいつも穏やかな顔で、その下に何かを隠しているの。
実際に見たことはないけど、そんな感じがする。

大きな白い鯨は、一人のおじいさんの人生を飲み込んでしまった。
一緒に沈んでしまった周りの人間も数えたら、もっとたくさんかしらね?


――けっしてのぞんではいけないばしょ
                         ひどくとおいところにらくえんがあるのなら――


死んだら天国に行けるって、ある人は言うわね。
殺人鬼にとっての楽園はどんなところなのかしら。

なあに、マリア? シュシュ、何かを忘れている?
――そうだわ、悪い子は天国に行けないんだった。
すっかり忘れていたわ。そこは良い子のための場所だってこと!

924 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/19(Fri) 23:51
>>904 シオン
ええ、甘くてとってもおいしかったわ。ありがとう。
マリアがものを食べられないことが残念ね。

殺人鬼の、家族? そこは、素敵――と言っていいのかしら。
ここに似ているの? それなら、きっと素敵なところね。
シュシュは、その場所に行くことができないけれど。

遠くから眺める明かりは、とても羨ましくて、とても――
とても、憎たらしいんだもの。


>>905
そうね、静かにすることは良いことだわ。
お祈りの最中に銃声が聞こえてきたら嫌だもの。
でも、どちらかと言うと悲鳴が聞こえるほうが嫌かしら?

シュシュは、銃の扱い方をよく知らないの。
使ったことがないわ。これからもきっと使うことはないと思う。

向けられたことならあるけど――撃たれたこともないの。
あの銃口が火を放ったら、あの引き金が引かれていたら、どうなっていたかしら。

きっと、とても痛い思いをして死んでいたのね。
もしかしたら、痛いと思う間もなく死んでしまったかも知れないけれど。

どっちにしても、シュシュが死んでしまったらマリアはひとりぼっち。
そんなことはあってはいけないの。だから、シュシュはまだ生きてる。

いつまで? さあ、いつまでかしら。
分からない。先のことなんて、なんにも。

でも、きっと長生きはできないんだと思うのよ。
それはもしかしたら、浅ましい願望なのかも知れないけれど。


――こゆびでたいせつなやくそくをした
                        かれはえがおのままひとさしゆびをひいて――


どういう風に人を殺してしまうにしても、他の人への気遣いは大切ね。
だって、どうやっても迷惑はかかってしまうんだもの。
汚さないように、乱さないように、そっと立ち去ることが礼儀。

そこにははじめから誰もいなかったんだって、そう錯覚してしまうぐらいに。

925 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/19(Fri) 23:52
>>907 ミドリ
呼吸をするように人を殺せるのは、きっとそれが自然なことだからね。
ご飯を食べる前にお祈りをするぐらいに自然なこと。

ミドリがそうできないのは、きっと習慣の違いだわ。
習慣が人の形を作っていくの。繰り返すことが大切。

深いと感じるのは、分からないからかもね。
不満にも思わないし、気持ちが悪いとも思わない。
ミドリはね、もっと好きなように喋っていいと思うの。


>>909
そうね。だから、シュシュは殺されてしまうんだと思うわ。
きっと強い人はシュシュのことを必要としない。
一人で歩ける人が杖を必要としないみたいに。

勿論、シュシュは杖なんかじゃないわ。
どちらかと言うと、そうね――上手なたとえが見つからない。
弱っている人に取り付いて、少しだけ痛みを忘れさせて――

鎮痛剤? ううん、なんだか違う気がするわ。
やっぱり麻薬なのかしら。最後に殺してしまうんだもの。

ああ、お話が逸れちゃった。ごめんなさい、いつものことだけど。
シュシュに強くなってほしいって、あなたは思う?
誰も殺さなくていいぐらい、寂しさにも痛みにも耐えられるぐらい、強く。

もしも死んでほしくないって思ってくれているんだったら、とっても嬉しいわ。
でも、きっとシュシュは強くなんてなれない。
強くなるには甘えすぎて、汚しすぎて、わがまますぎるんだもの。

望みすぎた日々は戻ってこないし、きっと手に入れることもないのよ。


――しずかにりょうめをとじたときに
                 ふかいやみはなにもかもをのみこんで――


いつかどこかでシュシュが殺されたって、哀れむことも泣くこともないわ。
シュシュのことを覚えている必要だってない。
おしまいは誰にだってやって来るもの。

朽ちた花を懐かしむより、咲いた花を慈しむほうが大切。
おしまいの瞬間に、後悔しないように。
その時に泣いても、きっと誰も見てなんてくれないから。


今日はここまでにしましょうか。もしも待っていてくれた人がいたなら、どうもありがとう。
続きはまた来たときに、ね? それほど遅れないようにするって、約束するわ。
それじゃあ、またね。

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/11/19(Fri) 23:53
殺しの依頼を100円で受けてくれ

927 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/21(Sun) 16:37
暗くなっていく空を眺めていると、不思議な気分になるの。
冷たくなっていく風は心の余裕も奪う気がするわ。気がするだけ。

>>910
あら、そうなの? シュシュにとっては、シオンは今でも面白い人よ。
少なくとも、シオンが新鮮味を失ったわけじゃないと思うわ。
シュシュやミドリが特別おかしな人というわけでもないと思うし。

新しく現れたものに目を引かれるのはよくあること。
見慣れないから、珍しく感じてしまうのね。

でもね、失ったときに寂しいのも、新しいものより見慣れた風景なの。
馴染みがなければ、なくなったって寂しくないわ。
元に戻ってしまうだけ。でも、馴染んでしまえば元に戻すのは難しいから。

少しずつ積み上げた記憶だもの。一つ一つ重ねていった感情の摩天楼。
いくら新しい記憶を上塗りしたって、消してしまうには時間がかかる。


――やけのはらをながめてなみだをながした
                            それでもほしはかわらずにかがやいていた――


それでもみんな、いつかは忘れてしまうのね。
それは優しい、優しい救済措置だわ。

知らないうちに築いていた普通という価値観すら、いつか。


>>912
さあ、人によるんじゃないかしら。中には結婚していても殺人鬼って人もいるでしょうし。
以前ここに、はなちゃんっていう女の子がいたでしょう?
その子は両親も殺人鬼だったみたい。

後は――誰だったかしら。結婚して、奥さんと一緒に殺人を続けていた人。
それに、結婚した後も殺人は続けていたけれど、奥さんは何も知らなかった人もいたと思うわ。
有名なフィッシュおじいさんなんか、子供が六人もいたわね。

それで、シュシュはどうなのか知りたい?
そうね――シュシュは、結婚できる年齢まで生きないと思うわ。

もし生きたとしても、きっと結婚なんかしないし、できない。
だって、シュシュを好きになる人ってみんな死にたがるんだもの。

仮にシュシュを好きになってくれて、死にたがらないような人がいたら。
その時はきっと、シュシュのほうが死ぬときなんだわ。


――かわりはてたこうふくなおうじさま
                        みすぼらしくみえてもかれはしあわせで――


ああ、勿論マリアは違うわ。だってマリアは特別なんだもの。
シュシュは永遠にマリアの家族で大切なお友達。

無償の愛情をくれるのは、いつだってマリアだけ。
心の底から信じられて、一緒にいて安心できるのはマリアだけよ。

928 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/25(Thu) 23:44
空が飛べたらどこへ行きたい?
雨が冷たい夜は、月さえ見えない夜は、どこを目指して飛べばいいと思う?
考えるだけ無駄なの。だって――にんげんはそらをとべないもの。

>>914
それを断言できてしまうほどに、あなたは人を殺した?
たとえそうだとして――それはあくまであなたの場合だってこと、忘れてはいない?

シュシュとマリアが得たもの、おぼろげだけど確かにあった何か。
あなたに否定されたって、それは消えたりしないの。

さよならを告げた数、お祈りを捧げた数。
最後にあの人の目に映ったものは何だった?
シュシュは覚えてる。忘れたりしないわ。きっと、ずっと、忘れたくなっても。

泣いたりしない。満ちると同時に欠けていく何かを悼んだりもしない。
心を通り抜けていく隙間風は、心の在処を教えてくれるわ。

でも――あなたの言うことも、分からなくはないの。
得たとして、失ってしまったらそれはなかったのと同じ。
そんな風に思ってしまうことも、確かにあるから。


――てのひらににぎりしめたたからもの
                          きえてもこわれてもたいせつな――


だから、そう。シュシュが言い換えるならね。
「人を殺しても、残るものは罪ぐらい」――こうかしら。

シュシュがいなくなっても、きっとマリアが覚えていてくれるわ。
でも――頼りっきりになったら、マリアはシュシュを見捨てるのかしら。
どっちにしても、マリアの声はシュシュにしか届かない。

マリアがそれをどう思っているかは、いつだって教えてくれないけど。


>>915 お姫様
かわいいなんて言われたのは、とっても久しぶりなことだわ。
マリア――そう、マリアはね、この子。汚れた人形ってみんな言うわ。
マリアの声はシュシュにしか聞こえないんだって。不思議ね。
いいのよ、いつものこと。気分が悪くなんてならないわ。

お菓子をありがとう。クッキーもジュースも、甘いものは幸せな味がするの。
シュシュからあげられるものはないけど――そうね。
きっとシュシュは、一人の女の子であるお姫様のことを覚えていてあげられるわ。

929 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/25(Thu) 23:45
>>916
お姫様は嗜虐的? シュシュにはそうは見えないけど。
それとも、あなたはお姫様にそういうふうに振舞ってほしいのかしら。
そして、あなたの命を終わらせてしまいたいのかしら。

あ、よく見たら死にたいとは言っていないのね。
死なない程度にズタズタになりたいの? それはどうして?

自分の命を、大切な人に捧げたい?
捧げることでその人の一部になれるような気がする?

――色々考えたけど、分かったことは一つね。
やっぱり、シュシュには分からないことなんだわ。

これはきっと、分からなくていいこと。
深く踏み込めば、きっと自分も他人も傷つけることになる。


――みをさくいたみながれるいのち
                      さいごになにをみておわりたい?――


歩くときには足元に注意をしなくちゃ。
何が落ちているか、どこが奈落に通じているのか分からないから。

望む終わり方があるのなら、なおさら。
何がどこで邪魔をするのかは分からないわ。
それも含めて不可避の運命と呼ぶのなら、もうどうしようもないけど。


>>917
そうかしら、どうかしら。そうね――分からなくはないわ。
ちょっとだけ考えてみましょうか。

価値はあるけど、見つけられずに眠ったままの宝石。
偶然見つけられて、高値で取引される宝石。
どちらも、本質は似たようなものなのかも知れないわ。

見つけるには危険が伴って、運も必要で。
でも、見つけたからって幸せになれるとは限らない。
かわいそうなカナリアは、鳥籠の中で鳴いているの。

鉱山の中で眠っていることと、掘り出されて磨かれること。
宝石からしたら、どっちが幸せなのかしらね?


――のろいのほうせきはひとりぼっち
                        にくまれてうとまれてうみのそこ――




そうそう――突然だけどね。この間、きれいな瞳の動物を見たのよ。
まるで宝石みたいな、きらきら光る瞳の動物。
夢の中じゃなかったら、もっと良かったのに。

まあ、現実にいたって、シュシュみたいな悪い子のところには来ないかしら。
きっと逃げられてしまうわね。悲しいけど。
それに――シュシュには、マリアがいてくれればいいもの。

930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/11/26(Fri) 19:45
武器を奪われたあなたは仔猫ちゃんになるのよ

931 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/11/27(Sat) 23:40
最後に泣いたのはいつだったか、あなたは覚えている?
最後に笑ったのはいつだったか、きちんと覚えている?
シュシュは覚えていないわ。痛かったこと、辛かったこと、嬉しかったことも。
忘れているうちにできなくなるのかしら。必要がなくなるのかしら。


>>918
ええ、そうね。シュシュもときどき、そんなことを思うわ。
思いがけず事故で死んでしまうのも、病気で弱っていくことも怖いの。

最後に見るものが車とアスファルトの道路なんて嫌。
動くこともできなくなって、生きた肌を鼠にかじられるのなんて嫌。

だってね、泣きながら生まれてきたのよ。死ぬときぐらい笑いたいと思うわ。
人が自分の生き死にを選ぶなんて傲慢だって怒る人もいるのかも知れないけど――

シュシュはね、最後にちゃんとお別れを言いたいのよ。
さんざん悪い子でいたわ。今だって悪い子なの。
でも最後ぐらいは、いい子のふりをしてみたいじゃない。


――いちばんさいごのあいのこくはく
                        どうせだれにもきこえない――


あなたの望む死に方は、どんな死に方かしら。
それは安らかなのかしら。それとも痛みに満ちている?
シュシュが望んでいるのはね、――ううん、秘密。

流れ星まで願いよ届け。下賎な望みを嘲笑え。なんてね。


>>920
色々なお仕事があるのね。でも、シュシュにはいらないわ。
必要もないし、お金だって持っていないもの。

死体を見られたら困る人が、あなたにお仕事を頼むのかしら?
もしかしたら、ひっそりと自殺する人にも必要なのかも知れないわね。
死んでしまった後、誰にも発見されないままだと腐ってしまうから。

でも――そんなに高価な値段で、本当に大丈夫なの?
副業でやっているのかも知れないけど、生活はできるのかしら。

余計なお世話? そうね、その通り。
いらないことを喋りすぎてしまう癖、どうにかしないといけないわ。


――くちをふさいでめをとじてなにもなかったふり
                               じぶんなんていなかったふり――


悪気があって言った言葉なら、きっとどう受け取られても平気。
ただ、何の悪意もなく放った言葉が人を不快にするのはとても怖いの。
構えていないから。無防備だから。自分が悪いのに、ひどく傷ついてしまう。

満月にさらせば、見苦しい心もきれいになるのかしら?
桜の木の下に死体が埋まっているように、それはロマンティックなお話。

ねえマリア、あなたは満月の元に運ばれたいと思う?
――うん、そうね。マリアは、死んだりしないもの。

932 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/01(Wed) 00:30
ときどき、理由もないのに楽しく感じることがあるのよ。
渦巻いたロリポップを舐めるみたいに、それはひどく堕落した気持ち。


>>922
なんだもなにも、それはミドリよ。たぶん。ミドリのことが気になるの?
今までにミドリが喋った言葉を反芻したら、ミドリのことが分かるかも知れないわ。
もっと分からなくなるかも知れないけど。

――あのね、どんな人でも無意識に仮面をかぶるとするわ。
ミドリがここで被っている仮面がネガティブなだけで、別の場所ではもっと明るいのかも。
友達に囲まれて、他愛ない会話をして、ごくごく普通の男の子の顔をしているのかも。

そんな風に仮面の下がどうなっているか考える人はよく見けど――
仮面の裏側に何があるのか考えたことはある?
仮面の下の瞳は、ずっと仮面の裏側と向き合っているのに。

そうね、トランプみたいなものよ。
みんな、これが自分って主張する面を人に見せながら歩くわ。
でも、自分から見える自分の仮面も、その向こうの自分自身も別のものなの。


――たとえるならばくろのだいやがわたし
                          あなたはさしずめこっけいなじょーかー――
                     

シュシュはね、ときどき人間の顔って数字を見せたトランプみたいだと思うのよ。
いかにも自分はこんな顔です、って振舞って、演じて。

でも、そんな自分の顔はみんなと同じ無個性な柄にしか見えないの。
ふふ、おかしいわ。鏡を使ったって、正確な自分の姿なんか見えないし――

――見えたとして、そんなの仮面が映っているだけなのにね。


>>926
あら、だめよ。シュシュはそんな報酬で人を殺せない。
シュシュに殺される誰かさんはね、シュシュとマリアの心を埋めてくれないといけないの。

何より、シュシュは無力な女の子だもの。
シュシュのこと、好きになってくれないと無理だわ。

もし殺し屋さんだって、そんなお値段じゃ帰ってしまうわ。
でもねえ、そうね? 頼んだのがとっても物好きな人だったら――
それがあなたの全財産で、この先の一生をかけて支払い続けるつもりならやってくれるかも。

あなたの持っている、未来を含めた全てと、他人の命を交換。
これなら、ぎりぎりありえなくもないかもって楽観できるかしら。

その言葉が聞きたかった、なんて言って笑ってくれるかも知れないわ。
ほら、殺し屋さんって変わった人が多そうだもの。
お金よりも面白さや、自分が気に入った相手であることが大切、って。


――いきることしぬことすべてがごらく
                         もちろんたにんのいのちだっておなじ――


そういうことを考えると、生きるも死ぬも結局は運なのね。
それで納得できるかどうかは、また別のお話だけど。

933 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/01(Wed) 00:32
>>930
おかしなことを言うのね。シュシュは人間だわ。いいえ、鬼だったかしら?
どう足掻いたって、かわいい愛しい猫になんかなれないの。

そもそも、シュシュは武器なんか持っていないもの。
武器を持っているとしたら、外見と年齢と性別かしら。

痩せっぽちな、肌の白い、金髪の、幼い、みじめな、人形を抱えた、女の子。
そうね、これを全部失ってしまったら、シュシュに声をかける人はいないと思うわ。
そうなれば、シュシュが人を殺せることもなくなると思う。

そうなったシュシュは無抵抗な生き物かしら?
いいえ、きっとどうでもいい生き物よ。誰も気にも留めない。

視界の隅で死んでいるのを確認して、舌打ちをして通り過ぎる程度。
あら、なんだかいつか道端で見かけた子猫みたいね。
正確に言えば、子猫だった肉かしら。


――わたしがほしいのはかわいそうなこねこ
                            かわいそうだったこねこではなくて――


あなたの言ったことは、案外当たりなのかも知れないわ。
子猫ちゃん、罠にご用心。愛しい人は、案外残酷で意外にも狡猾。

そして、どうでもいい人は無感情に無意識にその体を殺すの。


ようやく追いついたみたい。ね、マリア。
本当にもうすぐ、ここからいなくなることになるから――
きちんと、お別れの挨拶を考えなくちゃいけないわ。

今のうちに考えておかないと、きっと思いつかないもの。
素敵なお別れができるといいわ。ねえ、マリア。あなたもそう、思うでしょう?

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/01(Wed) 22:24
人助けをした事はないか?

935 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/04(Sat) 01:48
小鳥が歌うのを聞いたことがある?
シュシュは聞いたことがないの。鳴くのなら、聞いたことがあるんだけど――
きっとね。小鳥って、心臓が小さいでしょう?
よほど安心した状況でもなければ、歌えないんだと思うわ。


>>934
人助け。さあ、どうだったかしら。
あったような気もするし、なかったような気もするわ。

落としたものを拾ってあげた程度なら、たくさん。
命を救ったとか、希望を与えたとか、それぐらいなら皆無よ。
少なくともね、意識的にそうしたことはないの。

与えて、奪って、見届けて、さよならを告げて。
そのどこかで、誰かをどうしようもないほど傷つけたかもしれないわ。


――あまくてくるしいおかしのいえ
                      わすれられないのはにくむべきあのひとの――


ずっと昔――ううん、それほど前でもなかったのかしら。
道端に落ちていたガラスで怪我をしたのよ。
その時にね、知らない人が話しかけてくれたの。

優しそうな、どこにでもいるような初老の女の人。
血を見てとっても驚いて、傷の手当てをしようかって言ってくれた。

シュシュはね、逃げたわ。大丈夫って言って、一目散に逃げたの。
どうしてかしら。怖かったわけじゃないの。
悲しくもないのに、胸が一杯になってしまったの。

あの人はシュシュのことなんかもう覚えてないと思うけど、シュシュは覚えてる。
あの人は、何もできなかったと思ってるかも知れないわ。
でもね、シュシュはあの時に確実に助けられたの。

きっとそういうものよ。
シュシュがどんなに人助けをしたって、ワルキューレは迎えに来ないでしょうけど。

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/04(Sat) 02:14
人を殺めてしまうと、もう真っ当には生きられなくなるのさ

937 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/05(Sun) 02:36
街中でね、テレビを見ることがあるの。映っているのは遠いどこかの景色。
その場から一歩も動きもしないのに、何もかもを知っている気になるわ。
神様ってこんな気分なのかしら。もしそうなら、何もしないことを責めれらないわね。


>>936
一度でも間違えたらおしまい、期間限定の素敵な道。
意地悪ね。だって、それがとても大事なものだなんて。
とても尊くて儚いものだなんて、誰も教えてはくれなかったわ。

よく晴れた春の日に野苺を摘んで、花で冠を作るの。
それを大事なあの人に届けて、頭を撫でてもらって。
見上げた顔は優しくて、その向こうに広がる空はずっと遠くまで青かった。

今となってはそんな記憶すら、捏造を疑ってしまうわ。
シュシュもいつかは、すこやかで清らかな人になるんだって信じていた気がするの。

滑稽な夢だわ。きっと実在なんてしなかったんだって分かる。
だってね、鮮やかな色も心を突き刺す匂いも、あまりにも素敵なんだもの。

理想を継ぎ接ぎして、惨めじゃない自分を想像してみただけ。
それが気に入ってしまったから、本当のことだって思い込んでみただけ。


――ただしいやさしいひかりのきおく
                       けっしてじぶんにはふりそそがないあたたかさ――


ねえ、あなたは真っ当な道を歩いているんだと思うけど――
真っ当な道は、幸せ? 楽しい? どんな色をしているの?
シュシュは歩き出す前に踏み外してしまったから、よく分からなくて。

だから、真っ当な道のことを教えて。
失ってしまったことを悔やめるように。
もう戻れないって、深く深く刻んでいつか貫けるように。

938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/05(Sun) 21:57
マリアたんはぁはぁ…僕のお人形にしてやるのだ

939 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/10(Fri) 08:13
ぼんやりしていると、時間が経つのはあっという間ね。
街も寒くなって、クリスマスの飾りがきれい。

>>938
だめっ! 絶対にだめ、ほかの何を許したってそれだけは許さない!
シュシュの半身を奪わせたりしないから。

あなたにはこの子の声なんて聞こえない。
きれいなドレスを着せたって、お化粧をしたって。
どんなに大事にしたって、マリアの渇きを癒せたりしないの。

だからね、諦めてくれないかしら――

――待って。待ってよ。マリアをつれていかないで。
やめて。返して。返して返して返して返して返して返して返してよ
や、いや――あああああああっああああああああああああああああああああああ


――あは。はははははははははっはははは は  は。
クひひっひははっ ふふっ ひ  あああっはははははは ふふふ

ああ  おもしろい こと    する   の ね

でも ね  わかったの    あなたはゆるさなくていいひと
ゆるさなくていいひと。 ゆるさなくていいひと。 ゆるさなくていいひと
ううん ちがうわ  ゆるしちゃいけない ひと   ね

どこまでにげたって   どこへかくれたって だめ
だめだめだめだめだめだめだぁめ――ふふ ふ

 マリアがねぇ ないてるから   わかる のよ

きこえるから みんな シュシュにはぜんぶきこえているから
あなたはにげられない  の。




                                                    ゆるさない から。

940 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/10(Fri) 22:38
ヤンデレさんはいるかい?

941 名前:シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/11(Sat) 22:11
あしが おそいから   なかなか     おいつけないの
でも  ね  あのひとがあせってるの わかるわ
おいつめられてるの     わかる  わ 。


                          ほら         みつけた



>>940
  さ あ ―― だれのこと かしら
ここには  そんなひと   いないわ                                            いないわ。

ヤンデレ さん  ヤンデレ さ  ん   しらない
おしえて  そのひとのこと   どんなひとなのか きょうみが  ある     わ

――そう びょうき  なの  かわいそう ね とって  も   かわいそう
あなたは  そのひとのこと  すき?  どんなところが   すき?

どんなところがすき? かわいそうなところがすき? やんでいるところがすき?
じぶんをすきになってくれるところがすき? そうじゃなかったらすきじゃない?
だれかにつくしてつくしてつくしてがまんしてびょうきになってくるしいおもいをして
そんなじぶんしかみとめてはもらえないからどうけのようにいつまでもいつまでも
なきながらわらいながらくるったみたいにすきだってささやいてああそれはとても
ふあんねふあんなことねこわいのひとりになるのがいやできらわれるのがいやで
すきでいてほしくてみていてほしくてどこにもいかないでほしくてみすてないでよ
そのままのじぶんをすきになってほしくてでもそんなのはむりだってわかっていて
わがままなじぶんがきらいあいされないじぶんがきらいいらないいらないいらない
でもふしぎねしぬことはできないのこわくてこわくてこわくてこわくてこわくてこわい
いやたすけてどうしてそばにいてくれないのここにいてうそでもいいからすきだって





                                    ほんとうに  すきなの?





ふふ  ふ ――シュシュ  そのひとのこと  しらない
けど すきになれそうよ   きっと そのひと   にてるの

シュシュがころしてきた  あのひとたちに    にてるの
はやく  みつかるといいわ  きっと こわがっているから
とてもさびしがっていると  おもうの      ああ――かわいそう。

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/11(Sat) 23:45
ノコギリで捕まえてきた獲物の手足を斬り落として
壺に入れて飼うのが趣味の殺人鬼がいるようですぞ

943 名前:西主 縁 ◆q5YKb1.Y 投稿日:2010/12/12(Sun) 06:04
今まで安心だと言っていた事が実は悪意のある罠で、そんな意地の悪い物に引き込まれて消えてしまったなら。
それを僕は可哀相な事だと思って、同情的になるんだと思う。
まあ、俗に言う偽善ってやつだね。

でも、危険を承知で悪意の無かった物に自分から向かっていったなら…
ええと、つまり「危険」と書かれた立て札を無視して地雷の埋まっている範囲でスキップしてるようなら…
それを僕は微塵も哀れむ事は無いんだろうね。

あ、今まで遅れてたのにいきなりこんな話で始まってごめんね?
なんか、出て来るタイミングを間違えた気がしてさ。

>>918
確かに、君の言ってる事は君じゃない僕でも共感出来るよ。

人間誰でも好きに生きたいと思うんだけどね。
いや、僕が人間を騙るのはおこがましいけど。
僕はさ、死ぬ事も生きる事の延長だと思うんだよ。
死んだら生きられないけど、死ななければ生きられないし。
生まれたら死ぬしかないけど、同時に生まれたら生きたも同然だよね。

寧ろ、人は死ぬからこそ生きているんだよ。
そんなに生と死が繋がってるのに、死ぬ事を生きる事を切り離すのは無理があると…

まあ、話が逸れるのもこれぐらいにして。
好きに生きたいなら、好きに死にたいと思うのは当然だよ。

君が死にたくないのは、死んだら生きられないから…だと思うんだけど。
死んでしまったら、生きてる時に出来る事が出来ないからだと。
だから、死ぬなら生きる事に満足してからの方がいいと思ったり?
なら交通事故かなんかで理不尽に死ぬより、自分の人生に悔いが無いように死にたいと僕も思うよ。

あ、それとも、死ぬ時に苦しくなったり、痛かったりするのが嫌なのかな?
だから、事故で暴力的に終わるのが嫌だったりして。
確かに、人生一度は死を経験するなら…
どうせなら、苦しんで逝きたくないし、痛みを感じながら終わりたくもないよね。

まあ…理不尽と言うなら、僕が思うにせっかく生まれたのに死ぬ事こそ理不尽なんだけど。

それでも、君と同じ事を思えてよかった。
人と共感出来たんだから、僕も人のつもりは出来るってこと。

>>920
なるほど、世界は僕の視界よりも広かった。
て…当たり前か。
僕はあまり旅って物を経験した事が無いんだけど…
それでも、世界の広さを感じる事はよくあるんだよね。
帰り道に今まで気付かなかった雑草を見つけたり。
雲が今まで見たことの無い色になったり。
今みたいに、知らない事を教えられたり。

自分が何も知らない奴で、狭い部屋で生きていることは知ってたつもりなのに。
それなのに、常識を覆されると裏をかかれた気持ちになるね。
いや、そんな話じゃなかった。

死体を運ぶ仕事があるって事は、死んだ後の体がもう自分では動けないって事で。
その体が満月に晒されるって事は、夜にしか出来ない仕事って事で。
一体と数えられるって事は、もうそれは人間じゃないって事で。
10万円と言う値段は…

いや、もうキリが無いからここらへんにしとくけど。
今気付いたことは。
そんな仕事があって、君が満月を見られて、運ばれる体があって、そしてそれでお金を貰って…

人は終わってから、何も残さないわけじゃないんだね。
善くも悪くも。

>>922
なんだもなにも、それは僕だよ。たぶん。まさか僕の事が気に障った?
今までな僕が言った事を反芻したら…多分何もわからないけど。
…いや、そろそろ隣人のわらじを借りるのはやめとこう。

ネガティブか…
今まで言われた事なかったような気がするね。
実は此処での僕は真っ赤なかりそめの姿で、時々見せるお茶目なのが本性…
…て言うのが真っ赤な嘘だったりして。
僕は常にこのテンションで喋ってるんだよね。
確かに自分でも揚々とした性格では無いような気はするけど…
此処で明るい話が出ないのも、僕が暗いと思われる原因の一つだと思われる。

件の紫苑先輩は此処と他所で雰囲気が全然違うと風の噂で聞いた事があるけど。
僕は多分仮面すらも作れないような人物なんだよ。
…いや、いやいやいや。
危うく自分に騙されるところだった。
あまり自分を買い被るのはよくないね。
自分で自分が素直な奴だと自分ど思いこんでると思ってる。
そんな自分が仮面だったんだよ。
僕も案外やるね。それなら、いつ自分に何があってもすぐ自分に責任転嫁出来るもんね。
なんだ、僕はこんなに狡猾だったのか。
少し安心。

そして続く。

944 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/16(Thu) 11:14
ようやく。ようやく、元通りになったわ。
少し時間がかかったけど、うん――そうね。

辛いことは、みんな忘れてしまえばいいわ。
元からそんなこと、なかった。どこにもなかったの。
それが本当のこと。揺らぐことのない、たった一つの真実。

>>942
殺さずに飼っているのなら、殺人鬼じゃないんじゃないかしら。
まあ、そんなことはどうでもいいわね。

そういうの、都市伝説で聞いたことがあるわ。
いわゆるダルマ女っていうのかしら。割と有名なお話ね。

中国かどこかの昔の女帝にもそんなことをした人がいた気がするわ。
人豚とか言ったかしら? とっても惨酷なお話。
詳細は――そうね、あまり詳しく言ってはだめ。怒られてしまうもの。

でも、そうね。嫉妬だとか、見せしめだとか、お金のため。
そういう理由があれば、惨酷なことも何となく分からないでもないけど――
完全に趣味のために切り落としてしまうっていうのは、とても不可解で恐ろしいことかも知れないわ。

完全に理解が及ばないことと、ほんの少しは理解できる気がすること。
どちらがより恐ろしいかって考えても、答えなんか出ないけど。


――つまさきをきりおとすかかとをきりおとす
                         どれだけこびてもほほえんでくれないおうじさま――


ああ、そうだわ。そのお話で思い出したんだけど、身体完全同一性障害って知っている?
自分に手足があることに違和感を持ってしまう病気。
手足を切り落とす手術をしたり、自分で切り落としてしまうこともあるそうよ。

ねえマリア、世の中って色々ね。
あなたも自分のことを変だと思うことがある?
――そう、そうね。変だって自覚できるうちは、まだまだ大丈夫なのよね。

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/16(Thu) 20:55
血を見たいのならトマトジュースで我慢なさい
血肉を抉りたいならスポンジで我慢なさい

946 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/21(Tue) 04:46
ここのところ、とても冷えるわ。本格的に冬なのね。
あちこちでさざんかの花が咲いて、散ったそばから茶色く変色していく。
雪はいつ降るかしら。目の前の景色が、凍っていく。

>>945
そうね、今度そういう人に会ったらそう伝えておくわ。
そんなことを言っても無駄なんじゃないかって、シュシュは思うけど。
だって、きっと代替がきくものではないんだもの。

水のない場所で溺れる魚の周りを青く塗ったら、魚は助かる?
贋物なんて、欠落をより滑稽に目立たせるだけだわ。

深い渇きに耐えることは、愛から覚めるよりも難しいことよ。
だからね、どうしても我慢したいときには目を逸らすの。

別の辛さに目を向ければ、ほんの少しだけ意識しないでいられるわ。
空想に心を泳がせれば、苦しい現実なんてどうだって良くなる。
そうして、ずっと眠っていられたらいいのにね。


――いとをつむいでそのときをまつ
                      ながいねむりのなかで よあけがこないことをいのっている――


聖歌隊の練習が聞こえたら、耳を塞いで走り出す合図。
睦まじい二人を見かけたら、目を伏せて逃げ出す用意。
幸せそうな家族が通ったら、通ったら、その時は――

そうね、メリークリスマスって言いましょうか。
街のクリスマスツリーは、きっと誰にでも優しいから。

きれいな夜なら、贋物だって我慢ができるわ。

947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/21(Tue) 21:29
クリスマスケーキの用意をしましょ

948 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/22(Wed) 13:35
み、みどりくぅぅぅん!

949 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/25(Sat) 10:38
メリークリスマス、全ての人に。

>>947
クリスマスといえば、ブッシュ・ド・ノエルかしら。木を象った特別なケーキ。
そんなものが用意できたらとても素敵だけど、シュシュにはお金がないの。
飾りのための柊の葉を見つけてくるぐらいしかお手伝いできないわ。

おいしいものは人を幸せにしてくれるわね。
クリスマスみたいな、お祭りの日のご馳走なら尚更。

暖かい家で、大切な人に囲まれて、おいしい食事を摂る。
心を躍らせて安らかな眠りにつけば、いい子にはプレゼントが待ってる。
とても分かりやすい幸せの形だわ。

そんな日にも、人は殺したり殺されたりするのかしら。
降誕祭に免じて殺人鬼もお休み? それとも、聖なる日を血で染める?
シュシュは何もしないけど、誰かがいたら聞いてみたいわ。


――もろびとこぞりてむかえまつれ
                      ひさしくまちにししゅはきませり――


ヘロデ大王は彼の誕生をどれほど恐れたことかしら。
巻き添えになって虐殺された子供は、一体何人いたのかしら。

全ては遠い昔のお話。その子たちも、今は安らかに眠っているんでしょうね。

ねえ、マリア。マッチを売っていたあの子みたいに、幸せな夢を見て眠れた?
あの子とは違って目覚めてしまったけど、迎えた朝は幸せだった?

――シュシュは、そうね。幸せよ。
だから、ロバにニンジンを。ペール・ノエルにワインを。そんな気分。


>>948
あら、ミドリに会いたいの? そのうち来るとは思うけど。
きっと忙しいのね。仕方のないことだわ、年の瀬だもの。

そうだわ、一緒にお祈りをする? あなたがミドリに早く会えるように。
クリスマスだもの、少しぐらいは聞き届けられやすいかも知れないわ。

日ごろいい子にしていないと、プレゼントはもらえないものだけど。
あなたは、どうかしら? いい子にしていた?
いい子にしていたなら、きっと大丈夫。
悪い子だったなら――そうね、もう暫くシュシュと一緒にいればいいわ。

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/25(Sat) 18:40
クリスマスはサンタさんが殺しにやって来るよ〜☆

951 名前:マリア・シュシュ ◆//ARK./I 投稿日:2010/12/30(Thu) 23:44
今年最後の唾棄すべきお芝居。
来たるべき年がどんなものになるかは、神様だけが知っている。

>>950
悪い子はお仕置き、いらない子は袋に詰めてさよならするのね。
どこのお話だったか分からないけど、シュシュもそういうお話は聞いたことがあるわ。

でも、今年も彼はシュシュのことを殺しに来なかった。
――どうしてか、考えてみたのよ。シュシュなりに、少しだけ。

見つかった答えはね、シュシュがもう人間の子供ではないから。
鬼になってしまったから、きっと、彼も見捨ててしまったんだわ。

聖なる人が手を伸ばすことを嫌悪するような、穢らわしい魂。
触れたらそこから腐っていくような、おぞましい存在。
そんなものに、いつの間にかなってしまったのかも知れない、って。

賛美歌を聴きながら、シュシュはそんなくだらない空想をしていたのよ。
マリアとふたりで、じっとうずくまって、寄り添って。


――いとしいわがこのねがおはきょうも
                        たべてしまいたいほどかわいくて――


もしもそりに乗った彼の姿が見えたら、きっととても悲しくなるでしょうね。
だって、プレゼントを持っていてもシュシュの前は素通り。
優しい笑顔が向かう先には他の子供たちがいて、シュシュはそこにいることすら認めてもらえない。

でもね、それでもいいわ。マリアの青い目がシュシュを見ていてくれる。
いつでも。いつでも。ずっと、離れ離れになる日まで。

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