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【星のカービィデデデでプププなものがたり】影となりて、参上仕ります【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2013/10/12(Sat) 04:13

いらっしゃいませ シノです
お忙しい中、お越し頂きありがとうございます
前リーダーのデデデ大王に代わり、私がこのスレッドのリーダーを
担当させて戴く事となりました
こちらのスレッドは前回と同じ【星のカービィデデデでプププなものがたり】スレッドとして
活動しますが、私はオリキャラになりますので、今回は【オリキャラ注意】とつけさせて頂きました

それでは、早速ですがルールの説明に入らせていただきます

〜壱〜

質問をするのは名無し、質問を返すのはキャラハン
当たり前の事ですが、当たり前な事だからこそ当たり前に守って頂きたい所です
キャラハンには名無しさんからの質問を返す義務があります
私もそのキャラハンの一人です 頑張ります

〜弐〜

キャラハンは星のカービィシリーズのキャラのみとさせて頂きます
他作品のキャラクターを持ちこむ事は原則として禁止にしています
私はオリキャラですが…オリキャラでも世界観を崩さない程度なら大丈夫との事です

〜参〜

キャラハンなんてやった事がないって方でも是非気軽にご参加ください
やる気さえあれば歓迎します

〜肆〜

荒らし、中傷、煽り等の書き込みは禁止です
礼儀やマナーはどこに行っても守らなきゃいけません


以上のルールを正しく守りながら利用してください
ルールは絶対です 破った者には裁きが下ります
「皆が楽しく、皆で楽しく」を目標に、これからも頑張って参ります
宜しくお願い致します
それでは、始めます



〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/12(Tue) 17:37
ついに幹部の1人を撃破したか
デスドラースの最後の言葉がシノにどう影響するか…

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/13(Wed) 22:02
スマブラの3DS版発売まで1ヶ月に迫った今日になって
ようやくメタナイトの参戦が決定したが、本人はどう思ってるのか?
既に参戦が内定している大王は絶対嬉しさに浸っているだろうが

622 名前:アドレーヌ&カービィ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/08/18(Mon) 19:26
アドレーヌ「こんばんはー、みんなー!夏休み楽しんでる?
夏休みはもう終盤、でも大学生ならまだまだこれから!」
カービィ「ペポペポポーペポペポポー♪雲が踊り〜僕が歌う〜♪」
アドレーヌ「あっはっはっ!カー君ゲラゲラポーの歌にハマってるみたい」

>>435
アドレーヌ「スポーツ楽しむからには、やっぱり強い人とやってみたいもんでしょう。
プロ最強クラスが相手だろうと食らい付いてやるのみよ。
私はかつてアイスホッケーでマリオの完全試合狙い(?)に土を付けた。(1-7で敗れた)
相手が完全試合狙いだったのか分からないけど、やたら悔しそうにしてたから、
完全試合いけると思ったのね、多分」
カービィ「アドレーヌはプロの世界にいないだけで、実力はセミプロ級ペポ。
13歳だった頃から当時16歳のアルルより上だったんじゃないかと噂されてたの。
ちなみにリオの完全試合を妨害できたのはアドレーヌの頭脳のおかげなんだよ。
あれが無かったら僕のスタードライバーもまともに出せないまま終わってた…」

>>436
カービィ「年取ったらやっぱりシワは出てくるんだろうね。
シワが多いのは老けてる証拠だもん。丸いボディにシワが出てきて…
何て言おうかな…」
アドレーヌ「劣性遺伝子の枝豆みたいになるの?」
カービィ「そうそれ、多分それ!
・・・とにかくしわくちゃになるペポ、きっと」
アドレーヌ「(『傷んだ桃』で良かったかな…)」

>>437
カービィ「キャッチボール?いいね、やろうよ!」
アドレーヌ「私はどうしよう…入っていい?」
437「どうせなら皆でやろうじゃん」
シュッ パシ シュッ パシ シュッ パシ シュッ パシ シュッ パシ
437「そろそろキャッチャーやってみるかな、全開で投げてくれ、全力投球だ」
カービィ「いくよー!」
ググ…ザッ シュッ! バシ!
437「63km/hか、一般小学生レベルかな、アドも投げてみる?」
アドレーヌ「私もやってみたーい」
437「(アドレーヌはああ見えて筋力あるから結構速そうだ。90近く出るかな)」
グッ…ザッ!
437「(さあ来い!)」
グン! ドシィィ!!
437「98km/h!100弱…!小学生の世界なら全国一狙えそうな速球だ。
(いっそ少年野球団の助っ人にでもなっていただこうか…なんてな(笑))
中々いい球放るじゃん。女版炎の球道ですな」
アドレーヌ「照れるなー(^∀^ゞ、ありがと」

>>438
お昼
アドレーヌ「さて、今日もたっぷり遊ぼー。
(プロと戦って狩ってやろうと思ってると、自分が段々荒んでく気がする…。
なーんにも考えず勝敗気にしないで遊べる機会を大事にしなくちゃ!)」
カービィ「サッカーか野球やりたい」
アドレーヌ「野球で楽しみつつ脅かしてみようかな。
いや、そもそもスポーツじゃなくオバケ屋敷に行ってみたい気もする…」
カービィ「オバケ屋敷いくペポ」
アドレーヌ「おっそろしいオバケ屋敷いってみよー、レッツゴー♪
友達何人か連れて2チームになって入ってみたい」

>>439
アドレーヌ「可愛い住民しかいない…か、そうなのよ、可愛くも曲者が
集まるのがプププランドだから。だからこそ普段は平和すぎて暇でも、
何かあると大事になりやすいというビックリ箱みたいな国だから。
カー君なんてゴーストになっても可愛いんだから。操られるけど」
カービィ「そこの君も僕の操り人形になってみる…?」

>>440
カービィ「コピーで能力を得るだけじゃなく、能力に見合った姿になれるからね。
このコスプレマン・カービィが世界を救うペポ!
いつか世界中で平和になって、悪が出てくるとしても小悪党しか出てこなくなればいいのに…」

>>441-442
カービィ「デデデデデデデデデデ大王のとこには時々遊びに行ってるよ。
携帯は繋がるから、場所教えてもらって行ってるペポ。
でも普通に飛んでくと時間かかるからワープスターや能力のジェットで行くんだよー」
アドレーヌ「カー君には自家用ジェットならぬ自家用スターがあるからね」

アドレーヌ「一旦ここで上がって今日またくる予定」

623 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:25

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


ナレーション「デスドラースとの戦いが終わり、プププランドには再び平和が訪れていた……
  だが、一見平和なようにも見えるこの街にも、目に見えぬ所には闇が潜んでいるのだ」


ツキカゲ「暗闇斎先生!シノさんの調子はどうですか!?」
暗闇斎「ツキカゲか……今日もずっと部屋の中でござる」
ツキカゲ「そうですか……」
暗闇斎「やはり、デスドラースと戦わせたのが失敗だったようでござるな……
  ツキカゲ、またいつものように部屋の扉の前で声をかけてやってくれ
  いつかは元気が戻るかもしれん」
ツキカゲ「わかりました!」
暗闇斎「いつも済まないな…」
ツキカゲ「いえいえ、僕の方こそ、勝手にお邪魔しちゃってすみません……
  僕、必ずシノさんを元気にしてみせますので!」


暗闇斎「…頼もしいでござるな………
  これだけ慕ってくれる仲間がいるのだ、シノも幸せ者でござる
  …立ち直ってくれれば良いが……」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)


624 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:26

サスケ「…………………よし、こんなもんで良いか……
  それじゃあ、次の作業は……………………………」

ポロフ「………………………………………」

サスケ「…………………………………………」

ポロフ「……………………………………………」

サスケ「……………おい、いつまでそこにいるつもりだ?
  社会科見学なら他をあたってくれないか こいつは見世物じゃねェんだ、気が散って敵わねェ」
ポロフ「おじちゃん、何作ってるのー?」
サスケ「子供には危険な物だ 分かったらさっさと帰れ
  俺が家まで送ってやるから………家はどこなんだ?」
ポロフ「わたし、おうちない」
サスケ「何…?無いだと……?お前、親はいねェのか?」
ポロフ「いない……死んじゃった……おっとうもおっかあも」
サスケ「…………………………………」
ポロフ「おじちゃん……あたし、1人は嫌………おじちゃんと一緒にいたい!」
サスケ「……………断ったってどうせここにいるつもりなんだろ……?仕方が無ェ、取り敢えず入れよ」
ポロフ「ありがとおじちゃん!」
サスケ「腹減ってるだろ……?何か作るか?」
ポロフ「いらない」
サスケ「遠慮するな ガキの内にちゃんと飯食わねェと体壊しちまうぞ
  こんなモンしかねェけど、食うか?」
ポロフ「………」コクッ


ポロフ「…………ありがとう……すごくおいしかった」
サスケ「そうか……じゃあ次はもっと美味い物食わせてやっからな
  今日はもう疲れただろう……布団用意するからちょっと待ってろ」
ポロフ「ねえおじちゃん………おじちゃんはこんなに沢山何を作ってるの?」
サスケ「こいつか……………折角だ、見せてやるか
  ちょっと外に出て待っててくれ」


ポロフ「何するの?」

サスケ「良いから黙って空を見てろ………行くぞ………」

 ピュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ポロフ「……?」

 パァァァアアアアアアン!!!

ポロフ「…………!」
サスケ「どうだ……?驚いたか?」
ポロフ「すごーい!もっと見たい!」
サスケ「今日はもう駄目だ こいつは売り物だからな」
ポロフ「えーーーっ」
サスケ「また明日作るから、その時にまた見せてやる」
ポロフ「うん!約束!」
サスケ「ああ……じゃあ今日はもう寝ろ ガキの内に夜更かしは体に悪いからな」



 サスケ「…………………ちゃん……!」


 サスケ「………………お父ちゃん………!お父ちゃん………!助けて…………!助けて!!」

 ???「甘ったれるな!!」

  ドガッ!!

 サスケ「うあああああ!!」

 ???「さっさと手を離せ!!」

 サスケ「嫌だ!!手を離したら………落ちちゃうじゃないか……!!お父ちゃん……!!助けて……!!」

  ドン!!

 サスケ「ぐあああああああああああ!!」

 ???「誰かが助けてに来てくれる……そんな甘ったれた考えで生きていける程世の中は甘くない!!
   もっと非情になれ………非情になり、いつか一流の暗殺者となって俺を殺しに来い…………!!
   それまで絶対に戻って来るな………分かったか!!分かったらさっさと手を離せ!!」

 サスケ「嫌だ………!!俺は…………俺は…………!!」

  ドガッ!!

 サスケ「ぐああああっ……!!うわああああああああああああああああああああ!!!」


 ???「許してくれとは思わん………非情になるのだ………そして俺を殺しに来い………サスケ………!」



サスケ「………………!」



サスケ「…………………夢か……………まさか久し振りに昔の夢を見る事になるとはな…………
  ………………………もう朝か………おい、朝だぞ、起きろ……………………ん…………?
  いない…………!どこに行った………!?まさか………………!」

ポロフ「おじちゃん!」

サスケ「……………!」

ポロフ「おじちゃん、全然目が覚めないから朝ごはん作っちゃったよ」
サスケ「…………そうか…………そいつは済まなかったな……………」


625 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:29

ポロフ「はいっどーぞっ!」

サスケ「何だ……こいつは………?」

ポロフ「トリュフっていうの!おじちゃん見た事ない?」

サスケ「いや…………初めて見るな………お前が採って来てくれたのか………?」

ポロフ「うんっ!あたしの一族はね、トリュフを見つけるのが得意なの!
  誰にも見つけられないの!あたしたちだけにしか見つけられないの!
  だからみんな、あたしたちを捕まえようとするの………」
サスケ「という事は……お前の両親は………………」
ポロフ「…………………………」
サスケ「……………そうか…………悪い事聞いちまったな………」
ポロフ「ううん、いいの!それよりおじちゃん早く食べて!ごはん冷めちゃうよ!」
サスケ「そうだな……………うん……美味いなこれ…気に入ったぜ、その…………何とかって奴……」
ポロフ「トリュフだよ!」
サスケ「そう、それだ…………」
ポロフ「昨日の綺麗なの見せてくれたお礼だよ!今日も見せてくれたらまた採ってあげるね!」
サスケ「そんなに採れるのか……?このトリュフって奴………」
ポロフ「あたし、見つけるのが得意だから!いくらでも見つけられるよ!」
サスケ「そうか…………」



タック「サスケはーーーーん!サスケはーーーーーーーん!」

ツキカゲ「あっ…タックさんじゃないですか、どうしたんですか?」
タック「おおっツッキー!良い所に来ましたなー!サスケはん見なかったでっか?」
ツキカゲ「サスケさんですか……?そういえば最近みかけないなあ……どうしたんだろう……
  S-phoneも電源切ってるみたいだから居場所分からないし…………」
タック「そうでっか………じゃあツッキーでもええわ
  あのな、少しばかりお金を貸して欲しいねんけど…………」
ツキカゲ「すみません、僕忙しいので………」
タック「ちょっと逃げんでよ!この通り!な?よろしゅう頼んますわ!」
ツキカゲ「今月で何回貸したと思ってるんですか!?」
タック「そんなに借りてへんやろ?いつもいつもほんのちょびーっとずつしか貰ってへんやないか」
ツキカゲ「金額の問題じゃないですよ!っていうか、ちょっとじゃないですよ!僕からしたら大金ですよ!」
タック「そないな事いわんで!な?ほんのちょっとでええんや………」
ツキカゲ「駄目ったら駄目です!」



サスケ「よし………じゃあ行くぞ………」

 ピュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 パァァァアアアアアアアン!!!

ポロフ「うわあ〜〜!!すごいすごーい!!」

サスケ「気に入ってくれたか…よし………じゃあ今日は特別にとっておきの奴を打ち上げてやる!行くぞ!」

 ピュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ドン!!ドン!!ドォォォォオオオオオオオン!!!

ポロフ「うわあ〜〜〜〜〜〜!!すっごく綺麗!!」

サスケ「こいつは花火って言ってな………夏になると沢山見れるんだ」
ポロフ「そうなの!?」
サスケ「ああ……夏になったら、とびきり良いのを見せてやるから、楽しみにしてな」
ポロフ「うん!楽しみにしてるね!おじちゃん!」
サスケ「じゃあ今日はもう遅いから寝るぞ」
ポロフ「うん!」


???「クククククククク…………見つけたぜ………!」



ポロフ(…………おじちゃんが起きないようにしなきゃ………………
  美味しいトリュフ見つけて、おじちゃんを喜ばせてあげるんだ……………!)




???「よお、お嬢ちゃん……こんな夜遅くに1人でどこに行くんだ………?」

ポロフ「……………!」


626 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:33

キャプテンステッチ「クックックックックック…………!
  俺様達は無く子を更に泣かせる犯罪グループ、黒針隊だ!
  そして、黒針隊のリーダーがこの俺様、キャプテンステッチ様だ!!」
ドゴン「俺様は黒針隊の副隊長ドゴン!」
ガルボ「俺様は黒針隊の特攻隊長、ガルボ!」
マンビーズ「私は黒針隊の会計係、マンビーズ!」
ガボン「そして俺が黒針隊の…ガボンだ!」

ポロフ「何………?何するの………!?やめてよ!!」

ガルボ「五月蝿ェ!いいからさっさとついてこい!!」

キャプテンステッチ「教えてくれよ……俺様達に……美味いトリュフの在りかをよぉ………!あぁ?」
ポロフ「そんなの、知るもんか!」
マンビーズ「知ってるぜ?お前らはトリュフを見つけるのが得意な種族だって事はなぁ………」
ガルボ「お前も知ってるんだろぉ………?教えろ……!」
ポロフ「知ってても、お前らなんかには教えない!」
キャプテンステッチ「そうかよ……………」
ガボン「どういたしやすか?」
キャプテンステッチ「決まってんだろ?殺すんだよ…………」
ドゴン「流石キャプテンステッチ様!俺達には予想もつかない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるぜ!!」
キャプテンステッチ「結構前に捕まえた奴もそうだった…………
  たっぷりと面倒見て優しくしてやったってェのに、トリュフの場所を教えろと頼んだら
  「お前達なんかにトリュフの場所は教えない」って言って言う事を聞かなかったんだ…………
  あまりにも恩知らずだったんで頭に来てな……殺しちまったよ…!」
ポロフ「もしかして………お前達がおっとうとおっかあを………!!」
キャプテンステッチ「さあな………まあ他にも50匹ぐらい捕まえたからな……
  もしかしたらその中にお前の両親もいたかもしれねェなァ………フハハハハハハハハハハハ!!」
ポロフ「許せない………!」
キャプテンステッチ「許せなかったらどうすんだ………?」
ポロフ「うあああああああああああああああ!!」
キャプテンステッチ「おっと!危ねェ………急に襲い掛かってくるなんて獰猛な奴だなあ………頭に来たぜ……
  だが、俺はイライラしてても優しい性格でな、あの世にいる両親のもとに送り届けてやるよ………死ね!!!」
ポロフ「…………!!」

 ザシュッ!!

ポロフ「きゃぁぁぁああああああああああ!!!」


サスケ「……………!!まさか…………………!!」



キャプテンステッチ「………さて、どうすっかこいつ…………帰って焼肉にでもするか……?」
ガルボ「良いっスねぇ!俺ウェルダンが良いっス!」
ガボン「俺はミディアムっスね断然」


 ドォォォォオオオオオオオオン!!!

マンビーズ「何だ……?」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!!

山賊達「うわあああああああああああああ!!!」

キャプテンステッチ「くっ…………!何だ今の爆発は……………いない………!!
  あのウサギ、逃げやがったぞ!!探せ!!探すんだ!!!」


627 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:39

サスケ「おい………大丈夫か…………おい…………!しっかりしろ…………おい!!」


ポロフ「…………………おじちゃん………………」

サスケ「大丈夫か………!?安心しろ……今すぐ病院に連れて行ってやる…………」

ポロフ「ううん………いいの……………私なら大丈夫だから………………
  私ね……お父さんやお母さんと別れる時、お母さんに言われた事があるの…………………
  この広い世界のどこかに…………悪い人をやっつけてくれる人達がいるんだって…………………
  もし悪い人に会った時…………悪い人をやっつけてくれる人に………このお金を渡してって………
  おじちゃん…………お願い………このお金………その人に………渡して……………」
サスケ「ああ………」
ポロフ「それと…………これ………………………………………
  おじちゃんの為に採ってきたの…………………美味しいトリュフだよ…………………
  だから…………また……………見せてね………………おじちゃんの……………綺麗な花火…………………」
サスケ「ああ……見せてやる…………だから死ぬな………死んだらもう見れなくなるんだぞ………!」
ポロフ「おじちゃん………………綺麗な花火…………………夏になったら………………………………
  2人で…………………見………よう…………………ね……………………………………………………」
サスケ「おい……………しっかりしろ…………………おい…………おい!!死ぬな!!!起きろ!!!」




サスケ「………………………………」

ジュキッド「そうか………そんな事があったのか…………」

タック「知ってまっせ そいつら、裏の世界じゃちょっとした有名人ですわ
  黒針隊って言いましてな、殺人に強盗に窃盗……悪い事なら平気で行う卑劣な犯罪グループや
  そのグループをまとめている親分がキャプテンステッチ
  金と酒と美味い飯と女以外は興味が無いっていう意地汚い奴や」
ツキカゲ「許せないですね………そんな奴ら…………やりましょうよ!」
ジュキッド「………そうだな………」

サスケ「…………こいつは仕事料だ………やってくれるな…………」

ツキカゲ「勿論ですよ………!」

ジュキッド「…………ああ………」

タック「さっさと片付けてやりまひょ」

サスケ「俺は許せねェ……………!平気で小さな命を奪う奴らを………………!」

ツキカゲ「…………………」
ジュキッド「……………」
タック「……………………」


サスケ「…待て坊主、小娘にも頼んで来てくれ………こいつは小娘の分だ」

ツキカゲ「わかりました…………………」




ブキセット「やっぱいつ見ても良いよなあ…………俺のコレクション達……………」

タック「ちょっと失敬………」

ブキセット「ん………?ああっ!!あんた、あの時の!!」

タック「すぐ返しますさかい、警察には通報せんでおくんなはれ!」

ブキセット「ふざけんな!待てよおい!!」



ツキカゲ「ごめんください……シノさん……………仕事です…………!
  サスケさんに連れて来いと頼まれました……!お金、ここに置いて行きますので……お願いします……!」


シノ「……………………………」





キャプテンステッチ「はあ…………トリュフも手に入らねェし、肉も逃がしちまうし…………
  くそっ!!イライラしてきたぜ………………!!」

ガルボ「仕方ありませんよ そういう時もありますって…………」
ドゴン「ほら……お酒飲みましょうよ…………」
キャプテンステッチ「ケッ………………おい!酒が空だぞ!何やってんだ!!」
ドゴン「す…すんません……!」
ガボン「仕方無ェや………俺持ってきます…………」



ガボン「はあ……………総長も人使い荒いよなあ…………全く
  えっとどれどれ……………お酒お酒っと……………………」

タック「ほい、お酒」

ガボン「おお、済まねェ…………って、誰だお前!」
タック「天才忍者、タックでおま!」

 ヒュバッ!!

ガボン「ぐああああああああああ!!」

タック「どうでっか……?アイスソードの切れ味は…………ま、切れ味や言うても、峰打ちやけどな」


628 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:43

マンビーズ「…………おい、ガボンの奴遅くねェか?
  酒持ってくるのに何分かかってんだよあいつ」
ドゴン「仕方無ェ、ちょっと様子を見に行くか…………」



ドゴン「………ったく、良いすぎで寝てんじゃねェか…………
  おい………起きろ……こんな所で寝てると風邪引くぞ、おい…………」

ジュキッド「………………………」

ドゴン「ん……………?う………うわああああ!!」

 ガシッ!!

ドゴン「ん…………!!んん………………!!」

ジュキッド「…………………………ぬん!!」

 ゴギッ!!

ドゴン「ぐがああっ……!!」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ブンッ!!

ドゴン「う………うわああああああああああああああああああああああ!!!!」

 バキッ!!

 ゴギッ!!

ドゴン「………………………………………………………」


マンビーズ「………………一体どうなってんだ?
  ドゴンの奴まで戻って来ねェじゃねェか………」
ガルボ「今頃小便じゃねェか!?」
マンビーズ「……にしたって遅すぎやしねェか…しょうがない、ちょっと見て来るわ」


マンビーズ「…………ったく、あいつら酒を取りに行くだけなのに何をやって…………
  って…………おい……………ドゴン…………お前何でこんな所で……………………
  ガボン!お前も何でこんな所で寝てんだ!!ここは寝室じゃねェだろうが!!
  酔い過ぎにも程があるぞおい!!しっかりしろよお前ら!!」

ツキカゲ「……………………」

 ガサガサッ………………

マンビーズ「だ…………誰だ…………!?
  何だよ………何の音だよ…………今の………………」


ツキカゲ「コノ恨ミ…………晴ラサデオクベキカ………………(裏声)」


マンビーズ「う…………うわああああああああああああ!!!!総長ぉぉぉおおおお!!おば…おば……おばけぇぇええええ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

マンビーズ「ぐああああああっ!!」

ツキカゲ「ミイラ男みたいな奴が幽霊にビビってどうするんですか………」



ガルボ「…………………何だよ…………マンビーズの奴も帰って来ねェじゃねェかよ………………
  兄貴…………どう致しやしょう…………?」
キャプテンステッチ「ほっとけよあんな奴ら!!チッ……天下の黒針隊が酒一つ持って来れねェとは情けねェ……!」


 ヒュッ!!

 ドスッ!!

キャプテンステッチ「……!?」

ガルボ「なっ…………何だ…!?こ…これは……苦無じゃねェか……………!
  誰だ!!誰がこんな事を!!」

シノ「……………………………………」

ガルボ「何だ小娘………お前の仕業か…………!総長!」
キャプテンステッチ「構わねェ、殺っちまえ!!」
ガルボ「へい!死ねこの野郎ぉぉぉおおおおおおおおお!!!」

シノ「…………………………」

 ヒュバッ!!

ガルボ「ぐあああああああああっ………!!」

 ドサッ…………

キャプテンステッチ「ガルボ!!!」

シノ「………………………………」

キャプテンステッチ「ひ…………ひいいいいいいいいいいい!!!
  はあ…………はあ………………賊だ……!!賊が現れた……!!
  誰でもいい…!!誰か………………誰か助けてくれぇぇぇええええええ!!!」


629 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:45

サスケ「………………………………」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

キャプテンステッチ「………………!?」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアン!!!!

キャプテンステッチ「ぐあああああああああああああああっ!!!」


サスケ「……………………」

キャプテンステッチ「くっ………………はっ………………!」

 ドォォォオオオオオオオオオオオオン!!!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアン!!!!

キャプテンステッチ「ぐはあああああああああああああああっ!!!はあっ………!!」

サスケ「許さん……貴様だけは………!地獄に行け!!」

 ドォォォォォォオオオオオオオオオオン!!!

 ドガァァァァァァアアアアアアアアアアアン!!!!

キャプテンステッチ「ぐああああああああああああああああああああ!!!!」

サスケ「………………………」

キャプテンステッチ「ひ………………ひいいいいいいい………………!!
  助けて………!助けてぇぇぇぇええええええええええ!!!」

サスケ「消えろ………!」

 ガシッ!!

サスケ「……………何の真似だ………小娘………………」

シノ「サスケさん…………そんな事をしても、死んでしまったあの子は喜びません…………
  あの子が望んでいるのは、復讐ではなく、もう一度綺麗な花火を見る事だと思います…………サスケさんが作った、綺麗な花火を…………」
サスケ「……………………………………………」


ナレーション「その後、キャプテンステッチ率いる黒針隊は警察に捕縛されたのだった」


630 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/21(Thu) 12:46

アイアンマム「ねえあなた」
ジュキッド「ん……?」
アイアンマム「今年の夏祭りに浴衣を着て行こうと思っているんだけど……
  こっちの浴衣とこっちの浴衣、どっちが似合うかしら?」
ジュキッド「どっちでも良いじゃないですか」
アイアンマム「ちゃんと私の事を見てください!」

 ゴギッ!!

ジュキッド「ぐえっ……!!」

アイアンマム「こっちの浴衣とこっちの浴衣、どっちが似合いますか!?」

ジュキッド「うっ………ひ……左の方が………良いんじゃないでしょうか……………」



ローリングタートル「じゃあ…………この花火を買いましょうかね!」
サスケ「中々お目が高いですね………こいつは昨日作った奴の中でも特に力作でしてね…………」
ローリングタートル「そうだったんですか……それは楽しみです!じゃあこれ、代金です
  サスケさんの花火、いつも期待してますからね!」
サスケ「ありがとうございます」


サスケ「………………見ていてくれよ……………………
  今年は、とびきり凄い奴を打ち上げて見せるからな………!」


  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火 終


次  回  予  告

ナレーション「ある日、一人の少女に一目惚れをしてしまうツキカゲ
  ツキカゲは、そんな彼女に毎日蕎麦をご馳走してあげる約束をしたのだった
  果たして、ツキカゲの浮気(?)は成功するか!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第拾捌話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の拾漆

ツキカゲ「僕達のアジトは遊園地のボウリング場にあります
  主にメンバー同士の合議等の時によく使いますが、たまに貸し切りでボウリングが出来る時もあって
  それが僕の楽しみです タックさんとよくスコアを競い合っています」

ナレーションの声:デデデ大王

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/21(Thu) 21:50
サスケとポロフの話し感動したな…
いい話だった…

632 名前:アドレーヌ、カービィ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/08/22(Fri) 12:47
こんにちはー、すぐ来れるかと思いきや来れなかった。
さて、今日も軽く答えていきますかっ!」
カービィ「レッツゴー!」

>>446
アドレーヌ「私は確かに強いけど、だから喧嘩しまくりたいかといえばそうじゃない…。
できることなら争うことなく自由気ままに暮らしたいのよ」
カービィ「よく寝てよく食べ、よく学びよく遊ぶ生活さえできたら、
僕もそれでいいや。争いで国が荒れたらそんなことしてられなくなるペポ」
アドレーヌ「ただ、スポーツでならガンガン攻めさせてもらうからね」

>>447
アドレーヌ「良い意味で普通の家庭にはならなかったね。
まさかトップアスリート、大物芸能人、歯医者を輩出する家庭になってるなんて正直思わなかった」
カービィ「僕リボンちゃんと結婚して、リップルスターの王族として生きてくことになったら、
5人育てようかなー、3人目標にしてたけど、王族ならお金かなりあるんだし、
5人育ててもまだまだ余裕あるじゃん。王族なのに貧乏なデデデ大王って例外もあるけど…」
アドレーヌ「5人か〜、良いじゃない!金持ち大家族目指してみなさいよ^∇^。
リボンもカー君のこと大好きだって言ってるし、その上金持ちになれるんだから、
リップルスターで理想的な家系を作っちゃえ!」
カービィ「うん!家族揃って幸せになれるよう心がけるよ♪
でも今は自分のペースで気ままに生きるペポ。
リボンちゃんと空の散歩楽しみたいし、アドレーヌとも陸の散歩楽しむんだ♪」

>>448
アドレーヌ「仮に初代〜二代目が名家暮らしだとしても、
三代四代五代…と時代が変わっていけば、名家は数少ない本家と大量の拠点に枝分かれしてく。
そうなると格差はどうしても出てくるわけ。
本家が潤いつつも、拠点に対しても思いやりを持てる人がちゃんと出てくるような、
精神的に平等な家系ができたらいいなぁ〜って思ってるの。
下層に対して思いやれない家系がまともに続いてくわけないもん。
三代目の男の子が大したことなくてもいいじゃない。
調理員やスーパー、コンビニの店員だって国にとって大事な人達なんだから。
この人達が糞扱いされるなら、子を私立に通わせられなそうな家庭は皆糞ということになるけど、
そんな国が果たして良い国になるのかな?違うでしょ。
二人っ子政策(王に認められし家庭のみ三人以上育てられる)は守らなきゃいけないけど、
私立通いじゃないからといって差別される理由はない…」

>>451
アドレーヌ「小さいことだけど、大事なことよねコレ」
カービィ「絆も思いやりもないとこが永らく安定するわけないペポ。
家庭でも、地域でも、国でも…ね」
アドレーヌ「今、ウィリー団は地味ながらも人の役に立てる集団になってくれてる。
俗に言う不良が更生する現象だけど、ウィリー団はただ荒れてただけで、
人殺しだったわけじゃないから、更生できると思ってた。
じゃあ、もし罪無き人を殺しまくる集団だったら?って。
その時は私がぶち殺す!もし殺さないとしても凶悪な拷問を与える。
逃げてもムダよ、ブラックエンジェルの異名を持つこの私からは逃れられない…。
ヤクザも恐れるこの私を相手に逃げ切れたら褒めてやる」

ナレーション「流石はアドレーヌ一派のお頭。
まるでニセコイにて昔、叉焼会をまとめあげ、
日常パートではヤクザのクロードを震え上がらせたこともある、
叉焼会のボス・奏倉 羽ですな」

>>452
アドレーヌ「こりゃあ尚更子孫残さなくちゃね。
これ程幸せな家庭になるなら、自分のため国のため、子を作らないと。
国民栄誉賞級トップアスリートに、ぬ〜ベ〜風イケメンに(そこに加え大金稼ぎ…)、
甲斐性ある歯医者という最強の三人が出来上がるんだから!`・∇・´」
カービィ「アドレーヌの未来の家庭すっごいね…ャ
けど僕も負けてないよ。僕は今、リボンちゃんと毎日ラブラブで楽しいし、
リボンちゃんの御意向次第じゃリップルスターの王様にもなれるペポ!」
アドレーヌ「私達って幸福者だね♪」
カービィ「うん、幸福者だね♪」
ナレーション「これはアドレーヌも知らないことだが…(マドゥーの占いでも知らされなかった)、
後にアドレーヌのとこにできる長女は、
25歳までに国民栄誉賞を受賞し、25歳でプロテニス選手を辞める。
その理由は、弟夫婦の婦人の付き人として補助・相談係になるためだそうです。
そして、後に妹夫婦にも同じく補助・相談係として付き添うそうです。
アドレーヌの運動神経と教えは、こうして受け継がれていくんですね」

633 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/22(Fri) 16:49
『人生』を教える者アドレーヌってやつですかい
あまりにも凄すぎる…素晴らしすぎる…
ついでにカービィの明るい将来もほぼ約束されてるようで羨ましいことこの上ない

634 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/23(Sat) 13:09

こんにちは シノです
長らく質問を返していなかったので、今回は質問を返します
近日中に、ラフィーナさんやアコールさんのように、ぷよぷよシリーズのキャラクターをゲスト出演させて
質問を返そうという予定を考えています
ただ、ここは星のカービィシリーズのスレッドなので、他作品のキャラクターが出る事に抵抗のある方もいらっしゃると思うので、
今後の名無しさん達の意見があれば、それを参考にして行動に移して行こうと考えています
今回は私1人で質問を返します

>>615

カービィさんのコスプレセットですか…?これを着れば誰でもカービィさんに……?
私は着ませんが、せっかくですので頂きます ありがとうございます
……ツキカゲさんにあげれば喜ぶでしょうか…?

>>620

本来なら、遂に幹部の1人を倒したって喜ぶべきだと思うのですが……この戦いは嬉しい勝利ではなかったです……
デスドラースを止める事が出来ればそれで良いと思っていましたが、
デスドラースを止める事が出来ず、あんな結果で終わってしまう事になってしまうとは思わなかったです……
本当に生きるか死ぬかの2つしかなかったのでしょうか……デスドラースを止められる方法が、他にあったのでしょうか……
あの人は私の言う事を綺麗事だと言いましたが、本当に綺麗事で全てを守る事は不可能なのでしょうか……
答えを出すのが難しいです………
例え悪人であっても命を奪う事はしたくない……けど、私はデスドラースを殺してしまった………
サスケさんは気にするなと言っていましたが、1人の命を奪った事を気にしないなんて私には出来ません……
サスケさんやジュキッドさん、そしてタックさんは忍者として数々の修羅場を潜り抜けて来たから、命を奪う事には慣れているのでしょうか…
それが私の忍者としての未熟な点なのだと思いますが、やっぱり私は命を奪う事は出来ません……
考えが甘いでしょうか………

>>621

やっぱりメタナイトさんの出演が決まったんですね
という事は前作と同じで星のカービィシリーズからは、この3人のみなのでしょうか?
大乱闘スマッシュブラザーズに選ばれたという事は、ゲームの代表者という事でしょうから、
メタナイトさんも陛下も表向きでは当然だと思っているけれど、内心ではとても喜んでいるのではないでしょうか
アドレーヌさんの出演は……今回も叶わないのでしょうか

>>631

サスケさんの今までに見たことが無い一面を見られた気がしましたね
普段は冷徹ですが、情に厚い所があったりして、年下への面倒見は良さそうですよね
サスケさんがあの時、私を連れて来いとツキカゲさんに頼んだのは、やりきれない怒りを止めてほしかったから……多分、そんな気がします
所で、サスケさんの事を呼び捨てで呼んだら、サスケさんに怒られますよ…?
…大丈夫です 本人には内緒にしておきますから

>>633

アドレーヌさんとカービィさんは常に明るいし前向きですので、何だか羨ましくなる事があります…
私なんて、いつも後ろ向きに考えてしまいますし、全然明るくもないので……そういう所、見習いたいですね…
すぐにではなく、少しずつ自分を変えられたら良いなと思っています…


今回はこれで終わりにします
最後に月華のシノ〜忍び街道まっしぐら!〜の次回予告をして終わります
前回はサスケさんメインのお話でしたが、次回はツキカゲさんメインのお話です
ある日の帰り道、ツキカゲさんは1人の美しい少女に出会います
その少女に一目惚れをしたツキカゲさんは彼女に近づき、彼女が1人暮らしだと知ったツキカゲさんは毎日蕎麦をご馳走する約束をしてしまいます
果たして、ツキカゲさんとその少女はどういった運命に巻き込まれていくのでしょうか……というお話です
そして、その話の次回から新章突入します 悪の組織が再び動き出し、デスドラースに代わる新たな幹部が登場します
一体どういう作戦を仕掛けてくるのでしょうか……ご期待ください
それでは、また会いましょう さよなら

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/23(Sat) 18:33
なんでカービィの形をした掃除機を作らないの?

636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/24(Sun) 09:50
ぷよぷよゲストに何となくアミティを希望

637 名前:アドレーヌ、カービィ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/08/24(Sun) 18:53
アドレーヌ「こんばんは、夏はもうすぐ終わり。
夏は水泳楽しんで、仕事じゃ俳優としても目立って、充実した夏だったぁ〜」
カービィ「僕は芝刈りに、リボンちゃんは川に洗濯にいったよ」
アドレーヌ「あーそうなの、随分急がし…って昔話か!」
カービィ「コントはここまでにして答えていくペポ」

>>459
アドレーヌ「伝説を残したいか残さなくていいかで言うなら正直残したい。
でも、ただ伝説残すだけじゃなく、人とも仲良くなって友達増やしたいって
いうのが私の考え。
伝説残しても…友達がいなきゃ残りの人生も楽しくならない。
そんなわけで人付き合いの機会を大事にしていきたいの」
カービィ「僕はね…大食い伝説を残したいなー。
リップルスターの王族になる前に、
プププランドで永久に語り継がれるような伝説を残して去りたいペポ。
あ…でもそうなるとリックたちと離ればなれになるね。
でも、そうなっても友達なのは変わらないペポ」

>>460
カービィ「大好きだよ〜オードリー春日!
トゥース!に続いてアフリカ探検ではアバーーも流行らせたそうじゃん。
誰とでもすぐ打ち解けられるのがまるで僕そっくりでさー、オードリー春日大好きペポ。
イケメンじゃないけど、人として魅力あるよね」
アドレーヌ「プリキュアじゃたむらけんじ、オードリー、FUJIWARAの三人が
ゲスト出演したって?
遊園地の係員とか、まんま芸能人役とか、そんな感じで出演したのかもね。
ゲストって大抵ネタキャラで出てくるから」

>>464
アドレーヌ「今の状態なら敵軍が襲い掛かってくることなんてまずないだろうけど、
万が一掛かってきたらこの剛拳で叩き潰す」
カービィ「吸い込んで胃液で溶かして栄養にしてやるペポ。
全身胃袋と言われるこの僕が負けるわけないもんね」
アドレーヌ「もし万が一試合ならぬ死合になったら、
ブラックエンジェルこと私と、ピンクの悪魔カー君で相手になる」

>>465
アドレーヌ「かつて捨てられたサスケさんが味わったような悲劇はもう作っちゃいけないよね。
結果としてサスケさんは花火職人として食うに困らない立場にはなったけど、
だからってねぇ…、子を作っては捨てるなんてやっていいわけがない。
そこで…ね、国の人口が変に増えないよう、かといって減りすぎないよう
二人っ子政策が作られて、プププランドだけじゃなくアミティの国、アルルの国でも
共有化したみたい」
カービィ「プププランドもアミティの国もアルルの国も、愛ある国にしていきたいペポ」

>>466
アドレーヌ「後悔した経験は正直あまりない。
私はたまに喧嘩するけど、私が喧嘩するときは友達が外道から狙われてるときか、
私自身が狙われてるときくらいだからあまり後悔してない。
喧嘩が良いことだなんて全く思わないけど、世の中綺麗事だけじゃ生きていけないのよ。
やらざるを得ないときは当然喧嘩するから後悔した記憶はほぼ無い。
他にも俳優として高い稼ぎいただいてるんで後悔してない。
喧嘩強いからこそブラックエンジェルの異名貰っちゃったけど、
これはこれでカッコいいからぜーんぜん気にしてない(笑)」
カービィ「僕も、お店の大食い大会で出場禁止なってること以外後悔してないよ。
リンゴ早食い対決なら普通に出られるし、日常生活でも友達と楽しく暮らしてるよー♪
後悔した思い出があるのは大事だけど、能天気に生きることも同じくらい大事ペポ」



638 名前:アドレーヌ、カービィ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/08/24(Sun) 18:54
>>467
アドレーヌ「クレヨンしんちゃんの映画に出てきたルル?
あーそういえばそんなキャラいたよねー、スンノケシ王子のボディーガード。
高速の蹴りが得意なチュンリー型ファイターでしょ、覚えてるわよ。
ルルは私より強い、私には分かる、絶対私=ルルじゃない。
私あんな百烈蹴りできないもん」
カービィ「自分が女だからこそ女の恐ろしさを知ってる、といったところ?」
アドレーヌ「そう!まさにそんな感じ、正直勝てる気がしない」
カービィ「アドレーヌが勝てないって…相当強いねそのキャラ」

>>472
アドレーヌ「タックとツキカゲは共通点多いから気が合うんでしょ。
やんちゃでー、女好きでー、でもやるときゃやる人達だから」
カービィ「僕もアドレーヌやリボンちゃんと気が合うし、リックたちとも気が合うから
友人関係が長く続いてるペポ。これと同じようなもんだね。
ちなみにチュチュはただの女友達ペポ。どっちかといえばリックたちと同じ関係だよ」

>>474
アドレーヌ「火焔はね…忍者ってより犯罪者によくいる爆破テロ犯って感じなのよね。
だから不思議と負ける気がしなくて、それでいて凶悪犯だから、
私のサンドバッグに相応しい相手だったんだけど…、今は死んでてこの世にはもういない。
国を侵略しようと企んでる人の中に火焔に似たタイプの敵がいくらかいるだろうから、
そいつらで我慢しますかねー。私の剛拳と死合うのは凶悪犯こそ相応しい」

>>475-476
アドレーヌ「この前は貯金1億弱ならひと月20万入ってくるのが定めだったのよね。
それが貯金1000万弱ならふた月で15万弱入ることになってちょうどよくなった。
ただ、貯金1000万を超えると利子付かなくなるなら、金持ちにとっては関係ない…。
貯金1000万弱まではふた月に15万弱ずつ入ってくるようにするだけじゃなく、
貯金1000万〜4000万まではふた月につき、ちょうど15万ずつ入ってくるようにしてもらわないと。
それ以降の利子?貯金4000万以上ある人にはいらないでしょ(笑)。ちなみに私のこと。
どんなに貯金あるとしても利子が必ず付くんじゃ、
貯金額がある一点を超えた辺りからお金の管理面倒くなって、
邪魔に感じるようになってくと思うから…。
だから貯金が4000万ジャストより多いなら利子は必要ない」

>>477
アドレーヌ「私もそんなときあるから、シノの気持ちよく分かるよ。
忙しくて来れないときあるけど、忙しいんじゃなくなんとなくだらけたい時もあるの」
カービィ「アドレーヌは根がのんびりやだから、あまり無理させないでね。
アドレーヌの弟分として言わせてもらったペポ」
アドレーヌ「ありがとカー君」

>>478
アドレーヌ「私の遺伝子を欲しがる人達のためにも、子孫増やしていくからねっ!^∇^
今ポップスターにある私の遺伝子は私だけにしかないから、
私が広めないと途絶えちゃうんだよね…。
今思えば未来の私にできる長女は、リミッターが外れた私みたいなものなのかも。
私を子育て特化型とするなら、二代目長女はスポーツ特化型ってこと。
私がスポーツ特化型なら私の代で世界一とれるということかな。
でも…それだと世界一と引き換えに私の遺伝子が途絶える危険があるから…。
高校生なったら学校の部活で全国トップクラスになる程度に留めとこうかな」
カービィ「アドレーヌってほんと凄すぎだね」

639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/24(Sun) 21:03
アドレーヌごときオレの指一本で勝てる
んな柔そうなボデーで何が剛拳だい

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/24(Sun) 21:08
最近、寝れないな…

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/25(Mon) 12:20
シノらってアドレーヌの剛拳まともに食らったらダウンしない自信ある?
俺は多分無理だ、まともに貰ったら数十秒は意識飛んでるかもしれんw
アドレーヌは根が優しいので無害な人には危害加えんが、悪には容赦ないからなー
まるで剛拳・松田鏡二だ

642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/25(Mon) 12:44
こんなことでレスし直すのもなんだが、ぬ〜べ〜タイプの性格でもあるよなアドレーヌ
悪を許さず、弱者には優しく、時にはその弱者に弄られ構ってもらえるwというぬ〜べ〜気質
一般人の極悪人を相手にする回である、vsまくら銀行に入ってきた強盗犯五名との対決
霊能力でまたたく間に四人を蹴散らすも、広の不注意でぬ〜べ〜の存在を知らせてしまい、一時は追い込まれたのだが、
生徒との抜群のチームワークで逆に追い込み返し、ぬ〜べ〜の怒りの鉄拳で強盗リーダーの顔がひしゃげ、歯は何本か折れ、口から血を吹き出しながら結構な距離吹っ飛んだというお話さ
ちなみに一撃でこの破壊力
アドレーヌは松田鏡二やぬ〜べ〜に近い性格だということだ


643 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 15:18

タック「まいど!いつも元気なタック君でおま!」
ツキカゲ「どーも!ツキカゲでっす!」
ジュキッド「ここで質問を返すのは久し振りになるな……」
ツキカゲ「ジュキッドさんは僕達と比べて加入が遅かったですからね」
タック「ま、仕方が無いですわ これからどんどん出番増やして人気稼いだらええですわ」
ジュキッド「うむ……人気になるつもりはないが、もっと皆と関わっていけたら良いと思っている」
ツキカゲ「ええっ!?人気になりたくないんですか!?」
ジュキッド「俺みたいな中年がここで人気になったって仕方が無かろう」
タック「それもそうでんな」
ツキカゲ「タックさん、そんな理由で納得しないでくださいよ!全国の中年の皆さんに申し訳ないですよ!
  それじゃあ早速質問を返して行きましょう!今回は3人でお送りします!」

>>635

タック「そりゃあ掃除機作ってる会社に聞いてみないと分かりまへんなあ
  ダイソン辺りにお願いすれば作ってくれるんと違いまっか?
  それとも、実は既に作ってはみたものの失敗したんでもう作らないって話になったんと違うんかなあ」
ツキカゲ「それはそれで商品として出してみて欲しい気がしますけど…」
タック「ええかツッキー、掃除機っちゅうのは吸引力が命なんやで!吸引力の無い掃除機なんてゴミやゴミ!
  見た目の形で売ったって肝心の吸引力が生かされなきゃ商品になりまへんがな」
ジュキッド「掃除機を作るのは我々ではないから何とも言えんが、自分で掃除機を買って、自分で改造してみるのは如何か?」
ツキカゲ「それってつまり、自分でカービィ君型にしろって事?」
タック「そんな事出来たら皆やってますやろ 出来ないから皆作って欲しいってなんねんで」
ジュキッド「それもそうだな……」
ツキカゲ「結論で言えば、カービィ君型の掃除機は掃除機を作っている会社の人に作れないかどうか聞いてみましょう
  無理だと言われたら潔く諦めましょう!」

>>636

タック「ボクは女の子やったら誰でもええかな」
ツキカゲ「何でそんな適当なんですか!?」
タック「ツッキーだって本当はそう思っているんでっしゃろ!?」
ツキカゲ「べ…別に思ってませんよ!」
タック「…で、ラフィーナはんとは上手い事いってるんでっか?」
ツキカゲ「いい加減にしてくださいよ!!」
タック「そうムキにならんでもええやないか」
ジュキッド「女性と遊ぶなら若い内に充分に楽しんだ方が良い
  この歳になればそんな事も出来なくなってしまうからな」
ツキカゲ「………………………」
タック「…仰る通りでんな……」

>>639

タック「言いよったな!ならホンマに指一本だけで勝負せえよ!
  それで勝てたらボクは何も言いまへんわ!」
ツキカゲ「指一本だけで戦ったら突き指しそうだなあ………あうぅ…痛そう…」
タック「所でツッキー、爆砕点穴って技があんの知ってまっか?」

>>640

ツキカゲ「眠れないって?じゃあ僕が眠れるように子守唄を歌ってあげます!
  ねぇ〜〜〜むれぇ〜〜〜〜〜!!ね〜〜〜〜むれぇ〜〜〜〜〜!!」
タック「アホ!!声デカイし音程外しまくりやし、そんな子守唄で眠れるわけないやろが!」
ツキカゲ「あうぅ……じゃあタックさん、どうしたら良いんですか?」
タック「そんなん知らんわ 眠くなるのを待つしかないでっしゃろ
  人間いつかは眠たくなるんや なら眠くなるのをひたすら待つしかないと違いまっか?」
ツキカゲ「そりゃそうですけど、でもすぐに寝たい時ってあるじゃないですか
  でもすぐに寝られない…そんな時どうするんですか?」
タック「そんな事聞かれても知らんがな 臨床心理士とかに相談した方がええと思いますわ」
ジュキッド「コーヒーを飲むとよく眠れるぞ」
タック「えっ!?それホンマ!?」
ジュキッド「俺は寝る前にコーヒーを飲むとよく眠れるぞ 一度試してみるといいだろう」
タック「いや、それ多分旦那だけやと思いますわ 他の人がやっても効き目薄いと思いますわ」

644 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 15:19

>>641

タック「ボクはデスドラースの一撃食らってもピンピンしてたさかい大丈夫や」
ツキカゲ「嘘つかないでくださいよ 気絶してたじゃないですか
  僕は多分無理かも……シノさんなら耐えられそうかな」
タック「シノ姐はんは暗闇斎の旦那に直々に鍛えられてますんや
  剛拳や言うても一般の女の子相手に力負けせえへんやろ」
ツキカゲ「確かにそうですね……」
ジュキッド「アドレーヌ殿とやらがどれ程の強さか俺は分からんが、
  俺は女房より強い女とは未だに遭遇した事が無い……」
タック「旦那の女房って一体何者なんや……」

>>642

タック「ぬ〜べ〜タイプって言うか、どの漫画の主人公にも当てはまるんやないかそれ
  そういうタイプって、漫画の主人公ならいくらでもおりますやろ」
ツキカゲ「でもアドレーヌさんって強い強い言われてるけど、蛇銅ファミリーって奴らに捕まってませんでしたっけ」
タック「あれは無しや無し!無敵のアドちゃんがあんな奴らに捕まるわけないでっしゃろ!?
  あれはなかった事にしておくんや!」
ツキカゲ「そんな理不尽な……」


ツキカゲ「それじゃあ今回はここまで!次回も多分この3人になるかなと思います」
タック「またお会いしまひょ さいなら!」
ジュキッド「皆との交流、楽しみにしているぞ ではまたな」

645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:28
一緒にジュースを吸い込もう
ラムネあるよ

646 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:34

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


タック「どうでっか?シノ姐はんの様子は」
ツキカゲ「あれから毎日シノさんの家に行ってシノさんに話しかけてますけど、
  部屋から1歩も出る気配がないです………」
サスケ「全く…あの小娘、まだ悩んでいるのか……」
ジュキッド「仕方あるまい……シノ殿は若い……悪人とはいえ、命を奪ってしまった事を
  深く悩んでしまうのも無理はない…………
  これは彼女自身の問題だ 暫くそっとしておいた方が良いかもしれん」
サスケ「そうだな……」
ツキカゲ「…………………」


ツキカゲ「はあ………どうしたらシノさん元気になるのかなあ………
  僕の月影蕎麦を食べたら元気になるかなあ…………
  でも、そっとしておいた方が良いか………………ん…?
  あの子、誰だろう……綺麗な子だなあ………淡い青色の長い髪が風に揺れて、より一層美しい……
  顔はシノさんにちょっと似ているかも…近くに住んでいる子かな…?
  ちょっと話しかけてみようかな……案外すぐ仲良くなれそうかも………
  あの…すみません!」

???「え…?はい、何でしょう……」
ツキカゲ「あ…あの……ぼ…僕、ツキカゲって言います!…えーっと……その…君、名前は…?」
???「私?ルナですけど……」
ツキカゲ「ルナちゃん…?へえ〜良い名前だなあ…ねえ君、よかったら僕の蕎麦食べに来ない?
  僕、蕎麦屋なんだけど」
ルナ「そうなの…?じゃあ、お言葉に甘えて……」
ツキカゲ「良いよ良いよ!どんどん甘えてきてよ!僕甘えられるの大好きだからさ!」
ルナ「ふふ…何だか面白い子」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)

647 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:36

ルナ「美味しい……君が作ったの?」
ツキカゲ「うん!月影蕎麦って言うんだ!」
ルナ「へぇ〜……まさか家の隣にこんな美味しいお蕎麦のお店があったなんて知らなかったよ」
ツキカゲ「隣…?え…?君、ここの隣に住んでるの…!?」
ルナ「うん……お母さんと別れてから、ずっとそこで暮らしてるの」
ツキカゲ「そうだったんだ……って事は独り暮らしか……色々と大変だったよね…
  そうだ ねえ、もしよかったらさ、毎日ここに来なよ!いつでも蕎麦をご馳走してあげるよ!」
ルナ「そんな……悪いよ……迷惑にならない…?」
ツキカゲ「全然大丈夫!お隣同士なんだからこのぐらい大丈夫ですよ!」
ルナ「ありがと……じゃあ毎日来るね」
ツキカゲ「やったー!」
ルナ「本当に面白い子だね、ツキカゲ君って呼んでも良い?」
ツキカゲ「良いよ良いよ!好きに呼んで!」
ルナ「今日はありがと、また来るね じゃあさよなら!」
ツキカゲ「うん!待ってるねー!」

ツキカゲ「いやあ…良い事した後は気持ちが良いなあ!」

バウンシー「ツッキー……!」

ツキカゲ「はっ…!バ…バウンシーちゃん……!いたの…?」
バウンシー「もう帰ってたわよ……それより誰なの今の!?彼女!?ツッキーの彼女!?
  私に隠れて浮気ってどういう事!?信じられない!!良い事って一体何をしたの!?」
ツキカゲ「落ち着いて!そんなんじゃないって…!ただ蕎麦をご馳走しただけだって…
  それに、僕の彼女はいつも君しかいないよ、バウンシーちゃん!」
バウンシー「え……?もう1回言って…?」
ツキカゲ「だから……僕の彼女はバウンシーちゃんただ1人だよ!」
バウンシー「もう…!ツッキーったらこんな大きな声で…!照れちゃうわ…!」
ツキカゲ「愛があればこんなのへっちゃらさ!」
バウンシー「ツッキー!!うふふふふふふふ!!」
ツキカゲ「バウンシーちゃーーーん!!」


客「………………………………………………」

ツキカゲ&バウンシー「あ……………………」

客「……お取込み中でしたか………また出直します…………」

バウンシー「そ……そんな事ありませんよ!い…いらっしゃいませー!どうぞこちらの席へ!」
ツキカゲ「ご注文は何に致しますか!?おすすめは何と言っても月影蕎麦ですよー!」
客「……………………………」


ナレーション「次の日…………」


ルナ「こんにちは……また来ちゃいました」

ツキカゲ「あっ…ルナちゃん!待ってましたよ!さあこちらの席に…」
ルナ「ありがとう」
バウンシー「全然大したお店じゃないですけど、ゆっくりしてってください」
ルナ「ありがとうございます」


ツキカゲ「はい!月影蕎麦です!」

ルナ「ありがとう!ツキカゲ君の作った蕎麦って美味しそうだね!」
ツキカゲ「い……いやあ……そんな………何か照れちゃうなあ…なんて……えへへ………」
バウンシー「………………………」
ツキカゲ「ううっ……!み…見た目の感想は良いからさ、は…早く食べちゃってよ、ね?」
ルナ「うん……じゃあいただきます!」


バウンシー「何か顔が赤かったですけど……!」
ツキカゲ「そ……そんな事ないったら……!」
バウンシー「でもあの子、色々と苦労して来たみたいね……家族もいないで、1人きりで………」
ツキカゲ「ねえ、折角だからさ、ルナちゃんも一緒にここに住ませても……」
バウンシー「それとこれとは別!」
ツキカゲ「ふえぇ!?どうして!?」
バウンシー「ほらね…やっぱり私よりもあの子の事が……!」
ツキカゲ「そ……そんな事ないって……!今でもバウンシーちゃん一筋だよ!」
バウンシー「え……?もう1回言って」
ツキカゲ「だから……バウンシーちゃんの事が誰よりも大事なんだよ!!」
バウンシー「もうっ…ツッキーったら…!大きい声でそんな……!」

タック「まいどー!タック君でおま!
  おおっ、ツッキーまた彼女とイチャイチャしてるんでっか…?」

ツキカゲ「あっ…!タックさん……また嫌なタイミングで来たな………!」
バウンシー「ああっ!確か、ツッキーのお友達の…」
ツキカゲ「友達じゃないですよ!」
タック「蕎麦食べよっかな…1番安いのでええですわ」
バウンシー「かしこまりました!」
ツキカゲ「勝手に話進めないでくださいよ!」

648 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:40

タック「おおっ、なんやえらいべっぴんさんがおりまんなあ……」
ツキカゲ「あっ!タックさんは近づかないでくださいよ!この子が汚れちゃいます!」
タック「汚れる?手は綺麗にしましたで」
ツキカゲ「そういう意味じゃないですよ!」
ルナ「あれ…?ツキカゲ君のお友達…?」
タック「そうそう、ボク、タック君って言いますねん ツッキーとは古い縁からのお付き合いだす」
ルナ「それって幼馴染って事…?良いなあ…私、昔から友達なんていなかったから、そういうの羨ましいなあ」
タック「ええでっしゃろ?なんなら今からでもボクとお付き合いしまへんか?最初はお友達からでもええんで…」
ツキカゲ「ちょっと!変な嘘つかないでください!っていうかさりげなく何言ってるんですか!」
タック「ええやないの別に ツッキーとは仲がええ事に変わりないさかい、このぐらいの嘘なら平気でっしゃろ?」
ツキカゲ「別に仲良くないですよ!それに全然平気じゃないです!いいから離れてください!」
タック「あんまりムキにならんでもええやないの 可愛い娘はんの前だからって」
ツキカゲ「別にムキになってませんよ!」
バウンシー「本当に仲が良いのね…タックさんもゆっくりしてってください」
タック「そうでっか!じゃあお言葉に甘えて…」
ツキカゲ「甘えなくて良いです!」
タック「もう…ホンマに冷たいのお…」



ルナ「ありがとう!今日は凄く楽しかった!」
タック「そっかあ…それは良かったですわ ボクも楽しかったわ」
ツキカゲ「タックさんはもう来ないでください」
タック「ええやないの別に邪魔しに来とるわけやないし」
ツキカゲ「充分に邪魔ですよ じゃあルナちゃん、気を付けて帰ってね」
ルナ「うん!ありがとう!じゃあね!」


タック「気を付けてって…家すぐ近くやないでっか」
ツキカゲ「良いじゃないですか別に!」
タック「ホンマにツッキーって可愛い娘とすぐ仲良くなるから隅に置けまへんわ
  1人くらいボクに紹介したってもええやないの 友達でっしゃろ?」
ツキカゲ「友達じゃないですよ!もう帰ってください!」
タック「ボクには気を付けてって言わへんのでっか?」
ツキカゲ「当たり前じゃないですか!タックさんはもう大人でしょ!」
タック「寂しいのお……」


ナレーション「そしてまた次の日……」


ツキカゲ「えっ!?親戚から電話が!?」
ルナ「うん…その人がね、私を引き取りたいって私に電話をくれたの
  明日の朝、親戚の叔父さんの家に引っ越す事になったんだよね」
ツキカゲ「そっかあ……せっかく仲良くなれたのに、離れ離れになっちゃうのか……」
ルナ「大丈夫!遠くに住む事になっても、ツキカゲ君のお店には毎日来るから!」
ツキカゲ「本当に!?」
ルナ「うん!約束!」
ツキカゲ「なんか寂しいけど……でも、やっと会えた家族だもんね……
  ルナちゃんにとってはそっちの方が幸せかもしれないね」
ルナ「うん!やっと私の家族に会えるの……どんな人なんだろう……楽しみだなあ……」

バウンシー「あら、どうしたの?」
ツキカゲ「あっバウンシーちゃん、実はね、ルナちゃんの親戚から電話が来て、
  明日からその親戚の所に住む事になったんだよね」
バウンシー「そう………」
ツキカゲ「どうかしたの?」
バウンシー「ん…?ううん、何でもない…… 多分……優しい人だといいわね、その人……」
ツキカゲ「ん………?」


ナレーション「その夜……」


バウンシー「…………………………」
ツキカゲ「どうしたの?またルナちゃんの心配…?」
バウンシー「うん……」
ツキカゲ「心配性だなあ ルナちゃんならきっと大丈夫だって!親戚の人だってきっと優しい人だよ!
  色々とルナちゃんの面倒を見てくれるに決まってるって!」
バウンシー「だと良いんだけど……」
ツキカゲ「今日はもう寝ようよ 僕、疲れちゃったよ」
バウンシー「そうね…私の気にしすぎかも……おやすみなさい」
ツッキー「うん、おやすみ」


バウンシー(…………やっぱり心配だわ……………………
  ツッキーの言う通り、何も無かったら良いけど………………)

649 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:44

ナレーション「そして、次の日…………」


ルナ「………えっと……ここだよね…………叔父さんの家って…………」

 ピンポーン

シミラ「おおっ来たか ずっと待ってたよ」
ルナ「あなたは?」
シミラ「俺はシミラだ ほら、昨日お前に電話しただろ」
ルナ「じゃあもしかして、あなたが親戚の叔父さん?」
シミラ「ずっとお前に会いたかったんだ…さあこんな所にいないでさっさと入れよ」
ルナ「うん!」


ジャンパーシュート「ヘヘヘヘヘヘヘヘ………………」
ボンカース「フヘヘヘヘヘヘヘヘヘ………」
ゲイター「グケケケケケケケケケ………」
クールスプーク「フヒヒヒヒヒヒヒ……………」

ルナ「えっ……?誰?この人達……叔父さんの知り合い…?」

シミラ「……じゃあ早速始めるか………」

 ドン!!

ルナ「きゃあっ!!なっ…何するの…!?」

シミラ「決まってんだろ……?良いコトだよ……!おら、さっさと服脱げよ!」
ルナ「や…やめて!!きゃあっ!!」

ボンカース「クククク……ようこそ、お嬢さん
  では早速、穢れを知らないお嬢様に大人の世界ってヤツをた〜っぷりと教えてやらなくちゃな!」
クールスプーク「ククククッ……」
ゲイター「グゲケケケケケケケケ!」
ルナ「やめて……やめてよぉ………!」



バウンシー「やっぱり私、心配だわ!
  ツッキー!ルナちゃんの叔父の家、どこだか聞いてる!?」
ツキカゲ「確か昨日、ちょっとだけ教えてもらったかな」
バウンシー「行くわよ!その人の家に!」
ツキカゲ「ええっ!?行くって…どうして急に!?」
バウンシー「決まってるじゃない!ルナちゃんを助けによ!」
ツキカゲ「ええっ!?」


ルナ「や…やめてっ…!」
シミラ「ククク………中々良い身体じゃねェかよ、えぇ…?
  これならもっと早く引き取って楽しんでおけば良かったぜ…!」

ルナ「………ッ!」

シミラ「よお……一つ良い事を教えてやろうか…?お前の母親の事をさ……!」

ルナ「お母さんの事…!?」
シミラ「ああそうだ………実はな、俺は昔、あの女を金で買った事があったんだ……」
ルナ「お金で買った……?どういう事…!?」
シミラ「どういう事って、そのまんまの意味に決まってるだろ!?」
ルナ「嘘……!だってあなた、親戚の叔父さんでしょ……?」
シミラ「親戚の叔父さん…?ふはははははははは!!この馬鹿が、まだ俺が親戚だって信じてんのかよ!?
  なわけないだろーが!!親戚なんてのはな、お前を引き取る為の真っ赤な嘘だ
  あの女…お前の母親はな……金を得る為に毎晩毎晩男と寝て、次から次と男をとっかえながら生計を立てていたっていう
  それはそれは汚らわしい女だったんだよ!」
ルナ「嘘……そんなの……!」
シミラ「全部本当の事だぜ…?じゃあ何であの女はお前と別れたと思う…?
  答えは簡単、お前が邪魔だったからだ……男と遊ぶ為…金を稼ぐ為…その為にはお前がいると邪魔になると思ったから捨てたんだよ…!」
ルナ「嘘…そんなの…私は信じない!」
シミラ「信じる信じないはお前の勝手だがよ……俺はあの売女に騙されて恨みを持ってんだ………
  そしてここにいる連中も皆俺と同じように奴に騙されて恨みを持った連中だ
  俺達はあの売女への復讐の為に集まったんだよ……!その復讐の手始めに、まずは娘のお前を俺達の慰み者にしてやる!
  もっとも、あの売女の事だ、お前の事なんかとっくに忘れちまっているだろうがな……!」

650 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:47

ボンカース「おいおい、そろそろ俺にもやらせてくれよぉ……俺もう我慢できねぇ…」
シミラ「しょうがねぇ野郎だなあ……ほらやるよ」
ボンカース「へへっ…恩に着るぜ…!ほら、次は俺の番だ……たっぷり楽しませてくれよ…?」
ルナ「いやっ……いや…!!」
クールスプーク「良いぞ、もっとやれもっと!」
ゲイター「ジュルリ…たまんねぇな!」
ジャンパーシュート「次終わったら今度俺な!」
クールスプーク「あっ!ズルいぞお前!」
シミラ「喧嘩するな!順番だ順番!」
ルナ「嘘……お母さんが私を捨てたなんて……そんなの信じない……!誰か助けて………!」
ボンカース「おいおい、こんな所まで助けが来るとでも思ってんのか…?」
ルナ「あああっ……!!」
シミラ「はっ…誰も助けてくれるわけねェだろうが!」
ルナ「誰か……誰か助けて………!」
シミラ「まだ言うかこの小娘!所詮は売女が残した娘……どういう風に扱ったって誰も助けになんか来るものかってんだ!」

ルナ「…………ッ!!」

シミラ「この程度でくたばるんじゃねェぞ…?俺達との遊びが終わっても、まだお前にはやる事が沢山残ってんだ
  掃除に洗濯、それとあと炊事もな……今まで1人暮らしだったんだからそれぐらい簡単だろ?
  まあ、俺達と楽しくやろうぜ…お前が死ぬまでずっと可愛がってやるからよ…!嬉しいだろ?クハハハハハハハハハハハ!!」

ルナ「くっ……………!」
ボンカース「ほら、続きだ……楽しくやろうぜ?」


ルナ「きゃあああああああああああああ!!!」




ツキカゲ「えっと……………どこだったっけ……」
バウンシー「ちょっと…どうしたの?」
ツキカゲ「それが……道に迷っちゃって……」
バウンシー「馬鹿!!こんな時に頼りないんだから…もう良いわ!」
ツキカゲ「ちょっと待って!どこに行くんだよ!?」
バウンシー「………あっ…!」
ツキカゲ「ん……?どうしたの…?って…ルナちゃん!!」

ルナ「………………………………」

ツキカゲ「ルナちゃん!!大丈夫!?しっかりするんだ!!」
バウンシー「私、救急車を呼んでくるわ!」
ツキカゲ「うん分かった!……大丈夫ルナちゃん!?ほらこれ……水だよ…飲んで…!」
ルナ「…………ツキカゲ君……………………私…騙されてたんだね…お母さんに……」
ツキカゲ「何言ってるの……!?」
ルナ「私………もう何も信じられなくなっちゃった………………
  でも…………ツキカゲ君………………私…………貴方達の事だけは…………信じていたい………………」
ツキカゲ「一体……一体誰にやられたの!?ルナちゃんの叔父さんかい!?」
ルナ「あの人は…………私の叔父じゃなかったの……………………
  私を引き取る為に叔父だって言って私を騙したの………………………………
  他にも4人くらい怪しい男の人達がいて……………………」
ツキカゲ「そいつらにやられたのか………………!」
ルナ「ツキカゲ君……………………本当の幸せって何だろう…………………………
  私…………もう……………………何も………………信じ…………られ……な…………………………………」
ツキカゲ「ルナちゃん……?おい!ルナちゃん!しっかりするんだ!目を覚ましてくれよ!!ねえ!!ルナちゃん!!!」



ツキカゲ「…………………………………………」

タック「そっか………ルナちゃんは、その男たちに慰み者にされて、力尽きてしまったんやな………
  許せへんな……そいつら………!」
サスケ「ああ…………早いとこ片づけちまおうぜ
  …それで、仕事料は誰が出すんだ?」
ツキカゲ「僕が出します…………標的はルナちゃんの親戚を騙った男、シミラ
  そしてその仲間4人……………お願いします」
サスケ「ああ………………」
ジュキッド「若い娘の命を弄ぶ奴らを好き放題にさせてはいかんな………」
タック「天罰や………天罰を与えたる………………!」
シノ「………………行きましょう」


651 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:48

ブキセット「……………あっ!」
タック「すんまへん…また借りますわ」
ブキセット「ふざけんな!またかよ!!返せよ俺のコレクションーーー!!」




シミラ「畜生…!あの娘、どこに逃げやがった!?」
ボンカース「すまねェ…!俺が目を離したばっかりに……」
シミラ「ケッ…まあ良い……どうせ逃げたってそんな遠くには行けねェ筈だ
  いずれすぐ戻って来るぜ…………さあ帰るぞお前ら」

シノ「……………………………………」

ボンカース「…………ん…?誰だ……?」

シミラ「………おい、どうした?」

ボンカース「…………シミラ、後ろに女が……」
シミラ「何…!?」

シノ「………………………………」

シミラ「………誰だ?あの女……お前の知り合いか?」
ボンカース「いや…知らねェよ………」

ゲイター「ゲヘヘヘ……誰でも良いじゃねェか……あの娘の代わりとして犯しちまおうぜ………!
  ようお嬢ちゃん、こんな所で何してんだァ?そんな事よりさ、俺達と遊んでかなーい?」

シノ「………………」


 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ゲイター「………!?」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ゲイター「ぐあああああああああ!!!」

クールスプーク「ゲイター!!」

サスケ「…………………………」

シノ「………………………………」

ボンカース「な……なんだこいつら…!?も…もしかして……殺し屋!?」
ジャンパーシュート「冗談じゃねェ!!俺は逃げるぜ!!」
クールスプーク「俺も!!」
シミラ「ま…待てよお前ら!!俺を1人にすんじゃねェよ!!」



ボンカース「はあ………はあ……………!こ…ここまでくれば………」

 ガシッ!!

ボンカース「ひいっ…………!!」

ジュキッド「閻魔からの使いだ………地獄に行け!!」

 ゴギッ!!

ボンカース「ぐあああああああああ……!!」

 ガシッ!!

ボンカース「ゆ…許してくれ!!お…俺は……!!」

 ブンッ!!

ボンカース「どわあああああああああああああああああああ!!!
  止めて……止めて………止めて……!!止めてぇぇぇえええええええええ!!!」

 バキッ!!

 ゴギッ!!

ボンカース「……………………………………………………」



クールスプーク「はあ………!はあ…………!冗談じゃねェ…!
  何で殺し屋なんかに狙われなきゃいけないんだよ!!」

 ドンッ!!

クールスプーク「痛っ!!邪魔すんじゃねェよこの野郎!!誰なんだよお前!!」

タック「殺し屋や…お前さんの命、貰いに来ましたで」

クールスプーク「こ……殺し屋……!?ひ…ひいいいいいいいいいいい!!!」

タック「このまま逃げられると思うなよ………………
  ルナちゃんの恨みや………地獄の業火でも食らえ…!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオオオ!!

クールスクープ「んぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!」

652 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/25(Mon) 20:50

ジャンパーシュート「シミラ…………どうする………………!?」

シミラ「どうするって…………このまま逃げるに決まってんだろ!!」

ツキカゲ「逃げても無駄だ!!」

シミラ「………………!!」

ツキカゲ「どこに逃げたって、ルナちゃんはお前を許さない……………」

ルナ「……………………………………………………」

シミラ「どけ!!このガキ………………!!」

ツキカゲ「そして僕も、お前達を許さない………………!!」

シミラ「何………………!?」

ツキカゲ「食らえ!!怒りの手裏剣投げ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ジャンパーシュート「ぐああああああああああああ!!!」

シミラ「ジャンパーシュート…!!このガキ…………!!」

シノ「貴方の相手は私です…………」

シミラ「………………!!くっ……くそぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

 ヒュバッ!!

シミラ「が………………はっ…………………………!」

 ドサッ……!

シノ「………………これで、終わりですね………」

ツキカゲ「………………………………」

シノ「ツキカゲさん………」

ツキカゲ「シノさん…………これであの子は……幸せになれたかな………?」

シノ「……それは分からないです…………けど、ただ1つだけ言える事があります………
  あの子はきっと、ツキカゲさんの幸せを願っていると思います……
  ツキカゲさんが幸せでいる事が、あの子にとっての幸せになるのではないかと私は思います」
ツキカゲ「僕が………幸せでいる事……か………………」
シノ「……ツキカゲさん、間もなく警察が来ます 後の事は警察達に任せて、私達はもう帰りましょう………」
ツキカゲ「……………はい…………」


ナレーション「その後、シミラ達5人は警察に捕縛されたのだった」


ジュキッド「ただいま…………アイアンマム、どうしたのですか?」

アイアンマム「あなた 私、今からダイエットしようと思ってはちみつダイエットを始めたんです」
ジュキッド「またですか…………この前はバナナダイエット………この前は黒酢ダイエット…………
  少しでも続いたことがありましたか?」
アイアンマム「今度はちゃんとやりますわ!毎日続けて、10キロは痩せようと思います」
ジュキッド「そんな事言って………どうせまた太ったって騒ぎ出すのが目に見えますよ………」
アイアンマム「はーーーーーっ!!」

 ドガッ!!

ジュキッド「ぐほおおおおっ…………!!」


  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ 終



次  回  予  告

ナレーション「デスドラース敗北から暫く鳴りを潜めていた悪の組織が再び動き出した
  邪幻斎はプププランドの侵略を実行すべくデスドラースに代わる新たな幹部を呼び出していたのだ
  その名も暴食の武侍・文佐衛門
  新たな敵の登場により、戦いは益々厳しくなって行く…果たして太刀打ちできるだろうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第拾玖話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の拾捌

ナレーション「今回紹介するのはルナ 青い長髪がチャームポイントの美少女だ
  ルナはラテン語で月 そういう意味があるからなのかツキカゲとは初対面で意気投合した
  しかし、恋というものは、今も昔もほろ苦いものである…頑張れツッキー!」

ナレーションの声:デデデ大王


653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/25(Mon) 21:31
ブキセットがもはやネタキャラにwww
そして地雷矢毎度毎度お疲れさんですなw

ルナはきっとツキカゲが幸せになれるよう見てるよ


654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/26(Tue) 21:38
じゃんけんだ!

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/29(Fri) 16:54
ツッキー頑張れ!

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/08/30(Sat) 00:16
ツッキーっていうとなんか教育番組のキャラみたいだな

657 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:50

暗闇斎「この戦いはいつから始まっていたのか………
  思うにそれは、遥か昔の事かもしれぬ…………
  今回の話は、デデデ大王様がまだ子供だった頃に遡るでござる」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 前編


バイオスパーク「お帰りなさいませ、ヅヅヅ陛下」

ヅヅヅ皇帝「うむ……」

バイオスパーク「それで今日はどちらに」
ヅヅヅ皇帝「少し調べ物をな」
バイオスパーク「例の闇の軍勢の……何か分かりましたか?」
ヅヅヅ皇帝「いや、さっぱりだ…所でバイオスパークよ、デデデはどうしている?」
バイオスパーク「王子でしたら、向こうの部屋にいらっしゃいますが…」
ヅヅヅ皇帝「そうか……入るぞデデデ」

 ガチャッ

ヅヅヅ皇帝「…………誰もおらんが………」
バイオスパーク「あっ……!王子…また隠し扉から脱出を……!」
ヅヅヅ皇帝「馬鹿者!!あれ程奴を外に出すなと忠告したと言うに!!」
バイオスパーク「申し訳ございません…!急いで捜しに行って参ります!」
ヅヅヅ皇帝「よい!儂が捜しに行く!お前はここで待機し、デデデが帰って来たら即刻知らせろ、良いな!」
バイオスパーク「はっ…!」

ヅヅヅ皇帝「全く……あのドラ息子め……!!」



デデデ王子「へっ…親父が帰ってきたらどうせまた1時間ぐらい説教されるに決まってらぁ!
  何が一人前の王になる為の勉強だ……勉強なんかやらなくたってな、おれさまはもう一人前なんだデ!
  いつまでも半人前扱いしやがって…もう当分帰ってやるもんかってんだ……!」

 ドンッ!!

デデデ王子「痛っ!!……痛えな……どこに目つけて歩いてんだよタコ!!」
アドレーヌ似の少女「ごめんね……大丈夫?痛くなかった?」
デデデ王子「触んじゃねーよ!!」
アドレーヌ似の少女「駄目よ、傷はちゃんと手当しないと……ほら、見せて」
デデデ王子「……しょうがねーな…手当させてやるから、痛くするなよ」


デデデ王子「いててててて…!!痛いっつーの!!」
アドレーヌ似の少女「男の子なんだからそのぐらい我慢しなさい!」
デデデ王子「お前な…さっきから誰に口利いてんのか分かってんのか!?
  おれさまは王子だデ!デデデ王子!プププランドの王ヅヅヅの息子だデ!」
アドレーヌ似の少女「え!?君、旦那の子供だったの!?
  やっぱりどこか旦那に似てると思ってたんだよね」
デデデ王子「だっ…旦那!?」
アドレーヌ似の少女「君のお父さんの事 私、彼の事そう呼んでるの
  特に理由はないんだけどね」
デデデ王子「そ…そうなのか……」
アドレーヌ似の少女「ほら、これで手当て終わり 泣かなかったわね、偉い偉い」
デデデ王子「こんな事ぐらいで泣いてたまるかってんだ!用はもう済んだし、おれさまはもうそろそろ行くとすr…」

 グ〜……

デデデ王子「……………………………」
アドレーヌ似の少女「あーっ!もしかして、お腹空いてるー?」
デデデ王子「そ…そんなわけねーだろ…!た…ただ、今日は昼飯を食わずに外に出たからな………」
アドレーヌ似の少女「それは大変ね ご飯はしっかり食べなきゃ体に悪いわよ」
デデデ王子「余計なお世話だ!」
アドレーヌ似の少女「私も丁度お昼を食べる予定だったから、良かったら一緒に食べましょ?」
デデデ王子「…………まあ…仕方ねーから一緒に食ってやるか……
  …で、お前、昼飯なんてどこにあるんだよ」
アドレーヌ似の少女「どこって…?ここにあるわよ」
デデデ王子「ここにあるって……あるのは紙じゃねーか…まさか、このおれさまに紙を食わせる気じゃねーだろーな!?」
アドレーヌ似の少女「そんなわけないでしょ まあ見てなさいって」
デデデ王子「何する気だ…?」
アドレーヌ似の少女「何が食べたい?」
デデデ王子「何がって……何でもいいよ とりあえず簡単に食えるもんが良いな」
アドレーヌ似の少女「じゃあサンドイッチにしよっか」
デデデ王子「何だよ……サンドイッチの絵なんか見たって腹いっぱいになるわけが………え……?」
アドレーヌ似の少女「はい、出来上がり」
デデデ王子「え……!?えーーーーー!?お……お前……!何をやったんだ……!?絵が……絵が実体化した……!?
  何だよ、マジシャンだったのかよお前!」
アドレーヌ似の少女「まあ、そんな所かな」

658 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:53

デデデ王子「すっげーー!!うん、美味いなこれ!かなり上出来だ!
  さっきのマジックどうやってやったんだ!?おれさまにも教えてくれよ、なあ!」
アドレーヌ似の少女「ふふ……内緒よ」
デデデ王子「そんな事言うなよ!な、誰にも言わねーから……」

 ゴン!!!

デデデ王子「痛っ!!」
アドレーヌ似の少女「何…!?どうしたの!?」

クラッコJr「やーーーい当たった当たったーーーー!!」

デデデ王子「この野郎……てめーがやったのか……!待てこの野郎!!」

アドレーヌ似の少女「あっ…!ちょっとまだ食事中でしょ!君の方こそ待ちなさいよ!」



デデデ王子「くっそ〜……あの野郎どこに行きやがった…!?」

クラッコJr「おい」

デデデ王子「あぁ?!」

 ザバァァァアアアアアアアアン!!!

デデデ王子「うわあああああああっ!?」

クラッコJr「わはははははは!!びしょ濡れだびしょ濡れ!!」
デデデ王子「てめェ……!!無礼だぞ!!王子に向かって!!」
クラッコJr「な〜にが王子だ!お前なんか王子に見えるわけねーだろ!バーカ!」
デデデ王子「何だとこの野郎!お前なんか死刑だ死刑!!親父に言いつけてやる!!」
クラッコJr「ははははははは!!やれるもんならやってみろよ!」
デデデ王子「んだとこの野郎!!」

???「やっと見つけたぞ……デデデ」

デデデ王子「あぁ…?お前、何か言ったか!?」
クラッコJr「何も言ってねーよ!」


ヘビーナイト「フフフフフフフフ…………」

ヘビーナイト「フヘヘヘヘ………」

ヘビーナイト「フッフッフッフッフッフ……」

デデデ王子「……………!?」

クラッコJr「な……誰だよこいつら……!?お前の知り合いかよ……!」
デデデ王子「知るかよ……こんな奴ら……!」
クラッコJr「誰だか知らねーけど、俺の邪魔すんじゃねーよ!!」

 ドン!!

ヘビーナイト「フッフッフッフ……効かねェな………」

 ドゴッ!!!

クラッコJr「ぐああああああ!!」

デデデ王子「おい、お前!!」

クラッコJr「ぐっ………!」
デデデ王子「大丈夫かよお前……しっかりしろよ……!」

ヘビーナイト「そのガキに用は無い……用があるのは貴様だデデデ……」
ヘビーナイト「大人しく俺達と来い、そうすればこのガキは殺さずに逃がしてやる」
デデデ王子「…………………………!」
クラッコJr「なっ……何やってんだよ………逃げろよ………俺の事なんか気にすんなよ…………
  しょうがねーよな……きっと罰が当たったんだ………俺の家が貧乏だからって……何もお前なんかに当たる事なかったのに…………」
デデデ王子「……本当に謝る気があるんなら……お前、俺の部下にならねーか」
クラッコJr「え……!?」
デデデ王子「もし、俺が大王になって、お前が大人になった時……
  その時になってもお前が俺の言葉を覚えてたら、俺の所に来てくれ…………」
クラッコJr「………………!」
デデデ王子「だから俺はお前を助ける…!部下を助けるのは王として当然の事だデ!!
  こんな奴ら…俺が1人でぶっ倒してやる!!うおおおおおおおおおお!!」

ヘビーナイト「ふん…馬鹿な事を……おらあっ!!」

 ドガッ!!

デデデ王子「ぐあああっ!!!」

ヘビーナイト「生意気な口利きやがって!!闇の軍勢の恐ろしさを教えてやる!!」

 ドガッ!!ドガッ!!

デデデ王子「ぐあああああああ……!!俺は負けねェ……!!絶対に負けねェ!!!」

クラッコJr「デデデ………王子………!!」

ヘビーナイト「五月蝿ェ!!」

 ドガッ!!!

デデデ王子「ぐあああああっ!!………効かねェ……!痛かねェぞ……!俺は男だ……!俺は泣かねェんだ!!!」

ヘビーナイト「ふん……ヅヅヅを誘き寄せる為にデデデは殺さず捕まえて連れて来いと命令されていたが
  もう我慢ならねェ……ぶっ殺してやる!!」

デデデ王子「………………!!」

クラッコJr「………………!!」

 ドン!!!

ヘビーナイト「ぐ……がはっ………!!

 ドサッ

デデデ王子「え…………?」

659 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:55

アドレーヌ似の少女「…………………」

デデデ王子「お前……!」

アドレーヌ似の少女「やっと見つけた……本当に見つけるのに苦労したんだからね……」

ヘビーナイト「何だ…この女……!」

アドレーヌ似の少女「あんた達、子供相手にムキになるなんて、少しも恥ずかしいと思わないわけ……?」

ヘビーナイト「黙れメスの分際で…!!」

 ヒュッ…ドガッ!!

ヘビーナイト「ぐああああああああ!!」

アドレーヌ似の少女「メスで結構……女の子だからって甘く見てると痛い目に遭うのよ……!」

ヘビーナイト「うっ………!ひいいいいいいお助けぇぇぇええええええ!!!」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト「ぐああああああああああ!!!」

アドレーヌ似の少女「…………!?」

???「クククククククク…………子供1人連れて来られない上に敵前逃亡とは、情けない部下ですね………」

アドレーヌ似の少女「誰……!?」

???「クククククク………ウィズと申します……以降お見知り置きを
  ……と言っても、もう二度と貴方方とお会いする事は無いと思いますがね……」
アドレーヌ似の少女「そうね……貴方とはこれでお別れみたいね……貴方の敗北によってね!!」

 ヒュッ!!

 ドン!!!

アドレーヌ似の少女「………!?」

ウィズ「クククククク………少々乱暴なお嬢さんですね………」

アドレーヌ似の少女(防いだ……!?私の攻撃を………どうやって……!?)

ウィズ「クククククク………何故私の攻撃を防いだ…?って顔をしてますね………クククククククク………
  魔法……とでも申し上げましょうか……今のは結界と言うんですよ……………………………
  私の周りに結界を張って、貴女の攻撃を防いだのですよ……クククククククク………………」

アドレーヌ似の少女「……………!」

ウィズ「そして、結界は防御だけでなく、こういう使い方もあるんですよ………クククククク……!」

アドレーヌ似の少女「くっ………!!体が……重い………!?」

ウィズ「これは重力操作の結界……今、貴方の周りの空間を結界で重力2倍の状態にしました…………
  今は立っていられるのが限界でしょう……クククククククク………………」

アドレーヌ似の少女「くっ……!!」

デデデ王子「姉ちゃん…!!」

ウィズ「そこで大人しくしていなさい!」

デデデ王子「うわっ……!か……体が……動かない………!」
クラッコJr「デデデ王子!!」
アドレーヌ似の少女「………………!」

ウィズ「クククククク………今の貴方は私の操り人形です………
  さあ、大人しくついて来なさい………」

ヅヅヅ皇帝「待て!!」

デデデ王子「親父………!!」

ヅヅヅ皇帝「デデデ……!待ってろ……今すぐ助けに行……」

 ビュン!!

ヅヅヅ皇帝「……………!!」

ダークメタナイト「そうはさせないよ……プププランドの王、ヅヅヅ皇帝」

ヅヅヅ皇帝「貴様…メタナイト………いや、違う………貴様はダークマインドだな……!」
ダークメタナイト「流石は皇帝 ご明察だね……そう、私はダークマインドだ
  本来の姿だと些か力の加減が難しくてね…今の姿は仮の姿で力を封じているに過ぎない
  君達は我々闇の軍勢を斃す為に色々と研究していたみたいだが、全ては無意味に等しい
  君達如きが我々に刃向う事自体愚かな事なのだ
  そう、全ては私の掌の上だ 君も、そして君の息子も………」

ヅヅヅ皇帝「ふっ…それはどうかな………?お前の思い通りにはならん……これで終わりにしてやる!!」

ダークメタナイト「これで終わり……か………中々勇ましい吠え方だ
  では、こうすると、どうなるかな……?」

デデデ王子「…………!」

ヅヅヅ皇帝「デデデ……!!」

660 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:58

ダークメタナイト「今のデデデ王子は私の部下、ウィズの操り人形だ
  デデデ王子は今、自分で自分の命を断とうとしている……彼を殺す事等、ウィズの魔術ならば容易い事だ
  息子の命が惜しければ、無意味な抵抗はしない事だ」
ヅヅヅ皇帝「己……!」
ダークメタナイト「ヅヅヅ皇帝……君は私の手で葬ってあげよう……光栄に思う事だ」

 ヒュバッ!!

ヅヅヅ皇帝「が………はっ…………!!」

デデデ王子「親父ぃぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!!」

ダークメタナイト「戻るぞウィズ……」
ウィズ「はい、ダークマインド様……クククククク…………」

デデデ王子「親父…!!おい!!しっかりしろよ親父!!!」




バイオスパーク「……………………」

デデデ王子「バイオスパーク…!親父は…!?」

バイオスパーク「大丈夫でござる……一命は取り留めたでござるよ………」

アドレーヌ似の少女「ごめんなさい……私がいながら、旦那を……」
バイオスパーク「気にするな、君は何も悪くない……
  それより王子、陛下が話したがっているでござる……会ってはくれぬでござるか?」
デデデ王子「ああ……案内してくれ」


ヅヅヅ皇帝「デデデ………来たか…………」

デデデ王子「親父!!ごめんよ親父!!俺の所為で……こんな………!」

ヅヅヅ皇帝「構わん……大した傷では無い……ましてお前の所為などと思っておらんわ
  それよりデデデ、聞いて欲しい事がある………お前は近い将来、多くの仲間と出会う事になるだろう………
  その仲間達と共に、プププランドの平和を守ってくれ…………
  古い書物に書かれていたのだ………プププランドの王とワムバム一族の王と銀河の騎士が揃った時、暗黒の時代は終わりを迎えるだろう……とな……
  そのプププランドの王というのは………デデデ………お前の事かもしれんな……………」
デデデ王子「親父………」
ヅヅヅ皇帝「私は王を退位する……そして、今からデデデをプププランドの新たな王に任命する…………後の事は任せた…………
  私はこの国を出る………お前を危険な目に遭わせた責任としてな……………………」
バイオスパーク「陛下……しかし………」
ヅヅヅ皇帝「案ずるな……デデデの教育係はメタナイトに任せる……バイオスパーク、お前は暫く、私と共について来てくれぬか……?
  闇の軍勢について色々と調べてみたい事があるのだ………少しでもデデデの力になれるようにな…………」
バイオスパーク「了解しました……お供致します」



暗闇斎「こうして、拙者とヅヅヅ皇帝はプププランドを後にした…………
  デデデ大王様がプププランドの新たな王になってからは、暫くは平和な日々が続いた……………
  ちなみに、アドレーヌ似の少女は自分のいた星に戻り、何年か後に1人の少女を出産したそうだ
  その少女がアドレーヌだとは、最初は気付かなかったが、面影が彼女によく似ていたでござるよ
  そして、クラッコJrはクラッコに成長し、デデデ大王様の忠実な部下となったでござる
  今回はここまで 続きは後編にて語るとしよう…………」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 前編 終


661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/01(Mon) 01:34
カービィもアドレーヌもまだいない頃の話か
アドの母ちゃん強いなーw
アドレーヌもアドママも喧嘩強いわw
敵に会おうと痴漢に遭おうと、ガンガンブッ飛ばしては笑って生きていきそうな性格してるよなー二人ともw
こんな姉御や母ちゃんが家庭にいたら心強いだろ
心身とも強い女ってのはやっぱ魅力的だなー

662 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 18:55

タック「まいど!タック君でおま!」
ツキカゲ「どーも!ツキカゲでっす!」
ジュキッド「ジュキッドと申す」
タック「今日も前回に続いてこの3人で質問を返しますんでよろしく!」
ツキカゲ「それじゃあさっさと質問返しちゃいますか」
ジュキッド「そうだな では、始めるとするか」

>>645

タック「ジュースを吸い込む?ジュースは吸い込むもんでなく、飲むもんやで
  まー丁度ラムネ飲みたい思てたからありがたく頂きますわ」
ツキカゲ「あー僕もラムネ飲みますー所でラムネのビー玉って取り出すの難しいですよねー」
タック「え?ビー玉なんて簡単に取り出せまっせ」
ジュキッド「…………ふんっ!!」

 バキッ!!

タック「………え…?旦那…さっきバキッて音せえへんかった…?」
ジュキッド「ん…?気の所為ではないか?」
タック「いや…絶対音しましたって…バキッて……」

>>653

タック「いやぁブキセットはんには毎度毎度お世話になっておりますなぁ
  ボク、斬鉄剣が折れてもうたさかい、これからもどんどん世話になりますわ」
ツキカゲ「悪い人だなあ………」
タック「ルナちゃんの事については、残念やったなあ……」
ツキカゲ「そうですね……1人暮らしで寂しい思いをしてきたその気持ちに付け込んで酷い事するなんて……
  あんな奴ら、死刑ですよ死刑!」
ジュキッド「若い女性が監禁されたり暴行されたりといった事件はこれに限らず山程存在する……本当に許せぬ話だ……」
タック「でもまあ旦那、いつも思うんやけど、最後のオチにああいうコントやるのやめてくれまっか」
ジュキッド「やりたくてやっているのではない……家に帰れば毎回あんな感じだ……」
タック「恐ろしい奥さんでんな……」
ツキカゲ「ある意味作中最強かも……」

>>654

タック「へー、君、じゃんけんって名前なん?なんか変わった名前でんな」
ツキカゲ「名前からして勝負運が強そうですね…多数決とかで同じ票になった時とかに勝負運を発揮しそうです」
ジュキッド「運が強いという事は良い事だ これからもその強運を駆使して頑張るのだぞ」
タック「いや…運が強そうな名前ってだけで、運が強いとは限りまへんやろ…」

>>655

タック「ほら、ツッキー応援されてまっせぇ、頑張らなあきまへんで」
ツキカゲ「はい!応援ありがとうございます!僕、頑張ります!」
タック「で、何を頑張るんや?」
ツキカゲ「それは……恋に勉強に仕事に……それと修行…!絶対に強くなって見せるぞ!」
ジュキッド「その意気だ坊や 今の坊やはスタート地点の手前辺りだ
  スタート地点を一気に駆け抜け、山の頂点を目指すのだ
  頂点への道のりは遠く険しい……行く手には様々な障害が待ち受けている…だがそれを乗り越えてこそ男だ
  頑張るのだぞ!」
ツキカゲ「はい!僕、頑張ります!」
タック「なんかスポ根チックやなあ……ボクこういう暑苦しいの苦手やねん」

>>656

タック「あれやろ、おじゃる麻呂って奴でっしゃろ?」
ツキカゲ「そんな名前でしたっけ…?」
タック「そういう名前やったって!昔見てたんやさかい、ボクの記憶に間違いは無い!」
ツキカゲ「でも…そもそも僕って何でツッキーって呼ばれてるんだっけ…?」
タック「"ツキカゲ"やからツッキーでっしゃろ 簡単やないか
  っていうか、ツキカゲって名前負けしすぎなんや ツッキーの方がしっくりくるで
  もうツッキーって改名してもええんやないか」
ツキカゲ「良いわけないでしょ!もう…ツキカゲって名前気に入ってるんですからね…!」
タック「すまんすまん……でもボクはツッキーって呼びまっせ
  なんかやっぱツッキーって呼んだ方がしっくり来るもんなあ」
ツキカゲ「じゃあもうツッキーで良いですよ 好きに呼んだら良いじゃないですか」
ジュキッド「じゃあ俺はジュッキーになるのか」
タック「へ……?」
ジュキッド「いや……ジュキッドだからジュッキー……」
タック「それ……なんかジャッキー・チェンみたいでええ呼び方やと思いますけど、そもそも既に地雷矢ってあだ名があるやないでっか」
ジュキッド「あれはあだ名ではなく二つ名だ」
タック「似たようなもんやないでっか」

663 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 19:02

>>661

ツキカゲ「って事は、僕もまだ生まれてないって事ですね…」
タック「当たり前やがな!デデデの旦那がまだ幼少期って事は君まだ生まれてへんがな!」
ツキカゲ「いやあ…凄い話だったけど、なんかアドレーヌさんのママさんに見所を全部持ってかれちゃった感があるなあ……他にも見所はあるのに……
  それにしてもアドレーヌさんのママさん、本当に強かったなあ……流石親子って感じでしたね
  それに優しいし、なんか頼りになるって感じだったなあ……デデデ大王さんが羨ましいですよ本当
  やっぱり似るんだなあ親子って……所で、アドレーヌさんのママさんって、アドレーヌさんのママだからマドレーヌさんって名前なのかなあ」
タック「………それってボケてるん?」
ツキカゲ「いや……ボケじゃないですよ……」
タック「ボケやったらこれ座布団全部持って行かれまっせ」
ツキカゲ「だからボケじゃないですって…!他に見所を挙げるとすれば、デデデ大王さんとクラッコさんのやり取りですね……
  クラッコさんを助けた時のデデデ大王さんの台詞、本当に格好良かったですよね!
  これを見た後に激闘編のデデデ大王さんとクラッコさんの戦いを見るとなんだか心に沁みるなあ…………
  ヅヅヅ皇帝さんって、名前自体は前スレとかで時々見かけましたけど、本編に出て来る事はなかったんですよね
  登場を期待していた名無しさんも当時いらっしゃってたみたいですし、ここで登場出来て良かったですね
  これで前編って事は後編もあるんですよね?」
タック「そらそうでっしゃろ」
ツキカゲ「どういう話になるんだろうなあ……なんか楽しみですよ……暗闇斎先生、もっと聞かせてくださいよ〜」
タック「図々しい奴やなって思ってまっせ今頃」
ツキカゲ「図々しいのはタックさんの方でしょ」
タック「ボクは全然図々しくあらへんで?」
ツキカゲ「じゃあお金貸してなんて金輪際言わないでくださいよ……」
タック「それは無理やな」
ツキカゲ「やっぱり図々しい………」


タック「それじゃあ今回はここまで!」
ツキカゲ「次回も僕達が質問を返しまーす!いや…多分そんな事はないか……」
ジュキッド「では、また会おう」

664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/01(Mon) 20:05
見所は何もアドママの話だけじゃなく、かつて大王とクラッコがどうやって出会い、手下と頭の関係になったのかもここで明らかになったところ
そうかい、こうして出会って、やがて激闘編で激突することに繋がるわけだ
ヅヅヅ皇帝がなぜプププランドにいないのか、
原作で大王の教育係がなぜメタナイトだったのか、
また、メタナイトが教育係となった理由は何なのか

結構明らかになったよね
あとアドレーヌはかつてウィズと激突したいと言ってたが、実は若かりし頃のアドママが、先にウィズとやり合い負けたという…w

665 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 22:51

暗闇斎「デデデ大王様が王になってから、闇の軍勢は姿を見せなくなり、暫くは平和な日々が続いていた
  だが、一見平和に見えたこの世界にも、裏には闇が潜んでいたのでござるよ
  今回は、そんな話でござる…………」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 後編


大王「痛てててててて……!くっそ〜カービィの奴……!」
バイオスパーク「全く…これはまた手痛くやられたようでござるな
  いい加減これに懲りて、とっととスターロッドを返したら如何でござるか?」
大王「嫌だデ!おれさまはこいつでやらなきゃならない事が沢山あるんだデ!」
バイオスパーク「スターロッドはプププランドに無くてはならない重要な存在でござる
  私物化しては罰が当たるでござるよ」
大王「分かってるデ!スターロッドはいずれ返す!
  それよりカービィ…今度という今度は絶対にやっつけてやるデ!
  次にカービィと出会ったら、今度はクラッコでカービィを退治してやる!っつーわけで、じゃあな!」
バイオスパーク「ああ……」


バイオスパーク「やれやれ……プププランドに闇の軍勢が現れなくなったのは良かったでござるが、
  当の大王様は私利私欲でスターロッドを盗んだりプププランドの住人達を苦しめたりしてやりたい放題でござる……
  メタナイトの熱心な教育の結果がこれとは………またメタナイトに帰って来て貰う必要がありそうでござるな………
  果たして本当にヅヅヅ皇帝陛下の仰る通り、ダークマインド達を斃す日が来るのでござろうか………」
シノ「お父さん………」
バイオスパーク「おお、シノ 済まぬ…起こしてしまったでござるか……」
シノ「今の人、だれ?」
バイオスパーク「デデデ大王でござるよ…ほら、この前拙者が教えただろう…あれが今のプププランドの王様でござるよ」
シノ「あの人が王様……?ぜんぜん王様に見えなかったけど………」
バイオスパーク「ははは……シノは意外とはっきりものを言うタイプでござるな
  確かにシノの言う通り王らしくないかもしれぬ…だが、それが大王様の良い所なのかもしれぬでござる
  全然王らしさが無いからこそ国民と同じ目線に立つ事が出来るだろうし、いつかきっと国民の為に色々と頑張ってくれる筈でござる
  恐らく、大王様はダークマインドとの戦いに打ち勝ち、その戦いで得た事を多くの人々に語る日が来るでござろう
  拙者はそんな日が来る事を信じているでござる……
  シノ、お前はそんな大王様の手助けをしてやって欲しいでござる」
シノ「うん……」
バイオスパーク「さあ、今日も修行するでござるよ!」
シノ「はい!」


 ジリリリリリリリリリリリリリリ!!

バイオスパーク「済まない……電話でござる……はい、こちらバイオスパーク………
  おおっ、これは陛下!お久し振りです!」

ヅヅヅ皇帝「久し振りだな…それと陛下はもう良い 儂はもう皇帝ではないのだ」

バイオスパーク「申し訳ございません……それでヅヅヅ殿、ご用件は…?」

ヅヅヅ皇帝「ああ…あれから独自に闇の軍勢を追っていたのだが、調査の途中妙な人物の名を耳にした」

バイオスパーク「名前…でござるか……?」

ヅヅヅ皇帝「ああ……邪幻斎と言ってな……ダークマインドの部下ではないようだが、
  もしかするとダークメタナイトと何か関連があるかもしれん……お前も気を付けてくれ」

バイオスパーク「はっ……了解しました」


シノ「……お父さん、だれから?」

バイオスパーク「ん…?ああ、古い知人からの電話でござるよ
  さあ、気を取り直して修行に行こうか」
シノ「はい!」




ヅヅヅ皇帝「……さて、そろそろ出発するか………
  デデデは今頃どうしているだろうか……しかし、今頃になって会わせる顔が無いな………」


 ドォォォォオオオオオオオオオオン!!!!

ヅヅヅ皇帝「………!?何の音だ……?まさか、闇の軍勢か………!!」


666 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 22:55

宝石魔人「フン!!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオン!!!!

宝石魔人「………………」

ヅヅヅ皇帝「……何だ、音の正体は貴公だったか………」

宝石魔人「……誰じゃ…?」

ヅヅヅ皇帝「私はヅヅヅ……プププランドの元国王だ
  それより貴公は、ワムバム一族の者だろう……?」
宝石魔人「ああ……儂は最強の民族、ワムバム一族の王、ワムバムジュエルじゃ」
ヅヅヅ皇帝「こんな所で何をしている…?」
宝石魔人「技の強化じゃよ……今のグライドパンチでは、奴を斃す事が出来ぬ………
  儂の国の民を殺した………闇の戦士とやらにな………………」
ヅヅヅ皇帝「そうか……噂は本当だったようだな………
  最強の一族であるワムバム一族が一夜にして滅んだ原因はダークマインドだというのは………」
宝石魔人「……何か知っておるようじゃな」
ヅヅヅ皇帝「いや、ダークマインドについての詳しい情報は未だ掴めていない……
  それより頼みがある……ワムバム一族の王よ、プププランドには私の息子がいる………
  息子は将来、闇の軍勢との戦いに巻き込まれ、それに立ち向かわなければならぬ日が来るかもしれんのだ………
  もしそんな日が来た時、力を貸してやってはくれぬか……?」
宝石魔人「今は出来ぬな……しかし、技を高めた時、儂はプププランドという国に赴こう
  息子とやらに手を貸してやれるかどうかは分からんが、その言葉、もしも覚えていたら協力しよう」
ヅヅヅ皇帝「ああ……頼んだぞ………」




バイオスパーク「綺麗な夜空だ…………こうして安らかな気持ちで空を見たのはいつ以来でござろうか…………
  血の繋がりは無いとはいえ、拙者には娘が出来た………出来れば、戦いとは無縁な生き方がしたいでござるな………
  だが、今でもシノにこうして厳しい修行をさせているのは、戦いは終わらぬという事を予感してしまうからでござろうな………
  ……こんな事を考えていても仕方が無い………今日はもう寝る事にしよう………………」



バイオスパーク「邪幻斎の居場所が分かった……!?」

ヅヅヅ皇帝「ああ……お前が住んでいる場所から近い所に奴のアジトがあるという情報が手に入った
  邪幻斎は今夜、プププランドを襲撃し、プププランドを制圧するつもりらしいのだ
  バイオスパーク、儂はそこには行けぬが、行ってくれぬだろうか」

バイオスパーク「了解しました」


シノ「お父さん…………どこに行くの……?」

バイオスパーク「ああ……ちょっと用事が出来てしまってな……大丈夫、すぐ戻るでござる
  その間、留守番を頼むでござる………それと、今日は修行は休みでござる、ゆっくり遊んでてくれ」
シノ「お父さん……」
バイオスパーク「では、行って来るでござる」

 ビュン!!

シノ「お父さん………」




邪幻斎「……遂に我々が動く時が来たようだな…………
  ダークマインド達が全く動かぬ今、好機は今しかない………行くぞ、鉄眼よ」
鉄眼「ああ………」


バイオスパーク「そうはいかぬ……」

邪幻斎「何者だ……?」


バイオスパーク「拙者はバイオスパーク……一介の忍者でござるよ」

鉄眼「………………」

邪幻斎「良い……奴は私が片付ける………………」
鉄眼「邪幻斎……!」
邪幻斎「鉄眼よ……お前と出会ってから、今までお前に私が戦う姿を見せた事が無かっただろう………
  よく見ておくが良い………私の邪幻妖術をな……………!」

バイオスパーク「…………………!」




隊長「どうしたんでやんすか?最近は部下も動かさないなんて
  ひょっとしてプププランドを襲うのは諦めたんでやんすか?」
ダークメタナイト「まさか……ほんの下準備だよ」
隊長「下準備でやんすか けど、やるなら今がチャンスじゃありやせんか?
  デデデ大王を始め、プププランドの国民には強い相手はいないようでやんすし」
ダークメタナイト「だからと言ってそう焦る必要もないだろう
  確かに、今ならポップスター全てを支配する事は容易い…だが、そう簡単に手に入ってしまっては面白味に欠けるだろう
  価値ある物なら、それなりに長い年月をかけて手に入れたいだろう?」
隊長「そういうもんでやんすかね?あっしには分かりかねやすねぇ」

667 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 23:00

バイオスパーク「はあ……………はあ………………!」

邪幻斎「くっ……………がはっ…………!まさか………この私が………これ程の傷を負う事になるとは………………!
  バイオスパークとやら………この戦い、暫く預けるぞ……………………
  この傷を癒し、必ずお前を斃しに戻って来てやる……………………覚えておくが良い……………!」

バイオスパーク「………………………ぐっ………がはっ……………!
  何とか………邪幻斎を退ける事が出来たが…………間一髪でござった……………………
  邪幻妖術………なんと恐ろしい技だ…………………
  邪幻斎………あんな恐ろしい奴がいたとは……………くっ…………!もう二度と戻って来ない事を祈るばかりでござる…………………」



バイオスパーク「ただいまでござる」

シノ「あ!お父さん!おかえりなさい!…………お父さん…?どうしたの……?けがしてるの……?」
バイオスパーク「いや……大丈夫でござるよ…………今日は少し休みたいでござる………」
シノ「いやだよお父さん………死んじゃいやだよ……………」
バイオスパーク「心配するな 拙者は死なぬでござるよ……お前を一人前の忍者にするまではな…………」


 ヅヅヅ皇帝「シノというのか?」

 バイオスパーク「はい、拙者の娘でござる」

 ヅヅヅ皇帝「そうか………」

 バイオスパーク「シノは将来、きっとデデデ大王様のお役に立つ事でしょう
   拙者は忍びの世界から足を洗い、シノを一人前の忍びに育てて見せます」

 ヅヅヅ皇帝「まさかお前が忍者を捨て父親になる日が来るとはな…………次期暗闇斎候補と呼ばれ、恐れられていたお前がな………」

 バイオスパーク「未練はありません……それに、そもそも最初から暗闇斎を襲名するつもりなどありませんでしたから」
 
 ヅヅヅ皇帝「そうか………しかし、シノという娘、いずれ私の馬鹿息子の嫁にでも………
   …いや、冗談だ 今の事は忘れてくれ……あの馬鹿息子には勿体無いな
   では、お前とはここでお別れだな………今は娘を育てる事に専念すると良い 私は1人で闇の軍勢について調べよう」

 バイオスパーク「しかし………」

 ヅヅヅ皇帝「良いのだ 私1人でも充分にやっていける………では、さらばだ 頑張れよ」

 
バイオスパーク(陛下…………貴方には色々とお世話になりました……………………
  恩返しになるとも思えませんが、シノをきっと一人前に育て、そしてデデデ大王様の傍に………………………………)



邪幻斎「くっ………………!」

鉄眼「大丈夫か邪幻斎………しかし大した奴だ………邪幻斎にこれ程の傷を負わせるとは…………………」

邪幻斎「奴が強かったのではない………奴を甘く見た私の油断こそが最大の敗因だったのだ………………」

鉄眼「邪幻斎…………」

邪幻斎「バイオスパーク…………奴だけは、この私の手で…………………………」

ダークメタナイト「これはこれは、大層手痛くやられたようだな」

邪幻斎「………ダークマインド………」
鉄眼「…………………………」

ダークメタナイト「……ほう、姿を変えていても私が誰か分かるのかい」

邪幻斎「こんな所まで来られる者がいるとすれば、私の他にはお前ぐらいだ…………………
  ダークマインドよ…………ポップスターはお前の物にはならん…………あの星は、いずれ私の支配下となるのだ…………」

ダークメタナイト「その傷でそこまでの威勢を張れるとは中々大したものだ
  だが、君もまた私の掌の上の存在に過ぎないという事を自覚しておくべきだな」

邪幻斎「何……?」

668 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 23:05

ダークマインド「おかしいとは思わないか…?あの時、何故君達がプププランドを襲撃する時に限って都合よく敵が現れたのか……
  あれは全て私が裏で仕組んだ事だよ
  君の存在や、プププランドを襲撃する時間といった有益な情報をヅヅヅ皇帝に流したのさ
  流石は有能な元国王だ 思った通り都合よく動いてくれて助かったよ
  君は我々にとって何かと邪魔になる存在だったからね……邪魔な存在は大きくなる前に早めに潰しておくに越した事はないだろう」

邪幻斎「……得体の知れぬ奴だ…………知っているぞ………お前が闇鏡を持っている事を…………
  そして、闇鏡には、この宇宙の全てを支配する事が出来る力を秘めている事もな…………………
  だが、そんな代物を持っているにも関わらず、お前が一向に動きを見せないのは、闇鏡がまだ完成していないという証拠か………?」

ダークメタナイト「さあ……それはどうかな………」

邪幻斎「ダークマインド………貴様の持つ闇鏡が完成した時、その闇鏡を必ず我が物にして見せよう…………
  闇鏡が完成せず、お前が消えてくれても、それはそれで構わんがな………………」

ダークメタナイト「残念だが、私は永劫不滅の存在だ 私が消える事など、奇跡でも起こらない限り有り得ない事だ
  君はそこで大人しくして余生を過ごすと良いだろう その方が賢明だと思うがね
  では、またどこかでお会いしよう、邪幻斎…………………」




邪幻斎「ダークマインド…………奴が宇宙を支配する日が来る事は無いだろう………
  闇鏡が手に入らずとも、我が手元には、古来より恐れられし魔物を封じた巻物がある…………………
  憤怒、嫉妬、怠惰、暴食、色欲……それぞれ5つの魔物を封じた闇の巻物が…………………
  これさえあれば、闇鏡も……ましてダークマインドすらも敵では無い…………そして、全宇宙を支配する事も容易いだろう…………
  全てを屈服させてやる………宇宙も………ダークマインドも………………私の"恐怖"でな…………!」




暗闇斎「これから先、この戦いがどうなるのかは君達の目で確かめて欲しい
  戦いは終わらない………この世界に闇がある限り………………
  光ある所には必ず闇がある…………どちらかが消えればどちらとも存在し得ない………………
  つまり、戦いが終わる事は恐らく無いだろう………だが、それでも戦いが終わる事を信じて戦い続けなければならない……………
  戦いの終わりはいつやって来るのか………それはきっと、この物語が教えてくれる筈……………
  戦いの結末は、是非とも、月華のシノ〜忍び街道まっしぐら!〜をご覧戴きたい」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 後編 終

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/02(Tue) 00:16
デデデ大王さらに悪どい声で市民と喋ってみて!

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