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【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/17(Wed) 12:51

こんにちは シノです
本日はスレッドに足を運んでいただき、ありがとうございます
皆様に支えられる形で、このスレッドも今年の4月で12周年を迎える予定です
ここまで続ける事が出来たのは、これまで参加してくださったキャラハンの皆さんや名無しさん達の応援のお陰だと思っています
新しいスレッドでも力ある限り頑張り続ける気持ちです
これからも、よろしくお願いします

……それでは簡単にルールを説明します


まず一つ、名無しさんは私達キャラハンに質問を、キャラハンは名無しさん達に返事を返します
キャラハン同士のクロストークは、駄目とは言いませんが、
あくまで名無しさんへの返事を返す事が優先だという事をご理解のうえで行なってください


次に、参加の条件ですが、星のカービィシリーズのキャラクターであれば誰でも自由で構いません
同名のキャラクターが登場する場合、私達の独断でパラレル設定になる事もありますが、ご了承ください
オリジナルキャラクターの登場も許可します その際は設定等をしっかりと書いていただく事をお願いします
出来るだけ星のカービィシリーズの世界観に沿ったキャラクターにしてくださいね
キャラハンをやった事の無い、初心者の方も歓迎します 是非一緒にスレッドを盛り上げて行きましょう


書き込みは、他人に優しい書き込みを心掛けてください
荒らし、中傷、煽り等は禁止です
かく言う私自身が守れているか分かりませんが、相手を不快にさせない書き込みを心掛けてください
どの世界においても、礼儀やマナーは大事です 必ず守ってください
このスレッドは全年齢対象にしたいので、相応しくない表現は控えてください


……ルールは以上です
皆が楽しく利用出来るように、以上のルールをしっかり守ったうえでご参加をお願いします
一緒に頑張って行きましょう
それでは、また会いましょう 新しいスレッドのスタートです


あと、これまでにどんな事があったのか、過去のスレッドも是非ご覧ください
何か参考になる事もあるかと思います URLは、以下の通りです


〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

12代目(2013/10/12(Sat) 04:13 〜 2015/10/12(Mon) 00:03)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=381518798

13代目(2015/10/16(Fri) 00:01 〜 )
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=444921299

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/20(Tue) 21:41
今日のおやつは?

65 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/23(Fri) 23:58

シノ「こんにちは シノです まだまだ寒い日が続きそうですね
  それでは本日も早速返事を返しましょう」

>>64

タック「おやつ?ああ、ビールのつまみに買うて来たやつがあるさかい、
  好きなもんあるなら持って行って良えで」
シノ「私も、今日食べようと思っていたチョコリエールがありますので、良かったらあげます」
タック「ああ、あの地面に刺さっているやつでっか?」
シノ「似てるけど、違います」
タック「おやつってたまにしか食べへんけど、意外とお酒と合うのが多いんよ
  ポテトチップスは相性抜群やな」
シノ「そのままで食べても美味しいですよね」
タック「毎日食べたら太るから、それだけは要注意やな」
シノ「そういう話、確かアニメにもありましたね」


シノ「今日はここまでですね
  最後に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜についてのお話ですが、
  またまた新しいキャラクターが登場します
  リップルスターの女王様の妹さんがポップスターに到着し、
  妖精の腕輪をかけた戦いが始まります
  幻夢教、冥府の騎士団、そしてツキカゲさん……対立する相手も多くなりましたが、
  腕輪を手にする事が出来るのは誰なのか…?という所が見どころとなっています
  そちらの方も、よろしくお願いします」
タック「それにしても、女王様に妹がいたなんて初めて聞きましたなあ」
シノ「64の時は別件で別の星にいたらしいですよ だから登場しなかったらしいです」
タック「そういう設定やったんかい」
シノ「闇の忍び部隊の皆さんは、妖精の腕輪を探しに旅に出るので、現在修行中の私はしばらく登場しなくなります
  皆さんとはしばらくの間お別れです いずれ帰ってくる予定ですので、その日までまた会いましょう
  それでは、次回もよろしくお願いします さよなら」

66 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:02

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



???「はあ………はあ…………!お姉さまのバカ!いくらドジだからってあんな大事な物を落としてしまうなんてっ!
  もしあれが悪い奴らの手に渡ったら………大変大変!急がなきゃ!急がなきゃったら急がなきゃ!
  時間がなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」




サスケ「……………………何だ、このチビは」
タック「さあ?何か隠れ家の入り口の近くに倒れてはったんや」
サスケ「捨てて来い 面倒な事になりそうだ」
タック「捨てろったって……どこにでっか?」
サスケ「どこでも良いだろ その辺にでも捨てておけ」
タック「はあ……ホンマに鬼やな」
ジュキッド「しかしこの娘、妙だな……羽が生えている」
タック「あっホンマやな っちゅう事は人間やないんかな」
???「う………うーん………………………はっ!………えっ!?ここどこ……!?」
サスケ「チッ…目覚めちまったじゃねェか」



  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)


暗闇斎「………成程、つまり、リップルスターという妖精の星からはるばるやって来たという事か」
サスケ「嘘くせえ話だけどな」
???「本当だもん!信じてよ!」
ジュキッド「嘘ではないようだな その羽が何よりの証拠だろうしな」
暗闇斎「お主、名を何という」
???「無礼ね、あんた!リップルスターの姫に向かって名を名乗れっていうの!?人に名前を訊く時は自分から名乗ってよ!」
暗闇斎「拙者達は闇の忍び部隊でござる 拙者は元締の暗闇斎
  そしてそこにいるのはタック、サスケ、地雷矢…もといジュキッドでござる」
???「ふーん………よく分かんないけど、闇の忍び部隊とかいう名前の割には、なんか普通って感じ」
サスケ「今度はてめェの番だぞチビ」
???「チビじゃないもん!あたしの名前はカグヤ!リップルスター女王の妹なの!
  リップルスターの妖精達からはお姫様って呼ばれて慕われているの!あたしの事はカグヤちゃんって呼んでね!」
タック「カグヤちゃん!」
カグヤ「お前には言ってない!このボロ雑巾!」
タック「ボ…ボロ雑巾!?」
暗闇斎「そうか……で、リップルスターの姫君が、この星に何の用でござるか?」
カグヤ「リップルスターの宝、妖精の腕輪を探しに来たの」
タック「妖精の腕輪?」
カグヤ「腕輪には膨大な魔力が宿っていて、世界を変える程の大きな力を持っている魔法の腕輪なの
  お姉さまったら宇宙をドライブしている時にそれをうっかり落としちゃって!
  なのにあたしに拾いに行かせるなんて!落とした本人が拾いに行けってのに、仕事があるからって……!
  言っとくけどあたしにだって仕事があるし……!ドジでノロマで情けない姉の所為でいつもあたしが振り回されて、
  立場はお姉さまの方が上だけど!?でも何であたしなの!?落としたのはお姉さまなのに!」
ジュキッド「よく分らんが落ち着け」
タック「後半姉に対しての愚痴しか言うとらんやん」
カグヤ「何!?悪い!?」
タック「いや……別に………」
暗闇斎「……で、その妖精の腕輪とやらを取り戻す為にこの星へやって来たというわけか」
カグヤ「そういう事!って事だから、あんた達も探すの手伝ってよ」
タック「なんやって!?」
カグヤ「当たり前じゃん!あんた達に事情を全部話したんだから、こういう事情を知ったんなら手伝って当然でしょ!?」
タック「は…はあ………」


67 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:04

カグヤ「というわけで!出発進行ーーー!!いえーーーーーい!!」
タック「何か、楽しんでまへんか?その腕輪、取られたら大変な事になるんでっしゃろ?
  もうちょっと危機感持った方が……」
カグヤ「持ってるに決まってんじゃん!あんた達が暗くてジメジメしてるからこうして明るくしてやってんじゃん!」
サスケ「悪かったな暗くて」
ジュキッド「しかし…その腕輪、どこにあるのか分からんのだろう?
  どこにあるか分からぬものを一体どうやって探し出そうというのだ?根拠はあるのか?」
カグヤ「モチのロン!」
タック「モチのロン…?言い回し古くない…?」
カグヤ「うっさいバカ!!」
タック「バ…バカって……!」
カグヤ「腕輪の場所なら大丈夫!あたしの魔力があればすぐに分かっちゃうんだから!」
サスケ「じゃあ、今どこにあるのか分かんのか?」
カグヤ「うん!あっち!」
ジュキッド「…で、距離は?」
カグヤ「大体50kmってトコかなー」
サスケ「帰る」
カグヤ「何でよ!」
サスケ「こんなくだらん事に付き合えるか!」
カグヤ「くだらなくなんてないってば!」
ジュキッド「確かにな…その腕輪、相当高い魔力を秘めているのだとすれば、それが悪の手に渡ればとんでもない事になる
  一刻も早く俺達が回収しなければなるまいだろう」
サスケ「その腕輪ってヤツもデタラメ言ってるだけじゃねェのか?」
カグヤ「デタラメじゃないもん!本当なんだから!信じないと損するよ!」



ツキカゲ「……………はっ!」

オロチ「おはよう やっと目が覚めたね」
ツキカゲ「ここは……?はっ…初代暗闇斎は!?奴はどこに……!?」
オロチ「彼ならもう逃げたよ」
ツキカゲ「くっ……己……!」
オロチ「どこに行くんだい?」
ツキカゲ「初代暗闇斎を斃す……!絶対に奴と決着を……!」
オロチ「焦っちゃいけない さっき戦って分かっただろう?君は奴に相手にされていないって事をさ」
ツキカゲ「何……!?」
オロチ「確かに君は前より強くなった……でも奴を斃せるには、まだまだ程遠い」
ツキカゲ「僕は強くなった…!この妖刀・奈落を手に入れた事によって…!それでも、まだ足りないと言うのか……!?」
オロチ「そうだって言ってるじゃないかさっきから 良いから人の話を最後まで聞きなよ
  今の君では初代暗闇斎には敵わない……でも君が初代暗闇斎に勝てる方法があるとするなら、
  この前にも話した、あの妖精の腕輪が必要不可欠さ」
ツキカゲ「だが、それがどこにあるのか……」
オロチ「知る方法ならある 姉さんからの情報によると、闇の忍び部隊が妖精と接触したそうだ
  その妖精は腕輪の場所を特定する事が出来るらしい……つまり、その妖精を捕まえて場所を聞き出せば……」
ツキカゲ「成程……!」
オロチ「初代暗闇斎を斃すなら、その後にするべきだと思うよ」
ツキカゲ「ありがとう 君に会えて良かったよ」
オロチ「僕も同じ気持ちだよ 君に会えてよかったよ本当に……道中、気を付けるんだよ」



クチナワ「………今頃、闇の忍び部隊も動いている頃合いか………」
縁切天使「申し訳ありませんクチナワ様……まさか奴ら、私の術をいともあっさりと破るなんて……」
クチナワ「構わぬ むしろこれは想定の範囲内じゃった 奴の絆を術程度で砕ける程、脆くは無いからのう
  しかし時間稼ぎにはなった お陰でこちらも準備が整った
  後は、"駒"が上手い事やってくれるじゃろう……
  彼奴から送られて来た情報によれば、闇の忍び部隊は妖精と接触をした
  その妖精が腕輪の居場所を特定出来るとならば、その妖精を捕え、居場所を吐かせる事……」
縁切天使「もし吐かなければ……?」
クチナワ「無論、吐かせてやるまでじゃ 死よりも苦しい拷問にかけてな……!」


68 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:06

カグヤ「うぅ………………」
サスケ「何だもうバテやがったのか」
カグヤ「違うの!………おなかがすいたの…………」
ジュキッド「空腹か」
タック「そういや今朝隠れ家の近くで行き倒れてはったしなあ」
カグヤ「ここに降りて来てから、まだ何も食べてないの…………おなかが減って……空も飛べない……………」
サスケ「世話の焼けるやつだな全く」
タック「しゃあない、ボクも疲れたし、どっかで食事にしまへんか?」
ジュキッド「しかし、どこにも店が見当たらないぞ」

女性店主「食べる場所をお探しですか?でしたら、私のお店にお立ち寄りくださいな」
サスケ「…………………………」
カグヤ「ええっ!?ほんとに!?行こうよねえ!」
ジュキッド「そうだな お言葉に甘えるとしよう」
サスケ「待て……」
ジュキッド「…?どうしたサスケ殿」
サスケ「このタイミングで現れるのは都合が良すぎじゃねえか…?こいつは何か裏があるに違いねえ」
タック「まあまあ、せっかくああ言ってはるんやし、お言葉に甘えましょうや」
カグヤ「そうそう!あたしもう動けなくなる所だったんだから!」
ジュキッド「疑っていても仕方あるまい」
サスケ「…………………………」

女性店主「どうぞ 冷めぬ内にお召し上がりくださいな」
カグヤ「うわぁ〜〜〜!すごい!おいしそう!」
ジュキッド「この星に来てから初めての食事だな」
カグヤ「うん!話に聞いてたぐらいだけど、こんなに美味しい食事があるなんて!
  リップルスターのお城の食事には及ばないけど!」
タック「ほら!サスケ兄はんも早よお食べ このスープ、店主はんのおすすめらしいでっせ!」
サスケ「………………………」

 バシャアッ!!

タック「あっ…!」
カグヤ「な…何してんの!?もったいない!食べ物を粗末にするなんて最低!……って…あっ!?」
ジュキッド「植物が……腐っていく……!これは………!」
サスケ「……毒入りスープか………こんなものを食わせようなんて、どういう性根だ…?」
タック「っ………!」
女性店主「ふふふふふふ…………気づかれてしまっては仕方ありませんわ……!」

ジュキッド「貴様は……!」
縁切天使「ふふふふふふふふ!久しぶりね」
タック「なっ……!何や一体……!?」
サスケ「気を付けろ……こいつの放った矢で俺達は対立したんだ」
縁切天使「あの矢はもう使わないわ……あれでは役に立たないって事はとっくに分かったもの…………
  私の本当の武器は……これ その名も縁切鋏!
  魂と肉体の繋がりを切り離す、この世との縁を断ち切る絶命の鋏よ!」
ジュキッド「くっ………!俺達の命を狙うつもりか……!」
縁切天使「本当の狙いはそこにいる妖精よ!邪魔なあんた達を毒で殺して妖精を生け捕りにするつもりだったのに……
  バレてしまっては強行手段よ!あんた達を殺して、そこにいる妖精はいただく!!」
サスケ「それが狙いか……妖精の事をどこで知りやがった!?」
縁切天使「あんた達には関係の無い事よ!命が惜しかったらそこにいる妖精を置いて行きなさい!」
ジュキッド「それは無理な相談だ!!ぬおおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

縁切天使「いやあん、乱暴ねえ…」

ジュキッド「今だ、サスケ殿!」

サスケ「おう!!」

 バシュゥゥゥウウウウウウウ!!

縁切天使「あっ!熱い!!何よこれ!?花火!?くっ……!」

サスケ「今の内に引き上げるぞ!」
タック「はいな!」
カグヤ「あっ!ちょっと!離してよ!」
タック「そうも言うてられへんやろ!ここにいたら危険や!」

縁切天使「チッ…!まあ良いわ……今は逃がしても、次は仕留める……!」


69 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:07

サスケ「何とか撒けたか……」
ジュキッド「そのようだな……しかし、カグヤ嬢を狙っているという事は、奴らも腕輪の存在を知っているようだな」
サスケ「そう考えた方が良さそうだ」
ジュキッド「という事は、一刻も早く腕輪を見つけ、手に入れなければ……」
サスケ「事態は思っていたより深刻みてえだな」
カグヤ「ああもうやっと食べられると思ったのにー!おなかすいたー!もう疲れちゃったよー!」
タック「んな事言わはったって、あれは毒入りでしたんや 食べたら死ぬ所やったんでっせ」
カグヤ「じゃあ代わりに食べるもの出してくれる……?」
タック「乾パンぐらいしか持ってまへんわ」
カグヤ「…………不味い…何かおいしいのないのーーー!?」
タック「贅沢言わはんなやぁ…」
カグヤ「あたし女王の妹なんですけど!女王の次に偉いんですけど!贅沢言っちゃダメなわけ!?」
サスケ「大人しくしろチビ 敵に居所が知れたらどうすんだ
  狙いはてめェなんだ 少しは危機感持ちやがれ」
カグヤ「チビって言うな!大体、あんた達ボディーガードでしょ!?あたしの事はあんた達が守ってくれるんでしょ!?
  ちゃんと守ってよね!危険な目に遭わせたらお姉さまに言ってやるんだから!」
サスケ「ボディーガードだと……!?生意気言いやがってこのチビ……!」
ジュキッド「落ち着くんだ この子を守らなければいけないのは事実なんだ」
タック「そうでっせ……あ、乾パンいらんのやったら返してくれへんかな ボクも腹減ってたんですわ」
カグヤ「全部食べちゃった 不味かったけど もう二度と食べたくないからあげなくていいよ」
タック「もう二度と何もやらへんわ」



クチナワ「そうか……逃がしたか」
縁切天使「申し訳ございません……しかし、妖精は確かに闇の忍び部隊と行動を共にしていました
  奴らは必ず仕留め、妖精をクチナワ様のもとへ連れて来てご覧に入れます」
クチナワ「そうか……では、引き続き頼むぞ」
縁切天使「はっ」

クチナワ「闇の忍び部隊……お前達の旅も終焉じゃ
  腕輪は妾の物となる……お前達がどう動こうとな……
  妾には未来が見えるのじゃ……妾が腕輪を手に入れ、お前たちが死にゆく未来をな…!フフフフフフフフ……!」


  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編 終


シノ「次回予告です 妖精の腕輪を手に入れるべく、ダークソードナイト率いる冥府の騎士団も動き出す
  縁切天使まで現れてさあ大変 闇の忍び部隊はカグヤちゃんを守り切る事は出来るのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾捌話ご期待ください」

70 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/24(Sat) 19:48
前スレ903-904の続き

〜前回のあらすじ〜
メタナイト「メタナイツと新たなる技で兄さんを救えた。その名も『メタナイツでゴー』。その技で兄さんから何かが抜けていったようだ…」

第22話 お前らにセンスというものがないのか!

バンワド「ギャラクティックナイトさんが操りから解放されて数日が経ち、どうやら平和に戻ったみたいです……」


ギャラ「それよりも凄かったぞ、あのメタナイツでゴーって奴か?あれは迫力満天だった」
メタナイト「そこまで凄い物かは分かりませんが、その技は私とメタナイツの絆で作り上げた技ですから」
ギャラ「だろうな。そうじゃなきゃあんな技なんて出来まい」

バンワド「良かったですね…ギャラクティックナイトさんが元に戻って…」
スージー「このまま、そっとしておきましょう」
パラソル「だね…。そ・れ・よ・り!」

メタナイツ「!!」ビクッ
パラソル「お前らにセンスというものはないのか!」
アックス「ひぃーっ!」
水兵「ま、まあまあ…; だけど、確かにそうだね。センスのあるセリフとかないとイメージぶち壊しだし…」

スージー「ちなみにそのセンスに対しての得点ではありますが…………0ですわ」
メイス「えぇー!?」
ジャベリン「マジかよ………」
バンワド「まぁ、少しずつ考えていけばいいじゃないですか?敵の襲来なんてそこまで来ないと思いますし……」
一同「今、フラグ立ったような…」

メタナイト「それより、兄さんはどうして操られたのですか?」
ギャラ「ああ、そのことか。騙されたのだ」
メタナイト「騙された……?」
ギャラ「実は…」

メタ『助…けて…っ誰…かっ!』
ギャラ『メタッ!?何故お前がそこに!』
メタ『お兄…ちゃん……っ。うっ……!』
ギャラ『メタ!』
メタ『ボク…を…見つけて……そして…助け…て………』
ギャラ『メタッ!!……分かった、待っていてくれ!』

メタナイト「見るからに怪しすぎですよね」
ギャラ「今なら分かるが、あの時は嬉しさのあまりにそんなことを忘れていた…。そして、私は騙され、不意を突かれ操られた…」
メタナイト「そうだったんですか…」
ギャラ「ある時、少しではあるがいしきがあった時に、お前の元に来て、倒せるだろうと思った途端に意識が途切れたのだ」
メタ「道理で違和感があったのか…」

トライデント「というかここでセンスが試されるのか…」
メイス「あんまり思いつかないダス;」
スージー「こういう時は甘い物でも食べればいいのですわっ!」

メタナイト「パフェが食べたくなってきたな…」
ギャラ「スージーが用意してるみたいだぞ」
メタナイト「なにっ!?急がねばっ!」ダッ
ギャラ「メタって…あんな奴だっけ…;」

スージー「それではティータイムにしましょうか」
メタナイト「私も混ざさせてくれ」
一同「メタナイト様ッ!?」
メタナイト「私は断じてパフェに反応したのではない」
メイス(か、可愛らしいとこあるダス…)
メタナイト「何か言ったか?」
メイス「な、なんも言ってないダス!(危ないダス;)」

ギャラ「フッ…メタっていう奴は姿が変わってもそんな感情は消えてなかったんだな…」

メタナイト「兄さんも食べましょうよ!」

ギャラ「あ、ああ!」
ギャラ(だが、私を操った奴は一体どこに行ったのだろう……)
ギャラ「…!!この気配は……?」

*

メタナイト「次回予告だ。何だかんだで呑気にしている私達だったが、ハルバードにまた敵が襲来してきた。敵は…………………!? 何故、そなたがそこに!?次回も楽しみにしてくれ」

71 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/25(Sun) 18:06
アドレーヌ「こんばんは、妖精族のカグヤが出てきて、
忍び街道シリーズも盛り上がり始めた!
ワドルディーズの話も、メタさんがパフェに夢中になるとこから始まった。
仮面の剣士がパフェ好きだなんて意外性あって可愛い♪
ということは、こっちのメタさんもひょっとしてパフェ好きなの?」
リボン「忍び街道に私の仲間が出たよ〜!通称カグヤ姫のカグヤだ〜、
久しぶりだねー♪」
カービィ「久々に見かけたのはいいけど、いきなりピンチだよ、カグヤ姫」
リボン「無事に戻ってきてほしいな〜…」
カービィ「探険隊の腕輪探索という名目でカグヤ姫も助けにいくペポ。
忍び部隊、今戦力不足のようだし、何なら加勢しようか?」

>>32
アドレーヌ「上は魔法使いプリキュアのミラクル、マジカル、フェリーチェ、モフルン。
下はキラキラ☆プリキュアアラモードのホイップ、カスタード、ジェラート、マカロン、ショコラ、パルフェ、ペコリン。
カー君がプリキュアコピーするとこうなるんだ…可愛い〜♪」
カービィ「照れるよ(*/ω\*)。
ところで一瞬フェリーチェがフルーチェに、パルフェがパフェに見えたペポ、
お腹空いたよ〜…」
アドレーヌ「答え終わったらご飯にしようね。
小説のメタナイトvsギャラクティックナイト、スージーvsSMビート、
この二つはどっちも勝ったみたい。メタナイトはプリキュア変身に頼らず、
剣士として本来の姿で真っ向勝負で勝った。
スージーはリレインバーが止まりかけたところでプリキュアアラモード軍と
オリジナルプリキュア三人に助けられて勝った。
オリジナルはキュアフェアリー、キュアドラゴン、キュアアルテミスの三人だって」

>>34
カービィ「確かにミラクルマターを倒して、ゼロツーも倒したペポ。
リップルスターじゃ僕は、ダークマターキラーとして英雄扱いだそうだよ。
そんな僕が勝てなかったのが激闘編のダークメタナイト軍。
ダークメタナイトは、ただ恐ろしく強いだけじゃなく、
人の心の負の部分、要は闇・エネルギーが具現化した殺せない存在なんだよ」
アドレーヌ「戦力もミラクルマター、ゼロツーとは桁違いだしね。
今はノヴァに封印されて、ダークメタナイトはもういないけど、
流石の私でも、ダークメタナイト軍とはもう戦いたくない」
リボン「あ、そうそう、一応言っとくけど、ダークマター族でもグーイなら歓迎してるよ。
グーイの妹か仲間らしいブロッブも、同じく歓迎してるから安心してね」
グーイ「ブロッブも宜しくお願いします」

アドレーヌ「一旦終わるね」
リボン「忍び部隊に誤解がないよう一言いいかな?
女王様が車をわざわざ地球から仕入れたと>>57にあるけど、違うよ。
日産(日本)、スバル(日本)、三菱(日本)、スズキ(日本)、ミニ(ドイツ)の自動車会社を、
リップルスターにも創ったの。地球の良いところを受け継いでいこうと思って。
あと、リップルスターだと女の人の割合がちょっと多いから、
可愛い物がウケやすいってのはあるよ。
あと、女王様は最多で五台まで車持ったことあるけど今は四台だし、
これより増やすつもりはもう無いんだって、増やしすぎても管理大変そうだもんね…」
アドレーヌ「私も、クロスビーとkeiワークスが欲しい程度だし、
車にはあまり拘らないな〜」

ちなみに>>29に味付けするなら
日産・GT-R nismo 570馬力 4WD
スバル・WRX STI 308馬力 AWD(四輪なので実質4WD)
ミニ・クーパーJCW 230馬力 FF
スズキ・ソリオG 91馬力 4WD

ランエボ10は、女王様自ら車を欲しがってる人にタダであげた


72 名前:ワドルディーズと愉快な仲間達 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/25(Sun) 18:34
バンワド「しばらく来れなくてすみません!色々と忙しかったもので…」
水兵「ボクは体調崩してたけどこの通り復活だよー!」
パラソル「全く持って面目ない;」
スージー「そう言えばメタナイト様が誰か連れて来るがどうこうと聞きましたが一体……?」

バル艦長「ワシじゃワシじゃー!」
パラソル「誰だお前」
バル艦長「かぁー!?ワシのことを忘れただとぉー!?」
水兵「こんなじじい呼んだはずじゃないのに」
バンワド(カオスすぎます;)

メタナイト「バル艦長、何故ここにいるのだ」
バル艦長「メタナイト様、ワ…ワシ今月のゲストですよね?;」
メタナイト「いきなりだから驚いたがそんなことか。バル艦長、もう3月になるのだすまないがまた今度だ」
バル艦長「エェー!?またたらい回しですか!」
メタナイト「すまなかったな…」
バル艦長「仕方ないです。帰らせてもらいます!」

スージー「いじられ役って大変ですわネ」
メタナイト「気にするな。それとスージー」
スージー「何ですか?」
メタナイト「秘書の務めご苦労だ。しばらく、ゆっくり休息していてくれ」
スージー「分かりました。しばらくお休みさせてもらいますわ」

バンワド「それで4人でやっていくんですか?」
メタナイト「本当はそうだったのだが…」
ギャラ「そんなに私のことが嫌いなのか?」
メタナイト「そうではなくて、何故ここにいるんですか!」
ギャラ「本編でいるだろ」

パラソル「なんてメタい」
水兵「そろそろ返そうよー」
バンワド「それもそうですね」

>>64
バンワド「みんなでパフェとかアイスを食べましたね」
水兵「スージーちゃんが色々と用意してくれたよね。本当はメタナイツの為だったけど…」
パラソル「メタナイトさまって甘党だったんだ。甘党のセンサーみたいなものでピクッてなってダッと勢いよく来たからねえ」

ギャラ「正直、あれが私の弟かと思えなかったな」
メタナイト「煩い」
ギャラ「意外と可愛いとこあったんだな」
メタナイト「う、煩い…!」

バンワド「メタナイト様可愛いですよ」
メタナイト「なっ……!?」
ギャラ「フッ…」
メタナイト「に、兄さんまでっ……!?」

パラソル「さあさあ気を取り直して」
バンワド「そうですね。第22話いかがでしたか?今回は、シリアスを控えめにした感じでしたが、またシリアスに戻っちゃいますね」
メタナイト「まさか、敵があいつだったとは…」
水兵「そこまで驚きの事実なんですか?」

メタナイト「水兵なら分かるだろう」
水兵「ま、まさか……!」
パラソル「え、ドユコト!?」
水兵「それは次回に分かるよ……」
バンワド「それだけ深刻なのですね。では、次回誰が登場するのか予想してみて下さい。それでは!」

73 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:28

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  闇の忍び部隊の隠れ家のそばに一人の少女が倒れていた
  彼女の名はカグヤ姫 リップルスターの女王の妹と名乗る彼女は、ポップスターのどこかに落下したという妖精の腕輪を
  取り返す為にポップスターへと降り立ったのだと言う
  否応無しに腕輪探しに協力する事になった闇の忍び部隊だったが早速クチナワの送り出した刺客に命を狙われる
  分が悪いと判断した闇の忍び部隊は一時撤退を図り、逃走に成功したが、不穏な空気が流れ始めていた」




ジュキッド「結局野宿しかあるまいか」
カグヤ「はあ………この星ってこんなに危ない所だったなんて………
  うう……おうち帰りたいよう!あったかいお布団で眠りたいよう!」
サスケ「わがまま言うなチビ 元はと言えばてめェの所為でこうなる羽目になったんだ」
カグヤ「だからチビって言うなさっきから!何であたしの所為になるの!?腕輪を落としたのはお姉さまで、
  あたしは腕輪探しをさせられているだけなのに!」
タック「そのボクらまで腕輪探しに付き合う事になったんやさかい、その女王様とやらには莫大な報酬を請求しなきゃならんなあ」
カグヤ「なっ…何でそうなるの!?」
タック「だってそうやないでっか ボクらは正義の味方やないんでっせ
  協力するからにはそれなりの報酬をいただかんとなあ ボランティアで協力してやる程お人よしじゃあらしまへんで」
カグヤ「はあ…もうやだ……何でこんな奴しかいないの……?」
タック「他に頼れる奴はいない思うて諦めるんやな!ボクらに協力を頼みこんだんが運の尽きやったんや!」
カグヤ「えいっ!」

 ドガッ!

タック「痛い!何しはるんでっか!?」
カグヤ「あんたがむかつくから殴っただけだけど!?」
タック「何やと!?むかっ腹が立ってんのはこっちなんやけどなあ!?」
ジュキッド「張り合うな 大人げないぞ」
カグヤ「あ〜〜〜ん!助けておじさーーーん!こいつがいじめるの!」
タック「こ…この……!」
ジュキッド「勘弁してやれ 相手は小さな女の子だ 日が出たらすぐにここを発つぞ
  いつ誰に狙われてもおかしくない……そう長居もしていられん」
サスケ「ああ…すぐにでも返り討ちにしてやりたいが、火薬の調達も出来ねえしな………
  手持ちで何とかするしかねえか………所で、お前は武器はどうすんだ」
タック「どっかから借りるしかないでんな この辺りには小さい神社がいくつかある
  そこに奉納されている剣を拝借すれば何とかなりそうでっせ」
ジュキッド「全く罰当たりな事を……しかしそう悠長な事も言ってられぬか」
タック「終わったら元の場所に戻しとけば良えだけやしな」
ジュキッド「そういう問題ではないが……まあいい、今日はもう寝るぞ」
カグヤ「ZZZZZZ……」
サスケ「あのチビ……もう寝てやがるな」
タック「はあ、わがままに振り回されるのはごめんや……寝顔はあんなに可愛らしいのになあ…」



  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)


74 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:29

カグヤ「よーーーーし!朝だーーー!早速出発するぞーーーー!
  みんな起きろーーーーーーーーーーーー!!」
サスケ「五月蠅ェな…もう起きてるっつーの」
ジュキッド「元気なのは良い事だが、あまりはしゃぐと、また昨日みたいにすぐ腹が減ってしまうぞ」
カグヤ「大丈夫大丈夫!妖精は1回食事したらしばらくは食べなくても平気なんだから!」
タック「燃費が良いんでんな」
カグヤ「当たり前でしょ!妖精なんだから!そこん所あんた達とは違うの!」
タック「いちいち発言が腹立つなあ」
サスケ「それには俺も同意だ」
ジュキッド「全くお前達は子供に厳しいな」
カグヤ「おじさーん!おじさんだけは優しいから大好き!」
サスケ「あまり甘やかすなよ 調子に乗るからなこいつ」
タック「せやでせやで なつかれるとお小遣いせびるかもしれまへんで」
ジュキッド「お前じゃあるまいし、そんな事しないよな?」
カグヤ「うんっ!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ジュキッド「………………!これは…!」
サスケ「短剣か……早速新手のおでましってやつか」

ヘビーナイト軍団「………………………………」

メア「こんな所で会うとは、奇遇だな闇の忍び部隊」
バッツ「奇遇でゲス!」

サスケ「何が奇遇だ 手下集めて待ち構えていたんじゃねえのか…?」
ジュキッド「今日はあのデカいのはいないようだな」
メア「元締の事か…?お前達など元締が直接手を下すまでもない……私達がいれば充分だ」
バッツ「充分でゲス!」
メア「バッツ、見えるか そこに妖精がいる……今回の狙いはあの妖精だ
  私が闇の忍び部隊の連中を引き付ける……その隙にお前はあの妖精を捕えるんだ」
バッツ「りょ、了解でゲス!」
メア「行け!ヘビーナイト軍団!!邪魔な虫けらを始末しろ!!」
ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ジュキッド「数だけで俺達を斃せるなどと思うなよ!カグヤ嬢、後ろにさがっているんだ」
カグヤ「うん!おじさん頑張って!」
サスケ「おい、一応言っておくが、武器は持っているよな」
タック「昨日の夜、早速武器を拝借して来たさかい 今日はこいつを使わせてもらいま!」


ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

 ドゴォォォオオオオオオオオオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああ!!」

メア「はあああああああっ!!」

 ヒュン!!

サスケ「くっ……!食らえ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

メア「くっ…!!」

 ビュン!!

 ドガァァァアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐああああああああああ!!!」


メア「…大した威力だな だがその竹筒、それ程長くは使えないだろう」
サスケ「………!」
メア「それだけ高い威力の火力を放てば竹筒にもダメージが出る
  残り後2、3発撃てば、砕けて使い物にならなくなるだろう…違うか?」
サスケ「…ふん、大した洞察力だな…そこまで分かるとはな
  だが心配はいらねェ…砕ける前に片を付ける!」
メア「やってみるが良い……出来るのならな!」


ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおお!!」

タック「ホンマに数が多いなあ」

 ヒュバッ!!ヒュバッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああ!!」

タック「悪いけど手加減無しや」

カグヤ「いや…!来ないで!」
バッツ「ゲスゲスゲスゲス……!闇の忍び部隊が戦っている隙に捕まえちゃうでゲス!」
カグヤ「いやああああああああああ!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおお!!」

バッツ「…………へ…?」

 ドォォォオオオオオオン!!

バッツ「ひでぶっ!!?」

ジュキッド「怪我は無かったか?」
カグヤ「おじさーーーん!怖かったよーーー!」

タック「ああ…今助けよう思うたのに、また旦那に良い所取られたやないでっか……もうお前ら邪魔や、失せろ」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐああああああああああああ!!」


75 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:30

バッツ「く〜〜〜っ!痛いでゲス!いつもいつも邪魔して酷いでゲス!」

ジュキッド「それはこちらの台詞だ……今度という今度は、容赦せんぞ……!」

バッツ「ひいいいいいい……!」

???「うふふふふふふふ…!」

ジュキッド「………………!」

 ヒュバッ!!

ジュキッド「くっ…………!」

縁切天使「あらあ……避けられちゃったわあ……せっかく斬り殺せるチャンスだと思ったのにぃ……」

タック「旦那!」
カグヤ「おじさん!大丈夫!?怪我はない!?」
ジュキッド「かすっただけだ…心配するな」

縁切天使「そこをどきなさい………大人しく妖精を差し出せば命を取るつもりは無いわ」

ジュキッド「ふん……毒入りのスープで俺達を殺そうとしたのはどこのどいつだったか
  この子には指一本触れさせんぞ!」
バッツ「そ…その妖精はあっしらが狙ってたんでゲス!」
縁切天使「ふん…邪魔よ!」

 ヒュバッ!!

バッツ「ひいいっ…!危ない……!」

メア「……チッ…!バッツの奴、何を手間取っているんだ……!」

サスケ「くっ…!逃がすか!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおお!!」

サスケ「チッ…!邪魔だ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああ!!」


縁切天使「うふふふ……退かないなら私の鋏で斬り裂くのみよ……!」

メア「はあああああああああああっ!!」

縁切天使「何っ…!?」


 キィィィイイイイン!!

縁切天使「くっ……!余計な邪魔を……!!」
メア「それはこっちの台詞だ…!腕輪を手に入れる為にその妖精が必要なのだ…用が済めばお前に譲ってやる」
縁切天使「ふざけないで頂戴!私もその腕輪が必要なのよ!」
バッツ「あっ…あーーーーー!!」
メア「どうしたバッツ!!今は戦いの最中だぞ!!」
バッツ「闇の忍び部隊の連中…いつの間にか消えたでゲス!妖精もいないでゲス!」
メア「何だと!?」
縁切天使「くっ…!また仕切り直しか…!」
メア「その必要はない…!ここでお前を斃せば邪魔者は1人減る!」
縁切天使「己……!!」

 ドガァァァアアアアアアアン!!

メア「くっ……!!」
縁切天使「きゃああああっ!?」
バッツ「なっ…何でゲスかぁ…!?」

タック「ふふふふふふふふ………はっはっはっはっはっは!!」

メア「っ……!」


タック「悪鬼彷徨うなんちゃらかんちゃらを!なんちゃらかんちゃらでなんちゃらかんちゃら!
  闇の忍び部隊!参上!!」
ジュキッド「………何だ、それは……?」
タック「何やって……シノ姐はんの真似でっせ ほら、戦う前にいつもやってはるあれや」
サスケ「アホか 名乗りを上げんならせめて覚えてからやりやがれ」

メア「己…!ふざけた真似を…!はああああああああああっ!!」
縁切天使「妖精は私がいただくわ!!」

サスケ「上等だ……行くぜ!!」
タック「クライマックスはこっからでっせ!!」


メア「はああああああああっ!!」

 キィィィイイン!!

タック「戦う女性も美しい思うけど、シノ姐はんには敵わんな」
メア「黙れ!!」

 ビュン!!

タック「はっ!!」

 バキッ!!

メア「くうっ……!!」

タック「例え敵でも女の子に血は流させへん 峰打ちで勘弁したるわ」
メア「己……!愚弄するな…!」 


縁切天使「はああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

サスケ「ぐあああああっ!!」

縁切天使「うふふっ…!まずは1人目………はっ…!これは変わり身…!?」
サスケ「貰ったぜ」
縁切天使「くっ……!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアン!!!

縁切天使「ぐあああああああああああ!!」


メア「己……!バッツ!!」
バッツ「は…はいぃぃいいい!?」
メア「一時撤退だ!脱出装置を使え!」
バッツ「りょ、了解でゲス!ポチッとな!」

 ビュン!!


76 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:32

縁切天使「くっ……!お…己…………!」

サスケ「観念しろ……」
縁切天使「くっ…………ふっ…ふふふふふふふふふふ!!」
サスケ「何が可笑しい」
縁切天使「ふふふふふふ……!!腕輪はお前達の物にはならないわ…!腕輪を手にするのはクチナワ様ただ1人……!」
ジュキッド「……!サスケ殿!そこを離れろ!!」
サスケ「………!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアン!!!

サスケ「くっ………!」
タック「何て奴や…!自爆しよった…!」
カグヤ「な…何で……!?」
ジュキッド「………思っていたより過酷な戦いになりそうだな……」



クチナワ「……………縁切天使が敗れたか………だがそれも想定の範囲内
  次の計画は、もう既に完成しておる……さあ出て参れ、幻影五人衆」

幻影五人衆「はっ!!」

クチナワ「次の作戦はうぬらに命じる……闇の忍び部隊を仕留め、妖精を捕えよ
  鏡花、牙羅、剛魔、亜鐘」

鏡花「はっ……クチナワ様の仰せのままに………行きましょう、皆様」
牙羅「ケケケケケケ……ゲームの始まりだな……!」
剛魔「グフフフフフフフ………!殺戮ノ時間ダ……!」
亜鐘「……………………」

クチナワ「闇の忍び部隊の他にも腕輪を狙う邪魔者がおるようじゃが、幻影五人衆は暗殺に長けた忍び集団じゃ
  さあ行くがよい幻影五人衆 邪魔する者は皆殺しじゃ……!」


  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏 終


シノ「次回予告です 闇の忍び部隊が次に立ち寄った先には、焔屋と呼ばれる火薬類を取り扱っているお店がありました
  そのお店の従業員達の裏の顔は炎の忍び部隊 サスケさんの舎弟だった方々で、再会に喜ぶ一同
  しかし、そんな一同の前に、死んだ筈の風の忍び部隊と水の忍び部隊が……一体どういう事なのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾玖話ご期待ください」

77 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/26(Mon) 18:52
>>70の続き

〜前回のあらすじ〜
メタナイト「メタナイツ達はメタナイツでゴーのかっこよさを上げる為にスージー等が指導していた。一方、私の方では兄さんが操られた訳を聞いたが、どうも引っ掛かるな……」

第23話 襲来再び!新たなる敵

メタナイト「兄さん、どうなされたのですか?」
ギャラ「あ、何でもない…」
ギャラ(気のせいだといいのだが………)

*

メタナイト「…それで、何か案は思いついたのか?」
バンワド「残念ながら、まだ決まってないみたいで」
スージー「眉間にシワって感じになっていましたわ」
メタナイト「そうか…。ムリして考えても何も浮かばない…じっくりと考えよう」
メタナイツ「……はい」

*

パラソル「それじゃあ、特訓でもしよう!」
水兵「そうだね、また敵が来ても大丈夫なように強くなんなきゃ」

チュドオオオオオオォォォォォォン!!!!!!

水兵「エェッ!?」
パラソル「いきなりフラグ立てるから…;」
スージー「バンワドも建設させてましたけど…(前回)」
一同「メタい」

ギャラ「やはり、気のせいではなかったか…!」
メタナイト「それより敵はどこに…!?」
???「フッ、久しいなメタナイト」
メタナイト「………!その声は…まさかっ!」

???「俺と会えたことがそこまで嬉しいか?」
メタナイト「ダークメタナイト!何故お前が!!」
ダメタ「全ては……様の為に。メタナイト、お前を暗殺しに来た」
メタナイト(何故、私が狙われるのだ…。そう言えば、兄さんが操られた時もそうだったが、何故……)

水兵「もしかして、まだあの時の戦いに懲りてないのかな…;」
パラソル「そんな訳…」
ダメタ「前の借りを返しに来た」
パラソル「ファッ!?いや、待て待て待てっ!」

バンワド「メタナイツ達が困惑してるんですけど!;」
スージー「それより、ハルバードでは戦いづらいですわネ…」
ダメタ「まあ、お前達にピッタリな場所を用意している。そこで勝負を着けよう」

*

バンワド「…ここは?」
メタナイト「まさか、ディメンションミラーの中か…!?」
ダメタ「その通りだ。ここで勝負をしよう。お前達全員で来い」
水兵「余裕そうに言ってるけどボクの魔法にまたやられることだね!【サイクロン】ッ!!」

ゴオオオオォォォォ……!!!!

ダメタ「もうその技には通用しない【マッハトルネイド】!!!!」
メタナイト「なっ……!?」

ゴオオオオォォォ……………!!!!!!

水兵「うわああああああ!!!!!!」
パラソル「水兵ッ!って、竜巻がこっちに来る!?【パラソルガード】!」
ダメタ「…甘いな」
パラソル「くうぅ………!強い…うわああああああああ!!!!!!!」
スージー「全く歯が立ちませんわ!」

ダメタ「どうした?その程度か?」
ギャラ「はあああああっ!」

キイイイイィィィィィン………!

ダメタ「ほう、なかなかやるな」
ギャラ「私も剣士だからな」
ダメタ「だが、俺には勝てぬからな」
ギャラ「それはどうだろうな」
ダメタ「なんだと?」
メタナイト「私を忘れないでもらおう!」
ダメタ「しまっ……!」
メタナイト「【ナイトビーム】ッ!!!」

チュドオオオオオォォォォォォン!!!!!!

メイス「や、やったダスッ!」
アックス「流石、メタナイト様です!」
トライデント「いや、やけに静かだな」
ジャベリン「確かに…」

78 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/26(Mon) 19:11
ダメタ「やられたとでも思ったか?」
メタナイツ「なっ…………!?」
ギャラ「くっ…………!」
ダメタ「おしかったな」

メタナイト「間に合わなかったか…!」
ダメタ「それで終わりか?なら、俺から行かせてもらう!」

ヒュンッ!

メタナイト「速いっ…!」
ダメタ「フッ……………」
ギャラ「………!!」
一同「メタナイト様っ!!」

メタナイト「ッ………!?」

ザシュッ!!

メタナイト「くっ………… ? 痛みが感じない?どういうこ…と…だ…… !!」
ギャラ「危な…かっ……たな…」

ドサッ……

メタナイト「兄さんっ!どうして……!」
ギャラ「フッ、やっぱり……最初から…メタを…狙って…いたか………」
メタナイト「だからって、何故庇うことを……!」
ギャラ「それは…お前…が……よく…分かってる…だろ。私は…お前の…弟…みたい…な…存在だと……いう…ことを………」
メタナイト「それ以上言わないで下さい!傷口が!!死んでもいいのですか!」
ギャラ「…私は、昔…世界を……滅ぼそうと…した。それを…償うのに……丁度…い」
メタナイト「ふざけないで!そんな方法で…喜ぶ人などいる訳ないです!」

バンワド「メタナイト様の言う通りですよ!それでは後悔しか待ってませんよ!」
ギャラ「……別に…いい。私は…弟を……守…れただけ…で満足……だ……………………」
メタナイト「兄…さん………!?」
ギャラ「…………………………………」
メタナイト「兄さん……兄さんッ!!!!!!!!」

ダメタ「まずは1人仕留めたか。残りまとめて死んでいくがいい…」
メタナイト「……………な」
ダメタ「なんだ?聞こえないぞ」
メタナイト「ふざけるな!お前だけは…お前だけは!!!!!!!」

ゴオオオオォォォォォ………!!!!!

ダメタ「うっ…なんだ……!?」
バンワド「いきなり何が起こっているんですか!?」
水兵「凄い殺気………!」
ダメタ「まさか、あいつが……………に目覚めたのか!?」

































































メタナイト「殺られる覚悟は出来ただろうな?」
一同「……………………!!」
メタナイト「さあ…始めよう……」

*

バンワド「次回予告です…。メタナイト様を庇ったせいで倒れてしまったギャラクティックナイトさん……。その怒りに満ち溢れたメタナイト様がダークメタナイトを斬り付ける!次回も楽しみにしていて下さい…。それよりも、あの姿は一体……」

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/26(Mon) 19:40
名無しとて適度にキャラに反応して盛り上げていかねば

>>71
リップルスターで採用した自動車会社
日本贔屓じゃない地球レベルの評価でも日本が4つ入ってんだね
5つ(今んとこ判ってる数)のうち4つが日本って凄いや

>>76
クチナワや鉄眼がいる邪幻教、メア、バッツがいる幻夢教、闇の忍び部隊、アドレーヌ軍
腕輪争奪戦が盛り上がってきたぜ!
多分、最終的に闇の忍び部隊vs邪幻教、アドレーヌ軍vs幻夢教になるだろう

>>77
ワドルディーズの司令塔バンワド、魔法使いの水兵ワド、パラソルワド、
メタナイト(弟)、銀河騎士(兄)、スージー
これでかかってもダメタに苦戦かよ…
世界観は違えど、こちらのダメタも強いなぁ…

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/26(Mon) 21:28
塙一家長男とアドレーヌやシノが柔道やったらアドレーヌ、シノが勝ちそう
テレビの佐賀予選見てたけど、長男スピード無いから、あんなじゃアドレーヌやシノのスピードと馬力で潰されちまう
力なんて二の次、必要なのは攻める心とスピードだよ
闘気も実力もあることで有名なアドレーヌの闘気を前にしたら、長男プレッシャーで仰け反るんじゃねえの?
シノも実力はあるけど闘気が無いから仰け反らすのは無理だなw
ほんとに強い奴ってのは実力もそうだが、いざというときの闘気とスピードが凄まじい
塙一家長男は少なくともアドレーヌには食われるだろ

81 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/26(Mon) 22:09

タック「っちゅうわけで!話の舞台が変わったんで、今回から旅をしながらっちゅう設定で
  これから名無し達の返事を返して行く事になったんや」
ジュキッド「おい、軽々しく「設定」という言葉は使うなとシノ殿から注意されたではないか」
サスケ「…ったく、こんな事で大丈夫なのかよ」
タック「まあ何とかなりますやろ」
カグヤ「じゃじゃーーん!!やっとあたしの出番が来たの!あたしカグヤ!リップルスター女王の妹で、
  皆からは姫って呼ばれてるの!あたしの事は、カグヤちゃんって呼んでねー!よろしくー!」
ジュキッド「おおっ、よく挨拶出来たな 偉いぞ」
カグヤ「えへへへへへ」
タック「旦那は甘やかしすぎでっせ」
サスケ「気を付けろよ ガキは甘やかしすぎると後々面倒になるからな」
カグヤ「ガキって言うな!子供扱いしないでよね!」

外見の設定は、髪は女王と同じ黒髪で、縛らず伸ばしている 眼鏡は掛けていない
服装は巫女に似たような服装をしており、リボンちゃんと同じように羽が生えている
大きさはリボンちゃんと同じくらい

タック「一時的にシノ姐はんが離脱して、代わりにカグヤちゃんが加入して、しばらくはこのメンバーで返事を返しまっせ
  それでは、早速返事を返しますわ」

>>79

タック「盛り上げ役感謝や!」
ジュキッド「お勤めご苦労!」
カグヤ「ありがとね〜!」
サスケ「礼を言わん事も無いな」

タック「まず、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の勢力図やけど、訂正箇所がいくつか
  クチナワらが所属しているんは『幻夢教』が正式名称や 前に邪幻教とかって書いてた事があったけど、あれは間違いや 
  出来れば無かったことにしたかったんやけど、今後も勘違いする人が出ないように、ここで改めて訂正しときますわ
  で、幻夢教に所属しているダークソードナイトが、マッシャー、メア、バッツと手を組んでて、そっちの方は『冥府の騎士団』っちゅう呼び名や
  あとは闇の忍び部隊から離脱して単独行動中のツッキーがいるのを忘れてまっせ 勢力と呼べるかどうかは微妙やけどな
  っちゅうか、ツッキーも腕輪とか狙ってはるんかな?もしそうだとしたらツッキーとも戦わなきゃいけなくなる事もあるかもしれへんな
  あと、アドレーヌ軍やけど、それは話に登場させる予定は無かったわ
  登場させようにも、噛ませみたいな扱いになりそうやし、それはそれでアドレーヌ軍に申し訳ないし、悪いけど話に出てくる事はないと思うわ
  まとめるとこんな所かいな」
ジュキッド「前回の話を振り返ると、冥府の騎士団とやらのメアとかいう女騎士…縁切天使に対して攻撃を仕掛けていたが、
  仲間同士ではなかったのか?」
タック「さあ?単にお互い素性を知らなくて斬り合いになったんやないんかなあ?」
サスケ「あの黒騎士と手を結んだという事は幻夢教に所属したという事だと思うが、あいつらも一枚岩というわけではないみてェだな」
タック「ダークソードナイトは、見るからにプライド高そうやし、ひょっとしたらどっかで幻夢教を裏切る算段でも企ててんのかもしれんな」
ジュキッド「こうしてまとめてみると、案外複雑なものだな……」
タック「こういう第三勢力とか第四勢力とかが関わってくるようになると、文章だけだと難しいでんな
  出来るだけ分かりやすくする方針やけど、もし分からんかったら、聞いてくれたら今回みたいにまとめるかもしれへん
  
  話長くなったんで、ここで一旦投稿しま!」

82 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/26(Mon) 23:11

>>79(続き)

タック「ほな続きや
  ワドルディーズの方の話やけど、そっちの方も凄まじい展開になりよったな」
サスケ「ダークメタナイト……だったか まるで駄目そうに見える名前の割には、中々の強さみてェだな」
ジュキッド「そのようだな……台詞の一部に聞き取れない所があったが、それは後々明らかになって行く事なのだろうか」
カグヤ「本当にこの星って、基本殺伐としているんだね」
タック「たまたまや 基本的には呆れかえるほど平和な世界でっせ」
カグヤ「全然そうは思えないんだけど」
ジュキッド「この戦いの裏で糸を引いている黒幕の存在も未だ明かされずだな
  それが語られる時は果たして来るのだろうか……」
タック「それも今後の話をお楽しみにっちゅう事やな

  ……で、最後にリップルスターの自動車事情についての話やけど、
  なんかボクら、色々勘違いしてたようやな
  車は地球から取り寄せたんやなくて、会社そのものをリップルスターに創ったんやってな
  地球の良い所をなあ……結構大胆な事を考えるんやな」
カグヤ「こっちは色々振り回されっぱなしだけど
  あたし、車の何が良いのか全然理解できないんだけど」
ジュキッド「ほう、何でだ?」
カグヤ「前にお姉さまの車に乗せてもらった事があるんだけど、すっごく目が回って気持ち悪かったの!
  それでもう車には乗らないって思ったの!車に乗るくらいなら空飛んで移動してた方が全然マシ!」
サスケ「そういう所がガキだよな」
カグヤ「ガキじゃないって言ってんじゃん!あたし、コーヒーはブラックで飲めるんだから!本当なんだから!」
サスケ「じゃあ飲んでみろよ 飛び切りブラックなやつだ」
カグヤ「うゅ…………こ……こんなの平気なんだから…………ごくっ……うっ…!に……苦い…!
  こんな苦すぎるの飲めるわけないじゃん!!ぷんすか!!」
サスケ「そうか じゃあまだまだガキだって認めるしかねえよな」
カグヤ「きーーーっ!悔しい!このバカバカバカ!!」
ジュキッド「サスケ殿は飲めるのか………これは俺でも駄目かもしれんな……」
タック「あれ?そうなん?」
ジュキッド「俺はコーヒー自体飲まないからな 女房はよく飲んでいるが……あんな具合の悪くなりそうなものをよく飲めるものだな」
タック「あれが大人の味やってよく言うけど、実際ブラックで飲む国ってそんなに多くないらしいでっせ」


>>80

タック「柔よく剛を制すとはよく言ったもんやな
  シノ姐はんは確かに闘気は無さそうやけど、もしくはあえて闘気を出さないようにしてるのかもしれんな
  強いと思われないよう不必要に力を誇示せず、弱いフリして相手を油断させるのも、忍びならではの技なんやろなあ」
ジュキッド「能ある鷹は爪を隠すとも言うな 確かに実力の強さを知られれば多くの敵に狙われるというリスクもある
  実力を持たぬフリをしていれば、案外誰からも狙われないものだ たまに弱い奴ばかり狙う輩もいるがな」
タック「地雷矢の旦那は、伝説の忍者と呼ばれてたぐらいやから、色んな敵と戦ったんでっか?」
ジュキッド「数え切れない程な………その度に返り討ちにして来た」
サスケ「忍びの世界ってのは過酷なもんだ 肩まで浸かれば、多くの地獄を見る羽目になる」
タック「そうやな……基本的には、殺すか殺されるかしかない世界やもんなあ
  でもシノ姐はんは違った シノ姐はんは敵を殺すかなんて事は一切考えなかった
  力の無い人の為に自らが力となって戦っている」
サスケ「忍者とは程遠い存在だな」
ジュキッド「ああ……だがそういう忍者がいても悪くはないだろう ひょっとすると何年後かには、そういう忍者が増えて行くのかもしれんな」
タック「アドレーヌは、シノ姐はん程ではないにしても、強さは一般成人男性を軽く倒せる程の力はありそうやし、
  ひょっとするとホンマにプロの柔道選手にも勝てるかもしれんな そういう点では、毛利蘭と通ずるものがありますな」


タック「それじゃあ今回はここまでやな さあ、旅を続けるで 妖精の腕輪まで、あとどれくらいでっか?」
カグヤ「ん〜…あと40kmくらいかな」
ジュキッド「まだまだかかりそうだな」
サスケ「本当見つかるんだろうな」
カグヤ「疑わないでよ!あたしの魔力で場所を特定出来るんだから!」
タック「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、今後もよろしゅうな!じゃあこの辺でさよならや!」

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/02(Fri) 01:20
 

84 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/03(Sat) 09:37
>>77-78

〜前回のあらすじ〜
バンワド「ダークメタナイトがハルバードに襲来して来て、僕達は戦うことになりましたが、全く歯が立ちません…。そんな中、彼はメタナイト様を狙いに斬り裂こうとした所、ギャラクティックナイトさんが庇ったのです…。その怒りでメタナイト様が………」

第24話 覚醒!メタナイトの新たなる姿

メタナイト「さあ…始めようか……」

バンワド「あれは…本当にメタナイト様なんでしょうか……」
スージー「まるで、ダークメタナイトみたいな色をしていますね……」
水兵「だけど、ギャラクシアの色はそのままだし、仮面にキズも見当たらないよ…」
パラソル「それに、目が赤い……まるで、ダークメタナイトに対しての怒りなんだと思う……」

ダメタ(くっ…まさか、あいつが能力に目覚めたというのか……!)
ダメタ「フッ、面白い。全力で来い」
メタナイト「………………」

スージー「余裕綽綽でいるようですが本当に大丈夫なのでしょうか…」
バンワド「それは分かりませんが、僕達はこの戦いに勝利してくれることだけ祈りましょう…」
メイス「大丈夫だといいダスが…」

ジャベリン「まさか、メタナイト様が負けると思ってんのか?」
アックス「言い方を考えて下さい…; それに、メタナイト様は絶対に………」
パラソル「とにかく、願っておこう。あ、ギャラはどうする?」
水兵「ボクが蘇生魔法でなんとかしてみる!【リバイバル】!!」

ギャラ「……………………」

スージー「!! 僅かではありますが、息をしています!」
水兵「やった、成功した!これ、成功したことなかったんだよね」
一同「は?」

ダメタ「随分と余裕そうでいるな。行くぞ、はああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
メタナイト「遅い」

キイイィィィン………!!!!

ダメタ「なっ…!?」
メタナイト「随分と弱いな」
ダメタ「黙れっ!」
メタナイト「なら、私の本気を見せよう……」

バンワド「強い…!」
水兵「本当にメタナイトさまなの…?」

ギャラ「……んっ」
トライデント「…起きたみたいだな」
ギャラ「私はどうして生きてるのだ。あいつを庇って死んだはずなのに」
スージー「水兵が蘇生魔法をアナタ様にかけましたの」
ギャラ「そうなのか… !!」

ダメタ「くっ……!」
メタナイト「その程度か。弱すぎる」
ダメタ「強すぎる…お互い、能力を使っているはずなのに……何故、こんな差が…」
メタナイト「言っておこう…私は兄さんを殺した。私はその一撃一撃に怒りを籠もっている」

85 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/03(Sat) 09:57
ギャラ「そうか…メタが……」
バンワド「あれは何か分かりますか…?」
ギャラ「分かる。何故なら、私もそんな感じの能力を持っているからな…」
一同「………!!」
水兵「それ、どういうこと……!?」
ギャラ「話は長くなるからひとまず、この戦いが終わってからにしよう…」
ギャラ(あそこまで威力が強いのはあまり見ないな…。もしかするとメタがその能力とは異なる者なのか…それとも、真の能力に目覚めし者か…)

メタナイト「行くぞ…」ビュン

ザシュッ!!

ダメタ「うぐ…!こいつが…真の能力に…目覚めた奴なのか…!?」
メタナイト「トドメと行こうか…」
ダメタ「ぐっ……」
メタナイト「…【マッハトルネイド】!」

ゴオオオオォォォォォォォ………!!!

ダメタ「なら、俺も…【マッハトルネイド】!!!」

パラソル「うぅ……!2つの竜巻に…吹き飛ばされる…!!」
バンワド「メタナイト様は…互角のやり取りをしています……。本当にメタナイト様なのでしょうか…!?」
ギャラ「……………」

ダメタ「くっ…押されているだと!?」
メタナイト「やはり弱いな…」
ダメタ「…! ぐあああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

ドサッ

ダメタ「くっ…まだチャンスはあるは…」
メタナイト「………………」スッ
ダメタ「ず… !!」
メタナイト「見るがいい…。【ギャラクシアダークネス】」

ザシュッ!!

ダメタ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」

ドサッ………

???「俺…ガ、負けル…ダと……?クっ……………様に報告せネバ……!」シュンッ

パラソル「あ、逃げたっ!」
バンワド「ダークメタナイトが意識を失ってますが、どうします?」
スージー「しばらく放置しておきましょうか」

メタナイト「…はぁ……はぁっ………くっ!何故…こんなに疲労……がッ……」

ドサッ

アックス「何か音…しました?」
ギャラ「……! メタッ……!?」
メタナイト「……………………………」
ギャラ「しっかりしろ!メタ、メタッ!!」
スージー「気を失ってるだけで大丈夫ですわ」

バンワド「…………」ジ-ッ
メタナイト「………………」
バンワド(姿が戻っている…さっきのやり取りは一体…………)

*

バンワド「次回予告と行きましょう…。2人のメタナイトの激闘の末、メタナイト様が勝利しましたが、意識を失っていました。それに、あの姿の謎はあのまま…。そんな中、ギャラクティックナイトさんが何か大事なことを言おうとしていました…。次回もお楽しみに!」

86 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 01:21
もうそろそろであれだな。ほら、これ受け取れ。つ【クッキー】

87 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:17

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  縁切天使の攻撃から逃れた後、やむ無く野宿する事になった闇の忍び部隊一行
  いつ誰に狙われてもおかしくないと翌朝すぐに出発したが、その先に冥府の騎士団が待ち構えていた
  これを撃退すべく戦闘態勢に入るが縁切天使が乱入、戦いは混戦状態となる
  しかし何とか闇の忍び部隊は冥府の騎士団を退け、縁切天使を撃退した
  その直後、縁切天使は自爆してしまう不吉な言葉を遺して……
  そして、クチナワは次の作戦と称して新たな刺客を呼び出していた…」


クチナワ「幻影五人衆 次の作戦はうぬらに命じる
  邪魔する者は皆始末し、妖精を捕えて連れて来るのじゃ 頼んだぞ
  死霊の巫女・鏡花(キョウカ)、人形師・牙羅(ガラ)、棺桶職人・剛魔(ゴウマ)、葬儀屋・亜鐘(アベル)」


鏡花「仰せのままに……では参りましょう皆さん」




鏡花「………さて、準備はもう揃いましたか?」

牙羅「ああ、今しがた終わった所だ
  バラバラになっていた死体も、俺の人形師の技術があれば元通りだ!」
剛魔「ソノ死体…棺ノ中…入レテアル………」
鏡花「ありがとうございます その棺をここに置いてください」
剛魔「御意」

 ドン!

鏡花「……後はここに死霊の鏡を置き……」
亜鐘「俺の呪術で魂を死体に戻す……それで良いんだったな」
鏡花「その通りです では、始めましょう
  ……鏡よ鏡、恨みを遺し、この世に彷徨う魂達を映し出し給え」
亜鐘「怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……ハアアアアッ!!」

 ズギュゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウン!!!

鏡花「さあ……今こそ蘇るのです……!恨みを遺して消え去った魂達よ…!
  今こそ、復讐の時です!」

風の忍び部隊「ウウウウウウ…………!」

水の忍び部隊「ウウウウウウ…………!」



  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)


サスケ(…………妙に感じる事がある…………最近…いや、かなり前からか………
  幻夢教の奴らは俺達の動きを把握しているように思う時がある……………
  あのイカれた天使の女……奴は俺達が妖精を連れている事を分かっていて先回りしていた………
  そして、あの騎士団も妖精の事を知っていた…………
  更に前の事を振り返れば、あのメイドと大男の時もそうだ……俺達が来る事を知っていていなくなるフリをして隠れていやがった
  どっかに情報を流している奴がいるに違いない……とすれば一体誰が………やはりまさかとは思うが………)
ジュキッド「……ん?どうしたのだサスケ殿?」
タック「何や、具合悪そうでっせ」
サスケ「いや、何でもねえ」
カグヤ「そうやって何でもないってフリして、本当はお腹空いてるんじゃないの?」
サスケ「馬鹿か、お前じゃあるまいし」
カグヤ「カッチーン!あったま来た!何その言い方!?こっちは心配してあげてるっていうのに!」
サスケ「余計なお世話だ いらん事するなよ、チビ」
カグヤ「だからチビって呼ぶな!」
ジュキッド「…しかしどうするのだ…?先程の戦いで、鉄砲が壊れてしまったのだろう」
サスケ「まあな…後は煙幕代わりの花火くらいしか手持ちがねえ」
タック「この状態で敵に狙われたらピンチでっせ」
サスケ「寄りたい場所があるんだが、そっちに行って良いか?少し遠回りになるかもしれねェが…」
ジュキッド「どうした?何かあるのか?」
サスケ「まあな……向こうに知り合いがいるんだ」
タック&カグヤ「知り合い……?」


88 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:19

サスケ「ここだ」
カグヤ「え……?これ、なんて読むの……?」
ジュキッド「焔屋………焔と書いて「ほむら」と読むのか?」
サスケ「そうだ……ここは俺にとっても思い出の場所だ あいつらも元気にやってると良いが……」
タック「あいつらって……」

店員「あっ どうもいらっしゃいま………あっ…!
  兄貴…!?やっぱり兄貴だ!サスケ兄貴!俺です!まさかこっちに戻って来てくださるなんて…!」
サスケ「ようサイゾウ 店の方、守ってくれたみてえだな」
サイゾウ「勿論っすよ!この店を続けるって兄貴との約束でしたから!」
タック「あ…兄貴って……これは一体…?」
サスケ「紹介するぜ こいつはサイゾウ 俺の一番弟子にして焔屋の現店長……そして、
  炎の忍び部隊の現隊長だ」
タック「ま…まさか……!」
サイゾウ「そのまさかっす!ここは炎の忍び部隊のアジトでもあるっす!貴方達の事はサスケ兄貴から聞いてましたよ!
  まあ立ち話もなんですし、上がってってくださいっすよ!」


サイゾウ「皆!聞いてくれ!サスケ兄貴が帰って来たんだ!」
ガルボ「何っ!?本当か…!?おおーーっ!!サスケさん!!サスケさんじゃねえですか!!お久し振りです!!」
バーニンレオ「サスケさん!!また来てくださるなんて感激です!是非ゆっくりしてください!!」
サスケ「そうゆっくりもしてられねえんだが……お言葉に甘えさせて貰うぜ
  ……道具は揃っているようだな 使わせて貰うぜ」
ジャングルボム「どうぞお好きにお使いくだせえ!道具達も喜んでまさあ!」
ジュキッド「そうか……サスケ殿は、闇の忍び部隊が結成する前は炎の忍び部隊の隊長だったな」
サイゾウ「サスケ兄貴が俺達を見捨てずにいてくださったから、俺達はここまで頑張れたんっす!
  昔、俺達は捨て子だったんっす 親に捨てられ、帰る場所もなく、野良犬みたいな暮らしをしてたんっす
  その時に俺達を拾ってくださったのがサスケ兄貴だった
  サスケ兄貴は、いつだって俺達の味方だった 時に叱ってくれたりして、俺達を強くしてくださったっす
  
  俺達は、理不尽な社会を憎んでいた………得をするのはいつも悪い奴らばっかりで、泣くのは善良な市民達だった……
  俺達は、そんな悪い奴らに虐げられる人達を放っておけなかった……そこで俺達は結成したんです、暴走族を……
  それが俺達の正義の原点でした」
ジュキッド「成程な」
サイゾウ「サスケ兄貴を筆頭に、俺達は理不尽な社会に牙をむき、陰で笑う悪党達に裁きを下して来た
  でもそんな事をする内に、俺達は良い大人になり、いつまでも暴走族じゃいけないって思うようになった
  そんな俺達の事を見捨てなかったのがサスケ兄貴だった サスケ兄貴は何度も頭を下げながら、俺達の仕事先を見つけてくださったんっす」
カグヤ「ふーん、陰険な奴って思ってたけど、案外良い所あるんじゃん」
サイゾウ「よく言われますよ 口は悪くてぶっきらぼうっすけど、でも本当はすごく熱い人で、あの人はいつも心の中に自分の正義を燃やして生きてきた
  最後まで面倒見が良くて、俺達はサスケ兄貴に沢山の感謝をしたっす!
  
  でも、ちゃんと就職出来たのは、暴走族に入って日が浅い新人ばかり
  暴走族の中心だった俺達だけが就職先がどこにもなくて、そんな俺達の居場所として作ってくださったのがこの焔屋なんっす!
  そして、同時に炎の忍び部隊を結成したっす!
  理不尽な社会に嘆く善良な市民の助けとなって悪を裁く……俺達は暴走族を辞めても、そういう事がしたかったんっす」
タック「何や…すっごく良え話やな!」
ジュキッド「成程……色々な人に慕われているわけだ」
カグヤ「なーんか見直しちゃった 何だかんだでちゃんと良い人だったんだね でもあたしの事をチビって呼ぶのは許せないかな」

サスケ「さっきから何を喋ってやがる おいサイゾウ 久し振りにお前の腕を見てやる
  俺が教え込んだ花火師としての技術…鈍らせちゃいねェだろうな」
サイゾウ「勿論っすよ!兄貴には及ばないっすけど、俺が腕を錆びらせるなんて事はあり得ない事っすよ!」


89 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:20

ジュキッド「それにしてもここはどういう店なんだ?花火だけでなく、炭まで売っているぞ」
イフリーティ「ここは火を扱うものを全般的に置いてあるんです 炎の忍び部隊を名乗るだけあって、火に関する知識なら人一倍です!」
タック「どうやらホンマにそうみたいやな あんな所に温泉までありまっせ!」
???「あ…温泉ですか?どうぞ 良い湯加減ですよ」

サスケ「………ん…?見ねえ顔の娘だな……新入りか?」
サイゾウ「あっ兄貴、そうなんっすよ!最近入ってきた子でして、リンカって言うんすよ!」
サスケ「そうか」
リンカ「あ……あの……サスケさんの事はサイゾウさん達から聞いてます……凄い人…なんですよね……」
サスケ「別に大した事はしてねェよ」
タック「温泉があるんやったら、入らせて貰おうかな!」
ジュキッド「入っても大丈夫か?」
ガルボ「勿論でさあ!サスケさんの知り合いってんなら大歓迎ですぜ!」
イフリーティ「温泉から上がった後は甘いものが1番です!こちら、焔屋名物!焔饅頭!略してほむまんって呼んでくだせえ!」
ジュキッド「ああ、後でいただくとしよう」


サスケ「…………よし、こいつで完成だな 済まねえな、急に道具を借りる事になってよ」
サイゾウ「そんな…サスケ兄貴の頼みっすから、断るわけには行かないっすよ
  鉄砲作っている所、久し振りに見ましたけど、やっぱり凄いっす……どれだけ腕を磨いても、兄貴みたいにはなれないっす」
サスケ「別に俺みたいになる必要なんてねえじゃねえか お前にはお前の良さがあるんだ
  いつまでも人の真似ばっかりやってたって腕は上達しねえんだぜ
  それに、お前の言う通り、腕も鈍っているわけじゃねえようだしな」
サイゾウ「兄貴……!」

ガルボ「サスケさん!サイゾウ!」
サイゾウ「ガルボ…?」
サスケ「どうした?」
ガルボ「気のせいかもしれねえですけど…店の外に怪しい人影が……!」
サスケ「まさか……敵襲か!?」

タック「そのまさかみたいでっせ……」
ジュキッド「今は隠れているようだがな……」
サスケ「……ふん、隠れてないで出てきやがれ それとも怖気づいて出て来られねえか……?」

???「ウウウウ………!」
???「ウウウ……!」

タック「まさか……こいつら……!」
サスケ「随分と懐かしい顔ぶれじゃねえか」

風の忍び部隊「ウウウウウウウゥゥゥ………」
水の忍び部隊「ウウウウウウウ……!」

ジュキッド「風の忍び部隊に水の忍び部隊……!奴ら生きていたのか……!?」
タック「そんな事あり得へん…!確かにあいつらは死んだ…!生きてる筈が……」

タック(まさか………!)

サスケ「………何か心当たりでもあるのか…?」
タック「……いや、こいつら、もしかしたらゾンビかもしれへんって思うてな………」
ジュキッド「確かに……何かに操られているという感じだな……」

サイゾウ「兄貴…!俺達も加勢するっす…!」
サスケ「ああ…頼むぜ」

サーキブル「ウウウウウウウウウウ!!」
バードン「ウオオオオオオオオオオオ!!」
ギム「ガアアアアアアアア!!」

イライール「キシェェェェェエエエエエエエエエ!!!」
フロッツォ「グオオオオオオオオオオオ!!」
スクイッシー「ヒャハハハハハハハハハハ!!!」

タック「こっちに来まっせ!」
サスケ「新しい火薬だ…存分に味わいやがれ!!」

 ドォォォオオオオン!!ドガァァァアアアアアアン!!!

サーキブル「グオオオオオオオオオオ!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

イライール「グオオオオオオオオ!!」

バードン「キヒャハハハハハハハ!!!」
フロッツォ「グオオオオオオオオ!!」

ジュキッド「ふん!!」

 ドガッ!!バキッ!!

サイゾウ「打ち上げ花火だ!!食らえ!!」

 ドガァァァアアアアアアアン!!!

ガルボ「火の用心!マッチ一本火事の元ってな!食らえ!!火炎放射!!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオ!!!

ジャングルボム「とっておきの爆弾だ!食らわせてやるぜ!!」

 ドガァァァアアアアアアン!!

バーニンレオ「俺達の炎を舐んじゃねえぞ!!コラァァァアアアア!!」
イフリーティ「火あぶりにしてやる!!」


90 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:23

サーキブル「グオオオオオオオオ!!」

スクイッシー「ウアアアアアアアア!!」

ジュキッド「きりがないな……いくら倒しても来るぞ…!」
カグヤ「き…気持ち悪い……!」


サーキブル「シャアアアアアアアア!!!」


鏡花(そこまでにしてください!今の貴方達は屍人形……このまま戦い続ければ体は滅びてしまいます
  それにこの数相手では分が悪い……一度引き上げるのです)

バードン「ウ……ウウウ…………」

ギム「ウウウウウウ…………」


イフリーティ「……何だ………?あいつら、帰って行くぞ……?」
タック「ボクらには敵わない思うて引き上げたんやないでっか?」
ジュキッド「まあ敵を追い払う事が出来ただけでも大殊勲ものだ 助けになった 礼を言うぞ炎の忍び部隊」
サイゾウ「サスケ兄貴と俺達とで結成した正義の忍び部隊!ゾンビ相手に後れを取る程ヤワじゃないっすよ!」
リンカ「とりあえず、一安心ですね……」
カグヤ「ああ気持ち悪かった……なんなのあいつ…?」

タック(あの死体人形……間違いない……あいつらの仕業や……!しかし何であいつらが……!?クチナワの奴、一体何を……!)

サスケ「………おい」

タック「……え?何でっか?」
サスケ「お前…何か俺達に隠している事でもあるんじゃねえのか…?」
タック「…さて、何の事でっか?ああ怖かったなあ…武器が無いと何も出来んねんボク……
  そうや、この辺に小さい神社とかある?そこに何か奉納されている剣とかあれば良えんやけど…」
ガルボ「ああ、それだったら………」
タック「おおきに!助かりましたわ!」

サスケ(………幻夢教の連中が何故俺達の居場所や行動を特定・把握出来るのか………
  間違いねえ……俺達の中に内通者がいる……そしてその内通者ってのは…………!)



  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴 終


シノ「次回予告です 襲撃する風の忍び部隊と水の忍び部隊を撃退した闇の忍び部隊と炎の忍び部隊
  しかし、死体人形と化した風と忍び部隊と水の忍び部隊は、クチナワからの妖術で更に強い力を手に入れ、再び焔屋を襲撃する
  今、正義の炎が燃え上がる!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾玖話ご期待ください」

91 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/14(Wed) 11:22

タック「そいじゃあ返事の方も返して行くでおま!」


>>86

タック「おおっ気が利くやないでっか 丁度酒に合うつまみを探してた所やったんや」
サスケ「また酒か お前いつも呑んでねえか?」
タック「そんな事ありまへんで 週に1回程度や」
ジュキッド「嘘を言うな もっとだろう」
カグヤ「クッキー…?あたしケーキの方が良かったな…貰ったから食べるけど」
タック「食うんかい」
カグヤ「クッキーって口の中乾いちゃうんだよね ジュース買って来てよ」
タック「クッキー貰って更にジュースまでねだる気でっか…」
カグヤ「何!?悪いの!?」
タック「いや…別に……」
ジュキッド「丁度良かった 俺も茶を飲みたいと思っていた所だった お前、買いに行って来い」
タック「な…なんでボクが買いに行くんでっか?!」
サスケ「てめェも酒を買いに行く所だったんだろ?丁度良いじゃねえか」
カグヤ「行ってらっしゃーい!」
タック「あんたら……末代まで恨みまっせ」


タック「今回はここまでみたいやな
  まだ少し余裕あるんで、ワドルディーズとメタナイトの大冒険の話の内容でも拾って終わりにしまっせ
  ギャラクティックナイトが犠牲になった事により、殺意の波動に目覚めたメタナイト
  その圧倒的な強さでまるでダメなダメダメのダメナイトに圧勝する しかしまだ黒幕が潜んでいるみたいやな」
ジュキッド「前回やられたギャラクティックナイト殿は無事だったようだ」
カグヤ「蘇生魔法が初めて上手くいったなんて、今まで何をやってたんだろう?魔法使いとして甘々じゃない?」
タック「まあ所詮ワドルディやしな そこはほら、愛嬌やないでっか?
  それにしても、殺意の波動に目覚めたメタナイトに何も出来なかったダメナイトはんは、気の毒に感じましたな
  そういう詰めの甘い所がダメな所やな 相手が悪かったっちゅうのもあるやろうけど、ホンマにダメなダメダメのダメナイトはん、可哀想になあ」
ジュキッド「おいおい、そこまで言ってやるな………えっと……本当の名は何と言うんだったか……?」
サスケ「もっと長い名前だった気がするが、覚えられねえからダメナイトで良いじゃねえか 負け方からしてまるでダメな奴だしな」
カグヤ「うん!なんとなくダメそうな奴に見えたし、お似合いだよね!」
タック「そういう事にしておきましょうか!っちゅうわけで今回はここまでや!
  あと、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の方もよろしゅうな!それじゃあさいなら!」
カグヤ「バイバ〜イ!」


92 名前:三剣士+α ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/15(Thu) 19:24
ダメタ「今回の話から展開が大事になって来たがどうなると思うか?」
ギャラ「というより、何故生きている」
ダメタ「言っちゃえば本編ではそうだが実際はこうだって奴だ」
メタナイト「だからと言ってわざわざあんなことを…」
ダメタ「お前だけには言われたくねえ」

ギャラ「…こんな状況だが、しばらくこれで行く」
スージー「+αのゲストが何故ワタクシですか…」
メタナイト「いや、今回はスージーであるらしい。」
スージー「…まあいいですわ。そろそろ返して行きましょう」

>>79
スージー「盛り上げ感謝致しますわ」
ダメタ「現状、オレとアイツが戦いオレが負け、お互い気絶状態だ。しいたけナイトがそのことについて次回語るが…」
ギャラ「私のことをしいたけと呼ぶなダメナイト!」
ダメタ「ダメナイト言うな!」

メタナイト「兄さん…ダーク……」
スージー「お互いこんな仲でした?」
メタナイト「どうだろうな…」
スージー「それよりシノさんの話の方も言うべきですわ」
メタナイト「それもそうだな」

メタナイト「リーダーであるシノ殿が離脱してから敵が本格的に仕留め始めるようになってきたな」
スージー「そして、リップルスターの王女の妹さんであるカグヤさんが探している腕輪も狙っているらしいですわネ」
メタナイト「その一方、シノ殿は花影流の奥義を習得しようとしているな」
スージー「ワタクシ達は見届けるしかないですがお互い頑張って行きましょうか」
メタナイト「そ…そうだな……;」

ギャラ「兄のような存在である私になど勝てる訳ないだろ!」
ダメタ「ハァ!?アイツの移し身であるオレに勝とうって言うのか!?やってやろう!」

スージー「やけにやり合ってますわ;」
メタナイト「それに何故、私関連でやり合うのだ…」

>>86
スージー「アイスが良かったと言いたいのですが、貰っておくとしましょう」
メタナイト「…昨日はホワイトデーだったな。私はメタナイツ達にプレゼントした」
スージー「ワ、ワタクシの分はありますか?」
メタナイト「渡す機会がなくて昨日渡したかったがすまなかった。ハルバードの秘書としてこれからも頑張ってくれ」
スージー「はい、メタナイト様ッ!」

ダメタ「この、しいたけスイカバー!」
ギャラ「黙れダメナイトが!」

キイィィィン!キイイィィィン…!!

スージー「まだやり合ってるんですか;」
メタナイト「仕方ないな…あれでもやるか」
スージー「ア、アレとは?」
メタナイト「…見れば分かるさ」

2人「ぐぬぬぬぬぬぬぬ……」
メタナイト「2人共…もうそれ以上しないでよねっ!」
ギャラ「…!?」
ダメタ「お、お前正気か…!?」
メタナイト「ボクは正気だよ!正気じゃないのは2人だよ!!」

一同「」ブフッ

メタナイト「…やるべきではなかったな」
ギャラ「昔みたいな言い方はやめろ…鼻血出るだろ」
スージー「意外と変な部分ありますわネ」
ダメタ「シャドーを思い出したくなかった……」
スージー「何なのですかこのグダグダは」

メタナイト「こんな状態でもあるが本編も楽しみでいてくれ!それではまた会おう!」

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/15(Thu) 23:07
明日遂にスターアライズが発売の中、
公式サイトではひかわ博一先生描き下ろしの「スターアライズ」を元にした、
「デデデでプププなものがたり」特別編が公開されてるぞ

94 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/16(Fri) 01:31
>>84-85

〜前回のあらすじ〜
バンワド「メタナイト様を庇った理由として怒りによって何かに目覚めたメタナイト様は何者かによって操られていたダークメタナイトを無事撃破しました。しかし、メタナイト様は意識を失っていました…。ギャラクティックナイトさんは水兵の蘇生魔法で何とかはなったみたいですが…」

第25話 明かされる能力

ギャラ「まさかメタが目覚めることになるとは思えなかった……」
バンワド「どうしたんですか?」
ギャラ「…ここは、言うへきだな……」
パラソル「何かあるんならさっさと言った方が楽だよ?」
ギャラ「…だが、この話をメタにするべきなのだろうか」
バンワド「それ程大事なのですか?」
ギャラ「ああ、それくらい大事なのだ」
スージー「ではここは、メタナイト様にあえて言わないつもりで話してみてくれませんか?」
ギャラ「いいだろう…しかし、水兵のワドルディが帰って来てからな」
パラソル「あれ、そう言えばメタナイツは…メタナイトさまのとこかな?」
ギャラ「きっとそうだろう。フッ、あいつは好かれ者だな……」ボソッ

*

水兵「ふぅ〜疲れたぁ〜…ダメナイトって意外とダメだなぁ」
ダメタ「黙れ…オレは普通に操られた訳じゃねぇからな」
バンワド「と、言いますと?」
ダメタ「あいつを庇っただけだ…」

シャドー『うあっ!』
ダメタ『シャドーッ!』
???『詰めが甘いな……大人しく操られろッ!』
シャドー(こんな体勢で…起き上がれたとしても…近くにいるはず……くっ…もうダメ…だッ…!)

シャドー『…あれ……どうして…平…気なんだ…ろ……ッ!!』
ダメタ『フッ…無事……だな……ぐっ…!』
シャドー『メタ…どうしてッ!』

ダメタ『…分かる…だろ……オレは…お前と…は……友人みたいな…もんだろッ…』
シャドー『……!!』
ダメタ『それに…お前…なら……オレを…止めることが……出来る…違うか…?』
シャドー『そんな…こと…ボク……には……出来な…………』
ダメタ『出来るッ…お前なら…ッ!くっ…!これ…以上は…意識が……』
シャドー『メタッ!』
ダメタ『お前ならやれるッ!鏡の国を守ってくれ!!!!!!!ぐっ…ぐあああああああ!!!!!!』
シャドー『メタあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!』

ダメタ「みたいな状況になり、シャドーが敗れてここに狙いに来ただろう」
バンワド「そうだったんですか…ですが、何故鏡の国を狙いに?」
ギャラ「…強き者を操り、世界を滅ぼす為だろう」
ダメタ「…みたいだな。それに多少だが記憶がある…。ほんの一部しかないが言ってみる。オーバーロードに目覚めし者を操り、世界を滅びへ!…みたいだな」
バンワド「オーバーロード?それは一体………」
ギャラ「やはり、そのことか…」
パラソル「やっぱ知ってたんだ。まあ、そうじゃなきゃいろんなこと考えないしね」
ギャラ「…最初に言うつもりだったが、ダメナイトとかいう奴が先に話しやがったからな」
ダメタ「おい、今ダメナイトと言ったか!このしいたけナイトが!」

バシンッ!

パラソル「はいはいそこまで!」
水兵「ナイスツッコミ!」
スージー「いつぶりでしょうか…;」
ダメタ「意外とキツめにやったな…」
ギャラ「まあ、目が覚めたからいいが…それより、オーバーロードのことを明かすべきだな。メタナイツには追々で言っておく」

95 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/16(Fri) 01:57
ギャラ「オーバーロードという能力には一部の人にしか目覚められない能力だ」
スージー「つまり、メタナイト様が狙われる理由としてはその能力に目覚めるということを想定し狙ったという訳ですね」
ギャラ「まあそういうことだ。そのオーバーロードの能力としては威力が上がるのが当たり前だが、先の行動がほんの少しではあるが見えるのだ」
バンワド「だからメタナイト様に傷1つも付けずに終わったんですね…」

パラソル「だけど…もし、相手がその能力を所持して発動していたら負けてたんじゃないの?」
ギャラ「確かに負けていたな…それに奴等はその能力を平気で所持している」
パラソル「えー…な、なら発動させなかったんだろう?」
ギャラ「いや、発動させていた。だが、メタの方が能力の意味で圧倒的に上だった」ダメタ「確かにそうだったな。オレが少し意識があるときにアイツから殺意を感じた」
スージー「あの、ギャラクティックナイト様はその能力をご存じということはもしや…」
ギャラ「図星だ。私もその能力を持っている」

一同「マジかよ!」
スージー「というより、そうでなくてはペラペラと仰いませんわ」
パラソル「でも、その時ギャラクティッウナイトも発動すれば良かったんじゃないの?」
ギャラ「いや……それは…………」
バンワド「どうしたんですか…?」
ギャラ「…私がその能力を発動していた当時……星を滅ぼしかけようとしていた…」

一同「!?」
ダメタ「その時は使い慣れていなかったのか?」
ギャラ「いや、使い慣れていたはずだったが、いきなりそうなってしまった……」
パラソル「それが、ギャラクティックナイトの封印された伝説と関係があったり?」
ギャラ「…ということになるな。しかし、私を蘇らせてくれたことがあったが、あの時は何も思えなかった」
ダメタ「は?どういうことだ。さっぱり分からないぞ」
ギャラ「そこだ。そこの記憶がないのだ」
バンワド「能力のせいでしょうか?」
ギャラ「その可能性は否定出来ない…何せ、オーバーロードは今でも不明な部分があるからな」

ギャラ「ひとまず、メタには黙ってくれないか?」
ダメタ「そうしておこう…」

バンワド「ギャラクティックナイトさんのオーバーロードについての話を聞きましたが、まだまだ謎はあるみたいです。その一方…メタナイト様は…」

*

ギャラ『メタナイト…』
メタナイト『どうしたんですか?』
ギャラ『もし、私が…戦士団のリーダーをやめると言ったらどうする?』
メタナイト『そんなことをしたら…私は、止めようとしますよ』
ギャラ『そうか。お前なら…止めることが出来そうだな…』
メタナイト『ですが、何故いきなりそのようなことを…』
ギャラ『いや、そう考えたらどう思うか聞きたかっただけだ。すまない、みんなのとこへと帰ろう…』

*

メタナイト『どうして…あなたが……!』
ギャラ『…………………………』
メタナイト(何をしたって…言うことも聞かない……。私達が支えて…あげれば…こんなことには…ならなかったはずなのに…!)


アックス「……様!メタナイト様ッ!」
メタナイト「はっ!?夢…か……」
メイス「何か嫌な夢でも見たダス?」
メタナイト「…私は大丈夫だ。そなた達に迷惑をかけてすまなかった…」
トライデント「とんでもない!これからオレ達も頑張っていこうと改めて決心しました!」
ジャベリン「だから、お互い頑張りましょう!」
メタナイト「…ああ!」
メタナイト(メタナイツには本当に感謝している。そなた達がいるおかげで私は頑張っていける。…だが、さっきの夢は一体……兄さんと…何かあったのか……)

メタナイト「次回といこう。敵達が本格的に始動して来たみたいだ。それに…見たことがあるような…不思議な感じだ……何なのだろうか…この感覚は……。次回も楽しみにしていてくれ!」

96 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:21

タック「こんばんみ!さてでは返事を返して参りまっせ!」

>>93

タック「いよいよ新作が発売されよったな
  これを見てはる皆は買ったんかいな?Switch自体入手困難な店もあるさかい、
  行動は早めにでないと、遊ぶのは中々難儀な事になりそうやな
  あと、スマブラ最新作も控えているようやし、まだSwitchを持ってない人は、この機を虎視眈々と狙った方が良さそうでっせ!」
カグヤ「公式ホームページでひかわ先生の描き下ろしが見れるんだって!?これは見なきゃだね!
  ついでにあたしの事も描いてもらえないかな〜」
サスケ「無理を言うな」
ジュキッド「我々闇の忍び部隊を主役にした漫画は……流石に描いてはもらえぬか」
タック「何万円程のギャラを提供しなきゃならなくなりそうやな」
カグヤ「ボランティアで描いてくれるなら嬉しいんだけどね」
サスケ「ボランティアを便利な言葉みてェに使うなよ」



タック「今回はここまでや
  最後にワドルディーズとメタナイトの大冒険についてやけど、
  何か知らんが、しれっとダメさんが仲間になったようやな」
ジュキッド「話によると、彼もまた何者かに操られていたようだな しかしその操っていた奴が何者か、いまだに正体は明かされずか……」
カグヤ「次回辺りで出てくる予感がするけど……それともまだ先になるのかな
  それにしても、簡単に操られるなんて、ダメさんってやっぱりダメダメだねなんて思ってたけど、操られそうだった仲間を庇ったからだったんだね
  意外と仲間思いの熱い人だったんだね まるでサスケさんみたい」
サスケ「俺とあれを一緒にするな」
タック「って事はサスケ兄はんも実はダメダメな……」
サスケ「殺すぞ」
タック「すんません…冗談です……」
ジュキッド「オーバーロードという言葉が出てきたが、これはいわゆる精神が肉体を凌駕した状態にあるというわけか?」
タック「そういうのとはちょっと違うんやないかなあ
  しかし、敵側もそのオーバーなんちゃらを使えるっちゅう事は、これから先はそういう敵が増えるっちゅう事やな
  まるでオーバーなんちゃらのバーゲンセールになるんやないかって心配になるわ」
ジュキッド「いわゆる能力系というやつか……これからどういう展開に向かうのだろうな」
カグヤ「こっちも目が離せないね!」
タック「っちゅうわけで、ワドルディーズとメタナイトの大冒険も良えけど、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜もよろしゅう頼んまっせ!
  では今日はここまで!さいならや!」
カグヤ「バイバーイ」

97 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:22

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  闇の忍び部隊一行が次に向かった先は焔屋という店
  そこにいる店員達の正体は炎の忍び部隊であり、サスケが元々隊長として所属していた部隊だった
  再開を喜ぶ一同だったがそれも束の間、死んだ筈の風の忍び部隊と水の忍び部隊が焔屋を襲撃して来た
  これを撃退し、退ける事が出来たが………」


牙羅「何でだ!?何で呼び戻しちまうんだ!?このまま上手くいけば奴らを始末する事が出来たじゃねえか!」
鏡花「無理です 彼らは蘇ったばかり……本当なら時間が必要でした あのまま戦わせていれば、死体は形を保つ事が出来ませんでした」
牙羅「んだと!?俺の整備不足だってのか!?」
亜鐘「よせ 仲間同士の対立程見苦しいものはないぞ」
牙羅「んな事は分かってる!殺るならさっさと殺っちまった方が良いって言ってるだけだ!」
剛魔「同意……敵……殺ス………ソレダケ………」
鏡花「ええ……クチナワ様のご命令は絶対です……邪魔者は全て片付けます
  出来るなら迅速に……それは私も同じ気持ちです……しかしながらその為には周到な準備も必要です
  急いては事を仕損じるとも言います……行動を取るならもう少し慎重に行うべきです」

クチナワ「その通りじゃ」
鏡花「クチナワ様…!」
クチナワ「闇の忍び部隊は妾の作戦を悉く打ち破って来た……今までも、そしてこれからもそれは変わらぬじゃろう」
鏡花「クチナワ様……そのような事は……」
クチナワ「じゃから、うぬらの力が必要になったのじゃ これまで数多くの敵を始末して来たうぬらの力をな…!
  案ずる事は無い……妾もうぬらに任せっきりにするつもりは無い たまにはこうして手伝ってやらねば…のう
  うぬらが作った死体人形を、妾の妖術で強くしてやろう………これなら、時間を待つ必要も無く、長時間の戦闘が可能じゃ」
鏡花「クチナワ様……ご厚意感謝致します」
クチナワ「ククク……"奴"が情報を送ってくれる事で、闇の忍び部隊の連中の動きが手に取るように分かる
  妾の目的の達成の為、闇の忍び部隊に潜らせておいた幻影五人衆の五人目、『夜叉丸』
  "奴"が送って来た情報によれば、今夜闇の忍び部隊は炎の忍び部隊とやらのアジトに泊まる事に決めたそうじゃ
  狙うとするなら、奴らが寝静まる頃じゃろう」
鏡花「相手は闇の忍び部隊だけでなく、他にもいるという事……私達も加勢しましょうか」
クチナワ「その必要は無い うぬらには別の働きをしてもらいたいからのう」
鏡花「かしこまりました」
クチナワ「闇の忍び部隊……うぬらが如何に足掻こうとも無意味という事じゃ」



  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)


98 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:22

サスケ「悪いな、お前達を危険な目に遭わせた上に寝泊まりまでさせてもらっちまってな…」
サイゾウ「何言ってんすか!水臭いっすよ!俺達、こういう仕事をするようになった時から、常に危険と隣り合わせだったっす!
  危険な目に遭う事なんて、もう慣れっこっすよ!」
ガルボ「フッ……昔は弱虫だったお前が今はそんな一端の口を叩けるようになるなんてな」
サイゾウ「何だと!?確かに昔の俺は弱虫だったけど、サスケ兄貴みたいな強い男を目指して、
  それを兄貴に認められて炎の忍び部隊の隊長に任命されたんだぞ!」
イフリーティ「何もかもが懐かしいなあ……俺達がまだガキだった頃、サスケさんと会う前……俺達は住む場所を失って宛てもなく彷徨って、
  その時の俺達は、世の中良い事なんか一つもないって思っていた……」
ジャングルボム「でも、サスケさんと出会って、サスケさんから色々な事を教わって、俺達は成長出来たんだ」
バーニンレオ「今でも感謝してるんですよ 本当にダメダメだった俺達を、ここまで立派に育ててくれて……」
ジュキッド「本当に、周りから慕われていたんだな」
タック「泣けてきますな、ホンマに」
カグヤ「ねえねえサスケさん!あたしにも花火の作り方教えて!」
サスケ「駄目だ チビには早すぎる」
カグヤ「チビじゃないもん!教えてったらねえ!」
サスケ「うるせえさっさと寝ろ 明日の朝起きなかったら置いて行くからな」
カグヤ「もー!サスケさん意地悪!」

リンカ「あの………」
サスケ「…ん……?何だ」
リンカ「闇の忍び部隊の話は…サイゾウさんからよく聞いています……難しい任務も引き受けていて、凄い人達だなって……」
タック「いやあそれ程でもありまんがな!」
サスケ「別に大した事はしちゃいねェよ 好き勝手する奴らを許せねえのは昔も今も同じだからな」
リンカ「私……実は憧れているんです……闇の忍び部隊のリーダー、シノさんに」
タック「ええっ!?シノ姐はんに!?」
リンカ「炎の忍び部隊に入ったのも、それが理由だったんです……私、小さい頃に両親を悪い人達に殺されて……
  その時の私は何も出来なかった……女の子だったから力も弱かったし………
  でもシノさんは凄い……私と同じくらいの年齢で、女の子なのに力もあって、どんな相手にも恐れずに立ち向かえる……
  あの……お願いなのですが……もし、また焔屋に来る事があるなら、今度はシノさんも一緒に連れて来て欲しいです…………」
サスケ「………そうだな、あいつにもよろしく言っておくか そう言って貰えて、あいつも喜ぶだろうぜ」
リンカ「本当ですか!?ありがとうございます!」
ガルボ「リンカちゃんは本当に優秀で、炎を操る忍術が使えるんですよ」
イフリーティ「サイゾウが一目惚れして雇ったんだけど、本当に強くて助かってますよ 焔屋の店の仕事もテキパキこなすし」
サイゾウ「一目惚れは一言余計だっつーの!」
イフリーティ「あまり現を抜かしていると、すぐ追い抜かれてリンカちゃんが炎の忍び部隊の隊長になっちゃうかもな!」
サイゾウ「な…何おう!隊長の座までは簡単には譲れんぞ!」


99 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:23

サスケ「……………………………皆、寝静まったか……………………
  久し振りに焔屋に帰って来たが、皆元気そうで良かったぜ
  俺がいなくても、何とか出来るだろうとは思っていたがな………
  
  ………!奴がいない………!」


 サスケ(回想)「………おい」

 タック(回想)「……え?何でっか?」
 サスケ(回想)「お前…何か俺達に隠している事でもあるんじゃねえのか…?」
 タック(回想)「…さて、何の事でっか?」


サスケ「武器を取りに神社に行ったのか……?しかし何故こんな時間に…………
  それとも、やはりあいつ、何か俺達に隠している事が…………」

 ヒュッ!!

サスケ「…………!!」

 ドスッ!!

サスケ「…………!誰だ!?」

イライール「ウウウウウ…………」

サーキブル「ウウウウ…………」

サスケ「こいつら……!おい!!起きろ!!敵襲だ!!」

ジュキッド「何っ!?敵だと!?」
サイゾウ「馬鹿な!店は閉めた筈なのに……!」

 ビュン!!ビュン!!ビュン!!

イフリーティ「くっ……!」
バーニンレオ「ぐああっ…!」
ジュキッド「こいつら……先程と比べて動きが俊敏になっている………!
  サスケ殿、そういえばタックはどこにいったのだ…!?さっきから姿が見当たらないぞ…!」
サスケ「俺も気付いたのはさっきだ……どこに行ったかは知らねえ それより、今はこいつらをさっさと片付けるぞ」

バードン「シャアアアアアア!!」

フロッツォ「オオォォォオオオオオオ!!」


ジュキッド「ふん!!」

 ドガッ!!バキッ!!

バードン「グオオオォォオオオオ!!」
ギム「ウウウウウウウ!!」

サスケ「吹き飛べ死体人形め!!」

 ドォォォオオオン!!ドガァァァアアアアアアン!!


スクイッシー「グオオオオオオオオ!!」
サーキブル「オオオオオオオオオオオ!!」
イライール「ウウウウウウウウウウウ!!」

 シュッ!!ビュン!!ヒュバッ!!

サスケ「くっ…!くたばるどころか、更に活発になりやがった…!」

フロッツォ「グヘヘヘヘヘヘヘ!!」
カグヤ「いやあああ!!助けて!!」

ジュキッド「くっ…!離れろ!!」

 ドガッ!!

フロッツォ「グオオオオ!!」

ジュキッド「怪我は無いか!?」
カグヤ「うええええん!!怖かったよーーー!!」
ジュキッド「己…しぶとい奴らめ…!」

スクイッシー「シャアアアアアアア!!」

サスケ「旦那!!後ろだ!!」

ジュキッド「む……!」

 ヒュバッ!!

スクイッシー「シャ………」

 ドサッ!

タック「ふー…間一髪、間に合いましたな」
サスケ「てめえ…今までどこにいたんだ!?」
タック「いやあちょっと用を足しになあ……そんな事より、こいつらさっさとどうにかしまっせ
  武器もこの通り、ちょいと拝借して来た所や」

スクイッシー「ウウウウウ…………」

サスケ「真っ二つに斬られても自力で再生出来んのか」
タック「恐ろしい生命力やなあ こりゃあ再生できなくなるぐらい痛めつけてやるしか無さそうでんな」

サイゾウ「俺達にも手伝わせてくれっす!勝手に人の店に上がり込んで、タダで済むと思ったら大間違いっすよ!」
バーニンレオ「そうだそうだ!!消し炭にしてやる!!」
イフリーティ「死体を処理するのは火葬が1番だな!」
ジャングルボム「上等だぜ!!俺の爆弾でぶっ飛ばしてやる!!」
ガルボ「見せつけてやろうぜ、俺達の正義の炎をよォ!!」

サスケ「頼もしくなりやがって……それじゃあ行くぜ!!誰も死ぬなよ!!」

一同「おうっ!!」


100 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:24

イライール「グアアアアアアアアア!!」

サイゾウ「一発お見舞いするぜ…!!吹っ飛べ!!」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!ドガァァァアアアアアアアアン!!!

イライール「ギャアアアアアアアアア!!」

ギム「オオオオオオオオオオオッ!!」

ジュキッド「ふん!!ぬおおおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオン!!

ギム「グアアアアアアアア!!」


スクイッシー「ウウウウウウウウウ!!」

 ヒュッ!!

タック「まだ懲りないようやなあ…ならもう一度斬り刻んでやりまっせ!」

 ヒュバッ!!

スクイッシー「グアアアアアア!!」

リンカ「再生はさせません…!忍法!火炎砲!!」

 ゴォォォオオオオオオオ!!

スクイッシー「グアアアアアアアアアア!!」


ジャングルボム「食らえゾンビ共!!クラッシャーボム!!」

 ドガァァァアアアアアアン!!!

バードン「グアアアアアアアア!!」


フロッツォ「オオオオオオオオオオオ!!!」

ガルボ「フン…!燃えちまいな!!」

 ゴォォォオオオオオオオ!!!

フロッツォ「グアアアアアアアアアア!!」


サーキブル「ウウウッ……!」

 ビュン!!

サーキブル「ウウ……!」

イフリーティ「おっとこっから逃げられると思うか?」
バーニンレオ「お前1人逃げようったってそうはさせないぜ!サスケさん!」

サスケ「おう…!食らえ!!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!ドガァァァアアアアアアアアン!!

サーキブル「グアアアアアアアアアアアアア!!!」


サーキブル「……これで良い………ようやく苦しみから解放された………
  礼を言う……済まなかった…………最後の最後で……また迷惑を………………」

サスケ「……安らかに眠れ」
ジュキッド「無事、成仏する事だな……」


101 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:31

サイゾウ「………よし、これで店も元通りだ!全く…えらい目に遭ったぜ」
ガルボ「おいおい、危ない目に遭うのは慣れっこなんじゃなかったのかよ」
サイゾウ「それとこれとは別だぜ 寝込みを襲ってくるなんてまさか思わないじゃないか!」
ジュキッド「奴らもそれだけ本気という事だ……1秒たりとも油断は出来んな………
  だが、狙いはあくまで俺達だ これ以上迷惑を掛けぬ内にさっさとここを去ろう」
サスケ「そうした方が良さそうだな」
カグヤ「ふわあ……もう朝になっちゃったの……?今日は全然眠れなかったぁ…………」
サスケ「……………またあいつの姿が見えねえが……」
ジュキッド「タックか、奴なら武器を返しに神社に行ったぞ 少し時間が掛かるから先に行っててくれという事だそうだ」
サスケ「………………………」
ジュキッド「……どうした?心配なのか?」
サスケ「別に…………色々と思う事があるってだけだ」
ジュキッド「色々と…?」

リンカ「あの………もし良かったら持って行ってください……」
サスケ「これは……」
サイゾウ「焔屋名物、焔饅頭!疲れた時はこれを食べてリラックスっすよ!」
サスケ「悪いな……いつかまた戻って来る………それまで達者でな」
サイゾウ「兄貴達も……頑張ってください!」



ジュキッド「……本当に、良い舎弟達に恵まれたな」
サスケ「まあな……どんなに辛くても諦めないでついて来た……感謝するのはこっちの方だってのにな」
カグヤ「う〜ん!やっぱり饅頭おいしい!」
サスケ「おい、あまり食い過ぎるなよ、太るぞ」
カグヤ「妖精はいくら食べても太んないの!」
サスケ「全く……狙われてんのはお前なんだからもう少し緊張感持ちやがれ」
カグヤ「もしそうなったらサスケさん達が守ってくれるから大丈夫!」
サスケ「ったく……都合の良い事言いやがって……!」
ジュキッド「良いではないか さあ、妖精の腕輪を一刻も早く見つけに行くとしよう」


102 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:34


クチナワ「死体人形が斃されたか………だがそれも想定の範囲内じゃ
  あの程度でくたばってしまっては、せっかく幻影五人衆を用意した意味が無い……
  うぬもそう思うじゃろう?幻影五人衆の五人目、夜叉丸
  ………いや、タックと呼ぶべきか?」

タック「そんなんどっちだって良えわ……そんな事よりも、あんたには聞かなきゃならん事が色々ある
  幻影五人衆を呼び出したのはどういう意図や……!あれはまだ使わない作戦やなかったんかい!」
クチナワ「色々と状況が変わったのじゃ 闇の忍び部隊があまりにも妾の計画を踏みにじるものだからな
  今まではお遊びのつもりで相手をしてきたが、ここまで来ればこちらも本気で殺しに掛からねばならんと思ったまでじゃ」
タック「もう一つ質問や、まだ"あれ"には手を出してへんやろなあ…!?」
クチナワ「この期に及んで"あれ"の心配か………心配せずとも、"あれ"には手を出してはおらん……今の所はな……
  うぬの今後の働き次第では、どうなるかは分からんぞ…?」
タック「もし、全てが終わったら"あれ"は返して貰う……そしてあんたらとも手を切る……!」
クチナワ「分かっておる これでも一度した約束は忘れた事は無い
  だから安心して、うぬは引き続き闇の忍び部隊を監視し、何か動きがあればこちらに情報を提供するのじゃ
  もし妾の命令に背く真似でもしたらどうなるか……分かっておるじゃろうな」
タック「ああ……せやから"あれ"には今後も一切手を出すなよ……!」
クチナワ「ああ 約束じゃ」


鏡花「夜叉丸………本当に信頼すべきでしょうか
  今頃闇の忍び部隊に長く居付いた所為で、向こう側に情が移っているのではないでしょうか」
クチナワ「その時はその時……"あれ"もろとも夜叉丸を抹殺すれば良いだけの話じゃ
  心配せずとも、奴は裏切る心配は無い……"あれ"が妾の手の中にある以上、下手な真似は出来ぬ」
鏡花「………だと良いのですが」
クチナワ「……さて、うぬらにも存分に働いて貰おう 邪魔者は闇の忍び部隊だけでは無いようじゃからのう」
鏡花「準備は出来ております……これより邪魔者達の抹殺を執行致します 全てはクチナワ様の勝利の為に………」
クチナワ「フフフフフフ………本当の恐怖は、ここからじゃ……!」


  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時 終


シノ「次回予告です 遂に幻影五人衆が動き出しました
  幻影五人衆は手始めに冥府の忍び部隊を襲撃、そしてその毒牙は闇の忍び部隊にも向けられる
  卓越した腕を持つ暗殺者集団に、闇の忍び部隊はどう立ち向かう?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾話ご期待ください」

103 名前:三剣士+α ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/20(Tue) 23:34
メタナイト「さて、今回のゲストはバンダナワドルディだ」
バンワド「よろしくお願いします」
ダメタ「まずは、本編について語ろう。メタナイトが発動していたあの能力だが、ネーミングないだろあれ」
ギャラ「それだが言ってしまえば、その能力に目覚めた初代が勝手に名前をつけたらしいという説があるんだ」
バンワド「ネーミングセンスないバカが目覚めたって大丈夫ですかそれ!?」

メタナイト「いつか頭おかしくなるのか私は…兄さんは元々だし」
ギャラ「ちょっ!」
ダメタ「ざまぁだな」
ギャラ「お前だけには言われたくないな」
ダメタ「それはこっちのセリフだ」
バンワド「またこのグダりですか!スージーさんから聞きましたよ!おふたりはパフェなしにしますよ!」
2人「やめてくれっ!」
メタナイト「甘党か!」

2人「お前だけには言われたくない!」
メタナイト「…バンワド、レス返信でもしていこうか……」
バンワド「そうですね…;」

>>93
バンワド「スターアライズ発売されましたね。もう、クリアしてる人いますね…」
ダメタ「今作は意外と簡単かも…らしいぞ」

ギャラ「そーなのかー」
メタナイト「どんな敵が出てくるのだろうなー」
バンワド「ドリームフレンズとかいるらしいですけどー一体誰でしょーかー」
ダメタ「それ、オレに対して言ってんだろ(怒)」
メタナイト「なんのことかな」

一同「」ブフッ←鼻血

バンワド「だ、大丈夫ですよ!ダメタさんもいつか出ますから!」
メタナイト「バトルデラックスでも出ていただろう、それが一時の休息かもしれんが」
ダメタ「オレ自信出てねぇよ。というよりお前のコスプレみたいな奴、全部ネt」

スッ……

メタナイト「それ以上言うとお前の命がどうなっても知らんぞ」
バンワド「ちょ、メタナイト様!何、ガチに殺ろうとしてんですか!しかも、赤目怖っ!」
ダメタ「フッ、面白い…」
バンワド「あ、ダメだこりゃ」

*

ギャラ「まだ殺り合ってんのか」
バンワド「はい…(何故、剣士は頭に血が上りやすいんだ)」
ダメタ「くっ、負けた…」
メタナイト「フッ……お前のような偽物は本物には勝てない」

ギャラ「鏡の大迷宮で封印されたくせに…」
メタナイト「【ギャラクシアダークネス】」
ギャラ「ギャース!!!!!!」

バンワド「これは色々と面倒なことになってしまわれました…そう言えばデデププがあったっけ…ちょっと見てこよっと…」

*

ギャラ「はっ!?ここは誰だ!私はどこだ!」
メタナイト「正気の沙汰ではない…」
バンワド「さて、今回はここまでにしときましょうか、強制終了です。それでは」
ダメタ「お、おいっ!何故こうなっt」

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/22(Thu) 00:58
何年か振りにこのスレを探してスレがあることに感動!!
なんだこの実家のような安心感

最近ハマってる食べ物教えてください


105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/23(Fri) 23:37
初めてコピー能力が使えるようになった名作夢の泉の物語発売から丸25年ってことで
夢の泉の物語の中でのコピー能力で一番お気に入りは?

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/25(Sun) 17:20
め!(`Д´*)q

107 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/26(Mon) 12:16

タック「おはようさん」
カグヤ「おはようございます」
タック「そうこうしている内に3月も残り1週間でっせ」
カグヤ「そだねー」
タック「もう4月になりまっせ 春でっせ」
カグヤ「そだねー」
タック「明日は晴れだと良えな」
カグヤ「そだねー」
タック「っちゅうわけで、今日も早速返事を返して行きまっせ」
カグヤ「そだねー」
サスケ「多分、今年の流行語にはノミネートされるだろうが、
  冬季五輪が終わった今となっては今更な感じがするな」
ジュキッド「せめて開催中の時にやるべきだったかもしれぬな」
タック「タイミングを逃したから今やったんや 後悔はしてまへん」
カグヤ「そだねー」
タック「カグヤちゃん、そだねーはもう良えよ」
カグヤ「そだねー」
タック「ちょっとしばき倒したろうかな」
ジュキッド「やめなさい」

>>104

タック「今でもそう言ってもらえる事に感動!シノ姐はんもきっと喜んでいると思いまっせ!」
サスケ「何だかんだで1番歴史があるんじゃねえか、ここ」
タック「さかのぼれば初音ミクやニコニコ動画が出るより前に活動してたからな
  まあボクらが出るのはそれから後なんやけどな!」
ジュキッド「闇の忍び部隊としての活動も、5年経とうとしているな」
タック「もうそんな長さになるんやな
  最初の頃はシノ姐はんとツッキーが頑張ってくれてはったけど、今じゃその2人もいない状態やな」
カグヤ「その代わりあたしが入ったんだから大丈夫でしょ?新リーダーのあたしがここを盛り上げて行くんだから!」
サスケ「いつてめえがリーダーになったんだ」
カグヤ「あんた達の仲間になった時からに決まってんじゃん あたしがリーダーであなた達はあたしの家来なの
  そうだ!名無しの皆もあたしの家来にしてあげる!だからついて来てねあたしの家来達!」
サスケ「断る」
タック「報酬たんまりくれるんならついて行こうかな」
ジュキッド「俺は別にどちらでも構わんな」


タック「……で、話変わるけど、最近ハマってる食べ物か………
  ハマってるっちゅう程でもないけど、うまい棒は酒にも合うからおススメでっせ
  特にめんたい味がおススメや 程よい辛さがこれまた良えんよ 1度で良えから試してみてや
  あ、未成年は飲酒は駄目やかんな 別に飲んでもこっちは責任は一切負わんから良いえけどな」
ジュキッド「それは駄目だろう というかお前は口を開けば酒ばかりだな」
タック「食べ物の話になったらそりゃそうなるわな」
ジュキッド「お前だけではないのか…?」
カグヤ「あたしはねえ、えっと、ケーキにマカロンにパフェにラスクでしょ、それにパンナコッタ、それとあとは……」
タック「長くなりそうなんでカットでお願いしますわ」


108 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/26(Mon) 12:16

>>105

タック「コピー能力誕生からもう25年か!
  コピー能力って当時としては斬新やったんやないかな
  これが当時のちびっ子達に大ウケ!今やそのちびっ子達も大人になって大人からも子供からも大人気なゲームに!
  マリオ、ゼル伝に並ぶ任天堂の顔やな!
  1番お気に入りのゲームでっか?そりゃあ何と言っても『コピー』やな!
  ヘルパーとして使うてみ、盗みの手の力で好きな能力のキャラに変身出来る!体力が減っても能力を捨ててもう1度変身すれば全回復!
  更にガードする時は姿を完全に消す事が出来、その状態はいかなる攻撃も受け付けないまさに無敵の防御なんや!
  どうでっか!?使うてみたくなったやん?!」
ジュキッド「夢の泉限定でと書いてあるぞ その能力が出たのはもう少し先だ
  ちなみに俺が推すのはスープレックスだ あれは扱いが少々難しいが慣れれば強力な技だ
  漢の戦いに武器は不要!信じるのは己の力のみ!豪快な投げ技を敵にお見舞いしてやるんだ」
タック「旦那、それも夢の泉に出て来てないでっせ」
カグヤ「あたしはパラソルが好きかな」
ジュキッド「それは夢の泉に出てきたな…理由は何だ?」
カグヤ「ん〜、何となくサスケさんっぽい感じがするからかな」
ジュキッド「おお」
タック「サスケ兄はん、良かったでんな!」
サスケ「殺されたいのか?」
タック「すんまへんでした……」


タック「っちゅうわけで、今日はここまでや!
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、腕輪争奪戦編もまだまだ終わりそうにないなあ
  4月中には新しい展開に入る予定や!シノ姐はんの修行もそろそろ終わると思いまっせ!」
ジュキッド「どのように強くなって帰って来るのだろうな」
タック「それはこれからのお楽しみや!腕輪を巡っての戦いはこれからもまだまだ続く!そちらの方もよろしく!
  それじゃあさいなら!」
カグヤ「またね〜」

109 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:07

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


シノ「…………修行から何か月経ったのでしょうか……………
  修行場から一歩も外に出ず、毎日ずっと修行の日々…………
  いつ以来でしょうか………こんなにちゃんと修行したのは…………
  力を失って、改めて私自身の未熟さと向き合う事になりました………
  力は弱いけれど優しさがある……父上はそう言ってくださったけれど、それで本当に良いのでしょうか……
  リーダーならリーダーらしく、もっとちゃんとしないと………強くならなきゃ…………」

???「フフフフフフ……可愛らしい悩みじゃのう」

シノ「貴方は……!クチナワ…!何故ここに……!?」

クチナワ「何故とは滑稽じゃな 妾はどこにでも現れる……
  妾はうぬがとても気に入っているのじゃ……その儚げな表情……
  少し触れるだけですぐに壊れてしまいそうな繊細さ……フフ……たまらなく愛おしい………」
シノ「……………………!」
クチナワ「そう睨まないでくれ うぬは妾の事が嫌いか?」
シノ「嫌いです………貴方の事は危険としか思えない………」
クチナワ「そうかそうか まだ妾に対しての恐怖は消えておらぬか……可哀想にのう……フフフフフフ…………」

 ビュン!!

シノ「き…消えた……!?い…一体どこに……!?」

 シュッ…

シノ「…………!!」

クチナワ「ほう……髪が少々傷んでおるようじゃな……髪の手入れはしておるのか?」
シノ「…………………!」
クチナワ「女性の髪はとかく傷つきやすいからな、手入れは充分にしておいた方が良いぞよ」
シノ「くっ…………!!」

 ビュン!!


クチナワ「フフ………冗談じゃ そういきり立つ事もあるまいて
  うぬはいつもそうじゃな 知的に見える反面、挑発されるとすぐ心に乱れが生じる
  そういう面も含め、やはり妾はうぬを気に入っている……心から愛しておるぞよ」
シノ「くっ………!」
クチナワ「…さて、妾は帰るとするか……最後にとっておきのものを見せてやろう」
シノ「とっておき……!?」
クチナワ「うぬもとても気に入ると思うぞ……仲間達の最期の姿じゃ」
シノ「最期の姿……!?なっ………!」

タック「が………あ……………!」
ジュキッド「くっ……………………!」
サスケ「…………………………」

シノ「そ…そんな………!これは……!?」
クチナワ「気に入ってくれたか?妾は先の未来を見通す事が出来る……これはその未来の一部じゃ
  いつになるかは分らぬが、そうなる日も近いじゃろう……クククククククククク……!」
シノ「ま……待って………!」
タック「シノ姐はん………!」
シノ「…………!」
タック「シ……シノ………姐はん……………!」
ジュキッド「シノ………殿…………………」
サスケ「お前だけでも………逃げるんだ………………!」
シノ「い…いや………そんな……!タックさん…!ジュキッドさん…!サスケさん……!!
  いやあああああああああああああああああああああああ!!!」


シノ「はっ……!」

紅華の十蔵「大丈夫かい?」

シノ「…………!ここは………………!?」
紅華の十蔵「随分悪い夢を見ていたようだね さっきからうなされていたよ」
シノ「夢………?」
紅華の十蔵「起きたらすぐ修行と思ったが……もう少し休んでからの方が……」
シノ「いえ………すぐに修行を始めてください……!」
紅華の十蔵「シノちゃん………」
シノ「もしかしたら私には……もう時間がないと思うから……………」
紅華の十蔵「そうか………それなら始めようか」
シノ「はい……よろしくお願いします!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る


110 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:10


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)



鐘の音「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」

司会「それでは新郎新婦の入場です」

拍手の音「パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!」

新郎「……………………」
新婦「……………………」

牧師「健やかなる時も病める時も、喜びの時も悲しみの時も、富める時も貧しい時も、これを愛し、敬い、慰め遣え、
  共に助け合い、その命ある限り真心を尽くす事を誓いますか?」

新郎「はい、誓います」
新婦「誓います」

牧師「それでは、誓いの口づけを」

新郎「………………」
新婦「………………」


牙羅『廻る〜廻る〜よ時代は廻る〜喜び悲しみ繰り返〜し〜 今日は別れ〜た恋人達も生まれ変わって巡り逢〜うよ〜♪』

会場「ざわ……ざわ………」

観客「誰だ……!?」

観客「この歌は……!?」

ザシュッ!!

観客「ぐあああああああああ!!」

 ブシュゥゥゥウウウウウウウ!!

 ドサッ!!

観客「お…おい……!嘘…だろ……!?」

会場「わあああああああああああああああああああ!!!」


司会「み…皆さん…!落ち着いてくだs……」

 ザシュゥゥウウウウ!!

司会「ぐああああああ!!」

新婦「きゃあああああああ!!」
新郎「なっ…何なんだ…!これは一体……!!」


牙羅『お前達が知る必要は無い……!全員あの世へ行くんだからな……!』

「ぐあああああああ!!」「きゃああああああ!!」「ぐあああああああああ!!」


メア「…………………………………」

バッツ「あのお……メア様……」

メア「……………………」
バッツ「メア様?聞こえてますか?メア様?メア様ーー!」
メア「ええい五月蝿い!!耳元で大声出さなくても聞こえている!!」
バッツ「ひいい!じゃあすぐに返事してくださいよ〜!」
メア「また下らぬ話でもするんじゃないだろうな」
バッツ「ち…違いますよお……闇の忍び部隊の事でゲス
  何であいつらの後を追わないでゲスか〜?あの時……」


 ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおお!!」

 バッツ「…………へ…?」

  ドォォォオオオオオオン!!

 バッツ「ひでぶっ!!?」

  ヒュッ!!

  カチッ!!


バッツ「そう、闇の忍び部隊にいる大男に殴られた時、とっさに投げた発信機が奴に当たって、奴らの居場所を特定出来るようになったでゲス!
  襲撃ならいつでも可能でゲス!なのに何で奴らの後を追わないでゲスか〜!?」
メア「馬鹿か貴様 真正面から当たっては同じ事の繰り返しだ それに今の我々の目的は闇の忍び部隊の抹殺ではなく妖精の奪取だ 間違えるなよ」
バッツ「…でゲスけど〜あいつらが邪魔で妖精を捕まえるチャンスなんて無いでゲスよ〜」
メア「腕輪を狙っているのは奴らと私達だけではない……あの鋏女……恐らく他に腕輪を狙っている奴がいる筈だ
  そいつらと闇の忍び部隊が争っている隙を狙って妖精を奪い取る……その方が確実ではないのか」
バッツ「成程…!流石はメア様!天才でゲス!」
メア「ふん、貴様が馬鹿なだけだ 発信機で奴らの居場所が特定出来る事は知っている だから遠回りだが奴らと同じ方向に進んでいるではないか」
バッツ「た…確かにそうでゲスが……!」
メア「…にしても、ここはどこかの集落のようだが………」
バッツ「家があるのに人が誰も見当たらないでゲス」
メア「何か行事でもあったのか……?それとも………」

???「う……うう………」

メア「……!誰だ!!」

村人「あんたら………よそ者か……?」

メア「だったら何だ……?貴様、怪我をしているではないか、一体誰にやられた?」

村人「に……逃げるんだ………殺されちまう……!結婚式場を襲った……正体不明の殺人鬼に……!」

メア「何っ……!?」


111 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:12

村人「俺は辛うじて逃げられたが………新郎も新婦も……他の客は多分全員殺された………早く逃げるんだ……このままだと……殺され……」

 ブシュッ!!

村人「るぐぅ!!……………」

メア「おい!!しっかりしろ!!おい!!」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト「ぐあああああああああ!!」

バッツ「ひいっ!!?」

メア「……………………!!」


牙羅『廻る〜廻る〜よ時代は廻る〜喜び悲しみ繰り返〜し〜
  今日は別れ〜た恋人達も生まれ変わって巡り逢〜うよ〜♪』


 ザシュッ!!ザシュッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああ!!」「ぐああああっ!!」「ぐああああああああ!!」


バッツ「み…皆どんどん殺されて行くでゲス!!」

メア「誰だ!?どこにいる!?出て来い!!」


牙羅『出て来いだと……?嫌だね
  俺は裏方専門なもんでねえ 表舞台には顔を出さないのさ』

メア「ふざけているのか!!」

牙羅『ふざけてなどないさ……代わりにこいつらが相手してくれるよ……!』


人形「キェェェエエエエエエエエエ!!」

 ヒュッ!!

メア「くっ……!!」

バッツ「ひえええええ!!」

メア「くっ……!こそこそ隠れて人形遊びか……!呑気な奴だ!」

牙羅『よく言われるよ……だがその言葉を口にした奴は全員死ぬ……
  貴様とてその例外では無い!!死ね!!』

人形軍団「キェェェェエエエエエエエエエ!!!」

メア「…………ふん…!」

 ヒュバッ!!

メア「はあああああああああああああ!!!悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!」

 ヒュバッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!

メア「例外は無い………か………残念だったな 私がたった今、その1人となったようだ」

牙羅『どうやらその様だな……今しがた材料を集め終えた所だ 今日はこの辺でおひらきにしてやる
  だが、次に会う時は貴様の命は無い……生き残った褒美に、最後に一応名だけ教えてやる!
  俺の名は人形師・牙羅!影の暗殺者集団幻影五人衆の一人だ!覚えておく事だな!』

バッツ「メア様…!怪我は無かったでゲスか!?」
メア「大した傷ではない……行くぞ」


メア(………一体何者だ……影の暗殺者集団……幻影五人衆……人形師・牙羅…………
  厄介な奴に目を付けられたものだな………奴とは二度、またどこかで戦う気がする…………)



タック「カグヤちゃん……ホンマに腕輪の場所、ここで合ってるんでっか?」
カグヤ「当たり前じゃん!だってあたしの魔法で腕輪の場所が分かっちゃうんだから!」
サスケ「信用ならねえな」
ジュキッド「まあ道なりに進むしかないだろう 一刻も早く腕輪を見つけ出さなければ」
タック「そうやなあ それにもたもたしてたらカグヤちゃんを狙う刺客にも襲われるしなあ」
サスケ「…話はそこまでにしておいた方が良いぜ」
タック「え……?」
サスケ「……そこにいるんだろ、出て来やがれ」

鏡花「ふふ……闇の忍び部隊のサスケさん……でしたっけ……噂に聞いた通り鋭いですね」

剛魔「………………………」
牙羅「………………………」
亜鐘「………………………」

サスケ「……全員で4人か 他にいるんじゃねえのか」

鏡花「いえ、私達だけですよ?"生きている者"を除けば……ですけど」

人形「ケケケケケケケケ……!」「キキキキキキ……!」

ジュキッド「何だ……こいつら……!?」
カグヤ「き……気持ち悪い………!」


112 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:14

牙羅「気に入ってくれたようだな…!こいつらは俺様が作った人形達だ!
  それもただの人形じゃない 新鮮な死体を材料に使った人形だ……!俺は死体の肉で人形を作るのが得意なんでね……!」
ジュキッド「悪趣味な……!」
牙羅「誉め言葉として受け取っておくぜ 俺は裏方専門なもんで、本来なら表に出てくる性分じゃねえんだが
  親愛なる闇の忍び部隊御一行様に失礼にあたると思ってな、こうして敬意を表して姿を見せてやらねばな
  俺様の名は人形師・牙羅!影の暗殺者集団、幻影五人衆の1人だ!」
剛魔「俺………棺桶職人・剛魔…………」
亜鐘「俺の名は亜鐘……人呼んで葬儀屋・亜鐘だ」
鏡花「そして私が死霊の巫女、鏡花と申します 覚えにくければまとめて幻影五人衆とお呼び頂いて構いません」
牙羅「お前達のおつむじゃ名前を覚える事すらやっとだろうからな!」
サスケ「ふん、丁寧な挨拶ご苦労な事だな」
ジュキッド「五人衆か……1人足りないのは何かあるのか?」
鏡花「仕方ありません 最後の1人は戦力外ですから……今の所は……ですが」
タック「………………!」
サスケ「そうか……で、俺達にわざわざ会いに来た目的は何だ…?」
鏡花「そんな事聞かなくても分かっているじゃないですか そこにいる妖精を置いて立ち去ってください
  そうすれば貴方達に危害を加える事はしません お互い怪我をしない良い取引だと思いますが……」
サスケ「断ると言ったら……?」
鏡花「やむを得ません 実力行使です」

 ビュン!!


人形「キェェェエエエエエエエ!!」

 ザシュッ!!

サスケ「……………くっ……!」

ジュキッド「ここは突破するしか無さそうだな!」

剛魔「無駄………お前達……俺達……斃す事……出来ない」

 ビュン!!

ジュキッド「くっ……!!」

 ズドォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「これは……棺桶か……!」

剛魔「ぬおおおおおおおお!!」

 ドゴォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「くっ………!!」


亜鐘「怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……ハアアアアッ!!」

 ビュン!!

ジュキッド「ぐうっ……!金縛りか……!」

亜鐘「南無阿弥陀仏…………」

ジュキッド「念仏を唱えるには早いぞ……!ぬおおおおおおおおっ!!」

 パリィィィイイイイイン!!

亜鐘「……!自力で術を解くとは……!やはり只者では無いな……」

タック「……………………!」

鏡花「何を突っ立っているんですか?貴方の相手は私ですよ?」
タック「なっ……!」
鏡花「鏡よ鏡……」

 ビュン!!

タック「くっ……!!」

 ドォォオオオオオン!!

タック「くっ……!何の真似や一体!」
鏡花「お逃げなさい……さもなければ鏡の魔物の餌食になりますよ」

 ビュン!! ドゴォォォオオオオオオン!!

タック「くっ……!!」


113 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:15


タック「はあ………はあ…………!何やねん一体……!」

 ビュン!!

鏡花「…………………」

タック「くっ………!」

鏡花「鬼ごっこはこれで終わりです…………ふう、少し休みましょうか」
タック「………はあ!?」
鏡花「お茶はいかがですか?」
タック「いらんわ」
鏡花「そうですか……残念…毒は入っていませんよ」
タック「一体何の真似や……!?」
鏡花「別に……ただ、貴方と話がしたくて会いに来ただけです 他の3人には囮役をお願いして注意を引き付けて貰っています
  ここなら暫くの間誰も来ないでしょう……ゆっくり会話するには充分です」
タック「攻撃して来たんはその為の演技やったんか!」
鏡花「そうでもしなければ場所を移そうとしないじゃないですか それに、貴方が闇の忍び部隊の内通者だという事は、まだ内緒なのでしょう?」
タック「薄々勘付いている奴もいるけどな……バレるのも時間の問題や」
鏡花「どうするおつもりですか?」
タック「どうもこうも、隠し通すしかあらへんやろ」
鏡花「そうですか……では聞きます……貴方は今も幻影五人衆の夜叉丸ですか……?
  闇の忍び部隊のタックとしての潜入時間が長い所為で、そちら側に情が移っているのではないですか?」
タック「情が移ってる…?んなわけないやないか!ボクは任務で闇の忍び部隊に潜入している……それだけや」
鏡花「本当にそれだけですか…?その言葉、信じて良いとでも……?」
タック「信じるも信じないもお前達次第や……信じられへん言うならここで殺すか……?」
鏡花「殺しはしませんよ……勝手な事をしてはクチナワ様に怒られますもの……
  貴方はクチナワ様に特別可愛がって貰っていますから………ええ……貴方の言葉、信じる事にしましょう……今は…ですが
  ただ、私達を本当に裏切ろうとしているなら……話は別ですよ
  そうだ、もし私達を裏切っていないと証明出来るなら……是非協力して貰いたい事があるのですが……」
タック「協力して貰いたい事……?」
鏡花「ええ……」




鏡花(牙羅、剛魔、亜鐘 聞こえますか?)


牙羅「…………!」

剛魔「…………」

亜鐘「………………」

ジュキッド「奴らの動きが止まった……!?」
サスケ「何だ……!?」

鏡花(話は今終わりました………余計な労力を使わせて申し訳ありませんでした
  私は一足先に帰りますので、貴方達も帰ってください)

牙羅「けっ……終わったってか……思ったより早かったな」

サスケ「何が早かったってんだ…?」

牙羅「お前達に関係の無い事だ!この勝負はお預けだ!次に会う日を楽しみにしているんだな!」

 ビュン!!

サスケ「くっ…………!逃げ足の速い奴らだ……!」
ジュキッド「影の暗殺者……か…………その名の通り厄介な相手だ………」
カグヤ「……あれ?そういえばタックは…?」
タック「ここや!はあ…はあ……えらい目に遭ったわ全く………」
ジュキッド「全く……今度見失ったら置いて行くぞ」
サスケ「今までどこに行きやがってたんだ…?」
ジュキッド「サスケ殿……?」
タック「別にどこにも……敵に追い掛け回されてたんや……ずっとな……はあ疲れたわ〜!」
サスケ「本当にそれだけか?」
タック「それだけやって 何やサスケ兄はん、まさかボクが戦いサボって遊んでいるって思ってはるんでっか?」
サスケ「……ふん、何でもないなら構わん……どっかで野垂れ死のうが俺には関係の無い事だ」
タック「サスケ兄はんは冷たいなあ〜まあ敵もいなくなってくれたみたいやし、さっさと先を急ぎましょか!」
カグヤ「ほんっと、気味の悪い奴らに狙われてばっかりで疲れちゃうよ〜」
ジュキッド「ああ怖かったな こんな戦い、早く終わらせよう」
サスケ「そうだな……」


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