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シェルダ1【オリジナル】出撃!王都親衛隊【SFファンタジー?】

1 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/12/24(Tue) 20:53
聖なる夜にようこそ、王都親衛隊「シールド」へ。
諸君らは厳しい入隊試験を乗り越えてきた。
これからは王都を守護する盾となるべく…

あーごめん、普通に喋るね。私こういうの苦手で…。
えーっと、畏まった挨拶はもういいよね?聞いてる方もめんどくさいだろうしさ。
というわけで軽く自己紹介!
私はシェルダ。第7部隊所属の剣士です。
色々あってキミたちの教導を担当することになりました。よろしく!
次にここのルールなんだけど…
荒らしや中傷、迷惑行為は控えてね。反応するのも禁止!
んー…今のとこはそれくらいかな?
何かあったら追加するかも。

あ、そうそう、こんな始まり方だけど、親衛隊以外の人たちからの質問や討伐依頼ももちろんオッケーだよ。

読み切り版(?)はコチラ↓
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=496570302&st=925&to=962

†プロフィール†

名前 :シェルダ
年齢 : 18
性別 : 女
職業 : 剣士
趣味 : 旅行、散策、闘技観戦
恋人の有無 : うん?変人?
好きな異性のタイプ :危うい感じの人とか…ちゃんと弱みを見せてくれる人かな
好きな食べ物 : いちごオレ、いちごパフェ
最近気になること : 新人さんたちのこと、国内情勢
一番苦手なもの : トマト
得意な技 : 剣術はまぁ…それなりに
一番の決めゼリフ : んー考えたけど思いつかない…
将来の夢 : なんだかんだ世界一周とか?
ここの住人として一言 : 賊でも魔物でもかかってこんかーい、なんてね
ここの仲間たちに一言 : 気軽にどうぞー!
ここの名無しに一言 : 長い付き合いになると思うけどよろしくー!
備考 : 第7部隊所属の魔剣士。
わりとルーズな性格で、討伐任務や索敵以外の仕事(給仕や掃除など)はちょいちょいサボりがち。
言動は軽いが、実は誰にも言えない秘密があるとかないとか。

†サブキャラ†

【レオン】
シェルダの兄で、彼女が所属する第7部隊長。
愛用武器は燃焼装置付きの大剣フレアヴェルグ。24歳。

【レーヴァテイン】
かつては魔王の愛剣だったが、なんやかんやあって現在はシェルダの所有物。伸びる。
意思を持つが、その声はシェルダにしか聴こえない。好物は魔獣の血(トマトジュース)。

279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/28(Wed) 20:13
私を倒せるか?かかって来い(恋)!!

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/29(Thu) 12:25
たのもう!!

281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/30(Fri) 13:49
ワーッハッハッハッハ!!!
ドラキュラ仮装をしてきたのだぞ!フッハハハハハハハ!!
さぁ、私にその「魔獣の血」とやらをよこすのだ!

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/03(Tue) 22:32
シェルダかわいい
兄さんイケメン

283 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/07(Sat) 02:18
レオン『来月はいよいよ「冬の大決戦!隊別対抗競技会」だ。今年こそ優勝旗を俺たちの手で掴みとるぞ!』

おー…気合い入ってるねー、兄さん。

レオン『当然だ。去年は辛酸をなめさせられたからな。総合点では第1部隊に敗れ…』

まーあそこはエリート部隊だからね…しょうがないよ…。

レオン『短距離走では第6部隊に敗れ…』

まーあそこはアサシンとか忍者とかいるし…しょうがないよ…。

レオン『綱引きでは第2部隊に敗れ…』

まーあそこは重装隊だし…鎧込みの重さだから無理ゲーだよ…。どちらかと言えばルールに破れたようなものだよ…。

レオン『玉入れでは第3部隊に敗れ…』

まーあそこは的を狙うのが得意な人たちばかりだし…ていうか銃や弓で玉飛ばすのって反則にならないのかな…?

レオン『騎馬戦では第8部隊に敗れ…』

まーあそこは普通に機械の装甲持ち出してくるし…なんか腕や足にブースターとかついてたけど、あの大会って一体なにが反則なんだろ…?

>>270
Σなんかラスボス戦っぽいの始まっちゃった!
身も心も準備できてないのに夜露死苦されても困るんだけど…。
えーっと、邪鬼っていうのは人の名前で三号生っていうのはその人のチームかなにかの名前なのかな…?
で、次回はついにその邪鬼さんと兄さんが熱き戦いを繰り広げる…

いやなんで!?
まず邪鬼って誰!?
なんでうちの兄さんがその人と戦ってるの!?
しかも防衛隊対三号生って言ってるけど、私たち親衛隊だから微妙に間違ってるし!?
え、邪鬼さんの写真があるの?どれどれ、ちょっと見せて…。
って、めちゃめちゃでっかい!!
この人10メートルくらいあるよね!?

レーヴァ『ケケケ、面白そうな野郎じゃねェか。シェルダァ、そいつと戦えよ。俺様がハムみてェに切断してやるぜェーっ』

絶対やだよ!
うーん、でも兄さんはこういう武人っぽい人好きそうだなー…。
戦うことになったら嬉々として挑みそう…。

???『待てい。筆頭同士の戦いと言うならばレオンではなくこのわしに任せよ』

え…?あ…あぁ…あなたは…!

王様『いかにも!わしがシールド総隊長にしてこの国の王である!!』(くわっ)

(護衛もつけずになにやってんのこの人!?)

レーヴァ『それよりもまずは名前を考えてやりなァ。(国と王の)』

284 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/07(Sat) 02:19
>>272
ありゃ、名無しくん?
まだ訓練してたんだ。頑張るねー。
だけどやり過ぎは体に毒だよ。ほどほどにね。
じゃ私はこれで。邪魔しちゃ悪いし。

(ささっ)

なんてねー、邪魔にならないよう陰から見学させてもらうよ。
名無しくんってば珍しい武器使ってるなぁ。なんだろ、あの武器。
槍…いや、グレイブ?んー、でも微妙に違うか。

ルナ『あれは「なぎなた」といって東国発祥の武器ですよ』

へー、なぎなたって言うんだ………って、ルナくん!?なんでここに!?

ルナ『すみません、人の少ない夜中のほうが鍛練に集中しやすいもので…シェルダさんこそ、ここで何を?』

へ?私?私は…先輩として名無しくんを見守ってたんだよ、うん。
それよりあの武器…なぎなただっけ?私初めて見たよ。

ルナ『たしかにこの国でなぎなたを実戦で使っている方は珍しいかもしれませんね』

名無しくんのあの動き…相当訓練したんだろうね。
ルナくんから見てどう?

ルナ『ええ、お見事です。ただ少々気になることがあって。とても言いにくいのですが…』

え、な、なに?

ルナ『正しくは“尾尖刀”ではなく“眉尖刀”かと…』

Σそこ!?

ルナ『それと“陣助”も正しくは“陣介”かと…』

Σだれ!?

>>273
あはは、忠告ありがとねー。
もちろん私は欠かさずやってるよー。
子供の頃にそう教わったしね。
ずっとやってることだから、感染予防とか関係なくちゃんとやらなきゃ落ち着かないんだ。

レーヴァ『ケッケッケ、いくら洗ったって手についた血の匂いは洗い流せねェがなァ〜』

…そういう名無しくんこそ忘れちゃダメだよー?

レーヴァ『忘れるわけがねェ。初めて人を斬った感触はなァ〜』

あ、消毒忘れてた。(レーヴァに消毒液をぶっかける)

レーヴァ『うぎゃぁぁぁ〜!!染みる!染みるゥ〜!』

疫病もこれくらい簡単に大人しくなってくれたらいいのにね…。

285 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/07(Sat) 02:20
>>274
レーヴァ『て、てめェ…』

あはははっ!いいじゃん、かわいいよそれ。

レーヴァ『よくねェ!俺様はレーバじゃねェ!レーヴァだァ!』

(不満なのそっち!?)

レーヴァ『って、だァ〜れが「ちん」だてめェコラ!せめて「様」と呼びやがれィ!』

(気づくの遅っ!)
私はかわいいと思うけどなー、レーバちん。

レーヴァ『シェルダたん』

うっ…け、けどやっぱ普通に呼ぶのが一番だよね、うん!
そもそもレーヴァっていうのも愛称みたいなもんだし。
正式名称はレーヴァテインだからねー。

レーヴァ『だったらてめェもレーヴァなんて馴れ馴れしい呼び方してねェでそう呼びやがれ』

え〜、長いから呼ぶのめんどくさいな〜。

レーヴァ『オイてめェ、ついさっき普通に呼ぶのが一番とか抜かしてたヤツの名を言ってみろ』

>>278
真剣…!?ナイフとかでやってる人は見たことあるけど真剣…!?

レオン『ああ、あの目は真剣そのものだな』

そういう意味じゃないよ兄さん…。
はー、真剣でジャグリングしちゃうなんてすごいねー…。

>よければその剣も仲間に入れてやるよ

え?その剣?それって…

レオン『ありがとう、仲間に迎えられてフレアヴェルグも喜んでいるぞ』

たぶんフレアヴェルグも名無しさんも喜んでないよ兄さん!大きいし重いし!
ていうか父さんの形見の剣を嬉しそうにジャグリング用に貸し出さないで!?
そもそも仲間に誘われたのはフレアヴェルグじゃないよ!

レオン『む、ではレーヴァテインか』

ジャグリングに使えそうな剣ってことはそうだろうね…。

レーヴァ『ジャグリングに魔剣使ってるヤツ見たことあんのかてめェ』

(うーん、そう、レーヴァってこれでも魔剣なんだよね…。)
(いくら名無しさんの技術がすごくても、さすがに魔剣は危険だよ…。)

レーヴァ『ケケケ、まァ俺様は構わねェぜ。ただし首が飛ぶ覚悟はしとけよォ?
キラージャグリングだァ、ケッケッケ』

…ご、ごめんね、名無しさん。
この剣は私にとって特別な剣だから貸すことはできないんだ…。
代わりに…えーと、なにか手頃なものはないかな…。

レオン『第1部隊からブリッツェンを借りて来ようか?』

それ王家の槍でしょ!?成功しても失敗しても首飛んじゃうよ!!



そろそろ休もうかな…今夜はここまでにしとくね。また明日ー!

286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/07(Sat) 22:35
戦争は起きないの?

287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/09(Mon) 00:27
核兵器があったらどうなる?

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/10(Tue) 07:37
やだやだ!寒いから布団から出たくない!訓練なんてやだやだ!

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/10(Tue) 10:40
覚悟っ!!

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/12(Thu) 22:26
あ、先に訓練始めてます。
(油で満たされた金盥を持ち続けている)

炎油盤・・・王都で兵士選定の際に課せられる3つの基本荒行の1つ。油をなみなみと満たした重さ30キロの金盥を頭上に持ち上げ、上に小さな蝋燭を灯す。
無論,わずかに揺らせば自身が火達磨になるは避けられない。
女性は2日、男性は丸三日これを維持出来てこそ王国軍の兵として認められる。

王国書房刊ー王国兵・苛烈なる篩ーより

291 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/13(Fri) 07:44
広告で興味持って読んでみた漫画が途中で打ち切られてた時って切ないよね…。

>>279-280 >>289
ふー…今日の任務はハードだったな…。
簡単な任務だーって兄さんは言ってたけど、兄さんの基準だとまったくアテにならないよ…。
まぁいいや…早く部屋に戻って休もう…。
温かいココアとベッドが私を待ってる…!

…ん?

>私を倒せるか?かかって来い(恋)!!

(えぇぇ〜…このタイミングで手合わせの申し込み?勘弁してよ〜…)

名無しくんを倒せるかって?
そうだなぁ…私じゃ名無しくんを倒すことはできないけど、勝つことはできるよ。

逃げるが勝ち!価値!手合わせはまた今度ねー!

(名無しくんには悪いけどここは逃げよう…!)

>たのもう!!

(Σもう一人来たー!?)
頼まれません!

>覚悟っ!!

(Σ何人いるの!?)
しません!

今日はもう休むって決めたんだから!
私のベッドへの道を阻む者は誰であろうとどいてもらうよ!どりゃぁぁぁ!!


レオン『む、魔物討伐を終えたばかりで3人の隊員を相手に立ち回るとはなかなかやるなシェルダ。あれならもう少し難しい任務を任せても大丈夫そうだ』

>>281
ヒッヒッヒ、よく来たねぇ伯爵。
魔獣の血だねぇ?ちょいと待ってなよ。
(ゴソゴソ)
そぉら、魔獣の血だ。持っていきな。
ヒッヒッヒ、代金はいらないさね。
代わりに今度、赤き果実の聖杯(イチゴパフェ)を馳走しておくれ。
ヒッヒッヒ…まいどあり。血が必要になったらまたおいで。

レーヴァ『ケケケ、似合ってねェぞシェルダァ』

しょ、しょーがないでしょ。
ハロウィンイベントのクジ引きで山奥に棲み着く魔女って設定で出店やることになっちゃったんだから。
あーあー…どうせなら私も可愛い感じの魔法使いがよかったなー。

レーヴァ『もっと似合ってねェ』

たしかにこんな趣味の悪〜い剣持ってたら可愛い衣装は似合わないかもねー。

レーヴァ『ンだとォ』

だけど思ったより評判いいなぁ、この魔獣の血。
ハロウィンの雰囲気に合うからかな?

レーヴァ『飲んだら不老不死になれるとでも思ってんじゃねェか?』

あはは、ただのトマトジュースだよこれー。

レーヴァ『はァ?トマト?』

Σあっ、ち、ちが…!

レーヴァ『はァ?血がどうしたって?』

違っ…血がっ…今宵は血が騒ぎおるわ、ヒッヒッヒ!

レーヴァ『おォ、今のはなかなか演技派だったぜシェルダァ』

292 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/13(Fri) 07:45
>>282
あ、バレちゃった?
いやー、ずっと隠してたんだけどこれは参ったなー。

ふふ、なーんてね。
ありがと、名無しくん。
だけど可愛いのは私じゃなくて“絵”だからね…。
つまりえーと…

レーヴァ『絵のおかげで美化されてるってことだァ』

美化…ま、まぁそういうことになるのかな…。
で、でも外見と中身にギャップがあるっていう意味では上手く表現できたはず!
…と思うんだけど…どーでしょーか…?

兄さんはねー、絵だと実際より少し幼く見えるけど表情とか髪型とか全体的な雰囲気はだいたいそんな感じだよ。
少なくとも見た目に関しては女性陣からもわりと評判いいし…。
本人は人の外見なんてまーったく気にしてないけどねー。
そもそも兄さんに美醜の概念ってあるのかな…。
や、でも自然体で生きることを美徳とする兄さんにとっては
外見ばかり気にすることがすでに醜い発想なのかも…?
ということは兄さんにも美醜という概念があるわけで
だとすれば当然好みの女性のタイプもあるだろうし、
だけど兄さんは人を見た目で判断するなって言ってたし…うーん…うーん…!
私わかんない…兄さんがなにを考えてるのか私わかんないよ…!

レーヴァ『レオンの野郎そこまで考えてねェと思うぞ』

>>286
今まさに戦争の真っ只中だよ…。
巷じゃ“きのこたけのこ戦争”って呼ばれてるこの戦いはいつ終わるんだろうね…。
どっちも美味しいんだから引き分け、じゃダメなのかな…。

レーヴァ『ダメだ、キッチリ白黒つけねェとなァ。シェルダ、てめェもいい加減どっちの陣営につくか選びやがれ』

私…私は…
え?なに、名無しくん?
あ、そんなことを聞いてるんじゃないって?
あはは…だよねー…。

戦争か…。起きない、とは言いきれないかな。
今の王国はね、帝国との関係があまりよくないんだ。
以前は友好国として協力しあって魔王軍を撃退したり、
王様同士も仲がよかったらしいんだけど、
ある日を境に向こうの王様…
皇帝が豹変して周辺の国々に対して威嚇的な言動を取るようになったんだってさ。

だからこの先どうなるかはわかんないけど…大丈夫。
キミたちのことは私たちが必ず守ってみせるから。
なんてったって私たちは王国の“盾”だもん。

レーヴァ『ケケケ、俺様は“剣”だァ。敵は全員斬ってやるよォ』

293 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/13(Fri) 07:45
>>287
戦争が起きるんじゃない?(疑問系)
んー…どうなるんだろ。
でもそれも防衛手段の一つなんだろうね…。
実際うちの軍も色々おっかないもの所有してるし。
私も直接見たことはないけど「ノア」っていうすごい飛…
あ、こういうことをベラベラしゃべるのはよくないか…。
ごめん、今のは忘れて、ね?
んー…でもいつかそういう大がかりな兵器での戦いが主流になったら、私みたいな一剣士の出番はないだろうなぁ…。

レーヴァ『ケーッ、情けねェ!てめェは一剣士じゃねェ、魔剣士だろォが。気合い入れやがれ!
レオンの野郎なら戦艦が相手でも剣で沈めようとするだろうぜェ』

やー…兄さんは一剣士っていうより一兵器みたいなものだし…。

>>288
名無しくん、訓練の時間だよー。
名無しくーん?おーい。

>寒いから布団から出たくない!訓練なんてやだやだ!

大丈夫大丈夫!動けば暖まるって!
だから行こ?ね?

>やだやだ!

………困ったなー。( ̄▽ ̄;)
よーし、それならまずはお菓子作戦。
名無しくーん、パフェあるよー。一緒に食べない?

>やだやだ!

だめか…。

レーヴァ『寝起きでそんなモン喰うわけねェだろ』

そう?私ふつーに食べるよ?(ぱく)

レーヴァ『てめェだけだ。…つかなんで今持ってんだァ、こいつ普通じゃねェ!』

じゃあ次の作戦…お涙ちょーだい作戦!
ねぇ、名無しくん…名無しくんが訓練に来てくれないと指導員の私まで怒られちゃうんだよ…。
ここは私のためにも訓練に参加…

>やだやだ!

そ、そんなきっぱり拒否んなくても…。

レーヴァ『ケケ、あんな利己的な言い方じゃ逆効果だぜェ』

…わかったよ、名無しくんは本気で出てこないつもりなんだね。
じゃあ私は本気で名無しくんを部屋から出してみせる!

作戦3!太陽作戦!
名無しくん、今日は外すっごく暖かいよ!絶好の訓練日和だから出ておいでよ!

【その後も私は名無しくんを部屋から出すために…】

作戦4!魔剣作戦!
名無しくん、私の魔剣見せてあげるよ!レーヴァテインっていうんだけど…

【様々な手段を試してみましたが…】

作戦5!お色気作戦!
おいで名無しくん!う、うふーん…あ、やっぱこれはムリめ…。

【ことごとく失敗に終わってしまいました…。】

―――はぁ…はぁ…。
だ、だめだ…名無しくんってば全然出てこない…!

レーヴァ『ケケ、こりゃ後で二人揃ってレオンの特別講習だなァ』

うっ…そ、それだけは避けなきゃ…!
こうなったら最終作戦!強硬突入!
どりゃぁぁぁ!!(ドアを蹴破る)

【このあと二人揃って兄さんに呼び出されました。】

294 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/13(Fri) 07:46
>>290
うー、朝から酷い目にあった…。

レーヴァ『ケケケ、朝っぱらから後輩の部屋のドアをブチ破るとは豪快だなシェルダァ』

ドアの修理代、私の給金から引かれるらしいよ…。
はぁ…やっぱり私に教育係なんて向いてないのかなー…。
私はただ名無しくんに訓練に出てほしかっただけなんだ…。
名無しくんを鍛えることが名無しくんの身を守ることになると思って…

レーヴァ『ウジウジうるせェぞシェルダァ。あそこ見ろ、自主練してる新人もいるじゃねェか』

あ、ほんとだ…あんな重たそうな盥を持ち上げて…
持ち上げてなにやってんのキミ!?その蝋燭なに!?
ちょっ、行ってレーヴァ!!(レーヴァを伸ばし消火)

ふー、間に合った…!
あ、危ないじゃん!なにやってるの、名無しくん!
え、兵書に書いてた訓練法を試してた?
えっと、なになに…炎油盤…?
いやウソだよこれ!誰もこんなバカみたいな訓練させられてないよ!
なにこの本!?「無論,わずかに揺らせば自身が火達磨になるは避けられない。」じゃないよ!避けようよ!
無論じゃないよ無情だよこんなの!
これができたら王国軍の兵として認められるとか書いてるけど、こんなのできたら人間として認められないから!

…名無しくん、いい?この本に書いてあるのはウソだからマネしちゃダメだよ。
もっとこう…普通の訓練しよう?
私でよければ付き合うからさ…。


レーヴァ『ケケケ、面白ェ本だったなァ。あんなモンを信じるヤツがいるってのも面白ェ』

ちっとも面白くないよ…あんなものが出回ってるなんて…。
早く兄さんに報告しなきゃ…。
兄さーん、ちょっといい?

(コンコン)

レオン『シェルダか、入れ』

失礼しまーす………って兄さーん!!その盥と蝋燭なにー!?

295 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/13(Fri) 07:47
>>255 アリーナさん
はいはーい、「部下から仕事を取り上げちゃダメ」だって兄さんに伝えておきましたよー。
ついでに「もう少しオフィスにいなさい」とも。
これで隊舎の整備のお話も少しは進展するかと…。

>愛の女神様(>>243)の仰る通り愛を育んで死が二人を分かつ時まで一緒に居マショウ。

はい!私たち同じ部隊の仲間ですもんね!(強調)

>容姿は顔だけを言うのではなく、そういったところも含まれるのデス。

あははは…どうもです…。
まぁ素質があっても活かせないと意味ありませんから…私みたいに…。

>この前測った時は188cmデスヨ。

そ、そんなにあったんだ…!?兄さんより高い…!
もしかしたらうちの隊で一番高いのってアリーナさんかもしれませんね…。

>来年のバレンタインはどれだけシェルダさんにチョコが来るのヤラ。

いやいや、私なんか全然来ないですって。負けられないもなにも…
…ちなみにアリーナさんは今年いくつくらいもらいました?
(って女同士でする質問かな、これ…)

>これは辛いことを聞いてしまいました、申し訳有りまセン。

あ、いえ、大丈夫です!お気になさらずー。
今は第7部隊のみんなを家族みたいに思ってますから。…私はね。

>隊長に責任を全うさせることも私達の仕事なのですよ、シェルダ=サン

そっか…そんな風に考えたことなんてなかったな…。
私、兄さんに甘え過ぎてたのかも…。
書類仕事という責任を全うさせるためにも兄さんはしばらく隊長室に閉じ込めておきますね…。

>そもそも私達は隊長の中で女性のカテゴリなのでショウカ?

うっ…た、たしかに…!
そもそも兄さんの中に男性と女性のカテゴリ分けがあるのかどうかも怪しい…!
で、でも兄さんだって私やアリーナさんをただの部下A、Bだなんて思ってませんよ!
仲間のシェルダ、仲間のアリーナだと思ってるはずです!
(女性として見られてるとは言ってません!)

>容姿は儚げ、けれども中身は元気いっぱい!

あはは…ありがとうございます…。
私ってそんなに元気に見えてます?それならいいんですけどね。

あ、そうだアリーナさん。
あくまで隊内での話なんですけど…
第7部隊では立場が違っても対等に接することが推奨されてるって知ってました?
それでアリーナさんがよければ…なんですけど、
私ももう少し砕けた口調で話しかけてもいいかな?なーんて…ダ、ダメ、かな…?

296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/13(Fri) 19:21
炎油盤はダメだったか、幼少からこなしてきた俺の立場は・・・。
(山積みになった「王国書房刊」監修の超危険な修行法の本を読みつつ)
ふむ・・・五体を気によって鋼と化す「気血鋼体法」か。これなら今でも使えるか・・・。
(どうも「王国書房刊」から自分を含め王国軍末端に至るまでの全身武器化を狙っているようだ)

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/13(Fri) 20:10
紅葉狩り行こうぜー!この剣で紅葉をことごとく狩り取ろうぜー!

298 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/15(Sun) 08:42
【11月某日 第7部隊隊舎】

ここに私の名前を書いたプリンを設置して…っと。

レーヴァ『なにやってんだシェルダァ』

対プリン泥棒用の罠を仕掛けてるんだよ。
これで犯人をおびきだすんだ。
さ、私たちは隠れて様子を見るよ。

レーヴァ『ケケケ、原始的な罠だなァ。こんなのに引っかかるヤツがいるわけねェ』

ぎゃ、逆転の発想だから!ここまであからさまだと逆に誰も罠だと思わないはず…。
あっ、誰か来たよ…!

【たぶん続く。】

>>296
幼少時からこなしてたの!?
あ、あははー…それはなんというか…すごい…。

レーヴァ『すごいバカだな』

(しっ!レーヴァ!)
落ち込むことなんてないよ、名無しくん。
キミはずっとそんなバ…すごい特訓を続けてきたんでしょ?
それだけの体力と根性があるんだからもう立派な戦士だよ。
でも炎油盤は危険過ぎるから他の訓練にしよ?ね?
できればもっと普通の…。

>ふむ・・・五体を気によって鋼と化す「気血鋼体法」か。これなら今でも使えるか・・・。

そうそう、そういう感じの…
いやうさんくさいなぁそれも!!
それって要するに気を操るってこと?うーん、まぁそういう武術があるのは知ってるけど…
なーんかこの本に書いてあることって怪しいんだよなぁ…。
でも攻撃力や防御力を高める魔法があるわけだし、
気=魔力と考えればあながちウソってわけではないのかも…?
まぁいっか…。炎油盤みたいに危ない特訓じゃなさそうだし…
頑張ってね、名無しくん。

『『うぉぉぉぉぉ!!』』

わっ、なんの騒ぎ…!?

アレックス『すげぇぜ隊長!』

マーシャル『剣圧だけで木を真っ二つにしちまった!』

レオン『これくらいなら気を込めれば誰だってできるさ』

マーシャル&アレックス『気の力ってすげー!!』

あ、あの人たちすごい…。

レーヴァ『すごいバカだな』

299 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/15(Sun) 08:43
>>297
紅葉狩りかぁ。
いいね!天気もいいし行ってみよっか。

ジェイド『相変わらず暢気な連中だな』

あ、ジェイドさん。
ジェイドさんも一緒にどうですか?

ジェイド『ハッ、くだらん。紅葉など狩って何が面白い?それなら魔物の一匹でも狩った方がまだ有意義だ』

………(゜□゜)

ジェイド『…なんだ、その呆け顔は』

ふふ…ジェイドさんもしかして紅葉狩りって紅葉を狩ることだと思ってますー?

ジェイド『…紅葉狩りと言うのだからそうだろう』

あはは、違いますよ!紅葉狩りっていうのは鮮やかな紅葉を見て楽しむことですよー。

ジェイド『………』

まさかジェイドさんがそんな勘違いしてたなんて…ふふ…あははっ…!

ジェイド『………』

ひっ!ご、ごめんなさい!そ、そんな怖い顔しないで…。
そろそろ出発しようか、名無しくん!

>この剣で紅葉をことごとく狩り取ろうぜー!

Σえぇ!?ちょっと待って!?
紅葉狩りってそういうことなの!?
…はっ。

ジェイド『…ふん』

(うわー…あの人すごい勝ち誇った顔してる…。)
(『クク…勘違いしていたのはどちらだろうな』)
(『わたくしシェルダは紅葉狩りを勘違いしていましたと言ってみろ。嘲笑ってやるぞ?』)
(そんな声が聴こえてくるよ…。)

レオン『む、紅葉狩りに行くのか?よし、今日は予定を変更して皆で紅葉でも見に行こうよう』

ルナ『…ッ!た、隊長、それおかしすぎます…!ふふ…ッ!』

アレックス『いよぉーし!そういうことなら酒を調達しねぇとな!』

マーシャル『任せた兄弟!俺は女の子たちに声をかけてくるぜ!』

ジェイド『チッ…やかましい連中だ。俺は行かんぞ』

名無し『行こうぜー!』

うぅ…私が…私が間違ってたっていうの…?
教えてレーヴァ〜…。

レーヴァ『うるせェ、ベタベタ触んじゃねェ』

エマ『(お願いだから仕事してくれないかな、この人たち…)』

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/15(Sun) 10:03
ふわぁ〜〜っ。な、なんだよ、俺は断じて夜更かしして寝ぼけてなどいない!
今日もこうして剣の素振りをする事で訓練に励んでいるんだ!
(その手に持っているのは剣ではなく千歳飴)

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/15(Sun) 13:22
兵士「いや・・・今の何?素手で槍が折れたんだけど:
簡単だよ、こうやって気を全身に巡らせて・・・。
(赤い気を発現、右腕だけが黒く変色した)
あとはこれで防御しただけだ、鋼の防具と同じくらいの固さがある。
兵士「お前は何処を目指してるんだ・・・。」
自身の五体を武器化して戦う素手の軍隊・・・?

302 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/15(Sun) 20:50
短期集中連載
【〜消えたプリンの謎を追え!〜 第2話】

あっ、誰か来たよ…!
あれは…アレックスさん!
珍しくマーシャルさんと一緒じゃないんだね。
さて、アレックスさんはあのプリンを見てどんな反応をするかな…?
アレックスさんは甘いもの好きじゃないし食べたりはしないと思うけど…。

アレックス『………』(素通り)

えぇ!?まさかプリンの存在に気づいてない!?これは予想だにしない展開だー!?
あっ、また誰か来た!あれは…

レーヴァ『うるせェなァ…』

【おそらく続く。】

>>300
300だよ。おめでとう!

>ふわぁ〜〜っ。な、なんだよ、俺は断じて夜更かしして寝ぼけてなどいない!

へー?(にやにや)
そのわりには豪快なあくびだったよねぇ、キミ。
あはは、別に隠さなくたっていいよ。
私だって寝坊して寝癖のまま訓練に来ちゃったことあるし。
…でも目はしっかり覚ましておかないとケガしちゃうよ?
とりあえずそのアメは置いて剣を握ろっか…。
っていうかそのアメなに?
へー、千歳飴って言うんだ。なんか縁起がよさそうなアメだね。
そういえば今日って東国ではそういうお祝いごとがあるんだっけ。
ちょっと興味あるけど、今は訓練に集中!
私も素振りしよっと。

…あれ?なんか軽いな…。
レーヴァ痩せた?

レーヴァ『てめェの目はフシアナかよ?手に持ってるモン見てみろィ』

え?あっ…つ、杖!?
なんで!?なんで私杖なんて持ってんの!?

レーヴァ『ケケケ、寝ぼけてんのかてめェ』

うっ…名無しくんにも笑われてる…。
おかしいなぁ…この杖って前魔女のコスプレした時に借りたやつだよね。
返却したはずなのになんでまた手元に…。

レーヴァ『(どうやらこいつは呪いの装備を引きつけちまう体質らしいな)』

303 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/15(Sun) 20:51
>>301
な、なんか>>4にいた人と同じくらい世界観を超越してる人がいる…!
素手で槍を止めて折っちゃうなんて…。

レオン『そんなに珍しいか?俺もできるぞ』

自覚ないみたいだから言わせてもらうけど、兄さんも大概おかしいからね!?

レオン『そんなことはないぞ。ある程度鍛えれば誰でも…』

兄さんの“ある程度”は“ない”から!“ありえない程度”だから!

>自身の五体を武器化して戦う素手の軍隊・・・?

レオン『拳闘隊か。以前、そういう部隊を発足させようという案もあったようだが』

廃案になっちゃったんだ?
まー武装した敵や魔物を素手で倒せる人ってそうはいないだろうしね…。

レオン『まあ、純血の人間でAランク以上の魔物を徒手空拳で討伐できるのは総隊長くらいのものだろうな。
あの人は凄まじいぞ。昔、親父に聞いた話だが、ドラゴンを素手で締め落としたこともあるらしい』

あ、あはは…隊長陣は超越者だらけだね…。
(護衛が必要ないわけだ…。)

レオン『だが>>301ならその高みに辿り着けるかもしれん。
これは俺も負けていられないな。早速特訓だ!まずは岩石上げ!ふん!ふん!』

私は…あの領域には辿り着けなくていいかな…。

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/15(Sun) 23:25
かかってこい!!

305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/16(Mon) 09:06
気を使う素手の部隊は色々メリットはあるんだが・・・。
まず防具が最低限しか要らん。パッと見軍人とは程遠いから敵地に潜入・工作してもバレにくい。
食糧は現地調達可能で長期の作戦にも対応可能。

デメリットは・・・まず軍人らしく見えん。そして気を実戦運用出来る奴が限られる・・・これが欠点か。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/16(Mon) 15:51
たまには拳で殴るのもいいよな!
サンドバッグを入手したからガンガンパンチしまくるぜ!(ボカッ!ドスッ!)

お、おい、これは斬るものじゃないぞ!

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/16(Mon) 23:44
訓練を頑張った君にスポーツドリンクをあげよう
(かかったな!中身は酒だ!)

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/17(Tue) 22:12
(「王国書房刊」をしまい)
気の使い手が少ない今の王国では時期尚早かあ・・・。
うーむ・・・まずは地道に気の有用性を軍全体に知らせる他ないな。

よし・・・一般兵用に軽減・改良したトレーニングを組もう。まずは基礎だ。

309 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/19(Thu) 09:30
短期集中連載
【〜消えたプリンの謎を追え!〜 第3話】
前回>>302 前々回>>298

あっ、また誰か来た!あれは…
ジェイドさん!

ジェイド『………』

あっ、プリンに気づいた!
そしてガン見してる!実はプリンが好物だったりするのかな…!?

ジェイド『ふん』

あぁぁ!鼻で笑われた!すっごいバカにされた!
誰がこんな罠に引っかかるかバカめと言わんばかりのあの表情!くぅ…悔しいなー!
あの人を罠に引っかけるには今のままじゃダメだ…。
罠のさらなる改良が必要だね、レーヴァ!

レーヴァ『本来の目的を見失ってねェか?』

>>304
なんか最近やたら勝負挑まれるなぁ…。

レーヴァ『てめェは弱そうだからナメられてんだろ、ケケケ』

言ったなー?それなら私だってそこそこ強いってとこ見せてあげよっかな!
今日はいつもより剣が冴えてる気がするんだよねー。
さぁ、どこからでもかかっておいで!

>かかってこい!!

…え、私がかかっていくの?
私…迎撃する気満々だったんだけど、挑戦者側だったんだ…。
(あ、わかった。さてはカウンター狙いだな?)
(ふっふっふ、残念だったね名無しくん。その手には乗らないよ。ここは様子を見て…)

>かかってこい!!

………。

>かかってこい!!

………。

(ヤバい。どうしようこれ。お互いに相手の出方を伺ってるから完全に膠着状態…。)
(うーん、状況を変えるにはどっちかが動くしかないけど…それはそれで負けたみたいで悔しいしなぁ…。)
(…っ!そうか、そういうことだったんだね名無しくん!)
(これは剣術の勝負じゃない!お互いの忍耐力を競ってるんだ!)
(ふふ、望むところだよ。負けないよ名無しくん!)

レオン『こら、そこの二人。いつまで休憩してるんだ』

>>305
>まず防具が最低限しか要らん。パッと見軍人とは程遠いから敵地に潜入・工作してもバレにくい。

まぁそうだよね。素手で戦えるなら防具だけじゃなくて武器も必要ないわけだし。
んー、気というか体術が得意な人は第6部隊に多いけど。
私は剣士だけど、やっぱ体術もこなせるに越したことはないよね。

>デメリットは・・・まず軍人らしく見えん。

んー…それってデメリットなのかな?
さっきメリットになるって言ってたような気がするんだけど…。
というかそれ言ったら、私たちの第7部隊なんてほとんどの人が軍人には見えないよ…。
私だってとてもそうは見えないでしょ?…見えないよね?
まー、それで敵が油断してくれるならメリットになるけど…
ほんとに強い人は、敵を見た目で侮ったりしないからねぇ。

>そして気を実戦運用出来る奴が限られる・・・

そりゃ限られてないと、もしそんな人がうようよ現れて王都一武闘会が開催されでもしたら
別次元の物語になっちゃうからね…。

310 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/19(Thu) 09:31
>>306
おー、名無しくん打撃の特訓中?
たまにはそういうのも面白いかも。
ね、私も打ち込んでいい?

>お、おい、これは斬るものじゃないぞ!

や、剣を打ち込むわけじゃないよ!?
なに?私ってそんなになんでもかんでも斬りたがる人に見えるの…?
えーっと、斬ったりしないから大丈夫だよ!
ただ私も思いっきりサンドバッグを蹴飛ばしてみたいなーって。
うん、殴るより蹴ってみたいなーって思ってさ。
え、蹴っていいって?ありがとー!
それじゃさっそく…
(距離を取る→助走)
とーうっ!!

…うん!いい手応え、もとい足応え!姿勢、打点、着地、全部ばっちり。
今のはお金が取れるドロップキックだったね、ふっふっふ。
やー、スッキリしたよー。貸してくれてありがとね名無しくん。

>>307
名無しくんってば気が効くぅー!
ちょうど喉が渇いてたんだ。ありがとね!
(ぐびっ)
ん…?なんか変わった味だね…。これほんとにスポーツドリンク?
あっ、もしかしてこれって…


魔法薬でしょ!なんか元気が湧いてきたし!絶対そうだよね?
ふふふ、おかげで疲れなんて吹っ飛んじゃった。
あ、名無しくんもう一本持ってるの?ねぇねぇ、それももらっていい?
えへへ、いいじゃーん、私とキミの仲なんだからぁー。
…くれるの?わぁ、ありがとぉー!さっすが名無しくん!愛してまーす!
(ぐびぐびっ)





―――それでさぁ〜、私ってぶっちゃけ魔剣の声とか聴けるんだよねぇ〜。
って、なぁに〜その顔〜?
キミ、近くで見るとめっちゃイケメンじゃ〜ん。めちゃイケめちゃイケぇ〜。
じゃなくってその顔ぉ、私がウソついてると思ってるなぁ〜?
信じてくれなきゃシェルダちゃん泣いちゃうぞぉ〜?な〜んちゃってぇ、ふへへへへへ!
そんでねぇ〜、私の剣レーヴァちんっていうんだけどさぁ〜。
これがもうめっちゃくちゃ口が悪くて生意気なんだぁ〜。
でもたま〜に優しいっていうかさぁ〜、意外とかわいいとこあるんだよねぇ〜。
あれかなぁ?ツンデレってやつぅ〜?
そういえばジェイドさんもそんな感じだよねぇ〜。
いっつも「ハッ、くだらぁーん!」とか言ってるけど、
なんだかんだで助けてくれるもんねぇ〜。
あれをツンデレといわずなんと言うー!みたいな〜?
っていうかあの人ぜぇったい兄さんのこと好きだよねぇ〜!
名無しっちもそう思うっしょ〜?
ジェイドさ〜ん!私たちはちゃ〜んとわかってますからねぇ〜!うへへへへへ!


ジェイド『…おい、貴様の妹だろう。何とかしろ』

レオン『すまん、何とかする』

311 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/19(Thu) 09:31
うー…なんかすっごく頭痛い…。
私、昨日なにしてたんだっけ…?
たしか訓練のあと名無しくんにドリンクをもらって…そのあとは…
うっ、思い出せない…。
そうだ…もう一度あのドリンクを飲めばたちまち元気になるはず…!

レーヴァ『そういうのを迎え酒って言うんだぜェ。よォーく覚えとけ、この飲んだくれ』

>>308
名無しくん、ごめ…今そんな難しい話されると余計に頭が…。

レーヴァ『悪くなるってかァ、ケケッ』

(うぅ…ダメだ…。この陰険偏屈意地悪天邪鬼魔剣に言い返す気力も湧かない…。)
(…気力?そうか!これが“気”なんだ!)

フゥゥゥゥゥ…!

(集中して気を全身に張り巡らせるイメージ…これでダメージを回復!)



(―――できるかーっ!!痛いものは痛い!私にはムリ!ゆえに私はすべての痛みをこの身に受け入れることにした!)

>よし・・・一般兵用に軽減・改良したトレーニングを組もう。まずは基礎だ。

気の基礎練って具体的になにをするんでしょーか…。(不安)
東洋に伝わるっていう「ザゼン」とか…?
名無しくん、気の有用性を知らしめたいなら王都に気功術の道場でも開いてみたらどうかな…。
美容効果があるなら女性に、手からビーム撃てるようになるなら子供たちで大繁盛間違いなしだよ…。

312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/19(Thu) 22:45
見〜た〜な〜〜〜?

今見たものは忘れろ!!
俺が毎日熊のぬいぐるみを抱いて寝てることは誰にも言うなよっ!!?

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/20(Fri) 16:07
サーカステントから抜け出した虎がこの辺をうろついてると報告受けた
飼い慣らされているので性格としては大人しいが
なんとか傷つけず確保に協力してくれないか

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/20(Fri) 18:36
道場か・・・広い土地が要るな。よし・・・出掛けてこよう。

数日経過

・・・と言う訳で近くの街に巣を張った盗賊と御話(物理的制裁)してアジトを譲って(強奪)貰った訳です。
ここを道場にしよう。

315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/21(Sat) 09:49
秋にしちゃ暖かい日が続いてるからピクニックしよう

316 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/22(Sun) 07:56
短期集中連載
【〜消えたプリンの謎を追え!〜 第4話】
前回>>309

レーヴァ『本来の目的を見失ってねェか?今やるべきは犯人をとっ捕まえることだろォが』

そ、そうだった…まさかレーヴァに諭されるなんて…。
あ、誰か来た…!あれは…スタンさん?

レーヴァ『メカニックのあいつか。あいつも甘ったるいもんが好きなんだってなァ?』

あはは、スタンさんは違うよ。
たしかに甘いもの好きだけど、すっごい優しくて誠実な人だもん。
私が掃除当番の時だっていつも手伝ってくれるし。

レーヴァ『そりゃてめェに任せてたんじゃいつまで経っても片付かねェからだ』

と、とにかくあんないい人が、人のおやつを取ったりするわけないよ。
って、スタンさん…キョロキョロしてるけどどうしたんだろ…?

スタン『………』(ささっ)

レーヴァ『取ったぞ』

Σえぇ…!?そ、そんな…まさかスタンさんが…!?

【ついに犯人判明?続く。】

>>312
おはよう名無しくーん!朝練の時間だよー!

>見〜た〜な〜〜〜?

へっ?な、なにを?
あっ、部屋?やっぱ勝手に入ったのはマズかった?
ノックはしたんだけど、返事ないしカギも開いてたからつい…あはは…ごめんね。
でもけっこーキレイにしてるし、見られて困るような部屋じゃ…

>俺が毎日熊のぬいぐるみを抱いて寝てることは誰にも言うなよっ!!?

へっ?クマのぬいぐるみ?
…名無しくん、毎日そうやって寝てるの?
や、言わないけど…というかキミに言われるまで私も知らなかったというか…。
ふ〜ん、そうだったんだー。いつも強気なあの名無しくんがクマのぬいぐるみをね〜…?
あはは、大丈夫大丈夫。誰にも言わないよ。
人に知られたくない秘密は誰にだってあるもんね。
それにいいじゃん、ぬいぐるみくらい。可愛いじゃーん。
まー意外な趣味ではあったけどね。
クマのぬいぐるみなら、私も小さい頃、抱っこして寝てたよ。
白くてちっこいのなんだけどある日なくしちゃってねー…。
父さんが新しいのを買ってくれんだけど、なーんかしっくり来なくてさ。
子供ながらに違いがわかったんだろうね。見た目は同じぬいぐるみなのに不思議だよねー。

だけど今思えばあれが私の最初で最後の女の子らしい趣味だったのかもしれない…。
ま、まぁ男だからこうしなさいとか女はこれやっちゃダメみたいな考えって私あまり好きじゃないし、
名無しくんもあまり気にすることないと思うよ?
趣味なんて誰かに迷惑さえかけないならそれでいいと思うんだ。
さてと…そろそろ訓練に行こっか。今日は模擬戦だよ。
ふふ、戦場も男女は関係ないからお互い手加減なしだよ?
私をクマだと思ってかかってきなさーい…って冗談だよ!そんな怒んなくてもいいじゃーん…!

317 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/22(Sun) 07:56
>>313
エマ『―――報告は以上です』

クマの次はトラですか…プ◯さんかな?

エマ『クマ?』

あ、いや…なんでもないよ。
うーん、猛獣を傷つけずに確保かぁ…。
これはなかなか難しい任務だね…。
第9部隊か第10部隊なら慣れてそうだけど。

エマ『その二部隊は別任務中だから到着まで時間がかかるらしいの。ここは私たちでなんとかしましょう』

レオン『任せておけ。獅子の名を冠する俺にとって虎殺しなど造作でもない』

生け捕りだからね兄さん!?

レオン『ふ、今のは例え話だ。それくらい容易いという意味さ』

ほんとに大丈夫かなぁ…?トラより兄さんが暴れすぎないかが不安だよ…。

エマ『ふふ、隊長には秘策があるそうだから大丈夫よシェルダ。隊長を信じましょ?』

秘策…?ますます不安なんだけど…どんな秘策?

レオン『まずはこれを被って虎に接近するぞ』

え、なにこれ?覆面?

レオン『タイガーマスクだ。これを被り…』

いやダメでしょこれぇ!?なんの意味があるの!?

レオン『虎の警戒心を解くためには俺たちを仲間だと思わせる必要がある。わかるな?エマ、シェルダ、お前たちも虎になれ!』

(わかるよ!?それはわかるけど、この作戦がムリなのもわかるよ!?)
(というかタイガーマスクってトラじゃないし!人間だし!なんなら覆面被ってる分、一般人より怪しいし!)
や…この作戦はちょっと…ムリなんじゃないかな兄さん…。

レオン『エマ、お前はどう思う?』

エマ『正直これは無…いえ、わ、私は隊長を信じています…』

(時にはNOと言おうよ副隊長ぉ!!)

エマ『心配しないでシェルダ。スタンが開発した特殊な捕獲網があるわ。
周囲には装甲壁を展開済み。最悪、麻酔弾も用意してあるし…』

おぉ…そこはさすがエマさん…抜かりないね…。
(最初から兄さんの作戦をアテにはしてないってことかもしれないけど…。)

エマ『…もっとも、その必要はなかったみたい』

え?

レオン『こちらレオン、逃走中の虎を確保した』

Σもう!?それも素手で!?

レオン『大人しい虎で助かった。飼育員が優秀なおかげだな。トラハムよ、ケガはしていないかガオー?』

Σトラハム!?ガオー!?いやネーミングと口癖のセンス!

エマ『これだけのことを成し遂げておきながら、一切驕る様子がない上に動物にも優しい…さすがは隊長…!』

…これがうちの部隊のツートップです…。
まーどんな任務でもなんだかんだ乗り越えられそうだけど…。

318 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/22(Sun) 07:57
>>314
>道場か・・・広い土地が要るな。よし・・・出掛けてこよう。

ってどこかに出ていったきり姿を見てないけど、大丈夫かな名無しくん…。

レーヴァ『ケケ、気とやらを鍛えるために滝で修行してんじゃねェのか』

あははは…そんな、兄さんじゃあるまいし…。

>ここを道場にしよう。

あっ、名無しくん!久しぶり…どこ行ってたの?
Σ…え、道場の土地が見つかった?
そ、それはまた行動が早いというか…ずいぶんとアグレッシブだね…。
でも自分で提案しておいてなんだけど、
このあたりに道場を作れるくらい広い空き地なんてあったっけ…。

>・・・と言う訳で近くの街に巣を張った盗賊と御話(物理的制裁)してアジトを譲って(強奪)貰った訳です。

えぇぇ…それ絶対穏便に済んでないよね…。
御話って拳で語り合ったとかそういうことでしょ…?
でもまぁ盗賊を追い払えたのなら結果的にお手柄ってことになるのかな。お疲れさま!
ふふ、だけどいきなり(謎の)気を操る人が現れたんだから
その盗賊もきっと面食らっただろうね。
これに懲りて足を洗ってくれればいいんだけど。
これからはそうだなぁ…武道でも始めて盗賊からファイターに転職したらいいんじゃないかな?
ん、武道?あっ、ちょうどいいところに道場がー!

レーヴァ『シェルダは魔剣士からラディッシュアクターに転職した!』

>>315
ほんともうすぐ12月とは思えないくらい暖かいよねー。
日中なんて暖かいと言うより暑くない?
この前部屋で休んでた時も、あんまり暑いからクーラーつけてアイス食べてたよ私。

…って仲間たちに話したら引かれました。

レーヴァ『てめェは脳内が常に春爛漫だからな。寒さを感じねェんだろ、ケケケ』

それはレーヴァもでしょ(ボソッ)
それよりピクニックの話だったね。
あはは、まさか紅葉狩りに続いてピクニックに誘われるとは思わなかったなぁ。
うん、いいよー。じゃあさっそくお弁当を…

…私は作れないから名無しくんにお願いしていい?

レーヴァ『料理も掃除もできねェ。…てめェ将来どうすんだ?結婚は?』

(Σ魔剣にガチトーンで心配された!!)
や、あの…まったく料理できないわけじゃないんだけど…
私の料理はお弁当にするには見栄えがあまりよろしくないというか…
その…色々てきとーといいますか、切って焼くだけ、みたいな?あははは…。

レーヴァ『獲物は切って焼くだけ。特技は剣。てめェの生活力は原始人レヴェルだな』

うっ…!な、名無しくんは料理できる?
だったら私名無しくんの作ったお弁当が食べてみたいなー!
料理できる男の人ってカッコいいよね!

レーヴァ『カッコいいウホ!私マンモス食べたいウホ!一生結婚できないウホ!ウッホホーイ!!』

(こ、こんのナマクラ魔剣〜…!)

319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 10:35
も〜良いかい?

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 12:32
シェ…シェ……シェルダさん!!今日は大事な話があって呼び出したんだ……
どうか……この俺と……け……けっ……けっ…………
けっ……けっこ……けっ……こ……コケコッコー!!!

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 19:00
(道場を掃除中)

ふむ、このくらいの広さなら30人は稽古出来そうだな。
後は・・・身体づくりのメニューと気をどのくらいまで教えるかだな・・・。

下手に犯罪にでも使われたらたまらんしな・・・。

322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 20:05
    ∧ ∧___
   /(  *゚) /\
 /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/
  |        |/

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 22:53
オークが現れた!
オーク「・・・間違えた」
オークは去っていった・・・何か落ちている。
つ「激辛オークパスタ(袋入り3人前)」

324 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/23(Mon) 02:49
短期集中連載
【〜消えたプリンの謎を追え!〜 第5話】
前回>>316

Σえぇ…!?そ、そんな…まさかスタンさんが…!?
いや、でもそんなはずない…第7部隊の良心と呼ばれるスタンさんが盗みなんて…!

レーヴァ『じゃああいつはてめェのプリンを手に取って何をしようってんだァ?』

そ、それは…なんだろうね…。
(スタンさん、お願い…!私にあなたを信じる力をください…!)

スタン『冷やしといてあげよう』

Σ冷蔵庫に入れてくれたー!いい人だなぁぁぁ!!
スタンさん…スタンさぁぁぁん!!。゚(゚´Д`゚)゚。

レーヴァ『…なんだこりゃァ』

【次回ついに真犯人登場?】

>>319
え?あ、ちょ、ちょっと待って…ま〜だだよ〜!

>も〜良いかい?

も〜いいよ〜!

レーヴァ『………。』

………。

レーヴァ『何やってんだてめェ?』

…かくれんぼ?

レーヴァ『なぜ?』

さ、さぁ…なんでだろうね…?
しいて言うなら…私を呼ぶ子供の声が聴こえたから…かな?

レーヴァ『ハァァァァァ〜〜〜〜〜……………』

そ、そんなに呆れなくたっていいでしょ…。
子供と遊ぶのだって、市民と交流を深める上で重要な…

レーヴァ『ケケッ。まさかてめェ、ガキと遊んでやってるつもりなのかよォ?』

え?うん、まぁ…そんなところかな?

レーヴァ『違うぜシェルダァ。てめェはガキに遊ばれてんだァ』

そ、そんなことないって!ほら、今だってかくれんぼ………あの子、探しに来ないね?

レーヴァ『放置』

(Σギクッ)

レーヴァ『放置されたんだよてめェは。あのガキにハメられたのさァ』

ち、違うよ!ご飯の時間だから家に帰ったんだよ!きっとそうだよ!
きっと遅くなったらお母さんに怒られて、ご飯抜きにされちゃったりするから、それで…!

レーヴァ『もういいかい?』

…うん、もういいよ…。

(もういいんだ――)

あっ、兄さんから通信!
「寄り道してないで早く帰ってこい」だって。
あはは…私たちも帰ろっか。

(私にも帰りを待ってくれる人たちがいる。兄さんがいて――)

ねぇ、レーヴァ。

レーヴァ『あァ?』

(仲間がいて――)

レーヴァはさ、私の前からいなくなったりしないでね…。

レーヴァ『…バカが。そう思うならもっと丁重に扱いやがれ』

(相棒がいる――)

えぇー?私ほどレーヴァを丁重に扱ってくれる人なんて他にいないよー?

レーヴァ『なに言ってやがる!この前、俺様に聖水ぶちまけたのはどこのどいつだァ?危うく浄化されるとこだっただろォが!』

(私はそんな日々がとても愛しい。そしてそんな日々が―――)

違うでしょー!あれはレーヴァがいきなり大声出すから…!

(そんな日々がずっと続くと思っていた―――……)

325 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/23(Mon) 02:50
>>320
>シェ…シェ……シェルダさん!!

Σは、はい!?
な、なに、どしたの名無しくん?
あはは、名無しくんってば緊張しすぎー。
私だっていきなり呼び出されて緊張してたのに、
名無しくんのアガり具合見てたら逆に落ちついてきちゃった。
私に相談があるんだよね?うん、話してみてよ。

>今日は大事な話があって呼び出したんだ……

大事な話…?え、なに?
実は私のプリン食べたのキミだったとか?
あはは…なわけないか。ごめんごめん。
続き…聞かせて?

(え、これってまさか…いやいや、そんなはずないよね…。)
(今までそういうのとはまるで無縁だった私がまさかそんな…。)
(きっとこの前、私が貸した漫画破いちゃったとかそんな内容だよね。きっとそうだ!)
(うんうん、名無しくんが勇気を出して告白してくれたなら、私も笑顔で許してあげよう!)

>どうか……この俺と……け……けっ……けっ…………

ケッ?
(レーヴァのモノマネ?…じゃなくって!えぇっ!?「けっ」てなに!?)
(そ、そんな…いきなり?色々すっ飛ばしちゃってない!?だ、だってまだ交際も…)
(や、落ち着け私!いくらなんでもそんなはずないって!)
(「けっとう」だ!名無しくんはきっと私に決闘を申し込もうとしてるんだ!)
(うんうん、名無しくんが勇気を出して挑戦してくれたなら、私も笑顔で受けて立とう!)

>けっ……けっこ……けっ……こ……

(けっとーじゃなかったー!!けっこー来ちゃったー!!)
(こ、こ、ここ、これはもう一つしかないよね!?)
(欠航?なわけあるかー!どうしよどうしよ、まだ心の準備が…!)

>コケコッコー!!!
>コケコッコー!!!
>コケコッコー!!!


………。



     は  ?  (°д°#)




今日はもう寝る!お・や・す・み!

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 16:00
ちょっくら地獄の訓練に付き合ってくれ
いやもう、食欲の秋で食べ過ぎて運動しないと体重激ヤバなんだよ

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 18:16
食べ過ぎてダイエットの秋、そんな貴方にこれを。
つ「山のように大きなプリン「プリン山」

好意と取るか悪魔の誘惑かは貴方次第です・・・。


328 名前:シェルダ ◆1/1OOqVo 投稿日:2020/11/25(Wed) 07:39
短期集中連載
【〜消えたプリンの謎を追え!〜 第6話】
前回>>324

レーヴァ『…なんだこりゃァ』

うっ、うっ…世の中捨てたもんじゃないね…。
こんなことしてる自分が小さい人間に思えてきた…。

レーヴァ『なら捜査は打ち切りだなァ?やれやれ、ようやく解放されるぜェ』

それとこれとは別だよ!
私は消えたプリンの謎を必ず暴いてみせる!

レーヴァ『…くだらねェ。付き合わされる俺様の身にも…んン?オイ、見ろシェルダ。誰かが冷蔵庫を漁ってやがる』

ほんとだっ…なぜか影になってて姿が見えないけど…。
あぁっ!しかもシェルダ印のプリンを奪い去っていった!
追うよ、レーヴァ!

犯人『(にやり)…ん?』

あなたが犯人だったんだね―――。

【次回ついに(やっと?)最終回!】

>>321
たのもーっ!!
ふっふー、道場に来た時の挨拶といえばやっぱこれだよねー。

レーヴァ『そいつは道場を破りに来た時の挨拶だァ』

あれ、そうだっけ?
ま、まぁいっか…名無しくんが道場を開くって聞いたからさ、様子を見に来たんだ。
どう?準備ははかどってる?

レーヴァ『気になるなら掃除を手伝ってやったらどうだァ?ケケッ』

いやー、手伝ってあげたいのは山々なんだけど、私が手伝うと余計に散らかっちゃいそうだし…。
にしても、けっこー広いねーここ。
あれ?そこの床だけ微妙に色が違うね。

Σわーっ!?いきなり床が抜けたー!?
Σわーっ!?どこからともなく矢が飛んできたー!?
Σわーっ!?どこからともなく檻が落ちてきたー!?
Σわーっ!?埃がすごい舞ったー!?
Σわーっ!?四つ葉のクローバー発見!?いいことありそーう!!



――…ふー、死ぬかと思った…。
そういえばここ、前は盗賊の隠れ家だったんだっけ…。
それでこんなに大量の罠が…。

レーヴァ『埃が舞ったのはてめェのせいだろ』

はい、というわけで名無しくん!
ここに仕掛けてあった罠はすべて私が排除しておいたよ!
では任務も完了したので私は帰還します!お疲れさまでした!

レーヴァ『もうすぐ道場開きだー』

(Σビクッ)

レーヴァ『ここまで長い道のりだったなー』

うっ…。

レーヴァ『やっと夢が叶うんだー』

ううっ…。

レーヴァ『頑張って盗賊を倒して、一生懸命掃除して、ようやく念願の夢が…』

もうやめてぇ!!
ごめん、名無しくん!掃除は全てこの私めにお任せください!
必殺窓拭きー!奥義ワックスがけー!秘奥義雑巾がけー!最終奥義庭の草むしりー!

…ぜはーっ、ぜはーっ…さ、さすが道場…。
めちゃくちゃ鍛えられた…気がする…。
でももう…動け…ない…。(ガクッ)

レーヴァ『おォ、やればできるじゃねェかシェルダァ』

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