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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆

963 名前:八重神子 ◆Pqza0bD2 投稿日:2023/09/18(Mon) 10:12
>>900 (小袋収納妖魔たち)
キュウコン…狐の見た目をした妖魔か。
生憎じゃが、狐など普段遣いをしているから飽きておる。
この祭りの参加者を見物していると、鼠や猫のような飼い妖魔が欲しくなってのぅ。

ほう、頬袋帯電雷ネズミの卵じゃと?
妖魔は卵から産まれるのか…見た目は異なるのに鳥や虫と同じ卵生とは、不思議な生物じゃ。
なに!?妾に頬袋帯電雷ネズミの卵をくれるのか?優しき童たちじゃ…

この卵はどのようにして育てればよいんじゃ?
恥ずかしいことに、妾はこれまで子を育てたことなど無くての。
巣のような処に安置しておけばよいのか?身体で暖めた方がよいか?
鳥のように懐に入れて暖めていると、誤って寝返りを打ったときなどに割れてしまうかもしれん。
もし卵の中で半分孵った状態のを割り潰してしまったら…食べて弔ってやるくらいしか出来ん。

>>903 (猛の童)
個と個を統制し同じ方向に向かわせるのが組織であり、組織の長の役目じゃ。
じゃから巫女も編集も、妾の理想に合わせられる者たちを配置しておる。
仕事の面でも、見た目の面でも、な。

じゃが強靭な組織も、圧倒的な個の前に崩壊させられることがある…
妾の近頃の懸念は、稲妻の国で他の神を信仰する巫女や宮司の存在じゃ。
珊瑚宮に居る巫女は、乙姫かと見まごうほどに見目麗しく華奢でヘソを出す助平な恰好をしておる。
曚雲神社の宮司は、猫が務めておる――猫が毛繕いする姿を見せて撫で声を出せば、狐になど誰も見向きもせん。
そのかわゆい奴らに信仰者のシェアを奪われてしまいかねんことを憂慮しておるんじゃ。

汝はどちらかと言えば、強豪と呼ばれる旧体制側を打破する者じゃろう?
妾としては、迫り来る脅威と汝の戦い方や立場とを重ねて見ておる。
どうじゃ、汝の集団に相対するとき、どのような戦い方をすべきか教えてもらえんか?
汝が集団を率いる際に弱点と思っている点や、されると困る戦い方を学びたいんじゃ。
勿論、正攻法でもよいし、毒を盛る・敵を引き抜くなどの搦め手でもよい。

>>920 (脱法童)
ふむ…ふわっとした柔らかい香りじゃな。
ゴクッ―ーふぅ…すっきりとした飲み口、きつね丼を食ったノドによく通る。
濃いつゆに染まった後味が洗われ口の中が整っていくようじゃ。
店主よ、きつね丼をもう一杯。

脱法を見咎める者たちは融通も利かぬ頭の固い奴らなのか。
互いに苦労するのぅ…妾の知人にも頑固で融通の利かぬ天狗が居る。
妾が何かする度に「将軍を補佐する者は、おかしな行動で将軍の品位を落とすな」と言うてくる。

…フン、まぁよい。店主よ、勘定じゃ。
黒シャツの童からせしめた食事券(1000円分)がある。これで…

ん?代金が足らん?妾はこの地の金を持っておらんし、どうしたものか――
…仕方あるまい、脱法屋台にふさわしく妾も脱法飲食をさせてもらおう。
ふふ…テイワットの世界に来れば倍にして払ってやるから、ここは見逃すがよい。――スーーッ…(消

>>956 (笛吹の童)
そう、過去に酷い傷を負ってな……
あれは妾がまだ霊知の芽生えぬ子狐だった頃――

雨がしとしと降る日じゃった。

―――500年前―――

シトシト…



…いや、雪がしんしんと降る日じゃったか?

―――500年前―――

シンシン…



…いや、日照りの日じゃったかもしれん。
その日、妾は狐から仙狐になるための修行をしておった。
我が師・白狐から課される厳しい鍛錬に耐え神仙への道を進む妾に、師から最後の試練が与えられた。
その最後の試練で、我が師から手ひどい傷を負わされたんじゃ…

師から課された試練は――油揚げを置いた罠に手を出すことなく己を律すること。
今思い出してもなんと残酷な修行じゃろう…トラバサミにより傷と心的傷害を受けた妾は、しばらく油揚げを見るのが恐怖となってしまった。

そういった経緯があったのか無かったのか、妾は傷付くのがあまり好きではない。
じゃが、今はもう油揚げを見ても平気じゃ。可愛らしいきつねうどんを期待しておるぞ?

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