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【星のカービィデデデでプププなものがたり】影となりて、参上仕ります【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2013/10/12(Sat) 04:13

いらっしゃいませ シノです
お忙しい中、お越し頂きありがとうございます
前リーダーのデデデ大王に代わり、私がこのスレッドのリーダーを
担当させて戴く事となりました
こちらのスレッドは前回と同じ【星のカービィデデデでプププなものがたり】スレッドとして
活動しますが、私はオリキャラになりますので、今回は【オリキャラ注意】とつけさせて頂きました

それでは、早速ですがルールの説明に入らせていただきます

〜壱〜

質問をするのは名無し、質問を返すのはキャラハン
当たり前の事ですが、当たり前な事だからこそ当たり前に守って頂きたい所です
キャラハンには名無しさんからの質問を返す義務があります
私もそのキャラハンの一人です 頑張ります

〜弐〜

キャラハンは星のカービィシリーズのキャラのみとさせて頂きます
他作品のキャラクターを持ちこむ事は原則として禁止にしています
私はオリキャラですが…オリキャラでも世界観を崩さない程度なら大丈夫との事です

〜参〜

キャラハンなんてやった事がないって方でも是非気軽にご参加ください
やる気さえあれば歓迎します

〜肆〜

荒らし、中傷、煽り等の書き込みは禁止です
礼儀やマナーはどこに行っても守らなきゃいけません


以上のルールを正しく守りながら利用してください
ルールは絶対です 破った者には裁きが下ります
「皆が楽しく、皆で楽しく」を目標に、これからも頑張って参ります
宜しくお願い致します
それでは、始めます



〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/22(Mon) 17:17
新しいイベント考えないと…

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/22(Mon) 22:08
アドレーヌが祭に来てるのでアドレーヌの近況報告をしにきた
今肝試しイベントやってるんだが、出てくるオバケはほとんど本物だ。ろくろっ首もやはり本物だ。アドレーヌが祭でろくろっ首とタイマンはって負かしたよ
ブラックエンジェル凄いわ。アドレーヌの異名はブラックエンジェルらしい
流石は剛拳アドレーヌというべきか。一部ではカービィより主役に相応しいキャラと言わしめるだけあって強いw

701 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:53

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


ダークソードナイト「ふん……自信満々だった割には、早速配下を1人斃されてしまったな」
文佐衛門「心配無用!確かに、木枯虚無僧が敗れてしまった事は拙者の想定外でござったが、これはほんの小手調べでござる
  木枯虚無僧に代わる新たな自慢の配下を引き連れ、今度こそプププランド侵略を完遂させて見せようぞ」
オロチ「今回もまた自信がありそうだねえ」
ダークソードナイト「ふん…また失敗するのがオチだろう」
邪幻斎「本当に出来るのだろうな?」
文佐衛門「お任せくだされ邪幻斎殿
  拙者この文佐衛門、必ずや邪幻斎殿の為にプププランドを我らの手中に……」
邪幻斎「そうか…では期待しているぞ、文佐衛門」
文佐衛門「では、行って参るでござる」

ダークソードナイト「本当に奴は信用出来るのか?」
オロチ「彼の実力は本物だよ
  これまで僕達に歯向かって来た数々の剣豪をたった一人で斃した功績もあるんだ
  邪幻斎様に対して絶対の忠誠心を持つ文佐衛門の強さに敵う者なんて、いやしないさ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)


702 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:55

バウンシー「ツッキー!買い物に行って来るから、店番お願いね!」
ツキカゲ「はーい!任せてよ!よーし、それじゃあやるか!」

文佐衛門「失礼するでござる」

ツキカゲ「いらっしゃいまs……あっ!貴方、あの時のお侍さんの……えっと………」
文佐衛門「文佐衛門でござる」
ツキカゲ「あっそうそう!文佐衛門さん!また今日も来てくれたんですね!ありがとうございます!」
文佐衛門「また、例のあれを頂くでござる」
ツキカゲ「例の…あっ!月影蕎麦ですね!今すぐお作りしますので、しばらくお待ちください!!」
文佐衛門「うむ」


ツキカゲ「はい!お待ちどう様でしたー!」

文佐衛門「うむ……掛かった時間7分35秒か……まずまずの速さでござるな……」

ツキカゲ(えっ……!?時間なんて測ってたの……!?)

文佐衛門「………うむ……やはりお主の作る蕎麦は美味い………」

ツキカゲ「ほ…本当ですか!?ありがとうございます!」

???「ちょいと邪魔するぜー!おっ、いたいた!文佐衛門の旦那!随分探したぜぇ」

ツキカゲ「あっ…いらっしゃいませ!文佐衛門さんのお知り合いですか?」
文佐衛門「ああ 古くからの知り合いでござってな…紹介するでござる 彼は雷電仙人でござる」
雷電仙人「よう!雷電仙人だ!よろしく!」
ツキカゲ「よ…宜しくお願いします……」
文佐衛門「ツキカゲ殿、雷電仙人にも月影蕎麦を作ってやってはくれぬか?」
ツキカゲ「あ…はい!分かりました!すぐにお作りします!」


ツキカゲ「お待ちどう様でした!」
雷電仙人「おう!早速頂くぜ!………うん!美味いなあ!流石、文佐衛門の旦那が絶賛するだけの事はあるな!」
ツキカゲ「そんな……絶賛だなんて………」
文佐衛門「よし……では、拙者はもう行くでござる」
ツキカゲ「え…?もう行っちゃうんですか?」
文佐衛門「大丈夫でござる…また食べに来るでござるよ では勘定はここに置いておくでござる」
ツキカゲ「あ…ありがとうございました!」

雷電仙人「なああんた、文佐衛門の旦那の事、どう思う?」
ツキカゲ「え…?凄く優しそうな人だと思いますよ……それにとても強そうです
  何か貫禄があるっていうか……僕もあんな風になれたら良いな…なんて……でも無理かな………
  僕、弱いし鈍くさいし、すぐ皆の足手まといになっちゃうし………」
雷電仙人「そうかい……ひょっとしてあんた、忍者かなんかに憧れてんのかい?」
ツキカゲ「え……?あ…はい……」
雷電仙人「丁度良かった……折角だから俺っちの技見てみるかい?蕎麦のお礼と言っちゃなんだけどよ」
ツキカゲ「本当ですか!?見たいです!是非ともお願いします!」
雷電仙人「ほう…こんなに興味を持たれるたぁ思わなかったな……良いぜ、つまんねェ技だが、見てってくんな!
  的は………そうだな、あの木が良いや
  行くぜ、一瞬だから目ぇしっかり開けてよく見ておけよ……?そりゃあっ!!!」

 ヒュンッ!!

ツキカゲ「速い……!!」

 ドスッ!!

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

ツキカゲ「…………!!」

雷電仙人「どうでェ?驚いたか?」
ツキカゲ「す…凄い……今のどうやったんですか!?」
雷電仙人「どうやったってか……?電気を操ったのさ 体中に存在する電気をな」
ツキカゲ「電気……!?」
雷電仙人「良いか、人の体ん中には電気が流れてんだ
  金属なんかに触れる時、バチッと静電気が来る事があるだろう?それは体に電気が流れているからさ
  俺はそいつを自在に操れるようになった……そいつを技として昇華させたのが今の技さ
  その名を、雷神手裏剣ってんだ」
ツキカゲ「雷神手裏剣……?」
雷電仙人「あんた、中々良い腕してそうだな……俺っちの弟子にならねェか?
  あんたなら使えるかもしれねェな……俺の奥義、雷神手裏剣を」
ツキカゲ「え…?本当に…本当に使えるようになるんですか……!?」
雷電仙人「そいつは分からねェな 出来る出来ねェってのは結局はあんたのやる気次第だ
  本当にやる気があるってんなら、出来るようになれるかもしれねェな どうだい?やるのかい?やらねェのかい?」
ツキカゲ「…………はい…僕を……僕を弟子にしてください!!!」
雷電仙人「良い面構えだ……明日からお前を鍛えてやる!辛い修行になるが、耐えて耐えて耐えぬいて、そんで俺についてこい!分かったな!」
ツキカゲ「はい!!死ぬ気でやらせてもらいます!!!」


703 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:58

ナレーション「その夜………」

強盗1「うへへへへへ………上手くいったぜ…」
強盗2「おう兄貴!この宝石さえあれば、俺たちの暮らしは安泰だぜ!」
強盗3「とっととどっかの店に売り飛ばして金にしようぜ!」

 ガサガサッ……

強盗1「何だ……?」
強盗3「兄貴、どうかしやしたかい?」
強盗1「いや……何か物音が聞こえなかったか……?」
強盗2「ただの風の音じゃないッスか?」
強盗1「だと良いんだがな………」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

強盗1「ぐああっ……!!」

強盗2「兄貴!!」
強盗3「兄貴…!!一体どうしたんですかい!?」

???「………………………」

強盗2「な…なんだお前は…!まさかお前が兄貴を…!!」
強盗3「許さねェ…!兄貴の仇だ!!死ねぇぇぇええええええ!!!」


強盗2&3「ぐあああああああああああああ!!!」


テレビ『ニュースです、深夜2時頃、強盗が何者かに暗殺されたという情報が入りました…強盗に刺さっていたのは何と手裏剣
  目撃者はこれを忍者か何かの仕業だと判断しておりますがその真相は謎に包まれております」


キャピィ「おい今日のニュース見たか!?」
バウンダー「ああ見たぜ!きっと仕置人の仕業だよ仕置人の!悪党を仕置きする正義のヒーローが現れたんだよ!」


サスケ「何……!?暗殺者だと……!?」
暗闇斎「深夜、強盗を狙う暗殺者が現れたという情報が入った……
  強盗の胸元には手裏剣が刺さったままだったそうだ」
シノ「手裏剣……?」
タック「まさか……ツッキーが…!?」
暗闇斎「その可能性もある……」
シノ「待ってください…!ツキカゲさんはそんな事はしません…!」
ジュキッド「俺もそう思う……本人に聞いてみたらどうだ」
サスケ「そういや坊主、まだここに来てねェな……どこで油売ってやがるんだ」
シノ「S-phoneも電源がオフになってて繋がりません………」
タック「ひょっとして、店番と違いまっか?」
ジュキッド「そうかもしれぬな…行ってみよう」


シノ「えっ……?いない…!?」
バウンシー「はい……今日は夕方まで帰って来ないとの事で………」
タック「何てこったい……」
ジュキッド「どこに行ったか分かるか?」
バウンシー「それが…………」
ジュキッド「……そうか…」
サスケ「まあ良い……出直すぞ」
シノ「はい……バウンシーさん、ありがとうございました」



雷電仙人「良いか、自分の中の電気に語り掛けるんだ……
  心で念じれば、電気はお前の心に応えてくれる筈だ」
ツキカゲ「はい!……………………………………」
雷電仙人「………よし、投げてみろ!」
ツキカゲ「はっ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「…………………………………………」

雷電仙人「…………駄目だな……語り掛ける力が足りねェ もっと語り掛けるんだ!自分の電気に!」
ツキカゲ「はい……!………………………………………………………………………………」


ツキカゲ「………………今だ…………はっ!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「……………………駄目か………………」

雷電仙人「………………どうした?諦めんのか?」

ツキカゲ「やっぱり僕には無理ですよ…………電気を操るなんて………………」

雷電仙人「そうか…………諦めるか……………………」

ツキカゲ「……………………………………」

雷電仙人「馬鹿野郎!!!」

ツキカゲ「…………!?」

雷電仙人「てめェのやる気ってのはその程度だったのか!?てめェが強くなりたいって言ったのは嘘だったのか!?」

ツキカゲ「そ……そんな事は………!」

雷電仙人「そんな事は……何だってんだ…?」
ツキカゲ「……………………………」
雷電仙人「今のそんな気持ちじゃ、いくら頑張ったって時間の無駄だ
  少し考えて来い それからまた俺の所に来い」
ツキカゲ「……………………………………」

704 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 04:04

ツキカゲ「……………………僕は、何をやっても駄目だった…………
  忍術も中途半端だし………………いつもシノさん達の足を引っ張ってばっかりだし………………
  今回だって出来ないからって投げ出そうとする軟弱者じゃないか………………………………
  強くなりたい………………そうだ………………僕は強くなるって決めたんだ……………………!
  だったらこんな所でうじうじしている場合じゃない…………!僕はもう…………弱虫じゃないんだ……!!」



ツキカゲ「雷電仙人さん!!!」

雷電仙人「………………どうするか決まったのか?」

ツキカゲ「はい!!」

雷電仙人「言ってみろ」

ツキカゲ「僕は…………強くなりたい…………いや、必ず強くなって見せる………………!
  だからもう立ち止まってなんかいられないんだ…………!」

雷電仙人「………………その言葉に嘘は無ェな…………?」

ツキカゲ「はい………………!」

雷電仙人「………………良いだろう、もう一度、お前さんの事を信じてやる………………」

ツキカゲ「はい!頑張ります!」



サスケ「何っ…!?まだ帰ってねェだと!?」
シノ「はい……さっき、蕎麦屋でバウンシーさんと話をしたんですが……」
タック「一体何をやってんねんツッキー!」
ジュキッド「また明日坊やに連絡を取る事にしよう……」
シノ「そうですね……」



ナレーション「その夜……」


殺人犯1「意外と簡単に殺せたな!」
殺人犯2「けっ!ホームレスなんてどいつもこいつもクズばっかだぜ!
  あんな奴らが死んだって誰も悲しまねェだろ!」
殺人犯3「社会のゴミを片づけてやってんだ……俺達悪い事なんか一つもやってねェよなァ!?」

 ガサガサッ……

殺人犯1「何だ……?」
殺人犯3「どうしたんだよ?」
殺人犯1「ん……?いや…何でもねェ……」
殺人犯2「お、おい!後ろ!!」
殺人犯1「ああ!?」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

殺人犯1「ぐあああああ!!」

殺人犯2「お…おい!!しっかりしろ!!おい!!」
殺人犯3「おい!!警察呼べ!!警察!!」
殺人犯2「馬鹿野郎!!そんな事したら俺らまで捕まるじゃねェかよ!!」
殺人犯3「じゃあ……じゃあどうすれば……!!」
殺人犯2「決まってんだろ……こうしてやるのさ……!」
殺人犯3「成程な……」
殺人犯2&3「死ねぇぇぇぇええええええええ!!!」


キャピィ「おい!見たか!?今日の新聞!」
バウンシー「あの例の仕置人の話だろ…?見たに決まってんじゃんかよ!
  やっぱいるんだよ!悪い奴らを成敗する正義のヒーローってさ!」


暗闇斎「今度は殺人犯が暗殺されたようだ……
  また今回も胸元に手裏剣が刺さったままだったようだ………」

サスケ「坊主は…!?」
シノ「ずっと帰って来ないままだそうです………」
タック「まさか……ツッキーが……」
暗闇斎「これで決まりでござるな………
  闇の忍び部隊よ……これ以上騒ぎになるわけにはいかん……
  このまま騒ぎになれば、お前達の存在も公になってしまいかねない……
  そうならぬ内にツキカゲを処刑しろ……今すぐにな……!」
シノ「そんな……!」


  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら 終


次  回  予  告

ナレーション「こうしている間にも、闇の忍び部隊の存在が少しずつ明るみになってしまう…
  それを食い止めるべく一刻も早くツキカゲの行方を捜し出すシノ達
  本当に仕置人の正体はツキカゲなのだろうか……
  その一方でツキカゲは雷電仙人のもとで修行を続けていた 果たしてツキカゲの修業の結果は……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾弐話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾壱

シノ「裏稼業ではシビアなサスケさんですが、人情に厚く、プププランドの住人達からは評判が良いです
  サスケさんの花火は、プププランドの皆さんに活気を与えてくださっています」

ナレーションの声:デデデ大王

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/28(Sun) 11:10
>>607のクッパのオヤジっぷりときたらw
一方、アドレーヌはというと、カービィ達を引き連れてブラックエンジェルズを創ろうとしている
アドレーヌ=ブラックエンジェルだからね
こんなクッパなんてもはや恐くないwアドレーヌの方がすっかり大ボスになっちまったなw
ブラックエンジェルズとやりあったらクッパ軍負けるんじゃねえのか

706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/28(Sun) 13:48
ツッキー終わったなwww

707 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 06:21

シノ「こんにちは シノです」
ツキカゲ「どうも!ツキカゲでーす!
  今日も張り切って質問を返したいと思います!
  ありの〜〜〜ままの〜〜〜〜〜姿見せるのよぉぉおお〜〜〜〜〜〜!!」
シノ「それでは参りましょう」
ツキカゲ「うっ…!軽くスルーされた…!ある意味ショックかも……!」

>>697

ツキカゲ「カービィ君や、そんなにころころ転がってどこまで行くんだい
  お池にはまってさあ大変
  どじょうが出てきてこんにちは 坊っちゃん一緒に遊びましょと誘われたが
  聞くまでも無くどじょうを見るなり一飲みしてしまうカービィ君なのでした」
シノ「どじょうって蒲焼きにすると美味しいですよね」
ツキカゲ「そうなんですか!?僕はうなぎの方が良いかなあ」
シノ「じゃあ今日のお昼ごはんはうなぎを食べに行きましょうか」
ツキカゲ「あっ!良いですねえ!行きましょう行きましょう!」

>>698

ツキカゲ「そう思っているのなら貴方がなればい良いじゃないですか!
  一銭にもならないですけど、やってみれば案外楽しいですよ!」
シノ「楽しいかどうかは人それぞれだと思います
  陛下だって、最初は楽しいと言うより怖かったらしいですから」
ツキカゲ「えっ!?そうだったんですか?」
シノ「最初は凄く緊張したらしいです 質問を返して、それに対する名無しさん達の反応が
  もし悪かったらどうしようと思っていたらしいです
  でも続けて行く事でそれが徐々に無くなって行ったらしいですよ
  私も時々そう思ってしまう事もありますが、ここの名無しさん達は優しい人ばかりなので
  気楽にやっています」
ツキカゲ「シノさんに似たんですよ、きっと」
シノ「そうでしょうか…?」

>>699

シノ「新しいイベント……?何のですか……?」
ツキカゲ「きっとこのスレッドをリニューアルするんですよ!
  そのイベントを考えているんですよきっと!」
シノ「違うと思いますけど……でもイベントを考えるんだったらツキカゲさん得意ですよね?」
ツキカゲ「えっ!!?」
シノ「新しいイベントってどういうのが良いと思いますか?」
ツキカゲ「えっ…えっと……そうですね………えーっと…………
  楽しければそれで良し!みたいな……えへへ……………………
  すぐに思いつかないですよ!無茶振りも限度がありますよ!」

708 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 06:28

>>700

シノ「そうなんですか……アドレーヌさん、遂に参加したんですね」
ツキカゲ「いやあ祭り会場でもやらかしちゃうなんて凄いですね!っていうかアドレーヌさんってそういうキャラでしたっけ?
  なんかもうどんどん強キャラ化されていって仕舞にはラスボスレベルにまでなっちゃったりして…なんて」
シノ「アドレーヌさんは最近ブラックエンジェルとか剛拳とか色々な呼ばれ方があって…凄いですね
  それが人気になる所以なのでしょうか
  アドレーヌさんの話題ばかりで私達についての話題が少ないのは、私達の個性が薄いからなのかもしれませんね……
  特に私なんてアドレーヌさんみたいに自慢できる所なんて何一つ無いし、ブラックエンジェルなんて名乗れる程の自信も無いし、
  私って主役に向いているキャラじゃないような気がしてきました…」
ツキカゲ「そ…そんな事ないですよ…!た…確かにシノさんってアドレーヌさんよりキャラ薄いな…とは思いますけど……
  いや、でもネガティブになったってどうにかなるわけでもないし……
  っていうかアドレーヌさんっていう存在そのものがズルいんですよ アドレーヌさんってだけで話題全部そっちに持ってかれちゃいますしね!
  そうだ!なんなら僕がシノさんの異名とか考えましょうか!
  アドレーヌさんがブラックエンジェルだからシノさんはダークネスアサシンでどうでしょうかね!」
シノ「ブラックエンジェルより物騒になりませんか…?」
ツキカゲ「そのぐらい物騒で良いんですって!でなきゃ話題になんてなりませんよ!」

>>705

ツキカゲ「ブラックエンジェルズか……もしかしたら闇の忍び部隊より強くなっちゃいそうかも……
  いやいや、でも何だかんだで僕達の方が強いですよね!世界の平和は僕達にお任せあれ!ってな感じで…」
シノ「クッパさんは性格こそ丸くなりましたけど、強さは昔の時とそんなに変わってはいないのではないでしょうか…?」
ツキカゲ「もし仮にクッパさん強かったとしても、クッパさんの部下ってキノコとか亀とかそういうのばっかりだし
  しかも踏み潰して倒せちゃうような奴らばっかりだから楽勝なんじゃないですかね」
シノ「という事はもしかしてマリオさんよりカービィさんの方が強いという事になるんじゃ…」
ツキカゲ「いや、その理屈はおかしい」

>>706

ツキカゲ「あうぅ〜〜僕、何だか知らない内に殺されそうになってますよ〜〜」
シノ「本当にツキカゲさんがやった事じゃないんですか?」
ツキカゲ「当たり前じゃないですか!僕いつも使った手裏剣は回収してるじゃないですか!
  胸元に刺さったままになんてしませんよ!」
シノ「あ…そういえばそうですよね……」
ツキカゲ「シノさんまで疑っているんですか…!?ひどいですよ!」
シノ「そ…そんな……別に疑ってなんて……でもツキカゲさんじゃないっていう証拠もまだありませんし……
  仕置人の正体……一体誰なんでしょうか……ツキカゲさんの他に手裏剣を使う人なんて………」
ツキカゲ「あっ…!もしかして……!」
シノ「誰か分かったんですか!?」
ツキカゲ「あ…うん……多分……いや、でも違うかな…………」
シノ「仕置人の正体は一体誰なのか……それは次回で明らかになります
  次回がツキカゲさんの退場回にならない事を祈っています」
ツキカゲ「シノさんって僕と話す時、ちょっと冷たくないですか?」
シノ「え?そうですか…?そんな事ないですよ
  では今回はここまでです 次回もまた会いましょう
  さよなら」

709 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:00

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎「闇の忍び部隊よ……これ以上騒ぎになるわけにはいかん……
  このまま騒ぎになれば、お前達の存在も公になってしまいかねない……
  ツキカゲを処刑しろ……今すぐにな……!」
シノ「そんな……!」
タック「…ツッキーならそないな事はせえへんって信じとったのにな……」
シノ「ツキカゲさんを疑っているんですか!?」
タック「そ…それは……」
シノ「ツキカゲさんは絶対にそんな事はしません!私は信じます!」
タック「姐はん………」
サスケ「取り敢えず、坊主を見つけ出すのが先だろう
  坊主を見つけて真意を問いただすんだ」
ジュキッド「その方が良いな……」
サスケ「手分けして捜すぞ 見つけ次第すぐに連絡しろ、分かったな」
シノ「はい……」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)


710 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:02

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「…………………………」

雷電仙人「おう、やってるじゃねェか そろそろ休憩にしねェか?
  腹が減っては戦は出来ねェってな!食う事も大事だぜ!」
ツキカゲ「………はい……」



ツキカゲ「雷電仙人さん………雷電仙人さんは、いつから電気を操れるようになったんですか…?」
雷電仙人「そうだなあ………大昔の事だからそんな細かくは覚えてねェが、ある晩の事だ
  大雨がザーザー降っててな、雷もゴロゴロ鳴っていた
  眠りたくても眠れなくて、遂に雷の鳴る方に向かおうとしたんだ
  家のドアを開け、外に出た瞬間、雷が俺を直撃した………そこまでしか記憶に無ェ
  気が付いた時、いつの間にか体内の電気を操れるようになったんだ」
ツキカゲ「雷……そうか!雷に当たれば……でも雷なんていつ降るかわからないし、そんなのを待ってても……」
雷電仙人「やめておけ!雷は危険だ……下手すりゃ死ぬぞ」
ツキカゲ「今やっと分かったんです…………僕に足りないもの………それは命を懸ける事だったんです…………
  命を捨てるつもりでやらないと、強い力なんていつまで経っても手に入らない……………!」
雷電仙人「……………お前さんに危険な事はさせたくねェと思っていたが………そこまで言うなら仕方ねェな ついてこい」


ツキカゲ「これは……?」
雷電仙人「電流装置だ この装置を付けると約500ボルトの電流が流れる……
  電気を操る力を更に高めようと俺が開発したものだが、あまりに危険すぎてやがて使うのを止めたんだ
  かれこれ10年ぐらいそのままにしてあるが、下手すりゃ本当に死んじまうぞ それでもやるのか?」
ツキカゲ「もう決めたんです………もう絶対に逃げないって…………!危険を冒してでも……雷神手裏剣を会得してみせます………!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「ほら見ろ!!こいつは危険なんだ!!お前さんにはこいつは危険すぎる……!!」

ツキカゲ「………大丈夫です……………!これで………僕の中の電気は………僕に応えてくれる筈…………!
  はああああああああ!!雷神手裏剣!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「………………まだ駄目か………………よし、もう一回…!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「本当にもうやめろ!!雷神手裏剣を会得するよりお前の体の方が先にくたばっちまう!!」

ツキカゲ「それでも構いません………!雷神手裏剣を完成させるまで………僕は諦めない………絶対に!!」

雷電仙人「お前……………!」





サスケ「どうだ……?見つかったか…?」
シノ「いえ……」
タック「一体どこに行ったんやツッキー……まさか仕置人の正体は本当に……」
シノ「そんな事ありません!ツキカゲさんは絶対に人殺しなんて……!」
タック「冗談ですって冗談!そないなムキにならんでもええやないでっか…」
ジュキッド「こうなれば、夜に坊やを捜すしかなかろうな」
シノ「夜……?」
タック「そっか!悪人は夜に命を狙われている……っちゅう事は、夜に捜せば恐らくは…」
サスケ「見つかる可能性は高いだろうな」






ツキカゲ「…………………………………………」

雷電仙人「もう良い……取り敢えず今日はもう休め お前には危険すぎる………」

ツキカゲ「………………………………………………」

雷電仙人「…………もし、こいつが本当に雷神手裏剣を会得したら………………
  ……………今はそんな事を考えている場合じゃねェか………………………
  それじゃあ、一仕事行くか!」

711 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:03

泥棒1「………よし、遂に盗みに成功したぜ!」
泥棒2「意外と簡単に盗めたな!」
泥棒3「女神の涙………売れば数百万は手に入るんじゃねェか……?」
泥棒1「数百万だと……?数千万は手に入るだろうが!」

 ガサガサッ……………

泥棒1「なっ………何だ………?」
泥棒2「おい、どうしたんだ……?」
泥棒1「いや……ちょっと物音が聞こえたんでな………」
泥棒3「ああ……?誰もいねェよ………」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

泥棒3「ぐあああああああああ!!」

泥棒1「おい…!!大丈夫か!?」

泥棒2「何だ、こいつは………!?」
泥棒1「あれだ………!例の仕置人だ………!やべェよ逃げるぞ!」

 シュッシュッ!!

 ドスッドスッ!!

泥棒1&2「ぐあああああああああああああああ!!!」

???「…………………………」

シノ「そこまでです!神妙にしなさい!」

???「………………!」

タック「ツッキーやない……!誰なんや!?」

サスケ「誰だって構わねェさ…仕置人だか何だか知らねェが、その暑苦しそうな覆面を取りやがれ!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

???「………!」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

???「ぐああっ…!くそっ……!」

ジュキッド「逃がさんぞ!」

???「……………!!」

ジュキッド「何者かは知らぬが、覚悟するが良い……」

???「くっ……!はっ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

ジュキッド「ぬおおっ!?」

サスケ「馬鹿な…!こいつ、放電しやがった……!!」

タック「一体どうなってんねや!?」

シノ「………………………………!」

???「はっ!!!」

 ビュン!!!

タック「あっ!逃げた!!」

サスケ「追うな、あれは追っても追いつけねェだろう………
  取り敢えず、この事件の犯人は坊主じゃなかったって分かっただけでも良しとしようぜ」

ジュキッド「しかし、今の人物は…………」

シノ「父上なら何か知っているかも……明日聞いてみましょう」


???「……………くっ………まさか見つかっちまうとは…………!
  闇の忍び部隊………!かくなる上は……………!」




暗闇斎「犯人はツキカゲではなかったか………」

タック「ほらな!だからボクはツッキーは無実やって言ったんや!」
サスケ「言ってなかっただろうが」
ジュキッド「完全に疑っていたよな」
タック「うっ……」

シノ「けど、体から電気を出すなんて………一体何者なんでしょうか…………」

暗闇斎「体から電気か………1人知っている人物がいるでござる」

サスケ「本当か!誰なんだそいつは!」

暗闇斎「名は不明だが、雷電仙人と呼ばれていてな………
  雷を自在に操る事でも有名な忍者でござった………
  人当たりも良く、周りからも尊敬されていたでござる
  まさか奴が仕置人の正体だったとは……………」

シノ「その人はどこにいるか分かりますか?」

暗闇斎「奴の住んでいる場所か………知らない事もないが…」

シノ「本当ですか!?」

暗闇斎「それがその地図でござる………住んでいる場所が変わってなければ良いのだが……」
シノ「分かりました!ありがとうございます」


712 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:07

 バチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「おい!もうやめろ!!何度やれば気が済むんだ!この辺にしないと、本当に死んじまうぞ!」

ツキカゲ「………良いんです………僕なら大丈夫です…………!雷神手裏剣が完成するまで………僕は諦めませんから…………」

雷電仙人「お前………!」

ツキカゲ「雷電仙人さん……怪我してるじゃないですか……?その怪我、どこで……?」
雷電仙人「………!何でもねえよ、大した怪我じゃねェ…
  そんな事よりあんたの方が心配だ!もうやめにしねェか!」




シノ「あの建物がそうですね………」
サスケ「恐らくな」
ジュキッド「行くか………」


ダークソードナイト「そうはさせん!!」

シノ「貴方は………!」

ダークソードナイト「久し振りだな………今度こそ貴様達の命を貰うぞ!行け!ヘビーナイト軍団!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「チッ……こんな奴らの相手をしている場合じゃねェってのに………」
ジュキッド「仕方が無い………突破するぞ」





タック「すんまへん、また武器借りますわ」
ブキセット「あっ……!!それは俺のお気に入りだ!!返せよ!!
  使うなら前に使ったこれにしろよ!!」
タック「すまんのう…今日はこれが使いたいんですわ、じゃ」
ブキセット「『じゃ』じゃねえよ!!ふざけんな返せよ馬鹿!!」





ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「食らえ!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「うああああああああああああああああああ!!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああああああああああああ!!!」


タック「どけどけーーーー!!吹っ飛ばしまっせぇーーー!!ウィンドカッターー!!」

 ビュオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああああああああ!!!」


シノ「はああああああああああああっ!!」

ダークソードナイト「ふん!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

シノ「くっ………!」

ダークソードナイト「どうした………?その程度か…?
  デスドラースと戦った時はそんな程度ではなかっただろう?」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ………!!」

ダークソードナイト「ふん……たわいも無い………これで終わりにしてやる…………」

サスケ「させるか!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

ダークソードナイト「何っ………!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアン!!!

ダークソードナイト「くっ…………!しまった!!」



ダークソードナイト「逃げられたか…………己…!!後もう少しで首を獲れたというのに……!!」





雷電仙人「もうやめておけ!これ以上続けると本当にお前の命は………」

シノ「雷電仙人!やっと見つけました!!」

雷電仙人「…………………!」

シノ「夜中に悪人を襲った仕置人の正体は貴方ですよね?どうしてそんな事を………」

雷電仙人「理由は無い…………俺は悪を許せねェ………それだけだ」

シノ「それだけで………それだけで人の命を…………?」

雷電仙人「お前さん、忍者だろう?お前さんは何故忍者をやっている?許せねェ悪を消す為じゃねェのか……?」

シノ「それは……………!」

サスケ「御託はそこまでだ………ここであんたを斃してやる………………」

雷電仙人「………………………………」

ツキカゲ「待って……………ください……………………!」


713 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:08

タック「ツッキー!」

ジュキッド「大丈夫か!?酷い怪我だ…………」

サスケ「てめェ……!坊主に何しやがった!?」

ツキカゲ「違うんです………!これは………僕が自分でやったんです……………
  雷電仙人さんは……………何も関係ない…………………!」

シノ「ツキカゲさん………………」


雷電仙人「……………坊主、俺はお前に出来るだけの事は教えた………
  最終試験だ…………俺を斃せ………雷神手裏剣を使ってな…………!
  雷神手裏剣で俺を斃す事が出来れば晴れて免許皆伝…合格だ」

ツキカゲ「…………………………!」

雷電仙人「ただし、俺を斃す事はそう簡単な事じゃねェぞ……それでもやるか………?」

ツキカゲ「………………はい………!」

雷電仙人「そうかい………じゃあ構えな」

ツキカゲ「はい……!」



雷電仙人「………………………………………………」

ツキカゲ「…………………………………………」


シノ「ツキカゲさん……………」



雷電仙人「…………行くぞ………」

ツキカゲ「はい………」


ビュン!!


雷電仙人「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ヒュッ!!

ツキカゲ「早い…!!くっ…!!」

 ドスッ!!

雷電仙人「ぬおおおおおおおおおお!!!!」

 ヒュッ!!

ツキカゲ「うわっ………!!」

 ドスッ!!

雷電仙人「さあ語り掛けろ!!お前の体に眠る電気に……!!
  お前の体内に宿る電気は、必ずお前の味方となってくれる筈だ!!呼び掛けろ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「くっ…………!僕の………電気………………!」


雷電仙人「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



ツキカゲ「……………………………………!!
  はあああああああああああああああああああああああ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!

雷電仙人「なっ……!!」


ジュキッド「こ……これは…………!!」

タック「ツッキーの体から電気が………!」

シノ「ツキカゲさん………!」


ツキカゲ(ようやく分かった……………これが………僕の………………!!)


雷電仙人「よし………来い!!!」


ツキカゲ「うおおおおおおおおおお!!!雷神手裏剣!!!!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

シノ「手裏剣が…!」
タック「当たった…!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

雷電仙人「ぐああああああああああああああああああああああ!!!!」





ツキカゲ「…………………はっ……!雷電仙人さん!!」


雷電仙人「…………………………………」


ツキカゲ「雷電仙人さん……!!しっかりしてください!!大丈夫ですか!?」

雷電仙人「……………流石だな………やれば出来るじゃねェか……………
  ようやく語り掛ける事が出来たようだな…………自分自身の……電気に………
  合格だ………これでもう………本当にお前に教える事は何も無ェ…………」
ツキカゲ「雷電仙人さん………僕………………!」
雷電仙人「俺なら大丈夫だ………別に大した傷じゃねェ……………
  お前の雷神手裏剣は、まだ完成形じゃなかったから大した傷じゃ無くて済んだが、
  一歩間違えれば本当に危険な大技だ………殺す気が無ェならちゃんと加減して使えよ………」
ツキカゲ「はい……………ありがとうございました………………!」

ナレーション「その後、雷電仙人は警察に逮捕された
  しかし、シノ達の嘆願もあり、刑期は懲役3か月で済んだのだった
  仕置人の噂もすっかりなくなり、闇の忍び部隊の存在が表に出る事はなかったのであった」


文佐衛門「雷電仙人…………務め、御苦労でござった……………」


714 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:12

ツキカゲ「ただいま……………」

バウンシー「あっ……!おかえりツッキー!もう、どこに行ってたの!?心配したんだから!」
ツキカゲ「ごめん心配かけちゃって………僕なら大丈夫だから……………」
バウンシー「もう………!ツッキーがいない間、お店大変だったんだから!明日は精一杯働いて貰うわよ!」
ツキカゲ「うん……僕、頑張る事にしたよ!」
バウンシー「え……?何を………?」
ツキカゲ「え……いや………だから…………仕事とか…………色々……………
  とにかく!これからも毎日、頑張って行きますよ〜〜!!」
バウンシー「ふふっ、変なツッキー」


ツキカゲ(雷電仙人さん………!僕、もっと強くなって見せます…………!
  雷電仙人さんが僕に教えてくださった事………決して無駄にはしませんから………!)


  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら 終


次  回  予  告

ナレーション「ツキカゲが皆で居酒屋に行く事を提案した
  シノ達一行は食事に酒に大盛り上がり…しかしこれが文佐衛門の罠だった
  どうやらプププランドの住人達を酒で酔わせて暴れさせようという魂胆らしい
  案の定、タックが酒に酔ってしまい事態は大変な事に…一体どうなる!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾参話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾弐

ナレーション「今回紹介するのは雷電仙人 文佐衛門配下所属
  雷を自在に操る事が出来、それを技に特化した雷神手裏剣はとても強力
  性格は陽気だが、悪人は決して許さず己の信念を貫いている 悪を裁く自分もまた悪人であると知りながら……」

ナレーションの声:デデデ大王

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/29(Mon) 21:46
雷電仙人善い人やー
雷電仙人のおかげでツキカゲがパワーアップだぜ!
仙人直伝の雷神手裏剣が今後どう使われるか注目だな

716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/30(Tue) 23:36
ブラックエンジェルズという漫画が実際にある
松田鏡二、雪藤洋二、マーダーライセンス牙の主役・木場(牙)、麗羅で構成される闇の暗殺人集団だ
他には水鵬、ハシムもいるっけな
これをアドレーヌ式ブラックエンジェルズに当て嵌めるなら
アドレーヌ=(松田鏡二+麗羅)÷2
カービィ=雪藤洋二
リボン=加藤ナミ
グーイ=ハシムかな
メタナイトは雪藤にそっくりな牙の如くメタナイト=木場優児だろうかw

時代は繰り返されるのだな。まさかこうして新ブラックエンジェルズが構成されるとは…

717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/07(Tue) 01:10
最初から全部読むの疲れるな

718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/16(Thu) 06:47
誰もいない…

719 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/10/17(Fri) 16:29

ツキカゲ「どーも!ツキカゲです!」
タック「まいど!いつも元気なタック君でおま!そして…」
バウンシー「どうもこんにちは!初めまして
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をご覧になっている方はお分かりだと思いますが
  準レギュラーとして活躍中のバウンシーです」
タック「自分で活躍中とか言っちゃうんやね…」
バウンシー「誰もそう言ってくれないんだから自分で言うしかないでしょ
  それにツッキー!前回は本当に心配したんだからね!あんな傷だらけで帰って来て
  もうケガは大丈夫なの!?」
ツキカゲ「だ…大丈夫ですよ!雷神仙人さんの修行の傷の完治でちょっとおくれちゃいましたけど
  今はもうすっかり元気です!またいつもみたいに質問を返せますよ!」
タック「言うても、こんなに空いたのに書き込み数が全然増えてないってのも変な話でんなあ
  もっと書き込みが増える思てわざと間空けたりして様子見てたんやけど、
  これ以上待っても増える気せえへんので一気に質問返しちゃいますわ」
ツキカゲ「かと言って質問とか一気にどっと来られてもそれはそれで困りますけどね…
  アドレーヌさんとか質問全部返し終えてないじゃないですか」
タック「返し終わるのを待ったって、それはそれで時間かかりまっせ
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜でレス稼ぎすんのも、もう限界やしね」
ツキカゲ「シノさん主役の物語なのに、そんな悪い言い方しないでくださいよ!」
バウンシー「それもこれもあんた達がだらしないのがいけないのよ!」
タック「えぇ〜…ボクはしっかりやってますさかい、悪いのは全部ツッキーだす」
ツキカゲ「ど…どういう事ですかそれ!?僕だってしっかりやってますよ!」
タック「あんなつまらんボケかましてたらそりゃお客さんも減りますわ」
ツキカゲ「つ…つまらないってどういう事ですか!?僕だってね!もっと書き込み数増やしたくて
  真摯に真摯に頑張っているんですよ!?タックさんにはわからないでしょうね!!
  こんな事でもめたってしょうがないや…それじゃあ今日も質問を返して行きますよ!
  ありのままの姿でしっかり答えて見せます!ありの〜〜〜〜ままの〜〜〜〜〜〜〜!!」
タック「それをつまらんボケやって言うとるんや」
ツキカゲ「例えつまらなくたって、少しも寒くないわ〜〜♪」
タック「May J.はんに謝って来い」

>>715

タック「ついにツッキーの退場回やと思ったら、まさかのツッキーパワーアップ回やったとはなあ」
ツキカゲ「もうどうなるかと思いましたよ…まさかあの時、処刑されそうになってたなんて…
  何でタックさんは僕が犯人だって疑ったんですか!?」
タック「いや、別に疑ってたわけちゃいまっせ
  ただな、物語を盛り上げる為に「もしかして、あのツッキーが!?」って空気にさせる為に
  あえてそう言ったんや 別に本心から疑ってたわけや違いますわ」
ツキカゲ「適当な嘘言わないでください!僕はもう分かってるんですからね!」
タック「いや本当やって!信じてホンマに!なっこの通り許しておくんなはれ」
ツキカゲ「両手をついて謝ったって許してあげませんよ!」
バウンシー「もう!ケンカするなら余所でやりなさい!
  それにしてもツッキーがあんな無茶するなんて……あの時は全然帰って来ないから心配しちゃったわ」
ツキカゲ「大丈夫ですよ!僕は元気ですし、もうバウンシーちゃんの傍から離れませんよ!」
バウンシー「もうっ…ツッキー!!」
ツキカゲ「バウンシーちゃ〜ん!!」
タック「はあ…呆れる程のバカップルやんな
  それにしても、雷神仙人はんっちゅうのは、今まで出てきた敵の中でも特に変わってはりましたな
  殺す相手も犯罪者ばかりやし、ツッキーに自分の奥義教えちゃうし」
ツキカゲ「何だか悪人には見えなかったですね…でも、いくら悪い人だからって命を奪うのは良くない事だと思う……」
タック「悪人といえども、人を裁くっちゅう事は誰でも簡単に出来る事やないわ
  命頂くからには、もう元の暮らしには戻れないっちゅう覚悟は無いとあきまへんわ
  ただ腹が立ったからとか誰でも良かったからなんて言って殺すのは考えが子供な連中ばかりやさかい
  それが暗殺者との違いでんな
  ボクの憶測やけど、雷神仙人はんは、今まで犯した自分の罪を償いたくてツッキーにわざと負けたんやと思いますわ
  今となってはどういう真相だったのかなんて分からへんけどなあ…
  こんなしんみりとした話長々としてもしょうないから、そろそろ次の質問に行きまっせ」

720 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/10/17(Fri) 16:31

>>716

タック「そういう漫画がある事はボクだって知ってますわ
  けど、闇の暗殺集団って言えば、ボクらだって似たようなもんやけどなあ」
ツキカゲ「アドレーヌさん達がブラックエンジェルズなら、僕達は何なのかなあ…」
バウンシー「そうだ!私達3人でチャーリーズ・エンジェルを結成しましょ!」
タック「いや…君、戦えないでしょ」
バウンシー「私だってやる時はやるわよ!アチョーーーー!!」
ツキカゲ「うわっ……凄い気合い入ってるなあ……」
バウンシー「決めたわ!私、リーダーになる!だからついて来なさい2人とも!!」
タック&ツキカゲ「えぇ〜〜〜〜〜〜〜!?」
タック「ツッキー!あんたの彼女でっしゃろ!?何とかせい!」
ツキカゲ「そんな事言ったって……!」
バウンシー「ほらそこ!!私語は慎みなさい!!」

 ピシィッ!!

ツキカゲ「ひぃぃぃぃぃ〜〜〜っ!!」
タック「そのムチどっから出してきたん!?」

バウンシー「こうしている間にも、敵はどんどん出て来るのよ!?
  気合を入れて戦うのよ!!」

ツキカゲ「アイ・アイ・サーであります!!」

タック「すっかりその気になってもうたわ……」

>>717

ツキカゲ「もしかして月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の事かな…?
  前回までのストーリーはアンカーですぐに見られるようになっているので
  クリックすればそのストーリーだけ見られるようになっていると思いますよ!」
タック「というより、ストーリーのタイトルが長くて言いづらいんやけど、略し方とかあるんでっかこれ?」
ツキカゲ「一度シノさんに聞いてみたんですけど、好きなように呼んでいいそうです
  ちなみに僕はまっしぐらって略してます」
タック「まっしぐらだけやと何が何だか分からなくなりまへんか?」
ツキカゲ「そうかな…?僕はならないけど」
タック「それにしても、次回の話はボクがメインの話らしいさかい、どんな話かわくわくして来ますわ」
ツキカゲ「タックさんのパワーアップは無いと思いますよ」
タック「それは分からへんで!もしかしたらあるかもしれへんやろ!?」
ツキカゲ「だってタックさん、人の家から勝手に武器盗んでるだけでしょ」
タック「盗んでるっちゅうのは人聞きが悪いがな ボクは借りてるだけでっせ!」
ツキカゲ「借りてると言えば貸したお金、いつになったら返してくれるんですか!?」
タック「そ…それは……いずれ返すさかい、それまで待っておくんなはれ」
ツキカゲ「充分待ちましたよ!いい加減にしてくださいよ本当に!」

>>718

タック「相変わらず閑古鳥が平和に鳴いているスレやけど
  何だかんだでボクららしくてええんやないかなって思ってますわ
  でもまあ週に1回ぐらい書き込んでくれはったら喜ぶかもしれまへんなあ」
ツキカゲ「僕も頑張っちゃいますよ!ありのままの姿を見せちゃいます!」
タック「ありのままはもうええっちゅうねん」
バウンシー「本当に普段は頼りない人達ですけど、暖かい目で見守ってください」
タック「頼りないは一言余計やね……ボクは強いし格好良いし、頼りにされてまっせ
  巷ではボクを兄貴って呼ぶ輩も多いらしいしな」
ツキカゲ「そうですか…?一度も聞いたことありませんよ?」
タック「そんな事はどうでもええんや!とりあえず、どんどん質問などの書き込みお待ちしております」
ツキカゲ「書き込む方法は一番下にある大きな欄に僕達に関する質問などを入力して
  書き込むボタンを1回クリックするだけ ね、簡単でしょ?
  一応Eメール欄の所にsageって入れておくのを忘れずに
  シノさん曰く、あんまり人の目に付くのは好きじゃないらしいです
  忍者らしい理由だね!
  それじゃあこれからも僕達の事をよろしく!今回はここまで、さよなら!」

721 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/17(Fri) 22:41
カービィの3DS新作は超面白い

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/18(Sat) 14:21
俺の絵を見てくれ!

723 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/23(Thu) 07:15
寒い…

724 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/31(Fri) 17:58
お菓子はないぜ!

725 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:33

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


文佐衛門「………みやびでござるな……」
ダークソードナイト「おい、貴様…呑気に茶などすすっている場合か
  既に2人の配下が敗れたのだ…少しは焦ったらどうなのだ」
文佐衛門「お心遣い感謝するでござる」
ダークソードナイト「心遣いなどしていない!私は催促しているのだ!
  茶を飲む暇があるならさっさとプププランドを制圧しろ!それが出来なくば私に役目を譲れ!」
文佐衛門「短気は損気……焦りは禁物でござる……食事も同じでござる
  焦って食すより、ゆっくり落ち着いて味わった方が食事をより一層美味しく味わう事が出来るでござる」
ダークソードナイト「ふん……随分と余裕な事だな」
文佐衛門「決して余裕というわけではござらぬ 闇の忍び部隊は噂に違わぬ程の実力……
  作戦はそれ程慎重に参らねば、同じ失敗を繰り返すだけでござるよ
  それに、次の作戦は既に練られているでござる……次こそは必ず…………」
ダークソードナイト「貴様…その言い方だとまるで私が失敗するような言い方ではないか!」
文左衛門「では拙者、これにて失礼するでござる」
ダークソードナイト「……………………………」


オロチ「どうだい?文佐衛門は」
ダークソードナイト「掴み所の無い奴だ……全く隙が無い」
オロチ「はははは!そうだろう、それが彼の強みさ」
ダークソードナイト「強みだと……?」
オロチ「彼の考えは誰にも読めない……敵意も無く、殺気どころか闘気すら無い……
  だからこそ文佐衛門は強いのさ
  恐らく闇の忍び部隊でさえも、彼の動きを読むことは絶対に不可能だろうね」
邪幻斎「お喋りが過ぎるぞ…オロチ」
オロチ「邪幻斎様…申し訳ございません」
邪幻斎「もう良い……ダークソードナイト、お前に文佐衛門の援護を頼む」
ダークソードナイト「何……!?」
邪幻斎「文佐衛門の作戦に手を貸せと言っているのだ
  プププランド制圧には闇の忍び部隊の妨害が常に付き纏う
  お前には闇の忍び部隊の始末を頼む……出来るな」
ダークソードナイト「……ふん、良いだろう」



邪幻斎「ダークソードナイト……我が計画の為、お前には充分に働いて貰わねばな………」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら(>>709-714)


726 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:35

シノ「居酒屋……?」
ツキカゲ「そうなんですよ!居酒屋極楽っていう名前の居酒屋で、先週オープンしたばっかりなんですけど
  これがまた凄く大人気らしいんですよ!それでバウンシーちゃんと一緒に食べに行こうかって考えていた所だったんです!」
シノ「そうなんですか……」
バウンシー「そうだ…もし良かったらシノさんも一緒にどうですか?」
シノ「私ですか…?そんな…2人の邪魔をしたら申し訳ないですし……」
ツキカゲ「誰も邪魔だなんて思ってませんよ!行きましょうよ!ね!」
シノ「……そうですね…ではお言葉に甘えて」
バウンシー「ありがとうシノさん」
シノ「そんな…お礼を言うのはこちらの方です」
ツキカゲ「そうだ!サスケさんとタックさんとジュキッドさんも誘って皆でパーーーッとやろうよ!
  皆で集まって食事をすれば楽しいですよ!」
シノ「……そうですね」

文佐衛門「何やら楽しそうでござるな」

シノ「……!」

ツキカゲ「あっ、文佐衛門さん!」
バウンシー「文佐衛門さん!いらっしゃいませ!」
文佐衛門「うむ、今日もまた邪魔するでござる
  では早速、いつものを頂けないでござるかな」
ツキカゲ「あ…はい!月影蕎麦ですね!今すぐお作りします!」


文佐衛門「うん……やはり美味い蕎麦でござるな」

シノ「ツキカゲさん……あの方は…?」
ツキカゲ「あっ、あの人は文佐衛門さん 蕎麦屋の常連客なんです」
シノ「そうなんですか………」
文佐衛門「拙者、文左衛門でござる よろしくでござる」
シノ「あ…はい…シノと申します こちらこそよろしくお願いします」
ツキカゲ「そうだ!もし良かったら文佐衛門さんも一緒にどうですか?一緒に居酒屋で食事しましょうよ!」
文佐衛門「誘いの言葉、感謝する……しかし、身内同士の飲み会に拙者のような部外者が紛れても……」
バウンシー「部外者じゃありませんよ いつもいつもこうやって蕎麦を食べに来てくださっているんですから
  私達にとっては家族のような存在だと思っています」
文佐衛門「家族……でござるか」
ツキカゲ「そうですよ!一緒に行きましょうよ!ねっ!」
文佐衛門「……そこまで言われてしまっては仕方が無いでござるな………
  シノ殿とやら、済まぬでござる」
シノ「いえ…食事は大人数の方が楽しいですし、私は構いませんよ」
文佐衛門「かたじけないでござる」
ツキカゲ「よーーーし!決まりだ!今夜は皆で飲み会だーーー!」
バウンシー「お酒は駄目よ 未成年なんだから」
ツキカゲ「分かってるよー!」
シノ「何だか楽しそうですね……」
文佐衛門「食事とは素晴らしいものでござる……1つの食卓を囲み、談笑しながら料理を食す
  こうして絆というものが生まれるのでござる……」
シノ「絆……」
文佐衛門「シノ殿とは、これからも仲良く付き合って行きたいでござるよ」
シノ「そうですね…こちらこそ、よろしくお願いします」
文佐衛門「では、拙者はこれにて失礼するでござるよ」
バウンシー「あ、はーい!またのお越しをお待ちしておりまーす!」




文佐衛門「………今夜、闇の忍び部隊が居酒屋極楽に行く模様……」
???「闇の忍び部隊が……」
文佐衛門「頼んだでござるよ」
???「御意!」

727 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:45

ナレーション「そして、その夜」


タック「いやあ!ツッキー達の奢りで飯が食えるなんて有難いでんな!」
サスケ「チッ……何で俺まで……」
タック「ええやないでっか!ボクら仲間でっしゃろ!?」
サスケ「誰がお前達と仲間になんか……特にてめェとなんざ…」
ツキカゲ「ほらほら!せっかく居酒屋に来たのに喧嘩しないでくださいよ!」
タック「せやで 今夜は無礼講や!…所で、そちらの方、見ない顔やけど、どちらさん?」
ツキカゲ「あっ!この人は文佐衛門さん いつも蕎麦屋に来てくれる常連さんなんです」
バウンシー「いつもお世話になっていますので、良かったら一緒に…と思ってね」
タック「そうでっか!ボクはタック君って言いまんねや!よろしゅうお願いしま!」
文佐衛門「うむ…よろしくでござる」
サスケ「…おい、あんた……」
文佐衛門「ん…?何でござるか?」
サスケ「……いや、何でも無ェ………こいつ、バカだからあまり関わんねェ方が良いぜ」
タック「バ……バカってどういう事でっか!?」
サスケ「そのままの意味に決まってんだろうが」
タック「カーーーーッ!おもろないわ!もう帰る!」
サスケ「おう帰れ帰れ いない方が清々するぜ」
タック「な…何言いますねん……!折角やさかい、もうちょっとだけいさせて貰いますわ!」
シノ「すみません……騒がしいですよね」
文佐衛門「いや…構わぬでござるよ こんなに楽しい気分で食事をするのは久し振りの事でござる」
シノ「そうなんですか……所でツキカゲさん、ジュキッドさんは来てないんですか?」
ツキカゲ「それが……色々と忙しいらしくて残念ながら来れないんですって」
シノ「そうだったんですか…」
タック「じゃあ、旦那の分もボクらで堪能しまひょか!沢山呑みまっせ!」
サスケ「五月蝿ェ!てめェは静かにしてろ!」


ツキカゲ「それじゃあ皆さん!皆さんのこれからの健康と明るい未来を願って、乾杯!!」

一同「乾杯!!」


タック「いやあ〜美味い美味い!美味い料理を堪能して美味い酒を呑む、まるで天国やな!」
店主「おおっ!兄ちゃん良い事言うねェ!料理と酒を楽しんでくれる客が俺は大好きだ!
  こいつは俺からのサービスだ!たっぷり飲んでくんな!」
タック「おおっ!ありがとナス!」
サスケ「…………」
タック「サスケはん、どないしたんでっか?
  飲み会やさかい、もっと楽しまなあきまへんで!」
サスケ「別に……所でお前、いくらなんでも呑み過ぎじゃねェのか?」
タック「ええでっしゃろそんなん!沢山呑んだもん勝ちや!わっはっはっは!!」
サスケ「完全に壊れてやがる……」
シノ「たまには良いじゃないでしょうか、こうやって皆で楽しく出来る日はそんなにないですし…
  サスケさん、もしよろしかったら私がお注ぎしましょうか」
サスケ「おお、済まねェな」
タック「あっ!ワイにも!ワイにも頼んます!姐はん!」
サスケ「酔っぱらいは黙ってろ!てめェは手酌でもしてりゃ良いんだ」
ツキカゲ「文佐衛門さん!文佐衛門さんのは僕がお注ぎしますよ!」
文佐衛門「ああ、かたじけないでござるな……それにしても、お主らの仲は素晴らしいでござるな」
ツキカゲ「え…?そんな……素晴らしい仲だなんて、そんな大げさなものじゃ……」
文佐衛門「仲間というものは大事にした方が良いでござるよ
  普段毎日何気なく会える仲間でも、別れというのは突然でござるからな」
ツキカゲ「それってどういう…?」
文佐衛門「何でもないでござる……唐揚げでも食べるか?」
ツキカゲ「あ…はい!ありがとうございます!」


ジュキッド「………はあ……今頃皆は居酒屋で楽しくやっている頃だろうな……
  それに比べて俺は…………」
アイアンマム「何か言いましたか?」
ジュキッド「いえ…!何も……」
アイアンマム「あなた、ここの部屋の掃除が終わったら次はお手洗いを掃除してくださる?」
ジュキッド「はいはい分かりましたよ……ったく、いつもいつも人使い荒いんだよこのババア…」
アイアンマム「何か言いましたか!?」
ジュキッド「い…いえ何も…!今すぐ取り掛かります………」

728 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:48

ナレーション「それから次の日……」


シノ「昨日はありがとうございました」
バウンシー「いえいえ、こちらこそ昨日は楽しかったです」
ツキカゲ「また皆で食事したいなあ!次はいつにしましょうか!」
シノ「頻繁に行うとお金の方が心配ですし、来月でも良いじゃないでしょうか」
バウンシー「お金の方は心配しなくても良いですよ」
ツキカゲ「そうですよ!来週もやろうよ来週!」
バウンシー「良いわね!」
シノ「来週ですか…ちょっと早い気が……」
タック「今日も飲みに行きまひょ!」
シノ「え…!?タックさん…いつの間にいたんですか…!?」
タック「来週来月なんて言うてるより、毎日やった方が楽しいに決まってまっしゃろ!
  時間は後悔しても戻ってけえへん!せやったら毎日毎日楽しく時を過ごした方がええでっしゃろ!」
シノ「それはそうですけど……流石に2日続けてと言うのは……」
サスケ「そうだ そんなに飲みに行きたきゃ1人で行けば良いじゃねェか」
シノ「サスケさん…!」
サスケ「こいつ、帰る時もコンビニで酒を10本近く買って1人で全部飲んでやがったぜ」
ツキカゲ「ええっ!?10本も!?」
タック「何や…?何か文句でもおまっか?別にええやないでっか10本くらい」
シノ「くらいって……10本以上も呑んだら体壊しますよ…!」
タック「別に行きたくなきゃええねん ボク1人で行きますからな じゃ、さいなら」
シノ「タックさん…!待ってください!」
サスケ「ほっとけ 本人がああしたいって言ってんだから、これ以上奴に付き合っていられるか」
シノ「………………」


ナレーション「その日から、1週間後、プププランドに異変が起きていた」


キャピィ「酒だ酒!!もっと酒を呑ませろってんだ!!ヒック!」
バウンダー「はっはっはっはっはっは!!上司もウザいし仕事も面倒だったから会社を辞めてやったぜ!!
  仕事なんかより酒を呑んでた方がよっぽど楽しいぜ!!これから毎日パラダイスだぜうひゃはははははははは!!!」
カブー「朝昼晩ずっと酒に浸りながら過ごすなんて俺ぁ幸せもんだぜ!うぃ〜ヒック!」


シノ「街の人達が明らかにおかしくなってきています……」
暗闇斎「ああ……恐らく原因は、新しく開店した居酒屋にあるだろう…
  あの店で酒を飲んだ客は毎日毎日酒を欲しがるようになり、あの居酒屋の常連となってしまうらしい
  あのまま放っておくと、いずれクーデターが起きたりと色々と面倒な事になりかねん
  悪いが、調査に当たってくれ」
シノ「分かりました」


シノ(あの時……タックさんの異変にもっと早く気付くべきでした………
  街の人達がおかしくなってしまったのは恐らく……………!)

タック「何すんねん!!何やこのロープは!!」
サスケ「悪く思うな、シノにお前の事を見張れと頼まれたんだ」
タック「だからって縛る事おまへんやろ!!」
サスケ「お前を自由にしたら、また酒に手を出すだろうが
  おい坊主、俺は仕事に行かなきゃいけねェから絶対にこいつを逃がすんじゃねェぞ」
ツキカゲ「分かりました!」
タック「ほどけぇぇええええ!!ほどかんかこのダボがぁぁぁああああああ!!!」


729 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:51

 ジリリリリリリリリリリリリ!!

店主「はい!こちら居酒屋極楽……おおっ!その声は大将!」

文佐衛門『儲かっているようでござるな』

店主「ええお陰様で大儲けでございます!
  おまけにプププランドを制圧するという大将の作戦のお役に立てられるなんて光栄でございます!」

文佐衛門『上手く行きそうでござるか?』

店主「ええ、プププランドの住人の8割がアルコール中毒…この状態なら制圧するのも容易いですぜ
  それにしても、本当に愚かな奴らですね……嬉しい時も酒を飲み、悲しい時も酒を飲み、
  そうやって脳がアルコールに毒され、どんどん堕落して行く……」

シノ「やっぱりそういう事だったんですね……」

店主「誰でぇ……?」

シノ「闇の忍び部隊、シノです」

店主「闇の忍び部隊……!」

文佐衛門『どうしたでござるか……?」

店主「すんません大将、鼠が1匹入り込んで来ましたんで、また後でかけなおしまさぁ…」

 ガチャン!

店主「……で、闇の忍び部隊様が俺の店に何の用だ?
  悪いが、開店は夜なんでね、出直してくんな」
シノ「そうは行きません……街の人達がおかしくなったのは貴方の店のお酒が原因だったんですね……」
店主「だったらどうする?」
シノ「貴方にこの商売を辞めて貰います!」
店主「そうはいかないなあ……せっかくここまで儲けたんだ……
  このまま上手く行けば、この居酒屋極楽がプププランドで1番の人気店になるのも時間の問題!
  そうなればプププランドを侵略したも同然!!住人共は酒で酔って俺の言いなりになるだろう!!」
シノ「そんな事はさせません!」
店主「強情な娘さんだな……その強情さに敬意を表して自己紹介をしてやろう!
  俺は酒酔親父!!巷ではそう呼ばれている!!
  そして、そんな俺の特技は酔拳!俺の酔拳を見切った奴はそうそういないぜ…?
  それでも俺とタイマン張ろうってのかい?」
シノ「どの道ここで貴方を止めなければ、プププランドの住人達は更におかしくなってしまいます…
  それを黙って見ているわけにはいきません!私は貴方を止めてみせます!」
店主「上等だ!!来い!!」
シノ「はああああああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「…………!!」

店主「どうした?そんな動きじゃ、この俺に一撃入れる事は限りなく不可能だぜ?」

シノ「はあああああああああああっ!!」

 ビュン!! ビュン!! ビュン!!

シノ(早い……!私の攻撃を全部見切ってかわしている……!)

店主「どうしたどうした!?そんなもんか!?そんな剣術で、この俺を止めようなんざ100年早え!
  俺を止めるんだったら、もっと強くならなきゃ駄目だぜ?」
シノ「くっ……!はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

店主「なんなら、俺が戦い方の手本って奴を見せてやろうか…」

シノ「……!!」

店主「アチョォォォオオオオオオオオオオッ!!!」

 ドゴッ!!

シノ「かはっ……!!」

店主「アイヤァァァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 ドゴォォォォオオオオオオオオオン!!!

シノ「くっ………!!」

店主「どうでぇ…?俺の動きが読めなかっただろう…?こいつが俺の酔拳だ!」

シノ(強い………動きが全く読めなかった……………
  この人………恐らく相当な鍛錬を積み重ねてきた拳法の達人………………
  父………上…………………………!)

 ドサッ……

店主「……しかし、驚いた………かすり傷とは言え、俺に傷をつけた奴は久し振りだ………
  さて、どうするかな…………とりあえず動けねェように柱にでも縛りつけておくとするか…………」


 ピピピピピピピピピピピピ!!

ツキカゲ「はいもしもし、ツキカゲです……あっ!暗闇斎先生…!えっ…!?あ、はい………」

タック「………………………………………」

ツキカゲ(タックさんは寝ている……今の内なら離れても大丈夫かも………)


タック「……………………………………………」

730 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:57

ツキカゲ「ええっ!?シノさんが捕まった!?」
暗闇斎「恐らくな……シノと連絡が取れなくなった……どうやら、シノの身に危険な事が起きているに違いない…」
ツキカゲ「そんな……!」
暗闇斎「居酒屋の店主ならば大した力は無いだろうと思っていたが、どうやら相手は拳法の達人だったようだ……
  拙者の読みが少々甘かったでござる……!これは仕置きの依頼料でござる……この金で居酒屋の店主を斃して欲しい……
  そしてシノを無事に救出してくれ」
ツキカゲ「分かりました…!今すぐにサスケさんとジュキッドさんを呼びます」
暗闇斎「タックはどうするつもりでござるか?」
ツキカゲ「タックさんは……酒に酔って戦える状態じゃないです……でも、タックさんがいなくても大丈夫ですよ!
  僕達だけでも……じゃあ行って来ます!」

暗闇斎「……果たして、そうなってくれれば良いでござるが………」




サスケ「………いない…………!
  あのコソ泥忍者……逃げやがった………!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら 終


次  回  予  告

ナレーション「アルコール中毒となったプププランドの住人達が大暴れする そしてタックも……
  シノまで捕まってしまい、益々不利な状況に
  この状況の中、酔拳使いの達人を相手にどう立ち向かうか
  勝敗の鍵を握るのは、やはり酒か…!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾肆話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾参

シノ「普段は剽軽でお調子者なタックさん
  ですがその姿からは想像出来ない程の強さで数々の困難を乗り越えました
  次回の行動にも目が離せません」

ナレーションの声:デデデ大王

731 名前:アドレーヌ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/11/03(Mon) 21:44
こんばんは、最近スマホに変えたばかりで答えていく自信ない・・・。
そんなわけでスマホに慣れてからまた来るね。スマホだとやりづらい・・・。

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/11(Tue) 19:32
誰も来ない・・・


733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/14(Fri) 21:57
カービィいる?

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/15(Sat) 13:41
アミティの国は日本やニュージーランドに近い国土面積で、
人口1000万人程度だそうだ
ちなみに日本は1億2500万人、ニュージーランドは600万人
日本は一応9年で200万減ったが、まだまだ多すぎる
あと韓国はピーク時5430万、今5000万だな

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/15(Sat) 19:04
みんな、どうしたんだよ?

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/16(Sun) 05:56
皆忙しいのかな?

737 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 21:30

ジュキッド「さて、では始めるとするか」
サスケ「そうだな……で、何故今日は俺達2人だけなんだ?」
ジュキッド「それは分からんな……質問を返すメンバーは毎回ランダムに選ばれるみたいだからな…
  しかし、名無し達から来た書き込みをどう返して良いか分からん…坊やとかシノ殿とか
  若い世代ならば上手い返し方が出来るだろうがな
  だが、まだまだ若い世代に負けるつもりは無いな よし、では質問を返そう」
サスケ「面倒だが、やってやるとするか…」

>>721

ジュキッド「スリーディーエス……ってのは何だ…?」
サスケ「分かり易く言えばゲームを楽しむ機械みたいなもんだ」
ジュキッド「成程……うーむ……俺はファミコンとかゲームボーイとかっていうのしか知らなかったが、
  そういうのもあるのか……」
サスケ「俺も知ったのは最近だけどな…ゲームボーイが進化したのがその3DSらしいんだ」
ジュキッド「そうだったのか……では、暗闇斎殿から頂いたこの機械もそれに似たようなものなのか…?」
サスケ「そいつは違うと思うがな……だが坊主が言ってたが、アプリっていうのを落とせばゲームを楽しむ事も出来るそうだぜ」
ジュキッド「アプリ……?アプリって何だ……?うーむ聞き慣れぬような難しい言葉はどうも苦手だな……」

>>722

ジュキッド「おおっ絵を描いたのか……うーむ……そうだな………
  中々素晴らしい出来だと思うが、遠近法がなっていないな………
  遠近法をもう少し意識するように描けば、もっと良くなるかもしれん
  そうだな……これは俺が昔描いたものだが、こういう感じにしてみたらどうだろうか……
  俺のは大した絵では無いがな、是非とも参考にしてほしい」
サスケ「そういうの得意なのか……意外だな」
ジュキッド「絵を描くのが好きな弟子がいてな、一緒に練習する内に絵の描き方を覚えてしまってな…
  俺のはそんなに上手くは無いが、弟子の描いた絵はまさに芸術と呼べる程に素晴らしかったぞ
  絵を描く事に没頭するあまり、女房にはえらくどやされたがな」
サスケ「良いんじゃねェか…そういう趣味があっても」
ジュキッド「サスケ殿も、何か趣味の一つでも見つけてみたらどうだろうか」
サスケ「俺か…俺は花火を作る事以外には興味無ェよ……」
ジュキッド「そうか……それも良いかもしれんな」

>>723

ジュキッド「寒いか……まあこの季節になると寒いのも無理ないな
  道場も暖房が付いていないと本当に寒くてな……毎朝起きるのも一苦労だ
  五月蝿い女房に叩き起こされる事が殆どだ」
サスケ「起こしてくれる人がいるだけ有難い事じゃねェか
  このぐらいの季節になると、暴走族だった頃の舎弟の事を思い出すな」
ジュキッド「何かあったのか?」
サスケ「別に大した事じゃねえがな…昔、貧乏で暖房も何も買えなかった舎弟がいてな
  そいつに何かしてやれねェかと思って、暖房を1つ買ってやったんだ
  その後、あいつに合うような仕事を紹介してやったりもしたな」
ジュキッド「そんな事があったのか……で、その舎弟は今どうしているんだ?」
サスケ「今じゃ金に不自由しない生活を送っているそうだ 暴走族から足を洗って、最近結婚までしたそうだ」
ジュキッド「そうか……良い話じゃないか」
サスケ「家が貧乏だったり家庭環境が悪かったりで暴走族になる奴が殆どだったんだ
  まだ職に就けねえ奴とかも大勢いて、たまにそいつらに会いに行く事もある」
ジュキッド「大変だな…しかし、知り合いの数が多いというのも良い事かもしれんな」

738 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 21:32

>>724

ジュキッド「そうか、無いのか……それは可哀想にな
  向こうに沢山お菓子があるから、好きなだけ持って行きなさい」
サスケ「その菓子、どうしたんだ?」
ジュキッド「俺の女房が大量に買ってきたんだ
  1人じゃ食べきれないから俺にも分けてやるって言ってな
  俺も食べきるのが無理だったんで、あそこに置く事にしたんだ
  坊やとタック殿が食べるだろうと思ってな」
サスケ「ダイエット出来る菓子か………こんだけの量なら食っても逆効果だと思うがな……」
ジュキッド「全くその通りだな」

>>733

ジュキッド「う〜ん、見てないなあ……
  もし会ったら伝えよう」


>>734

ジュキッド「どうでも良いが、つまり何が言いたいんだ?」
サスケ「多分、人口の話がしたいだけだろう」
ジュキッド「人口か……考えた事も無いな
  まあ今が楽しければそれで良いではないか
  暗い方向に考えていても良い事なんてあるわけが無い
  人生前向きに考える事だ」
サスケ「意外と楽観主義なんだな、あんた」
ジュキッド「女房にはもっと現実を見ろとよく説教されるが、正直な話、難しい事はあまり考えたくないだけだ
  少しでも簡単になるようになると考える方が、その方が俺には合っているんだ そんな気がするだけだな」


>>736

サスケ「忙しいとか言う前に、書き込み数が少ねェからな」
ジュキッド「そうだな…これがいわゆる若者の何とか離れってやつなのだろうか」
サスケ「あまり関係無ェだろそれは」
ジュキッド「そうか……まあ何とかなるだろう」
サスケ「本当に楽観的だな……」


ジュキッド「では今回はここまでだ
  これから寒くなって大変だろうと思うが、君達にはその寒さを乗り越えて頑張って欲しい
  夏だった時に暑い暑いと言いながら冷房に頼ってきた代償だと思えば安いものだろう
  君達なら出来る、冬に負けない熱い心を持つのだ!冬に負けるな!」
サスケ「学校の教師か、あんたは……」

739 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:24

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


店主「皆の者、今宵はこの居酒屋極楽にお集まり戴き、誠に感謝する
  遂にこの時が来た!!自分の力に絶対の力を持つ者、この世の中に失望した者、この世界を破壊し、新しい時代を作りたいと願う者、
  皆が力を合わせた時、未来は変わるのだ!!」

客一同「おーーーーーーーう!!!!」

店主「国の頂点に居座り、偉ぶる奴らに一泡吹かせてやりたいと思わないか!?」

客一同「おーーーーーーーーーう!!!!」

店主「自分たちの手で!!この腐った世界を変えて行こうと思わないか!?」

客一同「おーーーーーーーーーーーう!!!!」

店主「今こそ一斉蜂起の時だ!!政府の転覆!!我々がこの腐った世界を明るい未来へと変えて行くのだ!!!」

客一同「おーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!」

シノ「……………くっ……!」

店主「ふっ……目が覚めたかいお嬢さん、そこでゆっくり見物でもしておく事だな
  世界はもうじき、俺達の手によって生まれ変わるのだ……!」

シノ「……………………!」

 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾肆話 もしも、飲酒で世界が救えたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら(>>709-714)
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら(>>725-730)


740 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:25

ニュースキャスター「突然ですがニュースをお届けします
  深夜、プププランドの住人達が集団でテロ活動を行なった模様
  直ちに警察が動きましたが、取り押さえる事が出来たのは10名程度
  その10名全員がアルコール中毒者である事が判明
  警察は引き続き捜査に当たっています……」

暗闇斎「やはりこうなってしまったか………」


 バキッ!!

ツキカゲ「ぐああっ!!」

サスケ「奴から目を離すなと言った筈だ……!何故奴から目を離した!?」
ツキカゲ「す……すみません、サスケさん……」
ジュキッド「もう良いだろう 過ぎ去った事を責めたって仕方あるまい」
サスケ「………………で、どうする……
  闇の忍び部隊のリーダー様は捕まっちまったし、酔っぱらいの泥棒忍者は行方が掴めず………
  その上俺達3人だけでどうにかなる相手じゃ無さそうらしいしな………」
ジュキッド「戦えなくなった2人の分は俺が補う…それで充分だろう」
サスケ「相手は酔拳使いの達人だそうだが、勝てそうか?」
ジュキッド「やってみなければ分からん」
ツキカゲ「本当にすみません……」
ジュキッド「その話はもう終わった 顔を上げなさい坊や
  確かに坊やのやった事は許される事ではない……だがそれを責めた所でどうにもならん
  次にまた失敗しないよう、今回の事はきちんと反省しておく事だ 良いな」
ツキカゲ「…………はい……」
サスケ「アルコール中毒になった連中は夜に活発化する…動くなら邪魔者がいない昼だな」
ジュキッド「居酒屋の店主を早く見つけ出し、夜になる前にさっさと斃す…」
サスケ「行くぞ」
ジュキッド「応」
ツキカゲ「はい……」




ダークソードナイト「見つけた…止まれ!!闇の忍び部隊!!」

サスケ「貴様……」

ダークソードナイト「これ以上貴様達に邪魔されるわけにはいかん……相手はたったの3人……潰すには絶好の機会だ!
  さあ行けお前達!!闇の忍び部隊を潰すのだ!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビビビビビビビ!!」

サスケ「またいつもの連中か……」
ツキカゲ「それだけじゃない……見た事の無い奴らがいるぞ……!?何だ…!?ロボットか…!?」
サスケ「何でも構わん!ぶっ飛ばしてやる!!」

 ドォォォォォオオオオオオオン!!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアン!!!

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビビビ……!!」

ツキカゲ「全く効いてない!!」
サスケ「何……!」

ダークソードナイト「ふはははははははは!!メタルガーディアンは改良に改良を重ねた事で、防御力が大幅にアップした!!
  花火や手裏剣など、メタルガーディアンの敵では無いという事だ!!」
ツキカゲ「そ……そんな………!」
サスケ「チッ……!」



シノ「……………………!」

店主「反撃のチャンスを窺っているのか…?無駄だね やめておいた方があんたの命の為だ
  あんたがいくら頑張ったって、あんたのお仲間は、間もなく死ぬ事になる」
シノ「………!それってどういう事ですか!?」
店主「さあねえ、どういう事だろうねえ?」
シノ「くっ………!」
店主「あんたさあ、何でこんな状況で仲間の事助けようと思うわけ?
  分かってると思うが、今一番危険なのはあんただぜ?何でって敵に捕らわれてんだからなあ
  俺があんたを殺そうと思えば、あんた、今頃とっくに死んでるんだぜ?」
シノ「……………………」
店主「俺はあんたを殺すつもりは無ェ…少なくとも今はな……
  そこで大人しくしてりゃ、もしかしたら死なずに済むかもな……
  特別に教えてやる この居酒屋極楽が開店する時間になった時、破壊活動は再び行われる
  今度は警察でも止められねェ程の人数だ
  今夜、プププランドは終わる その時を黙って見ているんだな」
シノ「……………!」


741 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:26

メタルガーディアン「ビビビビビビビビ!!」

 ビビュビュビュビュビュビュビュビュ!!!

 ドガァァァアアアアアアン!!!

ジュキッド「うおっ……!!」
ツキカゲ「うわああああっ!!」
サスケ「くっ……!」

ダークソードナイト「ふははははははははは!!どうだメタルガーディアンの威力は!!
  流石の貴様らでも手も足も出まいだろう!!これで終わりにしてやる!!」

ジュキッド「己……!」
サスケ「坊主!」
ツキカゲ「は、はい……!」
サスケ「雷神手裏剣を使え……あの機械を1つで良い……爆発させろ」
ツキカゲ「はい……」
サスケ「爆発で奴らが油断した隙に突破するぞ……良いな」
ツキカゲ「はい……やってみます……!」

ダークソードナイト「どうした……?降参か?」

ツキカゲ「はあああああああああっ!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ダークソードナイト「なっ……何だ………!?」

ツキカゲ「雷神手裏剣!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああっ!!」

ダークソードナイト「くっ…!あのガキ……一体何をした……!?」

サスケ「今だ!行くぞ!」
ツキカゲ「は…はい!」


ダークソードナイト「くっ……!待て!!
  何をしている!!急いで追いかけろ!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおお!!」
メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビ!!」



店主「……居酒屋の開店時間まで後3時間か…………時間の経過ってのは、長いんだが短いんだかな……」

タック「ホンマにその通りだすなあ……」

店主「……お前さんは………」

タック「まいど!」



店主「………で、何しに来たんだ…?」
タック「聞きましたで旦那…今夜、このプププランドの未来を変えるんやってな?」
店主「そうだ……俺の店の常連客達を集めてな……
  国民を苦しめるだけの連中などこの世界には不要!これからは我々国民が力を合わせてこの腐った国を変えて行くのだ」
タック「そうでっか……いやあ素晴らしいでんな!ボクも仲間に入れて欲しいですわ!」
店主「お前も俺の店の常連客だったよな?良いだろう お前みたいな奴は大歓迎だ!」
タック「ホンマでっか!?いやあそれは嬉しいですわ!店主はんと一緒にこの国を変えられるなんて夢みたいですわ!」
シノ「タックさん……!駄目ですそんな人の言う事に耳を貸しちゃ…!目を覚ましてください!タックさん!!」
タック「一斉蜂起までにまだ時間がありますさかい、酒でも酌み交わしまひょか!前祝いや!」
店主「そうだな……」



ジュキッド「何とか撒いたな……」
サスケ「ああ……目的地の居酒屋まであと数歩だ」
ツキカゲ「行きましょう!……って、ええっ!?」
ジュキッド「どうした」
ツキカゲ「あ……あれってもしかして……タックさん…!?」
サスケ「何っ…!?」


タック「いやあ中々お強いでんな!」
店主「そりゃそうだろ!なんつったって俺は居酒屋の店主やってんだからな!
  どうした?!お前さん、もう限界なのか?」
タック「そんな事ありまへんわ まだまだ呑めまっせぇ」
店主「おう呑め呑め!」

サスケ「おいてめェ!!何やってんだ!!」

タック「おうサスケはん…ヒック…サスケはんも一緒に呑みまへんか…?ヒック…」
サスケ「いいから来い!てめェは操られてんだ…!てめェだな、こいつをおかしくさせたのは…!」
店主「そうだが……何か問題でも…?」
サスケ「それだけじゃねェ!昨夜のテロ事件、あれはてめェが黒幕だって事は知っている
  俺達はてめェを斃しに来たんだ……年貢の納め時だぜ……!」
店主「そうかい……あんたらが闇の忍び部隊だな……
  折角ここまで儲けたんだ……邪魔されるわけには行かねェなあ………」


742 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:28

 ガシッ!

店主「………!」

タック「酒の勝負の次はホンマもんの真剣勝負でっか……?
  その勝負、乗りましたで…………」
店主「お前……!」
タック「今までのは全部芝居や 当然、酔ったフリをしていたのも全部な………」
サスケ「お前……俺達まで騙してやがったのか…!」
タック「敵を騙すには味方から…ってな……毎日居酒屋に入り浸っていたお陰で常連客の顔を全部覚える事が出来ましたわ」
店主「お前……まさか!!」
タック「そのまさかや アルコール中毒になった住人達は皆、ボクがロープで縛りつけて動けないようにしましたで
  どの道、今夜中にクーデターを起こす事は不可能や」
店主「貴様……!!」
タック「どうしまっか?ここでやり合いまっか…?」
サスケ「おい、下手に挑発するな……こいつは酔拳使いの達人だ……舐めていると痛い目見るぜ」
店主「そういう事だ……アァチョォォォォォオオオオオオオオオ!!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「避けた!!」

店主「なっ……何ぃ……!?」

タック「………ヒック…!」

ジュキッド「まさか……あれは酔拳……!?」
サスケ「あいつも酔拳使いだったのか…!」
ツキカゲ「酔拳……?あれがそうなんですか……?酔ってるだけにしか見えないけど……」

店主「……今の攻撃を避けるとはな………だがこれならどうだ!!アァチョォォォォオオオオオオ!!!」

 ブンッ!!!

店主「…………!!」

タック「読めましたで……じゃ、次はボクの番やな……」

 ヒュッ!!

店主「………!!」

タック「ハイィィィィイイイイイイ!!!」

 ドガッ!!!

店主「ぐああああああああっ!!!」

ツキカゲ「やった!!当たった!!」

サスケ「まさかあいつにあんな才能があったとは……!」
ジュキッド「まさにタック殿ならではの荒技だな……」

店主「くっ…………!!」


ダークソードナイト「己……ようやく見つけたぞ!!」

ツキカゲ「あっ!!こんな時に…!!」
サスケ「くっ……追いついて来やがったか……!」

ダークソードナイト「丁度良い……闇鏡よ……酒酔親父に力を与えよ!!闇・エネルギー!!!」

 ドン!!!

店主「くっ…!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ツキカゲ「しまった…!!」

店主「こいつは良い……力がみなぎるぞ……!!
  酔拳を超えた酔拳、その名も闇酔拳でお前を斃してやる!!」
タック「……これはヤバいかもしれまへんな…………」
シノ「タックさん……後は私に任せてください」
タック「シノ姐はん……」

店主「何だ…?お嬢ちゃんが相手か…?」

サスケ「無駄だ……お前、奴に1回負けたじゃねェか…!」

ダークソードナイト「ふん、相も変わらず身の程知らずな娘だ 殺してしまえ」

店主「キェェェェエエエエエエエエエエエ!!!」

 ドン!!!

シノ「くっ……!!はあああああっ!!」

 ヒュバッ!!

店主「ぐあああああああ!!!」

サスケ「受け身……!」
ジュキッド「うむ…良い判断かもしれん……動きの読めない酔拳だ…下手に避けようとすれば隙が出来る……
  動きが読めなければ攻撃を受け止めてしまった方が攻撃に移りやすい……!」

店主「うおおおおおおおおおおお!!!」

シノ「……………!!花影流・流水紫陽花!!」

 ドン!!!

店主「ぐおあああああああああああああ!!!」

ツキカゲ「やった!!」

シノ「これで、終わりです……」

ダークソードナイト「己……!覚えておけ!!」



ナレーション「その後、居酒屋極楽の店主は、プププランドテロ事件の首謀者として警察に捕縛された
  居酒屋極楽は閉店し、アルコール中毒となったプププランドの住人達は無事元に戻ったのであった…
  しかし、酒は呑み過ぎると何かとトラブルが付き物である 飲酒は程々が肝心である」

文佐衛門「酔拳使いまで敗れてしまったか………務め御苦労でござった………」


743 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:29

アイアンマム「ねえあなた……」
ジュキッド「ん……?何です?」
アイアンマム「久し振りに、2人きりでお酒でも飲みに行きません…?」
ジュキッド「誘いの言葉、嬉しいのですが……私少し用事がございましてですね…生憎ですが……」
アイアンマム「まああなた!私と飲みに行くのがそんなに嫌なのですか!?」
ジュキッド「いや…そうは言ってないでしょう……良いですよ どこに行きますか?」
アイアンマム「そうですわね……居酒屋楽園なんてどうでしょうか?」
ジュキッド「居酒屋楽園ですか……あそこは少し高すぎる気がしますがね…」
アイアンマム「大丈夫ですわ…お金ならたっぷりありますわ…さあ、行きましょう」
ジュキッド「ほう……この日の為に貯金をしていたのですか……」
アイアンマム「いいえ……貯金などしておりませんわ」
ジュキッド「……え…?もしかしてそのお金って……」
アイアンマム「今朝、あなたの部屋を掃除していたら、こんなに沢山のお金が出て来ましたのよ
  これは神様が2人きりでデートしろってお金を置いてくださったに違いありませんわ……そう思いますわよね、あなた!」
ジュキッド「…………………!」
アイアンマム「早くしないと良い席が取られてしまいますわ 行きましょうあなた」


ジュキッド「………………………俺のへそくりが……………!」



  第弐拾肆話 もしも、飲酒で世界が救えたら 終


次  回  予  告

ナレーション「プププランドを制圧するべく、ダークソードナイトが行動を開始した
  それを阻止しようと駆けつけるシノだったが、ダークソードナイトは怨みの力でシノに挑みかかる
  更に、パワーアップしたマシンの軍団がプププランドの街を襲う
  ダークソードナイトの執念深い猛攻に、シノ達は太刀打ちできるか!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾伍話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾肆

ナレーション「今回紹介するのは酒酔親父 文佐衛門配下所属
  居酒屋極楽を経営する店主だが、実は酔拳使いの達人であり、その動きを見切るのはプロの格闘家でも不可能である
  酒でプププランドの住人を操り、プププランドを支配しようと目論んでいた
  それにしても、酔拳を酔拳の真似という形で対処したタックは本当に荒技と言える
  皆は、くれぐれもお酒の飲み過ぎには気を付けよう!飲酒運転なんてもってのほかだ!」

ナレーションの声:デデデ大王

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/22(Sat) 19:14
シノに通達忍者ランクを上げておいたぞ


745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/25(Tue) 23:07
10ちゃっと一番の長寿スレってここかな?

そういえばスーパーデラックスのタックは糞強いよね

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/28(Fri) 20:08
どこまでこのスレが続くか楽しみだね

747 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 18:37

シノ「こんにちは シノです
 もうすぐで12月……毎年毎年思う事ですが、1年は過ごしてみるとあっという間ですね
 前まで暑かった筈なのに今じゃ外の空気が冷えているなんて、毎年の事ながら不思議に感じています」
ツキカゲ「そうですねえ、僕は時間が止まって欲しいって思う時がたまにあるんですよ
  夏のうちにやりたかった事とか、色々あったりするからかなあ…」
シノ「そうなんですか?例えばどういう事ですか?」
ツキカゲ「ええっ!?ええっと……例えば……そうだなあ………うーん…急に質問されるとわかんなくなっちゃうなあ………
  そうだ、ジュキッドさんは何かあります?」
ジュキッド「俺は無いな……もうこんな年だ 坊や達みたいに遊んだりは出来ぬし
  夏が来ても冬が来ても、俺のやる事はさほど変わらんだろうな」
ツキカゲ「そうなんですか……」
ジュキッド「俺ぐらいの年齢になれば、坊やにも分かる筈だ
  遊ぶなら若い内に遊んでおいた方が良いぞ」
ツキカゲ「若い内に……か……年を取ると楽しみってなくなっていっちゃうのかな……?」
シノ「話の途中で申し訳ありませんが、早速質問を返して行きます」

>>744

シノ「え…?それって本当ですか……?
  所で、忍者ランクを上げたって、貴方は一体……」
ツキカゲ「あ……もういなくなっちゃいましたね………
  突然現れたと思ったらすぐに姿を消すなんて、流石忍者
  所で、忍者ランクって何なんですか?」
ジュキッド「忍者ランクというのは、忍者としての能力の強さを証明する為にある階級のようなものだ
  忍者ランクを上げる方法は忍者によって様々だ
  例えば、今のシノ殿のように、数々の難しい任務をこなして行く事によって
  他の忍者から推薦されてランクが上がるという方法もあれば
  直接暗闇斎殿に実力を認められ、ランクを上げて貰うという方法もある
  しかし、暗闇斎殿に認められるには暗闇斎殿が用意した難しい試練に合格しなければならない」
ツキカゲ「そうなんですか……」
ジュキッド「俺は昔からランクなど興味は無かったがな
  いつの間にか地雷矢なんて名をつけられ、階級も知らず知らずの内に上がって
  周りの忍者は俺を化け物か何かのような目で見ていた……今になっても忘れはしない…
  俺は強くなりたかったのではなく、誰かを守る力が欲しかったのだ……
  今考えてみれば、俺のやり方は間違っていた……だから俺は忍者としての人生を捨てたのだ」
シノ「ジュキッドさん……」
ジュキッド「俺はもう忍者に戻るつもりは無いと思っていたが、シノ殿の誰かを守る為に戦うという言葉に心を打たれたのだ
  そんな事を言う忍者はいないと思っていたからな……シノ殿のような忍者がいた事は、俺は何よりも嬉しかった
  ただ強さを求めたいのではなく、身を犠牲にしてでも誰かを守りながら戦い抜く覚悟のある者に忍者になって欲しかったのだ
  人はそれを綺麗事だと言うかもしれぬが、シノ殿は今のシノ殿でいる事が俺には凄く大事な事のように感じるのだ」
シノ「ありがとうございます……でも、今の私で大丈夫でしょうか……
  闇の忍び部隊のリーダーとして、私なんて全然未熟で、力もそんなに無いし」
ジュキッド「そんな事は無いぞ シノ殿は立派だし強い 俺はそう思う
  デスドラースとの戦いの一件で、色々と悩んでいる事はあると思うが、そんなに自分を責める事はない
  ……と言ってもすぐには出来ぬかもしれぬな……ゆっくり時間をかけて少しずつ悩みを解決して行けば良いさ」
シノ「はい……ありがとうございます」

748 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 18:37

>>745

シノ「そうですね……多分、ここが一番長く続いているのではないかと思います
  このスレッドが始まったのは2006年……あの頃から、今みたいに沢山のスレッドがあったそうですけど
  3か月ルールとかで消えてしまったりする所も沢山あったらしいです
  陛下もこのスレッドは1年ももたないだろうと思っていたのに、それがここまで続いた事は陛下自身が一番驚いていると思います
  それもきっと皆さんがいてくれたお陰だと思います……沢山のキャラハン達や名無しさん達に支えられ続けて
  それを陛下は一番喜んでいると思います
  私は陛下のようにはなれそうにないですが、陛下の後を継いでこのスレッドの主を務めて頂いたからには
  その務めを最後まで全うして、戻って来た陛下にバトンを渡すつもりです
  まだまだ陛下は戻って来る予定はありませんが、申し訳ありませんが少しの間我慢してください」
ツキカゲ「デデデ大王さんって本当に凄い人だったんだなあ……僕らじゃ代わりになれないって事がよくわかりましたね
  話変わりますけど、タックさんってゲームじゃ本当に強いですよね……
  コピー能力やヘルパー奪われて取り返せなかった時って凄くイラつきません?
  僕はそんな事よりお金を返して貰えない事の方がよっぽどムカつきますけどね」
ジュキッド「あれに金を貸す方が悪い 人に物を貸す時は二度と戻らないと思った方が良いだろう
  タック殿は多分返すつもりなど無く借りている筈だからな……」
ツキカゲ「本当ですよ……タックさんが店に来た時は殆ど金目当てだから無視してますよ」
シノ「金銭に関してはちょっと問題ありますよね……仕事料も皆より多く貰おうとしますし……」
ツキカゲ「ちょっとじゃないですよ!かなりですよ!」
シノ「でもタックさんがいないと私達が負けていたかもしれない事だってありましたし
  タックさんはいざという時には頼りになります
  所でブキセットさんから武器を盗む設定は、ゲームでのコピー能力を奪う所から来ているのでしょうか…
  ブキセットさんには気の毒な話ですけど……
  敵としても味方としても強いキャラクターっていう立ち位置はタックさんに合っていると言えますね」

>>746

ツキカゲ「僕の予想では、少なくともあと5年は続くだろうと思いますね!
  ……そんなに続かないかな………?」
シノ「2014年の5年後と言ったら、2019年ですか……?
  分からないですね……人生何があるか分からないですので、まだ続くとは断言出来ないですよね……
  当初は激闘編の最終回と同時にこのスレッドを終わらせる予定だった筈だったんですけど
  今も形を変えて続いていますし……
  とりあえず、来年中には月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を完結させたいと思っています
  今回はここで終わりにします 次回もまた会いましょう さよなら」

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