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【星のカービィデデデでプププなものがたり】影となりて、参上仕ります【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2013/10/12(Sat) 04:13

いらっしゃいませ シノです
お忙しい中、お越し頂きありがとうございます
前リーダーのデデデ大王に代わり、私がこのスレッドのリーダーを
担当させて戴く事となりました
こちらのスレッドは前回と同じ【星のカービィデデデでプププなものがたり】スレッドとして
活動しますが、私はオリキャラになりますので、今回は【オリキャラ注意】とつけさせて頂きました

それでは、早速ですがルールの説明に入らせていただきます

〜壱〜

質問をするのは名無し、質問を返すのはキャラハン
当たり前の事ですが、当たり前な事だからこそ当たり前に守って頂きたい所です
キャラハンには名無しさんからの質問を返す義務があります
私もそのキャラハンの一人です 頑張ります

〜弐〜

キャラハンは星のカービィシリーズのキャラのみとさせて頂きます
他作品のキャラクターを持ちこむ事は原則として禁止にしています
私はオリキャラですが…オリキャラでも世界観を崩さない程度なら大丈夫との事です

〜参〜

キャラハンなんてやった事がないって方でも是非気軽にご参加ください
やる気さえあれば歓迎します

〜肆〜

荒らし、中傷、煽り等の書き込みは禁止です
礼儀やマナーはどこに行っても守らなきゃいけません


以上のルールを正しく守りながら利用してください
ルールは絶対です 破った者には裁きが下ります
「皆が楽しく、皆で楽しく」を目標に、これからも頑張って参ります
宜しくお願い致します
それでは、始めます



〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

709 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:00

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎「闇の忍び部隊よ……これ以上騒ぎになるわけにはいかん……
  このまま騒ぎになれば、お前達の存在も公になってしまいかねない……
  ツキカゲを処刑しろ……今すぐにな……!」
シノ「そんな……!」
タック「…ツッキーならそないな事はせえへんって信じとったのにな……」
シノ「ツキカゲさんを疑っているんですか!?」
タック「そ…それは……」
シノ「ツキカゲさんは絶対にそんな事はしません!私は信じます!」
タック「姐はん………」
サスケ「取り敢えず、坊主を見つけ出すのが先だろう
  坊主を見つけて真意を問いただすんだ」
ジュキッド「その方が良いな……」
サスケ「手分けして捜すぞ 見つけ次第すぐに連絡しろ、分かったな」
シノ「はい……」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)


710 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:02

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「…………………………」

雷電仙人「おう、やってるじゃねェか そろそろ休憩にしねェか?
  腹が減っては戦は出来ねェってな!食う事も大事だぜ!」
ツキカゲ「………はい……」



ツキカゲ「雷電仙人さん………雷電仙人さんは、いつから電気を操れるようになったんですか…?」
雷電仙人「そうだなあ………大昔の事だからそんな細かくは覚えてねェが、ある晩の事だ
  大雨がザーザー降っててな、雷もゴロゴロ鳴っていた
  眠りたくても眠れなくて、遂に雷の鳴る方に向かおうとしたんだ
  家のドアを開け、外に出た瞬間、雷が俺を直撃した………そこまでしか記憶に無ェ
  気が付いた時、いつの間にか体内の電気を操れるようになったんだ」
ツキカゲ「雷……そうか!雷に当たれば……でも雷なんていつ降るかわからないし、そんなのを待ってても……」
雷電仙人「やめておけ!雷は危険だ……下手すりゃ死ぬぞ」
ツキカゲ「今やっと分かったんです…………僕に足りないもの………それは命を懸ける事だったんです…………
  命を捨てるつもりでやらないと、強い力なんていつまで経っても手に入らない……………!」
雷電仙人「……………お前さんに危険な事はさせたくねェと思っていたが………そこまで言うなら仕方ねェな ついてこい」


ツキカゲ「これは……?」
雷電仙人「電流装置だ この装置を付けると約500ボルトの電流が流れる……
  電気を操る力を更に高めようと俺が開発したものだが、あまりに危険すぎてやがて使うのを止めたんだ
  かれこれ10年ぐらいそのままにしてあるが、下手すりゃ本当に死んじまうぞ それでもやるのか?」
ツキカゲ「もう決めたんです………もう絶対に逃げないって…………!危険を冒してでも……雷神手裏剣を会得してみせます………!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「ほら見ろ!!こいつは危険なんだ!!お前さんにはこいつは危険すぎる……!!」

ツキカゲ「………大丈夫です……………!これで………僕の中の電気は………僕に応えてくれる筈…………!
  はああああああああ!!雷神手裏剣!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「………………まだ駄目か………………よし、もう一回…!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「本当にもうやめろ!!雷神手裏剣を会得するよりお前の体の方が先にくたばっちまう!!」

ツキカゲ「それでも構いません………!雷神手裏剣を完成させるまで………僕は諦めない………絶対に!!」

雷電仙人「お前……………!」





サスケ「どうだ……?見つかったか…?」
シノ「いえ……」
タック「一体どこに行ったんやツッキー……まさか仕置人の正体は本当に……」
シノ「そんな事ありません!ツキカゲさんは絶対に人殺しなんて……!」
タック「冗談ですって冗談!そないなムキにならんでもええやないでっか…」
ジュキッド「こうなれば、夜に坊やを捜すしかなかろうな」
シノ「夜……?」
タック「そっか!悪人は夜に命を狙われている……っちゅう事は、夜に捜せば恐らくは…」
サスケ「見つかる可能性は高いだろうな」






ツキカゲ「…………………………………………」

雷電仙人「もう良い……取り敢えず今日はもう休め お前には危険すぎる………」

ツキカゲ「………………………………………………」

雷電仙人「…………もし、こいつが本当に雷神手裏剣を会得したら………………
  ……………今はそんな事を考えている場合じゃねェか………………………
  それじゃあ、一仕事行くか!」

711 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:03

泥棒1「………よし、遂に盗みに成功したぜ!」
泥棒2「意外と簡単に盗めたな!」
泥棒3「女神の涙………売れば数百万は手に入るんじゃねェか……?」
泥棒1「数百万だと……?数千万は手に入るだろうが!」

 ガサガサッ……………

泥棒1「なっ………何だ………?」
泥棒2「おい、どうしたんだ……?」
泥棒1「いや……ちょっと物音が聞こえたんでな………」
泥棒3「ああ……?誰もいねェよ………」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

泥棒3「ぐあああああああああ!!」

泥棒1「おい…!!大丈夫か!?」

泥棒2「何だ、こいつは………!?」
泥棒1「あれだ………!例の仕置人だ………!やべェよ逃げるぞ!」

 シュッシュッ!!

 ドスッドスッ!!

泥棒1&2「ぐあああああああああああああああ!!!」

???「…………………………」

シノ「そこまでです!神妙にしなさい!」

???「………………!」

タック「ツッキーやない……!誰なんや!?」

サスケ「誰だって構わねェさ…仕置人だか何だか知らねェが、その暑苦しそうな覆面を取りやがれ!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

???「………!」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

???「ぐああっ…!くそっ……!」

ジュキッド「逃がさんぞ!」

???「……………!!」

ジュキッド「何者かは知らぬが、覚悟するが良い……」

???「くっ……!はっ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

ジュキッド「ぬおおっ!?」

サスケ「馬鹿な…!こいつ、放電しやがった……!!」

タック「一体どうなってんねや!?」

シノ「………………………………!」

???「はっ!!!」

 ビュン!!!

タック「あっ!逃げた!!」

サスケ「追うな、あれは追っても追いつけねェだろう………
  取り敢えず、この事件の犯人は坊主じゃなかったって分かっただけでも良しとしようぜ」

ジュキッド「しかし、今の人物は…………」

シノ「父上なら何か知っているかも……明日聞いてみましょう」


???「……………くっ………まさか見つかっちまうとは…………!
  闇の忍び部隊………!かくなる上は……………!」




暗闇斎「犯人はツキカゲではなかったか………」

タック「ほらな!だからボクはツッキーは無実やって言ったんや!」
サスケ「言ってなかっただろうが」
ジュキッド「完全に疑っていたよな」
タック「うっ……」

シノ「けど、体から電気を出すなんて………一体何者なんでしょうか…………」

暗闇斎「体から電気か………1人知っている人物がいるでござる」

サスケ「本当か!誰なんだそいつは!」

暗闇斎「名は不明だが、雷電仙人と呼ばれていてな………
  雷を自在に操る事でも有名な忍者でござった………
  人当たりも良く、周りからも尊敬されていたでござる
  まさか奴が仕置人の正体だったとは……………」

シノ「その人はどこにいるか分かりますか?」

暗闇斎「奴の住んでいる場所か………知らない事もないが…」

シノ「本当ですか!?」

暗闇斎「それがその地図でござる………住んでいる場所が変わってなければ良いのだが……」
シノ「分かりました!ありがとうございます」


712 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:07

 バチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「ぐああああああああああああああああああ!!!」

雷電仙人「おい!もうやめろ!!何度やれば気が済むんだ!この辺にしないと、本当に死んじまうぞ!」

ツキカゲ「………良いんです………僕なら大丈夫です…………!雷神手裏剣が完成するまで………僕は諦めませんから…………」

雷電仙人「お前………!」

ツキカゲ「雷電仙人さん……怪我してるじゃないですか……?その怪我、どこで……?」
雷電仙人「………!何でもねえよ、大した怪我じゃねェ…
  そんな事よりあんたの方が心配だ!もうやめにしねェか!」




シノ「あの建物がそうですね………」
サスケ「恐らくな」
ジュキッド「行くか………」


ダークソードナイト「そうはさせん!!」

シノ「貴方は………!」

ダークソードナイト「久し振りだな………今度こそ貴様達の命を貰うぞ!行け!ヘビーナイト軍団!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「チッ……こんな奴らの相手をしている場合じゃねェってのに………」
ジュキッド「仕方が無い………突破するぞ」





タック「すんまへん、また武器借りますわ」
ブキセット「あっ……!!それは俺のお気に入りだ!!返せよ!!
  使うなら前に使ったこれにしろよ!!」
タック「すまんのう…今日はこれが使いたいんですわ、じゃ」
ブキセット「『じゃ』じゃねえよ!!ふざけんな返せよ馬鹿!!」





ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「食らえ!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「うああああああああああああああああああ!!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああああああああああああ!!!」


タック「どけどけーーーー!!吹っ飛ばしまっせぇーーー!!ウィンドカッターー!!」

 ビュオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああああああああ!!!」


シノ「はああああああああああああっ!!」

ダークソードナイト「ふん!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

シノ「くっ………!」

ダークソードナイト「どうした………?その程度か…?
  デスドラースと戦った時はそんな程度ではなかっただろう?」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ………!!」

ダークソードナイト「ふん……たわいも無い………これで終わりにしてやる…………」

サスケ「させるか!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

ダークソードナイト「何っ………!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアン!!!

ダークソードナイト「くっ…………!しまった!!」



ダークソードナイト「逃げられたか…………己…!!後もう少しで首を獲れたというのに……!!」





雷電仙人「もうやめておけ!これ以上続けると本当にお前の命は………」

シノ「雷電仙人!やっと見つけました!!」

雷電仙人「…………………!」

シノ「夜中に悪人を襲った仕置人の正体は貴方ですよね?どうしてそんな事を………」

雷電仙人「理由は無い…………俺は悪を許せねェ………それだけだ」

シノ「それだけで………それだけで人の命を…………?」

雷電仙人「お前さん、忍者だろう?お前さんは何故忍者をやっている?許せねェ悪を消す為じゃねェのか……?」

シノ「それは……………!」

サスケ「御託はそこまでだ………ここであんたを斃してやる………………」

雷電仙人「………………………………」

ツキカゲ「待って……………ください……………………!」


713 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:08

タック「ツッキー!」

ジュキッド「大丈夫か!?酷い怪我だ…………」

サスケ「てめェ……!坊主に何しやがった!?」

ツキカゲ「違うんです………!これは………僕が自分でやったんです……………
  雷電仙人さんは……………何も関係ない…………………!」

シノ「ツキカゲさん………………」


雷電仙人「……………坊主、俺はお前に出来るだけの事は教えた………
  最終試験だ…………俺を斃せ………雷神手裏剣を使ってな…………!
  雷神手裏剣で俺を斃す事が出来れば晴れて免許皆伝…合格だ」

ツキカゲ「…………………………!」

雷電仙人「ただし、俺を斃す事はそう簡単な事じゃねェぞ……それでもやるか………?」

ツキカゲ「………………はい………!」

雷電仙人「そうかい………じゃあ構えな」

ツキカゲ「はい……!」



雷電仙人「………………………………………………」

ツキカゲ「…………………………………………」


シノ「ツキカゲさん……………」



雷電仙人「…………行くぞ………」

ツキカゲ「はい………」


ビュン!!


雷電仙人「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ヒュッ!!

ツキカゲ「早い…!!くっ…!!」

 ドスッ!!

雷電仙人「ぬおおおおおおおおおお!!!!」

 ヒュッ!!

ツキカゲ「うわっ………!!」

 ドスッ!!

雷電仙人「さあ語り掛けろ!!お前の体に眠る電気に……!!
  お前の体内に宿る電気は、必ずお前の味方となってくれる筈だ!!呼び掛けろ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「くっ…………!僕の………電気………………!」


雷電仙人「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



ツキカゲ「……………………………………!!
  はあああああああああああああああああああああああ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!

雷電仙人「なっ……!!」


ジュキッド「こ……これは…………!!」

タック「ツッキーの体から電気が………!」

シノ「ツキカゲさん………!」


ツキカゲ(ようやく分かった……………これが………僕の………………!!)


雷電仙人「よし………来い!!!」


ツキカゲ「うおおおおおおおおおお!!!雷神手裏剣!!!!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

シノ「手裏剣が…!」
タック「当たった…!」

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

雷電仙人「ぐああああああああああああああああああああああ!!!!」





ツキカゲ「…………………はっ……!雷電仙人さん!!」


雷電仙人「…………………………………」


ツキカゲ「雷電仙人さん……!!しっかりしてください!!大丈夫ですか!?」

雷電仙人「……………流石だな………やれば出来るじゃねェか……………
  ようやく語り掛ける事が出来たようだな…………自分自身の……電気に………
  合格だ………これでもう………本当にお前に教える事は何も無ェ…………」
ツキカゲ「雷電仙人さん………僕………………!」
雷電仙人「俺なら大丈夫だ………別に大した傷じゃねェ……………
  お前の雷神手裏剣は、まだ完成形じゃなかったから大した傷じゃ無くて済んだが、
  一歩間違えれば本当に危険な大技だ………殺す気が無ェならちゃんと加減して使えよ………」
ツキカゲ「はい……………ありがとうございました………………!」

ナレーション「その後、雷電仙人は警察に逮捕された
  しかし、シノ達の嘆願もあり、刑期は懲役3か月で済んだのだった
  仕置人の噂もすっかりなくなり、闇の忍び部隊の存在が表に出る事はなかったのであった」


文佐衛門「雷電仙人…………務め、御苦労でござった……………」


714 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 20:12

ツキカゲ「ただいま……………」

バウンシー「あっ……!おかえりツッキー!もう、どこに行ってたの!?心配したんだから!」
ツキカゲ「ごめん心配かけちゃって………僕なら大丈夫だから……………」
バウンシー「もう………!ツッキーがいない間、お店大変だったんだから!明日は精一杯働いて貰うわよ!」
ツキカゲ「うん……僕、頑張る事にしたよ!」
バウンシー「え……?何を………?」
ツキカゲ「え……いや………だから…………仕事とか…………色々……………
  とにかく!これからも毎日、頑張って行きますよ〜〜!!」
バウンシー「ふふっ、変なツッキー」


ツキカゲ(雷電仙人さん………!僕、もっと強くなって見せます…………!
  雷電仙人さんが僕に教えてくださった事………決して無駄にはしませんから………!)


  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら 終


次  回  予  告

ナレーション「ツキカゲが皆で居酒屋に行く事を提案した
  シノ達一行は食事に酒に大盛り上がり…しかしこれが文佐衛門の罠だった
  どうやらプププランドの住人達を酒で酔わせて暴れさせようという魂胆らしい
  案の定、タックが酒に酔ってしまい事態は大変な事に…一体どうなる!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾参話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾弐

ナレーション「今回紹介するのは雷電仙人 文佐衛門配下所属
  雷を自在に操る事が出来、それを技に特化した雷神手裏剣はとても強力
  性格は陽気だが、悪人は決して許さず己の信念を貫いている 悪を裁く自分もまた悪人であると知りながら……」

ナレーションの声:デデデ大王

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/29(Mon) 21:46
雷電仙人善い人やー
雷電仙人のおかげでツキカゲがパワーアップだぜ!
仙人直伝の雷神手裏剣が今後どう使われるか注目だな

716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/30(Tue) 23:36
ブラックエンジェルズという漫画が実際にある
松田鏡二、雪藤洋二、マーダーライセンス牙の主役・木場(牙)、麗羅で構成される闇の暗殺人集団だ
他には水鵬、ハシムもいるっけな
これをアドレーヌ式ブラックエンジェルズに当て嵌めるなら
アドレーヌ=(松田鏡二+麗羅)÷2
カービィ=雪藤洋二
リボン=加藤ナミ
グーイ=ハシムかな
メタナイトは雪藤にそっくりな牙の如くメタナイト=木場優児だろうかw

時代は繰り返されるのだな。まさかこうして新ブラックエンジェルズが構成されるとは…

717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/07(Tue) 01:10
最初から全部読むの疲れるな

718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/16(Thu) 06:47
誰もいない…

719 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/10/17(Fri) 16:29

ツキカゲ「どーも!ツキカゲです!」
タック「まいど!いつも元気なタック君でおま!そして…」
バウンシー「どうもこんにちは!初めまして
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をご覧になっている方はお分かりだと思いますが
  準レギュラーとして活躍中のバウンシーです」
タック「自分で活躍中とか言っちゃうんやね…」
バウンシー「誰もそう言ってくれないんだから自分で言うしかないでしょ
  それにツッキー!前回は本当に心配したんだからね!あんな傷だらけで帰って来て
  もうケガは大丈夫なの!?」
ツキカゲ「だ…大丈夫ですよ!雷神仙人さんの修行の傷の完治でちょっとおくれちゃいましたけど
  今はもうすっかり元気です!またいつもみたいに質問を返せますよ!」
タック「言うても、こんなに空いたのに書き込み数が全然増えてないってのも変な話でんなあ
  もっと書き込みが増える思てわざと間空けたりして様子見てたんやけど、
  これ以上待っても増える気せえへんので一気に質問返しちゃいますわ」
ツキカゲ「かと言って質問とか一気にどっと来られてもそれはそれで困りますけどね…
  アドレーヌさんとか質問全部返し終えてないじゃないですか」
タック「返し終わるのを待ったって、それはそれで時間かかりまっせ
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜でレス稼ぎすんのも、もう限界やしね」
ツキカゲ「シノさん主役の物語なのに、そんな悪い言い方しないでくださいよ!」
バウンシー「それもこれもあんた達がだらしないのがいけないのよ!」
タック「えぇ〜…ボクはしっかりやってますさかい、悪いのは全部ツッキーだす」
ツキカゲ「ど…どういう事ですかそれ!?僕だってしっかりやってますよ!」
タック「あんなつまらんボケかましてたらそりゃお客さんも減りますわ」
ツキカゲ「つ…つまらないってどういう事ですか!?僕だってね!もっと書き込み数増やしたくて
  真摯に真摯に頑張っているんですよ!?タックさんにはわからないでしょうね!!
  こんな事でもめたってしょうがないや…それじゃあ今日も質問を返して行きますよ!
  ありのままの姿でしっかり答えて見せます!ありの〜〜〜〜ままの〜〜〜〜〜〜〜!!」
タック「それをつまらんボケやって言うとるんや」
ツキカゲ「例えつまらなくたって、少しも寒くないわ〜〜♪」
タック「May J.はんに謝って来い」

>>715

タック「ついにツッキーの退場回やと思ったら、まさかのツッキーパワーアップ回やったとはなあ」
ツキカゲ「もうどうなるかと思いましたよ…まさかあの時、処刑されそうになってたなんて…
  何でタックさんは僕が犯人だって疑ったんですか!?」
タック「いや、別に疑ってたわけちゃいまっせ
  ただな、物語を盛り上げる為に「もしかして、あのツッキーが!?」って空気にさせる為に
  あえてそう言ったんや 別に本心から疑ってたわけや違いますわ」
ツキカゲ「適当な嘘言わないでください!僕はもう分かってるんですからね!」
タック「いや本当やって!信じてホンマに!なっこの通り許しておくんなはれ」
ツキカゲ「両手をついて謝ったって許してあげませんよ!」
バウンシー「もう!ケンカするなら余所でやりなさい!
  それにしてもツッキーがあんな無茶するなんて……あの時は全然帰って来ないから心配しちゃったわ」
ツキカゲ「大丈夫ですよ!僕は元気ですし、もうバウンシーちゃんの傍から離れませんよ!」
バウンシー「もうっ…ツッキー!!」
ツキカゲ「バウンシーちゃ〜ん!!」
タック「はあ…呆れる程のバカップルやんな
  それにしても、雷神仙人はんっちゅうのは、今まで出てきた敵の中でも特に変わってはりましたな
  殺す相手も犯罪者ばかりやし、ツッキーに自分の奥義教えちゃうし」
ツキカゲ「何だか悪人には見えなかったですね…でも、いくら悪い人だからって命を奪うのは良くない事だと思う……」
タック「悪人といえども、人を裁くっちゅう事は誰でも簡単に出来る事やないわ
  命頂くからには、もう元の暮らしには戻れないっちゅう覚悟は無いとあきまへんわ
  ただ腹が立ったからとか誰でも良かったからなんて言って殺すのは考えが子供な連中ばかりやさかい
  それが暗殺者との違いでんな
  ボクの憶測やけど、雷神仙人はんは、今まで犯した自分の罪を償いたくてツッキーにわざと負けたんやと思いますわ
  今となってはどういう真相だったのかなんて分からへんけどなあ…
  こんなしんみりとした話長々としてもしょうないから、そろそろ次の質問に行きまっせ」

720 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/10/17(Fri) 16:31

>>716

タック「そういう漫画がある事はボクだって知ってますわ
  けど、闇の暗殺集団って言えば、ボクらだって似たようなもんやけどなあ」
ツキカゲ「アドレーヌさん達がブラックエンジェルズなら、僕達は何なのかなあ…」
バウンシー「そうだ!私達3人でチャーリーズ・エンジェルを結成しましょ!」
タック「いや…君、戦えないでしょ」
バウンシー「私だってやる時はやるわよ!アチョーーーー!!」
ツキカゲ「うわっ……凄い気合い入ってるなあ……」
バウンシー「決めたわ!私、リーダーになる!だからついて来なさい2人とも!!」
タック&ツキカゲ「えぇ〜〜〜〜〜〜〜!?」
タック「ツッキー!あんたの彼女でっしゃろ!?何とかせい!」
ツキカゲ「そんな事言ったって……!」
バウンシー「ほらそこ!!私語は慎みなさい!!」

 ピシィッ!!

ツキカゲ「ひぃぃぃぃぃ〜〜〜っ!!」
タック「そのムチどっから出してきたん!?」

バウンシー「こうしている間にも、敵はどんどん出て来るのよ!?
  気合を入れて戦うのよ!!」

ツキカゲ「アイ・アイ・サーであります!!」

タック「すっかりその気になってもうたわ……」

>>717

ツキカゲ「もしかして月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の事かな…?
  前回までのストーリーはアンカーですぐに見られるようになっているので
  クリックすればそのストーリーだけ見られるようになっていると思いますよ!」
タック「というより、ストーリーのタイトルが長くて言いづらいんやけど、略し方とかあるんでっかこれ?」
ツキカゲ「一度シノさんに聞いてみたんですけど、好きなように呼んでいいそうです
  ちなみに僕はまっしぐらって略してます」
タック「まっしぐらだけやと何が何だか分からなくなりまへんか?」
ツキカゲ「そうかな…?僕はならないけど」
タック「それにしても、次回の話はボクがメインの話らしいさかい、どんな話かわくわくして来ますわ」
ツキカゲ「タックさんのパワーアップは無いと思いますよ」
タック「それは分からへんで!もしかしたらあるかもしれへんやろ!?」
ツキカゲ「だってタックさん、人の家から勝手に武器盗んでるだけでしょ」
タック「盗んでるっちゅうのは人聞きが悪いがな ボクは借りてるだけでっせ!」
ツキカゲ「借りてると言えば貸したお金、いつになったら返してくれるんですか!?」
タック「そ…それは……いずれ返すさかい、それまで待っておくんなはれ」
ツキカゲ「充分待ちましたよ!いい加減にしてくださいよ本当に!」

>>718

タック「相変わらず閑古鳥が平和に鳴いているスレやけど
  何だかんだでボクららしくてええんやないかなって思ってますわ
  でもまあ週に1回ぐらい書き込んでくれはったら喜ぶかもしれまへんなあ」
ツキカゲ「僕も頑張っちゃいますよ!ありのままの姿を見せちゃいます!」
タック「ありのままはもうええっちゅうねん」
バウンシー「本当に普段は頼りない人達ですけど、暖かい目で見守ってください」
タック「頼りないは一言余計やね……ボクは強いし格好良いし、頼りにされてまっせ
  巷ではボクを兄貴って呼ぶ輩も多いらしいしな」
ツキカゲ「そうですか…?一度も聞いたことありませんよ?」
タック「そんな事はどうでもええんや!とりあえず、どんどん質問などの書き込みお待ちしております」
ツキカゲ「書き込む方法は一番下にある大きな欄に僕達に関する質問などを入力して
  書き込むボタンを1回クリックするだけ ね、簡単でしょ?
  一応Eメール欄の所にsageって入れておくのを忘れずに
  シノさん曰く、あんまり人の目に付くのは好きじゃないらしいです
  忍者らしい理由だね!
  それじゃあこれからも僕達の事をよろしく!今回はここまで、さよなら!」

721 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/17(Fri) 22:41
カービィの3DS新作は超面白い

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/18(Sat) 14:21
俺の絵を見てくれ!

723 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/23(Thu) 07:15
寒い…

724 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/31(Fri) 17:58
お菓子はないぜ!

725 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:33

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


文佐衛門「………みやびでござるな……」
ダークソードナイト「おい、貴様…呑気に茶などすすっている場合か
  既に2人の配下が敗れたのだ…少しは焦ったらどうなのだ」
文佐衛門「お心遣い感謝するでござる」
ダークソードナイト「心遣いなどしていない!私は催促しているのだ!
  茶を飲む暇があるならさっさとプププランドを制圧しろ!それが出来なくば私に役目を譲れ!」
文佐衛門「短気は損気……焦りは禁物でござる……食事も同じでござる
  焦って食すより、ゆっくり落ち着いて味わった方が食事をより一層美味しく味わう事が出来るでござる」
ダークソードナイト「ふん……随分と余裕な事だな」
文佐衛門「決して余裕というわけではござらぬ 闇の忍び部隊は噂に違わぬ程の実力……
  作戦はそれ程慎重に参らねば、同じ失敗を繰り返すだけでござるよ
  それに、次の作戦は既に練られているでござる……次こそは必ず…………」
ダークソードナイト「貴様…その言い方だとまるで私が失敗するような言い方ではないか!」
文左衛門「では拙者、これにて失礼するでござる」
ダークソードナイト「……………………………」


オロチ「どうだい?文佐衛門は」
ダークソードナイト「掴み所の無い奴だ……全く隙が無い」
オロチ「はははは!そうだろう、それが彼の強みさ」
ダークソードナイト「強みだと……?」
オロチ「彼の考えは誰にも読めない……敵意も無く、殺気どころか闘気すら無い……
  だからこそ文佐衛門は強いのさ
  恐らく闇の忍び部隊でさえも、彼の動きを読むことは絶対に不可能だろうね」
邪幻斎「お喋りが過ぎるぞ…オロチ」
オロチ「邪幻斎様…申し訳ございません」
邪幻斎「もう良い……ダークソードナイト、お前に文佐衛門の援護を頼む」
ダークソードナイト「何……!?」
邪幻斎「文佐衛門の作戦に手を貸せと言っているのだ
  プププランド制圧には闇の忍び部隊の妨害が常に付き纏う
  お前には闇の忍び部隊の始末を頼む……出来るな」
ダークソードナイト「……ふん、良いだろう」



邪幻斎「ダークソードナイト……我が計画の為、お前には充分に働いて貰わねばな………」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら(>>709-714)


726 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:35

シノ「居酒屋……?」
ツキカゲ「そうなんですよ!居酒屋極楽っていう名前の居酒屋で、先週オープンしたばっかりなんですけど
  これがまた凄く大人気らしいんですよ!それでバウンシーちゃんと一緒に食べに行こうかって考えていた所だったんです!」
シノ「そうなんですか……」
バウンシー「そうだ…もし良かったらシノさんも一緒にどうですか?」
シノ「私ですか…?そんな…2人の邪魔をしたら申し訳ないですし……」
ツキカゲ「誰も邪魔だなんて思ってませんよ!行きましょうよ!ね!」
シノ「……そうですね…ではお言葉に甘えて」
バウンシー「ありがとうシノさん」
シノ「そんな…お礼を言うのはこちらの方です」
ツキカゲ「そうだ!サスケさんとタックさんとジュキッドさんも誘って皆でパーーーッとやろうよ!
  皆で集まって食事をすれば楽しいですよ!」
シノ「……そうですね」

文佐衛門「何やら楽しそうでござるな」

シノ「……!」

ツキカゲ「あっ、文佐衛門さん!」
バウンシー「文佐衛門さん!いらっしゃいませ!」
文佐衛門「うむ、今日もまた邪魔するでござる
  では早速、いつものを頂けないでござるかな」
ツキカゲ「あ…はい!月影蕎麦ですね!今すぐお作りします!」


文佐衛門「うん……やはり美味い蕎麦でござるな」

シノ「ツキカゲさん……あの方は…?」
ツキカゲ「あっ、あの人は文佐衛門さん 蕎麦屋の常連客なんです」
シノ「そうなんですか………」
文佐衛門「拙者、文左衛門でござる よろしくでござる」
シノ「あ…はい…シノと申します こちらこそよろしくお願いします」
ツキカゲ「そうだ!もし良かったら文佐衛門さんも一緒にどうですか?一緒に居酒屋で食事しましょうよ!」
文佐衛門「誘いの言葉、感謝する……しかし、身内同士の飲み会に拙者のような部外者が紛れても……」
バウンシー「部外者じゃありませんよ いつもいつもこうやって蕎麦を食べに来てくださっているんですから
  私達にとっては家族のような存在だと思っています」
文佐衛門「家族……でござるか」
ツキカゲ「そうですよ!一緒に行きましょうよ!ねっ!」
文佐衛門「……そこまで言われてしまっては仕方が無いでござるな………
  シノ殿とやら、済まぬでござる」
シノ「いえ…食事は大人数の方が楽しいですし、私は構いませんよ」
文佐衛門「かたじけないでござる」
ツキカゲ「よーーーし!決まりだ!今夜は皆で飲み会だーーー!」
バウンシー「お酒は駄目よ 未成年なんだから」
ツキカゲ「分かってるよー!」
シノ「何だか楽しそうですね……」
文佐衛門「食事とは素晴らしいものでござる……1つの食卓を囲み、談笑しながら料理を食す
  こうして絆というものが生まれるのでござる……」
シノ「絆……」
文佐衛門「シノ殿とは、これからも仲良く付き合って行きたいでござるよ」
シノ「そうですね…こちらこそ、よろしくお願いします」
文佐衛門「では、拙者はこれにて失礼するでござるよ」
バウンシー「あ、はーい!またのお越しをお待ちしておりまーす!」




文佐衛門「………今夜、闇の忍び部隊が居酒屋極楽に行く模様……」
???「闇の忍び部隊が……」
文佐衛門「頼んだでござるよ」
???「御意!」

727 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:45

ナレーション「そして、その夜」


タック「いやあ!ツッキー達の奢りで飯が食えるなんて有難いでんな!」
サスケ「チッ……何で俺まで……」
タック「ええやないでっか!ボクら仲間でっしゃろ!?」
サスケ「誰がお前達と仲間になんか……特にてめェとなんざ…」
ツキカゲ「ほらほら!せっかく居酒屋に来たのに喧嘩しないでくださいよ!」
タック「せやで 今夜は無礼講や!…所で、そちらの方、見ない顔やけど、どちらさん?」
ツキカゲ「あっ!この人は文佐衛門さん いつも蕎麦屋に来てくれる常連さんなんです」
バウンシー「いつもお世話になっていますので、良かったら一緒に…と思ってね」
タック「そうでっか!ボクはタック君って言いまんねや!よろしゅうお願いしま!」
文佐衛門「うむ…よろしくでござる」
サスケ「…おい、あんた……」
文佐衛門「ん…?何でござるか?」
サスケ「……いや、何でも無ェ………こいつ、バカだからあまり関わんねェ方が良いぜ」
タック「バ……バカってどういう事でっか!?」
サスケ「そのままの意味に決まってんだろうが」
タック「カーーーーッ!おもろないわ!もう帰る!」
サスケ「おう帰れ帰れ いない方が清々するぜ」
タック「な…何言いますねん……!折角やさかい、もうちょっとだけいさせて貰いますわ!」
シノ「すみません……騒がしいですよね」
文佐衛門「いや…構わぬでござるよ こんなに楽しい気分で食事をするのは久し振りの事でござる」
シノ「そうなんですか……所でツキカゲさん、ジュキッドさんは来てないんですか?」
ツキカゲ「それが……色々と忙しいらしくて残念ながら来れないんですって」
シノ「そうだったんですか…」
タック「じゃあ、旦那の分もボクらで堪能しまひょか!沢山呑みまっせ!」
サスケ「五月蝿ェ!てめェは静かにしてろ!」


ツキカゲ「それじゃあ皆さん!皆さんのこれからの健康と明るい未来を願って、乾杯!!」

一同「乾杯!!」


タック「いやあ〜美味い美味い!美味い料理を堪能して美味い酒を呑む、まるで天国やな!」
店主「おおっ!兄ちゃん良い事言うねェ!料理と酒を楽しんでくれる客が俺は大好きだ!
  こいつは俺からのサービスだ!たっぷり飲んでくんな!」
タック「おおっ!ありがとナス!」
サスケ「…………」
タック「サスケはん、どないしたんでっか?
  飲み会やさかい、もっと楽しまなあきまへんで!」
サスケ「別に……所でお前、いくらなんでも呑み過ぎじゃねェのか?」
タック「ええでっしゃろそんなん!沢山呑んだもん勝ちや!わっはっはっは!!」
サスケ「完全に壊れてやがる……」
シノ「たまには良いじゃないでしょうか、こうやって皆で楽しく出来る日はそんなにないですし…
  サスケさん、もしよろしかったら私がお注ぎしましょうか」
サスケ「おお、済まねェな」
タック「あっ!ワイにも!ワイにも頼んます!姐はん!」
サスケ「酔っぱらいは黙ってろ!てめェは手酌でもしてりゃ良いんだ」
ツキカゲ「文佐衛門さん!文佐衛門さんのは僕がお注ぎしますよ!」
文佐衛門「ああ、かたじけないでござるな……それにしても、お主らの仲は素晴らしいでござるな」
ツキカゲ「え…?そんな……素晴らしい仲だなんて、そんな大げさなものじゃ……」
文佐衛門「仲間というものは大事にした方が良いでござるよ
  普段毎日何気なく会える仲間でも、別れというのは突然でござるからな」
ツキカゲ「それってどういう…?」
文佐衛門「何でもないでござる……唐揚げでも食べるか?」
ツキカゲ「あ…はい!ありがとうございます!」


ジュキッド「………はあ……今頃皆は居酒屋で楽しくやっている頃だろうな……
  それに比べて俺は…………」
アイアンマム「何か言いましたか?」
ジュキッド「いえ…!何も……」
アイアンマム「あなた、ここの部屋の掃除が終わったら次はお手洗いを掃除してくださる?」
ジュキッド「はいはい分かりましたよ……ったく、いつもいつも人使い荒いんだよこのババア…」
アイアンマム「何か言いましたか!?」
ジュキッド「い…いえ何も…!今すぐ取り掛かります………」

728 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:48

ナレーション「それから次の日……」


シノ「昨日はありがとうございました」
バウンシー「いえいえ、こちらこそ昨日は楽しかったです」
ツキカゲ「また皆で食事したいなあ!次はいつにしましょうか!」
シノ「頻繁に行うとお金の方が心配ですし、来月でも良いじゃないでしょうか」
バウンシー「お金の方は心配しなくても良いですよ」
ツキカゲ「そうですよ!来週もやろうよ来週!」
バウンシー「良いわね!」
シノ「来週ですか…ちょっと早い気が……」
タック「今日も飲みに行きまひょ!」
シノ「え…!?タックさん…いつの間にいたんですか…!?」
タック「来週来月なんて言うてるより、毎日やった方が楽しいに決まってまっしゃろ!
  時間は後悔しても戻ってけえへん!せやったら毎日毎日楽しく時を過ごした方がええでっしゃろ!」
シノ「それはそうですけど……流石に2日続けてと言うのは……」
サスケ「そうだ そんなに飲みに行きたきゃ1人で行けば良いじゃねェか」
シノ「サスケさん…!」
サスケ「こいつ、帰る時もコンビニで酒を10本近く買って1人で全部飲んでやがったぜ」
ツキカゲ「ええっ!?10本も!?」
タック「何や…?何か文句でもおまっか?別にええやないでっか10本くらい」
シノ「くらいって……10本以上も呑んだら体壊しますよ…!」
タック「別に行きたくなきゃええねん ボク1人で行きますからな じゃ、さいなら」
シノ「タックさん…!待ってください!」
サスケ「ほっとけ 本人がああしたいって言ってんだから、これ以上奴に付き合っていられるか」
シノ「………………」


ナレーション「その日から、1週間後、プププランドに異変が起きていた」


キャピィ「酒だ酒!!もっと酒を呑ませろってんだ!!ヒック!」
バウンダー「はっはっはっはっはっは!!上司もウザいし仕事も面倒だったから会社を辞めてやったぜ!!
  仕事なんかより酒を呑んでた方がよっぽど楽しいぜ!!これから毎日パラダイスだぜうひゃはははははははは!!!」
カブー「朝昼晩ずっと酒に浸りながら過ごすなんて俺ぁ幸せもんだぜ!うぃ〜ヒック!」


シノ「街の人達が明らかにおかしくなってきています……」
暗闇斎「ああ……恐らく原因は、新しく開店した居酒屋にあるだろう…
  あの店で酒を飲んだ客は毎日毎日酒を欲しがるようになり、あの居酒屋の常連となってしまうらしい
  あのまま放っておくと、いずれクーデターが起きたりと色々と面倒な事になりかねん
  悪いが、調査に当たってくれ」
シノ「分かりました」


シノ(あの時……タックさんの異変にもっと早く気付くべきでした………
  街の人達がおかしくなってしまったのは恐らく……………!)

タック「何すんねん!!何やこのロープは!!」
サスケ「悪く思うな、シノにお前の事を見張れと頼まれたんだ」
タック「だからって縛る事おまへんやろ!!」
サスケ「お前を自由にしたら、また酒に手を出すだろうが
  おい坊主、俺は仕事に行かなきゃいけねェから絶対にこいつを逃がすんじゃねェぞ」
ツキカゲ「分かりました!」
タック「ほどけぇぇええええ!!ほどかんかこのダボがぁぁぁああああああ!!!」


729 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:51

 ジリリリリリリリリリリリリ!!

店主「はい!こちら居酒屋極楽……おおっ!その声は大将!」

文佐衛門『儲かっているようでござるな』

店主「ええお陰様で大儲けでございます!
  おまけにプププランドを制圧するという大将の作戦のお役に立てられるなんて光栄でございます!」

文佐衛門『上手く行きそうでござるか?』

店主「ええ、プププランドの住人の8割がアルコール中毒…この状態なら制圧するのも容易いですぜ
  それにしても、本当に愚かな奴らですね……嬉しい時も酒を飲み、悲しい時も酒を飲み、
  そうやって脳がアルコールに毒され、どんどん堕落して行く……」

シノ「やっぱりそういう事だったんですね……」

店主「誰でぇ……?」

シノ「闇の忍び部隊、シノです」

店主「闇の忍び部隊……!」

文佐衛門『どうしたでござるか……?」

店主「すんません大将、鼠が1匹入り込んで来ましたんで、また後でかけなおしまさぁ…」

 ガチャン!

店主「……で、闇の忍び部隊様が俺の店に何の用だ?
  悪いが、開店は夜なんでね、出直してくんな」
シノ「そうは行きません……街の人達がおかしくなったのは貴方の店のお酒が原因だったんですね……」
店主「だったらどうする?」
シノ「貴方にこの商売を辞めて貰います!」
店主「そうはいかないなあ……せっかくここまで儲けたんだ……
  このまま上手く行けば、この居酒屋極楽がプププランドで1番の人気店になるのも時間の問題!
  そうなればプププランドを侵略したも同然!!住人共は酒で酔って俺の言いなりになるだろう!!」
シノ「そんな事はさせません!」
店主「強情な娘さんだな……その強情さに敬意を表して自己紹介をしてやろう!
  俺は酒酔親父!!巷ではそう呼ばれている!!
  そして、そんな俺の特技は酔拳!俺の酔拳を見切った奴はそうそういないぜ…?
  それでも俺とタイマン張ろうってのかい?」
シノ「どの道ここで貴方を止めなければ、プププランドの住人達は更におかしくなってしまいます…
  それを黙って見ているわけにはいきません!私は貴方を止めてみせます!」
店主「上等だ!!来い!!」
シノ「はああああああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「…………!!」

店主「どうした?そんな動きじゃ、この俺に一撃入れる事は限りなく不可能だぜ?」

シノ「はあああああああああああっ!!」

 ビュン!! ビュン!! ビュン!!

シノ(早い……!私の攻撃を全部見切ってかわしている……!)

店主「どうしたどうした!?そんなもんか!?そんな剣術で、この俺を止めようなんざ100年早え!
  俺を止めるんだったら、もっと強くならなきゃ駄目だぜ?」
シノ「くっ……!はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

店主「なんなら、俺が戦い方の手本って奴を見せてやろうか…」

シノ「……!!」

店主「アチョォォォオオオオオオオオオオッ!!!」

 ドゴッ!!

シノ「かはっ……!!」

店主「アイヤァァァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 ドゴォォォォオオオオオオオオオン!!!

シノ「くっ………!!」

店主「どうでぇ…?俺の動きが読めなかっただろう…?こいつが俺の酔拳だ!」

シノ(強い………動きが全く読めなかった……………
  この人………恐らく相当な鍛錬を積み重ねてきた拳法の達人………………
  父………上…………………………!)

 ドサッ……

店主「……しかし、驚いた………かすり傷とは言え、俺に傷をつけた奴は久し振りだ………
  さて、どうするかな…………とりあえず動けねェように柱にでも縛りつけておくとするか…………」


 ピピピピピピピピピピピピ!!

ツキカゲ「はいもしもし、ツキカゲです……あっ!暗闇斎先生…!えっ…!?あ、はい………」

タック「………………………………………」

ツキカゲ(タックさんは寝ている……今の内なら離れても大丈夫かも………)


タック「……………………………………………」

730 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/02(Sun) 03:57

ツキカゲ「ええっ!?シノさんが捕まった!?」
暗闇斎「恐らくな……シノと連絡が取れなくなった……どうやら、シノの身に危険な事が起きているに違いない…」
ツキカゲ「そんな……!」
暗闇斎「居酒屋の店主ならば大した力は無いだろうと思っていたが、どうやら相手は拳法の達人だったようだ……
  拙者の読みが少々甘かったでござる……!これは仕置きの依頼料でござる……この金で居酒屋の店主を斃して欲しい……
  そしてシノを無事に救出してくれ」
ツキカゲ「分かりました…!今すぐにサスケさんとジュキッドさんを呼びます」
暗闇斎「タックはどうするつもりでござるか?」
ツキカゲ「タックさんは……酒に酔って戦える状態じゃないです……でも、タックさんがいなくても大丈夫ですよ!
  僕達だけでも……じゃあ行って来ます!」

暗闇斎「……果たして、そうなってくれれば良いでござるが………」




サスケ「………いない…………!
  あのコソ泥忍者……逃げやがった………!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら 終


次  回  予  告

ナレーション「アルコール中毒となったプププランドの住人達が大暴れする そしてタックも……
  シノまで捕まってしまい、益々不利な状況に
  この状況の中、酔拳使いの達人を相手にどう立ち向かうか
  勝敗の鍵を握るのは、やはり酒か…!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾肆話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾参

シノ「普段は剽軽でお調子者なタックさん
  ですがその姿からは想像出来ない程の強さで数々の困難を乗り越えました
  次回の行動にも目が離せません」

ナレーションの声:デデデ大王

731 名前:アドレーヌ ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/11/03(Mon) 21:44
こんばんは、最近スマホに変えたばかりで答えていく自信ない・・・。
そんなわけでスマホに慣れてからまた来るね。スマホだとやりづらい・・・。

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/11(Tue) 19:32
誰も来ない・・・


733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/14(Fri) 21:57
カービィいる?

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/15(Sat) 13:41
アミティの国は日本やニュージーランドに近い国土面積で、
人口1000万人程度だそうだ
ちなみに日本は1億2500万人、ニュージーランドは600万人
日本は一応9年で200万減ったが、まだまだ多すぎる
あと韓国はピーク時5430万、今5000万だな

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/15(Sat) 19:04
みんな、どうしたんだよ?

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/16(Sun) 05:56
皆忙しいのかな?

737 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 21:30

ジュキッド「さて、では始めるとするか」
サスケ「そうだな……で、何故今日は俺達2人だけなんだ?」
ジュキッド「それは分からんな……質問を返すメンバーは毎回ランダムに選ばれるみたいだからな…
  しかし、名無し達から来た書き込みをどう返して良いか分からん…坊やとかシノ殿とか
  若い世代ならば上手い返し方が出来るだろうがな
  だが、まだまだ若い世代に負けるつもりは無いな よし、では質問を返そう」
サスケ「面倒だが、やってやるとするか…」

>>721

ジュキッド「スリーディーエス……ってのは何だ…?」
サスケ「分かり易く言えばゲームを楽しむ機械みたいなもんだ」
ジュキッド「成程……うーむ……俺はファミコンとかゲームボーイとかっていうのしか知らなかったが、
  そういうのもあるのか……」
サスケ「俺も知ったのは最近だけどな…ゲームボーイが進化したのがその3DSらしいんだ」
ジュキッド「そうだったのか……では、暗闇斎殿から頂いたこの機械もそれに似たようなものなのか…?」
サスケ「そいつは違うと思うがな……だが坊主が言ってたが、アプリっていうのを落とせばゲームを楽しむ事も出来るそうだぜ」
ジュキッド「アプリ……?アプリって何だ……?うーむ聞き慣れぬような難しい言葉はどうも苦手だな……」

>>722

ジュキッド「おおっ絵を描いたのか……うーむ……そうだな………
  中々素晴らしい出来だと思うが、遠近法がなっていないな………
  遠近法をもう少し意識するように描けば、もっと良くなるかもしれん
  そうだな……これは俺が昔描いたものだが、こういう感じにしてみたらどうだろうか……
  俺のは大した絵では無いがな、是非とも参考にしてほしい」
サスケ「そういうの得意なのか……意外だな」
ジュキッド「絵を描くのが好きな弟子がいてな、一緒に練習する内に絵の描き方を覚えてしまってな…
  俺のはそんなに上手くは無いが、弟子の描いた絵はまさに芸術と呼べる程に素晴らしかったぞ
  絵を描く事に没頭するあまり、女房にはえらくどやされたがな」
サスケ「良いんじゃねェか…そういう趣味があっても」
ジュキッド「サスケ殿も、何か趣味の一つでも見つけてみたらどうだろうか」
サスケ「俺か…俺は花火を作る事以外には興味無ェよ……」
ジュキッド「そうか……それも良いかもしれんな」

>>723

ジュキッド「寒いか……まあこの季節になると寒いのも無理ないな
  道場も暖房が付いていないと本当に寒くてな……毎朝起きるのも一苦労だ
  五月蝿い女房に叩き起こされる事が殆どだ」
サスケ「起こしてくれる人がいるだけ有難い事じゃねェか
  このぐらいの季節になると、暴走族だった頃の舎弟の事を思い出すな」
ジュキッド「何かあったのか?」
サスケ「別に大した事じゃねえがな…昔、貧乏で暖房も何も買えなかった舎弟がいてな
  そいつに何かしてやれねェかと思って、暖房を1つ買ってやったんだ
  その後、あいつに合うような仕事を紹介してやったりもしたな」
ジュキッド「そんな事があったのか……で、その舎弟は今どうしているんだ?」
サスケ「今じゃ金に不自由しない生活を送っているそうだ 暴走族から足を洗って、最近結婚までしたそうだ」
ジュキッド「そうか……良い話じゃないか」
サスケ「家が貧乏だったり家庭環境が悪かったりで暴走族になる奴が殆どだったんだ
  まだ職に就けねえ奴とかも大勢いて、たまにそいつらに会いに行く事もある」
ジュキッド「大変だな…しかし、知り合いの数が多いというのも良い事かもしれんな」

738 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 21:32

>>724

ジュキッド「そうか、無いのか……それは可哀想にな
  向こうに沢山お菓子があるから、好きなだけ持って行きなさい」
サスケ「その菓子、どうしたんだ?」
ジュキッド「俺の女房が大量に買ってきたんだ
  1人じゃ食べきれないから俺にも分けてやるって言ってな
  俺も食べきるのが無理だったんで、あそこに置く事にしたんだ
  坊やとタック殿が食べるだろうと思ってな」
サスケ「ダイエット出来る菓子か………こんだけの量なら食っても逆効果だと思うがな……」
ジュキッド「全くその通りだな」

>>733

ジュキッド「う〜ん、見てないなあ……
  もし会ったら伝えよう」


>>734

ジュキッド「どうでも良いが、つまり何が言いたいんだ?」
サスケ「多分、人口の話がしたいだけだろう」
ジュキッド「人口か……考えた事も無いな
  まあ今が楽しければそれで良いではないか
  暗い方向に考えていても良い事なんてあるわけが無い
  人生前向きに考える事だ」
サスケ「意外と楽観主義なんだな、あんた」
ジュキッド「女房にはもっと現実を見ろとよく説教されるが、正直な話、難しい事はあまり考えたくないだけだ
  少しでも簡単になるようになると考える方が、その方が俺には合っているんだ そんな気がするだけだな」


>>736

サスケ「忙しいとか言う前に、書き込み数が少ねェからな」
ジュキッド「そうだな…これがいわゆる若者の何とか離れってやつなのだろうか」
サスケ「あまり関係無ェだろそれは」
ジュキッド「そうか……まあ何とかなるだろう」
サスケ「本当に楽観的だな……」


ジュキッド「では今回はここまでだ
  これから寒くなって大変だろうと思うが、君達にはその寒さを乗り越えて頑張って欲しい
  夏だった時に暑い暑いと言いながら冷房に頼ってきた代償だと思えば安いものだろう
  君達なら出来る、冬に負けない熱い心を持つのだ!冬に負けるな!」
サスケ「学校の教師か、あんたは……」

739 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:24

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


店主「皆の者、今宵はこの居酒屋極楽にお集まり戴き、誠に感謝する
  遂にこの時が来た!!自分の力に絶対の力を持つ者、この世の中に失望した者、この世界を破壊し、新しい時代を作りたいと願う者、
  皆が力を合わせた時、未来は変わるのだ!!」

客一同「おーーーーーーーう!!!!」

店主「国の頂点に居座り、偉ぶる奴らに一泡吹かせてやりたいと思わないか!?」

客一同「おーーーーーーーーーう!!!!」

店主「自分たちの手で!!この腐った世界を変えて行こうと思わないか!?」

客一同「おーーーーーーーーーーーう!!!!」

店主「今こそ一斉蜂起の時だ!!政府の転覆!!我々がこの腐った世界を明るい未来へと変えて行くのだ!!!」

客一同「おーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!」

シノ「……………くっ……!」

店主「ふっ……目が覚めたかいお嬢さん、そこでゆっくり見物でもしておく事だな
  世界はもうじき、俺達の手によって生まれ変わるのだ……!」

シノ「……………………!」

 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾肆話 もしも、飲酒で世界が救えたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら(>>709-714)
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら(>>725-730)


740 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:25

ニュースキャスター「突然ですがニュースをお届けします
  深夜、プププランドの住人達が集団でテロ活動を行なった模様
  直ちに警察が動きましたが、取り押さえる事が出来たのは10名程度
  その10名全員がアルコール中毒者である事が判明
  警察は引き続き捜査に当たっています……」

暗闇斎「やはりこうなってしまったか………」


 バキッ!!

ツキカゲ「ぐああっ!!」

サスケ「奴から目を離すなと言った筈だ……!何故奴から目を離した!?」
ツキカゲ「す……すみません、サスケさん……」
ジュキッド「もう良いだろう 過ぎ去った事を責めたって仕方あるまい」
サスケ「………………で、どうする……
  闇の忍び部隊のリーダー様は捕まっちまったし、酔っぱらいの泥棒忍者は行方が掴めず………
  その上俺達3人だけでどうにかなる相手じゃ無さそうらしいしな………」
ジュキッド「戦えなくなった2人の分は俺が補う…それで充分だろう」
サスケ「相手は酔拳使いの達人だそうだが、勝てそうか?」
ジュキッド「やってみなければ分からん」
ツキカゲ「本当にすみません……」
ジュキッド「その話はもう終わった 顔を上げなさい坊や
  確かに坊やのやった事は許される事ではない……だがそれを責めた所でどうにもならん
  次にまた失敗しないよう、今回の事はきちんと反省しておく事だ 良いな」
ツキカゲ「…………はい……」
サスケ「アルコール中毒になった連中は夜に活発化する…動くなら邪魔者がいない昼だな」
ジュキッド「居酒屋の店主を早く見つけ出し、夜になる前にさっさと斃す…」
サスケ「行くぞ」
ジュキッド「応」
ツキカゲ「はい……」




ダークソードナイト「見つけた…止まれ!!闇の忍び部隊!!」

サスケ「貴様……」

ダークソードナイト「これ以上貴様達に邪魔されるわけにはいかん……相手はたったの3人……潰すには絶好の機会だ!
  さあ行けお前達!!闇の忍び部隊を潰すのだ!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビビビビビビビ!!」

サスケ「またいつもの連中か……」
ツキカゲ「それだけじゃない……見た事の無い奴らがいるぞ……!?何だ…!?ロボットか…!?」
サスケ「何でも構わん!ぶっ飛ばしてやる!!」

 ドォォォォォオオオオオオオン!!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアン!!!

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビビビ……!!」

ツキカゲ「全く効いてない!!」
サスケ「何……!」

ダークソードナイト「ふはははははははは!!メタルガーディアンは改良に改良を重ねた事で、防御力が大幅にアップした!!
  花火や手裏剣など、メタルガーディアンの敵では無いという事だ!!」
ツキカゲ「そ……そんな………!」
サスケ「チッ……!」



シノ「……………………!」

店主「反撃のチャンスを窺っているのか…?無駄だね やめておいた方があんたの命の為だ
  あんたがいくら頑張ったって、あんたのお仲間は、間もなく死ぬ事になる」
シノ「………!それってどういう事ですか!?」
店主「さあねえ、どういう事だろうねえ?」
シノ「くっ………!」
店主「あんたさあ、何でこんな状況で仲間の事助けようと思うわけ?
  分かってると思うが、今一番危険なのはあんただぜ?何でって敵に捕らわれてんだからなあ
  俺があんたを殺そうと思えば、あんた、今頃とっくに死んでるんだぜ?」
シノ「……………………」
店主「俺はあんたを殺すつもりは無ェ…少なくとも今はな……
  そこで大人しくしてりゃ、もしかしたら死なずに済むかもな……
  特別に教えてやる この居酒屋極楽が開店する時間になった時、破壊活動は再び行われる
  今度は警察でも止められねェ程の人数だ
  今夜、プププランドは終わる その時を黙って見ているんだな」
シノ「……………!」


741 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:26

メタルガーディアン「ビビビビビビビビ!!」

 ビビュビュビュビュビュビュビュビュ!!!

 ドガァァァアアアアアアン!!!

ジュキッド「うおっ……!!」
ツキカゲ「うわああああっ!!」
サスケ「くっ……!」

ダークソードナイト「ふははははははははは!!どうだメタルガーディアンの威力は!!
  流石の貴様らでも手も足も出まいだろう!!これで終わりにしてやる!!」

ジュキッド「己……!」
サスケ「坊主!」
ツキカゲ「は、はい……!」
サスケ「雷神手裏剣を使え……あの機械を1つで良い……爆発させろ」
ツキカゲ「はい……」
サスケ「爆発で奴らが油断した隙に突破するぞ……良いな」
ツキカゲ「はい……やってみます……!」

ダークソードナイト「どうした……?降参か?」

ツキカゲ「はあああああああああっ!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ダークソードナイト「なっ……何だ………!?」

ツキカゲ「雷神手裏剣!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああっ!!」

ダークソードナイト「くっ…!あのガキ……一体何をした……!?」

サスケ「今だ!行くぞ!」
ツキカゲ「は…はい!」


ダークソードナイト「くっ……!待て!!
  何をしている!!急いで追いかけろ!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおお!!」
メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビ!!」



店主「……居酒屋の開店時間まで後3時間か…………時間の経過ってのは、長いんだが短いんだかな……」

タック「ホンマにその通りだすなあ……」

店主「……お前さんは………」

タック「まいど!」



店主「………で、何しに来たんだ…?」
タック「聞きましたで旦那…今夜、このプププランドの未来を変えるんやってな?」
店主「そうだ……俺の店の常連客達を集めてな……
  国民を苦しめるだけの連中などこの世界には不要!これからは我々国民が力を合わせてこの腐った国を変えて行くのだ」
タック「そうでっか……いやあ素晴らしいでんな!ボクも仲間に入れて欲しいですわ!」
店主「お前も俺の店の常連客だったよな?良いだろう お前みたいな奴は大歓迎だ!」
タック「ホンマでっか!?いやあそれは嬉しいですわ!店主はんと一緒にこの国を変えられるなんて夢みたいですわ!」
シノ「タックさん……!駄目ですそんな人の言う事に耳を貸しちゃ…!目を覚ましてください!タックさん!!」
タック「一斉蜂起までにまだ時間がありますさかい、酒でも酌み交わしまひょか!前祝いや!」
店主「そうだな……」



ジュキッド「何とか撒いたな……」
サスケ「ああ……目的地の居酒屋まであと数歩だ」
ツキカゲ「行きましょう!……って、ええっ!?」
ジュキッド「どうした」
ツキカゲ「あ……あれってもしかして……タックさん…!?」
サスケ「何っ…!?」


タック「いやあ中々お強いでんな!」
店主「そりゃそうだろ!なんつったって俺は居酒屋の店主やってんだからな!
  どうした?!お前さん、もう限界なのか?」
タック「そんな事ありまへんわ まだまだ呑めまっせぇ」
店主「おう呑め呑め!」

サスケ「おいてめェ!!何やってんだ!!」

タック「おうサスケはん…ヒック…サスケはんも一緒に呑みまへんか…?ヒック…」
サスケ「いいから来い!てめェは操られてんだ…!てめェだな、こいつをおかしくさせたのは…!」
店主「そうだが……何か問題でも…?」
サスケ「それだけじゃねェ!昨夜のテロ事件、あれはてめェが黒幕だって事は知っている
  俺達はてめェを斃しに来たんだ……年貢の納め時だぜ……!」
店主「そうかい……あんたらが闇の忍び部隊だな……
  折角ここまで儲けたんだ……邪魔されるわけには行かねェなあ………」


742 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:28

 ガシッ!

店主「………!」

タック「酒の勝負の次はホンマもんの真剣勝負でっか……?
  その勝負、乗りましたで…………」
店主「お前……!」
タック「今までのは全部芝居や 当然、酔ったフリをしていたのも全部な………」
サスケ「お前……俺達まで騙してやがったのか…!」
タック「敵を騙すには味方から…ってな……毎日居酒屋に入り浸っていたお陰で常連客の顔を全部覚える事が出来ましたわ」
店主「お前……まさか!!」
タック「そのまさかや アルコール中毒になった住人達は皆、ボクがロープで縛りつけて動けないようにしましたで
  どの道、今夜中にクーデターを起こす事は不可能や」
店主「貴様……!!」
タック「どうしまっか?ここでやり合いまっか…?」
サスケ「おい、下手に挑発するな……こいつは酔拳使いの達人だ……舐めていると痛い目見るぜ」
店主「そういう事だ……アァチョォォォォォオオオオオオオオオ!!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「避けた!!」

店主「なっ……何ぃ……!?」

タック「………ヒック…!」

ジュキッド「まさか……あれは酔拳……!?」
サスケ「あいつも酔拳使いだったのか…!」
ツキカゲ「酔拳……?あれがそうなんですか……?酔ってるだけにしか見えないけど……」

店主「……今の攻撃を避けるとはな………だがこれならどうだ!!アァチョォォォォオオオオオオ!!!」

 ブンッ!!!

店主「…………!!」

タック「読めましたで……じゃ、次はボクの番やな……」

 ヒュッ!!

店主「………!!」

タック「ハイィィィィイイイイイイ!!!」

 ドガッ!!!

店主「ぐああああああああっ!!!」

ツキカゲ「やった!!当たった!!」

サスケ「まさかあいつにあんな才能があったとは……!」
ジュキッド「まさにタック殿ならではの荒技だな……」

店主「くっ…………!!」


ダークソードナイト「己……ようやく見つけたぞ!!」

ツキカゲ「あっ!!こんな時に…!!」
サスケ「くっ……追いついて来やがったか……!」

ダークソードナイト「丁度良い……闇鏡よ……酒酔親父に力を与えよ!!闇・エネルギー!!!」

 ドン!!!

店主「くっ…!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ツキカゲ「しまった…!!」

店主「こいつは良い……力がみなぎるぞ……!!
  酔拳を超えた酔拳、その名も闇酔拳でお前を斃してやる!!」
タック「……これはヤバいかもしれまへんな…………」
シノ「タックさん……後は私に任せてください」
タック「シノ姐はん……」

店主「何だ…?お嬢ちゃんが相手か…?」

サスケ「無駄だ……お前、奴に1回負けたじゃねェか…!」

ダークソードナイト「ふん、相も変わらず身の程知らずな娘だ 殺してしまえ」

店主「キェェェェエエエエエエエエエエエ!!!」

 ドン!!!

シノ「くっ……!!はあああああっ!!」

 ヒュバッ!!

店主「ぐあああああああ!!!」

サスケ「受け身……!」
ジュキッド「うむ…良い判断かもしれん……動きの読めない酔拳だ…下手に避けようとすれば隙が出来る……
  動きが読めなければ攻撃を受け止めてしまった方が攻撃に移りやすい……!」

店主「うおおおおおおおおおおお!!!」

シノ「……………!!花影流・流水紫陽花!!」

 ドン!!!

店主「ぐおあああああああああああああ!!!」

ツキカゲ「やった!!」

シノ「これで、終わりです……」

ダークソードナイト「己……!覚えておけ!!」



ナレーション「その後、居酒屋極楽の店主は、プププランドテロ事件の首謀者として警察に捕縛された
  居酒屋極楽は閉店し、アルコール中毒となったプププランドの住人達は無事元に戻ったのであった…
  しかし、酒は呑み過ぎると何かとトラブルが付き物である 飲酒は程々が肝心である」

文佐衛門「酔拳使いまで敗れてしまったか………務め御苦労でござった………」


743 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/19(Wed) 22:29

アイアンマム「ねえあなた……」
ジュキッド「ん……?何です?」
アイアンマム「久し振りに、2人きりでお酒でも飲みに行きません…?」
ジュキッド「誘いの言葉、嬉しいのですが……私少し用事がございましてですね…生憎ですが……」
アイアンマム「まああなた!私と飲みに行くのがそんなに嫌なのですか!?」
ジュキッド「いや…そうは言ってないでしょう……良いですよ どこに行きますか?」
アイアンマム「そうですわね……居酒屋楽園なんてどうでしょうか?」
ジュキッド「居酒屋楽園ですか……あそこは少し高すぎる気がしますがね…」
アイアンマム「大丈夫ですわ…お金ならたっぷりありますわ…さあ、行きましょう」
ジュキッド「ほう……この日の為に貯金をしていたのですか……」
アイアンマム「いいえ……貯金などしておりませんわ」
ジュキッド「……え…?もしかしてそのお金って……」
アイアンマム「今朝、あなたの部屋を掃除していたら、こんなに沢山のお金が出て来ましたのよ
  これは神様が2人きりでデートしろってお金を置いてくださったに違いありませんわ……そう思いますわよね、あなた!」
ジュキッド「…………………!」
アイアンマム「早くしないと良い席が取られてしまいますわ 行きましょうあなた」


ジュキッド「………………………俺のへそくりが……………!」



  第弐拾肆話 もしも、飲酒で世界が救えたら 終


次  回  予  告

ナレーション「プププランドを制圧するべく、ダークソードナイトが行動を開始した
  それを阻止しようと駆けつけるシノだったが、ダークソードナイトは怨みの力でシノに挑みかかる
  更に、パワーアップしたマシンの軍団がプププランドの街を襲う
  ダークソードナイトの執念深い猛攻に、シノ達は太刀打ちできるか!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾伍話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾肆

ナレーション「今回紹介するのは酒酔親父 文佐衛門配下所属
  居酒屋極楽を経営する店主だが、実は酔拳使いの達人であり、その動きを見切るのはプロの格闘家でも不可能である
  酒でプププランドの住人を操り、プププランドを支配しようと目論んでいた
  それにしても、酔拳を酔拳の真似という形で対処したタックは本当に荒技と言える
  皆は、くれぐれもお酒の飲み過ぎには気を付けよう!飲酒運転なんてもってのほかだ!」

ナレーションの声:デデデ大王

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/22(Sat) 19:14
シノに通達忍者ランクを上げておいたぞ


745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/25(Tue) 23:07
10ちゃっと一番の長寿スレってここかな?

そういえばスーパーデラックスのタックは糞強いよね

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/11/28(Fri) 20:08
どこまでこのスレが続くか楽しみだね

747 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 18:37

シノ「こんにちは シノです
 もうすぐで12月……毎年毎年思う事ですが、1年は過ごしてみるとあっという間ですね
 前まで暑かった筈なのに今じゃ外の空気が冷えているなんて、毎年の事ながら不思議に感じています」
ツキカゲ「そうですねえ、僕は時間が止まって欲しいって思う時がたまにあるんですよ
  夏のうちにやりたかった事とか、色々あったりするからかなあ…」
シノ「そうなんですか?例えばどういう事ですか?」
ツキカゲ「ええっ!?ええっと……例えば……そうだなあ………うーん…急に質問されるとわかんなくなっちゃうなあ………
  そうだ、ジュキッドさんは何かあります?」
ジュキッド「俺は無いな……もうこんな年だ 坊や達みたいに遊んだりは出来ぬし
  夏が来ても冬が来ても、俺のやる事はさほど変わらんだろうな」
ツキカゲ「そうなんですか……」
ジュキッド「俺ぐらいの年齢になれば、坊やにも分かる筈だ
  遊ぶなら若い内に遊んでおいた方が良いぞ」
ツキカゲ「若い内に……か……年を取ると楽しみってなくなっていっちゃうのかな……?」
シノ「話の途中で申し訳ありませんが、早速質問を返して行きます」

>>744

シノ「え…?それって本当ですか……?
  所で、忍者ランクを上げたって、貴方は一体……」
ツキカゲ「あ……もういなくなっちゃいましたね………
  突然現れたと思ったらすぐに姿を消すなんて、流石忍者
  所で、忍者ランクって何なんですか?」
ジュキッド「忍者ランクというのは、忍者としての能力の強さを証明する為にある階級のようなものだ
  忍者ランクを上げる方法は忍者によって様々だ
  例えば、今のシノ殿のように、数々の難しい任務をこなして行く事によって
  他の忍者から推薦されてランクが上がるという方法もあれば
  直接暗闇斎殿に実力を認められ、ランクを上げて貰うという方法もある
  しかし、暗闇斎殿に認められるには暗闇斎殿が用意した難しい試練に合格しなければならない」
ツキカゲ「そうなんですか……」
ジュキッド「俺は昔からランクなど興味は無かったがな
  いつの間にか地雷矢なんて名をつけられ、階級も知らず知らずの内に上がって
  周りの忍者は俺を化け物か何かのような目で見ていた……今になっても忘れはしない…
  俺は強くなりたかったのではなく、誰かを守る力が欲しかったのだ……
  今考えてみれば、俺のやり方は間違っていた……だから俺は忍者としての人生を捨てたのだ」
シノ「ジュキッドさん……」
ジュキッド「俺はもう忍者に戻るつもりは無いと思っていたが、シノ殿の誰かを守る為に戦うという言葉に心を打たれたのだ
  そんな事を言う忍者はいないと思っていたからな……シノ殿のような忍者がいた事は、俺は何よりも嬉しかった
  ただ強さを求めたいのではなく、身を犠牲にしてでも誰かを守りながら戦い抜く覚悟のある者に忍者になって欲しかったのだ
  人はそれを綺麗事だと言うかもしれぬが、シノ殿は今のシノ殿でいる事が俺には凄く大事な事のように感じるのだ」
シノ「ありがとうございます……でも、今の私で大丈夫でしょうか……
  闇の忍び部隊のリーダーとして、私なんて全然未熟で、力もそんなに無いし」
ジュキッド「そんな事は無いぞ シノ殿は立派だし強い 俺はそう思う
  デスドラースとの戦いの一件で、色々と悩んでいる事はあると思うが、そんなに自分を責める事はない
  ……と言ってもすぐには出来ぬかもしれぬな……ゆっくり時間をかけて少しずつ悩みを解決して行けば良いさ」
シノ「はい……ありがとうございます」

748 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 18:37

>>745

シノ「そうですね……多分、ここが一番長く続いているのではないかと思います
  このスレッドが始まったのは2006年……あの頃から、今みたいに沢山のスレッドがあったそうですけど
  3か月ルールとかで消えてしまったりする所も沢山あったらしいです
  陛下もこのスレッドは1年ももたないだろうと思っていたのに、それがここまで続いた事は陛下自身が一番驚いていると思います
  それもきっと皆さんがいてくれたお陰だと思います……沢山のキャラハン達や名無しさん達に支えられ続けて
  それを陛下は一番喜んでいると思います
  私は陛下のようにはなれそうにないですが、陛下の後を継いでこのスレッドの主を務めて頂いたからには
  その務めを最後まで全うして、戻って来た陛下にバトンを渡すつもりです
  まだまだ陛下は戻って来る予定はありませんが、申し訳ありませんが少しの間我慢してください」
ツキカゲ「デデデ大王さんって本当に凄い人だったんだなあ……僕らじゃ代わりになれないって事がよくわかりましたね
  話変わりますけど、タックさんってゲームじゃ本当に強いですよね……
  コピー能力やヘルパー奪われて取り返せなかった時って凄くイラつきません?
  僕はそんな事よりお金を返して貰えない事の方がよっぽどムカつきますけどね」
ジュキッド「あれに金を貸す方が悪い 人に物を貸す時は二度と戻らないと思った方が良いだろう
  タック殿は多分返すつもりなど無く借りている筈だからな……」
ツキカゲ「本当ですよ……タックさんが店に来た時は殆ど金目当てだから無視してますよ」
シノ「金銭に関してはちょっと問題ありますよね……仕事料も皆より多く貰おうとしますし……」
ツキカゲ「ちょっとじゃないですよ!かなりですよ!」
シノ「でもタックさんがいないと私達が負けていたかもしれない事だってありましたし
  タックさんはいざという時には頼りになります
  所でブキセットさんから武器を盗む設定は、ゲームでのコピー能力を奪う所から来ているのでしょうか…
  ブキセットさんには気の毒な話ですけど……
  敵としても味方としても強いキャラクターっていう立ち位置はタックさんに合っていると言えますね」

>>746

ツキカゲ「僕の予想では、少なくともあと5年は続くだろうと思いますね!
  ……そんなに続かないかな………?」
シノ「2014年の5年後と言ったら、2019年ですか……?
  分からないですね……人生何があるか分からないですので、まだ続くとは断言出来ないですよね……
  当初は激闘編の最終回と同時にこのスレッドを終わらせる予定だった筈だったんですけど
  今も形を変えて続いていますし……
  とりあえず、来年中には月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を完結させたいと思っています
  今回はここで終わりにします 次回もまた会いましょう さよなら」

749 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 21:57

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


邪幻斎「文佐衛門よ……これで三度目の失敗だ 何か言い分はあるか?」
文佐衛門「何もござらぬ…全ては拙者の不始末が原因……
  しかしこの文佐衛門、邪幻斎殿の恩義に報いる為、必ずや武勲を収めたく申し上げます
  ご安心くだされ 手筈は既に……」
ダークソードナイト「待て 今回はこの私が行く」
邪幻斎「何……?」
文佐衛門「……………」
ダークソードナイト「こいつはもう三度目の失態を犯している……
  そんな奴の言う事など最早当てにならん やはりこの私が行くべきだったのだ
  闇の忍び部隊の首はこの私が獲る!」
オロチ「へぇ、今回はいつにも増して自信満々じゃないか」
クチナワ「何やら面白い事になってきたのう」
邪幻斎「そうか……では、今回はお前に任せるぞ ダークソードナイト
  そこまで言うのなら必ず成功して見せよ」
ダークソードナイト「当たり前だ……この私に敗北など無い」
鉄眼「本当だろうな…?」
ダークソードナイト「くどいぞ!この私に任せろと言っているのだ これ以上口を挟むな!
  待っていろ闇の忍び部隊……!私の剣をお前達の血で洗ってやる……!」
鉄眼「…………」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾伍話 もしも、怨みの力が恐ろしく強かったら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら(>>701-704)
  第弐拾弐話 もしも、仲間の処刑を命じられたら(>>709-714)
  第弐拾参話 もしも、お酒が心を支配したら(>>725-730)
  第弐拾肆話 もしも、飲酒で世界が救えたら(>>739-743)


750 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 22:01

シノ「ツキカゲさん、また腕を上げましたね
  とても美味しい蕎麦ですよ」
ツキカゲ「いやあ〜ありがとうございます!
  ……でも蕎麦を作る腕だけ上達してもなあ……忍術の腕の方は………」
シノ「大丈夫です 成長する速度は人それぞれです
  所で雷神手裏剣は、もう完成したんですか?」
ツキカゲ「はい…あれから、手頃な木を使って練習してるんですけど、やっぱり加減が難しくて……
  それに雷神手裏剣は思ったより体力の負担が激しくて、続けて何度も使えないんですよ……」
シノ「そうなんですか……」

文佐衛門「失礼するでござる」

ツキカゲ「あっ!文佐衛門さん!」
文佐衛門「またいつものをお願いするでござるよ」
ツキカゲ「はい!すぐにお作りします!」

シノ「文佐衛門さんはツキカゲさんとは凄く仲が良いんですね」
文佐衛門「ほう…何故そう思うでござるか?」
シノ「文佐衛門さんといる時のツキカゲさんはとても生き生きとした良い目をしているんです
  それはきっと文佐衛門さんの事をとても信頼しているからだと思うんです
  文佐衛門さんも、こうして頻繁にツキカゲさんの蕎麦を食べに来ているという事は、
  文佐衛門さんもツキカゲさんの事を信頼しているからですよね?」
文佐衛門「そうかもしれぬでござるな……
  いつの間にかこの店の蕎麦の味が気に入ってしまった……そしてあの青年の事も………
  あの青年は、何か不思議な力を秘めている…そのような気がしてならないのでござる
  彼には輝かしい未来が待っているでござろう……拙者はそう信じているでござる」
シノ「はい…私もそう思っています」
ツキカゲ「はい!出来上がりました!」
文佐衛門「うむ、かたじけないでござる」
シノ「あれ…?ツキカゲさん、このサラダは…?」
ツキカゲ「あ…これですか……?実は最近新メニューを考えていまして……
  何をつけたら良いかって聞いたらサラダが欲しいっていうお客様の意見が多かったので、試しにサラダを作ってみたんですけど、
  自信が無くて……それで文佐衛門さんにアドバイスが欲しいなって思いまして……」
文佐衛門「左様でござるか…では頂くでござる」



ツキカゲ「………どうですか…?」

文佐衛門「………うむ、調味料は何を使ったでござるか…?」
ツキカゲ「えっと……ドレッシングです……市販の………」
文佐衛門「市販のか……やはりな…………失礼、厨房を借りても良いでござるか?」
ツキカゲ「え…あ、はい!」
シノ「どうしたんでしょうか……?」



文佐衛門「よし、では食べてみるでござるよ」
ツキカゲ「このサラダ…文佐衛門さんが作ったんですか!?いただきます!」


ツキカゲ「うん……美味しい!?」
シノ「本当ですね……」
ツキカゲ「同じサラダの筈なのに……どうして違うんだろう…?」
文佐衛門「調味料でござるよ」
ツキカゲ「調味料…?」
文佐衛門「この調味料は、拙者が自分で作ったものでござる」
ツキカゲ「えっ!?文佐衛門さんの手作り……!?」
文佐衛門「調味料は何を使うかで味もまた変わる……そして同じ調味料でも分量の違いで良くも悪くもなる」
ツキカゲ「そうだったのか………同じドレッシングでも、作り方次第で味も変わってしまうんだなあ………」
文佐衛門「しかし、大切なのは心でござる」
ツキカゲ「心…?」
文佐衛門「左様、料理を食す者を思いやる心……どうすれば喜んで貰えるか、どうすればまた店に来て貰えるか
  人をもてなす心が無ければ、良い料理など作れぬでござるよ」
ツキカゲ「文佐衛門さん……!このドレッシング、もしよろしければ、僕にも作り方を教えてください!」
文佐衛門「良いでござるよ お主のように心が透き通った者にこそ、拙者の技術を受け継いで戴きたいでござる」
ツキカゲ「本当ですか!?ありがとうございます!それとよろしくお願いします!」
シノ「良かったですね……文佐衛門さんに出会えた事は、ツキカゲさんにとって何よりの幸せなのかもしれないです」

751 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 22:03

 ピピピピピピピピピピピ…

シノ「あっ電話……はい、シノです………………父上!?」

暗闇斎「シノ……突然で済まない………実はプププランドの周辺で怪しい人影を見たという情報が入ってな
  少し確認して来て欲しいのでござるよ」

シノ「はい、了解しました……」


ツキカゲ「あれ?シノさん、どちらに?」
シノ「用事が入ってしまいまして……少し出掛けに行きます
  勘定はここに置いて行きますね」
ツキカゲ「はい!ありがとうございました!」
文佐衛門「………………」




シノ「父上が仰っていたのはこの辺りだと…………
  あっ…あれは………!」


ヘビーナイト「………………………」


シノ「ヘビーナイト………あんな所で何を……?」


ヘビーナイト「ダークソードナイト様、爆弾の準備が整いました」
ダークソードナイト「御苦労」

シノ「爆弾……!?」


ダークソードナイト「今すぐに闇の忍び部隊をここに来るように知らせろ
  さもなければセットした爆弾でプププランドを吹き飛ばすという事も知らせるのだ、良いな」
ヘビーナイト「了解しました!」

シノ「その必要はありません!」

ヘビーナイト「なっ……!」

シノ「ダークソードナイト……!一体ここで何を企んでいるんですか……!?」

ダークソードナイト「やはり来たか……ふん、お前には知る必要の無い事だ
  ふっ……どうやら、お前1人だけのようだな………
  まあ良い、まずはお前から始末してやろう……」
シノ「そうはいきません!はあああああああああああああっ!!」

ダークソードナイト「はっ!!!」

 キィィィィイイイイイイン!!!

シノ「くっ………!」

ダークソードナイト「はっ!!」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ……!」

ダークソードナイト「ふん………この程度か……?」

シノ「……ダークソードナイト……ずっと貴方に聞きたい事がありました………」

ダークソードナイト「何だ?聞きたい事とは」

シノ「ずっと疑問に思っていたんです………
  貴方の正体はダークマインドの分身…即ちダークマインドの闇・エネルギーの一部の筈………
  それなのにどうしてダークマインドが封印された時、貴方も一緒に封印されなかったんですか……?」
ダークソードナイト「良い質問だな……確かにあの時、本来ならば私もダークマインドと同様に封印される筈だった……
  だがこいつが私を助けてくれたのだ……」

シノ「それは……!まさか、闇鏡……!」

ダークソードナイト「そうだ……こいつは元々ダークマインドが所持していたものだ
  闇鏡は強大な闇の力を持ち、全宇宙のあらゆるものを全て支配する事が出来る
  ダークマインドは膨大な闇・エネルギーを集め闇鏡を完成させ、
  その完成した闇鏡と同化し、神となったが、それ以上の力を得たデデデに闇鏡を破壊された
  その際に破片が私の元に飛んできたのだ……それがこいつってわけだ
  こいつに宿る力のお陰で私はダークマインドと決別し、封印から逃れる事も出来たという事だ!
  そしてこいつのお陰で、私はより強くなった お前達への恨み憎しみもな………」
シノ「私達への復讐……それだけの為にこんな事を………」
ダークソードナイト「最早私はダークマインドの支配下では無い!!お前達を斃した後、邪幻斎達も始末し、
  私に刃向う者は誰もいない!!私が新たな支配者となるのだ!!」
シノ「貴方は支配者にはなれません……私がさせません!」
ダークソードナイト「そんな口も利けなくなるさ……私の力を目の当たりにすればな!!はああああっ!!」

 キィィィイイイイイン!!!

シノ「くっ……!(さっきより力が強くなっている……!)」


752 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 22:05

ダークソードナイト「これが私の怨みの力だ……!闇鏡の破片に宿る闇の力が私の怨みに共鳴し、私の闇の力を増幅させて行くのだ………!!
  食らえ!!怨みの力と闇鏡の力が合わさり誕生した闇の必殺剣、ブラッディ・ダークネス・ソード!!!」

 ビュン!!

 ドォォォォオオオオオオオオオオン!!

シノ「くっ……!!」

シノ(強い………!この力が……私達への怨みの強さ…………!か……身体が……動か……な……………………)


 ドサッ……


ダークソードナイト「ふん……意外とあっけなかったな……
  ヘビーナイト、こいつを運び出せ」

ヘビーナイト「はっ……」


ダークソードナイト「出でよ、メタルガーディアン!」

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビ……」

ダークソードナイト「プププランドを襲撃し、闇の忍び部隊を誘い出せ!!」

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビ!!」


 
 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


住人達「うわあああああああああああああああ!!!」


警察「緊急事態発生!!住人達は直ちに避難してください!!」

グランドウィリー警官「くそう……一体何だというのだこんな時に……!」


タック「何や、派手に大暴れしよって…!」
ジュキッド「俺達への挑戦のつもりか…?」
サスケ「チッ…面倒だが蹴散らしてやるか……シノと坊主は来てねェのか?」
タック「ツッキーは店番や シノ姐はんは分かりまへん
  さっきから連絡しとるんやけど、中々繋がりまへんねや」
サスケ「まあ良い……こんな奴らの相手は俺達だけでも充分だ」

メタルガーディアン軍団「ビビビビビビビビビビビ!」

サスケ「メカ軍団め……こいつ用に開発した新型花火だ…食らえ!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアン!!!

メタルガーディアン「ビビビビビビ!!」

ジュキッド「ぬん!!」

 ガシッ!!

メタルガーディアン「ビビビ……!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ブンッ!!

 ドゴォォォォオオオオオオオオオオン!!!



タック「どっかに武器……どっかに武器は…………
  おおっ!丁度良い具合にブキセットはんの家があったで!
  …ブキセットはんはもう遠くに避難していないんやな……
  ほいじゃあ今の内に拝借っと……ほな行きまっせ!!ウィンドカッターや!!」

 ビュン!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアン!!!

タック「よっしゃ!当たった!」

サスケ「馬鹿野郎!!後ろだ!!」

タック「なっ……!」


メタルガーディアン「ビビビビビビビビビビ……」

 ビビュビュビュビュビュ!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアン!!!

タック「ぐああああああああっ!!」

ジュキッド「大丈夫か……!!」

タック「ああ……何とか致命傷は免れましたわ………」

サスケ「チッ……斃しても斃しても、数が多くてきりが無ェぜ……」


753 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/11/30(Sun) 22:11

 ガシャン……ガシャン…………

タック「何や…!?何の音や…!?何かが近づいて来まっせ!」

 ガシャン…!ガシャン…!

ジュキッド「………………!」

 ガシャン!!

???「くっくっくっくっ……!」

サスケ「何だあれは!?あいつもロボットか!?」

鋼武将「はっはっはっはっ!!我が名は鋼武将!!
  ダークソードナイト様に作られし最強無敵の忍者抹殺兵器だ!!」

タック「自分で最強無敵って言うなや!」

サスケ「ふん…最強だか何だか知らんが吹き飛ばしてやるぜ!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!

鋼武将「ふん!!」

 キィィィィイイイイイイン!!

サスケ「何っ……!弾き返しやがっただと」

ジュキッド「己…!!ならばこれならどうだ!!ぬおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドォォォオオオオン!!!

鋼武将「効かんな……」

ジュキッド「何っ……!?」

鋼武将「目からビーム!!」

 ビビュビュビュビュビュビュビュ!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアン!!!

ジュキッド「ぐおおおっ……!!」

サスケ「くっ……!!」

タック「サスケはん!旦那!」

鋼武将「後ろ、取ってるぜ?」

タック「なっ……!こいつ…いつの間に背後に……!?」

鋼武将「鋼剣舞!!」

 ヒュバババババッ!!

タック「ぐああああああああああっ!!」


ダークソードナイト「闇の忍び部隊、恐るるに足らず………我がマシン兵隊の前に手も足も出まい!
  これでプププランドは私の物だ!!ふはははははははははははははははは!!!」


  第弐拾伍話 もしも、怨みの力が恐ろしく強かったら 終



次  回  予  告

ナレーション「強力なマシン軍団の前に手も足も出ない闇の忍び部隊
  この状況で頼れるのは最早ツキカゲの雷神手裏剣のみ……
  果たして、闇の忍び部隊に勝ち目はあるのか!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾陸話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾伍

シノ「ツキカゲさんの新技、雷神手裏剣……
  体中に流れる電気を利用して放つ、雷電仙人さん直伝の奥義
  ツキカゲさんは一体どれぐらい練習したのでしょうか……?」

ナレーションの声:デデデ大王


754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/12/03(Wed) 20:18
忍び部隊もここまでか…?

755 名前:メタルジェネラル ◆d2BXNQ8s 投稿日:2014/12/07(Sun) 23:00
久しぶりだな!お前ら!
アイスホッケーはマリオVSチームジェネラルは15−1で負けているところまでいっていたな。
その後
りんご「あの人たちには敵いませんね。」
まぐろ「勝つのは難しいね★」
ヒトキ「まだ終わらない!」
ラフィーナ「ヒトキ様、これはどうかしら?」
ヒトキ「ふむふむ、14点差をひっくり返すのは無理だが、差を狭めることは出来そうだな」
解説者「まさかの特別カードを出しました!現トッププロの1,2を持ってきました!」
一人目はアレックス・トーレス!
もう一人はアレックス・ゴンザレス!
トーレス「まりおサン、マケマセンヨ!」
ゴンザレス「ガルルルル・・・・・!」
解説者「後半戦チームマリオ変更なしチームジェネラルヒトキ、まぐろ、ゴンザレス、トーレスで試合再開!」
まさかヒトキが審判に抗議をしています!
4人から6人にしてほしいという願望がありました!
チームマリオはキノピオとクッパが追加して
チームジェネラルは森二兄弟を追加で入れました!
試合開始です!
トーレス「ゴンザレス!GO!」
ゴンザレス「オデサマの実力を見せてやる!デットボール!」
ルイージ「オバ・・・うわあああ!」
解説者「なんと!わずか開始5秒でチームジェネラルが反撃ののろしを上げました!」
ラフィーナ「このままだと13点差もひっくりかえせる可能性がありますわね。」
解説者「さあ、最強の刺客が出たことによって、13点差をひっくり返すことが出来るのか?」
これからチームマリオの攻撃から始まります!」
トレース「マリオとピーチがセンターにいる!あの必殺技が出る前に止めるぞ!」
果たして、マリオとピーチ姫のタックコンビはいかに?続く!

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/12/11(Thu) 21:49
今年も少なくなってきたな

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/12/13(Sat) 17:16
カービィとデデデ大王合成したらどうなりますか?

758 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/12/15(Mon) 21:17

シノ「こんにちは シノです
 そういえば、最近Wii U版のスマッシュブラザーズと連動するフィギュアが発売されたみたいですね
 自分で好きなようにフィギュアのキャラクターを育てて強くして戦わせるが出来るという
 今までありそうでなかった斬新なシステムで面白いと思いました
 スマッシュブラザーズだけでなく、他のゲームにも対応する事が出来るらしいですよ
 フィギュアなので使わない時は部屋に飾って置けますし、ゲームを持っていなくても欲しいという方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか
 噂によりますと、星のカービィシリーズからはカービィさんとメタナイトさん、そして陛下のフィギュアが発売されるみたいですね」
ツキカゲ「僕はゼルダの伝説が好きだったからリンクとゼルダ姫のフィギュアを買っちゃいました!あとマルスも!
  カービィ君のは買ってないんだ……ごめんよカービィ君
  買いたいのは山々だったんだけど、僕のお小遣いじゃ足りなかったんだよう…そんな僕をカービィ君は許してくれるかなー?」
シノ「カンカンだと思います」
ツキカゲ「ふええ…怒っちゃいやだよう…というわけで、今日の宣伝タイムは以上です!」
シノ「それでは早速質問を返しましょう」


>>754

ツキカゲ「ダークソードナイト、弱いと思っていたけどあんなに強かったなんて……
  それにダークメタナイトが作ったマシン軍団も強すぎるし、一体どうしたら良いんだろう!」
シノ「そうですね……ダークソードナイトは闇鏡の破片のパワーで強くなった
  私達を怨む力が強ければ強い程ダークソードナイトは強くなって行く……
  一番恐ろしい敵になりそうです」
ツキカゲ「でもでもっ!今までだって何とか勝って来たじゃないですか!
  きっと勝てますよ!僕達が力を合わせれば無敵なんだ!闇の忍び部隊はそう簡単には終わりませんよ!」
シノ「ツキカゲさんの言う通りですね…皆で力を合わせれば、どんなに強い敵が相手でも勝てそうな気がします
  特にツキカゲさんは雷神手裏剣を会得しましたし、これからも頼りにしています」
ツキカゲ「えっへん!期待していてくださいよ!僕はこれからどんどん強くなって行きますからね!」
シノ「分かりました 期待しています」

>>756

ツキカゲ「2014年も、もうすぐで終わっちゃうね…長かったようで、あっという間だったなあ……」
シノ「そうですね…2014年も、色々ありましたね」
ツキカゲ「来年の4月で、このスレも遂に9周年目……何だか気が遠くなるような話だなあ……
  実際こんなに長く続いたなんて実感出来ないや……何でだろうね」
シノ「このスレッドは、まだまだ続く事が出来るのでしょうか……それはきっと私達次第でしょうね
  まだまだ頑張りたいと思いますので、これからも宜しくお願い致します」

>>757

ツキカゲ「確か、そんな話が漫画にあったような……なかったような……
  カービィ君とデデデ大王さんを合成させたら……とんでもないクリーチャーが誕生しちゃいそうだなあ……」
シノ「カービィさんと陛下が1つになったら、敵う相手は1人もいなくなりそうですね
  それはそれで良いのかもしれませんが……」
ツキカゲ「良いわけないですよ!プププランドは大パニックになっちゃいますよ!」
シノ「それもそうですね……」


ツキカゲ「というわけで今日はここまで!今年もあともう少しだけど、風邪引かないようにね!
  クリスマスと大晦日は健康な状態で過ごせるように体調管理は毎日しっかりしようね!」
シノ「ツキカゲさんは、風邪を引かないように毎日どんな事をしているんですか?」
ツキカゲ「え…!?えっと……それは………外から帰ったら手洗いとうがいは必ずする……かな………」
シノ「そういえば、>>636さんが希望してくださっていたアミティさんのゲスト出演は来月にする予定です
  どんな風になるかはわかりませんが、ご期待ください
  それでは次回もまた会いましょう さよなら」

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