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【星のカービィデデデでプププなものがたり】影となりて、参上仕ります【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2013/10/12(Sat) 04:13

いらっしゃいませ シノです
お忙しい中、お越し頂きありがとうございます
前リーダーのデデデ大王に代わり、私がこのスレッドのリーダーを
担当させて戴く事となりました
こちらのスレッドは前回と同じ【星のカービィデデデでプププなものがたり】スレッドとして
活動しますが、私はオリキャラになりますので、今回は【オリキャラ注意】とつけさせて頂きました

それでは、早速ですがルールの説明に入らせていただきます

〜壱〜

質問をするのは名無し、質問を返すのはキャラハン
当たり前の事ですが、当たり前な事だからこそ当たり前に守って頂きたい所です
キャラハンには名無しさんからの質問を返す義務があります
私もそのキャラハンの一人です 頑張ります

〜弐〜

キャラハンは星のカービィシリーズのキャラのみとさせて頂きます
他作品のキャラクターを持ちこむ事は原則として禁止にしています
私はオリキャラですが…オリキャラでも世界観を崩さない程度なら大丈夫との事です

〜参〜

キャラハンなんてやった事がないって方でも是非気軽にご参加ください
やる気さえあれば歓迎します

〜肆〜

荒らし、中傷、煽り等の書き込みは禁止です
礼儀やマナーはどこに行っても守らなきゃいけません


以上のルールを正しく守りながら利用してください
ルールは絶対です 破った者には裁きが下ります
「皆が楽しく、皆で楽しく」を目標に、これからも頑張って参ります
宜しくお願い致します
それでは、始めます



〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

659 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:55

アドレーヌ似の少女「…………………」

デデデ王子「お前……!」

アドレーヌ似の少女「やっと見つけた……本当に見つけるのに苦労したんだからね……」

ヘビーナイト「何だ…この女……!」

アドレーヌ似の少女「あんた達、子供相手にムキになるなんて、少しも恥ずかしいと思わないわけ……?」

ヘビーナイト「黙れメスの分際で…!!」

 ヒュッ…ドガッ!!

ヘビーナイト「ぐああああああああ!!」

アドレーヌ似の少女「メスで結構……女の子だからって甘く見てると痛い目に遭うのよ……!」

ヘビーナイト「うっ………!ひいいいいいいお助けぇぇぇええええええ!!!」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト「ぐああああああああああ!!!」

アドレーヌ似の少女「…………!?」

???「クククククククク…………子供1人連れて来られない上に敵前逃亡とは、情けない部下ですね………」

アドレーヌ似の少女「誰……!?」

???「クククククク………ウィズと申します……以降お見知り置きを
  ……と言っても、もう二度と貴方方とお会いする事は無いと思いますがね……」
アドレーヌ似の少女「そうね……貴方とはこれでお別れみたいね……貴方の敗北によってね!!」

 ヒュッ!!

 ドン!!!

アドレーヌ似の少女「………!?」

ウィズ「クククククク………少々乱暴なお嬢さんですね………」

アドレーヌ似の少女(防いだ……!?私の攻撃を………どうやって……!?)

ウィズ「クククククク………何故私の攻撃を防いだ…?って顔をしてますね………クククククククク………
  魔法……とでも申し上げましょうか……今のは結界と言うんですよ……………………………
  私の周りに結界を張って、貴女の攻撃を防いだのですよ……クククククククク………………」

アドレーヌ似の少女「……………!」

ウィズ「そして、結界は防御だけでなく、こういう使い方もあるんですよ………クククククク……!」

アドレーヌ似の少女「くっ………!!体が……重い………!?」

ウィズ「これは重力操作の結界……今、貴方の周りの空間を結界で重力2倍の状態にしました…………
  今は立っていられるのが限界でしょう……クククククククク………………」

アドレーヌ似の少女「くっ……!!」

デデデ王子「姉ちゃん…!!」

ウィズ「そこで大人しくしていなさい!」

デデデ王子「うわっ……!か……体が……動かない………!」
クラッコJr「デデデ王子!!」
アドレーヌ似の少女「………………!」

ウィズ「クククククク………今の貴方は私の操り人形です………
  さあ、大人しくついて来なさい………」

ヅヅヅ皇帝「待て!!」

デデデ王子「親父………!!」

ヅヅヅ皇帝「デデデ……!待ってろ……今すぐ助けに行……」

 ビュン!!

ヅヅヅ皇帝「……………!!」

ダークメタナイト「そうはさせないよ……プププランドの王、ヅヅヅ皇帝」

ヅヅヅ皇帝「貴様…メタナイト………いや、違う………貴様はダークマインドだな……!」
ダークメタナイト「流石は皇帝 ご明察だね……そう、私はダークマインドだ
  本来の姿だと些か力の加減が難しくてね…今の姿は仮の姿で力を封じているに過ぎない
  君達は我々闇の軍勢を斃す為に色々と研究していたみたいだが、全ては無意味に等しい
  君達如きが我々に刃向う事自体愚かな事なのだ
  そう、全ては私の掌の上だ 君も、そして君の息子も………」

ヅヅヅ皇帝「ふっ…それはどうかな………?お前の思い通りにはならん……これで終わりにしてやる!!」

ダークメタナイト「これで終わり……か………中々勇ましい吠え方だ
  では、こうすると、どうなるかな……?」

デデデ王子「…………!」

ヅヅヅ皇帝「デデデ……!!」

660 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/08/31(Sun) 21:58

ダークメタナイト「今のデデデ王子は私の部下、ウィズの操り人形だ
  デデデ王子は今、自分で自分の命を断とうとしている……彼を殺す事等、ウィズの魔術ならば容易い事だ
  息子の命が惜しければ、無意味な抵抗はしない事だ」
ヅヅヅ皇帝「己……!」
ダークメタナイト「ヅヅヅ皇帝……君は私の手で葬ってあげよう……光栄に思う事だ」

 ヒュバッ!!

ヅヅヅ皇帝「が………はっ…………!!」

デデデ王子「親父ぃぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!!」

ダークメタナイト「戻るぞウィズ……」
ウィズ「はい、ダークマインド様……クククククク…………」

デデデ王子「親父…!!おい!!しっかりしろよ親父!!!」




バイオスパーク「……………………」

デデデ王子「バイオスパーク…!親父は…!?」

バイオスパーク「大丈夫でござる……一命は取り留めたでござるよ………」

アドレーヌ似の少女「ごめんなさい……私がいながら、旦那を……」
バイオスパーク「気にするな、君は何も悪くない……
  それより王子、陛下が話したがっているでござる……会ってはくれぬでござるか?」
デデデ王子「ああ……案内してくれ」


ヅヅヅ皇帝「デデデ………来たか…………」

デデデ王子「親父!!ごめんよ親父!!俺の所為で……こんな………!」

ヅヅヅ皇帝「構わん……大した傷では無い……ましてお前の所為などと思っておらんわ
  それよりデデデ、聞いて欲しい事がある………お前は近い将来、多くの仲間と出会う事になるだろう………
  その仲間達と共に、プププランドの平和を守ってくれ…………
  古い書物に書かれていたのだ………プププランドの王とワムバム一族の王と銀河の騎士が揃った時、暗黒の時代は終わりを迎えるだろう……とな……
  そのプププランドの王というのは………デデデ………お前の事かもしれんな……………」
デデデ王子「親父………」
ヅヅヅ皇帝「私は王を退位する……そして、今からデデデをプププランドの新たな王に任命する…………後の事は任せた…………
  私はこの国を出る………お前を危険な目に遭わせた責任としてな……………………」
バイオスパーク「陛下……しかし………」
ヅヅヅ皇帝「案ずるな……デデデの教育係はメタナイトに任せる……バイオスパーク、お前は暫く、私と共について来てくれぬか……?
  闇の軍勢について色々と調べてみたい事があるのだ………少しでもデデデの力になれるようにな…………」
バイオスパーク「了解しました……お供致します」



暗闇斎「こうして、拙者とヅヅヅ皇帝はプププランドを後にした…………
  デデデ大王様がプププランドの新たな王になってからは、暫くは平和な日々が続いた……………
  ちなみに、アドレーヌ似の少女は自分のいた星に戻り、何年か後に1人の少女を出産したそうだ
  その少女がアドレーヌだとは、最初は気付かなかったが、面影が彼女によく似ていたでござるよ
  そして、クラッコJrはクラッコに成長し、デデデ大王様の忠実な部下となったでござる
  今回はここまで 続きは後編にて語るとしよう…………」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 前編 終


661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/01(Mon) 01:34
カービィもアドレーヌもまだいない頃の話か
アドの母ちゃん強いなーw
アドレーヌもアドママも喧嘩強いわw
敵に会おうと痴漢に遭おうと、ガンガンブッ飛ばしては笑って生きていきそうな性格してるよなー二人ともw
こんな姉御や母ちゃんが家庭にいたら心強いだろ
心身とも強い女ってのはやっぱ魅力的だなー

662 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 18:55

タック「まいど!タック君でおま!」
ツキカゲ「どーも!ツキカゲでっす!」
ジュキッド「ジュキッドと申す」
タック「今日も前回に続いてこの3人で質問を返しますんでよろしく!」
ツキカゲ「それじゃあさっさと質問返しちゃいますか」
ジュキッド「そうだな では、始めるとするか」

>>645

タック「ジュースを吸い込む?ジュースは吸い込むもんでなく、飲むもんやで
  まー丁度ラムネ飲みたい思てたからありがたく頂きますわ」
ツキカゲ「あー僕もラムネ飲みますー所でラムネのビー玉って取り出すの難しいですよねー」
タック「え?ビー玉なんて簡単に取り出せまっせ」
ジュキッド「…………ふんっ!!」

 バキッ!!

タック「………え…?旦那…さっきバキッて音せえへんかった…?」
ジュキッド「ん…?気の所為ではないか?」
タック「いや…絶対音しましたって…バキッて……」

>>653

タック「いやぁブキセットはんには毎度毎度お世話になっておりますなぁ
  ボク、斬鉄剣が折れてもうたさかい、これからもどんどん世話になりますわ」
ツキカゲ「悪い人だなあ………」
タック「ルナちゃんの事については、残念やったなあ……」
ツキカゲ「そうですね……1人暮らしで寂しい思いをしてきたその気持ちに付け込んで酷い事するなんて……
  あんな奴ら、死刑ですよ死刑!」
ジュキッド「若い女性が監禁されたり暴行されたりといった事件はこれに限らず山程存在する……本当に許せぬ話だ……」
タック「でもまあ旦那、いつも思うんやけど、最後のオチにああいうコントやるのやめてくれまっか」
ジュキッド「やりたくてやっているのではない……家に帰れば毎回あんな感じだ……」
タック「恐ろしい奥さんでんな……」
ツキカゲ「ある意味作中最強かも……」

>>654

タック「へー、君、じゃんけんって名前なん?なんか変わった名前でんな」
ツキカゲ「名前からして勝負運が強そうですね…多数決とかで同じ票になった時とかに勝負運を発揮しそうです」
ジュキッド「運が強いという事は良い事だ これからもその強運を駆使して頑張るのだぞ」
タック「いや…運が強そうな名前ってだけで、運が強いとは限りまへんやろ…」

>>655

タック「ほら、ツッキー応援されてまっせぇ、頑張らなあきまへんで」
ツキカゲ「はい!応援ありがとうございます!僕、頑張ります!」
タック「で、何を頑張るんや?」
ツキカゲ「それは……恋に勉強に仕事に……それと修行…!絶対に強くなって見せるぞ!」
ジュキッド「その意気だ坊や 今の坊やはスタート地点の手前辺りだ
  スタート地点を一気に駆け抜け、山の頂点を目指すのだ
  頂点への道のりは遠く険しい……行く手には様々な障害が待ち受けている…だがそれを乗り越えてこそ男だ
  頑張るのだぞ!」
ツキカゲ「はい!僕、頑張ります!」
タック「なんかスポ根チックやなあ……ボクこういう暑苦しいの苦手やねん」

>>656

タック「あれやろ、おじゃる麻呂って奴でっしゃろ?」
ツキカゲ「そんな名前でしたっけ…?」
タック「そういう名前やったって!昔見てたんやさかい、ボクの記憶に間違いは無い!」
ツキカゲ「でも…そもそも僕って何でツッキーって呼ばれてるんだっけ…?」
タック「"ツキカゲ"やからツッキーでっしゃろ 簡単やないか
  っていうか、ツキカゲって名前負けしすぎなんや ツッキーの方がしっくりくるで
  もうツッキーって改名してもええんやないか」
ツキカゲ「良いわけないでしょ!もう…ツキカゲって名前気に入ってるんですからね…!」
タック「すまんすまん……でもボクはツッキーって呼びまっせ
  なんかやっぱツッキーって呼んだ方がしっくり来るもんなあ」
ツキカゲ「じゃあもうツッキーで良いですよ 好きに呼んだら良いじゃないですか」
ジュキッド「じゃあ俺はジュッキーになるのか」
タック「へ……?」
ジュキッド「いや……ジュキッドだからジュッキー……」
タック「それ……なんかジャッキー・チェンみたいでええ呼び方やと思いますけど、そもそも既に地雷矢ってあだ名があるやないでっか」
ジュキッド「あれはあだ名ではなく二つ名だ」
タック「似たようなもんやないでっか」

663 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 19:02

>>661

ツキカゲ「って事は、僕もまだ生まれてないって事ですね…」
タック「当たり前やがな!デデデの旦那がまだ幼少期って事は君まだ生まれてへんがな!」
ツキカゲ「いやあ…凄い話だったけど、なんかアドレーヌさんのママさんに見所を全部持ってかれちゃった感があるなあ……他にも見所はあるのに……
  それにしてもアドレーヌさんのママさん、本当に強かったなあ……流石親子って感じでしたね
  それに優しいし、なんか頼りになるって感じだったなあ……デデデ大王さんが羨ましいですよ本当
  やっぱり似るんだなあ親子って……所で、アドレーヌさんのママさんって、アドレーヌさんのママだからマドレーヌさんって名前なのかなあ」
タック「………それってボケてるん?」
ツキカゲ「いや……ボケじゃないですよ……」
タック「ボケやったらこれ座布団全部持って行かれまっせ」
ツキカゲ「だからボケじゃないですって…!他に見所を挙げるとすれば、デデデ大王さんとクラッコさんのやり取りですね……
  クラッコさんを助けた時のデデデ大王さんの台詞、本当に格好良かったですよね!
  これを見た後に激闘編のデデデ大王さんとクラッコさんの戦いを見るとなんだか心に沁みるなあ…………
  ヅヅヅ皇帝さんって、名前自体は前スレとかで時々見かけましたけど、本編に出て来る事はなかったんですよね
  登場を期待していた名無しさんも当時いらっしゃってたみたいですし、ここで登場出来て良かったですね
  これで前編って事は後編もあるんですよね?」
タック「そらそうでっしゃろ」
ツキカゲ「どういう話になるんだろうなあ……なんか楽しみですよ……暗闇斎先生、もっと聞かせてくださいよ〜」
タック「図々しい奴やなって思ってまっせ今頃」
ツキカゲ「図々しいのはタックさんの方でしょ」
タック「ボクは全然図々しくあらへんで?」
ツキカゲ「じゃあお金貸してなんて金輪際言わないでくださいよ……」
タック「それは無理やな」
ツキカゲ「やっぱり図々しい………」


タック「それじゃあ今回はここまで!」
ツキカゲ「次回も僕達が質問を返しまーす!いや…多分そんな事はないか……」
ジュキッド「では、また会おう」

664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/01(Mon) 20:05
見所は何もアドママの話だけじゃなく、かつて大王とクラッコがどうやって出会い、手下と頭の関係になったのかもここで明らかになったところ
そうかい、こうして出会って、やがて激闘編で激突することに繋がるわけだ
ヅヅヅ皇帝がなぜプププランドにいないのか、
原作で大王の教育係がなぜメタナイトだったのか、
また、メタナイトが教育係となった理由は何なのか

結構明らかになったよね
あとアドレーヌはかつてウィズと激突したいと言ってたが、実は若かりし頃のアドママが、先にウィズとやり合い負けたという…w

665 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 22:51

暗闇斎「デデデ大王様が王になってから、闇の軍勢は姿を見せなくなり、暫くは平和な日々が続いていた
  だが、一見平和に見えたこの世界にも、裏には闇が潜んでいたのでござるよ
  今回は、そんな話でござる…………」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 後編


大王「痛てててててて……!くっそ〜カービィの奴……!」
バイオスパーク「全く…これはまた手痛くやられたようでござるな
  いい加減これに懲りて、とっととスターロッドを返したら如何でござるか?」
大王「嫌だデ!おれさまはこいつでやらなきゃならない事が沢山あるんだデ!」
バイオスパーク「スターロッドはプププランドに無くてはならない重要な存在でござる
  私物化しては罰が当たるでござるよ」
大王「分かってるデ!スターロッドはいずれ返す!
  それよりカービィ…今度という今度は絶対にやっつけてやるデ!
  次にカービィと出会ったら、今度はクラッコでカービィを退治してやる!っつーわけで、じゃあな!」
バイオスパーク「ああ……」


バイオスパーク「やれやれ……プププランドに闇の軍勢が現れなくなったのは良かったでござるが、
  当の大王様は私利私欲でスターロッドを盗んだりプププランドの住人達を苦しめたりしてやりたい放題でござる……
  メタナイトの熱心な教育の結果がこれとは………またメタナイトに帰って来て貰う必要がありそうでござるな………
  果たして本当にヅヅヅ皇帝陛下の仰る通り、ダークマインド達を斃す日が来るのでござろうか………」
シノ「お父さん………」
バイオスパーク「おお、シノ 済まぬ…起こしてしまったでござるか……」
シノ「今の人、だれ?」
バイオスパーク「デデデ大王でござるよ…ほら、この前拙者が教えただろう…あれが今のプププランドの王様でござるよ」
シノ「あの人が王様……?ぜんぜん王様に見えなかったけど………」
バイオスパーク「ははは……シノは意外とはっきりものを言うタイプでござるな
  確かにシノの言う通り王らしくないかもしれぬ…だが、それが大王様の良い所なのかもしれぬでござる
  全然王らしさが無いからこそ国民と同じ目線に立つ事が出来るだろうし、いつかきっと国民の為に色々と頑張ってくれる筈でござる
  恐らく、大王様はダークマインドとの戦いに打ち勝ち、その戦いで得た事を多くの人々に語る日が来るでござろう
  拙者はそんな日が来る事を信じているでござる……
  シノ、お前はそんな大王様の手助けをしてやって欲しいでござる」
シノ「うん……」
バイオスパーク「さあ、今日も修行するでござるよ!」
シノ「はい!」


 ジリリリリリリリリリリリリリリ!!

バイオスパーク「済まない……電話でござる……はい、こちらバイオスパーク………
  おおっ、これは陛下!お久し振りです!」

ヅヅヅ皇帝「久し振りだな…それと陛下はもう良い 儂はもう皇帝ではないのだ」

バイオスパーク「申し訳ございません……それでヅヅヅ殿、ご用件は…?」

ヅヅヅ皇帝「ああ…あれから独自に闇の軍勢を追っていたのだが、調査の途中妙な人物の名を耳にした」

バイオスパーク「名前…でござるか……?」

ヅヅヅ皇帝「ああ……邪幻斎と言ってな……ダークマインドの部下ではないようだが、
  もしかするとダークメタナイトと何か関連があるかもしれん……お前も気を付けてくれ」

バイオスパーク「はっ……了解しました」


シノ「……お父さん、だれから?」

バイオスパーク「ん…?ああ、古い知人からの電話でござるよ
  さあ、気を取り直して修行に行こうか」
シノ「はい!」




ヅヅヅ皇帝「……さて、そろそろ出発するか………
  デデデは今頃どうしているだろうか……しかし、今頃になって会わせる顔が無いな………」


 ドォォォォオオオオオオオオオオン!!!!

ヅヅヅ皇帝「………!?何の音だ……?まさか、闇の軍勢か………!!」


666 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 22:55

宝石魔人「フン!!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオン!!!!

宝石魔人「………………」

ヅヅヅ皇帝「……何だ、音の正体は貴公だったか………」

宝石魔人「……誰じゃ…?」

ヅヅヅ皇帝「私はヅヅヅ……プププランドの元国王だ
  それより貴公は、ワムバム一族の者だろう……?」
宝石魔人「ああ……儂は最強の民族、ワムバム一族の王、ワムバムジュエルじゃ」
ヅヅヅ皇帝「こんな所で何をしている…?」
宝石魔人「技の強化じゃよ……今のグライドパンチでは、奴を斃す事が出来ぬ………
  儂の国の民を殺した………闇の戦士とやらにな………………」
ヅヅヅ皇帝「そうか……噂は本当だったようだな………
  最強の一族であるワムバム一族が一夜にして滅んだ原因はダークマインドだというのは………」
宝石魔人「……何か知っておるようじゃな」
ヅヅヅ皇帝「いや、ダークマインドについての詳しい情報は未だ掴めていない……
  それより頼みがある……ワムバム一族の王よ、プププランドには私の息子がいる………
  息子は将来、闇の軍勢との戦いに巻き込まれ、それに立ち向かわなければならぬ日が来るかもしれんのだ………
  もしそんな日が来た時、力を貸してやってはくれぬか……?」
宝石魔人「今は出来ぬな……しかし、技を高めた時、儂はプププランドという国に赴こう
  息子とやらに手を貸してやれるかどうかは分からんが、その言葉、もしも覚えていたら協力しよう」
ヅヅヅ皇帝「ああ……頼んだぞ………」




バイオスパーク「綺麗な夜空だ…………こうして安らかな気持ちで空を見たのはいつ以来でござろうか…………
  血の繋がりは無いとはいえ、拙者には娘が出来た………出来れば、戦いとは無縁な生き方がしたいでござるな………
  だが、今でもシノにこうして厳しい修行をさせているのは、戦いは終わらぬという事を予感してしまうからでござろうな………
  ……こんな事を考えていても仕方が無い………今日はもう寝る事にしよう………………」



バイオスパーク「邪幻斎の居場所が分かった……!?」

ヅヅヅ皇帝「ああ……お前が住んでいる場所から近い所に奴のアジトがあるという情報が手に入った
  邪幻斎は今夜、プププランドを襲撃し、プププランドを制圧するつもりらしいのだ
  バイオスパーク、儂はそこには行けぬが、行ってくれぬだろうか」

バイオスパーク「了解しました」


シノ「お父さん…………どこに行くの……?」

バイオスパーク「ああ……ちょっと用事が出来てしまってな……大丈夫、すぐ戻るでござる
  その間、留守番を頼むでござる………それと、今日は修行は休みでござる、ゆっくり遊んでてくれ」
シノ「お父さん……」
バイオスパーク「では、行って来るでござる」

 ビュン!!

シノ「お父さん………」




邪幻斎「……遂に我々が動く時が来たようだな…………
  ダークマインド達が全く動かぬ今、好機は今しかない………行くぞ、鉄眼よ」
鉄眼「ああ………」


バイオスパーク「そうはいかぬ……」

邪幻斎「何者だ……?」


バイオスパーク「拙者はバイオスパーク……一介の忍者でござるよ」

鉄眼「………………」

邪幻斎「良い……奴は私が片付ける………………」
鉄眼「邪幻斎……!」
邪幻斎「鉄眼よ……お前と出会ってから、今までお前に私が戦う姿を見せた事が無かっただろう………
  よく見ておくが良い………私の邪幻妖術をな……………!」

バイオスパーク「…………………!」




隊長「どうしたんでやんすか?最近は部下も動かさないなんて
  ひょっとしてプププランドを襲うのは諦めたんでやんすか?」
ダークメタナイト「まさか……ほんの下準備だよ」
隊長「下準備でやんすか けど、やるなら今がチャンスじゃありやせんか?
  デデデ大王を始め、プププランドの国民には強い相手はいないようでやんすし」
ダークメタナイト「だからと言ってそう焦る必要もないだろう
  確かに、今ならポップスター全てを支配する事は容易い…だが、そう簡単に手に入ってしまっては面白味に欠けるだろう
  価値ある物なら、それなりに長い年月をかけて手に入れたいだろう?」
隊長「そういうもんでやんすかね?あっしには分かりかねやすねぇ」

667 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 23:00

バイオスパーク「はあ……………はあ………………!」

邪幻斎「くっ……………がはっ…………!まさか………この私が………これ程の傷を負う事になるとは………………!
  バイオスパークとやら………この戦い、暫く預けるぞ……………………
  この傷を癒し、必ずお前を斃しに戻って来てやる……………………覚えておくが良い……………!」

バイオスパーク「………………………ぐっ………がはっ……………!
  何とか………邪幻斎を退ける事が出来たが…………間一髪でござった……………………
  邪幻妖術………なんと恐ろしい技だ…………………
  邪幻斎………あんな恐ろしい奴がいたとは……………くっ…………!もう二度と戻って来ない事を祈るばかりでござる…………………」



バイオスパーク「ただいまでござる」

シノ「あ!お父さん!おかえりなさい!…………お父さん…?どうしたの……?けがしてるの……?」
バイオスパーク「いや……大丈夫でござるよ…………今日は少し休みたいでござる………」
シノ「いやだよお父さん………死んじゃいやだよ……………」
バイオスパーク「心配するな 拙者は死なぬでござるよ……お前を一人前の忍者にするまではな…………」


 ヅヅヅ皇帝「シノというのか?」

 バイオスパーク「はい、拙者の娘でござる」

 ヅヅヅ皇帝「そうか………」

 バイオスパーク「シノは将来、きっとデデデ大王様のお役に立つ事でしょう
   拙者は忍びの世界から足を洗い、シノを一人前の忍びに育てて見せます」

 ヅヅヅ皇帝「まさかお前が忍者を捨て父親になる日が来るとはな…………次期暗闇斎候補と呼ばれ、恐れられていたお前がな………」

 バイオスパーク「未練はありません……それに、そもそも最初から暗闇斎を襲名するつもりなどありませんでしたから」
 
 ヅヅヅ皇帝「そうか………しかし、シノという娘、いずれ私の馬鹿息子の嫁にでも………
   …いや、冗談だ 今の事は忘れてくれ……あの馬鹿息子には勿体無いな
   では、お前とはここでお別れだな………今は娘を育てる事に専念すると良い 私は1人で闇の軍勢について調べよう」

 バイオスパーク「しかし………」

 ヅヅヅ皇帝「良いのだ 私1人でも充分にやっていける………では、さらばだ 頑張れよ」

 
バイオスパーク(陛下…………貴方には色々とお世話になりました……………………
  恩返しになるとも思えませんが、シノをきっと一人前に育て、そしてデデデ大王様の傍に………………………………)



邪幻斎「くっ………………!」

鉄眼「大丈夫か邪幻斎………しかし大した奴だ………邪幻斎にこれ程の傷を負わせるとは…………………」

邪幻斎「奴が強かったのではない………奴を甘く見た私の油断こそが最大の敗因だったのだ………………」

鉄眼「邪幻斎…………」

邪幻斎「バイオスパーク…………奴だけは、この私の手で…………………………」

ダークメタナイト「これはこれは、大層手痛くやられたようだな」

邪幻斎「………ダークマインド………」
鉄眼「…………………………」

ダークメタナイト「……ほう、姿を変えていても私が誰か分かるのかい」

邪幻斎「こんな所まで来られる者がいるとすれば、私の他にはお前ぐらいだ…………………
  ダークマインドよ…………ポップスターはお前の物にはならん…………あの星は、いずれ私の支配下となるのだ…………」

ダークメタナイト「その傷でそこまでの威勢を張れるとは中々大したものだ
  だが、君もまた私の掌の上の存在に過ぎないという事を自覚しておくべきだな」

邪幻斎「何……?」

668 名前:星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/01(Mon) 23:05

ダークマインド「おかしいとは思わないか…?あの時、何故君達がプププランドを襲撃する時に限って都合よく敵が現れたのか……
  あれは全て私が裏で仕組んだ事だよ
  君の存在や、プププランドを襲撃する時間といった有益な情報をヅヅヅ皇帝に流したのさ
  流石は有能な元国王だ 思った通り都合よく動いてくれて助かったよ
  君は我々にとって何かと邪魔になる存在だったからね……邪魔な存在は大きくなる前に早めに潰しておくに越した事はないだろう」

邪幻斎「……得体の知れぬ奴だ…………知っているぞ………お前が闇鏡を持っている事を…………
  そして、闇鏡には、この宇宙の全てを支配する事が出来る力を秘めている事もな…………………
  だが、そんな代物を持っているにも関わらず、お前が一向に動きを見せないのは、闇鏡がまだ完成していないという証拠か………?」

ダークメタナイト「さあ……それはどうかな………」

邪幻斎「ダークマインド………貴様の持つ闇鏡が完成した時、その闇鏡を必ず我が物にして見せよう…………
  闇鏡が完成せず、お前が消えてくれても、それはそれで構わんがな………………」

ダークメタナイト「残念だが、私は永劫不滅の存在だ 私が消える事など、奇跡でも起こらない限り有り得ない事だ
  君はそこで大人しくして余生を過ごすと良いだろう その方が賢明だと思うがね
  では、またどこかでお会いしよう、邪幻斎…………………」




邪幻斎「ダークマインド…………奴が宇宙を支配する日が来る事は無いだろう………
  闇鏡が手に入らずとも、我が手元には、古来より恐れられし魔物を封じた巻物がある…………………
  憤怒、嫉妬、怠惰、暴食、色欲……それぞれ5つの魔物を封じた闇の巻物が…………………
  これさえあれば、闇鏡も……ましてダークマインドすらも敵では無い…………そして、全宇宙を支配する事も容易いだろう…………
  全てを屈服させてやる………宇宙も………ダークマインドも………………私の"恐怖"でな…………!」




暗闇斎「これから先、この戦いがどうなるのかは君達の目で確かめて欲しい
  戦いは終わらない………この世界に闇がある限り………………
  光ある所には必ず闇がある…………どちらかが消えればどちらとも存在し得ない………………
  つまり、戦いが終わる事は恐らく無いだろう………だが、それでも戦いが終わる事を信じて戦い続けなければならない……………
  戦いの終わりはいつやって来るのか………それはきっと、この物語が教えてくれる筈……………
  戦いの結末は、是非とも、月華のシノ〜忍び街道まっしぐら!〜をご覧戴きたい」


星のカービィ デデデでプププなものがたり・特別篇 後編 終

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/02(Tue) 00:16
デデデ大王さらに悪どい声で市民と喋ってみて!

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/03(Wed) 18:10
ちくわ大明神は全ての忍者の神で初代暗黒斉なのだ


671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/06(Sat) 11:39
アドレーヌの本名は安藤玲音

すまん、嘘ですw
しかしあながち嘘でもなさそうだよな

672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/06(Sat) 21:55
サスケー頼まれていた竹鉄砲もってきたぞー


673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/06(Sat) 22:09
愛について語り合おう

674 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:23

シノ「こんばんは シノです
  遅れ馳せながら、10ちゃっと12周年おめでとうございます
  今年も特に問題なくこの10ちゃっとという場所でこのスレッドを継続出来る事に感謝致します
  12周年の記念祭ですが、申し上げませんが、今回も参加は謹んで辞退させていただきます
  参加しない理由については色々と思う処がありますが、ここでは公にはしません
  参加は出来ませんが、10ちゃっとが12周年を迎えられた事を心から祝福致します
  そして、これからも益々のご発展を心よりお祈り申し上げます
  それでは今日も早速質問を返して行きます」

>>664

ツキカゲ「時間軸的には前編が原作1巻より何十年くらい前の話で
  後編が1巻ぐらいの頃だよね、多分」
タック「あんなハチャメチャなギャグの裏でこんな死闘があったなんて誰も思わへんやろな」
シノ「ハチャメチャっていうほどでもないと思いますけど……」
ツキカゲ「前編ではアドレーヌさんのママさんが出てきて後編ではシノさんの子供時代まで出て来るし
  見所が色々と多いですねー
  アドレーヌのママさんでもウィズっていう敵に勝てなかったって事は、アドレーヌさんでも敵わない相手って事なのかなあ……
  あの能力は侮れないですね……」
タック「ま、ボクらが戦う事は無いと思いますけどな」
シノ「ジュエルさんはあの時、ヅヅヅさんに会ってたんですね……
  あの時の約束は覚えていたんでしょうか……
  多分、忘れていたかもしれないけど、頭のどこかに残っていた可能性もありますね」
サスケ「暗闇斎でさえ苦戦した邪幻斎……奴がどれ程の強さなのかどれ程の恐ろしさなのかは知らんが、
  向かってくる奴らは消し去るだけだ」

>>669

シノ「恐らくそれはないと思います…陛下はもう悪い人じゃありません
  ダークマインドとの戦いに勝ち、闇を消し去るのではなく、受け入れる形で闇を抑えた陛下は、立派な王です
  陛下は今、戦いで得た事の数々を色々な場所に住む人達に教えに回っています
  そうする事で闇が生まれる事を出来るだけ少なくして、ダークマインドの復活も遅れさせる事が出来ます」
ツキカゲ「またあんな化け物が出て来ると思うとぞっとするなあ……」
シノ「陛下が帰って来る事には、私達の戦いもきっと終わっています……陛下が安心して帰れるように頑張ります」

>>670

ツキカゲ「ええーーっ!?そ…そうだったんですかーー!?
  それは知らなかったですよ!!」
タック「アホ!そんなん適当な嘘に決まっとるやろ!
  暗闇斎を暗黒斉って書いてる時点で真っ赤な嘘やがな!」
ツキカゲ「え…!?あ…本当だ……」
タック「何でもかんでも鵜呑みにすんなや 名無しの言う事なんて、大半が適当な嘘なんやからな」
シノ「流石にそれはないです……」

>>671

ツキカゲ「えーーーーっ!?それって本当ーー!?」
タック「せやから嘘やってさっき言ったやないか!
  言った側から何でもかんでも鵜呑みにすんなや!
  君、絶対あれやな 詐欺とかに遭っても詐欺やって気付かぬまま金搾り取られるタイプやな」
ツキカゲ「でも、本当にそういう名前だったら凄いですよね!」
タック「そんなん知らんがな」

>>672

サスケ「どれ……そいつを貸してみろ……」


 ドォォォオオオオオオン!!!

 ドガァァァアアアアアアアアアアアン!!!!!

シノ「…………」

タック「……………」

ツキカゲ「…………」

サスケ「年上には「さん」を付けろと言ったよな……?」

シノ「やっぱり一流ですよね、サスケさんは(棒読み)」
ツキカゲ「僕達じゃまだ足元にも及ばないよ…(震え声)」
タック「年上に「さん」を付けなきゃあかんけど、台詞に括弧は付けんでもええわ」

>>673

ツキカゲ「愛……愛って何だ!?」
タック「躊躇わない事や!もしくは悔やまない事や!」
ツキカゲ「じゃあ若さ、若さって何だ!?」
タック「振り向かない事や!もしくは諦めない事でもあるな!」
ツキカゲ「胸のエンジンに火を着けて光の速さで明日へダッシュしざるを得ないですね!」
シノ「愛っていう話題になると必ずギャバンネタに走るの、やめた方がいいと思います…」


シノ「それでは今回はここまでです
  次回もまた会いましょう さよなら」

675 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:26

冒頭のメッセージに誤りがあった為訂正致します

申し上げませんが→申し訳ありませんが

大変失礼致しました

676 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:29

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


ナレーション「プププランドは、夏真っ盛りである」

タック「ああ……最近暑いなあ………」
ツキカゲ「そうですねぇ……もう夏ですねぇ………」
タック「デスドラースを倒してから何週間か経ちましたけど、
  あれから悪の組織の連中、すっかり姿を見せなくなりましたなあ」
ツキカゲ「遂に諦めたんですかね…」
タック「だとええんやけどなあ…どうも悪い予感がすんねん」
ツキカゲ「また悪の組織が動き出すかもって…?そんなまさか!」
タック「そうやってボク達が油断した時こどが奴らの狙い目かもしれへん
  アイスなんか食ってる場合ちゃいますわ!」
ツキカゲ「どこに行くんですか!?もしかして修行!?」
タック「トイレや!さっきからお腹が痛くて痛くて」
ツキカゲ「トイレですか!もう……だから食べすぎるなって言ったのに…!」
タック「仕方あらへん…食欲には負けますわ!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)


677 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:34

クチナワ「デスドラースが敗れてから暫く経ったが、
  これからプププランド侵略の作戦指揮は誰が執るのじゃ?」
オロチ「誰も立候補しないんなら、次は僕が行こうかなあ」
ダークソードナイト「何を言う!次にプププランド制圧の作戦を指揮するのはこの私だ!」
邪幻斎「騒ぐな」
ダークソードナイト「…………!」
オロチ「邪幻斎様…!」
邪幻斎「鉄眼に協力して貰って、何とか奴を呼び寄せる事が出来た」
ダークソードナイト「奴…?」
邪幻斎「さあ出て参れ、文佐衛門」

文佐衛門「………………………………」

オロチ「おや…?これはこれは文佐衛門じゃないか 随分と久し振りだなあ」
ダークソードナイト「何者だ……!?」
オロチ「彼は暴食の武侍・文佐衛門さ」
ダークソードナイト「暴食…?」
クチナワ「妾達と同じ幹部の1人にして「暴食」を司る戦士じゃ」

文佐衛門「久し振りだな…オロチ殿、クチナワ殿………そして…………」

オロチ「おっと…僕が紹介するよ 彼は傲慢の騎士・ダークソードナイト 最近加わったばかりの新しい幹部だよ」
文佐衛門「そうだったか……よろしく頼むでござる」
ダークソードナイト「……………………」

文佐衛門「所で邪幻斎殿……拙者を此方にお呼びしたと言う事は、何かあっての事でござるか……?」
邪幻斎「憤怒の将軍・デスドラースにプププランド侵略の作戦指揮を命じていたのだが、
  そのデスドラースが敵に敗れてしまったのだ」
文佐衛門「何と……!あのデスドラース殿が……!?」
ダークソードナイト「闇の忍び部隊という連中に敗れたのだ」
文佐衛門「成程……デスドラース殿を敗北まで追い込むとは、中々の手練れと見える………」
邪幻斎「そこで、次のプププランド侵略の作戦指揮をお前に任せたいのだ」
文佐衛門「はっ、お任せください邪幻斎殿…貴方様のご命令とあらば何なりと…………」
ダークソードナイト「一見大した事の無い連中だが、油断は禁物だ」
文佐衛門「心配ご無用!拙者の配下は皆、武に長けた者ばかり 抜かりは無いでござるよ
  …と、そんな事より、折角皆と再会出来たわけだ 先ずは皆で食事でも交わそうではないか」
ダークソードナイト「何…!?食事だと…!?」
文佐衛門「腹が減っては戦は出来ぬ……戦いの前には先ず食事でござる」
ダークソードナイト「貴様…!随分と呑気な奴だな…!」
オロチ「良いじゃないか これはまた美味しそうな素麺だ、いただくよ」
文佐衛門「うむ、召し上がってくれ」
ダークソードナイト「どういう事なのだ、これは……?」
オロチ「彼は食を重んじる男さ……戦う前の儀式として必ず食事を行なう、これが彼の流儀なんだ」
ダークソードナイト「…………………………」
オロチ「中々変わっているだろう?彼は僕達幹部の中でも1番の変わり者だからね
  普段から何を考えているのか分からないけど、裏切らないのは確かだよ」



ツキカゲ「どうもありがとうございましたー!またどうぞいらしてくださーい!」



 ボォォォォォォォオオオオオオオオオ!!

ツキカゲ「ん……?何の音だろう……」

バウンシー「どうしたの?ツッキーちゃん」
ツキカゲ「うん…さっき笛みたいな感じの変な音が聞こえてきて…」
バウンシー「きっと尺八の音ね」
ツキカゲ「尺八…?」
バウンシー「うん……でも何で尺八の音が…?」
ツキカゲ「さあ…?」

文佐衛門「失礼するでござる」

ツキカゲ「わっ…!いつの間に……」
文佐衛門「ここは蕎麦屋のようでござるが……」
ツキカゲ「え…あ…はい!そうです!こちら蕎麦屋です〜!お客様ですね!いらっしゃいませー!」
バウンシー「お客様!お席はあちらです!どうぞ!」
文佐衛門「おお、わざわざご親切にどうも」
ツキカゲ「お客様、ご注文は何にしますか?」
文佐衛門「この店で、お主が特に自慢の一品だと思うものを1つ作ってくれぬか」
ツキカゲ「え…?あ、はい!かしこまりました!すぐにお作りしますので、少々お待ちください!」

678 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:38

ツキカゲ「はい!どうぞお召し上がりください!」
文佐衛門「これは…?」
ツキカゲ「はい!月影蕎麦と言いまして、このお店特製の自慢の一品なんです!
  常連のお客様にも大人気でして、1番のおすすめ品です!」
文佐衛門「成程……では、頂くとしよう……………」
ツキカゲ「……………………………」
文佐衛門「……………………………………………」
ツキカゲ「………………………………………………………」
文佐衛門「………………………………………………………………うむ……………」
ツキカゲ「………あ……あの…………………いかがでしょうか………………」
文佐衛門「………………………………………………………………………………」

 ズルズルッ………

 ズルッ…!

 ドン!!!

文佐衛門「…………勘定はここに置いておくでござる……………」

ツキカゲ「あ………あの………………お客様………………」

文佐衛門「……………お主、名を何と申す?」

ツキカゲ「えっと……僕はツキカゲです………………」
文佐衛門「ツキカゲ殿か……………………」
ツキカゲ「えっ………?え…………?えっと…………………………」


文佐衛門「美味かったでござる!」

ツキカゲ「えっ……………………!?」

文佐衛門「今まで数多くの店の蕎麦を食して来たが、こんなに美味い蕎麦を食したのは久し振りの事でござる!
  お主は大変良い腕をしておる!感動したでござるよ!」
ツキカゲ「あ……ありがとうございます……!」
文佐衛門「では、失礼するでござる………」

ツキカゲ「あの………!」

文佐衛門「………ん?」

ツキカゲ「あ………あの……………あなたの名前をお聞かせください………!」

文佐衛門「おっと済まない………名を名乗るのを忘れておったでござる
  拙者の名は文佐衛門 もし良ければ、またこの店に立ち寄ってもよろしいでござるか?
  拙者、この店の蕎麦が気に入ったでござる」
ツキカゲ「……………はいっ!!喜んで!!」


バウンシー「凄いじゃないツッキー!!」
ツキカゲ「ううっ……まさか…あんなに僕の蕎麦をあんな風に言ってくださる人がいるなんて…………!
  僕感動で…………涙が止まらないよおおおおうええええええええええええええん!!!」
バウンシー「よしよし……所で、さっきの人、ここじゃ見かけない方だったわね………」
ツキカゲ「そうですね…………文佐衛門さんか…………………なんか良い人そうだったなあ……」



文佐衛門「………………作戦は順調でござるか?木枯虚無僧」
木枯虚無僧「はっ文佐衛門殿………ここら一帯に尺八を吹いたでござる
  間もなく、ここら一帯の草木は枯れ果てるでしょう………」
文佐衛門「左様でござるか……流石は木枯虚無僧……拙者の自慢の配下でござる」
木枯虚無僧「そう言って頂けるとは、光栄です…………
  拙者の尺八は草木を枯らす事が出来る………この能力でプププランド全体の草木を枯らせば
  プププランドの植物が全て枯れてしまえば、プププランドに住む草食動物達は食う物を失い、やがて飢えにより絶滅する……
  草食動物達が絶滅した後、今度は肉食動物達が食う物を失い、やがて肉食動物達も飢えにより絶滅する………
  こうして食物連鎖は下から順に崩れ去り、プププランドに住む全ての命がここに消え去るというわけだ…………」
文佐衛門「見事でござる………住人達が空腹に耐えかねて姿を消せば、プププランドの制圧は叶ったも同然でござる」

679 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:41

シノ「ジュウゾウさん、おはようございます」
ジュウゾウ「おおっシノちゃん!おはよう!お父さんから聞いたよ!色々と悩んでいたって…もう大丈夫なのかい?」
シノ「はい……皆さんにはご迷惑をおかけしました……何てお詫びすれば良いか……」
ジュウゾウ「いつもの君らしくいれば良いよ!」
シノ「ありがとうございます…」
ジュウゾウ「それじゃあ、また運営の手伝いでもお願いするよ!」
シノ「わかりました 宜しくお願いします」


タック「いやあ、シノ姐はん、すっかり元気になったみたいで良かったでんなあ」
サスケ「……本当にそう思うか?」
タック「え?何ででっか?」
サスケ「あの小娘は辛いと思った事は決して表には出さない……そういう人間だ
  何でもないように振舞ってはいるが、まだ忘れられていないだろう…デスドラースの最期をな……」
タック「……そうかもしれまへんなあ………ボクも、あれを思い出す度に食欲がなくなってきますんねや」
サスケ「お前の食欲の事はどうでも良いが……最近おかしいと思わねェか…?」
タック「何がでっか?姐はんの様子がでっか?」
サスケ「そうじゃねェ 周りを見てみろ
  周りに生えている植物が枯れそうになっていやがるんだ……
  前までは何ともなかった筈なのに、最近急にだ……」
タック「最近暑くなってきはったから、それが原因なんと違いまっか?」
サスケ「それが原因とも考えられるが、それ以上に不可思議なのが最近プププランド中に尺八の音が響いているという事だ
  植物が枯れそうになった日と尺八が聞こえるようになった日は偶然にも一致している……」
タック「それ、考え過ぎと違いまっか?
  ま、尺八はボクも気になりましたな 誰かが趣味で尺八を吹くようになったとばかり思ってましたけど」
サスケ「少しばかり調べてみる必要がありそうだな……」
タック「ボクも、ちょっとだけ調べてみますわ」


アイアンマム「ねえあなた」
ジュキッド「なんですか?」
アイアンマム「最近ニュースでやってたんだけど、最近動物達の元気がないみたいですわ」
ジュキッド「へえ…どうしてです?」
アイアンマム「それがですね、最近植物が急激に枯れ始めていて、枯れた植物の所為で
  それを食べる動物達も元気がなくなっているみたいらしいですのよ」
ジュキッド「成程ねぇ……ここ最近暑い日が続きますからね、植物が枯れるのは仕方が無い事ですよ」
アイアンマム「ねえあなた…このまま植物がなくなってしまったら、植物を食べて生きている動物達も生きられなくなって
  大変な事になるんじゃありません……?このまま私達の食べる物がどんどんなくなってきてしまうような気がして……」
ジュキッド「考え過ぎですよ……食物連鎖というものはですね、何千年、何万年とずっと変わる事無く続いてきたんです
  それが崩れてしまう事なんて、いくらなんでもあり得ませんよ」
アイアンマム「そうかしら……?」
ジュキッド「アイアンマムは心配性なんですよ 世の中を悲観的に考え過ぎると良い事なんてありませんぞ」
アイアンマム「あなたが楽天的すぎるんです!もう少し世の中の事情に興味を持ったらどうです!?
  ああ………恐ろしいわ…………このまま食べるものが無くなったら、他の街に引っ越すしかなさそうですわね……」
ジュキッド「…………………………………」

680 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/07(Sun) 01:44

サスケ「事件の真相が分かった…?」
ジュキッド「ああ……あくまで俺の考えだがな………
  プププランド中の植物が枯れ始めている原因は、悪の組織が絡んでいる可能性が高い……」
タック「何やって!?それはホンマでっか!?」
ジュキッド「あくまで推測だ もし悪の組織が原因と考えるならば、奴らの狙いはプププランドから食べる物をなくす事だ
  植物を枯らす事で食物連鎖のバランスを崩し、食べる物がプププランドからなくなれば、やがて住人達は他の街に引っ越す
  もしくは飢え死にだろうな……
  住人の数が少なくなり、弱りきった隙にプププランドを奪おうという魂胆かもしれん」
タック「悪の組織の連中のやる事にしては、随分と回りくどいやり方やけどなあ…」
ジュキッド「恐らく、俺達に気付かれにくくする為だろうな」
ツキカゲ「じゃあ、植物はどうやって枯らしているんですか…?」
ジュキッド「そこまでは分からんが………」
サスケ「尺八……」
タック「あっ!そうか!恐らく植物が枯れたのには尺八の音が関係しているのかもしれまへんな!」
ツキカゲ「という事は、尺八の持ち主を捜し出せば……!」
サスケ「そいつがこの事件の犯人という事になる」
シノ「早速捜した方が良さそうですね……!手分けして捜し出しましょう!」
ツキカゲ「おう!」



文佐衛門「………どうやら、勘付かれたようだな…………」
木枯虚無僧「如何致しましょう……」
文佐衛門「暫く身を隠すのだ 植物が完全に枯れるのも最早時間の問題……」
木枯虚無僧「御意」
文佐衛門「闇の忍び部隊……お主達がどれ程の腕なのか、この目で確かめてやろう」


  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら 終


次  回  予  告

ナレーション「尺八の持ち主を手分けして捜し回るシノ達だったが、行方を掴めない
  植物はどんどん枯れてしまう一方だ
  シノはある作戦で尺八の持ち主をおびき出そうとするが……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の拾玖

シノ「忍者は、私達以外にも実は沢山いて、父はその大勢の忍者を管理し、常に監視しています
  掟に逆らった忍者達は、暗闇斎によって極秘に処刑されてしまいます」

ナレーションの声:デデデ大王


681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/07(Sun) 22:34
にゃんこあげるね♪

つ【カービィそっくりの猫】

682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/08(Mon) 07:18
そういえば今回の忍び街道でタイトルに技がつかなくなったね

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/08(Mon) 17:36
リップルスター妖精の寿命は最高85、平均60らしいっすよ
医療技術が結構発展してるらしいけど、それでもこれだ
支払う年金は月たったの650〜1000円、会社の定年は55歳、理想的な寿命ですなぁ
アルルの国、アミティの国、プププランドにあるような二人っ子政策がないので、子作り放題だそうだ
でも、この寿命なら確かに子作り放題でもやっていけるわな
人の寿命が最高90平均65のポップスターも、同じく医療が発展してるみたいだけど90で止まる
それこそ外部から来た人間でも寿命が短縮される
地球だと心臓鼓動3億回で人は死ぬらしいが、ポップスターとリップルスターでは大体2億2500回で死ぬように、遺伝子が自動的に調整してくれるのかもしれない
そして、このおかげで税金も安くなる。俺ポップスターかリップルスターに住みたいっす
地球だと寿命が無駄に長くなりやすいゆえ税金が馬鹿高くなってしまうんだよ
ちなみにポップスターの人間、リップルスターの妖精はどちらも
男女出生比率が男:女で9:10らしい
人が生きる環境として最も優れてる環境なんだよね

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/08(Mon) 17:45
胃腸薬やろう
つ【胃腸薬】

685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/08(Mon) 17:46
2億2500回を2億2500万回に訂正、無駄レス申し訳ない

686 名前:アドレーヌ一派 ◆bYOIJd9g 投稿日:2014/09/10(Wed) 18:20
アドレーヌ「こんにちは、最近プププランドの植物が枯れてきてる気がするの」
カービィ「食べるの大好きな僕には辛い話ペポ」
リボン「犯人誰なんだろ?」
グーイ「気になります」
アドレーヌ「とりあえず答えていきましょー。
デスドラースがいなくなったと思いきや、まーた誰か暴れてるの?」

>>479
アドレーヌ「私がこうして大人気になったのだって実力見せつけてきたからだし、
マルクが力を発揮する機会を与えていけば、私達のように人気者になれそう」
カービィ「サッカーには僕も入れてね」
リボン「私は客席で見てるかなー、それとも混ざろうかな」
グーイ「僕も入れてください」
>>480
アドレーヌ「ゆとり・さとり世代は温い環境で生きてきた世代だからね〜…。
でも、だから弱いかといえばそれは違う。スポーツで世界新記録作りまくってるのもまたゆとり世代だから。身体弱いってより喧嘩に関する知識が不足してるんだよ。
それはそれで悲しい気もするけどね…。
私のように強く、喧嘩の知識もあれば、平時は勿論戦時中だろうと
こうして生き延びていける。身体能力こそ伸びたんだろうけど、
サバイバル能力が下がった、といったとこでしょ。なんにせよ…この剛拳で捩じ伏せたい。
凶悪犯罪者をブッ飛ばしていくのは私の生き甲斐の一つ」
カービィ「僕らのリーダー頼もしいペポ!」

>>484
アドレーヌ「ほんと、力と意欲が有り余ってて、凶悪犯罪者にぶつけていきたいくらいよ。
私みたいなハンター気質がいることで、犯罪者も淘汰されてくんだから良いことでしょ?」
カービィ「僕も同じ思いだよ。喧嘩は嫌だけど、凶悪犯が相手のバトルなら大好物ペポ」
グーイ「楽しいですよね」
リボン「カービィたちカッコいい…♪」

>>486
カービィ「ゲームも僕らの日常も面白いでしょー♪こうみえて結構スリル満点な生活してるんだよ僕達。
やっぱりさぁ、平和な毎日もいいけど、たまにはスリル満点のいつもとひと味違う時間も必要だと思うペポ。
アドレーヌ活き活きしてるよね?僕らを、人を、大事にしながら犯罪者を押さえ込んで潰していく生活をしてるから、
人生に張りがあるんだろうね。もう何人の犯罪者がアドレーヌに取り押さえられたんだろ?」

>>493
アドレーヌ「ナムコからの新参はパックマンに決まったね」
カービィ「パックマンとは当たってみたかったペポ。まん丸対決の王者は譲れないね。
僕は同じまん丸のプリンを抑えてきた。丸くないけどデフォルメされたリンクこと
トゥーンリンクにも勝ってきた。パックマンも僕の餌食にしちゃうよ。
餌食べ(えさたべ)キャラなだけに」
リボン「上手い!」
グーイ「流石主役ですね」
アドレーヌ「カー君とパックマンはどっちが強いのか…?それは三日後明らかになる…」

>>494
アドレーヌ「ドロッチェは、とにかく勝利を求めて努力を怠らないのよ。
弱きを助け強きを挫くをモットーにしてるのも私と一緒。
私も弱いもの苛めなんてやりたくないし、やる気もない。
弱いからってすぐ見捨てるような、ブラック企業経営者みたいなことしたくないんだよね!
あーいうの見てると他人事ながらムカついてくる。大物になりたいなら私に付いておいで」
三人「カッコいい…!」

>>499
アドレーヌ「修羅場を確実に潜り抜けるには結構な経験が問われるよ。
経験が浅いか全く無くとも運良く抜けられることもあるけど…、
経験ある方が頼もしさも自然と伝わるからね。」
カービィ「いつかツキカゲと共闘してみたいペポ」
グーイ「僕はタックさんと組んでみたいです」
アドレーヌ「そうなると私はシノかサスケさんか地雷矢さんになるのね。
一番合うのはやっぱりシノかなー」
リボン「私はクリスタル弾で遠くから撃てるし、飛べるから真上からでも狙える。
私にはサスケさんか地雷矢さんが合ってるのかなー」
アドレーヌ「見事に良い意味でバラバラになっちゃった(笑)」

687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/11(Thu) 19:13
アドレーヌ思いやりあるなぁ
自分達富裕層だけ富を味わうんでなく皆で人生楽しみたいんだね

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/12(Fri) 13:35
俺の…俺の農園があぁぁ…
丹精込めて育て上げてきた野菜があぁぁ

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/13(Sat) 09:25
植物が枯れたら酸素は無くなるんじゃないの


690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/14(Sun) 21:49
>ファントムが万が一プププランドに来たら、本気出した僕とファントムは
>どっちが強いのかなー

ファントムは2週間前に放送の第30話でアンラブリーという、キュアラブリー(=愛乃めぐみ)に酷似した
電柱を片手でへし折って振り回せる、「ハピネスチャージプリキュア」の4人を軽く圧倒する程の
非常に高い戦闘能力を持つ姿になっていた(一人称も俺から私に変更)
仮にカービィVSファントムが実現して、途中でアンラブリーに姿を変えたらどうなるか?

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/15(Mon) 19:45
毎年恒例の祭りやってるけどこのスレから誰も行かないね

692 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/16(Tue) 10:20

こんにちは シノです
皆さんは毎日朝ご飯を食べていますか?
私は毎朝欠かずに食べています
朝早く起きてご飯をしっかり食べて脳を目覚めさせ、
準備体操で体もしっかりと目覚めさせる
それが忍者になる為の秘訣です
え…?普通ですか?普通の事を毎日欠かさずにやる事が大切なんです
それでは今日も早速質問を返します

>>681

わぁ…可愛らしい猫さんですね
でもこの猫さん…なんでカービィさんにそっくりなのでしょうか…?
もしかして、新種って事ですか…?
種類とか、詳しい事は分からないので、詳しい方がいましたら教えてください

>>622

良い所に気が付きましたね
今回の話からサブタイトルが変わりました
これはデスドラース編が終わり、新章に入りましたという事を表しています
サブタイトルの元ネタは全て某時代劇のシリーズから取っています
月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は激闘編までの世界観を残しながら
新たに時代劇らしさを取り入れていて、だけど全く古臭い感じにならないように気を付けています
物語はこれからどんどん新たな展開を迎えて行きますし、強い敵も次々と現れます

>>687

そうなんですか……
妖精っていうと、作品によっては物凄く短命だったり、あるいは凄く長生きだったりと両極端なんですが、
こんなにリアルな寿命だったんですね……
妖精しか暮らしていない星で年金だとか会社だとかってあまり考えられないですけど…
というか、男性の妖精なんているんですか…?
何だか知らない事が沢山ありすぎてびっくりしています…

>>684

ありがとうございます…でも、まだ私には必要の無いものですね……
健康には気を付けていますので
胃腸薬は父上にあげる事にしましょう
余計なお世話かもしれませんが…

>>687

そうですね…アドレーヌさんや>>687さんの仰る通りです
自分だけが幸せになるのではなく、周りに幸せを分け与えられるような人が
皆に信頼される存在になるのではないのでしょうか
アドレーヌさんは、まさに周りに幸せを分けられる人ですね
だから日頃から皆に信頼されているんだと思います
でもそういう人って、周りを大切に思うあまり自分の事を疎かにしてしまうという
ある意味損な部分もあるんですね
でも、自分の損得を気にせず周りの人を助ける行動が出来る人は、普段から他人を大切に出来る素晴らしい人ですので、
日頃から他人に親切にしている方は、これからも他人に親切な人でいてください

>>688-689

植物が枯れてしまうと、本当に大変ですよね…
野菜を作って、それを売って生計を立てている人も、赤字になってしまいますし、
偏食になってしまったり、それ以前に食べる物が殆どなくなってしまいます
何より、>>689さんの仰る通り、植物が無いと酸素も無くなってしまいますね
これが敵の狙いなのではないのでしょうか……
食べる物も無くなり、酸素も無くなってしまったプププランドで生活できる人なんて
まずいないでしょうし、そうして弱った所を狙えば簡単に征服出来てしまいますからね…
もし仮に征服出来たとして、悪の組織は植物の無いプププランドをどうやって自分の領土にしていくのでしょうか……
これは悪の組織の考える事だから、何か他に考えがあるのでしょうね……
どうにかして植物が枯れるのを止めないと……

>>690

え……?男性が女性に変身するんですか…?
それってどういう………
戦闘能力も全部変わるみたいですから、もしかしたら同一人物じゃない可能性も……
あ…でも、男性と女性両方に変身できるキャラって既にいましたよね
誰かは言いませんけど、ヒントはゼルダの伝説です
カービィさんがそんな相手と戦ったら……どうなんでしょう……
カービィさんの事だから、負ける事は無いと思いますけど

>>691

私は、前回も申し上げましたけど、祭りには参加しません
アドレーヌさんは分からないですね…もしかしたら参加するのではないでしょうか
参加するしないは人それぞれですので、参加するしないは、良い事でも悪い事でもないです
書き込みはしませんけど、たまに覗いてみたりはしています
新しい方もいらっしゃいますけど、大半がお馴染みのメンバーだなあと思ったりしながら黙視しています
最早常連さんですね
でも向こうは向こう、私達は私達ですので、これ以上の事は関与しません


今日はここまでです
次回もまた会いましょう さよなら

693 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/16(Tue) 19:33

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


サスケ「どうだ、何か手がかりは掴めたか?」
タック「さっぱりわやですわ……サスケはんは?」
サスケ「俺も全然だ……恐らく、俺達の存在に気付いて身を潜めた節があるな」
タック「どないしまっか?これ以上捜索するのは諦めまっか?」
サスケ「そうだな、これ以上捜しても埒があかねェ……」


木枯虚無僧「………文佐衛門殿……奴らの様子は如何でございますか……?」
文佐衛門「うむ…どうやら、捜索を中断したようだ」
木枯虚無僧「成程……では再び植物を枯らしに……」
文佐衛門「いや、再び動けば彼らの思う壺でござる…このまま暫くの間身を潜め、様子を確かめるでござるよ 良いな」
木枯虚無僧「御意」
文佐衛門「拙者は一度邪幻斎殿の下に戻り、報告しなければならない……ここで待機するでござるよ」



八百屋「す……すみません………野菜と果物は……もう品切れでございまして…………」

客「ふざけんなよ!!何の為の八百屋だ!!あぁ!?」

八百屋「申し訳ございません……!最近植物の枯渇が原因で……それが果物や野菜にも影響が出ておりまして………」

客「ふざけんな!!野菜も果物も無ェ八百屋なんて必要無ェんだよ!!」
客「潰れちまえこんな店!!」


ツキカゲ「酷すぎる…………!」
シノ「プププランド中の植物が枯れた所為で次々と果物や野菜が無くなってしまう………
  何とかしないとプププランドが危ない……!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)


694 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/16(Tue) 19:35

文佐衛門「邪幻斎殿、プププランドの住人達は皆、野菜や果物が無いと大騒ぎしております………
  プププランドは間もなくして滅びの時を迎える事でしょう」
邪幻斎「そうか……良くやったぞ文佐衛門」
文佐衛門「はっ…この文佐衛門、またとない光栄にございます」
オロチ「植物を狙った作戦とは中々考えたじゃないか」
クチナワ「流石の闇の忍び部隊の連中も、今回の作戦に関しては気付くのがちと遅かったようじゃのう」
ダークソードナイト「……ふん、このまま上手く行けば良いのだがな」
文佐衛門「食す物が無くなれば、住人の協調も乱れ、やがて大きな争いとなる
  食こそ万物の宝なり!食こそ神が我々に与え賜うた神秘なる歓び!
  それが無くなるという事が如何に苦しい事か、この世に生を受けた者ならば、誰でも分かるでござろう……」


ジュキッド「果物と野菜が全滅か……」
サスケ「植物が枯れたとなりゃ、今度は肉が食えなくなるかもしれねェな………」
ツキカゲ「あうう………もう蕎麦も作れなくなっちゃうのかな…………」
タック「あかん……食い物の話してたら腹が減って死にそうや…………」
シノ「まだ諦めないでください!!」
ジュキッド「シノ殿……」
シノ「こんな時こそ、住人1人1人が一丸となって協力し合う時です!皆で植物を元気にしましょう!」
サスケ「何言ってやがる!無理を言うのも大概にしろ!」
ツキカゲ「そうですよ……もう枯れてしまったものを、どうやって元気にするんですか………」
シノ「皆で頑張れば、実現不可な事でもきっと可能になります!」
タック「姐はん…無茶言いなさんな……無理なもんは無理なんですわ
  夢を見るんは良い事やねんけど、今回ばかりは現実に目を向けなあきまへんわ」
暗闇斎「いや、決して不可能な事ではござらん」
ツキカゲ「え……?」
サスケ「どういう事だ……?」
暗闇斎「ジュウゾウ殿……こちらへ……」
ジュウゾウ「やあ皆!」
シノ「園長さん……」
ジュウゾウ「皆、この水は凄いんだ!ただの水じゃないぞ!
  何と言っても、この枯れた植物に、この水をかければ…ほらこの通り!」
ツキカゲ「凄い!植物がどんどん元気になってゆく……!」
タック「これならもしかすると……いけるかもしれへんぞ!」
ジュウゾウ「どうだい?役に立ちそうかな?良かったらどんどん使ってよ」
シノ「はい!ありがとうございます!」
ツキカゲ「じゃあ早速プププランドの住人達を呼んで、枯れた植物にこの水を撒こう!!」
タック「よっしゃーーー!!行きまっせー!!」




シノ「皆さん!この水で植物を元気にして参りましょう!」

ツキカゲ「この水はそんじょそこらの水ではありません!
  この不思議な水を撒いてあげれば…ほら植物はこの通り元気に!!」

住人達「おおーーーーーっ!!すげーーーーー!!!」

タック「お買い得でっせ!今なら1リットル1000円でお売りしま!お買い得でっしゃろ!?」

 パン!!

タック「痛っ!!」

サスケ「汚ェ商売すんな!」
タック「痛たた……冗談でんがな冗談……」

住人「凄いぞーーーー!!どんどん植物が蘇る!こいつは凄いぜ!!」
住人「野菜や果物がどんどん実ってるぞ!!」
住人「すげーーーー!!美味そうだなーーーーーー!!」
住人「もっと水を撒いて植物を元気にしようぜ!」
住人達「おーーーーーーーーーう!!!」

シノ「何とかなりそうですね……良かったです………」
ジュウゾウ「プププランドも活気づいてきたのに、食べ物が無くなったりしたら大変だからね」
シノ「本当にありがとうございます……でもその水……どこで…?」
ジュウゾウ「それは内緒だよ 誰にも教えちゃいけない事になっているんだ 悪用されたら大変な事になっちゃうからね」
シノ「そうなんですか……でも助かりました、ありがとうございます……」


695 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/16(Tue) 19:38

木枯虚無僧「む……?何の騒ぎでござるか……?」



木枯虚無僧「こ……これは……!拙者が今まで枯らして来た植物が元気に……!
  どういう事だ……!?大変でござる………急いで文佐衛門殿に報告しなければ………」

サスケ「そこまでだぜ、植物枯らしの元凶さんよ」

木枯虚無僧「はっ……!」

シノ「悪鬼彷徨う現の悪を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊見参!!」

木枯虚無僧「ううっ……!」

シノ「その手に持っている尺八……それを使って植物を枯らしていたんですね………!
  植物を枯らし、果物や野菜を無くし、住人達を困らせた非道な行ない、許す裁き最早有り得る筈も無し!!
  プププランド全ての植物達に代わり、忍びの技にて砕きます!」

木枯虚無僧「己……見つかってしまっては仕方が無い……!ここでお前達の命を頂くでござる!!」

シノ「はあああああああああああっ!!」

木枯虚無僧「ふんっ!!」

 キィィィィイイイイイイイイン!!!

ツキカゲ「こいつ…!シノさんの刀を尺八で……!」

木枯虚無僧「小僧…こいつは只の尺八ではござらん……何と仕込み刀になっているのだ!!」

 シュパッ!!

 ザシュッ!!

シノ「くっ……!!」

ツキカゲ「シノさん!!…この野郎!よくもシノさんを……!」

木枯虚無僧「哈ッッ!!」

 ビュンッ!!

ツキカゲ「跳んだ!?」

木枯虚無僧「尺八吹き矢!!乱れ吹き!!」

 バシュッ!!

 ドスッ!! ドスッ!! ドスッ!!

ツキカゲ「うわわわっ!?」

タック「おわっ!!この尺八、吹き矢にもなっているんでっか!?」

ジュキッド「俺に任せろ!!ぬおおおおおおおおおおお!!ぬん!!!」

 ブンッ!!

木枯虚無僧「哈ッ!!」

 ビュオン!!

サスケ「何っ…!?避けやがっただと……!?」

タック「素早い身のこなし……まるで忍者や……!」

木枯虚無僧「ふははははは!!どうだ!拙者の素早さについてこれぬだろう!」

サスケ「小娘、坊主……奴は俺が狙撃する………奴の注意を引きつけるんだ…!」
ツキカゲ「え……!?」
シノ「分かりました……!」


696 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/16(Tue) 19:41

シノ「はああああああああああっ!!」

木枯虚無僧「ふっ…どう来るかと思えば、真正面からの攻撃か!!哈ッ!!」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ……!!」

木枯虚無僧「この距離ならば外さんぞ……食らえ、尺八吹き矢…」

ツキカゲ「さ…させるかっ!!」

 ヒュッ!!

 キィィィイイイイイン!!!

木枯虚無僧「しまった…!尺八が……!!」

タック「貰った!!」

 パシッ!!

木枯虚無僧「くっ……その尺八は拙者の物だ!!返せ!!」

シノ「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前!!」

 ヒュッ!!

木枯虚無僧「なっ……何だ……!?」

 シュルシュルッ…!

木枯虚無僧「な……何だこれは……!植物が……!
  くっ……動けん…………!」

シノ「これが植物達の怒りです!その身をもって思い知りなさい!」

木枯虚無僧「く…くそっ……!ほどけん………!」

サスケ「よし……今だ…!吹っ飛べ!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオオン!!!

木枯虚無僧「っ……!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアン!!!

木枯虚無僧「ぐああああああああああっ…!!はあっ……はあっ……!!」

シノ「はああああああああっ!!」

木枯虚無僧「はっ……!!」

シノ「花影流・陽炎向日葵!!!」

 シュバッ!!

木枯虚無僧「ぐあああああああああああああ!!!」

ツキカゲ「よし……やった!!」

シノ「……これで、終わりです……………」



ナレーション「その後、木枯虚無僧は植物を枯らした張本人として警察に捕縛されたのだった」


文佐衛門「敗れてしまったか……………………
  木枯虚無僧………務め、御苦労でござった………………………」



ジュキッド「ただいま………」

アイアンマム「あらおかえりなさい」

ジュキッド「良かったですな……プププランドの枯れた植物達は皆元気になったそうです」
アイアンマム「そうみたいですわね……でも残念ですわ……」
ジュキッド「どうしたのです?」
アイアンマム「ええ……プププランドの植物が皆枯れてしまってこれからずっと野菜や果物が食べられなくなると思ったから
  わざわざ隣街まで買い物に行って沢山買い込んでしまったんです……」
ジュキッド「えっ!!?」


ジュキッド「こ……こんなに………!」
アイアンマム「こうなったら、腐らない内に全部食べてください!あなた!」
ジュキッド「ま……毎日野菜生活ですか………無理ですよ……そんな生活…………」


  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら 終


次  回  予  告

ナレーション「ツキカゲは電気を自由自在に操る事が出来るという人物と出会う
  その人物の名は雷電仙人
  ツキカゲは雷電仙人の奥義、雷神手裏剣を見て、雷電仙人に弟子入りを志願する
  一方、手裏剣で悪党を制裁する謎の仕置人事件がプププランド中で噂となり賑わっていた
  暗闇斎はこれをツキカゲの仕業ではないかと疑い、ツキカゲの処刑をシノ達に命じるのだった
  果たしてツキカゲの運命は……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾壱話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾

ナレーション「今回紹介するのは木枯虚無僧 文佐衛門配下所属
  彼が使う尺八は音で植物を枯らす事が出来る他にも仕込み刀になったり吹き矢になったりと用途多彩
  また、素早い身のこなしで敵からの攻撃をいとも容易く避けてしまう
  文佐衛門が誇る自慢の配下の1人である」

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/17(Wed) 16:34
カービィがころころ転がってます

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/18(Thu) 07:23
キャラハンは増えないのかな

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/22(Mon) 17:17
新しいイベント考えないと…

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/22(Mon) 22:08
アドレーヌが祭に来てるのでアドレーヌの近況報告をしにきた
今肝試しイベントやってるんだが、出てくるオバケはほとんど本物だ。ろくろっ首もやはり本物だ。アドレーヌが祭でろくろっ首とタイマンはって負かしたよ
ブラックエンジェル凄いわ。アドレーヌの異名はブラックエンジェルらしい
流石は剛拳アドレーヌというべきか。一部ではカービィより主役に相応しいキャラと言わしめるだけあって強いw

701 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:53

ナレーション「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


ダークソードナイト「ふん……自信満々だった割には、早速配下を1人斃されてしまったな」
文佐衛門「心配無用!確かに、木枯虚無僧が敗れてしまった事は拙者の想定外でござったが、これはほんの小手調べでござる
  木枯虚無僧に代わる新たな自慢の配下を引き連れ、今度こそプププランド侵略を完遂させて見せようぞ」
オロチ「今回もまた自信がありそうだねえ」
ダークソードナイト「ふん…また失敗するのがオチだろう」
邪幻斎「本当に出来るのだろうな?」
文佐衛門「お任せくだされ邪幻斎殿
  拙者この文佐衛門、必ずや邪幻斎殿の為にプププランドを我らの手中に……」
邪幻斎「そうか…では期待しているぞ、文佐衛門」
文佐衛門「では、行って参るでござる」

ダークソードナイト「本当に奴は信用出来るのか?」
オロチ「彼の実力は本物だよ
  これまで僕達に歯向かって来た数々の剣豪をたった一人で斃した功績もあるんだ
  邪幻斎様に対して絶対の忠誠心を持つ文佐衛門の強さに敵う者なんて、いやしないさ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら

 前回までの記録
  第壱話 暗殺技、闇の連続殺人術(>>293-298)
  第弐話 復讐技、夕暮れ一騎討ち(>>318-322)
  第参話 迷惑技、暴走地獄車(>>350-354)
  第肆話 撃ち技、火炎大爆発(>>370-377)
  第伍話 闇技、武器狩り100人斬り(>>392-396)
  第陸話 盗み技、弁慶征伐大作戦(>>412-417)
  第漆話 儲け技、霊媒師悪霊退散(>>489-492)
  第捌話 呪い技、悪霊不幸祭り(>>495-498)
  第玖話 格闘技、恐怖の殺人拳(>>508-511)
  第拾話 力技、格闘忍者大暴れ(>>519-524)
  第拾壱話 脱獄技、凶悪囚人大暴走(>>536-539)
  第拾弐話 荒技、闇の戦士大乱戦(>>546-549)
  第拾参話 逆襲技、闇の忍者捕獲作戦(>>571-574)
  第拾肆話 逆転技、闇の忍者救出作戦(>>587-590)
  第拾伍話 捨て身技、憤怒の将軍最終決着(>>602-606)
  第拾陸話 散り技、命懸けの鬼退治(>>616-619)
  第拾漆話 慕情技、夜空の打ち上げ花火(>>623-630)
  第拾捌話 良縁技、怒りの手裏剣投げ(>>646-652)
  第拾玖話 もしも、尺八で植物が枯れ果てたら(>>676-680)
  第弐拾話 もしも、植物が蘇る水があったら(>>693-696)


702 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:55

バウンシー「ツッキー!買い物に行って来るから、店番お願いね!」
ツキカゲ「はーい!任せてよ!よーし、それじゃあやるか!」

文佐衛門「失礼するでござる」

ツキカゲ「いらっしゃいまs……あっ!貴方、あの時のお侍さんの……えっと………」
文佐衛門「文佐衛門でござる」
ツキカゲ「あっそうそう!文佐衛門さん!また今日も来てくれたんですね!ありがとうございます!」
文佐衛門「また、例のあれを頂くでござる」
ツキカゲ「例の…あっ!月影蕎麦ですね!今すぐお作りしますので、しばらくお待ちください!!」
文佐衛門「うむ」


ツキカゲ「はい!お待ちどう様でしたー!」

文佐衛門「うむ……掛かった時間7分35秒か……まずまずの速さでござるな……」

ツキカゲ(えっ……!?時間なんて測ってたの……!?)

文佐衛門「………うむ……やはりお主の作る蕎麦は美味い………」

ツキカゲ「ほ…本当ですか!?ありがとうございます!」

???「ちょいと邪魔するぜー!おっ、いたいた!文佐衛門の旦那!随分探したぜぇ」

ツキカゲ「あっ…いらっしゃいませ!文佐衛門さんのお知り合いですか?」
文佐衛門「ああ 古くからの知り合いでござってな…紹介するでござる 彼は雷電仙人でござる」
雷電仙人「よう!雷電仙人だ!よろしく!」
ツキカゲ「よ…宜しくお願いします……」
文佐衛門「ツキカゲ殿、雷電仙人にも月影蕎麦を作ってやってはくれぬか?」
ツキカゲ「あ…はい!分かりました!すぐにお作りします!」


ツキカゲ「お待ちどう様でした!」
雷電仙人「おう!早速頂くぜ!………うん!美味いなあ!流石、文佐衛門の旦那が絶賛するだけの事はあるな!」
ツキカゲ「そんな……絶賛だなんて………」
文佐衛門「よし……では、拙者はもう行くでござる」
ツキカゲ「え…?もう行っちゃうんですか?」
文佐衛門「大丈夫でござる…また食べに来るでござるよ では勘定はここに置いておくでござる」
ツキカゲ「あ…ありがとうございました!」

雷電仙人「なああんた、文佐衛門の旦那の事、どう思う?」
ツキカゲ「え…?凄く優しそうな人だと思いますよ……それにとても強そうです
  何か貫禄があるっていうか……僕もあんな風になれたら良いな…なんて……でも無理かな………
  僕、弱いし鈍くさいし、すぐ皆の足手まといになっちゃうし………」
雷電仙人「そうかい……ひょっとしてあんた、忍者かなんかに憧れてんのかい?」
ツキカゲ「え……?あ…はい……」
雷電仙人「丁度良かった……折角だから俺っちの技見てみるかい?蕎麦のお礼と言っちゃなんだけどよ」
ツキカゲ「本当ですか!?見たいです!是非ともお願いします!」
雷電仙人「ほう…こんなに興味を持たれるたぁ思わなかったな……良いぜ、つまんねェ技だが、見てってくんな!
  的は………そうだな、あの木が良いや
  行くぜ、一瞬だから目ぇしっかり開けてよく見ておけよ……?そりゃあっ!!!」

 ヒュンッ!!

ツキカゲ「速い……!!」

 ドスッ!!

 バチバチバチバチバチバチバチ!!!

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

ツキカゲ「…………!!」

雷電仙人「どうでェ?驚いたか?」
ツキカゲ「す…凄い……今のどうやったんですか!?」
雷電仙人「どうやったってか……?電気を操ったのさ 体中に存在する電気をな」
ツキカゲ「電気……!?」
雷電仙人「良いか、人の体ん中には電気が流れてんだ
  金属なんかに触れる時、バチッと静電気が来る事があるだろう?それは体に電気が流れているからさ
  俺はそいつを自在に操れるようになった……そいつを技として昇華させたのが今の技さ
  その名を、雷神手裏剣ってんだ」
ツキカゲ「雷神手裏剣……?」
雷電仙人「あんた、中々良い腕してそうだな……俺っちの弟子にならねェか?
  あんたなら使えるかもしれねェな……俺の奥義、雷神手裏剣を」
ツキカゲ「え…?本当に…本当に使えるようになるんですか……!?」
雷電仙人「そいつは分からねェな 出来る出来ねェってのは結局はあんたのやる気次第だ
  本当にやる気があるってんなら、出来るようになれるかもしれねェな どうだい?やるのかい?やらねェのかい?」
ツキカゲ「…………はい…僕を……僕を弟子にしてください!!!」
雷電仙人「良い面構えだ……明日からお前を鍛えてやる!辛い修行になるが、耐えて耐えて耐えぬいて、そんで俺についてこい!分かったな!」
ツキカゲ「はい!!死ぬ気でやらせてもらいます!!!」


703 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 03:58

ナレーション「その夜………」

強盗1「うへへへへへ………上手くいったぜ…」
強盗2「おう兄貴!この宝石さえあれば、俺たちの暮らしは安泰だぜ!」
強盗3「とっととどっかの店に売り飛ばして金にしようぜ!」

 ガサガサッ……

強盗1「何だ……?」
強盗3「兄貴、どうかしやしたかい?」
強盗1「いや……何か物音が聞こえなかったか……?」
強盗2「ただの風の音じゃないッスか?」
強盗1「だと良いんだがな………」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

強盗1「ぐああっ……!!」

強盗2「兄貴!!」
強盗3「兄貴…!!一体どうしたんですかい!?」

???「………………………」

強盗2「な…なんだお前は…!まさかお前が兄貴を…!!」
強盗3「許さねェ…!兄貴の仇だ!!死ねぇぇぇええええええ!!!」


強盗2&3「ぐあああああああああああああ!!!」


テレビ『ニュースです、深夜2時頃、強盗が何者かに暗殺されたという情報が入りました…強盗に刺さっていたのは何と手裏剣
  目撃者はこれを忍者か何かの仕業だと判断しておりますがその真相は謎に包まれております」


キャピィ「おい今日のニュース見たか!?」
バウンダー「ああ見たぜ!きっと仕置人の仕業だよ仕置人の!悪党を仕置きする正義のヒーローが現れたんだよ!」


サスケ「何……!?暗殺者だと……!?」
暗闇斎「深夜、強盗を狙う暗殺者が現れたという情報が入った……
  強盗の胸元には手裏剣が刺さったままだったそうだ」
シノ「手裏剣……?」
タック「まさか……ツッキーが…!?」
暗闇斎「その可能性もある……」
シノ「待ってください…!ツキカゲさんはそんな事はしません…!」
ジュキッド「俺もそう思う……本人に聞いてみたらどうだ」
サスケ「そういや坊主、まだここに来てねェな……どこで油売ってやがるんだ」
シノ「S-phoneも電源がオフになってて繋がりません………」
タック「ひょっとして、店番と違いまっか?」
ジュキッド「そうかもしれぬな…行ってみよう」


シノ「えっ……?いない…!?」
バウンシー「はい……今日は夕方まで帰って来ないとの事で………」
タック「何てこったい……」
ジュキッド「どこに行ったか分かるか?」
バウンシー「それが…………」
ジュキッド「……そうか…」
サスケ「まあ良い……出直すぞ」
シノ「はい……バウンシーさん、ありがとうございました」



雷電仙人「良いか、自分の中の電気に語り掛けるんだ……
  心で念じれば、電気はお前の心に応えてくれる筈だ」
ツキカゲ「はい!……………………………………」
雷電仙人「………よし、投げてみろ!」
ツキカゲ「はっ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「…………………………………………」

雷電仙人「…………駄目だな……語り掛ける力が足りねェ もっと語り掛けるんだ!自分の電気に!」
ツキカゲ「はい……!………………………………………………………………………………」


ツキカゲ「………………今だ…………はっ!!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ツキカゲ「……………………駄目か………………」

雷電仙人「………………どうした?諦めんのか?」

ツキカゲ「やっぱり僕には無理ですよ…………電気を操るなんて………………」

雷電仙人「そうか…………諦めるか……………………」

ツキカゲ「……………………………………」

雷電仙人「馬鹿野郎!!!」

ツキカゲ「…………!?」

雷電仙人「てめェのやる気ってのはその程度だったのか!?てめェが強くなりたいって言ったのは嘘だったのか!?」

ツキカゲ「そ……そんな事は………!」

雷電仙人「そんな事は……何だってんだ…?」
ツキカゲ「……………………………」
雷電仙人「今のそんな気持ちじゃ、いくら頑張ったって時間の無駄だ
  少し考えて来い それからまた俺の所に来い」
ツキカゲ「……………………………………」

704 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/26(Fri) 04:04

ツキカゲ「……………………僕は、何をやっても駄目だった…………
  忍術も中途半端だし………………いつもシノさん達の足を引っ張ってばっかりだし………………
  今回だって出来ないからって投げ出そうとする軟弱者じゃないか………………………………
  強くなりたい………………そうだ………………僕は強くなるって決めたんだ……………………!
  だったらこんな所でうじうじしている場合じゃない…………!僕はもう…………弱虫じゃないんだ……!!」



ツキカゲ「雷電仙人さん!!!」

雷電仙人「………………どうするか決まったのか?」

ツキカゲ「はい!!」

雷電仙人「言ってみろ」

ツキカゲ「僕は…………強くなりたい…………いや、必ず強くなって見せる………………!
  だからもう立ち止まってなんかいられないんだ…………!」

雷電仙人「………………その言葉に嘘は無ェな…………?」

ツキカゲ「はい………………!」

雷電仙人「………………良いだろう、もう一度、お前さんの事を信じてやる………………」

ツキカゲ「はい!頑張ります!」



サスケ「何っ…!?まだ帰ってねェだと!?」
シノ「はい……さっき、蕎麦屋でバウンシーさんと話をしたんですが……」
タック「一体何をやってんねんツッキー!」
ジュキッド「また明日坊やに連絡を取る事にしよう……」
シノ「そうですね……」



ナレーション「その夜……」


殺人犯1「意外と簡単に殺せたな!」
殺人犯2「けっ!ホームレスなんてどいつもこいつもクズばっかだぜ!
  あんな奴らが死んだって誰も悲しまねェだろ!」
殺人犯3「社会のゴミを片づけてやってんだ……俺達悪い事なんか一つもやってねェよなァ!?」

 ガサガサッ……

殺人犯1「何だ……?」
殺人犯3「どうしたんだよ?」
殺人犯1「ん……?いや…何でもねェ……」
殺人犯2「お、おい!後ろ!!」
殺人犯1「ああ!?」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

殺人犯1「ぐあああああ!!」

殺人犯2「お…おい!!しっかりしろ!!おい!!」
殺人犯3「おい!!警察呼べ!!警察!!」
殺人犯2「馬鹿野郎!!そんな事したら俺らまで捕まるじゃねェかよ!!」
殺人犯3「じゃあ……じゃあどうすれば……!!」
殺人犯2「決まってんだろ……こうしてやるのさ……!」
殺人犯3「成程な……」
殺人犯2&3「死ねぇぇぇぇええええええええ!!!」


キャピィ「おい!見たか!?今日の新聞!」
バウンシー「あの例の仕置人の話だろ…?見たに決まってんじゃんかよ!
  やっぱいるんだよ!悪い奴らを成敗する正義のヒーローってさ!」


暗闇斎「今度は殺人犯が暗殺されたようだ……
  また今回も胸元に手裏剣が刺さったままだったようだ………」

サスケ「坊主は…!?」
シノ「ずっと帰って来ないままだそうです………」
タック「まさか……ツッキーが……」
暗闇斎「これで決まりでござるな………
  闇の忍び部隊よ……これ以上騒ぎになるわけにはいかん……
  このまま騒ぎになれば、お前達の存在も公になってしまいかねない……
  そうならぬ内にツキカゲを処刑しろ……今すぐにな……!」
シノ「そんな……!」


  第弐拾壱話 もしも、電気を自在に操れたら 終


次  回  予  告

ナレーション「こうしている間にも、闇の忍び部隊の存在が少しずつ明るみになってしまう…
  それを食い止めるべく一刻も早くツキカゲの行方を捜し出すシノ達
  本当に仕置人の正体はツキカゲなのだろうか……
  その一方でツキカゲは雷電仙人のもとで修行を続けていた 果たしてツキカゲの修業の結果は……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第弐拾弐話 ご期待ください」


忍者大図鑑 其の弐拾壱

シノ「裏稼業ではシビアなサスケさんですが、人情に厚く、プププランドの住人達からは評判が良いです
  サスケさんの花火は、プププランドの皆さんに活気を与えてくださっています」

ナレーションの声:デデデ大王

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/28(Sun) 11:10
>>607のクッパのオヤジっぷりときたらw
一方、アドレーヌはというと、カービィ達を引き連れてブラックエンジェルズを創ろうとしている
アドレーヌ=ブラックエンジェルだからね
こんなクッパなんてもはや恐くないwアドレーヌの方がすっかり大ボスになっちまったなw
ブラックエンジェルズとやりあったらクッパ軍負けるんじゃねえのか

706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/09/28(Sun) 13:48
ツッキー終わったなwww

707 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 06:21

シノ「こんにちは シノです」
ツキカゲ「どうも!ツキカゲでーす!
  今日も張り切って質問を返したいと思います!
  ありの〜〜〜ままの〜〜〜〜〜姿見せるのよぉぉおお〜〜〜〜〜〜!!」
シノ「それでは参りましょう」
ツキカゲ「うっ…!軽くスルーされた…!ある意味ショックかも……!」

>>697

ツキカゲ「カービィ君や、そんなにころころ転がってどこまで行くんだい
  お池にはまってさあ大変
  どじょうが出てきてこんにちは 坊っちゃん一緒に遊びましょと誘われたが
  聞くまでも無くどじょうを見るなり一飲みしてしまうカービィ君なのでした」
シノ「どじょうって蒲焼きにすると美味しいですよね」
ツキカゲ「そうなんですか!?僕はうなぎの方が良いかなあ」
シノ「じゃあ今日のお昼ごはんはうなぎを食べに行きましょうか」
ツキカゲ「あっ!良いですねえ!行きましょう行きましょう!」

>>698

ツキカゲ「そう思っているのなら貴方がなればい良いじゃないですか!
  一銭にもならないですけど、やってみれば案外楽しいですよ!」
シノ「楽しいかどうかは人それぞれだと思います
  陛下だって、最初は楽しいと言うより怖かったらしいですから」
ツキカゲ「えっ!?そうだったんですか?」
シノ「最初は凄く緊張したらしいです 質問を返して、それに対する名無しさん達の反応が
  もし悪かったらどうしようと思っていたらしいです
  でも続けて行く事でそれが徐々に無くなって行ったらしいですよ
  私も時々そう思ってしまう事もありますが、ここの名無しさん達は優しい人ばかりなので
  気楽にやっています」
ツキカゲ「シノさんに似たんですよ、きっと」
シノ「そうでしょうか…?」

>>699

シノ「新しいイベント……?何のですか……?」
ツキカゲ「きっとこのスレッドをリニューアルするんですよ!
  そのイベントを考えているんですよきっと!」
シノ「違うと思いますけど……でもイベントを考えるんだったらツキカゲさん得意ですよね?」
ツキカゲ「えっ!!?」
シノ「新しいイベントってどういうのが良いと思いますか?」
ツキカゲ「えっ…えっと……そうですね………えーっと…………
  楽しければそれで良し!みたいな……えへへ……………………
  すぐに思いつかないですよ!無茶振りも限度がありますよ!」

708 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2014/09/29(Mon) 06:28

>>700

シノ「そうなんですか……アドレーヌさん、遂に参加したんですね」
ツキカゲ「いやあ祭り会場でもやらかしちゃうなんて凄いですね!っていうかアドレーヌさんってそういうキャラでしたっけ?
  なんかもうどんどん強キャラ化されていって仕舞にはラスボスレベルにまでなっちゃったりして…なんて」
シノ「アドレーヌさんは最近ブラックエンジェルとか剛拳とか色々な呼ばれ方があって…凄いですね
  それが人気になる所以なのでしょうか
  アドレーヌさんの話題ばかりで私達についての話題が少ないのは、私達の個性が薄いからなのかもしれませんね……
  特に私なんてアドレーヌさんみたいに自慢できる所なんて何一つ無いし、ブラックエンジェルなんて名乗れる程の自信も無いし、
  私って主役に向いているキャラじゃないような気がしてきました…」
ツキカゲ「そ…そんな事ないですよ…!た…確かにシノさんってアドレーヌさんよりキャラ薄いな…とは思いますけど……
  いや、でもネガティブになったってどうにかなるわけでもないし……
  っていうかアドレーヌさんっていう存在そのものがズルいんですよ アドレーヌさんってだけで話題全部そっちに持ってかれちゃいますしね!
  そうだ!なんなら僕がシノさんの異名とか考えましょうか!
  アドレーヌさんがブラックエンジェルだからシノさんはダークネスアサシンでどうでしょうかね!」
シノ「ブラックエンジェルより物騒になりませんか…?」
ツキカゲ「そのぐらい物騒で良いんですって!でなきゃ話題になんてなりませんよ!」

>>705

ツキカゲ「ブラックエンジェルズか……もしかしたら闇の忍び部隊より強くなっちゃいそうかも……
  いやいや、でも何だかんだで僕達の方が強いですよね!世界の平和は僕達にお任せあれ!ってな感じで…」
シノ「クッパさんは性格こそ丸くなりましたけど、強さは昔の時とそんなに変わってはいないのではないでしょうか…?」
ツキカゲ「もし仮にクッパさん強かったとしても、クッパさんの部下ってキノコとか亀とかそういうのばっかりだし
  しかも踏み潰して倒せちゃうような奴らばっかりだから楽勝なんじゃないですかね」
シノ「という事はもしかしてマリオさんよりカービィさんの方が強いという事になるんじゃ…」
ツキカゲ「いや、その理屈はおかしい」

>>706

ツキカゲ「あうぅ〜〜僕、何だか知らない内に殺されそうになってますよ〜〜」
シノ「本当にツキカゲさんがやった事じゃないんですか?」
ツキカゲ「当たり前じゃないですか!僕いつも使った手裏剣は回収してるじゃないですか!
  胸元に刺さったままになんてしませんよ!」
シノ「あ…そういえばそうですよね……」
ツキカゲ「シノさんまで疑っているんですか…!?ひどいですよ!」
シノ「そ…そんな……別に疑ってなんて……でもツキカゲさんじゃないっていう証拠もまだありませんし……
  仕置人の正体……一体誰なんでしょうか……ツキカゲさんの他に手裏剣を使う人なんて………」
ツキカゲ「あっ…!もしかして……!」
シノ「誰か分かったんですか!?」
ツキカゲ「あ…うん……多分……いや、でも違うかな…………」
シノ「仕置人の正体は一体誰なのか……それは次回で明らかになります
  次回がツキカゲさんの退場回にならない事を祈っています」
ツキカゲ「シノさんって僕と話す時、ちょっと冷たくないですか?」
シノ「え?そうですか…?そんな事ないですよ
  では今回はここまでです 次回もまた会いましょう
  さよなら」

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