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【星のカービィデデデでプププなものがたり】復活の「D」

1 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/04/09(Fri) 14:24

ナレーション「2021年4月9日、遂にあいつが帰って来た!」

大王「待たせたなお前ら!天上天下唯我独尊!デデデ大王、満を持して今日復活だデ!!」
カービィ「誰も待ってないと思うけど」
大王「やっぱりここにはおれさまがいないとな、全く盛り上がらんだろう」
カービィ「いてもいなくても変わらないと思うけど」
大王「そんなわけで!今日からスレッド活動を再開するデ!
  おれさまは15年前からずっと続けてる大ベテランだからな、あえて名乗る必要はないだろう 皆もうご存知だと思うしな」
カービィ「知らない人のほうが多いと思うペポ」
大王「知らないなら教えてやるデ おれさまの事は…そうだな……伝説のキャラハン、気軽にレジェンドとでも呼んでくれ!
  見よ!初代スレ主としての貫禄を!若い奴らとは違う、年季の違いってヤツを見せてやるデ!!」
カービィ「そんなに貫禄出てないと思うペポ」
大王「さっきからうるさいデ!こいつはカービィ、おれさまの家来だ!他にも手下がいるから、また後で紹介してやるデ!」
カービィ「家来じゃないペポ」
大王「っつーわけで、ルールの説明だデ!おれさまのスレに書き込みをするんだからな、ルールは守ってもらわないとな!
  ルールは以下の通りだ 書き込む前にちゃんと読んでおけよ」


・荒らし禁止!中傷・煽りお断り!清く正しく親切に人と接する思いやりの心を忘れずにな!

・クロストーク禁止!何かあったら他を介してではなく直接おれさまに聞いてくれよな!

・今回からはもう新しいキャラハンの募集はしないデ!募集しても来ないだろうしさ、それにおれさまゆっくり気楽にやりたいんだ、悪いな

・俗に下ネタと呼ばれる類の話は禁止!ギャグだろうが何だろうが下ネタを使うのは三流のやる事だからな


大王「…とまあこんな所だな!」
カービィ「このルールは大王も守るんだよね?」
大王「勿論だデ!ルールを作ったおれさまだってその例外じゃないデ!作った本人が守れなきゃ示しがつかないだろ
  それにおれさまは、自分が出来ない事は他人に押し付けないって決めているんだデ!」
カービィ「ふーん」
大王「なんだその疑いの目は!?まあ良い!挨拶はこのぐらいにして、さっさと始めるデ!
  おれさまの事をもっと知りたかったら、後で過去のスレのURLくらいは貼っておいてやるデ!時間があったらチェックしてくれよ!」
カービィ「黒歴史がいっぱいペポ」
大王「黒歴史ちゃうわ!輝かしい歴史と言え!じゃあ一旦ここまで!またな!!」


317 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:00

大王「よーし!旋風編の時間だデ!!毎週毎週忘れず投稿!おれさまって意外と真面目だろ?」
チービィ「自分で言うかね…」
大王「誰も言わないんだから自分で言ったってバチは当たらないだろ!?」
カービィ「太鼓でドーーーン!!」
大王「痛いデ!!おれさまは太鼓じゃないわ!!」
カービィ「ごめーん!間違えたペポー!」
チービィ「バチが当たったな」
大王「バチが当たるってこういう事じゃないだろ!?」



 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第11話 大王、格闘王になる


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う


ミセス・モーリィ「フンッ!やっぱりボーボーは失敗すると思ったザマス!
  あいつは知能がまるで足りないザマス!全然クールじゃないザマス!」
ウィズ「……では、次は貴女にお任せしますよ、ミセス・モーリィ」
ミセス・モーリィ「当然ザマス!ワタクシが終わらせてやるザマス!」
ウィズ「今回も相当自信お有りのようですが、何か妙案でも?」
ミセス・モーリィ「知りたいザマス?」
ウィズ「ええ、知りたいですね」
ミセス・モーリィ「どうしてもザマス?」
ウィズ「それは勿論!」
ミセス・モーリィ「ん〜〜〜やっぱ教えないザマス!」
ウィズ「……………………」
ミセス・モーリィ「最近、新しい手駒が手に入ったザマス!戦闘に自信がある、かなり期待出来る新人ザマス!
  今回は早速そいつを使ってデデデ達を斃してやるザマス!オーッホホホホホホホホホホホホ!!」
ウィズ「そうでしたか……それでは、楽しみにしていますよ…!」



ウィズ「………やれやれ……双極のお二方は腕が立ちますが、性格に難がありますねぇ…………
  ボーボーもミセス・モーリィも、まだまだ余裕があるからでしょうか……
  油断ばかりで、全力を出す気は一向にありませんねぇ……
  折角ダークドロッチェ団という競争相手まで用意して、幽闇の仮面まで授けて、
  ここまでやって闘争心を煽っているのにまるで暖簾に腕押し……全く面白味がありません
  お二人の内、どちらが先にデデデを斃すかなんてどうでも良いのです
  私はただ、デデデが痛めつけられ、苦しみ、絶望する姿を遠くから眺めていたいだけなのに…………
  どうしたら良いものでしょうかねぇ………クククククククク…………!」


318 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:01

宝石魔人「…………フン!儂の宝石は、今日も一段と輝いておるわ!!
  宝石は強さの象徴!!最強の王たる儂にこそ相応しい!!」

???「ジュエルさーーーん!!ワムバムジュエルさーーーーん!!」
宝石魔人「………む…?誰じゃ?儂を呼ぶのは…………」
デッシー「ジュエルさん!お久し振りです!僕です!デッシーです!」
宝石魔人「お前か……!!久しいのう、元気であったか?」
デッシー「はい!僕は元気です!」
宝石魔人「そうか、元気なのは良い事じゃ!お前がここに来ているという事は……」
デッシー「はい!師匠も一緒です!」
バウファイター「ジュエル殿……お久し振りでございます………」
宝石魔人「バウファイター……まさか、貴様とここで相まみえるとはな………」
バウファイター「ええ……こちらへ赴いたのも事情がありまして…………」



宝石魔人「……何?弟子が行方不明になったじゃと?」
バウファイター「はい……それで、デッシーの2人で、行方を追っていたのです
  情報を集めに街から街へと歩き回り、外見の特徴が一致している者がこちらにいるとの情報を入手しました」
デッシー「ジュエルさん、心当たりありませんか?」
宝石魔人「さてなあ……儂も見ておらん………どれ、では儂もその弟子捜しに協力するとしよう」
バウファイター「良いのですか…!?」
宝石魔人「義を見てせざるは何とやらじゃ!それに、お前達には昔一宿一飯の恩がある!
  恩を仇で返す事は儂の性に合わんでな、協力させて貰うぞ!」
バウファイター「おお……!有難う御座います!」
デッシー「ジュエルさんが手伝ってくださるなら心強いですよ!」
宝石魔人「よし…!では、その弟子とやらを捜しに出るとするかのう!!」



大王「暴行事件……?」
チービィ「そうなんだ、この辺で、誰彼構わず引っ切り無しに勝負を仕掛けて来る奴がいるんだ
  何でもそいつは格闘王を目指すとか言ってたらしい」
大王「格闘王…?何だそりゃ?」
チービィ「自分は素手で戦い、相手には武器の使用を許可する……というルールで戦いを挑んでいるらしいんだ
  コインを投げて、そのコインが落ちるまでにノックアウト出来たら自分の勝利、そうでなければ負けという事にしているらしい」
大王「変な奴がいるもんだな」
チービィ「そのお陰で怪我人が増える増える!僕とアニーの2人がかりじゃ手に負えないよ!」
大王「大変だな、お前も」
チービィ「お前も手伝えよ!他人事みたいに言いやがって!」



 ザッ……

ボンカース「………!?」
???「あんた、強そうだな 今から勝負を挑むぜ」
ボンカース「そうか……お前が噂の…………」
???「ほう、俺の事をご存知か」
ボンカース「聞いているぞ……ここの住人達に危害を加えているとな」
???「だったら話は早いな…武器の使用を許可する あんたの好きな武器で戦いを挑みな
  そんで俺は、素手で戦う」
ボンカース「素手だと……?随分と余裕だな……では、俺は遠慮なくハンマーを使うぞ」
???「良いぜ、好きにしな」
ボンカース「………………」
???「んじゃ…行くぜ!コイントス!」

 ピィィン!

 ビュン!!

ボンカース「速い!!」

???「はああああああああっ!!」

ボンカース「何の!!鬼殺し火炎ハンマー!!!」

 ドン!!

???「遅いな!」

ボンカース「何っ!?」

???「うらあああああ!!ウアタァーーーーーーーーー!!!!」

 ドン!!

ボンカース「ぐおおおおおおっ!!」

???「おらおらおらおらおらおらおら!!ウォアタァーーーーー!!!!!」

 ドゴォォォオオオオオ!!

ボンカース「ぐおああああああああああああ!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!

 ピィンッ!

???「コインキャッチ!……ふん、見かけの割に大した事無かったな」

 ヒュッ!!

???「……!?」

 バシッ!!

???「こいつは苦無……?誰だ!?」

シノ「これ以上の悪事は、見過ごすわけには行きません」


319 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:03

???「へえ……忍者か……!あんた、結構強そうだな!」

シノ「………………………」

???「……いや、やめておこう 今日も結構戦ったしな……
  そうだ、もし次にまた会ったら、その時はいの一番に相手してやるよ!
  それまで、そいつの手当でもしてやんな!じゃあな!」

シノ「………………………」
ボンカース「痛ててててて……!」
シノ「ボンカースさん!大丈夫ですか!?」
ボンカース「ああ…別に大した事じゃ……」
シノ「失礼します」
ボンカース「痛てててててて!!」
シノ「これはいけない……肋骨をやられています……!急いで手当をしないと…!掴まってください!」
ボンカース「す……済まねえ……………」



大王「ボンカース!?どうしたんだ!?」
シノ「例の暴行事件です……また被害者が出ました」
ボンカース「すいやせん…大王様………」
大王「そいつがどこにいるか分かるか!?」
シノ「北の方へ向かいました……まだそう遠くへは行っていないでしょう」
大王「そうか……!」
チービィ「行くのか?」
大王「勿論だデ!これ以上、奴の好きにしてたまるか!チービィ!ボンカースを頼むデ!」
チービィ「ああ……!」


???「ふう……これじゃあ全然満足しないな…………
  もっといねえのかよ……俺を倒せるような強い奴が……」

???「待て!!」

???「だ……誰だ!?」


 ドン!!(1カメ)

 ドドン!!(2カメ)

 ドドドン!!(3カメ)

 ピキーーーーーーーン!!(決めポーズ)

マスクドデデデ「マスクドデデデ!参上!!」

???「マスクドデデデ!?」

マスクドデデデ「強さを追い求める事は悪い事では無い、だが己の強さを誇示しようと相手に一方的に勝負を仕掛け、
  怪我を負わせるとは、悪逆非道とはこういう事を言うんだぞ!」

???「そうか…あんたがあのマスクドデデデか!!会いたかったぜ!あんたの事は、昔からよく知ってたんだ!
  何と言っても一度はプププランドを救った英雄だもんな!
  俺、昔からあんたのファンだったんだ!俺はエイブン!よろしくな!」
マスクドデデデ「お…おお……!何だ、我輩のファンだったのか……!」
エイブン「あんたはずっと俺の憧れだったんだ!ここで会えるなんて、嬉しいぜ!」
マスクドデデデ「いやあ……そう言われると、照れるではないか……!」

シノ「陛下!!相手を油断させる為の策です!言葉に騙されないでください!」
マスクドデデデ「おおっ!?しまった!そういう事だったのか!?」
エイブン「人聞き悪いな……騙すつもりなんか無いよ、あんたを尊敬してるってのは本当なんだからさ」
マスクドデデデ「ははは……!そうかそうか」
エイブン「だが、今回の場合は話は別だ!マスクドデデデ、俺は今からあんたに勝負を挑む!」
マスクドデデデ「何……!?」
エイブン「あんたは特別だ……だから俺と同じ、素手で勝負しろ!!」
マスクドデデデ「望む所だ!!」
エイブン「今回、コイントスは無しだ……あんたを倒すとなると、かなり手こずるだろうからな!
  ってなワケで……行くぜ!!」

 ドン!!

エイブン「おらあああああああああああ!!」
マスクドデデデ「ふん!!」

 ドオオオオオオオン!!!


宝石魔人「………何やら向こうから激しい音が聞こえるな…………」
デッシー「まさか……!」
バウファイター「デッシー!待ちなさい!」
宝石魔人「儂らも行くぞ!」
バウファイター「は…はい……」


320 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:06

エイブン「へへ……!やっぱ強えなあんた……!こんなにワクワクする戦いが出来るなんてな……!
  あのモグラのおばちゃんには感謝しねえとな…!俺にこんなに凄い力をくれたんだ!」
マスクドデデデ「何…!?モグラのおばちゃんだと……!?」

ミセス・モーリィ「ちょっと待つザマス!!今の言葉は聞き捨てならないザマス!!!
  誰がモグラのおばちゃんですって!?ワタクシはモグラのおばちゃんじゃないザマス!!」

マスクドデデデ「おおっ!モグラ夫人!」
ミセス・モーリィ「ミセス・モーリィザマス!!一体いつになったら名前を覚えるザマス!!?」
マスクドデデデ「うーーーむ……我輩、どうも長い名前は覚えるのが苦手でな………」
ミセス・モーリィ「そんな事はどうでも良いザマス!!エイブン!!何を遊んでいるザマス!?
  良いからさっさとマスクドデデデを始末するザマス!!」
エイブン「分かったよ……ちぇっ…折角楽しい気分だったのになあ………
  悪いけど、ここで決着を付けさせて貰うぜ!」
マスクドデデデ「上等だ、掛かって来い!!」

 ダンッ!!

マスクドデデデ「おおおおおおおおおおおおっ!!」
エイブン「ゥワタァァアアアアーーーーー!!!」


バウファイター「なっ…!あれはエイブン……!やはりここにいたのか…!!」
デッシー「エイブン!!」

エイブン「………!お前はデッシー!それに師匠まで…!」
マスクドデデデ「何……!?師匠だと…!?」

バウファイター「姿を消したと思ったら、こんな所で何をしておった……!」

エイブン「師匠……!いや、あんたはもう俺の師匠じゃない……!俺はもうあんたの道場を出る事にしたんだ!」
バウファイター「何だと!?」
エイブン「気付いたのさ……あんたのやり方に合わせていたら、俺は強くなれないってな………
  俺は俺のやり方で強くなる……そう決めたんだ!」
バウファイター「そんなやり方では強くはなれん!
  お前のやり方は、ただ無差別に人を傷付けているだけで修行でも何でも無い!
  ただの自己満足だ!!」
エイブン「何だと……!?」
宝石魔人「バウファイター そいつは闇・エネルギーに操られておる……以前の貴様と同じ状態じゃ
  今のあれに貴様の声は届かん……話しても無意味じゃ」
エイブン「俺のやり方を否定するか……!良いだろう!なら全員斃して、俺のやり方が正しいって事証明してやるぜ!!
  まずはあんたを斃す!!マスクドデデデ!!そしてその次はあんただ!!ワムバム一族最強の王!!」
宝石魔人「ほう…!この儂を次の相手に選ぶとは、随分と大きく出たのう!」

ミセス・モーリィ「キーーーーーッ!!お前達だけで勝手に盛り上がるなザマスーーー!!
  親衛隊!!有象無象の邪魔者達をさっさと排除するザマス!!」

親衛隊「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」

宝石魔人「フン…!!有象無象は貴様らの方じゃろうが…!!水を差すでないわ!!!フィンガーピストル!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!!

親衛隊「うわああああああああああ!!」

バウファイター「ジュエル殿…!不肖ながら私も手を貸しますぞ!」
デッシー「僕も戦います!ジュエルさんに、僕が強くなった事、見て欲しいんです!」
宝石魔人「頼もしいのう!良い!!許す!!存分に蹴散らすが良い!!」
バウファイター&デッシー「はっ!!」
シノ「私もお供いたします……!はああああああああああっ!!花陰流・狂獄鬼薊!!」

 ドオオオオオオン!!

親衛隊「ぐああああああああああああああ!!!」

毒蛇騎士「ふン…俺を忘れてもらっては困るナ!黒雷毒死槍!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

親衛隊「ぐあああああああああああああ!!!」

バウファイター「波動拳!!」
デッシー「バーニングアッパー!!」
ワムバムジュエル「グライドパンチ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!

親衛隊「うわああああああああああああああああ!!!!」


321 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:06

エイブン「俺は強くなる!!絶対に……絶対に!!だからここで負けるワケに行かないんだ!!」
マスクドデデデ「良いぞ!お前からは戦士の気迫を感じる!元々お前は正しい心の持ち主だった筈だ!
  我輩に向ける目は純粋だった……!それだけに、闇に心を支配されているお前の姿は残念でならない!
  今、我輩が闇の呪縛から解き放ってやろう!!」
エイブン「ゥオワタァァァアアアーーーーーーーーーーーッッ!!!!」
マスクドデデデ「マスクド真拳奥義!!壬午軍乱!!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!!

エイブン「うわぁぁあああーーーーーーーー!!」

 ドン!!

デッシー「エイブン!!」
バウファイター「大丈夫か!?しっかりしろ!!」
エイブン「し……師匠………!」
バウファイター「良かった……無事に、正気に戻ったようだな……!」
エイブン「師匠…ごめん……俺が間違ってたよ……やっぱりもう一度、師匠の下で強くなりたい…………!
  道場を出るなんて言って悪かった……!頼む……!俺をまた……弟子にしてくれ………………!」
バウファイター「ああ……当然だ………!」

ミセス・モーリィ「くっ……!く〜〜〜〜〜〜〜〜っ……!またしてもワタクシの計画を……!!
  悔しい!!悔しいザマスーーーーーーーーーーーー!!」
マスクドデデデ「どうだ?これでもう懲りただろう」
ミセス・モーリィ「何の……!まだまだこれからザマス!!」
マスクドデデデ「なっ…!あの仮面は……!!」
ミセス・モーリィ「エイブン!!これを付けるザマス!!」
バウファイター「危ない!!」
ミセス・モーリィ「なっ…!!」

バウファイター「ぐ……ぐああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオ!!!!

マスクドデデデ「しまった……!!」
宝石魔人「バウファイター…!!」
デッシー&エイブン「師匠ーーーーーー!!」

バウファイター「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

ミセス・モーリィ「……ふん!付ける相手が変わったザマス!でもこいつも結構使えそうザマス!
  さあ、こいつらをさっさと始末するザマス!!」

バウファイター「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

宝石魔人「……デデデよ、ここは儂に任せるが良い」
マスクドデデデ「ワムバムジュエル……!しかし………!」
宝石魔人「良いから儂に任せろ!!此奴には色々恩があるのじゃ!!」
マスクドデデデ「…………分かった…!では頼むぞ!」

バウファイター「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
宝石魔人「貴様とは、もう一度手合わせ願いたいと思っておった……だがこういう形で戦う事になるとはのう……」
バウファイター「オオオオオオオオオオオオ!!!!」
宝石魔人「今一度、正気に戻るが良い!!ぬおおおおおおおおおおおおおおっ!!!
  食らえ!!必殺拳!!グライドパンチ!!!!!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!

バウファイター「グアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 パリィィィィーーーン!!

マスクドデデデ「よし…!仮面が割れた!!」

バウファイター「ううっ……!」
宝石魔人「大丈夫か!?しっかりするんじゃ!!」
バウファイター「ジュエル殿……わ……私は……………」
宝石魔人「よくやったぞ!!貴様は身を挺して弟子を守ったのじゃ!!」

シノ「気を付けてください!割れた仮面から闇・エネルギーが!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

闇・エネルギー暴走体「グオアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

マスクドデデデ「よし!そっちは我輩に任せよ!来い!カブーラー!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
 
闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオ!!!!」

マスクドデデデ「カブーラー・カノン!!一斉掃射!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!!


ミセス・モーリィ「キーーーーーーーッ!!!!何もかも台無しザマス!!もう帰るザマス!!」


322 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:09



宝石魔人「フン…!!これにて一件落着!!…というヤツじゃな!」
バウファイター「ありがとうございました……何とお礼を申せば良いのやら……」
宝石魔人「礼などいらぬわ!これから先も達者でいるならばそれで充分じゃ!お前達もな!」
デッシー「はい!僕、まだまだ強くなります!そしたら、僕も師匠やジュエルさんのような立派な格闘家に……!」
宝石魔人「儂は王であって格闘家ではないのだが……まあ良いわ!!楽しみにしておるぞ!!」

エイブン「俺も……強くなって、いつかあんたみたいなヒーローになるよ…!
  マスクドデデデ……やっぱりあんたは、俺にとって最高の人だ!!」
マスクドデデデ「いやあそれ程でも……あるけどな!ヌハッ!ヌワーッハッハッハッハッハッハ!!」

シノ「エイブンさん……いつの日か、立派なヒーローになれると良いですね」
マスクドデデデ「なれるともさ!あの純粋な心があれば、まだまだ強くなれる!楽しみだな!!ヌァーッハッハッハッハッハッハ!!」


  第11話 大王、格闘王になる 終


次  回  予  告


マスクドデデデ「いやあ雨降って地固まる!!今回も丸く収まり、良い話だったな!!」
チービィ「僕は怪我人の治療でずっと忙しかったけどな!」
マスクドデデデ「おおそうか!すっかり忘れておった!」
チービィ「忘れてたのかよ!」
ダークドロッチェ「次回は俺達の登場だ!!楽しみにしとけよ!!」
マスクドデデデ「何っ!?ダークドロッチェ団、お前達の好きにはさせんぞ!覚悟しろ!!」
シノ「次回もお楽しみください」


323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:29
では、可愛さ対決は大王の発言によって有耶無耶で良いんだな!

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/18(Fri) 22:31
あ、あくまタン(カービィを見て)

325 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2021/06/19(Sat) 06:06
アドレーヌ「おはよう、忙しくて中々来れなくてね。
その間にあっという間に300超えちゃってるし…」
カービィ「スマブラに三島一八が出たんだってさ、カズヤか…。
これは質問の方で答えてくペポ」
アドレーヌ「忙しいこと多くて、ペースも早くて、私に答えてほしいであろう話に答えられないケースが多いけど、
それでもちょっとは答えていけるようにやってくつもり。
そうでなきゃお客さんに申し訳ないから」

>>308
カービィ「僕と三島一八の対決って、悪魔vs悪魔になるんだよね。
もしや、桜井さんはこれを狙ったのかな?」
アドレーヌ「やるじゃない桜井さん。でも私としてはアルルとかワルキューレとかギルガメスとか、
ファンタジーな歴戦の覇者が出てほしかった…」
リボン「私とアドレーヌはどうせ出してもらえないよね…」
アドレーヌ「それもう諦めた(泣)」
カービィ「風神拳、雷神拳、魔神拳の使い手らしいね、
プレイスタイルとしてはトルネロス、ボルトロス、ガノンドロフが混じった感じかな?
面白いペポ、僕に供物を捧げよ…!」
アドレーヌ「破壊神マグちゃんか!(笑)」

>>309
アドレーヌ「デデの旦那は結婚相手というより、気の合う飲み友達になりそう。
私がもし酒飲んだらうるさくなるのかな…」
カービィ「大王と結婚したらお金飛んでくと思うから、オススメはしないペポ。
アドレーヌはさ、女社長として大成しそうって思うんだ僕。
人を見る目あるだろうから、上手くいけば自分も大成しながら、旦那さんとも上手くやれそうだなって」
アドレーヌ「どっちかというと人引っ張るタイプだしね、私。
例えるなら、FEのべレスやアトリエシリーズのライザリン・シュタウトに近い性格だと思う。
二人を足して2で割ったくらいかな?」
リボン「(カービィと結婚できたらいいなぁ…)」

>>310
アドレーヌ「デデアドねー、私がデデの旦那とくっつくのを期待してる人もいるってことか。
ここを見るにデデアドというよりデデシノって感じあるけど…(笑)。
シノとしては旦那に健康的になってほしくて制限かけてるわけだ、
果たしてその制限は上手くいくのやら…、あんまり束縛すると精神的にやられるよ。
食の制限よりお金の使い方に制限かけた方がいいんじゃない?」

>>311
アドレーヌ「確かに読みやすいよね、読みやすい中で何かしら痛い目見てるデデの旦那がいるけど、
ギャグ担当がいないと場が盛り上がらないのも、確かにそうなのよね」
カービィ「大王はさ、間抜けで不死身でさ、不死身なわりに気弱でさ、
ガタイいいように見えて実はただのデブでさ、国民からの支持率も恐ろしく低くてさ、
凄いのは不死身なことだけであとは情けないけどさ…、そんな大王だからこそ
プププランドはこうして続いてるんじゃないかなって思ってるペポ」
リボン「だらしない大王の方が上手くいくのかな…。
リップルスターの女王様もだらしないけど、国は栄えてるし、
大王様は今のままでいいんじゃないかな、って思うの。
リップルスター妖精族が少ないから纏まりやすいだけ?

大王様とは関係ない話になるけど、
リップルスター妖精は人間に比べてかなり増えにくいからこそ少数精鋭になってるのかなぁ。
人間の筋力と知力、妖精の飛行能力と魔力を持つ強い種族だからこそ、
増えにくいって聞いたことあるんだ、私。
繁殖力で言えば人間の100分の1ぐらいじゃないかな?」

>>312
アドレーヌ「でんじゃらすじーさんなら、下剤着き弓矢受けたら下痢で矢を吹き返しそうな気がする(笑)。
デデの旦那だからまともに食らっちゃったけどね。
不死身な旦那も、下剤の前では普通の人だから。
強力な下痢が原因で死ぬなんて私だって嫌だなぁ…。
キラーボウや勇者の弓で殺される方がまだマシだけど、そんな相手がいたら私が先に勝ってるか。
ただの弓使いならザコだし」

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/19(Sat) 14:34
王様対決!デデデ大王VS大魔王クッパ!勝つのはどっちだ!
カービィ達もコメントお願いね

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 00:35
プププランドの危機なのだー!

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 04:20
リボンちゃんってカービィの事が好きなの?
(アドレーヌ達宛て)

329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 23:09
話聞いてるとデデデ大王って10chでも指折りに殺しても死ななさそうだなと思った

330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/21(Mon) 13:06
話し変わるけどデデデってかつてカービィと結婚したよね?

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/21(Mon) 13:31
>強力な下痢が原因で死ぬなんて私だって嫌だなぁ…
パワポケの赤痢かな?
まあダイエットに失敗して便秘で乾いて固まった大が腸を切り裂いて
敗血症になって死ぬよりかはまだ苦痛は軽いはず?
(たけしの家庭の医学で確認。原因は極端に肉を避けた結果
たんぱく質欠乏で腸を動かす筋肉すら機能しなくなったという
無惨な死に様ながらまぬけな自業自得だったり)

332 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 19:02

>>323

カービィ「うん!ぼくの勝ちって事で良いペポ!」
大王「何を根拠に勝ったって思ってんだ」
カービィ「星のカービィシリーズは今も続いているシリーズで、グッズも沢山出てるペポ!
  ぼくが大人気のキャラクターである事はだれの目から見ても明らかペポ!」
チービィ「それならポケモンも同じだろ」
大王「っていうか、年に1回ゲームが出るかどうか分からない星のカービィシリーズより、
  毎年何か新しいゲームが出続けてるポケモンの方が…」

 ポーーヒーーーーーーー!!

大王「ぐああああああああ!!」

カービィ「ぼくの勝ちペポ!」
チービィ「悪魔かお前は……」
カービィ「ぼくは天使ペポ!」
チービィ「滅茶苦茶だ」

>>324

カービィ「悪魔……?違うペポ、ぼくはプリティー天使カービィペポ!
  名前の前に『プリティー天使』を付けるのを忘れちゃ駄目ペポ!」
大王「お前は美しい魔闘家鈴木か っていうかお前、アドレーヌと一緒にいた時に自分で自分の事悪魔って自称してなかったか?(>>325)」
カービィ「一部、本人の発言とは違う箇所があります」
大王「嘘付くなよ」
カービィ「誰が何と言おうと、ぼくが世界で一番かわいくて、一番天使である事は明らかペポ!」
大王「天使は天使でも、お前は撲殺天使ドクロちゃんと肩を並べる程だデ」

>>326

カービィ「ふーん…興味ないペポ」
大王「何でじゃ!!少しは興味を示せよ!」
カービィ「大王だってぼくの対決の時にコメントしたくないって言ったペポ」
大王「うっ…それは……!」
シノ「私は陛下が勝つと信じています 王様として相応しい人は陛下以外有り得ません」
チービィ「突っ込みどころが多すぎて、どう突っ込めばいいか困るんだが」
大王「ふん!!クッパなんかよりおれさまの方が偉いって事をわからせてやるデ!!」

カービィ「でも、向こうは子供がいるペポ」
大王「それがどうしたんだデ?」
カービィ「つまりお父さんペポ でも大王には子供がいないペポ 明らかに不利ペポ」
大王「子供がいるのといないのとじゃそんなに違うのか!?」
チービィ「そりゃあ全然違うだろ」
カービィ「怖い外見でも、お父さんとしての一面がある事で本当は優しいってアピールできるけど、大王にはそれがないペポ」
シノ「ご安心ください!私が陛下の素晴らしい所を演説しますので!」
大王「おう!頼りにしてるデ!」
チービィ「シノさんはすごいな……僕はデデデの良い所、1つも出てこないよ」
大王「おい!何かあるだろ!」
チービィ「うーん……建前が上手い…とかか?」
大王「それ全然褒めてないだろ」

>>327

チービィ「現在進行形でプププランド奪われてる状態だからな」
大王「さっさと取り戻すデ!!」
毒蛇騎士「簡単に取り戻せたら11話も掛からないだロ」
カービィ「あと何話続く予定ペポ?」
大王「今年の冬に完結を予定してるデ!」
チービィ「とか言って、また何年も続く事になるんじゃ…」
大王「それはもう反省したからな!同じ轍は踏まないデ!」
チービィ「だと良いけどな……」
シノ「もっと沢山の人に見てもらえるように、盛り上げて行きましょう!」
宝石魔人「フン!!儂の活躍を増やすのも忘れるでないぞ!!貴様ばかり良い所を奪いおって!!」
大王「一応物語の主役だからなおれさま」


333 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 19:02

>>329

カービィ「スレはスレ主に似るっていうけど、本当みたいペポ」
大王「そんなの聞いた事ないデ」
カービィ「今年中に消えそうなスレッドランキングで、毎年堂々の1位なのに形を変えながら15年も生き延びているのが
  大王の不死身さを表わしているみたいペポ!」
大王「そんなランキングないだろ っていうか他に候補あるのか?」
チービィ「そりゃああるだろ ここでは言えないけど」
カービィ「こんな所で活動しても1円にもならないのは玉にきずだけど Youtubeで活動すればいくらかにはなってたかもしれないペポ」
大王「それをここで言うたらあかんデ!怒られるデ!」
シノ「陛下が生きている限り、このスレッドは続きますよ」
カービィ「そうペポ!大王は殺しても死なない!つまりスレも永久に不滅ペポ!」
大王「その理屈はおかしいだろ!いつまで続けられるかは分からんデ!」
チービィ「そりゃあ元気でもぽっくり死ぬこともあるからな」
大王「縁起でもない事言うんじゃないデ…」

>>330

カービィ「え…!?バレちゃったペポ!?そんなぁ…上手く隠し通せると思ってたのに…じゃあこの際だからはっきり言うペポ!
  そうペポ!何を隠そうぼくと大王……できちゃったペポ!」
大王「何言ってんだお前は!!デタラメを言うな!!」
カービィ「あれは1年前の雨の日のことだったペポ……大王のほうからプロポーズされて、それからは結婚を前提としたお付き合いを……」
大王「プロポーズなんかしとらんわ!!」
シノ「それは本当なんですか!?まさか陛下とカービィさんが結婚していただなんて………」
大王「あからさまな嘘情報だろ!!何で信じるんだよ!?」
シノ「いいえ陛下!隠さなくても良いんです……!そうですよね……陛下とカービィさんはお互いの事を好きでいた事は私も分かっていました……
  両想いならば、結婚という考えに至ってもおかしくありません……」
大王「いや、おかしいだろ」
シノ「例え同性だったとしても……いえ、最近では同性による結婚も珍しくないと聞きました………
  最早結婚に、国境も年の差も性別も関係無いのです………そうです……………」
大王「無理に解釈しようとしなくても良いんだデ!」
カービィ「もう大王ったら照れちゃって!そういうところかわいいペポ!食べちゃいたいペポ!」
大王「やかましいわ!照れてないっつーの!気持ち悪いんじゃお前は!!」

チービィ「案外お似合いなんじゃねーの?」
宝石魔人「式の予定は決まっておるのか?」
毒蛇騎士「こいつは傑作になりそうだナ」
大王「お前らも口々に茶々を入れるな!!」
カービィ「浮気したら駄目ペポ ダーリン」
大王「ダーリン!?うっ…とてつもない寒気に襲われたデ……!」

334 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:00

ダークドロッチェ「参上!ダークドロッチェ団!!
  今回盗むのは、ずばり主役の座だ!!
  デデデなんかより俺達の方が主役に相応しいよな!?」
ストロン「その通りだも!!」
スピン「団長が主役っチュ!」
大王「勝手に決めんなお前ら!!主役はおれさまだデ!」
マスクドデデデ「いや!主役は我輩だ!」
大王「何だお前!?どっから出てきた!?」
カービィ「びっくり!大王が2人になったペポ!」
チービィ「どっちが本物だ!?」
マスクドデデデ「勿論、我輩が本物だ!」
大王「何言ってんだデ!おれさまが本物だデ!」
ダークドロッチェ「君はどっちが本物か見破れるか!?今回はそんなお話だぜ」
大王「違うわ!!」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第12話 大王、悲鳴を上げる


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)


ダークドロッチェ「こ……これは……………!」

ウィズ「貴方に闇・エネルギーをお裾分けしますよ……
  ですから、存分に働いてくださいね……クククククククク………!」

ダークドロッチェ「ほう……こいつは良い………それで、今日はどこの何を盗んでくれと仰るんで?」
ウィズ「今回は簡単ですよ………デデデの命です」
ダークドロッチェ「へえ……!随分と分かり易くて良いじゃねェか!気に入ったぜ!」
ウィズ「でしょう?すぐにやってくれますよねぇ?」
ダークドロッチェ「勿論だ!その分報酬は弾んでくれよ!」
ウィズ「ええ約束しますよ……デデデを殺ってくださるのならねェ………!
  ああ〜〜〜!楽しみDEATH!早くデデデの首が地面に転がる所を見てみたいですよ〜!クククククククク………!!」



大王「何!?また予告状!?」
シノ「はい……ドロッチェさんからです」
大王「で…?今日もガラクタを盗むって予告だろ?もう勝手に盗ませときゃ良いだろ」
チービィ「前回はガラクタだったけど、今回は違うかもしれないだろ!?」
シノ「今度は少し違います……」
大王「え…?」
チービィ「ほらな」
シノ「今回奪うのは……陛下の命………だそうです………」
大王「え……?ひえええええええええええええええええええええええ!!!!!
  だ…誰か!!誰か助けてくれええええええええええええええええええ!!!!!」
チービィ「落ち着け!!これは宣戦布告だ!!」
シノ「『どこに逃げても無駄だ 必ずお前を見つけ出し、この手でお前の命を奪ってやる』………そう書いています」
大王「殺される!!殺されるうううううううううう!!!」
チービィ「だから落ち着けって言ってるだろ!!」
毒蛇騎士「チビ公の言う通りダ」
チービィ「チビ公…!?」
毒蛇騎士「以前のお前ならともかく、今のお前は変身出来ル 奴を迎撃出来る手段はいくらでもあるだろウ」
大王「そうか…………!」
毒蛇騎士「仮にお前が死んだら、骨は拾ってやル 安心しロ」
大王「安心出来るかーーーーーー!!」

チービィ「しかし、妙だな……」
大王「何がだ?」
チービィ「あいつらは怪盗としてのポリシーってのを異常なまでに大事にしている
  盗みはしても殺しまではしない筈だ………
  だが今回、堂々と命を奪うと書いてある……これはどう見たって殺人予告だ 怪盗のやり方じゃない……!」
毒蛇騎士「誰かに頼まれたのだろウ 差し詰めウィズ辺りだろうナ」
チービィ「依頼人が誰だろうとそんな仕事、簡単に受け入れるか?怪盗じゃないからよく分からないけど
  こういう仕事はあいつらやりたがらないんじゃないのか?」
シノ「何か事情がありそうですね」
大王「それなら直接本人から聞いたほうが早いだろ」
毒蛇騎士「そう簡単に答えると思うカ?」
大王「答えないなら吐かせるまでだデ!」


335 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:02

宝石魔人「……何?デデデに殺人予告じゃと?」
シノ「はい……今夜、陛下がドロッチェさんと戦いに行きます
  それで、もし陛下に何かあった時、どうか陛下をお守り頂きたいと……」
宝石魔人「それは構わん……だがそれは奴が手出しする事を許すならな」
シノ「ワムバムジュエルさん……それはどういう………」
宝石魔人「奴の考える事は分かる……奴は1人でドロッチェと決着をつけるつもりじゃ
  であれば、余計な手出しは無用………大事な決闘に泥を塗るつもりは無い」
シノ「もしも、陛下が負けそうになったら……」
宝石魔人「奴を信じよ お前は奴の家臣であろう 奴の勝利を信じずして何が家臣じゃ」
シノ「………………!」
宝石魔人「奴は負けぬよ………もし本当に負けそうならその時は……………
  否、何でもないわ 兎に角、儂はデデデの勝利を信じる……お前はどうなんじゃ?」
シノ「私も……陛下が勝つと信じています」
宝石魔人「それで良いじゃろう」
シノ「…………はい………」

シノ(でも……この勝負………きっと陛下は…………………!)




大王「………ここなら誰も来ないし、誰も巻き込む事はないだろう…………
  来いダークドロッチェ!!おれさまはここにいるデ!!」

 ビュン!!

ダークドロッチェ「はあああああああああああっ!!」

大王「変身!!」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

 スタッ!

マスクドデデデ「…………………………」

ダークドロッチェ「………チッ…外したか………ま、端から殺せるとは思ってなかったけどな」

マスクドデデデ「ダークドロッチェ!戦う前に1つ聞きたい!これは誰に頼まれた!?」
ダークドロッチェ「またその質問か?依頼主は答えられねェって言ってるだろ?」
マスクドデデデ「……では、貴様が闇の軍勢に力を貸している理由は何だ!?」
ダークドロッチェ「質問は1つだけじゃなかったのか……?その質問にも答える気は無ェがな」
マスクドデデデ「お前がそう簡単に悪に加担する筈が無い……!何か理由はある筈だ!その理由は何だ!?答えろ!!」
ダークドロッチェ「答える気は無ェって言ってんだろうが!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

マスクドデデデ「くっ……!」

ダークドロッチェ「さあ来い!!本気でやらねェと、てめェは本当にお陀仏だぜ!!」


シノ「陛下………!変身こそしましたが、やはり戦う気はありません………」
宝石魔人「だがこれは奴自身の戦い……余計な手出しは戦士として侮辱となるぞ」
シノ「陛下は戦士である前にプププランドの大王です…!ここで陛下が死んでしまったら………」

スピン「チュッチュッチュ……そこで何をお喋りしてるッチュ?」

シノ「………!しまった…!」

ストロン「しまった…!じゃないんだも!お前達がいる事は最初から分かっていたも!」
スピン「やる事がなくて暇を持て余す所だったッチュ!お前達で遊んでやるッチュ!」

宝石魔人「フン!上等じゃ……返り討ちにしてくれるわ!!」
シノ「そう簡単に倒される私達ではありませんよ 覚悟は出来ていますね?」
スピン「それはこっちの台詞だッチュ!!とことんムカつく女だッチュ!!」
シノ「ムカつく女で結構です」
ストロン「そっちの偉そうなのはおいらがやっつけてやるだも!!」
宝石魔人「偉そうじゃと……?一つ訂正じゃ 偉そうじゃなく、儂は偉いのじゃ!!!
  ワムバム一族最強の王の底力、その身で味わうが良いわ!!!!」


ドク「ふぇっふぇっふぇっふぇ……!愚かな連中ぢゃ ワシの存在にも気づかずに………
  スピンとストロンに気を取られている隙に、背後から狙い撃ちにしてやるのぢゃ…………」

毒蛇騎士「貴様の相手は俺ダ」
ドク「ぬおおおお!?き…貴様いつの間に!?」
毒蛇騎士「それで身を隠しているつもりだったカ、お粗末様だナ」
ドク「ぐぬぬ……!このワシを馬鹿にしおって……!望み通り駆除してくれるわ!!」


336 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:03

ダークドロッチェ「食らえ!!ダーク・トリプルスター!!!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「くっ……!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

マスクドデデデ「ぐあああああ!!」

ダークドロッチェ「アイスレーザー!!!!」

 ビュウウウウウウウウウウウウ!!!

マスクドデデデ「ぐおおおおおおおおお!!」

ダークドロッチェ「チッ……!」

マスクドデデデ「…………………………」

ダークドロッチェ「どういうつもりだ!?何でさっきから攻撃して来ねェ!?」

マスクドデデデ「まだ質問に答えて貰っていないからだ!!」
ダークドロッチェ「強情な奴だな!!答える気は無ェって言ってんだろ!!
  もう良い……戦う気が無いなら一思いに潰してやる!!
  はあああああああああああああああああ!!!闇・マイティー・エネルギー!!!!」
マスクドデデデ「何っ!!?」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

マスクドデデデ「ぐあああああああっ!!」

ダークドロッチェ「こいつが俺の新たなる力だ!!俺は俺自身の限界を乗り越え、強大な力を手に入れた!!!
  どうだ!?これで戦う気になったか!?」
マスクドデデデ「闇の力を手に入れてまで……一体何が目的だ!?」
ダークドロッチェ「答える気は無ェっつってんだろ!!!ダーク・トリプルスター!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああああああああああ!!」

シノ「陛下!!」

スピン「何よそ見してるッチュ!?」

 ザシュッ!!

シノ「くっ……!」

スピン「あっ…!やったッチュ!初めて攻撃が当たったッチュ!!」

シノ「………嬉しいですか?」

スピン「チュ……?」

シノ「私に、掠り傷を付けた程度の事がそんなに嬉しい事ですか?おめでたいですね…」

スピン「くっ………!ほざけ女!!今度はその顔に傷を付けてやるッチュ!!」

 ビュン!!

スピン「何!?」

シノ「申し訳ありませんが…手加減している余裕はありません……ここでけりを付けます」
スピン「何をわけの分からん事をッチューーーーーーー!!!」
シノ「花影流・乱れ血桜!!」

 ズバアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

スピン「ッチュゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウ!!!!」

ストロン「スピン!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ストロン「もーーー!?」

宝石魔人「貴様もよそ見をしている場合か?貴様の相手はこの儂じゃぞ」

ストロン「くっ……!!もおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

宝石魔人「フン!!グライドパンチ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

ストロン「もおおおおおおおお!!やられたもーーーーーーーーー!!!」

毒蛇騎士「終わったようだナ」
宝石魔人「フン……そっちもな…………」
シノ「陛下が危ない……急ぎましょう!」


ドク「うう……大した見せ場もなかったわい………」
スピン「みんな……大丈夫ッチュ……?」
ストロン「し…しんどいんだも……………」


337 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:04

ダークドロッチェ「さあて………そろそろ仕舞いにするか……言い残したい事はあるか……?」

マスクドデデデ「ドロッチェ………やはりお前のやり方は正しくない…………
  理由は何であれ、闇の力にすがるのは心の弱い者がやる事だ
  お前はそんな奴でない筈だ………正気に戻れ!」

ダークドロッチェ「………分かったような口を叩くんじゃねェぞ………!!何も知らねェ癖に……!!
  これがてめェの言い残した事か…!!下らねェ!!じゃあこれで今度こそ終わりだ!!!」

 ビュン!!

ダークドロッチェ「…………!!」

シノ「終わりになんてさせません!」

マスクドデデデ「馬鹿な…!何故ここに!?」
宝石魔人「貴様こそ何をしておる!!下らぬ意地を張りおって!!」
毒蛇騎士「さっさと立テ 世話の焼ける奴ダ」
マスクドデデデ「………済まぬ……」

ダークドロッチェ「馬鹿な……!ストロン達はどうした……!?デデデ以外を通すなと命令した筈……!」

ストロン「団長ぉ………」
ダークドロッチェ「ストロン…!!お前らまで!!」
スピン「ごめんッチュ……負けちゃったッチュ…………」
ドク「マイティー・エネルギーまで使ったのに……わしらはこのザマぢゃ…………」
ダークドロッチェ「っ………………!」

シノ「ドロッチェさん……何があったかは知りませんが、こんな無意味な戦いはもうやめにしましょう
  せめて理由を教えてください 何故あなた達が闇の軍勢に加担する事になったのかを………」

ダークドロッチェ「無ェよ……理由なんて………俺は俺自身の意思で闇の力を手に入れた…………
  強くなる為に………強大な力を手に入れる為に……………!」
シノ「本当ですか……?」
ダークドロッチェ「てめェらには関係の無ェ話だ!!チッ……シラケちまった!!
  直接手を下すのも面倒だ……こいつで片づけてやる!!出でよ!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

宝石魔人「くっ……!また出たか!!」
毒蛇騎士「しかも今回は1匹だけでは無イ……!6匹いるゾ……!」
シノ「そんな……!」

ダークドロッチェ「ふん…今の内に引き上げるぞお前ら!」
スピン「了解ッチュ!」
ストロン「だもー!」

マスクドデデデ「待て!!質問の答えを……!!」
闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
マスクドデデデ「くっ………!」
シノ「先にあれをどうにかしないと……!」

マスクドデデデ「全部まとめて消し去ってやる!来い!カブーラー!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」

マスクドデデデ「スクリューアタック!!」

 ギュルルルルルルルルルルル!!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「よし!まずは1体…!」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!

マスクドデデデ「砲撃!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

マスクドデデデ「2体!」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオ!!!」

マスクドデデデ「今度は3体まとめて……3WAYショット!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体×3「グアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


338 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:05

マスクドデデデ「これで残り1体!!」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

マスクドデデデ「カブーラー・カノン!!一斉掃射!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「6体全員撃破……!陛下、お見事です!」
宝石魔人「……夜が明けたな…………」
毒蛇騎士「そんな時間カ……さっさと帰るゾ」




ダークドロッチェ「………………………………………」

 マスクドデデデ(回想)「ドロッチェ………やはりお前のやり方は正しくない…………
   理由は何であれ、闇の力にすがるのは心の弱い者がやる事だ
   お前はそんな奴でない筈だ………正気に戻れ!」

ダークドロッチェ「てめェらに何が分かる……!平和な世界でぬくぬくとやって来たてめェらなんかに……!
  俺達の苦しみなんて、分かるワケが無ェんだ………!」


  第12話 大王、悲鳴を上げる 終



次  回  予  告


大王「しかしすっかり暑くなってきたな!」
シノ「もうすぐで7月ですからね 水分補給は大事ですよ、陛下」
大王「もうそんな季節か!早いな!」
カービィ「旋風編も2クール目に突入しちゃうペポ!」
大王「旋風編も更にパワーアップするデ!」
チービィ「具体的に言うと?」
大王「それはこれからのお楽しみという事で!!」
チービィ「本当に次回の予告をしないんだな……」
宝石魔人「フン!!儂の活躍もこれから多くなるぞ!!」
大王「あくまでおれさまが主役なんだからな!」
シノ「次回もお楽しみください」


339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/29(Tue) 01:45
宝石魔人は自らを最強だと謳っているが果たしてそうだろうか?
本当に最強ならば疾風編開始秒で解決すると思うし=大王達の頑張りを台無しにする=もう、全部彼だけで良いんじゃないかな? 
ソレこそでんじゃらすじ?さんに出てくる最強さんばりに最強ならば話は分かるぜ。


340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/30(Wed) 03:37
カービィって日本だけじゃなくて世界から愛されキャラなんだね!
そんな彼は推定29歳である

341 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/06/30(Wed) 17:36

>>339

宝石魔人「何…?儂の強さを疑っておるな?言う程最強では無いと…?
  愚か者め!!実に心外じゃ!!貴様は儂の何を見ておったのじゃ!!?」
大王「全部見た上でそう言ってんじゃねーのか?知らないけど」
宝石魔人「フン!!良いかよく聞くが良い!儂は最強の一族と呼ばれたワムバム一族の民から最強と称えられ王になった
  故に!!儂が最強という事なのじゃ!!!!」
毒蛇騎士「それだけ聞けば井の中の蛙というやつだナ」
宝石魔人「ワムバム一族の誇りを傷つける事は誰であろうと許さんぞ!!」
大王「けど、ワムバム一族ってダークマインドに全滅させられちまったんだろ?その時点でもう…」
宝石魔人「たわけ!!全くの愚問じゃ!!その程度の事でワムバム一族が最強という事実は曲げられん!!
  何故ならこの儂が生きておるからじゃ!!この儂が生きている限り、ワムバム一族は永久に不滅!!
  故に!!ワムバム一族が最強の一族であり、その王である儂こそが最強という証となるのじゃ!!!!」
大王「全然分からん……」
毒蛇騎士「宝石頭の言う事ダ あまり気にするナ」
宝石魔人「馬鹿にするなよ!!この宝石も只の飾りでは無い!!これはワムバム一族の王のみ身に着ける事が許される
  云わば最強の証じゃ!!今となっては一族の形見でもあるがのう……

  それとな、1つ教えておいてやる 最強とは言うても、それは武力の事を言っているのでは無い
  否、武力の事でもあるのじゃが、それ以外にも色々あるのじゃ それは王としての在り方と云う奴じゃ!
  強さにも色々ある…武力のみに長けている者ならば、他にも居るじゃろう…だがそれだけでは無いという事じゃ
  貴様らには分からんかもしれぬが、いつか分かる時が来るじゃろう
  それにな……フン!!言葉の1つや2つ、些細な事!!余り気にするものでは無いわ!!
  最強の一族として生まれ、それを統べる儂こそが最強の王!!それで最強と云う理由は充分じゃろう!!
  貴様も卑屈にならず、堂々と構えて生きてみるが良い!!貴様自身の強さを見付け、それを武器にすれば良い!!儂に言えるのはそれだけじゃ!!」
カービィ「うう…おじいちゃんすごいペポ……!勉強になったペポ……!」
大王「お前本当に分かってんのかよ!?」

>>340

大王「って事は後1年で30歳って事じゃねーか!そんな年齢に見えねーけどな…」
カービィ「ぼくは永遠の17歳ペポー!!」
大王「17歳にも見えねーけどな!小学校低学年だろ?」
カービィ「そんなに低くないもん!大王もいい加減ぼくを子ども扱いしないで欲しいペポ!」
大王「充分ガキだろうがどう見たって」
カービィ「大人だから、えっちな本も堂々と立ち読みするペポ!」
大王「やめい!!お前はそんな奴じゃなかった筈だデ!!」
チービィ「そうかな……?」
大王「そこは肯定してくれよ!」
カービィ「愛されキャラなのは本当ペポ!これからも永遠の17歳、プリティーエンジェルカービィ君をよろしくペポー!」
大王「その肩書き全部間違えてるだろ!」
チービィ「部分的には合ってるんじゃないか…?」
大王「お前も適当な事言うなよ」

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/30(Wed) 20:42
悪魔と言われ、自覚はしてながらも天使と言われたいカービィ

343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/01(Thu) 11:49
ちなみに大王は推定200か300歳
メタナイトは推定300歳らしい
改めて宇宙人なんだなって思いました

但しウルトラマンは20000歳
ウルトラの父は160000歳
ウルトラマンキングは300000歳です
この3方に比べると大王達は赤ちゃんみたいなモンか

344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/01(Thu) 19:25
ゲムカビのカービィは29歳、此処のカービィは永遠の17歳
アニカビのカービィは0歳なんだよな
だからカービィでバブちゃんって呼びたいのならアニカビが正解か。

345 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:10

マスクドデデデ「ヌハハハハハハハ!!やあ皆!元気にしていたかな!マスクドデデデだ!
  デデデでプププななかまたち・旋風編の始まりだ!パソコンやスマホを使う時は部屋を明るくして、
  目をあまり画面に近づけないように注意しようね!マスクドパワーが溜まって来ただろう!
  それでは今日も元気に……行くぞっ!!」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第13話 大王、電撃を食らう


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)


チービィ「………よし、治療終わり!次の人どうぞー!」

リープ「あいたたたたたた………」
チービィ「どうかされたんですか?」
リープ「お腹が痛くなっちゃって……朝からずっと苦しいの………!あいたたたたたた……!」
チービィ「安静にしてください…では、腹痛に効く薬を出しましょう
  飲んでから少し横になると痛みが無くなる筈です」
リープ「ありがとう…………」
チービィ「もしかしたら食中毒かもしれませんね…最近多くなったんですよ
  気温も上がってきましたし、熱中症にも気を付けた方が良いですね」
リープ「………………………」
チービィ「……?どうかしましたか?」
リープ「あなた……優しいのね……?気遣いも出来るなんて、こんなに小さいのに偉いわ………?」
チービィ「は…はい……?」
リープ「あなたお名前は!?出身地はどこ!?好きな食べ物は!?それから誕生日と血液型も教えてくれるかしら!?それとそれと……」
チービィ「なっ…!なんなんですか!?ちょっと困りますよ!」
リープ「アタシ……あなたのこと好きになっちゃったみたい………?恋の病ね……!ウフ……?」
チービィ「ひっ……!」

 ダッ!

リープ「いやああああん!!行かないで!!行っちゃイヤ!!もっとお話ししましょう!ねえ!!」
チービィ「困ります!次の患者さんもいますので!誰か!!誰か助けてーーーーーーー!!」


346 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:10


チービィ「はあ……」
アニー「ははは…災難でしたね」
チービィ「災難どころじゃないよ全く……!はあ……色んな人を治療しなきゃいけなくて大変だ……」
アニー「まあそれが僕達の仕事ですからね……人手が足りないので少しの事でもてんやわんやですけれど」
チービィ「あいつらも手伝ってくれれば良いのに、誰も手伝おうとしないんだからな!」
アニー「まあ皆さんは皆さんでやる事がありますし……」
チービィ「そりゃあそうだけどなあ………」


 ピンポーン!

アニー「あれ?お客様でしょうか?」
チービィ「もう診察は終わりだぞ」
アニー「急用かもしれません…僕、出てみます」


アニー「はい……ご用件は何でしょうか?」
コロロン「ようアニー!久しぶりだな!」
アニー「コロロン!それと皆も!」
チップ「ふふっ!元気に頑張ってるみたいじゃない!」
ビルゲ「ずっと会いたかったんだなあ〜」
アニー「どうしたんですか?皆してこちらへやって来るなんて…」
コロロン「久しぶりにお前の顔が見たかったんだよ!お前全然鏡の国に帰って来ないから何やってんのかって思ってさ!」
チップ「昨日の夜までずっと心配だったのよ、アニーアニーってずっと言ってて」
コロロン「そ…それは言うなよっ!!」
アニー「ははは…そうでしたか……すみません中々帰れなくて……
  お仕事も最近忙しくなってきて、ずっと住み込みで働いていました」
チービィ「たまに帰った方が良いんじゃないかって言った事もあるけど、色々手伝ってくれてさ……」
アニー「良いんですよ、いつもチービィさん1人で大変そうですし、僕も何か出来る事をやらなきゃって……」
チップ「そんな事だと思ったわ そういう真面目な所、昔からだもんね」
コロロン「そういえば、デデデはどうしてるんだろうな!デデデにも早く会いたいぜ!」
チップ「本当にせっかちね!少しくらい待てっつーの!」


毒蛇騎士「邪魔するゾ」

コロロン「………!」
チップ「あ……」

チービィ「どうしたんだ?」
毒蛇騎士「怪我人ダ 至急手当てしロ」
キャピィ「う……ううっ…………!」
チービィ「どうした!?何があったんだ!?」
毒蛇騎士「屋根の修理をしようとして落下したそうダ」
チービィ「ああもう慣れない事するから!今治療しますので大人しくしててください!」
キャピィ「す…すみません……!うう………痛ててて…………!」

毒蛇騎士「頼んだゾ、俺は帰ル……」

コロロン「待て……!」
毒蛇騎士「何ダ」
コロロン「…………………!」

毒蛇騎士「…呼び止めておいて無言とはナ……用が無いなら帰るゾ」
コロロン「ま…待て!!用件なら…ある!!」
チップ「ちょっと!コロロン!」
コロロン「お前は……ダーク・ナイツの1人…だったよな………!?ダークマインドの懐刀の………!」
毒蛇騎士「かつてはナ……今はもうダーク・ナイツでもダークマインドの部下でも無いがナ………」

コロロン「やっぱりそうか……!オッちゃんの仇……!!」
毒蛇騎士「………何の事ダ?」
コロロン「とぼけるな!!あんたらだけは……あんたらだけは許さない………!!」
毒蛇騎士「……何の事か、俺にはさっぱりだナ」

コロロン「くそっ……!待ちやがれ!!」
チップ「よしなさい!!いきなりそんな事言ったって分かるわけないじゃない……!」
コロロン「あいつは覚えてないかもしれないけど、あいつらがオッちゃんを殺したんだ……!!」
チップ「許せない気持ちは分かるけど……でも耐えなくちゃ!あんた男でしょ!」
アニー「サーペントナイトさんは、もうかつてのような悪い人じゃありません……
  今は心を入れ替えて味方になってくれているんです」
コロロン「でも、オッちゃんを殺したのは事実だろ!!」
ビルゲ「コロロン………」
チップ「……………………」
アニー「………あの…今日はもう遅いですし、今日はここで泊まってください」
チップ「良いの?」
アニー「大丈夫です 明日、デデデさん達の所へ案内します 今日はもう休みましょう」
チップ「……その方が良いわね」

コロロン「………………………………」


347 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:12


 次の日


大王「お前ら!来てたのか!久し振りだな!」
コロロン「おう!来てやったぜ!元気そうだな!」
チップ「何で上から目線なのよ!すみません本当に…」
大王「気にすんなって!お前らには鏡の国で世話になったしな!そっちの方はどうしてるんだ?」
ビルゲ「物凄く平和になったんだな〜 今はマスターハンド様が鏡の国を管理していて、とても住みやすくなったんだな
  キングゴーレム様も優しい王様で、オイラ達は何不自由なく暮らしていけるようになったんだな〜」
宝石魔人「ほう……あいつらもダークマインドから離れた事で、心が入れ替わったんじゃな 何よりじゃわい」
チップ「私は小説家を目指しました デデデさん達の活躍を物語にして、それを皆さんに知ってもらいたくて……」
大王「本当か!?出来たらおれさまにも見せてくれよ!」
宝石魔人「儂の活躍を多めにするんじゃぞ!!」
大王「好きに書かせてやれよ……」
コロロン「なーデデデ!外に行こうぜ!何があるか見てみたいんだ!案内してくれよ!」
大王「よしわかったデ!」
シノ「駄目です!」
大王「うっ……!」
シノ「まだ仕事が片付いていませんよね?書類の山が、まだこんなに残っています!
  私も手伝いますので、今日の内に全部終わらせてしまいましょう!」
大王「……というわけなんだデ…すまないが……」
コロロン「ちぇっ…つまんないな……」
チップ「そんな事言わない!デデデさん困るでしょ!」
ビルゲ「仕事なら仕方がないんだな〜」
シノ「その代わり、護衛を付けてあげます 何かあった時、皆さんを守ってくれる頼もしい方です」
コロロン「そんな奴がいるのか!」


毒蛇騎士「…………何故俺ガ…」
シノ「お願いします、そこを何とか」
毒蛇騎士「断ル」
コロロン「こっちこそ願い下げだ!護衛ってお前の事だったのかよ!お前なんかに守られたくなんかないやい!」

 ゴン!!

コロロン「痛てっ!!なにすんだよ!!」
チップ「失礼な事言うな!」
コロロン「だって……!」

毒蛇騎士「……向こうも俺をお呼びでない様だしナ、他を当たレ」
シノ「そんな事言わずに……!お願いします!」
毒蛇騎士「……報酬はいくらダ?」
シノ「8000で……」
毒蛇騎士「安いな 2万用意しロ」
シノ「2万…!?いくら何でも2万は……!」
毒蛇騎士「出せないなら断ル じゃあナ」
シノ「分かりました!2万出します!それで良いですね!?」
毒蛇騎士「…それで良イ 聞き分けの良い娘ダ」
シノ「もう…!本当に抜け目ないですね……!」



コロロン「……………………………」
毒蛇騎士「……………………………」
コロロン「………お前!!何か喋れよ!!」
毒蛇騎士「何故話す事も無いのに話さなければならン?」
コロロン「いちいち腹立つな……!やっぱりお前は許さねえ!!オッちゃんを手に掛けた事も忘れやがって!!」
毒蛇騎士「………………」
チップ「ちょっとコロロン!何するつもり!?」
コロロン「決まってんだろ!!こいつをやっつけてやるんだ!!おい、俺と勝負しろ!!」
チップ「馬鹿言うな!!あんたが勝てるわけないでしょ!?」

毒蛇騎士「………俺に恨みがあるんだろウ……ならば攻撃してみロ お前にはその権利があル
  だがお前が攻撃した瞬間、俺はお前を敵と判断すル……子供だからと手加減するつもりは無イ」
コロロン「じ…上等だ!!刺し違えても、お前だけは俺が……!!」
チップ「やめろって言ってるでしょ!!終わった事をいつまでもウジウジと…!」
コロロン「お前だって悔しくないのかよ!?俺達に優しくしてくれたオッちゃんは、もうこの世にいないんだぞ!!
  鏡の国が平和になっても、あいつが良い奴になったとしても、オッちゃんの魂はもう帰ってこないんだ!!」

 ダッ!!

チップ「コロロン!!待ちなさい!!
  ……すみません!あいつが失礼な事ばっかり言って……ちょっと追いかけてきます!」
ビルゲ「あ〜チップ待って〜オイラも行くんだな〜」

毒蛇騎士「……………………………」


348 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:13

チップ「はあ……!はあ………!待てって言ってんでしょ!!」
コロロン「………………………………」
チップ「あんたが仇を取るなんて、そんな事おじさんが望んでるわけないでしょ!?」
コロロン「そんなの分かってる!!分かってるけど……!!」
チップ「それはおじさんが殺された事は私も許せない……!でもあの人は心を入れ替えたって聞いたわ!
  あの人は罪を償おうとしているの!それならもう責める必要無いでしょ!
  おじさんは、もし自分が誰かに殺されたら、その恨みを晴らしてほしいってあんたに言ったの!?」
コロロン「それは………!!」
ビルゲ「……おじさん言ってたんだなあ……人を許す事も戦士として必要だって………
  どうしても許せない人がいる……でも、罪は憎んでも、人は憎んじゃいけないんだ
  憎悪は人を正義の道から遠ざける……コロロンはそうならないで欲しい……
  コロロンは、将来立派な戦士になるのだから……って」
コロロン「……………!」
チップ「分かったでしょ!後ろばかり向いてちゃいけないの!人は前を向いて歩きだす生き物なんだから!」

???「ククククク……!素敵な台詞ですねぇお嬢さん!」

チップ「誰…!?」

 バシュッ!!

???「ですが、綺麗事だけでは生きて行けぬのも事実ですよ……?クク……!
  お初にお目に掛かります 闇陰の暗殺者、ジャンパーシュートと申します 以後お見知りおきを
  …と言っても、君達はここで死ぬ事になるのですがね………」

チップ「………!」
コロロン「こいつらに手を出すな!俺が相手だ!!」
チップ「コロロン!」
ジャンパーシュート「ほう……威勢の良い坊やだ
  殺してしまうのが惜しいですねぇ……まあそう言って殺してしまうのですが」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

ジャンパーシュート「ぐああああっ!!」

毒蛇騎士「……………………」
コロロン「お前……!」
毒蛇騎士「ガキ共ガ、離れたら危ないと教えて貰わなかったのカ?」
チップ「す…すみません……」
毒蛇騎士「集落の外れにはこういう輩が出没すル……余り変な場所に飛び出すなヨ、ガキ」
コロロン「ガキって言うな!!」

ジャンパーシュート「ほう…!貴方はダーク・ナイツの………!
  クク…!デデデの仲間になったという噂は本当なのですね……!
  しかし、かつてダーク・ナイツと呼ばれ恐れられてきた貴方が子守をやっているとは……!
  ホホ!面白い事もあるものですねぇ!」
毒蛇騎士「言いたい事はそれだけカ……?」

 チャキッ…!

ジャンパーシュート「おお怖い怖い……!こう真正面から得物を向けられては……ククク……!
  分が悪いのでこれにて失礼します!とうっ!!」

 ビュン!!

コロロン「何だよあいつ!戦わずに逃げやがった!へっ!大した事無いな!」
毒蛇騎士(否……奴は何か策を持っている筈だ………もう一度ガキ共の命を狙いに来る可能性も……
  どの道このガキ共から目を離す事が出来なくなった……!己……!)



ボーボー「ほう……!サーペントナイトが子守とな……!これは面白い!」
ジャンパーシュート「でしょう……!これはチャンスです!
  子供を人質にとれば、流石のサーペントナイトも手が出せないでしょう」
ボーボー「良い作戦だ!実にエクセレント!君を部下に入れた事は間違いでは無かった様だ!では頼むぞ!」
ジャンパーシュート「御意!」


大王「ああ〜〜〜やっと終わったデ〜〜〜〜!」
シノ「陛下、お疲れ様です やれば出来るじゃないですか!」
宝石魔人「フン!普段からやろうとしないからじゃ!やらなきゃいかんと分かって何故やらん!?」
大王「だってやりたくなかったから……」
宝石魔人「フン!じゃから王として三流なのじゃ貴様は!」
シノ「私も手伝えば良かったのに、そうしなかった私にも責任はあります……
  そういえば、サーペントナイトさん、ちゃんと護衛やってくれているでしょうか……?」
宝石魔人「フン…奴なら心配要らんじゃろう 何だかんだ言って面倒見の良い奴じゃ」
シノ「なら良いのですが……」


349 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:15

コロロン「……何で俺達を助けたんだよ…!さっきはお前に酷い事言ったのに…」
毒蛇騎士「勘違いするナ 護衛を頼まれたからそうしただけの事ダ
  本来であれば貴様達がどうなろうと俺の知った事では無イ」
コロロン「ああそうかよ!折角感謝しようと思ったのに、感謝する気なくなった!」
ビルゲ「そんな事ないんだな〜2人共、素直になれないだけなんだな〜」
コロロン「なっ…!」
毒蛇騎士「何……!?」
ビルゲ「オイラ、もう分かっちゃったんだな〜この人は良い人だから、これからもオイラ達を守ってくれるんだな〜」
毒蛇騎士「良い人だト……!?節穴か貴様……!俺のどこがそう見えル!」
チップ「コロロン!あんたも素直に感謝しなさい!あんたもう少しで死ぬ所だったのよ!?」
コロロン「う…うるさいなあ!本当にあいつが良い人かどうか、この目で確かめてやる!それまで感謝はしないからな!」
チップ「本当に強情なんだから……!」
毒蛇騎士「ふん……勝手にしロ」


コロロン「あーあ、なんか腹減ってきたな〜もう帰るか」
毒蛇騎士「やれやレ……これでようやく解放されル………」

???「ククク……そう大人しくは帰らせませんよ…!

 バシュッ!!

毒蛇騎士「…………!」
チップ「コロロン!!」

コロロン「お…お前はさっきの……!くっ…!放せ!!」

ジャンパーシュート「いいえ放しません!こんな絶好のチャンス、二度と訪れませんからねぇ!
  サーペントナイト!この子を助けたければ武器を捨てなさい!
  さもなくば、この子は幼くしてあの世へと旅立つ事になりますぞ!」
コロロン「くそっ……!お前なんかに殺されてたまるか!!」
毒蛇騎士「……………………………」
ジャンパーシュート「さあどうします?この子を助ける為に武器を捨てますか?それとも見殺しにしますか…!?」
毒蛇騎士「……良いだろウ 武器を捨ててやル」
ジャンパーシュート「ホホッ!そうですか!これは意外でしたねぇ!子供を見殺しにすると思いきや!
  かつてダーク・ナイツと恐れられてきた貴方も、子供を人質に取られてはそう選択せざるを―――」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

ジャンパーシュート「ぐああああああっ!?目が…目があああああああ!!」

毒蛇騎士「どうダ…貴様の望み通り、武器を"捨てて"やったゾ」
ジャンパーシュート「ぐあああっ……!!ひ…卑怯な………!!」
毒蛇騎士「卑怯だト?子供を盾にする貴様の方が卑怯ではないのカ?」
チップ「確かに……」
ビルゲ「正論なんだなあ〜」
ジャンパーシュート「くっ……!よくもこの私をコケにしましたね……!許しませんよ!!風切鎌!!」

 ビュン!!

チップ「きゃああっ!!」
毒蛇騎士「くっ…!下がっていロ!!」

ジャンパーシュート「もう一発行きますよ!風切鎌!!」

 ビュン!!

毒蛇騎士「くっ……!ガキ共を守りながら戦うのは、分が悪イ……!」

ジャンパーシュート「ははは!!どうです!?手も足も出ないでしょう!!」

チップ「ズルいわ……!正々堂々戦いなさいよ!!」
ジャンパーシュート「おお……可憐なお嬢さんにその様な事を言われると心が痛い……ですが分かって頂きたい
  スポーツと違ってこれは戦争なのです……いかに自分にとって有利な環境を作るか………それが勝つ為に重要な事!
  フェアな戦いに拘ると、命を落としますよ……!貴方達のようにね!」
チップ「っ…………!」


シノ「……帰ってきませんね……心配です 何かあったのでしょうか?」
大王「仕事も片付いたし、おれさま達も迎えに行くか」
宝石魔人「やれやれ…世話の焼ける奴じゃな」


毒蛇騎士「己……!」

ジャンパーシュート「はははは!この私に攻撃を当ててみてはいかがですか!?
  間違って子供らに当たらないように気を付けたほうが良いですぞ!フホホホ!!」


350 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:15

コロロン「俺達の事は気にするな!あいつをやっつけてくれ!!」
毒蛇騎士「そういうワケに行くカ!お前らに傷でも付いたら何を言われるか分からン……!特にあの娘にはナ……!」
ジャンパーシュート「ホホホホ!そうでしょうそうでしょう!間違って殺したら怒られちゃいますもんねぇ?
  もしも子供達を殺してしまったら、もう貴方の居場所はどこにも無いでしょう!
  正義に堕落した罰だと思いなさい!!オホホホホホ!!」

 ドオオオオオオオン!!!

ジャンパーシュート「ひあああっ!?」
毒蛇騎士「煙幕……!下に伏せろ!」
チップ「はい!!」
コロロン「うわあっ!!」
ビルゲ「危うく吸い込んじゃう所だったんだな……」

ジャンパーシュート「ぐあああああああああ!!再び目があああああああ!!」

シノ「助太刀に参りました!」
毒蛇騎士「ふん…余計な事ヲ……」
宝石魔人「その割には苦戦しておるようじゃったが?」
毒蛇騎士「黙レ…ガキ共が邪魔で本気を出せなかっただけダ……今の内にガキ共を連れて行け!」
シノ「分かりました!皆さん行きましょう!」


コロロン「………………」

チップ「ちょっとコロロン!逃げろって行ってるでしょ!?」
コロロン「俺はここに残る…!あいつの戦いを見届けてやるんだ!」
チップ「何言ってんの!?あんたまで死ぬかもしれないのに!」
コロロン「あいつがもし俺を守り切る事が出来たなら、今までの悪行はチャラにしてやる!」
チップ「そんなのあんたのわがままでしょ!?良いから一緒に逃げるの!」
毒蛇騎士「上等ダ……ではそこに残っていロ!」
シノ「サーペントナイトさん……!」
毒蛇騎士「ガキがいたから全力を出せなかった……そう言われては屈辱だからナ
  このぐらいのハンデはくれてやル」

ジャンパーシュート「くっ……!舐めた真似を……!!良いでしょう!!ならばこちらも切り札を!!」

毒蛇騎士「そいつは……!!」

ジャンパーシュート「ボーボー様から頂いた最終兵器です!この仮面を使って………」

 グニョグニョ……

ジャンパーシュート「うわっ…!何だ!?」

 グボッ…ゴボガボッ……!

ジャンパーシュート「ひいっ!!仮面が勝手に!?外れない!!うわあああああああ助けてえええええええええ!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

コロロン「ひいっ…!」

毒蛇騎士「馬鹿な奴ダ……その仮面がどれ程危険かを知らずニ……!」

ジャンパーシュート「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

毒蛇騎士「仮面だけを狙えば良いんだったナ……面倒な相手ダ」
宝石魔人「どれ…手を貸してやろうか?」
毒蛇騎士「要らン……所詮は三下、俺1人で充分ダ」

ジャンパーシュート「グオオオオオオオオオオオオ!!!!」

毒蛇騎士「一瞬で決めてやル」

 ビュン!!

コロロン「速い……!」

毒蛇騎士「哈亜亜亜亜亜亜亜!!」

 シュピン!!

毒蛇騎士「猛毒刺殺瞬雷槍!!!!」

 ザシュッ!!

ジャンパーシュート「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 パリィィィーーーーーン!!!!




コロロン「やった……のか…………!?」
毒蛇騎士「気を失っているだけダ」
コロロン「……………………」
毒蛇騎士「どうダ……お前には傷一つ付けなかったゾ」
コロロン「…………あ…ありが………」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

コロロン「うわっ!?」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオ!!!」

毒蛇騎士「また面倒なのが現れたカ………そいつはお前に任せル」

マスクドデデデ「よし任された!来いカブーラー!!」



マスクドデデデ「カブーラー・カノン!!一斉掃射!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!!


351 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/02(Fri) 22:20

チップ「本当にすみませんでした!この馬鹿が迷惑ばかりかけて!」
コロロン「痛いな…!何すんだよ!!」
シノ「サーペントナイトさんも、ちゃんと護衛が出来て一安心しました!えらいえらいです!」
毒蛇騎士「気安く褒めるナ!!もうガキの面倒は二度と御免だからナ!
  ……で、お前、何かを言い掛けようとしたよナ…?何を言うつもりだったんダ…?」
コロロン「そ…それは………!」
ビルゲ「ありがとう!なんだな!」
コロロン「大声で言うな!!恥ずかしいだろ!!」
チップ「これで綺麗さっぱり水に流したわけよね!本当に頑固なんだから!」
コロロン「ふん…!でも、もしまた悪に手を染めるような事をしたら今度こそお前を許さないからな!」
毒蛇騎士「ガキの約束など守っていられるカ……だが、考えておいてやル」
宝石魔人「フン!貴様も中々素直ではないな!」
毒蛇騎士「黙レ宝石頭!俺は貴様らと馴れ合うつもりなど無イ!」
シノ「せっかくですし、今日は宴会でも開きましょうか!」
大王「宴会!?よっしゃーーーー!!酒が飲めるデ!!」
ビルゲ「おいしいご馳走も食べ放題なんだな!?」
シノ「陛下は健康のために、お酒は程々にしてくださいね」
毒蛇騎士「ふン……俺は遠慮」
シノ「サーペントナイトさんも参加しましょう!」
毒蛇騎士「何!?勝手に決めるナ!!放セ!!放せと言っていル!!」


大王「あいつ、何だかんだ言って、良い所あるじゃんか 見直したデ」

毒蛇騎士「……………………」

 ビリリリビビビビビビビ!!

大王「ぐあああああああああああ!!」
シノ「陛下!!」
大王「な……何でおれだけ……!」



  第13話 大王、電撃を食らう 終


シノ「今回はサーペントナイトさん大活躍でしたね!えらいえらいです!」
毒蛇騎士「馴れ馴れしく褒めるなと言っているだろウ!!」
宝石魔人「フン!では次は儂が活躍する番じゃな!」
大王「ちょっと待て!おれさまの出番が少なくならないか!?」
宝石魔人「前回まで目立っておったのだから、もう充分じゃろう!」
チービィ「一番良い所を持って行く癖にな」
大王「それすら出来なくなったらおれさまの立つ瀬が無くなるだろ!?」
宝石魔人「というわけで次回14話!!儂の活躍を目に焼き付けよ!!」
大王「まだあんたの話だって決めてないデ!!」
シノ「次回もお楽しみください」


352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/03(Sat) 19:37
俺のターン!ドロー!

この次にキミ達が思う言葉は何かな?

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/04(Sun) 19:02
お前ら手を挙げろ!さもないとこの三角の帽子を被ったやつの顔に落書きしてやるぞ油性ペンでな!
おっと俺に危害をするなよぉー?した瞬間そこのピンクボールの1日の食べる量が成人男性ぐらいの量になるゾォ?


354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/05(Mon) 06:45
最強VS無敵!勝つのはどっちだ!

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/06(Tue) 14:29
諦めたら…大王のおやつ…カービィに食われるよ

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/07(Wed) 07:02
ネタが…ネタが…無いんじゃよ…。

357 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 14:06

大王「遅くなっちまった!急いで返事返すから待ってろよ皆!」
チービィ「遅れすぎだろ……」
宝石魔人「先送りにするのは悪い癖じゃな」
大王「四の五の言ったって始まらないデ!」
シノ「陛下、呼びましたか?」
大王「呼んでないわ!いいから始めるデ!」

>>342

大王「なんかもう滅茶苦茶だよな 天使って言われたいならそう言われる努力をするべきだデ
  人のもの勝手に食わないとか、寝る時にでかいいびきをかかないとか、大声で歌わないとか…」
チービィ「直す所が豊富だな」
シノ「ですが、それを制限すると不機嫌になってしまいそうですね」
大王「そうなんだ、逆効果なんだデ だからあいつが天使になるのは不可能なんだデ!」
カービィ「そんなことないペポ!ぼくだって頑張ったら天使になれるペポ!
  ぼくはラブリー17歳!プリティーキュートな天使カービィちゃんをよろしくペポー!」
大王「もう、つっこむのもめんどくさくなってきたデ……」
チービィ「そこは頑張れよ」

>>343

大王「それを言ったら、お前なんかアオミドロとかミカヅキモみたいなもんだデ
  っていうか、おれさまそんな年齢だったんか 下手すりゃメタナイトの方が年上なのか?
  年齢設定よくわからんデ」
シノ「確か、公式の設定なんでしたっけ?調べてもそれらしい情報はありませんでしたが」
チービィ「っていうか、自分の年齢も把握してないのか」
大王「それはなんていうか大人の事情っていうか……
  てっきり、還暦ぐらいだと思ってたデ メタナイトは30ぐらいか?」
宝石魔人「フン!!儂は百億年長く生きておるわい!!」
大王「年齢で張り合うなよ っていうか明らかに盛ってるだろ、それ」

>>344

大王「カービィの年齢設定ってどうも信憑性に欠けるけどな…
  アニメの設定でも0歳ってなんか無理ある気がするデ
  ワープスターやコピー能力を駆使して魔獣を倒す0歳児とか化け物だろ」
チービィ「そこは突っ込んだら駄目な気がするけど」
カービィ「赤ちゃんのぼくもかわいいペポ!」
大王「ナルシストかお前は!」
カービィ「作品の数だけいろんなぼくがいるってことペポ!でもその中で1番かわいいのはぼくペポ!」
大王「よくまあ言い切れるもんだな」
チービィ「自分で言うのはタダだもんな」

>>352

カービィ「待ったペポ!八咫烏の効果で、きみのドローは無効ペポ!」
大王「禁止カードを使うな!」

宝石魔人「フン!儂の手札には封印されしエクゾディアがおる!
  両腕両足本体見事に揃っておるわい!儂の勝利じゃ!!」
大王「どうやって揃えたんだよ!」

毒蛇騎士「貴様にはドロー出来るカードが無イ いい加減負けを認めロ」
大王「最後の最後まで諦めないのがデュエルなんだデ……」

シノ「光の創造神ホルアクティを特殊召喚します」
大王「難易度高いわ!そこまで出来るなら三幻神揃えた時点でもう勝てるだろ!」

チービィ「何勘違いしているんだ?まだバトルフェイズは終了していないぜ……!」
大王「この流れどっかで見たことあるやつだデ!!」

カービィ「1番面白かった大喜利に投票してね!」
大王「大喜利だったんか、これ!?」


358 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 14:18

>>353

大王&チービィ「はいどうぞどうぞ」

大王&チービィ「…………………………」

大王「…は?三角帽子っつったらお前の事だろ?」
チービィ「何言ってんだ お前の帽子も見方によっては三角だろ」
大王「お前の帽子はどっからどう見たって三角だデ!」
チービィ「そういう弄られ系の役はお前の方がぴったりだろ」
大王「たまにはお前が弄られる側になりやがれ!」
シノ「2人共、喧嘩はやめてください」
大王「だってこいつが!」
チービィ「お前が落書きされれば済む話だろ!」
大王「いや待て…」
チービィ「何だよ」
大王「ちょっと考えたんだ……あいつを倒した所で、カービィの食事の量が成人男性ぐらいに変わるだけだよな?」
チービィ「それがどうした?」
大王「別に、あいつを倒してしまっても構わないだろ?」
チービィ「……そうだな、加勢するぞ!」

大王&チービィ「うおおおおおおおおおおおお!!」
シノ「喧嘩をしたと思ったら急に協力し合いましたね……」

カービィ「んー…?なんか急におなか一杯になっちゃったペポ……しょうがないから寝るペポ」

大王「こうして、悪は滅び去った!」
チービィ「めでたしめでたし!」
シノ「めでたいのでしょうか…お2人がそう言うなら、そうなのでしょうか…」

>>354

宝石魔人「それは最強に決まっておるじゃろう!!最強なのじゃからな!!」
大王「無敵が勝つに決まってるデ!!無敵なんだからな!!」
チービィ「どっちも理由になってないんだが…」

宝石魔人「ええい最強とは、最も強いと書いて最強と云うのじゃ!!故に!!勝つのは最強じゃ!!!!」
大王「無敵だって敵が無いって書いて無敵だデ!!歯向かう敵がいないって事だデ!!だから勝つのは無敵に決まってるデ!!」
宝石魔人「そもそも無敵とは何じゃ!?何を証拠に無敵なのじゃ!?たまたまそいつに歯向かう奴がいなかっただけの事では無いのか!?」
大王「最強っていうのも、何を理由に最強なんだデ!?自分より弱い奴としか戦わなかったら実質最強ってだけじゃねーのか!?」

シノ「これ、終わりが見えませんね……」
毒蛇騎士「下らん言い争いだナ」
カービィ「じゃあ間をとって引き分けってことで」
宝石魔人「引き分けじゃと!?気に食わん!!最強が1番に決まっておるじゃろうが!!」
大王「何言ってんだデ!!無敵こそオンリーワンにしてナンバーワンだデ!!」
カービィ「強さの基準は人によってそれぞれ違うんだね」
チービィ「全然まとめきれてないんだが…」


359 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 14:18

>>355

大王「諦めてなんかいないデ!だからおれさまのお菓子も死守だデ!!」
カービィ「もう全部食べちゃったりして」
大王「ああーーー!!おれさまのプロ野球チップスがーーー!!」
チービィ「いい年こいてそんなの集めてたのかよ…」
大王「別にいいだろ!!集めてる奴に失礼だデ!!」
シノ「カードだけ集めてお菓子はあげちゃっても別にいいんじゃないでしょうか?」
大王「駄目だデ!!あのポテチはな、カードがダブってしまった悲しみを和らげる為にあるんだデ!!」
チービィ「やけ食いじゃねーか」
シノ「太ってしまいますよ」
カービィ「じゃあレアカードが出た時は食べてもいいってことペポ?」
大王「それも違うデ!狙いのカードが当たった時はな、嬉しさの余韻を噛み締めながらポテチを味わうんだデ!」
チービィ「言ったもん勝ちだな」

>>356

宝石魔人「ええい儂の口調を真似るでないわ!!!」
大王「あんたの真似じゃねーだろ多分……あとな、ネタっていうのは無かったら作れば良いんだデ!!
  ネタが無いっていうのは甘えだデ甘え!!話題なんていくらでも転がってんだからな!」
チービィ「そう言っておいて、いきなり「面白い事言って」って言われたら、実際にそれ出来んの?」
大王「出来るわけねーだろ!!」
チービィ「威張るなよ!そう言ってるのと同じ事だぞ」
大王「それを言われるとな……っていうか、別にネタを強要してるわけじゃないデ
  面白い事を言えって言ってんじゃなくて、話題なら別に内容問わず色々あるだろ
  天気の話とか昨日食った飯の話とか、そういうありきたりな話ならいくらでも出来るだろ?」
チービィ「そんな話題ならこのスレでやる意味なくないか?」
大王「意味を求めちゃ駄目だデ 何でもない話から繋がる友情だってあるじゃないか」
チービィ「別にお前と仲良くなりたい人なんていないだろ」
大王「いるかもしれないだろ!?」
シノ「そ…そうですよ!陛下の人柄なら、誰とでも仲良くなれます!その力が陛下にはあります!」
大王「そういう事だデ!」
チービィ「なんでそんな得意げなんだよ……」
大王「というわけで、お便りお待ちしてまーす!あて先はこちら!」
チービィ「どちらだよ…」

360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/09(Fri) 16:47
美しさ対決?
デデデ大王(オネェ)VSシノ
勝つのはどっちだ!

361 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:04

宝石魔人「フン!!儂が最強の一族ワムバム一族の王、ワムバムジュエルじゃ!!
  パソコンやスマホを使う時は、部屋を明るくし、目を画面から離して見るのじゃぞ!!
  そして、この儂の活躍を刮目して見るのじゃ!!!
  何故なら、儂こそが最強の一族ワムバム一族の王だからじゃ!!!!
  では行くぞ!!!」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第13話 大王、誘拐される


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)


グランドウィリー警官「はあー…毎日毎日見回りも楽じゃないなあ……」
大王「よう!今日もパトロールか!いつもご苦労さんだな!」
グランドウィリー警官「うおっ!これはこれは大王様!はい!本官本日も住人の安全を守る為、日夜懸命に働いております!」
大王「そうか!それは結構な事だデ!ただお前、いつもいつもパトロールで大変だろ?たまには休んだらどうだデ?」
グランドウィリー警官「し…しかしそれは………!」
大王「大丈夫だデ!おれさまの方から言っておくからな!」
グランドウィリー警官「あ…ありがたき幸せ……!では本官!休憩に入りまする!!」


大王「平和って良いもんだな〜プププランドもさくっと取り戻せちまえれば良いんだけどなあ……
  この生活もどこまで続くのか………ん……?」


大王「大金が落ちてるデ……!誰かが落としたのか………?
  …………だれも見てないな……………………」

 ビュン!!

大王「うわあああああっ!!?何だデ!?」

???「はははははは!!引っかかった引っかかった!!
  こんな罠にあっさりと引っかかりやがって!!能天気な王様だぜ!!」

大王「くっ……!誰だお前は!?こんな無礼な事しやがって!!」

???「おいおい……俺の顔を忘れちまったってのか……?こっちはお前の顔なんざ忘れたことが無ェってのによ……!
  忘れたなら思い出させてやるぜ!!俺達は!!泣く子も黙る最凶最悪の極悪サーカス団!!
  そしてその団長がこの俺様!!ボクシィ様だ!!」

大王「ボクシィだと……!?誰だデ?」

ボクシィ「本当に覚えてねーのかよ!!?」
ファンファン「こんな一度見たら忘れられないようなインパクトなのに…」
ボクシィ「だが今のてめェは袋のネズミだ!!袋の中だけに袋叩きにしてやりてェ所だが今は我慢してやる!!
  仲間が来る前にこいつを運べファンファン!!」
ファンファン「こんな事して、怒られても知らないパオ…」
ボクシィ「いいからさっさと運べっつってんだよ!!仲間が来ちまうだろ!!」
ファンファン「了解パオ!!」
大王「お…おい!放せ!!放せーーーーー!!」



 夜


シノ「…………陛下が帰って来ません……!」
毒蛇騎士「妙だナ こんなに帰りが遅かった事は無い筈だガ」
シノ「もしかしたら…陛下の身に何かあったのかもしれません!捜しましょう!」
毒蛇騎士「全く…世話の焼ける奴だナ」


362 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:06

グランドウィリー警官「何ーー!?大王様が行方不明だとーーー!?」
シノ「本官さん、何か心当たりはありませんか!?」
グランドウィリー警官「あるともあるとも!今日の昼頃、大王様と会って挨拶を交わした!」
シノ「その後の事は!?」
グランドウィリー警官「見ていないぞ!」
毒蛇騎士「という事は、奴が姿を消したのはその後のようだナ……おい、何故奴を見張っていなかっタ?
  貴様が付いていればこの様な面倒な事にはならなかったのでは無いのカ!?」
グランドウィリー警官「そ……それはその…………!」
シノ「他の警察さん達にも聞きましたが、目撃情報は得られませんでした……これはもしかしたら、誘拐…!」
グランドウィリー警官「何だと……!?もしそうだとしたら大変だ!!早く全員に知らせ、一刻も早く大王様を救出しなくては!!」
毒蛇騎士「あまり騒ぎにはするなヨ この事が住人に知れ渡れば大騒ぎになりかねなイ」
シノ「私達だけで捜しましょう 本官さんも、ご協力よろしくお願いします」
グランドウィリー警官「承知した!本官、一刻も早く大王様の救出を!!」


 次の日


ファンファン「……で、どうするパオ?」
ボクシィ「どうするって……まさか、こうもあっさりと上手く行くと思わなかったから、ここまでの事は考えてなかったんだよな……」
ファンファン「無計画すぎるゾウ」
ボクシィ「しょうがねェだろ!俺はただ、デデデを攫って来いとしか命令されてねェんだ!」
ミセス・モーリィ「ホホホホホホ!よくやったザマス!まさか本当にデデデを連れて来るとは…」
ボクシィ「ミセス様!へっへ…俺達にかかればざっとこんなモンっすよ!
  しかし、またこうして闇の軍勢に戻れる日が来るなんて……俺は感激っす!」
ファンファン「僕は、もう悪い事はしたくないゾウ……」
ボクシィ「お前は黙ってろファンファン!しかし、デデデを捕まえてどうするつもりなんすか?」
ミセス・モーリィ「これまでの敗因は全てデデデがいたからザマス!
  予想を上回る超人的なパワーでいつもワタクシの計画をぶち壊されたザマス!
  デデデさえいなければ……デデデさえいなければワタクシの計画は全て上手く行った筈ザマス!
  今頃あいつらはデデデを捜す為にバラバラに動いている筈ザマス!それがワタクシの狙いザマス!
  1人ずつなら、始末するのは容易いザマス!」
大王(成程な……そういう事か………!)



毒蛇騎士「おい」
シノ「どうしました…?あ…!これは陛下の仮面…!」
毒蛇騎士「奴がこれをわざと置いて行く筈は無イ」
シノ「という事は……やっぱり誘拐……!連れて行かれそうになった時に抵抗して、その時に落としたのかも……」
毒蛇騎士「その可能性は大いにあル」
チービィ「だとすると、犯人はどこかに潜んでいる……?」
毒蛇騎士「手分けしてこの辺りを捜すとしよウ 俺は北の方を捜す事にすル
  娘は東、チビ公は西、そして宝石頭、貴様は南ダ 良いナ」
宝石魔人「フン!!良いじゃろう!!」
シノ「もしも陛下を見つけたらすぐに連絡してください」
チービィ「了解!」



ミセス・モーリィ「……ワタクシの狙い通り、分散したザマスね!
  戦力がバラバラになれば、こっちのものザマス!」




チービィ「全く……デデデの奴、本当にどこ行っちまったんだよ………」

 ドン!!

???「きゃっ!!」

チービィ「あっ…!ごめんなさい!余所見をしていて……」

 ガシッ!

チービィ「……!あなたは、あの時の……!」
リープ「ウフッ!アタシの事、ちゃんと覚えてくれていたのね!
  アタシ、あなたに手当されてから、寝ても覚めてもあなたの事ばかり考えちゃうの……?」
チービィ「し…知りませんそんな事…!僕、急いでますので……!」
リープ「いやん!!あなたと離れたくない!!せめて10分!10分だけアタシと付き合ってぇ!お願い……!」
チービィ「すみません!本当に急いでるんで!誰かーーーー!!誰か助けてーーーーーーーー!!」


363 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:07

大王「くそっ!!出せ!!ここから出せー!!」
ボクシィ「ったくしょうがねェな……つって出すわけねェだろうが!!
  お前らには散々酷い目に遭ったからな!これぐらい仕返ししてやらなきゃ気が済まねェんだよ!!オラオラ!!」

 ガン!!ガン!!

大王「うわああああ!!揺らすな!!おえっ……」
ファンファン「ボクシィ……そんな事したら可哀想パオ……」
ボクシィ「ファンファン!!てめェはどっちの味方なんだよ!!ああ!?
  俺達はこいつらの所為でひもじい思いをして来たんだ!!闇の軍勢の中でもとりわけエリートだったのに、
  こいつらに負けたお陰で俺達は闇の軍勢から切り捨てられ、それからは苦しい毎日だった………
  金も無く、食うものも無く………寒い日は身を寄せ合って……そうやって過ごして来たんだろうが!!
  それもこれも、こいつらさえいなければ……!!だから俺達は復讐するんだ!!
  闇の軍勢に再びスカウトされ、チャンスが巡って来た……!これで手柄を上げれば、俺達は元の生活に戻れるんだ!!
  そういうワケだからよ!!悪く思うなよ王様!!元はと言えばお前らが悪いんだからな!!」
大王「そういう事か……!っていうか、ただの逆恨みじゃねーか!」
ファンファン「確かにパオ……」
ボクシィ「確かに…じゃねェ!!そうだ!!逆恨みだ!!逆恨みで何が悪いんだ!?ああ!?」

大王「くっ……!」

大王(それはともかくとして、早く帰らないとシノ達が今頃心配してる筈だ……!
  こうなったら一か八かだ……マスクドデデデに変身して、何とかこの檻を破壊して…………………
  ………無い……!?仮面が無い…!?まさか、どっかで落としたのか……!?
  くそっ…!!何でこんな時に!?こうなったら、シノ達の助けを待つしか……!!
  頼む……すぐに来てくれ……………!!)



シノ「陛下……!どうか無事でいてください……!何としても陛下をこの手で………!」

???「そうはさせませんよ!!」

シノ「あ…あなたは……!」

???「お久しブリーフ!!けれど私はボクサーパンツ!!帰って来ました凄い奴!!
  バリバリ最強ヤングマン!!その名もMr.フロスティ!!!」
シノ「フロスティさん……!?また操られたんですか!?」



ファイアーライオン「グルルルルルルル……!!」
毒蛇騎士「……ここに来るのを待ち伏せしていた様だナ」


宝石魔人「儂らを斃す為か……?それともこの先にデデデがいるのか……?」
ボンカース「さあて、どうでしょうな……?少なくとも、命を奪うのは正解ですが……
  見よ!!この肉体!!これぞ鍛え上げられた筋肉!!その名もバナナパワーだ!!バナバナ!!」
宝石魔人「フン!!筋肉ならば儂も負けておらんぞ!!」



チービィ「はあ……酷い目にあった…………ん……?妙な足跡が見える……像の足跡に四角い跡だ…………
  近くに何か争ったような跡もある………もしかして………………!この足跡を辿ってみるか!」



Mr.フロスティ「はあああああああ!!アイスブリザーーード!!!!」

 ビュオオオオオオオオオオオオオオ!!!

シノ「くっ……!」

ファイアーライオン「グオオオオオオオオオオ!!!業火連続弾!!!!」

 ボッ!!!ボッ!!!ボッ!!!

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

毒蛇騎士「己……!前に戦った時と比べ、力を増していル……!」



ボンカース「バナナアモーーレ!!コクウーーーーーマ!!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

宝石魔人「ぐうううううっ…!!」

ボンカース「どうですかな…?我がバナナパワーは……」
宝石魔人「フン!!温いわ!!!」
ボンカース「なっ……何ぃーーーーー!?」
宝石魔人「食らうが良い……ワムバム一族の王最強の必殺技……!!グライドパンチ!!!!!」

 ドオオオオオオン!!!!

ボンカース「バナバナーーーーーー!!!!やられたーーーーーーー!!」



毒蛇騎士「哈阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿!!!」

 ジャキン!!

毒蛇騎士「猛毒刺殺瞬雷槍!!!!」

 ザシュッ!!!

ファイアーライオン「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:08
か、か、辛味噌♪
サートシサートシ サトシとピカチュウ  
サートシサートシ カービィは腹黒♪
サートシサートシ おへそはブロリー
立った!クララ!

元ネタ
おどるポンポコリンの替え歌の一部の合わせ

365 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:09

シノ「はあああああああああっ!!」

Mr.フロスティ「待って……!ここで負けたら私の出番は……!」

シノ「知りません!!花影流・涼流紫陽花!!!」

 ドオオオオオオオン!!!!

Mr.フロスティ「どんな風が吹いても、負けない人になろおおおおおおおおお!!!!」


シノ「……次は操られないように気を付けてください」

 ピピピピピピピピ!

シノ「チービィさんから…!はい!」

チービィ「シノさん!!デデデの場所が分かった!!」

シノ「本当ですか!?すぐに皆さんに伝えます!」




大王(この檻に入れられて何時間になる……?いつになったら助けが来るんだ……!?)

ミセス・モーリィ「仲間を待っても無駄ザマス!」
大王「何…!?」
ミセス・モーリィ「お前の仲間達はとっくに始末されたザマス!」
大王「何だと!?」
ミセス・モーリィ「もうお前を助ける奴はいないザマス!大人しく観念するザマス!」
大王「ふざけんな……!あいつらがお前らなんかに負けるか!!」
ミセス・モーリィ「いい加減認めるザマス!……その表情、とても良いザマス!
  ワタクシの部下になるつもりはなくて?」
大王「何…!?」
ミセス・モーリィ「もうお前の仲間は居ない……なら、今更逆らってもどうしようもないザマス
  ワタクシの部下として働く気があるなら、お前を殺さずこき使ってやるザマス!悪くない話ザマス!」
大王「ふざけんな!!誰がお前の部下なんかに!!」
ミセス・モーリィ「あっそ……なら死ねザマス」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ミセス・モーリィ「なっ…!!何事ザマス!!?」

宝石魔人「助けに来たぞ!!」
シノ「陛下!!ご無事ですか!?」

大王「じーさん!!シノ!!良かった!生きてたんだなお前ら!」
毒蛇騎士「何を言っていル 俺達が死んでいるとでも思っていたのカ?」

ミセス・モーリィ「な……お前達……何故ここが………!ボクシィ!!出番ザマス!!」

ボクシィ「はっ!ミセス・モーリィ様!」
ミセス・モーリィ「ここに忍び込んだネズミ、一匹残らず始末するザマス!」
ボクシィ「はっ!………って…ええっ!?俺一人でこいつらを全員……!?」
ミセス・モーリィ「出来ないザマス!?じゃあお前はクビにするザマス」
ボクシィ「お…お待ちください!やります!やってみせますとも!!」
ミセス・モーリィ「ふん…しっかり頼むザマス!親衛隊!!お前達も援護するザマス!!」

親衛隊「うおおおおおおおおお!!」

宝石魔人「仕方が無い……こいつら全員ぶちのめすかのう」
毒蛇騎士「面倒な事だナ」
シノ「仕方がありません、さっさと終わらせて陛下を救出しましょう」
ボクシィ「ナメた事言ってんじゃねェぞ!!!!」
親衛隊「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

宝石魔人「フン!!フィンガーピストル!!」

 ドドドドドドドドドドドド!!!!

親衛隊「うわあああああああああ!!!」

毒蛇騎士「黒雷衝!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

親衛隊「ぐあああああああああああああああ!!!」

シノ「はああああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

ボクシィ「ぐああああああっ!!」

シノ「陛下!今鍵を開けます!」

 キュピーン!

 カチャッ!!

大王「よし!助かったデ!やっと娑婆に出られた!」
シノ「お待たせしました……それと、落とし物です」
大王「仮面…!ありがとなシノ!」


366 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2021/07/09(Fri) 22:09

ボクシィ「くっ……!よくも…………!」

大王「それはこっちの台詞だデ!!こんな薄暗い所に長時間閉じ込めやがって!!
  この野郎が、やる事が女々しいにも程があるデ!!」
シノ「陛下違います…!この方は野郎じゃなくて……!」

ボクシィ「女だ!!」

大王「………え……?」

ボクシィ「俺は!! 女 だ!!!!!!」

大王「なっ…!何ぃぃぃぃいいいいいいいい!!?」

シノ「まあ……そういう反応になりますよね……………」
ファンファン「間違われたくなかったら、言葉遣いを直すべきゾウ」
ボクシィ「てめェは黙ってろファンファン!!この俺を男扱いしやがって!!許さねェ!!!!」
大王「そんな黒龍波とか撃ちそうな声で女なのか………!」
ボクシィ「俺が気にしている事を!!!声の事はどうでもいいだろうがッ!!!!」
シノ「気にしていたんですね……」

大王「尺も無くなりそうだからさっさと倒しちまうデ!」
チービィ「尺とか言うなよ…」

ボクシィ「さっきから馬鹿にしやがってぇ!!!!くたばれーーーーーーーー!!!!」

マスクドデデデ「マスクド真拳奥義!!サン=ジェルマン条約!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!

バクシィ「どしぇぇぇぇぇぇえええええええええええええ!!!!」


ミセス・モーリィ「ふん!!役立たず!!覚えておくザマス!!」



シノ「陛下……ちゃんと歩けますか?」
大王「何とかな……何も食ってないから腹減ったデ………」
宝石魔人「フン…!これからは気を付ける事じゃな!簡単に誘拐されるとは、何という体たらくじゃ!」
大王「いいだろ無事だったんだから!……今度から気を付けるデ」



ボクシィ「うう……痛え………!痛えよお…………!」
ファンファン「ボクシィ……大丈夫パオ?しっかりするゾウ」
ボクシィ「うう……!大丈夫じゃねェよお………!せっかく……せっかくの出世の大チャンスだったのによお………!」
ファンファン「元気出すゾウ きっと良い事あるパオ」
ボクシィ「本当か……!?」
ファンファン「本当パオ だから元気出すゾウ」
ボクシィ「よーし……じゃあ頑張ってみっか!!…っああああああ!!痛えええええええ!!!」
ファンファン「パオーーーー!?大丈夫パオーーーーー!?」
ボクシィ「ああ〜〜〜!!腰…腰がああああああ!!」
ファンファン「腰ってどこパオ?」
ボクシィ「腰っつったら……えーと…どこだ……?とにかく痛いったら痛いんだよおおおおおおおおおお!!
  畜生覚えてやがれーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


  第13話 大王、誘拐される 終


次  回  予  告


大王「どうも!デデデ大王だデ!最近は扇風機の前であーーーーーってやるのが多くなってきたデ」
チービィ「だらしねーな…他にやることあるだろうが」
シノ「陛下!書類の山がこんなに!」
大王「何でだよ!!こないだ終わらせたばっかりじゃんか!!夏ぐらい休ませろよ!」
宝石魔人「そういうわけにもいかんのが王というものじゃ!」
大王「くっそー!王様は遊んで暮らせるんじゃないのかよ!?」
宝石魔人「フン!!甘いわ!!」
大王「くっそー!せめてプププランドさえ取り戻せれば……そうだ!プププランドを取り戻しに行こう!」
チービィ「京都に行こうみたいに言うなよ」
大王「というわけで次回!プププランドを取り戻しに行くデ!乞うご期待!!」
チービィ「簡単に言うけど出来るのかよ」
シノ「それは次回をお楽しみください」


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