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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/19(Wed) 23:49
強くなれる意味を知った?

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/20(Thu) 18:47
ここはオドレらのシマですかい?
少々ワシらも商売させてもらいたいんですがの
なんや、文句あんのか?

500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/21(Fri) 10:00
自分の首に賞金がかかると悪党として一流になった実感がわくな
おっと、こうしちゃいられない。ずらからねーと

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/21(Fri) 13:04
アレッシーが来たぞ!
逃げろ!

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/26(Wed) 13:36
1週間だぞヘイヘイ

503 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/27(Thu) 00:57
あらすじ
自分たちに都合のいい未来を創るため、タイムマシン『テロリアン』で異世界を漫遊するザナージュ一味。
しかし、ポンコツテロリアンの度重なる暴走により一味は散り散りになってしまった……とさ。


ルキ「痛って〜……派手に投げ出されちまったな。みんな大丈夫かよ」
ゼノ「何とか……」
ドクター「アリスは頑丈ですので平気で兵器でごぜーます!」
アリス「私も無事だよ。何かが上手い具合にクッションになってくれたようだ」
DZ「俺がな。とっとと降りろてめえら」
ザナージュ「オレっちって意外と頑丈でやんすねえ……」

一同「ん!?」

DZ「待ちな。そこのナイスガイ、おたくは誰だい?」
ザナージュ「DZでやんす」
DZ「じゃ、お前らは?」
ルキ「ゼノだよ」
ゼノ「ルキだけど」
ドクター「アリスでごぜーます!ドラ猫くわえたサザエさ〜ん♪追っかけ〜て〜♪」
アリス「私の名は
DZ「オーケー、もういい。だいたい分かった。……この上なくイカレた状況になっちまったってことはな」
ドクター「←スゴいなスゲーです!アリスたちの名前が入れ替わっていまする!」
ルキ「違う!体が入れ替わってんだ!」
DZ「いや、胸を見てみな。お前は何も変わっちゃいないさ。平らなままだ」
ゼノ「殺すぞゴブリン」
ザナージュ「い、今のはオレっちじゃないでやんすよ!?」
アリス「どうやら転移の際に何かしらの弾みで入れ替わったようだ。ふむ……実に面白い」
ザナージュ「全然面白くないでやんすよ!オレっちの美顔を返してほしいでやんす!これじゃ女の子にモテないでやんす!」
DZ「HAHA、面白え冗談だ。褒美に鉛弾をくれてやるぜ」
ルキ「そいつ撃ったらアンタが死ぬんじゃねーのか?」
ドクター「ご主人様もDZ様もギャグ補正に守られているので、どっちが撃たれようと大丈夫だと思われます!」
DZ「ヘイ、ドクター。元に戻る方法は?」
アリス「方法?ふむ……さっぱり分からない」
ドクター「さっぱりパリパリパリアッチョでごぜーます!」
ゼノ「頭痛くなってきた……」

ザナージュ←→DZ
ゼノ←→ルキ
ドクター←→アリス

>>411話 LOVE 銃 ONLY

ルキ「なんてこった……こんな厄介な状況で更にザナージュが増えやがった……!」
アリス「ふむ……実に面白い」
ゼノ「あんたこれからはガリレオキャラで行くの?」
アリス「さてね、それはさっぱり分からない」
DZ「てめえらの目は節穴か?どう見ても俺とは似ても似つかねえだろうが」
ゼノ「……まあ、あんたとは似てないけど」
ドクター「ご主人様とはよく似ていらっしゃると思いまする!」
ザナージュ「うぷぷ!確かに銃をペロペロする変態なところとかダンナにソックリでやんす」
DZ「俺が変態ならてめえはド変態だろうが!!」(脛キック)
ザナージュ「いてぇでやんす!!」
ルキ「蹴るのがスネってエラい地味じゃん。いつもなら股間とか狙いそうなのにさ」
ゼノ「……ゼノ、私の顔で下品なこと言わないで」
ザナージュ「(ルキちゃんこそさっき『殺すぞ』とか言ってたような気がするでやんすが……)」
アリス「脛を狙うのは効果的だよ。自分の体に傷を残さず、最大限の痛みを与えることができるのだから」
ドクター「お脛を蹴られるとそんなに痛いのですか?ではマスター、アリスのお脛を蹴ってみてくだせーませ!」
アリス「ふっ、やめておけアリス。君のその体では耐えられまい」
ルキ「あれアンタの体だろ」
DZ「確かに俺は銃を愛してるぜ?だがそれ以上に女の子を愛したいのさ」
ザナージュ「オレっちは女の子に愛するより愛されたいでやんすねぇ」
DZ&ザナ「故に俺(っち)は!女の子をペロペロしたい(でやんす)!」
ゼノ「こいつら本当に入れ替わってんの?」
アリス「さっぱり分からない」

504 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/27(Thu) 00:58
>>417話 千ノナイフガ神隠シ

ザナージュ「ひえっ!?何でやんすかこいつは!?」
DZ「情けねえ声出してんじゃねえ。せっかくの男前が台無しじゃねえか」
ザナージュ「そんな冗談言ってる場合じゃ……うわっ、斬りかかって来たでやんす!!」(ヒョイッ
DZ「オーケー、よくかわした!絶対に食らうんじゃねえぞDZ!俺の顔に傷残したらブチ殺すからな!」
ザナージュ「ひぃぃっ!ルキちゃんはダンナに似たでやんすね!」
ルキ「ここはオレが……って剣がねぇ!ルキ、お前が剣持ってんだろ!くれ!」
ゼノ「あ、ごめん……。荷物がかさばるからアリスに渡しちゃった……」
ドクター「アリスも重くて落っことした拍子に地面に刺さっちゃいました!てへ!」
ルキ「うおーい!!何やってんだよ!」
アリス「私に任せるがいい」
ルキ「ドクター……?やめとけよ、アンタ戦いは苦手なんだろ」
DZ「いや、今のドクターはアリスちゃんの戦闘力を持ってるはずだ。何とかなるかもしれないぜ?」
アリス「その通り。さあ、どこからでも斬りかかってくるがいい」

(ガン!ガン!ガン!)

ルキ「おぉ、マジで効いてねー。さすがアリスの体だな」
ドクター「照れまする〜///」
一同「(気持ち悪う……)」
アリス「はっはっは!!どうだ、見たまえ。素晴らしい力だろう?
   私はついに……ついに手に入れたのだ!全ての生命体を凌駕する究極の肉体を!」
ゼノ「この後死にそう」
ザナージュ「マッドサイエンティストキャラによくあるパターンでやんすね」

DZ「おっと、敵さんは標的を変えたようだぜ?ま、当然か」
ルキ「うわっ、こっち来やがった!」
ゼノ「かよわい美少女から狙うってこと?何て汚い奴……!」
ザナージュ「(やっぱダンナとルキちゃんは似てるでやんす)」
ゼノ「ゼノ、避けて!」
ルキ「あ、いや……悪い!ドジって自分の足凍らせちまったせいで動けねーんだ!」
DZ「何をやってんだバカ!!アリスちゃん、盾になってやれ!」
ドクター「はいな!アリスにお任せ!」
DZ「違うキミじゃない!ドクターの方だ!」
アリス「バ、バカな……この私が……力を制御できない……だと……!」(プスプス…
一同「役立たず!」
DZ「DZ、銃だ!俺の銃渡せ!!」
ザナージュ「ちょ、ちょっと待つでやんすよ、今出すでやんすから!えーとどこ置いたでやんすっけ、ここでもないあそこでもない……」(ガサゴソ
DZ「ドラちゃんかてめえは!!」
ゼノ「くっ……ゼノ!」(バッ
ルキ「ルキ!?」
ゼノ「痛っ……!」
ルキ「大丈夫か!?お前……オレを庇って……」
ゼノ「私は大丈夫だけど……あんたの体は大丈夫じゃないかもね……」
ルキ「いいんだ……お前が無事ならそれで……」
ザナージュ「コラそこ!イチャイチャするなでやんす!あっ、銃あった!あったでやんすよ、ダンナ!ほいパス!」
DZ「オーケー!よくやったな、嬢ちゃん!後は任せときな!」
ドクター「やっちゃえご主人様ー!」
DZ「あ」(スカッ
一同「え?」
DZ「(しまった……こいつ思ったより手が短え……!)」
ゼノ「だ……ださ……!」
アリス「よし、やっと回復したようだ。ゼノ君、受けとれ。君の剣だ。抜いておいたぞ」
ドクター「下ネタですか?」(ワクワク
ルキ「サンキュー、ドクター!おっしゃ、暴れてやるぜ!……って重っ!!」
アリス「まあ腕力はルキ君のままだからね」
DZ「ゼノ坊、男なら根性見せやがれ!」
ザナージュ「体は女の子でやんすが……」
ルキ「う……うおりゃあーーー!!!」

ズバァン

505 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/27(Thu) 00:58
ザナージュ「やったぁ!オレっちたちの勝ちでやんすね!」
ルキ「ハァ……ハァ……なんかやたら疲れたぜ……」
ゼノ「そんくらいで何ヘバッてんの。情けない」
ルキ「お、お前の体だろコレ……」
ゼノ「……だから私に言ったの」
ルキ「え……?あ、そ、そういやお前キズは平気なのかよ?まあオレの体なら大丈夫だろうけどさ」
ゼノ「うん……平気……。
   (ゼノはいつもこんな痛みに耐えながら私やザナージュを守ってくれてたんだ……)」
ルキ「そっか、そりゃ良かったよ……。
   (キズ付いたのがお前じゃなくてオレの体でさ)」

ドクター「マスター、アリスのお身体はお気に召しやがりましたか?」
アリス「上々だよ。さすがは私の最高傑作だね。私には無い素晴らしい力だ」
ドクター「ま、マスターったら!アリスが強いのは天才科学者であらせやがるマスターのおかげでごぜーますよ!
   (マスター……貴方に腕力なんて必要ないんですよ。アリスがずっとお守りしますから)」
アリス「ふっ、その口八丁はザナージュに教わったのか?
   (私に子供はいないが……子の成長を見守る親というのはこういう心境なのかもしれないな)」

ザナージュ「あーあー……オレっちたちはすっかり外野でやんすね」
DZ「まったくだぜ。ま、たまには構わんさ。いつも俺が主役じゃあいつらに悪いからな」(ニッ
ザナージュ「やれやれ……ダンナのその性格が羨ましいでやんすよ……。
   (ダンナ……カッコつけてるけど、さっきのめっちゃダサかったでやんすよ……)」
DZ「だったら俺に近づけるよう努力しな。幸いにもお前は顔と強さ以外は俺に似てるんだからよ。
   (弱えし手足は短えし何なんだこいつ。ああ、さっさと元の体に戻りてえ……)」

>>420話 フラッグ・デイ 乳を想う日

DZ「ヘイ、ゼノ坊。ちょっと耳貸せ」
ルキ「なんかDZにその呼び方されてる感じがしてヤだな……何だよ、ザナージュ?」
DZ「乳触ってみろ」
ルキ「ブフッ!いきなり何言ってんだアンタ!!」
DZ「せっかく嬢ちゃんの体になったんだ。乳……触ってみろ」
ルキ「『……』じゃねーんだよ!アンタ正気か!?さすがにドン引きだよ!」
DZ「だったら俺に触らせろ」
ルキ「ファッ!?」
DZ「俺が揉んででかくしてやろう。さあ、脱げ」
ルキ「気持ちワリーんだよ変態野郎!!」
DZ「そんなことはない!気持ち良くしてやるから!さあ!」

(バチ……バチ……

DZ「なっ……千鳥のさえずりのようなこの音はまさか……!」
ゼノ「何を気持ちよくするって?」
DZ「慈悲を……慈悲を……!」
ルキ「(死んだな)」



アリス「というのが死亡フラグだよ」
ドクター「ほうほう、なるほどですね!」
ルキ「いや……もっと分かりやすい例あるだろ」
ザナージュ「あああ……オレっちの体があんな黒焦げに……」
ゼノ「ああ、ごめん。つい」
ザナージュ「まあ仕方ないでやんす。亡きダンナに変わってオレっちがルキちゃんの乳を
ゼノ「神の裁き(エル・トール)!!」
ザナージュ「」
ルキ「……死体が増えたぞ」
アリス「フラグを立てた者はこうなるのだよ。もしかするとクラレンス氏もフラグを立てたのかもしれない」
ドクター「ではそのフラグをヘシ折ればよろしいのですね!」
ルキ「そう言われてもクラレンスはフラグらしきことは言ってなかったぜ?」
ドクター「それだよ」
ルキ「え?」
ドクター「その油断こそがフラグなのだ。フラグを立てていないから自分は助かるだろう……それが既にフラグなのだよ」

>俺に死亡フラグなんか立たねえよ
>結婚する相手なんかいないし一人で部屋に戻ったりもしないからな

アリス「見たまえ、彼を。そして想像してごらん、数分後彼がどうなっているのかを」
ルキ「……なぜか不安になるな」
アリス「そうだろう?更にもう一つ言えることは」
ドクター「なんでごぜーます?」
アリス「映画だと銃を乱射した人物は大抵その直後に死ぬ」
一同「確かに!!」

506 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/27(Thu) 00:59
>>502話 言い訳Daily

いやあ、悪いな。なかなか納得できるレスができなくてよ。
書いては消して消しては書いてを繰り返してる内に日曜が消えちまって、やがて俺は考えるのをやめそうになっちまったぜ。
だがしかし!ようやく頭ん中に完成図が広がってきた!
つうわけで次の日曜まで待ってくれ。
それまでにはキリのいいとこまで仕上げてみせるぜ。俺のワイフちゃん……いや、ワイトちゃんへの返事もな!
今日はこれにてお開きだ。バイビーベイビー!



ゼノ「最新話まで全話見るなら!」
ドクター「http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=571998200で」
アリス「今日の放送をもう一度見るなら♪」
ルキ「>>503-506で……」
ザナージュ「あっ!見ていただきたいぃ〜!」

507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/27(Thu) 11:48
長文慣れしててもミスする時はするか

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/29(Sat) 06:15
今日は土曜だ
せっかちで早いのはザナージュだけで十分さ

509 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/30(Sun) 23:54
ちょ、ちょいタンマ!レスはただいま鋭意校正中につき公開予定は深夜だ!

510 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/01(Mon) 00:52
あらすじ
自分たちに都合のいい未来を創るため、タイムマシン『テロリアン』で異世界を漫遊するザナージュ一味。
しかし、ポンコツテロリアンの度重なる暴走により一味は散り散りになってしまった……とさ。

と前回言ったがあれはウソだ。
本当は散り散りにはならず、メンバー同士で体が入れ替わってしまった……とさ。

ザナージュ「ヘイヘイヘイ、しっかりしてくれよナレーター」
ルキ「あんたが途中で台本書き換えたの忘れてたせいでしょ」
ゼノ「つーかナレーターってザナージュとは別人だったのか……!?」

以下
ザナージュ←→DZ
ゼノ←→ルキ
ドクター←→アリス

>>422話 探索者の極限

DZ「ハンターだからな。お宝のためなら探索も詮索もするさ」
ルキ「ハンターつってもオレらは別にトレジャーハンターってワケじゃねーんだけどな」
DZ「バウンティハンターだって探索は大事だぜ?仕事を円滑に進める為には情報が必要なのさ」
ゼノ「ま、それは確かにね。探索そのものが仕事の時もあるし」
ザナージュ「じゃあギャルのパンティでも落ちてないか近辺を探索してみるでやんす」
DZ「てめえ俺の姿で下品なこと言ってんじゃねえぞ」
ゼノ「……あんたはいつもあんなもんでしょ」
ザナージュ「あ、パンツ落ちてたでやんすよ!!」
DZ「何ィ!?でかしたDZ!さすがは一流ハンターだ!」
ルキ「ダメだコイツら……早く何とかしねーと……」
ゼノ「……まずはこの状況をね」
DZ「どれどれ、お宝を拝見しようではないか……って、なんだこりゃ?」
ザナージュ「トロルのパンツでやんす」



ザナージュ「あ、謝るから縄をほどいてほしいでやんすよ……このパンツ臭過ぎて死にそうでやんす……」
DZ「しばらくそれを被って反省してな、クソ野郎」
ルキ「あれアンタの体だろ。いいのか?」
DZ「嗅覚はあいつのもんさ」
ゼノ「……ところでドクターとアリスは?」
ルキ「あの二人なら探索に行ってくるって言ってたぜ」

ドクター「ご主人様〜!」
アリス「やあ、待たせたかな」
DZ「お、戻ってきたか。ん……!?二人の隣にいるのはまさか……」
ルキ「ク……クラレンスのおっさん!?」
ゼノ「見つかったの……!?」
アリス「フフフ、違う。造ったのだよ」
一同「……あ?」
アリス「これは人形だ。見事だろう?君達を驚かせてやろうと思ってね。急ごしらえにしては悪くない出来だと自負して



アリス「この度の非礼は謝罪しよう……だからこの縄をほどいてくれないかザナージュ……」
DZ「しばらくそこで反省してな、イカレ野郎」
ルキ「アリスに嗅覚付けたのがアダになったなドクター……」

>>424話 鞄の中身はなんだろな

DZ「盗聴器は入れておきな。旅の必需品だぜ」
ザナージュ「見えないものを見るために望遠鏡も欠かせないでやんすね!」
DZ「分かってるじゃねえか。さすがはスターゲイザーと呼ばれる漢だ」
ザナージュ「いやいや、ダンナの漢っぷりには敵わないでやんすよ」
(ガシッ
ルキ「アンタらいつか捕まるぜ」

アリス「鞄の中身は不安の量を意味する。荷物は必要最小限に留めておくべきだ」
ゼノ「……その割にはドクターの荷物多くない?」
アリス「私は技術者だ。あらゆる状況に対応できるよう備えておくべきなのだよ」
ルキ「『こんなこともあろうかと』ってヤツか」
ザナージュ「それ便利な言葉でやんすよね」
ドクター「鞄は空っぽでいいと思いまする!その方が夢をたくさん詰め込めますからね!」
DZ「アリスちゃん、それは頭の話さ」
ザナージュ「(アリスちゃんの頭にはたくさん詰め込めそうでやんすねぇ……)」

511 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/01(Mon) 00:53
ザナージュ「ところで皆が復活させようとしてるクラレンスってのはどんなダンナなんでやんす?」
DZ「犯罪組織のボスさ」
ザナージュ「へ?」
DZ「極悪非道、外道、冷酷、残虐を絵にかいたような犯罪者で、良心の欠片も無い。
   悪党としての矜持も皆無に等しく、仲間を平気で使い捨て、助かる為なら依頼主の事も簡単に売る。
   マーフィー曰く「最低のクズ野郎」だそうだ」
ザナージュ「……二度と復活させない方が良いんじゃないでやんすか?」
DZ「そうもいかねえんだ。絶対に復活させてみせるぜ」
ザナージュ「なぜでやんす?そんなにそのダンナのことを……」
DZ「ここまで話広げて無かったことにはできねえだろ」
ザナージュ「そんな理由でやんすか!」

>>425話 ゴーストハント

DZ「金にならない話は興味ないね」
ルキ「オレも別に興味ねーな」
ゼノ「怖いんでしょ?」
DZ「怖い?HAHAHA、実に笑えるジョークだ。ほら、お前らも笑え笑え!」
ルキ「おう!ハッハッハ!!」
ザナージュ「(二人とも怖いんでやんすね)」
アリス「私もオカルトの類は専門外でね。実在するなら捕獲して研究したいところだが」
ルキ「何て罰当たりなこと言いやがるんだ……」
DZ「やれやれ、これだから科学者ってやつは……」
ドクター「アリスはお化けさんとお友達になりたいでありんす!」
ザナージュ「優しいでやんすねぇ、アリスちゃんは」
ドクター「お化けなら簡単に壊れたりしませんから!」
ザナージュ「前言撤回でやんす」
ゼノ「……」
ルキ「ん?どうした、ルキ」
ゼノ「シッ。……何か聞こえない?」
ルキ「えっ!?な、何がだよ……!?」
DZ「ヘイ、嬢ちゃん。あまり大人をからかうもんじゃないぜ?何も聞こえない。気のせいさ」
アリス「いや、私にも聞こえるぞ。うめき声のようなものが」
ザナージュ「ひっ!オレっちも聞こえたでやんす!ねえダンナ!」
DZ「聞こえねえ」
ザナージュ「ゼノの坊や!」
ルキ「何も聞こえねーな!」
ザナージュ「ウソつけ、聞こえてるでやんしょ!?」
ゼノ「来る……きっと来る……!」
DZルキザナ「ひ、ひいいいい!!!」

(T-1000型ターミネーター登場)

あいつはーーーっ!!!!

(ヒュンッ

>>427話 ザナクラークロニクルズ

ゼノ「なんだ!?また転移したのか!?」
ドクター「まずいな……どうやらテロリアンの限界が近いらしい」
アリス「これでは一向にクラレンス様探しが捗りませぬ〜!」
ルキ「悪いことばかりでもないけどね。私たち元に戻ってる」
ゼノ「え?あ、ホントだ!」
DZ「やった!やっとオレっちのチャーミングな姿に戻れたでやんす!」
ザナージュ「お前は後でシメるとして、今は状況を整理しようか。ここは……オイオイ、俺のオフィスじゃねえか」
アリス「振り出しに戻ったということでしょうか?」
ゼノ「いや、カレンダーは去年のままだ。ここは一年前の夏ってことだな」
ルキ「去年の夏ってことは私たちがあの人と……」
ザナージュ「出会った時期だな。まるで天の導きだ。こんな都合のいい展開ありえないぜ」
ルキ「そうでもしないと話が終わらないもんね」
ザナージュ「うるせえ」
ドクター「ザナージュ、客人のようだぞ」

クラ『おう!アンタがここの大将、ザナージュか!』

ザナージュ「ワーオ!!久しぶりだな、ミスター!いや、おたくにとっては初めましてか?HAHAHA!」
アリス「良かったですね、ご主人様!あとはクラレンス様をお守りするだけです!」

DZ「ん?ダンナ、もう一人お客さんでやんすよ」
ザナージュ「あん?」

(T-1000型ターミネーター登場)

一同「え」
クラ「ヌグッ!グゥエェェッ!ヴェアアアッ…!!」
アリス「クラレンス様ーーー!!!」

512 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/01(Mon) 00:53
>>432話 もっと高く!〜Take Me Higher!〜

(T-1000型ターミネーター登場)
クラ「ヌグッ!グゥエェェッ!ヴェアアアッ…!!」

アリス「クラレンス様ーーー!!!」
ゼノ「アイツはさっきの……オレたちと一緒に転移してきやがったのか!」
ザナージュ「何てこった……バンナコッタ……ターミネーター……」
ゼノ「言ってる場合かよ!オッサン、しっかりしろ!傷は浅い!まだ助かる!」
DZ「首から噴水みたいに血噴き出してたでやんすけど……」

「そうか」

一同「!?」
ドクター「クラレンス・ボディッカーに視えているか」
ルキ「ドクター……!?もしかして今やられたのって……」
ドクター「ダミー人形が思わぬ形で役に立ったな」
アリス「マ……マスタ〜〜〜!!」
ゼノ「おおお……!カッコいいぜ、ドクター!!」
ザナージュ「ちっ、美味しいとこ持っていくじゃねえか」
DZ「ってことは本物のクラレンスのダンナは生きてるでやんすね!」

(T-1000型ターミネーター登場)

一同「あ」
クラ「ヌグッ!グゥエェェッ!ヴェアアアッ…!!!」
一同「あ」

アリス「クラレンス様ー!!しっかりしやがってください!!」
ドクター「……ダメだ。クラレンス氏はもう……」
ゼノ「ちくしょう!!いくら足掻いても運命は変えられないってことなのかよ……!」
ルキ「今度こそ終わり、かもね……」
ザナージュ「そんなのウソだ!!」
DZ「ザナージュのダンナ……クラレンスのダンナは負けたでやんすよ……」
ザナージュ「そんなの信じねえ!死んでねえ、クラレンスは死んでねえ!」
DZ「いやいや、そんなお子ちゃまみたいなこと言ったってしょうがないでやんしょ!」
ドクター「……!いや、待て。まだ可能性はある。アリス、クラレンス氏をテロリアンに乗せるんだ」
アリス「ほえ?よく分かりませんが、かしこかしこまりましたかしこ!」
ルキ「ドクター、まだ助かる見込みがあるの?」
ドクター「……分からん。だがテロリアンに我々のテンションエネルギーを集めてクラレンス氏に注入すれば、あるいは……!」
DZ「いや、ムリでやんしょ。そんな都合のいい展kごぶぁ!」
ザナージュ「何でもいい、やれることは全部やるぞ!このままオチもねえままオチオチ帰れるかってんだ!」
ルキ「……それ一応保険かけて落としたつもり?」
アリス「クラレンス様セット完了です!」
ドクター「よし、皆テンションを上げるんだ」
ゼノ「残念ながらアイツがそうさせてくれそうにねーぜ」

(T-1000型ターミネーター登場)

ザナージュ「ちっ、話が終わった途端に襲いかかって来るとは気が利くようで利かねえ野郎だ」
ゼノ「オレが時間を稼ぐ。その間にザナージュたちは
DZ「テロリアンに乗って逃げればいいでやんすね!」
ルキ「邪魔」(ドゴォ
DZ「ごぱぁ!!」
ルキ「私はゼノの援護に回る。ガヤ芸人はザナージュとアリスに任せておけばいいでしょ」
ザナージュ「誰がガヤ芸人だ。……へっ、ムチャすんじゃねえぞお前ら!」
ゼノ「おう、アンタもな!……ルキ、フォローできるか?」
ルキ「ん……やってみる」

ザナージュ「やるぜ、アリスちゃん!ガキ共が踏ん張ってる間に俺たちはテンションをブチ上げるんだ!」
アリス「はいな!DZ様も一緒に騒ぎませう!ヘイDZ!カマせyeah yeah yeah!!」
DZ「こうなったらもうヤケクソでやんす!ヒーポーピーポー!!気分上々ー↑↑」
ドクター「……ダメだ。この程度のテンションでは足りない……テンションを高く……もっと高く……!」
ザナージュ「とにかく叫べ!腹の底から声を出せ!!クラレンスー!!」
アリス「クラレンス様ー!!」
ドクター「やはりこの方法では無理だったのか……?む……な、なんだこの光は……!?」

513 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/01(Mon) 00:54
>>427 輝けるものたちへ

430「クラレンス、お疲れ」
439「しっかりせえよ」
443「ゆっくりでいい応援してます」
444「焦らずにな!」
481「クラレンスの外道悪党ぶりをとくと拝め!」
492「がんばれhunters!」
494「大丈夫!また忘れた頃にレスしてくるさ!」

ザナージュ「クラレンスー!!!」
アリス「クラレンス様ー!!!」
ゼノ「クラレンスー!!」
ルキ「クラレンス……!」
DZ「クラレンスのダンナー!!(何でオレっち知らないオッサンの名前を必死に叫んでるんでやんしょ……)」
アリス「光が……光がいっぱい……!」
ドクター「まさか……この世界の人々の願いが集まってテロリアンに……いや、クラレンス氏に……!!」

◯(%)。
クラ「ヌグッ!グゥエェェッ!ヴェアアアッ…!!!」

ザナージュ「クラレンスが……クラレンスが蘇ったぜ!!」
アリス「気合い十分の掛け声でしたね!!」
ゼノ「いや、今のは断末魔じゃなかったか……?」
ドクター「驚いたよ。まさかグリッタークラとして復活するとは……まさに奇跡だ」
DZ「グリッタークラって何でやんすか?」
ドクター「ボディッカーティガの方が良かったかな?」
DZ「ティガって何でやんすか?」
ルキ「とにかく、目的は果たした。あとはあのサイボーグを何とかすれば……!」

(T-1000型ターミネーター登場)

クラ「何だてめぇ?どうやらデトロイトのオマワリじゃねェな。ロサンゼルスのオマワリか。
   俺を逮捕しに来たのかよ。なら、マーフィーの時の再現といくか」
(デザートイーグルを撃つがまるで手応えなし。)

ゼノ「……アレ?こういうのって光の力で圧倒するモンじゃねーのか?」
ドクタ「ゼノ君、現実は特撮とは違う。そんなに甘いものではないのだよ」

クラ「ひいっ!?何だコイツ?や、やめろ!降参だ!
   よせっ!正気かよ!?テメェも警官だろうが!」

ルキ「……何かフラグ立ってない?」
ザナージュ「ああ、立ってるな。……勝利のフラグがな!クラパンマン、こいつを使いな!新しい銃よ!」(銃を投げる)
クラ「ああ?丁度いいや」(銃をキャッチ)

ネネネネネネネネ…
(ショットガンで狙いを付ける)
ザナージュ「俺も一緒に戦う!俺がクラレンスだ!」
アリス「アリスもクラレンスです!」
ドクター「私も……クラレンス氏の中に……!」
DZ「何か気色悪い言い方でやんすねぇ……」
クラ「おうてめぇら!歓迎してやれ!ケリをつけようじゃねぇか」

ズドォン!!



ゼノ「終わったんだな……全部」
ドクター「私たちの勝利、そしてクラレンス氏の復活という結果でね」
DZ「オレっちはいきなり巻き込まれて散々だったでやんすよ。もうヘトヘトでやんす」
ルキ「じゃ元の時代に帰りましょ。また刺客が来る前に」
アリス「はいな!めでたしめでたしでごぜーます!」
ドクター「めでたし、か……ザナージュ、分かっているとは思うが未来を変えるということは……」
ザナージュ「分かってるさ。記憶も変わるってことくらいな。
   だが生きてりゃまた会うこともあるだろ。もっとも味方同士だとは限らねえがな、HAHA」
クラ「…大将、俺はアンタとはやり合う気はねぇし、商売の邪魔をする気もねぇ。
   あんたとは長い付き合いをした方が、俺にとっても色々と好都合だ。
   というわけで、仲良くやっていこうぜ。こいつはほんの手土産だ」

つ【紙袋に入った札束の山】

ザナージュ「ワァーオ!?マジ!?サンキューサンキュー!俺たちもう親友だなあオイ!!」
ゼノ「金で繋がる友情って虚しくねーか?」
ザナージュ「地獄の沙汰も金次第、ってな」
ルキ「ん……何、体が消えていく……?」
ドクター「これまでの度重なる負荷によってテロリアンが限界を迎えたようだ。早く元の時代に戻らねば我々の存在ごと消滅してしまう」
DZ「そういうことは早く言ってくれでやんす!!」
ゼノ「こんなことしてる場合じゃねーな。ザナージュ、行こうぜ!」
ザナージュ「ま、待て、まだ金を積み終わってねえんだ!回収するまで待ってくれ!」
ルキ「アリス、ザナージュを回収して」
アリス「はいな!行きますよ、ご主人様!」
ザナージュ「い、嫌だあああ!!俺の金えええ!!」(札束に手を伸ばす)

(ヒュン

514 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/01(Mon) 00:56
>>428話 夢で終らせない…

ゼノ「おーい、ザナージュ起きろ」
アリス「ご主人様〜!」
ザナージュ「ふああ……なんだよ、人の楽しい夢見を邪魔するもんじゃないぜ?」
アリス「楽しい夢ですか?一体どんな夢を見てくさりやがったのですか?」
ザナージュ「なんだろうなあ……愉快だったのは確かだが内容はあまり覚えてねえ。映画みたいな夢だったことだけは覚えてる」
ルキ「エルム街?」
ザナージュ「そりゃ悪夢だろうが」
ゼノ「夢の話は後にしてくれ。ザナージュ、アンタに客が来てるぜ」
ザナージュ「客?モテる男は辛いねえ、まったく」
ルキ「相手も男だけどね」
ザナージュ「……泣けるぜ」


???『おう!アンタがここの大将、ザナージュか!』

よう、ミスター。俺がザナージュ。ただのハンサムな賞金稼ぎさ。
俺に用があって来たんだろ?いい目だ、名前は?

へえ、クラ……?
(どこかで聞いた気がするぜ。つうかあのツラ見たことある気がする……なんだっけなあ)
ま、いいか。誰でも歓迎、ヤバい奴と美女なら大歓迎ってのがウチの方針さ。
今日から俺とおたくはパートナーだ。
さあ、これから楽しいビジネスの話をしようか。
1ドルで楽しむべ〜、ってな!HAHAHA!

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20230501005029.png

テロリアン編 やっと完

>>495 ワイトちゃん
おっと、これはとんだご無礼を。思わず本音が漏れちまった。
言葉を返すようだが、魔界じゃ美しいものを美しいと評するのに資格がいるのかい?
悪いが人間ってのは自分に正直でいることが美徳なのさ。そう、俺のように。

ん?手駒?ああ、あのガキどもか。
あれはただの使用人だから気にしなくていいさ。
それともキミも手駒が欲しいかい?
それとも……手篭めが欲しかったりするのかい!?デュフフ!

>協力する以上、貴方達を殺すのは最後にしてあげる、これ以上ない報酬に感服して声も出ないかしら。

HAHAHA、何を言ってるんだい。
キミはもう俺を殺してるじゃないか。俺のハートを!(キリッ

賞金首?
そうだな、ここには魔界でもなかなかお目にかかれないイカレた奴らが大勢集まって来る。
獲物に困ることはないと思うぜ?
だが賞金首を狩るだけがハンターの仕事じゃあない。
金の為なら何でもする……その覚悟を持つ者だけがこの狂った街で生き延びることができるのさ。
(ヒュウ〜……俺かっけえ……)

515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/02(Tue) 00:01
ギリギリ来てくれたやんすね

516 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/02(Tue) 01:32
ザナージュ「YaーHaー!!ついに500を越えたぜ!」
アリス「もう500でごぜーますか!」
ルキ「まだ500?」
ゼノ「(これがポジとネガの違いか)」
アリス「ここまで、あっっっっっっっっっっっっっっっっという間でしたね!」
ザナージュ「そうだな、あっっっっっっっっっっっっっっっっという間だったぜ」
ゼノ「長げーよ」
ルキ「この調子でホントに完走まで行けんの?」
ザナージュ「行けるさ、こんなに応援してくれる人たちがいるんだからよ」
ゼノ「いくら応援されてもオレらが頑張らなきゃ意味ねーんだぞ」
ザナージュ「だから潰れないペースで頑張ってるんじゃねえか」
ルキ「事務所は何度も潰れそうになってるけどね」
ザナージュ「その度に蘇るのがこの世界なのさ」
アリス「不死鳥のようでごぜーますね!」
ルキ「ゾンビみたい」
ゼノ「(これもポジとネガの違いか)」

ザナージュ「実はフィナーレはもう考えてあるんだぜ。後はそこに向かって走るだけさ。だからよ、止まるんじゃねえぞ……」
アリス「ほうほう、どんなフィナーレにするご予定なのでごわす?」
ザナージュ「ノンノン、それを今言っちゃつまらないだろ?」
ゼノ「まさか『オレたちの戦いはこれからだ』じゃねーだろーな?」
ザナージュ「そりゃ1000まで行けなかった時のオチだろうが」
ルキ「まさか『今度こそ見つけた…両親の仇!!』で終わるつもり?」
ザナージュ「お前らそんなに打ち切りてえのか?」
アリス「アリス分かっちゃいました!ご主人様がダルシムになって世界を救うのですね!」
ザナージュ「そいつは最高に狂ってて愉快なオチだがハズレだ」
アリス「ぶーぶー!」

ザナージュ「というわけで見事正解できたお客様の中から超豪華世界一週旅行をプレゼントするぜ」
アリス「うおおお、太っ腹でごぜーますね!」
ルキ「……そんなお金あんの?」
ザナージュ「ないぜ?ま、正解者が出ることも絶対にねえさ」
ゼノ「何でだよ?」
ザナージュ「正解者が現れたらオチも変えるからな、HAHAHA!」

>>429話 わがままなスピカ

ザナージュ「残念、ハズレさ。そんなことをお願いしたらプリンセス・ベガが嫉妬しちまうだろ?」
ルキ「何を言ってるんだか」
ゼノ「そういや七夕の願い事を叶えてくれるのはオリヒメなんだってな」
アリス「なんと!ベガ様のサイコッパゥワーにはそのような力もお有りなのですか!」
ザナージュ「ベガって言ってもシャドルーの総帥のことじゃあないぜ、アリスちゃん。
   俺のお願いはプロ野球選手になれますように、だ」
ゼノ「子供かよ」
ザナージュ「お前の願い事はあれだろ、仮面ライダーになりたいとかだろ?」
ゼノ「だから子供かよ!」
ザナージュ「ジョークだジョーク。俺の願い、それは!」
アリス「それは!?」
ザナージュ「一ヶ月くらい何も考えずに眠りたいもう眠りたい砂漠の真ん中で全部凍らせたまま」
ゼノ&ルキ「重っ」
アリス「もう真っ白!」

ザナージュ「願い事ってのは自力じゃどうしようもない夢のような内容に限定するもんだ。
   だからハリウッドデビューだとか石油王になりたいだとか自力で実現できそうなことを願う必要なんてないのさ」
ゼノ「まさに夢物語じゃねーか」
ザナージュ「ならお前らの願いを言ってみろ。ウルトラマンになりたい以外で」
ゼノ「だから子供じゃねーんだよ!オレの願いか……特にねーな」
ルキ「上に同じ……」
ザナージュ「なんだよ、若いくせに夢がねえなあ。バスケがしたいですくらい言えねえのか」
ゼノ「七夕にそんな願い事する三井ヤだよ」
アリス「アリスにはお願い事ありまするよ!」
ザナージュ「おっ、さすがアリスちゃんはピュアだな。どんなお願いだい?」
アリス「当ててみてくだせーませ!」
ザナージュ「ん?そうだな……俺と結婚したい、だろ?」
アリス「ぶっぶー!」
ザナージュ「なん……だと……!?」
ルキ「お菓子をたくさん食べたい、とか?」
ゼノ「合体ロボになりたい!」
ザナージュ「それはお前らだろ」
アリス「ぶっぶー!皆様、ハズレです!」
ザナージュ「おっと、そいつは残念だ。じゃあ正解を教えてもらっていいかい?」
アリス「アリスのお願いは皆様とずーっと一緒にいられますように、でごぜーます♪」
ザナゼノルキ「ア、アリス(ちゃん)ェ……!」

517 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/02(Tue) 01:33
>>431話 ナガヅキの祭

ゼノ「もう去年の話になっちまってんな……」
ザナージュ「オーケー、テロリアンで去年に戻ろう」
ルキ「それはもういいから。で、今年の祭りはどうすんの?」
ザナージュ「今んとこ参加する予定はナシだ。まあ去年も厳しいだろうとは思ってたし実際にムリだったわけだが」
アリス「え〜!お祭り行きましょうよ〜!」
ザナージュ「参加したいのは山々だが祭りをフルに楽しもうとすれば時間、気力、ネタ、この世の全てを大量消費しちまう。
   それなら事務所の経営を優先すべきだと思わないかい?」
アリス「そうでごぜーますよね……わがままをのたまってしまい申し訳ごぜーません……」
ザナージュ「いいんだぜ、アリスちゃん。分かってくれただけで十分さ」
アリス「ではお祭りにはアリスが殴り込んできますのでご主人様たちはお留守番をおねげーします!」
ザナゼノルキ「こらこらこら」

>>433話 マゾヒスト性(サーガ)

ルキ「はぁ……?何わけ分かんないこと言ってんの」
アリス「よくご存知ですね名無し様!ルキ様は踏まれると大変お喜びになられやがりますよ!」
ルキ「アリス……私がいつ踏まれて喜んだわけ?」
アリス「この前です!寝ているルキ様をアリスがうっかり踏んでしまった時、ハァハァ言ってたじゃねーですか!」
ルキ「デブメイドに踏まれて死にかけてたからね」
アリス「誰がデブメイドですって!!」(クワッ
ルキ「うっ……!」
ゼノ「わっ!やめろってアリス!」
ザナージュ「勘弁してやってくれよアリスちゃん。それ以上嬢ちゃんを踏むと余計ペッタンコになっちまう」
ルキ「だ、だいたい踏まれて喜ぶわけないでしょ……ザナージュじゃあるまいし」
ザナージュ「オイオイ、それだとまるで俺が踏み潰されて喜ぶ変態みたいじゃねえか」
ルキ「……違うと思ってんの?」
ザナージュ「違うね、俺が踏まれて喜ぶのは相手が美女の時だけさ。スカートなら尚ヨシ」
ゼノ「どのみち変態じゃねーか」
ルキ「略してド変態」
ゼノ「それより何でいきなりルキが踏まれるとかそんな話になってんだ?」
ザナージュ「神社でパルスィちゃんが言ってたのさ。俺とパルスィちゃんの恋を嬢ちゃんが邪魔するなら踏み潰すってな」
ゼノ「神社で何て物騒な話してんだ」
ルキ「はぁぁぁぁ?あの人、何か勘違いしてない?私はザナージュに興味なんてないしどうぞご勝手にって感じなんだけど」
ザナージュ「何だとチンチクリンがあ」
ゼノ「つーかザナージュは何でそんな話を知ってんだよ?」
ザナージュ「そりゃもちろん神社に盗ちょ……神のお告げさ、HAHAHA」
ルキ「……不届き」

518 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/02(Tue) 01:34
>>434話 Time For Scare

ザナージュ「一体いつから俺の霊圧が消えたと錯覚していた?」
ゼノ「ハナからザナージュに霊圧なんてねーしな」
ルキ「霊感はありそうだけどね」
ザナージュ「どうりでお前らみたいなのが寄ってくるわけだぜ」
ゼノ&ルキ「どういう意味(だ)よ」
アリス「ご主人様も実はお化けだったりしまへんか?」
ゼノ「ありうるな……どんだけやられてもすぐ復活するし」
ルキ「出会った時から幽霊だったりして」
ザナージュ「シックスセンスか。そういえば有名なチャドの霊圧が消えるシーンだが実は消えてないんだぜ」
アリス「ほえ?そうなんどすえ?」
ゼノ「あれはな、消えたかと思ったチャドの霊圧が微かに残ってるのを察知した一護が奮起するシーンなんだよ」
ザナージュ「そんで剣八に反撃開始って流れだ。あれは名勝負だぜ」
ルキ「剣八ってこの人?」
剣八「よォ」
ザナージュ「そう、その人……なん……だと……!?」
ゼノ「ウソ……だろ……」
剣八「十一番隊隊長、更木剣八だ。てめえと殺し合いに来た」
434「ザナージュの霊圧が消えた!」

>>435話 帰ってきたザナトラマン

ザナージュ「よう、戻って来たぜ」
アリス「お帰りなせーませ、ご主人様!」
ゼノ「おかえり、ザナージュ。アンタが剣八に斬られた時は死んだかと思ったぜ」
ザナージュ「おや、心配してくれたのかい?」
ルキ「別に。あんたなら何があってもギャグ補正ですぐ回復するだろうと思ってたし」
ゼノ「ああ、殺したくらいじゃ死なねーだろアンタは」
ザナージュ「あーそうかい。ったく可愛げのねえガキどもだ。……うっ」(ガクッ
ルキ「え……ザナージュ……?どうしたの?大丈夫……?」
ゼノ「キズが開いたのか!?」
アリス「ご主人様ー!!痛いの痛いの飛んでゆけー!!」
ザナージュ「な〜んちって」
ルキ「は?」
ゼノ「あ?」
アリス「……あ……あ?」
ザナージュ「おや、心配してくれたのかい?」
ルキ「ちっ……」
ゼノ「くだらねーマネすんなよな!」
アリス「怒りますよご主人様ー!!」
ザナージュ「HAHAHA!!悪い悪い、じゃあお前らや依頼人が安心できるよう今ここで誓ってやるよ。
   1つ、俺はいなくなったりしない。
   1つ、お前らを>>1000までつれていく。
   1つ、依頼は全てこなす。
   1つ、天気の良い日に布団を干す。
   1つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶ。
聞こえるかい、名無しさーん!!」
ゼノ「聞こえてるといいな」



ゼノ「最新話まで全話見るなら!」
ドクター「>>1-で」
アリス「今日の放送をもう一度見るなら♪」
ルキ「>>516-518で……」
ザナージュ「あっ!見ていただきたいぃ〜!」

519 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/02(Tue) 01:37
ザナージュ「ドクターてめえ、アンカーミスってんじゃねえか!
   少しでもいいから出番が欲しいっつうから呼んでやったのにこの野郎!!」
ドクター「バカな……この私が……!」

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/02(Tue) 11:59
またまた〜、2年前の祭でも不参加を仄めかしながらサプライズでいきなり登場してくれたの忘れてないぜ
…それはともかく、どうか無理のないように頑張ってくれ
あんたらホント愛されてるから

521 名前:死霊騎士ワイト ◆Wight7U2 投稿日:2023/05/14(Sun) 20:17
>>496
吸血鬼は脳を持たぬ文字通りの無能
卑猥だろうと構わない、彼らにはお似合いの末路だと思うわ。
それで、そんなものを持ち出したということは吸血鬼のアテがあるということ、違うかしら?
私を傭兵として雇いなさい、有象無象より余程役に立つわよ。

彼らは無能の分際で貴族を僭し、勢力を蓄えている。
分不相応な富は全て麗しき屍の王<レイスロード>に捧げなくてはならない。
仮初の不死に酔い、死を恐れそれを補うために生者を喰らうことも気に入らないわ。
死と同化すれば恐れる必要は無く、永遠に美しい不変の存在でいられるというのに。

そういうわけでこれは吸血鬼を魂の牢獄から解き放ってやる一種の慈善事業よ。
早く案内しなさい、さもなくば手始めに貴方を殺してそこから情報を得るわ。
もし知らないのであれば知っている者に出会うまで手当たり次第に殺戮を繰り広げるだけ。
生にしがみ付く貴方がそれを望むとは思わないけれどね。

>>497
見返りも無しに高貴な死霊騎士<レヴァナント>に依頼をするなど身の程を弁えなさい。
どんな条件でも契約は契約、貴方は彼らから金を借りて、彼らは貴方に返済を求めている。
それを反故にし続けているのは貴方で、非は貴方にあるのは間違いないと思うのだけれど。
むしろ貴方を突き出してやった方が見返りを得られそうね。

貴方達が金貸しかしら?債務を身体で返したいと言う者を連れてきたわよ。
取り立てに困っている奴が居たら情報を寄越しなさい、生死問わずで構わなければいくらでも力になりましょう。
―――内臓全部売り払っても足りないから私を娼館で働かせる?
その言葉、取り消すことさえ許さないわ、命で償うより無いと知れ。

さて、欲しかった情報は死霊となった貴方達からゆっくりと聞かせてもらいましょう。
生きていた貴方達は頭を潰されただけでもう話せなくなってしまったもの。
無口でクールを気取るのは口説きたい女だけにしておきなさい、私はお喋りな奴の方が好きよ。
―――貴方、まだそこに居たの?よく生きていたわね、興味は無いから疾く失せなさい。

>>498
貴方から紅蓮の心臓を抜き取ったら分かるかしら?
―――鉄錆めいた汚い色ね、時間の無駄だった。

>>499
ザナージュ自体はそういう商売をしていないし、縄張りも持っていないわ。
されどここは彼の店で、いずれは麗しき屍の王<レイスロード>たる死霊卿テウタテスが統べる場所
下賤な人間風情が割って入ることさえ烏滸がましい、命が惜しければ早々に立ち去りなさい。
文句とは対等な立場で述べるもの、私が貴方にするのは命令よ。

とは言ったものの、ここでの私は彼の協力者に過ぎない。
最終的な判断を下すのは彼であり、彼が貴方達に興味を無くした時に私はこの鉄塊を振り下ろすだけ。
精々、彼が興味を持ち続ける話をすることね、才ある道化のように。
これも命令よ、一から十まで彼に何をしたいか説明なさい、隠すことなく利点と不利点もね。

さてザナージュ、貴方の彼らに対する興味が続く間、聞くだけ聞いてやったらいいのではないかしら。
目でも指でも合図してくれれば良いわ、その瞬間に私が彼らを肉塊へ変える。
そしてこんな無礼者を使者に立ててきた不出来な主の所へ討ち入りましょう。
私にとっては有象無象でしか無いけれど、貴方達の命を繋ぐ僅かな蓄えくらいならばあるだろうから。

522 名前:死霊騎士ワイト ◆Wight7U2 投稿日:2023/05/14(Sun) 20:18
>>500
逃げられると思っているのかしら、私が"黄夜叉"の二つ名を持つ理由はご存知?
それは黄色い瘴気を纏うから、どんな強者であろうと相手に忍び寄り纏いつき、動きを止める。
感想を聞きたいわ、私の瘴気に初めて触れた感想をね。
私としたことが愚にもつかぬことを聞いたわ、口も動かないから話せるはずが無いか。

―――ザナージュ、賞金首を捕まえてきたから依頼人に引き渡しなさい。
端金に興味は無いわ、貴方が受け取って下僕達に支払う給料の足しにでもすると良いでしょう。
借金は踏み倒せても、俸禄を与えなければ寝首を掻かれるだけ、貴方を殺していいのは私だけよ。
全く、誇り高き死霊騎士<レヴァナント>に使い走りをさせるなんて魔界では考えられないわ。

それにしてもたった$2,500ぽっちで「一流の悪党」を名乗るなんてとんだ悪党もあったものね。
罪状は三件の痴漢、五件の公然わいせつ罪で現行犯逮捕された後に起訴
$25,000を保釈金として払った後に行方をくらましたことで保釈保証業者から賞金をかけられた。
ルキとやら、ザナージュとゼノとやらが同じことをしないように見張っておきなさい、命ぜられた時以外に裏切るのは好きじゃないの。

>>501
なるほどなるほど、貴方の能力は自身の影に触れた者を若返らせることができ、影を自由に使役することができるものね。
貴方の取り巻き達が快く教えてくれたわ、貴方が殺め、今なお無念の為に取り巻く亡者達が。
私の能力?教えるわけないじゃない、喰らってから学ぶというやり方もあるわ。
さて、動けない状態でどれほど学べるかは分からないけれど。

実は私、殺しは好きじゃないの、すぐに殺すことはね。
貴方の虚勢、哀願、呪詛の一切を何度も何度も繰り返し聞いて、飽きるまで生かしておくのが好きなの。
四方八方から照明を点けた狭い部屋が貴方の新しい部屋よ、24時間365日ずっとこのまま。
寝るのも厳しいと思うけれど、いずれ慣れれば寝られると思うわ。

―――ああザナージュ、能力者が居たから捕まえておいたわ。
まだ水を飲める程度には正気を保っているから何か聞き出せるかもしれないわよ。
それもできなくなった時に備えて点滴の準備もしてあるからいくらでも生かしておくことができる。
もっとも、まだまだ亡者達は足りないと騒いでいるけれどね。

>>514 ザナージュ
ええ、たった一つだけれど資格が必要よ、強さというのだけれど。
強い存在だけが死霊騎士<レヴァナント>を口説くことを許されるのよ、もっとも魔界にもそうそういないけれどね。
私より強いかどうかさておき、他の有象無象と違うことだけは分かるから、それに免じて無礼は許しましょう。
正直なところも気に入ったかな、役に立ち続ければ骨を投げてあげることもあるかもね。

手駒なら既に持っているわ、生きている手駒も死んでいる手駒もね、その内の一つに加わりたいなら歓迎よ。
てっ、手籠め!?に、人間風情が高貴なこの私に対してできると思っているのかしら!?
ふんっ、かつて私にそんなことをしでかした犬も人間も魔族もみんな嬲りながら殺してやったわ!
同じ運命を辿りたいならその前に殺してあげる。

そうね、さっきまで手にかけたのは三下程度だけれど、大物が居そうな気配を感じている。
金に対して執着するつもりは無いけれど、人間界に勢力を持つことを私の主は望んでいるわ。
そして人間達が好きなのは金、手駒として操るのに丁度いい道具という意味では集める価値があるんでしょう。
貴方の実績はともかく、嗅覚が優れていることは周囲の亡霊達が語っているわ、しばらくは共同戦線ね。

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/15(Mon) 15:08
お二組に質問
遠方への移動の手段は?

524 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/22(Mon) 18:30
ザナージュ「こんなネタ、俺は一体いつ使うつもりだったんだろうなあ」
ゼノ「なに見てんだ、ザナージュ。メモ帳か?」
ザナージュ「ああ、使えそうなネタを見つけたらこいつにメモしてあんのさ」
ゼノ「芸人みてーだな……どんなネタがあるんだ?」
ザナージュ「『ザナトラセブンは二度死ぬ』とか『八股かけてヤマタノオロチ』とか書いてあるな。あと『行くぜフィリップ』」
ゼノ「マジでいつ使うつもりだったのか分かんねーな……」

>>436話 イケメンパラダイス

ザナージュ「悪いなベイビー、心配かけちまった。だがもう大丈夫。なぜって?俺が来た!」
ルキ「来ないから心配されてたんだけどね」
ザナージュ「黙らっしゃい」
アリス「良かったですね、ご主人様!狩野英孝様に似ていると言われていますよ!」
ザナージュ「アリスちゃん、そこは普通にイケメンと言ってほしいぜ。
   しかしそんなに俺のことを待ってくれてたなんてな。まったく可愛い子猫ちゃんだ。
   さあ、このイケメンの胸に飛び込んでおいで」
アリス「はいな!!アリス行きまーす!! 超 加 速 」
ザナージュ「ち、違うぜアリスちゃん!今のはキミに言ったわけじゃないぎゃあああ!!」
ルキ「バカなのは確かね」
ゼノ「否定はできねーな」

>>438話 ただいまハニー

ザナージュ「タダイマ帰還シマシタ」
ゼノ「宇宙人かよ」
ザナージュ「おっと、ついつられちまった。ただいま、ハニー」
ルキ「この人が女の人だとは限らないけどね」
ザナージュ「黙らっしゃい」
アリス「ご主人様はたびたび行方不明になりやがりますが、必ずここに帰ってきます!ここはご主人様のお家なんですから!」
ゼノ「ネコみたいなヤツだな……」
ザナージュ「師匠がニャンコなんでな」

>>439話 しっかりハンター

ザナージュ「はい、誠心誠意努めます。今後も当事務所を何卒よろしくお願いいたします」
アリス「しっかり者ですね、ご主人様!」
ルキ「……しっかりしろってそういう意味じゃないと思うんだけど」
ザナージュ「え、事務所付近で起こった饅頭泥棒と神社盗聴の件?えー、その件に付きましては現在調査中ですので、コメントを控えさせていただきたく……」
ゼノ「しっかり者っつーか汚職政治家のノリだな」

>>440話 カエサズくんとお金のおはなし

ゼノ「そうだぜ、ザナージュ。一気に返そうとするから遅れるんだよ。少しずつでもマメに返していけばすぐに片付くさ」
ルキ「簡単な話でしょ?」
ザナージュ「簡単な話?“それができなくて”俺は泣いてんだぜ……。おい、キミ……この事務所の上司に伝えてくれるかね」
ゼノ「上司はアンタだろ」

ザナージュ「1〜2つずつくらい小刻みに返すスタイルは俺も考えたんだぜ?だがそのスタイルには大きな問題があるのさ」
ルキ「どんな?」
ザナージュ「中身の薄さを数で誤魔化してたのがバレちまうだろ」
ゼノ「今のでバレちまったな」

525 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/05/22(Mon) 18:30
>>441話 Wonderful Opportunity

ザナージュ「死んでる奴だって?HAHAHA、何を言ってるんだい。俺に幽霊の知り合いはいないぜ?」
ゼノ「なーんかモヤモヤするな……」
ルキ「私も。理由は分かんないけど……」
アリス「ご主人様、お部屋の掃除をしていたらバッグを見つけました!」
ザナージュ「お?そいつはミスター・クラレンスのバッグじゃねえか」
アリス「こんなものを人様の家に忘れやがったのでしょーか?アリスがお届けに参りまする!」
ルキ「届けるのはいいけど、あの人がどこに住んでるか知ってんの?」
アリス「知りませんが、勘で何とかなりますって!」
ゼノ「ならねーよ。交番にでも届けてやろうぜ」
ザナージュ「やめときな、ヤバいもんが入ってたら面倒なことになるだけだ」
アリス「ではまずは中身を見てみましょう!」
ザナージュ「そうだな、それがいい」
ゼノ「勝手に見ていいのかよ?」
ザナージュ「俺が許可する!……おおっ!?こいつは!!」
アリス「お金と金塊でごぜーます!!光が……光がいっぱい……!!」
ゼノ「名場面のセリフをそんな使い方すんなよ!けどホントにスゲー大金だな」
ルキ「あの人、相当悪いことしてたのかもね」
ゼノ「そこはあんまり考えねー方がよさそうだ……」
アリス「ご主人様、いかがなさいます?コソッとゴソッともらっちゃいます?」
ゼノ「それはダメだろ」
ザナージュ「決まってんだろ、アリスちゃん。俺はケチだが友の金に手を出したりはしないさ」
ゼノ「お、意外といいとこあるじゃん」
アリス「ではすべてクラレンス様にお返しするのですね!」
ザナージュ「しないぜ?このお宝は俺が全て頂く」
ゼノルキアリ「……あ……あ……?」
ザナージュ「ミスター・クラレンスは友じゃなくてビジネスパートナーだからな。金に手を出しても心配ない問題ないないないザッツライフイッツオーライ」
ゼノ「アンタに友達が少ない理由がよく分かるぜ」

>>442話 直近堪忍袋

ザナージュ「せっかくのご提案だが、そのやり方は俺のポリスィちゃんに反するのさ」
アリス「もーご主人様ったら!それを言うならパルスィでごぜーますよ!」
ゼノ「ポリシーな」
ザナージュ「依頼人になるべく優先順位を付けないってのがウチの方針でね。まあ美女の依頼なら最優先で受けたいところだが」
ルキ「そのせいで季節ネタやイベントのタイミングが遅れまくって変なことになってるけどね」
ザナージュ「フッ、俺はそんな固定観念に縛られはしないぜ。俺がクリスマスと言えばその日がクリスマスってわけだ」
アリス「では今日をご主人様とアリスの結婚記念日ということにしませう!」
ザナージュ「アリスちゃん、物事には順序ってものがあってだな……だからレスも順番通りに返さなきゃならないんだ。わかるね?」
ルキ「それは固定観念じゃないの?」
ザナージュ「これは違う。俺が違うと言えば違う」
ルキ「あっそ……」
ゼノ「アンタ、ホントにポリシーなんて持ってんのか……?」
ザナージュ「ポリシーを持たないのが俺のポリシーさ」

526 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/10(Sat) 07:11
金を貸してやる!いくら出してほしい!?

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/10(Sat) 09:23
逃げても無駄たぜ!借金地獄から逃れられないぜ!

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/16(Fri) 19:57
ザナージュ劇場 終幕するのか?

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/17(Sat) 00:09
あなたの世界のコインはどんなのがあるの?

530 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/18(Sun) 23:40
ザナージュ「おう、お前らにちょっと聞きてえんだが」
ゼノ「今日の献立か?」
ザナージュ「違う」
アリス「レイス様のスリーサイズですか?」
ザナージュ「それも気になるが、今回は違う」
ルキ「罪の逃れ方?」
ザナージュ「それならもう知ってるさ」
ルキ「じゃあ何?」
ザナージュ「俺は事務所の運営者に向いてると思うか?」
ゼノ「はぁ?なんだよ、いきなり」
ザナージュ「ちょいと気になっただけさ。俺は運営者向きか?正直に言っていいぜ」
ゼノ「向いてねーな」
ザナージュ「顔面蹴飛ばしてやろうかガキが」
ゼノ「アンタが正直に言えつったんだろーが」
ルキ「向いてないのは事実でしょ。飽きっぽいくせに後先考えないで思いつきで行動するし」
ゼノ「計画性がねーんだよな」
ザナージュ「計画通りに行かないから人生なのさ。覚えときな」
アリス「責任感もありませんから、三ヶ月近く留守にすることもありますしおすし」
ザナージュ「フッ、伝説の無責任ヒーローとは俺のことさ」
ゼノ「んなことで胸張んなよ……」
アリス「張りたくても張れない方だっていますもんね!」
ザナ&ゼノ「…………」
ルキ「何でこっち見てんの?」
ザナージュ「ま、俺みたいな男でも事務所の運営くらいできるってことだ」
アリス「確かにご主人様にできるなら誰にでもできそうな気がしてきまする!」

>>443 マイペース

ザナージュ「サンキュー。お言葉に甘えてゆっくりやらせてもらうぜ」
アリス「ゆっくりしませう!」
ザナージュ「え〜、では、ウォッホン……ドーモ、皆サンコンニチハ。ゆっくりザナージュデス」
アリス「ゆっくりアリスダゼ」
ルキ「ゆっくりの意味が違う」

ゼノ「お客サンはこう言ってくれてるけどさ、甘え過ぎてねーかオレ達?」
ザナージュ「急ぐあまり内容を疎かにするのもお客への礼を欠く行為だと俺は思うがね」
ルキ「早さと内容を両立できてる人がそう言うならカッコいいけど、あんたが言っても……」
ザナージュ「黙らっしゃい」
アリス「でも何だかんだこのオンボロ事務所も潰れず続いてごぜーますよね」
ゼノ「色んな人に助けてもらってるからな……」
ザナージュ「ムチャしてブッ飛ばしてたらとっくに潰れてたかもしれないぜ?マイペースにやってきたから生き残れたのさ」
ゼノ「マイペースねぇ」
ザナージュ「競争激しいこの世界で生き残るコツを三つ、お前らに教えてやるよ。
   一つ数えて進めばいい。
   二つ数えて休めばいい。
   三つマングローブ。」
ゼノ「くだらねー」
アリス「ところでこの事務所が満員になった後はどうするつもりでごぜーます?」
ザナージュ「もちろん第2号店を出すぜ?」
ルキ「何て無謀な……」
ザナージュ「HAHAHA、ジョークさ。ここが終わったらアンパンマンスレを立ててみようと思ってる」
ルキ「何で?」
ザナージュ「面白えから」(ニッ
アリス「確かに面白そうですね!アリスも遊びに行ってよろしいですか?」
ザナージュ「もちろん。カワイコちゃんなら大歓迎さ」
ゼノ「コイツら、どこまで本気なんだ……」

531 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/18(Sun) 23:40
アンパン「昨日はその……悪かったよ、バターカップ……。機嫌直して」
バタコ「そんなうわべだけの謝罪なんて聞きたくない!あなたっていつもそう!
   ……別れましょう。あなたとは終わりよ。ふん!」
アンパン「待って、バターカップ!あぁ……」(シュン

カレー「HAHAHA、またフラレたのかよ。女の前じゃヒーローも形無しだなァ?」
食パン「やれやれ、キミは本当に女心というものがわかっていないな」
アンパン「カリー、ブレッド……僕を笑いに来たのか?」
食パン「まさか。カリーはともかく、私はそこまで暇じゃないさ」
カレー「あーあー、モテる男は言う事が違うねぇ!準備しな、ミッシェル。そろそろパーティーの招待状が届く頃合いだぜ」
アンパン「パーティー?……まさか奴が?」
(ビーッ!ビーッ!)
カレー「ヒュウ、ビンゴォ!」
ジャム『三人とも聴こえるか?街にBY KINGが現れおった。すぐに鎮圧に向かっておくれ』
食パン「降伏を要求してなお対象が抵抗した場合は?」
ジャム『処刑も許可する』
食パン「了解しました、ジャム博士」
カレー「話が早くて助かるぜ、爺さん!」
アンパン「失礼だぞ、カリー!すみません、ジャムおじさん」
ジャム『構わんよ。我々に求められているのは礼儀ではない。「結果」のみじゃ』
アンパン「わかりました。カリー、ブレッド……いや、カレーパンマン、しょくぱんまん、行こう!」
カレー「これだよ、さっきまで泣いてたのに急にリーダー面しやがる」(呆れ
食パン「愛する市民の前で涙を見せるよりはマシさ」
ジャム『頼んだぞお前たち。それー!!ゆけー!!ANPAN-MEN!!』
アンパン「そうだ……僕はゆくんだ、どこまでも!彼女にフラれ、たとえ胸の傷が痛んでも!」

ANPAN-MEN登場人物紹介

アンパンマン
本名はミッシェル。
何をやってもパッとしない平凡な大学生。しかしその正体は愛と勇気のヒーロー。
孤児の自分を育ててくれたジャムおじさんを親のように慕う。

カレーパンマン
本名はカリー。
カレーパンマンに変身する。お調子者で口も悪いが情に厚く涙もろい三枚目。
必殺「カレービュー」は百発百中の腕前を誇るスナイパー。

しょくぱんまん
本名はブレッド。キザで知的な雰囲気の二枚目。
パン界の貴族を自称するが、実は貧乏で配達のバイトを掛け持ちしている。

プロフェッサー・ジャム
天才科学者にしてANPAN-MENの創設者。
平和の為なら武力行使も辞さない苛烈な一面も持つ。

バターカップ
ジャムの娘で本名はバタコ。
アンパンマンのガールフレンドだが些細なことで別れては、よりを戻す関係を繰り返している。
最近サム(後述)のことが気になっている。

名犬チーズ
ANPAN-MENをサポートする犬型サイボーグ。言葉を喋ることができる。

ヒッポー
いつもピザばかり食っているカバのような顔をした少年。よく事件に巻き込まれる。

サム・ライス
通称おむすびまん。ANPAN-MENの協力者で凄腕のサムライ。
和の雰囲気を出す為に「ござんす」とか言うが日本人はそんなこと言わない。
最近バターカップのことが気になっている。

バーガー・キッド
ANPAN-MENの協力者でカリー以上の腕前を誇るガンマン。
普段は愛馬ピクルスと共に旅をしているが、仲間のピンチには必ず駆けつけるナイスガイ。

BY KING MAN
悪の組織を率いる天才児。ANPAN-MENの宿敵。
バイオ兵器の研究中に放射能を浴びたことにより身体そのものがウイルスと化した。
アンパンマンとは同じ大学に通っているが、互いに正体は知らない。

ハーレイ・ドクィン
通称ドキンちゃん。バイキンのガールフレンド。エロい。



ザナージュ「とまあこういうバタバタしたノリのスレにしようと思ってるんだが、どう思う?」
アリス「素晴らしいスレになる予感がします!アリス、目玉が爛々してきました!」
ザナージュ「だったら次は胸をドキドキさせてやるぜ」
ゼノ「一週間だな」
ルキ「3日でしょ」
ザナージュ「あん?何の話だ?」
ゼノ&ルキ「アンタが飽きて辞めるまでの日数」

532 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/18(Sun) 23:41
>>444話 あわてず、あせらず、あきらめず

ザナージュ「サンキュー、焦らずやらせてもらうぜ。アリスちゃん、紅茶を」
アリス「かしこかしこまりましたかしこ!」
ザナージュ「(ズズ……)ふう……これぞ至福の一時だ」
ゼノ「貴族みてーな優雅さだ……。少しは焦ろよ」
ザナージュ「ノンノン、焦ったっていい仕事はできないぜ?」
ルキ「じゃ、焦らなかったらいい仕事ができんの?」
ザナージュ「へ?」
ルキ「散々待たせといて内容までつまんなかったら、お客なんて来なくなると思うけど?」
ザナージュ「……」
ゼノ「そりゃそーだな。もっと良い事務所(スレ)に客取られちまうぜ」
ザナージュ「じゃ、お前らが面白いこと言え」
ルキ「は?」
ゼノ「あ?」
ザナージュ「お前らだってウチのスタッフなんだ。俺にばっか頼ってないで自力で客連れて来やがれ。じゃあな」
ゼノ「じゃあなってアンタどこ行くんだよ?」
ザナージュ「適当に外ぶらついてくる。つうわけでその間の接客はお前らに任せるぜ」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ザナージュ「グッナ〜イ!」
ゼノ「マジかよ、逃げやがった……」
ルキ「……何あれ。あれがオーナー?」
アリス「ご主人様がおヘソを曲げやがったからには仕方ごぜーません!アリス達だけで頑張りませう!」
ゼノ「お、おう……」
ルキ「(だる……)」
アリス「お二人とも何でそんなに嫌そうな顔をしくさるんですか?ええ?」

>>445話 ダイイング

ゼノ「うわっ!?なんだこれ、血!?」
アリス「急に冷たくなって〜♪」
ルキ「間ぁ悪……こんな時に限ってザナージュはいないし……」
アリス「たまには間の悪さも大事ですよ!なんだか心が和みませんか?」
ゼノ「血文字見て和むワケねーだろ。殺人鬼じゃねーんだぞ」
アリス「では、ちょうど三人ですしブラックビスケッツごっこをしませう!
   ビビアン様の役はアリスがやりますので、ゼノ様は南原様、ルキ様はウド様の役をおねげーします!」
ルキ「絶対イヤ」
ゼノ「そうだぜ、アリス。ウド鈴木はポケビだかんな」
アリス「ハッ、そうでごぜーました!」
ルキ「そういう問題じゃなくて」
アリス「他に気になる点が?」
ルキ「この血で書かれたメッセージ……どうするつもり?」
ゼノ「心配すんなって、後でオレが拭いとくよ」
ルキ「そういう問題じゃなくて」
アリス「ややこしいことになりそうなのでアリス達は何も見なかったことにしませう!」
ルキ「それでいいの……?」
アリス「これでいいのだ!」
ゼノ「ちなみにこのセリフで有名なあのキャラは『バカボン』じゃなくて『バカボンのパパ』なんだぜ」
ルキ「それはどうでもいい」

533 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/18(Sun) 23:41
>>447話 徘徊帰還

アリス「大トロ一丁!」
ゼノ「確かにネタに走ってんな」
アリス「アリス達はこれからも走り続けますよ!走って転んで消えない痛み抱き続けます!」
ゼノ「ネタがスベってもくじけないってことか」
ルキ「さすがザナージュの遺伝子を持つヒューマノイド……」
ザナージュ「呼んだかい?」
ゼノ「お、ザナージュが徘徊から戻ってきたぞ」
ザナージュ「老人みてえに言うな」
アリス「おかえりなせーませ、ご主人様!」
ルキ「あんたがいない間、大変だったんだから……」
ザナージュ「HAHAHA、やはりお前らには俺が必要ってことか。で、どんな大変な出来事があったって?」
ルキ「事務所内でダイイングメッセージが見つかったの」
ザナージュ「ガチで大変なやつじゃねえか」
ゼノ「大丈夫だ、オレがちゃんと拭いといたからな」
ザナージュ「でかした、坊や」
アリス「一件落着ですね!」
ルキ「だからそういう問題?」

>>448話 世にも微妙な物語

ゼノ「イミコワ?……あぁ、意味が分かると怖い話ってやつか。ワリーけど興味ねーな」
ザナージュ「俺が興味あるのは怖い話じゃなく儲け話さ」
ルキ「あんた達、怖いの苦手だもんね」
ゼノ「はぁ〜?怖くね〜し〜!!興味ねーだけだし〜!!」
ルキ「はいはい」
ザナージュ「そういうお話はホラー好きのお嬢ちゃんとすりゃいいだろ」
アリス「そういえばルキ様はホラーがお好きでしたね!」
ザナージュ「V系好きはホラー好きが多いのさ」
アリス「確かにルキ様って『怪奇音の入った曲』的な動画をよく見てますよね」
ゼノ「何が面白いのかオレには理解できねーな……」
ルキ「面白いっていうか滑稽じゃない?コーラスの声や演奏の音を怪奇音と勘違いしてビビってる人とか」
ザナージュ「……随分とひねくれた楽しみ方をされてるようで」
ルキ「私のことなんていいから、意味怖アプリの別れさせ屋の話したら?」
ゼノ「アプリなんてあんのか?」
アリス「別れさせ屋などというものが存在するのですか?」
ザナージュ「どっちもあるぜ。どっちも利用したことはねえがな。
   一応、調べちゃみたがどのアプリのどの話のことを言っているのかは分からなかった。
   つうわけでこの話の調査は打ち切らせてもらうぜ。以後、この件に関する話は禁止だ。決して触れないように」
ゼノ「なんか不穏な終わり方だな」
アリス「ホラーっぽいですね」
ルキ「ビビってるだけでしょ」

534 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/18(Sun) 23:48
ゼノ「オイ、アリス……レイスって誰だよ」
アリス「ワイト様のことです!文字数の関係でレスを書き直したのですがボケ部分を修正するの忘れてました!申し訳ごぜーません!」

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/20(Tue) 11:22
小さい頃よくされた悪戯は
逆によくしてた悪戯は

536 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/22(Thu) 00:08
ドクター「ザナージュが目を覚まさない?」
ゼノ「ああ……ずっと眠ったまま、いくら呼びかけても起きねーんだ」
アリス「いくらひっぱたいても爆破しても目を覚まさないんです!!」
ドクター「それが原因ではないのか?」
ルキ「でも小銭が落ちた音にも反応しないし……」
ドクター「なるほど、それは異常だな」
ゼノ「ザナージュじゃなけりゃ正常な反応なんだけどな」
ドクター「話は理解した。では夢を映像化する装置『ドリーミング』を使ってザナージュの夢を覗いてみるとしよう」
アリス「ご主人様の夢を?」
ドクター「これは私の推測だが、ザナージュは現実に戻りたくないのだ。よほど良い夢を見ているのだろう」
ゼノ「ってことは女か金だな……」
ルキ「両方かもね。ザナージュは強欲だから」
ドクター「ではザナージュの夢にアクセスするぞ。アクセスコード……DREAMING!!」
アリス「おお〜!!」
ルキ「……それ、言わなきゃダメなの?」
ドクター「これはノリだ」
ゼノ「アンタ意外とノリいいよな」

>>449話 覚・醒

〜夢の中〜

ルキ「あ……起きた」
サナッーシュ「おはようございます……」
ルキ「……」
サナッーシュ「……お嬢ちゃん、誰だ?」
ルキ「はぁ……?寝ぼけてんの、サナッーシュ?」
サナッーシュ「サナッーシュ……?俺のことか?」
ルキ「他に誰がいるわけ」
サナッーシュ「呼びにくくねえか?」
ルキ「それは私に言われても……」
サナッーシュ「で、俺は何でお嬢ちゃんの家で寝てたんだい?」
ルキ「お嬢ちゃんじゃなくてルキ。あとここはあんたの事務所」
サナッーシュ「お嬢ちゃんじゃない……?あ、もしかして男だったか?いや、すまねえ。胸元よく見てなかったもんで」
ルキ「ド突き回すぞ」



ゼノ「お、目ぇ覚めたのかサナッーシュ」
サナッーシュ「ゼノってのはお前か?なんだ、男かよ……」
ゼノ「あ?」
ルキ「……記憶喪失なんだってさ」
ゼノ「ああ!?」
サナッーシュ「悪いな、どうもそういうことらしい」
ゼノ「じゃあオレやルキのことも覚えてねーのか?」
サナッーシュ「残念ながらな。俺は賞金稼ぎで、お前らは同僚だってことくらいはその嬢ちゃんが教えてくれたがな」
ルキ「だからルキだってば」
ゼノ「そうか、覚えてねーのか……これはチャンスだな」
サナッーシュ「あん?」
ゼノ「ダメ人間だったアンタをオレ達の手で真人間にしてみせる!」
サナッーシュ「……ケンカ売ってんのか、お前」
ルキ「オレ達って……私も含まれてんの?」
ゼノ「当たり前だろ、オレ達はハンター同盟なんだからさ」
ルキ「ハッ……なに、ハンター同盟って。気持ち悪ぅ」
ゼノ「気持ち悪くはねーだろ!さあさあ、そうと決まりゃまずは街のゴミ拾いからだ!」
サナ&ルキ「(めんどくさ……)」

(ギャオオオオ)

サナッーシュ「ん!?ヘイ、今の音はなんだ?」
ルキ「さぁ……獣の鳴き声っぽかったけど……」
ゼノ「外に出てみよう!」
サナッーシュ「そんなにゴミ拾いがしたいのか?」
ゼノ「違う!様子を見に行くんだよ!イヤな予感がする!」
ルキ「だったら行かない方がよくない?」
ゼノ「オレらハンターだろーが!」
サナッーシュ「行くなら気をつけて行けよ」
ゼノ「アンタも行くんだよ!」
サナッーシュ「やれやれ……楽しいリハビリになりそうだぜ」

537 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/22(Thu) 00:09
>>450話 夢のヒーロー

怪獣「ギャオオオー」
ルキ「ウソ……何あれ……」
ゼノ「スゲー!!怪獣だ!!」
ルキ「何で嬉しそうなの……?」
サナッーシュ「坊やだからさ」
ゼノ「よし、倒すぞ!」
ルキ「いや、あの大きさはムリでしょ……私達まだスライムかキメラくらいしか倒せないのに……」
サナッーシュ「なんだ?お前らって大したことねえのか?」
ゼノ「……実は駆け出しなんだ、オレ達」
サナッーシュ「じゃあさっさと逃げろ!あの化け物は俺が何とかしてやる!」
ルキ「サナッーシュ……」
ゼノ「今日のアンタ、キャラ違うぞ!?」
サナッーシュ「そうなのか?いつもの俺なら逃げる感じか?」
ゼノ&ルキ「うん、逃げる感じ」

(ダッ

サナッーシュ「あばよ〜、とっつぁ〜ん!!俺は逃げるぜ!!」
ルキ「足はやっ……!」
ゼノ「クソッ、いい感じだったのに余計なこと言っちまったか……!」



アリス「行け〜キシャダダン〜!!街を壊しちゃえ〜!」
ドクター「嬉しそうだね、アリスくん」
アリス「あ、マスター!はいな!アリスが考えた怪獣をマスターが造ってくれたおかげです!ありがとうごぜーます!」
ドクター「いいんだよ、アリスくん。これは君へのご褒美だ」
サナッーシュ「何をやってんだ、てめえは」(蹴り
ドクター「ぐぼぁっ!?」
アリス「マスター!!」
ルキ「アリス……!?まさかあんたの仕業なの……!?」
サナッーシュ「誰だい、このカワイコちゃんは」
アリス「アリスはアリスです!」
サナッーシュ「お、おう」
ゼノ「アリス……オレやルキの友達だ」
アリス「いえ、ゼノ様は下僕ですよ」
ゼノ「マジかよ……」
サナッーシュ「よくわからねえがあの怪獣を操ってんのはてめえだな?」
ドクター「ククク……そうだ、私が黒幕だ。怪獣を造ったのもアリスをけしかけたのも私だ。ならばどうする?殺すか?ここで?」
サナッーシュ「よく分かってんじゃねえか」(パァン
ドクター「うわっ!!やめないか!!」
ルキ「撃つの早っ」
アリス「悪いのはアリスです!撃つならアリスを撃ってください!」
サナッーシュ「悪いな、カワイコちゃんを撃つ弾は持ち合わせてないんだ。タマならあるがな」(ニッ
アリス「キュンッ!アリスはハートを狙い撃ちされました……///」
ゼノ「今のどこにホレる要素があったんだ……」
サナッーシュ「ヘイ、マッドサイエンティスト。お前が造った怪獣だろ?大人しくさせな」
ドクター「……不可能だ。一度暴れ出した怪獣を止めるには倒すしかない」
ゼノ「そんなモン造るんじゃねーよ」
ルキ「バカなの?死ぬの?」
サナッーシュ「やっぱりお前、死んどくか」
ドクター「ま、待て!キシャダダンが来るぞ!」
アリス「今気づいたのですが!」
ルキ「どうしたの?」
アリス「キシャダダンって変な名前でごぜーますよね」
ゼノ「どーでもいいんだよ!!」
サナッーシュ「ちっ、逃げるしかねえのか……!?」
ゼノ「あー!!こんな時、ウルトラシリーズならヒーローが現れるのになー!!」
ルキ「はぁ……?何の話……?」

???「サナッーシュ、聴こえるかい?」

サナッーシュ「何だ……?何か言ったか?」
ルキ「え?何も言ってないけど……」
ゼノ「空耳じゃねーの?」
アリス「ソ・ラ・ミ・ミ?誰かピアノを弾いていたのでしょうか?」
ゼノ「音階のことじゃねーよ!!」
???「サナッーシュ、思い出すんだ。キミの使命を……」
サナッーシュ「使命?そうだ、思い出した……俺の使命を……俺の名前を……!
   アクセスサナッーーーシュ!!!」
ルキ「な、なに……!?」
アリス「サナッーシュ様がメタモルフォーゼしやがりました!!」
ドクター「なんだ、あの姿は……!?」
ゼノ「夢の……ヒーローだ!!」

538 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/22(Thu) 00:09
>>451話 覚醒

◯(%)o

アンパンマン「元気100倍!!ANPAN-MEN!!」
ゼノ「アンパンマンだったのかコレ!!ずっとグリッドマンかと思ってたわ!!」
ドクター「フッ……『キシャダダン』の元ネタは『デバダダン』ではなく『だだんだん』だったというわけだ。
   それより一人しかいないのにMENとはこれいかに」
ルキ「そこ今どうでもよくない……?」
アリス「アンパンマン様だって立派なヒーローでごぜーますよ!」
ゼノ「そ、そうだな!頑張れアンパンマン!」
アリス「愛と勇気とアリス達がついていますから!」
アンパンマン「そうだ、今の俺には仲間がついてる!食らえ、キシャダダン!必殺……」
ゼノ「それ、行っけぇぇぇアンパンマン!!!」
アンパンマン「T-LINKナッコォォォー!!!」(ドゴォ
ゼノ「アンパンチですらねーのかよ!!」



サナッーシュ「よう、片付いたぜ。無事かお前ら?」
ゼノ「ああ、アンタのおかげだよANPAN-MEN」
サナッーシュ「その呼び方はよせよ、今はANPAN-MENじゃねえんだからよ」
ドクター「その通り。一人しかいないからね」
ルキ「しつこい」
アリス「でもまさかサナッーシュ様がヒーローだったなんてビックリドンキーでごぜーます!」
サナッーシュ「いや……ヒーローじゃねえんだ、俺は」
ルキ「どういうこと?私達を助けてくれたじゃない」
サナッーシュ「俺は神だったんだ」
ルキ「また頭打ったの?」
サナッーシュ「違えよ!全部思い出した。つうか気づいた。この世界は俺の夢だ」
ルキ「は?」
ゼノ「あ?」
アリス「どういうことでごわす?」
ザナージュ「俺はサナッーシュじゃねえ。
俺の本当の名はザナージュ。俺はずっと長い夢を見てたのさ」
ゼノ「そっか……」
ザナージュ「あん?驚かねえのか?」
ルキ「どちらかっていうと引いてる」
ザナージュ「オイ」
ルキ「冗談だって。……こうなるのは何となく分かってたから」
ゼノ「アンタはオレらの知ってるサナッーシュとはどこか違う気がしたんだ」
アリス「ここは夢の世界……それならムチャクチャなのも納得できまする」
ゼノ「ああ。魔物に怪獣、サイボーグや死霊騎士なんてのもいる世界だからな。フツーありえねーって」
ルキ「この世界を創ったのはよっぽど幼稚な神様なんじゃない?」
ザナージュ「黙らっしゃい」
ドクター「私がこのような扱いを受けるのもお前の夢の中だからか」
ザナージュ「HAHA、いつもお前に汚れ役ばかりやらせて悪いなドクター。現実世界じゃもう少し優しくしてやるよ」
ドクター「フッ……元の世界へ帰るんだな。お前にも家族がいるだろう」
ザナージュ「ああ、あいつらが俺の帰りを待ってる」
アリス「早く戻ってあげてくださいませ!あちらのアリス達が泣いているかもしれませんし!」
ゼノ「ありがとな、ザナージュ。次に来る時は……いや、もう来るなよ。じゃないと別れが悲しくなるからさ……!」
ザナージュ「フッ……オーケー」
アリス「ザナージュ様、お元気で!」
ザナージュ「おう、お前らもな!」
ルキ「……ザナージュ、あんたってS級ハンターなんだよね」
ザナージュ「ノンノン、俺はSSSS級ハンターさ」
ルキ「……何それ。まあ何でもいいけど。じゃあそんなSSSS級ハンターに私からも依頼していい?」
ザナージュ「オーケー。どんな依頼でも叶えてやるさ。言ってみな」
ルキ「 失 せ ろ 」(ギロッ
ザナージュ「なん……でだ……!?」

539 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/22(Thu) 00:10
ザナージュ「よう……おはようさん」
ルキ「あ……起きた」
ゼノ「遅えーんだよ、帰ってくんのが」
アリス「おかえりなせーませ、ご主人様!」
ドクター「気分はどうだ?Mr.サナッーシュ」
ザナージュ「あー悪くねえな。グッスリ眠って気分爽快元気100倍ってやつさ」
アリス「実は今、ご主人様の夢の中を……」
ザナージュ「オーケー、分かってるさ。覗いてたんだろ?まったく悪趣味な連中だぜ」
ゼノ「悪かったな」
ザナージュ「やれやれ、また現実って名の借金地獄に戻ってきちまったぜ」
ルキ「イヤならずっと夢の中にいれば?」
ザナージュ「よく言うぜ。お前が最後、戻って来いって泣きそうな顔で依頼したんじゃねえか」
ルキ「……どう見てもキレてたように思えるけど」
ゼノ「ハハ、あんな顔見せられたんじゃ海王類も逃げ出すよな」
ルキ「うっさい」
ザナージュ「それに」
ゼノ「ん?」
ザナージュ「夢の中に広がってんのは過去だけだ。昔は良かった、なんて嘆いてる暇があるなら俺は未来に足を進めるさ」
アリス「アリスもついて行きます!どこまでだって!」
ゼノ「しょうがねーな……オレらもついてってやるよ」
ルキ「愛と勇気しか友達がいないんじゃ可哀想だもんね」
ザナージュ「ハッ、うるせえよ。>>1000って未来に向かって俺は止まらねえからよ、お前らも止まるんじゃねえぞ!」
ドクター「まあ、少し前まで過去改変の為に行動していた我々が言うのもおかしな話ではあるがね」
ザナージュ「お前よく空気読めないって言われねえか?」



ザナージュ「オーケー、今日はこんなもんだな」
アリス「次はいよいよウィル・スミス様とのご対決ですね!」
ゼノ「戦うのか?ご対面じゃねーのか?」
ルキ「ご対面もどうかと思うけど……」
ザナージュ「ま、なるようになるさ。少し余裕ができたから次回はワイトちゃんへの返事もさせてもらうぜ!グッバイベイビー!」

540 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/25(Sun) 02:32
屋根裏でガネーシャ像発見

541 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:55
(事務所の外)
???「ここに奴がいるのだな……俺から
全てを奪った男が……!」
ttps://picrew.me/share?cd=5opYmGnPyn

>>461 厄と動画

(事務所の中)
ゼノ「動画?まぁヒマな時に見る程度だな」
アリス「いやらしい動画ですか?」
ゼノ「ちげーよ。アニメとか特撮とか」
アリス「エロアニメとエロ特撮ですか?」
ゼノ「違うって言ってんだろーが!つかエロ特撮ってなんだよ!」
アリス「そういうことにしておいてあげませう!ルキ様はどうですか?」
ルキ「私は音楽聴くくらい(ペット系とかも見るけど)」
アリス「昔の人みたいな使い方ですね」
ゼノ「そういうアリスはどーなんだよ?」
アリス「アリスは動物さんがじゃれ合う動画をよく見てまする!」
ゼノ「へぇ、可愛らしいじゃん」
ルキ「何それ、あざとい……」
アリス「特に狩りの瞬間はアリスのオイル(血)が騒ぎまする!」
ゼノ&ルキ「そうでもなかった」
アリス「ちなみにご主人様がお好きな動画は
ゼノ「あー、大体想像つくから言わなくていいぞ」
ルキ「……そういえばもうすぐザナージュのライブ配信始まるんじゃない?」
ゼノ「マジで動画配信なんてしてたんだな。どんな動画配信してんだろーな?」
アリス「残念ながら前のアカウントはBANされて視聴できなくなってますからね〜」
ルキ「ライブ配信中にウ×ル・ス×スが乱入してきて無茶苦茶になったとは聞いたけど……」
ゼノ「今回のライブ見てみよーぜ」

???「失礼」(ガチャ)

ゼノ「っと、お客サンか」
アリス「申し訳ありません!今から皆でエロ動画鑑賞会を始めるのでお引き取りくだせーませ!」
ルキ「こら、アリス。……すみません、ご用件をどうぞ」
???「ザナージュはいるか?」
ゼノ「なんだ、ザナージュの知り合いか?ザナージュなら留守だぜ」
ルキ「あと数時間は戻って来ないと思うけど……」
???「構わん。それまで待つ。これまでの長き日々に比べれば数時間など大した事はない」
ゼノ&ルキ「……?」
ゼノ「(なんかワケアリっぽいな、この兄ちゃん……)」
ルキ「(借金取りかも……)」
アリス「ではコーヒーをお持ちしまする!」
???「いや、いい。気遣いは無用だ」
アリス「アリスの淹れたコーヒーは美味しいですよ♪」
???「……フッ、ならば頂こう」
ゼノ「(悪い人間じゃなさそうだな」
ルキ「(結構イケメンだしね)」
ゼノ「(それは関係ねーだろ……)
   ところでアンタの名前は?ザナージュとどういう関係だ?」
???「俺は
アリス「あ、ご主人様の生々しい配信が始まりましたよ!」
ルキ「言い方」

ザナージュ『BANBAN!ハロー、ユーチューブ!どうもマネキンです!』

ゼノ「パクリじゃねーか!!」
アリス「パクってお金を稼ぐから真似金なのですね!なるほどです!」
ルキ「もしくは、人の服を着ることでしかアピールできない自分を人形みたいだって自嘲してるのかも」
ゼノ「そこまで考えてねーと思うぞ」
???「見つけたぞ、ザナージュ……!!」(ダッ
ゼノ「あ、オイ、どこ行くんだよアンタ!」
???「奴を……殺しに」
ゼノ「なん……だと……!?」
アリス「そんなことはさせまへんよー!!ここを通りたくばアリス達を踏み潰してゆけいっ!!」
ルキ「……ま、そういうことなんで」
???「美少女に用はない。下がっていろ」
アリス「はいな!どうぞお通りくだせーませ!」
ルキ「くっ……ここは退かざるを得ない……!」
ゼノ「チョロ過ぎんぞお前ら!!待て、だったらオレが相手だ!」
???「その剣……聖剣だな?」
ゼノ「え?あ、ああ……」
???「ならば君の相手をするのは奴の後だ。我らには終末戦争(ラグナロク)が相応しい。違うか?選ばれし勇者よ」
ゼノ「ああ……!」
???「さらばだ。コーヒー、美味だったぞ」(ダッ
ゼノ「あっ、 しまった!」
ルキ「『ああ……!』じゃないでしょ。何やってんの、もう……」
ゼノ「悪い……つい乗せられちまってさ……ってお前も人のこと言えねーだろ!」
ルキ「ごめん、あの人があまりに正直だったから……」
ゼノ「お、おう……」
アリス「まあまあ、ご主人様はお強いから大丈夫ですって!アリス達はここからライブを見守りませう!」
ゼノ「結局何者だったんだろーな……」
ルキ「さぁ、名前も聞いてないし……」
アリス「でもイケメンでしたよね」
ルキ「うん」
ゼノ「お前らなぁ……」

542 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:55
>>456話 三つ巴の戦い

ザナージュ『続いては流行りに乗っかって銃をペロペロするぜ。ああ、銃うめえ……』
ゼノ「見てるけどめちゃくちゃつまんねーな……」
ルキ「つまんないだけじゃなくて気持ち悪い……」
アリス「視聴者数がまったく増えませんね〜」
ザナージュ『さ〜て、お次は飲食店に行って女性店員をペロペロするとしますか!』
ゼノ「ヤベーなこのオッサン……」
ルキ「常軌を逸してる……」
アリス「派手に燃えそうですね〜」
(ガチャッ
ザナージュ『ん?』
ゼノ「何だ?誰かザナージュの部屋に入ってきたぞ」
アリス「先程のお客様でしょうか?」
ルキ「到着するの早すぎない?ここから撮影地まで結構距離あるのに」

ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて去っていく)』
ザナージュ『くばあっ!?』

ルキ「ウソ……!?」
ゼノ「ウ×ル・ス×ス!!?マジかよ!!」
アリス「すごいなすげーです!!」
ザナージュ『て、てめえ……ぶったな?親にもぶたれたことねえ俺の美顔を!!』
ルキ「ヤバい……ザナージュのヤツ、キレてる……」
ゼノ「手ぇ出すなよ、ザナージュ……!相手はハリウッドスター、つか実在の人物なんだぞ……!」
アリス「名前を言うのも許されない存在ですのに、反撃なんてしたらご主人様がこの世から消されてしまいまするよ!」
ザナージュ『ぐ……ぐぬぬぬ……』
ルキ「ほっ……何とか耐えてる……」
ゼノ「いいぞ、ザナージュ!そのまま我慢だ、我慢しろよ!」
アリス「偉いですよご主人様!」
ザナージュ『撃っちゃうんだなあ、これがあ!!』(パァン
ゼノ「撃ったらアッカンネン!!イカれてんのかアイツ……ウ×ル・ス×スに発砲しやがった……!!」
ルキ「そんな……終わった……」
アリス「いえ、見てくださいあれを!」

ゼノ「ウ×ル・ス×ス……まさか弾丸を避けたってのか!」
ルキ「ハリウッド映画並みの身体能力……!」
アリス「避けただけではごぜーません!」
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』×2
ザナージュ『ぐはっ!』
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』×4
ザナージュ『ぶはっ!』
ルキ「疾い……!」
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』×8
ゼノ「そういえば聞いたことがある!あの技は……」
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』×16
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』×32
ゼノ「須美寿六十四掌だ!!」
ルキ「……何それ?」
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱ
(ガシッ
ゼノ「何だ!?また誰か乱入してきたぞ!」
ルキ「あ、あの人さっきの……」
アリス「今度こそイケメン様でごぜーます!」
???「下がれウィル・スミス。奴を……ザナージュを殺すのはこのラハールだ!!」
ゼノ「名前言いやがった!!」
ルキ「……どっちのこと?」

543 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:56
>>457話 哀,戦士(アイ・ロボット)

ザナージュ『お、お前は……!?』
ラハール『見つけたぞ、ザナージュ……俺から全てを奪った貴様に今こそ復讐を果た
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』
ザナージュ『ひでぶっ!!』
ルキ「あの人、初登場なのに最後までセリフ言えてない……!」
ラハール『おのれ、邪魔をするなウィル・スミス!!お前から片付けてやろうか!』

ゼノ「ラハールとか言ったな、あの兄ちゃん……何て怖いもの知らずなんだ……」
アリス「何だかツンデレライバルキャラみたいになっております!」
ルキ「ザナージュとどんな関係なんだろ……全てを奪われたとか言ってたけど……」
ゼノ「復讐者で主人公のライバルか……いいな、それ!」
ルキ「……何が?」

ザナージュ『なんなんだ、てめえらは!!俺の配信を邪魔するんじゃねえ!!』
ラハール『配信ならしてやる。この廻殺生刃(カイサツセイバー)で貴様が斬り刻まれる瞬間をな!』
ゼノ「おー、カッケー剣!!」
ルキ「そうかな……」
アリス「新幹線に変形しそうな名前ですね」

ザナージュ『ちっ、めんどくせえ状況になっちまった……!』
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱたいて)』
ザナージュ『おおっと!何度も食らうかよ!その技は見切ったぜ!』
アリス「一度食らっただけで見切るなんてさすがはご主人様!」
ルキ「60発くらい食らってなかった?」
ゼノ「けどヤバいな……敵はウ×ル・ス×スだけじゃねーんだ……」
ラハール『俺もいることを忘れるなザナージュ!!』(ブンッ
ザナージュ『うおっ、危ねえだろうがてめえ!』(パァン!パァン!
ラハール『むんッ!』(スパァ
ウ×ル『(無言で弾丸をひっぱたいて)』
アリス「お二人ともすごく強いです!」
ルキ「ウ×ル・ス×スがあんなに強いのはおかしくない……?」
ゼノ「実在する人物が漫画とかに登場するとめちゃくちゃ強く描かれるのと同じ現象だな」
ラハール『聞こえなかったのかウィル・スミス!俺の邪魔をするなと言ったはずだぞ!』
ウ×ル『(無言)』
ザナージュ『てめえら二人とも邪魔なんだよお!あ〜、もういいや。ロケランでまとめて潰してやるよ』
ルキ「ヤバ……ザナージュが本気でキレた……!」
ゼノ「よせ、ザナージュ!!」
アリス「ダメです!もう止まりまへん!」
ラハール『面白い……来るがいい、ザナージュ!何が来ようと全て斬り裂いてくれるッ!』
ウ×ル『(無言でザナージュをひっぱ
ザナージュ『な〜んてな!煙幕さ!』
ラハール『むっ!?待て、ザナー……ゴホッゴホッ!』
ウ×ル『(無言でむせる)』
ザナージュ『グッバイ、HAHAHA!!』

(プツン

アリス「あ、配信切れちゃいました!」
ゼノ「あー!いいとこだったのに!」
ルキ「……とりあえず低評価つけとこ」

544 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:56
(事務所内)
ザナージュ「ったく参ったぜ。あんな目に遇うとはよ」
アリス「でも再生回数はものすごく伸びてましたよ!」
ゼノ「また垢BANされちまったから意味ねーけどな」
ルキ「……ザナージュ、あの人は何者なの?」
ザナージュ「ウィル・スミスか?」
ルキ「じゃなくてもう一人の」
ザナージュ「ああ、あいつか。あいつは俺やドクターの同級生だ。昔からよく俺に突っかかって来てたんだよ」
ゼノ「何でだよ?」
ザナージュ「ま、色々あってな」
ルキ「……復讐とか言ってたよね」
アリス「全てを奪われたともおっしゃってました」
ゼノ「めちゃくちゃ恨まれてんじゃねーか……一体何やったんだよ、アンタ……」
ザナージュ「俺が女子の体操着パクってあいつの鞄の中に隠してやったのさ」
ルキ「うわ……最低……」
ゼノ「アンタ本当にゲスだな……」
アリス「ご主人のくぅーず♪ざぁーこ♪」
ザナージュ「いや、違うんだぜ?俺はあいつの為にやったんだ」
アリス「どういうことでありんす?」
ザナージュ「あいつはプライド高いくせに奥手なガキだったからよお。好きな女の子がいたのにいつまで経っても告らなかったんだよ」
ルキ「……で?」
ザナージュ「告白するきっかけになればと思い、その女の子の体操着をあいつにプレゼントしてやったのさ」
ゼノルキアリ「…………」
ザナージュ「それがまさか告発されるきっかけになっちまうとはね、HAHAHA!!」



(玄関前)
ザナージュ「おい、よせガキ共!この鎖ほどけ!!この状況であの野郎が来たらどうすんだ!!」

>>458話 2X世紀を手に入れろ

ザナージュ「ああ、怖いね。新時代をその頭平成の世代が創っていくってことが」
ゼノ「アンタもその世代だろーが」
ザナージュ「残念、この世界は今2XXX年だ。平成でも令和でもねえのさ」
ゼノ「ずるいゾ!!」
ザナージュ「!」
ゼノ「こんな時だけ設定持ち込むなんてさ」
ザナージュ「……それが大人帝国のやり方さ。それよりさっさとこの鎖ほどいてくれよ」
ゼノ「ダメだ、一人の男の人生をブッ壊したんだ。しばらく反省してろ」
ザナージュ「バカ、ラハールの野郎が現れたらどうすんだ」
ルキ「謝ればいいでしょ」
ザナージュ「謝ったら許してくれんのか?」
ルキ「それはあんたの誠意次第」
ザナージュ「嫌だね。俺はもうあいつには関わりたくねえんだ。面倒くせえからな」
ゼノ「それ、アンタが言うセリフじゃねーだろ……」
ザナージュ「昔の話をいつまでも根に持ちやがって。本当にアホな奴だぜ、まったく……」
ルキ「あんた、聖者でも相手にしてるつもり?」
ゼノ「聖者じゃなくても恨むだろ」
(ザッ
ザナゼノルキ「ん……?」
ラハール「決着を着けに来たぞ、ザナージュ……!」
ゼノ「うおっ!?」
ルキ「びっくりした……!」
ザナージュ「よお、この前は久々の再会だってのに挨拶もできずに悪かったな」
ゼノ「アンタが悔いるべきはそこじゃねーだろ!」
ラハール「俺は力だけでなくあらゆる面で貴様に勝利するため鍛えてきたッ!この髪もそうだッ!」
ゼノ「髪?がどうかしたのか?長いけど変わった様子はねーぜ」
ラハール「髪の長さでも俺は勝つッ!!だから伸ばしたッ!!」
ゼノ&ルキ「…………」
ザナージュ「な、アホだろ?」
ラハール「よって詫びの言葉など不要。俺が聞きたいのは貴様の断末魔のみ……!」
ルキ「ちょ、ちょっと待って……ザナージュもこの通り反省してるからどうか許してあげて……」
ザナージュ「そうだぜ、ラハール。あの件はもう時効だろ?そろそろ許してやったらどうや!」
ルキ「……」
ゼノ「全然反省してねーな」
ラハール「貴様は最早生かすに値せず!殺す!受けよ、『神剃(かみそり)』!!」

スパァ

ルキ「斬った……」
ゼノ「……鎖を?」
ザナージュ「よお、助けてくれたのか?」
ラハール「ウィル・スミスに傷を負わされた貴様を殺したところで俺の魂は救済されん。
   今は傷を癒せ。そして万全の状態で俺と戦え、ザナージュ!さらばだッ!」(ダッ
ゼノ「……マジメだな」
ザナージュ「ノンノン。面倒くせえだけさ、あいつは。また来る気らしいぜ」
ルキ「……誰のせいだと思ってんの?」

545 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:56
>>459話 KAKU ―架空―

ゼノ「ホント、ヒヤヒヤしたぜ。ザナージュもあのラハールって兄ちゃんも生配信中に連呼するんだもんな」
ルキ「ちょっとは配慮してよね」
ザナージュ「あん?何の話だ?」
ルキ「有名人の実名出すなってこと」
ザナージュ「出した覚えはねえな。K川T之の時はちゃんと伏せたぜ?」
ゼノ「いや、アンタらウ×ル・ス×スの名前バンバン出してたろ……」
ザナージュ「ウィル・スミスはいいだろ」
ゼノ「ダメだろ」
ザナージュ「なんで」
ゼノ「ハリウッドスターなんて世界的な有名人じゃねーか」
ザナージュ「ハリウッドスター?……あ〜、そういうことね。お前ら勘違いしてるぜ」
ルキ「どういうこと?」
ザナージュ「俺が>>455で言ってるウィル・スミスはハリウッドスターじゃなくてバウンティハンターの方さ」
ゼノ&ルキ「…………」
ザナージュ「ここで俺から質問だ。バウンティハンターのウィル・スミスって人物が実在すんのかい?」
ゼノ「いや……聞いたことはねーけどさ……」
ザナージュ「じゃあ問題ねえな。そりゃ俳優のウ×ル・ス×スは伏せなきゃならねえぜ?だがハンターのウィル・スミスまで伏せる必要はねえ。オーケー?」
ゼノ&ルキ「オ、オーケー……」

>>460 嘘だといってよパーリィ

ザナージュ「それと似たようなお話を前スレで既にやってるぜ。ほら。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=450093468&st=819&to=819&nofirst=true
ゼノ「懐かしいな、あれいつだっけ?」
ルキ「……4年前」
ゼノ「ウソ……だろ……」
ザナージュ「この世界では一年経ってねえから安心しな」
アリス「まだアリスがいなかった頃のお話ですね!」
ドクター「私もいなかったさ」
DZ「オレっちもでやんす」
ラハール「うむ。俺も存在していなかった」
ゼノ「何かウジャウジャ出て来たぞ……」
ルキ「ラハール……さんは普通にこの場にいていいの……?」
DZ「誰でやんすか?このダンナは」
ドクター「私とザナージュの旧友だよ。久しぶりだな、ラハール」
ラハール「うむ。秘密の店で会って以来か」
DZ「秘密の店?興味深い話でやんすねぇ!ムヒョヒョ!」
アリス「めちゃくちゃ馴染んでやがります!」
ザナージュ「アリスちゃん以外は帰りやがれ」
ラハール「そうはいかん。俺は貴様を殺すッ!」
DZ「な、何か面倒くさそうなダンナでやんすねぇ……」
ルキ「あんたに言われたくないだろうけど」
ドクター「まあ待ちたまえ。ここにロボ型ウソ発見器がある。今回はこれで勝負してみてはどうかな」
ゼノ「どんな勝負だ?」
ドクター「名無し君からの質問に皆で回答する。嘘を付いた者が負けだ」
アリス「面白そうです!やりませう!」
ザナージュ「構わねえぜ。俺は正直者だからな」
(ピコーン
ルキ「瞬殺」
ゼノ「まだ始まってもねーのに……」
ザナージュ「い、今のはお遊びだ。こっからが本番さ。そうだろ、ラハール?」
ラハール「……良かろう。相手になってやる」

546 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:57
>>462話 もう一度キルしたかった

>男どもはルキとアリスにキスしてよし

ルキ「ちょっと待て」
DZ「キスしていいでやんすか!?ウヒョーッ!!」
ルキ「きしょい」
アリス「アリスもDZ様はイヤです」
DZ「」
ドクター「私は遠慮しておこう。キスという行為に必要性が見出だせないのでね」
ゼノ「オレもやめとくぜ。興味ねーし」
(ピコーン
ザナージュ「はい、ゼノ坊アウトー」
ゼノ「(ヤベェ……これマジでヤベェよ……)」
アリス「ゼノ様いやらしい〜、アリスのことそんな風に見てらしたのですね〜。引くわ〜」
ルキ「うーわ……」
ゼノ「ち、違うんだって!そうじゃねーんだ!」
ルキ「どう違うの?」
ゼノ「いや、それは……」
ラハール「確かに二人とも可憐だ」
アリス「まっ、ラハール様ってば!///」
ルキ「正直な人……」
ゼノ「(フー、助かったぜ……)」
ラハール「だが出会ったばかりの少女にいきなり接吻というのは人の道理に反している。よって俺は辞退させてもらう」
アリス「真面目な方ですね!」
ルキ「よかった、ザナージュやDZみたいな人じゃなくて」
ザナージュ「けっ、つまんねえ野郎だ。正直者ってのは俺のような男のことを言うんだよ」
ドクター「ほう、ではザナージュの意見を聞かせてもらおう」
ザナージュ「俺は女の子とキスしたいなんて思わねえな」
ゼノ「ウソつけ」
ザナージュ「ついてねえよ」
ドクター「……確かにウソ発見器は反応していないな」
ザナージュ「なぜなら俺がしたいのはディープキスだからさ」
DZ「さすがザナージュのダンナ!」
ルキ「きしょ……」
アリス「ご主人様には聖夜より性夜がお似合いでごぜーます」
ザナージュ「そういうことだ、アリスちゃん。さあ、俺の胸に飛び込んでおいで」
アリス「はいな! 超 加 速」
ザナージュ「しまった、こうなるのを忘れてたはぁ!!」
ドクター「ルキ君、君もゼノ君の胸に飛び込んでみてはどうだね」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ルキ「はぁ?何で私が」
ドクター「ゼノ君に好意があるのだろう?」
ルキ「アホらし。後はあんた達だけでやってれば?それじゃ」
ドクター「フッ、答えずに逃げたか」
ゼノ「ハッキリ否定されなくてよかったぜ……」
DZ「ヘタレな坊やでやんすねぇ……」
ラハール「案ずるな、少年。少女のあの反応……俺は脈アリと見たぞ」
ゼノ「ホ、ホントか……!?」
(ピコーン
ゼノ「うおい!!」
ラハール「……今回は俺の負けだ。だが次こそは勝たせてもらうぞ、ザナージュッ!!」(ダッ
ザナージュ「」
ドクター「こっちもアリスのタックルを受けて瀕死のようだが」
DZ「今日は負け組男同士で乾杯するでやんすよ……」

>>464話 最高の人生の見つけ方

ザナージュ「最高の投稿だと?俺の最高の投稿がウィル・スミスと寝たことだってのか?」
ルキ「(ちょっと面白い……)」
ゼノ「最後の投稿って言いたかったんだろ」
アリス「ご安心くだせーませ!当事務所は今も健在でごぜーますよ!」
ザナージュ「俺だってここを潰したくはねえからな。今までのレスに何百時間費やしたと思ってんだ。それが全部消えちまうなんてごめんだぜ」
ゼノ「んな生々しい話を持ち出すなよ」
ザナージュ「ま、前回チラッと言ったように少しだけ時間に余裕ができたからな。二週間後にはまたクソ忙しくなるかもしれねえが」
アリス「商売繁盛でごぜーますね、ご主人様!」
ザナージュ「あー、誰か養ってくれねえかなあ。そしたらハンターなんて引退してプロキャラハンになるぜ」
ゼノ「いーや、そうなったらアンタはプロキャラハンも引退して遊び人になるね」
ルキ「プロキャラハンって何……?」

547 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/06/25(Sun) 22:57
>>465話 ギリギリSHOT

ザナージュ「ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ!!!!!自分のペースでやらせてよ!!!!!じゃないとすぐに潰れるううううう!!!!!」
ルキ「うっさい」
ゼノ「また忙しくなる前になるべくレス稼いどこうぜ」
ザナージュ「その意気だ、頑張れよ!」
ゼノ「アンタが一番頑張らなきゃなんねーんだよ」
ザナージュ「なんで」
ゼノ「なんでってここの主はアンタだろ」
ザナージュ「じゃあお前スレ主いっちょやってみっか?」
ゼノ「へっ、オレ!?」
ルキ「いいんじゃない?少しの間だけやってみれば」
ザナージュ「ああ、勉強だと思ってやってみな」
ゼノ「オレにできっかな……?」
ザナージュ「できるかどうかは関係ねえ。やるかやらねえかだ」
ルキ「私も手伝うから。アリスだっているし」
ゼノ「おお……なんかやれそうな気がしてきたぜ。いや、やってみせる!やぁーってやるぜ!!」
ザナ&ルキ「(単純なやつ……)」

>>466話 オフィス・インベージョン〜侵略を阻止せよ〜

アリス「ラハール様、キッチンの壁が壊れているので修理お願いしまする!」
ラハール「了解した。すぐに取りかかろう」
ルキ「あ、ラハールさん……買い出しに付き合ってほしいんだけど……」
ラハール「分かった。荷物持ちは任せておけ」
ゼノ「ラハールさん、いつも悪いな。ホントはオレがやるべきなのにさ……」
ラハール「君には経営者としての仕事があるだろう。雑務は俺に任せてそちらに専念するがいい」
ゼノ「ラハールさん……ありがとな」
アリス「ラハール様のおかげで仕事が捗りますな!」
ルキ「うん、何でもできる人だしすごく助かってる」
ザナージュ「……オイ」
ルキ「あ、いたんだザナージュ」
ザナージュ「ずっといただろうが!」
ゼノ「いたな。ずっとふて寝してたけどさ」
アリス「ご主人様も少しは働いてくだせーませ!」
ザナージュ「俺は戦闘要員なのさ。つうかよ、何でラハールの野郎が普通に出入りしてんだ」
ラハール「無論、貴様を殺す為だ」
ザナージュ「おい、こいつヤベえぞ。誰か警察呼べよ」
ルキ「いいじゃない、出入りする代わりに色々手伝ってくれてるんだから」
ゼノ「ああ、新メンバーとして正式にスカウトしたいくらいだぜ」
アリス「目の保養にもなりますしおすし」
ラハール「買い被りだ」
ザナージュ「ちっ、面白くねえ……だいたい俺を殺しに来たなら何で襲って来ねえんだ」
アリス「ラハ × ザナですか?」(ワクワク
ザナージュ「おえっ、勘弁してくれよアリスちゃん……」
ラハール「戦意のない者に斬りかかるわけにはいかん。貴様が銃を抜かん限り、俺も刃を抜くつもりはない」
ゼノ「騎士みたいでカッコいいな……!」
ルキ「イケメンだしね」
アリス「顔も性格もですね!」
ラハール「買い被りだ」
ザナージュ「ウチのガキどもは洗脳でもされてんのか……?ゼノ坊、オーナー体験は終了だ!今から俺がオーナーに戻る!」
ゼノ「えっ?急過ぎねーか?」
ルキ「上手く回ってるんだからこのままでよくない?」
アリス「アリスも賛成でありんす」
ザナージュ「ダメだ!はい、オーナー権限!ラハール君はただちに帰りたまえ!」
ルキ「何それ、職権乱用じゃない」
アリス「ぶーぶー!」
ゼノ「ザナージュさー、みっともねーぞ」
ザナージュ「黙らっしゃい!オーナーオーダーだ!」
ラハール「……分かった。俺は出て行く。皆、世話になったな」(ダッ
アリス「ラハール様ー!!」
ルキ「……ザナージュ」
ゼノ「ちょっと酷くねーか?」
ザナージュ「いや、あいつの方が酷えだろ。俺を殺しに来てんだぞ。
   (あんの野郎がああ……いつかケリをつけねえとな……)」

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