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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

63 名前:半裸の戦士 投稿日:2020/03/13(Fri) 08:38
見つけたぞ、悪党三人組め!
しらを切る気か?貴様らの事はすでに山向こうまで手配書が出回ってるんだぞーっ!!

【ビキニパンツの戦士が見せた手配書には
 ジノ・ヴァキ・ソバージュという似てもにつかない窃盗犯らの似顔絵が書かれている
 賞金は三人合わせてスナック菓子20袋分程度】

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 23:45
よーし、ぎりぎり間に合った
ホワイトデーのお返しな
女の子の好きなのって何だろうって考えた結果
可愛いのと、きれいなのと、甘いのとしか思い浮かばなかったから
こんなのでどうだろう?
ラグジュアリーなデザインのピンクのあめちゃん
昔こんな感じの駄菓子ってあったよなーってハンドメイドです
手間暇ばっかり掛かってて、むしろ梱包の方がお金かかってるかもしれません
あ、包装についてるお花、ヘアゴムに使えるから

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/26(Thu) 20:33
商売敵の賞金稼ぎ、ずっと追いかけてる賞金首、などライバルと呼べる相手はいますか?

66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/29(Sun) 18:02
中々やりおるわ

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/08(Wed) 00:54
もうザナージュはこりごりよ〜トホホ

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/09(Thu) 17:10
ザナージュは借金総額いくらあるの?

69 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/12(Sun) 21:25
ザナージュ「あのハンターズが……一ヶ月ぶりに帰ってきた!」
ゼノ「なんか毎回同じようなこと言ってる気がするぜ」
ルキ「すっかり月刊誌ペースね。三ヶ月休刊すると廃刊になるから気をつけてよ、ザナージュ」
ザナージュ「消えそうで消えない、それが俺たちさ。俺たちの更なる活躍にご期待くださいませ」

>>62話 めんつゆひとり飯

ザナージュ「へえ、湯豆腐か。それなら塩を少量加えてみな」
ルキ「するとどうなるの?」
ザナージュ「豆腐が硬くならず、旨味を最大限に引き出せるのさ。塩の代わりに刻み大根を入れるのもアリだ」
ゼノ「お、よく知ってんじゃんザナージュ」
ザナージュ「ま、このくらいはな」
ルキ「ホントだ、wikiに書いてある」
ザナージュ「……」
ゼノ「はん、そういうことかよ」
ザナージュ「あのwikiはな、俺が書いたんだよ」
ゼノ&ルキ「はいはい」



ザナージュ「それはそうとありがたくゴチになるぜ。ザナージュが……ユドーフを」
ルキ「はいはい」
ザナージュ「はいはいはいはいうるせえヤツだ。赤ん坊か、お前は。そんならミルクでも飲んで体をデカくしなベイビー!」
ルキ「ミルク代がないの。誰かさんがロクに給料払ってくれないせいで」
ザナージュ「代わりにガムくれてやっただろうが」
ルキ「あんたが噛んだやつをね。当然捨てたけど」
ザナージュ「もったいねえな。あれ食ったら体力が全回復するんだぜ?」
ルキ「あんなもん口にするくらいなら私は死を選ぶ」
ゼノ「そんなことよりザナージュさ」
ザナージュ「ん?お前もガム欲しいのか?」
ゼノ「いらねーよ。湯豆腐だけどさ、誰も奢ってくれるとは言ってねーぜ?」
ザナージュ「あん?じゃあ何か?62は飢餓に苦しむ俺たちに湯豆腐を見せびらかしに来ただけの性悪外道野郎だと、お前はそう言いたいんだな?」
ゼノ「い、いや、そこまで言ってねーけどさ……」
ザナージュ「じゃあやっぱり俺たちに奢ってくれるってことだな?」
ゼノ「何でそーなるんだよ」
ザナージュ「じゃあ……」
ゼノ「じゃあじゃあじゃあじゃあうるせーんだよ!ジャージャー麺でも食ってろ!」
ザナージュ「ジャージャー麺を買う金がないの。誰かさんが借金の取り立てに来たせいで」
ルキ「それは自業自得でしょ」
ゼノ「じゃあ諦めろ」
ザナージュ「やれやれ、今日もカップ麺で我慢するか。……おっと?」

62『そら!このめんつゆはサービスだ。受け取りなッ』

ザナージュ「(パシィ)サンキュー、ナイスガイ。恩に着るぜ!」
ゼノ「よかったな、ザナージュ」
ザナージュ「……」
ルキ「どうしたの、ザナージュ」
ザナージュ「めんつゆだけか?豆腐は?」
ゼノ「それは自分で用意しろってことじゃねーの?」
ザナージュ「中途半端に希望を持たせるだけなら、最初から手なんて差し伸べないで」
ゼノ「ルキみてーなこと言うなよ」
ルキ「……私がいつそんなこと言ったわけ」
ザナージュ「あれは数年前、俺たちが初めて会った時の話さ……魔族でありながら、人間との友好を望んだ魔界貴族グレスドール卿。彼が死に際に放った一言は──」
ルキ「湯豆腐やめんつゆの流れからそんな重要なエピソードに移行しないでほしいんだけど」

70 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/12(Sun) 21:26
>>63話 100年後に死ぬザナ

ザナージュ「──で、そのチンピラ共がレディに襲いかかろうとした瞬間、華麗に俺が現れこう言ってやったのさ」
ルキ「『俺も混ぜてくんない?』でしょ。その話、何度目よ」
ザナージュ「一度も言ってねえよ。俺はクズか」
ゼノ「よっし、風呂掃除終了!あ、おいザナージュ!燃えるゴミはこっちに捨てろって言っただろ!」
ザナージュ「あーそうだったか?悪い悪い」
ゼノ「ったく、何度同じこと言わせる気だよ。あ、そうだお前ら、今夜は何食いたい?」
ザナージュ「そうだなあ……ん?」

半裸『見つけたぞ、悪党三人組め!』

ザナージュ「……湯豆腐が食いてえな」
ルキ「私もそれで」
ゼノ「湯豆腐だな、了解」

半裸『しらを切る気か?』

ザナージュ「……にしても最近は暗いニュースばかりで気が滅入るぜ」
ゼノ「アンタでもそんなこと思うんだな」
ザナージュ「当然だろ。イベント類は中止、店は休業、そもそも気軽に外出もできねえってんじゃカワイコちゃんと出会うチャンスがねえからな」
ルキ「そんなことだろうと思った」
ゼノ「ま、今は耐えるしかねーさ」

半裸『貴様らの事はすでに山向こうまで手配書が出回ってるんだぞーっ!!』

ザナージュ「うるせえな、さっきから!!なんなんだてめえは!!」
ルキ「耐えられなかったみたい」
ゼノ「いや、ザナージュにしては耐えた方じゃねーか?」
ルキ「出会いがあってよかったじゃない、ザナージュ」
ザナージュ「変態との出会いなんざ望んじゃねえんだよ!オイ、ゼノ坊、おまわりさんを呼べ」
ゼノ「まぁまぁ落ち着けよザナージュ。まずは詳しく話を聞かせてもらおーぜ」
ルキ「どうやら悪党三人組とかいう連中と誤解されてるみたいね」
ザナージュ「ちっ、めんどくせえな。ヘイ半裸マン、その手配書を見せてみろ」
ゼノ「そんなにオレらに似てんのかな?」
ザナージュ「俺たちのような美男美女が他にいるとは思えねえがな」
ルキ「まったくもってその通りね」
ゼノ「お前らは似てるよな」

【ジノ・ヴァキ・ソバージュという似てもにつかない窃盗犯らの似顔絵】

ザナ&ルキ「……!?」
ゼノ「全然似てねーじゃねーか!!名前からして違ーし!!」
ルキ「しかもこの懸賞金の低さ……」
ザナージュ「……」(チャカッ
ゼノ「ちょ、待てザナージュ!銃抜くな!」
ルキ「そうよザナージュ。せめて峰撃ちで許してあげて」
ザナージュ「オーケー」
ゼノ「殺る気満々かよ!おい半裸のアンタ、人違いだって分かったろ?さっさと行け、ヒデー目にあう前に」
ザナージュ「いいや逃がさねえぞ。きっちり復讐させてもらう」
ゼノ「許してやれよこれくらい」
ザナージュ「やかましい!俺は今ゴキゲンナナメなんだ!」
ルキ「つまり八つ当たりしてストレスを発散しようってわけね」
ザナージュ「ストレスを溜めると早死にするからな。この半裸マンのせいで俺は100日後には死ぬかもしれねえぜ?だから発散するのさ。
   ま、安心しな。復讐と言っても大した内容じゃねえからよ」
ルキ「何をする気?」
ザナージュ「はかあらしだ」
ゼノ「じゅうぶん大したことじゃねーか!!バチ当たるぞ!」
ザナージュ「ククク……俺を怒らせた罰だ」

カマテ! カ マテ!
カオラ! カ オラ!
テネイ テ タナタ プッフル=フル ナア ネ イ ティキ!

ザナージュ「という歌詞を延々とその半裸マンのブログやツイッターに書き込み続けてやるぜ……!」
ゼノ「ハカ荒らし!?それはウゼーな!!」
ルキ「あと100年くらいは生きそうね、ザナージュは」

71 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/12(Sun) 21:26
>>64話 白い変人達

ザナージュ「わざわざ駆け込みで来てくれたってのに、受取人が一ヶ月遅れでご登場じゃ報われねえな」
ゼノ「ちゃんと謝っとけよ、ルキ」
ルキ「ご、ごめん……って、遅れたのはあんたたちも同じでしょ」
ザナージュ「俺たちはお返しもらえるわけじゃねえしなあ」
ゼノ「なー」
ルキ「ホワイトデーにお返しもらう男がどこにいるのよ」
ザナージュ「2丁目にはたくさんいるよなあ」
ゼノ「なー……ってそれは知らねーよ」

64『可愛いのと、きれいなのと、甘いのとしか思い浮かばなかったから』
64『ラグジュアリーなデザインのピンクのあめちゃん』

ザナージュ「もう一つとっておきの贈り物を教えてやるよ。ゼニだ」
ルキ「あんたは黙ってて」
ザナージュ「なんでだよ、幼女から熟女まで絶対に喜ぶぜ?」
ゼノ「ホラホラ、オレらはあっち行ってようぜザナージュ」
ザナージュ「ちっ、分かったよ。後は若いもん同士でイチャイチャしてな。ペッ!」
ゼノ「自宅でツバ吐くな!誰が床掃除すると思ってんだ!」
ルキ「その……私はどれも好きだから。ありがと……ね」

ザナージュ「(なっ……あいつめ、俺には絶対見せねえようなスマイルを……)」
ゼノ「(アンタがルキのために手間隙かけて菓子作りに励むような根性者だったら、可能性もあるんだろーけどな)」
ザナージュ「(手間隙かけてあいつの工口画像なら作ってやったぜ?)」
ゼノ「(そりゃアンタに微笑んでくれるワケねーな)」

64『あ、包装についてるお花、ヘアゴムに使えるから』

ルキ「……どう、似合う?」(ジャキーン!!リトルフラワー装着!!超変形!!ウルトラDX超合金ルキ参上!!)

ゼノ「(ヘンなナレーション入れるなよな、ザナージュ)」
ザナージュ「(バレンタインだのホワイトデーだの、あの嬢ちゃんには似合わないだろ?)」
ゼノ「(ナントカ超合金も似合わねーだろ)」

ルキ「……あんたたち、さっきから物陰でブツクサ何言ってんの?」
ゼノ「いや別に……」
ザナージュ「少し超合金工口画像の話をしてただけさ」
ルキ「……??何それ」
ゼノ「してねーよ、そんな話」
ザナージュ「それより嬢ちゃん、式の予定はないのか?」
ルキ「はぁ……?何言ってんの……。別に付き合ってるわけでもないのに結婚の予定なんて……」
ザナージュ「バカ、卒業式だ」
ルキ「……は?」
ザナージュ「ウイルスの影響で学校の卒業式も中止になってるだろ?ガキどももかわいそうだよな」
ルキ「……」
ザナージュ「なのにこの大変な時期にお前は自分の挙式ばかり考えやがって。
   はあ〜……やだねえ、浮かれちゃってよ。これだから最近の若いもんは……
   卒業式だと言うけれど何を卒業するのだろう」
ルキ「……代わりに今日をあんたの卒業式にしてあげる」
ゼノ「あ、葬儀屋さんですか?式の予約をしたいんスけど。故人の名前はザナージュで」

72 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/12(Sun) 21:27
ザナージュ「続きは明後日だよ!今回は予告のオマケ付きだ」

〜次回予告〜

第65話『11人の超真性』
新たなライバル登場!?あつまれ、ハンターの森!
ザナージュの元に集う凄腕の賞金稼ぎたち。
彼らは一体どんな波乱を巻き起こすのか!
ザナージュ「お、お前はまさか!」
???「俺だよ、ジョニーだよ!」

ザナージュ「賞金王に俺はなる!!」
ゼノ「ゴルファーかよ」

66話『それいけ!やりおるマン』
突如ザナージュたちの前に姿を現した謎の男「やりおるマン」。
彼が発した身に覚えのない言葉に戸惑う三人だったが……?

ザナージュ「それー!ゆけー!やりおるマーン!」

67話『IRIS OUT』
ついに名無しからも愛想を尽かされたザナージュ。
金も信頼もない彼が次に取った行動とは……?

68話『侵略者(しゃっきんとり)を撃て』
「借りたお金を返そう。そして平和のために働こう」
そう決意したザナージュはある店でバイトを始めるが、そこに宇宙怪獣ベムラーが来店する。
ザナージュは果たして借金を返済できるのか!?そもそも生還できるのか!?一体どうなってしまうのか!?

ルキ「※番組の内容は予告なく変更されます」
ゼノ「ベムラー呼ぶ金なんてねーしな」
ザナージュ「5分で考えた嘘予告なんてこんなもんだ」

73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/14(Tue) 12:33
どうぶつの森
けものフレンズ
スーパーワリオランド
ワンピース
アンパンマン

相変わらず引き出しの広い事だ
どうぶつの森って言えば、仕事の同僚が「どぶ森」って略してて
世の中にはやばい略称があるものだって驚いたものだ
ふむ
個人的にこの予告の続き68話は見てみたいな
で、アリスちゃんMark2とかが出てきて爆発してほしい
青空に浮かぶアリスちゃんの笑顔とかで締めてほしい
アリスちゃんMark2……君のことは忘れない……

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/14(Tue) 18:20
本当に11人も新キャラ出してくれたら一生アニキについて行きやすぜ!

75 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/21(Tue) 00:05
ゼノ「なぁザナージュ、続きは明後日って言ってなかったか?」
ザナージュ「仕方ねえだろ、台本やキャスティングの準備も楽じゃねえんだからよ」
ルキ「裏話を表に持ち出さないように」
ザナージュ「ま、そんなわけで今回はこのレスだけ返させてもらうぜ。残り(つづき)は次回(あさって)だ!」
ゼノ「どんなルビだよ」

>>73話 ゆらぎの空のアリス

ザナージュ「そしてワンピースとアンパンマンを合わせてワンパンマンに」
ゼノ「合わせる意味あんのか?」
ザナージュ「俺の引き出しがさらに広がるだろ?」
ルキ「あんたのは広くて浅いって言うの。その時の気分で適当なこと言ってるだけでしょ」
ゼノ「今ワンピースが無料公開されてるからワンピネタを入れようとか
   夢にアンパンマンが出てきたからとりあえずアンパンマンのネタやっとけって感じだもんな」
ザナージュ「夢を見て何が悪い?人の夢は……終わらねえ!」
ゼノ「こんな感じでな」

ザナージュ「で、なんだ?『どぶ森』だって?HAHAHA、そりゃクレイジーな略称だぜ。
   その同僚さんにせめて『うつの森』にしとけって伝えておいてくれよ!」
ゼノ「ヤだよ、そんな森」
ザナージュ「じゃあクソ森ってのはどうだ?おどりゃクソ森!的なノリでな」
ルキ「もっと嫌なんだけど」
ゼノ「だいたいそのクソっつーのはどこから出てきたんだよ」
ザナージュ「そりゃケツからだろ」
ルキ「そろそろ本題に入っていい?」
ザナージュ「OK!つぎにすすもうぜ!」



ゼノ「リクエストだぜ、ザナージュ。アリスに会いたいってさ」
ザナージュ「悪いがそいつは無理な相談だぜ。アリスちゃんは魔法学校に入ったばかりで忙しいからよ」
ルキ「『もしかして アリス 自爆』」
ザナージュ「ああ、そっちのアリスちゃんか」
ゼノ「そのアリス以外は知らねーっての」
ルキ「あのコはあれからどうなったの?自爆したあと、あんたと旧友の発明家の元に修理に出したんでしょ?」
ゼノ「そうだったな。セクターZだったっけ?」
ルキ「ドクターXじゃなかった?」
ザナージュ「ドクターZだ。フッ、修理も再調整もバッチリ完了してるぜ。実はもう呼んであるのさ。カモン、アリスMk-IIちゃん!」

アリス「こんにちは、アリス改めシン・アリスです」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20200421000023.jpg


ゼノ「おーっ」
ルキ「……その格好と包丁は何?」
ザナージュ「似合ってるだろ?彼女は元々お手伝い用のメイド型アンドロイドなんでな」
ルキ「血塗れの包丁と爆破装置で何を手伝うの?強盗?」
ザナージュ「アリスちゃんは戦闘も家事もこなせる万能型アンドロイドなのさ。
   料理、洗濯、掃除、何でもござれだ。そうだろ?アリスちゃん」

アリス「めんどくせーです」

ザナ&ゼノ&ルキ「」
アリス「家事なら私よりもそこの金髪野郎に任せた方がいくらかいい働きをするかと思われますが」
ゼノ「ま、待て、それオレか!?オレのこと言ってんのか!?」
ルキ「じゃない?……なんか口悪くなってない?」
アリス「申し訳ありません、再調整の影響で口調に不備が見受けられます。ついでに胸が大きくて申し訳ありません」
ルキ「その爆弾、邪魔なら除去してあげよっか?ん?」
ゼノ「や、やめろってルキ……再調整の影響なんだから許してやれって」
アリス「ありがとうございます、ゼノ様。貴方のことをただの厨二病だと思っていた私をお許しください」
ゼノ「機械って雷に弱いんだよな……?」
ルキ「落ち着いて、ゼノ」
ザナージュ「ちっ……ドクターの野郎、思考回路の調整をしくじりやがったな……」
アリス「それは貴方が金をケチるからでございます、ご主人様」
ザナージュ「なっ……ドクターの野郎、わざとか!!」
ゼノ「どーすんだよこれ……」
アリス「しばらくここで厄介になります」
ザナージュ「ま、見た目はかわいいからオーライだ。よろしくアリスちゃん。お前らも仲良くやれよ」
ルキ「嘘でしょ……」

アリス「(ザナージュ様、ゼノ様、ルキ様……数々のご無礼、申し訳ございません。
   私は数レス後にお三方を守るために自爆するようプログラムされているのです。
   なので私はこのまま嫌われ者として任務を全うします。あなた方はどうか私のことなど忘れてお幸せに……)」

76 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:52
ザナージュ「よう、お待たせ。とうとう人様の夢にまで出張してきたザナージュ様とはこの俺のことさ」
アリス「まるでフレディ・クルーガーですね。相手の方もかわいそうに」
ザナージュ「HAHAHA、手厳しいねえアリスちゃんは」
アリス「恐縮です」
ルキ「ニヤニヤしちゃって……。私が同じこと言ったら罵詈雑言返してくるくせに。あのアリスってコと私、何が違うわけ?私が半魔だから?」
ゼノ「いや、違うのは胸……イテテテテ!!」

ザナージュ「俺たちは普段は一話完結型スタイルだが、>>65-68話は地続きのストーリーで展開させてもらう。
   今回は>>65話と>>68話で構成する前編。次回は>>66-67話で構成する後編をお送りするぜ」

>>68 侵略者(しゃっきんとり)を撃て

アリス「20億3000万ほどです」
ザナージュ「マジかよ、俺やべえな」
ゼノ「ヤベーと思うなら少しは危機感持てよ」
ザナージュ「HAHA、真に受けんなよ。今のはアリスちゃんのジョークに決まってんだろ」
ルキ「実際はどうなの?アリス」
アリス「実際は2千300万でごぜーます」
ザナージュ「な?」
ゼノ「『な?』じゃねーだろぉぉぉ!!」
ルキ「あぁ……目眩が……」
ザナージュ「落ち着けよ、最初に言った額の10分の1だぜ。少し希望が見えてきただろ?」
ゼノ「希望の数だけ絶望が増えたっつーの!」
ルキ「そもそも何でそんな額になってるわけ?前はそこまで行ってなかったでしょ」
アリス「それは仕事中にご主人様が周りを顧みずに暴れるからでごぜーます。特に先月、騎士団の詰所を半壊させたのが大ダメージでありんす、うひゃひゃ」
ゼノ「お前も脳か精神にダメージ受けてねーか?」
アリス「口調の乱れは一時的にプログラムが不安定な状態に陥っているだけですのでお気になさらずパツキン厨二野郎」
ゼノ「ホントだろーな!?ホントにプログラムが不安定なだけだろーな!?」
ルキ「とにかくこの借金を何とかしないと……このままじゃ私たち深海に沈められるかも……」
ザナージュ「安心しな、お前に危害を加えるようなヤツは逆に俺が沈めてやるよ」
ザナージュ「ルキ「ザナージュ……キュン///」」
ルキ「一人で何言ってんのおっさん」
アリス「キモいですね、私のご主人様は」
ゼノ「アリス、ザナージュにあんまそういうこと言わねー方がいいぞ。喜ぶから」
アリス「承知しました」
ザナージュ「分かった分かった。返せばいいんだろ、返せば。バイトでも何でもしてやるよ。それで文句ねえだろ?」
ルキ「バイトしたくらいで返せるわけが……」
ゼノ「(待った、ルキ!)」
ルキ「(むぐっ……!な、何すんのゼノ……!)」
アリス「ゼノ様、なぜクロロホルムなど……」
ゼノ「んなこたーしてねーよ!!(いいか、ルキ。バイトとはいえザナージュが真面目に働く気になったんだ。
   更正させるチャンスだろ?少し様子を見てみよーぜ)」
ルキ「(……まぁあんたがそう言うなら別にいいけど)」
アリス「ご主人様、何のバイトをお始めに?」
ザナージュ「酒場の用心棒(バウンサー)だ」
アリス「面白そうですね、私もお付き合いしてよろしいですか?」
ザナージュ「もちろんさ。アリスちゃんならどんな暴漢が来たって返り討ちにできるだろ?」
アリス「はい、暴漢の撃退法ならご主人様を相手に何度か実践しておりますので」
ザナ&アリ「HAHAHA!」
ザナージュ「言うねえ、アリスちゃん。キミのそういうとこが好きだぜ」
アリス「そのようなお言葉、私にはもったいのーございます、ご主人様」
ルキ「ねぇゼノ。借金が倍になりそうな予感しかしないんだけど」
ゼノ「ザナージュが二人に増えたようなモンだからな……」

77 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:53
酒場の親父「あんた余所者か?なら一つ忠告しといてやる。
   この街にはな……世界中からヤバい連中が集まってくる。
   ルール無用の無法者、そいつらを狙う賞金稼ぎ、ケンカ好きの野次馬……。
   特にヤバいのはハンターたちだ。今この街じゃ11人の猛者が獲物を奪い合ってる。
   奴らに関わっちゃ命がいくらあっても足りやしねぇぜ。あんたもこれ飲んだらさっさと帰んな。
   ん?奴らのことを詳しく教えろって?あんたも物好きだねぇ……街の連中は奴らをこう呼ぶのさ」

>>65話 11人の超真性
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20200427124854.jpg
(提供 Picrew)

酒場の親父「そしてどういうわけか今日この店にその中の10人が集まってやがんのさ。こりゃただ事じゃねぇぞ……。
   見な、あそこでタバコを吹かしてんのは“強運のビリー”だ。奴はなんでもあの“狂犬のジョニー”と引き分けたことがあるらしい。
   俺たちみてぇな庶民にゃそれがすげぇのかどうかも分からねぇ」
ビリー「フー……嫌な風が吹いてきやがった……。(コイントス)やれやれ……こいつは一雨来るな……」


“強運のビリー”
ビリー・ガンスモーク
31歳/A級ハンター/182cm/荒野の町『ウェステル』出身/『ガンスモークファミリー』首領。
コイントスによって取るべき行動を決める。その結果、数多の死線を潜り抜けてきたベテランハンター。
ニヒルでハードボイルドなガンマンだが、キャラ被りに危機感を抱いたザナージュの悪戯で
大事な大事なコインを隠され半泣きにされた過去がある。


???「ビリーさん!」
ビリー「ん?あぁ…噂のルーキーのお出ましか」
アルス「やだな、そんな言い方よしてください」

酒場の親父「あいつはアルス。まだガキだが、ここ数ヶ月間で名のある賞金首を何匹も捕らえた話題のルーキーよ。フッ……若い頃の俺を見てるようだぜ」


“追憶の剣”
アルスラッド・ドラセナ=ナローク
18歳/A級/175cm/竜人族の住む地『ドラセナ』出身/『ブレイブハーツ』リーダー。
通称アルス。聖剣カリバーンを駆る若き勇者。
金や名誉のためではなく、民を守るために戦う爽やかで温厚な好青年。
とある事件がきっかけで過去の記憶を失っているが、実は竜人族の血を引いている。
生まれたのがこの世界じゃなければ主人公になれたかもしれない。
その実力と性格から老若男女問わず慕われているため、嫉妬に狂ったザナージュから一方的に敵視されていたが、
借金苦で飢え死にしかけていたザナージュに金と食料を分け与えてやったことで和解。


ビリー「お前さんがここにいるってことは……届いたんだな?手紙が」
アルス「そうです。やはりビリーさんの元にも同じものが?」
ビリー「まぁな。やれやれ……ますます嫌な予感がしやがるぜ……」

???「お二人もいらっしゃったのですね」
ビリー「よう、お嬢ちゃん」
アルス「やあ、スターナ。どうしてここに?」
スターナ「それが……国王様からこの様なお手紙が」
ビリー「俺たちと同じか……」
スターナ「では、お二人も?」
アルス「ああ、僕たちも国王様に呼ばれてここに来たんだ」
スターナ「どういうことなのでしょう……何かよからぬことが起きなければよいのですが……」

酒場の親父「あの娘はスターナだな。人間に見えるが実は天使なんだとよ。最近の若者は何を考えてるのか分からん。だが、ベッペンだよな。俺の女房も若い頃は……ふぅ、時の流れってのは残酷なもんだ……」


“天上の戦乙女(ヴァルキュリア)”
スターナ・アクセリーゼ
17歳/B級/164cm/天界『スカイアーク』出身/フリーランス。
行方不明の兄を探して地上に舞い降りた天使。
素直でお人好しな性格だが、やや世間知らずでよく詐欺に遭う。
ザナージュにストーキングされ、D.Zに盗撮されてもくじけない強き心もあわせ持つ。
年齢の近い女性ハンターということでルキに親近感を抱いているが、
性格が真逆で体格的に劣るルキからは複雑な感情を向けられている。


???「よからぬことならもう起きているさ」
ビリー「ん……?あんたは……」

78 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:53
ジャスティ「正義の使者ジャスティ・マックス参上!」

酒場の親父「奴はジャスティ・マックス。正義の味方気取りのコスプレ野郎さ。だが奴は強ぇぞ。ついこないだもワニの魔物を車で轢き殺して国中の話題になったばかりだ」


“ぼくらのハイパーヒーロー”
ジャスティ・マックス
29歳/S級/185cm/機械都市『ハイパーメカシティ』出身/『ハイパーボイジャー』司令官。
悪をくじき弱きを守る改造人間。スーパーヒーローを超えたハイパーヒーローを自称するだけあって戦闘力は極めて高い。
正義感が強い反面、悪人に対しては容赦がなく手段を選ばない。


アルス「お久しぶりです、ジャスティさん!」
スターナ「ふふ、お元気そうで何よりです」
ジャスティ「君たちもね。さすがは期待のホープだ」
アル&スタ「い、いえそんな……」
ビリー「フー……ヒーローさんよ、そんな世間話をしに来たわけじゃねぇんだろう?」
アルス「そうだ、さっき言ってた“よからぬこと”と言うのは?」
ジャスティ「私も君たちと同じように国王からの招集を受けていてね」
スターナ「ジャスティさんまで……?」
ジャスティ「私たちだけではないさ。国王は他にも数人、名うてのハンターに声をかけているようだ」
ビリー「なるほどね……フー……そりゃ只事じゃあなさそうだ」
ジャスティ「恐らく、今回の招集の目的は大規模な討伐作戦といったところだろう」

???「ウヒヒ……さすがはS級ハンターでやんすねぇ。察しがいいでやんす」
ジャスティ「ん?君は?」
DZ「えーっ!?オレっちでやんすよ!国民的アイドルハンターのD.Z(ディーズィー)!」

酒場の親父「あのチビはDZだな。あー……どんな奴だったかな。……そうだ!確かストーカー野郎だ!」


“スターゲイザー”
D.Z
26歳/C級/150cm/『ゴブリンの森』出身/『銀河観測団』団長。
ゴブリンの男性。口先と手先が器用だが力は低い。
小物の賞金首ばかりを狙う「リトルキリング」がモットー。
趣味は女性ハンターを盗撮することで、現在のお気に入りはスターナ。故にスターゲイザー。
以前ルキを盗撮しようとして半殺しにされたり、ルーキー時代のゼノに絡んで瞬殺されたり、
ザナージュと裏取引を行ったりと「AtoZ」の面々とは何かと因縁がある。


アルス「あ……彼は確かスターナの……」
ビリー「あぁ……ストーカー野郎か。いたなそんなのも」
ジャスティ「失敬、今思い出したよ。どうか気を悪くしないでほしい」
DZ「きぃーっ!ちょいとばかり腕が立つからってムカつくでやんすねぇこのおっさんとガキ共!」
スターナ「お、落ちついてください、DZさん……」
DZ「ハァーイ!スターナちゃんがそう言うなら!ハァ〜、スターナちゃんは相変わらずいい匂いでやんすねぇ〜。嗅いでると落ち着くでやんすよ、キヒヒヒ……!」
スターナ「あの……そういう発言は控えていただけると……」
ビリー「生理的に受け付けないから視界から消え失せてほしいとさ」
DZ「げぇっ!?」
スターナ「そ、そこまでは言ってません……!」
DZ「みんなして意地悪でやんすねぇ。せっかくオレっちが耳寄りの情報を持ってきてあげたでやんすのに」
ジャスティ「耳寄りの情報?」
DZ「報酬でやんすよ!今回の任務で最も貢献したハンターにはそりゃぁもうとんでもない額の報酬が贈られるとか」
ビリー「……そりゃそうだろうよ」
DZ「え?みんな知ってたでやんすか?」
アルス「まあ……国王様直々の依頼と言うからには予想はつくというか」
ジャスティ「賞金目的で集まったハンターもいるくらいだからね」
DZ「ちぇっ、みんな驚くと思ったのにつまんないでやんすねぇ」
???「ヘッ、賞金目的で集まったハンターってのは俺のことか?」
DZ「ゲッ……めんどくせーのが現れたでやんすよ……」

79 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:53
ヘルマン「あぁ?おい、そこのチビ。このヘルマン・シュバイツァー様に向かってなんだその口の聞き方はぁ?」

酒場の親父「あのデケェのはヘルマン。ハンターつっても気性の荒さはそこらの喧嘩屋と変わりゃしねぇ。ちっ、頼むからウチの店で暴れんじゃねぇぞ……」


“地獄の看守長”
ヘルマン・シュバイツァー
34歳/B級/208cm/犯罪都市『メルトポリス』出身/『アルカトラズ』所長。
合法的に暴力を行使できるという理由でハンターになった社会不適合者。
怪力自慢の巨漢。短気で狂暴。周囲への被害を顧みずに暴れ回るため、ハンターでありながら一般市民からはあまり信頼されていない。


DZ「き、聴こえてたでやんすか?地獄耳でやんすねぇ、ヘルマンの旦那……」
ヘルマン「ふん!てめえのような腰抜けまで呼ぶとは国王も耄碌したか?」
アルス「それはお言葉が過ぎるのでは?ヘルマンさん」
スターナ「そうですよ、国王様にそのような物言いは……」
ヘルマン「けっ、しゃらくせえ!てめえらみてえなガキは引っ込んでな!」
DZ「むきーっ!アルスのガキんちょはともかく、スターナちゃんに向かって何てこと言いやがるでやんすか、この親父は!」
ヘルマン「おう、なんだ、ここでやんのか?俺は構わねえぜ。ここでてめえらをブッ潰せば俺の取り分が増えるからな!」
ビリー「やれやれ……付き合ってらんねぇぜ」
ジャスティ「よさないか、ヘルマン。今のは君が悪い。それに今、事を起こすのは君にとっても得策ではないと思うが?」
ヘルマン「ちっ、足元見やがって。わかったよ、今だけ大人しくしといてやらあ」
DZ「何を偉そうに……こんなオッサンにだけはなりたくないでやんすねぇ」
ヘルマン「てめえもストーカーだろうがよ」
ビリー「聞こえなかったのか?くだらねぇ喧嘩はやめろと言ってんだ」
スターナ「DZさんもどうか怒りをお納めください……。ですが……先ほど私を庇ってくださったこと、感謝いたします」
DZ「ハァーイ!怒りを納めるでやんす!」
ビリー「(ストーカーの扱いも手慣れたもんだな)」
アルス「にしても……国王様が直々にこれだけのハンターに招集をかけるなんて今回の標的はどんな相手なんだろう……」
ジャスティ「さて、ね。現状では魔物か人間かも分からない」
DZ「国王の旦那もそれくらいは前もって教えてほしかったでやんすねぇ」
ビリー「前もって教えたらビビって来なくなるハンターがいるからじゃないか?」
DZ「ぎくり」
ヘルマン「ふん、俺は暴れられるなら相手は誰だって構わねえぜ?その上で金がもらえるってんだから至れり尽くせりだ」

???「ククク……それはどうかな……?」

ヘルマン「ああ?てめえは……」
ジャスティ「……君もいたか。まあ実力を考えれば当然とも言えるが」

酒場の親父「あいつはフィアデス……!何を考えてるのか分からねぇ気味の悪い野郎さ。妙な呪術を使うだの実は既に死んでるだのヤバい噂にゃ事欠かねぇ。俺お祓い行こうかな……」

“暗黒街の亡霊”
フィアデス・ガーネルブラント
享年23歳/B級/177cm/霊界『ハートソサエティ』出身/フリーランス。
売り出し中の賞金稼ぎだったが、とある事件に巻き込まれ最愛の姉と共に命を落とす。
その後、とある呪術師の手によって蘇った生ける屍。
現在は姉を蘇生してもらうことを条件に、呪術師の命に従い賞金首を狩り続けている。
常人には理解しがたい言動が多く、ザナージュからはシスコンのキ×ガイ呼ばわりされている。

80 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:54
DZ「相変わらず顔色が悪いでやんすねぇ、フィアデスの坊や」
ビリー「顔が緑色の奴に言われたくはねぇだろうがな」
DZ「オレっちはこういう種族なんでやんす、ほっといてほしいでやんす」
ビリー「その妙な喋り方も種族特有か?」
DZ「いいえ、これは単なるキャラ作りです」
アルス「普通に喋れたんだ……」

フィアデス「君たちには悪いけど賞金は僕が頂くよ……姉さんの蘇生実験には多額の資金が必要でね……」
ヘルマン「けっ、薄気味悪い亡霊野郎が。そんなにお姉ちゃんが好きならてめえも同じとこに逝きやがれ」
フィアデス「クク……言われなくても行くさ……姉さんを迎えに……。嗚呼、姉さん……もうすぐ会えるんだね……」
DZ「こりゃ既にイッちまってるでやんすよ」
スターナ「美しき姉弟愛、ですね……!私、感動しました!」
ビリー「(この娘も微妙にズレてやがんな)」
ジャスティ「目的はどうあれまず今回の戦いに勝たないことにはね。フィアデスくん、君も我々に協力してくれるかな?」
フィアデス「クク……構わないよ……ただし僕の邪魔だけはしないでおくれよ……」
ジャスティ「ああ、肝に銘じておくよ」
ヘルマン「てめえこそ足引っ張るんじゃねえぞ」
DZ「大丈夫でやんすかねぇ、このメンツ」
アルス「でもこれでこちらの戦力もかなり整ってきたね」
スターナ「ええ、心強いです」
ジャスティ「さて、あとは彼が来てくれたらベストなんだが……」
ビリー「あいつか……俺はあいつは苦手だ……来なくていい……」
DZ「ビリーの旦那は、あの旦那に泣かされたことがあるんでやんしたねぇ」
ビリー「……泣いてねぇ」
アルス「でもあの人はジャスティさんと並ぶ実力者……戦力的に欠かせません」
ヘルマン「けっ!俺がいるんだ、あんな野郎は必要ねえ」

???「おや、では私の助力も必要なかったかな?」
ヘルマン「ふん……ああ、必要ねえ。おめえに出てこられちゃ俺の取り分が減っちまうからな」
DZ「ホラの旦那!」
ビリー「ホラ……?ホラ・ケントーサか?フッ、まさかあんたが来るとはな。来たのがあいつじゃなくて安心したぜ」

酒場の親父「ホラ・ケントーサ。確かキックボクサーからハンターに転身した男だ。あの男の足技は神の領域だともっぱらの噂さ。
   だが大抵の敵はパンチだけで沈めちまう。雑魚相手に神業を披露する気はねぇってこったろうよ」


“足技の魔術師”
ホラ・ケントーサ
38歳/A級/191cm/ボクシング協会会長のお膝元『ナーラ』出身/『キング・オブ・キックス・ジム』会長。
長い足や通り名から足技が得意に思われがちだが、実はボクサーであり足技は苦手。
紳士的な言動とは裏腹に、敵に足技を警戒させておいてから殴り倒すというセコい戦法を得意とする。
この通り名も頑張って自分で広めたらしい。
これだけだと小物くさいが、普通に戦っても結構強い侮れない男である。


ヘルマン「どういう風の吹き回しだあ?おめえは隠居したんじゃなかったのかい、ホラさんよ」
フィアデス「君も……賞金目的かい……?」
ホラ「そんなところだよ。この不景気じゃジムの経営も厳しいのでね。今回のビッグマッチ、私も一つ参加させてもらおうじゃないか」
ジャスティ「もちろん歓迎しよう。あなたほどのハンターが参加してくれるとは頼もしいね」
ホラ「こちらこそ光栄だよ、S級ハンターの君にそう言ってもらえるのは」
アルス「すごいや……!このパーティーならどんな相手が来ても必ず勝てるよ!」
DZ「お気楽でやんすねぇ。ま、さすがにこれだけ揃うと壮観なのも事実でやんすが」
フィアデス「……!」
スターナ「フィアデスさん?どうかしましたか?」
フィアデス「聴こえる……冥界へといざなう声が……!」
ジャスティ「……間違いなさそうだな。私のセンサーにも反応があった」
フィアデス「クク……僕はいつだって真実しか口にしないさ……!」
DZ「な、なんですとぉー!まだ心の準備が……!」
ビリー「何しに来たんだお前……」
ホラ「ふむ、もう少しお喋りを楽しんでいたかったのだが」
ヘルマン「ヘッ、ようやくお出ましか。待ちくたびれたぜ!」
スターナ「行きましょう、皆さん!」
アルス「ああ!この国を……人々を守るんだ!」

81 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:54
【キングスライムがあらわれた!】

モブ客「ま、魔物だぁー!」
モブ客「きゃー!」
酒場の親父「ちくしょう、魔物もハンターも俺の店で暴れるんじゃねぇぞ!」

ビリー「なんだ?あのスライムが今回のターゲットか?」
DZ「確かにデカいでやんすが……なんか拍子抜けでやんすねぇ」
ジャスティ「気を抜くな、魔物は魔物だ。この場で殲滅する!」
ホラ「どれ、神の脚と讃えられた私の妙技を見せてさしあげよう。(と見せかけてフックでノックアウト狙いと行こう)」
ヘルマン「ロートルはすっこんでろ!俺が潰してやらあ!」

???「俺が殺る……」

ヘルマン「んん?なんだあ!?」
スターナ「あの方は……!」
酒場の親父「スライヤ!スライム殺しのスライヤだ!」


“軟泥狩人”
スライヤ・カリマクルド
20歳/C級/179cm/辺境の地『カナイド村』出身/『斬魔衆』頭目。
かつてスライムに故郷の村を滅ぼされ、復讐のためにスライムを狩り続ける哀しき男。
今まで狩ったスライムの数は万を超えているが、所詮はスライムなのでハンターランクはC止まりの哀しき男。
しかしメタルスライムを狩ることで大量の経験値を入手している可能性があるため、誰も迂闊に手を出せない。


ビリー「あのスライムを追ってきたのか。よくやるぜ、まったく……」
ジャスティ「魔物殲滅に協力してくれるなら文句はないさ」
スライヤ「勘違いするな……俺はあの軟泥を狩りに来ただけだ……邪魔をするなら貴様らも斬るぞ……」
ヘルマン「おもしれえ!スライムごときに滅ぼされた田舎の生き残りに何ができるってんだあ!?」
アルス「やめるんだ、ヘルマンさん!」
酒場の親父「ププッ……!アンパンマンさんみてぇなもんか」
スライヤ「貴様ぁ……!オラの村さ、バカにすっと許さねぇどぉ!!」
DZ「あーあー……スライヤの坊や、怒りのあまり訛りが出ちゃってるでやんすよ……」
スターナ「あれが郷土愛というものなのですね……!私、感動しました!」
ビリー「感動してるとこ悪いが、あのスライムを何とかするのが先決だぜ、お嬢ちゃん」
スターナ「そ、そうでした!すみません……!」
スライヤ「待て……!その化け物を殺るのは俺だ……!」
ヘルマン「いいや、俺だあ!」
DZ「キヒヒ、美味しいとこはオレっちがちゃっかり頂くでやんすよ!」
ジャスティ「悪は滅ぼす!それはもう徹底的にだ!」
ビリー「なんか辛いことでもあったのか?」
アルス「と、とにかく僕らも続こう!」
ホラ「ふむ……その必要はなさそうだよ」
アルス「え?それはどういう……」

(BUDDABUDDABUDDABUDDA!!)
【キングスライムをたおした!】

スライヤ「何……!?」
ヘルマン「誰だあ!?」
DZ「今の銃声……ビリーの旦那でやんすか?」
ビリー「俺なら一発でスマートに仕留める。あの下品な乱射は……あいつだ」
ジャスティ「ヒーローは遅れて現れる……か。私の立場がないな」

???「困りますねえ、お客さん。店内での乱闘騒ぎはご遠慮ください」

酒場の親父「……あぁ、そういえばあんたにもう一人紹介するのを忘れてたな。
   あれがこの街で最もイカれた男。今はウチで用心棒をやってもらってる。名前は……」


“残酷な根性なし”
ザナージュ・ウォルベノフ
23歳/S級ハンター/181cm/『A to Z』オーナー。


ザナージュ「以後お見知りおきを、お客様」

82 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:57
アリス「バイトの分際で何をカッコつけてらっしゃるんですか、ご主人様」
ザナージュ「アリスちゃん、せめてもう少しはカッコつけさせてくれ」
スターナ「ザナージュさん……来てくださったのですね!」
ザナージュ「スターナちゃん、キミがいるなら俺はどこにだって流れ星のように飛んでくるさ」
DZ「これじゃまるでオレっちたちはザナージュの旦那の引き立て役でやんすねぇ……」
ザナージュ「そのためだけに登場させたからな」
ビリー「お前も相当な暇人だな」
ザナージュ「うるせえ、最初はお前らマジでプロフィールだけ載せてセリフもないまま退場させる予定だったんだぜ?感謝しな」
アルス「何はともあれザナージュさんのおかげで街の人たちに被害が出ることもなく魔物の討伐に成功しました。ありがとう」
ザナージュ「引くほどいいヤツだな、お前!」
ホラ「ふむ……確かに魔物は倒した。しかしあっさりしすぎではないかね?」
ジャスティ「確かにね。この程度の魔物を討伐するのにわざわざ国王が我々を招集するとは思えない」
ザナージュ「そいつは単に国王が朦朧ジジイだったってだけのことさ」
ヘルマン「俺あこいつの自分を神とでも思ってそうな不遜な態度が気にいらねえんだ」
DZ「後頭部にブーメラン刺さってるでやんすよ、ヘルマンの旦那」
ザナージュ「あれこれ考えるのは後でいいだろ。今は祝杯でもあげようぜ?」
ホラ「ふむ、それもよかろう」
アルス「ハンター同士、親睦を深めるいい機会だね」
スターナ「それは素敵な提案ですね」
アリス「代金さえ払ってくださるなら私は構いませんが」
ザナージュ「そこはDZがいるから無問題さ」
DZ「オ、オレっちの奢りでやんすか!?」
ビリー「フッ、気前がいいじゃねぇか」
DZ「このオッサンもちゃっかり参加してるでやんす!?」
スライヤ「……もう用はない。俺は帰る」
ヘルマン「ふん、俺もてめえらと馴れ合う気はねえ。勝手にやってな」
ザナージュ「うるせえ、さっさと行けバーカこのバーカ」
ジャスティ「やれやれ。彼らにはもう少し協調性というものを身につけてほしいものだね」
フィアデス「違う……」
DZ「ん?何でやんす?フィアデスの坊や」
フィアデス「僕が聴いたのは……スライムの声じゃない……」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、そこのヤク中。せっかくこれから楽しく酒盛りしようって時に不穏なこと言うなよ」
フィアデス「君たちには聴こえないのかい……?大地を震わすこの旋律が……」
ザナージュ「はあ?」

83 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/04/27(Mon) 12:58
(ドカッ!バキッ!ボカッ!ドスッ!)

???「うわぁぁぁ!!」
ザナージュ「っと!なんだあ?」
アルス「人が……飛んできた!?」
ジャスティ「酷い傷だ……!君、しっかりするんだ!」
???「うう……」
ホラ「ふむ、息はあるようだね」
スターナ「すぐに手当てを……!」
ビリー「ん?この男どこかで見たような……」
ザナージュ「あっ!こいつは!」
酒場の親父「あ、あいつはーーー!」
DZ「ザナージュの旦那とおやっさん、あの旦那を知ってるでやんすか?」
酒場の親父「間違いねぇ、あいつは最近巷で噂のハンター……!」
ザナージュ「お、お前はまさか!」
ジョニィ「そうだよ!俺だよ!ジョニィだよ!」
ビリー「元気じゃねぇか」


“波乗り”
ジョニィ・サオス
??歳/B級/170cm/港町『ブルーヘブン』出身/『ホワイトラヴァーズ』船長。
年齢不詳の自称プロサーファーで元海賊。日焼けしすぎて肌が真っ黒な男。
戦闘においては調子の波が激しく、実力面ではA級ハンターに劣るものの波に乗った時のラッシュは凄まじい。
チャラい雰囲気を醸し出しているが、意中の相手と見つめ合うと素直にお喋りできないという純情な面もある。


ビリー「そうだ、思い出したぜ……こいつは最近この街に来たばかりの新参ハンターだ」
ジャスティ「“波乗りジョニィ”か……」
DZ「そのジョニィの旦那が何でこんなボロ雑巾みたいになってるでやんすか!?」
ホラ「ジョニィくん、君ほどの男をそんな風にしたのは誰だね?」
ジョニィ「とんでもねぇ化け物だ……気をつけろ、ヤツはすぐ店の外まで来てるゼ……」
ザナージュ「ったく、パーティーはお預けだな。その前にゴミ掃除といくか!」

???「ギャオオオオオ!!!」

皆「???」
DZ「今の……何でやんす?」
アルス「獣の鳴き声に似てたけど……」
ホラ「いや、今のは獣というより……」
スターナ「魔獣……でしょうか……?」
ジャスティ「むしろ怪獣と言うべきではないかな」
ビリー「ヒーロー……冗談キツいぜ……」
アリス「ふざけんのも大概にしくさってくださいませ」
ザナージュ「HAHAHA……怪獣なんているわけないだろ……」
フィアデス「…………」
ザナージュ「オイ何だ、その意味深な沈黙は!」
ヘル&スラ「うわああああああ!!!」
アルス「ヘルマンさんとスライヤさん!?」
ザナージュ「ププッ!ヘルマンさんて……!アンパンマンさんみてえだ」
酒場の親父「それは俺がもう言ったぜ、バイト」
スターナ「お二人とも、どうしたのですか……!?そんなに血相を変えて……」
スライヤ「外!外!ヤベえのがいるっぺよ!!」
ヘルマン「ヘヘッ……俺はよ、今まで怖いもの知らずだったが、生まれて初めてブルったぜ……!」
ジョニィ「ヘヘ……あの化け物を見たら誰だってそうなるゼ……」
ザナージュ「ちっ、お次はなんだ……!?」

(ドォォォォォン)

ベムラー「ギャオオオー!!」

【宇宙怪獣ベムラー登場】

皆「わああああああーーー!?」

【星の命運をかけた戦いが今始まる──!】

84 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/01(Fri) 01:30

人生は勝ちの目なき賭博。
人は誰しも、死の敗北を以て終焉を迎える……。

然らば、死より逃れ得た生こそが勝利。
そして生とは、死する瞬間まで続くモノ。

故にこそ―――。(ヒュッ)


―――どうせこの世は一天地六。(パシッ)

行住坐臥総て博打なら、今宵も安値(いのち)を張りましょう。




【名前】ダイス・ロール
【性別】女
【年齢】21
【種族】人間
【職業】博徒(ギャンブラー)/盗賊(シーフ)
【趣味】ギャンブル
【特技】イカサマ、盗み、補助系魔法
【装備】6面ダイス×2
【好きなもの】ギャンブル、スリル、先の見えない未来、可愛らしいもの
【嫌いなもの】日差し、肉体労働
【備考】頭のおかしい博打娘。貧民街に生まれて博打で育った筋金入りの博徒。
基本的に他人は全て餌食であり、陥れることに露程の感じ入りもない畜生。人の不幸より蜜の味。
外見は10歳前後の童女の姿だが、これは劣悪な生育環境から来る発育不良のため。ファッキン合法ロリ。
「灼蛇双眸(ピンゾロ)」や「幽霊蜘蛛」、「捕り喰らう者(プレデター)」など複数の通り名を持つも、
本人は自前で適当に付けた「ダイス・ロール」の偽名を一等気に入っているとか。




ごきげんよう、見知らぬあなたがた。

私はただの流しの博徒、ダイス・ロールと名乗っております。
風と気と運の向くままに、旅と博打に興じる根無し草……。

この場に見えたのも何かの縁、幾夜かの宿をお貸し頂けたらと。
御用とあらば可能な限り、持てる術を尽くしお応えしましょう。
無論、無理にとは申しません。無用とあらばまた流れましょう。

皆様の無聊を慰める、たった一時の手遊びは………。

丁か、半か。振るいし賽の目や如何に? (ヒュンッ)



85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/01(Fri) 01:39
ザナージュ、借金返せないなら自己破産したら?

86 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 02:20
ザナージュ「急募:ベムラーの倒し方」
ゼノ「後先考えずにノリで生きてるからそうなるんだよ」
ルキ「どうやって収拾つけるのか見物ね」
ザナージュ「こんなことなら↑↓のスレに顔出した時にベムラー撃退法を聞いとくべきだったぜ」
アリス「ご主人様、お客人がお見えです」
ザナージュ「こんな時間にか?常識のねえ野郎だ。めんどくせえから追い返しといてくれ」
アリス「承知しました。あのアマには上手いこと伝えて引き取っていただきます」
ザナージュ「待て待て!女なのか!?そういうことは早く言わなきゃダメだぜアリスちゃん!」

>>84 ダイスちゃん

(なんでえ、お子様かよ)
これはこれは、ご丁寧にどうも。
どうしたんだい、お嬢ちゃん。
こんな夜分に一人で出歩くのは危ないぜ?
……ん?

(プロフィールを見る)

(何っ!?実年齢21の合法ロリだと!?しかもなかなか手癖の悪そうなお嬢ちゃんじゃねえか。フッ、俺と似たような匂いがしやがる)

オーケー、事情は分かった。
借金しまくって建てた自慢のオフィスだ。部屋は余ってるから、好きに使ってくれていいぜ。
宿賃の心配は無用だ。俺はレディの弱味につけこんで金を巻き上げるような真似はしねえさ。
その代わり……ここにいる間、俺たちの仕事を手伝ってもらいたいんだがいいかい?
そう難しい仕事じゃないさ。内容は客の依頼やアホみたいな無茶振りに応じるだけ。簡単だろ?

>>85(今度ちゃんと返すぜ。借金じゃなくてレスを)
待ちな。おたく、もしかしてダイスちゃんを見て俺の名前呼んでるわけじゃねえだろうな?

87 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:29
ウルトラマン「シュワッチ!」
ザナージュ「でたぞ ひっさつ スペシウムこうせん だ!」
ベムラー「ギャオオオーン!」

【ベムラーはたおれた!】

酒場の親父「ありがとう、ウルトラマン!」
ザナージュ「こうして せかいのへいわ は まもられた!つよいぞ ウルトラマン!」

ザナージュ「……こんな感じで終わらせるのはどうだい?」
ルキ「ムリでしょ」
ゼノ「そんなテレビマガジンみてーな展開じゃ誰も納得しねーよ」
ザナージュ「テレマガじゃねえっつうの、てれびくんだ」
ゼノ「そこは今どうだっていいんだよ!」
アリス「ご主人様、ここまで来たら潔く首をくくりましょう」
ザナージュ「首!?腹じゃなくてか!?」
アリス「ああ、そっちでございました。てへっ☆」
ルキ「アリス、その手に持ってるロープは何?」
アリス「これはバンジージャンプ用でございます」
ルキ「あっそ……」
ゼノ「ラチが明かねーから始めようぜ、ザナージュ」
ザナージュ「そうだな。じゃあ会場のみんな!元気よくヒーローを呼ぶぞ!せーっの!」

>>66話 それいけ!やりおるマン

ジャスティ「さて、ヒーローショーのような雰囲気で始まったものの……状況は最悪だね」
ヘルマン「まさかあんな化け物が出てきやがるとは……」
フィアデス「クク……さぁ、この絶望的な状況でどう足掻こうか……?」
アリス「首をくくりましょう」
スターナ「く、首……?誰のをです……?」
アルス「いくら敵が強大でも僕たちが諦めるわけにはいかない!最後まで頑張ろう!」
DZ「ギリギリまで頑張っても踏ん張ってもあんなのどうにもこうにもならないでやんすよ!」
ザナージュ「やれやれ。こんな時ウルトラマンが欲しいぜ」
ビリー「(チャリーン)フッ、こいつは……確かに諦めるのは早いかもな」
ホラ「当たりの目が出たのかね?」
ビリー「ま、そんなとこだ」
ジャスティ「それはよかった。もっとも、どんな目が出ようと我々がやることは変わらないがね」
スライヤ「……立ち塞がる者は斬るだけだ」
ザナージュ「お前、前回めちゃくちゃビビってなかったか?」
スライヤ「……何の話だ?」

ゼノ「オーイ、ザナージュ!」
ルキ「生きてる?」
ザナージュ「お前ら、何でここに?」
ゼノ「怪獣が出たってニュースでやってたから助けに来たんだよ」
ルキ「あんたがあの怪獣を虐待しないようにね」
ザナージュ「お前らどっちの味方だ?」
DZ「おぉ!ルキちゃんでやんすか!久しぶりでやんすねぇ!」
スターナ「ルキさん!お元気でしたか?」
ルキ「……まぁ普通」
ジャスティ「やあ、ゼノくん」
アルス「ゼノ!君たちが来てくれて嬉しいよ」
ゼノ「ああ、オレもみんなに会えて嬉しいぜ」
ビリー「再会を喜んでる暇はなさそうだがな。来るぜ、あのデカブツが」
ザナージュ「ヘッ、今まで待っててくれてたってことは空気は読めるらしいな」

ベムラー「ギャオオオ!」

ジャスティ「尻尾か!みんな避けるんだ!」
DZ「ガッテン!」
ヘルマン「俺に指図するんじゃねえ」
ジャスティ「ヘルマン……!?まさか受け止める気か!?無茶だ!」
ゼノ「オイ、何考えてんだオッサン!逃げろ!」
アルス「くっ……間に合わない!」
ヘルマン「ふん!てめえら俺を誰だと思ってやがる!俺は地獄の看守長!ヘルマ……」

(ズドォォォン)

アリス「死にましたが」
フィアデス「嗚呼、ヘルマン……君は本物の地獄に逝ってしまったんだね……」
スターナ「ヘルマンさん!!」
ホラ「なんということだ……」
ザナージュ「まあ見るからに噛ませっぽいヤツだったしな」
DZ「いかにも最初に死にそうなキャラでやんしたよね」
ルキ「言えてる」
ゼノ「ヒデーなお前ら……」
ビリー「渡る世間は鬼ばかりさ」

88 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:30
ジャスティ「いや待て!まだ彼の生体反応は消えていない」
DZ「え、あれを食らってまだ生きてるでやんすか!?ヘルマンの旦那」
ホラ「……ふむ、どうやら我々は彼を侮っていたようだ」
ヘルマン「ふん、ようやく気づいたか?このヘルマン様の実力によお!」
ゼノ「信じらんねータフネスだぜ……」
スライヤ「まだ息があったか……」
アリス「とどめを刺しますか?」
ザナージュ「好きにしな」
ゼノ「何でだよ」
ヘルマン「今度はこっちの番だ……くたばれ、化け物!!」
DZ「出たぁ!旦那の必殺、猛虎滅破拳!!」
ビリー「似合わねぇネーミングだな」

(ズドォォォン)

ヘルマン「ヘッ、俺の豪腕を受けて立ち上がった奴はいねえぜ」
ザナージュ「やったか?」
ルキ「やってないパターンね」
ベムラー「ギャオ?」
ヘルマン「何……だとお……!?まるで効いてねえ……!」
ビリー「さすがにあの巨体じゃビクともしねぇか」
ザナージュ「ちっ、役に立たねえなヘルマンも」
DZ「口だけおじさんでやんすね」
アリス「地獄の看守長(笑)」
ヘルマン「うるせえ!!てめえらも役に立ってねえだろうが!!」
ザナージュ「わあー看守長が怒ったあーw」
DZ「怖いでやんすぅーw」
アリス「猛虎滅破拳!」
ザナ&DZ「うぎゃあああwww」
ゼノ「やめろよお前ら!もうやめろよ!」
ヘルマン「あいつら後でブチ殺す。DZだけでもブチ殺す」

ジャスティ「しかしまったく効いてないわけではないはずだ。一点集中で奴の足から崩そう」
ゼノ「そんならオレに任せてくれよ。あのトカゲ野郎の足、ぶった斬ってやる」
アルス「ゼノ、僕も加勢するよ」
ゼノ「ああ、頼んだぜアルス!」
スターナ「ルキさん、私たちはお二人を援護しましょう!」
ルキ「ふぅ、あまり気乗りはしないけど……」
ジャスティ「では私は囮となって奴の気を引こう。ビリーくん、協力してもらえるかな?」
ビリー「構わねぇがあまり俺をアテにするんじゃねぇぜ」
フィアデス「クク、僕は僕でやらせてもらうよ……スライヤ、君はどうする……?」
スライヤ「貴様らに合わせる気はない。……だが奴は今ここで仕留める」
ヘルマン「ケッ、ガキどもに遅れはとらねぇ。おい、ホラのオッサン!ちょいと手ぇ貸せや」
ホラ「君もオッサンだろう。ふむ、しかし……若輩者に遅れを取る気はないという点は私も同感だよ」
ザナージュ「どいつもこいつも熱くなっちまって、まあ……。しょうがねえな。主役は俺たちだってことを教えてやろうぜ、アリスちゃん!」
DZ「承知したでやんす」
ザナージュ「(チャカッ)何で俺がてめえとペアを組まなきゃなんねえんだオイ?アリスちゃんをどこにやりやがった!」
DZ「あ、あのメイドっ娘ならさっき逃げてったでやんすよ?お願い、銃引っ込めて……」
ザナージュ「逃げただとお!?」
ゼノ「マジかよ、アイツ……」
ルキ「最初から頼りにはしてなかったけどね……」

89 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:31
ジョニィ「波乗りジョニィ復活!俺も加勢しちゃうゼ!」
DZ「じゃあオレっちと一緒にみんなを応援するでやんすよ!」
ジョニィ「OK!気合いなら負けないゼ!自慢の技からげんき!」

ザナージュ「あいつら撃ち殺していいかい?」
ジャスティ「気持ちは分かるがこらえてくれ、ザナージュくん。では作戦を開始するぞ。ブースト・オン!」
ゼノ「いいなーカッコいいなー飛行能力。さすがヒーローだよなー」
ザナージュ「俺はあんな特オタよりスターナちゃんに飛んでほしいね」
スターナ「私……ですか?」
DZ「ははーん、下から覗くでやんすね?ザナージュの旦那」
ザナージュ「分かってくれるかい、我が同志よ」
ルキ「あんたさっき同志に銃突きつけてなかったっけ」
スターナ「や、やめてください、こんな時に……!」
酒場の親父「そうだ、やめろ。ジャスティ、お前も待て」
ザナージュ「ん?急にどうしたマスター」
ビリー「つぅか、まだいたんだな」
ジャスティ「店主?まだ避難していなかったのか。ここは危険だ、すぐに避難を……」
酒場の親父「ここは俺の店だ。見捨てる気はねぇ。それとお前らに渡しておきてぇモンがある」
アルス「僕たちに渡しておきたいもの……?ご主人、あなたは一体?」
酒場の親父「詳しい話はあとでする。今はあの化け物を止めるのが先だ」
ヘルマン「だからそれを今しようとしてたんだろうが。何言ってんだジジイ」
酒場の親父「フッ、ジジイか……」
スライヤ「……!おい、奴が動くぞ!」
ゼノ「クソッ、尻尾か!」
酒場の親父「お前たちは下がっていろ」
ザナージュ「何……?ヘイ、マスター。あんたはどうする気だ?」
酒場の親父「こうする気さ」

(パシィッ)

ジャスティ「なっ……」
ルキ「片手で受け止めた……!?」
DZ「うっそぉぉぉー!!」
酒場の親父「フッ、なかなかやりおるわ。だがベムラー。お前さんは世界じゃ二番目だ。むんっ!」

(ドカッ!バキッ!ボカッ!ドスッ!)

DZ「怪獣を吹っ飛ばしたでやんす!?」
スターナ「今、何を……?」
ホラ「拳を叩き込んだのだよ。早い……目で追うのがやっとだった……」
ビリー「おい、こいつは一体どうなってやがる……」
ザナージュ「マスター……あんた何者だい?」
酒場の親父「俺か?俺は元王国騎士団団長、国王の右腕シルバーズ・レイパーだ」
ゼノ「ヒデー名前だなオイ」

酒場の親父「名前はウソだ。俺はジョニー。かつて騎士団で狂犬と呼ばれた男さ」
ザナージュ「何……!?」
ゼノ「アンタが……ジョニー!?」
ジョニー「そうだ。試すような真似をして悪かったな、お前たち」
ビリー「待て!あんたがジョニーだと?俺がかつて引き分けた狂犬のジョニーだってのか?顔が全然違うじゃねぇか」
ザナージュ「引き分けるほど実力が拮抗してるようにも見えねえしな」
ジョニー「顔は整形したんだ。引き分けたのは俺が手加減してたからだ」
ビリー「そうかい」
アルス「そこ納得するんだ……」
スライヤ「ジョニーさん、今回の騒動はどういうことだっぺ?説明してほしいべさ。あっ……説明してもらうぞ……」
ザナージュ「お前もうキャラ作るのやめたらどうだ?」
ジョニー「ベムラーが気絶している間にお前たちに真実を話そう。店の中に入ってくれ」

90 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:31
ジョニー「宮殿お抱えの預言者によってベムラーの出現を察知した国王様は、討伐のためにお前たちを招集したのだ」
DZ「事情も説明せずにいきなり怪獣と戦わせるとか無茶苦茶でやんすね」
ザナージュ「王の野郎、本当は俺たちの抹殺が狙いだったんじゃねえのか?」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ジャスティ「それならそうと事情を話してくれればよかったのでは?」
アルス「ええ、そうと知っていれば事前に準備を整えることもできたはずです」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ビリー「話が通じねぇ」
ルキ「ゴリ押しでごまかす気ね」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ザナージュ「こいつ撃っていいよな?」
ゼノ「やめとけって、勝てねーから」
ヘルマン「だいたいよ、それならあの化け物はあんたが倒せばいいんじゃねえのか?ジョニーさんよ」
ホラ「同感だよ。あなたほどの戦士ならそれも可能だろうに」
ジョニー「なんか気分が乗らなくて」
ゼノ「気分の問題かよ!!」
スターナ「国の危機なんですよ!?」
ジョニー「嘘だ。今の老いた私では奴を完全に仕留めることはできん。故に君たちの力を貸してほしいのだ。
   討伐に成功した暁には報酬として2300万Gを用意しよう」

ゼノ「にっ……!?」
ザナージュ「2300万だとお!?ちょうど借金帳消しにできる額じゃねえか!」
ルキ「今時ギャグ漫画でもやらない展開ね」
DZ「というか命懸けで怪獣倒して2000万っていうのは安くないでやんすか?」
アルス「大事なのは金額ではないさ、思いやりの心だよ」
DZ「 心 か 」
ジョニー「改めてお願いしよう、超真性たちよ。ベムラー討伐に力を貸してくれ!」

スターナ「ジョニーさん……頭を上げてください。私たちの心は既に決まっています。ね、皆さん」
アルス「ああ、スターナの言うとおりだ。僕たちはそのためにここに来たんです」
ジャスティ「私はハイパーヒーローだ。ならばその義務を果たすまで!」
ビリー「フー……乗り掛かった船ってやつだ。最後まで付き合おうじゃねぇか」
ヘルマン「やられっぱなしじゃ気が済まねえ。俺もやるぜ!」
ホラ「ふむ、あれほどの大物をノックアウトするのはさぞ快感であろう」
フィアデス「クク……姉さんのためなら怪獣くらいいくらでも殺してやるさぁ……」
スライヤ「奴は……野放しにしておいたら、スライム狩りの障害になる……」
ルキ「ま……邪魔なのは確かね」
ゼノ「怪獣退治か。ヘッ、おもしれーじゃんか。一度やってみてーと思ってたんだ」
ジョニィ「俺もやるゼ!今まで喋るの忘れてたんだゼ!」
DZ「みんな燃えてるでやんすね!オレっちも頑張るでやんす!
   (戦うのは他の連中に任せてオレっちは隠れとくでやんす。キヒヒ!)」
ザナージュ「俺も参加してやるよ。主役が不在じゃせっかくのパーティーが盛り上がらないからな!
   (戦闘中にこっそり抜け出して賞金を頂こう。ゲヘヘ!)」
ゼノ「心の声がダダ漏れてんぞゲスの極みども」

ジョニー「ありがとう、戦士たちよ。心より感謝する」
ザナージュ「礼なら後で払ってもらうさ。さあ、行くぜお前ら」
ゼノ「おう!」
ジョニー「待つのだ。王よりこれをお前たちに渡すよう言付かっている。持っていけ」
DZ「何でやんす?」
ジャスティ「もしや対怪獣用兵器かな?」
ゼノ「おっ、ペンシル爆弾か?」
ジョニー「マスク2枚だ」
皆「いらねえよ」

91 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:32
>>67話 IRIS OUT

(ドカッ!バキッ!ボカッ!ドスッ!)

ジョニィ「ぐぎゃっ!ぐぎゃぎゃきゃ!」
アルス「まずい!ジョニィさんがやられた!」
ザナージュ「心配すんなアル坊、あいつはやられるのが仕事だ」
DZ「所詮は数合わせでやんすからねぇ」
ルキ「ギャグキャラだからほっといても死にはしないでしょ」
ゼノ「お前らに心はねーのか?」
DZ「 心 か 」
ジャスティ「しかし手強いな……さっきよりベムラーの動きが素早くなっている」
ビリー「普通の銃弾じゃビクともしねぇ……」
スターナ「私の聖なる矢(ホーリーアロー)も通じません……!」
ヘルマン「クソッタレ、体の強度も増してやがる!」
フィアデス「あれは“怒り状態”だねぇ……」
スライヤ「……?何だ、それは」
フィアデス「ジョニーの攻撃を受けて怒りが頂点に達したことによるパワーアップ……と言えば分かるかい……?」
ザナージュ「ジョニィィィ!!」
ジョニィ「すまねぇ……足を引っ張っちまったゼ……」
ゼノ「いやアンタじゃねーよ、気にすんな」
ジョニー「俺か。ごめん」
アルス「お気になさらず!」
ジョニー「さんきゅ☆」
ルキ「あんたは少し気にしなさいよねハゲ」
ジョニー「……」
ルキ「ごめん」

ザナージュ「ちっ、弾切れだ……!」
ビリー「お前は無駄弾を撃ちすぎなんだよ……と言いたいとこだが俺もだ」
ジャスティ「すまない、こちらもエネルギー切れだ」
ゼノ「オレとルキの魔力も残り少ねーぞ……」
スターナ「私と……アルスさんもです……」
ホラ「ぬう……私があと10歳若ければ……」
フィアデス「ハハハ……!アハハハ!姉さん……迎えに来てくれたんだね……」
スライヤ「おっとう……おっかあ……会いたかったべ……」
アルス「二人とも待って!行っちゃダメだ!」
ヘルマン「ちくしょお……こりゃ骨が何本かイカレちまってるぜ……!」
DZ「オレっちも手首を捻ったでやんす……」
皆「……」
ザナージュ「てめえいっぺん死ぬかオイ?」
DZ「すんませんした……あれ?あれはアリスちゃんでやんすか?」
ザナージュ「てめえなあ、俺がそんな手に引っかかると……え、アリスちゃん……!?」

ゼノ「何やってんだアイツ……?」
ルキ「ベムラーを誘導してる……?」
アリス「さあ、こちらへいらしてくださいベムラー様」
ヘルマン「おい、ガキィ!てめえ何してんだ!」
アルス「ベムラーを誘導して一人で戦う気なのか?無茶だ!」
ルキ「ねぇ、ザナージュ……あのコまさか……」
ザナージュ「ちっ、そのまさかだろうぜ……!待てよ、アリスちゃん!そんな勝手な真似は許さねえぞ!」
ゼノ「そういうことかよ……オイ!戻って来いアリス!」
DZ「何でやんす?何でやんす?」
ジャスティ「確かあの少女には……自爆装置が付いていたな……」
ビリー「何……?ってことは……」
スライヤ「奴を道連れにする気か……」
スターナ「そんな……ダメです、アリスさん!」
ヘルマン「ちっ、クソガキが!一人でカッコつけてんじゃねえぞ!このヘルマン様はてめえなんぞに借りは作らねえ!」

アリス「ザナージュ様、ゼノ様、ルキ様」
ザ&ゼ&ル「!」
アリス「短い間でしたが、私はあなた方に仕えられたことを──心より誇らしく思います」
ザナージュ「アリ……ッ!」

(チュドォォォォォン)

ザナージュ「アリスちゃーん!!!」

92 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:32
ゼノ「ウソだろ……アリス……」
ヘルマン「あの野郎……」
アルス「国を……救ったんだ……」
ルキ「アリス……!」
スターナ「ルキさん……」
ジャスティ「すまない……我々が不甲斐ないばかりに……!」
ザナージュ「気にすんな……それぞれができることをやったんだ。それで十分さ。そうだろ?」
ビリー「ザナージュ……俺が最初にコインを投げたろ。あれな……本当はハズレだったんだよ。なのに俺たちが生きてるのは……お前らのおかげだ。ありがとよ」
ジョニー「……ありがとう。君たちのおかげでベムラーを倒すことができた。何と礼を言えばいいか……」
ザナージュ「ハッ、礼ならきっちり払ってくれればいいって言っただろ?」
ジョニー「……そうだったな。ではさっそく報酬…………がない!?」
皆「」
ザナージュ「DZてめえ……」
DZ「ひょえっ!?オ、オレっちは何も知らないでやんすよぉ!?」
ザナージュ「じゃあなぜ金がねえんだ!」
DZ「し、知らないでやんすよぉ……オレっちずっと旦那と一緒に戦ってたでやんしょぉ……!」
スターナ「そ、そうですよザナージュさん……DZさんはずっと私たちと共にいました。それは私が保証しますから……」
DZ「スターナちゃん……オレっちを愛してくれてありがとう!!」
ザナージュ「じゃあ金はいったいどこに……。アリスちゃんまで失って……いったい俺たちには何が残ったのかな」

ゼノ「ザナージュ……」
ルキ「ザナージュ……」
アルス「ザナージュさん……」
スターナ「ザナージュさん……」
ジャスティ「ザナージュくん……」
DZ「ザナージュの旦那……」
アリス「ザナージュ様……」
フィアデス「ザナージュ……」
ヘルマン「ザナージュ……」
スライヤ「ザナージュ……」
ジョニー「ザナージュ……」
ビリー「……いや今いただろ、爆弾娘」
皆「え?わーーーっ!?」

ルキ「アリス!?あんた爆発したんじゃなかったの!?」
アリス「はい、しました!」
ゼノ「何でここにいんだよ!?」
アリス「私は頭さえ無事なら動けますので。爆発の直前に頭部を切り離して脱出しくさりやがったのです。身体の方は大破してしまいましたが」
ルキ「そ……なんだ……」
スターナ「よかったですね、ルキさん!」
アルス「はは……さすがはザナージュさんのお友達だ」
DZ「殺しても死なないところは旦那にそっくりでやんすねぇ」
スライヤ「茶番だ……」
ヘルマン「くだらねえ」
ジャスティ「まあまあ、とりあえず一件落着ということで良しとしよう」
フィアデス「そうはいかないねぇ……消えた報酬を探さないと……」
ホラ「む、そういえばそうだ。報酬は結局どこへ?」
ルキ「……ところでアリス、あんたがくわえてたカバンは何?」
ゼノ「カバン?あぁ、そういや何かデカいカバンくわえてたな」
アリス「お金です」
皆「うん??」
アリス「本当は爆発したあとお金をネコババして逃げるつもりでしたから。てへっ☆」
DZ「ザナージュの旦那そのものでやんすね」
ゼノ「ゲスだな」
ルキ「ゲスね」
ザナージュ「ホメんなよ、照れるぜ。さて……アリスちゃんも金も無事戻って来たことだし……
   報酬の山分けタイムといくか!」
ヘルマン「ふん!とっとと始めな!待ちくたびれてんだ、こっちは」
ホラ「ありがたくジムの再興に使わせてもらうよ」
フィアデス「僕は当然姉さんの蘇生実験の費用に充てるよ……」
ジャスティ「私の取り分は寄付しておいてくれ」
アルス「僕の分も頼むよ」
スターナ「私もお願いします」
ザナージュ「何だお前ら、欲がねえな。オーケー、じゃあそれでいこう。
   俺たちはそうだな……全額借金の返済に回す……つもりはないぜ。ヘイ、構わないよな?お前ら」
ゼノ「おう」
ルキ「どうぞご自由に」
DZ「じゃあ何に使うでやんす?またギャンブルでやんすか?」
ザナージュ「それはまた今度教えてやるよ。今日はとりあえず……お疲れっしたー!!」

【こうして星は救われた。しかし忘れられた男が一人……】

ジョニィ「おーい俺は!?俺の出番少なくね!?もうザナージュはこりごりよ〜トホホ」

93 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:33
【オマケ】

ザナージュ「やれやれ、さすがに今回の大長篇は疲れたぜ」
ゼノ「ああ、もうやりたくねーな」
ルキ「ゆっくり休みたい」
ザナージュ「ま、今回限りさ。収録にかかる時間と読み辛さが半端ねえからな。視聴者の皆さん、お付き合い感謝するぜ」
ゼノ「ところであいつらはどーすんだ?」
ザナージュ「あいつら?」
ルキ「10人くらい一気に出てきた人たち」
ザナージュ「使い捨てるぜ?」
ゼノ「オイオイ」
ザナージュ「本編でも少し触れたが、元々あいつらは一発ネタのためだけに呼んだ連中なのさ。
   最初は『大袈裟な設定引っ提げて颯爽と登場してきたわりに、セリフもないまま全員俺に蹴散らされて出番終了』
みたいなギャグにする予定だったんだよ。スターナちゃんは嫁にするつもりだったが」
ルキ「それが何でこんなことになっちゃったわけ?」
ザナージュ「他のレスとの兼ね合いのせいさ。ま、一番の要因はベムラーのせいだ」
ゼノ「要するにアンタのウソ予告のせいじゃねーか」
ザナージュ「リクエストを全部実現させるにはこれしか思い浮かばなかったんだよ!
   あと!なかなかやりおるわ、とかザナージュはこりごりよ〜、とかいきなり言われても訳分からねえっつうの!だから全部混ぜてやった!オーケー!?」
ゼノ「オ、オーケーだ……」
ザナージュ「体感的には100レス分くらいの力を使った気がするぜ。
   あれだけ大人数でストーリーを展開してる某くノ一ちゃんはすごい。さすがは17歳(推定)だ!」
ゼノ「オイオイ」

ザナージュ「せっかく来てくれたのに訳の分からねえサンドイッチの具にしちまって悪いな、ダイスちゃん。
   とりあえずこっちは一段落したから、キミも自由に寛いでってくれよ」

94 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/02(Sat) 01:11

(パシッ)


―――――丁、のようですね。
快く受け入れてくださり、感謝の念に堪えません。

それでは不肖、ダイス・ロール。
薄ら暗がりの始終起結、入らせて頂きます。

不束者でありましょうが………どうぞ、よしなに。


>>86 家主(ザナージュ)

>心配(こどもあつかい)
浮世に堕ちて幾星霜、親もなければ宿もなく。
有すは諸手、朱と彩る濡れ手に粟……。
長らく無頼を続けていると、どうも独り身が馴染みましてね。
あぁ、危険も承知の上ですよ。物心なき齢から、危うきを餌場と育ったので。
悪漢伝法の類ならば、絡め捕り喰らうが茶飯事ですとも。

>受容(ウェルカム)
ふふ、交渉成立(ごうい)と見てよろしいですね?
それでは暫し、好意に甘え御厄介となります。
以後よろしくお願いしますよ、家主さん。

>対価(しごとのてつだい)
それにしても私のような者に対し、「対価は銭より身体で払え」などと……うふふ。
いいえ、いいえ。与えるからには求めることも、人の持てる性でありましょう。
えぇ、承りましたとも。窃盗(ぬす)み、詐欺(だま)し、奪取(うば)い、捕獲(とら)う。
誇る腕などこの程度しかありませんが、尽くしてお応え致しましょうや。


>>85 自己破産(ふみたおし)

自己、破産? (キョトン)

………ははぁ、成程。
然るべき場所へ届け出ることで、借金を返さず捨てられるのですか。
借りや恩義は返すものでなく、踏み躙るもの。まるで私たちの手口のようですね。
近頃は法の光も、幾分汚れてきたようで……。

ですが自己破産(それ)では、住居を差し押さえられてしまうのでしょう?
それは困ります。労なく風雨を凌ぐ屋根、手放すには少々惜しいので。
もし申立てに赴くのなら、私が流れた後にお願いしますよ。

あぁ、そうそう。知れたことと思いますが……。
法に基く自己破産では、無法の金融からは身を守れません。
人の法など何の戒めにもならない、そんな輩ですからね。

光届かぬ薄ら晦、己を守るは法ならぬ暴。それこそ冥途、修羅の巷。
人世には人の法があるように、地獄には鬼の法がある。
よすがを違えた愚か者に、生き場所など何処にもありはせず……。
皆様も、どうか努々お忘れなきよう。


>>93 家主一党(ハンターズ)

>嬲(サンドイッチ)
いえ、ご心配なく。私も堪能させて頂きました。
お疲れ様です、家主さん。あとそちらの、お仲間と見える御二方も。
では……お言葉に甘えて楽にしつつ、次の務めに備え待機しておりますね。



95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/05(Tue) 20:07
>>77の画像にI want youみたいな勧誘用キャッチコピーでも入ってたら笑い転げるところだったぜ
ていうか左上の勇者ロボみたいな人と左下のテイルズのクレスっぺえ奴が
同一同時代の世界に存在している時点でなんか笑えるな

96 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:51
ザナージュ「特別企画!>>77-83>>87-92での出番の多さランキング〜!司会のザナージュだ!パフパフ〜」
アリス「アシスタントのアリスでございます。イエー!」
ゼノ&ルキ「……イエー」

ザナージュ「これは例の使い捨て共と俺の嫁を、セリフの多かった順にランキング形式で発表するというベリー愉快な企画だ」
ルキ「よっぽどヒマなのね」
ゼノ「まぁ外出できねーからな」
アリス「それでは参りましょう〜☆にぱー☆」
ゼノ&ルキ「古っ」

(以下「順位」「名前」「発言数」「ザナージュ様による総評」)

第11位
ジョニィ:9回
【イメージは典型的なサーファーだ!最後に登場したこともあって、セリフ数は今回登場した新キャラの中で唯一の一桁を記録したぜ!
狂犬のジョニーに対抗して、波乗りジョニィって名前だけが先行して生まれたキャラだから、ぶっちゃけキャラが定まってないゼ!
俺も途中ガチでこいつの存在を忘れてたくらいだ!ネタキャラ度は高いがそれだけだな!】

第10位
スライヤ:18回
【イメージは典型的な復讐鬼だ!こいつも出番の遅さと、寡黙って設定が影響してこの位置だ!
でも実はキャラ造形自体は10人の中でもかなり最初の方に固まってたんだぜ!出番は少なかったが、
厨二くせえキャラ付けとカカシ先生みたいなそこそこカッコいいビジュアルは、ガキには人気が出るかもしれねえな!】

第9位
ホラ:20回
【イメージは典型的な紳士親父だ!10人の中で最後に考案されたのはこのオッサンなんだぜ!名前の元ネタは超有名なボクシング漫画のキャラだ!
年長者ってことでまとめ役としての活躍を期待してたが、意外と出番は少なかったな!
終盤の、全員が順番に俺の名前を呼ぶシーンで、このオッサンだけハブられてることに後から気づいたぜ!リアル空気ってことだな!ハッハー!】

第8位
フィアデス:21回
【イメージは典型的な昔のヴィジュアル系だ!どうにも扱いづらいキャラ付けが災いして結果は8位だぜ!
セリフ回しがめんどくせえんだよな、こいつは!脚本家泣かせだ!なのにホラのオッサンより上に来たのは俺も意外だったぜ!
俺と同い年なのは意図的だが、特に絡みもなく終わっちまったな!まあそういうこともあるさ!ハッハー!】

第7位
スターナ:39回
【イメージは典型的な清純系ファンタジーヒロイン!我らがスターナちゃんは第7位だ!
それでも8位とは倍近くの差が開いてることから、いかに下位の奴らの扱いが悪いか分かるよな!
こういう大人しいコはウチの嬢ちゃんやアリスちゃんみたいなヨゴレ系ヒロインのように暴れさせるのは難しいぜ!だがそこがいい!】

第6位
アルス:40回
【イメージは典型的な正統派ファンタジー主人公だ!ガキの考えそうな設定がこれでもかと詰め込まれてるぜ!
ポジション的には常識人だな!俺たちの世界には似合わないノリのキャラにしたかったのさ!
イメージは勇者だからな、仲間の男盗賊、女戦士、女僧侶の設定も一応あるんだぜ!表に出ることはねえだろうがな!】

97 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:52
ザナージュ「ここからはベスト5の発表だ!」

第5位
ヘルマン:43回
【イメージは典型的な噛ませキャラ!あの地獄の看守長がまさかまさかの上位入賞だ!
一人で怪獣に立ち向かってやられたり、皆から罵られたりと結構美味しい役回りだったよな!
こういう単細胞キャラは扱いやすくて助かるぜ!それがこの結果を生んだのさ!】

第4位
ジョニー(酒場の親父):45回
【イメージは典型的な酒場の親父!ついに登場したジョニーが堂々の第4位だ!
後編のシナリオは、前編を投稿した後に考えたから、この親父の正体は完全に後付けだぜ!
ただし、この親父が名無しの言ってた狂犬のジョニーと同一人物だとは限らないがな!ただの同名かもしれねえぜ!】

第3位
ジャスティ:47回
【イメージは典型的なヒーローだ!意外かもしれねえが、ジョニー以外の10人の中で一番最初に生まれたのはこいつなんだぜ!
ヒーローらしいリーダーシップを発揮し、皆をぐいぐい引っ張ってベスト3入りだ!
こういうキャラは一人いるとまとめ役になってくれるからありがたいぜ!ボケれないから周りのフォローは必須だがな!】

第2位
ビリー:52回
【イメージは典型的なカウボーイだ!一番最初に登場したハンデ+ツッコミの多さで見事2位!俺のパクリキャラの分際で生意気なー!
立ち位置としては若手ハンターたちの先輩ってとこだ!地味だが癖がねえからキャラ的には動かしやすいな!
最初はカッコ付けすぎて逆にダサいってギャグキャラにするつもりだっだが、周りが色物だらけなせいでツッコミ役に回さざるを得なかったぜ!】

第1位
DZ:68回
【栄えある1位はこの男!イメージは典型的な三下キャラ!“スターゲイザー”ことD.Zだ!
発言回数は何と68回!もはやレギュラー並のセリフ量だ!こうなった要因はやっぱりノリが俺たちに近いからだな!
当初の構想じゃHIP-HOP好きのラッパーキャラとかいう使い所に困りそうなキャラだったのが、
試行錯誤を重ねた結果、三下キャラになったのさ!だがそれが功を奏したのかもしれねえな!】

98 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:52
ザナージュ「悪ふざけし過ぎたせいでどれを返してどれを返してねえのか分からなくなってきたぜ」

>>74話 娚の一生

ザナージュ「なら一生ついて来てもらおうじゃねえか、ええ?」
ゼノ「何で半ギレなんだよ」
ザナージュ「俺が無茶振りされたら応えずにはいられない男だってことは知ってんだろうが」
ルキ「難儀な性質ね。でもこの人に言われなくても新キャラは出すつもりだったんでしょ?」
ザナージュ「まあな」
ゼノ「じゃあいいじゃねーか」
ザナージュ「嘘予告した時点で10人くらい適当に考えて出すってのは考えてたぜ。
   まあ前回言ったように最初の予定ではプロフだけ出して放置するつもりだったがな。
   だがベムラーと戦うにあたって、こいつらは利用できるんじゃねえかと思ったわけさ。
   怪獣と大量の新キャラが出るとなりゃこれはもう劇場版みたいなもんだろ?」
ルキ「ちょっと何言ってるか分かんない」
ザナージュ「ちなみに“11人の超真性”ってのは俺も含めて11人だからな?世間じゃ“最低の世代”とも呼ばれてるぜ」
ゼノ「それたぶん世間からバカにされてるんだぜザナージュ」
ザナージュ「まあせっかく登場したんだ。またいつか再登場するかもな。
   たとえば俺たちの代わりにホラのオッサンとヘルマンに進行を任せるとかな」
ルキ「誰得?」
ザナージュ「二丁目の方々さ」

>>95話 夢の果て

ザナージュ「残念ながらアップローダーの容量制限がギリギリだったんでね、文字入れて遊ぶ余裕はなかったのさ。
   >>77の画像だって最初はデカ過ぎて弾かれてたものを何度か加工してようやく貼れたからな」
ゼノ「オレも入りたかったなー」
ルキ「あの色物だらけの輪の中に……?」
ザナージュ「俺すら入ってねえのにお前らを入れる余裕なんてあるわけねえだろ」
ゼノ「チェッ、しゃーねーな」
ルキ「私は別にいいけどね」

95『同一同時代の世界に存在している時点でなんか笑えるな』

ザナージュ「してやったり」
ルキ「って顔ね」
ザナージュ「>>1にも書いてあるが、ここは何がいてもおかしくないカオスな世界なのさ」
ルキ「この世界を創った神様は小学生か何か?」
ザナージュ「うるせえ黙れ!!」
ルキ「な、何であんたがキレるわけ……?」
ゼノ「何でもいるおかしい世界って言った方が正しいかもな」
ザナージュ「そうとも言うな。勇者ロボがいれば、クレスっぺえヤツもいるし、天使にゴブリン、地味なオッサンだっているのさ」
ゼノ「地味なオッサンはどこの世界にでもいるだろ」

ザナージュ「ついでに言っとくと勇者ロボがジャスティで、クレスっぺえのがアルスだ。誰が誰だか皆は分かったかな?」
ゼノ「つーか言われて気づいたぜ。アルスって誰かに似てると思ってたけど、確かにクレスっぽいな」
ルキ「というかアルス以外も全体的にどこかで見たことある感が否めないけどね」
ザナージュ「まあ、こいつらのコンセプトは『典型的な××』だからな。オリジナリティなんて皆無なのさ」
ルキ「あんたもパクリキャラみたいなもんだしね」
ザナージュ「はて、なんのことやら」
ゼノ「俺は完全オリジナルだぜ」
ザナージュ「お前こそよく見かける風なベタな外見じゃねえか」
ゼノ「ん、んなことねーよ。つか見た目ならオレよりルキの方が似たキャラいそうだろ」
ルキ「それは当然でしょ?黒髪美少女キャラなんて腐るほどいるんだから」
ゼノ「……┐('〜`)┌」
ザナージュ「ガウ……(呆れ顔)」
ルキ「あんた達にやられるとムカつくんだけどそれ」

ゼノ「それはそれとしてジャスティのデザインカッコいいよな」
ザナージュ「あんなもんただのご当地ヒーローじゃねえか。スターナちゃんこそ神デザさ」
ルキ「変に奇をてらうよりアルスくらい無難な方がいいと思うけど」
ゼノ「いやいやそれならスライヤだって忍者とかアサシンみたいでイイ感じじゃんか」
ザナージュ「あんなもんただのこじらせ野郎じゃねえか。スターナちゃんこそ尊いのさ」
ルキ「私は忍びより耽美がいいの。そういう意味ではフィアデスの方がまだ……性格はアレだけど」
ゼノ「男に耽美さなんていらねーって。大人の男はビリーみてーに渋くねーとな」
ザナージュ「あんなもんなんちゃってザナージュじゃねえか。スターナちゃんこそ至高の存在さ」
るか「あんたそれしか言えないわけ?」
ザナージュ「ヘイ嬢ちゃん、そこはお前がホラ、ヘルマン、DZ、ジョニィのどれかを褒める番だろ?」
ルキ「……黙秘権を行使します」

99 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:54
ザナージュ「やれやれ、ようやく追いついたな。またのご来店をお待ちしてるぜ」

>>85話 ハサンの宣告

ザナージュ「やだね」
ルキ「その心は?」
ザナージュ「今後の社会的信用に関わるでしょう」
ゼノ「安心しろよ、借金返す気のねーヤツに社会的信用なんてハナからねーから」
ザナージュ「返す気はあるさ。返すアテがないだけで」
ルキ「じゃあ大人しく深海魚の餌にされる?」
ザナージュ「それもやだね。やだねったらやだね」
ルキ「その心は?」
ザナージュ「生ぎたいっ!」
ゼノ「じゃあマジメに働いて借金返して生を謳歌しよーぜ」
ザナージュ「俺はもう真面目に働いてるさ。生きることは働くこと!働くことは生きることです!」
ゼノ「んなヘリクツはいいから働……」
ザナージュ「生きることは働くことです!」
ルキ「聞いてザナージュ、私たちはあんたの為に……」
ザナージュ「働くことは生きることです!」
ルキ「バグった」
ゼノ「駅とか教会の前歩いてると、たまにこういうヤツいるよな」
ザナージュ「だいたいなあ、俺が金を借りてる相手って全員俺に借りがあるんだぜ?
   今まで何回チンピラや魔物から守ってやったことか。借金くらいチャラにしてくれっつうの」
ゼノ「守ってやるのはいいけど、アンタはムダに暴れ回って他人の家やら車やら平気で壊すじゃねーか」
ルキ「この前も、買ったばかりの車スクラップにされて泣いてる人いたよね」
ゼノ「ああ、膝ついて泣いてたな。『オーマイガー!』って」
ザナージュ「生きてゆくっていうことは涙がこぼれるほど切ないけど、それほど素晴らしいものだろう」
ゼノ「いいこと言ってる風に言うんじゃねーよ」
ルキ「あんたが泣かせたんでしょ」
ザナージュ「まあまあ、人生ってのは命あっての物種だろ?家や車の20軒や50台ブッ壊されたくらいでそんな騒ぐなって」
ゼノ「それ結構壊してんぞ」
ザナージュ「ウルトラマンなんてもっと壊してるぜ」
ゼノ「……そういやそうだな」
ザナージュ「だろ?話は以上だ。俺はもうL77星雲に帰らなければいけないんだ!デュワッ!」
ゼノ「あ、オイ待てザナージュ!クソッ、煙幕か!」
ルキ「酷いオチね」
ゼノ「ホントだよな。L77星雲ならもうマグマ星人によって滅ぼされてるっつーの。だから今みたいな場合はM78星雲に帰」
ルキ「そうじゃなくて」

>>94 ダイスきダイスちゃん

『浮世に堕ちて幾星霜、親もなければ宿もなく。 』

っと……そりゃそうだな。親の元で真っ当な生活を送れてるなら、こんなとこにゃ寄りつかねえか。こいつは悪かった。
ここは来るもの拒まず、去るもの追わずだ。気の済むまでいてくれりゃいいさ。
ここにはキミと似たような境遇のガキどもが集まってるからな。
シャイなヤツらだから今は後ろに引っ込んでるが。
ま、そういうわけだから食客が一人くらい増えたってどうってことないぜ。
キミでもたまには人肌が恋しくなるだろ?よければ添い寝のサービスなどいかがですレディ?

『対価は銭より身体で払え』

フッ、それが古来より伝わる人類のならわしさ。
とはいえキミのようなロリっ娘に手を出すのはさすがに心が痛む
ような俺じゃないが、世間から誤解されちまうと後が面倒くせえ。
あくまでスタッフとして接するよう努力はするさ。
ムラムラしてやった。我慢できなかった。なんてことにならねえよう気をつけるぜ。

〜ここからはダイスちゃんへの業務連絡〜

まずは来てくれたことに感謝するぜ。サンキュー。
ただご覧の通り、バウンティハンターってのは依頼が増えたり減ったりと安定しねえ仕事だ。
依頼がなくてヒマな時は、過去ログから依頼引っ張り出して応じるってのもアリだ。
ま、ウチはいい加減さと自由さが売りなんでね。キミがどう過ごすかも自由ってことさ。

それともう一つ。
前回、俺はうっかり“神の眼”を使ってキミのプロフを見た体でレスしちまったが、マズかったかい?
実年齢やら生い立ちやら、伏せておきたいなら俺は見なかったことにするぜ。

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/07(Thu) 21:45
名無しは大変な物を盗んでいきました

それは>>100のレス番です

101 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/09(Sat) 00:20

闇路迷い路、賽の目任せの終の道。

然らば―――――いざ。


>>95 超真性(モブキャラ)

>誘い文句(あいうぉんちゅ)
ならば追加してみましょうか、とも思ったのですがね。
やめておきましょう。部外者の勝手は不和の元。
利得に繋がらない違法は避けるが吉です。如何に無法の輩であれど、ね。

しかし、そうですねぇ……。
私もあのように、似顔絵の類でも用意して見せた方がよろしいのでしょうか。
至って普通、意外性のひとつもない顔ですがね。
興味はあると仰せの方のために、準備だけはしておきましょう。
巷では時にこう言うのでしたか? 備えあれば何とやら、と。

>勇者二人(きかいとなまみ)
次元の壁が崩壊し、この世は人種の坩堝と化した。
何処の何者同士が共にあろうと、気を割く程のことでもない……。
理屈ではそんなものなのでしょう。絵面の面白味は否定しかねますが。

それより私はこの方、中央から上の覆面の方。
このニンジャのような見た目から、こてこての田舎兵衛語が飛び出すのでしょう?
それもまたそれで、笑いを誘うと思うのです。事実、私もくすりと来ました。
まぁ……あなたの仰る見た目の面白さとは、趣を異とするものですがね。

では私もあなたに合わせて、絵面の面白味を語りましょうか。
んんっ………右下の、この小鬼(ゴブリン)の方。
その手前の天使の方を、背後から襲おうとしているように見えますよね?
あからさまな手弱女に、あからさまな変質者。後に語られた実状とも見事に合致して……。
これもまた、実に面白いものと思いませんか? うふふ。


>>99 家主(ザナージュ)

>受容と供給(まごころとしたごころ)
ふふ、うふふ。それはまた、お優しいこと……。
えぇ、えぇ。遠慮なくお世話になるとしましょう。
心の広さと懐の深さ、感謝致します。よっ、大統領。

けれど添い寝は結構です。(キッパリ)
心遣いはありがたいのですが、見ての通り小心でしてね。
夜は傍らに誰かがいると、不安で眠れなくなるのですよ。
家主さんこそ。こんな貧相な女体(からだ)など、抱いたところで不満でしょう?

>善処(けっかをだすとはいっていない)
これでも私、お酒も嗜む年頃なのですけどねぇ……。
外見は確かに小娘なので、手を出せば小児性愛病者(ペドフィリア)などと誹られましょうが。
まぁ、ふふ。仰る通り、我慢を頑張ってくださいな。
私も襲われてしまった際には、身包みを剥いで門前に吊るす程度で我慢しますので。

>業務連絡(メタはつげん)
えぇ、はい。了解致しました。
暇を持て余して仕方のない時は、古い依頼にて摘み食いでもしておきましょう。
とは言えそれも、お客様が長らく見えない場合のお話。
今しばらく待ちますよ。差し当たっては……ふふ、十日程。

いいえ、いいえ。お気になさらず。
別に隠すような事項でもありませんし、問われたなら答える程度のものです。
その辺りは簡単な身の上話を書面で提出した体でもよし、質疑応答を行間で済ませた体でもよし。
家主さんにお任せします。どちらにせよ、見なかったことにせずとも構いませんよ。


>>100 白黒魔法使い(サポシ)
あら、盗られてしまいました。
まぁいいでしょう、>>100のひとつやふたつ程度。
元より私のものでもなければ、誰かしらが得て利になるものでもなし。
躍起になって求める程でも、得られないことを嘆く程でもありません。

と、申し訳ありません。つい忘れておりました。
確かこのような時、巷ではこうお祝い申し上げるのでしたか?
キリ番取得、おめでとうございます。
祝いの品は何もございませんが、言祝ぎだけでも送りましょうや。



102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 04:23
本棚の隙間からザナージュのヘソクリを見つけたら
どうする?

103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 15:45
CVが付くなら誰に演じてほしい?

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 17:47
男衆は気軽に名前で呼べるけど女子を呼び捨てはちょっと・・・どう呼べばいい?
ルキにゃんにダイさんとか?

105 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/16(Sat) 00:25

(カリカリカリカリ……)

………あら、いらっしゃいましたか。
ごきげんよう、皆様。

これですか? 何の変哲もない、ただのカリカリ梅です。
酸っぱくて美味しいんですよ、これが。

……そんなにじろじろと見ないでください。あげませんよ? (カリッ)


>>102 個人資産(へそくり)

家主さんの私財ですし、そっとしておくのが筋でしょうがね。
私、無法者(アウトロー)ですから。あるだけ懐に収めます。

そしてそれを賭け金として、家主さんに一勝負持ちかけます。
乗るならばよし、拒否するようならお仲間のお二方……。
ゼノさんとルキさんを誘って、美味しいものでも食べに行きます。

博打に万一私が負けた場合、その金は大人しくお返ししましょう。
元は家主さんの隠し財産なので、渋る理由はありません。
逆に私が勝ったのなら、晴れて私の所持金となることですしね。
どう使おうが私の自由なので、それで家主さんとお出かけでもしましょうか。

お二人と食事に行く場合、出所を強調するので家主さんは株が上がる。
一方で私たちは懐を痛めず、気兼ねなく美食を楽しめる。
私が負けた場合、何も変わらず元に戻るのみ。
そして私が勝った場合、家主さんは齢の程近い異性と逢引(デート)できる。
私は己の懐を痛めることなく、退屈しない一時を過ごせる。

ふふ、うふふ。どうでしょうか。
誰も損をしない、冴えた方策と思いませんか?


>>103 担当声優(なかのひと)

CV、キャラクターボイス……ですか。
私は別に、相応の声を出してくだされば誰でも結構なのですがね。
それでは皆様もつまらないでしょうし、少しは頭を捻ってみます。

とは言えど、私も詳しくはありませんからねぇ。
いやはや、一体どうしたものか。

………そうですね。
「能登麻美子」さん、または「水瀬いのり」さん。
お二方のどちらかを選ぶとしましょう。
理由? ありませんよ、ただの気分(フィーリング)です。
いいでしょう? あなたも、理由までは問うていないことですし。


>>104 呼称(よびかた)

どのような呼び名でも。
あなたのお好きなように、あなたの望む呼称で呼んでくださいな。
「ダイスちゃん」だろうと「ダイさん」だろうと、逆に「ロールちゃん」であったとしても。
私は一向に構いません。その名が私のことと認識できれば、それで結構です。

逆を言えば……私のことと分からないような呼び名は、可能ならご遠慮致したく。
私もお相手も皆様も、挙って混乱するでしょうから。



106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/22(Fri) 18:57
ここをフィンランド領とする!!(旗をたてようとする)

107 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/23(Sat) 01:52

ごきげんよう、ダイさんです。
背丈も胸も大きくありませんがね、うふふ。


>>106 旗(フラグ)

させませんよ? (シュルルルル)

捕縛術式、「蜘蛛糸(スパイダースレッド)」。(ピシィッ)
私の得意技でしてね。あぁ、脱出を試みたところで無駄ですよ。
天然の蜘蛛の糸を基礎(ベース)として、私の魔力で紡がれた粘性魔力糸。
厳密に計測してはいませんが、強度は同じ長さの鋼線の5倍以上です。

……うふふ、その顔。信じていませんね?
いえ、結構。あなたが信じるか信じないかは、然して重要でない話ですから。
どうせ無駄ですので、お好きなだけ抵抗なさってください。

あら、存外聞き分けがよろしいんですね。
もう少しかかるかと思ったのですが……まぁ、好都合です。
では早速本題に入るのですが、あなたの目的は何ですか?

………ただの冗談? ふふ、そんなはずがないでしょう。
仮にそれが真実だったとして、私がそれを信じる理由があります?
ないでしょう? えぇ、ですから私は疑ります。
あなたが白状(は)く「本当のこと」以外、あなたの何事も信じません。
さぁ、再び問いましょう。不都合(うそ)を聞く気はありません。
あなたは何を目的として、この「AtoZ」へ侵犯に参ったのですか?

……また冗談と。うふふ、おかしな方ですね。
何度訴えられようと、そのような戯言など信じません。
いけません、いけませんよ嘘吐きさん。
仮宿であっても、今この店は私の巣。私の餌場。
あなたは蜘蛛の巣に囚われた、哀れな羽虫であることを自覚なさい。

………え? 「嘘なんて吐いてない」ですって?
ふふ、うふふ。また面白いことを仰いますね、あなたは。
随分と物を知らないようです。僭越ながら、私がご教授致しましょう。
いいですか? 嘘と真を定めるのは、強者の利益の多寡ですよ。
そしてこの場では私が強者で、あなたが弱者。……もうお分かりですね?

では三度、最後の問いになります。
あなたの目的は何ですか?
また同じ答えを返すようなら、立つのはあなたの死亡フラグであること……。
どうかお忘れなく。蜘蛛の毒牙にて果てるがお望みなら、私も構いませんがね。



108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/27(Wed) 21:06
あぁんv(蜘蛛糸にからめとられて身動き出来ず
何故か頬を紅潮させて悶え始めるヘンタイ名無しが一匹)

とか言う冗談はさておき、正直すまんかった!
目的は…ちょっとはっちゃけたかったんだ

109 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/30(Sat) 01:00

そろそろ遊びに出ましょうかねぇ……。
退屈凌ぎと稼ぎになる程度の、違法カジノでもあればいいんですけど。


>>108 被虐愛好家(マゾヒスト)

>いい年の男の喘ぐ様(きもいえづら)
うわぁ……。
すみませんが、緊縛(しば)られて悦ぶ方はちょっと。
気持ち悪いので殺していいです? 駄目? ……そうですか。

まぁ、いいです。
とりあえず、あなたの持つ金目のものは頂きました。
精神的苦痛に対する慰謝料、ということにしておきます。

>目的(はっちゃけ)
ほう……。つまり、こうですか。
乗っ取りの企てはただの出来心で、本気ではない。
もう手は出さないから許してほしい……と。

あなた、私の話を聞いてました?
私があなたの主張を信じるにあたって、その際の私の利益は?
その辺りを説明(プレゼン)し、納得させてみせなさい。
それが弁解であり、交渉であり、命乞いというものです。

もっとも、私には最早するだけ無駄ですが。
何故って? 申し上げましたよ、最後の問いと。
四度目は私でなく、家主さんたちに聞いて頂きなさい。
沙汰は彼らにお任せします。では「短距離転移(ショートテレポート)」……。

……ごきげんよう、変態さん。
さて、今日はこの金で遊び歩きますか。



110 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/08(Mon) 19:42
ザナージュ「嬢ちゃん、前回俺たちが来たのは何日だ?」
ルキ「7日」
ザナージュ「じゃあ今日は何日だ?」
ルキ「8日」
ザナージュ「ワーオ!まだ1日しか経ってなかったのか!」
ゼノ「それでごまかせるといいな」
ザナージュ「さて、たった1日、されど1日だ。心配してる客もいるだろうから軽く返しとくぜ。
   つっても少しだけだがな。今回は生存報告みたいなもんさ」

>>100 ザナスカト□の城

ザナージュ「おめでとう。そしてさようなら。俺の城で盗みを働くとはとんだ命知らずだ。こんな出会いじゃなけりゃ親友になれたかもな」(チャカッ
ゼノ「キリ番取られたくらいで怒んなよ、大人気ねーな」
ザナージュ「イーッだ、じゃあ大人じゃなくていいもーんだ」
ゼノ「幼児化すんなっつーの」
ルキ「キリ番なんてただの数字でしょ」
ザナージュ「ハッ、そもそも俺はキリ番を取られたんじゃねえ。取らせてやったんだ。
   >>99を踏んでんのは俺だから、>>100だって取ろうと思えばいつだって取れたんだぜ?そこんとこ理解しな」
ルキ「寛大ね」
ゼノ「大人の余裕ってヤツだな」
ザナージュ「フッ、そういうことさ。お前らも分かってきたじゃねえか」
ゼノ&ルキ「(ちょろ……)」
ザナージュ「今頃ダイスちゃんも俺が醸し出す大人の魅力にクラクラ来てるだろうぜ」

>『躍起になって求める程でも、得られないことを嘆く程でもありません。』

ザナージュ「まったくだ。キリ番の取り合いなんてガキのお遊びさ。
   さ、ダイスちゃん。こっちに来て俺と大人の遊びに興じようぜ、グヒヒヒ」
ルキ「絵的に犯罪臭が凄い」
ゼノ「銭形のとっつぁん呼ばれねーようにな、ザナージュ」

>>101 ダイスちゃん
真心と下心が合わさったらそれは恋心となるのさ。

>『家主さんこそ。こんな貧相な女体(からだ)など、抱いたところで不満でしょう?』

そんなことはないさ。
確かにキミがただの幼女であればさすがの俺も誘ったりしない。
だが、キミは大人だ。幼いのは身体だけ。
こんなの逆に興奮するだろ?
だが、俺は紳士。過ちを犯さないようこれからはキミのことは幼女だと思って接することにするぜ。

>これでも私、お酒も嗜む年頃なのですけどねぇ……。

オーウ、そりゃ誘ってんのかい?
勘弁してくれ、こっちはキミの正体を忘れようと努力してんのに。
そんなこと言われたら俺のビッグキャノンが暴発しちまうぜ?

>『その辺りは簡単な身の上話を書面で提出した体でもよし、質疑応答を行間で済ませた体でもよし。』

オーケー、じゃあ尺の都合でそこら辺のシーンはカットされた体で進行しよう。
ところでキミは自画像を用意してるんだって?それはぜひ拝見したいね。
公開してみる気はないかい?俺のベッドに飾っておくぜ。使い方は秘密だけどな。

111 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/09(Tue) 00:40

ごきげんよう、皆様。
「幽霊蜘蛛」のダイス、遅ればせながら参りました。

予てよりの宣言通り、此度は摘み食いのお時間です。
後から私が答え、旨味がありそうである……と。
そう判断したものへの返答となりますので、悪しからず。

ですので、家主さん。
あなたへのお返事は、今週末までお待ちくださいね。


>>6 強盗(りんじしゅうにゅう)

襲ってきた相手を罠に嵌め、逆に金を奪う。
私もよく使う手口ですね、これは。この見た目もあってか、効果は覿面ですよ。
腕力や体格で劣るのは見ての通りですから、力尽くでどうとでもなると思われるのでしょう。
……私にとってはいいカモです。例外なく、美味しく頂きましたとも。

して、この店ですが。
聞いた話によると、粘着落とし穴の罠があるのだとか。
以前はそれで以て強盗を陥れた、とのことですが……。
その後、強盗さんはどうなったのでしょう。
ベタベタに絡め取られては、飲食も排泄もままならないでしょうし。

それとも大した拘束力はなく、脱出は不可能ではない程度なのでしょうか。
……家主さんたちの性格から考えると、そのような気がします。
流石に「身動きを封じつつ、死ぬまで放置プレイ」などしないでしょう。
そんなに悪くも、弱くもないはずですし。

………私? しませんよ。できないと言い換えてもいい。
流しの博徒……つまり根無し草の私は、放置プレイに不可欠な「拠点」を持たない。
誰の手も入らない、脱出も救出もできない監禁場所。
それがないことには、流石にね。

それに私、責めに時間を割くのは好みませんから。
情報を求めるならそれ専門の魔法を使いますし、殺したいなら手早く殺します。
他人を苦しめたところで、それ自体が私に利するわけでもなし。
費やした時間の分、翻って損でしょう。それが仕事なら別ですけど。



112 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/13(Sat) 01:01

……私、度々「ごきげんよう」と申し上げておりますけど。
ダイスと名乗って、サイコロを持ち歩いておりますけど。

ライオンは関係ありませんからね。
皆様ご承知とは思いますが、念のため。


>>110 家主(ザナージュ)

>大人の遊び(ギャンブル)
!! (シュババババ)
大人の遊び! いいですね、そのお誘い。
受けましょう。えぇ、受けて立ちましょうとも。
それでは何をして遊びます? 私の手元には今、サイコロふたつしかありませんから……。
クラップスにします? 丁半にします? それとも……フィ・フ・ティ?

>幼女(ロリータ)
子供と思わなくては過ちを犯しかねないんですか?
あ、いえ。家主さんにお任せしますがね、その辺りは。
「襲う」「襲わない」は家主さんの自制心の問題ですので。
まぁ、ご安心を。私は私で、自分の身を守る備えはしていますから。

>大砲(ビッグキャノン)
あなたの得物は拳銃のはずでは?
うふふ……おかしな人ですね。

>自画像(イラストはイメージです)
自分で描いたものではないので、自画像と言ってよいものか……。
いえ、言葉の定義の話はよしましょう。
要望(リクエスト)にお応えして、こちらが私のイメージ図です。
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消費期限切れとなる前に、お早めにどうぞ。



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