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【星のカービィデデデでプププなものがたり】復活の「D」

1 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/04/09(Fri) 14:24

ナレーション「2021年4月9日、遂にあいつが帰って来た!」

大王「待たせたなお前ら!天上天下唯我独尊!デデデ大王、満を持して今日復活だデ!!」
カービィ「誰も待ってないと思うけど」
大王「やっぱりここにはおれさまがいないとな、全く盛り上がらんだろう」
カービィ「いてもいなくても変わらないと思うけど」
大王「そんなわけで!今日からスレッド活動を再開するデ!
  おれさまは15年前からずっと続けてる大ベテランだからな、あえて名乗る必要はないだろう 皆もうご存知だと思うしな」
カービィ「知らない人のほうが多いと思うペポ」
大王「知らないなら教えてやるデ おれさまの事は…そうだな……伝説のキャラハン、気軽にレジェンドとでも呼んでくれ!
  見よ!初代スレ主としての貫禄を!若い奴らとは違う、年季の違いってヤツを見せてやるデ!!」
カービィ「そんなに貫禄出てないと思うペポ」
大王「さっきからうるさいデ!こいつはカービィ、おれさまの家来だ!他にも手下がいるから、また後で紹介してやるデ!」
カービィ「家来じゃないペポ」
大王「っつーわけで、ルールの説明だデ!おれさまのスレに書き込みをするんだからな、ルールは守ってもらわないとな!
  ルールは以下の通りだ 書き込む前にちゃんと読んでおけよ」


・荒らし禁止!中傷・煽りお断り!清く正しく親切に人と接する思いやりの心を忘れずにな!

・クロストーク禁止!何かあったら他を介してではなく直接おれさまに聞いてくれよな!

・今回からはもう新しいキャラハンの募集はしないデ!募集しても来ないだろうしさ、それにおれさまゆっくり気楽にやりたいんだ、悪いな

・俗に下ネタと呼ばれる類の話は禁止!ギャグだろうが何だろうが下ネタを使うのは三流のやる事だからな


大王「…とまあこんな所だな!」
カービィ「このルールは大王も守るんだよね?」
大王「勿論だデ!ルールを作ったおれさまだってその例外じゃないデ!作った本人が守れなきゃ示しがつかないだろ
  それにおれさまは、自分が出来ない事は他人に押し付けないって決めているんだデ!」
カービィ「ふーん」
大王「なんだその疑いの目は!?まあ良い!挨拶はこのぐらいにして、さっさと始めるデ!
  おれさまの事をもっと知りたかったら、後で過去のスレのURLくらいは貼っておいてやるデ!時間があったらチェックしてくれよ!」
カービィ「黒歴史がいっぱいペポ」
大王「黒歴史ちゃうわ!輝かしい歴史と言え!じゃあ一旦ここまで!またな!!」


929 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 09:42
お疲れ様でした
せっかく復帰してきたんだからアドに継いでほしい

930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 09:59
お疲れ
余裕が出てきたら祭りで生存報告してくれたらいい

931 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2024/01/02(Tue) 16:51
アドレーヌ「こんにちは、そしてあけましておめでとう!
ジュエルさんが言ってたワムバム一族流餅つきが気になるな〜。
巨大な臼を用意して、巨大な餅を用意して、巨大な杵、もしくは拳で餅ついてく形かな?」
カービィ「食べ応えある餅になりそう」

>>924
アドレーヌ「そりゃあ私も喧嘩になったら苛立つことはあるけど、あそこまで荒くはならないって(笑)。
私は何というか、あんな感じにヒステリー起こして暴れるタイプじゃないな〜。
あくまで冷静に話して慰めて、共に戦うタイプなんだけど…。
闇落ちした私と、正気な私の戦い方、話し合い方は全然違うと言っとく」
カービィ「正気なアドレーヌの友達として助けてもらってる僕って幸せなんだね」
アドレーヌ「ピンチだからこそ協力して解決する方がいいでしょ?」

>>925
カービィ「餅つきやろうよ!お正月の醍醐味だよね♪」
アドレーヌ「私が突かれた餅を丸める係やろうか?というか私しかできなそう」

カービィ 手が短い
リボン 器用かもしれないが非力
グーイ 舌が手足代わり

グーイ「じゃ、僕が餅つきます」
リボン「アドレーヌが疲れたら私が代わるね」
カービィ「僕はグーイが代わりたくなったら代わるペポ」
アドレーヌ「皆ありがと〜(気持ちは嬉しいけど大丈夫かな…)」

アドレーヌの心配に反して、スムーズに餅つきが終わった

アドレーヌ「心配だったけど…杞憂だったみたいね」

>>928-930
アドレーヌ「2006年から始めて今は2024年、もうじき18年になるんだなーって。
私が入ったのは初代スレの636。あの頃からもうすぐ17年か〜。
トリップは今と違うけど、一応同一人物だからね。
答えるのも昔はド下手で、長く答えるべきところで短文3行で終わったり、
一見やる気無いように見られることもあったな〜。
シノやデデの旦那やジュエルさんの意志、私が受け継いでいこうかな。
前にも言ったけど、私達がいなくなれば私達はいずれ忘れ去られるし、それも仕方ないとは思う。
私がやれるうちはこれからもここに通って、デデププの印象を少しでも残し続けて見せる。
メタネタだけど、スマホ交換とかで暫く来れなくなることも出てくるかもしれない、
それでもやれるうちはやるから」

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 18:32
こち亀終了やSMAP解散の時もこんな感覚を味わったな…

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 18:57
また戻ってくる可能性はある?

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 19:38
あまり無理な期待を押し付けない方が良いと思うのだが・・・。まあ優しい目で見守ろうか。

935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/02(Tue) 19:48
別れは言わない
デデププは俺が生まれて初めての漫画だったからな…
それが今でもここで生きていることがとても嬉しい

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/03(Wed) 05:11
ファンタジーネタ、時事ネタ、メタネタ、色々混じって見てて楽しかったよな、デデププ

937 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/03(Wed) 22:10

シノ「お知らせをしてから、思っていた以上に反応が多くて私自身驚いています…
  活動終了のタイミングは色々考えていたんです
  当初は次のスレッドが終わったら…と考えていたんですが、それだと何年掛かるか分かりませんし、
  終わるならすっぱり終わらせた方が後腐れが無く済みそうだと思った次第で……
  お知らせをするのにも勇気がいりました……正直の所怖かったです
  実は何年くらい前から既に限界を感じていまして、これ以上続けるのは難しいって思っていたんです
  それでもやりたい事をやり切るまでは頑張って続けようと思っていました
  長年掛けてやりたい事をやり終えましたので、現状これで満足しています
  今投稿中のデデデでプププななかまたち・風雲竜虎編は出来ればこのスレッドの中で完結させたかったですが、
  現状書き込み可能な数字的に、スレッド内での完結は難しいので次のスレッドにまたぐ事になるかと思います
  私達は年内には去るつもりでいますので、新しいスレッドはアドレーヌさんに作ってもらえれば助かりますが、
  スケジュール的に難しいのであれば私達で作ろうと思っています
  活動を終了する予定の癖に新しいスレッドを作るのも……と思われてしまうかも知れませんが……
  ちゃんとやる事をやって活動を終了する予定ですので、すぐに辞めるという事はしません そこは安心して頂ければと思います」

>>928

シノ「ありがとうございます 驚かせてしまったら申し訳ありません
  先程も言いましたが、すぐに辞めるという話ではありませんのでご安心して頂ければと思います
  予定通りで行けば2月中ですが、3月くらいまではいるかも知れません
  あくまで予定の段階ですので、実際どうなるかは分かりません
  私達が皆さんに与えた影響ってどれくらいなのでしょうか?
  少しでも皆さんを楽しませる事が出来たなら幸いだと思っています
  ここだけの話、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を投稿していた時は、当初は50話くらいで話を終わらせる予定が
  思っていた以上に話が延びてしまい、そこが大きな反省点でした……
  あの時はスレッドに未練があって、無意識の内に話を引き延ばしていた事が原因でしたね
  私もまだまだ修行不足でした」

>>929

シノ「私も、今後のスレッドはアドレーヌさんに一任したいと思っています
  継ぐかどうかはアドレーヌさん次第だと思いますが、もし継がないならそれならそれで構わないと思っています
  跡継ぎが現れなかった場合は、スレッドを削除するか止めるかするか考えています
  アドレーヌさんの意見は、スレッドを継ぐ考えみたいですので、それなら安心ですね
  出来ればこのスレッドが950過ぎた辺りのタイミングでアドレーヌさんに新しいスレッドを作ってもらいたいです
  現スレッドが終わったタイミングでそちらに移りたいと考えています」


938 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/03(Wed) 22:11

>>930

シノ「そうですね……また新しくやりたい事が出て来たら、もしかしたら何年後かには帰って来るかも知れません
  その時にちゃんと私達の事を覚えてくれている人がいて、ちゃんと居場所があれば嬉しいですね
  それは心配しすぎでしょうか……
  私達が活躍した場所が10ちゃっとだったからここまで長く続ける事が出来ましたし、前向きに頑張る事が出来ました
  多分、他の違う所で活動していたら、ここまで長くは続けられなかったと思います
  改めて、この場所が居心地の良い場所であった事、心から感謝しています」

>>932

シノ「これからもずっと続くだろうと思っていたものが突然終わってしまうと寂しいものですね……
  私も、このお知らせをする時はとても勇気がいりました
  お知らせをした後は暫く涙が止まりませんでした
  このスレッドにはアドレーヌさんがいるし、私達は離れても大丈夫かなと思いましたけれど、
  いざ別れを切り出してみると辛いものですね……
  でも、これ以上続けるのは難しいというのは何年か前から感じていた事でした
  こう言う事を言うと申し訳ないのですが、スレッドでの活動が昔と比べて純粋に楽しめなくなってきたというのが本音です
  勿論皆さんの返事を返す事は楽しいのですが、私達が皆さんを楽しませる事が出来ているのかな……って
  そう思うと純粋に楽しむ事が出来なくなってしまったんです……
  楽しませなければいけない本人が楽しくないなんて、矛盾していますね……スレッドを運営する者としては失格かな…と思いました
  それでも、このスレッドの事は心から愛しています
  それがあったから、ここまで続ける事が出来たのかな…と思います」

>>933

シノ「さっきも言いましたが、また新しくやりたい事が出て来たらもしかしたら戻るかも知れません
  それは何年後になるかは分かりませんし、案外すぐかも知れません
  私達の中では物語は一通り完結していて、やりたい事も全てやり終える事が出来たので、これ以上思い残す事は無いかな…と思っています
  頑張って続ける選択肢もあったのかな……と思いますけれど、本心を隠したまま嘘をつき続けるのも申し訳ないとも思いました
  それで一旦活動を終了する事を決断いたしました
  次の活動は今の所は何も決めていないです とりあえずネットから離れてゆっくり休みたいな……と思います
  時々スレッドを見る事はあると思います 書き込んだりする事はしませんが
  ですので、厚かましいかもしれませんが、時々で構いませんので私達の事を少しでも思い出して頂ければ幸いに思います」

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/04(Thu) 12:15
コレは我儘かもしれないが完結の最終回の卒業レスの回にはシノ達の所はオールスターで締め括れないかなーなんて
カービィはアドレーヌの所にいるから無理だとして今迄出できたゲストキャラが最後はシノ達のストーリーとリンクして
叱咤激励を贈るみたいな感じ?其処には前作ラスト生死不明となった毒蛇騎士とチービィと大王の姿が!
えっ大王は生きている?コレまた失礼しやした!レスの時は調整するにも難しいかもしれないが最終回がその前の話しで
出で来ないかなーちなみにシノのお父さんは実は異世界転移して異世界のカービィ達と並行銀河の為に戦っていたのです!

>>777>>787の続き)


940 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2024/01/04(Thu) 14:28
アドレーヌ「こんにちは、シノやデデの旦那のチームと別れるのは寂しいものがあるよね。
でもいずれはあるだろうと思ってたことだし、覚悟はしてた。
950過ぎたらスレ立てか〜、できるか分からないけど私の手で立ててみる。
できなかったら…誰かに依頼しようかな」

>>932 アドレーヌ「当たり前に存在してたものが、ある日突然終わりを向かえる、 そういう時って妙な悲しさがあるよね、
こち亀なんて40年ノンストップで連載してて、 ある日突然連載終了。まぁ、200巻も出せばもう十分だもんね、
あんまりあっても読者が付いてく気力無くすだろうし、40年休載しなかったのも凄すぎる…。
SMAPも28年、約30年や40年ともなると、無くなった時の衝撃も凄いよね。
寂しくもあり、時代が変わる瞬間に立ち会える事でもあり、ここでは私がその瞬間に立ち会ってる。
私も長くやってきたし、同じく悔いはないつもりでいたんだけど、まだやれるのに動かないで忘れ去られるってのも何かね…。
初代の名無しさんがいくらかいなくなっても、次の名無しさんが出てくるわけで。
人がいなくなっても新しい人と楽しくやってく、デデププの雰囲気を知ってもらう、それが私の役目でしょ」

>>933-934
アドレーヌ「戻ってくれるなら嬉しいし、戻ってこれなくても名無しさんとして楽しみには来るだろうし、
シノがやりたい通りに動けばいいよ。さっきも言った通り、私は伝統を受け継ぎながら楽しんでくだけ。
私もやれるとこまでやって、同じく誰かに継ぐか、スレをストップするだけ。
今のところは私が受け継ぐつもり」

>>935-936
アドレーヌ「コロコロ時代から私達の活躍を見てくれた人も、こうして来てくれるし、
18年もすれば新しい人もどんどん出てきて、その人達にも後追いで楽しんでくれる人がいる。
あの頃に比べたら、今も私達を知ってくれる新しい人も出てくるにせよ、コロコロオンラインの力もあれど、
やっぱりデデププワールドを知ってくれる人は少ないと思う。
それでも古参や新人のため、私はやっていくつもり」

>>939
アドレーヌ「ゲストキャラか〜。アルルやアミティのような有名どころから、
名無しさんが考えて連れてきたモブゲストまでいっぱいいるよね。
ゲスト達が集まってオールスターで終わるのも意外と有りかも。
特にアルルは、私が13歳でアルルが16歳の時に出会った人だし、
アルルが今の私を見たら何て思うのかな…。私の成長についてとか、そういう話はちょっと聞いてみたいかも。
毒蛇騎士(サーペントナイト)とチー君も生存してたらいいな〜」

アドレーヌ「最初誤爆したレスは後で私が消しとくから」

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/05(Fri) 17:36
もしだ、マリオファミリーが極悪人ファミリーで、プププランドを襲ってきたとしよう
勝てる自信ある?

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/05(Fri) 18:24
カービィボウリングやりたい

943 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/05(Fri) 22:55

影さん「シノさん」

シノ「影さん……?どうしたんですか?」
影さん「シノさん……私は、本当にここに居ても良いのでしょうか」
シノ「どうしたんですか?影さんらしくないですよ」
影さん「私は火の国の王子にして国を護る騎士、バルフレイナイト
  やはり私はもう一度火の国の王子としてやり直すべきなのでしょうか……
  プププランドに居るべきではないのでしょうか……」
シノ「…………それはきっと、考えるまでも無い事じゃないでしょうか」
影さん「と言いますと?」
シノ「影さんは影さんです 自分が誰か分かったからと言って、すぐには変われないじゃないですか
  私は、私の実体がフラージュスターの王女だと知った時、実感はありませんでした
  星を離れたのは記憶が無いくらい小さい頃でしたし、当然と言えば当然ですね
  父は、私が違う星の王女だと知っても、私をシノとして…自分の娘として受け入れてくれました
  私も受け入れます 影さんの事………ですので、そんな事考えなくても良いですよ」
影さん「………はは……これは一本取られましたね………シノさんの言う通りです
  別に深く考える事でもありませんでしたね………私は私のままで居ても良い…………
  シノさんが側に居てくださる限り、私は"影さん"として第二の人生を過ごす事にしましょう」
シノ「絶対に……居なくなろうとしないでくださいね」
影さん「ええ、約束します 私はシノさんを護るナイトで在り続けますよ」
シノ「影さん………そう言ってくれるのは嬉しいですけれど、恥ずかしいですよ……」



 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生(>>859-862)
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆(>>864-867)
  第6話 打つ手無し!?鋼の侵略者(>>871-875)
  第7話 事務所を救えアイドル作戦(>>884-890)
  第8話 あいつこそテニスの大王様(>>895-900)
  第9話 火の国の王子抹殺指令作戦(>>911-914)


大王「ふわ〜あ……今日も良い天気だな……
  おーいシノー!……いないデ………また影さんと一緒か…?
  良い天気だから買い物がてら散歩して来るって言おうと思ったんだが、
  勝手にいなくなったら怒られそうだし、置手紙でも置いて行くか!」



大王「本当に良い天気だデ……プププランドも、ずっと平和なままだったら良いんだけどなあ………」

影さん?「…………………………」

大王「ん……?おお影さんじゃないか!シノは一緒じゃないのか?」

 スッ……

大王「どうしたんだ…?剣なんかだして………」

 ビュン!!

大王「おわあああっ!!?なっ…!いきなり何すんだ!?」

影さん?「………………………」

 ビュン!!

大王「消えた…!…………一体どういう事だ!?」


944 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/05(Fri) 22:55

ジュエル「フンッ!!フンッ!!………修業はこのぐらいにしておくか」

影さん?「……………………」

ジュエル「……ん…?何じゃ貴様か!シノは一緒ではないのか!?珍しいのう」

 スッ……

ジュエル「ん………?」

 ビュン!!

ジュエル「何っ……!?いきなり何をするのじゃ!?血迷ったか!?」

影さん?「……………………」

 ビュン!!

ジュエル「消えおった……!どういうつもりじゃ…!?」




影さん「………ここに残っても良い………そう言ってくれる人がいる…………
  私は、本当に恵まれているのかも知れませんね………………………
  記憶を失った時、自分の居場所など、どこにも無いと思っていた…………
  そんな私を受け入れてくれた人がいた…………私は私で良い………そんな言葉を送ってくれた人が…………」

大王「………………………」

影さん「おや、デデデさん どうしたんですか?」

大王「とぼけるなよ…さっきはよくもやってくれたな!」

影さん「何を言っているのですか?」

大王「変身!!」

影さん「…………!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

影さん「意味が分かりません……説明して頂けますか?」

マスクドデデデ「説明して欲しいのは我輩の方だ!いきなり斬り掛かるとはどういう事だ!
  さては我輩達を裏切るつもりか!?」

影さん「斬り掛かる……?裏切る……?」

ジュエル「見つけたぞ!!突然儂に斬り掛かるとは無礼な奴め!!
  やはり最初から儂らを消す事が目的で仲間のフリをしていたんじゃな!!儂らを油断させる為に!!」

影さん「どういう事ですか……?私には2人の言っている事が分かりません」

ジュエル「しらばっくれるな!!裏切者め!!この儂自ら手討ちにしてくれるわ!!」

 ビュン!!

 ドスッ!!

マスクドデデデ「………!!手裏剣……!」

シノ「落ち着いてください二人とも!影さんが一体何をしたんですか!?」

ジュエル「邪魔をするなシノ!!こいつは儂らを消すつもりで近づいたんじゃ!!」
シノ「影さんがそんな事をする筈ないじゃないですか!!」
マスクドデデデ「だが、我輩達に攻撃を加えた事は事実だ!許してはならない!」
シノ「攻撃を加えた……!?」
ジュエル「疾く失せよ!!此奴の味方をすると云うのなら、貴様も敵として始末するぞ!!」
シノ「ちょっと待ってください!!状況が飲み込めません!!影さん、これは一体どういう事ですか!?」

影さん「……皆さん、悪く思わないでください…………極楽鱗波!!」

 キィィィィィーーーーーーン!!

マスクドデデデ「ぐあああああっ!!」

ジュエル「ぐおおおおおおおおお!!」

シノ「くっ…………!」



マスクドデデデ「………消えた…!」
ジュエル「逃げても無駄じゃ!必ず見つけ出して血祭りに上げてくれるわ!!」
シノ「落ち着いてください!何か理由がある筈です!」


945 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/05(Fri) 22:57

影さん「…………一体どういう事でしょうか………………
  デデデさん達が突然私を攻撃するなんて…………………
  私がデデデさん達に斬り掛かった………?まるで心当たりが無い………
  こうなったのには何か原因がある筈だ………その原因を探さなければ………………」

シノ「影さん!」
影さん「…………!」

シノ「良かった……ここにいたんですね 探したんですよ」
大王「すまなかった!おれさま達が間違っていたデ」
ジュエル「よく考えれば、貴様が裏切り行為等する筈が無かったな……儂からも謝る」
シノ「さあ影さん、一緒に帰りましょう」

影さん「…………いいえ」

シノ「……?どうしたんですか?」

影さん「私は貴方達とは帰りません……何故なら、貴方達はダーク・トリニティだからです」

シノ「………くっ……!相変わらず面白味の無い奴だ……!」

 バッ!!

リムラ「全ては我らの作戦!!」
リムル「貴様を孤立化させて!!」
リムロ「いの一番に消す作戦だったのだ!!」

影さん「やはりそういう事でしたか………
  デデデさん達に斬り掛かったのも、貴方達が私に化けてやった事だったんですね……!」

リムル「それは違う」

影さん「何……?」

リムラ「デデデ達を攻撃したのは我々ではない」

リムロ「紹介しよう ウィズ様が貴様のデータとダークゼロ様の闇・エネルギーを混ぜ合わせて作り出した
  究極の闇の戦士………その名もダーク・バルフレイナイトだ!!」

影さん「ダーク・バルフレイナイト………!?」

リムル「さあダーク・バルフレイナイトよ、そこにいる忌々しい敵を斬り捨ててしまえ!!」

 ビュン!!

 ドスッ!!

リムル「くっ…………!この手裏剣は……!」


シノ「やはり、そういう事だったんですね………!」

影さん「シノさん………」

大王「そこにいる偽物がおれさま達に斬り掛かったんだな……疑ってすまなかったデ!」
シノ「もう……だから言ったじゃないですか影さんがそんな事する筈ないって………」
ジュエル「儂ともあろう者が連中の掌の上で転がされていたとは……この屈辱、許して置くわけには行くまい!!」

リムル「ふん……行けダーク・バルフレイナイト!闇の力で連中を葬ってしまえ!」

 ビュン!!

影さん「私達は誰一人死にはしません……こんなものの為に散って良い命などありません!」
シノ「その通りです!はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

 キィィィイイイイン!!

シノ「くっ……!防がれた………!」

 ビュン!!

 ゴオオオオオオオオオオオ!!

シノ「ああああああっ!!」
影さん「シノさん!獄炎弦月斬!!」

 ビュン!!

 ゴオオオオオオオオオオオオ!!

影さん「シノさん……お怪我は?」
シノ「何ともありません…ありがとうございます
  それにしても厄介です……影さんと同じ技を使って来るなんて……」

リムル「それだけではないぞ!こいつにはダークゼロ様の闇・エネルギーが混ざっている!
  偽物とはいえスペックならばこっちの方が上だ!!」
マスクドデデデ「それはどうかな……!とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「マスクド真拳奥義!!」

リムル「無駄だ!」

 ビュン!!

 ゴオオオオオオオオオオ!!

マスクドデデデ「ぐあああああああああああ!!」

ジュエル「デデデ!!……己!!ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

 ドン!!

ジュエル「グライドパンチ!!!!」

 グオオオオオオオオオオオオオ!!

 ビュン!!

ジュエル「何っ……!!」

リムル「ふん…遅いな………空中弦月斬だ!!」

 ビュン!!

ジュエル「ぐおおおおおおおおっ!!」


影さん「ジュエルさん……!ここは私が!」

 ビュン!!

 キィィィイイイイイン!!

影さん「…………………………」

リムラ「相手は貴様自身……貴様の動きは既に読まれているぞ!」

影さん「それは私も同じ事……私も敵の手の内は読めていますよ」

 ビュン!!

リムラ「己……!」


946 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/05(Fri) 22:58

リムロ「心配は要らぬ 闇・エネルギーにより、力ではこちらが上回っている」

影さん「それはどうでしょうか……そちらには闇の力がある様に、こちらには頼れる仲間の力がある!
  それ故に、私は負ける事は断じてあり得ません!」

リムル「ほざけ!!止めを刺せ!!」

 スッ!!

マスクドデデデ「あれは……!」
シノ「剣がもう1つ……二刀流になりました……!」

影さん「あれを使うつもりですか……ならば私も………」

 スッ!!

 ジャキン!!

リムル「やれ!!極楽冥王斬閃!!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!!

影さん「………………………」

 ビュン!!

影さん「お見せしましょう……極楽新界斬閃!!!」

リムル「何っ…!?」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

リムル「ぐあああああああっ!!馬鹿な…ダーク・バルフレイナイトが……!!」

影さん「思い知りましたか?小手先の小細工で私達を凌駕する事は不可能です」
シノ「影さん!」
マスクドデデデ「流石だな!これで我輩達の勝利だ!」
ジュエル「どちらが最強のチームか、これではっきりと決まったな!!」

リムル「己………!!思い上がるなよ…………!!闇・エネルギーよ!!連中を呑み込んでしまえ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

シノ「影さんの偽物が……!」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

マスクドデデデ「よし!ここは我輩の出番だな!HR-D3!!発進!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

マスクドデデデ「とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「HR-D3、参上!!」


闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ビュン!!

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

マスクドデデデ「くっ……!」

影さん「あの技は極楽冥王斬閃……!」
ジュエル「姿が変わってもそのままの技が使えるのか!?」
シノ「そんな……!」


マスクドデデデ「くっ………!」


 ガシャン!!


マスクドデデデ「ミサイル発射!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!

マスクドデデデ「ビーム発射!!」

 ビィィィイイイイイイイイイイ!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


マスクドデデデ「よし、スーパー大回転アタックだ!!」

 ギュイイイィーーーーーーーーーーーン!!!

マスクドデデデ「必殺!!スーパー大回転アタック!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


リムロ「己……失敗か………!」
リムル「覚えておけ!!次こそが貴様達の最期だ!!」


947 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/05(Fri) 22:59


影さん「これにて一件落着……ですね 誤解が解けて良かったですよ」
シノ「私は影さんの事信じていましたよ
  だから言ったじゃないですか!影さんが陛下達に危害を加えたりする筈が無いって!
  ちゃんと謝ってくださいね!」
大王「すまなかったデ……」
ジュエル「反省しておる……この儂一生の不覚じゃ……」
影さん「謝って頂く必要はありませんよ 私はただ誤解が解けただけでも充分です
  雨降って地固まると言いますし、私達の絆もより一層深まった事でしょう」
大王「そういう事だデ!間違いや過ちは誰にでもある!罪を憎んで人を憎まずだデ!」
シノ「念の為聞きますけど、ちゃんと反省してますよね………?」
大王「し…してる!してるって!だからそんな怖い顔しないでくれよ!」
影さん「そうですよ シノさんは笑った顔が一番お似合いですよ」
シノ「か…影さん……!も…もう………!だから恥ずかしいですってば……!」
ジュエル「やはり惚れておるな?」
シノ「もう!からかわないでください!!」


  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶 終



次  回  予  告

影さん「度重なる作戦の失敗に遂に痺れを切らすダークゼロ
  最早後が無いダーク・トリニティ
  名誉を挽回すべく、ダーク・リムロがパワーアップして襲い掛かって来ました
  強化された闇の力の前にどう立ち向かうか……?
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ 御期待ください


948 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2024/01/06(Sat) 11:25
アドレーヌ「こんにちは、偽・影さんがデデの旦那とジュエルさんを騙すも、
すぐに誤解が解けて、元通りになったようで何より。
あと>>940の『終わりを迎える』が向かえるになっちゃった、ごめん」

>>941
アドレーヌ「もし、マリオファミリーが極悪人の集まりだったら…か〜。
マリオとルイージは単体でも結構やるだろうけど、タッグを組んできたら息の合ったコンビネーションで攻めてくる。
クッパは単体でも強いのに、クッパ軍団という大群まで引き連れてるのよね。
大群の中にもブラックヘイホーやオズモーンやら他にも厄介な幹部や隠れ実力者がいる…。
それでもクッパ軍団とマリオブラザーズだけが相手ならまだ何とかなるかも。
向こうの団体が一致団結して向かってくれば、他にもピーチ城、サラサランドの城(デイジーがいる)、ワリオカンパニー、
ドンキー&ディディーらジャングルの人達、戦力は不明だけどワルイージ軍も来るはず。
確率は低いけど、万が一一致団結して襲撃してきたら、正直いってカービィ軍に勝ち目はないよ。
比較的人が少ない集団のワリオカンパニーから潰そうにも、ワリオを筆頭に結構な曲者がいるだろうし…。
カービィ軍には私が率いる4人チーム、デデデ城、ドロッチェ団、マルク、今後会うかもしれないマホロア、スージー、
他にも異世界にいると言われるエフィリン、あとはリップルスター妖精の兵士、戦力はそこそこ揃っているけど…。
こっちも幹部級や隠れ実力者の数は負けてないとは思う。でもその部下の数に差があるだろうから、
部下が押しきられて、幹部の戦況にも響いてきて、こっちが段々押し負けるかも。
私もピーチやデイジーやワルイージ、もしくはワリオカンパニーの誰か、もしくはクッパ軍団幹部と戦うのかもしれない。
私も喧嘩は強いけどピーチ、デイジー、ワルイージとやり合ったら私が負けるかも…。
物理戦闘力と絵筆の力を駆使して、牽制や増員しながら戦えば勝てるのかな…」
※アドレーヌも素手で大人の男三人を苦戦させるほど強く、二人なら高確率で勝つ強さです

カービィ「僕は幹部なら倒せるだろうし、ボスにも苦戦させると思ってるけど、
そのボス級がマリオファミリーには多いんだよね…」
グーイ「僕もコピー能力は使えるけど、マリオファミリー幹部にやられそうです…」
リボン「私の対戦相手はワリオカンパニーの刀姉妹かな?妖精ならではのスピードと魔力で戦うつもりだけど、向こうも強いのかも…」

>>942
アドレーヌ「カービィボウリングか〜、喧嘩や戦争なんて物騒な戦いより、バラエティーのようなバトルで平和的に楽しみたいよね〜」
カービィ「僕がボールになるの?ボールになってピン10本倒してやるペポ、あ、ガーターになったら無理だよ。
ただボールになるだけじゃなく、僕もプレイヤーとしてやれる事もあるなら、それも楽しいだろうね。
いい結果残すペポ!ゲームとして出すとすぐ飽きられるかもしれないから、ミニゲームとして出した方がいいのかな」
アドレーヌ「私もムードメーカーとして盛り上げるつもりだし、要らないなら程々のリアクションで普通に楽しむだけ。
部活の女子マネみたいにムード上げたり下げたり、なるべくその場の人が求めるムードにしてやるから(笑)。
こういうの楽しそうでいいじゃない」

949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/08(Mon) 14:27
アドレーヌがこんなに恐れるなら、マリオファミリーはやはり恐ろしいんだな
一般人では全く勝てんほどの人が恐れるとかヤバすぎ
幹部を物ともしない辺りは流石カービィって感じだな

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/09(Tue) 11:44
鏡餅は俺のもの!誰にも食べさせんぞ

951 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2024/01/10(Wed) 14:31
アドレーヌ「こんにちは、950過ぎたし、そろそろスレ立てた方がいい?
950だとちょっと早い気もする…。
シノのチーム最近来ないな〜、取り敢えず始めるね」

>>949
アドレーヌ「もし、極悪人の集まりだったらの話だからね。
実際はヒーローの数も多いし、マリオファミリーが揃って私達の敵になることはないから(笑)。
そういやプリンセスピーチ showtime!っていうゲームが近々出るみたい。
ピーチか、喜怒哀楽のエネルギーを武器にできるとか、服装によって能力が変化するとか、
これは多分、私じゃ抑えられない…、カー君なら何とか戦えるかも。
幸いマリオファミリーの人間キャラは大抵ヒーローや中立ポジションだから、
マリオファミリーの敵サイドだけが襲撃してきても、こっちが優位に立つはず」
カービィ「クッパの他にワリオとワルイージまで敵に回っても、マリオブラザーズとピーチ、デイジーとドンキー達は味方だろうね」
アドレーヌ「敵サイドにも恐ろしいのはまだまだいるけど、大体マリオブラザーズが改心させたり始末するから、
クッパ軍団と他少数の悪人しか結局は残らないのよね、実際はカービィ軍のが戦力上かな」

>>950
カービィ「僕にも分けてよー!」
グーイ「僕にもください」
アドレーヌ「食べ物の話になると先に出ようとするカー君とグーイ(笑)」
鏡餅か〜、砂糖醤油、後は雑煮とかおしることか美味しく戴く方法は色々あるよね。
こういうのって正月からあまり離れてないうちに食べないと、変な気分になる(笑)。
時期を気にしないで普通の食べ物として味わえばいいと言われたらそれまでだけどね」
リボン「きな粉付けるのもいいよね」
アドレーヌ「そうそう、きな粉も合う。
誰にも食べさせてくれないなら、私の鏡餅を皆で食べよっかな〜」
カービィ「食べよ〜、正月の名残を楽しむペポ」

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/10(Wed) 17:20
質雑そのものは今から次スレに移行してここの残りはシノのSSに使うのはどう?

953 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2024/01/10(Wed) 19:07
>>952
アドレーヌ「16スレ目立てたよ、これからは次の場所で答えてく。
ここはシノの物語に使わせてあげなきゃね。
残り47、多分終われるとは思うんだけど…。
終わらなかったら私のスレもちょっと使わせてあげようかな」

954 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/10(Wed) 19:20
落とし弾貰えました?

955 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/12(Fri) 21:07

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

リムラ「ぐあああああああああっ!!」
リムル「ダーク・ゼロ様!!お許しください!!」
リムロ「慈悲を!!どうか慈悲を!!何卒!!」

ダークゼロ「うるさい!!それもこれもお前達がだらしないのが悪いんだ!!
  いつもいつもお前達が負けて帰って来る所為で、僕の計画が全然進まないじゃないか!
  一体いつになったらパパを僕のものに出来るんだい!?
  こんなにも役立たずだとは思わなかったよ!!
  これ以上は待てない……!こうなったら僕1人でやる……!お前達はもう用済みだ!!」

リムル「そ…そんな……!」


ウィズ「ダークゼロ様!!どうか怒りをお静めください……!彼らの失態は、この私にも責任があります……
  どうか私の顔に免じて、彼らに最後のチャンスを………!私に考えがございます……………」

ダークゼロ「考え……?
  ……………良いよ でもこれ以上はもう待てない
  これでまた失敗したら、次はどうなるか分かってるよね……?」

ウィズ「勿論でございます………ですのでここはどうか私達にお任せを……………
  決してダークゼロ様のお手を煩わせる事はありませぬ……………………」

ダークゼロ「本当だね?じゃあ、期待しているよ………これ以上、僕を怒らせないでよね」

ウィズ「はっ……ありがとうございます……………」



 ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ…………

リムル「ウィズ様………?これは一体………」

ウィズ「ダークゼロ様から授かった強力な闇・エネルギーを混ぜて作った培養液です
  これと一体化する事で強大な力を手にする事が出来ます
  しかし、その副作用としてもう二度と元の姿に戻る事は出来ません……………
  我らの野望の為に、その身を捧げる覚悟はおありですか…………?」

 ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ…………!

リムラ「っ………!」
リムル「わ……私は…………その…………」
リムロ「………私に行かせてください」
リムラ「……!」
リムル「リムロ…!正気か!」
リムロ「我らには最早後が無い………我が身がどうなろうとも構わぬ…
  必ずやデデデを除く者達の首を取って御覧に入れましょう」
ウィズ「流石ですダーク・リムロ!貴方の忠誠心は素晴らしい!
  ではカプセルの中へ……貴方に強大な力を授けましょう」
リムロ「はっ………」

ウィズ「では、行きますよ………
  闇・エネルギーよ!!ダーク・リムロに強大な姿とパワーを!!」

 ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!

リムロ「ぐ…ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
  ぐあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

リムラ「ひっ……!」
リムル「こ…これは………!」

ウィズ「ダーク・リムロ……これまでの雪辱を果たしておやりなさい!」

リムロ「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生(>>859-862)
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆(>>864-867)
  第6話 打つ手無し!?鋼の侵略者(>>871-875)
  第7話 事務所を救えアイドル作戦(>>884-890)
  第8話 あいつこそテニスの大王様(>>895-900)
  第9話 火の国の王子抹殺指令作戦(>>911-914)
  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶(>>943-947)


956 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/12(Fri) 21:07

影さん「プププランドの街は今日も平和ですね」
シノ「そうですね お天気も良いですし、洗濯日和ですね」

シノ「…………影さん……」
影さん「どうしました?」
シノ「影さんは……これからもずっとここにいてくれるんですよね……?
  いなくなったりしませんよね………?」
影さん「それは分かりません ここが私の居場所じゃないと思ったら、また流浪の旅に戻るでしょうね」
シノ「そう…ですか…………」
影さん「……あくまでもしもの話です 今はシノさん達がいますし、私を仲間として受け入れてくださっている
  シノさんがここに居ても良いと言うなら、それが私の居場所です 出て行ったりなどしませんよ」
シノ「本当ですか!?約束ですよ……」
影さん「ええ…約束です………」

シノ「……影さんは凄いですよね…………」
影さん「何がですか?」
シノ「影さんは、私達と会うまでは1人でずっと色々な所を彷徨いながら旅をしていたんですよね……」
影さん「単に私の記憶を取り戻すきっかけとなるものを探していただけです 別に大した事ではありませんよ」
シノ「もし私だったら……そんな事はしないと思います
  私はこの星の人間では無い事を知りながら、自分が生まれた星について然程興味はありませんでした
  本当の私が何者だったのか、それを知るのが怖かったからかも知れません……」
影さん「それは私も一緒ですよ 私も、自分自身が何者かを知るのは怖かった
  それでも知る必要があると思ったから旅を続けた……それだけの事です」
シノ「……………………………」

影さん「……1つ、率直な思いをお伝えしてもよろしいでしょうか」
シノ「は…はい………」
影さん「彷徨っていた私に声を掛けてくださった事、そして居場所を作ってくださった事、とても感謝しています
  シノさんが私の傍にいてくださる事に今はとても安心しています
  シノさんに出会えて、本当に良かったですよ」
シノ「影さん………!わ…私も……影さんに会えて、ずっと一緒にいてくれて、本当に嬉しいです……!
  それに、影さんがそう思ってくれていた事も………凄く嬉しいです…………………」




ジュエル「フンッ!!フンッ!!フンッ!!………今日の修業はこんな所で良いか…………………」


ジュエル「……デデデ達と出会って、儂は昔より強くなった…………………………
  もし昔の儂が今の強さじゃったら、あの時、一族の皆を守る事が出来たじゃろうか…………」


ジュエル「…………などと考えても、一生出る事の無い答えじゃな…………………………」


 ズシン!!

ジュエル「…………!!何の音じゃ……!?」


ジュエル「………………貴様は……!!」

リムロ「………ワムバムジュエル…………ふん、都合が良い……………
  まずは貴様から始末してやる……………………」

 ズシン!!

ジュエル「フン…!儂を始末するじゃと………?1人でのこのこ現れて言う台詞がそれか……?
  思い上がるでないわ!!!最強の一族ワムバム一族の王であるこの儂の命を奪うなど100年早いわ!!!!」

 ダンッ!!

ジュエル「先手必勝じゃ!!!グライドパンチ!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

リムロ「…………効かんな」

ジュエル「何っ……!?」

 ズシン!!

リムロ「はあああああああああっ!!!!」

 ドン!!

ジュエル「ぐ…ぐおおおおおおおおおお!!?」


 ブンッ!!

ジュエル「くっ……何て力じゃ……!!」

 ビュン!!

リムロ「はっ!!!」

 ドオオオオオオオン!!!

ジュエル「ぐおおおおおおおおおおおお!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!


リムロ「…………これで終わりだ」

ジュエル「くっ………何じゃこいつは…………!強過ぎる………!」

 シュッ!!

リムロ「………………!」

 ビュン!!

 キィィィン!!

リムロ「………手裏剣……」


957 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/12(Fri) 21:08

 シュタッ!

シノ「ジュエルさん!!大丈夫ですか!?」

ジュエル「シノ……お前らか…………くっ…無様な姿を見せてしまうとは………」
影さん「今はそんな事を言っている場合ではありません 立てますか?」
ジュエル「フン……儂を誰だと思うておるのじゃ…………」
シノ「あれは……もしかしてダークトリニティの…………?」
影さん「でしょうね……しかし姿形が悍ましく変貌している…………」

リムロ「これは大魔術師ウィズ様が私にお与えになられた究極の姿…………
  姿だけではない………パワーも前までとは比較にならぬ程上がった
  全ては貴様達を始末する為………私は全てを捨てる覚悟でこの地に立っているのだ!」

 ズシン!!

シノ「……………!」
影さん「これは容易くいなせる相手ではないですね」

リムロ「さあ来い………お前達の首をダークゼロ様の御前に差し出してやる!」


リムル「何という気迫……!」
リムラ「リムロの奴………いつになく本気だ……!」


リムロ「闇の炎よ……!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

リムロ「闇炎弾!!!」

 ボウッ!!

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!

ジュエル「ぐおおおおお!!」
シノ「うああああっ!!」
影さん「くっ……!」


ウィズ「ククククククク………!強化されたダーク・リムロを前に手も足も出ないようですね……!
  実に見事です!!この力さえあれば、この星を制圧したも同然!!」



シノ「くっ………つ…強い…………!」
ジュエル「儂ら3人がかりでも歯が立たんとは………!」

リムロ「諦めろ……貴様らに勝機は無い…………!」

影さん「いえ、まだ諦めるわけには行きません」
シノ「影さん……!」

リムロ「まだそんな虚勢を張る程の力が残っていたか……」

影さん「当然です……ここは私の………いえ、私達の居場所です
  この星を……この街を…………そして仲間を…………決して傷つけはさせません」

リムロ「戯れ言を言うのもそこまでだ……その余裕ごと貴様の命消し去ってやる!!
  はあああああああああああああああ……!!闇の炎よ!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

リムロ「闇炎弾!!!!!」

 ボウッ!!!

影さん「獄炎弦月斬!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

リムロ「何っ……!!」

影さん「極楽鱗波!!」

 キィィィィィィィィィィン!!

リムロ「ぐ…ぐああああああああああああ!!」

 ビュン!!

影さん「極楽新界斬閃!!」

 ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

リムロ「ぐ……ぐああああああああああああああああああ!!!!」



ジュエル「や…やりおった………!」

シノ「凄いです……!これで…………あっ…!」

 シュゥゥゥウウウウ………

リムロ「………………………………」

シノ「まだ……立っています……………!」
ジュエル「何じゃと…!?あの攻撃を受けてもまだ立てるというのか……!!」
影さん「………………!」

リムロ「くっ……………!己………………!まだ……だ……………!」

 ズシン!!

シノ「こっちに向かってきます!」
ジュエル「ならば今度は儂がグライドパンチをお見舞いして……!!」
影さん「その必要は無さそうです」
ジュエル「何……!?」

リムロ「ま……まだ……倒れるわけには…………ぐふっ……!
  くっ……ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!


958 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/12(Fri) 21:09

シノ「た………倒れました……………!勝ちました………!」
ジュエル「ふう……脅かしおって………!とんでもない化け物じゃったわい………!」


リムル「リムロが……倒れた……………!」
リムラ「そんな……リムロ………!」


ウィズ「ダーク・リムロ………今こそ真の力を見せる時です!!闇・エネルギーよ!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!

ジュエル「今度は何じゃ!!?」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

リムロ「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

シノ「ま…まだ生きている……!?」

リムロ「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

影さん「更に変身するつもりか……!姿が禍々しく………!」
シノ「体もどんどん巨大化しています……!」


リムロ暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

シノ「こ……これは……………!」
ジュエル「何と面妖な………!」
影さん「最早自我まで失ったか………デデデさん!」


マスクドデデデ「よし!我輩に任せろ!!HR-D3!!発進!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

マスクドデデデ「とうっ!!」

 ビュン!!

マスクドデデデ「HR-D3、参上!!」


リムロ暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

リムロ暴走体「ゴアアアアアアアアアアア!!!!」

 ボウッ!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああっ!!」

 ガシャン!!

マスクドデデデ「何のこれしき……!ビーム発射!!」

 ビビビビビビビビビィィィィイイイイイイイイイ!!!

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!

リムロ暴走体「グアアアアアアアアアア!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ジュエル「まるで効いていない……!闇の炎で強化されておるようじゃ……!」
影さん「しかし、そのエネルギーには限りはある筈……」
シノ「パワー切れを狙いましょう!耐えてください陛下!」

リムロ暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

リムロ暴走体「ゴアアアアアアアアアアアア!!!」

 ボウッ!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああああ!!」

 ズシィィィィン!!!

リムロ暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


マスクドデデデ「………ミサイル発射!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!


 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!

リムロ暴走体「グアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

マスクドデデデ「よし!スーパー大回転アタックだ!!」

 ギュイイイィーーーーーーーーーーーン!!!

マスクドデデデ「必殺!!スーパー大回転アタック!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

リムロ暴走体「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


リムラ「馬鹿な……!リムロが………!」
リムル「くっ……撤退だ!」



シノ「これでやっとダークトリニティの一体を倒す事が出来ましたね……」
影さん「ええ……ですが、今回の件で向こうは更に本気で私達を潰しに掛かるでしょう
  恐らく次が、闇の軍勢との最後の戦いとなるでしょう」
シノ「プププランドの……ポップスターの平和は私達で守りましょう…!」
影さん「はい これ以上、奴らの好き勝手にさせては行けません……」


  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ 終



次  回  予  告

影さん「ダーク・リムロが倒された事により、闇の軍勢は最後の作戦としてプププランドの侵略を決行
  闇の軍勢との最後の決戦がいよいよ始まります
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第12話 開戦!仁義なき最終決戦 御期待ください」


959 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/19(Fri) 21:38

ウィズ「ダーク・リムロが敗れてしまいましたか……
  こうなってしまった以上、計画を遅らせるわけには行きません
  お遊びはここまで……こうなれば最後の作戦です!」
リムラ「最後の……作戦……………」
リムル「一体どのような………」
ウィズ「結論から言いましょう プププランドを制圧します!」
リムル「プププランドを制圧………!」
ウィズ「今までの様な生ぬるいやり方ではありません!
  デデデの身柄は確保!それ以外は皆殺しにしてしまいます!」
リムラ「しかし…そう上手く行くでしょうか……」
リムル「リムロが欠けてしまった今、三位一体の陣は使用出来ません」
ウィズ「やれる事は他にもありますでしょう」
リムラ「……と、仰いますと…………?」
ウィズ「強化改造です!」
リムル「強化……改造………!?」
ウィズ「貴方達を強化改造し、今まで以上のパワーを出せるようにします!
  今まで散々辛酸を嘗めさせられてきた分、存分に暴れてやるのです!」



 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第12話 開戦!仁義なき最終決戦


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生(>>859-862)
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆(>>864-867)
  第6話 打つ手無し!?鋼の侵略者(>>871-875)
  第7話 事務所を救えアイドル作戦(>>884-890)
  第8話 あいつこそテニスの大王様(>>895-900)
  第9話 火の国の王子抹殺指令作戦(>>911-914)
  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶(>>943-947)
  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ(>>955-958)



住人「な……何だ!?あの建物は………!?」
住人「あんな建物、今までにあったかな……?」
住人「さあ……それにしても悪趣味な外装だなあ……気味が悪すぎる
  一体どんな奴が住んでいるんだろうな………?」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

住人「わ…!な…何だ!?」

ダークゼロ「よく来たね………ようこそ…………………
  君達は今日から僕の可愛い子供達だ………………」

 ドクン!!

住人「………ダークゼロ様……………………」
住人「我ラハ……ダークゼロ様の忠実ナ下僕…………」
住人「全テハ……ダークゼロ様ノ為ニ………………」

リムラ「ふん…まんまとダークゼロ様の催眠術に掛かったようだな……
  さあ行けお前達!プププランドを滅ぼすのだ!!」

住人達「オオオオオオオオオオオオオ!!!!!」



警察「無事な住人達は急いで避難してください!!」

住人「オオオオオオオオオオ!!!」

警察「う…うわあああああ!!」


警察「フ…フフ………地上ノ支配者ハ………ダークゼロ様唯一人…………!」


960 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/19(Fri) 21:40

グランドウィリー警官「くそう!これは一体どうなっているんだ!?」

シノ「本官さん!一体どうしたんですか!?」
グランドウィリー警官「こっちが聞きたいよ!!突然住人が襲い掛かって来て、
  そしたら襲われた奴らもおかしくなったんだ!!
  これはどういう事なんだ!?」

影さん「洗脳された住人達には他の相手を洗脳する能力があり、
  その能力を使って数を増やしている……そういう事でしょうね」
グランドウィリー警官「何だって!?まるでゾンビ映画みたいじゃないか!!」

影さん「洗脳されていない住人達を早く安全な場所へ避難させなければ、被害は更に甚大なものになります」


 ドオオオオオオン!!!

住人達「グアアアアアアアアアア!!!」

ジュエル「ふう……!邪魔で仕方の無い連中じゃ……!」

シノ「ジュエルさん……洗脳されているとはいえ、怪我はさせないでくださいね」
ジュエル「分かっておるわい!!これでも一応手加減しておるのじゃ!!」
シノ「本官さんも早く避難してください!ここは危険です!」
グランドウィリー警官「全く……本来なら守る側が守られる事になるとは………!
  良いかね!?君達も気を付けるのだよ!!」


シノ「元凶は恐らく向こうの城……あの中にダークゼロがいます……!」
ジュエル「しかし洗脳された住人共が邪魔で全く進めん………!」
影さん「ここは私にお任せください」
シノ「影さん…!?」
影さん「私が住人達の皆さんの注意を引き付けます 心配いりません……
  必ず皆さんの所へ追い付きます」
シノ「でも………!」
ジュエル「シノよ!良いから奴に任せるのじゃ!………頼むぞ!」
シノ「………気を付けてくださいね!」
影さん「ええ……そちらも………………」



住人「オオオオ………!」

住人「全テハ……ダークゼロ様ノ為…………」

住人「ダークゼロ様ニ背ク者ハ……皆殺シ…………」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

影さん「大きいのも一緒ですか………これは面倒ですね……ですが」

 ビュン!!!

闇・エネルギー暴走体「グアアアアアアアアアアア!!!!!」

影さん「…甘く見ないでくださいよ……この程度の戦力で私を止められるとでも…?」




シノ「影さん……大丈夫でしょうか……?」
ジュエル「彼奴なら心配いらん!必ず儂らに追い付くじゃろう!」

リムル「その通り……そしてここがお前達の終点だ」

ジュエル「貴様らは……!」
シノ「ダーク・トリニティ……!」

リムラ「ふん……そんな古い名はもう捨てた………
  我らは大魔術師ウィズ様によって強化改造を施され、生まれ変わったのだ!」
リムル「見せてやるぞ……我らの新しい姿をな………!
  はあああああああああああああああああああああああああ……!!」
リムラ「はあああああああああああああああああああああ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ジュエル「な……何じゃ……!?」
シノ「姿が……どんどん変わって行く……!」


リムル「新生!!妖魔獣・リムルージュ!!!!」

リムラ「新生!!妖魔獣・リムラーナ!!!!」



シノ「妖魔獣………!?」
ジュエル「悍ましい気を纏っておる………!!」


リムルージュ「お前達を殺す前に訊きたい事がある………デデデはどこにいる……?」

シノ「そんなの、貴方達に教えられるわけないじゃないですか…!」

リムラーナ「ならば力ずくで吐かせてやる!!覚悟しろ!!」



ウィズ「クククククク………始まりましたね………………
  これが正真正銘最後の決戦となるでしょう……!今こそ決着の時です!!」

ダークゼロ「パパは必ず僕の所に来る………信じているよパパ………」


961 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/19(Fri) 21:41

ジュエル「ぬおおおおおおおおおおお!!!!」

リムルージュ「………………」

ジュエル「先手必勝じゃ!!グライドパンチ!!!!!」

リムルージュ「…………………」

 ビュン!!

ジュエル「何っ……!?」

リムルージュ「無駄だ 貴様の攻撃は俺には届かん」

ジュエル「馬鹿な!!もう一度じゃ!!グライドパンチ!!!!」

 ビュン!!

ジュエル「何……!?」

リムルージュ「貴様に教えてやろう……俺は一瞬だが貴様の時間を止めたのだ」

ジュエル「時間……じゃと……!?」

リムルージュ「俺の能力は時間停止(タイムストップ)…………
  相手の時間の感覚を数秒間だけ止める事が出来る能力だ」

ジュエル「時間の感覚……!?どういう事じゃ………!?」
リムルージュ「理解出来ぬか……ならばもう少し分かり易く説明してやる
  日常でもよくあるだろう……気付いたらいつの間にか時間が過ぎ去っているという事が
  俺は意図的にその現象を引き起こさせる事が出来る……いかなる相手に対してもそれが有効だ
  故に、貴様の攻撃はこの俺に当たりもせず届く事さえ無い 未来永劫な」
ジュエル「何じゃと……!?」
リムルージュ「降参するか……?命乞いをするなら今の内だ」
ジュエル「たわけ!!誰が命乞いなどするか!!
  貴様の言った事はハッタリじゃ!!体感時間を止めるなど出来るわけなかろう!!!」
リムルージュ「嘘だと思うなら攻撃を当ててみるがいい……全て無駄に終わるだろうがな」
ジュエル「無駄かどうかはやってみなければ分からん!!!!」
リムルージュ「戯れ言を……やる前から結果は分かり切っている……我々の勝利だとな!」

 ヒュバッ!!

ジュエル「ぐああああああああっ!!」


シノ「あ……!ジュエルさん!」

リムラーナ「余所見をしている場合か!!」

 ドン!!

シノ「くっ……!」

リムラーナ「小娘……!今度こそただでは済まさんぞ……!はああああああああっ!!」

シノ「こっちこそ…!小娘と甘く見ないでください!あああああああああっ!!」

 ドオオオオオオオン!!!

シノ「強さは互角……!」

リムラーナ「互角…?舐めるな!こちらの方が上だ!!」

 ドン!!

シノ「くっ……!いいえ……互角です………」

リムラーナ「何っ……!?なっ…!これは………!」

シノ「貴方が攻撃する瞬間、暗器を仕掛けました……」

リムラーナ「くっ…!身動きが取れん……己……!」

シノ「終わりです……花影流・桜吹雪!!!」

 ドオオオオオオン!!!!

リムラーナ「ぐあああああああああああ!!!!」


シノ「勝った……!それにしてはあっけないような気が………」

リムラーナ「当然だ」

シノ「え……!?」

 ドオオオオオン!!

シノ「あああああああっ!!」

リムラーナ「今までずっと貴様は幻影と戦っていたのだからな!」

シノ「なっ……!幻影……!?」

リムラーナ「私の能力は幻影幻想(ファントムミラージュ)
  相手にありもしない光景を映像として見せそれを信じ込ませる能力だ
  私が見せたものが実在しているかの様に相手は錯覚し、感覚を鈍らせ、疑う事をしなくなる……
  貴様は今、私の掌の上で踊っているに過ぎないのだ!!」

シノ「……!そんな事は………!」

リムラーナ「大地よ割れろ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

シノ「そ…そんな……!本当に地面が……!うああああああああっ!!」



シノ「………あ……あれ………?」

リムラーナ「間抜けめ……!幻想に決まっているだろう!!」

 ドガッ!!

シノ「あああああっ…!!」


962 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/19(Fri) 21:41

ウィズ「クククククククク……!素晴らしい………!
  妖魔獣化した彼らの能力に手も足も出ない様ですねぇ……!
  これで勝利は手にしたも同然!!後はデデデを見つけるだけで済みそうですねぇ
  クククククク……ハーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」


 ビュン!!

影さん「くっ……倒しても倒してもキリが無い…………!」


闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオ!!!!」

 キィィィイイイン!!

影さん「しまった…!剣が……!」

住人「ダークゼロ様ニ逆ラウ者……皆殺シ………!死ネ!!」

影さん「くっ…!これは絶体絶命か……!」



  第12話 開戦!仁義なき最終決戦 終



次  回  予  告

影さん「妖魔獣となったリムル、リムラに手も足も出ないシノさん達
  私達はこのまま負けてしまうのか……
  いえ、私達は誰一人決して諦めてなどいません
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第13話 形勢逆転!反撃の一閃! 御期待ください」


963 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/23(Tue) 21:10

シノ「アドレーヌさんが新しいスレッドを建てたようですね
  そちらの方がかなり盛り上がっていて、流石はアドレーヌさんです
  私達がどれだけ努力しても出来なかった事が、アドレーヌさんならそれが容易く出来そうな気がして
  才能に関してはアドレーヌさんの方が上ですね 悔しいですが、認めざるを得ません」
ジュエル「フン!!流行り廃りも時代の内よ!!儂らのやり方が受け入れられぬならそういう時代となったと云う事じゃ!!」
大王「おれさまとしては、辞めないでくれって引き留めてくれる人が出ても良いって思ったけどな」
影さん「そう言いたい人の方が案外多いのかも知れませんよ それでも我々の考えを尊重してくださっているんです」
シノ「デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編も、残す所後3話となりました
  ただ話を投稿するだけではなく、返事も返して行きたいと思います」
大王「諸事情で中々返事を出せなかったデ……申し訳ないデ」
影さん「その代わり、しっかり真心を込めて返して行きましょう」
ジュエル「儂の真心を受け取るがよい!!!!」
大王「なんか怖えよ……」

>>939

シノ「実はもう最終話は出来ていて、ハッピーエンドというよりは、しんみりした終わり方になっています」
大王「サーペントナイトとチービィについて言及してくれる人がいたのは良かったデ
  あの2人は次の新しいシリーズとかで再登場させる予定だったんだよな
  シノの生まれ故郷のフラージュスターに行く話とか、火の国をウィズと結託して乗っ取ろうとした反乱者達が出て来る話とか、
  色々考えていたんだけど、今の所難しいと思ったんでそこは見送る事にしたんだデ
  ここだけの裏話だけど、風雲竜虎編の話の殆どは旋風編の時に没にした話を作り直したのが多いんだデ
  ガウガウとガオガオの話、ビッグメタルンの話、テニスの話は旋風編でやる予定だったのを没にした話
  ドロッチェ団との戦いも本当なら旋風編で決着がつく予定だったんだデ」
影さん「もし、話を続ける意欲が出て戻る決心が付きましたら、その要望を叶えてあげたい所ですね」
ジュエル「儂らの物語も、とりあえずこれで一区切り だが儂らが生きている限り、これから先も新たな1ページが刻まれるのじゃ!!」
大王「戻ると断言は出来ないが、いつ戻って来ても良い様にちゃんと椅子を用意してくれるとありがたいデ!」

>>941

大王「マリオファミリーが極悪人ファミリー!?考えたくもない話だが……
  任天堂を代表するキャラクターの面々が悪役になってプププランドを襲うとかショッキングな話だデ……
  勝てる自信は無さすぎるデ………」
影さん「大丈夫です 私達は負けませんよ」
大王「え……?」
影さん「相手はどんな有名人であるといえど悪人であると云うなら、相手は平和を奪う事しかしないでしょう
  平和を奪おうとする者に負ける筈がありません 私達は平和を守る為に武力を行使します
  守りたいと思うものが1つでもあれば、その1つの為に全力を注いで戦う事が出来ます
  故に私達に敗北はありません」
ジュエル「左様!!悪人といえどもそいつが強いのなら、其奴と一戦交えるのもまた一興!!
  最強の一族ワムバム一族の王がついておるのじゃ!!負けるわけが無かろう!!」
シノ「私達が負けてしまえばプププランドが滅ぼされてしまうかも知れないんですよね……
  もしそうなるなら、尚更負けるわけには行きませんよね」
大王「強いなお前ら……お…おれさまも、もしかしたら…か…勝てるかも知れない……のか……?」
シノ「自信を持てば大丈夫ですよ陛下」

>>942

ジュエル「ワムバム一族式ボウリングの方が大いに盛り上がるぞ!!」
大王「そんなのがあるんか……」
ジュエル「重さ10トンのピンを何本倒せるかを競う競技じゃ!!」
大王「無理だデそんなの!!」
ジュエル「ちなみに球は何を使っても構わん 儂が使っていたボールはこれじゃ!!」
大王「デカいな!!どっから出して来た!?」
シノ「私達の理解を遥かに超えていますね……」
影さん「ワムバム一族の類稀なる強さの秘訣はこういった所にあるのかも知れませんね」
大王「おれさま、ワムバム一族に生まれてこなくて良かったデ……」


964 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/23(Tue) 21:10

>>950

影さん「鏡餅とやらがお気に召したようですね
  それなら貴方に差し上げます
  欲しい人の手に渡った方が、鏡餅も大層喜びますでしょう」
シノ「それだと影さんのお餅が……」
影さん「私は大丈夫です 鏡餅を譲った事で喜んで頂ければ、私には充分な報酬です」
大王「凄いなあ……おれさまなら絶対にあげなかったデ」
ジュエル「お前らしいのう……」
シノ「影さん、良かったら私のお餅を分けてあげます」
影さん「そうするとシノさんの食べる分が減ってしまいますよ」
シノ「良いんです!私だって影さんに鏡餅食べて欲しいですから!
  食べてくれないと私が喜びませんよ!」
影さん「これは一本取られましたね…ではご厚意に甘えて頂くとしましょう
  シノさんは心がお優しいのですね」
シノ「そ…それは………か…影さん程じゃないですよ………」
ジュエル「青春じゃのう」
大王「思い出はいつも綺麗だけど、それだけじゃお腹が空いてしまうデ…」

>>952

影さん「お心遣い痛み入ります 残り3話ですので丁度良くスレッドを終わらせられそうですね」
シノ「1話投稿するのに大体4つか5つくらい使っていますので、書き込める回数が後12〜15回くらいなら何とか行けそうでしょうか……?」
大王「もし無理だったらアドレーヌのスレの方に続きを書かせて貰うかも知れないな
  出来ればこのスレの中で完結させたいけどな」

>>954

大王「アドレーヌのスレでも同じようなのを見た気がするけど、まあいいか……
  っていうか、「おとしだま」ってこの字で合ってたか……?」
ジュエル「違うぞ!!正しくはこう書くのじゃ!!雄斗死堕魔じゃ!!!」
大王「そんな字見た事無いデ!!暴走族か!?」
影さん「落とし弾……元旦という皆さんが幸せに過ごしている日を狙って空襲するつもりでしょうか……見過ごせませんね」
大王「そういう事じゃないデ!!段々物騒な話になってきているデ!!」
シノ「弾は弾でも爆弾とかそういう恐ろしいものではなく、ボウリングの玉みたいな……」
大王「シノまでボケようとしなくて良いから!!っていうかボウリングの玉も直撃したら危ないデ!!」


965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/26(Fri) 14:36
ageるぜ
ワムバム一族は何でもスケールデカいなw 10トンのピンw
ボールの破壊力も重機並みじゃないと倒せんw
アドレーヌの集客力も凄いよな
頭の回転早くてただのマドンナで終わらないのが凄い

966 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:40
最終回しんみりなムードで終わる?って事は誰かと別れるって事か!
じゃあシノさん失恋するのか…影さんと

967 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:43

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオ!!!!」

 キィィィイイイン!!

影さん「しまった…!剣が……!」

住人「ダークゼロ様ニ逆ラウ者……皆殺シ………!死ネ!!」

影さん「くっ…!これは絶体絶命か……!」


 ビュン!!


影さん「……極楽鱗波!!」

 キィィィイイイイイン!!!

住人達「ぐあああああああああああああ!!!」


住人「………あれ…!?俺は一体何を……!?」

住人「ど…どこなんだ……ここは………?」

影さん「住人達の意識が戻った……!?極楽鱗波にはそんな効果があったとは………」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオ!!!」

住人「うわああああああ!!あそこに怪物が!!」

影さん「皆さん退がって!極楽冥王斬閃!!!!」

 ヒュバッ!!!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!!

住人「す…すげえ!!」
住人「化け物をたった一撃で…!!何だあいつ!?」
住人「羽が生えているし、もしかして天使様かしら!?」
住人「しかもよく見たら凄くイケメン!」

影さん「……皆さん、ここにいては危険です………今すぐここから撤退を」

住人「なんだかよく分かんないけど、言う通りにした方が良さそうだな……」
住人「よし!ここから離れるぞ!」
住人「おう!」
住人「ありがとうイケメンの天使様ーーー!!後でサイン頂戴ーーーー!!」


女の子「……………………」

影さん「君も早くここから逃げなさい……親とはぐれたのですか……?」

女の子「お兄ちゃんはどうするの……?」

影さん「私は皆さんを守る為に戦います
  向こうで仲間が戦っているんです……早く行かないと…………
  それより君も早くここから逃げなさい 親御さんが待っている筈」
女の子「うん……!お兄ちゃん、気を付けてね!」
影さん「ありがとうございます あなたも、お気を付けてお帰りなさい」


 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第13話 形勢逆転!反撃の一閃!


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生(>>859-862)
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆(>>864-867)
  第6話 打つ手無し!?鋼の侵略者(>>871-875)
  第7話 事務所を救えアイドル作戦(>>884-890)
  第8話 あいつこそテニスの大王様(>>895-900)
  第9話 火の国の王子抹殺指令作戦(>>911-914)
  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶(>>943-947)
  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ(>>955-958)
  第12話 開戦!仁義なき最終決戦(>>959-962)


968 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:43

ジュエル「お…己………!この儂が防戦一方とは………!」

シノ「つ…強い……!」


リムルージュ「今更力の差を思い知った様だな………」

リムラーナ「跪け!命乞いをしろ!デデデの居場所を今すぐに吐き出せ!」

シノ「だ…誰が……貴方達なんかに………!」
ジュエル「そうじゃ……!!そんなに知りたくば貴様達の手で見つけ出せ!!」

リムルージュ「そうか……ならば仕方が無い」
リムラーナ「二人揃ってここで死ね!!」

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

リムルージュ「ぐあっ!!」
リムラーナ「ぐああああっ!!」

シノ「……!」


影さん「間一髪……何とか間に合ったようですね」

シノ「影さん…!来てくれると信じていました!」

ジュエル「フン…!たわけ!!遅すぎるわ!!
  来るならもう少し早く来いと云うのじゃ!!」


リムルージュ「ふん……数が一匹増えた所で状況が変わるわけでも無い」

影さん「さあて、それはどうでしょうか?
  もしかして貴方達の姑息な小細工がこの私にも通用するとでもお思いで?」

リムラーナ「ほざくな!!まずはその減らない口を黙らせてやる!!」

リムルージュ「行くぞ!!時間停止(タイムストップ)!!!!」
リムラーナ「幻影幻想(ファントムミラージュ)!!!!」

ジュエル「2人同時じゃと!?」
シノ「これでは流石の影さんでも……!」

影さん「…………………」

 ビュン!!

リムルージュ「何っ……!?」
リムラーナ「馬鹿な……!」

影さん「ほら、だから言ったじゃないですか その程度の小細工じゃ倒せないって」

ジュエル「あれを躱したのか……!?」
シノ「凄い…!でもどうやって……!?」


影さん「私も似たような技を持っているからですよ」

リムルージュ「という事は……時間停止はやはり貴様の………!」
リムラーナ「で…では幻影幻想は……!?そんな技、今までで一度も使った事が無い筈……!」

影さん「ああそれですか……気になるなら今見せてあげますよ
  ほら、上をご覧ください」

リムルージュ「上……?」
リムラーナ「何だ……?何もいないではないか……」

影さん「いいえ……よくご覧ください」

リムルージュ「ん……?なっ……!」

???「グオアアアアアアアアアアアアア!!!!」

リムルージュ「わっ!!なっ…何だ!!?」
リムラーナ「こ…こっちに来るぞ!!うわああああああああ!!!!」

???「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

リムルージュ「く…来るな!!離れろ!!向こうに行け!!」
リムラーナ「何だこいつは!?や…やめろ!!」


 スッ……

リムルージュ「き…消えた………!」
リムラーナ「今のは…一体………!」

影さん「極楽冥獣……恐ろしい化け物の幻覚を見せる幻影術です」

シノ「そんな事まで出来たんですか……!?」
ジュエル「最早何でもありじゃな………」


影さん「……さて、どうしますか?手の内を破られて尚私に戦いを挑みますか?
  降参した所で、貴方達を見逃すつもりはありませんが」

リムルージュ「己ぇぇぇえええええええ!!!」
リムラーナ「技を見切った程度で偉そうにするな!!!」

 ビュン!!

影さん「獄炎弦月斬!!」

 ヒュバッ!!

リムルージュ「ぐああああああああ!!」
リムラーナ「ああああああああっ!!」


影さん「2人共、今が攻撃のチャンスです!」

シノ「はいっ!はああああああああああああっ!!」
ジュエル「ぬおおおおおおおおおおおおお!!!」


シノ「花影流・紅蓮紅葉!!」

ジュエル「グライドパンチ・リボルブ!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

リムルージュ「ぐあああああああああ!!!!」

リムラーナ「ぐああああああああああ!!!!」


影さん「これで止めです!はっ!!」

 ビュン!!

影さん「極楽新界斬閃!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


リムルージュ「ぐああああああああああ!!!」

リムラーナ「ぐああああああああああ!!!」


969 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:45

リムルージュ「強化改造されても尚………及ばぬ……とは………………!」

リムラーナ「ウィズ様………申し訳………ありませ……………………」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「妖魔獣……撃破しました……!私達の勝ちです!」
ジュエル「フン!!当然じゃ!!ワムバム一族最強の王がついておったのじゃぞ!!敗北など有り得ぬわ!!」
影さん「その割には満身創痍といった様子に見えますが」
ジュエル「たわけ!!戦いで付いた傷こそ儂にとっては勲章の様なものなのじゃ!!」
シノ「まあ、確かに影さんのお陰で勝てたようなものですし………
  ……もしかして、私達がいなくても影さん1人で良かったのでは……?」
影さん「いえいえ、皆さんが居てこその勝利です 私1人だけでは力不足でしたよ」
ジュエル「フン!謙遜するでないわ!!嫌味に聞こえるぞ!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


シノ「……!向こうの城から黒い雲が……!何かが出て来ます………!」
ジュエル「あれは………!」
影さん「親玉自らの登場の様ですね…………」
シノ「ダークゼロ…………!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ダークゼロ「久し振りだね………でも君達には即刻退場してもらうよ…………
  だって君達が生きていたらパパに会えないんだもん
  君達が死ねばパパが来ないわけないよね……?だからさっさと死んでよ」

 ドガアアアアアアアアアアアアン!!!!

シノ「あああああああああっ!!」

ジュエル「ぐおおおおおおおおおお!!」

影さん「くっ……!何という威力だ……!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

シノ「くっ………!強い……………!」

ジュエル「この強さ……ダークマインドを超えておる…………!
  あんな化け物がこの世に存在するというのか……………!!」


ダークゼロ「僕が怖いかい…?パパを呼んで来てくれるなら殺さずに置いてあげるよ」


影さん「………極楽鱗波!!」

 キィィィィイイイイイイン!!!

ダークゼロ「……………………………」

影さん「極楽鱗波が効かない……!」

ジュエル「ならば…これならどうじゃ!!グライドパンチ・リボルブ!!!!」

シノ「花影流・疾風睡蓮!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

影さん「極楽新界斬閃!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

ジュエル「どうじゃ……!儂ら3人の全力を叩き込んでやったわい……!」

シノ「こ……これなら…………」

 シュウウウ…………

ダークゼロ「…………………………」

影さん「駄目です……!まるで効いていない……!」

シノ「そんな……!」

ダークゼロ「もうおしまい……?全然大した事なかったね」


ジュエル「己……!儂らの全力だと云うのに………!!」


ダークゼロ「ふうん……?これが全力……?
  じゃあ今度は僕の全力を見せてあげようかな………」

 バリバリバリバリバリバリバリ………!!

シノ「くっ……!」

ジュエル「何じゃ……!!この強いプレッシャーは……!!」

影さん「皆さん、気を付けてください…!」


ダークゼロ「絶滅せよ!!暗黒冥王全土焼滅雷光波!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

シノ「あ…ああああああああああ!!」

ジュエル「ぐああああああああああああああ!!!」

影さん「くっ……!手も足も出ない……!」



シノ「くっ…………これ程とは…………」

ジュエル「規格外じゃ………!!」

影さん「私達3人がかりでも勝ち目がないとは……!」


ダークゼロ「あれ……?まだ生きてる………?今ので完全に殺せたと思ったのに……………
  じゃあもう一発食らわせて今度こそ完全に殺してあげるね!」

シノ「え……!?あれをもう一発……!?」
ジュエル「まるで儂らが虫けら同然の扱いじゃ……!!」
影さん「このままでは………何か策は…………!」


970 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/01/26(Fri) 21:45


???「待て!!!!」


ジュエル「……!」

影さん「その声は……」

シノ「陛下……!」


大王「はあ………はあ………………!」

ダークゼロ「パパ………!」


大王「ダークゼロ…………!これ以上仲間に手を出すな………………!
  お前の狙いはおれさまなんだろ……!?お前の要求通り来てやったデ…………!
  だからもうこれ以上余計な手出しはするな!!」

ダークゼロ「やっと僕に会いに来てくれた………嬉しいよパパ…………!」




  第13話 形勢逆転!反撃の一閃! 終




次  回  予  告

影さん「デデデさんが現れ、遂に4人揃った私達
  しかし、そんな私達を前にしても余裕な態度は崩さない
  それ所か私達に自分は倒せないと告げるダークゼロ
  果たして、私達の攻撃はダークゼロに通用するのか…?
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  第14話 討て!逆襲のダークゼロ 御期待ください」


971 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2024/02/01(Thu) 17:19

シノ「明日はいよいよデデデでプププななかまたち・風雲竜虎編14話
  最終話までもうすぐとなりました
  スレッドも、後もう少しで終わりですね
  このスレッドが1000に到達すれば、私達はこれでお別れとなります」
大王「気付いちまったんだけどさ、逆に言えばこのスレが1000に行かなかったら
  ずっとお別れにならないって事にならねーか?」
ジュエル「そこに気付いてしまうとはな……」
影さん「いつまでも1000に到達せず残しておくわけにも行かないでしょう
  スレッドとやらを残して置ける期間も限られている様ですし」
ジュエル「左様 3ヵ月以上誰も書きに来なければどの道此処は消滅じゃ」
大王「良い考えだと思ったんだけどなあ……特例で無期限残しておいてOKってわけには行かない?」
シノ「ここだけ特別扱いというわけには行かないでしょう……」
大王「おれさまでも駄目か!?」
ジュエル「むしろ何故貴様なら良いと思うのじゃ」
影さん「様々な議論を並べても、最終話までもう少しです
  その分のスペースは皆さんに気を遣って頂いていますし、今は私達に出来る事をやりましょう」
大王「返事が2つ程来てたんで、今回はそれを返すデ」

>>965

大王「ageてくれてありがとな でもすぐ下がっちまったけどな
  今はアドレーヌのスレがあるし、そっちを盛り上げてやって欲しいデ
  っつっても、既にやってる事だと思うけどな
  アドレーヌなら上手くやれるだろうし、その後の事は心配しなくても良さそうだな
  色々頑張ってみたけどさ、やっぱり才能無かったんじゃないか?はっきり言ってつまんなかっただろ」
シノ「そんな事ないんじゃないでしょうか こんな場所でも気に入ってくれている人はいたと思いますし、
  これまで頑張って来た事、誇りに思っても良いんじゃないでしょうか」
ジュエル「左様!!儂らがこれまで歩んだ道は間違いでは無かった!!自信を持つが良い!!」
影さん「私は特に異論はありません 皆さんと共に続けたかったというのが正直の所ですが、
  デデデさんやシノさんが下した決断に水を差す事はしません」
大王「戻りたくなったらまた戻って来るからさ……いつになるかは分からないけどな」
ジュエル「その機会があれば、ワムバム一族で行なわれていた競技についても存分に話してやろうではないか!!」
大王「ワムバム一族が今も健在だったらスポーツ界とんでもない事になってたんだろうな……」

>>966

シノ「失恋……!?失恋も何も、私と影さんはそういう関係じゃ……」
ジュエル「何じゃ?違うのか?儂はてっきりそうだとばかり……」
影さん「それは誤解と云うものですよ ジュエルさん
  私なんかがシノさんと恋仲なんて烏滸がましくてなれる筈がありません
  シノさんにはもっと相応しい相手が現れる筈ですよ」
シノ「そ…そんな事ありません!私は別にそこまで位の高い女じゃありませんし……
  影さんとだったら、一緒でも………」
ジュエル「おお……!」
影さん「私も、出来ればシノさんと一緒に暮らしたいと思っています」
ジュエル「おお!!」
影さん「しかし私なんかで本当に良いのでしょうか?迷惑を掛けてしまう事も多いと思いますよ」
シノ「それは構いません!一緒にいられるだけで幸せですから…!」
ジュエル「おおおおおおおお!!ではやはり結婚か!!いつ挙式をやる!?儂も同行するぞ!!」
シノ「うるさいですよ」
大王「でもさ、そんな勝手に結婚の話なんて進めて良いのか?その場合父親の許可が…」
暗闇斎「それは構わんでござる」
大王「おわあ!!いつの間に!?」
暗闇斎「彼ならば誠実でござるし、シノを任せるに値するでござる」
大王「えっと…ちなみにおれさまは…?」
暗闇斎「論外でござるな」
大王「何でだデ!?」
ジュエル「デデデよ、強く生きるのじゃ……」

972 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/02(Fri) 17:21
なーに大王にはアドレーヌがいるからモンマイタイよ
えっ?アドレーヌにも選ぶ権利がある?それもそうか

973 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/02(Fri) 17:29
デデデはカービィのハッピーセット発売を楽しみにしてそう

974 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/02/02(Fri) 22:20

大王「ダークゼロ…………!これ以上仲間に手を出すな………………!
  お前の狙いはおれさまなんだろ……!?お前の要求通り来てやったデ…………!
  だからもうこれ以上余計な手出しはするな!!」

ダークゼロ「やっと僕に会いに来てくれた………嬉しいよパパ…………!
  遂に僕と1つになる決心が出来たって事だよね!」
大王「違う!!おれさまはお前を倒しに来たんだデ!!」

ダークゼロ「倒す…?僕を……?それは無理だよ……パパに僕は倒せない…………」

大王「何……!?」

ダークゼロ「パパだけじゃない……誰にも僕を倒す事は不可能だ……………
  僕は闇そのもの………闇は決して消えない……………
  ハッタリじゃないよ 試してみるかい?」

大王「上等だデ……!変身!!」



 デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編

  第14話 討て!逆襲のダークゼロ


 前回までの記録

  第1話 素性不明の二枚目剣士現る(>>823-828)
  第2話 プププランドに大雨が降る(>>833-837)
  第3話 闇が支配する死闘の果てに(>>848-851)
  第4話 大王危うしダークゼロ誕生(>>859-862)
  第5話 闇に引き裂かれた親子の絆(>>864-867)
  第6話 打つ手無し!?鋼の侵略者(>>871-875)
  第7話 事務所を救えアイドル作戦(>>884-890)
  第8話 あいつこそテニスの大王様(>>895-900)
  第9話 火の国の王子抹殺指令作戦(>>911-914)
  第10話 存亡の危機!闇の地獄蝶(>>943-947)
  第11話 壮絶!!捨て身のリムロ(>>955-958)
  第12話 開戦!仁義なき最終決戦(>>959-962)
  第13話 形勢逆転!反撃の一閃!(>>967-970)


975 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/02/02(Fri) 22:21

マスクドデデデ「うおおおおおおおおおおおお!!!」

ジュエル「儂らも助太刀するぞ!!うおおおおおおおおおおおお!!」

シノ「私達の全身全霊、ダークゼロに叩き込みましょう!!」


ダークゼロ「やれやれ……無駄だって言ってるのに………仕方が無い
  絶滅せよ!!暗黒冥王全土焼滅……」

マスクドデデデ「させるか!!マスクド真拳奥義!!応仁の乱!!!!」

ジュエル「グライドパンチ・リボルブ!!!!」

シノ「花影流・鮮紅彼岸花!!!!」

影さん「極楽新界斬閃!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!


ダークゼロ「う…うわああああああああ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「ダークゼロ、撃破しました……!」

ジュエル「何じゃ……!?さっきと違って随分と呆気ないではないか……!
  儂らの結束の力が奴を上回ったのか!?フン!!大口を叩いておいて、意外と大した事は無かったな!!」

影さん「いいえ……ダークゼロの言葉は嘘では無かった様です」

シノ「え……!?」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

ダークゼロ「ふふふふふふふふ……!」

ジュエル「何…じゃと……!?」

マスクドデデデ「再生した……のか…………!?」

ダークゼロ「言ったでしょ……?僕は闇そのもの……………
  この世に闇がある限り、僕の体は消える事は無い……………
  残念だったね………これで分かったでしょ?君達がどれだけ全力で僕を倒そうとしても、
  君達には僕を倒す事は出来ないんだ………………………」

ジュエル「己………!」

シノ「まだ無理だと決まったわけではありません……!必ず勝つ為の手立てはある筈です……!」

ダークゼロ「ふーん……この期に及んでまだそんな事言ってられるんだ………?
  じゃあ二度とそんな余裕な台詞が言えないようにしてあげる…………」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

ジュエル「なっ……何じゃ……!?」
シノ「空に大きな黒い雲が………!」

ダークゼロ「蹂躙せよ!!暗黒時空地獄羅殺門!!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああああああ!!」

シノ「うああああああっ!!」

ジュエル「ぐおおおおおおおおおおお!!!」

影さん「くっ……!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

シノ「上空の黒い雲が更に巨大に……!いえ…あれは雲ではなく……」

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

影さん「闇・エネルギーの暴走体……!かなりの数です……!」

ジュエル「くっ……!1体だけでも厄介だと云うに、一度にあんな大群を呼び寄せる事が出来るのか……!?」

ダークゼロ「ふふふふふふ………!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

闇・エネルギー暴走体「グ…グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

シノ「大量の闇・エネルギー達が……ダークゼロに次々と吸い込まれている……!?」

ジュエル「どういうつもりじゃ……!!」

影さん「まさか……更に力を上げるつもりか……!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

シノ「ダークゼロが巨大化します!」

ジュエル「何という事じゃ……!!」

ダークゼロ「どう…?驚いた?これではっきりと分かったでしょ……?
  僕と君達の力の差ってヤツをさ……………」

マスクドデデデ「何のこれしきの事!HR-D3!!発進!!」


976 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/02/02(Fri) 22:23

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


マスクドデデデ「とうっ!!」


ダークゼロ「無駄だよパパ……そんなもので僕は倒せない………」

マスクドデデデ「ビーム発射!!」

 ビビビビビビィィィィイイイイ!!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアン!!!!

ダークゼロ「無駄だって」

マスクドデデデ「ミサイル発射!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアン!!!!

ダークゼロ「全然効かないよ」


マスクドデデデ「スーパー大回転アタックだ!!」

 ギュイイイィーーーーーーーーーーーン!!!

マスクドデデデ「必殺!!スーパー大回転アタック!!!!」

ダークゼロ「ふふふふふふ………」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

マスクドデデデ「なっ……!!」


シノ「スーパー大回転アタックが……止められた………!」

ジュエル「何じゃと……!?」


ダークゼロ「言ったでしょ……?無駄だって…………」

 ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!

マスクドデデデ「ぐあああああああああああああああ!!!」

シノ「陛下!!」

影さん「まずい…!デデデさん、急いで脱出を!」

マスクドデデデ「くっ……!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああああああ!!」

シノ「陛下!!」

大王「い…いてて………!」

シノ「陛下…!しっかりしてください陛下!!」

大王「おれさまは無事だデ……しかし………!
  く……くそ………!なんて化け物だ……!もはやここまでか………!」



ダークゼロ「もう降参かい……?その方が良いよ………僕に逆らわない方が良い……
  死ぬのはいやでしょ……?僕だってパパの事を殺したくないんだ………
  いい加減分かってよ………パパ…………………………」

影さん「こうなれば…………」

大王「待て!!皆はもう手を出さないでくれ……!」

シノ「陛下……?」

ジュエル「貴様こそ待つがよい…!何をするつもりじゃ……!?」


大王「ダークゼロ……!お前の狙いはおれなんだろ……?だったらおれを取り込め……!」

シノ「陛下…!?」

ジュエル「何を言っておるのじゃ貴様!!」

大王「その代わりプププランドにはもう手を出すな!約束しろ……!」

ダークゼロ「……分かったよ………パパを僕のものに出来るなら、それだけで充分だもん」

ジュエル「デデデ!!貴様、何をしようとしておるのか、自分でも分かっておるのか!?」

大王「あいつはおれさまの心の闇から生まれたんだ………
  それならもう一度、あいつをおれさまの心の中に封じ込める………
  ダークゼロを大人しくさせるにはこれしかない……!」

影さん「ですがデデデさん……失敗すればデデデさんの体はダークゼロに取り込まれ、
  二度と元に戻る事はありません……それは危険な賭けでしかない……………
  そんな提案に賛同する事は出来ません」

大王「もし失敗したら、おれさまごとダークゼロを倒してくれ………」

シノ「馬鹿を言わないでください!そんなの……そんな事………出来るわけないじゃないですか………!」

大王「大丈夫だ!おれさまを信じろ!必ず成功させる……!ダークゼロを……おれさまの心の中に封印する……!」

ジュエル「…………行け……」

シノ「ジュエルさん……!?」

ジュエル「貴様は一度決めたら聞かぬ男じゃ……行って来い………
  だがな、約束しろ………必ず生きて戻って来るのじゃ…………
  さもなくば……儂は貴様を永遠に許さん………」

大王「ああ……約束は守るデ……………」

977 名前:デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編 ◆IiInQphU 投稿日:2024/02/02(Fri) 22:23


 ザッ…


大王「ダークゼロ!おれの体をお前にくれてやる!だからもう仲間達には手を出すな!」

ダークゼロ「嬉しいよパパ………これで僕とパパは、また1つになれる………パパはもう僕のものだ……」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

大王「ぐ…ぐあああああああああああ!!」

シノ「陛下!!」

大王「だ…大丈夫だシノ……!おれさまは必ず戻る…!だから……待っていてくれ!
  ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!」


シノ「陛下……!」
ジュエル「無茶しおって大馬鹿者……!!戻らなければ許さんぞ!!」
影さん「デデデさん……信じています………どうかご無事で…………」




大王「……………………はっ………!ここは…………」

ダークゼロ「ようこそ……ここは精神世界………いわば心の中だ……………
  この期に及んでまだ君は僕に抵抗しようとしている……………だからここで君を服従させるんだ………
  わずかな希望は持たない方が良い………何もかも諦めて大人しく僕に従うんだ……パパ…………」

大王「いい加減そのパパっていうのやめろ………お前と親子ごっこなんてする暇はないんだ………!
  お前の方こそ大人しくしやがれ!!おれさまの心の中の闇………今こそお前に引導を渡してやるデ!!」


  第14話 討て!逆襲のダークゼロ 終




次  回  予  告

影さん「デデデさんとダークゼロの最終決戦
  私達が見守る中、静かに激闘が繰り広げられる
  果たして勝利するのはどちらか……?
  次回、デデデでプププななかまたち・風雲竜虎編
  最終話 明日への希望、さらば大王 御期待ください」


978 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:22
>儂らのやり方が受け入れられぬならそういう時代となったと云う事じゃ!!

そんな悲しいこと言わないでくれよ…
みんなシノたちが辞めちゃうのは寂しい…でもそのシノたちが決めたことならと思ってその意思を尊重して引き止めないでいるだよぉおおおおお!!!!(血涙)

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