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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/04/23(Sat) 08:22
桜の花綻び、早くも儚げに花の嵐舞う様は殊の外美しゅうございますね
日本の春、長閑にして麗らかなる陽の光がこの身を包むことの何と嬉しいことでございましょう
異国より参りまして明るい青空の下、小路を染める花びらを箒で掃うのも情緒を誘うものがございます

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
何卒よろしくお願いいたします

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/13(Fri) 17:16
そんなオカルト、ありえません!
byカシマレイコ

236 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/13(Fri) 21:30
>>229 アーチェロお嬢様

>残念ですが、わたくしの同族であってもお味方とは限らないのですよ
>前の街にいました時、レイナさんから言われたのですよ
>お家に、初対面の他所の方を上げられるときは十分注意してくださいませね?

…軽率な真似を致しまして、申し訳ありません、お嬢様。(深々)
留守を預かる身として、あるまじき失態です。
以後、十分に注意致します。

>居城にいるメイドの皆さんも、メイド長派と副長派に分かれて些か隙間風が吹いていたのですわ
>主に人間に対するスタンスの違いから…
>困ったことに、副長派の皆さんはわたくしが人間と交際するのを良しとしないのです

…史実に見られる名家の歴史のように、カルミーニオ家も一枚岩の結束を保つ事は、決して容易ではないのですね。
ただ、人間が闇の眷族の方々に警戒心を抱いてしまうように、その逆もまた然り。
私達人間が、いわれなき理由で闇の眷族の方々に迫害を加えてきた事も事実なのですから。
この国の歴史を見るだけでも…。

故に、そのまつろわぬ民の無念を背負った者がどのような形で何時牙をむこうとも不思議ではない。
…私が知る限りの、私の血族とそれに纏わる過去だけでも、それを実感できます。

それでも、今は共に歩んでいく道を手探りでも見つけていきましょう。

>嬉しいですわ
>「闇」をそんな風に言ってくださるなんて

…それを私が実感できたのも、幼い頃に読んだお伽噺ですね。
ええ、「梟が何故夜眠らないで起きているか」という理由を語ったお伽噺なのですが。

ある日、「夜」が梟の寝床を訪れ、お前の寝床が気に入ったから此処に居させろ、誰にも居場所を告げるなと言うんです。
梟は言い付けを守っていたのですが、夜がやってこないものだから鳥も動物達も、安らぎを得られず大弱り。
そこで、鳥の仲間たちの中では「夜」を見つけた者を鳥の王様にするという事になったんです。

その話に飛び付いた梟は、自分の寝床に「夜」が隠れていることを話してしまい、結局「夜」は見つかってしまいました。
そしてカンカンに怒った「夜」は、「お前だけは夜中眠らせない」と誓わせてしまうんです。
で、梟は夜起きたままになった、というお話なんです。

…夜が無ければ、全ての生き物がどれ程困った事になってしまうかを実感し、
「夜」すなわち「闇」の恩恵に感謝することになった切っ掛けですね。(苦笑)

その分「闇=悪」等と言うのは途轍もない偏見であると昔から思っていました。
光と闇、どちらも生きとし行けるものにとっては不可欠なのですから。


237 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/13(Fri) 21:53
>>233

…お届け物ですか?これは…日本刀?
はい、一応お預かりしておきますが…。

一度、お嬢様に目を通して頂きましょう。
…しかし、この刀のハバキの紋の透かし彫り、そしてこの刃紋は三本杉…。
錆が激しいとはいえ、まさか…。
…分かりました、レイナさん。お嬢様がお帰りになるまで、人目に触れぬ所に収納しておきましょう。

はい、私が知る関係者に日本刀とは縁の深い方々が居られます。
お嬢様の決断次第では、その方達に話を通す事にもなろうかと…。

>>234

ピクッ…(何かの気配に気付く)

レイナさん、裏庭に何か得体の知れないものの気配が…。
…はい、戸締りをしっかりした上で、あの子達には決して外に出ぬよう、伝えます。

…捕獲は、レイナさんお一人で…?
了解致しました。くれぐれも、お気を付けて…。

(小一時間後)

…はい、私です。レイナさん?
得体の知れない何かを、捕獲して檻に収納したのですね?
分かりました。保健所などに通報するか否かは、お嬢様の指示を仰いでからという事で…。

…それにしても、何なのでしょうね。お嬢様に関係するものなのでしょうか?

>>235

ふう…また何やら得体の知れない存在ですか?
都市伝説とやらには詳しいわけではありませんが、私は忙しいんです。
悪戯でしたら、程々になさって下さいな。

…どれ程主が寛容な方であろうとも、ここは闇の眷族の住まう場所。
迂闊な振る舞いは、身を滅ぼすというものです。

…さてと、今宵は13日の金曜日。イエス・キリスト処刑の日…。
日本人にとっては、それとは別なイメージが強いのかもしれませんが迂闊な行動は禁物でしょうね。
早めにお仕事を済ませて、早々に休むと致しましょう。

私はクリスチャンではないので詳しくは存じませんが、
フリューゲル神父様や信徒の方々は、この日をどのようにお過ごしになるのでしょうか?
少々、気になりますね。

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/13(Fri) 22:08
アーチェロへ

つ【対化物用13mm拳銃ジャッカル】

レイナへ
つ【対化物用携行砲ハルコンネン】

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/14(Sat) 01:30
昨今は強くなり過ぎなくらいに強い吸血鬼が世の中に増えてますよね
多種多様な能力を備えつつ弱点という弱点もない
何か理由とかあるんでしょうか?

240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/14(Sat) 09:11
もしかして吸ケツ鬼ですか?

241 名前:レイナ(メイド499) ◆kH2hdi7. 投稿日:2016/05/14(Sat) 16:40

>>柚葉さん

…チュパカブラですね。主に南米に棲息している吸血生物です。知能もある程度ありますから、私達同属の中には"使い魔"として使役する者もいます。
扱いには気を付けてくださいね?お嬢様や私なら吸血されてもなんともありませんが、人間相手では最悪命に関わることがありますから。
─もし、コイツがまだ誰の使い魔でもなくて、お嬢様か私のどちらかが主になれば、柚葉さんたち人間を襲うことはなくなります。そのように"調教"すれば良いのですから。
【無造作にチュパカブラにデコピン一発を喰らわせる。】


>>アーチェロお嬢様

お嬢様。裏庭でチュパカブラを捕獲致しました。誰かの使い魔なのか、偶然日本に流れ着いた野良なのか……素性はまだ明らかになってはおりません。
今は檻に閉じ込めておりますが、ご近所や柚葉さんのことを考えますと早々にどう処分するか結論を出す必要があるかと思います。

242 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/15(Sun) 00:46
>>238

…はい、またお届け物ですか?
…な、何なんですかそれは。

そ、そんな物騒なものを持ってこられても…。
困りましたね、一応これも、お嬢様に一度見て頂くことになりますが…。

護身用であれ、自衛のためであれ、こういう物を置いておくのは結局事故や悲劇に繋がってしまうんです。
海外では、そういう事例が後を絶たないと聞きますから…。
奥の部屋にしまって、カギを掛けておきましょう。

>>239

...全くの平気と言う訳では無いかもしれませんが、ニンニク、十字架、太陽といった
代表的な吸血鬼の弱点とされるものが、通じなくなっている方も多いとは聞きますね。

時代の流れというものでしょうか?
“D”の方のように、ハーフというのであれば通じなくとも不思議ではありませんが。
ただ、どのような能力の持ち主であれ種族間で争いを起こさずにいて頂ければ問題は無いのですが…。

>>240

………………。

パコン…(フライパンでお仕置きの音)

>>241

どうもありがとうございます、レイナさん。
私では、どうにも対処の仕様が無かったでしょう。

成程、南米の吸血生物ですか。
やはり、お嬢様やレイナさんとは無関係ではなかったのですね。
…このまま、檻の中で大人しくしていてもらえればいいのですが。

さてと、今夜は私が一人で夕食の準備を致します。
レイナさん、捕獲作業でお疲れになったでしょう。
シャワーを浴びて、一旦ゆっくりなさって下さい。

…そういえば、お嬢様は京都への憧れが強いみたいですね。
では、今夜は京都のおばんざい定食に致しましょう。

旬の筍ご飯
野菜たっぷりの豚汁
白だし薫る揚げだし豆腐
汲み上げ湯葉としめじの卵とじ
南瓜のいとこ煮

あと、あの子達には卵よりもお肉の方が良いかもしれませんね。
では、だし巻き卵の代わりに豚肉の生姜煮を…。

今夜も、お嬢様に満足頂ければ宜しいのですが。
では、支度を整えてお帰りを待ちましょう。


243 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/15(Sun) 12:05
>>233
刀…でございますか?
ずい分古びていますが、なんでしょう、怪しい気を放っておりますね
この錆は…少なからぬ血を吸って生じたものと拝察します
わたくし、故郷ではメイド長より剣技を仕込まれております
ですが、日本の刀には詳しくはございませんのよ
何故にわたくしに?
「お前もこの刀と同じ。血を啜るのを好む妖の類」
との皮肉でしょうか?
宝剣の収集には興味はございませんが、はてどうしましょうか

>>234
取り立てて己の存在をアピールする気もございませんから、別に信じなくても宜しいかと思いますわ
それにいたしましても、そのお姿でよくこの辺りを普通に歩き回っていらっしゃいますのね
最近、我が家のケモノ娘たちが人型になったり元の姿になったりしておりますから、貴方も我が家の者とご近所の方に思われているのでしょうか?
つくづく申しておきますが、人様に乱暴狼藉を働いたらいけませんよ?

>>235
カシマ…鹿島神宮の建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)の関係者の方でしょうか?
そういうわけではないのですか?
わたくしがオカルトだとおっしゃいますの?
オカルトは超自然的、神秘的と認識されるものを申すのではございませんか?
それは時代と国によって変わるものと考えますわ
今の世で人からオカルトに認識されているわたくしがこう申すのどうかと思いますが
それが忌避されますのは、人の心の闇を無暗に煽り、昏き情念により善き心を曇らせる場合ではないかと存じます
迷妄に陥らず在るがままを見つめていただければ、わたくしとて凡庸な小娘と分かっていただけると思いますわ

>>236(柚葉さん)
>…軽率な真似を致しまして、申し訳ありません、お嬢様。(深々)
>留守を預かる身として、あるまじき失態です。
>以後、十分に注意致します。
あ、あの、そんな…口幅ったいことを申してしまいました
お気を悪くされたらごめんなさい
柚葉さんはわたくしよりよほどしっかりしていらっしゃることは承知しておりますわ
何事も無かったようで、取り越し苦労だったようでございますね

ですが、聖女様が失敗したことですし、過激派が次の一手を打ってこないとも限りません
念のためにこちらの「蝙蝠笛」をお渡ししておきます
わたくしたち吸血鬼や蝙蝠にのみ聞こえる周波数の超音波を発します
何か不測の事態がありましたら、これでわたくしをお呼び出し下さい
掌の中に納まりますから邪魔にはなりますまい
笛の音が聞こえましたら、わたくしどこからでも全力で飛んで帰りますわ

>…史実に見られる名家の歴史のように、カルミーニオ家も一枚岩の結束を保つ事は、決して容易ではないのですね。
>ただ、人間が闇の眷族の方々に警戒心を抱いてしまうように、その逆もまた然り。
>私達人間が、いわれなき理由で闇の眷族の方々に迫害を加えてきた事も事実なのですから。
>この国の歴史を見るだけでも…。
仲間を求める生き物は、同時にまた彼我を分け、溝を作り、相手を排除してしまいます
悲しいことですが
カルミーニオ家内ですらそうなのですから、人と魔族との長きに渡る諍いともなりますと、責をどこに帰するかはどこまでも結論が出ないかもしれませんわね
だからこそ、今わたくしが手にしているご縁はどこまでも護ってまいりたいですわ

闇と梟…でございますか
夜を大切にする…その想いが貫かれた物語があることに救われる思いがいたしますわね

>その分「闇=悪」等と言うのは途轍もない偏見であると昔から思っていました。
>光と闇、どちらも生きとし行けるものにとっては不可欠なのですから。
その物語を聞いただけでそこまで考えられる御子はそうおられないでしょう
やはり、その物語を受け止めきる器量を柚葉さんがお持ちだったということでしょうね


244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/15(Sun) 12:29
>>234>>235の共通点は『お前が言うな』

245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/15(Sun) 13:14
騎士の礼装で、サーベルを携えた姫騎士アーチェロ…。
女子校なら黄色い歓声に包まれる。

演劇なら主役間違いなし。

246 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/15(Sun) 15:39
>>237(柚葉さん)
日本刀、わたくしも見せていただきましたわ
ハバキ?三本杉?
あまりよく分からない言葉でございます
ふむふむ…、何か尋常ならざる刀なのでございますね?
これだけの血を嗜んだ刀では、わたくしの手に余るかも知れませんわね
先ほど申しました鹿島神宮の建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)、彼の方でしたら雷神、刀剣の神、弓術の神、武神、軍神として信仰されていますので、この刀も鎮魂してくださるかも知れませんわ
土地神様を通じてお願いすることも出来ましょう
…手数料として大吟醸をお送りしなければなりませんが
でも、柚葉さんに伝手があるようでしたらお任せいたしますわ

>>238
何方か存じませんが、物騒な得物をお持ちですのね
ここは日本でございますよ
銃砲刀剣類の不法所持は処罰の対象なのですわ
あるいは武器を携行させて面倒ごとに巻き込もうとの企みでございますか?
そのようなもの謹んでお断りいたしますから、どうぞご退去くださいませ

>>238
はて、そのような話聞いたことがございませんわ
どちらの家門に於かれても、積極的に人間界に攻勢を掛けているとは聞いておりませんわ
したがって、理由以前に現状の把握が正しくない、と申させていただきます
そもそも、わたくしたちのような長命種は生きながらえる時間が長いので、限られた時間の中で何か大事を為そうという気風はそう強くはございませんわ
もちろん、個人差はございますが
どちらかというと人間族にそのような熾烈な勢力拡大の衝動を抑えきれない方が多いように感じられますわ

>>240
なぜケツとカタカナで仰るのですか?
意味が分かりませんわ
交ぜ書きは戦後日本の国語政策によるものと聞いておりますが、あまり見栄えが宜しくないと存じますわね
「し烈」「安ど」「えい航」「完ぺき」などと書くそうではございませんか?
漢字で書いてルビを振った方が意味の読み取りも書き取りもずい分と明瞭になると考えますわ

247 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/15(Sun) 15:59
>>241(レイナさん)
あら、チュパカブラさんを捕獲したのですか?
では、わたくしたちの手で責任を以て取り扱わねばなりませんね
わたくしたちの許に何の作為もなく届けられたとは考えにくいですわ
何者かの思惑が働いているとすれば、調教しても素直になるとも思えません
素直になった方が偽装と思った方が宜しいでしょう
特定外来生物…かどうかは存じませんが、婦警様に通報するのが至当でございましょう

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>>242(柚葉さん)
まあ、今夜は初めてのお料理でございますね
京都のおばんざい定食、なるほど京風の料理はこれまでにも頂きましたがこちらはお初でございますわ
ん〜、初夏に相応しい適度に舌にすっきりと馴染み、しかもお腹に入るとほっこりと温まる穏やかかつ雅なおいしさですわ
湯葉としめじと玉子…、こういう組み合わせと目で見ていても出来上がる味はとても新鮮ですわ
…いとこ煮?
なるほど、アズキとダイズは従兄弟のようなまめとする説,御事汁の転訛したものとする説とかいろいろあるのですね
面白いですわ
ふふっ、わたくし京都に住むことは叶いませんでしたが、こうして京の味を頂くことで、彼の古都を遠くにありて思うものと感じるのも乙なものですわね


248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/15(Sun) 16:03
とあるイギリスの老執事「おや、私の作った対化物用装備はお気に召しませんでしたか。まあ、この国には、戦闘など滅多に起こらぬ故……当然といえば当然でしょうな」

249 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/15(Sun) 16:23
>>244
うふふふ、誰でも自分を基準に考えるのが普通でございますから
自分がUMAとかモンスターとか実感できなくても無理はございませんわ
わたくしとて人間を知るまで、自分を化け物扱いする種族がいるなんて思いもよりませんでしたもの
ですから、貴方様も異種族と会った時はそのことをお考えになって、闇雲に虐げたりなさらないようにしていただけると嬉しゅうございますわ

>>245
あらあら、そんな…
わたくしが剣技を習っていたと聞いてそう思っていただけたのですか?
確かに剣も乗馬も多少嗜みはいたしますが…
わたくし、女性に向かって歌劇団の女優さんのようにそつなく微笑んでみせるなんて恥ずかしくて出来ませんわ
はやくも秋の文化祭ではクラスで演劇発表を行おう、なんて話もありましたが
「吸血鬼カーミラ」だなんて、冗談ではございませんわ

…実家では人間の女性を籠絡する手練手管などと言うものをカラミタ副長さんから手ほどきを受けましたが
日本に来るまでに、意図的に頭から消し去りましたわ
人間から血をいただくテクニックを知っているなんて、恥ずかしいではありませんか

250 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/15(Sun) 16:27
>>248
あら、わざわざ英国からいらしたのですか?
それはまた遠いところをわざわざ恐れ入ります
…して、それは貴方様のご主人のご意向でございますか?

英国…というと大老・ポー様を当主とする一族がいらっしゃると伺っておりますわ
もっとも大老閣下はたいてい眠っておいでのようですが

貴方様を問い詰める気はございませんが、ご主人様のにはご心配には及びません、とお伝えくださいませ

251 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/15(Sun) 19:51
>>244
…一応、解ってはいましたよ。
ただ、敢えてツッコミはしませんでしたけどね。(苦笑)

>>245

…………。(赤面)

え?ハッ!す、すみません…。
何となく想像してみたのですが、まさしくその通りですね。

お嬢様ならドレスでも、紳士の方が身に纏うような服装でも、見事に着こなしてしまうでしょうね。
…お嬢様の騎士の姿、出来る事なら私も見てみたいです…。(赤面)

>>250

あら、貴方は先日の…。
お気遣いは嬉しいのですが、ここでは滅多に異形の怪物を相手にするような事態は起こりませんので。
…それに、この家の主は退魔師ではありませんので。

…そういえば、退魔師の方のお知り合いの方は居られますが、そのような物はきっと必要とはされないでしょうね。

「私には信仰があります。故に、そのような物は必要とは致しません。過ぎた武力は時として争いの火種となりますので、丁重にお断り致します。」

という具合に。

それに、何よりそのような物を所有するのはこの国では特別な職業の方でない限り犯罪となりますので、
速やかにお持ち帰りください。

(もしあの子達の目に触れるような事があれば、それこそ一大事ですから。)

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/15(Sun) 20:23
平凡な人間に恋したり、魅力を感じるときってあるのかーい?

253 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/15(Sun) 20:51
>>243 アーチェロお嬢様

…これを、私に?(蝙蝠笛)
ありがとうございます…。
では、紐を通して、首にかけておく事に致します。

…何だか、何時でもお嬢様と一緒にいられるようで嬉しいですね。
大事にします…。(ぎゅっ)

(そっと、掌の中で笛を握りしめる)


>>246

>でも、柚葉さんに伝手があるようでしたらお任せいたしますわ

承知いたしました。では、後で連絡致します。
…ええ、私の血族の関係上、「鬼斬」と呼ばれる方々とは御縁がありますので。

…お嬢様も感じられたように、この刀、やはり類稀な斬り合いの道筋を辿ってきているようです。
今は亡き、有名な作家が、同じ種類の一振りを所有していたとも聞きますが。
その方々に、引き取って頂くとしましょう。
少なくともそうすれば、無辜の方々に凶刃が向けられることは無いでしょうから。

>>247

…良かった。お嬢様のお口に合いましたようで、何よりです。(微笑)
南瓜と小豆のいとこ煮は、奈良が由来のようですが京都にも定着しているようですね。

あくまでも会席料理としての扱いのようですが、南瓜の甘みは甘味のようでもありますから、
デザートのような雰囲気で組み合わせに合うかと思いましたので。

あ、奈良で思い出したのですが機会があれば、奈良にも足を運んでみたいものですね。
ただ、これからは日射しが強い時期となりますので暑さも和らいだ、秋がよろしいかと。

奈良は京都よりも古きこの国の都となった地ですから、京都とは少し違った趣が味わえる事でしょう。
紅葉と寺院、そして東大寺周辺の鹿との戯れ…。
想像してみたら、楽しくなってきますね。(微笑)

>>249

>確かに剣も乗馬も多少嗜みはいたしますが…

日本人の一般の女性の方にとっては、憧れる姿の一つですね。(微笑)
やはり高貴な家柄の方でなければ、そのような機会には中々恵まれないと思いますから。

吸血鬼カーミラ…。
私も実は、読んだ事がありますね。
最終的には悲しげな結末を迎えてしまいますので、お嬢様が演じられるというのは何とも…。
確かに見られる方々にとっては、この上なく美しい雰囲気を味わえる劇になるとは思うのですが…。
やはり、複雑です。

そういえば吸血鬼カーミラだけでなく、吸血鬼ドラキュラ、フランケンシュタイン、ジキル博士とハイド氏…。
怪奇小説の有名な物は一通り読みましたね。
「幽霊探偵カーナッキ」という作品が未読なのが、少々心残りですが。
機会を見つけて、探してみようかと思います。

>…実家では人間の女性を籠絡する手練手管などと言うものをカラミタ副長さんから手ほどきを受けましたが

それもまた、一族の存続の上で学ぶべきものだったのかと思いますね…。(赤面)
いえ、闇に紛れて人をその牙にかけるような方よりも淑女的なものでよろしいかとは思いますが…。

万が一の事があれば、遠慮なくお申し付け下さい。
…いえ、主従の間柄だからというのではなく、大切な方の為にはある程度の事は出来るものですよ。
…人であろうと、魔の方であろうともそれは変わりません。

254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/15(Sun) 21:02
寝ぼけてウッカリ放射熱線吐いちゃって、家が火事になっちまったーよ……。

255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/16(Mon) 00:21
この世界には不思議なことがまだまだいっぱいあると思いますか?
僕はいくらでもそこら中に散らばっていると思います!間違いなく!

256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/16(Mon) 00:34
なるほど…外患誘致や内乱は重罪か…
(上方芸人モード)
そや!これでネタのバリエーション思いついたで!

ほな、ワテが犯罪行為を挙げてそれ以外はやってきとんのじゃ!のボケかますさかい、こうツッコミいれてや
なにぃ!外患誘致とか内乱は死刑一択やぞ?アンさんなんで生きとんねん?幽霊ちゃうやろなほんま足あるんかいな?

どや?大受け間違いなしやで!

257 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/16(Mon) 20:09
>>252

はい、ありますよ。…最も、私も普通の人間ですけどね。(苦笑)
実は2回程、高校の時に…。結果は失恋に終わってしまったんですが。

一度目は、先輩に。
その時は、その先輩に他校の方でお付き合いしてる方が居るのを
私自身が知らなかったので、あっさりと終わりました。

二度目は、家庭科部の同級生ですね…。こちらは、色々と思い出深いです。
私自身、気持ちに気付いたのは入部して時間が大分過ぎてからでしたけど…。

最終的に副部長を務めた、真面目な努力型の、「誠実」の文字がよく似合う子でした。
2年の終わり頃に、決心して告白しました。
でもその時彼は、「気持ちは嬉しいけど、自分にはもう好きな人が居る」って伝えてきたんです。

その時の彼は、涙ぐんでましたね。
不器用な所はありましたけど、真面目で一生懸命で誠実な子でしたから、様々な感情が入り混じって泣けてきちゃったんだと思います。

…でも私自身は、不思議と悲しい気持ちは湧いてきませんでした。
それよりも、返事を曖昧にしないでハッキリと答えてくれた事の方が嬉しかったです。
で、ちょっと意地悪な質問になっちゃいますけど、その人にはもう想いを伝えたかどうかについて尋ねたら、それもまだだと答えてくれました。

だからその時、後悔するより前にその人に早く想いを伝えてあげてと言ってみました。
で、そのままその日はお別れしたんです。

その後、彼が好きだったのは私の友人だったという事を教えてくれました。
そして、想いが通じた事も…。

「羽藤さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、勇気をくれてありがとう」と言ってくれたんですよ。
あれから二人とも、同じ大学に入って幸せを満喫しているそうで何よりです。
彼、ちょっと涙脆いところがありましたから、少し強気なあの娘の方が支えていくには合っていたのかな。

確かに二回とも、私の想いが届くことは無かったけれどそこに後悔はありません。
誤魔化すことなく、素直な気持ちを伝える事が出来たのですから。

ちょっと、感傷的になってしまいましたね。
では、お茶の準備をしてきます。

>>254

そ、それは大変ですね…。(汗)
それで、お怪我はありませんか?近隣に火が燃え移ったりはしませんでしたか?

…人的被害と、近隣の方への被害は無かったようで何よりです。
貴方がどのような力をお持ちかは存じませんが、その扱い方は貴方自身の責任ですからね?
くれぐれも、気を付けて下さい。

間違っても、他者を巻き込むことの無いようにお願いします。

>>255

…確かにそうですね。
きっと私達の知らない所で、色々な不思議な出来事が起きていると思います。
ミステリアスなものであったり、恐ろしいものであったり、運命的なものであったり…。

私自身、見ているテレビ番組は多くありませんが確かそういう不思議な出来事を扱った長寿番組がありますね。
時間がある時見るのですが、時に怖かったり、時に感動したり、時には焦ったりと展開が目まぐるしく変わるので見ていて飽きないです。

出来る事なら、感動する不思議な出来事に巡り合いたいものですね。


258 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/16(Mon) 23:30
人間って旨そうだよね?

259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/17(Tue) 04:01
人間だって動物だ!とは時々言われますけど
同じように人間だって魔族だ!とかは言われたりするんですかね?

260 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/17(Tue) 21:05
>>258

(只今お料理中)

さあ、どうなのでしょうね?
私はその人間ですから、人間以外の方が人間を美味しそうに感じるかどうかは解りません。
人間も自分たち以外の種を食するわけですからそこに善悪を問う事はできませんが。

ただ、知性があり尚且つ人間を襲わないで生きられる術があるのなら、そのようにして頂きたいものです。
人間が特定の種を脅威とみなすと、それを恐ろしい速さで殲滅してしまう事例は非常に多いので。

さてと、あの子達、今日はお肉が食べたいと言っていましたね。
最近は和食が多かったので、今日は洋食にしましょう。

子どもの好きなお肉料理の定番と言えば…ハンバーグですね。

定番のデミグラスソースの煮込みハンバーグ、チーズインハンバーグ、
和風おろしポン酢ハンバーグ、ヘルシーな豆腐ハンバーグ…。

あの子達には定番の物の方が良さそうですね。

お嬢様には、お気に召した物をを食して頂きましょう。
お野菜ははトマトとレタスとポテトサラダ、スープは野菜のコンソメスープで…。

デザートは旬のフルーツをのせた、パンナコッタがよろしいでしょう。
あの子達にも、食べ易いと思いますから。

さてと、支度が出来ました。
人間の作るお料理と、人間とどちらが美味しいのでしょうね?
人間を食べてしまったら、他のお料理は味わえなくなってしまうと思いますが。

>>259

…いえ、それは無いと思いますよ?
非道い事をする方を、「鬼」とか「悪魔」と言うことは有ると思いますけど…。

そういえばフリューゲル神父様、仰ってましたね。
人間であろうと魔族であろうと、罪なき無辜の者を力ずくで蹂躙する者を「悪魔」と見なすと。

人間を魔族と一緒に捉えるのは少々無理があると思いますけど、非道な行いをする者は区別なく「悪魔」なのでしょうね。





261 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 22:16
>>252
あらあら、これはまた切り込んでこられましたわね
恋と申しましょうか…少なからず切ない想いをしたことならございますわ
その方が平凡であったかどうか…、それはしかとは申しかねます
わたくしにとっては『特別』であったことは確かですので
カルミーニオ家の分家筋の方でしたが、人間の血も色濃く引いていました
特に強い印象を抱かせないけれど、会えば温かく迎えてくれて年端も行かないわたくしの遊び相手になってくれる優しい方でしたわ
やがて、会うたびに彼がわたくしより著しく成長し見目を変えていくのに気が付いたわたくしはその訳を尋ね…初めて人の血を継ぐ者はわたくしたちと違う寿命を天から与えられていることを知りましたわ
彼を失いたくないとの焦燥感にかられ、カルミーニオ家の濃い血が彼の変貌を抑える力があると知り、それを彼に分け与えようと申し出たのですが…彼は、穏やかに笑んだまま首を振りましたわ
既にその時彼には二世を誓った人間の女性がいましたから…
あの時の彼の穏やかで、でも凛とした顔が今でも忘れられませんわね
もうこうして昔話としてお話が出来るくらいに、ずい分昔のことになってしまいましたわ…

その方でございますか?今もご健在ですよ、だいぶお年を召されていますが
人の血が混じっていても、それなりに長命ではいらっしゃいます
お仕事は作家ですの
随分長いこと同じ名前で作品を物し続けていらっしゃいますので、今では複数の人が世代を継いで書き続けている合同ペンネームだと思われていますけれど…

262 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 22:18
>>253(柚葉さん)
>…何だか、何時でもお嬢様と一緒にいられるようで嬉しいですね。
>大事にします…。(ぎゅっ)
そう言っていただくとなんだか申し訳ないですわ
貴女に不測の事態が起こるとしたら、まず間違いなくわたくしに絡むことでしょうから
使い魔の子たちにも言っておきましょう
あれで魔気に対する感応力はかなりのものですから
不穏な気を感じたらすぐにわたくしに知らせるように、と

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>>でも、柚葉さんに伝手があるようでしたらお任せいたしますわ
>承知いたしました。では、後で連絡致します。
>…ええ、私の血族の関係上、「鬼斬」と呼ばれる方々とは御縁がありますので。
「鬼斬」でございますか?
それは、あの…最近深夜に放送しているアニメのこと…ではございませんよね?
日本は深夜アニメが多くてついつい見てしまいますわ

『鬼』というと、ちょっとドキリとしてしまいますわ
日本語の『鬼』は、角を生やした豪勇の妖怪をよく差しますと共に、邪悪で強大な怪物一般を意味するとも聞きますわね
斯く申すわたくしも日本語では『吸血鬼』でございます
初めてこの言葉を知った時は少なからず落ち込みましたわ

話しが逸れましたね
つまり、柚葉さんは邪悪な異種族と戦う戦士の方とご縁をお持ちなのですか?
日本にもそのような方たちがいらっしゃるのですね
そして凶刃に然るべき処置を施してくださるのなら心強いですわ

柚葉さんの信頼される方々でしたら、きっと正道を歩んでいらっしゃる良き戦士なのでしょうね
法王庁の不埒者に煎じた爪を飲んでいただきたいですわ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>あ、奈良で思い出したのですが機会があれば、奈良にも足を運んでみたいものですね。
>ただ、これからは日射しが強い時期となりますので暑さも和らいだ、秋がよろしいかと。
>奈良は京都よりも古きこの国の都となった地ですから、京都とは少し違った趣が味わえる事でしょう。
>紅葉と寺院、そして東大寺周辺の鹿との戯れ…。
>想像してみたら、楽しくなってきますね。(微笑)
そういえば、奈良についてはあまり考えたことがございませんでしたね
柚葉さんが奈良にお詳しいのでしたら、いつかご案内いただけたら嬉しゅうございます

彼の地にては、鹿が聖獣としてとても慕われているとか
わたくし、百人一首の
『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき』
の歌が大好きなのですよ
色鮮やかな視覚の美しさと鹿の声と言う聴覚の奥深さが醸し出す詩的な空間が、心に迫ってくるようで
奈良に参れたらぜひ鹿さんを見てみたいですわね
それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね
『正倉院はシルクロードの終着駅』と例えられると伺いましたわ
正倉院のガラス食器にはローマ帝国由来のものもある、との説もございますそうで、さらに親しみを感じますわね

263 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 23:02
>>253(柚葉さん)(つづきでございます)
>>確かに剣も乗馬も多少嗜みはいたしますが…
>日本人の一般の女性の方にとっては、憧れる姿の一つですね。(微笑)
>やはり高貴な家柄の方でなければ、そのような機会には中々恵まれないと思いますから。
高貴と言いますか、『ええかっこしい』なのでございますよ
今のイタリアには貴族制度はございませんが、社交界と言うものは無くなるものではないようで
カルミーニオ家も一応人間界の社交界にも紛れ込んでいるものですから、そちらでも幅が利くようにいろいろ仕込まれたのですわ
メイド長ったら手を抜いてくれないのですから…

>吸血鬼カーミラ…。
>私も実は、読んだ事がありますね。
>最終的には悲しげな結末を迎えてしまいますので、お嬢様が演じられるというのは何とも…。
>確かに見られる方々にとっては、この上なく美しい雰囲気を味わえる劇になるとは思うのですが…。
>やはり、複雑です。
自分で演じているところを想像すると…恥ずかしすぎます
少女ローラに恋をしているような素振りをしながら、吸血し衰弱させ、恐怖を以て責めさいなむのですもの
そういう役を演じるのは気が進みませんし、実生活でのわたくしがそういうものであると誤解などされましたら…いやですわ、胸が苦しくなってまいりました
クラスではけっこうノリノリで
『アーチェロがカーミラ役やるなら、あたしローラやりたい!』
なんて、気楽に仰る方もいらっしゃって、本当に勘弁していただきたいですわ…

>>…実家では人間の女性を籠絡する手練手管などと言うものをカラミタ副長さんから手ほどきを受けましたが
>それもまた、一族の存続の上で学ぶべきものだったのかと思いますね…。(赤面)
>いえ、闇に紛れて人をその牙にかけるような方よりも淑女的なものでよろしいかとは思いますが…。
実家でもカーミラ様 − お芝居とはだいぶ違いますが実在なさっています − のファンのメイドさんが多くて、あれこれ指南してくださいましたわ
でも、実地訓練は悉く失敗…、というかやる気が出ませんでした
せいぜい芝居がかったセリフを言いながら女の子に迫る演技をしていても、人を傷つけるという思いがどうしても頭に浮かんでしまって、ふと思いついてメイドさんに
『血を頂いた後、ドリンクサービスとかした方が…良くない?人間の献血の時はそうしてるそうよ』
と言ったら、何か信じられないものを見る目つきで見られてしまいましたわ

>万が一の事があれば、遠慮なくお申し付け下さい。
>…いえ、主従の間柄だからというのではなく、大切な方の為にはある程度の事は出来るものですよ。
>…人であろうと、魔の方であろうともそれは変わりません。
いえいえいえいえ!
今は禁血が定着しているのですよ
貴女が美しいうなじを差し出される必要はまったくございません
もう、わたくしを甘やかさないでくださいな…

264 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 23:37
>>254
あらあらまあまあ、それはいけませんわね
貴方は彼の有名な日本映画の大スターでいらっしゃいますか?
大勢の方が貴方の銀幕での演技に感動し喝采し幾星霜
今は海外でも貴方の主演映画を作っているではありませんか
普段の行いも皆様の注目を集めているのですから、羽目を外し過ぎてはいけませんよ

…ふふふ、ご冗談のお好きな小父様でいらっしゃいます
サンマは焼いても家焼くな…
夏も火の用心は欠かせませんわ

>>255
まこと世界は不思議に事欠きませんわ
故郷の城館に居りました時は何も知らなかったわたくしですが、一歩城館の外へ忍び出てからは不思議の連続でございます
異種族を知り、異種の生き方があることを知りました
違う生活、違う信念、違う理想、思いもよらないものこの世界を彩り
わたくしの種族に対するいくつもの感情の迸りがあることを
怖れ、憎しみ、ときには憧れさえも
知れば知るほど知らないことが増えていくことこそ本当に不思議で
隣に新たに親しい人が増え、その人ですら、まだ知らない世界へと繋がっていることが不思議で
そうしてわたくしは明日からもまた、窺い知れない新たな不思議を知ることになるのでしょう

>>256
あらあら、貴方はお笑い芸人でいらっしゃいますの?
その言葉づかいからすると関西の方でしょうか?
…はあ、わたくしに寄席芸をやれとのお誘いですか?
…申し訳ございませんが、お笑いで身を立てられるほどの才能はございませんわ
でも、わたくしの一言から新しいネタを考えられるなんて素晴らしいですわね
貴方に必要なのは、タイミングと勢いを心得た相方を見つけられることかと存じます
そのような方が見つかることをお祈りしておりますわ

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/18(Wed) 00:32
ここにもテレビゲームがあって、ネット対戦とかしてる?

266 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/19(Thu) 22:49
>>258
…旨そう、なのですね?
旨い、ではないのですね?
その嗜好は心のうちに留めおいてくださいますよう是非にとお願い申し上げますわ
どちらの種族の方か存じませんが、新たに人と魔族の間に諍いの種を蒔かないでくださいませ
この街で、貴方のその興味を体験によって確認しようとなされることなきよう
その時は、この牙で…
いえいえ、即刻通報させていただきますからね!

一応お答えしておきますが、わたくし人間のお肉にはまったく興味ございませんのよ?

>>259
…魔族は闇より出でたるがゆえに闇の力を操る者…とされておりますわ
もう何時とも知れない過去より闇に帰属する力を以て生きるがゆえ、人はこれを恐れ交わることを禁忌としてまいったと聞きます
もしかしたら遥か始原の時に於いては、人も魔族も分け隔てなく生きて参ったのかも知れません…そうであったなら、わたくしとしては嬉しいのですが
今は互いの違いを認め合ったうえで、交わりの糸口を求めあってまいりたいと存じますわ

>>265
テレビゲームは買ってはございますが、わたくしはあまり触れておりませんわ
たまに子どもたちに付き合ってプレイしてみはしますが、あのような時本当に子どもたちの反射神経は目を瞠ってしまいますわね
わたくし、ハンターの方より挑まれた時はそれなりの速度で応戦に努める自身がございますがコントローラーと言うのはどうも…
わたくしはボードゲームの面白さをもっと子どもたちに知ってもらいたいですわ


267 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/19(Thu) 23:09
>>261 アーチェロお嬢様

>もうこうして昔話としてお話が出来るくらいに、ずい分昔のことになってしまいましたわ…

お嬢様も、素敵な恋を経験されたのですね…。
…そうなのですか。人間の血が流れている方は、真正の方とは時の流れが違うのですね。
愛した方と、違う時間の流れを生きるというのは少々辛いものがありますね。

…私の血族と共に生きた、浅間サクヤさんも仰っていました。
「いつも置いて逝かれるのは辛いよ」と…。
ああ見えて、本当は人恋しさが強い人なんです。
でも、だからこそ共に生きられる時間を大切にしてきたのでしょうね。
お嬢様も、サクヤさんも…。

ただ、お嬢様の場合その方が御存命で少し安心しました。
作家さんなのですか。どのような作品を書かれているのか、少し気になりますね。
きっと、紳士的な方なのでしょうね。

>>262

>柚葉さんの信頼される方々でしたら、きっと正道を歩んでいらっしゃる良き戦士なのでしょうね

…ええ、少なくとも、私の知っている方は。
今は指南役をされているそうで、母と年齢がさほど違わないにも関わらずとても綺麗で、
凛とした方なんです。 …ただ、サクヤさんとは多少折り合いが悪いのが残念ですが…。

…ただ、歴史を紐解いていけば鬼斬と呼ばれる方々も決して「正道」のみとは言い難い業を背負ってきた方々です。
時の為政者と共に歩んできた以上、その意にそぐわない者を命令一つで斬ってきたそうですから。
サクヤさんの一族も、その犠牲となったと聞いています…。

「鬼」を一概に表すのは私の国ではとても難しいですね。
表面的に知っている歴史だけでも、大和の為政者によって滅ぼされた奥州の民が
その後も祟り続けたと言われているように、大和の意にそぐわない者は悉くそのように見なされたとか。

また、ある陰陽道に精通した方はお伽噺の鬼の姿は所詮は後世のデッチ上げでしかなく、
討たれて刎ねられた首を被った者をそう呼び、もしくはそのような儀礼を行う者を鬼と呼んだと言っていました。
日本の正月の、獅子舞などもその名残であるとか。
…どうしても「鬼」とは、滅ぼし、滅ぼされた者の在り方と斬っても切り離せない関係にあるようです…。

私達の国も、お嬢様の種族とキリスト教徒の方々との関係のように単に善悪で割り切ることなど不可能な
深い業を背負ってきたと言えるでしょうね。(溜息)

>わたくし、百人一首の
>『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき』
>の歌が大好きなのですよ

…今更ながら、お嬢様のこの国に関する知識には頭が下がりますね。
色づく秋は綺麗ですけど、同時に切なさや悲しみも込み上げてきます。
でも、お嬢様と共に参る時は悲しさとは無縁でありたいものですね。

あ、鹿で思い出したのですが、奈良では観光客の為に鹿が食するための「鹿煎餅」というものも売られているんです。
最もこれは、私達が食べても問題はないのですが。

私もこれを鹿にあげた事がありますが、極力小さい鹿にあげるようにしていましたね。
大きい鹿は小さい鹿を押しのけてどんどん前にでてくるものですから、そこは小さい者に思いやりを見せるべきかとおもいまして…。(苦笑)

それから、鹿は観光客の餌に慣れているせいか手に持っている物を餌だと思って咥えて取ってしまう事もあるんです。
戯れるのは楽しいですが、少し気を付けた方がいいかもしれませんね。

>それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね

はい、その宝物が見られるのも丁度秋の時期なんです。
毎年見られるものは変わるそうなので、今年は何を見られるかが楽しみですね。

>>265

インターネットはありますけど、お嬢様は多分そのようなゲームの経験は無いと思います。
お嬢様はどちらかと言えば、アナログゲームの方を好まれますから。
…私も、最近流行りのゲームの経験はあまりありません。
別にそれ自体を否定するつもりはありませんけど、やはり人と人同士で向かいあうゲームの方が
趣があって面白いと思いますね。

最近は、食後にお嬢様が知っている外国のゲームの遊び方を教えて頂くんですが、本当に楽しいんですよ。
ついついやり過ぎて、寝るのが遅くなってしまう事も…。(汗)








268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 01:03
日本という国には恐ろしい妖怪がいるから気を付けたまえよ

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 10:09
その名は妖怪キャラかぶり

270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 18:02
婿の民が権力者の横暴に苦しむ時、白馬に乗った将軍様が世直しに現れる
てててーてーてーてーてー

271 名前:レイナ(メイド499) ◆kH2hdi7. 投稿日:2016/05/21(Sat) 12:49

…失礼ですが、お客様(>>270)。『婿の民』ではなく、『無辜の民』もしくは『むこの民』と表記するものと拝察致しますが?
…ところで、ご用件は何でございましょうか?押し売りのお仲間でございましたら、早々にお帰りくださいませ。


272 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 19:02
>>267(柚葉さん)
>お嬢様も、素敵な恋を経験されたのですね…。
>…そうなのですか。人間の血が流れている方は、真正の方とは時の流れが違うのですね。
>愛した方と、違う時間の流れを生きるというのは少々辛いものがありますね。
左様ですわね、違う時間の流れを生きる…お互いにとってそれを受け入れることは容易ではないのでしょう
わたくしがわたくしの濃い血を受け入れていただこうと思ったのもまさにそれでございましたから
何と申しましてもわたくしにとってはとても慕わしい兄のような方でしたから
時間がわたくしたち二人を分かつことはとても怖いことでしたわ

…そうですか、あのサクヤ様と仰る方も随分長い時を生きて、それゆえに辛い思いをなさったのですわね
前にいらしたときに、もっといろいろお話を伺えると良かったと惜しまれてなりませんわ
とてもアクティブな方のようでしたから、今もいろんなところを飛び回っていらっしゃるのでしょうね

彼の男性ですか?
いろいろなジャンルを書いていらっしゃるようですが、主に児童文学を書いていらっしゃるよですね
わたくしにも何度か自著を送ってこられたので書棚に置いてありますわ
邦訳本もありますので、宜しかったら読んであげてくださいませ
ちなみに、彼が称賛している同業の方は、エリナー・ファージョンだそうです

余談ですが、彼には私的にお願いしていることがございます
日本の作家である小川未明の短編作品の続編を書いて頂きたい、ということなのですよ
「港に着いた黒んぼ」という作品で、日本の『青空文庫』にも掲載されているそうでございます
実は母が教えてくれた日本文学の一つなのですが、続きが気になって仕方がないのです
『え、これで終わり?』という、いわば序章で終わってしまったような終わり方で残念でしたがございませんでした
一言で申せば姉弟の哀しい愛の物語と申しましょうか
彼ならきっと素敵な愛情物語を完結させてくれる、と思うのですが彼からはやんわりと断れてしまいました
彼にはふられてばかりですわね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>…ええ、少なくとも、私の知っている方は。
>今は指南役をされているそうで、母と年齢がさほど違わないにも関わらずとても綺麗で、
>凛とした方なんです。 …ただ、サクヤさんとは多少折り合いが悪いのが残念ですが…。
詳しいことはわたくしの知れることではございませんが、何処の世界でも、良き心を持ったもの同士なのにすれ違いというものは絶えないのですわね
鬼斬…、わたくしも日本では鬼の眷属と見做されてしまいましょうか?
少なくとも我等の種族にこのような名を冠されているということは、そのように見做す意識がございますのでしょう
できましたら、わたくしの行為行動を以てこの身の忌むに及ばぬ者とご理解いただきたいですわね

サクヤ様との間にも悲しい過去があったそうでお気の毒でなりません
わたくし如きが同情するのは僭越ではございますが
柚葉さんが悲しまれるようなことが、金輪際起こってほしくはございません
柚葉さんが関係為さる方が皆、恩讐を超えて手を取り合われることを願ってやみませんわ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>…今更ながら、お嬢様のこの国に関する知識には頭が下がりますね。
>色づく秋は綺麗ですけど、同時に切なさや悲しみも込み上げてきます。
>でも、お嬢様と共に参る時は悲しさとは無縁でありたいものですね。
わたくしがこの歌を知ったのは、カードゲーム…百人一首からでしたわ
短い定型詩だけに、リズムに乗せて口ずさみながら意味を咀嚼しますと、自然に切々と胸を情感で浸してまいりますわ
斯様なカードで遊ぶ伝統が今も脈々と続き、千年前の人々の声を聴くことが出来るというのは嬉しいことですわね
奈良は和歌の故郷、散策すれば和歌の世界を堪能できましょう
せっかくの旅行なのですもの、良い思い出にいたしたいですわ

>あ、鹿で思い出したのですが、奈良では観光客の為に鹿が食するための「鹿煎餅」というものも売られているんです。
鹿煎餅!それを小さな鹿さんに上げるのはとても楽しみですわ!
わたくしの手の煎餅をねだる子鹿さん…、可愛すぎますわ

>>それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね
>はい、その宝物が見られるのも丁度秋の時期なんです。
>毎年見られるものは変わるそうなので、今年は何を見られるかが楽しみですね。
それは拝見してみとうございますね
宝物の中には、古代ローマ製のガラスで作られた「円形切り子わん」があるとうかがいましたわ
公開されたら嬉しいですわね

273 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 22:19
>>268

妖怪とは、人とは違った魂の在り方と能力を持った種族の総称でござますね?
それはむしろわたくしたちに近しい存在であろうかと思います
ご忠告の通り、不埒な行為に及ぶ妖怪には注意いたしましょう
かといって、無暗にその方たちを敵視することもいたしますまい
なにしろ、わたくしも妖怪に含まれます『鬼』の一種と見做されておりますゆえ
むしろ、お友達になれる方だっているかもしれませんわ
八百万の神様と妖怪の皆様も、共にこの国の神羅万象の中に生き、人とともに生きているのですもの


>>269

キャラかぶり…?
鉢をかぶった鉢かづき姫でもなく、灰をかぶったシンデレラでもなく?
被ろうと思っても被れるものではないと思うのですが…

…と日本文化に思いをはせてみましたが、もしかして、わたくしがどなたかと似通っていると仰るのでしょうか?
前におりました地方でも確かに吸血鬼の方がいらっしゃったようですわね
直接言葉を交わしたことはございませんが、大層当意即妙の会話を来客の方と交わされ、とても賑わっていたようでございますね
わたくしなどキャラが被っている、などと申すのも烏滸がましい人気者の方々でいらっしゃっいましたわ

さらに広く世に目を向けましたら
日本には人の世界に身を置いて慎ましやかに生きている方もいらっしゃると噂に聞いております
白神葉子さま、ソフィー・トワイライト様、月夜野しのぶ様…
よく聞かれる名前だけでもまだいらっしゃるでしょう
そういう方たちのことをよく知っていただければ、吸血鬼が人と手を携えていける種族であることはきっと分かっていただけるかと思いますわ


>>270

あらあらまあまあ、そのようなヒーローがいらっしゃると
今のこの国に『将軍』と申せば自衛隊の将官ということになりますが、そう言った方たちが権力者…文民政治家を懲らしめるというのは穏やかではございませんわね
してみますと、いわゆる義賊でございましょうか
カリオストロ公国の大公女殿下にはそのような方がいらっしゃったと伺っていますが、誰にとってもそのようなヒーローを渇望する気持ちは変わることは無いのでございましょうか
人外の者が申すのもなんでございますが、人の世がそのようなヒーローを必要としないよであって欲しいものでございます


>>271(レイナさん)

あらあら、ごめんなさい、レイナさん
わたくしがあれこれ申している間に、お客様の応対をしていただいたのですね
押し売りだったのですが…
わたくしはまた、流しの講談師が門付け目当てでいらっしゃったのかと思ったのですわ
やはりレイナさんがいらっしゃらないと、わたくしは隙だらけでいけませんわね…


274 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 22:29
訂正でございます
>>269
>キャラかぶり…?
> 鉢をかぶった鉢かづき姫でもなく、灰をかぶったシンデレラでもなく?
> 被ろうと思っても被れるものではないと思うのですが…
キャラ、と聞いて真っ先に思い浮かんだのが『伽羅』だったのでございます
『沈香』という香木の高品質のもののことですわ
正倉院にございます『蘭奢待』も沈香の逸品ということでございます
…確かに細かく刻んだものも販売されているそうですが

いずれにしましても、そのようなものを被った妖怪というのは聞いたことがございませんわね

275 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 00:24
>>268
>>269

ええ、妖怪にも恐ろしいものが沢山いるのは知っていますよ。
大抵のものはちょっとした悪戯だったり、ビックリさせる程度の事しかしなかったり、
或いは海や山等の自然の在り方に纏わるものだったりするそうですが。

そうですね…。特に狒狒や猿神のように人間の女性を狙う妖怪は恐ろしいし、許し難いですね。
故に、悉平太郎や由比小雪のような悪神や悪鬼を退治する方の活躍には頼もしさを感じてしまいます。

ただ、昨年亡くなられた妖怪の大家さんとも言える先生が仰っていましたね。
妖怪が見えると言う事は、それだけ心が豊かであるという証拠だと。
それから次々と居場所を失っている妖怪たちからすれば、人間の方がよっぽど怖い存在だとか。(苦笑)

人を傷つける妖怪には遭遇したくありませんし、そのようなものは退治されるのが道理であると思いますが
他愛ない悪戯をする程度の妖怪でしたら、見てみたいものですね。
例えば、「すねこすり」のような、可愛らしいものでしたら大歓迎です。

…「キャラかぶり」とかいうものは意味不明ですので、割愛させて頂きます。

>>270
>>271 レイナさん

あらあら、字が違っていますよ。正しくは、「無辜」です。
丁度あの子達と今、日本の文字の勉強をしている最中なので、一緒にされると良いでしょう。
では、書き取り百回です♪

…それはともかく、例の時代劇の将軍様ですね。
ええ、水戸の御老公様と同じく王道の展開を保ちつつ、見ていて飽きませんね。
近頃は、時代劇そのものが減ってしまい再放送が殆どというのが少々残念ですが

>レイナさん

レイナさん、対応ありがとうございます。
私だけでは少々対処に苦慮していましたので、本当に助かりました。
あの子達のお勉強も一段落付いたところですので、お茶の時間に致しましょう。
もうすぐ、マドレーヌ菓子が焼き上がりますので。

紅茶も勿論ですが、玄米茶も用意してみました。
マドレーヌのように甘いお菓子の組み合わせのお茶としては、こちらも良いそうですよ。


276 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 00:57
>>272-273 アーチェロお嬢様

>実は母が教えてくれた日本文学の一つなのですが、続きが気になって仕方がないのです

解りますね。完結した物語の続きが気になってしまい、それが見たいという気持ちは…。
私の知る限りでは、そのような読者の声が作者さんの心を動かし、続編を書くに至ったという例もあります。

一つは児童文学で、狐の男の子が釣り橋を渡り終え、狐の女の子に出会うという話なんです。
本当に小さい頃に読んだお話で、結局は会えず終いで読後に寂しい気持にもなってしまったのですが、
成長してからその続きが描かれていたのを知り、果たされなかった念願が叶ってとても嬉しかったですね。

もう一つは…今年初めに数多くの作品の一つがドラマ化もされた世界的に有名な女性作家の方の、獣と人との関わりを描いた作品ですね。
あれも、本来は2巻で完結しその後の続きを書く気は無かったそうですが読者からの反響が余りにも大きく、遂には完結までも描くに至ったそうです。
あの子達が、日本の文字の読み書きを十分に習得されましたら是非お薦めしたいですね。
きっと、夢中になって読んでしまう筈ですから。

>柚葉さんが悲しまれるようなことが、金輪際起こってほしくはございません
>柚葉さんが関係為さる方が皆、恩讐を超えて手を取り合われることを願ってやみませんわ

…お嬢様にそのように優しい言葉をかけて頂けると、心が安らぎます。
サクヤさんも、鬼斬の方も本心ではお互いを認めており、周囲の方々もそれは十分解ってらっしゃるのですが
何分素直には成りきれないものがあるのでしょうね。

…過去は消せない。背負いし業からは、容易に逃れられない。
例えそうだとしても、今を生きている以上現実から目を背けず前を見て歩き続ける事が大事だと思います。
そして単に業に縛られるのではなく、己の信念に基づいて歩み続ける事が真に大切なことであるということが
お嬢様やフリューゲル神父様を見ていると、伝わってきます…。


>さらに広く世に目を向けましたら
>日本には人の世界に身を置いて慎ましやかに生きている方もいらっしゃると噂に聞いております

お嬢様からの紹介で、実は私も一つ探して読んでみたんです。
ええ、ソフィー・トワイライトさんのお話を。

ソフィーさん、本当に微笑ましい方ですね。(微笑)
私よりずっと長い時を生きているそうですが、個人的には「ソフィーちゃん」と呼んでしまいたいです♪

ソフィーちゃんのお友達の灯さん、お嬢様に負けず劣らず行動的な女の子ですね。
ソフィーちゃんの方が少々戸惑っているみたいですけど、きっと大切に想っている事でしょう。
あの微笑ましい日常が、ずっと続いていく事を願わずにはいられませんね。

それにしてもソフィーちゃん、パソコン等の現代の機器にも随分と慣れているのですね。
確かに直接人体から血を摂取しないで、尚且つ自宅まで安全に届けてもらうには通信販売は欠かせないと思います。
やはりそれなりに、気苦労も絶えないようですがきっとこれからも微笑ましい日々を送る事でしょう。


277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 01:07
確かに無辜を間違えたら別作品になっちまうなw
昼行灯の婿同心w

278 名前:十六夜月華 ◆3qBs3RQw 投稿日:2016/05/22(Sun) 01:50
人間と闇の者が共存しておるとは……この街は、随分と平和だのう。
む?うぬ、先程から我をじっと見ておるが……どうしたのだ?
さては我に惚れ……気にするでない、冗談じゃ。
我が名は十六夜 月華(いざよい げっか)、妖狼族の者なり。
有体に言えば、人狼よな。されど、心配は要らぬぞ……うぬらを取って喰おうなど思っておらぬでな。

名前「十六夜月華」
性別「女」
容姿「肩まである長い白髪に紅眼、外見年齢は17歳ほど。
普段は人間とさほど変わらない姿だが、変身した際は銀の毛並みの狼となる。
……ちなみに、“しらが”ではなく“はくはつ”じゃぞ」
服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」
備考「先程も言うた通り、人狼じゃ。小娘に見えるかもしれんが、これでも人間の寿命より遥かに長き時を生きておる。
普段は人間とさほど変わらぬ姿をしておるが、“変身”した際の狼の姿こそが我らの真の姿よ。
ちなみに、身体を部分的に狼化させたりも可能じゃ。満月の夜には問答無用で全身狼化するがのう」


279 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 09:35
>>278 十六夜月華さん

>む?うぬ、先程から我をじっと見ておるが……どうしたのだ?

あら…?あ、申し訳ありません。
いえ、知り合いの方に、よく似た雰囲気の方が居られますので、もしやと思い…。

申し遅れました。私、このお屋敷で家政婦をさせて頂いている、羽藤柚葉(はとう ゆずは)と申します。
今後とも、どうかよろしくお願いします。

成程、妖狼族の方ですか。
この国からは狼が姿を消してしまい、それが人間の所業であると思うと誠に心苦しいのですが…。
共に穏やかな日々を歩んでいけたらよろしいですね。

>服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
>今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」

以前は和装を嗜んでおられたのですね。
このお屋敷の主は普段から和装を好んでおられますので、もし月華さんも和装をされて並んだとしたら、
とても絵になる事でしょうね。(微笑)

ふふっ、確かに動き易い服装が一番かも知れませんが…。
多少、殿方の視線が気になるのでは?


早速ですが、お近づきの印に朝食を召し上がっていかれますか?
ええ、丁度支度が整った所なんです。

カルミーニオ家の今朝の朝食の献立

紅茶ORコーヒー
厚切りトースト(ジャム&バター付き)
オムレツ&ベーコン
コーンサラダ
豆乳プリン


280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 10:05
本なんてシャーロックホームズとか怪盗ルパンしか読んだことない

281 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 17:39
>>276(柚葉さん)
>解りますね。完結した物語の続きが気になってしまい、それが見たいという気持ちは…。
>私の知る限りでは、そのような読者の声が作者さんの心を動かし、続編を書くに至ったという例もあります。
あらあらまあまあ、そのような実例があるとは嬉しいですわね
読者の熱意もさることながら、作者本人の胸の内にまだ世に生み出してあげたい作品世界があったのでございましょう
その熱情なくば、如何に読者が望みましょうとも夢はかなわないか、生み出されようとも作者の心を映さない形ばかりのものになってしまいましょうから…

>一つは児童文学で、狐の男の子が釣り橋を渡り終え、狐の女の子に出会うという話なんです。
それは…もしかして『作・もりやまみやこ女史、画・つちだよしはる画伯』のシリーズでございますか?
書店で見かけまして『可愛いな』とは思いましたのですが、そのような経緯がございましたのね
きっと小さな読者の御子たちの声が女史に届いたのですわね

>もう一つは…今年初めに数多くの作品の一つがドラマ化もされた世界的に有名な女性作家の方の、獣と人との関わりを描いた作品ですね。
>あれも、本来は2巻で完結しその後の続きを書く気は無かったそうですが読者からの反響が余りにも大きく、遂には完結までも描くに至ったそうです。
…今年作品がドラマ化された方…獣と人との関わり…なるほど、「リョザ神王国」を舞台にしたあの作品でございますか?
イタリアに居ました時、そのアニメ化された作品を少し鑑賞いたしましたわ
残念ながら、わたくしの進路について家庭内でゴタゴタしていたこともございまして最後まで視ておりませんでしたが
やはり、壮大な物語だけに作者の方にもいろいろ新たに書き起こしたいこともありましたのでしょう
読者の熱意がその情熱をさらに高めもしましたでしょうし

本当に良い作品はそうして読む者に支えられて新たな感動と情熱を生んで参るのですわね
そのようなお話を聞けただけでも大変嬉しゅうございますわ

そう申せば、作者本人が亡くなった後に続編が日の目を見たという例もございますね
夏目漱石の未完の遺作「明暗」の完結編「続・明暗」でありますとか、多田かおる女史のやはり未完の遺作「いたずらなKiss」のアニメによる完結…
時代は変わっても作品に対する想いが受け継がれていくことは何と素敵なことでしょう
それは人間の持つ素晴らしい力なのでございましょう

コウモリ娘の長女が教えてくれましたが「港に着いた黒んぼ」は過去に短編アニメになり今もyoutubeで鑑賞できるのですね
それで見てみましたがやはり続きが見たくなってしまいましたわ
小川未明は「日本のアンデルセン」と称されるそうでございます
でしたら「港に着いた黒んぼ」は、アンデルセンの「雪の女王」に比肩する作品になれると思いますのに
愛する人を連れ去られた少女が、想い人を再びその腕に抱きしめるべく長い旅の遍歴を重ねる物語として…

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>サクヤさんも、鬼斬の方も本心ではお互いを認めており、周囲の方々もそれは十分解ってらっしゃるのですが
>何分素直には成りきれないものがあるのでしょうね。
本心…そうですか、本心でお分かりなのでしたら心配はないのでございましょうね
何れの側も、柚葉さんの仰る通り己の信念より外れず曇りなき心で前へ進んでいかれる強さをお持ちでいらっしゃれば
わたくしは部外者ゆえ何ほどのこともなし得ないでしょうが、この家にいらっしゃることがありましたら安らぎのひと時をお過ごしいただきたいですわ
そして、わたくしにもその強き心の在り様、見習わせていただきとうございますわね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ソフィー様のお話を読まれたのですか?
それは宜しゅうございましたわね
わたくしたち以外の吸血鬼、それもあのように人間の方と共存している素敵な方のことをお知りいただけるのはとても嬉しいですわね


>それにしてもソフィーちゃん、パソコン等の現代の機器にも随分と慣れているのですね。
>確かに直接人体から血を摂取しないで、尚且つ自宅まで安全に届けてもらうには通信販売は欠かせないと思います。
血を入手するあのような方法があるとは驚きでしたわ
わたくし、情弱だったのでございますわね
でも、禁血に成功しましたのでいまでは真似しようとは思いませんわ

>やはりそれなりに、気苦労も絶えないようですがきっとこれからも微笑ましい日々を送る事でしょう。
…一度、こういう方たちと共にお茶の席をご一緒したいですわ
人間界で生きていく上で情報交換が出来そうですもの

282 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 18:34
>>277
「婿の民」ですと、何らかの理由で男を婿に出すという結婚政策をとっている民族といったところでございましょうか
母系社会で、女性主導、男性は基本余剰人員で他国の女性を取り込むことを生業としている…
ギリシア神話に出てくるアマッゾーニオ…アマゾーンのバリエーションでしょうか

>>278(十六夜月華様)
あらあらまあまあ、新たな名乗りの方にお出でいただけましたか
嬉しゅうございます
わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
何卒よろしくお願いいたします…
そうですか、既に我が家の柚葉さんとは挨拶を交わされたのでございますね
どうぞゆっくりお寛ぎくださいませ

日本に参ってから妖狼族の方にお会いするのはこれが初めてでございます
日本に於きましては、古くから狼信仰が存在しており、『日本書紀』には狼のことを「かしこき神にしてあらわざをこのむ」と記述されているそうでございます
確かに月華様にはどこか神威を漂わしていらっしゃいますわね
その白髪も、脱色したための白ではなくて髪の毛の一筋に至るまで高貴な気を行きわたらせているが故の精気の輝き、誇り高き妖狼族ならではのものとうかがい知れますわ

…ですが、せっかくのお美しいお姿、機会があれば和装も是非纏っていただきとうございます
図々しい申し様ではございますが

それに外見はわたくしと同い年くらいに見えるのですもの
わたくしと同じ学校に籍を置いていらっしゃるのであれば、校内でもぜひお会いしとうございます…

>>280
作者の創造力、想像力によって作り出された物語はそれ自体が異世界、それを読むことは異世界に足を踏み入れ、現実とは違ったもう一つの人生を体験することが出来ましょう
別に小説でなくとも良いではございませんか
漫画やゲームでもそういった世界に身と心を浸す時間はとても素敵でございますわ
たまには図書館や漫画喫茶に足を運んでみるのも宜しいかと存じますわ
ネットでもいろいろな作品に触れることも出来ましょう
たまにはそうした世界も覗いてみられては如何でございますか?

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 18:47
いざよいげっか、さんでいいの?

284 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/22(Sun) 20:54
むう……我としたことが、何たるザマよ。
立証は出来ぬが……我は正真正銘、十六夜月華なり。


>>279 柚葉
(朝)
うぬは……人間か。我と似た雰囲気の者が知り合いに……?それは少し気になるのう。
ふむ、柚葉と申すのか……良き名じゃな。我の方こそ、宜しく頼むわい。

>この国からは狼が姿を消してしまい、それが人間の所業であると思うと誠に心苦しいのですが…。
>共に穏やかな日々を歩んでいけたらよろしいですね。
ニホンオオカミじゃな。家畜に害を為したり、狂犬病などが蔓延するのを防ぐために駆除されたり……
絶え滅びしは悲しき事じゃが、人間達も已む無く行った事。同族の中には、その件で人間に恨みを抱く者もおるが……それは筋違いじゃと、我は思う。
確かに……お主の言う通りじゃな。いずれは我ら妖狼や吸血鬼だけでなく、あらゆる種族の者達が共存する世になるとよいのう。

>このお屋敷の主は普段から和装を好んでおられますので、もし月華さんも和装をされて並んだとしたら、
>とても絵になる事でしょうね。
我が和装してその主と並んだとして、果たして絵になるかのう。
ぬしの主はともかく、我はあまり良い絵になるとは言えん気もするわ。
和の装いそのものは気に入っておっただが、いかんせん動き辛くてのう。
動きやすい服装を追求した結果、最終的にTシャツとジーンズに落ち着いたのじゃ。
ふむ、朝餉か。そうじゃの……些か腹も減ってきた頃じゃ、喜んで頂くとしようかの。

>>280
2作とも、世界的に有名な小説じゃな……
もっとも、我は読んだ事は無いがの。

>>282 アーチェロ
ほう。うぬがこの館の主たる吸血鬼か……強き力と、清き心を感じるわ。
アーチェロ……それがうぬの名か……良い名じゃな。
うむ。うぬが従者の娘なれば、先程逢うたが……なかなか良き娘よな。

>日本に於きましては、古くから狼信仰が存在しており、『日本書紀』には狼のことを「かしこき神にしてあらわざをこのむ」と記述されているそうでございます
>確かに月華様にはどこか神威を漂わしていらっしゃいますわね
>その白髪も、脱色したための白ではなくて髪の毛の一筋に至るまで高貴な気を行きわたらせているが故の精気の輝き、誇り高き妖狼族ならではのものとうかがい知れますわ
一部の地域では「大神」、とも当て字されるくらいじゃからな。ヨーロッパ辺りの牧畜民族の間では、家畜を喰い荒らすため「悪魔の使い」と忌み嫌われておったが。
じゃが……そういう風に言われると、妙にこそばゆいわ。(頬を赤らめ、若干目を伏せる)

>…ですが、せっかくのお美しいお姿、機会があれば和装も是非纏っていただきとうございます
>図々しい申し様ではございますが
そうじゃのう…少し前まではそうしておったし、動き辛ささえ無ければ結構気に入っておるのも確か……
……気が向いたら、そうしてみるかの。

>それに外見はわたくしと同い年くらいに見えるのですもの
>わたくしと同じ学校に籍を置いていらっしゃるのであれば、校内でもぜひお会いしとうございます…
ふむ。やはりな……見たことのある顔だと思うたら、隣のクラスの者であったか。
いずれ校内にて会う事もあろう。改めて宜しくの。

>>283
左様、「十六夜 月華」と書いて「いざよい げっか」と読む。
無理に覚えよとは言わぬが、よければ覚えてほしいものよ。

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