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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】

1 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
稀少資源を大量採掘して派手に稼ぐ、そして左団扇の凱旋…。
そう思っていた日が私にもありました…。

…なんて、馬鹿を言っている場合じゃないですね。
今ここに立つ貴方が何者か…? 私同様に一攫千金を夢見てこの黄泉に渡った探行士か、
はたまた何らかの事故か事件により、こちらまで飛ばされてしまった不幸な身の上の一般人か…?

何れにせよ、チノワゲートの接続不良で地上への帰還の術が閉ざされている以上、
我々は全員が一丸となって、ゲート再起動の時までこの未知行区で生き延びねばなりません。
月並みな言葉しか掛けられず申し訳ありませんが…希望を捨てず、共に頑張りましょう。


…とは言え、連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅、
私の隊も黄泉族と思しき謎の少女の襲撃により殲滅、の憂き目を見ておりまして…先が思いやられますが。

【業務連絡、並びに注意事項】
壱:キャラクターハンドルの参加者は「黄泉ヲ裂ク華」の登場人物限定。
弐:それでさえあれば探行士、物語内の主要人物、黄泉族等の種別に関しては一切不問。
参:常駐の際は、身分証明の為の認識票(トリップ)を着用の事。
肆:「黄泉ヲ裂ク華」以外のネタ、キャラに関しては捨てハンの一発ネタ程度であれば許容。
伍:上記の件に関しては「黄泉ヲ裂ク華」と同じEXPERIENCE社製の他のゲームに関しても例外では無い。
陸:ただし、DLコンテンツのポートレートSET参戦キャラに関しては「黄泉ヲ裂ク華」内設定であれば常駐参加は可能とする。

550 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/05(Mon) 00:00
>>549
どうでしょうね…。個体毎の強弱差や諸々の耐性、
生育、生存可能な環境にも大いに左右はされるでしょうが…。
神崎「どちらも特性として、コードライザーによる干渉か、
アルゲンによる干渉以外は何物をも受け付けない体質がありますからね。
それ故に、彼らが万一にも対峙する事があろうとも、
恐らくは互いに何も出来ぬままに終わるかと…」

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/06(Tue) 13:20
どうでもいいけど黄泉華って元々は今とは全然違う話だったらしいね
舞台も東京じゃなくてアルダのどっかだったらしいし

552 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/06(Tue) 16:35
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>548
錬金王「まあまあ。過度の束縛をしていると言うので無くば、
多少の小言や説教位は甘んじて聞き入れるのだね。
兄として、上役として新見君が愛那君の事を思っての事なのだから」
クラゲン「いっつも喧嘩ばかりに見えて仲いいですもんね。
僕もこんな風に想い想われる兄弟姉妹が居たら、もっと楽しかったかも…」
錬金王「済まないね。君みたいなのは流石にそうそう創造出来るものでもなかったからな…。
禁忌の領域故か、理想の命を生物の営みを介さずに産み落とすのはやはり相当な難事だからね」
クラゲン「気にしないで…。僕には錬金王様って言う親が居ますから…それだけで、十分です」

錬金王「ふむ、こちらも中々の良い雰囲気の様だね」
クラゲン「神父さん…何て言うか、打ち解けてるって感じかなぁ?」
錬金王「そうだね。僕も仲間とか同胞と言える間柄でも無いが、これも何かの縁だ。
黄泉に居る間は微力ではあるが力になろう」

>>549
錬金王「同類の黄泉族は兎も角、異形に関しては、
生憎と何も知らぬも同然であるから、僕からは何とも言えないね」
クラゲン「神崎さんが言ってる感じだと、お互いを傷付ける手段が無い…のかなぁ?」
錬金王「だとすれば、実際に交戦したとしても、
互いに徒労の限りを尽くして疲労の末に去って行くのが落ち…だと言う事か」
クラゲン「何だかんだで似たもの同士…なのかなぁ?」

>>551
錬金王「確か…遥か昔の遥か彼方の東方の地での話が、
今の僕達の物語と同じ表題の物語として伝えられていた気がするが…」
クラゲン「…?どうしたんですか?」
錬金王「いや、例によって僕の内に宿る本来の錬金王の記憶が半端で、
大した事を思い出せなかったのが歯痒かっただけさ」

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/08(Thu) 23:05
この系統の作品って細々と続いてるけど
いつの間にか敵の魔物捕まえて一時仲間にするスキルもうなくなってから結構なるんだよな
あれ地味に好きだったからいつか復活して欲しいけどもう無理・・・?

554 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/09(Fri) 09:09
>>553
錬金王「ああ、それは確か…アルダー教で言う所の聖人…即ち、
闇王オーマが覇権を握った時代の“円卓の生徒”の一人が持つ力の事…だったかな?」
クラゲン「確か、魔物達を魅了して仲間に出来る…んでしたっけ?」
錬金王「より正確には竜の守護の力の及ぶ範囲の一部の魔物を魅了して、
僅かな間随行させる事が出来る様になる…と言う代物、だそうだ」
クラゲン「そうなんですかぁ…。でも、何だかちょっと怖いな。
それって、あの“オーマの波動”や久世戸様の“魅了の力”と同じ事してるみたいで…」
錬金王「少なくともアルダの魔物達にとってはそうだろうね…。
まあ、今となっては…と言うより、その力もそれを操る術もとうに失われているがね。
それも、三柱の神々が一つの街を舞台に相争った剣の街の異邦人の時代には既に…ね」
クラゲン「それって、円卓の生徒のすぐ後位の話でしょう…?
むしろそれ、失われたんじゃなくてその時だけ特別に使えただけなんじゃ…」
錬金王「成る程ね…。それならば、そう易々と使える様になる力でもない…と言う事か。
それならば、また扱える様に…と言う方が厳しいのかもね」

555 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/09(Fri) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>552
新見妹「う〜…! それはわかってるけどさー…。
てゆーか、兄貴もユイも口煩さすっごくてもーやんなっちゃう位っ!
おじさんも一回ウチ帰る時一緒に来て見てみなよ! ホンットうんざりするんだからー!!」
おい、馬鹿! お前…!
ユウ「アイちゃん、ちょい待ち。錬金王のおっちゃんが何なのか…忘れた?」
新見妹「…あ。そ、そっかー…ゴメン。おじさんは黄泉族だったよね?
アルゲンが必要でこっから出られない体質だから…」
…重ね重ね申し訳無い。先の失言は私からもお詫びします。
本当に、昔からガサツで無神経な奴で…はぁ。

ユウ「いやいや、トッシーって元から人当たりはいいよ?」
彩千夏准尉「他人の事にも我が事の様に親身になる奴だしな。
…まあ、自分の事になると途端に口を噤んではいたが」
そうですね。でも、最近はこうして少しずつ色々話して下さいますし、
仰る通り、距離が縮むと言うのは実感出来ていると思います。
寿人神父「互いが助け合えなければこの難局は乗り切れませんから、
私だけが隠し事、と言うのもどうかと思いますしね…」
…何はともあれ、当分はお世話になる事になるでしょうね。
総裁を打倒し、黄泉を出るまでの間は改めて宜しくお願いします。

>>551
新見妹「そーなの?」
ブラックマン「流石にコレについては我らの与り知れる事では無い、
次元が違い過ぎる問題でしょうな…」
聞いてしまうと知りたくなるのはどうしてでしょうね…。
それも、その形で日の目を見る事が絶望的であれば尚更に。

>>553
寿人神父「総裁の『魅了』の事を考えると、ある方がむしろ自然でしょう」
しかしながら、錬金王殿の話を聞く限りでは、
「オーマの波動」や「魅了」程では無いにせよ、人の手に余る力だとは思えますね。
それならば、容易に扱えぬ様に一部の選ばれし者にしか技術を伝えてなさそうなのも、
それはそれで納得が行く話ではありますね…。
神崎「それと類似した様な力の事ならば、僕達『XTH』の間でも、
異形を捕らえて一時支配するコードの研究がされてはいるのですが…」
そうなんですか? それで、首尾の方は…?
神崎「芳しくないですね…。実用化には少なく見積もっても、
後数十年は掛かりそうだ…との事らしいです」

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/14(Wed) 12:43
何だかんだで最初にメイクする主人公は特別
はっきりわかんだね

557 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/15(Thu) 20:35
>>556
そう…なんでしょうかね?
話に聞くアルダの「円卓の生徒」達の教師たる光の騎士や、
「魔眼の英雄」ならば境遇や持って生まれた力共々そう言えますが、
私の場合はただの零細企業の中間管理職ですよ?
彩千夏准尉「いや、この様な常に死と隣り合わせの探索行を生業とし、
それを幾度もこなしている時点で、世間一般で言う『普通』からは大きくかけ離れているだろう、課長も」
ユウ「それはあたしらも、だけどねぇ…」
新見妹「そもそも普通のリーマンは『異術』なんて使わないって」
…う。そ、それを言われると…なぁ。

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/18(Sun) 06:30
んーでもそっちの場合は黄泉やらアビスやらが現れたせいで
迷宮に潜って化け物と戦うのも日常に組み込まれてしまってるんだから
そっちでは扱い的には普通って事になるんじゃないの?
そういうの存在してない俺らの世界線なら間違いなく異常扱いになるけどさ

559 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/18(Sun) 09:18
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>555
錬金王「いやいや、気にしなくとも良いよ。
と言うか、僕自身も不死身の二つ名の元となったこの再生能力が、
今はまたこうして発現している所為か、本来の性質をすっかり忘れていた程だからね。
何も考えずに迂闊に外へ出て身を滅ぼす愚を犯す前に気付けたのは良い事さ」
クラゲン「頭では改めてわかっても、何かやっぱり納得は出来ない…かな。
だから、僕は人間が羨ましいし人間になりたいし、黄泉族なのが辛い…のかも」
錬金王「しかし、その…ユイと言うのは誰だったかな?
口振りからして新見君や愛那君の近しい身内だとは思うが」
クラゲン「名前から考えたら…お姉さんか妹?」

錬金王「助け合うのは良いが、僕らは黄泉族である以上…する事が限られるのがね」
クラゲン「他の黄泉族に襲われたら、みんなと一緒にキャンプ守るぐらいかな?
でも、そうなると久世戸様を裏切る事になっちゃうから…何か複雑」
錬金王「こうなった以上は今更だがね。まあ、なる様にしかなるまいて」

>>556
錬金王「まあ、物語の中核となる人物だからこそ…だろうね。
“円卓の騎士”然り、“剣の街の選ばれし者”然り、“魔眼の英雄”然り…だ」
クラゲン「課長さんもそう…だよね。久世戸様からも、
社長さんからも、ルキさんからも物凄く気にかけられてるし」

>>558
錬金王「ふむ…。非日常が現れて時を経て馴染めば、それは日常…か」
クラゲン「でも、元々はなかったし、それが飛び抜けて違うとか危ないんだったら、
やっぱり普通って言うのとは違うんじゃないかな…?」

560 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/18(Sun) 18:30
錬金王殿とクラゲン君(>>559
済みませんね、本当に…。
しかし、御自身の命に関わる事は流石に気を配った方が良いのでは?
新見妹「ホントごめんねー? …ん? ユイの事? それ…」
ええ、私の妹ですよ。ちなみにアイとユイは双子でして…。
新見妹「んでウチの方が姉ってワケ。
あの子は名前が『結花(ユイカ)』だからユイって事」
ユウ「双子だけあって見た目はパッと見じゃあたしでもわかんないけど、性格は正反対なのよねぇ。
アイちゃんと違って真面目で大人しい子なんだわ」
新見妹「でも兄貴と同じでやたら細かい事にまで口出すし心配性だしで、
ホント面倒臭い子なんだよねー」

>>558
いや、それはどうでしょう…。
神崎「日輪アビスにせよ黄泉にせよ、
その地域に於いては確かに死と隣り合わせが日常とは言えますが、
飽くまでもそれはその区域に限った話ですからね…」
ユウ「そもそも危険地帯の『普通』や『常識』が、
そうじゃないトコでまでそれは筈は無いからねぇ…」
ブラックマン「左様。少々意味合いは違っては来るでしょうが、
紛争地帯とそうでない地域が違うのと同様、ですな」

彩千夏准尉「しかし、黄泉もアビスも存在しない世界…か。
少なくとも、そちらではそう言った人智を超えた存在の脅威には曝されてはいないのか。
ならば、その分平穏ではある…と言う事なのか?」
…どうでしょう。そう言った脅威が無くとも、
米ソを始めとする国家群の冷戦はあちらでも健在でしょうし、
元からある危機や脅威が同様に存在する以上、完全な平穏などは無いでしょうね。
寿人神父「むしろ、逆に冷戦に関しては黄泉利権が抑止力になっている事を考えれば、
こちらの方がそれについての脅威は緩和されているかも…です」

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/20(Tue) 08:17
>黄泉もアビスも存在しない世界

もしあんたらがその平行世界に居たら今頃自分達は何してたと思う?

562 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/25(Sun) 13:47
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>560
錬金王「む…。植え付けられた記憶故とは言え、
僕の命の在り方については長きに渡り見誤り続けていたからね…。
そこの所は改めて気を付けねばなるまい。…忠言、痛み入る」
クラゲン「へー。アイさんとそのユイさんって双子なんだー。
性格以外はそっくりって言うなら、やっぱり見間違われる事ってよくあるの?
僕も他のクラゲルとはよく間違われて困っちゃうんだけど」
錬金王「それは同一規格で創り出している以上は仕方の無い事だね。
まあ、間違われても困るので完全に同一の型を放っている地域からは遠ざけてはいたんだが」
クラゲン「あ…。そう言えば、塔内には僕と全く同じ種類のは居なかった気が…」

>>561
錬金王「何をするも何も、何も出来ない…が正解だろうね」
クラゲン「えぇ!?ど、どう言う事なんですかっ!?」
錬金王「そもそも僕らの出自を考えてみたまえ。
僕らは黄泉で久世戸の手によって産み落とされた“黄泉族”ないしは“罪人”だ。
黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね」
クラゲン「あ…」

563 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/25(Sun) 18:50
錬金王殿とクラゲン君(>>562
新見妹「うん、そだよー。
服と髪型おそろにしたら兄貴とユウ姉ちゃんでもパッと見じゃ区別つかない位だもん」
…その所為で中学、高校とユイとお前を間違えて口説いては、
殴る蹴るの暴行か罵詈雑言の雨霰で酷い目に遭わされた男子が続出してたよな、確か。
新見妹「うっざいのがユイに絡んで来る事多かったからねー。
だから、ウチがユイのフリしてその都度撃退してたの!」
そのせいでユイが無駄に怖がられて遠巻きにされ続けて困ってただろ…ったく。
ユウ「ユイちゃんって結構モテそぉだったのに、そんな事なってたんだ…。
大人しくて人懐っこいいい子だから、彼氏の一人や二人は居るかと思ってたのにさ」

寿人神父「ああ、やはり…黄泉族同士でも同一種族だと外見的には区別つかないんですか」
ユウ「それならあたしらには余計区別なんてつかないわねぇ…。
ま、でもオオクラゲルの中じゃ人語喋るのってアンタだけっぽいし、
いきなり戦うとか襲われるとかしなけりゃ大丈夫か」
…そうも行かないからこそ、同属の仲間から引き剥がしているんだと思いますがね。
その事実が周知し切れていないとか、誰もが友好的とは限らない等々、問題は相当数ある事ですし。

>>561
神崎「それでしたら、僕は日輪学園の一学生のままで居たのは間違い無い…ですね」
新見妹「なら兄貴が探行士やってるって事は絶対に無いんだから、
当然探しに行く事も無いからウチも今頃キャンパスライフ満喫中ってトコだろねー」
…いや。お前、そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな。
新見妹「えー!?」

ユウ「黄泉が無いなら当然探行士なんて職もあるわきゃ無いし…う〜ん。
だったら、あたしは謹慎中はずうっと黙って謹慎してなきゃ仕方なくて滅茶苦茶なってたかも…」
ブラックマン「私めも屋敷を追われた後はどこかで野垂れ死んでおったかも知れませんな…。
探行士の募集が無くば行く当などありませんでしたからな…」
寿人神父「あの女の借金を体良く押し付けられ、返済に窮しているでしょうし、
何が起こるかは解りませんが、今頃はろくな生き方も死に方も出来ぬ末路を辿った…かも知れませんね」
彩千夏准尉「父が黄泉族に殺められる事も無い以上、
自分も復讐に駆られて探行士になる事も無く、引退まで自衛官を勤め上げたかも…な。
…いや、待て。そもそも父の稼ぎがあればこそ自衛官への道も拓けた様な物だし、
そうで無くば自衛官の夢を捨てて今の自分が与り知らぬ様な未来に向かっていた…可能性もあるか」

564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 16:10
なんかみんな黄泉なかったら色々成り立たなそうで泣ける

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 17:15
>黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね
>そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
>両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
>お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな

全俺が泣いた

566 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/03(Mon) 18:33
>>564
いや、仰る通りで…。
ブラックマン「生活の糧や落ち着き先を、
他に求められる余地がありませんからな、我々の場合は」
寿人神父「闇金絡みの借金とか、こうでもしないと返し様がありませんし」
ユウ「短期間に纏まったお金を要求されるとなると、
どぉしても黄泉でのアルゲン採掘するしか無いからねぇ…」

>>565
新見妹「…うわ。ちょ、いきなり何ー!?」
彩千夏准尉「まあ、絶望的な未来予想図に思わず涙した…と言う所だろうが」
新見妹「ウチのそれだって十分悲惨っちゃー悲惨だろーけどさー…。
でも、居るかどうかがかかってるおじさんに比べたら全然大した事ないんだよねー…」
…ああ。生まれる事でその先起こる筈だった全てが無くなる…からな。
初めから世に存在した証すら残せないなんて、もう何と言えば良いのか…。
新見妹「あんまりにも深刻過ぎて何言ってもダメになる気しかしないかんねー…。
でも、そんな風に思ってくれるなら…おじさんもちょっとは報われたのかなー?」
だな…。何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
それだけでも、少しでも救われた気がしますから。

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 07:51
よーわからんがぶっちゃけ、アルダの魔物=黄泉族なん?

568 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/08(Sat) 18:00
>>567
いえ…違うみたいですね。
神崎「確か、社長が仰っていた事に拠れば、
『久世戸総裁のアルダの魔物の記憶を基に生成された存在』…だそうですよ?
何でも、転移や諸々の要因で混濁した記憶を基に黄泉が生成したそうなので、
社長の知る元々のアルダの魔物達とは似て非なる者となった、のだとか…」
ブラックマン「実態が何であれ、私共にとっての脅威である事は同じ…でしょうがな」

569 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/09(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>563
錬金王「そうだね。人間の様に知恵を持つのでもなければ、
外見に差異を見せる為に自らを飾り、或いは偽るなんてしないものだからね」
クラゲン「僕も誰も居ない塔の最上階にいる様に言われてたからそうしてたけど、
ほんとにそう言う事だったんですね、錬金王様」
錬金王「言語で意思疎通出来る程飛び抜けているのは君だけだったし、
同族とは言え同質ではない者達の間に不用意に入る事はやはり危険だからね。
だからこそ、召し使い的なものとして身近に置いていたんだよ」

クラゲン「それにしても、ユイさんの事心配してやったと思うけど、
結局ユイさんに迷惑かかってて本末転倒になってないの、アイさん?」
錬金王「愛那君のした事が褒められた事ではなかろうが、
それでも結花君がそれをどう思っているかでは事の是非は変わりそうだね」
クラゲン「僕だったら守ってくれるのは嬉しいけど、代わりに誰かがケガするとかはやだな…」

>>564-565
錬金王「そう言う辛気臭いのは止してくれ給え。
ただでさえ陰鬱な空気が更に重苦しくなりそうだからね。だけど…」
クラゲン「錬金王様の事も含めて、みんなの事心配してくれるんだね、ありがと!」
錬金王「とは言え、たられば話に思いを馳せ過ぎて鬱が入ってもね。
今は、現状を受け入れてその中で最善を尽くすしか無いんだ、僕らはね」
クラゲン「どっちみち、黄泉があってもなくても大変なんだし、いっそ開き直った方が楽かも…」

>>567
錬金王「結論から言えば、違う…だね。
“黄泉”が、と言うよりは久世戸が不完全な形で起動させて暴走した“至宝ヨミ”が、
久世戸の記憶から転移による混乱、統一神アルダーやその信徒への憎悪で眩み、歪んだ姿を元に、
それらをアルダの魔物として複製したもの…と言うのが正解、なのかな?」
クラゲン「ここでの錬金王様は、より強靭な固体として東京の人を核に造り上げられた“罪人”で、
あっちの“本来”の錬金王様の複製…として生み出された、でしたっけ?」
錬金王「…と、久世戸は言っていたそうだがね。新見君達にラジオを通してだが」
クラゲン「黄泉族の辞典によれば、元々の対応する魔物の事も書かれていて、
僕達の場合は“スライム”って魔物だったみたいだけど…」

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 02:02
総裁思い違い激しすぎだろw何間違えたらスライムがクラゲになんだよwww

571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 09:37
よくわからんが喋れる黄泉族や魔物って結構レア?

572 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/10(Mon) 10:10
>>570
クラゲン「だよねー…。僕も課長さん達に見せてもらった黄泉族辞典、
見ててびっくりしちゃったもん!」
錬金王「まあ、辛うじて体組織を構成する要素に、
姿形は一応似てなくもない…とは言った所かな、“クラゲル科”と“スライム”の場合は。
それ以外に余りにも外見ですら共通項を見出せないものが多い所為だからそう思うのだろうが…」
クラゲン「“ヨミマジン”とか“ヨミマジョ”なんて、ほんとにそれですもんね…。
元になったって言う“デーモン”や“サキュバス”達が見たら…何て言うんだろ?」

>>571
錬金王「いや、割合にしたら半々…位じゃないかな、恐らくは」
クラゲン「人型の黄泉族は大体人の言葉も喋れますからねー。
僕みたいに見た目からして人っぽくないのなら珍しい…んじゃないかな、って思う」

573 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/10(Mon) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>569
やはり、ね…。
クラゲン君にとって錬金王殿が特別にして唯一無二であった様に、
逆も然り…だったと言う事でしたか。
彩千夏准尉「それはそうだろう。明らかに能力的な意味だけを取っても、
他の同属とは力の入れ様が段違いなのが窺えるのだぞ?」
寿人神父「ですよね…。本当に、お二方が羨ましいです」

…言われてるじゃないか。実際、ユイも困り果てていたしな。
悪気が無いから自分からは下手に強くも言えない、って何度も相談されたしな。
新見妹「だ、だって! それでも、ユイ一人じゃ捌き切れない位めんどいの一杯居たし!!
ウチがああしなかったら、ホントに危なかった時だって何度も…!」
だったら何で両親や僕に何も相談しなかったんだよ!?
そこまでの大事だったら、二人で抱え込んでたままじゃユイだけじゃなくてお前もどうなってたか…!
新見妹「今無事なんだからいいじゃん! てか兄貴だって…パパとママが居なくなったら勝手に探行士になんかなったクセに!
あの日のニュースで兄貴の名前出た時に、ウチらがどんな思いしたって…!!」
ユウ「はいはい。すれ違い劇場はそこまでにしときな、二人とも?
言いたい事は山程あるかもだけど、今は喧嘩なんてしてる余裕なんか無いでしょ?
いつまでも色々引き摺って、肝心要な時に足引っ張られちゃどうにもなんないからね?
ルキちゃんも無事に帰っては来たけど、またいつどうなるか解んないのは忘れたら終わるよ、今度こそ…ね」
新見妹「あぅ…ごめんね、ユウ姉ちゃん」
そ、そうですよね…済みません。こんな時だからこそ、尚更冷静でなければならないのに…何をしてるんだ、僕は。

>>570
神崎「僕らは元々のアルダの魔物を知らないので何とも言えませんが、
実際知っている方々が口を揃えて激しい差異を指摘していますから、
何があったかは不明ながらも、総裁の記憶は相当に不明瞭な状態なんでしょうね…」
ブラックマン「その歪みも魔物と黄泉族毎に度合いが異なっている様ですが、
程度の差こそあれど忠実な再現が一つとして成されていない事を考えるに、
総裁の記憶の中には、一つとして元の魔物のはっきりとした記憶は無いのでしょうな」

>>571
いや、比較的浅い層で遭遇する黄泉族も、殆どが人語を解する者ばかりですし、
比率だけで言うならば、逆に喋らない方が珍しいのかも知れませんよ?
神崎「日本語に相当する言語に限らなければ、言葉自体は喋る個体や種別は更に増えるかと…」

574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 12:44
またまたたられば話で悪いんだけど・・・もしも今ここに
アルダから教皇や統一神が攻めて来たらアンタらはどうするつもりなん?
完全に非常事態だし、総裁との協力もありうる?

575 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/17(Mon) 22:22
>>574
無論、戦いますよ。攻められたら…の話ですが。
新見妹「協力ー? 総裁と? ウチはしたくないなー。
てか新世界とかってのの為に今の東京潰してやろうって事する人が、
いくらそんな事なったからって協力なんかするかなー?」
神崎「総裁の出方よりも、先ずはその教皇やアルダーの出方次第かと…。
あちらが元々の敵である総裁のみと戦うと言うのは間違い無いとして、
僕達も敵と見做して攻撃して来るのであれば、
一時的に互いの共通の敵の排除を目的としての共闘は十分有り得るでしょう」
ブラックマン「怨敵であるが故に統一神の力も身を持って知っておるでしょうし、
難局の打開の為に共闘をあちらから申し出る可能性も有りそうですな」
ユウ「むしろ憎たらしいアルダーとルミナリスをついでに纏めて消しちゃれ!! …ともなりそうだしねぇ。
チャンスを無駄にしたくなかったら思い切るかも」
個人的な事はさて置くとしても、非常事態であれば臨機応変な対応は必要になるでしょうね…。
社長も恐らくはそう言うかと思いますし。

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 23:18
こっちの罪人のオリジナルなあっちの本人連中に罪人見せたらどう反応するか気になる
元ネタと違ってエラい事なってる連中は何て言うだろなw

577 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/20(Thu) 16:40
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>573
クラゲン「ほらぁ〜、やっぱりぃぃ〜」
錬金王「自らの身を案じてくれての動機には感謝すれど、
周囲も自らも危機に晒しかねない勇み足には辟易している…と言う所だね」
クラゲン「この調子だったら、家に帰れる時が来たら、
課長さんもアイさんも、ユイさんにこっぴどく叱られちゃう…かも」
錬金王「まあ、その叱責は甘んじて受け入れるべきだろうね。
その後にはきっと、無事な帰還への喜びと労いが待っているだろうからな」
クラゲン「とりあえず、みんなドンマイ!…でいいのかなぁ?」

>>574
錬金王「実際の関係はどうあれ、あの連中と僕は元々は不倶戴天の敵…だからねえ。
久世戸の出方はどうあれ、僕の微力を尽くして奴らを迎え討つまでさ。
まあ、奴らの出方にしても確実に東京の皆に害になる事しかやらないだろうしね」
クラゲン「あいつら…元々の人間を鬼子扱いして虐げていましたもんね…。
見た目がそのまんまなこっちの人にだって、何をするか知れたものじゃないと思う…」
錬金王「そう言う事だ。こちらが望もうと望むまいと、奴らの性質上奴らとの戦いは避けられないだろうね」

>>576
クラゲン「…実際、どうなんでしょう?」
錬金王「僕のオリジナルが僕と全く同一の思想や思考の持ち主であるならば、
姿には多少怪訝そうな反応を見せつつも、自身の実態をほぼ再現しているであろう僕相手に、
結構な興味を持って、僕が今ここに存在するに至った過程を徹底的に究明しそうではあるね。
まあ、それはそれとして…彼は今の久世戸を見て何と言うかが気になるな。
理想の世界を築く事自体には賛同しても、無関係な世界の破壊を創造の礎にする事は僕は承服しかねるが、
それがオリジナルの錬金王の本来の思想に基いた思考であるかどうかは解らないからね…」
“”

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/24(Mon) 13:37
>微力を尽くして

ちょwおまwwやる気なさ過ぎだろwww

579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/25(Tue) 00:26
ふと思ったけどまだ体が人間だった頃の錬金王ってどんなんだったの?
まあ、そん時でもとっくにいい年のオッサンだったんだろうけど

580 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/25(Tue) 16:00
>>578
錬金王「いいや、そう言う意味じゃ無いさ。
僕が尽くせる力など、久世戸や探行士諸君に比べれば微々たるものでしかない故に、
力を尽くしたとしても微力にしかならない…と言う事なんだ」
クラゲン「錬金王様、それは幾らなんでも謙遜しすぎですよぅ…」

>>579
錬金王「確か、僕が一度消えた後に新見君達が拾った、
僕の記念硬貨があるらしいんだが…そこに描かれていた中年の男がそうじゃないかな…?
何しろ、僕の記念硬貨らしいからねえ…」
クラゲン「課長さん達に見せてもらった事あるけど、
その硬貨の刻まれてた人の横顔、恰幅のいい優しそうな笑顔のおじさん…だったんだよ」

581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/30(Sun) 13:48
で、総裁とのケリはいつつけんの?

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/31(Mon) 05:55
最近課長全然見ないけど・・・まさか

583 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/31(Mon) 08:18
>>581
クラゲン「もうそんなに遠くない先の事…って気はするけど、どうだろ?」
錬金王「久世戸もここのキャンプの皆も、最後の締めに向けて動いているのは確かだろうしね。
もうそろそろ対峙する頃なんじゃないか?とは思うが」

>>582
錬金王「…ふむ。そう言えば、最近新見君達の姿を見かけないな」
クラゲン「そんな、まさか黄泉の中で…!」
錬金王「迷うなり梃子摺るなりはしていても、最悪の事態には陥ってはいないんじゃないかな」
クラゲン「どうしてそう言い切れるんです?」
錬金王「忘れたかい?“神の子”たる彼女の蘇生は既に果たされている。即ち、例の加護も…」
クラゲン「あ、そうでした。ここのみんなは、もう“死に戻り”出来るんだった!」
錬金王「故に、逆に本来ならば最悪である事態が起きる方が無事な帰還を約束されると言う事だ」
クラゲン「でも、それだったらどこかで身動きが取れなくなって…。
課長さん達、ほんとにどこでどうしてるんだろ…?」

584 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/03(Thu) 18:00
>>577(錬金王殿とクラゲン君)
…返す言葉もありませんね、仰る通りです。
新見妹「うぅ〜…。ユイ、普段は大人しくてなーんも言わないけど、
一度小言言い出したら半日位は止まんないからなぁ〜…」
しかも、怒るよりは泣きながら詰められるのがきついな…こっちとしちゃ。
ユウ「ま、ずうっと心配掛け通しなんだしそこはしょうがないじゃん。
ユイちゃんって心配性で寂しがりだから、帰ったら絶対大変な事になるのは覚悟しときな」
新見妹「ウチらだけならいいけどユウ姉ちゃんも巻き込まれるよー、きっと?
ユイ、ユウ姉ちゃんの事だってずっと気にしてたからねー」
ユウ「うわ、マジか…」
…ま、まあ腹は括るしか無いでしょうね。何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
とりあえずは、無事に帰る事だけを最優先に考えますよ。
彩千夏准尉「ああ…。信じているぞ、課長」

>>576
神崎「当の本人達を全く知らないので何とも言えませんが…」
ユウ「何となくだけど、錬金王のおっちゃん以外は全員発狂しそうな気がするなぁ…」
新見妹「教皇はガチ切れ必至なんじゃないのー? だってさぁ…中身が男な上にアレだもん」
ブラックマン「例の三兄弟もさして気にしないかも知れませんな。
そもそも、彼らは自分の事にすら熱心では無さそうな輩でしたしな…」

>>578
新見妹「あ、それ…ウチもそー思っちゃったわー」
…おい! しかしまあ、本人の発言の意図はどうあれ、
確かにそう言った印象にはなってしまうのは避けられ無い、かもですね。
寿人神父「実際、知識の探求以外には興味無さそうな感じもしますし」

>>579
新見妹「声からしてもー普通におじさんだからねー」
ユウ「例の硬貨の横顔のおっちゃんが本人なら多分そうなんじゃない?
違ってたとしても、中年のオヤジなのは間違いないっしょ」

>>581
そう、ですね…。「黄泉王の匣」の最深部までの道はどうにか拓けましたし、
近い内に乗り込むのは確実ですから、もうそろそろ…と言って良いでしょう。
ユウ「わかっちゃいるけど、やっぱ緊張するわねぇ…」

>>582
…御心配お掛けして済みません。
総裁が身を潜める区画の探索が思いの他難航して、
報告も帰還も儘ならぬ状態でして…。
ユウ「管理官のおっちゃんや灰十字サンからの定例報告は受信出来るんだけど、
こっちから連絡する手段が無かったからね、基本…」
彩千夏准尉「そう言う事だ。ようやっと一区切り付いたので急ぎ帰還した次第だ」

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/06(Sun) 23:35
課長無事だったかー、よかった
しかし、逆に死んだら安全な帰りが保障って改めて思うがすげえ変だよなw

586 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/07(Mon) 14:05
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>584
クラゲン「そう言えば、ユウさんも課長さん達の幼馴染…だったっけ?
とんだ飛び火だとは思うけど、やっぱりちゃんと心配されてるって事だよね?」
錬金王「まあ、何はともあれ一刻も早く無事な姿を見せてあげる事だね。
しかし、今回はまた随分と探索が難航していた様だが…何か面倒な代物でも仕込まれていたのかい?」
クラゲン「久世戸様の切り札があるのなら、そりゃ守りも固いなんてどころじゃないだろうけど…。
でも、課長さん達がこんなに手こずるだなんて、一体何が…」

>>585
錬金王「確かにね。普通は“死”と言えば唯一絶対の不可逆変化にして、
あらゆる生命にとっての終わりを意味する“最悪の結末”だからね」
クラゲン「その事を覆すだけでも…だけど、それと同時に安全な拠点に引き戻すんだもんね。
普通は有り得無い事なんだから、そう思っちゃうのは仕方ないよね」

587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/10(Thu) 22:29
黄泉が完全消滅したらどうなる?

588 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/11(Fri) 11:11
>>587
錬金王「黄泉が…と言うよりは、それを形成している根幹の至宝ヨミが、かな」
クラゲン「どちらでもいいですけど、消えちゃったらどうなっちゃうんです?」
錬金王「少なくとも、黄泉内で生成されているアルゲンに、
それが形成している物全てが、物品、生命問わず悉くそれ以上生成される事が無くなるね。
そればかりか、実体形成の根源であるアルゲンを取り込めず、
霧散も止められぬとあらば…ただ約束された存在の消滅を待つだけとなる」
クラゲン「そ、そんな…!それじゃあ、僕達は…」
錬金王「元より黄泉のアルゲン無くして存在を維持出来ぬ黄泉族に罪人の僕らは、
黄泉…ないしは至宝ヨミと運命を共にする、と言う事だ」

589 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/11(Fri) 22:22
錬金王殿とクラゲン君(>>586
ええ。単純に徘徊している黄泉族の戦力も強大なのもありましたが…。
ユウ「『黄泉子宮』のあっちこっちで待ち構えてた総裁のクローンが出して来た試練ってのが、ねぇ…」
彩千夏准尉「今一つ非情に徹し切れん課長には辛い物があってな…。
それで少々梃子摺ってしまっていたのもあったのだ」
…とは言え、皆の叱咤激励で何とか切り抜ける事は出来ました。
後は、入念な準備を整えた上で総裁の居室に通ずる花石に乗り込むだけです。

>>585
寿人神父「ルキさんに出会って加護を頂いてからはずっと…でしたからね」
ユウ「ルキちゃんが一度殺されてしまって加護が消えてしまった時は、
死ねば終わりで元通りだったんだけどね…」
神崎「死に戻りに慣れ切ってしまった所為で感覚が狂って、
その時は必要以上の恐怖に苛まれてしまい、どうにもなりませんでしたが」

>>587
ブラックマン「考えられるケースとしては、錬金王殿の推察通りでしょうな」
実際、アルゲンの存在しない地上では黄泉族は生きられませんからね。
まあ、我々地球人の都合に限って言うのであれば…有用なエネルギー資源が一種永久に失われる事で、
それに頼り切って維持されていた物全てが崩壊し、未曾有の大混乱に陥るでしょう。
新見妹「電力関係は殆どパーになっちゃいそーだよねー」

590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/12(Sat) 19:11
人は一人では生きて行けないんだ…黄泉族は一人でも生きて行けるの?

591 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/15(Tue) 06:06
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>589
錬金王「久世戸が科した試練…か。
大体、その問いの内容は奴の粗方を知る僕にも察しはつきそうだよ。
大方、仲間や友の誰ぞの死を天秤にかけたり、奴に屈従を強いる問いかけなんだろう?」
クラゲン「ああ、そうかも知れないですね…。
課長さんの性格なら、無理矢理従わせられるのはともかくとしても、
誰かの生き死にを選ばせられる方がきつそうな気がする…」
錬金王「とは言え、それ自体の履行を強要されたのではないのなら…まだ乗り越えられる余地はあったのだろうさ。
実行の有無が介在するだけでも、相当な違いはあるからね」
クラゲン「でも、そんな事させて…久世戸様は一体何がしたいんだろ?」

>>590
錬金王「…ふむ、どうだろうね?
強力な個体であれば黄泉族であろうが元の魔物であろうが、
それ自体はさしたる難事でも無かろうが…」
クラゲン「僕達みたいにそんなに強くなかったら、
群れでも作らなきゃ絶対にやっていけないと思うよ…」
錬金王「そうだな。事実、トリネズミ種やゴブリンの様な最弱だと認識される手合いは、
当然の如くどこででも徒党を組む姿を見かけるしね。
それに、ヒトやそれ並みの知性を持つ者であれば、往々にして孤独には耐えられぬものさ…。
それは、一度は不死の体を得てヒトを捨てたと自覚した僕でさえも、だからね」
クラゲン「やっぱり、誰かが一緒にいないと助けたり助けられたりも出来ないから…。
何より、一人ぼっちは寂しいから…」

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/19(Sat) 15:28
困ったな、質問したいのに話題が無い……orz

593 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/20(Sun) 20:00
錬金王殿とクラゲン君(>>591
…察しが良いですね。はい、確かに仰る通りです。
新見妹「そだよー! ホントむかつくー!!
大体、靴にキスしろとか…お前はドコのイジメっ子だっつーの!
…ってな事まで要求したからねー! ウチだったらココでケリ入れてるよ絶対!」
彩千夏准尉「そこは顔を顰めはしたが躊躇わなかったな。ただ…」
寿人神父「管理官さんと社長さんの生き死にを天秤に掛けさせられた問いには、
暫し固まってそのまま動けなくなっていた位でしたよ…。
それで、その後直ぐ怒りを露に食って掛かろうとする課長さんを宥めるのは一苦労でした」
ユウ「マジに殺るワケじゃないって総出で言ったから何とかなったけどねぇ…。
ま、それでもあたしらよりはよっぽど割り切ってやれてたと思うわ」

神崎「…確かに、良く解らないですね。只の謎掛けの類では無さそうですが」
総裁の望む答えを導き出す者こそ資格云々、との事でしたから、
単純に思想的に共感する様な手合いを求めている雰囲気もありそうでしたね。
嫌な意味で何かの鍵となりそうなのが不安ですが…。

>>590
新見妹「ま、現実問題一匹狼気取って生きてくって厳しいからねー」
都会や集落等で集団生活に慣れ切っているのなら尚更でしょう。
黄泉族とて錬金王殿が仰った様に、知能や個体の強弱に因り、
単独での生育が可か否かは、大きく変わって来るかと思いますね。
神崎「黄泉族や異形の方が、身体能力や特異性のお陰で人間よりは容易でしょうね」

>>592
ユウ「そこは無理して色々考える事も無いよ」
ブラックマン「左様。課長や錬金王殿が戻った時に、
労わりや労いをして下さるだけでも、声を掛けてくれるだけでも十分ですぞ」
…ですね。それだけでも、激務続きの私達には励みになります。

594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/21(Mon) 10:57
これでもあげる♪つチュッパチャプス

595 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/22(Tue) 11:22
>>592
錬金王「まあ、この様な閉鎖空間に閉じ込められた挙句、
外部との連絡も絶たれ、状況の打開もままならぬ有様が続くとね…」
クラゲン「とりあえず、何かいい事思いつくまで気長に待つしかない…かなぁ?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>593
錬金王「まあ、己にも他者にも常に厳しくあり続け、
容易に他者の心を掌握する術すら生まれ持つ、生来の支配者たる奴らしい問い…だったね」
クラゲン「ああ…やっぱり。“誰かを生かす代わりに誰かを殺せ”だなんて、
課長さんみたいな人には一番言っちゃいけない事なのに」

錬金王「ふむ…。僕には共感を求める、と言うよりは、
支配をより確実にする様な下地を作っている様にも思えるな。
思想、思考が近しい相手の支配はより容易くなるものだからね…」
クラゲン「でも、“魅了の力”で支配を狙うんだったら、
一度それに囚われている課長さん相手だったら、そこまでしなくても…」
錬金王「念には念を、と言う所じゃないかな?奴は、昔から慎重に事を運ぶ性質だったからね」
クラゲン「失敗の確率を少しでも落とすために…って事、なんでしょうか?」

>>594
クラゲン「わ、何これ?棒に刺した飴?もらっちゃっていいの?ありがとー!」
錬金王「随分と気に入っているみたいだね。久方振りの甘味はどうだい?」
クラゲン「べったりするけど、嘗めるととろとろと口の中に溶けてくのが最高ですよぅ!
長く楽しみたいから、途中で噛み砕かないように気をつけなきゃ…」

596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 13:32
探行士になって10億円くらい稼ぎたいなぁ…

597 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/26(Sat) 21:00
錬金王殿とクラゲン君(>>595
寿人神父「短い付き合いながらも、見る所はきちんと見てくれているんですね。
私も課長さんがそんな人だからこそ、命懸けでもついて行こうと思うんです」
新見妹「マジどーしよーもないタラシだけどねー?
…でも、底抜けのお人好しなんだよねー」
ユウ「そぉそぉ。どこでも誰にでもこんな調子だから、
誰相手に本気かもわかんなくて困…っとと、何でも無いわ」

…姉さん? ま、まあ私の事より「魅了の力」についてですが。
ブラックマン「ルキ嬢が総裁打倒の為に授けてくれた新たな力が関係あるのやも知れませんな。
『神の子』の力により魅了が弾かれる可能性を憂慮しての事でしょう。…まあ、私めの憶測でしかありませんがな」
神崎「…総裁の予想とは違う手段での魅了対策は既に成されてはいますが、
それとても効能を確かめてはいませんし、実際どうなる事やら」
…社長を信じましょう。何だかんだであの様な局面では、
何の確信も無く事を運ぶ様な人ではありませんから。それに…もう猶予は幾許も有りません。
明日には総裁の下に出向き、此度の戦いで決着を付けねばならないんです。
彩千夏准尉「そう、だな…。では、我々はもう発つ事にする」
新見妹「兄貴…絶対に帰って来なよ!! また行方不明になんかなったら、今度こそ一生許さないから…!」
言われるまでもないさ。じゃあ…行って来る!

>>594
新見妹「ちょっとぉー? ウチら子供じゃないんだけどー?
アメちゃんなんかで釣られるワケ…あ、でもくれるって言うんならもらっちゃうけどさー」
彩千夏准尉「…口出す前にもぎ取っておいて何を言うのか」
…まあ、見た目は兎も角甘い物は緊急時の栄養補給には有り難い代物ですね。
ブラックマン「チョコレート等は特にそうですからな」

>>596
まあ、夢物語では無いとは思いますが…。
ユウ「流石に単位が単位だからなぁ。それなりの年月はかかるわ」
新見妹「てか、そこまで生き残るのも大変そーじゃない?」
寿人神父「アルゲンの採掘量自体も着実に減少しつつありますからね…」

598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 22:14
探行士で大金を稼いで世界中のグルメをすべて堪能しつくすのが俺の夢だ
こんな暗くて狭い美味い物も無い場所で死ぬのは絶対にごめんだ!

599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/27(Sun) 16:15
敵に物理攻撃が通用しないゴーストタイプって黄泉にいる?

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