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【オリジナル】国立光明学院 14時限目【異能】

1 名前:凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/02/01(Tue) 00:10

「やぁ、ようこそ。此処は国立光明学院」

「名家の令息や令嬢が多数在籍する名門校だ。表向きにはそう言う事になってる」


「実情は"異能者"つまり超能力者を掻き集めて、訓練して」

「武力、兵隊……いや"人間兵器"として育てるための、国営の牧場か工場って所か」

「おっと、脅かしてしまったかな。安心しろよ、最近は普通の学校っぽくなってきてるし」

「ま、重く捉える必要はない。どう見るかは君たちの自由だ」

「異能があろうがなかろうが、皆それぞれ楽しんでるよ。多分な」


「少しばかりでも興味が湧いたなら、これを読んでみてくれ」

「パンフレットだ。特に入学案内の欄は重要だぞ? 入学、転入の意思があるなら一読を頼む」


ttps://w.atwiki.jp/m_komyo/


「名簿や施設などなど、在籍しているなら自由に使えるものもある」

「ただし……理解しているとは思うが、校則は守れよ。自由と無法を履き違えちゃいけない」

「まぁつまり、ルールとマナーを守ってなんとやら。硬くならずに、常識の範囲内で楽しくやろう」


〜入学案内・名簿・施設〜

入学案内(利用の際の注意事項)
ttps://w.atwiki.jp/m_komyo/pages/10.html

名簿(キャラクター):
ttps://w.atwiki.jp/m_komyo/pages/11.html

書庫(SS置き場):
ttps://w.atwiki.jp/m_komyo/pages/28.html

美術室(イラスト置き場):
ttps://ux.getuploader.com/komyo/
(閲覧パスワードヒント:「光明学院と対を成す異能者学院の名前」)

分校(避難所):
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/24652/

旧校舎(旧避難所)
ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/17702/



481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/06(Thu) 17:34
前野さんが今までスレ立てしなかったのってそもそも何でだっけ?

482 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/06(Thu) 17:41
でもね「昔の方がよかった」で上向きになることなんて絶対に無いんだよ
何なら脳内にある「思い出という幻影の理想」と現実にあった過去の有り様さえ異なるのだからね

483 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/06(Thu) 17:46

W「いきなり冷え込みやがったな」

凪「大丈夫か? 寒かったら厚着しろよ、WWW」

W「おう、問題ねえ。手前は……大丈夫そうだなァ」

凪「幽霊だからな。暑さ寒さも感じはするけど、それだけだ」


W「今日は鍋物にすっかねえ。雨音、何かリクエストはあるか」

凪「お鍋、お鍋……おでん、湯豆腐、水炊き」

W「どれかにしろ。できねえならその中からオレが決める」

凪「どれでもいいよ、WWWに任せた」

W「なら湯豆腐な。確か材料は全部あった筈だ」

凪「うーん、デートならずか」

W「残念がってんじゃねえ。……別に、どっかしらに行かなくても」

W「オレがいて手前がいれば、其処はオレの傍らだろうが」

凪「……ふふ、そうだったな。ありがと、WWW」


>>476

凪「まだ友達なんだよなぁ」

W「まァ確かに、やってるこたァほぼほぼ夫婦みてえなもんと言われれば」

W「それを否定する根拠は、これと言ってありゃしねえな」

凪「それでも友達は友達だよ。まだ交際もしてないのに」

W「なら付き合っちまうか? オレたち」

凪「ムードないからやだ」

W「へいへい。まァそう言うこったから、こんなんでもオレたち友達なんで」

凪「其処の所よろしく、ってね。まぁその内付き合うと思うよ、その内な」


凪「それよりも、カフェテリアだってさ」

W「飲食店経営に必要な資格とか、何もねえんだよなァ」

W「一応、料理の腕について聞いたっつう学食のスタッフから」

W「たまに開いてる勉強会に参加して、調理師試験を受験してみねえかって誘いは受けてんだが」

凪「いいじゃん、やってみなよ。WWWなら合格できるって」

W「その間の用務員の仕事はどうすんだよ」

凪「分身に任せれば?」

W「………なら問題ねえなァ。後で詳しい話聞いとくか」


凪「けどWWW、確か調理師免許って実務経験がいるんじゃ……」

W「学院の地下で色々やってんの、知ってるよなァ」

凪「うん。カッパにかっぱ巻きを作らせたり、ウグイスをうぐいす餡にしたり」

凪「カニをカニパンに練り込んだり、他にも色々。訳が分かんないよな」

W「それが惣菜製造業の実務経験に当たるんだわ」

凪「えっ」

W「なんで数年勤務してる用務員は、ほぼ全員が調理業務経験ありとして」

W「調理師試験を受けられるんだよ。当然、オレもそうだ」

凪「えぇ……」


W「食品衛生責任者養成講習会に参加すりゃァ、別に調理師免許は必要ねえんだが」

凪「そっちじゃ駄目だったのか?」

W「駄目って訳じゃねえよ、講習会の方が手軽だしな」

W「だが後々の事を考えたら調理師の方が有利、って話でなァ」

凪「成程。……それで、結局どうするんだ」

W「今すぐどうのこうのって話には、流石にならねえよ。次受験できんのは来年だし」

W「免許取ってすぐ営業、てえ訳にもいかねえ。他にも色々、やらにゃァならねえ事も多い」

W「そもそもこの辺り、開業のための物件なり土地なりあるか?」

凪「そっか……学院の敷地内で開ければいいのになぁ」

凪「場所さえあれば屋台を持ち込んで、こっちでも"移動酒場WWW"を営業できるのに」

W「学食も購買も既にあんのにか? 流石に冗談きついぜ、客なんざ来ねえだろ」


W「………まァ、聞いてた通りだ。今すぐ手前の要望通りにゃァできねえんで」

凪「君はとりあえず学食に行ってな。私たちはWWWの作ったお弁当を楽しむから」



484 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/06(Thu) 17:46

>>477

W「続ける心算の前野がいるんだ、オレが終わるとか言えねえだろ」

凪「そもそもまだ半分にも満たないのに、次の話なんてされてもな」

凪「完走が何時になるか分からない以上、その時と今とが同じ状況とは限らないし」

凪「確実な事なんて何も言えない。もしかしたら何らかの理由で、続行不可能になっているかも」

W「結局の所、目の前の事態に集中するしかねえ。つまりは手前らの相手だなァ」

凪「ま、安心しろよ。状況が悪化しない限りは、君たちに付き合ってやるからさ」


>>478

凪「確かに私の異能を考えれば、それも不可能ではないだろうけどさ」

W「そうするからには学院と、メッタな事を言えば"国立光明学院"と」

W「さっぱり縁を切った方がいいだろ。身の回りのあれこれも整理してよ」

凪「そうじゃなきゃ私たちを通して、此処に揉め事が持ち込まれる事が」

凪「ないなんて言えないだろ? 今でも大分怪しいと言うか、グレーゾーンなのに」

W「……で、そう言う事ができるかどうかっつったら」

凪「難しいと言うか、無理に近いんだよな」


W「まァどうしてもやれっつうなら、最低でもこの学院が続行不能になって」

凪「完全に潰れてから、世界観の一部を引き継いだ居場所でも立てて……」

W「それからになるかねえ。つまり今すぐはどう足掻いても無理ってこった」

凪「無理に無茶と無謀を重ねればできなくもないけど、其処までしてやりたい事でもないしな」


>>479

凪「WWWは最初から此処の生徒じゃないよ」

W「手前に言ってんだろ雨音」

凪「そんな。飲酒と淫行が日常茶飯事のこの学院で、私が高校生らしくないだと?」

凪「私より余程高校生らしからぬ事をしてる生徒ばかりだろ、訂正を要求する」

W「少なくとも日常茶飯事ではねえし、んな事してんのは流石に少数派だ」


凪「それはそうと、流れ者ルートか」

W「その場所がオレたちみてえなのを受け入れられるのか、それに尽きるだろ」

W「最低でも此処くらい"なんでもあり"って感じがねえとなァ」

凪「そんな都合のいい場所が………どうしよう、2つ程心当たりがある」

W「奇遇だな雨音、オレも2つある」

凪「……まぁこの学院が潰れて立て直せなくなった時、先方が残ってる保証もないし」

W「今からあれこれ考えても仕方ねえ。とりあえず、此処が続く限り此処でやるさァ」


>>480(前野紫夕&羽藤るか)

W「おっと興味津々だったか。言わせたみてえで悪いけどよ」

凪「それじゃ、近い内に投下させてもらおうかな。少なくとも今週中に」

W「今までのとは方向性違う心算で書いたから、単純比較はできねえが……」

凪「前作・前々作と比べて大きく劣るって事はないと思うよ、多分な」


W「それで、"国立戦隊イノウジャー"のCM明けはまだか?」

凪「前野さんたちがWWWの新作に興味を持ってるように、私たちもあの話の続きに興味があるんだからな」

W「無論、急かす気は毛頭ありゃしねえがなァ」

凪「"読者"が此処にもいるって事は、頭の片隅に置いといてほしいな」



485 名前:前野紫夕&羽藤るか ◆PsNNJEEk 投稿日:2022/10/07(Fri) 02:30
紫夕「みなさん、こんばんは」


>>481
紫夕「面倒くさいからっていうのが最初ですね」
るか「紫夕」
紫夕「マジレスすると、当初は慣れないことしてやらかすのがイヤで、人いっぱいいたんで任せてて、
   その後別のことでやらかして、結局誤解もあったとはいえスレ運営には関わらないって決めて、
   スレ立てはもちろん、議論も参加しなくなったって感じですね」
るか「このスレが立つ際に色々とあったことで、私達も心境に変化がありましたね」
紫夕「えぇ。人少なくなって、やらかすよりなにもしないほうが迷惑かけてるっぽいと思いまして。
   あと単純に、もうわたしもやらないとやる人いないじゃんってなってますからね、現状。
   一応他にも理由はあるんですけれど、とにかく考えなおしたってことは言っておきます」
るか「また別の形で迷惑をかけることになると思いますが、温かい目で見守って頂ければ」


>>482
るか「その辺りは先生がシビアですね。昔は昔で荒れていたことを指摘していたり。
   過去の美化と言いますか、好みの問題も多いと思いますが」
紫夕「活気はあったものの荒れ方も激しかった当時と、良くも悪くも落ちついた今って強引に分けて、
   当時の激しさに心を痛めなかった、要はメンタルバカ強人間が残ってるって考えると、
   昔のほうがよかったというか、悪かった部分は感じなかったってことでその発想にはなりますよね。
   わたしがメンタルバカ強なので、その傾向はあります」
るか「その決めつけは危険ですが、あえて言うなら今のメンバーはそういった面があるかもしれませんね。
   いずれにしても、大事なのは今を良くするか、今が良いなら守るために行動することです」
紫夕「まず来ないとね、人が少ない今は特に。まだここ見てるなら、あなたたちにも言ってるんですよ」
るか「皮肉、ではなくこれも行動ですね」


>>483(WWW&凪沙さん)
紫夕「ぐふっ…!」
るか「返ってくるのを見越したブーメランでしょうに」
紫夕「ぶっちゃけ、相当前にラスト以外は書けてて、ラストどうしようかなってなってる間に、
   あらためて読みなおすと、あれこれ微妙じゃねってなって放置してるっていうね。
   これがあるから、返信の書きためもやらずに一気に書いて書きこむんですけれど」
るか「果たしてあるあるなのでしょうか」
紫夕「とにかくお願いしちゃったされちゃった以上、わたしも書かないわけにはいきませんね。
   そちらが今週中なら…今年中には」
るか「それよりWWWさんのそれは方向性が違う、と。どういった意味でしょうね」
紫夕「どういうシチュで来るんでしょう、楽しみにしてます」



486 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/07(Fri) 17:00

W「今日の晩飯は……雨音、何が食いてえ」

凪「湯豆腐の残りは朝のお味噌汁になったし、お昼は洋食……」

凪「そうだな、中華料理であったかいものがいい」

W「なら麻婆茄子にするかァ。野菜炒めと卵スープでも合わせりゃ充分だろ」

凪「ん、それでよろしく。何か足りないものはあるのか?」

W「豆板醤と甜麺醤がねえ筈だ。買わねえとな」

凪「よろしい、ならば買い物だ」

W「張り切りやがって。とっとと買ってとっとと帰るぞ」


>>481

W「前野が引け目を感じるような事態が、そん時そん時で起こってたからだろ」

凪「そうでもない時もあったような気はするけどな」

W「そもそもがあいつ、自己主張の強い性質じゃねえだろ。必要に駆られなきゃァ前には出ねえ」

凪「"前"野さんなのにな」

W「喧しい。今まではあいつがやるまでもなく、他の奴がやってたが」

W「今になって辺りを見回してみろや。何処にいんだよ、その"他の奴"」

凪「いないよなぁ。強いて言うなら私たちか優月か、もうそれくらいだろ」

W「草薙もシルヴィも、避難所の有様を見たら期待できねえしなァ」

凪「加えて私たちも優月も、先月はほぼほぼいなかった始末」

W「これまた期待されなくても仕方ねえ。前野か羽藤なら前者だろうし」

凪「彼女が立てるしかないんだよ。君にも分かっている筈だ」

W「だから何かを期待してそんな事を……特に何も期待してない? そうかよ」


>>482

W「だからどうした。そもその手の懐古を愚痴ってる連中だって」

W「本気で昔みてえな事をしたいとか、上向きにしたいとか」

W「そう言う殊勝なこたァ考えちゃいねえだろ。ただ現状への漠然とした不満」

W「空虚とか寂寥とか、そんなもんを無責任に吐き散らかしてるだけだ」

凪「"そんな事がどうして分かる"? "勝手な事を言いやがって"? "利いた風な口をきくな"?」

凪「ふん、分かるさ。私たちがそうなんだからな。利いた風な事、好き勝手に言わせてもらうが」

凪「美化された思い出に未練がましく縋り付いて、みっともない様を晒しているだけだよ」

W「その癖、再び盛り立てて行こうって気概もねえ。浅ましいったらねえぜ、反吐が出らァ」


W「だとしても、オレたちのやる事は1つきり。ただ目の前の事態に当たるだけ」

凪「そうするしかないんだ。私たちにできる事は、それだけだからな」

W「なくしたもんを惜しんで嘆いて、愚痴を零して溜息吐いて」

凪「自分で取り戻そうともしないで、何処かの誰かを当てにして」

W「労力ケチって、終わりの締めまでまっしぐらってかァ?」

凪「カーテンコールの喝采代わりに、閑古鳥の独唱会」

凪「それで幕もまぁ、悪くはないさ」

W「オレたちみてえのにゃァ上等だろうぜ」


>>485(前野紫夕&羽藤るか)

W「後で冷静になって読み返してみたら、書いてた時よりつまらなく見えて」

W「かと言って書き直してもしっくり来ねえし、終いにゃァ捨て置くってのは」

W「オレにも覚えがある。勢いってなァ大事だよな」

凪「返答の時までそう、と言うのはあまりないけどな」

凪「基本的に書き溜めたら書き直さないで、そのまま投げ付けるし」

凪「場合に依っては一気に書き切らないと追い付けないとか、そう言う時もあるしさ」


W「待ってるのは否定しねえが、無理するこたァねえぞ」

凪「前野さんの納得が行くまで、じっくり練ってくれてもいいんだからな?」

W「今年中っつっても四半年切ってんだし、絶えた勢いの再始動にゃァ心許ない時間だろ」

凪「年明けが先でも責めはしないから、好きなように書いてくれ。ネタにはするけど」

W「おい雨音」

凪「てひひ」



487 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 11:01
もう、米かパンがあれば二人の食卓の匂いで食事できるわ
購買部でそれだけ買って三食これにしたら金も貯まる
その金でいつか開業した時におっさんのフルコースを食べさせて貰おうかな

488 名前:(1) ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:40

あのカルト教団による動乱―――――通称『大戦』から早くも10年。

家族を喪い、国を始めとする多くの助けを受け、ただの小僧でしかなかった私は今。


異能社会の監視者、人の営みとその平穏を守る存在。

政府お抱えの能力者が集う秘匿部隊、『異能員』の一員となっていた。

……と言ってもまだまだ入りたての、先輩方の付き添いでしか現場に出た事のない新米だ。

配属された班内でも一番の若輩、言葉を選ばず表せば下っ端。

今回はそんな私の、初めての単独任務となる。


大戦にて世界を敵に回し戦ったテロリストの幹部、その監視。

………常識的に考えて、新人の仕事ではないだろう。指令を受けた際に耳を疑ったのが記憶に新しい。

だが私も異能員の末席に名を連ねる身、「できません」は許されないのだ。

既に命令は下されている。今更逃げ出せば、仮初と言えど自由を得た彼女が何をしでかすか。

やるしかない。不安は拭えずとも腹を括り、気を引き締めて、監視者としての職務に臨んだ。


―――――監視対象の第一印象は、『今時の若者』だった。

最新型のスマートフォンを片手に、気だるげに佇む妙齢の女性。

齢は……目測になるが、凡そ20歳代半ば。班長と同じ年頃だろうか。

今そうだとするなら、大戦時には高校生くらいになる計算。俄かには信じがたいが、事実だ。

「今度の首輪はてめえか」

液晶画面から視線を上げた、鬼女の琥珀色が私を射抜く。

そう認識した次の瞬間には、視線は再びスマートフォンへ戻されていた。

どうやら私個人に対する興味と言うものは、欠片たりとも持ち合わせていないらしい。

好都合だ。一見して人畜無害に見えても、この女はかの大戦で暴れ回った鬼。人の皮を被った悪鬼なのだ。

こんな危険人物と、誰が好き好んで関わりたいものか。

事務的結構、粛々と務めを果たすのみ。そう心に決めて、背まで向けた女を追い歩を進めた。


暫し歩く間で、幾つか分かった事がある。

対象は画面を見ながらも足取りは確かで、地図を確認している様子はない。

つまり目的地は既に頭に、或いは足に入っているのだろう。

そして私に対し、注意を払っている様子もない。完全に眼中にないようだ。

嘗められているのは癪に障るが……堪えろ。此処は市街地、戦闘行為など以ての外。

少なくとも私の隙を突いて逃げ出したり、突然暴れ出したりする予兆は全くない。

大人しくしているなら、それでいい。………そう、自分に言い聞かせた。


そうこうしている内に、奴が足を止めた。つられて私もその場に留まる。

「ここだ」

見遣れば其処は、何処にでもあるような喫茶店だった。

ごく普通の、何の変哲もない一店舗。こんな場所に何の用事が?

一抹の疑問、そのために足が止まり。勝手知ったるとばかりに入店する、その背中を慌てて追った。

そしていざ入店してみれば、やはり何の変哲もないただの喫茶店。

ますます疑問は深まるも、彼女も状況も私を待ってなどくれない。

「おい」

私を放置して、店員と一言二言交えていた彼女の声。

一体私に何の要件か、思うよりも早く答えが振られてきた。

「預かってるカードあんだろ。あれ見せろ」

カード。預かりもののそれに、私は心当たりがあった。

蝙蝠に寄り添う銀色の狼、その意匠が刻まれた金属板。

政府の技術開発部から異能員に提供されたと言う、非接触型ICカードのようなもの。

どうして今、そんなものが必要になるのか。また疑問はあったが、大人しく言う通りにした。

刻印が見えるようにメタルカードを提示すると、首肯した店員が次はハンディスキャナーを取り出し。

対象は手にしていたスマートフォンを持ち替え、カバーをスキャナーに近付ける。

1秒か、或いは2秒か。その程度の間の後に、次は私の番だと告げられた。

向き直れば既に端末を持ち替え直し、液晶画面に視線を落としているこの女。

倣ってカードをスキャナーへ近付け、数秒。「もう結構ですよ」との店員の言葉に、私より先に対象が動いた。

その場を離れて店内を歩きだした彼女の、その背を急いで追い掛ける。



489 名前:(2) ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:41

階段を上って、客席の間を抜けて、階段を下りて、また下りて。

物々しい金属製の扉が、我々を出迎えた。備え付けられた近代的な装置が、却って異質さを思わせる。

地下室へ繋がるだろう扉と、それを施錠するカードリーダーらしきもの。

先程スキャナーにしたように、彼女がスマホカバーを装置へ近付けた。

たっぷり5秒ほど掛けて電子音が鳴り、続いて重苦しい金属音が響く。

目の前の女は扉に足を向け、軽く靴底を押し付ける。重低音を立てながら、ゆっくり開く金属扉。

開錠を確認するとそのまま蹴足を押し込み、一気に扉を開いてしまった。

響く音に思わず身構えた私を残し、対象はそのまま地下室へ。我に返った私も、急ぎ後に続かんとするが。

その時には扉はもう、轟音を立てて閉まっていた。咄嗟に押し開けようとしたが、全力を掛けてもびくともしない。

殴っても蹴っても、駄目元でタックルしてみても無駄だった。何なら自身が痛むだけまである。

焦りでパニックになりつつある私の脳内。そんな最中で、一握りの冷静な部分が気付きを掴んだ。

その気付きの確認に数秒。スーツの内ポケットからメタルカードを取り出すのに数秒。

カードリーダーによる認証にまた数秒、計して凡そ10秒強。

それだけの時間を要しながらも、彼女に続いて金属扉を潜った。


入室―――――否、『入店』した私の背後で、扉が閉まる。

そう、『入店』だ。喫茶店の地下室には、また店があった。

と言っても今度は明るい喫茶店ではなく、落ち着いた雰囲気のカウンターバー。

席数は少なく、客も殆どいない。静かな空間にジャズミュージックが響き渡る。

そんな中で対象を探すのに、労はなかった。カウンター席に腰掛け、バーテンダーと話をしているようだ。

大股で近寄り、左隣に着席する。断りを入れる必要はない、この女に拒否権はないのだから。

「注文はあるかね」

青毛のバーテンダーが問うてくるが、職務中故に一切不要と断った。

私は此処へ酒を飲みにきたのではなく、危険人物の監視にきたのだ。

相手もそれを承知の上なのか、特に何かを言うでもなく。元通り、対面していた鬼女へ向き直る。

「………それで、野郎の足取りは?」

「生憎だがな、さっぱりだ」

私の存在などないかのように、2人が会話を再開した。

それでいい。私の務めは雑談ではない、監視だ。何時でも、何事にも即応できるよう備えるのみ。

「"彼女"も方々を探っているが、らしき人物は見当たらんとの事」

「良子にも見つかんねぇとなると、物理的に隠れてるわけじゃなさそうだな……チッ、クソピエロが」

クソピエロ。その呼称が指す人物を、私はたった1人しか知らない。

この鬼と同じく大戦のテロリストであり、教団幹部の一角。

幹部連の中で最も弱く、最も狡猾で、そして最も多くの犠牲者を生んだ『薄笑の道化』。

ただ1人だけ生死不明のまま、各国政府の手の内をすり抜けた謎多き男。

奴が生きている? ……可能性は否定できない。死体も未だ見付かっていないのだから。

だが同時に、生存の確証もまた見付けられていないのだ。この2人の会話を聞くに、生存は共通認識の様子。

この女がそう信じるのは頷ける。教団の内通者からの証言では、鬼女と道化は特別に関係を持っていたらしい。

個人的な情があれば成程、生きていると思いたいものだろう。鬼の目にも涙とも言う事だ、それは分かる。

だが、このバーテンの場合は説明がつかない。教団幹部と個人的な交友があり、大戦を経て尚も継続している?

一体この男は、何者なのだろうか。教団か、政府か、何れかの関係者なのは間違いないだろうが。

「心理の裏にものを隠すのは、道化の人の十八番だからな」

「ンなこたぁ昔っから知ってんだよ。嫌になるくらいに」

苦虫を食い潰したような顰めっ面。鬼の不機嫌を前にしても、対する涼し気な微笑は揺るぎもしない。

益々以て気になる。この男、本当に何者なのだろうか。



490 名前:(3) ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:41

見る限りでは概ね30歳かその辺り、大戦の頃には20歳の計算だ。

確か政府や教団とも深く関わる旧光明学院の、当時の生徒会長がそれくらいの年齢だった筈。

しかしその生徒会長、現在は神鳥財団の代表を務める彼は、今でも頗る有名人だ。

大戦では最前線に身を投じて教団と戦い、戦後では戦災被害地の復興に尽力した現代の英雄。

画面越し、紙面越しではあるが、私も顔を見た事がある。断じてこんな青い髪の、無精髭の中年ではなかった。

「まぁ、これでも食って気を静めろ。いいのが手に入ったんだ」

「………」

静かに置かれた椀には、たっぷりと盛られた白玉あんみつ。

仏頂面のまま、無言で手を伸ばす鬼。指先が掴んだのは……匙。

白玉団子を掬って一口、餡子を掬ってまた一口。

固唾を呑んで見守る私を他所に、鬼女は甘味に舌鼓を打つ。

「美味ぇな。何処のだよ、これ」

「"あまや"の新作だ。友人割引は利かなんだがな」

『あまや』と言えば、同じような名前の料亭や菓子店は全国各地にある。

しかし我々能力者、特に私の所属する班の間で最も有名なものは1つ。

教団の元幹部である内通者と、彼に教団からの離反を決意させた班長の友人。

若き夫妻が営む和洋総合菓子店、それが私の最も知る『あまや』。

班長が贔屓にしていて、差し入れとして買ってきてくれる事がままある。

何を隠そう、私もあの店のファンなのだ。しかしこのバーテン、あの店主夫妻とも友人とは。

本当に何者なのだろうか。謎は一層、深まるばかり。

「何時ものでよかったかな」

「あぁ」

そんなこんな考えていると、バーテンが動きを見せた。

慣れた風なやり取りと共に出される、徳利と猪口。

前者を鷲掴みにした鬼の顔が歪んだ。ほんの少し、眉を顰めた程度のものだが。

「ぬるくねぇか?」

「日向だ。冷たい甘味にはそれくらいが合う」

そう説かれて納得したのか、中身の燗酒を猪口に注ぎ。

ぐいっと一口。眉間の皺が取れた瞬間、再び深く刻まれる。まさか、不味かったのだろうか。

「………悪くはねーぞ」

「ふふ、そうか。気に召したようで何よりだ」

違ったようだ。しかしならば何故、そんな厳めしい表情をしているのだろうか。

まさか美味しさに思わず緩んだ顔を見せないため、敢えて顔に力を入れたとでも?

……いやいや、それこそまさかだろう。まったく何を考えているのか、私は。

「けどもっと熱い方がアタシ好みだな。あんみつと合わせても」

「了解した。次は上燗にするとしよう」

会話とは裏腹に、バーテンが徳利を下げる様子はない。

それに対する鬼女のリアクションもないと言う事は、駄目出しはしてもそのまま飲む心算か。


―――――しかし、こうして見ていても美味しそうに食べるものだ。

鬼神の悪名を轟かせていても、こう言う所は女性だと言う事だろうか。

………いけない。監視の職務中にも拘らず、私まで空腹になってきた。

今からでもあの白玉あんみつを注文できないか? 酒さえ避ければ問題ない筈だ。

いやしかし、注文できたとして経費で落ちるだろうか……いやいや、一体何を考えているんだ私は。

雑念を捨てろ、今の私は栄えある異能員。食欲に負け務めを投げ出すなど言語道断。

誘惑に負けまいと抗う私と、そんな私を完全に無視して飲食と談笑を続ける彼女。



491 名前:(4) ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:42

2人の背後で、轟音が炸裂した。

「おっちゃーん! いつものー!」

何事かと振り返れば其処には、隣の鬼女と同じくらいの年の女。

黒髪黒目、顔いっぱいに満面の笑みを浮かべ。口元で八重歯が明かりを反射し、きらりと輝いた。

「10年経っても落ち着きがないな、お前は」

「ふふん、おっちゃんもそんなウチの方がええやろ? ………ん?」

どうもバーテンの知り合いのようだ。この顔には私にも見覚えがある。

以前にあった、外国政府のエージェントとの合同任務。

彼女はその際、先方にただ1人だけいた日本人だ。名は確か……。

そうまで考えたその瞬間、空気が変わった。監視対象と闖入者と、向き合い視線が結び付く。

「るっせぇぞ、愚図。そろそろ空気の読み方くらい覚えろや、学習能力ねぇのかよ」

「はァ!? おつむの出来についてお前に言われたァないわ! 鏡ィ見て抜かさんかいボケコラカスゥ!」

ジャズの旋律をかき消して、黒髪の女の怒声が響く。耳元で叫ばれた鬼もまた、怒りを煽られたか。

猪口をカウンターテーブルに叩き付け、牙剥く相手へ向き直った。

「うるせぇっつってんだろ愚図鬼ィ……! また黙らされてぇか? あ゙ァッ!?」

「上等やドアホ! 今日こそおどれ這い蹲らせて勝利の美酒の肴にしたるわァ!」

場の空気に呑まれていたが、流石にこれ以上は冷静にならざるを得なかった。

喧嘩と言えど戦闘行為、それも片や監視中の危険人物のものだ。見過ごすなど、あってはならない。

今にも互いに掴み掛かって、殴り合いに発展するかと言う寸前で、どうにか割って入る事ができた。

何とかして落ち着かせるべく、言葉を選びつつ口を開き。

「邪魔すんじゃねぇッ!」「去ねやアホンダラァ!」

だが、言葉は出なかった。呼吸ぴったりに口を揃え、力尽くで邪魔者を掃う2人。

視界いっぱいに広がる拳と拳。私が最後に見たものは、それらだった。


―――――そうして再び目を覚ますまで、どれ程の時が過ぎていたのか。

ほぼ反射の域で身を起こし、周囲を確認。対象は、そして自分は何処にいる。

まず視界に飛び込んできたのは、先と変わらぬバーの内装。

カウンターに目を向ければ、女2人に男1人。私を殴り飛ばした2人とバーテンの姿に、まず安堵した。

対象は逃げておらず、店内が荒れた様子もない。八重歯の彼女が、あの鬼を止めてくれたのだろう。

ふと、視界に違和感があった。顔に手を当てれば、あるべきサングラスが其処になく。

視線を彷徨わせて探すと、すぐ付近のテーブルに置いてあった。その折、またしても疑問が浮かぶ。

気を失う程の威力で殴られたあの時、間違いなくサングラスは割られた筈だ。

だのに眼下の黒眼鏡にも、私の顔にも、一切の傷を認められない。全くの無傷とはどう言う事なのか。

不思議がりながらも、とりあえずはとグラスを装着。カウンター席でくつろぐ監視対象へ寄らば、2人分の視線を向けられた。

1人はすぐさま目を手元に戻し。もう1人は苦笑と共に立ち上がり、視点を合わせてきて。

「頭に血ィ上っとって……手ェ挙げてもうてすまんなァ、堪忍」

確かに突然殴り飛ばされ、意識を断たれた。それにより監視の任を妨害されたのは事実だ。

だが結果として、対象が逃げ出したりしていないのもまた事実。

私が寝ている間、貴女が監視役を代行してくれていたのだろう。ならば責める理由もない。

そう述べてから、仕事を押し付けた形になった事を謝罪する。

監視の任務を受けておきながら、その監視対象に殴られて気絶するなどあり得ない。

何たる無様。異能員失格だ、穴があったら入りたい。自責を胸に頭を下げるが、しかし。

「あー……頭とか下げんでええよ、ウチかてなんもしとらへんし」

返ってきたのは、歯切れの悪そうなそんな物言い。はて、だとしたらこの現状。

激した悪鬼が今、こうも大人しくしている状況は何故なのか。



492 名前:(5) ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:42

この場には鬼と、彼女と、私と、そしてバーテンしかいない。

唯一止められそうなこの人が違うとなれば、一体誰が? 自発的に矛を収めた? それこそまさかだろう。

「そもそもこの愚図にアタシをどうこうなんざ、できるわきゃねぇだろ」

「いっつまでも愚図愚図やかましわ! なんちゃらの一つ覚えもええ加減にせえアホウ!」

「ンだと愚図鬼の分際で。やんのかゴラ、あ゙?」

「上等やないかおうコラァ。なんやビビっとんのか? おォ?」

疑問を脳裏で渦巻かせている間に、またも不味い流れになりつつあった。

今度こそ私が止めなければ。その決意と共に、2人の間に割って入ると。

「お前たち」

低いながらもよく通る声が、その場の動きの一切を止めた。

「溌剌も結構だが、その辺にしておけ。これ以上は俺も許容しかねる」

声の主は私でない男性。つまり今の今まで傍観者を気取り、口を挿まなかった青毛のバーテンダー。

いけない、このままでは矛先が彼に向かう。それだけは許されないと、我が身を盾にすべく身構え。

「………チッ」

「……おっちゃんに迷惑かけたらあかんなァ。なんもせえへんから、堪忍してや」

―――――決意は、特に意味がなかった。

私が何をするまでもなく、バーテンによる鶴の一声で収まったのだ。

悪名轟く鬼女と、それに退かず張り合う女。言葉1つで両者を抑えるこの男性は、本当に何者なのだ。

「おっちゃんに免じてこの場は引き下がったるさかい、感謝せえよ」

「誰に口利いてんだ愚図が。そのセリフ、そっくりそのまま返すぜ」

「なんやとコラ」「やんのかオラ」

またしてもひり付き出す空気、不穏な場の流れ。睨み合い三度から殴り合い再びか、と思いきや。

「言葉では伝わらんようだな」

「……こっちゃ来ォ。呑み比べで勝負や」

「はッ。酒だろうがなんだろうが、てめえじゃアタシに勝てねぇって躾け直してやる」

バーテンの言葉により、殴り合いは避けられた。

連れ立って席を立ち、私が寝ていたテーブル席へ向かう2人。

片時たりとも睨み合いはやめないまま、しかし暴に訴える気はもうないようだ。

職務上、私も続かざるを得まい。そう思って歩を進めようとしたが、1つの疑問が足を止めた。

口先だけで鬼を制するこの男の、正体について。

貴方は一体何者なのか。吐露した疑問を挟み、閉ざされた眼差しが私に向かう。

「何者でもないさ」

表情、声音、姿勢、手元。何れも揺らぎなく、返る言葉の掴み所もまたなく。

グラス2つと酒瓶でいっぱいのケースを抱えた彼は私に背を向け、そのまま睨み合う鬼の許へ。

そして荷物だけを残し、再びこちらへと戻ってきた。固まって動けない私の肩に、そっと手が置かれる。

「お前が見ての通り、ただのオッサンだよ」

すれ違い様に背を押され、彼と入れ違いになって半歩前へ転んだ。勢いのままもう数歩、緩慢に歩み。

振り返り、言う所の『ただのオッサン』を見遣れば。彼は既にこちらではなく、新しい客に向き合っていた。

身動ぎに揺れる金糸、遠目にですら輝く翡翠。一瞬だけ班長かとも思ったが。

よくよく考えればそんな筈はない、あの人はまだ勤務中だ。仕事をサボってバーに繰り出す程、彼女は不真面目ではない。

ならば誰なのだろう、とまで考えて―――――その疑問を捨て去る事にした。

今の私は職務中の、ただの異能員。監視対象に関係のない相手を知る必要も、知りたがる必要もありはしない。


無関心と言う結論を胸に、あらゆる疑問を飲み下す。

そうした私の足取りは軽く、鬼の酒宴へと向かっていた。



493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 22:11
先生が出てくるSSは名作が多い法則
動かしやすいのかな

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 22:27
あまやの嫁ってユズキング?

495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 23:01
こういうみんなの現状が少しずつ出てくるSS好き。誰押しでも楽しめる。というか静音ちゃんの出世振りすごいな。上の一人や二人、闇に葬ってるだろこの子。

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 00:30
風嶋ちゃん何処で出てた?っておもったけど班長がそうなのか

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 12:53
先生はおまえが頚絞めて殺してとどめとばかりにぶっかけてたやんけ

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 14:50
主人公はモヴですか?

499 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/09(Sun) 21:16

凪「今日のフリッターも美味しかったな」

凪「特にあの玉子、何をどうしたらあんな風になるんだ?」

W「溶き卵に片栗粉を混ぜてとろみをつけて、揚げ衣の方を玉子にかける」

W「後は普通に揚げるだけだ。……ただなァ」

凪「どうした?」

W「衣にも玉子使ってるから、素揚げの方がよかったかもなってよ」

凪「あれも美味しかったんだけどなぁ。ま、そっちの方がいいってWWWが思うなら」

凪「次はそうしてよ。どんなものでも、WWWなら美味しく作れるだろ」

W「無邪気に信じやがって。あァ分かった、次に期待してやがれ」


>>487

W「いや普通に飯食え。米かパンだけとか、栄養偏るぞ」

凪「そんなに美味しそうに見えるなら、私たちとしても悪い気はしないが」

凪「それはそれとして、ちゃんと食べないと体を壊すからな」

W「無理して将来に金貯めるよりも、今から美味いもん食っとけ」

W「今食わねえでくたばっちまったら、手前の言う"いつか"なんざ永遠に来ねえだろ」

凪「WWWのフルコースなら、あんまり高くならないと思うしな」

凪「お祭り価格ならええと、1コース何品あったっけ」

W「10品前後が基本だからそんくらいだとして、5000円だな」

W「酒代はまた別料金、大体6杯くらいになるだろうから3000円」

凪「たった8000円でコース料理を楽しめちゃうぞ。わおっ、とってもリーズナブル」

W「原価割れ不可避だなァ。まァ稼ぎは副業でどうとでもしてやるから」

W「今から細かい事考えねえで、食いてえもん食っとけよ」

W「オレの飯だって、食いてえ奴には食わしてやるさ」

凪「安心しろよ、その時は私も腕を振るってやろう」

W「いや手前は大人しくしてろ雨音」

凪「むー……そう言えば前野さん、言葉に詰まるとよく"むー…"って唸るよな」

W「それ今なんか関係あんのか?」

凪「ないよ?」

W「そうか。……ともあれ、手前の料理は人には出さねえ。いいな?」

凪「どうしよっかなぁ。WWWの目を盗んで、こっそり出しちゃうかも」

W「 い い な ? 」

凪「分かった分かった、私の手料理は君だけのものだよ」

凪「まったく、独占欲の強い友達だな。ふふっ」


>>493

W「あれを"出てくる"っつっていいかは疑問だけどなァ」

凪「捜索されてる行方不明者として、話に上っただけだからな」

凪「言及の形で出演はしたけど、それも姿を見せないからこそ」

W「出たのか出てないのか分かんねえなこれ。どっちなんだよ」

凪「ま、どっちでもいいか。それより本題だ」


凪「先生はなぁ。口調とか内面描写とかは、この辺でもかなり難しい方に入るだろうけど」

W「行動描写に限れば大抵の事なら、何をやらせても説得力あるからなァ」

W「動かしやすいとは思う。ただ、あいつの視点で描くのは難しそうだ」

凪「もしかして、行方不明にしたのもそれが理由?」

W「いや。最初は草薙を出す予定なかったし、何ならオレがバーテンやってる事しか決まってなかった」

凪「えっ。て事は何か? WWW以外の登場キャラは全員、語り部の新米異能員も含めて後付けだと?」

W「そうなるなァ。誰と駄弁らせるかなァって考えながら、図書室のSSを流し読みしてたらよ」

W「なんとなく金城と杠葉の絡みが見たくなって、其処に至るまでの経緯はどうするかとか」

W「色んなもんの理由付けとか、あれこれ考えてる内にあんなんなった」

凪「ふーん……何か、アバウトだな」

W「8割方ノリと勢いだからなァ。アバウトにもなるさ」


W「まァそんな訳で、各キャラの背景とか裏設定とかは概ね」

W「SS2から5と8を参考にさせてもらった。作者各位にゃァ」

凪「この場を借りて、深く御礼申し上げるよ。あなたたちに感謝を」

W「ありがとなァ」



500 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/09(Sun) 21:16

>>494

W「そうだな。SS8のように、涛風とくっ付いてそのまま結婚まで漕ぎ着けた天野だ」

凪「描写はされてないけど、幼稚園児くらいの第一子も設けているよ」

W「具体的に何があってそうなったかは……まァ、想像に任せとくか」

凪「ぶっちゃけ特に考えてなもがもが」

W「手前らで好きに妄想しろ。そもそもオレは天野の心算で書いたが、神咲と読み取っても構わねえ」

W「作中で個人名を出さなかったのはオレの好みもあるが、色んな受け取り方ができるなら」

W「読んでてより楽しいかなァと、そう言う考えは否定できねえんでな」

凪「神咲さんにお菓子屋さんが務まるかは疑問だけども」

W「なら涛天の心算で読みゃァいいんだよ」


>>495

W「そりゃ手前、伝説の能力者にくっ付いて戦場駆け回ってりゃァよ」

W「嫌でも強くなるしかねえだろ。そんだけ風嶋も成長したって事」

凪「と言う理由も後付けで、参考にしたSS2で先輩風吹かせてたのを」

凪「ほぼそのままパクっただけなんだよな。"とりあえず上の立場に置いとくか"って」

W「いらん事言わんでいい。それと、そんな後ろ暗い真似はしてねえ心算だぜ」

W「ただ異例のスピード出世ってのは事実だし、そんな小娘が面白くねえ奴もいただろうし」

W「その手の連中には不正だの汚職だのが発覚するとかの、不運や不吉があったかもしれねえがなァ」


凪「ともあれ、好感触を得られたようでよかったよ」

W「本当は雷坂とか御剣家とか、前野と羽藤とか、涛風とか」

W「その辺も描写したかったんだがなァ、上手く盛り込めなくてよ」

凪「小ネタとして最後の方、ケースにいっぱいの酒瓶の中には」

凪「雷坂グループ産のスパークリングワインが混ざってるとか、そう言うのも考えてたそうだけど」

W「語り部の異能員はんな事気にできる状態じゃねえし、他に言及しそうな奴はいねえしで」

W「結局そのネタは敢無くスルーだ。残念無念また来年ってなァ」

凪「ま、次があったらその辺を書く心算だって事でさ。次があるかは知らないけど」


>>496

W「一応、オレはその心算で書いてたがなァ。別人と思うならそれでもいいんだ」

凪「流石に髪と目の色まで示唆してたら、他の人に見るのは難しい気もするけど」

W「だとしても、見ようと思えば見れなくはねえだろ。描写外の解釈は読者の自由」

W「そのためにも名前を伏せて書いたってのに、作者が可能性を否定すんのは無粋じゃァねえか」

凪「とりあえずこれに関しては1作目と同様、"おまそう"の気持ちを忘れずに」

凪「解釈を一致させたり不一致させたりしながら、のんびり読んでくれって事かな」


>>497

凪「WWW、君そんな事を……」

W「オレじゃねえ。どう考えても金城だろ」

凪「あ、そうか。……で、実際どうなんだ?」

W「どうもこうもねえよ。どう解釈しようが読者の自由」

W「ただ少なくともオレは、他のSSと繋がらねえ世界線の心算で書いただけだ」

凪「つまりSS4とは関係ない、と」

W「オレん中ではそうだし、続きを書くならそれらもそうなる」


>>498

W「狂言回しの異能員は確かにモブだが、主人公かっつったらなァ」

凪「違うのか?」

W「こいつが話を動かしてる訳じゃねえし」

凪「そうか。それなら主人公は……金城さんになるのかな」

W「オレはその心算で書いた。読者がそう見るかは自由。そんだけだ」


凪「それにしても」

W「どうしたァ」

凪「WWWは毎回自分を登場させる割に、自分の視点を描写しないよな」

W「そりゃァ自分が一番書きやすいからな。別人視点ばっかなのは……」

凪「なのは?」

W「其処までオレにやらせたら、普段のオレたちと何が違うのかと思ってよ」

凪「またメッタな事を言い出したな。別にいいけどさ」



501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 21:37
個人的には誰視点のSSが一番難しいと思う?

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 22:31
懐かしいキャラやその絡みが見られて嬉しい反面
やっぱりみんなの心に定着してるキャラハンって精々やえはんまでなんだよなぁ
それ以降の人は存在感ないというかなんというか・・・
今後新規が来ても名無しやみんなが興味持つのって古参キャラだけなんだろうなって

というか出オチな嶽さんはまだしもほむほむマジで憂き目だね・・・
文才も画才もないから描けないけど彼好きなだけに残念

503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 22:45
ぶっちゃけ8限くらいまでのメンバーで完成してた感あるからむしろ割り込めたやえはんが上手かったんだと思う
空気空気いわれてたけど私の中じゃとんでもない
全キャラハン中あの子のレスが1番笑えたよ

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 23:11
おっちゃんはウチのヒロインやで
せやろ?おっちゃんとウチが組んだら敵なしの最強やもんな♪

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 03:04
夕鶴「兄さん、神社放ったらかしで御菓子屋開くだなんて良い御身分ですね。いやはや何とも巫覡の自覚は何処へ置き去りに?」

506 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/10(Mon) 21:58

凪「どうした、WWW。浮かない顔だな」

W「なァんかオレたち、戻ってから前置きでずっと」

W「飯の話ばっかしてねえかなァって思ってよ」

凪「んー……ま、確かにそうだけどさ。別にいいんじゃないか?」

凪「WWWのご飯、美味しいじゃん」

W「いいんかねえ、それで……」

凪「いいんだよ、少なくとも私にとってはな」


凪「それで、今日のお夜食はなーにっかなっと」

W「今日はこれだァ」っ(焼き鳥盛り合わせ)

凪「んふふ、ビールが進むな。それじゃ……」

W「酒の前に、一仕事しちまおうじゃねえかよ」


>>501

W「モブかサブキャラの視点でしか書かねえからなァ」

凪「片手間の短編だからな。書きやすいように、書きたいように書いてると」

凪「そもそも難しい人の視点とか、考えもしないだろ」

W「そんな暇あったら晩飯の献立でも考えるっつうの、何を当たり前の事を」

凪「だよな。……で、強いて言うなら誰になりそうなのか」

W「誰だろうなァ。とりあえず、"誰かしらの連れ"とかそうなりそうな奴は」

W「解釈違いの可能性考えるとやりにくいな。今だから言うが、SS6も結構ギリギリだった」

凪「あー……それならWikiにある"サブキャラクター"は、半分くらい駄目なんじゃないか?」

W「駄目だな、半分くらい。他人の目を考えなけりゃァ、騙し騙しやれねえでもねえが」

W「人に見せるために書いてるもんで、そんな風には考えられねえよ」

凪「真面目なのか不真面目なのかよく分かんない奴だよな、WWWは」

W「手前も似たようなもんだぜ、雨音」


>>502

W「焔なァ。10年後20年後であいつが何してるか、ちょっと想像つかねえんだよなァ」

凪「草薙先生はとりあえず"暗躍させとけ"とか"誰かに追わせとけ"とか」

凪「そんな感じで間接的に何かを仄めかすような立ち位置が似合うから、それでいいとしても」

W「特定の相手との深い関連も、草薙と違って特にねえのがな」

凪「他人との絡みを想像できなくて、上手く動いてくれないと」

W「そんな感じだァ。同じ事は三角にも言える」

凪「三角さんならシルヴィくんと裸の付き合いをしてたし、絡められそうだけど」

W「マジかよ、あいつらんな事……そう言やしてたな、温泉でのあれをそう言っていいかは知らんが」

W「それでもシルヴィの方がなァ。もっと絡めやすい相手が2人いる」

凪「2人? 誰だよ」

W「度々通話してた変態っぽい上司と、幼馴染らしい吸血鬼」

凪「成程。………もしかしてさ、あのあれ(>>488)」


>蝙蝠に寄り添う銀色の狼


凪「この蝙蝠と狼、吸血鬼さんとシルヴィくんだったりする?」

W「オレはその心算で書いたが、受け取り方は自由だ」

凪「他にどう受け取れるんだろう……まぁいいや」



507 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/10(Mon) 21:58

>>503

W「前にも言われてたが、杠葉は一番因縁ある相手と絡めなかったのが痛えだけで」

W「手前らん中でも、空気扱いする派としねえ派で別れてただろ」

凪「私たちの中では……どうだったかな」

W「本気でそう思ってる奴はいなかった筈だぜ」

W「何ならオレの方が影薄かったまであり得るしなァ」

凪「流石にそれはないと思う」


凪「で、彼は杠葉さんに戻ってきてほしそうだが」

凪「WWWはどうだよ。また会って話をしてみたいか?」

W「戻るも戻らねえも来るも去るも、当人の好きにすりゃァいい」

W「実際に話してりゃァ楽しいだろうが、それとこれとは別の話だ」


>>504

凪「あ゙?」(真顔)

W「雨音、ステイ」

凪「何だよWWW、君はあっちの肩を持つのか? 私の友達じゃなかったのか?」

W「誰もんな事言ってねえだろうが。ちったァ落ち着けよ、何時かの亡霊みてえな面になってんぞ」

凪「………ふん、私は元々こんな顔だよ。ばか。浮気者。WWW」

W「浮気でも何でもねえし、WWWは悪口じゃねえだろ」

凪「うるさいばか。ばーか。そんなにあの八重歯がいいのか」

W「別に、其処は大して興味ねえよ」

凪「つまり別の所には興味があるとでも? すけべ」

W「んなんでもねえって……ったく、そんな噛み付くなよなァ」っ

凪「まだ噛み付いてないだろ」(きゅ)

W「分かった分かった、ほらよーしよしよし」(ぐいー)

凪「ふん……」(ぎゅー)

凪「………ひゃわ!? ちょ、どさくさに紛れて何処触ってんだよッ!」

W「尻」(##)ω・)

凪「言うなこのすけべ!」(噛み付き)

W「おお痛え痛え、悪かったははは……あ、やべえマジ痛え」

W「ちょ、そろそろ離してくれ雨音。本気で噛んでんだろ手前」

凪「んーん」(がじがじ)

W「……ったく。本当に、仕方ねえ奴だなァ」(ぎゅう)


>>505

W「そもそもあいつは実家継ぐ気なんぞ、端からなかっただろ」

凪「参考にしたSS8でも、神主は妹さんに押し付けてたしな」

W「当然、あれ(>>488-492)でも同じだ。その心算で書いた」

凪「自覚なんて此処に来る前に、実家に捨ててたんじゃないのか?」


凪「まぁ、引き戻そうとするのを止めはしないけどさ。どうせ無駄だろうし」

W「涛風は戻らねえ。天野やその娘を相手に手荒な真似ができねえなら」

W「打つ手ねえんだからよ。あれだ、詰みって奴だ」

凪「君にも誰にも、罪がある訳でもないと思うけどさ。"でなおしてまいれ"って事で」



508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 01:05
三十路のおばちゃんに噛みつかれるとか恐怖感しかないお…

509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 15:03
SSはぶっちゃけ三角さんが1番どうしようもないよな
自分の言葉で喋らないから口調も分からないしキャラハンの誰とも絡みがない
俺が書いたらマジでショタコンキャラ逆輸入してしまうかも知れん(笑)
曖昧でもいいから考えてみるならどんなストーリーが思いつくだろうか?

510 名前:前野紫夕&羽藤るか ◆PsNNJEEk 投稿日:2022/10/11(Tue) 15:48
紫夕・るか「皆さん、こんにちは」


>>487
紫夕「これ、2人がご飯食べてる風景を書きこんでるレスに対するネタってことで成立してるものの、
   現実的に考えると、2人がご飯食べてる横で匂い嗅いで白飯食べてるやべーやつですよね」
るか「しかも三食。そもそも二人、そしてこの方はどこにいるのやら」
紫夕「冗談はさておき、直後のSSでバー開店してますから、10年後をお楽しみに。
   バーでフルコースは食べられないと思いますけれど」
るか「更に異能者の中でも、限られた人間しか入店出来ないものと思われます」
紫夕「お得意の匂いを嗅ごうにも、金属扉に阻まれてますからね。やっぱり今のうちに堪能しててください」


>>488-492(WWWさんのSS)
紫夕「モブ異能員さん、普通に語り部で終わるのかと思いきや、途中ぶっとばされてて笑いました」
るか「そこですか」
紫夕「冗談はさておき、最高すぎません? 前にも言ったように、その後厨のわたし歓喜なんですけれど。
   相変わらず、地下室行くシーンとか白玉あんみつ食べるシーンとか情景描写には引きこまれますし、
   そこにみなさんの現状が絶妙に溶けこんでて、にやけてしまうと同時に想像を掻きたてられる感じ。
   金城さんたちのやっぱりな掛けあいなんかも、みなさんの言うようにキャラ魅力的に最高ですよね」
るか「特に天野さん・涛風さん夫妻の登場は予想外ながら、その現状は微笑ましくて良いですね。
   友人割引が利かなかったり、天野さんが意外としっかりやっているのでしょうか」
紫夕「会長が大物になってるのは予想通りではあるものの、神鳥財団でちょっと笑いました。
   会長と氷川さんから来てるんでしょうけれど、絶妙な厨二感が似合ってますよね。
   ちなみにわたしは神鳥(ゴッドバード)財団って勝手に読ませてもらってます」
るか「現在の会長への風評被害は止めましょう」
紫夕「ところでWWWさん、しれっとバーやってるっていうね。いや、確かに似合いますけども。
   無茶振りならごめんなさい。これシリーズ化して、いろんなメンバー来てもおもしろそうですよね。
   もちろん、わたしたちも来店させてもらっていいんですよ」
るか「>>439で先生も言った通り私達が何をやっているのか、私達自身が気になる一方で、
   WWWさんが自分達の未来を書いた以上、私達も同様に書いた方が良い気もしますね」
紫夕「むー…そんな気もしつつ、それこそ先生の想像みたいに自分たちは書いてほしい感もあるっていう。
   とにかくWWWさん、最高でした。おもしろいと同時に、創作意欲も刺激されました」
るか「改めまして、素晴らしいSSをありがとうございました」


>>493
紫夕「WWWさんの言うように、なにやらせてもいけそうというか、解釈の幅は広そうですよね。
   でも個人的には、特に内面については自分で納得する形でも書ける気しないので、
   今回のWWWさんのとか、SS5とかみたいに語らせるぐらいしかわたしもできなそうです」
るか「某イノウジャーに思いっきり登場していませんでしたか」
紫夕「ギャグなら動かしやすいのなんの」


>>494 >>505
るか「"あまや"は"甘い"と天野さんのダブルネーミングだと思いましたし、
   WWWさんに商品を売り込んでいるところからも、若女将として頑張っている気がします」
紫夕「妹さまもこんなこと言いつつ、たまにお店来て和菓子について助言とかしてそうですよね。
   現在の天野さんは洋菓子得意そうですけれど、さすがに和菓子作ること少ないでしょうし」
るか「もしくは涛風さんが和菓子担当で分業していたりするんでしょうか」
紫夕「でも涛風さんは作れても、商品的にセンス古いとか言われそうな感があるんですよね。
   妹様は意外といけそうなので、女性2人で盛りあがりそうっていう」


>>495-496
紫夕「言うてサブキャラとして肉づけされていってる間にも、どんどん強化されてましたからね。
   SS2での姿も衝撃だったものの、意外と納得できる気がします」
るか「何かときな臭い異能社会ですが、彼女には真っ直ぐ強くなって出世していて欲しいものですね」
紫夕「あと上でも言いましたけれど、いいですよね。みなさんの現況がさりげなく言及されるの。
   情報を小だしにされて想像かきたてられるのがすごくいい。これだからその後厨はやめられません」



511 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 18:40
先生が言ってたように
前野さんは羽藤君と結婚しつつも
シルヴィさんと異能研究で遊んでる姿が思い浮かんだ
おっさんの書いてた政府の技術開発部に2人で務めてるとか

ていうか色んなキャラが出てくるからかなり目を凝らして見てたが
カードの紋章がシルヴィさんネタっていうのは気づかなかったわ
黒翼ちゃんと金ちゃんかと思ってた

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 19:19
あー先生の名前元ネタがあったんか

513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 20:55
会長の苗字が神代で姉さんがRの二文字で知り合いっていうのもそれが元ネタだろうな
あと絵師さんたちも服のデザイン的に多分気づいてるw

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:07
おっさんが万仙陣のラスボスで先生がグールのラスボスでしおんちゃんが光明のラスボス
そして光明最強の会長は強キャラではあるが意外とラスボスじゃない

515 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:21

凪「今日の夜食は……お饅頭か? 甘そうだな」

W「どっこいそんな甘くはねえぜ。なんてったって炭酸饅頭だからなァ」

凪「成程、皮に苦味がある訳か。中身はどうかな、いただきます」(むしゃあ)

凪「……あれ、餡子かと思ったら違う? いやでも味は餡子だな、甘さ控えめの」

W「卵白を泡立てたメレンゲとこしあん、牛乳を混ぜ合わせた。餡子クリームって奴だな」

凪「砂糖を混ぜてないから、その分甘味が減ってる訳か」(もぐもぐ)

W「そう言うこったァ。さて、こいつにはどんな酒が合うやら」


>>508


W「そりゃまァ、知らねえ奴からならそうだろうな」

凪「私だってこんな事、WWWにしかしないよ。当たり前だろ」

W「つまり手前がビビる必要はねえ。噛まれねえんだからなァ」

凪「それにWWWにだって、何時でも噛む訳じゃないしな」

W「その分背中に爪立てぎゃふん」(///ω・)

凪「それは今言わなくていいよすけべ」


W「つうかそもそも、三十路の中年女とか言うけどなァ」

W「体は15歳なんだから、"おばちゃん"はよせよ」

凪「……思えば私のおばちゃん呼ばわりも、WWWのせいじゃないのか?」

W「あァ?」

凪「例えば今のWWWは20歳だが、それでも自己紹介の際に自称する時は」

凪「何時もと変わらず"何処にでもいるオッサン"だ」

凪「彼らからの呼び名でも、"おっさん"が完全に定着してる。此処まではいいな?」

W「おう」

凪「そんなWWWと一緒にいる私は、嘗て君と同級生だった」

凪「つまり私とWWWは同い年であり、"おっさんのタメなんだからおばさん"と」

凪「そう言われたら返す言葉もない。まったくその通り、私も納得してしまう」

凪「と言う事は、だ。私がおばちゃん呼ばわりされるのは、WWWがおっさん呼ばわりされるからで」

W「こんな定着するまでオッサンを自称し続けたオレのせいだ、と」

凪「そうなる」

W「………。で、だ。全部オレのせいだとして、どうしろってんだよ」

凪「いや別に、WWWに何をしろって訳じゃないよ。ただ……」


凪「素振り1000回、腕立て伏せ500回。グラウンドを100周程走り込んだ後、1対1の打ち込み稽古」

凪「それくらいさせても許されるよな、私は」(E:日本刀)

W「完全に殺す気じゃねえか。ちったァ落ち着けよ雨音」

W「とりあえずその刀はこっちに渡せ、使うならこれにしろ」っ(木刀)

凪「………ふん。まぁ、いいさ」っ(日本刀)

凪「話は聞いてたな? まずは素振りから始めてもらうぞ」(取ってきた鉄筋を木刀の中に仕込みながら)

凪「手を抜いたらこれでぶん殴るから、その心算でな」(E:鉄心入り木刀)

W「殴るのはこの際好きにすりゃァいいが、せめて普通の木刀でやれ」っ(木刀)



516 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:21

>>509

W「そうか? 確かに自前の口調じゃ、真面な会話にゃァなりゃしねえが」

W「逆に考えてみろよ。他人の口調を使わせりゃァいい」

凪「それ三角さんを書く意味あるのか? その口調の当人を書けばいいだろ」

W「おいおい雨音。あいつの異能は何だ?」

凪「そりゃ勿論、変身だろ。口調も変身した相手のものを借りて……」

凪「………おいWWW、まさか」

W「そうよ、そのまさかよ。自分の言葉で物を言わねえなら、他人の言葉で言わせればいいし」

W「他人と絡みがねえってんなら、そもそも他人と絡めなけりゃいい」

凪「つまり、何か? 三角さんに次々変身させて、口調を変えながら独り言を続けさせる事で」

凪「さも大人数で雑談しているかのように見せかけるとか、そんな感じか?」

W「その通りだ。これなら誰でも、理由付けなしで登場させられるしなァ」

W「オチは変身解除した三角が肩を落として溜息、これでどうよ」

凪「どう、って言われても……ストーリーも何もないじゃないか」

W「そもそも短編SSってそう言うもんだろうが」


>>510(前野紫夕&羽藤るか)


>バーでフルコースは食べられないと思いますけれど


凪「だよな、普通はそう言う反応するよな」

W「作れるんなら、注文がありゃァ作って出すもんじゃねえのか?」

凪「別に、今更改める必要はないと思うけど……」

凪「ズレてるって自覚はもう少し強めに持てよ、WWW」


>神鳥財団
>会長と氷川さんから来てるんでしょうけれど


W「間違ってる訳ではねえんだが、直接の由来は"神代小鳥"からだ」

凪「つまり神代くんと氷川さんが結婚してる、って事を暗に示してる訳だな」

凪「逆に2人が破局していて、氷川さんへの未練から命名したってのも面白そうだけど」

W「やめたれ」


>これシリーズ化して、いろんなメンバー来てもおもしろそうですよね。


W「シリーズ化なァ。一応、次回作のプロットが固まってきてるから」

W「できねえこたァねえっつうか、自然とそうなるだろうが……」

凪「前野さんたちの登場は、その時には難しいかもしれないな」

凪「ちょろっと言及させる事はできそうだけど、今の君たちの想像通りにはならないと思う」

W「まァ、その辺は楽しみに待ってろ。流石に近い内にとは言えねえけど、何時かは書くから」


W「ともあれ、そんなに楽しんでくれたんならよかったぜ」

凪「書いた甲斐があったってものだな。いや書いたのWWWだけど」

W「こっちこそ、読了と熱い感想をありがとよ。そっちのいいのも期待してるぜ」



517 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:22

>>511

W「それも悪くはねえんだが、あいつら教団側だからなァ」

凪「家庭の事情でな。だからあのSSの世界線だと、2人は元テロリストと言う事で」

凪「政府で2人揃って楽しく働く、って絵面は難しい気もするんだよな」

W「どう考えても2人揃えては置いとけねえだろ。異能を考えたら危険過ぎる」

凪「……それはつまり、前野さんと羽藤くんを引き離しておけばいいんじゃないか?」

凪「例えば前野さんは政府の技術部に、羽藤くんはWWWの店に置けばどうだよ」

W「それならまァ、行けるか。羽藤をうちで雇うのは考えてたが」

W「その場合前野をどうするか、どんな仕事を振ったらいいか思い付かなかったしなァ」


凪「でも半生の目的を果たしたシルヴィくんが、今まで通り政府で働くかと言うと……」

W「別に今みてえにしなくとも、外部から技術を売ってると考えればいいだろ」

W「今のあいつの上司、確かリアンと言ったか。そいつを窓口として政府に技術協力」

W「その見返りで自分と、LUMINOUSから取り戻した件の奴隷を養うとか。オレはそんな心算で書いてたぜ」

凪「そっか。……具体的に、どうやって取り戻したとかは?」

W「その辺を書く気はねえよ。オレが描写すんのは、なんやかんやで取り戻した後の話だ」


>黒翼ちゃんと金ちゃんかと思ってた


W「金城に銀色のイメージがあるか? つったらなァ」

凪「彼女はもっと鈍い色だよな」

W「それに黒翼のを描くんだったら、態々"蝙蝠"なんて表現しねえで」

W「もっとシンプルに"黒い翼"とでも言うわな」

凪「狼も"寄り添う"と言うより、"侍る"とか"傅く"とかになるかな」


W「まァオレたちはこう言ったが、手前は好きに解釈していていい」

凪「ただその場合、他の描写と辻褄の合わない所があるかもしれないけど」

W「その辺の不整合はオレたちの知ったこっちゃねえので、自力で何とか解消してくれ」


>>512

W「草薙の名前の元ネタ……? 今それを言い出したってこたァ」

凪「あれかな、作中に出してた"薄笑の道化"って奴」

W「"ファクション・クラウン"と勝手にルビを振ってるあれは、以前あいつが自称してた」

W「初代ブレイドとしてのコードネームを、勝手に使わせてもらったもんだ」

凪「勝手に勝手を重ねたけど、大丈夫かな。草薙先生は不満に思ってないだろうか」

W「仮に怒ったとしても、競馬で摩った時よりかはマシだろ」

凪「だといいけどな」


>>513

凪「とか何とか話してたけど、どうも違うみたいだぞ」

W「ならどうでもいいな。雨音、明日の朝は何が食いてえ」

凪「今日の晩ご飯は残らなかったからなぁ……じゃ、そうだな。サンドイッチで」

W「具は……何でもよさそうだな、その顔からして。なら適当に作って挿んでやる」


>>514

W「そいつが元ネタになってんの、"俺"だけなんだよなァ」

凪「他の"仮面"は全部、違うキャラが元ネタになってるしな」

W「それも要素を少し齧った程度の、浅えもんだけどよ」

凪「あんまり元ネタに寄せ過ぎると窮屈だし、いいじゃないか」

W「まァなァ」


W「言っとくけどヤク中が元ネタだからって、オレの店で阿片は売らねえからな」

凪「お酒も料理も、常識的な範囲で何でも売るけどさ」

W「食いてえ奴には幾らでも用立ててやるが、流石に限度ってもんはあるんだぜ」



518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:39
全員生存エンド…だと?
選択肢を全て正しく選ぶとここまでハッピーエンドが待っているとはな
攻略本の発売はまだか?

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 22:32
ダメだこのゲーム
何回ヤッても
涛風が黒翼を嫁に選んでしまい
天野がユズ鬼になってその翼が黒く染まり
もはや黒翼陣多すぎて倒すのムリゲてなった紅刃が
優しくしてくれた会長に落とされて愛人になったが
先生にそれをチクられ
浮気がバレたせいで会長もろとも氷川に氷殺され
父が死亡母が逮捕された孤児の氷牙を
邪心全開で舌なめずりしながら引き取ろうとした三角が
雪儚に後ろから刺し殺されて
友と娘を同時に失った親馬鹿のレイの愛情が
残る春儚に全集中したため間違いが起こって
暴走したみっつんに親娘もろとも斬殺されたものの
夫を殺ったのは私よ!でもそんなの関係ねぇ!とか小島やって精神鑑定無罪を勝ち取り
それを見て釈放されて良かったですねwと煽った前野が
レイちゃんの死をバカにするなと怒り狂った刃さんにブレイドコンバートされ
前野を失い放心状態になった羽藤をチャンスとばかりに抱こうとした刃さんも
ハルキゲニアの扉を開いた瞬間そのバケモノぶりに自信喪失し
普通サイズの安心できるおっさんに寄り添って無理心中して
自棄になったおばちゃんが悪霊と化し光明の生徒を次々呪い殺し始めたので
辛くも鬼の手で除霊したシルヴィが鬼神に著作権を請求されて払えずに
異能員班長風嶋に引き渡されて卑しい豚奴隷にされるエンドにイッちまう

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 23:02
まあそれがノーマルエンドだからな
誰でも最初はそのルートにいくさ

521 名前:天野 優月 ◆u5bClFiA 投稿日:2022/10/12(Wed) 02:21
優月です、おひさしぶりぃ

・・・ええと、はい、ディアブロ3、やってました
なんかこう、単純に突っ込んでって暴れて強くなって・・・ってテンポが良くて面白かったです、はい

なんか、何も考えずに暴れてればいいゲームって、いいよね

・・・おへんじ、しなきゃ

>>457
・・・ええと、ごめん
私最近・・・というか、ジャンプ本誌を殆ど買わないんだ
単行本とかでみたいのだけ、みたいな

なので、現行のジャンプ作品だと割と反応しきれなかったりしますはい

・・・っていうか、なんだかんだジャンプの漫画をここ数年読んでないきがする・・・

>>458(用務員さん&あーちゃん)

>なれたらすんなり
うんうん、そういうもんだよ、
最初はやっぱり、なれないだろうけどね
・・・慣れちゃえば、もうすっと定着してくよ

>急展開
たしかに、万華鏡みたいにくるくる急転してたね・・・
あーちゃんのハートが、主に。

・・・今度の新作映画、たのしみ

>>459 >>465
・・・わぁ、だいぶホワイトなひとだった
あんしんですなぁ、うん

・・・でも、覗き防止はありがたいようでなんか怖いというか、なんというか
でもまぁ、いつもお疲れ様、です

>>474
・・・いやいや、そんなとこ、いきたくないんだけど
っていうか、そんなヤバ気なとこいっていいの・・・?


まずは、そこからじゃないかな

>>477
どうしようか?
・・・って、まぁふつーに次が始まると思う
盛り上がると、いいなぁ・・・

>>482
いいね、そういうの、昔の歌も言っているけど
「人の瞳が背中についてないのは、前を向いて生きていく使命があるから」

・・・うん、かっこいい・・・

>>487
そんな、江戸時代の落語みたいな・・・
そんなアホなことしてないで、普通にバイトとかさ

・・・大きなお世話?

>>518
あるよね・・・、知らなきゃ絶対踏めないようなフラグ
でもさ、ゲーマー的にはそういうの、めちゃ燃えない?

なんかこう、こんにゃろー!絶対突破しちゃる、みたいになるよね

>>519
あれはねー・・・
あの結果を知った上で次の周回で底に行くフラグを見つけて追ってく作業だからさぁ
仕方ないんだよ、

・・・オキュラスクエストのアステルドスってやつみたいなもんだね、一度バッド踏ませてそこから試行錯誤。

>>520
・・・多分、そんな意図じゃない?
絶対に見させられるほぼバッドな落ちに絶対ひっくり返してやるって気概を持たせるんだね

・・・絶対どっかにヒントあるよ、あれ


・・・主よ、一人目で全クリしたのに二人目を作って二週目始めてしまう罪をお赦しください・・・
(Diablo3)

ええと、SS関連は翌日に回します、はい


522 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/12(Wed) 17:00

凪「朝はサンドイッチ、昼は炒飯、晩ご飯はなんだろなっと」

W「今日は新巻鮭の炙り焼きと肉じゃが、豆腐と玉子の味噌汁」

W「後はもやしとほうれん草の胡麻和え、ついでに納豆だ」

凪「和食だな。足りないものは?」

W「ねえよ。全部家に揃ってる」

凪「ちぇー。………と言いつつ、実は?」

W「全部家に揃ってる。……が、そろそろジャガイモを切らしそうだ」

凪「よし、デートだ。デートだな。デートしよう。デートに行くぞ」

W「分かったから、4回も言わなくていいっつうの」

W「……ったく、とっとと買って帰るぞ。余計なもんも買わねえからなァ」

凪「んふふ、デートだデート。何か買っちゃおうかなー」

W「聞けよ」


凪「あ、優月はちょっと待っててくれ。多分明日返すから」

W「借りパクの常習犯みたいな事言ってんなァ」

凪「失敬な、した事ないぞそんなの」


>>518

W「あ? ねえよ、んなもん」

凪「こらWWW。……けど、言いたい事には同感なんだよな」

凪「公式の攻略本が発売されるよりずっと早く、非公式攻略Wikiの方が充実するだろうし」

凪「色んなあれこれが複雑極まって、紙媒体じゃ売れないんじゃないかな」

W「光明らしく"遊戯王カードWiki"みてえな、あんな感じでよ」


W「それにオレは一言も、"全員生存エンド"とは言ってねえぜ」

凪「そもそも冒頭で既に、語り部の彼の家族が死んでる訳だしな」

W「此処で名前の出た連中に限ったとしても、前野や羽藤の家がどうなってるか」

W「あいつらの兄妹がどうなってるかとか、知れたもんじゃねえぞ」

凪「まぁWWWの事だから、国にとって害のない人たちなら」

凪「普通に生き延びてた事にして、しれっと登場させるかもだけど」


凪「あとあれこれ言っても、結局は教団壊滅ルートな訳だから」

W「"黒翼の能力者"本人は、ほぼほぼ死んだようなもんだと思ってくれていいぜ」

凪「多分出演するとしても、言及はあっても登場はしないと思う」

凪「草薙先生と同じ感じだな。件の世界線で、具体的にどうなったのかは……」

W「まァ、想像に任せるとするさ。好きに解釈しろ、オレもそうする」


>>519

W「あァ、確かゲーム起動時の異能物質の供給が足りなかったら」

W「どんな選択肢を選んでも固定で、手前の言った豚奴隷シルヴィの後、クソ長えスタッフロールを挟んで」

W「"……と言う夢を見ちゃった"とか言ってんのをシルヴィにあしらわれるリアン、てな感じの」

W「夢オチエンドになるよう設計されてた筈だ。手前が能力者じゃなけりゃ、それしか見れねえ」

凪「もし能力者だったなら?」

W「そしたら普通にゲームが始まって、選択肢次第で色んなエンディングに辿り着ける筈だが」

W「………もしかしたら色んな不具合が残ったままの、初期ロットの奴かもしれねえなァ」

凪「色んな不具合って、例えば?」

W「継続的な異能物質供給が必要で、1フレームでも途切れたら夢オチエンドにルート固定」

凪「何だそのクソゲー」


W「まァ不足の方でよかったと思うしかねえな。もしそれが予約限定フルボイス版だとしたら」

W「過剰供給してた時には手前、最悪死んでたかもしれねえぞ」

凪「ゲームしてただけで死ぬのか!?」

W「作中の……確か"生徒会ルート"の一部と"紫音様ファンクラブルート"には」

W「神咲とカラオケに行くイベントがあってなァ」

凪「あっ」(察し)

W「ゲーム中に異能物質が過剰に供給されると、"すぐにけせ"で画面が埋め尽くされて約40秒後」

W「突然、大音量で神咲が歌い出す。40秒経つ前に消さねえと、SS7みてえになるぞ」

凪「闇のゲームでもやってんのか?」(真顔)


>>520

W「いやノーマルエンドではねえよ」

凪「どう考えてもアブノーマルだからな」

W「強いて言うならジョークエンドだ」

凪「悪い冗談にしか聞こえないけどな」

W「人によっちゃァ、何度やってもそのルートに行っちまうしなァ」

凪「その"人によりけり"の基準、ゲームと何の関係ないよな」



523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/12(Wed) 21:02
おっさんのサイズがもう少しでかければ悲劇は中断できたはず

524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/12(Wed) 21:31
いや、男タラシ異能を持つ夕鶴ちゃんさえ垂らしこみかけた羽藤マグナムのせいだろう

525 名前:天野 優月 ◆u5bClFiA 投稿日:2022/10/13(Thu) 02:17
こんばんわ、優月です
・・・さてさて、SS感想編です

・・・なんか、もう、ジャンプばりの大事件ルートのあと、ってかんがえると、なんか感慨深いね
っていうか、そーた先生もヴィラン側扱いなんだね・・・

っていうか、私だいぶ優遇されてるね!?
というか、あの二人の喧嘩友達っぷりが相変わらず過ぎてもはや笑えるんだけど・・・

>>494
そういうことだよね
しかも先輩とゴールイン・・・えへへ、幸せ。
やっぱり娘は美空かな?なんちゃって

>>501
うーん、やっぱり三角先輩かな
あのひととらえどころがなさすぎるよ・・・
でも、なんか忍たまの上級生でいたよね、ずっと返送してるひと

・・・あの人はあの人でちゃんと個性があるから、また別かな

>>505
えっへへへー
お兄ちゃんは私がいだきました、はい

・・・なーんてね、親戚になってもっと仲良くなってるかもね



526 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/13(Thu) 17:07

W「んんー……」

凪「どうした、WWW。晩ご飯の献立か?」

W「いや、今日は山賊焼きだ。悩んでんのはそれじゃなくて」

W「風音の妹の、春儚っつったっけか。あいつ何歳だったっけ」

凪「……特に言及はなかった気がするな」

W「風音自身が16だし、紅刃はSS6で19と考えて書いたから」

W「順当に行けばそん時13歳で、天野の娘と同い年になるだろうが……」

凪「うーん、なんか違和感あるような」

凪「こんな時に風音さんか神代くんがいれば、分かりそうなものなんだけど」

W「まァ、いねえ奴を当てにしても仕方ねえやな。とりあえず13で考えとくか」


>>521, >>525(天野 優月)

W「それなァ。オレも雨音を名前で呼び始めた当初は」

W「何とも気恥ずかしくあったもんだが、今じゃもうこんなにあっさり」

凪「困ったり照れたりしてるWWWも、結構可愛かったんだけどな」

凪「いやはや、やっぱり嬉しいものさ。この友達との距離詰められた感」

W「呼び方1つで、こうも一喜一憂するもんなんかね」

凪「するもんなんだよ。な、優月」


凪「そうかな? どうしようと言ったって、どうしようもないくらいの」

凪「WWWが好きだってこの純情は、変わってなかったと思うけど」

W「あれじゃねえのか? 嫉妬に駆られて噛み付いてた時(>>507)とか」

凪「別にあれでWWWが嫌いになった訳でもないし……」

凪「いや、女の子さんに鼻の下伸ばしてるのは気に入らないけどな」

W「だから伸ばしてねえっつうの」


>っていうか、そーた先生もヴィラン側扱いなんだね・・・


W「参考にしたSS4でも金城と草薙、涛風、前野と羽藤は黒翼側だったしなァ」

凪「此処でも何度か自己申告してたし、先生がそっち行くのは自然かなってさ」

W「誰の説得も通じねえ所か、逆に話す相手を丸め込んで裏切らせるだろうし」

W「それこそギャグでもねえ限り、あいつが悪玉なのは避けようがねえと思う」

凪「一見して頼りにならないようで肝心な所では皆を見守る、何時ものピエロ先生の活躍は」

W「前野が描写してくれるだろうから、そっちを期待して待つこったな」


>っていうか、私だいぶ優遇されてるね!?


W「そうか? 涛風は内心でどうあれ、表立って黒翼から離れるのは難しく見えたが」

凪「それこそ誰かの説得がないと、思い切った事はできない感じだろ」

凪「で、封印側にいると考えられて、涛風くん的に好感度高いのは」

凪「パッと思い付く限りじゃそれこそ、WWWと優月くらいじゃないか?」

W「オレは説得とかしねえから、あいつを引っ張り込むなら天野しかいねえんだよ」

W「後はSS8の影響がでけえ。とまァそう言う訳で、あんな感じになった」


>というか、あの二人の喧嘩友達っぷりが相変わらず過ぎてもはや笑えるんだけど・・・


W「金城と杠葉の2人なら、何時まで経ってもあんな感じだと思ってなァ」

凪「つまり金城さんが勝ち続けてるって訳だから、杠葉さん的には残念かもしれないけど」

W「あいつには悪いが、その方が書きやすかったもんでよ」


凪「さて、と。それじゃ改めて、読了どうもありがとう」

W「たっぷり楽しんでくれたようだなァ。それでこそ、書いた甲斐があった」


>>523

W「このくらいの方が扱いやすいんだがなァ」

凪「そもそもの話、でかけりゃいいってもんじゃないだろ」

W「そりゃま、そうだろうが……」

凪「普通の女の子さんはな、好きな人のものが好きなんだよ」

凪「男だって同じ筈さ。WWWも私のおっぱいが一番好きだろ?」

W「それは………」

凪「即答しろばか!」(凪ッコゥ)

W「その通りではある」(##)ω・)


>>524

W「その理屈で行くならそもそもの話、天野が涛風を落とせてりゃァ問題なかっただろ」

凪「つまり優月から逃げ出す涛風くんのせいだな。何とかしろWWW」

W「ダブナミされた天野がユズ鬼になって以下省略する未来しか見えねえ」

凪「私が君をしばき倒して、何処か遠くへ連れて行くから問題ない」

W「そしたら涛風が黒翼を嫁に選ぶ所に戻るだけだろ」

凪「草薙くんと無理心中はさせないから、其処で止まるんじゃないかな」

W「少なくとも光明の生徒が呪い殺される事はねえなァ」



527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/13(Thu) 17:45
>封印側にいると考えられて、涛風くん的に好感度高いのは

1番高いのはレイさんでしょ
このメンバーの中で唯一親友って呼ばれてたし

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/14(Fri) 18:49
サイズは、羽藤>>>草薙刃>>>おっさんが確定か
おっさんほんとに平均サイズあんのかよ

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/14(Fri) 21:28
こうなったら女子に審判をつとめてもらうか
おばちゃんと前野さんは贔屓するかもしれないからユズキングな

530 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/14(Fri) 22:40

凪「WWW、何焼いてたんだ?」

W「ケーキだよ、ケーキ。いい柘榴が買えたもんでよ」

凪「柘榴のケーキ? また珍しいものを……」

W「安心しろや、酸味強めだけど不味くはねえ」

凪「いや其処は信頼してるよ。甘酸っぱくて美味しいだろうってのは分かる」

凪「どの程度"そう"なのかは気になるけどな。楽しみだ」

W「しっかり冷えるまで待てよなァ。つまみ食いすんなよ」

凪「し、しないよそんな事」

W「声が震えてんぞ」


>>528

W「……言われてみりゃァその通りだな」

凪「後から考えてみると、なんで忘れてたんだろうな」

W「さてなァ。何も考えてなかったからじゃねえのか」

凪「ともあれ、忘れててごめんな姫柊くん。見てるかどうか知らないけど」

W「とりあえず、謝るだけ謝っといてはやらァ」

W「気に入らねえなら帰ってこい。此処でなら苦情は聞くからよ」

凪「避難所で何か言ってきたら?」

W「知らん、そんな事はオレの管轄外だ」


W「まァSSを修正する必要はなさそうだし、これに関してはもういいか」

W「どうせ姫柊の説得じゃァ、涛風が動くとも思えねえしなァ」

凪「確かに説き伏せるとなると、姫柊くんは下手な印象あるけど」

W「そうじゃねえよ。姫柊が何を言おうと、あいつとは戦う道を選ぶ」

W「黒翼の側に立った涛風ならそうするだろうって、オレが勝手に考えてるだけだ」

W「"天野が適任"って結論が動かねえ以上、言うこたァもうねえよ」

凪「いいのか、それで」

W「いいんだよ、多分」



>>528

W「日本人の平均データから何mmかでかいのは事実だ」

W「つっても手前らがそれを信じるとは、今更期待しちゃァいねえし」

W「そもそも信じてもらいたいとも思わねえ。心底どうでもいい」

W「手前がそうと思うんなら、手前ん中ではそうと言う事で」

W「好き勝手に解釈してろボケ。こちとら手前の妄想にまで責任持てねえんだよ」


凪「………何? WWWに袖にされたからって、今度は私か?」

凪「あのさ。確かに私は間近に見てるけど、厳密に測った事はないし」

凪「それ以前の話として、女の子さんに向かってそう言う話題はどうかと思う」

凪「私からしてみればWWW以外のちん……ごほんごほん」

凪「それのサイズなんて、今更何の関係もないものだ。心底どうでもいい」


>>529

凪「は?」(真顔)

W「天野を巻き込んでんじゃねえよ。何ならオレも巻き込むな」

凪「羽藤くんも草薙くんも、ネタとしては前野さんの好みじゃないそうだし」

凪「とりあえず男子生徒2人で乳繰り合ってろ。私たちは離れた場所で女子会だ」

凪「WWW、ケーキの用意はできてるか?」

W「紅茶の準備もできてらァ」

凪「前野さん、優月。羽藤くんがホモをあしらってる間、あっちでガールズトークでもしよう」

W「羽藤も草薙に飽きたら合流して、ついでに給仕を手伝ってくれ」



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