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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】

1 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
稀少資源を大量採掘して派手に稼ぐ、そして左団扇の凱旋…。
そう思っていた日が私にもありました…。

…なんて、馬鹿を言っている場合じゃないですね。
今ここに立つ貴方が何者か…? 私同様に一攫千金を夢見てこの黄泉に渡った探行士か、
はたまた何らかの事故か事件により、こちらまで飛ばされてしまった不幸な身の上の一般人か…?

何れにせよ、チノワゲートの接続不良で地上への帰還の術が閉ざされている以上、
我々は全員が一丸となって、ゲート再起動の時までこの未知行区で生き延びねばなりません。
月並みな言葉しか掛けられず申し訳ありませんが…希望を捨てず、共に頑張りましょう。


…とは言え、連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅、
私の隊も黄泉族と思しき謎の少女の襲撃により殲滅、の憂き目を見ておりまして…先が思いやられますが。

【業務連絡、並びに注意事項】
壱:キャラクターハンドルの参加者は「黄泉ヲ裂ク華」の登場人物限定。
弐:それでさえあれば探行士、物語内の主要人物、黄泉族等の種別に関しては一切不問。
参:常駐の際は、身分証明の為の認識票(トリップ)を着用の事。
肆:「黄泉ヲ裂ク華」以外のネタ、キャラに関しては捨てハンの一発ネタ程度であれば許容。
伍:上記の件に関しては「黄泉ヲ裂ク華」と同じEXPERIENCE社製の他のゲームに関しても例外では無い。
陸:ただし、DLコンテンツのポートレートSET参戦キャラに関しては「黄泉ヲ裂ク華」内設定であれば常駐参加は可能とする。

532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/30(Sat) 21:45
どうでもいいけど高確率で死ぬとか廃人になるって展開、大抵は何事もなく話進むんだよなw

533 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/07/31(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>530
錬金王「予防接種、か…。確かそれは、
“注射器”なる物を使って薬剤を血管に直接流し込んで体内を巡らせる手法…だったね」
クラゲン「アルダではなかったやり方だよね、それって」
錬金王「経口摂取よりも更なる効果を期待出来るそうだが、
その様な危険極まりない副作用のある薬剤となると…一体何が原材料なのだろうね?」
クラゲン「当たり前に死んじゃうなら、きっとすごい毒物…なのかなぁ?
課長さん達は何か聞いてたりしないの?」

>>531
錬金王「確かその様な話は、新見君達探行士諸君や、
ここのキャンプに留まっている関係者達から聞いてはいたっけな」
クラゲン「そっちの“黄泉”はここにあるのと中身はあまり変わりはないんだって。
だけど、違う国の離れた場所にあるからだと思うけど…流石に繋がってるとかはないみたい」
錬金王「各々を繋ぐ転移領域の様な物も現時点では発見されていないそうだ」

>>532
クラゲン「あ、知ってる!それって、英雄物語や冒険譚のお約束みたいなので、“ご都合主義”って言うんでしょ?」
錬金王「おっと、そこまでだ。言いたい事はよくわかるが、それ以上はいけない。
まあ、そもそもその異常な低確率数値が出る根拠自体が不明である場合が殆どであるのを考慮すれば、
実際は敢えて絶望を濃く見せる事で当事者達を奮起させる意図でもあるんだろう」
クラゲン「事前の心配事なんて少ない方が断然いいと思うんだけどなぁ…」

534 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/01(Mon) 20:30
錬金王殿とクラゲン君(>>533
我々も詳しく聞かされている訳ではありませんが、
恐らくは抵抗力を持つ個体の…即ち、社長の血液を精製した物でしょうね。
正直、それ以外考えられません。
新見妹「人の血が元ならフツーは毒にはならないと思うんだけどなー。
直接血液自体を輸血するとかじゃないんだから」
神崎「血液その物ではなく、精製の過程で他に使う物が原因でしょうね、恐らくは。
ただ、その辺りについては何も聞かせて貰えなかったので一切が不明ですけど」

>>531
少なくともそれらの黄泉とこちらの黄泉は別物の様ですね。
彩千夏准尉「生態系は酷似している様だが、内部構造は違うらしいな。
まあ、自分も又聞きでしか知らんのだが」
ブラックマン「離れた地にある以上、完全に独立した空間ではありましょうし、
それぞれを繋ぐゲートもありませんしな…。少なくとも、互いの黄泉は未だ行き来は出来ませんな」

>>532
まあ、既に言われてしまってはいますが…大体はそうなんですよね。
とは言え、そうでなければ話自体が成立しないので止むを得ないかとは思いますが。
ユウ「ネタとしては白けるトコはあっても、そうでなきゃ困るって気はするわぁ。
特にこっちはフィクションじゃなくて現実に直面してる重大問題だしさ」
新見妹「そーそー。タダでさえロクな事無いんだから、
コレ以上は何事も無いのが一番だって!」

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/07(Sun) 05:37
また例の感染症が猛威震ってるらしいから気をつけな

・・・てか実は既に影響出てる、とか?

536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/08(Mon) 04:19
いやこっちはまだ時代は昭和だから武漢コロナどころかサーズもまだだろw
んでも黄泉のある別次元話だから別口でそれに匹敵しそうなヤヴァいのはあるかもだが

537 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/08(Mon) 08:08
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>534
錬金王「まあ、その問題の薬品を精製した彼…黄泉学者の灰十字君、と言ったか?
その手の人種特有の気性を考えるに、そう容易く口を割る事はなかろうしな…」
クラゲン「人の命に関わる事なんだし、そんなにけち臭い事言わなくたって…」
錬金王「それは無理がある、と言うものさ。有能かつ自身の研究成果を誇る者ほど、
それを奪われ、越えられる事を恐れ、忌み嫌うものだからね。
完成した物品自体は兎も角、作成の過程に要する知識に繋がる物を明かしはすまい」
クラゲン「…でも、あの人って結構人を小馬鹿にしてるみたいだから、
教えても無駄だよ〜、みたいな感じで知らせてなさそうな感じもするんですけど」
錬金王「ああ、言われてみれば確かに…ね。まあ、その件に関してはそれ以上考えを巡らす必要も無かろうさ」
クラゲン「もう済んじゃった事だしねー」

>>535
クラゲン「例の…ってどんなの?何かあったの?」
錬金王「感染症…かい?いや、少なくとも今居る黄泉のこの区域でも、
外の世界の情報源たるラジオの放送でも、そう言った話題は全く聞かないね」
クラゲン「黄泉族がゲートから湧き続ける異変以外は特に何もなさそうだよー?」

>>536
クラゲン「え?そうなの?でも、こっちが“ショウワ”って?」
錬金王「どちらも今初めて聞く名称だし、その口振りだと未来で猛威を振るう事になる病か。
とは言え、知った所で病原菌そのものが無ければ、予め手を打つ事も出来まいが」
クラゲン「場所によっては色んな病気があるけど、治癒の異術の“ヘルスメディ”で全部治っちゃうから、
こっちのはどれだけ危ないのがあっても大丈夫だよ!」
錬金王「アルゲンで精製する同一効果の薬品でも十分対応は出来ている様だしね。
感染した際の危険度は高くとも、然るべき対処が容易な以上はさほどの脅威ではないな」

538 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/08(Mon) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>537
まあ、仰る通りで…。確かにあの方、
御自身の知識の追求に貪欲かつその助力にならぬ事柄には一切の興味無し、
と言ったスタンスですからね…実際。
神崎「とある遺物の像を探しておられたみたいで、
それを我々が発見して提供するまでは、何をしようと我関せず、でしたし」

ユウ「あー…わかるわかる。常に上から目線だし、いつも勿体付けてばっかだしさ。
それに、知らないのいい事に余計なプレッシャーかけておちょくってそぉなのもね…。
そぉ言や、ルキちゃんの時も薬くれた時に廃人になる可能性がどぉとか…あ」
ブラックマン「抗魅了薬の時と全く以って同じ遣り取りだな。
もしかすると、我々はからかわれておったのやも知れん。…確かに、
人の悪いあの御仁ならそれ位の脅しを掛けて狼狽する我々の反応を愉しみはしそうだ」
彩千夏准尉「もしそうならば、総裁を『服を着て歩く悪趣味』呼ばわり出来る立場じゃなかろうにな…ふぅ」

>>535
新見妹「はぇ!? 何よ、今タダでさえグチャグチャなのにまだ何かあんの!?」
寿人神父「落ち着いて下さい、愛那さん。少なくとも、
今私達の中に誰かが病の類には倒れたと言う事はありませんし、
外界でもそう言った未曾有のパンデミックが発生していると言ったニュースは出てませんから」
現状、我々の知る範囲内ではその様な事は無い様ですね。
済みませんが、それ…何処での話なのでしょうか?

>>536
昭和…は確かに今の日本の元号ですね。その言い方からすれば、
少なくとも今現在…どころかその元号が終わる時までは、
仰る様な感染症が発生する事は無いのですね?
彩千夏准尉「ならば、お前はその感染症が発生した未来から来た、とでも言うのか?
…何たる事だ、次元どころか時空間をも越えての来訪者が現れるとは」
神崎「以前に僕を『局長』だと間違えた方も居ましたが…まさか」
ええ、恐らくはそう…でしょうね。しかし、この様な事例が未だ発生し続けているとなると…。
ユウ「尚更決着を急いだ方がいいのかも。総裁や社長がこっちに飛ばされて来てから、
ずうっと続いてる現象だし、黄泉を何とかしないと収まりそうもないからね」

539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/13(Sat) 23:34
>黄泉族がゲートから湧き続ける異変以外は特に何もなさそうだよー?

あっても困るやん

540 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/14(Sun) 22:48
>>539
新見妹「うん、どーかん」
仰る通り、追い討ちに成りかねない事態など、
如何に小規模であろうと短期間であろうと発生自体が好ましくありません。
彩千夏准尉「それぞれの異変、災害が相乗効果で、拡大、深刻化する恐れは十分過ぎる程あるからな」
ブラックマン「そもそも何も起こらず、平穏無事なのが一番ですな」

541 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/15(Mon) 05:43
>ブラックマン「そもそも何も起こらず、平穏無事なのが一番ですな」

おジイちゃん、それ言うんならこんなトコ来ちゃだめじゃんw

542 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/15(Mon) 08:15
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>538
錬金王「流石に彼らの趣味嗜好はとても僕にも理解は出来かねるが、
捻くれ者で気難しいと言う点では、正直僕も彼らの事はとやかく言えないね」
クラゲン「でも、錬金王様は話し上手だし人当たりもいいじゃないですか…」
錬金王「僕が必要とした社交性は、飽くまでも研究の為のパトロンを得るのに、
必要に迫られて身に着けただけの欺瞞に過ぎないんだ。
正直な話、欲塗れの連中の相手ほど気が滅入るのも無かったし、
研究が完成した暁には即座にでも縁を切りたかった位さ」
クラゲン「でも、そうは言いますけど…課長さんやキャンプの皆と話してる時の錬金王様、
僕の知ってる前の時よりずっと楽しそうで生き生きしてますよ?」
錬金王「…そうかな?まあ、君達との話は損得勘定の挟まる余地が無く、
純粋に過程や未知の知識の吸収を楽しめるから、なのかも知れないがね」

>>539
クラゲン「う、うん…。それは、そうだよね…」
錬金王「しかし、それが序曲でしかなさそうなのも否定は出来まい。
この世の破壊と新生こそが久世戸の終の目的なのだからね」

>>541
錬金王「まあ、何だ…。共感は出来るが、そこへの突っ込みは止し給え。
白神君は白神君なりにこの様な場所に来ねばならぬ理由があり、それ故に動いているのだからね」
クラゲン「確かに、ものすごく危ないとこなのは間違いないけど、
いつどこでもってわけじゃないし、安心出来る時がたまにはあってもいいと思うよ、こんなとこでも」

543 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/20(Sat) 21:55
錬金王殿とクラゲン君(>>542
新見妹「まー、確かにちょっとヒネてて理屈っぽいトコとかはとっつき辛いけどさー」
おい…! あ、ああ…妹が済みませんね。
昔からいつも思った事を考え無しに直ぐ口にする奴ですから…はぁ。
ただ、クラゲン君の言う通り錬金王殿は気さくな方だと思いますよ。
そんな方だからこそ、ご子息とも言うべきクラゲン君の人懐っこさも納得が行くと言う物ですし。
神崎「初めて会った時からずっと変わらないですからね。
ただ、相手が僕らだからこそ良かっただけ…と言う位純真なのもどうかとは思います」
寿人神父「状況や異種同士の遭遇である事を考えればそうでしょうけど、
それでも最初から険悪だの気が許せない程緊張感がある様な態度を崩さないよりは良いかと…。
血を分けた身内ですらその有様であるよりはずっと…ね、いいんですよ」
神父さん…。

>>541
ブラックマン「…む。いやはや、コレは一本取られましたな」
まあ、余りにも過酷な変化に疲れが出てしまった所為で思わず…と言う所でありましょうが、
Mr.の場合は老後の平穏を諦めて、思い切って最後に一華咲かせようと、
命の遣り取りが常態化している様なここ黄泉へと訪れた訳ですしね。
ブラックマン「いや、お恥ずかしい…。まだまだ若い者には負けぬと啖呵を切っておきながら、
斯様な弱音が思わず口をつくとは、まだまだ私めも修行が足りませんな」
ユウ「いやいや、爺さんは十分過ぎる程無駄に元気だから。
てかホントどんだけ若い頃から修羅場潜ってんだって動きしてるしなぁ…」

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/22(Mon) 03:03
アルダ系の話も色々気になる点はあるから続編は欲しいが
そろそろエクスの方も何か新作出してくれんかなと思う
そっちもそっちで色々気になる話あるし

545 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/24(Wed) 13:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>543
錬金王「いや、構わないさ。僕も久世戸もあちらでは根っからの捻くれ者だったし、
なまじ学があったり研究を生業にしているとどうしても理屈っぽくなるものだからね」
クラゲン「え…?僕が、錬金王様の!?そ、そんな畏れ多い事…!」
錬金王「生き物としての生まれ方こそ確かに異端ではあろうが、
この子は僕が創造した命である以上、その通りだよ。紛れもなく、我が子だと言っても間違いはないさ」
クラゲン「錬金王様…」

クラゲン「え?え?僕って、そんなに危なっかしいの…?」
錬金王「まあ、確かに言われてみればそうだ。
けれど、だからと言って僕や久世戸、世間一般の猜疑心に塗れた連中みたいに、
不信に囚われて自分も他人も平然と傷付けられる様な輩にはなって欲しくはないね。
まあ、あからさまに悪意を向けてくる連中を警戒する位が丁度いいだろうさ。
大事な“息子”が傷付けられるのを見るのは忍びない」
クラゲン「う…き、気をつけますね。あ、あの…それと、神父さん?
僕で良かったら、悩みがあるなら打ち明けてくれたら、相談位なら乗るから…」
錬金王「そうだね。色々と自分の中に溜め込むのは良くない。
時には思いの丈を吐き出して、存分に気晴らしをするといいだろう」

>>544
クラゲン「アルダの…って言うと、僕達の世界で起きた事かな?」
錬金王「だろうね。エクスと言うのは…確か、神崎君の所属する部隊だそうだが、
それの本拠はここ東京にあるという事だし、こちらは東京での話か」
クラゲン「何だか話が大きすぎて、神様でもどうにもならなさそう…」
錬金王「こればかりは更なる上の偉大なる存在の思惑次第…なんだろうね。
僕らとしてもまだまだ知り足りない事だらけではあるし、是非にとも望む所なのだが」

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/30(Tue) 16:29
今更だけど相手が黄泉公社のトップっていう日本きっての有名人なのに
ラジオの男の声を聞いて即正体が総裁だってなんで誰も気付かなかったのかすげえ不思議

547 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/31(Wed) 04:44
>>546
クラゲン「…あ。言われてみたら確かに」
錬金王「少なくとも国の事業に関わる大企業のトップだからね…。
何らかの形で頻繁に表舞台に出ているであろう立場なのは疑うべくもない。
にも関わらず日本国民が聞きなれているであろう筈の声が、
多少の雑音混じりだとしても分からぬ筈は確かに無いが、
何故誰もが本人と対峙するまで微塵も気付きもしなかったのか…」
クラゲン「もしかしたら、ラジオ通してる時は声色変えてた…とか?」
錬金王「一番に考えられるのがそれ、だろうね。
まあ、色々と記憶があやふやで久世戸の親友である男本人とは言えない僕には何とも言いかねるが。
せめて、アルダでの実際の知己が居るならはっきりした答えは出るんだがね」

548 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/31(Wed) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>545
新見妹「おじさんって心広いねー。ウチの兄貴もちょっとは見習って欲しいわ。
もー、ホント神経質で何かと口喧しくてウザったらしいからさー」
…それ、お前がずっと無茶ばっかりするからだろ。今だって何でこんなトコにまで…はぁ。
ユウ「まぁまぁ、マコト君。何だかんだでアイちゃんだって、
居ても立っても居られなくってこんな事やっちゃったワケだしさ。
家族の事心配するあまりに無茶するのは今回ばかりはお互い様でしょ」

寿人神父「…しかし、課長さん達や錬金王さん達が羨ましいですね。
こうして、互いを信じて思い遣れる事が極々自然に出来る関係ですから。
…本当に、私やあの女などとは大違いだ」
彩千夏准尉「血の繋がりは心の繋がりには必ずしもなり得ん、か…。悲しい事だな」
新見妹「でも、それだったらココで色んな人に頼ったらイイじゃん、トシ兄!
神父さんになれるんだから、きっと大丈夫だよ!」
ブラックマン「むしろ、こうまで節介焼きが居るのだ。存分に甘えるが良かろうて」
…そうですよ。今まで散々お世話になっていますし、
その分のお返しが出来るかは解りませんが…何時でも、何でも相談して下さい。
寿人神父「皆さん。ありがとう…ありがとう…」

>>544
神崎「XTH…の話、ですか? まあ、今の所はコレと言った事件もありませんし、
発生の兆しも見受けられませんから、そう言った話は当分無いかと…」
異形が散発的に出没する程度では、流石に話題にはなっても物語にはならないでしょうしね…。
ユウ「そんな大事ばっかり起こっても困るけど、
剣一君達のそっちでの活躍は何となく見たい気はするわぁ…。
…ま、あたしも正直厳しい気はしてなんないけどさ」

>>546
…確かに。ですが、総裁の場合は意外とメディアへの露出が少なく、
肉声を聞く機会が今一つ無かったので、それが仇となって見極め損ねたのかも…ですね。
神崎「とは言っても、側近の配下でも無ければ頻繁に声を聞ける訳でも無し、
幽閉された死と隣り合わせの牢獄で、より事態の悪化へと誘導されている中で、
余裕を持って聞き分けるのは流石に厳し過ぎるでしょう…」
新見妹「そーそー。ウチ、ニュースなんてロクすっぽ見てないし、
総裁の声とかもはっきり言ってこっち来るまで聞いた事すらなかったしー」
彩千夏准尉「それもそれでどうか、とは思うがな…」

549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/03(Sat) 10:53
ちょっとした疑問だが黄泉区の黄泉族と日輪区の異形・・・
こいつらが実際に戦う事あったら強いのはどっちなんだろうか

550 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/05(Mon) 00:00
>>549
どうでしょうね…。個体毎の強弱差や諸々の耐性、
生育、生存可能な環境にも大いに左右はされるでしょうが…。
神崎「どちらも特性として、コードライザーによる干渉か、
アルゲンによる干渉以外は何物をも受け付けない体質がありますからね。
それ故に、彼らが万一にも対峙する事があろうとも、
恐らくは互いに何も出来ぬままに終わるかと…」

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/06(Tue) 13:20
どうでもいいけど黄泉華って元々は今とは全然違う話だったらしいね
舞台も東京じゃなくてアルダのどっかだったらしいし

552 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/06(Tue) 16:35
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>548
錬金王「まあまあ。過度の束縛をしていると言うので無くば、
多少の小言や説教位は甘んじて聞き入れるのだね。
兄として、上役として新見君が愛那君の事を思っての事なのだから」
クラゲン「いっつも喧嘩ばかりに見えて仲いいですもんね。
僕もこんな風に想い想われる兄弟姉妹が居たら、もっと楽しかったかも…」
錬金王「済まないね。君みたいなのは流石にそうそう創造出来るものでもなかったからな…。
禁忌の領域故か、理想の命を生物の営みを介さずに産み落とすのはやはり相当な難事だからね」
クラゲン「気にしないで…。僕には錬金王様って言う親が居ますから…それだけで、十分です」

錬金王「ふむ、こちらも中々の良い雰囲気の様だね」
クラゲン「神父さん…何て言うか、打ち解けてるって感じかなぁ?」
錬金王「そうだね。僕も仲間とか同胞と言える間柄でも無いが、これも何かの縁だ。
黄泉に居る間は微力ではあるが力になろう」

>>549
錬金王「同類の黄泉族は兎も角、異形に関しては、
生憎と何も知らぬも同然であるから、僕からは何とも言えないね」
クラゲン「神崎さんが言ってる感じだと、お互いを傷付ける手段が無い…のかなぁ?」
錬金王「だとすれば、実際に交戦したとしても、
互いに徒労の限りを尽くして疲労の末に去って行くのが落ち…だと言う事か」
クラゲン「何だかんだで似たもの同士…なのかなぁ?」

>>551
錬金王「確か…遥か昔の遥か彼方の東方の地での話が、
今の僕達の物語と同じ表題の物語として伝えられていた気がするが…」
クラゲン「…?どうしたんですか?」
錬金王「いや、例によって僕の内に宿る本来の錬金王の記憶が半端で、
大した事を思い出せなかったのが歯痒かっただけさ」

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/08(Thu) 23:05
この系統の作品って細々と続いてるけど
いつの間にか敵の魔物捕まえて一時仲間にするスキルもうなくなってから結構なるんだよな
あれ地味に好きだったからいつか復活して欲しいけどもう無理・・・?

554 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/09(Fri) 09:09
>>553
錬金王「ああ、それは確か…アルダー教で言う所の聖人…即ち、
闇王オーマが覇権を握った時代の“円卓の生徒”の一人が持つ力の事…だったかな?」
クラゲン「確か、魔物達を魅了して仲間に出来る…んでしたっけ?」
錬金王「より正確には竜の守護の力の及ぶ範囲の一部の魔物を魅了して、
僅かな間随行させる事が出来る様になる…と言う代物、だそうだ」
クラゲン「そうなんですかぁ…。でも、何だかちょっと怖いな。
それって、あの“オーマの波動”や久世戸様の“魅了の力”と同じ事してるみたいで…」
錬金王「少なくともアルダの魔物達にとってはそうだろうね…。
まあ、今となっては…と言うより、その力もそれを操る術もとうに失われているがね。
それも、三柱の神々が一つの街を舞台に相争った剣の街の異邦人の時代には既に…ね」
クラゲン「それって、円卓の生徒のすぐ後位の話でしょう…?
むしろそれ、失われたんじゃなくてその時だけ特別に使えただけなんじゃ…」
錬金王「成る程ね…。それならば、そう易々と使える様になる力でもない…と言う事か。
それならば、また扱える様に…と言う方が厳しいのかもね」

555 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/09(Fri) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>552
新見妹「う〜…! それはわかってるけどさー…。
てゆーか、兄貴もユイも口煩さすっごくてもーやんなっちゃう位っ!
おじさんも一回ウチ帰る時一緒に来て見てみなよ! ホンットうんざりするんだからー!!」
おい、馬鹿! お前…!
ユウ「アイちゃん、ちょい待ち。錬金王のおっちゃんが何なのか…忘れた?」
新見妹「…あ。そ、そっかー…ゴメン。おじさんは黄泉族だったよね?
アルゲンが必要でこっから出られない体質だから…」
…重ね重ね申し訳無い。先の失言は私からもお詫びします。
本当に、昔からガサツで無神経な奴で…はぁ。

ユウ「いやいや、トッシーって元から人当たりはいいよ?」
彩千夏准尉「他人の事にも我が事の様に親身になる奴だしな。
…まあ、自分の事になると途端に口を噤んではいたが」
そうですね。でも、最近はこうして少しずつ色々話して下さいますし、
仰る通り、距離が縮むと言うのは実感出来ていると思います。
寿人神父「互いが助け合えなければこの難局は乗り切れませんから、
私だけが隠し事、と言うのもどうかと思いますしね…」
…何はともあれ、当分はお世話になる事になるでしょうね。
総裁を打倒し、黄泉を出るまでの間は改めて宜しくお願いします。

>>551
新見妹「そーなの?」
ブラックマン「流石にコレについては我らの与り知れる事では無い、
次元が違い過ぎる問題でしょうな…」
聞いてしまうと知りたくなるのはどうしてでしょうね…。
それも、その形で日の目を見る事が絶望的であれば尚更に。

>>553
寿人神父「総裁の『魅了』の事を考えると、ある方がむしろ自然でしょう」
しかしながら、錬金王殿の話を聞く限りでは、
「オーマの波動」や「魅了」程では無いにせよ、人の手に余る力だとは思えますね。
それならば、容易に扱えぬ様に一部の選ばれし者にしか技術を伝えてなさそうなのも、
それはそれで納得が行く話ではありますね…。
神崎「それと類似した様な力の事ならば、僕達『XTH』の間でも、
異形を捕らえて一時支配するコードの研究がされてはいるのですが…」
そうなんですか? それで、首尾の方は…?
神崎「芳しくないですね…。実用化には少なく見積もっても、
後数十年は掛かりそうだ…との事らしいです」

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/14(Wed) 12:43
何だかんだで最初にメイクする主人公は特別
はっきりわかんだね

557 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/15(Thu) 20:35
>>556
そう…なんでしょうかね?
話に聞くアルダの「円卓の生徒」達の教師たる光の騎士や、
「魔眼の英雄」ならば境遇や持って生まれた力共々そう言えますが、
私の場合はただの零細企業の中間管理職ですよ?
彩千夏准尉「いや、この様な常に死と隣り合わせの探索行を生業とし、
それを幾度もこなしている時点で、世間一般で言う『普通』からは大きくかけ離れているだろう、課長も」
ユウ「それはあたしらも、だけどねぇ…」
新見妹「そもそも普通のリーマンは『異術』なんて使わないって」
…う。そ、それを言われると…なぁ。

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/18(Sun) 06:30
んーでもそっちの場合は黄泉やらアビスやらが現れたせいで
迷宮に潜って化け物と戦うのも日常に組み込まれてしまってるんだから
そっちでは扱い的には普通って事になるんじゃないの?
そういうの存在してない俺らの世界線なら間違いなく異常扱いになるけどさ

559 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/18(Sun) 09:18
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>555
錬金王「いやいや、気にしなくとも良いよ。
と言うか、僕自身も不死身の二つ名の元となったこの再生能力が、
今はまたこうして発現している所為か、本来の性質をすっかり忘れていた程だからね。
何も考えずに迂闊に外へ出て身を滅ぼす愚を犯す前に気付けたのは良い事さ」
クラゲン「頭では改めてわかっても、何かやっぱり納得は出来ない…かな。
だから、僕は人間が羨ましいし人間になりたいし、黄泉族なのが辛い…のかも」
錬金王「しかし、その…ユイと言うのは誰だったかな?
口振りからして新見君や愛那君の近しい身内だとは思うが」
クラゲン「名前から考えたら…お姉さんか妹?」

錬金王「助け合うのは良いが、僕らは黄泉族である以上…する事が限られるのがね」
クラゲン「他の黄泉族に襲われたら、みんなと一緒にキャンプ守るぐらいかな?
でも、そうなると久世戸様を裏切る事になっちゃうから…何か複雑」
錬金王「こうなった以上は今更だがね。まあ、なる様にしかなるまいて」

>>556
錬金王「まあ、物語の中核となる人物だからこそ…だろうね。
“円卓の騎士”然り、“剣の街の選ばれし者”然り、“魔眼の英雄”然り…だ」
クラゲン「課長さんもそう…だよね。久世戸様からも、
社長さんからも、ルキさんからも物凄く気にかけられてるし」

>>558
錬金王「ふむ…。非日常が現れて時を経て馴染めば、それは日常…か」
クラゲン「でも、元々はなかったし、それが飛び抜けて違うとか危ないんだったら、
やっぱり普通って言うのとは違うんじゃないかな…?」

560 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/18(Sun) 18:30
錬金王殿とクラゲン君(>>559
済みませんね、本当に…。
しかし、御自身の命に関わる事は流石に気を配った方が良いのでは?
新見妹「ホントごめんねー? …ん? ユイの事? それ…」
ええ、私の妹ですよ。ちなみにアイとユイは双子でして…。
新見妹「んでウチの方が姉ってワケ。
あの子は名前が『結花(ユイカ)』だからユイって事」
ユウ「双子だけあって見た目はパッと見じゃあたしでもわかんないけど、性格は正反対なのよねぇ。
アイちゃんと違って真面目で大人しい子なんだわ」
新見妹「でも兄貴と同じでやたら細かい事にまで口出すし心配性だしで、
ホント面倒臭い子なんだよねー」

>>558
いや、それはどうでしょう…。
神崎「日輪アビスにせよ黄泉にせよ、
その地域に於いては確かに死と隣り合わせが日常とは言えますが、
飽くまでもそれはその区域に限った話ですからね…」
ユウ「そもそも危険地帯の『普通』や『常識』が、
そうじゃないトコでまでそれは筈は無いからねぇ…」
ブラックマン「左様。少々意味合いは違っては来るでしょうが、
紛争地帯とそうでない地域が違うのと同様、ですな」

彩千夏准尉「しかし、黄泉もアビスも存在しない世界…か。
少なくとも、そちらではそう言った人智を超えた存在の脅威には曝されてはいないのか。
ならば、その分平穏ではある…と言う事なのか?」
…どうでしょう。そう言った脅威が無くとも、
米ソを始めとする国家群の冷戦はあちらでも健在でしょうし、
元からある危機や脅威が同様に存在する以上、完全な平穏などは無いでしょうね。
寿人神父「むしろ、逆に冷戦に関しては黄泉利権が抑止力になっている事を考えれば、
こちらの方がそれについての脅威は緩和されているかも…です」

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/20(Tue) 08:17
>黄泉もアビスも存在しない世界

もしあんたらがその平行世界に居たら今頃自分達は何してたと思う?

562 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/25(Sun) 13:47
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>560
錬金王「む…。植え付けられた記憶故とは言え、
僕の命の在り方については長きに渡り見誤り続けていたからね…。
そこの所は改めて気を付けねばなるまい。…忠言、痛み入る」
クラゲン「へー。アイさんとそのユイさんって双子なんだー。
性格以外はそっくりって言うなら、やっぱり見間違われる事ってよくあるの?
僕も他のクラゲルとはよく間違われて困っちゃうんだけど」
錬金王「それは同一規格で創り出している以上は仕方の無い事だね。
まあ、間違われても困るので完全に同一の型を放っている地域からは遠ざけてはいたんだが」
クラゲン「あ…。そう言えば、塔内には僕と全く同じ種類のは居なかった気が…」

>>561
錬金王「何をするも何も、何も出来ない…が正解だろうね」
クラゲン「えぇ!?ど、どう言う事なんですかっ!?」
錬金王「そもそも僕らの出自を考えてみたまえ。
僕らは黄泉で久世戸の手によって産み落とされた“黄泉族”ないしは“罪人”だ。
黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね」
クラゲン「あ…」

563 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/25(Sun) 18:50
錬金王殿とクラゲン君(>>562
新見妹「うん、そだよー。
服と髪型おそろにしたら兄貴とユウ姉ちゃんでもパッと見じゃ区別つかない位だもん」
…その所為で中学、高校とユイとお前を間違えて口説いては、
殴る蹴るの暴行か罵詈雑言の雨霰で酷い目に遭わされた男子が続出してたよな、確か。
新見妹「うっざいのがユイに絡んで来る事多かったからねー。
だから、ウチがユイのフリしてその都度撃退してたの!」
そのせいでユイが無駄に怖がられて遠巻きにされ続けて困ってただろ…ったく。
ユウ「ユイちゃんって結構モテそぉだったのに、そんな事なってたんだ…。
大人しくて人懐っこいいい子だから、彼氏の一人や二人は居るかと思ってたのにさ」

寿人神父「ああ、やはり…黄泉族同士でも同一種族だと外見的には区別つかないんですか」
ユウ「それならあたしらには余計区別なんてつかないわねぇ…。
ま、でもオオクラゲルの中じゃ人語喋るのってアンタだけっぽいし、
いきなり戦うとか襲われるとかしなけりゃ大丈夫か」
…そうも行かないからこそ、同属の仲間から引き剥がしているんだと思いますがね。
その事実が周知し切れていないとか、誰もが友好的とは限らない等々、問題は相当数ある事ですし。

>>561
神崎「それでしたら、僕は日輪学園の一学生のままで居たのは間違い無い…ですね」
新見妹「なら兄貴が探行士やってるって事は絶対に無いんだから、
当然探しに行く事も無いからウチも今頃キャンパスライフ満喫中ってトコだろねー」
…いや。お前、そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな。
新見妹「えー!?」

ユウ「黄泉が無いなら当然探行士なんて職もあるわきゃ無いし…う〜ん。
だったら、あたしは謹慎中はずうっと黙って謹慎してなきゃ仕方なくて滅茶苦茶なってたかも…」
ブラックマン「私めも屋敷を追われた後はどこかで野垂れ死んでおったかも知れませんな…。
探行士の募集が無くば行く当などありませんでしたからな…」
寿人神父「あの女の借金を体良く押し付けられ、返済に窮しているでしょうし、
何が起こるかは解りませんが、今頃はろくな生き方も死に方も出来ぬ末路を辿った…かも知れませんね」
彩千夏准尉「父が黄泉族に殺められる事も無い以上、
自分も復讐に駆られて探行士になる事も無く、引退まで自衛官を勤め上げたかも…な。
…いや、待て。そもそも父の稼ぎがあればこそ自衛官への道も拓けた様な物だし、
そうで無くば自衛官の夢を捨てて今の自分が与り知らぬ様な未来に向かっていた…可能性もあるか」

564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 16:10
なんかみんな黄泉なかったら色々成り立たなそうで泣ける

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 17:15
>黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね
>そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
>両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
>お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな

全俺が泣いた

566 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/03(Mon) 18:33
>>564
いや、仰る通りで…。
ブラックマン「生活の糧や落ち着き先を、
他に求められる余地がありませんからな、我々の場合は」
寿人神父「闇金絡みの借金とか、こうでもしないと返し様がありませんし」
ユウ「短期間に纏まったお金を要求されるとなると、
どぉしても黄泉でのアルゲン採掘するしか無いからねぇ…」

>>565
新見妹「…うわ。ちょ、いきなり何ー!?」
彩千夏准尉「まあ、絶望的な未来予想図に思わず涙した…と言う所だろうが」
新見妹「ウチのそれだって十分悲惨っちゃー悲惨だろーけどさー…。
でも、居るかどうかがかかってるおじさんに比べたら全然大した事ないんだよねー…」
…ああ。生まれる事でその先起こる筈だった全てが無くなる…からな。
初めから世に存在した証すら残せないなんて、もう何と言えば良いのか…。
新見妹「あんまりにも深刻過ぎて何言ってもダメになる気しかしないかんねー…。
でも、そんな風に思ってくれるなら…おじさんもちょっとは報われたのかなー?」
だな…。何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
それだけでも、少しでも救われた気がしますから。

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 07:51
よーわからんがぶっちゃけ、アルダの魔物=黄泉族なん?

568 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/08(Sat) 18:00
>>567
いえ…違うみたいですね。
神崎「確か、社長が仰っていた事に拠れば、
『久世戸総裁のアルダの魔物の記憶を基に生成された存在』…だそうですよ?
何でも、転移や諸々の要因で混濁した記憶を基に黄泉が生成したそうなので、
社長の知る元々のアルダの魔物達とは似て非なる者となった、のだとか…」
ブラックマン「実態が何であれ、私共にとっての脅威である事は同じ…でしょうがな」

569 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/09(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>563
錬金王「そうだね。人間の様に知恵を持つのでもなければ、
外見に差異を見せる為に自らを飾り、或いは偽るなんてしないものだからね」
クラゲン「僕も誰も居ない塔の最上階にいる様に言われてたからそうしてたけど、
ほんとにそう言う事だったんですね、錬金王様」
錬金王「言語で意思疎通出来る程飛び抜けているのは君だけだったし、
同族とは言え同質ではない者達の間に不用意に入る事はやはり危険だからね。
だからこそ、召し使い的なものとして身近に置いていたんだよ」

クラゲン「それにしても、ユイさんの事心配してやったと思うけど、
結局ユイさんに迷惑かかってて本末転倒になってないの、アイさん?」
錬金王「愛那君のした事が褒められた事ではなかろうが、
それでも結花君がそれをどう思っているかでは事の是非は変わりそうだね」
クラゲン「僕だったら守ってくれるのは嬉しいけど、代わりに誰かがケガするとかはやだな…」

>>564-565
錬金王「そう言う辛気臭いのは止してくれ給え。
ただでさえ陰鬱な空気が更に重苦しくなりそうだからね。だけど…」
クラゲン「錬金王様の事も含めて、みんなの事心配してくれるんだね、ありがと!」
錬金王「とは言え、たられば話に思いを馳せ過ぎて鬱が入ってもね。
今は、現状を受け入れてその中で最善を尽くすしか無いんだ、僕らはね」
クラゲン「どっちみち、黄泉があってもなくても大変なんだし、いっそ開き直った方が楽かも…」

>>567
錬金王「結論から言えば、違う…だね。
“黄泉”が、と言うよりは久世戸が不完全な形で起動させて暴走した“至宝ヨミ”が、
久世戸の記憶から転移による混乱、統一神アルダーやその信徒への憎悪で眩み、歪んだ姿を元に、
それらをアルダの魔物として複製したもの…と言うのが正解、なのかな?」
クラゲン「ここでの錬金王様は、より強靭な固体として東京の人を核に造り上げられた“罪人”で、
あっちの“本来”の錬金王様の複製…として生み出された、でしたっけ?」
錬金王「…と、久世戸は言っていたそうだがね。新見君達にラジオを通してだが」
クラゲン「黄泉族の辞典によれば、元々の対応する魔物の事も書かれていて、
僕達の場合は“スライム”って魔物だったみたいだけど…」

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 02:02
総裁思い違い激しすぎだろw何間違えたらスライムがクラゲになんだよwww

571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 09:37
よくわからんが喋れる黄泉族や魔物って結構レア?

572 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/10(Mon) 10:10
>>570
クラゲン「だよねー…。僕も課長さん達に見せてもらった黄泉族辞典、
見ててびっくりしちゃったもん!」
錬金王「まあ、辛うじて体組織を構成する要素に、
姿形は一応似てなくもない…とは言った所かな、“クラゲル科”と“スライム”の場合は。
それ以外に余りにも外見ですら共通項を見出せないものが多い所為だからそう思うのだろうが…」
クラゲン「“ヨミマジン”とか“ヨミマジョ”なんて、ほんとにそれですもんね…。
元になったって言う“デーモン”や“サキュバス”達が見たら…何て言うんだろ?」

>>571
錬金王「いや、割合にしたら半々…位じゃないかな、恐らくは」
クラゲン「人型の黄泉族は大体人の言葉も喋れますからねー。
僕みたいに見た目からして人っぽくないのなら珍しい…んじゃないかな、って思う」

573 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/10(Mon) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>569
やはり、ね…。
クラゲン君にとって錬金王殿が特別にして唯一無二であった様に、
逆も然り…だったと言う事でしたか。
彩千夏准尉「それはそうだろう。明らかに能力的な意味だけを取っても、
他の同属とは力の入れ様が段違いなのが窺えるのだぞ?」
寿人神父「ですよね…。本当に、お二方が羨ましいです」

…言われてるじゃないか。実際、ユイも困り果てていたしな。
悪気が無いから自分からは下手に強くも言えない、って何度も相談されたしな。
新見妹「だ、だって! それでも、ユイ一人じゃ捌き切れない位めんどいの一杯居たし!!
ウチがああしなかったら、ホントに危なかった時だって何度も…!」
だったら何で両親や僕に何も相談しなかったんだよ!?
そこまでの大事だったら、二人で抱え込んでたままじゃユイだけじゃなくてお前もどうなってたか…!
新見妹「今無事なんだからいいじゃん! てか兄貴だって…パパとママが居なくなったら勝手に探行士になんかなったクセに!
あの日のニュースで兄貴の名前出た時に、ウチらがどんな思いしたって…!!」
ユウ「はいはい。すれ違い劇場はそこまでにしときな、二人とも?
言いたい事は山程あるかもだけど、今は喧嘩なんてしてる余裕なんか無いでしょ?
いつまでも色々引き摺って、肝心要な時に足引っ張られちゃどうにもなんないからね?
ルキちゃんも無事に帰っては来たけど、またいつどうなるか解んないのは忘れたら終わるよ、今度こそ…ね」
新見妹「あぅ…ごめんね、ユウ姉ちゃん」
そ、そうですよね…済みません。こんな時だからこそ、尚更冷静でなければならないのに…何をしてるんだ、僕は。

>>570
神崎「僕らは元々のアルダの魔物を知らないので何とも言えませんが、
実際知っている方々が口を揃えて激しい差異を指摘していますから、
何があったかは不明ながらも、総裁の記憶は相当に不明瞭な状態なんでしょうね…」
ブラックマン「その歪みも魔物と黄泉族毎に度合いが異なっている様ですが、
程度の差こそあれど忠実な再現が一つとして成されていない事を考えるに、
総裁の記憶の中には、一つとして元の魔物のはっきりとした記憶は無いのでしょうな」

>>571
いや、比較的浅い層で遭遇する黄泉族も、殆どが人語を解する者ばかりですし、
比率だけで言うならば、逆に喋らない方が珍しいのかも知れませんよ?
神崎「日本語に相当する言語に限らなければ、言葉自体は喋る個体や種別は更に増えるかと…」

574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 12:44
またまたたられば話で悪いんだけど・・・もしも今ここに
アルダから教皇や統一神が攻めて来たらアンタらはどうするつもりなん?
完全に非常事態だし、総裁との協力もありうる?

575 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/17(Mon) 22:22
>>574
無論、戦いますよ。攻められたら…の話ですが。
新見妹「協力ー? 総裁と? ウチはしたくないなー。
てか新世界とかってのの為に今の東京潰してやろうって事する人が、
いくらそんな事なったからって協力なんかするかなー?」
神崎「総裁の出方よりも、先ずはその教皇やアルダーの出方次第かと…。
あちらが元々の敵である総裁のみと戦うと言うのは間違い無いとして、
僕達も敵と見做して攻撃して来るのであれば、
一時的に互いの共通の敵の排除を目的としての共闘は十分有り得るでしょう」
ブラックマン「怨敵であるが故に統一神の力も身を持って知っておるでしょうし、
難局の打開の為に共闘をあちらから申し出る可能性も有りそうですな」
ユウ「むしろ憎たらしいアルダーとルミナリスをついでに纏めて消しちゃれ!! …ともなりそうだしねぇ。
チャンスを無駄にしたくなかったら思い切るかも」
個人的な事はさて置くとしても、非常事態であれば臨機応変な対応は必要になるでしょうね…。
社長も恐らくはそう言うかと思いますし。

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 23:18
こっちの罪人のオリジナルなあっちの本人連中に罪人見せたらどう反応するか気になる
元ネタと違ってエラい事なってる連中は何て言うだろなw

577 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/20(Thu) 16:40
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>573
クラゲン「ほらぁ〜、やっぱりぃぃ〜」
錬金王「自らの身を案じてくれての動機には感謝すれど、
周囲も自らも危機に晒しかねない勇み足には辟易している…と言う所だね」
クラゲン「この調子だったら、家に帰れる時が来たら、
課長さんもアイさんも、ユイさんにこっぴどく叱られちゃう…かも」
錬金王「まあ、その叱責は甘んじて受け入れるべきだろうね。
その後にはきっと、無事な帰還への喜びと労いが待っているだろうからな」
クラゲン「とりあえず、みんなドンマイ!…でいいのかなぁ?」

>>574
錬金王「実際の関係はどうあれ、あの連中と僕は元々は不倶戴天の敵…だからねえ。
久世戸の出方はどうあれ、僕の微力を尽くして奴らを迎え討つまでさ。
まあ、奴らの出方にしても確実に東京の皆に害になる事しかやらないだろうしね」
クラゲン「あいつら…元々の人間を鬼子扱いして虐げていましたもんね…。
見た目がそのまんまなこっちの人にだって、何をするか知れたものじゃないと思う…」
錬金王「そう言う事だ。こちらが望もうと望むまいと、奴らの性質上奴らとの戦いは避けられないだろうね」

>>576
クラゲン「…実際、どうなんでしょう?」
錬金王「僕のオリジナルが僕と全く同一の思想や思考の持ち主であるならば、
姿には多少怪訝そうな反応を見せつつも、自身の実態をほぼ再現しているであろう僕相手に、
結構な興味を持って、僕が今ここに存在するに至った過程を徹底的に究明しそうではあるね。
まあ、それはそれとして…彼は今の久世戸を見て何と言うかが気になるな。
理想の世界を築く事自体には賛同しても、無関係な世界の破壊を創造の礎にする事は僕は承服しかねるが、
それがオリジナルの錬金王の本来の思想に基いた思考であるかどうかは解らないからね…」
“”

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/24(Mon) 13:37
>微力を尽くして

ちょwおまwwやる気なさ過ぎだろwww

579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/25(Tue) 00:26
ふと思ったけどまだ体が人間だった頃の錬金王ってどんなんだったの?
まあ、そん時でもとっくにいい年のオッサンだったんだろうけど

580 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/25(Tue) 16:00
>>578
錬金王「いいや、そう言う意味じゃ無いさ。
僕が尽くせる力など、久世戸や探行士諸君に比べれば微々たるものでしかない故に、
力を尽くしたとしても微力にしかならない…と言う事なんだ」
クラゲン「錬金王様、それは幾らなんでも謙遜しすぎですよぅ…」

>>579
錬金王「確か、僕が一度消えた後に新見君達が拾った、
僕の記念硬貨があるらしいんだが…そこに描かれていた中年の男がそうじゃないかな…?
何しろ、僕の記念硬貨らしいからねえ…」
クラゲン「課長さん達に見せてもらった事あるけど、
その硬貨の刻まれてた人の横顔、恰幅のいい優しそうな笑顔のおじさん…だったんだよ」

581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/30(Sun) 13:48
で、総裁とのケリはいつつけんの?

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