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【星のカービィデデデでプププなものがたり】復活の「D」

1 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/04/09(Fri) 14:24

ナレーション「2021年4月9日、遂にあいつが帰って来た!」

大王「待たせたなお前ら!天上天下唯我独尊!デデデ大王、満を持して今日復活だデ!!」
カービィ「誰も待ってないと思うけど」
大王「やっぱりここにはおれさまがいないとな、全く盛り上がらんだろう」
カービィ「いてもいなくても変わらないと思うけど」
大王「そんなわけで!今日からスレッド活動を再開するデ!
  おれさまは15年前からずっと続けてる大ベテランだからな、あえて名乗る必要はないだろう 皆もうご存知だと思うしな」
カービィ「知らない人のほうが多いと思うペポ」
大王「知らないなら教えてやるデ おれさまの事は…そうだな……伝説のキャラハン、気軽にレジェンドとでも呼んでくれ!
  見よ!初代スレ主としての貫禄を!若い奴らとは違う、年季の違いってヤツを見せてやるデ!!」
カービィ「そんなに貫禄出てないと思うペポ」
大王「さっきからうるさいデ!こいつはカービィ、おれさまの家来だ!他にも手下がいるから、また後で紹介してやるデ!」
カービィ「家来じゃないペポ」
大王「っつーわけで、ルールの説明だデ!おれさまのスレに書き込みをするんだからな、ルールは守ってもらわないとな!
  ルールは以下の通りだ 書き込む前にちゃんと読んでおけよ」


・荒らし禁止!中傷・煽りお断り!清く正しく親切に人と接する思いやりの心を忘れずにな!

・クロストーク禁止!何かあったら他を介してではなく直接おれさまに聞いてくれよな!

・今回からはもう新しいキャラハンの募集はしないデ!募集しても来ないだろうしさ、それにおれさまゆっくり気楽にやりたいんだ、悪いな

・俗に下ネタと呼ばれる類の話は禁止!ギャグだろうが何だろうが下ネタを使うのは三流のやる事だからな


大王「…とまあこんな所だな!」
カービィ「このルールは大王も守るんだよね?」
大王「勿論だデ!ルールを作ったおれさまだってその例外じゃないデ!作った本人が守れなきゃ示しがつかないだろ
  それにおれさまは、自分が出来ない事は他人に押し付けないって決めているんだデ!」
カービィ「ふーん」
大王「なんだその疑いの目は!?まあ良い!挨拶はこのぐらいにして、さっさと始めるデ!
  おれさまの事をもっと知りたかったら、後で過去のスレのURLくらいは貼っておいてやるデ!時間があったらチェックしてくれよ!」
カービィ「黒歴史がいっぱいペポ」
大王「黒歴史ちゃうわ!輝かしい歴史と言え!じゃあ一旦ここまで!またな!!」


536 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/02/17(Thu) 19:18

>>534

毒蛇騎士「賛成ダ 欲しい装備があれば持って行ケ 支援してやル」
シノ「しないでください 暴力は禁止です
  まして陛下に危害を加えようなどと、言語道断な話です」
宝石魔人「フン!彼奴も一応は一国の王なのじゃ!!
  王を直接殴りに行こうなど、普通じゃ考えられん話じゃろう!
  此奴、中々に面白い奴かもしれん!
  小娘よ、奴を部下にしてみてはどうじゃ?良い働きをするかも知れんぞ!!」
シノ「前向きに検討させて頂きます」

>>535

毒蛇騎士「作戦など何も考えている筈無いだろウ
  そもそも、仮にそんな珍事件が起こるとするなら諸悪の根源は間違いなく奴に違いなイ
  奴が何らかの手違いでウイルスを生み出し、国を崩壊へと導くのダ
  そうなったら後は他人任せで自ら行動する事は恐らく無いだろうナ」
シノ「そういう勝手な憶測はしないでください 人聞きが悪いですよ
  誰が事件の元凶かはさておき、陛下の事ですからきっと良い作戦を考えているに違いありませんよ
  例えばそうですね……感染を防ぐワクチンを作り、それを提供するとか……」
毒蛇騎士「そんな技術、どうやって開発する気ダ?」
シノ「サーペントナイトさん、毒とか薬とかに詳しいですよね?それで作ってください」
毒蛇騎士「馬鹿なのか貴様 俺に頼るナ」
宝石魔人「フン!!ウイルスだか何だか知らんが、そんなもん吹き飛ばせば良いんじゃ!!!」
毒蛇騎士「貴様じゃあるまいし、そんな事が連中に出来ると思うカ」
シノ「なら、ここはワクチンしかないですね」
毒蛇騎士「勝手にしロ」
シノ「もしそうなったら、サーペントナイトさんも手伝うんですよ」
毒蛇騎士「断ル 俺は無関係ダ」
シノ「そう言わずに……報酬増やしますよ」
毒蛇騎士「増やすのは構わんが、支払っているのは貴様の親父だろウ」
宝石魔人「うだうだ考えても仕方が無い!!こうなったらカプコンにコラボの話を談判しに行くのじゃ!!」
シノ「しなくて良いです……」

537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/21(Mon) 15:01
貰ったチョコが一番多かったのと少なかったのは誰?

538 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2022/03/24(Thu) 23:22
アドレーヌ「こんばんは、最後に来たのは7月19日、あれから8ヶ月か…。
どうも昔ほど身が入らない…、別に答えるのが嫌いなわけじゃないのに」
カービィ「星のカービィ ディスカバリーがいよいよ明日発売だよー、皆買ってねー♪」
アドレーヌ「絶対買う!というかそのために予約してる!可愛いカー君に癒されたい…」

>>537
カービィ「僕はチョコいっぱい貰ったよ、義理チョコだろうけど、美味しくいただくからいいペポ。
リボンちゃんからは本命チョコ貰ったなぁ」
リボン「カービィは人気者だねー(ライバルいっぱいいるなぁ…、でも私が勝つ!)」
アドレーヌ「はぁ…(私は本命チョコあげる相手がいないよ…)」
カービィ「どうしたの?アドレーヌ」
アドレーヌ「私も彼氏欲しいなー、って最近思うの。
私と趣味が合う彼氏がいいなぁ…って、それでいてできれば私を癒してくれる彼氏が欲しいかな。
いずれはカー君達とも離れるだろうし、そうなったら私は今のように楽しくしてられるのかな…って」
カービィ「僕で良ければ相談に乗るペポ」
リボン「私も相談に乗ろうか?」
アドレーヌ「頼っちゃおうかな(小学生に相談乗ってもらう私って…。
…いやいや!ここは頼らせてもらわないと!)」

>>535
カービィ「その世界観だと僕の仲間が増えて、僕が喜んでそうだね」
アドレーヌ「どーかな、カー君が増えたら最初は仲間が増えて良いのかもね。
でも、延々と増え続けたら世界の食糧はどうなると思う?」
カービィ「はっ…!食べ物無くなっちゃう!その時は共食いかな、僕って美味しいのかな…」
アドレーヌ「そう、これよ、共食いを狙って数を減らすのよ」
カービィ「アドレーヌは、バイオハザードと僕がコラボした世界でも生き延びそう」
アドレーヌ「怖いけど、スリリングで楽しい世界とも言えるかもね、私は多分生き延びてる」

>>534
カービィ「大王は弱いけど中々倒れないよ」
アドレーヌ「それが狙いなのかも、所謂サンドバッグってやつ。
冗談で言ってるんだろうけど、…冗談で済んでほしい」
カービィ「アドレーヌの手下にする?」
アドレーヌ「面白そうな人ではあるけど、ほんとに殴りに行かれたらやだなぁ…、遠慮しとく」

>>532
カービィ「大王にチョコあげたいって?いいんじゃないかな、大王喜ぶペポ。
大王のファンがいてもいいと思うんだ、弄られキャラで面白い人だし」
アドレーヌ「どっしり構えた威厳ある大王とは程遠いけど、そんなデデの旦那が好きな人は多いよ。
いいんじゃないの、押しに弱くて、ヘタレで、弄られキャラな大王でも。
ほんとに駄目な大王なら、あんなに大量の部下が付いていこうとしないでしょ。
デデの旦那には旦那だからこそ出せる良さがあるんでしょ」

>>531
カービィ「チョコが無ければ無いで我慢するつもりだけど、いっぱい貰っちゃったんだもん。
殆ど義理チョコだろうけど、僕はチョコを貰えるだけでも嬉しいよ。
リボンちゃんからの本命チョコも嬉しかったペポ」
アドレーヌ「私からカー君にあげたチョコも義理チョコなの」
グーイ「バレンタインデーって良いですよね」
カービィ「良いよね」
リボン「カービィにとっては食の祭典の日みたいなもんだよね(笑)」
アドレーヌ「カー君らしくていいんじゃない、可愛くて能天気なカー君だからこそ
大モテなんだろうし、私もそんなカー君が好きだし」

539 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2022/03/27(Sun) 11:29
アドレーヌ「こんにちは、凄く寂れてるけど、無理もないよね…。
私ずっと来れなかったし、私を待ち望む声も多かったようだし」
カービィ「アドレーヌがいないだけでこんなに寂れるんだね…。
これでもし、アドレーヌが自立して自分のスレ持ったら、ここ終わっちゃいそう」
アドレーヌ「私の場所が賑わっても、こっちが終わったら申し訳ない…」

カービィ「>>537で貰ったチョコが少ない人について答えてなかったね。
一番少ないのは大王じゃないかな、バレンタインやクリスマスの日にはよく落ち込んでる人だし。
一番多いのは僕とクーのどっちかだろうね」

>>529
アドレーヌ「一人ずつのギャグか、パフォーマンスは得意だけどギャグは苦手…」
カービィ「頑張って、アドレーヌ!君なら出来るさ!」
アドレーヌ「やってやる!ファイト!いっぱーつ!!」
カービィ「牛のマークの猛牛製薬です」
アドレーヌ「バッファルホーンさんの会社よね、元気みなぎってきそう」
カービィ「ハリケーンミキサーできるようになりそうだよね」
アドレーヌ「そんなもの上に受け流して、マッスルミレニアムで返してあげるよ」
カービィ「ノリ良いじゃん、アドレーヌ」
アドレーヌ「どうも、色んなネタを織り交ぜたギャグができたね」

グーイ「僕のギャグは地味ですよ、じゃ、いきます、うんち。
くさやでもそばに置いてくれたら、臭くなってうんちらしくなります。

次は木の枝を飛び移っていきます、フックショット」
舌を伸ばし巻き付けながら枝を飛び移っていく

グーイ「以上です」

>>527
カービィ「時々やる、僕とアドレーヌの漫才も見てほしいペポ。
マイナーなネタの時もあるけど、それでも分かる人には分かるネタだから」
アドレーヌ「上でキン肉マンとキン肉マン2世のネタを織り交ぜたなんて分かる人いるの?
ノリでやっちゃったけど、かなりマイナーだよ」
カービィ「大丈夫、理解してもらえるよ。
アドレーヌは僕らのお姉ちゃんとして堂々としてればいいペポ」
アドレーヌ「分かった、お姉ちゃんに任せなさい♪」

>>524
アドレーヌ「当日食べたお汁粉美味しかったね、デデの旦那もお汁粉分けてくれたし」
カービィ「あれさ、裏でジュエルおじいちゃんに言われたらしいよ、
全員に分けてやれ、だってさ。大王、また欲張ろうとしたのかな」
アドレーヌ「王たるもの、人民に食べ物を分け与える気概を持ちなさいよ…。
いつか人民に反乱起こされても知らないよ」
カービィ「アドレーヌが一日だけ大王やったらどうなるんだろ?」
アドレーヌ「そりゃあ、人や部下を大事にする女王目指すのよ。
食べ物だって一人占めにはしないし、贅沢もする気無いし、
人に親切にするため、私自ら歩き回ろうかな」

>>522
カービィ「僕の初夢は、食べ物の山を味わい尽くす夢だったんだ。
食べ物と昼寝さえあれば、僕は満足ペポ」
アドレーヌ「私は、友達に服を着せてあげる人になる夢を見たの。
普通の服からサーカス衣装だったり、男装・女装みたいなマイナージャンルまで、
色々着せたなー、私って色んな意味で飢えてるのかも…」
リボン「私はカービィと結婚する夢!はぁ…実現したらいいなぁ」
グーイ「お腹すかせて、カービィと店を回って食べ歩く夢を見ました」

540 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/03/30(Wed) 11:58

大王「久し振りの登場!デデデ大王だデ!
  キングビッグボスのおれさまが来たからにはもう安心だデ!」
宝石魔人「逆に不安になるわい」
毒蛇騎士「お前、最初にキングを付ければ良いと思っているのだろうがかなりダサいゾ」
大王「う…うるさいデ!こういうのはダサいかどうかじゃない!ノリと勢いが大事なんだデ!!
  そうだよなじいさん!?」
宝石魔人「分からん」
大王「分かれよ!!」
毒蛇騎士「茶番はここまでダ さっさと始めるゾ」
大王「お前が仕切るな!!おれさまに仕切らせろ!!」
宝石魔人「初っ端から駄目じゃなこれは…」


>>537

大王「そりゃあおれさまが1番多かったに決まってんだろ!大王なんだから当たり前だデ!」
毒蛇騎士「それなら当然返礼も済ませたんだろうナ?」
大王「返礼…?お返しって事か?そんなのやるわけ……」
宝石魔人「サーペントナイト、見えぬかも知れぬが此奴は大王なんじゃぞ
  貢がれたらその分何かを施してやるに決まっておるじゃろう
  王として当然の振る舞いじゃ!そうじゃろうデデデ!!」
大王「うっ……!そ…そりゃあ勿論だデ!決まってんだろ!?大王なんだからな!わっははははは!!」
宝石魔人「どれ、では何をくれてやったのか言うてみい?」
大王「え……!?」
毒蛇騎士「法螺を吹いたら毒を食わせてやるからナ」
大王「ひいっ!怖すぎるデ!」
宝石魔人「恐れる事はあるまい!どれ、言うてみるのじゃ!」
大王「だ…誰か……誰か助けてーーーーーーーー!!」


シノ「この後、陛下はちゃんとチョコレートのお返しをしたそうですよ ワムバムジュエルさんの指導を受けながら」
チービィ「自業自得だな…」

541 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/30(Wed) 16:44
デデデはどうやって大王になったの?

542 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/30(Wed) 17:19
キングビックボスをキングボンビーって空目して
何言い始めたんだこいつとか思った

543 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/03/30(Wed) 18:48

大王「ああ、そうそう このスレも来月で16周年
  というわけで、このスレでの思い出エピソード、印象に残ったキャラクターの台詞とか
  そういうのがあったらどんどん送ってくれよな!」
毒蛇騎士「無いだロ」
大王「あるかもしれないだろ」
宝石魔人「真面目に書く奴が果たしているかとなると、おらんじゃろうな」
大王「真面目に書いてくれよ!頼むデ!じゃないと、本当に印象の残らないスレだと思われちまうからさ…」
毒蛇騎士「別に良いでは無いカ、お前らしイ」
大王「らしくないデ!!」

>>541

大王「これ、前にも話した事あったような気がするが……
  親父の跡を継いだんだデ
  ガキの頃は、王になるなんて嫌だったんだよな
  王としての指導とかそんなんばっかでさ、毎日遊んでいたかったデ」
毒蛇騎士「こんなんでも王になれるとは、世も末だナ」
宝石魔人「フン、王になるのが嫌なら王位など譲ってしまえば良いじゃろう」
大王「嫌だデ!王になりたくなかったのはガキの頃の話で、今はそんなんじゃないデ!
  王としての生活もそれはそれで楽しいしな!贅沢出来るし映画は特等席で見れるし!
  今更譲る気なんて無いデ!」
毒蛇騎士「こいつは王を何だと思っているんダ」
宝石魔人「これは、貴様の親父の代わりに指導した方が良さそうじゃな」
大王「なっ…何でおれさまばっかり責められるんだデ!?贅沢ぐらい良いだろ!」
宝石魔人「駄目じゃ!!貴様には王としての教訓を叩き込んでやる!!」
大王「そういうの本当にいらねーから!誰か助けてくれー!!」

>>542

毒蛇騎士「良いでは無いか、こいつにはお似合いの称号ダ」
宝石魔人「金遣いが荒い上に、今では城まで奪われておるからのう……貧乏王ここに極まれりじゃ」
大王「うるさいデ!おれさまが貧乏なのはおれさまが金遣いが荒いんじゃない!
  お金が勝手に出て行ってしまうんだデ!!」
毒蛇騎士「お前の言い訳など聞く耳持たン」
大王「痛ててててて!!武器が刺さってる!刺さってるデ!!
  ……そういえばおれさま、桃鉄で勝った事一度もないデ…………」
宝石魔人「悉く金運の無い奴……ご愁傷様じゃわい」
大王「同情するなら金をくれ!!」

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/30(Wed) 20:33
アドレーヌさんの心掛けを見習った方がいいぞ大王w
ジュエルさん方はアドレーヌさんの心掛けをどう思う?

545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/30(Wed) 22:53
アドレーヌはさっさと自分のスレ立てれば

546 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/03/31(Thu) 03:31

>>544

宝石魔人「そうさな……あの小娘の言う事は尤もじゃ
  器の大きさこそ王としての品格というものじゃ
  王とは即ち国を背負う者
  国とそこに住む住人達の命運を生かすも殺すもそいつ次第じゃ
  そういう自覚を持たなければならん
  デデデ…奴の事はもう分かっておるだろうから言わんが、
  かつての儂は、自分の国はおろかそこに住む住人達を守り切る事は出来なかった
  ワムバム一族は最強の一族であり、その王である儂こそが最強で無ければならん
  国と住人にもしも何かあった時は、その時は王の役目じゃと、そう自身に言い聞かせてきた
  だがそれが出来なかった……あの時程無力に感じた事は無かったわ
  ならばせめて奴らの分まで生き抜いて、最強であり続ける事が奴らへの弔いになるじゃろう
  何が言いたいかと言うとな、王になるというのは容易く出来る事では無いという事じゃ
  国を背負う覚悟、命を賭けてでも住人達を守って行く覚悟、
  それを死ぬまで続けられる覚悟があるかどうか……ではないか
  それが出来ると言うなら、後はそれを行動で示すのみじゃ」

毒蛇騎士「王とは何かと問われれば、俺は知らン
  だが、封印される前の話だが俺達は様々な星を滅ぼした事があル
  その中には王と名乗る奴も勿論存在しタ
  命乞いをする奴、最後まで反抗し続けた奴、
  農民や兵士を囮にして自分だけが助かろうとした奴、
  惑星によって色々な王が居タ
  王も所詮は人ダ 人は追い詰められた時こそ本性を顕わにすル
  世の為人の為だとほざきながら、いざとなれば保身に走る奴の方が圧倒的に多かっタ
  あくまで過去の話で、今はどうかは知らんがナ さして変わらないカ」

チービィ「ああ、僕は全然良いと思うけどね っていうか、アドレーヌさんが本当に大王になっても良いんじゃないか?
  支持率だって全然違ってくるだろうし、仕事だってきっちりこなすだろうし、本当に国の為に尽くしてくれそうって感じ
  デデデなんかよりも考え方が立派だし、なった方が良いと思うな僕はやっぱ うん」

シノ「陛下は充分に王様として立派ですよ 私も微力ながら陛下を支えています
  もし、陛下に至らぬ事があったのなら、それは家臣である私にも同等の責任があります
  陛下一人の所為にしてはいけません……
  国を良くしたいという考えは、陛下だけでなく家臣である私も同じです
  それはきっと、住んでいる皆さんだって同じ考えの筈です
  陛下一人に責任を押し付けるのではなく、私達がどうすべきかを考える事、それが大事だと思います
  人や部下を大切にするというアドレーヌさんのご意見は正しいです
  勿論陛下にもその考えはありますよ 素直じゃないので、そういうのを口に出さないだけで
  陛下には国は勿論、部下も人も心の底から愛しています 言葉には出さなくとも私にはそうはっきりと感じています
  だからこそ私も陛下の為に何か出来る事はないかと考えたいんです」

大王「意見が色々分かれたけど、チービィはとりあえずぶん殴って良いか?」

547 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/03/31(Thu) 04:05

>>545

大王「別に何も強制する事じゃないと思うデ
  スレを作るかどうかは本人の自由だからな
  本当にしたいと思うならすれば良いし、する気が無いならしなくて良い
  アドレーヌが本当に独立する気なのかどうかは分かんないけど、
  もしやるならそれならそれで構わないデ デデププスレは2つ以上存在してはいけないなんて決まりは無いしさ」
宝石魔人「貴様はそれで良いのか?」
大王「正直言うと良くないデ それって愛想尽かされたって事だろうしな……
  でも、そういう愛想尽かされるような事をやったこっちにも責任はあるしさ……

  前から薄々思ってた事があるんだ この際だからはっきり言うデ
  正直、もう昔みたいに頑張る事は出来ない
  去年の記念祭の時に思ったんだ 明らかに衰えと限界を自分の中で感じた
  なんかもう無理して活気を取り戻さなくても良いんじゃないかって思い始めたんだ
  細く長く続けている現状の方が案外落ち着いてゆっくりやれるし、
  活気が戻っちまったら全部に返事が出来るかどうか正直に言うと出来ない
  良いんだよ ここはそういう所で
  興味がある奴は見て行けば良いし、興味が無くなったならどこか違うスレにでも行けば良い
  いつだったか、コロコロコミックの編集長のインタビューを見た事があってさ、こんな事が書いてあったんだ
  「ラブコメとか、女の子がメインの漫画に興味を持ったならコロコロコミックを卒業しても良い」って
  流行とか需要とか、色々変わるものだけど、変えたくないものは無理に変えなくても良い
  そんな考えでも良いんじゃないかって思い始めたんだデ
  好きなように好きな事をやるのが1番だと思うし、無理に他人に合わせる必要は無い
  好きな奴は見るだろうし、嫌いな奴は見に来ない それで良いんじゃないか?」

シノ「でもその考えですと、もしもこのスレッドに興味を持つ人が1人も居なくなった場合、
  私達だけじゃどうする事も出来なくなってしまいますが……」
大王「そうなんだよな……スレっていうのは、キャラハンって立場の奴と名無しの皆がいて成り立つからな
  どっちが欠けてもいけない……そのバランスは大事だよな
  今回の事は独り言って事にしておいてくれ
  また考えが変わって行くだろうし、スレを辞めるつもりは今の所無いからな
  ただこういう考えもあるんだって事を分かって欲しかったってただそれだけの話だデ 悪いな辛気臭くてな
  もし本当にこのスレの事を好いていてくれるなら、今後ともよろしくな!っつーわけで、またな!!」

548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/31(Thu) 09:40
ワイはあんさんがおるからこのスレ見てるんやで

549 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/03/31(Thu) 12:32

>>548

大王「悪かったデ……時間が深夜って事もあって感傷的になりすぎちまっていたみたいだデ」
毒蛇騎士「全くダ 敢えて口出ししなかったがお前、腑抜けにも程があるゾ
  そんな女々しい考えでよくも大王などと名乗れたものダ 恥を知レ」
大王「だから済まなかったって言ってるじゃねーか……そこまで言う事じゃねーだろ」
宝石魔人「フン!儂はスレとやらの事はよく分からん 故に貴様に口出し出来る事は無い
  貴様がそうすると決めたならいくらでも好きにやれば良い
  スレとやらの方針は主である貴様が決める事じゃ 兎にも角にも動かなければその未来は無い
  それだけは努々忘れるでないぞ」
シノ「昔のような活気には出来ないかもしれないですけれど、陛下がこれからも続けたいと言うなら私もそれに従います
  続けたいという考えは、私も同じ意見ですし、楽しく活動が出来ればそれが1番じゃないでしょうか」
毒蛇騎士「俺は別に辞めても構わないけどナ」
シノ「サーペントナイトさん!」
毒蛇騎士「選ぶのはお前自身だ いつまでもうじうじしているならいっその事辞めてしまエ
  それが嫌なら走り続けロ 良くも悪くも愚直なのがお前の数少ない取り柄だろうからナ」
大王「一言余計だけど、励ましてくれてんのは何となく分かったデ……
  >>548も、そういってくれてありがとな!そう言ってくれる人がいる事が、このスレを続ける活力になっているんだデ
  昔のようには頑張れないかもしれない……でも、応援してくれる人が1人でもいるなら、これからも活動は継続して行くデ
  これからもよろしくな皆!本当にありがとう!」
毒蛇騎士「心底気持ち悪イ」
大王「何でだ!!今良い感じに終わろうと思ったのに!!」
シノ「でも、そういうのが"私達"ですよね」
宝石魔人「そういう事じゃな」

550 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/01(Fri) 13:58
今日はエイプリルフールですね

きゃー大王様素敵ー!!

551 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 14:44

>>550

大王「ふっ…エイプリルフールで嘘をついて良いのは午前中までなんだデ!
  という事はこれは本当の事と思って良いって事なんだよな!
  素敵だなんて照れるデ!抱きしめてやろうか?ん?」
毒蛇騎士「馬鹿め都合良く解釈するナ…公然わいせつ罪を働いた罰として電撃を食らわせてやるカ」
宝石魔人「デデデご愁傷様じゃな…儂から言えるのは今夜夜道には気を付けよ それだけじゃ」
シノ「怖い事を言わないでください……」
チービィ「ちなみにエイプリルフールで嘘をついても良いのは午前中までっていうのは
  それ自体が嘘っていう説もあるみたいだぞ 色々諸説あるらしいけどな」

552 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 18:19

シノ「こんにちは シノです
  パソコンやスマートフォンを使う時は、部屋を明るくして、目を近づけ過ぎないように気をつけましょうね
  それでは旋風編の時間です どうぞお楽しみください」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第17話 大王、新たなる刺客と戦う


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)
  第14話 大王、誘拐される(>>361-363 >>365-366)
  第15話 大王、プププランド奪還に向かう(>>378-382)
  第16話 大王、修行する(>>518-520)


クールスプーク「グフグフグフグフ……ここいらで作戦の開始です………!
  余談ですがこの笑い方、我ながら品の無い感じがしますねぇ
  ウィズ様の一番弟子クールスプーク、本日こそはデデデ達の息の根を止め、今度こそウィズ様に認めてもらいますよ……!!
  というわけで親衛隊の皆さん、分かっていますね?この私の為に汗水流して働くのです……!」

親衛隊「あーめんどくせ…………」
親衛隊「何で俺達が…………」

クールスプーク「つべこべ言わずに働きなさい!!全く……ですが、今に見ている事です!
  もし私がデデデ達を斃す事が出来れば、ボーボー様やミセス・モーリィ様と肩を並べる事が出来るのですからね……!」

親衛隊「無理無理ー!」
親衛隊「バカだろコイツー!」
クールスプーク「黙りなさい!!シャラップシャラポワシャンパンドンペリ!!」


Mr.フロスティ「フン!フン!よし!筋トレ終わり!
  1日の始まりは筋トレから!1に筋トレ!2に筋トレ!3、4足して7に筋トレ!
  こうして健康は保たれるのだ!」


Mr.フロスティ「………ん…?何だ?何か近づいて来るぞ…?」

親衛隊「槍だって持ってるし♪鉄砲だって持ってるし♪弓矢だって持ってるし♪ライフルだって持ってるぞーーーう!!」

Mr.フロスティ「なっ……何だ…!?は…離せ…!うわあああああああああああああ!!!」

クールスプーク「先ずは1人目……」


ボンカース「998……999………1000!!よし!ハンマーの素振り終わり!
  1日の始まりはハンマーの素振りから!自慢の筋肉はこうやって形作られるのだ!」


ボンカース「…………ん…?何だ…?こっちに何か向かって来ているようだぞ……?」

親衛隊「槍だって持ってるし♪鉄砲だって持ってるし♪弓矢だって持ってるし♪アパッチだって持ってるぞーーーう!!」

ボンカース「な……何だお前ら!!やめろ!!離せ!!ぐああああああああああああ!!!」


553 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 18:20

大王「あーん………うーん団子うめー」
チービィ「呑気な奴だな 食べ過ぎてシノさんに怒られるぞ」
大王「大丈夫大丈夫!昨日あんなに修行したし、これぐらい食ってもバチは当たらんだろ」
チービィ「当たっても僕は知らないからな」
大王「どこに行くんだよ」
チービィ「これから仕事だよ 暇なお前とは違うんでね」
大王「何だよイヤミか!?てめーこの野郎!!」


チービィ「へっ!悔しかったら自分で城取り戻してみろってんだ!あー忙しい忙しい」
???「あのう………」
チービィ「何だよ……今急いでいるんで、用件だったら後に…………」
リープ「チービィちゃん…待ってたわ!ウ・フ!」
チービィ「ひいっ……!」
リープ「あーん逃げちゃダメ!これからお仕事?チービィちゃんも大変ね!
  ねえ、後でアタシの事も診て頂戴……アタシ、なんかまたお熱みたいなの………
  アナタのせ・い・ね!ウフ!」
チービィ「気のせいだと思います……さようなら!」
リープ「待って頂戴!離さないわ!!」
チービィ「いやだあああああああーーーー!!誰か助けてーーーーーーーー!!!」



毒蛇騎士「…………………………」
宝石魔人「何じゃ、こんな所におったのか」
毒蛇騎士「……何の用ダ?」
宝石魔人「何、修行でもやっておるのかと思ってな」
毒蛇騎士「貴様に遅れを取るつもりは無イ 俺の心配より、貴様の心配をしたらどうダ?
  戦いが終われば、次に死ぬのは貴様だからナ」
宝石魔人「フン!儂の命、そう簡単にくれてやる程安くは無い!貴様の方こそ首でも洗って待っておれ!」
毒蛇騎士「それはこちらの台詞ダ」
宝石魔人「そうか……では死ぬなよ 貴様を倒すのは、この儂じゃからな」
毒蛇騎士「そういう貴様もダ」


???「助けてーーーーーーー!!」

宝石魔人「何事じゃ!?」
毒蛇騎士「行くゾ」


バウンダー「助けてーーーーーーー!!!」
親衛隊「しまった!見つかった!」
親衛隊「急げ!さっさとずらかるぞ!」

宝石魔人「くっ…!待てーーーーー!!待たんかーーーーーーーー!!!」
毒蛇騎士「奴を攫ってまた洗脳する気か……!」


親衛隊「急げ!早く乗れ!」
親衛隊「おう!」
バウンダー「ひいいいいいいい!!」

 バタン!!

 ブロロロロロロロロロロロロロロロ………!!

宝石魔人「車か……!こうなったら儂のグライドパンチで………!」
毒蛇騎士「馬鹿か貴様、誘拐された奴まで巻き添えになるだロ」
宝石魔人「この事、一刻も早くデデデに伝えるぞ!」
毒蛇騎士「俺は奴らを追ウ 伝えるならさっさと伝えロ」


大王「何!?バウンダーが誘拐された!?」
宝石魔人「サーペントナイトが先に追っている 急ぐぞ!」
大王「急ぐって……ドラマ今良い所なのに………」
宝石魔人「どうせ録画してあるんじゃろう!!後にせい!!」



毒蛇騎士「やっと来たカ…随分と遅かったナ」
宝石魔人「こいつが怠けておったからじゃ」
大王「別に良いだろ!ドラマを観てたんだデ!」


???「スプーククククククク………!全員揃いましたね……!」

大王「誰だ!?」

クールスプーク「この時を待っていました……!貴方達を一網打尽に出来るチャンスをね………!
  あ、さっきの笑い方良くありませんか?名前と掛けていて
  いえ、それはさておき…まさかこうも3人揃って集まってくださるとは……これは好機!」


554 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 18:21

大王「なんだ、クールスプークじゃねーか どうしたんだよこんな所で」
クールスプーク「ええっ!?反応軽っ!もっと他の反応はないんですか!?
  お前も操られていたのか!?とかお前の目的は何だ!?とか、色々質問は無いんですか!?」
大王「ああそうか……洗脳されてんならさっさとぶっ飛ばして目を覚まさせてやるか」
クールスプーク「ええっ!?何ですその雑な対処法!?舐められてます!?もしかして私、舐められてます!?」
宝石魔人「ごちゃごちゃやかましいわ!!三下は引っ込んでおれ!!」
クールスプーク「三下…!?酷い!やっぱり舐めてますね私の事!今に後悔しますよ!」
毒蛇騎士「御託は要らン 誘拐した住人を返して貰ウ」
クールスプーク「ええと……こういう時何て言えば良いんでしたっけ………ああ、そうそう………
  フッ…タダで返すワケには行きませんね……!ここは貴方達の命と引き換えに………」
毒蛇騎士「御託は要らんと言ったのが聞こえなかったのカ!!」
クールスプーク「ひいっ!!怖い!!話が通じるタイプじゃないですね彼ら!!」
大王「さっさと解放しろって言ってんだ 黙って解放してくれんなら何もしないから」
クールスプーク「騙されませんよ……!そうやって私の事も倒すつもりですね………!」
毒蛇騎士「構わン こんな奴無視して攫われた住人を捜すゾ」

クールスプーク「そ…そうはいきませんよ!人質はあそこです!」

バウンダー「助けてーーーーー!!」
Mr.フロスティ「大王様ーーーーーーー!!」
ローリングタートル「あっしら、捕まっちまいやしたーーーー!!」
ボンカース「命だけは…命だけはどうかーーーー!!」

大王「お前らまで捕まってたんかい!!」
毒蛇騎士「世話の焼ける連中ダ」
宝石魔人「人質の場所を教えるという事は、引き渡す気になったという事か?」
クールスプーク「正解!…ってそんなわけないでしょう!今から面白いマジックスォーをお見せするのですよ!!」
大王「マジックスォー?」
クールスプーク「マジックショーです!!良いですか?今からこの4人の人質の皆さんに催眠術をお掛けします!
  おや?今どうやってとお聞きしましたね?」
大王「聞いてねーよ」
クールスプーク「それではその質問にお答えしましょう!」
大王「聞いてねーっつーの 聞けよな人の話」

クールスプーク「こうやって仕掛けるのですよ…!よく見ててくださいね……!
  デデデ達を殺せ……!我々の計画に仇なす邪魔なデデデ達を殺せ………!」
大王「はん、そんなもんであいつらを操れるわけないだろーが」

バウンダー「ウウウウ………!」
Mr.フロスティ「デデデヲ……コロセ………!」
ローリングタートル「ジャマナ……デデデタチヲ………コロセ…………!」
大王「マジかよお前ら こんなんで洗脳されんのか」

ボンカース「ヤレ……コセロ………タツセイシロ……………ガソバレ!!」
大王「こいつだけ洗脳のされ方おかしくねーか?」

クールスプーク「やりました!実験成功です!それでは更に彼らに武器を与えましょう!クールクルクルミラクルマジック!!」

大王「くそっ……!なんて奴だ……!」
毒蛇騎士「ふざけているが、侮りは禁物だナ」
宝石魔人「やるからには全力じゃ!行くぞデデデ!!」
大王「分かってるデ!!変身!!」


マスクドデデデ「とうっ!!マスクドデデデ、参上!!」

クールスプーク「出ましたねマスクドデデデ!ですが無闇に攻撃してはなりませんよ!?
  洗脳されているとはいえ、攻撃してしまうと彼らが傷ついてしまいます!それでも良いのですか!?」
マスクドデデデ「構わん!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

バウンダー「ぐああああああ!!」
Mr.フロスティ「ぐはああああっ!!」
ローリングタートル「ごああああああああ!!」
ボンカース「ギヤーーーーーーーー!!」

クールスプーク「躊躇なく攻撃しましたーーーーーー!?」

シノ「陛下!皆さん!ご無事でしたか!?」
マスクドデデデ「おお!来てくれたか!」
毒蛇騎士「貴様が案ずるまでも無イ」
宝石魔人「フン!!これで役者が揃ったな!!迎撃開始じゃ!!」


555 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 18:22

チービィ「待て待てーーーーい!!僕を忘れてもらったら困るぞ!!」

クールスプーク「何です?あの小さいのは……!」
チービィ「小さいっつーな!!地獄に落ちやがれこん畜生この野郎ーーーーーーーーー!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

クールスプーク「何ですか!?急にバズーカをぶっ放しましたよ!?狂人ですか!?狂人ですかあの人!!」

宝石魔人「フン!!良い加減目を覚まさせてやるわい!!グライドパンチ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

Mr.フロスティ「ぐあああああああああああああ!!!!」

毒蛇騎士「猛毒刺殺瞬雷槍!!」

 ヒュバッ!!

ローリングタートル「あんぎゃあああああああああ!!!」

バウンダー「シノさん!!」
シノ「はい…?」
バウンダー「シノさん……!実は僕……シノさんの事が好きなんです!」
シノ「ありがとうございます…ですがその気持ちは受け取れません 申し訳ございません」
バウンダー「フラれたああああああああああ!!!」

マスクドデデデ「これで終わりだ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

ボンカース「ナソダコレハ……?」
マスクドデデデ「マスクド真拳奥義!!ノルマンディー上陸作戦!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ボンカース「オオオオオオオ!!モウダメダ!!キガクルウ!!タスケテ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!


クールスプーク「ええええ!?まさかの手加減無し!?そして全滅!?こんなのってアリですかーーー!?」
毒蛇騎士「次は貴様が倒される番ダ」
クールスプーク「ひいいい!!命だけはお助け……じゃなかった!
  こ…こういう時は冷静に……!えーと…………
  ふっ…黙って倒されるわけには行きませんね…!今日はここまでにしておきましょう!
  次に会う時が貴方達の最期ですよ!では、さらば!!」

宝石魔人「カンペをガン見で捨て台詞を吐いて逃げおったぞ」
毒蛇騎士「追う気にもならんナ」
チービィ「ああ、それより4人の手当てが先だな」
シノ「そうですね 急いで手当てしましょう」

ローリングタートル「ありのまま起こった事を話すぜ…………
  人質にされたと思ったらいつの間にか体がボロボロになっていた………」
Mr.フロスティ「最近こういうのばっかりですね…………」
バウンダー「悪い夢を見た気がした……シノさんにフラれた………そんな悪い夢が………ううっ……精神的に立ち直れない………!」
ボンカース「夢なら別に良いじゃねーか………俺なんてゴリラという理由だけで50人以上の女にフラれ続けてんだぞ……心配するな」
バウンダー「余計に心配になるんですけど…………………」


556 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/01(Fri) 18:24


クールスプーク「くっ…………!まさか……ウィズ様の1番弟子であるこの私が敗北した上に敵前逃亡とは………!
  こんな恥をさらして、どのようにウィズ様に報告をすれば良いか…………!」
???「ほんっと情けない………二番煎じみたいな作戦があいつらに通用する筈ないでしょ?脳みそ紙粘土で出来てるの?」
クールスプーク「この失礼な物言い……!誰ですか!?ぐはああっ!!」

 ドン!!

アドレーヌ「あんた1人じゃ任せられないって私が派遣されたのよ……本当に面倒臭い
  よりによってあんたの面倒を見なきゃいけないなんて………」
クールスプーク「あ……アドレーヌ………!」

 ゴギリッ!!

クールスプーク「ぐあああああ!!」
アドレーヌ「アドレーヌ「さん」……でしょ?」
クールスクープ「はいいい………アドレーヌさん……失礼いたしましたぁ…………!」
アドレーヌ「私がここに来た以上、もうあいつらの好きになんてさせない
  全ては"ウィズ様"の為に…………私が葬ってやる!」



  第17話 大王、新たなる刺客と戦う 終


次  回  予  告


大王「刺客っていう割には大した事なかったな 勝った気にもならなかったデ」
宝石魔人「フン!!このまま儂らの圧勝じゃな!!」
シノ「待ってください 次回の刺客は中々手ごわいようです」
大王「何だって……?ま…まさか、あいつは………!!次回に続く!!
  ってしまった!!これじゃあまるで次回予告じゃん!!次回予告なのに何で次回予告してんだよおれさまのバカ!!」
チービィ「いや別に次回予告なんだし次回予告して良いじゃねーか」
宝石魔人「次回予告次回予告と連呼するでないわ!!次回予告がゲシュタルト崩壊じゃ!!!」
大王「あんたも連呼してんじゃねーか」


557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/02(Sat) 17:26
闇堕ちしたアド姉貴も、これはこれで悪くないですなw
中々いい味出してる

558 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/02(Sat) 22:37

>>557

大王「何ていうか、最後のアドレーヌが話の全部を持って行ったって感じだったよな
  旋風編は今までのやつとは違って全体的にギャグが多めになっていて、
  ストーリーよりアイデア重視みたいな所があるんだが、
  特にこの話はギャグが多めだったんだけど、それらが一瞬で吹っ飛ぶ程のインパクトだったよなって思うデ
  やっぱアドレーヌってすげーわって思ったデ
  いつ出そうかって悩んでたんだけど、出すならここだな しかも悪堕ちっておまけつきで
  そんな思い付きだけで決まったのがこの話ってわけなんだデ
  何で悪堕ちしたのかって理由は次回に語られる予定なんでまだ伏せておくデ
  ここまで喋っておいて、裏話っていうかメタ的な話になってしまって大丈夫だろうかって不安が一瞬よぎったが…
  今回の台詞で1番気に入ってんのが「脳みそ紙粘土で出来てるの?」って台詞なんだけど
  中々出て来ないフレーズなんじゃないか?脳みそ紙粘土って
  馬鹿って事を形容してると思うんだけど、実際に使うと喧嘩になるだろうから皆は使わないようにな!
  誰も使わんと思うけど……
  最近はアイデアも段々出て来るようになって再開出来るようになって来たんでこれからも見てくれると嬉しいデ
  これからもよろしくな!」

559 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2022/04/03(Sun) 15:14
アドレーヌ「こんにちは、ストーリー見たら私がダークサイドに堕ちてる…。
その理由はストーリーを見れば明らかになるから、こりゃもう見るしかないよね」
カービィ「悪役のアドレーヌも意外と悪くないかも…、カッコいいペポ」
アドレーヌ「好評なのかもしれないけど、だからといって悪人でいたくないなー」

>>541
アドレーヌ「ツヅヅ皇帝とかいうお父さんがいて、その後継ぎになったのがデデデ大王ことデデの旦那なの。
欲張っちゃいけないと教わってきたと思うんだけど…、欲張りの度合いが過ぎることもしばしば。
まぁ、欲張りの度合いが過ぎると思ったら、私が抑えてやるから(笑)」

こうしてカービィ、シノに続き、デデデ大王を抑える係がまた増えたとさ

>>542
カービィ「大王ってビッグボスっぽいのかなー?どっちかというとアドレーヌの方がビッグボスじゃない?
でも確かに大王、派手好きで派手な演出を好むし、ビッグボスらしいと言われればそうなのかも」
アドレーヌ「派手を好むのは別にいいけど、やり過ぎて財政破綻させるようなことはしないでほしいね。
それこそ脳みそ紙粘土で出来てるの?って言われてもおかしくない状況になるでしょ」

>>545
アドレーヌ「自分のスレかぁ…、実は何年か前から自分のスレを持ってみたいとは思っていたんだけど、
ここ最近は休みがちだし、いざ自分のスレを持っても、運営していけるだろうか?って不安もあるの。
もうちょっと様子見かな、離れたくなったら離れる、と言っていながら結構経ったのよね(笑)。
どうなるんだろ、何だかんだでずっと居座るかもしれないし、このスレが終わる頃には離れてるかもしれないし」

>>550
リボン「大王様カッコいいー♪」
カービィ「流石大王、部下から慕われてるぅ!」
アドレーヌ「デデの旦那、国民から愛されてるー♪」

アドレーヌ「ほんとにこうなら良いのに」
カービィ「クーの支持率も元々高いけど、アドレーヌの支持率も高まってきてるみたいだよ」
リボン「もうアドレーヌかクーがプププランドの大王でいいんじゃない?」
カービィ「実際に国民から愛されてるのもアドレーヌやクーなんだよね…。
でもアドレーヌはいずれプププランドを離れる可能性もあるから、一番の大王候補はクーになるのかな?
なんにせよ、大王がいずれ大王じゃなくなる日が来るのかもしれないペポ」

>>557
アドレーヌ「悪落ちして悪役になった私も意外に好評みたい(笑)。
もし私が最初から悪の女王様で、プププランドの女王だったら…、
きっと大量のワドルディを部下にして、ワドルディで遊んでいたのかも」
カービィ「なーんだ、大王と同じで大量のワドルディを部下にするんだ(笑)」
アドレーヌ「そりゃそうよ、舞台がプププランドだもの、こうなっちゃうでしょ。
そしてワドルディを扱使って、御褒美する。寝ることに関してはワドルディ達の寝室も用意して、そこで私も寝る。
いや、ワドルディの部屋を減らして私の部屋に力を入れて、私の所でワドルディ達を寝かせて、
私もワドルディ達に癒されるようにする。
ワドルディ達と山や海に食べ物取りに行って、ワドルディ達を疲れさせ、
疲れさせたところで私のご飯に付き合わせ、ここでまたワドルディに癒される。
うんうん、しっかり悪の女王してるな、私」
カービィ「一般人に迷惑かけない悪の女王になってるペポ」
アドレーヌ「癒されたいのよ、今だとカー君達といると気が楽なの。
それの矛先が部下のワドルディ達に向く感じ?」
カービィ「(それ、悪の女王っていうのかな…(笑))」

560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/03(Sun) 18:07
かっこいい決め台詞を考えてくれ
一人一個ずつね

561 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/07(Thu) 11:48

>>560

大王「そんないきなりかっこいい決め台詞を考えろって言われても
  すぐに出て来ないっつーの!お陰で3日ぐらい考えちまったじゃねーか」
宝石魔人「…で?考えて来たのか?」
大王「当然だデ!愛と正義は必ず勝つ!!……これでどうだ」
宝石魔人「たわけ!!3日も考えた割には何のひねりも無いではないか!!」
大王「しょうがないだろ!かっこいい決め台詞なんてそんな柄じゃねーんだよおれさまは!!」
宝石魔人「開き直るでないわ!!」
大王「そう言うじいさんは何かあるのかよ!?」
宝石魔人「当然じゃ!!かっこいい決め台詞と言えばこれじゃろう!
  儂の名はワムバムジュエル!!最強の一族、ワムバム一族の王じゃ!!!!」
大王「あんたのだって毎回言ってるやつじゃねーかそれ」
宝石魔人「何じゃ!?何か文句でもあるのか!?」
大王「開き直んなって……」
毒蛇騎士「ふん、良い年こいて恰好付けようなんざ三流も良い所だナ」
シノ「いつだって格好良くいたいと思うのが人のサガなんですよきっと」
毒蛇騎士「だとしても、あれは重症ダ」
シノ「辛辣ですね…」

562 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/08(Fri) 15:23

チービィ「おーす!元気にしてたかー!?デデデでプププななかまたち・旋風編のはじまりだー!
  パソコンやスマホを使う時は、部屋を明るくして目を近づけすぎないようにしろよー!
  これテストに出るからなー!…………出ねーよ」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第18話 大王、友達の裏切りに驚愕する


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)
  第14話 大王、誘拐される(>>361-363 >>365-366)
  第15話 大王、プププランド奪還に向かう(>>378-382)
  第16話 大王、修行する(>>518-520)
  第17話 大王、新たなる刺客と戦う(>>552-556)



ボンカース「うぜーな!!」
Mr.フロスティ「うぜーんだよ!!」

大王「なあシノ」
シノ「はい 何でしょうか」
大王「気のせいかもしれないが、最近住人の悪口が多くねーか?」
シノ「やっぱりそう思いますよね 多分ですがこれが原因のようです」
大王「何だこれ?CDか?」
シノ「このCDには『うぜーんだよ』という曲が収録されています
  ある日突然発売されて初日で100万枚の売り上げを達成
  曲の歌詞に散りばめられた罵詈雑言の数々が沢山の人々の心に響き、今1番愛される曲……なんだそうです」
大王「悪口ばっかりの歌詞なのに愛されている……?妙だな」
シノ「日常で表に出せない感情、言いたくても言えないような事
  そういったイライラを発散させる効力がこの曲にあるらしいです
  それが愛されている要因かと思います」
大王「シノにはあるのか?そういう事が」
シノ「ありませんよ」
大王「じゃあ何でそのCDを?」
シノ「買った人から1枚譲ってもらったんです 調べたい事がありまして……
  実はこの曲を歌っている歌手、名前も顔も一切分からないんです」
大王「匿名って事か?なんだそりゃ?」
シノ「それで調べてみた結果、ある人物の声と一致したんです……その人物というのが………」


アドレーヌ「……大分時間が掛かったけど、こんな所で充分ね
  ここまでやれば今頃あいつらも気付くと思うけど、気付いた所でもう手遅れよ
  住人達は既に私の思い通りの手駒となった こんな貧乏臭い長屋も今日限りでお仕舞よ」
クールスプーク「あのう………作戦の意図が全く分からないのですが……このCDを住人に売りつけて一体何を……ぐはっ!!」
アドレーヌ「口を動かさないで手を動かせ手を!ほら後200枚!売り切るまで戻ってくんなよ!」
クールスプーク「ひいいい!やっと500枚売ったのに!?追加で200枚売れと!?鬼なんですか!?」
アドレーヌ「口を動かさないで手を動かせって言ってんだろ!」
クールスクープ「わ…わかりました!わかりましたから叩かないで…!
  不肖クールスプーク、喜んで売りに行って参りますーーーー!!」


563 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/08(Fri) 15:24

大王「嘘だろ!?まさかアドレーヌの歌にそんな効果があるなんて……!」
シノ「私も信じたくありません……このCDの曲の声がアドレーヌさんと一致しているなんてとても……
  このCDを販売している関係者を探して聞いてみましょう」
大王「売った奴の事を知らないのか?」
シノ「サングラスを掛けた怪しい男から買ったと聞きました」
大王「サングラスを掛けた怪しい男ねえ………」
シノ「私にCDを譲ってくれた人は、その人から10枚買ったそうです それで1枚あげると………」
大王「同じCDを何枚も買って何がしたいんだ?」
シノ「実はCDの購入特典として直筆のサイン色紙が貰えるチケットが入っているそうです
  曲というよりは、CDの付録目当てで買ったという方が適切ですね」
大王「汚い商売だな……」
シノ「最近ではよくある売り方だと思いますが……音楽業界も、食べる為に色々と大変なのでしょうきっと………」

クールスプーク「CD入荷しましたーーー!!200枚でーーーす!!早い者勝ちですよーーーーー!!」
大王「噂をすれば、あいつが例のCDの販売者か……?おい」
クールスプーク「はい!購入ですか?ありがとうございます!」
大王「ちげーよ!そのCD、あの例の「うぜーんだよ」って曲か?」
クールスプーク「その通りでございます!時代遅れに見えて、案外流行に敏感なんですねー!」
大王「悪かったな時代遅れで!……それで、この曲を歌っている奴は誰なんだ?そいつに会わせろ」
クールスプーク「それは出来ませんねぇ〜人と会うのが嫌みたいでしてぇ………
  所で貴方、誰かに似ているような………もしかして……………………」
大王「ああ、おれさまだけど」
クールスプーク「………………………………」

 ビュン!!

シノ「あっ!逃げました!」
大王「この野郎!おれさまだと知らないで喋ってやがったのか!待ちやがれこらーーーー!!!」


クールスプーク「ひいいいいいい!!このままだと追いつかれてしまうーーー!!
  CD200枚が文字通り足を引っ張っているーーーーー!!重くて早く走れませんーーーーーーー!!」
大王「往生際が悪いデ!!大人しく観念しろーーーーー!!!」

???「それはこっちの台詞よ」

大王「なっ…!お前は……!」
シノ「あ…アドレーヌさん…!?」

アドレーヌ「久し振り、旦那……それとシノも
  そろそろ気付く頃だろうと思ったからこっちから挨拶に来てやったわ」
シノ「アドレーヌさん………!」
アドレーヌ「それはそうと…………」
クールスプーク「ひいっ!!」
アドレーヌ「何普通に見つかってんじゃてめーは!!」
クールスプーク「ひいいい!!すみません!!すみませーーん!!」
アドレーヌ「すみませんじゃねーんだよ!!それに聞いてたぞ!お前私のCDを邪魔だっつったな!?」
クールスプーク「ひえええええ!!出来心です!!ほんの出来心でございましてえええーーーー!!」

大王「アドレーヌ、お前……どういうつもりだ……?」
アドレーヌ「どういうつもりって、全部旦那が悪いのよ」
大王「おれさまが……!?おれさまが何をしたってんだ!?」
アドレーヌ「心当たり無いわけ?出番をくれって言っても全然私に出番をくれないし全然活躍させてくれないし……
  だから心底頭にきたのよ………あんたもよ、シノ!」
シノ「え…私もですか!?」
大王「言ってる事が滅茶苦茶すぎるデ!」
アドレーヌ「全然活躍出来ないから決めたのよ
  どうせ出番が貰えないなら、悪役になってでも出番を増やしてやるって……」
大王「お前…さっきから言ってる事がおかしいデ!」
シノ「そうですよ…!もしかして、アドレーヌさんも洗脳されているんですね!?」
アドレーヌ「洗脳……?違う 私は自分の意思で悪役になる事を選んだのよ」
大王「ふざけるな……!アドレーヌが自ら悪の道に進むわけがない…!
  お前、カービィには相談したのかよ!?カービィがそれを知ったら許すと思うか!?」
アドレーヌ「許してくれたわ」
大王「何だと!?」

 カービィ(回想)「ふーん、面白そうだからいいんじゃない?がんばってねー」

アドレーヌ「カー君はそう言って私の活躍を応援してくれたわ!」
大王「ゆるいな!!カービィの奴、余計な事しやがって!!」


564 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/08(Fri) 15:24

アドレーヌ「特別に良い事を教えてあげる……私の悪口は人を傷つけるの」
大王「何……?」
アドレーヌ「具体的に言うとね……人の弱点が見えるの そういう能力を与えられたのよ
  それを言葉にする事で、言われた相手は文字通り傷つくのよ 身も心もね」
大王「何だと!?じゃあ言ってみろ!!」
アドレーヌ「肥満」
大王「ぐあああああああああああ!!」
シノ「陛下!?」
大王「くっ……!何だデ……!?まるで銃で撃たれたかのような……!」
アドレーヌ「これで分かったでしょ?私の能力は無敵……相手を寄せ付ける事無く、言葉だけで仕留める事が出来るのよ」
大王「そんなの……まぐれだデ…!」
アドレーヌ「短足」
大王「ぐあああああああああああああ!!」
シノ「陛下!?」

大王「くっ……なんて威力だデ…………!」
シノ「陛下………!ここは私にお任せください」
大王「シノ…!?」

アドレーヌ「ふん……旦那の仇討ちのつもり…?あんた如きが私に勝てるわけ無いでしょ?旦那の腰巾着の癖に……」
シノ「はああああああああああっ!!」
アドレーヌ「えっ……!?」

 ビュン!!

アドレーヌ「くっ……!」

シノ「避けられてしまいましたか………」

アドレーヌ(何故…!?私の悪口が効かなかった……!もしかして能力が発動しなかった……!?)

クールスプーク「アドレーヌ様……!」
アドレーヌ「気やすく呼ぶなクズ!!」
クールスプーク「ぐはああああっ!!」

アドレーヌ(そんな筈は無い……私はこの能力を自在に操る事が出来る筈……それなのに………)

シノ「はあああああああああああっ!!」

アドレーヌ(そうよ……これは偶然………一発で駄目なら畳みかければ………!)

アドレーヌ「この……根暗女!!地味!!堅物!!」

シノ「はあああああああああっ!!」

アドレーヌ「何っ……!?」

 ビュン!!

アドレーヌ「くっ……何故………!?」

シノ「何を言われても構いません……!アドレーヌさん、これ以上抵抗するというなら、
  私も手加減は出来ません…………」
アドレーヌ「チッ……!一時撤退よ!」
クールスプーク「ええっ!?あっちょっと……待ってーーーー!!」

シノ「アドレーヌさん……………」
大王「痛てててて……!」
シノ「陛下!ご無事ですか!?」
大王「何とかな……助かったデ…………」
シノ「酷い怪我です……!今すぐ傷の手当てをしましょう!」


565 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/08(Fri) 15:25

チービィ「何……?悪口を言われただけでこんなダメージを?」
シノ「そうなんです」
チービィ「馬鹿馬鹿しい話だけど、もしそうだとしたら厄介だな しかも相手がアドレーヌさんとなると……」
大王「痛ててててて!!もっと優しく手当しろよ!!」
チービィ「それぐらい我慢しろ!!本当はお前の手当なんてしたくないけど、治療班だからやってんだぞ!」
大王「そうかよ!じゃあ勝手にしろよ!」
チービィ「じゃあ勝手にするよ」
大王「痛てててててててて!!わざと痛くしてんじゃねーよ!!」
チービィ「これで治療は終わりだ 大した怪我じゃなかったけど、今日は大人しく寝てろよ」
リープ「チービィちゃん頼もしいわ……そういう強引な所も格好良い……あたしの事も手当てしてくれるかしら……?」
チービィ「あの……怪我人じゃありませんので、お引き取りを………」
リープ「んもう!つれないわねぇ!!でもそういう所がチャーミングでか・わ・い・い んーちゅっ!」
チービィ「ひっ……!!」
リープ「ああん!!逃げないで!待ってちょうだ〜い!!」
チービィ「誰か助けてーーーーーーーーー!!!」


大王「何なんだデあれ………」

暗闇斎「シノ、緊急事態でござる」
シノ「父上……どうしたんですか?」
暗闇斎「今、長屋で大変な事が起きている」
シノ「…と言いますと……?」
暗闇斎「長屋内で住人達の喧嘩が起きている………それだけではござらん
  悪口を言われた住人は、まるで殴られたようにダメージを受けて怪我をするんだ」
シノ「まさか……!」
大王「あの時のアドレーヌと同じだ……!あいつらもアドレーヌと同じ能力を手に入れちまったって事か!?」
暗闇斎「原因は例のあのCDだ あのCDから放たれる特殊な電波で聴いた者を攻撃的にさせているんだ
  このまま続けば住人達の命までも危ない……最悪長屋は滅びるだろう」
大王「何だと!?まさか、これが狙いだったのか……!」
シノ「今まで以上に恐ろしく、陰湿なやり口です……」

毒蛇騎士「事情は把握しタ」
シノ「サーペントナイトさん…!」
毒蛇騎士「止め方は簡単ダ 悪口が言えぬ様、口を封じてしまえば良いだけダ」
シノ「ですが、口だけを封じるなんて事……」
宝石魔人「なら気絶させてしまえば良いじゃろう」
シノ「その手がありましたね 早速静めに行きましょう」
大王「いつも思うんだけど、お前らって本当脳筋だよな……」


アドレーヌ「ふふ……今更動き出したようだけど、もう遅いわ
  CDなんて作ろうと思えばいくらでも作れるのよ
  これをポップスターの全域にバラ撒いて行けばどうなるか……分かってるのかしら?」
クールスプーク「流石アドレーヌ様、あくどさにかけてはウィズ様に次いで右に出る者はおりませんでしょう!」
アドレーヌ「うっせぇわ役立たず」
クールスプーク「ぐはあああああああっ!!」
アドレーヌ「許せないわシノ……!あいつにだけ私の悪口が効かないなんて………!
  思い知らせてやる……次に会う時は絶対に屈服させる………!」


  第18話 大王、友達の裏切りに驚愕する 終


次  回  予  告


大王「困ったデ まさかあのアドレーヌが悪堕ちしちまうとはなあ……」
カービィ「でも、悪いアドレーヌもかっこよくて気に入っちゃったペポ!」
大王「何呑気な事言ってんだ!元はと言えばお前が止めなかったのが悪いんだデ!」
カービィ「だって冗談で言ってるのかと思ったんだもん 許してほしいペポ…てへっ」
大王「てへっ じゃねーわ!許さんデ!!」
シノ「でも、本当に困りましたよね……アドレーヌさんを何とか改心させたいですが」
宝石魔人「そんなもん、ガツンと一発殴ってやれば元通りじゃ!!」
大王「本当に容赦ねーなあんたは!相手は女子だデ!」
シノ「次回のお話もご期待ください」


566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/10(Sun) 22:47
ディスカバリーどう?

567 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/13(Wed) 11:10

>>566

大王「ディスカバリーって何の事だ?ってしばらくの間考えちまっていたが、
  カービィの新作の事を言ってんのか?
  最初は何だよディスカバリーって意識高い系かよって思っちまったから
  「そうだな、イマジネーションのイノベーションが必要だな」とか適当な答え方をしちまう所だったデ」
宝石魔人「知ったかぶりをして痛い目を見るのは結局自分自身じゃぞ」
大王「だからちゃんとじっくり考えたんじゃねーか
  スターアライズに続くswitchの新作だけど、すげー進化したよなって思うデ
  今までみたいな横スクロールじゃなくなっちまったしな
  まさにディスカバリーって感じがするデ」
毒蛇騎士「意味を理解しないで言っているだロ」
大王「こういうのはな、意味を深く考えずノリで言うもんなんだデ!」
宝石魔人「完全に思考を放棄した奴が言う台詞じゃ」
大王「あと、話ずれるけどよ、4月9日でこのスレも16周年になったってのに誰も祝いに来ないとか何事だデ!
  年に一度の大事な記念日じゃねーか!それなのに何で誰も覚えてないんだ!?これはけしからん話だデ!!」
毒蛇騎士「単に誰も興味が無いからに決まっているだろウ」
大王「もっと興味を持てよ!!」
毒蛇騎士「無理だナ」
宝石魔人「誰かの建てたスレが何月何日だったかなどと逐一覚えておる奴の方が稀じゃろうが」
シノ「こんな感じで一同頑張りますのでよろしくお願いします」

568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/14(Thu) 15:39
2006年といえばプレステ3の発売年か

569 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/14(Thu) 17:58

>>568

大王「そうだな プレステ3の発売日が11月11日だったらしいからこっちの方が誕生が早かったな
  もっと言えば、旋風編の一応原作に当たる参上!ドロッチェ団の発売も2006年だし
  デデププが最終回を迎えたのも2006年だデ
  余談だがNHKでやっている動物番組のダーウィンが来た!の第1回目の放送日が初代スレが誕生した日と同じ年月日だ
  これ豆知識だデ」
毒蛇騎士「何の役にも立たん知識だナ」
大王「うるさいデ!活動歴で言えば一応ニコニコ動画や初音ミクより先輩なんだからな!」
宝石魔人「大した自慢にもならんぞ」
大王「だからうるさいデ!何の見返りもないのにこんだけ長く続けているんだデ!偉いだろ!」
シノ「自分でそれを言ってしまうんですね……」
大王「褒める奴がいないから自分で褒めてるんだデ 自分で言うくらいタダだろ?」
宝石魔人「開き直るでないわ、たわけ!」
毒蛇騎士「器の小さい奴ダ」
大王「どうすりゃいいんだデ!」
シノ「頑張りましょう…誰も口にしないだけで、陛下の頑張りは認めているでしょうから」
大王「だと良いんだけどな……まあいい!これからも活動は続けて行くからな!頼むデ!!」

570 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/15(Fri) 18:22

アドレーヌ「デデデでプププななかまたち・旋風編始まりよ
  パソコンやスマホを使う時は、部屋を明るくして、なるべく目を離して見なさい
  だけど私の活躍だけはしっかりと目に焼き付けておくように…これで主人公の座は私のものよ!」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第19話 大王、悪口にビビる


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)
  第14話 大王、誘拐される(>>361-363 >>365-366)
  第15話 大王、プププランド奪還に向かう(>>378-382)
  第16話 大王、修行する(>>518-520)
  第17話 大王、新たなる刺客と戦う(>>552-556)
  第18話 大王、友達の裏切りに驚愕する(>>562-565)


 ドガッ!!

バウンダー「あべし!!…………………」

シノ「眠らせました……これで全員です」
毒蛇騎士「本当に手の掛かる連中ダ」
宝石魔人「しかし、これだけで終わりとは到底思えんな」
シノ「はい…気絶から覚めても、正気に戻るかどうかはわかりません
  洗脳されているなら、それを解除する手段を見つけなくては……」



ウィズ「クククククク……計画は順調に進んでいるようですね………
  流石ですよミス・アドレーヌ」
アドレーヌ「お褒めに預かり光栄です……しかし」
ウィズ「ええ分かっていますよ あの忍びのお嬢さんの事でしょう
  彼女にあれ程の精神力があったとは、私も驚きですよ…………
  呪符の力を更に強化しましょう………貴方の働きに期待していますよ」
アドレーヌ「有り難き幸せ……必ずやご期待にお応えしましょう
  次なる作戦は、既に手を打っております故……………」


 次の日


大王「皆!!大変だデ!!」
シノ「陛下、おはようございます 怪我はもう治ったんですね」
毒蛇騎士「どうしタ、血相を変えてただでさえ悪い顔色が更に悪いゾ」
大王「一言余計だデ!!いいからテレビを観ろ!!」

 ピッ!

宝石魔人「何じゃ……これは…………!?」
シノ「CDを売っていた場所はここだけじゃなかったんですね…………」
毒蛇騎士「この全国各地だト……!?これではキリが無イ……!」
暗闇斎「やはりそう来たか……」
シノ「父上…!」
暗闇斎「音楽の力というのは我々の予想をはるかに超える程強大だ
  音楽の恐ろしさはその影響力にある……いとも容易く人の心に入り込み、精神を狂わせる」
大王「くそっ……!どうすりゃ良いんだ…!このままじゃこの星はおしまいだデ!」
暗闇斎「拙者に考えがあるでござる」
シノ「何か方法があるんですか!?」
暗闇斎「音には音で対抗する……それしか方法は無い
  拙者に任せろ この騒動はすぐに鎮静化する」
シノ「ほ…本当ですか!?」
宝石魔人「儂が言うのも何じゃが、物凄い自信に溢れておるわい…!!」


571 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/15(Fri) 18:23

アドレーヌ「ふふふ……今頃各地で大混乱が起きている所ね……
  これならあいつらも指をくわえて眺めているしか…………
  なっ……!これは……一体どういう事…!?」


大王「凄いデ!!全国で起きていた喧噪が静まり返ったらしいデ!!」
宝石魔人「それは本当か!!」
シノ「父上!凄いです!」
暗闇斎「拙者にかかれば造作も無い事でござる」
大王「プププチューブ……動画配信サイトを利用したのか……!」
暗闇斎「今では誰もが無料で動画や音声を配信し、無料でそれらを視聴する事が出来る 良い時代になったものでござるな」
毒蛇騎士「そうカ……配信ならCDより手軽に手に入ル………」
シノ「見直しました父上!それで、何の曲を配信したんですか?闘争心を鎮められるくらいなのですから、さぞかし良い曲では……」

音声「ふんふーん♪ふふふふーん♪」

一同「…………………………………………」

大王「鼻歌……?」
毒蛇騎士「聞き覚えのある声だナ…」
シノ「父上……これ……私の声………ですよね…………?」
暗闇斎「左様でござる これはシノが小さい頃、料理を作っていた時の音声だ
  その時の鼻歌が何とも愛らしく、実は隠し撮りをしていたのでござる
  あの鼻歌を分析した所、1/fゆらぎという人の心を落ち着かせる効果がある事が発覚したのでござる
  流石は我が娘 これが役に立つ日が来ようとは、拙者も鼻が高いでござる………」
シノ「………………………………」
暗闇斎「シノ、どうしたでござるか?褒められて嬉しくなったでござるか?」
シノ「父上の事なんか大っ嫌いです!もう口も利きたくありません!」
暗闇斎「シ…シノ!?ど…どうしたでござるか!?何故怒っているでござる!?」
シノ「もう知りません!自分で考えてください!」
暗闇斎「ど…どうしてでござるか……!?あ…そうか……!もう少し鮮明に聞こえるよう加工すれば良かったか…?
  それとも音声だけでは物足りなかったでござるか……?やはり映像を付けるべきだったか………!?」
大王「バカだろお前……」



アドレーヌ「きーーーーーっ!!許せない許せない許せない!!
  何故なの!?こんなのに私の歌の効果をかき消されるなんて!!」
クールスプーク「仕方ありませんよお……アドレーヌ様の攻撃的なサウンドより、この天使のような歌声の方が聴いてて癒されますし、
  私もずっと聴いていたいぐらい、可愛らしくて良い歌声……」
アドレーヌ「黙れ変態!!」
クールスプーク「ぐあああああああああああ!!」
アドレーヌ「くっ……!こうなったら直接殴り込みに行って来てやる…!!」
クールスプーク「ア……アドレーヌ様ぁ…………前に食らった時より明らかに威力が強くなっているような………ぐふっ……!」



アドレーヌ「いい加減にしろてめーら!!そんなのより私の歌を聞けーーーーーー!!
  こうなったらどいつもこいつも、全員私の歌で魂狂わせてやるーーーーーーー!!!」

???「そうは問屋が卸さんぞ!!」

アドレーヌ「何っ…!!誰だ…!?」


 ドン!!(1カメ)

 ドドン!!(2カメ)

 ドドドン!!(3カメ)

マスクドデデデ「マスクドデデデ、参上!!アドレーヌよ、いい加減にするのは君の方だ!!
  音楽は人の心に癒しと潤いを与え、人々を元気にするもの
  それを悪用し、人の心を手玉に取り大混乱に陥れるとは悪逆非道の行ない!許されるものではないぞ!」
アドレーヌ「何!?私に説教する気!?そんなダッサい仮面付けてうぜーんだよ!!
  …………所詮、偽物の仮面の癖に」
マスクドデデデ「何…!?何故それを……ぐあああああああああ!!!」
アドレーヌ「ふふふ………私には見える……あんたの弱点がすべてね……!
  何度でも言ってやる……この…劣化レプリカ!!」
マスクドデデデ「ぐあああああああああああ!!!」
アドレーヌ「所詮は上っ面だけの正義……この私に勝てると思うな!この偽善者!!大嘘つき!!」
マスクドデデデ「ぐあああああああああああああああああ!!!」


572 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/15(Fri) 18:23

シノ「陛下…!」
マスクドデデデ「くっ………何という強さだ……!」
宝石魔人「あのマスクドデデデが手も足も出んとは……!」
毒蛇騎士「あの減らず口が厄介ダ……弱点を見抜かれる前に速攻で片を付けル!!」
アドレーヌ「無駄よ!!もう見えているわ!!」
毒蛇騎士「何……!?」
アドレーヌ「ふん!闇の四騎士と呼ばれていた頃はどう頑張っても1番になる事が出来ず、常に2番手で甘んじていた癖に!」
毒蛇騎士「何故それヲ……!ぐああああああああああああああ!!!」
宝石魔人「サーペントナイト!!くっ……なら儂はどうじゃ!?儂に弱点など無あああああああい!!!!」
アドレーヌ「無駄よ!もう見えている!」
宝石魔人「何じゃと……!?」
アドレーヌ「自分の国も住人も守れなかった三流王の癖に」
宝石魔人「ぬ……ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
シノ「ワムバムジュエルさん!!」
宝石魔人「くっ……!今のは流石に効いたぞ……!この儂の……いや、ワムバム一族にとっての最大の侮辱……!!」
毒蛇騎士「何という女ダ……!こうも人の心を平気で踏みにじるとは卑劣な奴……!」
シノ「貴方も人の事言えませんよね………」

アドレーヌ「ふん…!どいつもこいつも他愛ない……!用があるのはあんたよシノ!!」
シノ「私……?」
アドレーヌ「この前はよくも私の悪口に微動だにしなかったわね……!この屈辱、倍にして返してやるわ!!」
シノ「良いでしょう……私に浴びせてみてください!」
アドレーヌ「言ったわね……!この陰険女!!」
シノ「効きません!!」
アドレーヌ「くっ……!!頑固者!!」
シノ「無駄です!!」
アドレーヌ「この……!陰キャ!!バカ!!アホ!!まぬけ!!」

マスクドデデデ「どんどん悪口の質が落ちているな……」
毒蛇騎士「しかし、何故奴の悪口が効かなイ……!?」
宝石魔人「……そうか…!あの小娘、自己肯定感がかなり低い!
  自分自身を高く評価しないが故、何を言われても全く動じる事も無いのじゃ!!」

シノ「これでもう終わりですか……?」
アドレーヌ「くっ……!それならとっておきのやつをお見舞いしてやるわ!」
シノ「とっておき……?」
アドレーヌ「あんた、両親の顔も知らないままここに来たんでしょ?」
シノ「……それがどうしましたか…?」
アドレーヌ「捨てられたんでしょ?あんたの事なんかどうでも良くなって……
  あんたは親に捨てられのよ!!この…みなしご!!」
シノ「っ………!」
毒蛇騎士「そこまでダ!!」

 ビュン!!

アドレーヌ「くあああっ!!」

毒蛇騎士「小娘ばかりに気を取られていて、周りを見ていなかったナ……この単細胞」
アドレーヌ「何ですって……!?ぐ…あああああああああっ!!
  な……何故私にダメージが……!まさか!!」
毒蛇騎士「やはり、貴様の能力はこの札による効果だったカ……ウィズの差し金だナ」
アドレーヌ「それは……!か…返せ!!」
毒蛇騎士「返してやル……ただしこうやってナ!」

 ビリリッ!!

アドレーヌ「呪符が!!……己…!!」

シノ「貴方の負けですアドレーヌさん……降参してください」
アドレーヌ「誰がするものか……!クールスプーク!!」
クールスプーク「は…はいいいっ!!」
アドレーヌ「あいつらを仕留めて頂戴!長屋ごと滅茶苦茶にして構わないから!」
クールスプーク「了解しました!それではクールクルクル出でよ闇・エネルギー!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


573 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/15(Fri) 18:24

毒蛇騎士「また出やがったカ……」
マスクドデデデ「我輩に任せろ!来いカブーラー!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

闇・エネルギー暴走体「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

マスクドデデデ「カブーラー・カノン!!一斉掃射!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

闇・エネルギー暴走体「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「やりました…!アドレーヌさんは……!?」
毒蛇騎士「どうやら逃げたようだナ」
シノ「そうですか……」
毒蛇騎士「1つ聞いておきたイ 貴様、悪口を言われ続けても平気な顔をしていたが、
  最後だけわずかに動揺していたナ……本当は貴様もダメージを………」
シノ「さあ……何の事でしょうか…?」
毒蛇騎士「そうカ、無いならこれ以上は言わン……」

毒蛇騎士(嘘を隠すのが下手な奴だ……笑っているが貴様、泣いているではないか)


 次の日


シノ「おはようございます……昨日は言いすぎました………口も利きたくないだなんて………
  今まで父上に育てて頂いた恩を忘れて失礼な事を……申し訳ありませんでした」
暗闇斎「シノ……」
シノ「手段はどうであれ、危機的状況を打破出来たのは父上のお陰です……そのことに関しては私も感謝を……」
暗闇斎「シノ…これを見てくれないか」
シノ「はい…?………え…!?何ですかこれ……!?」
暗闇斎「再生数100万超え、高評価も5000以上!コメントもこんなにあるでござるぞ!
  シノ!良かったでござるな!有名人でござるぞ!」
シノ「……して……」
暗闇斎「ん…?どうしたでござるか?感動で言葉が出ないか?」
シノ「消してください!!」
暗闇斎「なっ…!何…!?消せと……?何を言う勿体ない!こんなに好評なのでござるぞ!」
シノ「いいから消してください!じゃないと本当に父上の事を嫌いになってしまいますよ!」
暗闇斎「そ…それは困る……!しかし消すのは勿体ない!
  シノよ……提案だがここは家族会議で深く話し合ってはどうだ…?」
シノ「いいからさっさと消してください!!良いです……父上が消さないなら私が……!」
暗闇斎「ま、待てシノ…!駄目だ!早まるな!マウスを返しなさい…!
  良い子だから……や…やめ……ああああーーーーーーーーーーーー!!!!」


  第19話 大王、悪口にビビる 終


次  回  予  告


大王「悪口でダメージを与える……恐ろしい能力だったデ」
チービィ「そうだな……僕だったらどんな悪口を言われていた事か……」
大王「チビだろ」
毒蛇騎士「チビ公」
シノ「小柄…ではありますよね」
宝石魔人「最早豆じゃな」
カービィ「豆!?おいしそー!」
チービィ「揃いも揃ってー!!くっそー!牛乳飲んで大きくなってやるー!」
リープ「んもうチービィちゃんったらカワイイー!あたしが大きくなるのを手伝ってあ・げ・る・んちゅっ!」
チービィ「いりません!!今回は大丈夫だと思ったのにまさかの次回予告で…!誰か助けてーーーーーー!!」
大王「というわけで、次回もまた見てくれよな!またな!!」


574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/21(Thu) 10:52
武内いぶきさんも応援しよう

575 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:14

>>574

大王「コロコロコミックでカービィ漫画を描く3人目の作者だな
  カービィの漫画って色々あるけど、カービィがボケでおれさまが突っ込みっていうのは共通してんだな」
宝石魔人「このスレの貴様はボケが多い気がするがのう」
大王「そんな事ないだろ……ないよな?
  ここで応援した所で、応援の声が届くかどうかはわからんが、頑張ってくれよ
  ひかわ博一先生も、新しい後継者が出て来てくれて草葉の陰で喜んでいる筈だデ」
シノ「勝手に殺さないでください……」
宝石魔人「やはりボケではないか」
毒蛇騎士「ボケというよりは間抜けだナ」
大王「ただの悪口になってるデ!!
  カービィ漫画を描く人に悪い人はいない!……多分!
  全てのカービィ漫画に栄光あれ!!おれさまから言えるのは以上だデ!!」
宝石魔人「まとめ方が無理矢理すぎではないか?」
毒蛇騎士「いつもの事ではないカ」
シノ「でも、そういう勢いこそ陛下らしくて良いと思いますよ」
大王「頼むから綺麗に終わらせてくれ……」

576 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:23

クールスプーク「オーーッホッホッホッホッホッホ!クールスプークですよぉ〜!
  パソコンやスマホでデデデでプププななかまたち・旋風編をご覧になるときは、
  部屋を明るくして目を離して見るのですよぉ〜!
  それではクールクルクルストレートパーマ!!」


 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第20話 大王、ワムバム一族と闘う 前編


 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)
  第14話 大王、誘拐される(>>361-363 >>365-366)
  第15話 大王、プププランド奪還に向かう(>>378-382)
  第16話 大王、修行する(>>518-520)
  第17話 大王、新たなる刺客と戦う(>>552-556)
  第18話 大王、友達の裏切りに驚愕する(>>562-565)
  第19話 大王、悪口にビビる(>>570-573)



アドレーヌ「やっと着いたわ………ここがあのワムバム一族の遺跡……
  ここにあのワムバム一族最初の王が眠る……………」
クールスプーク「あのう……本当にやるんですか……?」
アドレーヌ「ウィズ様からの命令よ…初代ワムバム王、そしてその配下を蘇らせデデデ達を斃す
  やって頂戴クールスプーク ふざけると許さないから」
クールスプーク「分かりましたよ……ですがその様な御仁が簡単に従ってくれるとは思いませんが」
アドレーヌ「その時の為にウィズ様から力を制御する呪符を授かったわ 良いからさっさとやって頂戴」
クールスプーク「どうなっても知りませんからね……
  えええええーーーーーい!!!クールクルクル・クルクルパーテーション!!!」

一同「……………………………」

アドレーヌ「お前…ふざけるなって言ったばかりでしょ!」
クールスプーク「いえいえいえ!真面目にやりましたよ!」
アドレーヌ「あんなふざけた呪文のどこが真面目なのよ!!」
クールスプーク「ちゃんとウィズ様に教えて貰った通りにやったんですよ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

アドレーヌ「……!棺が動いた…!」
クールスプーク「やった!成功です!」
アドレーヌ「初代ワムバム王…!力を貸して頂戴…!斃して欲しい相手がいるの……!」
初代ワムバム王「グ……グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


577 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:24

大王「なあじーさん、聞きたい事があるんだが」
宝石魔人「何じゃ?」
大王「ワムバム一族の王は一族の中で1番強い奴がなれるんだろ?」
宝石魔人「そうじゃ」
大王「じゃあ、ワムバム一族初代の王ってどれぐらいの強さだったんだ?」
宝石魔人「かなりの強さだったと聞く……儂が生まれた頃には既にいなかったが、
  その強さは歴代の王の中でも五指に入る強さだと語られておった………」
大王「やっぱり、じーさんよりも強いのか?」
宝石魔人「たわけ!!比べるのもおこがましいわ!!
  最早強いなどという次元では無い……闘いの神じゃ!!」
大王「闘いの神……!?」
宝石魔人「我々では辿り着けない境地に辿り着いておる……初代王に敵う相手など存在せぬわ
  健在であればダークマインドも物の数では無かったであろう!」
大王「そんな凄い奴だったのか……ワムバム一族ってやっぱり凄かったんだな………」
宝石魔人「何故今頃そのような事を訊く?歴史の勉強か?貴様にしては珍しいではないか」
大王「ちょっと興味があったってだけだデ じいさんが強いのにも理由があるのかって」
宝石魔人「ワムバム一族は神秘に溢れた民族じゃ どいつもこいつも気高く、そして勇敢な猛者達じゃった
  そいつらをまとめる以上、儂は王としてそいつらより強くなければならなかった………」
大王「そうか………じいさんにとって、一族は誇りだっていうのも分かった気がするデ」


毒蛇騎士「……………………………」

 ガサガサッ……

毒蛇騎士「………誰かつけてやがるナ……悪趣味だぞ姿を現したらどうダ?」

???「………………………」

 ビュン!!

毒蛇騎士「くっ……!!」

???「見事な身のこなし……我が一撃を容易く躱すとは……!」

毒蛇騎士「誰だ貴様」

???「デデデ大王とやらに伝えよ!貴様達は我が王が全滅させるとな!」

毒蛇騎士「何……!?王だト…!?」


???「襲撃時間は今日の18時だ!確かに伝えたぞ!覚悟するがいい!ふははははははは!!」

 ビュン!!

毒蛇騎士「宣戦布告のつもりカ………」




大王「今日の18時に敵襲……!?」

毒蛇騎士「俺をつけていた奴はそう言い残して行っタ ハッタリとは思えン」
大王「我が王ってのは誰の事なんだデ…!?どこの国の奴なんだそいつは!?」
毒蛇騎士「素性までは名乗らんかっタ だがそれは直に会えば分かる事だろウ」
宝石魔人「…………………」
大王「じいさん、どうしたんだ?」
宝石魔人「儂の気のせいかも知れんが、悪い予感がする」
大王「何だよいつものじいさんらしくないデ!大丈夫だってどうせ大した事ない奴だろ?」
宝石魔人「……だと良いのだがな」
大王「とりあえず、暗闇斎先生やチービィにはこの事を伝えて住人達を非難させておくか」



チービィ「もしかしてお前、隣国とかに恨みを買ったんじゃないか?」
大王「心当たりは全くないデ!」
チービィ「…ったく、住人達の事は任せておいてくれ……死ぬなよ」
大王「分かってるデ!お前らも気を付けてくれよ!」

チービィ「……全面戦争か…穏やかじゃないな全く……」


 そして、18時


暗闇斎「時間になったか……これで住人達は全員でござるか?」
チービィ「ああ、全員避難させた筈だ……一体どうなる事やら……」
暗闇斎「大王様達を信じるしか今は無いでござろう……我々は我々に出来る事をしよう」
チービィ「分かった……」
リープ「チービィちゃん!」
チービィ「ひっ…!」
リープ「アタシ、怖いけど…でもチービィちゃんに守ってもらえるなら安心だわ!
  チービィちゃん!頼りにしてるわね!アタシから離れないでね!
  ああん!言った側から行かないで!アタシから離れないで!チービィちゃーーーーん!!」
チービィ「無理です!!誰か助けてーーーーーーーー!!」


578 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:25

毒蛇騎士「そろそろ来ると思うガ……」
宝石魔人「本当にこの時間に来ると言ったのか?」
毒蛇騎士「俺が嘘を言っている様に見えるカ?」
大王「わざと嘘の時間を教えたのかもしれないデ……おれさま達を油断させる為に……」
毒蛇騎士「お前!!伏せロ!!」
大王「え…!?うわっ!!」

 ビュン!!

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!

???「ふははははははは!!良いぞよく避けたな!今の攻撃で仕留めようと思ったんだがな!」

大王「誰だデ!!いきなり攻撃とはとんだ挨拶じゃねーか!!」

???「聞いて驚くな!!我々は最強の一族と謳われた伝説のワムバム一族!!」

大王「何…!?ワムバム一族だと…!?」
宝石魔人「馬鹿な……!!ワムバム一族は滅びた筈じゃ…!
  しかしあの装飾…!あれは正しくワムバム一族のもの……!何者じゃ貴様ら!?」

???「聞こえなかったか?先程ワムバム一族だと名乗ったばかりだろう!」

???「数千年の時を経て、我々は蘇った!」

???「全ては一族の再建の為!」

???「まずはお前達を斃す!!」

大王「その前に名を名乗れお前ら!!名無しじゃ誰が喋ってるかわかんねーだろ!」

???「それもそうだな!良いだろう!殺した奴の名前も知らないまま死んでは成仏出来ないだろうからな!
  我が忌み名はエメラルド!!ワムバム王に仕えし尖兵だ!!」
???「我が忌み名はトパーズ!!同じくワムバム王の忠臣なり!!」
???「我が忌み名はタンザナイト!ワムバム王を守護する騎士でござる」
???「我が忌み名アメジスト ワムバム王を補佐する軍師」

宝石魔人「ワムバム王……じゃと…!?」

???「その通りだ……ワムバム一族最後の王……!」
宝石魔人「なっ……!馬鹿な………!貴殿は……!」

???「我が名はワムバムフォシル……ワムバム一族最初の王!」

大王「何……だと………!?」

フォシル「我々は蘇った……ワムバム一族の栄光をを再び取り戻す為……!
  我が一族が最強である事を証明する為、この星の全てを支配する
  その手始めとして、まずは貴様達を始末する……!」
タンザナイト「お命頂戴致す……お覚悟を」

 ビュン!!

大王「…………!!」

宝石魔人「デデデ!!」

毒蛇騎士「くっ……!間に合わなイ…!」

 ヒュッ!!

タンザナイト「…………!」

 キィィィィイイイイン!!!

大王「手裏剣……!?」

シノ「陛下!ご無事でしたか!?」
大王「シノか…!助かったデ!」


エメラルド「ほう……見た事の無い飛び道具だ……あの娘が投げたのか?」
トパーズ「あの素早いタンザナイトを退けさせるとは…中々大した者ね」
アメジスト「この上無く痛快な気分だ……これならば戦いが楽しめるであろう」

タンザナイト「不覚を取った……だが二度はござらん 確実に貴様達の命を絶つ」

シノ「…………!」

フォシル「下がれ貴様達」

タンザナイト「………!」
トパーズ「ワムバム王……!」
エメラルド「ワムバム王…お言葉ではありますが、此奴ら如き我々で充分……!」
フォシル「それは分かっておる 何も貴様達を過小評価しているわけでは無い
  この儂自らが闘いたくなったのだ 目醒めたばかりで腕が鈍っていては王としての示しが付かんからな」
タンザナイト「御意……」
アメジスト「王の御気に召すままに」
フォシル「感謝する」


579 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:26

 ズゥゥゥゥゥゥウウウウウン……!!

フォシル「………………………」


大王「何だデ……!このプレッシャーは…!」
毒蛇騎士「こいつが……ワムバム一族最古の王………!」
宝石魔人「初代ワムバム王………!」


フォシル「………どうした?来なければこちらから仕掛けるぞ」

毒蛇騎士「……構えろ さもなくば死ぬゾ」
大王「…分かってるデ!変身!!」

 ドン!!

マスクドデデデ「おおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」
毒蛇騎士「哈亜亜亜亜亜亜!!」

 ビュン!!

フォシル「………遅い」

 ドン!!

マスクドデデデ「何っ……!」

毒蛇騎士「己…!」

 ドオオオオオオオオオン!!!!

マスクドデデデ「ぐああああああああああ!!」

毒蛇騎士「怒阿阿阿阿阿阿阿!!」

シノ「陛下!!サーペントナイトさん!!」

フォシル「……………………」

シノ「くっ…!はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「花影流!!火炎椿!!!」

 ドン!!

シノ「そんな…!受け止められた……!」

フォシル「……弱いな」

 ドン!!

シノ「うあああああああっ!!」

宝石魔人「小娘……!」

シノ「くっ………!」

宝石魔人「無事かお前達……!!」

マスクドデデデ「強すぎる………!」
毒蛇騎士「文字通りの化け物ダ……!」

宝石魔人「もう良い…!逃げろお前達!初代ワムバム王は無敵じゃ!!お前達に敵う相手ではない!!」

フォシル「ならどうする……?貴様が闘うか?」

宝石魔人「っ………!」

シノ「ワムバムジュエルさん………!」


フォシル「貴様も我らと同じワムバム一族か………
  本来であれば処罰する所ではあるが、一族の顔に免じて貴様だけは許してやろう
  この儂に従うというのであればな…………」

宝石魔人「…………出来ぬ…!」

フォシル「何……?」

宝石魔人「初代ワムバム王の御言葉といえど、それだけは従えぬ………!
  儂はワムバム一族である前にこいつらの仲間じゃ……!!こいつらを裏切るわけには行かんのじゃ…!!」

フォシル「そうか……ならば逝けい!!」

 ドン!!

宝石魔人「くっ………!!」



宝石魔人(あのお方に通じるか……!?だがやらなければ……!!)


宝石魔人「ぬおおおおおおおおおおお!!グライドパンチ!!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


マスクドデデデ「当たった!!」
毒蛇騎士「否……!」


宝石魔人「くっ…………!!」

フォシル「………つまらん……その程度の力か……」

マスクドデデデ「全く効いていないだと…!?」
  
フォシル「良いか……その力はな……………」

 スッ…

フォシル「こうやって使え!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!!

宝石魔人「ぐおあああああああああああああああ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

シノ「ワムバムジュエルさん!!」
毒蛇騎士「馬鹿ナ……!あの宝石頭ガ………!」


580 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:27

フォシル「何の手応えも無かった………つまらん」

大王「ど…どこへ行く……!?」

フォシル「帰る…今のお前達を斃してもつまらん………」



フォシル「ワムバム一族の砦へ来い そこでお前達を待つ
  挑戦する気があるなら受けて立とう
  ただし待ち時間は24時間
  それ以上過ぎれば全域に戦争を仕掛ける
  我々ならば一晩でこの星を支配する事も容易いだろう」




大王「くそっ………!」
シノ「ワムバムジュエルさん……しっかりしてください!」
毒蛇騎士「駄目だ……気を失っていル」
大王「じいさん……!」
シノ「陛下……どこへ行く気ですか…?」
毒蛇騎士「本当に奴らの所へ行くのカ…?無駄だ死ぬだけだゾ」
大王「そんなの分かってるデ!!でもこのままだとあいつらにポップスターを支配されちまう!!
  どうすりゃ良いんだよ!!」
宝石魔人「心配は………要らぬ…………」
シノ「ワムバムジュエルさん!」
毒蛇騎士「喋るな宝石頭 死期を早めるだけだゾ」
宝石魔人「たわけ……!!儂を誰だと思うておる……!!ワムバム一族の誇りにかけて、儂は死なぬわ……!!」
大王「心配はいらないってどういう事だデ……?あいつらに弱点はあるって事なのか?」
宝石魔人「弱点などあるわけが無いじゃろう 相手は無敵のワムバム一族じゃぞ」
大王「じゃあどうすりゃ良いんだよ!!」
宝石魔人「だから心配するな……!!お前達なら勝てる……!!
  ワムバム王はともかく、配下であれば1人ずつならお前達だけで勝てる筈じゃ………
  奴らの戦力を分散させ、確実に1人ずつ仕留めよ…………!!」
毒蛇騎士「ワムバム王はどうやって斃すつもりダ……?」
宝石魔人「そこは儂に任せよ………!お前達は先に行ってくれ………………
  必ず傷を治し、お前達に追いつく………必ずな…………………!!」
大王「………わかった」
シノ「陛下……」
大王「おれはじいさんを信じる……だからじいさんもおれ達を信じてくれ!
  配下の4人は絶対に倒して見せるデ!」
宝石魔人「フン!!当然じゃ!!時間が無い、さっさと行けい!!」
大王「おう!!」
毒蛇騎士「間に合わなかったら許さんからナ」
シノ「無理はしないでくださいね」


宝石魔人「フン…………頼んだぞ………………………」



581 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/22(Fri) 20:28



アドレーヌ「ワムバム王!!何で止めを刺さなかったの!?」

フォシル「…………………………」

アドレーヌ「あなたなら完全にあいつらを仕留められた……!何でそうしなかったの!?」

フォシス「つまらんからだ」

アドレーヌ「つまらないから……?ふざけるのも大概にしなさい!
  私はあいつらを斃してと言った筈…!私の命令を無視するの!?」
フォシル「儂はワムバム一族の王だ……誰の指図も受ける気は無い」
アドレーヌ「何ですって……!?」

アドレーヌ(こうなったら呪符で無理矢理にでも従わせる……!)

アドレーヌ「くっ…!今すぐ引き返してあいつらを仕留めるのよ!!やりなさい!!」

フォシル「……………………………」

アドレーヌ「私の命令を聞け!!ワムバムフォシル!!」

フォシル「やかましいぞ……貴様の指図など受ける気は無いと言っている!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

アドレーヌ「きゃあああああっ!!

 なっ…何で……!?呪符が効かないなんて………!」

フォシル「去れ………さもなくば命を奪う」

アドレーヌ「くっ………!」
クールスプーク「アドレーヌ様……逃げましょう」


フォシル「どいつもこいつも弱者ばかり………この儂を楽しませる闘いが、この時代にあるのか………?」


  第20話 大王、ワムバム一族と闘う 前編 終


次  回  予  告


大王「いきなりのシリアス路線……前回までの温度差に風邪を引いてしまうかと思ったデ!」
チービィ「そんな事言ってる場合か!ポップスター全体の危機なんだぞ!」
シノ「そうですね…ワムバムジュエルさんの回復を信じて、私達は私達の出来る事をやりましょう」
アドレーヌ「くっ……私の計画が………どっちを応援すれば良いかわからなくなったわ……」
毒蛇騎士「あっさりと手を噛まれるとは間抜けだナ 悪役に向いていないのではないカ」
アドレーヌ「うるさい!!こうなったら意地でも主役の座を奪い取ってみせるわ!!だから負けるんじゃないわよ!!」
大王「何というツンデレ……まあいいや、次回も見てくれよな!またな!!」


582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/26(Tue) 10:30
マリオくんとじーさんは偉大な方だよな

583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/27(Wed) 17:41
カービィ30周年を盛大に祝おうか!

584 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2022/04/27(Wed) 18:31

>>582

大王「2つ共凄い作品だって事は間違いないな
  コロコロコミックの中では歴史の長い作品になるし
  10年も20年も同じ作品を描き続けるって才能だよな
  おれさまにも分けてくれって感じだデ」
チービィ「お前だったら3日で飽きそうだもんな」
大王「馬鹿にするな!もうちょっと続けられるデ!……3週間ぐらいは」
毒蛇騎士「どの道1か月超えないではないカ」
宝石魔人「フン!!根性が足らんわ!!」
大王「何でおれさまだけそこまで言われなきゃいけないんだ!!不公平だデ!!」
シノ「嘘でも最低3年は続けられるとか言わないと……」
大王「嘘をついたらその分リスクが大きいだろ」
シノ「おっしゃる通りですね……ですが自分を追い込むという意味では嘘も方便ではないかと……」
大王「自分自身にプレッシャーをかけるのはちょっとなー……」
毒蛇騎士「普段から甘えて生きているとそうなるという良い見本だナ」
大王「お前ら何でおれさまに対してだけそんな厳しいんだよ」
宝石魔人「定めじゃ 諦めよ」
大王「何が定めだ!!もう聞き飽きたデ!!」
チービィ「聞き飽きるほど言われてないだろ」

>>583

大王「おし!盛大に祝ってくれ!おれさまが許す!」
チービィ「何様のつもりだお前は」
大王「大王様だデ!」
チービィ「上手い事言ってやったと思ってんじゃねーよ」
大王「カービィ30周年を覚えてんなら、このスレの16周年ぐらい覚えといてくれよなったく」
シノ「それは知名度の問題です……仕方がないですよ」
宝石魔人「こないだも言うたが、他人の作ったスレが何年何月何日だったかなどと覚えておる奴の方が稀じゃろうて」
毒蛇騎士「…で、祝うとは具体的に何をする気ダ?殺し合いカ?だったら容赦はせんガ」
大王「何恐ろしい事を言うんだデ!!そんなわけないだろ!!
  祝うっつーのはあれだろ!うまいもん食ってうまい酒飲んで、踊ったり歌ったりすりゃ良いんだデ!!」
毒蛇騎士「そうカ、ではお前が普段やっている事と何も変わらんではないカ」
大王「そうだな!……ってそんなわけあるか!カービィじゃあるまいし、普段から食ったり飲んだり歌ったり踊ったりせんわ!!」
毒蛇騎士「……では、昨日の映像を観てみるカ?お前の醜態が良く映っているゾ」
大王「ま…まさか……!やめろ!それだけはやめてくれ!」
シノ「陛下!まさか、また隠れてお酒を飲んでいたんですね!?」
大王「シノ!誤解だ!これには深い理由があってだな……!」
シノ「陛下!お酒の飲みすぎは体に毒です!昨日飲んだのであれば、今日はもう充分でしょう
  お酒は我慢してください あと食べすぎも駄目ですよ」
大王「くっそー……!おいサーペントナイト!後でその映像消しておけよな!」
毒蛇騎士「何を言っていル?そんな動画撮っているわけ無いだろウ」
大王「ま…まさかハッタリか!?はめやがったなこの野郎!!」
毒蛇騎士「騙されるお前が悪イ」
宝石魔人「間抜けな奴じゃ………」
シノ「ともあれ、30周年という大切な日を心よりお祝いしましょう おめでとうございます」
大王「はあ……心から喜べなくなったデ…………」
宝石魔人「強く生きよ、デデデ」
大王「その励まし方は余計傷つくデ……」

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/28(Thu) 23:09
親方!空から男の娘が!

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