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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/11/12(Sat) 19:35
深まりゆく秋、空は高く空気は澄み渡り、時に寒さに身を縮めますが、小春日和の陽光が身を包むときは殊の外心が安らぐ季節でございますね
木々より舞い落ち道を色づかせた枯れ葉を掃くときは、情緒を我が身で感じること一入でございます

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
この度、ここに新館ノ弐を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(前スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50


以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方がお話をするスレッドでございます。
世間話などしに来ていただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)もご参加いただいてけっこうでございます。
SF系の方はご遠慮願います。
 キャラハンを続けてくださる方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿「     」
服装「     」
備考「     」

わたくしにつきましては、以下の通りでございます

名前「アーチェロ・カルミーニオ」
性別「女性」
容姿「銀髪に長い髪の、日本で申します普通の『外人』でございます
   年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ来ております
今は桜の花柄が気に入っております
   学校の制服はワインカラーを基調としたブレザーです」
備考「吸血鬼でございます
   ただし、人の血を常食とせずとも生きながらえられますのでご安心を」

また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的に前スレと同じのんびりと参れましたら幸いに存じます

何卒よろしくお願い申し上げます。

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/23(Mon) 17:09
アーチェロさんが部活を立ち上げるなら、「社交部」「社交界部」なんてどう?
テーブルマナー、お茶の淹れ方、着付けの技能、礼儀作法など、
庶民には知られざる紳士淑女の世界を体験しその中で必要な知識、技能を学ぶ部活です。

年間の具体的な目標はテーブルマナー、着付け技能、その他マナーに関する検定とか資格の
取得を目指す方向で。

アーチェロさんが令嬢として育ってきた中で身に付けた知識や技能を生かす絶好のチャンスだし、
同級生の中ではそういう世界に憧れてる子も多いと思います。

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/23(Mon) 18:03
君らの存在は人間にとって脅威でしかないよね
いくら人を襲わないと言ったてそんなこと誰も信じないよ
私は人間の平和を守るために吸血鬼と戦い続ける
次に会うときは君と僕は敵同士だ

657 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/24(Tue) 01:01
>>647

そうですね、お嬢様とは商店街のお買い物でご一緒する事は多いですけど
その際に屋台や季節の名物と言えるスイーツ等を共に口にする事はよくありますよ。

ファーストフード…チェーン店的なお店のものよりもどちらかというと
そう言ったものの方が多いですね。
やはり、大切な方や友人と楽しい時間を共にする時のお嬢様のお顔は本当に輝いて見えるのですよ。

確かにお嬢様は貴族の血筋である高貴な生まれではありますけれど、
美味しいものの前には壁は存在しないのでしょうね。(微笑)

夕方は大分寒くなりましたし、今の時期や鯛焼きや大判焼きのようなものが美味しいですね。
先日は栗餡の鯛焼きを堪能致しました。
それと、もうすぐ石焼き芋の季節ですしそちらも楽しみですね。

>>649

はい、>>400以降の展開ではお嬢様を私の生まれ故郷に招待する事ができました。
私が生まれるより遙か以前に、私の一族の血が糸となり、運命の輪が糸車となって絆を紡いだ方々の住まう場所に…。

時に絆を結び、時に大切なものを守るために命と己の存在を賭けて運命に立ち向かった
私の母や叔母、そしてそれを取り巻く人々の物語を多くの方に知って頂いている事は嬉しいですね。

それがあるからこそ今の私がいて、お嬢様と出会い、そして今度は私がこの身体に流れる血を糸として
共に運命を紡いでいく…。
過去があるからこそ、現在の私達も在るのですね。

あなたもまた、ご自身の場所で新たな運命を作り、未来を切り拓いていくための活動を頑張って下さいね。
作品を愛していればいる程、また新たに素敵な未来も生まれていくのですから。

>>650
>>652(アーチェロお嬢様)

あら…やっと同学年の方でお嬢様にハッキリと想いを伝えようという方が現れたのですね。
お嬢様は御自身の出自について明らかにしておりますから、同じ学校の男子生徒の皆さんがその事について
全く何も思わないといえば嘘になるかも知れませんが…。
それでも、一人や二人、お嬢様の女性としての魅力を感じて想いを告げようという方は現れないのかしらと気にしてはいたのですよ。
とは言っても、お嬢様の出自に関係なく秘めた想いをそのまま真っ直ぐに伝える事が簡単に出来れば苦労は致しませんね。(汗)

とはいうものの、結果は「玉砕」に終わってしまいましたか…。
直ぐに心の傷が癒えたり、気持ちの部分で納得するのは難しいかと思いますがせめて温かい紅茶を飲んで気持ちを落ちつけて下さい。
ココアのケーキも丁度焼き上がりましたので、直ぐに準備致しますね。

実は私自身も、今までに2回失恋の経験があるのですよ。
頭では分かっていても、なかなか直ぐには気持ちの整理がつかない事は分かるつもりです。
ですが、人を好きになれるという事はその分ご自身も強くなれるという事も分かっているつもりです。
また新たな恋を見つけて、より強くなった想いとご自身を思い切りぶつけてみて下さいね。

それにしてもお嬢様に「許嫁」の方がいらっしゃったのは初耳ですね。
ですが、それはお嬢様の御心に沿うものではないのですか…。

お嬢様が良家の令嬢である以上、婚姻の儀も御家の存続、一族の繁栄を踏まえたものである事もまた必然なのですね。
私達市井の者にも御家の事情というものが無いわけではないでしょうけれど、ご自身の気持ちだけではどうにもならない部分というものが
私達の想像以上にに大きいと思います。
時には有無を言わさず、それに従わざるを得ない方も珍しくはないのでしょうね…。

その「アルカード殿下」…。個人的には気になる方ですね。
お嬢様は人を見る目がお有りですから決して悪い方では無いと思いますが…。
きっとお嬢様を困惑させてしまう何かがお有りなのでしょうね。

「百聞は一見にしかず」と言いますし、もしお屋敷にお見えになられる時は精一杯のおもてなしをさせて頂く所存ですが、
場合によっては「従者」としてではなく、「私」自身の意志を貫かせて頂くつもりです。

658 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/24(Tue) 01:31
>>653

あら、わざわざご忠告有難うございます。
でも私、それなりにこの地域の方々とは親交がありますからそういった噂があれば
とっくに存じている筈なのですが…。

美少女を襲う吸血鬼?
という事は、男性なのかしら?
いえ、女性の吸血鬼の方もどちらかといえば男性よりも女性の血の方を好むと聞きますが…。

もしかして今の方、お嬢様自身が吸血鬼である事を存じていないのでは?
そして噂をご自身で解釈しているのかも知れませんね。
そのうち勘違いに気付いて、お嬢様自身が吸血鬼であっても決して無辜の方々をその牙にかけるような方ではないという事を
分かって頂ければ良いのですが…。

>>655

まあ、素敵なご提案をどうも有難うございます。
「社交部」ですか…。

活動の具体的な内容、そして活動における明確な目標まで具体的に挙げて頂いている事は素晴らしいですね。
マナーや礼儀作法を学ぶ事で、社会に出た時に恥ずかしくない立ち居振る舞いを身に付けていたり、
学んだ技能や資格を生かす事が出来れば、将来的なビジョンや職業選択にも繋げる事が出来る…。

考えれば考える程、有意義な部活動になると思います。

もしテーブルマナーの講習をするのであれば、題材となるお食事は和洋を問わず私が準備致しますね。
お茶の淹れ方等でしたら私にもアドバイスが出来るかも知れませんし、部員の皆さんをお屋敷に招いての講習などは如何でしょうか?
それと、「社交ダンス」等も学べたら宜しいかと思いますね。

お嬢様が故国で、かのメイド長さんから学んできた知識や技能を生かす上で誠に相応しい活動を展開できる事でしょう。
お嬢様も今では学校の方々と随分フレンドリーな関係になられている事と思いますが、
お嬢様の「良家の令嬢」としての側面を知る事が出来ればまた見方も変わってくるでしょうね。

それも「尊敬」を踏まえた見方になるかと思います…。
もしお嬢様にそのような機会があれば、私としては全力で活動をサポートさせて頂きますね。
私自身も、大学で学んでいる家政学を生かすための良い機会になると思いますから。

>>656

貴方のような方と、今更性善説性悪説を問うような問答をするつもりもありませんけれど…。
そもそも貴方、「平和のため」というものを履き違えてはいませんか?

お嬢様自身が平和な日々を願い、共に学校で学び、地域の人々と親交を温めているというのに
「平和」を乱そうとしているのは貴方でしょう?

「平和」を大義名分にされている方は決まってその言葉をご自身から争いを仕掛ける事を
正当化するために使われるんですよね。

正直にハッキリと口にされたら如何ですか?

「「平和」など正直どうでもいい。
大義名分を掲げて「吸血鬼」を「悪」に仕立て上げ、ご自身の力を存分に振るって殺戮を楽しみたい。」

と言えば良いのです。

私個人としましては「正義」を掲げて自分を飾り「他人」だの「平和」の為だと正当化するような方よりも
自分は「悪党」だと掲げて堂々と振る舞うような方の方が余程清々しくて好きですよ。

659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/25(Wed) 16:59
にゃ〜ん(わい可愛いやろ)
ニャン(撫でてもええんやで)
ニャンニャン(なんなら喉も撫でさせたるわ)

660 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/25(Wed) 20:53
同じ吸血姫の、美夕さんと関わりがあるはぐれ神魔と遭遇した事はありますか?
中には人間社会に溶け込んで何も悪い事をしない者もいるらしいですが、
人間と暮らすと、必ず破滅が訪れるとか…。

第17話を見たときは、涙が止まりませんでした。



661 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/26(Thu) 22:37
>>655
>>658(柚葉さん)

まあ…、まあまあまあ…
わたくしのためにそのような提言をしていただけるなんて
日々、クラスの皆様の輪に入れていただけますよう努めてまいったわたくしでございますが、貴方様のおっしゃること、新たな光明を見る思いでございます
わたくしが部を自分で設立して同好の方を募って活動する…
そう思っただけで、この胸に温かな高まりが感じられてなりません

…あの、もしかして>>595で、わたくしが学校で何れの部でも入部を断られたことを気遣われて、斯様な妙案をお考え下さったのですか
わたくしの寂しい思いを汲み取ってくださっておっしゃってくださったのなら、なおのこと感謝の気持ちが溢れてしまいます
『沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり』とは、斯くの如きことを申すのでしょうか…

そして、その提言の具体的にして魅力的なこと、感じ入りました
灯台下暗し…、とはこのことでしょうか
わたくしが貴族の子女として躾けられ、あるいは日本への憧れから学んでまいりましたことが、他人様との交流に役立つこと、気が回りませんでした
それが共に活動することで、磨き合い、高め合う、そんな活動へといざなってくれるのでしたら、なんて素敵なことでしょう
わたくし、是非その部を立ち上げてみとうございます
ご提案いただいた数々の活動は、わたくしの精一杯を以て皆様にお伝えしたいですが、日本伝統の礼法はわたくしもまだまだ学ばねばならぬことが多々ございます
その道の宗匠に教えを乞い、部員の方々と一緒に素晴らしい学びをいただけることもございましょう…

もちろん、クリアしなければならない障壁もございましょう
生徒会に部活動として認めていただくには、最低5名の部員の連名により申請することが必要でございます
社交の世界に憧れる方が多くても、はたしてわたくしの誘いに応じてくださる方がどれだけいますことか
部室棟は、教室棟とは離れた場所にございます
そうした場所に最少なら総勢5名、吸血鬼のわたくしと同じ部室に集っていただけるかどうか少し不安ですわ

でも、最初から足踏みしていても、何も始まりません
貴方の言葉を胸に、わたくしの始めの一歩を踏み出しますわ

>まあ、素敵なご提案をどうも有難うございます。
>「社交部」ですか…。

あら、柚葉さん聞いていらしたのですか?
はい、本当にとても心躍るご提案でございます

>もしテーブルマナーの講習をするのであれば、題材となるお食事は和洋を問わず私が準備致しますね。

まあ、それはとても心強いですわ
つい今も、果たして部員が集まるかどうか、不安に思っていたところだったのですよ
ですが、今のお言葉で勇気百倍でございます
そうですね、学校の部活であっても活動は学校に限ることはございませんわ
柚葉さんのお力添えをいただければ、この屋敷も立派な部活の場所となりましょう
『社交ダンス』、それも素敵なご提案ですわね!
幸い、屋敷のはなれは改装して広い洋間になっておりますから、お稽古の場として活用出来ましょう
宜しければ、柚葉さんとも手を取り合って踊りたいですわ

また、わたくしの前に人間との交流の道が開けていく…
これあればこそ、わたくしはここにいる悦びは尽きることがございません


662 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/26(Thu) 22:54
>>656
>>658(柚葉さん)

はあ…、久しぶりに触れましたわね
その、ありふれた言葉、ありふれた敵意

わたくしに備わった牙、爪、膂力や翼、諸々の異能力
これがあります限り、貴方様のように猜疑や嫌悪の情を抱く方が絶えることはないのでしょうね
幼い頃、ただ一緒に遊びたくて、見た目はわたくしと相似た年頃の人の子に声をかけ、石つぶてと罵声を以て応えられたあの頃と変わらぬ人の心の一つの形…
今さら目を背けては震え、耳を塞いでは泣きじゃくる、そんな誤魔化しはいたしません

今わたくしの心に湧いていますのは、憤りとそして蔑み…

これまでの年月にわたくしと交わり、わたくしの心映えを信じてくださった方々、わたくしへの怖れを越えて手を差し伸べてくださった方々が大勢いらっしゃいます
その方々を思うだけで、わたくしは人と申すものがどれほど光明を内に宿した存在であるか、教えられてまいりました
その光明に、わたくしがどれほど救われてきたことか…

彼の方たちの澄んだ心、優しい情、それらを貴方は侮辱した
自ら心の暗がりを光で満たすことが出来る心の強さを、貴方は嘲った
そのような為され様、わたくしは永劫に認められません

貴方様が貴方様の思うままにわたくしを卑しめ、憎まれ、刃を向けられようと、その言動は貴方様のものゆえ、わたくしは一向にかまわない
ですが、貴方様のものでもない思いと言葉と行いを卑しめるのは、決して許さない

左様な方の護ろうとする『平和』なるものが如何なるものか、如何なるものになり果てるか、わたくし人よりは長く見てまいったと思っています
人の想いを大切に出来ない方が、ただ己が思いにのみ囚われて作る世界で、泣く方の声の悲痛さを貴方は御存じなのでしょうか?

わたくしは、己の心に他者の想いを何も映さない、映そうとしない、そんな人が大嫌いでございます
その様な人に敵視されたとて、何一つ哀しむ道理などございません
そんな愚かしい心に蔑まれたとて、何一つこの心は揺らぎません

…少し言葉が過ぎましたでしょうか
もしかしたら、貴方様がわたくしの同族によってご自分や大切な人を傷つけられたのかも知れないのに
そんな経験がもしおありでしたら、わたくしの過ぎた言葉を謝罪いたしますわ

…ただ、もう一つ申し上げておきましょう
わたくしを亡き者にしたく思っているシスターがこの街の教会にはおられるのですよ
ご本人曰く『神の祝福を受けた聖痕を持つ現代に生きる聖女』
これまで百体以上の魑魅魍魎を討伐してきた実績を持つそうでございます
詳しいプロフィールは、前スレの526で自己紹介していらっしゃいます
貴方様がわたくしを斃そうとなさる行為は、猛禽が狙っている油揚げを横から攫おうとする行為に等しいと存じます
貴方様の方があの方にロックオンされないようにお気をつけられた方が宜しいかと思いますわ

>柚葉さん

ごめんなさい、柚葉さん
またこうしてご心配をおかけしてしまいました
シスター様の時といい、今回といい、わたくしのために揺ぎ無い瞳と言葉で抗議してくださいますのね
毅然としたそのお姿よりいつもそこに感じる優しさが胸を衝き、溢れる嬉しさに涙が零れそうでございます…

わたくしなら大丈夫でございます
他人様より投げかけられた言葉の剣なぞに今さら心揺らいでなるものですか
柚葉さんのその優しさに触れて、わたくしはもっともっと強くなることが出来ますから、どうかご安心くださいませ


663 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/28(Sat) 00:01
>>659

触りたい…。(うずうず)

でもごめんなさいね。
可愛がってあげたり、一緒に遊びたいのは山々ですけど…。
今私はお仕事中ですから、迂闊に動物に触るわけにはいかないんです。

お屋敷の家事全般を任されている以上、清潔である事は何よりも大事ですから…。
万が一の事があっては、家政婦として失格ですからね。

あら?このお屋敷の三姉妹さんがお見えになりましたね。
三姉妹さん、宜しければこの猫さんと遊んであげて下さいますか?
ただし、餌は与えないで下さいね。
飼い猫なのか野良猫なのかは存じませんが、飼い主になる気が無い方が
絶対にしてはいけない事ですので。

では私は、お仕事に戻らせて頂きますね。

>>660

その…。私も同じ吸血姫の美夕さんや夕惟さんの物語はそれなりに存じておりますけど…。
実はそのエピソード、私もよく知っているんです。

確か真弓さん…だったかしら?
それまで登場したはぐれ神魔の大半が人に仇為す存在であったのに対し、
あの方は一緒に暮らす男性の夢を応援したいという、悪意をもたない方でしたね。

でも彼女の許を訪れた美夕さんに告げられるんでしたね。
貴方が言っているように、人と神魔が一緒に暮らせば、必ず破滅が起きると…。
そして「私達は幸せにはなれないの…?」という問いに、美夕さんは「ええ、永遠にね」と答えた…。

他のエピソードでもそうでしたが、美夕さんの誰に対しても決して気休めを口にしない、在りのままの現実と事実を口にする現実主義的な部分は
個人的に好きですし、そうでなくては「監視者」という使命を果たすことなど出来ない事も理解できますね。

そして必然的に悲劇は起き、真弓さんは美夕さんの手で闇に帰された…。
はぐれ神魔の運命と監視者の前に、自身の力は蟷螂の斧に過ぎない事など分かっていても、
その運命に少しでも抗おうとした真弓さんの健気な姿に涙する気持ち、痛い程分かりますよ。

そして一緒に暮らしていた男性は、真弓さんが人とは異なる存在だという事を初めから分かっていたのでしたね。
人間も神魔も関係なくお互いを分かり合えていた事…。
例えお互いが進む先に破滅が待ち受けている運命だとしても、それが見る者にとっては唯一の救いだったと思います…。

神魔とは確かに「人の心を蝕み、滅びへと導く妖のもの」かも知れません。
だからこそ真弓さんのような神魔の存在は、不毛の砂漠の中にただ一輪だけ咲いた花のように
見た者の心に残るのでしょうね…。

664 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/28(Sat) 08:27
>>659
>>663(柚葉さん)(横から失礼いたします)

あら?柚葉さんや三姉妹ちゃんたち、お庭に集まって、何をしているのかしら?
…まあ、猫さんですか?これは可愛らしいこと
そしてなんだか、昂然の雰囲気があってやんちゃそうな子ですのね

あらあら、柚葉さんが手を出そうとして出しかねていらっしゃいますわ
柚葉さん、少しくらいなら撫でてあげても宜しいのでは?
後で手を洗えば…、だなんて軽々に言ってはいけませんよね
柚葉さんのお仕事を侮るようなことを申しては、わたくし失望されてしまいますわ

柚葉さんはお仕事に戻られましたので、ではわたくしが猫さんのお相手をさせていただきましょう
ほうら、なでなでなで…、ふふっ、綺麗で滑らかで、中々良い毛並みをしていらっしゃるのですね

あら、喉を撫でるのをリクエストですの?
まあ、『撫でさせたるわ』と来ましたか
撫でて欲しくて貴方が求めているのでしょう?
その小さな体で傲然と振る舞う様が、なんとも微笑ましいこと

ほうら、喉をさわさわして差し上げましょう
あらあら、目を細めて陶然としていますわ
見ているこちらも、すっかり和まされてしまいますわ
あの、宜しければ、お腹もさすらせていただけませんか?

あら…視線がわたくしに集中していますね?
『姫様ばっかりずるいです。』
って、ああ、ごめんなさい、長女ちゃん、ついつい夢中になってしまいましたわ

…でも、嬉しいですわ
昔は人里に棲む猫さんは、わたくしを見るとよく毛を逆立てて唸って牙を剥くことが多かったのですが
こうして猫さんを普通になでなで出来るようになるなんて、わたくしも世慣れたと申して良いのでしょうか

はあ…、楽しいひと時でございました
…でも、柚葉さんがお気の毒です
お仕事のためとはいえ、最初に声を掛けられながら、撫でるのを我慢しなければならないのですから

…あ、でしたら…

(秋の夜長でございます)

柚葉さん、柚葉さん、お仕事お疲れさまでした
はい、姿は違いますがアーチェロでございますよ?
猫さんに化けてみましたわ
お風呂上りできれいですし、毛並みの手入れも長女ちゃんに念入りにやってもらいました
宜しければ、昼間の猫さんの代わりを務めさせてくださいませ


665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/28(Sat) 14:04
今宵のアーチェロは血に飢えている

666 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/28(Sat) 16:05
>>660

日本に参ってから何度か、美夕様と間違えられたことがございますわ
自己紹介するときの肩書きに『吸血姫』と自称したことで、図らずも日本の有名な同族の方と結び付けられることが多かったですね
そのためわたくしも興味が出てきて、TVでかつて放映されていた美夕様の映像を拝見いたしました

残念ながら、美夕様とかかわった神魔の皆さまは闇に返されてしまいましたから、わたくしはお会いしたことはございません
ですが、第17話の亜癒様、それに第13話の梁様や那海様のように、人に迷惑をかけずに人界でひっそりと暮らしていらっしゃる神魔の方はお見かけしたことがございますわ
わたくしも、そのような方とはこの国で平和に暮らす安らぎや楽しみを共にしたいと考えておりますのでお声をかけたりもしたのですが、わたくしの正体を知ると皆様酷く警戒なさってしまうのですよ
「吸血姫!?あんた、『監視者』かよ!」
と周章狼狽して、脱兎のごとく逃げていかれるのです
残念でございます
あれはきっと、美夕様の有名が轟いた結果なのでございましょう

第17話は、本当に胸が苦しくなるお話でしたわ
人に迷惑をかけるどころか、人に助力しようと健気に生きている亜癒様ですら、闇に返されてしまう…
『神魔は人に仇名す者、今は大人しくても何をするか分からない。』
それを罪たる理由として排除されてしまうのは、わたくし自身がこの身でさんざん体験してまいりましたこと…
梁様や那海様の時には、美夕様も見逃されるおつもりのように見えましたが、亜癒様のときはそうはなさいませんでした
美夕様には、肩を寄せ合って暮らす二人に破滅の影しか見出せなかったのでしょうか?
それは誰もが持ちうる人の弱さではなくて、亜癒様が神魔であるがゆえのものであったと、そう思えたのでしょうか?

わたくしには、それが正しい結論であったのかどうか分かりません
ですが、その道しかないと決めてしまうのは、二人があまりにも哀れで涙せずにはいられませんでしたわ…
そして、どれほど気取られまいと振る舞っていても、心の痛みに苛まれている美夕様に対しても…

今はただ、あの哀しい物語を振り返り、そして我が身を省みて、誰であれ人の生き方を誤らせるような、そんな所業だけはいたすまい、と心に刻むばかりでございます


667 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/28(Sat) 17:18
>>657(柚葉さん)

お返事が前後してしまいました
大変申し訳ございません

>それにしてもお嬢様に「許嫁」の方がいらっしゃったのは初耳ですね。
>ですが、それはお嬢様の御心に沿うものではないのですか…。

はい、随分長いことお会いしておりませんし、もはや記憶の彼方のことと心の棚に晒しておきたいことでございますが…いるのですよ

同族として古いお付き合いのある家の者同士、我が城館に訪ねて来られて歓談したことはございますが、いつの間にやらわたくしのことを運命の相手と決めつけてしまわれましたの

>お嬢様が良家の令嬢である以上、婚姻の儀も御家の存続、一族の繁栄を踏まえたものである事もまた必然なのですね。

お父様も
「娘は、いずれ当主の座を継ぐ者で在りますゆえ、ご希望には添いかねる」
と仰って下さったのですが、殿下は一向にかまわないようですの
まして今はわたくしも出奔の身であれば、次期当主を口実にするわけにもまいりません
これからは、自分の責任に於いて殿下のお申し出をお断りするしかなく、何とも頭の痛いことでございます

>その「アルカード殿下」…。個人的には気になる方ですね。

柚葉さんのお耳に入れても面白からざる方と思いますので、なおさら口にしなかったのですよ
同族に対しては、鷹揚で気さくな方なのですが、正直申して人間のことはあからさまに敵視していらっしゃって…、はあ…

日本で最初にわたくしに懸けてこられたお言葉はこうでございました
もう2年前のことですわね

『やれやれ、久しぶりに逢ったというのに未だに人間社会に被れているのかいアーチェロ姫?
見たまえ、この時代になってもなお、友好を望む貴女を受け入れるばかりか武器を持って打ち滅ぼそうとする…
やはり人間とは実に野蛮で下等で愚かな生き物だよ。
もうわかっただろう?姫、彼奴らとは対等な関係なぞ求めず、力を持って支配する事こそ最善策だとは思わないかい?
所詮人間など猿同然。元より我ら誇り高き闇の眷属とは相容れるべくもない。
未来の夫として、これ以上愛しの君が傷つけられるのを見るのは何よりも耐え難い!
もはや無理に故郷に帰れなどとは言わない。その前にこの国の人間共に我らヴァンパイアを侮った事を後悔させてやらねば!
このプリンス・オブ・ダークネスたるアルカードがね!』

…思い出しますと、ますます情けなくなってまいります
斯様な横暴な物言いをなさる方が、『許婚』を名乗っていらっしゃるとは
如何に同族に寛容でも、これではお付き合いは困難でございます

>「百聞は一見にしかず」と言いますし、もしお屋敷にお見えになられる時は精一杯のおもてなしをさせて頂く所存ですが、
>場合によっては「従者」としてではなく、「私」自身の意志を貫かせて頂くつもりです。

柚葉さん、柚葉さん…
貴女のそのお気持ちはとても有難く存じます
心澄んだ貴女のおもてなしと立ち居振る舞いには、殿下とて心改めなければならないとお考えになる、わたくしもそう信じたいですわ

ですが、彼の方が心の目を開かず柚葉さんに仇為すことになりましたら、わたくしはわたくしの全存在を以て貴女を護らせてくださいませ
あの方がそこまで愚昧でことを見抜けなかったとしたら、それはわたくし自身の愚かしさの結果でございます
そのような者は『許婚』としてはおろか『友』にもなり得ず、同族であることすら呪わしい…
経観塚でご母堂様に対して、そして『朱珠』を以て貴女に誓った、わたくしの誠を証してごらんにいれますわ…

ですが、最初から殿下を冷たくあしらうのも、屋敷の『主』として、はしたないこと…
『許婚』云々の一言でもありましたら、美味しい『ぶぶ漬け』をお出しいたしましょうか…


668 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/28(Sat) 17:47
>>665

わたくしを、新撰組の近藤局長様になぞらえたいだけではございませんの?
『今宵の虎徹は血に餓えている』
この有名なセリフ、お母様が日本に参りました折にご本人から直接聞いたそうでございます
見るからに強面の豪傑でいらっしゃった局長様ですが、母からの拍手をもらって照れていらっしゃるお姿が妙に可愛かった、と母が述懐しておりました
わたくしも、土産話に母が身振り手振りを交えて再現するのを楽しく見ておりましたわ

だからといって、尊王・討幕の志士を相手に死闘を繰り広げていらっしゃった方のような生き方は、わたくしの採るところでは全くございません
もちろん、今のわたくしは他人様の血を望んでお腹を空かせるような生き方は断固いたしませんわ
そのように面白おかしくわたくしの気持ちをでっち上げられては甚だ不本意でございますし、>>656のように真に受けてしまう方もいらっしゃって迷惑でございます
以後お慎み下さいますよう強くお願いしておきますわ


669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/28(Sat) 18:17
木の影から狼男が覗いています

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/28(Sat) 18:34
僕の手はなぜ氷のように冷たいのだろう…
ああ…そうか…血に浸しすぎたからか…
誰か…僕の手を温めてくれ…
温めるのが嫌なら血を送れ…
生温い血に浸して温めるから…

671 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/29(Sun) 00:05
>>664 (アーチェロお嬢様)

本日も、無事家政婦としてのお仕事を滞りなく終える事が出来ました。
いつも私達を見守って下さり、ありがとうございます。
(お屋敷の神棚に手を合わせる)

そういえば、昼間の猫ちゃんは帰ったのかしら?
野良なのか飼い猫なのかは分からず終いですが、逞しそうな子でしたね。
さてと、私もそろそろお風呂に入って…あら?猫さん?
昼間の猫さんとは違うようですが…。

あら、もしかして、お嬢様?

>はい、姿は違いますがアーチェロでございますよ?
猫さんに化けてみましたわ

まあ…それでわざわざ私の為に?本当に有難うございます。
私も人並みに、小動物には目が無い方でして…。

お嬢様の今の御姿を私が目にするのは、次女さんの行きつけのパン屋さんのお姉さんに抱っこされていた時以来ですね。
ふふっ、如何なる時も主従の関係は弁えているつもりですが、今は遠慮する方がお嬢様に対して失礼というものですね。
さあ、いらっしゃい。私の許へ…。

あらあら、すっかり私の膝がお気に入りの場所になってしまわれましたか?
先程は喉を鳴らしておられましたし、リラックス出来ているようで何よりですね。

うふふ…この毛並みと何よりも愛らしさ…。
あの時のパン屋のお姉さんの御顔を思い出す度に、表情が綻んでしまっていたのですよ。
このように寄り添っていられる事もまた、私達の絆なのですね。

そういえば喋る猫さんと言えば、どうしてもあの変身ヒロインの娘と一緒の黒猫さんを思い出してしまいますね。
ツッコミ役としても優秀で、お二人のやり取りには楽しませて頂きました。(微笑)

私もあんな風に喋ってくれる猫さんが欲しいなって思った事がありますけど、
今それが叶っているのですね。(微笑)

672 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/29(Sun) 01:23
>>667 (アーチェロお嬢様)

お嬢様、紅茶をお淹れしました。
それから、お颯さんのお店のさつま芋でスイートポテトを焼いてみました。
どうぞ、召し上がって下さい。

あらあら、匂いにつられて三姉妹さん達も…。
勿論、三姉妹さん達の分もありますよ。
では、ごゆっくりと…。

(食後に三姉妹さんが退室し、お二人でまた紅茶を頂く事になりました)

>日本で最初にわたくしに懸けてこられたお言葉はこうでございました
もう2年前のことですわね

ふう…。話を聞く限りではありますが、アルカード様はかなりプライドの高い方でおられるようですね。
闇の一族の名家の出身なのですから、ただでさえ太古の昔から対立関係にあった人間に敵意や蔑みの視線を
向けられてきた事は、プライドが許さないのでしょう。

お生まれになった時より人間そのものについてそう教え込まれてきたのか、
対立を続けてきた中でそのような考えに至ってしまったのか、私には存じません。

ですが先程申し上げた通り、何時かアルカード様がお屋敷を訪れた際にはこのお屋敷の唯一の人間として、
お嬢様の従者として恥ずかしくない働きをさせて頂くつもりです。
無論私一人の働き一つで、人間に対する認識を改めてほしい等と思い上がるつもりはありませんが。

ですが…。やはりお嬢様の伴侶となられる方にはお嬢様の考え方や価値観に理解を示して下さる方、
お嬢様の気持ちに寄り添って下さる方が望ましいですね。

アルカード様がお嬢様に恋焦がれる気持ちが理解出来ないわけではありませんが、
歩み寄る事を為さらずご自身の気持ちと価値観にどこまでも一方的なままで、
伴侶となられてご自身が幸せになれるとお思いなのでしょうか…?

それとも正式に伴侶となられた暁には、お嬢様は全てにおいて夫であるご自分に従えとでも仰るつもりなのでしょうか…?

既に失恋を2回経験し、未だに男性とは正式なお付き合いが無い私ですけれど、
お会いした時に果たして異性としてお嬢様の気持ちに寄り添って下さる方かどうかの分別はつくつもりです。

もしその答えが「否」であったとしたら、それでも尚お嬢様の伴侶はご自分であると言い張るのなら…。
私はきっと申し上げるでしょうね。
お嬢様が仰って下さったあの言葉をお借りするならば…。

>>652「わたくしの魂を、その絆の赤い糸で結んだ、代え難いもう一つの魂は、わたくしと一つ屋根の下で暮らしてくださっている、この国で巡り合えた方のもの…
わたくしの今の魂は、その方と繋がる赤い糸以外の別の糸と結ばれる、そのような形にはなっていないと思っております」)

「この国において、アーチェロとお互いの魂を、その絆のアカイイトで結んでいるのは私です。
アーチェロの心に寄り添う術を知らない、知ろうとしない貴方に私とアーチェロのアカイイトを切る事は出来ない。
そして何より、今のアーチェロは私のもの。貴方にアーチェロは渡さない。」と…。

心の底から、申し上げるつもりです…。
きっとその時は私も、湧きあがる想いを抑える事など出来ないでしょうから…。

ふふっ…。今の私が、既に湧きあがる想いを抑えきれなくなっていますね。
最もそうなる前に、アルカード様が美味しい『ぶぶ漬け』の意図を理解して下されば良いのですけどね。

ですが先程の言葉は、私の嘘偽り無い私の本心です。
無論私とて、お嬢様にお近づきになりたいという男性を悉く排斥したい等とは思ってはおりませんよ。
お嬢様がこの国を訪れ、出会った人々とその絆に理解を示して下さらない方であるならば
お嬢様を渡すわけには参りませんから。

673 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/10/29(Sun) 17:31
>>669

あらあらあら、妖狼族の方でございますか?
そちらの木陰でございますか?
一向に気付きませんでしたわ

…もしもし、そこな木陰にいらっしゃる方、宜しければお顔をお見せいただけないでしょうか?
わたくしは、イタリアより参りました吸血姫アーチェロ・カルミーニオと申します
もしや、わたくしのことをお聞き及びになって様子をご覧になりに参ったのでしょうか?
せっかくの機会でございます
少しお話させていただくわけには参りませんか?

…お返事がございませんね
わたくしのことを警戒していらっしゃるのでしょうか?
せっかく久しぶりに妖狼族の方とお会いできるかと思いましたのに、残念でございます

日本でお会いした妖狼族の方と申せば、十六夜月華様…最近はお会いする機会がございませんが、どうしていらっしゃるかしら?

そうですわね、月華様のことをご存じないご近所の方もいらっしゃいましょうから、あのお美しい妖狼族の姫君のプロフィール、ご紹介しておきましょうか
ご登場は、『新館ノ壱』の、278でございました

名前「十六夜月華」
性別「女」
容姿「肩まである長い白髪に紅眼、外見年齢は17歳ほど。
普段は人間とさほど変わらない姿だが、変身した際は銀の毛並みの狼となる。
……ちなみに、“しらが”ではなく“はくはつ”じゃぞ」
服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」
備考「先程も言うた通り、人狼じゃ。小娘に見えるかもしれんが、これでも人間の寿命より遥かに長き時を生きておる。
普段は人間とさほど変わらぬ姿をしておるが、“変身”した際の狼の姿こそが我らの真の姿よ。
ちなみに、身体を部分的に狼化させたりも可能じゃ。満月の夜には問答無用で全身狼化するがのう」

あの方も、魔族と人間との共存を望んでいらっしゃいましたわね
『いずれは我ら妖狼や吸血鬼だけでなく、あらゆる種族の者達が共存する世になるとよいのう。』
『我らの中には、未だに人間を憎悪する者もおるがな……まこと嘆かわしきことよ。
あの者らも、いずれ全ての人間が敵ではないという事を理解できるとよいが……』

先ほど木陰にいらっしゃった方も、もしや月華様の眷族で今も人間を厭っていらっしゃる方かも知れませんね

ですが、月華様は、わたくしや柚葉さんとも親しくしていただいていました
ご一族の方でしたら、月華様よりわたくしたちのことをお聞きになって、わたくしたちのことを見聞にいらっしゃったのかも知れません
それでしたら、これからまた言葉を交わし、我が家へお招きして、互いを知り合う機会もあるかも知れませんわ

今は様子見なのかもしれませんが、そんな機会が訪れることを楽しみにして待ちましょうか…


674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/29(Sun) 18:34
どうぞ、受け取って下さい。お嬢さん方。
ロマネ・コンティの1945年ものです。

つ【ロマネ・コンティ(中身はファンタグレープ)】

675 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/10/29(Sun) 20:07
>>665

ハロウィンのイベントを前にして、浮かれているのですか?
ただ、ご自身の事を言うのなら兎も角お嬢様をそのように例えるのは感心しないですね。

お嬢様は「禁血」なさっていると仰っているでしょう?

有名な台詞ですから元ネタに関しては今更触れるまでも無いですけれど、
お嬢様は争う事自体がお嫌いなのです。
嫌がらせで仰っているのでしたら、早々にお引き取り下さい。

>>669

狼男?要するに人狼族の方でしょうか?
それとも、ハロウィンのイベントのコスプレの方でしょうか?

昔から吸血鬼と人狼族の方は宿敵であったり、仲が悪かったりしますから
お嬢様の気配を察して、警戒しておられるのでしょうか?

御用があるのでしたらお声を掛けて頂いても構いませんが、
こちらから迂闊に近づけば余計に警戒されてしまうかも知れませんね。

ただ、お嬢様の素性は兎も角あまり陰から覗かれるのは少々困りものですね。
下手をすれば、不審者扱いされてしまいますよ?
取り敢えずは、気付かない振りを致しましょう。

>>670

如何なる事情があるのかは分かりかねますが…。
こちらに何かを求めておられるのでしょうか?
一人で呟いているだけでは、私としてもどうすれば良いのか分かりません。

何か過ちを犯したのですか?
何か不安に囚われているのですか?

え…?血を欲しているのですか?
渇望…?それとも狂気…?

いずれにせよ、赤の他人である私ではご希望に添いかねます。
一度病院に行く事をお勧め致しますが、もし指一本でも触れようものなら
護身の手段を行使するまでです。
一応防犯ブザーも持ち合わせておりますし、場合によってはスイッチを押しますよ?

(少し引いて、護身術の構えを取る)

>>674

いえ、当屋敷の使用人として赤の他人から迂闊に物を頂くわけには参りません。
どうかその品は、御自身で召し上がって頂けますか?

それにしても…その瓶ですが一旦開けた痕跡が見られますね。
それに瓶の中身は何やら随分と泡立っているようですが…。

生憎ですけど、他人を糠喜びさせて楽しむような悪質な悪戯に構っている程
私も暇じゃないんです。
早々に、お引き取り下さい。

(追い返した後)

そういえば、ボジョレヌーボーの解禁日も近づいて参りましたね。
商店街の行きつけの酒屋さんで、予約しておきましょう。
それから三姉妹さん達の為に、今年は同時期に収穫された葡萄から作られた
葡萄ジュースを予約しておきましょうか。

それから…。お颯さんのお店の葡萄から自家製のジュースも作ろうかしら?
でも、新鮮な葡萄をジュースにしてしまうのは少々勿体ないし、
お颯さんに怒られてしまうかもしれませんね。

ジュースに使うのは古くなった葡萄の方が望ましいらしいですし、
食材として使うものはスーパー等で購入しましょうか。


676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/30(Mon) 23:48
吸血鬼でもジャイアンの歌を聴いたらヤバいの?

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/01(Wed) 08:59
ボエー

678 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/01(Wed) 22:45
>>670

何処のどなた様でしょうか?
この寒空の下、冷えた体で表を徘徊するのはお体に障りますわ
…なんですか、血を以て我が身を温めたいと仰るのですか?
『送れ』と仰いますと、どなたか血液を調達してくださる方がいらっしゃるのですか?
最近は血液のパックも通販で取り寄せられますから、それをご利用なのかも知れませんね
ですが、万が一にも市井の方から現に流れる熱い血潮を『調達』するよう手配するおつもりでしたら、断じてお控えくださいませ

貴方が望むのは『温もり』なのでしょう?
でしたら、それが血のみを以て得ようというのは早計かもしれませんわ
わたくしとて、日頃人間と交わることでどれほどの温もりをいただいていますことか
貴方様が本当に求めるべきものも其処にあるかも知れないのですよ?

古人曰く
『窮すれば則(すなわ)ち変じ、変ずれば則ち通(つう)ず。』
貴方が血を飲み望む頑なな態度を改めれば、道は開けるかも知れません
そのことを、心の片隅にでも仕舞っておいていただけると嬉
しゅうございますわ

そして、どうか、人前で不用意な言動を取られて我が家の大切なメイドさんを困らせないでくださいませ

そうそう、つい今しがた甘酒を作りましたのよ
甘酒は、『日本のヨーグルト』『飲む点滴』とも申され、とても滋養に富んでいて、しかも体がポカポカと温まるのですわ
一杯振る舞わせていただきますから、元気を出してくださいな


>>671(柚葉さん)

>お嬢様の今の御姿を私が目にするのは、次女さんの行きつけのパン屋さんのお姉さんに抱っこされていた時以来ですね。

うふふふ…、『新館の壱』の、853(パン屋様)、857(わたくし)、866(柚葉さん)で、ございますね…
あの時は、わたくしパン屋さんの絶妙の撫で具合に、すっかりまどろんで眠ってしまいかけたのでしたわ
柚葉さんはそれを偶然目撃されて助けてようとしてくださいましたわね
わたくしもあのことをきっかけに、あのパン屋様でよく焼き立てのパンを買わせていただくようになりましたわ

あれからもう、1年以上経つのですね…
つい先日のことと思っていましたのに、『光陰矢の如し』を実感いたします

>ふふっ、如何なる時も主従の関係は弁えているつもりですが、今は遠慮する方がお嬢様に対して失礼というものですね。
>さあ、いらっしゃい。私の許へ…。

あらあら、柚葉さんのほころんだお顔…
そのお顔が見られるなら、わたくし何時だって猫さんに化けさせていただきますわ
…などと申して、わたくしも柚葉さんのその手で触れていただけるのが嬉しいのですよ

こうして頬で柚葉さんにすりすり…
お膝の上に乗らせていただきますね
ごろごろごろ…
何でしょう、自然に喉が鳴ってしまいます
こみ上げてくるこの情の高まりはなんなのでしょう…?

にゃふ〜、ふみゅ〜
ああ…、温かいお膝の上、優しい手が毛並みを梳いていく、この心地よさ、この安らぎ…
パン屋のお嬢様に撫でられた時以上の、例えようのない夢心地でございます…

はうにゃ〜
…なんだか心がゆるゆると溶けていくようです…
わたくし、このまま戻れなくなりそうですわ…

>そういえば喋る猫さんと言えば、どうしてもあの変身ヒロインの娘と一緒の黒猫さんを思い出してしまいますね。

ふにゃ?
…ああ、し、失礼しました
思わずお膝の上で眠ってしまいそうでした
あのアニメはわたくしも当時故郷の城館で見入っておりました
普段は元気いっぱいの女子学生、いざとなると悪を討つ正義のヒロイン
今までにない新たな少女アニメの世界が始まった、という感覚に、心が熱くなったのを覚えております

そのヒロインにいつも寄り添っている黒猫さんでしたわね
二人の掛け合いは楽しくて、でも非業の最期であった前世以来の相棒という、ある種運命的な繋がりに心惹かれるものがございました

わたくしに『転生』という運命があるかどうかは分かりません
ですが、少なくとも今生に於いてはこうして最高の絆を繋がせていただいたことの幸せ、今また噛みしめています…


679 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/02(Thu) 00:14
>>676

歌の感想で、確か核兵器と同列に例えていたものがあったような…。(汗)
だとしたら、誰であろうと無事では済まないでしょうね。
それにしても、誉めないと怒ったり殴ったりする歌手なんて聞いた事ありませんね。(呆れ)

妹さんは頑張り屋で、例え自分の漫画がつまらないと言われて落ち込んだりしても
挫けずにまた頑張ろうという姿勢を見せていますから、少しは見習ってほしいものです。

680 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/03(Fri) 17:59
>>672(柚葉さん)

スイートポテトですか、黄金色の愛らしいケーキになっていますのね
ん…、ん〜、なんて…美味
最初の一口でさっくりと焼きあがった歯ごたえが心地よく、表面に塗られた卵黄の薫りが仄かに広がり、さらなる一噛みで、中からふんわりと立ち昇る温かな甘味
滑らかに蕩かされたお芋のふくよかな味がたちまちに口中に広がったかと思うと、さらに鼻腔をくすぐってまいります
舌の上で奏でられる味の秋祭りに、身も心もぽかぽかと温かいです…

ふふっ、三姉妹も美味しさをしっかり噛みしめているのが、上気して朱に染まった頬から伝わってきますわ
レイナさーん、貴女もちょっとお仕事の手を止めてお出でなさしませ

はああ…、甘い甘いスイートポテトの後に、すっきりとしたお茶の味わいがまた心地良いですね…

>ふう…。話を聞く限りではありますが、アルカード様はかなりプライドの高い方でおられるようですね。
柚葉さんがお考えをまとめられるときの、思慮深い表情…
何時もわたくしのことを気遣ってくださるのがよく分かって、とても有難く思うと共になんだか申し訳なくなってしまいますわ
…そうですわね、アルカード殿下は名家中の名家の嫡子として、その矜持、そして我ら眷属の命運を負う者としての自負を胸に生きてこられた方かと存じます
恐らく実際に前線にあって、視界を染める紅の鮮血をその身に浴びることもあったのでしょう
だからと申して、その敵意や蔑みに囚われたまま、わたくしの大切な方々見るのならば、わたくしは手を携えるわけには、断じて参りません

>ですが先程申し上げた通り、何時かアルカード様がお屋敷を訪れた際にはこのお屋敷の唯一の人間として、
>お嬢様の従者として恥ずかしくない働きをさせて頂くつもりです。
…本当に申し訳ありません
柚葉さんにそんな思いをさせてまで、おもてなしを願うだなんて
その様な時がまいりましたら、わたくしも必ず常に傍にあって、彼の方より無礼の振舞いなきよう、『主』としての責を全力を以て全うできるよう努めますわ

>「この国において、アーチェロとお互いの魂を、その絆のアカイイトで結んでいるのは私です。
>アーチェロの心に寄り添う術を知らない、知ろうとしない貴方に私とアーチェロのアカイイトを切る事は出来ない。
>そして何より、今のアーチェロは私のもの。貴方にアーチェロは渡さない。」と…。
ああっ、柚葉さん、柚葉さん、柚葉さん、柚葉……
そのようにわたくしの胸を、こみ上げる歓喜の念でいっぱいにしてしまわれて、ずるいです、不意打ちです
こうして、貴女を抱きしめてしまうわたくしのこの情のほとばしりをどうすれば宜しいのですか!?
いえ、分かってはおります、
わたくしが我慢が利かない我儘娘なだけだと、
柚葉さんの強くお優しいお心に、矢も楯もたまらず激情だけで動いてしまうこの身の思慮の無さを…
ああ、でも、今だけは、その言葉への嬉しさに身を浸すことをお許しくださいませ…
このまま、暫くの間…

…すみません、取り乱してしまいまして
わたくし、少し言葉を補わなくてはなりませんわ
あの後、わたくしが
『手を伸ばせば掴めるやも知れぬ絆があるとするなら、わたくしはそれに手の内に収め育んでみたい』
『わたくし今はどなたとも結婚するつもりはない』
そう申しますと、殿下がこう仰いました
『・・・決意は変わらないか…ふう、相変わらず頑固な事だ。
まあいいさ、僕は何よりもきみのそうしたところを魅力に感じているのだから…
ならば、姫の気の済むまで人間社会を遊学するといい。
妻の意志を最大限尊重するのも夫としての甲斐性というものだからね。
ああ無論、婚姻の件に関しても何ら気負う必要はないよ。こうした事は互いの気持ちが何より重要だからね。
幸いにして我ら闇の血族の寿命は長大にして壮健…愛しの君が待てと言うのであればいくらでも待とう。
何か必要な事があれば何用であろうと何時なりと言ってくれたまえ。夫婦の間に遠慮は無用さ。
妻に不自由な思いをさせているとあれば夫としての沽券に係わる…もしも邪魔者が現れたとあれば即座に排してくれよう。
ではまた近いうちに顔を見に来るとしよう。私の配下の魔物たちにもこの街には近づかぬよう厳命しておくとも。
それではこれからも息災であってくれよ?愛しのアーチェロ姫…』

…というわけでございます
あの方がわたくしを『妻』と独り決めなさるのは、本当に困ったものですが、わたくしの気持ちを無視したり、すぐに婚姻を結ぼうなどとはお考えではないのですよ
ですから、どうか、柚葉さんは御安心なさってくださいませ


681 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/04(Sat) 08:31
>>674
>>675(柚葉さん)

あらあら、これはこれは…
わたくし、もしかして試されているのでしょうか?
そのボトルの中でゆらゆらする紫紺の液体が、ロマネ・コンティであると思って歓ぶとでも?
その中身からは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティが丹精込めて創り出す、あの芳醇なる液体の『精気』が露ほども感じられません

そう、ワインは生きているのです
良き葡萄の命を小さき者らが摂り込んで、その働きがあのいとも玄妙なる味わいを生み、輝く命の煌きをそのままにわたくしたちの舌に届けてくれるものでございます
その煌きを感じさせないものに、どうしてわたくしがたばかられたりいたしましょう
井上ひさし先生の、『いとしのブリジット・ボルドー』ではあるまいし、わたくしそのように銘柄のみに依って惑わされる俗物と思われてははなはだ不本意でございます

貴方様は軽い冗談のおつもりで為さったのかも知れませんが、銘品を騙って偽物を人にもたらそうとする詐術は、時に信用を損ない、争闘の憂き目をもたらすこともございますわ
殷鑑遠からず、いえ、人の世に在ってはもはや昔のことでしょうか、
欧州の小国グランド・フェンウィック大公国の特産ワインの模造品を、米国の酒造業者が作ったがために、両国の争議が惹起される、そんな話もございましたわ
日本でも発行されました『小鼠 ニューヨークを侵略』でその経緯が詳しく描かれておりました
この著書は評判を呼んで、映画化もされたと伺っております

はあ…、せめて貴方様のそのご冗談、実際の中身がイタリアの今年のヴィーノ・ノヴェッロでしたら、むしろ故郷の味にわたくし大いに悦べましたのに…

念のため申し上げますが、わたくし別にファンタを軽んじる気はございませんのよ?
ファンタもまた、それなりに長い歴史を有する清涼飲料水の人気商品
わたくしも、盛夏の候にはその味わい、楽しませていただいたこともございますから
なればこそ、貴方様の悪戯の材料にされては可哀想ですわ
どうか、お引き取りいただいて、それは貴方様ご自身でお楽しみくださいませ

…まったく、ワインを悪戯に使うだなんて
文化の日はかつての天長節…、わたくし明治神宮に参詣してまいりましたが
驚いたことには参道にロマネ・コンティをはじめブルゴーニュ地方の銘品のワイン樽が並べられておりましたわ
明治天皇がワインを愛飲されていたそうで、各生産者から献納されたものだそうでございます
明治大帝が、わたくしと同じ銘柄を愛飲されていたなんて、なんだか嬉しゅうございました
それを偽計に利用するなんて、わたくしちょっとご機嫌斜めですわ

柚葉さん、ボジョレヌーボーをご予約くださるのですか?
まあまあ、それは楽しみでございます
わたくしも、せっかくですから今年のヴィーノ・ノヴェッロを買い求めるといたしましょう
二つの初物、どんな味わいを堪能できるでしょうか…

お颯さまの目利きの葡萄でジュース、それも美味しそうですね…あら、古くなった葡萄の方が宜しいのですか?
では、お颯さまの葡萄はそのままでいただきましょうか
そして、また秋の夜長を柚葉さんとご一緒に、グラスを傾けながら過ごす…
ふふっ、ステキな夜を過ごせそうですわ


682 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/04(Sat) 09:17
>>676

わたくしたちは、長きに渡り人間と関わりを持って生きてまいりました
ゆえに、感性に於きましても人に自らを近づけ、人と同様に音楽を鑑賞し、あるいは奏でることを良き生活の一部としてまいったのでございます

ジャイアンなる方の途方もない声質についてはかねてより仄聞しておりますゆえ、直接に耳にしましたら少なからぬ衝撃を受けるかもしれませんね
ただ、それも人間の退魔師の詠唱に比べてどちらがより難物か、ちょっと判断しかねますわね

実際、ヴァチカンで純粋培養された才能に富む少年少女の退魔詠唱の中には、聴かされると数日にわたってうなされるほどのものもあるのですよ

ジャイアン様が退魔詠唱を出来たとしたら、最強かもしれませんね
あの方がヴァチカンにスカウトされて退魔師にならないと宜しいのですけれど


>>677

あら…?遠くからトロンボーンの音色が聞こえてまいりますね
どなたかが近所で練習していらっしゃるのかしら?
良い響きですこと

わたくしの学校でも、吹奏楽部の練習の音が良く聞こえてまいりますが、青空に響くあのトロンボーンの吹奏はとても爽やかでございますね
この間は、『ようこそジャパリパーク』を聴きましたわ
雄大なサバンナが目に浮かぶような、素敵な音色でございました…
ネットでも同じ曲の演奏がアップされていますところを見ると、人気の楽曲なのでございましょう


683 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/04(Sat) 09:21
言い忘れておりましたが、>>677様に於かれましてはsage進行でお願いいたします
これは、>>1にてお願いしていることですので、今後はお気をつけください




684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/04(Sat) 14:17
じ〜…。ハッハッハッハッ♪
(あそんであそんで)

アーチェロの化けた猫に、キャバリアの仔犬が寄ってきました。


685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/04(Sat) 15:15
吸血鬼は歳を取らないでしょ?
10代で吸血鬼になったら永遠の美を手に入れられて幸せだろうけど、40過ぎてから吸血鬼になった女性はつらいだろうね

686 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/04(Sat) 17:19
>>684

あらあらあら…
そんなにじゃれつかれたら、くすぐったいですわ
きゃ、子犬さんは遠慮がないったら…、そんなに乗っからないで、
重い、重いですったら!

この前、柚葉さんに撫で撫でしていただいて以来、猫になるのが一層楽しくなってしまいましたが、好事魔多しですわね

でも、これと同じキャバリアと猫さんの戯れる動画が、有名動画サイトに上がっていましたわね
猫さんもまだまだ子犬さんには負けていませんでした
わたくしも、頑張らなければ…って、元々わたくしの膂力は人間の数層倍ありましたわ
いきなりの抱きつき攻撃に、うっかり忘れるところでした

これ!大人しくなさい!
お姉さんの言うことを聞くのです、わんぱくなお嬢ちゃん!
そうそう、いい子にしていればお姉さんが遊んであげますよ

…ふう、じゃれあって、追いかけっこをして、飼い主さんの投げるボールを二匹で追いかけて
子犬さんも遊び疲れたようですわね
ちょうど母犬さんが来てくれました
はい、お子様をお返ししますわね

ふう…、「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と慕ったくれるのは良いのですけれど、こちらも疲れてしまいましたわ

でも、あの子もわたくしよりずっとずっと早く成長し老成してしまうのですね…
お母さんに咥えられて去っていく子犬さん…
今のその命の輝きを大事にして、元気に過ごしてくださいませ…


>>685

いえ、まったく歳を取らないというわけではございませんよ?
確かに人間に比べて遥かに長寿で、外見の変化も緩慢です
わたくしの母も、それと知らない人間から見れば、恐らく姉と見まごう若々しさでございます
最近の日本のアニメの中には、とても思春期に達する子供がいるとは思えないほど若々しくてスタイルも良い母親がよく出てくると聞きますが、わたくしの母もそんな感じでしょうか

ですが、わたくしのような生まれながらの吸血鬼は、もちろん生まれた時は赤ちゃんで、それが数百年を経てこの姿となりましたわ

ただ仰るように、中途より人間から吸血鬼になった者にとりましては、その時点での体質が長きに渡って続きますから、それを苦にする者のおりますわね

逆の場合もありますわね
わたくしが母娘ともども吸血鬼にしてしまった、城館のメイドさんの母親の方は、まだ若々しいのですが、それがかえって自分が人間でなくなったことを実感させるようで、最初の内は辛そうでしたわ
わたくしの未熟故に申し訳ないことをしてしまいました…

そうした苦悩の具体例につきましては、『となりの吸血鬼さん』におけるソフィー様の証言がございますわね
第1巻に載っておりましたわ


687 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/05(Sun) 00:08
>>684
>>686 アーチェロお嬢様

お嬢様〜。お嬢様〜。
おかしいですね?何処に行ってしまわれたのかしら?
お電話してみましたけど、電波が通じないので地下室を探してみたのですが、
そちらには居られないようですし…。

ならば、いよいよこれの出番ですね…。
(首に下げた『朱珠』の入った袋を握り締める)

お嬢様と私だけの、魂と絆の証…。
何処にいようと、私とお嬢様は繋がっているのです。
あら…?ふふっ…。今はさしずめ『猫の鈴』の役割なのかしら?

お仕事は一段落致しましたし、一度様子を見に参りましょう。

あらら…。公園で可愛らしいキャバリアに懐かれていらっしゃいますね。
キャバリアと猫さんが仲良しの動画は、私も実は知っているのですよ。
それにしてもキャバリアは、猫さんの御耳が好きなのかしら?
ふふっ…。猫さんと犬さんの仲良しの光景は、何時見ても心が和みますね。(微笑)

(暫くベンチの上で読書をしながら、様子を見守りました。)

どうやらお戯れも、一段落したようですね。
こんな所にいたのね。さあ、お屋敷に帰りますよ。

今日はお宅のワンちゃんがお嬢様…、いえ、当屋敷の猫さんと仲良くして下さり有難うございました。
それにしても、随分と猫さんと仲が宜しいのですね。
キャバリアは猫や他の犬とも仲が宜しいと聞いた事がありますけど、本当ですね。
周りの見ている人達も、随分と仲良しの光景に癒されていたようで、何よりです。

(帰りはアーチェロの猫を抱っこしながら)

あらら…猫にとっては大事な御耳が…。
キャバリアにとっては、猫のピンとたった御耳が珍しいのかもしれませんね。
そういえば、あのキャバリアも雌だったのですか?
お嬢様から感じる気配は、何だか同性の御友達と過ごしているような雰囲気でしたから。

さあ、沢山遊んでお疲れになったでしょう?
今日は、私がシャンプーで洗って差し上げますね。
ふふっ…。お屋敷の檜風呂や温泉でお嬢様とゆっくり語らう事は何度もありましたが、
このような形になるのは初めてですね。

猫の御姿の時でも…本来の御姿の時でも…。
誠心誠意、ご奉仕させて頂きますね。(微笑)

688 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/05(Sun) 11:00
>>687(柚葉さん)

…さて、休日とは申せ、はしゃぎ過ぎてしまいましたかしら
そろそろ屋敷に戻って休ませていただきましょう
…あらら、公園で遊んでいる他の犬さんたちがこちらを見ています
いえいえ、これ以上はわたくしもお相手は厳しいですわ!
ああ、そんな期待に満ちた目で見ないでくださいまし

…あら?わたくしの『朱珠』が温もりを帯びていますわ
これは…

>どうやらお戯れも、一段落したようですね。
>こんな所にいたのね。さあ、お屋敷に帰りますよ。

あらあらまあまあ、柚葉さんが来てくださったのですね
良かった…、助かりましたわ
犬さんであっても、小さな子から遊びをせがまれると断るのは辛いですから
故郷の弟妹たちを思い出してしまっていけません

>周りの見ている人達も、随分と仲良しの光景に癒されていたようで、何よりです。

ふふっ、左様ですわね
休日に皆さんがここにいらして、日頃の疲れを癒していらっしゃるのです
そのお手伝いを出来ましたこと、嬉しゅうございますわ

最近評判のアニメ主題歌の歌詞に、
『けものは居ても、のけものは居ない』
とありましたが、ペットも一緒に和んでいるあの光景は正にそんな感じでしょうか

いつの日にか、わたくしや眷属の者もそれに交ざって、
『魔物は居ても、邪魔者は居ない』
となれたら、どんなにか素敵でしょう…

闇に紛れて他人様を恐怖に陥れる、そんなことを嗜む同族の痴れ者に、この悦びを知ってもらいたいものでございます

>あらら…猫にとっては大事な御耳が…。
>キャバリアにとっては、猫のピンとたった御耳が珍しいのかもしれませんね。

ええ、あの子ったら随分とこの耳をはむはむとしてくれて…、
やめさせようとくんずほぐれつ、ついついやんちゃな妹を叱る気分で押さえ込んでしまいました
動画サイトで同じ目に遭っていた猫さんの気持ちが分かったでしょうか…

>そういえば、あのキャバリアも雌だったのですか?
>お嬢様から感じる気配は、何だか同性の御友達と過ごしているような雰囲気でしたから。

はい、女の子でございましたね
お転婆ながら、抱きついて来たりお顔を舐めたりと、親愛の情を体全体で示してくれるあの甘えん坊ぶりは、本当に妹のようでした
ちょっとわたくしの『魔気』で以て、人間の姿に変えて遊んでみたくなりました
飼い主さんがびっくりしてしまうので自制しましたけれど

>さあ、沢山遊んでお疲れになったでしょう?
>今日は、私がシャンプーで洗って差し上げますね。

もしかして、この姿のままお世話してくださるのですか?
柚葉さん、なんだかとっても嬉しそう
柚葉さんも猫さんがお好きなのですね
メイドさんと言うご職業、仕える家庭によってはペットのお世話を仰せつかることもございますでしょうね
ふふふ、その練習にもなれば嬉しいですわ

…柚葉さんの優しい手で抱きしめられて家路につく…
この手で抱かれることの安らぎは例えようもございません
本日も誠に良き日でございます


689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/05(Sun) 18:59
ゴリラを飼ってみませんか?

690 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/05(Sun) 21:13
>>689

貴方様…、わたくしが人外の者ゆえ、人間界の法を順守する気のない無頼の徒とお考えですか?
ゴリラは、ワシントン条約に於いて絶滅の危険性のある生き物として、商業的な輸出入も一般家庭での飼育も禁止されておりますわ

異国に参ってその地に受け入れていただくのに法を守るのは当然のこと
それを守らぬなどと言う愚行ができるわけがないではありませんか

ましてやわたくしは魔族でございます
ほんの些細なことからも、人々の疑念を買い排斥される、そのような累卵の危うき立場にあることをゆめゆめ忘れるものではございません
そして、わたくしが人々の信を失えば、わたくしに寄り添っていてくれる家族をも裏切ることになります
わたくしにその様な真似が出来る者と思われるのは甚だ不本意でございます

早々にお引き取り下さいませ
今後も斯様な勧誘を為さるようでしたら、法を順守する意思を闡明にするためにも、交番の婦警様に通報させていただきますので、お忘れなきようお願いいたします


691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/06(Mon) 10:34
何か一句詠んで

692 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/06(Mon) 23:15
そぞろ寒 日向の猫に 手が伸びて

小春日や 射す日に映える 子らの笑み

わが蝙蝠(とも)の 影を落として 月冴ゆる


…申し訳ございません
不調法な句ばかりで、恥ずかしゅうございます
他人様の句は読んでいても、自分で作るのは難しいですね

せっかくですから、貴方様の句も伺ってみたいですわ

693 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/06(Mon) 23:18
申し訳ありません
アンカーを忘れておりました
>>692は、>>691様へのお返事でございます



694 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/06(Mon) 23:25
それから、句を一部以下のように直させていただきます

小春日や 射す陽光(ひ)に映える 子らの笑み


『不調法』と申しておきながら、あきらめの悪いわたくしでございます…



695 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/07(Tue) 00:05
>>689

元々実現不可能で、大多数の女性が賛同する筈も無さそうな提案を
何の脈絡も無く唐突に振ってくるとは、あなた余程お暇でいらっしゃるのね。(微笑)

そういえば私、故郷の実家では父譲りの長身と壮健な身体を生かしてよく薪割りをしていたんですけど、
その様子を見ていた近所の男の子から

「すげえ、ゴリラみたい」

と言われた事がありますね。
最もその男の子は、一緒にいた女の子に

「女の人に向かって何て失礼な事言うのよっ!」

と、凄く怒られてましたけど。(苦笑)

>>691

『紅葉舞う 家路急ぐは 友の為』

…今宵も、美味しい夕餉を準備致します。
待っていて下さいね、お嬢様…。

『アキアカネ 目にして浮かぶ 母の笑み』

秋が近付くと、、故郷では母と一緒に買い物をして歩きながら
空を舞うアキアカネの姿を見て季節の移り変わりを感じたものですね…。
お母さん、元気にしてるかな…。

696 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/07(Tue) 21:15
>>685
ごめんなさい、一つだけ返信を忘れていました。

お嬢様が『となりの吸血鬼さん』について触れられておりますが、
そこでは吸血鬼になってしまった長女の女の子が家族全員を吸血鬼にしてしまったというエピソードがあるんです。
お父さんとお母さんは、「出来ればもう少し若いうちになりたかった」と言っており、
妹さんは「私は胸がもう少し成長してから…」とずっと嘆いておられるとか…。(汗)

または、ヴァンパイアハンターの女の子の曾祖父は御老体となってから吸血鬼にされてしまい、
ずっと大変な思いをされているとか…。

あくまでも「吸血鬼になったしまった」事態を想定するのであれば、
10代の後半が望ましいかもしれませんね。

…ですが、『となりの吸血鬼さん』ことソフィーちゃんも、お嬢様も、吸血鬼になってしまう事はそれまでの人生があまりにも大きく変わってしまう事をよく知っておられます。
日の光、食べ物、それに伴う一変した生活…。
今まで当たり前のように思っていたものの恩恵を受けられなくなり、人が水無しでは生きられないように
血を摂取しなければ途轍もない渇きに襲われるそうです。

飢えは兎も角、渇きは絶対に耐えられるものではありません。
ですから吸血鬼になる事は「永遠の美」などという安直なものでは決してないのですよ。
第一、市井の者が血液など容易く手に入れられるものではないし、本当に購入しようと思えば
経済的な負担は途轍もなく大きいそうですよ?

…私も同じ女性である以上、出来る事なら何時までも若くありたいという気持ちはあるし、その気持ちも分かります。
一応、それなりに努力している身ですから。
ですが、「容姿が変わらない」という一側面のみに囚われて、吸血鬼の在り方を「永遠の美」などとは
くれぐれも勘違いなさらぬよう…。


697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/08(Wed) 00:02
最近のトレンドの髪型はぱっつん前髪みたいです
みなさんもぱっつん前髪にしてみてはどうですか?


698 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/08(Wed) 22:57
>>695(柚葉さん)

>『紅葉舞う 家路急ぐは 友の為』
>…今宵も、美味しい夕餉を準備致します。
>待っていて下さいね、お嬢様…。

あらあら、嬉しい句でございます
柚葉さんは、お買い物帰りはいつも足取りも軽くて表情が活き活きと明るくていらっしゃいます
それは今詠まれた句のような想いでいてくださるが故なのですか…
そう思いますと、毎日夕餉をいただくたびにわたくしの心に何か切ないほどに嬉しさがこみ上げてくるのも当然でございますわ
そして、舌鼓を打つわたくしを見ていてくださるあの優しい笑み…
この身が禁血の渇きを全く覚えずに日々心豊かでいられるのも、貴女の笑みと心遣いゆえなのかも知れませんわ
本当にいつもいつも、有難うございます、柚葉さん…

嬉しくて、わたくしもまた一句浮かんでまいりました

『亥の子餅 侍女(とも)と分けんと 急(せ)く家路』

先日商店街の和菓子屋さんで買ってから、季節限定のあのお菓子にはまってしまったわたくしでございます


>>697

ぱっつん前髪でございますか
なるほど、学校のお友達にも彼の髪形を美しく整えていらっしゃる方が幾人もいらっしゃいますわね
さて、わたくしにも似合うのでしょうか?
ちょっと参考までに『ぱっつん前髪 銀髪』で画像を検索してみました
なるほど、皆様美しくていらっしゃいますわ
今は斜め前髪ですが、わたくしも試してみたくなりますね、『ぱっつん前髪』を…

ですが、伸ばした斜め前髪を髪留めで留める、そのためにいろいろな髪留め、櫛を髪に差すのを楽しみにしているのでございます
う〜ん…、今しばらく考えたいですわ
『トレンド』だから、と飛びつくというのも少し考えものですし

…むかし、フランスでマリー・アントワネット様を初めベルサイユ宮殿の貴婦人の方々が、様々な豪奢な髪形をなさっていましたわ
髪を高く結って、ジュエリーを飾ったりするのみならず、果物やら薔薇を刺した花瓶やら、挙句は生きた鳥を入れた鳥籠やら…
それを聞いたお母様ったら、面白がって、ええ全く諧謔の故に、わたくしにそんな髪形をさせようとしたりしましたの
もちろん、そんな動きにくい髪形はきっぱりお断りしましたわ

もちろん、貴方様のお奨めがそんなおふざけに発するものではないのは承知しておりますけれど、
髪形を変えるのは今少し考えさせてくださいませ


699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/09(Thu) 08:02
(公園でアーチェロ猫達を見守るゴールデンレトリバー)

猫さん達は元気じゃのう。
だが、そろそろ日が落ちて寒くなる時間じゃ。
遊び疲れた身体に、少し寒さは堪えるかのう。

よしよし、猫さん達私の毛皮で暖まってから帰りなさい。
君は新顔のようじゃが、随分と別嬪さんじゃのう。
なに、遠慮することはないよ。
うちの子猫は、私の首の下に入ってしょっちゅう甘えてくるから慣れっこじゃよ。

では、私も主と一緒に帰るとしよう。
猫さん達、また遊びにおいで。

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/11/09(Thu) 11:06
故郷では、黒豹とか傍らにお仕えしてませんでしたか?
使い魔兼ボディーガードとして。
異国のお姫様ってそういう雰囲気が。

701 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/11(Sat) 00:08
>>697

そうですね…。
私も後ろ髪はあまり切らないので、基本的に美容院では前髪を中心に整えて頂くのですが、
前髪を少し変えてみるというのは良いかも知れませんね。

あれからネットや雑誌などで、色々と調べてみました。
ですが、やはり自分で決めるには少々自信がありませんので次回美容院に行った際には
美容師さんのアドバイスを頂く事に致します。

御仕事柄、ポニーテールにする事が多いのでそちらと合う組み合わせを検討してみますね。
ふふっ、少しでも髪型を変えたらどのような雰囲気になるのか今から楽しみです…。

>>699

あら?公園から、お嬢様の気配が…。
うふふ、お嬢様、猫さんの姿のお友達が増えたようですね。
あ…あのレトリバーさんと飼い主の方は…。

飼い主さんとは教会の行事でお会いした事もありますし、あのレトリバーさんと一緒にお散歩されている最中にすれ違って
ご挨拶を交わした事もありますね。

あのレトリバーさんも人間の年齢に換算すれば既に年配であられるそうですが、
それだけに落ち着きと優しさに溢れていらっしゃいますね。

猫さん達を見守る風景は、まるでお孫さんを優しく見守るお爺様のようです。
あら?猫さん達がレトリバーさんにすりすりと…。
やはり、レトリバーさんの毛皮は温かいのでしょうね。
しかも全く動じないとは、凄いです。

こんにちは、お久しぶりです。
また機会があれば、教会へいらして下さいね。
成程、そうなんですか。お家ではしょっちゅう子猫さんに甘えられているのですね。
優しさと落ち着きに溢れた姿には、私も本当に気持ちが和みます。(微笑)

あら?お嬢様は少し遠慮なさっているようですね。
ですが…ああして見つめ合っているご様子からはきっと優しい会話をしておられるのでしょう。
言葉は聞こえずとも、お互いの目を見れば分かりますよ。(微笑)

うふふ…お嬢様…。
レトリバーさんの毛皮の温かさと、それ以上の温かい御心に触れて身体は温まりましたか?
ではお嬢様、帰りは私が抱っこして差し上げます。
…今日は、良いものを見せて頂きました。(微笑)

702 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/11(Sat) 10:33
>>699
>>701(柚葉さん)

あらあら、なんてお優しい瞳の方でしょう
他の犬さん、猫さんたちがあんなに安堵した様子で周りに集まって、ふわりと温か気なむく毛に身を寄せています
木枯らし舞う今日この頃、恰好の身の寄せ場であろうことは分かりますが、それだけではございませんね
あの身より溢れる温情の温もりこそ、みんなを惹きつけるのでしょう

斯く申すわたくしも、元の姿でも思わず傍へ寄ってギュッと抱きしめたくなりますのは必定…
ましてや、猫に変化した今はそのもふもふの中にうずくまりたくてなりません
ですが、先ほどまで子猫さん、子犬さんたちのお姉さんをしておりましたわたくしとしては、少し恥ずかしゅうございますわ
今は、こうしてもふもふにうずまった皆さんを見て和ませてもらいましょう

お優しい表情のレトリバーさん…
なんだか、わたくしのお爺様を思い出してしまいますわ
その齢の差、数千年にもなりますのに不思議なものでございます
あらあら、別嬪さんだなんて、お上手ですこと

周りの人間の方々もとても和んだ表情でこちらを見てらっしゃいます
この光景を在らしめた貴方様のご犬徳の賜物でしょうね
…『主(ぬし)』という言葉が浮かんでまいります
有名な人間の妖怪漫画家様が仰った『主』
支配者ではなく、日本の自然に古くより溶け込んで数多ある生きとし生けるの者らを見守っている存在のことをそう申すそうですわね
貴方様には、その方々へと繋がる高き御心を感じますわ
もしかしたら長らくの命の旅の先に、そんな存在となる将来もあり得るかもと感じてしまうのですよ

あら、柚葉さん、迎えに来てくださったのですか

…そうですか、この方とは教会で良くお会いするのですね
柚葉さんからもこうして親しく丁寧な言葉を掛けられるのも、この方の良きお犬柄を感じられてのことでしょう

ですが、この方のご主人が教会に帰依していらっしゃるのだとしましたら、この方も天にましますといわれる彼の方の祝福を受けておられるのかも知れませんわね
それでは日本の『主』の道を歩まれることは難しいのかも知れません
でも、どちらであれこの方はきっと皆との交情のうちに良き生を送られることでしょう…

では、わたくしはこれにて柚葉さんと失礼させていただきます
ごきげんよう、また、こちらでお会いいたしましょう


703 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2017/11/11(Sat) 11:26
>>700

異国の姫には黒豹が似合う…、でございますか?
そのような雰囲気をわたくし纏っておりますのか、どうかよく分かりかねるのですが、そういうイメージがある、ということですわね
銀髪で紫紺のドレスのわたくしと黒豹耳のメイドさん、という組み合わせで、お母様が画家を呼んで描かせそうですわ

我が家は吸血鬼の一門ではございますが、仕えてくださっている使用人の中には、それ以外の魔族も幾分かは様々の来歴により雇われておりますわね
魔族間の相互理解のためにそれぞれの魔族の若い世代の者が出仕している、というのは権門の一族同士ではさほど珍しいことではございませんから
それから、あまり申したくないことながら、対立する魔族同士が均衡を保つため『質』を交換する、ということも…、過去にはありましたでしょうか、そういえば

貴方様が仰る妖豹族の一族の者も我が家にはおりますわね
妖豹族、妖狼族、火竜族…、そういった魔族出身の者は戦闘に長けた資質に恵まれております
もっとも、我が家としてもなるべく当人の希望や適性に応じた仕事を与えておりますわ

妖豹族のメイドさんは確かにわたくしの護衛役にも就いていただいたことがありましたね
ただ、正式の担当というよりも、放蕩娘のわたくしを追尾して確保する、という仕事が主でしたが
それに護衛役としては、今いてくださっているレイナさん − 本性はヒューマノイドタイプの大型吸血蝙蝠です − がそのポジションを断然我が事とされて他者に譲りませんでしたから、彼女ほど長く続いた例はなかったと記憶しております

使い魔としては、今のコウモリ三姉妹の他に妖猫族、妖蝟(イ ハリネズミのことです)族の者が仕えていてくれたこともありましたわね


704 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2017/11/12(Sun) 11:40
>>700
>>703 (アーチェロお嬢様)

じいー………。(お嬢様を見つめてます)

>銀髪で紫紺のドレスのわたくしと黒豹耳のメイドさん、という組み合わせで、お母様が画家を呼んで描かせそうですわ

成程…。漆黒、またはお嬢様の仰る紫紺のドレスを纏ったお嬢様の傍らに静かに佇む黒豹さん…。
何とも絵になる光景ではありませんか。
お嬢様のお母様が絵に残したくなるだろうというお気持ち、私には分かりますよ。(微笑)

その時には、お嬢様は帽子を被っておられて黒豹さんの頭に優しく手を置いている光景であれば
更に魅力的に…あら?
お嬢様、ジト目で「…何となくお母様に発想が似てきていませんか?」と訴えておりますね。(汗)

時折お嬢様に頭を優しく撫でられ、親愛の情を示して頂いている平時の時はまるで子猫のように大人しくとも、
いざお嬢様に危険が迫れば、その身を呈し又はその爪と牙を振るってお嬢様を守る…。

市井の者では容易にお傍に置く事が出来ないような動物を
その立場故にお傍に置く事が出来る…。

あなたが「お姫様ってそういう雰囲気」と仰るのも、私には感覚として理解出来ますよ。

>魔族間の相互理解のためにそれぞれの魔族の若い世代の者が出仕している、というのは権門の一族同士ではさほど珍しいことではございませんから
それから、あまり申したくないことながら、対立する魔族同士が均衡を保つため『質』を交換する、ということも…、過去にはありましたでしょうか、そういえば

成程…。戦国の世で言う同盟関係を結ぶ為の婚姻と似たようなものと言えるのでしょうか…。
ただ、人間同士と違い種族そのものが違うのですし、婚姻というわけにはいかないのでしょうね。

「養子」というのも他種族の方が形式上でも一族の一員になってしまうのは
本来の種族上の特性、価値観の違い等で均衡を崩しかねない要因や一族内の争いに繋がる危険性等も考えて
やはり無理がお有りなのでしょう。

ならばあくまでも一族の長兄、長姉以外の方が「出仕」する立場として送り込まれる形の方が
種族同士の均衡と平穏を保つ上では一番良いという事になるのでしょうね。

ただ、「出仕」と一言で申しましても、レイナさんのように吸血鬼の方々に一番立場が近い種族の方であれば兎も角、
他種族の方でお仕えする立場の方は出仕する者としての技量のみならず、
他種族の方々の価値観、習慣、習性等について大いに理解し、学んでいる高い教養の持ち主でなければ
きっと勤まらないでしょうね。

ある意味一族の当主になられる方以上に厳しい修練を積み、尚且つ違う形ではありながらも一族を代表する立場に居られるのでしょう。
『魔族同士の均衡を保つ』…。
限りなく重い立場に置かれている事を自覚しながら今日も出仕されているのでしょうね…。

まあ、妖蝟族という方も居られるのですか。
実は小さい頃、動物園でヤマアラシを見て「あ!ハリネズミさんだ!」と思わず叫んだら母が、

「あら、ヤマアラシさんとハリネズミさんは違った生き物なのよ?
帰ったら、一度図鑑で調べてみると良いわ。」

と言われた思い出がありますね。
それをきっかけに、ハリネズミとヤマアラシの違い、またはチーター、豹、ジャガーの違いなど
同じイメージをもたれがちでも実は違う動物について調べるのがちょっとした楽しみになったんです。

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