掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【星のカービィデデデでプププなものがたり】復活の「D」

1 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2021/04/09(Fri) 14:24

ナレーション「2021年4月9日、遂にあいつが帰って来た!」

大王「待たせたなお前ら!天上天下唯我独尊!デデデ大王、満を持して今日復活だデ!!」
カービィ「誰も待ってないと思うけど」
大王「やっぱりここにはおれさまがいないとな、全く盛り上がらんだろう」
カービィ「いてもいなくても変わらないと思うけど」
大王「そんなわけで!今日からスレッド活動を再開するデ!
  おれさまは15年前からずっと続けてる大ベテランだからな、あえて名乗る必要はないだろう 皆もうご存知だと思うしな」
カービィ「知らない人のほうが多いと思うペポ」
大王「知らないなら教えてやるデ おれさまの事は…そうだな……伝説のキャラハン、気軽にレジェンドとでも呼んでくれ!
  見よ!初代スレ主としての貫禄を!若い奴らとは違う、年季の違いってヤツを見せてやるデ!!」
カービィ「そんなに貫禄出てないと思うペポ」
大王「さっきからうるさいデ!こいつはカービィ、おれさまの家来だ!他にも手下がいるから、また後で紹介してやるデ!」
カービィ「家来じゃないペポ」
大王「っつーわけで、ルールの説明だデ!おれさまのスレに書き込みをするんだからな、ルールは守ってもらわないとな!
  ルールは以下の通りだ 書き込む前にちゃんと読んでおけよ」


・荒らし禁止!中傷・煽りお断り!清く正しく親切に人と接する思いやりの心を忘れずにな!

・クロストーク禁止!何かあったら他を介してではなく直接おれさまに聞いてくれよな!

・今回からはもう新しいキャラハンの募集はしないデ!募集しても来ないだろうしさ、それにおれさまゆっくり気楽にやりたいんだ、悪いな

・俗に下ネタと呼ばれる類の話は禁止!ギャグだろうが何だろうが下ネタを使うのは三流のやる事だからな


大王「…とまあこんな所だな!」
カービィ「このルールは大王も守るんだよね?」
大王「勿論だデ!ルールを作ったおれさまだってその例外じゃないデ!作った本人が守れなきゃ示しがつかないだろ
  それにおれさまは、自分が出来ない事は他人に押し付けないって決めているんだデ!」
カービィ「ふーん」
大王「なんだその疑いの目は!?まあ良い!挨拶はこのぐらいにして、さっさと始めるデ!
  おれさまの事をもっと知りたかったら、後で過去のスレのURLくらいは貼っておいてやるデ!時間があったらチェックしてくれよ!」
カービィ「黒歴史がいっぱいペポ」
大王「黒歴史ちゃうわ!輝かしい歴史と言え!じゃあ一旦ここまで!またな!!」


764 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/09/29(Fri) 19:57

暗闇斎(前回までのあらすじでござる
  待ち構えていたクールスプークを撃退した拙者達はシノとカサブランカ国王が囚われている部屋へと向かった
  シノ達は無事だったようだがカサブランカ国王が突如豹変 何と拙者達を石像へと変えてしまったのでござる
  これから一体どうなってしまうのか……!
  石像である故、これを見ているお主達の脳内に直接語り掛けているでござるよ……済まぬ………)
大王(お前……そんな器用な事が出来たんだな…………)



 デデデでプププななかまたち・旋風編

  第27話 大王、父と娘の絆に涙する

 前回までの記録

  第1話 大王が帰って来た!(>>21-27)
  第2話 大王、戦力外通告にキレる(>>35-40)
  第3話 大王、突然の呼び出しに慌てる(>>56-59)
  第4話 大王、再びマスクドデデデに変身する(>>109-113)
  第5話 大王、怪盗一味と戦う(>>143-148)
  第6話 大王、ラップバトルをする(>>151-154)
  第7話 大王、お菓子を食べて怠ける(>>164-168)
  第8話 大王、宝島を目指す(>>203-207)
  第9話 大王、レコード屋に感激する(>>254-258)
  第10話 大王、闇の仮面と闘う(>>286-289)
  第11話 大王、格闘王になる(>>317-322)
  第12話 大王、悲鳴を上げる(>>334-338)
  第13話 大王、電撃を食らう(>>345-351)
  第14話 大王、誘拐される(>>361-363 >>365-366)
  第15話 大王、プププランド奪還に向かう(>>378-382)
  第16話 大王、修行する(>>518-520)
  第17話 大王、新たなる刺客と戦う(>>552-556)
  第18話 大王、友達の裏切りに驚愕する(>>562-565)
  第19話 大王、悪口にビビる(>>570-573)
  第20話 大王、ワムバム一族と闘う 前編(>>576-581)
  第21話 大王、ワムバム一族と闘う 中編(>>587-590)
  第22話 大王、ワムバム一族と闘う 後編(>>603-607)
  第23話 大王、友達を心配する(>>705-710)
  第24話 大王、お見合いをする(>>742-746)
  第25話 大王、シノを捜しに行く(>>751-754)
  第26話 大王、石像にされる(>>758-761)


カサブランカ国王「これで邪魔者は消えた……」

 ドン!!

シノ「くっ……!」

カサブランカ国王「さあこれで私とお前二人きりだ……!!」

シノ「くっ………!お父様…!一体何を……!?」

カサブランカ国王「お父様……?フフヒヒヒヒヒヒッ……ハハハハハハハハハハハハハッ!!!!
  お前まだこの俺様を父親だと思ってんのか!?
  んなワケねェんだよ!!何故ならこの俺様が喰っちまったんだからなァ!!!」

シノ「え……!?」


???「キキッ……キシシシシシシシシシシシッ……!」

シノ「お父様……じゃない………!?誰ですか………!?」


???「教えてやるよ……!!俺様の名はテッドホーン!!ウィズ様の配下だ!!」

シノ「テッドホーン……!?」


765 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/09/29(Fri) 19:58

テッドホーン「数十年前……そうてめェが赤ん坊だった頃な、俺はダークマインド様やウィズ様達と共にフラージュ星に行ったんだ
  あそこには優れた魔術と科学があるって聞いてな、そこを支配下に置けば闇の軍勢はより強大な力を手に入れる事が出来ると考えたのさァ!!
  それで俺達はその星の中心プランタニエール王国のカサブランカ国王に技術を提供する様要求したんだが見事に断られちまってな、
  だから国の奴らを皆殺しにする事にしたんだよ!!言う事聞けねェ奴らは死あるのみってな!!!」
シノ「そんな…!じゃあお父様はその時に……!」
テッドホーン「ああ死んだよ!!奴ァ愚かにもダークマインド様に立ち向かい、力及ばず殺されちまったのさ!!
  で、その死体を俺様が喰ったんだ!!俺様は喰った奴の姿と記憶をコピーする事が出来るのさ!!
  その能力で数十年もの間カサブランカ国王としてフラージュ星に潜入していたんだ!!全てはてめェを見つけ出す為にな!!」


テッドホーン「しかしてめェの父親も中々愉快だったぜ…!!自分が死に掛けているってのに最期の最期までガキの心配ばかりしてやがった!!
  あの時のガキを殺し損ねちまった事が心残りだったのさ……!!そいつがポップスターにいるとウィズ様から連絡を頂いた時は心が躍りやがっちまった!!!
  逃がした獲物にようやく会えたんだ……!!てめェを殺して、今度はてめェの姿に化けて好き放題暴れてやるぜ!!ケヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!」

シノ「………言いたい事はそれだけですか………?」

テッドホーン「あァ?」

シノ「くだらない理由で父や星の人々を惨殺し、その上父を愚弄する物言い………許さない………お前だけは……絶対に!!」

テッドホーン「っ………!?」

シノ「お前にはもう命乞いをする権利は無い……!自分の愚かさを呪って永遠の苦しみを味わいなさい……!!」

テッドホーン「はっ…!何言ってやがる……!てめェ如きに一体何が出来るって……」

 ザシュッ!!

テッドホーン「ぐ…ぐぎゃあああああああああああああああああ!!!!」

シノ「…………………………」

テッドホーン(この女……何をしやがった………!?太刀筋が全く読めなかった……!!いつ抜刀しやがったんだ!!?)

シノ「この妖刀の真の名前を教えてあげる」

テッドホーン「妖刀の…真の名前…だと……!?」

シノ「妖刀・紫能は真の力を封じる為の偽の名前………真の名は死を呪うと書いて死呪(シノ)っていうの………!
  この刀で斬り殺された者は天国にも地獄にも行けない………
  刀に魂が閉じ込められて、消滅するまで永遠の苦しみを味わい続けるの……それが妖刀死呪の真の力…!
  私の家族……私の生まれた星……そこに住む人達…………
  踏みにじられた者達の怨みに呑まれ……そして死ね………外道!!」

テッドホーン「く……くそ……!こんな女に…………!」

 ヒュバッ!!!

テッドホーン「うぎゃあああああああ!!ぐがああああああああああああああああ!!!!
  目が……目があああああああああああああああああああ!!!!ひいいいいいいいい!!!!」

シノ「……………………………」

 ザッ…

テッドホーン「……!!」

テッドホーン(本能が告げている……!!こいつはマジでヤバい……!!
  今まで感じた事の無い殺気が恐怖となって俺に迫って来ている………!!
  この俺が恐怖するだと……!?有り得ない……!だがこいつの殺気の方がもっと有り得ない……!!
  このままだとマジで俺は殺される……!!逃げるしかない……!!)

テッドホーン「ひええええーーーーーーっ!!!!」

 ダッ!!

シノ「…………………………」



テッドホーン「この女やべェ……!!マジで殺される………!!だ…誰か……誰か助けてくれ…………!!
  誰かあの女を止めてくれ!!あの女の仲間なんだろお前ら!!?頼む…!!何とか言ってくれ!!!」


テッドホーン(はっ……!!そうだ……こいつらはさっき俺が石像にしちまったんだった……!!
  暫くしねェと元に戻らねェ………!!)


766 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/09/29(Fri) 19:59

テッドホーン「…た……頼む……頼む………!!頼むから目を覚ましてくれ!!
  あの女がヤバいんだ!!頼むから止めてくれえええええ!!!
  もうお前達の前には二度と現れない………!!
  だから………お願いだから助けてくれぇぇええええ!!!!」

シノ「駄目 お前はもう逃げられない」

 ザッ…

テッドホーン「ひいいいいい!!」

シノ「言ったでしょ…?お前に命乞いをする権利は無いって………」

テッドホーン「ひっ……!ゆ……許して………!ち…違うんだ……!
  お…俺は……ただ奴らに命令されていただけで………!!それで仕方が無くあんたの親父さんを………!!」

シノ「……………………」

 ザッ…

テッドホーン「いや違う……!俺が悪かったんだ!!許してください!!この通りです!!」

シノ「……………………………」

 ザッ…

テッドホーン「う……うわああああああああああああ!!!た…たしゅけてええええええええ!!!」

シノ「………………………………………死ね」

 ビュン!!


テッドホーン「ぐあああああああああああああああああああああ!!!!!」

 ズオオオオオォォォォォッ!!

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


シノ「……………………………………………………」




大王「…………あ…!元に戻ったデ!」
宝石魔人「うむ……身体が動くぞ……!」
毒蛇騎士「………………」
暗闇斎「シノ…………」


シノ「父…上…………」



シノ「申し訳ありません………私……妖刀の…真の力を……解放してしまいました…………………」
暗闇斎「そうか…………シノ、今日は疲れただろう……帰ろう……………」
シノ「はい…………………」

大王「………………………」


ナレーション「それから2人の会話は無かった
  だがその姿は本当の親子のようであり、その絆は血よりも濃いものとなったのは確かだ
  デデデ大王達はただ黙って2人を見届ける事しか出来なかったという
  それから数日後」


767 名前:デデデでプププななかまたち・旋風編 ◆IiInQphU 投稿日:2023/09/29(Fri) 20:01

シノ「陛下、おはようございます」
大王「シノ……もう大丈夫なのか?」
シノ「はい 私はもう大丈夫です……すみません、心配をおかけしてしまって……」
大王「本当だデ!1人で勝手に行動するなんてお前らしくもないデ!
  ……まあ無事だったから良かったデ」
毒蛇騎士「ふん……我が儘で周囲を振り回す辺り、流石は王女サマと言った所カ」
シノ「もう…からかわないでください!………ちゃんと反省しています……」

大王「ここでこういう話をするのもなんだが……お前の本当の親父の事は残念だったな……」
シノ「はい……ですが私が生まれた場所と本当の名前を知る事が出来ました それは良かった事だと思っています」
大王「フラージュスターに帰りたいとは思うか?」
シノ「いつかは………でも、私は私です 私はシノとして、父上の娘としてこれからも生きて行きます」
大王「そうか……シノがそれで良いってんなら、良いんじゃないか?」

宝石魔人「フン!!よくぞ言った!!生まれた場所も住む場所も星や文化が違えど心が違える事は無い!!
  自分の生き方は自分で決めてこそじゃ!!ここが故郷であると言うならそれで良い!!それが王というものじゃ!!
  シノよ、貴様も王女ならば王としての矜持を学ぶが良いわ!!儂が教えてやるぞ!!!!」
シノ「え…ええ……?」
毒蛇騎士「案の定困っているではないカ 戯言ならば余所でやれ宝石頭」
大王「…そういえば、おれさま達、何か忘れていないか?」
毒蛇騎士「さあナ……覚えていないという事はどうでも良いという事ダ」
大王「そうか……それもそうだな!じゃあいいや!」


  第27話 大王、父と娘の絆に涙する 終


次  回  予  告


クールスプーク「ここ、どこでしょう……?私は今まで何をやっていたのでしょうか…………?
  何で私、縛られたまま吊るされているんでしょうか……!?
  動けないし、怖いんですけど………あのう誰か助けてくれませんかねこれー!?
  え…?次回予告……?知りませんよそんなの!それより助けてくださいよ!!
  え…?じゃあ面白いネタを考えろ…?そうしたら助けてやる……?
  えーじゃあ……次回のデデデでプププななかまたち・旋風編も見てくれるかなー?
  ……いや、無視しないでくださいよ!ちょっとこれほどくだけで良いですから!ねえってばーーーー!!」


掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)