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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/04/23(Sat) 08:22
桜の花綻び、早くも儚げに花の嵐舞う様は殊の外美しゅうございますね
日本の春、長閑にして麗らかなる陽の光がこの身を包むことの何と嬉しいことでございましょう
異国より参りまして明るい青空の下、小路を染める花びらを箒で掃うのも情緒を誘うものがございます

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
何卒よろしくお願いいたします

262 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 22:18
>>253(柚葉さん)
>…何だか、何時でもお嬢様と一緒にいられるようで嬉しいですね。
>大事にします…。(ぎゅっ)
そう言っていただくとなんだか申し訳ないですわ
貴女に不測の事態が起こるとしたら、まず間違いなくわたくしに絡むことでしょうから
使い魔の子たちにも言っておきましょう
あれで魔気に対する感応力はかなりのものですから
不穏な気を感じたらすぐにわたくしに知らせるように、と

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>>でも、柚葉さんに伝手があるようでしたらお任せいたしますわ
>承知いたしました。では、後で連絡致します。
>…ええ、私の血族の関係上、「鬼斬」と呼ばれる方々とは御縁がありますので。
「鬼斬」でございますか?
それは、あの…最近深夜に放送しているアニメのこと…ではございませんよね?
日本は深夜アニメが多くてついつい見てしまいますわ

『鬼』というと、ちょっとドキリとしてしまいますわ
日本語の『鬼』は、角を生やした豪勇の妖怪をよく差しますと共に、邪悪で強大な怪物一般を意味するとも聞きますわね
斯く申すわたくしも日本語では『吸血鬼』でございます
初めてこの言葉を知った時は少なからず落ち込みましたわ

話しが逸れましたね
つまり、柚葉さんは邪悪な異種族と戦う戦士の方とご縁をお持ちなのですか?
日本にもそのような方たちがいらっしゃるのですね
そして凶刃に然るべき処置を施してくださるのなら心強いですわ

柚葉さんの信頼される方々でしたら、きっと正道を歩んでいらっしゃる良き戦士なのでしょうね
法王庁の不埒者に煎じた爪を飲んでいただきたいですわ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>あ、奈良で思い出したのですが機会があれば、奈良にも足を運んでみたいものですね。
>ただ、これからは日射しが強い時期となりますので暑さも和らいだ、秋がよろしいかと。
>奈良は京都よりも古きこの国の都となった地ですから、京都とは少し違った趣が味わえる事でしょう。
>紅葉と寺院、そして東大寺周辺の鹿との戯れ…。
>想像してみたら、楽しくなってきますね。(微笑)
そういえば、奈良についてはあまり考えたことがございませんでしたね
柚葉さんが奈良にお詳しいのでしたら、いつかご案内いただけたら嬉しゅうございます

彼の地にては、鹿が聖獣としてとても慕われているとか
わたくし、百人一首の
『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき』
の歌が大好きなのですよ
色鮮やかな視覚の美しさと鹿の声と言う聴覚の奥深さが醸し出す詩的な空間が、心に迫ってくるようで
奈良に参れたらぜひ鹿さんを見てみたいですわね
それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね
『正倉院はシルクロードの終着駅』と例えられると伺いましたわ
正倉院のガラス食器にはローマ帝国由来のものもある、との説もございますそうで、さらに親しみを感じますわね

263 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 23:02
>>253(柚葉さん)(つづきでございます)
>>確かに剣も乗馬も多少嗜みはいたしますが…
>日本人の一般の女性の方にとっては、憧れる姿の一つですね。(微笑)
>やはり高貴な家柄の方でなければ、そのような機会には中々恵まれないと思いますから。
高貴と言いますか、『ええかっこしい』なのでございますよ
今のイタリアには貴族制度はございませんが、社交界と言うものは無くなるものではないようで
カルミーニオ家も一応人間界の社交界にも紛れ込んでいるものですから、そちらでも幅が利くようにいろいろ仕込まれたのですわ
メイド長ったら手を抜いてくれないのですから…

>吸血鬼カーミラ…。
>私も実は、読んだ事がありますね。
>最終的には悲しげな結末を迎えてしまいますので、お嬢様が演じられるというのは何とも…。
>確かに見られる方々にとっては、この上なく美しい雰囲気を味わえる劇になるとは思うのですが…。
>やはり、複雑です。
自分で演じているところを想像すると…恥ずかしすぎます
少女ローラに恋をしているような素振りをしながら、吸血し衰弱させ、恐怖を以て責めさいなむのですもの
そういう役を演じるのは気が進みませんし、実生活でのわたくしがそういうものであると誤解などされましたら…いやですわ、胸が苦しくなってまいりました
クラスではけっこうノリノリで
『アーチェロがカーミラ役やるなら、あたしローラやりたい!』
なんて、気楽に仰る方もいらっしゃって、本当に勘弁していただきたいですわ…

>>…実家では人間の女性を籠絡する手練手管などと言うものをカラミタ副長さんから手ほどきを受けましたが
>それもまた、一族の存続の上で学ぶべきものだったのかと思いますね…。(赤面)
>いえ、闇に紛れて人をその牙にかけるような方よりも淑女的なものでよろしいかとは思いますが…。
実家でもカーミラ様 − お芝居とはだいぶ違いますが実在なさっています − のファンのメイドさんが多くて、あれこれ指南してくださいましたわ
でも、実地訓練は悉く失敗…、というかやる気が出ませんでした
せいぜい芝居がかったセリフを言いながら女の子に迫る演技をしていても、人を傷つけるという思いがどうしても頭に浮かんでしまって、ふと思いついてメイドさんに
『血を頂いた後、ドリンクサービスとかした方が…良くない?人間の献血の時はそうしてるそうよ』
と言ったら、何か信じられないものを見る目つきで見られてしまいましたわ

>万が一の事があれば、遠慮なくお申し付け下さい。
>…いえ、主従の間柄だからというのではなく、大切な方の為にはある程度の事は出来るものですよ。
>…人であろうと、魔の方であろうともそれは変わりません。
いえいえいえいえ!
今は禁血が定着しているのですよ
貴女が美しいうなじを差し出される必要はまったくございません
もう、わたくしを甘やかさないでくださいな…

264 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/17(Tue) 23:37
>>254
あらあらまあまあ、それはいけませんわね
貴方は彼の有名な日本映画の大スターでいらっしゃいますか?
大勢の方が貴方の銀幕での演技に感動し喝采し幾星霜
今は海外でも貴方の主演映画を作っているではありませんか
普段の行いも皆様の注目を集めているのですから、羽目を外し過ぎてはいけませんよ

…ふふふ、ご冗談のお好きな小父様でいらっしゃいます
サンマは焼いても家焼くな…
夏も火の用心は欠かせませんわ

>>255
まこと世界は不思議に事欠きませんわ
故郷の城館に居りました時は何も知らなかったわたくしですが、一歩城館の外へ忍び出てからは不思議の連続でございます
異種族を知り、異種の生き方があることを知りました
違う生活、違う信念、違う理想、思いもよらないものこの世界を彩り
わたくしの種族に対するいくつもの感情の迸りがあることを
怖れ、憎しみ、ときには憧れさえも
知れば知るほど知らないことが増えていくことこそ本当に不思議で
隣に新たに親しい人が増え、その人ですら、まだ知らない世界へと繋がっていることが不思議で
そうしてわたくしは明日からもまた、窺い知れない新たな不思議を知ることになるのでしょう

>>256
あらあら、貴方はお笑い芸人でいらっしゃいますの?
その言葉づかいからすると関西の方でしょうか?
…はあ、わたくしに寄席芸をやれとのお誘いですか?
…申し訳ございませんが、お笑いで身を立てられるほどの才能はございませんわ
でも、わたくしの一言から新しいネタを考えられるなんて素晴らしいですわね
貴方に必要なのは、タイミングと勢いを心得た相方を見つけられることかと存じます
そのような方が見つかることをお祈りしておりますわ

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/18(Wed) 00:32
ここにもテレビゲームがあって、ネット対戦とかしてる?

266 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/19(Thu) 22:49
>>258
…旨そう、なのですね?
旨い、ではないのですね?
その嗜好は心のうちに留めおいてくださいますよう是非にとお願い申し上げますわ
どちらの種族の方か存じませんが、新たに人と魔族の間に諍いの種を蒔かないでくださいませ
この街で、貴方のその興味を体験によって確認しようとなされることなきよう
その時は、この牙で…
いえいえ、即刻通報させていただきますからね!

一応お答えしておきますが、わたくし人間のお肉にはまったく興味ございませんのよ?

>>259
…魔族は闇より出でたるがゆえに闇の力を操る者…とされておりますわ
もう何時とも知れない過去より闇に帰属する力を以て生きるがゆえ、人はこれを恐れ交わることを禁忌としてまいったと聞きます
もしかしたら遥か始原の時に於いては、人も魔族も分け隔てなく生きて参ったのかも知れません…そうであったなら、わたくしとしては嬉しいのですが
今は互いの違いを認め合ったうえで、交わりの糸口を求めあってまいりたいと存じますわ

>>265
テレビゲームは買ってはございますが、わたくしはあまり触れておりませんわ
たまに子どもたちに付き合ってプレイしてみはしますが、あのような時本当に子どもたちの反射神経は目を瞠ってしまいますわね
わたくし、ハンターの方より挑まれた時はそれなりの速度で応戦に努める自身がございますがコントローラーと言うのはどうも…
わたくしはボードゲームの面白さをもっと子どもたちに知ってもらいたいですわ


267 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/19(Thu) 23:09
>>261 アーチェロお嬢様

>もうこうして昔話としてお話が出来るくらいに、ずい分昔のことになってしまいましたわ…

お嬢様も、素敵な恋を経験されたのですね…。
…そうなのですか。人間の血が流れている方は、真正の方とは時の流れが違うのですね。
愛した方と、違う時間の流れを生きるというのは少々辛いものがありますね。

…私の血族と共に生きた、浅間サクヤさんも仰っていました。
「いつも置いて逝かれるのは辛いよ」と…。
ああ見えて、本当は人恋しさが強い人なんです。
でも、だからこそ共に生きられる時間を大切にしてきたのでしょうね。
お嬢様も、サクヤさんも…。

ただ、お嬢様の場合その方が御存命で少し安心しました。
作家さんなのですか。どのような作品を書かれているのか、少し気になりますね。
きっと、紳士的な方なのでしょうね。

>>262

>柚葉さんの信頼される方々でしたら、きっと正道を歩んでいらっしゃる良き戦士なのでしょうね

…ええ、少なくとも、私の知っている方は。
今は指南役をされているそうで、母と年齢がさほど違わないにも関わらずとても綺麗で、
凛とした方なんです。 …ただ、サクヤさんとは多少折り合いが悪いのが残念ですが…。

…ただ、歴史を紐解いていけば鬼斬と呼ばれる方々も決して「正道」のみとは言い難い業を背負ってきた方々です。
時の為政者と共に歩んできた以上、その意にそぐわない者を命令一つで斬ってきたそうですから。
サクヤさんの一族も、その犠牲となったと聞いています…。

「鬼」を一概に表すのは私の国ではとても難しいですね。
表面的に知っている歴史だけでも、大和の為政者によって滅ぼされた奥州の民が
その後も祟り続けたと言われているように、大和の意にそぐわない者は悉くそのように見なされたとか。

また、ある陰陽道に精通した方はお伽噺の鬼の姿は所詮は後世のデッチ上げでしかなく、
討たれて刎ねられた首を被った者をそう呼び、もしくはそのような儀礼を行う者を鬼と呼んだと言っていました。
日本の正月の、獅子舞などもその名残であるとか。
…どうしても「鬼」とは、滅ぼし、滅ぼされた者の在り方と斬っても切り離せない関係にあるようです…。

私達の国も、お嬢様の種族とキリスト教徒の方々との関係のように単に善悪で割り切ることなど不可能な
深い業を背負ってきたと言えるでしょうね。(溜息)

>わたくし、百人一首の
>『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき』
>の歌が大好きなのですよ

…今更ながら、お嬢様のこの国に関する知識には頭が下がりますね。
色づく秋は綺麗ですけど、同時に切なさや悲しみも込み上げてきます。
でも、お嬢様と共に参る時は悲しさとは無縁でありたいものですね。

あ、鹿で思い出したのですが、奈良では観光客の為に鹿が食するための「鹿煎餅」というものも売られているんです。
最もこれは、私達が食べても問題はないのですが。

私もこれを鹿にあげた事がありますが、極力小さい鹿にあげるようにしていましたね。
大きい鹿は小さい鹿を押しのけてどんどん前にでてくるものですから、そこは小さい者に思いやりを見せるべきかとおもいまして…。(苦笑)

それから、鹿は観光客の餌に慣れているせいか手に持っている物を餌だと思って咥えて取ってしまう事もあるんです。
戯れるのは楽しいですが、少し気を付けた方がいいかもしれませんね。

>それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね

はい、その宝物が見られるのも丁度秋の時期なんです。
毎年見られるものは変わるそうなので、今年は何を見られるかが楽しみですね。

>>265

インターネットはありますけど、お嬢様は多分そのようなゲームの経験は無いと思います。
お嬢様はどちらかと言えば、アナログゲームの方を好まれますから。
…私も、最近流行りのゲームの経験はあまりありません。
別にそれ自体を否定するつもりはありませんけど、やはり人と人同士で向かいあうゲームの方が
趣があって面白いと思いますね。

最近は、食後にお嬢様が知っている外国のゲームの遊び方を教えて頂くんですが、本当に楽しいんですよ。
ついついやり過ぎて、寝るのが遅くなってしまう事も…。(汗)








268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 01:03
日本という国には恐ろしい妖怪がいるから気を付けたまえよ

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 10:09
その名は妖怪キャラかぶり

270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/20(Fri) 18:02
婿の民が権力者の横暴に苦しむ時、白馬に乗った将軍様が世直しに現れる
てててーてーてーてーてー

271 名前:レイナ(メイド499) ◆kH2hdi7. 投稿日:2016/05/21(Sat) 12:49

…失礼ですが、お客様(>>270)。『婿の民』ではなく、『無辜の民』もしくは『むこの民』と表記するものと拝察致しますが?
…ところで、ご用件は何でございましょうか?押し売りのお仲間でございましたら、早々にお帰りくださいませ。


272 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 19:02
>>267(柚葉さん)
>お嬢様も、素敵な恋を経験されたのですね…。
>…そうなのですか。人間の血が流れている方は、真正の方とは時の流れが違うのですね。
>愛した方と、違う時間の流れを生きるというのは少々辛いものがありますね。
左様ですわね、違う時間の流れを生きる…お互いにとってそれを受け入れることは容易ではないのでしょう
わたくしがわたくしの濃い血を受け入れていただこうと思ったのもまさにそれでございましたから
何と申しましてもわたくしにとってはとても慕わしい兄のような方でしたから
時間がわたくしたち二人を分かつことはとても怖いことでしたわ

…そうですか、あのサクヤ様と仰る方も随分長い時を生きて、それゆえに辛い思いをなさったのですわね
前にいらしたときに、もっといろいろお話を伺えると良かったと惜しまれてなりませんわ
とてもアクティブな方のようでしたから、今もいろんなところを飛び回っていらっしゃるのでしょうね

彼の男性ですか?
いろいろなジャンルを書いていらっしゃるようですが、主に児童文学を書いていらっしゃるよですね
わたくしにも何度か自著を送ってこられたので書棚に置いてありますわ
邦訳本もありますので、宜しかったら読んであげてくださいませ
ちなみに、彼が称賛している同業の方は、エリナー・ファージョンだそうです

余談ですが、彼には私的にお願いしていることがございます
日本の作家である小川未明の短編作品の続編を書いて頂きたい、ということなのですよ
「港に着いた黒んぼ」という作品で、日本の『青空文庫』にも掲載されているそうでございます
実は母が教えてくれた日本文学の一つなのですが、続きが気になって仕方がないのです
『え、これで終わり?』という、いわば序章で終わってしまったような終わり方で残念でしたがございませんでした
一言で申せば姉弟の哀しい愛の物語と申しましょうか
彼ならきっと素敵な愛情物語を完結させてくれる、と思うのですが彼からはやんわりと断れてしまいました
彼にはふられてばかりですわね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>…ええ、少なくとも、私の知っている方は。
>今は指南役をされているそうで、母と年齢がさほど違わないにも関わらずとても綺麗で、
>凛とした方なんです。 …ただ、サクヤさんとは多少折り合いが悪いのが残念ですが…。
詳しいことはわたくしの知れることではございませんが、何処の世界でも、良き心を持ったもの同士なのにすれ違いというものは絶えないのですわね
鬼斬…、わたくしも日本では鬼の眷属と見做されてしまいましょうか?
少なくとも我等の種族にこのような名を冠されているということは、そのように見做す意識がございますのでしょう
できましたら、わたくしの行為行動を以てこの身の忌むに及ばぬ者とご理解いただきたいですわね

サクヤ様との間にも悲しい過去があったそうでお気の毒でなりません
わたくし如きが同情するのは僭越ではございますが
柚葉さんが悲しまれるようなことが、金輪際起こってほしくはございません
柚葉さんが関係為さる方が皆、恩讐を超えて手を取り合われることを願ってやみませんわ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>…今更ながら、お嬢様のこの国に関する知識には頭が下がりますね。
>色づく秋は綺麗ですけど、同時に切なさや悲しみも込み上げてきます。
>でも、お嬢様と共に参る時は悲しさとは無縁でありたいものですね。
わたくしがこの歌を知ったのは、カードゲーム…百人一首からでしたわ
短い定型詩だけに、リズムに乗せて口ずさみながら意味を咀嚼しますと、自然に切々と胸を情感で浸してまいりますわ
斯様なカードで遊ぶ伝統が今も脈々と続き、千年前の人々の声を聴くことが出来るというのは嬉しいことですわね
奈良は和歌の故郷、散策すれば和歌の世界を堪能できましょう
せっかくの旅行なのですもの、良い思い出にいたしたいですわ

>あ、鹿で思い出したのですが、奈良では観光客の為に鹿が食するための「鹿煎餅」というものも売られているんです。
鹿煎餅!それを小さな鹿さんに上げるのはとても楽しみですわ!
わたくしの手の煎餅をねだる子鹿さん…、可愛すぎますわ

>>それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね
>はい、その宝物が見られるのも丁度秋の時期なんです。
>毎年見られるものは変わるそうなので、今年は何を見られるかが楽しみですね。
それは拝見してみとうございますね
宝物の中には、古代ローマ製のガラスで作られた「円形切り子わん」があるとうかがいましたわ
公開されたら嬉しいですわね

273 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 22:19
>>268

妖怪とは、人とは違った魂の在り方と能力を持った種族の総称でござますね?
それはむしろわたくしたちに近しい存在であろうかと思います
ご忠告の通り、不埒な行為に及ぶ妖怪には注意いたしましょう
かといって、無暗にその方たちを敵視することもいたしますまい
なにしろ、わたくしも妖怪に含まれます『鬼』の一種と見做されておりますゆえ
むしろ、お友達になれる方だっているかもしれませんわ
八百万の神様と妖怪の皆様も、共にこの国の神羅万象の中に生き、人とともに生きているのですもの


>>269

キャラかぶり…?
鉢をかぶった鉢かづき姫でもなく、灰をかぶったシンデレラでもなく?
被ろうと思っても被れるものではないと思うのですが…

…と日本文化に思いをはせてみましたが、もしかして、わたくしがどなたかと似通っていると仰るのでしょうか?
前におりました地方でも確かに吸血鬼の方がいらっしゃったようですわね
直接言葉を交わしたことはございませんが、大層当意即妙の会話を来客の方と交わされ、とても賑わっていたようでございますね
わたくしなどキャラが被っている、などと申すのも烏滸がましい人気者の方々でいらっしゃっいましたわ

さらに広く世に目を向けましたら
日本には人の世界に身を置いて慎ましやかに生きている方もいらっしゃると噂に聞いております
白神葉子さま、ソフィー・トワイライト様、月夜野しのぶ様…
よく聞かれる名前だけでもまだいらっしゃるでしょう
そういう方たちのことをよく知っていただければ、吸血鬼が人と手を携えていける種族であることはきっと分かっていただけるかと思いますわ


>>270

あらあらまあまあ、そのようなヒーローがいらっしゃると
今のこの国に『将軍』と申せば自衛隊の将官ということになりますが、そう言った方たちが権力者…文民政治家を懲らしめるというのは穏やかではございませんわね
してみますと、いわゆる義賊でございましょうか
カリオストロ公国の大公女殿下にはそのような方がいらっしゃったと伺っていますが、誰にとってもそのようなヒーローを渇望する気持ちは変わることは無いのでございましょうか
人外の者が申すのもなんでございますが、人の世がそのようなヒーローを必要としないよであって欲しいものでございます


>>271(レイナさん)

あらあら、ごめんなさい、レイナさん
わたくしがあれこれ申している間に、お客様の応対をしていただいたのですね
押し売りだったのですが…
わたくしはまた、流しの講談師が門付け目当てでいらっしゃったのかと思ったのですわ
やはりレイナさんがいらっしゃらないと、わたくしは隙だらけでいけませんわね…


274 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/21(Sat) 22:29
訂正でございます
>>269
>キャラかぶり…?
> 鉢をかぶった鉢かづき姫でもなく、灰をかぶったシンデレラでもなく?
> 被ろうと思っても被れるものではないと思うのですが…
キャラ、と聞いて真っ先に思い浮かんだのが『伽羅』だったのでございます
『沈香』という香木の高品質のもののことですわ
正倉院にございます『蘭奢待』も沈香の逸品ということでございます
…確かに細かく刻んだものも販売されているそうですが

いずれにしましても、そのようなものを被った妖怪というのは聞いたことがございませんわね

275 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 00:24
>>268
>>269

ええ、妖怪にも恐ろしいものが沢山いるのは知っていますよ。
大抵のものはちょっとした悪戯だったり、ビックリさせる程度の事しかしなかったり、
或いは海や山等の自然の在り方に纏わるものだったりするそうですが。

そうですね…。特に狒狒や猿神のように人間の女性を狙う妖怪は恐ろしいし、許し難いですね。
故に、悉平太郎や由比小雪のような悪神や悪鬼を退治する方の活躍には頼もしさを感じてしまいます。

ただ、昨年亡くなられた妖怪の大家さんとも言える先生が仰っていましたね。
妖怪が見えると言う事は、それだけ心が豊かであるという証拠だと。
それから次々と居場所を失っている妖怪たちからすれば、人間の方がよっぽど怖い存在だとか。(苦笑)

人を傷つける妖怪には遭遇したくありませんし、そのようなものは退治されるのが道理であると思いますが
他愛ない悪戯をする程度の妖怪でしたら、見てみたいものですね。
例えば、「すねこすり」のような、可愛らしいものでしたら大歓迎です。

…「キャラかぶり」とかいうものは意味不明ですので、割愛させて頂きます。

>>270
>>271 レイナさん

あらあら、字が違っていますよ。正しくは、「無辜」です。
丁度あの子達と今、日本の文字の勉強をしている最中なので、一緒にされると良いでしょう。
では、書き取り百回です♪

…それはともかく、例の時代劇の将軍様ですね。
ええ、水戸の御老公様と同じく王道の展開を保ちつつ、見ていて飽きませんね。
近頃は、時代劇そのものが減ってしまい再放送が殆どというのが少々残念ですが

>レイナさん

レイナさん、対応ありがとうございます。
私だけでは少々対処に苦慮していましたので、本当に助かりました。
あの子達のお勉強も一段落付いたところですので、お茶の時間に致しましょう。
もうすぐ、マドレーヌ菓子が焼き上がりますので。

紅茶も勿論ですが、玄米茶も用意してみました。
マドレーヌのように甘いお菓子の組み合わせのお茶としては、こちらも良いそうですよ。


276 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 00:57
>>272-273 アーチェロお嬢様

>実は母が教えてくれた日本文学の一つなのですが、続きが気になって仕方がないのです

解りますね。完結した物語の続きが気になってしまい、それが見たいという気持ちは…。
私の知る限りでは、そのような読者の声が作者さんの心を動かし、続編を書くに至ったという例もあります。

一つは児童文学で、狐の男の子が釣り橋を渡り終え、狐の女の子に出会うという話なんです。
本当に小さい頃に読んだお話で、結局は会えず終いで読後に寂しい気持にもなってしまったのですが、
成長してからその続きが描かれていたのを知り、果たされなかった念願が叶ってとても嬉しかったですね。

もう一つは…今年初めに数多くの作品の一つがドラマ化もされた世界的に有名な女性作家の方の、獣と人との関わりを描いた作品ですね。
あれも、本来は2巻で完結しその後の続きを書く気は無かったそうですが読者からの反響が余りにも大きく、遂には完結までも描くに至ったそうです。
あの子達が、日本の文字の読み書きを十分に習得されましたら是非お薦めしたいですね。
きっと、夢中になって読んでしまう筈ですから。

>柚葉さんが悲しまれるようなことが、金輪際起こってほしくはございません
>柚葉さんが関係為さる方が皆、恩讐を超えて手を取り合われることを願ってやみませんわ

…お嬢様にそのように優しい言葉をかけて頂けると、心が安らぎます。
サクヤさんも、鬼斬の方も本心ではお互いを認めており、周囲の方々もそれは十分解ってらっしゃるのですが
何分素直には成りきれないものがあるのでしょうね。

…過去は消せない。背負いし業からは、容易に逃れられない。
例えそうだとしても、今を生きている以上現実から目を背けず前を見て歩き続ける事が大事だと思います。
そして単に業に縛られるのではなく、己の信念に基づいて歩み続ける事が真に大切なことであるということが
お嬢様やフリューゲル神父様を見ていると、伝わってきます…。


>さらに広く世に目を向けましたら
>日本には人の世界に身を置いて慎ましやかに生きている方もいらっしゃると噂に聞いております

お嬢様からの紹介で、実は私も一つ探して読んでみたんです。
ええ、ソフィー・トワイライトさんのお話を。

ソフィーさん、本当に微笑ましい方ですね。(微笑)
私よりずっと長い時を生きているそうですが、個人的には「ソフィーちゃん」と呼んでしまいたいです♪

ソフィーちゃんのお友達の灯さん、お嬢様に負けず劣らず行動的な女の子ですね。
ソフィーちゃんの方が少々戸惑っているみたいですけど、きっと大切に想っている事でしょう。
あの微笑ましい日常が、ずっと続いていく事を願わずにはいられませんね。

それにしてもソフィーちゃん、パソコン等の現代の機器にも随分と慣れているのですね。
確かに直接人体から血を摂取しないで、尚且つ自宅まで安全に届けてもらうには通信販売は欠かせないと思います。
やはりそれなりに、気苦労も絶えないようですがきっとこれからも微笑ましい日々を送る事でしょう。


277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 01:07
確かに無辜を間違えたら別作品になっちまうなw
昼行灯の婿同心w

278 名前:十六夜月華 ◆3qBs3RQw 投稿日:2016/05/22(Sun) 01:50
人間と闇の者が共存しておるとは……この街は、随分と平和だのう。
む?うぬ、先程から我をじっと見ておるが……どうしたのだ?
さては我に惚れ……気にするでない、冗談じゃ。
我が名は十六夜 月華(いざよい げっか)、妖狼族の者なり。
有体に言えば、人狼よな。されど、心配は要らぬぞ……うぬらを取って喰おうなど思っておらぬでな。

名前「十六夜月華」
性別「女」
容姿「肩まである長い白髪に紅眼、外見年齢は17歳ほど。
普段は人間とさほど変わらない姿だが、変身した際は銀の毛並みの狼となる。
……ちなみに、“しらが”ではなく“はくはつ”じゃぞ」
服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」
備考「先程も言うた通り、人狼じゃ。小娘に見えるかもしれんが、これでも人間の寿命より遥かに長き時を生きておる。
普段は人間とさほど変わらぬ姿をしておるが、“変身”した際の狼の姿こそが我らの真の姿よ。
ちなみに、身体を部分的に狼化させたりも可能じゃ。満月の夜には問答無用で全身狼化するがのう」


279 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/22(Sun) 09:35
>>278 十六夜月華さん

>む?うぬ、先程から我をじっと見ておるが……どうしたのだ?

あら…?あ、申し訳ありません。
いえ、知り合いの方に、よく似た雰囲気の方が居られますので、もしやと思い…。

申し遅れました。私、このお屋敷で家政婦をさせて頂いている、羽藤柚葉(はとう ゆずは)と申します。
今後とも、どうかよろしくお願いします。

成程、妖狼族の方ですか。
この国からは狼が姿を消してしまい、それが人間の所業であると思うと誠に心苦しいのですが…。
共に穏やかな日々を歩んでいけたらよろしいですね。

>服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
>今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」

以前は和装を嗜んでおられたのですね。
このお屋敷の主は普段から和装を好んでおられますので、もし月華さんも和装をされて並んだとしたら、
とても絵になる事でしょうね。(微笑)

ふふっ、確かに動き易い服装が一番かも知れませんが…。
多少、殿方の視線が気になるのでは?


早速ですが、お近づきの印に朝食を召し上がっていかれますか?
ええ、丁度支度が整った所なんです。

カルミーニオ家の今朝の朝食の献立

紅茶ORコーヒー
厚切りトースト(ジャム&バター付き)
オムレツ&ベーコン
コーンサラダ
豆乳プリン


280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 10:05
本なんてシャーロックホームズとか怪盗ルパンしか読んだことない

281 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 17:39
>>276(柚葉さん)
>解りますね。完結した物語の続きが気になってしまい、それが見たいという気持ちは…。
>私の知る限りでは、そのような読者の声が作者さんの心を動かし、続編を書くに至ったという例もあります。
あらあらまあまあ、そのような実例があるとは嬉しいですわね
読者の熱意もさることながら、作者本人の胸の内にまだ世に生み出してあげたい作品世界があったのでございましょう
その熱情なくば、如何に読者が望みましょうとも夢はかなわないか、生み出されようとも作者の心を映さない形ばかりのものになってしまいましょうから…

>一つは児童文学で、狐の男の子が釣り橋を渡り終え、狐の女の子に出会うという話なんです。
それは…もしかして『作・もりやまみやこ女史、画・つちだよしはる画伯』のシリーズでございますか?
書店で見かけまして『可愛いな』とは思いましたのですが、そのような経緯がございましたのね
きっと小さな読者の御子たちの声が女史に届いたのですわね

>もう一つは…今年初めに数多くの作品の一つがドラマ化もされた世界的に有名な女性作家の方の、獣と人との関わりを描いた作品ですね。
>あれも、本来は2巻で完結しその後の続きを書く気は無かったそうですが読者からの反響が余りにも大きく、遂には完結までも描くに至ったそうです。
…今年作品がドラマ化された方…獣と人との関わり…なるほど、「リョザ神王国」を舞台にしたあの作品でございますか?
イタリアに居ました時、そのアニメ化された作品を少し鑑賞いたしましたわ
残念ながら、わたくしの進路について家庭内でゴタゴタしていたこともございまして最後まで視ておりませんでしたが
やはり、壮大な物語だけに作者の方にもいろいろ新たに書き起こしたいこともありましたのでしょう
読者の熱意がその情熱をさらに高めもしましたでしょうし

本当に良い作品はそうして読む者に支えられて新たな感動と情熱を生んで参るのですわね
そのようなお話を聞けただけでも大変嬉しゅうございますわ

そう申せば、作者本人が亡くなった後に続編が日の目を見たという例もございますね
夏目漱石の未完の遺作「明暗」の完結編「続・明暗」でありますとか、多田かおる女史のやはり未完の遺作「いたずらなKiss」のアニメによる完結…
時代は変わっても作品に対する想いが受け継がれていくことは何と素敵なことでしょう
それは人間の持つ素晴らしい力なのでございましょう

コウモリ娘の長女が教えてくれましたが「港に着いた黒んぼ」は過去に短編アニメになり今もyoutubeで鑑賞できるのですね
それで見てみましたがやはり続きが見たくなってしまいましたわ
小川未明は「日本のアンデルセン」と称されるそうでございます
でしたら「港に着いた黒んぼ」は、アンデルセンの「雪の女王」に比肩する作品になれると思いますのに
愛する人を連れ去られた少女が、想い人を再びその腕に抱きしめるべく長い旅の遍歴を重ねる物語として…

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>サクヤさんも、鬼斬の方も本心ではお互いを認めており、周囲の方々もそれは十分解ってらっしゃるのですが
>何分素直には成りきれないものがあるのでしょうね。
本心…そうですか、本心でお分かりなのでしたら心配はないのでございましょうね
何れの側も、柚葉さんの仰る通り己の信念より外れず曇りなき心で前へ進んでいかれる強さをお持ちでいらっしゃれば
わたくしは部外者ゆえ何ほどのこともなし得ないでしょうが、この家にいらっしゃることがありましたら安らぎのひと時をお過ごしいただきたいですわ
そして、わたくしにもその強き心の在り様、見習わせていただきとうございますわね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ソフィー様のお話を読まれたのですか?
それは宜しゅうございましたわね
わたくしたち以外の吸血鬼、それもあのように人間の方と共存している素敵な方のことをお知りいただけるのはとても嬉しいですわね


>それにしてもソフィーちゃん、パソコン等の現代の機器にも随分と慣れているのですね。
>確かに直接人体から血を摂取しないで、尚且つ自宅まで安全に届けてもらうには通信販売は欠かせないと思います。
血を入手するあのような方法があるとは驚きでしたわ
わたくし、情弱だったのでございますわね
でも、禁血に成功しましたのでいまでは真似しようとは思いませんわ

>やはりそれなりに、気苦労も絶えないようですがきっとこれからも微笑ましい日々を送る事でしょう。
…一度、こういう方たちと共にお茶の席をご一緒したいですわ
人間界で生きていく上で情報交換が出来そうですもの

282 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 18:34
>>277
「婿の民」ですと、何らかの理由で男を婿に出すという結婚政策をとっている民族といったところでございましょうか
母系社会で、女性主導、男性は基本余剰人員で他国の女性を取り込むことを生業としている…
ギリシア神話に出てくるアマッゾーニオ…アマゾーンのバリエーションでしょうか

>>278(十六夜月華様)
あらあらまあまあ、新たな名乗りの方にお出でいただけましたか
嬉しゅうございます
わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
何卒よろしくお願いいたします…
そうですか、既に我が家の柚葉さんとは挨拶を交わされたのでございますね
どうぞゆっくりお寛ぎくださいませ

日本に参ってから妖狼族の方にお会いするのはこれが初めてでございます
日本に於きましては、古くから狼信仰が存在しており、『日本書紀』には狼のことを「かしこき神にしてあらわざをこのむ」と記述されているそうでございます
確かに月華様にはどこか神威を漂わしていらっしゃいますわね
その白髪も、脱色したための白ではなくて髪の毛の一筋に至るまで高貴な気を行きわたらせているが故の精気の輝き、誇り高き妖狼族ならではのものとうかがい知れますわ

…ですが、せっかくのお美しいお姿、機会があれば和装も是非纏っていただきとうございます
図々しい申し様ではございますが

それに外見はわたくしと同い年くらいに見えるのですもの
わたくしと同じ学校に籍を置いていらっしゃるのであれば、校内でもぜひお会いしとうございます…

>>280
作者の創造力、想像力によって作り出された物語はそれ自体が異世界、それを読むことは異世界に足を踏み入れ、現実とは違ったもう一つの人生を体験することが出来ましょう
別に小説でなくとも良いではございませんか
漫画やゲームでもそういった世界に身と心を浸す時間はとても素敵でございますわ
たまには図書館や漫画喫茶に足を運んでみるのも宜しいかと存じますわ
ネットでもいろいろな作品に触れることも出来ましょう
たまにはそうした世界も覗いてみられては如何でございますか?

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 18:47
いざよいげっか、さんでいいの?

284 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/22(Sun) 20:54
むう……我としたことが、何たるザマよ。
立証は出来ぬが……我は正真正銘、十六夜月華なり。


>>279 柚葉
(朝)
うぬは……人間か。我と似た雰囲気の者が知り合いに……?それは少し気になるのう。
ふむ、柚葉と申すのか……良き名じゃな。我の方こそ、宜しく頼むわい。

>この国からは狼が姿を消してしまい、それが人間の所業であると思うと誠に心苦しいのですが…。
>共に穏やかな日々を歩んでいけたらよろしいですね。
ニホンオオカミじゃな。家畜に害を為したり、狂犬病などが蔓延するのを防ぐために駆除されたり……
絶え滅びしは悲しき事じゃが、人間達も已む無く行った事。同族の中には、その件で人間に恨みを抱く者もおるが……それは筋違いじゃと、我は思う。
確かに……お主の言う通りじゃな。いずれは我ら妖狼や吸血鬼だけでなく、あらゆる種族の者達が共存する世になるとよいのう。

>このお屋敷の主は普段から和装を好んでおられますので、もし月華さんも和装をされて並んだとしたら、
>とても絵になる事でしょうね。
我が和装してその主と並んだとして、果たして絵になるかのう。
ぬしの主はともかく、我はあまり良い絵になるとは言えん気もするわ。
和の装いそのものは気に入っておっただが、いかんせん動き辛くてのう。
動きやすい服装を追求した結果、最終的にTシャツとジーンズに落ち着いたのじゃ。
ふむ、朝餉か。そうじゃの……些か腹も減ってきた頃じゃ、喜んで頂くとしようかの。

>>280
2作とも、世界的に有名な小説じゃな……
もっとも、我は読んだ事は無いがの。

>>282 アーチェロ
ほう。うぬがこの館の主たる吸血鬼か……強き力と、清き心を感じるわ。
アーチェロ……それがうぬの名か……良い名じゃな。
うむ。うぬが従者の娘なれば、先程逢うたが……なかなか良き娘よな。

>日本に於きましては、古くから狼信仰が存在しており、『日本書紀』には狼のことを「かしこき神にしてあらわざをこのむ」と記述されているそうでございます
>確かに月華様にはどこか神威を漂わしていらっしゃいますわね
>その白髪も、脱色したための白ではなくて髪の毛の一筋に至るまで高貴な気を行きわたらせているが故の精気の輝き、誇り高き妖狼族ならではのものとうかがい知れますわ
一部の地域では「大神」、とも当て字されるくらいじゃからな。ヨーロッパ辺りの牧畜民族の間では、家畜を喰い荒らすため「悪魔の使い」と忌み嫌われておったが。
じゃが……そういう風に言われると、妙にこそばゆいわ。(頬を赤らめ、若干目を伏せる)

>…ですが、せっかくのお美しいお姿、機会があれば和装も是非纏っていただきとうございます
>図々しい申し様ではございますが
そうじゃのう…少し前まではそうしておったし、動き辛ささえ無ければ結構気に入っておるのも確か……
……気が向いたら、そうしてみるかの。

>それに外見はわたくしと同い年くらいに見えるのですもの
>わたくしと同じ学校に籍を置いていらっしゃるのであれば、校内でもぜひお会いしとうございます…
ふむ。やはりな……見たことのある顔だと思うたら、隣のクラスの者であったか。
いずれ校内にて会う事もあろう。改めて宜しくの。

>>283
左様、「十六夜 月華」と書いて「いざよい げっか」と読む。
無理に覚えよとは言わぬが、よければ覚えてほしいものよ。

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/22(Sun) 23:10
人間にも力を下さいな。強力な力を……!

286 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 23:35
>>284(月華様)
>ほう。うぬがこの館の主たる吸血鬼か……強き力と、清き心を感じるわ。
>アーチェロ……それがうぬの名か……良い名じゃな。
月華様の様ないとも気高き妖狼の方にそう言っていただくと…、とても面映ゆうございますわ
けれど、左様なお褒めを頂きましたのですから、そのお言葉に恥じぬよう身を慎んでまいりたいと存じます

>うむ。うぬが従者の娘なれば、先程逢うたが……なかなか良き娘よな。
身内の者を褒めていただきますと嬉しゅうございますわ
彼女は、人の身でありながら闇の眷属に対しても深く理解しているようでございます
人と魔、光と闇を繋ぐ良き心を持ちますゆえ、月華様にとりましても良き知己となりましょう
わたくしからも、何とぞ良しなにとお願い申し上げます

>一部の地域では「大神」、とも当て字されるくらいじゃからな。ヨーロッパ辺りの牧畜民族の間では、家畜を喰い荒らすため「悪魔の使い」と忌み嫌われておったが。
欧州の地にて人が狼を忌み、敵対しましたこと心苦しゅうございますわ
何を忌むべきものとするかは所詮恣意的なもの、人の心の形で変わり得るのでございますね
わたくしたちにしましても、人間に対するスタンスは様々でございました
これから少しでも我が身を以て人間との距離を縮め、溝を埋めてまいりたいと思います
まして、妖狼族はもはや人間と相憎む必然はございますまい
柚葉さんのような良き人間の友がきっと増えてまいると存じますわ

>そうじゃのう…少し前まではそうしておったし、動き辛ささえ無ければ結構気に入っておるのも確か……
月華様の纏っていらっしゃる精悍な心の趣きは、今のカジュアルなお姿をとても輝かせていらっしゃいます
着崩れしやすい、帯が締め付けて苦しい、歩くのに窮屈…、確かにいろいろ感じられるかと存じますわ
けれど、それらの多くは着物に慣れていないがゆえのこともまた多いですわ
慣れてくればずい分と楽に、ずい分と活発に動けるようになります
着付けはお手伝いいたしますから、お気が向かれたら我が家の着物を少しずつ試着していただけましたら嬉しいですわ
その凛としたお姿に可憐なお着物をお召しいただきましたら…どんなにか素敵でございましょう

>ふむ。やはりな……見たことのある顔だと思うたら、隣のクラスの者であったか。
>いずれ校内にて会う事もあろう。改めて宜しくの。
あらあらまあまあ、そんな近くにいらっしゃろうとは
気が付きませんでしたこのアーチェロ、不覚でございました
また、学校でぜひお会いしたいですわ
ああ、明日からの学校生活が楽しみでなりませんわ

287 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 23:44
>>265
あらあら、何を仰られますやら
今現在、地上に普く人はその居場所を広げているではございませんか
これが、人間の強大さの証でなくてなんでございましょう?
その力、より良き我が身の幸と、我ら闇の眷属との共存のためにお使いくださいますことこそ今肝要かと心得ますわ
手の内にある力に満足できずより強い力を求め続けるなら、やがてそれは我が身を苛むことともなりかねないかと存じます
かつて我が一族の血のもたらす力を渇望し、それに翻弄されて破滅した方たちの轍を踏まれませんように…

288 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/22(Sun) 23:48
訂正でございます
>>265ではございません
>>285でございます
失礼いたしました

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/23(Mon) 14:52
月刊イザヨイ、創刊

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/23(Mon) 15:07
本場のパスタって美味しいんでしょ?

291 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/23(Mon) 20:07
>>285
何を言うておる……力ならば既に持っておるではないか。
“可能性”という、大いなる力をな。人間は無限の可能性を秘めておる。それは時として、我ら魔族の力をも凌駕する。
それ以上に何を望むというのじゃ?より強大なる力を求むるあまり、安易に闇の道を歩まば……己が身のみならず他者をも滅ぼす事となろう。
そして……仮に力得たとて、それに呑まるる事なかれ。手綱を握るは、うぬ自身ぞ。

>>286 アーチェロ
>けれど、左様なお褒めを頂きましたのですから、そのお言葉に恥じぬよう身を慎んでまいりたいと存じます
>身内の者を褒めていただきますと嬉しゅうございますわ
これといってぬしの事も、柚葉の事も“褒めた”つもりは無いがの。
我は己の思うたことを言うたまでよ。

>彼女は、人の身でありながら闇の眷属に対しても深く理解しているようでございます
>人と魔、光と闇を繋ぐ良き心を持ちますゆえ、月華様にとりましても良き知己となりましょう
うむ……只人の身でありながら、我らを見て臆する事も迫害する事も無い。
あの娘からも清く、そして強き心を感じ取ったわ。
あのような者こそが……人魔を繋ぐ架け橋となるのだろうな。

>何を忌むべきものとするかは所詮恣意的なもの、人の心の形で変わり得るのでございますね
然り。闇を“悪”とするのも、人が本能的に暗闇というものを恐れる故の思想。
もし人間が夜行性ならば、逆に光が“悪”と見做されていたかもしれん。
されど、光と闇は表裏一体……沈まぬ太陽などは無く、明けぬ夜もまた無い。

>まして、妖狼族はもはや人間と相憎む必然はございますまい
>柚葉さんのような良き人間の友がきっと増えてまいると存じますわ
我らの中には、未だに人間を憎悪する者もおるがな……まこと嘆かわしきことよ。
あの者らも、いずれ全ての人間が敵ではないという事を理解できるとよいが……

>月華様の纏っていらっしゃる精悍な心の趣きは、今のカジュアルなお姿をとても輝かせていらっしゃいます
む…そのように言われると少しばかり照れるのう……。
別に着物に慣れておらぬというわけでもないが、この服装に些か慣れすぎたというのもあってな。
じゃが、久々に着てみるのもよいかもしれんな。

>>289
何の雑誌じゃそれは……少しばかり興味があるわ。
……というわけで調べてみたが、そのような雑誌は無いようじゃな。
我の「月華」という名と「月刊誌」を掛けた洒落か?


292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/23(Mon) 20:11
ここに魔を滅ぼす伝説の聖剣「えくすかりば〜」なる兵器はないか?

293 名前:ゲームオタクの吸血鬼 投稿日:2016/05/23(Mon) 20:38
やあアーチェロさん、もうすぐテストだよ、そのせいでゲームができなくなったよ。・゚・(ノД`)・゚・。
アーチェロさんはテストは何教科あるんだ?俺は6教科もあるよ(´;ω;`)

294 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/24(Tue) 00:01
>>277
「ムコ殿」のあの方ですね。
そういえば、お嬢様が時々「昼行燈」と仰っていましたが、実は私もあの言葉を聞く度に
あの時代劇の同心さんを思い出してしまうのですよ。(苦笑)

どこかいい加減なようで、世の中の不条理、醜さ、汚さを知り尽くしているかのようですね。
己の所業を正当化しない所が逆に清々しささえ感じてしまいます。
…あくまでも、フィクションの世界の中だけですよ?

>>280

そうなのですか?
恐らくは覚えていないだけで、きっと色々幼い頃は読んだと思いますよ。

双方とも有名な作品ですが、「怪盗対名探偵」が実在し、それを読んだ時は本当にワクワクしていたのを私も覚えています。
…どちらかと言うと、怪盗の方を応援してしまいましたね。(苦笑)

>>285

それはお嬢様にも、月華さんにも無理な相談では?
それに、「力」とは一朝一夕で身に付くものでは決してありません。

どうしても欲しいのであれば、たゆまぬ努力と諦めない挑戦を続けるしかありません。
万が一手に入ったとしたら、きっと自分の身体にせよ、命にせよ、人生にせよ、大きな代償を伴うでしょう。

確かに、強大な力を突然得た方もいるかも知れません。
しかしそれは、望んでいないにも拘らず得てしまったり、
若しくは純粋に目の前の命を救いたいという一心から得たものだったりするのではないでしょうか?

それに対し、単に己の欲望を満たしたいという方は一時的に満足を得られても、その果てには破滅が待っていたというのが殆どだったような気がします。

まあ、何かを欲する事自体は悪い事ではありませんし、止めはしませんから日々精進なさって下さい。
万が一得たとしたら、くれぐれも使い方と進む道を誤らぬよう…。

>>289

…う〜ん残念…。
座布団3枚持ってっいって下さい。

>>290

パスタはファミレスや喫茶店で食べたりしますが、本場の物はどうなのでしょうね?
お嬢様にも、一度聞いてみたいものです。

あ、そうですね。今夜のメニューはパスタにしましょう。
蕎麦は味わって頂きましたし、今度は洋風の麺料理が良いですね。

>>292

…ありませんよ。
第一、貴方の場合「魔を滅ぼす」事を口実に、露骨に武器を振り回したいという欲望が見ただけで伝わってきます。
万が一、私の知り合いの神父様の所に合ったとしてもそれをお見せしたりはしないでしょうね。(苦笑)

「聖剣」が聖なるものであるならば、貴方のような心根の持ち主を主とは認めてくれませんよ。(溜息)
第一、真に目指すべきは刃を振り回して争う事ではなく、、共に花を愛でられる様な間柄だと思います。

>>293

…大変ですね。私も高校時代を思い出します。(苦笑)
確かに得意教科、苦手強化は私も有りましたけど、それでも赤点を取った事はありません。
頑張るべき時は、楽しみは極力封印して頑張って下さい。

時には、友達同士で相談するのも良いですよ。
私も、お互いに得意教科を生かしたアドバイスをし合ってテストに備えた思い出がありますね。

それに大学でも課題やテストはありますから、頑張って単位を取得しなくては。



295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/24(Tue) 00:03
吸血鬼は棺の中で眠ると聞いたことがある。

296 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/24(Tue) 00:21
>>281 アーチェロお嬢様

お待たせ致しました、お嬢様。
今夜は、トマトとツナの冷製パスタになります。

大根おろしも用意してありますので、お好みでお使い下さい。
お野菜はトマトサラダ、デザートはアイスを乗せたパンケーキです。
本場のパスタ…とまではいきませんが、涼しいパスタをお召し上がりください。

>それは…もしかして『作・もりやまみやこ女史、画・つちだよしはる画伯』のシリーズでございますか?
>書店で見かけまして『可愛いな』とは思いましたのですが、そのような経緯がございましたのね

はい、その通りです。
お嬢様も存じておられたのですね。本当に嬉しいです。(微笑)

実は昔から、狐や狼が出てくる話って好きなんです。
昔話ですと悪戯をしたり、襲われたりするものも多いのですが、
両者とも本当に情が深くて、ほろりとさせられる話も沢山あるんですよ。
特に、現代の作家さんが描くキツネさんのお話は可愛らしいものが多くて…。

>…今年作品がドラマ化された方…獣と人との関わり…なるほど、「リョザ神王国」を舞台にしたあの作品でございますか?

私もきっかけは、アニメでした。
それで原作を読んでみたのですが、正に一大叙事詩とも言える作品で、本当に心を揺さぶられる物語でした。
この作者さんの作品は、あの子達(使い魔の蝙蝠さん達)にも是非読んでもらいたいです。
きっと、心に訴えかけてくるものがある筈ですから。

>小川未明は「日本のアンデルセン」と称されるそうでございます

作品の一覧を見てみると、幼い頃に読んだ作品が幾つもありますね。
久しぶりに、また読みたくなってしまいました。
図書館に行った際には、また探してみようと思います。

297 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/24(Tue) 00:50
>>286
>>291 十六夜月華さん

ふふっ、早速お嬢様とはお話が弾んでいらっしゃいますね。(微笑)
吸血鬼と人狼族は、因縁浅からぬものがあるとお聞きしますが、
このように和やかにお話をされている姿を見られて私も嬉しいです。

今宵は、月華さんも夕食を召し上がって下さい。
お口に合えばよろしいのですが…。

>ニホンオオカミじゃな。家畜に害を為したり、狂犬病などが蔓延するのを防ぐために駆除されたり……
>絶え滅びしは悲しき事じゃが、人間達も已む無く行った事。同族の中には、その件で人間に恨みを抱く者もおるが……それは筋違いじゃと、我は思う。
>確かに……お主の言う通りじゃな。いずれは我ら妖狼や吸血鬼だけでなく、あらゆる種族の者達が共存する世になるとよいのう。

人間の業を、そのように受け止めておられるとは…。
狼も吸血鬼も、確かに人とは争いを繰り広げてきましたがそれはあくまでも生きる糧を得るため。
それを滅ぼすまでに至ってしまった人の方が、余程恐ろしいかもしれません。

いえ、私如きが口にするのもおこがましい事は百も承知ですが、
どんなに悔やんでも、時は戻せない。
それを顧みて、新たな道を模索していく事しかありませんね。

>ふむ。やはりな……見たことのある顔だと思うたら、隣のクラスの者であったか。
>いずれ校内にて会う事もあろう。改めて宜しくの。

まあ、お嬢様と同級生であったとは…。
「縁」とは、どこでどう繋がっているか分からないものですね。
でも、ここで私も共に巡り合えた事を感謝しましょう。

>あの娘からも清く、そして強き心を感じ取ったわ。
>あのような者こそが……人魔を繋ぐ架け橋となるのだろうな。

そんな…照れてしまいます。(赤面)
もう…お嬢様まで…。
私にそのような大役が勤まるかは解りませんが…。

でも、ここでお嬢様と、レイナさんと、使い魔さん達と、そして月華さんと出会えた事は
私にとってかけがえの無いものです。
拙ながら精一杯おもてなしさせて頂きますので、宜しくお願いします。

>む…そのように言われると少しばかり照れるのう……。
>別に着物に慣れておらぬというわけでもないが、この服装に些か慣れすぎたというのもあってな。
>じゃが、久々に着てみるのもよいかもしれんな。

ふふっ、それでは私も楽しみにしています。
その時は…そうですね、和菓子でおもてなしをさせて頂きます。
何を準備するか、友人達と考えておきますね。

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/24(Tue) 18:23
私が錬金術で作った巨大マンモスのステーキをご馳走しましょう。

つ【巨大な焦げ肉の塊】

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/24(Tue) 21:11
現代版仕事人
命を取らずに的を社会的に抹殺する裏稼業

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/24(Tue) 21:35
キリ番ゲット!!

301 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/24(Tue) 21:49
>>290
パスタはあまり食わぬ。まして、本場のものなど食うたことも無いわ。
実際にどうかは解らぬが……本場の物と聞くと、何やら旨そうな印象を受けるのう。

>>292
無いが……うぬは何故、そのような武器を求めておる?
我の目には、うぬがその聖剣とやらを本気で求めておるようにはどうにも見えぬのじゃが……
ただ興味本位で聞いておるだけか……?

>>293
ほう……ぬしも、我らと同じ学校の生徒か。
ふむ、もうそんな時期じゃったか。それは大変じゃの……おっと、我も他人事ではなかったのう。
む?6教科……?科目数は全クラス同じではないのか?我の教室では、5教科であったが……
まあここで会うたのも何かの縁じゃて、共に勉学に励もうぞ。

>>297 柚葉
うむ……遥か昔、我ら人狼と吸血鬼は対立関係にあったのは確か。
じゃが、所詮は遥か昔の事。種族全体では、わだかまりも特に無いわ。
もっとも、吸血鬼を快く思わぬ者も中にはおるがな。

>今宵は、月華さんも夕食を召し上がって下さい。
>お口に合えばよろしいのですが…。
よいのか?ならば、お言葉に甘えさせてもらうかの。
……色々と世話をかけるようで、すまんのう。
何か手伝える事はあるか?流石に何もせぬわけにはいかんじゃろ。
否……そうではない。施しを受けて己は何もせぬというのは、我自身が許せんのだ。

>狼も吸血鬼も、確かに人とは争いを繰り広げてきましたがそれはあくまでも生きる糧を得るため。
>それを滅ぼすまでに至ってしまった人の方が、余程恐ろしいかもしれません。

>いえ、私如きが口にするのもおこがましい事は百も承知ですが、
>どんなに悔やんでも、時は戻せない。
>それを顧みて、新たな道を模索していく事しかありませんね。
おこがましい事はあるまい……あまり謙遜するでないわ。
実際、ぬしの言うことは的を射ておる。どれ程悔いても、過ぎた時は決して戻らず……失われた命は、決して還らぬ。
故に我らは、常に前を見て進まねばならぬ。善し悪しを問わず、過去の出来事全てから学び、未来をより良きものとする為にな。

>でも、ここでお嬢様と、レイナさんと、使い魔さん達と、そして月華さんと出会えた事は
>私にとってかけがえの無いものです。
>拙ながら精一杯おもてなしさせて頂きますので、宜しくお願いします。
そ、そう言われると…何だか我まで照れてくるわ。
うむ……こちらこそ、宜しく頼むぞ。(はにかみ笑い)


302 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/24(Tue) 23:48
>>289
あらあら、そのような雑誌がでございますか?
と思いましたが、どうやらご冗談のようですわね

それはそれとしまして、『いざよい』とはいかなる意味かと思って辞書を引いてみましたわ

十六夜(いざよい)とは、陰暦16日の夜のこと。また、その夜に昇る月(=既望)。秋の季語。
『躊躇(ためら)う』とか『揺蕩(たゆた)う』という意味の古語「猶予(いざよ)ふ」から。日没と同時に上る前夜(十五夜)の月と比べて、月がなかなか出てこないように見える様子を表わす。満月に劣らぬ美しい月の姿をいち早く愛でたい、と心待ちにする古人の心境が反映されたものであろう。

…なるほど、でございますわね
左様な趣のある意味が込められているとは思いもよりませんでしたわ
この後も、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)…と、月の出が遅くなるのが分かる名前がついておりますのね
古来、日本の方は月の出を楽しみにしていましたのね
わたくしもたまに屋根の上でお月様をのんびりと望むことがございます
心安らぐひと時でございます

…そう申せば、月華様は月光を浴びると狼化なさるのでしたわね
月光の下の白髪に包まれた妖狼様…さぞやお美しいことでございましょう

>>290
パスタでございますか…
日本で申します麺類…「パスタ・アリメンターレ」のことで宜しゅうございますわね?
さようでございますわね
種類は600を超えると言われていますし、新しい種類も年々発表されますから、飽きることがございませんわね
わたくしが食した種類などまだたかが知れていますが
日本でも定番のペペロンチーノやアラビアータ、ポロネーゼをよく作ってもらいましたわね
ですが、日本でもオリジナルの料理法で作られているようで、こちらで初めていただいたパスタもずい分楽しめましたわ
「ポン酢の醤油パスタ」であるとか「明太子のバター醤油パスタ」とか、イタリアでは決して巡り合えなかったと思いますよ?

>>291(月華様)
>これといってぬしの事も、柚葉の事も“褒めた”つもりは無いがの。
>我は己の思うたことを言うたまでよ。
これは申し訳ございません
あらためてお言葉ありがたくいただきますわ
そして、…そうですね、こんなわたくしですが、少し自信を以て己を見ることといたしますわ
月華様のお言葉からは、故郷の社交界で浴びせられたような賛辞の虚飾は毫ほども感ぜられないのですもの
>もし人間が夜行性ならば、逆に光が“悪”と見做されていたかもしれん。
>されど、光と闇は表裏一体……沈まぬ太陽などは無く、明けぬ夜もまた無い。
今宵の月も大層美しゅうございます
先に申しました通り、古来より人は月を愛でる風習を伝えてまいりました
人は強い灯を得て闇を退けてしまいましたが、本来は闇と光が混じり合う世界に惹かれる性質も有るのでございましょう
昼の月は人を魅了いたしませぬもの
あの心のあり方を人が思い出してくれるなら、その心はもっとわたくしたちと近しいものになれる…そう願っておりますわ

>我らの中には、未だに人間を憎悪する者もおるがな……まこと嘆かわしきことよ。
>あの者らも、いずれ全ての人間が敵ではないという事を理解できるとよいが……
月華様の眷属の方にお考えの方がいらっしゃるのでしたら、それもまた過去の歴史によりもたらされた真実の心なのでございましょうね
わたくしの眷属のメイドさんにもそのように考える者がおりましたから、我が事のように分かります
月華様と柚葉さんの出会いがご眷族の方の憎悪の氷解に少しでも繋がりますことを願ってやみませんわ

…そういえば、月華様は学校では妖狼族であられることは、秘密になさっているのでしょうか?
それによって、学校でのわたくしからのお声がけを如何にすべきか考えねばなりませんゆえ
わたくしは…、ボーっとしていますので秘匿しても早晩ばれることは必定と考えましたから、最初から吸血鬼であることを明言いたしておりますわ


303 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/25(Wed) 19:35
>>295
確かに、よく聞く話じゃのう。
故郷の土を敷き詰めた棺桶で眠らねば力が落ちるという話も聞くが、生憎我は吸血鬼ではないため真偽は解らぬわ。
それが真だとすれば、アーチェロも棺で眠っておるという事じゃが……どうにもその姿は想像できんわ。

>>298
ほう、ぬしはいわゆる“錬金術師”か……マンモスのステーキじゃと……?
既に絶滅して久しき生物、その肉を如何にして調達したのだ?
錬金術とやらは、絶滅した生物を再びこの世に生み出すも可能なのか?
って……焦げておるではないか。別に食えぬ事も無いじゃろうが……
流石にここまで焦げておるとのう……とりあえず、遠慮しておくわい。

>>299
そ、それはそれで恐ろしいのう……ある意味では、命を取られるより苦痛かもしれん。
実際の死は一瞬じゃが、“社会的な死”は暫く続く……下手をすれば一生付きまとうかもしれんからの。
ただ、実際に物語とした際、映像化した時にそれが映えるかは解らぬわ。

>>300
ほう……確かにキリの良い数字じゃな、めでたいわ。
祝いの品じゃ、受け取るがいい。
つ【木彫りの狼の置物】

これ、なかなか良い置物じゃろう?玄関にでも飾っておけば、ちょっとした魔除けにもなるしの。
まあ、我自身が“魔”そのものなのじゃが、細かいことは気にするでない。

>>302 アーチェロ
>そして、…そうですね、こんなわたくしですが、少し自信を以て己を見ることといたしますわ
うむ、それが良かろう。別にぬしは卑屈になっておるわけでもなさそうじゃが、自信を持つのは良いことじゃわ。

>人は強い灯を得て闇を退けてしまいましたが、本来は闇と光が混じり合う世界に惹かれる性質も有るのでございましょう
>昼の月は人を魅了いたしませぬもの
うむ……静かなる夜の闇を、月の光が優しく照らす……言うてみれば、“調和”よな。
光あるところ、闇あり。その逆もまた然り……どちらか一方のみが存在することなど、決して有り得ぬのだ。

>月華様の眷属の方にお考えの方がいらっしゃるのでしたら、それもまた過去の歴史によりもたらされた真実の心なのでございましょうね
>わたくしの眷属のメイドさんにもそのように考える者がおりましたから、我が事のように分かります
うむ、我が眷属の中にもそういった者はおる。
皆、決して悪しき者ではないが……どうも未だ偏見を捨て切れぬようじゃわ。

>…そういえば、月華様は学校では妖狼族であられることは、秘密になさっているのでしょうか?
>それによって、学校でのわたくしからのお声がけを如何にすべきか考えねばなりませんゆえ
これといって秘密にはしておらぬな、特に明かしてもおらんが。
妖狼族とは明言しておらぬが、我が“人外の者”であるということは既に割れておる。
故にその辺りは、あまり気にせんでもよいぞ。

304 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/05/25(Wed) 22:23
>>292
「えくすかりば〜」ですか?ございますわよ
聖剣を求めてはるばるいらしたのですわね
苦労が報われて宜しゅうございましたわね
この先の山田骨董品店にお出でなさいませ
本日も恒例の『閉店セール』をやっておりますわ
「えくすかりば〜」でも「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」でも「竜泉太阿(りゅうせんだいあ)」でも格安で並んでいますわ
「えくすかりば〜」は、都知事閣下がオークションで落札したものを払い下げてもらった、と店主様が仰っていました

>>293
わたくしも月華様と同じく5教科を復習中でございます
こうして皆様と同じテストに取り組んでいる、という実感は中々に充実したものでございますわね
もちろん大変ではございますが…
グータラなわたくしとしましては、この機会に日本の古典や日本史に取り組める機会ととらえております
わたくしもしばらくゲームは封印でございますが、テストをクリアした時のご褒美と思って今から楽しみでもございますわ
お互いにがんばりましょうね!

今いちばん楽しみなのは、『feeley Meeley』…日本では、『手さぐりゲーム』の名で売られているようですわね
単純なルールながら小さな子供と一緒に楽しめる素敵なゲームですのよ

>>294(柚葉さん)
>パスタはファミレスや喫茶店で食べたりしますが、本場の物はどうなのでしょうね?
>お嬢様にも、一度聞いてみたいものです。
先ほども申しましたように、イタリアのパスタは多種多様でわたくしもまだまだ試してみたいですが、わたくしの食してきましたメニューは日本でもポピュラーなものが多いですわね
専門店ではいずれもとても熱心にイタリアの味を学んだと実感いたしました
そして、そこから新しいメニューを作り出そうとする熱意も、イタリアと変わりありませんね
わたくしとしましては、そうして生まれた味…特に和の風味のめにゅーを愉しんで参りたいと思いますね

>>295
そうですわね、わたくしたちの眷属は棺に眠るのが普通…とされていますわね
もっとも、わたくしは今は使っておりませんのよ
お恥ずかしい話ですが、寝相が良くありませんの
棺の中で寝ていますとあちこちゴツゴツとぶつけてしまって落ち着いて寝ていられませんわ
今は日本家屋に相応しいお布団で寝ております
朝になると畳んで押し入れにしまう、畳のお部屋を有効活用できますもの
とても合理的なライフスタイルだと思いますわ

>>296(柚葉さん)
あらあらこれは、素敵に涼し気なパスタですわね
…ん〜、美味しくて、そして体に溜まってしまったお日様の熱が心地よく抜けてまいりますわね
トマトも旬のお味は格別ですわ
舌にすうっと広がる酸味の後から甘味がゆっくりと舌を楽しませてくれます
故郷の城館でもなかなか味わえないパスタとトマトサラダの協奏ですわね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

>実は昔から、狐や狼が出てくる話って好きなんです。
>昔話ですと悪戯をしたり、襲われたりするものも多いのですが、
>両者とも本当に情が深くて、ほろりとさせられる話も沢山あるんですよ。
>特に、現代の作家さんが描くキツネさんのお話は可愛らしいものが多くて…。
柚葉さんは童話やおとぎ話にとてもお詳しいのですね
わたくしなど日本の作品にはまだまだ疎いのですが…
宮沢賢治の『雪渡り』の幻想的な、キツネさんたちと兄妹の邂逅は素敵でございましたね
あれはアニメにもなっていて、『キックキックトントンキックキックトントン』の歌声がとても楽しゅうございましたわ
それから『そらいろのたね』…は、キツネさんがちょっとよくばりでしたか
イタリアにいたころに日本から取り寄せて読んでいたのですが、
「キツネさん、今度はみんなと仲良く分け合って遊んでね。」
と思ったものでしたわ
これからもっと新しいキツネさんのご本を知ってまいりたいですわ

そしてこれからは、使い魔やケモノ娘たちのために絵本を買ってあげたいですわね
柚葉さんはお詳しいですから、頼りにしておりますわ

305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/25(Wed) 23:50
館よりも高層マンションに憧れたりしないの?

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/26(Thu) 20:02
下々を高みから見下ろすかんじ?

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/05/26(Thu) 22:47
>>304
おっぱいもみもみ

308 名前:吸血鬼 投稿日:2016/05/26(Thu) 23:24
>>307

女の人に何をやってるんだい?(#^ω^)ピキピキ
警察呼ばれたくないなら俺とちょっと話をしようか#^^

309 名前:十六夜月華 ◆cpOjEn7E 投稿日:2016/05/26(Thu) 23:54
>>305
特に憧れはせぬ。今の生活に充分満足しておるからのう。
実際に住んでみれば快適なのじゃろうが、わざわざ引っ越してまでそこに住もうとは思わぬわ。

>>306
否、見下すつもりなど毛頭無い。
そもそも、ぬしらを「下々」などとは思っておらぬ。
我は昔より、格差やら身分やらといった堅苦しいものは好かんのじゃ。

>>307
(アーチェロも大変じゃな……
どれ、少々懲らしめるとするかのう……)

うぬは一体何をやっておる?即刻、その者より手を離すがいい。
(右腕のみを狼化させ、その爪でそばにあった大岩を切り裂く)
妖狼の爪牙は、尋常の刃を遥かに凌ぐ……我が爪の前には、大岩も紙切れに同じよ。
うぬもこうなりたくはあるまい……ならば、直ちに手を離せ。
そして、二度とこのような行いはせぬと約束せよ。よいな?(右腕を元の姿に戻す)

(些か凄みすぎたかのう……
脅しとはいえ……若干、度を越しておった気もするわ)


>>308
ぬしは…友を救わんとしてくれたのか?
その事については、感謝致そう。じゃが、あまり手荒な真似はせんようにな。
まあ、“力”による脅しをかけた我の言えた義理でも無いがの……。


310 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/27(Fri) 00:53
>>298

れ、錬金術ってそのような事が可能なのですか?
…でも、わざわざお食事の為にその技術を使わなくても…(苦笑)。

それにしても、ちょっと焼き過ぎではないですか?
焦げ目は香ばしくて美味しいという方もいますけれど、これではちょっと身体に良くないですね…。
ちょっと待って下さい。

キラーン…(包丁が光る)

−小一時間後−

さてと、焦げ目の部分は取り除きました。
バーベキューの準備も整いましたし、よく焼いてからご馳走になりましょう。
…例の八百屋のお姉さんに頂いたお野菜も、沢山ありますし…ね。

>>299

…確かに、その方が合理的ではあるかもしれませんね。
かつての仕事人の皆さんの時代は、今でいう警察権力の及ぶ範囲は限られていましたから
従来の手口でもどうにかなったのかもしれませんが、現代はそうもいきませんね。

…それにしても、「社会的に抹殺」ですか。
単に命を奪われるよりも、恐ろしい末路かも知れません…。

>>300

おめでとうございます。では、せめてもの記念に初めに焼けた例のお肉をどうぞ。
きちんと焦げ目は取り除きましたし、火も通ってますから食べ頃ですよ。

311 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/27(Fri) 01:10
>>301 十六夜月華さん
>>303

>何か手伝える事はあるか?流石に何もせぬわけにはいかんじゃろ。
>否……そうではない。施しを受けて己は何もせぬというのは、我自身が許せんのだ。

いえ、そんな…。お客様をおもてなしするのが、私のこのお屋敷のお役目です。
月華さんは、決して何もなさっていないわけではありませんよ。
お客様として寛ぎ、お嬢様と共に素敵な時間を過ごして満足して頂く事…。
それが、今は一番大事な事なのですから。(微笑)

> 実際、ぬしの言うことは的を射ておる。どれ程悔いても、過ぎた時は決して戻らず……失われた命は、決して還らぬ。
>故に我らは、常に前を見て進まねばならぬ。善し悪しを問わず、過去の出来事全てから学び、未来をより良きものとする為にな。

…ありがとうございます。
月華さんがこの場所を訪れ、お嬢様と巡り合った事…。
決して、偶然ではないのでしょうね。

では、これからも良い時を共に過ごしていけますよう、宜しくお願いします。

早速ですが、食後の紅茶をどうぞ。
それから、友人達と共に作ったクッキーもお召し上がりください。
…このクッキー、使い魔さん達にも好評なんですよ。

>妖狼族とは明言しておらぬが、我が“人外の者”であるということは既に割れておる。
>故にその辺りは、あまり気にせんでもよいぞ。

そうなのですか。きっと、お嬢様と共に学校には自然と溶け込み、他の生徒の皆さんにとっても当たり前のものとして認識されているのですね。
これもまた、人と人以外の方々が共に歩み続けていくきっかけの一つにもなっていくものと信じています。


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