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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

88 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:30
ジャスティ「いや待て!まだ彼の生体反応は消えていない」
DZ「え、あれを食らってまだ生きてるでやんすか!?ヘルマンの旦那」
ホラ「……ふむ、どうやら我々は彼を侮っていたようだ」
ヘルマン「ふん、ようやく気づいたか?このヘルマン様の実力によお!」
ゼノ「信じらんねータフネスだぜ……」
スライヤ「まだ息があったか……」
アリス「とどめを刺しますか?」
ザナージュ「好きにしな」
ゼノ「何でだよ」
ヘルマン「今度はこっちの番だ……くたばれ、化け物!!」
DZ「出たぁ!旦那の必殺、猛虎滅破拳!!」
ビリー「似合わねぇネーミングだな」

(ズドォォォン)

ヘルマン「ヘッ、俺の豪腕を受けて立ち上がった奴はいねえぜ」
ザナージュ「やったか?」
ルキ「やってないパターンね」
ベムラー「ギャオ?」
ヘルマン「何……だとお……!?まるで効いてねえ……!」
ビリー「さすがにあの巨体じゃビクともしねぇか」
ザナージュ「ちっ、役に立たねえなヘルマンも」
DZ「口だけおじさんでやんすね」
アリス「地獄の看守長(笑)」
ヘルマン「うるせえ!!てめえらも役に立ってねえだろうが!!」
ザナージュ「わあー看守長が怒ったあーw」
DZ「怖いでやんすぅーw」
アリス「猛虎滅破拳!」
ザナ&DZ「うぎゃあああwww」
ゼノ「やめろよお前ら!もうやめろよ!」
ヘルマン「あいつら後でブチ殺す。DZだけでもブチ殺す」

ジャスティ「しかしまったく効いてないわけではないはずだ。一点集中で奴の足から崩そう」
ゼノ「そんならオレに任せてくれよ。あのトカゲ野郎の足、ぶった斬ってやる」
アルス「ゼノ、僕も加勢するよ」
ゼノ「ああ、頼んだぜアルス!」
スターナ「ルキさん、私たちはお二人を援護しましょう!」
ルキ「ふぅ、あまり気乗りはしないけど……」
ジャスティ「では私は囮となって奴の気を引こう。ビリーくん、協力してもらえるかな?」
ビリー「構わねぇがあまり俺をアテにするんじゃねぇぜ」
フィアデス「クク、僕は僕でやらせてもらうよ……スライヤ、君はどうする……?」
スライヤ「貴様らに合わせる気はない。……だが奴は今ここで仕留める」
ヘルマン「ケッ、ガキどもに遅れはとらねぇ。おい、ホラのオッサン!ちょいと手ぇ貸せや」
ホラ「君もオッサンだろう。ふむ、しかし……若輩者に遅れを取る気はないという点は私も同感だよ」
ザナージュ「どいつもこいつも熱くなっちまって、まあ……。しょうがねえな。主役は俺たちだってことを教えてやろうぜ、アリスちゃん!」
DZ「承知したでやんす」
ザナージュ「(チャカッ)何で俺がてめえとペアを組まなきゃなんねえんだオイ?アリスちゃんをどこにやりやがった!」
DZ「あ、あのメイドっ娘ならさっき逃げてったでやんすよ?お願い、銃引っ込めて……」
ザナージュ「逃げただとお!?」
ゼノ「マジかよ、アイツ……」
ルキ「最初から頼りにはしてなかったけどね……」

89 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:31
ジョニィ「波乗りジョニィ復活!俺も加勢しちゃうゼ!」
DZ「じゃあオレっちと一緒にみんなを応援するでやんすよ!」
ジョニィ「OK!気合いなら負けないゼ!自慢の技からげんき!」

ザナージュ「あいつら撃ち殺していいかい?」
ジャスティ「気持ちは分かるがこらえてくれ、ザナージュくん。では作戦を開始するぞ。ブースト・オン!」
ゼノ「いいなーカッコいいなー飛行能力。さすがヒーローだよなー」
ザナージュ「俺はあんな特オタよりスターナちゃんに飛んでほしいね」
スターナ「私……ですか?」
DZ「ははーん、下から覗くでやんすね?ザナージュの旦那」
ザナージュ「分かってくれるかい、我が同志よ」
ルキ「あんたさっき同志に銃突きつけてなかったっけ」
スターナ「や、やめてください、こんな時に……!」
酒場の親父「そうだ、やめろ。ジャスティ、お前も待て」
ザナージュ「ん?急にどうしたマスター」
ビリー「つぅか、まだいたんだな」
ジャスティ「店主?まだ避難していなかったのか。ここは危険だ、すぐに避難を……」
酒場の親父「ここは俺の店だ。見捨てる気はねぇ。それとお前らに渡しておきてぇモンがある」
アルス「僕たちに渡しておきたいもの……?ご主人、あなたは一体?」
酒場の親父「詳しい話はあとでする。今はあの化け物を止めるのが先だ」
ヘルマン「だからそれを今しようとしてたんだろうが。何言ってんだジジイ」
酒場の親父「フッ、ジジイか……」
スライヤ「……!おい、奴が動くぞ!」
ゼノ「クソッ、尻尾か!」
酒場の親父「お前たちは下がっていろ」
ザナージュ「何……?ヘイ、マスター。あんたはどうする気だ?」
酒場の親父「こうする気さ」

(パシィッ)

ジャスティ「なっ……」
ルキ「片手で受け止めた……!?」
DZ「うっそぉぉぉー!!」
酒場の親父「フッ、なかなかやりおるわ。だがベムラー。お前さんは世界じゃ二番目だ。むんっ!」

(ドカッ!バキッ!ボカッ!ドスッ!)

DZ「怪獣を吹っ飛ばしたでやんす!?」
スターナ「今、何を……?」
ホラ「拳を叩き込んだのだよ。早い……目で追うのがやっとだった……」
ビリー「おい、こいつは一体どうなってやがる……」
ザナージュ「マスター……あんた何者だい?」
酒場の親父「俺か?俺は元王国騎士団団長、国王の右腕シルバーズ・レイパーだ」
ゼノ「ヒデー名前だなオイ」

酒場の親父「名前はウソだ。俺はジョニー。かつて騎士団で狂犬と呼ばれた男さ」
ザナージュ「何……!?」
ゼノ「アンタが……ジョニー!?」
ジョニー「そうだ。試すような真似をして悪かったな、お前たち」
ビリー「待て!あんたがジョニーだと?俺がかつて引き分けた狂犬のジョニーだってのか?顔が全然違うじゃねぇか」
ザナージュ「引き分けるほど実力が拮抗してるようにも見えねえしな」
ジョニー「顔は整形したんだ。引き分けたのは俺が手加減してたからだ」
ビリー「そうかい」
アルス「そこ納得するんだ……」
スライヤ「ジョニーさん、今回の騒動はどういうことだっぺ?説明してほしいべさ。あっ……説明してもらうぞ……」
ザナージュ「お前もうキャラ作るのやめたらどうだ?」
ジョニー「ベムラーが気絶している間にお前たちに真実を話そう。店の中に入ってくれ」

90 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:31
ジョニー「宮殿お抱えの預言者によってベムラーの出現を察知した国王様は、討伐のためにお前たちを招集したのだ」
DZ「事情も説明せずにいきなり怪獣と戦わせるとか無茶苦茶でやんすね」
ザナージュ「王の野郎、本当は俺たちの抹殺が狙いだったんじゃねえのか?」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ジャスティ「それならそうと事情を話してくれればよかったのでは?」
アルス「ええ、そうと知っていれば事前に準備を整えることもできたはずです」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ビリー「話が通じねぇ」
ルキ「ゴリ押しでごまかす気ね」
ジョニー「すまぬ。だがお前たちの力が必要だったのだ」
ザナージュ「こいつ撃っていいよな?」
ゼノ「やめとけって、勝てねーから」
ヘルマン「だいたいよ、それならあの化け物はあんたが倒せばいいんじゃねえのか?ジョニーさんよ」
ホラ「同感だよ。あなたほどの戦士ならそれも可能だろうに」
ジョニー「なんか気分が乗らなくて」
ゼノ「気分の問題かよ!!」
スターナ「国の危機なんですよ!?」
ジョニー「嘘だ。今の老いた私では奴を完全に仕留めることはできん。故に君たちの力を貸してほしいのだ。
   討伐に成功した暁には報酬として2300万Gを用意しよう」

ゼノ「にっ……!?」
ザナージュ「2300万だとお!?ちょうど借金帳消しにできる額じゃねえか!」
ルキ「今時ギャグ漫画でもやらない展開ね」
DZ「というか命懸けで怪獣倒して2000万っていうのは安くないでやんすか?」
アルス「大事なのは金額ではないさ、思いやりの心だよ」
DZ「 心 か 」
ジョニー「改めてお願いしよう、超真性たちよ。ベムラー討伐に力を貸してくれ!」

スターナ「ジョニーさん……頭を上げてください。私たちの心は既に決まっています。ね、皆さん」
アルス「ああ、スターナの言うとおりだ。僕たちはそのためにここに来たんです」
ジャスティ「私はハイパーヒーローだ。ならばその義務を果たすまで!」
ビリー「フー……乗り掛かった船ってやつだ。最後まで付き合おうじゃねぇか」
ヘルマン「やられっぱなしじゃ気が済まねえ。俺もやるぜ!」
ホラ「ふむ、あれほどの大物をノックアウトするのはさぞ快感であろう」
フィアデス「クク……姉さんのためなら怪獣くらいいくらでも殺してやるさぁ……」
スライヤ「奴は……野放しにしておいたら、スライム狩りの障害になる……」
ルキ「ま……邪魔なのは確かね」
ゼノ「怪獣退治か。ヘッ、おもしれーじゃんか。一度やってみてーと思ってたんだ」
ジョニィ「俺もやるゼ!今まで喋るの忘れてたんだゼ!」
DZ「みんな燃えてるでやんすね!オレっちも頑張るでやんす!
   (戦うのは他の連中に任せてオレっちは隠れとくでやんす。キヒヒ!)」
ザナージュ「俺も参加してやるよ。主役が不在じゃせっかくのパーティーが盛り上がらないからな!
   (戦闘中にこっそり抜け出して賞金を頂こう。ゲヘヘ!)」
ゼノ「心の声がダダ漏れてんぞゲスの極みども」

ジョニー「ありがとう、戦士たちよ。心より感謝する」
ザナージュ「礼なら後で払ってもらうさ。さあ、行くぜお前ら」
ゼノ「おう!」
ジョニー「待つのだ。王よりこれをお前たちに渡すよう言付かっている。持っていけ」
DZ「何でやんす?」
ジャスティ「もしや対怪獣用兵器かな?」
ゼノ「おっ、ペンシル爆弾か?」
ジョニー「マスク2枚だ」
皆「いらねえよ」

91 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:32
>>67話 IRIS OUT

(ドカッ!バキッ!ボカッ!ドスッ!)

ジョニィ「ぐぎゃっ!ぐぎゃぎゃきゃ!」
アルス「まずい!ジョニィさんがやられた!」
ザナージュ「心配すんなアル坊、あいつはやられるのが仕事だ」
DZ「所詮は数合わせでやんすからねぇ」
ルキ「ギャグキャラだからほっといても死にはしないでしょ」
ゼノ「お前らに心はねーのか?」
DZ「 心 か 」
ジャスティ「しかし手強いな……さっきよりベムラーの動きが素早くなっている」
ビリー「普通の銃弾じゃビクともしねぇ……」
スターナ「私の聖なる矢(ホーリーアロー)も通じません……!」
ヘルマン「クソッタレ、体の強度も増してやがる!」
フィアデス「あれは“怒り状態”だねぇ……」
スライヤ「……?何だ、それは」
フィアデス「ジョニーの攻撃を受けて怒りが頂点に達したことによるパワーアップ……と言えば分かるかい……?」
ザナージュ「ジョニィィィ!!」
ジョニィ「すまねぇ……足を引っ張っちまったゼ……」
ゼノ「いやアンタじゃねーよ、気にすんな」
ジョニー「俺か。ごめん」
アルス「お気になさらず!」
ジョニー「さんきゅ☆」
ルキ「あんたは少し気にしなさいよねハゲ」
ジョニー「……」
ルキ「ごめん」

ザナージュ「ちっ、弾切れだ……!」
ビリー「お前は無駄弾を撃ちすぎなんだよ……と言いたいとこだが俺もだ」
ジャスティ「すまない、こちらもエネルギー切れだ」
ゼノ「オレとルキの魔力も残り少ねーぞ……」
スターナ「私と……アルスさんもです……」
ホラ「ぬう……私があと10歳若ければ……」
フィアデス「ハハハ……!アハハハ!姉さん……迎えに来てくれたんだね……」
スライヤ「おっとう……おっかあ……会いたかったべ……」
アルス「二人とも待って!行っちゃダメだ!」
ヘルマン「ちくしょお……こりゃ骨が何本かイカレちまってるぜ……!」
DZ「オレっちも手首を捻ったでやんす……」
皆「……」
ザナージュ「てめえいっぺん死ぬかオイ?」
DZ「すんませんした……あれ?あれはアリスちゃんでやんすか?」
ザナージュ「てめえなあ、俺がそんな手に引っかかると……え、アリスちゃん……!?」

ゼノ「何やってんだアイツ……?」
ルキ「ベムラーを誘導してる……?」
アリス「さあ、こちらへいらしてくださいベムラー様」
ヘルマン「おい、ガキィ!てめえ何してんだ!」
アルス「ベムラーを誘導して一人で戦う気なのか?無茶だ!」
ルキ「ねぇ、ザナージュ……あのコまさか……」
ザナージュ「ちっ、そのまさかだろうぜ……!待てよ、アリスちゃん!そんな勝手な真似は許さねえぞ!」
ゼノ「そういうことかよ……オイ!戻って来いアリス!」
DZ「何でやんす?何でやんす?」
ジャスティ「確かあの少女には……自爆装置が付いていたな……」
ビリー「何……?ってことは……」
スライヤ「奴を道連れにする気か……」
スターナ「そんな……ダメです、アリスさん!」
ヘルマン「ちっ、クソガキが!一人でカッコつけてんじゃねえぞ!このヘルマン様はてめえなんぞに借りは作らねえ!」

アリス「ザナージュ様、ゼノ様、ルキ様」
ザ&ゼ&ル「!」
アリス「短い間でしたが、私はあなた方に仕えられたことを──心より誇らしく思います」
ザナージュ「アリ……ッ!」

(チュドォォォォォン)

ザナージュ「アリスちゃーん!!!」

92 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:32
ゼノ「ウソだろ……アリス……」
ヘルマン「あの野郎……」
アルス「国を……救ったんだ……」
ルキ「アリス……!」
スターナ「ルキさん……」
ジャスティ「すまない……我々が不甲斐ないばかりに……!」
ザナージュ「気にすんな……それぞれができることをやったんだ。それで十分さ。そうだろ?」
ビリー「ザナージュ……俺が最初にコインを投げたろ。あれな……本当はハズレだったんだよ。なのに俺たちが生きてるのは……お前らのおかげだ。ありがとよ」
ジョニー「……ありがとう。君たちのおかげでベムラーを倒すことができた。何と礼を言えばいいか……」
ザナージュ「ハッ、礼ならきっちり払ってくれればいいって言っただろ?」
ジョニー「……そうだったな。ではさっそく報酬…………がない!?」
皆「」
ザナージュ「DZてめえ……」
DZ「ひょえっ!?オ、オレっちは何も知らないでやんすよぉ!?」
ザナージュ「じゃあなぜ金がねえんだ!」
DZ「し、知らないでやんすよぉ……オレっちずっと旦那と一緒に戦ってたでやんしょぉ……!」
スターナ「そ、そうですよザナージュさん……DZさんはずっと私たちと共にいました。それは私が保証しますから……」
DZ「スターナちゃん……オレっちを愛してくれてありがとう!!」
ザナージュ「じゃあ金はいったいどこに……。アリスちゃんまで失って……いったい俺たちには何が残ったのかな」

ゼノ「ザナージュ……」
ルキ「ザナージュ……」
アルス「ザナージュさん……」
スターナ「ザナージュさん……」
ジャスティ「ザナージュくん……」
DZ「ザナージュの旦那……」
アリス「ザナージュ様……」
フィアデス「ザナージュ……」
ヘルマン「ザナージュ……」
スライヤ「ザナージュ……」
ジョニー「ザナージュ……」
ビリー「……いや今いただろ、爆弾娘」
皆「え?わーーーっ!?」

ルキ「アリス!?あんた爆発したんじゃなかったの!?」
アリス「はい、しました!」
ゼノ「何でここにいんだよ!?」
アリス「私は頭さえ無事なら動けますので。爆発の直前に頭部を切り離して脱出しくさりやがったのです。身体の方は大破してしまいましたが」
ルキ「そ……なんだ……」
スターナ「よかったですね、ルキさん!」
アルス「はは……さすがはザナージュさんのお友達だ」
DZ「殺しても死なないところは旦那にそっくりでやんすねぇ」
スライヤ「茶番だ……」
ヘルマン「くだらねえ」
ジャスティ「まあまあ、とりあえず一件落着ということで良しとしよう」
フィアデス「そうはいかないねぇ……消えた報酬を探さないと……」
ホラ「む、そういえばそうだ。報酬は結局どこへ?」
ルキ「……ところでアリス、あんたがくわえてたカバンは何?」
ゼノ「カバン?あぁ、そういや何かデカいカバンくわえてたな」
アリス「お金です」
皆「うん??」
アリス「本当は爆発したあとお金をネコババして逃げるつもりでしたから。てへっ☆」
DZ「ザナージュの旦那そのものでやんすね」
ゼノ「ゲスだな」
ルキ「ゲスね」
ザナージュ「ホメんなよ、照れるぜ。さて……アリスちゃんも金も無事戻って来たことだし……
   報酬の山分けタイムといくか!」
ヘルマン「ふん!とっとと始めな!待ちくたびれてんだ、こっちは」
ホラ「ありがたくジムの再興に使わせてもらうよ」
フィアデス「僕は当然姉さんの蘇生実験の費用に充てるよ……」
ジャスティ「私の取り分は寄付しておいてくれ」
アルス「僕の分も頼むよ」
スターナ「私もお願いします」
ザナージュ「何だお前ら、欲がねえな。オーケー、じゃあそれでいこう。
   俺たちはそうだな……全額借金の返済に回す……つもりはないぜ。ヘイ、構わないよな?お前ら」
ゼノ「おう」
ルキ「どうぞご自由に」
DZ「じゃあ何に使うでやんす?またギャンブルでやんすか?」
ザナージュ「それはまた今度教えてやるよ。今日はとりあえず……お疲れっしたー!!」

【こうして星は救われた。しかし忘れられた男が一人……】

ジョニィ「おーい俺は!?俺の出番少なくね!?もうザナージュはこりごりよ〜トホホ」

93 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/01(Fri) 12:33
【オマケ】

ザナージュ「やれやれ、さすがに今回の大長篇は疲れたぜ」
ゼノ「ああ、もうやりたくねーな」
ルキ「ゆっくり休みたい」
ザナージュ「ま、今回限りさ。収録にかかる時間と読み辛さが半端ねえからな。視聴者の皆さん、お付き合い感謝するぜ」
ゼノ「ところであいつらはどーすんだ?」
ザナージュ「あいつら?」
ルキ「10人くらい一気に出てきた人たち」
ザナージュ「使い捨てるぜ?」
ゼノ「オイオイ」
ザナージュ「本編でも少し触れたが、元々あいつらは一発ネタのためだけに呼んだ連中なのさ。
   最初は『大袈裟な設定引っ提げて颯爽と登場してきたわりに、セリフもないまま全員俺に蹴散らされて出番終了』
みたいなギャグにする予定だったんだよ。スターナちゃんは嫁にするつもりだったが」
ルキ「それが何でこんなことになっちゃったわけ?」
ザナージュ「他のレスとの兼ね合いのせいさ。ま、一番の要因はベムラーのせいだ」
ゼノ「要するにアンタのウソ予告のせいじゃねーか」
ザナージュ「リクエストを全部実現させるにはこれしか思い浮かばなかったんだよ!
   あと!なかなかやりおるわ、とかザナージュはこりごりよ〜、とかいきなり言われても訳分からねえっつうの!だから全部混ぜてやった!オーケー!?」
ゼノ「オ、オーケーだ……」
ザナージュ「体感的には100レス分くらいの力を使った気がするぜ。
   あれだけ大人数でストーリーを展開してる某くノ一ちゃんはすごい。さすがは17歳(推定)だ!」
ゼノ「オイオイ」

ザナージュ「せっかく来てくれたのに訳の分からねえサンドイッチの具にしちまって悪いな、ダイスちゃん。
   とりあえずこっちは一段落したから、キミも自由に寛いでってくれよ」

94 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/02(Sat) 01:11

(パシッ)


―――――丁、のようですね。
快く受け入れてくださり、感謝の念に堪えません。

それでは不肖、ダイス・ロール。
薄ら暗がりの始終起結、入らせて頂きます。

不束者でありましょうが………どうぞ、よしなに。


>>86 家主(ザナージュ)

>心配(こどもあつかい)
浮世に堕ちて幾星霜、親もなければ宿もなく。
有すは諸手、朱と彩る濡れ手に粟……。
長らく無頼を続けていると、どうも独り身が馴染みましてね。
あぁ、危険も承知の上ですよ。物心なき齢から、危うきを餌場と育ったので。
悪漢伝法の類ならば、絡め捕り喰らうが茶飯事ですとも。

>受容(ウェルカム)
ふふ、交渉成立(ごうい)と見てよろしいですね?
それでは暫し、好意に甘え御厄介となります。
以後よろしくお願いしますよ、家主さん。

>対価(しごとのてつだい)
それにしても私のような者に対し、「対価は銭より身体で払え」などと……うふふ。
いいえ、いいえ。与えるからには求めることも、人の持てる性でありましょう。
えぇ、承りましたとも。窃盗(ぬす)み、詐欺(だま)し、奪取(うば)い、捕獲(とら)う。
誇る腕などこの程度しかありませんが、尽くしてお応え致しましょうや。


>>85 自己破産(ふみたおし)

自己、破産? (キョトン)

………ははぁ、成程。
然るべき場所へ届け出ることで、借金を返さず捨てられるのですか。
借りや恩義は返すものでなく、踏み躙るもの。まるで私たちの手口のようですね。
近頃は法の光も、幾分汚れてきたようで……。

ですが自己破産(それ)では、住居を差し押さえられてしまうのでしょう?
それは困ります。労なく風雨を凌ぐ屋根、手放すには少々惜しいので。
もし申立てに赴くのなら、私が流れた後にお願いしますよ。

あぁ、そうそう。知れたことと思いますが……。
法に基く自己破産では、無法の金融からは身を守れません。
人の法など何の戒めにもならない、そんな輩ですからね。

光届かぬ薄ら晦、己を守るは法ならぬ暴。それこそ冥途、修羅の巷。
人世には人の法があるように、地獄には鬼の法がある。
よすがを違えた愚か者に、生き場所など何処にもありはせず……。
皆様も、どうか努々お忘れなきよう。


>>93 家主一党(ハンターズ)

>嬲(サンドイッチ)
いえ、ご心配なく。私も堪能させて頂きました。
お疲れ様です、家主さん。あとそちらの、お仲間と見える御二方も。
では……お言葉に甘えて楽にしつつ、次の務めに備え待機しておりますね。



95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/05(Tue) 20:07
>>77の画像にI want youみたいな勧誘用キャッチコピーでも入ってたら笑い転げるところだったぜ
ていうか左上の勇者ロボみたいな人と左下のテイルズのクレスっぺえ奴が
同一同時代の世界に存在している時点でなんか笑えるな

96 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:51
ザナージュ「特別企画!>>77-83>>87-92での出番の多さランキング〜!司会のザナージュだ!パフパフ〜」
アリス「アシスタントのアリスでございます。イエー!」
ゼノ&ルキ「……イエー」

ザナージュ「これは例の使い捨て共と俺の嫁を、セリフの多かった順にランキング形式で発表するというベリー愉快な企画だ」
ルキ「よっぽどヒマなのね」
ゼノ「まぁ外出できねーからな」
アリス「それでは参りましょう〜☆にぱー☆」
ゼノ&ルキ「古っ」

(以下「順位」「名前」「発言数」「ザナージュ様による総評」)

第11位
ジョニィ:9回
【イメージは典型的なサーファーだ!最後に登場したこともあって、セリフ数は今回登場した新キャラの中で唯一の一桁を記録したぜ!
狂犬のジョニーに対抗して、波乗りジョニィって名前だけが先行して生まれたキャラだから、ぶっちゃけキャラが定まってないゼ!
俺も途中ガチでこいつの存在を忘れてたくらいだ!ネタキャラ度は高いがそれだけだな!】

第10位
スライヤ:18回
【イメージは典型的な復讐鬼だ!こいつも出番の遅さと、寡黙って設定が影響してこの位置だ!
でも実はキャラ造形自体は10人の中でもかなり最初の方に固まってたんだぜ!出番は少なかったが、
厨二くせえキャラ付けとカカシ先生みたいなそこそこカッコいいビジュアルは、ガキには人気が出るかもしれねえな!】

第9位
ホラ:20回
【イメージは典型的な紳士親父だ!10人の中で最後に考案されたのはこのオッサンなんだぜ!名前の元ネタは超有名なボクシング漫画のキャラだ!
年長者ってことでまとめ役としての活躍を期待してたが、意外と出番は少なかったな!
終盤の、全員が順番に俺の名前を呼ぶシーンで、このオッサンだけハブられてることに後から気づいたぜ!リアル空気ってことだな!ハッハー!】

第8位
フィアデス:21回
【イメージは典型的な昔のヴィジュアル系だ!どうにも扱いづらいキャラ付けが災いして結果は8位だぜ!
セリフ回しがめんどくせえんだよな、こいつは!脚本家泣かせだ!なのにホラのオッサンより上に来たのは俺も意外だったぜ!
俺と同い年なのは意図的だが、特に絡みもなく終わっちまったな!まあそういうこともあるさ!ハッハー!】

第7位
スターナ:39回
【イメージは典型的な清純系ファンタジーヒロイン!我らがスターナちゃんは第7位だ!
それでも8位とは倍近くの差が開いてることから、いかに下位の奴らの扱いが悪いか分かるよな!
こういう大人しいコはウチの嬢ちゃんやアリスちゃんみたいなヨゴレ系ヒロインのように暴れさせるのは難しいぜ!だがそこがいい!】

第6位
アルス:40回
【イメージは典型的な正統派ファンタジー主人公だ!ガキの考えそうな設定がこれでもかと詰め込まれてるぜ!
ポジション的には常識人だな!俺たちの世界には似合わないノリのキャラにしたかったのさ!
イメージは勇者だからな、仲間の男盗賊、女戦士、女僧侶の設定も一応あるんだぜ!表に出ることはねえだろうがな!】

97 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:52
ザナージュ「ここからはベスト5の発表だ!」

第5位
ヘルマン:43回
【イメージは典型的な噛ませキャラ!あの地獄の看守長がまさかまさかの上位入賞だ!
一人で怪獣に立ち向かってやられたり、皆から罵られたりと結構美味しい役回りだったよな!
こういう単細胞キャラは扱いやすくて助かるぜ!それがこの結果を生んだのさ!】

第4位
ジョニー(酒場の親父):45回
【イメージは典型的な酒場の親父!ついに登場したジョニーが堂々の第4位だ!
後編のシナリオは、前編を投稿した後に考えたから、この親父の正体は完全に後付けだぜ!
ただし、この親父が名無しの言ってた狂犬のジョニーと同一人物だとは限らないがな!ただの同名かもしれねえぜ!】

第3位
ジャスティ:47回
【イメージは典型的なヒーローだ!意外かもしれねえが、ジョニー以外の10人の中で一番最初に生まれたのはこいつなんだぜ!
ヒーローらしいリーダーシップを発揮し、皆をぐいぐい引っ張ってベスト3入りだ!
こういうキャラは一人いるとまとめ役になってくれるからありがたいぜ!ボケれないから周りのフォローは必須だがな!】

第2位
ビリー:52回
【イメージは典型的なカウボーイだ!一番最初に登場したハンデ+ツッコミの多さで見事2位!俺のパクリキャラの分際で生意気なー!
立ち位置としては若手ハンターたちの先輩ってとこだ!地味だが癖がねえからキャラ的には動かしやすいな!
最初はカッコ付けすぎて逆にダサいってギャグキャラにするつもりだっだが、周りが色物だらけなせいでツッコミ役に回さざるを得なかったぜ!】

第1位
DZ:68回
【栄えある1位はこの男!イメージは典型的な三下キャラ!“スターゲイザー”ことD.Zだ!
発言回数は何と68回!もはやレギュラー並のセリフ量だ!こうなった要因はやっぱりノリが俺たちに近いからだな!
当初の構想じゃHIP-HOP好きのラッパーキャラとかいう使い所に困りそうなキャラだったのが、
試行錯誤を重ねた結果、三下キャラになったのさ!だがそれが功を奏したのかもしれねえな!】

98 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:52
ザナージュ「悪ふざけし過ぎたせいでどれを返してどれを返してねえのか分からなくなってきたぜ」

>>74話 娚の一生

ザナージュ「なら一生ついて来てもらおうじゃねえか、ええ?」
ゼノ「何で半ギレなんだよ」
ザナージュ「俺が無茶振りされたら応えずにはいられない男だってことは知ってんだろうが」
ルキ「難儀な性質ね。でもこの人に言われなくても新キャラは出すつもりだったんでしょ?」
ザナージュ「まあな」
ゼノ「じゃあいいじゃねーか」
ザナージュ「嘘予告した時点で10人くらい適当に考えて出すってのは考えてたぜ。
   まあ前回言ったように最初の予定ではプロフだけ出して放置するつもりだったがな。
   だがベムラーと戦うにあたって、こいつらは利用できるんじゃねえかと思ったわけさ。
   怪獣と大量の新キャラが出るとなりゃこれはもう劇場版みたいなもんだろ?」
ルキ「ちょっと何言ってるか分かんない」
ザナージュ「ちなみに“11人の超真性”ってのは俺も含めて11人だからな?世間じゃ“最低の世代”とも呼ばれてるぜ」
ゼノ「それたぶん世間からバカにされてるんだぜザナージュ」
ザナージュ「まあせっかく登場したんだ。またいつか再登場するかもな。
   たとえば俺たちの代わりにホラのオッサンとヘルマンに進行を任せるとかな」
ルキ「誰得?」
ザナージュ「二丁目の方々さ」

>>95話 夢の果て

ザナージュ「残念ながらアップローダーの容量制限がギリギリだったんでね、文字入れて遊ぶ余裕はなかったのさ。
   >>77の画像だって最初はデカ過ぎて弾かれてたものを何度か加工してようやく貼れたからな」
ゼノ「オレも入りたかったなー」
ルキ「あの色物だらけの輪の中に……?」
ザナージュ「俺すら入ってねえのにお前らを入れる余裕なんてあるわけねえだろ」
ゼノ「チェッ、しゃーねーな」
ルキ「私は別にいいけどね」

95『同一同時代の世界に存在している時点でなんか笑えるな』

ザナージュ「してやったり」
ルキ「って顔ね」
ザナージュ「>>1にも書いてあるが、ここは何がいてもおかしくないカオスな世界なのさ」
ルキ「この世界を創った神様は小学生か何か?」
ザナージュ「うるせえ黙れ!!」
ルキ「な、何であんたがキレるわけ……?」
ゼノ「何でもいるおかしい世界って言った方が正しいかもな」
ザナージュ「そうとも言うな。勇者ロボがいれば、クレスっぺえヤツもいるし、天使にゴブリン、地味なオッサンだっているのさ」
ゼノ「地味なオッサンはどこの世界にでもいるだろ」

ザナージュ「ついでに言っとくと勇者ロボがジャスティで、クレスっぺえのがアルスだ。誰が誰だか皆は分かったかな?」
ゼノ「つーか言われて気づいたぜ。アルスって誰かに似てると思ってたけど、確かにクレスっぽいな」
ルキ「というかアルス以外も全体的にどこかで見たことある感が否めないけどね」
ザナージュ「まあ、こいつらのコンセプトは『典型的な××』だからな。オリジナリティなんて皆無なのさ」
ルキ「あんたもパクリキャラみたいなもんだしね」
ザナージュ「はて、なんのことやら」
ゼノ「俺は完全オリジナルだぜ」
ザナージュ「お前こそよく見かける風なベタな外見じゃねえか」
ゼノ「ん、んなことねーよ。つか見た目ならオレよりルキの方が似たキャラいそうだろ」
ルキ「それは当然でしょ?黒髪美少女キャラなんて腐るほどいるんだから」
ゼノ「……┐('〜`)┌」
ザナージュ「ガウ……(呆れ顔)」
ルキ「あんた達にやられるとムカつくんだけどそれ」

ゼノ「それはそれとしてジャスティのデザインカッコいいよな」
ザナージュ「あんなもんただのご当地ヒーローじゃねえか。スターナちゃんこそ神デザさ」
ルキ「変に奇をてらうよりアルスくらい無難な方がいいと思うけど」
ゼノ「いやいやそれならスライヤだって忍者とかアサシンみたいでイイ感じじゃんか」
ザナージュ「あんなもんただのこじらせ野郎じゃねえか。スターナちゃんこそ尊いのさ」
ルキ「私は忍びより耽美がいいの。そういう意味ではフィアデスの方がまだ……性格はアレだけど」
ゼノ「男に耽美さなんていらねーって。大人の男はビリーみてーに渋くねーとな」
ザナージュ「あんなもんなんちゃってザナージュじゃねえか。スターナちゃんこそ至高の存在さ」
るか「あんたそれしか言えないわけ?」
ザナージュ「ヘイ嬢ちゃん、そこはお前がホラ、ヘルマン、DZ、ジョニィのどれかを褒める番だろ?」
ルキ「……黙秘権を行使します」

99 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/05/07(Thu) 08:54
ザナージュ「やれやれ、ようやく追いついたな。またのご来店をお待ちしてるぜ」

>>85話 ハサンの宣告

ザナージュ「やだね」
ルキ「その心は?」
ザナージュ「今後の社会的信用に関わるでしょう」
ゼノ「安心しろよ、借金返す気のねーヤツに社会的信用なんてハナからねーから」
ザナージュ「返す気はあるさ。返すアテがないだけで」
ルキ「じゃあ大人しく深海魚の餌にされる?」
ザナージュ「それもやだね。やだねったらやだね」
ルキ「その心は?」
ザナージュ「生ぎたいっ!」
ゼノ「じゃあマジメに働いて借金返して生を謳歌しよーぜ」
ザナージュ「俺はもう真面目に働いてるさ。生きることは働くこと!働くことは生きることです!」
ゼノ「んなヘリクツはいいから働……」
ザナージュ「生きることは働くことです!」
ルキ「聞いてザナージュ、私たちはあんたの為に……」
ザナージュ「働くことは生きることです!」
ルキ「バグった」
ゼノ「駅とか教会の前歩いてると、たまにこういうヤツいるよな」
ザナージュ「だいたいなあ、俺が金を借りてる相手って全員俺に借りがあるんだぜ?
   今まで何回チンピラや魔物から守ってやったことか。借金くらいチャラにしてくれっつうの」
ゼノ「守ってやるのはいいけど、アンタはムダに暴れ回って他人の家やら車やら平気で壊すじゃねーか」
ルキ「この前も、買ったばかりの車スクラップにされて泣いてる人いたよね」
ゼノ「ああ、膝ついて泣いてたな。『オーマイガー!』って」
ザナージュ「生きてゆくっていうことは涙がこぼれるほど切ないけど、それほど素晴らしいものだろう」
ゼノ「いいこと言ってる風に言うんじゃねーよ」
ルキ「あんたが泣かせたんでしょ」
ザナージュ「まあまあ、人生ってのは命あっての物種だろ?家や車の20軒や50台ブッ壊されたくらいでそんな騒ぐなって」
ゼノ「それ結構壊してんぞ」
ザナージュ「ウルトラマンなんてもっと壊してるぜ」
ゼノ「……そういやそうだな」
ザナージュ「だろ?話は以上だ。俺はもうL77星雲に帰らなければいけないんだ!デュワッ!」
ゼノ「あ、オイ待てザナージュ!クソッ、煙幕か!」
ルキ「酷いオチね」
ゼノ「ホントだよな。L77星雲ならもうマグマ星人によって滅ぼされてるっつーの。だから今みたいな場合はM78星雲に帰」
ルキ「そうじゃなくて」

>>94 ダイスきダイスちゃん

『浮世に堕ちて幾星霜、親もなければ宿もなく。 』

っと……そりゃそうだな。親の元で真っ当な生活を送れてるなら、こんなとこにゃ寄りつかねえか。こいつは悪かった。
ここは来るもの拒まず、去るもの追わずだ。気の済むまでいてくれりゃいいさ。
ここにはキミと似たような境遇のガキどもが集まってるからな。
シャイなヤツらだから今は後ろに引っ込んでるが。
ま、そういうわけだから食客が一人くらい増えたってどうってことないぜ。
キミでもたまには人肌が恋しくなるだろ?よければ添い寝のサービスなどいかがですレディ?

『対価は銭より身体で払え』

フッ、それが古来より伝わる人類のならわしさ。
とはいえキミのようなロリっ娘に手を出すのはさすがに心が痛む
ような俺じゃないが、世間から誤解されちまうと後が面倒くせえ。
あくまでスタッフとして接するよう努力はするさ。
ムラムラしてやった。我慢できなかった。なんてことにならねえよう気をつけるぜ。

〜ここからはダイスちゃんへの業務連絡〜

まずは来てくれたことに感謝するぜ。サンキュー。
ただご覧の通り、バウンティハンターってのは依頼が増えたり減ったりと安定しねえ仕事だ。
依頼がなくてヒマな時は、過去ログから依頼引っ張り出して応じるってのもアリだ。
ま、ウチはいい加減さと自由さが売りなんでね。キミがどう過ごすかも自由ってことさ。

それともう一つ。
前回、俺はうっかり“神の眼”を使ってキミのプロフを見た体でレスしちまったが、マズかったかい?
実年齢やら生い立ちやら、伏せておきたいなら俺は見なかったことにするぜ。

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/07(Thu) 21:45
名無しは大変な物を盗んでいきました

それは>>100のレス番です

101 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/09(Sat) 00:20

闇路迷い路、賽の目任せの終の道。

然らば―――――いざ。


>>95 超真性(モブキャラ)

>誘い文句(あいうぉんちゅ)
ならば追加してみましょうか、とも思ったのですがね。
やめておきましょう。部外者の勝手は不和の元。
利得に繋がらない違法は避けるが吉です。如何に無法の輩であれど、ね。

しかし、そうですねぇ……。
私もあのように、似顔絵の類でも用意して見せた方がよろしいのでしょうか。
至って普通、意外性のひとつもない顔ですがね。
興味はあると仰せの方のために、準備だけはしておきましょう。
巷では時にこう言うのでしたか? 備えあれば何とやら、と。

>勇者二人(きかいとなまみ)
次元の壁が崩壊し、この世は人種の坩堝と化した。
何処の何者同士が共にあろうと、気を割く程のことでもない……。
理屈ではそんなものなのでしょう。絵面の面白味は否定しかねますが。

それより私はこの方、中央から上の覆面の方。
このニンジャのような見た目から、こてこての田舎兵衛語が飛び出すのでしょう?
それもまたそれで、笑いを誘うと思うのです。事実、私もくすりと来ました。
まぁ……あなたの仰る見た目の面白さとは、趣を異とするものですがね。

では私もあなたに合わせて、絵面の面白味を語りましょうか。
んんっ………右下の、この小鬼(ゴブリン)の方。
その手前の天使の方を、背後から襲おうとしているように見えますよね?
あからさまな手弱女に、あからさまな変質者。後に語られた実状とも見事に合致して……。
これもまた、実に面白いものと思いませんか? うふふ。


>>99 家主(ザナージュ)

>受容と供給(まごころとしたごころ)
ふふ、うふふ。それはまた、お優しいこと……。
えぇ、えぇ。遠慮なくお世話になるとしましょう。
心の広さと懐の深さ、感謝致します。よっ、大統領。

けれど添い寝は結構です。(キッパリ)
心遣いはありがたいのですが、見ての通り小心でしてね。
夜は傍らに誰かがいると、不安で眠れなくなるのですよ。
家主さんこそ。こんな貧相な女体(からだ)など、抱いたところで不満でしょう?

>善処(けっかをだすとはいっていない)
これでも私、お酒も嗜む年頃なのですけどねぇ……。
外見は確かに小娘なので、手を出せば小児性愛病者(ペドフィリア)などと誹られましょうが。
まぁ、ふふ。仰る通り、我慢を頑張ってくださいな。
私も襲われてしまった際には、身包みを剥いで門前に吊るす程度で我慢しますので。

>業務連絡(メタはつげん)
えぇ、はい。了解致しました。
暇を持て余して仕方のない時は、古い依頼にて摘み食いでもしておきましょう。
とは言えそれも、お客様が長らく見えない場合のお話。
今しばらく待ちますよ。差し当たっては……ふふ、十日程。

いいえ、いいえ。お気になさらず。
別に隠すような事項でもありませんし、問われたなら答える程度のものです。
その辺りは簡単な身の上話を書面で提出した体でもよし、質疑応答を行間で済ませた体でもよし。
家主さんにお任せします。どちらにせよ、見なかったことにせずとも構いませんよ。


>>100 白黒魔法使い(サポシ)
あら、盗られてしまいました。
まぁいいでしょう、>>100のひとつやふたつ程度。
元より私のものでもなければ、誰かしらが得て利になるものでもなし。
躍起になって求める程でも、得られないことを嘆く程でもありません。

と、申し訳ありません。つい忘れておりました。
確かこのような時、巷ではこうお祝い申し上げるのでしたか?
キリ番取得、おめでとうございます。
祝いの品は何もございませんが、言祝ぎだけでも送りましょうや。



102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 04:23
本棚の隙間からザナージュのヘソクリを見つけたら
どうする?

103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 15:45
CVが付くなら誰に演じてほしい?

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/13(Wed) 17:47
男衆は気軽に名前で呼べるけど女子を呼び捨てはちょっと・・・どう呼べばいい?
ルキにゃんにダイさんとか?

105 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/16(Sat) 00:25

(カリカリカリカリ……)

………あら、いらっしゃいましたか。
ごきげんよう、皆様。

これですか? 何の変哲もない、ただのカリカリ梅です。
酸っぱくて美味しいんですよ、これが。

……そんなにじろじろと見ないでください。あげませんよ? (カリッ)


>>102 個人資産(へそくり)

家主さんの私財ですし、そっとしておくのが筋でしょうがね。
私、無法者(アウトロー)ですから。あるだけ懐に収めます。

そしてそれを賭け金として、家主さんに一勝負持ちかけます。
乗るならばよし、拒否するようならお仲間のお二方……。
ゼノさんとルキさんを誘って、美味しいものでも食べに行きます。

博打に万一私が負けた場合、その金は大人しくお返ししましょう。
元は家主さんの隠し財産なので、渋る理由はありません。
逆に私が勝ったのなら、晴れて私の所持金となることですしね。
どう使おうが私の自由なので、それで家主さんとお出かけでもしましょうか。

お二人と食事に行く場合、出所を強調するので家主さんは株が上がる。
一方で私たちは懐を痛めず、気兼ねなく美食を楽しめる。
私が負けた場合、何も変わらず元に戻るのみ。
そして私が勝った場合、家主さんは齢の程近い異性と逢引(デート)できる。
私は己の懐を痛めることなく、退屈しない一時を過ごせる。

ふふ、うふふ。どうでしょうか。
誰も損をしない、冴えた方策と思いませんか?


>>103 担当声優(なかのひと)

CV、キャラクターボイス……ですか。
私は別に、相応の声を出してくだされば誰でも結構なのですがね。
それでは皆様もつまらないでしょうし、少しは頭を捻ってみます。

とは言えど、私も詳しくはありませんからねぇ。
いやはや、一体どうしたものか。

………そうですね。
「能登麻美子」さん、または「水瀬いのり」さん。
お二方のどちらかを選ぶとしましょう。
理由? ありませんよ、ただの気分(フィーリング)です。
いいでしょう? あなたも、理由までは問うていないことですし。


>>104 呼称(よびかた)

どのような呼び名でも。
あなたのお好きなように、あなたの望む呼称で呼んでくださいな。
「ダイスちゃん」だろうと「ダイさん」だろうと、逆に「ロールちゃん」であったとしても。
私は一向に構いません。その名が私のことと認識できれば、それで結構です。

逆を言えば……私のことと分からないような呼び名は、可能ならご遠慮致したく。
私もお相手も皆様も、挙って混乱するでしょうから。



106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/22(Fri) 18:57
ここをフィンランド領とする!!(旗をたてようとする)

107 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/23(Sat) 01:52

ごきげんよう、ダイさんです。
背丈も胸も大きくありませんがね、うふふ。


>>106 旗(フラグ)

させませんよ? (シュルルルル)

捕縛術式、「蜘蛛糸(スパイダースレッド)」。(ピシィッ)
私の得意技でしてね。あぁ、脱出を試みたところで無駄ですよ。
天然の蜘蛛の糸を基礎(ベース)として、私の魔力で紡がれた粘性魔力糸。
厳密に計測してはいませんが、強度は同じ長さの鋼線の5倍以上です。

……うふふ、その顔。信じていませんね?
いえ、結構。あなたが信じるか信じないかは、然して重要でない話ですから。
どうせ無駄ですので、お好きなだけ抵抗なさってください。

あら、存外聞き分けがよろしいんですね。
もう少しかかるかと思ったのですが……まぁ、好都合です。
では早速本題に入るのですが、あなたの目的は何ですか?

………ただの冗談? ふふ、そんなはずがないでしょう。
仮にそれが真実だったとして、私がそれを信じる理由があります?
ないでしょう? えぇ、ですから私は疑ります。
あなたが白状(は)く「本当のこと」以外、あなたの何事も信じません。
さぁ、再び問いましょう。不都合(うそ)を聞く気はありません。
あなたは何を目的として、この「AtoZ」へ侵犯に参ったのですか?

……また冗談と。うふふ、おかしな方ですね。
何度訴えられようと、そのような戯言など信じません。
いけません、いけませんよ嘘吐きさん。
仮宿であっても、今この店は私の巣。私の餌場。
あなたは蜘蛛の巣に囚われた、哀れな羽虫であることを自覚なさい。

………え? 「嘘なんて吐いてない」ですって?
ふふ、うふふ。また面白いことを仰いますね、あなたは。
随分と物を知らないようです。僭越ながら、私がご教授致しましょう。
いいですか? 嘘と真を定めるのは、強者の利益の多寡ですよ。
そしてこの場では私が強者で、あなたが弱者。……もうお分かりですね?

では三度、最後の問いになります。
あなたの目的は何ですか?
また同じ答えを返すようなら、立つのはあなたの死亡フラグであること……。
どうかお忘れなく。蜘蛛の毒牙にて果てるがお望みなら、私も構いませんがね。



108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/27(Wed) 21:06
あぁんv(蜘蛛糸にからめとられて身動き出来ず
何故か頬を紅潮させて悶え始めるヘンタイ名無しが一匹)

とか言う冗談はさておき、正直すまんかった!
目的は…ちょっとはっちゃけたかったんだ

109 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/05/30(Sat) 01:00

そろそろ遊びに出ましょうかねぇ……。
退屈凌ぎと稼ぎになる程度の、違法カジノでもあればいいんですけど。


>>108 被虐愛好家(マゾヒスト)

>いい年の男の喘ぐ様(きもいえづら)
うわぁ……。
すみませんが、緊縛(しば)られて悦ぶ方はちょっと。
気持ち悪いので殺していいです? 駄目? ……そうですか。

まぁ、いいです。
とりあえず、あなたの持つ金目のものは頂きました。
精神的苦痛に対する慰謝料、ということにしておきます。

>目的(はっちゃけ)
ほう……。つまり、こうですか。
乗っ取りの企てはただの出来心で、本気ではない。
もう手は出さないから許してほしい……と。

あなた、私の話を聞いてました?
私があなたの主張を信じるにあたって、その際の私の利益は?
その辺りを説明(プレゼン)し、納得させてみせなさい。
それが弁解であり、交渉であり、命乞いというものです。

もっとも、私には最早するだけ無駄ですが。
何故って? 申し上げましたよ、最後の問いと。
四度目は私でなく、家主さんたちに聞いて頂きなさい。
沙汰は彼らにお任せします。では「短距離転移(ショートテレポート)」……。

……ごきげんよう、変態さん。
さて、今日はこの金で遊び歩きますか。



110 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/08(Mon) 19:42
ザナージュ「嬢ちゃん、前回俺たちが来たのは何日だ?」
ルキ「7日」
ザナージュ「じゃあ今日は何日だ?」
ルキ「8日」
ザナージュ「ワーオ!まだ1日しか経ってなかったのか!」
ゼノ「それでごまかせるといいな」
ザナージュ「さて、たった1日、されど1日だ。心配してる客もいるだろうから軽く返しとくぜ。
   つっても少しだけだがな。今回は生存報告みたいなもんさ」

>>100 ザナスカト□の城

ザナージュ「おめでとう。そしてさようなら。俺の城で盗みを働くとはとんだ命知らずだ。こんな出会いじゃなけりゃ親友になれたかもな」(チャカッ
ゼノ「キリ番取られたくらいで怒んなよ、大人気ねーな」
ザナージュ「イーッだ、じゃあ大人じゃなくていいもーんだ」
ゼノ「幼児化すんなっつーの」
ルキ「キリ番なんてただの数字でしょ」
ザナージュ「ハッ、そもそも俺はキリ番を取られたんじゃねえ。取らせてやったんだ。
   >>99を踏んでんのは俺だから、>>100だって取ろうと思えばいつだって取れたんだぜ?そこんとこ理解しな」
ルキ「寛大ね」
ゼノ「大人の余裕ってヤツだな」
ザナージュ「フッ、そういうことさ。お前らも分かってきたじゃねえか」
ゼノ&ルキ「(ちょろ……)」
ザナージュ「今頃ダイスちゃんも俺が醸し出す大人の魅力にクラクラ来てるだろうぜ」

>『躍起になって求める程でも、得られないことを嘆く程でもありません。』

ザナージュ「まったくだ。キリ番の取り合いなんてガキのお遊びさ。
   さ、ダイスちゃん。こっちに来て俺と大人の遊びに興じようぜ、グヒヒヒ」
ルキ「絵的に犯罪臭が凄い」
ゼノ「銭形のとっつぁん呼ばれねーようにな、ザナージュ」

>>101 ダイスちゃん
真心と下心が合わさったらそれは恋心となるのさ。

>『家主さんこそ。こんな貧相な女体(からだ)など、抱いたところで不満でしょう?』

そんなことはないさ。
確かにキミがただの幼女であればさすがの俺も誘ったりしない。
だが、キミは大人だ。幼いのは身体だけ。
こんなの逆に興奮するだろ?
だが、俺は紳士。過ちを犯さないようこれからはキミのことは幼女だと思って接することにするぜ。

>これでも私、お酒も嗜む年頃なのですけどねぇ……。

オーウ、そりゃ誘ってんのかい?
勘弁してくれ、こっちはキミの正体を忘れようと努力してんのに。
そんなこと言われたら俺のビッグキャノンが暴発しちまうぜ?

>『その辺りは簡単な身の上話を書面で提出した体でもよし、質疑応答を行間で済ませた体でもよし。』

オーケー、じゃあ尺の都合でそこら辺のシーンはカットされた体で進行しよう。
ところでキミは自画像を用意してるんだって?それはぜひ拝見したいね。
公開してみる気はないかい?俺のベッドに飾っておくぜ。使い方は秘密だけどな。

111 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/09(Tue) 00:40

ごきげんよう、皆様。
「幽霊蜘蛛」のダイス、遅ればせながら参りました。

予てよりの宣言通り、此度は摘み食いのお時間です。
後から私が答え、旨味がありそうである……と。
そう判断したものへの返答となりますので、悪しからず。

ですので、家主さん。
あなたへのお返事は、今週末までお待ちくださいね。


>>6 強盗(りんじしゅうにゅう)

襲ってきた相手を罠に嵌め、逆に金を奪う。
私もよく使う手口ですね、これは。この見た目もあってか、効果は覿面ですよ。
腕力や体格で劣るのは見ての通りですから、力尽くでどうとでもなると思われるのでしょう。
……私にとってはいいカモです。例外なく、美味しく頂きましたとも。

して、この店ですが。
聞いた話によると、粘着落とし穴の罠があるのだとか。
以前はそれで以て強盗を陥れた、とのことですが……。
その後、強盗さんはどうなったのでしょう。
ベタベタに絡め取られては、飲食も排泄もままならないでしょうし。

それとも大した拘束力はなく、脱出は不可能ではない程度なのでしょうか。
……家主さんたちの性格から考えると、そのような気がします。
流石に「身動きを封じつつ、死ぬまで放置プレイ」などしないでしょう。
そんなに悪くも、弱くもないはずですし。

………私? しませんよ。できないと言い換えてもいい。
流しの博徒……つまり根無し草の私は、放置プレイに不可欠な「拠点」を持たない。
誰の手も入らない、脱出も救出もできない監禁場所。
それがないことには、流石にね。

それに私、責めに時間を割くのは好みませんから。
情報を求めるならそれ専門の魔法を使いますし、殺したいなら手早く殺します。
他人を苦しめたところで、それ自体が私に利するわけでもなし。
費やした時間の分、翻って損でしょう。それが仕事なら別ですけど。



112 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/13(Sat) 01:01

……私、度々「ごきげんよう」と申し上げておりますけど。
ダイスと名乗って、サイコロを持ち歩いておりますけど。

ライオンは関係ありませんからね。
皆様ご承知とは思いますが、念のため。


>>110 家主(ザナージュ)

>大人の遊び(ギャンブル)
!! (シュババババ)
大人の遊び! いいですね、そのお誘い。
受けましょう。えぇ、受けて立ちましょうとも。
それでは何をして遊びます? 私の手元には今、サイコロふたつしかありませんから……。
クラップスにします? 丁半にします? それとも……フィ・フ・ティ?

>幼女(ロリータ)
子供と思わなくては過ちを犯しかねないんですか?
あ、いえ。家主さんにお任せしますがね、その辺りは。
「襲う」「襲わない」は家主さんの自制心の問題ですので。
まぁ、ご安心を。私は私で、自分の身を守る備えはしていますから。

>大砲(ビッグキャノン)
あなたの得物は拳銃のはずでは?
うふふ……おかしな人ですね。

>自画像(イラストはイメージです)
自分で描いたものではないので、自画像と言ってよいものか……。
いえ、言葉の定義の話はよしましょう。
要望(リクエスト)にお応えして、こちらが私のイメージ図です。
(ttps://picrew.me/share?cd=MyMOHuYUnQ)
消費期限切れとなる前に、お早めにどうぞ。



113 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/21(Sun) 15:41
ダイスちゃんかわええ!
もうザナージュと結婚しちゃえよ!

















ザナージュ「↑一瞬、俺がやらかしたと思ったろ?」

>>102話 へそくりウォーズ

ゼノ「罠を疑う」
ルキ「周りを警戒する」
ゼノ「カメラを探す」
ルキ「関わらずに放置する」
ゼノ「とりあえずはこんなとこだな」
ルキ「そうね、こんなもんでしょ」

ザナージュ「てめえら、そんなに俺が信用できねえか」
ゼノ「だって、なぁ?ルキ」
ルキ「相手はあの悪名高いザナージュだし……」
ゼノ「そうそう、なんせ金の亡者だぜ」
ルキ「人に見つかるような場所にヘソクリを隠すなんてヘマ、ザナージュは絶対にしないはず……」
ゼノ「だったら何かしらの罠を疑うのが当然だろ?」
ルキ「『てめえ今、俺の金を盗もうとしやがったな?』」
ゼノ「『サツにチクられたくなけりゃ出すもん出しな』」
ゼノ&ルキ「『それでチャラにしてやるぜ』」
ルキ「『チャーラー』」
ゼノ「『ヘッチャラー』」

ルキ「……こんな風に因縁つけてきそう」
ゼノ「違いねーな」
ザナージュ「お前ら打ち合わせでもしたのか?……お前らはどうやら自分たちの置かれた状況が理解できてないらしい」
ゼノ「何の話だよ」
ザナージュ「キミたちのヘソクリは既に我が手中にあると言っているのだよ」
ルキ「……!」
ゼノ「なん……だと……?」
ザナージュ「ククク……俺に隠れて随分と貯めこんでいたようだが残念だったな?」
ゼノ「こんにゃろ……返しやがれ!」
ルキ「待って、ゼノ!迂闊に動かないで!これはきっと罠!」
ゼノ「は?え……罠?」
ザナージュ「ハッハー!もう遅えよ!今の反応でよーく分かったぜ!ゼノ坊、お前がどこかにヘソクリを隠してるってことがな!」
ゼノ「なっ……ハッタリかましてオレを誘いやがったのか……!」
ザナージュ「そういうことだ、坊や」
ゼノ「ちくしょう……ちくしょう!」
ルキ「ゼノ……。相変わらず汚い真似してくれるじゃない、ザナージュ」
ザナージュ「最高のホメ言葉だよ、お嬢ちゃん。これが大人のやり方なのさ。覚えておきたまえ」
ルキ「……あんたこそ覚えておいた方がいいと思うけど?」
ザナージュ「あん?」
ルキ「今、ここにいるのは私たち3人だけじゃないってこと」
ザナージュ「……まさか!」
ルキ「そのまさかだったりして」

>『ゼノさんとルキさんを誘って、美味しいものでも食べに行きます。』

ザナージュ「なああああ!!俺のヘソクリがねえ!!バカな……バカなバカなバカな!!ベッドの下という完璧な場所に隠してたってのに……!」
ゼノ「中学生かよ」
ザナージュ「俺の金はてめえらの胃袋の中ってわけか……」
ゼノ「ごちそーさん」
ルキ「私やゼノが貸したお金も返さずにヘソクリ貯めてたあんたが悪いんだからね」
ザナージュ「クク……クハハ!!」
ゼノ&ルキ「!」
ザナージュ「それで俺に勝ったつもりか?お前らのヘソクリは我が手中にあると言ったはずだぜ」
ゼノ「だからそれはハッタリだろ」
ルキ「そもそも私はヘソクリなんてしてないし」
ザナージュ「ほお、じゃあ小難しい魔導書に挟んであったこの金は何だ?」
ルキ「え……!?」
ゼノ「ルキ、まさかあれはお前の……!?」
ザナージュ「俺ならこんな本は手に取らないとでも思ったかい?甘いねえ、その程度で俺を欺いたつもりだったとは」
ルキ「何てこと……私としたことが侮ってた……!ザナージュの金品に対する執念を……!」
ゼノ「もう何を信用すればいいのか分かんねー」

114 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/21(Sun) 15:43
ビリー「……」
アルス「……」
スターナ「……」
ジャスティ「……」
DZ「……」
ヘルマン「……」
フィアデス「……」
ホラ「……」
スライヤ「……」
ジョニー「……」
ルキ「……」
ゼノ「……」
ルキ「(……ゼノ)」
ゼノ「(なんだ)」
ルキ「(何でこの人たちがウチに集まってるわけ)」
ゼノ「(知らねーよ、ザナージュが呼んだんじゃねーのか)」
ルキ「(そのザナージュはどこ?)」
ゼノ「(それも知らねーよ……)」

アルス「えーと……久しぶりだね、みんな」
ジャスティ「ああ、お互い元気そうで何よりだ」
ヘルマン「ケッ、まだくたばってなかったのか、てめえら」
ビリー「お前もな」
スターナ「そういえばジョニィさんは……?」
ジョニー「ん?いるぞ」
ホラ「あなたのことではないと思うがね」
フィアデス「波乗りの彼なら魔物にやられて入院中さ……」
スライヤ「ジョニィがやられたか……」
DZ「クックック……だがあの旦那は我らの中でも最弱……超真性の恥さらしでやんす」
ルキ「それはあんたでしょ」
DZ「も〜!ルキちゃんってば相変わらずツンツンなんでやんすから〜!」
ゼノ「で、この集まりは何なんだよ?アンタら何しに来たんだ?」
ジャスティ「我々は陛下に呼ばれただけさ。とても大事な話があるから、とね」
ゼノ「陛下?」
スターナ「ザナージュ陛下のことですよ」
ゼノ&ルキ「??」

ジョニー「しかしその陛下が現れんではないか」
ヘルマン「ちっ!こんな会議、意味ねえぜ!俺に仕切らせろ!すぐに終わらせてやらあ!」
スライヤ「ふん、豚に従う人間がどこにいる」
フィアデス「クク……まるで知性を感じないね……」
ヘルマン「なんだと?てめえらから地獄に案内してやってもいいんだぜ」
ルキ「また始まった……バッカみたい」
ビリー「同感だ。飽きもせずよくやるぜ」
DZ「そこ!自分たちだけ興味ないフリして強キャラっぽい雰囲気を出すのはズルいでやんすよ!」
ホラ「よさないかね君たち。……そら、陛下がお見えだよ」

(ザワッ)

アリス「はいはいみなさん!着席してくださいませー!」
ザナージュ「おはよう、モブキャラ諸君。これより会議を始める。まずは……」

>>103話 紅茶でも淹れようか

超真性「ハッ、陛下!」
ゼノ「何だこれ?」
ルキ「みんなザナージュの催眠術にでもかかってるんじゃない……?」
ザナージュ「今からみんなのイメージボイスを決めるぞ!」
ルキ「イメージボイス?」
アリス「簡単に言えば『自分の声をどの声優様に演じてほしいか』ということでごぜーます」
ゼノ「そのためだけにこいつら全員集まったのかよ……?」
ザナージュ「オーケー?」
超真性「ハッ、陛下!」
ザナージュ「そして必ずホシを挙げる!」
超真性「はいっ!!」
ゼノ「いやマジでなんだこれ」
ザナージュ「そして羽ばたくウルトラソウッ!!」
超真性「はいっ!!」

ルキ「……アリス。ザナージュのヤツ、みんなにいくら払ったの?」
アリス「確か一人頭5万ゴールドだったと記憶しておりますが」
ゼノ「うわ〜スゲーバカだアイツ」

アルス「それじゃザナージュさん。僕たちはこれで」
ホラ「ではごきげんよう」
アリス「私もメンテの時間でごぜーますので」
DZ「何かあったらまた呼んでくれでやんす」
ビリー「ギャラ次第で駆けつけてやるよ」
ザナージュ「ああ、ご苦労さん。また頼むぜ」

115 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/21(Sun) 15:43
ザナージュ「まず俺だが、これはミキシンこと三木眞一郎で決まってる」
ルキ「そんなの誰がいつ決めたわけ」
ザナージュ「俺がァ、今決めたのさァ」
ゼノ「っぽさを出してるつもりなんだろーけど若本規夫みてーだぞ、それ」
ザナージュ「ぶるあああああ」
ルキ「私は?」
ザナージュ「嬢ちゃんは林原めぐみ女史で」
ルキ「哀ちゃんみたいな感じ……?うーん……」
ザナージュ「もう少し若めの人がいいってか?じゃあ井上喜久子さん(17)で」
ゼノ「オイオイ。それよりオレはオレは?」
ザナージュ「ミス・犬山イヌコだ」
ゼノ「ロケット団じゃねーか!!」

ザナージュ「わがままなヤツらめ。俺はともかく、お前らはコンビ感が欲しいから相性のいい声優同士で揃えたいところだな。
   たとえば内田真礼ちゃんと」
ゼノ「内田雄馬か?」
ザナージュ「いや、梶裕貴だ」
ゼノ「やめとけよ」
ザナージュ「じゃあ内田雄馬と」
ルキ「と?」
ザナージュ「内田直哉」
ルキ「……で?どっちが私?」
ザナージュ「好きな方を選びな。ちなみにDZは大谷育江さんな」
ゼノ「かわいすぎるだろ」
ルキ「あの変態がピカチュウやチョッパーと同じ声……?ありえない……」
ザナージュ「と全国のパワプロファンが思っただろうぜ」
ゼノ「結局誰がどんな声なんだよ」
ザナージュ「さあな、俺はミキシン希望だがそこらへんは視聴者のご想像にお任せするぜ。たとえば」

ザナージュ:森川智之
ゼノ   :玄田哲章
ルキ   :大塚明夫

ザナージュ「とかでも構わないわけだ」
ゼノ「洋画劇場じゃねーか」
ルキ「……だから何で私に男をあてるわけ?」
ザナージュ「いい声だろ?」
ルキ「そういう問題じゃねぇから」

116 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/06/21(Sun) 15:44
>>104話 にゃんこ大戦争

ザナージュ「ああ、それでいいさ」
ゼノ「問題ねーぜ」
ルキ「よくないし問題あるから」
ザナージュ「何が問題なんだ?ルキにゃん」
ルキ「その呼び方はやめて」
ゼノ「かわいいじゃんか、ルキにゃんって」
ルキ「たしかに私はかわいいけど」
ゼノ「そういう意味では言ってねーよ」
ルキ「……とにかくルキにゃんはイヤ」
ザナージュ「じゃあ何て呼んでほしいんだ?」
ルキ「……普通にルキって呼んでくれたらいいから」
ザナージュ「オーケー、普通にルキ」
ゼノ「これからはそう呼ぶよ、普通にルキ」
ルキ「あんたたち普通にバカ?……ザナージュってさ……私のこと名前で呼んでくれないよね」
ゼノ「たしかにそうだな。何でだ?」
ザナージュ「あん?ああ……俺たちが最初に会った時からずっと嬢ちゃんって呼んでたからな。今さら変える必要もないだろ?」
ルキ「そっか……ザナージュの中ではずっと私は他人のお嬢ちゃんなんだ……」
ザナージュ「あ、いや、そういうわけじゃねえんだが……単に呼び方を変えるタイミングを逃したっつうか……そんな大した理由はねえぜ?」
ルキ「……だったら名前で呼んで」
ザナージュ「え?」
ルキ「私のこと……ちゃんと名前で呼んでよ。仲間でしょ?私たち」
ザナージュ「仲間じゃねえよ」
ルキ「え?(ウソ?)」
ゼノ「え?(マジ?)」
ザナージュ「この俺が、金も持ってない家なき子のお前らを拾った理由を教えてやろうか?俺にはガキの頃からずっと欲しかったものがあったからさ」
ゼノ「ザナージュがずっと欲しかったもの……」
ルキ「それって……家z」
ザナージュ「従順な下僕だ」
ゼノ&ルキ「頭カチ割るぞ」

ザナージュ「それよりダイスちゃんの呼び方だが、ロールちゃんと呼ぶのはやめときな」
ゼノ「何でだよ?」
ザナージュ「ロックマンみたいだろ」
ゼノ「別にいいじゃねーか」
ルキ「……私たちは彼女のことを何て呼べばいいのかな。見た目は幼いけど、年齢は私たちより上みたいだし」
ザナージュ「ダイさん!チイーッス!焼きそばパン買ってきましたー!」
ゼノ「舎弟かよ」
ザナージュ「お前らもダイスちゃんって呼べばいいだろ」
ゼノ「いやー、いきなりちゃん付けはなー……」
ルキ「馴れ馴れしいヤツらと思われない……?」
ザナージュ「コミュ障か」

〜オマケコーナー〜
猫耳イラスト集

「何で私がこんなこと……」
ttps://picrew.me/share?cd=liT10EfguE

「何でオレまで……」
ttps://picrew.me/share?cd=VCiMS2eUVc

「なぜ私まで……」
ttps://picrew.me/share?cd=g5FQkvLQGc

117 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/23(Tue) 00:40

んん……。この個所をこうして、こうすると……駄目か。
ならこちらは………あ、これなら行ける。
そしたらこうして、こうして、こう……よし。(シュルルルル)

切断術式、「蜘蛛糸鋸(スパイダージグソー)」。(シュアッ)
強度、威力、魔力効率。概ね問題なし……。(スッパリ)
この太さの鋼管を切断できれば上出来でしょう。これにて完成、ですね。

さて、少々調子に乗って切り過ぎてしまいましたが……。
どうしましょうか、パイプの輪切り(これ)。


>>9 人生(ギャンブル)

甘くて美味しいと思いますよ、炭酸抜きソーダ。
それにソーダとコーラの差こそあれ、炭酸抜き炭酸飲料(たいしたもの)でしょう?
スリルのない人生などより、余程よいものではないかと。

さて、全財産を賭けた大勝負でしたか?
いいでしょう、賭場へ案内してください。
一世一代の大博打とやら、いざ入ると致しましょう。

種銭(たね)は然して持ち合わせていませんが、些末なこと。
そもそも全てを賭すのでしょう? 金も、物も、命さえ。
即ち勝つか、死ぬかです。そして金とは、死後には持って行けないものですから。
負けて奪われる金など、私にとってないも同然。

私が気にかけていることはひとつ。
何をして遊ぶか、それだけですよ。

願わくば、あぁ―――――久しぶりにルーレットがしたいですねぇ。(BANG!)



118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/29(Mon) 14:46
何かのために生きてるわけじゃない。人生に意味なんか無い。
ただ生まれて死ぬだけだ。生命なんてものは意味を持ってるんじゃなくて
ただの現象としてあるだけ。
人間は自我を持ってるから人生に意味を求めたがるけど無駄なことだ。
いつか死んで全て無になるだけ。

119 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/06/30(Tue) 00:36

はぁ………暑いですねぇ。
こんな時には、適当に果物でも摂りたいところです。
カリカリ梅ならありますけど、水分補給には向きませんし……。

そろそろ、食べごろの梨が出回っていないでしょうか。
スイカに塩、メロンに生ハム、そして梨にカリカリ梅。
塩気や酸味がより甘さを引き立てて……美味しいですよ。


>>10 憑依霊(つきびと)

人間や亜人、純粋な人外に加えて異世界人。
この世ならざる存在を否定するには、世界は少々自由過ぎる。

故に私も、幽霊(ゴースト)の存在は否定していません。
そもそも動く死体(ゾンビ)や吸血鬼(ヴァンパイア)など、不死者(アンデッド)が跋扈するこの世ですよ?
いるでしょう、霊の百や二百程度は。

ところで、私も色白で儚くて可愛い女性なのですが。
これは私も、ルキさんに倣ってみるべきでしょうか。
しかしその場合、私は孤独(ぼっち)なわけですから……。
>>10の方は、一体どなたに話しかけることになるのでしょう。

………まぁ、深く考えずともいいですよね。
前以て想定しておくべき疑問でもなし、先送りに問題はないでしょう。
「もしも」は仮定の話……。
あれやこれやと思い描いても、現実は何も変わりませんから。



120 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/07/04(Sat) 02:26

人の運命は、神が遊ぶ双六だとしても。
上がりまでは、一天地六の賽の目次第。
鬼と出るか、蛇と出るか。うふふ……。

鬼に逢うては鬼を食み、蛇に逢うては蛇を喰らう。
地獄の理、ここに在り……なんて。


>>118 生と命(V&F)

気分よくご高説を並べ立てているところ、恐縮なのですがね。
あなた、人からよく「客観的に物事を見れない」と評されませんか?

何故……って、それを問いますか?
人生と生命を一緒くたに論じる時点で、既に明白でしょうに。

いいですか? 人生とはつまり、人が生きることそのもの。
生まれ落ちてから死ぬまでの過程のことを言います。
対して生命とは、その有無が一定の基準となるだけの概念です。
ただあったりなかったりするだけの、ただの現象です。

えぇ、確かに中間はあなたの言う通りですよ。
生まれて死ぬのが人生で、生命はただの現象です。

過程であり、行いであり、それに込める思いが人生です。
現象であり、事実であり、ただ存在するものが生命です。
人生とは主観的なもので、生命とは客観的なものです。
……だから私は申しているんですよ。
あなたからは、主観と客観の別が見えないと。

私から言わせていただくと、の話ですが……。
人生に意味を持たせるのは、あくまでその生を歩む本人の務め。
無駄かどうかは当人の納得が全てであり、他人が口を差し挟むことではありません。
そして生命が尽き、死を迎え、ただの骸と成り果てた時。
その方ご自身は無へと帰しますが、生涯の足跡となる何かを残すこともあります。
残された何かは他人へ受け継がれ、その誰かの生の糧となるでしょう。

しかしそれも、受け継ぐに足るものを残した場合の話です。
そしてそれを残せる方は、得てして己に偽りなく生き抜いた方。
生に真実を宿すからこそ、他の方々も求めるものなのですから。

生き様(Live)に真実なく、命(Life)を無為と散らす愚者には―――。


―――横たわる(Lie)だけの最期が待つでしょう。



121 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/07/14(Tue) 00:41

緋の花、朱の花、紅の花。
赤々と飾り咲き誇るとて。

血の色、肉色、腸の色。
咲きて徒花、散りて無駄花―――。


―――うふふ、ごきげんよう。
摘み食いのお時間です。


>>16 敗北者(オヤジよりむすこのほうが)

今生に期待できない時点で、今の競争社会からは既に負けている。
加えてこの打ち切りめいた【未完】、これまた負けの証左でしょう。
口では大きなことを言いながら、ただの敗北者ではありませんか。

………?

あの、ちょっと?
何をハァハァしていらっしゃるんですか?
取り消せって、何をです? 今の言葉ってどれですか?
馬鹿にしたも何も事実ですよね? 本当のことは侮辱と言わないそうですよ?
偉大? いやその、あなたのどの辺りに偉大さが……?
時代って、随分と話が散らかりましたね? 少々飛躍が過ぎるのでは?

そもそもあなたは誰なんですか、独り言に突然突っかかってきて。
あぁ、もう……付き合っていられません。
私は逃げます、ごきげんよう! 「短距離転移(ショートテレポート)」!



122 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/07/28(Tue) 00:34

響きますねぇ、郭公の鳴き声が……。


>>21 闇金(えじき)

おや、金貸しの方ですか。
私のような根無し草にも、構わずお貸しくださると。
それはありがたいことですが、利子はどの程度で?

……ははぁ、日に三割ですか。
それはまた悲惨な話ですねぇ、分かってます?
この状況が、どのような意味を持つのか。

分かっているなら結構、では借り受けるとしましょうか。
そうですね、軽く五百万程くださいます?
夏も盛りですし、そろそろ水着のひとつでも買おうかと思いましてね。
実に都合がいい。正しく渡りに船ですよ、ありがとうございます。

………え、返済?
ご心配なく。それに関しましては、何も問題ございませんよ。

そう、何も……ふふ、うふふ。



123 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/03(Mon) 07:01
ザナージュ「新コーナー『50レス前と今を比べてみた』でごじゃる」
ゼノ「三ヶ月半しか経ってねーから、何も変わってねーでし」
ザナージュ「これにて新コーナー終わりでおじゃる」
ゼノ「それはおじゃる丸でし」
ザナージュ「許してたもう〜」
ルキ「……何なの、これ」
ザナージュ「新コーナー『50レス前と今を比べてみた』でごじゃる」
ルキ「つまり?」
ザナージュ「尺稼ぎだ」
ルキ「悪あがきってことね」
ザナージュ「俺は往生際が悪いのさ」

>>106話 死線からの脱出

ザナージュ「よう、いい格好だなミスター。幼女に縛られた気分はどうだい?
   残念だったな。おたくの領地がフィンランド領なら、俺の支配領域は世界そのものさ。まさに……ザ・ワールド」
ルキ「何カッコつけてんの。あんたが捕まえたわけでもないのに」
ゼノ「へー、ダイさんもなかなかやるじゃんか」
ルキ「(あ、結局ダイさんって呼んでるんだ……)」
ザナージュ「ああ、実に見事な能力と解説だな。なんとあの糸の強度は同じ長さの鋼線の5倍以上や」
ゼノ「なん……だと……?」
ザナージュ「さらに『不都合』を『うそ』と読むのもオサレポイントが高い」
ルキ「それ誉めてんの?」
ザナージュ「当たり前だろ、オサレってのは最上級の誉め言葉さ」
ルキ「嘘……でしょ……?」
ザナージュ「嘘じゃねえよ」
ルキ「そう……なの……?」
ゼノ「マジ……かよ……」
ザナージュ「お前ら普通に喋れ」



ザナージュ「さて、ダイスちゃんが取っ捕まえた侵入者とこの旗をどうしてくれようか」
ルキ「不法侵入の罪で警察に引き渡せば?」
ザナージュ「却下、俺はポリ公が嫌いなんだ」
ゼノ「アンタ犯罪者予備軍だもんな」
ザナージュ「……よし、撃ち抜こう」
ゼノ「オイ待て!今のは冗談だよ!」
ザナージュ「撃つのはお前じゃねえよ」
ルキ「殺るならバレないようにね」
ザナージュ「>>106でもねえよ!旗だ旗!あの旗を撃ち抜く」
ゼノ「正気かよ?んなことしたらフィンランドに宣戦布告することになるぜ」
ルキ「ならないでしょ」
ザナージュ「じゃあやめとくか」
ルキ「あんた何がしたいわけ」
ザナージュ「尺稼ぎだ」
ルキ「こんな薄めたカルピスみたいな内容で引き延ばしたところで意味があるとは思えないけどね」
ゼノ「何言ってんだ、ルキ」
ルキ「?」
ゼノ「オレらがここまでやってこれたのも全部このグダグダな引き延ばしのおかげじゃねーか……!」
ザナージュ「フッ、分かってるじゃねえか」
ルキ「あっそ……引き延ばすのはいいけど、ちゃんとオチは考えてるわけ?」
ザナージュ「そんなわけないだろ、俺たちのスタイルは行き当たりばったりだ。それじゃスタジオのダイスちゃんにお返ししまーす」
ゼノ&ルキ「(投げたな)」

124 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/03(Mon) 07:02
>>108話 それでも蜘蛛は止まらない

ルキ「……だってさ。どうするザナージュ」
ザナージュ「こうする(チャカ)」
ゼノ「待て待て、何も撃ち殺そうとしなくてもいいだろ!ちょっとふざけただけじゃねーか、許してやろうぜ」
ザナージュ「問題は動機(そこ)じゃねえ」
ゼノ「じゃあ何だよ?」
ザナージュ「合法とはいえロリに縛られて頬を紅潮させて悶え始めるそいつの姿が気持ち悪かったからだ」
ゼノ「そこかよ!」
ザナージュ「たりめえだ!女の子の触手プレイならいざ知らず、何で見ず知らずのフィンランド人男性の変態プレイを我が家で見せつけられなきゃならねえんだ!
   お前どう思う?家に帰るなりいきなり知らねえフィンランド人の男が糸に絡まって悶えてたら気持ち悪いだろ?」
ゼノ「そ、そりゃまぁ……」
ルキ「フィンランド人じゃなくても女でも気持ち悪いでしょ、その状況は」
ザナージュ「いいや、これが美女ならフィンランド人でも俺は興奮するね」
ゼノ「ザナージュはそういうヤツだよ」
ルキ「……じゃあ変態同士仲良く警察の厄介になれば?」
ザナージュ「ポリは嫌いだと言っただろ。ま、ダイスちゃんになら手錠で拘束されるのも悪くねえがな。
   実年齢21歳の童顔ドSに縛られたと思えば……キヒヒヒ」
ルキ「おまわりさんこいつです」
ゼノ「じゃあさ、ルキに縛られるのはどうだ?」
ルキ「はぁぁぁぁ?いきなり何言い出すの?」
ザナージュ「嬢ちゃんみたいな根暗な小生意気タイプは逆に縛って涙目にしてやりたいね。
   『うぅ……ごめんなさいザナージュ……もう許してぇ……』みたいな」
ルキ「……」
ゼノ「いやー、ルキがそんなこと言うとは思えねーけどな。
   それどころかめっちゃガン飛ばしてツバとか吐いてきそうじゃね?」
ザナージュ「バーカ、そういう可愛いげのねえ女を無理やり屈服させるのが楽しいんじゃねえか」
ルキ「あんたたち、さっさとそこのフィンランド人と一緒に謝った方がいいと思うけど?」(ヒュォォォ……

125 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/03(Mon) 07:02
>>112 ダイスちゃん

>『それでは何をして遊びます?』

じゃあまずは多目的トイ……オウッ!?(ドゴォ
うぐぐっ……どこからか氷の礫が……。
ん、サイコロ?いや、大人の遊びってのはそういう意味じゃなくて……あーいや、オーケー。
それならそうだな……キミが一番得意なゲームで構わないぜ。
何なら敗者は勝者にキスでも捧げるかい?HAHAHA。

>『子供と思わなくては過ちを犯しかねないんですか?』

男女が一つ屋根の下で過ごすってのはそういうことなのさ。キミも気をつけな。
ま、こう見えても俺は理性と自制心の塊のような男だからな。
レディを相手に過ちを犯すような真似は……く、おおおおお!!
ふう……しないぜ(キリッ

>『あなたの得物は拳銃のはずでは?』

男はみな生まれた時からビッグなキャノン砲をぶら下げているものなのさ。
正確には拳銃から大砲にトランスフォームするわけだが。
まあその内キミにも見せてあげるさ。

>自画像

ワーオ……こいつはまたいかにも世の豚ども……いやいや、紳士諸君が喜びそうな見目麗しい顔立ちだ。
サンキュー、いいものを見せてもらったぜ。秒で保存余裕でした。
(しかし惜しいな……彼女の身体が年齢通りに成長していればとんでもねえ逸材だったはずだ……!ドクターにパイカルの研究を急がせるか……)

126 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/08/08(Sat) 22:12

ふふ、うふふ。遅れてしまいました。
前置きは抜きにして、入りますね。


>>125 家主(ザナージュ)

>飛礫(ツッコミ)
おや、ご無事ですか?
どうやらルキさんを怒らせてしまったようですね……ふむ。
あぁいえ、遊戯(ゲーム)はやめておきましょう。
馬に蹴られるのは御免ですから……うふふ。
失うもののない博打にも、今一つ興味が惹かれませんし。

>理性と自制心の塊(うさんくさい)
野性と自尊心の間違いでなく?
……いえ、これは失礼を。確かに、そうですね。
人は見かけによらないものですから、家主さんの言にも一理はありますか。
………後程、ゼノさんとルキさんにも訊いてみましょうかね。

>欲砲(ビッグキャノン)
そちらのことを言って……いえ、よしましょう。
ジョークを解説するというのは、些か以上に風情がない。
嘘か真か、機会あらばその折に確認致しましょう。
ゼノさんの性剣(デュランダル)と比較するのも、面白いかもしれませんね。



127 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/08/18(Tue) 01:26

またも遅れると思いましたか?
あのようなこと、そう幾度もありはしませんよ。

ふふ……摘み食いのお時間です。


>>25 童謡(マザー・グース)

イギリスの古い童謡や歌謡の類、でしたか。
その手のことには疎いので、あまり詳しくはありませんが……。

そうですね、10人のインディアンや駒鳥の葬式などでしょうか。
好きと語れる程、知っているわけではないのですが。

語れる歌は何か、と? ならばあれになりますね。
少々お待ちを。ん、んん、あぁ、あー……♪


卵は塀の上に腰掛け(Humpty Dumpty sat on a wall)

卵は塀より転がり落ちた(Humpty Dumpty had a great fall)

王の馬も王の家臣も全てが束になったとて(All the king's horses and all the king's men)

卵は元に戻り得ず(Couldn't put Humpty together again)


………と。まぁこの通り、ハンプティ・ダンプティですよ。
語れると言うよりも、歌唱(うたえ)ると言うべきでしょうが……。
別にいいでしょう、そんなこと。些細なことではありませんか。



128 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/30(Sun) 23:20
―BOUNTY HUNTERSより大切なお知らせ―

平素は『AtoZ』をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
去年の事務所開き以来、多くのお客様にご愛顧いただいた当事務所でありますが、
誠に勝手ながら本日を以て閉鎖させていただきません。
これからも多くのお客様のご来訪をスタッフ一同、心よりお待ちしています。

AtoZ オーナー ザナージュ



ザナージュ「よし、こんなもんだろ」
ゼノ「何がこんなモンなんだよ」
ルキ「何のつもり?」
ザナージュ「ちょっとしたドッキリだよ、ドッキリ。
   これでみんなを軽く驚かせてやろうと思ってよ」
ルキ「みんなって誰?」
ザナージュ「そりゃ客に決まってんだろ」
ゼノ「……誰もいねーぞ」
ザナージュ「え?いやいや、そんなはずねえよ。一人くらいいるだろ。……いねえのか?マジで?」
ルキ「散々怠けてきたツケね」
ザナージュ「その結果がこれだ!その結果が今の俺だ !
    怠けてきたツケが、俺の盛大な人生の浪費癖が、俺やお前を殺すんだ!」
ルキ「ザナージュうるさい」
ゼノ「喚いてねーで働けよ」
ザナージュ「クソッ……客はいねえのか?一人くらいいるはずだ……!探すぞ!」
ゼノ「なにゴミ箱漁ってんだよ。んなトコにいるワケねーだろ」
ルキ「ネズミくらいならいるかもね」
ザナージュ「ならここはどうだ!デスクの引き出し!」
ゼノ「アンタ、ドラえもんでも探してんのかよ」
ルキ「ザナージュの子孫が助けをよこしてくれるといいけどね」
ザナージュ「わあああああああ!!」
(ビクゥッ)
ゼノ「な、なんだよ、どーした!?」
ルキ「……何事?」
ザナージュ「ドラえもんいた!!」
ルキ「……あっそ。まぁ暑いからね」
ゼノ「あ、スミマセン救急車呼んでほしーんスけど……」
ザナージュ「違えよガキども!!俺は正常だ!マジでドラえもんがいたんだよ!嘘だと思うなら机ん中見てみろ!」
ルキ「……ゼノ、見てみれば?」
ゼノ「はぁ?何でオレに振るんだよ。お前が見ればいいだろ」
ルキ「ふーん、怖いんだ」
ゼノ「怖くねーよ!お前こそビビってんじゃねーのか?」
ルキ「うん」
ゼノ「ぁ……」
ザナージュ「ほら、いいから見てみろよゼノ坊……」
ゼノ「……くだらねーイタズラだったらブッ殺すからな、ザナージュ」
ザナージュ「何も仕掛けてねえよ。マジでドラえもんがいるんだよ」
ルキ「……それが本当だとして何で机から出てこないわけ?」
ザナージュ「意外とシャイえもんなのかもしれん」
ルキ「シャイえもんって何」
ゼノ「(チッ、どーせドラえもんの人形かなんかが置いてあるってオチだろ。
   くだらねー……そーだ、そーに決まってんだ。ビビるなゼノ!)
   ……そ〜……」
ザナ&ルキ「(ビビッてるビビッてる)」

ゼノ「わーーーーーッ!?」
(ビクゥ)
ルキ「な、何……!?」
ザナージュ「だからドラえもんがいるんだっての」



果たしてゼノが見たものは!?

129 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/30(Sun) 23:20
>>118話 人生の針

ドラえもん『何かのために生きてるわけじゃない。人生に意味なんか無い。』

ルキ「」
ゼノ「いやこれ絶対ドラえもんじゃねーよ!!ドラえもんこんなこと言わねーよ!!」
ザナージュ「でも引き出しから出てきたぜ?」
ゼノ「引き出しから出てきたらドラえもんってワケじゃねーんだよ!」
ザナージュ「じゃあこいつは何者だ?」
ゼノ「オレが知るかよ……」

ドラえもん『ただ生まれて死ぬだけだ。生命なんてものは意味を持ってるんじゃなくてただの現象としてあるだけ。』

ザナージュ「なになに……オナカスイタ、ドラヤキタベタイ?」
ゼノ「言ってねーよ」
ルキ「意地でもドラえもんってことにしたいのね」
ザナージュ「いやでも名前もドラえもんって表示されてるしよ」
ルキ「それはあんた次第でしょ」
ザナージュ「まあいいじゃねえか、今回はドラえもんってことにしとこうぜ」
ゼノ「いいのかよそれで」
ザナージュ「いいんだよグリーンだよ。で、ミスター・ドラ。おたくは何をしにここに来たんだい?」

ドラえもん『人間は自我を持ってるから人生に意味を求めたがるけど無駄なことだ。』

ザナージュ「なるほど、だから我々ロボットが人類に代わって世界を支配するって?……ふざけてんじゃねえぞ、タヌキ野郎」
ゼノ「フザケてんのはアンタだよ」
ルキ「勝手に話飛躍させてどう着地させる気なのやら」

ドラえもん『いつか死んで全て無になるだけ。』

ザナージュ「いやたとえ無になっても一度きりの人生!悔いなく生きよう」
ゼノ&ルキ「……??」
ザナージュ「文字でツッコまない漫才を表現するのは難しいな」
ゼノ「いや文字でそれをやろうって試みは斬新!悪くないだろう」
ザナージュ「いや評価されたことは素直に嬉しい!ありがとう」
ルキ「あんた達何やってんの」
ザナージュ「時を戻そう。さあ、タイムマシンを出してくれドラえもん」
ゼノ「だからドラえもんじゃねーよ!もういいぜ!」
ザナージュ「ありがとうございましたー!
   いや、ナイスフォローだったぜゼノ坊。今日はお前に助けられちまったな」
ゼノ「これくらいどうってことねーって。何年アンタと組んでると思ってんだよ」
ザナージュ「……助手にお前を選んで正解だったぜ」
ゼノ「バ、バーロー、助手になんかなった覚えはねーよ……へへ……」
ザナージュ「HAHA……」
ルキ「……で、>>118をどうするわけ?」
ザナージュ「時を戻すな」

130 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/08/30(Sun) 23:21
>>126 マイスウィートハニー・ダイスちゃん

>あぁいえ、遊戯(ゲーム)はやめておきましょう。

オイオイ、キミの方から誘っておいてそりゃないぜ。
サイコロだけじゃなく男心を転がすのもお手のものってわけかい?
ま、キミの上で転がされるのならそれも悪くないさ。
失うもの、ね。興味本位で聞くが、キミが今まで賭けたもので一番デカいものはなんだい?

>『野性と自尊心の間違いでなく?』

俺がワイルドで誇り高い男だって?まあ、あながち間違いとも言いきれないな。
うちのガキどもに?構わねえがあいつらは反抗期真っ只中だからな。
あいつらの言うことを間に受けないでくれよ?

>ゼノさんの性剣(デュランダル)と比較するのも、面白いかもしれませんね。

HAHAHA!デュランダルなんて大層なのは名前だけさ。
あんなもの俺から言わせりゃ短刀だよ短刀!

っと、そうだダイスちゃん。近々この辺りで豪勢なパーティーが開かれるのは知ってるだろ?
俺も去年に続いて参加したい……んだが、今年はちょいと厳しそうなんだ。
キミはどうする?もし参加するなら俺たちに代わって宣伝をお願いしたいんだけどな。

131 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:10

ごきげんよう。
此度は摘み食いのお時間……なのですが。

少しだけ予定を変更して、家主さんの業務連絡からです。
では、参りましょう。


>>130 家主(ザナージュ)

>記念祭(フェスタ)
えぇ、存じていますよ。年に一度の祝祭だとか。
ただ生憎と、あの手の催しには興味が薄いんですよ。
参加する気はありませんし、余裕もあるかどうか……。

とは言え、家主さんたっての願いですからね。
無下にするのも気が引けますし、一度顔を出すくらいは検討しますよ。
何日になるかは分かりませんが、その時には宣伝しておきますとも。


>>26 運(ツキ)

はてさて、どうでしょうかね……。
いえ、途轍もなく悪いというわけではありませんよ。
仮にそうだったとしたら、そもそも私は此処にいませんし。
この年頃になる前に、何処かしらで野垂れ死にしていたことでしょう。

さりとて、特別よかったとも言えないんですよね。
それなら私はもっと真っ当な、過不足ない人生を送れたはずですし。
少なくともこのような、博打漬けの生ではなかったと思われます。

ですので、あなたの仰るそのいずれでもなく……。
運のよい時も悪い時もある、普通の運勢と言うべきでしょうね。

意外ですか? ふふ、ですがそんなものですよ。
禍福は糾える縄の如し……良し悪しとは、常に巡るものですから。



132 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:21
>>131 ダイスちゃん
と見せかけて今突撃してきたとこさ。
悪い悪い、無理にとは言わないぜ。
その返事もある程度予想してたしな。
ま、俺もパーティーにかまけてこっちは放置、なんてマネはしないから
通常営業ってことでよろしく頼むぜマイスウィートベイビー!

133 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/09/05(Sat) 22:22

ふふ、うふふ……。

遅れ馳せながら、ダイス・ロール。
この通り罷り越しました。


>>130 家主(ザナージュ)

>掌(ころがすもの)
うふふ、人を毒婦かのように言わないでくださいよ。
見ての通りの脆弱(よわ)さですから、心を攻めるのが常となったまでです。

>賭け金(チップ)
今までで最大ともなれば、やはり「全て」でしょうね。
財産、生命、尊厳。言葉通り、何もかもを賭しました。
……勝率の程は、家主さんが見ての通りですよ。

>ワイルドで誇り高い男(ものはいいよう)
あら、これはこれは……一本取られたと申しましょうか。
ではその辺りも含めた、詳しいお話。

>反抗期真っ只中(せいちょうちゅう)
>短刀(おそまつなもの)
後ろから家主さんを睨んでいらっしゃる、ゼノさんに確認してみましょう。
それで、ゼノさん。ついでに更に後ろのルキさんとアリスさんも。
本当のところ、どうなんでしょうか。


>>132 家主(ザナージュ)

>記念祭(フェスタ)
えぇ、えぇ。了解いたしました。
通常営業ですね? 私もそのようにしておきましょう。

では、出先での営業はお任せします。
私も月の半ばには時間を作り、呼び込みに赴く予定ですがね。
あくまで予定ですので、皆さんは皆さんで頑張っていただきたく。



134 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/07(Mon) 17:33
もう、後戻りは出来んようだな

135 名前:D.Z ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/09/08(Tue) 18:05
全国20万人のDZファンの皆様、お久しぶりでやんす〜!
今回はフェスで不在のザナージュのダンナたちに代わって、
このキューティーゴブリンことD.Zが進行役を務めさせていただくでやんすよ!
ウヒョヒョ、あの部屋がルキちゃんの部屋でやんすね……?
そういえば今はダイスちゃんっていう幼女も居候してるらしいでやんすね。
俺っち、ロリにはあまり興味ないでやんすが、
せっかくだから、後でゆっくりお部屋を物色させてもらうとするでやんすかね……!
今後の取引に役立つかもしれないでやんすしねぇ……!
ウヒョヒョ!そのためにもまずは仕事を片付けとくでやんすよー!

>>134
何でやんすか藪からスティックに?
後戻り?ふふん、そんなものハナからする気はないでやんすけどねぇ。
この世界に足を踏み入れた時から覚悟は決まってるでやんすよ。
あの扉を開けたらそこにはルキちゃんの部屋!
心を閉ざした氷のような少女の部屋の扉をムリヤリこじ開けるっていうこのシチュ、実に興奮するでやんしょ?
あぁ、一体どんな部屋なんでやんすかねぇ!
あのコってば意外と雑な面もあるから、脱ぎ捨てた服そのままにしてたりする可能性もあるでやんすよ?
何着か頂いて保管用と売却用と自分で着る用に仕分けするのがいいでやんすかねぇ!
あ、このことはくれぐれもご内密にお願いするでやんすよ?

うひょひょ……ではそろそろお部屋に突入……ん?

>『ふふ、うふふ……。』

ひ、人がいたでやんすぅ!?
さてはこのコがダイスちゃんでやんすか……!?
あ、ダ、ダイスちゃん?俺っちはザナージュのダンナの親友のDZという者でやんす。
決して怪しい者ではないでやんすからね!
ダンナから預かったビデオレターをキミに渡しに来たやんすよ!
た、確かにお渡ししたでやんすからね!ほなサイナラ〜!

136 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/09/08(Tue) 18:06
>>133
ザナージュ「やあ、ダイスちゃん。キミがこの映像を見ているということは俺たちはもうそこにはいないだろう」
ゼノ「ビデオレターってそういうモンだろ」

>『見ての通りの脆弱(よわ)さですから、心を攻めるのが常となったまでです。』

ザナージュ「弱い……?誰が?キミが?
   HAHA、屈強なフィンランド人とハードなプレイに興じてたキミの口からそんなジョークが飛び出すとはね。
   キミさえよけりゃウチのバウンサーとして雇いたいくらいだぜ」

>『……勝率の程は、家主さんが見ての通りですよ。』

ザナージュ「見ての通りか……今ここでこうして俺とイチャついてるってことが、キミが強運であることの何よりの証明さ。
   ……一つ大物を逃しちまったようだが(胸元を見つめつつ)」

>『本当のところ、どうなんでしょうか。』

ゼノ「そういうこと本人に聞くかフツー!?」
ルキ「私に聞かれても困るんだけど……」
ゼノ「……ま、まぁ人に見られてネタにされるほど特殊なモンを持ってるつもりはねーよ……うん」
ルキ「……ゼノは知らないけど、ザナージュは小物っぽい。色々と」
アリス「これ以上はご主人様の尊厳に関わりますのでノーコメントでごぜーます♪」

137 名前:ダイス ◆3z.pwDw2 投稿日:2020/09/12(Sat) 23:48

留守を守る……。
珍しい経験と表現するなら、聞こえはいいのですがね。
いざしてみたら、存外に退屈なものです。

……男性陣の寝台(ベッド)の下でも探ってみましょうか。
暇潰しになる何かが見つかるやもしれませんし。


>>134 後退(ネジははずした)

ふふ……。
後戻りなど、考えたこともありませんよ。
ただ進む。生きる限り、それのみです。

そもそもに人とは、命とは、時間とは、世界とは。
前へ前へ進むように構築(つく)られているものでしょう?

昨日へは決して進めない。
瞳を閉じたまま走り出せば、其処は未来なのですから。


>>135 DZ(へんしつしゃ)

>空き巣(へんしつしゃ)
……? あの方は、家主さんの知り合いの方でしたか。
それにあの部屋は確か、ルキさんの……成程。

これは、面白いことになる予感がします。
ふふ、うふふ……。

>家主の親友(へんしつしゃ)
ごきげんよう、確かに私がダイスです。
家主さんからのビデオレター、ですか?
これはどうもご丁寧に。えぇ、えぇ。受け取りました。

>脱兎の如く(へんしつしゃ)
あら、そんなに急ぐこともないでしょうに。
ふふ、うふふ。ごきげんよう、DZさん。
またお会いしましょうね。


>>136 家主一党(ハンターズ)

>録画映像(ビデオレター)
さて、いただいたこの録画……。
拝見してみましょうか。内容は概ね想像できますが。

あぁ、いえ。
その前に、手紙の準備をしましょうか。
まずは……。(サラサラサラ)

「拝啓、家主さん。
 白露の候、いかがお過ごしでしょうか。
 記念祭は楽しめていらっしゃいますでしょうか。
 他所の方々にご迷惑をおかけしていないことを
 切にお祈り申し上げております。

 さて、今しがた家主さんの親友を名乗る
 ゴブリンなのかホビットなのかハーフエルフなのか
 いまひとつ測りかねる不審人物より、
 ルキさんの私室にてビデオレターを受け取りました。
 以下の文面を以て返答とさせていただきます」

>用心棒(バウンサー)
………。(サラサラサラ)

「身体能力の面では本当に貧弱ですよ、私は。
 だからこそ技を磨き、魔法を学び、策を弄するのです。

 用心棒のお誘いはありがたいのですが、
 この見た目では逆に面倒が舞い込むことになると思われます。
 ですので、お気持ちばかりをいただく形でよろしくお願いいたします」

>大物逃し(かわざんよう)
………。(サラサラサラ)

「元からないものが得られなかったことを、失ったとは言いません。
 私の体がどう育つかなど、誰にも知り得ぬことなのです。
 ともすればルキさんの氷壁のように、
 平たいままだったかもしれないでしょう?」

>黙秘(ノーコメント)
……これ以上は聞き出せそうにありませんね。
機会あらば、この目で検めてみるとしましょう。

さて、この手紙を届けなくては……。
「使い魔創造(クリエイト・ファミリア)」。
宛先は記念祭でお楽しみ中の、家主さんたちに。

さぁ、お行きなさい。



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