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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】
- 1 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
- 稀少資源を大量採掘して派手に稼ぐ、そして左団扇の凱旋…。
そう思っていた日が私にもありました…。
…なんて、馬鹿を言っている場合じゃないですね。
今ここに立つ貴方が何者か…? 私同様に一攫千金を夢見てこの黄泉に渡った探行士か、
はたまた何らかの事故か事件により、こちらまで飛ばされてしまった不幸な身の上の一般人か…?
何れにせよ、チノワゲートの接続不良で地上への帰還の術が閉ざされている以上、
我々は全員が一丸となって、ゲート再起動の時までこの未知行区で生き延びねばなりません。
月並みな言葉しか掛けられず申し訳ありませんが…希望を捨てず、共に頑張りましょう。
…とは言え、連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅、
私の隊も黄泉族と思しき謎の少女の襲撃により殲滅、の憂き目を見ておりまして…先が思いやられますが。
【業務連絡、並びに注意事項】
壱:キャラクターハンドルの参加者は「黄泉ヲ裂ク華」の登場人物限定。
弐:それでさえあれば探行士、物語内の主要人物、黄泉族等の種別に関しては一切不問。
参:常駐の際は、身分証明の為の認識票(トリップ)を着用の事。
肆:「黄泉ヲ裂ク華」以外のネタ、キャラに関しては捨てハンの一発ネタ程度であれば許容。
伍:上記の件に関しては「黄泉ヲ裂ク華」と同じEXPERIENCE社製の他のゲームに関しても例外では無い。
陸:ただし、DLコンテンツのポートレートSET参戦キャラに関しては「黄泉ヲ裂ク華」内設定であれば常駐参加は可能とする。
- 771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/10(Mon) 13:48
- 久々の採掘稼業はどうよ?バカンス期間ってブランク長かったから
結構体なまってて大変じゃないかい?
- 772 名前:新見妹 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/13(Thu) 18:16
- >>771
まあ、逃避行ではありながら実質長期休暇…ですからね。
彩千夏准尉「ああ。黄泉では日常だった命の遣り取りとは無縁だったしな…。
それに、運動らしい運動も精々海に出て泳ぐのが関の山だ」
ブラックマン「釣りなどもしてはいたが、それも激しい運動とは言えぬ」
新見妹「何だかんだで現地のご馳走でおなか一杯な毎日だったしねー」
寿人神父「毎日運動不足に食欲旺盛となると…」
ユウ「ストップ、トッシー! それ以上は女の子の前で言うモンじゃないよ!」
…はは。まあ、何だかんだと週単位も経てば流石に…ね。
神崎「黄泉や日輪アビスでの感覚を失くす程の長い間は離れていた訳でもありませんし、
徐々に探索を進めて身体を慣らせば、取り戻すのはそうそう苦でもありませんでしたよ」
- 773 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/15(Sat) 16:20
- 新見妹 ◆9RJ/YOMI(>>770)
クラゲン「そ、そうなんだー…。それで、どんな思い出だったの?」
ルキ「なんだか、すごく未練…あるんでしょうか?」
錬金王「それだけ新見君を愛していた、と言う事なのかな?
それでもそんな彼女に別れを告げた…と言う事は、愛が重過ぎて疲れたのかな?」
ルキ「そこだけ聞いたら、課長さん…ひどい事、してるみたいに見えます。
でも、その冴子…さんだけの話じゃ、何とも言えない…です」
錬金王「何はともあれ、新見君からも話を聞かない事にはね」
錬金王「確かに、久世戸ほどの者ならば選択肢も多くあった事だろうね。
その中で“アルゲン電池”を選んだのは、恐らくそれが奴にとっての最適解だからこそ…かもな」
ルキ「意外と、それ以外が成功しなかった…からかも、です。
ただ、狂王ほどの知識がありませんから、何とも言えませんけど…」
>>771
ルキ「皆さんの話を聞いていたら、確かにそんな気…しますけど」
錬金王「環境の激変が長期に渡っている以上は、止むを得ない事だろうね」
クラゲン「それでも、何だかんだでうまくやれてるみたいだねー」
- 774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/19(Wed) 18:02
- 冷房かけなきゃじっとしてるのすらやってられん猛暑の中で
肉体労働に従事する人たちにはマジ尊敬しかねーわ
- 775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/20(Thu) 18:41
- そういえばだいぶ前になっちゃうけど、みんなは七夕で何か願い事はしたの?
- 776 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/22(Sat) 16:26
- >>774
錬金王「確かにね。炎天下での激しい運動を伴う活動自体が、
慣れてはいようと納得づくでしていようと、一種の苦行ではあろうからね」
クラゲン「水気をちゃんと取らないと、“だっすいしょーじょー”って言うのを起こして、
場合によっては死んじゃう事だってあるんだよね…」
ルキ「わたし達はまだ、日の当たらないところだから…まし、かもです。
暗くて、じめじめする所が多くて、それはそれで大変…ですけど」
>>775
錬金王「そう言えば、そんな行事もあったっけかな…」
クラゲン「去年、みんなに紙に願い事書いて笹に吊ればいい…って聞いて、
やってみた事、あったんだよねー…そう言えば。
でも、アルダの言葉で書いたのがまずかったかはわかんないけど…叶わなかったし」
錬金王「まあ、ちょっとした呪いの類に過度の期待は禁物だろうさ。
しかし、気の持ちよう…と言うのもあるかも知れないしな」
クラゲン「だから、今度は“日本語”で書いてみたんだよねー。
いつかにんげんになりたいな…っと。今度はどうかなー?」
ルキ「そう言えば、わたしも…課長さんに、読み書き…習いましたから、
折角、ですし…お願い、書いてみました」
錬金王「ほう…何にしたんだい?」
ルキ「はい…。“ぬれぎぬを、はらして…かちょうさんと、いっしょにいえへかえりたい”…です」
クラゲン「そっか…。課長さん達はまだ、久世戸様に罪を着せられたまま…だったよね」
- 777 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/22(Sat) 20:55
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>773)
新見妹「兄貴がたまたま新入社員の時に口説いたのが冴子さんで、
見た目だけは結構カワイ気のある兄貴にメロメロになっちゃって…本人曰く『燃える恋』ってヤツで、
すっかりゾッコンだったんだけど、兄貴って移り気でタラシなワケでしょー?
だから、冴子さんにもあっさり飽きてポイしちゃったって…」
逆だって言ってるだろ、逆だって! 声掛けて来たのもあいつの方からだし、
なし崩しで付き合ってても、何だかんだと合わないトコだらけでギクシャクして、
結局あっちから別れ言って来たからそれっきり、だよ! いい加減に嘘を真に受けて吹聴するなって!!
お前が信じないのは勝手だとしても、だよ!
ユウ「マコト君の女癖は兎も角、光井サンって確かにあんまし引き摺る人じゃないっぽいしなぁ…。
ま、コレはあたしが見た時の印象だけど…アイちゃんが思ってるのとは違うと思うわ」
そうですよ…。「恋する乙女」とか、あいつに一番似合わない代物ですよ…はぁ。
と言うか、むしろ私への扱いの方が酷いと思うけどな…。
彩千夏准尉「最適解…か。この場合は『アルゲンをどう扱うか』のそれだと思うぞ」
ブラックマン「『新たな資源』として流通させる為…でもあり、
効率良く扱う為の形として、電気を選んだのではないか…と言う気がするな」
流通させる事自体にも、何らかの意味…裏があったのかも知れませんね。
総裁亡き今、新たな発見も無い以上は憶測でしか語れませんが。
>>774
新見妹「だよねー。土方のおじさんとか、ホント大変そーだしさー」
ユウ「刑事連中の張り込みとかも、結構な地獄だったりするね。
…ま、日陰にでも潜り込めるならちったあマシかも知んないけどさ」
神崎「ルキさんの言う通り、僕達の業務には環境の違い故にさほど関係は無い話ですね。
ただ、命を落とす危険性は熱中症等より遥かに上ですが」
何れにしても、付きまとう危険や苦労を少しでも慮って頂けるのならば、
業務活動中の身の上としては報われる話ですね。
>>775
ユウ「したした! こぉ言うのもテンション維持には結構大事だしね。
あたしは勿論、大金稼いで浴びる程ビール! って感じ」
寿人神父「辻本さんは相変わらず…ですよね。
私はあの忌々しい女がくたば…失礼、教会の皆の下へまた戻りたい…です」
彩千夏准尉「嫌な本音が漏れてるぞ、久我澤。…まあ、自分も人にどうこうは言えんか。
父の仇との一日も早い再会を待ち望む旨を書き記した以上は、な」
新見妹「ウチは『兄貴をシバく!』それだけっ!!」
お前なぁ…。
ブラックマン「む…? この、札は…? ほう、どれどれ…。
『兄貴達みんな連れてユイのトコ帰る』…ほうほう、コレはコレは…」
新見妹「わーっ! わーっ!? ゲン爺、見ちゃダメ…ってか見るなぁー!!」
やれやれ…。でもまあ、あいつが書いてくれてるなら…そう、だな。
僕らは一刻でも早く調査を終えて戻らないと…。さて、今後はどうなる事やら…な。
- 778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 22:24
- 錬金王さんは頭の良いインテリだから、日本語の読み書きをマスター出来るんじゃない?
- 779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 22:44
- みんなはお寿司食べ放題と焼肉食べ放題なら、どちらを選ぶ?
- 780 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/25(Tue) 15:45
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>777)
錬金王「新見君の体験談に、ユウ君の証言を聞く限りでは…そうだな。
愛那君は、その光井と言う者に騙されている公算が高そうだ。
まあ、命に関わる様な実害は無さそうだし、適当に流せば良かろうて」
クラゲン「課長さん、ドンマイだよー!」
ルキ「でも、いつまでも揉めてたら…迷惑、です。
やっぱり、光井さんも一緒に…きっちり、話し合った方が…いい、です」
錬金王「ふむ…資源としての流通すら、計算の内かも知れぬ、と?
本来は持ち出せぬ筈のアルゲンを、形を限るとは言え…外界で活用出来る様にしたのだ。
己の理想が全ての久世戸が、この異郷の地の発展への努力をするなど、
僕の知る奴らしくなくて腑に落ちなかったが…それ自体も、奴の目的の為の布石だとするならば…まさか」
クラゲン「どうしたんですか、錬金王様?」
錬金王「考えてもみよ。アルゲン無き世界にアルゲンを徐々に浸透させると言う事に他ならん。
今は形が限られているとは言え、アルゲンをばら撒き、アルゲンを世界の一部へとしつつあるのだ。
そして、黄泉のものはあらゆるものがアルゲン無き空間では存在の維持すら出来ぬ。
さて、これは何を意味するかな…?」
クラゲン「あ、ああああ!ま、まさか…!」
ルキ「…え、っ?そ、そんな…!狂王は、ゆくゆくは黄泉の全てを地球に…?」
錬金王「左様。世界を創り変える為にアルゲンが必要不可欠ならば…それが答なのさ」
>>778
錬金王「お褒めに預かり光栄だが…文字の読み書きについては、
知力や学力の問題と言うより、習得を左右するのは根気と記憶力の問題ではないかな?」
ルキ「そう、ですね…。文字の形と読み方、覚えなきゃいけないの…それ、ですから」
クラゲン「書くのは元々アルダの文字で出来てたから、
平仮名や片仮名、漢字の形を覚えれば日本語もいけそうかな…?
僕は、手足が人間のじゃないから、ちょっと大変だけど…」
錬金王「“黄日辞典”に頼り切りと言うのも困りものだし、
僕も徐々にではあるが、自力での読み書きは会得しつつあるのだよ」
>>779
錬金王「どちらも日本のそこそこは高価な料理…のようだね。
まあ、食事が出来ず、必要ともしない僕にはさしたる関係はない話だが」
クラゲン「“焼肉”…は文字通り焼いたお肉、なんだよね?
“寿司”っていうのは、今初めて聞いた名前だよー!
でも、食べ放題なのは嬉しいかなー。どっちでもよさ気だけど、
とりあえずはわかりやすそうな“焼肉”にしよっかなー?」
ルキ「“寿司”って言うのは、色んな魚介を握ったご飯に乗せたお料理…だって、
課長さんやユウさん達から、聞き…ました。日本の、代表的な高級料理…だそうですし、
わたしは、そちらの方を食べてみたい…かも、です」
- 781 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/25(Tue) 20:40
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>780)
新見妹「えー! おじさん、冴子さんを疑うのー!? ひっどーい!!」
…ほら見ろ。それココで言ってるのお前だけだし、当たり前だろ。
元々の信憑性だって相当アレだけど、そもそも光井本人の言ですら無いしな。
新見妹「ぐぐぐぐぅ〜…」
…しかし、だからと言って気楽にも流せる物でも無いですよ。
噂として流れるだけでも、結構は風評被害にはなる事ですしね…はぁ。
ユウ「ま、それはそれとしてもあたしも個人的にマコト君と光井サンの間に何があったかは気になるし、
ルキちゃんの言う通り、本人も交えて色々積もる話はしたいトコよねぇ」
私は勘弁願いたいですけどね。あいつ、確実に場を引っ掻き回すのが目に見えてるし…。
ブラックマン「何はともあれ、全ては事を終えて合流を果たしてから…ですがな」
ええ…。あいつと開道、親父は地上の本社で建て直しに奔走中ですから。
神崎「…その憶測が事実であれば、由々しき事態ですね」
ユウ「ん? どぉしてさ、剣一君?」
神崎「アルゲン無き地上にアルゲンが徐々に浸透し、
黄泉族が活動可能になるまでのアルゲンが満ちてしまう…と言う事になるんです。
コレは…日輪アビスから異形が湧き出るのと同等の脅威に晒されかねない大事なんですよ!」
ブラックマン「うむ…。黄泉族も異形も各々の唯一の対処法以外では排除出来ぬからな」
その兆候が既に現れ始めているのは、灰十字さんが仰っていた例の事件からも明らかですね。
しかし、総裁が倒れる前には予兆すら感じられなかったと言うのに、何故今頃になって…?
>>778
まあ、確かにその気になれば直ぐ…だとは思いますよ。
ユウ「何だかんだでクラゲンやルキちゃんもちょっとずつ出来てるみたいだしねぇ」
彩千夏准尉「そこは本人の言う通り、学習と努力の積み重ね…だろう
>>779
新見妹「ウチは当然お寿司! 滅多に食べられない高級品だもん!!」
彩千夏准尉「自分は選べ、と言われれば焼肉…の方だな。
気兼ねせずに数を食べられるのは気分的にこちらの方だから…な」
ユウ「ま、何となく寿司ってあんまりがっつくとみっともなく見える気するしねぇ…。
ビール片手に盛り上がる方がイイから、あたしも焼肉の方かなぁ」
ブラックマン「亡き先代があまり高級志向に拘らぬ分、
意外に無縁だったので、私めは寿司の方を久方振りに頂きたいですな」
寿人神父「どちらでも構いませんが、私は食べ放題と言うのはちょっと…。
アレ、実は思ったよりは元は取れないからなので」
神崎「どちらも外食で位しか縁はありませんし、行くならば形式には拘らず嬉しいです」
何れにしても給料日になってからの話…ですよね、流石に。
特に寿司なんて、どれだけ飛ぶのか知れた物じゃありませんし…。
- 782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/25(Tue) 21:13
- 皆さん、糸引き飴でもどうですか?当たりを引くと大きいのが出て来ますよ
- 783 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/26(Wed) 00:01
- 他の探行士「せっかくここまで生き残ったんだ、絶対にハッピーエンドを迎えてみせる!」
- 784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 18:36
- みなさんの良い思い出話を聞かせてください
- 785 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/28(Fri) 16:40
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>781)
錬金王「ふむ…。名誉を損なう悪評の流布、か…。
確かにそれは由々しき事態ではあるな」
クラゲン「課長さんが“たらし”って事…ですよね?
でも、それってどんな意味だったっけ?」
ルキ「あの、確か…それ“女癖が悪い”とか“浮気者”…って事、だったかと。
課長さん、そんなに酷い人には見えない…ですけど」
クラゲン「それ、アイさんが事ある毎に言ってるよね?
自分のお兄さんなのに、なんでそんな風に言うんだろ?」
錬金王「行動自体は兎も角、真に貶めたくてそうしている気はしないがね…。
むしろ、悪評の流布で異性を遠ざけようとしている辺りが…いや、僕から言うのはやめておくか」
錬金王「現状、新見君達は指名手配の凶悪犯…という事だからな。
合流は互いを危機に陥れる破目にしかならぬが故に、したくとも出来ない…か」
クラゲン「きっと会社の人も心配してると思うんだけど…」
ルキ「その事を、お知らせもできない…んですよね?お互い、すごく…辛そう」
錬金王「恐らくは、久世戸が打っていた布石の一つがようやくここに至って…と言う事だろうね。
アルゲンの外界への拡散は、既に余人に気取られぬ形の手法が確立されていたのであろうな」
クラゲン「でも、成果が出る前に久世戸様は…」
ルキ「それでも、狂王のした事は…まだ、尾を引いている。
だから、わたし達で…止めなきゃ、いけない。
課長さん、皆さん…力を、貸して下さい。わたしの好きになった、この世界を…守りたい、から」
>>782
クラゲン「飴…って、キャンディの事、だよね?
でも…糸引き?まさか、あのアルダ一危ない珍味の“納豆”みたいなの!?」
錬金王「いやいや、流石に飴は腐っても糸は引くまいよ。
それに、これは…何本もの糸に飴を括りつけていて、その糸を束ねたものだね」
ルキ「色とりどりで、大きさも…まちまち、ですね。
でも、“結ぶ”ならわかります…けど、どうしてこれで“引く”なんて名前、なんでしょう?」
錬金王「ふむ。束ねている糸を一本引けば…いずれかの飴が手繰り寄せられる作りか。
なるほど、理屈としてはくじ引きの類だね」
クラゲン「あ!引くって…そういう事だったんだ!」
ルキ「何か、楽しそう…。ひとつ、引いてみてもいい…ですか?」
クラゲン「僕も僕も!!」
>>783
錬金王「うむ、その意気だ。やる気を失くしては、事を成す以前の問題だからね」
ルキ「大丈夫…。わたしが、守ります…から。“再生の加護”で。
だから、皆さんも…諦めないで」
クラゲン「僕は応援しながら見守るしか出来ないけど、頑張って!!」
>>784
クラゲン「僕は、錬金王様と一緒にいた事全部と、
課長さん達や他のみんなと会ってお話して、
また錬金王様と一緒にこうしてみんなと一緒でいられる事かな?
だって、僕らの命は黄泉が出来てからだから…」
錬金王「飽くまでも記憶の中での話であれば、そうだな…。
死の森の狂王であった久世戸と共に忌まわしき世の歪みアルダーと奴の信徒共、
その帝国と教団、身勝手の極みの理に全力で歯向かった、
世のひねくれ者としての長きに渡る戦いと、その間に奴と理想を語らった、
今や叶わぬ未来に思いを馳せていた頃が…最高に輝いていた時期、なんだろうね…僕にとっては。
まあ、今となっては僕自身の存在も含めた、最高の皮肉でしかないわけだが」
ルキ「わたし…黄泉に囚われて、狂王の下にいた頃は、
そんなの、何ひとつ…ありません、でした…。
でも、何度も繰り返される苦痛と苦難の中で…課長さんや社長さん、
管理官さんにカサンドラの皆さん…99行区で出会えた皆さんとの、
今まで過ごした日々の出来事が、わたしの…何よりも、素晴らしい…思い出、です」
“”
- 786 名前:猫の群れ 投稿日:2023/07/29(Sat) 18:12
- ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん、錬金王さん…ありがと)
(,, uu
∧_∧
(´・ω・) ニャー(アイちゃんごめんよ〜。ワガママ言っちゃって)
.c(,_uuノ
∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(帰ったら目いっぱいおもてなしするから、頑張って!)
(,, uu
∧_∧
(´・ω・) ニャー(目指せ、モフられ担当の癒し枠〜!!)
.c(,_uuノ
- 787 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/01(Tue) 15:00
- 猫の群れ(>>786)
錬金王「さて…“再生の加護”の付与はもう済んだかい?」
ルキ「はい…。これで、この子達も…命を落とす事、あっても…大丈夫、です」
クラゲン「まあ、キャンプにいてたらそんなに危ない事はないけどねー」
錬金王「まあ、念には念を…という事だ」
ルキ「課長さんの、大事なお友達…ですから。それに、わたしにも…。
絶対に、みんなで…一緒に、帰りましょう」
クラゲン「そだね!それまでは、一緒に課長さんの帰りをお出迎えしよっ!」
- 788 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/04(Fri) 18:00
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>785)
新見妹「冴子さんにした事が一番ヒドいけどさー、
兄貴がタラシだってのは事実だかんなー!」
そりゃまあ、確かにココの課長として落ち着くまでは、
今まで自分が結構惚れっぽいのもあって色んな異性とは付き合ったけどさ…。
でも、お前がキャンプの面子見て女性比率高いだけでハーレムだとか、
光井の戯言真に受けてだとかで変に騒いだのは全部誤解だからな!
ユウ「やっぱおっちゃんもそぉ思うか…。
何だかんだでアイちゃんってホントわかりやすいからなぁ…。
ま、素直じゃないからツッコむのは面倒になるし止めといた方がいいのは確かだけど」
新見妹「だーかーらぁー! ウチはバカ兄貴に将来泣かされかねない、
カワイソーな女の子の犠牲者を減らしたいだけだってのー!! そーいうの違うってー!」
彩千夏准尉「やれやれ…だな」
神崎「全国指名手配の件でも歴然としている事ですが、
XTHの後援の御舟財閥の根回しですら功を奏さず、
日本国その物を敵に回している状況に何ら変わりはありませんからね…」
結局、今は頼れる物は自分達だけ…でしょう。
まあ、事態その物が余人の手を借りてどうにか出来る事では無い気もしますが…。
ブラックマン「ですな。黄泉族に絡む事態は探行士以外の対抗手段がありませんからな。
とは言え、地上に出た黄泉族に関しては探行士ですらも対抗は出来ませんが…」
寿人神父「ええ。我々もアルゲンを使えなければ所詮は『只の人』ですから」
>>782
ブラックマン「おぉ、またコレは余興に打って付けの菓子を出して来ましたな」
新見妹「コーセーの糸引き飴、だよねー? なっつかしいなぁー!
ウチも駄菓子屋さんでユイと一緒によく引きに行ってたなー」
彩千夏准尉「フルーツの形をした物はつい最近出た物の様だな」
こう言ったちょっとした物は、気分転換には丁度良い感じなんですよね。
いつもいつもこうした細やかな気遣いをして頂き、本当に有難う御座います。
>>783
ユウ「ま、一回墜ちるトコまで堕ちたからねぇ…。
後は這い上がるだけしか無いんだし、トコトンまでやってやるまでさ」
済みませんね。弊社に採用され、私の隊に配属されて99行区に来たばかりに、
立て続けの長期間にこの様な辛苦を味わう破目にさせてしまって…。
彩千夏准尉「何度も言うが、課長や社長の所為では無い。
この苦境を招いたのは、公社を設立して世の転覆を図った久世戸英器だ。
姿を消して尚生き続ける、奴の謀の脅威を打ち砕けば全ては終わる。
弱音を吐くな! 今まで通り、淡々と事に向き合え!!」
神崎「そうですよ。久世戸総裁を相手にする程の難事はもう無いんですから、
後は落ち着いて一つ一つ、目の前の障害を排除するだけです」
そう、ですね…。ココまで来て気落ちなど、している場合じゃない。
では、改めて…後ひと踏ん張り、宜しくお願いしますよ皆さん!
- 789 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/04(Fri) 18:00
- >>784
良い思い出…ですか。そう、ですね…。
私としては、まだ良心が健在だった頃の学生時代…でしょうかね。
新見妹「そだねー…あの時までは幸せいっぱいだったよね、ウチら…。
でも…パパとママが死んじゃって、兄貴まで大学出た途端に姿眩ましてさ、
そっから今の今までユイと二人っきりで、カサンドラに辿り着くまでがどーもなんなくて…。
なんもかも全部! ブッ壊したのバカ兄貴じゃないかよぉー!!」
黙って探行士になったのは悪かったと思うけどさ…生活の為だから仕方無いだろ!
大体、全部壊したって何だよ!? 意味解らん!!
ユウ「小学校の時は何だかんだであたしらとも家族ぐるみで仲良かったもんねぇ。
あたしも、平穏無事で幸せって言えてたのはそんな時までだったかなぁ…?」
彩千夏准尉「家族と良き思い出、か…。自分も父が現役の探行士であった頃は、
安定した生活に憧れが容易く自分の手の届く所にあって、絶対に離れなかったからな…。
父があの黄泉族に殺され、父と共に全てを失うその日までは…な」
ブラックマン「今は亡き先代が健在であった頃に仕えておった時の全て…ですな。
先代と妻を支え、二人にも支えられた事が。ココで全てを語るには余りにも多過ぎるが故、今は遠慮しておきますが」
寿人神父「都心の教会に赴任した頃と、今こうしてカサンドラ社の聖術工として在るこの時…でしょうか。
それか、強いて言うならばそこを含めあの女との一切の関わりが無い時…ですかね」
神崎「相変わらずその人に関してだけは辛辣ですね、寿人さん。
僕もまあ、XTH隊員と探行士として働いている今が一番充実している時…ですね、確かに」
猫の群れ(>>786)
新見妹「気にすんなよぉー、ウチらの仲じゃん!
大体、あんな目して鳴いてるのに置き去りに出来るなんて、鬼畜か悪魔かバカ兄貴の所業だろぉー!!」
…何で僕をその中に入れる? はぁ…まあ、来てしまったからにはしょうがないな。
何時になるかは解らないけど、このヤマが片付いたら僕らと一緒に家に帰ろう。
ユイ…もう一人の妹にも是非会わせてあげたいからな、新しい家族として。
ユウ「何だぁ…何だかんだでやっぱ飼う気満々なんだ、マコト君。
だったらついでにあたしもお邪魔しよっかなぁ…?」
新見妹「はぁー!? 何言い出すの、ユウ姉ちゃーん!?」
ユウ「いや、だってさ…今回の件であたし、懲戒でクビは確実…っつーかとっくに確定だろぉし、
何かと将来が不安だから、見知った顔の頼りがいありそぉなのに養って貰おうかと…」
…何でそうなるんですか。正直、いっそ面接の時に不採用にしておけば良かったのかもな…はぁ。
- 790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/04(Fri) 21:20
- あなたが選ぶ、オススメの一冊は何ですか?(ジャンルを問わず)
- 791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/05(Sat) 09:47
- ルキちゃんって巫女とか魔女とかのシャーマン系の職業が似合いそう
- 792 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/08(Tue) 08:08
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>788-789)
錬金王「まあ、この様な危険地帯にまで追って来るほどだからねえ…。」
クラゲン「課長さんやユウさんが一緒じゃなかったら、結構正直に色々教えてくれるんだよねー」
錬金王「うむ。久世戸との決戦の最中に君達の帰還を待つ間もそうであったな。
ああまで気を揉む位なら同行した方が良かったと思う位には…ね」
ルキ「でも、課長さん…お仕事始める前は、本当に“たらし”…だったんですね。…信じられない」
クラゲン「ま、まあまあ…。ルキさん、ちょっと目がこわいよ?落ち着こ、ね?ね?」
ルキ「そういえば、そう…でした。探行士の皆さんも、黄泉じゃなかったら…」
クラゲン「本領は発揮出来なくなっちゃうんだよねー。でも、黄泉族が生きられる位のアルゲンがあれば、
探行士のみんなだって、探行士として戦えるんじゃないかな…ひょっとしたら」
錬金王「理屈はそうだろうね。ただ、無条件でアルゲンの漂う中で存在を維持出来る黄泉族と、
特定の条件化でアルゲンを攻撃に転用する探行士とでは細部が色々と異なるだろう。話はそう、単純では無いかも知れんな…」
>>790
クラゲン「うーん…なんだろ?残念だけど、どっちの世界の本もあまり詳しくないから…」
錬金王「塔の中の蔵書の一つに“円卓の生徒”というものがあってね…。
アルダーの者共に歪められた聖人達の真実の姿が記された叙事詩なのだよ。
ただ、君達が読むには黄日辞典を通さねばならんのが手間にはなるが」
ルキ「わたしは、そう…ですね。管理官さんから、お借り…した、
地球の、乗り物についての絵本…ですね。すごく、わかりやすくて…お勧め、です。
ただ、わたし…まだ日本語は苦手、ですから…なんて題なのかは、わかりません…けど」
>>791
錬金王「雰囲気的には、確かにそうだろうね」
クラゲン「やってる事だけを見るなら、どうかって言われれば“ヒーラー”の方かも」
ルキ「実際のところは、狂王が…“至宝ヨミ”の行使権を自らに与えさせるために、
媒体として造り出した“神の子”ですので、厳密には…違い、ます。
ヨミの力は、神が認めた者にしか、行使は出来ません…から」
錬金王「とは言え、やってる事は実際には非常に巫女らしくはあるのだがな」
- 793 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/08(Tue) 20:20
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>792)
新見妹「ちょ…っ!? おじさーん!? クラゲーン!?」
彩千夏准尉「そうか…。まあ、止むを得ん所もあるか。
そもそも新見を同行させなかったのは経験の差の問題等もあっての、
現場監督…つまり、課長の判断もあったからな」
身内故の甘さ、の謗りを受けるのも止む無き事ではありますが…ルキ?
い、いやちょっと待ってくれ…! 矢鱈惚れっぽさがあったが故の、と言うか若気の至り…でもあるが、
長続きしないのが殆どとは言え、私達は互いに清い交際ばかりで…!
新見妹「ふっふっふー。ルキちゃん、やっとわかってくれたんだぁー!
バカ兄貴ってホントにタラシなんだから、注意しなきゃダメよぉー? ププププ…!」
ま、待て…誤解だぁぁぁー!!
ユウ「ま、バカな痴話ゲンカやってるあっちは放って置いて…と。
黄泉族が僅かな時間とは言え、外へ出られる状態になってる現状だけどさぁ…」
神崎「外界へのアルゲン流出の疑惑もココで様々な仮説が立てられましたが、
大本の原因が黄泉内部に在る事には変わらない、でしょうね」
彩千夏准尉「ああ。久世戸の『国生みの大樹』の時ですら起動しなかった花石が、
それまで秘されて来た行区への道を拓いた事にも、間違い無く何らかの関わりはあるだろう」
寿人神父「大聖堂の先の行区の探索は先の調査で粗方済みましたし、
中心部と思しき場所に鍵があるのでしょう。そこで何か進展があれば良いのですが」
>>790
逆に色々とあり過ぎて、何をお薦めすれば良いか迷うんですよね…。
ユウ「マコト君、和洋問わず色んな小説持ち込んで読み漁ってるもんねぇ…」
新見妹「一つ読み終わるまでは集中するけど、終わったらすぐ次! …だからなー。
ウチはコミックだけど『ヨミえもん』がオススメかなー?
未来からやって来たカエル型ロボットとのドタバタ劇のギャグ漫画で、最近アニメ化もしたっけー」
>>791
…確かに。「神の子」と言う立場や肩書きの様な物までありますしね。
寿人神父「実際の『奇跡』の事を抜きにしても、占い師や預言者なんかもしっくり来そうですね」
ブラックマン「浮世離れした外見に雰囲気がそう見せるのだろうな」
ユウ「ココの探行士的なモンで言うなら『魔術工』か『聖術工』だろぉけどさ」
- 794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 23:20
- 皆さん、リプトンの紅茶でもいかがですが?とても甘美な味がしますよ♪
- 795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/13(Sun) 08:59
- ちょっと遅いけど、夏はやっぱりウナギ!
秘密裏で全員分の鰻重を買って来たよー!
つ鰻重&うなぎの肝吸い×人数分
- 796 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/15(Tue) 20:30
- >>794
ブラックマン「やはり、紅茶と言えばコレか」
スコットランド発祥の老舗のブランドでしたね、確か…。
ティーバッグタイプの物が出始めたのがほぼ15年位前の話だった気が。
ユウ「あの黄色いアレって、日本の紅茶の定番だよねぇ」
彩千夏准尉「相変わらずの良い香りだ。
贅沢を言うべきでは無かろうが、何かケーキの類も欲しくなるな」
>>795
彩千夏准尉「ああ、そう言えば…『土用の丑の日』だったか。すっかり忘れていたな」
ユウ「ま、しょうがないか。あたしらその時未知行区に出てたからねぇ」
新見妹「半月過ぎちゃってるけど、別にいーじゃん…って、おぉー!」
ブラックマン「重だけでも中々の物ですが、肝吸いまで付いて来るとは…」
神崎「流石にコレは専門店にでも行かない限りはそうそう食べられる物じゃないですね…」
寿人神父「あ、ありがとうございます…。しかし、ココまでの代物だと、
流石に調達は相当に難儀したのではありませんか? 何か、色々と申し訳無い気が…」
社長が色々と手を回して、貴方もその絡みで動いている…って事ですか?
何はともあれ、済みませんね…本当に。
新見妹「もー、細かい事はこの際いーじゃん! 冷めない内にみんなで食べちゃおーってば!!」
- 797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/15(Tue) 21:15
- >贅沢を言うべきでは無かろうが、何かケーキの類も欲しくなるな
そういえばケーキと言えば、皆さんは何がお好きですか?
- 798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/15(Tue) 22:39
- 錬金王さん、本の差し入れです
暇潰しにどうぞ。つ松下幸之助の「道をひらく」
- 799 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/16(Wed) 16:54
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>793)
ルキ「そう、ですね…。だったら課長さん、前の女の人達と何もやましい事…ないんでしたら、
ちゃんとそれ…証明、して下さいね?」
クラゲン「へ?」
ルキ「だって、“たらし”じゃないなら…他の人に、目移りなんて…しない、ですよね?
わたしの事、そばで…ずっと、守ってください。離れたら、いや…ですよ?ふふ…」
錬金王「ほう…そうくるか。しかし、現実問題となると、どうなるものかな…?」
クラゲン「あ、そだそだ!実際その“未知行区”ってどうだったの!?
大聖堂から行けるとこ以外にも、あと二つあったよね?」
錬金王「残りは確か、臥竜の森と死星砦の先…だったか。
そちらの方にも何か手掛かりになるようなものはあったのかい?」
ルキ「狂王が生きていた時は、動かなかった…花石。
でも、それが今は…。狂王は、どうなった…の?もし、生きていたのなら、
今は…何を企んでいるの…。あ、ああ…!」
>>794
錬金王「ふむ…袋に小分けにしたのを湯で煮出すやり方か。
分量的には一度きりしか出来なさそうだが、軽く一杯やるなら丁度良いか」
クラゲン「すっごいいい香り!でも、もうちょっと冷めてからじゃなきゃ厳しいかなー?」
ルキ「これだけでも十分ですけど、レモンやシナモン…あったら、もっと良かったかも…です」
>>795
錬金王「おや、これはまた随分と豪勢な…。
しかしながら、僕は食事を摂れる仕組みの身体ではなくてね…。
ひとまず、僕の分は適当に他の皆で分け合うと良いさ」
クラゲン「あ、すみません錬金王様…。それじゃ、お言葉に甘えて…」
ルキ「何でしょう…これ。柔らかくて、ふっくらしていて…。
それでいて、油っけたっぷりで甘辛くて…おいしい、ですけど…ちょっと、食べるの…大変、です」
クラゲン「こっちのスープはすっごくあっさりしてるよねー。
見た目はちょっと気持ち悪いかも…だけど、おいしいよこれ!」
ルキ「あっさり風味ですから、口直しには丁度いい…ですね」
>>797
錬金王「この身体になってから久しく忘れてはいたが、
かつての僕なら…そうだな。容易く摘めて手も汚れないパウンドケーキの類だったかな。
ケーキではないが、タルトなんかも好みだったように思う」
クラゲン「僕はケーキって食べた事ないから、是非食べてみたいな!
クリームとかチョコでいっぱいのおっきなケーキ!」
ルキ「わたしは、そう…ですね。シフォンケーキとかチーズケーキ…みたいなの、です。
あんまり甘くてべたべたしたの、胃がもたれそう…ですから」
>>798
錬金王「おお、気遣い済まんね。
見聞を広めるのが最高の娯楽の僕にとっては、この世界の本は良き贈り物さ。
さて、これは一体どのような…ふむ。」
クラゲン「錬金王様、それってどんな本なんです?」
錬金王「ああ、これは…どうやら、この日本国屈指の実業家の著書みたいだ。
最初は自叙伝の類かと思っていたが…様々なかつての自らの発した言葉で想いを後進に伝える、
言わば啓発的な文書のように思えたね。
為政者だとか創業者だとか言う以前に、人としてあるべき姿を伝えようとしているんじゃないかな…?」
クラゲン「そんなすごい人、どこの世界でもそうそうは居なさそう…」
- 800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/16(Wed) 21:19
- 皆さん、ここに炒飯を置いときますね・・・お腹空いていたらどうぞお召し上がりくださいね?
つ「絶品チャーハン」
\ /
\ ズサー! 。・゚・ 彡 /
\ ─=∧,,∧ ミ。・゚・。・゚・)/
\三c(,_⊃`・ω・)⊃━ヽニニ/
チャーハン \ /
作るよ!! \ / よしバレてない
∧,,∧ \∧∧∧∧/ クルッ ∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) < チ > ミ(・ω・´ )つ サッサ
/ o━ヽニニフ)) < 予 ャ > c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・
しー-J < | > ━ヽニニフ
──────────< 感 ハ >───────────
ヽ < ン > 野菜だけでもおいしいね
。・゚.|| < !!!! の > ∧,,∧
。・゚・。||ミ /∨∨∨∨\ (・ω・ )
。・゚・ 〆 /時は動き出す \ ̄ ̄ヽ・゚・ 。・゚/(_, )
∧,,∧ ┃ラヴィ!!/。・゚・ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ \  ̄ ̄ ̄ \、_)
(∩゚∀゚)∩ /。・゚・。・゚・ ∧,,∧ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ ノノ / ( ・ω・´ )っ \ ̄| ̄| ̄
しー-J / ヽニニフ━oイ | \
- 801 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/20(Sun) 14:14
- >>800
錬金王「ほう…食事の差し入れか。割合よく見かけるね」
クラゲン「わぁい、ありがとー!…で、チャーハンってなぁに?
見た感じ、ごはんに色々混ぜて強火でじゃじゃっ!…って炒めてるけど」
ルキ「忙しそう…。でも、みんな…楽し、そう。課長さん達の分、入れても…まだまだ、たくさん。
あの…よかったら、皆さんも、ご一緒に…どうでしょう?」
クラゲン「うん、それいーね!こんなにあるなら、作った人達も食べられるよ!
それじゃ、僕らも…あ、いいねこれ!熱々で油てかてかだけど、あんまり油っこくないよ!」
ルキ「そう…ですね。ぱらぱらで、口の中で、さっとほぐれる…感じ?
油いっぱい使ってそう、だったのに…どうして、こんな味わいになるの…?不思議…です」
- 802 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/20(Sun) 22:22
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>799)
…え? い、いや、その…。
証明はいいんだけど、傍にずっと…と言うのは、その…。
新見妹「ルキちゃーん!? ナニ言ってんだよぉー!?
ダメー! それだきゃ絶対ダメだってー!! 兄貴とずーっと一緒だとか、ウチらだって出来てた事な…じゃなくて!
こんなのとずーっと一緒に居たら、ルキちゃんの色々が危な…」
…おい。だから、いい加減人を性犯罪者みたいに言うなって何度…。
彩千夏准尉「お前達、いい加減にしろ。不安に駆られるのは解らなくも無いが、
課長は現場指揮官として常に黄泉の行区内には出張らねばならん。
元々帰還すれば小まめに必ず顔を出しているのだし、度の過ぎた我侭は言う物では無いぞ」
ユウ「ルキちゃん、最近色々言う事ブッ飛んでるなぁ…。
アイちゃんもマコト君も思いっ切し遊ばれてるし…。ま、見違えて明るくなったのはイイ事だけどさ」
私は色々気が気じゃ無いですけどね…はぁ。
それは兎も角として、未知行区の件ですが…ええ、探索自体は順調です。
私が直接出向いているのは大聖堂の花石の先のみですが、
他の分隊の面子にも残る二行区の探索は並行して進めて貰っていますよ。
新見妹「ウチと響子ちゃんに御舟会長のトコは、死星砦の先に行ったよー?
そっちはまだ半分も進んでないけど、中身は元の砦と色以外はあんま変わんないかなー?」
神崎「巣食っている黄泉族の能力は格段に上がっていますが…まあ、
お祖父様に愛那さん達ならさして気になる事でもありませんか」
臥竜の森の先の方は、そちらに向かった分隊からの報告では崖の上と言う風な地形…だったそうです。
寿人神父「神崎君はああ言ってましたが、流石に一筋縄では行かない様で、
探索に関しては、どちらかと言えば遅々としている…と言わざるを得ない状況ではありますね」
ブラックマン「それよりは、妙に懐かしい…と言うよりは、
出来れば思い出したくは無い類の気配を時折感じ取れる事に不安を覚えるがな…」
ユウ「気のせいじゃないの、爺さん? 考え過ぎだって」
>>797
彩千夏准尉「うむ、そう…だな。自分は無用に甘ったるいのが苦手な故に、
パウンドケーキやシフォンケーキの様なクリームを塗っていない物が良いな」
ブラックマン「特に好き嫌いはありませんが、私めは誕生会での馳走等で、
ホールの豪奢なクリームケーキを頂く機会は多かったですな。
妻はチーズケーキが何よりの好物でしたので、家では専らそちらでしたが…」
新見妹「ウチはチョコケーキだねー! 誕生日になったらパパとママがいつも買ってくれてたもん!
…兄貴はケチだから、ホールじゃなくてピースになっちゃったけどぉー…」
お前な…。家族が揃う機会も減ったし、ユイがチョコレートに飽き気味だったから、
僕らだけになってからは好きなのをそれぞれ買う事に決めただけだろ…。
神崎「派手なパーティーでもなければピースの方が楽ですし融通も利きますよね。
その時その時で違う物を色々食べたい僕としては、別種のピースの方が良いです」
ユウ「そぉ言やマコト君は何が一番イイのさ? あたしは定番の苺ショートだけど」
そう、ですね…。基本はクリームので、乗せている果物をその時の気分次第で違うのにしてますね。
何が良いかと言われれば、桃やブルーベリーが乗せてあるのが好きですよ。
>>798
ユウ「あ、それって確か…」
ブラックマン「松下会長の著書、ですな。
実業家と言うよりは、人として大事な事を説く様な中身であった筈だが…」
会長がかつての自社の機関紙に寄稿した短文の纏め、でしたよね。
まさに、あらゆる意味で「座右の銘」に相応しい言葉の集大成…と言った所ですね。
>>800
新見妹「たっだいまぁー! あー、もー腹へったー…って、おぉー!!」
ユウ「アイちゃん、女の子なんだしそぉ言う言い方は止めなって…お?」
寿人神父「今日は炒飯ですか。しかも、折り良く出来たてが振舞われるとは…。
相も変わらず食欲をそそられる香りですね。では、早速頂きましょう」
…おお、コレは中々。火加減も食感も今まで食べた中では最上の物ですね。
ココまでの食感の物を作れるとなると、大手の料理店の方…なんでしょうか?
彩千夏准尉「恐らくはそうだろう。しかし、こちらの具が野菜尽くしのは結構珍しいな」
ユウ「レタスを入れてるのもそぉだよねー。
てか、レタスを炒め物に使ってるのなんてコレで初めて見たわ」
- 803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/21(Mon) 20:44
- 皆さんは西遊記 (1978年のテレビドラマ)を見たことはありますか?
あとクラゲンくんとルキちゃんには絵本の西遊記を
そして錬金王さんには小説の西遊記をどうぞ見てください
- 804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/21(Mon) 21:49
- 夜はちゃんとぐっすり眠れてますか?
- 805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/25(Fri) 00:37
- 出会った瞬間から別れへのカウントダウンが始まる……さよならだけが人生さ
- 806 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/28(Mon) 20:20
- >>803
寿人神父「ああ、知ってますよ。確か、堺正章さんが主演のドラマの…でしょう?」
新見妹「アレ、確か三蔵を夏目雅子さんがやるってのも結構意外だったんだよねー」
生憎と、我々が99行区に幽閉されている最中に放送終了した物ですから、
残念ながら今もまだ完全には見れていないまま…なんですよね。
彩千夏准尉「仕方あるまい。自分達がココに踏み入ったのは79年で、
80年…去年の段階では久世戸との事にようやっとケリがついたかと思えば、
冤罪で全国指名手配されるに至り、つい先日まで海外へ跳んでいたのだからな」
ブラックマン「去年、一昨年に世に出回っていた物の大半には関われる状況ではありませんでしたな…」
>>804
睡眠時間は適宜取ってはいるのですが…夜は、と言うと…。
ユウ「採掘や探索の状況次第で、休息が取れる時間なんてコロコロ変わるからねぇ…」
神崎「時間的に『深夜』『早朝』と呼べる時間帯に規則正しい就寝が出来るか否か?
…と言われてしまうと、残念ながら否定せざるを得ませんね」
>>805
新見妹「いやいや、それってなんか寂しくなーい?」
ブラックマン「理屈は判らぬでもないが、必ずしも離別が約束されておる訳でも無かろうに…」
ユウ「てかそれ、なんかの歌の歌詞じゃないの?
なぁんか響きがそれっぽくカッコつけたみたいな感じすんだよねぇ」
- 807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/28(Mon) 22:04
- 哲学で一番面白いと思った書物は「老子」と「荘子」!
というわけで錬金王さんに贈呈します!つ老子と荘子
- 808 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/30(Wed) 16:38
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>802)
ルキ「心配…して、下さるんですか?
ふふ…じゃあ、課長さんと…アイさんも、ずっと一緒に…ね?
それなら、今まで出来なかったって言ってた…課長さんとずっと一緒も…出来る、でしょう?
あ…そう、言えば。ユウさんも、猫達も一緒…でしたっけ?
それなら、みんな一緒で…にぎやか、です。きっと…(くすっ)」
クラゲン「でも、そんなにたくさんでお邪魔して、大丈夫…かなぁ?
課長さんのお家がどれぐらいの大きさかわかんないから何とも…だけど」
錬金王「まあ、今は新見君達も業務中だからね。まだ当分は先の話だろうさ。
兎も角、今はあまり無理を言って困らせてはいけないよ?」
クラゲン「はーい」
ルキ「そ、そう…ですね。すみません…。その話は、また後で…」
錬金王「ふむ、そうか…。しかし、悉く花石のあった空間を模倣した形の迷宮…か。
その事自体にも、何やら妙な意味はありそうだが…果たしてどうなのやら」
クラゲン「それに、執事さんの言ってた懐かしいのか何なのかよくわかんない気配…って?」
ルキ「かつての“罪人”のように、狂王やアルダ縁の何かがまた…いる、んでしょうか?
狂王の事だって、生死がどうなってるか…わからなくて、不安…なのに」
>>803
クラゲン「わ、ありがと!どれどれー…」
ルキ「僧侶と、猿と、オークに、頭が磨かれたみたいな、リザードマン…?
人に近い、魔物を従えて旅…してるんですね。どういうお話、なんでしょう…」
錬金王「ざっと成立の経緯を調べつつ読み進めてみた感じだと…ふむ。
どうやら、史実の高僧の経典を求めた旅を元に伝奇物として書き下ろされた物語のようだね。
全員が全員、過去生からの罪を背負って苦難に立ち向かう冒険物語か。
読み物としては老若男女を問わず人気を博しそうな話ではあるな」
クラゲン「アルダにはこういう奇想天外な冒険って結構ありますけどね、実話で」
>>804
錬金王「長きに渡り魂と肉体を切り離されて封印されていた身だからね…。
むしろ、そんな時間が勿体ないしこの身体だと必要ともしないから、睡眠など取らんな」
クラゲン「夜もだけど、疲れたらお昼寝もしちゃうよー」
ルキ「“ばかんす”の時に、寝る時間とか…きちんと、しました…。
ですから、今も…時間見て、夜になったら…ちゃんと、寝て…ます」
>>805
錬金王「まあ、極論ではあるが事実だとは言えるか。
生きとし生ける者は、いずれは死を迎えるのだから」
クラゲン「ま、まあ…事情があったり気が合わなかったり…とかもあるし、
誰もがいつまでも一緒…ってわけにはいかないけど」
ルキ「でも…お別れを前提にって、何か…悲し過ぎます」
>>807
錬金王「ほう、こちらの哲学書か。随分と気前の良い事だね。有り難く頂くよ。
しかし、今は“中華人民共和国”なる大国が支配する大陸の思想家の書か。
いずれも“道教”なるものの始祖的な御仁のようだが…」
クラゲン「この人たちって、一体どんな人なんでしょうか…?」
錬金王「“荘子”の著者の方は荘周…ないしは荘子休なる人物であると判明しているようだが、
“老子”の著者に関しては今ひとつはっきりしないようだね…。そもそも個人であるかどうかも解らぬし、
先程譲り受けた西遊記に並ぶ伝奇物では最高位の神の様な存在として扱われてもいるしな…」
クラゲン「神様!?で、でも…そこまですごい人なのに、なんではっきりしない事だらけ…なの?」
錬金王「詳細な記録が遺され続けぬ限りは、いずれどこかで歪みや綻びが生じ、
真実の姿などいとも容易く葬られるものさ…。アルダー教に聖人として祀り上げられた円卓の騎士達のようにね」
クラゲン「そう、ですよね…。でも、この人達の事はアルダーみたいな事はされてないって、思いたい…。
誰かに都合のいいように自分の事を歪められるだなんて、ひどすぎるから…」
- 809 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/31(Thu) 20:20
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>808)
新見妹「ぶぁ!? い、いやまーそのさぁー…。
そりゃウチが一緒ならバカ兄貴に変な事させない様に見張ってられるけどさー…。
だから、そーじゃなくてウチも四六時中はくっ付いてられないから、
無理にルキちゃんが一緒に居て危ない目にわざわざ遭いそーなリスク負う事ってねーじゃんよーって…あーもー!!///
てか猫ちゃんは兎も角、ユウ姉ちゃん居たって家事なんて出来ないからあんま意味な…」
ユウ「アイちゃんも人の事エラソーに言えんのに、そりゃ聞き捨てならないねぇ…。
てか、家事なんてマコト君とユイちゃんにお任せでイイじゃん。昔っからそぉなんだしさ。
むしろ、甲斐性ある男がイイってんならあたしやルキちゃんも一緒に養える位で丁度良くない?」
…とりあえず、違う意味でルキとアイの同居は僕も賛成出来ないな。
コレでユウ姉さんまで混ざるとなると、ルキが変な方向に感化されそうで怖いんだが。
彩千夏准尉「養われるのが前提で尚、家事も丸投げ…と言うのは感心せんな。
この際、自分も指南の為に厄介になろうか?」
新見妹・ユウ「何でじゃぁぁぁぁぁぁ!?」
…准尉殿まで。もう、訳が解らん…。あ、ああ…そうか、そうだな。
私の今居るアパートの一室は言うまでも無いが、実家も一軒家とは言え、
そうまで広い訳でも無いし、実際この人数では前より大所帯になってしまうしな…。
と、当分先の話だし…また色々落ち着いてから、だな。
ユウ「ちぇ〜…」
彩千夏准尉「む…そうか。だが、止むを得んな」
新見妹「何でサチ姉が残念そーなのさー!?」
え、ええ…そうですね。話を戻しましょう。
Mr.の予感は兎も角、罪人の真実に関する極秘文書を見る限りでは、
ほぼ同一に近い存在の再現や複製は可能…かも知れません。
寿人神父「実際、今こうして錬金王さんがこちらに居られますしね。
理由は不明ながらも、今後もそう言った事案の発生は有り得るでしょう」
ブラックマン「それより以前に、甦ったと思しきマーフィン公爵の襲撃もありましたしな…」
神崎「考えたくはありませんが、他の罪人の事も警戒すべきでしょうね…」
ユウ「ま、一先ずは大聖堂の先の未知行区に行こっか。
何にしても、色々とカタつけなきゃなんないからさ」
>>807
寿人神父「それ、哲学書…ですよね?」
ブラックマン「確かに、今の錬金王殿には打って付けの書物だろうな。
俗世に倦み疲れた彼には、ある種の癒しとも成りそうだ」
単純に退屈凌ぎであれば何でも良さそうな感じはしそうですけどね…。
- 810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/01(Fri) 21:25
- 人生は選択の連続だな、自分が選んだ道に後悔は無いか?
- 811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/03(Sun) 13:43
- 秋だ!秋と言えばサンマだ!全員分の秋刀魚定食を用意したぞ!(ドン!!
- 812 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/05(Tue) 16:13
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>809)
ルキ「あ、あの…!アイさんも、ユウさんも…落ち着いて。
家事、苦手なのはわたしも…ですから、やらなきゃいけないの…だったら、
課長さんや執事さんに、一緒に教えてもらえば…え?准尉さんも、ですか…?
それだったら、家事の事は大丈夫…?」
クラゲン「あ、でも…課長さん、お家の大きさの事があるから、今は保留…だって言ってるみたい。
なんだかまだまだ揉めてるみたいだし、もう少し考える時間…いるのかも」
錬金王「まあ、そう…だろうな。今の今まで考えぬようにはしていたが、
真実からいつまでも目を背けるわけにもいかん。
順当に考えるなら、僕やマーフィンの事例は他の“罪人”にも十分有り得るだろう」
クラゲン「そ、それじゃ…まさか、教皇やあの三つ子達まで!?」
錬金王「連中の住処の先があるのだから、可能性は無きにしも…だろうね。
死星砦の闘士達も、恐らくは…」
ルキ「だったら…誰が、何の…為に?どう、して…?もう、わから…ない」
>>810
錬金王「“我が生涯に一片の悔い無し!!”…などと言い切れるか?
…と言われると、正直臆面も無く口にするのはためらわれる…としか、ね」
クラゲン「…どうして、です?」
錬金王「今の肉ならざる不死身の身体を手にしたのも、
友である久世戸に与したのも、僕自身の希望と信念ゆえの事だから、
それで良いと思っていたのが…新見君達との出会いの頃から、
徐々に世の無常を知って、自ら望んで置いた身の上からの解放を望んでしまったのだから」
ルキ「でも、まだ…迷えたり、悔やんだり、出来るだけ…幸せ、だと思います。
わたしは、課長さん達に助けてもらうまで、狂王の敷いた道以外…歩めも、出来ませんでした…から」
>>811
錬金王「ふむ…何やら物を焼く匂いがすると思えば」
クラゲン「あ、すごーい!焼き網に並べた魚がいっぱい!これ、何ていう魚なの?」
ルキ「そういえば…課長さん達に、聞いた事が…。“秋刀魚”っていう魚…でした、よね?
よくあるお料理は、塩焼きだって聞きました…けど。
あ、ありがとう…ござい、ます。それじゃ、冷めない内に頂きます…。
でも、皿の端っこに添えてる白い小さな山盛りのは、なんでしょう?」
クラゲン「あ、ほんとだ!それとは別に、この前見た“ショーユ”ってソースもあるね!
焼き魚は、これをつけて食べるのかな…?」
- 813 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/07(Thu) 18:50
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>812)
家事を一通り…か。ルキはまあ、素直でやる気はありそうだから良いとしても、
アイは言うまでも無い有様だし、ユウ姉さんも何かやる気が見られなさそうなのが…。
彩千夏准尉「この二人は今迄が今迄、だからな。矯正出来るかは不安が残る」
新見妹「失礼なー! ユウ姉ちゃんは兎も角、ウチは何でも頑張ってるだろぉー!?」
ユウ「色々変なトコ突っ走るアイちゃんには言われたくねぇっつの…。
んでもまぁ、確かに大挙して押し掛けて入れるかどぉか? ってのはわかるわ。
いっそ帰るまでにもっと稼いで家買うとか…」
何だかんだで同居する気満々ですか…はぁ。
神崎「そうこうしている間に、再度例の行区の中心まで来ましたね」
寿人神父「あの場所に浮かぶ、赤い球体は…何なのでしょう?」
何かが吸い込まれ…いや、放出されているのか? 何はともあれ、もう少し近付いてみましょう。
ブラックマン「では、一旦通信を切りますぞ」
新見妹「わかったー。みんな、気ィつけてねー?」
>>810
後悔なんて…してませんよ。コレは、私が元々やりたかった事ですし。
ただ、それで私の周りの人々が…。
ユウ「はいやめ! 今置かれてる現状だけ考えたら、
そりゃすっげ『しまったぁ!!』とか思っちゃう事もあるけどさぁ…」
新見妹「ウチらが今コレやってるの、ウチらが自分で選んだ道だかんなー!
兄貴が強制したとか、そーいうワケじゃないから!!」
彩千夏准尉「他に道は無い…と言う形で選んだとしても、だ。
途中で引き返すなり取り止める機会は幾度もあったが決して自分はそうしなかった。
他の皆とてそれは同じ事。だから、『巻き込んだ』などとは思わんでくれ」
>>811
新見妹「おぉー! いやー、いつもいつもホント悪いねぃ」
ブラックマン「物資の継続的な補給が困難なこの状況で毎度、済みませんな」
寿人神父「帰り着く頃には疲労困憊ですし、暖かい食事での出迎えは何よりですよ」
そう、ですね…。この探索行で新たに判明した事もありますし、
定食を頂きながらゆるりと説明させて頂く事にしましょう。
神崎「そうと決まれば…課長、キカンの花を」
…ええ。
- 814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/07(Thu) 22:39
- 何々?なんか重大発表でもあるの?
- 815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/08(Fri) 18:36
- あなたが生きて来た中で一番の悟りとはなんですか?
- 816 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/09(Sat) 09:09
- 新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>813)
ルキ「そ、そう…なん、ですか?
わたし、頑張ります…から、いつでも…教えて、下さい」
クラゲン「なんか、この調子ならルキさんの一人勝ちになっちゃいそうな…。
でも、そうしたら課長さんだけじゃなくてルキさんも家事が大変になりそ…あれ?」
ルキ「それより、課長さんのお家って…あまり、大きくない?
買い直すって、簡単に言います…けど、お金…大丈夫、でしょうか?」
クラゲン「社長さんはアルゲンを“ニホンエン”に換金したら、
億ぐらいはあるって言ってたって、結構前に課長さんから聞いた気がするけど…」
錬金王「ふむ。通信の状態は良好なようだね。さて、そちらで何かあったかい?」
ルキ「赤い…球体?吸い込まれてる?吐き出されてる…?あ、あの…」
クラゲン「どっちなんだよー!?そもそも、その赤いのって何なの!?」
錬金王「黄泉で球体と言えば…やはり、あれなのかな?
何はともあれ、未知行区の中心に現出するような代物だ。くれぐれも用心してかかる事だね」
ルキ「課長さん、皆さん…お気をつけて」
>>814
錬金王「十中八九、例の未知行区に関する事だろうね」
クラゲン「一回通信を切った時に、赤い球体がどうとか言ってましたけど…。
それも込みで何かあったんでしょうか?何でかわかんないけど、不安になっちゃう」
ルキ「それでも、課長さん達は…無事、みたいです。
とにかく、帰って来たら話…聞いて、みましょう」
>>815
錬金王「“悟り”とは確か…迷いや煩悩から脱却し、
真理に到達する事を指すのだったかな?」
クラゲン「そうでなくても、自分なりに色々気づいたり答えを出したり…でもありますよね?」
錬金王「ああ。僕の場合は何がそれに相当するか…と言われれば、
自らが人の身を捨てて永遠の身体を得る事で、
肉の身故に生まれいずる種々雑多な欲望からの解放と克服を成した事と、
それとて真の意味での解放には成り得ぬ世の無常を知った事、か…」
クラゲン「僕は、大げさな意味の方じゃまだそんな事、出来てない…かなぁ。
こっちでの色んな事とか、“ニホンゴ”についてなら色々わかったけどねー」
ルキ「わたしは…狂王が生きていた間は、全てを諦めるのが…それだと、思って…ました。
そうしたら、身体はいくら傷ついても…少しも、痛まない…から。
でも、課長さん達と出会ってからは…それが、違うって…わかった、事。
諦めて、悪いのを全て…受け入れたら、助かる道も…捨てるだけ、だから…」
- 817 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/09(Sat) 18:18
- 錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>816)
新見妹「か、家事ちょっと出来る位で勝ったと思うなよー…。
兄貴との付き合いが一番長いのはこの中でウチだけなんだかんなー!」
ユウ「でも、それだけに悪いトコバカスカ見えちゃうからなぁ。
アイちゃんなんて昔っから暴れん坊だし、余計にね」
彩千夏准尉「お前も今諸々の意味で課長に呆れられてそうだがな。新見もだが」
ユウ・新見妹「ンだとぉー!?」
だから何で皆で揉めるんですか…。いや、まあ…私達の事は置いておいて、だ。
…はい、その様ですね。やはり、見立て通りでした。球体…ゲートについては夕食の席でお話しします。
支度が済む頃に、キャンプに駐留する社員全員を集めておいて下さい。
ブラックマン「未知行区で途絶える事の無かった気配の正体も、しかと確かめて来ましたぞ。
さ、席を用意する故に暫し待たれよ」
>>814
ええ。大聖堂の先の未知行区の件で、
おおよそではありますが、現在進行形での事態が把握出来ました。
神崎「行区の中心部に現出した赤い球体ですが…アレは『ゲート』でした。
ただ、『チノワゲート』とは違い、『アルゲンを外界へ導く物』…だそうですが」
ユウ「しかもそれさ…聞いて驚くんじゃないよ? あたしらがブッ倒した筈のルミナリスが守ってたのさ!」
彩千夏准尉「そこまでなら予測…いや、危惧していた者達も居たが、真に問題なのはその先だ。
あの教皇は、『久世戸様の命を受けて』ゲートを守護していた。
コレが何を意味するかは…お前達なら解るな?」
事態は、我々が考え得る以上の…最悪のケースだった様です。
私達は、実質…何も出来てはいなかった。くっ…!
ブラックマン「総裁の『国生みの大樹』での捨て台詞は、
決して末期の負け惜しみなどでは無かった…と言う事ですな。実に遺憾ながら」
寿人神父「ですが、あの未知行区のゲートは教皇の打倒と同時に力を失い消滅しました。
少なくとも、あの場所からのアルゲンの放出は止められたと見て良いでしょう」
新見妹「ならまだ望みあるじゃん! どーせ他のトコにもゲートあるんでしょ?
罪人の再生怪人もセットなんだろーし、一緒にへち倒してやりゃいーだけじゃん!!」
お前な…。だけど、実際そうする事には十分意義はありそうだ。
灰十字さんの見立てでは、あの赤いゲートからのアルゲン流出は、
間違い無く例の異変の元凶たる現象…との事だしな。
ブラックマン「今回は、凶報と朗報が同時に来た様な感じですかな…」
>>815
そこまで大袈裟な物は、正直あまり感じられませんね…。
ユウ「だよねぇ…。現役神父だったトッシーでさえンな事無いし」
寿人神父「流石に教義も何もかもが違う以上は、それは無茶振りと言う物です。
とは言え、信仰や信念の為に自らを犠牲に出来たり軽んじられる程にはなれてはいない以上、
私も信仰に生きる身の上としてはあまりに不足しているのかも…ですが」
ブラックマン「現状を割り切って受け入れる…と言う程度の事ならば、
私めも慣れを自覚する程には出来ておるのやも知れませんが」
神崎「知るべきでは無い秘された事実を知ってしまい、厄介事には付き纏われていますが…。
それも、更なる命の危機に晒される程度には」
- 818 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/09(Sat) 21:41
- つまり黒幕であるラスボスはまだ生きていたって事か!
- 819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/10(Sun) 21:11
- 大学芋もしくは蜜濺紅芋でもいらんかね〜?甘くてホクホクな味だよ♪
- 820 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/16(Sat) 23:23
- >>818
確証を得た…とは言い難いですが、
ココまで出揃った状況証拠に、逆に総裁の死の確証が未だに得られない事、
再生した罪人の存在自体と、あの発言を考慮するに、
そう結論付けるしか無い…と言う事ですね。
彩千夏准尉「元より罪人が例の計画の中の鍵となる存在である上に、
明確に奴らの主と認識され、それも名が『久世戸』である者など…奴以外に誰が居ると?」
ブラックマン「少なくとも、此度の異変を起こし得る者も、
それをする動機にその行為自体に益がある者など、彼以外には居りませんからな…」
ユウ「ま、何にしてもノコノコ出て来るとも思えないから、
前みたく計画をブッ潰して無理矢理引っ張り出すしか無さそぉだけどね」
>>819
新見妹「おぉー、いいねー! ちょーだいちょーだい!!」
寿人神父「そう言えば、この料理…『蜜濺紅芋』の方は中華料理で、
揚げた芋に糖蜜を絡めるのは同じですが、黒胡麻は振らずに冷やしてから食べるそうですね?」
神崎「大学芋は黒胡麻を振って熱い内に食する…のが基本みたいですが」
新見妹「んでもさー…コレ、今更だけど何で『大学芋』なんだろ?」
…そう言えば、考えた事も無かったな。
それに、ちょっと気になって色々調べて見ても…ルーツが今一つはっきりしない。
気が付いたらその名前で世に出回ってた、って感じなんだよな…。
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