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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


606 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 07:23
>>594(柚葉さん)

(続きでございます)

若者が驚いた顔で見つめてくるのを見ると、女は少しだけ微笑んで去っていきました。
お嫁さんはそれから二度と現れることはありませんでした。

おしまい

(あ、あら、子どもたちの表情は色々ですね。
 前半の印象からでしょうか、まだ怖そうに隣のごきょうだいに身を寄せている子、
 後半になってから、より聞き入って哀しそうな表情をしている子。)

それではしばらくお休みを挟んだら、お話の贈り物その二、柚葉お姉さんが「節句のたんぼすき」をお話しいたしますね。

(皆様にお辞儀をして下がらせてもらい、チラと目でお母様たちを促して一緒に控室に入ります。)

ごめんなさい、柚葉さん。
怖い話で盛り上げるはずでしたが、会場の雰囲気はかなり違うものになってしまいました。
ですが、わたくしも事実を知る妖の方を前にして、わたくしの知る事実をどうしてもお話したくなってしまい
ましたの。

>例え人ならざる者であったとしても、心から旦那さんを想ってくれている本当に良いお嫁さんじゃないですか!
>人も妖怪もありません!お別れしちゃ駄目ですよ!
>こんなの切なすぎます!!!

まあまあ、突然のお話を変えてしまいましたのに、柚葉さんも感情移入していただけたのですね。
よかったわ、叱られるのではないかとドキドキしていたのですよ、実は…。
これが事実の持つ重みと申すものでしょうか。

「そうよねぇ。
 柚ちゃんは、
 >こうして読み聞かせが始まると、各々の登場人物になりきった語り口の数々と口調の切り替え…。
>流石はお嬢様、日々の練習とこれまでの経験の賜物です。
って、ずい分とアンタの語り口を評価していたけれど。」

まあ、そうだったのですか?
嬉しい…、柚葉さんが褒めてくださった…、すごく嬉しいです。
あ、で、ですが、ここはその『事実』を二百年前お母様に語られた当のご本人にご挨拶をさせていただか
なければ。
こちらの女性がくだんの二口女様ゆかりの方であろうとは想像していましたが、ご本人で
いらっしゃったの
ですね…。

(すみません。続きます。)

607 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 07:25
>>594(柚葉さん)(続きでございます)

(五月の空のように明るい蒼のワンピースをお召しになり、同色のつば広の帽子をかぶられた女性が、その
帽子を取り、お顔をお見せになりました。)

「先ほど、吸血姫さんに集まった皆に『ご紹介』していただいた二口女、今の名は『久地崎朱乃(くちさき 
あけの)』よ。
 よろしく、そしてごめんなさい。
 さっき、つい『邪視』を使ってしまって。
 自分の話が本当のことから離れていって、旦那が怠け者扱いされるのを聞いていて思わず…。」

いえいえ、お気になさらず。
大切な旦那様のことですもの、こちらの方こそ事実から離れた話をしてしまうところで申し訳ございません
でした。
むしろ、本当のお話をさせていただくきっかけを作ってくださってありがたかったですわ。

「そう言ってくれると助かるわ。
 聞いている子どもたちも、ずい分と聞き入ってくれて嬉しかったわ。
 それから、こちらのお嬢さん(と言って柚葉さんの方を向かれます)、わたしたち夫婦の別れをとても
悲しんでくれて。
 わたしも旦那と別れた時は本当に悲しかったから…、こうして泣いてくれる人がいるなんて、とても
慰められるわ。
 ありがとう。」

>例えお別れする事になったとしても、お二人の間には夫婦としての確かな“絆”があったのですね。

「あはは…、それを言われると照れちゃうわね。
あ、そうそう、旦那のこと
『不作で食べさせてやれないのが怖いから女房子どもを持たない、と言っていたくせに、しっかり子どもを
作ってたのかーい。』
とか言われると困るから念のため言っておくけど。
どうも旦那はわたしが妖怪であることは、わりと早くから察していたみたいなんだよね。
それこそ、あなたが言った
「飯を食わん女房が、この世にいると思うか!」
ってなもので、人間がモノを食わないわけがないんだから。
あの人ったら夜中に寝言で
『お〜いお前、外を出歩くときは角は隠しとかんといかんぞ〜。
 でないと、桃太郎に成敗されてしまうぞ〜。』
なんて言って。
わたしのこと、鬼とでも思っていたのかねぇ…ふふふ。」

>「〜三井寺の龍神伝説〜(三井の晩鐘)」

わたくしも彼女のお話は聞いております。
夫や子供と別れ別れになってもなお、視力を失いながら子どもを守った竜の女性のお話ですわね。
「鶴女房」や「葛の葉」もそうですが、正体が知られた途端別れねばならない、そのことに悲しくやるせない
思いを抱かざるを得ませんわ…。

あ、そろそろ柚葉さんがお話しをされる時間ですわね。
柚葉さんの読み聞かせ、わたくしもとても楽しみでございますわ。


608 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 18:31
>>595(柚葉さん)

>皆さん、お話を始める前に「節句」についてちょっとお話しますね。

あら、柚葉さんはお話しの前に今日この日の意味を子どもたちに説かれるのですか。
たしかに「節句」という言葉は、しごく当たり前に使われていても、その意味をきちんと説明できる人が少ない
ですが。

最初のわずかな息継ぎから、自然な抑揚で子どもたちに語りかけていらっしゃいます。
わたくしの目の前に「節句」でおなじみの光景、季節それぞれを印象付けるものが巡ってまいります。
桃、雛飾り、七草、菊…。
身近なビジュアルで惹きこみながら、節句の行事の大切にわたくしは自然にうなずいてしまいますわ。
子どもたちも、そして親御様方も、同じようにうなずいて、そして心に去来するのはきっと。
子どもたちには昨日から今日へ、今日から明日へと毎日を繋いでいける嬉しさと、それをなしてくれる親御様の
愛情を。
親御様もまた、その親御様が同じように自分たちに注いでくださった深い想いの丈を。

今日この日に柱に刻まれる背の丈もまた、子供の成長するを喜ぶ想いの丈の謂いであるのです。
五つの節句すべてがそれぞれに共に手を携えてきた人々の縁の大切さを刻んでいることが、自然と伝わって
まいりますわ。

柚葉さんの語り口の何と自然に心に流れ込んでくることでしょう。
子どもたちへの愛情をご学問の中に据えて励んで来られた、彼女ならではの語りでございましょう。

(朗読を聞き終えました)

農民の皆が互いに助け合ってきたか、それを蔑ろにすることがどれだけいけないことか、ひしひしと伝わって
まいりましたわ。
自分の田を失ってしまう…、きっとそれは一片の反省では済まない深い罪を為してしまったことへの神様からの
お叱りでしょう。
それでも若者を泥田と共に沈ませなかったのは、神様のお慈悲だったのではないかしら。
それは、天地を洪水で満たした『彼の方』とは違う、もっと身近な親御様のような神様だったのではあった、
そのように思えるのですわ。

>今日まで力を合わせて鯉のぼり作りのために放課後頑張ってきたお友達、
>そして皆のために今日まで頑張って下さった町内会の皆さんや親御さん達への
>感謝の気持ちを忘れないで、皆で協力する事の大切さをいつまでも覚えていて下さいね。

子どもたちが深くうなずいていますね。
皆の心に昔話が含意する人の世の理(ことわり)が自然に受け入れられたのでしょう。
決してお説教っぽくなどございませんでしたわ。
これはまた、子どもたちが成長して今日のような行事を続けていく、その礎となることでございましょう。

柚葉さん、お疲れ様でございました。
お茶を用意しましたのでまずはご一服くださいませ。

そしていよいよグリッタちゃんの番です。
グリッタちゃん、よろしくお願いいたしますね!


609 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 20:10
>>599

ご助言ありがとうございます。
あの人のことは、昔の言動から危惧はしていたのですが。
最初から疑ってかかりたくないと思って、受け容れてしまいました。
自分の甘さを猛省しております。
何より、他のお客様やご対応くださった柚葉さんに不快な思いをさせたのではないか、と思うと申し訳ない限りです。
これからは非礼に対してより毅然といたしてまいる所存ゆえ、何とぞご容赦くださいませ。


>>600

再びのご助言ありがとうございます。
無意味に交通に関する話を差し挟んでくる方ですね。
他所様でも出没し、必ずしも交通の話をせずとも、真っ当な人物を装って私的な話ばかり繰り返して場の雰囲気を
台無しにしていると聞き及んでおります。
今後より一層気を付けてまいりますゆえ、このたびの家主の不手際どうぞご寛恕くださいませ。


610 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 21:09
>>601(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>アーチェロさんはとても優しい方ですし、迫害されることの辛さもよく知っている筈ですから
>きっとフランケンさんの悲しみや辛さを理解して、手を差し伸べてくれると思います。
>でも…それだけじゃ解決にならないんじゃないかな…。

グリッタちゃんは本当に大切なことを見据え考えてお話をされるのですね。
本当に責任を取るべき人がそれを放棄していること、それ自体が人造人間さんを傷つけ苦しめているのですから、
その状態を変えようと努めるのが何よりの優しさなのでしょうね。

グリッタちゃんは大切なご家族との別れられた後、多くの孤独の時間を歩んできた方。
寄る辺なき人の辛さをよくご存じだからこそ、本当に人を救うことの難しさと大切さをご存じだから。
彼の方を憂うお気持ちの強さをひしひしと感じますわ。

>もしアーチェロさんが作り主の前に立ったら、キッと見据えて平手打ちして
>本気で怒るんじゃないかな。
>「あなた自身できちんと親としての責任を果たしなさい」って…。

はい、きっとそうせずにはいられなかったでしょう。
わたくしの力で本気で平手打ちすると相手の生命の保証ができませんので、力の入れ具合に苦労しそうですが。
せめて仰るように毅然と物申したいですわ。
『あなたに救いを求めている、心あるあの人をこれ以上傷つけないでください。』
とも続けて言えたら良いのですが、わたくしの言葉がフランケンシュタイン博士にどれだけ響くかどうか。

>私だったらどうかなあ…。

グリッタちゃんとお話しができたら、彼のモンスター様の心もずい分癒されるでしょうね。
前にいらした吸血鬼メイドのお屋敷でも、ご主人様を何時も癒してさし上げていたグリッタちゃんですもの。
今あの方に会えましたなら、きっとお話し相手になってさし上げて優しい『にぱ♪』と共に彼の方の凍てついた
心を溶かしていただけたのではないかしら…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


611 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/29(Sat) 23:38
>>599-600

助言を有難うございます。
最終的な判断は、この場所の主であるお嬢様の判断に委ねるところです。
私達も対応に関する厳しさ、不手際について反省する所がありましたので
ある程度は寛容であらねばと思っております。

ですが、>>598でお嬢様が注意を促されたことで
今後は毅然とした対応をさせて頂きます。

ここにいらして下さるお客様に不快な思いをさせぬよう努めて参りますので、
今後ともよろしくお願いします。

>>592

こちらの作品については、私も読んだことがあります。
既にお嬢様やグリッタちゃんが述べられているように、あの救いの無い結末に
遣る瀬無さを感じて涙する方はきっと多かった事でしょう…。

人造人間さんはフランケンシュタイン氏と再会を果たすまでに、様々な経緯を経て
言葉を学び、文字を学んだそうですね。
誰にも教えられることも無く、人目を盗んで孤独の中で…。

ですが、他の人間の方は勿論創造主からも怪物呼ばわりされた末に、同じ孤独を癒せる
女性の同族を作る事を懇願しますが、所謂「フランケンシュタイン・コンプレックス」により、
女性の同族を作る事を破棄、そして人造人間さんの怒りと復讐心に火を点けてしまうのでしたね。

それでももし、あなたがお嬢様にあの方を救って下さる事を望むのであれば
取り返しのつかなくなる事態になる創造主との再会の前にお嬢様とお会い出来ていれば…と思います。

そしてお嬢様の、

「せめて『幸せになるお手伝い』はさせていただきたかったです。」

というお言葉には、救われる思いが致します…。

更にグリッタちゃんも仰るように、創造主の方とは一度再会し己の所業の罪深さを
猛省してもらいお二人の関係に一つの区切りを付ける必要があるでしょう。
自分勝手に命を生み出し、それを放棄するなどとは命を奪う事と同じ位罪深い事なのですから…。

迫害される事の本当の辛さ、苦しさを知らない私があの方に対して軽々しく
救いの手を差し伸べるなどとはおこがましくて容易く口には出来ません。
それを知るお嬢様やグリッタちゃんであればこそ、手を差し伸べるだけの気構えと
御心があるのでしょう。

物語を読み終えた末の私の都合の良い考え方だとしても、お嬢様やグリッタちゃんのような方に
出会えていたら…と考えずにはおられませんね。

(申し訳ありません。今宵はこれで失礼致します。)

612 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 18:35
>>605(グリッタちゃん)

(再び時を遡ります。)

>ぷく〜。(頬が膨れてます)
>参考にこのお話は読ませてもらいましたけど、やっぱり納得いかないなあ〜。

(あらあらあら…、グリッタちゃんのほっぺがぷっくり膨れています。
 ご機嫌斜めの表情であってもとてもキュートでいらっしゃいますが。
 たしかにこの若者は身勝手でいけませんね。
 目の前でお嫁さんがただ佇んでいるだけで、自分一人ご飯を食べるだなんて、夫としてまことに不実としか
 申せません。

 あら、なんでしょう?
 今鋭い眼光がこちらに飛んできたような。
 わたくしの語りに何か不満を持った方がいらしたのでしょうか?
 まだまだ未熟なわたくしです、心して続きを読みましょう。

 さあ、いよいよ若者がお嫁さんの正体を知るシーンですわ。
 ここは若者に思い切り怖がって報いを受けてもらいましょうか。)

>うわ〜。ここでジェスチャーも織り交ぜたり、危機感や怖さを煽る口調になったりして
>聞いている子どもたちの気持ちを煽るのが上手ですね…。

(吸血鬼本来の魔の気を出しては皆さんにトラウマを植え付けてしまいます。
 決して魔の気を出さず、演技だけで怖がっていただくのでなくては。
 口角を上げ凄みのある顔を作って、頭の口におにぎりを放り込むパントマイム。
 憑かれたように食べ続け満足げに舌をペロリ…。
 そして、ガタガタと震え出す若者の怯えた表情…。

 と、またです、また強い視線…というか、もしやこれは『邪視』?)

(そうしてわたくしはようやく母から聞いた話を思い出します。)

(柚葉さんが心配そうにこちらをご覧になっています。
 わたくしが邪視に操られているのではないか、と心配してくださっているのですね。)

>そういえば、アーチェロさんのお母さんが連れてきた人から不思議な気配がするけど…。
>もしかして、あの人が言わせてるの?

(あああ、グリッタちゃんも心配そうなお顔を。
 彼女にも心配をかけてしまっているようですね。
 申し訳ありません、後でちゃんとご説明しますから!)

(皆さんにご挨拶して退場いたします。)

>菖蒲が魔除けになるっていうのは聞いた通りですけど、
>何だかある意味ハッピーエンドっぽくないですか?

心配をおかけして申し訳ございません、グリッタちゃん。
今から控室でご説明させていただきます。

お母様、どうかお客様とご一緒に同席をお願いできますでしょうか?

「もちろんよぉ、柚ちゃんとグリッタちゃんにちゃあんと説明してあげるからぁ。」

(申し訳ありません。続きます。)

613 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 18:37
>>605(グリッタちゃん)(続きでございます)


>(アーチェロさんのお母さんが種明かしをしてくれました)

>えええ〜?
>じゃあ、アーチェロさんが話してくれた内容が本当のお話だったんですか?

「うむ、あれはわれの過去の物語だったのよ。
 われはともかく、娘の父親が悪く思われるのは辛くてね。
 吸血姫殿が途中で気づいてくれて、ホッとしたわ。」

>そっか…。それで絵本の内容とはかなり違うものだったんですね。
>でもオルキデア様って、どれだけ交友関係が広いの〜?
>まさか、このお話の当事者さんを連れてきちゃうなんて…。

「貴女たちが読み聞かせするって聞いてさぁ。
 それも、この二口ちゃんの話をするっていうじゃないのぉ。
 懐かしくなって彼女に声をかけたのよぉ。
 いやぁ、二口ちゃんのことは前から風の噂に聞いていたんでねぇ。
 すぐにコンタクトが取れて良かったわぁ。
 ま、他の交友関係については、またこの次昔話の読み聞かせをするとき当事者がいるようなら連れてきて
 あげられるかもよぉ。」

>そっか…。さっきのお話の通りなら、あなたもお父さんを知らないんだね。
>そしてあなたのお父さんとお母さんは、あなたが生まれる前に離れ離れになっちゃったんだ…。

「うん…、お父さんのことはお母さんから聞いただけ。
 でも、お母さんのことを大事にしていたって聞いたよ。
 さっきの吸血姫さんの話はかなり二人の日常のこととか、端折っていたけれど。」

そうでしたね、子どもたちに伝わるようにかなりシンプルな話の運び方になってしまって。
ごめんなさい。

>私も実は、本当のお父さんを知らないの。
>私のお父さんは、私が生まれる前に亡くなったそうなんだけど…。
>あ、ごめんね。あなたの事情も知らないでこういう言葉をかけるのは失礼だよね。

「ううん、全然失礼とかそんなことないよ?
 …そうなんだ。
 お姉さんはわたしと同じなんだね。
 今日会場で初めてお姉さんを見た時、すごくキラキラした笑顔ですごく見惚れちゃったんだけど。
 きっとお父さんやお母さんに大事にされた人なんじゃないか、ってなんとなく思ってたんだけど。
 わたしの方こそ勝手に想像しちゃった。

 でも、お姉さんはお母さんとは幸せに暮らしたんじゃないのかな?違うかな?
 そして二人一緒に幸せだったのは、お母さんがお父さんと幸せに暮らしていた、その続きだったから…じゃない
 のかな?

 あ、ごめんなさい、なんだか思ったことをペラペラしゃべっちゃって。
 わたしも二口女だからかな、おしゃべりでごめんなさい…。」

>でも今日は、私たちが作る柏餅をお腹いっぱい食べていってね。
>私がしてあげられることはそれくらいだけど、私、頑張るね。

「わあっ、ありがとう!
 柏餅、大好きなの。嬉しいな。
 それに…さっきのお話しの中のお母さんと一緒で、わたしもとっても食いしん坊なの。
 柏餅を食べられるの、すっごい楽しみ♪」

「うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
 そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

大道芸、ですか?

「ええ、私と娘とでね。
 旦那を助けたことで里から追い出されちゃってさあ。
 かと言って人間界では年を取らないと怪しまれるから、旅回りの芸人をやってるのよ。
 やってることは『腹話術』。
 て言っても、人形を持ちながら帽子で隠した頭のてっぺんの口でしゃべってるだけなんだけどさ。
 これがけっこう受けていてさ、見物人から
 『久地崎最高―!!』
 とか言われてたりしてるわよ。」

はい、お話しの後は柏餅づくりですからいっぱい振る舞わせていただきますわ。
そして、腹話術の上演は他の役員の方々と相談させていただきますね。

ですがその前に、どうぞグリッタちゃんの読み聞かせを楽しんでくださいませ。


614 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 19:40
>>611(柚葉さん)(横から失礼いたします。)

>最終的な判断は、この場所の主であるお嬢様の判断に委ねるところです

そのわたくしが判断を誤ってしまい、このたびは柚葉さんに要らぬご負担をかけたこと、お詫びいたします。

>ですが、>>598でお嬢様が注意を促されたことで
>今後は毅然とした対応をさせて頂きます。

本当はあの人が来た時点でわたくしが、今おっしゃった注意をして釘をさすべきでした。
これからは親しくこちらに来ていただくお客様方や誠実に対応してくださる柚葉さんが心地良い場所で在れる
よういっそう励んでまいります。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。(平伏)

>人造人間さんはフランケンシュタイン氏と再会を果たすまでに、様々な経緯を経て
言葉を学び、文字を学んだそうですね。
>誰にも教えられることも無く、人目を盗んで孤独の中で…。

何も教えられずに投げ出され、自ら真摯に学び良き人間の一人で在らんとされたのですね、彼の人造人間様は。
そして伴侶を得て静かに暮らしていきたいと切に願われた…。

本当に自ら幸せを掴もうと努力なさったことに、強い敬意を覚えずにはいられません。
わたくしが出会えていたら、なにがしかその努力が報いられたと感じていただけるよう努めていたと思います。
人間と交流したいなどと彼の方よりずっと身に過ぎた望みを持つ者として、それをせずしていかがいたしましょう。
彼の方はまさに『人間』なのですもの…。

>そしてお嬢様の、
>「せめて『幸せになるお手伝い』はさせていただきたかったです。」
>というお言葉には、救われる思いが致します…。

…申し訳ございません、そのことで告白せねばならないことがございます。
今おっしゃっていただいたわたくしの言葉は、もちろんわたくしの心よりの嘘偽りのない言葉です。
ですが、それが言葉としてしっかり形を成したのは、それがわたくしがとある作品で既に聞いていた言葉であった
からなのです。

その作品は、『魔法少女プリティサミー(TV版)』と申します。
1996年から翌年に賭けて放映された作品ですが、わたくしは日本にまいってから三女ちゃんに教えてもらって鑑賞いたしました。
その中の第21話『魔法があってよかった』のセリフが強烈に心に残ったのです。

『魔法と言うのはまやかしの術だ。(中略)魔法で人を幸せにすることはできない。
でもね、幸せにするお手伝いは魔法でできる。
絶対できるって僕は信じてる。』

この言葉はわたくしに教えてくれました。
人が幸せになるには本人にその強い想いがあることが必要なのだって。

人造人間様は正にそう言うお方。
わたくしもまた彼の方のそんな姿勢に学んでまいりたいと思っております。

>迫害される事の本当の辛さ、苦しさを知らない私があの方に対して軽々しく
>救いの手を差し伸べるなどとはおこがましくて容易く口には出来ません。

柚葉さんは、このわたくしを救ってくださったこと、これは何度でも繰り返し申させていただきます。
貴女の優しく柔らかなお心は、少なくともわたくしの人間界にまいりながら一歩一歩を踏み出すのを恐れる
この心を包んでくださいました。
貴女の深い感受のお心は、むしろわたくしの中の悩みを受け止めすぎて傷つきはしないか、と恐れることすら
ございます。
貴女ご自身はそのお心にご自覚が無いのかも知れませんが、どうかそのお心のままわたくしの傍にいらして
くださいませ、どうか…。
我儘な吸血姫の心よりのお願いでございます…。

そしていつの日か人造人間様と出会うことがありましたら、わたくしたちであの方を歓待したい、そう望んで
おりますわ。


615 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/01(Tue) 21:00
アーチェロさんごめんなさい〜!
来るのが遅くなっちゃいました〜!

>>595(柚葉さん)
>>608(アーチェロさん)

(ここからの続きになります)

それでは皆さん、私が最後を勤めさせていただきます。
アーチェロさんや柚葉さんと違ってそんなに上手じゃないですけど、
精一杯頑張りますっ!

それでは私は「鯉のぼりの始まり」を読ませて頂きます。

江戸時代という昔々の大昔、金さんと銀さんの家に一人ずつ男の子が生まれました。
お金持ちだった金さんの家では、子供が産まれると「いつまでも健康で育ちますように」と願いを込めて、
家を表す立派な模様の入った『のぼり』という旗を飾ってお祝いをしました。

「おめでとう金さん!」「りっぱな赤ちゃんだ!」外に『のぼり』を飾っている金さんは、
家の前を通った人たちから「おめでとう」と声をかけられました。
それを見た銀さんは
「よーし!ウチも『のぼり』を飾ろうじゃないか!」
と急いで家へ帰りました。

家に帰った銀さんは「どうせ飾るなら、うんとかっこいいものがいいな…」と考えました。
すると、赤ちゃんにお乳をあげていた奥さんが
「鯉を描くのはどうだい?鯉にはさ、滝を登って龍になったってすごい話があるんだよ。」
と言いました。

銀さんは「それはいい!上から下に落ちる滝を登っていくなんて、たいした魚じゃないか!
きっとこの子も苦しいことに負けない、立派な強い子に成長するはずだ!よし、鯉の絵にするとしよう!」
と張り切りました。

絵が得意だった銀さん。さっそく布を出してくると、
大きくて立派な鯉を描きました。
それを竹にくっつけて外へ飾ると、家の前を通った人達はみんな口々に言いました。
「立派な鯉だなー!これはたくましい子に育ちそうだ!おめでとう!」
「どんなことにも負けない子になるぞ!」

それを見ていた金さん。
「なんてかっこいい『のぼり』なんだ!」
うらやましくなって急いで家に帰ると、家にある布をひっぱり出して、すぐに銀さんの家へ持っていきました。
「おれの家の『のぼり』も描いてくれないかい?」

金さんがお願いすると、「いいともよ!子供が生まれたお祝いだ!」
そう言って銀さんはすぐに鯉を描いてあげました。
できあがった鯉の『のぼり』をみた金さんは「いやーこりゃ立派な鯉だ!ありがとう銀さん!」
嬉しそうにのぼりを持ち帰って、早速家に飾りました。

(続きます)

616 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/01(Tue) 21:46
(続きです)

金さんと銀さんの周りでは、生まれてすぐに天国へ行ってしまう赤ちゃんがたくさんいました。
でも二人の子供は病気ひとつせず、すくすくと立派に育っていったのです。
「きっと鯉の『のぼり』のおかげだ!」
街の人はそう噂するようになりました。

金さんと銀さんのかざった鯉ののぼりは、街中の評判になりました。
そのころから、いつしか男の子が産まれるとどの家でも「立派な強い子になりますように」
と鯉の『のぼり』を飾るようになりました。

「鯉の形にしたほうが、強くてかっこいいんじゃないか?」
誰かが鯉の形の『のぼり』を飾りだすと、そのうちにどの家の『のぼり』も、鯉の形に変わっていきました。
「子供を悪いものから守ってもらうように、魔除けを一緒に飾ったらどうだろう」

誰かが5色のひらひら風になびく『吹き流し』も一緒に飾るようになると、
それもまた、どの家でも真似をするようになりました。
名前も『鯉ののぼり』から『こいのぼり』と変わっていき、長い年月をかけて、今の鯉のぼりになっていきましたとさ。

おしまい

いかがでしたか?
実は私もですね、、アーチェロさんたちにこの絵本を見せてもらうまで、
どうして5月の節句に鯉のぼりを飾るのかを知らなかったんです。(てへっ♪)

行事のときに当たり前のように置いたり飾ってあるものって、
どうして飾るのかな、どうしてああいう形なのかなって意外と知らないことが多いですね。

でもこうして絵本を読んだり、、お家のお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、
または学校の先生に教えてもらったりすると「なるほど〜」と思ったり、
今まで知らなかったことが分かったりして面白いと思いますよ。

私は今まで、鯉のぼりさんの上で泳いでる五色の「吹き流し」に、
魔除けの意味があるって知りませんでした。
さっきアーチェロさんが読んでくれた「食わず女房」の菖蒲と同じ役割をしていたんですね。

皆さんのお家では、鯉のぼりは飾りましたか?
ここに来るまでに、私はいろんなお家で鯉のぼりが飾られてるのを見てきました。
色々な鯉のぼりがあってとっても綺麗でしたけど、あれを飾るのって大変ですよね。
それでもお父さんやお母さんは、みんなに元気で立派な子どもに育ってほしいって
願いを込めて頑張ってくれたと思います。

「こどもの日」だからお祝いしてもらうのはいいですけど、
鯉のぼりにはこのお話の金さんや銀さん、そして皆さんのお父さんやお母さんが
子どもを思う気持ちがいっぱい込められてるってことを覚えておいてあげて下さいね。
そして、お祝いしてくれた人たちへの感謝も忘れないでね。

(控室で)

最初はちょっと緊張したけど、楽しかったなあ〜。
柚葉さん、初心者の私にも読み易い本を選んでくれてありがとうございました。
私が今回読んだお話はオチとか山場的なものが少ないから、私でも何とかなりましたね。

でも慣れてくると、例えば面白かったり大笑いしちゃうようなお話とか、
ハラハラドキドキするようなお話とか、
怖くて一人でトイレに行けなくなっちゃうようなお話をしてみたくなっちゃうんだろうなあ。
そして子どもたちがどう反応してくれるかを見るのが、読み聞かせの醍醐味だったりするんでしょうね。

私にとってもいい経験をさせてくれて、本当にありがとうございましたっ!
もし機会があれば、また参加させて下さい。
あ、そういえば「鯉のぼりのはじまり」について調べてたら、他にもこんな絵本を見つけちゃいました。

「人間になりたい狼男」

同族でシンパシーを感じるところもあるし、次があれば読んでみたいなあ…。

617 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/02(Wed) 21:25
>>606-607(アーチェロお嬢様)

>「先ほど、吸血姫さんに集まった皆に『ご紹介』していただいた二口女、今の名は『久地崎朱乃(くちさき 
あけの)』よ。

私も改めて、自己紹介させて頂きます。
初めまして。羽藤柚葉と申します。
アーチェロお嬢様の御屋敷で、家政婦を勤めております。

成程、先程の気配にはそのような理由があったのですね。
伝承や民話には誇張や間違いが見受けられるというのは然程珍しい事ではありませんが、
ご家族の事でしたら感情的になるのも無理からぬ事…。

ですが場所が場所だけに騒動に発展しないかと心配でしたが
無事に収まってホッとしております。

>それから、こちらのお嬢さん(と言って柚葉さんの方を向かれます)、わたしたち夫婦の別れをとても
悲しんでくれて。

ええ…。私も「食わず女房」は思い出深い作品でしたので…。
ですが、件の「本性を出して襲ってくる」展開にはお二人の間には
短い間ながらも夫婦として過ごした確かな日々があったと思うと複雑な思いがしていたんです。

それでもお別れに至ったのは残念でしたが、真相を知って救われる思いがしました。
こうしてお会い出来て、良き機会に恵まれたと思います。(微笑)

>>605-606(グリッタちゃん)
>>612-613(アーチェロお嬢様)

>私も実は、本当のお父さんを知らないの。
>…そうなんだ。
 お姉さんはわたしと同じなんだね。

まあ、久地崎さんのお嬢様とグリッタちゃんがすっかり意気投合されて…。
グリッタちゃんはどちらかと言えば妹気質な娘ですけれど、
子ども達の目線からは朗らかで親しみやすくて、お菓子作りも上手な素敵なお姉さんですもの。

年下の子にああして優しく接している様子は、実に微笑ましいものですね。

>「うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
>そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

はい、そちらに関しましては役員の方とも相談させて頂きますね。
柏餅作りを終えた後のお食事会に関しまして、地域の方々の交流のために
多少多くの時間を取らせて頂いています。

お茶と柏餅を頂きながら交流を楽しむ場において、
場を和ませる良きお披露目の舞台となるでしょうね。

それではグリッタちゃんの朗読の前に、一度お話を通しておきますね。
役員の方々とは日頃交流もございますし、こういうサプライズは
むしろ歓迎して下さると思いますわ。

(すみません、今夜はこれで失礼します。)

618 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:10
>>615-616(グリッタちゃん)

グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
喉も乾いたでしょう?お茶を淹れましたから、ゆっくりして下さいな。

>実は私もですね、、アーチェロさんたちにこの絵本を見せてもらうまで、
>どうして5月の節句に鯉のぼりを飾るのかを知らなかったんです。(てへっ♪)

うふふ…。あの茶目っ気たっぷりな表情…。
子どもたちから親御さんまで、多くの方の心を掴んでいらっしゃいましたね。
明るくて元気で、傍にいるだけで皆に元気を与えてくれるグリッタちゃん…。
今日思い切ってお誘いして、本当に良かったです。

昔話や民話というものは、時には色々な知識を親しみやすい形で私達に与えてくれます。
自分で読んでそれを知り、そして伝え合うというのは楽しいものですね。

>そして子どもたちがどう反応してくれるかを見るのが、読み聞かせの醍醐味だったりするんでしょうね。
>「人間になりたい狼男」

グリッタちゃんにも、読み聞かせの楽しさを知ってもらえて何よりです。
いえ、グリッタちゃんの事ですから決して知らなかったわけではないと思いますが。

それでも自分がそれぞれの物語について抱いていた感情や感想を
子ども達と共に分かち合ったり、中にはこういう感じ方をする子もいるんだというのを知ったり…。
一つの物語から、色々と通じ合えるというのはやはり楽しいものですね。

まあ、グリッタちゃんも新しい本の候補を?
早速私も、読ませて頂きました。
これはまた、心温まる内容ですね…。
機会があれば、また場を設けてグリッタちゃんに是非読み聞かせに参加して頂きたいですわ。
グリッタちゃんがお読みになるとすれば、子どもたちの共感の度合いもより高いものになるでしょうね。

619 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:27
>>615(グリッタちゃん)

>アーチェロさんごめんなさい〜!
>来るのが遅くなっちゃいました〜!

お気遣いまことにありがたいですけれど、GMWをご一緒に盛り上げていただいて本当に感謝しているのですよ。
どうかいつでもご都合のよろしい時にお出でくださいませ。
よろしくお願いいたします。

さあ、いよいよグリッタちゃんの読み聞かせが始まります。
子どもたちの目が早速キラキラ輝いていますね。
子どもたちの瞳が、グリッタちゃんのふわふわ金髪のロングヘアに負けないほど、輝いていますね。
ケモ耳と尻尾を見て前のめりに乗り出す子どもたちも。
眼には見えないけれど、まるで尻尾をパタパタと元気よく振っているかのようですわ。

たしかに、グリッタちゃんの愛くるしいお姿は人目を惹きますけれど。
子どもたちが彼女から目を離せないのは、何よりあの『にぱ♪』の笑顔と、まるで五月晴れを映したような朗らかな
雰囲気でしょうね。

「素敵ですね…、グリッタお姉さんの笑顔。
 陽の光に草花がなびくように、誰もがお姉さんから目を離せないのですね。」

あなたもそう思いますか?
ええと…。

「『久地崎朱瑠(くちさき あける)』です。
 わたし、お母さんと大道芸を続けてきましたから、グリッタお姉さんのあの人を惹きつける華やかさと明るさが、
羨ましいですよ。」

本当にそうですね。
さあ、子どもたちの注目を集めたところでいよいよお話が始まりますよ…。

>「おめでとう金さん!」「りっぱな赤ちゃんだ!」外に『のぼり』を飾っている金さんは、
>家の前を通った人たちから「おめでとう」と声をかけられました。
>それを見た銀さんは
>「よーし!ウチも『のぼり』を飾ろうじゃないか!」
>と急いで家へ帰りました。

ああ、なんとも嬉しくて心がポカポカするような情景でございます。
二つの家それぞれに赤ちゃんが生まれたこと、親御さんがそれぞれその歓びを思い切り表そうと心弾ませて
いらっしゃることが伝わってまいります。
グリッタちゃんの心躍るような語り口、目の前の子どもたちへ向けた煌く視線。
子どもたちの表情もそれにつられるように晴れやかになってまいります。

銀さんのお家ではご夫婦でとても良いアイディアを思いつかれましたわね。
お二人の会話がとても楽し気で、アイディアの交換がどんどんつなげられていって。
夫婦そろって子を想う気持ちが生み出した、そのことで鯉のぼりの素晴らしさがいっそう輝いてまいります。

>絵が得意だった銀さん。さっそく布を出してくると、
>大きくて立派な鯉を描きました。

「なんだか不思議…。
 目の前に大きな鯉の絵が見えてくるみたい。
 そしてファンファーレが鳴り響くのが聞こえてくるみたいだよ…。」

まあ、朱瑠様もですの?
実はわたくしもそうなのですよ。
グリッタちゃん、別に幻視幻聴の魔術など使っていらっしゃるわけでもないのに、こちらの心を見事に捉えて
しまわれましたわ。

そして金さんのお願いに快く応えられる銀さん。
お二方の歓びが一層の相乗効果を生み出してゆくようです。
聞いている子どもたちも、心からお祝いしているのでしょう、笑顔がはち切れんばかりではございませんか…。
あらあら、拍手しているお子さんもいらっしゃいます。
…と思いましたら、わたくしも手を叩いていましたわ…。

(続きます)


620 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:30
>>616(グリッタちゃん)

>金さんと銀さんの周りでは、生まれてすぐに天国へ行ってしまう赤ちゃんがたくさんいました。

ウキウキのお祝いムードの中にふと射し込まれた影…。
そうなのですね、この祝福の陰には子どもを失った幾多の親御さんの悲しみがあるのでしょう。

「そうだよね…、わたしのお父さんもその悲しみを目にしてきたから、ご飯を食べないお嫁さんがほしいなんて、
 考えたんだものね…。」

町の皆さんも同じ思いだったのでしょうね。
次々と鯉のぼりの新しい創意工夫が重ねられていきます。
『魔除け』…、わたくしには少し胸に痛い言葉ですが、親御様たちは儚くなった子どもたちが魔の者に奪われたような
そんな悔しい想いにも囚われたのでしょう。
吹き流しと同じく鯉のぼりの竿の上についている矢車も、破魔の意味を込めてのことでしょうし。
端午の節句に魔を祓うアイテムが数多くあるのも、子どもの健やかな成長を切に願おう想いからだったのでしょうね。

子どもの幸せを願う想いに溢れている、町中の皆様の想いが一つになっているのが分かりますわ。
まさにグリッタちゃんが語るのに相応しい、とても晴れ晴れとして明るく楽しいお話でございました。

>皆さんのお家では、鯉のぼりは飾りましたか?
>ここに来るまでに、私はいろんなお家で鯉のぼりが飾られてるのを見てきました。

グリッタお姉さんに見てもらえた、そう感じたのでしょうか、子どもたちの笑顔がなんだかとても誇らし気。
そしてお父さんやお母さんが願いを込めて飾ってくれたことがちゃんと子どもたちに伝わったようです。
自分たちが大事にされている、そのことに思い至るのはすごく心強く、そして掛け替えのないことなのだ、
と自然と心に染み入ることでしょう…。

そしてグリッタちゃん…、彼女自身が大切にされてきた親御様との絆が、語る物語の後ろに息づいている、とそう思えて
なりませんわ。

(控室でございます)

グリッタちゃん、お疲れ様でございました。
とても良いお話を聞かせていただきましたわ。

>私が今回読んだお話はオチとか山場的なものが少ないから、私でも何とかなりましたね。

わたくしはむしろ、シンプルな物語だからこそ、語り手が醸す雰囲気、言葉に載せて送る想いの深さ、が如実に
聴く方の心に揺さぶるのだと思わされましたわ。
刺激的なドラマ展開に依らず、平和で温和なお話を以て胸を打つ、それはグリッタちゃんのお人柄があって初めて
なせる業であった、とそう思っております。

>でも慣れてくると、例えば面白かったり大笑いしちゃうようなお話とか、
ハラハラドキドキするようなお話とか、
>怖くて一人でトイレに行けなくなっちゃうようなお話をしてみたくなっちゃうんだろうなあ。

もちろんグリッタちゃんでしたら、そういったお話でも子どもたちを惹きつけられると思います。
グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。

>私にとってもいい経験をさせてくれて、本当にありがとうございましたっ!
>もし機会があれば、また参加させて下さい。

ええ、こちらこそまた機会がありましたら、ぜひともご一緒させていただきたいですね。
どうかよろしくお願いいたします。
わたくしも、今からいろいろなお話を読んで読み聞かせの練習をしてますわ。

>「人間になりたい狼男」

まあ、これは初めて知る物語です。
さっそく読ませていただきますね。

………。
これはまた、なんともほのぼのとした人狼さんですね。
心優しい彼が人間との絆を徐々に得ていかれるのが嬉しくなりました。
たくさん着込んで街に出かける、そのお気持ちよく分かりますわ。
我が身を振り返って、人狼さんが人間に追い回されたりしないか、とハラハラもいたしました。
次の機会にはグリッタちゃんに読み聞かせていただけたら嬉しいですわ。

以前「おおかみこどもの雨と雪」というアニメを見て、人狼さんも人間界で生きていくのは大変だな〜、と思い
ましたけれど、今も世界に同じく苦労していらっしゃる人狼さんがいらっしゃるなら、
『わたくしも同じです。いっしょにがんばりましょう。』
と呼びかけたいですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


621 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/05(Sat) 12:46
>>613(アーチェロお嬢様)

(子どもたちや役員さん達と柏餅作りを終えました)

>うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
>そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

皆さん、いよいよお待ちかねの時間ですね。
皆さんの協力のお陰で、今年も多くの柏餅を作る事が出来ました。
沢山作りましたので、お家の方へのお土産にもお持ち帰り下さいませ。

粒餡、こし餡、味噌餡、皆それぞれ一つずつ行き渡りましたか?
それでは、頂きましょう。
お茶のお代わりは、遠慮なく私達(アーチェロお嬢様、グリッタちゃん、私)にお申しつけ下さいませ。

(皆さんにお茶のお代わりをお持ちしながら)

あらあら…。やっぱりグリッタちゃんは子どもたちに人気なのね。
尻尾とか耳をもふもふされながらも、楽しそうにしていらっしゃるわ。(微笑)

そしてお嬢様も、「伊太利亜から来た大和撫子」の呼び名は伊達ではありませんね。
優雅な立ち居振る舞いに、親御さん達も年配の方々も感嘆しておられますわ。(微笑)

いけませんいけません、お二人に見惚れている場合ではありませんね。
私もきちんと、お茶のお代わりをご用意しなければ。

(宴もたけなわになったところで、久地埼さん親子にお出まし願いました)

皆様、今日はゲストとしていらして下さった久地埼さん親子が
皆様のために芸を披露して下さるそうです。
それでは、大いに楽しんで下さいね。

(この後、久地崎さん親子の腹話術の芸を楽しんで頂いた後、お開きとなりました)

お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
そして奥方様、今回も素敵なサプライズをご用意頂き、誠に有難うございます。
久地崎さんもお疲れ様です。
皆で頑張った柏餅、満足して頂けましたか?
お土産の分は、お帰りになられた後で皆で召し上がって下さいませ。

それではお嬢様、最後の御勤めですね。
これらの柏餅を、土地神様の神社へお届けに上がりましょう。
勿論屋敷神様の分も、ご用意してありますわ。



622 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/05(Sat) 13:16
>>614(アーチェロお嬢様)

(土地神様の神社への道を歩きながら)

>今おっしゃっていただいたわたくしの言葉は、もちろんわたくしの心よりの嘘偽りのない言葉です。

お嬢様が仰った作品、確か有名な原作のスピンオフ作品ですね。
生憎、私はまだ未視聴なのですが…。

(契約しているアプリを調べています)

どうやら、視聴可能のようですね。
これを機会に、見てみようかしら。
何やら各話のタイトルに、どこかで聞いたことのあるものが見受けられますが。(笑)

こほん…。(咳払い)
先程の言葉、説得力のあるものですね。
優れた力も知識も、使い方を誤ったり心根が不誠実であれば不幸な結果を齎します。
フランケンシュタイン氏のように…。

ある意味、あの方の知識や技術は魔法とも言えるものでしょう。
ですが作中の「いずれ自分は神として称賛されるだろう」などという彼の傲慢な台詞には
思わず私も顔を顰めたのを覚えています。

魔法も知識も、それらが成しえる可能性故にそれを手にした者の心を容易に変えてしまう…。
今になると、私がヒーリングを身に付けた時に母が厳しくそれを他者に見せる事、使う事を禁じた理由が分かります。
実際、私がそれを身に付けた際には私も『魔法少女』になったかのような高揚感を覚えたのは事実ですから。

お嬢様には辛い記憶を思い起こさせてしまうようで申し訳ありませんが、
初めてお嬢様に私の『贄の血』を飲ませた時、『魔法があって良かった』の言葉の如く、
『ヒーリングが使えて良かった』と思いましたね…。
お嬢様に多大な心配をお掛けしながらも、あの力のお陰で私も命に関わる事態になる事だけは避けられたのですから…。
最終的に決してお嬢様や家族を不幸にしないために、この力はあるのだと実感しました…。

>柚葉さんは、このわたくしを救ってくださったこと、これは何度でも繰り返し申させていただきます。

グリッタちゃんも自覚していらっしゃるように、誰かを「救う」というのは容易ならざる事だと思います。
ですが、自分以外の誰かがそう仰って下さった時にこそそれは成しえたと言えるのかも知れませんね。
ご心配なく…。お嬢様のそのお気持ちだけは、他の誰よりも私自身が理解しておりますわ。(微笑)


623 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/05(Sat) 19:25
>>617(柚葉さん)

>私も改めて、自己紹介させて頂きます。
>初めまして。羽藤柚葉と申します。
>アーチェロお嬢様の御屋敷で、家政婦を勤めております。

「は〜、オルキデアさんから聞いてはいたけれど。
 妖怪…この吸血姫さんの場合は魔族か。
 人間が自分から出向いて行って甲斐甲斐しくお世話をするとはねぇ、わたしとは反対のパターンだなんて、
大したものだよ。
これも時代ってものかしら。
 いやいや、やっぱりあなたがよくできたお嬢さんだからよね。」

はい、本当にわたくしにはもったいない侍女さんにして無二の親友でございます。

>伝承や民話には誇張や間違いが見受けられるというのは然程珍しい事ではありませんが、
>ご家族の事でしたら感情的になるのも無理からぬ事…。

「いやあ、悪かった、悪かった。
 この子の父親のこと、っていうのもあるけどね。
 わたしもさあ、旦那がそりゃもう良い男だったって言いたくなっちゃって。」

>ですが、件の「本性を出して襲ってくる」展開にはお二人の間には
>短い間ながらも夫婦として過ごした確かな日々があったと思うと複雑な思いがしていたんです。

「それを知ってくれる人ができてありがたいわ。
 これからもわたしと旦那の話は怖い話として伝わっていくだろうけれど。
 『竜や狐や鶴は良い話風に伝わるのに、なんで二口女はダメなんだろう』とか思っていたからさ。
 あなたや吸血姫さんにだけでも知っていてもらえるのは嬉しいね。」

>それでもお別れに至ったのは残念でしたが、真相を知って救われる思いがしました。
>こうしてお会い出来て、良き機会に恵まれたと思います。(微笑)

「そこまで言ってもらえると、今日誘いに乗った甲斐があったってものだよ。
 人間でもあなたみたいに二口女を怖がらない人がいてくれるなんて。
わたしたちは年を取らない母娘として、怪しまれないように大道芸をしながら旅を続けてきたけれど。
この町にはしばらく留まってみても良いかもね。
同じ長命の吸血姫さんがこんなにいるなんて、心強いじゃないか。」

あら、それでしたら時々はご一緒にお茶をいただけますでしょうか?
新しいご近所様ができるのは大歓迎でございますわ。

>まあ、久地崎さんのお嬢様とグリッタちゃんがすっかり意気投合されて…。
>年下の子にああして優しく接している様子は、実に微笑ましいものですね。

はい、グリッタちゃんの新たな魅力を見せていただいたでしょうか。
ですが、長年メイドとして鍛えられてまいった包容力はたしかに甘えさせ上手なお姉さまらしい、とも申せますわね。

>はい、そちらに関しましては役員の方とも相談させて頂きますね。
>柏餅作りを終えた後のお食事会に関しまして、地域の方々の交流のために
>多少多くの時間を取らせて頂いています。

柚葉さんのご賛同をいただけて良かったですわ。
お食事会の場の和んだ雰囲気の中で楽しい出し物を見せていただく、とても良いですね。

>役員の方々とは日頃交流もございますし、こういうサプライズは
>むしろ歓迎して下さると思いますわ。

ええ、きっとそうですわね。
なにしろ、役員の中には『あの方』もいらっしゃいます。
きっとご承知いただけることでしょう。
今回の柏餅の小豆や柏の葉も厳選するほど、今日の行事に力を入れてくださった方ですもの。

「それは、あたしのことを言ってくれているのかい?」

あ、あららら、お颯様ではありませんか!?
いつからドアのところに?

「いやあ、読み聞かせの時のアーチェロさんの様子が少し気になったから来てみたんだけど。
 話は聞かせてもらったよ。
 いやあ、まさかお話のヒロインさんが来てくれるとは、ずい分とまあ豪気なこともあったもんだ。
 わたしもあの話でご夫婦の絆にジーンときたよ。
 いいね、腹話術。
 話は役員のみんなに通しておくよ。」

「…ちょっと、吸血姫さん。
 なんなの、この役員さん?
 この人もわたしの正体を知っても全然動じないとか。
 この町の人間って、本当に肝の据わった人が多いわね…。」

(かくてお颯様が役員の皆様に話を通してくださって、お食事会で新たな出し物が上演されることと相成りました。)


624 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/06(Sun) 14:09
>>621(柚葉さん)

>皆さん、いよいよお待ちかねの時間ですね。
>皆さんの協力のお陰で、今年も多くの柏餅を作る事が出来ました。

子どもたちが柏餅づくりに活き活きと取り組んでいる姿は心身の躍動がとても感じられて心地よかったですわ。
読み聞かせの時の柚葉さんやグリッタちゃんのお話を聞いて、あらためて五月五日を家族で祝う嬉しさ、家族に
感謝を送る意味を感じてくれたからでしょう。
それにですね、上新粉に水を加えてこねていくうちにどんどんお餅っぽくなっていく、その手の中の感触の変化、
自分がお餅を作っている、という実感がすごく楽しげでしたわ。
わたくしも皆を見て回って少しばかりのアドバイスをさせてもらいましたが
「すごーい、すごい!」
「おもしろーい!」
とはしゃぐ子どもたちの笑顔に心がホンワカとさせられましたわ。

>粒餡、こし餡、味噌餡、皆それぞれ一つずつ行き渡りましたか?
>それでは、頂きましょう。

子どもたちも親御さんも、満面の笑みで柏餅をぱくついていらっしゃいますが。
さすがはお颯様厳選の小豆、お味噌屋様自慢のお味噌でございます、一口食べて目を瞠っている方もあちらこちらに。
そして待ちかねていた画家のお嬢様…、あらあら、いっぱい頬張っていらっしゃって、お口の周りのあんこを侍女の
サライ様が拭いてあげていますわ。

グリッタちゃんがテーブルからテーブルへと軽快な足取りで回ってお茶を注いていらっしゃいますし、
柚葉さんは皆様それぞれのお茶が無くなる前に、実にさり気なく傍に立たれてお代わりを淹れていかれます。
まったく無駄なく楚々として…
お二人ともなんと見事な所作でしょう。

わたくしはとてもお二人には及びませんが、かつて王宮の舞踏会などで培った動きを応用してなるべく優雅に動きましょう。
あ、お母様ったらニヤニヤとこちらをご覧になっていますわね。
わたしが何とか体裁を保とうとしているのを目ざとく見抜いていらっしゃって、もう、憎たらしいったら。

>皆様、今日はゲストとしていらして下さった久地埼さん親子が
>皆様のために芸を披露して下さるそうです。

さあ、いよいよ始まりましたわ。
親子共演のダブル腹話術、まるで人形も生きていて4人でおしゃべりしているかのよう。
声音の使い分け、歌や踊りも交えての変幻自在の熱演は、本当に磨き抜かれた芸ですわね。
お二人ともお顔と頭のそれぞれの口を同時に動かすのですから、4人の言葉が交差する、という、人間の腹話術師では
できない芸ですわ。
娘の朱瑠様が、
『帽子で隠した頭のてっぺんの口を使うなら、普通の腹話術は簡単に出来てしまいます。
 でも、それでは芸人、パフォーマーとしては恥ずかしいから、こういう芸を編み出したんです。』
と仰って、お母様の朱乃様が
『普通に腹話術やっていれば楽なのに、この娘ったらなんだか芸道に目覚めちゃったみたいで、つき合わされて大変よ。』
とボヤいていらっしゃいましたね。
でも、お二人とも活き活きと熱演されていて、やはりお心が通じ合っているみたいですね。

>お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様でした…。

お二人もお疲れ様でした。
先輩メイドお二人の立ち居振る舞いを傍で見させていただいて、なんとかわたくしもメイドらしく振舞えたと思えました。
ありがとうございました。

>そして奥方様、今回も素敵なサプライズをご用意頂き、誠に有難うございます。

「ふふっ、みんなお疲れ様ぁ。
 二口ちゃんたちのおもてなしもしてもらってありがとねぇ。
 でも、二人にはまだまだ食べたりないでしょう?」

「お土産の柏餅いっぱいもらったから、帰ったら美味しくいただくわね。
 どうもありがとう。」

「こんなにいただいてすごく嬉しいです!
 お客様にも腹話術を楽しんでもらえたみたいで、拍手をいっぱいもらえました。
 この後食べる柏餅はすごく美味しいと思います!」

>それではお嬢様、最後の御勤めですね。
>これらの柏餅を、土地神様の神社へお届けに上がりましょう。
>勿論屋敷神様の分も、ご用意してありますわ。

はい、本日の行事がつつがなく終えられたご報告をしないといけませんね。
柏餅のこともきっと心待ちにしていらっしゃることでしょうし。
もちろん菖蒲酒も持ってまいりましょうね。


625 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/06(Sun) 15:38
>>622(柚葉さん)

>お嬢様が仰った作品、確か有名な原作のスピンオフ作品ですね。
>生憎、私はまだ未視聴なのですが…。
>どうやら、視聴可能のようですね。
>これを機会に、見てみようかしら。

若干ネタバレなことを申してしまって申し訳ありませんでした。
柚葉さんもご覧になれる環境で良かったですわ。
この作品、わたくしもかなり記憶が薄れていたのですが、このセリフは強烈に胸に響き忘れることができないのです。

>何やら各話のタイトルに、どこかで聞いたことのあるものが見受けられますが。(笑)

はい、内外のいろいろな作品から採られたらしいタイトルが並んでいますね。
「あの箱を飛べ!」だなんて、元ネタと思しき特撮作品のタイトルを日常的な話に落とし込んだ落差が面白うござい
ました。

>優れた力も知識も、使い方を誤ったり心根が不誠実であれば不幸な結果を齎します。
>フランケンシュタイン氏のように…。

はい、本当に…。
せっかく手にした力も、ただ己の優秀さを認めさせようとする我欲から使用し、生み出された魂の慟哭から目を背けた
結果があれですもの。
ご本人にとっても生み出された命にとっても、なんて哀しい結末だったことでしょう。

それにしましても、なぜ神になって賞賛などされたいのか、わたくしには分かりませんわ。
ひと月足らず土地神様の代理を務めただけでもうヘトヘトになった我が身からすれば。

>今になると、私がヒーリングを身に付けた時に母が厳しくそれを他者に見せる事、使う事を禁じた理由が分かります。
>実際、私がそれを身に付けた際には私も『魔法少女』になったかのような高揚感を覚えたのは事実ですから。

自分の可能性を拡げたい、その想いはとても大切だと思います。
それは向上心に繋がり、また他人にも良き助けとなる可能性を持っていますから。
でもだからこそ、それが強ければ強いほど使い方を誤るわけには参りません。
ご母堂様はそれをよくお分かりだったのでございましょう。

(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

>お嬢様には辛い記憶を思い起こさせてしまうようで申し訳ありませんが、
>初めてお嬢様に私の『贄の血』を飲ませた時、『魔法があって良かった』の言葉の如く、
>『ヒーリングが使えて良かった』と思いましたね…。

ご母堂様の戒めを胸にされ、柚葉さんはご自身をずっと高めてまいられたのでしょうね。
その母娘二代にわたるご思慮とご自省が、あの時のわたくしを救ってくださった。
良き心からの良き力を、わたくしに一心に注いでくださった…。
あらためて、お二人のお心のありがたさとわたくしの幸運を感じずにはいられませんわ。

わたくしもこれからずっと、そのお心に応えてまいる、この身と力の及ぶ限りこの力捧げてまいりたいです…。

>ご心配なく…。お嬢様のそのお気持ちだけは、他の誰よりも私自身が理解しておりますわ。(微笑)

嬉しゅうございます、わたくしの想いを分かっていただいて。
柚葉さんがなんと申されようと、この想いは決して譲るつもりはございませんでしたが、ご本人に届いているという
ことはこんなにも嬉しくなるものなのですね。

人とは日常接していてもその想いがちゃんと重なるとは限りません。
だからこそ折に触れてその想いを伝え合うことの大切さを噛みしめてまいりたいです。
今日の日が家族の絆を確認する日であったこと、そのことを子どもたちに伝えたことで、なおいっそうその大切さを
胸に刻められた思いがいたします。

さあ、土地神様のお社に着きました。
今日のこの日に在ったことを土地神様にしっかりお伝えいたしましょう…。


626 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/06(Sun) 17:32
>>618(柚葉さん)
>>619-620(アーチェロさん)

>グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
>喉も乾いたでしょう?お茶を淹れましたから、ゆっくりして下さいな。

はい、おかげ様で無事に朗読を終えることが出来ました。
昨日アーチェロさんと柚葉さんが、練習を見てくれたおかげです。
それじゃ、ありがたく頂きます。
やっぱり、柚葉さんの淹れてくれるお茶は生き返ります〜♪

>子どもの幸せを願う想いに溢れている、町中の皆様の想いが一つになっているのが分かりますわ。
>まさにグリッタちゃんが語るのに相応しい、とても晴れ晴れとして明るく楽しいお話でございました。

良かった…。
まだ1回目ですけど、子どもたちに喜んでもらえたり
読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

>もちろんグリッタちゃんでしたら、そういったお話でも子どもたちを惹きつけられると思います。
>グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。

でも選ぶなら、出来るだけ後味の悪くならないものを選ばないとダメかな〜。
そういうお話は日本の昔話の方が多いので、そちらから探してみたいですね。

>「人間になりたい狼男」

この狼男さんに不思議な虹色の飴をくれたおばあさんって、
もしかしたら魔法使いさんの子孫だったのかも知れませんね。
あの後、もう一度おばあさんに会えたのかな…。
もう会えなかったのかも知れませんけど、きっと何処かで優しく見守ってくれてるのかな。
ああいう形で、大変な思いをしながらも正しく生きてる種族の人たちを助けているのかも知れませんね。


627 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/06(Sun) 18:04
>>621(柚葉さん)
>>624(アーチェロさん)

>子どもたちが柏餅づくりに活き活きと取り組んでいる姿は心身の躍動がとても感じられて心地よかったですわ。

はい!私の働いているお店でも職業訓練や体験教室とかで子どもたちが来てくれるんですよ。
そういう時に一緒にパンやお菓子を一緒に作るのって本当に楽しいです〜♪
そして楽しく作った後は子どもたちに、

「私も将来お姉ちゃんみたいに美味しいパンやお菓子が作れるようになりたい」

って言ってもらえるのって、凄く嬉しいんですよね。
何かを作れるようになれることの楽しさを知って、親御さんやお友達に喜んでもらえて、
そして将来に結び付くようなことになってくれたならこれほど嬉しいことは中々無いです。

>あらあら…。やっぱりグリッタちゃんは子どもたちに人気なのね。
>尻尾とか耳をもふもふされながらも、楽しそうにしていらっしゃるわ。(微笑)

はいは〜い、お茶のお代わりですよ〜。
すぐに入れますから、ちょっと待ってて下さいね。
きゃ〜ん♪そうやってすぐにイタズラしちゃダメ〜♪
毛がお皿やカップの上に落ちちゃいますから〜。

>子どもたちも親御さんも、満面の笑みで柏餅をぱくついていらっしゃいますが。
>さすがはお颯様厳選の小豆、お味噌屋様自慢のお味噌でございます、

それじゃ私も、頂きます。
う〜ん、美味しいっ♪やっぱり皆さんで頑張って作った柏餅のお味は格別ですっ。
そして柏餅の中身も、商店街の人たちがしっかりしたものを用意して下さったから
こんなに美味しいんですね。

(すみません、一旦切ります。)


628 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/09(Wed) 20:54
>>626(グリッタちゃん)

>読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
>そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

ええっ?
いえいえいえ、先生だなんて恐縮ですわ。
わたくしも図書館で催される読み聞かせに参加させていただいたり、ネット上の「初心者向け読み聞かせ
レクチャー」などの映像を見たりして、
色々なご指導をいただいたので、グリッタちゃんにもお伝えしただけでございます。
絵本の持ち方、声の大きさ、読む速さ、声色…。
なかでも、
『読み手が子どもたちへ親愛の気持ちを持って語りかけることで、子どもが誰かと一緒に本を読む楽しさを知ることが
できるのですよ。』
とのご指導は大変感銘を受けましたので、グリッタちゃんには ぜひともお伝えしたかったのですよ。
もっとも、グリッタちゃんからのこぼれんばかりの笑顔を見れば、わたくしが申すまでもなかったか、と思いましたけれど。

グリッタちゃんが先ほど子どもたちに読み聞かせされるお姿を見ていて、その温かく優しい表情、口調から、
本気で子どもたちと向き合っていることがヒシヒシと感じられて、これが本当の読み聞かせと言うものなのだ、と
感じ入りました。

>>グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。
>でも選ぶなら、出来るだけ後味の悪くならないものを選ばないとダメかな〜

恐くて、だけど後味の心地良い昔話ですか。
それはぜひともグリッタちゃんのお口から伺いたいですわ。

「船幽霊」、「女郎ぐもの話」、「子育て幽霊」…。
可笑しみがあったり、哀しかったり、温かい気持ちになれたり。
いずれもアニメの「まんが日本昔ばなし」で知ったので、絵本が図書館にあるかどうか分かりませんが、無いようでしたら
本日も母と一緒にお出でになっている画家のお嬢様にお描きいただけないか伺ってみたいと存じます。

あらあら、お嬢様が柏餅を頬張りながらコクコクと頷いてくださっていますわ♪

>この狼男さんに不思議な虹色の飴をくれたおばあさんって、
>もしかしたら魔法使いさんの子孫だったのかも知れませんね。

ええ、きっとそうですわね。
魔法使い様はきっと人に紛れていらっしゃる狼男さんのことをずっと気にかけていらしたのではないでしょうか?
人間になりたい、そう切に願う狼男さん、悪者たちに対してもむやみに牙を剥かず悪事を事前に止めようとする
優しい方です。
そんな狼男さんだからこそ、幸せにしてあげたかったのかも知れませんね。

狼男さんとはもう会うことは無くても、きっと同じように人間界で暮らしたいと願っている異種族の方のところに
ふらりと現れて助けてあげる、そんなお姿が想像されますわ…。

こうしてまたグリッタちゃんから素敵な、心のプレゼントをいただきました。
機会がありましたら、わたくしからもまた子どもたちに伝えてまいりたいですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


629 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/09(Wed) 21:49
(続きです)

>さあ、いよいよ始まりましたわ。
>親子共演のダブル腹話術、まるで人形も生きていて4人でおしゃべりしているかのよう。

あはは♪面白いです〜♪
それに息のぴったり合った演技も流石は母娘ですよね。
あれなら、人形劇とかもきっと上手じゃないかな。

>『帽子で隠した頭のてっぺんの口を使うなら、普通の腹話術は簡単に出来てしまいます。
>でも、それでは芸人、パフォーマーとしては恥ずかしいから、こういう芸を編み出したんです。』

うんうん、現状に満足せずより多くの人を楽しませるために頑張ってるんですね。
それに何より、演じてる朱瑠ちゃんが一番楽しそうです。

本の読み聞かせと同じですね。
楽しいと思ってるからこそ、その楽しさを他の人たちにも知ってほしい。
そして楽しんでもらうためにはどうすればいいか。
常にそう考えながら演じてるのが伝わってきます。

機会があれば、私にも教えてほしいなあ。
それでもし、人形劇とかやれたらとっても楽しそうですね。

>お二人もお疲れ様でした。
>先輩メイドお二人の立ち居振る舞いを傍で見させていただいて、なんとかわたくしもメイドらしく振舞えたと思えました。

私もお家だけじゃなくて、こうして多くの人たちに喜んでもらえる場所でお仕事が出来て本当に楽しかったです。
形式は違いますけど、メイド喫茶でお仕事をしてたときを思い出しちゃいますね。
そして、メイドさんになったアーチェロさんも素敵でした。
…アーチェロさんが、この街の人たちに慕われてる理由も伝わってきました。

>「お土産の柏餅いっぱいもらったから、帰ったら美味しくいただくわね。
>どうもありがとう。」

久地崎さん、お疲れさまでした。
また良かったら、私のお世話になってるパン屋さんにもいらして下さいね。
それから朱瑠ちゃん、次に会う時には私にも腹話術教えてね。
アーチェロさんのお母さんにお願いする形になると思うけど、お手紙書くからね!

>はい、本日の行事がつつがなく終えられたご報告をしないといけませんね。
>柏餅のこともきっと心待ちにしていらっしゃることでしょうし。

はい!子どもたちと一緒に頑張って作った一杯思いが込められた柏餅ですから。
きっと、喜んで下さると思います。
やっぱりアーチェロさんと柚葉さんは偉いですね。
こうして日頃の感謝を忘れずきちんとしていますから、この街で幸せに暮らしていけるんですね。

630 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/09(Wed) 22:22
>>625(アーチェロさん)

すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
色々と読ませて頂きました。
(以前のスレのことです。)
柚葉さんの家系と『血』にまつわることや柚葉さんのお母さんのお話なども…。

柚葉さんの一族は家族の絆や大切な人を守るために、過酷な運命や多くの辛い出来事を乗り越えて…。
アーチェロさんは人間の皆さんと仲良くしたいと思って頑張ってきたのに、時にはそれを分かってもらえなくて…。
それでも諦めずに大切に守り続けてきたものがあるからこそ、お二人はこんなにも尊くて固い絆で結ばれているんですね。
お二人の会話からは、それが伝わってきます。

>(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

うんうん♪私も見てみた〜い♪
あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。
(動画も見ましたが、同じ声の方なんですね)

それで見てみたんですけど、あの娘が大人の女性になったらっていうイメージにピッタリで驚きました。
柚葉さんがあの戦士の娘の格好になったら、凛々しくて似合いそうです〜♪

>でもだからこそ、それが強ければ強いほど使い方を誤るわけには参りません。

柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
でもそれをお母さんに人に見せないようにって厳しく言われたのって分かる気がします。
それ自体、人間の皆さんから言わせればそれこそ奇跡に近いものですから。

でもそういう力を、誰かを助けるとか必ずしも良い方向にばかり考える人たちばかりじゃないと思います。
「力」が、必ずしも人を幸せにするとは限らないってことを分かっていたんだろうなあ…。
それも、本人の意志とは関係の無い形で…。

でも柚葉さんは、きちんと教えられたことを守ってきたんですね。
そういう人だからこそ、アーチェロさんも柚葉さんに全幅の信頼を置いているんですね。

631 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/10(Thu) 21:18
>>626-627(グリッタちゃん)

>読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
>そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

有難うございます。
人に喜んで頂く事が大好きなグリッタちゃんですもの。
今回で新たに学ばれた事を、きっと今後にも役立たれていかれるでしょう。

これは想像ですが…。
もしどこかのお屋敷でグリッタちゃんがメイドとしてお仕事をされていたとして
その御屋敷のご子息やお嬢様に絵本の読み聞かせをされていたらと思うと微笑ましいですね。(微笑)

または寝る前に物語を読んで差し上げたりというのも、想像すると楽しくなって参ります。
物語の続きをせがまれたり、もっと他の話をおねだりされたりして
素敵なお姉ちゃんとして親しまれるでしょうね。(微笑)

>「人間になりたい狼男」

狼男さんに不思議な飴玉をくれたおばあさんが魔法使いさんではないかというグリッタちゃんの推測…。
実に的を得ている気が致します。
人間の世界で皆さんと仲良く生きていきたいという「希望」…。
お嬢様が仰るように、例え相手が悪人であっても無闇に傷つけまいとする「優しさ」…。
この2つを持ち続けていたからこそ、願いが叶ったのでしょう。
グリッタちゃんが次の機会があれば読んでみたいというお気持ち、よく分かりますわ。

(すみません、今夜はこれで失礼致します。)

632 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/11(Fri) 21:27
>>627(グリッタちゃん)

>はい!私の働いているお店でも職業訓練や体験教室とかで子どもたちが来てくれるんですよ。
>そういう時に一緒にパンやお菓子を一緒に作るのって本当に楽しいです〜♪

まあ、そんな素敵な体験を子どもたちにさせてあげているのですか?
先ほどの柏餅づくりのように美味しいパンを自分で作るその手ごたえ、それを先生であるグリッタちゃんが教えて
あげるのですね。
いえ、教えてあげる、というか、子どもたちの中に眠っていた今までにない歓びに気づかせてあげる、とても素敵な
お仕事ですわ。

>「私も将来お姉ちゃんみたいに美味しいパンやお菓子が作れるようになりたい」
>って言ってもらえるのって、凄く嬉しいんですよね。

子どもたちにとってこんなに素晴らしい巡り合わせはありませんね。
グリッタちゃんのような零れんばかりの笑みで指導をしてくれるお師匠様に出会えるだなんて。
きっと本職になって何年が経とうとも、初めてパンを作った時のグリッタ先生の眩い笑顔を、パン生地をこねる
たびに思い出すのでしょうね…。

>はいは〜い、お茶のお代わりですよ〜。
>すぐに入れますから、ちょっと待ってて下さいね。
>きゃ〜ん♪そうやってすぐにイタズラしちゃダメ〜♪

…さすがはメイド喫茶の人気アイドルでいらっしゃったグリッタちゃんですわ。
大人のお姉さんなのにすっごく可愛い、って子どもたちがお耳に、尻尾にと、てんでに手を伸ばしていますわ。
運良く触れられた子どもはもう大喜び。
かと思うとグリッタちゃん、お茶がこぼれないようにひらりとかわしたり。
人狼族ならではの、きびきびとして、それでいて愛らしい身のこなしに目を奪われてしまいます。

皆さんに柏餅がいきわたりましたのでわたくしたちもいただきましょう。

>それじゃ私も、頂きます。
>う〜ん、美味しいっ♪やっぱり皆さんで頑張って作った柏餅のお味は格別ですっ。

グリッタちゃんの頬張る姿に目を輝かせ、子どもたちも満足そうに味わっていますね。
自分たちの手で美味しい柏餅ができた、この実感はなにものにも代えがたいもの。
どこか誇らしげな表情は、商店街の皆様やグリッタちゃんや柚葉さん(少しだけわたくしも?)のご厚意に応える
ことができたことへの誇らしさ、からのなのでしょう。
子どもたちは子どもたちなりに、今日のこの日を自分たちで作ったんだ、という嬉しさと共に、グリッタちゃんとも
よりいっそうの絆を結べた、その想いが胸に刻まれたのでしょう、きっと。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


633 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/12(Sat) 19:41
>>629(グリッタちゃん)

>あはは♪面白いです〜♪
>それに息のぴったり合った演技も流石は母娘ですよね。

ぷっ、くふふう…、ええ、お二人の呼吸が見事に合っていて間断なく笑いを起こしてくれます。
四者四様、誰が生身か人形か、互いにお喋りにしのぎを削っていて、みんなが活き活きしていますわ。

>うんうん、現状に満足せずより多くの人を楽しませるために頑張ってるんですね。
>それに何より、演じてる朱瑠ちゃんが一番楽しそうです。

どんな分野でもそうですが、表現者自身が乗っている、楽しんでいる、というのは大事ですわね。
朱瑠ちゃんのキラリと光る汗の珠からは、彼女自身が心から楽しんでいるのが感じられます。

>本の読み聞かせと同じですね。
>楽しいと思ってるからこそ、その楽しさを他の人たちにも知ってほしい。

ええ、そうですわね、本当に。
今日のグリッタちゃんや柚葉さんの語りを聞いていましても、ご本人がそれぞれの物語世界を愛されて、その気持ちに
載せて子どもたちへと伝えていらっしゃっるのが分かりましたもの。
…わたくしのお話は途中から実話にシフトしましたけれど、それも実のところ朱乃様の物語を楽しんでおりましたわ。

グリッタちゃんがなさっているパン作り、以前なさっていたお屋敷のご主人様へのご奉仕も、グリッタちゃんが
やり甲斐と楽しさをもってなさるからこそ、皆々様が幸せになれるのでしょうね。

(腹話術が拍手喝采の内に終わりました。)

>私もお家だけじゃなくて、こうして多くの人たちに喜んでもらえる場所でお仕事が出来て本当に楽しかったです。
>形式は違いますけど、メイド喫茶でお仕事をしてたときを思い出しちゃいますね。

こちらこそ本当に嬉しゅうございました。
グリッタちゃんがいてくださったお蔭で、本日の子どもたちや親御様の楽しさも倍増であったと思います。
綻ぶ笑顔がいっぱい…、まさに青空の下で可愛い季節の花・ポピーが咲き誇るかのようでしたわ。

>そして、メイドさんになったアーチェロさんも素敵でした。
>…アーチェロさんが、この街の人たちに慕われてる理由も伝わってきました。

ああ、もう、わたくしなどまだまだ…などと、へりくだるのではなく、素直にお礼申し上げますわ。
グリッタちゃんほどの方に褒めていただいたのです、これからも街の皆様と心交わらせられるわたくしでありたい
です。
今日という日を皆様方の歓びで満たしてくださったグリッタちゃんへのお礼も込めて…。

>久地崎さん、お疲れさまでした。
>また良かったら、私のお世話になってるパン屋さんにもいらして下さいね。

「ああ、娘に引っ張りまわされたけど、こんなに拍手がもらえると嬉しいものだね。
 パン屋は可愛いケモ耳の女の子とすごく美味しいパンで評判になっているそうじゃない。
 今度、ぜひ寄らせてもらうよ。」

>それから朱瑠ちゃん、次に会う時には私にも腹話術教えてね。
>アーチェロさんのお母さんにお願いする形になると思うけど、お手紙書くからね!

「ええ〜、本当ですか?
 すごい、すごーい!!
 グリッタお姉さんに喜んでもらえただけでも嬉しいのに、わたしからお姉さんに教えられるなんて、もう感激です!
 ぜひぜひこちらからお願いします!
 ご連絡お待ちしていますね。
 パン屋のお仕事がお忙しいって聞いていますから、何時でもいいですから、お手紙待ってます。
 あ、わたしからも書きますね〜♪」

>はい!子どもたちと一緒に頑張って作った一杯思いが込められた柏餅ですから。
>きっと、喜んで下さると思います。

土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
「人狼の娘はまた来ぬのか?」
とおっしゃるのですよ。
そして、
「あの人懐っこい笑顔を見ると食が進むでのう。
 早う連れてこりゃれ。
 それとな、奈良に居る白鹿も恋しがっておるぞ。」
ともおっしゃっていましたわ。

>やっぱりアーチェロさんと柚葉さんは偉いですね。
>こうして日頃の感謝を忘れずきちんとしていますから、この街で幸せに暮らしていけるんですね。

それはもう、魔族のわたくしを快く受け入れてくださった土地神様には本当に感謝しかございませんもの。
今日のこの日のこともきっとあの方は見守っていてくださったことでしょう。
お礼を申すことは、わたくしにとっての望みでございますわ。


634 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/12(Sat) 22:50
>>630(グリッタちゃん)

>すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
色々と読ませて頂きました。

まあまあまあ…、なんということでしょう。
わたくしたちの来し方に関心をお寄せくださり、わたくしと柚葉さんの出会いや、わたくしたちそれぞれの過去に
ついて読んでくださったのですか。
グリッタちゃんがわたくしのこと、柚葉さんのことを見つめていてくださる、そしてお心を寄せてくださるなんて、
何とありがたく嬉しいことでしょう。

過去の回想に触れているシーンを選り抜くのはかなりお手間を取らせてしまったのではないでしょうか?
にもかかわらず、今こうしてわたくしと柚葉さんそれぞれの過去を丹念に拾い、心遣いをしてくださり、それのみならず
わたくしと柚葉さんの出会いと絆とに温かい眼差しを向けてくださる。
なんだか優しく頭を撫でられているかのような心持ちでございます。

以前仰いましたね。

「家族が私に教えてくれた幸せを今度は私が誰かに伝えていかなきゃいけないんです。
そのために私、メイドさんになったんです。」

今わたくしにかけてくださる言葉から、今まで以上に感じます。
あなたがご家族との絆を通じてご自身をより強く、より優しく高めてこられたことを。

>あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
>有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。

わたくしも日本にまいる前からセーラー服美少女戦士のアニメは、ホームシアターで見ていましたけれど。
土星の戦士様の儚げで、でも芯の強いお姿に魅了されました。
そしてあの凛々しいお姿は、たしかにご母堂様と似ていらっしゃいますわね。

>柚葉さんがあの戦士の娘の格好になったら、凛々しくて似合いそうです〜♪

良いですね、実に良いですね。
わたくし、ぜひ見てみたいですわ。
でも、柚葉さんが首を縦に振ってくださるでしょうか…。

そういえば、コスプレイヤーを描く漫画「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」のアニメ制作が決定したそうで
ございます。
柚葉さんにはあのアニメの鑑賞をお奨めして、コスプレに対する親しみを持っていただくのが良いかもしれませんわ。

でも、柚葉さんお一人にお願いするのは申し訳ありません。
わたくしも何か同じセーラー服美少女戦士のコスプレをしようかしら?
髪色からしますとメインヒロインの前世のお母上でしょうか…?

「姫様、大胆というか無謀…。」

わ、わかってますよ、三女ちゃん。
言ってみただけです…。

>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
>でもそれをお母さんに人に見せないようにって厳しく言われたのって分かる気がします。

柚葉さんご自身は気高いお心映えゆえ道を誤るなど考えられませんが、彼女に邪な理由で近づく者が居ないとも
限りません。
ご母堂様もグリッタちゃんのお母様もそのことをご存じで、哀しいことだけれど真実に目を据えて、逸らすことは
なかったのでしょうね。

「人間を信じすぎても、疑い過ぎてもいけない。そして憎むことだけは絶対にしてはいけない。
自分で真実を見極め、自らの力で生き抜いていく為にも多くのことを学んで、知恵を身に付けなさい。」

グリッタちゃんのお母様のお言葉、わたくしもまた日々噛みしめております。

柚葉さんの受け継がれた尊い血と共に、我欲のために利用しようとする者がいるなら、わたくしは何を置いても
彼女を守ってまいりますわ。

この街でのわたくしの生活は、柚葉さん無しでは決してあり得ませんでした。
今グリッタちゃんとお話しする、こんな素晴らしい時間も。
わたくもまた、人に比べれば力のある身。
柚葉さんに手を取られて進んでまいった今の世界、わたくしもまた力に溺れず守ってまいりたいですわ。


635 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/14(Mon) 16:56
>>630(グリッタちゃん)
>>634(アーチェロお嬢様)

>すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
>色々と読ませて頂きました。

お嬢様と私がグリッタちゃんに「越境」を申し出て、それを快く受け入れて下さって約1年…。
そのグリッタちゃんが、今度は私達の出会いとこれまでに思いを馳せて下さる…。
楽しく心温まる交流を経て、絆が深まった事を実感致します。

>柚葉さんの家系と『血』にまつわることや柚葉さんのお母さんのお話なども…。

私の母「羽藤柚明」と主軸となる叔母「羽藤桂」の織り成す
「血」と「絆」に纏わる過去の物語を知って下さったのですか?
有難うございます、グリッタちゃん…。

母のかつてのお役目を、叔父にあたる方が受け継ぐ事で母は再び人の身となり
父と結ばれて私が生まれました…。
今の私があるのも、母や叔母が過酷な運命を乗り越えて家族の絆を守り抜いたお陰です。
そして今は、私が新たな絆を育み、育てていく番なのです。
アーチェロお嬢様とそのご家族、そしてグリッタちゃんとのように…。

>(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

えええ???た、確かに私も「魔法少女」にかつて憧れを抱いた一人ですけど…。
その力を正しく使い、華麗に戦う姿に…。
「なりたくない」と言えば嘘になりますけど、多くの作品を見てその立場や力、運命の重さというものに
次第に視点が移り変わっていきましたので…。
果たして私に耐えられるだけのメンタルがあるかどうか考えると、不安です…。

>あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
>有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。

あの娘を巡っては、様々な葛藤や対立がありましたね。
母が似ているというのは嬉しい事でしたけど…。
でもあの娘が成長したら、きっと母と似た素敵な女性になられるでしょう。

>でも、柚葉さんが首を縦に振ってくださるでしょうか…。

わ、私がですか!?
ハロウィンの際にメイクを施したりしてゾンビやマミー(ミイラ)の仮装をした事はありますけど…。
本格的な「コスプレ」となると未経験なんです…。

私が年齢的に高校生でしたらまだ良いですけど…。
今の私では果たしてどうでしょうか…?(赤面)

>そういえば、コスプレイヤーを描く漫画「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」のアニメ制作が決定したそうで
>ございます。

こちらの作品は、初耳です。
少し興味が湧いてきましたので、電子書籍を活用してみましょう。
「仮装」と「コスプレ」は似ているようでやはり違うのでしょうね。
今年のハロウィンで、少し考えておくのもいいかもしれません。
お嬢様の学校の演劇部の部長さんが、良きヒントをくれるかも知れませんね。

(すみません、一旦切ります)

636 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/14(Mon) 21:04
(続きです)

>わ、わかってますよ、三女ちゃん。
>言ってみただけです…。

お嬢様がご一緒なのでしたら、とても心強いのですけど。(微笑)
そういえばソフィーちゃん達は、念願叶ってコミケに参加したのでしたね。
あそこまで大きなイベントではなくても、それ以外で機会があれば考えましょう。

>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
>柚葉さんご自身は気高いお心映えゆえ道を誤るなど考えられませんが、彼女に邪な理由で近づく者が居ないとも
限りません。

「普通」とは異なるものは、個人の意思とは関係なく時として大きく周りを左右します。
私の一族の「血」も、わずかながらに受け継いだこの「力」も…。
母は禁じた理由について多くを語りませんでしたけど、
成長するにつれて私なりに理解をしてきたつもりです。

その事も含めて、お嬢様やグリッタちゃんが私を思いやってくれるのは
本当に心強いですわ。

>土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
>「人狼の娘はまた来ぬのか?」
>とおっしゃるのですよ。

さてと…。真面目な話はここまでにしましょう。
折角のお土産を持参しながらも、深刻な顔で赴いては土地神様も心配なさいますわ。
さあ、グリッタちゃん。とびっきりの笑顔でご挨拶なさって下さいませ。
土地神様も、それをお待ちしておりますから…。


>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。

637 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/18(Fri) 21:00
>>633(アーチェロさん)
>>635-636(柚葉さん)

>土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
「人狼の娘はまた来ぬのか?」
とおっしゃるのですよ。

わあ!嬉しいですっ♪
この街を訪れる時には、是非ご挨拶させて下さい。
今日は皆さんと作った柏餅がメインですけど、この次は是非クロワッサンを持参したいですね。

アーチェロさんに招待してもらって、私も色々な方とお知り合いになれました。
佐保姫様と白鹿さん…。
久地崎さんと朱瑠ちゃん…。
そしてこの街をお守りする神社の土地神様…。

絆が広がっていくのは、本当に良いものですね。

>私の母「羽藤柚明」と主軸となる叔母「羽藤桂」の織り成す
>「血」と「絆」に纏わる過去の物語を知って下さったのですか?

はい、動画を幾つか見せて頂きました。
柚葉さんのお母さん、本当に綺麗で優しい方ですね。
ちょっと心配になっちゃう場面もありましたけど、無事ハッピーエンドを迎えたからこそ
今の柚葉さんがいるんですよね。

それからフォトグラファーをしているかっこいいお姉さん…。
あの方は狼の神様の眷属なんですね。
あの人にも会ってみたいなあ。

>私が年齢的に高校生でしたらまだ良いですけど…。
>今の私では果たしてどうでしょうか…?(赤面)

いえいえ!楽しいことに年齢なんか関係ないですよっ。
年齢のことを言ったら、私なんて300歳以上ですから♪
ハロウィンの仮装とかも慣れてるんでしたら、すぐに楽しさが分かると思います。
機会があれば是非、コスプレを一緒に楽しみたいです。

>さあ、グリッタちゃん。とびっきりの笑顔でご挨拶なさって下さいませ。
>土地神様も、それをお待ちしておりますから…。

はいっ!それはもう全力でっ♪
って…あわわわっ!
いけない、柏餅が〜!

ふう…ギリギリセーフです。
折角子どもたちが頑張って作ってくれたお土産、
ここまで来て私が落としちゃったらあの子たちに怒られちゃいますね。

(ご挨拶に参りました。)

土地神様、こんにちは。
アーチェロさんの町の公民館の、子どもの日のお手伝いが無事終わりました。
素敵なゲストの方が来てくださったり、子どもたちが鯉のぼりや柏餅作りを頑張って下さったおかげで
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今日のような素晴らしい機会を与えて下さったアーチェロさんと柚葉さんには本当に感謝しています。
こちらは、皆さんで作った柏餅です。
アーチェロさんや柚葉さん、参加して下さった多くの方々の頑張りと思いがいっぱい詰まっています。
どうぞ、召し上がって下さい。

638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/19(Sat) 13:35
カレーを食べる時は箸を使う?それともスプーンを使う?

639 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 14:31
>>635(柚葉さん)

>お嬢様と私がグリッタちゃんに「越境」を申し出て、それを快く受け入れて下さって約1年…。
>そのグリッタちゃんが、今度は私達の出会いとこれまでに思いを馳せて下さる…。

今も昨日のことのように思い出されますね。
わたくしは千夜先輩とグリッタちゃん先輩のいるお屋敷から聞こえてくる声に耳を澄ますだけでしたのに、
柚葉さんは控えめに、ですけど心持ちとしてはわたくしの手をしっかと取って
(あの家を訪ねましょう。扉をたたきましょう。待っているだけでは他人との絆は出来ませんよ。)
そう力強く導いてくださった思いがいたしました。

今こうしてグリッタちゃんもご一緒にお社に向かっている、のみならず。
グリッタちゃんとも互いの過去への想いをご一緒していただける仲になれたのもあの日あの時があったから。
それを思うと、いつもの参道もいくつもの出会いと触れ合いの賜物と、心高まってまいりますわ。

>今の私があるのも、母や叔母が過酷な運命を乗り越えて家族の絆を守り抜いたお陰です。
>そして今は、私が新たな絆を育み、育てていく番なのです。
>アーチェロお嬢様とそのご家族、そしてグリッタちゃんとのように…。

ええ…、その絆がわたくしたちにとっても今はまだ知れないいずこかの人々にとっても幸いで在れるよう、今のこの歩みを
大切に守ってまいりたいです。

>「なりたくない」と言えば嘘になりますけど、多くの作品を見てその立場や力、運命の重さというものに
>次第に視点が移り変わっていきましたので…。
>果たして私に耐えられるだけのメンタルがあるかどうか考えると、不安です…。

大多数の人間が怖れる魔族の娘のところに来てくださり、その血を以て命まで救ってくださった貴女がどれほど
気高く強いお心をお持ちでいらっしゃるか。
わたくしは知っているつもりでございます。
その貴女に、成れないということなどないと思いますけれど…。

わたくしもしばしば人の世界で足の竦むとき柚葉さんに助けてもらいましたけれど。
柚葉さんがご自身をそうへりくだられるなら、むしろ積極的に推したいですわ。
土星の戦士様の『コスプレ』を。

ハロウィンでも京都でもご一緒に変化(へんげ)を楽しんだ、あの想いをまた共有しとうございます。

>>「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」
>こちらの作品は、初耳です。
>少し興味が湧いてきましたので、電子書籍を活用してみましょう。

よかった…、わたくしが好きな作品ゆえ押しつけがましくはなかったか、と心配したのですが。
興味を持っていただいて嬉しゅうございます。
自分の好きなキャラのコスプレを自由に楽しむ、その楽しさに触れていただけるなら幸いでございますわ。


640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/19(Sat) 15:04
『乙嫁語り』っていう漫画が人気高くてお勧めだよ
森薫って人の作品で前作の「エマ」や「シャーリー」で有名な人だよ

641 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 16:24
>>636(柚葉さん)

>お嬢様がご一緒なのでしたら、とても心強いのですけど。(微笑)

はい、もちろん柚葉さんが望んでくださるならわたくしも。
あ、柚葉さんが土星の戦士様以外の推しキャラがあるのでしたら、もちろんそちらを選んでくださいませ。
好きなキャラと一体化することこそコスプレの醍醐味なのですから。
>>212で仰っているように、「となりの吸血姫さん」がお気に入りでいらっしゃるのですよね?
でしたら、そのいずれかのキャラの方がよろしいかしら?
コスプレの会場で、わたくしたちがコスプレをして本物のソフィー様たちとご挨拶できたらどんなお顔をなさるかしら。

>そういえばソフィーちゃん達は、念願叶ってコミケに参加したのでしたね。

第4巻第38話でしたわね。
あの時のソフィー様の魔法少女、可愛かったですわ。
美月様はひなた様とエリー様のコスプレも想像していらっしゃいましたから、次のコスプレイベントでは実現して
ほしいですね。

それとも他の柚葉さんのお気に入りである「ご注文はうさぎですか?」や「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に
転生してしまった」も良いかしら?
「はめふら」は7月から2期が放映されますし、わたくしもどなたかのコスプレがしてみたいですね。
できましたら、グリッタちゃんにもご参加いただきたいです。
いずれも大勢の魅力的なキャラが登場いたします。
お気に入るキャラがいれば良いのですけれど。

>「普通」とは異なるものは、個人の意思とは関係なく時として大きく周りを左右します。

その「普通」とは異なる『贄の血』がわたくしを救ってくださいました。
ですがそれ以前に柚葉さんの存在そのものがわたくしにとって何より愛しいのです。
なのに柚葉さんその人を一顧だにせず、その血にしか目のいかぬ者がわが眷族を含めた闇の者の中にいることは
情けない限りでございます。
この『贄の血』がとこしえに柚葉さんの身の内で穏やかに流れ続けていられるように、この力を使ってまいる、それが
今わたくしの為すべきことでございましょう。

ですがこの町のすべては、これから参るお社におわすお方が見守っておられます。
そのことに感謝を込めて柏餅とお酒をお届けいたしましょう。


642 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 17:48
>>637(グリッタちゃん)

>今日は皆さんと作った柏餅がメインですけど、この次は是非クロワッサンを持参したいですね。

まあまあ、それは嬉しいですわね。
日々精進、美味しくなっていく修行の成果の品をいただけるだなんて。
ではでは、わたくしはクロワッサンに合うとお酒を…サクサク感とバターの香りに合うと故郷のお城でもシェフからの
お奨めだったスパークリングワインをご用意しましょうか?
いえいえ、きっとグリッタちゃんや店主様が既に何か最高に合う銘柄をご存じなのでしょうね…。

>アーチェロさんに招待してもらって、私も色々な方とお知り合いになれました。

土地神様と…それにグリッタちゃんが仰っていたようにお母様の顔の広さにわたくしも助けられたと申しますか…。
ですが、お会いするきっかけにはなったにしても、グリッタちゃんの「にぱ♪」こそが決め手でございましょう。
グリッタちゃんがずっと、お母様からのお言葉を胸に、人に表してこられた親愛の積み重ねから生まれる笑みで。
わたくしも一瞬で魅了された、人の心を開かせる本物の笑顔…。
そのグリッタちゃんが新たな知己を得るお手伝いができたなら、本当に二度目のGMWをご一緒できて良かったです。

>それからフォトグラファーをしているかっこいいお姉さん…。
>あの方は狼の神様の眷属なんですね。
>あの人にも会ってみたいなあ。

そうでした、サクヤ様は観月の民…、もしやグリッタちゃんとも近しい関係でいらっしゃるのかも知れませんね。
ご一族のことをわたくしなどが軽々に聞くわけにも参りませんが、いつかあの方ともお会いしていただきたいですわ。
ただし、また浴場でわたくしの肢体をしげしげとご覧になるのは勘弁していただきたいですけれど。

>ハロウィンの仮装とかも慣れてるんでしたら、すぐに楽しさが分かると思います。
>機会があれば是非、コスプレを一緒に楽しみたいです。

あらあら、それは良かったですわ。
ご都合がつきましたらぜひわたくしたち皆でコスプレイベントに参加したいです。
またいずれグリッタちゃんが推される作品やキャラをじっくり伺いたいですね。

>土地神様、こんにちは。
>アーチェロさんの町の公民館の、子どもの日のお手伝いが無事終わりました。

「おお、待ちかねたぞ。
 よく参った。
 本日はわらべたちの世話ご苦労であったな。
 こちらの皆からたいそう活躍したと聞いておる。」

>素敵なゲストの方が来てくださったり、子どもたちが鯉のぼりや柏餅作りを頑張って下さったおかげで
>とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

「うむ、子どもたちもそなたらの頑張りでたいそう盛り上がっていたと聞いて、わらわも嬉しい。
 若い命が元気に育まれるのは土地神として何より嬉しいぞ。
 で、こちらのゲストらも手を貸してくれたようじゃな。
 まことにけっこう、今宵の柏餅と酒は殊の外美味かろうぞ。」

「もぉ〜、三人とも遅おい。
 この子たちのお腹が鳴りっぱなしだわよぉ。」

「グリッタお姉さん、お疲れ様でしたぁ。
 差し出がましいですが、お姉さんたちが来るまで腹話術で場を温めておきました♪」

「お腹空いた…。」

「この画家の娘さん、さっきからわたしより空腹を訴えているんだけど。
 人の腹ペコを慰める羽目になるなんて。
わたし二口女なんだけどねえ。」

「グリッタさんに喜んでもらえるような『後味の悪くならない』昔ばなしの絵本のアイディアスケッチを描いてたら、
すごくお腹空いた…。」

>今日のような素晴らしい機会を与えて下さったアーチェロさんと柚葉さんには本当に感謝しています。

いえいえいえ…、本当にグリッタちゃんがいてくださって本当に子どもたちも大喜びでした。
わたくしも心から楽しいと思えるイベントでしたわ。
感謝申し上げますわ…。

それでは柏餅で本日締めの宴をいたしましょう。
皆々様、本日は本当にありがとうございました…。


643 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 19:22
>>638

カレーって、カレーライスですよね?
でしたら、普通お箸では食べないのではありませんか?
あ、でも『普通』とか決めつけちゃいけないのかな、う〜ん。

とにかくカレーライスはスプーンで食しますわ。
ですが、日本に来てお箸でカレー料理も知りました。
カレー丼はお箸を使います。
カレーはお箸からこぼれやすいので片栗粉でとろみをつける、という工夫に関心いたしました。

そして最近知りましたカレーとご飯の取り合わせ!
『カレー茶漬け』を楽しんでおります。
ご飯にカレーとみじん切りのネギをのせて出汁を注ぐだけ。
手軽で美味しく冷やした出汁で涼味を味わうのも乙でございます。
先日放映していた「やくならマグカップも」というアニメに出てきたメニューですが、思わぬ拾い物でしたわ。
ご主人様も召し上がられますか?


>>640

「乙嫁語り」、存じております。
わたくしも試し読みまではいたしたのですが、購入するまでには至っておりません。
とても魅力的な設定ですが、本屋様に行くといろいろ目移りしてしまいまして…。

蒼天はるかな中央アジアの高原を思わせる民族の世界で、お嫁に参られた精悍にして可憐な乙女の物語、であったと
記憶しております。
良き作品を思い出させてくださいました。
また機会がありましたら手に取ってみようかと存じます。

同じ作者様の「エマ」は購読しておりましたわ。
表紙の印象から大英帝国華やかなりし時代の、メイドの方とご主人様の日常物語かと思って読み始めました。
実際には波乱に富んだ展開、階級差別の現実の厳しさを目の当たりにし、とても辛いものがございました。
以前ここで話題に上りました「吸血鬼ちゃんとメイドさん」の巻末に掲載されている「Whera You Belong」を読んだ時と
同様の…。
エマ様の末長き幸せを願いつつ本を閉じるまで、胸に何度も痛みが走りましたわ。


644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 15:36
天然産のかき氷を食べたことはありますか?
あれ、全然キーンと来ないし美味しいですよね

645 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:12
>>644

以前いらっしゃった>>17のお客様17ともお話したことですが。
>>20で答えましたように、子どもたちとの交流のきっかけにもなる素敵なスイーツですね。
夏のかき氷は。
そして日本で食するようになって、あのキーンを初めて体験いたしました。
最初は、すわ、何者かに頭痛の魔法でもかけているのか、いつの間にか呪術師がわたくしを狙っているのかと緊張したものでございます。
子どもたちがその痛みを当然の如く受け止めているので、驚きましたわ。

そもそも伊太利亜の城館にいた時には、かき氷は天然氷で作ったものを食しておりました。
たしかに、あの頃は城の氷室に保存したアルプスの天然氷を用いていて、かき氷でキーンと来ることはありませんでしたね。
古代ローマ以来の夏の涼味で蜂蜜をかけていただくのが定番でしたわ。
献血係の人間からいただいた血を垂らすこともありましたが、わたくしは『禁血』をして以来いただかなくなりました。

天然氷は不純物が少なくて融点が高くなるため、少し高めの温度でかき氷にすることができるのだそうですね。
後日、物理の先生にそう教えていただきましたわ。

実はお客様にお出しするために頭が痛くならない氷を用意したいと思いまして、この屋敷にも地下に氷室を設けました。
保存しているのは日光の製氷池から取り寄せた天然氷でございます。
どうぞご試食くださいな。
何をおかけになりますか?
蜂蜜をかけて古代ローマに思いをはせてみるのも良いものですよ。


646 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:18
訂正でございます。

>最初は、すわ、何者かに頭痛の魔法でもかけているのか、
『何者かに』ではなく『何者かが』でした。

それから、
>天然氷は不純物が少なくて融点が高くなるため、少し高めの温度でかき氷にすることができるのだそうですね。
この後に、
『だから、冷たさの刺激が少なくて、キーンとなりにくい。』
と続けるべきでした。
言葉足らずで申し訳ございませんでした。


647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:59
お嬢様は完璧主義者であらせられますか?
多少のミスくらい、皆、寛容に許してくれますよ
失敗やミスなど誰にでもありますから、誰もお嬢様を責めたりしません

648 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 20:37
>>647

いえ、まったくあらせられませんわ。
完璧主義者なら日本語のテニヲハを間違えたりしませんもの。
未だ日本語熟達せず、間違えるたびにアワアワしていますのよ。

お気遣いどうもありがとうございます。
皆様お優しくて、わたくしの言い間違いを責めたりはなさいません。
でも、わたくしの本意が伝わらないままでいると、何だかご近所づきあいを軽んじているようで申し訳ないのですよ。
ですが、訂正を一々入れるのはかえってお気を遣わせてしまうかも知れませんね。
粗忽なわたくしですが、今少し落ち着いて言葉を紡ぐように気をつけてまいります。

リラクゼーションに効果があるホットヨーグルトを作りますので、よろしければしばしお付き合いくださいませ。


649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 21:33
このヨーグルトでもいかがでしょうか?
つミルコロエイジングヨーグルト×三瓶

650 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/21(Mon) 21:32
>>638

カレーを頂く時は、スプーンですね。
お箸を使う方も全くいないとは思いませんが…。
やはりスプーンを使う方が食べ易いと思います。

では今夜は、夏野菜カレーに致しましょう。
お肉は挽肉を使い、かぼちゃ、ズッキーニ、パプリカ、オクラを使用しています。
どのお野菜も、御贔屓の青果店さんの目利きの物です。

赤、緑、黄色と色鮮やかで、普段召し上がるカレーライスとはまた違った魅力を
感じられるかと思います。
よろしければ、お客様も召し上がって下さいませ。

>>640

「エマ」に関しては何度か読んだことがあります。
「メイド」に関しては日本ではサブカルチャーと共に独自のイメージが作り上げられておりますが、
こちらの作品については読んでみて本来の在り方について改めて知る事になった方も多いのではないかと。

『乙嫁語り』と『シャーリー』に関してはまだ未読なのです。すみません…。
機会を見つけて、触れてみたいと思います。

>>644
>>645(アーチェロお嬢様)

ええ、和風の喫茶店等で何度か召し上がった事がございます。
着物姿のお嬢様とご一緒するのは、私の好きな夏のひと時です。

あのふわっとした雰囲気のかき氷をお嬢様が召し上がる姿は実に涼し気で…。
絹のような銀髪も相まって誠に優雅な雰囲気を醸し出しており
多くのお客様が見惚れていらっしゃいますわ。(微笑)

>実はお客様にお出しするために頭が痛くならない氷を用意したいと思いまして、この屋敷にも地下に氷室を設けました。
>保存しているのは日光の製氷池から取り寄せた天然氷でございます。

かき氷で頭がキーンとなるのもある意味季節の風物詩ですが、
やはりお客様にお出しするものになりますとそうも参りません。
そう思ってお嬢様に相談したところ、今回のご配慮を頂きました。

おかけになるもので何かご希望のものがありましたら、どうぞ遠慮なく申しつけ下さいませ。
すぐにご用意致しますわ。

651 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/21(Mon) 21:50
>>647

お気遣いいただき、有難うございます。
お嬢様は従者である私達にも、学校の友人にも、ここを訪れるお客様にも
等しく丁寧な気遣いをされる方でいらっしゃいますので。

様々な場面で丁寧に言い直しや訂正をされるお嬢様の人柄を、
私達使用人一同は心からお慕いしております。

お客様からそのように言って頂けると、私達も嬉しいです。
では、お茶のお代わりをどうぞ…。

>>649

素敵な商品を紹介して頂き、有難うございます。
こちらの商品についてお調べしましたところ、多くの苦労と紆余曲折の末に生まれた
素晴らしいヨーグルトなのですね。

最近衛星放送でも見られるようになった名作ドキュメント番組「プロジェクトX」の
題材になりそうな経緯を拝見させて頂きました。
人気商品故に、殆どが売り切れているようですね。
入手困難な貴重な品を、有難うございます。

ではお嬢様がいらっしゃいましたら、家族揃って頂きます。
ヨーグルトに合ったお菓子も見繕って参りますので、今暫くお待ち下さいませ。

652 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/22(Tue) 12:50
>>642(アーチェロさん)

>ではでは、わたくしはクロワッサンに合うとお酒を…サクサク感とバターの香りに合うと故郷のお城でもシェフからの
>お奨めだったスパークリングワインをご用意しましょうか?

ああっ!いえいえ、そこまでしていただくわけには…。
でも、クロワッサンに合う飲み物もきちんと調べて、用意しておこうと思います。
多分店長さんでしたら、そういうのにも詳しいですから。

>土地神様と…それにグリッタちゃんが仰っていたようにお母様の顔の広さにわたくしも助けられたと申しますか…。
>ですが、お会いするきっかけにはなったにしても、グリッタちゃんの「にぱ♪」こそが決め手でございましょう。

私が笑顔でいられるのも、美味しいものを食べて笑顔になってほしいって思えるのも、
お母さんや故郷の私の家族が幸せをくれたから…。
そして出会えた多くの人たちとの絆があればこそ、ですね。

>そのグリッタちゃんが新たな知己を得るお手伝いができたなら、本当に二度目のGMWをご一緒できて良かったです。

はい、そのきっかけもまずはアーチェロさん自慢のメイドさんの柚葉さんが
私たちに「越境」を申し出てくれたおかげですね。
そして次はアーチェロさんが、今年の初めに私とご主人様を招待してくれて…。
こうして思い出が増えていく度に、私ももっともっと笑顔になれます。

>ただし、また浴場でわたくしの肢体をしげしげとご覧になるのは勘弁していただきたいですけれど。

あはは…。(汗)
温泉のイベントの時ですね。
ちょっと悪戯好きで茶目っ気がある方みたいですけど、柚葉さんのお母さんに負けないくらい愛情が深くて
本当に素敵な方ですよね。
私は撮られ慣れてるから、機会があれば色々と撮ってほしいなあ。

>「もぉ〜、三人とも遅おい。
> この子たちのお腹が鳴りっぱなしだわよぉ。」

はいは〜い、お待たせしました〜♪
お茶もすぐにお持ちしま〜す♪

(さっきお別れしたばっかりだったのに、皆さんもちゃんと神社にご挨拶に来られてたんですね。
でも、二次会みたいでなんかいいかも♪)

>それでは柏餅で本日締めの宴をいたしましょう。
>皆々様、本日は本当にありがとうございました…。

(翌日です)

それではアーチェロさん、柚葉さん、本当にお世話になりました…。
今年も本当に素敵なGMWとなりました。
よろしければ、また来年もお世話になりたいです。
私とアーチェロさんたちとの、絆を確かめ合う意味で…。

その…また機会があればお邪魔させて下さいますか?
>>567>>569で仰っていたように、佐保姫様とお会いできる機会があれば、是非ご一緒したいです…。
白鹿さんともお会いしたいし…。(照)

これからはちょっとアーチェロさんには厳しい季節かも知れませんけど、
お身体には気を付けて頑張って下さいね。
でも、アーチェロさんには柚葉さんがいてくれるからきっと大丈夫ですよね!

それでは、本当にありがとうございましたっ!
また、お二人に会える日を楽しみにしていますっ♪(にぱ♪)

653 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 13:07
>>649

まあまあ、わざわざありがとうございます。
清楚な白色の愛らしいパッケージですね。
そして柚葉さんが言うように、生産者の方の並々ならぬ苦労と創意工夫が籠められた、まさに至高の逸品。
世界20数か国を研究して辿り着かれ、『にっぽんの宝物』と認められるまでになった、だなんて。
これほどのもののご用意くださるなんて、ご主人様には感謝に堪えません。
柚葉さんがご用意くださったお菓子と一緒に楽しませていただきます。

ほああ…、謳われているとおり、トロリと濃厚なクリーム層とその下から現れるヨーグルト層の芳醇な爽やかさ…。
口の中が夢のような甘美さに満たされております。
そして大切に育てられた乳牛さんの命の息づきを感じさせる深いコクたたまりません。
素晴らしいヨーグルトタイムをいただきまして、ありがとうございます。


>>650(柚葉さん)

>ええ、和風の喫茶店等で何度か召し上がった事がございます。
>着物姿のお嬢様とご一緒するのは、私の好きな夏のひと時です。

柚葉さんと二人、差し向かいでかき氷をいただくのは、心弾む素敵なひと時ですわ。
暑さ高まる今日この頃、額に汗をにじませた柚葉さんが、氷を口へ運ばれ人心地ついて涼味にホッとしていらっしゃる
様はまことに一幅の絵。
見ていて飽きないのですよ。

それにしましても、和装のウェイトレスの皆様の風雅なお召し物も中々に目の保養でしたね。
そろそろ今回のGMWも終わりを迎えますが、この次にはわたくしも和装でご主人様をお迎えしたくなりましたわ。

>絹のような銀髪も相まって誠に優雅な雰囲気を醸し出しており
>多くのお客様が見惚れていらっしゃいますわ。(微笑)

まあ、わたくしが皆様に見られていましたの?
わたくしには柚葉さんこそ、そのお美しい姿と優雅かつ無駄のない所作で皆様の注目を浴びていたものと思えましたが…。
ただ他所のテーブルの小さなお子さんが
「ママー、あの人髪の毛が真っ白にキラキラ光っているよ。かき氷のたくさん食べたからかなあ?」
と言ってたのを聞いて可笑しくて。
我が身の姿が子どもさんに涼しさを上げられたのなら嬉しいかも、なんて苦笑を漏らしましたわね。

>そう思ってお嬢様に相談したところ、今回のご配慮を頂きました。

はい、さすが柚葉さんのお心配りの素晴らしいことに感心いたしました。
そして我が故郷での経験がお役に立てて嬉しかったですわ。
頭が痛くならない氷のスイーツ、どうぞご賞味くださいませ。

古代ローマ風の蜂蜜がけも良いですが、この日ノ本でも『枕草子』にも記された伝統の夏の美味、蔦の樹液を煮詰めて
作った『甘葛煎(あまづらせん)』もご用意しております。
柚葉さんもいろいろなシロップをご用意してくれるでしょう。
お好きなシロップをおっしゃって下さいね。


654 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 16:18
>>652(グリッタちゃん)

>ああっ!いえいえ、そこまでしていただくわけには…。
>でも、クロワッサンに合う飲み物もきちんと調べて、用意しておこうと思います。

どうもありがとございます。
餅は餅屋、パンはパン屋様にお任せするのが正解ですよね。
どんなお飲み物を選ばれるのか、グリッタちゃんと店長様のお奨めの品、楽しみでございます。

>私が笑顔でいられるのも、美味しいものを食べて笑顔になってほしいって思えるのも、
>お母さんや故郷の私の家族が幸せをくれたから…。

お母上様やご家族からいただいた幸せを胸に、メイドとして、そして今はブーランジェ(パン職人)として、新しい
幸せの絆を作っていかれるのでしょう。
わたくしも、>>567でグリッタちゃんのパンをいただいたとき、本当に心が充たされたのですもの。
お蔭をもちまして、わたくしも公民館で皆々様と幸せのひと時を味わわせていただけました。

>はい、そのきっかけもまずはアーチェロさん自慢のメイドさんの柚葉さんが
>私たちに「越境」を申し出てくれたおかげですね。

こうして素晴らしいお友だちにしてメイドの先輩ができましたこと、「越境」を提案してくださった柚葉さんには心から
感謝しております。
そして、わたくしたちを快く迎え入れてくださったグリッタちゃんと千夜先輩との思い出の数々。
素晴らしい縁の始まりは、これから後もご一緒に育ててまいりたいです。
図々しい後輩の願いですが、ずっとずっと続けてまいりたいです。

>私は撮られ慣れてるから、機会があれば色々と撮ってほしいなあ。

あ、もしやお勤め先のメイド喫茶はメイドさんの撮影も許可されているお店だったのかしら?
グリッタちゃんがいらっしゃるお店を知らなかったのは返す返すも残念ですわ。
もちろん、昨年のGMWに撮った写真は今も写真スタンドの中で大切な想い出として見るたびに温かい気持ちに
なりますけれど。
でも、サクヤ様が撮ってくださったら、グリッタちゃんの秘めたる愛らしいお姿を見ることができるのでしょうか。
グリッタちゃんが撮影を許可なさるのでしたら、わたくしも見せていただきたいです!

でも、今宵の宴はきっと画家のお嬢様が美しい絵に描いてくださることでしょう。
今もああしてスケッチブックに筆を走らせていらっしゃるのですから。
以前申したpixivの『飲めや歌えや大騒ぎ!パーティーを描いたイラスト特集』のような絵を描くために。

>はいは〜い、お待たせしました〜♪
>お茶もすぐにお持ちしま〜す♪

ありがとうございます、グリッタちゃん。
こうしてGMWの最後までメイドとしてお手並みをご披露いただいて。
そのお姿、笑顔、本当に見惚れるほどに可愛らしくて、これで最後と思うとふと寂しくなります…。

(宴が始まります)

月光に金髪ロングヘアをきらめかせるグリッタちゃんと、彼女にすっかり懐いた朱瑠ちゃん。
頭のお口に柏餅をポイポイ入れてご満悦の朱乃様。
静々と土地神様の盃にお酒を傾けられる柚葉さん。
あらあら、お母様ったらすっかり興が乗られて、柚葉さんをダンスへ誘われるなんて。
スケッチをなさるお嬢様のお口に柏餅を運ぶサライ様。
三姉妹ちゃんたちも今宵はお仕事から解放されて、コウモリの姿でパタパタと舞い踊る姿が可愛らしいです。
これは誠に良き無礼講。
わたくしも今日一日の為し終えたことを思い返しつつ、皆様にお茶を差し上げてまいりましょう。

(申し訳ございません、続きます。)


655 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 16:20
>>652(グリッタちゃん)(続きです。)

(翌日でございます)

>それではアーチェロさん、柚葉さん、本当にお世話になりました…。
>今年も本当に素敵なGMWとなりました。

こちらこそ、本当にありがとうございました。
二度目のGMWが実現したことも、こうして無事幕を閉じることができましたのも、感謝しかございません。

>よろしければ、また来年もお世話になりたいです。
>私とアーチェロさんたちとの、絆を確かめ合う意味で…。
>その…また機会があればお邪魔させて下さいますか?

ええ、ええ、それはもちろん。
こちらからぜひお願いいたします。
どうぞいつなりとお出で下さいませ。
佐保姫様と白鹿さんとをお訪ねするときは、ご一緒に奈良旅行ができますわね。
楽しみですわ。

>これからはちょっとアーチェロさんには厳しい季節かも知れませんけど、
>お身体には気を付けて頑張って下さいね。

お気遣いありがとうございます。
グリッタちゃんはブーランジェとしてお忙しい身。
どうか、お体にお気をつけくださいませ。
貴女の笑顔がずっとずっと美味しいパンと共に在ることを祈っております。

では、いずれまたお会いいたしましょう。
ああ、最後までその笑顔に胸が温められますわ。
どうぞ、お元気で…。


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