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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】

1 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
稀少資源を大量採掘して派手に稼ぐ、そして左団扇の凱旋…。
そう思っていた日が私にもありました…。

…なんて、馬鹿を言っている場合じゃないですね。
今ここに立つ貴方が何者か…? 私同様に一攫千金を夢見てこの黄泉に渡った探行士か、
はたまた何らかの事故か事件により、こちらまで飛ばされてしまった不幸な身の上の一般人か…?

何れにせよ、チノワゲートの接続不良で地上への帰還の術が閉ざされている以上、
我々は全員が一丸となって、ゲート再起動の時までこの未知行区で生き延びねばなりません。
月並みな言葉しか掛けられず申し訳ありませんが…希望を捨てず、共に頑張りましょう。


…とは言え、連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅、
私の隊も黄泉族と思しき謎の少女の襲撃により殲滅、の憂き目を見ておりまして…先が思いやられますが。

【業務連絡、並びに注意事項】
壱:キャラクターハンドルの参加者は「黄泉ヲ裂ク華」の登場人物限定。
弐:それでさえあれば探行士、物語内の主要人物、黄泉族等の種別に関しては一切不問。
参:常駐の際は、身分証明の為の認識票(トリップ)を着用の事。
肆:「黄泉ヲ裂ク華」以外のネタ、キャラに関しては捨てハンの一発ネタ程度であれば許容。
伍:上記の件に関しては「黄泉ヲ裂ク華」と同じEXPERIENCE社製の他のゲームに関しても例外では無い。
陸:ただし、DLコンテンツのポートレートSET参戦キャラに関しては「黄泉ヲ裂ク華」内設定であれば常駐参加は可能とする。

720 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:00
>>713
どう、なんでしょうか…?

ただ、黄泉そのものは“至宝が狂王の過去の記憶を元に構成された異空間”ですので、
中にあるものは、東京の“黄泉”と同じ…だと、思います。

ただ、“罪人”や“国産みの大樹”のように、狂王が計画のために造り上げたものは…たぶん、無い…かと。
狂王が、謀を巡らせていたのは、あくまでも…日本の黄泉、だけですから…。
行ってもいない、外国の黄泉では…そこまで大事なものは、置いてない…と、思います。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>714
ろっく、あら…ほり?あの…それ、誰なんでしょう?
わたし、課長さん達とヨミテンの皆さんの事しか、覚えてなくて…。
でも、狂王は課長さんの前にも何度も同じ事した、とは言っていたから…。
もしかしたら、その荒堀という人と、わたしとの間にも何かあったかも知れなくて…でも、
一体、なに…されたん、でしょうか?
少なくとも、嫌ってしまう…位、ですから…課長さんみたいに、優しくは…なかった、かも。

そ、そう…ですね。体、だけじゃなくて…心も、一緒に…生き、てる…。
時々、わたし…歌を口ずさんでるの、見かけると思いますけど、
あれって…実は、あの子の意識が、外に出てる時、なんですよ…?
“地球”の、外の世界の、色んな歌を聞いて、気に入ったの…少しずつ、覚えてる…みたい、です。
今度、課長さんにも聞いて欲しい…です、って。

…え?神父さん、お母さんに、そんな事を…?
どう、して…?わたしと狂王みたいなのならまだしも、実の…親子、なんです…よね?
血を分けて、お腹を痛めて…なのに、そんな事…出来る、なんて。
信じられない、です…。

721 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:00
>>715
ロブスター…と言うと、大き目の海老、ですよね?
身はすごくおいしい、ですけど…殻、ついたままなら…取るの、大変そう。
殻のついたままのお料理でないと、いい…ですけど。

>>717
ゲーム、です…か?
は、はい…。わたしで良ければ、ご一緒しますけど…罰!?

ば、罰って…負けたら、何…されるん、です…か!?
まさか、狂王がしたみたいな事を…?

い、嫌…!嫌ぁぁ!!課長さん…皆さん!助けて…!

>>718
プール…と言いますと、遊ぶために建物の中に作られる、小さな池…みたいなの、ですよね?
泳ぐだけ、なら…手は動くから、何か浮かぶものにでも掴まれば、何とか…なりそう。

でも、足が上手く動かない…から、歩くのは…出来なさそうな気が、します。

>>719
結婚、ですか…?優しくしてくれそうな人なら、やっぱり、課長さん…しか。

でも、他の男の人の事は、まだ…よくわからないですし、
課長さん、引き合いに出したら…ユウさんやアイさんが、妙に怖い顔になったり、
課長さん責めて、大騒ぎ…なっちゃったりしますから、わたし…どう、したら…?

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:20
717だけど、ルキちゃんそんなに大騒ぎしないで(汗)
罰ゲームは精々激辛料理とかを食べてもらう程度だから安心して・・・(滝汗)

723 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:40
ルキ(>>720-721
いや、どうかな…? 荒堀さんに当時の話を聞いた限りでは、
互いに気が合わずに協力には至らなかった…と言う様な感じだったよ。
ブラックマン「彼は純粋な強者にしか興味は無く、価値も見出してはいなかったからな。
確かに、言う通りに『優しく』はされなかったであろうな…」
ユウ「ま、ぶっちゃけると『性格の不一致』って感じかぁ」

…ああ、初めて会った時から時折口ずさんでいたあの歌だね。
声も歌い方も悪くは無いし、他にも色々憶えた…と言うのなら、是非聞いてみたいな。
その気になったらいつでも言ってくれ。直ぐ聞かせて貰うよ。
新見妹「どんな歌だろねー? こっちじゃ流石に演歌とか歌謡曲じゃないかー」

寿人神父「残念ながら、誰しもが望まれて産まれる訳では無いんですよ…悲しい事に。
私の場合は、不幸にしてそんな思考かつ金にも汚い女の息子として産まれてしまっただけ…な話です。
それ故に、幼い自分は穀潰しに金食い虫扱い、働ける様になってからは金蔓扱いをされて来たんですよ」
ユウ「そんな考えさえなけりゃ、あっさりポイ…なぁんてのもあるしね。
ま、だから孤児院とか里親みたいなのがこの世で成り立つんだよねぇ…実際」

>>717
新見妹「おー、また懐かしいモン出たねぃ。小学校の頃によくやってたフォークダンス!
前の人の肩掴みながら並んでピョンピョン跳ねてたっけなー」
ユウ「アイちゃんアイちゃん、それ『ジェンカ』だから」

神崎「一番上以外のパーツを抜いては積んで行く…ですよね?
それだけでも結構面倒ですが抜き取りは片手で、ともなると…」
ブラックマン「意外に精神を削られそうですな。集中力の鍛錬には良さそうですが」
…やりましょうか。緊張感を取り戻すには丁度良いかもな。
彩千夏准尉「自分も付き合おう。この遊戯ならば鈍った感覚に喝を入れられそうだしな」

新見妹「ウチはダメだなー。こんなピリピリしたの」
ユウ「あたしもパス。なんかやっててイライラしそうだしさ」

724 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:40
>>718
確かにそれも良いかも知れませんが…。
寿人神父「近場にプールなんかありましたか…?」
ブラックマン「少なくとも、社長の別荘の近辺にはありませんな」
ユウ「ならどっかのホテルにでも…」
彩千夏准尉「その為だけに出向く、と言うのもな…。
我々の置かれた立場を考えると、不用意に人の集まる所に出るのも拙い」

>>719
彩千夏准尉「無論、一家の大黒柱となれる様な男だな。…自分の父の様に」
神崎「…まだ考えた事も無かったですね。
ただ、欧米の女性にはちょっと憧れみたいな物を感じます」
新見妹「ちゃんと働いて養ってくれるなら何でもいっかなー?
…あ、グチャグチャ口煩くないのは絶対条件!!」
寿人神父「特にどうとは言いませんが…金銭感覚がおかしくて汚い女は断固遠慮します」
ブラックマン「私はもう何十年も前に済ませておるよ。
思い返せば、妻は清楚で家柄も良い令嬢で、私には勿体無い様な女であった…」

ユウ「あたしはやっぱ家事も手伝ってくれそぉなのがイイかなぁ…?
ほら、例えばさ…マコト君みたいな」
…姉さんの場合はズボラが過ぎて全部押し付けられそうなんですがね。
と言うか、何故そこで私の名前が出るんです!?
新見妹「てかそれでわっかんないバカ兄貴も何だかなー。
あ、そーだ。そんな兄貴こそどんなのがいーの?」
きゅ、急に言われてもな…。まあ、強いて言うなら…そう、だな。
守ってあげたくなる様なのが結ばれる時に男冥利に尽きる! …と言いたいけれど、
どんな相手だろうと、僕が相手の望む形に沿えば問題は無かろうし、
アイや光井みたいなのじゃ無ければ特に問題も無い…のか。
新見妹「やっぱ節操無いじゃーん! このタラシはー!!」
彩千夏准尉「むしろ、優柔不断が過ぎる気もするな」

>>722
ユウ「うっわ…。一言でこんなんなるんじゃ、それ自体がトラウマなんだねぇ…」
…大丈夫だよ、ルキ。相手は総裁じゃ無いんだ。あの時の様な酷い事にはならないさ。
寿人神父「お遊びの中のほんのペナルティですからね。傷付く様な事はしな…」

新見妹「ちょっと待てー! 激辛って言うけど、それも結構シャレなんないぞー!?」
ユウ「ダメなのはホントにダメって事あるからなぁ…命に関わる位に」
辛さの度合いにも因るのかも知れませんが、度が過ぎるのは流石に…ね。
まあ、私は辛党とは行きませんが、バーモントの辛口程度ならどうと言う事はありませんよ。
彩千夏准尉「一先ずは、その激辛の程度を確かめてから…だな。
とりあえず、自分が味を確かめてからにするか?」

725 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/22(Sat) 16:30
>>722
そ、そう…なん、ですか…?
ご、ごめん…なさい。思わず、取り乱して…。

で、でも…激、辛?もしかして、唐辛子とか…胡椒を、
たくさん使った、とんでもなく辛い…スープとか、煮込み…ですか?

そ、それも…嫌、です。辛くて、痛いのなんて…咽が壊れそう、だから…。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>723-724
そう、ですね…。その時の事、やっぱり…何も、覚えてない…です。
だから、何もわからない…。でも、突き放されるだけ…なら、
きっと…その人の事、信じなくて…何も、しなかったと、思い…ます。

あ、あの…“聞きかじり”に“うろ覚え”ですから、その…。
やっぱり、まだ…色々、間違ってるところも多くて…。
皆さんの前で、聞いてもらう…なんて、恥ずかしくて…だめ、です。
それに、どんな歌なのかも…ちょっと、わから…なくて。
でも、日本の歌ではないと、思い…ます。だって、日本語でも…アルダの言葉でも、ありません…から。

…そう、ですよね。信じたく、ない…けど、わかりませんけど…本当に、いるんですね。
だったら、どうして…欲しくないのに、子供…生むんでしょう?
そんなに、欲しく…ないなら、生まなきゃ、いい…のに。
そんな考えだったら…生まれてきた子も、すごく…かわいそう、です。

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/22(Sat) 22:00
そろそろ和食が恋しくなって来たのう

727 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/24(Mon) 18:25
ルキ(>>725
まあ、おぼろげな記憶の中でも良い思い出が無さそうなら、
そこまで無理して思い出そうとしなくてもいいんじゃないかな?
新見妹「どーしても知りたかったら、荒堀さんに聞きゃいーだけだしねー」
寿人神父「相手がその気になるかどうかは今一つ期待薄…ですが」

ユウ「ま、そりゃ日本じゃないからねぇ…ココは。
ルキちゃんが聞いた事あるってのをあたしらも聞かなきゃ何とも…だけど、
まあよっぽどの事なけりゃほぼほぼ英語でしょ、それ」
どこの語圏の歌であろうと、歌詞を読むのでも無ければ正確には憶えられないからね。
文字を読む事も含めて、ゆっくりと学べばいいさ。何も焦らなくてもいい。

ブラックマン「望んでいても止む無く…と言う事もある。
戦中戦後の時期の様に、生み育てるだけの環境が整わん場合ならば尚更にな」
ユウ「特に何も考えずにヤっちまって…なぁんてのもあるからねぇ。
結局は『人それぞれ』って事さ。あとさ、ルキちゃんが知らないだけで、
アルダでもそぉ言うのは絶対どっかであるよ、残念だけど」

>>726
ユウ「同感。そろそろフライや焼き鳥が恋しいわ」
それ、日本の料理ではありますけど「和食」とは違う気が…。
彩千夏准尉「…と言うかお前の場合はビールのツマミなら何でも良いだけだろう、辻本。
まあ、自分もいい加減お好み焼きに饂飩を食べたくはなったが」
新見妹「コレぞ『和食』!! …ってな料理がイマイチ出ないねー。
まー、ウチも京懐石みたいなのには元々縁無かったしなー。
案外、それっぽい雰囲気漂うお料理ってそんなに思うまで食べてないかも」

728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/28(Fri) 23:12
それにしてもルキちゃんって今の姿以上には成長しないの?

729 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/30(Sun) 15:00
>>726
わしょく…と言うと、日本のお料理…です、よね?
黄泉にいた時に食べていて、ここでは食べてないのが…そう、でしょうか?

…どんなのが、ありました?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>727
そう…ですね。聞けたら御の字…ぐらいでいいかも、です。
だって、その人…どこにいるかもわからない、みたい…ですから。

そういえば、その“えいご”の文字って、何となく…アルダでの字に似てる、気がします。
でも、そのつもりで読んでみたら…ここの人に、笑われてしまいました…。
言ってる事がめちゃめちゃで、意味が通じない…って。
やっぱり、字が似てても…意味や読み方は、全然違う…んですね。
日本語の文字も、まだまだわからない事だらけ…だから、
また課長さんに教えてもらわなきゃ…。


>>728
自分でも、よく…わかりません。
でも、狂王に生み出されて二十年は…経っている、そうですから。
その時から、変わってない…なら、変わらない…気がします。

前に、わたしの事…“エルフ”じゃないか?と、
言われていた…事もありました、けど…そうだとしても、
成長も、老化も、すごく…遅い、そうですから…変わるとしても、
きっと、気の遠くなる月日がかかる…と思い、ます。

730 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/01(Mon) 17:30
ルキ(>>729
彩千夏准尉「確かに公的には消息不明…とはなっているが、
荒堀は現状ずっと黄泉内で活動している様だがな」
神崎「総裁の存命中は鍛錬がてら、その活動に協力していたみたいですね」
何をしているかまでは解らないけれど…少なくとも、黄泉からは出てはいなさそうだね。
もし仮に東京に帰還しているのなら、ニュースにならない筈も無いだろうし。

新見妹「あー…言われてみればそだねー。
黄泉語? …の文字って、よくよく見りゃアルファベットそっくりだわ」
ユウ「いっつも『黄日辞典』通して翻訳してから見てたから、
そんな事まで全っ然意識してなかったけどさ」
そもそも、文化からして違う異邦の地だからね。何らかの類似要素はあれど、
同一と言う事なんてまず有り得ないのは仕方のない事だよ。
寿人神父「むしろ、発音だけでも同一の言葉な事自体が奇跡以外の何物でも無いでしょう」

>>728
そこはもう、神のみぞ知る…でしょうか?
ユウ「ルキちゃん本人が自分の事殆どわかってないっぽいしねぇ」
ブラックマン「総裁なら確実に何か知っていたでしょうが、今となっては…」

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/03(Wed) 21:40
日本に無事に戻れたら、また探行士をやるのか?まぁ、人それぞれだろうが

732 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/05(Fri) 16:04
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>730
黄泉の中で…ですか?
蓄えがある、なら…暮らし続けるのは、出来なくもない…ですけど、
あんな、危ないところで…ずっと、なんて…わたしには、わかりません。

わたしは、課長さん達と会う前までは…そこでしか、生きられないと思ってた…から、
黄泉から離れる、なんて考えた事も…なかった、ですけど…。
でも、行き来が自由なら…わたしも、ずっとは…居たくなんて、ない…ですから、
やっぱり…好き好んで居る人の事なんて、わかりません…。

…です、よね。文字や読み方は違っても、口に出す音は…同じ。
違う世界で、行き来なんて出来るかどうかもわからないのに…どうして、
アルダと“日本”の言葉は…同じ、なんでしょう?
改めて、考えてみたら…すごく、気になります。

>>731
そう、ですね…。課長さんも、皆さんも、どう…するんでしょう?
お金がいる人は、まだ…続けそう、ですけど。

でも、その前に…“無実”を証明しないと、それどころじゃない…と、思います。

733 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:00
うん…何の音だ? ああ、何かと思えば…探行士用に支給されていた通信機か。
しかし、こんな海外の離島で着信があるだなんて、一体誰が…?

…はい。どちら様で…え? 灰十字さん、ですか…!?
はい、聞こえています。有限会社カサンドラ採掘課の新見です。
あ…ええ。まあ、そこそこには。最近は退屈も身体の鈍りも感じる様になっていまして…はい。
成程…その為に専用の通信機器まで開発、ですか。流石としか、言い様が有りませんね。

はい、はい…何ですって!? 黄泉区の、黄泉駅に、黄泉族の群れが!?
そんな…馬鹿な。奴らは種族特性上、地上に出る事すら叶わない筈でしょう!
それに、公社創設と黄泉開発着手以降一度たりとも地上への出現など無かったと言うのに…!!
それで、その件について我々に何の関係が…?

そう、ですか…。黄泉族の出現に99行区が関わっている、と…そう仰るのですね?
それで、その調査に我々が…。
…解りました。指名手配の身の上であるとは言え、郷里の危機を放置は出来ません。
社長に協力を仰いだ上で、可能な限り早急に帰国します。では、またそちらで…。


新見妹「兄貴、どしたの? てか、今の誰からさ!?」
…灰十字さんから、だよ。黄泉駅で、突如黄泉族の集団が現れて暴れたそうだ。
新見妹「えー!? ンなバカな事あるワケ…!」
彩千夏准尉「そうだ。その様な事件があれば、世界規模のニュースになるだろう、普通は」
それが…どうやら、公社の報道管制により、一切の情報が遮断されている様で。
神崎「黄泉族の被害の方は…どうだったんです?」
そちらは五分程暴れた末に消失し、被害は死者30人に建造物の一部消失で済んだ…との事だそうです。

ユウ「いや、それはわかったけど…あたしら別に関係無いんじゃ…」
その事なんですが…灰十字さんの調査依頼がありまして、
黄泉族の地上発生が99行区に原因がある…との事だそうで、先程私に連絡が。
恐らくは、社長にも既に話は通っている物かと…。
寿人神父「急な話ですね。しかしながら、指名手配犯の私達が無理に帰国してまで…」
ブラックマン「だが、公社が事実を徹底的に隠蔽しているのであらば、
国や公社、或いは地域の有志の手による解決は恐らくは微塵も望めまい。
その事を承知で、灰十字殿は我々に協力を要請して来たのであろう」
…間違い無く、でしょうね。それに、東京の…ひいては日本の危機に成りかねない事を放置は出来ません。
私は、今から求めに応じて帰国しようと思っています。
ですが、今までの黄泉での経緯を知る以上、決して無理強いはしません。
望む人だけ、共に来て頂ければ…。

734 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:00
>>732
荒堀さんの場合は、地上では戦えない強者を求めて…と言うのが動機だそうなんだ。
だから、黄泉族で溢れる命の遣り取りが日常茶飯事なあそこは離れ難い天国…かも知れないね。
ユウ「ま、平穏無事でいたけりゃ近寄るワケないもんね、あんなバケモノだらけのトコなんてさ」

…それより、さっき社員一同の緊急会議で話した事なんだけど、
黄泉の灰十字さんから連絡があってね…地上に黄泉族が出現する事態が発生したらしい。
それで、その調査の為に帰国して黄泉99行区に向かう事になったんだ。
出来れば、君にも力を借りたいが…飽くまでも私達の勝手な希望だから無理強いはしない。
どうするかは、僕らがココを発つまでの間…焦らず考えてくれればいい。
新見妹「ウチらはどーしても気になる事もあるから一旦帰るけど、
どーしても嫌ならココで当分は休んで待ってるのもアリ、だよ?」

>>731
ユウ「てかあたしら指名手配犯だからなぁ…。
探行士復帰どころか、本業もとっくに懲戒でクビだろぉし、
マジ…どぉしろって言うの、って感じだわ」
とは言え、現時点では99行区での探行士稼業への復帰同然…でしょうがね。
神崎「少なくとも、今は『職業選択の自由』などと言っていられる場合ではありませんね、間違い無く」

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:09
おお、事情がどうあれ日本に戻れるのか…
まあ楽園の休日も悪くなかったが、さすがに飽きてた所だから
ちょうどいい運動になりそうだぜ!99行区で黄泉族との戦いも再開だ!

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/06(Sat) 21:03
日本に帰るならあわよくば、銀シャリにお味噌汁を飲み食いしたい・・・

737 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/11(Thu) 16:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>733-734
その人、アルダで生きる方が生きやすい…かも、です。
だって、魔物だらけだし、争いも絶えない…から。
だったら、アルダみたいな黄泉が居心地よさ気なのも、何となく…わかります。

あ、あの…!それ、本当…なんですか!?
狂王は、確かに死んだけれど…でも、狂王の残したものは、
まだまだ、きっと、たくさん…あるはずだから、
その中の悪いものが、きっと…そんな事、させてるのかも。

わたしも…行きます。まだ、狂王のした事のせいで、
課長さん達も、他の皆さんも、本当に安らぐ事は…出来て、いない。
それに、“霊樹”…“融合炉”の事なら、きっと…わたしの力も必要になる。
だから、わたしも…もう、逃げません。一緒に、連れて…いって下さい。
もう、狂王のせいで…誰かが苦しみ続けるのは、嫌です…から。

>>735
そう、みたい…です。
課長さんは、“望む人は一緒に”って言ってました…から、
日本に戻りたかった…んですよね?

でも、まだ濡れ衣…晴らせたわけ、じゃない。
黄泉に行くのはいいですけど、大丈夫…なんでしょうか?

>>736
あ、それ…“白い炊き立てのごはん”と“味噌のスープ”ですよね?
日本の人にとっては、定番の献立…だって聞きました。

そう言えば、わたしも…食べた事、なかったです。
日本に戻ったら、課長さん達にお願いして…作ってもらいましょうか。

738 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/15(Mon) 18:25
ルキ(>>737
ユウ「ま、争いが絶えないってのは地球でも同じだけどねぇ…」
彩千夏准尉「とは言え、どこもかしこも黄泉の様な危険地帯、だと言う訳でも無いがな」

…済まない。出来れば巻き込みたくは無かったんだけどな。
ブラックマン「しかしながら、総裁亡き今となっては、
融合炉関係は彼女以外にはどうにもならぬ可能性がありますからな…」
新見妹「ありがとね。ルキちゃんはウチらが守るから」
神崎「話は纏まった様ですね。しかし、どうやって黄泉区まで…?」
あまり大きな声では言えませんが…社長がパスポートと公社の社員証を調達していますので、
それを使えば、多少の手間は要しますが99行区まで戻るのは問題無い…そうで。
ユウ「あっ…。でも、そんなのあっさり用意出来るって…うちの社長ってマジ何者なんだか」
寿人神父「相変わらず頼り甲斐のある反面、空恐ろしい方ですね…」

>>735
手段としては褒められた物ではありませんし、
指名手配が解けた訳では無いので、大手を振って帰還…とは行きませんがね。
ユウ「ま、でも黄泉にさえ入ってしまえばノーマークみたいだし、
とりあえずはそこまでどぉ乗り切るかが勝負所だと思うわ」
彩千夏准尉「ともあれ、99行区までは気を抜くなよ。まあ、辿り着いた先でも気は抜けんが…」
新見妹「そりゃ、黄泉族の巣だからねー」

>>736
寿人神父「解りますよ。日本人にとっては定番のメニューですからね」
ブラックマン「指名手配の身の上である以上は、どこかの店で…と言う訳にも行かんな」
今回は最初から期日不定の長丁場となるのは必然なので、
備蓄に関しては結構な量を用意していますし、
黄泉に辿り着いてからお出し出来ると思いますので…そこまでの辛抱ですね。

739 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/15(Mon) 19:25
錬金王やクラゲンくんにもまた再会できるのか・・・
ルキちゃんも来るようだけど、バトンタッチなのかな?

740 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/20(Sat) 22:05
>>739
ユウ「あたしらが海外に高飛びしてからもぉ半年近くかぁ…。
おっちゃんもクラゲンも元気してっかねぇ…?」
灰十字さんの話に拠れば、総裁が姿を消して私達が日本を発って以降、
99行区は完全に閉鎖されて、外部からの立ち入りは一切無かったそうですから、
キャンプになり本来の拠点の錬金塔に戻られていたとしても、大丈夫かと。
寿人神父「お二人の実力なら、そこいらの黄泉族に後れを取るとも考えられませんし」

彩千夏准尉「そこはルキと錬金王達次第だろう。
今更どちらかと関わりが絶たれてしまう形となるのは寂しい話ではあるが…」
新見妹「とりあえず色々お土産も持って来たし、積もる話はキャンプ入りしてからだねー」
…ああ。一先ずは公社への潜入も99行区行きゲートへの到達も順調だ。
後は、管理官殿にゲートを開いて貰えば…また命懸けの金策の日々が戻って来るな。
神崎「今回は…と言うよりは、前回もそれだけには留まりませんでしたがね。
兎も角、今の内に先を急ぎましょう」

741 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/21(Sun) 08:06
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>738
心配、して下さるんですね…。
でも…そんな事、いって…わたしの事…置いて、行ってしまう…んですよね?
そんなの、わたし…いやです。捨てられる、みたいで…。

それに、“再生の加護”…なかったら、課長さんも社長さんも、
管理官さんも、カサンドラのみなさんも、もしかしたら…黄泉で死んでしまって、
もう、会えなくなる…かも、知れないじゃ…ない。それだけは、絶対に…いや!

狂王の残した、悪いものも…気には、なる。
でも、何より別れたく、離れたく…ない。絶対に、いや…なの。
だから、おね…がい。

>>739
黄泉で待っている、“罪人”と“黄泉族”の二人…です、よね?
悪い話は、聞いてない…から、きっと…会えると。

はい…。わたしも、皆さんと一緒に、黄泉に…帰って、来ました。
もう、キャンプに着いて、社長さん達と一緒…です。
あの人達も、きっと…待っていたと思いますし、わたしも…課長さんとも、
皆さんとも、ここでお別れ…なんて、嫌ですから…。

そういう事、ですから…空の旅の疲れが取れたら、また…改めて。

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/23(Tue) 22:31
これでもどうぞ、焼き立てだよ♪つ「串焼きウィンナー」

743 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/28(Sun) 20:18
ルキ(>>741
いや、流石にそれは来たくなければ…の話だよ。
それに、指名手配犯にされてしまっている現状では、
無理に連れ歩く訳にも行かないから、安全圏の海外で待って貰おうと…。
新見妹「油断しちゃダメだよぉー?
このタラシの事だから、飽きて面倒っちくなったらポイして逃げ…」
おい!!

彩千夏准尉「冗句はさて置き…だ。確かに『再生の加護』が無ければ、
確実に今までの我々の存在は無かったのは間違い無い」
ユウ「実際何度か『死に戻り』するハメなっちゃってるからねぇ…」
ブラックマン「傍に居てくれれば心強い…どころの騒ぎでは無いな。是非頼みたい」
…そう言う事、だからね。解ったから、そんな顔しないでくれ。

>>742
ユウ「お? 旨そうじゃん! 一本頂戴!」
姉さん! 今の私達の置かれた状況…忘れた訳じゃありませんよね!?
何処で誰が見ているか知れた物じゃ無いんです! 少しは自重を…。
ユウ「ちょっと寄ってみただけじゃん。心配性なんだからさぁ…。
ほい、マコト君達の分も買っといたからグダグダ言いなさんな」
…はぁ。ま、まあ…歩きながら食べられるからそれは良いかも知れませんが…。
彩千夏准尉「何はともあれ、長居は無用だ。公社まで急ぐぞ」

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/28(Sun) 21:56
課長さん達とルキちゃん、がんばれ〜!

745 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/29(Mon) 16:50
>>742
あ、ありがとう…ございます。
これって、確か…“肉の腸詰”でしたよね?
おいしそう…ですけど、ちょっと大きくて、焼きたてみたいだから、
熱々で、頬張るのも何か、大変…。
冷めてしまいそう、だけど…少しずつ、かじっていくしかない…かも。

何とか、無事に…たどり着けたみたい、です。
人目を避けて、こっそり…でしたけど、思ったより、人がいなかった…です。
99行区の閉鎖の話、本当…だった?

クラゲン「あ、誰?こんなとこに人が来るなんて…。
もう、半年ぶりだよ〜。まさかとは思うけど、公社の人…じゃない、よね?」
ルキ「え?黄泉、族…?でも、どうしてキャンプに…?」
錬金王「ああ、僕の付き人が驚かせてしまって済まないね。
察しの通り、人ならざるこの身だが…故あって今はここに世話になっている。
君は確か…“神の子”だね?探行士諸君共々、黄泉を出ていたのではなかったのかい?」

ルキ「あなたは…“罪人”ですよね?狂王がここで産み出した…。
はい。狂王が倒れたその日に、わたし達は外へ出て…そして、
狂王に着せられたいわれなき罪のせいで、東京を…いえ、日本からも離れていました」
クラゲン「そう、だったんだ…。でも、どうして今になって?
それに、一緒に外へ出た課長さんや社長さん達は!?」
ルキ「ここで、黄泉族が外へ出た…と知らせがありましたので、
社長さんの助けを借りて、帰って来た…んです。もちろん、カサンドラの皆さんも…一緒に」

錬金王「…そうか。彼らも無事か。ならば、これも何かの…数奇な縁だ。
一先ずは僕らで後から来るであろう新見君を出迎えようじゃないか」
ルキ「はい…。それから、色々と積もるお話…聞かせて、下さい」
クラゲン「うん!課長さん達、まだかなぁ…?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>743
大丈夫…ですよ、きっと。課長さん、そんな人じゃない…の、
わたし、ずっと見てて…知ってます、から。

そう、ですね…。黄泉に着いたら、また…加護を施しますから。
でも、死んだ痛みも辛さも、味わうのは同じ…ですから、
あんまり、無茶…しないで、下さい。

>>744
ルキ「はい…。これからも、よろしく…お願い、します」
錬金王「久世戸が居なくなったとは言え、黄泉に関しては未だ未知数が大半だ」
クラゲン「まだまだ危ない事だらけだから、無理はしないでね!」

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/29(Mon) 22:14
クラゲン君にお土産!つハワイアンマカダミアナッツチョコ

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/31(Wed) 15:10
とりあえずは全員帰還か。さて、これからどーすんの?

748 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/01(Thu) 18:00
>>745(ルキ)
新見妹「おーおー、すっげ信頼感だねぃ。
けど、ダマすヤツってのはとことん化けちゃうモンなのなー。
都会ってマジそんなの多いから、ルキちゃんも気をつけなよー?
特に、タラシって人畜無害を装うのはマジ十八番だからさー」
…言ってる事は間違って無いが、僕はそんなのじゃない。
いい加減ルキの前でタラシ連呼は止めろよ。…と言うか、実際裏切ってからにしろ。
そんな気更々無いのに言われ続けるのは心外もいい所だ。
新見妹「それじゃ遅いんだっつーの、このバカ兄貴!
ウチらみたくひっでーウソかまされて泣かされてからじゃダメなんだってー!!」
ユウ「はいはい、そこまでにしときなアイちゃん。
…ま、露骨にアレな下心は無くても色々ニブくてヤキモキさせるのがマコト君だからねぇ。
どぉせまた無茶すんだろぉし…とりあえず何かあってもイイ様に、
手早く『再生の加護』だけやっちゃってよ」
…ユウ姉さんまで。ま、まあ…済まないが、また頼むよ。
もしもの事が可能な限り起こらない様には最善は尽くすけれどね…。

新見妹「おー、おじさんにクラゲンじゃん! おひさー!!」
ブラックマン「うむ。そちらも変わらぬ様で何よりだ」
ユウ「ま、そりゃキャンプ入りしていの一番にお出迎えに来たのが、
黄金の象に空飛ぶクラゲじゃ仕方無いわ。ま、それはそぉと…今そっちはどうなってんのさ?」
神崎「総裁の死後は今に至るまで完全閉鎖の様でしたが、一体何が…?」

>>744
寿人神父「ありがとうございます。
今回も長丁場になりそうですし、気を抜かずに総力で取り掛かりましょう」
ええ。持ち込みの物資に補給線の確保も抜かりは有りませんし、
以前の様な諸々の意味で追われる様な事は無いのが救い…かも知れません。
ブラックマン「とは言え、指名手配犯である以上、
迂闊に黄泉から出られないのは相当難儀な事ですがな…」

>>746
ユウ「あ、そぉ言や土産あったんだわ。忘れるトコだった」
しっかりして下さいよ、姉さん…。ああ、我々からはこちらのを…。

つ コーヒー二種(カウアイ、ライオン)、アロハ醤油、コハナ(ラム酒)、ピーナッツバター
コアウッド・シルバーのサークルペンダント、コアウッド製のパイナップル型置時計

クラゲン君には現地の飲み物や調味料、錬金王殿には黄金ではないけれど、
伝統かつ稀少な樹木製の装身具や家具を土産に買って来たんだ。お気に召して貰えるといいんだけど…。
新見妹「兄貴ったら、ガラにもなく店でずーっと悩んでたんだよー?
ナッツチョコとかは定番で買ってる人も多いから、自分は変わり種買うんだって言ってねー…」
寿人神父「課長さん、中々拘りも強いですから…結構待たされましたよね、あの時は」

>>747
全員…では無いですね。
ユウ「あれ? そぉだっけ?」
そうですよ。…まあ、班の主力に社長、管理官殿とルキが居ますから、
直ぐには気付かなくても仕方は無いのかも…ですが。
新見妹「…あ。そー言えば、黄泉で保護した人らと、
ウチや響子ちゃんと一緒に来た補充組の半分以上見てないや」
ああ。探行士でもない一般人は流石にコレ以上巻き込めないし、
未登録で手配者リストから外れている臨時雇用社員についても同じ事だ。
取り敢えずは社長の別荘に引き続き滞在するなり、私達とは別ルートで帰国して貰うなりしたよ。
彩千夏准尉「妥当な判断だな。そう言えば、課長が黄泉で保護した猫の姿も見ないが…?」
ああ、あの子達も別荘の管理者に引き続き預かって貰っています。
流石に、私達と居る方が身の安全の保障が出来ませんからね。

神崎「黄泉には戻りましたが、採掘の準備を始めたばかりですね」
寿人神父「帰ったばかりでまだ何をすべきかも解らない状況なので…」
そこは連絡を頂いた灰十字さんから今後の方針についての話があるそうなので、
荷解きと夕食が済んだ後に、チノワゲート前に集合して下さい。

749 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/06(Tue) 12:12
>>746
クラゲン「え?え?何?なになに?わぁ…ありがとー!」
錬金王「土産物か…。これは、以前に何度か見かけた“チョコレート”か」
ルキ「そう言えば…“ばれんたいん”という日に、
課長さん始め男の人たちが贈り物としてもらっていたお菓子…ですよね」
クラゲン「相変わらず甘くておいしい!…あ、これ木の実入りなんだ。
ところどころで歯応えあっていーね、これ!」

>>747
錬金王「主だった面子は帰って来たが、前よりは少なく思えるがね」
ルキ「そう…ですね。実際、課長さんとはあちらでお別れした人も多いです…から」
クラゲン「探行士じゃない人はいないみたい…だね。
課長さん達は黄泉の事件の事で帰って来た、って言ってたし…」
錬金王「そもそも不慮の事故で幽閉されていた市井の人間を連れ戻す意味がないから当然か」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>748
ルキ「あ、あの…あんまり課長さんに酷い事、言わないで…」
クラゲン「アイさんって相変わらず課長さんにはトゲトゲしてるよね。
黙ってこの仕事やってた事、やっぱりまだ怒ってるの…?」

ルキ「そ、そう…ですね。皆さんに万が一の事、あったら困りますし…。
“再生の加護”を施しますので、わたしの周りに…集まって、下さい」
錬金王「ふむ…僕は初めて見るが、大それた奇跡の割には意外に派手さはないものなのだね」

錬金王「うむ。新見君達も変わらぬ様で何より」
クラゲン「でも、久世戸様のせいで“テロリスト”にされちゃって、
今までずっと追いかけられてたんだよね…みんな。色々大変だったでしょ?」
ルキ「社長さんの別荘でお世話になってた時は…その、
思ったよりものんびり出来て、黄泉では見た事ないものも見れて…すごく、楽しかった…ですけど」
クラゲン「えー!ほんと!?うらやましいなー…。
僕も外に出れたらみんなと一緒に楽しめたかも知れないのに…」
ルキ「だから、課長さん達と一緒に…お土産、買ってきました。
せめて、“バカンス”の雰囲気も楽しんでもらえたら…って、思って」

錬金王「ほう…どれどれ。金ではない貴金属に、木工の装飾品と調度品か。
ただ黄金に輝くだけではない佇まいが新鮮だね。真に美しきは、黄金だけに非ず…か」
クラゲン「わぁ!飲み物と…これはソースにバター?
これだったら、パンやお肉と一緒に食べたらすっごくおいしそう…!」
ルキ「課長さん…お土産、喜んでもらえたみたい…です。よかった…」

750 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/07(Wed) 23:01
雨が降って1番大変なことは何でしょうか?

751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/09(Fri) 16:10
カサンドラ本社に残留してる奴らに連絡は取らんの?
灰十字センセイ作の通信機なら黄泉からでも連絡は可能っしょ?

752 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/12(Mon) 20:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>749
は、はは…まあ、相変わらずさ。
ルキにからかわれる度に突っ掛かられるから、色々面倒でね…。
新見妹「兄貴がタラシまんまな事ばっかしてっからだろー!
あー…そっちも怒ってるよー? 兄貴がウチらダマしてこんな稼業やってたから、
こーして会えるまでずーっと気が気じゃなかったんだからさー!!」

ユウ「…はいはい、痴話ゲンカはそこまでにしなよ。
もぉキリ無いし、改めてとっととやっちゃって」
神崎「そうこう言っている内に済んだみたいですね。
以前もそうですが、やはり何か起こったと言う明確な実感はありませんね」
実際落命した時に始めて実感出来るでしょうがね…。
まあ、実感はしたくは無いですが。

寿人神父「お気に召した様で何よりです。課長さんが悩み抜いたのは無駄ではありませんでしたね」
ブラックマン「金細工は飽きが来ておると思ったが故だが…当たらずとも遠からず、であったか」
ユウ「ピーナッツバターは焼きたてのパンにでも塗ればイイね。
砂糖入れてなくても甘いよ、コレ」
彩千夏准尉「醤油の方は刺身なり煮物なり色々と使い道があるな。
間違っても、そのまま啜ろうとか飲もうとかは考えるなよ?」
それ自体は兎も角、食材はあまり長持ちはしない物が多いですからね。
今日の夕食は、刺身やほうれん草のお浸しにでもしましょうか。

>>750
彩千夏准尉「そこはまあ、降雨量と地盤にも拠るだろうが…」
ブラックマン「地上でのそれについては、黄泉内とは何の関わりもありませんな。
黄泉と地上はそれぞれ隔絶されておりますので」
黄泉内の話に限れば、常時雨が降り続けているのは「巡礼墓地」位ですね。
泥濘に足を取られるだとか、低体温症の発症が一番に警戒すべき事…でしょうか。

>>751
仰る通り、あの通信機ならば可能です。…が、無理ですね。
新見妹「いや、どっちなんだよー!?」
済まん、言い方悪かった…。「出来るがすべきじゃない」が正解だな。
寿人神父「どうしてです?」
黄泉からも通信可能な程の強い電波による発信…ですからね。
それだけ、傍受も容易と言う事です。
ユウ「…あっ」
ええ、そう言う事です。公社や政府に、
我々の帰国と99行区への潜伏が発覚したら最後、即座に捕縛されかねませんからね。
本社への監視が継続している以上、迂闊な接触は命取りです…お互いにね。

753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/12(Mon) 21:58
クラゲンくんと錬金王さんはいつもどう過ごしているの?
こんな場所に居て楽しいの?出来ればアルダに帰りたい?

754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/13(Tue) 16:03
ひとつだけお願いがあります いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください

755 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/15(Thu) 16:16
>>750
ルキ「洗濯物が、乾かなくて…大変です」
錬金王「その辺りは市井の俗な悩みだね。
もう少し踏み込むならば…夏場の高温多湿な不快感に悩まされるだとか、
長く続けば腐食や黴の発生等の建造物への被害、あたりか。
まあ、それ以外は新見君達の言っている通りだな」
クラゲン「あんまりジメジメし過ぎると、気分悪くなっちゃうんだよね…」

>>751
錬金王「そうする事自体は簡単なようだが…」
クラゲン「やっちゃうと、会社に残ってる他の社員さんにも迷惑かかっちゃう…って、
課長さん達は言ってたみたい…だね」
ルキ「会社にも、監視がついてるって…そうも、言ってました。
連絡、取りたくても…取っちゃ、いけない…かも」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>752
クラゲン「でも、今はずっと一緒なんでしょ?
だったらいいじゃない。それに、あんまり冷たくしたら逃げられちゃうんじゃ…?
あ、そう言えばルキさん…課長さんからかうって、一体何を?」
ルキ「あ、えっと…“はねむーん行きたいから、結婚しましょう”…とか?」
クラゲン「…え?えええええええっ!?」

ルキ「あ、はい…終わりました。これで、もう…大丈夫、です」
クラゲン「やっぱり、意外とあっさりしてるんだねー」
錬金王「必ずしも派手な演出では無いものだね。僕が知る、
あの教皇を名乗る忌まわしい女の悉く仰々しい挙動とは大違いだ」

錬金王「そうだね。確かに、僕はこの身も回りのものも、
棲家すら金に塗れた中で過ごしたからね、僕自身もこの記憶の本来の持ち主も。
だからこそ、いい加減見るに飽いた金よりは素晴らしく見えるのが不思議だよ」
クラゲン「わぁ、ありがとー!それじゃ僕、早速パン焼いてくるねー?」
ルキ「“刺身”って、この…生魚の薄切り、ですよね?
盛ったお皿が透けて見えるくらい、薄い…んですね。すごいです、課長さん…」
クラゲン「こっちの草を茹でたのと、薄い魚の切り身に、この“ショウユ”ってソース、使うんだ?
どんな味がするんだろ?すっごい楽しみだよー!」

>>753
錬金王「特に変わりはないね。
キャンプでは灰十字君と他愛も無い話に花を咲かせ、
僕らだけの時はのんびりとラジオでも聞いているさ」
クラゲン「でも、ほとんど課長さん達の指名手配のニュースばっかりで、
聞いてると嫌になっちゃうけどね…。
社長さんがこっちに戻って来てからラジオ切ってばかりなの…わかる気がする」

クラゲン「帰るとか行くとか、そう言われても僕達…」
錬金王「僕らはあくまでも“黄泉”で造られた“黄泉族”と“罪人”なんだ。
同じ名のアルダの住人を模した、アルゲン無くしては存在すら維持できない存在でしかない。だから…」
クラゲン「僕も錬金王様も、ここでしか生きられないんだ…」

>>754
錬金王「…随分と切な願いだね。君の言うのが誰の事かはわかりかねるが、
僕らの大切な、そして縁のある者達を易々と忘れはしないさ」
クラゲン「それ、悲しいお別れしちゃった人だったら、尚更忘れられないよ…きっと」
ルキ「それがもし、狂王の事だとしたら…悪い意味で、きっと忘れられないかと。
だって、今も…あの男にされた事も、憎しみも、消えてないから…」

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/17(Sat) 14:44
夏用の為に持ってきた、かき氷機と特大の氷があるから
みんなで好きなシロップで食べよう!天然産の氷だから普通のとは一味違うぞ!

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/18(Sun) 14:51
錬金王さんは黄泉の中に大きな図書館でもあれば退屈せずに済みそう?

758 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/19(Mon) 22:57
錬金王さんは音楽は好き?この時の為にレコード機を持ち込んできたよ
レコード集でポール・モーリアの「恋はみずいろ」とか素敵だよ、聴いてみる?

759 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/20(Tue) 19:25
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>755
新見妹「いーよ別に。逃げたらシバき倒すからさー」
ユウ「ま、コレはちゃんと説明もしなかったマコト君も悪いからなぁ…。
とりあえずアイちゃんにもユイちゃんにもしっかりそこだけは謝らさなきゃ」
彩千夏准尉「ああ。少なくとも新見は兎も角、
双子の妹の方にはまだ何もしていない事でもあるしな…」
…解ってますから全員で迫るのは止めて下さい。

い、いやルキ! ちょっと待て!! それは誤解だよ!!!
新見妹「誤解なワケあるかー! 確かにルキちゃんに言わせただろ、このロリコンがー!!」
ユウ「はいはい、マコト君おちょくるのはイイけどウソは程々にねぇ。
単にそれ、ハネムーンしたかったって話が誰かから出た時にさ、
ルキちゃんがマコト君と結婚したら今のバカンスがハネムーンなるとか、
色々良く知らんまんまブッ飛んだ事言っちゃっただけなんだよなぁ…」
神崎「アレから色々と総突っ込みでしたね…課長もルキさんも」
…お陰様でとんだとばっちりですよ、はぁ。

ああ、その醤油自体は塩系の味だよ。塩や塩水か? …と言われるとかなり違うけれど。
寿人神父「割合あっさりとしていますから、そう言うのが好みなら気に入って貰えるとは思いますが…」
お気に召して頂けて何よりです。帰り際の急ぎでしたので、
今一つ選ぶ時間を取れなかったのが悔やまれましたが…。
ブラックマン「それでも、相当な足止めとなる程の時間は悩んでおったでしょう。
今回は見送ったが、宝石類ならばどの様な物が好みなのだね…?」
宝石なら、大体の方はダイヤモンドを挙げますが、錬金王殿はそれについてはどうでしょう?

>>753
御本人も仰っている通り、出自故に黄泉からは出る事が出来ない身の上ですからね…。
ブラックマン「しかも、持っていた記憶の当人では無い、言わば複製体の様な存在で、
総裁の計画の為に生み出された駒に過ぎぬ…と言った悲惨な境遇ですからな」
ユウ「つっても、こぉして一度蘇ってあたしらのトコに顔出してからは、
何だかんだで気ままに楽しんでるっぽいけどねぇ…ある種、開き直ってさ」

>>754
神崎「その通りですが、あまりにも数が多過ぎて…」
彩千夏准尉「思えば辛くなる程の犠牲は出ているな、自分の知る限りでも」
私も、ココに降り立って最初の採掘行で失った版の臨時社員達の事は、
恐らくは一生忘れられないんじゃ無いかと思いますよ。何せ…。
新見妹「あ、そっか…。その時、生き残れたの兄貴だけ…だったもんねー」
寿人神父「斯様な凄惨な事件の立会人と成ってしまった以上は、
そうそうは忘れる事なんて出来ませんよ…。せめて、来世での幸福を祈ります」

760 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/20(Tue) 19:26
>>756
ユウ「お、気が利くねぇ!」
新見妹「海辺でのアイス三昧もいーけど、この時期のかき氷も最高だねぃ!」
…まあ、な。ココも今の時期の野外程じゃないが、決して快適とは言い難い環境だしな…。
ユウ「キャンプもだけど、結構ジメジメして蒸し暑いトコ多いんだよねぇ…黄泉ってさ」
彩千夏准尉「確かに…な。限られた涼を取る手段である以上、
この際その好意には全力で甘えさせて貰うとしよう。早速だが一つ貰えるか?」

>>757
新見妹「そだねー。おじさんってバリバリのインドア派だしさー」
寿人神父「ラジオ番組も欠かさず聞いておられるみたいですし、
何がしかの退屈凌ぎの手段になりそうな物には直ぐ飛び付かれそうな気はしますね」
まあ、元々が研究熱心な方ですから…

>>758
ブラックマン「ほう…中々良い物を持って来られましたな。
私めは、モーリアの曲ならば『オリーブの首飾り』も個人的な一押しですが」
寿人神父「『恋はみずいろ』でしたら、私は森山良子さんの歌の方が一番に出ますね。
色々と追い詰められた暮らしの中で、初めて一通り聞けた歌でしたから」
ユウ「アレって元々はヴィッキーの歌、じゃなかったっけ?」
確かそうでしたが、世界的ヒット作となった契機はモーリアですね。
ココ最近の新曲ならば、薔薇色とそよ風のメヌエット二種…だったでしょうか。
彩千夏准尉「ラジオだと歌謡曲に矢沢研二尽くしだからな…。こう言うのも中々に新鮮だと思うぞ」

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/21(Wed) 20:31
もしも本当に課長さんとルキちゃんが幸せな結婚しても
ルキちゃんの方がはるかに長命だから、先に課長さんの寿命が尽きて
ルキちゃんを取り残して悲しい別れが待ってると思う・・・
それに課長さんだけじゃなく、社長さんやクラゲンくんと錬金王さんを除く
普通の人間である社員のメンバー達もいなくなってしまうから切ないね・・・

762 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/23(Fri) 16:00
>>756
クラゲン「わぁ、おいしそー!じゃあ、早速いただいちゃうね!!」
ルキ「こっちは、氷を砕いて…山盛りにして、甘い蜜…かけるんですね。
“アイスクリーム”とは違うみたい、けど…どんなのでしょう?」
錬金王「随分な喜びようだね。食を必要とせぬ身体になった僕でも、
こんな光景を見せられていると、何故だかもどかしく感じてしまうな…不思議だが」

>>757
錬金王「外界に踏み出せぬ以上、必然的に内に篭るしかなくなるからね。
そうなれば知識を得られるものであらば、書物や伝聞の類は実によき贈答品だ。ただ…」
クラゲン「あの…何か、問題でも?」
錬金王「うむ…。アルダのものであらば何も問題は無いのだが、
日本…いや、地球の書物だと一々黄日辞典を通さねば読み進むのもままならぬのがね…」
クラゲン「あ、そう言えば確かに。手間がかかると結構ストレスになりそう…」

>>758
クラゲン「え?レコードもあるの!?」
錬金王「よもや蓄音機の類まであろうとはね…。
どうやら、こちらでのそれはなかなかに飾り気の無い分洗練された形のようだが」
ルキ「何ていうか、蓄音機についているラッパのようなもの…はない、んですね」
錬金王「新見君達からも好評のようだし、是非とも頼む。
出来れば、白神君や寿人君のお薦めの一品も欲しいところだね」
クラゲン「いつもラジオで聞いてる歌や曲とは違うのなんだよね?僕も聞いてみたい!!」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>759-760
クラゲン「ほ、ほどほどにねー…」
錬金王「新見君は相変わらず押しに弱いな。
この有様では女を手玉に取るようにはとても思えないのだが…」

ルキ「あ…あの///あれは、その…“結婚”の事、何も…わかってなくて。
それで、皆さんに色々教えてもらって…一生ものの大事だから、
お相手はしっかり選べ…って、アイさんにもユウさんにも怒られて…しまい、ました…」
錬金王「まあ、君は世間一般の雑学や常識には疎い目だから仕方ない事だろうね」
ルキ「でも、課長さん…引っ張りだこみたい、ですし…実は、
やっぱりお相手としては、いいんじゃないか…って思います」
クラゲン「課長さん、そんなに人気なんだー?」

クラゲン「あ、ほんとだ!ただ塩辛いだけじゃなくて、
なんて言うか、コクとか旨みみたいなのがあるんだよね…」
錬金王「確か、豆を漬け込んで熟成させた“醤”と言うものらしいからね。
豆以外にも獣や魚の身を使ったものもあるそうだが」
クラゲン「ソースみたいな感じ、なんですよね?それにしてはさっぱりしてますけど」

錬金王「宝石と言えば、ダイヤモンドもそうだが…アルダでは、
闇の結晶の“オルライト”や光の結晶の“ポイニール”なども素晴らしい物だよ。
ただ、当然ながらこちらでは黄泉でも見かけない代物だが」
ルキ「狂王の記憶がはっきりとしていれば、
もしかしたら黄泉のアルゲンが再現…出来たかも知れない、ですけど…」
錬金王「まあ、僕の中の錬金王の記憶もそのせいでおぼろげだからね。
そういったものが在った、という記憶こそあれど、現物の記憶は曖昧なのが何とも…ね」

>>761
ルキ「あ…え、っ?課長さんが、わたしを…残して?
課長さん、だけじゃなくて…他の、みんな…も?
い、嫌…!そ、そんなの嫌!!まさか、“再生の加護”でも、避け…られ、ない?
嫌、いや…そんなの、いやぁぁぁぁぁ…っ!!」
クラゲン「わぁぁ!?ルキさん、落ち着いてー!!」

錬金王「寿命の問題、か…。ルキ君の素性は確かに、こちらの人とは違う。
しかし、だからと言って…寿命までも長命の種族のそれとは同じとは限らない、かもな。
前に彼女が“エルフ”と酷似した容姿ゆえに立てられた仮説ではあるが、
実態をしかと見ていない以上、誰もその詳細は知らぬ。故にそう考えるのはまだ早計ではないかね?」
クラゲン「あ、それはそうかも…。社長さんは確か“ネイ族”相当の“鬼子”だから、
寿命については多分、エルフみたいな長生きじゃなかったかも」
錬金王「僕らについては、アルゲンさえ尽きねば決して時の経過では滅ばぬ身だが、
裏を返せば、それが尽きた時点で瞬く間に終わりを迎える身だ。
今後“黄泉”がどうなるかは分からないが、黄泉の終わりは僕らの終わりをも意味する。
その時は、逆に君達の寿命よりも先かも知れないね」

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/23(Fri) 21:25
願わくば黄泉に生き残った者達が全員、最後まで幸せな人生を送れる事を祈り願うよ・・・

764 名前:猫の群れ 投稿日:2023/06/25(Sun) 12:42
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん、錬金王さん…来ちゃった)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(ルキちゃ〜ん、ユウ姉ちゃ〜ん、会いたかったよ〜!)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(置いてかないでー!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(今更みんなとお別れなんてヤなの〜!)
.c(,_uuノ

765 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/25(Sun) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>762
そうですよ…。お恥ずかしながら、ですが。
それなりに交際はあっても、悉く振られているのは私の方ですし。
…光井に完全に騙されていて一向に信じて貰えてませんが。

ユウ「そぉそぉ。何だかんだでマコト君色々気が利くし、
家事もバッチリやってくれるから、仕事人間よかよっぽどイイかもね」
彩千夏准尉「諸々のサポートに関しては社の中で右に出る者は居なかろうよ」
新見妹「口うるさくてタラシじゃなけりゃ言う事無いけどさー…」
…人気、と言うより良い様に使われそうに見られてるだけな気がするけどね…はぁ。

神崎「異世界の貴金属…ですか。アビスにあるそれとは違って、
実体があるならば、こちらに持ち込めればアルゲン同様の注目を浴びるかも…ですね」
しかしながら、黄泉のそれも「アルゲンで再現された類似品」相当でしょう。
電力に変換して、アルゲン電池に蓄電しない限りは持ち出す術が無い以上は、
黄泉にある形のままでの活用など、夢のまた夢でしょうね…現状では。
ユウ「てかそのあっちの宝石って、黄泉じゃそれっぽいのあるとしたらどんなんだろ…?」
彩千夏准尉「恐らくは、高純度のアルゲンが宝石らしい形を取っているのだろうな。
価値も見栄えも、それ相応の良い物ではある…とは思うぞ」

>>761
日本人、いや…地球人同士の話であれば意識する事も無かった事ですが、
異世界の、それも人ならざる種族が相手となると…ですか。
神崎「そう言った事は小説や漫画、アニメの話位かとしか思えなかったですしね…」
新見妹「何でもいーけど、だったら余計ルキちゃんはこんなタラシ選んじゃダメだってー!
不幸になっちゃう要素が増えてんなら尚更だー!!」
お前は直ぐそっちに話持って行くの止めろよ…。
とは言え、身の振り方についてはルキ自身も知らない事がある以上は、
尚の事諸々の意味で慎重にならざるを得ないな…。
神崎「今後の事も含めて、XTHでの検査を受けて見るのも良いかも知れません」
ブラックマン「素性が解るだけでも違いますからな。
黄泉族と罪人の二人は兎も角、社長に関しても実際どうなのでしょうな…?」
ユウ「そこはとりあえず本人に聞いてみるっきゃないかねぇ…?
ま、ルキちゃんとは違って年月相応の成長はしてるっぽいからまた違うんだろぉけどさ」

766 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/25(Sun) 18:00
>>763
ユウ「そだね…。ただ、やんごとなき事情ってヤツで、
こんなトコに命懸けで稼ぎに来てるってなると、黄泉は無事に生きて出れても、
その後の人生が正直どぉなるか…ってぇとねぇ」
寿人神父「私は、自分を食い物にして来たあの女さえ居なくなれば、
この先は幸福とは行かずとも、まだ何がしかの良い未来はあるのでしょうが…」
彩千夏准尉「自分は既に黄泉に父を奪われているも同然、だな…。
仇の首を取る機会こそあろうが、それを果たした後に残っている物など…」
ブラックマン「私めもココを終の居場所と定めた様な物ですからな。
稼業を終えた所で、生き甲斐も失って無為な余生と成るだけえあらばいっそ…」
新見妹「いや、なんかみんなしてドンヨリし過ぎだろぉー!?」

猫の群れ(>>764
え…? いや、何故ココに!?
社長の別荘の管理人に預けていた筈だろう!? 何が、どうなって…。
新見妹「あー…ゴメン、兄貴。
この子達さー、発つ日になったらお別れ言った途端にすっげ泣きそーな顔しちゃっててさー…。
んで、なんかもー見てられなくって…それでこっそりウチと一緒に、ね」
ば、馬鹿かお前!? 一体、何考えてんだよっ!?
こんな命の危険しか無い所から折角離れられたって言うのに、
どうして連れて来てしまうんだよ!!
新見妹「そりゃそーかもだけど…でも! 一緒に居たがってるの無理に引き離して、
ヘタしたら二度と会えなくなるかもとか、そんなの最悪だろー!?
ウチやユイみたいな思い、この子達にまでさせる気かよ、このバカ兄貴ー!!」
け、けど…だからと言って戦う力も無いのにこんな所に連れて来るなんて…。

ユウ「はいはい、もぉ止めときな」
新見妹「ユウ姉ちゃん…」
姉さん、ですが…。
ユウ「来たのはしょうがないんだし、あたしらで守ってあげりゃいいだけさ。
それに…どぉせ無事に帰れるかどぉかわかんないなら、最後まで一緒の方が良くない?
んで、何もかも終わったら一緒にユイちゃんトコ連れて帰るんでしょ?
じゃあまた一々戻るよか手元に居た方が面倒無いっしょ」
それは、そうですが…。しかし、そうなるとこの子達の食料の問題も…。
新見妹「そこは抜かり無いよ! 好物のササミや白身魚とツナに、
キャットフードも色んなのめ一杯買い込んでるからさー!!」
…ふぅ、しょうがないな。とりあえず…キャンプからは出ないで、
キャンプでも探行士の皆や錬金王殿の傍を離れるんじゃないぞ、いいね?

767 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/28(Wed) 15:55
>>763
錬金王「まあ、僕らはなるようにしかなるまいな。
ただ、久世戸が敷いた在るべき道とやらから外れてこうしている以上、
未来が未だ未知数な事だらけなのは間違いなかろう」
クラゲン「僕は、こうしてみんなと一緒に色々して楽しめるから、今が一番幸せ!」
ルキ「わたしも…。それと、わたし…また、黄泉から出られたら、
今度は日本の、色々なところを回って…みたい。その為には…狂王が着せた濡れ衣の罪を、
みんなで、少しでも早く…晴らさなきゃ」

猫の群れ(>>764
ルキ「あ…もしかして、課長さんの猫、たち…なの?」
クラゲン「あ、久しぶり!君達も課長さん達と一緒だったんだー?
今までどこに隠れてたんだよー…って、あれ?」

錬金王「ほう…。新見君は身を案じて旅先に預けて来たが、
愛那君はこの子達の願いを受けて密かに連れて来た…と言う事かい?
まあ、どちらの意見も至極真っ当だが、一番にものを言うのはやはり当事者の意思…だろう」
クラゲン「どんなに危なくても、カサンドラのみんなと一緒にいたかったんだよねー?
それ、何となくだけどわかる気もする」
ルキ「課長さんが心配されるのも、怒るのも、わかり…ます。
でも、置いていかれるのも…やっぱり、辛い…です。だから、その…。
この子達にも“再生の加護”…あげますから、一緒に…置いて、あげて?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>765-766
錬金王「おやおや、それはご愁傷様だね。
しかし、愛那君は完全に逆だと信じて疑わぬようだが、
その光井とやらにどんな風に言いくるめられたのだろうかな?」
クラゲン「課長さんより仲がいい人だから、無条件に信じちゃったとか?」
ルキ「そう言えば、その人が課長さんに捨てられた…とか、
アイさん、前に何回か…言ってた気が…。本当のとこ、どう…なんでしょう?」

錬金王「しかし、何だかんだと面倒見の良さはお墨付きのようだ」
ルキ「ええ…。“バカンス”の時も、課長さん…色々と、動いてくれました…から」
クラゲン「すっごい頼られてる感じだねー。一緒にいると安心できそう」

錬金王「そう言えば、アルゲンは外界では黄泉で取っている形を維持出来なかった…みたいだね。
実際、アルゲンで構成される黄泉族が外で生き長らえられぬ以上、如何なる例外も存在はしなさそうだ」
クラゲン「“電気”の形なら外へ出せる…とかで、久世戸様は“アルゲン電池”って入れ物を作った…んですよね?」
錬金王「うむ。これまでに集めた情報を吟味して得られた結論は、それで間違いなさそうだ」
ルキ「そんなものまで作って…狂王は、アルゲンの力で、何をしようとしていた…の?」

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/03(Mon) 17:49
さて、今は皆さん主に何してんの?
黄泉族騒動の原因究明ってのは聞いてるけど
そのために何するべきかがよーわからんのだわ

769 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/07(Fri) 14:14
>>768
錬金王「いや、僕らもそれについての詳細はまだ聞かされてなくてね…」
クラゲン「とりあえずは、99行区をしらみつぶしに探すしかなさそうな気がするんだよね」
ルキ「確か、狂王が存命だった時には…まだ、起動しなかった花石があった…かと。
そこに、何か…突破口がある、のかも…です」

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