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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ五

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 07:59
皆々様、新年おめでとうございます。
厳寒の候、どうぞお体ご自愛下さいませ。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ五を立てさせていただきました。
何卒よろしくお願いいたします。

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122

まずは、自己紹介させていただきます。

名前:アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ
   普段はアーチェロ(名前)・カルミーニオ(姓)と名乗っています。
性別:女性
年齢:565歳
   なお、ここでは年を経ても年齢は固定されています。
   長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。
容姿:身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。
   B85. W55. H82。
   髪型はストレートロングの銀髪です。
   日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌です。
   口内に鋭利な牙があり、必要に応じて背中よりコウモリ型の翼を出すことがございます。
好きなもの:家族・友人 お昼寝 甘酒
嫌いなもの:家族・友人に仇なす者 流血沙汰
その他自己紹介:
   中部イタリアに領地をたまわる侯爵家にて生まれ育った吸血鬼の小娘でございます。
   もともと領地の人間に興味を持ち、恐れられるのも省みず仲良くなりたい想いで過ごした数百年を
   経て、伝え聞く日本国、人と神々と妖(あやかし)が共に在るこの国への憧れを募らせて、一族
   郎党の制止を振り切ってこの地へ参りました。
   今はこの緑豊かな地方にて古き屋敷に家族とともに住み、ご近所の方々とおつき合いさせて
   いただいています。

以下、お願い申し上げます。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎みください。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)


195 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/09(Thu) 22:56
>>194(柚葉さん)

晴れ間が出てきて午後の戸外は思いのほか温かくなってきたのですね。
和傘を持って出てまいりましたが、ささずに済みそうです。

柚葉さんが水を撒いてくださって小さな虹がお庭を美しく染めてくれています。
紫陽花や百合や花菖蒲も水玉を跳ねさせて、未だ乾かぬキャンバスの絵の如く瑞々しくお庭を彩ってく
れて心洗われる思いです。
次女ちゃんも三女ちゃんも柚葉さんと一緒に戯れて、この絵の中に三人綺麗に収まって、羨ましいで
すわ。
あらあら、次女ちゃんったら。
あの美しい夏鳥オオルリのように楽し気に舞うように如雨露で水を撒いているけれど、そんなにクルク
ル動いていては…。

>きゃっ!?
>(思い切り水がかかってしまいました。)

ああっ、やってしまいました…。
って、柚葉さんのお肌が…。

>ああ…下着まで透け透けになっちゃったじゃないですか。(ドキドキ)

いけません、お客様、どうかお目を逸らせてくださいませ!
(とっさに、翼を広げて柚葉さんのお体を隠します。)
…ゆ、柚葉さんの美しいお肌がこんなに間近に…。

も、もう…、次女ちゃんったら!!
お転婆が過ぎますよ!

「姫様、なんで顔が赤いんだ?」

あ、暑いから、お日様が出てきて暑いからですよ。
それより、柚葉さんのお着替えを手伝っていらっしゃい。


>というわけで、お嬢様の案内で鍾乳洞にやって参りました。

せっかくですから、少し中に入ってみましょうか。
ああ…、ひんやりして気持ちいいです。
かの龍泉洞もそうですが、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青の湖水は吸い込まれそうに美しくて、その
水面の光に照らされる柚葉さんのお顔が神秘的でお美しい…。
龍泉洞は近年プロポーズの場所に選ばれることもあるほどロマンティックなデートスポットだそうです
が、恋人同士のロマンスに相応しい空間、というのも分かる気がいたします。(溜め息)

>次女さん、三女さん、それではお客様の事をよろしくお願いしますね。

龍泉洞は五種類ものコウモリさんが棲んでいて「蝙蝠穴」と呼ばれる場所があるそうですが、この鍾乳
洞もあなたたちの仲間がたくさんいるらしいですから、お客様をご案内したらみんなと遊んでいて良い
ですよ。
お客様がお戻りになるときはまたご案内お願いね。

>それでは私は、お客様が水浴びを終えた後のためのお風呂の準備をしておきます。

これは気がつきませんでした。
たしかに、ここの地底湖で水浴した後はしっかり温まっていただいた方が良いですね。
さすが柚葉さん、おもてなしのお心遣いはどこまでも細やかでいらっしゃいます。

ねえ、柚葉さん…。
よろしければですが、梅雨が明け本格的な夏がきましたら、「瑠璃の湖」で少し水浴いたしませんか?
もちろん、温かいお飲み物を用意して。
あるいは湖に小舟を浮かべて景色を楽しみながらお茶をいただくのも良いかもしれませんわ。
イタリアでも、鍾乳洞ではなく海食洞ですが「青の洞窟」という美しい場所で小舟で舟遊びをいたすの
ですよ。
真夏に身近で楽しめる避暑の旅にご一緒していただけると嬉しいですわ。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/10(Fri) 18:57
金曜の夜は酒と共に過ごすんですよ

197 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/10(Fri) 22:55
>>195(アーチェロお嬢様)

>いけません、お客様、どうかお目を逸らせてくださいませ!
>(とっさに、翼を広げて柚葉さんのお体を隠します。)

はしたない姿をお見せしてしまい、申し訳ありません、お客様…。
いつものメイド服とエプロン姿なら問題なかったのですが…。
たまたま今は、先日購入した夏用のワンピースのままでした。
(実は大学から戻ったばかり)

お客様のお手前、すぐにメイド服に着替えて参ります。(ぺこり)
そしてお嬢様、温かいお気遣いを有難うございます。

(小声で耳元で囁く)
…でもお嬢様、お風呂でお背中を何度も流し合ったお嬢様と私の仲ですもの。
そんなに赤くならなくてもよろしいですよ。(妖笑)
…すみません、それとこれとは話が別ですね。
更に、お客様の手前でした。全く状況が異なりますね。(微笑)

ふふっ、このお嬢様の翼で包まれている状況…。
『幼馴染の吸血鬼』の月城さんと青木君を思い出しますね。

>かの龍泉洞もそうですが、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青の湖水は吸い込まれそうに美しくて、その
>水面の光に照らされる柚葉さんのお顔が神秘的でお美しい…。

まあ、お嬢様ったら、お上手なのですから…。(微笑)
そしてお嬢様も、絹のような銀髪と御顔が水面に照らされて輝く姿に
私も見惚れてしまいます。(微笑)
お嬢様も私も、涼し気な夏服を身に纏って再度足を運びたいものですね。

>ねえ、柚葉さん…。
>よろしければですが、梅雨が明け本格的な夏がきましたら、「瑠璃の湖」で少し水浴いたしませんか?

はい!それは是非ともご一緒させて頂きたいです。
海水浴のように楽しく賑やかな状況もよろしいですが、静寂と清廉なこの湖で
暫し時を忘れて過ごすというのも、本当に素敵です。
その時に相応しい温かい紅茶も、選んでおきますね。
(そして水浴びを終え、入浴を終えたお客様を見送らせて頂きました。)

198 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/10(Fri) 22:56
                                                  >>196

ええ、土日祝日がお休みの方にとっては正に「花金」のお時間ですものね。
お休みの当日もよろしいのですが、今が一番時間に余裕があり楽しめる状況だと思います。
ゆっくりお酒を嗜むには、最適のお時間ですね。

実は先日、行きつけの青果店さんで購入した青梅と夏蜜柑で
「梅酒」と「夏蜜柑酒」を作っておいたんです。

私自身、お酒にはそんなに強くはなくてすぐに眠ってしまうので…。
ある程度加減の利く、自家製のお酒を作らせて頂きました。

「梅酒」は自家製のものを愛用しているご家庭も多いと思いますが、
「夏蜜柑酒」は意外と珍しく、しかも美味しいので試してはどうかと
行きつけの青果店のお姉さんに勧められたのですよ。

そろそろ、飲み頃になっている筈です。
折角の花金の夜ですものね。
よろしければ、一杯召し上がっていかれますか?                                                
                                                                                   
…もしここまでお車や自転車で来られておりましたら、私が自家用車で
送らせて頂きますね。                                    

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/11(Sat) 19:06
メイドさんがもし催眠術にかかっちゃったら、解いてあげることは出来ますか?
(腹パン、首筋に手刀で気絶は無し)

200 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/12(Sun) 21:58
>>196

いらっしゃいませ、お客様。
あら、もう既に柚葉さんが作ったお酒をご堪能でしたか。
お休みを明日に控えて心安らぐひと時を美酒と共に過ごす、まことに優雅な大人の嗜み、お楽しみいた
だいているようでよかったですわ。

「梅酒」と「夏蜜柑酒」とはまた季節の良き味わい、すっきりとした酸味が梅雨のこの季節に爽やかな
涼気を運んできてくれますわね。
それではわたくしからも今日のこの日にちょうど良いお酒をご用意させていただきます。

こちらは、あじさい花酵母の日本酒になります。
日本酒には様々な季節の花の蜜に集まる「花酵母」で作られるお酒があるそうですね。
花酵母を使ったお酒は、香り高く優しく、上品な味わいがするというので、わたくしもしばしば買い求
めてまいるのですよ。
紫陽花のお酒の銘柄はその名も「月の歌」「零号∞(ムゲン)」などと、とても幻想的なのです。
今の季節と言えばやはり紫陽花のお酒をいただきたく買ってまいっております。

既に梅酒と夏蜜柑酒を召されたところでございます。
よろしければ少しお腹を落ち着かせてからご試飲くださいませ。


>>197(柚葉さん)

>いつものメイド服とエプロン姿なら問題なかったのですが…。
>たまたま今は、先日購入した夏用のワンピースのままでした。

梅雨の晴れ間のお庭でさわやかな笑顔を浮かべ、散水のしずくのキラキラを纏ったワンピース姿の柚葉
さん…。
控えめに言って最高ではありませんか。
お召し物が濡れなかったらもっとずっと見惚れていられたのにお着替えとは残念ですわ。
もちろん、いつものメイド服のお姿も素晴らしいのですけれど。
この季節ならではの涼やかで清楚なお姿をもっと拝見していたかったです。

>…でもお嬢様、お風呂でお背中を何度も流し合ったお嬢様と私の仲ですもの。
>そんなに赤くならなくてもよろしいですよ。(妖笑)

…はっ、いま一瞬柚葉さんに天使と悪魔が同時に舞い下りたような?
思わず胸を打ちぬかれてしまいました…。
あああ、今の笑みでわたくしは一瞬で虜に。
この翼の内に閉じ込めて放したくなくなりました。(ドキドキ)
人によってはわたくしの笑みを魔性の笑みなどと申したりなさいますが、今の妖艶な笑顔は到底同日の
談と思われません。
確かにお風呂で裸身を晒し合った仲ですが、今ほど蠱惑の気持ちに搦め取られたことがはたしてあった
かしら?
お客様の目が無ければ、このまま芝生の上に押し倒したくなりますわ。

>ふふっ、このお嬢様の翼で包まれている状況…。
>『幼馴染の吸血鬼』の月城さんと青木君を思い出しますね。

第3話で、翼で青木君のこと隠しているのに、それを見ている森山さんは何故かとても興奮していらっ
しゃいましたね。
(ご興味がある方は、ニコニコ静画でご覧くださいな。)
人間の方は想像が豊かですね。
わたくしたちもこのままですと、お客様の好奇心を掻き立ててしまいそうですから、名残惜しくはあり
ますが、着替えに行っていただくしかありませんね。


(鍾乳洞の中です。)

>まあ、お嬢様ったら、お上手なのですから…。(微笑)
>そしてお嬢様も、絹のような銀髪と御顔が水面に照らされて輝く姿に
>私も見惚れてしまいます。(微笑)

も、もう、柚葉さん、それこそお上手というものですわ!
先ほどの妖艶な笑みといい、今日は柚葉さんに胸を打ちぬかれっぱなしです。

「おいおい姫様、灰にならないでくれよ。
 掃除機で灰を集めるの、面倒だからさ。」

もう、次女ちゃんは。
わたくしでしたら灰になろうと根性で再結集して元に戻りますよ。
わたくしは柚葉さんを残していくほど無欲ではありませんからね。
それより先ほど柚葉さんをびしょ濡れにしたこと、ちゃんと反省なさいよ?

>お嬢様も私も、涼し気な夏服を身に纏って再度足を運びたいものですね。

はい、今度はもっと落ち着いてゆっくりと中を巡りたいですわ。
本格的な夏になりましたら、この青の世界の美しさが最高の納涼となることでしょう。

>海水浴のように楽しく賑やかな状況もよろしいですが、静寂と清廉なこの湖で
>暫し時を忘れて過ごすというのも、本当に素敵です。
>その時に相応しい温かい紅茶も、選んでおきますね。

ティーセット一式を用意しての舟遊び、とても贅沢なひと時となりましょう。
柚葉さんと差し向かいでそんな時間を過ごせると思ったら、厳しい夏の訪れも俄然待ち遠しくなって
まいりました…。


201 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/12(Sun) 22:01
>>199

いらっしゃいませ、お客様。
これはまた、ずい分と剣呑な話題ですこと…。
たしかにわたくしのメイドさん、この場合人間である柚葉さんのことをまず申しますれば、主(あるじ)と
して日頃より重々注意しておかなければならない、と心得ております。
彼女は吸血鬼であるわたくしに側仕えしてくれているのです。
わたくしに敵意を持つ者の害意が彼女に向くことは考えたくありませんが目を逸らせてはならぬこと。
そして彼女はまた多くの魔物が求めてやまない「贄の血」の持ち主でもあります。
わたくしはわが命に代えて彼女を護らねばなりません、いえ、それが為すことがわたくしの本懐と申す
ものでございます。

わたくしは真祖直系吸血鬼なれば、相応の魔法の心得がございます。
普通の人間の熟達者程度の催眠術でしたら、無詠唱で瞬時に解くことが可能です。
もちろん、彼女の体に物理悌な力を加えるような真似はいたしませんわ。

ですが、今申したようなわけで彼女を狙う者は恐らく強い魔力を有して彼女の心に深く侵入しようとす
る可能性も無しとは出来ますまい。
ならば、万万が一にも彼女の心の中に魔の力が伸びるなら。
わたくし自身が彼女の心の深層に我が心をお邪魔させていただき、我が力の限りを尽くして敵の力と存
在とを完全に殲滅し尽くすまで戦い続けましょう。
もちろん、その者らに一片の慈悲とてかけることはいたしません。
彼女を脅かす者にはただ破滅あるのみ、とこの場で明言せせていただきますわ。

なお、他のメイドさんたちはいずれもカルミーニオ家の魔力を纏いし者たちです。
そうやすやすとしてやられることはございませんし、手を出すなら大やけどを負うことをあらかじめ覚
悟しておいていただきたいと存じます。


202 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/13(Mon) 10:04
>>199

催眠術に操られた私がどうなるか…を想像すると、いずれにせよ憂うべき状況ですね。
いえ、緊急事態でしたら気絶させられるのも止む無しかと…。
それはボディガードである先輩のメイドさんの役割でしょうけれど…。

「流石に後で姫様に大目玉を食らうのは嫌なので、その際にはこの花の香料を用いた
催眠スプレーを使わせて頂きます。」

お気遣い、ありがとうございます。
ですが、私の一族は度々「邪視」を用いる妖に脅かされてきました。
ですから最も単純で、効果的な対策として胸ポケットには常に手鏡を忍ばせています。
そして、妖とおぼしき者に突如遭遇した場合は迂闊に目を見ない事ように、名前を聞かれても答えないように
教えられてきました。

もしもの事態になれば、お嬢様が仰られているように
「破滅あるのみ」の結末が待っている事でしょう。
そのような事態を引き起こした方を相手に、お嬢さまを制止するような情けをかけられるほど
私も聖人君子ではありませんので。

己の身に降りかかる災厄は事前に防ぐよう、常に注意を払ってはおりますが
そのようなご無体をする輩が現れぬ事を願うばかりですね。
(“朱珠”の入ったお守り袋をそっと握りました。)

>>(アーチェロお嬢様)

…お嬢様、実は先程、卵の無人販売所に朝食用の新鮮な卵を買い求めに行った際なのですけれど…。
通りかかった本屋さんの店頭に積まれている、毎週月曜日発売の漫画雑誌の表紙に、
以前お嬢様に紹介して頂いた何処かで見た事のある女の子の姿が…。

ふふっ、お嬢さまにとっては放課後のお楽しみになりそうですね。

203 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/13(Mon) 19:06
>>202(柚葉さん)

(お客様に対する柚葉さんのお答えを聞いていましたが、胸の内にこみ上げてくるものを堪え切れずに
 言葉にしてしまいます。
 申し訳ございません。)

>いえ、緊急事態でしたら気絶させられるのも止む無しかと…。

真祖直系の吸血姫として、我が身のうちの魔力の大きさにこれは人間を恐れさせる大きすぎる力、と胸
掻きむしりたくなる思いをしたこともありましたが。
今このときは、この力があって本当に良かったと心から思えます。
柚葉さんを助けるのにこの魔力が存分に役に立つ、お腹や首筋を打擲するような真似をせずに済む、そ
う思うとこの力が真祖様の恩寵であり、この身の幸運なのだという歓びに胸が満たされてまいります…。

そして、既に我が家の守護メイドさんも対策をしてくれていて、柚葉さん自身も自衛の準備怠りなし、
と知ることができてホッといたしました。

だからと申して、わたくしに油断などあってはならないことに変わりはございません。
わたくしもまたお守り袋の中の“朱珠”にあらためて誓いましょう。
いついかなる時も、柚葉さんの御身とお心を護ってみせる、と。


(後日でございます。)

柚葉さん、ただ今戻りました!
わたくしのスマホに素晴らしい情報を送ってくださりどうもありがとうございます!
放課後、矢も楯もたまらず本屋さんに直行しましたわ。
はい、このとおり漫画雑誌の最新号を買ってまいりました。

「ルリドラゴン」…、本当に連載化されたのですね。
表紙を見、巻頭カラーで読んで、その事実に胸が熱くなりましたわ。
読み切り版をネットで読んで以来ずっと切望していたことが実現して、これから毎週読めると思うと嬉
しくてたまりません。
表紙のルリさんはとても可愛いですし、本編の優しい日常風景もとてもステキです。
主人公のルリさんとご両親やお友達との関係も、これからゆっくりじっくり追ってまいりますわ。
もう今からコミックスの発行が待ち遠しいですし、もしかしたらのアニメ化も祈ってまいります。
柚葉さん、本当にありがとうございました!

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/13(Mon) 20:56
自分は雑誌を買わないで、発売まで我慢する単行本派です。
元々その手の雑誌で読む連載は1つか2つだし、
何より部屋を狭くする原因になるので。

205 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/13(Mon) 21:46
>>204

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしもふだん漫画雑誌に手を伸ばすことはほとんどございません。
おっしゃるとおり惹かれる作品ばかりではございませんので、これはと思う作品を単行本でまとめて読
む、その楽しさを大事にしたいですね。
今回はネットで読み切り版を読んで以来ずっと望んでいた連載化ですので、とても辛抱できず購入して
しまったのですよ。
人ならざる種族の血を引いた女の子が、普通の日常をどう生きていくのか、わたくしにとってとても興
味を引かれる物語でございます。

お部屋が狭くなってしまう、ということでしたら掲載誌のネット版を購入する、ということも可能です
が、単行本で読みたいということですから、その気にはなれないですよね?
もしこの作品を面白いと思われて、単行本化されたとき購入なさいましたら、ぜひこの作品について語
り合いたいですわ。
お茶とお菓子を用意いたしますから、ゆっくり漫画談義をいたしたいと存じます。


206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/17(Fri) 17:55
(クロユリ団地の公園で一人遊ぶ子供)

僕はミノル。
お姉ちゃん、いっしょにあそぼうよ…。

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/17(Fri) 19:30
6月は祝日が無い唯一の月なんですよね〜。
今までは8月も祝日が無かった(8月11日が山の日になった)。

208 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 20:57
>>204

はい、私もお嬢様やお客様同様に、昔から漫画雑誌は殆ど買いません。
単純に1ヶ月で4冊、それなりに厚さもありますから確かに場所を取りますね。
処分する際にも重さなどを考えるとかなりの手間になりそうです。

それに私も、それ程読む作品は多くありませんから基本的には単行本を楽しみにしています。
今回のお嬢様のように、読みたいと思っていた作品の連載が実現したとなれば
記念として買うくらいが丁度良いのでしょうね。

あら、そういえば今週の日曜日が廃品回収でしたね。
新聞紙、段ボールをまとめておかなければ…。

>>206

…次女さん、何処に行ってしまったのかしら?
本来の姿に戻っての、夏の夕暮れの空中散歩を楽しんでいた筈ですが…。

では、この蝙蝠笛を吹いてみましょう。
長女さん、居場所が分かりますか?

…団地!?この街に、こんな古びた団地があったかしら…。
何なのでしょう、背筋が凍るような不気味な気配がします…。

(男の子に話しかけられて)

そ、そう…。ミノル君というのですね?
でも、ごめんなさいね…。お姉ちゃんは忙しいから、貴方とは遊べないわ。

「姉様、来てくれたんだ!怖かったよぉ!」

良かった…。無事だったのね、次女さん。
お嬢様も心配しているわ、さあ、帰りましょう。

(次女さんがこんなに震えてるなんて…この団地、とても邪悪な気配がするわ…)

私は、迷子になったこの子を探しに来たの。
それではさようなら、ミノル君…。

(危機を知らせる蝙蝠笛を吹いたから、お嬢さまにも聞こえている筈…。
無事に御屋敷に辿り着くまで、油断は出来ないわ…。)

209 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:08
>>207

ええ、6月は祭日が無いから楽しみが無い、という嘆きは
小中高を通して同級生でも嘆いている子がいました。

GWやSW(シルバーウィーク)とまではいかなくても、1日お休みがあったり
連休があるだけでもどこかワンクッション置く事ができて、楽しみがありますよね。

でも連休は無くても、今月は紫陽花祭りというイベントがありますし
それから今週は父の日でもあります。
ミシンで手作り甚平を作りましたので、父に先日贈らせて頂きました。

そして8月はまだ学生の私にとっては夏休みですが、
社会人の方はお盆休みまでは暑さに耐えて頑張る日々が続くのですね。
お身体には気を付けて、頑張って下さいませ。

210 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:14
>>206

はじめまして、坊や。
一人で遊んでいたのね…、いいわ、お姉さんと遊びましょうね。
何して遊ぶ?

(しばらく坊やとかくれんぼをして遊びます。)

どう、お姉さん、ミノルくんを見つけるの、上手でしょう?
ごめんなさいね、わたくしは『見える』から。
どこに隠れてもわたくしの目は無明の闇の中からでもあなたを見つけるわ。
あなたはどう?
『実在のレベル』をゼロ近くまで下げて逢魔が時の黄昏の中に溶け込んだわたくしが見える?

こうやってね、昔はよく『狩人』をやり過ごしていたのだけれど。
でもそうすると、彼らはさらに私を恐れと憎悪を籠めて言うのよ。
『この化け物め、人を害するおぞましい悪霊めが!』
とね…。
わたくし、悲しくてね…。
そんなとき、わたしの中に暗い、昏い、人に対して向けてはいけない感情が湧き起こってしまうことも
あったわ…。

(自然とわたくしの口角がつり上がり、口中の牙がのぞきます。)

ねえ、ミノルくん。
あなたのことは聞いています。
かくれんぼしているときに、暗い所に閉じ込められて誰にも気づいてもらえなくて焼かれてしまったこ
とを。
そうして今は幽冥の境に揺蕩って、そうして生ける人の呪い、害してしまったことを。

ごめんなさい。
見えていながら今まであなたの悲しみに気づけなかったわ。
でも、あなたの瞳のその奥に見える悲しみのために祈らせてほしい。

(そうしてわたくしはかつて柚葉さんと共に『鬼』となってしまった御霊のために祈ったことを思い出す。)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=132&to=132&nofirst=true

わたくしは真祖直系吸血鬼。
もし今なお、あなたの心の傷が炎の如く逆巻くなら。
人間には無理でもわたくしなら、あなたの『力』も受け止められるわ。

だけど、どうか分かってほしいの。
あなたを迎えてくれる空の寝屋がたしかに在ることを…。

(そうしてわたくしはただ一心に彼の魂の安らぎを祈り続けます。)

211 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:55
>>210(アーチェロお嬢様)

(横から失礼します。)

お嬢様、お茶の準備が出来ました…。
(お屋敷に無事戻りました)

今回は、遭遇したあの子についてお嬢様お一人にお任せしてしまい、申し訳ございません。(ぺこり)
怯えた次女さんの事もあり、そしてあの場所は非力な私では到底太刀打ちできない
救われぬ者の怨念に満ちた領域でした…。
オハシラサマの使いである“月光蝶”を呼び寄せる事も出来ない程に…。

ですからいたずらにあの子を刺激するのを避けて、“逃げ”を選びました…。
お恥ずかしい限りです…。
(ティーカップを持つ手が震えています)

あの子が血を欲する存在ではなかったのは、救いでしたが…。

「姉様、多分その子、この事件の当事者だよ。」

(三女さんが、その子に関する事件の記事を調べてくれました)

痛ましい事故だったのですね…。
ですが、あの団地は本来私達の街にはあり得ない場所…。
“逢魔が時”の気紛れによって、たまたま次女さんが引き寄せられ
そして私達も遭遇したのでしょう…。

二度と訪れることの出来ないあの場所に、あの子はまだ居るのでしょうか…。
お嬢様の祈りが、あの子の心に伝わる事を願うばかりです…。

212 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 22:30
>>207
>>209(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
あらあら、お客様溜め息を吐かれて…。
クラスのお友達にも同じ感想も漏らされる方がいて、梅雨空のように心晴れぬ方が多いようですね。
たしかに祝日が一日あると心ワクワクいたしますものね。
わたくしもこの季節は雨の中ゆっくりお散歩ができる日が増えたなら嬉しいですわ。
いえ、記念日なのですからそのことに思いをいたすのが退治なのですけれど。

日本の六月には何か国を挙げて記念したい日は無いものなのでしょうか?
と思って調べてみましたら民間で制定した記念日は色々あるようですね。
たとえば6月17日でしたら、「いなりの日」「減塩の日」。
2日の「オムレツの日」、9日の「クレープの日」、23日は「天ぷらの日」…、他にも食べ物関係の日が
たくさん在りますね…。

あ、これなどは良いのではないかしら?
6月13日「はやぶさの日」。
2010年(平成22年)のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙空間60億キロ、7年間の歳月をかけた
ミッションを成し遂げ、地球に帰還を果たした日ですわ。
わたくしはまだイタリアに居りましたが、長き旅路の果てに母なる地球に戻ってきた宇宙の小舟の快挙
に感動した一人でした。
日ノ本の科学探究の心の象徴とも言うべきこの出来事は、国を挙げて長く記念すべき日と申すに相応し
いのではないでしょうか。

>それから今週は父の日でもあります。

そうでした、柚葉さんのおっしゃるとおり6月と言えば「父の日」を忘れてはいけませんね。
お母様からも
「何か贈っておかないと彼、年甲斐もなく泣いちゃうわよぉ。」
と言っていましたから、これを外すわけにはまいりません。
この町の名産である地ワインをお贈りいたしますわ。

213 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 23:35
>>211(柚葉さん)

柚葉さん、ご無事で本当に、本当に良かった…。
蝙蝠笛の音を聞いて駆けつけてましたら、次女ちゃんをしっかり手を繋いで戻って来られて。

>今回は、遭遇したあの子についてお嬢様お一人にお任せしてしまい、申し訳ございません。(ぺこり)

まあ、何をおっしゃるのですか。
あの場では柚葉さんと次女ちゃんの安全が何よりも大事ですもの、わたくしを信じて任せて下さって、
むしろお礼を申したいです。
ありがとうございました…。

あの子は以前の『鬼』となった女の子以上に怨念に支配されていました。
次女ちゃんを護りながら“月光蝶”を呼び寄せるのは至難だったでしょう。
万が一にも柚葉さんを害していたなら、彼はその害意をさらに糧としてより強大な災厄と成り果ててい
たことでしょう。
もっとも、その前にわたくしが一も二もなく我が魔の力をもって滅し尽くさざるをえなかったでしょう
けれど…。
柚葉さんの無事を確認できたことで、わたくし自身落ち着いてあの子に向かい合えて良かったです。

>痛ましい事故だったのですね…。
>ですが、あの団地は本来私達の街にはあり得ない場所…。
>“逢魔が時”の気紛れによって、たまたま次女さんが引き寄せられ
>そして私達も遭遇したのでしょう…。

はい、少年は事故の犠牲者でしたが、その怨念は見境なく他者に向けられ新たな犠牲者を出すところで
した。
まこと、怨念というものの度し難いのはそのことでしょうね。
以前話に出ました「故郷は地球」のジャミラ氏、また同じシリーズの「恐怖のルート87」のアキラ少年。
犠牲者が加害者に転ずる、そんな悲劇を今回目の当たりにした思いです。

“逢魔が時”の気紛れ…、たとえそうであろうとも、わたくしがあの子と遭遇したのも一つの縁であっ
たものと思っております。
ならばそれがあの子にとっての救い、怨念からの解放となる良縁であったことを願わずにはいられませ
んわ…。

214 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 23:35
訂正でございます。

>>212

>いえ、記念日なのですからそのことに思いをいたすのが退治なのですけれど。
(誤)退治
(正)大事

失礼いたしました。

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/19(Sun) 22:10
間違いは誰にでもありますよ

216 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/20(Mon) 11:27
>>215

いらっしゃいませ、お客様。
寛容なお言葉、まことにありがとうございます。(平伏)
どうも言葉の間違いが多くて恥ずかしい限りですが、お客様のお言葉で元気づけられました。

お言葉を有難くいただきつつ、なおいっそう丁寧なおもてなしができるよう努めてまいります。
自分の言わんとすることを吟味し、言葉遣いを正すこと、初心に帰って気をつけますので、どうかこれか
らも末永くおつき合いたまわりますようお願い申し上げます。

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/22(Wed) 20:09
あ、虹が見えますね!

218 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/22(Wed) 20:57
>>217

いらっしゃいませ、お客様。
今宵は梅雨の雲も退いて、晴れた空に照るお月様が誠に麗しゅうございますわ。

お客様も、月影に誘われて散歩がてらにこちらまでおいでくださったのですか?
え、そうではなくて虹が見えるのですか?

まあ!本当に、お月様と反対側の空に大きな虹がかかっていたのですね。
「月虹(げっこう)」、「白虹(はっこう)」とも呼ばれるだけあって淡い色の幻想的な虹…。
それがあんなに美しく空を彩っていただなんて気がつきませんでした。

月虹が見られるのはとても稀なことで、見ることができた人には幸せが訪れる、と言われております。
きっと貴方様にステキなことが起こるのでしょうね。
そしてわたくしにもそんな良き機会をくださったなんて、本当にありがとうございます。

わたくし、お庭に置いた縁台でお月様を見ておりました。
いかがですか、お客様もご一緒に縁台にお座りになってゆっくり月虹をご覧になっては?
お茶とお菓子をご用意させていただきますわ。

219 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/26(Sun) 21:45
>>217

いらっしゃいませ、お客様…。
梅雨の雲が退き、晴れ渡る綺麗な月空と爽やかな夜風を満喫しようと
御屋敷の外に出て参りました…。

え?虹ですか?
(お客様の指さす方向に目をやります)

まあ…。何て素敵な光景でしょう。
『月虹(げっこう)』、『白虹(はっこう)』と呼ばれているのですね。
お客様に来て頂かなければ、気が付かずに夜を過ごしていたかも知れません。

このような素敵な機会を頂けた事を、お嬢様と共に感謝致します。

それでは感謝の印に、お茶とお菓子をご用意させて頂きます。
冷たいレモンティーと、昼に準備しておいた夏蜜柑のゼリーです。
レモンと夏蜜柑を、月に見立ててそれぞれ飾らせて頂きました。

こちらのゼリー作りはお嬢様にも手伝って頂き、今宵皆で頂くのを楽しみにしていたんです。
こうしてお客様にお出しする機会にも恵まれたのは、『月虹』がもたらしてくれた幸せですね。(微笑)

それでは、召し上がって下さいませ…。

ご希望であれば、温かい紅茶もご用意させて頂きますわ。
それではお嬢様と共に、ごゆっくりどうぞ…。

220 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/27(Mon) 10:23
>>219(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

まあ、柚葉さん、お茶とお菓子をどうもありがとうございます。
蒸し暑さの冷めやらぬ今宵、甘い潤いをくれるレモンティーと夏蜜柑ゼリー、嬉しいですわ。
わたくしもお手伝いさせていただいたとはいえ、月虹に冴えるこの紅茶とゼリーの黄金色の輝きはやはり
柚葉さんならではの逸品と申せましょう。
ああ…、この心地良いひんやり感、口中に広がる爽やかな酸味と甘味、そして得も言われぬ喉越しの
快感よ…。

あら、柚葉さん、「ごゆっくり」だなんて。
せっかくの美味しいデザートがあるのですから、ご一緒に縁台に座って味わってくださいませんの?
僭越ながら、わたくしにも紅茶を振る舞わせていただきとうございます。
今宵の月はひときわ美しいのですから…。

ねえ、柚葉さん。
先日は「逢魔が時」に恐ろしい思いをなさいましたけれど。
今あなたの目の前に入るわたくしこそ、本物の魔の者なのですよ?
あなたはわたくしに添ってくださることでいつも「逢魔が時」にいらっしゃいますわ。
ならばわたくしは、これからもずっとあなたにとっての良き「逢魔が時」を作ってまいりたいです。
あなたを脅かすあらゆる者からあなたを守りながら。

そうそう、このお月様と月虹とで思い出したことがございます。
先日申していた「瑠璃の湖」のある鍾乳洞のことです。
あの中でわたくし見つけたのです。
虹色に輝く美しい「レインボームーンストーン」を。

普通のムーンストーンは、「月の光を宿したよう」といわれるアデュラレッセンス(青色閃光)を放つ
清楚な石ですが、レインボームーンストーンはまるで虹が地上に落ちたかのような七色の輝きを放つ
華麗な石。
ムーンストーン自体、日本で産出するのは長野県の木崎湖や富山県の人喰谷(ひとくいだに)くらいだ
そうですのに、レインボームーンストーンとなれば、まさに貴石の中の貴石…。
それが、地底湖を覆う壁のあちらこちらから覗いてキラキラと輝き、美しい虹色を青の水面(みなも)に
映しておりましたわ。

わたくし、宝石は「朱珠」は別格としましても、既に手元にいろいろございますからわざわざ採取しよう
とは思いませんが、あの景色はぜひ柚葉さんにも間近でご覧いただきたいと思っております。
もちろん、柚葉さんがお望みでしたら採取して贈らせていただきますわ。
ああ、あの青の湖にまた参る日が待ち遠しゅうございます…。


221 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/27(Mon) 19:31
>>220(アーチェロお嬢様)

>あら、柚葉さん、「ごゆっくり」だなんて。
>せっかくの美味しいデザートがあるのですから、ご一緒に縁台に座って味わってくださいませんの?

それではお言葉に甘えて、私もご一緒させて頂きます。
お嬢様のお淹れになった紅茶も、是非…。
柑橘系の果実にお嬢様の優しさが加わり、より確かな潤いを心と身体にもたらして下さいます。

>あなたはわたくしに添ってくださることでいつも「逢魔が時」にいらっしゃいますわ。

はい…。あの時お嬢様が私と次女さんを迎えに来て下さった時…。
蝙蝠笛の加護も勿論ですが、それ以上に私が不安な時、必ず側にいて下さるお嬢様の姿に
安堵と安らぎを覚えました…。
同じ「魔」であろうとも、それはこの夜闇の静寂のように安らぎをもたらしてくれるものなのですから…。
お嬢様が私に寄り添って下さるのと同じくらい、私も側に居たいと思う気持ちは同じですわ。(微笑)

>あの中でわたくし見つけたのです。
>虹色に輝く美しい「レインボームーンストーン」を。

まあ、それは素敵な発見ですね。
お嬢様の心遣いは有難く頂戴致しますが、やはりそれはお嬢様がお確かめになった光景のままにあるのが
相応しいと思いますわ。

…いずれお嬢様と共に見る光景と、この胸の内に宿る思い出こそが
最高の宝石として永遠に残るんですもの。(微笑)
(お嬢様の御手を取り、そっと私の心臓の位置に当てます)

そして…。その光景は奥方様をはじめ、絆を結んだ方々とも共有したいものですね。
これから始まる、夏の思い出として…。

222 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/27(Mon) 19:49
(すみません、失礼します)

お嬢様、夕餉の支度をしている最中にニュースで聞いたのですが、少し不安が…。
関東甲信越が、梅雨明けを迎えてしまったそうです。
本来は7月半ばまで続く筈なのに…。

雨が少なすぎては夏の水不足が懸念されますし、お野菜の生育にも大きく影響しますから
今から心配です…。
先程お買い物に出向いた際、お颯さんも心配そうでした…。

梅雨の時期は出歩くには多少の不自由はありますが、
梅雨がもたらす雨はこの国の四季には欠かせないものですので…。

これから先2週間のうち、後半は戻り梅雨になるらしいとのことですので
少しでも多く雨が降ってくれることを願います…。

223 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/28(Tue) 19:43
>>221(柚葉さん)

>柑橘系の果実にお嬢様の優しさが加わり、より確かな潤いを心と身体にもたらして下さいます。

もう、柚葉さんったら。
その道のプロに褒めていただいたら、わたくし嬉しすぎて地に足がつかない気分ですよ。
(気がつくとケトルを手に翼をパタパタと羽ばたかせて30cmばかり宙に浮いておりました。)
でも、柚葉さんやお客様とご一緒させていただいている嬉しさを胸に、紅茶を淹れたのがよかったの
かしら。
この気持ちを忘れずに胸にしまっておきますわ。

>同じ「魔」であろうとも、それはこの夜闇の静寂のように安らぎをもたらしてくれるものなのですから…。
ありがとうございます。
わたくしの変わることの無い本質をそのようなお優しい言葉で包んでくださる、それこそがわたくしに
とっての最高の安らぎでございます。
わたくしもまたこの「魔」で以てあなたの安らぎを守らせていただきます。
あなたにとってわたくしの傍にいることが幸せであれるよう、そのためにこの魔の力のすべてを捧げて
まいりましょう。

>…いずれお嬢様と共に見る光景と、この胸の内に宿る思い出こそが
>最高の宝石として永遠に残るんですもの。(微笑)

分かりましたわ。
でしたら、あの場所はわたくしたち二人の大切な宝石箱です。
虹色の貴石とドラゴンブルーの湖水とを永遠にわたくしたちの心の中で共有いたしましょう。
(柚葉さんの左胸に触れたわたくしの手がほのかに温まります。)
感じます…。
あなたがわたくしへの親愛を胸に抱いてくださっていることを。
そして、それがわたくしの驕慢ではない真実なのだ、と訴えてくれているのが分かります。

(わたくしもまた柚葉さんの御手をわたくしの胸に導きます。)

わたくしは魔の者。
この胸の鼓動も、人の姿に寄せたがゆえに生まれたものなのかも知れません。
ですが、それでも、この高鳴りは決してまやかしではない、わたくしの誠の心であることを誓って申し
ましょう…。

未だ梅雨は明けぬ日々ですが、夏はもう間もなくですね。
今年もまた柚葉さんとご一緒に、大勢の知己の方々と思い出を重ねてまいりましょうね。


>>222(柚葉さん)

まあ、もう梅雨は明けるのですか?
今年の夏は随分とせっかちさんですのね。

そして既に各地の猛暑が報じられているようです。
柚葉さんもどうか重々お気をつけてくださいまし。
直ぐ近くに鍾乳洞という絶好の避暑地があるのです。
涼みたくなったら皆でまいり、ゆっくり体を休ませましょう。

登下校中の子どもたちも汗をかいて辛そうでしたわね。
学校で熱中症に備えるようご指導されていると思いますが、子どもたちには本当に体を労わってもらい
たいです。

そしてお野菜の生育に影響が出ては困りますわ。
新鮮な夏野菜は酷暑を乗り切るための強い味方なのですから。
お颯様に愁眉を開いていただくカギはやはり農業用水の確保ですわね。

それでは、本当に水不足が本格化するようでしたら、わたくしが川の上流へまいりますわ。
そこにダムがございますから、わたくしが元素支配の魔法で雨を降らし貯水量を回復するお手伝いを
させていただきますわ。
地産地消、お颯様のお店の野菜や果物は地元で穫れたものが多うございます。
わたくしがお颯様を喜ばせることができれば、望外の喜びと申すものですわ。

夏は川べりで花火大会もございます。
渇水した川では屋形船も出せず、情緒を欠いてしまうかも知れません。
今年も楽しい納涼をなすために、わたくしも張り切らせていただきますわ。

224 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/01(Fri) 20:34
>>223(アーチェロお嬢様)

>そして既に各地の猛暑が報じられているようです。
>柚葉さんもどうか重々お気をつけてくださいまし。

お帰りなさいませ、お嬢様…。
ニュースでは災害級の猛暑との事です。
お身体は大丈夫ですか?
すぐに、塩レモンドリンクをご用意致します。

本日は屋外でのお仕事は適度に留め、休憩も適度に取っております。
レイナさんも三姉妹さんも、今は休憩中です。

>直ぐ近くに鍾乳洞という絶好の避暑地があるのです。

はい、そちらには早速足を運びたいものですね。
それでは、夕餉の後に…。

>新鮮な夏野菜は酷暑を乗り切るための強い味方なのですから

はい…。夕方のニュースで別の地域では早速ナスや西瓜に悪影響が出ているようでして…。
お颯さんも
「今年はちょいと、厳しい夏になりそうだよ。」
と不安そうでした…。

(早速鍾乳洞にて)

ふう…。この天然の涼しさが身も心も癒して下さいます。
そして、これがあのレインボームーンストーン…。
この鍾乳洞そのものが、正に天然の宝石箱ですね。
そして…私の霊力は微力なものですが、それもまた癒され、回復してくるのを確かに感じます。
本当に、神秘的な場所でいらっしゃいますわ。

この光景、あの画家のお嬢様にも見せて差し上げたいです。
きっと、素晴らしい作品を描かれる事でしょう。
そして、お世話をなさっているサライさんにも癒しのひと時を…。
…多分、この暑さでご苦労なさっていると思いますので…。

画家のお嬢様が「お腹空いた…」と呟いているのに対し、サライさんは
「動けない…。今日は素麺だけで勘弁…。」となっているやも…。(汗)

>それでは、本当に水不足が本格化するようでしたら、わたくしが川の上流へまいりますわ。

それでは一度、皆で川の上流のダムへお車でドライブに参りませんか?
奥方様も、画家のお嬢様のリフレッシュに丁度良いと言って下さると思います。

そして実は…。お嬢様が貯水量を増やすお手伝いの際に一度そちらの川の主様にも
ご挨拶なさるのがよろしいかと思いまして、土地神様に相談して参りました。
すると、上流の神社の水神様は旧知の方だそうで…。
有難いことに、このように紹介状を賜りました。

多分この暑さで弱っているそうなので、お嬢様が御力になって下されば
きっと喜んで下さると仰っていました。

まだ蝉の声も聞こえぬ内に、本格的な暑さの到来となりましたが
共に乗り越えて参りましょう。


225 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/02(Sat) 22:49
>>224(柚葉さん)

>ニュースでは災害級の猛暑との事です。

学校でも皆さん相当まいっていらっしゃいました。
購買部や自販機では経口補水液の争奪戦が始まって、買えなかった方の絶望感たるや見ていて気の毒に
なるほどでした。
軽部様もたいそうお辛そうでしたので、休み時間に元素支配の魔法で少し涼ませてさしあげましたわ。

>すぐに、塩レモンドリンクをご用意致します。

ああ、『干天の慈雨』とはまさにこのことでしょうか。
爽やかな酸味を効かせた潤いが喉から優しく体を満たしてくれます。
さすが柚葉さんお手製のドリンク、市販のものとはひと味もふた味も違いますわ。

柚葉さんも、レイナさんや三姉妹たちもお休みをちゃんととっていると知れて安心いたしました。
手作りの経口補水液は、蜂蜜やブドウ糖、梅シロップを入れても美味しくいただける、と軽部様から
教えていただきました。
いろいろな味を楽しみながら、厳しい夏をみんなで乗り切りましょうね。

>お颯さんも
>「今年はちょいと、厳しい夏になりそうだよ。」
>と不安そうでした…。

まあ、そうなのですか…?
お颯様には元気でいていただかないと困ります。
扱っておられる野菜や果物に負けず劣らずフレッシュで瑞々しい彼女は、青果店のみならず商店街の
看板娘でいらっしゃるのですから。
「巧遅は拙速に如かず」と申します。
早めにダム湖へ行って雨を降らせましょう。

(すみません、続きます。)

226 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/02(Sat) 22:50
>>224(柚葉さん)(続きです。)

(夕餉の後に鍾乳洞にまいりました)

>ふう…。この天然の涼しさが身も心も癒して下さいます。

はい、ここは本当に別世界のようですね。
外界のうだるような暑さが嘘のように涼しくて。
また、あちこちの鍾乳石から滴り落ちる水の音やせせらぎの音を聞いていると、心が落ち着いてまいり
ます。

>そして、これがあのレインボームーンストーン…。
>この鍾乳洞そのものが、正に天然の宝石箱ですね。

手にしたランタン − 空気を汚さないように石油ではなく魔石を使っております − の光を反射
して、あんなにも煌々と輝くなんて、本当に不思議なほどですわ。
いったいどのような自然の摂理が働いてこうなったものか、見ていて吸い込まれそうです。

>そして…私の霊力は微力なものですが、それもまた癒され、回復してくるのを確かに感じます。

それは良かったですわ。
わたくしも先ほどから何かの力を浴びて体が力が充ちてきております。
ここはいわゆるパワースポットのようですね。
それが何に由来するものなのか、わたくしにもしかとは分かりませんが。

…ドラゴンブルー。
もしかすると、本当に文字どおりその名前の由来の「高位の存在」がここにいらしたのかも知れません。
この七色の貴石もその力を受けて形成されたものなのかも。

>この光景、あの画家のお嬢様にも見せて差し上げたいです。

はい、この夏のうちにぜひご招待いたしましょうね。
サライ様にも良い骨休めとなりましょう。
ここで英気を養われれば、素麺だけでなくもっと精が付いて腹持ちの良いものも召し上がれますわ、
きっと。
お母様は…今以上にパワーアップされると、また何をしでかされるやら不安ですが。
先ほど申した「高位の存在」とも気楽につき合ってしまう方なのですから、はあ…。(溜め息が漏れて
しまいます)

>そして実は…。お嬢様が貯水量を増やすお手伝いの際に一度そちらの川の主様にも
>ご挨拶なさるのがよろしいかと思いまして、土地神様に相談して参りました。

まあ、さすが柚葉さん!
もう準備を調えてくださっていたのですね。
そうですね、ダムを建設したときも起工式でそこの河川を守護されている神様に工事の開始を奉告し、
安全を祈願したはずですものね。
わたくしが雨を降らせ水を湛えさせていただくのにご挨拶は必須でした。
気付かせてくださってありがとうございます。

こちらが紹介状ですか。
そして、わたくしたち宛ての添え文(ぶみ)もあるのですね。
では、拝読させていただきます…。

なるほど、水神様…『善女龍王(ぜんにょりゅうおう)』とおっしゃる方なのですね。
『あの者を助けてやってくれ』
と勿体ないお言葉をいただきました。
ダム湖を護り、この町を潤し、美味しいお野菜や果物をもたらしてくださるご恩義、ぜひ報いさせて
いただきましょう。
そのお野菜や果物で美味しいお料理や飲み物を作って、奉納させていただきましょう。
緑に包まれた山間(やまあい)のダム湖の傍に建つお社は、私達が参る頃にはきっと蝉しぐれに包まれ
ていることでしょう。
そこはきっとこの夏の思い出の場所に…。

その拝謁の日を家中みんな元気で迎えましょうね。


227 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/07(Thu) 11:25
今夜は七夕ですね。
奥方様と画家のお嬢様のアトリエの妖の皆様、
そして社交部の皆様をお招きしての七夕パーティ…。
うふふ、心が弾んで参ります。

本日は講義も休講とのお知らせが入りましたし、これで心置きなく
パーティの準備に専念できます。
そしてサライさん、早朝よりお手伝いのためにお越し頂き有難うございます。

(奥方様からのメール)
いつもお世話になってばかりで悪いから、うちからもメイドを一人派遣するわ。
遠慮なく、こき使ってあげてね♪

…それでは、パーティの前に一度お嬢様の発見された当屋敷の敷地内における
パワースポットに案内させて頂きますわ。
まずは、体力の回復をなさって下さいませ。
そして、私からは肩もみとマッサージを兼ねてヒーリングを…。

うふふ、遠慮なさる事はありませんよ♪
こういう時は、存分に甘えて下さいな。(微笑)                                                                                                          
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
(休憩後)
これが本日の、七夕のメニューになります。

・トマトカップのサラダ素麺
・二層のカップ入り七夕散らし寿司
・餃子の皮の、織姫彦星ニコニコミニピザ
・キラキラ星のミートローフ

デザート
・ブルーハワイの七夕ゼリー
・天の川クリーム杏仁豆腐
・二層の七夕レアチーズケーキ
・レモンと甘酒の水饅頭

星見台にテーブルをこのように配置し、気軽にお食事を楽しみながら
星空の下で楽しいひと時を過ごして頂きましょう。
立食形式ですから、特定のメニューをお取りするために席を移動して頂く必要もございません。
オードブルのメニューは、多人数の方をおもてなしに便利ですね。

私達も時折参加させて頂きながら、おもてなしのメニューが途切れないよう
注意しましょう。

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/09(Sat) 14:12
夏の夜空というのも綺麗なものです

229 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/09(Sat) 15:58
>>228

いらっしゃいませ、お客様。
当屋敷の七夕パーティに足を運んで下さり、誠に有難うございます。
よろしければ、お飲み物のお代わりをお注ぎ致しますか?

この星見台は、お屋敷を建て替えた際に新たに設けられた
お嬢様も自慢の場所です。
夏の七夕の季節は、こうしてお嬢様の学校の皆様や
それ以外にも親交を深めた方々をお招きしてパーティを楽しむのが恒例なんです。

今年は丁度よく晴天となり、こうして綺麗な天の川を眺められるのは
本当に幸運でした。
どうか、心ゆくまで楽しんで下さいませ。

230 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/09(Sat) 16:30
>>226(アーチェロお嬢様)

>なるほど、水神様…『善女龍王(ぜんにょりゅうおう)』とおっしゃる方なのですね。
>『あの者を助けてやってくれ』
>と勿体ないお言葉をいただきました。

成程、お嬢様宛の添え文に水神様に関する詳細が…。
それは是非とも、御力にならなければ…。

ところでお嬢様、この鍾乳洞のレインボームーンストーン…。
少しばかり、善女龍王様に奉納させて頂くのはどうでしょうか?
無論、この場所の主様と通じてお許しを頂いた上でのお話になりますが…。

私とお嬢様が手を取り合い、鍾乳洞の主様と通じ合い…。
そしてレインボームーンストーンは、お嬢様が『朱珠』を生み出したのと同じように、
一つの宝玉として…。
その際には、私の『贄の血』が必要となりましょう。

…後日の七夕パーティの終了後、身を清め、身支度を整えた上で
この場所でお待ちしておりますわ。(微笑)

>お母様は…今以上にパワーアップされると、また何をしでかされるやら不安ですが。

…もし私達が、『高位』の存在の方々に今後拝謁する際にも根回しをして下さったり、
先んじて御力添えをして下さるのでしょうね。
奥方様ご本人は、「さあ、何の事かしらね?」と、煙に巻いてしまいそうですが。(苦笑)

あ、忘れておりました。
画家のお嬢様が、この場所の光景を作品とする際のお許しも頂かねばなりませんね。

(翌日)

お嬢様、ダム湖へのドライブの際、朱瑠ちゃんからお力添えを頂く事になりました。
当日レンタカーをもう一台お借りしましたので、奥方様達の運転手を勤めて下さるそうです。

そして先程の商店街でのお買い物の際、お神酒に相応しいお酒が届いたと
酒屋さんから連絡がありましたので、そちらも購入して参りました。

そしてお弁当は…。
温度センサー付き大型保冷ボックスをご用意しましたので、
そちらに人数分お作りしてお持ちしましょう。

無論、奉納させて頂くものはお重で…。
土地神様からの添え文で、どのようなメニューがお好きかも把握しておりますので
抜かりはございません。(えっへん)

本当に、当日が楽しみです…。

231 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/09(Sat) 20:42
>>227(柚葉さん)

>うふふ、心が弾んで参ります。

柚葉さん、今宵の七夕の宴にまた忙しく立ち働いてくださりありがとうございます。
せっかく大学もお休みだというのに申し訳なく思ったりもするのですが。
そうして温かい笑顔で、おっしゃっていただくと、こんな風に思うことはかえって失礼かも知れません。
今日はわたくしもメイドとして頑張らせていただきますので、どうか存分にこき使ってやってください
ませ。

>(奥方様からのメール)

あらあら…、サライ様もお母様に言いつけられていたのですね…。
あのノゾミ様やミカゲ様の妹御でいらっしゃるのに、ご苦労が絶えないかと思うとお気の毒ですわ…。

「別に同情してもらわんでも大丈夫だよ。
 今じゃこれはこれで、けっこう板に付いてきたと思ってるからな。」

まあ、いらっしゃいませ、サライ様。
本日は何とぞよろしくお願いいたします…。

(一とおりの準備の後、一息ついてちょっとモニターを見ております。)

やはりpixivisionは壮麗、可憐、様々な絵がアップされていてステキですね。
この「願いが叶う夜。七夕のイラスト特集」は今宵の我が家の宴を予感させるようなイラストがいっぱい。
あら、この「七夕永遠亭」というイラスト、銀髪と黒髪の二人のお嬢様がお話ししている様子が、なん
だか我が家を思わせますね…。
どのイラストにも短冊が吊るされた七夕飾りが描かれていますが、今夜我が家の星見台に設えた七夕
飾りも引けを取るものではありません。
短冊もたくさん用意しましたから、ご出席の方々には何枚でも願い事を書いていただけますわ。

(わたしも書けたら良いのにな…。
 自分では筆を持てないけれど、人に願い事を教えて書いてもらうのはちょっと恥ずかしいし…。)

あら、幽霊先輩、大丈夫ですわ。
先輩も、わたくしの魔素を媒介にしてくだされば、ご自身で念動力を発動させてで筆を動かしていた
だけますよ。

(まあ、そうなの?
 それは嬉しいわ。そうさせてもらうからよろしくね。
 それとね、私の名前は『結城玲子』よ。
 できれば名前で呼んでもらえると嬉しいのだけれど。)

分かりましたわ、玲子先輩。
そして今宵はピアノ演奏を聴かせていただけるのですよね?
既に星見台にピアノを移動させております。
今宵はどうぞよろしくお願いいたします。(ぺこり)

(みんなで鍾乳洞にまいりました)

>まずは、体力の回復をなさって下さいませ。

皆様、ランタンを手に鍾乳洞をご覧になって、神秘的な雰囲気に溜め息をついていらっしゃいます。
そして先ほどまで外の熱気でふうふう言っていらしたのに、今は元気を回復されたようで、
大変活き活きと楽しそう。
柚葉さんのご発案で鍾乳洞巡りを予定に組み込んで正解でしたわね。

>そして、私からは肩もみとマッサージを兼ねてヒーリングを…。

あらあら…、社交部の皆様方遠慮しつつも目が爛々と輝いていませんか?
それはもう、柚葉さんの肩揉みとマッサージだなんて思ってもみない特典ですものね。
これは、お一人当たりの時間に上限を設けませんと、柚葉さんが疲れておしまいになりますわ。

(すみません、続きます。)

232 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/09(Sat) 20:46
>>227(柚葉さん)(続きです。)

>これが本日の、七夕のメニューになります。

お料理は、トマトと素麺の紅白の涼し気な取り合わせ、オクラとカットしたスライスチーズの可愛い
お星さま、星形生地のピザと丸い生地の中に海苔でお顔を描いた織姫さま様と彦星さま、ミートローフ
の中に散りばめられた星形の人参と粒々コーン。
デザートは、青いゼリーに浮かぶ桜桃の星、青のゼリーと白の杏仁豆腐でできた吸い込まれそうな天の
川、白桃と桜桃の星を浮かべた星空ケーキ、そしてお月様のように清楚でレモンの風味の香る水饅頭。
まさに地上に星月の空がそのま降りてきたかのようで、皆さまも見惚れていらっしゃいます。
皆さま、スマホを取り出して写真を撮り始めましたけれど。

「お腹…、お腹空いた…。」

「ちょっとぉ、この子もう我慢できないわよぉ。」

お母様が画家のお嬢様の口元を拭ってくださっていますが、もう限界ですわね。
では、今より宴の開幕でございます。

皆さま和やかに歓談されつつ、時折七夕飾りの傍の机で短冊に願い事を書いていらっしゃいますね。
わたくしも書いて吊るしましょう。
家族とこの町がいついつまでも安寧でありますように…、と。

そして流れてまいりました、玲子先輩の美しいピアノの音(ね)が。
この曲は、ご本人が長女ちゃんによるネット検索の中から選ばれた大塚愛様の「プラネタリウム」の
ピアノ演奏版。
この歌は歌詞も七夕に相応しい星空の下の切ないラブソングですが、ピアノ独奏も素晴らしい…。
玲子先輩のしなやかな指使いから生まれる音色の何と心地良いことでしょう。
本当に今宵これほど心に響く曲もそうはございますまい。

いけないいけない、今日のわたくしは後輩メイドなのです。
柚葉さんに倣って、おもてなしのメニューをしっかり行き渡らせなければ。


233 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/10(Sun) 21:53
>>228

いらっしゃいませ、お客様。
七夕の夜空は本当に煌きがステキですよね。
宇宙を「星の大海」と表現した小説もありますけれど、この晴れ渡った空を見ているとそこに散りばめ
られた星々の輝きを船に乗って渡ってまいりたい、そう思わせられますわ。

ご覧くださいませ。
西の空には春の大三角、東の空には夏の大三角、そしてそこに輝く今宵の主賓たる牽牛星アルタイル、
織女星ベガ…。
貴方さまの目にも彦星さまと織姫さまの逢瀬が目に浮かんではきませんか?
そして、その大なる三角と交差する星々には「こぎつね座」との、なんとも可愛い名前が付いていて。
そして南の空には美しき紅の星を宿した「さそり座」が在り、その近くには「おおかみ座」もございます。
(わが大切な友、グリッタちゃんの笑顔が重なります…。)

今宵はこの七夕の宴に集まってくださった皆様のために、かつてガリレオ様から贈られたお手製の望遠
鏡をご用意しております。
よろしければ覗いてみてくださいな。

そしてまた。
八月にはペルセウス流星群の観望会も行う予定で、ご近所の皆様方からも参加のご希望をたくさんいた
だいておりますわ。
よろしければお客さまもおいでくださいませ。

234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/11(Mon) 12:10
本日7月11日は拉麺の日。

235 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:50
>>230(柚葉さん)

>成程、お嬢様宛の添え文に水神様に関する詳細が…。

宛名はわたくし宛てになっていますけれど、その中に
「侍女娘にも必ず目を通してもらうように。
 彼女はお主よりも思慮深いゆえ、委細を詳らかにして、彼女の助言にはよく耳を傾けるように。
 『善女龍王』は中々に聞かぬ気であるゆえ、ヘソを曲げさせぬように侍女娘の気配りに期待する。」
とのことですわ。

>ところでお嬢様、この鍾乳洞のレインボームーンストーン…。
>少しばかり、善女龍王様に奉納させて頂くのはどうでしょうか?
>無論、この場所の主様と通じてお許しを頂いた上でのお話になりますが…。

まあ、それは良いですね。
善女龍王様の領域に魔族が参って魔術を使うのですから、何か良い奉納の品はないものか、と頭を
悩ませていたところだったのです。

>その際には、私の『贄の血』が必要となりましょう。

そしてまた、柚葉さんの『贄の血』に頼ってもよろしいのですか?
ありがとう…、ありがとうございます。
まったく未知の神様、それもおそらくは龍の血脈の方にお願いをするのには不安があったのです
が、あなたの尊い想いと血とをいただけるなら、もう恐いものは何もございません。
どうか、わたくしとともに神域へおいでくださいませ…。

>…もし私達が、『高位』の存在の方々に今後拝謁する際にも根回しをして下さったり、
>先んじて御力添えをして下さるのでしょうね。

…どうなのでしょうね。(少し苦笑が零れてまいります)
力添えしてくれるか否か、それがあの方にはほんの手慰みに思えてしまうことがあって。
母のご友人という「千の仔孕む森の黒山羊」様がそうであるように、娘のわたくしにもうかがい
知れない、名状しがたい何かを宿しているように思えることがあるのですよ。

わたくしはあの人に近すぎるゆえか、あの方をフラットに見られないきらいがあるのかも知れま
せん。
そんなところも、土地神様がわたくしに柚葉さんを頼るように助言なさる所以なのでしょうけれど。

>画家のお嬢様が、この場所の光景を作品とする際のお許しも頂かねばなりませんね。

はい、お母様の助力 − やはりなんだかんだで助力してくださりそうですね − に報いるため
にも、お嬢様と湖の主様との取り持ちはきちんとせねばなりませんね。

(すみません、続きます。)


236 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:54
>>230(柚葉さん)(続きです。)

(屋敷裏の泉で身を清めてから鍾乳洞にまいりました。)

…いけないわね。
いくら我が心を鎮めようとしても、柚葉のうなじがわたくしに委ねられると思うと、胸の高鳴りが
抑えられないわ。

さあ、今のこのときは、あなたはわたくしのもの。
『贄の血』を我が内に納め、我が全霊を以て無二の魔珠と為し、湖の主へ代償として捧げるは今
なれば。
(わたくしは柚葉のうなじを牙で穿つ。)

…ありがとうございました、柚葉さん、至福の刻(とき)をまたくださって…。
今こうして両手のひらの上に浮かぶ光の紅玉、これが二人で作った魔の珠でございます。
これを湖の主様へと捧げましょう。
(珠はゆっくりと手のひらから離れて水面へと吸い込まれていきました。)

あ…、湖面が光って人影が現れてまいりました!
とてもお美しい女性の、服飾の歴史本で見た飛鳥時代の女官の朝服のようなお召し物を着たお姿
ですが…。
お腰から下にはなんともお美しい金色(こんじき)の鱗で包まれた長い尾を持つ…「ラミア」の方
かしら?

「この珠をくれたのはあなたたち?
 驚いたわ、こんな高い霊力の珠は見たことが無いわ。
 おかげでこうして顕現できるほど、高い『存在の階梯』を取り戻せたわ。

 ああ、そうそう、挨拶よね。
 はじめまして。
 わたしは娑伽羅龍女(しゃがらりゅうじょ)。
 八大龍王が一尊、沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の三女よ。
 そして、この鍾乳洞の主(あるじ)…、といっても封印されている身だから、これこのとおり
 影が薄いのだけれど。」

ご顕現、感謝申し上げます、娑伽羅龍女様。
わたくし伊太利亜よりまかりこしました吸血姫アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと
申します。
ご尊顔を拝しまして光栄でございます。

「さっき思念を送ってくれていたみたいだけれど、この鍾乳洞の石を『ぜんちゃん』へのお土産
 に持って行っていきたい、という話だったわね?
 うん、全然かまわないから持って行って。」

『ぜんちゃん』…とは?

「善女龍王だから、ぜんちゃん。
 あの子とは双子の姉妹なの。
 では、紅玉の半分を使うわね。」

(龍女様の手にされた魔珠が二つに分かれます。
 そして湖を覆う岩壁から次々とレインボームーンストーンが離れ、その魔珠と一体になりいっそ
 う鮮やかな虹色に変化しました。)

「はい、どうぞ。ぜんちゃんによろしくね。」

寛大なる思し召し、ありがとうございます。
…それであの、失礼ですが、今おっしゃった「封印されている身」とは一体どういうことでござ
いますか?
なにかお困りのことがありましたら、及ばずながら我が魔力を以て助勢させていただきますけれど?

「ああ…、その辺の事情は知らないのね?
 ええっと、わたしとぜんちゃんとは双子の姉妹なのだけれど、あの子がね、わたしのこと封印し
 たの。
 いえね、昔竜宮に居たわたしに牛頭様…牛頭天王という方との縁談が舞い込んだんだけど。
 当時は彼すごく周囲から恐れられていたのね。
 顔がいかつくて恐い、背丈が7尺5寸(約227cm)もあって恐い、さらに大きな角があってこれ
 また恐い、と言われて。
 お会いしたらとても良い方で、わたしは喜んで嫁いだのだけれど。
 でも、快く思わない人たちもけっこういたの。」

風蘭様…いえ、わたくしの知り合いの男性でさらに背の高い偉丈夫(240cm)の方がいらっしゃい
ますが。
いるのですね、洋の東西を問わず、そうして色眼鏡で見る人が。

「で、ぜんちゃんも、わたしが父に言われて泣く泣くお嫁に行ったと誤解しちゃって。
 牛頭様の隙をついて、わたしをこの鍾乳洞に封印して隠した、というわけ。」

それは、またなんとも…。
わたくしが口を挟むのも不遜ですが、妹君の誤解を解く手立てはないものでしょうか…。

「うーん、あの子は頑固で聞かん気な質だから、口で伝えても素直になれるかどうか。」

(ご姉妹でご気性が分かる分、悩みも深いようですね…。)

「それならこの子に一口かませてもらえないかしらねぇ?」

「お腹空いた…。」

(さらに続きます。)

237 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:56
>>230(柚葉さん)(続きです。)

…お母様、画家のお嬢様、いつの間にこちらに?

「あんたが『胸の高鳴りが抑えられないわ。』って言ったあたりからだけどぉ?」

ほとんど初めっからじゃないですか!
わたくしがこんなに長く気が付かなかったなんて、さては認識阻害の魔法を使っていらっしゃい
ましたね?

「申し遅れました。
 わたくし、この娘の母オルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
 卒爾なる参上、どうかお許しくださいませ。
 恐れ入りますが、少々お耳を拝借してもよろしいですか?」

無視しないでくださいよ、あんな場面を盗み見られたのに…。

(母はわたくしをスルーして、娑伽羅龍女様に何か耳打ちをなさいます。)

「あんたと柚ちゃんは準備が色々あるでしょう?
 あたしらは龍女様と少しお話ししてるから、もうお行きなさいよぉ。」

…お母様と押し問答しても仕方なさそうですね。
では柚葉さん、少し不安が残りますが、わたくしたちは失礼させていただきましょう。

(翌日でございます)

>お嬢様、ダム湖へのドライブの際、朱瑠ちゃんからお力添えを頂く事になりました。

まあ、朱瑠様がですか?
それはありがたいですね。
そして久しぶりにお会いできるのが楽しみですわ。
最近はあちこちで朱乃様とおふたりでパフォーマーとして活躍されているとのこと、お忙しいよう
でご無沙汰していましたので。

>そして先程の商店街でのお買い物の際、お神酒に相応しいお酒が届いたと
>酒屋さんから連絡がありましたので、そちらも購入して参りました。

そうですか、それはありがたいですが、期待されていると思うと緊張してしまいますね。
ダム湖に雨を降らせる計画、お颯様にお話ししましたら商店街の話題になってしまいました。
お颯様も
「ほんの世間話のつもりで話したら、あっという間に広まっちまって申し訳ない。
 もちろんダメならダメで誰も責めたりしないから、気楽に行ってきてくれればいいからな。」
とおっしゃってくださいましたが、何とか成功裏に終わらせたいですわ。

>そしてお弁当は…。
>温度センサー付き大型保冷ボックスをご用意しましたので、
>そちらに人数分お作りしてお持ちしましょう。

はい、せっかくの家族総出、くわえてお母様方や久地崎様らも一緒なのです。
ピクニックとしてみんなで楽しんで参りたいですもの。
わたくしもお弁当作り、ご一緒に頑張らせてくださいませ。
善女龍王様のお好みも把握していただいたのですもの、きっと龍王様も喜んでくださることでしょ
う。

わたくしも、とても楽しみです…。

238 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 18:40
>>234

いらっしゃいませ、お客様。
あら、拉麺の日というのは初耳です。
よくご存じですね、きっと拉麺が大好きでいらっしゃるのね。
それとも、もしかして商店街のラーメン店の方ですか?
この町の商店街は古くからあり、たくさんの小さな路地があって、未だ通ったことの無い場所も
ございます。
ふと見上げると細道の入り口に年季の入った看板、たとえば『仲見世』などといった看板がかかって
いて、狭い路の両側に小さなお店が並んでいる、そんな場所ですね。
拉麺はわたくしも好きですけれど、まだまだ未開拓の分野。
「拉麺の日」と伺って、俄然食したくなりました。
今度また商店街で隠れた名店を探してみるのも楽しそう。

ですが、今日はお家にある買い置きの袋麺を使って久しぶりに拉麺をいただきますわ。
よろしければお上がりになって、ご一緒に召し上がっていかれませんか?
夏野菜たっぷりの拉麺は、夏バテ対策にも大いに効果がございますわ。


239 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 19:00
>>231(アーチェロお嬢様)

>今日はわたくしもメイドとして頑張らせていただきますので、どうか存分にこき使ってやってください
ませ。

うふふ、謙虚なお嬢様ならではの御言葉ですね。
ですが、私がおもてなしのお仕事が心から楽しいように、
お嬢様もお屋敷の皆とのお仕事を楽しんで下さる…。

本当に有難いし、よりお仕事が楽しくなって参ります。
それでは…今日は和風のメイド服にお着換えしましょう。
サライさんも、三女さんと同じサイズで間に合うと思います。

>あら、この「七夕永遠亭」というイラスト、銀髪と黒髪の二人のお嬢様がお話ししている様子が、なん
>だか我が家を思わせますね…。

はい、正面を向いている女の子で分かりました。
有名な作品の方ですね。
銀髪の方は何度か見た事がありますが、黒髪の方は初見です。
ふふっ、お嬢様、お仕事がし易いようにイラストの方と同じ三つ編みになさっては如何ですか?
私が直ぐに、整えて差し上げますわ。(微笑)

それでは私も、願い事を…。

『今年も一年、お嬢さまやお屋敷の皆様、絆を結んだ方々と健やかに過ごせますように』

『今後も素敵な方々と、良き絆を結べますように』

>それとね、私の名前は『結城玲子』よ。

それでは、改めて…。
玲子様、今宵はわざわざお出で下さり、有難うございます。
学校から離れられた事で、お身体は大事無いですか?
よろしければ、ヒーリングを…。

>先輩も、わたくしの魔素を媒介にしてくだされば、ご自身で念動力を発動させてで筆を動かしていた
>だけますよ。

(学校からお離れになる際に、きっとお嬢様が御力になって下さったのですね…。
ならば尚更、私本来のお役目を果たさねば…。)

>柚葉さんのご発案で鍾乳洞巡りを予定に組み込んで正解でしたわね。

はい、星見台からの光景と共に、ここもまた『社交部』の皆様の
素敵な思い出として心に刻まれる事でしょう。
普通の人間である私もこうして身体に力が満ちてくるように、
皆様も暑さによる疲れが癒されていくようですね。

>これは、お一人当たりの時間に上限を設けませんと、柚葉さんが疲れておしまいになりますわ。

はい、それでは三姉妹さんにも御力を借りますね。
少し、お手を出して頂けますか。
(三姉妹さんの手に、少しヒーリングの力を移しました)

この場所であるからこそ可能となりました、ヒーリングの応用です。
それでは皆様、休憩用の椅子へ…。
どうぞ、肩の力を抜いて…。
(この後、お出で下さった方々に癒しの時間を過ごして頂きました。)

240 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 19:30
>>232

>お母様が画家のお嬢様の口元を拭ってくださっていますが、もう限界ですわね。
>では、今より宴の開幕でございます。

うふふ、そこまで期待して下さっているかと思うと、頑張った甲斐がありますわ。
鍾乳洞のご加護とヒーリング、そして織姫と彦星の逢瀬を祝うメニューで英気を養い、
また素晴らしい作品を描いて下さいませ。

>そして流れてまいりました、玲子先輩の美しいピアノの音(ね)が。

お嬢様、三女さん、素晴らしい選曲を有難うございます。
事前にオリジナルを視聴し、歌詞を把握させて頂きましたが
その上でこの演奏を聴いてみると、玲子様のピアノ演奏が加わる事で切なさと幻想的な雰囲気に
この一帯が包まれていくようですね。

天の織姫様と彦星様の、互いを待ち続ける心情に相応しい…。
このメロディーが、天のお二人に届きますように…。

>柚葉さんに倣って、おもてなしのメニューをしっかり行き渡らせなければ。

お嬢様、お疲れ様です。
お陰様でおもてなしのメニューも十分に行き渡り、暫くは大丈夫でしょう。
私達も、一息つきませんか?

…お嬢様、お隣、よろしいですか?
ふふっ、素晴らしい演奏とこの幻想的な星空にセンチメンタルな気持ちが込み上げてきてしまいます。
そのような時は、やはりこうして大切な方の隣にいることが何よりの喜びです。
(そっと、お嬢様の手を握ります)

思い返すと、この星見台に二人の素晴らしい芸術家をお招きする事が出来たのですね。
片方は絵画…もう片方は音楽…。
以前は画家のお嬢様にこの場所で素晴らしい作品を仕上げて頂いたのと同様に、
今回は玲子様の演奏…。

今年もまたこの星見台における、素敵な思い出が刻まれました…。

241 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 21:38
>>234

少し調べてみたところ、2017年に日本ラーメン協会によって制定されたのですね。
ラーメンというと、チェーン店以外のお店一つ一つに独自の味や調理方法があります。
「拉麺」、いえ、「ラーメン」は最早独自の文化として発展してきたと言っても
過言ではありませんね。

では、今夜はお嬢様が仰るように買い置きの袋?を使用しましょう。
そのまま出すよりも、やはりお野菜等のアレンジを加えると
インスタントと雖もより見た目も味も美味しくなりますね。

実は実家にいた頃、父が夜遅く帰ってきた時に
余りのお野菜などを加えたラーメンを出したらとても喜ばれた事があるんです。
冬の時期は、本当に美味しそうに食べてくれました。

今は夏ですので、夏野菜を加えたラーメンをお出ししましょう。
更に、これに半熟卵が加わると更に美味しくなりますよ。

242 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 22:14
>>235‐236(アーチェロお嬢様)

>彼女はお主よりも思慮深いゆえ、委細を詳らかにして、彼女の助言にはよく耳を傾けるように。

いえ、私も時折思慮が足りない事がありますので…。(苦笑)
でも、お嬢様の御力になれればとは常に考えております。
私に出来る事であれば、何なりと…。

>善女龍王様の領域に魔族が参って魔術を使うのですから、何か良い奉納の品はないものか、と頭を
悩ませていたところだったのです。

お嬢様がこの鍾乳洞において、輝石を見つけて下さった事は誠に幸いでした。
ならば、お嬢様の御力と我が身をもって奉納致しましょう。

>そしてまた、柚葉さんの『贄の血』に頼ってもよろしいのですか?

はい…喜んで。(微笑)
今年は絆を確かめ合うだけでなく、それがお嬢様のお役に立てて、
やがては他の方々にとって細やかですが御力になれるかも知れない…。
それがまた、私にとってお嬢様と出会えた事に対する必然と廻り合いへの感謝となるのです。

>どうか、わたくしとともに神域へおいでくださいませ…。

(お嬢様の後、屋敷裏の泉で身を清めます。)

では、母と同じ「オハシラサマ」の蒼い装束に身を包んで…。
蒼い蝶の髪飾り、そして私達の絆の証『朱珠』のお守り袋を首にかけ…。
支度は、整いました。
では、私を待つ愛おしいアーチェロの許へ…。

>さあ、今のこのときは、あなたはわたくしのもの。
>(わたくしは柚葉のうなじを牙で穿つ。)

はい、そして今このときは、私は貴女のもの…。
私のうなじを穿つ牙からも…。
肌に触れる唇からも…。
私を決して放すまいとそっと力の篭る腕の中で、私達は唯一無二の絆を感じられる…。
私は貴女に全てを委ねることが出来る…。

(やがて、アーチェロの牙が私のうなじから離れると、私達は微笑みながら見つめ合う…。
今は、言葉は要らない…。
互いを映す瞳が、全てを物語っているのだから…。)

−一旦切ります−


243 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/17(Sun) 13:59
>>236-237(アーチェロお嬢様)

>…ありがとうございました、柚葉さん、至福の刻(とき)をまたくださって…。
>今こうして両手のひらの上に浮かぶ光の紅玉、これが二人で作った魔の珠でございます。

綺麗…。お嬢様の魔力と私の血…。そして、絆を確かめ合った証なのですね。
思わず見惚れてしまいますが、これを早速、この鍾乳洞の主に捧げましょう。

>あ…、湖面が光って人影が現れてまいりました!

…かつて、お嬢様とお出かけの際に訪れた鍾乳洞の主様を彷彿するものを感じますわ。
あの時は気配とテレパシーを感じるのが精一杯でしたが…。
こうして顕現されてお目にかかるのは初めてです。
この空間が、より一層澄み渡るのを感じます…。

>ご顕現、感謝申し上げます、娑伽羅龍女様。

お初にお目にかかります。
この国におきまして、アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナお嬢様にお仕えする、
羽藤柚葉と申します。 

>善女龍王だから、ぜんちゃん。
>あの子とは双子の姉妹なの。 

この聖域の、貴重な輝石を頂戴するお許しを頂き、誠に有難うございます。
それにしても、本当に驚きです。
この鍾乳洞の主様が、私達の街に恵みをもたらして下さっている善女龍王様と
姉妹であられたとは…。

今年の七夕の短冊に『今後も素敵な方々と、良き絆を結べますように』
と祈りを込めて書きましたが、それを早速叶えて下さるとは…。
そして、これから訪れる場所と御屋敷の敷地に居られる水神様が姉妹…。

『縁』『絆』とは、時として計り知れぬものなのだと改めて実感致します…。

>それは、またなんとも…。
>わたくしが口を挟むのも不遜ですが、妹君の誤解を解く手立てはないものでしょうか…。

まあ、そのような経緯が…。
姉妹の愛情が深いからこその誤解を生み、この場所に…。
お嬢様にこの場所の輝石を奉納する提案をしたのは、私です。
ならば尚更、御力になりたく存じます。

>>237(アーチェロお嬢様)

>「あんたが『胸の高鳴りが抑えられないわ。』って言ったあたりからだけどぉ?」

お、奥方様!?そして、画家のお嬢様…。
うう…一部始終をご覧になっていたのですね…。(赤面)

い、いえ、決して嫌とは申しませんが…。
娑伽羅龍女様が顕現されるまでの間は、私達二人だけの世界だと思っていたのに…。

(『贄の血』をもって絆を結ぶ一時は、アーチェロ(この時だけは、お互いを名前だけで呼び合います)と私にとって特別なものであるだけに
少々残念に感じてしまいました…。)

>「あんたと柚ちゃんは準備が色々あるでしょう?
> あたしらは龍女様と少しお話ししてるから、もうお行きなさいよぉ。」 

は、はい…。
それでは私達はこれにて失礼致します…。
娑伽羅龍女様、それではこちらの輝石、改めて善女龍王様の許へ奉納させて頂きます。
貴女様の、本当の想いと共に…。

(お屋敷へ戻りました)

お嬢様、お疲れ様でした…。
少々複雑な思いもありましたが、流石は奥方様、私達の御力になって下さるのですね。
その…。今宵はお布団を隣り合わせて床に就きませんか?
今宵だけは、お嬢さまから離れたくないんです…。

(この後、お嬢様と優しく見つめ合いながら眠りにつきました。)                                         

244 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/17(Sun) 16:54
>>237

>まあ、朱瑠様がですか?

(翌日)
お嬢様、奥方様達の乗るレンタカーを借りて参りました。
本日は朱瑠さんに、こちらの運転手を勤めて頂きます。
先程連絡がありまして、そろそろ奥方様や画家のお嬢様と共に
参られるとの事です。

>そうですか、それはありがたいですが、期待されていると思うと緊張してしまいますね。

はい、そのためにも私やお屋敷の皆様、そして奥方様も御力になって下さいます。
そして善女龍王様の姉妹である、娑伽羅龍女様の想いもこの『虹珠』に込めて…。
こちらは御贔屓の着物店で購入した織物で、袋を作りました。
こちらに入れて、奉納致しましょう…。

(この後、奥方様と画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん母娘と合流しました)

朱瑠さん、それでは本日は運転手のお役目、よろしくお願いします。
お互いに、くれぐれもお気をつけて…。
そして画家のお嬢様、早朝に朝餉の時間も惜しんでお越し頂き有難うございます。
こちらのボックスに、朝食用のサンドイッチを詰めております。
皆で、召し上がって下さいませ。

>わたくしもお弁当作り、ご一緒に頑張らせてくださいませ。

それでは次女さん、少し手伝って頂けますか?
こちらのボックスには、お嬢様も共に丹精込めてお作りになられた
お弁当を詰めてあります。
私一人では力不足ですので、手伝って下さいね。

…これで、準備は万端です。
それでは善女龍王様の神社への参拝、そしてダム湖へのドライブに参りましょう。

(朝の涼しさと夏の日差しの中、目的地に参りました。)

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