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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ五

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 07:59
皆々様、新年おめでとうございます。
厳寒の候、どうぞお体ご自愛下さいませ。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ五を立てさせていただきました。
何卒よろしくお願いいたします。

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122

まずは、自己紹介させていただきます。

名前:アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ
   普段はアーチェロ(名前)・カルミーニオ(姓)と名乗っています。
性別:女性
年齢:565歳
   なお、ここでは年を経ても年齢は固定されています。
   長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。
容姿:身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。
   B85. W55. H82。
   髪型はストレートロングの銀髪です。
   日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌です。
   口内に鋭利な牙があり、必要に応じて背中よりコウモリ型の翼を出すことがございます。
好きなもの:家族・友人 お昼寝 甘酒
嫌いなもの:家族・友人に仇なす者 流血沙汰
その他自己紹介:
   中部イタリアに領地をたまわる侯爵家にて生まれ育った吸血鬼の小娘でございます。
   もともと領地の人間に興味を持ち、恐れられるのも省みず仲良くなりたい想いで過ごした数百年を
   経て、伝え聞く日本国、人と神々と妖(あやかし)が共に在るこの国への憧れを募らせて、一族
   郎党の制止を振り切ってこの地へ参りました。
   今はこの緑豊かな地方にて古き屋敷に家族とともに住み、ご近所の方々とおつき合いさせて
   いただいています。

以下、お願い申し上げます。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎みください。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)


147 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/25(Mon) 19:01
>>145(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>昨年は、GMW(ゴールデンメイドウィーク)において、グリッタちゃんも参加して下さいました。
>決してご無理は申しませんが、またいらして下さればお嬢様は勿論
>街の皆様や子どもたちもきっと喜んで下さるでしょう。

奈良へお引越しされて、今も元気にお仕事に励んでいらっしゃることと思います。
そして白鹿さんともさらに仲を深められていることでしょう。
もちろんご近況を伺いたいですし、またGMWをご一緒させていただければ嬉しいですけれど、この期で
なくてともまたいつでも来ていただければ大歓迎ですわ。
どうかご都合のよろしい時においでくださいませ、と同じ空の下にいらっしゃるグリッタちゃんに
声をお届けしたいですね。

>コスプレイベントに関しましてはまだ未定ですが、秋の町内のハロウィンイベントとは
>また違った楽しさもあると思います。
>前向きに、検討しているところなのですよ。

毎年のハロウィンや京都旅行での「変身処 舞香」「妖怪電車」で普段の自分で無い姿に姿を変える
楽しさを知りました。
それは吸血鬼が生得している変化(へんげ)の能力よりもより個性的で、胸躍るものだと感じたので
すよ。
そして冬アニメの「その着せ替え人形は恋をする」を見たのが決定打でしたわ。
三女ちゃんに提案されたのもありますが、わたくし自身喜多川海夢さまのように自分の推しのキャラの
姿になってみたいと思う気持ちが湧き上がってきて。
アニメに出てきたあの池袋の会場で自分も参加してみたくなりました。
もしかしたら、喜多川さまや五条新菜さまにお会いできるかも知れませんし。
柚葉さんと一緒に、同じ作品で「コス合わせ」できましたら、なおのこと嬉しいですわ。


(「九州・沖縄の物産展」に来ております。)

まあ…、見るからに南国の温暖な地で育てられ収穫されたであろう食品の数々…。
実りの豊穣のただ中にいることが自然に全身で感じられ、心が浮き立ちますわ。
日本はイタリアと同じく南北に長く自然と風土の多彩な国、九州・沖縄の物産を見るだけでそのこと
が分かりますね。

こちらが鹿児島の産物ですか、黒豚、和牛、郷土菓子…。
鹿児島は「東洋のナポリ」と言われ、雄大な火山を望む風景は特に親近感を覚えておりましたの。
あら、試食させていただけますの?「あくまき」とはなんなのでしょう?
これは…、黄な粉と黒糖のかかった餅菓子ですのね。
さすが南国鹿児島らしい濃厚なお味です。
屋敷神様ご所望の「鹿児島の薩摩シュークリーム」と一緒に買っておきましょうか。

>私とお嬢様はこれから、御贔屓の青果店のお姉さんのコーナーに参ります。

ふう…、さすがは目利きのお颯様、いろいろな品を取り揃えていらっしゃって良い買い物をさせてい
ただきましたけれど。
まさかその場で突然
「日本とイタリアは姉妹都市がたくさんあるから、両方の都市の名品を集めたコラボ企画をやらないか?」
と言われてちょっとビックリでした。
恥ずかしながらわたくしも存じませんでしたが、本当に姉妹都市がたくさんありますのね。
鹿児島市と
ナポリ市、京都市と岐阜市とフィレンツェ市、熱海市とサンレモ市、大阪市とミラノ市、東京都と
ローマ市、白川村とアルベロベッロ市…。
まだまだございますが、コラボ企画をするにしても名産品を厳選する必要もありますわね。
それにつけても、
「開催初日の開会の挨拶は、日伊コンビということでアンタと柚葉さんがやってもらったり。」
とか、おっしゃってさらに慌てさせられました…。
いくらなんでもわたくし如きが僭越とその場ではご遠慮申しましたが、遠からずお母様の耳に入って
わたくしをそっちのけで勝手に話を進めはしないかと、ちょっと心配ですわ…。

帰りましたらまずは精神安定のために「別府地熱プリン」をいただきましょう。
もちろん、屋敷神様のご奉納してからのことですけれど。

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/03(Tue) 21:55
ゴールデンウイークをどう過ごしてる?

149 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/04(Wed) 21:55
>>148

いらっしゃいませ、ご主人様。
ただ今恒例のGMW(ゴールデンメイドウィーク)ですので、わたくしもこうしてメイド衣装に身を包み
ご主人様をお迎えしているところでございます。
ただ今紅茶をお淹れいたしますね。
目にも鮮やかな紅いルビーティーとルビーチョコレートでございます。

GWは、>>143で申しました予定などを楽しんでおります。
昨日は東京豊島区で催されましたコスプレイベントに参加してまいりました。
我が家の三女ちゃんのたっての希望ということもあり、なるべく大勢で参加したいと考え、家族や友人
有志でコス合わせを相談した結果、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった
…」を選んだのですよ。
わたくし、ご一緒に参加したお友達に推されてソフィア・アスカルト様のコスをいたしたのですが。
髪と目の色はそのままで良くても、顔立ちを近づけるのが中々大変でした。
わたくしあの方のように見るからに守って上げたくなるような愛らしさはありませんから…。
特にわたくしの切れ長の釣り目は、ソフィア様と全く違いますから。
「その着せ替え人号は恋をする」で有名なコスプレイヤーの方がおっしゃっていたテーピングで目の
形を変えるテクニックが大いに役立ちました。
他のメンバーが誰のコスをしたかについては…、コスプレそのものを秘密にしている方もいらっしゃい
ますからわたくしからは控えさせていただきます。
当日は嬉しいことに、会いたい会いたいと思っていた甚平を着た男性と彼の作られた衣装を着た女性と
もご挨拶ができて、とても充実した一日になりました。

明日は昨年に続いて公民館での子どもの日イベント、本日は明日のための昔ばなしの読み聞かせの練習
に費やしました。
今回のお話は「きつね女房」でございます。
「漫画日本昔ばなし」でも採り上げられた哀しいけれど心温まるお話で、わたくしも子どもたちに
楽しんでもらいたくて、家族やお友達に聞いてもらってアドバイスをもらっているところでございます。
人間と異種族との出会いと別れ…、わたくしにとりましては永遠のテーマです。
でも、気負いなく子どもたちが楽しんでくれることを旨として語ってまいりたいと存じます。
よろしければ、ご主人様もお出で下さいませ。

150 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/04(Wed) 22:20
訂正でございます。

>「その着せ替え人号は恋をする」で有名なコスプレイヤーの方がおっしゃっていたテーピングで目の
形を変えるテクニックが大いに役立ちました。
(誤)着せ替え人号
(正)着せ替え人形

失礼いたしました。

それから、「きつね女房」にご興味がおありで、でも明日のイベントにお出でになれないご主人様は
「まんが日本昔ばなし」の「きつね女房」がyoutubeやニコニコ動画にアップされておりますので、
よろしければご覧くださいませ。

151 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/05/07(Sat) 15:55
(お手紙です)

ご無沙汰しております、アーチェロさん、柚葉さん。
風薫る5月を迎え、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。

まずは一言、お詫びさせて下さい。
4月下旬から5月にかけて、異動、引っ越し、新生活の準備で
今年のGWは顔を出すことが出来ずに申し訳ありませんでした。

何とかGWまでには終わらせたかったのですが、新しい職場に慣れるための研修や
色々と手続きもあり、つい最近まで時間がかかってしまいました。

本当はまたアーチェロさんや街の皆さんと楽しいGMWを過ごしたかったですが、
がっかりさせてしまい本当にごめんなさい。

あれから私は奈良に引っ越して、今は老舗の和菓子屋さんで働いています。
大旦那さんが奈良の鹿さんの長老的な方で、私の所属する『本部』とは
古くからの親交があり、この地域のお仕事の斡旋を引き受けて下さっていて
私のことも快く受け入れて下さいました。

そして白鹿さんも、『本部』に無事登録を済ませて観光ガイドとして
お仕事をされています。
やっぱり可愛らしくて女性には人気で、より多くの観光客の皆さんが来て下さって
私も誇らしいです。
GW中は、やはり観光シーズンなので大変そうでしたが充実されていたみたいです。

私としてはすぐに同棲したかったんですけど、白鹿さんにはまだ時間が欲しいって言われちゃいました。
お仕事が一人前になり、きちんと家族を養えるくらい経済的にも自立して
佐保姫様にも認められるようになるまで頑張りたいそうです。
白鹿さんの気持ちはとても分かるので、今は落ち着いてその時を待つことにします。

せめてものお詫びとご挨拶に、今お世話になっているお店のお菓子を送ります。
お屋敷の皆さん、ご近所の皆さんで召し上がって下さい。

(私のお店でお仕事をしている時の和服姿と白鹿さんの観光ガイドのお写真、
それから鹿の絵が描かれたお煎餅、かりんとう饅頭、大和茶のクッキー等の沢山の詰め合わせを
BOXで送らせて頂きました)

初夏に入り、奈良も緑が青々としています。
アーチェロさんの街の桜も、若葉がきっと綺麗だと思います。
観光シーズンが落ち着いたら、佐保姫様、白鹿さんと一緒にお会いしたいです。

少しずつ暑さも増していますので、アーチェロさんも柚葉さんも
お体に気を付けてお過ごしください。
それでは、お元気で。

人狼メイド グリッタ

152 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 15:29
>>148

いらっしゃいませ、ご主人様…。
私からは、ほうじ茶と柏餅を用意させて頂きました。
どうぞ、ごゆっくり…。

GWの過ごし方に関しましては、お嬢様が仰られた通りです。
コスプレイベントにおきましては、「はめふら」の登場人物を選ばせて頂く事にしたのですが、
私が演じられそうな方がなかなか見つからず、苦労しました。

メイドのアン・シェリーさんはもう少し髪型が短いですし…。

困っていたところ、お嬢様の同級生の方から
「アニメの7話の、性別が逆転してしまった世界のニコル・アスカルトさんはどう?」
と勧められまして…。

性別が逆転しているとはいえ、流石に私ではあの方のような魔性の魅力は備わっていませんので
遠慮しようとしたのですが、お嬢様がソフィアさんの格好をされるから丁度良いと
あれやこれやで話が進んでしまい…。
…彼の方には失礼ながら、お嬢様と並んでイベントに参加させて頂きました。(苦笑)

そして「こどもの日」におきましては、昨年下級生だった子達が上級生となり、
今年参加する子達をしっかり導きながら柏餅作り、鯉のぼりのお披露目をされる姿を
微笑ましく見守らせて頂きました。

そして今年の読み聞かせは、少しハラハラドキドキなものも良いと思いましたので
「日本の怖い話」から、「しょうやのばばあ」「きのこのおばけ」を選定させて頂きました。

ちなみにこの本には、あの「めしくわぬ女房(食わず女房)」も収録されております。
お嬢様の「きつね女房」の切ない雰囲気の次は、
会場を少し暗くしてのハラハラドキドキな展開を楽しんで頂けたようで、何よりでした。

何はともあれ、今年も地域の皆様と充実したGWを過ごさせて頂きました。
ご主人様も、素敵な思い出は出来ましたでしょうか?
それらを胸に、気持ちを切り替えて頑張りましょう。

153 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 15:43
>>149(アーチェロお嬢様)

(土地神様の神社からの帰りです)
お嬢様、今年も公民館でのイベント、お疲れ様でした…。
子ども達の丹精込めて作られた柏餅、土地神様も大いに満足して頂けたようで…。
そして屋敷神様も、今頃お待ちかねでしょう。
少し、家路を急ぎましょうか。

>「きつね女房」

私が使わせて頂いた本のシリーズでは「きつねの田植え」という内容で収録されておりました。
こちらのシリーズも新たにデザインが新しくなって刊行されているのですが、
そちらではこの狐の奥さんが更に綺麗になられていて…。
それが尚更、お別れの切なさを強くしているのですよ。

別れの際に、愛する夫と我が子のために何かを残していく優しさには
本当に胸を打たれますね。

切ない気持ちを少し和らげたいのであれば、同じ狐さんの異類婚姻譚として
「狐のお嫁ちゃん」という作品をお勧めします。
何冊かは読み放題になっている筈です。
仲睦まじい夫婦愛を描くだけでなく、色々と博識な内容でそれもまた面白いのですよ。

あ、それから写真屋さんで頼んでおいたコスプレイベントの写真が出来ている筈ですので
そちらも取りに参りましょうか。
…屋敷神様、そして奥方様が目にしたら、思いっきりからかいのネタにされそうですね。(苦笑)



154 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 16:02
(すみません、幾つか前後しております)

>>147(アーチェロお嬢様)

>「日本とイタリアは姉妹都市がたくさんあるから、両方の都市の名品を集めたコラボ企画をやらないか?」
>と言われてちょっとビックリでした。

は、はい…。流石にお颯さんからそのお話が出てきた際には私もビックリでした。
ですが、お料理するだけなら兎も角、商売となりますと私も全く知識も心得もありませんので、
商店街の皆様がされた企画に関してお手伝いなどをさせて頂くことくらいしか出来ないかと思いますが…。

ですが、「姉妹都市」に関しましては私も純粋に興味がありますね。
夕食後のお茶の時間に、それらに関してゆっくりお話してみたいですね。
実際にされるかどうかはさておき、身近なイベント等で良きアイディアに結び付くかも知れません。

>遠からずお母様の耳に入ってわたくしをそっちのけで
>勝手に話を進めはしないかと、ちょっと心配ですわ…。

…匿名のスポンサーとして話が進んで、当日は
「さあ、何の事かしらね?」
と蠱惑的な笑みを浮かべている奥方様の姿が頭に浮かびます…。(汗)
スポンサーというより、さながら「フィクサー」かも…。(汗汗)

>>151

(玄関の呼び鈴が鳴りました)

あら?お客様でしょうか?
…どうやら、お届け物のようですね。

(玄関にて)

こんにちは、いつも有難うございます。
はい、それではこちらにサインでよろしいですね?

確かに受け取りました。
それでは、お気を付けて…。

少し、大きいお荷物ですね。
差出人は…まあ!

(書斎におられるお嬢様へ)

お嬢様、失礼します。
お嬢様宛に、お荷物が届いております。
発送先は奈良、そして差出人は…。
ここからは、お嬢様がお確かめ下さいませ。

155 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/08(Sun) 18:42
(すみません、お返事の順番を少し変えます。)

>>154(柚葉さん)

>お嬢様、失礼します。
>お嬢様宛に、お荷物が届いております。
>発送先は奈良、そして差出人は…。
>ここからは、お嬢様がお確かめ下さいませ。

あら、奈良からのお荷物ですか?
ということはもしかして……ですよね?

まあまあまあ…、やはりグリッタちゃんからですわ!
グリッタちゃんからのお手紙と、そしてこちらはグリッタちゃんと白鹿様のお写真…。
お二人はあちらでのお仕事が決まったのですね。
グリッタちゃんは和菓子屋さん、白鹿様は観光ガイド、お二人とも奈良のすばらしさを伝える、とても
ステキなお仕事に就かれたのですね。
素晴らしいですわ…。

そしてステキなお菓子の数々…、またグリッタちゃんのスイーツがいただけるなんて、とっても嬉しい
です。
では、今日の午後のお茶は送っていただいたお菓子をいただきましょうか。
レイナさんや三姉妹にも早くお手紙の内容を知らせてあげなくては。

そして一刻も早くお返事を書いてグリッタちゃんにお送りいたしたいですわ。


>>151(グリッタちゃん)

拝復
五月晴れの空さわやかに澄み渡り、晩刻また星月美しき今日この頃、グリッタちゃんもますますご清祥
のこととお喜び申し上げます。

先日はご丁寧なお手紙をたまわりまして、まことに欣快の至り、心よりお礼申し上げます。
そしてお引越しされ新生活へ向けて元気にご活動とのこと、誠に嬉しく感じております。
桜咲く季節から緑萌えるGW、今はまさに新しい生活とお仕事の中きっとお忙しくも希望に満ちている
ことと拝察いたします。
GWにお会いできなかったことのお気遣い、ありがたく感謝いたしますと共に、どうかお気になさらぬ
ようお願い申し上げます。
わたくしの大切なお友達が充実した毎日を送っていらっしゃることを伺えて、心躍らせているのです
から。
GMWはまたいつの日かの再会の日の楽しみとさせていただきたいと存じます。

新しいお仕事の場は老舗の和菓子屋様とのこと、とても素晴らしい場を得られたのですね。
古都奈良で和の心を古より受け継いでこられた伝統のお店でのお勤めは、長きにわたりスイーツの味
わいを探求してこられたグリッタちゃんにとりまして、まことに天職ではございませんか。
そして大旦那様は、あの懐かしき奈良の鹿さんたちの宗主様でいらっしゃるとのこと、また異種族の
良き方と縁を結ばれて宜しゅうございました。
お釈迦様の前世とされる九色鹿(くしきか)、女神アルテミスと共に在りし神獣ケリュネイアの鹿、
そしてもちろん貴方様の良人でいらっしゃる白鹿様。
神鹿、妖鹿の偉大なる系譜は脈々と伝えられているところ。
その大旦那様もきっとそうした宏大なる血脈に連なる方なのでしょう。
そのような方と縁を結ばれたこと、本当に良かったですね。
これからはその職場でまたグリッタちゃんが伝統と共にご自身の味を創っていかれることでしょう。
いずれそのお味を自身で味わいたい、と切に願います。

そして白鹿様も観光ガイドのお仕事に就かれたとのこと、日ノ本の精華を人々に伝える、尊いお仕事で、
きっと多くの人々の夢を育まれるのでしょうね。
どうかお二人の御力で、奈良の魅力をさらに数多の皆様へお伝えくださいませ。
心から応援申し上げます。

白鹿様は独立自尊のお気持ちを以て最愛のグリッタちゃんとの新婚家庭を作られるご所存なのですね。
その清新気鋭のお志、誠に素晴らしいと感じ入ります。
一つ屋根の下グリッタちゃんとご一緒になりたいとのお気持ちを胸に、いっそうの精進を重ねられる、
なんと素晴らしいお心映えでしょう。
いずれ訪れるであろう同棲のときがどれほど幸せに満ちたものになるのでしょうね。
そのときがまいりましたら、ぜひお知らせいただきたく存じます。
心からの祝福を贈らせていただきます。

(すみません、続きます。)

156 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/08(Sun) 18:46
>>151(グリッタちゃん)(続きでございます)

お礼を申し述べるのが後回しになってしまい申し訳ございません。
ステキなお菓子の数々をお送りいただき、どうもありがとうございました。
今、机の上のスタンドに入れたお写真を見、美味しいお煎餅をいただきながら、この手紙をしたためて
おります。
家族もみんなとても美味しく味わっております。
でも、煎餅に描かれた鹿さんが可愛すぎます!一口一口齧ってゆくのがとても勇気が要るのですよ…。
そしてこうして鹿さんを見ていると、また佐保姫様や白鹿様ともお会いしたくなってまいります。
わたくしも調べてみましたが、奈良の観光は6月から9月にかけてオフシーズンとなるようですね。
もし機会が得られましたら、またグリッタちゃんにお会いできましたら嬉しゅうございます。

こちらのことも少し報告させてくださいませ。
今年の子どもの日も昨年と同じく公民館でのイベントを催しましたが、子どもたちから「狼のお姉
ちゃんは来ないの?」とずい分聞かれました。
昨年の「鯉のぼりの始まり」の読み聞かせでファンになったお子さんが多かったのですね。
今年はいらっしゃらないことに残念がっていましたが…。

実はグリッタちゃんに断りもなしに申し訳ございませんが、恋人ができて奈良へお引越しされた、と
申しましたら、いっぺんにワアッと盛り上がってしまいまして…。
「どんな人?ねえ、恋人はどんな人?」
と聞かれ、
「おめでとう、って言いたい!」
という子が次々出てきて…。

予定にはありませんでしたが、急遽「グリッタお姉さんにおめでとうのメッセージを送ろう」という
ことになったのですよ。
予定の無いことでしたのに、わたくしの母が
「こんなこともあろうかと、サライに用意させておいたわよぉ。メッセージカードと画用紙とクレヨン
 と」
と申しまして。
それらのメッセージカードと子どもたちが描いたグリッタちゃんの似顔絵も同封させていただきます。

私たちの体のこと、お気遣いいただきましてありがとうございます。
奈良も盆地ゆえこれから暑さが厳しくなるのではないか、と存じます。
どうか、グリッタちゃんも白鹿さんもご自愛くださいませ。
お手紙と数々の品々、本当にありがとうございました。
それでは、どうぞお元気でお過ごしください。
                                         敬具

                      アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ
グリッタ様


(ここでいったん休止させていただきます。)

157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/09(Mon) 19:55
これから天気の悪い日が続くと思うと

158 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/09(Mon) 23:49
>>152(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>私が演じられそうな方がなかなか見つからず、苦労しました。
>メイドのアン・シェリーさんはもう少し髪型が短いですし…。

あのときはごめんなさい、でした、柚葉さん。(汗々)
わたくしは柚葉さんのコスとしては真っ先にアン様、それからスザンナ・ランドール・ラーナ・スミス
様を思い浮かべていたのです。
いずれも、凛として立つ大人の女性の印象が柚葉さんととても相性が良い、と思っておりましたので。
もちろん髪型も合わせていただけるように、カツラも厳選するつもりでおりましたし、そのためにアニ
メの「その着せ替え人形は恋をする」で紹介されていた「スワローテイル」へご一緒にまいりたい、と
思っておりました。

ですが、子どもの日の公民館のイベントの準備に存外時間がかかってしまい、池袋まで行く時間が取れ
なかったのは痛恨事でした…。

>困っていたところ、お嬢様の同級生の方から
>「アニメの7話の、性別が逆転してしまった世界のニコル・アスカルトさんはどう?」
>と勧められまして…。

「はめふらX」の第7話!
ドールハウスのお話はとても面白かったですね。
さすが魔性の美貌を持つニコル様、女性になってもとても可憐でお美しくて。
お友達の方がとても良いことに気がついてくださいました。
柚葉さんのコスプレはまさにニコル嬢に生き写しでウットリしてしまいました…。
そしてコスプレイベント会場では、柚葉さんを撮りたくてカメラマンの方が列をなしていましたが、
わたくしもお相伴に与って、柚葉さんとご一緒に被写体にしていただいて、面映ゆくも嬉しゅうござい
ました。

衣装の製作につきましては本当に柚葉さんにお世話になりっぱなしでごめんなさいね。
やはりわたくしではまだまだ衣装製作の技術の習得が必要でございました。
そして、作務衣を着た長身の男性から
「すみません、その綺麗なお衣装の縫製について…いろいろお伺いしても良いでしょうか?」
と聞かれた時には心臓がドクンと跳ね上がりました。
彼のお傍には明るい髪色で赤いカラーコンタクトを入れた女性がいらっしゃって。
一目見て深夜アニメでお見かけしたあの高校生カップルだと分かりました。
一緒に写真も撮らせていただけるなんて、ほんとうに感激でした!
また新たな御縁ができましたのも柚葉さんのお蔭ですわ。ありがとうございました。

嬉しい気持ちもそのままに、臨みました子どもの日のイベントはとても盛況で子どもたちのはじける笑顔
にわたくしも幸せな気分を味わうことができました。

>そして今年の読み聞かせは、少しハラハラドキドキなものも良いと思いましたので
>「日本の怖い話」から、「しょうやのばばあ」「きのこのおばけ」を選定させて頂きました。
公民館の図書室にも置かれている…書名は「さいごまで読めない日本のこわい話」でしたわね?
書名からして子どもの「恐いもの見たさ」をそそるタイトルですわ。
著者の小池タミ子先生は、学校劇、児童劇、人形劇の脚本を多数物された方だそうですが、今回のご著書
からも、子どもの心に不思議で豊かな異世界を作り出される名手であると思わされました。
ただ闇雲に子どもを怖がらせるだけではない、どこかいつまでも心に留めておきたい不思議な世界へと
子どもたちを誘う夢先案内人…。
できれば、先生ご自身とお話しさせていただけたら、とそう思いました。

>お嬢様の「きつね女房」の切ない雰囲気の次は、
>会場を少し暗くしてのハラハラドキドキな展開を楽しんで頂けたようで、何よりでした。

昨年よりももっと子どもたちに喜んでもらいたい、と練習を重ねましたが、なんとか子どもたちの心に
届く読み聞かせができたようで、ホッといたしました…。

今年もGWも充実した日々を送れました。
来年のGWもまた、柚葉さんとご一緒にステキな時間を過ごせますように…。

159 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/10(Tue) 23:42
>>153(柚葉さん)

>お嬢様、今年も公民館でのイベント、お疲れ様でした…。

いえいえ、柚葉さんこそお疲れになりましたでしょう。
イベントの司会進行は常に微笑まれ子どもたちの期待を高める語り口がお見事でございましたが、それ
は気配り、心遣いがあってのこと。
その分気疲れもなさったことと思います。
それに二つの怪談の読み聞かせは緩急自在、子どもたちを惹き込む話の運び方で堂に入ったエンターテ
イナーぶりで、子どもたちの表情もドキドキハラハラで彩られていました。
名演にはそれに比例するエネルギーが必要でありましょう。
土地神様からもねぎらいのお言葉をたまわりました。
どうか今宵はゆっくりとお休みくださいませ。

>私が使わせて頂いた本のシリーズでは「きつねの田植え」という内容で収録されておりました。
>こちらのシリーズも新たにデザインが新しくなって刊行されているのですが、
>そちらではこの狐の奥さんが更に綺麗になられていて…。

そうなのですね。
それはわたくしもぜひ読んでみたいです。
今度街の図書館で探してみますわ。
「きつねの田植え」のタイトルでも、山口、信州、奈良と日本各地の民話集に載せられているお話の
ようですね。
人と狐との深い愛情と哀しい別れの物語は多くの人々に愛されたことがわかります…。

>別れの際に、愛する夫と我が子のために何かを残していく優しさには
>本当に胸を打たれますね。

はい、夫婦の愛情、子どもへの愛情の深さがよく分かるから、切ない結末であっても心温まる想いが
確かに感じられるのですよね。
聞いてくれた子どもたちそれぞれの心の中で、人と人ならざる者との間の心の溝が狭まったのではない
か、とじっと聞き入ってくれたあの子たちを見ていてそう信じたくなりました。

そうそう、今日会場の後ろの方で「きつね女房」の読み聞かせをじっと聞いてくださっていた久地崎
朱乃さまも後でしんみりとして話しておられましたね。

「聞いていて自分のことのように身につまされる思いだったわ。
 去年わたしの話をしてくれた時は柚葉さんが、
 『人も妖怪もありません!お別れしちゃ駄目ですよ!』
 って言ってくれていたけれど、今回はわたしが同じ感想を持ったわよ…。」
と。
それからさらに、
「あんまり切ないからさあ。
 去年の奈良旅行の話をしたくて仕方なかったわ。
 『とある人間と狐とが出会って結ばれた話もあるんだよ』
 ってね。
 勝手に言うわけにはいかないから我慢したけれど。」
と少し残念そうにおっしゃっていました。

わたくしもそれを聞いて、いつか白夜様にお許しをもらって、差し支えない形で風蘭様とのお話を子ど
もたちに語り聞かせたいですわ。

>切ない気持ちを少し和らげたいのであれば、同じ狐さんの異類婚姻譚として
>「狐のお嫁ちゃん」という作品をお勧めします。

ご紹介どうもありがとうございます。
第3話まで読んでみましたわ。
狐の正体を知られた上での仲睦まじいご夫婦に終始和まされました。
犬さんを恐れる奥様をしっかり守ろうとなさる旦那様の頼り甲斐、地域に溶け込んで子どもたちとも
楽しく戯れる奥様。
良いです、とても良い異種婚姻譚の世界ではありませんか。
この後も楽しく読ませていただきますね。

そして、わたくしも異種婚姻譚を見つけましたわ。
Pixivに掲載されております「美女と猟師」というお話でございます。
この作品も人間と狐の恋物語で、やはり早くに狐の正体を明かした上で愛情を育んでいかれるのですよ。
お嫁ちゃん様もそうですが、愛しい想いを募らせるお狐様はどうしてこうも可愛くていらっしゃるので
しょうね。

>あ、それから写真屋さんで頼んでおいたコスプレイベントの写真が出来ている筈ですので
>そちらも取りに参りましょうか。

ああ、そうでしたわね、嬉しいですわ。
早くわたくしたちの「はめふら」を見たいです!
柚葉さんの魔性のニコル嬢の写真…、ワクワクが止まりません。
そしてわたくしたちが会場で撮らせていただいた「まりん」様の写真もぜひとも!

屋敷神様やお母様のからかいも覚悟の上、お美しい柚葉さんとコス合わせができたからには、なんの、
恐れるに足りません。
バッチこーい、ですわ。

(足取りも軽く写真館へと急ぐわたくしです。)

160 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 11:19
>>157

これから、梅雨入りの季節ですね。
確かに、通勤通学において多少の不便は感じますね。
でも、ある程度きちんと雨が降って下さらないと秋のお野菜の育ち方や
真夏の水不足にも繋がります。

ゲリラ豪雨は困りますけど…。
梅雨はやはり私達の暮らしに欠かせない恵みをもたらして下さいます。
それに、梅雨の時期はそれはそれで楽しみがあるのですよ。

お嬢様の通う高校、そして私の通う大学の途中にある紫陽花の咲くスポットは
行き交う私達の目を色鮮やかに魅了してくれます。

また、この街の寺院の「紫陽花祭り」はお嬢様と私のこの季節の恒例の
お楽しみとなっております。
蛇の目傘とお嬢様のお召し物は本当にお綺麗で…。(うっとり)

昨年は穏やかな雨の中屋敷の皆で出かけたのですけれど、
一通り見て回った後、雨が止んで会場が「天使の梯子」に照らされて…。
その光景の中で光り輝くお嬢様の銀髪と背景の紫陽花に、
会場の皆様も見惚れていらっしゃいました。(微笑)

お客様の街にも、梅雨の時期のイベントはありますか?
そういったものにお出かけになれば、梅雨の季節も楽しめると思いますよ。

161 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 11:43
>>151(グリッタちゃん)

拝復

新緑が目にあざやかな季節となりました。
グリッタちゃんのおられる奈良の郷も、綺麗な新緑に包まれていると思います。

先日はご丁寧なお手紙とお元気そうな写真、そして素敵な贈り物を有難うございました。
今もこうしてお嬢様とお茶と共にグリッタちゃんからの贈り物を頂きながら、
昨年の思い出話に花を咲かせる今日この頃です。

以前仰っていたように、グリッタちゃんも異動願いが無事受理されて
新たな職場で元気に頑張っている御姿をお写真を通じて拝見し、
大変嬉しく思います。

そして白鹿さんも、グリッタちゃんと共に『本部』に登録を終えて
お仕事を頑張っておられるのですね。
お写真の中で朗らかに笑っていても、その胸の内にはいずれグリッタちゃんとご一緒になり
一家を支えていく強い決意が伝わってきます。

特にGW中は観光シーズンですから、グリッタちゃんも白鹿さんも観光客の皆さんをお迎えする立場として
忙しい日々を過ごした事でしょう。
ピークは過ぎたと思いますが、お身体をいたわりつつ頑張って下さいね。

オフシーズンを迎え、もしお時間に余裕がお有りでしたら是非ともまたお屋敷にいらして下さいませ。
今年の子どもの日のイベントでも、多くのお子さん達がグリッタちゃんに会いたがっておりました。
その気持ちが込められたメッセージカードと似顔絵、受け取って下さいませ。

最近は寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい季節でもあります。
新たな環境への適応の中で、大変とは思いますがどうかお二人ともご自愛下さい。

再びグリッタちゃんの輝く笑顔に再会できる日を、心待ちにしております。

                               敬具

                               羽藤 柚葉
グリッタ様

162 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 12:40
>>158-159(アーチェロお嬢様)

(写真館でお写真を受け取り、グリッタちゃんからのお菓子をお茶請けとしながら
居間で寛いでおります)

>わたくしは柚葉さんのコスとしては真っ先にアン様、それからスザンナ・ランドール・ラーナ・スミス
様を思い浮かべていたのです。

ええ、実は考えない事もありませんでしたが…。
あの方の才媛振りを思いますと、私ではとても荷が重くて…。(汗)
それから、コスプレをするのでしたらやはりお嬢様と合わせたいと思っていたのです。
良きアイディアを下さった、演劇部の方には感謝ですね。
(写真を手に取りながら)

>また新たな御縁ができましたのも柚葉さんのお蔭ですわ。ありがとうございました。

ええ、あの時のお嬢様、本当に目を輝かせておりましたね。
さながら、ゲームの中でニコルさんのEDを迎えた時のソフィアさんさながらに…。(微笑)
またこういったイベントがありましたら、喜んで参加させて下さいませ。

>公民館の図書室にも置かれている…書名は「さいごまで読めない日本のこわい話」でしたわね?

はい、小池タミ子先生の作品は小学校の頃に色々と愛読しておりました。
デザインを変えて新たに刊行されたものも、旧刊も楽しませて頂きました。
特に「世界のこわい話」は、本当に怖かったですよ…。(震)

>そうそう、今日会場の後ろの方で「きつね女房」の読み聞かせをじっと聞いてくださっていた久地崎
>朱乃さまも後でしんみりとして話しておられましたね。

はい…朱乃さんはきっとご自身の過去と重ねられるのではないかと思いましたが、
案の定でしたね…。
返る事の叶わぬ、過ぎ去りし日々…。
少し寂しげに、夕陽を見つめる朱乃さんの姿が印象的でした。
それでも朱瑠ちゃんに声を掛けられ、そして奥方様に導かれてお帰りになる際には

「新たな絆を育んだ方々と共に、私はこれからも生きていく」

という決意が感じられました。
その姿を見て、私も安心しました。

>Pixivに掲載されております「美女と猟師」というお話でございます。

古きは悲しいお別れに至る事が多い異類婚姻譚ですが、
現在は、「頑張って幸せになる事」が描かれていて、本当に嬉しく思います。
照れ屋さんな雪藻さん、見ていて本当にいじらしくて可愛らしくて…。(うっとり)
夫婦として、末永くお幸せに…。

そして旦那様は、きちんと漁師としての掟を守っておられる質実剛健な方ですね。
生きるために狩るのは、同じ山においても狐も人も同じ。
しかし人は、獣とは異なる立場故に山の恵みに対する感謝と山への畏敬を忘れてはならない。
そういう方だからこそ、お二人が知らぬ所で山の神が再び二人を引き合わせたのかも知れませんね。

…逆に命を頂く事への感謝と山への畏敬を忘れた者には、漁師の資格は無い…。
スイスの民話「約束を破った弓の名人」のように…。

雪藻さんも、「狐のお嫁ちゃん」こと和葉さんも、人の姿だけでなく
本来の姿でも愛でられる事が多いですね。
もしお二人が出会ったら、存分に惚気話に花を咲かせてほしいものです。(微笑)
その際には、稲荷寿司をお出し致しましょう。

いずれこの作品も、単行本化されるといいですね。
以前紹介して頂いた「吸血鬼ちゃんとメイドさん」や「猫耳メイドさんとお嬢様」
「幼馴染の吸血鬼」も、元はPixivだったそうです。
そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

163 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:41
>>154(柚葉さん)

>は、はい…。流石にお颯さんからそのお話が出てきた際には私もビックリでした。
>ですが、お料理するだけなら兎も角、商売となりますと私も全く知識も心得もありませんので、
>商店街の皆様がされた企画に関してお手伝いなどをさせて頂くことくらいしか出来ないかと思いますが…。

商売の心得が無いということでしたら、わたくしの方こそお恥ずかしい限りです。
お客様を相手に商売するなんて、アルバイトの売り子の経験すらありませんもの。
まして商店街の企画ともなれば、お手伝いするにしてもわたくしが迂闊な真似をしてお客様の信頼を
損ねたり、お店に損害を出したりだなんてこと、絶対に出来ませんから。
どうしても慎重にならざるを得ませんわ。

>ですが、「姉妹都市」に関しましては私も純粋に興味がありますね。
>夕食後のお茶の時間に、それらに関してゆっくりお話してみたいですね。

はい、わたくしも日本と伊太利亜との交流がどれくらいあるものなのか、とても興味が湧いてまいりま
した。
姉妹都市がどれくらいあるか、どんな都市同士が手を取り合われたのか、どんな理由で提携を決めら
れているか、少し調べてみたいと存じます。

(夕餉のあとでございます。)

駐イタリア日本大使館のHPに日伊間で提携された姉妹都市の一覧が出ていましたわ。
その数43に上っておりました。
こんなに多くの自治体同士が手を取り合っているなんて、嬉しゅうございます。

ただ、データが少し古いのでしょうか、合併によって自治体の名前が変わってしまったところも旧名の
ままになっているケースもありましたので、そこは更新していただきたいですわ。
ちなみに、一般財団法人・自治体国際化協会(CLAIR/クレア)様のHPの「姉妹都市提携先検索システ
ム」で日本と他国との姉妹都市を検索することもできますので、詳しいデータを知りたいときはこちら
を併用するとよろしいかも知れませんね。

そして、お颯様がおっしゃる日伊コラボの物産展のようなものができそうな姉妹都市も、確かに色々と
あるようでございます。
たとえば鹿児島市とナポリ市。
鹿児島市自体が「東洋のナポリ」と称される風光明媚な地。そして名産品として、鹿児島市にはキン
カンマーマレード、屋久杉製品、かるかんなどなど、ナポリ市はレモンのお酒・リモンチェッロ、幸運
のアイテム「コルネ」、名物お菓子「ババ」の瓶詰などなど、枚挙にいとまがございません。
また、天童市とマロスティカ市。
天童市は家具、サクランボ、ラ・フランス(梨)等々、マロスティカ市も家具、サクランボ、梨等々と
共通の品が多うございます。
ですが、なんと申しましても両者を結びつけたのは、将棋とチェス。
天童市の「人間将棋」とマロスティカ市の「人間チェス」は、いずれも人間を駒にして行う楽しいゲーム
イベントでございます。
物産展の会場でこれらのゲームを実際に行う、というのも楽しそうですわ。
他の姉妹都市にも色々な名産品や提携の理由があるようですから、それらが一堂に会するのは楽しそう
ですわ。
そう、楽しそうではあるのですが…。

(すみません、続きます。)

164 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:42
>>154(柚葉さん)(続きでございます。)

ですが…、どうにも何か物足りないものを感じてしまうのですよ。
なんと申しますか、この町自体にも何か伊太利亜との縁を示すものが無いものか、と思えてしまって…。

「あらぁ、それなら居るじゃないのぉ?アンタ自身がそうでしょうが?」

いえいえ、わたくしの如き一介の吸血姫が住んでいるからと言ってそんなものは他人様にアピールでき
るようなものでは…、
ってお母様、いつの間に上がり込んでお茶を飲んでいらっしゃいますの?

「う〜ん、さすが柚ちゃんの一番茶のチョイスは素晴らしいわねぇ。」

あの〜。
ですから、わたくしなど物産展に居ても賑やかしの余興にもならないと思うのですが。

「ふ〜ん、そおぉ?
 それじゃあ、いっそこの町も結んじゃえば良いんじゃないのぉ?
『姉妹都市提携』をさあ。」

はあ?この町が、ですか?

「さて、問題よぉ?
 この町の名産、見どころと言ったら何かしらぁ?」

それは…、土地神様にも奉納される極上の純米酒、お颯様が特約されていらっしゃる各種の新鮮なお野
菜や果物、老ご夫婦の菓匠がお作りになっている甘美な和菓子、それに…街の人々によって町の至る所
で大切に育てられている四季の花々、中でも春の桜花…、でしょうか?

「そうよねぇ、でもまだあるわよねぇ。
 普段から生きとし生ける人間と人ならざる者 − 神々、妖怪、幽霊、妖精 − とが、共存している
 空間…。
この点は、この日ノ本のどこにも引けを取らないでしょうねぇ。

 では、第二問。
 イタリアで、美味しいワインや各種の野菜や果物にスイーツを産してて、薔薇をはじめ多くの花々が
咲き乱れ、そして人間の世界に在りながらかつて魔族が領有し、今も人と魔族とが同居している場所
といえば、どこぉ?」

…何処を答えさせたいか想像がつきますが、そんな提携があり得るでしょうか?
たくしが申すのもなんですが、吸血鬼一般を受け容れていただくのはとても難しいことだと思わざるを
得ないのですが?

「その点はまあ、遠い将来のことで良いんじゃないのぉ?
 ま、今回は物産展だし、別に正式の姉妹都市協定にこぎつけなくても、会場の一部でちょっと、
 『こんなのもやってますよ〜』ってコンパニオンさんがアピールすればぁ?
 主にアンタのことだけど。」

いやいやいやいや!!

「そんな焦らなくても良いじゃないのぉ。
 言ってみただけ、言ってみただけだからぁ。
 姉妹都市提携だなんて、そんなことを本気でやる『フィクサー』なんて、そうそういないんじゃない
のぉ?」

…お母様の目に何だかものすごく面白がっているような色が浮かんで見えるのですが。
わたくしとしては、錯覚であることを心から願っておりますわ。

…はあ、なんだか疲れました。
気を取り直すために、わたくしも柚葉さんが淹れてくださる至福の一番茶をいただきましょう…。

165 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:53
訂正でございます。

>>164

>たくしが申すのもなんですが、吸血鬼一般を受け容れていただくのはとても難しいことだと思わざるを
得ないのですが?
「たくしが申すのもなんですが、」

「わたくしが申すのもなんですが、」

失礼いたしました。

166 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/14(Sat) 08:54
>>157

いらっしゃいませ、お客様。
しとしとと雨が降る中、ようこそお出で下さいました。
あら、溜め息など吐かれてどうなさったのでしょう?

なるほど、これから天気の悪い日が続くと、それで憂鬱な思いでいらっしゃるのですね。
「雨の降る日は天気が悪い」
との言い回しが日本にはあると伺いましたが、お客様も雨が降りしきるのはお好みではございませんか?
たしかに人間の皆様にとりまして五月晴れの燦々と明るい日と比べ雨の日は心晴れぬ日であることは、
わたくしも存じております。

ですが我が家のメイドさんが申しますとおり梅雨の季節ならではの心楽しむ場所はいろいろとございま
す。
特にこの町は住民の皆様が沿道や公園でそれぞれの季節に割く花々を大切にしていますから。
特に貴方様のように梅雨の季節を厭う人間の方は多いですから、その季節に咲く花はたくさん植えられ
ているのですよ。
この季節の主役とも申したい紫陽花はもちろんのこと、薔薇、木槿(ムクゲ)、花菖蒲、梔子(クチナシ)…。
時には沿道で立ち止まって、少し視線を落としてみてくださいな。
貴方に微笑んでいる花を見つけることができることでしょう。
ちょうどわたくし、これから雨の中のそぞろ歩きに参るところでございます。
よろしければご同行くださいませ。

そしてまた、伊太利亜からまいりましたわたくしは夏に雨の多い日本の気候が恵まれているとも思いま
すよ?
伊太利亜は大部分が地中海性気候。
植物の生育する夏に降水が少ないため、総じて農業に適しておりません。
オリーブやかんきつ類は栽培されていますが、米や小麦に比べれば単位面積当たりの収穫量は低いので
すよ。
葡萄も栽培されていますが、「王のワイン」と言われるシャトー・ラフィット・ロートシルトをはじめ
とする高級ワインはフランスのもの。
わがカルミーニオ家でも葡萄の品種改良によりより良きワインを作り領民を富ませようと苦心を重ねて
まいりましたが、まだまだ開発途上ですわ。

雨に恵まれている…、それだけでこの日ノ本は天に愛されていると感じてしまいますわ。

167 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/15(Sun) 23:07
>>160(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>お嬢様の通う高校、そして私の通う大学の途中にある紫陽花の咲くスポットは
行き交う私達の目を色鮮やかに魅了してくれます。
わたくしの高校の通学路の花を友達と眺めながら帰るのは、放課後の楽しみの一つですね。
特にお向かいの軽部様と一緒の帰り道、通り雨にあったときなどわたくしの拡げた翼の傘替わりにして
ゆっくり歩いて帰るのはとても楽しゅうございます。
前はわたくしを怖がっていらした軽部様もごく自然にわたくしの横に並んでくださるようになりました
ので、なおのこと嬉しいのです。

>また、この街の寺院の「紫陽花祭り」はお嬢様と私のこの季節の恒例の
>お楽しみとなっております。
>蛇の目傘とお嬢様のお召し物は本当にお綺麗で…。(うっとり)

ああ…、もうもうもう!(思わず柚葉さんのお背中を拳でポカポカたたいてしまいます。)
お客様相手にそんなことをおっしゃって、恥ずかしいではありませんか!
そう言っていただけるのは本当に本当に嬉しいです、嬉しいですが。
わたくしばかり会場の方々の矢面に立たせるなんて、ずるいですわ!
せっかくわたくしたち、色違いの和服を召しましたのに。

「天子の梯子」は本当に美しゅうございましたけれど、わたくしは貴女の背にかかる美しい黒髪の煌き
に見惚れておりましたわ。
ほんとうにいつもご自身の美しさを自覚されないのですから困ってしまいます…。

今年もぜひ「紫陽花祭り」に屋敷の皆ででかけましょうね。
そのために今年は商店街の和傘屋様に特注の傘を、家族全員分お願いするつもりでございます。
この分野では日本各地に伝統の技を伝える工房がいくつもございます。
たとえば日本最古の和傘屋である京都の「辻倉」様の品ぞろえは本当に素晴らしくて。
中でも書画家の方がデザインされた「縁」の文字が書かれた傘は正に芸術品。
ですがこの町の和傘屋様も、素晴らしいのですわ。
なにせ、画家のお嬢様が特約されて幾つもの絵柄を描いてくださっているのですから。
紫陽花の花の上で戯れる妖精、葉桜の下でピアノを弾く幽霊、かがり火に照らされ剣を手に舞う神鬼、
月光に照らされながらアヤメの花束を手に佇む狐耳の美女など…。
いずれも思わず溜め息を漏らしてしまう幻想的な光景の数々でございます。
「紫陽花祭り」に行く前にぜひ和傘屋様に行って、それぞれ好きな絵柄の傘を買いましょうね。
そして家族で紫陽花の花を楽しむのはもちろんですが、柚葉さんと二人きりのそぞろ歩きの時間を持ち
たいですわ。

168 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 17:16
>>162(柚葉さん)

写真をこうやって見ていますと、柚葉さんの魔性のニコル嬢コスはお美しくて怖いくらいです。
イベント会場でも皆様の注目の視線を集めていらして、ニコル嬢の向けるまなざしにウットリと恍惚に
浸っている方がいっぱいでしたね。
わたくしも本当に柚葉さんにニコル様が憑依されたように錯覚したほどです。

>ええ、実は考えない事もありませんでしたが…。
>あの方の才媛振りを思いますと、私ではとても荷が重くて…。(汗)

ニコル様が素晴らしかったので、それ以上あれこれ望むのは贅沢なのは分かっていますが。
ニコル様をあれほど見事に演じられるのですもの、スザンナ様も立派になり切られたことと思いますよ?
「はめふら」二期の第1話で登場された時の、カタリナ様に流し目を送られた、あの艶美な表情も見て
見たかったです。

>それから、コスプレをするのでしたらやはりお嬢様と合わせたいと思っていたのです。

嬉しいです…。
わたくしもそれが望みでしたから、スザンナ様を拝見するのはまたの機会と胸の内に封印したのですわ。
ニコル様とソフィア様、仮初であっても兄妹の関係になれるのですもの。
写真を撮っていただいた時もアニメのニコル様がそうであるように、わたくしを慈しみの目で見ていた
だいて、貴女の瞳の中にわたくしが、ソフィア様が、映って…。(溜め息)

>良きアイディアを下さった、演劇部の方には感謝ですね。

あの場でわたくしをご覧になっていた演劇部の部長様に深く感謝いたしました。
あの時は本当に部長様が演じていらっしゃったカタリナ様そのままの「勢女様」もとい「聖女様」に
見えましたわ…。

>またこういったイベントがありましたら、喜んで参加させて下さいませ。

はい、わたくしもぜひまた参加したいです…。
五条様や喜多川様とも連絡先を交換できましたし、この次はあの方たちともコス合わせできたら楽しそ
うでございます。

>はい、小池タミ子先生の作品は小学校の頃に色々と愛読しておりました。
>特に「世界のこわい話」は、本当に怖かったですよ…。(震)

そうなのですか?わたくしも読んでみようかしら。
でも、そのご本の中には吸血鬼がでてきたりしませんか…?
わたくしは560年余、人間に恐がられてまいった身でございます。
同族が他人様を害するお話は怖いというより哀しくなりそうなのですよ。
ちょっとネットで調べてみましょう…、国立国会図書館の蔵書検索は流石に詳しいですわ。
「水女」「リーゼとフリーデル」「わらうゆうれい」「死人のミサ」「こわいもの知らずのジョバンニ」「七
人先のおやじさま」「青ひげ」…。
吸血鬼の話があるかどうかは、直接ご本を見てみないと分かりませんわね。

(すみません、続きます。)

169 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 17:19
>>162(柚葉さん)(続きです。)

>はい…朱乃さんはきっとご自身の過去と重ねられるのではないかと思いましたが、
>案の定でしたね…。

普段は飄々として憂い顔などお見せにならない方なのですが、あの時は少し悲しげでどこかうら若い少
女のような繊細な雰囲気を漂わせていらっしゃいました…。
そして柚葉さんがおっしゃるように、きっと最愛の方との間に成された愛の証しだからでしょう、朱瑠
さんをご覧になると打って変わって力強い色を瞳に湛えられておられました…。
読み聞かせをしたわたくしも、「悲しませてしまったのではないか?」と思っておりましたのでホッと
いたしましたわ。

>古きは悲しいお別れに至る事が多い異類婚姻譚ですが、
>現在は、「頑張って幸せになる事」が描かれていて、本当に嬉しく思います。

ええ、本当におっしゃるとおりです。
愛し合う者同士の意志の力で運命を切り開くことの尊さ、それを主張することを受け容れる時代の変化。
朴訥としながらお優しい猟師様と、楚々として大人しくいらっしゃっても恋心をしっかりと伝えていか
れる雪藻様。
そして、そんなお二人を優しく見守る狐の姉弟妹様やちょっとチャラ男な友人猟師様。
しなやかに自然に種族の壁を越えていかれる皆様は、見ていてとても嬉しくなります。

>しかし人は、獣とは異なる立場故に山の恵みに対する感謝と山への畏敬を忘れてはならない。
>そういう方だからこそ、お二人が知らぬ所で山の神が再び二人を引き合わせたのかも知れませんね。

考えてみましたら、猟師というお仕事は動物を殺めなければ成り立たないのですが。
同時に山の掟を守り、動物への優しさと敬意を忘れないからこそ、狐のご家族も彼のことを信頼できて
いるのでしょうし、そんな彼ら全員を山の神様はご加護くださっているのでしょうね。
愛情、信頼、畏敬…、それらの心を忘れてはならないとつくづく思わされますわ。

>もしお二人が出会ったら、存分に惚気話に花を咲かせてほしいものです。(微笑)
>その際には、稲荷寿司をお出し致しましょう。

あら、それは良いですね。
ぜひ我が家にお招きして、思う存分語らっていただきたいですわ。
でもお二人を直接ご招待する手立てがありますかどうか。
お二人と同族で大妖怪であられる白夜様にご相談すれば何とかなるかも知れませんので、そのうちご連
絡させていただきましょうか。

>いずれこの作品も、単行本化されるといいですね。

それがなんと、「きつね美女とぶこつ猟師」のタイトルでもう単行本化されているようでございますわ。
pixivの第8回で告知、第10回で皆様がカウントダウンをなさっていて、とても嬉しそう。
「狐のお嫁ちゃん」ともども多くの方がお読みになって、ほんわかラブラブなカップルに癒されたこと
でしょうね…。

>そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

「きつね美女とぶこつ猟師」も描きおろしが30p.超もあるとのこと。
読み応えも素晴らしそうですわね。

170 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 20:06
訂正でございます。

>>そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

貴重な情報をありがとうございます。
なのにわたくしときたら、お応えの仕方が鳴っておりませんでして。

>「きつね美女とぶこつ猟師」も描きおろしが30p.超もあるとのこと。

正反対に、単行本での新たな描きおろしの話をしてしまいました。
失礼いたしました。

以下は余談でございます。
和葉様や雪藻様以外の狐の方が活躍する漫画は無いか、と調べてみましたら。
遥か昔、海の向こうの大陸の狐様のお話がございました。
「千年狐」という作品で、ニコニコ静画で読むことが叶います。
架空の歴史絵巻といった趣きがあって、かつて白夜様が居られたのもこんな世界だったのか、と
感じております。
ヒロインの方は狐の時は愛らしいのに人に化けると幻妖な趣きを湛えておられていて、惹きつけ
られるものがございます。
まだ読み始めたところですので引き続き楽しませていただこうと存じます。

171 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/20(Fri) 16:39
>>162(柚葉さん)(もう一言申し添えます。)

>…逆に命を頂く事への感謝と山への畏敬を忘れた者には、漁師の資格は無い…。
>スイスの民話「約束を破った弓の名人」のように…。

はい、その民話は存じております。
動物を狩ることそのものに快感を覚え、それ不心得な行いを防ごうとした山の精霊様からチーズを増え
させるお皿をもらったにもかかわらず、約束を破ったばかりに今度は自分が狩られる側に回ってしま
った…。
命をいただくことへの感謝、命を育む大地への畏敬、忘れてはならないことですね。

そして古今東西人は同じ戒めを胸に抱いてきたのでしょうか、似た話は日ノ本でも伝わっておりますね。
日ノ本の場合は、動物から農作物に置き換わっていますが。
「餅的」と題される昔話のことです。
肥沃な土地でお米がたくさん穫れるため次第に有難みを感じなくなった農村のお百姓が、遊びでお餅を
弓矢の的にしたところ、矢の命中したお餅は白い鳥に姿を変えて飛び去ってしまう。
そして、それ以降そのお百姓の土地ではお米が全く穫れなくなってすっかり落ちぶれてしまう、という
お話です。
学校で古典文学研究部の方に聞いたところでは、豊後国風土記や山城国風土記にも載っているお話との
ことでございます。
もしかすると、各地で「餅的」のような不思議なことが起こったのかも知れませんわ。
そして人々はあらためて自然の偉大な恵みを知り、語り伝えたのではないでしょうか。

実はわたくし、その部員の方からとても興味を引かれる後日譚を教えていただきました。
今申しました山城国風土記に記されたところによれば、白い鳥が飛んで行って降り立ったところに稲が
成り、これが「稲成り」そして「稲荷」と呼ばれるようになったのだそうです。
弓で餅を射た人の子孫は、先祖の行いを恥じてお祀りしたのが伏見稲荷様なのだそうでございます。
そして伏見稲荷様のご祭神・稲荷大神様の神使はお狐様、そして伏見稲荷様は全国の稲荷神社の総本宮
で、それに連なる別宮の中には、栃木県の玉藻稲荷神社のように玉藻前様をご祭神とするお社もある…。

玉藻前様…白夜様が稲荷大神様とお親しいなら、大神様が司る五穀豊穣の願いに触れることも多かった
でしょうし、「餅的」のような人間の過ちも直にご覧になって来たのではないか、と思えるのですよ。
にもかかわらず、また奈良の地に戻っていらして、人間と交わる暮らしを選ばれたことがとても嬉しく
思えてまいりますわ。
あの方はきっとこれからも長きにわたって、人間の営みを見守っていかれるのでしょうね。

172 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/20(Fri) 23:25
>>167(アーチェロお嬢様)

>ああ…、もうもうもう!(思わず柚葉さんのお背中を拳でポカポカたたいてしまいます。)

きゃ〜っ♪
レイナさん、三姉妹さん、お助けを〜♪
(笑顔で逃げながら)

…と、お戯れはここまでにして…。
(身を返してお嬢様を後ろから抱き締めてしまいます)

主を立てるのは、メイドの勤めですもの。
でも何より、お嬢様に「美しい」というお言葉を頂けるのは至上の喜びです。(微笑)

>今年もぜひ「紫陽花祭り」に屋敷の皆ででかけましょうね。

ええ、それでは次の休日、和傘選びに参りましょうか。
画家のお嬢様の今年の新作が、どのようなものか気になります。
作品によっては、注文せねば間に合わないかも…。

そして当日は、お嬢様と共に二人きりのそぞろ歩きの時間を楽しみたいものですね。
また「天使の梯子」が見られるのを望むのは、少々贅沢かも知れませんが。

>>169-170(アーチェロお嬢様)

此度も、素敵な作品の紹介を有難うございます。

>千年狐

既に、かなりの話数になっている作品ですね。
廣天さん、雰囲気から男性にも見えましたが実は女性なのですね。
いえ、どちらの性別であろうとも見目麗しい御方に変わりはありませんが。

…ですが、博識ではあられても決して万能とはゆかないのがどこかお茶目な方です。(笑)

それでは、こちらの作品も「きつね美女とぶこつ猟師」と並べて
リストに追加しておきましょう。
次のお給料日を、楽しみにしておきます。

児童書、歴史物、漫画に至るまで、「狐」に惹かれてしまうのは
お嬢様も私も同じですね。

>>171(アーチェロお嬢様)

>日ノ本の場合は、動物から農作物に置き換わっていますが。
>「餅的」と題される昔話のことです。

自然の恵みに対する感謝を忘れた者には、相応の報いが待っている…。
狩猟であろうと、農耕であろうと同じですね。

(一旦お台所に戻り、準備をして参りました)

本日の食後のデザートは、冷やしぜんざいになります。
網で焼いたお餅を入れると、温かさと冷たさの調和が味を引き立ててくれますよ。
それでは、頂きましょう。

(お餅を頂きながら)

お嬢様も存じておりましたか。有名なお話ですね。
実は子どもの頃、お正月に焼いたお餅を食べながら父が話してくれたんです。
そして、伏見稲荷様との繋がりも…。

こうしてお餅を頂きながらお嬢様からそのお話を聞かせて頂けた事に、
やはり私達は巡り合う運命(さだめ)にあった、
既に縁が結ばれていた、と思えて、嬉しさが込み上げて参ります。

次にまた、京都、奈良に足を運ぶ際にはあの白夜様もご一緒に伏見稲荷大社に
参拝したいものですね。

ご馳走様でした…。
それでは、後片付けをして参ります。

(返信は、これ以上はもうよろしいですよ。
お嬢様とはお話が本当に合いますので、本当に楽しくて仕方が無いのですけどね。(微笑))

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/20(Fri) 23:44
キツネはイケメンか美女に化けてくれるけど、
タヌキが化けると腹の出た悪賢いオヤジのイメージしかない。

174 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/21(Sat) 09:42
>>173

ようこそいらっしゃいませ、お客様。
本日も蒸し暑うございますね。
お体、お気をつけくださいませ。

たしかに漫画やアニメでもキツネさんに比べてタヌキさんが人間の女の子に化けるケースは少ないよう
に思えますね。
タヌキさん、とても可愛いのになぜなのでしょうね?

それでも幾匹か、可愛く変化(した)タヌキのヒロインを存じておりますわ…と申しましても、我が家
の三女ちゃんに教えてもらったのですけれど。

まずは「山の月と子だぬきと」という作品のミミさん。
この作品は演劇大河ドラマ「ガラスの仮面」で知られる美内すずえ先生のデビュー作でございます。
1967年(昭和42年)の作品で、マーガレットコミックス「13月の悲劇」に収録されていました。
そして現在は、ebookの「美内すずえ短編集(30)冬のひまわり」の巻頭に収録されております。
試し読みでかなりのページを読むことができますよ。
人間と友達になるために、山の中から独り飛び出していく主人公のミミさん…、とても可憐、そして快
活な女の子なのですよ。

それから水瀬マユ先生の「姫さま狸の恋算用」のミヨさんも、愛らしいそして情熱的に恋をなさってい
るステキなお嬢さんです。
こちらはBookLiveやコミックシーモア、といったいろいろな電子書籍サイトで試し読みできますわ。

化けタヌキさんを腹黒オヤジのイメージだけに留めておくのはもったいないと思いますよ?
お客様も試しの読んでみてはいかがですか?

ちなみに、この屋敷の敷地内にもタヌキさんが出没しては、わたくしの魔の気にあてられてときどき人
に変化(へんげ)しますけれど、とてもこの娘も愛らしいです。
ハクビシンやアライグマ、イタチの女の子もよく一緒に集まってきて、とても温かなひと時を過ごせる
のですよ。

175 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/21(Sat) 10:50
>>173(もう一言申し添えます。)

お客様、一言申し添えさせていただきます。
三女ちゃんにさらに教えてもらいました。
タヌキさんの変化した女性たちを。

「有頂天家族」の下鴨桃仙さん、夷川海星さん、南禅寺玉瀾さん。
「うちの師匠はしっぽがない」の大黒亭まめださん。
「BNA ビー・エヌ・エー」の影森みちるさん。
「ぶんぶくたぬきのティーパーティ」の屋島ふみさん。

たくさんいらっしゃいますね。
探せばまだいろいろな方と出会えるのかも知れません。
…生半可な聞きかじりだけで「人間の女の子に化けるケースは少ないように思えますね。」などと申して
しまい、申し訳ございませんでした。
視聴や試し読みができるものでしたら、自分の目で確かめてみたくなりましたわ。


176 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/22(Sun) 10:49
>>173

古くからは、あの徳川家康公が「狸親父」などと言われていましたね。(汗)
それからよくお店の前に飾られている信楽焼の狸の置物は、
商売繁盛の縁起物として知られています。

でも商売と結びつけると、何となく「守銭奴」「腹黒い」「悪賢い」という
イメージにも繋がって、お客様がそう感じてしまうのも何となく分かる気が…。(苦笑)
中には、「文武句茶釜」のように愛嬌あるイメージで親しまれている方もおりますが。

余談ですけど、「狐と狸の化かし合い」という言葉がありますが、
民話や妖怪のお話で狐と狸が争うと実はいつも狸が勝つのだとか…。

「狐七化け、狸八化け、貂(てん)の九化け」の諺が、それを物語っていますね。


177 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/22(Sun) 13:12
>>173(ごめんなさい、もう一言申させてくださいませ(汗々))
>>176(柚葉さん)

>余談ですけど、「狐と狸の化かし合い」という言葉がありますが、
>民話や妖怪のお話で狐と狸が争うと実はいつも狸が勝つのだとか…。

変化の術にたけたキツネさんとタヌキさん。
いわば宿命のライバルと言ったところだったのでしょうか。
でもそんな間柄だからこそ、仲良くなることだってあると思うのですよ。
そんな漫画は無いかな?と思って三女ちゃんに聞きましたら、教えてもらったのがこちらでございます。

「たぬきときつねと里暮らし」。
人に変化したタヌキさんとキツネさん、仲良しの二人が人間の女性と知り合ったことから新しい体験を
重ねていく、牧歌的で温かい物語です。
アニメの「のんのんびより」とも通じる和みを感じますわ。
心身が疲れたときに読んでみると優しく癒してくれそうなお話でございます。
コミックスが発刊されていますが、ニコニコ静画でも少し読めますわ。

それから人間に変化するわけではありませんが。
「タヌキとキツネ」。
こちらは漫画と申しますか絵本と申しますか、それはもう見るからに愛らしいタヌキさんとキツネさん
のほのぼのスケッチの連作です。
小さなお子さんを持つ親御さんには親子で一緒に読んで楽しめるのではないかしら。
わたくしも買い求めて、近所の子どもが遊びに来てくれた時に読んであげたい、そう思っておりますわ。


178 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/24(Tue) 20:43
>>177(アーチェロお嬢様)

>たぬきときつねと里暮らし

ああ…。またリストに新たな作品が加わってしまいました。
天真爛漫なタヌキさんと、クールに見えてちょっと抜けていそうなキツネさん…。
(本来食べているものを考えると仕方ありませんけど…。(苦笑))

でもでも主人公の女性が穏やかな方で良かったですが、
盗み食いをして捕まったらどんな目に遭わされても文句は言えませんから程々に…。

>タヌキとキツネ

まあ、カワイイです!
…何と言いましょうか、あの有名な「リラックマ」のシリーズにどこか似た雰囲気がありますね。
そのうち、ガチャガチャ等で商品が出そうな気がしますね。
…って、調べてみたら既にありました。(笑)

特に、フロッキーマスコットが欲しいです。
お買い物ついでに、探してみようかしら。(わくわく)

ふむふむ…。登場人物はタヌキさんとキツネさんだけではないのですね。
お嬢様の読み聞かせ、私も楽しみにしておりますわ。(微笑)





179 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/25(Wed) 14:10
>>178(柚葉さん)

>ああ…。またリストに新たな作品が加わってしまいました。

柚葉さんにも気に入っていただけたようで嬉しいです。
タヌキさんとキツネさん、とても良いコンビですよね。
でも、女性が穏やかな人で良かったです。
盗み食いを許してくれて、二人の正体を知っても黙っていてくれて…。
お昼寝から起きたタヌキさん、自分が元の姿に戻ってしまっているのに耳と尻尾を出したキツネさんに
注意しているのが可笑しくて仕方がありませんでした。

わたくし、こういう穏やかでほのぼのとしたお話が大好きで本屋さんですぐ買ってしまうので、お財布
の紐はしっかり絞めておいてリストに入れておくようにしているのですが、今回は我慢ができず買い求
めてしまいました…。

>まあ、カワイイです!
>…何と言いましょうか、あの有名な「リラックマ」のシリーズにどこか似た雰囲気がありますね。

はい、たしかに似た雰囲気があって胸がホンワカとしてまいります。
見ているだけで、自分のほおが緩んでいくのが分かりますわ。

>そのうち、ガチャガチャ等で商品が出そうな気がしますね。
>…って、調べてみたら既にありました。(笑)

いろんな商品が出ているんですね。
フロッキーマスコット、わたくしもほしいです!
タヌキさん、キツネさん、オオカミさん…かわいくてどれか一つ選べませんわ。

>ふむふむ…。登場人物はタヌキさんとキツネさんだけではないのですね。

オオカミさんもいるのが嬉しいです。
グリッタちゃんはご存知かしら?
ご存じでないなら、ぜひお教えしたいです。
作者の方の「アタモトの漫画」というサイトがありますけれど、「泥んこで遊ぶタヌキとキツネ」とい
うお話のオオカミさんが良いですね。
仏頂面をしていらっしゃいますが、どろんこまみれのタヌキさんとキツネさんを温泉に放り込んであげ
て、優しい方だと感じられます。

>お嬢様の読み聞かせ、私も楽しみにしておりますわ。(微笑)

はい、コミックスが7巻まで、他に絵本も出ていますが、どれも子どもさんがよろこんでくれそうです。
柚葉さんも楽しみにして下さるなら、わたくしも買いそろえて子どもたちにたくさん読み聞かせたいで
すわ。

180 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/25(Wed) 15:19
>作者の方の「アタモトの漫画」というサイトがありますけれど、「泥んこで遊ぶタヌキとキツネ」とい
うお話のオオカミさんが良いですね。

ごめんなさい。
サイトの名は「ツイマンガ」というのですね。
色々な作家さんの漫画が読めるみたいです。

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/04(Sat) 21:25
自分はこの時期に風邪をひきがちなのです

182 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/05(Sun) 08:41
>>181

(お客様をお屋敷のお布団に寝かせております)

…気が付かれましたか?
日中が暑くなったとはいえ、朝晩との寒暖差は相変わらず…。
そしてこの天気の急変による大雨でお身体が濡れて、急激に体が冷えて
体調を崩されたのですね。

御屋敷の壁にもたれかかって意識が朦朧としていたようですので、
取り急ぎ運び込ませて頂きました。

緊急事態でしたので、濡れた衣類は一度脱がせて頂いた上で
温かいタオルでお身体を拭き、バスローブに着替えて頂きました。
濡れた衣類は、洗濯した上で今乾燥機にかけております。
乾くまで、もう暫くはそちらの服装で我慢して下さいませ。

そろそろ、濡れタオルは交換しますね。
無理はなさらず、ゆっくりと…。

(額をこつんとくっつけながら)

…熱は、下がったようですね。
あとはじっくりと休んで、滋養のあるものを摂って頂ければ大丈夫だと思います。

お粥か雑炊か、何か消化に良いものを準備して参ります。
それまで、お休み下さいませ。

…よろしければ、子守歌でも唄って差し上げましょうか?
…ごめんなさい、悪戯が過ぎました。(微笑)

183 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/05(Sun) 10:49
>>181

お客様、いらっしゃいませ。
この雨の中、わざわざのお運びどうもありがとうございます。

…あら、お顔の色が優れませんよ、大丈夫でいらっしゃいますか?
まあまあまあ、壁にもたれかかられてとても苦しそうに息を切らされて、これは横になっていただいた
方が良いでしょう。
…と申している間に柚葉さんが肩を貸して奥へ運んでしまわれました。

お客様、気温の上下の激しいこの季節に雨に打たれてしまわれて体を冷やされた結果の風邪でございま
したか。
今の看病は柚葉さんにお任せして大丈夫そうですので、わたくしはわたくしで出来ることをいたしましょう。
まずはこの冷えて湿気の高い空気を変えませんと。
「元素支配」の魔法で部屋の温度を自然に少し上昇させて…。
食べ物の用意もいたしませんと。
お食事は柚葉さんが用意してくださっていますので、あくまで念のためですが。


お客様、お気が付かれましたか。
柚葉さんがご用意のお食事も食が進みましたでしょうか?
我が家の柚葉さんの子守歌、よろしければごゆっくりお聞きになってくださいませ。
その優しい歌声に載せたヒーリングの霊力がきっとご快癒の力になってくれると存じます。

もし胃の腑が落ち着かれましたら、軽く果物などもいかがでございますか?
梅雨時は臓器の頑張りが利きにくくなりますゆえ、食べたものから血を作る力も衰えると申します。
血が足りなくなる…、何と恐ろしいことでしょう。

それと体内の悪い水を除くには、スイカや良いかと存じますのでご用意いたしました。
ただ今青果店まで一っ飛びして買ってまいりましたもので、鮮度も味も保証付きでございます。
塩を振って召し上がっていただければ、消化不良や夏バテにも効能があるかと思いますよ。

よろしければ、どうぞそのままお休みになってくださいね。
そうそう、もう一つ風邪に聞く療法をご用意いたしています。
こちらも青果店で買いましたネギでございます。
ネギの辛み成分が鼻やのどのウィルスを成敗してくれるそうでございます。
青果店の看板娘さんが「攻撃は最大の防御だぜ」とお奨めしてくださいました。
のどに巻くと良いそうですよ。

それではどうぞご安心してゆっくりお休みくださいませ…。


>>182(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

柚葉さん、お客様のご不調に素早いご対応をして下さりどうもありがとうございました。
その落ち着いたご対処、お客様を安心させるお優しいお声がけ、お見事でございました。
お客様も急のご不例で不安だったことと思います。
柚葉さんのおかげで本当に助けられたのではないでしょうか。

ですが、親身のご看病で柚葉さんご自身が風邪をお召しになる、などということがあってはなりません
わ。
よくお顔を拝見させてくださいませ。

(柚葉さんの額に自分の額をくっつけ、それからお顔を間近で拝見いたします)

…熱はありませんわね。
お顔のほてりは…、お目の色は…、口内は…(こういう時は暗い所も見えるこの目が役に立ちますわ)、
全身のオーラは…。

よかった、どれもお変わりございませんね。
柚葉さん、愚かなるこの身が柚葉さんにあれこれ申すのは不遜というものですが、それでも。
「紺屋の白袴」…他人のことに忙しくて自分自身のことに手が回らない、ということもございます。
この天候不順の折でございます、どうか御身を大事になさって下さいませ。
柚葉さんが病で寝付いてしまわれるようなこと、想像するだけでも心が痛みます。
少しでも具合が悪いと思われたなら、すぐにわたくしに教えてくださいませ。
そして絶対に絶対に無理をせず、お体を労わってくださいませ…。
どうかよろしくお願いいたします。

184 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/05(Sun) 16:25
>>183(アーチェロお嬢様)

>それと体内の悪い水を除くには、スイカや良いかと存じますのでご用意いたしました。
>ただ今青果店まで一っ飛びして買ってまいりましたもので、鮮度も味も保証付きでございます。

お疲れ様です、お嬢様…。
お客様は落ち着かれたようで、再度お休みになっております。
それではお客様がお目覚めになりましたら、お粥と一緒にスイカも切ってお出ししましょう。

ゲリラ豪雨で一時は激しかったですが、お嬢様がお出かけになる際は
晴れ間も見えてきており、安心致しました。
でも、突然の豪雨に商店街の皆様も少々難儀されたかも知れませんね。

>こちらも青果店で買いましたネギでございます。

お嬢様、大変申し訳ないのですが…。
その有名な民間療法、残念ながらお医者様によればNGなのですよ。(汗)

風邪をひいている時に喉を圧迫するのはやはり血行を悪くしてしまいますし、
ネギに含まれるアリシンやβカロチンは皮膚を通して摂取する事は出来ないそうです…。

というわけで、このネギは今夜の雑炊の具に使わせて頂きます。
今夜は皆で、雑炊鍋を囲む事に致しましょう。

>(柚葉さんの額に自分の額をくっつけ、それからお顔を間近で拝見いたします)

きゃっ♪お、お嬢様…。(ドキドキ)
(もう少しで、唇が重なりそうな距離に…。)

は、はい…。今の所、私は体調面は問題はありません。
お客様のお世話の際には、きちんとマスクもしておりましたし…。

それからお仕事前には、きちんと血圧測定、体温測定が義務付けられておりますので…。
(毎日必ず記入するように定められています)

それでも季節の変わり目や急激な気温の変化で時には体調を崩す事はあり得ますので、
レイナさんからも決して無理はしないように言われております。

もし具合が悪いと感じたならば、すぐに報告致します。
そして、お嬢様のお心遣いに感謝致します。(微笑)

では一度お台所に戻って、お食事の支度をして参ります。
長女さん、お客様のお世話をお願いしますね。

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/05(Sun) 21:29
ジューンブライドで素敵な月だよな!

186 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:22
家具は北欧スタイルにするのが趣味なんですよ

187 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:47
>>184(柚葉さん)

>お疲れ様です、お嬢様…。
>お客様は落ち着かれたようで、再度お休みになっております。

さようですか、よろしゅうございました。
今回はわたくし反省せねばなりません。
お客様は万全の体調でおいでになるとは限らない、ご気分が優れないときは落ち着いて最善の対処が
出来る心構えを常に持っておかなければならない、と思い知らされましたわ。
「治に居て乱を忘れず」、貴族の家に生まれて当然心しておかねばならない心の準備がなっていなくて
恥ずかしいばかりです。
柚葉さんの適切な処置でお客様の安静が成りましたこと、しっかり心に留めておきましょう。
お客様へのスイカのお振舞い、よろしくお願いしますね。

>ゲリラ豪雨で一時は激しかったですが、お嬢様がお出かけになる際は
>晴れ間も見えてきており、安心致しました。
>でも、突然の豪雨に商店街の皆様も少々難儀されたかも知れませんね。

はい、町中で流水が溢れるようなことがあれば吸血鬼の身には辛いところでしたので、助かりました。
お颯様のお店のスイカは絶品でお客様にお出しするのに至当ではございますが、これからはいざという
ときのために温室でもスイカを栽培しておきましょう。
梅雨明けの暑い夏にいつでもスイカが食べられれば助かりますもの。

商店街ではゲリラ豪雨に遭って服を濡らして難儀されている方々が大勢居られましたので、わたくしが
「元素支配」の温風を吹かせて服を乾かすお手伝いをさせていただきました。
でも、お颯様は
「いつもアーちゃんに頼るわけにもいかないし、やっぱりアーケードがあるといいよなあ。」
とおっしゃっていましたわ。
アーケードの設置は前々から商店街全体の課題になっていましたが、資金の問題でまだ実現のめどは立っ
ていないそうですわ。
わたくしも、奈良旅行で歩いたひがしむき商店街のアーケードの清潔なたたずまいが好きでしたので、
こちらの商店街もそうなってくれると嬉しいですわ。

>お嬢様、大変申し訳ないのですが…。
>その有名な民間療法、残念ながらお医者様によればNGなのですよ。(汗)

なるほど、喉に巻くのは血行を悪くしてよろしくないのですね。
これは迂闊でした。
血行が悪くなるのはいけません、ええ、とてもいけませんね。
教えてくださってありがとうございます。

ただ、ネギの成分は皮膚を通して摂取していただくつもりではないのですよ。
アリシンは揮発性の高い成分ですから、空気中を鼻や喉から入ってウィルスをやっつけてもらうのだ、と
お颯様から教えていただきました。
説明不足でしたね、ごめんなさい。

ただ、喉を圧迫するのはいけませんね…、というわけで改善案を考えました。
マフラーです。
揮発した成分をわたくしの「元素支配」が作る気流でマフラーにまとわせてこれを喉に巻いていただき
ましょう。
これでしたら喉を圧迫せず、また首周りを温めて快適に安眠していただけるかと存じます。
わたくしの力で以て行える民間療法ver.2ですわ。
お颯様にも教えてさし上げましょう。
ネギはたくさん買ってありますから、雑炊鍋にもどうぞお使いくださいませ。

(すみません、続きます。)

188 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:49
>>184(柚葉さん)(続きです。)

>きゃっ♪お、お嬢様…。(ドキドキ)
>(もう少しで、唇が重なりそうな距離に…。)

あ、あら…、自分から近づいておきながら柚葉さんに見つめられると、わたくしの胸も鼓動が激しく、
顔が熱くなってまいります。

「アーチェロさんははかれない」…。

な、なんですか、三女ちゃん、わたくしは他所の阿波連さんとは違いますよ?
…いえ、たしかに今ははかれてなかったけれど、柚葉さんの具合を見るのに躊躇などしていられません。
(赤面)

でも、そういえば先日アニメで見た阿波連さんの妹さんもお風を召して喉にネギを巻いていらしたわね。
あれは良くありませんよ、と教えてさし上げたいわ。

え?三女ちゃん、阿波連さんの連絡先は知っているの?
…貴女の情報網も侮れないわね、では今のこと連絡しておいて。お願いね。

>それからお仕事前には、きちんと血圧測定、体温測定が義務付けられておりますので…。
>それでも季節の変わり目や急激な気温の変化で時には体調を崩す事はあり得ますので、
>レイナさんからも決して無理はしないように言われております。

そうなのですか、良かった…。
柚葉さんが日々健やかでいらっしゃるのはとても嬉しいことです。
わたくしは魔族の身で人間より弱い部分よりも強い部分が多いから、注意が行き届かないのではないか、
と思っていたのです。

>もし具合が悪いと感じたならば、すぐに報告致します。
>そして、お嬢様のお心遣いに感謝致します。(微笑)

いえ、柚葉さんの健康はわたくし自身の喜びですわ。
どうかこれからもずっとお健やかでいてくださいね。

レイナさんもちゃんと気を配っていてくれてさすがと申したいです。
いつも本当にありがとう。

189 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:50
>>185

いらっしゃいませ、お客様。
本日もしとしとと雨が降り続きますね。
お体を冷やされませんよう、お気をつけくださいませ。

あら、お客様。
「ジューンブライド」をそんなに弾んだ声で語られるなんて、もしかして…ご自身のロマンスが成就する、
そんな嬉しさを誰かに伝えたくてお出でになりましたの?
ふふふっ、「ジューンブライド」、人間を憂鬱にさせがちなこの厚い雲を割って「天子の梯子」を降らせ
るような祝福があなた様にもたらされたのかしら?
英語の「June」の語源である女神「Juno」(ユノ)は女性・子ども・家庭の守護神。
あなた様の目には幸せな家族との未来が映っているのだとしたら、それはとてもステキです。
わたくしからも、おめでとうございます、と申し上げますわ。

もちろん結婚以外にも6月にはいろいろな行事がございますから、ご自分に合った日を選んで楽しむの
も良いかと存じます。
たとえば第三日曜日の父の日は、お父様に薔薇を贈って感謝を表す日。
わたくしも故郷の父に、薔薇の花束を贈るつもりです。

食べ物の日もたくさんありますね。
11日は梅酒の日、16日は和菓子の日、27日はちらし寿司の日、などなど。
東京の明治神宮では和菓子の無料配布イベントというのもあるそうです。
首都圏に足を延ばされるご予定があれば行ってみられてはいかがですか?

190 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 21:24
>>186

いらっしゃいませ、お客様。
家具に造詣がおありといのこと、きっとご自身の居住空間に対する繊細な感覚をお持ちなのですね。
そして北欧スタイルに統一されたお部屋作りをなさっているのですか?
恥ずかしながらわたくしにはどのようなスタイルか明確なイメージも知識もありませんので、どんなお
部屋にお住まいなのか、想像の外なのですよ。
いつか直接拝見させていただけたら嬉しいですわ。

以前お客様のお尋ねに答えて説明させていただきましたが、我が家のインテリアは古式にのっとった
家屋に合わせて純和風のものや和モダンで揃えております。

ですが、最近は「japandi」というインテリアスタイルもあるのだそうですね。
これは「Japanese」と「Scandinavian」を合わせた言葉で、和と北欧を融合したスタイルのことだと伺っ
ております。

シンプル、ミニマル、天然素材、スッキリしているけれど温もりがある、そんな快適で心地良い家具の
コーディネート。
そう伺うととても魅力的に感じますが、わたくしにはまだ具体的につかめておりません。
日本育ちで北欧趣味のあなた様でしたら、きっとそんな家具の揃ったお部屋作りもお出来になるのでしょ
うね。

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/09(Thu) 14:58
そろそろ水浴びをしたいんですけど!

192 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/09(Thu) 19:56
>>191

いらっしゃいませ、お客様。
本日もまた小雨がぱらついて、空気は湿り気を帯び少し肌寒いですね。
温かいお茶をお淹れいたしましょう。

…あらあら、梅雨明けにはまだ先だというのに、夏を待ちかねていらっしゃるようですね。
中々お日様もお顔を出さない今日この頃ですのに、水浴びが待ち遠しくてたまらない、と。
それでしたら、屋敷の裏手の丘へご案内いたしましょう。
その一帯も我が家の土地ですが、丘のふもとに空いた横穴より入りますと長い鍾乳洞になっております。
そこから壁面のヒカリゴケを灯りに1kmほど進みますと地底湖がございますわ。
地底湖と申しますと、岩手県岩泉町にある「龍泉洞」の地底湖の美しさが有名かと存じますが、我が家
の地底湖「瑠璃の湖(うみ)」もそれに劣るものではございません。
迷宮の中は年間を通じて14,5度とひんやりしておりますので、水に入られるときは良く準備運動をな
さってくださいね。
もし万が一道に迷ってしまったら、洞内にたくさん棲んでいるコウモリさんにわたくしを呼んでくるよ
うに仰って下さいませ。
わたくしがすぐに駆けつけますから、無闇に動かず落ち着いて行動なさって下さいね。

193 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/09(Thu) 20:04
>>185

はい、ヨーロッパにおいて6月に結婚式を迎える花嫁は幸せになれる、
言い伝えの事ですね。
ヨーロッパにおいて6月は1年で最も雨の少ない時期だそうですが…。
この日本においては6月は梅雨の時期…。
残念ながら、正反対の気候ですね。

でも、ものは考えようです。
日本にも「狐の嫁入り」とあるように、もし晴と雨が同時に起こる中結婚式を迎えられたら、
それもまたロマンチックな素敵な思い出となられるでしょう。

お客様は、意中の方と今月結婚式を挙げられるのですか?
だとしたら、とても素敵ですね。
いずれは私も…。(うっとり)

はっ!?申し訳ありません、自分だけの世界に浸ってしまって…。
お客さまが愛する方と素敵な未来に向けて共に歩き出す事を、心から願っております。

>>186

ようこそお客様…。
紅茶のお代わりをどうぞ…。

お客様は、素敵なご趣味をお持ちなのですね。
北欧のインテリア…。
失礼ながら私自身知識不足ですので、少し調べさせて頂きました。

素材は天然木を主に使用し、ダイニング、リビング、様々なスタイルがあるのですね。

私などが一概に語る事などは出来ませんが、
本来のお部屋の広さやお客様の好みに合わせて
きっと拘りのある素敵なお部屋を作られている事でしょう。

実に様々なブランドがあるそうですが、代表的な6大メーカーとして、
CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン)
louis poulsen(ルイスポールセン)
LE KLINT(レ・クリント)
PP M?le(PPモブラー)
artek(アルテック)
muuto(ムート) 

があるのが分かりました。
もしかしたら、お客様が選ばれているメーカーがこの中にあるのかも知れませんね。
                                                       
機会があれば、参考にさせて頂きたいです。
その際には、助言などを頂けると有難いですね。

194 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/09(Thu) 20:35
>>191
>>192(アーチェロお嬢様)

(次女さんと水撒きをしております)
日中はお暑い中、お越し頂き有難うございます、お客様…。

あら、額の汗を拭っておられて…。
雨が止み、再び晴れ間も出て参りましたがこの気温差は如何ともし難いですね。

水浴び、ですか…。
こうして水撒きをしながら故郷のお屋敷では友人と一緒にお庭で遊んだ経験もありますが、
流石にお客様にそのようなわけには…きゃっ!?
(思い切り水がかかってしまいました。)

もうっ、次女さんったら…。
三女さんも加わって楽しそうなのは分かりますが、水撒きの際には周囲に気を付けて下さいね。
私だから良かったものの、お客様のお身体を濡らしてしまったら一大事ですわ。

ああ…下着まで透け透けになっちゃったじゃないですか。(ドキドキ)
一度着替えて参りますね。

>それでしたら、屋敷の裏手の丘へご案内いたしましょう。
>その一帯も我が家の土地ですが、丘のふもとに空いた横穴より入りますと長い鍾乳洞になっております。 

というわけで、お嬢様の案内で鍾乳洞にやって参りました。
次女さん、三女さん、それではお客様の事をよろしくお願いしますね。
身体を拭くタオル、温かい飲み物を入れた水筒、お戻りになる際のバスローブ等をここに置いておきます。

それでは私は、お客様が水浴びを終えた後のためのお風呂の準備をしておきます。
日が傾き始めたら、やはりお身体の冷えは身体に良くありませんもの。
身体を温め、ゆっくりと疲れを癒す必要がありますわ。

ではお客様、ごゆっくり…。

(それにしても、美しい場所でした…。
今年の水着を購入したら、夏本番の前にお嬢様とご一緒したいものですね…。)                       
                             
                    
                                      
                                        
                                                         

                                                                                                                                    
                                                         

                                                                                                         


195 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/09(Thu) 22:56
>>194(柚葉さん)

晴れ間が出てきて午後の戸外は思いのほか温かくなってきたのですね。
和傘を持って出てまいりましたが、ささずに済みそうです。

柚葉さんが水を撒いてくださって小さな虹がお庭を美しく染めてくれています。
紫陽花や百合や花菖蒲も水玉を跳ねさせて、未だ乾かぬキャンバスの絵の如く瑞々しくお庭を彩ってく
れて心洗われる思いです。
次女ちゃんも三女ちゃんも柚葉さんと一緒に戯れて、この絵の中に三人綺麗に収まって、羨ましいで
すわ。
あらあら、次女ちゃんったら。
あの美しい夏鳥オオルリのように楽し気に舞うように如雨露で水を撒いているけれど、そんなにクルク
ル動いていては…。

>きゃっ!?
>(思い切り水がかかってしまいました。)

ああっ、やってしまいました…。
って、柚葉さんのお肌が…。

>ああ…下着まで透け透けになっちゃったじゃないですか。(ドキドキ)

いけません、お客様、どうかお目を逸らせてくださいませ!
(とっさに、翼を広げて柚葉さんのお体を隠します。)
…ゆ、柚葉さんの美しいお肌がこんなに間近に…。

も、もう…、次女ちゃんったら!!
お転婆が過ぎますよ!

「姫様、なんで顔が赤いんだ?」

あ、暑いから、お日様が出てきて暑いからですよ。
それより、柚葉さんのお着替えを手伝っていらっしゃい。


>というわけで、お嬢様の案内で鍾乳洞にやって参りました。

せっかくですから、少し中に入ってみましょうか。
ああ…、ひんやりして気持ちいいです。
かの龍泉洞もそうですが、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青の湖水は吸い込まれそうに美しくて、その
水面の光に照らされる柚葉さんのお顔が神秘的でお美しい…。
龍泉洞は近年プロポーズの場所に選ばれることもあるほどロマンティックなデートスポットだそうです
が、恋人同士のロマンスに相応しい空間、というのも分かる気がいたします。(溜め息)

>次女さん、三女さん、それではお客様の事をよろしくお願いしますね。

龍泉洞は五種類ものコウモリさんが棲んでいて「蝙蝠穴」と呼ばれる場所があるそうですが、この鍾乳
洞もあなたたちの仲間がたくさんいるらしいですから、お客様をご案内したらみんなと遊んでいて良い
ですよ。
お客様がお戻りになるときはまたご案内お願いね。

>それでは私は、お客様が水浴びを終えた後のためのお風呂の準備をしておきます。

これは気がつきませんでした。
たしかに、ここの地底湖で水浴した後はしっかり温まっていただいた方が良いですね。
さすが柚葉さん、おもてなしのお心遣いはどこまでも細やかでいらっしゃいます。

ねえ、柚葉さん…。
よろしければですが、梅雨が明け本格的な夏がきましたら、「瑠璃の湖」で少し水浴いたしませんか?
もちろん、温かいお飲み物を用意して。
あるいは湖に小舟を浮かべて景色を楽しみながらお茶をいただくのも良いかもしれませんわ。
イタリアでも、鍾乳洞ではなく海食洞ですが「青の洞窟」という美しい場所で小舟で舟遊びをいたすの
ですよ。
真夏に身近で楽しめる避暑の旅にご一緒していただけると嬉しいですわ。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/10(Fri) 18:57
金曜の夜は酒と共に過ごすんですよ

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