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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


147 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/28(Wed) 07:57
訂正でございます。

>確かに受け継がれた贄の力を改めて感じるのと同時に、それを聖なる力たらしめている柚葉さんご本人の魂の輝きを感じます。
「贄の力」→「贄の血の力」

失礼いたしました。

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/28(Wed) 21:07
あなたの弱点・ウィークポイントを教えてください

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/29(Thu) 11:35
明後日はハロウィンだけど仮装するの?

150 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/29(Thu) 21:04
重ね重ね申し上げます。
ローカルルールにあるように、基本は「sage」進行でお願いします。
「age」はスレ主であるお嬢様がなさいますので、どうかご遠慮下さいませ。

>>148

主の平穏を守る者の一人として、その質問に関しましては口をつぐませて頂きます。
「吸血鬼」が一般に苦手とされているものに関しましては、お嬢様は然程苦手とはしておりませんが。
とはいえ、主を害する意味合いでそれらを持ち出されるのは甚だ困りものです。
肉体的なものよりも、精神的な意味合いでお嬢様が傷つきます。
どうか、お引き取り下さいませ。

>>149

はい、私自身は前半に子どもたちをお迎えする際の仮装は準備しております。
そちらに関しては、当日のお楽しみという事で未だ内緒にしておりますが。

後半の巡回の際には、仮装…とは少し違うかも知れませんが、
お嬢様と共に和装を身に纏う予定です。
かつて、私の母が纏っていたのと同じものを…。

実は当日、東北から来て頂いたお嬢様と兼ねてより親交のあった鬼族の方と共に
巡回を行う予定なんです。
通常の子どもたちの安全を守る意味合いもありますが、良からぬ事を企む妖(あやかし)が
行事のどさくさに紛れて子どもをかどわかす恐れもあるから気を付けよと土地神様からお告げを頂いたんです。

お嬢様と共に和装を纏うのは、遠路はるばる来て頂いた方々への礼儀でもあるんです。
何事もなく平穏無事に終わればよろしいのですが、好事魔多しとも申しましょう。
行事を楽しむのは勿論ですが、時には気を引き締めて参ります。

151 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/29(Thu) 21:31
>>146(アーチェロお嬢様)

>そろそろ鬼族の方々がいらっしゃる頃合いでございます。
>今回のご来訪はこの地方で屈指の魔の気の多い場所となりました我が屋敷への親善訪問、となっておりますゆえ、わたくしも心しておもてなしする所存です。

お嬢様、只今戻りました…。
長女さんと次女さんにも手伝って頂き、買い出しも無事終了致しました。
歓迎会のお鍋の材料、秋の味覚と子どもたちに配るお菓子やスイーツの材料…。
これだけあれば十分ですね。

青果店のお颯さんからも、

「随分と景気が良いね。お客さんのおもてなしに使うんだろ?
少しサービスしといてやるよ!」

と、お気遣いを頂きました。
男性3人、女性が2人参られるとの事ですが、もしかしたら多少変動するかも知れないとの事です。
そうなりましても差し支えなきよう、きちんと準備して参りますのでご安心を。
もし男性3人、女性2人となりましたら子どもたちが喜びそうな人数構成ですね。(笑)
私達としては、頼もしい限りですが。

>彼の地でご母堂様が尊いお勤めをされていたのと同じく、柚葉さんもこの地で人と人ならざる者との平穏と均衡を保つため日々心を配っていてくださるのですもの。

日々人と妖(あやかし)との絆を大事になさっているお嬢様にそう仰って頂けますと、誇らしい限りです。
ですが、それはやはりお屋敷の皆様やこの街の皆様、そしてお嬢様と絆を深められた方々との繋がりがあってのものですね。
その一翼を担う者として、お勤めを果たして参ります。

では、少しレイナさんに相談したいことがありますので一度失礼致します。。
ふふっ…。今年はどのようなお嬢様の故国イタリアのお菓子を作ろうかしら。


152 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/30(Fri) 07:44
繰り返しになりますが、こちらをお訪ね下さるときは「sage」でお願いいたします。


>>148

そうですわね、いろいろございますけれど、何よりもこれが苦手なものと申せば、我が家のメイドさん、貴方様にただ今応対いたしました彼女の憂い顔、でございますわ。
わたくしの何よりも誰よりも大切な想い人が心を翳らせている、それを目の前にしてしまえば、わたくしの心が千々に乱れますのも必定ではございませんか?

そして今まさに彼女が左様な顔をしている…、これは何ゆえにございましょうね?
…貴方様がわたくしの弱点を聞いてこられたこと。
そこに原因を帰しても間違いとは申せませんでしょう?

貴方様が何ゆえ斯様なことを探ってこられたのか問い質しはしませんが、そのご質問はわたくしの柚葉さんを心配させてしまいますゆえ、
何とぞご遠慮くださいませ。

…と、いささか空気を重くしてしまいましたわね。
申し訳ございません。
では、もう一つ苦手なものをお教えいたしましょうか。

『ペペロンチーノ』、これでございます。
「そりゃそうだろう、吸血鬼はニンニクが苦手なんだから。」
とお思いかしら?
あにはからんや、日本に参って苦手なお料理の克服を少なからず頑張りました結果、ニンニク入りのあのお味も好きになってしまったのですよ。
ですが、ニンニクの匂いで他人様を不快にすることがないよう、食後にすぐさま歯磨きで口臭を残さぬことが肝要。
パスタ屋さんではそれが叶わぬゆえ注文を手控えなくてはならない…これが辛うございます。
わたくしを惹きつけながら、容易に手を出すことを許さぬ意地の悪いお料理…。
まったく苦手でございますわ、かのパスタは。

(と申しつつ、チラチラと柚葉さんの方を見て、さりげなく「ペペロンチーノを昼餉に」とアイコンタクトで訴えるわたくしでございます。)


>>149

ふふっ、いよいよでございますわ。
わたくしがかねてより用意しておりました仮装を見に纏いますのは。

今はまだ秘匿いたしておりますが、ご覧になりたいとお思い下さるならば、
「pixiv 秋鬼と金魚鬼火」
これで検索してみてくださいな。
ご覧いただけたなら、お分かりいただけましょう。
この絢爛として高雅なる衣装を。
甲斐千鶴画伯…、今わたくしが最も憧れている新進気鋭の芸術家の作ですわ。

例年子どもたちからは吸血鬼らしき衣装を。
黒と真紅で染め上げられたドレスを纏うことを求められますけれど。
「吸血姫 ドレス」で検索して出てくる画像のようなドレスは、実家よりたくさん送られてきますけれど。

わたくしは日本の美をこそこの身に纏いたい、と望みますので。
烏滸がましきことながら甲斐画伯のお力をお借りして、
なんとか頑張ってこの衣装で子どもたちにも認めてもらえるよう頑張りたいのですわ。

それに、我が家のメイドさんも申していますように、今年は鬼族の方々、
我がペンパルの方…鬼族の姫君より差し遣わされますご家来衆の皆様の訪問を受ける予定でございます。
お客様のお目汚しにならないように、しっかりと着こなしてまいる所存でございます。

(もうしわけございません、ここで一旦下がらせていただきます。)


153 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/31(Sat) 15:24
>>151(柚葉さん)

柚葉さん、今年は例年以上の大忙しになってしまいごめんなさいね。
長女ちゃんも次女ちゃんもお疲れさまでした。

お鍋に入れます旬の食材が沢山…、一つのお鍋を囲んでの歓談は友誼を深めるいちばんの宴でございますわ…。
わたくしも、また屋敷の森に参りまして妖精の皆様のご厚意でたくさんの食材をとらせていただいたのですよ。
松茸、舞茸、占地といったきのこの類、
それに森に住まわれているセイレーン様がわざわざ採ってきてくださった真鯛と白鱚、
こちらは妖怪社交部立ち上げのご挨拶、ということでいただきましたの。
(セイレーン様は水陸両用、鳥の翼を持ちながら海では人魚の姿で泳げるのですから凄いですわ。)

以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、
「では妾(わらわ)の家臣たちにも進物と大鍋を担がせてまいるゆえ使ってやってたもれ。」
とお返事を下さいましたわ。
沢山の具材を使ってもこれで安心でございましょう。

>日々人と妖(あやかし)との絆を大事になさっているお嬢様にそう仰って頂けますと、誇らしい限りです。
>ですが、それはやはりお屋敷の皆様やこの街の皆様、そしてお嬢様と絆を深められた方々との繋がりがあってのものですね。

ふふっ、そう言っていただけるとわたくしも少し自信が出てまいりますわ。
では、今の皆様がわたくしたちに見せてくださるお優しさはわたくしたち二人の頑張りの結果、とそういたしておきましょう。
(だからと申して、わたくしが柚葉さんへの感謝を忘れることなどゆめゆめあってはならないこと。
いいえ、わたくしのこの溢れる想いは忘れられるわけがないのだけれど)。

>では、少しレイナさんに相談したいことがありますので一度失礼致します。。
>ふふっ…。今年はどのようなお嬢様の故国イタリアのお菓子を作ろうかしら。

はい、ではまた後ほど…。
うふふ、レイナさんも柚葉さんと一緒にお菓子を作るのかしら。
いつもクールビューティーでいらっしゃるけれど、彼女はそういう見目可愛らしい姿もとても似合うのですよね。
それも、柚葉さんと一緒にいていっそう磨きがかかったよだけれど。


…ですので、皆様のご案内はこの家の主人であるわたくしが相務めさせていただきます。
アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
このたびは遠路はるばるのお越し、まことに恐悦至極にございます。

「…気がついておられたのですか。」

はい、この街の境を越えてこられてからずっと心待ちにしておりましたわ。

(まあ、何と古式ゆかしい装束でしょう。
 女性も男性もひとしく凛々しきお姿。
 「狩衣」と申すものでしょうか。
 以前pixivでみました「龍の守護 白黒」「龍の守護 赤青」というイラストを思わせますわね。
これが鬼族の衣装なのでしょうか。)

「御尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じ奉ります。
我ら一同、我が主・瀬織津姫(せおりつひめ)の使者として、姫君へのご挨拶に罷り越しましてございます。」

(凛とした雰囲気に身を包み、頭より伸びる鋭利な角を生やした女性をはじめとする皆様のご挨拶を受け、わたくしは皆様を屋敷の客間へとご案内いたしました。)


154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/31(Sat) 15:32
つカクテル・ブルームーン

155 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/31(Sat) 17:05
>>154

あら、今宵のブルームーンにちなんでのサービスかしら?
洒落たことをなさいますわね。
でも、それだけの意味かしら?
カクテル・ブルームーン…、確か二つの意味がありましたよね?
1つは「完全なる愛」、そしてもう1つは「叶わぬ恋」「無理な相談」。
勘違いでしたらごめんなさいですけど、まさかわたくしに想いを告白してくださったのでしょうか?
「自分は貴女に何一つ欠けることのない愛情を捧げる」とか…?

万万が一そうであったとしたら、ごめんなさいなのです。
わたくしには恋に等しいほど焦がれてやまぬ方が居るのですもの。
それも、すぐ傍に。
今、彼女はキッチンから彼女が今宵子供に配るお菓子を作っている最中なのですよ。

ですので、貴方様からこのブルームーンをいただきはしますけれど。
わたくしからの返礼は同じくカクテルで、

つシャンディ・ガフ

意味は…カクテルにお詳しい貴方様ならご存じでございましょう。


156 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/01(Sun) 18:32
>>154

まあ、素敵な贈り物を有難うございます。
闇の拳族の方々が集うハロウィンと、ブルームーン…。

普段より大きな月の加護を得られる今宵は、近年以上に素敵な夜となりましょう。
無論、浮かれ過ぎることの無きよう勤めて参りますが。

では、お返しに自家製のイタリアのお菓子をどうぞ…。
中身は…うふふ、今は内緒です。(微笑)
お家に帰りましたら開けてみて下さいませ。

>>153(アーチェロお嬢様)

>わたくしも、また屋敷の森に参りまして妖精の皆様のご厚意でたくさんの食材をとらせていただいたのですよ。

まあ!こんなにも沢山の素敵な贈り物を頂けるなんて…。
それでは腕によりをかけて、美味しいお鍋を作って見せます。
このお屋敷のメイドとして、「妖怪社交部」の立ち上げを祝う宴を盛り上げられるよう頑張ります。

>以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、

それは楽しみですね。
立場上、あまりお客様のお手を煩わせるわけには参りませんが
お客様から新たな鍋の調理法や具材に関する知識を伝授して頂けるかも知れません。
様々な面で、良き交流の機会となりそうです。

>このたびは遠路はるばるのお越し、まことに恐悦至極にございます。

(一度作業を中断して、ご挨拶に伺いました)

初めまして。ようこそお越し下さいました。
このお屋敷の主に使える、羽藤柚葉と申します。

>まあ、何と古式ゆかしい装束でしょう。
>女性も男性もひとしく凛々しきお姿。

(この凛々しきお姿と、『武』の心を感じさせる立ち居振る舞い…。
あの阿弖流為様とも所縁のある方々では…。
国は違えども、一族の安住の地を追われながらも誇り高く一族の系譜を守ってきたという意味で、
きっとお嬢様とは分かり合えるものも多い事でしょう。
くれぐれも失礼の無きように振舞わねば。)

−この後、お茶をお出しして再度お仕事に戻りました。−

>今、彼女はキッチンから彼女が今宵子供に配るお菓子を作っている最中なのですよ。

お嬢様、少々お時間を頂いてもよろしいですか?
今宵子どもたちにお配りするお菓子が完成致しました…。
初めて作るものになりますのでお口に合うかどうか分かりませんが…。
一度、イタリアの味を再現できているかどうかご賞味下さいませ。

※今年のお菓子です。
・パーネ デイ モルティ(トスカーナ)
・オッサ ディ モルティ(シチリア)
・ファーヴェ デイ モルティ(ペルージャ)

(モルティは「死者」という意味で、「死者のパン」という意味になります。
名前だけ聞くと少し怖いイメージですが、先祖を祀る意味合いが込められたお菓子です。)

・リングェ ディ ガット
(「猫の舌」という意味で、薄いラングドシャの中にチョコが入っています。)

それからお嬢様、前半に子どもたちをお出迎えする際の仮装で今年はこのようなものを…。

(手と顔に包帯を巻いた、『メイド服ミイラ』です。少し血糊をつけています。)

『死者のパン』をお出しする際の仮装として、演劇部の部長さんから今年もアドバイスを頂きました。
お客様の手前、流石にこちらの格好をお見せするわけには参りませんので
お客様が巡回に出られてからの格好になりますが、如何でしょうか?

無論、子どもたちの歓待を終えてからは先日の母と同じ和装を身に纏い、
「秋鬼と金魚鬼火」の装束を纏ったお嬢様と合流させて頂きます。

157 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/02(Mon) 09:27
>>153(続きです)

さあ、腹が減っては何とやらです。
どうぞ皆様、存分に召し上がって下さいませ。

商店街の皆様の心遣いと、お嬢様がこのお屋敷の領域に住まう妖(あやかし)の方々から頂いた
素敵な食材が沢山揃っております。

今宵は無礼講です。遠路はるばるお疲れでしょう。
少しばかり肩の力を抜いて、存分に楽しんで下さいませ。

(鬼族の皆様の食べっぷりを見ながら)

やはり温かなご馳走の宴は、緊張を解きほぐして下さいます。
皆様をおもてなしする立場として、甲斐がありますわ。

>以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、
>「では妾(わらわ)の家臣たちにも進物と大鍋を担がせてまいるゆえ使ってやってたもれ。」
>とお返事を下さいましたわ。

というわけで、次はお庭をお借りして鬼族の皆様の大鍋を頂く事になりました。
私もお手伝いさせて頂こうとしたのですが、
「馳走になってばかりでは主に申し訳が立たぬ。姫君と共に、暫しお待ちを。」

との事でした。
では、お嬢様と共に東北の郷土鍋の作り方を拝見させて頂きます。

南部せんべい、はっと、だまこ餅…。
お米の美味しい地域だけに、お餅やお団子を使うお鍋が多いとお聞き致しますが、どれも本当に美味しそうですね。
これらのお餅やお団子…。新たな和菓子のヒントになる筈です。
後にこれらについて、お話を伺いたいですね。

あら…。屋敷の森に住まう皆様も鬼族の皆様の大鍋の匂いが気になって出て参りました。
これはまた、より賑やかな宴になりそうですね。

158 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 15:20
>>156(柚葉さん)

>初めまして。ようこそお越し下さいました。
>このお屋敷の主に使える、羽藤柚葉と申します。

あらあら、使者の皆様が目を瞠って固まっておいでですわ。
もしもし~?

「ひ、姫君、こちらの侍女の方は、まさか…。」

個人情報ゆえ姫様へのお手紙でもつまびらかにいたしませんでしたが。
やはりお分かりでいらっしゃいますか。

「驚きました。この内より立ち上る輝きは、…名にし負う『贄』の係累の御方か?」

それにつきましては、本人の承諾がない限りわたくしからは申しません。
ですが、悪意ある妖が彼女の血を狙えば、相応の代価を支払わせる所存ですわ。

「彼女の身に付けたものから強い霊力を感じます。邪妖の魔の手が彼女の身に及ぶことはございますまい。」

あなた方、邪悪を懲らすご一族からそう言っていただけると安堵いたしますわ。
そう…彼の誇り高き瀬織津姫(せおりつひめ)の勇名はかねてから伺っておりますわ。
かの阿弖流為(アテルイ)王陛下と盟友で在らせられ、朝廷より排撃された多くの人々を守られ、
彼らを迎え入れての結界の神魔国を建てることを征夷大将軍・坂上田村麻呂閣下に認めさせたと伺っておりますわ。

本日は瀬織津姫様のご厚意により、皆様方のご協力をいただけること、深く感謝申し上げますわ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

柚葉さん、そういえば瀬織津姫様のお姿、まだご存じなかったですよね?
ほら、スマホに彼女から送られてきた写真ですわ。
可愛らしゅうございましょう?
Pixivのイラストの『人恋し鬼の子』によく似ていらっしゃいますわ。

「…姫君、残念ながら早くもわれらが剣となりて敵を祓わねばならぬ事態やも知れませぬ。」

…え?
あ、いえいえいえ、それはちょっとお待ちくださいませ!

「なによぉ、せっかく宴に来てあげたのにご挨拶ねぇ。
 まあ、どうしてもって言うなら遊んであげるけどぉ?」
「トリック オア トリート…、じゃなくて、トリート!トリート!トリートぉ! 
お腹空いた…。」

はいはい、喧嘩は無しでございますよ。
お母様、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

159 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 15:24
>>156(柚葉さん)(つづきです)

>お嬢様、少々お時間を頂いてもよろしいですか?
>今宵子どもたちにお配りするお菓子が完成致しました…。

「お菓子…、すごい、なにこれ、なにこれ?」

画家のお嬢様、今日はジャパリパークのサーバルキャットちゃんのご衣裳なのですね。

これらは、伊太利亜で11月2日のil giorno dei mortiイル・ジョルノ・ディ・モルティ(死者の日)の
前後に
よくいただくお菓子なのですよ。
「死者の日」はカトリックの国では、故人への思いを馳せる祈りを捧げる日でございます。
日本で申せばお盆でしょうか。

わたくしにもとても懐かしい大好きなお菓子でございます。
柚葉さん、こんなにたくさんありがとうございます。
お嬢さまに説明しながら、ありがたく試食させていただきますね。
お菓子の名前についている「モルティ」は「死者」という意味です。

・パーネ デイ モルティ(トスカーナ)
Pane di mortiとは「死者のパン」。
 パンと申しますが、カカオパウダーを混ぜ込んだ小判型のクッキーです。
 中にクルミ、松の実などのナッツ、レーズンと軽くシナモンが入入っていて、甘すぎず柔らかで…。

「口の中で優しく溶けるの、とても好い…。」

・オッサ ディ モルティ(シチリア)
Ossa di Mortiは直訳すると「死者の骨」ですわね。
骨に見立てた白いメレンゲで作られたビスケットです。

「かわいい…。」

シャリシャリとした食感が絶妙で、心地良いですわ。

・ファーヴェ デイ モルティ(ペルージャ)
fave dei mortiを訳すと、「死者のソラマメ」となります。響きは物。
Faveは豆(ソラマメ)をさし、これは聖人または故人の骨を意味するのですよ。

「とっても、きれい…。」

白、淡いピンク、カカオ色の3色は伊太利亜での定番の色ぞろえですわ。
でも、色遣いがとても上品で柚葉さんのセンスが光っていますわね。
ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も原色に近い恋色をしているのに比べ、
透明感がある淡い色合いですけれど。
柚葉さんも、見事に和の雅を映した出来栄えでございます。

・リングェ ディ ガット
Lingua di Gattoは訳すと「猫の舌」。
形がそれっぽいでしょう?
卵白とたっぷりバターで作るクッキーなのですよ。
リングア・ディ・ガット “猫の舌”という意味です

「ふわあ…、ふわふわ、さくさく、バターがとっても薫ってくるの。」

プレーンタイプ、ココア味、チョコレートがけ、どれもしっかり味が生地に馴染んで口の中が蕩けそうですわね。

柚葉さん、どれも見事でございました。
子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かんでまいりますわ。
お嬢様も、後でまた宴の後に食していただきますからしばらく我慢してくださいませ。

>(手と顔に包帯を巻いた、『メイド服ミイラ』です。少し血糊をつけています。)

まあ、演劇部の部長様がアドバイスを?
なるほど、素敵な着こなしになっていますわね。
ホラー色も十分ながら、柚葉さんの可愛さもちゃんと際立たせていて、
包帯の巻き方ひとつとっても美しさが感じられますわ。

それではわたくしもしばらくお客様と巡回してまいります。
お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でもアクの気配があれば即参上、
人間の方の巡回よりもずっと早く回れますゆえ)ので、有志の方は戻って来られたら
お子様たちの応対にも参加なさるそうです。
今年は我が家も本当に賑やかなハロウィンになりそうですわ…。

(そして「秋鬼と金魚鬼火」の装束をまとって巡回に出かけ、折を見て屋敷に戻って柚葉さんと共に子どもたちを迎える、
楽しい時間を過ごしました。)

(すみません、一旦下がらせていただきます。)

160 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 16:12
補足だ…そうでございます。

>Pixivのイラストの『人恋し鬼の子』によく似ていらっしゃいますわ。

鬼の方々の仰るには、あのように童女のお姿なのは人間の前に出る時に相手を恐れさせないための姿、だそうでございます。
家来衆前での姫様のお姿は「pixiv 月?神社」のイラスト。
このイラスト(拡大しないと中央の姫様のお姿が分かりにくいですけれど)、これこそが姫様の真姿実相にとても近くあらせられると。

161 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 16:21
申し訳ございません。
「pixiv 月?神社」の「?」の部分は「華」の中国語の簡体字(「化」の下に「十」)です。
煩雑になってしまって申し訳ございませんでした。
このイラストの件、忘れてくださってけっこうです。

162 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 20:25
訂正でございます。
『』内が訂正部分でございます。

>ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も原色に近い恋色をしているのに比べ、
>透明感がある淡い色合いですけれど。

ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も『ポルトガルのものは』原色に近い『濃い』色をしているのに比べ、
『日本のものは』透明感がある淡い色合いですけれど。

>お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でもアクの気配があれば即参上、

お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でも『悪』の気配があれば即参上、

失礼いたしました。

>>157(柚葉さん)

柚葉さん、お疲れさまでした。
お陰で我が家のハロウィンのおもてなしもつつがなく、そして楽しく過ごすことができました。
柚葉さんの『メイド服ミイラ』も子どもたちがキャッキャッとはしゃいでいましたわね。
ああいう和やかで賑やかな場に身がおけますこと、本当に楽しくいられましたわ。
そして、子どもたちに交じって観察しておられた演劇部の部長様
 ― 吸血鬼の衣装がわたくしよりよほどお似合いでしたでしょうか − 
の会心の笑みが今日ほど平和的に感じられたことはございません。
(いつもは、わたくしを何とか演劇活動に巻き込もうとの企みを宿した笑顔で、
わたくしもドキドキして逃げ回っておりますから。)

(そうしてわたくしは心地良い達成感を胸に、宴の場に臨みます)

なんて大きくて立派なお鍋でしょう。
お庭でくつくつと音を立てて具材が煮えていく様子に皆さんの垂涎の気分も否が応でも高まってまいりましたわね。

薪能の如く周囲にかがりびを焚いて照らし出された温かな雰囲気も本当に胸暖まりますわ。

>今宵は無礼講です。遠路はるばるお疲れでしょう。
>少しばかり肩の力を抜いて、存分に楽しんで下さいませ。

ふふふ…、柚葉さんの音頭取りで皆さんも笑みをさらに楽し気にされていますわね。

わたくしからも皆様にお礼申し上げます。
この街のハロウィンが街の皆様の和やかな一日として幕を下ろし得たのもひとえに皆様方のお蔭でございます。
遠き地よりご足労いただき、一方ならぬご助力をたまわりましたこと心よりお礼申し上げます。
どうか今宵の宴、存分にお楽しみくださいませ。

>では、お嬢様と共に東北の郷土鍋の作り方を拝見させて頂きます。
>南部せんべい、はっと、だまこ餅…。

まあ、これはこれは…、どれも初めて見るお料理ですわ。
『南部せんべい』はゴマやクルミの味わい、
でもこちらはリンゴやココアのお味とバラエティーに富んでいて、それにカリッとした歯ごたえが快感ですわね。
そして「せんべい汁」は醤油仕立てのお汁に煎餅が意外な相性の良さですこと。
『はっと』は、もちもちの生地に枝豆の餡をかけた独特の甘味が噛むごとに感じられますわ。
『だまこ餅』は、軽く焦げ目の入ったお団子そ串に刺して甘い味噌を塗るのが良い風味ですね。鍋に入れてもよく味がなじんで美味しいですわ。

>あら…。屋敷の森に住まう皆様も鬼族の皆様の大鍋の匂いが気になって出て参りました。

あら、九尾の狐様やひでり神様。花子様などの日本の妖の皆様だけでなくハーピー様、セイレーン様といった西洋から来られた方も。
この屋敷の森がこんなに多くの方の安住の場所になっていたなんて驚きでございます。
皆様、鍋に舌鼓を打たれて、なんて胸が温まる光景でしょう。


163 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 20:27
>>157(柚葉さん)(つづきです)

…あら、画家のお嬢様の姿が大鍋の周りに見えませんね。
どちらに行かれたのかしら?

「あそこよ、あそこでずっとキャンバスに向かって絵筆を振っているわ。鬼族を見たあたりからスイッチが入ってねぇ。
 絵画の道具は持ってきてたんだけど、あたしがさっき特急便であの大っきいキャンバスを宅配させたのよぉ。
 届いたとたん食べるのを中断して、もう一心不乱に描いてるわねぇ。
 あ、キャンバスの支払いの方あたしが立て替えといたから、後で支払い、よろー。」

え?わたくしが払うんですか?

「そりゃそうでしょう、この景色に惹かれて大作を描いてくれるのよぉ。たまにはパトロンをやったってバチは当たらないわよぉ?」

…分かりましたわ。
しかし、大きいですね。
『ヴィーナスの誕生』(172.5 cm × 278.5 cm)くらいありますよね。
鍋を食される時間があるのでしょうか?

「さあぁ?あの娘は、いちどハマっちゃうといつ手を休めるか、わたくしにも分からないわねぇ。
 だから、ウチに帰ってでも食べられるようにお菓子をお土産に包んどいてね〜。」

(かくて宴を心から楽しんだ記憶は、後日我が家に贈られた絵画と共に
その後ずっと変わることなく留められたのでした。)


164 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/03(Tue) 22:53
>>158

>個人情報ゆえ姫様へのお手紙でもつまびらかにいたしませんでしたが。
>やはりお分かりでいらっしゃいますか。

青珠のお守りで隠しておりますが、それでも尚私の一族に流れる『血』の存在を
感じ取る事が出来るのですね。
瀬織津姫様が々に遣わされた方々です。
遠路はるばるお越し頂いた皆様への礼儀として、改めてご挨拶せねば瀬織津姫様にも失礼となりましょう。

いかにも…。古来よりその身に流れる『贄の血』を「アカイイト」として、縁を紡いできた血族の者です。
一族の紡いでいた絆の果てに、今はこのお屋敷の主、アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ様に仕えております。
こうしてお嬢様と共に親交を深める機会を与えて下さった、瀬織津姫様に心から感謝致します。

>柚葉さん、そういえば瀬織津姫様のお姿、まだご存じなかったですよね?

まあ…何て可愛らしい…。
背景の桜、水流、月夜が醸し出す雅で神秘的な雰囲気に、思わず魅入ってしまいました。

え?スマホから送られてきた写真?
瀬織津姫様、現代社会を満喫していらっしゃるのかしら。(微笑)
神秘的ながら不思議と近寄り難さというものは感じられず、どこか親し気な方でもありますね。
機会があれば、一度お嬢様と共にご挨拶に伺いたいです。

>はいはい、喧嘩は無しでございますよ。
>お母様、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

うふふ…。内心今か今かと期待しておりました。(微笑)
宴を一番盛り上げて下さる方の来訪に…。
奥方様、ようこそお越し下さいました。

その…よろしければお嬢様と共に、今夜お配りするイタリアのお菓子を味見して頂ければと思うのですが…。
無論、お連れ様の画家のお嬢様も一緒に…。

実は、以前からの願いだったんです。
お嬢様と奥方様に、私の作ったイタリアのお菓子を召し上がって頂く事が…。
それで少しでも故郷の味を思い出して頂ければ、メイド冥利に尽きるというものですから。

>まあ、演劇部の部長様がアドバイスを?
>なるほど、素敵な着こなしになっていますわね。

はい、ちょっとばかり怖く、それでいて可愛くという形で考えて頂きました。
子どもたちにはちょっとだけ怖がってもらって、そしてお菓子で喜んでもらえれば
仮装した甲斐があるというものです。
メイド服なら、怖い雰囲気もある程度は和らぎますから。
メイド服の可愛さは、ある意味万能ですね。(微笑)

>それではわたくしもしばらくお客様と巡回してまいります。
>お客様方も交替で見回りされます

お疲れ様です、お嬢様…。
(母と同じ和服を纏って、合流しました。)

子どもたちの歓待も滞りなく進みましたので、レイナさんと有志の方に
お嬢様と合流するお時間を頂きました。

ふふっ…。「秋鬼と金魚鬼火」の装束、素敵ですね。(微笑)
そして今宵のブルームーンが、白い装束とお嬢様の銀髪を淡く優しく輝かせてくれています。
そして私達をお守りするように、凛々しい瀬織津姫様の使いの方々が脇を固めて下さって…。
守られるお姫様のお気持ちとは、このような状況を言うのかも知れませんね。

(暫く巡回を続けながら)

すれ違う皆様、仮装を楽しむというよりは礼儀正しくご挨拶をしていかれましたね。
瀬織津姫様の使いの方々の凛々しさに、皆様圧倒されていたようです。
お決まりの台詞は、どうやら必要なかったようですね。
格好いいというのは、やはり正義ですね。(笑)

どうやらさしたるトラブルもなく、子どもたちの仮装の行列も無事住みそうです。
時には瀬織津姫様の使いの方々に子どもたちが寄ってきて…。
怖がられるのではなく、子どもたちに「格好いいお兄さん、お姉さん」と慕われている様子は
見ていてこちらが嬉しくなってしまいました。(微笑)

そしてお嬢様や私の事も、「お姫様みたい」と言ってもらえた時には
嬉しさを隠しきれませんでしたね。
今年のハロウィンの地域巡りもまた、素晴らしい思い出となり何よりです。

(ごめんなさい、今夜はここまでとさせて頂きます。)


165 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/06(Fri) 10:37
>>162-163

>わたくしからも皆様にお礼申し上げます。
>どうか今宵の宴、存分にお楽しみくださいませ。

お嬢様、先程鬼族の女性の方から『南部せんべい』『はっと』『だまこ餅』を
お土産としても頂きました。
瀬織津姫様曰く、

「伊太利亜の姫君は、大層日ノ本の味を好まれると聞く。
ならば我等の里の味も、土産として持たせようぞ。」

だそうです。
明日そちらを用いた和菓子についてもご教授頂けるとの事なので、楽しみですね。
ああ…お嬢様のお陰で私も更に交流の幅が広がりそうです。
こうして東北の地の方々とも絆が生まれること、心から嬉しく思います。

>…あら、画家のお嬢様の姿が大鍋の周りに見えませんね。
>どちらに行かれたのかしら?

今宵このお屋敷に集まった方々の事を考えますと、西洋のハロウィンと日ノ本の百鬼夜行が
同時に行われていると言っても過言ではありませんね。
正に百花繚乱の宴…。
これまでは何か召し上がっている印象が強い画家のお嬢様ですが、今宵の華やかな宴に
芸術家としての魂に火が付いたようですね。

ではお嬢様、画家のお嬢様のお土産は任せて下さいませ。
きちんと準備しておきますわ。

>「そりゃそうでしょう、この景色に惹かれて大作を描いてくれるのよぉ。たまにはパトロンをやったってバチは当たらないわよぉ?」

奥方様ったら…。(苦笑)
でもこのような滅多にお目にかかれない素敵な夜の宴を、作品に残して頂けるのは光栄です。
奥方様のお導きが無ければ、その機会には巡り合えなかったでしょう。
では奥方様、器をこちらへ…。すぐにお代わりをお持ち致します。

>(かくて宴を心から楽しんだ記憶は、後日我が家に贈られた絵画と共に
>その後ずっと変わることなく留められたのでした。)

素敵…。
アルバムの写真と共に、また一つ素敵な思い出の証がこのお屋敷に残りました。
それにしてもあの画家のお嬢様、一度筆を取った時の熱意と目の輝きは凄いものがありましたね。
絵のモデルの方や風景と違って、描かれている光景はせわしなく動いているというのに
このような素晴らしい絵をお描きになるなんて…。

奥方様が才能に惚れ込まれて、この国に留まっている理由も頷けます。

ところでお嬢様、何か郵便局等にお届けするものはございますか?
私、手紙を一筆したためましたのでお買い物と一緒にお届けしようと思うのですが。
はい、先日東北のお鍋やお料理、お菓子についてご教授頂いた鬼族の女性に…。

今は便利なツールでメッセージを瞬時に送る事は可能ですが、やはり直筆のお手紙こそが
一番心の篭ったメッセージですから。
今年のハロウィンも、本当に素晴らしいものとなりました。
子どもたちに混じっての仮装行列から戻った屋敷神様も、あの宴には驚きつつも子どものようにはしゃいでおられましたね。(微笑)

それから近々、土地神様の神社にもご挨拶に参りましょう。
勿論、お酒と共に…。

鬼族の方々、瀬織津姫様の使いとしてお屋敷に来られる前にご挨拶には向かわれたそうですが
この街で他の地の妖(あやかし)の方々が心置きなく過ごせるよう取り計らって下さったのは土地神様ですから。
こちらの絵を写真に写して、土地神様にも見て頂きたいですね。
お酒の肴として、この日の宴について話が弾むでしょう。

それと早速、作り方を教わった胡麻の南部せんべいを作ってみました。
私がお使いの間、お茶と共に召し上がって下さいませ。
お嬢様からも好評であれば、こちらも土地神様のご挨拶に持参しようと考えております。



166 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/06(Fri) 23:24
>>164(柚葉さん)

>いかにも…。古来よりその身に流れる『贄の血』を「アカイイト」として、縁を紡いできた血族の者です。

「左様であられたか…。
 山神と人柱の伝承、かの『オハシラサマ』の神業はかねてから聞き及ぶところ。
 お会い出来て光栄に存ずる。
 申し遅れましたが、わたくしは今回の瀬織津姫が使者の長を務めます鈴鹿(すずか)と申す。
 ですが、申し訳ござらぬ。
『青珠』によって隠しておられた貴殿の『血』のこと、持ち出しましたのは我の不覚。
 このことは決して口外いたさぬゆえ平にご容赦を。」

…それを申すなら、鬼族の慧眼への備えを怠ったわたくしの咎ですわ。
柚葉さん、申し訳ございません。
(わたくしは深く頭を垂れました。)

>え?スマホから送られてきた写真?
>瀬織津姫様、現代社会を満喫していらっしゃるのかしら。(微笑)

瀬織津姫様の神魔国は結界の中、人の世に知られていない世界ですけれど、
瀬織津姫様は人間界の有為転変を注意深くご覧になって、優れたところは取り入れて然るべき、とのお考えのようですわね。
わたくしに対しても
『カルミーニオ家は何故に人間界にその身を置くや?
人間との相互理解を図るのを良しとするや否や?』
とか、いろいろ我が家のことを尋ねてこられますわね。
スマホで。
あらたまった挨拶は書状でくださいますが、普段はメールを送ってくださいますよ。

>うふふ…。内心今か今かと期待しておりました。(微笑)
>宴を一番盛り上げて下さる方の来訪に…。

柚葉さん、そんなに嬉しそうに仰るとまたこの人が調子に…。

>その…よろしければお嬢様と共に、今夜お配りするイタリアのお菓子を味見して頂ければと思うのですが…。
>無論、お連れ様の画家のお嬢様も一緒に…。

「ん~、美味しい。
ちょっと、柚ちゃん、貴女って、ほんと出来た嫁よねぇ。
ハロウィン終わったら、すぐうちにいらっしゃいな。
 そしてメイドたちにこのレシピ教えて上げなさい。
 さすがに披露宴に出すスイーツを花嫁本人に作らせるわけにはいかないからぁ。」

お、お母様!
わたくしたち、結婚して『婦婦』になるとか、そんな!
柚葉さんを困らせるようなことをおっしゃらないで!

「じゃあ、この娘の弟と挙式する?
 義姉妹なっての麗しい愛というのも乙なものよぉ。」

だ…、だめだめだめですぅ!
柚葉さんは渡しませ……
ああ、もう!
そういう話は今無し!無しですわ!
これから着替えて巡回に出かけるのです。
わたくしがいない間に、柚葉さんにヘンなこと吹き込んじゃダメですよ…。

(その後、柚葉さんと合流して巡回をいたします)

>ふふっ…。「秋鬼と金魚鬼火」の装束、素敵ですね。(微笑)
>そして今宵のブルームーンが、白い装束とお嬢様の銀髪を淡く優しく輝かせてくれています。

ありがとうございます。
でも、柚葉さんのご衣裳こそ本当に素晴らしいですわ。
プレイ動画で拝見した、かつてオハシラサマでいらっしゃった頃のご母堂様のような、
雅で可憐なお姿で溜息が出てきて困ってしまうほどに…。

>すれ違う皆様、仮装を楽しむというよりは礼儀正しくご挨拶をしていかれましたね。
>瀬織津姫様の使いの方々の凛々しさに、皆様圧倒されていたようです。

賑やかで楽しいお祭りでありながら、古来の神様をお迎えするときのようなどこか厳かな、不思議な雰囲気ですわね。
そしてそのお陰で、毎年話題になる都心の繁華街の如き放埓な大騒ぎに流れない。
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」(孫子)
とはまさにこのことでしょうか…。

>そしてお嬢様や私の事も、「お姫様みたい」と言ってもらえた時には
>嬉しさを隠しきれませんでしたね。

ふふふ…、柚葉さんがそう言われたときは「さもありなん」と思わず大きくうなずきましたわ。
ですが…、城館ではともかく市井において自分がそう言われるのはとても気恥ずかしいですね。
それでも、誰を怖がらせることも無く祭りの一員として皆様から認めていただける、こんなに嬉しいことはそうそうございませんわ…。

(感激に自然と柚葉さんの手に自分の手が伸びて、ぎゅっと握ってしまうわたくしでした。)


167 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/07(Sat) 22:29
>>165(柚葉さん)

>「伊太利亜の姫君は、大層日ノ本の味を好まれると聞く。
ならば我等の里の味も、土産として持たせようぞ。」

まあ、また我が家の和菓子のレパートリーが増えるなんて。
我が家からは伊太利亜のスイーツが、瀬織津姫様からは東北の里の味が。
お菓子は心の大切な栄養、交流して互いの栄養をより豊かに出来る、
姫様のお心遣い、柚葉さんのこの度の奮闘、まことに嬉しゅうございます。

>ああ…お嬢様のお陰で私も更に交流の幅が広がりそうです。
>こうして東北の地の方々とも絆が生まれること、心から嬉しく思います

それもこれも、柚葉さんのおもてなしがあったればこそ。
わたくしのお願いにこんなにも応えてくださって本当に感謝ですわ。
あら鈴鹿様、感慨を湛えた澄んだ瞳を柚葉さんに向けていらっしゃいますが…?

「此度は姫様とは申すもさらなり、侍女殿とも縁をいただけてまことに良かったです。
 侍女殿のご一族は『鬼切部』と友誼を持たれていると聞き及んでおります。
 …実を申しますと、わたくしはかつて田村麻呂大将軍と刃を交えたことがあるのですが。
その折に彼の大将軍の使いし剣がまさに『鬼切』と申したのは、
かの「太平記」も伝えるところ。
 仔細は控えますが、二つの『鬼切』の繋がりについては我等にも知るところがござる。
そして今『鬼切』と縁故ある方と、こうして平和裏に友誼を結べたことが嬉しいのです…。」

まあ、そうなのですか?
誠に縁は不思議にして尚且つ然るべき形を成すものですわね。

>今宵このお屋敷に集まった方々の事を考えますと、西洋のハロウィンと日ノ本の百鬼夜行が
>同時に行われていると言っても過言ではありませんね。

確かに仰るとおりですわね。
そんな賑やかなる祝祭がこの街で花開くだなんて、なんて素敵なこと。
京洛でも毎年「一条百鬼夜行」という妖怪の集いが催されると聞いておりますが、
我が街にてはハロウィンと融合して新たな祝祭の空間が出来てまいったのですね。
洋の東西の妖(あやかし)と柚葉さんや画家のお嬢様のような人間とが皆で楽しく
こんなひと時が実現したこと、
これは皆の心が集いて作ってくださった、一つの輝石にして奇跡ですわ。

>これまでは何か召し上がっている印象が強い画家のお嬢様ですが、今宵の華やかな宴に
>芸術家としての魂に火が付いたようですね。

ふふっ、本当に。
わたくしもだんだん『食いしん坊さん』のイメージで見てしまって、その面でも少なからず
親近感を覚えていたのですけれど。
キャンバスに向かわれるお姿はかつて見たルネサンス期の芸術家の皆様と同じ、
情熱溢れるミューズの神の使徒のもの…。
圧倒されてしまいますわ。

柚葉さん、きっとお嬢様はとても激しく英気を費やされることでしょう。
どうかお土産のこと、よろしくお願いいたしますね。

>でもこのような滅多にお目にかかれない素敵な夜の宴を、作品に残して頂けるのは光栄です。
>奥方様のお導きが無ければ、その機会には巡り合えなかったでしょう。

むむう…。
ま、まあ、確かにお母様のお陰でないとは申せませんから、
感謝して差し上げてもよろしゅうございますわよ?

「ちょっと、聞きましたぁ?柚奥様ぁ。
 自分の母親にツンデレするなんて、ちょっと危なくございませんかぁ?
 ちゃあんと、ご自分のところに引き留めておきなさいませ、ですわよぉ。」

くっ、どうしても最後はわたくしをいじって遊ぶおつもりですのね…。

(わたくしがふくれっ面をしている間にも宴は続き…、そして名残惜しくも幕を閉じたのでした。)


168 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/07(Sat) 22:32
>>165(柚葉さん)(つづきです)

(そして、後日でございます。)

>素敵…。
>アルバムの写真と共に、また一つ素敵な思い出の証がこのお屋敷に残りました。

ええ、わたくしも思わず見入って…そして、あまりに精彩豊かな絵の中に
閉じ込められてしまいそう。
大貫妙子様の『メトロポリタン美術館』を実現させそうな絵でございます。
ピーテル・ブリューゲル画伯の『野外の婚礼の踊り』を思わせる、大人数の
一人一人に至るまで喜びと快活を溢れさせ、
それをまた甲斐千鶴画伯に通じる現代アート感覚で描いていらっしゃる。
ああ、ここに柚葉さん、こちらにわたくし。
わたくしたちの歓喜を余すところなく描破なさっていますわ。

>ところでお嬢様、何か郵便局等にお届けするものはございますか?

では、わたくしのドレスの四、五着ばかりを姫様への贈り物としてお届けいただけますか?
ハロウィンの時のわたくしの衣装を見て
「アーチェロ殿が和装の鬼を装うなら、妾もぜひ吸血姫の衣装をまといたい。
 できれば、一門の娘たちにも着させてやりたい。」
と仰られていたのです。
これを着られた方々の写真を見せていただくのが楽しみですわ。

そうそう、三女ちゃんが『PixiVision 魔をまとう隣人。鬼娘のイラスト特集』の
キーワードで鬼娘の素敵な絵を見つけてくれたのですよ。
その中には先に申した『人恋し鬼の子』も入っておりますが、鈴鹿様に
お見せしたところ
『なんと、まさに図ったかのように、我が一門の娘たちの写し絵のような
作品ばかりですな。』
と感心しきりでしたわ。
そう言われてしまいますと、なお見てみたくなってしまいますね…。

>鬼族の方々、瀬織津姫様の使いとしてお屋敷に来られる前にご挨拶には向かわれたそうですが
>この街で他の地の妖(あやかし)の方々が心置きなく過ごせるよう取り計らって下さったのは
土地神様ですから。
>こちらの絵を写真に写して、土地神様にも見て頂きたいですね。

はい、土地神様のご加護をいただいている街であるからこそ、瀬織津姫様のご信頼を
たまわることができたのですもの、
よくよくお礼を申さないといけませんわね。

ああ、この南部せんべいは美味しくてお茶との相性のよろしいこと。
味見役とは言え、土地神様より先にいただいたのが申し訳ないくらいですわ。
では、ご挨拶の時にはたくさん持ってまいりましょうね。
もちろん、お茶とお酒を一緒に携えて。


169 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/10(Tue) 19:21
>>165

>では、わたくしのドレスの四、五着ばかりを姫様への贈り物としてお届けいただけますか?

承知致しました。
では、早速包装の準備に取り掛かりますのでお嬢様はお送りするドレスを
お選びになって下さいませ。

(ドレスを準備しながら)

5着となると、箱は2つに分けた方がよろしいですね。
高級な衣類を梱包するのに相応しい箱をきちんと取っておいて、正解でした。
この2つでしたら、お送りするドレスにも相応しいと思います。

>「アーチェロ殿が和装の鬼を装うなら、妾もぜひ吸血姫の衣装をまといたい。
>できれば、一門の娘たちにも着させてやりたい。」

はい、実は私もあの方々が洋風のドレスを身に纏ったらどれ程お似合いになるかと
想像していたのですよ。
このお屋敷のホールでは、今までに社交部の方々ともダンスパーティを催してきましたが
「妖怪社交部」が実現したとなればいずれその日が訪れるかと思います。

あら、いけません、大切な事を忘れていました。
今回男性の方も来られていましたから、男性用の礼服も準備しなくては…。

これは思ったよりも、大掛かりな作業となりそうですね。
でも次の素晴らしい交流の事を思えば、逆に楽しくなって参ります。(微笑)

>そうそう、三女ちゃんが『PixiVision 魔をまとう隣人。鬼娘のイラスト特集』の
>キーワードで鬼娘の素敵な絵を見つけてくれたのですよ。

此度も、素敵なイラストの紹介を有難うございます。
『人恋し鬼の子』に始まり、『おにっこ』『月が眩しかったあの夜』
『鬼姫』『櫻鬼』『夜桜』

どれもついつい目移りしてしまいますね。(微笑)
和装を身に纏った伊太利亜のお嬢様と、ドレスを身に纏った日ノ本の鬼娘様達…。
いずれ並び立つ日が、待ち遠しいですね。
あら、いけません、話に夢中で手が止まっています。きちんと作業を続けなければ…。

東北に戻られた皆様は、これからがお忙しい時期かと思います。
次にお会いできる日は『夜桜』『櫻鬼』の時期となるやも知れませんが、
それまでにこまめに連絡を取り合いながら、次回も素敵な交流の機会となるよう
計画を立てておきたいですね。

(ドレス、礼服、お手紙をお送りしてその後)

土地神様、お忙しい中失礼致します。
此度はハロウィンイベントの際お屋敷に参られたお客様のためにお心を砕いて下さり、誠に有難うございました。
こちらはほんのお礼です。お納め下さいませ。

(南部せんべいと『田酒 特別純米』を献上致しました。)

それから、社務所のお台所をお借りしてもよろしいでしょうか?
すぐに、お茶の準備を致します。

(この後、画家のお嬢様が送って下さった今回の宴を描いた絵の写真と
その時の宴の話題で大いに盛り上がりました。)

はい、日頃からお嬢様が交流を温めておられた方々と直にお会いできる機会が実現した事、
誠に嬉しく思います。
今でこそ、人は日本全国はおろか海を越えて行き交う事が当たり前ではありますが
今尚八百万の神々とお仕えする妖(あやかし)の方々はそれぞれの領分と其処に踏み込む際には細心の注意と共に
相応の敬意を払っておられるとお聞き致します。
だからこそ、今尚日ノ本は『八百万の神々』の国であられるのだと…。

宴として交流を温めるのも実に良い事ですが、それは決して当たり前の事ではなく
実に得難き大切なひと時である事を徐々に知って参りました。
人の世に生きるだけでは知り得なかったことを、伊太利亜から参られたお嬢様に私は教わりました。
そのような素晴らしい主に巡り合えた事に感謝しながら、相応しい従者でいられるよう
今後とも精進致します…。

170 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:07
>>169(柚葉さん)

>では、早速包装の準備に取り掛かりますのでお嬢様はお送りするドレスを
>お選びになって下さいませ。

ええっと、これと、これと、これ…は露出過多ですわね。
あまりの薄衣でほとんど、下着じゃありませんか。
伊太利亜から勝手に送られてきてお蔵入りしていたものですね。
せっかく柚葉さんが丁寧に梱包してくださるのに、先様で開けてこんなものが出て来たら、恥ずかしいから無しですわ。

>はい、実は私もあの方々が洋風のドレスを身に纏ったらどれ程お似合いになるかと
>想像していたのですよ。

ふふっ、ですよねー。
「妖怪社交部」のこと、宴の席でもいろいろ聞かれましたわ。
鬼族のあの凛々しいお姿の女性からも耳元でこっそりと、おずおずと。
「わ、我でもドレスを着ても可笑しくは無いのだろうか?
 瀬織津姫様は『きっと似合うぞ』と仰って下されるが、我のような武張った者があのようなヒラヒラしたものを着ても…のう?」
などと言われたら。
是非ともお召しになっていただきたい!というか、むしろ嫌がっても強引に着せて、己の似合いぶりに戸惑っていただきたい!
と、思うではありませんか?
うふふふふふ…。

「あー、やっぱり姫様って奥方様の娘よね。」

何か言いましたか、長女ちゃん?

>今回男性の方も来られていましたから、男性用の礼服も準備しなくては…。

ええ、わたくしもじっと鬼の殿方の体形を密かに見て居りました。
流石に鍛えた無駄のない筋肉の付き具合、鍛えられ均整の取れたあの身体、礼服を着せて存分にその魅力を発揮していただきたいものでございます。

>此度も、素敵なイラストの紹介を有難うございます。

三女ちゃんは柚葉お姉さまに喜んでいただきたくて探してくれたのですよ。
後であの子のこと褒めてあげてくださいませね。

では、これらのドレスの送付のこと、どうかよろしくお願いいたします。

>次にお会いできる日は『夜桜』『櫻鬼』の時期となるやも知れませんが、
>それまでにこまめに連絡を取り合いながら、次回も素敵な交流の機会となるよう
>計画を立てておきたいですね。

はい、これから年末年始にかけて地元住民の子どもたちの健康と破邪のために家々を廻られる、お忙しい時期でございましょう。
彼の地は、朝廷が『征夷』の名の下に起こした討伐で傷つけられた方々の子孫が多く残っていらっしゃいます。
その皆様を護って参られた鬼族は人の民としっかり結ばれていらっしゃる。
きっとこの冬も多くの温かい交流が行われることでしょうね。
わたくしもそのご様子をぜひ拝見したいですわ。

(すみません、続きます。)


171 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:09
>>169(柚葉さん)(続きです)

(土地神様の社に御礼に訪れました)

土地神様、この度は一方ならぬお骨折りをいただき無事にハロウィンと百鬼夜行の催しを街の皆様と無事遂げることができました。
まことにありがとうございます。

「我は大したことはしておらぬよ。
 あの鬼姫の配下の者は実に良くやっていた。
 じゃが、献納の酒なら喜んで貰っておこうではないか。

 ふむ…、これが宴の絵か。
そなたの母御も良う絵師の娘を庇護していると見える。
実にのびのびとして命の活気を映した良き絵よのう。」

>はい、日頃からお嬢様が交流を温めておられた方々と直にお会いできる機会が実現した事、
>誠に嬉しく思います。

それも皆、神と妖と人とが長年月に渡って信頼関係を築いていらっしゃったからこそ、ですわ。
その絆があったから、わたくしはそのおこぼれに与らせていただいたのでございます。
その絆を築いてこられた中に、もちろん柚葉さんのご一族もいらっしゃったのです。
わたくしこそ感謝しなければ、と思っておりますわ。

>人の世に生きるだけでは知り得なかったことを、伊太利亜から参られたお嬢様に私は教わりました。
>そのような素晴らしい主に巡り合えた事に感謝しながら、相応しい従者でいられるよう
>今後とも精進致します…。

柚葉さん…、貴女がいらしてくださったから、わたくしはこの日ノ本に自分の居場所を見つけることができました。
寄る辺ないまま終わるかも知れなかったわたくしに、新たな世界を拓いて導いてくださったのです。
でも、そう言ってくださる貴女に、わたくしもこれから良き主であれるよう、ずっと傍で努めさせてくださいませ。

そして、この地の民としても良き一員であるよう努めてまいります。
土地神様におかれましても、どうかご照覧あれとお願い申し上げます。

「ほほう…、努める姿を我に見ていて欲しいと申すか。
ならば、一つ頼まれてもらいたい。
我は、間もなく神在月の神の集会のため出雲へ行かねばならぬ。
今年は新暦の11月24日より12月1日までじゃ。
吸血姫よ、その間この社にて我の代行をしてもらいたい。
我が庇護の下にある町民を一時とは言え目を離すのは忍びないのじゃ。」

…は?え、えっとそれは…。
い、いえいえいえ!!
御冗談が過ぎますわ、魔族のわたくしが神様の代行とか、ありえません!

「じゃが、そなたら妖魔の力は神力へと通ずるものがあると認めておる。
 なに、その期間限定で我より分け御霊(わけみたま)するゆえそなたに神性が宿る。
 まあ、神の仮免と言ったところじゃ。
 そして、暮らしはこれまで通りでよいが、定期的に社に参って参拝者の声を聴いてほしいのじゃ。
 ぱあとたいむの神ということじゃな。
 まあ、どうしても駄目なら、そなたの母御に打診してみるが?」

…はああ、それを言われたら、拒めませんわ。
…謹んで拝命いたします。

「うむ、よくぞ申した。
 では、景気づけに今宵は南部せんべいと『田酒 特別純米』で大いに盛り上がろうぞ!」

…盛り上がるというか、飲まないとやっていられない気分なのですけれど。

(その夜は、いつにも増してお酒が進んだわたくしでした。)


172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:43
コンビニのブリトーっていう食べ物の中ではどの種類がお好き?

173 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 21:37
>>172

あらあら、なんと言う良いタイミングでしょう。
実は今しがた、小腹が寂しくなったので近所のコンビニで買ってまいりましたのよ。
『2種チーズのラザニアソース』。
わたくしの一番のお気に入りのブリトーですわ。
なんと申しましても、このラザニアの味。
ナポリ名物のパスタ料理由来の、ミートソース、ホワイトソース、チーズの
三位一体となったこの味わいと柔らかな歯ごたえ…。
人間と同じ夜を休息の時間とした今となっては、優しくお腹をくすぐってくれ
ますわね。

ですが、美味しさにつられて少し買い込み過ぎてしまいました。
良かったらお一つ貰ってくださいませんか?

今宵は新月、星影はとてもきれいにまたたいて。
少しお行儀が悪いですが、この星を眺めながら美味しくいただくのも乙でございますわ。


174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/16(Mon) 12:05
あんまんと肉まん、どちらが好き?

175 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/17(Tue) 07:30
>>174

これはまた、難問を突き付けてこられましたわね。
商店街の点心・飲茶のお店、美人で双子の華僑の看板姉妹がいらっしゃるお店の品は両方とも絶品でございます。
あんまん大好きのお姉さまと肉まん命の妹さま。
お二人が相譲らずより良きお饅頭を追究なさった結果、本当に甲乙つけがたい逸品となったのですよ。

あんまんと肉まん、白くて丸い満月のようなその姿の蠱惑的なこと。
商店街のあの二つのどちら、と言われるととても難しいけれど。
晩秋の澄んだ空、満月の夜の空のお散歩ではしゃぎ過ぎてちょっとエナジーが欲しい時、真っ先にあの肉まんをいただきたくなりますわね。
ええ、店頭で買い求めたらすぐに『はむっ』といくと解放される肉の旨味は素晴らしいのですわ。

ですが、一息ついて飲茶を楽しむならあんまんでしょうか。
わたくし、これをジャスミン茶といただくとその濃密な甘さに心がふんわりと温かくなるのですよ。
もちろん、肉まんでいただく飲茶も素敵なのですが。

そういえば、先だっての11月11日は、『肉まんの日』だったのですよね。
日付は原材料の豚さんの鼻の形が(11)で「11」に見えることから、とかなかなかユーモアが聞いております。
ですが、『あんまんの日』が聞いたことがないのです。
それで11月11日には妹さまがドヤ顔、お姉さまが悔しげになさっていて。
それでわたくしも今は、少しあんまんに肩入れしたくなっておりますの。

ちなみに、『中華まんの日』もちゃんとあるのですよね。
1月25日、かつて北海道で日本の最低気温マイナス41.0℃を記録した日なのにちなみ、
寒い日には中華まんを食べて暖まってもらおうと制定されたとか。
その日は同じ趣旨で『ホットケーキの日』でもあるそうで、その日ばかりは姉妹も一致団結。
お隣のホットケーキパーラーとの間で火花を散らす日となっておりますわね。

わたくしもその日はどちらに入ろうか、迷ってしまうのですよ。
ホットケーキも見事な真ん丸お月様を彷彿とさせて。
わたくしにとって、実に悩ましい日なのですよ。


176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/18(Wed) 21:22
キレイなお花は好きですか?

177 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/20(Fri) 23:11
>>176

はい、好きですよ。
綺麗なお花、惹かれますよね。
故郷の城館では園芸専門のメイドさんがいて庭園に四季それぞれ綺麗な花を咲かせてくださっていて。
その花を見ながら庭を散策する、煌々と月光を浴びて輝く姿を見るのはとても楽しくて。
中でも丹精込めて育てられた真紅の薔薇、メイドさんが一輪切ってわたくしの髪に飾ってくれたのが嬉しくて、はしゃいだこともありましたわね。

日本もまた四季折々の花咲き誇る国。
中でも最初に魅入ってしまったのがこの国で最も愛されている花、桜の舞い散る花吹雪の景色ですわね。
その花びらの舞う中で、わたくしはメイドさんと新たな出会いをしましたので、毎年桜の花綻ぶ季節は心躍ります。

そしてもう一つ大好きになったのは槐(えんじゅ)の花でございます。
真白くて、蝶々のような花びらの吹雪の何と幻想的なことか。
わたくしの屋敷の庭にも、枝垂れ槐の大きな樹がございます。
夏の宵の花の舞いは正に夢幻の情景で…。
これまたわたくしのメイドさんの故郷に咲く花ゆえ、その舞いを見るたびに鼓動が高鳴るのですよ。

ですが、すべての綺麗な花に心ときめく、というわけには参りませんね。
クリスマスローズ…、冬のガーデニングで人気の花です。
別に聖人の生誕祭を名乗っているのはよろしいのですが。
かつてアレクサンダー大王の命を奪ったともいわれるこの花の毒を塗った矢で射られた経験があるものですから。
幸い魔族のこの身を屠るほどの毒を注がれはしませんでしたが、
まだ幼い子どもだったゆえ、痛みと殺意を向けられた、という心的外傷が今も時に胸を疼かせるのですわ。
可憐な花なのにこんな思いを抱いてしまうことがとても哀しゅうございます。


178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 13:33
最近、柚葉さんの姿が見えないですね
家の家事が忙しくて来れないのかな…?

179 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/22(Sun) 15:37
>>178

ごめんなさい、応対に出てまいりましたのがわたくしで。

柚葉さんは我が家の家事全般心を籠めて何一つ揺るがせずにしてくださり、また大学の学業にも日々打ち込んでいます。
時に、大変そうだな、疲れていらっしゃらないかな、と心配になるわたくしですが、同時に主の身として気遣いが行き届かず恥じ入ってもおります。

彼女のことを気にかけてくださりありがとうございます。
こうして彼女の身を案じてお出で下さるお客様がいらっしゃる。
そのことはきっと彼女にとっても良き励ましになることと存じます。

どうか、彼女のことは静かに末永くお見守りくださり、そして彼女が参りましたときは親しくお声をかけてくださいますよう、
切にお願い申し上げます。


180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 17:29
ドリアとグラタンが好きなんですけど、
あなたはなんの冬料理が好きですか?

181 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 17:31
試験及び私用で返信と来訪が遅れてしまい、申し訳ありません。
では、改めてお客様への対応に戻らせて頂きます。

>>172

近年、日本のコンビニでは定番となりつつあるホットスナックですね。
コンビニと言っても様々な店舗がございますが、あるお店では「ブリトー」、
または「ピザサンド」として販売されているのは存じております。

サンドイッチなどと一緒の棚に置かれているものはお家に帰って温めても美味しいですし、
時には空揚げ、コロッケなどと一緒に売られているのも見た事があります。
やはり寒い時期に立ち寄ると、ブリトーを初めとするホットスナックにはついつい目を奪われてしまいますね。

それで、好きな種類ですか?
どれも美味しそうなので、迷いどころなのですが…。
今回は、「チーズたっぷりボロネーゼ」を選びました。
基本的にブリトーにチーズは定番ですが、温めた際に中で具と共に溶け合った熱々のチーズが
冬の寒さにはたまりませんね。

ですが、もうすぐ夕餉の時間なので召し上がるのは一つだけに留めておきましょう。
学校帰りのコンビニのお食事はある意味青春の一ページですが、夕餉に差し支えないようお互いに気を付けましょうね。

>>174
>>175(アーチェロお嬢様)

これもまた、迷いどころですね…。(思案中)
残念ながら、どちらかの方が好き、とは決められないのですよ。

どちらを頂くかは、状況次第という事になります。
単にお腹が空いているのであればお肉のボリュームが味わえる肉まん、
少し疲れている時、勉強の合間に糖分が欲しいという場合はあんまんという具合に…。

件の飲茶のお店の看板娘さん達のお作りになる肉まん、あんまんはどちらも美味しくて
尚且つ情熱が籠っているだけに、ついつい両方とも購入してしまうのですけど。

お互いが良きライバルなだけに、両方を購入した際の「どうせならどちらか一方を選んで!」という視線が
優柔不断な私には少々痛いですね。(苦笑)

中華料理で姉妹、で思い出したのですけど、以前例の看板娘さん達に
香港の有名なアクションスターさんが一人二役で双子を演じる映画のDVDをお貸ししたのですが
とても楽しかったと喜んで下さいました。
あの映画はアクションというより、一種のコントでしたが。(笑)

それで、お二人とも映画のように通じ合って同じ動きが出来るかとお聞きしてみたら
それを見事に再現して見せて下さって、驚きでした。
やはり、本当はお二人とも仲がよろしいのですね。
“仲良きことは美しきかな”です。(微笑)

182 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:26
>>176
>>177(アーチェロお嬢様)

(お庭のお花に水をあげながら)

ええ、勿論ですとも。
こうして丹精込めて、お庭で育てているものは勿論のこと…。
この街で、故郷で、そしてお嬢様と共に歩む先々で見る季節の花々も…。

「桜」はこの国において最も愛されている花の一つでありますが、お嬢様との出会いを経て
桜に対する想いはより強きものとなりました。

桜吹雪舞う中、その爽やかな風の導きの果てに初めて訪れたこのお屋敷において
桜の着物を纏ったお嬢様と私は出会いました…。
「桜」は私達にとって導きを示す花であり、全ての始まりの象徴でもあるのですから…。

そして私の故郷の「オハシラサマ」を象徴する槐の花も、導きを示す花です。
ふと気が付けば、私達は「花」にいつも導かれているのですよ。

今の季節に一番近い花で好きなものを挙げるのなら…。
やはり「金木犀」です。
金木犀に関するエピソードは、>>95>>97をご覧になって下さいませ。


>故郷の城館では園芸専門のメイドさんがいて庭園に四季それぞれ綺麗な花を咲かせてくださっていて。

もし、お嬢様と共にお嬢様の故国の土を踏む時が訪れたのなら…。
お嬢様の思い出の庭園を、一度見てみたいものですね。
今は離れていても、その庭園の花々はいつもお嬢様をお待ちしている事でしょう。
今尚丹精込めてお世話をなさっている、メイドさんと共に…。

>ですが、すべての綺麗な花に心ときめく、というわけには参りませんね。
>クリスマスローズ…、冬のガーデニングで人気の花です。

観賞用の花として愛されているものの中には、扱いを気を付けねばならないものも多くありますが…。
クリスマスローズ、すずらん(鈴蘭)、シクラメン、スイセン(水仙)…。
このお屋敷で庭園を預かる者として、毒性のあるものは取り扱わぬよう私もお花は慎重に選んでいます。

ですが、植物の特性という問題ではなく心に傷を負う切欠となってしまうのは悲しいものですね。
毒花とされているものも使いようによっては優れた薬となりますが、
全ては扱う者の心次第、なのですね。

全てをとは申しませんけれど…。
私はお嬢様が目にする花々が良き思い出として心に残るよう、努めて参りたいですね。

183 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:43
>>178
>>179(アーチェロお嬢様)

長らくお待たせして、申し訳ありませんでした。
ですが、お嬢様と共にある限り私は決してお役目を放棄する事は致しません。
それだけは、お約束致します。

しかし、以前返信した日から少しばかり日にちが空き過ぎました。
遅くなりそうな時は、今後は一言書置きを残す事に致します。(ぺこり)

こうして気にかけて下さるお客様が居て下さる事は、お嬢様のメイドとしても、
そしてキャラハンとしても冥利に尽きます。
今後とも、お嬢様とお客様のためにより精進して参ります。

>>180

「食欲の秋」とは申しますが、冬も負けないほどに味覚と呼べるものは多いですね。
和食でしたら、ハロウィンイベントで訪れたお客様達と共に味わった「鍋料理」、
洋食でしたら「シチュー」「ポトフ」ですね。

ラザニアやグラタンも熱々で美味しいのですが、これだけでは少々食卓が寂しいもの。
これらをお出しする際には、やはりシチューやポトフを一緒にお出しするのが定番なのですよ。

ほら、今夜のシチューが完成致しました。
ラザニアも、大型レンジの中で熱々です。

先週半ばまでは少々季節外れの暑さを感じましたが、週末は本来の寒さが戻って参りました。
それでは、夕餉の時間に致しましょう。
お客様のお好きなラザニア、私のお手製でよければお口に合うとよろしいのですが。(微笑)


184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:53
お嬢様も柚葉さんも無理せず頑張ってね!

185 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 19:11
>>171(アーチェロお嬢様)

>い、いえいえいえ!!
>御冗談が過ぎますわ、魔族のわたくしが神様の代行とか、ありえません!

まあ…。お嬢様が日ノ本のおわす神々からお役目を仰せつかる立場になられるとは…。
お嬢様の謙虚なお人柄であれば、戸惑われるのは無理からぬ事ですね。
ですが、これもまたお嬢様が新たな「道」を切り拓く切欠となり得ましょう。

土地神様は今でこそ私達と親しく接しておられますが、余程信を置く方でなければ
これ程の事はお頼みにはならない筈です。
それに、他の地の神々が異を唱える事もあり得ましょう。

そのための間を置かずにお嬢様にお役目を頼まれるという事は、
その点も含めて解決済みなのではと推測致します。

分かりました。では、此度のお役目は連休が明けてからという事になりますね。
では及ばずながら、私も出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。
もし此度のお役目をお嬢様が無事果たせた折には、きっとお嬢様とこの国との結びつきは
より強くなられる筈です。
お嬢様の理想とする道において、新たな道標ともなりましょう。

>まあ、どうしても駄目なら、そなたの母御に打診してみるが?

…期間限定で、神社と周辺の雰囲気が随分と変わったものになっている気が致します。
無論奥方様の事ですから、神社の今後において差し障りになるような事はなさらないと思いますが、
やはりそこは一抹の不安が…。(汗)

もし屋敷神様が打診をされた際には、奥方様が茶目っ気たっぷりに、そして悪戯心満載の笑みを浮かべられる事でしょうね。
お嬢様、此度のお役目、是非とも引き受けて下さいませ。

でも噂を聞きつけた奥方様がいらして、きっと一騒動あるのでしょうね。(笑)
今の内に、歓迎の段取りを考えておきましょう。(達観)



186 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/22(Sun) 21:28
(申し訳ございません。お返事の順を入れ替えさせていただきます。)


>>181(柚葉さん)

お帰りなさい、柚葉さん。
わたくしの不調法な応対でご心配をおかけしたようでごめんなさい。
やはり我が家のお客様はプロのメイドである柚葉さんのご接待を心待ちにしていらっしゃるのですわ。

>どちらを頂くかは、状況次第という事になります。
>単にお腹が空いているのであればお肉のボリュームが味わえる肉まん、
>少し疲れている時、勉強の合間に糖分が欲しいという場合はあんまんという具合に…。

ええ、ええ。
本当にそうですわ、二つの中華まんはどちらかを選ぶかはその時その時違ってまいるのですよね。

ですので、飲茶のお店に行くたびに困ってしまうのすよね。
美人姉妹が二人して「どちらを選びますの!?」と迫って来られますとお返事に困ってしまうのですわ。
そっくりのお顔のお二人が、いずれ劣らぬ鋭い視線で、同じリズムでずずずいと来られるとどっちがどっちやら。

でも、誕生日には姉妹いずれも相手が大好きのあんまんと肉まんをその日ばかりは丹精込めて作ってプレゼント交換なさるそうです。
やっぱり仲の良い姉妹でいらっしゃるのですよね…。


>>180
>>183(柚葉さん)

冬は身を内側から温めてくれるお料理の数々を楽しめる季節!
考える時と場合を間違えますとお腹が切なくなって、早く家に帰りたいと自分の脚を急かしてしまいますわね。

ドリアもグラタンも素敵ですが、まずは日本の鍋料理に舌鼓を高らかに鳴らしたいものでございます。
「おでん」、この三文字がわたくしを魅了するようになってはや半世紀以上が経ちますわ。
故郷の城館の部屋の中、紅茶をいただきながら読んだ日本の有名なギャグ漫画で小柄な少年が食べていたこのお料理、
一体どんな味かと密かに垂涎の的としておりました。
日本に参ってお鍋でいただいた時の、出汁の聞いたお汁の中の具の数々の美味しかったこと。
かくて始まります日本の鍋の味の遍歴は「すき焼き」「水炊き」「鍋焼きうどん」、まだまだ先は長いです。

ですが、『ポトフは西洋のおでん』などという言葉を知り、日本の鍋を経てあらためて西洋のあったか料理を再認識していたしました。
今宵は嬉しや、ラザニアとシチューがいただけるとのこと。
我が家の柚葉さんの腕前にきっと貴方様の舌もご満足いただけるのではないか、と存じます。
ご一緒に夕餉の席に着くといたしましょう。

ああ、ラザニアのホワイトソースのとろとろ感、スプーンで掬うたびに湯気と共に起ち上る肉と野菜とパスタの香気。
口の中に広がるトマトの濃厚な甘味と酸味。
寒さ増します冬の夜の素敵な友でございますわ。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていだだきます。)


187 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 08:05
>>182(柚葉さん)

「桜」と「槐」、この国で大好きになった、わたくしに忘れ難い思いを刻んでくれた二つの花。
それが柚葉さんにとってもそうであったことが、こうして胸を震わせる喜びをもたらしてくれて。
柚葉さんの仰るとおり「花」がいつも私たちを導いてくれるのですね。
花に込められた人の想いがそうさせるのか、花そのものがわたくしたちに手を差し伸べる運命の御手なのか。

ならば、わたくしは感謝の心を曇らせることなくその導きに素直に従いましょう。
柚葉さんとご母堂様と、わたくしと共にいてくださる全ての方々に相応しいわたくしで在れるように「花」をこの胸に抱いて進みましょう。

そう、「金木犀」も大切な花。
あの薫りを感じるたびにご母堂様と叔母上様の絆が想われます。
わたくしもあのように貴女と二人でまたあの花薫る道を、手を繋いで歩きたいですわ。

>もし、お嬢様と共にお嬢様の故国の土を踏む時が訪れたのなら…。
>お嬢様の思い出の庭園を、一度見てみたいものですね。

はい、いつかきっとあなたの手を取ってあの花咲き乱れる庭園の中を歩き、
そして庭の中、手を取り合って舞い踊りたいですわね。

>クリスマスローズ、すずらん(鈴蘭)、シクラメン、スイセン(水仙)…。

そう、美しい園芸植物にも毒がございます。
我が家の庭には子どもたちも遊びに来てくれます。
毒を生じさせてしまうのは花たちの罪ではないのだけれど、万が一にも人の身に何かあっては大変です。
柚葉さんのお心遣いがとても有難いですわ。
それらの花は、私たちの目の届く室内の鉢植えで、あるいはお散歩の道端で、静かに愛でてまいりましょう。

クリスマスローズの花言葉は「私を忘れないで」。
切ない言葉を届けるこの花とも、いつか癒えた心で対する日が来ることを願いたいです…。


>>183(柚葉さん)

>長らくお待たせして、申し訳ありませんでした。
>ですが、お嬢様と共にある限り私は決してお役目を放棄する事は致しません。
>それだけは、お約束致します。

ありがとうございます、その言葉がどれほどわたくしの心に歓びをもたらしますことか…。
わたくしもまた、この家が柚葉さんにとって良き場所で在れるよう努めてまいりましょう。
ですが、決して無理はなさらないでくださいませ。
貴女の日々の営みと目指す夢とを損なうようなことが無いこと、それが何より大切なのですから。


>>184

優しいお言葉、本当にありがとうございます。
そう仰って下さるあなた様、そしてこれから来てくださるお客様、皆様と末永く楽しき日々を紡いでまいれるよう、
少しずつ焦らず、良き日々を積み重ねてまいりたく存じます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


188 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 10:56
>>185(柚葉さん)

(ほんとう、何を仰るのでしょう、土地神様ったら。
 わたくし、魔族ですよ?魔族。
 いっときとはいえ、地域の氏神で在らせられるこの社に祀られるなど、
お社の評判を落とすことにでもなったら、と思うと。)

>まあ…。お嬢様が日ノ本のおわす神々からお役目を仰せつかる立場になられるとは…。
>お嬢様の謙虚なお人柄であれば、戸惑われるのは無理からぬ事ですね。

いえいえ、柚葉さんまでなぜそんななることが決定事項のように瞳を輝かせていらっしゃるの?
わたくし謙虚とかそんなのではなくて、単にひたすら平々凡々で己を誇る要素が無いだけであって…。

>ですが、これもまたお嬢様が新たな「道」を切り拓く切欠となり得ましょう。

え?わたくしの「道」ですか?
新たな運命が、わたくし自身の手で拓かかれる、そんな運命が、でございますか?
…確かにこの神が数多ましまして人々が深く絆を結んでいる国で、人と新たな縁を得るそんな得難い機会ではあるかも知れませんが…。
この国の神々が、わたくしなどが鎮座することなど許したもうものでしょうか?

>土地神様は今でこそ私達と親しく接しておられますが、余程信を置く方でなければ
>これ程の事はお頼みにはならない筈です。

え?あ、それは確かに…そうなのでしょうか?

「そこは、ぬかりは在りはせぬよ。
 そなたとて我の氏子ゆえ、いじめ苛む気はないでな。
 任せるに足ると思わねば、斯様な話はいたさぬわ。」

なんて…勿体ないお言葉でしょう。
わたくしなどにこんな大任をいただけるだなんて。

(わたくし両手をつき、伏して土地神様に申します。)
不肖の身ではございますが、このアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ、
土地神様の留守居として務めさせていただきます。
氏子たる街の皆様のお心を添い、街の安堵のため一意専心奮励努力いたすことをここにお誓いいたします。

「うむ、急な話で悪いが頼んだぞ。
 そなたの侍女は優秀であるし、故郷にて惟神(かみながら)の道にも通じて居ると聞く。
 よく支えてやってもらいたい。」

>分かりました。では、此度のお役目は連休が明けてからという事になりますね。
>では及ばずながら、私も出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。

柚葉さん、また大変な負担をかけてしまいそうですがよろしくお願いしますね。
でも柚葉さんの支えがありましょうとも、神の座をお預かりするのはわたくし。
決してその座を貶めぬよう、吸血姫の名に懸けて持てる力の全てを注いで頑張らせていただきますわ。

(神社からの帰り道でございます)

柚葉さん、先ほどはありがとうございました。
貴女が
>もし此度のお役目をお嬢様が無事果たせた折には、きっとお嬢様とこの国との結びつきは
>より強くなられる筈です。
>お嬢様の理想とする道において、新たな道標ともなりましょう。
と言ってくださったから、わたくしは本当に心を決めてお引き受けすることが
できました。
この国に来て人々と絆を得るための、これはわたくしに与えられた大切な道標。
そのことを決して忘れず、貴女からいただいた言葉としてしっかり胸に刻んで
来週からお務めに励みますわ!

>でも噂を聞きつけた奥方様がいらして、きっと一騒動あるのでしょうね。(笑)
>今の内に、歓迎の段取りを考えておきましょう。(達観)

はい、お母様とつき合うとなると心を達観させねばとてもやっていけないかと…。

(翌日でございます)

「なんだか、ちょっと疲れた顔ねぇ。大丈夫う?」

また突然いらっしゃらないで、蝙蝠さんの先触れでもいただけるとありがたいのですけれど。

「だってあんまり楽しそうな話だったからぁ。
 土地神様から使いが来たときはびっくりけどねぇ」

もうお母様に話が行ったのですか?

「…本気で、務める気なのよね?」

「天地神明に誓って、嘘偽りなく。
 真祖直系のこの血とわたくしの誇りに懸けて、引き受けました。」

「だったら、けっこうけっこう。
そんな恐い顔しなさんな。
 別に怒っているわけでもないどころか、ちゃんと用があって来たんだからぁ。
 土地神様が、代理を引き受けてくれるお礼に神装束を新調してやりたい、と仰ってねぇ。
 うちのこの娘にデザインを任せるっていうからさぁ。」
「お腹空いた…。」

(かくて、画家のお嬢様によるわたくしを前に立たせてのスケッチとサイズ計測が
行われたのでした。)

189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 13:35
西洋妖怪というと紅茶のイメージ、お酒はワインを飲む感じだけど
お嬢様や柚葉はどんな飲み物が好きですか??

190 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 16:47
>>189

貴方様のイメージの通り紅茶もワインも美味しく嗜みますわ。
紅茶は基本的に我が家のメイドさんが淹れてくれる毎日の味わいがとても楽しみです。
朝は心晴れやかになれるスッキリと清々しい味わい、夜は一日の疲れを癒してくれる優しい味わい。
季節の移ろいにも心を配って、いつもわたくしの心を和ませ温めてくれる、他では味わえないお茶でございます。

ワインはあまり銘柄に拘らない方だと思いますが、「イタリアワインの女王」などと称されるバルバレスコの繊細な味がお気に入りですわね。
これが牡蠣フライやブリの照り焼きともとても合うんですよ。
和風の味わいと相性が良いなんて素敵ですわ。

紅茶もよろしいですが珈琲もよろしいですね。
お気に入りのお店があるんです。
「カフェハウス カヒ」と申しまして、こちらのオリジナルブレンドコーヒーは本当に絶品で。
そしてお美しい吸血鬼の方がスタッフにいらっしゃるのです。
貴方様も一度訪ねて見られてはいかがでしょう?

そして、これからの季節いよいよ美味しくなるのが甘酒ですわね!
熟成した米麹の甘酒の自然な味わいはたまりませんわ。
冬の星空の下から温かな我が家へ帰っていただくその味に心和む、そんなこれからの日々が楽しみでございます。


191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 17:38
スケートやスキーなどの冬のスポーツとかは好きですか?

192 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 18:33
>>191

スケートにつきましては、前にお話しさせていただいたことの繰り返しになってしまいますが。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=21&to=21&nofirst=true

わたくしの名には故郷のミズリーナ湖が入っております。
1956年のコルティナダンペッツォオリンピックでスピードスケートの会場となったこともあり、わたくしもそれに感化されてスケートを楽しみましたわ。
そして吸血鬼の性が出てしまい、アクセルジャンプをしようとすると、自然と翼が出てまいりまして。
回転しながらそのまま舞い上がってしまう、そんなスケートをしておりましたわ。

そういえば、このお返事をしましたときに
「家族みなでスケートリンクに参りたい。」
と申していながら、そのままになっておりましたわ。
この冬こそスケートリンクに参って家族と楽しみたいと存じます。

スキーも多少はいたしましたけれど、
「遮るものの無いゲレンデでは、ハンターからの攻撃に対処するのが難しゅうございますゆえどうぞお控えを。」
とメイドさんたちから言われておりまして、あまり経験がございません。
でも日本では身に付けた『朱珠』が敵手の存在を察知して熱を帯びて教えてくれますわ。
スキーを体験してみるのも良いかも知れませんわね。


193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 19:01
柚葉さんがお嬢様に仕えて、かれこれどのくらい経ちましたか?

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 19:55
今は新型肺炎で大変だけど、旅行に行きたい場所ってあります?

195 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/26(Thu) 13:53
>>184

ありがとうございます。(微笑)
そのように優しく応援して頂けると、自信をもって臨むことが出来ます。
お嬢様のメイドとして、キャラハンの一人として…。

もう間もなく紅葉も散って、師走がやって参りますね。
様々なイベントで忙しくなる時期ではありますが、メイドとして働き甲斐のある時期でもあります。
あなた様もお体には気を付けて、頑張って下さいね。(微笑)

>>189

既に仰られているように、お嬢様は紅茶もワインも両方お好きですよ。
朝の起き掛け、夜にリラックスされたい時にお淹れする紅茶に
お嬢様が優しくお礼の一言と笑顔を返して下さる時は、日々の幸せの一つですね。

お食事の際は緑茶をお淹れする事が多いですが、洋食か和食によってお淹れするお茶も
多少違って参ります。

それと、お仕事の休憩を兼ねてお嬢様とのティータイムの際に頂くお茶も本当に大好きです。
自分でお作りしたお菓子を出したり、商店街の行きつけの和菓子屋さんの新作のお菓子をお出しする時など
その際にどのようなお茶をお出しするか、それを考えるのも好きですね。

緑茶も紅茶も、お屋敷では様々なものを取り揃えております。
その時に応じて最適なお茶を選び、それをお嬢様やお客様にお出しするのは私達の勤めですね。

そしてワインと言えば…。
先日今年もボジョレー・ヌーヴォーが解禁されましたね。
これをお嬢様と共に夜頂くのも、毎年の楽しみとなりました。

流石にこのお時間にワインをお出しするわけには参りませんので、今回は紅茶で我慢してくださいませ。
そして…。ワインに合わせたスイーツとしてはやはりチーズケーキかしら。
丁度チーズケーキが焼きあがりました。
どうぞ、召し上がって下さいませ。(微笑)




196 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/26(Thu) 14:27
>>193
お嬢様がこの場所に新しいお屋敷を建てられたのが、桜舞う時期でした。
あれから既に、今年で4度目の桜舞う時期を迎えましたね。
そしてこの場所も、既に4つ目となりました…。

時系列上と設定上、私達は学生のままという形にはなっておりますが
それは長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。(微笑)

(紅茶を淹れながら)

でも…。こうして何気ない日常を大切な方と共に歩み、その中で忘れかけていた
大切なものや幸せに気付き、共に笑いあえる事…。
それが、何よりの幸せですね。(微笑)

私はお嬢様さえよろしければ、この場所とお屋敷がある限りずっとお仕えしていきます。
その気持ちは、決して変わる事はありませんわ。
そして、訪れるお客様にご満足頂けるようメイドとしての勤めを果たしていく事もお約束致します。

では、冷めない内にどうぞ…。
チーズケーキも先程焼きあがったものがございます。
遠慮なく召し上がって下さいませ。

>>194

皆様は今は本当に、大変な時期を過ごしておられますね。
この秋だけでも、政府の推進していた旅行に関する政策と新型肺炎の感染とのせめぎあいから
今年は本当に大変でした。
ですが、やはり命を守るのが最優先。
くれぐれも軽率な行動は控えるよう、気を付けて下さいませ。

もしお嬢様と共に旅行に出かけるのであれば…。
もう一度、お嬢様を私の故郷にお連れしたいと思います。
その際には、今この国に滞在しておられるお嬢様のお母様である、
カルミーニオ家の奥方様も共に…。

実は以前、私の母がお屋敷を訪れた際には奥方さまもいらして下さったのですよ。
お嬢様の母上様「オルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ様と、
私の母「羽藤柚明」はこのお屋敷で共に過ごす間、同じ「母」同士の立場もあり
意気投合して親交を温められました。
そして…。お嬢様と私のように「絆」を一つの形にされたようです。

(『朱珠』の入ったお守り袋をそっと握り締めました)

もう一度故郷を訪れる際には、是非とも奥方様に母との再会をして頂きたいです。
それだけではなく、奥方様には一度お会いしてほしい方も故郷にはいらっしゃいますから…。

思い出を作るだけでなく、新たな「出会い」が生まれ、そしてそれが「絆」、「縁」となる…。
お嬢様と奥方様がこの国におられる間は、旅がそのように実りあるものになるように
御側にお仕えしながら努めて参りたいですね。


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