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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2018/02/19(Mon) 10:26
今なお寒さ厳しい冬でございますが、陽脚は日々伸びて、日なかに於きましては温かな陽気もまた空より降りて、陽光を身に浴びる楽しみを時に感じる季節でございますね
春は未だ来ずと言えども、家族や友と過ごす日々に心安らぐこと多い日々を過ごさせていただいております

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ参を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)もご参加いただいてけっこうでございます。
SF系の方はご遠慮願います。
 キャラハンを続けてくださる方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

なお、わたくしのプロフィールにつきましては、『新館ノ弐』の途中で少し付け加えましたので、それに依り以下の通り自己紹介させていただきます

名前 「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
わたくしの生まれ育った領地は中部イタリアにございますが、北部イタリアにも領地をたまわっておりました。
その地にございます『ミズリーナ湖』が大変美しいと先祖がたいそう気に入って、そのまま名前に付けました。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。

852 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 13:33
>>850(柚葉さん)

柚葉さんの淹れてくださる紅茶はいつだってわたくしの心に深く染み入ってまいります。いつもその時々、わたくし自身も気づかなかった最も望む味と香りを湛えた銘柄で…。
「デカフェ・アールグレイ」の深みのある香り、「ルイボスクラシック」の甘く優しい香り、いずれもしんしんと深け行く冬の夜に温かい安らぎをもたらしてくれます。

>個人的に「ルイボスクラシック」の白い缶はおしゃれで、個人的にもお気に入りなんです。

はい、缶の蓋に描かれた意匠もとても優雅ですわね。
あの真白い缶から鮮やかな紅のお茶が出てくる様は、今この寒の最中に見ますと、雪の中に咲く一輪の紅薔薇を彷彿とさせますわ。

「ハニーブッシュ」の美味しさは、柚葉さんに入れていただいて初めての素敵な味わいでした。
蜂蜜の一垂らしもないままそのふくよかな甘味を感じさせるのには驚きました。

あまたの紅茶の銘柄をいつも最高のタイミングで淹れてくださるその見事な技量、わたくしだけ味わうのは勿体ないですわ。
社交部の皆様にもぜひご教授いただきたいですね。

実は、社交部のメンバーから最近
「社交の場に出る立場のマナーを学ぶのも好いけれど。
 わたしは柚葉先生のようにメイドの道を学びたい!」
という声が続々と起こっています。
柚葉さんがよろしければ、これからは希望者に貴女の技の一端をご教授していただきたいと考えておりますの。
メイドの衣装は、手芸部の方々にお願いしようと思っております。
わが校の手芸部には、今期のアニメに出ていらっしゃる高校の手芸部員にも劣らぬ手練れの方がいらっしゃいますから。

>お嬢様の場合、エゾモモンガさんのように銀色の毛並みになるのかしら。
>昔学習教材の特集でエゾモモンガさんを見て、あまりの愛らしさに虜になってしまったことがあるんです。

はい、わたくし銀色の毛並みのモモンガさんに変化いたしておりますが…。
えっ、この地域のモモンガさんは銀色ではないのですか?
が〜ん、テレビで見たモモンガさんの毛色を見て勘違いしていました。
では、銀の毛並みのままではまた街の皆さんに勘違いさせてしまいますね。
こちらのモモンガさんの毛色にちゃんと変化できるまで、お外で飛ぶのは控えますわ。
でも、柚葉さんが可愛いと言ってくださるなら、お家の中で変化しましょうか。
お家の中で飛んだり貴女の肩に止まったりしてさしあげますよ?

>もし夜の散歩を楽しむお嬢様が新たな霊狐の方とお近づきになり、共にお屋敷にお戻りになられた時は
>商店街の豆腐屋さんの名物の油揚げを使ったおもてなしをさせて頂きます。

まあ、それではキツネさんに変化する技を先に磨いて参りましょう。
この辺りに棲む美しい毛色のキツネさんに化けられるように。
この輝く朱珠があれば、霊狐様にはすぐに分かっていただけましょう。
あの美味しい油揚げで柚葉さんが心を込めて作られる稲荷寿司なら、霊狐様も虜になること間違いありますまい。


853 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 14:03
>>851

まあ…、まあまあまあ!
同族のお客様がいらっしゃるなんて、本当に久しぶりでございます。
お初にお目にかかります、アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
お会いできて誠に嬉しゅうございますわ、何卒よろしくお願い申し上げます。
この国に住まわれて、しかも元人間の方と?
では、その方は貴方様の伴侶として眷属としての命を選ばれたのですね。
そのようなロマンスを今にして聞けようとは、胸の高鳴りが抑えられません。
そして人間社会に溶け込んで素敵なお店を営んでおられるなんて、同族として
そんな生き方をされていること、胸が熱くなってまいります。
人と手を取り合って、人の世で生きていかれる、その選択をなさるまでにどんな道を歩んで来られたのでしょう…・。
その穏やかな表情から、今のお幸せとご自身への矜持を感じますこと、穿ち過ぎではないと信じますわ。

まあ、チケットをくださいますの?
はい、ぜひお店に行かせていただきますわ。
素敵なお店で珈琲と共に素晴らしいひと時を過ごすために…。

あら、下さいましたこのご本、ずい分アダルトな雰囲気ですのね?
なんだかとても濃厚なラブロマンスが詰まっていそうですわ…。


854 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 14:05
そうそう、わたくしもそれなりに珈琲は嗜みますわ。
我が家のメイドさんはとても美味しいコーヒーも淹れてくださいますの。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=954&to=954&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=954&to=954&nofirst=true


855 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 14:07
訂正でございます。
同じリンクを二つも貼ってしまいました。
二つ目はこちらでございます。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=958&to=958&nofirst=true

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/26(Sun) 18:15
お気に入りのコミックはありますかな

某は”大家さんは思春期!"とか NEWGAME”などもある
だが、"ご注文はうさぎですか!?"が第三期がやるそうです。

話は変わるが・・・紅茶紳士と言う怪人をご存じかな?
人外の存在ですが・・・油断も隙もない策士だとか・・・。

857 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/01/26(Sun) 21:41
>>852(アーチェロお嬢様)

>実は、社交部のメンバーから最近
「社交の場に出る立場のマナーを学ぶのも好いけれど。
 わたしは柚葉先生のようにメイドの道を学びたい!」
という声が続々と起こっています。

まあ、社交部の方からそのような声が?
お嬢様とお嬢様の立ち上げた倶楽部の方々の為に、少しでもお役に立てればと思い
講師の真似事などをさせて頂いておりますが、そのように仰って頂けるとやはり嬉しくなりますね。

では、学ぶ分野を「紳士淑女コース」と「おもてなしメイドコース」に分けて
日にちを変えながら講義を行ったり課題に取り組むのは如何でしょう?
私も大学で学んだことを再確認したり、ゼミの課題に取り組む上でも参考になります。
是非とも、ご協力させて下さいませ。(微笑)

それではお嬢様、食後の紅茶に今宵は「ルイボスクラシック」をどうぞ…。

>でも、柚葉さんが可愛いと言ってくださるなら、お家の中で変化しましょうか。
>お家の中で飛んだり貴女の肩に止まったりしてさしあげますよ?

ああ…。写真や映像でしか見た事が無いモモンガさんに触れられるなんて…。
夢見心地で思わず表情が綻んでしまいますね。(微笑)

でも如何にお嬢様が変化した姿であろうとも、包み込むような気持ちを忘れてはなりませんね。
ではお仕事が落ち着いた後に、夢の時間を堪能させて頂きます。
…モモンガさんって、イチゴは食べられるのかしら?
行きつけの青果店さんで購入した、新鮮なものがありますよ。(微笑)

>>851
>>853(アーチェロお嬢様)

まあ!お嬢様の同族の方が?
それで今は人間の方と結ばれて、珈琲ショップを営んでいらっしゃると?
それはお嬢様にとっても、実に嬉しいお話ですね。

では私も是非、ご一緒させて頂きたいですね。
お礼とご挨拶代わりに、手作りの苺タルトを持参させて頂きましょう。
お店が終わった後に、旦那さんと召し上がって頂ければと思います。

お嬢様は紅茶は勿論、珈琲もお好きですよ?
私の腕は家庭レベルであって、無論本物のバリスタの方には遠く及びませんが…。
それでもお話を聞いて、より精進したいという気持ちが強くなって参りました。

(読書終了後)

ふう…。このような時、電子書籍とは便利な物ですね。
「吸血姫」のタイトルを見て居ても立っても居られなくなり、早速購入してしまいました。
お名前は…クリス様というのですね?

一族は政治的、経済的にも深く現代の人間社会と結びついている事、
人間との間に不戦協定を結んでいる事、
そしてクリス様自身も真祖の王族である事など、お嬢様とは共通する点も多く
親近感を覚える点が多数ございました。

そして何より、今夫となられているカフェの店主様との出会いと馴れ初め…。
胸の高鳴りと甘いロマンスを存分に堪能させて頂きました…。
旦那様が今後の人生を生きる上でどのような決断をされるかにつきましても、
旦那様個人の意思を大いに尊重されていて、
クリス様の旦那様を想う優しさと器の大きさというものを感じさせて頂きました。

お二方には末永く、大切な居場所であるお店とようやく辿り着いた至高の珈琲、
そして甘く幸せな日々を歩んで頂きたく存じます…。

858 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 22:13
>>856

わたくしの趣味嗜好が他人様の心にはたして響きますかどうか。
ですが、最近読んで楽しんでいる作品をいくつか挙げましょうか。

柚葉さんに教えていただいた「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が大変面白うございましたので、『転生悪役令嬢』モノに興味が湧いていろいろ読んでみました。
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は逞しいヒロインのはシリアスなラブロマンス。
なろう小説で原作も読めますわ。
「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」はちょっと勘違いの多くて危なっかしい令嬢のラブコメディ。
いずれも楽しませていただいています。
史実を元にしたドラマでしたら
「イザック」
江戸時代初期、日本の方が欧州の戦乱において命を懸けてその目的を貫くべく戦う物語です。
戦乱は悲劇でございますが、懸命に生きる中で異国人同士の交流が絆を育んでいくのは見ていて胸が熱くなりますね。
日常を描く作品でしたら
「綺麗にしてもらえますか。」
熱海のクリーニングや様の日々のお働きぶりと地域の温かなおつき合いがほのぼのと読ませていただけるのです。
趣味の世界の楽しさを味わう作品でしたら、
「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」
雛人形職人を志す青年とコスプレの世界に熱くハマっている女性とのラブコメディで、その衣装づくりとキャラクターへの想いが熱く楽しく語られております。
まだ他にもございますが、ここまでにしておきましょう。

『紅茶紳士』…?ちょっと調べさせてくださいね。
なるほど、学校に住まう妖怪の方なのですか。
そして、「人間の夢を増幅して仮初めの幸福を与えることで、その精神を現実から隔離してしまう。」
…それは何と怖ろしいことでしょう。
直接の危害によって人を害するのではなく、甘やかな夢を見させることで人から生きるべき世界を奪ってしまう…本当にそれは人を陥れる恐るべき陥穽。
そう…、わたくしにも力と永久の命を求めてくる人間、自分の立ち向かうべきものから逃避しようと頼ってくる人たちのことを思わずにはおれません。
わたくしも邪心を起こして、そのような人たちに牙を立てて眷族にしていたら、同じ過ちを犯す邪悪な者に堕ちていたでしょう。
紅茶紳士…、そのような方がもしわが校にいらしたら、何としてもその策謀に抗ってまいりたいですわ!

では、そのような方とは違う『魔族と人間との温かい交流』のコミックも挙げておきましょうか。
以前より好きと申しています「となりの吸血鬼さん」、「サキュバスさんのはつしごと。」、「座敷娘と料理人」、それから…
これはタイトルで随分誤解を受けそうな作品ですが、
「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」
もまた、魔王(といっても人間です)と異種族とが少しずつ信頼関係を築いていく良き物語ですわ。


859 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/26(Sun) 22:14
>柚葉さん
すみません、今宵はここまでとさせていただきます。
お返事はまた後日…。

860 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/01/28(Tue) 23:17
>>857(柚葉さん)

>では、学ぶ分野を「紳士淑女コース」と「おもてなしメイドコース」に分けて
>日にちを変えながら講義を行ったり課題に取り組むのは如何でしょう?

お引き受けいただけるのですね、嬉しゅうございます。
そしてもてなされる側ともてなす側、二つのコースを皆が学ぶのはとても良いことですわ!
もてなされることの歓びが、メイドさんのどれほどのお心遣いと技量によって支えられているか、部員の皆さんもこれまでの柚葉さんを見ていて感じていらっしゃったのです。
そしてこれからの柚葉さんのご教授で、華やかな社交界を真に在らしめているおもてなしの精髄、きっと皆さん学び取ってくださるでしょう。

いいえ、他人ごとではございません
普段誰よりも柚葉さんのお世話になっているわたくしこそ、柚葉さんの教えを乞わねばなりません。
メイド服に身を包めば、わたくしは貴女の弟子でございます。
不肖の身ではございますが、どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします…。

>ああ…。写真や映像でしか見た事が無いモモンガさんに触れられるなんて…。
>夢見心地で思わず表情が綻んでしまいますね。(微笑)


そのような微笑みを浮かべられたら、これはもう思い切り喜んでいただきたくなりますわ。

>…モモンガさんって、イチゴは食べられるのかしら?
>行きつけの青果店さんで購入した、新鮮なものがありますよ。(微笑)

モモンガさんは果実も食べますわ。
それに、お食事の好みは姿を変えてもわたくし自身のものですし。
お颯様のお店のイチゴでしたら大のお気に入りです。
喜んで、いただきますとも。

(わたくしは全身に魔力を充たして、銀の毛並みのモモンガに変化いたします。
ふわりと飛んで柚葉さんの肩に止まりほっぺにスリスリ。
また飛んで手のひらの上に移動して、小首をかしげて柚葉さんをじっと見つめたり。)

>ふう…。このような時、電子書籍とは便利な物ですね。
>「吸血姫」のタイトルを見て居ても立っても居られなくなり、早速購入してしまいました。
>お名前は…クリス様というのですね?

まあ、柚葉さんもうご本を読まれたのですね。
同族のわたくしがのっそりかまえているうちに、『吸血姫』の言葉にそんなに心を寄せてくださるなんて、自分が恥ずかしゅうございます。

柚葉さんのお話で、クリス様がどれほど人間界と良き関係を築こうと努めてこられたか伺うことができました。
わたくしもクリス様のことを一層知りたくなって、ご本を読み始めましたわ。
昼行燈の能天気娘としては、人間界で身を立て名を上げ日々お仕事に励んでいらっしゃるクリス様に大いに学ばせていただきたいと存じます。

柚葉さんとご一緒に珈琲ショップをお訪ねしてご夫妻にご挨拶するのが楽しみでございます。
お二人が丹精を籠め磨いてこられた芳香と美味、いただくのが待ち遠しいですわ。


861 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/02/02(Sun) 16:51
>>858

お嬢様と私は基本的に作品の好みが合うのですよ。
「となりの吸血鬼さん」、「サキュバスさんのはつしごと」
それから先日お嬢様にお教えした「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は
個人的なブームになっております。

最近は原作のコミカライズが掲載されている雑誌で、スピンオフも連載されており
原作とはどのように違う展開になるのかがとても楽しみです。

「ご注文はうさぎですか?」のアニメ第3期は私も存じております。
個人的に、主人公のココアさんのお姉さんが登場するエピソードがお気に入りだったので
第3期のココアさんが故郷に帰った時のエピソードがアニメ化するのが今から楽しみですね。

>>860

>ふわりと飛んで柚葉さんの肩に止まりほっぺにスリスリ。
>また飛んで手のひらの上に移動して、小首をかしげて柚葉さんをじっと見つめたり。

ああ…こんなに小さい御身体なのに、そのような瞳で見つめられたら吸い込まれてしまいそうです。
でも、逸る気持ちを抑えて労りの心を忘れてはなりませんね。
(優しくお嬢様の変化したモモンガさんの頭を、指で撫でています。)

それでは、おやつの時間にしましょうね。
お颯さんのお店の、新鮮な苺を召し上がれ♪

あら?三姉妹さん達がお部屋に入ってこられましたね。
あらあら、お写真を撮られてしまいましたね。
ネット上にUPするのはご遠慮頂きたいですけど、我が家のアルバムの1ページになるのでしたら大歓迎ですよ。

>柚葉さんとご一緒に珈琲ショップをお訪ねしてご夫妻にご挨拶するのが楽しみでございます。
>お二人が丹精を籠め磨いてこられた芳香と美味、いただくのが待ち遠しいですわ。

(お嬢様と共にクリス様と旦那様のお店『カフェハウス カヒ』を訪れました。)

クラシックで、落ち着いた雰囲気のお店ですね。
クリス様と旦那様がご結婚される前から、隠れた名店として珈琲通の方には知られていたそうですが
お二人がご結婚されてからは口コミサイトや検索エンジンで常に最高評価が並ぶお店として有名になっているそうですよ。

お二人の馴れ初めはしっかりと読ませて頂きましたが、ご結婚される前に
店主様はご自身が求めていた最高の一杯に辿り着いたのだとか…。
これもまた、お二人の『愛の結晶』と言えるのでしょうね。(微笑)

初めまして…。本日は我が家のお嬢様をお招き頂き、有難うございました。
私、アーチェロお嬢様のお屋敷で家政婦をさせて頂いている羽藤柚葉と申します。
こちらはつまらないものですが、宜しければ店主様と召し上がって下さい。
(お土産の手作り苺タルトをお渡ししました)

では、お嬢様と同じものを私もお願い致します。

ふう…。淹れたての香り…。口にしたときのキレとコク…。
飲んだ後の抜けの良さと爽やかさ…。正に、最高の一杯です。
珈琲通の方々が、口を揃えて絶賛されるわけですね。

お嬢様もクリス様とは、同じ種族同士色々とお話したいこともありましょう。
ですが、このお店の人気ぶりでは営業終了後となるでしょうね。
ですから敢えて、夕方を選んだのは正解でした。
先輩のレイナさんとも、多少帰りが遅くなることを想定してやるべきお仕事は済ませてきておりますので、
お嬢様もどうぞごゆっくり…。

ふう…珈琲の味と共に、その温かさも身体に染み渡って参りました。
この至高のお味とお二人の幸せが永遠であることを、願わずにはいられませんね。(微笑)


862 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/02(Sun) 20:05
>>861(柚葉さん)

>お嬢様と私は基本的に作品の好みが合うのですよ。

柚葉さんからそう言っていただけるのはとても嬉しゅうございます。
好みが合うということは、心が、気持ちが重なり合っているということですもの。
身を接し互いの鼓動が軌を一にしているかのように、身が熱くなりますわ。

>最近は原作のコミカライズが掲載されている雑誌で、スピンオフも連載されており
>原作とはどのように違う展開になるのかがとても楽しみです。

柚葉さんはわたくしがまだ見ぬカタリナ様の姿をどんどんその瞳に映していらっしゃるのですね。
いずれコミックスとしてまとめていただきたいですわ。
わたくしはコミック版に遅れて最近なろう小説版を読み進めているところです。
カタリナ様以外のキャラクターの視点が描かれていてとても興味深いですね。
カタリナ様ご自身の考えと彼女と出会った人々の考えのギャップはとても面白うございますね。
ですが、お友だちとなっていかれる方々が見ているカタリナ様の姿は決して的外れではないと考えます。
むしろ、カタリナ様ご本人が意識していない彼女の良さをしっかりと見ていてくださっている、それが嬉しいですわ。
カタリナ様の良き心に応えて、皆もまた良き心で集ってこられているのが良く分かるのでございます。

>ああ…こんなに小さい御身体なのに、そのような瞳で見つめられたら吸い込まれてしまいそうです。

柚葉さんのウットリとわたくしを愛でてくださる瞳…、小さな体になりますとこちらこそいっそう釘付けになってしまいますわ。
あああ…、人から撫でられるこれほどの心地良さ、まるで幼い日に戻ったような安堵に包まれてしまいます。
うっかりすると、この姿のまま元に戻れなくなりそう。
いけないいけない、心をしっかり保たなければ…。

>お颯さんのお店の、新鮮な苺を召し上がれ♪

…すごく甘い香り、そしてすごく大きい…。
両手いっぱいにこのような芳醇な果実を抱えられるなんて最高ですわ!
もう、一刻も我慢できません。いただきますわ!

まあ、三姉妹ちゃんたちに写真を撮られてしまいました。
え…お颯様にご覧いただく?
うう、それはとても恥ずかしいのですけれど、この苺の例え難い美味しさはぜひお颯様にお伝えしたいゆえ耐えるしかないですわね。


さて、元に姿に戻ったところで早くクリス様と旦那様のお店に挨拶に参りたいのですが。
今、いただいたご本を読んでいるところなのですよ。
クリス様がお店に入っていらして珈琲を所望された直ぐ二人の間に交わされる心地よい緊張感。
ウェイトレスとして働かれるクリス様の甲斐甲斐しさ。
旦那様が珈琲にかける熱情。
そして、正体を明かされたクリス様と旦那様との初めての夜…。

読むほどにどんどん引き込まれてしまいます。
柚葉さんと同じくしっかり読了してからでないと、ご挨拶するのに気が引けますわ。
柚葉さん、お二人にご挨拶に参ってお二人に我が想いを申し上げるのには、今しばらく時間をくださいませ。


863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/08(Sat) 18:33
因みに私の場合は最近「生き残り錬金術師は静かに暮らしたい」
「JK無双」「恋する小惑星」「美少女になったけど、ネトゲ廃人やってます」

言い忘れたが「Hero & Daughter」コミック版とノベル版など

まあ・・・君達と微妙に作品の好みは食い違う。
後、オーバーロードとか 幼女戦記 魔法少女育成計画などのダークファンタジー
ものも含まれる。

864 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/08(Sat) 23:07
>>863

なろう小説やフリーゲーム、オリジナルの四コマ漫画などなど。
創作物の世界は日々広がり行き、わたくしの知らぬところで新たな世界を生み出し続けていく。
そんな中で貴方様と同じ作品を知っているというのは、あたかも異郷の書店で偶然同じ棚の同じ本に手を伸ばしたような、不思議な思いを感じますわね。
「恋する小惑星」「幼女戦記」「魔法少女育成計画」はそんな作品群でございます。

ガリレオ・ガリレイが宗教裁判にかけられ自説を破棄させられたというニュースに接した時他人事ながら悔しい思いをしたあの時と隔世の感がございますわね。
「恋する小惑星」という漫画、アニメを見ていますと。
自分の想いのままに星の世界の神秘を解き明かしていけるのですから。

「幼女戦記」はアニメしか存じませんが、転生モノとして実に興味を引く内容でした。
昨日までの平穏が嘘のように人が戦火の只中に投げだされるとき、前線でいかに生き抜くか、その必死の想いは時に平時には考えられぬほどの非情の色彩を帯びていくこと、この身の記憶を刺激して心が苦しくなります。
わたくしは自身が護られたまま前線に赴かれた兄様の想いに対して何の助けにもなれなかった不甲斐ない箱入り娘でしたが。
デグレチャフ少尉におかれては、どうかご自身と部下の方々の武運長久があらんことを願います。
…それはまた彼女の手により敵の血がまた流されることを意味するのでしょうけれど。

そして魔法少女の物語は、何時からこんなにも哀しいお話が多くなってしまったのでしょうか。
過去の「まどか☆マギカ」や「幻影ヲ駆ケル太陽」を見て、この次はどうか魔法少女たちに幸あれと願いましたのに。
吸血鬼であるわたくしに魔法と剣で立ち向かってきたあの少女たちのような、哀しい道程を辿る女の子らがモニターの向こうにまた増えていくなんて。

「魔法少女」とは少し違うかもしれませんが、来期に登場なされる魔法学園の少女たち、とりわけカタリナ・クラエス様のような明るい表情のヒロインを見せていただきとうございます。

貴方の仰る他の作品の中にも興味を引くものがございますが。
今はまず「吸血姫と学ぶ美味しいコーヒー」を読了することが課題なのですよ。
そしてその感想を携えて、ヒロインと主人公にご挨拶に行くのですわ。


865 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/02/09(Sun) 08:38
>>863

ええと、申し訳ありません…。
名無しさんの投稿に関しては、
「七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。」

とありますので、これ以上似た話題の投稿はちょっと…。
出来れば、これ以上は別の話題でお願い致します。



866 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/09(Sun) 09:28


>>865(柚葉さん)

柚葉さん、軌道修正どうもありがとうございます。
家主としてお客様のおもてなしは心を尽くしてまいりたいですが、この度はスレの主旨から離れてしまいそうなところでした。
わたくしの至らぬところにお口添えいただけて有難いですわ。


867 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/11(Tue) 15:41
>>861(柚葉さん)

(柚葉さんと一緒に『カフェハウス カヒ』を訪れました。)

柔らかな照明、穏やかに流れるクラシックの音色、そして心安らぐ優しい珈琲の香り…。
ご本から窺われたとおりの素敵なお店ですね。

まあクリス様、メイド仕様のウェイトレス姿がとても美しく、同性のわたくしもドキリとしてしまいます。
クリス様、先日はわざわざのお越しありがとうございました。
あの後ご本を読ませていただき、お二人のロマンスに深く感銘いたしました…。
あ、まずは注文でしたわね。
では、旦那様の見つけられた至高の一杯を…。

はああ…、香りを嗅いだだけで身も心も震えそうな…確かに吸血鬼の感覚の心底に訴えかけてくるような芳醇な…敢えて申せば危険な美味でございます。
牙も翼も露わにして、全身でこの喜悦を表したくなるような…。
ですが、同時に心に染み入る優しさも交えた滋味はどうでしょう…。
クリス様が常に旦那様に寄り添い、それゆえ旦那様が心身を充実なさって味を追求なさり、その甲斐あって苦労が報われ、
「これもすべて、クリスのおかげだ。」
と仰ったのでしたわね。
その想いが籠められたからこその馥郁とした味わいなのでしょうか。
お二人の出会いと睦み合いがあって生まれた素敵な味わいだからこそ、ここまで豊かな…。

あの至高の一杯が生まれたことを共に喜び合うシーンは読んでいて胸の高鳴りが抑えられませんでした。
そしてその珈琲を以ての婚姻の誓いのシーンは、目頭が熱くなってしまい、思わず「おめでとうございます」の言葉を呟きました。

お二人の熱く優しく、そして共に良きものを生み出していかれるロマンスがありましたこと、吸血鬼の一人として心から嬉しくこの身の希望として心に留めてまいりたいです。
ご本をくださったこと、心から感謝いたしますわ。

わたくしなどが申すのも口幅ったいですが、どうぞこれからも永の年月を仲睦まじくお過ごしになることを心からお祈りいたします…。


868 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/11(Tue) 18:39
>>861(柚葉さん)(つづきでございます)

(カフェハウスより帰りましてございます)

柚葉さん、今日は貴女と二人、楽しい時を過ごせて嬉しゅうございます。
貴女と同じご本を読んでご夫妻の馴れ初めを共に知ってこそ、あのお店の味と雰囲気を最高に堪能できたのですわ。
異種族同士素敵な出会いをされたご夫妻のお店で、わたくしもまた素晴らしい出会いをくださった人…貴女と時間を共に出来ている…その実感を味わえたことこそが本日の何よりの歓びなのですから。

ふふっ、旦那様ったら、柚葉さんの特製苺タルトを真剣なお顔で堪能されていましたわね。
珈琲と見事に相性の良い味にとても驚かれたみたい。
きっと、ご本に書いてあった「フードペアリング」の最高の逸品と考えられたのでしょう。
いずれ、柚葉さんのところにレシピの教授を乞いに来られるのではないかしら?

さて…、夜も更けてまいりましたゆえ、また柚葉さんの珈琲をいただきたいですわ。
やはり一日の終わりのこの安らいだひと時には、柚葉さんの淹れてくださる一杯こそがわたくしの至高なのですもの。


869 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/02/16(Sun) 13:19
>>867(アーチェロお嬢様)

>まあクリス様、メイド仕様のウェイトレス姿がとても美しく、同性のわたくしもドキリとしてしまいます。

はい、クラシカルなお店の雰囲気に彩が加わって、素敵なハーモニーを奏でていらっしゃいますね。
珈琲を愛する方々からの口コミで、更に愛されるお店となられたのは必然ですね。
普段からメイド服は愛用しておりますが、ウェイトレスの制服というと高校時代の学園祭や
ファミレスのアルバイトの時以来、着用しておりませんね…。

ふふっ…。クリス様の素敵なウェイトレス姿にお目に掛かれたことで、久しぶりに袖を通したくなって参りました。

>はああ…、香りを嗅いだだけで身も心も震えそうな…確かに吸血鬼の感覚の心底に訴えかけてくるような芳醇な…敢えて申せば危険な美味でございます。

真祖の血族であるクリス様を魅了し、ご夫婦の愛と絆の末に辿り着かれた至高の一杯…。
クリス様と同じく真祖の血族であられるお嬢様の感性に訴えてくるのも、必然ですね。

うふふ…。もし奥方様が再びお屋敷を訪れる機会があれば、是非お連れしたいものですね。
この至高の一杯…。あの奥方様にも是非味わって頂きたいものです。
…奥方様が冗談交じりにマスターを口説かれて、ひと騒動になりそうな気も致しますが。(苦笑)

>そしてその珈琲を以ての婚姻の誓いのシーンは、目頭が熱くなってしまい、思わず「おめでとうございます」の言葉を呟きました。

そうです、この誓いのシーン…。
私がお嬢様よりも先にお二人の物語を読み終えた事もあり、お嬢様にも是非読んで頂きたいと思っていたんです…。
エチオピアの珈琲を用いた風習も交えてのマスターのプロポーズ…。
珈琲を愛し、そして互いに愛し合うお二人にこれ以上ない程の最高のプロポーズでした…。

お嬢様の「目頭が熱くなった」というご感想には、私も本当に嬉しくなりました…。


870 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/02/16(Sun) 15:20
>>868(アーチェロお嬢様)

>異種族同士素敵な出会いをされたご夫妻のお店で、わたくしもまた素晴らしい出会いをくださった人…貴女と時間を共に出来ている…その実感を味わえたことこそが本日の何よりの歓びなのですから。

はい、クリス様とマスターのお店も、お嬢様と私の共に暮らすこのお屋敷も、
種族を超えて絆を育んでいく大切な居場所…。
お嬢様もクリス様も同じ想いを分かち合い、マスターも私もそれが分かるからこそ
至高の一杯と共に素敵なお時間を堪能できました。

きっとお二人は、悠久の時を至高の一杯と共に歩んでいかれる事でしょう。
お二人の幸せな日々に想いを馳せながら、この素敵なお時間をまた堪能したいものですね。

>ふふっ、旦那様ったら、柚葉さんの特製苺タルトを真剣なお顔で堪能されていましたわね。

はい、招待を頂いたお礼とお近づきの印に持参したのですが、思いの外マスターには
好評を頂けて何よりです。
私のお出しするお菓子はあくまでも家庭のレベルであり、流石に本職の方には遠く及びませんが…。
私のレシピでよろしければ、喜んで提供いたします。

私の場合、調理師免許こそあれ「製菓衛生士」や「菓子製造技能士」の資格は持っておらず、
それらを取得するには一定の条件が必要になるのですが…。
もしお店でお出しになりたいと仰って頂けるのであれば事前の条件をクリアした上で
協力させて頂きたいですね。
その場合、ご相談の上で対価を頂く事にはなりますが。

マスターとクリス様のお店「カフェハウス カヒ」は水曜日が定休日でしたね。
良き偶然で、現在私は水曜日の講義がありませんのでお時間の都合さえ宜しければ
ご夫妻がお屋敷を訪れた際には喜んで歓迎させて頂きたいです。

>さて…、夜も更けてまいりましたゆえ、また柚葉さんの珈琲をいただきたいですわ。

承知致しました、お嬢様…。
では少々、お時間を下さいませ。

(ここからはお仕事モードです。
愛用のコーヒーミルや専用の機材を用意し、準備を始めます。)

お待たせ致しました、お嬢様…。
珈琲豆は、カフェインレスタイプのエル・トリウンフォを使用しております。
お砂糖とミルクは、お嬢様の好みに合わせた適量を入れさせて頂きました。
もし足りないという場合は、お好みでどうぞ…。

余談ですが、カフェインは睡眠誘発物質の働きを抑制するというのが本当の作用であって
カフェインそのものには覚醒作用があるわけではないそうですね。
ですから、寝る前に適量を飲むことはリラックス効果を得られて睡眠にも良いそうですよ。

それからマスターには申し訳ないのですが、淹れ方や手つき、角度なども少しばかり参考にさせて頂きました。
無論私はバリスタではありませんので商売を御邪魔する気は全くありませんが、
これはお仕えするお嬢様の為ですもの。
お嬢様にとっての「至高の一杯」をお出しするために、役立たせて頂きますわ。(微笑)



871 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/02/16(Sun) 19:27
>>869-870(柚葉さん)

>普段からメイド服は愛用しておりますが、ウェイトレスの制服というと高校時代の学園祭や
>ファミレスのアルバイトの時以来、着用しておりませんね…。

あああ…。
何故わたくしはもっと早く出奔して柚葉さんとお引き合わせくださるよう、運命の女神様に身を委ねられなかったのでしょう。
それができていれば、高校を柚葉さんと同窓生として過ごせたかも知れませんのに。
そして、学園祭での柚葉さんの可憐な姿をこの目に焼き付け、一緒に学園祭を楽しめたのかも知れませんわ。
贅沢で詮無い望みと分かってはおりますが。

>うふふ…。もし奥方様が再びお屋敷を訪れる機会があれば、是非お連れしたいものですね。
>この至高の一杯…。あの奥方様にも是非味わって頂きたいものです。
>…奥方様が冗談交じりにマスターを口説かれて、ひと騒動になりそうな気も致しますが。(苦笑)
もう、柚葉さんったら、噂をすれば影が差してしまいますわ。
それも特大級の漆黒の影が。
マスターに粉をかけるかの如き振舞い、いかにもお母様がなさりそう。
そしてそれが『竜虎相搏つ』事態に発展しかねないと思いますよ?
わたくしとしては出来ましたら、経観塚よりご母堂様にお出でいただいて心穏やかなひと時を共にさせていただきたいですわ…。

>私がお嬢様よりも先にお二人の物語を読み終えた事もあり、お嬢様にも是非読んで頂きたいと思っていたんです…。
クリス様は本当に素晴らしい自叙伝を旦那様と共著なされましたね。
内容の素敵なことはもとより、こうしてまた柚葉さんと気持ちを重ねられる機会を下さったのですから。
これからも出来ればこんな機会があると嬉しいですわ。

>きっとお二人は、悠久の時を至高の一杯と共に歩んでいかれる事でしょう。
>お二人の幸せな日々に想いを馳せながら、この素敵なお時間をまた堪能したいものですね。
柚葉さんは以前、ご自身の子どもたちにわたくしへの想いを伝えていく、とおっしゃってくださいましたわね。
いずれは柚葉さんがお子様の手を引いて…、そしてその後もずっと共有できる限りの時間をそのようにして過ごし至高のお味を皆で楽しんで参りたいです…。

>私のお出しするお菓子はあくまでも家庭のレベルであり、流石に本職の方には遠く及びませんが…。
>私のレシピでよろしければ、喜んで提供いたします。
旦那様にとって珈琲と共に味わうスイーツの味は、一切の妥協はないかと存じます。
その旦那様がお認めになったお菓子ですもの。
きっといずれ、柚葉さんの仰る「対価」も誠実に提示した上でお店の新たな彩りとなさることでしょう。
定休日が講義の無い日とは本当に僥倖でございます。
わたくしも放課後にはぜひお店で合流させていただきたいです。
できましたら、社交部の皆さんにもご一緒いただいて珈琲道とスイーツ道の奥の深さを知っていただく機会とさせていただきたいですわ。

ただ、できましたらあのお二人に知っていただきたいことがございます。
ヴァンピールにもわたくしたち吸血鬼と良き関係を築いている方のいることを。
故郷の城館にもクラスメイトにも。
クラスメイトの「ヴァルド・クリムゾン」様
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=41&to=41&nofirst=true

もとより、クリス様に害をなそうとしたヴァンピールの所業は言語道断ですし、不快な思い出を蒸し返すような真似はいたしませんけれど。

>珈琲豆は、カフェインレスタイプのエル・トリウンフォを使用しております。
そう、この味わいと安らぎ…。
わたくしだけの最も贅沢な珈琲の味わいでございます。
わたくしは傍に最高のカフェハウスがあることを実感し、この幸せよどうか永久にあれ、と祈ってしまうのですよ。

>それからマスターには申し訳ないのですが、淹れ方や手つき、角度なども少しばかり参考にさせて頂きました。
流石は柚葉さん、いつだってご自身の技量の向上に心を遣っていらっしゃるのですね。
いずれは、マスター様が辿り着かれた秘中の秘、『至高の一杯』のブレンドにも到達なさるのではないかしら…。

今宵も貴女と二人きりの良き時間をいただけたことに感謝いたします。


872 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/05(Thu) 21:10
身体をバラバラにされても不死身の肉体だったら復活するらしい

873 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/05(Thu) 21:56
>>872

以前から申し上げておりますが、同じような内容を一言呟くだけの行為でしたら
ルールで説明している通りこれ以上はご遠慮下さいませ。

また、女性の立場から一言申し上げておきますが
残酷な内容の書き込み、聞いた者が不快に思われるような内容の書き込みもこれ以上はおやめ下さい。


874 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/05(Thu) 22:42
>>872

わたくしどもが『不死』とされるがゆえに、どうしてもそのような話題を振りたくなるのでしょうか。
でも、それならわたくしに直接問いかける形でお話ししていただきたいですわ。
もし、わたくしの不死に纏わる過去話などにご興味があればですけれど。
穏やかな言葉でお尋ねいただければ、長き過去の中からできる限りの思い出を答えさせていただきますわ。


>>873(柚葉さん)

柚葉さん、また率先してお客様にご対応くださってありがとうございます。
あなたに眉を顰めさせてしまうのは、家主たるわたくしとしても忸怩たる思いでございます。

何か柚葉さんとご一緒に楽しめる機会が欲しいですね…。
そういえば、大学も今は春のお休みに入っていますでしょう。
考えてみましたら、柚葉さんの充実した学究の場をわたくしは良く存じていませんでした。
いつか機会が、たとえばオープンキャンパスなどがありましたら訪ねてみて、どんな知的で刺激的な場所なのか、この目と耳で感じ取ってみたいですわ。


875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/06(Fri) 18:43
>考えてみましたら、柚葉さんの充実した学究の場をわたくしは良く存じていませんでした。
>いつか機会が、たとえばオープンキャンパスなどがありましたら訪ねてみて、どんな知的で刺激的な場所なのか、この目と耳で感じ取ってみたいですわ。

とはいえ、姫様も現存最古の大学を多数抱えるイタリア……大きく考えればヨーロッパの出身
我々が一般に知る歴史では19世紀半ばから女性へも公式に大学教育の道が開かれておりますが、
姫様も何らかの形でそうした場に足を運ばれたことがあるのでは?

876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/06(Fri) 21:02
姫様の今の時期の着物の柄は、どんな花ですか?
今は椿と梅の時期ですが、姫様には白梅が一番似合うと思います。


877 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/07(Sat) 17:07
>>875

はい、確かに過去のある時期、一学徒として大学に通っておりましたわ。
言われてみますと、懐かしいあの頃が昨日のことのように思い出されます…。

ボローニャ大学、言わずと知れた欧州最古の大学でございます。
しかも12世紀には既に女性に門戸を開いた大学です。
ボローニャという都市自体が自由を尊ぶ街で、古くから才あれば女性であっても専門的職業につける稀なところだったのです。
それがわがカルミーニオ家の領地にほど近い場所に位置していたのは、まことに幸いでした。
その様な大学で人間の学友と共に学問を修めたい、そう願って両親を懸命に説得いたしました。
神学の専門課程で学ぶ学生も多いゆえ、ずい分と心配されましたけれど何とか許しを貰いました。
そうして、わたくしは吸血鬼ではなく人間の貴族・カルミーニオ侯爵家の娘として忘れがたい日々を過ごしましたわ。
学んだのは『七自由学科』という一般教養科目で、文法、修辞、論理、数学、音楽、幾何、天文、そのどれもが今まで知らぬ世界への扉、心躍らせながらお勉強に邁進…したかったのですが、生来の昼行燈の性格ゆえ、恥ずかしながらついていくのにかなり苦労致しました…。
ですので、学問の内容を詳しく、と説明をするのはご勘弁くださいませ。

ですが、神学の専門課程を志望する友人の中に強い異能力を秘めた子がいて、その子に正体を知られてしまい…。
それまでに築いた交友ゆえに、わたくしのことを見逃す代わりに大学を去るよう求められ、それを受け容れるしかございませんでした。
わたくしを説得しようとする彼女の苦渋に満ちた顔が忘れられませんわ。
…すみません、最後はなんだか湿っぽくなってしまいましたわね。


>>876

まあまあ、嬉しいですわ。
実は貴方様の仰る白梅の柄の着物を着てお出かけしようと思っていたところだったのです。
そう言っていただけますと、わたくしにもこの着物が似合うのだ、と多少とも自信が持てますわ。

いかがでございましょうか、この柄は?
歌川広重の『白梅に寿帯鳥(はくばいにじゅたいちょう)』を染め上げておりますの。
可憐な白梅の枝に色鮮やかな尾長の寿帯鳥がとまっている図でございます。
少し大胆かな?と思ったのですが、広重画伯の絵のファンとしてどうしてもこういう柄にしたかったもので…。
貴方様のお言葉を胸に、出かけてまいりますわね。
あ、よろしければ、しばらくお散歩におつき合いいただけますかしら?

(そういえば、同じ広重画伯の『月夜の紅梅』を染めた着物もあるのでした。
 あちらは、我が家のメイドさんに来ていただきたいですわ。
 と、心ウキウキのお散歩に出かけるのです。)

878 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/07(Sat) 18:39
>>875
>>877(アーチェロお嬢様)

お嬢様が、あのボローニャ大学に学徒として通われていたとは…。
私もそちらの大学に関してはお聞きしたことがある程度で詳細は存じませんでしたが…。
お嬢様のお話を通じて、歴史の一端というものに触れられたような気が致します。

ですが…。
事情が事情故に、大学を中退せざるを得なかったのですね…。
お嬢様には誠に失礼ですが、時代が時代だけに素性が知れてしまえばお嬢様個人のみならず
カルミーニオ家と一族を巻き込む問題に発展してしまう事は想像に難くありません…。

その神学の専門課程を志望する友人の方も、無論お嬢様も、互いの立場や感情ではどうにもならない事を理解した上で
袂を分かつ苦渋の決断をされた事と思います。

加えて大学における単位の取得は、高校までとはその重要性が異なります。
一度取得に失敗すると、その挽回は容易ではありません。
だからこそ、単位を落とすまいと皆必死になります。
それだけに、無事取得できた時の嬉しさは大きい…。
でも中退するという事は、それまでの積み重ねがほぼ無に帰してしまうのですから…。

大切な友人たちとの交友、積み重ねてきた努力と知識…。
ご自身の新たな道を切り開こうと苦労を重ねてきたお嬢様の心中の無念さは、察するに余りあるものがあります。
自分の立場に置き換えても、もし事情で中退せねばならないとなればそっとしますね。
いえ、私とお嬢様とは時代も立場も余りに異なっておりますが…。

ただ、その神学を修める道を志していたという友人の方が、お嬢様との交友を通じて
闇の眷属の方が決して人間と対立しようとする者ばかりでない事を理解した上で
道を歩まれていったのであれば救われる気が致します。

そう、この町の教会のフリューゲル神父様のように…。

>>876

まあ、そのように仰って頂けるとお仕えする立場の一人としても嬉しくなりますね。(微笑)

実は、お嬢様のお召しになる御着物の柄はこの街の商店街の馴染みの方々の間では
ちょっとした風物詩になっているんですよ。

お嬢様の御着物の柄が変わる度に、お世話になっているお馴染みの商店の方々からは
「もうそういう季節になった事を実感する」とお話を頂くんです。

加えて、和装とこの国の春夏秋冬を心から愛しておられるお嬢様の着こなしと
雅な立ち居振る舞いは街の方々には良く知られております。
正に「伊太利亜から来た大和撫子」の面目躍如ですね。(微笑)

お嬢様は白梅の柄の御着物も、椿の柄の御着物もお持ちですよ。
どちらもとてもお似合いなのですけど、仰る通り私も白梅が一番お似合いだと思っております。

お嬢様の銀髪と、淡い白梅の組み合わせは誠に典雅なのですよ。(微笑)
先日、この街の土地神様の神社の梅が満開になった際にお邪魔したのですけど、
参拝に訪れた方は一様に見惚れておりました。

一旦切らせて頂きます。



879 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/07(Sat) 19:28
>>874(アーチェロお嬢様)

お嬢様、お茶が入りました…。
お茶請けは、椿の練り切りになります。
商店街の和菓子屋さんの、この季節の名物ですね。

>いつか機会が、たとえばオープンキャンパスなどがありましたら訪ねてみて、どんな知的で刺激的な場所なのか、この目と耳で感じ取ってみたいですわ。

はい、私の大学のオープンキャンパスですか?
オープンキャンパスは、高校生の方々の春休みの時期に合わせて3月の下旬、20日からを予定しております。
実行委員をしている友人から、伺っております。

そうですね。それは実にいい機会かと私も思います。
社交部の皆様との活動を通じて、私が大学で学んでいる内容についても色々と興味を持って頂いた事ですし…。
宜しければ、社交部の皆様にも一度声をお掛けしてみるのは如何でしょう?

これを機会に、お嬢様のご学友の方が私の後輩になるかも知れないと思うと感慨深いものがありますね。(微笑)
では、社交部の皆様がお屋敷を訪れた際に今後の予定について話し合ってみませんか?

>>877(アーチェロお嬢様)

お嬢様、私もお仕事がひと段落致しましたので恒例の午後のお散歩に参りましょう。
朝夕はまだまだ寒さが続きますが、日中はそれなりに陽気が訪れて
春の訪れが近い事を実感致します。

ふふっ…。本日は白梅の御着物をお召しになるのですね。
え?私にも御着物を?

まあ…。このような素敵な紅梅の御着物に袖を通せるとは感激です。
私自身、主に青や藍を基調とした服装が多いので偶には「紅」を基調とした
ものを着てみたいと思っていたんです。

お嬢様のお陰で、このような素敵な機会を頂けた事に感謝致します。
では早速、着替えて参りますね。

(小一時間後)
如何でしょうか?お嬢様やレイナさんのご指導もあり、それなりに和装にも
慣れてきたつもりではありますが。

ふふっ、お嬢様は白梅、私は紅梅…。
一つの木で白梅、紅梅が共に咲き乱れる様子は「源平咲き」と呼ばれるそうですね。
お嬢様と並んで、きちんと紅白梅となれるよう努めさせて頂きます。

それでは、参りましょう…。

880 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/07(Sat) 22:04
>>878(柚葉さん)

>大切な友人たちとの交友、積み重ねてきた努力と知識…。
>ご自身の新たな道を切り開こうと苦労を重ねてきたお嬢様の心中の無念さは、察するに余りあるものがあります。

ごめんなさい、柚葉さん。
貴女にそんな哀しい顔をさせてしまうことになってしまって。
そして、気遣ってくださって本当に嬉しゅうございます。

確かに残念な結末でございました。
大学にいる間、自分の将来を想って胸膨らませておりましたわ。
かのコペルニクスが在籍していた学び舎でございます。
宇宙の神秘をはじめ人類が築いてきた知見の数々に、城館の中では決して感じ取れなかったであろう人間族の果てしない可能性に接して、この人たちと学問の海をずっと進んで行けたら、と思っておりましたもの。
『もし専門課程で医学を修めることができたら、人間の血を奪うこの身が命救う者になれるかも』
なんて、思ったこともありましたわね。

柚葉さんと同じ気持ちをあの学友も抱いてくれたと信じております。
だから、立ち去るわたくしにかけられた
『ごめんなさい、ごめんなさい…。』
の涙声に
『謝ってもらうことではないわ。私の方こそ騙していてごめんね。』
と返せたのです。

…ですが、志半ばで去らなければならなかったとしても、今申した人間の可能性に触れ、さらなる知見を求める心を培えただけで充分、学ぶ機会はまた作れば良いのです。
決してあの日々は無駄では無かったと信じて…います…。
…すみません、思い出したらやっぱり少し悲しくなってきました。
少しだけ…泣くのを許してくださいませ…。

あの時のことがあったから、この国で高校に編入した時は最初の日のあいさつで吸血鬼の身であることを明らかにいたしました。
恐怖を与えてしまい警戒を呼んでしまいましたが、今はこんな魔族のわたくしを受け容れてくれる学友が大勢いてくださいます。
昔があるからこそ今の大切な絆があることもまた心に刻んでおきたいと思っておりますわ。

そうそう、ボローニャ大学の彼女はその後ヴァチカンに入って機密部門の外政担当官になったそうです。
極めて密やかに魔族との交渉にあたる密命を帯びていたそうで、彼女がその職に就いてからわがカルミーニオ家の交渉役の者も
『驚くほど穏便かつ着実に折衝が行われるようになり、結果として少なからず両者の関係を温順にした。』
と言っていたそうでございます。
メイド長からわたくしへそう知らされ、とても心軽くなったのを覚えております。


>実は、お嬢様のお召しになる御着物の柄はこの街の商店街の馴染みの方々の間では
>ちょっとした風物詩になっているんですよ。

ええっ、そうなのですか?
それはまた何とも…恥ずかしいことでございます。
四季の移ろいに敏感なこの国の人々の目に留まっているだなんて、嬉しいと同時に緊張いたしますわ。
でも、街中を歩くときの何とも知れぬ温かな雰囲気は、きっと皆さまのお優しい心の表れなのでしょうね。
異国から参った、それも魔族の小娘が、この国の雅の衣装をまとうことに寛容でいてくださるのですから。
それでしたら、それへの感謝の想いと共にこれからも和装を堪能させていただきましょう。


881 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/07(Sat) 22:05
>>879(柚葉さん)

まあ、椿の練り切り…、八重の椿は薔薇に優るとも劣らず美しく、しかも雪に堪えて春を待つその強さが魅力的ですが。
この練り切りはその魅力を凝集した美しさですね。
春を予感させる温かみに魅入られて、自然と黒文字を伸ばさずにはおれません。
…ん〜、舌を蕩かす甘さが広がってなんという快感でしょう。
あの和菓子屋様、老夫婦がなさっていたはずですが、また新たな美味しさを加えられたようで、いつまでも変わらぬ美味を追求する心に頭が下がりますわ。

>オープンキャンパスは、高校生の方々の春休みの時期に合わせて3月の下旬、20日からを予定しております。
>実行委員をしている友人から、伺っております。

まあまあまあ…そのような絶好の機会に巡り合えるとは幸先良い春の訪れでございます。
はい、ぜひとも次の部活のときに皆様を屋敷にお招きして相談いたしましょう。
部員の中には
『どうして日本の大学にはメイド学を教授する学部が無いの!?』
と残念がっている方が居るのはもちろん柚葉さんへの憧憬ゆえ。
その柚葉さんが学ばれる場所を見学できる…、これは彼女の進学志望は決まったようなものかもしれませんわね。


>まあ…。このような素敵な紅梅の御着物に袖を通せるとは感激です。
>私自身、主に青や藍を基調とした服装が多いので偶には「紅」を基調とした
ものを着てみたいと思っていたんです。

それは良うございました。
わたくしも、柚葉さんの落ち着いた大人の雰囲気についつい青や藍の色を重ねてしまいますが、時に内より輝かされる情熱、それに相応しい色の染め物と思いますわ。

>如何でしょうか?お嬢様やレイナさんのご指導もあり、それなりに和装にも
慣れてきたつもりではありますが。

…天女、春の天女が降臨されました。
日本の春の穏やかにして艶やかなることをこれほど表現できる姿が他にございましょうか?
そうして和装をされているとご母堂様の姿が重なり、けれどその強い光の趣きは確かに柚葉さんならではのもの。
本当に、本当にお美しゅうございます。

紅梅と白梅の取り合わせは、かの尾形光琳画伯の『紅白梅図屏風』を目にして以来のわたくしの憧れの花々ですが、ああ、これがわたくしと二人でこうして実現できますことのなんと嬉しいことか…。

え?なんですか、長女ちゃん。
「『紅白梅図屏風』って、白梅の樹が歳月を経た老木で、紅梅の樹が枝が力強く伸びた若木なんですよね。
 ほんと、姫様とお姉様の取り合わせとそっくり − 」
…それ以上言うと、こめかみグリグリの『梅干し』をいたしますよ?
梅だけに。

>一つの木で白梅、紅梅が共に咲き乱れる様子は「源平咲き」と呼ばれるそうですね。
まあ、そうなのですか?
日本の歴史に根差した風雅な呼び名があるのですね。
街の皆様にもそれを思い出していただける季節感良きお散歩ができそうですね。

では、共に参りましょう、早春の光を浴びながら…。


882 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/08(Sun) 15:18
>>880
>>881(アーチェロお嬢様)

>そうそう、ボローニャ大学の彼女はその後ヴァチカンに入って機密部門の外政担当官になったそうです。

良かった…。
志半ばで袂を分かつ事になってしまったお嬢様とその方のお別れも、
お嬢様が学び舎で過ごしてきた日々も、少しは報われた気が致します。

だって、お嬢様との出会いが無ければその方の闇の眷属の方々に対する見方も
一方的なものになっていた筈ですから。
時代とそれに伴う教会の方々の、闇の眷属の方々に対する見方や考え方を思えば、尚更です。

>…天女、春の天女が降臨されました。

まあ、お嬢様ったら…。(微笑)
でも、照れてばかりでは折角選んでくださったお嬢様とこの御着物に失礼ですね。
お嬢様の立ち居振る舞いに従者として相応しく在れるよう、努めさせて頂きます。

>…それ以上言うと、こめかみグリグリの『梅干し』をいたしますよ?
梅だけに。

あわわわ、長女さんったら…。(汗)
先程までのお嬢様の「小春日和」のお気持ちが、これでは「春の嵐」に…。

そういえば、こめかみグリグリのお仕置きと言えば母と叔母の間でこんなエピソードが…。

(『アカイイト公式アンソロジーコミック』(限定版ソフトの特典の非売品)を取り出しました。)

終盤に収録されていた四コマ漫画で「真夏の夜の夢また夢」というものなんですけど…。
母が夢の中で、叔母に語り掛けるシーンをアレンジしたものなんですが…。

柚明:とにかく、桂ちゃん。(桂の頭をなでなで)

桂:あう?

柚明:お願いだから忘れて。

桂:う〜ん、もっとなでなでしてくれたら考える〜。

柚明:これでどうかな。(汗)

桂:う〜ん、もっと。

柚明:じゃあこれで。(なでなで〜♪)

桂:う〜ん、もう一声。(うにゃ〜♪)

柚明:…って、いい気になるなよこのガキ。約束せんか〜。(ぐりぐり)

桂:イタタ!イタタタ!

…という具合に、シュールな展開が…。(苦笑)
幼い頃、母になでなでしてもらうのは好きだったので気持ちは分かるんですが。(汗汗)

では、参りましょうか。
長女さん、お土産をきちんと持って帰りますから良い子でお留守番していて下さいね。(微笑)



883 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/08(Sun) 18:01
>>882(柚葉さん)

>志半ばで袂を分かつ事になってしまったお嬢様とその方のお別れも、
>お嬢様が学び舎で過ごしてきた日々も、少しは報われた気が致します。

はい、彼女のことを聞いて本当に…勇気づけられました。
大学を去って以来、かなり気落ちして大学の講義内容を写したノートも戸棚の中にひっそりと片付けておりましたけれど。
彼女の活躍を聞いて以来
「わたくしも負けていられない」
と怠惰な我が心に鞭をくれて、少しずつ勉学に費やす時間を取り戻してまいりました。
それ以後、彼女と直接連絡を取ることは遂にできなかったのは心残りでしたけれど。
ヴァチカンとの間に長い平穏のときが訪れましたことは、間違いなく彼女の残した遺産でございました。

今を盛りと咲き誇るこの庭の梅の花…花言葉は「高潔」「不屈の精神」だそうです。
その言葉を天上にいる彼女に捧げたい…。
そういえば、先ほどフリューゲル神父様のお名前を出されましたね。
きっとあの方も我々に対する穏健な姿勢を見れば、多くの悩みを乗り越えて今のあのお姿が在るのでしょうね。
長らくご挨拶していませんが、今さらながら彼女と姿が重なって思い出されますわ。


>そういえば、こめかみグリグリのお仕置きと言えば母と叔母の間でこんなエピソードが…。

…ぷっ、く、くふふ、ふ、うふふふぅ、あ、あはははははあ。
ご、ごめんなさい、なんだか、すごく、ツボに入って、お、おかしい…くふう。
あのご母堂様がそんな変貌を見せられるなんて、ああ、もう、たまりませんわ。
でも、それも仲の良い姉妹ならではの微笑ましい姿ですわね。
これはこれで羨ましゅうございます。

…わたくしも朝起きる時に柚葉さんに駄々をこねてみたら…。
いえ、いえいえいえ!無理ですわ!
わたくし柚葉さんに叱られたら三日は立ち直れそうもありません。
恐らく、衆人環視の中で異端審問の糾弾を受けたときよりも落ち込む自信がございますわ。

…と言っておりますうちに春の日の麗らかな中、こうして二人の歩みはどこまでも軽く。結ばれた手と手は優しくて。
では、今を盛りの梅の花々を見に、お社、公園へ、その後は「カフェハウス カヒ」で珈琲と季節のスイーツをいただきに参りましょうか…。


884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/17(Tue) 18:53
吸血鬼ウイルスに感染したら吸血鬼になるという噂

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/17(Tue) 20:22
お札とか苦手?

886 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/17(Tue) 23:40
>>884

わたくしたちが人間を同族化する力は闇の魔力に属するものでございます。
人間界の医学の領域のものではありませんわね。
欧州の歴史において流行り病をわたくしたちの仕業との風評が立つことは何度もございましたが、その背後に人間に我等を憎ませようとするある種の勢力の影を見つけ、相応の対処を致したこともございますわ。
むしろ、カルミーニオ家は風評を打ち消すために人間界で真摯に病魔の因子を追究しようと心血を注ぐ方々に陰ながら援助をしていたこともあるのですよ。
どうか、噂に惑わされませぬようお願いいたします。

季節の変わり目で寒暖の差が激しい昨今です。
どうかかの微小な者らに付け入られてお風邪など召されぬようお気をつけくださいね。


>>885

幸い日本に参りましてからは、わたくしを闇雲に祓おうとなさる日本の退魔術に通じた方はいらっしゃいません。
高野山から遣わされたという強い異能をお持ちの方もいらっしゃいましたけれど、わたくしが人間に敵対するものでないことをお分かりいただけましたよ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=537&to=537&nofirst=true

ですが、わたくしが人の世の平穏を乱すような真似をすれば、強い念を籠めたお札で懲らしめられてしまうでしょうね。
実際に我が家のメイドさんの叔母上様はお札の力を以てわたくしの同族と対抗なさったこともあったと聞き及んでおります。
恐らく日本にはそうしたお札を駆使し悪しき魔を懲らす異能力者がたくさんいらっしゃるのですよ。
わたくしもそのような方に睨まれないよう…いいえ、わたくしと共にいてくださる大切なメイドさんや街の皆様と共に生きていけるわたくしであるために、身を慎んでまいる所存ですわ。

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/19(Thu) 16:24
俺が吸血鬼だ…

888 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/19(Thu) 23:31
>>887

貴方様が同族であるかどうかはともかく、そのように呟かれてもお返事に困ります。
最初に
>七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。
と申し上げておりますこと、今一度ご勘案下さい。

889 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 13:36
>>882(柚葉さん)(つづきでございます)

柚葉さんの教えてくださったご母堂様と叔母上様の仲睦まじいお姿をどうしても見たくて通販で手に入れました。
『アカイイト公式アンソロジーコミック』。
お二人のお姿の微笑ましさにほおが緩んで仕方がございませんでした。
そしてご本を通して読んで、叔母上様がどれだけ皆様に愛されていらっしゃるかその様をつぶさに拝見することができましたわ。
読んでいて、クスリと笑みが浮かんだり、心がジンと熱くなったりの連続でした。

中でも、巻末の烏月様のお言葉
「あなたを私の全身全霊の力を賭けて守る」
は、あたかもその場で烏月様のお声が直に聞こえるかのようでした。
だって、わたくしからそれは柚葉さんへ届けたい心と同じものでしたから。
わたくし、このご本、このシーンはきっとこれから幾度も、それこそ数限りなく読み返しますわ。

それにしましても、叔母上様のお料理へのチャレンジ精神、いつか報われるとよろしいのですけれど。

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/20(Fri) 17:49
ああ、貴女は吸血鬼でしたか、いや
ー、一度お会いしたかったのですよこんな
チャンスが巡ってこようとは、実は私は画家でして…
絵を書かせて貰えませんか?吸血鬼である貴女の絵を
ろくでもないかもしれませんが、吸血鬼や狼男などの怪物の絵を書くのが好きでして
すみませんね、こんなお願いをして
きょうでなくても構いません時間がある日で
だいじょうぶです、明日か1週間後くらいでも

891 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 18:17
>>890

え、わたくしをモデルにしたいと仰いますの?
…わたくし如きに声をかけてくださるなんて、照れてしまいますわね。
それも、既に同族や人狼族をモデルに描いていらっしゃるだなんて。
素敵なモデルの様な方々を見てきて、わたくしのような者はずい分と見劣りしないかと心配ですけれど。
せっかく画題としていただけるのでしたらお断りするのは申し訳ありません。
貴方様のアトリエで今までの作品を見せていただいてから決めてもかまいませんか?
「もったいをつけるな」と仰らないでくださいまし。
だって…、けっこう恥ずかしいのですよ?
故郷のイタリアに降りました時も芸術大好きな母が画家を連れて来ては、強引にモデルにされてまいって、それを勝手に画廊に出したりしてずい分恥ずかしい思いをしましたから。
時には、服をはぎ取られもしまして、その時は何とか薔薇の花たちに身を隠すことで何とか妥協したりしましたの。
ですから、ヌードはご勘弁なのですよ?

では、さっそく明日まいらせていただきますわ。
どうぞよろしくお願いいたしますね。

892 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 18:44
ちょっと、他所のお家の方にメッセージを述べさせていただきます。

>吸血鬼メイドの刹那様

はじめまして。
貴女様のお家からわたくし宛と思われるメッセージが聞こえてまいりました。

>そういえば……実はご主人さまでは無いのですけど、私のうっかりで謝りたい方が居るのです。
>>1で自信満々に「吸血鬼もメイドも今はないので」って言ったのですが
>普通に吸血姫さんがいらっしゃいましたっ!すみませんでした。
と。

お住まいの方への「越境」をご許可いただけるか分からないのでこちらでご返事申し上げます。
お気を遣っていただき恐縮です。
どうぞお気になさらないでくださいませ。
同族の方が人間界で元気に働いていらっしゃるなんて、とても嬉しいことでございます。
新たに人間と作っていく絆を大切に仕事に励んでおられることでしょう。
どうぞ、ご主人様といつまでも仲睦まじく同じ時をお過ごしくださいませ。

893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/20(Fri) 19:16
「おまもりひまり」というアニメ、漫画を姫様はご存知ですか?
これ、アカイイトの影響をかなり受けてると思うんです。

894 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 22:01
>>893

タイトルは聞いた覚えはございますが、実際読んだり視聴したりしたことはありませんでした。
今しがた、三女ちゃんの加入しているサイトで第1話を見てみましたわ。
なるほど、早々に鬼斬りの方が出てこられ主人公の天河様を守護する展開は、羽藤様のお家を巡る物語と似ていますね。
同じ役職でいらっしゃる千羽党の烏月様ともどこかで繋がっていらっしゃるのかも知れませんわね。
緋鞠様は妖猫族でいらっしゃるようですが、種族を越えて天河様を慕い人間界で生きていかれるご様子、わたくしにとりましても親しみを感じますわ。
今期のアニメでもカフェで働いたり、動物の学園でのんびり過ごしたりしている猫さんたちがいらっしゃいますが、その先駆けともいえる彼女の積極性は大いに見習いたいですわ。
これからもあやかし…魔族の方が次々出ていらっしゃるのでしょうか。
人間との垣根を越えてどんな絆が結ばれていくのかとても興味が湧いて参りますわ。

895 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/20(Fri) 23:24
>>884

今までお嬢様のお話を聞く限りではありますが…。
吸血鬼になるウィルスという存在は聞いたことがありません。
お嬢様やお嬢様の同族の方が人を同族に変える際には、「魔素」なるものを
用いるとお聞きしたことがあります。

それはウィルスとは全く異なるものでしょう。
出来れば、迂闊な噂には耳を貸さぬようお願い申し上げます。

>>885
>>886(アーチェロお嬢様)

お札と言っても、種類は様々ですからね。
毎年この街の土地神様の神社では、家内安全、無病息災、火の用心等の
お札を頂いております。
それらに関して、お嬢様が特に嫌悪感を示すような事はありません。

>実際に我が家のメイドさんの叔母上様はお札の力を以てわたくしの同族と対抗なさったこともあったと聞き及んでおります。

叔母が、鬼斬役の千羽烏月さんからお近づきの印に頂いた御札ですね?
ノゾミさんとミカゲさんの姉妹と出会ったばかりの時、彼女達に襲われた際にあれが役に立ったとか。
…今でこそ守護霊的な役割を果たしているノゾミさんですけど、あの時は叔母も流石に怖かったと思います…。

お札の効果も種類によって異なるでしょうけれど、お嬢様は少なくとも人をその手にかけようなどという邪念など
毛頭ない御方です。
それらの効果が、お嬢様に向けて発揮されることは無いと私は信じております。

>>890

…お嬢様が絵のモデルを了承されるのでしたら、私としても異存はありませんが…。
ただ、お客様には一言申し上げておきたいことがございます。

絵のモデルを依頼する対象の女性に向かって、「怪物の絵を描くのが好き」とはあんまりです。(涙目)
そのような物言いは、あまりに礼を失するのではないですか?
私の大切なお嬢様は、「怪物」だと仰るのですか?

種族の違い以前に、お嬢様は一人の女性なのです。
怪物呼ばわりされて、何とも思わない女性などいらっしゃらないと思います。
大切な主を「怪物」などと言われては、お仕えする者として悲しくなります。

幸い、お嬢様は温厚で心の広い方です。多少の事は許して下さいます。
ですがもし今後、あなたがお嬢様のような立場の方に「怪物の絵が好きだからモデルになってほしい」などという言い方をすれば
身の危険、あるいは身の破滅を招きかねませんよ?

絵のモデルの依頼に際して、「怪物」などという発言は相手の容姿に対する侮辱と受け止められても仕方ありません。
プライドの高い方でしたら、

「怪物ですって!?よくもこの私に向かってそのような無礼な口を!!!」

と激高し、モデルを引き受けて下さるどころか八つ裂きにされる可能性もあり得ます。

女性の容姿に関わる事で、迂闊な発言は厳禁です。
自覚が無かったでは済まされないのです。
あなたの今後の為にも、くれぐれも言葉はお選びになって下さい。



896 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/20(Fri) 23:50
>>893
>>894(アーチェロお嬢様)

はい!その作品の事でしたら私が存じております。
実はその…私も同じことを考えていたんです。
共通の見方をして下さる方がいらっしゃるとは、本当に嬉しいです!

お嬢様、多少のネタバレになってしまうかもしれませんがこの度はお許しください。

※羽藤桂と天河優人君の共通点

・既に両親を亡くし、天涯孤独
・親は「鬼斬り」役だった。
・田舎に屋敷を所有している
・己の存在を妖(あやかし)から隠すためのお守りを持っている。お守りの効果は時間の経過とともに徐々に薄れる。

そして叔母と私の一族を守り共に生きていた浅間サクヤさんと、天河優人君の守り刀である緋鞠さんは
かつては命のやり取りをしながらも今では守る立場にあるという点でも共通しています。
考えれば考えるほど、羽藤家と天河家は共通している点が多いと思います。

でも…うふふ…。
叔母は立場的に同性ですから何も問題は無いのですけれど…。

天河優人君の場合、年頃の男の子ですから緋鞠さんのような綺麗な女性に傍に居られたり迫られたりしていたら、
年中ドキドキが止まらないでしょうね。(微笑)
あの子は名前の通り、誠実で優しい男の子ですから惹かれる女性が次から次へと現れるのも
ある意味お約束ですね。

ライバルは多そうですが、緋鞠さんには一番幸せになって頂きたいですね。

申し訳ありませんお嬢様…。今晩はこれで失礼致します。
その他の話題に関しましては、後日よろしくお願い致します。


897 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 07:05
>>885
>>895(柚葉さん)

>お札と言っても、種類は様々ですからね。
>毎年この街の土地神様の神社では、家内安全、無病息災、火の用心等の
>お札を頂いております。

ああ、なるほど。
ご質問から、退魔師の方が手にして突き付けたり投げつけてこられるお札ばかり頭にありましたわ。
普通に売られているお札のことは手にさせていただくのが当たり前になっていて恐れる対象からすっぽりと抜けておりました。
>>885様にも、お答えが不十分で申し訳ありませんでした。

普段からナチュラルに土地神様のお社に参詣させていただき、旅行へ行った先でもいろいろな神社にご挨拶に参っております。
そうしたお札からは神様からのお優しい語りかけが聞こえてくる、という印象が優って、怖かったり不快だったりということはありませんわね。

>それらの効果が、お嬢様に向けて発揮されることは無いと私は信じております。

お優しい神々も、わたくしが邪念に取り憑かれ人を害しようとしましたら、文字通り鬼神となられて、そのお札はわたくしの身を焦がすことになるのでしょう。
お札の効果が発揮されるか否かは、わたくし次第ということでしょうね。

>叔母が、鬼斬役の千羽烏月さんからお近づきの印に頂いた御札ですね?

叔母上様やご母堂様の過去につきましてはまだ十分に知り得ていないのは申し訳ないですが。
その克明な記録である「アカイイトプレイ記」をネットで拝読したのですわ。
其ノ十九「約束」は読んでいて本当にハラハラいたしました。
叔母上様がお札で張られた結界をノゾミ様がいとも易々と破ってさらに迫りくる、だなんて。
お二人を知る身としては傷つけあうシーンなど見たいわけも無く。
「ノゾミ様、いけません!」
と思わず口にしてしまいました。
幸い叔母上様の強いお心が、烏月さんを守ろうとなさる至誠が、その危機を乗り越えさせてくれてホッといたしました。


>>890
>>895(柚葉さん)

>絵のモデルを依頼する対象の女性に向かって、「怪物の絵を描くのが好き」とはあんまりです。(涙目)

あ、あわわわわ…、柚葉さんの瞳に涙の珠が光って…、その身が哀しみの色に包まれています。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!
わたくしが迂闊でした、本当に迂闊でした。

同族の方を描いている方が居る、ということに気を取られて、わたくし自身が侮辱されているのではないか、ということに気がついておりませんでした。
この身の不敏、これほど情けなく思ったことはございません。
柚葉さんは以前にもわたくしを「化け物」と呼ぶ方に真剣に怒ってくださったのに。
言われた本人がまたもこのざまとは、むしろのほほんとしているわたくしにこそお怒りなのではないでしょうか。

確かに数百年にわたり数限りなく怪物呼ばわりされてまいりましたし、その彼我の力の差から特に市井の我が身を護るすべとて無い方から恐れられるのは仕方ないこと、との思いに囚われて。
自分を貶めることに鈍感になってしまったかも知れません。
どうか、お許しくださいませ。

>>890様。
貴方様が『怪物』という言葉にどんな思いを込めているのかは分かりません。
言葉は悪くとも、異種族の方たちに良き思い入れを持っていらっしゃるのかも知れません。
ですが、迂闊な言葉は知らず双方を傷つける。
わたくしの能天気が招いたことでもございますゆえ、わたくしも反省せねばなりません。
ですが、わたくしの大切な人を悲しませたのは事実。
わたくしに対しましても失礼と申すもの。
どうか反省していただきとうございます。

それともう一つ。「ろくでもないかもしれませんが、」というお言葉に引っかかりますわね。
魔族を描くこと自体が「ろくでものない」ことと考えられるのであれば、その考えにはハッキリと異を唱えます。
貴方様がどうお考えになるかは存じませんが、魔族を描くのが悪趣味とでも仰りたいのでしたら、このお話はなかったことにさせていただきますわ。


898 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 07:06
>>896’(柚葉さん)

柚葉さんはもうよくご存じの作品だったのですね。
そして、叔母上様と天河様は共通点がたくさんおありでいらっしゃると。
不思議な縁を感じますわ。
お二人が何時か出会われることがありましたら、ずい分と意気投合されるかもしれませんわ。
もっとも、可愛らしい叔母上様とお近づきになったら、緋鞠様やその他のヒロイン様たちが焼きもちを焼いてしまわれるかも知れませんけれど。

>ライバルは多そうですが、緋鞠さんには一番幸せになって頂きたいですね。

今はまだ存じませんけれど、やはり緋鞠様は厳しい試練を乗り越えて天河様の前に立たれたのでしょうね。
時に飄々、時に小悪魔な態度ゆえその本質が中々見えてこないかも知れませんが、天河様へかける想いは、叔母上様に対するサクヤ様、烏月様のそれと同じものなのでしょう。

これから彼の方たちの物語を少しずつ拝見してまいりますわ。


899 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 13:19
>>890

何度も申し訳ありませんが、言葉を足させていただきます。
「ろくでもない」と仰るのは、あるいはご自身の絵の出来に対するご自評、ご謙遜かも知れないと思い至りましたゆえ。
もしそうでしたら、わたくしの思い違いお詫びいたします。
ただ、言葉の繋がり具合からして誤解を招きやすい仰り様ではなかったかと思いますけれど。
そしてモデルとして指名なさる以上、描く対象の良き姿を留めんとするご自身の強き想いの丈に期待させていただいて宜しゅうございましょう?


900 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/22(Sun) 16:19
>>889(アーチェロお嬢様)

まあ…わざわざ通販で私達の家族の描かれた物語を?
元々が非売品なので、入手はそれなりに困難なのは私も知っておりましたが…。
お嬢様がそこまで私達家族の物語に思いを寄せて下さるとは、本当に嬉しく思います。

>中でも、巻末の烏月様のお言葉

烏月さんと叔母との結末の、その後の再会を描いたものですね。
烏月さんとは「贄の血」の絆の代わりに結ばれた小指と小指がお二人の絆を象徴されていましたね。
そして叔母から烏月さんへの素敵な贈り物と、それに対する烏月さんの誓いの言葉…。

あの言葉を、今度はお嬢様から私へ向けて下さるなんて…。(赤面)
形を変えて、世代を超えて、そして海を越えて…。
私達の家族とその身体に流れる血に纏わる絆の物語は、受け継がれていくのですね。(微笑)

>それにしましても、叔母上様のお料理へのチャレンジ精神、いつか報われるとよろしいのですけれど。

お料理と言えば「デンジャラスディナー」と「切ない乙女心」でしたね。
「デンジャラスディナー」は当時の叔母のお料理の味と、夕餉に招待された烏月さんとサクヤさんの
一触触発の状態が二重の意味で、「デンジャラス」でしたね。(汗)

でもあれから叔母のチャレンジ精神は、きちんと報われていますよ。(微笑)
叔母の嫁ぎ先に私達が家族で出向いた時には、きちんとお料理を振舞ってくれましたから。

でもその際に、同席していたサクヤさんがかつて母とサクヤさんにお料理の手ほどきをしてもらっていた時の
失敗談を暴露しようとして、

「わああ〜!サクヤさん、それは言っちゃ駄目〜!」

と慌てていたことが…。
母もその際には、思わず苦笑しておりました。
誰かのために頑張りたいと思えればこそ、お料理も上達するものです。
苦労の甲斐あってきちんとしたお料理を母や烏月さん、サクヤさんに振舞うことが出来た時は本当に嬉しそうだったと
母が嬉しそうに語ってくれました。

余談ですけど、実は私「デンジャラスディナー」をお描きになっている栗原一実先生のファンなんです。
この方は、児童向け文庫の絵を描かれておりまして…。
その作品の可愛らしい魔法使いの女の子が活躍する作品は、本当に面白かったです。





901 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/22(Sun) 16:51
>>874(続きです)

社交部の皆様、本日はようこそお越し下さいました…。
本日は今月行われる、私の通う大学のオープンキャンパスについてご案内させて頂きますね。
ではオープンキャンパスのパンフレットと申込用紙をお配り致します。

パンフレットは当日も配布されますが、事前に入手して申し込みをして頂いた方には
当日大学のグッズが貰えますよ。
友人に実行委員を勤める方がいるのが、今回は幸運でした。

私達の大学のオープンキャンパスは、高校2年生、高校3年生それぞれに向いた
プログラムが用意されています。
2年生の方にはそれぞれの学科の体験を、3年生の方には受験をスムーズに進めるための
手続きや試験内容の説明が受けられます。
推薦入学を希望される方向けに、「小論文対策講座」もありますよ。

そしてお楽しみともいえる「学食無料体験」、学内の様々な施設を案内してもらえる「キャンパスツアー」
高校までの授業とは少し異なる「体験授業」等があります。
他にも在学生の方とどのような学生生活や学習をしているかを直接話すことが出来る
「フリートーク」のコーナーもあります。
きっと色々と質問したいことが御有りかと思いますので、そちらも気軽に活用して下さい。

入退場は基本的に自由ですが、イベントは時間帯によって決まっているので
お目当てのイベントには遅れないようにして下さいね。

(申込用紙を回収後)

では、申込用紙はこちらで預からせて頂きます。
私の方から提出しておきますので、当日はよろしくお願いします。

ではお嬢様、全員で一緒に回るのであればパンフレットに目を通して
参加するイベントや予定について話し合っておきましょう。
個人で自由に回るのも良いのですが、やはり構内の広さと当日の参加者による混雑を考えると
人数上きちんとスケジュールを組み立てておく方がよろしいですね。

では私、お茶の御代わりと新たなお茶請けの準備をして参ります。
その間は当日のスケジュールに関して意見交換をした上で、
何かご希望があれば遠慮なくお話しください。
私でお答えできることがあれば、アドバイスさせて頂きます。




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