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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 08:28
皆さんはどんな信念はお持ちですか?

423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 20:20
グルメツアーに参加した経験はありますか?

424 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/15(Mon) 22:05
>>422

色々な意味で私自身は半人前であり、「信念」と呼べるものを持ち合わせているかどうか
まだまだ疑わしいのですが…。
お嬢様と絆を結んだ者として、譲れないものは確かにありますね。

それが何かと申しますと、

「私の血を吸っていいのは、お嬢様だけ」

という事です。
古より、私の血族はその身体に流れる血が妖(あやかし)に多大な力を与えるという理由で
多くの妖から狙われてきました。

お嬢様と共にこれからも歩み続けるのであれば、
きちんと己の身を守る事、我が身を危険に晒す迂闊な行動は慎む事を
心掛けていかねばならないと自覚しております。

ただし、お嬢様の近しい方が命の危機に晒されており、その命を救うためであれば
お嬢様のお許しを得た上で例外となりますが。

>>423

秋によく見られそうな企画ですね。
旅先で美味しいものを頂く事は私も好きですが、ツアーのようなものに直接参加したことは
残念ながら無いのですよ。

故郷は温泉や温泉饅頭くらいはありますが、グルメツアーの対象となるような名物は
残念ながら無いですね。

グルメツアーとは少し違いますが、春の桜が咲く頃にはお嬢様の学校の方々との
桜の名所巡りを企画しております。
ただし、宴会形式は周囲の方々にご迷惑となるのでウォーキングを中心に、
お食事はおにぎりやサンドイッチ等の軽食に限りますが。

425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 22:51
一緒に苺狩りにでも行きませんか?

426 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/17(Wed) 21:16
>>421(柚葉さん)

>今夜の紅茶は「アラベスクローズ」です。

ありがとうございます、柚葉さん。
ああ…、良い香り。
一日の終わりに三種類ものバラの香りに包まれて…、身も心も癒されますわ。

…柚葉さんは神父様からの贈り物のクッキーをお茶と共にいただいて。
ふふふっ、きっとこれ以上ないほど甘く芳しい味を堪能されているのでしょうね。

>辛い時代の中で、守るべき者のために刃を手にして戦わざるを得なかったとしても…。
>憎しみの連鎖を己の手で断たねばならない…。

柚葉さんにそう言っていただけると本当に心が救われる思いがいたします。
お兄様が身を以て悪しき連鎖を断たれたそのお心に、時を越えてこうして思いを致してくださって。
戦跡に花開いた薔薇を思い出すたびになお塞ぐこの胸が癒され、お兄様が安堵の笑みをわたくしに
向けてくださる、そんな気がいたしますわ。

>長兄様が果てた地に咲く薔薇は、赤い薔薇なのでしょうか?

…ごめんなさい、柚葉さん。
お兄様の散華のお話、以前したことをもっとちゃんと思い返してお話しいたしておくべきでした。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=776&to=776&nofirst=true

そして、今「アラベスクローズ」を淹れていただいていて誠に幸いでした。
この三色の薔薇の花びらを見て気付いたのですよ。
あの時、お兄様の薔薇を紫と回想したのですけれど、実はその紫は不思議な色合いで。
見る方向によって赤が優ったり青が優ったりして見える、そのことの意味に。

わたくしは紫の印象が強くて、その花言葉の「誇り」「気品」「尊敬」を、お兄様からのお諭しの如く受け止めておりました。
『誇りを持ち』『気品を保ち』『他者への尊敬を忘れるなかれ』
と。
貴族の娘としていろいろ足りていないわたくしへ優しく言い聞かせる、そんな兄でしたから。

ですが、今柚葉さんのお話を聞いて、大事なことに気づかせていただきました。

>残されたお嬢様に、例え自身が果てても「愛」を、
>そして愛する事によって生まれる美しさを忘れてほしくない…。

この赤い薔薇の花言葉こそ、わたくしに本当に言いたかったことだったのでしょうか。
なんという
ことでしょう。
長い長い年月を経て、ようやくお兄様のお気持ちに気づけたなんて。

そして。青い薔薇の花言葉は「奇跡」「喝采」。

「アーチェロ。
お前に自ら寄り添い優しく支えてくれる、そんな人間が現れる『奇跡』がきっとお前に訪れる。
 今からその素晴らしい人間に『喝采』を送らせてもらうよ。』

天上のお兄様がそう言って優しく微笑んでいらっしゃるのが目に浮かびますわ。

>叔母は母に守られるだけでなく、その娘を縛られた運命から解き放ちました。
>そして経観塚では、その娘はお嬢様とも心を交わし新たな絆がまた生まれたのでしたね。

そうだったのですね…。
叔母上様はご母堂様をその血潮を以てお助けになり、
(ニコニコ動画の『アカイイト プレイ動画 ユメイルート Part12』は胸に迫り落涙を禁じ得ませんでした)
そして、わたくしの同族をも救ってくださったのですね。
それはわたくしにとっても日ノ本における希望の光明でございます。
叔母上様もまた、わたくしの『英雄』だったのですわ…。

ああ…、今宵はヴァルド様との交友をゆっくり思い返すつもりでしたのに。
お兄様や柚葉さんの叔母上様への感謝の念が心を満たしてまいりますわ…。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていただきます。)


427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/18(Thu) 09:56
姫様はこの娘とお友達にはなれそうですが、姫様も姉属性ですから
「妹」にはなれそうもないですね。
つ【最強の吸血姫は妹が欲しいっ!】

それから姫様が異世界に行くなら、冒険よりスローライフ系ですね。

428 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/18(Thu) 19:33
>>425

苺狩りですか?それは良いですね。
冬と春の境目のこの時期は、苺の美味しい季節ですものね。

行きつけの青果店さんのお店でも美味しい苺を購入したり、
お店でも苺のスイーツを宣伝していたりと今の時期を彩る果物だと実感しております。

もし宜しければ、お客様の知っておられる苺狩りについて教えて頂けますか?
一度、下調べをしておこうと思います。
次の休日に、計画を立てた上でお嬢様やお屋敷の皆と共に参加させて頂きたいですね。

そういえば1月に来て頂いたグリッタちゃんは、苺のスイーツがお好きだとお聞きしています。
苺のスイーツは大切な家族の思い出だとか…。
今度は私が、苺のスイーツを作って差し上げたいですね。(微笑)

>>426(アーチェロお嬢様)

>…ごめんなさい、柚葉さん。
>お兄様の散華のお話、以前したことをもっとちゃんと思い返してお話しいたしておくべきでした。

こちらこそ、申し訳ございません。
主と共に、共有すべき大切な記憶であるというのに…。
私も、従者としてまだまだですね。

>天上のお兄様がそう言って優しく微笑んでいらっしゃるのが目に浮かびますわ。

私との出会いを「奇跡」だと長兄様に認めて頂けるのなら、それは至上の喜びです…。
過ぎた時は還らず、失われた命もまた戻らない…。
その時のお嬢様の哀しみを推し量る事など私には到底出来ませんが…。

ならばこうして手を取り合って、新たな道をお嬢様と共に歩む事…。
私が長兄様に報いる、唯一の方法なのかも知れませんね。

>>427

近年の「異世界もの」のブームは未だ留まる事を知らないようですが…。
このような場所でも、お嬢様の同族の方が活躍していらっしゃるようですね。

この時間では本屋さんに出向くのはもう無理ですが…。
幸い、電子書籍でも購入可能のようですね。
ならばお仕事が一段落しましたら、購入してみようかと思います。

給料日を迎えて、多少は余裕も生まれましたし…。
お嬢様の同族の方の活躍、楽しみにしております。
感想は、今暫くの間お待ち下さいませ。






429 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:17
>>422

これは、『信念』と申しますか『そうであらねば』というわたくしの想いなのですが。

「『絆』に対して誠実であれ」

でしょうかしら。

それは当たり前のこと、と聞こえるかもしれませんが迂闊なわたくしは時としてそれを疎かにしかねない、
それを知っているからこそ、ゆめゆめ忘れてはならないと自戒しております。

>>415で少し申した通り、わたくしの一番上のお兄様は人間との戦いで落命いたしました。
そしてお兄様のお心は柚葉さんが>>421で、正しく汲んでくださっています。

『辛い時代の中で、守るべき者のために刃を手にして戦わざるを得なかったとしても…。
憎しみの連鎖を己の手で断たねばならない…。』

と。
ですが、お兄様を亡くした直後のわたくしはそれをなすことができず。
「お兄様の敵討ちはわたくしの手で。たとえこの身が滅びようと。」
とすぐさま飛び出そうといたしましたの。
そしてメイド長に制止され、これ以上ないと思うほど激しく叱責されました。

「若様のお心も分からず停戦を覆すような所業をなさるというなら。
 貴女を滅して、わたくしも自裁する。
 妹君をこのような愚か者に育ててしまったことを、冥府であの方にお詫びせねばなりません。」

…あの時ほど、メイド長が怖いと思ったことは無く、また我が身の愚かさに打ちのめされたこともございません。
わたくしは、お兄様のお心は言うに及ばず、お兄様と恋仲であったメイド長の心をも踏みにじるところ
だったのです。
そして停戦により救われるべき多くの命と心に対しても…。

不敏なる身は斯くの如しでございます。
相手を想っているつもりが相手に対して不誠実極まりない、そんな過ちを犯していないか、粗忽者ゆえ、
あのことを忘れずこれからに生かしてまいりたいのですわ。


>>423

まあ、グルメツアーだなんて滅相もございません。
わたくし、故郷にいた時から正式に雇用した献血係からの血しかいただいておりませんわ。
親戚の
伯爵令嬢や子爵令息から
「たまには人間の街をお忍びで飛び回って美男美女の血を堪能しようよ。」
なんて誘われたことがありますけれど、わたくしは断固お断りしていましてよ。
強引に迫るにしろ言葉巧みに誘うにしろ、そうやって街に繰り出すのは人間界にわたくしたちへの
恐怖を拡げて…。

…え、そうではない?
ああ、人間界でさかんに広告している方の…ですか。
勘違いしてしまいましたわ、申し訳ございません。(汗汗)
残念ながらそちらのツアーも参加したことはございません。
『宇都宮餃子はしごツアー』なんて、ちょっと怖いもの見たさで参加してみたかったですけれど。

ただし、企画されたツアーではなく個人的な食べ歩きの旅でしたら、昔から何度もしておりますわ。
独り気ままに、というわけにはいかずメイドさんの護衛がついてですが、それでも貴族の箱入り娘と
しては羽を伸ばせて楽しい旅でしたわ。
イタリアは地方色豊かで色々特色あるお食事が楽しめるのですよ。
カルミーニオ家の領地のある北イタリアのレストランにはよく参りましたが、『サグラ(収穫祭)』の
賑わいに交じってお料理をいただくのが殊の外好きでしたわ。

コマッキオという町の『うなぎ祭り』で鰻のリゾットや網焼きをいただいたり、
クレスという町の『りんご祭り』でストゥルーデル(オーストリア風アップルパイ)をほおばったり、
アルバという町の『白トリュフ祭り』では、白トリュフをふんだんにかけた目玉焼きに舌鼓を打ったり。

ですが、この街では柚葉さんが申しました通り桜の名所巡りが何より楽しみでございますわ。
街の皆様が大勢訪れる各所の賑わいに包まれて、家族といただくお食事は格別の味わいですから。


430 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:20
>>424(柚葉さん)

>「私の血を吸っていいのは、お嬢様だけ」

『信念は?』との問いに、この言葉を紡いでくださる。
それがどれほどわたくしの胸を熱くすることか、お分かりになるでしょうか?
永の年月、人の世に交わりを求めて歩いてまいったわたくしですが、そのすべてが貴女のその言葉を
いただくまでの長い長い歩みだったかのように思えます。
今はただその一言に心からの歓びと感謝を表する以外ありません。

ですが、新たに湧き上がる思いは、

『決して貴女を危険に晒して、わずかでもその血を失わせることがあってはならない。』

その一事でございます。
他の誰に対してもそうであることはもちろんのこと、わたくし自身に対してもそれは戒めで。
あまりにも芳しく、あまりにも美味で、あまりにもこの身を潤すから、求めてしまいたくなるけれど。
その誘惑に身を任せて濫りにその尊い血を求めないように我が心を戒めて。
本当に二人の気持ちが高まり、与え与えられる二人の想いが一つになった時にだけ、どうかまたその血を
いただかせてくださいませ。
あの経観塚での忘れ得ない二人だけのときのように。

そういえば、ノゾミ様の言葉が思い出されますわ。

『私は桂と桂奈の血を…貴女は柚葉の血を他の鬼には渡すんじゃないわよ。』

いつかまた彼女にお会い出来たら、あの言葉をちゃんと守っていると胸を張って申したいですわ。


>>425
>>428(柚葉さん)

まあ、それは素敵なご提案ですわ!
皆で連れ立って、季節の恵みをいただきにまいる、ワクワクする催しでございます。
ぜひぜひ、ご一緒にまいりましょう。

柚葉さんが下調べしてくださると言っていますし、わたくしたち家族と貴方様、そして貴方様のご家族やお友達もよろしければ、みんなで参りましょうね。
聞くところによりますと、もぎたての苺は練乳やチョコレートソースに付けて食べても良いですが、
軽く水で洗ってそのまま何もつけずに食べてもそれはそれは例えようもなく甘くて美味しいとか。
あの可愛らしい紅い実を口に含むのを想像しただけで、喉が鳴ってしまいますわね。

ところで、お客様や柚葉さんのおっしゃる『苺狩り』とは、いずこかの農園で栽培されている苺…、
いわゆる『オランダイチゴ』を収穫させていただくということでしょうけれど。

わたくしはもう少し温かくなったら、ハイキングを兼ねて野苺狩りもしたいですね。
この街の周囲に広がる野山にはたくさんの種類の野苺が、季節の巡りの中わたくしたちを誘うかの如く
愛らしく実っているのですから。
クサイチゴ、ニガイチゴ、モミジイチゴにクマイチゴ…。
他にもいろいろありますが、生食に良し、ジャムにして良し、それぞれの魅力を堪能したいですわ。

心ワクワク苺狩り…、
グリッタちゃん先輩がこちらにいらっしゃるなら、もちろん一緒に楽しみたいですわね。


431 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:21
>>427

これはまた耳寄りな情報、どうもありがとうございます!
さっそく電子書籍を購入しましたわ。

なるほど、妹大好き吸血姫さま、とても親近感がわきますわね。
わたくしも妹や弟がいる身ですし、今我が家にいるメイド見習い三姉妹も、わたくしにとっては妹の
ように可愛く思っておりますから。
(もっとも、三姉妹はすっかり柚葉さんに懐いていますけれど。)

真祖の一族でいらしてとてつもなく強い力をお持ちでありながら、それを鼻にかけることなく人間の
方々と対等につき合って仲良くなっていかれる姿はとても好感が持てますし、
あのほわほわ〜っとした笑顔が、見ていてとても心癒されます。
早く妹さんができると良いですね。

すごい力を見せられても友達付き合いをしてくださるナナミも素敵ですわ。
これからもリスティア様と人間界との懸け橋になっていただきたいです。

このところ、各地の同族の方本人の訪れや情報をいただいて、とても有難いことでございます。
クリス様(『吸血姫と学ぶ美味しい珈琲』)、セナ様(『吸血鬼は僕のために姉になる』)、アストリッド様
(『吸血姫譚アストリッド』)、そしてリスティア様(『最強の吸血姫は妹が欲しいっ!』)…。

いつか皆様を招いてお茶会が開けたらどんなに嬉しいことでしょう。
いずれ劣らぬ綺羅星の如き皆様を前に少し気後れしてしまいそうですけれど…。

そして、わたくしは冒険よりスローライフ系であると。
そうそう、そうなんですよ〜。
異世界に行ったなら、緑豊かな土地で家の敷地に畑を作って美味しいものを食べて過ごすのが最高
ですね〜。
だから、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」のカタリナ様に憧れて
しまうのですけれど。

でも、時々は日本食が食べたいですね〜。
ですので、週に一度扉が開く『異世界食堂』に行って、豆腐ステーキとか食べられるとなお良いかな。
逆に戦雲渦巻く異世界から日本に来て農村でスローライフを送る「俺んちに来た女騎士と田舎暮らし
することになった件」という小説・漫画がありますが、
そういうヒロインさんは全力で応援したいですね。


>>428(柚葉さん)

>こちらこそ、申し訳ございません。
>主と共に、共有すべき大切な記憶であるというのに…。
>私も、従者としてまだまだですね。

いえいえ、柚葉さんが恐縮されることはございませんわ。
わたくし自身、過去自分が何を言いどう行動してきたか、ちゃんと日記をつけておかないばかりに
いろいろ思い出せずに悔やむことしばしばなのですから。

こうして紅茶のお陰で大事なことを思い出せて本当に良かったですわ。
これからも少しずつ過去のことを回想してこれからの会話に活かせたら、と思っております。

>その時のお嬢様の哀しみを推し量る事など私には到底出来ませんが…。

それにつきましては、>>422様にお話ししたとおり、まことに恥ずかしくもすっかり平静を失って
しまって、危うく皆に大変なご迷惑をかけるところでした。

メイド長に叱られた後、自分の部屋に戻ってわんわんと泣いて泣いて泣いて…、
それでようやく少し落ち着くことができました。
さらに時間が経ってようやく何かお腹に入れたい、と思った時に、メイド長がそっと好物のケーキと
紅茶を差し入れてくれましたの。
メイド長だってどれほど悲しかったか分からないのに、と思い至って、自分の不明を恥じて。
ようやくお兄様とのとわの別離を受け容れられるようになっていきました。

今になって柚葉さんに気遣わせてしまったわたくしをどうかお許しくださいませ…。


432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 14:38
食玩や春のパン祭りや空き缶の蓋やベルマークなど、個人的に蒐集しているものはありますか??

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 16:08
勉学に励んだ経験はありますか?

434 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/21(Sun) 20:30
>>432

つまり、商品の『おまけ』グッズということですよね?
はい、それでしたらわたくしにもございます。
まずは、『カバヤ児童文庫』と申すものでございます。
日本の老舗お菓子メーカーのキャラメルのおまけですの。
キャラメルの文庫券というものを集めて送りますと、古今東西の名作児童文学の立派なご本を
いただけるというとても文化的なおまけなのですわ。
1952年から1954年にかけて発行されましたの。
「そんな昔に日本にはいなかっただろう?」
とツッコミを受けそうですが、もちろん伊太利亜の城館にいながら、発注して送ってもらったのですよ。
多くは既になじみのある作品なので、その文字を読むことで日本語を覚えるのに大いに役立ちましたわ。
今も城館のわたくしの部屋には多くの名作が本棚に並んでいることと思います。
興味のある方は、岡山県立図書館のホームページで公開していますから『カバヤ児童文庫』で検索して
ご覧くださいな。

その後も日本の文物を集める機会として、故郷にいながらいろいろなものを集めましたわね。
『一粒300メートル』で知られるお菓子メーカーの食玩や、お茶漬けのおまけの浮世絵シリーズも
集めましたわ。
前者は戦時中の物資不足の時にあっても工夫していろいろな玩具を作ってくれました。
苦難の時代にも子供の夢を護ろうとしたその気高い精神に感動したものでございます。


>>433

あの〜、お忘れのようですがわたくしは現役の高校生ですよ。
もちろん登校し成績優秀…とは教科によっては少々心もとないのは否定できませんが。
それでも、我が家のメイドさんの美味しい紅茶とお菓子で頭を活性化していただけて、まずまず各教科
平均以上は保てていると自負しております。
ことに古文の解読は中々に苦労もございますが、そこに感じる先人の息づきはとても魅了される
素敵な教科ですわね。

更に申せば、わたくし過去に大学にも通っていたことがございますわ。
ボローニャ大学、欧州最古にして女性に門戸を開いた大学で、ぐうたらなわたくしも一念発起して
入学しましたのよ。
このことにつきましては、以前も少しお話しさせていただきましたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=877&to=880&nofirst=true

残念ながら学友に正体を知られてしまい、退学せざるを得なくなりましたが。
わたくしがいま日本の高校に敢えて正体を明かした上で編入しましたのも、あの時の苦い思い出が
あったからなのです。
幸い、怖がりながらもわたくしを受け容れてくれた得難い方と今も机を並べております。
それを考えますと、勉強に身を入れねば、とあらためて心が引き締まりますわ。


435 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/22(Mon) 09:37
>>432

ん…。個人的に収集しているものと言いますと…。
両親と旅行をした時、父と一緒に歴史関係の観光名所等に足を運んだ時には思い出の品、記念品として
テレホンカード、QUOカードを購入する事にしています。
そして、お嬢様やお屋敷の皆様と遠出をした時にも…。

最近は携帯電話、スマートフォンの普及に伴い公衆電話が減っておりますので、
専らQUOカードが記念品となりつつありますね。
こちらのケースに入れておくのですけど、これらを見て色々と思い出を振り返るのは
個人的に楽しいひと時ですね。

それから春のパン祭りのシール、ベルマークは個人的な収集というよりも
生活の一つとして行っています。
ほら、キッチンの冷蔵庫にはきちんとマグネットで春のパン祭りの応募用紙にシールを貼っておりますし、
ベルマークは戸棚のチャック袋に収納しています。
お菓子の包装紙や食材のプラスチックごみを捨てる前には必ず、ベルマークが付いたものが無いか
確認していますよ。
お客様のご家庭でも、お母様が同じようになさっているかも知れませんね。

春のパン祭り以外にも、コンビニのパンのシールを集めて世界名作劇場のお皿等を貰ったこともありますよ。
これらは三姉妹さんが喜んで下さるので、集め甲斐がありますね。

ベルマーク以外にもペットボトルのキャップは捨てないできちんと集めて、
ある程度の数が集まりましたら定期的に町内会に寄付しております。
一つ一つの価値は小さくとも、忘れずにきちんと集めれば誰かの助けとなる。
「塵も積もれば山となる」ですね。

>>433

はい、私はこの街の大学に通っておりますので、勉学に励む立場という事になりますね。
やむを得ない事情を除いては講義を休む事はありませんし、今までに単位を落とした事もありません。

専攻しているのは、家政学になります。
大学で学んだ事をお嬢様のお屋敷での暮らしに役立てる事は勿論、
自分の将来のために必要な技能や資格を取得する為に日々励んでおります。

そのための一つの形として調理師免許を取得出来ましたし、
菓子製造技能士等の製菓に関わる資格に関しても学んでいます。

大学で学ぶ以外にも今後に役立つであろう資格の為の勉強は欠かしておりません。
あまり数学には強い方ではないのですが、2度の失敗を経て簿記の2級も取得出来ました。

あまり偉そうな事は言えませんが、「日々是精進」ですね。
何かを学ぶ姿勢は、一生持ち続けるようにしたいものです。

436 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/22(Mon) 10:26
>>427
>>431(アーチェロお嬢様)

お嬢様、>>427様、私も先日、「最強の吸血姫は妹が欲しいっ!」を電子書籍で購入致しました。
あまり意識していなかったのですが、改めて見ると随分と大胆なイラストの表紙ですね。(微笑)

リスティアさん、眷属になってくれる女の子ではなく心の底から甘えてくれる女の子が欲しいというのが
微笑ましくて好感が持てますね。
持ち前の御力で大抵の事はどうにかなってしまうとしても、心から欲しているものはなかなか手に入らない…。
貴族のシャーロットさんと互いの思惑が異なっていたり、現代社会から転移してきたユウコさんに
リスティアさんではなくナナミさんがお姉ちゃんと呼ばれてしまったり…。
リスティアさんの微笑ましい妹探しは、試練続きとなりそうですね。

それからこの手の作品は大抵は現代社会から転移してきた方と異世界の方で話が進むのですけど、
現代社会から転移してきた立場の方、ここではユウコさんを脇役、ある意味読者の視点とする事で
話を進めていくというのも面白いです。

お客様が仰る通り、お嬢様もお世話好きな「姉」タイプでいらっしゃいますので
残念ながらリスティアさんの望まれる「妹」的な立場は想像し辛いのですが…。
お友達として楽しくお茶の時間を過ごす事はきっと出来ますね。(微笑)

そうなると三姉妹さん、そしてグリッタちゃんはどうかと考えてみますと…。
三姉妹さんもグリッタちゃんも確かに「妹」的な立場だと思いますが、
双方共にお姉ちゃんに甘えてしまうのではなく、大好きなお姉ちゃんのために頑張りたい、
お姉ちゃんの喜ぶ顔が見たいというタイプなので、リスティアさんの求める「妹」とはちょっと違うかも知れませんね。

(一旦切ります)

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/24(Wed) 23:32
この時期は菜の花畑にピックニックしに行きたいですね

438 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/25(Thu) 15:29
>>427
>>431(アーチェロお嬢様)

>このところ、各地の同族の方本人の訪れや情報をいただいて、とても有難いことでございます。
>いつか皆様を招いてお茶会が開けたらどんなに嬉しいことでしょう。

最初はおそらく、クリスさんの旦那様の至高の一杯(コーヒー)から始まる事でしょう。
セナさん、アストリッドさん、リスティアさんがあの至高の一杯を口にされた時の満足げな表情が容易に浮かびますね。
そして、愛する旦那様のコーヒーを褒めて頂いた時のクリスさんの誇らしげな表情も…。

その際のスイーツの準備は、是非私に任せて下さいませ。
クリスさんの旦那様のコーヒーに恥ずかしくないものをお出しできるよう、精一杯頑張ります。

きっと楽しいひと時になるのは間違いありませんが、リスティアさんはきっと心の中で、

「でもみんな“お姉ちゃん”っぽいなあ…。“妹”になってくれそうな方はいないかも。」

と思われるかも…。
そしてその後に、三姉妹さんやグリッタちゃんが登場したら…。
ちょっとした騒動になるかも知れませんね。(微笑)

>そして、わたくしは冒険よりスローライフ系であると。

はい、そちらに関しては私も同意見ですね。
花々を育てるのと野菜を育てるのとでは多少違いはありますが、三姉妹さんとも力を合わせて
お嬢様のお力になってみせます。

流石にプロの料理人の方には及びませんが…。
異世界でスローライフを営むのであれば、和食の良さを多くの方に知って頂きたいですね。
そういえばカタリナさん、前世の記憶から和食を恋しがっておられますね。
もしご一緒出来れば、是非とも作って差し上げたいのですが。

材料さえあれば親友のマリアさんは直ぐにでも和食の作り方を覚えてしまうでしょうし、
カタリナさんはますます胃袋を掴まれてしまう事でしょう。(微笑)

お嬢様と同族の方や、異世界の方々との交流…。
想像すると、楽しそうな光景が沢山頭に浮かびますね。

>>437

はい、この時期は桜が一番話題になりますが、菜の花もまた綺麗な季節ですね。
春の穏やかな日差しと青空、その下に広がる「黄色の絨毯」とも呼べる光景…。
休日のピクニックには、最適ですね。

温かい春の日差しの中、菜の花畑を背景にシートを敷いてお弁当を広げて…。
時間を忘れて、穏やかな春風に身を任せるのはどんなに心地よい事でしょう。

ふふっ…。春風になびくお嬢様の銀髪と穏やかな優しい笑顔…。
時が止まればいいのにと思うのは、私だけではないでしょうね。(微笑)
そして遠目から三姉妹さんとグリッタちゃんがはしゃぐ光景を、優しく見守りたいものです。

もしピクニックに行くとすれば、今年はお嬢様のお母様であるオルキデア様、
そしてオルキデア様の御贔屓の画家のお嬢様もご一緒されるかと思います。
お嬢様と菜の花畑の風景は、最高の季節画になられるでしょう。

439 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/25(Thu) 21:39
>>430(アーチェロお嬢様)

>永の年月、人の世に交わりを求めて歩いてまいったわたくしですが、そのすべてが貴女のその言葉を
>いただくまでの長い長い歩みだったかのように思えます。

私も母から一族の系譜を、そして母と叔母が大切なものを守るために紡ぎ、
時に結び直してきた絆に纏わる話を聞いた時に、きっとこの身体に流れる『贄の血』は、
そして結ばれる『アカイイト』は、これから出会う大切な方の為にあると思って歩んで参りました。

だからこそ、決して我欲を満たそうという邪(よこしま)な者には屈しない、
いつか出会う、大切な方と共に歩むために少しでも心を強く持てる自分でありたい…。
そう思って歩んできた先に出会えたのが、他ならぬお嬢様でした…。

お互いの『信念』の合致…。
これもまた、私達の絆の一つなのですね。

満開となるのはもう少し先になりますが、お屋敷へと続く小路の桜並木…。
あの日のように、また今年も花開こうとしていますね。

>そういえば、ノゾミ様の言葉が思い出されますわ。

あの忘れ得ぬ日から、お嬢様は人、妖(あやかし)、神々を問わず多くの絆を結んで参りましたね。
その絆は自然と、私達の歩みを見守りながら時に標となり、時にお守り下さるでしょう。
ノゾミさんとの誓いを守る為にもお嬢様自身を強くするのは、『贄の血』がもたらす『力』に非ず…。
『贄の血』を一つの切っ掛けとして結ばれていく、『絆』に他なりません。

お嬢様の道のりが、私の語った『信念』へと繋がる長い長い歩みであったのなら、
私が叔母と同じ程に濃い『贄の血』を何故受け継いだのかという答えもきっと同じですね。

440 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/27(Sat) 18:00
>>436(柚葉さん)

>あまり意識していなかったのですが、改めて見ると随分と大胆なイラストの表紙ですね。(微笑)

表紙があれなら中身はもっと顔が赤らむような内容かとドキドキしましたが、意外と穏やかでホッといたしましたわ。

>持ち前の御力で大抵の事はどうにかなってしまうとしても、心から欲しているものはなかなか手に入らない…。

明るくて天真爛漫な方なので、もっと躊躇なく妹候補を攻略するのかな、と思っておりましたのに、
とてつもない力を持ちながらそれに溺れない、相手の心を尊重して、自分を信頼してもらえるように
動く、というのがとても好感が持てましたね。

>リスティアさんの微笑ましい妹探しは、試練続きとなりそうですね。

まずは、シャーロット様から依頼された孤児院の捜査からでしょうか。
そこにいる子どもたちとどんな交流があるか、行方が気になりますわ。
あのもの柔らかい笑顔で子どもたちを魅了して、孤児院を食い物にする悪党にはしっかりお仕置きを。

世界はそれぞれ違いますがラノベやアニメにも孤児院がよく出てまいります。
本好きの転生少女やクマの着ぐるみを着た転移少女が孤児院の子どもを救う展開はまことに
嬉しいもの。
戦乱の時代にわたくしも多くの寄る辺ない子どもたちを見てまいりましたゆえ、子どもの笑顔が
絶えるのは本当に辛いのです。
子どもたちの笑顔のためリスティア様も存分にお力が振るわれるのを切に願っておりますわ。

>現代社会から転移してきた立場の方、ここではユウコさんを脇役、ある意味読者の視点とする事で
>話を進めていくというのも面白いです。

後書きを読みますと、ユウコ様はコミック版のオリジナルキャラクターなのですね。
原作にはいないキャラ、それもラノベに精通した女の子が出てきたことで、柚葉さんのおっしゃるように
読者の視点からいっそう楽しめそうですね。

>お客様が仰る通り、お嬢様もお世話好きな「姉」タイプでいらっしゃいますので
>残念ながらリスティアさんの望まれる「妹」的な立場は想像し辛いのですが…。

わたくしがリスティア様に
「お姉ちゃん、だ〜い好き!」
と抱きついたりしても…あまり様にならない気がいたしますよね。
でも、柚葉さんにはたまに…いえ、なんでもございません。(汗汗)

リスティア様に思い切り甘える可愛い妹さん、きっとあの異世界のどこかで赤い糸でつながって
いることでしょう。
第2巻で登場することを期待していますわ。


>>437
>>438(柚葉さん)

お客様、これはまた素敵なご提案をありがとうございます!
おっしゃる光景を思い浮かべただけで麗らかな陽光に輝く一面の菜の花畑、まるでお日様の光に
光に染まったかのような菜の花畑が目に浮かびますわ。
確かこの街の郊外には正にそんな菜の花畑がありましたもの。
お客様と家族と一緒にぜひぜひ出掛けましょう。

大きなシートを持って行きましょう。
手作りのお料理を入れたお重を携えてまいりましょう。
お客様、お料理のリクエスト等ございましたらお聞かせくださいね。
不肖アーチェロ、腕によりをかけて作らせていただきますわ。

>ふふっ…。春風になびくお嬢様の銀髪と穏やかな優しい笑顔…。
>時が止まればいいのにと思うのは、私だけではないでしょうね。(微笑)

あら柚葉さん、それをおっしゃるのでしたら。
わたくしは貴女の黒髪が風に踊る様を、そして菜の花に遊ぶちょうちょが柚葉さんの周りを巡る、
そんな光景を見たくてなりません。
それこそいつまでも見つめていたいほどに。
お母様や画家のお嬢様もきっとその麗しのお姿に見惚れると思いますわ…。

そして柚葉さんには申し訳ないのですが。
わたくしはゆっくりとながら時が流れることを望んでもおりますの。
それはこの国の名曲に歌われた光景を見たいから。
「朧月夜」…、わたくしあれほど春の夜を歌った美しい歌を他に知りません。
まことに一幅の絵を見るかの如き美しい情景描写、心和む優しいメロディー。
あの歌が歌う光景を見るには、月の出を待たなければなりません。
お日様に代わり朧に浮かぶお月様が菜の花畑を照らす時までその場にいたいのです。
もちろん、そこまでの長居が難しければわたくしが今流行りという『女子ソロキャンプ』で楽しむ、
ということも考えられますけれど。

(申し訳ございませんが、いったん切らせていただきます。)


441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/27(Sat) 19:57
お化粧にはこだわりはありますか?
もしくは好みの好きなブランドはありますか??

442 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/27(Sat) 21:19
>>438(柚葉さん)

なるほど、それはとても素敵でございます。
深井様のお淹れになる極上の珈琲に皆様方が陶然となさったところへ、柚葉さんお手製のこれまた
甘美極まるスイーツを頬張ったならば、それは正に天上の歌声も聴こえてこようかという最高の宴
ですわね。

三姉妹ちゃんやグリッタちゃんを見たリスティア様はキラーンと目を光らせられそうで、確かに
追いかけっこになったりしそうですね。

あ…、それでしたらこの際ソフィー様や灯様もお呼びするのも宜しいかもしれませんわ。
ソフィー様は血液以外は受け付けられませんが、エリー様以外の同族の皆様とお話しする良い機会
かもしれません。
そして灯様は…、リスティア様を見て
「お人形さんみたい〜。」
と迫っていかれたりして。
リスティア様に抑えが効くのは、彼女を措いて他にいないのではないかしら。

>花々を育てるのと野菜を育てるのとでは多少違いはありますが、三姉妹さんとも力を合わせて
>お嬢様のお力になってみせます。

なんと心強いお言葉でしょう…。
柚葉さんに三姉妹ちゃんたち、それにレイナさんがいてくだされば、わたくし怖いことなどなにも
ございませんわ。
これでも力には自信がございます。
荒地でも鍬を以て開墾するところから始めるのもまた楽しからずや、でございますわ。

そしてカタリナ様にはナスやキュウリの栽培法を教えていただいて、収穫したものは柚葉さんに
和食として美味しく仕上げていただいて。
もちろんわたくしもお手伝いいたしますけれど。
そしてカタリナ様のお友だちの皆様にもお出でいただいて、ガーデンパーティーなど催せたらとても楽しそうですね。

新たな交流、新たなお友だち、人とも人ならざるものとも絆は広がっていく、ステキなステキな
スローライフが目に浮かびますわ…。

(恐れ入りますが、今宵はここまでとさせていただきます。)


443 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/28(Sun) 06:33
>>441

化粧水は、国内メーカーの製品を選んで使用しています。
資生堂、カネボウ、花王、それなりに色々と選んで使用してきましたが、
一番合っていると感じたのは、資生堂の化粧水ですね。

メイクアップセットは、こちらのシャネルの製品を使用しています。
いえ、ブランドに拘りが強いというわけではなく…。
こちらのシャネルのメイクアップセットは、大学入学を祝って両親が選んでくれたものなんです。
ですから、大切に使わせてもらっています。

もし新たにメイクアップセットを購入する際にも、出来れば同じシャネルのものにしようかなと
思っていますね。

444 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/28(Sun) 11:39
>>439(柚葉さん)

>私も母から一族の系譜を、そして母と叔母が大切なものを守るために紡ぎ、
>時に結び直してきた絆に纏わる話を聞いた時に、きっとこの身体に流れる『贄の血』は、
>そして結ばれる『アカイイト』は、これから出会う大切な方の為にあると思って歩んで参りました

ご一族の運命の転変に大きな影を落とすもの。
『贄の血』のお話を伺った時、わたくしはそこに苦難の枷を感じておりました。
けれど
それは大きな間違いでした。
『贄の血』は尊き魂と繋がり合って、その血を受け継ぐ人たちに掛け替えのない絆の『アカイイト』を
結ばせてくれるものだった、
柚葉さんに傍にいていただいて、愚かなわたくしもそれを確信いたしました。

わたくしは…先に申しました通りお兄様が遺してくださった人との和解の細い道筋を、メイド長の
戒めを胸に、辿ってまいりました。
それがどんなにか細く不安に満ちていようと、幼い頃よりの憧れを、人と結ぶ絆の在ることを信じ
ながら。

おっしゃるとおり私たち二人の『信念』が、わたくしたちを出会わせてくれたのでしょう。
それは『運命』の言葉で片付けるべきものではない、わたくしたちが心に決めた想いを以て確かに
選択してきた結果でした。
そして、この場所へと桜舞う小路を歩いて来てくださった貴女の慈しみ深く強いお心に、心底からの
感謝と親愛を捧げます。

わたくしが結んでまいった絆は、柚葉さんあってのもの。
貴女への親愛と誠に賭けて、決して揺るがせにはいたしません。
わたくしを受け容れてくれた日ノ本にとってそれが正しい選択であったことを、我が身を以て
示してまいります。
この身に貴女の『贄の血』をいただいたことが、わたくしたち二人にとっての最良の選択であったと
証明するために。


>>441

女性の嗜みとして、他人様に不快を感じさせない程度の身綺麗さを保ちたい。
その想いでお化粧はいたしますが、特に華々しく自分を見せたいとの拘りまではございませんね。

試用している化粧品は、実家の経営する化粧品メーカーの品を使っておりますわ。
以前にも触れたことがございますが、実家のカルミーニオ家は製薬を含め医療事業に携わって
おりますが、
そこからさらに化粧品の製造・販売にも事業を拡大しております。
化粧品と申すものは人体に触れるものゆえその研究は薬物・毒物との研究とも関わってまいります。
中世の欧州では美肌を作るためとして水銀を含んだ白粉(おしろい)が流行し、傷ましい副作用を
もたらしたのは良く知られるところ。
もしご興味があれば、なろう小説の『異世界薬局』(2章1話「瀉血とファンデーション」)や
コミック版をお読みになることをお奨めいたしますわ。

そして、わたくしは故郷の城館に居りましたときより実家の経営する化粧品メーカーの品を使って
いる次第です。
今も故郷から新作が送られてくることもあるのですよ。
わたくしの肌の白さや髪の艶やかさを褒めてくださる方がいらっしゃいますが、それも彼ら彼女ら
研究者の研鑽に依るところが大きいのですよ。
最近では商店街の化粧品店様でも取り扱ってくださっているとのことで、ありがたいことですわ。


445 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/28(Sun) 11:43
さて、繰り返しになりますが。
最近ローカルルールを変更、より簡明にしたことをあらためてお伝えさせていただきます。
一度のお知らせでは中々浸透いたさないのではないか、と思いますので。

以下のとおりでございます。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎み下さい。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)

何とぞよろしくお願いいたします。


446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/28(Sun) 19:05
スマホは使っていますか?恥ずかしながら私はまだガラケーです(苦笑

447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/30(Tue) 01:27
ルールすっきりしたね
乙です

448 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/31(Wed) 07:53
>>446

スマホとガラケーは、それぞれ得意不得意な機能がございます。
ガラケーをご利用なのも、それはもちろん普通の選択だと思いますわ。

ただ、わたくしも今年の年初に必要があってスマホに乗り換えました。
これはわたくしが部長を務めさせていただいている『社交部』の部員の方から連絡を密に行うために
通話アプリを利用したい、との希望をいただいたからなのです。
わたくしの方からの発案で流星群観望会なども催したりもしていますので、これは部長として
必要だな、と思いスマホを購入いたした次第です。

スマホを買った時に、粗忽者のわたくしのこと、うっかり落としたりして壊しては大変とスマホケースも
一緒に購入しましたが、ずい分いろいろステキなケースがあってずい分迷いましたわ。
『ファンタジーネコ』というシリーズが特に気に入りまして、悩んだ末に複数買ってしまいました。
『窓と星空と猫』『夜桜と蝶と猫』『手まりと金魚と猫』の三種類、その日の気分で選んで使っております。
今日はこちらの『夜桜と蝶と猫』、今の季節にちょうど似合う、そして幻想的な絵柄が気に入って
おりますの。


>>447

どうもありがとうございます。
お客様からそうおっしゃっていただけてホッといたしました。
今さらながら、元のルールはお客様にとってご来訪いただく足を遠のかせてしまったのか、と反省
しております。

皆様に気軽にお出でいただいてお話ししていただける、そんな場になれたら嬉しゅうございますわ。
こんな粗忽者ではございますが、少しでも皆様に良きひと時を過ごしていただける場でありたいと
願っております。

わたくしがこちらに参って6度目の春…。
あらためて皆様とのご近所づきあいを家族と共に深めてまいりとうございます。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
(三つ指をついて平伏いたします。)


449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/01(Thu) 22:29
エイプリルフールはお嫌いですか?

450 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/02(Fri) 22:17
>>446

お嬢様とお会いする少し前から、私はガラケーからスマホに切り替えました。
今はこれで、3代目のスマホになります。

私も最初はスマホを使いこなせず色々と大変でしたが…。
慣れてしまうとこの便利な機能についつい頼ってしまい、ガラケーを使っていた頃には
もう戻れないと思ってしまいますね。

各種の携帯電話のお店の店頭の広告に出ておりますが、ガラケーは段々とサービスが終了していくようですね。
もしお客様が切り替えられた際には戸惑いも多いかと思いますが、
慣れるとその便利な機能に驚かれるかと思います。

その日が来るまで、愛用の携帯電話を大事にお使い下さいませ。

>>447

有難うございます、お客様…。
ルールに関してはあくまでも決定権はお嬢様にありますが、お嬢様からの相談の際には
私からは特に異論はございませんでした。

お客様から好評価を頂けた事は、この場所を担当する一人として嬉しく思います。
どうか、今後ともよろしくお願い致します。

今、桜茶と御贔屓の和菓子屋さんで購入した桜餅を準備して参ります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

>>449

ふう…。(溜息)
この時期になると、ついつい私の短所を自覚してしまいます。
普段から冗談を口にするのはどうも苦手で…。

だからといって無理に冗談を口にして、その結果相手の方を不快な気持ちにさせてしまわないかと
心配で何も言えず、結局は何も無く終わってしまいます。

決して嫌いというわけではないのですが、何処か苦手意識を感じているのは確かです。
「面白味の無い女」としての自分を、自覚してしまいますね。

ですから私としては、相手の方からの軽く受け止められる程度の冗談を笑ってやり過ごす事が出来れば
それで十分だと思ってます。

(申し訳ありません、今宵はこれで失礼致します。)


451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/03(Sat) 06:52
お二人はあまり血を吸ったり吸われたりはしないみたいですが、
こういう間柄ですか?

つ【吸血鬼ちゃんとメイドさん】

452 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 07:22
>>449

嫌いではございませんわ。
吐かれても楽しくなれる嘘なら、ですけれど。
でもそういう嘘って中々難しいかと思いますわ。
わたくしもこの4月1日はこれと言って面白い嘘を思いつきませんでした。

嘘と言えば、こんな想い出がございます。
昔、まだ幼かったわたくしに城館のメイドの一人がニコニコしながら申しました。

「お嬢様、『日食』ってご存知ですか?」

「ニッショク?…知らない。なあに、それ?」

「あの空に輝く太陽が消えてしまうんですよ、今日を最後に。
 そしてこれからは常闇の世界が続いていくのです。
 我ら魔族の世界が来て…、
人間たちはただ我等に恐れおののき、日々身を縮めて生きていくしかなくなるんです。
 ステキですよね。
あの我等に仇なす連中が、いい気味じゃありませんか。」

「…まさか、そんなことが?」

わたくし、朝になっても大人しく棺桶に入らずに ― もともと寝相が悪いせいで棺桶は窮屈なので、
よく入らないまま寝ちゃうんですけど ― 夜更かし、じゃない昼更かしをして窓の方を見て
いましたら。
外が次第次第に暗くなり、やがてすっかり夜になってしまいました。
わたくし思わず自分の部屋から飛び出して廊下を走り、一のお兄様の部屋に飛び込みました。
何事ならんと目を丸くしていらっしゃるお兄様にしがみつき

「お兄様、お兄様!お日様が消えてしまいました!
 どうしましょう!
 人間が夜目が利きません。魔族に襲われてしまいます!
作物はお日様が無ければ育ちません!お腹を空かせてしまいます!
きっと大勢の人間が死んじゃいます!
どうしたらいいですか?どうにかならないのですか!?」

…しまいには涙声で訴えるわたくしにお兄様は

「アーチェロは、本当に人間が好きなんだね。」

そう言いながら微笑んで頭を撫でてくれました。
そして、お兄様の説明でわたくし日食がどういうモノか初めて知りました。

そのメイドは思い付きで、吸血鬼なら笑って済ませられるような嘘のつもりで吐いたのだと後で
知りました。
わたくしのリアクションを知ってそのメイドもすまなさそうに謝ってきましたが、わたくしはただ
(人間に何も無くて本当によかった)
との安堵だけが残っておりましたわ。

あれを思い出しますと、本当に嘘に対する感じ方は人によって違うものだと思いますわね。


そういえば、昔エイプリルフールに『贄の血』を『アカジル』なる商品名で通信販売する、という
宣伝がされた、と聞き及んでおります。
もちろんご母堂様はじめ関係者の方々のご承諾あってのことかと思いますが、ずい分大胆な企画では
ないでしょうか。

もしや『となりの吸血鬼さん』のソフィー様などはそれを本気にして申し込んだりなさったのでは
ないか…、と。
そう思うとなんだか可笑しくなってしまいますわね。


453 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 08:19
>>444(アーチェロお嬢様)

>そして、この場所へと桜舞う小路を歩いて来てくださった貴女の慈しみ深く強いお心に、心底からの
感謝と親愛を捧げます。

お嬢様、社交部の皆様にお配りする桜おにぎり、桜サンドイッチの準備が整いました…。
その他の御支度も、万全です。
今年もまた、社交部の皆様との『桜名所巡り』の時期となりましたね。
では、参りましょう…。

(桜舞う小路をゆったりと歩きながら)

ふふっ…。三姉妹さん、はしゃいでおりますね。
かつては夜行性だったあの娘達も、すっかりこの街の春麗らかな青空と桜吹雪の光景がお好きになられて…。
幾度もお屋敷にお招きして、親交を深められた社交部の皆様とお会い出来るのも楽しみなのでしょう。

(小路を振り返りながら)

この桜舞う小路を歩いてお屋敷の正門の前でお嬢様とお会いしたあの日から、私達のかけがえのない日常は始まりました…。
母と若杉家の当主様、そしてカルミーニオ家の旦那様とメイドとしての採用の面談を終えて、
そして写真で御顔を拝見させて頂いたお嬢様と初めての対面を果たして…。

外国の方とは接する機会は決して多くはなかった私ですが、そのようなものを超えて
ここまでこの『春』の光景に馴染んでおられる方とお会いするのは初めてだと感じましたね。

今お嬢様が身に纏っておられる桜柄の御着物…。
私達の出会ったあの日の、それですね。(微笑)

そして春が過ぎ、この街の春夏秋冬の風景の中を共に過ごし…。
どの季節の風景にも一体となって馴染んでおられるかのようなお嬢様の御姿…。
それは、お嬢様がこの国と、そしてこの国の方々と共に在ろうとする御心の現れであると共に日々を過ごす中で実感致しました。

時が過ぎれば過ぎる程、共に重ねたかけがえのない思い出と絆の数は限りなく…。
そして思い出と共に収められた写真の数々はセピア色に染まる日が来ようとも色褪せる事は無く…。
あの日の出会いのように、決して変わる事の無い大切なものを思い出させて下さいます。

さあ、参りましょうお嬢様…。
そして本日は、奥方様と画家のお嬢様も合流される予定ですね。
奥方様が初めて参加される『桜名所巡り』…。
また新たな思い出が、皆様の胸の中に刻まれる事でしょう。(微笑)

454 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 09:25
>>451

………っ!

すみません、お出かけのお時間の都合上、まずはサンプルで読ませて頂いたのですが…。
何故でしょう…。今まで読んだ吸血姫の皆様の作品の中で一番ドキドキしてしまいました…。(赤面)

クリス様やアストリッド様のように、人間の殿方との恋物語を成就させて夫婦となられた
吸血姫の皆様の物語も見てきたのに、何故でしょう…?

ああ、成程…。
吸血鬼のヒロインと人間の方が織り成す物語は幾つも見てきましたが、
明確に吸血鬼の方とお仕えするメイドの方の物語は私自身未見だったと思います。
お嬢様と私の姿を重ね合わせて、ドキドキしてしまったのですね。

いえ、その…。
お嬢様と私にとっては「吸血」はとても重要な意味を持ちますので
お嬢様が仰るように私たちの想いが本当に一つになった大切な時に留めておりますが…。

吸血鬼の方の「吸血」に対して「お礼(口づけ)」を頂くという行為は残念ながら未経験ですので…。
い、いえ、お嬢様さえお嫌でなければ私は何時でも受け入れるつもりでおりますが…。

い、いえ、その…。
す、すぐにお茶のお代わりを用意して参ります…。
素敵な作品を紹介して頂いた事に感謝致します、お客様…。(赤面)



455 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 09:36
>>451

ステキな作品を教えて下さり本当にどうもありがとうございます!
さっそく電子書籍を買って読了いたしました。

吸血鬼のお嬢様と人間のメイド様の優しく温かい…そして情熱的な触れ合いの物語ですね。
お二人が互いに心から慕い合い求め合う姿は誠に尊くて、見ていてウットリいたします。
愛らしく小悪魔的な吸血鬼の主(あるじ)と、彼女を優しく受け止めつつ包み込むメイドと。
一コマ一コマから溢れ出る情愛にあてられて、少し酔ったような気分ですわ。

わたくしと柚葉さんともこのような間柄かと言われますと。
もし他人様の目にその様に映っているのなら、とても照れくさくて恥ずかしく、また嬉しくはあるの
ですけれど。
ですが、わたくしたちの関係とは少し違うかな、と思うのです。
おっしゃるとおり、わたくしはあまり柚葉さんの血をいただくことはございません。
柚葉さんは吸血鬼たるわたくしを心から…、そう心から受け容れてくださった方なのです。
わたくしはそのお心にひたすらのお慕いと感謝とを捧げてまいり、それを我が身を以て示してまいりたい。
そう思っているのです。

なるほど、この作品の第10話4ページ目でのお嬢様の言葉から、彼女もそれに類する想いを抱いて
いらっしゃるのが窺えますが。
ですが、彼女は恐らくは毎日メイド様の血をいただいていらっしゃいますわ。

血とは人の体を健やかに保ち、命を繋ぐ尊いものでございます。
それをいただくことは多かれ少なかれその体と命に負担となる。
そのことをわたくしは忘れたくは無いのです。

それに、わたくしは本当のところとても欲張りなのかも知れません。
かつてわたくしは、柚葉さんから血をいただいたとき心がとてつもなく波立つのを覚えました。
『贄の血』…、その美味しさ、芳しさにわたくしは心を奪われそうになりました。
柚葉さんの存在そのものをまるごといただいてしまいたい、そんな貪欲が我が身にあるのではないか
と自覚し、恐怖し、そして必死に自分を戒めたのです。

『忘れるな、惑うな、彼女が与えてくれたものを見誤るな』
と。
(その時のことを回想しております)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=471to=471&nofirst=true

ですから、わたくしは彼女を慕うこの心と向き合い、普段から血をいただくことはしない、そう心に
決めたのでございます。
ですからその点につきましてはどちらかというと、『となりの吸血鬼さん』(第2巻20話)のソフィー様に
近いでしょうか。
『灯から血を吸いたくないのは友人だからだ
 毎日一緒に過ごす人間の血を吸うのが癖になったりでもしたら危険なんだ』
そうソフィー様は仰いましたわ。

そして、どこまでも吸血鬼と人間と。
種族の違いを越えて手を取り合う、そうして共に歩んでいく、それがわたくしたちなのですわ。

(申し訳ございません、いったんここまでとさせていただきます。)


456 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 10:06
訂正でございます。
>>455でのわたくしの回想のリンク先の表示が、レスの471以降全部になってしまっていました。
あくまで471のみが対象ですので正しいリンクにお直しをいたします。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=471&to=471&nofirst=true

失礼いたしました。

話は違いますがこの際ですのでもう少し。
献血する者とされる者の物語と申しますと、わたくしは過去に『吸血鬼の食卓』という作品も読んだ
ことがございます。
この物語も大好きですが、今回まったく別の雰囲気の作品を読ませていただくと、他にもこのような
作品が在るのだろうか、と気になってしまいますね。

もし、そんな作品をご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えいただければ嬉しゅうございますわ。


457 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 16:56
>>453(柚葉さん)

>お嬢様、社交部の皆様にお配りする桜おにぎり、桜サンドイッチの準備が整いました…。
>その他の御支度も、万全です。

ありがとうございます、柚葉さん
桜の塩漬けのトッピングが映えるおにぎり、
桜の型抜きをしたパンから桜色のハムがのぞいているサンドイッチ。
とても可愛らしいですね。
それでは、みんなの準備も整ったところで、いざ出かけましょう。

日の光は麗らか、風邪は済んでいて温かくそよいで心地良いですね。
三姉妹ちゃんたちもようやく寒風から解放されて、綻んだ表情が見ていて和みますわ。

そして社交部の皆様もご一緒で。
恒例の我が家の春の行事ですが、これまでにない大人数でまことに賑々しいのが嬉しいですね。
本日桜目当ての人々も多いのでしょう、バスケットを持った人が行き交って、皆様の笑みも桜同様に
満開の綻び、見ていて心弾む光景です。
並木に、家々の庭に、川べりに、そこかしこで桜が満開、惜しげもなく花びらを舞い散らせて。
本当に今日は街を上げてのお花見日和ですわ。

>この桜舞う小路を歩いてお屋敷の正門の前でお嬢様とお会いしたあの日から、私達のかけがえのない日常は始まりました…。

はい、桜の舞い散る様を見ていると、ふと周囲の人の姿が後景へと退いて、柚葉さんのお姿が際立って、
そしてあの光景が目に浮かんでまいります。
あの日、ふと何かに誘われるように玄関を出て、門までの緩やかにカーブを描く道のその先に柚葉さんの
姿を見つけたあの時の。
初めてお目にかかるお姿なのに、なぜか一瞬でわたくしの目を惹きつけたあの微笑みを。

>母と若杉家の当主様、そしてカルミーニオ家の旦那様とメイドとしての採用の面談を終えて、
>そして写真で御顔を拝見させて頂いたお嬢様と初めての対面を果たして…。

まあ、お父様が日本にいらしていたのですか?
それはまあなんとも…、あの方は何をなさっているのやら。
娘から見ても無闇に子煩悩なところがある方ですので、柚葉さんに何か失礼を言わなかったか、と
心配になってまいりますわ。

>今お嬢様が身に纏っておられる桜柄の御着物…。
>私達の出会ったあの日の、それですね。(微笑)

気づいていらっしゃいましたか…。
あの、わたくしの生涯で最も忘れ難いであろうあの日を思い出したくて、召してまいりました。
あまりにあの日の感情が溢れて鼓動が治まらなくなるのではないかと心配もしましたが、貴女が傍に
いてくださると、ただ穏やかな歓びに包まれていられます。

>それは、お嬢様がこの国と、そしてこの国の方々と共に在ろうとする御心の現れであると共に日々を過ごす中で実感致しました。

わたくしが穏やかに過ごせてこられたのは、この国の人々と妖(あやかし)と神々とが、わたくしを
受け容れてくださったからですわ。
今日のこのどこまでも優しい光も、風も、花々も、それを教えてくれています…。
『今日もまた新たな想い出を作りなさい』
とそう囁きかけてくださっているように思えるのですよ。

(申し訳ございません。続きます。)

458 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 16:58
>>453(柚葉さん)(続きでございます)

>奥方様が初めて参加される『桜名所巡り』…。
>また新たな思い出が、皆様の胸の中に刻まれる事でしょう。(微笑)

…お母様も受け容れてくださったこの国の皆々様は、本当に本当に寛容でいらっしゃるのでしょうね…。

「ちょっとぉ、なんで溜息交じりで言っているのかしらぁ?」

…それは空耳ですわよ、きっと。
お母様、本日はようこそお出で下さいました。
…これはまた豪奢な…お母様、お着物を新調なさったのですね。
なんとも見事な夜桜ですわね。
闇の中舞い散る桜花がなんだかすごく躍動感があって。

「んふふふふ〜、そりゃあねえ、この娘がデザインした柄をこの街の腕利きの職人に染め上げさせた
からねぇ。」
「お腹空いた…。」

お嬢様、お久しぶりでございます。
母のためにお骨折りいただき、どうもありがとうございました。
…あら、その隣にいらっしゃる女性は?

「…ども。」

ん、あら?
ノゾミ様?…ではないですね。
でも、なんだか面影が似ているような…。

「ああ、これはうちの『皿洗い』よぉ。」

えっ、ということは、例のあの『蛇神』様がらみと言う?

「ん〜、さあ?
なぁんか、ヘンな糸がついていたから、こう、ね。」
(そう言って母が手をチョキの形にして、ものを切るしぐさをします。)

「もっとも、糸の端はまだちゃあんと掴んでいるからねぇ。
気が向いたらそのうち糸を手繰ってこの『皿洗い』を放ったヤツと遊んでやっても良いわよぉ。」

…ほんと、やめてくださいね、トラブルを持ち込むのは。
下手を打つとご母堂様にご迷惑になるかも知れませんから。

「そんなつもりはないから、そんな顔を曇らせるんじゃないわよぉ。
 さあさあ、今日はみんなで柚ちゃんのランチを楽しむんだから、笑って笑って。
 今宵この着物の柄みたいな夜桜を見るまで楽しむのよお。」

どうやら長い一日になりそうですわね…。
でも、柚葉さんとご一緒なら目いっぱい楽しめると信じておりますわ。


459 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 20:50
>>457(アーチェロお嬢様)

>娘から見ても無闇に子煩悩なところがある方ですので、柚葉さんに何か失礼を言わなかったか、と
>心配になってまいりますわ。

面談の時以来、残念ながらカルミーニオ家の旦那様とお会いする機会はありませんでしたが、
貴族の名家の当主としての風格を備えながらも
今は離れて暮らすお嬢様の事を心底大切に思っていらっしゃるのを母も私も感じ取っておりました。

実はあの時、旦那様は…。

「娘が長年“禁血”に耐えてきたとはいえ、慣れぬ異国の暮らしで心身が弱っていないか心配でならない。
娘自身はお主の血を決して望まぬであろうが、
もし娘の命に関わるような事態に陥った時にはお主のような者が側にいてくれれば心強い。
どうかこの国で、娘の傍にいて支えてやってほしい。」

と、頭を下げられたのです。
初対面で私達のような庶民に、貴族の末裔の名家の当主様が頭を下げられるとは並大抵の事ではないと思いました。
一人の父親として、娘を想う旦那様の真摯な姿に母も私も心を打たれました…。

若杉の当主様も、

「異国の方、それも西欧の魔族出身の方が“贄の血”を得るかも知れないというのは歴史的にも前代未聞です。
我々鬼斬部としても看過出来ない事なのは間違いありません。
ですが、カルミーニオ家のお嬢様は困難を覚悟で自ら道を切り拓こうとこの国に足を運ばれました。
その志を無碍にするのではなく、誠意をもって見守るのが私達の役目であると考えます。
結論はあくまでも柚明さんと娘さんですが、私達に依存はありません。」

と言って下さいました。

>気づいていらっしゃいましたか…。
>あの、わたくしの生涯で最も忘れ難いであろうあの日を思い出したくて、召してまいりました。

そしてこの桜舞う小路を歩いて、私達は…。(微笑)
思えば私達の出会いと縁や絆も私達を取り巻く大切な方々が織り成す形で生まれたのですね。

あれから変わらないものも、そして変わっていくものも私達には沢山ありました。
そして変わらないのは、この季節の桜舞う小路と私達の出会いの記憶…。
幾度季節が廻ろうとも、それは決して色褪せる事は無いでしょう。

460 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 21:19
>>458

>お母様、本日はようこそお出で下さいました。
>…これはまた豪奢な…お母様、お着物を新調なさったのですね。

奥方様、ご機嫌麗しく…。
ああ…これまでもドレス、和服と問わず見事なお姿を披露されてきましたが
桜を身に纏った姿は初めてですね。
お嬢様と並び立つと…。正に『満開』の一言ですね。

このデザインは、画家のお嬢様が…。
絵画のみならず、様々な分野でご活躍されているのですね。
流石は奥方様が見込まれた芸術家です。

>「ああ、これはうちの『皿洗い』よぉ。」
>えっ、ということは、例のあの『蛇神』様がらみと言う?

お初にお目にかかります。羽藤柚葉と申します。
私はお嬢様に…貴女は奥方様に…。
お仕えする立場として、私達は同士という事になりますね。
互いの主のために、共に尽くして参りましょう。

…確かにどこか、ノゾミさんと似ていらっしゃいますね。
でも奥方様が、呪縛からその身を解き放って下さったのですね。
慣れぬ事も多いかと思いますが、『自由な翼』をお持ちの奥方様の傍にいるのですもの。
自らの意志で、いずれはきっと自らの道を歩まれていくのでしょう。
その時まで、頑張って下さいね。(微笑)

>どうやら長い一日になりそうですわね…。
>でも、柚葉さんとご一緒なら目いっぱい楽しめると信じておりますわ。

はい、それはもう…。
行き交う人々の楽し気な光景、そして春のこの街を彩る桜吹雪…。
ゆっくりと歩みながら、堪能致しましょう。

461 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 22:36
>>454(柚葉さん)

柚葉さんもあの作品をお読みになったのですね。
まだサンプルを読んでいらっしゃるところのようですけれど。
それでもわたくしと同じくドキドキとしていらっしゃるということは、ヒロインお二人の関係に
…その思い当たるところがあったの…ですね。

もちろんわたくしも我が身と柚葉さんになぞらえてドキドキと…って、いえ、その、ほんの少しですのよ?
わ、わたくしはあのように艶めかしく迫って柚葉さんの血を毎日耽溺したりしませんから。

>吸血鬼の方の「吸血」に対して「お礼(口づけ)」を頂くという行為は残念ながら未経験ですので…。

それも、もちろんですわ!
柚葉さんのその如何にも弾力に富んで瑞々しく、重ねればきっと陶酔と悦楽をもたらしてくれそうな
唇をいただくなど、ああ、いえ、これは思ったままを言ったまでで、いえいえいえ…。

>い、いえ、お嬢様さえお嫌でなければ私は何時でも受け入れるつもりでおりますが…。

はううっ!!
わ、わ、わたくしの心臓が跳ねて、血が逆流してしまいそう…。
い、何時でも、とおっしゃるのはつまり、あのお嬢さまとメイド様のように献血が行われたときに、
ということですわよね?
まさか日常的にしても良いとか…、いやいやいや、何を言っているのでしょう、わたくし。
さすがにそれは神父様に対して申し訳が立ちませんわ。

で、では、今度何時か、またその大切な血をいただく、そんな時が訪れましたら、わたくしも…それを
望みます。
どうか…その時はそのお美しい唇にわたくしの唇を重ねることをお許しになって…。

あああ、お客様の前でわたくしったら。
すっかり想いの丈を披露してしまいました。
今すぐにでも閉じこもって布団をかぶってしまいたい…。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


462 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 17:36
>>459(柚葉さん)

>貴族の名家の当主としての風格を備えながらも
>今は離れて暮らすお嬢様の事を心底大切に思っていらっしゃるのを母も私も感じ取っておりました。

…お父様、ごめんなさい。
『柚葉さんにわたくしの献血係になるように居丈高に申したのでは?』
などと疑ったりいたしまして。
お父様が『贄の血』を知っていることがずっと気になっていたのですよ。
『蛇神』様のことは、ご母堂様とその知己の方々を信じていれば大事無い、でもカルミーニオ家が
『贄の血』を無心するならば、断然実家との関係を断って柚葉さんをお護りする、この命に代えて
できることなら喜んでそうする、そう思っていましたけれど。
どうやら、お父様は紳士的に柚葉さんにお頼みくださったとのこと。
心より安心いたしましたわ…。

そして、わたくしと柚葉さんを繋ぐ糸を手渡してくださったことに心から感謝いたします。
娘として心から愛していますわ。

>初対面で私達のような庶民に、貴族の末裔の名家の当主様が頭を下げられるとは並大抵の事ではないと思いました。

父の想いを汲んでくださってありがとうございます。
魔族の大身(たいしん)の者が接触されてきて、不安をお持ちになったかと心配でしたけれど。
子煩悩なうえ、わたくしが人間と何とか仲良くなりたいと思い続けていたことを良く知る父なのです。
人間のお嬢様、それも妖に狙われやすい方に接触しようとしていることをわたくしが知ったなら、
わたくしに怒られる、と内心ドキドキだったかと思いますよ?
今となっては容易に想像できますわね…。

ご母堂様…、ご自身が『贄の血』を狙う妖と戦っておられながら、吸血鬼の頼みを受け容れて愛娘の
柚葉さんがわたくしのもとにいらっしゃることを許してくださるなんて…。
あらためて柚葉さんから教えていただくと本当に身の縮む思いです。
経観塚で初めてご挨拶させていた時も自然と頭が下がって平伏いたしましたが。
感謝の想いは高まるばかりでございます。

若杉のご当主様にも感謝申し上げなければなりません。
たしかに鬼斬部としては看過できないどころか断固断ってもおかしくない事態でしたでしょう。
今も見守られている、ということはわたくしに不義があれば即座に断罪されることでしょうね。
それは重々心に留めておきましょう。
もっとも鬼斬の方々が動く前に、朱珠のお守りがこの身を遠慮なく焼いてくれるでしょうけれど。

そして誰よりも、まだ見たこともない吸血鬼のわたくしのもとへ、献血をなすために来てくださった、
柚葉さんのお優しさと…勇気に、どんなに感謝してもしきれません。
どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られたわたくしと、今はこうして並んで
歩いていてくださるのですから。

>思えば私達の出会いと縁や絆も私達を取り巻く大切な方々が織り成す形で生まれたのですね。

なんだか物騒な話になってしまいましたけれど、大切なのはそのことですわね。
多くの方々のお心遣いをいただいて、今のわたくしたちがあるのです。
この形を決して失うことのないように、心通わせて大切にしてまいりましょう。


463 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 17:39
>>460(柚葉さん)

>奥方様、ご機嫌麗しく…。
>お嬢様と並び立つと…。正に『満開』の一言ですね。

「ありがとう〜。
 ほらほら、我が娘よ、もっとこちらに寄って寄って。
 柚ちゃん、写真お願いねぇ。」

お母様、少し離れていただけませんか?
暑苦しいのですけど…。

>このデザインは、画家のお嬢様が…。
>絵画のみならず、様々な分野でご活躍されているのですね。
>流石は奥方様が見込まれた芸術家です

「あらあら、この子ったら、頬を赤らめて何々?」

「この次は…もっと頑張る。」

「ん?ああ〜、そうそう、この娘この着物は『手描き友禅』の図案作成(デザイン画描き)から下絵描きまではやったんだけどぉ。
それだけじゃ飽き足らず、これからは全工程自分でやって、その後の『友禅流し』、そして
着物の仕立ても自分で、って言い出してさぁ。」

『友禅流し』って、昔の京都の川の風物詩だったアレですね?
水のきれいな川で糊や余分な染料を落とすための。
でもそういうのは専門の業者がやるものなんじゃ…。

「それも全部やりたい、って聞かないのよねぇ。
 なので、まあ手はずは整えてあげるんだけどさぁ。
 …あ、この娘ったら、また。」

え?あ、あの、お嬢様、わたくしの着物をじっと見て、つまんでいらっしゃいますけど。
いえいえ、これはわたくしにとって特別なお着物で替えは利きませんから!(汗汗)
う…、そんな残念そうなお顔なさらないで。
別の時に着る別の柄の置き物でしたら、いつかお願いしますから…。

>お初にお目にかかります。羽藤柚葉と申します。
>私はお嬢様に…貴女は奥方様に…。
>お仕えする立場として、私達は同士という事になりますね。

「はい、お初に…って、あなた、なんでそんなに落ち着いてるの?
 『同士』??
 聞いたでしょ、わたし今は切れたとはいえ『紐付き』だったのよ?
 わたしが何しに来たか、だいたい想像がつかない?
 少しは警戒とかしなさいよ。」

「あはは、ダメよぉ、柚ちゃんには表面的なごまかしも虚勢も無駄なんだからぁ。
 なんたって仮にも真祖直系の我が家のドラ娘のところへ独りで行って餌付けしちゃった子なんだ
 からぁ。」

…言葉の端々に引っかかりを覚えないではないですが、嘘ではないから何も言えませんわね。

>慣れぬ事も多いかと思いますが、『自由な翼』をお持ちの奥方様の傍にいるのですもの。
>自らの意志で、いずれはきっと自らの道を歩まれていくのでしょう。
>その時まで、頑張って下さいね。(微笑)

「…はああ。
 たしかに、わたしが突っ張っるのがバカバカしくなる器量の持ち主みたいね。
 わたしの『姉様』もこの人の親戚に陥落したらしいけど、今ならその気持ちがよく分かるわ。
 柚葉さん、だっけ?
 …まだしばらくこの奥方様のところで『皿洗い』を務めさせていただくから、いろいろよろしくね。」

…よかったですわ。
お母様の魔法の『チョッキン』はありましたけれど、柚葉さんのお陰でまた一人本当に心から『解放』
された方がいらっしゃるなんて。

今日の日の春の日差しがまた一段と明るく柔らかくわたくしたちを照らしてくださっている心地です。
柚葉さんと共にこの新たな春の息吹を感じられる今日この日が、幸せに満たされていきます…。


464 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 20:57
訂正でございます。

>>463

>どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られたわたくしと、今はこうして並んで
>歩いていてくださるのですから。

「どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られ『た』」

ではなくて、

「どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られ『て、』」

でしたわ。

わずかの文字の違いですが、全然意味が違ってしまいました。
申し訳ございません。

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/05(Mon) 21:10
最近は季節の変わり目で寒暖差が激しいですが、お嬢様達は大丈夫でしょうか?

466 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/07(Wed) 19:35
>>465

お客様、お気遣いくださってありがとうございます。
さりげなくおっしゃって下さるそういったお言葉が相手の胸を温める。
そんな優しさに触れられるのが嬉しゅうございます。
わたくしはご存じのとおり吸血鬼。
他人様から大切なものを奪って生きてまいった身だからこそ、他人を気遣うことを心してまいりたい、
あらためてそう思わされますわ。

せっかく桜が喜びを表現するように花開いていましたのに、本当に急にまた寒さが戻ってまいり
ましたね。
お客様もどうかお体をおいたわり下さいませ。

せっかく衣替えをしたと思ったら、また冬物のお世話になってしまう今日この頃です。
冷えた北風にショールが手放せず、帰り道も少し急ぎ足。
それでも、日本の三寒四温を体験するのもずい分と年を重ねましたので、心構えはしておりましたわ。
そしてせっかくまた寒くなったのだから、この際冬の暖を取ることをまた楽しもうと考えて。
これこのとおりまた炬燵を使っておりますの。
温かい甘酒も用意して、ぬくぬくを味わうこの楽しさよ…。
お客様もどうかお入りなさいませ。

そういえばかつて我が城館を訪ねてこられたオーストリア帝国の吸血姫の方に、あちらの三寒四温を
表現する言葉を教えていただきましたわ。
いわく、
“April, der macht was er will.”
(4月、アイツはやりたいことをやる。)
4月の気まぐれな天候を上手く表していますわね。

わたくしたちもそんな気まぐれな春の女神…日本で申せば『佐保姫(さおひめ)』様、彼女に翻弄され
ないように、上手におつき合いしてまいりたいですわね。


467 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/07(Wed) 21:30
わたくしの大好きな画家である甲斐千鶴さまが『佐保姫(さおひめ)』の御神影(おみえ)を
描いていらっしゃいますね。

『甲斐千鶴 春媛神』で画像検索するとヒットいたします。
この方が気まぐれに三寒四温をもたらされていると思いますと、ここしばらくの天候もふと
苦笑しながらも穏やかな心地で過ごせそうでございます。

468 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/09(Fri) 07:11
>>465
>>466(アーチェロお嬢様)

コトコトコト…。(小鍋で甘酒を温めています)

お客様、お気遣い有難うございます。(微笑)
朝晩と昼間の寒暖の差の激しさ…。
早朝は特にそれを実感致しますね。

主な対策としましては、インナーは未だに冬用のものを着用し、
日中大学に通う時は上着を必ず持参しております。

お仕事の際に着用するメイド服に関しましては既に春用のものを着用しておりますが、
こちらは春の寒暖の差を想定したきちんとした造りになっております。
私達メイドに対する、お嬢様の御心遣いですわ。(微笑)

そしてお出かけする前、またはお仕事を始める前に温かい飲み物を飲む事です。
お嬢様がこよなく愛する甘酒は、ほっとする温かさを身体にもたらしてくれるのですよ。
どうぞお客様、召し上がって下さいませ。

お嬢様や私は特に寒い朝は、甘酒に少しすり下ろした生姜を加えて飲むようにしております。
生姜は健康に良く、身体を温めてくれます。
喉や鼻をすっきりとさせてくれますし、この時期の花粉症対策にもなりますよ。
お客様さえよろしければそちらもご用意させて頂きますが、如何ですか?

>わたくしの大好きな画家である甲斐千鶴さまが『甲斐千鶴 春媛神』の御神影(おみえ)を
>描いていらっしゃいますね。

佐保姫(さおひめ)様の御姿、拝見させて頂きました。
桜の背景、そして傍らの鹿さんと共に微笑むお姿…。
誠に美しい方ですね。

お嬢様が仰るように、女神様としての余裕故か何処か気紛れな一面もお有りなのでしょうか。
でもこの朝晩の冷え込みも、
「春だからと浮かれるだけでなく、この寒さをもって気を引き締めよ。」
という私達に対する啓示なのかも知れませんね。

「春眠暁を覚えず」と申しますが、この冷え込みはお仕事を始める前の爽やかな意気込みももたらして下さいます。
『佐保姫(さおひめ)様』のご加護に感謝しながら、今日もお嬢様とお客様にご奉仕致しますわ。

469 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/10(Sat) 08:09
>>463

>ほらほら、我が娘よ、もっとこちらに寄って寄って。
>柚ちゃん、写真お願いねぇ。

奥方様、お嬢様、それではシャッターを切らせて頂きます。(カシャ)
ん…これなら上出来ですね。
背景の満開の桜、青空、そしてその中心におられる奥方様とお嬢様…。
今年の桜名所巡りの最初を飾るに相応しい一枚となりました。

昨年よりアルバムには奥方様、そして画家のお嬢様もご一緒の写真も増えて参りました。
これからも素敵な思い出の数を増やしていけるよう、よろしくお願い致します。

>それだけじゃ飽き足らず、これからは全工程自分でやって、その後の『友禅流し』、そして
>着物の仕立ても自分で、って言い出してさぁ。

…絵の才能に関しましては今までお描きになった作品から重々承知しておりますが…。
それ以外の技術と言い、知識と言い、私と然程変わらない年齢の方の筈なのに
どれ程のものをお持ちなのかしら…。
『感心』を超えて、『驚愕』の一言ですね。
イタリアにおいて芸術の歴史と共に歩んできたであろう奥方様が御贔屓になさる理由が、改めて分かりました。

>わたしが何しに来たか、だいたい想像がつかない?
>少しは警戒とかしなさいよ。

我が家の血族の系譜を知る者としましては、確かに想像がつきますね。
ですが、あの守護霊的な娘と旧知の間柄の私としてはその性格も大体知っております。
あの娘の面影を宿しているのなら、奥方様によって解き放たれたとしても一所に落ち着いておられないかと。
でも貴女は貴女の意志で、奥方様の所に留まっておられるのでしょう?

奥方様は誠に器の大きな方です。
確かに圧倒的な御力をお持ちだとは思いますが、あの娘の性格であればそれに対して傅く(かしずく)とは思えません。
その器をもって、そして“母”として受け止めて貰えた事に『居場所』を見つけたと感じておられるのではないですか?
もし私の想像が正しければ、その奥方様の前でご無礼はなさらないかと思いますわ。(微笑)

何より、この澄み切った青空と舞い散る桜吹雪の爽やかな光景の中で
疑念を抱くのは野暮というもの…。
今日は共に、こうしてお会い出来た事に感謝致します。

もし奥方様の所に足を運ぶ機会があれば、是非ご一緒させて下さいね。
共に奥方様のために、ご奉仕させて頂きます。

(様々な名所を巡りながら)

そろそろ、お昼時ですね。
では社交部の皆様、おにぎり、桜サンドイッチ、好きなものをお取り下さいませ。

ところで貴女は、こういった食べ物を口になさる事は出来ますか?
もしよろしければ、お一つどうぞ…。

あら?奥方様、お嬢様、背後の木の枝の上に…。
(リスさんが2匹、それぞれ様子を窺っています)

あらあら、あっという間に奥方様とお嬢様の肩に飛びついて、甘えていらっしゃいますね。
やはり私達よりも、動物さんを惹きつけるものをお持ちなのですね。
…何となく今年も予想していた展開ですので、菜園で取れたお豆を用意しております。
よろしければ、そちらをあげて下さいませ。

…ふふっ、社交部の皆様もリスと戯れる奥方様とお嬢様に見惚れていらっしゃいますね。(微笑)

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/10(Sat) 17:32
家のインテリアは、どんなコーディネートをしていますか?

471 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/10(Sat) 21:22
>>468(柚葉さん)

>コトコトコト…。(小鍋で甘酒を温めています)

ありがとうございます、柚葉さん。
炬燵に入って柚葉さんがお燗して下さった甘酒をいただく。
古き時代の日本の夫婦の姿は斯くあった、と聞いたことがございますが、こんな素敵な御内儀様がいたなら、
それは往年の日本のご主人方も幸せであったことでしょうね。
甘酒がコクリと喉を通るごとに幸せをいただいているような想いですわ。

>私達メイドに対する、お嬢様の御心遣いですわ。(微笑)

いえいえ、そんな…。
日本の春夏秋冬は本当に天候も気温も湿度も千変万化、同じ温帯といってもイタリアともまたずい分と
違うと実感してまいりましたから。
仕えていただくメイドさんのお体に気を配るのは『主』の務め、と申すものです。
それぞれの季節に合った服を着ていただいて気持ちよく働いていただく、ましてそれが柚葉さんなら
良き衣装を用意するのはむしろ嬉し楽しいことですわ。

>お嬢様や私は特に寒い朝は、甘酒に少しすり下ろした生姜を加えて飲むようにしております。

故郷でも生姜紅茶は清々しい香りを楽しみ、心和ませる味わいでしたが。
日本で柚葉さんに生姜入りの甘酒を入れていただいて、すっかり虜になりましたわ。
そして、生姜の花言葉は「信頼」「慕われる愛」…。
密かな親愛のメッセージ?と思ったりして、それはもう生姜の効能と相まって心がポカポカと温まった
ものでございます…。

>お嬢様が仰るように、女神様としての余裕故か何処か気紛れな一面もお有りなのでしょうか。
>でもこの朝晩の冷え込みも、
>「春だからと浮かれるだけでなく、この寒さをもって気を引き締めよ。」
>という私達に対する啓示なのかも知れませんね。

なるほど、さすが柚葉さん。
女神様の深い神意をちゃんとお考えなのですね。
たしかに温かい一方では、わたくしのような昼行燈娘は陽だまりの猫のように、ふにゃあとくつろぎ
過ぎて蕩けてしまいそう。
わたくしも女神様のご加護に感謝しながら、気持ちにメリハリをつけて毎日を過ごしてまいりましょう。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


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