掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


698 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/28(Wed) 19:27
>>697

はい、お嬢様と屋敷の皆様に暑い夏を乗り切るための元気をつけて頂くための
恒例の日となっております。
ですが、一つ問題が…。

食材の鰻と赤だし汁に使うためのしじみを購入して参りましたが、
鰻は近年貴重な食材となり、お世話になっている鮮魚店でも予約できる量が
どうしても限られてしまうのですよ。

本来なら鰻重、鰻丼としてお出ししたいのですが…。
恐らくは奥方様と滞在先の皆様もお越し頂く事を想定すると
やはり足りないんです。

そこで今年は、鰻のちらし寿司を作る事に致しました。
御贔屓の青果店さんの野菜も加えて、満足のいく出来栄えとなりました。
これならお代わりをして頂く事も可能です。

それから鰻の卵巻き、和風サラダ(オクラ、ツナ、山芋、トマト)、しじみの赤だし汁、
デザートは土用餅になります。

鰻だけでなく、オクラや山芋も夏バテ防止に役立つ食材ですね。
いつも新鮮な食材を提供して下さる青果店のお姉さんに、感謝です。

それでは支度が整いましたので、お嬢様をお呼びして参ります。
そしてこの後参られる奥方様の出迎えもありますので、今暫くの間お待ち下さいませ。



699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/31(Sat) 05:25
アーチェロさんの姿が見えないけど大丈夫なんだろうか?

700 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/31(Sat) 13:01
>>699

お客様、昼餉の支度が整いましたので、よろしければ召し上がって下さいませ…。
献立はざる蕎麦と天ぷらの盛り合わせ(南瓜、茄子、オクラ、獅子唐、青しそ、鱧)になります。

お嬢様の事を心配して下さり、誠に有難うございます。
お嬢様は休日、特に土日はよく土地神様の神社に参拝とお手伝いに行かれる事が多いので
場合によりお客様とはお会い出来ない日もございます。
その際は、なにとぞご容赦下さいませ。(ぺこり)

不在にしている期間、または不在の回数はむしろ私の方がお嬢様より多かったり長かったりかと思われます。
お客様をお待たせしてしまう事は誠に心苦しいのですが、
出来るだけ早くお客様の質問や話題に応えて参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

お客様の心配事となりますと、この季節はやはりお嬢様の体調の面でしょうか?
私達も出来る限り気を付けておりますが、出来るだけご無理はなさらないように
我々でサポートしていきます。

行事などの準備を含めてお嬢様も今頃少々お忙しいのかも知れませんが、
もう暫くの間お待ち下さいませ。

701 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:57
>>690(柚葉さん)

>何事が起きても慌てず騒がず、むしろご自身が楽しむ方向に持っていってしまうのが
>奥方様の器の大きさであるのは重々承知しておりますが…。

器は大きいのかも知れません、知れませんけれど。
大きすぎて、中に何が入っているのか分からないのですよ。
全てを凍てつかせる氷の飛沫だったり、逆巻く灼熱の炎であったり、そう思えてしまって。

ですがそうして信頼してくださって、あの方の心の内を感じてくださることで、ふと思い出すことができるのです。
幼い日確かに何の邪気もない微笑みをわたくしに向けてくださったこともあったのだと。
…その後はたいがい何を企んでいるか分からない口端を上げた笑みでイメージが上書きされていたとしても。

>私達の知らない所で、我が子の身を案じ、見守り、常にその幸せを願っている事を感じずにはいられません。

ずっとわたくしと柚葉さんの傍にいてくれている事実を忘れてはいけない、とそう思っておりますわ。
わたくしに画家のお嬢様やサライ様、久地崎様母娘を引き合わせてくださったことで、わたくしの毎日はより豊かな
ものになりました。
何より柚葉さんとの思い出の日々を重ねさせてくださったことに、その、あの、少しは感謝しているのですよ?
あ、これはお母様には内緒でお願いしますわね。

>そういえば今回、『敵情視察』と称して突撃したメイド喫茶でトールさん、
>コック長として大いに活躍しておられましたね。

「敵」であったはずのメイドの皆様に慕われて、喫茶を去るときに皆から慰留されて、きっと心揺れることもあった
のではないでしょうか。
だから、去り際にお料理のレシピを置いて行かれたのは、メイドの皆様への友情の表れだったのでしょう。
少しずつ人間と心通わせていかれるトール様を見るのは、わたくしにとってもとても嬉しいことですわ。

>上記の事はあくまでも私の想像ですが…。
>やはりこの後ご挨拶に参りましょう。

はい、そのことにつきましては、土地神様からもお口添えをぜひお願いしたいところでございます。
でなければ、佐保姫様にも中々ご納得いただけないでしょうから。
わたくしが思いますに、佐保姫様には土地神様に対して以上に対抗心を持っている方がいるのではないか、と懸念して
いるのですよ。

「竜田姫」様…、春の女神の佐保姫様と並び称される秋の女神様で、同じ奈良の社に神座をお持ちの方。
甲斐千鶴さまの描く神影(みかげ)は真に美しい方でございますが。
わたくしが佐保姫様のお社で空を晴れ参らせて、今度は竜田姫様から「あなた、ずるい!」などと言われたら、いたたまれ
ませんわ。

柚葉さんのスイーツがあれば話の場も大いに和みましょう。
頼りにさせていただきますわね。


702 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:58
>>691(柚葉さん)

>ええ…。奥方様の口許から笑みが消えた時…。
>いえ、私自身は未見でありますが、あまり想像したくはないものですね。
>“母”としての立場で奥方様がお怒りになればどうなる事か…。

…一の兄様が人間との戦いで散華なさったとき、お母様は。
お母様は、嘆き悲しむメイドさんたちはじめ使用人の皆さんに微笑んでおられました。
「息子のために泣いてくれるそなたらに感謝します。」
とおっしゃって、それはもうこれ以上はない美しい笑みでしたわ。

ですが、使用人たちが去ったその部屋で一瞬だけ、お母様の笑みが別の何か、とてつもない凄愴な何かを湛えたような気が
したのですが ―
その後フッと意識が途切れた気がしましたけれど、気が付いたらわたくしは寝台で寝ていました。
傍にはメイド長がいてくれて、とても安堵した表情をしていました。
その後しばらくお母様は長い旅に出られてしばらく会うことが叶いませんでした。
時を同じくしてわたくしたちの周りから急に人間たちの不穏な動きが見られなくなりましたが、それが偶然出会った
のかどうかは、今もって分からないでおります。

>ええ、無論体調には十分に注意しておりますが…。
>疲労はやはり自覚しない内に溜ってしまうものですね。

もう、柚葉さんは。
生意気を申すようですが、しっかりお休みを取るのもメイドのお仕事とお心得なさいませ。

…いいえ、責められるべきはわたくしね。
柚葉さんの輝きを曇らせるような者がどうして主(あるじ)を以て任じられましょう。
(柚葉さんの身を抱きしめてしまうわたくしです。)
どうか、そのお体、わたくしを愛しく思ってくださるなら、なおのこと大事になさって下さい。

>お嬢様と私が絆を確かめ合う時…。
>それは、何物にも代えがたい大切な時であると同時に、
>人との絆のために“禁血”を己に課すお嬢様自身の戒めを解く時…。

はい、貴女と結ばせていただいたこの血の絆で、わたくしは本当に分かちがたく人の世との絆をも確かなものに出来ました。
今宵また貴女との逢瀬を許されるなら、わたくしはわたくしとの縁を下さる人々と共に在り続ける、その力をさらに
強きものにしてまいります。

>それではお嬢様、お待ちしております…。

僅かの時間貴女と離れることすら今はもどかしい…。
すぐに、すぐにまいりましょう、貴女の許へと。

(そして>>687へと続くのでした。)


703 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 21:59
>>693(柚葉さん)

星が幾千万あり、それを何億の命育む大地を持つ惑星が巡ろうとも。
その中で巡り合えた貴女以上の奇跡をわたくしは知らない。

いいえ、そうではなくて。
貴女がわたくしたちを繋ぐ「アカイイト」だと言ってくれたその心こそが、わたくしにとっての奇跡なのだ。
だからもう一切の躊躇いは無い。
わたくしと世界を結んでくれる絆の血であることさえも、今は心の後景に退いて。
ただただ、貴女だけしか見えないわたくしがいる。
貴女との「楔」がさらに強いものになっていく。
常しえの互いの誠を互いに捧げて、今わたくしたちは一つになっている。

柚葉、わたくしの柚葉。
どうかわたくしのすべてを受け止めて。
わたくしのすべてを奪ってわたくしを貴女の物にしてほしい。
…今この瞬間だけで良いから。

(わたくしの牙が柚葉から離れ、彼女の体の温もりがこの身から離れていく。
 だけど、わたくしに欠片ほどの寂寥も無い。
 わたくしたちは確かに結ばれているのだから。)

ありがとう、柚葉。
わたくしの『朱珠』もまた光と温もりが溢れていて。
貴女の精気が戻ってきたことにこの胸が安堵で満たされます。

もう少しだけ、このままでいさせてください。
今宵の逢瀬を今一度感じるために…。

(わたくしは、先ほど穿ったうなじを今度はそっと唇でついばみました。)


(今宵はここまでとさせていただきます。)

704 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:57
>>694(柚葉さん)

柚葉さん、おはようございます。
今日もわたくしたちの勉強会のためにご準備の数々、どうもありがとうございます。
お集まりになる皆様も、お飲み物の数々もさることながら、端然としてメイドのお務めをされているそのお姿に、清々しい清涼の
感を肌身に感じておられるようで、毎日勉強がとても捗っておりますわ。
それに、社交の学びの先生からのおもてなしを受けて、自然と心も引き締まってまいるのですよ。

わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。
涼風は縁側の向こうに広がる屋敷林からのもの。
わたくしと柚葉さんで、屋敷林に住まう妖精さんに夏野菜や果物を差し上げたお礼でございましょう。
冷房の苦手な方にも快適に過ごしていただけます。

(皆様をお迎えして勉強会が始まりました。)

>7月も残り数日となりましたが、成果は上々でありお嬢様も既に半分以上
>宿題を終えております。

はい、皆様とご一緒と言っても一人一人の心構えができていなければ、すぐにみんなで自堕落に流れてしまうところですが、
柚葉さんから教えられた社交の場で己が節度を保つ態度がしっかり生かされておりますわ。
そもそも柚葉さんがご自身の卒業論文やゼミのために全力を尽くしていらっしゃるのに、わたくしたちが手を抜くことなど
考えられませんもの。

それに今回は『お目付け役』もいらっしゃるので…。

「何?わたしのこと?
 当然でしょう。
宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。」

いえ、部長様、そのような話は決まっていませんけれど…。

「本格的な英国社交マナーを身に付けた人たちがこんなにいるのよ?
 わが演劇部が上演を計画しているゴシック・ホラーに出演する。
 これって貴方たちの活動を拡げる好機だと思わない?思うわよね?」

…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。
こんな話を聞かれたら、絶対面白がって部長様の味方に付くんですから…。

>お嬢様は午前中の勉強会の他にも、夕食、入浴を終えて一息ついた後の就寝時間前、
>21:00〜23:00の時間にも学習に取り組んでおられます。

うっかりすると、吸血鬼本来の夜型に戻って夜更かししてしまいますので、きちんと就寝時間までに切り上げる、そのために
柚葉さんが一日の締めとしてカフェインレスで蜂蜜入りの紅茶を淹れて下さって、とても安眠できるのですよ。
柚葉さんのサポートに隙はございませんわ。

(10時の休憩でございます)

はあ〜、甘露とはまさにこのことでございます。
檸檬のスッキリとした酸味、甘酒のふくよかな甘味。
ひんやりとした瑞々しいお饅頭がお口の中で溶けて全身が生き返りますわ。

>本日もしお時間のある方は、昼食も召し上がっていって下さいませ。

夏はやはり見るからに涼し気な純白の細麺が最高ですわね!
最近は色々な色の素麺が販売されていますが、わたくしは昔ながらの白が特に良いですわ。
その中にほんの1、2本だけ色付きの麺が混じっているのが、日ノ本の奥ゆかしい美意識を感じさせるのですもの。

さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。


705 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:58
>>695
>>696(柚葉さん)

お客様、わたくしの故郷の選手のことをお気に懸けていただき、まことにありがとうございます。(平伏)
彼女の栄冠はわたくしにはもちろん嬉しゅうございますが、こうして日本の方から祝福をいただけるもまことに心震えることでございます。

準決勝1回戦でスロヴェニアの選手相手に一本を取られた時は、思わず「ああ…」と嘆息を漏らしました。
そして敗者復活戦。
上背のあるオランダの選手を相手に苦戦するその姿に、ただただ「がんばれ!」とひたすら祈ることしかできませんでした。

>私も同じく、応援させて頂きました。
>鮮やかに一本とは参りませんでしたが、死力を尽くした末に獲得した銅メダル…。
>チェントラッキオ選手の勝利した際の表情には、感慨深いものがありましたね。

はい、嬉し泣きでお顔をくしゃくしゃにされたその姿が光り輝いて見えて。
拍手を送りつつ眼を拭うばかりでした。
全力を尽くしてそれが報われた者だけが纏うオーラを感じましたわ。

そして試合後に選手同士が抱き合われたとき、相手の選手がチェントラッキオ選手を称えるように背中を優しく叩かれた姿に
誠のスポーツ精神の粋を見た思いがいたしましたわ。

>様々な競技を見てきましたが、日本とイタリアの試合となると少々複雑な思いも致しますが。(汗)

正直、『どちらも勝ってください!』という都合の良いことを叶わぬことと知りつつ考えてしまいますけれど。
どうか出場する選手の皆様どうかベストを尽くしてくださいませ、と祈る日々でございます。

お客様、よろしければあらためての祝杯にお付き合いくださいませ。
ミントのシロップと牛乳のミックス、『ラテ・エ・メンタ』でございます。
オリンピックの熱気に交じる一幅の清涼感を楽しむことができますわ。


706 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 13:49
>>697
>>698(柚葉さん)

夏の土用の丑の日に鰻を食するという習慣の期限は諸説ございますが、平賀源内の発案という説がよく知られているよう
ですわね。
『土用の食い養生』といって、この日は「う」の付くものを食するのが良い、と言われていたそうで、平賀さまはそれを
利用して夏の鰻の需要を喚起しようとして成功したのだとか。
他の季節の土用の丑の日につきましても、春は「い」、秋は「た」、冬は「ひ」のつくものを食べる、とも申すそうです。
せっかくですから、他の季節の食卓にもそんな字の付く食べ物を並べて季節の風趣を味わう、そんな楽しみがあっても
良さそうですわ。

夏の土用につきましては、毎年柚葉さんが工夫を凝らした鰻のご馳走を用意してくださいます。
昨年(>>42)は、「鰻重と、しじみのお吸い物」「おくらの新芽とおくらと長芋のねばねばトロロ和え」をとても美味しく
いただきましたわ。
他にも(>>45)「ひつまぶし」や「う巻き」にも挑戦したかったそうですが、鰻の品薄と高騰は如何ともしがたかった
のですよ。

それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
そして「鰻のちらし寿司」という新趣向は、とても嬉しい予想外でございますわ。
鰻の握りずしはいただいたことがございますが、鰻の濃厚なお味と負けないくらい酢飯の味わいを生かすなら、むしろ
他の具材と共演するちらし寿司にする、というのは良きアイディアですね。

そしえそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。
「鰻の卵巻き」といえば、出汁の醸す卵焼きのお味とのコラボの美味しさは誰もが知るところ。
昆布、鰹節、椎茸…、どんな味が待っているか、ワクワクいたしますね。

サラダの類もこれまでになく多種多様ですのね。
そういえば、青果店のお颯様も
「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。
お客様も、あのお店の品ぞろえが最近ますます充実していることにお気が付かれたのではございませんか?

では、わたくしは柚葉さんの支度が調うまで邪魔にならないよう厨房から離れていましょう。
柚葉さんがお呼びくださるその時を心待ちにしておりますわ。


707 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:10
>>699
>>700(柚葉さん)

ただ今戻りました…、あら、お客様ですか?

まあ、わたくしの不在を心配してきてくださったのですか。
それは大変申し訳ございませんでした。(平伏)

わたくし、柚葉さんの申すとおり土地神様の神社に参っておりました。
神社で巫女装束になって他の巫女の皆様とお仕事をしておりましたの。
おみくじやお守りなどの品々の授与(販売)や在庫管理もさせていただいておりました。
ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。
夏祭りでもご出演なさるそうですから、よろしければお客様もご覧くださいませ。

これからも、お客様とすれ違いになることもあるかも知れませんが、何とぞご容赦くださいませ。

柚葉さん、お客様へのご対応どうもありがとうございました。
わたくしが時間がかかったために心配をおかけしてしまいごめんなさい。
わたくしはこのとおり元気でございますわ。
境内の木陰で、蝉時雨を聞きながら冷えた甘酒もいただき、仕事も無事終えることができました。

ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お客様もご一緒にお召し上がりになるのですね?
さあさあ、どうぞ席に着かれませ。
屋敷林より庭をそよいでくる涼風、ガラス風鈴の可憐な音色。
夏の風味をいただくに相応しいたたずまいのお部屋かと存じますわ。


708 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:58
>>704

>わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
>「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。

お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)
お嬢様はお屋敷の主として、お屋敷とこの地に住まう方々からのご加護を…。
私達従者は訪れるお客様のおもてなしを…。

お陰様で、こうしてお嬢様の学友の方々が日々足を運んで下さいます。
それでは、本日も共に頑張りましょう。

>宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。

クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。
切磋琢磨しながら、今後もお嬢様をよろしくお願い致します。(ぺこり)

>…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
>今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。

承知致しました、お嬢様…。
こちらの件に関しましてはお屋敷の主としての私的なものではなく、
学校の部活動の代表者として部員やクラスメイトの皆様に関わりがあるものですから。
部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

ああ…。でも勘が良すぎる奥方様の事ですから…。
この件についてお知りになるのは出来るだけ後になるのを願うばかりです…。
無論、私共も極力口をつぐませて頂きますが。

>さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。

はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。
素麺つゆのみで召し上がっても十分美味しいですが、短冊切りにした卵、胡瓜、ハム、
他にもお好みで使用する摺り胡麻、刻み葱等も準備しましょう。

多種多様な味わいを、楽しんで下さいませ…。

(屋敷林より庭をそよいでくる涼風による、ガラス風鈴の可憐な音色を背景に
お集まり頂いた皆様とお食事を楽しむ事が出来ました。)

709 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:16
>>706(アーチェロお嬢様)

>それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
>そしてそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。

はい、散らし寿司である程度量の問題は解決できましたが、やはり土用丑の日の食卓は
鰻のボリューム感が食欲をそそる重要な要素となります。
外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。

>「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
>とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。

はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。
互いの感謝の気持ちを交えたやり取りが、お颯さんの御商売の上でも役に立っているのなら
本当に嬉しいです。

710 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:35
>>707(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

塩レモンドリンクをご用意致しました。
喉の渇きを癒して下さいませ…。

>ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それは猶更、お疲れになった事でしょう。
本日の午後は無理をなさらず、ゆっくりと寛いで下さいませ。
幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

>それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
>いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。

久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。
人気を集めておられるのは嬉しいですが、土地神様のご加護あれども
やはりこの暑さの中ではそれなりに大変かと思われます。
夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

>ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
>涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お嬢様の感謝の御言葉こそが、私達一同の日頃の活力です。(微笑)
それではお客様もお待ちかねです。
準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

711 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 17:01
>>708(柚葉さん)

>お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)

いえいえ、せっかく日々思い出を積み重ねているわたくしたちなのです。
夏休みの宿題だって、苦難の思い出ばかりではもったいないですわ。
涼しい風、疎水のせせらぎの音、蝉時雨、鹿威しの音、勉強会が長引いて宵に至れば池泉(ちせん)に蛍が飛び交うのを
眺め、しっかり一日の予定を全うできたなら花火を楽しむ機会にもなりましょう。
そんな思い出深い勉強会にしたいのですわ。

もちろん、柚葉さんがご学友とご一緒に課題に取り組むならば、同じくこの日本間で夏の情緒を楽しんでいただきたい
のですよ。

>クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
>照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。

「うん、そうなの。わたしのこれは照れ隠しなの。
 さすが侍女さんはお客の機微も良く感じてくれているわ。
 だから、カルミーニオさんも良き友であるわたしの気持ちを汲んで、共に有意義な部活を実現しよう。」

そんな、両手を取って熱く語られても…。
まあ、柚葉さんが反対なさらないのなら有意義であることは認めますけれど。
あくまで、部員の皆の総意を確かめてからです。
本来の社交部の活動からは、やはり外れると思いますし。

「期待しているわ。」

>承知致しました、お嬢様…。
>部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
>心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

柚葉さん〜。
感涙ですわ、『心労』と言ってくださって。
そうなのです、部活動はわたくし全員が自分で納得する活動をしっかり行いたいのですわ。
それでこそ、柚葉さんに導いてここまでやってこられた甲斐があるというものですわ。
お母様に対して秘密を持つのは、柚葉さんとしては心苦しいかもしれませんが、どうかわたくしのお願い、聞いてくださいね。

>はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。

皆様の目が斉しく輝いていますわ。
おそらく、勉強会が終わってもすぐに帰ろうという方は一人もいらっしゃらないでしょう。
あらあら、花火を持ってきた方もいらっしゃるのですね。
勉強も予定以上に捗りましたから、お食事の後みんなで楽しめそうですわね。
「となりの吸血鬼さん」の灯様やひなた様が夏休みの最終日に楽しんだことを、わたくしたちは宿題を終えて夏休みは
これから、というときに楽しめるのです。
それもこれも、気持ちよくお勉強ができるようにご用意くださった柚葉さんのおかげ。
本当にありがとうございます。

(そうして夏の宵の情緒を楽しみながらのお食事会となりました。)

やはりお勉強に精力を使った後は、様々な具材を入れた目にも鮮やかな素麺が食べ応えがあってよろしいですね。
この軽やかな喉越しは素麺ならでは。
本当に美味しゅうございます。
心身ともに充実して、今宵の充実感はもちろん、明日の勉強会へ向けての英気も充ちてまいりますわ…。


712 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:18
>>709(柚葉さん)

>外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
>鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。
いろいろ工夫してくださっているのですね。
ですが、イタリアでもマリネにしたりオーブンで焼いたりと、様々なウナギ料理を食しますけれど、わたくしは蒲焼きの
濃厚な味がとても好みなのですよ。
今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、日本の蒲焼きは食が細る夏場に人々の食欲を刺激して
精を付けるお料理として喜ばれてまいったのでしょう?
う巻きに入れられた蒲焼きでも、わたくしにはとても濃厚な、精を求める本能を刺激する味わいですわ。
わたくしには十分以上に舌を満足させてくださっているのですよ。

>はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
>その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
>お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。

食材を通じてお二人が意気投合され、互いが互いを高め合っていらっしゃる。
とても尊い交わりだと思いますわ。
そして、それはお颯様との間だけではございません。
魚屋様、肉屋様、卵専門店様、うちで食材を買う商店街のどのお店も、柚葉さんがお客様に振る舞われたお料理がどれも
すごく美味しい、と評判になっていて、いずれのお店のご主人も、とてもお仕事にやり甲斐を感じていらっしゃるそうで
ございます。
今の柚葉さんは誰もが知る商店街のヒロインですわ。
わたくし、自分が食べているお料理がどれほど美味しいものなのか、一噛み一噛み味わっております。
たとえ小ぶりであろうと、美味しい卵に包まれた濃厚な鰻、極上の味であることを知っておりますゆえ、楽しみにしていますわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


713 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:21
訂正でございます。

>今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、

「人間外部の料理として」は「人間がイブの料理として」でした。
失礼いたしました。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/02(Mon) 22:30
暑さでまいってるでしょう?

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/03(Tue) 22:45
50以下なのでageた方が良いっスよ

716 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/04(Wed) 07:12
>>710(柚葉さん)

>お帰りなさいませ、お嬢様…。
>お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

奉仕活動は、氏子として土地神様のお役に立て、かつ地域の皆様と交流できる機会ゆえ、楽しいことではありますが、
盛夏の候はやはり吸血鬼の身には堪えますね…。
やはり、帰ってくると柚葉さんの笑顔があること。
これほど疲れた身に優しく、元気になれるお薬はございません。

そして、ああ…塩レモンドリンクがこの身を潤す爽やかな美味しさと言ったらございませんわ。
砂漠を行く旅人がオアシスで水を飲むとき、きっとこんな心持ちになるのでしょう。

ふう…、こうして身も心も落ち着いて、あらためて奉仕活動の充実感を思い返すことができますわ。
参加された方々は老若男女問わず、下は2歳の子どもさんから上は90代の方まで。
小さな女の子が小さな箒を手にして頑張っている姿は、それはもう可愛くて。

ご年配の方が
『560歳台のアーチェロさんががんばっているんだから、わたしだってまだまだ頑張れるんだ、と思うと元気が出て
こうしてご奉仕ができるんですよ。』
と言われましたわ。
他人様の元気のお役に立てるなんて、光栄ですわ。

そうしましたら、今申した2歳の子のお母様が、
『アーチェロさん、この子を抱っこしてもらえる?
 この子もあなたの長生きの力を分けてもらえるかも知れないから。』
とおっしゃってくださって。
わたくしに、吸血鬼のわたくしなどに…、大切なお子さんを抱かせて…くださって。
ああ、申し訳ございません、思わず感涙が出てまいりました。(汗汗)

>幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
>午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

まあ、そうなのですか?
それは嬉しゅうございます。
お二人はいつもお忙しく働いていらっしゃるのですから、ご一緒に骨休めされるのでしたら、ぜひご一緒に過ごさせて
くださいませ。

>久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
>この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。

はい、お二人ともここのところ境内でその妙技をご披露になっています。
参拝客や奉仕活動の皆様も皆拍手なさって、見物料も進んで出していかれますのよ。
わたくしと仲が良い、ということで、見物客の中には彼女らも妖怪、魔族でないか、と噂する方もいますけれど、でも
全然恐がる風でもないのですよね。
『あののんびり吸血姫さんのお友だちだものね〜。』
などと言われているのですから、少しはお役に立てているのかしら?

>夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

まあまあまあ、それは素敵なご提案ですわ!
画家のお嬢様が絵を描くのに夢中になって『お腹空いた…。』となられるように、久地崎様母娘、特に娘の朱瑠様は
パフォーマンスにご熱心でお客様を喜ばせようと頑張り過ぎるきらいがあって、少し心配でした。
柚葉さんの差し入れでしたら、どんなに元気づけられることでしょう。
甘酒の美味しさと、その優しい笑みとで…。

>準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

はい、ありがとうございます。
一息ついて落ち着けたことで昼餉も心行くまで楽しめますわ…。

(そして午後になり、なお日の高い土地神様の神社に参りました。)

朱乃様、朱瑠様、熱演お疲れさまでした。
だいぶ長く演じられていたこと、巫女の方にお伺いしました。
どうかしばしお休みくださいませ。
柚葉さんからの甘酒の差し入れ、どうぞご堪能を。

(社務所の奥の座敷をお借りできたので、お二人とも帽子を取って頭のお口で思い切り甘酒をいただきながら、
わたくしたちとのしばしのおしゃべりにおつき合いくださるのでした。)

(申し訳ございません。今回はここでいったん切らせていただきます。)


717 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/06(Fri) 07:29
>>714

お客様、お暑い中でのお運び、恐れ入ります。
体の渇きを癒す塩レモンドリンクをどうぞ。
最近の我が家のブームの品ですのよ。

わたくしですか?
たしかに毎年確かに暑さには苦労いたしますが、その分経験を積み対処法も様々に用意いたしましたので、今年は
ずい分と楽に過ごさせていただいております。

和装も普段着としましては、薄くて軽い麻を使っております。
ちょっとしたお出かけにも使えて重宝ですわ。
その際にはお気に入りの蛇の目の日傘を差してまいります。
暑さが高ずる時間はなるべく外出は避けたいですが、止むを得ざる時は周囲の空気にささやかな『元素支配』の術を
かけて小雪を舞わせながら歩いてまいります。

そしてこの日本間、庭園の向こうの屋敷林より吹き渡る風の涼しいこと。
もともと木陰で暑さの和らいだ空気を運んでくるのですけれど、それだけではございません。
屋敷林の奥は結界となっていて妖精の方々の住まいとなっておりますけれど、商店街の青果店で買いました新鮮な
お野菜や果物をお贈りいたしたところ、大変好評をいただきまして。
こうして涼やかな風を吹かせてくださっているのですよ。

ですが、暑さに抗するにはやはり身の内の精を充実させるの肝要。
お食事に関しましては、我が家のメイドさんが創意工夫を凝らして、ひんやりとしてお腹に優しいながら精の付く
お料理を作ってくださいます。
日々心の籠った三食とお飲み物とスイーツとで心身ともに満たしていただいていますわ。

斯様な訳で、今年の夏はこの身も負担の少ない日々を送っております。
貴方様もよろしければしばし、こちらでおくつろぎくださいませ。


>>715

後景に退いた我が家のことを気に掛けていただいて恐縮でございます。
この夏も暑さへの対策をいたした分元気が出て、街のいろいろな行事や学校の部活いろいろな予定を組んで過ごせておりますが。
家を留守にすることも多くなり、こちらに参ることが中々できず、汗顔の至りです。
何とぞご海容いただき、長い目で見守っていただきますようお願いいたします。


718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/07(Sat) 22:33
ASMRって御存知?眠れない時に聴くと良いですよ

719 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/08(Sun) 15:17
>>718

ASMR?初耳ですわね。

英語の Autonomous Sensory Meridian Responseの略で、日本語訳は「自律感覚絶頂反応」ですか。
そして意味は視覚や聴覚によって感じる脳が『ゾクゾクする』感覚、反応とのこと。
ですが例に挙げられるもの、これって本当に心地良いのですか?
「アロエを食べる租借音」「耳掻きするときの音」…??

柚葉さんに膝枕で耳掻きしていただくときの、お膝の温もりが頬に伝わる感覚は好きですけれど。
ああ、いえ、コホン…。

「焚き火の音」?
あ、これは何となく分かります。
みんなで焚き火を囲む和んだ雰囲気、落ち着きますよねぇ。

みなさん、いろいろと体験に基づいた心を和ませる音があるのですね。
それでしたらわたくしには、屋敷林に棲むフクロウさんの羽ばたきの音がフワッと柔らかで気持ち良いですね。
人間の耳にはほとんど聞こえないのですけれど、吸血鬼の聴覚にはちゃんと聞こえてくるのです。
心地よい音と共に、獲物を狙っているという緊縛感があって、『ゾクゾク』いたしますわね。

他には、赤ちゃんだった頃の弟の牙が生えてきたときに、わたくしが自分のうなじに導いてやったら「カプリ」と可愛い
音を立てて噛んできたのですが、胸の内からこみ上げる愛しさが「カプリ」の音と共に甦るのですよ。
弟に自分の血を分けてあげていると思うと。
もっとも、「となりの吸血鬼さん」のソフィー様もおっしゃっていたとおり、吸血鬼同士の吸血では「精気」をいただく
ことはできないのですけれど。

でも、今のわたくしにはフクロウさんの羽音も弟の牙を立てる音も必要ではございません。
柚葉さんが淹れてくださった紅茶こそが、わたくしにとっての至高の眠りへのいざないなのですから。


720 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 21:38
>>714

やはり時期が時期ですので、暑さというものは実感しております。
ですが、お仕事上それなりに気を付けておりますので体調に影響を及ぼす程ではありません。

例えば屋外の庭仕事等は午前中の涼しい時間帯に、
昼食前から午後のお茶の時間までは主に掃除などの屋内の作業を、
お買い物等お屋敷の外に出かけるのはお茶の時間を終えて夕方近くになってから…という具合に
暑さに気を付けながらお仕事に取り組んでおります。

それでもやはり暑い時は暑いのですが、お嬢様が御屋敷の敷地内に住まわれている方々へのお気遣い、
そしてお嬢様の『元素支配』の御力には随分と助けられております。

お屋敷の主として、私達従者を思い遣って下さるお嬢様の優しさがあればこそ
一同安心してお仕事に取り組むことが出来ています。

実は先程、御贔屓の酒屋さんで炭酸水を買って参りました。
塩レモンドリンクは夏対策としても最近お屋敷内でブームとなっておりますが
少し違った味わい方を試してみるのも良いかと思いまして…。

少し冷やして参りますので、よろしければ召し上がっていかれますか?
この手の飲み物は、お風呂上り等にもよろしいかと思いますわ。

>>715

お気遣い、有難うございます。
こちらに関しましてはローカルルールにも示されているように、
主であるお嬢様に一任しております。

私もお仕事上の都合から、時折お客様への対応が遅れてしまう事もございますが
出来るだけ早い対応を心掛けて参りますので何卒ご容赦下さいませ。

721 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 21:57
>>718

私もお嬢様同様、初耳です。
『眠れない時に聴くと良い』との事ですので、睡眠効果のあるCDと同様のものかと思いましたが、
どうやら違うようですね。
そうですか。主に動画配信サービスによってこれらは普及しているのですね。

暑い日が続いているという事で、私達が寝苦しい夜を過ごしているのではないかと心配されて
紹介して下さったのですね。誠に有難うございます。(ぺこり)

眠れない夜と申しますと、故郷で過ごしていた頃はやはり母の子守歌が
一番安らかな眠りをもたらしてくれました。
小学生の頃までは、眠れる眠れないに関わらずよくせがんだものですわ。(微笑)

年齢を経て流石にその機会は少なくなりましたが、布団の中で母の優しい歌声を思い出すだけでも
その頃の安らかな気持ちを思い出して、眠りにつけたものです。

便利なものもよろしいのですが、私達にはやはり心に残ったものが
一番の安らぎをもたらしてくれるのですよ。

722 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 22:41
>>719(アーチェロお嬢様)

お嬢様、湯加減は如何でしたか?
はい、それはよろしゅうございました…。

先程三女さんは耳掃除を終えて、寝床に向かわれましたわ。
最近は夜更かしをする機会も減り、明日のお仕事に備えて規則正しい生活をなさっているようで何よりです。

>柚葉さんに膝枕で耳掻きしていただくときの、お膝の温もりが頬に伝わる感覚は好きですけれど。

はい、お嬢様が御望みであればいつでもさせて頂きますわ。
それではお嬢様、こちらへ…。(微笑)

少し照れてしまいますが、私も故郷に帰った時はついつい母に耳掃除をせがんでしまうのですよ。
でもお嬢様や三姉妹さんが私にそれを求めて下さるようになって…。
憧れの母にまた一歩近づけたようで、嬉しさを噛み締めております。(微笑)

(耳掃除を終えて)

こうして縁側を臨んでおりますと、心地よい夜風と虫達の合唱が素敵な安らぎをもたらして下さいます。
それはこのお屋敷の屋敷神様をはじめとする皆様のご加護であると同時に、
その方々との絆を大切になさっているお嬢様のお陰ですね。(微笑)

>柚葉さんが淹れてくださった紅茶こそが、わたくしにとっての至高の眠りへのいざないなのですから。

ふふっ…。お嬢様のその優しいお言葉が、季節を問わず私にとっての一番の活力です。
それでは床に就くまで、まだ多少の時間がございます。
実は最近、新しい紅茶を仕入れることが出来ましたのでそちらをご用意致しますわ。

お嬢様、準備が出来ました…。
夏の夜にお勧めの「アールティールーム」の「オリエンタル・ミントティー」です。
ノンカフェインのルイボスの中でも、ちょっと珍しいグリーンルイボスとミントをブレンドしたものだそうで、
夏の熱帯夜にもその後の睡眠を妨げる事なく、心から爽やかで涼しい気分になることが出来るそうです。
それでは、召し上がって下さいませ…。

(紅茶を飲みながら)

お嬢様、お茶と一緒にちょっとした話題を…。
昨年紹介させて頂きました、「アルテ」のアルテさんと「はめふら」のカタリナさんの公式コラボ、
「貴族令嬢同盟」に関してですが、自分は続きが上手く見つけられず最初の一回で止まってしまったかと思っていましたが、
実はあれからお話が進んで、きちんと完結まで行き着いていた事が最近分かったのですよ。

アルテさんがジオルド王子に頼まれてカタリナさんの美しい肖像画を描いたり…。
カタリナさんの畑にアルテさんが招待されて大活躍し、メアリさんが「新しいライバル登場ですわ!」とヤキモチを焼いたり…。
お二人はそれはもう仲良くなられて、最後に同盟を結成して無事完結されたそうです。

今年もカタリナさんは元気で活躍されておりますので、いずれアルテさんも第2期が決まって
「貴族令嬢同盟」の新たな展開が見てみたいですね。

1日を終えて、夏の夜風と共にお嬢様とお茶を飲みながら過ごすこの時間…。
暑さを忘れる、最高の安らぎの一時ですね。(微笑)



723 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 09:03
>>720(柚葉さん)

>それでもやはり暑い時は暑いのですが、お嬢様が御屋敷の敷地内に住まわれている方々へのお気遣い、
>そしてお嬢様の『元素支配』の御力には随分と助けられております。

妖精様方が涼しい風を吹かせてくださるとは言え、四六時中頼っているのも申し訳ないですからね。
夏の空気は湿潤で、『元素支配』の力を使えばお庭くらいなら季節外れの雪を舞わせることも容易いです。
近所の子どもたちにお庭の一角を開放して雪遊びに興ずるも良し、それを眺めながら柚葉さんと雪見酒と洒落込む
のも良し。
ただし、塩レモンドリンクの有難みを堪能したいですから、そうそう力は使いませんけれど。

>お屋敷の主として、私達従者を思い遣って下さるお嬢様の優しさがあればこそ
>一同安心してお仕事に取り組むことが出来ています。

思い遣っていただいている主(あるじ)としては、それに報いるべく取り組むのは当然のことでございますわ。
まして皆様とは主従である以上に家族として接していただいているのですから。

そういえば、今月14日は旧暦の七夕。
お母様が
『ローマ教皇が決めた今の新暦だけ七夕だなんて、物足りないわよぉ。
 お空のカップルだって年に二度デートできた方が良いでしょう?
 日本の旧暦でもお空を眺めたらぁ?』
と仰っていました。

そして前日はペルセウス座流星群の極大期。
さすがに7月と連続してご馳走を並べるのは皆の負担になりますから控えた方がよろしいでしょうけれど、星見台で
夏の夜空をゆったり眺める家族団らんも良いかもしれませんね。
今度はきっと空もきれいに晴れるでしょうから。


724 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 17:35
>>721(柚葉さん)

>眠れない夜と申しますと、故郷で過ごしていた頃はやはり母の子守歌が
>一番安らかな眠りをもたらしてくれました。
>小学生の頃までは、眠れる眠れないに関わらずよくせがんだものですわ。(微笑)

それはまた何とも、想像するだけで心温まる情景ですね。
幼い柚葉さんがご母堂様に甘えて、ご母堂様がそれに優しく応じられるだなんて、さようなお姿、いくら見ていても飽きない
ことでしょう。

先日ご母堂様に暑中見舞いをお出ししましたけれど、今のお話を事前に伺っていたら文面に、
「わたくしもご母堂様のお歌を聴かせていただきたいです。」
と衝動的に書きたくなり、それを我慢するのに苦労したことでしょう。
母娘二人だけの想い出の場面に割り込むようなはしたない真似はできませんから。


725 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 17:36
>>722(柚葉さん)

>先程三女さんは耳掃除を終えて、寝床に向かわれましたわ。

あらあら、先ほどすれ違った三女ちゃんがホワホワ〜と夢見心地な顔をしていましたが、柚葉さんにお耳を掃除して
もらったのでは、それはああなりますよねぇ。
おかげで深夜アニメの本放送のチェックを控えてもちゃんと安眠できて、アニメは動画配信サイトでお昼の休憩時間に
見るようになって、血色も良くなって安心しましたわ。

>はい、お嬢様が御望みであればいつでもさせて頂きますわ。
>それではお嬢様、こちらへ…。(微笑)

あああ…、こうして柔らかなお膝に身を任せる心地良さと言ったらございませんわ。
ご母堂様のお膝がどれほどかは存じませんが、今のわたくしはこれ以上ないほどに胸が温まっております。
ああ、ごめんなさい、嬉しさで耳がパタパタと動いてしまって。

落ち着くのよ、わたくし。
至福の時間はこれからなのだから…。

(耳掃除が終わり、なお柚葉さんのお膝から離れがたくて頭を預けます。)

>こうして縁側を臨んでおりますと、心地よい夜風と虫達の合唱が素敵な安らぎをもたらして下さいます。

ああ、心地良い…。
夜風と虫の音と…、まことに日本の夏の情緒に身を任せる良き宵闇でございますね。
そして傍らには豚さんの蚊やりが愛らしくちょこんと佇んで、煙をくゆらしているのも心和みます。

>それはこのお屋敷の屋敷神様をはじめとする皆様のご加護であると同時に、
>その方々との絆を大切になさっているお嬢様のお陰ですね。(微笑)

わたくし一人ではどうにもなりませんでしたよ。
何時だって柚葉さんと皆が、わたくしと一緒にいてくださるおかげですわ。
ただ形だけ家を清めても屋敷神様は満足なさらないでしょう。
家と家族とを慈しむ優しさに裏打ちされた家政あってこそ、わたくしたちに団らんがあり、屋敷神様からも在所として
認めていただけましょう。

では、そのお礼を籠めて。
わたくしにも柚葉さんのお耳を清めさせてくださいな。
さあさあ、わたくしの膝に頭をお預けくださいませ。
これでも数百年にわたり故郷の城館でお付きのメイドのフィドゥーチャ相手に腕を磨いてきたのですよ。

>お嬢様、準備が出来ました…。
>夏の夜にお勧めの「アールティールーム」の「オリエンタル・ミントティー」です。

まあ、これはこれは…。
薫り高くすっきりしたミントと、干し草のような香りのグリーン・ルイボスが絶妙にブレンドされていて。
飲み心地が良くて、本当に心が休まりますわ。
もしやリコリスルート(甘草)もわずかに配合されているのかしら?体が内から清めれれていくような清々しさを感じます。

>お嬢様、お茶と一緒にちょっとした話題を…。

はい、わたくしも拝読いたしましたわ。たしか、全6話でしたかしら?
ジオルド王子殿下に頼まれて描かれた肖像画…、とても神々しくて。
カタリナ様ご本人は「え…誰?」と戸惑っていらっしゃいましたが、恐らく魔法学園の生徒の皆様は「聖女カタリナ」と
してあのようなイメージで見ていらっしゃるのでしょうね。
そしてアルテ様は体力もありますし、何でも進んで自分でおやりになる方ですから、野菜の栽培でも八面六臂の活躍で、
メアリ様がさぞヤキモキなさったでしょうね。

>今年もカタリナさんは元気で活躍されておりますので、いずれアルテさんも第2期が決まって
>「貴族令嬢同盟」の新たな展開が見てみたいですね。
アイドルユニットを結成なさるか、刑事として活躍なさるか、続編が見られたら嬉しいですわね。
アルテ様の画業はまだまだこれからその活躍の場を広げていかれることでしょう。
わたくしも、ぜひアニメでの再来を期待したいですわ。

>1日を終えて、夏の夜風と共にお嬢様とお茶を飲みながら過ごすこの時間…。
>暑さを忘れる、最高の安らぎの一時ですね。(微笑)

庭園の池泉の上を飛び交う蛍。
夢幻のようなひと時ですが、柚葉さんの淹れてくださるお茶の温かさが確かな現実と知らしめてくれて、嬉しさを
いっそう実感いたしますわ…。


726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/10(Tue) 22:56
イタリアの五輪メダリスト達は実に粋でしたね。
世界的に有名なアニメの必殺技のポーズを決めたのは序の口、
銀メダルを獲得した自転車のチームの5人揃ってのポーズとか最高じゃないですか!(爆笑)

727 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/13(Fri) 11:54
>>726

はい、今回の五輪は各国の代表選手達の日本のアニメを題材にしたパフォーマンスが
大きな注目を浴びていましたね。
「ドラゴンボール」「ワンピース」「セーラームーン」「ガンダム」…。
日本のアニメが世界中で愛されており、それらに対するリスペクトが良く表れている
素晴らしいパフォーマンスの数々を私達も楽しませて頂きました。

お嬢様の故国、イタリア代表の陸上、競歩、自転車の選手達がそれらをアピールしている事には
私も含めてお屋敷の一同、共感を覚えました。
お客様の仰る自転車の選手達の、愉快な悪者チームのポーズはあまりに面白くて
私も思わず笑ってしまいました。(笑)

あの時の彼らの表情は、少年漫画に夢と憧れを抱く少年達のそれでしたね。
その心を持ち続けたまま、世界中が注目する舞台でメダリストとして輝く…。
本当に素晴らしかったです。
お嬢様の母上である奥方様もきっと見ていらっしゃったと思いますが、
きっとご満悦だった事でしょう。

他にもウズベキスタン代表の新体操の選手達の演技も、華麗で見事でした。
お嬢様も愛する作品だけに、実に嬉しそうでいらっしゃいましたね。
声優さんもSNS上に、喜びのメッセージをアップされていたそうです。

五輪は国を代表して競い合う舞台ではありますが、感動や喜びは国境を越えて
共に分かち合う事が出来るものです。
今回も素晴らしいものを見せて下さったアスリートの皆様に、感謝ですね。

728 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/13(Fri) 12:33
>>722

お客様、イタリアのメダリストの姿へのご賞賛のお言葉、たいへん嬉しゅうございます。
オムニアムとパシュートのメダリストの皆様が「ドラゴンボール」のキャラクターのポーズを決めてくださったこと、
まことに快哉したくなる光景でしたわ。

…と申しましても、わたくし恥ずかしながら「ギニュー特戦隊」なるキャラのことよく存じませず、三女ちゃんから教えてもらったのですけれど。
その出典を知って、いっそうそのポーズが勝利の表現として輝いて見えましたわ。
選手の皆様が…彼らにとっての『でっかい宝島』で、『てごわいチャンス』を掴み取られ、『ユカイな奇跡』を実現された、
そのことの表現としてとても相応しいものと感じ入りました。
(カッコ内は「魔訶不思議アドベンチャー〜ドラゴンボール〜」より引用させていただきました。)

日本のアニメが諸外国でも愛されていることは昔から実感することがありました(宮崎駿監督の「名探偵ホームズ」は
イタリアのテレビ局の依頼でしたね)けれど、五輪の栄えある場で、こうして人気の広がりを実感させていただく
感慨はまた格別でございます。

他にも、米国の男子陸上選手が孫悟空(「ドラゴンボール」)のポーズを、ウズベキスタンの新体操の選手が「セーラー
ムーン」をモチーフにした衣装で「ムーンライト伝説」をバックに華麗に舞い踊られ、ギリシャの走り幅跳びの
選手やイタリアの20キロ競歩の選手が「ワンピース」の主人公のポーズを…。

日本のアニメが愛されていること、そしてそれを海外の選手が東京五輪の場で表明してくださったことに、どれほどの
感激を覚えたことか。
親愛あふれる素晴らしいメッセージを送ってくださった選手の皆様には、心から感謝申し上げますわ。

そしてこのことがまた日本のアニメ制作者の心の新たな糧となることを願わずにはいられません。


729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/17(Tue) 11:34
近年のアニメ見てると、「魔族=貧乏、ボロアパート、苦労人」のイメージが定着してませんか?
そんな皆さんから見ると姫様は羨ましいお方ですよね。

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/18(Wed) 02:25
アーチェロさん、(スレが)下がり過ぎてますよ〜。

731 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/18(Wed) 07:51
>>729

いらっしゃいませ。
時ならぬ雨模様と肌寒い日が続きましたが、体調にお変わりございませんか?
再び夏らしい暑さが戻ってまいりました。
宇治抹茶の冷やし善哉をご用意いたしましたので、よろしければお召し上がりください。

わたくし、アニメにはあまり詳しくないのですが。
日本に住んでいらっしゃる魔族でおっしゃるような方というと、「ガヴリールドロップアウト」の『月乃瀬=
ヴィネット=エイプリル』様や「まちカドまぞく」の『吉田優子』様のことが思い出されますね。
たしかに、お一人暮らしとご家族とご一緒という違いはありますが、お二人とも生活費にお困りで、慎ましい暮らしを
送っていらっしゃいますわね。
ですが一方、「となりの吸血鬼さん」の『ソフィー・トワイライト』様のように広壮なお屋敷で暮らして
いらっしゃる方もおいでですわ。

わたくしもかつて他所の町にいた頃は、他人様の家に下宿させていただいたり、その方々が引っ越していかれた後は
古い家屋を買って下宿屋を営んでいたこともございます
ですが、いずれも順調とはまいりませんでした。
人間の町で住むようになって間もないわたくしは、人間の皆様と距離を縮めることに急ぎ過ぎてかえって敬遠
されてしまった…そう思わざるを得ません。
その町では最終的には焼き討ちに遭ってしまいましたし。

そのため野宿の日々を過ごしながら考えました。
まず魔族であること、吸血鬼であることを隠さない、その方針は変えないこと。
ありのままのわたくしを信じてほしい…、イタリアにいた時からの数百年にわたる願いですから。
そして恐れられることを覚悟し、それでも少しずつわたくしを信用していただけるように最初は距離を取りつつ、
少しずつ信用を得ていくこと。

そうして辿り着きましたこの町では、広壮ながら『亡霊が出る』との噂があって人が立ち寄らず朽ち果てていた
元武家屋敷を買い取ったのです。
屋敷奥で追憶の日々を送られていた屋敷神様にご挨拶し、亡霊の方を慰霊する祠を建て、このお屋敷に住む準備を
しっかり整えましたわ。
元は鬱蒼としていた雑木林…人間が不法に捨てたゴミも片付け、屋敷林としてきれいにいたしました。
そうしましたら、他所を追われてこちらにきた狐狸妖怪や妖精の方々が、住まわせてほしいといらっしゃいました
ので、人間に迷惑をかけないことを条件に屋敷林に住んでいただきました。

そして、この屋敷で日々を送っていたわたくしは、桜舞う季節、最愛の方となる女性と出会うことができたのです…。
彼女の助けを得て少しずつ人間の方々の信用を得られ、今のこのお屋敷での暮らしがあります。
何不自由ない暮らしをしておりますゆえ、他人様から『贅沢な』と言われることも無いことはございませんが、
これがこの町で暮らすわたくしの最も良き在り方である、と信じておりますわ。


>>730

その点は、>>715様へのお返事(>>717)でも申しましたように、汗顔の思いではございますが。
わたくし気が弱いので繰り返しおっしゃられると凹んでしまいます。
恐れ入りますが、斯様なご指摘はお控えいただきたくお願いいたします。
何とぞご海容のほど、お願い申し上げます。
できましたら、何かご近所様からの日々のお便りをいただければ望外の喜びでございます。


732 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/20(Fri) 22:24
>>729

先日、お彼岸の為のおはぎを屋敷の皆で作りました。
宜しければ、召し上がって下さいませ。
すぐに、お茶もお淹れ致します。

お嬢様が挙げられた以外の方を挙げてみますと、他にも「はたらく魔王さま!」の
真奥貞夫さんがいらっしゃいますね。
一番最近の方になりますと、「ジャヒー様はくじけない!」のジャヒーさんが最たる例ではないかと。
もしかしてお客様が思い浮かべているのは、ジャヒーさんの事でしょうか?

こちらの方のアニメは7月末に始まったばかりで知らなかったのですが、
友人に教えられて見てみたところ思わず笑ってしまいましたね。(苦笑)

ジャヒーさんを演じる声優さんが「ガヴリールドロップアウト」のサターニャさんと同じという事で、
魔族繋がりで共通点が多いとネット上では色々と話題になっているそうで…。

姿形の問題で、働けるのが居酒屋さんの開店時間から閉店まで…。
食事はもやしに塩かマヨネーズ…。
家賃の取り立てに来る大家さんと毎回ドタバタ劇に…。
人間界で暮らす魔族の皆さんの中でも、極めつけの貧乏暮らしと苦労をされてますね。(汗)

かつて魔界2であった頃のジャヒーさんは下の者達に随分と居丈高に振る舞い、「かつては搾取する側だったのに」と仰っていますから
自業自得と言えなくもないのですが…。

確かにそういった方から見ると、お嬢様の今の暮らしは羨むものかと思います。
ですが私と出会うまでのお嬢様は、この国を訪れてから苦労を重ねた末に今に至っているとお聞きしております。
そして何より、お嬢様は常日頃この街で出会った方々、お世話になっている方々への感謝を忘れておりません。

地域の奉仕活動に積極的に参加し、交流を深める行事の運営にも深く携わっております。
そしてこの街を見守る土地神様の神社へ休日は欠かさずお手伝いに参っております。

物的な意味だけでなく、心的な意味でも満たされていなければ本当に豊かとは申せません。
今の暮らしが豊かであるのは、自身と縁を結んだ多くの方々の支えがあればこそです。

それを誰よりも理解しているお嬢様だからこそ、その気持ちを常に己の行動で示す事で
このお屋敷の私達使用人一同は勿論、この街の方々にも慕われております。

人間の世界で生きる魔族の皆様の日常を描いたアニメは悲喜こもごもで、私も大好きです。
皆様にはそれぞれの道で、頑張って頂きたいですね。

733 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 08:25
>>732(柚葉さん)

>先日、お彼岸の為のおはぎを屋敷の皆で作りました。

柚葉さんがお手本に作ってくださったおはぎは甘味がとても舌に優しく馴染んで、小豆の美味しさが柔らかに
お口を和ませてくださいます。
これもご母堂様直伝なのでしょうか。
伝統の味の心に染み入ることは流石に歴史の厚みを感じますわ。

最近の和菓子店では創作おはぎもさかんなようで、東京の『タケノとおはぎ』様では本物の薔薇のような
おはぎも店頭に並ぶそうですけれど。
我が家でこうしてみんなで作るコロコロと丸くて可愛いおはぎには、わたしが知らぬはずの郷愁がなぜかふと
心を満たして胸が温かくなりますわ。


>お嬢様が挙げられた以外の方を挙げてみますと、他にも「はたらく魔王さま!」の
真奥貞夫さんがいらっしゃいますね。

まあ、確かにそうでしたわね。
玉座から一転、臣下の方とご一緒に人間界で慎ましい生活を送られていますが、その意気やなお盛んにして、
バーガーショップで日々精力的に働くお姿は、見ていてこちらも元気をいただきましたわ。
2期制作が発表されていますので、またお元気なお姿を拝見できる日が楽しみでございます。


>一番最近の方になりますと、「ジャヒー様はくじけない!」のジャヒーさんが最たる例ではないかと。

まあ、その方のことは存じませんでしたわ。
では三女ちゃんにお願いして、彼女が加入している動画配信サイトでちょっと見てまいりますわね。

第3話まで見てまいりました。
なるほど、この方もご苦労されているのですね…。
魔界では魔王様に次ぐナンバー2の地位に居られたそうですが、もしや幡ヶ谷ではたらいていらっしゃる真奥様の
臣下でいらっしゃったのかしら?
苦労を重ねながら少しずつ人間と交流して、ご本人も知らず知らずのうちに人間界に馴染んでこられたようで
ホッといたしました。
魔界では魔力と権力にものを言わせて好き放題なさっていたようですが。
時に喧嘩しつつも相手と同じ高さの目線で向き合い触れ合っていかれる今のお姿の方が、わたくしには好ましく
思えます。
絶望的な状況にありながら、怪我をした我が身に鞭打ってひな鳥を助けてあげた優しい心根も魔界では花開かぬ
ままであったかも知れないのですから…。

プライドが高くて意地っ張りな彼女のことです。
これからもいろいろご苦労もあることでしょうけれど、どうかたくましく生きていっていただきたいですね。
わたくしもそのうち、おはぎを差し入れにまいりましょうか。


>地域の奉仕活動に積極的に参加し、交流を深める行事の運営にも深く携わっております。

そういったことに参加させていただけたのも、柚葉さんがそういう行事があることをわたくしにお知らせ
くださり、さりげなく導いてくださったことが大きいですわ。
わたくしだけですと、中々踏み出しづらいことが多いのですけれど、柚葉さんがにこやかにお誘いくださるのですもの。
わたくしが勇気を出さずして何といたしましょう?
お蔭で今年の子どもの日にも、本当皆様との楽しい交流をさせていただけました。
大勢の前でわたくしなりに頑張って読み聞かせに挑戦したがために、伝説の中の女性とも思いもかけぬご縁を
いただけました。

>物的な意味だけでなく、心的な意味でも満たされていなければ本当に豊かとは申せません。
はい、はい・・・、まことにおっしゃるとおりですわ。
この町に来て、そして柚葉さんに手を取っていただいて歩んできた来し方を思うと、この満たされた心の
あることの、何と幸せであることか。

そういえば、ジャヒー様の臣下のドゥルジ様は豪奢なタワーマンションにお住まいでしたけれど。
わたくしも以前、お客様から高層マンションから地上を見下ろすのに憧れたりしないのか、と尋ねられたことが
ございましたわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=305&to=306

あのような広くとも閉じられた高みから地上を見下ろしていたのでは、今のような交わりは難しかったことと存じます。

今こうして受け容れていただいている、そのことへの感謝をゆめゆめ忘れることなく、これからも家族のみんな、
そして町の皆様方と共にこれからの時間を歩んでまいりたいです。


734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/23(Mon) 10:59
フランス、オーストリア、ドイツ、ポーランド等に同族はいましたか?
交流されたことはありますか?

735 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 13:24
>>734

はい、今あげられた各国に名の知られた吸血鬼の方がいらっしゃいますわ。
それぞれの地域の魔族の世界で重きをなしておられます。

代表的なお名前を挙げてまいりますね。
まずフランスの『クラリモンド』様。
人間界では「死霊の恋」という物語で伝えられております。
淡いブロンドの髪とシーグリーンの瞳を持つ清らかな美貌の女性です。
人間の血を奪うことを厭われ、恋人に睡眠薬を飲ませてから針で体を突き、わずかな血をいただくだけ、という
優しい方なのですよ。

オーストリアといえば、まずは『カーミラ』様といえば、貴方様もご存じなのではありませんか?
アイルランドの小説「カーミラ」で高名ですが、ご出身はオーストラリアなのですよ。
金髪交じりの茶褐色の髪と黒い瞳、そして気だるげで妖艶な雰囲気が印象的でございます。

ドイツでしたら『ベルタ・クレテル』様。
小説「骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼」で名を知られるようになりました。
元農家の娘でありながら、儚くなった後魔術によって甦らされ、恐ろしいことと思いつつ喉の渇きに耐えられず、
他人様の血を吸うことをやめられず苦しんだ方です。
小説では最後に胸に杭を打ち込まれた、との哀しい最期で締めくくられております…。

そしてポーランドの『吸血鬼王女』様…。
民話「吸血鬼になった王女」で伝えられる方でございます。
お名前ですか?
ご本人が明かされていませんので、わたくしから口外することはどうかご勘弁を。
たいへん寝起きが悪い方で、棺を瞠る兵士に暴行を働いたり、城の礼拝堂を壊したり、吸血鬼を100人呼び出して
舞踏会を開いたりと、それは周囲の方々が大変だそうでございます。

いずれも人間界でいろいろと軋轢があったゆえ、今はそれぞれ魔族のコミュニティーで暮らしていらっしゃるそうですわ。

わがカルミーニオ家は南欧で魔族界にて上位の立場…いわば『世話役』としての役割を担っておりますゆえ、
他地域との交流もそれなりにいたしてまいりました。
魔族界同士の会合も持ち回りで行いましたゆえ、わが居城にそれらの方々が集われたこともございます。
わたくしもこの交流は大事のこととして出席の栄に浴してまいりました。
また、他地域での会合にも、母からの勧めで出かけたこともございます。
父に無闇に箱入り娘扱いされていたわたくしにとりましては遠出する数少ない貴重な機会。

それぞれの方々とひと時お茶を共にして交流を深めた思い出深い体験でしたわ。


736 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 13:29
訂正でございます。

>アイルランドの小説「カーミラ」で高名ですが、ご出身はオーストラリアなのですよ。
(誤)オーストラリア
(正)オーストリア

>たいへん寝起きが悪い方で、棺を瞠る兵士に暴行を働いたり、
(誤)瞠る
(正)見張る

失礼いたしました。

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/24(Tue) 00:46
最近見つけた漫画で「ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん」が面白いです。
無料で何話か見られるので良かったら。

738 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/24(Tue) 12:46
>>734
>>735(アーチェロお嬢様)

お嬢様、紅茶のお代わりをどうぞ…。
お客様もお代わりをご所望でしたら、遠慮なく申し付け下さいませ。
こちらの質問に関しましては、私もお嬢様の返答をお待ちしております。

(お嬢様の御話を聞き終えました)

やはりヨーロッパには、各国の闇の眷属において重きをなす方々がおられるのですね。
カーミラ様の物語は読んだことがありますが、『クラリモンド』様(死霊の恋)や
『ベルタ・クレテル』様(骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼)については未見でしたので、あらすじを調べてみました。

まだ当時は、「人間に正体を知られてはならない」という掟が存在していたのですね。
だからこそ、クラリモンド様は悲しいお別れを経験したり、またはベルタ・クレテル様は悲劇的な最期を遂げられた…。

お嬢様が『禁血』を実践されているが故に少々忘れがちになっておりますが、
吸血鬼の皆様にとって血を吸えないというのは、人が水を飲むのを禁じられるにも等しい苦行…。
「吸血」という意味でも、「恋」においても、
お二人がどれ程苦しまれたか、私には想像もつきません…。

ですが、人間の中で伝わっている物語ではあのカーミラ様も含めて悲劇的な最期で締め括られていても
お嬢様の御話を聞く限り皆様は息災であられるのですね。

お嬢様が

『それぞれの方々とひと時お茶を共にして交流を深めた思い出深い体験』

と語られていて、安心致しました…。

ここからは想像になりますが…。
先程の『吸血姫』の皆様が息災で、カルミーニオ家は南欧の魔族界にて『世話役』としての役割を担っておられるという事は…。
旦那様は政治的な表の舞台で、そして奥方様は目の届かない所で
同族の皆様のために尽力されていたのではないでしょうか?

奥方様が旅好きであることは重々承知しておりますが…。
その旅の中で各国の歴史の闇に埋もれた皆様に手を差し伸べて交流を深め、
その姿形を取り戻した後に旦那様が表舞台において取り計らう…。

旦那様を立てながら、ご自身は多くを語らず遠くから笑って見ておられる…。
そのような気がいたします。
奥方様が各国の同族の方々と親交を温めたいというのは一つの本音だとしても…。
私の推測が外れていないのであれば、光、闇を問わず今尚多くの方々から称賛と尊敬のまなざしを集めておられる事も頷けます。

お嬢様が故国を離れ、少々寂しい思いをされている吸血姫の皆様もおられるかと思いますので
良い形で再会が叶う事を願っております。
その際、お嬢様とご一緒して恥ずかしくない振る舞いが出来るよう精進しておかねばなりませんね。
その時にグリッタちゃんも一緒であれば、きっと皆様にも喜んで頂けるのではないかと思いますわ。(微笑)

739 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/25(Wed) 08:46
>>737

お客様、お茶をどうぞ…。
お茶請けは、御贔屓の和菓子屋さんの「花おはぎ」になります。
>>733でお嬢様が触れられている花を模ったおはぎを探してみたところ、
季節限定の商品という事で購入出来ました。

個人的にも練習して、いずれお客様にもお出し出来るように努力致します。

このお屋敷を訪れるお客様には、お嬢様の同族の方の登場する素敵な作品を
幾つも紹介して頂き、誠に有難うございます。
早速私も閲覧させて頂きました。

どうやらこちらの作品は「となりの吸血鬼さん」の最新号がUPされているHPで
閲覧出来るようですね。
毎月の楽しみが、また一つ増えました。(微笑)

こちらの作品のヒロインの吸血鬼さんは「石川月菜(いしかわ ルナ)」さんというのですね。
冒頭の、「ミステリアスな雰囲気と圧倒的な存在感」…。
とは裏腹に…。

ご自身でキャラを作っていたり、空腹をお菓子で紛らしていたりと
何かと大変なのですね。(苦笑)
ですが、主人公の大鳥辰太君といい他のクラスメイトの皆さんといい、
親切で優しい方が多くいらっしゃって安心致しました。(微笑)

今回石川さんを見てはっとしたのですが…。
「吸血」という行為はご自身にとっても決して簡単な事ではないのですね。
個人的な話ではありますが、健康診断の採血の際私は冷え性で血管が細く、
看護師さんがなかなか血管を見つけられず苦労なさる事が多くて…。

上手く血管の位置をつきとめられなければ、「採血」も「吸血」も出来ないという事が
改めて分かりました。

石川さんと大鳥君を含むクラスメイトの皆さんの日常は始まったばかりですが、
今後とも温かく見守っていきたいですね。
石川さんと皆さんのどこか可笑しくて優しくて楽しそうな日々…。
お嬢様が見たら、きっとお喜びになるでしょうね。(微笑)

改めて、素敵な作品の紹介を有難うございました。(ぺこり)
今後とも、よろしくお願い致します。

740 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/27(Fri) 21:12
>>737

ありがとうございます、本当にありがとうございます。
またこうして日本にお住いの同族の方のことを教えていただけるなんて、わたくし本当に嬉しゅうございます。

そうですか、『石川月葉』様とおっしゃる方なのですね。
とてもミステリアスに見えて、実はちょっと隙があって食いしん坊な愛らしい方でいらっしゃる。
見ていて何だか抱きしめてしまいたくなりますわ。

そして何より嬉しいのは、彼女の学校生活がとても周囲の人間から温かく受け容れられていることですわ。
正体を明らかにしているのに、彼女を忌み嫌う方が誰もいらっしゃらない…。
そのことがわたくしには我が事のように嬉しくて目頭が熱くなってまいります。

そしてその上、そんな彼女でも人に言えない密やかな悩みがあったのですね。
血を上手く吸えない…そのことでとても困っていらっしゃるようですが、それもまた彼女の『美点』であるとも
申せましょう。
だって彼女はいつも気を配っていらっしゃるのです。
人によって違っている、力加減や血管の位置を。
それはつまり、人を無闇に傷つけず無駄な血を流さないように努めているということなのですから。
世の中にはまことに情けないことに、そういったことにまったく頓着せず闇雲に他人様の体に牙を立て流血と
苦痛を強いることを恥ともしない不届きな同族がいるのです。
彼女がそんな悪弊と無縁でいらっしゃって良かったですわ。

そして、そんな彼女を支えてくれる『大鳥辰太』様のお優しさがまた嬉しいですね。
彼がいたおかげで、月葉様も苦しい思いから解放されたことでしょう。
ですが、だからこそ大島様の身を弱らせるような血のいただき方は是非ともお控え願いたいですね。
体をプルプルと震わせている大鳥様を見るのは傍目にも辛いですわ。

彼女はソフィー・トワイライト様のように血液の通販もご存じないようですし、お仕事もされていませんから
吸血鬼メイドの千夜先輩やサライ様のように『種族別補償』をいただくわけにもまいりません。
大島様には感謝を忘れず末長くおつき合いできることを願っております。

わたくしも幼少の頃、他人様からいただく血を決して無駄にしないよう、確実に血管を穿ち血の一滴も無駄にせず
ありがたくいただくよう教えられてまいりました。
『禁血』をしております今は、その技を使うこともごく稀になりましたけれど。
彼女がこれから吸血の技能を向上させて、人との和をより確かなものにしていかれることを願っておりますわ。

本当にご近所の皆様より同族の方々のことを教えていただけて、ありがたいことでございます。
いつか彼の方々をお訪ねしてお話など出来たら、などと夢を膨らませているわたくしでございます。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていただきます。)


741 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/29(Sun) 10:33
>>738

>カーミラ様の物語は読んだことがありますが、『クラリモンド』様(死霊の恋)や
『ベルタ・クレテル』様(骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼)については未見でしたので、あらすじを調べてみました。

まあ、さっそく彼女らのことを知ろうとしてくださったのですか。
嬉しゅうございます、柚葉さんがわたくしの同族のことに興味を持っていただけることが。
彼女らもそれぞれ長い時の中で様々な…、辛い体験を重ねてきた方々。
その方たちへと思いを致してくださることで、人間と吸血鬼との遠い距離を縮めてくださっているのですから。

>お嬢様が『禁血』を実践されているが故に少々忘れがちになっておりますが、
>吸血鬼の皆様にとって血を吸えないというのは、人が水を飲むのを禁じられるにも等しい苦行…。

今わたくしが確固として『禁血』が実践できているのも、柚葉さんが傍にいてくださるからです。
長い年月の中、渇きを覚え、家人から心配され、同族から変人もとい変魔扱いされても『禁血』だけは
疎かにできなかったのも
『人間と少しでも近づけるなら。』
との想いが忘じがたく在ったからですけれど。
柚葉さんに出会えて
『ああわたくしの想いは、ここまでの道程は間違っていなかったのだ。』
と心から思えましたもの。

ですが、柚葉さんがおっしゃるように、それぞれ別の背景を持つ吸血鬼の皆さんは、苦しみ
ながら精いっぱい
自分の道を模索し逆境に立ち向かわれてきたことに、あらためて気づかせていただけた思いです。
わたくしは欧州各地で彼女らと対面を果たし、言葉を交わして互いの思いを吐露することができたことを
誠に幸いであったと思っております。

>ですが、人間の中で伝わっている物語ではあのカーミラ様も含めて悲劇的な最期で締め括られていても
>お嬢様の御話を聞く限り皆様は息災であられるのですね。

はい、人間の伝える物語では悲劇的な形でその存在の終焉が描かれましたけれど。
それぞれの作家の方の気遣いか、あるいは彼女ら自身の強さゆえか、決してその息は絶えることは無く、新たな
道を歩んでおられますわ。
静かに隠棲されている方もいらっしゃるし、人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している
方もいらっしゃるのですよ。
そういったことがまた
『やはり吸血鬼は恐ろしい怪物だ。おぞましいリビングデッドだ。』
との悪評に繋がるのは悲しいことですが…。

彼女らの行方に「安心致しました…。」とおっしゃってくださる、そんなお優しい方が今わたくしと一緒にいて
くださるのですね。

(わたくしは嬉しさのあまり思わず柚葉さんの手を自分の両の手でそっと包みます。)

(申し訳ございません、続きます。)

742 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/29(Sun) 10:36
>>738(続きです。)

>旦那様は政治的な表の舞台で、そして奥方様は目の届かない所で
>同族の皆様のために尽力されていたのではないでしょうか?

はい、お父様がメイド長や執事長と共に魔族間の問題について鳩首凝議なさっているところは何度も見ましたし、
城館に欧州各地域の魔族の長らが一堂に会して会議…と言っていいのかしら?
時には火を吹き氷を舞わせながら協議、交渉することもありましたわね。

そしてお母様は…旅から帰るたびに
『ただいまぁ、わが旦那様ぁ。またお土産を持って帰ったわよぉ。』
とおっしゃり、お父様が溜息を吐いて
『はあ…。今度はどこの種族とのコネクションを持ち帰ってきたんだね?』
と、やれやれといった感じで応対され…。

「ちょっとぉ。わたくしが家に帰るたびに面倒ごとを持ち込んでいるみたいに言うの、やめてくれるぅ?」

…いつの間にいらしたのですか?
だって、お父様はいつも溜息を吐いていたじゃないですかぁ。

「それはあんたの心の『投影』なんじゃなくてぇ?
 自分が優しい母を避けているからって、他もそうだと思っちゃダメよぉ。
 柚ちゃん、早くうちの子になってよぉ。
 わたくしの娘になって、実の娘に邪険にされているわたくしを慰めてよぉ。」

(その後、わたくしとお母様がやいのやいのと言い合うのを、柚葉さんは微笑んで温かい目で見守っていらした…
と思います、多分。)

>私の推測が外れていないのであれば、光、闇を問わず今尚多くの方々から称賛と尊敬のまなざしを集めておられる事も頷けます。

確かに…、グリッタちゃんも最初あんなにお母様のことを怖がっていたのに、その後ずい分と仲良くしていただき
ましたし、最近は
近隣の子どもたちやお母様方とのお付き合いも増えたり、さらには画家のお嬢様に興味を持たれた芸術家、
文化人の方が訪ねて来て半ばサロンと化していたりします。

>お嬢様が故国を離れ、少々寂しい思いをされている吸血姫の皆様もおられるかと思いますので
>良い形で再会が叶う事を願っております。

はい、彼女たちともまた是非お会いして旧交を温めたいです…。

「あらぁ、それなら日本の同族たちにも会っておいたらぁ?
 あんた、この日本の吸血鬼との交流とかまだまだできてないでしょ?
 飛縁魔(ひのえんま)ちゃんならわたくしと知り合いだし。
 わたくしがあんたのことを話したら、『会ってみたい』と言っていたわよぉ。」

もう日本の同族の方とお知り合いなのですか…。

「いやあ、徳川の時代にはもう会ってるしぃ。
 わたくしの名前を出したら、多分無碍にはしないわよぉ〜。」

そのニコニコとした笑顔がなんだか怖いのですけれど…、いったいどんな対面をなさったのやら。
あら、三女ちゃん、ニコニコ静画に「オリジナル〜飛縁魔〜」というタイトルでその方のお姿が紹介されて
いるのですね、どうもありがとう。

はい、いずれはその方ともお会いしたいですね。
今年につきましては、奈良への旅行の日程を組んでおりますので、飛縁魔様とのことはまだ先になるかと思い
ますが…。

>その際、お嬢様とご一緒して恥ずかしくない振る舞いが出来るよう精進しておかねばなりませんね。
>その時にグリッタちゃんも一緒であれば、きっと皆様にも喜んで頂けるのではないかと思いますわ。(微笑)

柚葉さんがどこかへ出られて恥ずかしい振舞いをなさるなんてまるで想像できませんが、そうしていつも向上心
を忘れないでいらっしゃるのも柚葉さんの素敵なところですわ。
柚葉さんやグリッタちゃんとご一緒に同族の方たちとお会いできる日を、わたくし心から楽しみにしております。


743 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/29(Sun) 15:00
>>741(アーチェロお嬢様)

>彼女らもそれぞれ長い時の中で様々な…、辛い体験を重ねてきた方々。
>その方たちへと思いを致してくださることで、人間と吸血鬼との遠い距離を縮めてくださっているのですから。

クラリモンド様の想い人だった方は、聖職者でしたね。
私個人としても、シンパシーを感じるものがありました。
「人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している」方が、
クラリモンド様である事を願わずにはいられません。

>わたくしは欧州各地で彼女らと対面を果たし、言葉を交わして互いの思いを吐露することができたことを
>誠に幸いであったと思っております。

…お嬢様の前でしたら、他の吸血姫の方々も長年胸の内に秘めてきたものを
素直に吐露する事が出来たのではないかと思います。
あのフィドゥーチャ様のように、お嬢様と出会い、救われ、確かな絆を結んだ方も
おられたのですから。
人間と関わる事で、辛さも、嬉しさも、優しさも、哀しさも、全てをその身で感じてこられた
お嬢様とご一緒なら、きっと…。

>(わたくしは嬉しさのあまり思わず柚葉さんの手を自分の両の手でそっと包みます。)

お嬢様の語られた吸血姫の皆様にも、種族を超えて絆を結んだ方がおられるのなら…。
そしてこの国では、お嬢様に取ってそれが私の事であるのなら…。
これ程嬉しい事は、ありません…。(微笑)

(優しく私の手を包んでくれるお嬢様を、真っ直ぐに見つめます)

744 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/29(Sun) 15:41
>>742(アーチェロお嬢様)

>城館に欧州各地域の魔族の長らが一堂に会して会議…と言っていいのかしら?
>時には火を吹き氷を舞わせながら協議、交渉することもありましたわね。

『世話役』…。
即ち調停する立場におられるという事ですから、重責ですね。
安易な妥協は禍根を残す事にも繋がりますし、他の魔族の方々からの信頼や
旦那様ご自身の立場、カルミーニオ家そのものの存続にすら関わるのではないかと。

故に議論が白熱するのも無理からぬ事でしょう。
その時にご自身が一切の責任を負う…。
時には身命を賭して決定する事になろうとも…。
きっとそのような覚悟で、旦那様は臨まれていたのではないかと。
最愛の長兄様を失われた過去と私情を胸の奥底に秘めて…。

>「ちょっとぉ。わたくしが家に帰るたびに面倒ごとを持ち込んでいるみたいに言うの、やめてくれるぅ?」
>…いつの間にいらしたのですか?
>だって、お父様はいつも溜息を吐いていたじゃないですかぁ。

奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
残暑の厳しい中お出で頂き、誠に有難うございます。
すぐに、お茶の準備を致します。
お茶請けは…既に準備が整っておりますので今暫くお待ち下さいませ。

(冷えた麦茶と温かい緑茶、完成した『花おはぎ』をご用意致しました。)

>(その後、わたくしとお母様がやいのやいのと言い合うのを、柚葉さんは微笑んで温かい目で見守っていらした…
と思います、多分。)

こちらのやりとりも、既に馴染みの光景になられましたね。(微笑)
先程の話題の中にあられた旦那様とは、面接の時以来お会いしておりませんが…。
何時の日か、この光景の中に共に居られる日が来るのかしら。
今も故国で、お忙しい日々を送っておられるのかと思いますがいつの日かこのお屋敷にいらして頂きたいものですね。

>近隣の子どもたちやお母様方とのお付き合いも増えたり、さらには画家のお嬢様に興味を持たれた芸術家、
>文化人の方が訪ねて来て半ばサロンと化していたりします。

本日は、画家のお嬢様とサライさんはご一緒ではないのですね。
残暑が厳しいので、サライさんには残って頂いて画家のお嬢様の御世話を任されたのかも知れませんね。
先程のお話から想像すると、今後のお仕事の上で重要となる作品の製作に取り掛かっておられるのでしょうか?
個展が開かれる日も、そう遠くはないのかも知れませんね。

ではこちらの『花おはぎ』を、奥方様にお土産としてお持ち帰り頂きましょう。
沢山作っておいて、正解でした。(微笑)

>あんた、この日本の吸血鬼との交流とかまだまだできてないでしょ?
>飛縁魔(ひのえんま)ちゃんならわたくしと知り合いだし。

早速お姿を、拝見させて頂きました。
…同性の私から見ても、魅惑的な方でいらっしゃいますね。(照)
例えとり殺されてしまうとしても、この御方ならば…と考えてしまう殿方がいたとしても
決しておかしくはないですね。

もしお嬢様と出会ったら、あのソフィーちゃんとエリーちゃんのような
やり取りになるのではないかと…。(汗)
(飛縁魔様が誘惑して、お嬢様がやんわりとツッコミを入れながら阻止するというもの)

でも対象とされるのは殿方のようですから、私は大丈夫でしょう。
多分…。(一抹の不安が)

>今年につきましては、奈良への旅行の日程を組んでおりますので、飛縁魔様とのことはまだ先になるかと思い
>ますが…。

はい、9月になりましたら本格的に宿泊先の予約、コースなどについて
先輩メイドさんや三姉妹さんと話し合い、決定致します。
楽しみな事ですので、休憩中それらについて話し合ったり、調べた事を少しずつ纏めている最中です。
佐保姫様の神社の訪問も含めて、ある程度纏まりましたら提出致します。

今暫くの間、お待ち下さいませ。
そしてグリッタちゃんとの再会、楽しみですね。(微笑)

745 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:34
>>743(柚葉さん)

>クラリモンド様の想い人だった方は、聖職者でしたね。
>私個人としても、シンパシーを感じるものがありました。

お二人の魂は互いに強く惹かれ合いましたけれど、その想いが強ければ強いほど、お二人とも葛藤を深めていかれた、
そのお立場の違いからくる悲劇は、クラリモンド様からも伺っていて胸を締め付けられました。
ですが、今柚葉さんのお言葉を聞いて、わたくしにとりましても他人ごとではないことをあらためて感じましたわ。
柚葉さんはもちろん人間でいらっしゃいますが、吸血鬼のわたくしに仕えていただいているお立場。
わたくしの品行が道を外れるようなことがあれば、否が応でも柚葉さんと神父様の恋路を阻むものとなって
しまいますもの。
この地で穏やかに生きてまいるのはわたくし自身の望みでもありますが、世間のどなたであろうとお二人の
仲に疑念を抱くことがないよう、これからも我が身を省みてまいりましょう。

>「人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している」方が、
>クラリモンド様である事を願わずにはいられません。

彼女が高級娼婦であったことは「死霊の恋」でも伝えていることですけれど、今はそのお仕事は辞めた、と以前
ご本人から伺いましたわ。
高級娼婦というお仕事は「アルテ」にも出てまいりましたが、その美貌だけでなく人を魅了する様々な資質を
磨かねば続けてはいかれぬもの。
吸血鬼ゆえ長きにわたり業界で活躍してこられましたが、それも飽いたとのことでいろいろな職業を渡り歩いて
いらっしゃったようですね。
ご自身の魅力を生かして女優、もてなしの技量を生かしてホテル経営、その見目を飾る力を生かしてメイクアップ
アーティスト…となどと、わたくしには到底及ばぬ様々な活躍をなされているそうですわ。

>…お嬢様の前でしたら、他の吸血姫の方々も長年胸の内に秘めてきたものを
素直に吐露する事が出来たのではないかと思います。
>あのフィドゥーチャ様のように、お嬢様と出会い、救われ、確かな絆を結んだ方も
おられたのですから。

そう言っていただけると、魔族の世界で「吸血を拒否するおかしな姫様」と奇異の目で見られることの多い
わたくしの在り方も悪しきものではなかったのだ、とそう思えますわ。
その変わり者に興味を持たれた皆様がわたくしに質問をぶつけてくるのを皮切りとして、互いの来歴と胸の内に
在ることを語り合えたのです。
そしてそれぞれの方が人間に対して思う心の襞に触れることで、人間とのより良き明日を手にしたい、との
思いもまた共有できたのですもの。
その想いは…、フィドゥーチャのそれも含めて、いつか柚葉さんにも直接彼女らから聞いていただけたら嬉しい
ですわ。

(それから柚葉さんの手を包んだまま、そっと耳元で囁きます。)

でも、お母様に聞かれたら、彼女らを勝手に我が家に招待しかねませんので、どうかご内密に…。


746 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:53
>>744(柚葉さん)

>『世話役』…。
>即ち調停する立場におられるという事ですから、重責ですね。

魔族の間でも、様々に錯綜したしがらみや対立がありますからね。
ですが、お母様の方からあちらこちらに出かけては、対立の芽があるとみるや首を突っ込んで、案件として城館に
持って帰ってくるものですから、お父様がてんてこ舞いでしたわ。
ただ魔族たちからは
『あのオルキデアが一枚噛んでいるのなら、とりあえず会議のテーブルには着こうか』
という認識が多かったとか…。
実際に案件をまとめるのは議長となるお父様なので、その労苦が目についてお気の毒でしたわ。
わたくしにはお茶を淹れてさし上げたりお肩を揉んでさし上げるくらいしかできませんでしたけれど…。

>最愛の長兄様を失われた過去と私情を胸の奥底に秘めて…。

はい、お兄様が落命された後に出来た平穏をつかの間のものにはさせない、という思いは、城館の皆が共有して
いたと思います。
フィドゥーチャも、
「吸血鬼になったときは、わたしもこれから人間に疎まれ憎まれて生きていくのか、とそんな思いばかりだった
けれど、今は違う。
 姫様のお兄様の気持ちを蔑ろにするようだったら、どんな人間も魔族も絶対許せないよ!
 だから(声を潜めて)『アーチェロと』一緒にもっと美味しいお茶とお菓子を作れるようになって、旦那様と
奥方様に喜んでもらおうよ。」
と、そう言ってくれましたわ。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
>残暑の厳しい中お出で頂き、誠に有難うございます。

「は〜、ごめんねえ、柚ちゃん。
うちの娘ったら、気が利かなくってぇ。
打ち水の一つもすりゃあ良いのにねえ。
ここら一帯にゲリラ氷雨をザーッと降らせるとかさぁ。」

そんなことしたら、ご近所一帯大迷惑ですよ。
わたくしが、気象台のお天気お姉さまにドヤされてしまいますわ。

「あ〜、はいはい、言ってみただけよぉ。
 ん〜、まずは冷えた麦茶が一杯、良い喉越しだわぁ。
 体が冷えたところで、うわっ、何この『花おはぎ』って、すっごい綺麗で熱い緑茶にも合うわ。
 やるわねぇ、こっちの菓匠も。」

>先程の話題の中にあられた旦那様とは、面接の時以来お会いしておりませんが…。
>何時の日か、この光景の中に共に居られる日が来るのかしら。
>今も故国で、お忙しい日々を送っておられるのかと思いますがいつの日かこのお屋敷にいらして頂きたいものですね。

「あらぁ、そおぉ?
それじゃあ、旦那に伝えておくわ。
あれで忙しい身だから何時になるかはちょっと分かんないけど。」

(ボソッ)誰のせいでお忙しいのだか…。

「ん〜?
じゃあ、暇なアンタが仕事手伝ってあげなさいよぉ。
今から箱詰めにして空輸してあげてもいいのよぉ?」

遠慮しておきます。
佐保姫様へのご挨拶の準備とか、文化祭のことで演劇部とのコラボ企画の打ち合わせとか、いろいろありますので。

>本日は、画家のお嬢様とサライさんはご一緒ではないのですね。

「ええ、柚ちゃんの言うとおり、個展の企画が持ち上がっているからねぇ。
 本人よりも業界の方が色めき立っているけどねぇ。
 ま、あの娘にそういう交渉とか無理っぽいから、今はサライがマネージャーとして仕切ってくれてるわ。
 本人はもの創っているとき以外は寝てるか食べてるかだから、日の目は見るのはいつのことやら。
 『花おはぎ』ありがとね。多分、『おはぎ』って言った途端に目をピカーって光らせて覚醒するわよぉ。」

(申し訳ございません、続きます。)

747 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:55
>>744(続きです。)

>早速お姿を、拝見させて頂きました。
>…同性の私から見ても、魅惑的な方でいらっしゃいますね。(照)

はい、この大胆な装束に思わず顔が赤らんでしまいますわ。

>もしお嬢様と出会ったら、あのソフィーちゃんとエリーちゃんのような
>やり取りになるのではないかと…。(汗)

ああ…、それはわたくしも目に浮かびそうですわ。
殿方と二人きりになりたがる飛縁魔様を何とか阻止しようとして、わたくしが悪戦苦闘、ヘトヘトになりそうです…。
いえ、クラリモンド様のように節度を弁えた吸血ならばわたくしも口を挟みはしませんけれど、飛縁魔様の場合
『ファム・ファタール』…殿方を破滅させる魔性の女と言うことですから、さすがに見過ごせません。

>でも対象とされるのは殿方のようですから、私は大丈夫でしょう。
>多分…。(一抹の不安が)

…それは絶対に、絶対に許さない。
柚葉を傷つけるあらゆるものは、世界から排除されるべきだ。

「どうどうどう、ちょっと落ち着きなさいって。
 オーラがどす黒くなってるわよぉ。」

三「姫様、『小林さんちのメイドラゴンS』第2話のトールさんみたいになってる。」
次「あ〜、小林さんが襲撃された時な。」
長「あの画像、プリントアウトして姫様の部屋に貼った置いた方がいいわね。
  お姉さまを護るのは当然だけど、冷静さを失うと足元をすくわれるわ。」

し、失礼しました…。
いけない、いけない、気を付けなければ。
ですが、柚葉さんのことは絶対守りますから、ご安心くださいませ!

>はい、9月になりましたら本格的に宿泊先の予約、コースなどについて
>先輩メイドさんや三姉妹さんと話し合い、決定致します。

はい、京都旅行に続いてまたご面倒をかけてしまいすみませんが、よろしくお願いしますね。

グリッタちゃん…、来ていただけるかしら?
彼女はパン屋のお仕事がお忙しいでしょうから、無理は申せません。
ですが、もしも彼女にそのお気持ちがおありでしたら大歓迎でございますわ。


掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)