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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2018/02/19(Mon) 10:26
今なお寒さ厳しい冬でございますが、陽脚は日々伸びて、日なかに於きましては温かな陽気もまた空より降りて、陽光を身に浴びる楽しみを時に感じる季節でございますね
春は未だ来ずと言えども、家族や友と過ごす日々に心安らぐこと多い日々を過ごさせていただいております

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ参を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)もご参加いただいてけっこうでございます。
SF系の方はご遠慮願います。
 キャラハンを続けてくださる方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

なお、わたくしのプロフィールにつきましては、『新館ノ弐』の途中で少し付け加えましたので、それに依り以下の通り自己紹介させていただきます

名前 「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
わたくしの生まれ育った領地は中部イタリアにございますが、北部イタリアにも領地をたまわっておりました。
その地にございます『ミズリーナ湖』が大変美しいと先祖がたいそう気に入って、そのまま名前に付けました。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。

881 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/07(Sat) 22:05
>>879(柚葉さん)

まあ、椿の練り切り…、八重の椿は薔薇に優るとも劣らず美しく、しかも雪に堪えて春を待つその強さが魅力的ですが。
この練り切りはその魅力を凝集した美しさですね。
春を予感させる温かみに魅入られて、自然と黒文字を伸ばさずにはおれません。
…ん〜、舌を蕩かす甘さが広がってなんという快感でしょう。
あの和菓子屋様、老夫婦がなさっていたはずですが、また新たな美味しさを加えられたようで、いつまでも変わらぬ美味を追求する心に頭が下がりますわ。

>オープンキャンパスは、高校生の方々の春休みの時期に合わせて3月の下旬、20日からを予定しております。
>実行委員をしている友人から、伺っております。

まあまあまあ…そのような絶好の機会に巡り合えるとは幸先良い春の訪れでございます。
はい、ぜひとも次の部活のときに皆様を屋敷にお招きして相談いたしましょう。
部員の中には
『どうして日本の大学にはメイド学を教授する学部が無いの!?』
と残念がっている方が居るのはもちろん柚葉さんへの憧憬ゆえ。
その柚葉さんが学ばれる場所を見学できる…、これは彼女の進学志望は決まったようなものかもしれませんわね。


>まあ…。このような素敵な紅梅の御着物に袖を通せるとは感激です。
>私自身、主に青や藍を基調とした服装が多いので偶には「紅」を基調とした
ものを着てみたいと思っていたんです。

それは良うございました。
わたくしも、柚葉さんの落ち着いた大人の雰囲気についつい青や藍の色を重ねてしまいますが、時に内より輝かされる情熱、それに相応しい色の染め物と思いますわ。

>如何でしょうか?お嬢様やレイナさんのご指導もあり、それなりに和装にも
慣れてきたつもりではありますが。

…天女、春の天女が降臨されました。
日本の春の穏やかにして艶やかなることをこれほど表現できる姿が他にございましょうか?
そうして和装をされているとご母堂様の姿が重なり、けれどその強い光の趣きは確かに柚葉さんならではのもの。
本当に、本当にお美しゅうございます。

紅梅と白梅の取り合わせは、かの尾形光琳画伯の『紅白梅図屏風』を目にして以来のわたくしの憧れの花々ですが、ああ、これがわたくしと二人でこうして実現できますことのなんと嬉しいことか…。

え?なんですか、長女ちゃん。
「『紅白梅図屏風』って、白梅の樹が歳月を経た老木で、紅梅の樹が枝が力強く伸びた若木なんですよね。
 ほんと、姫様とお姉様の取り合わせとそっくり − 」
…それ以上言うと、こめかみグリグリの『梅干し』をいたしますよ?
梅だけに。

>一つの木で白梅、紅梅が共に咲き乱れる様子は「源平咲き」と呼ばれるそうですね。
まあ、そうなのですか?
日本の歴史に根差した風雅な呼び名があるのですね。
街の皆様にもそれを思い出していただける季節感良きお散歩ができそうですね。

では、共に参りましょう、早春の光を浴びながら…。


882 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/08(Sun) 15:18
>>880
>>881(アーチェロお嬢様)

>そうそう、ボローニャ大学の彼女はその後ヴァチカンに入って機密部門の外政担当官になったそうです。

良かった…。
志半ばで袂を分かつ事になってしまったお嬢様とその方のお別れも、
お嬢様が学び舎で過ごしてきた日々も、少しは報われた気が致します。

だって、お嬢様との出会いが無ければその方の闇の眷属の方々に対する見方も
一方的なものになっていた筈ですから。
時代とそれに伴う教会の方々の、闇の眷属の方々に対する見方や考え方を思えば、尚更です。

>…天女、春の天女が降臨されました。

まあ、お嬢様ったら…。(微笑)
でも、照れてばかりでは折角選んでくださったお嬢様とこの御着物に失礼ですね。
お嬢様の立ち居振る舞いに従者として相応しく在れるよう、努めさせて頂きます。

>…それ以上言うと、こめかみグリグリの『梅干し』をいたしますよ?
梅だけに。

あわわわ、長女さんったら…。(汗)
先程までのお嬢様の「小春日和」のお気持ちが、これでは「春の嵐」に…。

そういえば、こめかみグリグリのお仕置きと言えば母と叔母の間でこんなエピソードが…。

(『アカイイト公式アンソロジーコミック』(限定版ソフトの特典の非売品)を取り出しました。)

終盤に収録されていた四コマ漫画で「真夏の夜の夢また夢」というものなんですけど…。
母が夢の中で、叔母に語り掛けるシーンをアレンジしたものなんですが…。

柚明:とにかく、桂ちゃん。(桂の頭をなでなで)

桂:あう?

柚明:お願いだから忘れて。

桂:う〜ん、もっとなでなでしてくれたら考える〜。

柚明:これでどうかな。(汗)

桂:う〜ん、もっと。

柚明:じゃあこれで。(なでなで〜♪)

桂:う〜ん、もう一声。(うにゃ〜♪)

柚明:…って、いい気になるなよこのガキ。約束せんか〜。(ぐりぐり)

桂:イタタ!イタタタ!

…という具合に、シュールな展開が…。(苦笑)
幼い頃、母になでなでしてもらうのは好きだったので気持ちは分かるんですが。(汗汗)

では、参りましょうか。
長女さん、お土産をきちんと持って帰りますから良い子でお留守番していて下さいね。(微笑)



883 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/08(Sun) 18:01
>>882(柚葉さん)

>志半ばで袂を分かつ事になってしまったお嬢様とその方のお別れも、
>お嬢様が学び舎で過ごしてきた日々も、少しは報われた気が致します。

はい、彼女のことを聞いて本当に…勇気づけられました。
大学を去って以来、かなり気落ちして大学の講義内容を写したノートも戸棚の中にひっそりと片付けておりましたけれど。
彼女の活躍を聞いて以来
「わたくしも負けていられない」
と怠惰な我が心に鞭をくれて、少しずつ勉学に費やす時間を取り戻してまいりました。
それ以後、彼女と直接連絡を取ることは遂にできなかったのは心残りでしたけれど。
ヴァチカンとの間に長い平穏のときが訪れましたことは、間違いなく彼女の残した遺産でございました。

今を盛りと咲き誇るこの庭の梅の花…花言葉は「高潔」「不屈の精神」だそうです。
その言葉を天上にいる彼女に捧げたい…。
そういえば、先ほどフリューゲル神父様のお名前を出されましたね。
きっとあの方も我々に対する穏健な姿勢を見れば、多くの悩みを乗り越えて今のあのお姿が在るのでしょうね。
長らくご挨拶していませんが、今さらながら彼女と姿が重なって思い出されますわ。


>そういえば、こめかみグリグリのお仕置きと言えば母と叔母の間でこんなエピソードが…。

…ぷっ、く、くふふ、ふ、うふふふぅ、あ、あはははははあ。
ご、ごめんなさい、なんだか、すごく、ツボに入って、お、おかしい…くふう。
あのご母堂様がそんな変貌を見せられるなんて、ああ、もう、たまりませんわ。
でも、それも仲の良い姉妹ならではの微笑ましい姿ですわね。
これはこれで羨ましゅうございます。

…わたくしも朝起きる時に柚葉さんに駄々をこねてみたら…。
いえ、いえいえいえ!無理ですわ!
わたくし柚葉さんに叱られたら三日は立ち直れそうもありません。
恐らく、衆人環視の中で異端審問の糾弾を受けたときよりも落ち込む自信がございますわ。

…と言っておりますうちに春の日の麗らかな中、こうして二人の歩みはどこまでも軽く。結ばれた手と手は優しくて。
では、今を盛りの梅の花々を見に、お社、公園へ、その後は「カフェハウス カヒ」で珈琲と季節のスイーツをいただきに参りましょうか…。


884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/17(Tue) 18:53
吸血鬼ウイルスに感染したら吸血鬼になるという噂

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/17(Tue) 20:22
お札とか苦手?

886 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/17(Tue) 23:40
>>884

わたくしたちが人間を同族化する力は闇の魔力に属するものでございます。
人間界の医学の領域のものではありませんわね。
欧州の歴史において流行り病をわたくしたちの仕業との風評が立つことは何度もございましたが、その背後に人間に我等を憎ませようとするある種の勢力の影を見つけ、相応の対処を致したこともございますわ。
むしろ、カルミーニオ家は風評を打ち消すために人間界で真摯に病魔の因子を追究しようと心血を注ぐ方々に陰ながら援助をしていたこともあるのですよ。
どうか、噂に惑わされませぬようお願いいたします。

季節の変わり目で寒暖の差が激しい昨今です。
どうかかの微小な者らに付け入られてお風邪など召されぬようお気をつけくださいね。


>>885

幸い日本に参りましてからは、わたくしを闇雲に祓おうとなさる日本の退魔術に通じた方はいらっしゃいません。
高野山から遣わされたという強い異能をお持ちの方もいらっしゃいましたけれど、わたくしが人間に敵対するものでないことをお分かりいただけましたよ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=537&to=537&nofirst=true

ですが、わたくしが人の世の平穏を乱すような真似をすれば、強い念を籠めたお札で懲らしめられてしまうでしょうね。
実際に我が家のメイドさんの叔母上様はお札の力を以てわたくしの同族と対抗なさったこともあったと聞き及んでおります。
恐らく日本にはそうしたお札を駆使し悪しき魔を懲らす異能力者がたくさんいらっしゃるのですよ。
わたくしもそのような方に睨まれないよう…いいえ、わたくしと共にいてくださる大切なメイドさんや街の皆様と共に生きていけるわたくしであるために、身を慎んでまいる所存ですわ。

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/19(Thu) 16:24
俺が吸血鬼だ…

888 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/19(Thu) 23:31
>>887

貴方様が同族であるかどうかはともかく、そのように呟かれてもお返事に困ります。
最初に
>七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。
と申し上げておりますこと、今一度ご勘案下さい。

889 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 13:36
>>882(柚葉さん)(つづきでございます)

柚葉さんの教えてくださったご母堂様と叔母上様の仲睦まじいお姿をどうしても見たくて通販で手に入れました。
『アカイイト公式アンソロジーコミック』。
お二人のお姿の微笑ましさにほおが緩んで仕方がございませんでした。
そしてご本を通して読んで、叔母上様がどれだけ皆様に愛されていらっしゃるかその様をつぶさに拝見することができましたわ。
読んでいて、クスリと笑みが浮かんだり、心がジンと熱くなったりの連続でした。

中でも、巻末の烏月様のお言葉
「あなたを私の全身全霊の力を賭けて守る」
は、あたかもその場で烏月様のお声が直に聞こえるかのようでした。
だって、わたくしからそれは柚葉さんへ届けたい心と同じものでしたから。
わたくし、このご本、このシーンはきっとこれから幾度も、それこそ数限りなく読み返しますわ。

それにしましても、叔母上様のお料理へのチャレンジ精神、いつか報われるとよろしいのですけれど。

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/20(Fri) 17:49
ああ、貴女は吸血鬼でしたか、いや
ー、一度お会いしたかったのですよこんな
チャンスが巡ってこようとは、実は私は画家でして…
絵を書かせて貰えませんか?吸血鬼である貴女の絵を
ろくでもないかもしれませんが、吸血鬼や狼男などの怪物の絵を書くのが好きでして
すみませんね、こんなお願いをして
きょうでなくても構いません時間がある日で
だいじょうぶです、明日か1週間後くらいでも

891 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 18:17
>>890

え、わたくしをモデルにしたいと仰いますの?
…わたくし如きに声をかけてくださるなんて、照れてしまいますわね。
それも、既に同族や人狼族をモデルに描いていらっしゃるだなんて。
素敵なモデルの様な方々を見てきて、わたくしのような者はずい分と見劣りしないかと心配ですけれど。
せっかく画題としていただけるのでしたらお断りするのは申し訳ありません。
貴方様のアトリエで今までの作品を見せていただいてから決めてもかまいませんか?
「もったいをつけるな」と仰らないでくださいまし。
だって…、けっこう恥ずかしいのですよ?
故郷のイタリアに降りました時も芸術大好きな母が画家を連れて来ては、強引にモデルにされてまいって、それを勝手に画廊に出したりしてずい分恥ずかしい思いをしましたから。
時には、服をはぎ取られもしまして、その時は何とか薔薇の花たちに身を隠すことで何とか妥協したりしましたの。
ですから、ヌードはご勘弁なのですよ?

では、さっそく明日まいらせていただきますわ。
どうぞよろしくお願いいたしますね。

892 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 18:44
ちょっと、他所のお家の方にメッセージを述べさせていただきます。

>吸血鬼メイドの刹那様

はじめまして。
貴女様のお家からわたくし宛と思われるメッセージが聞こえてまいりました。

>そういえば……実はご主人さまでは無いのですけど、私のうっかりで謝りたい方が居るのです。
>>1で自信満々に「吸血鬼もメイドも今はないので」って言ったのですが
>普通に吸血姫さんがいらっしゃいましたっ!すみませんでした。
と。

お住まいの方への「越境」をご許可いただけるか分からないのでこちらでご返事申し上げます。
お気を遣っていただき恐縮です。
どうぞお気になさらないでくださいませ。
同族の方が人間界で元気に働いていらっしゃるなんて、とても嬉しいことでございます。
新たに人間と作っていく絆を大切に仕事に励んでおられることでしょう。
どうぞ、ご主人様といつまでも仲睦まじく同じ時をお過ごしくださいませ。

893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/20(Fri) 19:16
「おまもりひまり」というアニメ、漫画を姫様はご存知ですか?
これ、アカイイトの影響をかなり受けてると思うんです。

894 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/20(Fri) 22:01
>>893

タイトルは聞いた覚えはございますが、実際読んだり視聴したりしたことはありませんでした。
今しがた、三女ちゃんの加入しているサイトで第1話を見てみましたわ。
なるほど、早々に鬼斬りの方が出てこられ主人公の天河様を守護する展開は、羽藤様のお家を巡る物語と似ていますね。
同じ役職でいらっしゃる千羽党の烏月様ともどこかで繋がっていらっしゃるのかも知れませんわね。
緋鞠様は妖猫族でいらっしゃるようですが、種族を越えて天河様を慕い人間界で生きていかれるご様子、わたくしにとりましても親しみを感じますわ。
今期のアニメでもカフェで働いたり、動物の学園でのんびり過ごしたりしている猫さんたちがいらっしゃいますが、その先駆けともいえる彼女の積極性は大いに見習いたいですわ。
これからもあやかし…魔族の方が次々出ていらっしゃるのでしょうか。
人間との垣根を越えてどんな絆が結ばれていくのかとても興味が湧いて参りますわ。

895 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/20(Fri) 23:24
>>884

今までお嬢様のお話を聞く限りではありますが…。
吸血鬼になるウィルスという存在は聞いたことがありません。
お嬢様やお嬢様の同族の方が人を同族に変える際には、「魔素」なるものを
用いるとお聞きしたことがあります。

それはウィルスとは全く異なるものでしょう。
出来れば、迂闊な噂には耳を貸さぬようお願い申し上げます。

>>885
>>886(アーチェロお嬢様)

お札と言っても、種類は様々ですからね。
毎年この街の土地神様の神社では、家内安全、無病息災、火の用心等の
お札を頂いております。
それらに関して、お嬢様が特に嫌悪感を示すような事はありません。

>実際に我が家のメイドさんの叔母上様はお札の力を以てわたくしの同族と対抗なさったこともあったと聞き及んでおります。

叔母が、鬼斬役の千羽烏月さんからお近づきの印に頂いた御札ですね?
ノゾミさんとミカゲさんの姉妹と出会ったばかりの時、彼女達に襲われた際にあれが役に立ったとか。
…今でこそ守護霊的な役割を果たしているノゾミさんですけど、あの時は叔母も流石に怖かったと思います…。

お札の効果も種類によって異なるでしょうけれど、お嬢様は少なくとも人をその手にかけようなどという邪念など
毛頭ない御方です。
それらの効果が、お嬢様に向けて発揮されることは無いと私は信じております。

>>890

…お嬢様が絵のモデルを了承されるのでしたら、私としても異存はありませんが…。
ただ、お客様には一言申し上げておきたいことがございます。

絵のモデルを依頼する対象の女性に向かって、「怪物の絵を描くのが好き」とはあんまりです。(涙目)
そのような物言いは、あまりに礼を失するのではないですか?
私の大切なお嬢様は、「怪物」だと仰るのですか?

種族の違い以前に、お嬢様は一人の女性なのです。
怪物呼ばわりされて、何とも思わない女性などいらっしゃらないと思います。
大切な主を「怪物」などと言われては、お仕えする者として悲しくなります。

幸い、お嬢様は温厚で心の広い方です。多少の事は許して下さいます。
ですがもし今後、あなたがお嬢様のような立場の方に「怪物の絵が好きだからモデルになってほしい」などという言い方をすれば
身の危険、あるいは身の破滅を招きかねませんよ?

絵のモデルの依頼に際して、「怪物」などという発言は相手の容姿に対する侮辱と受け止められても仕方ありません。
プライドの高い方でしたら、

「怪物ですって!?よくもこの私に向かってそのような無礼な口を!!!」

と激高し、モデルを引き受けて下さるどころか八つ裂きにされる可能性もあり得ます。

女性の容姿に関わる事で、迂闊な発言は厳禁です。
自覚が無かったでは済まされないのです。
あなたの今後の為にも、くれぐれも言葉はお選びになって下さい。



896 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/20(Fri) 23:50
>>893
>>894(アーチェロお嬢様)

はい!その作品の事でしたら私が存じております。
実はその…私も同じことを考えていたんです。
共通の見方をして下さる方がいらっしゃるとは、本当に嬉しいです!

お嬢様、多少のネタバレになってしまうかもしれませんがこの度はお許しください。

※羽藤桂と天河優人君の共通点

・既に両親を亡くし、天涯孤独
・親は「鬼斬り」役だった。
・田舎に屋敷を所有している
・己の存在を妖(あやかし)から隠すためのお守りを持っている。お守りの効果は時間の経過とともに徐々に薄れる。

そして叔母と私の一族を守り共に生きていた浅間サクヤさんと、天河優人君の守り刀である緋鞠さんは
かつては命のやり取りをしながらも今では守る立場にあるという点でも共通しています。
考えれば考えるほど、羽藤家と天河家は共通している点が多いと思います。

でも…うふふ…。
叔母は立場的に同性ですから何も問題は無いのですけれど…。

天河優人君の場合、年頃の男の子ですから緋鞠さんのような綺麗な女性に傍に居られたり迫られたりしていたら、
年中ドキドキが止まらないでしょうね。(微笑)
あの子は名前の通り、誠実で優しい男の子ですから惹かれる女性が次から次へと現れるのも
ある意味お約束ですね。

ライバルは多そうですが、緋鞠さんには一番幸せになって頂きたいですね。

申し訳ありませんお嬢様…。今晩はこれで失礼致します。
その他の話題に関しましては、後日よろしくお願い致します。


897 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 07:05
>>885
>>895(柚葉さん)

>お札と言っても、種類は様々ですからね。
>毎年この街の土地神様の神社では、家内安全、無病息災、火の用心等の
>お札を頂いております。

ああ、なるほど。
ご質問から、退魔師の方が手にして突き付けたり投げつけてこられるお札ばかり頭にありましたわ。
普通に売られているお札のことは手にさせていただくのが当たり前になっていて恐れる対象からすっぽりと抜けておりました。
>>885様にも、お答えが不十分で申し訳ありませんでした。

普段からナチュラルに土地神様のお社に参詣させていただき、旅行へ行った先でもいろいろな神社にご挨拶に参っております。
そうしたお札からは神様からのお優しい語りかけが聞こえてくる、という印象が優って、怖かったり不快だったりということはありませんわね。

>それらの効果が、お嬢様に向けて発揮されることは無いと私は信じております。

お優しい神々も、わたくしが邪念に取り憑かれ人を害しようとしましたら、文字通り鬼神となられて、そのお札はわたくしの身を焦がすことになるのでしょう。
お札の効果が発揮されるか否かは、わたくし次第ということでしょうね。

>叔母が、鬼斬役の千羽烏月さんからお近づきの印に頂いた御札ですね?

叔母上様やご母堂様の過去につきましてはまだ十分に知り得ていないのは申し訳ないですが。
その克明な記録である「アカイイトプレイ記」をネットで拝読したのですわ。
其ノ十九「約束」は読んでいて本当にハラハラいたしました。
叔母上様がお札で張られた結界をノゾミ様がいとも易々と破ってさらに迫りくる、だなんて。
お二人を知る身としては傷つけあうシーンなど見たいわけも無く。
「ノゾミ様、いけません!」
と思わず口にしてしまいました。
幸い叔母上様の強いお心が、烏月さんを守ろうとなさる至誠が、その危機を乗り越えさせてくれてホッといたしました。


>>890
>>895(柚葉さん)

>絵のモデルを依頼する対象の女性に向かって、「怪物の絵を描くのが好き」とはあんまりです。(涙目)

あ、あわわわわ…、柚葉さんの瞳に涙の珠が光って…、その身が哀しみの色に包まれています。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!
わたくしが迂闊でした、本当に迂闊でした。

同族の方を描いている方が居る、ということに気を取られて、わたくし自身が侮辱されているのではないか、ということに気がついておりませんでした。
この身の不敏、これほど情けなく思ったことはございません。
柚葉さんは以前にもわたくしを「化け物」と呼ぶ方に真剣に怒ってくださったのに。
言われた本人がまたもこのざまとは、むしろのほほんとしているわたくしにこそお怒りなのではないでしょうか。

確かに数百年にわたり数限りなく怪物呼ばわりされてまいりましたし、その彼我の力の差から特に市井の我が身を護るすべとて無い方から恐れられるのは仕方ないこと、との思いに囚われて。
自分を貶めることに鈍感になってしまったかも知れません。
どうか、お許しくださいませ。

>>890様。
貴方様が『怪物』という言葉にどんな思いを込めているのかは分かりません。
言葉は悪くとも、異種族の方たちに良き思い入れを持っていらっしゃるのかも知れません。
ですが、迂闊な言葉は知らず双方を傷つける。
わたくしの能天気が招いたことでもございますゆえ、わたくしも反省せねばなりません。
ですが、わたくしの大切な人を悲しませたのは事実。
わたくしに対しましても失礼と申すもの。
どうか反省していただきとうございます。

それともう一つ。「ろくでもないかもしれませんが、」というお言葉に引っかかりますわね。
魔族を描くこと自体が「ろくでものない」ことと考えられるのであれば、その考えにはハッキリと異を唱えます。
貴方様がどうお考えになるかは存じませんが、魔族を描くのが悪趣味とでも仰りたいのでしたら、このお話はなかったことにさせていただきますわ。


898 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 07:06
>>896’(柚葉さん)

柚葉さんはもうよくご存じの作品だったのですね。
そして、叔母上様と天河様は共通点がたくさんおありでいらっしゃると。
不思議な縁を感じますわ。
お二人が何時か出会われることがありましたら、ずい分と意気投合されるかもしれませんわ。
もっとも、可愛らしい叔母上様とお近づきになったら、緋鞠様やその他のヒロイン様たちが焼きもちを焼いてしまわれるかも知れませんけれど。

>ライバルは多そうですが、緋鞠さんには一番幸せになって頂きたいですね。

今はまだ存じませんけれど、やはり緋鞠様は厳しい試練を乗り越えて天河様の前に立たれたのでしょうね。
時に飄々、時に小悪魔な態度ゆえその本質が中々見えてこないかも知れませんが、天河様へかける想いは、叔母上様に対するサクヤ様、烏月様のそれと同じものなのでしょう。

これから彼の方たちの物語を少しずつ拝見してまいりますわ。


899 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/21(Sat) 13:19
>>890

何度も申し訳ありませんが、言葉を足させていただきます。
「ろくでもない」と仰るのは、あるいはご自身の絵の出来に対するご自評、ご謙遜かも知れないと思い至りましたゆえ。
もしそうでしたら、わたくしの思い違いお詫びいたします。
ただ、言葉の繋がり具合からして誤解を招きやすい仰り様ではなかったかと思いますけれど。
そしてモデルとして指名なさる以上、描く対象の良き姿を留めんとするご自身の強き想いの丈に期待させていただいて宜しゅうございましょう?


900 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/22(Sun) 16:19
>>889(アーチェロお嬢様)

まあ…わざわざ通販で私達の家族の描かれた物語を?
元々が非売品なので、入手はそれなりに困難なのは私も知っておりましたが…。
お嬢様がそこまで私達家族の物語に思いを寄せて下さるとは、本当に嬉しく思います。

>中でも、巻末の烏月様のお言葉

烏月さんと叔母との結末の、その後の再会を描いたものですね。
烏月さんとは「贄の血」の絆の代わりに結ばれた小指と小指がお二人の絆を象徴されていましたね。
そして叔母から烏月さんへの素敵な贈り物と、それに対する烏月さんの誓いの言葉…。

あの言葉を、今度はお嬢様から私へ向けて下さるなんて…。(赤面)
形を変えて、世代を超えて、そして海を越えて…。
私達の家族とその身体に流れる血に纏わる絆の物語は、受け継がれていくのですね。(微笑)

>それにしましても、叔母上様のお料理へのチャレンジ精神、いつか報われるとよろしいのですけれど。

お料理と言えば「デンジャラスディナー」と「切ない乙女心」でしたね。
「デンジャラスディナー」は当時の叔母のお料理の味と、夕餉に招待された烏月さんとサクヤさんの
一触触発の状態が二重の意味で、「デンジャラス」でしたね。(汗)

でもあれから叔母のチャレンジ精神は、きちんと報われていますよ。(微笑)
叔母の嫁ぎ先に私達が家族で出向いた時には、きちんとお料理を振舞ってくれましたから。

でもその際に、同席していたサクヤさんがかつて母とサクヤさんにお料理の手ほどきをしてもらっていた時の
失敗談を暴露しようとして、

「わああ〜!サクヤさん、それは言っちゃ駄目〜!」

と慌てていたことが…。
母もその際には、思わず苦笑しておりました。
誰かのために頑張りたいと思えればこそ、お料理も上達するものです。
苦労の甲斐あってきちんとしたお料理を母や烏月さん、サクヤさんに振舞うことが出来た時は本当に嬉しそうだったと
母が嬉しそうに語ってくれました。

余談ですけど、実は私「デンジャラスディナー」をお描きになっている栗原一実先生のファンなんです。
この方は、児童向け文庫の絵を描かれておりまして…。
その作品の可愛らしい魔法使いの女の子が活躍する作品は、本当に面白かったです。





901 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/22(Sun) 16:51
>>874(続きです)

社交部の皆様、本日はようこそお越し下さいました…。
本日は今月行われる、私の通う大学のオープンキャンパスについてご案内させて頂きますね。
ではオープンキャンパスのパンフレットと申込用紙をお配り致します。

パンフレットは当日も配布されますが、事前に入手して申し込みをして頂いた方には
当日大学のグッズが貰えますよ。
友人に実行委員を勤める方がいるのが、今回は幸運でした。

私達の大学のオープンキャンパスは、高校2年生、高校3年生それぞれに向いた
プログラムが用意されています。
2年生の方にはそれぞれの学科の体験を、3年生の方には受験をスムーズに進めるための
手続きや試験内容の説明が受けられます。
推薦入学を希望される方向けに、「小論文対策講座」もありますよ。

そしてお楽しみともいえる「学食無料体験」、学内の様々な施設を案内してもらえる「キャンパスツアー」
高校までの授業とは少し異なる「体験授業」等があります。
他にも在学生の方とどのような学生生活や学習をしているかを直接話すことが出来る
「フリートーク」のコーナーもあります。
きっと色々と質問したいことが御有りかと思いますので、そちらも気軽に活用して下さい。

入退場は基本的に自由ですが、イベントは時間帯によって決まっているので
お目当てのイベントには遅れないようにして下さいね。

(申込用紙を回収後)

では、申込用紙はこちらで預からせて頂きます。
私の方から提出しておきますので、当日はよろしくお願いします。

ではお嬢様、全員で一緒に回るのであればパンフレットに目を通して
参加するイベントや予定について話し合っておきましょう。
個人で自由に回るのも良いのですが、やはり構内の広さと当日の参加者による混雑を考えると
人数上きちんとスケジュールを組み立てておく方がよろしいですね。

では私、お茶の御代わりと新たなお茶請けの準備をして参ります。
その間は当日のスケジュールに関して意見交換をした上で、
何かご希望があれば遠慮なくお話しください。
私でお答えできることがあれば、アドバイスさせて頂きます。




902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/22(Sun) 22:29
ゆめはありましたか?
ずっと、追いかけていたような夢は?
恥ずかしながら、私にはそんな夢はありませんでした…
スゴい事だと思います、何十年もずっと同じ夢を追い続ける人は
聞かせて頂けないでしょうか?もし、貴女にそのような夢があるならば
堕落した、吸血鬼の私に…

903 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/28(Sat) 10:53
>>900(柚葉さん)

>形を変えて、世代を超えて、そして海を越えて…。
>私達の家族とその身体に流れる血に纏わる絆の物語は、受け継がれていくのですね。(微笑)

人でありながら特別な血を受け継いでいらっしゃったご一族の皆様の皆様は、多くの試練を経ながらたくさんの大切な絆を育んでいらっしゃったことでしょう。
それら絆の中の一つにわたくしが入っている…。
我が身が最愛の方の縁の中に在ることがどれほど嬉しい実感であることか。
できることなら、その縁が我が身一つのことでなく我らが魔族の長き血とのあざなえる赤い糸となりますように。
わたくしの享けたとこしえの命、皆様方との長く良き未来のために捧げてまいりたい…。
ゆえにその物語をつづったご本を手に入れられたのは誠に幸運でございました。

>でもあれから叔母のチャレンジ精神は、きちんと報われていますよ。(微笑)
>叔母の嫁ぎ先に私達が家族で出向いた時には、きちんとお料理を振舞ってくれましたから。

そうなのですか、それはよろしゅうございました。
叔母上様、ご家族へのご自身の愛を目いっぱい形にしたい、お料理にそう願いをこめていらっしゃるのではないでしょうか。
ご自身が皆様より受けられた大きな愛を、きっと同じくらい人に与えたいと。

>余談ですけど、実は私「デンジャラスディナー」をお描きになっている栗原一実先生のファンなんです。

(後日でございます)
柚葉さんの仰った栗原一実先生のことが気になって、Webで一冊購入いたしました。
柚葉さんはもうお読みなのでしょうね、「まんがのCOCOはキケンなつぼみ!」。
高校の漫画研究部を個性豊かな部員さんたちの活動で綴る少年漫画でございます。
メインヒロインの美園つぼみ様の眩しいほどに煌く表情、家族による頚木を脱して我が道を行こうとされるその強い意志にとても心を惹かれますわ。
柚葉さん一推しの魔法少女さんの物語は未読ですが、特設サイトまである人気作なのですね。
Web百科事典によりますと、
『人間の世界に興味を持ち、両親を説得して、「人間と魔法使いが仲良く暮らすための実験」として、日本の小さな町にペットショップをつくり、そのペットショップ「レイナ」のオーナーとして、犬と猫に姿を変えた2人の執事(ニャー太&ペロちゃん)と共にそこに住んでいる』
とのこと。
そのご境遇、なんだかとても親近感を覚えますわね。
魔法使い族の方にも人間と友好を結ぼうという機運があるのは、わたくしとても励まされますわね。


>>901(柚葉さん)

柚葉さん、本日の活動にはみんな殊の外心ワクワク興味津々ですわ。
なにせ柚葉さんの学ばれる学苑の世界に触れられるのですから。
わたくしもかのボローニャ大学を中途退学して幾星霜…再びキャンパスを、そして柚葉さんの知性の地平を拓く場を見られる期待はひと方ではございません。
こちらのパンフレットに載っている学科はなるほど、柚葉さんが日々わたくしに与えてくださる心と体の糧を教授する、その知見の宝庫でありましょう。
現代家政学科、生活デザイン学科、健康栄養学科、人間生活学研究科…。
今回は体験学習でその一端に触れることができるのですね。
どんな学びの日々を学生の皆様が送っていらっしゃるか伺いたいことはたくさんございます。
特に児童学科についていろいろ教えていただければ、と。
「子どもに関する専門知識を身につけ」る、とのことですが。
吸血鬼のわたくしを素直な心で迎えてくれたこの街の子どもたちに恩返しできるようなヒントを得られたらとても嬉しゅうございます。
そして、「学食無料体験」…無料?よろしいのでしょうか?こんな貴重な体験、女子大ならではのオシャレで栄養たっぷりなお食事を無料だなんて。

本当に見て回りたいところが盛りだくさん。
これはしっかり計画を立ててできるだけの体験をいたさねば。
ああ…かの妖猿族の長・斉天大聖様のように分身の術が使えましたなら、全ての体験をして後でこの身一体にその記憶を留めておけますのに。

では皆さんしっかりそれぞれの希望をすり合わせてスケジュールを組み立てましょう。


904 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/03/28(Sat) 10:54
>>902

人間の中で人間と共に在り続けること。
人間という違う種族の中に見出した魂の輝きに触れ続けること。
そして、その共存がわたくしにとっても出会った人間にとっても『幸い』となること。
それがわたくしの「ゆめ」でございます。
数百年にわたる、わたくしだけの…。
それは別にスゴい事ではございませんでしょう?
ただわたくしの望むままの我儘なのですから。

あなたは自分に夢はないと仰いますが、夢を追うことに憧れていらっしゃるのでしょう?
求めるのはその価値を知っていらっしゃるからこそでしょうに。
でしたら、いつかそれはあなたの前に現れないはずはないと思いますわ。
『堕落』とは何なのかは存じません。
今のわたくしの、人間を求めるこの姿を『堕落だ』と責めた同族だっているのです。
わたくしは我儘ゆえ、そんな言葉は撥ね退けてしまいました。
仰りたくないなら無理に、とは申しませんが、貴方様が『堕落』と仰るそのことも本当にそうなのか、もしかすると全く別の姿をして見えることもあるかも知れませんよ?

気分が落ち込んだ時は温かな紅茶と甘い和菓子をどうぞ。
道明寺とうぐいす餅でございます。
良かったらお召し上がりくださいませ。


905 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/29(Sun) 15:46
>>903(アーチェロお嬢様)

>現代家政学科、生活デザイン学科、健康栄養学科、人間生活学研究科…。
>今回は体験学習でその一端に触れることができるのですね。

お待たせ致しました、皆様…。
お茶のお代わりをお持ちしましたので、ご希望の方は遠慮なくお申し付け下さい。

お嬢様と数人の方は、「児童学科」、それと私の所属する「現代家政学科」、
「健康栄養学科」の3つに絞られたようですね。

では「現代家政学科」に関しましては、私が先達としてご案内致しましょう。
「児童学科」と「健康栄養学科」はこちらの校舎になります。
当日は正門から入って広場に集まった後、午前中の体験学習に参りましょう。
体験学習を終えた後、再度広場にお集まり頂いた上で「学食無料体験」に参りましょうか。

それから体験学習に関してですが、体験学習の出席証明書にスタッフの方から
捺印を頂くのをくれぐれもお忘れなく。
「学食無料体験」に関しては、こちらが当日オープンキャンパスに参加して頂いた高校生の方の
食券代わりになります。こちらで当日の「日替わりランチ」を無料で頂けますので。

勿論、他のメニューをご希望の際は自腹という事になりますが食券を購入して頂ければ
問題はございません。
ただ、無料体験のみ出席証明書の捺印が必要な事だけは覚えておいて下さいね。

それから午後からは、キャンパスツアーですね。
私は生憎スタッフではありませんが、現代家政学科をご希望の方の付き添いとして御同行致します。
児童学科に関しては幸いな事に、友人が午後からのスタッフを担当することになっております。
友人には既に伝えておりますので、案内に従って学科の特徴と内容をお知りになって下さいね。

キャンパスツアーを終えたら、最後に体育館のフリートークコーナーに参りましょう。
学科の内容や取得できる資格、学生生活に関する事など、質問の内容を前日やキャンパスツアーの中で
予め纏めておくと、質問がし易くなりますよ。

(この後、当日の計画をきちんと纏め、参加書類に必要事項を記載して頂いた後解散となりました。)

お疲れ様でした、お嬢様…。
私にお答え出来る事は限られておりましたが、それでも皆様熱心に今回のオープンキャンパスのへの参加を
真剣に考えておられて感心致しました。
当日は有意義なものとなりますよう、私も微力ながら御力添えさせて頂きます。

あら?少々お待ち下さい、私のスマートフォンが鳴っております。
どうやら、当日のスタッフを務める友人からのようですね。

もしもし、羽藤です。はい?当日現代家政学科を担当する筈だった方が、急病で?
まあ…くれぐれもお大事になさるようお伝え下さいね。
はい…。それで当日?…分かりました。多少急な事ではありますが、一度お嬢様に相談致します。
出来るだけ御力になれるよう、頑張りますね。
え?それで当日、あの服装で?
…分かりました。それも一度お嬢様に相談してみますね。

(オープンキャンパス当日)

おはようございます。本日はオープンキャンパスへようこそお越し下さいました。
今日皆様が体験されることが皆様の進路を考える上で有意義なものとなりますよう、スタッフ一同尽力致しますので
どうかよろしくお願い致します。

…それで、私がどうしてスタッフの腕章をしているのか、ですか?
はい、当日参加するはずだった現代家政学科のスタッフの方がインフルエンザで…。
急遽、代役として私に白羽の矢が立ったというわけです。
準備不足な点は否めませんが、他のスタッフの皆様の力をお借りしながら頑張らせて頂きます。

…それで何故、メイド服を着用しているかという事ですか?
え〜と、それは…。

(大学の友人)

何今更照れてるのよ!あんたは常日頃メイドが本職じゃない!
いえ、天職と言っても過言じゃないわ!
そんなあんたがメイド服着ないでどうするのよ!
それに当日本職のメイドさんが来るって教えてあげたら、私の後輩達が大勢喜んで来てるんだから!
フォローならちゃんと他のスタッフがしてくれるから、張り切っていくわよ〜!

あはは…。これでいいんでしょうか…。(汗)
…という訳でお嬢様、本日はメイド服をお借りする許可を頂き、有難うございます。(苦笑)
では気を取り直して、出発致しましょう。
私はスタッフの方のお手伝いをしておりますので、もし何かありましたらご連濁下さいませ。





906 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/03/29(Sun) 15:56
>>902

どうぞ…。お茶のお代わりをお持ち致しました。
現代に生きる上で、色々と悩みが御有りのようですね。
お嬢様のような立場の方でさえお悩みは尽きないのですから、
他の方々は猶更でしょう。

闇の眷属の方々の住む世界は、限られていると思うと猶更ですね。

「夢」…ですか?勿論ありますよ。
ただ、お仕えするお嬢様の立場上、他の闇の眷属の方に軽々しくお答えすることは出来ないのですが。
まずはそのために必要な資格をきちんと取得し、大学を無事卒業することですね。

立場も種族も異なる私が、軽々しくアドバイスなどと申し上げる事は出来ませんが
今のお客様には心の静養が必要でしょう。
何かありましたら、遠慮なくお申し付け下さいませ。



907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/04(Sat) 06:36
お二人が「思い出のマーニー」のお友達とお手伝いさんになってくれてたら
マーニーはとても幸せだっただろうに。

908 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/04(Sat) 12:10
>>905(柚葉さん)

>では「現代家政学科」に関しましては、私が先達としてご案内致しましょう。

予想はしていましたが、やはり「現代家政学科」は柚葉さん自身に案内していただけるのですね。
あああ…、柚葉さんの学び舎が見られる絶好の機会を逸してしまうのは断腸の思いがいたします。
ですが、大学とは自分の意志で自分の求める真理をどこまでも究めようとする場です。
ただ慕情の思いから柚葉さんについていく、という選択はむしろ柚葉さんを失望させてしまうことだろう。
対等の友として柚葉さんに見ていただくためには、少しでも柚葉さんにふさわしい学究の徒であることをやめてはいけないのだわ。

午後のキャンパスツアーでは柚葉さんのご学友に案内していただけるのですね?
一体どんなご就学をされているのか細大漏らさず承り、心に焼き付けておきましょう。

柚葉さんお疲れ様でございました。
部員の皆さんがこうして一同同じ大学のオープンキャンパスに目を輝かせていらっしゃったのもひとえに柚葉さんへの憧れゆえ。
ですが、皆様それぞれに将来歩みたい道を心の中に培っておられるのがわかります。
どのコースも目指すところは人間の心身をよりよく在らしめるための心と技を学ぶものと感じました。
それは『社交』を実のあるものとする根幹の部分でございましょう。
三年生の部員の方々にとってはわが社交部の活動の総仕上げと申しても過言ではありませんわ。

(オープンキャンパス当日でございます)

ああ、いよいよ学苑の中にわたしは立っております。
…天にいらっしゃるボローニャ大学の同窓生(とも)よ…、わたくしキャンパスに立っているわ。
貴女はあの日の涙を今は微笑みへと変えてくださるかしら…。

柚葉さん…、キャンパス内を行かれる大勢の方々が貴女へと視線を注いでいらっしゃいますわ。
皆さんに申したい、これが我が家のメイドさんですよ、と。
いえ、今は大学生のお立場、わたくしの先輩となるかもしれない御身なので、そんなはしゃいでは叱られますでしょうけれど。
そして、本日インフルエンザでご欠席なさったお友達の方には少しでも早いご快癒を、と心より願っております。

でもでも、お隣のご友人の仰るとおり、このお姿は本職にして天職でございましょう。
後輩の皆さんも部員の皆さんも、メイド道のその最初の一歩で最高の実例を目にすることができた幸福をどうぞ噛みしめられんことを。

>…という訳でお嬢様、本日はメイド服をお借りする許可を頂き、有難うございます。(苦笑)

わたくしが許可するとかしないとか、そんな問題ではございません。
最高の衣装が最高の着手(きて)を選んだのです。
エクスカリバーがアーサー王に帰順するようなもので、わたくし如きが異を唱えられるものではありませんわ。

…そうしてわたくしは「児童学科」の体験学習へと歩を進めました。
子どもの保育、教育、福祉、健康、心理、文化、と子どもにかかわる専門知識と経験を広く修得する学科。
実践的、体験型の学びが充実したこの学科は保育士や幼稚園の先生、小学校や特別支援学校の先生へと繋がる道。
素敵なことに大学祭 − なんとその名称は『ローザ祭』と仰るそうで薔薇の名を冠しているのだそうです − では、子どもたちを交えて保育の実践も行われるそうです。
案内してくださる皆様の
『子どもの幸せをお手伝いできる存在になりたい』
『子どもの心が健やかに育つような地域づくりに貢献したい』
といった志望を語る溢れる熱情に胸の内が揺れ動きます。

各種専門的な学問を修める一方、楽器演奏や人形劇といった子どもの喜ぶ実技を学ぶ実習は、わたくしが公民館のイベントなどで演じていた経験が思い出されて楽しくて仕方なくて。

…わたくしが案内の皆様が志望されるような、子どもたちと接する第一線のお仕事に就くことは難しいでしょう。
魔族…それも人の血を啜るような者が居ては、親御様はとても安心など出来たいでしょうね。
でも、子どもを笑顔にし、その健やかな成長を護るお手伝いはきっとできる。
皆様のご案内を聞いていて、そう思えたわたくしでございました。

さて…そろそろ「学食無料体験」の時間ですわね。
「日替わりランチ」、どんなメニューか楽しみですわ。


909 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/04(Sat) 12:11
>>907

マーニーさんのことは以前にも一度話題になりましたわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=508&to=509&nofirst=true

あの時のお客様は、わたくしと柚葉さんの関係を彼のお二人と引き比べて将来の不安を訴えておられましたが。
やはり、彼のお二人の関係の末はとても哀しいものだったようですね。
友を想うマーニーさんのお気持ちはどれほど孤独であったことか。
マーニーさんのお傍にこの身がありましたら、身を寄せ語り合い思い切りはしゃいで遊んでみたりしたくなったでしょうね。

一度結ばれた縁でありならが、永久の別れを経験することの哀しさは、わたくしも経験してきたことゆえ我が事のようにも思えます。
ですが、信じ合い慕い合った人がいることの思い出はそれからのマーニーさんの心を支える力になり得たのではないか、これもまたわたくしのこれまでからそう思うのですよ。
それはまた、新しい絆を得るために他人へと伸ばす己が手に勇気を与えてくれる、だからこそマーニーさんはそれを繰り返すことでアンナさんと『再会』し得たのではないでしょうか。

なんだか三浦理恵子様の『confidence』をまた聴きたくなってきました。
マーニーさんもこの歌のような気持ちであった、と信じたいのです。


910 名前:この投稿は削除されました 投稿日:この投稿は削除されました
この投稿は削除されました

911 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/05(Sun) 13:55
>>907
テレビで放送されるのは、これで3回目でしょうか。
この金曜日の時間を、家族でゆっくりと楽しむのは今も昔も同じですね。

はい、ラストでマーニーさんの秘密が明かされるのでしたね。
やはり同じ家政婦の立場としては、使用人の方々のマーニーさんへの態度には
信じ難く、許しがたいものを感じてしまいます。
…ご両親が、きちんとした子育てを放棄しているのですからお世話をされる方に対する見る目の無さにも
猶更怒りを感じてしまうのですが。

私でしたら、公私を弁えながらも時には使用人として、時には姉として
絶対にマーニーさんに寂しい思いなどさせたくありません。
お嬢様も、マーニーさんの寂しさを理解してきっとその気持ちに寄り添って下さるでしょうに…。

でも、不遇な少女時代を過ごしながらも優しさを失わなかったマーニーさんの生涯には
哀しさだけでなく感動も与えて下さいました。
アンナさんとマーニーさんの一時の思い出と別れには切なさを感じずにはおられませんが、
それでも残されたアンナさんを想う優しさが、あの不思議な体験と同時に
アンナさんの心の傷を癒して下さったのでしょうね。

…さてと、お茶のお代わりをお持ち致しましょうか。
お嬢様のお気に入りの、『ルイボスクラシック』をお淹れ致します。

912 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/05(Sun) 14:33
>>908(アーチェロお嬢様)

>柚葉さん…、キャンパス内を行かれる大勢の方々が貴女へと視線を注いでいらっしゃいますわ。
>皆さんに申したい、これが我が家のメイドさんですよ、と。

お屋敷におけるお客様の来訪や、学園祭で身に纏うのとはやはり感じる視線に違うものがありますね。
でも、これもまた私の「家政学」における一つの姿です。
自信をもって臨まなければ、お嬢様にもこのメイド服にも失礼というものです。

お嬢様が本日オープンキャンパスに参加される皆様に、大学の先輩として、そしてお嬢様のメイドとして
誇らしく思って頂けるように頑張らなければいけませんね。
「自惚れ」ではなく、あくまで「自信」でなければならない…。
気を引き締めるべき所は引き締めて、臨まなければ。

>さて…そろそろ「学食無料体験」の時間ですわね。

お嬢様、お疲れ様でした。
午前中の「体験学習」を、無事終えられたのですね。
私も休憩時間を頂いて、今から学食に向かう所です。
はい、友人が

「お嬢様と学食をご一緒したいんでしょ。折角だから行ってきなさいよ。」

と気遣ってくれまして…。
では、参りましょうか。

本日の学食のメニューは、「アスパラガスとパプリカの春ラザニア」と「卵とほうれん草のコンソメスープ」ですね。
まだ若干寒さも残る時期ですので、このような温かいランチを食することが出来るのは有り難いです。
この学食は学生の皆さんの栄養バランスの事もきちんと考えて下さっており、
日替わりランチは出来るだけ野菜を多く摂れるメニューが考えられているのですよ。

ん〜。温かくてやはり美味しいです。
見た目も旬のアスパラガスに、色鮮やかなパプリカが食欲をそそりますし、
アクセントとしてクラッシュした胡桃が使われているのも歯応えがありますね。

此処の日替わりランチは美味しいだけでなく、私にとっては日々のお仕事における
メニューのヒントも同時に与えて下さるんです。
お屋敷に戻りましたら、また新たなメニューの参考に致しますね。

ではお嬢様、皆様、ごゆっくりどうぞ。
午後の準備がありますので、若干私は早めに席を外させて頂きますね。
午後のキャンパスツアーの集合場所にはくれぐれも遅れないよう、よろしくお願い致します。

913 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/05(Sun) 16:06
>>911(柚葉さん)

>私でしたら、公私を弁えながらも時には使用人として、時には姉として
>絶対にマーニーさんに寂しい思いなどさせたくありません。

その柚葉さんの優しさに誰よりも助けられたのはわたくし。
前の街を追われて途方に暮れていたわたくしへ手を差し伸べてくださった柚葉さんでしたら、マーニーさんもどれほど救われたか分かりませんわ。

>お嬢様も、マーニーさんの寂しさを理解してきっとその気持ちに寄り添って下さるでしょうに…。

残念ながら、わたくしがこの先マーニーさんと出会う機会はないでしょう。
ですが、マーニーさんのように不遇のうちにある方との出会いならきっとあることと思います。
その時はその気持ちに寄り添えるわたくしでありたいですわ。

…そういえば春アニメで『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』が始まりましたわ。
主人公のカタリナ・クラエス様は何の気負いも無く自然に人の心の傷を優しく癒していかれる方とお見受けしました。
コミカルに見えてとても真っすぐで清らかのお心はわたくしも見習いたいと思わされますわね。

ふう…、柚葉さんの淹れてくださる『ルイボスクラシック』はまことに香り高く滑らかに口中を充たし、わたくしの心を慰めてくれます。
淹れてくださる方の心の温かさが不思議と映るのが紅茶の味わいの不思議さです。
マーニーさんにも味わっていただければ、と思ってしまいますわね。


>>912(柚葉さん)

>お屋敷におけるお客様の来訪や、学園祭で身に纏うのとはやはり感じる視線に違うものがありますね。
>でも、これもまた私の「家政学」における一つの姿です。

「家政学」は人の心を以て人々の心をより心地良く、それでいてより高みへと導いてくれる、そんな力を培ってくれる学問。
浅学の身ながら、日々の柚葉さんを見ていてそう思っております。
今、多くの方の視線を受けてなお自信と矜持とが溢れる柚葉さんのお姿…。
大勢の人とより多く触れ合うほどに、柚葉さんはより高みへと自身を上らせられ、より優しい輝きで人をもてなしていかれる。
遥か長き時を経ていながら、この気高さにわたくしはとても及ばない。
キャンパスに立つ柚葉さんを見ていて、その素敵さに、はしたなくも震えだしそうですわ。

柚葉さんから「自惚れ」を感じたことなどついぞございませんが、それでも我が身を律していらっしゃる姿の何と凛としたことか…。

>本日の学食のメニューは、「アスパラガスとパプリカの春ラザニア」と「卵とほうれん草のコンソメスープ」ですね。

まあまあまあ…。
さすが家政を以て鳴る大学の食堂ですわね。
栄養、彩り、季節感、そしてこの香りの清々しさ…食する前から口中に滴が湧くのを抑えられませんね。
ああ…、これはまさに早春の風景が浮かぶ美味しさ。
食欲を充たし、しかも午後のツアーへの鋭気をあらためて高めてくれる快活なる味わいが体中に広がります。

それでは、午後の集合まで少しこの余韻の内に休憩させていただきます。
柚葉さん、午後も本当にお疲れ様でございますが、よろしくお願いいたしますね。


914 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/05(Sun) 17:35
>>913(アーチェロお嬢様)

(一旦場面を、お屋敷へと通じる小路に移り変わります)

>その柚葉さんの優しさに誰よりも助けられたのはわたくし。

私も、お嬢様との出会いを経てこの街の『家族』としてのかけがえの無い絆を、
そして多くの出会いと大切な思い出を頂きました。
そう…。この桜の満開の季節に、花吹雪舞い散る中、この小路を歩いて…。

この季節とこの小路を歩くたびに、あの日の出会いが昨日のように思い出されてきます。
そして季節が巡り、また新たな絆と思い出を私達は築いていくのですね。
そしてお嬢様と私と、これからも待ち受けている出会いが互いに倖あるものになる事を願わずにはいられません。

>…そういえば春アニメで『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』が始まりましたわ。

はい、私もこの日をどれだけ待ちわびていた事か…。
友人に勧められたのがきっかけで、結果私も原作、コミカライズと全て揃えてしまい、
アニメ化企画も進行中とあって本当に楽しみにしていたんです。

以前お嬢様が仰られていましたが、原作における同じ場面でのカタリナさんと
他の登場人物の視点を変えての描写、あれが本当に斬新で面白くて、
私自身も作品の虜になった要素の一つです。

本来の悪役としての立場から打って変わって、どこまでも真っ直ぐで太陽のように輝く笑顔…。
誰もがカタリナさんに魅せられるわけですね。
それからアニメ化にあたり、嬉しかった要素が2つほど。

1つはOPが、私が昔から好きなアーティストである「angela」が歌っていること、
そして作品の正式なヒロインであるマリアさん役が「早見沙織」さんであった事ですね。

OPはカタリナさんと別のヒロインの方々と手を取り合って踊るシーンが本当に楽しそうで何度も見てしまう素敵なものでしたし、
マリアさんに関しては「きっと早見沙織さんか花澤香菜さんのどちらかしかあり得ない!」と
予想しておりましたので…。

今からカタリナさんとマリアさんとの出会いが、楽しみで仕方がありません。(微笑)

あ、ここで一つ、お得な情報を。
もし御存知でしたら今更ということになりますが、アニメ化を祝して電子書籍で原作、コミカライズ、スピンオフ、アンソロジーを
纏めた特別版が無料で配布されております。
特にアンソロジーは、カタリナさんらしさ全開で本当に面白いですよ。(笑)

では、一旦切らせて頂きます。


915 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/08(Wed) 21:16
>>914(柚葉さん)

>私も、お嬢様との出会いを経てこの街の『家族』としてのかけがえの無い絆を、
>そして多くの出会いと大切な思い出を頂きました。
>そう…。この桜の満開の季節に、花吹雪舞い散る中、この小路を歩いて…。

また桜花の吹雪く思い出深い季節が巡ってまいりましたわね。
そう、あの日わたくしは自ら『家族』の赤い糸を手繰り寄せる歓びを知りました。
イタリアで多くの眷族の掌中にただ守られるのでは無しに、この心に映る一人の人間の…柚葉さんの魂に惹かれ共に家族とならんとする歓びに満ちた日の始まり。

>そしてお嬢様と私と、これからも待ち受けている出会いが互いに倖あるものになる事を願わずにはいられません。

異国小路を舞い散る桜は変わらずとも、柚葉さんとの思い出は重なるごとに赤い糸はより強く、手を取り合いながら見る人間の世界はより温かくなって。
柚葉さんがいらしてくださったからこその多くの出会いはわたくしの宝物です。
わたくしも、貴女がくださった縁の糸をより多くの人々とのそれへと繋いでいけるわたしでありたい。
それが柚葉さんにとっても良き出会いであるように、怖れることなく人の世に我が身を置いて進んで参りますわ。

>友人に勧められたのがきっかけで、結果私も原作、コミカライズと全て揃えてしまい、
>アニメ化企画も進行中とあって本当に楽しみにしていたんです。

わたくしも、なろうの原作を読み終え、コミカライズも揃えて楽しんでおりますわ。
作画担当のひだかなみ先生のビジュアルの力も得て本当にコミカルで心温まる優しい世界に魅了されてしまいました。

>本来の悪役としての立場から打って変わって、どこまでも真っ直ぐで太陽のように輝く笑顔…。

わたくしも昔から人間の方から見るとかなりきつめの顔立ちらしく、魔の気を出さずともちょっと怖い…、などとも言われてきました。
ですので、カタリナ様が悪役顔と自認しながらその気性の良さゆえに表情が魅力的なのは大いに見習いたいと思っておりますわ。

>特にアンソロジーは、カタリナさんらしさ全開で本当に面白いですよ。(笑)

アンソロジーのことは知りませんでしたので、さっそく買い求めました。
教えてくださって有難うございます。
カタリナ様、本当にどの作品でも笑顔が光り輝いていて、誰もが魅了されるのも分かりますわね。
できることならいっときだけあの世界に転移して、カタリナ様とお話がしてみたいです。
そのときは、米俵を担いでまいりたいですわ。
あちらにはお米が無くて残念がっていらっしゃいましたから、持っていけばマリア様と二人で美味しい和食をたくさん作られますわ、きっと。


916 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/12(Sun) 14:51
>>913(アーチェロお嬢様)

>柚葉さん、午後も本当にお疲れ様でございますが、よろしくお願いいたしますね。

(午後の、集合場所です)

皆様、学食とメニューの無料体験は如何でしたでしょうか?
私達の大学の魅力的な施設の一つとして、覚えておいて頂ければ幸いです。

申し遅れました、私、家政学科に在籍する羽藤柚葉と申します。
本日、家政学科、人間栄養学科のキャンパスツアーを担当させて頂きます。
この度は私自身、急遽参加とあって準備不足な点も多々ございますが、よろしくお願い致します。

(一階ロビーへ)
こちらのロビーは吹き抜けになっており、非常に明るく爽やかな雰囲気が自慢の場所です。
正門にも近く、この場所をゼミやクラブから、プライベートに至るまで待ち合わせ場所として利用する学生は
非情に多いんですよ。

この1階には他にも保健室、学生相談室があります。
健康上の理由や学業、学生生活についてお悩みの事がありましたらこちらへ足をお運び下さいませ。
では次に、地下へご案内致します。

(地下一階 付属図書館へ)

この校舎の地下は、学業の上で欠かせない付属図書館となっております。
多くの蔵書と貴重な資料は、大いに皆様の学業を助けて下さる事でしょう。
もし入学されましたら、積極的にご活用下さいね。

また、希望の書籍や資料がこちらの図書館に無いという場合は、
図書館の担当者を通じて入荷希望の書類を出したり、または提携している
他大学の図書館、公立の図書館を通じて取り寄せる事も可能です。
どうかお気軽に、担当者に相談してみて下さいね。

では、次は2階へ参ります。

(2階ラウンジ)
こちらは食事や自習以外にも、多目的に使用できる学生のためのラウンジです。
様々な学生への情報をお知らせする電子掲示板も設置しておりますので、
この場所を訪れた際にはそちらを確認する習慣を身に付けると後々便利ですよ。

ある程度自由に利用することは可能ですが、学習で利用されている方も多いので
あまり大きな声を出さぬよう配慮して頂ければ幸いです。

今回は割愛させて頂きますが、3階、5階、6階、7階は授業の為の各教室となっております。
ご自身の学科の授業の際に、足を運んで下さいね。

では、次は4階へどうぞ…。

(記念ホールへ)

こちらはこの大学の創始者と歴史、この大学出身の著名な方の業績を記念して
作られたホールです。
創設以来のこの大学の歴史、また出身者の業績がどのようなものかを知る事が出来ます。
将来皆様が、この大学を卒業された後このホールで業績を称えられるご活躍をされることを願っております。
勿論、我々在校生も偉大な先輩方に一歩でも近づくことが出来るよう日々精進して参ります。

(次は、エレベーターで8階へ)

こちらは、パソコン教室になります。
60台近い最新のパソコンを完備しており、授業の際にも使用されます。
先生が授業で使用される際には、各学生に作業の説明をしやすいように
先生のコンピュータ画面を映し出すモニターも設置されており、
学生のための配慮もきちんとなされております。

以上が、こちらの校舎の主な施設になります。
次の校舎では、各技能を学ぶための充実した施設がございます。
多くの場所を回り、少しお疲れかと思いますので一度ロビーに戻って休憩致しましょう。

一旦切ります。








917 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/12(Sun) 15:30
>>913(続きです)

こちらの施設では、調理実習室、介護実習室、プレイルーム、工作工房など
各学科の主に技能を学ぶための充実した施設が完備されています。

私は調理実習室やプレイルームで、多くの技能について学ばせて頂きました。
このプレイルームは、幼稚園、保育所の部屋を模した多目的ルームで沢山の遊具や教材を備えており、
教育、保育の各実習や地域の子ども達を招いたプログラムに利用されています。

私の場合、家政学科と児童学科の協力と交流のプログラムとして、地域の子ども達を招いた
お料理教室や裁縫教室、手芸教室の実施に参加したことがあります。
こちらの壁には、それらの記念写真が飾られていて活動の一端を窺い知ることができますよ。

こちらが私と、こちらの児童学科のスタッフの方が参加した際の記念写真です。

(その後、キャンパスツアーも無事終了し参加されたお嬢様の高校の社交部の方々は
各々好きな場所を見て回り、オープンキャンパスは無事終了しました。)

お嬢様、お疲れ様でした…。
本日のオープンキャンパスが、お嬢様や社交部の皆様の進路や将来を考える上で
助けとなるのであれば、幸いです。
私も、少しでも御力になれたのであればスタッフの一人として活動出来たことを誇らしく思います。

それから、友人には最後まで気遣って頂けて申し訳なく思う反面、嬉しく思います。
本当なら後片付けまで最後までやるべきところを、こうしてお嬢様と家路をご一緒出来るように
して頂いたのですから。

>…わたくしが案内の皆様が志望されるような、子どもたちと接する第一線のお仕事に就くことは難しいでしょう。

過去のボローニャ大学の事も含めて、お嬢様が思い悩むのも無理はありませんね。
辿ってきた歴史を踏まえれば、お悩みを解決するのは決して簡単ではないかと思います。
ですが、やはり進むべき道はお嬢様自身の「本心」に掛かっているかと私は考えていますよ。

お嬢様が今こうしてこの国にいて、この国の、この街の、お嬢様の通われる学校の方々と共に日々を過ごしている事…。
それは、お嬢様が周囲の反対を押し切りご自身の本心を貫いた結果成しえた事なのですから。

私がお嬢様の全てを理解している等と、大それた事は申しません。
全てのお悩みについて解決出来る等とも申せません。
お嬢様の歩んできた歴史と比べれば、遥かに平穏無事な時代とこの国を生きてきた私では
見てきたものが違うのですから。

ですが、お嬢様がご自身の「本心」をもって本当に為さりたい事、歩みたい道をお決めになった時に
お傍にいてそれを支える事は出来ると胸を張って言う事は出来ます。
お嬢様にお仕えする、この国初のメイドとして…。
そして、私達の絆の証である「朱珠」に誓って…。

さあ…お屋敷に戻りましょうお嬢様。
私達の大学の記念品も色々と頂けたことですし、三姉妹さん、喜んで下さるかしら。
まだ少し寒さは残る時期ですし、お帰りになりましたら直ぐに温かい紅茶をご用意致しますわ。(微笑)



918 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/12(Sun) 15:48
>>915

>カタリナ様、本当にどの作品でも笑顔が光り輝いていて、誰もが魅了されるのも分かりますわね。
できることならいっときだけあの世界に転移して、カタリナ様とお話がしてみたいです。

はい、それはもう、私も是非ともご一緒させて頂きたいですね。
昨晩登場されたメアリさんともご一緒したいですし、メアリさんの丹精込めて育てているお花のお世話から
カタリナさんの畑のお世話まで、本当に楽しい時間が過ごせそうです。

>あちらにはお米が無くて残念がっていらっしゃいましたから、持っていけばマリア様と二人で美味しい和食をたくさん作られますわ、きっと。

うふふ…。カタリナさんと同じく「こちらの」世界の出身である私達で、色々とお話が弾みそうですね。
ですが、世界観としては中世ヨーロッパ風の世界ですので主食は小麦とそこから作られるパン…。

電気炊飯器が無いのは勿論として、どうやってお米を炊こうかと私達3人で思い悩む事になるかも知れませんね。(笑)
私の場合ですが、

「お嬢様、故郷の経観塚のお屋敷には和式の窯がありましたので火を焚いてお米を炊く事は私にも出来ますが、
こちらの世界では如何致しましょう?」

と、お嬢様のお知恵をお借りすることになりそうですね。
それから和食をお作りする際の調味料…。醤油、味噌、味醂、または出汁をとるための食材等が
カタリナさん達の世界ではなかなか手に入らず、どうやって再現しようかと3人で悩みそうな展開が…。

お嬢様とカタリナさん、そして私と3人揃って、

「はあ…。足りない物が直ぐ手に入った商店街、スーパー、コンビニ、ドラッグストアが懐かしいわ…。」

と溜息をついて、カタリナさんの義弟のキースさんが、

「スーパー?コンビニ?ドラッグストア?何言ってるんだろう姉さん達…。」

と、首を傾げられそうですね。(苦笑)

有るもので再現するというのも、それはそれで楽しくなりそうですけどね。(笑)

919 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/12(Sun) 21:55
>>916(柚葉さん)

>皆様、学食とメニューの無料体験は如何でしたでしょうか?
>私達の大学の魅力的な施設の一つとして、覚えておいて頂ければ幸いです。

高い天井、テーブルや椅子、床も白系で統一された清潔な雰囲気は、繊細な味わいのお料理と共に学生の憩いの場となっておりましたね。
設計の段階から大勢の学生さんが集まる場所を心地よくしようという配慮が感じられ、プロデュースなさった方の感性の豊かさを感じさせましたわ。
学生になれましたら、またお昼時やティータイムを過ごしたいですわね。

>申し遅れました、私、家政学科に在籍する羽藤柚葉と申します。

柚葉さん、少し緊張しているご様子ですけれど、それをカバーして余りある端然とした雰囲気はさすが後進を導こうとする大人の雰囲気で素敵ですわね。

『後進を導く』…。人は限られた生を享けるがゆえに、世々自分たちの歩いてきた足跡を伝えていこうとする。
それゆえにこのような学び舎を設け、あるいはそこを目指す後進に手を差し伸べる。
わたくしは…数百年のときを永らえながら、そんな真摯な思いを本当に抱いたことがあっただろうか?むしろ同族みな永の時を得ているがゆえに、後世に伝えるという営みを疎かにしてはいなかっただろうか?

いけない、いけない、柚葉さんの説明をちゃんと聞かなければ。
ボーっとしていては叱られてしまいます。

>また、希望の書籍や資料がこちらの図書館に無いという場合は、
>図書館の担当者を通じて入荷希望の書類を出したり、または提携している
>他大学の図書館、公立の図書館を通じて取り寄せる事も可能です。

日本中の大学や公立の図書館から必要な書物を取り寄せられるだなんて、本当に素晴らしいシステムです。
親戚の伯父様から紀元前のアレキサンドリア図書館の蔵書の凄さを思い出話に聞かされましたが、今の学生は、それを遥かに凌駕する学術書に触れることができるのですね。

>こちらは食事や自習以外にも、多目的に使用できる学生のためのラウンジです。

大学生ともなれば、ただ講義を聞くだけではなく自分たちで目的を持って進んで学ぶことが肝要でございましょう。
学生同士で問題意識を持って議論を深めたり課題に取り組んだり。
わたくしもボローニャでそうした時間を過ごしましたが、ここではそのための設備をこうして整えていらっしゃる。
皆様から立ち昇るオーラの何て清新で熱気に満ちていることか。
この身も自然引き締まりますね。

>こちらはこの大学の創始者と歴史、この大学出身の著名な方の業績を記念して
作られたホールです。

「日本における家政学の先駆者」と誰もが認める方…。
まあ、ではこの日本にメイド道の源流をお作りになった方なのですね?
若き日に英国で家政学を学ばれたそうですから、きっとその道の神髄を体得されたことでしょう。
その間、欧州各国を訪問して女子教育と家政学についてさらに深く考究されたとのこと。
同じ時期に城館で安穏に過ごしていたわたくしが恥ずかしくなりますわ。

その建学の精神が脈々と伝えられ柚葉さんにも薫陶を…。
時は帰らず、彼の方にそのお礼を申し上げる機会はもはやございませんが、この大学にはその方の後進と精神が息づいているのですね…。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていただきます。)


920 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/13(Mon) 21:44
>>917(柚葉さん)

>このプレイルームは、幼稚園、保育所の部屋を模した多目的ルームで沢山の遊具や教材を備えており、
>教育、保育の各実習や地域の子ども達を招いたプログラムに利用されています。

なんて、なんて、素敵なお部屋なんでしょう!
本当に小さな子どもたちが夢中になりそうな、可愛くてそして心躍らせそうな品々がいっぱいなのですね。
そして子どもたちと皆様が心を通わせあい、互いに絆を育んでいく…。
心満ちる素晴らしい、そして遣り甲斐いっぱいの実践の場。
『親と子・学生・教員が出会い、 共に育ちあう子育てをめざしていきます。』
との説明がありましたけれど、『育ちあう』という言葉に本当に心惹かれます。
それが人の世界を輝かせているもの…、与え合い、育み合い、慈しみ合う。
辛く悲しいことが多い世界だからこそ、絆を深め合う営みを絶やさない、そんな魂の輝き。
そういった心の灯火を新しく生まれる命へと繋いでいく力をここで養おうとしているのですわね。
わたくしが人を見てきて最も惹かれるものがここにはある…。
ですが、魔族のわたくしの手にそれは届くものなのでしょうか…。

あ…、柚葉さんの瞳がチラとこちらに向いたような?
わたくしを気遣うような、それでいてどこか貫くような厳しい色を湛えて。

(柚葉さんと辿る家路でございます)

柚葉さん、本日は本当にありがとうございました。
社交部の皆様の瞳に充ちる光を見て、今日の見学が本当に良き志望を各々の心に育んだことと存じます。
きっと部員の中から柚葉さんの後に続く素敵なメイドさんが出てくることでしょう。

でも…、柚葉さんはわたくしに何か仰りたいことがあるようですわね?

>過去のボローニャ大学の事も含めて、お嬢様が思い悩むのも無理はありませんね。
>辿ってきた歴史を踏まえれば、お悩みを解決するのは決して簡単ではないかと思います。
>ですが、やはり進むべき道はお嬢様自身の「本心」に掛かっているかと私は考えていますよ。

そのことでございましたか。
お優しい言の葉であっても、なんだかメイド長の姿と重なる今の柚葉さんでございますわ。
そう、不躾を承知で、一言でそのお言葉をかいつまめば
『甘ったれるな。』
でございましょうか?
わたくしの不覚悟を叱り、けれど悩む我が心を思い遣ってくださる、そんなお言葉…。

確かに。
城館のメイドさんたちの剣を突破し、日本で人の疑念と怖れに抗い、理解ある人たちと共に在ることを常に心がけ。
そんなわたくしでしたけれど、いざ本当に望むこと − 新しく生まれ育まれてゆく命と我が心ひとつで対峙する、裸の心でただ逃げず手を伸ばすことはずっと怖いことで。
これまでの自分の抗いなどただの前振りでしかなかったと思えて。

>ですが、お嬢様がご自身の「本心」をもって本当に為さりたい事、歩みたい道をお決めになった時に
>お傍にいてそれを支える事は出来ると胸を張って言う事は出来ます。
>お嬢様にお仕えする、この国初のメイドとして…。
>そして、私達の絆の証である「朱珠」に誓って…。

柚葉さん…。
何よりも心に在ったのは貴女のことだったとあらためて思いました。
人の世がこれから魔族との間でどこまで平穏無事であれるかを思って、どこかでそれが均衡を失うことがあったら。
人間の身でありながら、その身一つでわたくしに寄り添ってくれる貴女に何かを失わせてしまいはしないか、と。
『与え合い、育み合い、慈しみ合う』、逃げることなく人とそんな関係を築こうとするなら後戻りは許されない。
そんな立場を守り抜こうとするとき、一緒にいてくださる柚葉さんが傷ついてしまったら。
そう思うとどうしようもなく恐ろしくて。

ですが、それらは結局踏み出せないわたくし自身への言い訳ではないか、今柚葉さんに叱られてそう思いました。
わたくしの弱い心が柚葉さんの気高さに引け目を感じる思いを生み出したのでしたわ。
あらためて…『朱珠』に誓って、すべてを…柚葉さんとの日々も、人との − 未来ある命との − 縁も、護っていくことを我が誇りにかけてお誓いいたします。

どうか…、その尊き身と心を、わたくしにお預けくださいませ。

…と思わず肩に力が入ってしまいました。
まったく能天気昼行燈娘にはふさわしからざる高揚でしたわ。
はい、三姉妹たちが待っておりますわね、早く帰るといたしましょう…。


921 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/13(Mon) 21:45
>>918(柚葉さん)

>はい、それはもう、私も是非ともご一緒させて頂きたいですね。
>昨晩登場されたメアリさんともご一緒したいですし、メアリさんの丹精込めて育てているお花のお世話から
>カタリナさんの畑のお世話まで、本当に楽しい時間が過ごせそうです。

ふふふっ、柚葉さんがいてくだされば、カタリナ様とメアリ様も、収穫した作物を一段と美味しく食べられて楽しい時間を過ごせることでしょう。
そして、メイドのアン様とも交流できれば、わたくしたちも新たな御もてなし料理を学ぶことができそうでございます。

>電気炊飯器が無いのは勿論として、どうやってお米を炊こうかと私達3人で思い悩む事になるかも知れませんね。(笑)
>私の場合ですが、
>「お嬢様、故郷の経観塚のお屋敷には和式の窯がありましたので火を焚いてお米を炊く事は私にも出来ますが、
>こちらの世界では如何致しましょう?」
>と、お嬢様のお知恵をお借りすることになりそうですね。

お知恵などと、わたくしにはとても柚葉さんに及ぶところではありませんが。
以前焼き討ちに合って放浪生活を送っていた時には飯盒炊飯は普通に行っておりましたわ。
でも、カタリナ様は前世でかなりアウトドア派でいらっしゃったようですから、その辺のこともご存知かもしれませんね。
いずれにせよ、そんな方法で煮炊きをしてご飯をいただいたら、またクラエス公爵夫人が気絶してしまわれそうですけれど。

>それから和食をお作りする際の調味料…。醤油、味噌、味醂、または出汁をとるための食材等が
>カタリナさん達の世界ではなかなか手に入らず、どうやって再現しようかと3人で悩みそうな展開が…。

故郷の城館の書庫に日本の書物『和漢三才圖會 わかんさんさいずえ 』がございましたが、三の兄様が読んでくださったところによりますと、大麦や小麦を使った醤油の作り方が載っておりましたわ。
詳しいことは忘れてしまいましたが…、先日のオープンキャンパスで教えていただいたように公共図書館を通じてどこかの図書館から復刻版でも借りて読んでみましょうか。

第2話も好調だった「はめふら」、今後のお話も楽しみです。
あちらに行ってみたい、という気持ちもますます高まりそうですわ。

そうそう、これをぜひ申しておきたかったのですが。
「はめふら」のスピンオフ漫画があるそうですわね。
柚葉さんはとっくにご存知かもしれませんが。
『乙女ゲームの破滅フラグ スピンオフ…絶体絶命!破滅寸前編』
こちらでは、カタリナ様が前世を思い出すのがなんとメインヒロインを集団でいびっているいる最中で、自分がいま崖っぷち状態であることを知る…という開幕ですの。
『ゼロサムオンライン』というところで、全部ではないですが読めるようですね。
これはぜひ読んでおきたい、柚葉さんはご存じだろうか、と思い申し上げる次第ですわ。


922 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/14(Tue) 22:30
>>920(アーチェロお嬢様)

>そう、不躾を承知で、一言でそのお言葉をかいつまめば
『甘ったれるな。』
でございましょうか?

ふふっ、まだ社会に出ていない一介の学生で、何も成しえていない私がそのような言葉を口にするほど
傲慢ではありませんよ。
でも、敢えて一言申し上げるなら…。

「諦めないで」ですね。

お嬢様のボローニャ大学を卒業出来なかった無念さは、察するに余りあるものがあります。
しかしお嬢様自身は、ボローニャ大学に進学したことを決して「後悔」はしていない筈です。
時代と悲しい種族同士の確執が壁となり、お嬢様は卒業という道を阻まれてしまった…。
ですが、一生懸命ゴールを目指す過程の中で様々な事を学び、多くの出会いがあったと思います。
それらの経験全てが、やはり今のお嬢様を形作る大切なものになっていると私は感じております。

誰もが一番「後悔」するとすれば、やはりそれは「挑戦(チャレンジ)」しなかったことではないでしょうか?
スタートラインを超えて走り出さねば、そこから始まる景色も、苦しさも、ゴールに近づく充実感も、声援を送ってくれる方々に対する感謝の思いも
何も得る事は出来ません。全ては「0(ゼロ)」のままです。

そしてどんなに悔やんでも、時は戻せない。
あの時走り出して得られたであろうものの事を考えると、そこには「後悔」しか無いのですから。

挫折を知るからこそ、再びゴールを目指す事、一歩踏み出す事も勇気が要ります。
でも、今のお嬢様は一人ではありません。
お嬢様自身が作り上げた社交部の皆様との絆、そしてそれらの活動を経て今回導かれたオープンキャンパス…。
共に学び、共に笑う中で培われてきたものが新たな道標になる筈です。

そしてお嬢様が進みたい道を「本心」で決められた時、その道は出自によって阻まれるものではないと
私は断言します。スタートラインに立つまでの道は、あくまでもお嬢様が切り開いてこられたのですから。

その後ろを後押しする者としてお嬢様の社交部の皆様も、私もいます。
私はお嬢様に「後悔」だけはしてほしくないんです。
だからお嬢様に向けて一言…「諦めないで」ですね。(微笑)

>どうか…、その尊き身と心を、わたくしにお預けくださいませ。

最早、これ以上の言葉は私達の間で必要ありませんね。
互いの鼓動が、そして互いの『朱珠』の温もりが、全てを物語っています…。




923 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/14(Tue) 22:43
>>921

>柚葉さんはとっくにご存知かもしれませんが。
>『乙女ゲームの破滅フラグ スピンオフ…絶体絶命!破滅寸前編』

はい、勿論こちらも存じていますよ。
無論、第1話から同じ場所(コミックゼロサム)で読んでおります。
こちらも、友人から紹介されたのがきっかけです。

既に悪役デビューを果たしていたカタリナさんが転生した事全てを思い出し、
マリアさんに土下座(!)して謝るんですよね。(苦笑)

本編は幼少期から始まっているので十分な(?)準備をして魔法学園への入学の日を迎えたのに、
今度はよりによって破滅へのタイムリミットまで残り1年!
…焦るのも、無理は無いですね。

それで今回なんですけど、私個人としては義弟のキースさんとの関係がとても心配なんです…。
キースさんは転生したカタリナさんと幼少期に出会う事で孤独を癒され、温かな家庭に育ち、
やがては姉としてだけではなく一人の女性としてカタリナさんを想うようになるのに…。

本来のゲームの筋書き通りでいけばカタリナさんとの姉弟仲は最悪、キースさんは孤独を抱えたまま
多くの女性と浮名を流す男性に育ってしまっているんですよね…。

マリアさんとの出会い、キースさんとの姉弟仲、本編のゲームとは正反対の展開が
読者の私達にカタルシスを与えてくれるのに、今回は正に「絶対絶命」ですね…。

ああ…本当に色々とどうなるんでしょうか…。
もしかしたら今回のカタリナさん、破滅を無限ループで繰り返してきたのでは?
等と想像してしまいます…。

924 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/18(Sat) 22:13
>>922(柚葉さん)

>ふふっ、まだ社会に出ていない一介の学生で、何も成しえていない私がそのような言>葉を口にするほど
>傲慢ではありませんよ。
>でも、敢えて一言申し上げるなら…。
>「諦めないで」ですね。

柚葉さんがこれまでわたくしにしてくださったこと、いつもわたくしの手を取って人の世界のより広い地平へと導いてくださったことを思うと、「何も成しえていない」のお言葉は全力で異議を唱えたい思いに駆られますが。
柚葉さんご自身がご自分の夢の高みへの階梯を見据えられ、そこへ向けての自己研鑽を課していらっしゃるからこその、そのお言葉なのでしょう。
そしてそんなご自身に厳しい柚葉さんが、わたくしに贈ってくださる言葉が
「諦めないで」
とは、やはり貴女は本当にどこまでお優しいのでしょう。

そして、紡いでいかれる言葉はまるでわたくしの五百数十年余を全部見守ってくださっていたかのようにすら思えて。
あのボローニャ大学にいた頃の学友との楽しくて心萌えいずる日々への眠っていた記憶をまざまざと思い出させてくださるのです。
そう…あの日々の希望も挫折もわたくしの大切な記憶で、今のわたくしを知らず知らず動かしてくれる力で。
この街で魔族として学校へ参り友を得る日々を続けられたのは、柚葉さんの支えと共にあの躍る心で未来を見つめた日を知っていたからでございましょう。
またオープンキャンパスに参った時何より誰より胸に沸いたのは
(今度こそ、あの日大学を去るわたくしに涙してくれた友と同じ地平に立てる)
との思いでした。
もちろん、柚葉さんという先輩の背を見て歩き続けられる、との歓びは言わずもがなですが。

>誰もが一番「後悔」するとすれば、やはりそれは「挑戦(チャレンジ)」しなかったことではないでしょうか?

諭してくださるそのお言葉はお優しいけれど、ご指摘なさる「後悔」の二文字はわたくしの心を震わせる。
それは…決して味わいたくない思い。
今度こそ柚葉さんのことも友人のことも裏切ってしまう最も恐ろしい結末なのに。
逡巡してしまった自分が怖ろしゅうございます。
叱られるより悲しまれる方がずっと辛いですわ。

>お嬢様自身が作り上げた社交部の皆様との絆、そしてそれらの活動を経て今回導かれたオープンキャンパス…。
>共に学び、共に笑う中で培われてきたものが新たな道標になる筈です。

社交…貴族の娘として培ったその術は魔族が人の世に生きるための方便であると思っていたのに、いつの間にかこうしてわたくしに掛け替えのない絆を与えてくれていたのですね。
オープンキャンパスで目を輝かせ柚葉さんらスタッフの言葉に耳傾ける姿は、ボローニャの学友たちと同じものでした。
共に歩んでくれる学友を再び得たわたくしが、怖れ、脚竦ませる理由などどこにもなかった…。
「後悔」など、皆がわたくしに下さった勇気があれば決してこの胸に抱いたりいたしますまい。

ありがとうございます、柚葉さん。
わたくしもこの『朱珠』の温もりと輝きにかけて、貴女を悲しませたりしないとお誓いいたしましょう。


925 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/18(Sat) 22:14
>>923(柚葉さん)

>はい、勿論こちらも存じていますよ。
>無論、第1話から同じ場所(コミックゼロサム)で読んでおります。
>こちらも、友人から紹介されたのがきっかけです。

やはり、以前仰っていた特別版のスピンオフとはこの作品のことだったのですね。
柚葉さんのご友人はとても情報通でいらっしゃいますのね。

>既に悪役デビューを果たしていたカタリナさんが転生した事全てを思い出し、
>マリアさんに土下座(!)して謝るんですよね。(苦笑)

あのシーンには思わず爆笑してしまいました。
その直前の典型的な意地悪令嬢のカタリナさんが前世を思い出してどうされるかと思ったら、実に迷いのない謝り方で。
やはり覚醒したカタリナ様はどこまでも真っすぐでいらっしゃいます。

もっとも、カタリナ様は前世の記憶に取って代わられたわけではなく、新たな記憶がインストールされたことで考えを改められたのではないか…。
アニメ感想まとめサイトの『あにこ便』でそのような意見が見られて「なるほど」と思いましたわ。
カタリナ様は我儘娘でいらした時から元々柔軟なご気性でいらっしゃったのかも知れませんわね。

『あにこ便』はアニメ本編のまとめが分かりやすく、感想・意見も書き込みが多くて、わたくしなどとても勉強させていただけますわ。

それにしましても、その後のカタリナ様はさすが野猿の二つ名を持つ方、断崖絶壁を登っていかれる様は実にお見事でした。
ご自身の過ちを迷いなく認め頭を下げられる潔さ、その毅然としたお姿に取り巻きの方もまた感化されていくのですから。
カタリナ様の頑張り、なんとしても報われて欲しいですわね…。

>それで今回なんですけど、私個人としては義弟のキースさんとの関係がとても心配なんです…。

はい、わたくしもそれは強く思っております。
カタリナ様にさんざん辛い思いをさせられて今からはたして関係を改善できるものなのでしょうか。
「化け物」と呼ばれて恐れ蔑まれたキース様の辛さは、アニメ2話ラストの号泣を見れば分かります。
わたくしも同じような侮蔑の言葉を投げつけられてきましたから、キース様のお辛さは我が事のようで、彼が救済されることがどんなに願いますことか…。

>もしかしたら今回のカタリナさん、破滅を無限ループで繰り返してきたのでは?
等と想像してしまいます…。

カタリナ様は「保身」を目的に動いていらっしゃるように見えますが、その実かなり目的を忘れて手段に…大切な人たちとの交流そのものにのめり込んでいるようなところがありますからね。
きっと救えない人がいるのなら、何度でもその人のために人生をループして出会いを繰り返されるのではないか、そうも思えますわ。
そう、「まどか☆マギカ」の『彼女』のように…。

さて、アニメの方はいよいよ新たなヒロイン…あの銀髪の方が登場されることでしょう。
本当に楽しみでございます。
彼女のボイスドラマの方も待ち遠しいですわ。


926 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/18(Sat) 22:18
訂正でございます。

>「化け物」と呼ばれて恐れ蔑まれたキース様の辛さは、アニメ2話ラストの号泣を見れば分かります。
アニメ第1話でしたわ。
失礼いたしました。


927 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/19(Sun) 08:29
入ってみたいアニメや漫画の世界を3つ挙げてみて下さい。

928 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/04/19(Sun) 10:04
>>927

あら、とっても楽しそうなご質問ですわね。
好きなアニメや漫画のキャラをすぐ傍で見られて、もしかするとお友達になれるかもしれない、だなんて想像しただけでワクワクいたします。
3つ、でございますか、う〜ん。
「はめふら」はもう「入ってみたい」と申していますから、ここは除外しておきましょう。

その他に思いついた順に申しますと。

「となりの吸血鬼さん」
 これは外せませんわね。
 わたくしたちと同じように吸血鬼と人間とが同じ屋根の下で暮らし、互いを想い合い良き関係を築いていくのです。
 そんな彼女たちと思い切りおしゃべりしたりゲームをしたりお出かけしたり、いろいろな楽しい体験を重ねてみたいですわ。
 それに、幸いわたくしには範囲限定ながら気象を操る能力がございます。
 昼日中にもソフィー様の頭上に雲を浮かべて陰を作り、お出かけしやすくするお手伝いができます。
 サイン会や同人誌即売会にお出かけのときはお役に立てると思いますわ。

「はたらく細胞」
 37兆個もの細胞の皆様が、それぞれ所を得て人体という一つの大きな世界のために頑張っていらっしゃる、そのお一人お一人の姿がとても魅力的なアニメでしたわ。
 「実際は人の血をたくさん飲んできた癖に。むしろ白血球に退治される側じゃないか?」
などというツッコミはどうかご勘弁くださいませ。
 人の世に生きさせてもらっている身ゆえに、人間のからだを護ることもしたい、というそんな望みをもってしまうのですよ。
 転移というより転生になってしまいますけれど、あの世界ではまず赤芽球から始めて、ちゃんと講習を受けて卒業時に細胞核 ― 帽子に付いたポンポン − を取ってもらって赤血球になり、それからは酸素や二酸化炭素、栄養を運ぶお仕事をする…。
 人間の命を守る、とてもやり甲斐のあるお仕事ですわ。
 それで白血球様や血小板ちゃんたちとお友達になれたらいいなあ、って思うのですよ。

「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」
 千葉県流川市を舞台にしたローカルアイドルの物語です。
 アイドルものは数あれど、地域に密着してアイドルユニット「流川ガールズ」として活動されるヒロインお二人と彼女らを囲む人々は、とても温か且つ地域振興という共通の目的のために頑張る姿がとても魅力的ですわ。
 わたくしがあの世界に入れましたら、流川市役所ふるさと振興課の職員となって、流川ガールズのお二人のために働きたいですわね。
 そうしましたら、いつでも元気な奈々子様とのんびり屋のゆかり様と、魚心くんの中のお二人をお傍で見ていられる、皆さんの頑張りのお手伝いができる。
 そして地域の皆様の喜ぶ顔を見ることができるのですよ。
 そうしましたときの達成感はいかほどであろうことか…。


929 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/19(Sun) 10:19
>>927

3つですか?そうですね…。少し迷いますが、ある程度絞らせて頂きましょう。
日常系で、尚且つファンタジックな要素がある程度浸透している世界観の作品が良いですね。

バトル系の作品は、流石にお断りですが…。

何と言っても一番に挙げるとしたら、『となりの吸血鬼さん』ですね。
主人公のソフィーちゃんは、お嬢様が同族として最も親近感を抱いている方ですから。

年齢的にはお嬢様の方が、ソフィーちゃんやそのお友達のエリーちゃんよりも上になりますね。
お姉さん的な立場として、良い交流の機会がもてることは間違いないでしょう。

吸血鬼であるお二人には残念ながらお料理でおもてなしすることが出来ないのは残念ですが…。
そこは同居している灯さんにヒントを頂きましょう。
血液を上手にアレンジしてスイーツ風にお出ししているのを何度も見ていますので。

それと自惚れるわけではありませんが…。
エリーちゃんに「美味しそう」と思われてしまった際にはお嬢様とソフィーちゃんに
対処をお願いしたいです。(汗)

それと最近、「吸血鬼になりたい」と仰る新しいレギュラーメンバーの方が加わりましたので
お嬢様が言い聞かせるのに苦労しそうな気が致します。(汗)

2番目は最近話題を呼んでいる『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』ですね。
現代日本の世界から転生したカタリナさんでしたら、お嬢様の和装と私の名前で
同じ世界から来た事をすぐに察するでしょうね。

以前お嬢様も仰っていましたが、「和食が食べたい」というカタリナさんの願い、叶えて差し上げたいですね。(微笑)
園芸や庭仕事でしたら私もお屋敷のお仕事で心得がありますし、カタリナさんやメアリさんと
是非ともそちらの面でも交流してみたいです。

ただ、お嬢様はこの国では貴族としてではなくあくまでも市井の一人として
日々を営んでおられますので、本当に外国の貴族の方をおもてなしした経験の無い私は
改めて学ぶ事も多いかと思います。
その辺りは、先輩のメイドさんに改めて教えを仰ぎたいですね。

3位は昨年楽しませて頂いた『まちカドまぞく』でしょうか。
主人公のシャミ子さんには同じ「魔族」という事でお嬢様も親近感を覚える事でしょうし、
魔法少女の桃さんとの微笑ましい日々のやり取りを見守っていきたいですね。

シャミ子さんはお家の経済状態で食費面で苦労していらっしゃいますし、桃さんは若干お料理が苦手な面がありますので
お弁当の差し入れをしたりお食事にお招きしたりして少しでも御力になれればと思いますね。
シャミ子さんは魔族として成長していきたいとお考えのようですが、
お嬢様はそこには敢えて口を挟むことはなさらないでしょうね。
お二人の日々の微笑ましいやり取りが、いい意味でシャミ子さんを成長させていくであろう事を
きっと分かってお出でですから。

私個人としてはこのような形になりますが、如何でしたでしょうか?

930 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/04/19(Sun) 10:26
>>929(アーチェロお嬢様)

あら、お嬢様とお答えするタイミングがほぼ重なるとは嬉しいですね。(微笑)
昨日の雨は上がりましたが、少し春らしからぬ寒さも感じております。

お仕事もひと段落致しましたので、午前のティータイムに致しましょう。
桜茶と、抹茶ぜんざいをご用意致しました。
葉桜を眺めながら、どうぞごゆるりと…。



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