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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


51 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/02(Sun) 17:38
>>49

はい、今日は第二の土用丑の日ですね。
梅雨が明けて、いよいよ本格的な暑さが始まります。
お嬢様には、元気を付けて頂かなければ。

という訳で、商店街のお魚屋さんで予約しておいた本日分の鰻を購入して参りました。
入荷される量の事もあり、前回程多くは無いのですが…。

本日こそは、「ひつまぶし」を準備致します。
今日この日にお嬢様の母上様である、カルミーニオ家の奥方様もいらして下さったのは幸いです。
共に食卓を囲んで、夏に向けて元気を付けて頂きましょう。

そして食後のデザートには、丁度良く冷えたイタリアのかき氷「グラニータ」をお出しする予定です。

52 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 17:58
>>49

はい、今日は二の丑…今年二度目の鰻の日でございますが。
ですが、前に申しました通り日本の鰻は大変品薄と聞いておりますし、お値段も高く我が家のメイドさんの頭を悩ませてしまうのではないか、と思ったのです。

ですが、本格的な夏の訪れには家族みなの元気に気を配りたい、その想いゆえ本日遠出をしてまいりました。
鰻が駄目ならほかの魚で以て精をつけてもらいたい…、と思って本日未明釣ってまいりましたわ。
ご覧ください、このスマートなフォルム、これは「鱧(ハモ)」でございますわ。
実は釣りが趣味のお友達に
「残念ですが、今年は鰻はもう食べられません」
と話しましたら、その方はじっとわたくしの顔…というか口から覗く牙をご覧になって、
「…んじゃ、鱧とかどう?
鰻に似ていて美味しい高級魚だよ。
よかったら一緒に夜釣りに行こうか?」
と仰ったのです。
それで、急遽釣り道具一式を買ってその方に頼んで湾岸の釣り場まで行ってきたのですわ。

釣果はこれ一匹のみ…、それも二時間ほど粘ってようやく一匹釣りあげたと思ったら、あえなくバラしてしまい…。
(ここで逃したら、もうダメかもしれない。
幸いここは流れのほとんどない静かな内浦。
 ええい、女は度胸ですわ!)
…というわけで、鱧が海に落ちると同時にわたくしも飛び込んで…、その結果がこれでございます。
お友だちにはかなり心配をかけてしまいましたが、吸血鬼のこの身はこの季節の水温なら大して障りはございませんでしたわ。
水の流れがあったらとても無理でしたが…。

釣りあげて初めてお友達がわたくしの牙を見た意味が分かりました。
何とも鋭い歯をしているのですわね。
わたくしの牙よりももっと迫力がございますわ。

鱧は小骨が多くて細かく包丁を入れなければ食せないそうですので、これからお魚屋様に行って下拵えをお願いするのですよ。

あ、わたくしが海に飛び込んだことは我が家の家族には内密にお願いしますね?
たぶん…いえ、きっと叱られてしまうと思うのですよ。

53 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/02(Sun) 18:18
>>52(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
本日は、少し遠出をなさっていたようですね。
私は色々とやるべき事が多かったのでご一緒することは出来ませんでしたが…。

お茶の時間の後のお買い物には、奥方様がわざわざ付き添って下さいまして
和やかな一時を過ごす事が出来ました。
やはり奥方様の美しさには、商店街の方々は皆目を奪われて注目の的でした。

あら?お嬢様、潮の香りが…。
もしかして、最近のアニメで釣りを楽しんでいらっしゃる女の子達の影響ですか?

お嬢様に限って余程の事でも無い限りは大丈夫かとは思いますが…。
もしご一緒なさった方が事故に遭われた場合、無茶をなさらないとも限りません。
水の事故が増えるのも、やはりこの時期です。
くれぐれも、お気をつけ下さいませ。

あら?もしかしてそれは…鱧…ですか?
これはこれは、素敵な収穫を得られたのですね。
では、早速こちらへ…。
奥方様にも喜んで頂けるよう、お料理させて頂きます。
素敵なお土産を、有難うございます。(微笑)

(鱧は照り山椒にして、夕食にお出し致しました。)



54 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 19:31
>>50(柚葉さん)

>私の『朱珠』が、違う気配を感じている?
>もしやこれは…。いえ、あの御方の事ですもの。
>私達の知らず知らずの内にいらしていても、不思議ではありませんね。

…申し訳ございません、柚葉さん!
先ぶれも何もなく母が参ってしまいまして、またお気を遣わせてしまいましたわ。

お母様、「親しき中にも礼儀あり」は金言であるとしかと心に刻んでいただけないでしょうか?

「柚ちゃんはメイドのプロよぉ。わたくし如きが『よっ』と気軽に来たくらいで慌てたりしないからぁ。
 ほらぁ、もう厨房から芳しい香りが…。
 これは『クロスタータ』かしらぁ、ほんと、この手際の良さは魔王業、もとい神業ねぇ。」

はあ…、まったくこの方と来たら。
後でよくよく柚葉さんにお詫びしなければ。

(納戸で宅配便の中身を確認した後、母と共にリビングへまいりました)

「柚ちゃんったら、本当にお見事ねぇ。これだけの『クロスタータ』、うちのメイドでも滅多に出せやしないわよぉ。
 ん〜、生地の間から溢れ出るジャムの甘味も絶妙よねぇ。
 それから、こちらは…へえ、長女が作ったのぉ?ん…、好い出来だわ。
 貴女は柚ちゃんの弟子として小さくまとまるだけじゃなく、自分の個性を伸ばせる娘だわね。
そうよ、成長してこそ柚ちゃんも喜んでくれるって分かるでしょ?
 これからも精進なさいな。」

ええ、本当に二人の味わいが互いを引き立て合って、さらに美味しいお茶もいただいて、美味しさが三重奏以上に楽しめますわ…。


…あら、何でしょう?小さな音がこちらに近づいてきているようですが。
これは足音でしょうか?
って、えええ、に、人形が、わたくしの人形たちが四体とも歩いてきました、ってなんでですの!?

「あらあらあら〜、先ほどの貴女が人形にウットリして魔気を発散するがままにして、さらにそこにわたくしの魔気も合わさって…『ゴーレム』みたいになってるわねぇ。
 まあ、一時的なものだと思うから安心なさい。」

いえいえいえ!
柚葉さんたちにみんな見られちゃったじゃないですかぁ!
あああ…、わたくしだけの密かなコレクションだったはずなのにぃ。
うっ、レイナさん、微妙に拗ねた目をしていませんか?
それに、三姉妹も何だかジト目になって…。
べ、別に貴女方のことを忘れたわけじゃなくて、なかなか『これは』という似たドールが見つからなくて。

「わたくし似の人形も無いしぃ。」

お母様は、ちょっと口を挟まないでくださいませ。
ああ、皆さんの、視線が、視線が痛いです…。

(その後、我が家族と…加えてお母様似のドールも注文することになりました。)


55 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 19:57
>>53(柚葉さん)

ただ今戻りましたわ…、
そうですか、お買い物に母がついて行ったのですね。
好奇心旺盛な方ですから、あちらにフラフラ、こちらにフラフラとなさったのではありませんか?
それでなくても目立つのは、我が身の経験から想像がつきますから。
柚葉さんがついていてくだされば安心ですが、つまりは柚葉さんに負担がかかるのですから、申し訳ございません。
無茶をするようでしたら、叱って差し上げてくださってかまいませんよ?

そして、この食欲をそそる芳醇な香りは…鰻でございますか。
まあまあ、日を置かずまた鰻を楽しめるなんて素敵でございます。
(わたくし如きがお値段を心配することは無かったのですわね。)

>あら?お嬢様、潮の香りが…。
>もしかして、最近のアニメで釣りを楽しんでいらっしゃる女の子達の影響ですか?
(ドキッ)
さ、さすがは柚葉さん鋭いですわね。
ええ、彼女たちの楽しい釣りライフにわたくしも刺激を受けてしまいましたの。

>お嬢様に限って余程の事でも無い限りは大丈夫かとは思いますが…。
>もしご一緒なさった方が事故に遭われた場合、無茶をなさらないとも限りません

(あああ、もしかして柚葉さん、何もかもお見通しなのでは?)
さ、さようですわね、海釣りはいつも安全第一を心掛けなくては、なりませんわよね。
バラしてしまったからといって、海に飛び込むような真似は慎まねばなりませんわ。
(冷たい汗が止まりません。)

と、というわけで、僭越ながら鱧を用意させていただきました。
既に「ひつまぶし」を準備していただいているのなら、本日は不要かも知れませんけれど。

…と思っておりましたが、この「照り山椒」というお料理、「ひつまぶし」と見事な共演を果たしてくれますのね。
鱧と鰻は仲間と言ってもまったく味わいが違うのですね…。
濃厚な鰻と淡白な鱧、その対象的な味に料理の妙が加わって、さらに深い味わいに。
ちゃんと同じステージで互いの美味しさを引き立て合える良きパートナーとなっていますわ。
今年の夏を乗り切る素晴らしい元気の素をいただきました…。


56 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 20:50
>>50(柚葉さん)

(レスが前後いたしました)

ふう…、やはり夏のお食事の締めには氷菓が最高ですわね。
グラニータは日本のかき氷とは違ってシロップから凍らせて細かく砕いているので、シャキシャキ感よりはむしろホロホロ感が優るのですよね。
レモン、スイカ、エスプレッソ…、どの味をとっても優しみがあって心和みますわ。
いつも柚葉さんのデザートのチョイスには感心させられますわ。

梅雨が明けて暑くなってきましたが、この暑さもグラニータをいただくには好い気候ですわね。
せっかくですから、こうして星見台に出てまいりました。
椅子に座って丸くなってまいりましたお月様を眺めながらひんやりとした清涼感をいただく…、なんて贅沢な時間なのでしょう。


57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/08/22(Sat) 06:30
オバケは苦手?

58 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:35
>>57

オバケと申しますと、定義や解釈が本当に広いですね。
日本古来の妖怪から、人間の幽霊まで含めて呼ぶ場合もありますし、
「妖怪」と「霊魂」は別という解釈もあります。

私の場合、総称するなら「妖(あやかし)」という呼び方をしておりますが。

お嬢様も私も、他社に仇を為す存在でなければ苦手とするわけではありません。
むしろお嬢様は、この日ノ本に古来から住まう妖の方々や神々に至るまで、
幅広く親交を結んでおられますから。
私も幼いころからそういった方々とは関りがあるため、必要以上に恐れることはありません。

そういえばこの夏は、土地神様からの依頼でこの暑さに参っている妖の方々の
お世話を頼まれる事が増えているのですよ。

このお屋敷は外は土地神様、内は屋敷神様のご加護で清浄な気に包まれております。
弱った妖の方々にとって、涼みながら体調を整える事の出来る一種のカフェ、サロン的な場所として
重宝されております。

朝餉の準備が出来ましたので、よろしければご一緒しませんか?

59 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:44
>>54(アーチェロお嬢様)

>いえいえいえ!
>柚葉さんたちにみんな見られちゃったじゃないですかぁ!
>あああ…、わたくしだけの密かなコレクションだったはずなのにぃ。

わぁ!可愛い!
お人形さん達が歩いてきます〜♪
小さい頃、こんな風にお人形さんが動いてくれたらって夢見てましたから、
夢が叶った気持ちになれますね。

それにしても…ふふっ…。
このお人形さん達を単に愛でるだけでなく、私達「家族」と重ね合わせて同じ愛情をもって接しておられたのですね。
そうでなければ、このように愛らしい気を放ちながら動いたりはしないかと思います。

あの〜…。お嬢様…。
よろしければ私の白いアザラシちゃんのぬいぐるみも動かすことは出来ませんか?
(童心に帰って目を輝かせてます。)


60 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:57
>>(アーチェロお嬢様)

お嬢様、食後のお茶をどうぞ…。
皆様、お茶請けに夏の風景を顕した錦羊羹をお持ちしました。
商店街の行きつけの和菓子屋さんの、季節の一品ですよ。

そういえばネットのニュースで面白い話題がありましたので、お茶を飲みながらあれこれと。
「好きな吸血鬼キャラクター」の人気投票で、「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんが3位に入賞されていたそうです。
掲載されている雑誌等の知名度上の差もあり、残念ながら1位とはなりませんでしたが
それでもやはり、嬉しい話題ですね。

それと、「非日常が隣の家で起こっているよう?ワクワクするファンタジーな日常アニメ3選」という記事で、
「となりの吸血鬼さん」「まちカドまぞく」「小林さんちのメイドラゴン」の3作が紹介されていたのですよ。
どれも私達の好きな作品ばかりなので、こうしてネット上のニュースで紹介してもらえるのは嬉しいですね。(微笑)

お嬢様の日常も、あの作品の皆様のようなものであってほしいと願わずにはいられませんね。


61 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/22(Sat) 14:07
>>57

お客様、暑い中をようこそお出で下さいました。
この暑さに負けぬよう、麹甘酒のレモネード割りを作りましたのでよろしければどうぞ。
甘酒のこくとレモネードの爽やかな酸味がとてもよく合っているのですよ。

オバケが怖いか、でございますか?
ふふふ…、我が家のメイドさんの申す通り定義にも寄りましょうが、
「人間の知るこの世の理(ことわり)に収まらぬ力を備えた思念体」…、そう申せばたいていの「妖怪」「魔物」「幽霊」などなどが「お化け」と申せましょうか。
「神仏」とも重なるところはありますが、彼の方々は人間の感覚では少し別の範疇でしょうね。
ならば、真祖直系の純血吸血鬼たるわたくしも人間の方々から見てオバケとみられているのではございませんか?
ただ、「化け物」との仰り方をされますと、否定的意味合いを感じて好きではありません。
近所の小さいお子さんたちが
「オバケのお姉ちゃん」
と言って懐いてくれるのは嬉しいのですけどね。

自分がオバケなのですから、「オバケは苦手」というより「苦手なオバケ」はいる、というのが答えですわね。
過去のいきさつもあって我ら吸血鬼に強い敵愾心を持っている一部の妖狼族やあまりに他者を見下す傲慢な炎龍族など…、出会い頭に襲ってくるそういう方は怖いですわ。

ですが、幸いの国の「妖怪」「魔物」の方々からは今まで攻撃的な態度を取られたことはございません。
「西洋の小娘、何しに来た?」という興味本位で近づいて来られる方、
こちらからご挨拶をして歓談させていただいた方、
そういうご縁をいただいた方がたくさん在って大変嬉しいですわ。
もっとも会った途端になぜか悲鳴を上げて一目散に逃げだす方もいらっしゃいますが、吸血鬼と言う種族の希少なこの国ゆえ何か良からぬ風評でも聞かれたのでしょう。

幸い、メイドさんの言うように神々のご加護をたまわったことで少なからぬご信用をたまわれるようになりました。
気がつかれませんか?
既に貴方様の周囲にもオバケの皆様がたくさんいらっしゃることに。
こちらが失礼な真似をしない限り、害をなす方々ではございませんからどうぞご安心くださいませ。

ご一緒に朝餉を食されて親睦を深められれば、きっと新たな良き出会いとなりましょう。


>>58(柚葉さん)

妖怪の方が大勢いらっしゃるようになって、柚葉さんもずい分応対にお時間を割いていただくことになってしまって。
ずい分ご負担をかけてしまい、本当にごめんなさい。

ですが、人間である貴女が歓待してくださることで、彼ら彼女らもずい分と心穏やかに過ごせるようになったのですわ。
人間に住処を追われて当てどない放浪をしてきた方が多かったですから。
人間を警戒せずに済む、人間と一緒に穏やかに過ごせる場所を見つけられた安心感は一通りではございませんでしたでしょう。

わたくしにとりましても、西洋の魔族が日本の方のお世話をいただいていることで、わたくしへの警戒も解いていただけたのです。
最初は西洋でも有名な魔族である我々に警戒すること大でございましたもの。
柚葉さんのお陰で、日本妖怪の皆様ともお近づきになれたんですよ。
本当にありがたいと思っておりますわ。

もちろん土地神様、屋敷神様への感謝も忘れてはおりませんけれど。
こうして妖怪と人が集うカフェがこんなに賑わうのは、柚葉さんのお力があってのことですわ。


62 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/22(Sat) 14:08
>>59(柚葉さん)

あああ〜、柚葉さんに全部見られてしまいました。
人形の皆さんったら、こちらにわらわらと歩いてきて…あらら、やっぱり柚葉さんの周囲にちょこんと陣取ってしまいましたよ。

なんですか、人形さんたちが心なしかこちらを警戒するような目で見ていますわ。
やはり全員思い切りギュッと抱きしめて一晩中肌身離さず同衾しようと思っていたのがバレてしまったのかしら…。

だって…、柚葉さんのことを一晩中抱きしめて寝るなんて…したくても出来ないじゃあありませんか。
はあ…、わたくしのこの悶々とした想い、人形さんたちにも分かってはいただけないのかしら…。

あら…、DOLK様の「金魚」ちゃんが…、わたくし似の人形が手鏡を向けてきました。
うっ…、映っているわたくしの顔がなんだかソフィー様に迫る時の灯様のように…。
わたくし、人形たちにこんな顔を向けて?
これでは確かに怖がられるのは必定ね。
反省いたします…。

>あの〜…。お嬢様…。
>よろしければ私の白いアザラシちゃんのぬいぐるみも動かすことは出来ませんか?

あら、可愛い子ですわね。
それはもちろん、わたくしの元素支配の魔力を注げば…。
いいえ、ここは柚葉さんのお力も借りましょう。
柚葉さんがこの子を慕う強きお気持ちを、わたくしと手と手を取ることでわたくしに「マナ」として注ぎ込んでいただいて、それをわたくしが魔力に変換すれば…。

ほら、動き出しましたわ。
まあ、なんて可愛らしいつぶらな瞳…、その瞳に柚葉さんのお顔が移っていますわ。
まあまあ、ジタバタしながら柚葉さんのもとへと一心に近づいていきます。
早くもすっかり柚葉さんに懐いてしまいましたのね。
さあ、柚葉さん思う存分抱きしめてあげてくださいな。


>>60(柚葉さん)

まあ、これは見事な工芸細工としか思えぬ雅で繊細な美しさですのね…。
日本の夏の暑気に吹き込む涼風を感じさせますわ。
色とりどりの夏の風景が閉じ込められていて…。
星月夜の蒼、深山の緑陰、金魚の紅…、一口で消えてしまうお菓子に籠められた美を愛する心が伝わってまいります…。
これは一口一口、ゆっくりと存分に味わわせていただかねば罰が当たりますわ。

>「好きな吸血鬼キャラクター」の人気投票で、「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんが3位に入賞されていたそうです。

まあ、それは嬉しゅうございますね。
アニメ終了から時間が経ちましたけれど、原作ではまだまだご活躍なのですもの。
あの愛らしいお嬢様が人気なのもむべなるかな。
わたくしもときどき「となりの吸血鬼さん画集」を見ては、あの愛くるしさにウットリとしております。
ネットを何時もご覧になっているソフィー様のことです、きっとこのニュースに接して照れていらっしゃるのではないかしら。

そして、「非日常が隣の家で起こっているよう?ワクワクするファンタジーな日常アニメ3選」がことごとくわたくしたちの好きな作品で占められるだなんて!
直接のご面識がない方々ですが、お会いすることがあればぜひとも「おめでとうございます」と申し上げたいですわね。

そして、聞くところによれば「メイドラゴン」は来年第2期の放映が決定したとのことですわ。
関係者の皆様には、心底感謝申し上げたいです。
ああ…、トール様、小林様、カンナちゃんたちとまた会えるだなんて、なんて嬉しいことなのかしら。

>お嬢様の日常も、あの作品の皆様のようなものであってほしいと願わずにはいられませんね。

あの方々は本当に心美しく、それゆえに多くの縁を結んでこられた素晴らしい方々です。
わたくしのような平平凡凡な魔族であろうとも、千里の道も一歩より、その気持ちを大切に少しでも彼の方々に近づいて参りたいですわ…。

もちろんそれもすべて、あのお三人に灯様、小林様、桃様という素晴らしい伴侶がいらっしゃるように、わたくしには柚葉さんがいてくださることを心に刻み、共に歩んでまいれるその幸せを噛みしめながらのことでございますわ。


63 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/23(Sun) 21:47
>>62

>いいえ、ここは柚葉さんのお力も借りましょう。
>柚葉さんがこの子を慕う強きお気持ちを、わたくしと手と手を取ることでわたくしに「マナ」として注ぎ込んでいただいて、それをわたくしが魔力に変換すれば…。

成程、そういうことですか。
この娘達が可愛らしく動き出したのも、そこにはお嬢様の想いが込められていればこそ。
ならば私も、いつも可愛い抱き枕にさせていただいているアザラシちゃんに対する想いを込めて…。

まあ♪動画のCMでしか見たことがなかった、あの可愛らしいじたばたが目の前に♪
本当に可愛いっ!お嬢様、本当に有難うございます!

うふふ…。本当に今にもキューキュー鳴き出しそう…。
久しぶりに、あのアニメが見たくなってしまいました。

それじゃ今夜も床につく際には、よろしくお願いね。(ぎゅむ)

>だって…、柚葉さんのことを一晩中抱きしめて寝るなんて…したくても出来ないじゃあありませんか。

(小声)お嬢様がお望みでしたら…私はいつでも…。(赤面)

>そして、聞くところによれば「メイドラゴン」は来年第2期の放映が決定したとのことですわ。

はい、私も今後の放送予定のアニメの中に第2期の放送が予定されているのを存じております。
加えてあの作品は、スピンオフも充実していますね。
小林さんとトールさんだけでなく、他のドラゴンと人間の方のカップリングもいろいろと面白くて
今後ともますます目が離せないです。

それから「となりの吸血鬼さん」の最新刊も来週いよいよ発売…。
来週は夏休み最後の週(大学はもう少し続きますが)ですが、こうして楽しみが待っているのは嬉しいものです。

>もちろんそれもすべて、あのお三人に灯様、小林様、桃様という素晴らしい伴侶がいらっしゃるように、
>わたくしには柚葉さんがいてくださることを心に刻み、共に歩んでまいれるその幸せを噛みしめながらのことでございますわ。

そのお言葉が、メイドとしての私にどれ程の喜びと活力を与えてくださり、
明日のお仕事における励みになる事か…。
だからこそ、暑さにも負けず健康で頑張れるんです。



64 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/26(Wed) 20:42
>>63(柚葉さん)

>本当に可愛いっ!お嬢様、本当に有難うございます!

あらあら、柚葉さんったら。
赤ちゃんアザラシをギュッと抱きしめるお姿がとってもキュートでいらっしゃいますわ。
普段の端正な面持ちをすっかり和らげられて、愛おしそうにスリスリなさって。
…なんだか、アザラシちゃんに少し妬けてしまいますわね。
わたくし似のDOLK様の金魚ちゃんは金魚ちゃんで、柚葉さんにスリスリしてるし。
どうやらわたしの魔力を注がれて、愛する相手もわたくしと同じになってしまったようね。
なんだか、なにも抱いていないこの腕が寂しいですわ。

「じゃあ、こっちの人形を注文したらぁ?DOLKの新作だそうよぉ。
 日本のドールも侮れないわねぇ。」

(PCの画面を眺めます)
『【DOLK×BJD CROBI】Lance Ver. Vampire』…?
まあ、これはなんということでしょう。
故郷で別れを告げた、可愛い弟にそっくりだなんて…。
お母様、お人が悪いですわ。
今さら、里心に訴えるようなことをなさるだなんて、不意打ちが過ぎましてよ。」

「といいつつ、しっかりカートに入れているじゃないのぉ。
 世界限定8体かぁ、当選するかしらねぇ?」

わたくしを慕うあの子を置いてきてしまったわたくしです。
その戒めに、ぜひとも傍に置いておきたいです。
本日より我が許(もと)に参りますよう祈りますわ…。

>(小声)お嬢様がお望みでしたら…私はいつでも…。(赤面)

………!
一瞬、意識が飛んでおりました。
(わたしは我を忘れて彼女の手をわたくしの両手でしっかりと包み、彼女の耳に口を寄せて)
今のわたくしの心はひたすらに裸で、何一つ臆することを知りません。
今宵…、貴女のお部屋に忍んでまいります。
ふしだらな気持ちではございません。
ただただ貴女の温もりをこの腕の中に、その慈愛に満ちたお心を我が心と一つに。
その想いのままにどうか一夜を…。

はっ!?
お母様が傍に居るのに、わたくしったら矢も楯もたまらず。
ああ、なんて恥ずかしげもなく心の内を晒してしまったの?

あら、三姉妹たち、何ですか、そのネックレスは

長女「大奥様はもう帰られましたよ。これを姫様に渡しておくように言付かりました。
 『封魔のチョーカー』だそうです。
 姫様が寝ぼけてお姉様の首筋に牙を立てようとしたら、全身が軽くビリビリするとか」
次女「『これ付けないで牙を立ててもそれはそれで面白そうだけど、本人が落ち込みそうだから』だってさ。
 こんなの付けなくても、お姉さまに変なことしたらあたしがトンカチでゴッツンしてあげるけどな。」
三女「あたしも一緒に寝たい…。」

…そのチョーカー、貸してちょうだい。
柚葉さんに寝ぼけて咬みつくなんて、そんなことがあってはならないわ。

(だって、『贄の血』を欲することが許されるのは、わたくしたちが互いを心から求めあっているときだけなのだから)

>はい、私も今後の放送予定のアニメの中に第2期の放送が予定されているのを存じております。
>加えてあの作品は、スピンオフも充実していますね。

はい、あのラインナップは本当にすごくて、そして嬉しゅうございますわ。
カンナちゃん、ルコア様、エルマ様、ドラゴンの皆様がそれぞれに人間と良き絆を結んでおられて。
わたくしにとりましても、それはとても素敵な光景でございます。
我が家、我が町もぜひああでありたいと心から思いますわ。

そして、「となりの吸血鬼さん」も最新刊発売間近なのですね。
ああ、あの『HAPPY!!ストレンジフレンズ』の情感豊かなメロディーが耳に聴こえてくるようでございます。

>そのお言葉が、メイドとしての私にどれ程の喜びと活力を与えてくださり、
>明日のお仕事における励みになる事か…。
>だからこそ、暑さにも負けず健康で頑張れるんです。

それはわたくしも同じことですわ。
ソフィー様、トール様、シャミ子様、彼女らが新たな出会いによって得た心の歓喜と潤いはどれほどであったことでしょう。
それは柚葉さんとの出会いがもたらしてくれた世界の豊かさ、この身の歓びと同じもの。
あの方々を見るたびに、柚葉さんといることの掛け替えのなさを再認識させられる、そんなわたくしにとってのバイブルでございます。

ですが、柚葉さん。
この夏の暑さは知らぬうちにその御身に負担をかけることがないとは申せません。
どうか、くれぐれもお体を大事になさって下さいね。

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/04(Fri) 21:19
お嬢さんがたはお祭りに参加せんのか?

66 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 07:53
>>65

お客様いらっしゃいませ。
まだまだ暑い日が続いていますが、お体にお変わりはございませんか?
和栗のお月様と練り切りのうさぎさんをくるんだ羊羹をどうぞ。
ひんやり冷たく涼をとるのにもってこいでございますよ。

今月は色々お祭りがございますわね。
お客様が仰るのはどちらのお祭りなのでしょう?
ご一緒に行けますと嬉しいですわね。

土地神様の神社で催される例大祭は、たくさんの屋台に花火大会、そしてお神輿が街中を練り歩いて例年たいそうな賑わいですね。
わたくしと家族の有志も女神輿に参加する予定ですわ。
そろいの法被も用意しておりますのよ。
ただし、わたくしはその気になればロードローラーも持ち上げてしまえる力がありますゆえ、力を出し過ぎないように注意しないといけませんけれど。

それから、観月会がございますね。
月を愛でるお祭りだなんて、聞いただけでゾクゾクしてまいりますわ。
同じく神社で行われますけれど、ここでの見どころは奉納される雅楽の舞い。
土地神様の神社は近隣の神社のリーダー格でいらっしゃいます。
近隣の学校から小中高大問わず、舞踊系サークルの方々による雅な舞いが次々と演じられる様は実に華やかなのですわ。
わたくしの高校からは演劇部の皆様が参加されますが、日舞の名取でいらっしゃる美人部長様の舞いはそれはそれは見事ということです。
最近は遠くから見に訪れる方も多くて、騒ぎにならないよう人の整理をするのも大変だそうですわ。
あなた様もスマホなどで撮影したくなるかもしれませんが、部長様の「親衛隊」の皆様に睨まれないようにほどほどになさって下さいね。

それとも、もしかして…。
「秋季紅麗祭」なるイベントのことを仰っているのかしら…。
なぜか我が街で始まった、吸血鬼関連作品オンリーの同人誌即売会イベント。
往年の名作「ポーの一族」から今大人気の「となりの吸血鬼さん」まで数多い吸血鬼ものの漫画作品が並び、吸血鬼コスプレ大会も行われるとか。
なんでまた、よりにもよってわたくしの街で…、って、いえ、やっぱりわたくしがいるからでしょうか?
こちらに行くのは正直勇気が要りますわ。
でも、あなた様がこのお祭りのことを仰っているのなら、少し勇気を出して覗いてみようかしら。


67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/05(Sat) 07:55
このスレはsage推奨では?

68 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:02
>>67

最初にお願いしております通り、
「壱.sage進行でお願いいたします。
 50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。」
でございますわ。
このたびはかなり下に下がっていましたので上げさせていただきました。
ひきつづき、sageでお願い申し上げます。

69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:05
下がり過ぎていたから上げたってことですか?

70 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:17
>>69

このたびもそうですし、今後もこの方針でございます。
ローカルルールが多くて目に入りづらいのかしら?
次の新館が建てられるものかどうか未知数ですが、お客様方の目に入りにくいのであれば一考を要すかもしれません。


71 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/07(Mon) 07:08
>>65

その「お祭り」というのは、この掲示板の18周年を祝う「10ちゃっと記念祭り」の事ですね?
一応以前から知っておりますが、数日で凄いレスの伸び様で驚いています。

>>67
>>69

お嬢様の仰る通り、基本的にはローカルルールにあるように「sage」進行でお願い致します。
ローカルルールが多い故に名無しの皆様には目を通すのにお手数をお掛け致しますが、
何卒ご了承下さいませ。
この掲示板でキャラハンを勤めていた者であれば、参加可能なのですね。
私達のようなオリジナルキャラであっても…。

ですが、あまりのスレの伸び様と勢いに少々尻込みしております。
加えて参加されている皆様の対応のレベルの高いこと…。
流石に私では、あれだけの勢いについていく自信がありません。

もし参加を希望するのであれば、一度お嬢様にお許しを頂く事になるかと思いますが
今の所はその予定はございません。

ご期待に沿えず、申し訳ございません。

72 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/07(Mon) 07:11
文章が前後してしまいました。
読み辛いかと思われますので、訂正致します。


>>65

その「お祭り」というのは、この掲示板の18周年を祝う「10ちゃっと記念祭り」の事ですね?
一応以前から知っておりますが、数日で凄いレスの伸び様で驚いています。
この掲示板でキャラハンを勤めていた者であれば、参加可能なのですね。
私達のようなオリジナルキャラであっても…。

ですが、あまりのスレの伸び様と勢いに少々尻込みしております。
加えて参加されている皆様の対応のレベルの高いこと…。
流石に私では、あれだけの勢いについていく自信がありません。

もし参加を希望するのであれば、一度お嬢様にお許しを頂く事になるかと思いますが
今の所はその予定はございません。

ご期待に沿えず、申し訳ございません。


>>67
>>69

お嬢様の仰る通り、基本的にはローカルルールにあるように「sage」進行でお願い致します。
ローカルルールが多い故に名無しの皆様には目を通すのにお手数をお掛け致しますが、
何卒ご了承下さいませ。


73 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/07(Mon) 23:11
>>65

まあ、お祭りと言うのはこの界隈挙げてのあの秋の大祭のことだったのですね。
でしたら、見当違いのことを申し上げてしまいましたね。
どうぞお許しください。

ことほど左様に、わたくしはあの大祭とは縁遠い娘でございます。
あのむせ返るような熱気は確かに多くの方の心に響き、喜びを一つにする高揚を感じますが。
生来の昼行燈のわたくしにはついて参るのはいささか厳しゅうございます…。

わたくしはこの街、このお屋敷でのんびり過ごし家族やお客様としばしのおしゃべりをさせていただければ、それに優る幸せはございませんわ。
せっかく水を向けていただいたのに、このような答えになって申し訳ございません。


>>71-72(柚葉さん)

柚葉さんのお陰で、間違いに気付かせていただき、お客様にお詫びを申すことができました。
どうもありがとうございます。

柚葉さんが大祭の勢いについていくのは大変、とおっしゃるなら、わたくしにはなおのことでございます。
わたくしには、この街の季節のお祭りをときどき貴女と巡り、この国の風情に親しむのが性に合ってあっておりますわ。


74 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/09(Wed) 18:59
>>73(アーチェロお嬢様)

本日は少しは気温も下がり、多少は過ごし易くなりました。
先述の「10ちゃっと記念祭り」は流石の盛り上がりで参加されている方々の力量に感嘆致しますが、
お嬢様や私にはやはり参加メンバーとなるには無理がありますね。(苦笑)

お嬢様の仰る通り、私も本質はのんびり屋さんですからこの街の四季折々のお祭りを心穏やかに楽しみ、
人と妖(あやかし)、そして八百万の神々との親交を温め、風情を楽しむ方が性に合っております。

先ほど商店街でのお買い物を済ませて参りましたが、既にそちらではハロウィンイベントに向けての準備も始まっているようです。
真夏並みの暑さはまだ続くとの事ですが、季節の移り変わりを徐々に実感する今日この頃ですね。



75 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:25
>>64

(就寝前の寝室にて)

>…そのチョーカー、貸してちょうだい。
>柚葉さんに寝ぼけて咬みつくなんて、そんなことがあってはならないわ。

「禁血」のみならず、相手を想う故に戒めを己に課すのはお嬢様らしいですね。
でも、これ以上お嬢様が己を縛るのを見るのは私としても切ないものがあります。

古(いにしえ)より伝わる「贄の血」が、呪縛か、絆か…。
「答え」が出ることは無いとしても、私自身の「望み」は後者でありたいのです。

ならば私が、今宵だけでもお嬢様の戒めを解き放ってみせますわ。
(お嬢様の首のチョーカーを、そっと外す)

さあ、そろそろ横になりましょうか。

(お互い天井を見上げて仰向けになり、片手をそっと握り合います。)

“子守歌”とは違いますが、私達の今の想いを現すのに最もふさわしい歌をお聴き下さいませ。

(『旅路の果て(アカイイト EDテーマ)』を歌い上げました。)

ふふっ…。お嬢様、心穏やかな顔で眠りにつかれたようですね。
戒めのためであっても、「呪縛」に苦悶する苦悶するお嬢様のお姿は見たくありませんもの。
やはり私が見たいのは、「絆」によって癒されるお嬢様です。

それではお嬢様、お休みなさい…。良き眠りと夢を…。

(この後、知らず知らずの内に互いに握りしめた手から生み出された『月光蝶』が
私達を見守るように飛んでいたのを私は知りませんでした。)




76 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:52
>>74(柚葉さん)

>人と妖(あやかし)、そして八百万の神々との親交を温め、風情を楽しむ方が性に合っております。
今年も秋祭りが近づいて参りました。
また柚葉さんとご一緒に回れるのが楽しみでございます。
最近は、わたくしがこの地に逗留していることを知る妖怪の皆様も多くなりまして。
土地神様の神社でもよくお見かけいたしますね。
わたくしもこの機会を大事にして、皆様と交流を深めたいと思っております。
日本の妖怪の方々の中にも西洋の妖怪・魔族の事情に興味を持たれる方がいらっしゃいますので、今後「妖怪社交部」を立ち上げることも考えておりますわ。

>先ほど商店街でのお買い物を済ませて参りましたが、既にそちらではハロウィンイベントに向けての準備も始まっているようです。

仮装した皆様のパレードや撮影会、お菓子配り、いろいろが予定されているのですよね。
子どもたちの間でも今からどんな衣装を着るかその話題で持ち切りで、わたくしもワクワクしてまいりますわ。
我が家でも訪ねて来てくれる子どもたちのためのお菓子を用意しておきたいです。

…ただ、一部に興奮が過ぎて無闇に騒いだり暴れたりする大人の方がいらっしゃるとかで、お颯様をはじめ商店街の方が巡回をしてくださるとか。
わたくしも及ばずながら交替でお手伝いをしようかと存じます。
それにつきましては、年末年始以外はお暇の在る秋田の鬼神族の方もご助力くださるそうで、ありがたいことでございます。
普段は温厚な彼の方々が、この時ばかりはオーラを解放して
「悪い大人はおらぬか〜」
と不埒を為す方を叱ってくださるそうですわ。


77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:55
もう秋刀魚は食べましたか?

78 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/09(Wed) 21:41
>>75(柚葉さん)

>「禁血」のみならず、相手を想う故に戒めを己に課すのはお嬢様らしいですね。
>でも、これ以上お嬢様が己を縛るのを見るのは私としても切ないものがあります。

柚葉さんの全てがわたくしの愛しい存在です。
柚葉さんの存在がわたくしを過去の縛りから解き放ち、広がる世界へと導いてくれたのです。
わたくしもまた、柚葉さんにとってそうでありたいと、あらねばと、そう望んでおりますわ。
貴女が「贄の血」を宿すことが呪縛などであってほしくはございません。
それがどこまでも絆であるために、わたくしの全てを賭けて寄り添ってまいりたいのです。

だからこそ、夢見心地のまま欲望に任せてこの牙を剥いてははならないとチョーカーをつけたのですけれど。
…わたくしは貴女を悲しませてしまったのですね。
欲望が愛に優る、覚めやらぬこの身がそうであると自縛しているこの身を気遣ってくださって。

ごめんなさい、貴女が信じてくださるなら、わたくしも我が身を信じましょう。

(そうしてわたくしたちは一つのお布団の中、片手を握り合い。わたくしは視線を柚葉さんに動かして彼女のうなじを見ます)
…なぜでしょう、ときめいているはずなのに心は夜の静寂(しじま)の如く凪いでいるのは。
貴女が傍に居てくれるだけで、こんなにも心が充たされています。
牙を立てることなど考えられません。
ただ、少しだけこうして触れられれば―
(柚葉さんの首筋にそっと口づけて)
至福がわたくしを包みます。

…美しい歌ですね。そして心が切なくて哀しくて嬉しくて…。
二人で未来に向かって、貴女とずっとずっと歩いてまいりたい、そう願うわたくしの心を鏡のように映す言葉の数々。
そう、この歌のように。
貴女とふたり、共に生き共に逝く。
わたくしのその望みを、貴女も共にして下さっている。
その想いが確信と共に伝わってまいります…。

ああ…、二人の夜がこんなにも心休まるものだなんて…。

(わたくしはゆっくりと深い眠りに落ちていきました。
 青い蝶が飛び交っていたのは、夢幻のことだったのでしょうか。)


>>77

九月に入りまして秋刀魚も旬でございます。
三陸沖より水揚げされた新鮮な秋刀魚、先ほど買ってまいったばかりですわ。
その名に負けぬ見事に研ぎ澄まされた剣のようなこのお魚、さていかがして堪能しようか、今からじっくり悩むところなのですよ。
このひと時が旬のお魚をいただく醍醐味の一つでございましょう。
商店街一の気風の良いお嬢様、青果店のお颯さまお奨めの大根も買ってきているのですよ。

やはり塩焼きがいちばんかしら?
そして秋刀魚をいただくときの情緒あふるる伝統の料理法と言えば、七輪は欠かせませんわ。
熱々になって脂がはじけるまで団扇でパタパタ煽ぐのですよ。
昔ながらの日本の秋の風物詩をこの手でやってみとうございます。
故郷にいた時から日本の本で前々から知ってはおりましたが、メイドたちがやらせてくれなかったのです。
「脂の濃い魚ゆえ、そんな食し方はお体に障ります」
だなんて、わたくしを目黒のお殿様のように扱うのですもの、本当に困ってしまいましたわ。

で、メイドたちが作ってくれたのがイタリアンな秋刀魚料理。
我が家でも和風の味をしっかり味わったら、我が故郷伊太利亜の味も味わいたいですね。
トマト煮込みやソテーを作ろうかと存じます。


79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/10(Thu) 04:15
僕は食欲の秋(とは言っても食べ過ぎには注意)ですが君達は何の秋ですか?

80 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/11(Fri) 06:51
>>79

今年の秋は、「収穫の秋」、「食欲の秋」、そして「行楽の秋」を考えておりますわ。
実は、お向かいに住んでいらっしゃるお友達の軽部様のお母様のご実家にお邪魔する予定でおりますの。
そちらのお家が農家で梨を作っていらっしゃるのですが、今年は例年になく豊作と言うことで収穫が大変であられるとかで、軽部様がお手伝いにいらっしゃるそうなのです。
そうしたら軽部様がわたくしにも声をかけてくださって。
「お手伝い」と申しましても、昨年お裾分けいただいた梨があまりにも美味しかったので、今年はさらに採れたてで新鮮な梨をいただけるようお気を遣ってくださったのですよ。
ああ、あの梨の美味しさと言いましたら…、本当に楽しみですわ。
とても美しい田園風景で秋の野山の紅葉も格別の場所ゆえ、そこを散策するのもとても楽しみにしております。

そのお礼としまして、わたくしは彼女のご実家にて降霊の依り代をさせていただくことになっております。
わたくし、以前学校の音楽室で夜な夜なピアノを演奏されている幽霊の方とお話しさせていただいたことがございます。
ご自身が生者に伝えたいことがある幽霊さんとは交霊できるのですよ。
ちょうどお彼岸ゆえ、かつて幼少の軽部様を可愛がっておられた曽祖父母様が降りて来ていらっしゃることと存じます。
久々の団らんの時を持たれるお手伝いをさせていただければ嬉しゅうございますわ。


81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/12(Sat) 18:25
雨は嫌いですか?

82 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/12(Sat) 21:08
>>81

最近朝晩は涼気が少しずつ優ってまいりましたわね。
秋の訪れの兆しが、空を渡る雲にも、草木に結ぶ露にも、泣く虫の声にも少しずつ現れておりますわ。
これからお天気、少しずつ秋雨の音が耳に届くことも多くなりましょう。

もしかして、わたくしが吸血鬼ゆえ流水や降水を恐れているとお思いですか?
わたくしの身を心配していただいてくださるのでしたら、恐縮でございますわ。
三月ほど前にもご近所の方に聞かれましたわね。
『雨は好きですか?』と。
そしてわたくしは『好きです』と申し上げましたのよ?
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=950&to=951&nofirst=true

さすがに夏の夕立は吸血鬼のこの身にはいささか辛うございますが。
これからの雨は、きっとより穏やかにしっとりとこの街を包んでくれましょう。
そしてこの季節の草花に優しい潤いを下さることでしょう。
秋海棠(シュウカイドウ)、秋桜(コスモス)、女郎花(オミナエシ)…。
傘を差しての道行きにふと向ける視線の先の道端や草原に咲く花々にご挨拶できるでしょう。
あるいは翼を広げて空より眺めれば、あたかも山水画の如きお湿りにけぶる紅葉の景色が目に入ることでしょう。
わたくしの好きな世界、わたくしの好きな時間、この秋もまた楽しませていただきますわ。
よろしければ少し心をその景色に向けられて、散策を楽しまれてはいかがですか?


83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/12(Sat) 21:32
ずっと春や秋だったらいいのにね

84 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/13(Sun) 06:20
>>83

確かに春や秋の穏やかな気候は心休まりますわね。
温順なる季節の中で、身も心も身を大いに活力を得て生きてまいれる季節。
春には新たな命の芽吹きに心躍らせ、秋に命の実りをいただいて心満たされる。
夏と冬が厳しいこの国の生ける者は、長い時中、春と秋を愛してこられたのでしょう。
新たにこの国に参ったこの身でさえ、これまでの季節の移ろいの中でそれを実感しましたわ。
夏の暑さに弱い吸血鬼ですので、秋の訪れにはとてもホッとしておりますのよ。

ですが、夏と冬の厳しさの中にも、皆様はそれぞれの味わいを感じてこられたのではございませんか?
この夏も涼を取るひんやり美味しいスイーツやフルーツを堪能し、商店街のお祭りの賑わいの中立ち並ぶ夜店でお買い物を楽しみ。
あれらは納涼という趣きあってこそ、なお一層楽しめるものでございましょう。

冬もまた然り。
これから訪れる冬には炬燵を出してあの怠惰を誘う魔道具で思い切り暖を取り、彼の方の生誕祭であることを忘れてツリーを飾り、お正月には皆と一緒に寒空のもと晴れ着に身を包んで神々に祈りを捧げに参る。
温かさを味わえる営みの数々は、寒さがあってこそですわ。

四季を通じて楽しみを見出してきたこの国の方々の叡智、わたくしは有難く我が身に活かさせていただいているのですよ。

そうそう、わたくしの大好きな甘酒も冬に温めて楽しみますが、俳句では夏の季語。
ひんやりした喉越しを楽しみつつ滋養をいただける素敵なお飲み物ですわ。
そろそろ夏の暑さも治まってまいりますが昼間はまだなお暑いです。
よろしければ、貴方様にも冷えた甘酒を差し上げましてよ?


一つ訂正でございます。

>三月ほど前にもご近所の方に聞かれましたわね。
>『雨は好きですか?』と。
と申しましたが、既に四月経っておりましたわ。
失礼いたしました。


85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/18(Fri) 20:55
僕、御飯に醤油をかけて食べるのが好きなんだけどやったことある?

86 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 15:00
>>77
>>78(アーチェロお嬢様)

お嬢様との商店街のお買い物で、早速買って参りました。
生憎、召し上がるのはこれからという事になりますが。

七輪と炭の準備も整いまして、これから塩焼の準備に取り掛かります。
加えて馴染みの青果店で購入した大根とかぼす…。
正に、秋の食卓の代表と言えますね。

七輪で焼くのはどこか楽しいものがあり、手間とは考えておりません。
ですが、焼き魚と言えば猫さんがつきもの…。(苦笑)
匂いを嗅ぎ付けてどこからか現れてしまうのですよ。

野良猫さんを餌付けしてしまうわけには参りませんので、流石にお暇して頂く事にはなりますが。
こういう時には、メイド見習の次女さんが実に活躍してくれるのですよ。

「こらぁ!私達の夕飯を泥棒するなぁ!」

という具合に…。

お味噌汁はなめこ入り、それに金平ごぼう、ホウレンソウのお浸し、冷奴と準備致しました。
それと納豆まで準備すれば、和食メニューとしては十分かと。

それでは次女さん、猫さんのお相手、お疲れ様でした。
時折お嬢様にも、恐れながら七輪で焼くお役目を引き受けて頂きましたが
この匂いだけで本当に食欲が湧いて参りますね。

この次のメニューは洋風のアレンジをと考えておりますが、そこは先輩のメイドさんからご教授頂きましょう。
お嬢様に故郷の味を思い出して頂けるよう、頑張らなくては。

>>79

食欲の秋というのは定番ですが、運動の秋もよろしいですね。
以前友人から勧めてもらった万歩計アプリを楽しんでいるのですが、
時間のある時にこなすランニング、ウォーキングが最近ますます面白くなっているのですよ。

歩数を稼ぎながら、少しずつ秋色に色づいていく様々な街の風景を見て回る事も出来ますし。
他にもキノコ狩りや栗拾い、紅葉狩り等のイベントは「食欲」と「運動」の両方を満たして下さいます。


暑さも和らぐにつれて、色々と楽しみな事も増えていく事でしょう。
あなた様も、どうか実りある秋をお過ごし下さいませ。






87 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 15:18
>>81

夏のゲリラ豪雨は流石に困りものですが、それ以外の普通の雨であれば
特段嫌う事はありません。
ただ、行事やイベント当日に雨天で差し支える、または中止というのは困りものですが。

お嬢様の種族は流水が苦手とされておりますが、お嬢様ご自身はある程度のものは克服しております。
加えてこの国の四季折々の雨の風景を楽しむ豊かな心をお持ちでいらっしゃいます。

既に過ぎ去ってしまいましたが、6月の梅雨の季節における紫陽花と蛇の目傘、
そして紫陽花の着物を身に纏ったお嬢様のお姿は同性の私達から見ても見惚れてしまう美しさです。
雨がもたらす恵みと潤いを、心から感じておられるお嬢様だからこそ
それらを身に纏うかの如く振舞う事が出来るのですよ。(微笑)

>>83

確かに厳しい暑さや寒さを感じると、春や秋の程よく過ごし易い気候が恋しくなる事もありましょう。
ですが、「春夏秋冬」「四季折々」とあるように、時に優しく、時に厳しく移り変わるからこそ
得られるものも多いのではないでしょうか。

厳しい暑さ寒さを乗り切った先に生まれるものが、この国には沢山あるのですから。
それらに私達が絶えて歩んでいくからこそ、身につく事も多い筈です。
時に厳しく、時に優しいからこそ、私達は大切なものは何かという事に改めて気付くのではと思います。

88 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 19:35
>>85

ご飯の召し上がり方というのは人それぞれだと思いますが、
お醤油だけをかけて食べる事はしませんね。
若干、塩分が濃すぎるかと思いますので。

お醤油を用いるのであれば、こちらを使う時です。
(生卵を取り出しました。)

先程、ご近所の方に頂いた鶏の産み立ての卵です。
新鮮で美味しいんですよ。
これを炊き立てのご飯の上にかけて、少しだけお醤油を…。
朝食としては、堪らない美味しさです。

故郷では早朝、お散歩やランニングついでによく鶏の卵を買いに行っていたんです。
生みたての卵を召し上がるのは、懐かしい気が致しますね。

お醤油は日々のお食事に欠かせない貴重な調味料ですが、塩分の摂り過ぎは
生活習慣病に繋がってしまう可能性があります。
使う量には、くれぐれもお気をつけ下さいね。

>>76(アーチェロお嬢様)

>日本の妖怪の方々の中にも西洋の妖怪・魔族の事情に興味を持たれる方がいらっしゃいますので、今後「妖怪社交部」を立ち上げることも考えておりますわ。

まあ!それは素敵ですね。
土地神様の神社と同じく、このお屋敷が相互理解の場所、サロンとなるのでしたら大歓迎です。
良き交流の場所となるよう、精一杯おもてなしをさせて頂きますね。

>…ただ、一部に興奮が過ぎて無闇に騒いだり暴れたりする大人の方がいらっしゃるとかで、お颯様をはじめ商店街の方が巡回をしてくださるとか。

お菓子の準備、子どもたちの引率、安全を守り迷惑行為を取り締まるための巡回…。
イベントに携わる方々は色々と忙しいだけに、お力を貸して下さる方がいらっしゃるのは誠に心強いです。
今年は、更なる交流の機会が増えそうですね。
今から益々楽しみになって参りました。


89 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 19:53
>>80(アーチェロお嬢様)

>実は、お向かいに住んでいらっしゃるお友達の軽部様のお母様のご実家にお邪魔する予定でおりますの。

子どもの頃ツアーで梨狩りに参加した経験はありますが、梨農家の方のお家にお邪魔するのは初めてです。
同行をお許し頂けるのであれば、私も是非頑張らせて頂きたいですね。
新鮮な梨は、そのまま頂くのが一番美味しいかと思いますが、
機会があれば梨のスイーツを軽部さんとご家族の皆様にも召し上がって頂きたいですね。

それと、いつもお世話になっている青果店のお颯さんの所には
是非ともお土産として持参したいですね。

>そのお礼としまして、わたくしは彼女のご実家にて降霊の依り代をさせていただくことになっております。

では、軽部さんのご実家にご挨拶する前に一度土地神様の神社で禊をなさるのがよろしいかと。
無論、軽部さんのご実家の土地神様へのご挨拶も忘れてはなりませんね。
当日持参するお土産の事も含めて、一度相談に参りましょうか。
帰宅した後は、土地神様へも新鮮な梨をお土産として持参致しましょう。

それと、軽部さんの実家が梨の生産が盛んであるのなら梨を用いたお酒、ワインが見つかるといいですね。
そちらもお土産とすることが出来れば、土地神様も喜んで下さると思いますわ。



90 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/20(Sun) 18:26
>>85

あの…ちゃんとおかずも一緒に食していらっしゃるのですよね?
日本人にとってお醤油のお味は最も親しまれているもの。
それだけに、美味しいご飯とのセットに慣れてしまいますとおかずが疎かにならないか心配ですわ。

わたくしは卵を溶いてかけてそこに醤油をかけることはたまにいたします。
生卵をそのまま食す、ということは日本に来て初めての体験で最初はおっかなびっくりでしたが、その美味しさにびっくりいたしましたわ。

でも、ご飯にお醤油のみかける、という食べ方は…そう、ここ400年くらいはやっておりませんでしたわ。
その昔、我がカルミーニオ侯爵家の領地で行き倒れている日本の女性を助けて城館に連れ帰ったことがございます。
その方は日本のキリシタン大名の家来の女忍者さんだそうで、ご主君が禁教令に触れて国外追放になったとき付き従い、その方の命を受けて伊太利亜ま参られたのだそうです。
ご主君は、
「追放された身で何も持たぬが、故郷を偲ぶよすがに米と醤油を持ってまいった。
せめてこの味を教皇猊下に献上申し上げたい。」
と仰って、その忍者さんに託されたのですよ。
それで、かつてわたしが在学したボローニャ大学の学友が教皇庁に作ってくれた極秘の裏ルートで連絡を取って、その方が教皇にご飯とお醤油を献上できるよう取り計らいました。
教皇庁との折衝…、我が家にも反対する声はございましたが、
「美味しいものを食べてお腹を喜ばせられたら、人の心も少しだけ優しくなれるかもしれないから。」
わたくしはそう我儘を言って、事を進めさせてもらったのですよ。

その際教皇が美味しく召し上がれるよう、事前に我が家の厨房でお米の一部を炊いてわたくしも試食してみましたわ。
ええ、とても美味しゅうございました。
ですがメイドさんたちから
「教皇のための味見役をお嬢様が為さるなど、こんな業腹なことはございません。」
と良い顔をされませんでしたので、醤油ご飯をいただいたのはそれっきりでしたわね。

使命を果たされた女忍者さんは、ご主君の待つフィリピンのマニラに戻っていかれました。
なお、教皇がホカホカの醤油ご飯を召し上がったことはどの歴史書にも載っていないそうでございます。

懐かしくなってまいりましたので、今宵は久しぶりに醤油ご飯をいただこうかしら。


>>86(柚葉さん)

秋の味覚を家族と堪能できる…。
季節の変わり目を最も楽しく実感できるときですわね。
柚葉さんの選んでくださった大根とかぼすでしっかり味わわせていただきましょう。

そして、これも秋の楽しき風物詩。
そして秋刀魚警護役は次女ちゃんがとても頑張ってくれてますわね。
普段は仲の良いお友だちの野良猫さんたちとも、この時ばかりは敵味方。
火花散らす次女ちゃんの気迫には猫さんたちもタジタジなので、わたくしも安心して七輪をパタパタと煽いでいられるのですわ。
使うのは柿渋を塗って丈夫にした「渋うちわ」と呼ばれる実用品。
七輪にはこれがとても見栄えがするんですよね。

(夕餉でございます)

ああ、大根おろしとかぼすが旬のさんまの味を引き立ててくれて、絶品ですわね。
この一本筋の通った新鮮な味、ほのかに混じった苦みは秋刀魚ならでは。
お箸を入れるたびに立ち昇る熱気は炭火ならではの風味を薫らせてくれますわ。

なめこ、ごぼうにほうれん草、居並ぶ野の恵みも交互に味わうとなお深みを増しますわね。
今年も涼しくなってまいりましたが、まだ冷奴は舌にひんやりと馴染んで美味しゅうございます。

そして伊太利亜の秋刀魚料理はまた今度味わわせていただけるのですわね。

ふるさとは、なお我と在り、秋の風…。


91 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/20(Sun) 18:28
>>87(柚葉さん)

>お嬢様の種族は流水が苦手とされておりますが、お嬢様ご自身はある程度のものは克服しております。
>加えてこの国の四季折々の雨の風景を楽しむ豊かな心をお持ちでいらっしゃいます。

それもまた、この国の四季の雨を愛でてこられた先人に励まされてのことでございます。
魔族の身なればなおいっそうこの国の人々の心を知りたいと思う心は切実で。
幸い、多くの名句・名歌を残してくださってわたくしを助けてくださいましたわ。
「秋雨や 色づきたけて 野路の草」(西山泊雲(にしやま はくうん))
斯様な句に触れましたなら、自然傘を差して自ら路地の草花を見てみたくなるものでございます。

>既に過ぎ去ってしまいましたが、6月の梅雨の季節における紫陽花と蛇の目傘、
>そして紫陽花の着物を身に纏ったお嬢様のお姿は同性の私達から見ても見惚れてしまう美しさです。

ああ、もう。
その様に柚葉さんに褒めていただくと恥じらいにより身を焦がす思いがいたしますわ。
柚葉さんもお着物をお召しになれば、それこそ正真正銘の大和撫子そのものでいらっしゃるのに。
萩、桔梗、紅葉…、薄と月などというのも良いのではないかし?
秋らしい柄のお着物を用意しますゆえ一緒にお出かけしたいですわ。

>厳しい暑さ寒さを乗り切った先に生まれるものが、この国には沢山あるのですから。
>それらに私達が絶えて歩んでいくからこそ、身につく事も多い筈です。

とても素敵なお考えですわね。
冬の眠りの後の春の芽吹き、厳しい夏がもたらす秋の恵み、厳しい季節を乗り越えたからこそ感じられる歓びもまたその尊さを感じられましょう。
巡り来る季節のそれぞれを感じてこそ生の歓喜もまた得られましょうね。
わたくしのように闇の中でひっそり生きてきた魔族は、人と交わってなおいっそうその素晴らしさを実感できた、と思いますわ。


>>88(柚葉さん)

>まあ!それは素敵ですね。
>土地神様の神社と同じく、このお屋敷が相互理解の場所、サロンとなるのでしたら大歓迎です。
良き交流の場所となるよう、精一杯おもてなしをさせて頂きますね。

あの…、本当に宜しいんですの?
この家をサロンにすることを許してくださいますの?
柚葉さんはわたくしの魔の気の影響下にいらっしゃいますから、ここを妖怪の皆さんが訪れましたら、そのことごとくがその目に映ってしまいますけれど。
わたくしにとりましてはとてもありがたいことではあるのですが。
なんと申しましても柚葉さんのおもてなしのお心と技は余人に追随を許しませんし、妖の方に対してもとても軽やかに相対してくださいます。
異界の住人を接客していただくのに、貴女以上の方は求めて得られるものではございません。

…でも、そう仰って下さるのなら思い切ってそのお心に甘えさせていただきますわ。
ここに「妖怪社交部」を設立することといたします。
どうか、よろしくお願いいたしますね。


>>89

>同行をお許し頂けるのであれば、私も是非頑張らせて頂きたいですね。

はい、もちろん軽部様からも家族全員でどうぞ、とご招待いただいていますわ。
梨のスイーツ…、柚葉さんの御手で魔法の陽に変化した素敵な味を楽しめるのですね。
今から甘美な味わいが奥地に広がる思いです。

>では、軽部さんのご実家にご挨拶する前に一度土地神様の神社で禊をなさるのがよろしいかと。
流石は柚葉さん、日本で降霊を行うのでしたらそれは行って然るべきですわね。
西洋魔族のわたくしでは、まだまだ気がつけないことが多うございます。
反省しなければ。
神社の奥には深い緑に囲まれた霊泉がございます。
そこに身を浸し、土地神様に祈りを捧げましょう。
長女ちゃん、すみませんが白装束を出しておいてくださいね。

ああ、以前はわたくしのことをあんなに怖がっていた軽部様がわたくしたち家族一同をご実家にお招きいただけるなんて、本当に感無量でございます…。

>それと、軽部さんの実家が梨の生産が盛んであるのなら梨を用いたお酒、ワインが見つかるといいですね。

ご実家は梨の生産第一位の県だそうですわ。
砂丘と伯耆富士、そして妖怪大博士のご生地として有名な県でございますね。
きっと梨由来の名品が沢山あるに違いありませんわ。

92 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/22(Tue) 08:59
訂正でございます。

>>90

>その方は日本のキリシタン大名の家来の女忍者さんだそうで、ご主君が禁教令に触れて国外追放になったとき付き従い、その方の命を受けて伊太利亜ま参られたのだそうです。
×)伊太利亜ま参られた
○)伊太利亜まで参られた


>>91

>今から甘美な味わいが奥地に広がる思いです。
×)奥地
○)お口

>砂丘と伯耆富士、そして妖怪大博士のご生地として有名な県でございますね。

かの大博士のご生地は大阪府で、幼少期に鳥取県にお引越しされたそうでございます。
三女ちゃんが間違いを指摘してくれました。

大変失礼いたしました。

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/26(Sat) 22:35
秋の味覚をどれくらい言える?

94 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/27(Sun) 07:50
>>93

そうですね、う〜ん。
椎茸、松茸、本占地、梨、栗、葡萄に薩摩芋、里芋、秋鮭、秋刀魚ときたら、戻り鰹も楽しみで。
忘れてならない新米は、故郷は北陸米どころ…。
ええと、これで十二ですね。

今は多くの食材が、季節を問わず並ぶのは大変助かりますが、旬のお味が店頭に並ぶのも、空より降る陽光の優しみ、野に咲く花の色形と共に秋の訪れを嬉しく感じさせてくれますわ。
それにしても、直ぐに思い出せる種類が少なくて、わたくしもまだまだ日本の秋を知らないと少々恥ずかしゅうございます。

筆頭にあげた椎茸は殊の外思い出が懐かしゅうございますね。
昔々、我が侯爵家の領地に女忍者の方が行き倒れていて…っと、この話は割愛しましょう。
その方が望む教皇庁との繋ぎをわたくしが担ったお礼に、故郷より持ってこられた干し椎茸をいただきました。
当時椎茸は人工栽培が出来ず非常に貴重なものだったのですが、使命を果たせたそのお礼としてくださったのです。
その方は国外追放されたご主君に手料理をお作りしていたそうで、お料理の腕も堂に入ったもの。
我が城館の厨房で料理をお作りする姿は何とも優美でいらっしゃいました。
きっと遠くにいるご主君のことを想っておられたのでしょう。
常在戦場、されどお心は常にお慕いする殿方のところへ…。

それゆえでしょう、わたくしが初めて食した「茶碗蒸し」なる日本料理の優しい味わいと来たらございませんでした。
あ、そうそう、それで思い出しましたが、秋の味の一つに茶碗蒸しに入れる「銀杏」がございましたわね。
そして、同じく茶碗蒸しに入る「柚」も11月ごろからですから、晩秋の味わいでございましょう。
これで思い出せたのが十四でございます。

「柚」…、この言葉の響きになぜかうっとりしてしまうのは、深け行く秋の情緒を思い出すからだけではない気がいたします。

(ローカルルールにございますとおり、基本sageでお願いいたします)


95 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/27(Sun) 17:50
>>93
>>94(アーチェロお嬢様)

既にお嬢様がお答えになっておりますので、せいぜい私は付け加える程度になりますが…。
南瓜(かぼちゃ)も、秋の味覚の一つですね。
ハロウィンイベントも近づいておりますし、様々なお店ではハロウィンに向けた商品も
目立つようになって参りました。

というわけで、行きつけの青果店さんで南瓜を買ってきたんですよ。
他にも、椎茸、トマト、色々と…。
そういえば行きつけの青果店のお姉さんが、「年々マツタケは入荷が難しくなってる」と仰っておりました。
夏の鰻のように、秋の味覚の王様である松茸も入手が困難になっているのは残念ですね。

>>93さんは、既にどのような秋の味覚を食されましたか?
イベント等と合わせて、楽しんで下さいませ。
では折角ですし、今宵はそれらを味わっていかれては如何ですか?

ではお嬢様…。今宵の夕餉はこちらになります。

・秋刀魚とトマト、椎茸のソテー
・南瓜のラタトゥイユ
・南瓜のスープ

前回は和食でしたので、お約束通りお次は洋食風に秋の味覚を味わって下さいませ。

>わたくしが初めて食した「茶碗蒸し」なる日本料理の優しい味わいと来たらございませんでした。

まあ、お嬢様も茶碗蒸しに懐かしさをお感じになるのですね。
実は、私もです。
母が容器に入れて準備した茶碗蒸しが冷蔵庫に入ってあるのを見て、夕食の時間が楽しみになったのは
故郷の良き思い出です。

ではデザートは、少し変わったものを準備致しましょう。
こちらはプリンをアレンジした、茶碗蒸し風プリンです。
普通の茶碗蒸しに入っている鶏肉、椎茸、三つ葉、銀杏、柚、蒲鉾などの代わりに、
アーモンド、ナッツ、各種ドライフルーツ(マンゴー、パイナップル、ブルーベリー等)を入れるんです。

お出しする際に少し温めると、味わい深くなりますよ。
お口に合えばよろしいのですが、どうぞ…。

>「柚」…、この言葉の響きになぜかうっとりしてしまうのは、深け行く秋の情緒を思い出すからだけではない気がいたします。

………。
(頬を染めながらも、嬉しさを?み締めております。)

お嬢様、秋の味覚とは違いますが、秋を代表する花である金木犀が咲く時期になりましたね。
金木犀というと、再会を果たし共に暮らし始めた母と叔母を思い出します。
(柚明エンド参照)

そして私は、お嬢様と共に小路を歩みながらその香りと共に幸せを実感するのですね…。(微笑)



96 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 07:58
>>95(柚葉さん)

>南瓜(かぼちゃ)も、秋の味覚の一つですね。

まあ、そうでしたわ。
ハロウィンの名脇役の南瓜がございましたね。
この時季はお颯様の青果店でも鮮やかなオレンジ色のペポカボチャが目を引きますわね。

>そういえば行きつけの青果店のお姉さんが、「年々マツタケは入荷が難しくなってる」と仰っておりました。

まあ、そうなのですか?
日本の秋の味覚のプリマドンナが舞台から去られるのは何と寂しいことでしょう。

…ふむ、でしたら我が家がお役に立てるかも知れませんよ?

我が家の広壮な敷地にはたくさんの樹々が繁っておりますけれど。
松茸の苗床となる赤松の林もございましてよ。
日当たりが良くて水はけも風通しも良し、幸い今年は残暑が穏やかで涼しいと、生育の条件も揃っております。

そしてここからが大事なのですが。
わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。
これは、生きた樹の根に生える松茸のような「共生菌」にはとってもおあつらえ向き。
その宴が森と地面を活性化させキノコの生長を促し、いわゆる「フェアリーリング(妖精の輪)」を作るのですよ。

(というわけで、赤松の林にやってまいりました)

まあまあ、これは期待した以上ですわね。
林のそこここに、松茸の輪ができておりますわ。
ですが、ここはもう妖精さんの宴の場。
勝手に採ってはなりませんわ。

妖精の皆様、ちょっとお邪魔いたします。
この家の主、アーチェロ・カルミーニオでございます。
不躾ではございますが、こちらの宴の輪をわたくしたちにいただきたいのでございます。

もちろん只でとは申しません。
今宵我が家では秋の味覚尽くしの夕餉をいただきます。
そのお料理をお裾分けさせていただきますわ。
メニューはわたくしもまだ存じませんが、我が家のメイドの羽藤柚葉さんが作りますのよ。
あらあら、全員コクコク頷かれて、一も二もなくお許しくださいましたわ。
柚葉さんのお料理の美味しさは、この土地の妖精さんたちにも有名なのですね。

え?
「あちらのフェアリーリングも持って行ってくれてかまわぬ。」
と、そう仰いますの?
まあまあ、ありがとうございます。

(かくて大きなフルーツバスケットいっぱいにいただいた松茸のうち一部を我が家に、そして残りをお颯様のお店に卸させていただきました)

ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。
では戻りましたら、夕餉を楽しみましょう。
妖精さんたちの分へのお裾分けもちゃんとお届けしなくてはね。

(申し訳ございません。続きます)

97 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 08:00
>>95(柚葉さん)(続きです)

>ではお嬢様…。今宵の夕餉はこちらになります。

ああ、このソテーのいくつもの味の合わさった濃厚な味わい…。
秋刀魚の上品な味わいをトマトの酸味が爽やかに引き立て、椎茸の旨味がさらに興を添える。
ラタトゥイユは南瓜のふくよかな味とトマトの旨味が重なって幾重にも舌を刺激する。
南瓜の濃厚なスープの甘味が喉を撫でていく快感よ…。

はあ、お見事でございます。
今宵すっかり涼しくなった秋の夜に、心温まる芳醇な味わいが次々とお腹に納まっていく満足感は例えようもございませんわ。

ふふふ…。
「料理を運んでもらうより熱々の出来立てをいただきたい。」
とやってこられた小さな妖精さんたちも、いつものように歌い踊るのではなくお料理に心を奪われたようにうっとりとなさっているわ。
柚葉さんのお料理でみんながこんなにも幸せな時間を共有できる…。
なんて幸せなひと時なのでしょう。

>母が容器に入れて準備した茶碗蒸しが冷蔵庫に入ってあるのを見て、夕食の時間が楽しみになったのは
>故郷の良き思い出です。

ご母堂様が柚葉さんのためにお作りになる茶碗蒸し…。
さぞお優しい、心から幸せになれるお味なのでしょうね。
お二人の愛に満ちた夕餉の光景が目に浮かんでまいりますわ。

そして、茶碗蒸しの如く温かなプリンだなんて思いも寄りませんでしたわ。
口に含むたびに滑らかに解けるカスタードの中から現れる粒々の様々な味わいがまた格別でございます。

>(頬を染めながらも、嬉しさを?み締めております。)

あら、どうかなさいましたの、柚葉さん?
そんな嬉しそうな可愛らしいお顔をなさって。

…何故でしょう、わたくしも頬が火照ってまいりましたわ。
わたくし何もしておりませんのに、これはいったい何なのでしょう??

>お嬢様、秋の味覚とは違いますが、秋を代表する花である金木犀が咲く時期になりましたね。
>金木犀というと、再会を果たし共に暮らし始めた母と叔母を思い出します。

ご母堂様と叔母上様が、秋空の下仲良くお買い物に出かけられるお姿がとても和やかでいらっしゃいますね。
長い苦難の時を共に乗り越えられた二つの心はどれほどの幸せを感じていらっしゃることでしょう。
風に乗って薫ってくる金木犀の薫りも心安らいで楽しまれたことでしょうね。

「天高く馬肥ゆる秋」に体重計の針を気にしていらっしゃる叔母上様が可愛らしいですわ。
でも、秋刀魚はやはり脂を抜かないで差し上げてくださいませ、ご母堂様。

そしてわたくし、重大なことを知りましたわ。
もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
わたくしからも何か贈り物をさせていただかねば。
沢山の松茸、それに本占地も取れました。
お贈りしたら喜んでいただけるかしら?

そして添える手紙にはぜひ書いておきたいです。

「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
と。


98 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 12:31
う〜ん、セルフツッコミですが。

>>97

>「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
>と。

これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。
実の娘である柚葉さんが心からそう思ってくださっているときのみ、したためられる言葉でしたわ。

わたくしは、故郷への手紙にこう書くといたしましょう。
松茸と占地、そしてそのレシピと一緒に。


99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 19:38
クッキングパパって知ってる?

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 20:08
お嬢様にハコフグを献上しよう。つ「ハコフグの味噌詰め焼き」

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