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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/04/23(Sat) 08:22
桜の花綻び、早くも儚げに花の嵐舞う様は殊の外美しゅうございますね
日本の春、長閑にして麗らかなる陽の光がこの身を包むことの何と嬉しいことでございましょう
異国より参りまして明るい青空の下、小路を染める花びらを箒で掃うのも情緒を誘うものがございます

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
何卒よろしくお願いいたします

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/08/14(Sun) 14:00
アーチェロちゃんファン倶楽部 というモノがあるのをご存知ですか?

736 名前:久我原雪姫 ◆owuEnWbQ 投稿日:2016/08/14(Sun) 22:06
うーん・・。数字IPだとここ書き込めないんだよねー・・。

737 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/15(Mon) 09:21
>>705(雪姫様)

>1945年のあの夏に比べるとまだましー・・。
>あの時は日本を終戦に導こうと裏で必死に駆けずり回ってたからねー・・。
>あの当時はほんとにあつーい夏だったよー。

まあまあまあ…、左様でございましたか
日本の皆さんが塗炭の苦しみの中に在った時、奔走していらっしゃったなんて、なんと尊いことを…
わたくしにとりましても、この国が甦る機会を手にしたことがどれほど嬉しいことでございましたか

イタリアを覆った戦火が収まりました後もなお、遥か東の愛する国の戦いが終わらずに時が過ぎておりましたことに胸を痛めておりましたわ

そして上御一人が戦争の終結をラジオを通じて国民に宣せられたと聞きました時の安堵の気持ちは例えようもございませんでしたわ

雪姫様がどれほどの労苦を味わい、暑い夏を困難なお仕事の内に過ごされてきたことでしょう
今さらながらに感謝申し上げますわ

ありがとうございます…

738 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/15(Mon) 09:22
>>706(柚葉さん)

>シャナさんについても初めてお聞きした方だったのですが、強引な求婚者から逃げてきた時にクエレブレの方と出会ったのがきっかけであるとか。

>「貴女さえいてくれれば、他に何も望まない」ですか…。
>ふふっ、女性にとっては、最高の一言なのかも知れませんね。
>御二人が今尚仲睦まじくいらっしゃるのであれば、本当に嬉しい事です。

ええ、本当に…
その様な言葉、真摯に告白されましたらどれほど胸ときめくことでしょうね

そしてシャナ様はこの願いを聞き入れ、そのお相手の方の力によって長き時を生きられる存在へと転生されたと伺いましたわ
自分の存在を変え、長の年月を共にすることを受け入れられたのです
どれほど、深く伴侶となる方を信頼されていたか
そのような強い絆を手に入れられたこと…、女として、心ある者として、これほどの幸福がございましょうか…

◇◆◇◆◇◆◇◆

>何時までも、そのように私達人間と共にあろうと思って下さるように私達は感謝と畏敬の気持ちを忘れてはなりませんね。
>どんなに文明とその利器が発達しようと、自然の恩恵なしには決して私達は生きてはいけない。
>八百万の神々と共に歩み続けるこの国の在り方に理解を示して下さり、本当にありがとうございます。

人々がそのような気持ちを大切にされること、人ならぬ存在との交わりに変わることなく思いを致されること
そのことこそがこの世界の安寧をもたらしてくれている、心からそう思いますわ

日本には津々浦々、神々の社が、道端には祠がございますわね
そして人々がごく自然にそこに祀られている存在に頭を垂れていかれる
神々の歓びを、その力のいや増すことを感じ取れますわ
人と人ならぬ者が共に世界の平安を導く…なんと嬉しいことでございましょう

魔族なるわたくしにとりましても…

神と祀られている方々は全てが最初より人と睦まじかったわけではございませんでしょうね
今お話しました龍神様も仰っていたそうです
『神と呼ばれていても所詮は龍なのです。』

遠い時代に於いては、怒りに任せて大洪水を起こし、多くの人々の命を奪ってしまったこともあったそうでございます
長い時をかけて人間との信頼を築いたればこそ、今その方は人々に崇められ、
それ以上に、慕われる存在になり得たのでしょう

わたくしにとりましても…憧れてしまいますわね

その神社もいつの日か参ってみたいと思っておりますわ
社号はこの街のご祭神様から伺いましたわ
たしか…
『叢雨神社』
というお名前でしたわね


739 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/15(Mon) 09:23
>>706(柚葉さん)(つづきでございます)

◇◆◇◆◇◆◇◆

>そうですね…。日本を代表するサブカルチャーの一大イベントではありますが、来場者の数と熱気、加えてこの猛暑となれば
>やはりお嬢様のお身体が心配です。
>…あの子達も、それ程の数の人混みに揉まれては楽しむものも楽しめないでしょうから…。
>もし次の機会があれば、その時は綿密な計画を立てることに致しましょう。

コミケ帰りのクラスメイトから伺いましたわ
いずれ、コミケ会場になりますビッグサイトがさらに増築されるとか
さらに会場が広くなり、参加サークルも多くなりますと、いよいよ計画を立てるのも綿密にしなければなりませんわね
小さな子どもたちを連れて歩くとなりますと、なおのことですわ

いっそ、翼を出して空中を移動しては…
柚葉さんはわたくしがだっこするとしまして
周囲の方も
『本当に飛ぶとか、すごいコスプレだ。』
とか思ってくださったりして

…というのはズルになってしまいますわね
やはり汗を拭き拭き自分の足で歩いて回らねば、参加者とは申せないのでしょうね

今年は、西館という場所のブースの配置がだいぶ変わって、移動が楽だった、とも言っていましたわ
スタッフの方もいろいろと考えてくださっているようで、ありがたいことでございます

◇◆◇◆◇◆◇◆

>スケートは私は未体験なので…。
>よろしければ、お嬢様やレイナさんに教わりたいものですね。

まあ、そうなのですか?
わたくしもそれほど長けているわけではございませんが、基本的なことでしたらお教えできると思います

レイナさんは…
護衛のためわたくしの参るところにはどこでもついていけなければ、と考える方ですから、きっとスケートリンクに於いても自由自在であろうかと思いますわ

この街にはスケートリンクはあるのでしょうか?
ちょっと調べてみましょうか
ぜひ家族みんなで行ってみたいですわ

>お嬢様のお話を聞く限り、過ごすのは夏の方が良いかも知れませんね。
>…特別苦手という訳ではありませんが、やはり、寒いのは若干苦手なので…。(汗)
>でも、私もお嬢様と一緒にはしゃいでみたいです。
>…あの子達もいっしょであれば、本当に心弾む一時になりそうですね。

そうですわね、ミズリーナ湖は夏の煌く景色がわたくしも大好きでございます
みんなで吹き渡る涼しい風の爽やかさを感じながら、散策するだけでも心洗われることでございましょう

…などと、わたくしすっかり陽光の輝く昼間の散策を、普通に楽しみにしておりますわ
前にミズリーナ湖をパラソル差して散策しました時は、最初ドキドキしておりましたのよ
とてもとても美しい景色だけれど、闇の魔族であるわたくしをお日様は受け入れてくださるだろうか?…と
尤も、道半ばにもならずすっかり心浮き立たせておりましたが

今ではもう心配などつゆほども感じませんわね
柚葉さんやみんなが一緒であれば、あの地は本当に心から楽しめることでしょう

740 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/15(Mon) 19:27
>>707(柚葉さん)

>ええ…大切な方を失う事は、御自身の命を失うよりも辛いことです。
>無論、そのような思いをしたくはないし、させたくもないのですが。
>でも心のどこかで、そのような「無償の愛」を持ち続けていたいとは思います。

はい…、あのような強く気高い愛の感情がどこから出てまいるのか
あのような体験をするたびに、心が震えてしまいましたわ

ほとんどが、力に於いてはわたくしに抗すべくもないと覚悟している方なのです
そんな方が、わたくしの前に身を投げ出して愛する人を護ろうとする
『なぜ、あなたはそんなに強くていらっしゃるの?』
本当にそう聞いてみたくてなりませんでしたわ

>ただ…やはり相手を理解しようとするだけの心の余裕はもっていたいですね。
>お嬢様にとっては人間の「善」なる部分を理解する機会にはなっても、やはりその御心の中に哀しみを抱いてしまう事は必然ですから。
> …だって、お嬢様が出会った方々をその牙にかけようとしたわけではなく
>お嬢様を目の前にした方々が思い込みを抱いてしまっただけの事ですからね。

ありがとうございます
そうお心遣いをいただけると、あの哀しい記憶もとても癒される思いですわ

正直申しまして、熟練のハンターや退魔師の繰り出す武器や法術よりも、農家の年端も行かない子供が母親を護ろうとしてわたくしに向ける農具のフォークの方が、ずっとわたくしの心に刺さりますから…

愛するものを護ろうとする心は時代を越えて人間の心に宿っているものと感じましたが
その一方で、どうしてもその時代時代の世に在る『思い込み』から逃れるのは難しいのでございましょうね

それでも、故郷でも少数ながら『思い込み』を解いて、わたくしを見てくださった方がいらっしゃいました
ありがたいことでございますわ

そうして、今わたくしの傍に貴女がいてくださる…
回想から今に戻ってまいりますと…とても安心いたしますわ

ああ…ゴロゴロしているうちに本当に猫さんになった気分でございます

>では、お嬢様の御心のままに、存分に我儘になって下さいね。(微笑)
>暑い日が続いて、お疲れかと存じます。
>…よろしければ、膝枕致しますか?

まあ…、嬉しゅうございます
ぜひ、お願いいたしますわ

>今、手元に近所の商店街で頂いた団扇もあります。
>扇いで差し上げますから、ゆっくりとお休み下さい。(微笑)

ああ…、柚葉さんのお膝、柔らかで温かで…気持ちが良いです…
何て安らいだ気分でしょうか…
甘えん坊で恥ずかしいですが…もう少し、このままで…

くう…くう…

(この後につきましては、>>721でお返事済みでございます)

741 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 07:13
>>709

はいはい、存じておりますわ
視線を感知しましたので、周囲に耳目をそばだたせておりましたの

いけませんよ、小学校の夏休みの自由研究でしたら、見て見ぬ振りも致しますし、何か書いて面白いイベントをいたしても宜しゅうございますが
貴方様個人のなされますことまではご勘弁いただきたいですわね
吸血鬼とて、プライバシーはございますのよ
家族やお友達と出掛けることも迂闊に出来ないではありませんか

ストーキングが過ぎるようでしたら婦警様にご通報しますゆえ、お気を付け下さいまし

本当ならもっと新しい発見のありそうな生き物を観察することをお奨めいたしますわ
最近、青森県の弘前市でマンドレイクが発見された、との風説を耳にいたしましたが
最近、フィールドワークが好きなうちの次女ちゃんが近くの森で樹木子(じゅぼっこ)、ご近所のお寺で二龍松(にりゅうのまつ)が生えていたと言っていましたわ

樹木子(じゅぼっこ)の方は、周囲を立ち入り禁止にしようと町内会で衆議一決いたしましたが…


742 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 07:13


>>712(柚葉さん)

>既にレイナさんがいるにも関わらず、お嬢様も私の事を自然に受け入れて下さいましたね。
>そして、人間である私が此処で働くとなれば、自ずと来歴も気になろうというもの。
>それでも、お嬢様はそれを詮索することなく、「家族」として受け入れてくれた…。

今だから申せますが、お会いした当初は内心はけっこうドキドキしておりました…
一応、この街に居場所を得、ご近所様とも挨拶をかわせるようになったとはいえ、わたくしは魔族…
故郷に於きましても、人様から忌避されること数知れず
城館に通ってこられる人間の献血係の方も、内心わたくしたちを怖れていることは見て取れていました

それなのに、人間の、こんなにも聡明そうで美しい方が、我が家にたった一人で住み込み、あろうとことか献血係をなさろうというのです

いったい、なのをお考えなのだろう?
わたくしが恐ろしくないのか?
斯様なお仕事は本当は嫌で嫌でたまらないのではないか?
そう感じさせることで、日本での暮らしに圧迫を咥えようというお父様の企てではないのか?
いろいろ頭の中で疑問が飛び交いました

ですが…、柚葉さんの真っすぐにこちらを見つめてこられる瞳、涼やかで凛とした声音、端然として立たれたお姿、そこからは如何なる恐れも迷いも、見て取ることは出来ませんでした
魂胆を詮索しようとする、それ自体が貴女に対する無礼に思えました

『この方を疑い忌避しようとしたら、人と交わろうとする私の想い自体が偽りと言うことになる』
そう思えました
いえ、それ以上に
『この方のことをもっと知りたい』
『わたくしのことを知ってほしい』
そのような思いがふつふつと湧いて…
『貴女にここにいてほしい』
その想いが、わたくしを満たしておりました

…とこのように申すのも、今思い返してあの時の気持ちを言葉にして綴ればそうなる、ということですわね
あの時は、貴女が傍にいらっしゃることをごく自然に受け止めながら、胸に湧いてポカポカとして温かい塊があることを我知らず感じておりましたわ…

>…少々御学友の方々や、御近所の方々には失礼かも知れませんが…。
>「人間」の立場として、最もお嬢様に身近に接する事が出来て、それをお嬢様も自然に受け入れてくれた…。
>このお屋敷で共に生活する中で、その事に私も喜びを感じずにはいられませんでした。

その様に感じていただけて、本当に嬉しゅうございます
最善申しましたように、こちらこそ貴女がいてくださることを望んでいたのですもの
貴女がここでの暮らしとお仕事を少しでも厭われることがありましたら、わたくし…
自分の至らなさにどれほど涙したことでしょう

>詳しくは存じませんが、きっと旦那様も一族のために、そしてお嬢様のためにも自らの一族と人間との関わり方に
>長きに渡り御心を砕かれてきたのだと思います。

そうですわね…
この国の方、それも邪悪な魔を狩る方とも接触を以てまで、柚葉さんをわたくしと出会わせてくれたのですもの
お父様のその気持ちを伺ってはなりませんわね

いずれお父様とはちゃんと話し合いましょう…
柚葉さんとの出会いをいただいたお礼と共に

そして経観塚…そこへ参りましたら、この国の人と魔の関係につきましても伺えれば嬉しいですわ
若杉家の当主様も、幼い頃そこでお暮しであったと聞きますし

>いえ…そんな…。旦那様は、お嬢様の御父上は、私にそのような立場を強制したわけではありません。
>今の私の立場と仕事を受けるか受けないかは、あくまでも最後は私の判断によるものなのですから。
>旦那様は、お嬢様の身を案じながらも全ては私が決めてほしい、と仰っていました。
柚葉さんご自身の判断であること、それがとてもこの胸に染みてまいりますわ
あの時の、わたくしたちが出会ったあの時の、貴女様の瞳、声音、立ち姿から感じたすべてが、愚かなわたくしの勝手な思い込みではなかったのですもの

>…私は、私の意思でこうしてお嬢様にお仕えする立場にあるのです。
>そして、その事に喜びさえ感じているのですよ。
>お嬢様が気に病むことなど、何一つありません…。

そこまで仰っていただけるなんて…
これほどの幸せな出会いを日本に来て感じられようとは…

この嬉しさにどこまでも浸っていたいです
なればこそ、わたくしもわたくしの誠を尽くして、貴女と共に在り続けたいですわ


743 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 07:37
訂正でございます

>>712(柚葉さん)

>いったい、なのをお考えなのだろう?

×なのを
○何を

>最善申しましたように、こちらこそ貴女がいてくださることを望んでいたのですもの

×最善
○最前

>この国の方、それも邪悪な魔を狩る方とも接触を以てまで、

×以てまで
○持ってまで

失礼いたしました


744 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 08:04
補足でございます

>>709

不思議植物について少し説明を加えさせていただきます

マンドレイク
薬草の一種ですわね
太い根っこは人に似た形をしているそうです
魔女の方が様々な魔術に使われるそうでございます
引っこ抜くときに大きな悲鳴を上げ、それをまともに聞くと死んでしまうことがあるとか

弘前市の魔女様がたいそう重宝されているそうでございます


樹木子(じゅぼっこ)
妖怪樹木ですわね
外見は普通の樹ですが、戦場だった場所で亡骸の血を吸って妖怪と化しているそうです
通りかかった人を捕まえて血を吸うということです


二龍松(にりゅうのまつ)
御神木ですわね
普通の松の木に見えますが、子どもの姿に変化して硯と紙で文章を書いて災いを祓ってくださるそうでございます


745 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 11:19
>>713(柚葉さん)

>親が子を想う気持ちは、如何なる種族であろうと違いはありません。
>そして…私の両親がお嬢様の御父上の心情に理解を示したのも、
>同じ親としての立場故…ですね。

左様でございますわね…
今もこうして柚葉餡とお話しして、ようやくお父様の気持ちの一端を理屈ではなく皮膚感覚でそのように感じることが出来ますわ

あの出奔の日…、メイドの皆さんの皆さんの繰り出す剣を突破して、城外へと飛び出しましたことさえ、お父様に試されていたのか知れませんわね
そう思いますと、ちょっと癪に障りますけれど

ですが、城門の外、そして領地への外へと遠く高く飛翔し、広がる地平を見たときゾクゾクする高揚感と共に感じたそこはかとなき不安
お父様はわたくし以上に感じていたかもしれませんわね
あれで、わたくしが生まれるよりはるか以前には、たいそう意気軒昂な若者の時代があった、と聞いていますから…

それゆえにこそ、わたくしもまた自分の本気の証しを、身を以てお父様に立てたいのですわ

>もし、お嬢様や私がその気持ちに応えることができるとすれば…。
>それは、共に息災でこの日常を歩み続けること…。それが一番だと思います。
>お嬢様は社会的にも、そして種族としてもやんごとなき立場故に、悩まれる事も
>時として壁にぶつかることもあろうかと思います。

本当に…良いことを仰って下さますわね、柚葉さんは

この息災で日常を生きてまいりますこと
柚葉さんの日々の為さり様を見ていまして、それに励まされております者として誠に左様思いますわ
それこそが、お父様に立てるべき身の証しそのものでございましょう

やんごとなき立場…、まあまあ、学校のクラスメイトからそのように言われますとただただ面映ゆいばかりでございますが
わたくしを支えてくださる貴女に言われますと、身が引き締まる思いですわ
父に…、母に…、わたくしを慈しんでくれたメイドの皆に対して、恥ずかしくない今を生きてまいることこそが、わたしの為すべきことでございます

>そのような時、レイナさんや私がその心情を理解し、支えていける間柄である事が大切ですね。
>深まった絆が掛け替えの無いものとして、私達を結び付けるものとして歩んでいけることを願わずにはいられません…。

そして、どこまでもわたくしと共に在り続けてくださるお二人、その絆を永久のものにしていくこと
それが出来て初めて、わたくしはお父様に対して胸を張ることが出来ましょう

>それは…私も同じですよ、お嬢様…。
>私も、お嬢様の事が、貴女の事が、大好きです…。
>家族として、友として…いえ、そういった枠にも捉われない、掛け替えの無い存在として…。
>一度はお嬢様に哀しい思いをさせてしまいましたが、あれもまた、一つの切っ掛けになったのかも知れませんね…。
>私達を結んだ赤い糸が、終の時まで共に結ばれている事を信じ、共に歩んでまいりましょう…。
>この絆もまた、お嬢様と私だけのものなのですから…。

どこまでも共に…、ありがとうございます
枠にとらわれない、掛け替えのない存在…同じ想いがこの胸にございます

あの哀しい事件が最初にして最後の、そして最良の血の契りと信じられるように共に笑みを浮かべて歩んで参りたい

わたくしたちの運命が、解けることの無いあざなえる赤い糸となって、共に幸せになれるように、どこまでもこの気持ちを大切にして生きてまいりとうございます


746 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/17(Wed) 11:37
柚葉さん、申し訳ございません…

>今もこうして柚葉餡とお話しして、ようやくお父様の気持ちの一端を理屈ではなく皮膚感覚でそのように感じることが出来ますわ

×柚葉餡

○柚葉さん

大変失礼いたしました…

ですが、
『柚葉餡』

…なんだか、美味しそうな響きでございますわ
柚子の餡の京菓子をいただきたくなってまいります

747 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/18(Thu) 08:30
>>730-731

>もっともエリー様がソフィー様の血を美味しくいただかれたように、相性の良い場合もあるようですわね

そういえば、ソフィーちゃんは灯さんに、自分が血を吸われるのを「ジロジロ見るんじゃない」と
しているのに対し、「やだー、見たいもん」というやり取りがありましたね。(汗)

ちょっと失礼かもしれませんが、食事という以外にも「吸血」という行為には愛情表現もあるのかも知れませんね。
特に、親しい人同士の場合は…。

叔母と、母がオハシラサマだった頃、または叔母と守護霊の女の子の間柄を想像すると、ちょっとドキドキしてしまいます。

>うう…なんと申しましょうか、そのような場で笑っておりますわたくしの姿、柚葉さんに見られるのはとてもとても恥ずかしいですわ
>殿方との腹の探り合い、言葉の裏を読み、時に相手の言質をいただくべく、笑みと姿(しな)と阿諛で以て相手のスキを突く…

>まったくもって柄ではない振る舞いの数々でしたもの

…ええ、お嬢様は何事も素直に、飾ることなく接するのがお好きですから、そのようなお付き合いの仕方は
大変だったと思います。だからこそ、メイド長さんやフィドゥーチャさんの存在は大きいですね。

>ご存知ですか?
>柚葉さんが神父様のところへ行かれるたびに、こっそり蝙蝠の姿で空から付いて行っているのですよ?
>『神父様が本当にお姉さまに相応しいかどうか、わたし気になります。』
>と言っておりましたわ

ええ、存じております…。(微笑)
最初は、「日曜日の気ままな空中散歩かしら?」と思ったのですが、
普段は夕方から行動する筈のあの子が、普段は寝ている時間に起きて私達の教会での活動の様子を見守っているんですもの。
…あの子が、私を気遣っての行動である事はすぐに解りました。

勿論、神父様もそれを解っておられて、「本当に、あの子は柚葉さんの事が大好きなのですね。」
と微笑っておられました。
本当は、共にご一緒したいのですけれど使い魔であるあの子には場所的に中々難しいのでしょうね…。

>次女ちゃんは『お姉ちゃん』
>三女ちゃんは『姉ぇね(ねえね)』
>と呼んでいるのですもの
>三姉妹みんな、あなたの妹になりたくて仕方がないのですわ

うふふふ…。そう呼ばれる度に、実は表情が綻んでしまうのですよ。
従妹同士の間柄ですが、母が叔母を妹の様に慈しんでいて慕われる事に幸せを感じていたのが解ります…。

(買い物から帰りました。)
只今帰りました、お嬢様。
うふふふ、>>746の話題の事もありましたから、行きつけの和菓子屋さんで柚餡のロールケーキを買って参りました。
和風のロールケーキですから、長女さんが淹れて下さる紅茶とも合う事でしょう。

長女さん、いつも有難うございます。(微笑)
(頭を優しくなでなで)

では、お茶の時間に致しましょう。

748 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/18(Thu) 08:35
>>732

ええ、勿論時間がある時は見ていますよ。(微笑)
四年に一度の祭典ですもの。
私も母国の代表が奮闘して結果を出してくれることに一喜一憂している一人ですよ。

…具体的な内容までは、ここでは敢えて触れる事は致しませんが。
意見のぶつけ合いとかそういう事態になってしまうのはこの場所では避けたいし、
そのような話題はやはり他のそういう事に関連した場所でするのが相応しいと思いますので。

ただ、昨晩のお家芸の活躍は見事だったみたいですね。
部屋ではお仕事に差し支える事の無い程度の時間まで見たり、ニュース等を見ていますが
やはり海外ですから時間が異なるのは見るのが大変ですね…。

749 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/19(Fri) 01:04
>>714(柚葉さん)

>はい…最初は確か、蛇神の使い魔として、叔母の血を狙う鬼としての存在であったらしいです。
>叔母も二回程、その血を吸われてしまったとか。

まあ!?叔母様はそのような危険な目に遭われたのですか?
…その蛇神の使い魔というのは、わたくしの同族なのでしょうか?
なんということでしょう…、やはり日本でもそうやって人に対して無体なことをするものが居るのですね
…吸血は我が種族の習いとは申せ、哀しゅうございます

>…ただ、その際にその娘と叔母の意識が同調し、主である蛇神の思惑を知ることになり、
>叔母の優しさに惹かれて消えゆく筈だったその身をお守りに宿され、 救われたそうです。
>…少々素直じゃないのが玉に瑕ですが、本当は叔母の事を今尚大切に想っているんですよ。

それは…宜しゅうございましたわ
叔母様もそうして魔の者と絆を結ばれたこと、我が身を顧みて嬉しゅうございます

心配したのですわ
叔母様にとりついた使い魔の方が、今なお叔母様に害をなしていはしないか、と
そして親族である柚葉さんに累が及びはしないか、と
左様なことがあれば、その方とはわたくしの爪と牙を以て立ち向かわねばならないところでございましたから
その方がどれほどの強い力を持っていましょうとも
幸い、>>564で天城様が仰っていたことによれば、わたくしもそれなりの力を備えているようですし

でも、それも無用の心配だったようですわね
さすが、柚葉さんの叔母様ですわ
叔母様にお逢いしましたら、その方たちにも会えると嬉しいですわ

…なるほど、日本の名族でいらっしゃる藤原氏のご出身なのですか
わたくしたちとは出自が違うのですね
ですが、元は人間で拠所なく魔の者となられた、ことの辛さはわたくしも眷属の中に見出すことが出来ますわ
そこに生まれる心の闇は、どれほど本人を苛むことでございますことか
それを救うことが出来た人の魂の光明は、並みのことではございませんでしょう
叔母様が、どれほど聖いお心をお持ちか、それだけで分かりますわ

それにしましても、誘拐事件とはまた災難でございましたね
でも、それでまたその双子の方々との絆を確認できましたのは不幸中の幸いでございましたわ

まことに、わたくしたちの京都旅行でも気をつけねばなりませんわね
わたくしもレイナさんに任せきりにせず、柚葉さんの御身を守る盾となる所存でございます

そして修学旅行であっても、引率の先生の数も限られていますから、一人一人が気を付けていかねば
軽部様を小柄でいらっしゃるから、目立ちませんし、かどわかすには容易かもしれません
あの方のこと、お守りしたいですがわたくしが付きまとっていては、旅行を愉しめないでしょう
悩みますわ…

>……………。
>ぎゅっ………。
>(お嬢様の背中を、優しく抱擁しています。)

そ、そんな、あの、抱きしめられては照れてしまいますのですよ
でも、温かくて心地よい…
叔母様と共にいらっしゃる双子の方もきっとそうであるように、わたくしもこのぬくもりを下さる柚葉さんのことをどこまでも、いつまでも、護らせていただきたいです…


750 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 09:11
>>733-734 アーチェロお嬢様

>…なんでしょう、日本に参って曲がりなりにも『世帯主』の立場になって、初めて家族を守る、ということを意識いたしましたわ
>故郷の城館では守られ、時には…と申しますか、かなり頻繁に我儘でメイドさんに手を掛けさせてばかりのわたくしでございましたが

ふふっ、立場が違えば、色々と見えてくるもの、自覚するものも多いかと思います。
でも、城館では当主の娘であり次期当主なのですから。
「守られる」事に引け目を感じる事は無いと思いますよ。

主を「守る」ために、メイド長をはじめとするメイドさん達、そして護衛の騎士のような方々も
いらっしゃるのですから。

>無闇に心配するのはわたくしの性ではございませんし、そのようなことは柚葉さんに対しても失礼なのは重々承知でございますが
>ゆえに、もう何度も申しませんが

>どうか、その御身を大切になさってくださいませ

はい、勿論です。(微笑)
私も、無理な時はレイナさんを頼るようにしていますから。
…それに、陰ながら使い魔の子達も私の事を手助けしてくれています。
息災で、尚且つ元気に日々を送れるよう、今後も務めて参ります。

>お颯様も、既に秋野菜の入荷のこともお考えでしょうね
>かぼちゃ、さといも、さつまいも、かぶ、かぼちゃ、おくら、いんげん…
>きっとまたお店の前を通るたびに、声を掛けられることでしょう
>楽しみでございますわ

うふふふ…。“食欲の秋”そう遠くはありませんね。
私も、お料理やお菓子に新鮮なお颯さんのお野菜を使わせて頂くのを楽しみにしています。
お颯さんも、「何か面白いメニューとかお菓子を思い付いたら、秋も宜しくたのむよ」と仰っていました。

今から、楽しみですね。

>自分にとって疎ましい人を人間界から放逐するために、その者を吸血してくれ、と吸血鬼に対して望んだ人の話を
>普段は穏当な心の持ち主でも、不意に忌まわしい誘惑に囚われ、わたくしたちに頼ってくることもあるのですね
>斯様な事態に遭った時のことも、わたくし心せねばならない、とその時思いましたわ

…自分の手を汚さず、という訳ですか。
ただ…己の力ではどうする事も出来ない無力さから「闇」を頼るという心情も理解できない訳ではないのですが…。
でも…そのような「悪意」をもってお嬢様には接して頂きたくないものです。
悪意を抱えれば抱える程、それは大きなうねりとなり、多くの方を巻き込んでしまうでしょうから…。

有名な某狙撃主のような、決して揺らがない超然とした精神力をお持ちの方はそうは居られないでしょうし…ね。


でも、お嬢様の事です。
見て見ぬ振りなどは決して出来ないでしょう…。
共に生きると決めた以上、私もいずれは向かい合わねばならない事なのでしょうね…。
若杉の総裁は、幼い頃よりそのような「悪意」と向かい合ってきたそうです…。

>ですが、今仰った『幕末』、日本が新しい国づくりの道を模索していらっしゃった波乱の時期でございますね
>同じころ、イタリアもまたリソルジメント…統一へ向けて動乱の時代でしたから、単に他人事とも思えませんわ

遠く離れた地で、どこか似たような経緯を私の母国もお嬢様の母国も歩んできたのですね。
誉められた経緯や歴史ではありませんが、かつての大戦では手を携えた歴史もありましたし…。

>維新の政府で重きをなしながら、権力に恬淡として野に下られた西郷南洲と言う方の事績を日本史の授業で伺いました
>それは、リソルジメントで大功を立てながら、サルデーニャ国王陛下に後事を委ねて隠遁したジュゼッペ・ガリバルディを思わせますわね

あの方は、本当に我が国にとって惜しまれる、残念な最期を迎えてしまいましたが…。
でも、あの方の内乱が我が国においては最後の内乱となりました。
彼ほどの豪傑でも彼を取り巻く大きな力のうねりと爆発寸前の若者達の勢いを抑える事は出来なかったのですね。
…恐らくあの方は、死を覚悟していたのでしょうね。
国をまたしても傾かせるような事態になろうとも、時間の問題だった内乱と
武士(もののふ)の時代を、自分の死と共に完全に幕を下ろさねばならない…。
そう考えていたように思えてなりません…。

あの方とどこか似た運命を辿ったというジュゼッペ・ガリバルディ氏…。
私もまた、どのような方かを知りたくなりました。

751 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 13:39
>>735

くすっ…。やっぱりですか…。
それって、お嬢様の学校ですか?

お嬢様はもしかしたら、知らないのかもしれませんが。
もし知っていても、恥ずかしがって謙遜なさるかも。(苦笑)

それで、ファンクラブの人数は何人くらいで構成されてるのですか?
男女の比率は?主な活動の内容は?(わくわく)

あら、ごめんなさい、私ったら…。(苦笑)
でも、嬉しいですね。私が慕っている方が、より多くの方に慕われているのですから。
うふふ…。もしお嬢様にとってご迷惑にならない活動でしたら頑張って下さいね。
何か良い催し物がありましたら一度、お茶とお菓子でおもてなししたいですね。(微笑)

>>738-739

>神と祀られている方々は全てが最初より人と睦まじかったわけではございませんでしょうね
>今お話しました龍神様も仰っていたそうです
>『神と呼ばれていても所詮は龍なのです。』


ええ…畏怖されるという事は、時には敬われ、時には恐れられ、対立する事もある…。
聞いた事がありますね。「神」として祀られた方が、人間に対してこのように言っていた事があるそうです。

「勝手に祀り上げておいて、自分達の望みの為に(雨など)こちらが望む望まないに関わらず最初は勝手に供物を、時には生贄を捧げてきたくせに、
時が経てば生贄を求める悪神を退治すると刃を向けてきた。人間とは身勝手にも程がある。」

と…。

以前言った、狒狒や猿神のような、勝手で尚且つ好色な物の怪は許し難いし退治されて然るべきですが、
人間の文化、文明が発達するにつれて畏怖や感謝の気持ちを忘れ、勝手な解釈をして龍のような方を怒らせたのも事実。
双方が、いえ、特に人間の側が「理解」を忘れてはなりませんね。

一度また、「叢雨神社」に共に参りましょう。

>いっそ、翼を出して空中を移動しては…
>柚葉さんはわたくしがだっこするとしまして
>周囲の方も
>『本当に飛ぶとか、すごいコスプレだ。』
>とか思ってくださったりして

うふふ…。「となりの吸血鬼さん」の宣伝になるかも知れませんね。
多少驚くかも知れませんが、案外すんなり受け入れられてしまうかも。
でも…やはり順番待ちは守らなくてはいけませんね。
移動には便利かも知れませんが、やはり混乱になりそうな事態は避けましょう。

>そうですわね、ミズリーナ湖は夏の煌く景色がわたくしも大好きでございます
>みんなで吹き渡る涼しい風の爽やかさを感じながら、散策するだけでも心洗われることでございましょう

お嬢様の故郷を愛するお気持ちが、とても伝わってきます…。
共に愛する故郷へ、必ずや参りましょう。
まずは私からという形になりましたが、京都の次は、経観塚に…。
そして夏が終わりましたら、予定を本格的に考えましょう。

>とてもとても美しい景色だけれど、闇の魔族であるわたくしをお日様は受け入れてくださるだろうか?…と
>尤も、道半ばにもならずすっかり心浮き立たせておりましたが

確かに闇の眷族の方には、太陽の光はきついものがあったでしょう。
でも、それを恐れず踏み出したお嬢様の勇気、そして好奇心…。
神が見ておられるのなら、お嬢様のような方を滅ぼすような無慈悲な方だとは思いたくはありませんし…ね。

752 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 14:03
>>740 アーチェロお嬢様

>正直申しまして、熟練のハンターや退魔師の繰り出す武器や法術よりも、
>農家の年端も行かない子供が母親を護ろうとしてわたくしに向ける農具のフォークの方が、ずっとわたくしの心に刺さりますから…

お嬢様のような心ある方ならではの、優しい考え方ですね…。
でも、人にも闇の眷族に対して理解を示す方、恐れる方もいるように、逆もまた然り。
八百万の神々も千差万別であるようです…。

かつて叔母の贄の血を狙った邪な蛇神は、例え非力であろうとも大切な人を守るために立ちはだかった叔母を嘲笑したそうです…。
己が「神」であるという傲慢さを剥き出しにして…。
お嬢様とは、余りに対照的ですね。

だからこそ、最終的には嘗てこの国の蛇神の祖を討った荒ぶる弟神の力を宿したサクヤさんに、
完全に還されたそうです。
力に「奢る」者は「守る」者に敗れたという事でしょう…。

紅蓮さんはお嬢様の「力」を理解しておられたようですが、私はお嬢様には「力」を越えた何かがある…。
私はそう信じていますよ。

>ああ…、柚葉さんのお膝、柔らかで温かで…気持ちが良いです…
>何て安らいだ気分でしょうか…
>甘えん坊で恥ずかしいですが…もう少し、このままで…

>くう…くう…

ふふっ、少しばかり気難しい話題を振ってしまい、お嬢様を疲れさせてしまいましたね…。
でも、この安らぎとそれを堪能できる日々が何より尊いものである事を知るお嬢様ですもの。
時に疲れ、歩みを止める事があろうともそれもまた必要な事なのです。
今はただ、何も考えずにゆっくりとお休み下さい…。

753 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/19(Fri) 18:03
>>715(柚葉さん)

>はい、私が初めてこのシリーズを読んだのは物語形式のものではなく、「あいうえおうさま」という
>子どもが「あいうえお」を気軽に覚えるのに適した絵本でした。
>「あ」ならそのページに「あ」の付くものが色々と描かれたりしていて、または文章もすべて「あ」で始まる形式になっているという
>実にユニークな本でした。(笑)

あらあらまあまあ…、その御本、この間我が家の三人娘が大声で音読していました、あの本でございましょうか?
いえ、先日軽部様が下さったのですよ

先日授業中、すぐ前の席の軽部様が、チラとわたくしの方を振り向かれて、そっとメモを渡されました
「この間、図書館で三姉妹さんを見た。
今度は『柚葉お姉さま』にこの本を読んでもらおう、と言って絵本を借りていった。
うちにもわたしが小さい時に読んだ本がたくさんある。
よかったら、プレゼントしたい。」

そう書かれていたので、わたくしが
「でも、軽部様にとっては思い出のご本なのではありませんか?
 いただいてしまっては申し訳ないですわ。」
そう返しましたら、またお返事がありまして。
「三姉妹さんはとても楽しそうに本を選んでいた。
 きっと本を読むのがとても好き。本を読んでもらうのもとても好き。
 読んでもらえた方が本は幸せ。」

それで、ありがたくお言葉に甘えます、とお返事しましたの
そしたら、宅配便でどっさり本が届いたのですよ
お向かいですから、本当ならわたくしが参上して本を受け取らせていただければ宜しいのですが、それはわたくしが怖くて無理でいらっしゃいますからね

そういえば、柚葉さんにはまだお伝えしていませんでした…
申し訳ございません
たくさんありますし、わたくしたちが読んでも楽しそうですので、リビングの本棚に並べておきますわ

>このおうさまのシリーズが、絵本形式になっているのを知ってからは色々と読みましたね。
>面白そうなものがあれば、一度あの子達にも読み聞かせてあげることにしましょう。

あの子たちには
「柚葉さんはみんなのことをお世話してくださっているのです。決してあれも読んで、これも読んで、と無理を言ってはいけませんよ。」
と申しておきました
柚葉さんのお気が向かれました時だけ、あの子たちのお相手をしていただけましたら嬉しゅうございますわ

>ええ、読んでいる途中、時には思わず笑いを堪える展開もあったりして…。くすくす…(笑いを堪えています)
>時に心温まる展開もあれば、笑ってしまいたくなる展開もあり、見ていて飽きませんね。
>ソフィーちゃんたちの物語に続いて、実に良き作品を紹介して頂き、ありがとうございます。
>もし私も見つける事が出来ましたら、紹介させて頂きますね。

いえいえ、そんな…
白神葉子様のお話を楽しんでいただけて、こちらこそ嬉しいですわ
そう、自分の楽しんでいるものを人様も楽しんでくださるということ、人と共感できているということは、とても嬉しいことでございますわ
あのコミケというものが、あれほどの盛大なお祭りになりますのも、創作物を廻って人と共感し、絆を深められる、ということも醍醐味であろうと存じますわ
まして、最も傍にいてくださって親しくさせいただいている方でしたら、なおのことでございます…


754 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 19:24
>>742-744

>それなのに、人間の、こんなにも聡明そうで美しい方が、我が家にたった一人で住み込み、あろうとことか献血係をなさろうというのです
>ですが…、柚葉さんの真っすぐにこちらを見つめてこられる瞳、涼やかで凛とした声音、端然として立たれたお姿、そこからは如何なる恐れも迷いも、見て取ることは出来ませんでした
魂胆を詮索しようとする、それ自体が貴女に対する無礼に思えました

まあ…。お嬢様ったら…。(照)
でも、やはりお嬢様のような方にそう思って頂けるのは嬉しいです…。(微笑)

>『この方のことをもっと知りたい』 『わたくしのことを知ってほしい』
>そのような思いがふつふつと湧いて…
>『貴女にここにいてほしい』
>その想いが、わたくしを満たしておりました

同感です…。いえ、誰かを好きになり(恋愛感情とはまた別として)、誰かを知りたいと思うのに
理由など無いのかも知れませんね。
それもまた、出会いというものの自然な成り行きなのでしょう。
これ以上、深く考える必要はありませんね。
お嬢様が私を好きでいて下さって、私もお嬢様の事が大好きなのです。
それだけで、十分です…。(微笑)

>この国の方、それも邪悪な魔を狩る方とも接触を以てまで、柚葉さんをわたくしと出会わせてくれたのですもの
>お父様のその気持ちを伺ってはなりませんわね

>いずれお父様とはちゃんと話し合いましょう…
>柚葉さんとの出会いをいただいたお礼と共に

ええ…。私も旦那様とはもう一度、ゆっくりとお話をしてみたいです。
それにまだ、旦那様には私の淹れるお茶を召し上がって頂いた事がありませんし…。
その時には、旦那様にも私がお嬢様の従者としてきちんとした働きが出来ているかを見て頂かなくてはなりませんね。

>マンドレイク

確か、「マンドラゴラ」という別称もあったと思いますね。
人が抜いた時にその声を聞いて死んでしまうのを防ぐために、犬に引かせて抜いたと聞いた事があります。
「魔女」さんの登場するエピソードでは、頻繁に登場していたような…。

>樹木子(じゅぼっこ)
>二龍松(にりゅうのまつ)

この2つは、初耳ですね。後者は有難いものですが、前者は…。
無碍に斬ってしまうのも少々躊躇われるのでしょうね。
人任せにしてしまうのも何ですが、この街には幸い、フリューゲル神父様、紅蓮さん、
涼音さんのような退魔を生業としている方も居られます。
場合によりましては、一度相談致しましょう。

755 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 19:55
>>749 アーチェロお嬢様

>まあ!?叔母様はそのような危険な目に遭われたのですか?
>…その蛇神の使い魔というのは、わたくしの同族なのでしょうか?
>なんということでしょう…、やはり日本でもそうやって人に対して無体なことをするものが居るのですね
>…吸血は我が種族の習いとは申せ、哀しゅうございます

ええ…。ただ、「吸血鬼」という「種族」ではなく、人から「鬼」となった存在であるようです。
鬼は古来より、人の生き血を啜る存在としてわが国でも恐れられてきましたから…。
見た目は可愛らしい女の子でも、やはり襲われた時は叔母も怖かったそうです…。
その時には、オハシラサマであった母や昔馴染みであるサクヤさん、鬼斬部の女性に助けられて命に別条は無かったそうですが…。

…ただ、「血は神霊(かみ)そのものを表す」と言われているように、それを口にした際に
叔母と鬼の娘の意思が同調し、鬼の娘の過去を知った事が偶然とはいえ、幸いしました…。
相手を知る事が、やはり互いを理解する事に繋がりましたから。
…それにより、寄り添っている双子の妹が実は本当の妹ではなく、蛇神がその娘を手駒として操る為に遣わした分霊(わけみたま)であり、
それを知られた途端、主である蛇神には捨てられ、力の供給を止められて消えゆくだけの所を叔母に救われたのだそうです…。

その過程の中で、鬼の娘が逆に叔母を助ける形になり、力を使い果たして消えゆく中彼女のために涙を流す叔母に対し

「どうして私の様な鬼の為に泣いたりできるの?出会ったばかりで、貴女を傷つけた鬼でしかない私の為に…?」

と、語りかけたそうです。
ですが、咄嗟に彼女が宿るのに最も適した呪物として、携帯電話に付けていたストラップの青珠のお守りが相応しいものであった事に気付き、
彼女をそこに宿らせた事で、今は守護霊的な役割を果たすようになったとの事です。

ただ、彼女は鬼となった事自体には些かの後悔も無いようです。
主である蛇神との出会いと気紛れとはいえ、幽閉された暮らしと病弱な身体に縛られた魂が解放される事には繋がったそうですから。
「幸せ」とは千差万別。でも、今が一番幸せなようで何よりです。(微笑)

>心配したのですわ
>叔母様にとりついた使い魔の方が、今なお叔母様に害をなしていはしないか、と
>そして親族である柚葉さんに累が及びはしないか、と
>左様なことがあれば、その方とはわたくしの爪と牙を以て立ち向かわねばならないところでございましたから
>その方がどれほどの強い力を持っていましょうとも

さ、流石にそれは叔母も母も哀しみますから…。(汗)
でも、私を大切な方として純粋に守りたいと思って頂ける事は素直に嬉しいです。

ちなみにその子は、他の鬼と呼ばれる存在とも話す事が出来るそうですから
それによって無用の争いを避ける事も出来て、本当に有難いと叔母も言っていました。
その子が連れてきた猫又(ねこまた)が、かつての飼い主を鬼から救った事もあったそうですから…。
そして時には助言を与えたりもして、私の家族の中ではすっかり馴染みの存在なのですよ。

>そ、そんな、あの、抱きしめられては照れてしまいますのですよ
>でも、温かくて心地よい…
>叔母様と共にいらっしゃる双子の方もきっとそうであるように、わたくしもこのぬくもりを下さる柚葉さんのことをどこまでも、いつまでも、護らせていただきたいです…

お嬢様、私の我儘で申し訳ないのですが、もう暫くこのままでいさせて下さい…。

756 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 20:33
『京都旅行 0日目』

(現在、京都へ向かう新幹線の中です)

>>753 アーチェロお嬢様
>あらあらまあまあ…、その御本、この間我が家の三人娘が大声で音読していました、あの本でございましょうか?
>いえ、先日軽部様が下さったのですよ

まあ…。軽部さんも、この絵本に親しまれていたのですね。
共通の話題がある事は、私もやはり嬉しいです…。

それにしても、くすくす…。(笑いを堪えてます)
あの絵本、本当に文章のテンポが良いんですもの。
思わず口にして読みたくなる面白さを、使い魔さん達にも解ってもらえて嬉しいです。
目の前に絵本が無くても、空で言える文章も幾つかありますね。

「げーむにまけて けらいにけちつけ けんかになって けがしたおうさま」
(小さい頃、「家来が王様に怪我させちゃって本当にいいの!?とツッコミを入れた覚えが…。(苦笑))

「ゆうべのゆうれい ゆきおんな ゆきのふるひに ゆめみたおうさま」
(ちょっと幻想的で、切ない感じがよかったです)

「はだしにはだかでぱんつだけ はしゃいではねて はしるおうさま」
(何も考えずに、笑ってしまいましたねこのページは…。(汗))

「たまごをたてたら たからのだいや たしかにあげると だますおうさま」
(王様が、横目で舌を出している顔が何とも…(苦笑))


>「三姉妹さんはとても楽しそうに本を選んでいた。
 きっと本を読むのがとても好き。本を読んでもらうのもとても好き。
 読んでもらえた方が本は幸せ。」

>そういえば、柚葉さんにはまだお伝えしていませんでした…
>申し訳ございません
>たくさんありますし、わたくしたちが読んでも楽しそうですので、リビングの本棚に並べておきますわ

軽部さんの優しさには、本当に感謝ですね…。
あの子達に読み聞かせてあげるのは勿論ですが、私もどのようなシリーズがあるか読みたくなってきました。
きっと、私も知らない作品が色々とある筈ですから…。

そうですね…。そういえば、将来保育士を目指している同級生がいるのですよ。
その子もボランティア等で読み聞かせをする事があるそうなので、一度来て頂いても宜しいでしょうか?
あの子達とも、絵本を通じて楽しい時間を過ごして頂けそうで…。

>白神葉子様のお話を楽しんでいただけて、こちらこそ嬉しいですわ
>そう、自分の楽しんでいるものを人様も楽しんでくださるということ、人と共感できているということは、とても嬉しいことでございますわ

ええ、特に日焼け止めを知らなかったというエピソードに関しましては…。
それと、白神さんが素では関西弁で喋るという点についても、ギャップを楽しませて頂きましたね。

…そういえばお嬢様、メイドさん達の反対にあって実現はしなかったそうですが、京都に住みたかったと仰っていましたね。
という事は、もし京都にお住まいでしたら、お嬢様も…。

え?あ、ごごご、御免なさいお嬢様!申し訳ありませんっ!
け、決して関西弁(京都弁)でお話になるお嬢様を想像して楽しいと思っていたとか、そういうわけでは…。

と、兎に角これから京都に参るのです。
本日泊まるここのホテルと、近場の見所は…。(必死に話を逸らしてます)

それにしても新幹線は、本当に便利ですね…。
滅多に乗る事が無いので、その快適さを実感しています。
普通の列車では何時間もかかるのを、本当に僅かな時間で…。
お喋りしている間に、多分あっという間に着いてしまいますね。

では、そろそろ朝食の駅弁をお召し上がりになりますか?
これもまた、度の醍醐味というものですね。

757 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/19(Fri) 20:44
あ、ここでお嬢様に進言を一つ。

これまでも本当に、私の返信に懇切丁寧に話題やエピソードを返して下さり、本当にありがとうございます。
ですが、似た雰囲気の話題が続いてしまいがちであると感じた際には、私の返信であってもそこで切り上げて頂いても宜しいかと思います。
勿論、お嬢様の懇切丁寧な返信が楽しめるのは、私にとってもここでは何よりの楽しみです。(微笑)

お嬢様の温かな心の籠った返信は毎回楽しませて頂いておりますので…。
それがお嬢様の私への心遣いである事は、十二分に伝わっております。(微笑)
そろそろお嬢様の楽しみにしておられる「京都旅行」「経観塚帰省」に移行致しましょう。(微笑)

あ、よく見ると私も誤字脱字が…。

○旅の醍醐味というものですね。

×度の醍醐味というものですね。

758 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 17:06
>>757(柚葉さん)

すみません、先にこちらにご返事させていただきます

ご助言ありがとうございます。
申し訳ございません
どうもわたくし、柚葉さんとお話しするのが楽しくて嬉しくて、ついつい饒舌になってしまうのですよ
わたくしのお喋りを、楽しみと仰っていただいて本当に有り難いことですわ

でも、このところお返事が遅くなってしまっていけませんわね
ちゃんと意を尽くせるように心がけますと共に、時には簡捷を旨としますこと
なるべくバランスを取れるように気を付けてまいりますわ

では、京都旅行に出発いたしましょう
柚葉さんとレイナさんの立ててくださった日程に従って楽しんで参りますわ


>>723(柚葉さん)

>それに、私の立場でお嬢様から素直に悩みを打ち明けて頂けるのであれば、その方が嬉しいし、安心します。
>私がお嬢様の従者であり、家族として信頼して頂けている証なのですから。

柚葉さんとの関係は、わたくしからすればあまり『主従』でくくりたくはないのですが、事実は事実として受け止めないといけませんわね…
その覚悟なくば、本当に自分を弁え為すべきことを為すこともできなくなるでしょうから

でも、柚葉さんも困っていること、悩んでいることがございましたら、どうぞ仰って下さらなくてはイヤですわよ?

>部長さんにも、その副部長さんのような方が居てくれて良かったですね。
>優れたリーダーには、優れた補佐役が居てくれなければその立場は勤まりませんものね。

はい、部長さんは、才気に溢れ前のめりに進んでいかれる豪快な方
副部長さんは、それが間違った方向に向かわないように…言葉は悪いですが、手綱を握ってくださる方
お二人にはこれからも手を携えて、素敵な舞台を作っていただきたいですわね
お二人の関係は、わたくしから見ても学ぶことが多いと思いましたわ

>うう…。後から思い返すと、ちょっと自己嫌悪気味に…。
>私って、皮肉屋だったのでしょうか…?
>でも…あの時はお嬢様を傷つけた方の、あの言葉の内容を認めるわけにはいかないという一心でしたから…。

あの時のお言葉は、わたくしを護るための心よりの異議申し立てとして、わたくしの心に残っております
同時にそのお心の気高さも
たとえお考えは交わることは無くとも、シスターのお心にも響くものはあったのではないかと思います

尤もあの方の場合、それでご自分を省みるというより
「この立派な人の気の迷いを解いて、魔族の手から救済しなければ」
との使命感にお持ちになりそうな気がいたしますが…


759 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 17:07
>>724(柚葉さん)

>>大切な命の雫をいただくことで、それに報いるためのどれだけのことが出来るか?…それはわたくしにとりまして、どうしても解いて参りたい『問い』でございます

>その「問い」…。恐らくはお嬢様が一族の姫君として、当主として、一族を背負う身として
>長きに渡り向かい合うものとなりましょう。
>だからこそ、レイナさんや私が傍に寄り添い、支えとなりたいと思っています…。

左様でございますわね
姫君、当主…、どうもわたくしに似合わない言葉に聞こえて致し方ないのですが
そう思って支えてくださる方がいらっしゃる限り、向かい合うことが出来る…そう思えてきますわ

>私もフィドゥーチャさんやメイド長さんのようなお嬢様の身内に方々にお会いしたいという気持ちが強くなって参りました。
> お嬢様の大切な思い出を聞かせて頂く度に…。
>でも、何となくですがフィドゥーチャさんにヤキモチを焼かれてしまわないかが心配です…。(汗)

お二人が仲良くなっていただければとても嬉しいことでございます
あの子も元人間ですから、人間の方に対しても理解がございます
そして、城館にいた時、弱音を吐くわたくしを最も見知っていた子です
その分苦労も掛けたと思いますから、むしろ柚葉さんのご苦労を慮って…いわば『同志愛』を抱くのではないかしら?

>でも叔父は、優しいだけでなく憑かれた蛇神の邪心にも屈さず、鬼となりながらも運命と戦い、仇敵とされる鬼斬部の方とも絆を結ばれて
>その運命に打ち勝った強く正しい人であると、母が語っていました。
>せめてその心の一端だけでも、受け継いでいかなければと思います…。

鬼となられてもそれを乗り越えて固い絆を結ばれた…
それほど強く正しい意志と言うものがあるのですね
でも、出会ってよりこの方の柚葉様を見ていれば、同じ心をお持ちかと存じますわ

それにしましても、経観塚の蛇神様はずい分と暴慢でいらっしゃいますのね
前に申しました『叢雨神社』には、龍神様の妹分として蛇神様も同居なさっているそうですが、至って気の良い方だそうですわ
やはり、どのような神も神それぞれ、一人ひとりと向き合ってみないと分からないものでございますわ


>>725(柚葉さん)

>私の友人でも、未だに成長してる方もいますから焦る事はないでしょうね。

そう言えば、柚葉さんのお友達の方にはまだお目にかかったことがありませんわね
もし、こちらの街にいらっしゃることがありましたら、宜しければこちらにもお出で下さいますようにお伝えくださいな
その時はわたくしがおもてなしさせていただきますわ

>>…もしも、アイドルなるものに我が身を置くなどという大胆極まりないことをいたすとしましたら…それはこの街、この地元に貢献することを目的としてのこと以外考えられませんわ
>うふふふっ、もしそれが実現するのであれば、レイナさんは裏方としてお嬢様を支え、
>そして使い魔の子達が共に可愛らしい衣装を着てお嬢様と一緒にステージで…。
あら、いけませんわ、わたくしはステージに立たせて、お二人は傍にいていただけませんの?
お友達の方の仰る通りでしたら、お二人とも一緒にステージに立ってくださらなければ困りますわ
わたくしとしましては、流川市のアイドルの方のように市役所にマネージメントしていただいて、地域に貢献するアイドルを目指したいのですよ

>想像していて、何だか楽しくなってきました。
>衣装は、和装をイメージしたものを見事に着こなして和洋の魅力が見事にマッチして
>観客の皆さんを大いに盛り上げることに…。

和装をイメージした、でございますか、それは素敵ですわね
季節感のある花鳥風月を染めた衣装が着られたら…ふふっ、楽しそうですわ
和装の衣装というと、徳波市のアイドルユニットがそうでしたわね
ちょっと番組表をチェックして予約録画して見てみましょう

(買い物当日)

>え?何をそんなに期待に満ちた目をしているのですかって?
>…だって、お嬢様の素敵な水着姿、見るのは初めてなんですから♪

あの、着替えましたわ…
さすがお二人が選んでくださっただけあって、白に花柄のコントラストが素晴らしい、美しい水着ですが…
お、おかしいところはございませんか…?
学校のプールではあまり気にならなかったのですが、こうして柚葉さんの視線を受けますと、なんとも恥ずかしくなってしまいます
体の線が出るということは、こんなにも落ち着かないものだったでしょうか…?


760 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 17:08
>>726(柚葉さん)

>うふふふ…。出来ればこの秋から冬にかけては、共に登校する姿を見たいものです。
>私の朝の、新たな楽しみが増えてほしいですね。

枯れ葉舞う中を並んで、あるいは粉雪舞う中を寄り添って…
見守ってくださっている柚葉さんのためにも、そう出来たら本当に良いのですが…
ことわざに曰く『百里は九十里が半ば』でございます
わたくしとしましては、進級するまでに後3m縮められれば、と思っているところでございますわ

>それから先程、お嬢様と私、レイナさんが着る仮装用の着物が届きました。
>確認後、レイナさんがホテルに送って下さるよう手配をして下さっています。

ふふふっ、胸がワクワクときめいて参りますわね
実は、かつてヴェネチアのカーニバル『マスカレード』カーニバルに、フィドゥーチャも引っ張り込んでこっそり参加したことがございます
1979年に復興した後のことでございます

あれも町おこしのお祭りのようなものですから、ちょっと似ておりますね
ふふっ、あの時はフィドゥーチャに渋い顔をされましたが、今度は思いっきりはしゃぎますですよ〜

>私がこの街でのお嬢様の家族になれた事は、私にとっても掛け替えの無い宝物です。
>…「メイドたる者、主従の関係はしっかりと自覚しておかねばなりませんよ。」と
>メイド長さんには怒られてしまうかもしれませんが。(汗)

大丈夫かと思いますよ
メイド長が厳しいことは申しますが、今思えばわたくしを気遣ってもくれましたわ
自分はわたくしに厳しくても、お勉強や社交、それから人間に追い返されたりして疲れたわたくしをメイドさんがこっそり慰めてくれることには何も申しませんでしたわ
明敏な彼女が気付かないわけがありませんのに

柚葉さんがどれほどわたくしを支えてくださっているか、分からない彼女ではないと思いますよ
まあ、わたくしが相変わらず能天気昼行燈なことも、分からない彼女ではありませんので、わたくしが叱られるのは必然の成り行きでしょうね

>では、今夜は茄子と夏野菜のパスタ、マチェドニアの組み合わせと致しましょう。
>お嬢様の城館の時の様にはいかないかも知れませんが、如何でしょうか?

はい、是非にお願いいたしますわ
柚葉さんのことですから、城館のものとは違うオリジナルの工夫をされても安心していただけますわ

白神葉子様のように、決してオリジナルへ挑戦してはいけない方もいらっしゃますが(第14話参照のこと、ですわ)


>>727(柚葉さん)

…平賀源内、ずい分と波乱万丈と言うか、巡り合わせの悪い方だったのですわね
いろいろなことにチャレンジなさっても理解が得られない
ありきたりな申し様ですが、時代が彼に追いついていなかったのでしょうか…
そういえば、飛行実験をなさったら世間を騒がせた罪で咎められて終わった、という方もいらっしゃったと聞きますわ
>科学というものが一般の方々にはなかなか理解が得難い江戸時代に生まれたのがある意味不幸、
>早すぎた天才だったのかも知れませんね…。

そういう意味では、ダ・ヴィンチよりガリレオ・ガリレイやジョルダーノ・ブルーノの顔が浮かんできますわね
いえ、直接面識があるわけではございませんが

それが今では長女ちゃんが読む漫画にもなるほど有名、彼のチャレンジ精神が称賛されるようになったのです
映像作品でもずい分と活躍していらっしゃるようですわね
以て瞑すべし…、でございましょうか

二宮尊徳…存じておりますわ、有名な農政家の方ですわね
と申しましても、日本の学校に銅像や石像が夥しく立てられている、と聞いただけですが
この街の小学校も古い歴史がありますので、今も校庭の片隅にいらっしゃいますわ
初めて見た時、ちょっと感激しました
柚葉さんがお好きということは、とてもご立派な方だったのでございましょうね
そういえば、平賀源内さまと同じ学研漫画シリーズに『二宮金次郎』がございましたわ
軽部様からいただいて、本棚に並べましたもの
後で読んでみるといたしましょう


761 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 17:08
>>728(柚葉さん)

>ええ…聖職者と呼ばれる方々が、表面上口にしている事とはかけ離れた部分を数多くおもちである事は私も存じています。
>この国の歴史を紐解いていけば、宗派同士、同じ宗派内でも繰り広げられてきた血で血を洗う勢力、権力抗争…。

はい、それは確かに
我が家もまた、直接間接にヴァチカンと対立と妥協を繰り返してまいりましたから、彼の教えを垂範すべき立場の方の生身の姿をいろいろと見てまいりましたわ
あの人たちが信奉する聖なる存在が讃美を欲していらっしゃるかどうか存じませんが、それを他人に強要して当然という方はもううんざりするほど…
あら、またシスター様に睨まれそうですわね

>お嬢様が、その方が元々人望も無さそうだったと見抜いているように、
>その人望の無さ故に偶然その親子が吸血鬼に関わったという出来事を
>己の威光を村人に示し、人望を集めようという魂胆に利用しようと考えたのでしょう…。

…柚葉さん、すごいですわ
わたくしが赤ら顔の聖職者の歪んだ表情を見て初めて察せられたことを、今話しましたことだけで、実に明瞭にご判断なさるなんて

>本当に村の人々のために尽くす覚悟がお有りなのであれば、お嬢様の演技に対して
>「私の血潮が貴様の舌を満たすのであれば、喜んでわが命を主のため、村の為に捧げよう。
> その代わり、この村の者達には一切その牙を向けないと誓え!」
>位の事が言えないのでしょうか…?

そのように仰る方でしたら、わたくしも皆の恐怖と嫌悪の眼差しにさらされようと、村の人々のそれからの安堵を信じることが出来て、まだしも慰められたのですけれどね…
吸血鬼は徘徊している − わたくしはもうあの村にはまいりませんでしたが − 、聖職者は頼りにならないでは、村の人たちの不安は終わらなかったでしょうね…

いけませんわね、今さら泣けてまいりました
いえ、あの時の悲しさよりも、フィドゥーチャが淹れてくれた紅茶の温かさを思い出してしまって…
わたくしも、ぜひ柚葉さんにお会いしていただきたいですわ
きっと良いお友達になれるかと存じますから…


>>729(柚葉さん)

『京都旅行 0日目』

いよいよやってまいりました、今日この日が…
ここからは、柚葉さんとレイナさんの立ててくださったスケジュールでの旅となりますわね
わたくしもう、楽しみで楽しみで…
柚葉さん、どうぞよろしくお願いしますね

長女ちゃん、次女ちゃん、三女ちゃん、貴女たちもお二人を手伝っていろいろ準備してくれたのですよね
本当にご苦労様です…
旅先では何か突発的なことがあるかも知れません
気が付いたことが合ったら、知らせてくださいね

そうでした、ぜひこの定番のセリフを申したかったのですわ

みんなで無事にお家に帰るまでが旅行なのですよ

それではタクシーに乗りましょう…


762 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 17:52
>>732

近代オリンピックはフランスのクーベルタン男爵の提唱により、1896年より今日まで開催され続けてきましたわね
でもわたくし開始以来、直接会場へ参ったことはないのですよ
ですから、目にしましたのはテレビ中継のみですわ
1960年のローマ大会がヨーロッパ18か国で生放送されましたので、それで初めて観戦したと記憶しておりますわ

現在開催中のオリンピックでも日本人選手の方々が良い結果をたくさん出されて、異国より参りましたわたくしも拍手しておりますわ
特に、各クラスで次々と金メダルを獲得されたレスリングや柔道には心躍るものがございますわね

>>735

あらあらまあまあ、わたくしのファン倶楽部でございますか?
う〜ん、それはまた…皆様を魅了できるような点がわたくしにあるのでしょうか…?
学校でもいたって普通に過ごしておりますし、お家ではたいてい縁側でボーっとお茶を啜っておりますし

でも、『倶楽部』という熟語は宜しいですわね
倶に楽しむ部…、クラブの本質を的確に表現しておりましょうか

その字義の通りメンバーの皆様が楽しんでくださっているのでしたら、それはとても宜しいかと存じますわ
正直申しまして、とても面映ゆいのですが…
柚葉さんの仰います通り、ご訪問いただけましたらお茶とお菓子で歓談いたすのも楽しそうでございますね

>>736(雪姫様)

無理をなさることは無いかと存じますわ
お話ができますようになりましたら、またゆっくりとお話しいたしましょう

夏を楽しんでいらっしゃることでしょうね
どちらかへレジャーに参られたでしょうか、それともお家でオリンピックを観戦されているかも知れません
どちらにしましても、お互い思い出のたくさん作れる夏にいたしたいものでございます


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764 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 19:26
>>747(柚葉さん)

>ちょっと失礼かもしれませんが、食事という以外にも「吸血」という行為には愛情表現もあるのかも知れませんね。
>特に、親しい人同士の場合は…。

はい、その点ではわたくしたちもソフィー様と似ているかも知れませんね
親愛、恋慕、婚姻、盟約…そのような表現として互いの血をいただくのは、わたくしたちにとりましてはかなり普遍的な吸血の意味かと存じますわ

柚葉さんの叔母様と守護霊の女の子との間も、固く結ばれました後はきっと愛情いっぱい、時にはとても甘々でいらっしゃったのでしょうか…、うふふふ

白神葉子様も『キスみたいなもの』と仰っていましたわね(第3話をご参照のこと)

当然ながら、社交界に於きましては如何に甘い言葉をささやきかわそうともキスを迫られましたら、微笑みながらも決して許しませんでしたわ
内心はゲンナリ、後でグッタリでしたから、その点でもメイド長とフィドゥーチャに苦労を掛けましたわね

>勿論、神父様もそれを解っておられて、「本当に、あの子は柚葉さんの事が大好きなのですね。」
>と微笑っておられました。
>本当は、共にご一緒したいのですけれど使い魔であるあの子には場所的に中々難しいのでしょうね…。

あらあら、柚葉さんだけでなく神父様もご存知でしたか
微笑んでお許しいただいて良かったですわ
能力に於いて神父様は、その目力だけであの子たちを落とすことが出来ましょうから…
もちろん、わたくしにすら温かいまなざしを向けてくださる神父様のこと、そのような心配は無用でございましょうが

>和風のロールケーキですから、長女さんが淹れて下さる紅茶とも合う事でしょう。
まあまあまあ…
わたくしが『噛んだ』ことが元で、こんな素敵なお土産を頂くことになりましょうとは
やはりこの季節は柚子の涼やかな味わいが最高に楽しめましょうね
はい、それでは有り難く皆でいただくことにいたしましょう


765 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 19:26
>>750(柚葉さん)

>「守られる」事に引け目を感じる事は無いと思いますよ。
>主を「守る」ために、メイド長をはじめとするメイドさん達、そして護衛の騎士のような方々も
>いらっしゃるのですから。

柚葉さんのいつもながらの優しいお気遣い、とても嬉しゅうございますわ
当主に一族の運命を未来につなぐ責任がある以上、嫡女であるわたくしを護ることもまた、彼ら彼女らは己が務めと頑張ってくださるのでございましょう
ですが、だからこそわたくしはわたくしに仕えてくださるどなたであれ、傷ついていただきたくはございません
わたくしは出奔してまいりました身でございます
今はただ異国のこの地で、この身と家族とを護れる自分であること、驕慢に走らず、人とのつながりを大切にして、日々の平穏を守ってまいることで、皆に安心していただきたいですわ

>お颯さんも、「何か面白いメニューとかお菓子を思い付いたら、秋も宜しくたのむよ」と仰っていました。

あらあらうふふふ、それはもう柚葉さんの出番でございますね
最近、お颯様のお店へ参りますと心なしかお客様が増えていて、活気を帯びていますわ
柚葉さんのレシピの効果が出ているのでしょう
わたくしも見ていて嬉しくなってまいりますわ

>…自分の手を汚さず、という訳ですか。
>ただ…己の力ではどうする事も出来ない無力さから「闇」を頼るという心情も理解できない訳ではないのですが…。
>でも…そのような「悪意」をもってお嬢様には接して頂きたくないものです。
>悪意を抱えれば抱える程、それは大きなうねりとなり、多くの方を巻き込んでしまうでしょうから…。

あああ、申し訳ございません
わたくしが読みました「ミッドナイト・ロンリー・モンスター」では、別に大ごとにはならずに済んだのですよ
話を持ち掛けた人も持ち掛けられた吸血鬼も、悪い方ではないのです
どうも言葉足らずで申し訳ございません

>遠く離れた地で、どこか似たような経緯を私の母国もお嬢様の母国も歩んできたのですね。
>誉められた経緯や歴史ではありませんが、かつての大戦では手を携えた歴史もありましたし…。
確かにどちらの国も大きな悲劇に見舞われましたし、多くの責を負う立場となりましたことは、本当に悲しいことでございますわ
でも、その戦いの後、いずれの国もこのことを踏まえて、より良き道を選び、そのことで多くの人々がより幸せになれたものと存じます
間違えた時、それを省みより良き道を目指す
人が歩んできた歴史の中で、異種族としても見ていてとても嬉しいのは、このことでございましょう

>国をまたしても傾かせるような事態になろうとも、時間の問題だった内乱と
>武士(もののふ)の時代を、自分の死と共に完全に幕を下ろさねばならない…。
>そう考えていたように思えてなりません…。

歴史の授業でも習いましたわ
その後は議会を通じて政府を動かすことを国民は選んだ、と
西郷と言う方は、古きサムライの歴史の有終の美を飾って後事を新たな時代を担う方々に託したのかも知れませんね

ガリバルディにつきましては、リビングの本棚に並べた歴史漫画に出てくるのではないかと思いますわ
わたくしも探してみますわね

766 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/20(Sat) 23:56
>>751(柚葉さん)

>「勝手に祀り上げておいて、自分達の望みの為に(雨など)こちらが望む望まないに関わらず最初は勝手に供物を、時には生贄を捧げてきたくせに、
>時が経てば生贄を求める悪神を退治すると刃を向けてきた。人間とは身勝手にも程がある。」
>と…。

それはわたくしの一族にも思い当たることがございますわ
一族の恥を申すことになりますが…
人より生命の源である血液を頂いておきながら、人を贄と見做して、それを貪る自分をより高みにある存在だと思い込んでいるそんな最低の輩が

尤も、わたくしとて>>74で申しました通り、かつては能天気に血を頂いていたのですから何をかいわんや、でございますが

何事につけ、他者より受けた『恵み』への感謝を忘れたくないものでございます
『叢雨神社』のまします村はそういった訓え(おしえ)が受け継がれているのでしょう
わたくしも柚葉さんといつか参りたいですわ

>まずは私からという形になりましたが、京都の次は、経観塚に…。
>そして夏が終わりましたら、予定を本格的に考えましょう。

はい、そしていずれミズリーナ湖にも参りたいですわ
できましたら、来年の夏…となりましょうか
本家のある領地は流石に留まり難いのですが、ミズリーナ湖の湖畔の別荘でしたら…

フィドゥーチャに頼んで、別荘を使わせてくれるようメイド長にお願いできないものかしら?
『出奔された方が、甘えるものではございません。』
と返される可能性が高そうですが…


>>752(柚葉さん)

>お嬢様のような心ある方ならではの、優しい考え方ですね…。
>でも、人にも闇の眷族に対して理解を示す方、恐れる方もいるように、逆もまた然り。
>八百万の神々も千差万別であるようです…。

親御さんを守ろうとする優しい心、恐怖で挫けそうな自分を懸命に奮い立たせる勇ましい心
そういうわたくしにとって珠玉と思える心を持った子供にとって、自分が敵になっている
最も大切にしたい穏やかな日常を、わたくしが蹂躙してしまった
そう思えてしまって辛かったのです
そこに時代や社会によってもたらされた偏見や迷信があったとしても…

>かつて叔母の贄の血を狙った邪な蛇神は、例え非力であろうとも大切な人を守るために立ちはだかった叔母を嘲笑したそうです…。
>己が「神」であるという傲慢さを剥き出しにして…。

…わたくしには考えられませんわ
なぜそのように人を嘲笑うことが出来るのか、良き魂に対して一瞥もくれず、それを踏みにじることが出来るのか

サクヤ様と今度お逢いすることがありましたら、わたくしからも感謝申し上げたいです

>紅蓮さんはお嬢様の「力」を理解しておられたようですが、私はお嬢様には「力」を越えた何かがある…。
>私はそう信じていますよ。

わたくし自身にはどうにもピンと来ないのでございます
でも、柚葉さんがそう信じてくださるのでしたら、なんだか…そう思えてきて、元気が出てまいりますわ
それが家族や友達を守るための「力」でしたら、仇や疎かには出来ませんね

………………

あら?
わたくし、眠ってしまっていたのですね

さすがに柚葉さんの膝枕の寝心地は、本当に…最高でございました
なんだか気持ちがとても軽やかになりました
ありがとうございます…

767 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/21(Sun) 00:08
>>758-759 アーチェロお嬢様

>どうもわたくし、柚葉さんとお話しするのが楽しくて嬉しくて、ついつい饒舌になってしまうのですよ
>わたくしのお喋りを、楽しみと仰っていただいて本当に有り難いことですわ

ふふっ、お互い様ですね…。お嬢様は博識で、話題も豊富ですから私もついつい楽しくて…。
友人同士で、メールでお互いに気に入っている話題を何度も振り合ってしまう方の気持ちが解ります。

>柚葉さんとの関係は、わたくしからすればあまり『主従』でくくりたくはないのですが、事実は事実として受け止めないといけませんわね…
>その覚悟なくば、本当に自分を弁え為すべきことを為すこともできなくなるでしょうから

私ももし、メイド長さんにお会いする機会があれば心構えというものをお教え頂く事になるかと思いますね。
この国のこのお屋敷の中だけならともかく、お嬢様の故郷の城館ともなればまた違うでしょうから。
場所が異なるのであれば、また一から覚える事も多いと思います。

>でも、柚葉さんも困っていること、悩んでいることがございましたら、どうぞ仰って下さらなくてはイヤですわよ?

はい、勿論です。
もし悩みなどを溜めこんでいたらお仕事にも支障を来たしてしまいますから。
主であるお嬢様と、先輩であるレイナさんがこんなにも身近に接してくれるんですもの。
是非とも、お願いします。

>左様でございますわね
>姫君、当主…、どうもわたくしに似合わない言葉に聞こえて致し方ないのですが
>そう思って支えてくださる方がいらっしゃる限り、向かい合うことが出来る…そう思えてきますわ

ええ、お嬢様であれば、いつかきっとそれを良き形で自覚なさる時が来ると思います。
その時、主に相応しい者として支えとなれるかも問われると思います。
共に、歩んで参りましょう。

>お二人が仲良くなっていただければとても嬉しいことでございます
>あの子も元人間ですから、人間の方に対しても理解がございます
>そして、城館にいた時、弱音を吐くわたくしを最も見知っていた子です
>その分苦労も掛けたと思いますから、むしろ柚葉さんのご苦労を慮って…いわば『同志愛』を抱くのではないかしら?

良かった…。
ならば、お嬢様の故郷で安心して顔を合わせる事が出来そうですね。
そういえばお嬢様、お手紙でやり取りをしていましたね。
私も文通などが出来ればと思うのですが、如何でしょう?

その時は、京都旅行の写真を添えて…。

>そう言えば、柚葉さんのお友達の方にはまだお目にかかったことがありませんわね

ええ、同じ家政学科の友人ですから。
勿論、料理や家事も得意で、レシピなどのアドバイスもしてくれるし本当に良い娘ですよ。
私も他の友人達も含めて、友に切磋琢磨し合う仲です。

歓迎して下さるお嬢様に対し、どんなメニューでおもてなししてくれる事になるかも楽しみです。(微笑み)

(買い物当日)

>あの、着替えましたわ…
>さすがお二人が選んでくださっただけあって、白に花柄のコントラストが素晴らしい、美しい水着ですが…
>お、おかしいところはございませんか…?

まあ………!!!
正に、「エレガント」という言葉がピッタリですね。
とっても良く似合っていますよ、お嬢様!!!

お嬢様の銀髪と水着の白地に、それを彩る淡い花の模様がとても映えています。
そして、お嬢様の引き締まって尚且つ、女性らしい豊満な肢体を引き立たせていますよ。

それと日焼けを防ぎ、足を隠したりするのにもこのパレオはその役目を十分に発揮してくれる筈です。
浜辺では、男女を問わず多くの方が「見惚れる」事になるでしょうね。

これで、お嬢様もレイナさんも私もこの夏の水着は決まりましたね。
海であれ、プールであれ、お嬢様や皆さんと過ごすひと時が本当に楽しみです。

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/08/21(Sun) 20:50
イタリアのおやつを作って下さいな。。。

769 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/21(Sun) 22:58
>>754(柚葉さん)

>これ以上、深く考える必要はありませんね。
>お嬢様が私を好きでいて下さって、私もお嬢様の事が大好きなのです。
>それだけで、十分です…。(微笑)

はい、柚葉さんがここにいてくださる、そのことの素晴らしさを胸に刻んでさえいれば、これから何が起ころうとも幸せは終わらない…
冬の根雪が溶けて眠っていた芽が吹き葉を広げるように、乗り越えられることができましょう

>その時には、旦那様にも私がお嬢様の従者としてきちんとした働きが出来ているかを見て頂かなくてはなりませんね。

柚葉さんがわたくしを選んでくださいました
柚葉さんのお蔭で、わたくしの日々の生活がどれほど温かく安らいだものになりましたことか

柚葉さんは、きっと誠実にご自身の為さったことでお父様に証しを立てようとなさいますのでしょう
それを邪魔するのはしてはならないこと
分かっています、分かってはいるのですが…

それでなお、お父様があれこれ申すなど、わたくしとても肯ずることができません
あまりに申し訳なく思います…

>>マンドレイク
>魔女」さんの登場するエピソードでは、頻繁に登場していたような…。

はい、弘前市は自然が豊かであるせいか、自生の立派なものが育っているとか
それをご自身で引っこ抜いて薬草として利用するそうでございます

次女ちゃんはフィールドワークが好きでこの街にも生えていないか調べていますが、あの子の場合は純粋な知的好奇心からの調査なのですよ
発見しても扱うには手が余りましょうから、樹木子(じゅぼっこ)と一緒に、退魔業の方々にご相談するのが宜しいでしょうね
神父様へのご連絡、よろしくお願いいたしますね


770 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/22(Mon) 23:15
>>755(柚葉さん)

>鬼は古来より、人の生き血を啜る存在としてわが国でも恐れられてきましたから…。
>見た目は可愛らしい女の子でも、やはり襲われた時は叔母も怖かったそうです…。

左様でございましょう…
それは、我が身を省みてとてもよく分かりますわ
立場は全く逆でございますが
出来るだけ親しみを込めて笑みを浮かべても、軽部様がそうであるようにとてもとても怖いという方がいらっしゃいます
本気で襲われた時のことを考えると、叔母様がお気の毒でなりません

日本の鬼も吸血するものとして怖れられたのですわね
わたくしたちヴァンピーロが『吸血鬼』の名を以て呼ばれるのも自然の成り行きでございましょう

>その過程の中で、鬼の娘が逆に叔母を助ける形になり、力を使い果たして消えゆく中彼女のために涙を流す叔母に対し
>「どうして私の様な鬼の為に泣いたりできるの?出会ったばかりで、貴女を傷つけた鬼でしかない私の為に…?」
>と、語りかけたそうです。

叔母様の涙が鬼娘様の中の最も深いところにあって本人も気づいていなかったかもしれない優しさへの渇望に応えてくださった…
伺っていてそう思えました
心ある者とてしばしば自分の真情を気づかぬまま大切な物を失うことがございます
叔母様と出会うことで、良き居場所を得られた鬼娘様のことを思うと、運命の数奇なことに感慨を覚えずにはいられませんわ
それが鬼で在り続けてなお得られた居場所であることが、わたくしにとってもとても嬉しゅうございます

>お嬢様、私の我儘で申し訳ないのですが、もう暫くこのままでいさせて下さい…。

あらあらうふふ、我儘はお互い様でございましょう
わたくし自身の望みでもあるのですよ

それにしてもわたくしには鬼娘様のように命無き物に憑依できないのは残念ですわね
携帯のストラップに憑くことなど思いもよりません
残念でございます


771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/08/23(Tue) 17:41
何か家の近くの田んぼ歩いてたら白い物がくねくねと動いてたけどあれなんて生き物?カメラに取ってみようかな

772 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/23(Tue) 23:41
>>771

その手の話がしたいのであれば、ふさわしい場所でお願いします。
意味不明の独白にはこれ以上対応致しかねます。

773 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/24(Wed) 22:11
>>756(柚葉さん)
『京都旅行 0日目』

わたくしも三人娘と一緒によんでみましたわ
『あいうえおうさま』

とてもユーモラスな歌詞、そしてとぼけた味わいの絵がとても楽しいですわ
絵の中には、歌詞に入っていないけれども韻を踏んでいるキャラクターが居たりして、それがまたナンセンスな面白さを加えているのですね

「『そ』 ぞうのせなかで そりかえってみたが そのままおちて そんしたおうさま」
象さんはソフトクリームを持っていますし、メイドさんでしょうか、象さんをぞうきんで拭いているひとがいますわ

子どもが知らず知らずのうちに言葉のお勉強が出来そうなのも宜しいですわね

それにつけても、印象的なのはこの王様そのものですわね
なんと申しましょうか、自由奔放で好奇心旺盛、我儘ですが子どものように元気いっぱいで憎めない方ですわね
周りの廷臣の方たちは大変でしょうけれど

>あの子達に読み聞かせてあげるのは勿論ですが、私もどのようなシリーズがあるか読みたくなってきました。
>きっと、私も知らない作品が色々とある筈ですから…。

はい、軽部様からはどっさりご本をいただきましたから、リビングに新しい本棚を増設して並べましたわ
帰りましたら、どんな本があるかよく見てみましょう

>そうですね…。そういえば、将来保育士を目指している同級生がいるのですよ。
>その子もボランティア等で読み聞かせをする事があるそうなので、一度来て頂いても宜しいでしょうか?
>あの子達とも、絵本を通じて楽しい時間を過ごして頂けそうで…。

まあまあ、それは大賛成ですわ
きっとわたくしなどより子供のご本に造詣が深くていらっしゃるのではないでしょうか?
ぜひお出でいただきたいですわね

軽部様にもご連絡しておきましょうか
軽部様のご本がそうやって大勢の子どもたちのお顔をほころばせると知ったなら、きっと喜ばれることでしょう

>ええ、特に日焼け止めを知らなかったというエピソードに関しましては…。
>それと、白神さんが素では関西弁で喋るという点についても、ギャップを楽しませて頂きましたね。

最初はミステリアスなクールビューティーだった白神様が実はとても笑顔が愛らしくて親しみやすい方だったのがとてもよろしかったですわね
関西弁で話せるようになってからは、とても生き生きして黒峰様とお話しされるようになりましたわ
自分を理解してくれる人の前で素を出せる…人であれ吸血鬼であり、それがどれほど心安らぐことであるかが実感されますわ…

>…そういえばお嬢様、メイドさん達の反対にあって実現はしなかったそうですが、京都に住みたかったと仰っていましたね。
>という事は、もし京都にお住まいでしたら、お嬢様も…。

はー、京都なあ…
それ出来てたら、これから行くゆうて、ごっつう楽しみしてる名所旧跡とかも、しょっちゅう行けたりするわけやなあ
嵯峨野みたいなところもいっつも散策できたらりするとか、たまらんやろなあ…
たしかにそれは、めっちゃ楽しそうやけど…
せやけどいつでも行けるより、こうしてみんなしてはるばる旅してまわれるっちゅうのも、うちとしてはすごい嬉しいし、これでええと思うよ?

…なんだか、関西圏のどこの言葉か分からなくなってまいりましたわ
日本語もようやく板について参りましたところで、ローカルの言葉遣いはまだまだでございますわね

あらあら、駅弁…そうですわね、これも旅の醍醐味の一つでございます
これも日本文化の粋と申せましょうか
このコンパクトに収められた数々の彩り豊かなおかず、地方の名産をいただけるのですから、とても素敵ですわね

774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/08/25(Thu) 18:03
もうすぐ夏休みが終わるけど夏休み終わって欲しくない?

775 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/25(Thu) 22:38
返信が遅くなり、申し訳ありません。
順番を変えて、返信をさせて頂きます。

>>768

そうですね…。
グラニータはもう作ってみましたし、今度はお茶に会うお菓子にしてみましょう。
では、シチリア地方の伝統のお菓子、「カンノーロ」を作ってみました。

「カンノーロ」とは「小さな筒」という意味だそうで、その中にクリームなどを詰めたり
表面に好きなトッピングをしたりして作るんですよ。

レイナさんがお茶の準備もしてくれましたので、お嬢様と使い魔さん達も呼んでティータイムに致しましょう。
ふふっ、皮のパリパリ感が何とも美味しそうですね。
では、頂きましょう。(微笑)

>>774

そうですね…。8月31日までもう一週間を切ったのですね。
とはいうものの、私の大学はまだもう暫くお休みが続くのですけどね。ふふふっ。(意味深)

確かに高校生の頃までは、夏休みが終わりに近づくと寂しい感じはしましたね。
でも、残り数日の場合は、「ゴールデンウィーク並みにまだお休みがある」と逆の発想をしたりもしていました。

あと、大変な事のやり残しは嫌なので宿題などはお盆休みまでには終わらせるようにはしてました。
とはいえ、夏休みの課題に関しては二学期になればすぐにテストがありますから、
その復習はまた別ですが。

…でも、お嬢様といつもより長い時間一緒に過ごせる時間が終わってしまうのは少々寂しいですね。
しかしどんな事にも、必ず終わりはあります。きちんと気持ちを切り替えて、次に望みたいものですね。



>>774

776 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/25(Thu) 23:09
>>773 アーチェロお嬢様

『京都旅行 1日目』

>とてもユーモラスな歌詞、そしてとぼけた味わいの絵がとても楽しいですわ
>絵の中には、歌詞に入っていないけれども韻を踏んでいるキャラクターが居たりして、それがまたナンセンスな面白さを加えているのですね

ええ、「ろ」の時にはおうさまが牢屋の中に入っていたりもして…。(苦笑)
同じページの中にその文字を表すものが書かれているという構図は実にユニークです。
母に読んでもらった後は、自分で読んでそういった楽しみに気付いたのは良い思い出です。(微笑)

>最初はミステリアスなクールビューティーだった白神様が実はとても笑顔が愛らしくて親しみやすい方だったのがとてもよろしかったですわね
>関西弁で話せるようになってからは、とても生き生きして黒峰様とお話しされるようになりましたわ
>自分を理解してくれる人の前で素を出せる…人であれ吸血鬼であり、それがどれほど心安らぐことであるかが実感されますわ…

ええ、素の自分を曝け出せる間柄になれる事で、他の方とも交流が広まっていく…。
多くの方に自分を知ってもらえて、そして自分も多くの人を知る事が出来る…。
「縁」というものの素晴らしさを、実感できますね。

>…なんだか、関西圏のどこの言葉か分からなくなってまいりましたわ
>日本語もようやく板について参りましたところで、ローカルの言葉遣いはまだまだでございますわね

くすくすくす…。確かに凄く違和感は感じてしまいますけど、そのギャップがまた…。
何というか、本当に微笑ましいですね。
…あら?他の乗客の方も、こちらをみてにこやかに笑っておられますね。
お気持ちは凄く解りますけど…うふふふ…。

>あらあら、駅弁…そうですわね、これも旅の醍醐味の一つでございます
>これも日本文化の粋と申せましょうか

ええ、しかも、小さい舛の中に色とりどりのお料理が一つ一つ散りばめられていて…。
これなら、小食な使い魔さん達もお好きなものを選んで食べられますね。

ふふっ、それにしても使い魔さん達も嬉しそうですね。
移り変わる景色を、本当に楽しそうに眺めています。
私も子供の頃は、いえ、今もですけど電車で遠出をする時には移り変わる景色にワクワクさせられたものです。

…あら、もうすぐ到着のアナウンスが流れましたね。
では、降りる前にゴミ等のお片づけをして参ります。

(京都到着)

いよいよ、京都に到着しましたね。
京都駅前の京都タワー…。駅前のシンボルですね。
出来る事なら、帰りに寄ってみたいものです。

では、まずは地下鉄に乗り換えて、ホテルまで参りましょう。
本当は市バスから四条大宮まで向かった方が早いのですが、この暑さですから。
お嬢様、そして使い魔さん達の体調面を考慮して、地下鉄で参りましょう。
あ、京都市営地下鉄と嵐山電鉄の一日乗り放題の切符も購入して参りました。
こちらをお使い下さい。

(地下鉄烏丸線 烏丸御池駅→地下鉄東西線 太秦天神川駅→嵐電天神川駅→嵐電嵐山駅
嵐山駅からホテル ビナリオ嵯峨嵐山に到着)

わあ!素敵なホテルですね。
しかも嵐山駅からも徒歩で数分…。移動もし易くて本当に便利です。
では、一度荷物を置いて一休みしたら、天龍字や竹林等の嵐山散策に参りましょう。

夕方には、例の仮装をしてお化けとして嵐山電鉄に…。うふふふ…。

777 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/27(Sat) 00:27
>>760-761 アーチェロお嬢様

>ふふふっ、胸がワクワクときめいて参りますわね
>実は、かつてヴェネチアのカーニバル『マスカレード』カーニバルに、フィドゥーチャも引っ張り込んでこっそり参加したことがございます
>1979年に復興した後のことでございます

まあ、あの世界三大カーニバルの一つの…。
写真で見てみましたが、とても楽しそうですね。
暦では、1月下旬から2月に行われるのですか。
お嬢様はどのような格好をされていたのか、気になりますね。

>大丈夫かと思いますよ
>メイド長が厳しいことは申しますが、今思えばわたくしを気遣ってもくれましたわ

次期当主を教育する立場にある以上、やはり厳しくならざるを得ないのでしょうが
その裏側にある優しさは、やはり伝わっていたのですね。
…言葉の端々から、お嬢様もメイド長さんを尊敬していらっしゃるのが伝わってきます。

>はい、是非にお願いいたしますわ
>柚葉さんのことですから、城館のものとは違うオリジナルの工夫をされても安心していただけますわ

どうぞ…茄子と夏野菜のパスタ、それとマチェドニアです。
直ぐにお茶も準備して参ります。ゆっくりとお召し上がり下さい。

それにしても白神葉子さん、どのようなオリジナルが出来あがったのでしょうか…(汗)

>それが今では長女ちゃんが読む漫画にもなるほど有名、彼のチャレンジ精神が称賛されるようになったのです
>映像作品でもずい分と活躍していらっしゃるようですわね

ええ、創作の話でも、随分と活躍しておられるようです。
それと、日本人が好む典型的なパターンの伝説として、カラクリを応用して牢から逃げだし、
蝦夷に渡って研究を続けたというものも…。
成功を修めたとは言い難いですが、多くの方を魅了した人物には間違いありませんね。

>そのように仰る方でしたら、わたくしも皆の恐怖と嫌悪の眼差しにさらされようと、村の人々のそれからの安堵を信じることが出来て、まだしも慰められたのですけれどね…
>吸血鬼は徘徊している − わたくしはもうあの村にはまいりませんでしたが − 、聖職者は頼りにならないでは、村の人たちの不安は終わらなかったでしょうね…

>いけませんわね、今さら泣けてまいりました
>いえ、あの時の悲しさよりも、フィドゥーチャが淹れてくれた紅茶の温かさを思い出してしまって…

…何処までも、人間の善なる部分に目を向けようとなさって下さるのですね、お嬢様は…。
でも、その時はその部分を見る事が出来なかった…。
村の人達と仲良くなる切っ掛けも作れず、ただ去っていく事しか出来なかったお嬢様の哀しさは推して知るべし、ですね…。

…今は、私が紅茶を淹れて差し上げます。
寂しさで冷えた心の内を、少しでも温めて下さいね。

778 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 10:06
>>767(柚葉さん)

>私ももし、メイド長さんにお会いする機会があれば心構えというものをお教え頂く事になるかと思いますね。
>この国のこのお屋敷の中だけならともかく、お嬢様の故郷の城館ともなればまた違うでしょうから。
>場所が異なるのであれば、また一から覚える事も多いと思います。

なんだか、ドキドキしてまいります…
メイド長はわたくしにとっては、家臣と申すより『厳姉』とか『厳母』とか…そういう日本語は無いようですが、とにかくそのような存在ですから
わたくしのように堪え性の無い娘と違って、柚葉さんはきっと真摯に学ぼうとされるのでしょう…
何か柚葉さんに足りないものがあるなんて、わたくしには想像もつかないのですが
とんでもなく緊張感のある師弟関係が見られそうで怖いですわ

フィドゥーチャを眷属にしてしまって、メイドとして採用されるときもわたくしとしては負い目があるものですから、メイド長が直々に訓導すると分かった時は驚いてしまって、
「あまり厳しくしないでね…?」
と申したらギロッと睨まれて…ええ、彼女の虹彩が真紅に染まって。
「心得違いをなさいますな。
眷属にした責任があるからこそ、人間であった彼女がこれから不自由を覚えることがないように指導しなければならないのです。
まして彼女はお嬢様直下に就くことになるのです。
わたくしが良しとするまで、一切の口出しはご無用に願います。」
とそう返されましたわ…

幸いフィドゥーチャはお仕事の呑み込みや早くて、早くにわたくしの許でお世話してくれるようになりましたが

メイド長の『指導』となりますと、わたくしも口を出すのは難しゅうございます
柚葉さんでしたら大丈夫かと思いますが…、その、万一ご不満なことが生じましたら、わたくしに遠慮なくおっしゃって下さいませ
思われるところを吐き出していただければ、幾ばくかは気も楽になりましょうから

…いやですわ
なんだか、柚葉さんがあちらに参られるのが既定のことのように申してしまいました

わたくしは我儘ゆえ、この大好きな国に留まり続ける所存ですわ
それに、城館のメイドは原則として眷属であることが前提条件です
人間の輸血係の方は、契約を交わして通いで来ていただいている方ばかりですから

>ええ、お嬢様であれば、いつかきっとそれを良き形で自覚なさる時が来ると思います。
>その時、主に相応しい者として支えとなれるかも問われると思います。
>共に、歩んで参りましょう。

父は意気軒昂で代替わりなど当面考えられませんわね
わたくし共の『当面』は数十年単位でございますし…

それでも、メイドさんたちが真にわたくしを必要とするときは、わたくしの為すべきことをなさねばなりませんわね
その時は、本当に当主としての自覚と言うものが芽生えるのかも知れません
今はただ、わたくしに仕えてくれた彼女たちへの親愛の情があるばかりですが

>そういえばお嬢様、お手紙でやり取りをしていましたね。
>私も文通などが出来ればと思うのですが、如何でしょう?

あらあら、そうしていただけると嬉しいですわね
では、城館の住所をお教えしておきましょう

779 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 10:07
>>767(柚葉さん)(つづきでございます)

(買い物当日、今はまだ8月初頭にございます)

>まあ………!!!
>正に、「エレガント」という言葉がピッタリですね。
>とっても良く似合っていますよ、お嬢様!!!

さ、さようですか?ありがとうございます…
自分では似合ってるものやら、さっぱり分からないのですよ

社交界デビューの時に、フィドゥーチャにドレスを着せられた時のような感覚ですわね
もう、恥ずかしいやら落ち着かないやら…
あの子、すごくあっさりと
「あー、はいはい、似合ってます、似合ってますから、背筋を伸ばして堂々としていてくださいね。」
って人のこと追い立てるんですもの
自信が持てるような話ではございませんでしたわ…

>お嬢様の銀髪と水着の白地に、それを彩る淡い花の模様がとても映えています。
>そして、お嬢様の引き締まって尚且つ、女性らしい豊満な肢体を引き立たせていますよ。

『豊満』…あ、あわわわ、そんなに、でございますか?
クラスメイトの女子からも『デカい』だとか『エロい』とか言われる、アレでございますか…?
そして、プール授業と違って海では殿方もいらっしゃるのですわね、当たり前ですが…
いえいえ、日本の海はしばしば『芋を洗うが如し』と形容される場所
わたくし如き、男性の目に留まるなどと考えるのは自惚れが過ぎると言うものでございましょう…

細かいことに拘泥せず日本の夏のバカンスを楽しむことといたしましょう


780 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 11:04
>>768
>>775(柚葉さん)

…困りましたわね
故郷の城館でも、日本に参りましてからも、わたくしお菓子の類は食べること専門なのですよ
なにしろ、美味しいお菓子作りの練達のメイドさんがいらっしゃいますから

そうですわね…
では、伝説のパティシエールでいらっしゃいます『塩崎カナ』様のエピソードに倣うことにいたしましょう
塩崎様がフランスでの修行中、師匠から『何か作ってみろ』と言われたものの次々に失敗、ふと思い付きで作ったのが手軽に作れるホットケーキで、師匠からも褒めてもらえたそうでございます

彼女の伝記本『ケーキ ケーキ ケーキ』が、軽部様からいただいたご本の中にあったのが幸いしましたわ

では、イタリア風のホットケーキ『トルタ ディ パターテ』を作ってみましょうか
生地にはジャガイモと薄力粉、卵や牛乳などを使い、クリームソースは生クリームたっぷり、エビやプチトマトも使って、ちょっとお食事よりではございますが

…ふう、悪戦苦闘いたしましたが、どうやら出来上がりましたわ

あら?
あらららら、もう柚葉さんがいろいろ作ってくださったのですわね
さすがは手際が宜しいですわ
『カンノーロ』だなんて、懐かしいですわ

ふふっ、時ならぬティータイム、皆で楽しみましょうか
柚葉さんのお作りになったものにはおよびもつきませんが、わたくし製ホットケーキも脇役として慎ましく置かせていただきますわね

ん〜、カンノーロのこの皮の舌触り、心地よいですわ…
クリームが蕩けて、コクと旨味が舌の上で広がってまいります
溶け出してまいりますバニラ、チョコレート、マルサラ酒…でございましょうか?
混然一体となっていて、塩崎様が仰っていた感動の想いがそのまま当て嵌まりますわ

『しっとりと口になじんでホロホロとけて 夢みたいにひろがっていくわ
音楽みたいに味のハーモニーがあるわ』

あちらはフランスのケーキでしたが、こちらも同じく素晴らしい味のハーモニーでございますわ


781 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 11:17
それにしましても名著『ケーキ ケーキ ケーキ』、
内容がネット上でも詳しく紹介されているのが嬉しいですわね

軽部様からいただいたのは古い表紙の方でございます
書店で新版を見たことはございましたが、こんなに素敵な物語だったとは思っておりませんでした
古い表紙の方はけっこう以前の発行のようですから、もしかすると軽部様の親御様からのお下がりだったのかも知れませんわね

世代を超えて良き物語が伝えられていく…
柚葉さんやご学友の方がしておられる『読み聞かせ』の素晴らしさの一つはこういったことかも知れませんわね


782 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 12:08
>>771

わたくし共に話を持ってこられるのが適当とは思われませんね
学問的かつ普遍的な疑問への答えを本当にお求めでしたら、研究機関やネットで相談されるべきかと思いますので、お引き取り願わしゅう存じます

もっとも、この機会をシャッターチャンスと思われない程度のご興味でしたら、いずれ忘れてしまわれることでしょう


>>774

(時系列的に、京都旅行その他の夏休みの予定が一通り済んだ後でございます)

確かに…、時間に余裕がございましたら、まだまだやってみたいことがございますわね
各地で夏の行事はまだいろいろございますし、お友達とゆっくり過ごす時間もたいへん愛おしく存じます
長期の休暇にしかできないことはいろいろございますから

とは申せ、学校に参ることも日本における大きな楽しみ、貴重な体験には違いございません
なにせ、編入初日よりこの方、少しずつ皆様に受け入れていただいて学校になじんで参りましたことがどれほど嬉しかったことか

そして、新学期が始まりましたら、文化祭に向けて皆がワクワクし始めると承っております
わたくしもぜひともその輪の中に入りたい、この想い、あらためて切に心に浮かんでまいりますわ

夏休みも残りわずかの期間を存分に楽しみ、その上で学校生活も皆と共に楽しんで参りたいと存じますわ


783 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2016/08/27(Sat) 14:50
>>776(柚葉さん)

『京都旅行 1日目』

>ええ、「ろ」の時にはおうさまが牢屋の中に入っていたりもして…。(苦笑)

韻律と言葉遊びを楽しみながら、王様の人となりが自然と感じられるのが面白いですわね

「『わ』わんぱくわがまま わからずや わざとわすれる わるいおうさま」

こんな困った王様ですが、牢屋に入れられる、家来と殴り合う…こんな日常を普通に受け入れているのだとしましたら、意外と大物なのではなのかも知れませんわ
廷臣たちとしましても、我儘を受け入れてあげても度を越せば、度を越せば牢屋に入れてしっかりお仕置きするのでしょうね
これはこれで信頼関係のできた君臣なのかも知れませんわ

…このご本を読んでいるうちに、別のご本のことを思い出しましたわ
O・ソグロー(Otto Soglow)作の「The Little King」という漫画シリーズでございます
1904年より雑誌で連載が始まったそうで、日本でも邦訳の単行本が出ておりますわね
主人公の太っちょで小柄な王様は、物事に囚われずない大らかなとても自由気ままに生きているようです
ジプシーの一団が玉座の王様の前でパフォーマンスを披露して退出すると、王様は当たり前のようにその後についていき一緒に旅に出てしまいます
壁に、「王様は馬鹿だ」と落書きがあるのを見て、自分もペンを取り出し、「その通り」と書き記します。
かと思うと喜劇映画でパイ投げを見た王様、家来に向かって迷わずパイをぶつけます
なんだか、微笑ましいシーンの連続ですわ
「あいうえおうさま」と一緒に読むとなお楽しめそう
お家に帰りましたら、本棚から出してみましょうか

>くすくすくす…。確かに凄く違和感は感じてしまいますけど、そのギャップがまた…。
>何というか、本当に微笑ましいですね。

中途半端では使ってみましても不満が残りますわね
雅な京言葉はかつての皇都の言葉でございます
日本文化の粋を学ぶためにも言葉も学んでみたいですわ

日本放送協会は『京都教室』という講座があって、京言葉を教えてくださるそうでございますね
でも、開講されているのは京都だそうでございます
これでは気軽に通うわけにも参りません
もっとわたくしたちの街の近くでもやっていただけないものでしょうか
残念でございますわ

>ふふっ、それにしても使い魔さん達も嬉しそうですね。
>移り変わる景色を、本当に楽しそうに眺めています。
>私も子供の頃は、いえ、今もですけど電車で遠出をする時には移り変わる景色にワクワクさせられたものです。

ええ、本当に…
列車の旅の楽しさの一つは、この景色の移り変わりを堪能できるところでございますわね
日本には『鉄道唱歌』という歌曲があって、諸説ありますが全6集・374番まであって鉄道沿線の風景・名所が歌われているとか
どれほど沿線の見所が豊富かが分かろうと言うものですわね

と申しておきながら、先ほどまで『Itsudatte Communication(いつだってコミュニケーション)』という歌曲をダウンロードして聴いておりましたのですが
お友達と旅に出かける胸躍る楽しさが溢れた素敵な歌ですわ

(京都到着)

まあまあ、久しぶりの京都タワーでございますわ
いつもながら曲線美の美しい建物でございます
コンセプトは、海の無い京都を照らす灯台、だそうですが、異説にございます蝋燭のイメージも備わっていてまことに和の美しさを体現しておりますわ

地下3階には公衆浴場もあるそうでございます
帰りに時間の余裕がございましたら入ってみたいですわ

(ビナリオ嵯峨嵐山)

まあまあまあ…なんて素敵な
とても落ち着いたたたずまい、
美しい嵐山の景色の中に自然に溶け込んでいますわね
ガイドブックによりますと、創作和食レストランやブック&カフェがあるのですね
嵐山には見て周りたい場所が溢れるほどございますが、余裕があればこのような場所も楽しみたいですわ

…あら?
こちらのホテル、社会福祉法人全国手話研修センター「コミュニティ嵯峨野」内の宿泊・研修施設が発祥元なのでございますね
手話もまた、人様とのコミュニケーションを取る大切なツールでございます
今回の旅の趣旨とは違いますのですが、このことは胸に留めておきましょう

さあ、いよいよですわね
皆との京都旅行、どれほど待ち焦がれましたことか…

そして、お化けの仮装も無事届いたようで安心いたしましたわ
ふふふ…、この衣装を着て電車に乗るのですわね
どんな方がいらっしゃるのか、わたくし楽しみで楽しみで…


784 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/08/28(Sun) 17:44
(今回は、京都旅行への返信を優先させて頂きます)
>>783 アーチェロお嬢様

『京都旅行 1日目』

>こんな困った王様ですが、牢屋に入れられる、家来と殴り合う…こんな日常を普通に受け入れているのだとしましたら、意外と大物なのではなのかも知れませんわ
>廷臣たちとしましても、我儘を受け入れてあげても度を越せば、度を越せば牢屋に入れてしっかりお仕置きするのでしょうね
>これはこれで信頼関係のできた君臣なのかも知れませんわ

ええ…「王様」といえば、誰でも言う事を聞く偉い人、というイメージを誰でももつと思いますが、
この子どもっぽさこそが、童話ならではの在り方なのでしょうね。
幾つかシリーズを読みましたが、自然とこの王様と立場を重ねながら読んでしまう…。

そして、家来たちに怒られたり注意されている場面では、偉い人というイメージは殆ど無く、
親や先生に注意される自分を自然と思い出してしまうんですよ。
このシリーズ、またゆっくりと読んでみたいものですね。

>O・ソグロー(Otto Soglow)作の「The Little King」という漫画シリーズでございます
>1904年より雑誌で連載が始まったそうで、日本でも邦訳の単行本が出ておりますわね

このシリーズは、初耳です。そんなに昔からあったとは、驚きですね。
お嬢様の話を聞く限りですが、あの王様ととても似ているような…。
パイ投げって…テレビのコントの定番ですがそんなに昔からあったのですね…ぷっ、くくく…。(笑いを堪えてます)

あの王様シリーズは、もしかしたらこの作品の影響を受けて生まれたのかもしれませんね。

>日本放送協会は『京都教室』という講座があって、京言葉を教えてくださるそうでございますね
>でも、開講されているのは京都だそうでございます

関西弁といっても、地域によって本当に色々な違いがあるそうです。
でも、お嬢様に似合う方言と言えば…京都弁以外に無いでしょうね。
和装を好み、平穏と周囲との和を何よりも大事にするお嬢様に、これ以上似合う言葉は無いでしょう。

何となく想像してみたのですが、もしお嬢様のお知り合いの方が京都にいらした時、
そちらの方には母国語を話し、私達の前では京言葉で話している姿はさぞや似合う事でしょう。

優雅さと「才女」としての側面…素敵です。(微笑)

ふふっ、楽しくお喋りしている間に、もう着いてしまいましたね。


>京都タワー
そういえば、京都水族館と京都タワーは然程離れてはいないようですね。
水族館へ行った後、帰りに寄ってみるのもよろしいかと思います。
夕焼けに彩られた、もしくは夜の京都の街を一望できるというのは実に素敵な光景でしょうね。

ついでに汗を流す事も出来るというのも、この夏場においては本当に有難いことです。

>(ビナリオ嵯峨嵐山)

まあ…福祉関係の宿泊、研修の施設が発祥元だとは知りませんでした。
それにしても、いざ訪れてみると本当に素敵なホテルですね。
流石はレイナさんが選んで下さった場所です。
ここで京都の旅を満喫できるというのは、何とも贅沢で有難いことです。

…さてと、荷物は片付けましたし、あとは簡単な手荷物のみにして天龍寺と竹林の散策に参りましょうか。
それと、やはり外は日射しがかなり強いので、日傘(和傘)をお忘れなく。

この嵐山では和服姿の外国の方もよくお見かけしますが…。
お嬢様の様にきちんと着こなしておられる方は稀でしたね。
…周囲の目が、すこし驚きを兼ねてお嬢様に向いていましたよ。
それと、やはり男性からの視線が多かったような…。

昼食は行き先で軽く済ませるとして、4時頃に一度また戻りましょう。
妖怪列車が動き出すのは、逢魔時…。
ふふっ、子どもたちの反応が楽しみですね。

(サービスのアイスキャンディーは、ホテルに預かって頂いています)



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